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右手を見ても 左手を見ても 僕の手には何もない 空気のような感触が 僕の手に残ってる ぐっと握った手のひらを 開いてみれば少し温かい もう、こんなに痛く 解っているのは痛みだけ 限りないのは夢ばかり 僕は理想の夢ばかり あなたを側に置いてみて 空気のように通ってみる あなたを側に置いてみて 前だけ向いて歩いてみる あなたを側に置いてみて 知ったかぶりだけしてみる あなたの側に僕はいない 世界のどん底の方に 米粒が光ってて 床に這いつくばった僕がいる 世界の天井の方に 小指が光っていて 背を伸ばしてもとどかない 僕の思いってなんだろう? ハテナとハテナを逢わせても ハテナイ空に消えるだけ 空いている席に座るんだろうか? この席は安全だろうか? 何かに満足して 何かに嘘をついて 何をするためだけに、あなたを側に置いてみる 傲慢ちきなチキショウが 僕の中で 僕の僕の中で 僕の僕の僕の…中で 絶え間なく笑ってる 笑顔で手をふってやろう それでもあいつはあきないだろう わからないという恐怖 わからないという絶望 わからないという幸福 わからない それだけが僕の問題 それだけで世界を消化しつくせる そう、僕はわからない
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依頼主 アルル 出現条件 アルル解放後 クリア条件 2013/5/22 12 00 までに以下の神様を解放する。アルル(第一進化) 成功報酬 豪華骨付き肉脂したたる骨付き肉を贅沢に炙ったもの。肉の旨みがよくわかる、シンプルな味付け。親密度が1500も上がります。 依頼時 うーん、もう少し力が戻ったらもっといいもの造れる気がするんだけどなぁ…ね、君、あたしの1回目の進化を手伝ってくれない? クリア時 ???
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駅前のスクランブル交差点に面したビルに設置された大型ディスプレイの中で、 彼女は今日も楽しげに歌っていた。 流れているのは、つい先週に出たばかりのラブソング。 生活スタイルが異なり始めた二人が、すれ違い、もつれ合いながらも ハッピーエンドに向かって駆け抜ける……という歌詞だ。 『終わらないストーリー』 ディスプレイに映る彼女に見入っていた僕の腕を、薔薇水晶が引っ張った。 薔「笹原くん。信号、変わったよ」 笹「ん……ホントだ。早く渡ろう」 僕たちは手を繋ぎながら、彼女の歌をBGMにして横断歩道を渡っていく。 今日は、久しぶりにウィンドウショッピングを愉しむ約束だった。 薔「この曲、すごく良いよね」 横断歩道を渡り終えたところで、薔薇水晶は僕の横顔を眺めながら言った。 薔「私、CD買っちゃった」 笹「ああ、僕もだ。結構、売れ行きも良いみたいだよ。オリコンチャートを 見たら、ミリオン近い数字が出てた」 薔「本当に? なんか、凄いよね。同級生にアイドル歌手が居るなんて」 笹「だよなあ。正直、ここまでメジャーになるなんて思わなかったよ」 翌日、珍しく彼女が登校していた。 笹「よお。久しぶりだな、メグ」 メ「あら。おはよう、笹原くん。会いたかったわよ、ダーリン♪」 笹「今日は来られたんだな。最近、休みがちだったから心配してたんだ」 メ「出席日数がヤバいのよ~。留年したら、どうしよっかな」 突然のスカウト。そしてデビュー。 天性の美貌と持ち前の歌唱力で瞬く間にスターとなったにも拘わらず、 メグは三ヶ月前と変わらず、至って普通の高校生然としていた。 余りにも突然の激変で、彼女自身、まだ戸惑っているのかも知れない。 メ「でも、みんな応援してくれてるし、頑張らないとね」 笹「あんまり無理するなよな」 メ「大丈夫大丈夫。笹原くんに会えて、元気が出たから」 けれど、そう呟いた彼女の横顔には、少しだけ疲れが見えた。 テレビや雑誌でメグの姿を見る回数に反比例して、登校する回数は減っていった。 そんなに仕事が忙しいのだろうか。時々、携帯のメールで連絡を取り合うけれど、 なかなか都合が付かなかった。たまには、会って話をしたい。 薔「最近、メグちゃん学校に来ないね。元気にしてるのかなぁ」 笹「うん。歌番やバラエティで見てる限りじゃ、元気そうなんだけど」 薔「この頃はメールの数も減ってるし、なんか心配だなぁ。 笹原くんは彼氏なんだから、電話で話とかしてるよね?」 笹「彼氏ったって、形ばかりの関係だよ。最近じゃ、話すどころか週末に 会うことすら出来ないんだから」 薔「そうなの……なんか寂しいね。あ、ちょっと駅前の本屋に寄って良い?」 笹「ああ、勿論」 駅前に来て、あの大型ディスプレイを見上げた僕たちは、思わず言葉を失った。 薔「ちょっと、笹原君! あれって――」 午後のワイドショーを垂れ流すディスプレイには、芸能関係のスクープが 下衆なタイトルと共に、しつこいほど繰り返し映されていた。 【大物新人アイドルと、有名若手俳優の交際疑惑】 【熱愛発覚!! 新人アイドルと――】 【深夜のお泊まりデート激写!】 それは紛れもなく、メグを誹謗するものだった。が、全てを嘘と言い切る根拠もない。 裏切られた――いや、そもそも僕なんて凡人が、彼女と釣り合う筈ないじゃないか。 悔しくて、情けなくて……僕は薔薇水晶を置いて、家まで逃げ帰った。 彼女はもう、違う世界の人間なのだと思い知らされた。 何が彼氏だよ。僕には、彼女を追い掛けるだけの能力も、ルックスも無い。 携帯に、メグからメールが届いた。 【メ】今度の土曜日に、会えないかな? 今更、会ってどうなるって言うんだろう。例のスクープについて、 言い訳を聞かされるだけじゃないのか? 惨めすぎる、そんなの。 【笹】ゴメン。都合が悪くていけない 送信しようとして、思い止まった。良い機会じゃないか。 この際、彼女と別れよう。会って、ハッキリ伝えるんだ。 了解の返事を打ち込んで、僕はメールを送信した。 薔薇学園の裏にある明伝城址公園で、僕たちは待ち合わせていた。 メ「お待たせ、笹原くん。ちょっと、遅くなっちゃった」 ベンチに座っていた僕を見て微笑み、メグは隣に腰を降ろした。 私服姿の彼女は、以前よりもずっと華やいで見えた。そりゃ当然だろう。 僕らなんかとは住む世界が違うんだ。服だって、きっとブランド物さ。 笹「別に、大して待っちゃいないさ。それより、今日はどうしたんだよ」 メ「ちょっと、ね。最近、色々と有りすぎて疲れちゃった」 笹「お忍びで息抜きってやつか」 メ「まぁね。それに、笹原くんとは最近デートしてなかったし」 デート、か。なんだか、お情けをかけられてるみたいだ。 惨めだな、まったく。 笹「デートなら、僕より相応しい奴等が居るだろ」 メグが息を呑む音が聞こえた。実際、今の彼女には最も触れられたくない話題だと思う。 けど、だからこそハッキリ言わなきゃならないんだ。 笹「最近、ワイドショーとかで騒がれまくってるだろ。そいつと――」 メ「待って! ちょっと、私の話を聞いて」 メグは強い口調で、僕の言葉を遮った。 メ「ねえ、笹原くん。まさか、あんな報道を信じてなんかないわよね?」 笹「信じるなと言われたって、ああも写真週刊誌とかで書かれてるとな。 別に、良いんじゃないか? メグはもう雲の上の人物なんだし、 派手な私生活も、芸能人のステイタスみたいなもんだろ」 メ「ばっ、バカねえ。あんなの全部、誤解なんだって」 誤解でも、何でも良い。もう、諦めはついてるんだから。 笹「あのさ……メグ。僕たち、もう別れないか」 メ「えっ――」 信じられないと、彼女の見開かれた眼が語っていた。どうして? と。 リップグロスを塗った彼女の唇が、戦慄いている。 何かを言おうとして、言葉にならない。そんな様子だった。 メ「――どうして、そんな事を言うの? 最近、殆ど会えなかったから?」 笹「言ったろ。住んでる世界が変わったんだよ。こんな関係を続けるのは、 お互い、もう無理なんだ」 メ「そんなの身勝手だわ! お互い、もっと会う時間をつくる努力すれば いいだけの話じゃないの」 笹「そりゃ、出来ることなら、そうしたいよ! けど――」 僕には、君を引き留めておくだけの力は無いんだ。 笹「もう、ダメなんだよ。僕たちは」 メ「――――っ!」 ぱんっ! メ「笹原のバカっ! あんたなんか最っ低の大バカよ! 大っ嫌い!」 メグは僕の頬を叩き、一頻り喚いて、目の前から走り去ってしまった。 胸が苦しかったけど、これで良いんだと自分を慰めた。 僕はまだ、メグのことが好きで好きで堪らない。 でも、だからこそ彼女の足枷になってはいけなかったんだ。 そう…………これで良かったのさ。 薔「どうして、メグちゃんをフッたの?」 その夜、薔薇水晶が家に訪ねてくるなり発した質問だ。 僕なりの考えを答えたら、薔薇水晶にも頬を殴られた。 薔「どうして、信じてあげられないの? メグちゃんは笹原くんのこと、大好きなんだよ?」 笹「だからって、高校生の僕が出来ることなんて、高が知れてるだろ」 薔「相談に乗って上げることくらい出来るじゃない!」 笹「話を聞いたって、解決できるかどうか分かんないだろ! もう帰ってくれよ!」 薔「ヤダ! 笹原くんがメグちゃんに謝るまで帰らないっ!」 薔薇水晶はいつになく強引だった。こんな彼女を見るのは初めてだ。 僕は彼女の気迫に圧されて、渋々ながら、メグの携帯に電話を掛けた。 笹「もしもし…………笹原だけど」 メ「――――何の用……なの?」 笹「これから、少しだけ会えないかな? 明伝公園で待ってるから」 メ「――――良いわよ。じゃあ、後でね」 笹「じゃあ、僕は出かけるからな。薔薇水晶は先に帰ってて良いよ」 薔「私も一緒に行くわ。笹原くん一人じゃあ、また喧嘩別れになりそうだから」 笹「もう、そんな事しないって」 とは言え、薔薇水晶が居てくれるのは心強かった。ついさっき別れたばかりで、 どの面下げてメグの前に立てるだろうか。一人きりじゃ、直前で尻込みした筈だ。 明伝公園に僕たちが着いた時、メグは街灯の下のベンチに座って項垂れていた。 学園では常に朗らかで、行動派だったメグ――彼女が、あんなにも憔悴しているなんて。 僕たちの接近に気付いてハッと顔を上げたメグは、 一瞬、嬉しそうな表情を浮かべ…………複雑な面持ちとなった。 メ「私に、あなた達の仲を見せ付けに来たの?」 薔「笹原くんが逃げ出さないように、見張ってるのよ」 思わず答えに窮したところに、薔薇水晶のフォローが入った。 格好悪いが、やはり一緒に来てもらって、良かったと思った。 ふぅん……と、メグは僕らを交互に見据えて、クスッと笑った。 メ「まあ、いいわ。それなら、笹原くん。どうして、私を呼びだしたの?」 笹「さっきの事、謝りたくてさ。それと、伝えたいことも有る」 メ「ヨリを戻したい……なんて虫のいい話なら、お断りよ。 私のプライドはずたずたに傷付けられたんだから」 笹「僕だって、そんな恥知らずじゃない。メグを信じるって、言いたかったんだ。 あんな写真週刊誌のゴシップ記事なんか、くそくらえだって」 メ「そう……」 メグは少し口を噤んで、溜息を吐いた。乱れた気持ちを整理するように。 そして、迷いが吹っ切れたように明るい笑顔を浮かべた。 薔薇学園で、毎日みんなを和ませてくれた、あの笑顔を――。 メ「私、アメリカに渡ろうって決めたの」 夜空の月を見上げて、メグは自分の抱負を語ってくれた。 メ「スクープだなんだと騒がれまくって、ちょっと嫌気がさしてたのよ。 良い機会だし、留学して一から出直そうって考えたの」 笹「凄いな、メグは。僕と同い年なのに、そんなにもスケールの大きい目標が あるんだから。僕なんか、何をしたいのかすら分かってない」 メ「人それぞれだもの。でもね、探し続けなければ、答えは見付けられる筈がないわ」 笹「そうだね。僕はまだ、真剣に人生と向き合ってない。甘えているんだと思う」 甘えているから、物事の本質が見えなくて、肝心な時に大切な人を傷付けてしまったんだ。 僕はメグの目を真っ直ぐに見詰めて、思いの限りを伝えた。 笹「僕には、メグみたいに天賦の才能なんかない。だけど、探し続けてみるよ。 そして、いつかメグを追い付けるだけの自信を得た時、僕はメグに伝えに行く。 今度こそ、どこまでも一緒に歩いて行こうって」 メ「ふふ……それって、いつ頃になる予定なの?」 笹「それは、その……今すぐにとは言えないけど、出来るだけ努力するから」 メ「ふぅん? まあ、気長に待つとするわ」 笑いながら、メグは右手を差し出した。 メ「暫く、お別れね。でも、忘れないで。世界の何処で歌っていようとも、 私は……不特定多数の誰かにではなく、貴方の為に歌っていることを」 忘れないよ。絶対に、忘れるもんか。 僕はメグの温もりを忘れないように、しっかりと握り締めた。 ――クリスマス 毎年恒例のメロディが満ち溢れた駅前に、僕と薔薇水晶は買い物に来ていた。 何処に行っても、ジングルベルや、山下達郎のクリスマスソングが流れている。 毎年、飽きもせず繰り返される光景。 駅前のスクランブル交差点で信号待ちをしていた時、 薔薇水晶が正面の大型ディスプレイを指差した。 薔「あっ! 笹原くん、メグちゃんが映ってるよ」 笹「本当だ。あいつ、向こうでも大人気だもんなぁ」 渡米して一ヶ月と経たず、メグは人気ロックバンド【RozenMaiden】のボーカルとして、 その名を世界中に知られる存在になっていた。あのゴシップ記事も直ぐに忘れられて、 国内でもメグの人気は回復している。 彼女は、大空を羽ばたく鳥のように、どんどん遠くへ行ってしまう―― 薔「笹原くんも大変だね。今や世界的な有名人に追い付かなきゃいけないなんて」 笹「確かに、途方もない目標だなぁ」 だけど、僕はメグと約束したんだ。必ず追い付いて、一緒に歩いて行くと。 ♪終わらないストーリー クリスマスの街に、メグの歌が流れ続ける。 毎年、飽きもせず繰り返される光景。 だけど、今年は――――少しだけ違って見えた。 おわり なんで笹原とメグが付き合ってんのっていうか笹原のバカ -- レーゼ (2008-12-27 03 03 18) ほんとアホラシ -- リーフ (2009-07-25 00 12 43) 名前 コメント
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その頃、四人のターバンどもで編成された聖帝軍先遣隊はシマウマの集団と戦闘をしていた。 本来なら交渉のためにリニアカーに乗って都庁へ向かう予定の彼らだったが、魔窟と化した関東から関西へ避難していた難民の一団を襲っていたシマウマたちを見て、いてもたってもいられずリニアを降りて交戦することにしたのだ。 『ソイヤッ! パインスカッシュ!!』 そして、今、戦いに終止符が打たれる。 頭にターバンをつけた葛葉紘太もとい仮面ライダー鎧夢の持つ、唯一のライダーキック。 パインアームズのアイアンブレイカーが、シマウマのリーダー格であるぴんころ地蔵尊に直撃した。 (ま、待ってくれ! 私には世界のためにやらなければならないことが……) 「殺し合いに乗ってない難民を襲う奴ら、絶対に許さねぇ!!」 実のところ、シマウマ達は好きで難民を襲っていたわけではなく、たまたま進路上に難民がいたために轢き殺してしまったのである。 全ては大阪で行われている拳王連合軍とホワイトベース組による二つの対主催組織による戦争を止めて、矛先を悪の力であるテラカオスに向けさせて滅ぼさせるため、世界のためである。 ……しかしだ。 彼らは先を急ぎすぎるあまり、難民の集団を迂回する選択を取らずにそのまま直進する道を選んでしまった。 結果、多くの難民をひき殺す結果となってしまい、その行いがターバンどもの怒りを買ったのである。 ついでにこの頃には拳王連合軍は半壊、ホワイトベース組は壊滅、テラカオスはとっくに大阪に到着済みである。 彼らはあまりにも遅すぎたのだ。 世界を救いたい大義名分は結構だったが、そのために彼らはあまりにも無駄な犠牲を出しすぎた。 多大な犠牲を他人に払わせながら成果を出せない者達は、五大幹部の開いたカオスロワやテラカオスのような必要悪ですらなく、単なる害悪だった。 その害悪の長であるぴんころ地蔵尊はツケを支払うように、しめやかに爆発四散した。 【ぴんころ地蔵尊@長野県 死亡確認】 死因:紘太のアイアンブレイカーで玉砕 ぴんころ地蔵尊を討ち取って間もなく、頭にターバンを巻いたクロコダインが現れる。 「紘太、そっちは終わったようだな」 「クロコダイン、みんなは無事か?」 「ああ、多少の手傷は受けたがごく軽傷だ。 シマウマ共は全滅、チルノもふなっしーも無事だ」 「そうか」 戦闘が終わるとわかると紘太は変身を解いた。 【ワンリー@かわいそうなぞう 死亡確認】 死因:ふなっしーの梨汁で滑って頭を打って死んだ 【ユキちゃん@アルプスの少女ハイジ 死亡確認】 死因:チルノのアイシクルフォールで凍死 【巨大カマキリ(緑)@ネクロネシア 死亡確認】 死因:クロコダインの獣王激烈掌で粉砕 【その他大勢の野生動物@いろいろ】 死因:聖帝軍先遣隊の総攻撃で全滅 ※モブ扱いのため、キルスコアは入りません 「難民たちは……?」 「……そちらはダメだった。 生存者はたったの一人、いや一匹のぬいぐるみのような生き物だけだ。 首輪が付いてないところからして参加者ではなく支給品だろう」 「クソッ、俺たちがもう少し早くついていれば!」 難民とシマウマの死体が無造作に転がる戦場で紘太は怒りに打ち震える。 彼とクロコダインの目線の先では、ターバンを巻いた梨と氷の妖精二人と女の子を模したぬいぐるみのような小さな生き物がいた。 妖精はふなっしーとチルノ、ぬいぐるみのような生き物は魔女シャルロッテである。 シャルロッテは悲しげな目で物言わぬ肉塊となった少年少女と、小さな謎の物体を見た。 それはシャルロッテの持ち主だった、ジュンと絵里の死体と、キルステンの成れの果ての姿であるグリーフシードだった。 彼女たちは化物がひしめき合う関東から関西方面に向けて、殺し合いに乗っていない他の多くの難民たちと共に脱出したが、運悪くシマウマと鉢合わせしてしまったのだ。 戦える者は応戦したが、結局シャルロッテを除いた全員が轢き殺されてしまった。 カオスロワの間だけの短い間ではあったが、シャルロッテにとって三人の友の死は大好物のチーズを食べられない以上に悲しいものであった。 【桜田ジュン@ローゼンメイデン 死亡確認】 【水谷絵理@アイドルマスター ディアリースターズ 死亡確認】 死因:ぴんころ地蔵尊に轢き殺される ※H.N.エリー(キルステン)は消滅し、グリーフシードになりました 【アニマル浜口@野生動物 死亡確認】 死因:シャルロッテに食われた 「仇はあたいらが全部うちとったけど、それで失った人がもどってくるわけじゃないのは悲しいね……」 「この子を一人ぼっちにするのはかわいそうなっしー…… 紘太、この子は殺し合いに乗ってなさそうだし、連れて行っていいなしか?」 「ああ、シャルロッテ…だったか? おまえが望むんだったらついてきてもいいが、どうする?」 このままシャルロッテを一人にさせるのは不憫だと思った四人は彼女を聖帝軍に誘った。 シャルロッテもコクコクと頷き、ふなっしーの頭に乗って彼らについていくことにした。 こうして聖帝軍に新たな仲間が加わった。 「難民たちを埋葬してやりたいが……流石にこの数を埋めてやれる時間はないな」 「こればっかりは仕方がない。それに我々にはどうしてもやるべきことがある」 死んでしまった者達を悼む暇なく、骸を野ざらしにしておかなけらばならない理由が四人にはあった。 一大勢力である都庁の魔物たちと交渉し、味方にする必要があったのだ。 さすれば聖帝軍はバックアップにより多大な力を得て、DMC狂信者とも渡り合える戦力を得られる。 さらに救済の予言の謎解きも進み、完遂も容易になるだろう。 逆に機械文明を嫌う彼らに敵と見なされ聖帝軍の移動拠点であるきらりん☆ロボを攻撃される恐れがある。 早急に接触し交渉を成功させる必要があった。 そのためには先遣隊である彼らが都庁へ向かう必要があるのだが…… 「ここどこなっしー?」 「この山々に囲まれた景色からして東京じゃないのは間違いなさそうだが……」 現在地:長野県 彼らはチルノのチンプンカンプンな運転の結果、東京に近づくどころか関東から離れていた! 「絶対にここ東京じゃねーよ! もうチルノにゃ運転手は任せておけねえ! 俺が運転手をやる!」 「ええー?!」 というわけでリニアモーターカーごっこの運転手はチルノから紘太に交代した。残当。 「しかし、さっきの放送……貴虎が死んじまうなんてな。 ミッチーにどんな顔すりゃいいんだよ……」 「気を落とすな、おまえのせいではない。 しかし、どうやって死んだかはわからんが、都庁の魔物と争って死んだとなると面倒なことになるぞ」 先の放送で仲間であった貴虎の死を知って気が沈みこむ紘太。 更に貴虎は自身の誤解から狂信者と手を組み、都庁同盟軍に深い傷跡を残した。 先遣隊はその事までは把握していないが、貴虎がネットでの宣告通りに動いていれば都庁に攻め入ったことは容易に想像できる。 これが都庁との交渉に大きな歪みを生んでいないことをクロコダインは祈る。 「とゆーか、てっきりダース・ベイダーが放送に出てくると思ったら安倍さんが出てきたなっしー?」 「どうゆうこと? てゆーか、「ばーだっく」も死んでいるみたいだし」 野田総理が死んで以降は、放送はダース・ベイダーが担っていたハズだがなぜか新総理を自称する安倍に変わっていた。 そして第二回放送でデモンストレーションで行い、参加者に圧倒的破壊力を見せつけたバーダックの死が放送で流れた。 これはどういうことか? 超人血盟軍や安倍の主催乗っ取りの件を知らない先遣隊だが、知らないなら知らないなりにクロコダインは考察する。 「安倍やバーダックの件について、オレなりの考えで確証はないが考えられることがある」 「なんだ? 言ってみてくれ」 「放送がダース・ベイダーから安倍に変わっている理由……ダース・ベイダーがなんらかの事情で放送に出られなくなったとする。 それだけの事情として、主催の拠点である九州ロボに参加者からの攻撃もしくは主催同士の内乱でもあったのではないか?」 「「「!」」」 「?、?、?」 チルノ以外の三人は考察の意図を理解した。 「攻撃や内乱が起きて、その過程でバーダックが戦死した。だから放送で呼ばれたのか?」 「ダース・ベイダーは怪我でもしたから放送を安倍さんに交代したなっしかねー?」 「もしくは安倍もしくは別の誰かが主催を乗っ取って、ダース・ベイダーをつまみ出した可能性もある。 情報がない我々にはなんとも言えんが、そんなところだろう」 「……」コクコク 「ええと、つまり、その、うん、あべそうりが悪い!」 クロコダインの考察は概ね的を得ていたと言える。 実際に九州ロボは攻撃と内乱にあい、ダース・ベイダーらは九州ロボを脱出せざる負えず、放送どころではなくなった。 そこを安倍が乗っ取ったのである。 「なんにせよバーダックがいなくなったのは助かるぜ」 「聖帝軍の誰もあいつに勝てそうなのいなかったなしからね」 「バーダックさえいなくなれば、あたいったらさいきょーね!」 圧倒的戦闘力を持つバーダックがいなくなったのは、拳王連合軍に所属するお騒がせマーダー(勘違い)マッドサイエンティスト祐一郎が死んだことと同じくらい、先遣隊には吉報のように聞こえた。 「それは違うぞ、みんな」 だがその喜びはクロコダインの言葉によって打ち砕かれる。 「どういうことなっしー?」 「考えてもみろ。 おそらく主催の大戦力であるバーダックの名前をわざわざ放送に流すか? 主催陣が対主催と真っ向から勝負がしたい酔狂な武人だったら話も変わってくるが、普通は放送で流さない。 流せばバーダックが欠けた分、戦力を失ったと見て対主催たちが九州ロボに攻め込んでくる可能性があるからだ」 「それはつまり……」 「どういうこと? ねえ、どういうこと?」 「チルノはちょっと黙ってくれねえかな?」 主催でも大戦力であったバーダックの名前を放送で流した理由とは? 「バーダックと同じかそれ以上の実力者が主催陣にはまだいる。 クロコダインはそう言いたいんだな?」 「ああ、だから放送でバーダックの名前を流した。あれは主催陣の強気の顕れではないかと思う」 「ひいいいいいい、あんな日本を一撃で消滅させられそうな奴がまだいるなんて怖気がするなっしーーー!」 考察を理解していないチルノを除いた全員が冷や汗をかいた。 バーダック以上の実力者がいた場合、聖帝軍の力を総結集させても勝てるかどうか怪しいからだ。 実際、この考察についても安倍はテラカオス化しており、同じ頃には四条化細胞を取り込んで大幅パワーアップしている。 攻撃力以外は既にバーダックを超えてると言っても過言ではない。 「ならば一層急がねならんな」 「ああ、余計な邪魔が入る前にすぐに都庁に向かうぞ!」 「幽香も霊夢もしんでるし、もたもたしてられないね!」 これから主催やマーダーに妨害される可能性は決してゼロではない。 その前に早く一秒でも早く都庁にたどり着く必要があった。 寄り道した結果、シャルロッテを救えた点を除けば先遣隊は大幅なロスタイムをしてしまった。 すぐにでも都庁へ行かなくてはならない。 ちなみにチルノは幽香が主催陣営だとは知らず、霊夢の名前が前の放送で一回流れていたことはすっかり忘れている。 「とりあえず来た道を戻れば埼玉県には戻れるそこから東京に進路を修正すれば都庁にはたどり着けるか。 時速300キロもあれば一時間以内にはつく……バイクが命の仮面ライダーの腕の見せどころだな」 「さっそく出発進行なっしー!」 運転手を紘太に変え、チルノ、ふなっしー、クロコダイン、シャルロッテを乗せたリニアモーターごっこが出発する。 進路は関東方面である東側……の逆方向である西側へ! なんと聖帝リニアは、前面方向ではなく後ろへ逆走し始めた! 「ちょっと待て紘太! 遊んでいるのか?!」 「なんで逆走するなっしー!?」 「ばかなの? しぬの?」 逆走するリニアに対し、運転手である紘太に非難が集中する。 「チルノ! おまえにだけはバカと言われたくねー! ……じゃなかった! 逆走してるのは俺のせいじゃねーよ!」 「なに?」 「このひみつ道具が操作を受け付けないんだ! 前身はおろか右や左にも曲がらねえ! それどころかブレーキもできないぞ!」 「「「なん……だと……?!」」」」 紘太の言葉に全員がショックを受けた。(こればかりはチルノも理解した) 実は先ほどのシマウマたちとの戦闘のゴタゴタの中でリニアモーターごっこはシマウマに衝突され、故障してしまったのである。 もはや聖帝リニアは逆走しかできず、ブレーキもできない暴走リニアと化したのだ。 「このままだとアタイらは「とちょー」にたどりつけないじゃない!」 「それどころか、このままだと関西方面に行くことになるぞ……」 「そりゃまずいなっしー! 特に大阪はマーダー集団の拳王連合軍がいて食人鬼の風鳴翼もそっちに向かっている話なっしー! そうでなくとも禁止エリアが……ああもう、このリニア誰か止めてなっしー!!」 (すまん、加賀美、サウザー……オレたちは都庁への交渉はもうできそうにない……許せ) 聖帝リニアは止まることなく、関西方面へと向かっていく……先遣隊の運命やいかに!? 【二日目・11 30/長野県】 【聖帝軍先遣隊】 【ターバンのガキ(葛葉紘太)@仮面ライダー鎧武】 【状態】ダメージ(小)、疲労(小)、怒り、超不安、聖帝リニア運転手 【装備】戦極ドライバー、ロックシード(オレンジ)、ターバン、リニアモーターカーごっこ@ドラえもん(故障) 【道具】支給品一式、ロックシード(パイン、イチゴ、スイカ) カチドキロックシード 【思考】 基本:殺し合いを止める 0:誰かリニアを止めてくれー! 1:DMC狂信者達、もう絶対許さねえ!! 2:救済の予言の謎を解く 3:貴虎…… 4:ダースベイダーも安倍総理も、絶対に許さねぇ!! 【ターバンのガキ(チルノ)@東方project】 【状態】ダメージ(小)、疲労(小)、やる気十分 【装備】アイスソード@ロマンシングサ・ガ、ターバン 【道具】支給品一式、ガイアメモリ(アイスエイジ)@仮面ライダーW 【思考】 基本:『だーすべいだー』を倒す 0:やっぱりあたいが運転手やればよかった? 1:『とうきょうとちょー』に向かうよー! 2:みんなで予言を解いて世界を救うよ! 3:せーてーは頼りないからさいきょーのあたいが皆を引っ張る 【ターバンのナシ(ふなっしー)@ゆるキャラ】 【状態】ダメージ(小)、疲労(小)、超不安なっしー!、聖帝リニア車掌 【装備】野球のユニフォーム(背番号274)、ターバン、シャルロッテ@魔法少女まどか☆マギカ 【道具】支給品一式、グリーフシード 【思考】 基本:殺し合いを止めるなっしー! 0:誰か助けてなっしー! 1:DMC狂信者達を成敗するなっしー! 2:名探偵ふなっしーが予言の謎を解くなっしー! 3:本当に都庁につけるか不安なっしー! 4:ヒャッハー! 梨汁ブシャー! 5:新しい友達としてシャルロッテは守りたい 【ターバンのおっさん(獣王クロコダイン)@DRAGON QUEST ダイの大冒険】 【状態】ダメージ(小)、疲労(小)、怒りと悲しみ 【装備】獣王の鎧、グレイトアックス、ターバン、聖帝軍の旗 【道具】支給品一式、不明支給品 【思考】 基本:殺し合いを止める 0:これもう、都庁にたどり着くのは無理だろ 1:聖帝軍と協力し、DMC狂信者の軍勢を倒す、そのために都庁の魔物を説得する 2:世界救済の予言の謎を解く 3:都庁への到着については諦めモード ※聖帝リニアが故障しました、現在関西方面に向けて逆走しています
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おぜうはエロくならない 発生日:YYYY/MM/DD ログ引用部分ここに貼り付け
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止まらない歯車 赤色の髪をした男――-クラトスはその光景にしばし呆然とする。 手前には誰だか知らない剛感な男が立っている。すでに息はないようだ。 「コングマン・・・さん」 隣の少女――-リアラが呟く。そうか、この男がコングマンという奴か。 そしてその奥にいる二人、見知らぬ男性の上を覆い被るようにして倒れている少女を目にする。 視認すると、すぐさまコングマンの横を通り過ぎ、少女の下へと駆け寄る。リアラもその後に続く。 だがもう一人後ろにいた男、サレだけはこの拷問部屋と思わしき部屋の唯一無二の出入り口から動こうとはしなかった。 「神子よ、大事は無いか」 上半身を起こし、呼びかけるが意識はない。どうやら深い眠りについているだけで、傷らしい傷と言えば肩に見える銃による損傷だけだ。 だが、クラトスもリアラもつい目はもう一人の青年の方へと向いてしまう。その顔は赤や紫に腫れ上がっており、とてもじゃないがまともに見られる状態ではなかった。 だがかろうじて息はある。それだけが唯一の救いか。 「リアラよ、治癒魔法は使えるか」 「あ、ハイ。晶術でよければすこしだけなら・・・」 「ではその青年の手当てを頼む」 言うなりクラトスはコレットを支えている腕とは逆の腕をかざし、コレットの治癒を始めた。 『ファーストエイド』 リアラも両手をかざし、青年へと癒しの力を注ぎこむ。 『ヒール』 緑の癒しの光を発する中、サレだけは不気味な笑みを浮かべていた。 「さて」 言ってサレはそこらじゅうにある壁に入ったヒビを見る。どうやら今さっき出来たものだということは理解した。 かなりの衝撃があったのだろう。もうこの城を支えているのが不思議なくらいの破損率だった。 これじゃ壊してくださいと言っているようなものじゃないか・・・。 サレは一人クスクス笑い、必死になって回復に専念している二人を見やる。 ―――するべきことは決まった。当初の目的とは違うが、ここで葬り去っておくのが得策だろう。 二人に背を向け出口を目指す。外に出て、嵐のフォルスでこの城ごと・・・ 「無駄なことはやめておくのだな」 後ろから、重低な声が降り注ぐ。サレはその足を止めた。 「何のことかな」 サレはとぼける。とっさの計画までもおじゃんにされたら元も子もない。 振り向いてクラトスを見る。だがクラトスはコレットの治癒に専念し、背だけでサレと会話する。 「崩落させたいのならあとにしてくれ。それとも、私たち共々じゃないと満足せぬのか」 その態度に、サレの怒りが沸々と湧き上がってくる。 だがここでキレるような奴はただの三流のやりかただ。 ふっと笑いを零し、気分を落ち着かせる。 「何言ってるのさ。そんなこと僕がするわけ無いだろう?」 「ふん。ならいい」 それからクラトスは一言も話さない。だが治癒魔法を施しているその背中にも、隙という隙はまるで無かった。 なんだこいつは・・・後ろに目でもついているのか。 サレはその腰に携えている剣に手を置き、それ以来動けなかった。 「がはっ!!」 「きゃっ!」 急な呼吸を再開した青年に驚いたリアラだったが、それが確実な生命維持の行為だと判ると安堵の息を漏らす。 今の今までヒューヒューとしか息をしていなかった青年はここにきてやっとまともな呼吸を開始する。 だが逆にリアラの息は乱れ、疲労が蓄積する。加えて、先ほどの放送による精神的ダメージもその比ではなかった。 ―――ロニの名前が耳に入った この拷問部屋にたどり着く少し前にその放送を聞いた。 それによって今が朝の6時だということも確認した。 そしてその後の死亡者発表、それを聞いて足が崩れそうになった。 だけど、隣にクラトスさんとサレさんがいてくれたおかげで、リアラは自分を見失わずに済んだのだ。 今は一刻もカイルに会うために。その信念がリアラの背中を後押ししていた。 だから、ここで倒れるわけにはいかない・・・ここで息絶えようとしている人を見過ごしてはならない。 もう、このゲームの歯車は動き出して後戻りできないのかもしれない。 けど、今生きているのだから今を信じないでどうする。 自分に言い聞かし、再度治癒魔法を青年にかける。充分酸素を取り込んだのだろう。青年の顔色は徐々に血の気を帯び始めていた。 「良かった・・・」 そういい残し、リアラは横にうな垂れる。 一度のヒールでは青年の体力は回復しきれなかったので連続晶術を施したのだが、流石に精神、身体ともに疲労のピークに達したようだった。 「すいません・・・クラトスさん・・・」 コレットの回復が終わったのか、リアラの額に手を置いて優しい声で気分を宥める。 「いや、よくやった。今はゆっくり休むといい」 「ハイ・・・」 そう言ってリアラの瞼は閉じ、しばしの休息を得た。 コレットの傷自体は治ったものの、その体はやけに熱い。 この発熱のしかたは天使化によってほぼ抑えられているようなもの。もしこのまま大きな怪我でもしたらそれこそ天使特有の暴走をするところだっただろう。 発熱自体は時間経過とともに薄れていく。そのことはクラトス自身がよく知っていた。 リアラが回復させた青年も今は穏やかな呼吸の下に眠っている。コレットも熱を発しているので苦しそうではあるがしばらくは安全だろう。 さて、残るは・・・ 「どうやら皆眠ったみたいだねぇ」 もう一人の男、サレがその口を開く。やれやれと言った感じで両手を肩の上まで挙げている。 その言葉を聞くと、クラトスは振り向き立ち上がりサレの下まで歩き出す。 「おや、何の用かな」 「貴様に聞きたいことが山ほどある。着いて来い」 サレの横を通り過ぎ、1階へと足を向ける。 「・・・ちっ」 舌打ちをしてサレは渋々その後ろをついていく。 まぁいい。今はこの男をどうするかだな。 そう思ったサレは剣に手を置いたままクラトスと共に地上へと向かった。 【クレス 生存確認】 状態:瀕死 意識不明 顔の腫れ TP消費(中) 所持品:ダマスクスソード バクショウダケ 忍刀血桜 第一行動方針:不明 第二行動方針:ミント、アーチェ、モリスンと合流 第三行動方針:サレと合流 第四行動方針:仲間と最後まで生き残る 現在位置:E2のイーツ城地下拷問部屋 【コレット 生存確認】 状態:TP半分 発熱 大疲労 所持品:なし(コングマンにより鞄ごと没収) 第一行動方針:取り敢えず生き残る 第二行動方針:クレスを守る 第三行動方針:仲間(Sキャラ及びクレスとサレ)との合流 現在位置:E2のイーツ城地下拷問部屋 【サレ 生存確認】 状態:無傷 所持品:ブロードソード 出刃包丁 第一行動方針:クラトスの始末 第二行動方針:コレット、クレス、クラトス、リアラを利用する 第三行動方針:ティトレイの始末 現在位置:E2の城地下 【リアラ 生存確認】 状態:休眠状態 所持品:ロリポップ ???? ???? 第一行動方針:不明 第二行動方針:カイルを探す 第三行動方針:避けられない戦いは戦う 現在位置:E2の城地下拷問部屋 【クラトス 生存確認】 状態:足元の火傷(小) 所持品:マテリアルブレード(フランベルジュ使用) 第一行動方針:サレへの対処 第二行動方針:カイルを探す 第三行動方針:コレットが気になる 第四行動方針:ロイドが気になる 現在位置:E2の城内部 前 次
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ごはん……。 マスターが作るごはんは、とってもおいしい。 『ん、電気石もおかわり? 珍しいね』 今日のは、特においしかったからいっぱい食べた。 いっぱい食べると、マスターも喜んでくれる。マスターが嬉しいと、私も嬉しい。 ……でも、どうしてマスターのごはんはおいしいの? 「……んー」 マスターの後ろ姿。今、ごはんを作ってる。 なんだか、とても楽しそう。 「今日は何を……ん、電気石?」 「……ごはん?」 「うん、そうだけど。今日はカレーか肉じゃが、どっちかにしようと思ってるんだ」 マスターは、いろんなごはんが作れる。もしかしたら殺生石よりすごい……。 でも、どうしておいしいのかは分からない。 分からないことは観察しようって、姉様たちは言うけれど……観察しても、分からない。 ……どうして、おいしいの? 「……電気石、何か聞きたいことでもある?」 「んー……」 マスターが困ってる。もしかして観察しちゃ、いけないのかな。 でも、知りたいな……。 「ははは……そうだ、ご飯作るの手伝ってくれないかな?」 「……お手伝い?」 「うん、お手伝い。タマネギの皮、剥いてくれない?」 「……うん」 マスターのお手伝い……お手伝いしながらなら、観察もいいのかな? タマネギ……目に染みる。涙が止まらない。 「あはは、大丈夫? 顔拭いてあげるよ」 真っ白なタオルで、私の顔を撫でてくれるマスター。 少し、くすぐったい。 「マスター……全部」 「うん、ありがとう。それじゃあ今度は……あ、冷蔵庫からお肉取ってきて」 「ん……はい」 「ありがとう。ところで電気石はカレーと肉じゃが、どっち食べたい?」 カレー……肉じゃが。 マスターがジャガイモを持っているとき、いつも言ってるごはんの名前。 ……どっちも、おいしい。 「……両方?」 「それはちょっと無理かな……時間的にも材料の量を考えても」 両方は、無理……。 「んー……無理?」 「うん、ちょっとねぇ……」 「……カレー?」 ……確か、マスターはカレーが、好き。 「ん、カレーがいいの?」 「うん」 「分かった。じゃあそこの箱からカレーのルー持ってきて」 「……はい」 カレーができる、四角くて茶色の、不思議な物。 「ありがとう」 マスターが箱を開ける……いい匂い。 「それじゃあ後は野菜を切って……」 包丁で、にんじんやジャガイモを小さくしていく。楽しそう。 ……姉様も、私のために野菜を小さくしてくれるって、言ってた。 ……大きな野菜も、食べてみたいな。でも、マスターはやさしい。 「……楽しい?」 「ん、料理?」 「料理」 「うん、楽しいよ。昔からそれほど嫌いでもなかったから」 料理、楽しい。 「今はみんながいるから、たくさん作れるのはやっぱり楽しいね」 「……私も、楽しい。おいしいごはん」 「あはは、ありがとう。じゃあ今日も美味しくなるように頑張らないとね」 マスターは、料理が楽しい。 ……楽しいと、おいしい? ……ん、そっくり。楽しい、おいしい。 「ご主人様ー、今日はカレーですねっ」 「うん。やっぱり匂いで分かっちゃうかぁ」 「ふふ。よい香りですね、主様」 テーブルに、みんながいる。 「それじゃあ、もうご飯にしちゃおうか」 カレーのにおいがする方に、マスターが歩いていく。 ……おなかが、ぐー。 「今日は電気石手伝ってくれたから、少し多めにしてあげるね」 「えーっ、お姉様いいなぁ。私もお手伝いすればよかった……」 「蛋白石はいつもいっぱい食べるでしょう。大盛りも小盛りも一緒です」 ……みんなが笑ってる。楽しい。 「……楽しい、おいしい」 「うんっ、美味しいよねー」 ……楽しいから、おいしい。 また一つ、覚えた。
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体調不良 ★ ツムラ調査、8割が「なんとなく不調」 「Yahoo!news[健康産業速報](2024/1/24(水) 17 30)」より / ツムラが発表した「第4回なんとなく不調に関する実態調査」によると、「なんとなく不調」を感じている人が8割に上ることが明らかとなった。 同社では、自覚しながらもつい我慢しがちな症状や、調子が悪いものの病名の診断がつかない症状の総称を「なんとなく不調」と定義。今回の調査は昨年12月4日~7日、20~60代男女3000人を対象にネットで実施した。 その結果、前年調査より7.9ポイント増の80.0%が、「なんとなく不調」を実感。男女とも前年より増加、30代女性の90.0%が最多となった。「なんとなく不調」の上位症状は、「疲れ・だるさ」(53.4%)、「目の疲れ」(49.7%)、「肩こり」(48.1%)、「頭痛」(47.9%)となり、前年調査と同様だった。 1ヵ月のうち、平均9.5日は「なんとなく不調」を感じていたが、約7割は病院を受診せずと回答。前年調査より6.2ポイント増加した。 ツムラ調査、8割が「なんとなく不調」 ・・・枠珍接種率とだいたい同じなのは偶然だろうか😅https //t.co/rUwLS2QuuY — 毒母乳 (@7xCzVz2knym9PSL) January 24, 2024 .
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