約 3,355,778 件
https://w.atwiki.jp/hyakukami/pages/2381.html
依頼主 アルル 出現条件 アルル解放後 クリア条件 2013/5/22 12 00 までに以下の神様を解放する。アルル(第一進化) 成功報酬 豪華骨付き肉脂したたる骨付き肉を贅沢に炙ったもの。肉の旨みがよくわかる、シンプルな味付け。親密度が1500も上がります。 依頼時 うーん、もう少し力が戻ったらもっといいもの造れる気がするんだけどなぁ…ね、君、あたしの1回目の進化を手伝ってくれない? クリア時 ???
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/37220.html
らぶそんぐなんていらない【登録タグ picco ら 初音ミク 曲】 作詞:picco 作曲:picco 編曲:picco 唄:初音ミク 曲紹介 piccoの三作目。 イラストもpicco氏が手掛ける。 歌詞 (piaproより転載) まさかって思ってた 僕が恋をするなんてさ だからイヤホンを取り出して ラブソングを聴いてた でも僕が恋したのは 桜の舞い散る春じゃない 雨が降る中 君を待ってたわけでもない メールも使ってないし 君と僕の関係とは 何かが違う ゲームならば やり直せる 君と僕との距離も 近づく リセットマラソン出来ない仕様の 現実の恋 ラブソングなんていらない 僕の気持ちを分かってないよ 君に届けたい想いは伝わるの? だからラブソングなんていらない 恋は人それぞれ違うもの そして僕もまた恋をする 僕の気持ちは僕のものだ 全ての恋愛が 上手くいくわけじゃないけど 僕の この恋の行方は 何処に行くのだろう 自信なんて 持てるわけがない 揺れて動く この感情 ライフゲージ 全然足りないよ 現実の恋 ラブソングなんていらない 君の気持ちは分からないから 僕は正しい行動なんて出来ない だからラブソングなんていらない 恋はまだ予想出来ないもの そして支配出来るものじゃない 君の気持ちは君のものだ 僕の想いは... ラブソングなんていらない 僕の気持ちを分かってないよ 君に届けたい想いは伝わるの? だからラブソングなんていらない 恋は人それぞれ違うもの そして僕もまた恋をする 僕の気持ちは僕のものだ コメント 正論・・?かな -- 初れる (2018-01-31 17 03 30) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hakugin_ts/pages/77.html
こんばんは。 テル。 いいえ、てぃらです。 まだ、テルでいますけど♪ 残念ながら仮面メンバーはでないんですよね。 --------------------------------------------------------- 「チムのマスクなんかつけて、こっチムかないで!」 強烈なリヴォルブさんのギャグが炸裂。 そしてギルドメンバーからの痛いほどの視線。 凍りついた空気。 「それでですねー、あのケーキ屋さんのケーキがおいしーのですよ~」 「じゃあ、みんなで食べに行こうか」 「さんせー!」 見事なまでのスルー。 「スベるのも仕事です・・・」 ぽつり、とリヴォルブさんが漏らす。 そんな、普通の白銀。 いつもの、白銀。 変わらない、白ぎ―。 「俺のゼリー取るんじゃねええええええええええ!」 突然のアネさんのシャウト。 「しっかし、ぶっさいくですよね。これ」 不細工なスライデスゼリーをつまみあげたズーマさんの痛烈な一言。 「なっ、ズーマ。なんてことを!」 あまりにもストレートな言いっぷりによろけながらも 戦闘態勢に入るアネさん。 「こいよ」 ゼリーをぽい、と捨てると冷たい笑みを浮かべる。 「くたばれええええええええ!」 2度めのシャウトとともに、青く光りを放つ槍をズーマさんに向けて走るアネさん。 目はどこが楽しんでいて。 もうもうとほこりが舞い上がり ベキ、という鈍い音が鳴るとともにズーマさんの悲鳴が聞こえる。 「いでででで!」 短い乱闘の末、舞い上がったほこりの奥から アネさんに踏まれているズーマさんがぼんやりと見える。 「ゼリーは商品なんだZE!命なんだZE!」 勝利のガッツポーズとともにゼリーを高く掲げるアネさん。 「でもこれ可愛くないですの・・・」 なぜか「ですの」口調で敦眞さんが呟く。 「あっつん、あとでゼリー渡すZEー」 いつものドMはどこへやら。 「・・・死にたい」 アネさんの下ではズーマさんが暗い顔で呟く。 これもやっぱり白銀で。 そんなドタバタの所為で本部の中は荒れ放題。 澄明さんや一弥さんが掃除しているにもかかわらず、 なぜかロビーは荒れる一方。 「勉強してるんで静かにしてもらえませんかあー!」 廊下の奥の方からは猛勉強中であろうアンナさんの声が聞こえる。 「じゃ、私はちょっと遠征ー」 なんて言って、マスターが真っ先に本部を出る。 「はくさく行ってきまーす」 アネさん 「私もはくさく行こうかなー」 「ラピスありますよーっ」 アネさんに続いてだーすさん。 それからお菓子をほおばりながらラピスラズリを探すネーヴェさん 「私は部屋に戻って作業を・・・」 ギャグが滑ったまま放置され、暗い顔のリヴォルブさん。 「頑張ってくださーい♪」 ネーヴェさんのお菓子の横から手を出して食べるブリュークナクさん。 「ちょっと掘ってくるねー」 おなじみのポプリ帽子をかぶって、ドリルを担ぐイチヤさん。 「・・・部屋の掃除しますか」 「ですね・・・」 苦笑いの一弥さんと、それに続く澄明さん。 「私もお手伝いするねーっ」 ほうきを取り出してきた愛澄さん。 そして、いつの間にか居なくなっているズーマさん。 一人がいなくなると一斉に別行動をはじめる。 これもまた白銀。 大きな時計の針だけが時間の経過を正確に刻む。 ------------------------------------------------------------------------------- ただいまー! とか もどりました~ とか 口々にそんなことを言いながら 夜にはみんな戻ってきた。 みんな、みーんな戻ってきた。 大きなテーブルに並べられた夜ごはん。 「ふー」 リヴォルブさんが大きく息を吐く。 何かの合図でもあるように。 カチャリとフォークをテーブルに置いて。 「もうすぐ2周年ですね・・・」 そうですねー、とかって メンバーが相槌を打つ。 「1周年の時よりさらに良いものを、ね」 何か思わせぶりな口調で。 「うちに家族が増えたんですよー」 嬉しいお知らせの筈なのにどこか重い口調で。 家族ができるってのは そのまんま。 リヴォルブさんの所にロディールさんがいたり 一弥さんの所にゼルビアさんがいたり。 なんでできるかって カバリア島の総本部みたいなところから通知が届いたりして。 家族が増えましたっていう感じで。 それが家族。 「今度は誰ですか~?」 「うん、今度は兎さんをね。それで―」 一度言葉が途切れる。 「ちょっとだけ別の所に移動しようかと思って。詳しくは今度話すさー」 遠からずね。って付け加え。 「ちょっと一人旅しようと思ってたりー」 アネさんが呟く。 「他のギルドって結構気になるんだよねー」 とか言って 会話に華が咲く。 「ほら、い××は×り、さんとか。カバ××××社さんとか・・・」 【×の部分はピーって読むんだよv】 そうなると止まらないのが白銀で。 やっぱりこれも白銀で。 「まー、兎さんに集中してもちゃんと顔は出しますよ~」 「そーして貰わないと困りますって~」 「ほら、誰か言ってたじゃないですか」 誰が何を言ったのかなんてそうそう覚えていない。 「えーと、ほら・・・」 メンバーに疑問符が出てきてやまない中 リヴォルブさんがぽつりと言った。 「ギルドは家族だって」 『くさいね』なんて茶化す人はいなかった。 ただ、その言葉を受け止めていて。 「え、ちょ。なんでそんなにしんみり・・・」 あまりの静けさにたじたじのリヴォルブさん。 「え、えーとじゃあ、白銀に乾杯!」 空気を読んだ一弥さん。 乾杯のコール 「かんぱいっ!」 勢いに乗りすぎて酔ったリヴォルブさんが最後にまたやらかす。 「うあっ ミンゴ踏んじゃった!」 「え、何してるんですか!」 「ミンゴに何するんですかあー」 非難のセリフを浴びせられ とっさに浮かんだ一言は 「ごみんご!」 凍てつく空気はまたも生まれる それを溶かす談笑は 誰がなくとも生まれてくる 「白銀らしいやw」 メニュー
https://w.atwiki.jp/testest-umigamedb/pages/3945.html
2024年6月15日 出題者:生牡蠣 タイトル:「まだ使わないの?」 【問題】 普段からマイに電子タブレットの良さを自慢していたタカフミ。 そんなある日、部屋から出られないタカフミはマイが電子タブレットを持ってきたことで絶望した。 一体なぜ? 【解説】 + ... タカフミは妻であるマイにタブレットでのペーパーレスを自慢していた。 タカフミ「メモや付箋もノートも、これ一台あればいらないのさ。Haha!!」と小馬鹿にした様子。 しかし、そんなある日トイレで用を足すタカフミに悲劇が。 紙が無い。 タカフミはマイに紙を持ってきてくれと頼む。 が、マイは今までの仕返しとばかりにトイレットペーパーの画像が出ているタブレットを手渡した。 タカフミはその後入念に手を洗いましたとさ。めでたしめでたし。 配信日に戻る 前の問題 次の問題
https://w.atwiki.jp/83452/pages/2812.html
梓「なんだか泣き出しそうな感じだったので・・・」 唯「元気だよ元気!」 唯「ほらひげ!」ミョーン 律「あ~~~人のネタパクるなよー!」 律「それじゃあ今日はもう終わりにしようぜー」 唯「そだねー」 澪「まだ始めたばかりじゃないか」 律「でもさ、今この達成感のまま終わりたくね?」 梓「確かにその気持ちは分かりますね」 澪「梓まで・・・」 澪「む、ムギは私の味方だよな?」 紬「ごめんなさい澪ちゃん」 紬「私も今日はおしまいでいいと思うわ」 澪「」 律「というわけだ澪ー」 律「練習するなら一人でやるんだぜ」 律「それとも私たちといっしょに帰るか?」 澪「うぅ・・・」 澪「私も一緒に帰るぅ~」グスン 唯&律&紬&梓(可愛い!) 律「それじゃあ皆ども!」 律「一分で支度せーい!」 唯(そうだ、今日こそは和ちゃんと) 唯(・・・また今日も和ちゃんは忙しいんだよね)シュン 律「どうした唯?」 唯「な、なんでもないよ~」 唯「支度できましたりっちゃん隊長!」 律「遅いぞ唯隊員!」 律「もしここが戦場だったら今の遅れが命取りになるんだぞ!」 唯「申し訳ありませんりっちゃん隊長!」 唯「もし私が足手まといになったら私を置いて逃げてください!」 律「馬鹿やろう!」 律「そんなことできるわけないだろ!」 唯「りっちゃん隊長・・・」 律「約束しただろ」 律「誰一人欠けずにみんなで故郷に帰るって・・・」 唯「はい・・・!」 澪「・・・」 澪「あのーそろそろいいか?」 律「ちぇー なんだよ澪」 澪「いや・・・お前ら止めないとエンドレスに続けるだろ」 梓「そうですよ」 紬「私は良いと思うわ」 唯「三対ニだね」 律「私たちの勝ちだな」 澪&梓(もう好きにして) 紬「うふふ」 ~帰り道 唯「まだ空が明るいね~」 律「いつも帰りが遅いからな」 澪「その遅くなる原因に練習はほとんどないけどな」 律「ムギー澪がいじめる」ダキッ 紬「よしよしりっちゃん」ナデナデ 唯「あーずにゃん」ギュッ 梓「い、いきなりなんですか!///」 唯「だってりっちゃんがムギちゃんに抱きついてるの見てたら居ても立ってもいられなくて」 梓「居ても立ってもいてくださいよ」 唯「あぅ・・・」 澪「・・・」ポツーン 唯「みーおちゃん」ギュッ 梓「あっ・・・」 澪「ゆゆゆゆゆゆゆゆい!?///」 唯「私の名前そんなにゆが多くないよ」 澪「その・・・ごめん」 澪「ちょっとびっくりしただけだ」 唯「ぶー」 梓「そんなことより唯先輩」ズイ 唯「んー?」 梓「いつまでも澪先輩に抱きついてないでこの後アイスでも食べに行きませんか?」 唯「いいね~」 紬「ええ、実にいいわ」 唯(アイス、か) 唯(この前の夢も・・・) ~某アイス屋 唯「うーんどれにしようかな」 紬「どれも美味しそうで迷うわね」 律「こんなものどれも同じアイスなんだからとっとと決めちゃえよ」 梓「そういう律先輩もずっとショーケースの前をうろうろしてますよね」 律「う、うるさい///」 澪「そういえばみんな知ってるか?」 律「何がだ?」 澪「ここのアイス屋は毎日違う種類のアイスを楽しめるようにって名前をつけたらしいぞ」 唯「へ~ そうだったんだ」 澪「だから三十一種類なんだぞ」 梓「あれ、でも一種類多いですよ?」 澪「」 澪(な、なんだと・・・!) 澪「そ、それはだな」 紬「なんでもショーケースの都合上偶数の方が経済的という理由で一種類増やしたそうよ」 澪「そういうことさ」 律「へ~」 唯「ムギちゃん物知り」 梓「ムギ先輩さすがです!」 澪「・・・アイスおいしい」 梓「そういえば唯先輩」 唯「なに?」 梓「唯先輩が今まで食べてきたアイスのなかで一番美味しかったのってなんですか?」 律「唯のことだからアイスなんてどれもおなじなんじゃないの?」 唯「違うよりっちゃん」 唯「私にだって順位はあるんだよ!」 紬「私も気になるわ」 紬「唯ちゃんの一押しのアイス教えて」 唯「えっとねー」 唯「・・・」 唯(私の一番のアイス) 唯(やっぱりそれはあの時のアイスだよね) 唯(でもそれを語るには和ちゃんのことも・・・)ズキッ 唯「わ、私が一番だと思うアイスはね・・・」 唯(和ちゃん・・・) 憂「お姉ちゃーん!」 唯「!」 唯「あっ、ういー」 憂「それとみなさんこんばんは」 澪&律&紬&梓「こんばんはー」 憂「そうだお姉ちゃん、このあと予定ある?」 唯「特にないよー これから帰ろうと思っていたところ」 憂「それならいっしょに買い物に付き合ってくれない?」 憂「今日はお父さんとお母さんが帰ってくるから少し豪華なもの作ってあげたいし」 唯「いいよー」 唯「豪華な夕飯♪ 豪華な夕飯♪」 唯「というわけでみんなまた明日ね~」 憂「みなさんさようなら」 唯(言わなくて済んで良かったかな) 律「それじゃあ私たちも帰るとするか」 紬「そうね」 梓「はいです」 澪「そういや唯の一番のアイス聞けなかったな」 律「なんだ澪も興味持ってたのか」 澪「だってあの唯が一番と感じたアイスだぞ」 澪「さぞかし美味しいに違いないじゃないか」 律「太るぞー」ニヤニヤ 澪「うるさい!」ゴン …… 憂「お姉ちゃん今夜何食べたい?」 唯「んーハンバーグ!」 憂「了解」 唯「ハンバーグ♪ ハンバーグ♪」 唯(夕飯楽しみだなぁ♪) ~スーパー 憂「ひき肉に玉ねぎに・・・」 憂「そういえばケチャップも切れてたっけ」 憂「それならソースを自作しようかな」 憂「そうそうサラダも付けなきゃね」 憂「スープもつけようかな」 憂「ビシソワーズに挑戦しようっと」 唯「憂が日本語以外をしゃべってる・・・」 憂「うん」 憂「材料は全部揃った」 唯「う~い~」 憂「あっ、ごめんねお姉ちゃん」 憂「せっかく付き合ってもらってたのに私ったら自分の世界に入り込んじゃって・・・」シュン 唯「そんなことないよ憂」 唯「それよりもなんだか格好良かったよ!」 憂「格好良かった?」 唯「うん!」 唯「これぞ主婦の鏡って感じだったよ!」 憂「ありがとうお姉ちゃん」パァッ 憂(それよりも私が主婦ってことは) 憂(その・・・お相手はやっぱりお姉ちゃんだよね///) 憂(いいなぁ) 唯「うーいー」 憂「何お姉ちゃん?」 唯「アイス買ってもいい?」 憂「さっき食べてたでしょ?」 唯「寝る前のアイスは必須なんだよ!」 憂「うーん ひとつだけだよ?」 唯「わーい」 唯「ありがとう憂」タッタッタ 唯「これにしました!」 憂「それじゃあカゴにいれて」 唯「これね二つに割れるんだー」 唯「それでひとつは憂のだよ」 憂「私の?」 唯「うん!」 憂「ありがとうお姉ちゃん」 憂(私がひとつだけって言ったから二人で食べられるアイス選んできたお姉ちゃん優しい!) 唯「あとでいっしょにちゅーちゅーしようね~」 憂「!!!///」バタン! 唯「う、ういー!?」 ~帰り道 唯「うーい、本当に大丈夫?」 憂「ごめんね心配かけちゃって」 憂「でももうだいじょうぶだよ!」 唯「なら良いんだけど・・・辛かったら言ってね?」 憂「それにしてもお姉ちゃんが来てくれて助かったよ」 唯「えへへ~」 憂「ねえお姉ちゃん」 唯「何ー?」 憂「たまにはお買い物に付き合ってもらってもいい?」 唯「どんとこいです!」ドン 憂「そういえば街並みもこの一年で結構変わったよね」 唯「そお?」 憂「そうだよ」 憂「ほら、あそこの喫茶店だってこの前オープンしたばかりだよ」 唯「へー」チラッ 唯「!」 憂「どうしたのお姉ちゃん?」 唯「な、なんでもないよ~」 憂「あれは・・・和さん?」 唯「う、うん」 唯「偶然見た先に和ちゃんがいたからびっくりしただけだよ~」 憂(お姉ちゃん・・・?) 3
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/2408.html
362 名前:1/2[sage] 投稿日:2007/11/30(金) 21 18 23 ID ??? 新ネタ投下。小さいけど許せ 困Aはそれこそ不死者設定が大好きで、システムにあれば必ず取得する。 GMに「今出てきたNPCって、知り合いじゃないか?」とか次々に聞いては却下されたり、 「GM:あーもーいいよそれで」って時は顔見知り程度にされていた。 兎にも角にも、設定ゴリ押しの上、様々な要素が自分に向かってないと満足できないらしい。 かといって責任ある立場には立ちたがらないしで、正直PLとしても苦手だった。 そんな折り、自分はある新システム(不死者設定がデフォにある)に興味を持ち、 Aの鳥取面子の一部とキャンペーンプレイをすることになった。 幸いにもそのセッションは好評で、次回は是非こうしたいだのという話を A含む鳥取でうっかり漏らしてしまった。 当然Aは次回セッションに参加したがったが、その時点でキャラ設定をもりもりと シナリオに組んでいてオチまで考えていたので、これ以上のPCが入り込む余地がない。 なんで、Aには上記の理由にて丁重にお断りした。 見学だけでもいいから、参加させて欲しいとかも言われたが、クッサイ台詞満載でノリノリな所を 観られるのも勘弁して欲しかったので、それも断った。 「次回新しいシナリオ作ったら、その時にお願いします。すみません」でその場は済んでいた。 Aもその場は了解してた。 363 名前:2/2[sage] 投稿日:2007/11/30(金) 21 19 11 ID ??? しかし後日、TRPG未経験の友人B(共通の友人)から「Aに“お前はもういらない”って言ったの?」と聞かれる。 Bに詳しく聞けば、断った日の夜あたりに、打ち上げのファミレスでは自分だけが話題に乗れずハブられただの (ほとんどの話題は、その日当日のA含む鳥取のセッション話&反省会だった)、 話題のゲームに参加したかったのに、お前はもういらないと面と向かって言われたとか(言ってない)。 BはTRPG未経験だというのに、Aの相談はそれこそ宇宙語のようなTRPG専門用語だらけだったらしく、 頭には???が飛び交いまくっていたらしい。 「適当になだめすかしたけど、勘弁してくれ…」と乾いた笑いのBに謝り、誤解は解いた。 あんまりにもAが気持ち悪くなり、その一件で、前出のキャンペーン面子はその鳥取より脱出。 後ほどA以外の鳥取面子も合流し(別に打ち合わせた訳じゃないのに、何故かそういう流れになった)、 とりあえず今は平和。 364 名前:2/2[sage] 投稿日:2007/11/30(金) 21 25 51 ID ??? そういえば、Aに初めて会ったあたりに、「実は多重人格者で」とか、微妙に反応に困る自己紹介されたな。 結局、別人格なんて見たこともなかったけどさ。 スレ143.3
https://w.atwiki.jp/talesrowa/pages/179.html
止まらない歯車 赤色の髪をした男――-クラトスはその光景にしばし呆然とする。 手前には誰だか知らない剛感な男が立っている。すでに息はないようだ。 「コングマン・・・さん」 隣の少女――-リアラが呟く。そうか、この男がコングマンという奴か。 そしてその奥にいる二人、見知らぬ男性の上を覆い被るようにして倒れている少女を目にする。 視認すると、すぐさまコングマンの横を通り過ぎ、少女の下へと駆け寄る。リアラもその後に続く。 だがもう一人後ろにいた男、サレだけはこの拷問部屋と思わしき部屋の唯一無二の出入り口から動こうとはしなかった。 「神子よ、大事は無いか」 上半身を起こし、呼びかけるが意識はない。どうやら深い眠りについているだけで、傷らしい傷と言えば肩に見える銃による損傷だけだ。 だが、クラトスもリアラもつい目はもう一人の青年の方へと向いてしまう。その顔は赤や紫に腫れ上がっており、とてもじゃないがまともに見られる状態ではなかった。 だがかろうじて息はある。それだけが唯一の救いか。 「リアラよ、治癒魔法は使えるか」 「あ、ハイ。晶術でよければすこしだけなら・・・」 「ではその青年の手当てを頼む」 言うなりクラトスはコレットを支えている腕とは逆の腕をかざし、コレットの治癒を始めた。 『ファーストエイド』 リアラも両手をかざし、青年へと癒しの力を注ぎこむ。 『ヒール』 緑の癒しの光を発する中、サレだけは不気味な笑みを浮かべていた。 「さて」 言ってサレはそこらじゅうにある壁に入ったヒビを見る。どうやら今さっき出来たものだということは理解した。 かなりの衝撃があったのだろう。もうこの城を支えているのが不思議なくらいの破損率だった。 これじゃ壊してくださいと言っているようなものじゃないか・・・。 サレは一人クスクス笑い、必死になって回復に専念している二人を見やる。 ―――するべきことは決まった。当初の目的とは違うが、ここで葬り去っておくのが得策だろう。 二人に背を向け出口を目指す。外に出て、嵐のフォルスでこの城ごと・・・ 「無駄なことはやめておくのだな」 後ろから、重低な声が降り注ぐ。サレはその足を止めた。 「何のことかな」 サレはとぼける。とっさの計画までもおじゃんにされたら元も子もない。 振り向いてクラトスを見る。だがクラトスはコレットの治癒に専念し、背だけでサレと会話する。 「崩落させたいのならあとにしてくれ。それとも、私たち共々じゃないと満足せぬのか」 その態度に、サレの怒りが沸々と湧き上がってくる。 だがここでキレるような奴はただの三流のやりかただ。 ふっと笑いを零し、気分を落ち着かせる。 「何言ってるのさ。そんなこと僕がするわけ無いだろう?」 「ふん。ならいい」 それからクラトスは一言も話さない。だが治癒魔法を施しているその背中にも、隙という隙はまるで無かった。 なんだこいつは・・・後ろに目でもついているのか。 サレはその腰に携えている剣に手を置き、それ以来動けなかった。 「がはっ!!」 「きゃっ!」 急な呼吸を再開した青年に驚いたリアラだったが、それが確実な生命維持の行為だと判ると安堵の息を漏らす。 今の今までヒューヒューとしか息をしていなかった青年はここにきてやっとまともな呼吸を開始する。 だが逆にリアラの息は乱れ、疲労が蓄積する。加えて、先ほどの放送による精神的ダメージもその比ではなかった。 ―――ロニの名前が耳に入った この拷問部屋にたどり着く少し前にその放送を聞いた。 それによって今が朝の6時だということも確認した。 そしてその後の死亡者発表、それを聞いて足が崩れそうになった。 だけど、隣にクラトスさんとサレさんがいてくれたおかげで、リアラは自分を見失わずに済んだのだ。 今は一刻もカイルに会うために。その信念がリアラの背中を後押ししていた。 だから、ここで倒れるわけにはいかない・・・ここで息絶えようとしている人を見過ごしてはならない。 もう、このゲームの歯車は動き出して後戻りできないのかもしれない。 けど、今生きているのだから今を信じないでどうする。 自分に言い聞かし、再度治癒魔法を青年にかける。充分酸素を取り込んだのだろう。青年の顔色は徐々に血の気を帯び始めていた。 「良かった・・・」 そういい残し、リアラは横にうな垂れる。 一度のヒールでは青年の体力は回復しきれなかったので連続晶術を施したのだが、流石に精神、身体ともに疲労のピークに達したようだった。 「すいません・・・クラトスさん・・・」 コレットの回復が終わったのか、リアラの額に手を置いて優しい声で気分を宥める。 「いや、よくやった。今はゆっくり休むといい」 「ハイ・・・」 そう言ってリアラの瞼は閉じ、しばしの休息を得た。 コレットの傷自体は治ったものの、その体はやけに熱い。 この発熱のしかたは天使化によってほぼ抑えられているようなもの。もしこのまま大きな怪我でもしたらそれこそ天使特有の暴走をするところだっただろう。 発熱自体は時間経過とともに薄れていく。そのことはクラトス自身がよく知っていた。 リアラが回復させた青年も今は穏やかな呼吸の下に眠っている。コレットも熱を発しているので苦しそうではあるがしばらくは安全だろう。 さて、残るは・・・ 「どうやら皆眠ったみたいだねぇ」 もう一人の男、サレがその口を開く。やれやれと言った感じで両手を肩の上まで挙げている。 その言葉を聞くと、クラトスは振り向き立ち上がりサレの下まで歩き出す。 「おや、何の用かな」 「貴様に聞きたいことが山ほどある。着いて来い」 サレの横を通り過ぎ、1階へと足を向ける。 「・・・ちっ」 舌打ちをしてサレは渋々その後ろをついていく。 まぁいい。今はこの男をどうするかだな。 そう思ったサレは剣に手を置いたままクラトスと共に地上へと向かった。 【クレス 生存確認】 状態:瀕死 意識不明 顔の腫れ TP消費(中) 所持品:ダマスクスソード バクショウダケ 忍刀血桜 第一行動方針:不明 第二行動方針:ミント、アーチェ、モリスンと合流 第三行動方針:サレと合流 第四行動方針:仲間と最後まで生き残る 現在位置:E2のイーツ城地下拷問部屋 【コレット 生存確認】 状態:TP半分 発熱 大疲労 所持品:なし(コングマンにより鞄ごと没収) 第一行動方針:取り敢えず生き残る 第二行動方針:クレスを守る 第三行動方針:仲間(Sキャラ及びクレスとサレ)との合流 現在位置:E2のイーツ城地下拷問部屋 【サレ 生存確認】 状態:無傷 所持品:ブロードソード 出刃包丁 第一行動方針:クラトスの始末 第二行動方針:コレット、クレス、クラトス、リアラを利用する 第三行動方針:ティトレイの始末 現在位置:E2の城地下 【リアラ 生存確認】 状態:休眠状態 所持品:ロリポップ ???? ???? 第一行動方針:不明 第二行動方針:カイルを探す 第三行動方針:避けられない戦いは戦う 現在位置:E2の城地下拷問部屋 【クラトス 生存確認】 状態:足元の火傷(小) 所持品:マテリアルブレード(フランベルジュ使用) 第一行動方針:サレへの対処 第二行動方針:カイルを探す 第三行動方針:コレットが気になる 第四行動方針:ロイドが気になる 現在位置:E2の城内部 前 次
https://w.atwiki.jp/gon-gon/pages/383.html
#blognavi ファイルサイズ1.1G、終わりかけで失敗すること数度、 やっとの思いでアプデが完了しました(´;ω;`) ってことで、待ち焦がれたアプデ初IN 夫婦して、時間がかかっていたようです; で、アプデ後の初保安、チュッパチャップスおやぢハーゲンティ 開始前に華麗なスルーを見せるダンナサマ。 スルーはキライと何度言ったらry イポから保安の座を奪ったアレなオヤヂ。 いつ見ても、笑っているようにみえまs ここまで来たついでってことで、最後のボスまでいってきました^^ せっかく来てあげたのに、おみやげの用意すらできないダメなラスボスでしt で、ついにっ! 新キャラつくりましt とりま、メイキング画面を写してみたよ^^ なかなかの出来と思ったんだけど、作ったとおりに出てこないのが完美クオリティ( なんでこうなるんだ? それでもまぁ、アングルを変えれば、マシにみえるかもっ!? 何この不幸の寄ってきそうな表情( るーもキャラメイクを終え、待ち合わせ場所に^^ 生まれたての二人。 何となく、不健康夫婦でs キャラはともかく、やたらステキな職専用グッズ。 これはいいねw るーも専用防具もらったので、記念撮影^^ 剣士もかっちょいいー! そんなこんなで、二人で新キャラ始めて見ましたっ ふたりとも、名前がアレだけど、見かけても石とかなげないでねっ!( (=´ー`)ノ ヨロシクネッ♪ カテゴリ [ごんちっち] - trackback- 2011年04月16日 19 23 39 うおおおおwロリ顔キタコレ!w 私新種族作ったよー!やっと23になりました(`・ω・´) 見かけたら無言PT送るわ( -- 華 (2011-04-16 23 29 34) 華ちゃ こんなにも大人の魅力に溢れているのにpq -- ごん (2011-04-17 00 07 04) やっぱりあねの顔になるねw メイクのクセって出るよね~(*´∀`) -- るいるい (2011-04-17 11 54 31) るいちゃ (o-`ω´-) ンー やっぱ似てるかなぁ? 全然違うように作ったつもりなのに^^; でも、新職メイクたのしいよねw るいるいの、新しい子にも期待♪ -- ごん (2011-04-17 12 08 03) おじゃましますうっ(*´д`*) ごんちっちさま…もしかしてとおもったら そーだったのですねぇ…w おみかけしましたよぉ(*´▽`*) いつも夫婦一緒でうらやましいかぎりです|ω・` ) -- ろり (2011-04-17 20 29 36) 名前にすごいフイタとか、いえない。 うpデト時間かかったよねー! それでもあたしは10時間だったからマシなほうか( A -- ほりぃ (2011-04-18 22 38 43) とちぅ送信してしまt 夫婦仲良しこよしでよいですな・w・* るーさんがいつもシブイキャラだから あやちゃと並ぶと親子にみえなくもn ●●ごんだとおもっていたのに、すっかり騙されたぜっ -- ほりぃ (2011-04-18 22 41 19) ろりちゃ そーだったのですっ!w 今度見かけたら、ぜひイヂってやってくださいませっ(ノω`*) -- ごん (2011-04-18 23 45 30) ほりぃ え?名前に吹く要素なんてこれっぽっちも分からないわ?( 親子っ!うん、そーかもしれないねw でも、今度の剣士さんでは若作りしてたよー(ォ で、●●ってなんだっ!? -- ごん (2011-04-18 23 48 14) そうそう私もカズも顔色悪いの~(^ω^;) Lv30過ぎたらエステ券もらえるから直そうかとwww 名前かわいいじゃーーんw -- みーたん (2011-04-20 07 49 32) みーたん やっぱ、みんな顔色悪いのね(´;ω;`) 光の加減、きっとキノセイ!なんて思ってたけど、あたしもなおそうかなぁw 名前は・・・・・・ もぅ、間違えられなきゃ、なんでもいいやww -- ごん (2011-04-20 23 42 22) 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/baragakuen-highschool/pages/479.html
駅前のスクランブル交差点に面したビルに設置された大型ディスプレイの中で、 彼女は今日も楽しげに歌っていた。 流れているのは、つい先週に出たばかりのラブソング。 生活スタイルが異なり始めた二人が、すれ違い、もつれ合いながらも ハッピーエンドに向かって駆け抜ける……という歌詞だ。 『終わらないストーリー』 ディスプレイに映る彼女に見入っていた僕の腕を、薔薇水晶が引っ張った。 薔「笹原くん。信号、変わったよ」 笹「ん……ホントだ。早く渡ろう」 僕たちは手を繋ぎながら、彼女の歌をBGMにして横断歩道を渡っていく。 今日は、久しぶりにウィンドウショッピングを愉しむ約束だった。 薔「この曲、すごく良いよね」 横断歩道を渡り終えたところで、薔薇水晶は僕の横顔を眺めながら言った。 薔「私、CD買っちゃった」 笹「ああ、僕もだ。結構、売れ行きも良いみたいだよ。オリコンチャートを 見たら、ミリオン近い数字が出てた」 薔「本当に? なんか、凄いよね。同級生にアイドル歌手が居るなんて」 笹「だよなあ。正直、ここまでメジャーになるなんて思わなかったよ」 翌日、珍しく彼女が登校していた。 笹「よお。久しぶりだな、メグ」 メ「あら。おはよう、笹原くん。会いたかったわよ、ダーリン♪」 笹「今日は来られたんだな。最近、休みがちだったから心配してたんだ」 メ「出席日数がヤバいのよ~。留年したら、どうしよっかな」 突然のスカウト。そしてデビュー。 天性の美貌と持ち前の歌唱力で瞬く間にスターとなったにも拘わらず、 メグは三ヶ月前と変わらず、至って普通の高校生然としていた。 余りにも突然の激変で、彼女自身、まだ戸惑っているのかも知れない。 メ「でも、みんな応援してくれてるし、頑張らないとね」 笹「あんまり無理するなよな」 メ「大丈夫大丈夫。笹原くんに会えて、元気が出たから」 けれど、そう呟いた彼女の横顔には、少しだけ疲れが見えた。 テレビや雑誌でメグの姿を見る回数に反比例して、登校する回数は減っていった。 そんなに仕事が忙しいのだろうか。時々、携帯のメールで連絡を取り合うけれど、 なかなか都合が付かなかった。たまには、会って話をしたい。 薔「最近、メグちゃん学校に来ないね。元気にしてるのかなぁ」 笹「うん。歌番やバラエティで見てる限りじゃ、元気そうなんだけど」 薔「この頃はメールの数も減ってるし、なんか心配だなぁ。 笹原くんは彼氏なんだから、電話で話とかしてるよね?」 笹「彼氏ったって、形ばかりの関係だよ。最近じゃ、話すどころか週末に 会うことすら出来ないんだから」 薔「そうなの……なんか寂しいね。あ、ちょっと駅前の本屋に寄って良い?」 笹「ああ、勿論」 駅前に来て、あの大型ディスプレイを見上げた僕たちは、思わず言葉を失った。 薔「ちょっと、笹原君! あれって――」 午後のワイドショーを垂れ流すディスプレイには、芸能関係のスクープが 下衆なタイトルと共に、しつこいほど繰り返し映されていた。 【大物新人アイドルと、有名若手俳優の交際疑惑】 【熱愛発覚!! 新人アイドルと――】 【深夜のお泊まりデート激写!】 それは紛れもなく、メグを誹謗するものだった。が、全てを嘘と言い切る根拠もない。 裏切られた――いや、そもそも僕なんて凡人が、彼女と釣り合う筈ないじゃないか。 悔しくて、情けなくて……僕は薔薇水晶を置いて、家まで逃げ帰った。 彼女はもう、違う世界の人間なのだと思い知らされた。 何が彼氏だよ。僕には、彼女を追い掛けるだけの能力も、ルックスも無い。 携帯に、メグからメールが届いた。 【メ】今度の土曜日に、会えないかな? 今更、会ってどうなるって言うんだろう。例のスクープについて、 言い訳を聞かされるだけじゃないのか? 惨めすぎる、そんなの。 【笹】ゴメン。都合が悪くていけない 送信しようとして、思い止まった。良い機会じゃないか。 この際、彼女と別れよう。会って、ハッキリ伝えるんだ。 了解の返事を打ち込んで、僕はメールを送信した。 薔薇学園の裏にある明伝城址公園で、僕たちは待ち合わせていた。 メ「お待たせ、笹原くん。ちょっと、遅くなっちゃった」 ベンチに座っていた僕を見て微笑み、メグは隣に腰を降ろした。 私服姿の彼女は、以前よりもずっと華やいで見えた。そりゃ当然だろう。 僕らなんかとは住む世界が違うんだ。服だって、きっとブランド物さ。 笹「別に、大して待っちゃいないさ。それより、今日はどうしたんだよ」 メ「ちょっと、ね。最近、色々と有りすぎて疲れちゃった」 笹「お忍びで息抜きってやつか」 メ「まぁね。それに、笹原くんとは最近デートしてなかったし」 デート、か。なんだか、お情けをかけられてるみたいだ。 惨めだな、まったく。 笹「デートなら、僕より相応しい奴等が居るだろ」 メグが息を呑む音が聞こえた。実際、今の彼女には最も触れられたくない話題だと思う。 けど、だからこそハッキリ言わなきゃならないんだ。 笹「最近、ワイドショーとかで騒がれまくってるだろ。そいつと――」 メ「待って! ちょっと、私の話を聞いて」 メグは強い口調で、僕の言葉を遮った。 メ「ねえ、笹原くん。まさか、あんな報道を信じてなんかないわよね?」 笹「信じるなと言われたって、ああも写真週刊誌とかで書かれてるとな。 別に、良いんじゃないか? メグはもう雲の上の人物なんだし、 派手な私生活も、芸能人のステイタスみたいなもんだろ」 メ「ばっ、バカねえ。あんなの全部、誤解なんだって」 誤解でも、何でも良い。もう、諦めはついてるんだから。 笹「あのさ……メグ。僕たち、もう別れないか」 メ「えっ――」 信じられないと、彼女の見開かれた眼が語っていた。どうして? と。 リップグロスを塗った彼女の唇が、戦慄いている。 何かを言おうとして、言葉にならない。そんな様子だった。 メ「――どうして、そんな事を言うの? 最近、殆ど会えなかったから?」 笹「言ったろ。住んでる世界が変わったんだよ。こんな関係を続けるのは、 お互い、もう無理なんだ」 メ「そんなの身勝手だわ! お互い、もっと会う時間をつくる努力すれば いいだけの話じゃないの」 笹「そりゃ、出来ることなら、そうしたいよ! けど――」 僕には、君を引き留めておくだけの力は無いんだ。 笹「もう、ダメなんだよ。僕たちは」 メ「――――っ!」 ぱんっ! メ「笹原のバカっ! あんたなんか最っ低の大バカよ! 大っ嫌い!」 メグは僕の頬を叩き、一頻り喚いて、目の前から走り去ってしまった。 胸が苦しかったけど、これで良いんだと自分を慰めた。 僕はまだ、メグのことが好きで好きで堪らない。 でも、だからこそ彼女の足枷になってはいけなかったんだ。 そう…………これで良かったのさ。 薔「どうして、メグちゃんをフッたの?」 その夜、薔薇水晶が家に訪ねてくるなり発した質問だ。 僕なりの考えを答えたら、薔薇水晶にも頬を殴られた。 薔「どうして、信じてあげられないの? メグちゃんは笹原くんのこと、大好きなんだよ?」 笹「だからって、高校生の僕が出来ることなんて、高が知れてるだろ」 薔「相談に乗って上げることくらい出来るじゃない!」 笹「話を聞いたって、解決できるかどうか分かんないだろ! もう帰ってくれよ!」 薔「ヤダ! 笹原くんがメグちゃんに謝るまで帰らないっ!」 薔薇水晶はいつになく強引だった。こんな彼女を見るのは初めてだ。 僕は彼女の気迫に圧されて、渋々ながら、メグの携帯に電話を掛けた。 笹「もしもし…………笹原だけど」 メ「――――何の用……なの?」 笹「これから、少しだけ会えないかな? 明伝公園で待ってるから」 メ「――――良いわよ。じゃあ、後でね」 笹「じゃあ、僕は出かけるからな。薔薇水晶は先に帰ってて良いよ」 薔「私も一緒に行くわ。笹原くん一人じゃあ、また喧嘩別れになりそうだから」 笹「もう、そんな事しないって」 とは言え、薔薇水晶が居てくれるのは心強かった。ついさっき別れたばかりで、 どの面下げてメグの前に立てるだろうか。一人きりじゃ、直前で尻込みした筈だ。 明伝公園に僕たちが着いた時、メグは街灯の下のベンチに座って項垂れていた。 学園では常に朗らかで、行動派だったメグ――彼女が、あんなにも憔悴しているなんて。 僕たちの接近に気付いてハッと顔を上げたメグは、 一瞬、嬉しそうな表情を浮かべ…………複雑な面持ちとなった。 メ「私に、あなた達の仲を見せ付けに来たの?」 薔「笹原くんが逃げ出さないように、見張ってるのよ」 思わず答えに窮したところに、薔薇水晶のフォローが入った。 格好悪いが、やはり一緒に来てもらって、良かったと思った。 ふぅん……と、メグは僕らを交互に見据えて、クスッと笑った。 メ「まあ、いいわ。それなら、笹原くん。どうして、私を呼びだしたの?」 笹「さっきの事、謝りたくてさ。それと、伝えたいことも有る」 メ「ヨリを戻したい……なんて虫のいい話なら、お断りよ。 私のプライドはずたずたに傷付けられたんだから」 笹「僕だって、そんな恥知らずじゃない。メグを信じるって、言いたかったんだ。 あんな写真週刊誌のゴシップ記事なんか、くそくらえだって」 メ「そう……」 メグは少し口を噤んで、溜息を吐いた。乱れた気持ちを整理するように。 そして、迷いが吹っ切れたように明るい笑顔を浮かべた。 薔薇学園で、毎日みんなを和ませてくれた、あの笑顔を――。 メ「私、アメリカに渡ろうって決めたの」 夜空の月を見上げて、メグは自分の抱負を語ってくれた。 メ「スクープだなんだと騒がれまくって、ちょっと嫌気がさしてたのよ。 良い機会だし、留学して一から出直そうって考えたの」 笹「凄いな、メグは。僕と同い年なのに、そんなにもスケールの大きい目標が あるんだから。僕なんか、何をしたいのかすら分かってない」 メ「人それぞれだもの。でもね、探し続けなければ、答えは見付けられる筈がないわ」 笹「そうだね。僕はまだ、真剣に人生と向き合ってない。甘えているんだと思う」 甘えているから、物事の本質が見えなくて、肝心な時に大切な人を傷付けてしまったんだ。 僕はメグの目を真っ直ぐに見詰めて、思いの限りを伝えた。 笹「僕には、メグみたいに天賦の才能なんかない。だけど、探し続けてみるよ。 そして、いつかメグを追い付けるだけの自信を得た時、僕はメグに伝えに行く。 今度こそ、どこまでも一緒に歩いて行こうって」 メ「ふふ……それって、いつ頃になる予定なの?」 笹「それは、その……今すぐにとは言えないけど、出来るだけ努力するから」 メ「ふぅん? まあ、気長に待つとするわ」 笑いながら、メグは右手を差し出した。 メ「暫く、お別れね。でも、忘れないで。世界の何処で歌っていようとも、 私は……不特定多数の誰かにではなく、貴方の為に歌っていることを」 忘れないよ。絶対に、忘れるもんか。 僕はメグの温もりを忘れないように、しっかりと握り締めた。 ――クリスマス 毎年恒例のメロディが満ち溢れた駅前に、僕と薔薇水晶は買い物に来ていた。 何処に行っても、ジングルベルや、山下達郎のクリスマスソングが流れている。 毎年、飽きもせず繰り返される光景。 駅前のスクランブル交差点で信号待ちをしていた時、 薔薇水晶が正面の大型ディスプレイを指差した。 薔「あっ! 笹原くん、メグちゃんが映ってるよ」 笹「本当だ。あいつ、向こうでも大人気だもんなぁ」 渡米して一ヶ月と経たず、メグは人気ロックバンド【RozenMaiden】のボーカルとして、 その名を世界中に知られる存在になっていた。あのゴシップ記事も直ぐに忘れられて、 国内でもメグの人気は回復している。 彼女は、大空を羽ばたく鳥のように、どんどん遠くへ行ってしまう―― 薔「笹原くんも大変だね。今や世界的な有名人に追い付かなきゃいけないなんて」 笹「確かに、途方もない目標だなぁ」 だけど、僕はメグと約束したんだ。必ず追い付いて、一緒に歩いて行くと。 ♪終わらないストーリー クリスマスの街に、メグの歌が流れ続ける。 毎年、飽きもせず繰り返される光景。 だけど、今年は――――少しだけ違って見えた。 おわり なんで笹原とメグが付き合ってんのっていうか笹原のバカ -- レーゼ (2008-12-27 03 03 18) ほんとアホラシ -- リーフ (2009-07-25 00 12 43) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yukue/pages/132.html
街から遠く離れた森の茂み。 ここなら人通りもないから、誰かに見られる心配はない。それに。 俺がここに足を踏み入れたのを嗅ぎつけたグラエナ達が 茂みからひょっこりと顔を出して、じっと見ている。 俺を襲うつもりじゃない。あいつらは知ってるんだ。俺がここに何をしに来たのかを。 俺は素早くモンスターボールからポケモンを取り出すと、一目散に駈け出した。 出されたポケモン達は俺を追いかけようとするだろうが、追いついてくるものはいない、きっと。 俺が走り出した瞬間に、グラエナ達が茂みから飛び出していったような気がする。あとは知らない。 何も見たくない、聞きたくない。耳をふさいだまま全速力で駆け抜けた。 どうせ逃がしたって、生まれたばかりの能力じゃ野生ポケモンに太刀打ち出来るわけがない。 厳しい野生の世界で生き延びられるはずもない。 飢えや乾きに蝕まれて朽ち果てていくよりはいっそのことひと思いに。 もうここでポケモンを逃がすのが習慣になっていて グラエナからは餌をくれる人という認識をされているのかもしれない。 奴らもいたぶったりはせずに一瞬で終わらせてくれているだろうから、持ちつ持たれつと言ったところか。 強いポケモンを育てるには厳選しなければならないんだ。 ボックスにも限界はある。何かを切り捨てる勇気も必要なんだ。 そうやって自分に言い聞かせながら、きっと俺はまたここを訪れるんだ。 ……おかしいな。俺ってポケモンが好きだったはずなのに、どうしてこんなことやってるんだろう。 何も見てないし、聞いてもいないのに、涙が止まらない。 作 2代目スレ 431