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目的の幼稚園はすぐに見つかった。 西洋のお城のような屋根の付いた、カラフルでかわいらしいデザインの建物だった。 裏に回ると廊下側の窓の中が外からでも窺える。 園内を囲むフェンスを辿って進む。 正門の真裏へ回り込むと、そこに人影があった。 ちょうど、お歌とおどりの練習中の教室が見えるあたりだ。 「うふふ……見える見える……」 「あらたかし君、右回りと左回り、間違えないようになったじゃない……」 「ひとし君てば、上手になって……」 「これのために一週間生きてるようなものだわ……」 何かいる。 「む……結標淡希?」 「!」 上条が恐る恐る声を掛けると、フェンスにへばりついていた女が振り返った。 年齢は上条と同じか少し上くらい。 赤みがかった髪を二つに縛っている。 ここまではまだ普通だが、服装は奇抜だった。 どこかの学校の制服に着こなしアレンジを加えまくっている印象だ。 上はピンクのサラシのようなものを胸に巻き、ブレザーを肩にかけただけ。 下はやたら短いスカート。 つまり露出が多い。 妙に扇情的だ。 (本当にミニスカートに縁があるな……ってそれどころじゃない) 上条が結標を観察している間、彼女の方でも上条をじろじろ見ていた。 「貴方誰? 見たところ学園都市の人間のようだけど、また私を狙った連中じゃないでしょうね?」 「俺は上条当麻。お前を助けに来た」 「私を? ……」 「……どっちかっていうと、今は黙って帰ってくれた方が助かるんだけど……」 結標は、踊る園児たちの方をちらりと見て言った。 「――成程。小萌の生徒さん」 事情を説明すると、結標はすんなり納得してくれた。 「小萌には確かに悪いことをしたわ」 「襲われた時に携帯を落としてしまって。 そのまま逃げ続けていたから連絡が取れなかったの」 「何で襲われたのか分かるか?」 結標は、肩をすくめてふう、と息を吐いた。 「私が狙われたのは、『レムナント』を運び出そうとしていたかららしいわ。 今じゃもう興味もないけど、彼らは欲しがっていたみたい」 レムナント。壊れた『樹形図の設計者』の破片。 それを使えばまた『樹形図の設計者』を作り上げることができるという代物だ。 しかし、そんなものを魔術師が欲しがるだろうか? 「あれはとっくにバラバラにされているから、私はお役に立てないと言ったんだけどね」 「今も逃げてる最中なのか?」 「ええ。どこへ逃げてもすぐに見つかってしまうの。 彼ら、どんな能力者を味方につけているのかしら」 結標は首を傾げる。 まさか、魔術師が不思議な呪文で居場所を特定してきているなどとは考えないのだろう。 上条もこの件が魔術師の仕業かどうかは半信半疑だった。 「しかしそんな中でもお遊戯のお稽古は見逃さないとは……」 「悪漢のために生きがいを諦めるというの? 冗談じゃないわ」 上条は、「そうか」とだけ答えた。 「学園都市と交渉したいんだ。力を貸してくれないか?」 追手の影を警戒しつつも、結標に問いかける。 彼女と行動を共にする以上、何かあれば必ず守り抜くつもりだ。 滝壺の件はすでに彼女に話してあった。 結標自身、学園都市そのものにはいい感情を持っていないようで、 都市と対峙すること自体は抵抗がないようだった。 「『窓のないビル』に行きたい。そこで統括理事長と話をつける」 「……案内だけなら構わないけど。上手くいくとは思えないわね」 結標は学園都市の闇を知っている。 「やるだけやるさ」 上条は、少女の目を見て何故かそう思った。 「それじゃあ、ここから歩くよりは私の能力で移動した方が早いわね」 「能力ってどんなの?」 「空間移動系の高度なものよ。対象に触れなくても好きな場所へ移動できるの」 結標は、上条から一歩距離を置いて、言った。 「準備はいい? と言っても、貴方はただ立っていればいいのだけど」 「いや……多分ダメだと思う」 「? 何が?」 「俺の右手には『幻想殺し』ってのが宿ってて、異能の力は全て打ち消しちまうんだ」 それを聞いた結標は、しばらく無言で上条を見つめていた。 「……信じられない。本当に移動しない……」 「と、いうわけだからさ、悪いけどバス停に付き合ってもらえるか」 「それはいいけどね。一つ問題があるわ」 「何?」 結標は呆れたような顔で上条を眺める。 「私の『座標移動』が効かないと、あのビルの中へは入れないわよ」 「えっ」 「……当然でしょう? この能力があるから私が『案内人』に選ばれたのだから」 「……」 二人はしばし立ちつくしていた。 最近電話帳に登録した番号その二。 浜面へ電話を掛けると、当然のように『アイテム』のメンバー達が付いて来た。 仲がいいんだな、と上条は適当な感想を抱く。 もともと、学園都市と交渉したがっていたのは浜面だ。 それに、滝壺は上条よりも彼ら『アイテム』が助け出すべき少女である。 上条が手出しできない以上、ここは彼らに任せるのがいいと思ったのだ。 「案内人捕まえたって!?」 「捕まえたって言うか、助けたって言うか……いや、ただ会っただけだな」 特に追いかけてもいないし危機から救ったわけでもない。 それを思い出し、上条は自らの言葉を訂正した。 「とにかく、この子についていて貰えば、あのビルの中に入れるんだな」 浜面は露出の多い結標を前に目のやり場に困るようで、 どうにか彼女の耳当たりに視線を定めていた。 『窓のないビル』前。 すべての壁に何もないせいでどこがビルの正面なのか分からないが、 とにかく彼らはそのビルの前に集結した。 「統括理事長か……ついにここまで来たわね」 「超長かったです……」 「俺たちのラスボスだよな」 『アイテム』の面々がそれぞれの感慨を口にしている。 彼らの物語はここが最終章ということになるのだろう。 (こいつらもこいつらでドラマがあるんだろうな……俺の物語は半分も進んでないけど) 名前が増えるばかりの救助リストを思い出し、上条は胸のあたりにずしりと重たい物を感じた。 「それじゃあ、結標。頼む」 浜面の言葉に、結標は無言で肯いた。 一度に四人も運べるのか? と上条は思ったが、彼女は平気な顔をしている。 彼らは、『窓のないビル』へと乗り込んで行った。 そして二分で戻って来た。 「!? 早いな?」 思いがけず目の前に現れた四人を見て、上条は後ずさる。 「交渉はどうなったんだ? 滝壺は? ……統括理事長は?」 麦野が舌打ちした。 「いない。アレイスターのクソ野郎、どこかへ消えてやがった」 ■■■■救助リスト(抜粋)■■■■ ===学園都市=== 理事会 new! アレイスター=クロウリー 【失踪】 「どうせこんなこったろうと思ってたよ!」
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小師 陽向(こもろ ひなた、1997年3月4日-)は、熊本シルフィードに所属するプロ野球選手(内野手)。 概要 経歴プロ入り前 プロ入り後 2015年 2016年 プレースタイル・人物プレースタイル 人物 詳細情報年度別野手成績 表彰 記録初記録 節目の記録 背番号 登場曲 能力推移 pixivリンク 概要 所属 熊本シルフィード 背番号 29 国籍 日本 出身 新潟県三条市 生年月日 1997年3月4日 身長 174cm 体重 56kg 投打 右投右打 血液型 B型 プロ入り 2015年ドラフト外 PL 睦月 球歴 三條学院高等学校→東京フレイズ(2015-2023)→熊本シルフィード(2024-) 経歴 プロ入り前 部内で一番と言われるほど実力はあったが、専らメディアの注目は他の強豪校に集まってしまうこともあり、ドラフト指名にはかからなかった。 その為、進学か独立リーグで野球を続けるかで悩んでいたが、冬に東京フレイズからの誘いがあり、オープン戦真っ只中の3月にドラフト外で東京に入団。 晴れてPGBの選手となった。 プロ入り後 2015年 ルーキーイヤーは開幕スタメン出場を含め、39試合で先発出場。 守備面ではほぼ全試合に出場しながら4失策とそれなりに安定した守備を見せた。一方の打撃に関しては4月は順調だったが、5月に入ると早々に失速。 22打点と得点源にはなるものの、打率が2割前半、併殺数も両リーグで唯一の二桁(10)に上るなど、安定しない場面が多く見られた。 2016年 武者修行で打撃・守備を向上させた2年目は、その成果を十分に発揮し、特に打率に関してはAS前にはシーズン記録にあと少しというところまで迫る。 しかしAS明けから徐々に失速、特に8月以降はこの期間だけで言えば打率が1割を切るほどまで落ち込んでしまった。 それでも全試合出場、打率も最終的に3割に乗せ、本塁打は昨年より倍増、失策も半減と成長した姿を十分に見せることができた。 プレースタイル・人物 プレースタイル 二塁手らしい守備技術と二塁手らしからぬバッティングセンスを持ち合わせる。 ただプロ入り前までは主軸での起用が多かった為か、バントは苦手である。 人物 グラウンドでは真面目で向上心がかなり高いが、普段は明るく素直で付き合いやすい性格。一方でホラーが大の苦手で、場合によっては失神するほど耐性が無い。 詳細情報 年度別野手成績 年度 所属 規定 試合 打率 打席 打数 安打 塁打 単打 二塁 三塁 本塁 打点 凡打 四球 死球 敬遠 犠打 犠飛 三振 併殺 失策 盗塁 盗失 出率 長率 OPS 2015 東京 ○ 39 .237 154 139 33 48 27 1 1 4 22 63 14 0 0 0 1 33 10 4 2 1 .305 .345 .651 2016 東京 ○ 40 .301 182 163 49 79 35 5 2 7 16 86 15 3 0 0 1 24 4 2 0 1 .368 .485 .853 2017 東京 ○ 40 .299 153 137 41 66 29 5 1 6 21 65 14 2 0 0 0 29 2 3 1 1 .373 .482 .854 2018 東京 ○ 40 .259 177 162 42 71 25 10 2 5 21 94 14 0 0 0 1 25 1 5 2 0 .316 .438 .755 2019 東京 ○ 40 .323 170 158 51 84 32 11 2 6 27 83 8 1 0 0 3 20 4 3 7 3 .353 .532 .885 2020 東京 ○ 40 .314 175 156 49 62 39 8 1 1 12 78 16 2 0 0 1 25 4 1 5 4 .383 .397 .780 2021 東京 ○ 40 .221 131 122 27 37 19 7 0 1 9 71 8 1 0 0 0 21 3 1 1 4 .275 .303 .578 2022 東京 ◯ 40 .241 161 141 34 43 27 5 2 0 21 69 14 0 0 1 5 36 2 3 0 1 .300 .305 .605 2023 東京 × 28 .188 67 64 12 13 11 1 0 0 2 31 2 0 0 1 0 21 0 0 0 0 .212 .203 .415 通算:9年 347 .272 1370 1242 338 503 244 53 11 30 151 640 105 9 0 2 12 234 30 22 18 15 .330 .405 .735 表彰 ベストナイン(シ・2018、2020) プラチナグラブ(シ・2019、2020) 記録 初記録 初出場 2015年4月5日 対大阪ナイトブレイカーズ開幕戦(阪神甲子園球場)、7番・二塁で出場 4打数1安打 初安打・初打点 同上 3回表に羽田色から左前適時打 初本塁打 2015年4月8日 対大阪ナイトブレイカーズ2回戦(阪神甲子園球場)、3回表に三浦渚から中越え本塁打 節目の記録 通算150打点:2023年8月6日 対名古屋Cキャッツ5回戦(バンテリンドーム ナゴヤ)、3回表に間原明日花から 通算150得点:2023年8月16日 対福岡クローネ6回戦(東京ドーム)、7回裏に祝部杏幸から 背番号 26(2015-) 29(2024-) 登場曲 LINK / mao(2016) Never-ending Tail / 麦野優衣(2017) 出陣 / NGT48(2018・通常時) Flying High / パワプロチャンピオンシップス2017公式テーマソング(2018・チャンス時) Light house / Ace Combat 7(2019) Brand New Sky / 実況パワフルプロ野球2018主題歌(2020) 蒼の彼方へ / 実況パワフルプロ野球2020主題歌(2021-) 能力推移 年度 パワ ミー 選球 走力 送球 守備 チャ/特1 対左/特2 バン/特3 盗塁/特4 捕手 一塁 二塁 三塁 遊撃 左翼 中堅 右翼 総合 2015 15/B 17/A 12/C 16/B 12/C 17/A 3 3 1 3 17 14 109/C+ 2016 15/B 19/S 15/B 16/B 15/B 17/A 3 3 1 3 17 12 127/B 2017 16/B 19/S 15/B 16/B 16/B 17/A 3 3 1 2 17 12 129/B 2018 16/B 19/S 15/B 16/B 16/B 18/A 3 3 守備職人 - 18 12 149/A 2019 16/B 18/A 15/B 16/B 16/B 19/S 守職 - - - 19 12 149/A 2020 16/B 18/A 15/B 16/B 16/B 19/S 守職 - - - 19 14 149/A 2021 16/B 18/A 15/B 16/B 16/B 19/S 守職 - - - 19 14 149/A 2022 13/C 16/B 11/D 15/B 16/B 19/S 守職 - - - 19 14 129/B 2023 12/C 14/C 10/D 14/C 16/B 19/S 範囲○ - - - 19 109/C+ 2024 11/D 14/C 10/D 14/C 16/B 19/S 範囲○ - - - 19 14 109/C+ pixivリンク 選手シート【2015】 選手シート【2016】 選手シート【2017】 選手シート【2018】 選手シート【2019】 選手シート【2020】 選手シート【2021】 選手シート【2022】 選手シート【2023】 選手シート【2024】
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ゲームに関する内容(情報提供など)のコメントをどうぞ。 ギャラリーで死力解放◯回、ブロック◯回とか自分の成績(?)が見れるじゃないですか。そこで思ったのですが、死力解放と必殺の違いって何ですか? 分かりづらい質問ですみません -- (次元覚醒) 2011-10-20 20 01 45 あ、それ僕も気になってるんですよね。死力解放はふつうに○ボタンで出せる技のことですけど、必殺って何ですか? -- (とんかつ) 2011-10-20 22 50 12 いいぜ、テメェがまだ、何でも思いどうりにできるってんなら・・・まずはそのふざけた幻想をぶち殺すッ! -- (上条) 2011-11-13 20 14 12 つまらん -- (名無し) 2011-11-14 17 52 18 必殺は死力解放で敵のライフを0にした時じゃなかったかな? -- (もじゃきち) 2011-11-17 20 38 25 あ〜確かにそんな気がしますね -- (次元覚醒) 2011-11-19 07 59 41 アシストキャラのL+Rが使えないんですが 同時押しですよね? -- (匿名) 2011-12-06 15 50 28 ゲージがあってアシスト使用可能時に、浮かせてL+R同時押しだよん。信頼度が3以上の組み合わせでないと使えないから注意な -- (名無しさん) 2011-12-06 19 31 42 サバイバル点数55000いったwwwww -- (五和) 2011-12-23 22 54 06 ついでに上条さんと五和でね まだまだ高得点目指しますよー! -- (五和) 2011-12-23 22 56 01 そんなにいったのか! 俺は51万が最高だよ。今はタイムアタック頑張ってる -- (ベクトル) 2011-12-25 12 25 13 タイムアタックはまだやってないからやてみます! -- (五和) 2011-12-25 20 29 02 タイムアタックやってみたが途中の土御門さん強くて勝てない... シクシクシク -- (五和) 2011-12-27 01 01 53 最後の上条も時間かかるよ -- (ベクトル) 2011-12-27 17 25 11 サバイバルをステイルでやっているんですがパートナー誰にしたらいいっすかね? -- (第6位って青ピ?) 2011-12-30 14 09 41 サバイバルなら五和か白井がいいと思うよ! -- (ベクトル) 2011-12-31 13 47 59 美琴と黒子のコンビは結構強い -- (腐りかけのパン) 2012-01-02 23 03 45 土御門と風斬なら相手を一度浮かせれば勝ったも同然で強い -- (ベクトル) 2012-01-04 10 32 41 一回ねーちんと上条でやったら最後の上条さんはノーダメの20秒くらいで倒せたよーでも記録は7分56秒だった -- (五和) 2012-01-05 03 38 57 俺は御坂に時間かけすぎたが3分24秒だったよ。上条さんはたまにうまくいくからね -- (ベクトル) 2012-01-09 21 31 51 おすすめのキャラおしえて -- (五和) 2012-01-20 19 12 59 初心者は御坂かアックア。上級者は一方通行か土御門かな -- (ベクトル) 2012-01-21 15 40 25 上条さんも使いやすいと思うけどな。今更だがw -- (名無しさん) 2012-02-06 06 57 42 俺はサバイバル47万、VSは11万ちょっと。おすすめはアックアと御坂。(攻撃連鎖をわざと外す方法) -- (名無しさん) 2012-02-09 17 23 07 ↑の人とは違う名無しさんだよ -- (名無しさん) 2012-02-09 17 24 09 白井とインデックスでODをわざとはずせば13万はいけるよ -- (ベクトル) 2012-02-11 09 25 18 最近またプレイしているんだが、五和が上手く使えない。 -- (名無しさん) 2012-02-25 12 15 44 水→火につなげたら当てやすいし威力もあるよ。ODは風斬のユニゾンレイドで激突させた状態で使えば良いよ。 -- (ベクトル) 2012-02-28 17 13 10 今更だがいっきに五和が使いやすくなったわ。回答サンキュ。やっぱり好きなキャラでプレイしたいからな。 -- (名無しさん) 2012-03-23 20 51 48 だよね、全キャラ使いこなせるようになったら、もっと面白くなるよ -- (ベクトル) 2012-03-25 11 41 28 ttyyyyyyyyyyyyyyyyyy -- (t4r) 2012-04-14 21 09 47 sssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssss -- (t4r) 2012-04-14 21 10 24 黒子でサバイバルクリア出来ないんだが……体力削られた状態でVS黒子になるとやられる -- (名無しさん) 2012-10-28 13 07 34 黒子は↑△で相手の動きを止めてから□コンボが良いよ。ODは…俺も苦手^^; -- (ベクトル) 2013-01-02 00 03 42 補足 パートナーは五和がオススメ。五和が突ついてる間に黒子も□連打すればコンボがかなり続くよ。 -- (ベクトル) 2013-01-05 08 20 51 僕は上条当麻が好きです -- (名無しさん) 2013-03-13 20 16 08 久しぶりにやったら、一方通行と黒子で激突と空中攻撃が99いったwww -- (名無しさん) 2013-05-12 08 10 14 サバイバル50万越えって・・・俺なんて上条と黒子で434100が最高なんだがw -- (名無しさん) 2013-06-15 17 39 44 とにかくポイントを稼ぐ事に集中したから相当時間かけてやったw -- (ベクトル) 2013-06-30 21 51 08 土御門さんと黒子でダメージが9200いったwww -- (名無しさん) 2013-07-06 19 11 27 土御門さんはマジで強い -- (ベクトル) 2013-07-18 20 32 50 土御門さんつよいね いろいろと -- (工場長) 2013-08-20 17 55 43 僕は詳しくない友達とやって御坂の電撃を当麻で消してたのしんでますw -- (ふぇんりる) 2013-08-27 21 19 41 これステイル使いこなせば凄く強くないか?ルーンを地雷化できるし、幻想殺しも蜃気楼でうまく翻弄すれば倒せる。 -- (名無しさん) 2013-09-04 15 54 39 たしかにステイル強いなwww -- (ふぇんりる) 2013-09-05 19 51 00 一方&麦野が1番。 -- (LSD) 2014-04-20 09 12 12 一方&黒子でサバイバル53万点、上条&五和でタイムアタック4分3秒が限界 -- (オティヌスちゃんペロペロ) 2014-05-24 18 12 29 だれかアドパしませんかー? -- (名無しさん) 2014-05-28 11 18 57 久しぶりにやったら楽しいんだよなぁ -- (上条) 2015-03-28 20 13 54 このゲームまだやってる奴居る?居たら対戦したいんだけど -- (名無しさん) 2018-02-23 23 59 19 名前 コメント すべてのコメントを見る
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短冊 『上条当麻と付き合えますように♡ 御坂美琴』そう短冊に書いた少女は、お馴染み、御坂美琴嬢である。今日は七夕。寮の部屋で机に向かい、願い事を書き終えた彼女はよし、と大きくうなずき、次の瞬間からどんどんどんどん顔を赤く染めた。(…………ないないないないないないないないないないないない)そうして新しい短冊に『猫を思う存分なでなでしたい 御坂美琴』と書いている時、後方の扉から白井が入って来た。おう、ギリギリセーフ「お帰り、黒子」「ただいま戻りました。お姉さま、何をなさっておいでですの?」「今日、七夕でしょ? だから、ほらっ」「ほー、なるほど、お姉さまらしいですわね、ゲコ太でもありませんし。 ですが、それでしたら先ほど風で窓から飛んで行った短冊はいったい…… ってお姉さまが突然の窓からアクロバティック外出!!?」 5分後、まだ美琴は走っていた。(あんなの誰かに見られたら死んじゃう!!!!!!!)もし、知り合いにでも見られたらと思うと、軽く、死ねる。その拾った人物経由で佐天がその情報を手にしようものなら、学園都市じゅうにその情報は広がるだろう。世界中の人類を手にかけなくてはならなくなる。(それだけは絶対阻止しなくっちゃ!!)さらっと恐ろしいことを考えちゃう美琴の、切実な願いが記されたそれが少しずつ高度を下げる。しかも、その先には見知った人物がいた。「佐天さんお願いなんて書きました?」「ドキドキわくわくする事件に会いたい!!」「この話、本編の大覇星祭の前なんですか? 後なんですか?」「初春は? 願い事何にしたの?」「パフェは自分で何とかするんで、世界平和を」「そんなつまらない本編を、見たいかい?」「でも、そろそろ1巻分日常回があっても……」(直通かよぉぉぉおおおおおおおおおお!!!)拾った人経由なんて甘っちょろい考えなのだった。「おや? 初春見なさいな。誰かの願い事が、この織姫佐天に届けられそうだよ」「彦星いないですけどね」「初春でいいじゃん」そういいながら佐天は初春のスカー(略)カポカとたたく。初春を左手であしらいつつ、佐天の右手が短冊に届こうとした時、二人の顔の間を閃光が通った。さらに閃光が向かった先から襲いかかる爆音と爆風。短冊は再び空へ上る。耳に、足音が届いた。正面からやって来たのは、完全無敵の電撃姫。表情は陰の入った笑み。「「……ひぃ!!」」「佐天さん、初春さん……」ガタガタ震えながら美琴の顔を見る。「……蚊が、飛んでたの」あれ? 陰影で気付かなかったけど、顔めっちゃ赤くない?「と、いうことでじゃーねー!!!」かのビリビリは再び短冊を追っていった。「……とりあえず、願い、叶いましたね。ワクワクはありませんけど」「…………」「佐天さん?」「……全力で御坂さんが追う短冊、 レールガンを焦って撃っちゃうほどの内容、 さらに、真っ赤な表情ときたら…… ぐふ、ぐふふ明日が楽しみすぎて、おら、ワクワクがとまんねぇーぞ!!」「この人凄い」世界平和はさっそく叶わなかったのだった。 「ア・ナ・タ。ようやく願いが叶ったのねって、ミサカはミサカは赤面しつつ喜びを噛み締める」「……」「二人きりね、ってミサカはミサカはついにこの時が来たのだと溢れんばかりの感動を「オイ、早く帰ンねェと晩飯が遅くなって黄泉川がうるせェだろ。さっさと来い」きーー!! もう少しムードを感じてもいいじゃん!!ってミサカは……」セリフの途中でしらけさせる一方通行の言葉に激怒する打ち止め。彼女から視線を外した一方通行は、自分たちの頭上に何かを見つける。あれは……短冊??「とうっ!!」不覚!!一方通行は後方から迫る影に気付かなかった。衝撃を受け、前のめりに倒れる。「ちぃっ!!!」自分を踏み台にした人物は舌打ちしてそのまま去って行った。「あンッのオリジナル!!!」正面に顔を向けるが、すでに見えなくなっていた。ふと、気付く。自分の前にはあのクソガキがいなかったか?「あ、あの…」見下ろすと、さくらんぼのように赤い顔した打ち止めがいた。美琴に踏み台にされた一方通行が、打ち止めを押し倒したことになっている。「み、ミサ、カはアナタといちゃ、いちゃしたいと願った、けども……って、ミサカは、み、ミサカは、こ、ここまで、積極的になるなど予想外で~~」「何言ってやがンだ?」「ふ」「アン?」「ふにゃーーーーーーーーーーー!!」「ナンジャソリャァァァァアアアアア!!!!」狭い通りを歩くカップルが一組。「はまづら、あれ」「おー、ありゃ短冊か。風で飛ばされたのかね?」「そういえば、はまづらはさっき何をお願いしたの?」「麦野、絹旗、フレメアのオレに対する扱いがよくなりますように」「無理だね」「いえーい!! 速答速攻大否定!! そりゃないんじゃない? 滝壺?」「むぎの達の願いが『はまづらがもっと従順になるように』だったから」「がっでむ」「わたしは、それでもはまづらの願いが叶うように応援するよ」「さっき速攻で否定したけどね。で、滝壺の願いってなんなの?」「わたしは「どいてどいてどいてーーーーーー!!!!」??」目の前からもの凄いスピードでなにか来た。浜面は慌てて滝壺を庇う。狭い通りで、なんとか衝突せずに済んだ。「な、なんだ? 第三位?」「は、はまづら……」珍しく動揺する滝壺の声に、訝しげに下を向くと、がっしりと自分に抱かれた彼女がいた。うっわ!! やっべー!! やわらけー!!なんて間抜けな感情を持ったのは一瞬。慌てて離れようとした浜面の腕を、滝壺は掴んだ。「は、はま、づら……」「滝壺?」「わたしの、願い、叶えて……」 7月7日。 珍しく雨の無い日だった。未だ美琴は短冊を手にしていない。美琴には追いかけなくてもよくなる方法があった。自分の能力で短冊を焼き尽くせばいい。だが、(そんなこと、絶対に!!!)「うぉぉぉぉおおおおおおりゃぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!」叫びながら走る美琴はついに鉄橋で短冊を手にした。「「ふぃー」」????「何やってんのよ。アンタ?」「こっちのセリフだっつうの。門限はどうした?」「諸事情よ。ん? なにそれ? 短冊??」「あ、い、いや、こ、これ、は…………ん?」美琴も自分の手元にある短冊を見る。あれ? 自分の字じゃない???『御坂美琴に思いが通じますように 上条当麻』ゆっくり顔を上げる。上条が間抜けな顔を真っ赤に染めてこっちを見ていた。だけど自分の方がすっごい変な顔している自信がある。「へ? え? あ、あああの……」「いや、でも、え? その、あれ、でもそれじゃ、え??」2人は川の真ん中でしばらくアタフタしていた。翌年も学園都市の空は晴れた。笹に括り付けられた短冊がゆらゆら風で揺れている。短冊には2人の名前と1つの願い。内容は……飛んでいったときに必死に追いかけてご覧ください。
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――第七学区 銀次「蛮ちゃん、蛮ちゃん! なんかドラム缶が走ってるよ!」 蛮「その程度ではしゃいでんじゃねぇよ……学園都市は外に比べて数十年は進歩した科学技術を持ってんだだ。案外、クローンとかもいるかもしんねぇぜ?」 銀次「かもしれないねー」 銀次は改めて街並みを見渡した。科学技術が進歩していると言われるとなんとなく納得してしまう。しかし、数十年後に新宿の街並みがこのように――自動で掃除をするドラム缶型の機械や、風力発電用の風車がいたるところにある風景に――なるとは到底思えなかった。 銀次「この街ってなんか落ち着かないなぁ」 蛮「ん? そうか? 珍しい物ばっかだからじゃねぇの?」 銀次「そうなのかなぁ……。誰かに見られてるような気が……。ところで蛮ちゃん」 蛮「なんだ?」 銀次「依頼さ、どっちにする?」 蛮「……なんとも言えねぇよ。まだ来たばっかりだしな。この辺りで怪しげなとこに目ぇ付けながら歩いてようぜ」 銀次「う~ん、すごくのんびりした街な気がするんだけど、ホントに、レムナント……だっけ? 奪い合ったりするのかな?」 蛮「ま、今は何処も授業中だろうしな、そりゃ静かだろ」 銀次「授業? 何の?」 蛮「何の? って、そりゃぁ超能力だろ」 銀次「超能力!?」 蛮「……お前、もしかして学園都市知らねぇんじゃねえだろうな」 銀次「え~っと……」 蛮「学園都市の人口は?」 銀次「この人のいなささは……二千人!」 蛮「……」シュッ 銀次「いたっ!」バキッ 蛮「二百三十万人だ馬鹿野郎。いいか、学園都市ってとこは、脳みそを開発することで、科学的に超能力を人間に与えてんだ」 銀次「えぇー!?」 蛮「対象は学生だ。だからこの街には約百八十万人もの学生がいる」 銀次「学生をたくさん集めてたくさん能力者を作ってるって事?」 蛮「あぁ。ま、超能力開発に必要な『自分だけの現実(パーソナルリアリティ)』の発言に大人が向かないらしい。だが、必ずしも能力が発言するわけじゃねぇんだ」 銀次「能力が全く使えない子もいるってこと? それってなんか可哀相だね。わざわざ能力の開発のためにここに来たんでしょ?」 蛮「そうだな。ま、そういうやつはたいていは堕ちて……っ!?」 蛮は言葉を最後まで言い切らず慌てて跳ぶようにして一歩下がった。 そのすぐ後、先ほどまで蛮のいた場所に勢いよくバットが振り下ろされ、ガァン! と金属を叩きつけたような音が辺りに響いた。 タッタッタッ 銀次「蛮ちゃん!?」 蛮「大丈夫だ。それよりも追うぞ! 噂をすればなんとやらだ」ダッ 銀次「う、うん! 蛮ちゃん、噂って?」ダッ 蛮「いまさっき話してた落ちこぼれの話だよ! 能力者ってのは段階に分けるとLEVELが0~5まであんだ! その中で一番下のLEVEL0ってのはこういう風になっちまうんだよ」 銀次「な、なんで!?」 蛮「いくら努力しても変わらない、そんなのが続けばグレたくもなるってもんだ!」 銀次「そんな……もっと努力し続ければ変わったかもしれないのに」 蛮「まぁな。ただ、はっきりと『貴方は能力者になる才能がありません』ってのが突きつけられ続けたんだ。けっこうキツイんじゃねぇか?」 銀次「たしかに、努力してもそんな風に言われちゃうとね……」 蛮「だが、だからといってこんなこと許してやるつもりはねぇよ!!」ザッ 銀次「うん。こんなことは間違ってるって教えなきゃね!!」ザッ 銀次「って、すんごい数だよ! どうするの蛮ちゃん!?」 蛮「ざっと、30人ってとこか? たいしたことねぇだろ。ただ、この中にさっきのやつがいるなら関係ねぇ……1人残らず叩き潰す」 銀次「こ、殺さないようにしてね……」 ――時間は遡り、Get Backersがゲートをくぐり抜けた頃。とある一室 カタン 垣根「お、届いたみたいだな」 麦野「郵便物? それに例のモノの場所でも記してあるわけ?」 垣根「いや、外部からのお客様だ。『レムナント』狙う輩は外にもたくさんいるんだよ。そういう連中を把握しようと思ってな」ビリビリ 絹旗「へー、いっぱいいますね。みんな見るからに超怪しいですね」 フレンダ「でも、こっちには〈第二位〉と〈第四位〉いるわけでしょ? 結局外の連中なんて楽勝でしょ?」 垣根「どうだか……。こいつらも外の人間だしな」 ???「ふん。テメェ等の強さなんか知ったこっちゃねぇ。ただ、俺はアイツを殺してぇからここにいる」ギシッ 垣根「ま、あんたの目標がいるかは知らんがその力には期待させてもらうぜ。超能力とは違うみてぇだしな」 心理定規「このウニ頭と金髪の二人……なんか強そうには見えないわね」 ???「!?」 心理定規「あら、知ってるの?」 ???「あぁ。ククク……来るとは思っていたがこんなに早く見付けられるとはなぁ……必ず殺すぜ、美堂ォォ!!」ギシッ ???「二人共知っている。こいつ等は……友達だ」 浜面(そんな風に見えねぇぇぇぇぇx!!) ???「……」クスッ ――廃工場前 蛮「おらおらぁ!! 邪魔だ!!」ブンッ 銀次「うおぉぉぉ!!」バチバチ スキルアウトA「うあぁぁぁ!!」 戦いは一方的なものであった。握力が200kgあり、バトルの天才と謳われる邪眼の男、美堂 蛮。さらに、ここなどより遥かに治安の悪い裏新宿で悪魔の化身(ディアブロ)と恐れられた雷帝、天野 銀次。 能力を持たない人間がこの二人を相手にできるはずもなかった。 蛮「ちっ、張り合いがねぇなぁ……。これなら無限城でパソコンボーヤが操ってた連中のがましだぜ」ゴキッ スキルアウトB「こ、こいつら能力者だ! くそったれ、話が違ぇじゃねぇか!」 蛮「あぁ?」バキッ スキルアウトB「ぐおっ!」バタッ 銀次「俺らが……能力者?」ビリビリ 蛮「超能力っても、念動能力(テレキネシス)や精神感応能力(テレパス)だけじゃねぇんだ。火や水を操ったり、お前みたいに電気でビリビリやるようなのもいるのさ」 銀次「ふ~ん」イナズマキーック スキルアウトC「くそ! あれを使うぞ!」 キィーン 銀次「!?」 蛮「!?」 スキルアウトC「はは、こんな時のために用意しておいて正解だったな! どうよ!? キャパシティダウンの力は!! ブオッ」グシャ 蛮「……このちんけな音がどうかしたのか? もしもこんなんが奥の手なんだとしたら、これ以上は弱い者イジメになっちまうなぁ!」バキッ 銀次「う~ん……能力者には有効なんじゃない? 俺らを能力者だと思って使ったんだし……。まぁ、超能力開発なんて受けたことないんだけど」ピシピシ 蛮「で、どうなんだ? これ以上は何も出さなくていいのか? お前で最後なんだがよ……」 リーダー「ひぃ!」 銀次「蛮ちゃん……ちゃんと殺してないよね……?」 蛮「当ったり前だろうが」 銀次(確実にヤバイ音がしてたんだけど……) リーダー「くそっ、くそっ!! なんなんだお前ら!! なんで能力が使えんだよ!?」 蛮「だから能力者じゃねぇっつってんだろ」 リーダー「お前は電撃使い(エレクトロマスター)だろうが!」 銀次「ん? なにそれ?」 蛮「電気、磁力を操る能力者のことだろうよ。で、なんだって俺らを狙った……誰の差し金だ」 リーダー「し、知らねぇ! 誰だかは知らねぇんだ! ただ、なんかやばそうな野郎だった! お前らよりもな!」 蛮「ここは? テメェ等のアジトか? キャパシティダウンとやらはテメェ等のか?」 リーダー「い、いや違う! 全部用意されてたんだ!」 蛮「ふ~ん……。なるほど、よくわかった。あんがとよ」バキッ リーダー「なん……で」バタン 銀次「う~ん……いったい誰がこんなこと仕向けたんだろうね」 蛮「さぁな。ただ、まだ奥がある、まるで誘ってるみてぇだな」 銀次「誘ってる?」 蛮「俺らはこんだけの人数ぶっ倒した。それにしちゃ動きがなにもないのはおかしい……。まだ中に入ってねえしな。入り口に全員いるってのはな……」 銀次「い、行くの!?」 蛮「こいつらは頼まれてこんなことしたんだぞ? しかも狙いが俺らだ、『レムナント』が関わってる可能性がある」 銀次「なるほど」 蛮「それに、いつの間にか音もやんでるしな……。誰かいるんだろうよ」 ――廃工場内 銀次「なにもなさそうだよ?」 蛮「……」 銀次「蛮ちゃ……!?」ゾクリ 蛮「感じたか」ボソッ 銀次「うん。凄い殺気だね……」 蛮「さっさと出て来やがれ! 気配でいるのはわかってんだ!」ワカッテンダー テンダー 銀次(ん? なんだろうこれ……暗くてよく見えなかったけど、テープみたいのがいたるところに……!?) シュゴォォォォォォォォォ 銀次「蛮ちゃん!!」 蛮「!?」バッ 蛮(なんだいまのは!? 危うく足を持っていかれるとこだったぞ!!) ???「おいおい、美堂ォォ! 少し見ない間に随分丸くなっちまったかぁ!? いまの仕掛けにも気付かねぇとはなぁ!」 銀次「この声!! 蛮ちゃん!!」 蛮「あぁ。まさかお前がこんなところにいるとはな……。あの時、殺しておくべきだったか? えぇ、不動ォォ!!」 不動「ククク……今すぐにでも殺してやりてぇが、依頼人に止められちまってるからなぁ! だが、必ずこの街で殺してやる……」 蛮「はっ、上手に飼われてるみてぇだなぁ。奪い屋からペットに転職か!?」 不動「……」 絹旗「ちょ!? 静かに向かおうとしないで下さい!! ここで戦うのはプランに超そってませんから!」 不動「ちっ」 蛮「本当に飼いならされてんな……!? あ? 人形?」 銀次「蛮ちゃん! 下がって!」バチバチ 蛮「なっ!?」 突如、頭上から落ちてきた人形を雷撃で打ち抜くと、木っ端微塵に破裂した。 それと同時に足元のテープが火花を散らした。 蛮「くそっ、またか!」バッ 絹旗「フレンダもたまには超役に立ちますね」 フレンダ「たまに!?」 蛮「ちっ、女に囲まれて楽しそうだなぁ! さすが、物欲と食欲と性欲の為だけに生き、支配欲と殺戮欲だけで行動するだけはあるな!」 絹旗「え」バッ フレンダ「え」 不動「……」 フレンダ「絹旗! 離れなさい! 結局外部の人間は信用できないわけよ」 不動「ガキに興味はねぇよ」 蛮(音の聞こえ具合からだいたいの場所はわかった……真正面の暗がりに野郎と超々うるせぇの……。ただ、もう一人、恐らくこのテープを使ってるやつだけ場所が全く違ぇな。不動に近付きながらあのテープを避けるのはきつい……) 銀次「君達! 姿は見えないけど、まだ子供だろ!? その男は危険すぎるよ! それに自分達がなにをやってるのかわかってるの!?」 蛮「銀次……(コイツは本当に真っ直ぐなやつだな……。だが)」 絹旗「超余計なお世話です。私達は『レムナント』を狙っている貴方達を始末しに来てるんですよ?」 銀次「なっ!?」 蛮「無駄だよ。この街も、裏新宿と変わらねぇんだよ。それなりに使える能力者は、こういう使い方ができるのさ」 銀次「そんな……まだ子供だよ!?」 蛮「……俺も、ガキの頃に人を殺してるよ。こんなことに年は関係ねぇ……お前もそうだったろ?」 銀次「……」グッ フレンダ「ま、そういうこと。結局、どんな場所にも闇はあるってわけよ」 銀次「だとしても……この件から足を引いてくれ……。君達みたいな子と戦いたくはない」 絹旗「……超甘ちゃんですね。まさか、私達が貴方達より弱いとか思ってるんですか? あまり舐めたことを言わないで下さい。超腹が立ちますっ!!」ヒュン ガゴッ! 銀次「な、何!? いきなり後ろの壁が!?」 蛮「ちっ!! なんて速度でレンガ飛ばしてんだ!?」 絹旗「今のでも超手加減したんですよ? ムカついても当てない私の優しさに超感謝してくださいね? ただ、次も舐めたこと抜かしたら当てます」 蛮「……」ピクッ 絹旗「と言っても、当てようが当てなかろうが貴方達はここでお仕舞いですけど。さて、そろそろ次の仕事に移りましょう」 不動「ふん、もうそんな時間か……おい、金髪!」 フレンダ「ったく、名前くらい覚えろっての! そりゃ」 シュバァァァァァ フレンダが返事をした直後、工場内に張り巡らされたテープに火花が散った。 フレンダ「ま、結局ここに来た時点であんた達に勝ち目はなかったわけよ。埋もれてなさい!!」 フレンダの用いているものは、本来ドアや壁を焼き切るためのツールである。そのテープが壁や天井に張り巡らされているのである。よって、工場の壁、天井は焼き切れ、崩落する。その中心に蛮と銀次はいた。 銀次「蛮ちゃん! このままじゃ!」 蛮「ち、このために中まで誘ったのか!」 絹旗「いまさら気付いても超遅いです。それでは、さようならGet Backersさん」 すでに、絹旗の声は工場の外からしていた。外に用意された車に不動、フレンダと共に乗り込み、工場を後にした。車内から眺めると今も工場はガラガラと大きな音を立てて崩落している。 ――車内 絹旗「超あっけなかったですね。あんなのにわざわざ出向く必要超なかったんじゃないですか?」 フレンダ「結局、外の人間なんてあんなもんだったってわけよ」 不動「ふん、あいつらがこんな程度でくたばるかよ」ギシッ 絹旗「ふーん。ま、次会ったとしても負ける気しないですけどね……。ところで、しょっちゅう腕の具合みてますね? 痛みますか? 超気になるんですけど……」 不動「調子はいいさ。ただ、疼くんだよ」 フレンダ「調子いいのに疼くの? 結局調子いいの? 悪いの?」 不動「無限城製のよりも遥かに合ってるさ。ただ……やつを、美堂を喰い殺せって疼くのさ!! 次に会った時は殺す……いや、殺すだけじゃ物足りねぇ!! 四肢を捥いでから目玉を抉ってすり潰す、それから……」 フレンダ「ストーップ!! 怖い!! 麦野の比じゃないわよ!!」ビクビク 絹旗「正直、あなたとは超戦いたくないですね」ゾクリ 不動「ふん。次会ったら依頼なんか関係なく殺らせてもらう」 絹旗(超巻き込まれたくないですね) フレンダ(ま、結局あの様子じゃ助かってるわけがないわけよ) 不動「で、他の連中は?」 絹旗「『ピンセット』の場所はわかってますけど、『レムナント』については超出遅れたんで、他の組織がもってます。『ピンセット』は麦野、滝壺さん、バカ面とあの超よくわかんない人が、『レムナント』は垣根 帝督と心理定規が追ってますよ。他にもなにか超探してるらしいですよ?」 不動「んなことは知ってるよ。首尾がどうか聞いてんだ」 絹旗「まだ連絡が……」 フレンダ「ま、私達は仕事こなしたんだし、問題ないっしょ。他の探し物ってのも人なんでしょ? すぐに見付かるんじゃん?」 絹旗「ですかね。ところで、あの刀差してる人はまだしも、もう一人はなんなんですか? 超謎なんですけど。同じ外の人間なんですよね?」 不動「……あいつについては俺も詳しくは知らん」 フレンダ「たしかに、仲良しですってな風には見えないしねぇ」 絹旗「ホントに超謎ですよねぇ……。何を考えてるか超わかんないですし」 不動「ただ、これだけは言える、奴は強い……。恐らく俺よりもな……、直接やりあったことはねぇが」 絹旗「あなたみたいな人がそこまで言うなんて……よっぽどですね」 不動「あぁ……なんせ野郎は、バビロンシティ出身者らしいからな」 ???『ザッ……その……ザザッ……バビロンシティってのは……ザッ……どんな場所なんだ?』 フレンダ「うわっ!?」ビクッ 絹旗「超ビックリしましたよ……。で、いつから聞いてたんですか? 垣根 帝督?」 垣根『いまさっき繋がったとこだ。で、聞かせてくれよ』 不動「お前達に……裏新宿の無限城って言ったところでわからねぇだろうな」 絹旗「超知らないですね。学園都市を出たことないですし、外の事は超興味ないですから……。ただ、そのバビロンシティってのは気になりますね」 フレンダ「結局、こんなやばいとこで暗部なんかやってると、外に出るなんて夢のまた夢なわけよ」 垣根『噂程度には聞いたことがあるな。腕時計を着けてると腕ごとぶった切って持ってくとかいう話だったか?』 絹旗「どこのスラムですか!?」 不動「まぁ、それでも最も安全な地域で、下層エリア(ロウアータウン)なんて呼ばれてるがな。上へ行くと死体なんかいくらでも転がっている」 フレンダ「ここよりヤバイんじゃ……」 不動「詳細は知らねぇが、LEVEL2の上からLEVEL3程度ならロウアータウンでもやっていけるだろ……。ただ、中層エリア(ベルトライン)となると次元が変わってくるらしい……。ここはLEVEL4、5でもどうなるかわからねぇな」 絹旗「超ヤバイなんてもんじゃないじゃないですか!!」 不動「ロウアータウンは常にベルトラインからの脅威にさらされているんだと。さっきいた金髪の方が、ベルトラインからの侵攻を防いでいて、無限城の雷帝と恐れられていたらしい」 絹旗「あの、弱っちそうなのがですか!?」 不動「そんで、バビロンシティってのはそのさらに上にあるそうだ」 絹旗「それって超危険人物ってことじゃないですか!!」 垣根『ただ、敵意はなさそうだし、いまのとこは心強いじゃねぇか』 フレンダ「そんなやつと一緒に仕事していたくないわね……」 不動「まぁ、噂だがな」 絹旗「……ところで、垣根 帝督はなんの用で連絡を?」 垣根『おいおい、今は仲間なんだぜ? フルネームで呼ぶなよ堅っ苦しいからよ』 絹旗「……垣根、超なんかようですか?」 垣根『なんか冷てぇな……ただの暇つぶしさ。お前らは仕事終わってんだろ? あっちはまだらしくて、話し相手が欲しかったのさ』 フレンダ「結局、仕事こなしてるのは私達だけってわけね」 垣根『そろそろ見付けられそうなんだがな』 不動「早くしろよ。俺は美堂を殺したくてしょうがねぇんだ……」 垣根『わかってるよ。あ、そうそう、それから……』 ――崩壊した廃工場 ガラガラ 銀次「ぷっはー!! 死んじゃうかと思ったよ!!」 蛮「こういう時、お前の能力は便利だよな」 銀次「必死に傘の代わりになる金属探したよ」 蛮「磁力で持ち上げた金属で瓦礫の山を支えるなんてなぁ」 銀次「それにしてもあの人が関わってるなんてね……これからどうするの?」 蛮「あいつは俺を殺す為に来てんだろ。無限城できっかり殺しておくべきだったか……三度目の正直だ、次は……殺す」カチャ 銀次「……っ」ゾクリ 蛮が何気なく位置を正したサングラスから覗く瞳は、さきほどとは違い明らかな殺意を秘めていた。 数多くの強敵を葬ってきた美堂 蛮の見せる、本気の瞳だ。 銀次が初めて蛮と出会ったときも、彼はこのような瞳をしていた。ゆえに、銀次は蛮のこの表情にいまだに恐怖を感じる。蛮が、どこか遠くに行ってしまう。そんな気がするのだった。 蛮「とりあえずここから離れるか。警察かなんかが来ると面倒だしな」スタッ 銀次「う、うん」 銀次は静かに蛮の後を追うのだった。 ――第七学区内のファミレス前 男A「な、いいじゃん。奢るからさぁ」 ???(何もよくないっつーの……) 男B「そうそう、俺らといい事しようぜ」 ???(今どきこんなこと言う奴がいるんだ……) 男C「とりあえずそこ入んない?」 ???(入んねぇよ……にしても、誰も彼も関わろうとはしない、か。当然っちゃ当然ね) 男A「さっきから黙っちゃってさぁ、緊張しちゃってんの?」 男B「可愛いねぇ」 ???「……ろ」 男C「え? 何?」 ???「悪いけど、私も暇じゃないの。だからさ、消えろ」 男D「あぁ!? こっちが下手にでたら……」 ???「お~。こんなとこにいたのかぁ、待たせちまったな」 男A「あ? なんだお前」 ???「この娘の連れだよ。いやぁ悪いなぁ。授業が長引いちまってさぁ、待ったか?」ギュ ???「……誰? あんた」 男ABCD「「「「……」」」」 ???「……」 ???「で、いつまで手ぇ握ってんの?」パシン 上条「……だぁぁぁ! せっかくの『人が知り合いのフリして自然にこの場から連れ出す作戦』がぁぁ! どうして上条さんの出会う女性は人の好意を無下にするんでせうか!?」 ???「いや、あんたの事情は知らないけど……」 男B「で、なんなの? 知り合いじゃないなら消えてくれよ」 上条(くそっ、四人か……さすがに分が悪い……) ???「ちょっと下がっててくれる?」 上条「な!? 女の子を残して下がるなんて……」 ???「助けようとしてくれた人を巻き込むわけにはいかないでしょ?」ポンッ 上条「お、おい」 ???「あんた達、原始時代からやり直したら?」フワァ 男A「な、なんか」 男B「いい匂いが」ポンッ 男C「ウキャ?」 男D「ウキャキャ」 上条「な、なんだよこれ……」 ???「『退化香』ってやつよ。嗅いだら思考が原始時代のサルに退化するのよ」 上条「それを嗅がせないように一歩下がれって?」 ???「そうよ。あんまり巻き込みたくなかったからね」 上条「これ、どう考えてもやばいだろ……あんた何者だよ」 ???「私? 私は工藤 卑弥呼。外じゃ、七つの毒香水(ポイズンパフューム)を操る魔女、レディ・ポイズンなんて呼ばれてるわ」 上条「ま、魔女!? まさか、あんた魔術師か!?」 卑弥呼「魔術師? あぁ、魔女ってのは通り名みたいなもんよ。それにしても、あんた学園都市にいるくせに随分オカルトなこと言うのね」 上条「あ、そうですか……でも、外って……」 卑弥呼「学園都市では外の世界に魔術師がいることになってんの?」 上条「いや、あの……」キョロキョロ 卑弥呼(怪しいわね……) 卑弥呼「ま、深くは聞かないことにしてあげる」 上条「あ、あぁ。それで、工藤さんはなにをしに外から来たんでせうか?」 卑弥呼「私、外で運び屋をやっててね……って、こんなこと学園都市の人間に教えていいのかしら……」 上条(なんかやばそうな気が) 卑弥呼「……」 上条「……」 卑弥呼「……」キュポ 上条「わぁぁぁ! 誰にも言いません! 何も知りません! 上条さんはなにも聞いてません! だからポイズンパフュームを取り出さないでくれませんかぁぁ!! 不幸だぁぁぁぁぁ!!」 卑弥呼「冗談よ冗談」 上条「はぁはぁ……」 卑弥呼「『忘却香』って便利なのよね。嗅ぐと二十四時間以内の記憶を抹消できるのよねぇ」チラッ 上条「嗅がせないで下さい! お願いします!」 卑弥呼「あ、違う違う。あんたがちょっと知り合いに似ててね」 上条(っ!? まさか、以前の上条さんの知り合いだったりして……) 卑弥呼「特にそのウニみたいな髪型がねぇ」 上条「……ウニ」ズーン 卑弥呼「あはは、悪かったわね。『忘却香』でいまの嫌なこと忘れる?」スチャ 上条「け、結構です!!」 卑弥呼「あ、そろそろ行かなくちゃ。じゃあね、上条クン。……貴方もおかしなことに足を突っ込んでるみたいだけど……仕事中に会わない事を祈るわ」ダッ 上条「あ、はい……。また、この街でなにか起きているのか?」 蛮「んで、『レムナント』についてはどうだ?」スタスタ ???『……外部から学園都市にハッキングを仕掛けるってのは、大変なんてものじゃないんだよ?』 蛮「だからお前に頼んでんだろ? パソコンボーヤ」 MAKUBEX『全く……わかってるね?』 蛮「……」 MAKUBEX『最新の映像……といっても、五分ほど前のものだけど。たしかにそこ、第七学区にあるよ』 蛮「お前さんの言った場所には物はなっかったけどな……」 MAKUBEX『手掛かりはあったんじゃない?』 蛮「ほとんどねぇな……。ただ、手荒い歓迎なら受けたけどな」カチャ 黒服A「ぐぁ……」ビリビリ 黒服B「がぁ……」ビクンビクン 黒服C「……」ピクピク 銀次「う~ん、なかなかそれっぽいものはなさそうだよ?」 蛮「ちっ、無駄骨か?」 MAKUBEX『いや、そうでもなさそうだよ』 蛮「あん?」 MAKUBEX『そこの奥にある路地、奥のT字路を右、そこから三つ目の横道を左、二つ目の十字路を右に、急いで!』 蛮「は! 見付けたか! 行くぞ銀次!」ダッ 銀次「わかったよ、蛮ちゃん!」ダッ 蛮「あいつらよりも先に手に入れんぞ!」 MAKUBEX『特別危なそうな連中ではないみたいだね』 銀次「ここを左!」ザッ 蛮「右だボケ!!」ザザッ MAKUBEX『次は三つ目を……』 蛮「左ぃ! 銀次、着いたと同時に仕掛けるぞ!!」ザッ 銀次「わかったよ! ここの十字路を、右だよね!! 喰らえー!!」バチバチ 黒服「「「なっ!?」」」 バチーン 突如通路から人影が現れ、認識すると同時に閃光が瞬いた。トランクの周囲にいた屈強そうな男達は、自らに何が起きたかを正しく把握することなく地面に倒れた。
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1000レス毎のキリ番をまとめたページです。 【】は、人物リクエスト時の原作作品になります ※7スレ目から5000、10000レス時のみ有効になりました 1スレ目 2スレ目 3スレ目 4スレ目 5スレ目 6スレ目 7スレ目 8スレ目 9スレ目 10スレ目 11スレ目 12スレ目 13スレ目 14スレ目 15スレ目 16スレ目 17スレ目 1スレ目 消化状況 番号 安価内容 備考 済 1000 なし 明示されなかったためなし。 済 2000 南雲宗一郎【惑星のさみだれ】登場 スカーレット×オンディーナの子供候補 済 3000 アナライジング強化オナシャス!ダメでしたら、神条紫杏【パワポケ】登場で マスター能力「フルアナライジング」習得が採用 済 4000 アシュロン【金色のガッシュ!!】登場 黒神めだかのマスター付きとして登場 済 5000 ワイズモン【デジタルモンスター】登場 済 6000 無効? 命令安価で作者さんが踏みました。 済 7000 シノン【ソード・アート・オンライン】登場 かげほうし×アンデスの子供候補 済 8000 風鳴弦十郎【戦姫絶唱シンフォギア】登場 人間(マスター?)枠で登場 ※ 8052でスレ容量上限に達したため、9000、10000はなし 2スレ目 消化状況 番号 安価内容 備考 済 1000 キャプテンブラボー【武装錬金】登場 世界樹クリフォトにて、エ・フェラリオとして登場 済? 2000 ワイズモンのAAで何か欲しいポーズとか 安価取った職人さんからのリクエスト 済 3000 ランデル・オーランド【パンプキン・シザーズ】登場 深白商店の店長として登場 済 4000 双子のませき入手 済 5000 ミニス・マーン【サモンナイト】登場 世界樹クリフォト・ツァーカブエリアにて野生モンスターとして登場 6000 ダイゼンガー【スーパーロボット大戦】登場 済 7000 麦野沈利【とある魔術の禁書目録】登場 【クリスタルな大都会のカギ】にて登場 済 8000 美国織莉子【おりこ☆マギカ】登場 マスター枠として登場 9000 綾瀬夕映【魔法先生ネギま!】登場 3スレ目 消化状況 番号 安価内容 備考 済 1000 スカー【鋼の錬金術師】登場 モンスターとして登場 済 3000 スタッカート向けの隠し味 「ふたごのませき」を入手。※2スレ4000のものとは別扱い 済 5000 ビビ・オルニティア【FINALFANTASY Ⅸ】登場 ルドウィッグ×クロイツの子供候補 済 7000 ハサハ【サモンナイト2】登場 依頼【お守はどこに消えた?】で菜月昴のマスター付きとして登場 済 大喜利 柊柚子【遊戯王ARC-V】登場 MM特務隊として登場 4スレ目 消化状況 番号 安価内容 備考 済 1000 たいやきペット化 うぐいすとしてできる夫の仲間に 済 3000 うぐいすに変わったスキルが生える ≪戦術策:方円≫を覚える 済 5000 芙蓉の召喚獣強化イベント。無理ならなにか芙蓉向け隠し味 隠し味【シルフィスティアのかけら】を使用 済 7000 マークニヒト【蒼穹のファフナー】登場 【あなたはそこにいますか?なパスタ祭のカギ】にてご神体として登場 済 9000 壇狩摩【相州戦神館學園八命陣】登場 世界樹クリフォトにてエ・フェラリオとして登場 済 10000 ロイ向けの隠し味 炎の巻物入手 5スレ目 消化状況 番号 安価内容 備考 不可 1000 ユウカの子がフェストゥム由来のスキルを習得する 作者さんよりフェストゥム関係のキリ番は実行不可と明言有り(7スレ目 5056) 済 3000 スカーの加入条件緩和。なければなんかよい隠し味入手 不可 5000 地球意思のバグかなんかでユウカが翠章と他のカップル候補どもと一時的に同化してトランザムライザーみたいな感じでカップル候補どもがいろいろ通じ合う感じのイベントが起こるついでにユウカが1000とは別枠で同化由来のスキル習得 ユウカが配合済みのため 済 7000 不知火(艦これ)登場 世界樹クリフォト・ツァーカブエリアにて野生モンスターとして登場 済 9000 カナコ神降臨、詩音になにか良いスキルを与える 【ワンフォウオール】を習得! 済 10000 うぐいすがワープ進化 佐山・御言(終わりのクロニクル)にワープ進化 6スレ目 消化状況 番号 安価内容 備考 1000 キュアスカーレット【Go!プリンセスプリキュア】登場 済 3000 前衛射撃血統と原初の獣血統がこの二つの血統の組み合わせの秘奥義習得 ≪秘奥義:ブラックレギオン≫習得 不可 5000 芭蕉呪の仮面に祝福(意味深)が降り注ぐ 作者さんより実行不可と明言有り(7スレ目 5056) 済 7000 一度だけ重大なミス回避 不可 9000 パルプンテの玄海の3倍速の影響が八代に発現 作者さんより「残さない」と明言有り(7スレ目 5056) 10000 知り合いにもうぐいす的存在が生える 7スレ目 消化状況 番号 安価内容 備考 済 1000 魔物の卵を拾うイベント 【ギガモンスターの半額セールなカギ】にてハム・エッグ護衛の依頼報酬としてギガモンスターの卵を孵化してメリュジーヌを仲間にする 3000 騎獣血統にアマツマガツチ(モンスターハンター)が生まれる可能性無理なら騎獣血統にドラゴン系が生まれやすくなる 済 5000 トッパル(突発的なパルプンテ)発生 済 7000 次に修羅場コミュを取る時リンが修羅場に参戦する無理なら修羅場について詳細に聞いたリンの反応が見たい 済 10000 次回簡易探索にボーナスを 8スレ目 消化状況 番号 安価内容 備考 5000 ふたごの魔石を追加でください ※ 9319でスレ容量上限に達したため、10000はなし 9スレ目 消化状況 番号 安価内容 備考 不可 5000 韋駄天になんかイベントが起きる 韋駄天が配合済みのため 10000 伝説の魔石ゲット 10スレ目 消化状況 番号 安価内容 備考 済 5000 朱羽の男嫌いが最終的に解消駄目なら野球大会かなんか 10000 立花・誾(境界線上のホライゾン)登場 11スレ目 消化状況 番号 安価内容 備考 済 5000 松実宥(咲-Saki-)登場 アバナグーンでの依頼で登場 10000 ガンダムAGE-FX登場 12スレ目 消化状況 番号 安価内容 備考 5000 アルタイル(Re CREATORS)登場 済 10000 隠し味を 【ヤグルシの破片】を胡蝶×なのはで使用 13スレ目 消化状況 番号 安価内容 備考 5000 射撃大会 10000 他マスター視点のギャグイベント 14スレ目 消化状況 番号 安価内容 備考 5000 ワイズモンの私生活が暴かれる 済 10000 騎手・騎獣でレース サーカス開催のレースで優勝 15スレ目 消化状況 番号 安価内容 備考 5000 厨房組で何か良いイベント 10000 ドッペルアルル(ぷよぷよ)登場 16スレ目 消化状況 番号 安価内容 備考 5000 自宅の地下にONSEN迷宮が! 10000 雨宮夕日対アーバン 17スレ目 消化状況 番号 安価内容 備考 済 5000 無効? 作者さんが踏みました。 10000
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前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/ログ 17スレ目ログ ____ ________________ 17-10 ソーサ(14-457) スタートライン 17-21 17-019 ローンソ×ラヴリーミトンフェア 1 17-32 つばさ(4-151) 素敵な恋のかなえかた 11 小さな恋が終わるとき 17-47 ベイオウーフ(16-228) 二人の朝 17-53 蒼(4-816) My... 6 My saturday 17-64 17-063 とある少年の猛烈恋慕 1 17-81 夢旅人(15-189) とある男女の恋愛生活 4 木漏れ日 17-89 夢旅人(15-189) とある男女の恋愛生活 4 木漏れ日 17-104 つばさ(4-151) 素敵な恋のかなえかた 12 小さな恋が終わるとき 17-133 い~む(16-135) 未来からの来訪者 8 ~3rd day かみまこまい~ 17-152 Mattari(14-367) とある異世界の上琴事情 新約編 5 EPISODE 3 17-164 saku(17-163) 小ネタ ●Rec 17-181 ベイオウーフ(16-228) 『好き』だから…… 7 第五話『落涙』 下 17-193 ソーサ(14-457) とある少女の悪巧み 17-209 catal(13-887) 小ネタ おんぶお化け 17-213 夢旅人(15-189) とある男女の恋愛生活 5 Always_On_My_Mind 17-224 蒼(4-816) Presented to you 4 ―amnesia― 17-237 夢旅人(15-189) 小ネタ June bride ~いつまでも愛してる 17-243 Mattari(14-367) とある異世界の上琴事情 新約編 6 EPISODE 3 17-255 17-254 小ネタ 白い友人達の優しさ 17-267 い~む(16-135) 未来からの来訪者 9 ~4th day まこてんしょ~ 17-283 蒼(4-816) おすそ分け 17-290 17-063 とある少年の猛烈恋慕 2 ~君の瞳に痺れてる~ 17-305 Mattari(14-367) とある異世界の上琴事情 新約編 7 EPISODE 3 17-312 Mattari(14-367) とある異世界の上琴事情 新約編 7 EPISODE 3 17-320 ぐちゅ玉(1-337) Wheel of Fortune ~運命の輪に導かれ 17-336 ソーサ(14-457) とある少女の悪巧み―シリアスver― 1 17-343 ソーサ(14-457) とある少女の悪巧み―シリアスver― 2 17-354 い~む(16-135) 未来からの来訪者 10 ~外伝 とある夫婦の育児記録~ 17-381 ソーサ(14-457) 上琴の戦い 19 上琴VS絹旗 17-382 ソーサ(14-457) 上琴の戦い 20 上琴VS麦野沈利 17-389 ウルルフ(17-388) 天体観測 Northern_CROSS. 17-402 蒼(4-816) Presented to you 5 ―amnesia― 17-412 夢旅人(15-189) P.S._I_LOVE_YOU 17-428 Mattari(14-367) とある異世界の上琴事情 新約編 8 EXTRA EDITION_1 17-440 月見里(12-676) いちゃいちゃ……? 17-449 17-063 とある少年の猛烈恋慕 3 ~今すぐキス・ミー~ 17-471 い~む(16-135) 未来からの来訪者 11 ~外伝 とある夫婦の育児記録2~ 17-480 小ネタ たいとるがないんだよ 17-483 ベイオウーフ(16-228) ポニーテール 17-492 17-491 上条さんを悩ませたかったんです 1 17-518 17-491 上条さんを悩ませたかったんです 2 17-521 蒼(4-816) Presented to you 6 ―amnesia― 17-535 17-063 とある少年の猛烈恋慕 4 ~エイント・ノー・リバー・ワイド・イナフ①~ 17-552 ソーサ(14-457) 御坂美琴の幸せ生活 17-565 夢旅人(15-189) とある二人の七夕物語 17-578 ソーサ(14-457) 上条当麻の幸せ生活 17-591 Mattari(14-367) とある異世界の上琴事情 新約編 9 EXTRA EDITION_2 17-599 くまのこ(17-598) とある不幸な都市伝説 1 1日目 前編 17-610 い~む(16-135) 未来からの来訪者 12 ~4th day まこてんしょ~ 17-621 くまのこ(17-598) とある不幸な都市伝説 2 番外編 上琴裁判~蘇る上琴~ 17-624 くまのこ(17-598) とある不幸な都市伝説 3 1日目 後編 17-628 くまのこ(17-598) とある不幸な都市伝説 3 1日目 後編 おまけ 17-656 17-063 とある少年の猛烈恋慕 5 ~エイント・ノー・リバー・ワイド・イナフ②~ 17-672 17-019 ローンソ×ラヴリーミトンフェア 2 17-685 蒼(4-816) Presented to you 7 ―amnesia― 17-698 夢旅人(15-189) 運命の先にあるもの ~Let_Love_be_Your_Destiny 17-718 ソーサ(14-457) 上琴の戦い 21 上琴VS固法 黒妻 17-723 蒼(4-816) Presented to you 8 ―beginning・一二月三日①― 17-735 ソーサ(14-457) 上琴の戦い 22 上琴VS小萌先生 17-736 ソーサ(14-457) 上琴の戦い 22 上琴VS吹寄 17-741 ソーサ(14-457) 上琴の戦い 23 上琴VS半蔵 17-742 ソーサ(14-457) 上琴の戦い 23 上琴VS黄泉川 17-747 くまのこ(17-598) とある不幸な都市伝説 4 2日目 前編 17-756 ソーサ(14-457) 上琴の戦い 24 上琴VS通行止めVS浜滝 17-759 ソーサ(14-457) 上琴の戦い 24 上琴VS削板軍覇 17-764 くまのこ(17-598) とある不幸な都市伝説 5 2日目 後編 17-783 ソーサ(14-457) End of lover relation 17-802 夢旅人(15-189) だから……だから…… 17-820 ソーサ(14-457) とある少年の帰還記念祭 1 第1話『目覚め』 17-834 くまのこ(17-598) とある不幸な都市伝説 6 3日目 前編 17-844 ソーサ(14-457) とある少年の帰還記念祭 2 第2話『いざパーティ会場へ!』 17-862 ソーサ(14-457) とある少年の帰還記念祭 3 第3話『パーティ開始!』 17-881 ソーサ(14-457) とある少年の帰還記念祭 4 第4話『不幸な上条と幸せな美琴』 17-897 い~む(16-135) みこにゃんとみにゃかVer.2 17-912 びぃ ◆K7dCoes7VE 上条くんと美琴たん 17-922 ツキサカ(15-321) 切れた糸を繋いで 3 番外編 17-939 くまのこ(17-598) もし常盤台のお嬢様が初めからデレていたら 17-968 Mattari(14-367) うちあけ花火 17-984 くまのこ(17-598) もしレベル5の第3位が初めからデレていたら 17-988 くまのこ(17-598) 小ネタ 上と琴で上条さんあるある ▲ 編集 Back
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登録日:2010/03/19(金) 23 48 29 更新日:2023/11/27 Mon 06 52 35NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 とあるシリーズの登場人物 とある魔術の禁書目録 ふともも アイテム クソ映画ハンター セーター パンツ モアイちゃん レベル4 ロリ 大能力者 大魔王 映画マニア 暗部 暗闇の五月計画 浜面「すごっ!すごいっ!!すごいパンツ!!」 科学サイド 窒素装甲 絹旗最愛 貧乳 赤崎千夏 超 とある魔術の禁書目録の登場人物。 学園都市の暗部組織『アイテム』の構成員の12歳ほどの少女。名前の読みは“きぬはた さいあい”。 口調は「超~です」。 服装は主にセーターのようなウール地の超丈の短いワンピースで、超ギリギリまで太股を露出しているが、パンツは確実に見えないように角度が超計算されている。 女子高生の滝壺より超スタイルが良いらしいが、目利き浜面さんによると脱いでも特に意外性はないとの評。 『アイテム』での活動ではもっぱら超前線に立ち、戦闘に超慣れている。 こき使う下っ端の浜面については「超バニーガール好きの超変態ですかね」とコメントしている。 プライベートではB級以下の映画の超マニアで、たとえR指定があっても身分を詐称して超客のいない劇場に超足を運ぶ。 映画に関してはおトイレを超我慢するほど鑑賞の仕方には超こだわりを持っており、 「いえーい、今回はみんなでC級の馬鹿馬鹿しい映画を作るぜーっ!!」みたいな超自覚あるC級ではなく、 超本気でハリウッドと戦う気構えで作ったものが超色々あってC級になってしまった天然モノの映画を超追い求めている。 しかし超飽きやすい。 能力はレベル4の『窒素装甲(オフェンスアーマー)』。 窒素を自在に操ることができる能力。圧縮した窒素の塊を制御する事で、窒素越しに自動車を持ち上げたり、弾丸を受けとめたりできる。 しかし射程距離は短いため、傍目には怪力であるように見える。 また『暗闇の五月計画』という一方通行の演算パターンを参考に各能力者の『自分だけの現実』を最適化しようとした計画に関わっていたようで、 それにより一方通行の『反射』と同じく、自分の周囲に能力で作った防御フィールドを自動展開させることができる『自動防御能力』も働く。 その為か本気を出す場合は喋り方が一方通行と酷似する。 例「超お可哀そォに」 15巻の暗部組織同士の抗争では『スクール』の垣根帝督に敗北し負傷するが、SS2巻で戦線に復帰。 雲川芹亜の依頼でアメリカの要人を暗殺している。 19巻では『アイテム』壊滅以降は主に浜面と共に行動。 裏の任務をこなしつつ、浜面と映画巡りをしたり滝壺のお見舞いに行っている。 滝壺の退院祝いを準備していた日の夜、殺しの任務が入ったため浜面を巻き込んで任務をこなそうとしたが、 道中で何故か学園都市の無人戦闘攻撃ヘリHsAFH-11『六枚羽』の攻撃を受ける。 反撃しこれを撃墜するが、ヘリ爆発の衝撃で浜面とは一時離ればなれになる。 その後浜面が滝壺を助けるためにテロリストが占拠したビルに突入したと聞き、二人の脱出の手引きをしようとするが、 絹旗が過去に爆殺しようとした『スクール』の用心棒・砂皿緻密の仇討ちのために学園都市外部からやってきた傭兵スナイパー、 ステファニー=ゴージャスパレスの襲撃を受ける。 警備員(アンチスキル)の技術を応用した戦い方を駆使するステファニーに苦戦するも勝利。 しかし学園都市の抹殺部隊が浜面を狙っていることに気付き、浜面に滝壺を連れて逃げるよう促す…。 以下、新訳のネタバレ含む 第三次世界対戦時にロシアにて和解した麦野・滝壺・浜面と共に新生『アイテム』として活動しており、 冒頭にてフレンダの墓参りを行なっている。 墓参り後に1人はぐれてしまった世紀末帝王を探せゲームを罰(超バニースーツを着るの刑)をかけて興じていたが、 その際に学園都市で起きている事件の違和感を掴む。 その後デパートの屋上にて、事件の実行犯にして暗部『新入生』の1人である黒夜海鳥と対峙する。 同じ窒素を操る能力である『窒素爆鎗(ボンバーランス)』や『暗闇の五月計画』に関わっていた(互いに知り合い同士)など共通点が多い相手に対して優勢だったが、 海鳥の切札である『腕』を使用した攻撃を防ぎ切れずに敗北してしまう。 補足すると『暗闇の五月計画』によって2人共に演算方法の理想モデルである一方通行の精神性を植え付けられており、海鳥が攻撃性・絹旗が防護性である。 海鳥によると絹旗は『成績』の良い優等生だったらしい。 ちなみにイラストの灰村キヨタカの初期案では頭身高めのスレンダーな女性であったが、原作者の意向で結局ロリになった。 「追記・修正? まったくもう原始人以下の性欲動物が、この絹旗サマがセクシーかセクシーでないかを超論じるなど10万年早いんです。 率直に言いますけど、頭(ず)が超高い。まずは動物として進化しろ」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 新約7巻でも活躍。 あと少しで上条さんと出会えたな。 -- 名無しさん (2013-08-08 23 24 37) 初期案のちょっと大人なのが結構好みだったんだがなあ。今も可愛いけど -- 名無しさん (2013-08-08 23 27 51) 浜面ハーレムの中で一番好きだな、友達な感じが -- 名無しさん (2013-10-10 00 16 06) 将来的には絹旗は初期案みたいな感じになるのかな? -- 名無しさん (2013-10-17 19 49 19) ↑なるほど。 -- 名無しさん (2014-04-23 02 16 56) 絹旗可愛いよ絹旗。ちなみに俺の友達のお気に入り№1 -- 名無しさん (2014-06-25 01 04 27) そこらの暗部の人らよりよっぽど暗部生活が本人にとっての日常になってる気がする。なんか『仕事』しなくてもよくなってもこの人抜け出すのかな、って気すらする。 -- 名無しさん (2014-10-03 19 54 42) 角度が計算されてるの元ネタはMSが間抜けな構造のはずがないのアレだろうか -- 名無しさん (2014-10-03 20 21 27) モアイ可愛いよモアイ アニレーのクールでカッコいい感じも好きだわ -- 名無しさん (2014-10-28 23 10 40) 上条助けてるとこ良かったな -- 名無しさん (2015-04-12 19 42 36) 巨乳御手になんて反応してんだw -- 名無しさん (2015-06-05 19 08 45) アニメでパンチラしたの見て「エロいなこいつ」って目覚めた -- 名無しさん (2019-08-29 19 54 33) 初出時は超をつける位置が超おかしかったけど、出演を超重ねるごとに日本語として超ギリギリ成立してる超の使い方に超なってきた人 -- 名無しさん (2020-03-05 02 19 31) なぜか超電磁砲では滝壺の事呼び捨てにしてるのが気になる(さん付けで呼んでたアニメ3期の後の超電磁砲Tでも呼び捨てだったから間違いではなさそうだし) -- 名無しさん (2020-12-18 20 16 22) 名前 コメント
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17スレ目ログ ____ ________________ 17-10 ソーサ(14-457) スタートライン 17-21 17-019 ローンソ×ラヴリーミトンフェア 1 17-32 つばさ(4-151) 素敵な恋のかなえかた 11 小さな恋が終わるとき 17-47 ベイオウーフ(16-228) 二人の朝 17-53 蒼(4-816) My... 6 My saturday 17-64 17-063 とある少年の猛烈恋慕 1 17-81 夢旅人(15-189) とある男女の恋愛生活 4 木漏れ日 17-89 夢旅人(15-189) とある男女の恋愛生活 4 木漏れ日 17-104 つばさ(4-151) 素敵な恋のかなえかた 12 小さな恋が終わるとき 17-133 い~む(16-135) 未来からの来訪者 8 ~3rd day かみまこまい~ 17-152 Mattari(14-367) とある異世界の上琴事情 新約編 5 EPISODE 3 17-164 saku(17-163) 小ネタ ●Rec 17-181 ベイオウーフ(16-228) 『好き』だから…… 7 第五話『落涙』 下 17-193 ソーサ(14-457) とある少女の悪巧み 17-209 catal(13-887) 小ネタ おんぶお化け 17-213 夢旅人(15-189) とある男女の恋愛生活 5 Always_On_My_Mind 17-224 蒼(4-816) Presented to you 4 ―amnesia― 17-237 夢旅人(15-189) 小ネタ June bride ~いつまでも愛してる 17-243 Mattari(14-367) とある異世界の上琴事情 新約編 6 EPISODE 3 17-255 17-254 小ネタ 白い友人達の優しさ 17-267 い~む(16-135) 未来からの来訪者 9 ~4th day まこてんしょ~ 17-283 蒼(4-816) おすそ分け 17-290 17-063 とある少年の猛烈恋慕 2 ~君の瞳に痺れてる~ 17-305 Mattari(14-367) とある異世界の上琴事情 新約編 7 EPISODE 3 17-312 Mattari(14-367) とある異世界の上琴事情 新約編 7 EPISODE 3 17-320 ぐちゅ玉(1-337) Wheel of Fortune ~運命の輪に導かれ 17-336 ソーサ(14-457) とある少女の悪巧み―シリアスver― 1 17-343 ソーサ(14-457) とある少女の悪巧み―シリアスver― 2 17-354 い~む(16-135) 未来からの来訪者 10 ~外伝 とある夫婦の育児記録~ 17-381 ソーサ(14-457) 上琴の戦い 19 上琴VS絹旗 17-382 ソーサ(14-457) 上琴の戦い 20 上琴VS麦野沈利 17-389 ウルルフ(17-388) 天体観測 Northern_CROSS. 17-402 蒼(4-816) Presented to you 5 ―amnesia― 17-412 夢旅人(15-189) P.S._I_LOVE_YOU 17-428 Mattari(14-367) とある異世界の上琴事情 新約編 8 EXTRA EDITION_1 17-440 月見里(12-676) いちゃいちゃ……? 17-449 17-063 とある少年の猛烈恋慕 3 ~今すぐキス・ミー~ 17-471 い~む(16-135) 未来からの来訪者 11 ~外伝 とある夫婦の育児記録2~ 17-480 小ネタ たいとるがないんだよ 17-483 ベイオウーフ(16-228) ポニーテール 17-492 17-491 上条さんを悩ませたかったんです 1 17-518 17-491 上条さんを悩ませたかったんです 2 17-521 蒼(4-816) Presented to you 6 ―amnesia― 17-535 17-063 とある少年の猛烈恋慕 4 ~エイント・ノー・リバー・ワイド・イナフ①~ 17-552 ソーサ(14-457) 御坂美琴の幸せ生活 17-565 夢旅人(15-189) とある二人の七夕物語 17-578 ソーサ(14-457) 上条当麻の幸せ生活 17-591 Mattari(14-367) とある異世界の上琴事情 新約編 9 EXTRA EDITION_2 17-599 くまのこ(17-598) とある不幸な都市伝説 1 1日目 前編 17-610 い~む(16-135) 未来からの来訪者 12 ~4th day まこてんしょ~ 17-621 くまのこ(17-598) とある不幸な都市伝説 2 番外編 上琴裁判~蘇る上琴~ 17-624 くまのこ(17-598) とある不幸な都市伝説 3 1日目 後編 17-628 くまのこ(17-598) とある不幸な都市伝説 3 1日目 後編 おまけ 17-656 17-063 とある少年の猛烈恋慕 5 ~エイント・ノー・リバー・ワイド・イナフ②~ 17-672 17-019 ローンソ×ラヴリーミトンフェア 2 17-685 蒼(4-816) Presented to you 7 ―amnesia― 17-698 夢旅人(15-189) 運命の先にあるもの ~Let_Love_be_Your_Destiny 17-718 ソーサ(14-457) 上琴の戦い 21 上琴VS固法 黒妻 17-723 蒼(4-816) Presented to you 8 ―beginning・一二月三日①― 17-735 ソーサ(14-457) 上琴の戦い 22 上琴VS小萌先生 17-736 ソーサ(14-457) 上琴の戦い 22 上琴VS吹寄 17-741 ソーサ(14-457) 上琴の戦い 23 上琴VS半蔵 17-742 ソーサ(14-457) 上琴の戦い 23 上琴VS黄泉川 17-747 くまのこ(17-598) とある不幸な都市伝説 4 2日目 前編 17-756 ソーサ(14-457) 上琴の戦い 24 上琴VS通行止めVS浜滝 17-759 ソーサ(14-457) 上琴の戦い 24 上琴VS削板軍覇 17-764 くまのこ(17-598) とある不幸な都市伝説 5 2日目 後編 17-783 ソーサ(14-457) End of lover relation 17-802 夢旅人(15-189) だから……だから…… 17-820 ソーサ(14-457) とある少年の帰還記念祭 1 第1話『目覚め』 17-834 くまのこ(17-598) とある不幸な都市伝説 6 3日目 前編 17-844 ソーサ(14-457) とある少年の帰還記念祭 2 第2話『いざパーティ会場へ!』 17-862 ソーサ(14-457) とある少年の帰還記念祭 3 第3話『パーティ開始!』 17-881 ソーサ(14-457) とある少年の帰還記念祭 4 第4話『不幸な上条と幸せな美琴』 17-897 い~む(16-135) みこにゃんとみにゃかVer.2 17-912 びぃ ◆K7dCoes7VE 上条くんと美琴たん 17-922 ツキサカ(15-321) 切れた糸を繋いで 3 番外編 17-939 くまのこ(17-598) もし常盤台のお嬢様が初めからデレていたら 17-968 Mattari(14-367) うちあけ花火 17-984 くまのこ(17-598) もしレベル5の第3位が初めからデレていたら 17-988 くまのこ(17-598) 小ネタ 上と琴で上条さんあるある ▲
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沙耶「上条君?もう行くの?」 仮面男(上条)「あぁ、確かめたいことがあるんだ」 絹旗「昨日、一方通行と超話してたことですか?」 上条「ああ。もう、覚悟は決まった」 沙耶「そう…早いわね。それじゃ、準備しますか」 仮面女2(絹旗)「私は聞きませんよ、まだ超消えたくないので」 上条「それでもいいさ。どちらにせよ、俺はそう簡単に消えるつもりなんてないから安心しろ」 仮面女1(沙耶)「そうよね、あたし達二人から始まったんだもの。勝手に消えられちゃたまらないわ」 上条「そうだな、沙耶」 沙耶「か、勘違いしないでよね!深い意味なんてないんだからっ。あたしは理樹君一筋なのわかってるわよね!?」 上条「あぁ…俺だって、あいつ一筋さ」 絹旗「ムス。超惚気がうざいです」 上条「戦う前に死亡フラグってか?」 沙耶「あら、なら何百回も死んでるあたしはどうなるのかしら…ってどんだけ間抜けなカミングアウトよあたし!」 上条は銃を握り締め、立ち上がる。 上条「ま、とりあえずあの学校を占領しに行こうぜ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ゆり「っ!来たわよ!」 日向「なに!?マジで来やがったのか」 やって来たのは一人。 仮面の男だ。 堂々と校門を飛び越えて入って来た。 ゆり「あなたの名前はもうわかってる。上条当麻さん?仮面を外したら?」 無言で仮面を外す上条。 その目は冷え切っている。 上条「…少ないな、たかが四人か」 ゆり「あら?今回は一人で来たみたいだけど、随分余裕そうね。あなたの右手が消す力だってのはわかってるわ。でもそれだけで、どこまでやるつもり?」 日向「俺たちを追い込めたら、増援を呼んでやるよ」カチャ 松下「悪いが、俺は柔道五段でな。見たところ鍛えてるようだが、寝技に持ち込んだら終わりだ」 大山「後方からのスナイプは任せーー」 大山「っ!?」ゾクッ 教室からスコープを介して上条を見ていた大山。 その上条がニヤリと笑い、大山と目が合った。 ゆり「とりあえず、目的を話してもらうわよ」カチャ ゆりが銃を上条に向ける。 上条「いいだろう」カチャ 素早い動作で、上条も拳銃をゆりに向けた。 上条「言っておくが、俺はお前より素早く撃てるぞ」 ゆり「あたしの実力も知らずによく言えるわね」 上条「…お子様ごっこの戦いに、銃なんて持ち出してるやつに言われたくないな」 上条「昨日、言ってやっただろ?せめてあの忍者女を用意しとけば変わったかもしれないが」 上条「いいか、よく聞け。ーーお前が引き金に力を込めようとした瞬間、俺はお前を撃ち殺す」 ゆり「っ……」 ゆりは一方通行からの情報を思い出す。 ~~~~~~~~~~~~ 一方通行『あいつの名前は上条当麻。魔術だろォが超能力だろォが打ち消し、神の奇跡すらぶち壊した野郎だァ』 一方通行『一つの戦争が終わった。それから数年後、上条は必要悪の教会っつー組織に入ったンだ。そして二年間、体術や拳銃の扱いを学び、いくつもの戦線を潜り抜けてェきた。あいつは右手で魔術を消し、左手で銃を扱った。この世界の武器を打ち消したから恐らくこの世界でも、同じスタイルを使うだろォな』 ゆり『彼の右手は、この世界の何を消すことができるの?』 一方通行『調べてみねェとわかンねェが…簡単に言うとォ幻想殺しの本質は、常識外に存在するものの打ち消しだァ。この死後の世界は元からあンだろォな。だからあいつがここに居ても世界が壊れねェ。だが、誰かしらが創り出したもンは違ェ。土をこねて記憶を頼りに産み出した武器、パソコンを使ってェ能力を産み出した天使の能力。これらはあいつの右手で消せンだろォな。だが、安心しろ。俺ら人間は消せねェから。…NPCは知らンが』 一方通行『一つ、忠告をしてやる。俺ァあいつに勝ったことがねェ。過去二回負けてるンだ』 一方通行『だからな?…俺を倒せるつもりで向かわねェと、絶対に勝てねェぞ』 ~~~~~~~~~~~~ ゆり「(一方通行君の言った通りだわ。この上条っていう人、あたし達より明らかに戦い慣れてる…!)」 ゆり「…それで…目的は何?」 上条「この学校を占領することだ」 ゆり「なっ!?」 日向「何言ってんだよ!この学校には他の生徒だって…!」 上条「だから、どうした?NPCなどただのプログラムだろ?」 ゆり「占領って…具体的には何をするつもり?」 上条「まずお前らは俺たちの下についてもらう。あとはこの学校のNPCを使わせてもらう」 ゆり「NPCを、使う?」 上条「そうだ。この学校のNPCの支配者は誰だ?」 ゆり「なに、それ…」 上条「はあ?…おいおいマジかよ」 上条「あー、お前ら何してたんだよ?じゃああれか、支配者はお前らが知らないやつってことか?…うわー期待外れにも程があんだろ…」 ゆり「な、何を言ってんのよ!?」 上条「……」 ゆり「支配者って…何よ…裏から操ってるやつがいるってこと!?」 ゆり「まるで、神様の真似事じゃない!そんなやつが…っ!」 カチャ! ゆり「もっと、詳しく話しなさい…!」 上条「……」 上条「……はっ」 ゆり「神が、この学校にいるの!?どうなの!?早く!説明しなさい!」 日向「お、おい!ゆりっぺ!」 上条「もういいや。お前らに用はないから。好きに武装ごっこでもしてろよ」スタスタ 上条がゆりのほうに歩いてくる。 拳銃も下ろして、緊張を解いて。 ゆり「ま、待ちなさいよ!支配者ってどういうことなの!?」 上条「…それを教えてどうなる」スタスタ ゆり「と、止まりなさい!撃つわよ!」カチャカチャ 上条「……」スタスタ ゆり「止まれえぇぇ!」パン! 上条は、即座に身を屈めた。 弾丸を避けると同時、ゆりに向かって猛進した。 あまりの速さに対応が遅れるゆり。 パン! パキン! 上から上条を狙った大山。 その弾丸を上条は横目で確認し、右手で消し飛ばす。 日向のサブマシンガンが上条を向く。 もう、上条はゆりを捉えていた。 ゆりが向けた銃をアッパー気味に弾く。 ゆりがナイフを構える。 上条の足がゆりの足を崩し、重心を崩す。 転びかけるゆりの腕を取るとナイフを消し、両腕を背中に回して身柄を拘束する。 ゆり「っ…!」 右手でゆりの両腕を拘束すると、上条は左手に持つ銃をゆりのこめかみに向けた。 上条「動くな!」 ゆり「っ!」 日向「くそっ!」 上条「武器を捨てろ」 ゆり「ダメよ!あたしごとを撃ちなさい!」 ギチッ ゆり「ぐぁっ!あ、あぁあああー!」 上条が腕を締め付ける。 上条「聞こえなかったのか?全員武装を解除しろ!」 日向「っ!…わかったよ」ガチャ、ストン 松下「仕方ないか…」ガチャ、ドスン 大山「窓から捨てればいい…?」 上条「お前は部屋の電気を付けて、両手をあげていろ」 大山「わ、わかった…」 上条「…よし、いいだろう」 一方通行「なァーにが良ィんだァ?三下ァ?」 上条「なっ!?」ビク SSS「!?」 スタスタと。 一方通行が校舎から歩いてくる。 上条「お前…寝てたんじゃ…」 一方通行「へェ?よォーく知ってンじゃねェかよォ?なァんでだかなァ?」ニタニタ 上条「っ、どうして」 一方通行「よくある手だよなァ?敵勢力にスパイを送り込むなンざよォ?」 日向「えっ…!?」 ゆり「スパイ!?」 一方通行「オマエら気付いてなかったンか?」 上条「クソ、気付かれてたのか」 一方通行「あァ。なァゆり、TKを最近見ねェんじゃねェか?」 SSS「!?」 日向「まさか…」 松下「冗談だろ…」 大山「う、嘘だぁ!」 ゆり「そういえば…こんな大事が起きてるのに…一度も顔を出さないで…でも前からいつもフラフラしてたし…」 一方通行「アイツは、上条達のスパイなンだよ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 沙耶「はぁっ…はぁっ…」 沙耶は夜の校舎を疾走していた。 ふと、視界の端に光を感じた。 沙耶「誰!?」 それは銀色に光る二丁の拳銃。 沙耶「…Oh…what doing?」 沙耶「TK?」カチャ TK「Do you know?」カチャ TK「I m a double agent」 沙耶「…You make a bad choice」 TK「The choice is mine.…moreoverーー」 TK「They are my friend」 沙耶「“Friend”?…i…i don t understand! what does the word “Friend” mean!?」 沙耶の頬から涙がこぼれ落ちた。 沙耶「I know nothing about it. because i was dead……!!」 沙耶は構える拳銃に力を込める。 仮面の下に、涙をこぼしながら。 沙耶「(ねぇ…理樹君?)」 沙耶「(あたしに教えてよ、“Friend”の意味)」 パン! 銃声は、一つだけ聞こえた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 一方通行「なァ?上条、オマエらはスパイされてたンだよなァ?」 SSS「えっ!?」 上条「どうやら、その様だな。ことごとく情報が間違っている」 ゆり「ダブルスパイってこと…?でもあたしそんな事命じてない…」 一方通行「はっはァ!そりゃそォだろうよ、なにせオマエら」 一方通行「アホだからなァ」 ゆり「んなっ」 一方通行「オマエらがバカやってる間にあいつァ情報集めてくれてたンだよ。さっきTKから言われたンだけどな」 一方通行「俺には三つの選択肢があるらしいぜェ?このまま過ごして消えるか、かつての戦友と再び組むかーー」 一方通行「オマエらSSSと一緒に上条を撃退するかだとよォ」ニヤ 上条「…一方通行。オマエだってこの世界に来たんだろ?なら俺たちの側に来るべきだ」 一方通行「なァに言ってンだァ?俺ァちゃんと満足して死んでンだよォ。何故ここに来たかなンて知らねェがな」 上条「……なら、お前に俺らを止める資格はない」 一方通行「知ったことかよ。上条ーーいや、三下ァ、てめェがやってるこたァ三下がやる手口なンだよ。ンだァ?その面はァよォ?てめェが今なにしてンのかわかってンのかァ?なってねェなァ、本物の悪ってェもンを見せてやるぜェ」 一方通行「俺ァ今からSSSだァ?いいな、ゆり?」 ゆり「えっ、う、うん」 一方通行「オーケイ、じゃァまず三下ァーー」 一方通行「俺の仲間を、ゆりを離しやがれェ!」 上条「断る」 一方通行「そォ言うと思ってたぜェ」スタスタ 一方通行は一歩一歩、上条と上条に拘束されるゆりに向かって、歩み寄る。 上条「それ以上こっちに来るな」 一方通行「……」ピタ 日向「お、おい。どうすんだ?一方通行。近寄れねえんじゃどうしようもないぜ」 一方通行「……ゆり、俺が隙を作ったらァ自力で逃げられるか?」 上条「そんなことはさせない」 ゆり「あなたが、やってくれるなら…あたしはそれに従うわ」 一方通行「よォく言った。ちったァ利口じゃねェか」 ゆり「っ!」 日向「一方通行が微笑んだ!?ってゆりっぺがまさか赤くなってる!?マジかよ!」 ゆり「う、うっさいバカ日向!なんで暗闇でわかんのよっ」 上条「……はぁ。わからないな、どうしてお前がこんな連中を仲間にするのか」 一方通行「俺ァ教師とか向いてたンかもしれねェなァ。こういうバカ共を導いてやるよォな熱血教師がよォ」 ゆり「教師……」 上条「…それがお前がここに来て為すべきことなのかもな。だからバグとしてやって来たか」 日向「なるほどな…」 松下「だがどうやって隙を作るのだ?」 大山「状況は変わらないよね」 一方通行「膠着状態を破るのは戦術じゃねェ、会話だ」 上条「俺の動揺でも誘う気か?」 一方通行「聞きてェンだろ?生前のよしみだァ嘘は吐かねェ、超電磁砲がどォなったかを教えてやンよ」 一方通行「御坂美琴はァ、死んだンだよ」 上条「死ん……?」 一方通行「死ンだ。てめェが殺されてすぐにな」 上条「う、そだ……」 一方通行「嘘じゃねェ。即死だった。俺とエツァリが到着した瞬間だ」 上条「うそだろ…」 一方通行「超電磁砲はオマエに寄り添って死ンでた。戦いは、俺らが倒して終った。まァ次のでけェ戦いがあって、そこで最後に俺ァ死ンだンだがな」 上条「そんなはず、ない」 一方通行「エツァリはそこで死ンだンだけどな?てめェと超電磁砲が一緒に死ンだから、ちゃんと約束を果たしてくれたってェ笑ってたぜ?だからあいつはこの世界には来ねェ」 上条「嘘だと言えーー!!」 一方通行「全て、事実だ」 上条「あ、あぁああ…」 一方通行「超電磁砲は、死ンだ。だがこの世界には来てねェ」 一方通行「わかンだろ?あいつは満足して死ンだンだよ」 上条「う、あ…あ、あぁぁああああああ!」 上条「……」 一方通行「もう、いいンじゃねェか?」 上条「な、に…?」 一方通行「オマエは超電磁砲が心配で仕方なかった。だがよォ、超電磁砲はちゃァんと満足して死ンだ」 上条「……」 一方通行「あいつァ次の人生に走り出したンだ。もう会えねェよ。だからもう、オマエがやることなンざ」 上条「…ふ、はは」 一方通行の言葉を遮り、上条は途端に笑い始めた。 上条「は、はははははははははは!なんだよ、そりゃ」 ゆりに向ける拳銃がカチカチと震える。 上条「美琴が、満足して死んだ?」 上条「だから、どうした…」 一方通行「……」 上条「それで?俺はあぁ、よかった。なんて言って消えるとでも?」 上条「一方通行さ、お前満足して死んだんだよな?はは、やっぱそんなお前にはわかんねえよ」 上条「俺は何が正しいか、何を為すべきかなんてどうでもいい。ただ、神を殺したいだけだ。それこそーーお前にはわかんねえだろうがな…!」 上条が、ゆりに向けていた拳銃を上空に向けた。 立て続けに二発。 深夜の校庭に銃声を響かせる。 それは合図だ。 校庭に潜むいくつかの影が動いた。 白い翼が夜闇で羽ばたいた。 一方通行は目を見開く。 垣根「ハッ、やっと出番かよ。よぉ一方通行、元気してたか?」 一方通行「なンでてめェがいるンだよ」 麦野「なんでかしらね?わからないなら、第一位の頭脳は空っぽなのかしら」ツカツカ 垣根「違げえねえな」バサバサ 仮面男(音無)「こいつらが、敵…なのか?」 上条「ああ、そうだ」 音無「だって、この状況じゃまるで俺たちのほうが悪役じゃないか!」 上条「こんな世界に悪も正義もない。戦いに美学なんて持ち込むなよ」 音無「っ、そ、そうかよ」 垣根「はは、そりゃ上条よ、一方通行への当てつけか?」バサバサ 麦野「ていうかリーダーはどうしたの?」 上条「あいつなら、校舎内を探索してる。どこかにおかしなところがないかを探してな」 垣根「ふぅん。それじゃ俺たちはこいつらを地に伏せさせればいいんだな?」バサバサ 一方通行「クックククク」 一方通行「だァれに向かって言ってンだァ?三下どもが」 一方通行の反応は早かった。 完全にゆりのことから意識が逸れた上条。 上条の顔面を狙って小石を蹴り飛ばす。 ベクトル操作を使い、弾丸のような速度で発射される。 上条「うおっ、と」 上条が身を屈めてそれを避ける。 ゆりから手が離れる。 同時、ゆりが全力で踏み込む。 上条が再びゆりに手を伸ばす。 一方通行に向かって走り出すゆり。 上条は伸ばしかけた手を戻した。 一方通行が風を起こして、ゆりを優しく包むように拾い上げたためだ。 ゆりは一方通行の元に落とされる。 一方通行「返してもらったぜェ」 麦野「あん?お姫様取られちゃったわよ?」 上条「構わないさ」 上条「俺はリーダーの後を追う。お前らはあいつらを拘束でもしといてくれ」 垣根「はいはい、了解っと」 麦野「さぁてこいつらはどれだけ出来るのかなーん?」 上条「……」バッ、ツカツカ 一方通行「おい待て三下ァ」 上条「なんだ」 一方通行「NPCが、人間じゃねェって言ったなァてめェ」 上条「そうだな」 一方通行「オマエは死んでいったクローンのあいつらにも同じことが言えンのかァ?あァ!?」 上条「ふざけんな…」 上条「あいつらは人間だ…」 上条「じゃあな」ツカツカ 一方通行「…………」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 沙耶「はぁ…はぁ…」 沙耶は仮面を取ると、流れる涙を拭いた。 沙耶「…はぁ…なめないでよ、あたしはこれでも凄腕スパイなんだから…」 沙耶の持つ拳銃からは煙がたっている。 廊下に伏すTKの二丁の拳銃が、火を吹くより速く、沙耶がTKの左胸を撃ち抜いたのだ。 沙耶「あたしは…はぁ…諦めるわけにはいかないんだから」 TKを置いて歩き出す。 カツカツ、とわざとらしい足音が聞こえた。 沙耶「またSSSかしら?」 違った。 小柄な男子生徒。 男「貴女は誰ですか?うちの学校の生徒ではないようですけど」 沙耶「(NPCってこと?構う必要はないわ)」 男「僕は生徒会の副会長です。校内は関係者以外立ち入り禁止ですよ?」 男「それもこんな夜中に。生徒会長を呼んで判断を仰ぎますか。それとも教師を呼びましょうか?」 沙耶「知らないわよ」 ペラペラと喋る男を沙耶はNPCだと判断し、無視をしようとする。 男「僕の目を見ろ」 沙耶「だから何がーー」 そして、沙耶は見た。 妖しく光る目を。 沙耶「あっ……」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 一方通行「俺が黙ってオマエを逃がすと思ってンのかァ?」 ダンッ、と一方通行は地面を弾いた。 上条が振り返る。 一方通行が必殺の両手を構える。 それを上条は予測し、一歩後ろにステップして構える。 迫り来る一方通行に右手を構える。 そして、一方通行の顔面に左拳を打ち込む。 一方通行「(これはフェイント、もしくは目くらましかァ?)」 右手以外で触れたら最後。 それは上条がよく知っていることだ。 一方通行の読み通りだった。 上条は左拳のフェイントを引き戻し、その勢いに乗って前のめりになる。 強く握られたのは右拳。 一直線に己に向かう一方通行の両の手を避ける。 腕と腕の合間を縫うようにすり抜け、一方通行の懐まで潜り込む。 上条の拳は確実に一方通行の心臓を狙っていた。 一方通行「(ッ!?マジィ!ンなもン食らったら確実に死ンじまう!)」 ベクトル操作で馬鹿みたいな勢いを出す一方通行。 そんな状態で心臓に上条の拳をぶつけられるのは、確実な死を意味する。 高速道路を疾走するバイクの運転手の心臓が、固定された鉄の槍に突っ込むようなものだ。 上条の拳は一方通行の心臓をえぐり、貫通するだろう。 一方通行「ッッ!クッソがァ!」 ベクトルを反対方向に操作し、緊急回避を行う。 上条の拳からすんでのところで逃げる。 グッ、と上条が踏み込んだ。 一方通行「ぐがァパァッ!?」グシャッ 上条の拳が一方通行の顎をアッパーした。 地面を転がる一方通行。 上条「垣根っ!」 垣根「おう、任せとけ」 上空を舞う垣根が、地に伏す一方通行に向かう。 一方通行「ンだァ?」 二枚の翼が肥大化した。 それで一方通行の上空を陣取り、翼をぐるりと伸ばしていく。 一方通行「チッ、面倒くせェ真似を」 一方通行を、白い壁が包んだ。 視界一面が白となり、密室にされた。 一方通行「ンなもンすぐに脱出ーー」 ガクン、と一方通行の体が崩れ落ちた。 一方通行「ぐァ、はっ…!」 何が起こったのか、すぐにわかった。 一方通行「てめェ…く、…そがァ…」 酸素が、なくなっていた。 それだけではない。 どんな化学現象が起こったのか、急激に酸素を奪われていく。 白い壁が吸い取るように、酸素を吸収していく。 一方通行「(二酸化炭素を、酸素にベクトル操作する!)」 だが、二酸化炭素に異物が入り込んできた。 垣根の作り出す、存在しない物質だ。 結合する異物。 取り除くのにかなりの手間がかかる。 ベクトル操作に時間がかかる。 遂には一方通行は演算しようとするも、脳の酸素がなくなり、演算が止まる。 そのまま、一方通行は意識を失って倒れた。 垣根「俺の未元物質に常識は通用しねえ」 薄れる意識の中で、そんな声を聞いた気がした。 上条「……それじゃ、後は任せたぞ」 垣根「へいへい。さーてそこのカワイコちゃん、覚悟は決まったかな?」ニヤニヤ ゆり「うそ……」 日向「一方通行が…やられた?」 松下「マズイな、こいつらも超能力者だ」 上条「……」バッ、タッタッ 上条はその場を走って離れる。 校舎の窓を蹴破り、侵入する。 上条「……」ダッ、タッタッ 階段を駆け上がる。 ユイ「にょわぁっ!」 上条「っ」ビクッ 上条「だ、誰だ!」グイッ ユイ「わぁっ!ぐ、あぁぁあ!い、痛いです!い、い嫌ぁ!」 上条は背中に回って押し倒し、腕を拘束する。 膝を背中の少し上の辺りに押し込んで体重をかけ、重心を捉えて動けなくする。 ユイ「や、やだぁ!痛い痛い!誰!?」 上条「…この学校の生徒だな?」 ユイ「ひぃっ、は、はいぃぃ!」 上条「今、俺の顔を見たか?」 ユイ「み、見てないです!暗闇で!ホントに何も見えませんでした!」 上条「…そうか。こんな時間に何をしている?」 上条はベルトに挟んだ仮面を取り出して装着する。 ユイ「あ、あの」 上条「何を、していた?」グイッ ユイ「ぐ、あァぁあああ!バ、バンドが終わったので!ちょっと自動販売機に向かってたところです!」 上条「バンドだと?」 ユイ「は、ハイィィ!食堂を貸し切って生徒たちにライブをしてました!」 上条「……その制服、SSSだな?」 ユイ「え、ええ…」 ユイ「あっ、でもでも!今言ったことは嘘じゃないですよ!?」 上条「なら話せ。お前が何を何のためにやっていて、それがSSSとどう関係しているのか」 ユイ「は、はい」 そして、ユイは説明した。 天使、陽動部隊、トルネード、食券確保、消えないように、などなど。 ユイ「ですから今トルネードが終わり、他の人達は食堂にーー」 ひさ子「ユイっ!?」 上条に乗りかかられているユイを見つけ、ひさ子が血相を変えて走ってくる。 上条「チッ、動くな!」ガチャ、チャキッ ひさ子「!?」 上条は拳銃をユイの頭に押し付け、ハンマーを起こす。 上条「…そこで、止まれ」 ひさ子「……」 上条「お前も、SSSか?」 ひさ子「ああ、あんたは何者なーー」 上条「黙れ。俺の質問に答えろ。今、こいつを呼んだな?お前も陽動のバンドメンバーか?」 ひさ子「…あぁ」 上条「こいつから大体のことは聞いた。これより俺たちはお前らを拘束するんだが、知らないよな?」 ひさ子「なっ!なんだよそれ!」 上条「ゆり、っていうお前らのリーダーに確認するんだな。今頃校庭で地べたに転がっているだろうが」 ひさ子、ユイ「っ!?」 上条「それで、トルネードの部隊はのんきに飯食ってんのか。ははっ」 ひさ子「……」 上条「…フン、いい眼だ。ほら、行けよ」 ひさ子「なに?」 上条「どの道お前ら全員拘束するんだ。俺は拘束班じゃないから、お前らを拘束するのは手間だしな」 上条「だから校庭でお前らの仲間同様に、まとまって俺の仲間に捕まってくれたほうがいい」スクッ 上条はユイの上から立ち上がり、拘束を解いた。 上条「行けよ」 ユイ「……行きましょう、ひさ子さん」 ひさ子「あぁ…」ダッ 上条「……さて、沙耶と合流するか」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 校庭ーー ユイ「っ!?」 SSS「!?」 そこは、地獄だった。 人だったモノ、肉片が飛び散り、鮮血が水溜りを作っていた。 それを見て、誰もが息を呑んだ。 ガチガチに震えて、その場からしばらく動けなかった。 地獄の中心には、一人の悪魔がいた。 彼以外、誰もが倒れている。 二枚の、巨大な漆黒の翼。 それを背中に生やす彼は、 鮮血を飛ばして舐める彼は、 紛れもない悪魔だ。 一方通行「dgkprpsjbtkepwncotnfjkdop」 最強の超能力者が、そこには君臨していた。 垣根ーー 何が起こったのか。 黒い翼が脅威だということを、垣根は理解していた。 あれはピンチの時に現れるものだと。 だが所詮、人間の身体を動かしているのだ。ならば生命活動なしには不可能。 だから、一方通行から確実に酸素を奪い、血液中に酸素が流れないようにしようとした。 上手くいった。 一方通行は、体内で二酸化炭素と水を材料に酸素を作り出そうとするだろう。 人工的な光合成として、さらに光エネルギーの代用エネルギーをベクトル操作で生み出し、学園都市の最新化学技術の真似をするのだ。 一方通行の能力はベクトル操作。水素と酸素を化学反応させて電気を取り出すことなど造作もない。 体内でエネルギーを生み出し、二酸化炭素と水を材料に酸素を生み出し、酸素と二酸化炭素を半永久的に循環させようとするだろう。 それを破るために、垣根は二酸化炭素と結合する物質を生み出したのだ。 これだけの操作をする一方通行に、二酸化炭素から異物を取り除かせる。 そんなことをしていては、必要量の酸素が間に合わず、倒れるだろう。 完璧だった。 なのに、 何故か一方通行は立ち上がった。 垣根は一つだけ見落としていた。 ここが、死後の世界だということを。 一方通行「rbetogwtkotffjiekleqi」 一方通行は、酸欠で死んだのだ。 そして、再び元の身体に戻った。 このタイミングを、死んでも生き返るということを垣根は完全に忘れていた。 どれだけのベクトルをかき集めたのか、一方通行は触れてもいない垣根の身体を締め付ける。 垣根「ぐ、あぁああ!」 垣根の意識が飛ぶ。 ブシュッ、音を立てて垣根の身体にが弾けた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ゆり「っ…う、……っ!?」 ゆりは起き上がり、その惨劇に目を見開いた。 敵は全て全滅。 一方通行は背中から黒い翼を生やして暴れている。 ゆり「止めなきゃ…」 腰を上げ、校庭へ降りる階段の前で立ち尽くすSSSメンバーに気付く。 ゆり「恐怖して、誰も動けないのね……」 ゆりは今の一方通行にあまり恐怖を抱かなかった。 彼の笑顔を見たからだろうか。 ゆり「一方通行君…」スタスタ 歩み寄り、声をかける。 一方通行「ffjeohepwntpwnoftspdbj」 聞こえていないのか。 ゆり「ねえ、一方通行君」スタスタ 危ない、とSSSの誰かが言った。 だがゆりは止まらない。 撒き散らすベクトルで飛んできた石が、ゆりの頬を裂く。 それでも、止まらない。 一方通行の正面に立つ。 ゆり「あたしね、初めて出会った時あなたのことを怖がっての」 一方通行「howngptrdpcnroehgospep」 ゆり「でもあなたは岩沢さんの望みを叶えてあげた。手伝ってあげた」 ゆり「あたしは、まだ消えたいなんて思えないけど……けど、あなたは間違いなく岩沢さんを救ってあげたんだと思う」 ゆり「あたしはね、なんだかずっとあなたのことを気にかけてたの」 一方通行「wgtdatmjpgumtpatgtdp」 ゆり「ずっと、一人で全て悟っているかのようなあなたが、気になってた」 ゆり「あなたは満足して死んだと言ったわよね。でも、あなたは幸せに満ちた人生を本当に過ごせてたの?」 ゆり「違うわよね。あなたの、その悲しげな目を見ればわかる。どうしようもなく苦しんで、頑張って生きてきたんだよね」 ゆり「それでも、最後には満足して死んだ。自分の人生を呪わずに死ねた。そんなあなたにとって、あたし達のやっている事は幼稚に思えたでしょ?」 ゆり「そんなあなたが、あたし達SSSに入ってくれると言った。嬉しかった。なんなんだろうな、この気持ち…」 一方通行の翼がゆりを狙う。 ゆり「ねぇ、あたし達を導いてくれるんでしょ?ーー先生?」 ゆりに触れる寸前で、翼が止まった。 ゆりはニッコリと笑った。 ゆり「うん、やっぱり一方通行君は一方通行君だ」 ゆり「そんな悲しそうな顔で暴れるのはもう、やめようよ」 ゆりは翼の合間を抜け、一方通行に抱きついた。 ゆり「ねえ、目を覚まして?一方通行君」 一方通行の翼がゆりを突き刺そうとする。 しかしギチギチと音を立てて止まる。 しばらくそうした後、翼は消え、一方通行は気を失った。 倒れかかってきた一方通行を抱きかかえ、ゆりは優しく微笑んだ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー それからどれだけ時間が経ったのか。 再び目覚めた垣根は、学校の外だった。 垣根「助かったぜ」 絹旗「全く、超負けててビックリしました。三人とも私が超運んだんですよ」 垣根「で、お前の仕事は?」 絹旗「超完了しました。SSSの武器庫を発見し、超焼き払って来ました。対天使のためにギルド連中を連れ出したことを、リーダーが超教えてくれたので簡単でしたよ」 垣根「後は、あいつらがどうなるかで俺たちは次の行動を考えたほうがいいな」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 沙耶「え……」 目を覚ました沙耶。 そこは、芝生の上で。 木に寄りかかって寝ていたようだ。 沙耶「ここは……うそ……」 そこには懐かしい学校が見えて。 自分がいるのは、その中庭だと気付いた。 理樹「あ、やっと起きたね沙耶」 沙耶「え…うそ、うそうそうそ…!りり理樹君!?」 優しく笑う、最愛の人がいた。 理樹「もう、沙耶ったらぐっすり寝ちゃうんだから。僕も一緒に午後の授業サボるハメになったじゃないか」 沙耶「え、え、え」 理樹「ん?どうしたの沙耶?」グッ 沙耶「うひゃあっ」 顔を寄せられ、沙耶は変な声をあげてしまう。 沙耶「りりり理樹君!」ズササッ 理樹「…いきなり離れてどうしたの?」 沙耶「え!や、その、あの…うぅぅ…そ、そうよ!恥ずかしかったのよ!いきなり大好きな人に顔を近付けられてめちゃくちゃドキドキしちゃってあれこれキスされちゃうのヤダヤダ嫌じゃないけどなんて考えちゃうぐらいドキドキして恥ずかしかったのよ!どうよ、滑稽でしょおかしいでしょ笑えばいいじゃない!何一人発情してんだこいつって笑えばいいでしょ笑っちゃいなさいよあーはっはっは!って!」 沙耶「あーはっはっは!」 理樹「うん、いつもの沙耶だね」 沙耶「そこで微笑むなぁー!」 キーンコーンカーンコーン 理樹「あ、チャイム鳴ったね」 沙耶「あぅ。……てあれ、なんであたしここにいるんだっけ…」 理樹「まぁまぁ、気にしないで」 沙耶「いや、ちょっと待って、あたしは何か…」 理樹「じゃあローソンとセブンイレブンどっちに行こうか」 沙耶「そうねぇ、だったら……って!なんでそんな話になってるの!?」 理樹「え?だってローソンだよ?」 沙耶「おかしな理樹君が来たぁー!なんでそんなにコンビニネタが好きなのよぉ!」 理樹「あはは、沙耶は面白いなぁ」 沙耶「違うからね!?今ボケてたの間違いなく理樹君だからね!?」 理樹「あはは。…あ、恭介ー!」 恭介「おう、お前ら何授業サボってんだよ怪しいなぁ」 理樹「沙耶が寝ちゃってね。ほら、沙耶行こう?」 沙耶「え?どこに?」 恭介「俺たちリトルバスターズは、今野球をしてるところじゃないか。寝ぼけてんのか?」 理樹「沙耶は寝ぼすけだなぁ。ほら、行こう沙耶」 理樹が伸ばした手を、掴もうと沙耶も手を伸ばす。 自然と、笑みが浮かぶ。 ーーその幻想をぶち壊すーー 突然聞こえたその一言で、そんな世界が壊れた。