約 24,298 件
https://w.atwiki.jp/animesongs/pages/2606.html
涼宮ハルヒの憂鬱 涼宮ハルヒの記録 涼宮ハルヒの記録(Amazon) 発売元・販売元 発売元:株式会社ランティス 販売元:バンダイビジュアル株式会社 発売日 2009.08.05 価格 2857円(税抜き) 内容 パラレルDays 歌:涼宮ハルヒ(平野綾) SOSならだいじょーぶ 歌:涼宮ハルヒ(平野綾) 雪、無音、窓辺にて。 歌:長門有希(茅原実里) SELECT? 歌:長門有希(茅原実里) 見つけてHappy Life 歌:朝比奈みくる(後藤邑子) 時のパズル 歌:朝比奈みくる(後藤邑子) 青春いいじゃないかっ 歌:鶴屋さん(松岡由貴) めがっさ好奇心 歌:鶴屋さん(松岡由貴) 小指でぎゅっ! 歌:朝倉涼子(桑谷夏子) COOL EDITION 歌:朝倉涼子(桑谷夏子) 妹忘れちゃおしおきよ 歌:キョンの妹(あおきさやか) fixed mind 歌:喜緑江美里(白鳥由里) まっがーれ↓スペクタクル 歌:古泉一樹(小野大輔) 倦怠ライフ・リターンズ! 歌:キョン(杉田智和) 備考
https://w.atwiki.jp/tanigawa/pages/38.html
エロパロ板 2章 雪山症候群の裏顔 3章 妹ワルツ SOS団陵辱 ハルヒナ草第1話「消失」241pより /ハルヒナ草第2話 /ハルヒナ草第3話 /ハルヒナ草第4話 4章 乱交編 5章 妹×キョン 『それはそんな尻だった』~シークエンス1 涼宮ハルヒ~ /『それはそんな尻だった』~シークエンス2 朝比奈みくる~ /『それはそんな尻だった』~シークエンス3 長門有希&朝倉涼子~ 9章 涼宮ハルヒの調教 /鶴屋家の本業 /教官涼宮ハルヒ 10章 湯けむり症候群 11章 涼宮ハルヒの妄想01/02/03/04 13章 涼宮ハルヒの○天国01/02/03/04 ふたなり有希×みくる 15章 『涼宮ハルヒの転換』01/02 (TS物) 17章 『古泉一樹の変貌』(ハルヒ陵辱) 18章 『官能小説大戦』 21章 涼宮ハルヒの××× 22章 『 ──第35回 チキチキ!女だらけの……── 』 『ティー・タイム』 /『ミルク・タイム』 /『リモコン・タイム』 /『ラスト・タイム』 /『デート・タイム―長門有希の場合』 /『デート・タイム―朝比奈みくるの場合』 /『デート・タイム』 /『デート・タイムおまけの4P』 /『デート・タイムおまけ―二人乗り―』 27章 『涼宮ハルヒの日常』01/02/03/04/05 (未完) 28章 エロパロ板ネタ 30章 朝倉×キョン×妹 32章 妹×キョン (自慰) 『悪徳生徒会』01(会長×喜緑)/02(ハルヒ強姦) 『キョン×妹』 (風呂) キョン×妹 (おねしょ) クジ運のない女の話 33章 古泉×鶴屋 次に黒板に書かれるのは・・・Vote For New Couple 森園生 34章 小ネタ(キョン妹) 『涼宮ハルヒの決断』01/02(ハルヒ、みくる、長門) 37章 『ハルヒ×古泉』(入れ替わり) 『Kの悲劇』 /『Kの悲劇、柔らかバージョン』(女体化注意) 『国木田の憂鬱』(女体化注意) /『国木田の接吻』 /『国木田の遭遇』 /『国木田の懺悔』 /『国木田の激突』 /『国木田の災難』 /『国木田の嫉妬』 /『国木田の乱交』 /『国木田の微笑』 39章 『見知らぬ客からお土産をもらった話』(キョン) 『初午』 42章 『涼宮ハルヒの処女喪失』01/02/03 キョン×??? 46章 『覚醒☆くるくる橘 -如何にして男子高校生は変態へと至るか-』 48章 『シンデレラストーリー』 『女だらけのちょっとHな本音トーク喋り場!』 50章 『キョンの凌駕』(ハルヒ、みくる 未完) 52章 『ひまつぶし』01(橘、古泉)/02(長門、キョン)/03(みくる、キョン)/04(ハルヒ、キョン) 『朴念仁の愛され方』(ハルヒ、ミヨキチ 非18禁) /『朴念仁の嵌り方』(鶴屋さん) 53章 『両袖、胴体部分、裏地、襟はじゃんけん』(ハルヒ 非18禁) /『両袖、その少し後の話』(SOS団女子) 62章 『枯れ逝く笹の葉』01/02(佐々木、橘凌辱) 63章 『部室』01/02/03-1(みくる)/03-2(長門) 64章 『しっと様』(ハルヒ→キョン×長門) 『マグニチュード』(みくる) /『氷点下』(長門) /『もみじ』(鶴屋さん) /『夢の中で』(ハルヒ) 『触手乱舞』 68章 『ハルヒの力』佐々木&橘、凌辱01/02 エロパロ板以外 作者 タイトル カップリング 備考 -1- 『朝倉涼子の鬱憤』 -2- 『朝倉涼子の陰謀』 -3- 『長門有希の目覚』 -4- 『長門有希の欲求』 -5- 『朝比奈みくるの指先』 -6- 『孤島症候群 (夜編)』 朝倉×ハルヒ? 朝倉×キョン? 長門×キョン? 長門×キョン みくる×キョン ハルヒ×キョン 涼宮ハルヒのSMスレより RrgzDmkc0 キョン「朝、目が覚めると俺は性獣になっていた」(一括)(分割) キョン×オールキャラ 未完 5dseiCnX0 古泉「あぁ そういえば皆さんはオナニーする時はどのように……?」 キョン×オールキャラ スカトロ、グロ、 流血描写有り
https://w.atwiki.jp/kuragemaru/
くらげまるの中身 個人的な二次創作を置いている物置の様な物です。 2chキャラスレ 【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ に投稿した物がメインとなっております。 閲覧者様の自由な編集はできません。ご連絡は『ご意見・ご感想』からどうぞ。 見られたくないご意見・罵倒などは fujimon5o@yahoo.co.jp へ。 素人の書いた文章が収められています、たいした物はありません。 ダメだなと思いましたら、そっとブラウザを閉じるか、苦情の一つも言ってください。 09.12.01 ひっそりと開始 10.02.09 何か 消失 何かを開始 消失を鑑賞 10.02.10 何か たからものを更新 10.02.10 SS部屋 長門有希のカレーなる1日を更新 第1回目 10.02.27 何か 2回目の消失を更新 10.03.02 何か 大人げない人を更新 10.03.10 SS部屋 長門有希のカレーなる1日を更新 第2回目 10.03.24 何か PSPを更新 10.04.24 何か 近況を更新 1
https://w.atwiki.jp/2chfigma/pages/21.html
No.SP-001 超勇者ハルヒ (Super Brave Haruhi) 情報 作品名 涼宮ハルヒの戸惑 発売元 バンプレスト 価格 10,290円(税込) 発売日 2008年01月31日 商品全高 約135mm 同梱対象品 PS2ソフト「涼宮ハルヒの戸惑 超限定版」 付属品 表情:2種類 手首:×10 共通付属品(スタンド、スタンド用アーム、収納袋) その他:「超勇者」腕章、剣 画像 キャラクター概要 ゲームオリジナルストーリー「涼宮ハルヒの戸惑」にて、涼宮ハルヒが作中のゲームで使うためにコスプレした姿。 同ゲームのストーリーは「ゲームを作る」という内容のもので、完成したゲーム(主にRPG)でこの姿を見られる他、(作中での)ゲーム製作過程でこの衣装になることもある。 ちなみに、涼宮ハルヒ以外のSOS団の面々もコスプレする。 商品解説 一般販売である長門有希 制服ver.に先駆け、ゲームに付属する形で出回ったfigmaであり、ゲーム自体の発売日から世に出回った最初のfigmaになる。 スタンド、手首交換、表情交換、小道具、持ち手と後に発売されるfigmaの雛形もすでにこの商品で確立されている。 「涼宮ハルヒの戸惑」オフィシャルサイトにて、本商品に関する注意書きが掲載されている。 良い点 悪い点 不具合情報 関連商品 涼宮ハルヒ 制服ver. 涼宮ハルヒ 夏服ver. 涼宮ハルヒ チアガールver. 涼宮ハルヒ 中学生ver. 涼宮ハルヒ 光陽園学院ver. 長門有希 制服ver. 長門有希 悪い魔法使いver. 朝比奈みくる 制服ver. 朝比奈みくる チアガールver. 朝比奈みくる 戦うウェイトレスver. 朝比奈みくる 大人ver. キョン 制服ver. 古泉一樹 制服ver. 鶴屋さん 制服ver. 鶴屋さん 文化祭メイドver. 朝倉涼子 制服ver. コメント figma唯一のジッパーバッグ不在な気がする・・・ -- 名無しさん (2011-06-12 18 21 12) 肩は、肌色の関節パーツを軟質製の袖で、カバーしているが、動かしているとずれて、肌色がチラチラと見えるので、白いパーツを他から流用した方が良いかも -- 名無しさん (2011-07-09 21 33 00) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/45kssos/pages/79.html
とりあえず。 先に言っておこう。 人ってものは何時でも狂うことが出来る。 いくら正義を貫こうと。 いくら王道を歩もうと。 いくら良心が働こうと。 いくら公正で在ろうと。 いくら正しく、より正しく生きたところで、狂うこと自体は容易いのである。 ただ、ここで狂うという言葉を使うと。 このバトルロワイアル内で「狂う」という単語を使うとどうしても負のイメージが先行してしまうものだが。 ここで言う「狂う」は別に負のイメージとは限らない。 要するに。 今までの「存在証明」という名の志から逸れることを「狂う」と使わせてもらおう。 例えば、今まで軽犯罪を繰り返してきた男が真っ当に生きているのも一つの「狂い」だろう。 例えば、ずっと引き籠って不登校生活していた学生が学校に行こうとするのもまた一つの「狂い」。 ただ一つ。 一つの切っ掛けにおいて、人間は良くも悪くも変わることが出来る。染まることが出来る。 友情。恋愛。使命。責任。勘違い。罠。 種ならば幾らでもある。 だからこそ。 人というものは変わるのだろう。 この「バトルロワイアル」という促進剤を前にして、より健やかに。 まあ。 そしてここに。 どういった意味でかはさて置いて。 この一件を境にしてかはいざ知らず。 それでも「狂った」人間が数人。 そんな人たちの物語を見てゆこう。 × × × 「情報統合思念体にこの件についてコンタクト開始――――コンタクト失敗」 長門有希は、言うまでもなく宇宙人だ。 正確には対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェイスというのだが、ここは宇宙人と統一させてもらう。 ともあれ彼女は宇宙人というだけあり、人ではない。人に擬態した人外。 何て言い方を言うと害あるものかと思われるとこちらとしては思うことがあるのでここにきっぱりと言っておく。 少なくとも普段の彼女は害あるものではない。 彼女はいわば監査員だ。 対象者は、『神』涼宮ハルヒ。 「………どうして」 涼宮ハルヒは『願望を現実に変える能力』をその身に秘める。 今回の件、「バトルロワイアル」においては尤もな流れとして封印されてはしまったのだが。 ともあれ、その力は言うまでもなく膨大だ。 影響力、強制力ともに使う本人の如く傲慢だ。 その力に、通称キョンを始め彼女も振り回されている。 かつての八月の件なんて最もな例だろう。 それでも。 せめてもの救いを言うのであれば、彼女がその力を存じていないこと。 たとえ唐突に桜が変色しようとラッキーで済ませ、 たとえ突然灰色の空間に招かれ青色の怪人に襲われたのも夢オチで済ませる。 そんなこんなで今までその力を知らずして過ごしてきたのが、救いだ。 そして――――彼女らの成果ともいえる。 人間。 そんな力を自分がもっていると知ったらどう動くか分からない。 信じようにも信じ切れなくなる。 故に彼女らは、その力を隠匿しながら平穏で波瀾なが苦戦生活を今までは送っていたのだ。 「再度情報統合思念体にこの件についてコンタクト開始――――コンタクト失敗」 さて、そんな紹介も程々にしておいて。 今現在の彼女を見ていこうと思う。 彼女が先ほどから行っているのは、言葉通りに情報統合思念体コンタクト―――接触だ。 先ほどから専門用語が多くて困るが、情報統合思念体とはいわば彼女ら宇宙人の元締め。親玉とも言い変えられる。 彼女が文字通り宇宙人並みにいかれた力を使えるのはこの存在あってこそと言い変えても差支えは無い。 まあ、ともあれ。 彼女は先ほどからずっとそのように接触を試みていた。 しかし、結果はことごとく失敗の一路を辿っている。 いや正しく言うならば、接触は出来る。最低限の要請もできる。 だが。 このバトルロワイアルの壊滅を許してはくれない。 許してくれなければ、何もできないのが彼女の能力。 それは彼女としても理解しているし、無論のこと彼女はそれを由としている。 されど、場合が場合。 この場に置いて、情報統合思念体が、要請を拒否する理由などあり得ない仮定の一つを抜きにすると、そもそも皆無なのだ。 朝倉涼子というバックアップといえる存在ならいざ知らず。 この長門有希となればそうはいかない、いかせない。 けれども現実では、接触に滞る。 幾ら相手側に、「朝倉涼子」という存在があろうとも、というよりかは在ること自体がおかしいのだがさておいて。 「朝倉涼子」にはそれだけの力は、情報統合思念体に関する力は先の通り長門有希の方に分がある。 けれども、何故だか。 この「バトルロワイアル」が始まって以降、ずっと不調なのだ。 理由は分からない――――わけでもない。 しかしそれはあり得ない仮定なのだ。 「涼宮ハルヒ――――?」 そう、その一つのあり得ない仮定。 考えるまでもない、一つの可能性。 それは、涼宮ハルヒがこの状況を望んだという可能性。 理由は別に思い返せば幾らでも思いつける。 元々なにかしらに感化されやすい涼宮ハルヒのことだ。 サバイバルゲームをやってのことから発展していったのもかもしれない。 テレビの特集で戦場についてのことをやって何かに期待して胸躍らせていたのかもしれない。 ふとして、唐突に突拍子に思いついただけなのかもしれない。 しかしそれでも。 それだけの切っ掛けにおいても、涼宮ハルヒを前にすれば実現する。 けれど彼女なりにそれは無いと見込んでいた。 普段の彼女の生活を見ると、そんなことはねじ曲がっても考えないだろう。 そういう評価を下し観察していた。 少なからず、昨日までの彼女にはそうした挙動などは見受けられなかったのだから。 ただ。 この、情報統合思念体との滞りを受けると。 彼女の中で、その可能性は徐々に肥大化していった。 元々、情報統合思念体とは、彼女の意思が最優先といえるべき個所が見受けられる。 つまりそれが意味するのは、彼女の意思の尊重。 そんな性質を有する概念。 だから彼女はこう考える。 だから彼女はこう思った。 それが、「バトルロワイアル」を打開できない理由なんじゃないのか、と。 この一件には、涼宮ハルヒの意思が一枚買ってるのではないか、と。 だとすると。 長門有希。彼女が思うことはただ一つ。 ある種の失望。 仲間思いで、それ相応の人格者で、太陽の様な彼女。 そう認識していたのも改めなければなるまい。 かつて誰かは涼宮ハルヒに対しこう言った。 神―――と。 しかし、違ったようだ。 と。 彼女は、ふと呟く。 「悪魔………」 その声は、静かに木霊する。 × × × こうして、彼女の中で、歯車は少しずれた。 だから彼女は、この「バトルロワイアル」において 「狂った」。 × × × 坂上智代と言えば、元不良の優等生だ。 文武両道の才色兼備。 その銀に煌くなびく髪は、このバトルロワイアルに置いても健在である。 しかし、その目に映るのはいつもの希望に満ちた瞳ではない。 映るのは――――絶望。 「………願い」 一言、静かに呟く。 主催は言った。何でも叶えよう、と。 話変わるが、彼女には叶えたい望みがある。 学校の前に続く長い坂道に咲く、綺麗な桜の花を守りたい。 そんな望みがある。そんな願いがある。 弟と、また再びあの坂の桜の花を。 「――――ふう」 と、考えたところで思考を中断する。 首を大袈裟に横に数回振った後、両手で両頬をパンッと小気味の言い音をたててはたく。 「これでは、朋也の奴へ顔向けできんな」 岡崎朋也。 彼女の――――彼氏。 まあここにいる彼は、違うのだけれども。 言うなれば、この場に置いては彼女は独りなのだけれど、ここではおいておこう。 「…………まあ、惜しくないと言えば嘘にはなるがな。朋也を殺してまで手に入れるものでもない」 自分に言い聞かせるように、独り呟く。 そして、再度決心する。 「………」 殺し合いには乗らない、と。 × × × 彼女の場合は、既に「狂っていた」という描写が適切だろう。 人を傷つけるのに躊躇いなどなかった、やさぐれていたかつての日から。 彼女は正義の人に、成り上がった。 だから彼女も「狂った」という言い方をさせてもらおう。 × × × そして、そんな少女らが、邂逅した。 × × × 人吉善吉。 彼の体は今は自然と軽かった。 「…………カッ」 が、溜息を吐かざる負えなかったのがこの現状。 ようやくのことで、自身のやりたいことがはっきりしたというのにもかかわらず、この仕打ち。 やっと、自分が、黒神めだかへの恋慕に自覚することに達したのに。 その結果が、バトルロワイアル。 意味が分からない、不条理過ぎる。 そんな事を思いながら、彼は歩いていると。 彼は遭遇した。 二人の人間と。 長門有希と、坂上智代に――――。 × × × 長門有希のこの件の対応とすれば、俗に言うところのマーダー化だ。 情報統合思念体が望むのであれば、逆らう術などない。 涼宮ハルヒがそう望むのであれば―――――。 無論好きでやっている訳ではない。 むしろそう言った行動しか取れない自分に苛立ちにも似た感情しか取れない。 けれど、やらなければ。 そう決意したのち、直ぐ様彼女は出会った。 別の色をもった、決意を宿す心強い瞳を。 だから、多少のためらいの後。 彼女は殺戮を始めようと試みた。 × × × 「―――――くっ」 坂上智代は、長門有希が自身の姿を発見する数秒後にその姿に気付いた。 大人しそうなその風貌と、武装なき姿を見て、始めは話を掛けようと、近づいた。 そこまでは何の問題もなく進んだのだが、次の瞬間その考えは無下にも抹消される。 何時の間にか握ったのか、ナイフを片手に、ゆっくりとこちらに近づいてきた。 対し智代の元には何ら武装は無い。 まだ確認すらしていなかった。それほどまでにこの現実を受け入れるのに時間をかけてしまったのだ。 それでも敵は待ってくれなかった。 一瞬の空白の間の後、一気に間を詰められる。 上からナイフが振りかざされる。だが、ここまでなら、智代だって場馴れ自体はしている。 辛くも腕を取り、背負い投げの要領で投げ飛ばす。 長門の身体は軽々と投げ飛ばされ、近くにあった木に激突する。 しかし、長門の方はさしてダメージは食らっていない。 さもありなん。なにせ彼女には――――制限はあれども防御壁自体は創れるのだから。 そして、彼女は走って逃げだした。とてもじゃないが、敵う相手ではない。そう本能的に察知したから。 長門有希の方はそれをただ静かに見つめているだけだった。 × × × 人吉善吉は考える。 ここで、どちらの方について近づけばいいのか。 人を投げ飛ばして逃げた彼女を追えばいいのか。 人を殺そうとして返り討ちにあった彼女に近づけばいいのか 前者には害意は無かった。 後者には殺意があった。 さて、選択の刻。 彼が、選んだ選択肢とは――――――。 【C-4 森/未明】 【坂上智代@CLANNAD】 【装備:不明】 【所持品:支給品一式 ランダム支給品×3】 【状態:健康】 【思考・行動】 1:朋也たちと合流 2:とりあえずは逃げておく 【備考】 ※智代ルート、卒業式直前からの参戦です 【長門有希@涼宮ハルヒの憂鬱】 【装備:ナイフ@現実】 【所持品:支給品一式 ランダム支給品×3】 【状態:健康、本当に乗るべきかの悩み】 【思考・行動】 1:殺し合いに乗る? 【備考】 ※参戦時期は今後の書き手様にお任せします ※有希の装備しているナイフは情報操作で出したナイフですのでランダム支給品にカウントされません 【人吉善吉@めだかボックス】 【装備:不明】 【所持品:支給品一式 ランダム支給品×3】 【状態:健康】 【思考・行動】 1:どちらの少女と接触するか 2:みんなと合流 3:めだかちゃんに惚れてもらう 【備考】 ※めだかと付き合いたいと自覚した直後からの参戦です 【ナイフ@現実】 長門有希が情報操作で出したナイフ。 028 少女の戦 時系列 020 ラブコメディは突然に 017 破面の告白 投下順 019 俺の救世主さま START 長門有希 053 かみのおとされもの(前編) START 坂上智代 059 ぜんきちタイガー START 人吉善吉
https://w.atwiki.jp/yasasii/pages/145.html
北高校学年末球技大会~第一部・無明逆マッガーレ 第零景 ──ドォン!ドォン! 平成X年3月── 真剣を用いる前代未聞のハンドボール試合が県立北高等学校で催された── この日登校に赴く生徒の表情は皆、一様に沈痛であり、弔事の物と同様であった── 生徒の命は─── 生徒の物ならず─── 岡部「───。」 ──岡部教諭の無言の合図とともに、白州が開かれる。 榊「西方!長門有希!」 ──ドォン! 一同「───! む、乳房(むね)はどうした!?」 朝倉「長門有希・・・、生徒会書記、喜緑殿のご推挙であったな。」 喜緑「如何にも。」 喜緑「お身体を改めさせて頂く──」 長門「……。」 喜緑「長門有希の胸部の起り、ステータスだ、希少価値だと認めたり──」 長門「………。」(ゴゴゴゴ) 喜緑「あっ!長門さんが無言で血の涙を!!」 榊「東方!古泉一樹!」 ──ドォン! ざわ・・・ ざわ・・・ 一同「───ガチホモ!?」 朝倉「この様な見世物にも値せぬ試合で校庭を汚したとあってはご公儀に いよいよもって申し開きでき申さぬ!!」 喜緑「見られい朝倉殿!、不屈の魂をもった者にとってはかえってその魂を揺さぶられ遂には!」 ──じゃす・・・じゃす・・・。 古泉「きょん、もう良い。」 キョン「お気をつけて・・・。」 ───それは、いかなる球技で見たことの無い、奇妙な構えであった。 長門「…怪物め!」 ───その構えから繰り出される恐ろしい技を知るのはただ二人・・・。 キョン「ああ、あれこそは古泉様必勝の構え・・・無明逆マッガーレのお姿・・・」 みくる「長門さま・・・、討って、討って下さいまし。憎い、憎い憎いガチホモを!」 ───ドォン!ドォン!ドォン! こうして、真剣を用いる前代未聞のハンドボール試合が開催された。 貧乳の刃はガチホモを断つ事が出来るのか───!? ガチホモの刃は貧乳に届くのか───!? ───できる!できるのだ!! www24.atwiki.jp/yasasii/pages/145.html #これは未完成プロットです、ページ作成の練習用にお借りしています。 BADPahoaHoより。
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/5024.html
第2章 1日目 街は静まりかえっていた。まるで人間すべてが消えてしまったのではないかと錯覚してしまうほどに。わたし1人、夜道を歩いていた。ふと、北高の校門前で立ち止まった。時刻は午前3時を回っている。 わたしは本が好きだった。読むことも書くことも。時間を見つけては小説を書いている。小説を書くことは難しい。小説を書いていると行き詰まることがよくある。原稿を睨んでいても、アイデアは一向に浮かばない。そんなときは、散歩することにしている。今、散歩をしている理由はまさしくそれ。わたしの書いている小説の続きがどうしても書けない。クライマックスがどうしても書けないのだ。ハッピーエンドにすべきなのか、バットエンドにすべきなのか。読み手はどちらを望むのだろうか。わたしはどちらを望むのだろうか。 ◆◆◆◆ 私は、ごく一般的な高校に通う高校1年生。この学校に通って半年になる。私の趣味は本を読むことで文芸部に所属している。私は人と話すのが苦手で、友達はいない。わたしはいつも休み時間になると教室から逃げ出し、部室に行って本を読めるけれど、本ならどこでも読めるが教室の空気が好きになれなかった。別にいじめられているわけじゃないけれど、あの場所にいると孤独を感じた。部室に行っても1人であることに変わりはないが、部室は落ち着いた。部室だけが私の居場所だった。 私には好きな人がいる。名前はわからない。彼との初めての出会いは近所の市立図書館。実は、私が本を読み出したのは高校生になってからで、それまで本に全く興味はなく、図書館に行ったことさえなかった。初めて図書館に行った時、本がところ狭しと並ぶ光景をみて感動したことを今でも覚えている。しかし、貸し出しカードの作り方を知らず、引っ込み思案な私は受付の人に訊くこともできず困り果てていた。そのとき困っている私に気づき声をかけてくれたのが彼だ。私は彼のことを今でも思い続けている。 ある日、顧問の先生に呼び出された。顧問と言っても名前だけで、普段、話すこともない。古文の担任でもある先生に呼び出されたとき、よほど古文の成績が悪かったのか、と心配したほどだ。文芸部のことで相談があると言われ、自身の成績に問題がないとわかりほっと安心したと同時に、とてつもない不安に駆られた。 「言いにくいんだが」 という前置きがわたしをさらに不安にさせた。 「このまま新入部員がいなければ、廃部になる」 不安が的中した。 「私としても、廃部は避けたいんだが、部員が1人しかいない部に部室と予算を提供することは学校として認められないそうだ。来年度の予算の素案が決まる今月末までに、新入部員が増えなければ存続は難しい」 廃部宣告だった。いきなりの告知。予想できていたとはいえ、その言葉を受け入れるのに数秒の時間を要した。 私は宣告を受け入れ部室に戻った。部室の扉を開けると、多くの本が私を出迎えてくれる。部室がなくなる。この本はどうなるのだろうか。この本棚はどうなるのだろうか。この部室は唯一私が安らげる場所。その大切な場所がなくなる。私はどうすればいいのだろう。私はその場にしゃがみ込んだ。 「大丈夫か。どうしたんだ」 振り向くと、そこに『図書館で会った彼』がいた。 「文芸部の部員か」 彼は廊下で泣き崩れる私にそっと手を差し出し、部室の椅子に座らせてくれた。 「どうしたんだ?」 「答えたくないならいいんだが」 彼は困惑しているようだった。答えないのは彼に悪い気がして、包み隠さず今日起こった出来事を話すことにした。 「う~ん」 彼は眉間にしわを寄せしばらく考え込み 「じゃあ、俺が入部しようか」 「え……」 あまりにも突然で私は固まってしまった。聞き違いに違いない。 「俺は本が好きだし、どこかのクラブに入りたいと思っていたんだ」 彼は照れくさそうにそう言った。 「すまん。迷惑か」 「そんなことはない」 私は、必死で否定した。私はあわてて、本の山をかき分け、ほこりがかぶっていた入部届を探しだし、彼に渡す。彼はその場で入部届けを記入した後、本棚を眺めたりしていた。こういう場合、部の活動内容等を説明するべきなのだろうが、私は緊張しすぎて顔を上げることもできず、本を読むふりをしてしまった。 あまりの急展開に放心状態だった私は彼が帰った後、ことの重大性に気づき、おろおろしたり、にやけたり、これは夢ではないかと不安にもなり、じっとしていられず動物園にいるライオンのように同じ場所を行ったり来たりした。運命の赤い糸なんてあるわけないと思っていたが、今日ばかりは運命の赤い糸が私の小指に結んであると言われても素直に信じてしまう。 そうして、私と彼の新しい部活が始まった。昼休みと放課後、彼が部室に行われた。といってもルールとして決まっている訳ではなく、彼も私もいつのまにか習慣づいてしまっただけなんだけど。昼休みは弁当を持ち寄り、食べながら最近読んだ面白い本の話をしたり、最近見たテレビのことなど、どうでもいい話もした。話といってもしゃべっていたのはほとんど彼だったが。それ以外の時間は本を読んでいた。特に会話はない。ただ本を読むだけなので、以前とやっていることは変わらない。しかし、部室の空気は一変した。 その日も、彼と一緒に昼食を食べ、その後、私は昨日読んでいた学園小説の続きを読み、彼はハードカバーの長編SF小説に挑戦していた。部室には穏やかな時間が流れた。静かな部屋に時折聞こえる本をめくる音が心地よい。こんな日がずっと続けばいい。そう思っていた。 どれぐらい時間が経っただろうか?短針が2周はしたと思う。ふと横を見ると彼はすうすうと寝ていた。その幸せそうな寝顔をみていると私まで和んだ。もしかしたらこういうことが幸せっていうものなのかもしれない。私は1人微笑んだ。 つづく ◆◆◆◆ これは、わたしの書いた小説だ。ヒロインは自分自身をモデルにしているが、文芸部が廃部宣告を受けたことも、それを救うヒーローが現れることもない。現実はきびしい。わたしは今日も1人、部室で本を読んでいる。 ちなみに、小説に登場する『彼』にはモデルになった人物がいた。『彼』とはわたしと同じ北高に通う生徒で、キョンというあだ名があるらしい。『らしい』というのは、朝倉さんからの伝聞だからで、わたしは彼と話すことがないからあだ名で呼ぶこともない。彼と話したのは、小説同様図書館で貸し出しカードを作ってくれたときだけだ。なんでも、朝倉さんは彼と同じクラスで、しかも席は彼の後という。世の中はなんと不公平にできているのだろう。朝倉さんは彼のことを普通と評していた。 「どうかって言われても、そんなに印象はないかな。もしかして、彼のことが好きなの」 わたしは全力で否定する。でも、すでに手遅れで 「そんなに気になるなら告白したら。なんなら話が仲介しようか」 と彼が好きであることが既成事実になり、さらに恋のキューピットまで申し出てくれた。 はあ わたしは盛大なため息をついた。どうしてわたしは臆病なのだろうか。 そんなある日、信じられない出来事が起こった。あらかじめ言っておくがこれはわたしが夢想した小説ではない。現実での出来事である。 バン! 突然扉が勢いよく開き、『彼』が入ってきたのだ。 「いてくれたか……」 彼はなぜか、わたしを見て安堵の表情を浮かべ、扉を閉めた。 「長門」 「なに?」 わたしはできるだけ平静を装い答えた。図書館の一件以来接点のなかった彼が、なぜわたしの名前を知っているのだろう。もしや、朝倉さんの計らいではないだろうか。 「教えてくれ。お前は俺を知っているか?」 当然知っている。図書館の出来事以来わたしはずっと彼を思い続けている。戸惑いと喜びと緊張が同時に押し寄せてどうしていいか訳がわからなくなりそうな自分を落ち着かせようと、できるだけ平坦な声で言った。 「知っている」 それにしても、彼の問いかけの意図はなんだろう。彼は図書館のことをずっと覚えていて、わたしに会いに来てくれたのだろうか。 「実は俺もお前のことなら多少なりとも知っているんだ。言わせてもらっていいか?」 わたしは期待する。彼との接点は図書館しかない。彼が図書館の話をすると信じて疑わなかった。しかし、彼はわたしの期待を大きく裏切ることを言った。 「お前は人間ではなく、宇宙人に造られた生体アンドロイドだ」 彼の爆弾発言は、わたしの期待を宇宙の彼方にぶっとばし、わたしの頭の上にはいくつものハテナマークが回っていた。宇宙人? 生体アンドロイド? たしかにわたしはそういうものが出てくるSFを数多く読んでいる。しかし、わたし自身にそんな力がないことは言うまでもない。 「それが俺の知っているお前だ。違ったか?」 「ごめんなさい。わたしは知らない。あなたが五組の生徒であるのは知っている。時折見かけたから。でもそれ以上のことをわたしは知らない。わたしはここでは、初めてあなたと会話する」 わたしがそう言うと、彼はとても悲しそうな顔をした。そんな顔をされても……困るんだけど。 「……てことは、お前は宇宙人じゃないのか? 涼宮ハルヒという名前に何でもいい、覚えはないか?」 ないとしか答えようがなにので「ない」と答えた。 彼は不治の病にかかった患者が名医に頼み込むように、わたしに必死に懇願する。 「待ってくれ。そんなはずはないんだ」 彼の顔は真剣そのものだった。何かに追い詰められているような、そんな緊迫感がこちらまで伝わってくる。もし、これが演技なら文芸部でなく演劇部の門をたたくべきだと思う。 「思い出してくれ。昨日と今日で世界が変わっちまってる。ハルヒの代わりに朝倉がいるんだよ。朝倉が復活しているんだからお前も何か知ってるはずだ。朝倉はお前の同類なんだろう?」 朝倉さん? やはり朝倉さんが彼に何かを吹き込んだのだろうか。それとも朝倉さんの仕組んだどっきりなのか。 とにかく、演技とは到底思えない緊迫感ある表情はさらに磨きがかかり、恐怖さえ覚える。 彼はわたしの肩をつかみ、迫った。 「何の企みだ。お前なら解りやすくなくとも説明はできるはずだ」 彼の荒い息が私の顔に降りかかる。肩をつかまれ身動きがとれない。恐怖で心臓の鼓動が聞こえる。 「やめて……」 やっとのことで声を絞り出した。 彼は慌てて手を離し、後ずさりし 「すまなかった。狽籍を働くつもりはないんだ。確認したいことがあっただけで……」 彼は魂が抜けた抜け殻のように、椅子の上に崩れ、焦点を定めない目を泳がせている。そして部室を見渡して、頭を抱え込んだ。 彼の言っていることは支離滅裂だが、彼の必死さはホンモノだ。冗談とは到底思えない。何かある。きっと何か事情があるはずだ。 彼はゆっくりと頭を上げ、わたしを見て謝った。 「すまん」 その声には悲壮感が漂っていた。逆に心配になってくる。何か声をかけた方がいいのだろうか。 彼が座り込んで10分ぐらい経っただろうか。硬直状態が続いていたが、それを破ったのも彼だった。 彼は突然立ち上がり、パソコンを指で差して 「長門。それ、ちょっといじらせてもらっていいか?」 わたしは困惑した。小説の中でも、現実でも彼はわたしを驚かす役回りらしい。なんてことを言っている場合ではない。そのパソコンにはわたしが今まで書き溜めた小説が入っている。図書館のエピソードも書かれている。でも、断るのも不自然だし…… 「待ってて」 わたしはデスクトップ上にあった小説フォルダをゴミ箱に移した。あとで、ゴミ箱から復帰させればいい。とにかく、小説を見られるわけにはいかない。 小説を隠した後、彼に言う。 「どうぞ」 「悪いな」 そう言うと、彼は何かの作業をする訳でもなく、よりにもよってパソコンのファイルを探し出した。まさか、わたしの小説を探しているのか。いや、小説の存在は知らないはず…… 「ねえか」 彼はそう言い、席を立った。 「邪魔したな」 彼は帰ろうとする。せっかく話ができたのに…… なぜ彼が『ここ』にきたのか、なんて考える余裕はなかった。とにかく、神様がくれた、たった1度の機会だと信じたい。でも、そのたった一度のチャンスを生かすことはできなかった。彼がこのまま帰れば、もう二度と彼に会えない気がする。 彼の背中が遠ざかる。何か言え! わたし。 「待って」 わたしはあるだけの勇気を出して言った。彼は振り向く。 わたしは急いで本棚の隅にあった入部届を取り出した。 「よかったら、持っていって」 たった1枚の紙。でもそれは彼とわたしをつなぐ……かもしれない小さな希望だった。 つづく
https://w.atwiki.jp/haruhi_sinnrosidou/pages/40.html
涼宮ハルヒの進路指導(長門有希の進路) 設定原案 谷川流 原作 フォルクス・ワーゲン キャラクター原案 いとうのいぢ キャスト キョン 杉田智和 涼宮ハルヒ 平野綾 長門有希 芽原実里 朝比奈みくる 後藤邑子 古泉一樹 小野大輔 谷口 白石稔 ドクター 大塚明夫 ハルヒの母 松岡由貴 司会者 井上和彦 キョン妹 あおきさやか 看護婦A 白石由里 看護婦B 桑谷夏子 ギャル男 森川智之 大学教授 緒方賢一 園長先生 大前茜 教師 柳沢栄治 主題歌 「冒険でしょでしょ?」 挿入歌 THE虎舞竜「ロード第一章」 エンディングテーマ「ハレ晴レユカイ」 協賛 2ちゃんねらー一同 長門の婿の会 大森電器店 ヤマツチモデルショップ 超監督 涼宮ハルヒ 企画監修 SOS団 この作品はフィクションであり実在する涼宮ハルヒシリーズとは 一切関係はありません どっか似てたとしてもそれはたまたま偶然です。 「ねえ、キョン。何でこんな事言わなきゃならないのよ。あたりまえじゃないの」 フォルクスワーゲンさんありがとう住人一同お礼申し上げます。 なおこの後カレーパーティーが当劇場にて予定されておりますので皆様ふるって ご参加ください。本日はご来館いただきまことにありがとうございました。 支配人 キョン「………みんな、行くのか」
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/1263.html
長門ふたり 第五章 長門を消去せよ! 「エージェント番号○×□□、朝比奈ミクル、定期レポートを提出し状況を報告しなさい」 「はい」 みくるは久しぶりに自分の時空に戻っていた。時間管理局でのレポートはいつも緊張する。 「今回提出したレポート番号○○にある通り、涼宮ハルヒには変調は見られません。 過去一ヶ月間に新たな時空の歪みを生成した痕跡もありません」 「よろしい、朝比奈みくる。ご苦労だった」 ほっと溜息をつくみくる。思えば、ここに出頭して「過去」でエージェントとなる 命令を初めて受けてから、既に1年以上の時間が経過していた。 最初は嫌だった。一人だけで、知る人もない世界に行き、自分の正体を明かすことも 許されない。心の内を打ち解けられる友人も、甘えられる恋人も作ることは許されない。孤独と 欺瞞に満ちた日々。ここに来る度に「任務解除」を申し渡されることを心密かに願ったものだ。 今も心密かに、ここに来る度に願うことがあるのは変わらない。もっとも、今では 「任務解除」を申し渡され「ない」ことを願っているのだが。 「みくる」 「はい」 「新しい任務を言い渡す」 「えっ」 「心配するな。お前が今の時間平面での任務継続を可能なかぎり長く続けたいと 思っていることはよく認識してる。新任務は、同じ時間平面での任務だ」 「はい、ありがとうございます」 「新任務は情報統合思念体の情報端末の破壊だ」 「はい」 「このデータカードに当該情報端末の情報が入っている。 確認してから破壊するように。破壊のための手順もデータカードに 記述されている。下がってよろしい」 「はい」 どうやら、みくるは情報統合思念体の情報端末の破壊という付加的な 任務を命じられたようだった。観察以外の任務を請け負うことは滅多に無かった。 「頑張らなきゃ」 自分がドジなのはよく認識している。自分がすることは観察ばかり。 規定事項と禁則事項の山。未来人なのに何も知らされない不合理。 そんな自分が時おり悲しくなる。そんなとき、SOS団のみんなとすごすと 本当にほっとする。正体を明かせないはずだったのに、今では自分の未来人という正体を 知りながら、それでいて仲間だと思ってくれる人間があの時間平面に3人もいるのだ。 古泉君、長門さん、キョン君。なるべく長く、今の任務を続けたい。そのためには この任務を確実にやりとげなくては。自分の情報端末にデータカードを差し込む (と言ってもキョンの時代の人間がみたら、名刺大の板を額にあてたようにしか 見えないだろう。この時代の情報端末は脳に内蔵である)。 ターゲット:ヒューマノイドインターフェース 長門の顔が思い浮かんだ。ちょっと気分が暗くなった。あんなのを破壊するのだ。 ちょっと見には人間と見分けがつかない。気分がいい仕事じゃ無いな。 でも、いくら見た目が人間でも所詮、ヒューマノイドインターフェースは死の概念 すら理解できない冷酷な機械に過ぎないのだ(長門さんは違うけど)。 躊躇してどうする、みくる頑張れ! 続けてデータを読み込み表示したみくるが脳内ディスプレイの中に見たのは 無表情な長門の顔だった。 「できません!」 みくるは泣きながら時間管理局に取って返した。 「なぜ、できない」 「長門さんは、長門さんは、大切な友人なんです」 「だから?」 「だから殺すことなんてできません」 「殺すのではない。破壊するのだ」 「同じことです」 「この任務を拒否すれば現在の任務も解除しなくてはならないが 構わないのか?」 任務の解除?じゃあ、もう二度とみんなに会えない。 「こ、困ります」 「それでは、ヒューマノイドインターフェースの破壊を遂行するのだな?」 「そ、それは」 みくるの目から涙があふれ出た。長門有希を殺すか、このまま一生みんなにあえないか、 どちらかを選ぶしか無いのだ。答えは決まっていた。 「任務を解除して下さい...」 みんなの顔が思い浮かんだ。キョン君、長門さん、涼宮さん、古泉くん、鶴屋さん。もう二度と 会えない。お別れも言えなくてごめんなさい。 「朝比奈みくる」 「は、はい」 「お前は解ってないようだな」 「何が、ですか?」 「お前が辞退しても当該ヒューマノイドインターフェースは別の時間監視員の手で 破壊されるのだぞ。お前にその任務を与えたのはせめてもの情けだと言うことが解らないのか?」 「ど、どういうことでしょう?」 「お前以外のものがこの任務遂行を命じられていたらどうなるかよく考えてみることだ」 談笑するSOS団員。ふいに襲い来る影。倒れる長門有希。呆然と立ち尽くすみくる。 私が拒否しても何も変わらないんだ...。みくるは自分の無力さを噛みしめていた。 「わ、わかりました。任務を遂行します」 「よろしい。では行きたまえ」 長門有希の破壊は規定事項なのだ。自分にどうこうできることではない。 だったら、せめて、自分の手で。少しでも長門さんが苦しまない方法で....。 時間管理局から渡されたデータカードに入っていたヒューマノイドインターフェースの 破壊方法は拍子抜けする程簡単だった。データカードには粉末ウィルスの作成法が 記されていた。これをお茶に入れて飲ませる。ただそれだけ。ウィルスは人間には全く無害。 ヒューマノイドインターフェイスにとっては致命的。摂取後、1秒でウィルスはインターフェースの 情報中枢を破壊する。それでおしまい。SOS団所属メイドであるみくるにとっては この上なく容易な長門有希破壊方法だった。 次の日、みくるは早めに部室に行くとお茶の用意をし、準備してきた粉末ウィルスを お茶に溶かした。味も匂いも全く無い。長門有希が入って来る。すかさず、お茶を だす、みくる。 「大丈夫?」 「え、どうしてですか?」 「あなたの脳波がはげしく乱れている。不安感の印」 「なんでもないですー。ちょっと夜更ししたんです、昨夜。 さ、お茶を飲んで下さい」 長門は黙って湯飲みを手に取るとぐいっと... 飲まなかった。そのまま湯飲みを机においた。 「朝比奈みくる」 「は、はい!」 「本当のことを話して」 「本当のことって」 「なぜ、あなたはそんなに不安感に苛まれているのか。理由があるはず」 「そ、それは」 「話して。真実を」 もう限界だった。 「ご、ごめんなさい。長門さん。わたしはあなたを「殺そうと」したんです」 「そう」 長門は本を開くと続けて読みはじめた。 「あのっ、怒らないんですか?」 「あなたは悪くない。悪いのはあなたにこの任務を与えた人間。 あなたを怒っても無意味」 「そ、それはそうですが」 「とにかく、話して、全部」 その日の部活が終わるとあたし達は長門さんのマンションに集合した。涼宮さんの 前で放せる話題ではなかったからだ。そこでキョン君達が聞かされたのは驚天動地の 真実だった。 「朝比奈さんが長門さんを殺すのを拒否するとどうなるんですか」 「わたしの任務は解除され、より強力なエージェントが送り込まれてきます。 今度は私のように観察が主たる任務のエージェントではありません。 実働部隊としてありとあらゆる特殊任務を遂行するように高度の訓練を 受けたエージェントです」 「そいつらは長門に勝てるんですか?」 「わかりません。でも、彼らにはいろいろな能力が与えられているはずです。 勿論、申請無しで時間移動する権限も与えられています。 たやすい相手ではないと思います」 「あなたは失敗したと報告すべき」 「でも、そうなったら、わたしは任務を解除されます」 「されない」 「されないにしても新しいエージェントが...」 「構わない」 「わたし『たち』は消去されない。大丈夫。信じて」 「わかりました。言う通りにします」 「明日、粉末ウィルスをもう一度飲ませて。いまからワクチンを 作成するのでわたしには効かなくなる。あなたはただ ウィルスを飲ませて失敗したとだけ報告して」 「はい」 翌日。お茶の中に粉末を溶かし、みんなに出す。 何も知らない涼宮さんは勿論、ぐいっと飲み干す。 古泉くんとキョン君もゆっくりと飲み干す。 いよいよ長門さんの番。手が震える。今にもお茶をこぼしそう。 お盆がかたかたなってしまう。もし、ワクチンが効かなかったら? 長門さんが「死んで」しまったら? 「大丈夫。信じて」 長門さんはお茶を飲んだ。それから永遠と終われる程長い一秒が経過した...。 長門さんは静かに茶碗を置いた。 みくるは跳び上がって喜ぶのをなんとかこらえなくてはならなかった。 「状況を報告せよ」 「失敗です。粉末ウィルスを摂取させましたが効果ありませんでした」 「そうか。さすがに簡単にはいかないようだな」 「はい」 「さがってよろしい」 「は?」 「任務に戻りなさい」 「ですが、わたしは失敗を」 「朝比奈みくる。君の本来の任務は涼宮ハルヒの観察だ。 その点に関しては今の君の当該時空での立場は余人をもって代え難い。 今回の任務の失敗は大きな問題ではない。君は指令通り任務を果たした。 失敗したのは君ではない。ウィルスだ。下がってよろしい」 みくるは驚いていた。てっきり、これで終わりだと思っていたのだ。 だが、長門さんは正しかった。彼女は私が任務解除されないことを知っていたのだ。 部室で長門と二人っきりになった時、みくるは長門にこっそり告げた。 「ウィルスは効かなかったと報告しました」 「そう」 「新手のエージェントが来ます。わたしとは比べ物にならない凄腕が」 「大丈夫。まかせて」 本当に大丈夫なのだろうか?みくるは不安だった。 長門しかいない文芸部室。しずかにページをめくる長門。 ふいに、時空の乱れを感じて顔をあげると目の前には 不敵な笑いを浮かべた男性が一人。手には奇妙な装置を 持っている。 「あなたは誰?」 「おまえが知る必要は無い。なぜならこれから...」 「あなたが死ぬから」 突然、後ろから声をかけられて男は驚愕して振り返った。 そしてもっと驚くことになった。そこにも長門有希が立っていた。 「な、何?」 「さようなら」 さすがの手練のエージェントにも一瞬のスキが生じた。 いうまでもなく、この「一瞬」は長門にとっては無限の時間が与えられたのとあまり 変わらなかった。二人の長門が呪文をつぶやく。 「★◯◎×αβγ□...」 男の胸に小さな黒い点が出現したかと思うと、男は悲鳴をあげる間もなく 黒い点に吸い込まれてかき消えるように消滅してしまった。 ドアが開き、キョン、みくる、古泉が入って来た。 「すごいですね。長門さん」 「なにやったんだ、長門?」 「彼の体内にマイクロブラックホールを作成した」 「ヒュー」 「すごいですね、長門さん」 ああ、長門さんが敵じゃなくて本当に良かった。 自分が長門さんに粉末ウィルス入のお茶を手渡した時、 長門さんは「本当のことを話して」と言う代わりに 今、時間エージェントに目の前でやってのけたことをわたしにしても よかったのだから。 ...... ... レポート○×□□-1379 結果:失敗。 経過:当該時空の観察要員に当該ヒューマノイドインターフェイスの消去を 指示するも失敗。ついで実行要員を三度に渡って派遣するも失敗。 分析:当該任務の失敗理由は不明。任務の重要度と人的損失の軽重をはかりにかけ、 当該任務は遂行を中断し、無期延期とする.... 朝比奈さん(大)はレポートを読み終わると情報端末のスイッチを切った。 もっとも、「端末」とは言っても実際には自分の脳内に設定された情報 機能に過ぎない。キョンの時代の人間が見たら、朝比奈さん(大)が瞬きしてから ちょっと微笑んだようにしか見えないだろう。あの時はなぜ、長門さんを消さなくては いけないのか、それがどれくらい重要なことなのか全然、わからなかった。 ただ、任務と友情の板ばさみになって苦しんだだけだった。今は、未来人 (自分をこう考えるのは奇妙だったが、長い間キョン達と暮らすうちにそう 考えるようになっていた)がなぜ長門を消そうとしたのか、それがどの程度 重要なことだったのか、よく解る。あの時、今の知識があればあんなに苦しむことも なかっただろう。でもそれはそれ。あの時はあの時。結局、自分は長門さんを助けたのではなく 自分自身を、あの時空にいることができる自分を救ったのだった。 これからキョン君に会いにいく。彼があたしと会うのは初めて。でも、何も教えてあげられない。 白雪姫としか。でも、頑張ってねキョン君。あなたならきっと乗り切れるわ。 これから起きることを。全て。だって、あの時、わたしがあなたちと過ごした 時間平面であなたは立派に全てをやり遂げたのだから。 第六章
https://w.atwiki.jp/2chfigma/pages/334.html
商品インデックス(な・は行) な 長門有希 制服ver. 長門有希 悪い魔法使いver. 中野梓 制服ver. 謎の剣士 マルス に ニャル子 は 博麗霊夢 八九寺真宵 初音ミク 初音ミク Append ver. 初音ミク ver.2 初音ミク 応援ver. 初音ミク ライブステージver. 羽川翼 バファローベル バファローベル ビジターver. ハルク ひ 柊かがみ 夏服ver. 柊かがみ 冬服ver. 柊つかさ 夏服ver. 柊つかさ 冬服ver. ピット 日暮かごめ 平沢憂 制服ver. 平沢唯 制服ver. ビリー・ヘリントン ビリー・ヘリントン クリスマス&ニューイヤーver. ビリー・ヘリントン バースディver. ビリー・ヘリントン ハロウィンver. ヒロ ふ ファンタズムーン フェイト・テスタロッサ The MOVIE 1st ver. フェイト・テスタロッサ 制服ver. フェイト・テスタロッサ ソニックフォームver. フェイト・テスタロッサ ブレイズフォームver. フェイト・テスタロッサ ライトニングフォームver. フェイト・T・ハラオウン バリアジャケットver. 双葉杏 ブラックゴールドソー ブラックゴールドソー TV ANIMATION ver. ブラックピット ブラック・ロータス ブラック★ロックシューター ブラック★ロックシューター TV ANIMATION ver. プリンセス・オブ・ザ・クリスタル へ ヘンリエッタ ほ 星村眞姫那 本多・二代