約 97,635 件
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/951.html
325 :ひゅうが:2012/03/22(木) 19 37 11 ネタ――「憂鬱21世紀 vs 全島(中○)世界」 ――西暦20XX年 「異世界」「ゲート」付近 「妙なことになったものだな。」 「はい。本当に妙なことになっていますね。」 男の横で微妙な表情を浮かべている女性の苦笑に、かつて嶋田繁太郎と呼ばれていた男は同様の態度でそれに答えた。 普段はよく知られたキャリアウーマンじみた装束ではなく、また私的な空間で着用しているゆったりした古代ギリシア風のそれでもない。 彼女は、この「中央統合戦闘指揮室」に相応しい紺色の常勤服とキャップをかぶっていた。 そのこと自体が彼女やその周囲の変化を象徴しているようなものだった。 「10年前までは想像もできませんでした…」 「それは、我々も同様ですよ。」 大日本帝国海軍 連合艦隊司令長官 神崎博之大将は眼前の光景が出現した理由を思考の隅から反芻していた。 「我々はてっきりあなた方がその『信仰』のために我々に戦いを挑んでくるのではないかとばかり思っていました。今のあの『革命的』な連中同様に」 「昔のままなら、私もその片棒を担いでいたかもしれませんね。」 女性は肩をすくめた。 実年齢よりはるかに若く見えるのは、彼女の一族の特色なのかもしれないというほど女性は若く見えた。 「力なき正義は無力、正義なき力は暴力。まさにそうです。 そしてそれを私たちは身にしみて知るまで分からなかった。理解しようともしなかった。」 懺悔するように首を振る女性。 本心からの行動なのだろうが、どうもこういった仕草は苦手だ、と神崎は思う。 「閣下。懺悔はまたいつでもできます。今は、悲嘆ではなく行動の時なのです。 ル・ガル・ナードラ自由ローリダ政府臨時大統領閣下!!」 今、この「ゲート」沖合に集結した大小300隻近い巨大な海洋打撃艦隊も、そしてその後方から出師の途についている「奪還」船団もまったくそれを期待している。 それを知らない彼女ではなかった。 「・・・そうですね。」 ナードラは泣き笑いのような表情で顔を上げた。 「訓示をお願いいたします。閣下。」 神崎は言った。 この戦艦「大和」を持ち出したからには、帝国は本気だ。 だからこそ欧州のかつての枢軸国も戦力の大半を拠出したのだし、これだけの規模の軍勢を揃えることができた。 海には虎の子の原子力空母群を含む空母8、戦艦を含む大型水上戦闘艦28、汎用戦闘艦152と戦略原潜を含む潜水艦隊が。 空には大型超音速爆撃機200以上を含む戦闘用航空機2800機が。 陸には長大な北米境界線を喰い破るために作り上げられたあわせて200万を超える巨大な戦車軍団が用意されている。 そして、「異世界」から脱出してきた人々を訓練し統合した30万名がこれに加わっていた。 彼らは「国連軍」の名の下に「敵」に対し断固たる反攻を行おうとしている。 それには、旗印たる彼女の「声」が必要だった 。 ――大中華世界人民共和国を名乗る「世界帝国」に支配された異世界。 この冗談のような状況が確認されたのは、この5年ほど前と、21世紀もその最初の10年が過ぎた頃となる。 日本列島のはるか沖合と大西洋上に出現した巨大な鏡面のような「ゲート」の向こうに放たれた偵察部隊は、断末魔の声を上げるスロリアという名の巨大な島を確認した。 その上では、赤い星と「八一」という妙なマークをつけた戦車や航空機がまるで第1次世界大戦中のような装備を持った人々を蹂躙していた。 調査の結果、それらの大軍勢の主の名が判明した時世界は驚愕した。 326 :ひゅうが:2012/03/22(木) 19 37 47 「21世紀の中華人民共和国」。それが彼らの名だった。 奇妙な平行世界からその「異世界」へと渡ってきた彼らは、主にその胃袋を満たし、次にその旺盛すぎる国威を全世界に発散させることに熱中していたのだ。 15億というあまりにも巨大な人口を手当たり次第に世界中に送り込み、現地をなし崩し的に自国領にくみこみつつ軍事力の行使を躊躇わない。 民族浄化、組織的な強制同化政策、そしてすさまじいまでの他民族排斥。 その所業は彼らの強大な軍事力もあってまったく掣肘されることはないようだった。 そして既に「転移」から10年が経過していた彼らは、もうひとつの軍事国家に挑戦しつつあったのだ。 その標的となったのは、唯一神キズラサを信じ、「中共」と同様の悪名で知られたローリダ共和国。 初手から2メガトン級水爆つきの核ミサイルを発射した容赦ない殲滅戦は観測隊の眼前でひとつの国家、民族が「殲滅」される様子を人々の前に突きつけていたのである。 彼らが占領したかの世界の7割近い空間は「共産主義」の名を借りた強権的な支配のただなかに置かれていた。 議論の末、接触が持たれたが二つの世界は歴史という面で大きな食い違いを見せる。 彼らにすれば、経済的に追い抜きいざ復讐戦を行おうとしたところで自国ごと異世界へ送られた「敵国」が「悪いナチスの末裔」と一緒にいるのだ。これほど分かりやすい敵はいない。 一方の日本やドイツなども、尊大かつまるでこの世のすべてが自分のものであると信じ切っている者とは共存ができない。 かくして――いくつかの段階を置き二つの世界は不幸な衝突に至る。 一方は総戦力3000万を超える「超大国」。もう一方は神ならぬ人々によってチートの限りを尽くされ、21世紀を迎えた日英独といった「列強諸国」。 足掛け2年にも及ぶ史上初の「世界間軍事衝突」はこうして開始されたのであった。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/1191.html
309 :しん:2012/06/28(木) 00 05 52 では投稿します。転載等は自由です。 夢幻会ーwikipedia 夢幻会は日本の政治結社。日本の振興・発展を目的とする秘密結社であり、 日本の政治・軍事・官僚界に多数会員がいると思われる(組織の項を参照)が、 生存者については非公開である為、会員数は不明である。 但し、総合戦略研究所・枢密院に多数会員が存在することは夢幻会自身も認めている。 1.沿革 具体的な設立者・活動起源は判然としないが、幕末のいわゆる草莽崛起の志士の一部が発祥である模様。 明治維新後、維新の元勲による庇護と黙認の下で議会政治を補佐する政治結社として組織化された。 当初は、官僚・軍人の中堅・若手が中心であったが、日露戦争頃から指導者層にも浸透し始め、 第一次世界恐慌後は日本の政治・権力の中心的役割を占めるようになり、現在に至る。 2.組織 夢幻会の公表によると、「会合」と呼ばれる最高意思決定機関が存在し、 その下に政治・陸軍・海軍・大蔵・内務・農商・鉄道・教育・科学・産業など(他にもある?)の分会が存在する。 これは省庁の構成とほぼ同じであり、また分会の数からもその浸透振りが伺える。 会員は何れかの分会に属し、会員間の地位は互いに平等であるとのこと。 分会の長は概ね世間一般での地位に準じており、その役目は分会内の取りまとめが中心である。 ちなみに分会の長が「会合」メンバーとなることが多い。 「会合」メンバーは時代や議題による増減はあるが、30人を超えることはない模様[要出典]。 但し、政治・大蔵・内務・陸軍・海軍は常任で、特に陸軍・海軍は複数名が常任であり[要出典]、 やや軍事色の強い組織であると言える[要出典]。 また「会合」メンバー間の地位は原則平等であるが、メンバーの中から取り纏め役(議長?裁定者?) が1名選ばれ、取り纏め役による最終決定には全員が従うルールとなっている。 3.入会資格・条件 一切公表されていない為、不明である。 「会合」メンバーが一本釣りで勧誘する、ある日突然分会に招待される、神祇院の秘法による、 密勅で選ばれる言った話はあるが、どれも噂の域を出ない。 310 :しん:2012/06/28(木) 00 07 06 4.会員 4.1.会員規則 入会・退会の手続きや会員規則・会費といった世間一般の組織に関することは、 一切公表されていない為、不明である。 秘密結社のイメージでありがちな、シンボル・秘密の符丁・入会儀式・会員衣装は 公式には一切ないとのみ公表されている(非公式ではあると言うことか?)。 70数年の歴史にも関わらず、極一部を除き(会員の項参照)、会員であることを公言した者が知られていない事から、 『沈黙の掟』に類する規則があり[要出典]、『血の粛清』があると思われる[要出典]。 4.2.会員 4.2.1.「会合」メンバー(1945年4月現在) 1945年4月、内閣総理大臣嶋田繁太郎伯爵は夢幻会の存在を認め、その組織と「会合」メンバーを公表した。 その時公表されたメンバー※は次の通り 総理大臣 嶋田繁太郎元帥伯爵 大蔵大臣 辻正信 内務大臣 阿部信行 陸軍大臣 東条英機大将 前総理大臣 近衛文麿公爵 海軍軍令部総長 古賀峯一大将 連合艦隊参謀長 草鹿龍之介中将 陸軍参謀総長 杉山元大将 陸軍省次官 富永恭次中将 元海軍軍令部総長 伏見宮博恭王元帥 総合戦略研究所所員 閑院宮春仁王少将 三菱財閥総帥 岩崎小弥太男爵 倉崎重工業社長 倉崎潤一郎 日本銀行理事 一万田尚登 ※他にも存在する可能性がある 4.2.2.故人(1945年4月現在。公表された者のみ。) 内務卿 大久保利通公爵 ※ 総理大臣 伊藤博文公爵 ※ 総理大臣 山県有朋公爵 ※ 総理大臣 西園寺公望公爵 ※ 総理大臣 桂太郎公爵 海軍元帥 東郷平八郎伯爵 陸軍大将 明石元次郎男爵 海軍大将 大角岑生男爵 海軍大将 加藤寛治 ※は維新の元勲であり、庇護者としての性格が強い 5.夢幻会の功績 5.1.夢幻会が公式に認めたもの 第一次世界大戦参戦 関東大震災後の帝都大改造 第一次、第二次五カ年計画の制定 ロンドン・ワシントン軍縮条約の交渉 第一次世界恐慌及び銀市場暴落への介入 第二次世界大戦参戦 冬戦争での義勇軍派遣 ロンドン休戦協定 近衛内閣下での全決定 嶋田内閣下での全決定 5.2.通説で関与している可能性が高いもの 憲法制定、第一次下関条約、日英同盟、朝鮮保護国化、アナスタシア皇女救出 シベリア出兵、普通選挙法制定 5.3.一部の学者・研究者が関与を主張しているもの[要出典] 明治維新、西南戦争、ロシア革命、関東大震災、ルーズベルト大統領引退、大西洋大津波、 アメリカ風邪流行、張学良暗殺、アメリカ合衆国崩壊、メキシコ第二革命、スターリン失脚 以上です。 311 :しん:2012/06/28(木) 00 13 32 「会合」メンバーの ①陸軍省次官 富永恭次中将 ②総合戦略研究所所員 閑院宮春仁王少将 ③日本銀行理事 一万田尚登 この3人は想像です。 ①③は本文中に具体的な名前がなかったこと、 ②は本文中で皇族方々が出席となっていたこと 以上のことと、夢幻会に入れそうな史実でのアクの濃さで選びました。
https://w.atwiki.jp/pardei_lustalie/pages/164.html
星間文明統一機構(AOPƏ/オーパ) 基本情報 本部所在地 航空宇宙都市パルディステル 公用語 古典ツォルマ語 統治者のシステム名 星域管理システムTAEMF-01 統治者の称号 キューズトレーター 設立 宇宙新暦0年 貨幣 メッレ(*1)(成果ポイント消費方式) 星間文明統一機構(古典ツォルマ語:Atimnivan Orkəpo vīnt Porokicevelna vīnt ənletve. 同略称、AOPƏ/オーパ. 星間機構)は、かつて存在した軍事勢力。宇宙新暦0年、全知的存在の統一を最大目的として発足した。星間機構は独自の基準による自滅傾向のデータ化を推し進めており、それらの数値を根拠に対立文明への予防攻略を繰り返していた。旧暦時代(宇宙正暦)における大厄災の教訓から、指定レベルに応じた絶滅措置を講じている。そのため、世界中から忌み嫌われており、空前絶後の巨大悪、擁護できない存在として歴史の巨塔に刻まれた。 目次 名称 加盟圏 旗の意味 歴史近古代(宇宙正暦後期) 統治領域の変遷 技術 理念 活動内容各方面に対する予防侵略 断種と強制進化 際限なき選別 言語 機構管理最高評議会 選別内閣 実務機関 問題点 エピソードキューズトレーターとスワ族 関連記事 名称 古典ツォルマ語での正式名称は、Atimnivan Orkəpo vīnt Porokicevelna vīnt ənletve/アティムニヴァン・オルカポ・ヴィント・ポロキツェヴェルナ・ヴィント・アンレトヴェ、通称、AOPƏ(オーパ)という。 当時、唯一の権威(=星間機構)を強調する表現として、シンプルにアンレトヴェ・オルカポと呼ぶ流れもあった。日本語で直訳すると、『星の間の統治の正義の縦に強く持つことの命ずる場』となり、とてつもなく冗長かつ難解な名称となってしまう。 そのため、推奨される意訳としての『星間の文明の統一機構』が定着。それがやがて『星間文明統一機構』に変化し、『星間機構』と略されるようになった。 A vīnt B → BのA Atimnivan Orkəpo 統一機構 Porokicevelna 文明 ənletve 星間 加盟圏 現在のセクター・ツォルマリアにあたる領域に加えて、旧イドゥニア宇宙域のほぼ全てを統治していた。 旗の意味 これまでの資料から有力な説を取る場合、『汚れなき舗装道のために支払われた血の代償』と考えるのが自然とされる。 旗の中央に究極の統治者たるキューズトレーターを配置。当時代における完全秩序の証明としても機能し、制圧地域において広く掲げられた。 一方、抑圧される被支配種族にとっては恐怖以外の何物でもなく、地獄の象徴の如き印象を定着させてしまった。 「この旗を掲げる者を見た時、他者を害する意図があるものと心得えよ」(ヴァンス・フリートン) 歴史 近古代(宇宙正暦後期) ツォルマリア文明統一機構 ツォルマリア文明統一機構/歴史 統治領域の変遷 改暦以前(近古代)。長きにわたって続いた異種生命体との戦いはツォルマリア人類に大きな危機感を抱かせ、未曾有の技術革新を続けてきた歴史を持つ。これに伴い、緩やかな連帯に甘んじてきた各惑星の組合も統合され、政府は時を追う毎に全体主義的な様相を深めた。そして、宇宙正暦500年(宇宙新暦0年)。ツォルマリアを構成する諸星域は、ついに星間文明統一機構へと名を変え、純然たる闘争主義の時代を迎えた。新統一機構は、最高評議会による改暦宣言をもって宇宙新暦へ移行し、戦後、長らく断絶して久しかった異種文明圏(新ソルキア連合)への侵攻に踏み切った。第一次存続戦争の始まりである。この半世紀にわたる戦いの中で星間機構は新たにソルキア側の3星系を攻略。これをもってケルス・ニア、セーク・パルゾス、エレス・ニアを編入し、ツォルマリア人類の領域を6星系にまで広げた。かねてから予定されたソルキア民族に対する絶滅政策が実行される中、一気に入植人口を拡大させた星間機構特務遠征艦隊は、更なる領土的野心をもってイー・メラト、レオ・タイパル方面への進出を図ったのである。 同115年にケユラト・セクターへと進出。同135年に時のカルスナードを下すと、更に東域のジルナス星系(現在のウェトラム領)に進出し、ガルラ・リヴィスとのファースト・コンタクトを迎えた。ツォルマリア側はガルラ・リヴィスに対し、相互不可侵の締結を進める一方、ソルキアに対しては強度の軍事的威圧を継続し、前述の3星系を要塞化した。同150年に第二次存続戦争が勃発。特務遠征艦隊はソルキア文明圏の奥深くに侵攻したが、事象災害を伴う無差別爆撃に晒され、再び前述の3星系へと後退した。その後のデッドライン(軌道要塞線)においてソルキア側の追撃艦隊を牽制し、以後、1000年以上にわたる冷戦状態が続いたわけである。同185年にヴィ・アリストーレ星系を編入。この時点で更に遠方の文明圏を捕捉し、特務艦隊を差し向けた。同200年にエルカム文明圏への侵入を試みるも、失敗。ガルラ・リヴィスと同様の不可侵条約を結び、イドゥニア方面への侵略を優先した。 同250年に至ってフォフトレネヒト皇国を下し、以後、800年以上にわたる最盛期の時代を迎えたが、星間機構の暴力性に警戒を強めたガルラ・リヴィスの封鎖通告を受け、更なる軍拡へと傾いたのである。そうした経緯から、同300年に侵攻を開始。ウェトラム戦争の勃発をもって新たな闘争の時代を迎えた。この戦いの初動で、同345年、ジルナス星系の奪取に成功するが、旧暦時代から続く情報伝達の遅れもあり、東域での戦いは一進一退の苦戦を強いられた。この間も時の最高評議会は選別の圧政を強めていき、同627年に至っては占領各地においてレジスタンスによる反乱が頻発し始めたのである。同850年の段階では、キューズトレーターによる一極独裁体制となって久しかった。そして、同1210年。全国規模の内乱に突入すると、ソルキア連合艦隊が星間機構領内に侵攻。第三次存続戦争が勃発し、諸星系の鎮圧に追われていたツォルマリア艦隊を駆逐していった。同1245年に軌道要塞線が陥落。時のキューズトレーターは、一連の大敗をもって最後の選別に踏み切った。破竹の勢いで進撃を続けた連合艦隊は、同1265年、ツォルマリア本国を占領し、ここに星間文明統一機構の歴史は幕を閉じたのである。 技術 宇宙新暦50年時点で核融合デューテリウム推進、または反物質推進による恒星間航行が主流となっていた。同500年時点でバブルワープ航法の利用を確認。独力でのワームホール生成を可能とし、同600年時点においては重力ゲート航法の後継と思われる、ロマクト・ゲート航法の実用化も確認されている。これにより、置換座標のズレは残るものの、ワープ・ドライブを搭載しない宇宙船舶の跳躍も可能となった。しかし、開発の経緯に関しては同機構による情報統制が徹底されており、共立公暦を迎えて久しい今日でも完全な解明には至っていない。この一連の技術革新によってバブルレーンと総称される異次元空間の存在も確認され、星間機構は世界征服に向けた更なる研究を継続した。一方、量子テレポーテーションを主軸とする通信技術に関しては、光の速度を超えられない問題に直面。跳躍途上における交信も不可能であり、少なくない数の行方不明者を出した。そうした問題も同1244年、N.B.N.S(初期ビルド・ネットワーク)の実装をもって完全に克服されたが、この時点においては域内情勢の悪化を招いて久しく、本格的な軍事転用には至らなかった。遅漏技術の恩恵は、ツォルマリア本国のエリート層を中心に共有され、キメラ技術を始めとするバイオナノテクノロジーの発展に繋がった。 理念 星間機構は、過去人類が遺した全ての大罪を改めるべく、武力による世界平和の責任を全うする。 星間機構は、戦うことの美徳を肯定し、あらゆる種族を同化させるための隔離措置を断行する。 星間機構は、適者生存の理を肯定し、世界共立を実現させるための更なる進化を断行する。 星間機構は、現行世界の汚染を防ぐために必要な解脱措置を実行し、永遠不滅の理想郷を構築する。 星間機構は、宇宙進出を可能とする全ての知的存在に対し、武装解除を要求。我が方への帰順を命令する。 活動内容 各方面に対する予防侵略 多くの戦災を経験したツォルマリア人類にとって、力なき文明の存立は歴史上の如何なる記録にも存在しない。 よって、脅威となり得る文明を捕捉し、予防措置の対象として研究、攻略することを至上の命題とした。 断種と強制進化 星間機構の内政は苛烈を極めるもので、優秀な被征服民の遺伝子を操作し、ツォルマリア人としての道を歩ませる。基準に満たない不適合者は即座に断種され、生殖能力を持たない個体が増加した。それら消滅予定の動物は生きている間に奴隷として働かされ、或いは実験材料、ガス抜き要因として扱われた。このような政策を取るディストピアに基本的人権の概念などあるはずがなく、例え正規の市民であっても基準に満たなければ即座に処分された。強度の実験過程においてキメラ化した個体は星間機構における力の象徴となり、不平分子の殺戮に投じられた。 際限なき選別 社会持続の原則として、始めは何らかの重犯罪を犯した者を対象に定めていた。次に敵性種族、無能力者、低級労働者、貧困層と続いていき、体制に不満を持つ富裕層までも絶滅対象とされた。末期に至っては肉体を持つ者全てに絶滅措置が下り、これをもってキューズトレーターの機能に支障をきたしていることが判明したのである。徹底的に情報統制された社会において真実を知る者は次々と処刑されていき、選別内閣が緊急事態宣言を発した頃には全てが手遅れとなっていた。同1250年以降、全人類に憎悪を抱くキューズトレーターはこの世からの解脱を実行する時が来たのだと豪語し、一切の区別なく、あらゆる手段を講じて残る不平分子の抹殺に力を注いだ。 言語 統治領域における言語のばらつきは時の支配層にとって安全保障上の脅威でしかなかった。 そのため、古典ツォルマ語を公用語として、他言語の使用に著しい制限が加えられたという。 非公認言語の話者に対しては、一定の猶予期間を設けた上で厳しい教育措置を講じていた。 機構 管理最高評議会を頂点として、中央省庁にあたる各統括部が存在した。また、同評議会に協賛するための召集議会が名目上の立法権を共有。体制の長であるキューズトレーターとの直接対面は叶わないため、行政サイドからは管理行政執行官が列席し、必要な質疑応答を担った。司法権に関しては建前上、公平を期する必要があることから、星間機構において「絶対に間違えない」と評されるキューズトレーターの指導力に全てを委ねていた。以上の理由から星間機構に三権分立構造は存在せず、同評議会においても徐々に人の手が減るなど、宇宙新暦850年以降はキューズトレーターによる完璧な独裁制へと変化を遂げていった。 管理最高評議会 少なくとも、成立から800年頃までは人の役職者の存在が確認されている。しかし、それ以降の統治に関してはキューズトレーターによる一極体制となっており、地方レベルにおける名目上の選挙すらも存在しない有様であった。キューズトレーターに逆らうことは死を意味するため、誰も意見しないまま行政区画の分離が進行し、ありとあらゆる種類の情報がデータベースから削除されたのである。検閲を是とするキューズトレーターは、知る必要のない情報を異物と断定。健全な教育のためだと称して、市民の関心が外に向かないよう意図的に誘導した。それでも、キューズトレーターが実権を握る以前の情勢を知る者が一定数存在し、そうした「異物」に対してキューズトレーターの導き出した答えは「除去」以外の何も示されなかったのだという。 選別内閣 選別内閣は、キューズトレーター自らが選別した優秀な市民議員らで構成される。しかし、管理最高評議会とは別個の組織として独立するため、実態としては行政の半分にも満たぬ管轄権しか持たなかった。その理由は、軍事行動にリソースを割くキューズトレーターが自らのブラックアウトを防ぐために役割分担させた説が濃厚とされる。選別内閣を構成するエリート議員の中にはキューズトレーターに反意を抱く者も存在していたようだが、ついぞ彼女の暴走を止めることはできず、解き放たれたキメラによって尽く粛清されてしまった。 実務機関 星間機構の実務機関は大きく分けて5種類の組織のもとに成り立つ。 軍事統括部 広報統括部 外交統括部 産業統括部 環境統括部 問題点 キューズトレーターの機能に支障をきたして以降、それを止める仕組みが一つも存在せず、統治機構として致命的な欠陥を抱えていた。今日の市民社会においては考えられない出来事であり、間抜けの誹りを免れないだろう。しかし、そのような存在が実際に力を持ち、世界中に大戦の火種を遺した事実に関しては今後の統治哲学において一考の余地があるものと指摘された。現代で同じような体制を取る権威主義集団が現れた時、制裁を試みる国が出てきた場合に、どのような論理をもってその行動を止めることが出来るだろうか?共立公暦655年に成立したソルキア解釈によると、内政不干渉の原則とは、「自らの統治能力に責任を持つ」ことを前提として認められる。文明共立機構が定める評価基準に則り、審査対象となった勢力は人道上の懸念に対して有効なセーフティを提示しなければならない条項が明記された。 エピソード キューズトレーターとスワ族 今日の共立時代において、オブザーバーとしての立場に留められるレア恒星系スワ族連合の伝承では、『空人の星祭会議』の一柱と認知されて久しい。時のキューズトレーター自らが星海連合首領を名乗り、時の酋長に贈り物を授けた壁画の存在も確認された。この記録は、当時の星間機構(オーパ支配域)において唯一手荒な軍事侵攻を受けず、しかも一定の外交儀礼をもって保護された数少ない証拠として受け入れられた。その他、多くの種族が選別の振るいにかけられる中で、単純に脅威として認識されず、その時代における執行の優先対象とは見なされなかった説が濃厚とされる。そもそも壁中の表現として、星間艦隊の降臨に神の姿を見た(勘違いした)現地人側が星の歓迎と称する喜びの濁流(各地の防波堤を一斉に打ち砕き、大陸中を海水で洗い清めるとともに多くのものを神に捧げる。普通に破壊行為)とともに祈祷し、困惑したツォルマリア側の様子を勘案すると、大した理由もなく見過ごされ放免扱いとなった可能性についても指摘された。 関連記事 @Freeton2(執筆者) ルーゼリック・ワープ航法 航空宇宙都市パルディステル ツォルマリア文明統一機構 ツォルマリア星域連合直轄領 ソルキア諸星域首長国連合 共立世界の歴史
https://w.atwiki.jp/nuconuco/pages/133.html
箱庭観通第2シーズンに登場するキャラクター紹介である。第1シーズンの登場人物についてはこちらを参照。 人類革新連盟関連 人民解放軍陸軍 王子軒(ワン・ズーシェン) 王大人(ワン・ターレン)の異名を持つ陸軍大将。 前回の北海道戦争の真の黒幕と言える秘密結社「紅龍会」に所属する。軍内でも屈指のタカ派の人物で、諜報部を使ってユーク極東軍に扶桑軍事侵攻をするよう画策した狡猾な人物。 元関東軍の祖父を持つ残留扶桑兵の末裔であり、扶桑人・中国人のハーフ。扶桑人名は「源川博司」。 その思想は現代の大東亜共栄圏である「[[人類革新連盟]]」の設立であり、欧米に対抗できるアジア人の共同体を目指していた。 劉武鄭(リィウ・ウージャン) 元ユークトバニア連邦共和国キタイスク自治共和国陸軍中将。現人民解放軍陸軍北部戦区大将。 古くから実質ユークの傀儡政権と化した満州地方(*1)を解放した英雄として親しまれているが、当のユークから北海道戦争を引き起こしたテロリストとして指名手配されている。 「紅龍会」の創設者にして人類革新連盟の真の支配者。旧中国共産党政権を追放し東アジア情勢を混乱に陥らせた張本人。 羅龍強(ラオ・ロンチャン) 人民解放軍陸軍中将にして第17機甲軍団の司令官。ユーク時代の名前はウラジミール・ドラゴヴィチ。 性格は残忍かつ戦いを求める戦闘狂そのものであり、ユーク随一の戦闘狂を自負するニコラエフ中将でさえ「あいつは俺と似ているが節操がない」と言わしめている。事実、北海道戦争後に除隊した理由は「さらなる闘争」を求めてであり、この後も中国共産党や人格連など所属を度々乗り換えている。 戦闘狂でもあるが知略にも長けた謀将としての一面もあり、共産党上層部壊滅後はそれぞれの軍閥の上層部を謀殺しており、劉武鄭が中国全土を最小限の被害で掌握できたのも彼の謀略あってこそである。 ニコラエフ同様戦場に出ることを好み、彼直属の戦車隊は赤いペガサスの部隊章が特徴的なことから「赤兎馬部隊」の異名で恐れられている。又、第17軍団は機甲部隊中心とした機動部隊であることから「快速軍団」と呼ばれている。 経歴 元ユークトバニア極東軍管区第6戦車連隊の大佐を務めていた経験があるが、北海道戦争の終戦を契機に除隊し人民解放軍にヘッドハンティングされる。その後満洲戦争で元同胞達に対して虐殺と悪名高い「海蘭泡の戦い(*2)」をはじめユーク極東軍を破竹の勢いで撃破していった。満洲戦争後の軍閥間の紛争では北京の防衛を担当していたが、旧共産党に未来がないと見切りをつけ劉武鄭に乗り換えて共産党幹部を拘束し処刑、混乱する中国全土を調略によって瞬く間に掌握する。 人民解放軍海軍 楊菲菲(ヤオ・フェイフェイ) 人民解放軍中将。北海艦隊の司令長官で、満身創痍であったユーク極東艦隊及び太平洋艦隊にとどめを刺した張本人。フェイフェイダヨー 軍に上がる前に勉強したため日本語を喋ることができるネー。なお日本語を喋ると某魚雷艇運び屋漫画のですだよ姉ちゃんのような片言になるヨ。しかし同郷人との会話は普通に北京語で話しているので変な片言はしないんダヨー。 中有戦争では、未だに戦力としては整っていたユーク太平洋艦隊をパブロヴナとメドヴェージェフ不在とはいえ、航空兵力運用の第一人者であるザハルチェンコ率いる残存艦隊相手に、規模の小さい兵力で拮抗し、朝鮮戦争ではユーク極東軍とコリア連合艦隊相手に寡兵で連勝、ウラジオストク・ペトロパブロフスク基地と並んで難攻不落と謳われた釜山基地を損害ゼロで陥落させたことから、「無敵の名将」「戦場の覇王」「国士無双」と言われる。彼女が率いる艦隊は一度の敗北もないことから「常勝艦隊」とも。 戦略及び戦術作戦立案能力、用兵能力は中国海軍最強を誇り、所謂「武人」の意識が欠落している為逃走する事に一切躊躇わず、補給線を重要視し、時に奇計・妙計の限りをつくして質量共に劣る北海艦隊を何度も救出してきた。 戦機を計ることにとても長けており、また、膨大な情報から有用な部分を抜き出し活用する分析能力も高く、傍から見れば不透明な情報源の中で的確な判断を下しているなど、もはや神業としか思えない手腕で艦隊を指揮し、そして勝利を掴んできた。 その実力から如月提督やパブロヴナと並ぶ第三の天才とまで言われている。 反面私生活は自堕落的であり、現政権に不満を持っていても特に行動することはなく、地位や名誉にも無頓着であったことから、長物扱いされていた。 能力面のモデルはヤン・ウェンリー提督ではなくブルース・アッシュビー提督(*3)。 [[扶中戦争]]での活躍(予定) 戦争序盤はユーク太平洋・極東両艦隊の抑えとして九州攻略戦には登場しない。 劉長龍(リィウ・チャンロン) 人民解放軍大佐。空母「北京」艦長にして海軍航空隊の司令長官。 菲菲曰く「艦隊運用の名人」。菲菲の作戦がほとんど常に完璧な成果をあげえたのは、菲菲の立案した戦術に艦隊が一糸乱れず従ったからであり、影の功労者として知られている。 また航空戦術にも精通しており、敵を翻弄したのちに防御が薄くなったところを一気に火力を集中投下し瓦解させることを得意とする。 王志強(ワン・ヂーチャン) 人民解放軍少将。北海艦隊主席幕僚長及び副司令官で楊菲菲を補佐する。素行不良の問題児が多い楊菲菲艦隊のお目付役を務めた。 秀才型の軍人で独創的な戦略・戦術の持ち主ではないが高い実務処理能力と緻密さに裏付けされた判断力の持ち主である。しかし、菲菲自身は参謀いらずだったために、彼女の苦手とする緻密な作業管理を必要とする索敵計画の立案を行なったりして彼女を支えた。 鳳敏(フェン・ミン) 人民解放軍少将。オセアニア外洋小艦隊の司令長官。元菲菲幕僚団の参謀長官で年も近いことから姉妹のように仲が良い。辺鄙な海域の司令長官という一見すれば左遷としか思えないような異動であるが、彼女に課せられた真の任務はオセアニア方面におけるオーシア・中央ユージア連合王国の動向を秘密裏に探ることであり「艦隊の頭脳」と言われた彼女が適任だということで配属された。 紅美鈴(ホン・メイリン) 人民解放軍中将。東南アジア外洋艦隊の司令長官であり、人民解放軍きっての苦労人。 水雷科上がりの提督で、駆逐艦「広州」の砲術長から艦長を経て東南アジア外洋艦隊の司令長官となった。 戦闘のスタイルは、速攻性と機動性を重視する電撃戦を好み、「非常識」とも「芸術的」とも評される 不規則な艦隊運動で敵を翻弄する。無謀と呼ばれる艦隊運動を可能とする要因としては「部下との厚い信頼関係」であり、東南アジア外洋艦隊所属の将兵のほとんどは中有戦争〜朝鮮戦争を共に戦い抜いた者ばかりである。 ゲリラ戦術や偽装戦術を得意としている。中有戦争ではボロジノフ率いる第10駆逐艦師団を相手取り偽装戦術や撤退戦術を駆使してしつこい追撃をかわし続けた。彼曰く「PLAN(*4)のペテン師野郎」。 安同北(アン・トンベイ) 人民解放軍大将。連合艦隊直属艦隊の司令長官であり中国海軍総司令部作戦参謀長も兼任している。楊菲菲とは同期。中の人曰く強くなりすぎた中国海軍の大幅なデバフ要素。 海軍士官学校を首席で卒業したエリートであるが非常に尊大で傲慢な性格をしており、何かにつけて相手を見下した態度で接する。 艦隊指揮能力はお世辞にも高いとは言えず並の下であり、そんな彼が総司令官職につけたのも軍内での激しい出世競争を勝ち抜くだけの強かさを持っているためである。しかし前述した通り艦隊司令官としての資質は一切なく、軍内政争を勝ち抜いた強かさは戦闘には一切反映されない。 菲菲評「上司のごますりと自己保身の天才」。 なお、名前の由来は銀河英雄伝説の同盟を間接的に崩壊に追い込んだあの人で、日本語で音読みすれば何となくモデルになった人物が思い浮かぶはずである。だいぶ無理があることは理解している 曹浩然(ツァオ・ハオラン) 人民解放軍海軍中将で海軍直轄第2艦隊所属。菲菲の元上司であり元北海艦隊司令長官。 経験に裏打ちされた広い視野と、戦闘海域の地形や環境をも利用する程の戦術家で、ユークとの戦闘では将帥の多くを手玉にとって戦った。 この事は中有戦争で良く現れており、兵力差と兵の質からして劣勢でありながらも、海域の特性を利用した防御陣地を構築したり、果てはユーク軍の前衛艦の機関部や武装のみを破壊して漂流させ、盾にすると言う方法を用いるなど粘り強い戦い防御戦に徹することを得意とする。 劉高衢(リィウ・ガオシィー) 人民解放軍海軍中将東海艦隊司令長官。 歴戦の経験に基づく老練の提督。士官学校出身ではない一兵卒から大規模艦隊の司令長官に上り詰めた天才で、戦術レベルは菲菲に次ぐ用兵能力を発揮する。 現場に長くいすぎたせいか、戦略家というよりは戦術家であり、長年の経験に裏付けされた重厚な戦術を得意としていた。 孫汀洲(スン・ティンゾゥ) 人民解放軍海軍中将南海艦隊司令長官。 性格は厳格で誇り高いが、他者に対しては好々爺として接することが多い。若年者に対しても、きちんと接する器量の持ち主で、菲菲にとっても数少ない理解者であり、中国軍(*5)の将兵から尊敬されている。 艦隊の運用は剛柔のバランスが取れた用兵家である。ゲリラ戦術や偽装戦術を得意としており、とりわけ退却戦が得意である。 仁有鎭(ジン・ヨウチン) 人民解放軍海軍少将。北海艦隊所属で、菲菲幕僚団の一人。 第三次朝鮮戦争では人民解放軍朝鮮義勇艦隊の司令官として参戦し高麗海軍を苦戦させた。扶中戦争では中将に昇格し朝鮮人民義勇艦隊の司令長官として中国・九州攻略方面艦隊に属する。 劉汉娜(リィウ・ハンナ) 人民解放軍海軍少将。菲菲幕僚団の一人。菲菲の薫陶を受けており、戦術の天才である菲菲のような飛び抜けた能力は持っていないが冷静な判断力と適切な指揮能力によって人材を統率する持ち主。 扶中戦争では中国・九州方面攻略艦隊として高句麗海軍と連合艦隊を編成し対馬・壱岐の攻略を担当する。 林朱尼(リン・ジューニー) 人民解放軍海軍少将。菲菲幕僚団の一人。上記の2人とは海軍士官学校の同期。 戦術指揮能力は非常に優れており、逃げるフリと逃げ足を活かした囮役や足止めなどゲリラ的な指揮を得意とする。士官学校時代のシミュレーションの頃から敗軍の再編と抵抗において抜きん出ており、「彼女が指揮をすると、敗軍のうごきが急に精彩をおびるのが不思議」とまで語られている。 扶中戦争では「人民解放軍海軍 朝鮮人民義勇艦隊」の前衛部隊として参戦する。 姜暁岩(シャン・シァオヤン) 空母北京の戦闘航空団のエースパイロット。 初陣となる中有戦争で乱戦の中ユーク軍機を7機撃墜しており、続く第二次朝鮮戦争ではコレーエツ自治共和国空軍機を26機も撃墜するなど非凡な才能を誇る。 人民解放軍空軍 ユークトバニア関連 元北方艦隊及び新極東艦隊関連 オルガ・パブロヴナ 「常勝の天才」とまで謳われたユーク海軍きっての鬼才。 実直かつ曲がったことが人一倍嫌いな性格。偏見無しに真っ正面から人と向き合う小気味よい人物でもある。 行動的で自己主張をはっきりと行うため、不敵な態度もあって幼少の頃から敵を作りやすく喧嘩沙汰は絶えなかった。学校では主席だったものの成績などに価値を見出さず、現実での行動力や結果を出す手腕を重視するタイプの人間だった。 物事の核心を突き、躊躇無く物言う性分に加えて両親が元ノーメンクラツーラかつオルガリヒの関係者であること、さらに軍事上での才幹も相まって貴族や将校達から「生意気な銀髪の小娘」とやっかまれたが、それらを振り払う実力を持ち合わせユーク海軍将兵の畏敬と忠誠を一身に集める。 理知的で客観的、強い意志に基づく言動が見られる反面、時として感情を優先させる傾向があり、精神的に脆い面も見せている。 海軍大将→海軍上級大将→海軍元帥。北海道戦争で受けた負傷を理由に現在は一線を退き、ユーク太平洋艦隊の名誉教授を務めていた。 しかし、アジア方面の情勢悪化に伴い新設されたユーク極東艦隊の司令長官に再び任命されている。 長い間前線から離れていたが超人的な艦隊指揮能力は依然健在で、人革連北海艦隊に睨みを効かせている。 扶桑皇国とは一度刃を交えたが、再び国交が正常化した現在は扶桑海軍の主要人物と交友を持っており、親善訪問という名の観光や太平洋艦隊士官学校の卒業演習科目として海軍演習に何度か参加している。 演習に参加する度扶桑海軍の再建の速さや頑強さに驚いており、生石中将をはじめ新生扶桑海軍を高く評価している。 アンナ・カディロヴナ 北海道戦争にて戦死したカディロフ提督の孫娘。パブロヴナと同期であり唯一無二の親友。温和な性格で、時として苛烈になりがちなパブロヴナを諫言できる数少ない人物。海軍中将。 バルト海艦隊総司令長官を勤めていたが、人革連との戦争を契機にパブロヴナの幕僚長官に任命された。 海軍学校時代のあだ名は「ミセス・パーフェクト」で、人格だけでなく戦闘能力、軍事的指揮力にも大変優れている。その手腕は彼女と対峙した人物から「まるでパブロヴナ提督がもう一人いるようだ」と評されている。 アンドレイ・ボロジノフ 海軍少将で第1駆逐艦師団提督。追撃戦に定評がある猛将で、数々の潰走する敵艦隊を壊滅してきたことから「行動する破壊衝動」と恐れられている。 また、第1駆逐艦師団のロゴマークはライオンに跨った漆黒の騎士が描かれているため「チョールヌィ・ルィーツェリア・フロート」と非公式の愛称がある。 北海道戦争後は壊滅した極東艦隊の穴埋めとしてしばらく赴任することに。 イーゴリ・プーシキン 海軍少将で第10巡洋艦師団司令長官。麾下の艦隊の並外れた機動力から「ウラガーン・プーシキン」の異名で畏れられており、「プーシキンに追いつける艦なし」とまで言われている。 対峙した艦隊の体勢が整う前に怒濤のスピードで肉迫し、苛烈な先制攻撃を加えることで相手の出鼻をくじいて勝利をもぎ取ることを得意としている。 ゲオルギー・チューホフ 海軍少将でプーシキンとは海軍士官学校の同期で親友同士。第1水雷戦隊司令長官。階級が下の者でも丁寧に接するなど人柄がよくプーシキンと並んで「北方艦隊の双璧」と呼ばれている。 攻守における高水準でこなすバランスと、あらゆる状況における沈着さを評価されており、「もしパブロヴナがいなければ彼が北方艦隊の総司令長官になっていたであろう」と評されている。 太平洋艦隊関連 ウラジミール・メドヴェージェフ ユーク海軍のドクトリンを大きく変えた第一人者で「生きる伝説」といわれた老練の提督。海軍大将。 水に例えられる柔軟自在な艦隊運用に定評があり、彼のモットーである「臨機応変」は教え子のパブロヴナに引き継がれている。 北海道戦争後に査問委員会に太平洋艦隊の損失について問われるも、これまでの功績とクーデター政権と関わりがなかったこと、人革連海軍が大きくなりすぎたこと、そして現場の将兵の懇願によって司令長官職を続けることになった。 ニコライ・ザハルチェンコ 「ユーク海軍航空戦の第一人者」と呼ばれる太平洋艦隊航空参謀長でメドヴェージェフの片腕的存在。海軍中将。 航空戦術以外にも機動防御に定評があり、圧倒的な数の敵に対しても必要最低限の兵力で巧みに攻撃を防ぐことから「鉄壁」の異名を持つ。 アルトゥール・ブラーギン ザハルチェンコ艦隊こと第2航空艦隊の防空部隊の司令官で階級は准将。パブロヴナの命の恩人。 非凡な作戦実行能力を有する戦術家であり、守勢下での艦隊指揮において高い力量を示すことが多いが、攻勢面でもしばしば並々ならぬ能力を示し、天海提督をして「良将」とたたえしめた。 特に難局での強さには定評があり、北海道戦争では同数どころか1.5倍の兵力を相手にしても、間違いなく長時間にわたり戦線を維持できるであろうとされる。その評価ゆえ、北海道戦争以降常に全軍の最後衛に配され、旗艦の背中を守り続けることとなった。 その他 アナスタシア 元ユーク海軍のエースパイロット。北海道戦争の遠因となった張本人であるが、秘密裏クーデター政権の悪事が暴露されてからマーシャルノフ大統領復帰後に恩赦された。 現在は軍から離れて駐在武官兼扶桑皇国との関係修繕を図る親善大使を務めている。 前戦争の経歴からGRU(参謀本部情報局)に目に留まり退役後はGRUケースオフィサー兼GRUスペツナズ小隊長として暗躍、第2シーズンでは人革連の動向を扶桑に教えている。 おまけ 第××回扶桑海軍総合大演習・ユークサイド 戦いの行く末はもう見えているのに、扶桑も中々粘りますね うん、前の戦争からよくもここまで立ち上がったものね まぁパブロヴナ提督が得意とする搦手もあまり使えないし勢力も扶桑と同等、更にこちらの大半は士官候補生ということを鑑みてもあの頑強さには驚きます …どうやら私は試合形式の戦闘は苦手みたいね(苦笑) ふふっ、戦場の指揮官として大いに優れているということですよ しかしこのままだと我が軍の損害も無視できないものになるね… 敵の正面防衛線を突破 敵艦隊潰走していきます。提督、どうなされます? (前の大戦で扶桑側の提督は軒並み戦死しているから、あの状態で艦隊を立て直すのは難しいはず…。これなら実戦経験のない彼らでも対応が可能か)戦列を組み直す。各艦隊に紡錘陣形を執るよう伝達して 中央突破をなさるつもりですね うん、その通り。第1及び第2訓練戦隊に追撃させて、私たちは出来る限り支援に徹する いよいよ総仕上げですね 生石提督か、中々面白い人物だった。第1及び第2訓練戦隊、全艦最大船速、敵を食い破れ。第4訓練巡洋艦師団及び第5訓練水雷戦隊は敵本隊に揺動をかけつつ輸送船団に接近しろ。敵が食いついてきたら戦艦部隊で十字砲火を、逃げるのであれば先に輸送船団を攻撃し燃料切れを狙う 扶桑艦隊殿部隊が分離。西へ転進…いえ、転進180度!! …は? なん...だと...? 続いて扶桑艦隊本隊進路変更、目標は…我が軍の補給船団と思われます! …してやられた、奴らはこの混乱に乗じて私たちの補給船団を各個撃破するつもりだ。中央突破を逆手に取られてしまった バカな、ありえん。演習でこんな常識外れな… 狼狽えるなフェドセーエフ上級士官候補生。分艦隊を以て囮部隊を扶撃し敵の本隊を追う ダメです、さらに敵本隊から艦艇数隻が離れ我々を遮る形で布陣しています ...! 敵艦隊正面捕捉。返り討ちにしてやれ そんな数で一体何ができるというのだ!なぶり倒してやる! ダメだ、スモーク、チャフ・フレア・ECMをありったけばら撒かれて捕捉もままならない! 4号艦大破! こちら2号艦、すまない撃沈判定をもらった… 3号艦レーダーに被弾、ダメだ照準が定まらない! なんつー艦隊機動だ!? あんな動きは前の戦争でも見たことがないぞ! 見事に一杯食わされましたね うん、今回の演習は指揮官による戦闘シミュレーションのつもりだったんだけど、相手はどうやらこのまま勝たせてくれないみたいね。相手が本気だというならば、こちらも全力で挑まねば無作法というもの (いつになく本気の顔だ。こんなオルガ見るの久しぶり…) この際補給船団は諦める。先手を取られてしまったが、敵が補給船団を囲う前に私たちも撃滅し本隊に行動不能になるまで攻撃を加えて。兵力差はこちらが上よ。四方から絶え間ない攻撃を加えれば必ず綻びができる。燃料が心許ないがそれは相手も同じはず。このまま短期決戦を仕掛ける 酷い陣形だな、これではまるで消耗戦だ あの頑強な防衛陣は崩すことができたものの、今度は遁走か。まったくきりがないですね 相手は初めから真正面から対決するつもりはなかったみたいね そろそろ潮時ではないでしょうか。これ以上戦ってもお互い損害が増えるだけですし。…それに、ほら制限時間も やっぱりそう思う? …悔しいとお思いですか? そんなことはないけど、もう少し勝ちたかったかな 戦力的にこちらが優位に立ちつつ相手の弾薬・燃料を枯渇させるまで戦ったのです。試合の判定はどうであれ、これ以上のお望みは些か贅沢かと わかっている。しかし扶桑の補給船団を制限時間内に潰しきれなかったのは手痛いな。…生石提督か、まさか現代でセキバハラ・ウォーのシマヅ・ウォリアーの再現を見せられるとは中々やるじゃない 「捨て肝」というやつですね。演習とはいえあれを実現するにはここの高い能力と、…そして指揮官への強い信頼がないとできないですね うん、今回はなかなか面白い戦闘だった。生石提督に電文を送って。「貴官の勇戦に敬意を表す。再会の日まで壮健なれ。」と 後に20XY年第××会海軍大演習と呼ばれる一連の模擬戦闘訓練は、当初の予想を覆す扶桑軍側の勝利で幕を閉じた。 補給船団を壊滅させられたことでユーク側が継戦ができないとの判定であった。 しかし扶桑側も序盤の戦闘の影響で艦艇の燃料や弾薬が尽き掛けていたことで継戦能力が危うかったことや、遅滞戦術で各部隊が各個撃破されたため終盤は戦力的にユーク側が優勢だったこと、さらに試合終了間際には扶桑輸送船団が封殺される陣形をユークがとっていたことから、あと20分時間が設けられていたら試合は違った形になったであろうと後世の歴史家は予想している。 それを踏まえて計算に入れた生石中将をパブロヴナ提督は高く評価しており、試合終了後に両者は健闘を称えた。 なお今回の演習で実演した生石提督の戦術は来年度から反則とされた おまけ その2 中華サイド 中々面白い試合だったネー というより提督、お忍びできたのに随分と楽しんでいらっしゃりますね。視察というよりかはもはや観光… そんなことはないよ。それにしてもあの生石中将だったカナ。これまでノーマークだったけどあのパブロヴナ大将相手によくぞここまで戦場を掻き回したものネ はい、まさかこれほどまでの人材とは予想できませんでした 彼らを相手にうちの海軍はどこまでやれるのカナー …まさか上は本気で扶桑と戦争するつもりなんですかね そのつもりらしいヨ。現にオーシアはエルジアと不和で太平洋への影響を弱めているし、近いうちに戦争でも起きるんじゃないカナ そしてオーシアが戦争している隙に「曙光工程」を発動すると そういうコト しかし視察をすればするほど本当に勝てるのか分からなくてなってきますね。最悪ユークの参戦も考えられる 勝機はゼロじゃないネ。確かに私たち人民解放軍は周りの超大国と比べて弱兵かもしれない。しかしそんなことは戦術・戦略次第でどうとでも変わってくる 織田の尾張兵がいい例ですね まあ尾張=弱兵説は諸説あるけどネ それはともかく、この後も情報分析を続行しますか? そうだネ、引き続き生石提督の情報をかき集めて。戦術・戦略思想から性格、海軍士官学校の成績、経歴、家族構成、交友関係、金銭関係、思想、信念、全て分かりうる情報は手段を選ばず集めてちょうだい。あと、扶桑軍上級幹部に私たちのシンパはどれくらいいる? 海軍だけでも3名ほどはおります それだけいれば十分ネ。それぞれの艦隊の提督に怪しまれないように接触して現扶桑軍の弱みを握らせテ 了解しました
https://w.atwiki.jp/maikuragunzibu/pages/980.html
国旗 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (画像の名前) 概要 国名 Penpen帝国 主義 帝国主義 スローガン Penpen皇国の荒廃、この戦争にあり 略号 ppe 元首 Penpen皇帝 人口 約14.2億人 首都 帝都penpen 通貨 pen(ペン) Penpen内閣府から国民の皆様へのお知らせ 2024年6月初旬、アザラシ人民民主主義共和国の陸軍が国境付近まで後退しました 現在、帝国軍の兵力見直しを行っています。その一環で陸軍・海軍の兵力を減少させます。 気象庁からのお知らせ 異常気象により、住宅火災が起きています。警戒を。 Penpen陸軍省・海軍省からのお知らせ 海軍省からのお知らせ📢第1護衛艦隊群をアザラシ人民民主主義共和国近海に派遣しました。 陸軍省からのお知らせ📢第一〜第四師団を動員したことにより、アザラシ陸軍を国境まで後退させました。 空軍省からのお知らせ📢領空侵犯機に対してのスクランブルは今月だけで500回を超えました。また、アザラシ軍機によるミサイル攻撃が増加しています。 政治 元首・大臣リスト 人物名 国家元首 Penpen皇帝(ぺんぺん こうてい) 内閣総理大臣 藤原 駿介(ふじわらの しゅんすけ) 官房長官 望月 瀬名(もちづき せな) 内閣特命担当大臣 望月 瀬名(もちづき せな) 内閣府改造担当大臣 斎藤 駿之介(さいとう しゅんのすけ) 国防大臣 motti(もっちー) 陸軍大臣 新Penpen皇太子(しんぺんぺん こうたいし) 海軍大臣 不在 経済担当大臣 藤原 Seasea(ふじわらの しーしー) 文部科学大臣 Tonatona(となとな) 外務大臣 藤原 Sea(ふじわらの しー) 国土交通大臣 吉田 照澄(よしだ てるずみ) 警視局長 安藤 繁雄(あんどう しげお) 国家治安維持局長 Penpen皇帝(ぺんぺん こうてい) 各省庁 省庁名 担当大臣 内閣府 藤原駿介第10代内閣総理大臣、望月瀬名官房長官、斎藤駿之介内閣府改造担当大臣 経済産業省 藤原Seasea経済担当大臣 文部科学省 Tonatona文部科学大臣 外務省 藤原Sea外務大臣 国土交通省 吉田照澄国土交通大臣 国防総省 motti国防大臣 陸軍省 新Penpen陸軍大臣 海軍省 藤原駿介第10代内閣総理大臣 警視局 安藤繁雄第9代警視局長 宮内庁 Penpen皇帝 国家治安維持局 Penpen皇帝 最近可決された法案 月日 法案名 2月4日 国家総動員法 同日 国内総生産率維持法 2月7日 国家治安維持法 同日 軍事予算削減案、道路拡張案 2月8日 列強国対策軍事作戦案 2月11日 帝国軍強化案、帝国軍兵士増加案、人口増加策 6月13日 軍事費増加のための増税案 6月16日 国家総動員令(法)の撤廃 6月17日 熱中症の警戒が必要なときに気象庁から出される熱中症警戒アラートの提案を承諾 同日 スパイ 潜伏兵対策案 6月24日 アザラシ人民民主主義共和国に対する戦闘停止案 9月13日 陸軍・海軍増強案 10月2日 国家存亡の危機における緊急政策案 2024年6月11日 アザラシ軍急襲への対処決定案 同日 陸軍・海軍削減案 Penpen帝国緊急事態発表システム(PEAL) 我が国Penpen帝国が緊急事態(危機的状況)に陥った際に国民の皆様に即時発表するシステムのことを、PEAL(Penpen Emargency ALart)と言います。緊急事態レベル2以上になった際、テレビやスマートフォンなどの画面が自動的に切り替わります。 現在の発表状況 緊急事態レベル 1 現在、アザラシ軍による急襲が起きていますが、守備隊が国境まで押し込みました。しかし、ミサイル発射が多くみられるため警戒を。 Penpen帝国緊急事態発生システム(PEAL) 緊急事態レベル 緊急事態レベル1 戦闘状況開始の発表(他国がこちらに戦闘を仕掛け、陸軍・海軍が出動した際に発表されます) 緊急事態レベル2 戦闘激化による危機的状況(陸軍・海軍が、他国(敵国)の上陸部隊又は艦隊との戦闘が激化し陸軍・海軍に甚大な被害が起こった際に発表されます) 緊急事態レベル3 戦争開始による国家の存亡に関わる状況(戦闘状態の激化状態が3日間以上続いた場合に発表されます。) 緊急事態レベル4 国家非常事態宣言(陸軍・海軍が他国(敵国)に惨敗した際に発表されます。この非常事態宣言が出された際、国が滅亡する可能性が非常に高いです。) 熱中症警戒アラート 我が国Penpen帝国気象庁が熱中症の警戒が必要とされるときに国民の皆様に即時発表するシステムを熱中症警戒アラートと呼称します。熱中症警戒アラート指定地域は、外出禁止となります。 現在の発表状況 現在発表されていません。 軍事 Penpen帝国陸軍 兵力 約9000万 主力部隊 ペンペン皇帝直属部隊(近衛師団)第一師団〜第三師団 特殊作戦部隊P.A.T 普通部隊第一師団〜第七師団 Penpen帝国親衛隊 Penpen帝国陸軍特殊作戦群 主力兵器 M4A1 100式小銃(フルオート、バースト可) 50式自動小銃(親衛隊のみ使用) P K PK305機関銃(通常部隊が主に使用) p225自動拳銃 p452リボルバー(親衛隊、近衛師団専用) HK419(特殊部隊P.A.T専用) P K Pen42k小銃(通常部隊、帝国親衛隊専用) Penpen帝国海軍 兵力 約8300万 主力部隊 通商破壊駆逐艦隊 連合艦隊 第一護衛艦隊〜第六護衛艦隊 海軍海兵隊 海軍特殊救助隊 海軍特殊工作部隊 海上警備隊 空母特殊作戦群 主力兵器 penpen1式対艦・対空ミサイル penpen89式対艦ミサイル 3式Sea-sparow(対空ミサイル) P K PH405(海兵隊専用小銃) penpen3式艦対地ミサイル penpen1式改対艦ミサイル penpen24式エア対空ミサイル penpen90式対潜ミサイル 哨戒ヘリ 戦闘機 PH-12K Pu-37s P-40(新ステレス機) PH-35K(対潜ヘリコプター) F-35P 基地 第一通商破壊艦隊基地 Penpen帝国空軍 兵力 約6500万 主力部隊 アグレッサー部隊 陸軍・海軍支援戦闘隊 陸上支援ヘリ部隊 第一降下特殊作戦群〜第三降下特殊作戦群 Penpen皇帝直属近衛師団 ミサイル特殊攻撃隊 主力戦闘機 F-36P F-15P Pu-37s Pu-31 F-35P 主力ヘリコプター Apache-64P PH-12K(兵士輸送用) PH-35K Apache-01P 主力武器 100式機関銃 HK419 所属・締結同盟 無し その他リンク YouTubeチャンネル Twitter↓ https //twitter.com/penpen_teikoku?t=gkf2qzeURP_GkE4NEsr_ug&s=09 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/2334.html
843 :第三帝国:2014/03/21(金) 21 58 57 衝号抜きの太平洋戦争~第23章「日本に征けぬ海はなし」 日英同盟が再度締結された結果、 太平洋だけでなく大西洋でも英国海軍の総力を挙げた通商破壊が開始。 英国が保有する潜水艦の全てが一斉にアメリカ東海岸、カリブ海、南米航路に襲い掛かった。 日本の呂号のように隔絶した性能を有していたわけではないが、それでも数が相応に多いため、と言うのは。 史実英国の潜水艦保有数は第二次世界大戦直前で57隻。 その任務は通商破壊ではなくドイツ水上艦艇並びにUボートの監視、攻撃であった。 しかし、それで戦間中Uボートを実に32隻も沈め、終戦時には合計170隻もの潜水艦を保有し、 アメリカに次ぐ世界第二位の潜水艦保有国へとなっていた(参考:歴史群像欧州戦史シリーズ『大西洋戦争』P108) (※生産した数だけならドイツがダントツ、しかしそれ以上に沈められた) 史実と違いドイツと停戦、さらにはアメリカのカナダ侵攻を受け、 英国の開き直り外交でドイツと正式に講和をするなど随分と歴史は変わっており、 それより前には辻ーんの暗躍で世界恐慌の影響をモロに受けて軍備が遅れるなど散々な眼にあっていたが、 それでもなお、ドイツがロシアの赤熊と全力で殴り合っている間、 苦しい台所情勢ながらも軍事力の整備はコツコツと行ってきたため気づけば、 日本、イギリス、アメリカ、ドイツの順で世界第二位の潜水艦保有国へとなっていた。 日本は和風XXI型の呂号を大量生産しているから当然である。 ドイツはソ連と殴り合っているいるため最近ヒトラー総統が将来は海軍増強を考えているとはいえ、 当面は海軍整備は後回しであり、英国との戦争が終わってから相変わらず冷や飯を食らっている最中である。 アメリカはと言えばヘッジホッグに対潜誘導魚雷、 対潜哨戒機、ソノブイ等と万全の装備を以って待ち構えている日本海軍を前に消耗を続けており、 幸運の女神に愛されているのか良く分からない「アルバコア」の例を除けば虐殺に等しい損害を受けていた。 なお西海岸における海軍拠点であるサンディエゴが原爆で吹き飛ばされてから、修理補給にも支障を出していた事実を記す。 結果、大西洋でも多数の潜水艦が動き回ったせいでアメリカの保有船舶を減らして、海運業者の胃壁に穴をあけることに成功した。 水上艦艇もまた通商破壊に参加した。 戦艦『プリンス・オブ・ウェールズ』 戦艦『レパルス』 空母『アーク・ロイヤル』 空母『イラストリアス』 戦艦2空母2で構成され通称『Z部隊』 と命名された艦隊はパナマ運河を破壊されたため南米を通過する航路を狙って通商破壊を開始。 844 :第三帝国:2014/03/21(金) 21 59 32 昼は艦載機で偵察、空襲を仕掛けて、 夜に戦艦による夜戦で船団に打撃を与え、 船団がバラバラになったところを潜水艦が落ち武者狩りを実施、戦果を挙げた。 アメリカ側は対抗しようにも護衛艦に戦艦に対抗しろというのが無理で、 護衛空母による空襲も搭載機数が限られている上に『F4F』では何とか間に合った、 グリフォンエンジン搭載型の『スピットファイア』に対抗するのは難しく落とされる始末である。 さらに嫌らしいのは、フォークランド諸島というこれまで特に注目されなかった島で、 俄かに飛行艇、仮装巡洋艦、潜水艦がたむろい、南米大陸経由の航路に痛打を与えていた。 なお、憂鬱世界では『プリンス・オブ・ウェールズ』の建造が遅れたせいで、 対独戦で碌に活躍できなかった鬱憤をここで晴らすことになる。 (参考第15話:KGV級戦艦は完成が遅れ気味であり、 2番艦であるプリンス・オブ・ウェールズが海に浮かぶのは当分先。 ドイツのビスマルクに対抗するために設計を変更した3番艦は、設計変更の影響で建造がさらに遅れていた。 戦艦でさえ遅れているのだから、空母の建造はさらに遅れておりイラストリアス級3番艦が完成するのは来年に持ち越し、であった。 巡洋艦以下の艦艇は連邦諸国に負担させ、何とか整備を進めている。) 外交面でも英国は活発的に活動している。 香港に亡命した中華民国の高官から手に入れた第二次満州事変の真実を全世界に公表。 鉄道爆破が中華民国の自作自演である事実から友人の選択を誤ったと痛烈に皮肉を交えて非難。 さらにドイツとは講和を締結したので、 通常の交易を再開すると称して『レーベレヒト・マース』を筆頭にドイツの艦隊型駆逐艦の購入を開始。 イタリアからは完成したばかりの空母『アキラ』、ヴィジー・フランスからは元イギリスの戦艦『クイーンエリザベス』 『ヴァリアント』を購入すると宣言して、その大胆さに夢幻会も含めて世界は驚いた。 (※参考外伝2話:「フランスは……イギリス人の戦艦を引き上げて再就役させましたが、長くは使えないでしょう」 フランスは人間魚雷で大破・着底していた英海軍の戦艦クイーンエリザベスとヴァリアントを改装し、この2隻を高速戦艦として再就役させていた。 基準排水量34500トンという艦体に8門の38センチ砲、連装10基の13センチ両用砲を搭載し、 さらに最高速力25ノットを誇る有力な戦艦の一番艦は『復讐』の意味を持つ『ルバンシュ』の名前を、 二番艦には『鉄槌』の意味を持つ『マルテル』という名前を与えられていた。このことから、 フランスが如何にイギリスを憎んでいるかがうかがい知れる。尤も無理に無理を重ねたため、10年程度しか持たないのではないかと考えられたが。) アメリカは抗議したがドイツ、 イタリアは「海軍力で勝るイギリスに仕方が無く従った(棒)」と言い。 ヴィジー・フランスは日本に一方的にボコられているアメリカの不甲斐無さをなじった。 そして今後も船舶の委託建造を申し込むことなり、 イギリスは船舶の建造において欧州大陸の生産力がそっくり味方についた。 なお、史実では味方に沈められたがこちらでは生き残った『レーベレヒト・マース』だが、 イギリスに売却されたというエピソードから後世『艦これ』で英国使用に改めた改二では、 朝は味気が無いオートミール、昼はウナギゼリー、 夜はギトギトのフィッシュ&チップスと見事なメシマズな嫁になった上に、 差し出す飲み物はなぜか塩入りココアでタッチすれば、 提督のロリコン的発想を皮肉を交えて罵倒し、提督×ヤギを妄想する腐女子と英国面に悪落ちキャラとして描かれる。 845 :第三帝国:2014/03/21(金) 22 00 48 英国の外交攻勢はとまらない。 またどうせ今後インドを支配してゆくことは無理、 と判断した英国は代価として資源提供、国債購入などを条件に、 ガンジーに対して書面を以って完全なる独立を約束したため荒れたインド情勢は安定。 これにより、インドの資源がフルに活動できるようになり戦争資源が英国、日本へ送られることになる。 日本に対しては東洋艦隊が日本海軍の傘下に入りアラスカまで派遣。 陸軍もインド兵を乗せた輸送船団ごと指揮下に入れるなど大胆極まりない手を打ち続けた。 なお、その理由は 「ここで意地を張ってもどうせ東洋艦隊に主力艦がいないし、陸軍もインド兵なら日本側に指揮権を預けてしまえ」 と開き直ったためである。 日本としてはここまでやられると、 拳を下ろせざるを得なく、また兵力不足を一部でも緩和するなど、 実利に適っているため断れることが出来なく、実に嫌らしい手であると夢幻会では評価した。 さらに、相互に国債を購入し合う提案。 極め付きはより同盟を強固なものとするために英国王室と皇室との間に縁談を結べないか打診。 流石にロンドンで交渉していた吉田茂が慌てたがロマノフのアナスタシナ皇女の例があると指摘され沈黙する。 (参考本編38話: 「……だとすれば、縁談しか方法がないか」 ハリファックスは渋い顔で呟いた。 「夢幻会の重鎮である伏見宮家には、12歳の男子がいる。 それにロマノフの血を引く男子もいる。殿下たちの嫁ぎ先は十分ある」 「ですが、それは国民感情が許さないのでは?」 「判っている……有効な方法であるが、それがネックだな。 下手に日本人に王族を嫁がせるなどと言ったら反政府運動が起きかねない」) 南米、中米とは再度足並みをそろえてアメリカに対する禁輸措置を実施、 珈琲豆、そしてゴムの供給はアメリカの裏庭とも言えるキューバを除けば停止してしまう。 史実と違い下手に南米に深入りしたせいで恨みを買いすぎたアメリカの報いを受けることになる。 だが、アメリカ軍が丸ごと殴りかかってきたものゆえに、 カナダの戦況は思わしくなく1月中旬にはモントリオール、バンクーバ、オタワを放棄。 さらに数日後にはケベックを放棄してハリファックスに立てこもった。 このため最悪、海を渡りニューファンアイランド島まで後退し春~夏に本国艦隊が全力で反撃することを予定した。 (※増援の陸軍を運ぶ輸送船の見繕いなどに最低数ヶ月の準備期間が必要) そしてアメリカのカナダ侵攻、日英同盟の再結成に対して日本は行動を起こす。 具体的には再び連合艦隊、そしてアラスカの『富嶽』を動かし、西海岸沿いに侵攻するアメリカ軍、 並びに西海岸全域で艦隊丸ごと通商破壊と『富嶽』の爆撃で暴れ回るというもので「あ号作戦」と命名された。 しかし、先の海戦で傷ついた艦が多く、補充と補給の兼ね合いから実施日は3月~4月となる。 ただし既に『富嶽』による鉄道、ダム、など少数でも戦果を挙げられる対象に嫌がらせの爆撃をしている。 機雷の散布も西海岸だけでなく、五大湖にも投下しており訓練空母の『ウルヴァリン』が搭乗員ごと湖の底に沈んだ。 「あ号作戦」では、 アメリカ本土に近づくこともあって艦載機の大半を戦闘機の『烈風改』で固めていき、 空母『大鳳』には世界初のジェット戦闘機である『疾風』を乗せて制空権を磐石なものとする予定だ。 846 :第三帝国:2014/03/21(金) 22 02 21 44年にジェットとかチート乙、 といえるが整備員、並びに搭乗員の教育にはかなり無茶を強いている。 数も『大鳳』一隻分しか確保できず、艦載機全体の補充もかなり厳しいものだ。 「せめて夏になればもっと『疾風』を配備できるのだが」 とは嶋田の言葉である。 夏になれば十分に教育され、数を揃えた『疾風』が揃うだけでなく、 空母『雲龍』を筆頭に、各種艦船が実戦配備されるはずであるからであり、 秋以降は『大鳳』型2番艦『白鳳』に超甲巡の『北岳』『穂高』が実戦配備される予定だ。 だがそれでも、史実には見られなかったペースでの建造だ。 夢幻会でカレーを食べつつ後世の『艦これ』はどうなっているだろう、そしてそれが見れないのが残念である、 とまで雑談した後「だったら、自分たちで映画なりカードゲームなりで作ればいい!権力はこういう時に使うべきだ!」 と近衛文麿言い出し、夢幻会は久々にネタに盛り上がった。 近衛「カードゲームのルール、 各キャラのデザインは基本『艦これ』基準で行くとして、 問題は映画における主人公をどうするかだ、皆の忌憚無き意見を聞きたい」 伏見宮「ここはやはり連合艦隊旗艦の『長門』を自分は推薦する」 辻ーん「神戸生まれのお嬢様『熊野』を主人公として大蔵省は推薦する」 南雲「貴様は相変わらずお嬢様キャラ押しだな …海上保安庁として『阿賀野』を推薦するものだ、 大蔵大臣は『阿賀野』のあざといまでの声とあのおっぱいの良さをわからぬようだ」 古賀「戦艦派としては男は黙って戦艦、それも王道の『金剛』だろ。 英国との復縁という意味合いも兼ねて彼女を主人公にすべきである。 それより排水量13万トン、50口径51センチ3連装砲3基の『大和』をはよ!」 東条「陸軍としては陸海軍の団結を示すため『あきつ丸』を推薦する。 あるいは個人的にはキャプテン木曽、もしくは『響』を主人公にしたい」 近衛「……見事にバラバラだな、となれば」 辻ーん「ええ、そうですね。ここは中立的立場の嶋田さんに決めてもらいましょう」 一同「「「「「「総理、どうか嫁を主人公にしてください!!」」」」」」 嶋田「知るか!!」 そして嶋田の異を痛めさせた。 なお後に映画が公開されたさいのガチ提督勢の反応は以下のようであった。 山本五十六「あの、ご飯を一杯食べる子は可愛いな」 木村昌福「まったく、駆逐艦は最高だな!(霞を見つつ)」 田中頼三「まったく、水雷戦隊は最高だな!」 栗田健男「キマシタワー!!(大井、北上を見つつ)」 西村祥治「扶桑姉妹か、良いな」 激おこ多聞丸「ウチの飛龍に手を出すと……わかるな?」 嶋田繁太郎「帝国海軍オワタ」 話を戻そう。 日本のアラスカでの戦況も数が多いため、州都ジュノーを早期に放棄。 遅滞防御に努めている最中で、西海岸から英国陸軍と日本陸軍の増援を受けた上での反撃「い号作戦」は夏となるだろう。 春の「あ号作戦」でアメリカの伸びきった補給線を叩き潰し、 夏の「い号作戦」で侵攻してきたアメリカ軍の後方に増援を上陸、同時反撃でこれを包囲して殲滅する。 まさに壮大で夢物語でしかない内容であるが、制海権は日本側にあり、英国が参戦したことで必要な船舶は満たしていた。 そう、名実共に世界最強の海軍を有する日本に征けぬ海はなかった。 次話:第24章「反撃の日英同盟」:目次
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/8404.html
502:弥次郎:2023/01/08(日) 00 25 05 HOST softbank060146109143.bbtec.net 憂鬱SRW 融合惑星 マブラヴ世界編SS「鋼鉄の裁定 -あるいは天空神の見定め-」3.5 C.E.世界 融合惑星 β世界 β世界主観1999年9月後半 15:44 朝鮮半島周辺南部海域 大洋連合海軍笠置型航空母艦「薬来」 急遽艦橋を離れ、別室に移動した柴島は信じられない報告を受け取っていた。 先ほどまで起こっていた、執拗なまでの米国艦隊へのBETAの攻撃。その理由が、判明してしまったのだ。 「間違いない、のか」 通信の先にいるのは、セオドア・ルーズベルトにいるスタッフだった。 艦載機として搭載されたヘリからパンテオンと共にセオドア・ルーズベルトに乗り移り、BETAへの対処などを行っていた彼ら。 彼らは、艦内において執拗なまでにBETAに追われる乗員を助け、負傷した彼らを治療することも行っていた。その中において、その事実に突き当たってしまったのだ。 『複数の人員において確認されました、ほぼ間違いないです。 簡易センサーではありますが、反応も確認されていました』 それは、と医療スタッフが硬い言葉で続ける。 『G元素です。グレイ・ナインやイレブンが確認されました』 そう、G元素。 ハイヴやカナダに落ちてきた落着ユニットの残骸から回収された、人類が手に入れた新元素。 その元素が、何と人間の体内から確認されたのだ。それも、最悪と言っていい形で。 セオドア・ルーズベルトにいるスタッフの操作により、多少荒いにしてもその画像が転送され共有された。 レントゲン写真のようなそれは、人の身体の一部を切り取っており、そして体内に明らかな人工物があることを映し出していた。 『G元素を封じ込めた容器が、確認されただけでも十数名以上の体内に確認されました。 事情を聴いたところ、健康診断において異常がみられ、外科手術を受けさせられたとのことです。 恐らくですが……』 「その際に体内にG元素を入れられた、か」 呻くように柴島はスタッフの言葉の先をつぶやく。 そう、確かに連合はG弾もしくはG元素の持ち込みがないかの調査を行った。 持ち込まれる物資、武器弾薬、戦術機、そして艦艇に隠されていないかの綿密な調査を行っていたのだ。 G元素のサンプルがあったからこそ、それを検知する検知器の開発は完了しており、それが大いに役立てられた。 しかし、その調査が行われたのはあくまでも物が対象だった。衣服までも徹底して調べたが、兵士たちまでは調べていなかったのだ。 そうであるがゆえに、検査を潜り抜けて、艦内にG元素を持ち込むことができたのだろう。 まさかそうまでしてもG元素を持ち込むとは、と今更ながらに後悔するが、どうにもならない。 『また、このG元素の容器の密封は完全ではありませんでした。 構造はまだ特定中ですが、時間経過により容器の密封が解除。そして体外にG元素が漏洩する仕組みと推測されます』 「個人個人に埋め込まれた量はおそらくは微量。しかし、それが多数の人間に及べばまとまった量を持ち込める……」 そうすれば、G元素に目敏く反応するというBETAの目にも留まることだろう。 その結果に生じることは一体何であろうか?想像する必要もない。 柴島の部下の梶原少佐が、青い顔で起こることを、そして実際に起こったことを述べる。 503:弥次郎:2023/01/08(日) 00 26 41 HOST softbank060146109143.bbtec.net 「そしてG元素に誘引され、BETAは集中的に米国からの派遣艦隊を、特にセオドア・ルーズベルトを攻撃する。 やがては撃沈に至り、ついでのように他の艦艇も攻撃を受けることになりますね」 ああ、と梶原の言葉を柴島は肯定する。 「いつ頃BETAが気が付いたのかは不明だが、奴らはこれらを手に入れるために一斉に襲い掛かった。 BETAに対して、これほど有効な誘蛾灯は存在しない。督戦していた潜水艦隊よりも優先したのも納得だ」 「提督、これはもしや……」 「ああ」 こんなことをした理由など、考えるまでもない。 米国が担当するエリアが存在する朝鮮半島東部方面の艦隊が崩壊すれば、それはかなり大きな作戦進行の躓きとなる。 同じく東部方面に展開している連合艦隊はその救援と収容、救助などに人員を割かれ、東部からの攻略の遅延あるいは戦力の分散につながる。 現場の兵士は、艦隊の兵士たちは必死に戦っていたのだし、そういう意図があったとは知りもしない。むしろ作戦の遅延を懸念するだろう。 何もなければたまたま米国艦隊が集中的に被害を受けた、と連合さえも判断していたのかもしれなかった。 だが、これを計画し、実行させた米国は自国の戦力さえも犠牲にしてまでも、艦隊一つを捨ててまでも邪魔をしたかったということだ。 「なんてことだ……」 事実が究明されたことによる喜びは全くない。 むしろ真逆だ。事実に突き当たってしまったことが、むしろ悪感情を招いてしまった。 こぶしを握り締めつつも、何とか冷静さを維持し、柴島はスタッフに問いかける。 「G元素の容器の取り出しは可能か?」 『場所さえ特定してしまえば、すぐにでも。 外部に漏れ出ないように該当の人員を隔離するだけでも、BETAの誘因は止められるでしょう』 「そうか。すまないが、早急に頼む」 何しろ、文字通り虫食いにされた米艦隊の能力は大幅に落ちている。 先ほども第二波の攻撃を受け、何とかしのぎ切ったばかりと聞く。 このままG元素で誘引してしまう人間を艦隊に置いていては、やがて防ぎきれなくなることは明白だ。 「それと、米国が兵士の引き渡しを要求してくるだろうが、絶対にしないでくれ。 米国からの人員が接触することも阻止してほしい。これほどのことをしてきたのだから、口封じをしてきてもおかしくない」 『もちろんです』 彼らは米国が細工を施して作戦を妨害したという事実の証拠となる。 この作戦完了後には、これを絶対に追求するように上申する。その強い意志が、柴島にはあった。 そして、彼は指示を出す。感情は強火の竈の如しだが、冷静さを失うことはなかった。 「梶原少佐、この事実はまだ伏せておけ。味方にも、人知れず協力してしまった彼らにもな。 下手に広めれば、作戦自体が滞ってしまう。米国への報復に走りかねない。 それと、少し早いかもしれないが、戦力の揚陸を急ぐ。BETAもそうだが、米国の妨害が入る前に行動するように参謀たちにも伝えてくれ」 「了解です」 怒りや憤りは、彼だけでなく、事実を知ってしまった人員に共通していた。 けれども、その感情を今ぶつけない理性だけは残っていた。 さりとて、許してやるつもりなどこれっぽっちもなかった。むしろ何倍何十倍にして報復することさえも厭わない。 (超えてはならないものを、越えたな……!) 指示を出し終え、しかし、憤懣やるせない柴島は、その思いを強くした。 この国家の垣根を超えた共同作戦は、もはやとんでもない爆弾となってしまったことを、意識しながらも。 504:弥次郎:2023/01/08(日) 00 27 13 HOST softbank060146109143.bbtec.net 以上、wiki転載はご自由に。 こういうことをやるよねって……
https://w.atwiki.jp/star_grail/pages/123.html
戦争なんて大っ嫌いだ。 なにせ人が死ぬ。沢山人が死ぬ。日本人が死ぬし、米国人が死ぬ。英国人も死ぬし、独逸人も死ぬし、伊太利亜人も死ぬ。 兵士が死ぬ。市民が死ぬ。犬や猫だって死ぬ。若い奴が死ぬ。老いた奴もそれなりに死ぬ。街が焼かれれば女や子供だって死ぬ。 飛行機が爆弾を落とせばそこに居た人達が木っ端微塵に死ぬ。船が沈めば数百人単位で死んでいく。嗚呼あまりにも馬鹿馬鹿しくて語る気すらも起きないが、火の玉になって死ぬ奴もいる。 陣取り合戦がしたいなら将棋でもやってりゃあ良いんだ。その辺の畜生の縄張り争いじゃないんだから、自分たちが今持ってる陣地の中で、こじんまりとしていりゃあ良いんだ。 だってえのに、なんで人は戦争を始めるんだ。 喧嘩を売られた。喧嘩を買った。開戦した。勝った、勝った、勝った、負けた、負けた、負けた負けた負けた負けた負けた負けた負けた。 その度に兵隊は目減りしていくっていうのに、人は死んでいくっていうのに、耳障りのいい言葉だけを市民に与えて、兵士達は下で必死こいて神経磨り減らせて戦わなきゃならねえ。 エースパイロットなんて聞こえは良いが、そんなもん、一人でいくつも落とさなきゃどうしようもならなかっただけだ。 最強戦艦なんて聞こえは良いが、一艦で全部ひっくり返さなきゃどうしようもならなかっただけだ。しかもそいつはただの時代遅れときた。 本当にくだらなくて仕方ない。だったらさっさと、負けたって認めてもいいじゃないか。 食い物は減っていく。甘い物を食う機会も無くなっていく。ゆっくり腰を落ち着けることもできなくなる。枕を高くして眠れなくなる。 常に炎に怯えなきゃいけない。常に憎しみを持たなきゃいけない。常に殺す、殺すと殺意に満ちていなきゃならないんだ。 こんなものを喜々としてやる奴の気持ちが分からない。どいつもこいつも、本当は平和が一番だなんて分かってるのに。 嗚呼、わかってるよ。全部理想論だ。こんなの綺麗事でしかない。戦争は手段だ、兵士は駒だ、市民は資源だ、そんなのは俺もよく分かってるんだ。 色んな事情がある。戦争をしなきゃいけない事情がある、戦争を止められない事情がある、人が死ななきゃいけない事情がある。俺が喚いたって、いつの時代もそれは変わらないんだ。 それでも、これくらいは言わせてくれよ。終わった今くらいは言わせてくれ、別に無責任だって罵ってくれたって良い。それでも、俺は……ずっと昔から、そう思っていたんだよ。 ――――戦争なんて、大っ嫌いだ。 ■ 「讃州中学勇者部所属、結城友奈です!」 この聖杯戦争において、与えられた自室において、少女結城友奈は目前のサーヴァントへと向けてそう元気良く挨拶した。 蒼く光る軍服を身に纏った、坊主頭の中年男性――――ライダーのクラスを与えられたサーヴァントは、その元気さに少々困惑した。 先ずライダーは、自身のクラスと聖杯戦争というものの概要について説明した。その上で、ライダーは彼女へと名乗る事を求めた……のだが、その反応は全く以て予想外極まりないものであった。 なにせ、全く怖気づいていないのだ。聖杯戦争という蠱毒壺に突っ込まれておきながら、彼女はそれに対して全く感情を動かした様子もなく、実に元気良く、人好きのするとても良い笑顔を見せていた。 「それじゃあ、これからよろしくお願いします、ライダーさん!!」 「……あー」 ビシッ、と。誰かに仕込まれたのだろうか、と思うくらいに……陸軍式の、しかも帽子を被っていない状態では有るが、中々整った敬礼を繰り出す彼女に対して、ライダーは思わずそんな風に声を漏らしてしまった。 溢れ出すその若さが生み出す元気さに、英雄たるライダーは思わず後手に回っている……由々しき事態であった。 「……お嬢さん、ああいや友奈ちゃん。あんた、歳はいくつだ?」 「はい、14才です!」 思わず、ライダーはそんな風に年齢を聞いてしまった。とんだ若さだった。ライダーとは、没年で数えても孫と爺の差程にあった。 そしてライダーはその明るさに一つ仮設を立てた。それは若さ。若さが生み出す、勇気、或いは無謀。或いは……死、と言うものに対する者に対する認識の浅さが作り出すものではないのか、と。 そういう人間を、数多くライダーは見てきた。そして、そういう人間から死んでいった。殺し合いがどれ程恐ろしいことか、それを最後の最後に理解して、でもそのときには手遅れで死んでいく、そんな人間を。 なるほど、だから俺はこの少女に召喚されることを選んだのかと今更ながら理解したつもりになっていた。戦争なんか大嫌いだ……それなのに、呼ばれた理由が何となく理解できたとして。 「殺し合いが、怖くねえのかい?」 だから、ライダーは敢えて彼女にそう問い掛けた。大した答えは期待していなかった。 怖い、とはいっても、彼女達くらいに死を知らない者達にとっては、その感覚なんてせいぜい『高いところから落ちる』程度のものでしかないだろう。 怖くない、と言うくらいならば寧ろ話は早いくらいだった。なにせ、そう言われてしまえば無理矢理でも彼女を縛り付けて聖杯戦争を単独で終わらせればそれで済むだけの話なのだから。 だから、大凡そんな答えだろうと思っていたし、そうであってほしいと思っていた。そして少女が、結城友奈が返した一言は、その予想から逸脱しないものであった。 「……怖いです」 少女は、その元気な笑顔を少しだけ困ったように歪めた後、少しだけ逡巡した後に、そう言った。結城友奈は、ライダーへと向けて怖いと。 ああ、彼女はやはりその通りだ。年頃の少女が殺し合いに投げ出されて、なんとなく現実感のない恐怖感に苛まれている状態だ。であれば、やることはやはり決定していた。 ライダーが口を開こうとした瞬間、友奈はそれに重ねて言葉を続けた。 「……ここは、西暦の世界なんですよね。 実は私、ずっとずっと未来から来たんです。西暦の時代よりももっと後、神樹歴っていう時代から」 はるか未来から来た少女――――とは言われても、ライダーにはそこまで驚かなかった。 そもそも自身が過去の英雄であり、英霊の座にはそれよりも遥かに、千年だって昔の英霊が存在している世界なのだ。であれば、未来のマスターが……この、聖杯戦争に呼ばれることになっても在り得るだろう。 黙ってライダーは言葉を聞いていた。彼女が連ねる言葉を、穏やかに、然し真剣に。 「神樹歴は、バーテックスっていう生き物に侵略されて……私達の住んでる四国以外が、焼き尽くされちゃって。 私達は東郷さん達……同じ中学の仲間と一緒にバーテックスと戦う、勇者だったんです。 取り敢えず、バーテックスは、一旦は抑えられたんですけど。……それと同じくらいに、ううん、同じ『人』と戦わなきゃいけないなんて、それよりも怖い」 そこで、ライダーは目を細めた。 バーテックス、焼き尽くされた世界――――それは、文字通り焼き尽くされたのか、それとももっと酷い状態なのか。恐らくはそこは検討もつかないし、きっとそれは彼女の話を理解する上で重要じゃないことだった。 それよりも……彼女達が戦わなければ奈良に世界というのが問題だった。果たして、その世界の四国はどれ程追い詰められているのか……追い詰められているだろう。四国以外が存在しないとは、成立しているのが奇跡だ。 果たして、何か別の何かが世界を成り立たせているのか。それもまたどうでも良い話だ。問題なのは……彼女のような子供達が、戦わなければならない世界にあり。 「でもそれでも! 私には、戦う力があるから、勇者としての力があって、マスターとして選ばれたなら! こんな悲しい戦いを止めたい、止めたいんです。バーテックスと戦うのだけでも辛かったのに、人間同士で戦うなんて。きっと悲劇を生むだけで。 だから、ライダーさん! だから、だから―――― ――――結城友奈、頑張ります!」 ようやく、ライダーはその少女の本質を理解した。 彼女は、嗚呼、年相応に弱いだろう。恐怖も感じる。死ぬのは怖い。けれど彼女は、それでも膝を折らずに立つ人間だ。例え、例えどんなに悲惨な状況にあったとしても。 例えどんな理不尽であったとしても、例えどんな困難であったとしても、例え、例えどんな悲劇に見舞われたって、彼女は立って、戦う、そんな人間であるのだと理解した。 彼女は、そうだ。彼女は『勇者』だ。 「……って、いきなりごめんなさい。神樹歴、とか言っても分からないですよね、私説明下手くそだし……えっと、つまり」 「いいや、友奈ちゃん。分かった」 ライダーは……友奈に向かって正座をする形で、向かい合った。 直前までどうしようどう説明しようと頭を捻らせていた友奈は、頭にクエスチョンマークを浮かべながら、ライダーのことをその真剣で、それでいて……後悔に満ちた瞳に射抜かれていた。 そしてライダーは、掌を地につけ、額を床に擦り付けて。謂わば土下座の形を取った。 「――――本当に、済まなかった」 「……え、え、えええええええええ!!!!!!???????」 その唐突な行動に、友奈は困惑してそんな大声を上げた。 そうして顔を挙げたライダーの目尻には、涙すら浮かべていた。 「本当に済まない。俺達大人が戦わず……あんた達みたいな嬢ちゃんに戦わせるなんて。あまりにも、あまりにも――――情けないにも、程がある」 「え、ええ、そんな!? 違うんです、勇者っていうのは女の子にしかなれなくて、だからぁ……」 「そんなことは関係ない。あれだけ若い奴らを俺は戦わせて、結局未来にはまた若い奴らを戦場に送り込む。……嘗て戦争をしていた人間として、耐えられない」 直接的には、ライダー達に責任などない。 バーテックスに対抗できる力を得る勇者には、一部の選ばれた少女達しか変身できない。次世代型のシステムではより広範囲が対象になるが、少女であることは変わらない。 資格がそもそも少女達にしかない以上、誰が悪いとも言えない。それでも、ライダーは……『戦場に彼女達を出し、そしてそれに頼るしかない』という事実が、余りにも、先に死んだ英霊として情けなくて仕方なかった。 少年を導入してでも戦争に勝とうとし、徒に若者を死なせ結局戦争には勝てなかった。未来には少女達にだけ戦わせて、自分達だけが蚊帳の外。そんな状況が、余りにも情けない、と。 「――――俺は、戦争が大っ嫌いだ」 「ただでさえ人が死ぬってのに、その上若い奴から死んでいく。俺達老人は後ろで踏ん反り返って若い奴を駒として死なせる。 それが嫌だった。本当に嫌だった。英霊の座に抱えられた後も、聖杯戦争なんてまっぴらゴメンだった、だが、だが……今回は、どうしても呼ばれなくちゃいけないと思った。 友奈ちゃん、その理由がよく分かった。これは償いだ。俺は同じことを繰り返したくないんだ。もう、若い奴が戦争で死んでいくのを見たくないんだ。 本当は俺が代わりに、そのバーテックスとやらと戦いたい。でもそれは出来ない。何が英霊だ、結局俺は無力だ。……だけど、だから。せめて、友奈ちゃんが、元の世界に帰るまで。 俺に君を、守らせてくれ」 嘗て、護国を掲げてライダーは戦った。兵が死んでいくのを知っていながら指揮を執った。聯合艦隊の頂点に立った。本当は戦争なんてどうでもよくて、ただ人が死ぬのが嫌だった。けれど大きな力、流れには抗えず。 それを繰り返したくはなかった。聖杯戦争という流れの中で、彼女を殺し殺されの世界に放り込むなんて嫌だった。少なくとも、彼女を、少女を、未来ある若者を、徒に死なせるのはもう嫌だった。 戦争なんて大嫌いだった。だから、この聖杯戦争を彼女が覆すというのであれば――――彼女を、最も良い形で。彼女の世界で、ライダーはどうすることも出来ないけれど、それまではせめて、彼女を護るために。 頭をもう一度床に擦り付けた。今度は、結城友奈は――――微笑みながら、ライダーへとその右手を差し出した。 「ライダーさん、私ね、戦うのは怖いけれど。勇者になれたことには感謝してるんだ。勇者システムのお陰で、東郷さんに会えて、風先輩や樹ちゃん、夏凛ちゃんや園子ちゃんにも会えたから。 それに、それにね、東郷さんがいつも言ってるんだ……軍人さんのこと、『御国を護った英霊』だって。私もそう思う。 確かに戦争では残酷な事もあったかもしれないけれど、若い人達が戦争に出たこと、後悔してくれてるのかもしれないけれど。でも、でもライダーさんたちが戦ってくれたから、だから、今の私が、私達がここにいる。だから。 立って、ライダーさん。私達、もうとっくに、一緒に戦う仲間だから」 嗚呼、それは正しく輝きであった。戦争を防げなかったライダーの罪であり、そして――――ライダーが、確かに未来へと繋げたはずの輝きであった。 ライダーの心には、未だ戦争を防げなかった後悔、若者が先に死んでいくことへの理不尽が刻まれていた。それでも、それでも――――彼女が、そう言うのであれば。 軍帽を手に取って、立ち上がる。それを綺麗に被り直して、背筋を伸ばして友奈に相対する。そうして、脇を締め肘を前に、掌を見せぬよう――――海軍式の、全霊の敬礼を彼女へと捧げる。 「サーヴァント、ライダー。真名は山本五十六……これより貴官の指揮下に入ります」 「ふふ、東郷さんが見たら喜ぶだろうなぁ……よーし、頑張ろう! 勇者部五箇条、なせば大抵なんとかなる!」 ――――戦争なんて、大っ嫌いだ。 だから、今度こそ。今度こそ、抗ってやると。『勇者』になってやると、そう思った。 【クラス】 ライダー 【真名】 山本五十六 【属性】 秩序・善 【ステータス】 筋力:D 耐久:D 敏捷:D 魔力:E 幸運:EX 宝具:EX 【クラススキル】 騎乗:B 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。 対魔力:E 魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。 【保有スキル】 嵐の航海者:A 船と認識されるものを駆る才能。 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。 先見の明:C あらゆることの「先を予想」する能力。 現状を冷静に把握し、的確に次の状況を導き出すことが出来る心眼に近い論理思考と、直感的な状況把握を複合している。 黄金律:A 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。 大富豪でもやっていける金ピカぶり。一生金には困らない。 不屈の意志 A 後述の宝具によって付与されるスキル。 あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意思。 肉体的、精神的なダメージに耐性を持つ。ただし、幻影のように他者を誘導させるような攻撃には耐性を保たない。 一例を挙げると「落とし穴に嵌まる」ことへのダメージには耐性があるが、「幻影で落とし穴を地面に見せかける」ということには耐性がついていない。 【宝具】 『聯合艦隊司令長官・山本五十六』 ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 聯合艦隊司令長官としての山本五十六、という存在そのものであり、最早それは五十六にとって加護であり、一種の呪いとも言える物。 真珠湾攻撃を展開し、ミッドウェイ海戦、い号作戦等の大きな日本の海戦を指揮し、聯合艦隊の象徴とも言える存在になった、最早海軍という"概念"そのもの。 その存在には、日本海軍の名将……山口多門や南雲忠一、そして名も無い航空兵の魂すらも、山本五十六を慕い、その力となっている。 その為、ライダーには撤退は許されない。諦めることは許されず、屈することも許されない。課せられる責務は、只管に進軍あるのみである。 『菊花栄光・聯合艦隊』 ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1 #65374;99 最大捕捉:1000人以上 聯合艦隊旗艦にして日本軍最高の戦艦、『大和』を実体化させ操作する。 単純に巨大な船体を出現させる他にも、一部分を霊体化して船体を地中に埋め込ませる、主砲や副砲、機関銃の一部を攻撃手段として出現させる、装甲を防御手段として使用する等その操作は手足の如く可能。 その上大和自体は宝具全体の一部でしかなく、真名解放を経由することなく大和単体を運用することが可能である。 その真なる姿は、ライダーが嘗て理想とした聯合艦隊の再現。 真名解放により、旗艦を戦艦『大和』とし、『武蔵』、『長門』、『陸奥』、『赤城』、『加賀』、『飛龍』、『蒼龍』等。 日本海軍の名だたる艦、其の全てを一斉に現界させる。此の手段で現界した艦隊は全てガンナーのクラスを有し、全艦がDランク相当の単独行動スキルを備えている。 更に山本五十六を慕う前述の名将や兵士たちも実体化し、搭載されている装備を万全に再現、空を覆い尽くす艦載機や、主砲や機銃の群れが敵対者を焼き尽くしていく。 但し、艦隊召喚は事実上の英霊召喚にすら等しく、全力発動には膨大な魔力量が必要となり、少なくとも令呪でのバックアップは最低限必要。 【人物背景】 大日本帝国海軍の軍人であり、二十六、二十七代目聯合艦隊司令長官。最終階級は元帥海軍大将。 1884年に誕生し、父親の五十六才での子供という事で"五十六"と名付けられた。この際、苗字は現在の山本では無く高野であった。 甥の病死によって言われた言葉を切っ掛けに軍人を目指す事となり、海軍兵学校に入校。この際の成績は200人中2番目で、卒業時には192名の中で11番という優秀な人物だった。 1905年には装甲巡洋艦「日進」に配属となり、同年5月27日に日本海海戦に参加しており、この際に敵砲弾によって大きな怪我を負っている。 その後は様々な艦を渡り歩きつつ、海軍砲術学校、海軍水雷学校にも通い、その後二つの艦を経て練習艦配属となり、少尉候補生訓練等を行っていた。 1936年時点で海軍時間に就任する。 日独伊三国同盟締結には最後まで反対しており、反対派の要となって最後まで反対し、太平洋戦争直前時点まで一貫して開戦には反対派の姿勢を取っていた。 1939年に第26代連合艦隊司令長官に任命されるが、当初そうなることを強く拒み、撤回を要求したが認められなかった。 これは指揮能力を上層部に買われた物では無く、三国同盟反対派の山本五十六を海軍中枢から遠ざける目的であった。 1941年には第27代連合艦隊司令長官に再任され真珠湾攻撃を実行。大戦果を挙げるが、宣戦布告の令状が届かなかったことがきっかけで汚名を被る事になる。 当初はそれをアメリカの宣伝と思っていたものの、段々と本当にそれが届かなかったのではないかと考え始め、後々に後悔と思われる文言を残してもいる。 ミッドウェー海戦においては南雲艦隊の空母を四隻失う程の大敗北を喫するも、その報告に対してそれを山本はまるで分っていたかのように一言だけ呟いたと言う。 その後、ガダルカナル島、い号作戦を経て、い号作戦での兵士をねぎらう為にラバウル基地から発信後、アメリカ陸軍航空隊の戦闘機16機に撃墜され戦死する。 これに関して、山本は最低限の護衛しか付けず、またその前に戦いに疲れたような手紙を何人かに送っていた事から自分が死ぬことを望んでいたようだ、とも言われている。 【特徴】 お気に入りの、特注の蒼く光る軍服を身に纏った坊主頭の中年男性。小柄で小太り、細い目をしていて口は締まっており髭は生えておらずどことなく面長。 また、過去での戦闘が原因で左手人差し指と中指を失っており、サーヴァントとしての姿にもそれが反映されている。 特に他人に対して威圧感を与える人間、という訳でも無ければ、一目で誰からも好かれるような見た目をしている訳でも無い、つまるところ特徴の少ない人間である。 だが、その瞳には優しくも厳しく、また強い意志を感じさせる光が灯っており、"間違いなくただ物では無い"とそれだけで思わせる程。 常に冷静沈着で在りつつ、冗談や茶目っ気を好む人間。自分に厳しく他人に寛大で、懐は広く、また深い。 【サーヴァントとしての願い】 必ずマスターを守り抜き、元の世界へ送り返す。 【カードの星座】 魚座 【マスター】 結城友奈@結城友奈は勇者である 【能力・技能】 『勇者』 神樹から勇者に与えられる、バーテックスと戦うための力。 変身するとモチーフの山桜をイメージしたピンク色の装束に身を包む。 親に習った武術を得意としており、勇者としても近接格闘攻撃を得意とする。 必殺技は勇者パンチと勇者キック。また、精霊として牛鬼と火車がいる。 尚、精霊はいるが端末はゆゆゆい仕様のため満開は出来ない、筈。 【人物背景】 いつでも元気な女の子。 一見して脳天気なように見えるが、その実とても周りの事によく気づき、そして気を使う良い子。 実は主人公なのだが主要人物の中でもかなり私生活が謎めいていたりする。 その鋼メンタルで本編を駆け抜け、神樹様に人間の可能性を認めさせるまでに至った。 きっと新作でも元気にやってくれると思いたい。 【マスターとしての方針】 この聖杯戦争を打ち壊す。成せば大抵なんとかなる。 【参戦時期】 結城友奈は勇者である-花結の章-にて神樹様に招集された直後。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/4006.html
987 :641,642:2015/05/31(日) 21 35 12 大英帝国 ロンドンシティ・オブ・ウェストミンスター ダウニング街10番地 大英帝国連邦の本国であるブリテン島の二月は寒い。平均気温を数度下回る℃の気温を記録した2月11日。聖バレンタインの誕生日であるこの日、この『老いた超大国』の政府首班であるウィンストン・チャーチルは、『大英帝国最後の至宝』たるインド防衛の任務に就く英国軍各部隊からの報告書、そして各軍の配備状況が記されている地図を一人で眺めていた。 …そうして暫くして、地図や報告書を眺め終わったチャーチルは、新しい葉巻に火をつけながら、大英帝国の首都、ロンドンの街並みを居室の窓から気分転換に見始めるも、頭の中の思考はそう簡単には転換する事は出来なかった。 大英帝国首脳陣が現在共有する一つのとても大きな悩み。それは…『戦力不足』、であった。 フィリピン沖にて英ソ連合艦隊が『消滅』し、ウェーク島沖ではアメリカの『アルダマ・フリート』が日本連合艦隊によって撃退された、との報告が入った時、英国軍の狂乱振りは目に余る物であった『と、言われてる』。実際はただのデマでしか無く、確かに数日の間誤報では無いか入念に調査をしていたが、真実と分かった瞬間に即座に情報封鎖やインド洋艦隊への増援と各艦隊の再編成を開始する等、切り替えの早さは『アメリカの至宝』を戦争開始直後の初っ端に撃沈され、茫然自失者すら出たアメリカ軍よりも格段に速かった。 大英帝国海軍艦艇 (一線級艦艇限定。残存している護衛空母や護衛駆逐艦、旧式巡洋艦等はシーレーン防衛にてんてこ舞い状態) 戦艦 ライオン級『ライオン』『テメレーア』『サンダラー』『コンカラー』(40,6㎝三連装砲三基29ノット弱) ヴァンガード級『ヴァンガード』『ヴェンジャンス』 キングジョージ5世級『キングジョージ5世』『デューク・オブ・ヨーク』 航空母艦 アークロイヤル級『アークロイヤル』 イラストリアス級『インプラカブル』『インディファデガブル』 オーディシャス級『オーディシャス』『イリジスティブル』 重巡洋艦 ノーフォーク級『ノーフォーク』『ドーセットシャー』 ヨーク級『ヨーク』『エクセター』 サリー級『サリー』『ノーサンバーランド』 (史実利根型重巡をイギリス風かつ経済的にした様な艦艇。先の大戦だと、船団護衛で搭載した水上機にて独伊潜水艦を制圧、撃退したり、遭遇した枢軸国通商破壊艦艇を撃沈破させたりと中々の活躍を見せている) 軽巡洋艦 リアンダー級『リアンダー』『ネプチューン』『エイジャクス』『オライオン』『アキリーズ』 スウィフトシュア級『スウィフトシュア』『マイノーター』『シュパーブ』『ホーク』『ブレイク』 (一言で形容すれば『雷撃能力を低く抑えた代わりに防空火力を強化したイギリス風阿賀野型軽巡』。最古参級重巡辺りなら状況と立ち回り次第で優位に立てるかも) ベレロフォン級『ベレロフォン』『ディフェンス』『タイガー』 (通称『イギリス最強の防空巡洋艦』。純イギリス製だけでなく、アメリカ火器のライセンス物も含まれているが、取り敢えず弾幕の厚さはアメリカ人もそこそこ満足する一品。ポンポン砲?全部売ったよ、価格50倍にして中華に) 駆逐艦 バトル級(後期型) ウェポン級 デアリング級 988 :641,642:2015/05/31(日) 21 38 51 『何故この戦力をフィリピン沖海戦時に派遣しなかった』『何処が戦力不足だ』と言われかねない大勢力ではあるが、前者に関して言えば、インドやビルマ等の植民地にて無視しようが無い程の大規模デモ(英国政府発表)や暴動(英国政府発表)が発生しており、治安維持(実弾仕様)に手間取られた為。後者に関しては、正確に言えば『艦載機の戦闘力』が不足していると言う意味である。 戦艦戦力では確かにロイヤルネイビーは絶対的にインペリアルネイビーを圧倒しているのは自明の理であるが…何せIJNには『現時点では』戦艦自体が一隻も運用出来る状態では無い…、空母艦載機戦力ではその立場は鏡を見る様に完全に逆転している。当然英国海軍も(開戦する少し前から)艦載機の更新も急速に進めていたが、ずっと大艦巨砲主義の下での艦艇建造、運用思考に染まっていた事が祟って、長年航空主兵主義一本槍での艦隊編成に邁進していた日本海軍に相対した場合、『マトモに洋上での空母機動艦隊同士での海上航空戦となったら自軍の方が一方的に消耗するだけである』…との認識を英国海軍は強く抱いていた。日本艦隊の懐へ潜り込めれば確実に多大な戦果を挙げられるが、その『潜り込む』 前に敵機動部隊に捕捉されたらどうなるかは、先の海戦の結果から見ても、容易に想像出来た。 かと言って、もうインド洋からは一歩も引く事は許されない。東南アジアだけなら何とか(情報操作等で)損切りと言う事で誤魔化せるが、有色人種の国家が作り上げた艦隊がインド洋を席巻するのみならず、仮に『インド上陸』等と言う事態が発生したら、英国が『大英帝国』足らしめているインドは確実に英国の手から零れ落ち、そして永遠に英国の下へ戻る事は有り得ない事で有る事位、インドへ現地入りした英国人なら容易に想像が付く事だった。 その為に『自艦隊への損害をなるべく(誤魔化せる程度には)少なくする』『日本艦隊に対して(情報操作可能な範囲での)損害を与えた上でのインド洋からの撃退』と言うかなり無茶な要求が政府から現地に『要望』の形で伝えられていた。因みに誤魔化しや情報操作の対象は主にインド人に対してである。 勿論『戦力が足りない』と嘆くだけのイギリスでは無い。軍事的にはよっぽど上手くやらない限り撃破されかねない事から『正面突破が不可能ならば裏口から突進だ!』とばかりに、この世界でも相変わらず世界トップの諜報機関を用いた対日情報攪乱、東南アジア扇動等にも打って出たが… 「……総力戦だと言うのに、よっぽど余裕が有るのだな、ニホン人には」 ふと脳裏に過った事を口に出す。皮肉めいた口調で放たれたハズの言葉は、『今のイギリス』にとってはどうやっても唯の羨望の念の言葉にしか受け取りようが無い事実に、英国紳士のイメージに有るまじき事に、ついついため息を吐いてしまうチャーチルなのであった。 989 :641,642:2015/05/31(日) 21 42 45 日本軍が東南アジアを(傍目から見たら)怒涛の勢いで制圧した後、東南アジアから叩き出された連合国全てが、確実に日本が統治体制化の東南アジアにて何がしがの騒動を発生させ、年単位での進軍が停滞すると推定していた。東南アジア防衛の任務に従事していた連合国軍からの報告によれば、(元から悲惨な場所が多かった)各地域のインフラ事情が戦闘によってさらに破壊されており、物資の流通体制に多大なる支障が出る事が確実視されていた。 物資の流れが止まれば『解放』に沸く植民地人の不満は忽ちの内に激増し、『侵略者』への敵意に溢れ、『故郷を守る』為に戦いだすだろう。仮にそこまで行かなくても、植民地人への物資の手当や配給、対応で数年単位での長期間の足踏みを余儀なくされる。日本軍の足を引っ張るなら今しかない… 願望と言うか希望的観測が多々含まれているが、連合国側の常識で言えば『東南アジア統治を万全にしつつ全世界相手に総力戦』と言う控えめに言っても『アメリカ合衆国でもキツイ(出来ない訳では無い)』所業を可能にする国家がこの世に二つと存在するとは到底考えられなかった結果である。 だが…連合国にとって極めて残念な事に、転移して来た日本はその『所業を可能にする二つ目の国家』だった。 『マニラ宣言』と言われた、フィリピン独立政府との各種条約締結と大規模援助を皮切りに、統治下におかれた東南アジア全域への独立へ向けた支援が怒涛の如く開始してから漸く日本が『アメリカと最低でも対等の国力持ち』で有る事を連合国は理解した(させられた)が、この間の連合国(実質イギリス連邦単独)の武力的な謀略はものの見事に不発乃至小火程度に抑え込まれていた。 東南アジアに派遣されている日本軍兵士は全員現地語を(発音こそ狂ってるが)意思疎通に支障がない程度には話せている上に『進駐軍』『独立支援』等兎に角『日本軍はあくまで一時的に此処に居るだけ』と言う標記や言動での意思表示を繰り返し指し示している事、本土から…軍属扱いで…来た建設会社や工兵、(する事無くて暇してた)歩兵、又多数雇用した現地住民により猛スピードでのインフラの修復(実質新建)を行っている事、場所によっては不足物資を…輸送機だけで無く旧式爆撃機も流用…空輸して見たりしている事、日本軍兵士が軍規違反した時は(事実確認の上で)公開銃殺刑すら有り得る厳正な処罰を行っている事等…何というか、『戦争しに来たんだよな、俺達』『土木工事しかしてねーな…』と言った感想を現地日本軍が抱いてしまう様な行動をした為に現地住民からの日本への支持が熱狂、心酔レベルになってしまい、連合国からの謀略行為はただ単に連合国側の諜報員や協力者を大量に炙り出す結果に終始してしまったのであった。 (尚キッチリ現地日本人無意識プレゼンツの特製超巨大文化爆弾も各所に複数個投下済み。内容はお察しください) 990 :641,642:2015/05/31(日) 21 45 53 全方位が敵になった東南アジアの連合国側諜報機関が壊滅状態に追いやられつつも、各国が長年張り巡らせた根のお蔭で如何にか生存した諜報員が必死に掻き集めた情報を元でに予測すると、日本軍の次なる標的はインド洋…もっと突き詰めていえば『英国海軍主力艦艇』であった。 (色々と悲しくなるが)上記の戦力が叩かれたら、二度の大戦で疲弊の極みに到達しつつある今のイギリスには新戦力の補充の目途が全く立たない現実を前にすれば、自分達が反乱や採算に苦労して植民地地域を(現地住民を抑え付けて)統治していたのを尻目に、えげつない勢いで狡猾に『原住民に心服される統治体制』を整え続けながらも多数の一線級艦艇を建造している日本帝国が…決して表にこそ出さないが…心底羨ましかった。 そして、敵国にそのような感傷を抱いてしまう様な今の自国が心底情けなかった。 ロンドンの街並みを見て気分を転換するどころか余計に負の思考のスパイラルに飲み込まれつつ有るチャーチルの元に一本の電話が鳴り響く。 その電話の内容がどのような内容なのかは、受話器を取ったばかりのチャーチル首相には分からなかった。 . 991 :641,642:2015/05/31(日) 21 49 32 はい、以上になりまする―。…また次の投稿は未定何ですよね次の内容如何しよう() そしてトゥ!ヘァ!様。スレ建て乙、であります。リアルと体調優先でお願い致しますね。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/43613.html
登録日:2020/01/02 Thu 21 47 04 更新日:2024/09/11 Wed 15 15 00NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 Vガンダム ※金曜夕方17時です。 ガンダム ガンダム戦争項目 ザンスカール帝国 スーパーロボット大戦30 スーパーロボット大戦D スーパーロボット大戦α ベスパ リガ・ミリティア 世紀末 仁義なき戦い 内ゲバ 地球連邦軍 女たちの戦場 宇宙世紀 宇宙戦国時代 憎しみが呼ぶ対決 戦争 戦艦が地ならし 架空の戦争 機動戦士Vガンダム 終わりのないディフェンス 老体に鞭打つ連邦軍 概要 ザンスカール戦争とは機動戦士Vガンダムにおいて描かれた架空の戦争。 サイド2に勃興した新興国家「ザンスカール帝国」と民間の武装組織リガ・ミリティア及び地球連邦軍との間で行われた争いである。 時代背景 宇宙世紀が140年代に入った頃、 地球連邦政府の強大な権力は著しく形骸化が進み、それに伴ってコロニー間の武力衝突が頻発するようになっていた。 いわゆる「宇宙戦国時代」の到来である。 この時代の大きな特徴は「かつてのスペースノイド対アースノイド」から「スペースノイド対スペースノイド」という形に対立構造が移り変わっていることであろう。 地球に住む者と宇宙に住む者との軋轢は決してなくなっていた訳ではなかったが、宇宙に慣れ切った人々にとっての地球はシャアの反乱の時のように最早特別な存在ではく、単なる一惑星以上のものではなかったのだ。 そういったこともあって、いくつかのコロニーは政府としての自治権を欲しはじめ、連邦政府もこれを容認。 やがてコロニー間での経済格差や住民意識の隔たりが大きくなると、自治を認められたコロニーは独自の軍事力でもって争い始めるようになっていった。 自治権獲得運動の再熱と連邦政府の不干渉が引き起こした戦乱の時代は、後のザンスカールの勢力拡大とリガ・ミリティアといういびつな武装集団が誕生する契機となったのである。 ……まあぶっちゃけ「連邦は宇宙に干渉するな! スペースノイド国家が自立するのに邪魔するな!」と一年戦争のころから散々言ってきたのがいざ実現したわけだが、 やってみたら思ったよりもうまく行かないし大変だし(*1)、慌てて連邦に泣きつこうとしたら、 「お前らがやりたい放題してきたせいで連邦軍も連邦政府も地球環境自体も何もかもガタガタなんだよ! 念願の自立だろうが! てめえのケツぐらい手前で拭け!!!」と突き放されたという、 スペースノイドの長年の理想がかなった結果の無惨な末路、というしかない事態である。 マリア主義、ガチ党の台頭 宇宙戦国時代が始まって数年がたった頃、サイド2のアメリアでは「マリア」という一人の女性が支持を集めていた。 幼少期に両親の離婚で社会に投げ出された彼女は売春婦の傍らで弟を育てる極貧生活をおくっていたが、0141年に娘を妊娠したのを機にヒーリング能力を中心とした不思議な力に目覚め、それを使う人生相談所または代替医療的な医院を設立。少なからず人々の支持を集めて行く。 0144年にはマリアを信奉する集団が発足し、そのメンバーの1人が彼女の御言葉をまとめた本を出版すると、それは宇宙戦国時代に対する不安を背景に大きな反響を呼んだ。 そしてマリアを信奉する集団は「マリアの光の教団」という団体を設立し、いわゆる「マリア主義」という新たな宗教を打ち出した。 と、ここまではマリアのカリスマによって成り立っている新興宗教に過ぎないマリア主義であったが、これに木星公団の重役であったフォンセ・カガチが着目。翌0145年にはマリアとの接触を果たし、協力を取り付ける。 0146年 カガチは政治的武闘集団として政治結社「ガチ党」を結党。 ガチ党は急進的に成長を遂げているマリアの教団と手を結んだことで彼女を信奉する民衆の支持を獲得し、瞬く間にサイド2アメリア政庁の第三勢力にのしあがる。 0147年 ガチ党は贈収賄で起訴された首班グループをギロチンにかけて処刑。 救済や慰謝を基調とするマリア主義を支援していたガチ党が極刑を実行した事実はサイド2の人々に大きな衝撃を与えた。しかし、同時にスペースコロニーという人工環境に慣れすぎて、血を目にする事の無くなっていた当時のスペースノイドにとって、「血の粛清」は人間の内側に眠る狩猟本能を刺激し、同時にギロチンはスペースノイドに取って新鮮な物にもなった。 カガチはこの処刑を「時には血であがなわなければならない人の業がある」と演説した上で民衆に理解を求め、そして受け入れられた。 彼はこの時、民衆の結束と反抗勢力の恫喝を同時になし得ることに成功したのである。 リガ・ミリティア結成 0148年 民間ネットワーク内にてかねてより持ち上がっていた「神聖軍事同盟構想」が有志らの手によって「リガ・ミリティア」という実戦的な組織として再結成がなされた。 連邦政府の形骸化・弱体化やそれを契機とする各コロニーの自立化などにより発生した紛争が、再結成を促したと考えられる。 ザンスカール建国、V 計画発動 0149年 ガチ党はマリアを女王に押し立て「ザンスカール帝国」の建国を宣言(*2)。 この際にサイド2駐留の連邦軍部隊とサナリィのサイド2支社、月面のアナハイムの都市やサイド4の一部のコロニーを接収したり、志願兵や学徒兵を集め軍備の増強を推し進め、それはやがて「ベスパ」と呼ばれる強大な軍隊を形成していくことになる。 これに対して尚も無関心を決め込む連邦軍に業を煮やしたリガ・ミリティアは独自の対抗手段をとるべく、新たなモビルスーツの開発計画「V計画(ヴィクトリープロジェクト)」を発動。 月面にて基本型MSであるガンイージを開発後、ゲリラ構想に基づいてマルチプルMSを計画し、往年のガンダムタイプを模したMSヴィクトリーガンダムを抵抗運動のシンボルとして開発することになる。 アナハイム・エレクトロニクス社やサナリィ等からの支援を得て開発されたこれらのMSは、レジスタンスが運用するものでありながら、その性能は当時の連邦軍のそれを大きく上回っていた。 降下作戦開始~ラゲーン占領 0152年 10月 ベスパは地球侵攻の第一歩として東欧のラゲーンを制圧。 同地にある航空施設を接収して軍事・陸戦MSの開発拠点とした。 一方、V計画の責任者であるオイ・ニュング伯爵は大型トレーラー「カミオン」で各地に点在する秘密工場を周って新たなガンダムのパーツを回収し、運用テストを始めた。 ウーイッグ空襲~伯爵の処刑 0153年 4月5日~11日 ラゲーン基地所属のMS部隊イエロージャケットは、地下にリガ・ミリティアの拠点がある連邦の特別区ウーイッグに空襲を仕掛け、街を壊滅に追い込む。 その2日後、遅れて到着したカミオン隊はヴィクトリーガンダムの実戦テストも兼ねてイエロージャケットと交戦。 遂に完成したヴィクトリーはイエロージャケットのMS数機を撃墜せしめる戦果を挙げ「ガンダム伝説の復活」を内外に知らしめたが、驚くべきことにこの新たなガンダムを操っていたのは熟練パイロット…では無く年端もいかぬ13歳の少年ウッソ・エヴィンであった。 だが、その途上でニュング伯爵が潜入していたベスパのクロノクル・アシャー中尉によって捕らえられギロチンにかけられてしまう。 バグレ隊の奮起 4月17日~19日 ザンスカール帝国は降下作戦と並行して衛星軌道上に宇宙要塞カイラスギリーの建造を進めていた。 このカイラスギリーは巨大な2つの丸い粒子加速装置とそれに挟まれるような位置にある垂直に長く伸びた砲身からなる「ビックキャノン」と呼ばれるビーム砲で地上のありとあらゆる場所を狙い打ちして地球側を恫喝することのできる恐るべき兵器だったのである。 この状況を打破すべく、いくつかの連邦軍の艦艇が集まってバグレ隊を名乗り、タシロ・ヴァゴ大佐の率いるカイラスギリー艦隊に攻撃を仕掛けるものの、奮闘も空しく返り討ちにあう。 カイラスギリー攻防戦 4月20日~24日 ビームでの恫喝をなんとしてでも阻止すべく、ヨーロッパに集結していたリガ・ミリティアの戦力は連邦軍のアイルランド駐留部隊と共にスペース・アーク級リーンホースに乗り込み、宇宙へと上昇。 カイラスギリーから派遣された艦艇との戦闘を経てアレキサンドリア級ガウンランドと合流した。 4月27日 リガ・ミリティアは再びカイラスギリー艦隊と交戦。 マイクロウェーブガンの照射やガウンランドをおとりに使う等して敵を撹乱し、旗艦のスクイード1を拿捕することに成功。カイラスギリーは陥落することとなった。 リガ・ミリティアはこの時手に入れたスクイード1に先の戦闘で大破したリーンホースとガウンランドのパーツを溶接して新たなる戦艦リーンホースJr.を建造し、組織の新たなる旗艦とした。 首都空襲~ビック・キャノン発射 5月4日 カイラスギリー艦隊を打ち破ったその一方で、連邦軍とサイド2の反ザンスカールコロニーによる連合艦隊がベスパの中核をなすズガン艦隊の前に敗北を喫していた。 ズガン艦隊の注意を引き付け、敗走する連合艦隊の生き残りを逃がすべくリガ・ミリティアはザンスカールの首都アメリアに奇襲を敢行した。 帰還したズガン艦隊に包囲されたリーンホースJr.であったが、どうにかして戦線から離脱。しかし、ウッソ・エヴィンら一部のメンバーが離脱に失敗しベスパに捕らえられる。 5月6日 マリアの恩寵を経て行われたギロチンの儀式で、タシロ大佐他拘束されたパイロット二名が処刑されそうになるがリガ・ミリティアと連邦軍のMS部隊による妨害で儀式は中断。二名はアメリアより脱出。 その後、リガ・ミリティアによってカイラスギリーのビック・キャノンが発射されズガン艦隊は戦力の半分を失う。 地球クリーン作戦 5月19日 月面に潜んでいたベスパのモトラッド艦隊が地球へ向けて発進しこれを阻止せんとするリガ・ミリティアのMS部隊と衝突。 旗艦であるアドラステアはV2ガンダムのコア・ファイターによる特攻でダメージを受け、侵攻が一時停止する。 5月24日 モトラッド艦隊がメキシコ湾のタンピコ村より上陸し特別区の街々を艦のタイヤで踏み潰しながら北米大陸を北上。 対するリガ・ミリティアの作戦は後手に後手にまわり、停戦協定が結ばれるまでの4日間まで有効な手立てを打つことができなかった。 停戦協定発効 5月28日 リーンホース部隊とモトラッド艦隊の交戦の最中、連邦とザンスカールの停戦協定が発効される。 だが、ザンスカールにとってこの協定は「最終兵器」を完成させるためのいわば時間稼ぎで、戦争を辞める気等毛頭なかったのだ。 それを示すかのようにリガ・ミリティアのホワイトアーク隊がベスパのドゥカー・イク隊やゲリラ化したラゲーン基地の残党部隊から攻撃を受けている。 6月8日には極めつけとばかりに連邦軍が駐屯していたラゲーン基地が長距離狙撃を受けて壊滅。 ザンスカールが戦争を続けるつもりだと悟ったリーンホース部隊は再び宇宙へと上昇する。 連邦軍集結 6月10日~12日 ムバラク・スターン大将が率いる連邦軍の艦隊とリーンホースJr.が合流。急編成の「リガ・ミリティア艦隊」として行動を始め、2日後にはモトラッド艦隊から分離したラステオ艦隊を打ち破る。 最終兵器、起動 6月18日~21日 ザンスカールの最終兵器であるエンジェル・ハイロゥ(以下AH)は中心部にある「キールーム」と呼ばれる部屋でコア・ユニットが祈りを捧げると、中心を取り囲んでいるリングに格納されたサイキッカー達がそれをサイコウェーブとして放射する仕組みになっている。 カガチはマリアに「闘争心を忘れさせ、争い無く地球圏を平定させるため」と説明してキールームで祈るように誘導しているが、その真なる目的はサイコウェーブによって地球圏の人間たちから闘争心を忘れさせるに留まらず、強制的な眠りに陥らせて最終的には衰弱死に追いやるという恐るべき計画だったのだ。 18日からの起動テストで地上への絶大な効果を確認したカガチは21日に地球へとリングを降下させる。 タシロ反乱 6月22日 AHの恐るべき効果を目の当たりにしたリガ・ミリティ艦隊は前衛のタシロ艦隊に攻撃を仕掛ける。 分が悪いと見たタシロは、土壇場でエンジェル・ハイロゥのキールームから女王マリアを自身の旗艦であるシュバッテンに連れ去る反乱行為に及ぶ。 マリアを人質にして戦線からの離脱を図ろうとするタシロであったが、リガ・ミリティア艦隊の追撃を振り切れずに艦隊は壊滅。 追い詰められて女王マリアを射殺する凶行に走った彼は、V2ガンダムのビームサーベルによって絶命した。 天使の輪、崩壊 6月23日 タシロ艦隊の撃破によって勢いに乗った連合艦隊は、エンジェル・ハイロゥの陥落を目指してベスパのモトラッド艦隊やズガン艦隊に攻勢を仕掛けるものの、AHの大気圏突入によって中断を余儀なくされる。 この間、シュラク隊らリガ・ミリティアのMS隊がAH内部に侵入して中枢機能の破壊を試みていたが、大気圏突入には間に合わなかった。 AHが降り立った成層圏で再び戦闘を開始した両軍は旗艦同士の衝突等によって互いに戦力を消耗しあう統制のとれない戦闘を展開。 そんな最中、マリアに代わってキールームに入ったシャクティ・カリンの祈りによって、AHは当初の想定にない超常的な力を発揮。光の粒子を撒き散らしながらリングを形作っていたパーツを切り離し、両軍の艦艇やMSを巻き添えにして宇宙の彼方へと飛翔し、戦闘はなし崩し的な形で終了した。 その後 連邦軍ではなくレジスタンス組織にすぎないリガ・ミリティアが中心となってザンスカールを打ち果たしたという事実はもはや連邦にかつての勢力がないという現実をより内外に知らしめる結果となる。 他方、リガ・ミリティアも単独で勝ったのではなく、実際には連邦軍ムバラク艦隊と合流してやっと優位に立てたという事実は、各コロニーやスペースノイドにも問題を自力解決する能力がないことの証明でもあった。 連邦にはもはや宇宙をまとめる権威がなく、かといって各コロニー国家やコロニー勢力にも連邦に取って代わるだけの権力機構が存在しない、という全宇宙で権力の空白が生じた結果、 独立していく各コロニーは急速に暴走を始め、いつしかそれは互いに勢力を消耗するだけの泥沼のような混戦となっていく。 そしてわずか十数年後には文化・技術までもが大幅に衰退し、その影響で、かつての戦争で活躍した巨人(MS)達は再び目を覚まし、塵どもの物語が始まる。 余談 あまりにも大きいエンジェル・ハイロゥは守るには不向きであり、シミュレーションでも防衛は不可能と判断されていた。なのでザンスカールはAHを守るために別の切り札を入手しようと企んでいたが、それを巡る戦いの末断念し、AHのみで最終決戦を強行した。 この頃になると一年戦争からの戦乱続きで地球圏を本格的に見限る者も出ており、そうした者達を集めてスペースコロニー「ダンディ・ライオン」を宇宙船に改造し、外宇宙に進出する計画が企てられた。出発直前でザンスカールにコロニーの改造をコロニーレーザーにするつもりかと勘違いされ、交戦に入ったが辛くも撃破し旅立っている。 追記・修正してください! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ザンスカールの暴虐を止めてもそれが原因で結局宇宙戦国時代につながるんだから救われない… -- 名無しさん (2020-01-02 23 02 18) 結構、濃いドラマだけど(Vガンが1年やってたから)実際は2ヶ月半くらいの短い紛争みたいな感じだよね -- JET (2020-01-02 23 28 03) スケジュールがギチギチすぎて中々Vガンの外伝、というかウッソの絡む話が作れないともっぱらの話よね -- 名無しさん (2020-01-02 23 38 58) ↑3だからこそはるか未来で「最終戦争アーマゲドン」と呼ばれるんだろう -- 名無しさん (2020-01-02 23 42 52) ザンスカールがサイド2統一の軍事行動を始めてからAH崩壊まで3年以上続いた一年戦争より長い戦争なのにウッソが関わったラスト3ヶ月以外はまともに掘り下げられたことが無いっていう… -- 名無しさん (2020-01-03 00 13 36) ネオジオンのバカ(直球)みたいになんであと少しで勝てるタイミングで自軍の足を引っ張る奴が生まれるんですかね -- 名無しさん (2020-01-03 00 21 34) そりゃ自分がトップに立てばもっと上手くやれる、と思う奴が出るからでは。軍隊ってマッチョ組織だし、上が不甲斐ないと思われれば下克上でしょう -- 名無しさん (2020-01-03 01 20 37) ネオ・ジオンはハマーンの独裁に不満をいだいてたザビ家の血統派とかに付け込んだ結果だけど、ザンスカはまず組織内の空気が最悪だからな……艦隊司令を有無を言わさずギロチンにかけようとした後、いけしゃあしゃあと再び艦隊司令に戻すとか頭おかしいわ -- 名無しさん (2020-01-03 06 24 27) 切り札クラスの大作戦二つ、一つは秘密裡に実行出来るくらい超優勢で鼻ほじってても勝てるレベルから、カサレリアつついてウッソを巻き込んでしまうというミス一つが致命傷になって二ヶ月で全軍崩壊に至るなんてなぁ… -- 名無しさん (2020-01-03 10 41 02) この後に何がどうなってGレコに繋がっていくのか… -- 名無しさん (2020-01-03 12 03 54) ↑直接的な繋がりはないよ。これも何百という戦争の一つでしか無い -- 名無しさん (2020-01-03 12 36 16) この次のシリーズもあわや宇宙戦国時代になりかけたけど代理戦争を各国が飲んで回避できたな。あの世界の各国首脳はなかなか思考が柔軟だったのが救いか -- 名無しさん (2020-01-03 12 47 02) ギロチンに対してのマリアの考えはテレビ版では語られなかったけど、小説版だと「ギロチンを使うのは人間が血を流す生き物だから」や「近いうちに出産の痛みを嫌う女性が現れてしまうから」と語ってたな。まぁ後者は現実問題でフェミニスト側が似たような主張してるから、富野は先見の明があるなと。 -- 名無しさん (2020-01-03 13 03 34) ↑4リギルドになるまで数百年経ってるから、何がどうしてとか一気には繋がらない。Gセイバーまでの間をつなぐクロスボーンDUSTが現在連載中だからね。 -- 名無しさん (2020-01-03 18 55 21) Vガンダム本編の出来事って1クールくらいの出来事だったのか…濃すぎるだろ…。 -- 名無しさん (2020-01-04 12 17 42) ↑4 Gガンの世界は、リングにされる地球こそいい迷惑だが、・血を流さずスポーツ的なファイトでケリをつける ・最後は人類が一丸となって危機に対処 と、ガンダムシリーズでも屈指の理想的な時代だとよく思う。登場人物も、敵も味方もまっすぐな奴が多いし。 -- 名無しさん (2020-01-04 15 14 28) 作中2ヶ月半くらいしかたってないのか…訓練くらいはしてただろうけどオデロさんとトマーシュの成長速度すごかったんだなぁ、もう少し長かったらエースパイロットも夢じゃなかったのかもしれない -- 名無しさん (2020-01-04 15 29 58) ↑3 言うてファーストガンダムもあれ3か月ぐらいの話やで。「一年戦争」って言葉で勘違いしがちだけど、第一話が9月半ばで年明け早々で終わってるし -- 名無しさん (2020-01-06 09 42 11) 放送時間と作中時間がきっちり1年で終わったのってGガンくらいかね -- 名無しさん (2020-01-06 09 46 44) 1986年3月1日から1987年1月31日放映のΖΖも最終回の旅立ちシーンを除けば第一次ネオ・ジオン抗争が0088年2月29日から0089年1月17日だからきっちり1年ではないもののほぼ放映期間≒作中時間と言える -- 名無しさん (2020-03-08 12 40 22) ザンスカールはサイド2内の反抗勢力を抑えきっていないのに地球に攻め込んでるのが驚き -- 名無しさん (2020-09-22 15 55 29) 連邦の「てめえのケツぐらい手前で拭け!!!」ってのが本当に魂の叫びだな。 -- 名無しさん (2021-03-19 12 03 09) 正規のパイロットじゃないから年単位の戦争とかまず保たんやろって都合上でも丁度いい期間かな -- 名無しさん (2021-06-11 18 22 22) こうやって概要をまとめたのを読むと、ユーゴ紛争モチーフってのがよくわかる -- 名無しさん (2021-06-11 20 13 19) ↑3 そうは言うが、各サイドにちゃんと自治権を譲渡しつつ段階を踏んで自立させればここまではこじれなかっただろ。搾取するだけしといて後は放置した結果でもあるぞ -- 名無しさん (2021-06-27 22 52 57) そもそも公式設定だとコロニーは余裕で自給自足できてたし(この設定はF91小説版の時点で文中に出てる)むしろ困窮したのは地球側で今後農業コロニーを脅してまでコロニーから地球への食料輸入をしないと地球が飢えるとかいう事態に陥ってるからな… -- 名無しさん (2023-02-28 12 58 16) ↑11亀レスだがGガンって師匠が人類抹殺しようとするほどに危機感を抱いていた各種問題に関してはノータッチのまま劇中は終わったことになるから、何も改善されていないという方向で考えると屈指の闇になる -- 名無しさん (2023-03-12 20 24 19) 当然デビルガンダム放置とかのが良かったかっていうと全くのNOだけれど -- 名無しさん (2023-03-12 20 25 49) 宇宙戦国時代、Vガンダム(とクロボンゴースト)でコロニーたちの中で一番力を持ってたザンスカールが連邦に喧嘩売ってみた!ってところをクローズアップしてるだけで宇宙全体に目を向けると細かいイザコザがめちゃくちゃ起きてそうよね -- 名無しさん (2023-11-18 21 56 17) カガチ個人の思想以外に地球に攻め入る理由がなさすぎて勝手に虎の尾を踏んで自滅したようにしか見えない -- 名無しさん (2023-11-19 12 53 23) 名前 コメント