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8 :ooi:2016/04/11(月) 21 42 03 豪州+新西蘭転移ネタ2 円卓について 憂鬱本編においては、日米戦後に設立された円卓であるがこの世界においては本編よりも早く誕生した。 円卓の設立は詳細は不明だが1700年代後半と言われている。 円卓に所属していた人物は憂鬱本編から転生した人物が中心で、中にはこの世界に複数回にわたって転生した人もいた。 そして、円卓は未来で日本との連携が取りやすくなる様に1767年から英国民の人種差別意識を抑える教育も行った。 これは、植民地政策、第一次、第二次世界大戦等において大きく役立つことになる。 初めは、転生チートを使って英国を発展させる事を主題にして史実以上の発展を遂げる事に成功した。 また、前世の知識を利用して、英国最大の英雄であるホレーショ・ネルソン提督がトラファルガー海戦で戦死する事を防いだ。 そして、1828年にフランスに戦争を仕掛け勝利を収め、賠償金5000万ポンドと仏領ギアナ、グアドループ島、マルティニーク島を獲得した。 当時の英国にとって5000万ポンドは年間予算を超える大金であり、これを元手に更なる技術開発や軍拡を行うのである。 また、この戦勝でフランスの対外進出が鈍った事を良い事にニューカレドニアを先に領有した。 1880年にプエルトリコをスペインから購入し、1910年にハイチ、ドミニカが英連邦加盟でケーマン諸島から小アンティル諸島まで繋がる事となる。 しかし、日本に夢幻会が居た事、それも自分たちと同じ世界から転生していた事を情報部の努力によって確認した時、円卓の面々は凍り付く事になる。 この世界の日本は江戸時代に太平洋へ転移してきた豪州、ニュージーランドに入植し、周囲の南洋諸島やフィリピン、ハワイ、挙句の果てにアラスカまで領有していたからだ。 本編と違って圧倒的な物量を備えた状態で夢幻会が存在している…。 それは、本編で日本が米中を屠った事を知っている円卓の面々からしたら、日本を敵に回した瞬間インドやカナダが危機に陥り、日本海軍連合艦隊や日本の強力な戦闘機に護衛された富嶽に本国を焼かれる光景を幻視させるには充分であった。 これ以降円卓は如何にして国力の低下を抑えるか、そして少しでも早く夢幻会と繋がりを持てるかの2点に力を注ぐ事になる。 円卓が日本との繋がりを持つ為の手段と考えていたのが史実や本編でも締結していた日英同盟である。 初め、英国はロシア帝国との関係上本編同様に日英同盟が締結出来ると考えていた。 だが、その目論見は円卓のメンバーさえ予想だにしていなかった出来事で潰える事になった。 ニコライ2世の行動で満州をロシア帝国勢力圏とし、ロシア帝国は満州を経済特区として日露両国の経済、技術交流の場として発展させる事が決定したからである。 また、この取り決めに反発した清国が日露両国に宣戦布告、この戦争で日露両軍が連携して清国を降伏させた事がロシア帝国を戦友と意識させ日露関係を好転させる要因にもなっていた。 しかしながら、此処にいる円卓メンバーは転生によって不屈の精神も強化されたジョンブル魂を持っていた。 そこで、英国は開き直って第一次世界大戦前に夢幻会へ直接アタックをするという手を使った。 これが功を奏して、日本だけではなくニコライ2世一家やトハチェフスキー等のロシア帝国の転生者とも繋がりが出来たのである。 夢幻会と接触が出来た時、まずは夢幻会に前世の行いについて謝罪する事から始まった。 幸い、夢幻会も転生者で構成した円卓と敵対するのは得策ではないと考えたので円卓の面々が想定した最悪の事態は避けられたのである。 このアジア地域の変化によってアジア進出を諦めた米国による南米進出に繋がったのだが、この出来事で英連邦に新たに5ヵ国が加盟する事となる。 加盟したのはグアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、ハイチ、ドミニカである。 夢幻会との繋がりを第一次世界大戦前に持てた円卓は駆け足で第一次世界大戦の準備を始めた。 まず、ユトランド沖海戦における戦艦の喪失を抑える為に装甲の強化を行う事は既に実施していたから心配はそれ程無かった。 次に、陸軍の被害を抑える為に夢幻会の助言を参考に近代戦の対策を陸軍全体に徹底させた。 そして、日本にも支援を要請し、英国の150年近くにわたる徹底した教育のお陰で日英両軍が綿密に協力し合う光景が至る所で見られた。 こうして第一次世界大戦を最低限の被害に抑える事に成功した円卓は次の場面に挑む事になる。 この時、ある円卓のメンバーはこう言った。 「前世で大英帝国の名誉を大きく傷つけた植民地人にはそれ相応の報いを受けて貰おう。」 第一次世界大戦後に米国が軍縮会議を開く事を知っていた円卓は米国が文句を言う前に日本と協力して新型の戦艦建造を行う事になる。 豪州+新西蘭転移ネタ3
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問題 回答選択肢順 補足 鎖国下の日本を訪れた次の列強を、やってきたのが早い順に選びなさい ロシアのラクスマンロシアのレザノフイギリスのフェートン号アメリカのモリソン号イギリスのサマラン号イギリスのマリナー号ロシアのプチャーチンアメリカのハリス 1792年1804年1808年1837年1845年1849年1853年1856年 次の1985年から1993年にかけて日本テレビで放送された年末時代劇スペシャルを放送が古い順に選びなさい 『白虎隊』『田原坂』『五稜郭』『奇兵隊』『勝海舟』 1986年1987年1988年1989年1990年 次の井伊直弼に関する出来事を早く起こった順に選びなさい 彦根藩主に就任幕府の大老に就任日米修好通商条約に調印安政の大獄桜田門外の変 1850年1858年4月23日1858年6月19日1858~1859年1860年3月24日 次の外国人を日本に早く来航した順に選びなさい ラクスマンレザノフペリー 1972年1804年1853年 次の新選組に関する幕末・明治期の出来事を早く起きた順に選びなさい 池田屋事件油小路事件鳥羽・伏見の戦い宇都宮城の戦い第一次二股口の戦い 1864年7月8日1867年1868年1月27日~30日1868年4月19日1869年4月13日 次の新選組の隊員を亡くなったのが早い順に選びなさい 武田観柳斎伊東甲子太郎沖田総司土方歳三 1864年1867年1868年1869年 次の高杉晋作に関する出来事を早く起こった順に選びなさい 松下村塾に入塾奇兵隊を結成四ヶ国国連合艦隊が下関を砲撃第一次長州征討 1857年1863年1864年7月1864年7月~12月 次の都市を1871年に横浜を出発した岩倉使節団が訪れた順に選びなさい サンフランシスコシカゴワシントンロンドンベルリン 次の名前を「維新の三傑」の1人である長州藩出身の人物が名乗った順に選びなさい 和田小五郎桂小五郎木戸準一郎木戸孝允 次の幕末・明治期の人物を暗殺されたのが早い順に選びなさい 島田左近姉小路公知佐久間象山坂本龍馬大村益次郎 1862年8月15日1863年7月5日1864年8月12日1867年12月10日1869年12月7日 次の幕末に起きた会津藩に関する出来事を早く起こった順に選びなさい 八月十八日の政変池田屋事件禁門の変 1863年9月30日1864年7月8日1864年8月20日 次の幕末に起きた薩摩藩に関する出来事を早く起こった順に選びなさい 寺田屋事件生麦事件薩英戦争八月十八日の政変薩長同盟締結 1862年5月29日1862年9月14日1863年8月15日~8月17日1863年9月30日1866年3月7日 次の幕末に起きた水戸藩に関する出来事を早く起こった順に選びなさい 安政の大地震家定の将軍継嗣問題で敗北戊午の密勅安政の大獄桜田門外の変坂下門外の変天狗党の乱弘道館戦争 1855年1858年1858年9月14日1858~1859年1860年3月24日1862年2月13日1864年5月2日1868年11月14日 次の幕末に起きた長州藩に関する出来事を早く起こった順に選びなさい 八月十八日の政変池田屋事件禁門の変第一次長州征討高杉晋作が功山寺で挙兵第二次長州征討薩長同盟を締結 1863年9月30日1864年7月8日1864年8月20日1864年7月~12月1865年1月12日1865年~1866年1866年3月7日 次の幕末に起きた土佐藩に関する出来事を早く起こった順に選びなさい 土佐勤王党結成天誅組の変明保野亭事件寺田屋事件薩土盟約 1861年1863年8月17日1864年7月13日1866年3月8日1867年6月~9月 次の幕末の事件を起こった順に選びなさい 桜田門外の変坂下門外の変朔平門外の変 1860年3月24日1862年2月13日1863年7月5日 次の幕末の出来事を起きたのが早い順に選びなさい 日米和親条約締結坂下門外の変戊辰戦争 1854年3月31日1862年2月13日1868~1869年 次の幕末の出来事を早く起こった順に選びなさい 廷臣八十八卿列参事件日米通商修好条約を締結安政の大獄桜田門外の変生麦事件天狗党の乱 1858年4月25日1858年7月29日1858~1859年1860年3月24日1862年9月14日1864年5月2日 次の明治維新に関係する絵を開始されたのが早い順に選びなさい 郵便鉄道馬車鉄道電話 次の明治時代の出来事を五十音順に選びなさい 秋月の乱佐賀の乱萩の乱 次の文字列を順に選んで幕末に活躍した福岡藩士 平野国臣の和歌にしなさい わが胸の燃ゆる思ひにくらぶれば煙はうすし桜島山 次の文字列を順に選んで幕末の思想家・吉田松陰の辞世の句にしなさい 身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留め置かまし大和魂 明治初期に九州で起こった次の「士族の反乱」を早く起こった順に選びなさい 神風連の乱秋月の乱萩の乱西南戦争 1876年10月24日1876年10月27日1876年10月28日1877年2月15日
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国旗 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (画像の名前) 概要 国名 Penpen帝国 主義 帝国主義 スローガン Penpen皇国の荒廃、この戦争にあり 略号 ppe 元首 Penpen皇帝 人口 約14.2億人 首都 帝都penpen 通貨 pen(ペン) Penpen内閣府から国民の皆様へのお知らせ 2024年6月初旬、アザラシ人民民主主義共和国の陸軍が国境付近まで後退しました 現在、帝国軍の兵力見直しを行っています。その一環で陸軍・海軍の兵力を減少させます。 気象庁からのお知らせ 異常気象により、住宅火災が起きています。警戒を。 Penpen陸軍省・海軍省からのお知らせ 海軍省からのお知らせ📢第1護衛艦隊群をアザラシ人民民主主義共和国近海に派遣しました。 陸軍省からのお知らせ📢第一〜第四師団を動員したことにより、アザラシ陸軍を国境まで後退させました。 空軍省からのお知らせ📢領空侵犯機に対してのスクランブルは今月だけで500回を超えました。また、アザラシ軍機によるミサイル攻撃が増加しています。 政治 元首・大臣リスト 人物名 国家元首 Penpen皇帝(ぺんぺん こうてい) 内閣総理大臣 藤原 駿介(ふじわらの しゅんすけ) 官房長官 望月 瀬名(もちづき せな) 内閣特命担当大臣 望月 瀬名(もちづき せな) 内閣府改造担当大臣 斎藤 駿之介(さいとう しゅんのすけ) 国防大臣 motti(もっちー) 陸軍大臣 新Penpen皇太子(しんぺんぺん こうたいし) 海軍大臣 不在 経済担当大臣 藤原 Seasea(ふじわらの しーしー) 文部科学大臣 Tonatona(となとな) 外務大臣 藤原 Sea(ふじわらの しー) 国土交通大臣 吉田 照澄(よしだ てるずみ) 警視局長 安藤 繁雄(あんどう しげお) 国家治安維持局長 Penpen皇帝(ぺんぺん こうてい) 各省庁 省庁名 担当大臣 内閣府 藤原駿介第10代内閣総理大臣、望月瀬名官房長官、斎藤駿之介内閣府改造担当大臣 経済産業省 藤原Seasea経済担当大臣 文部科学省 Tonatona文部科学大臣 外務省 藤原Sea外務大臣 国土交通省 吉田照澄国土交通大臣 国防総省 motti国防大臣 陸軍省 新Penpen陸軍大臣 海軍省 藤原駿介第10代内閣総理大臣 警視局 安藤繁雄第9代警視局長 宮内庁 Penpen皇帝 国家治安維持局 Penpen皇帝 最近可決された法案 月日 法案名 2月4日 国家総動員法 同日 国内総生産率維持法 2月7日 国家治安維持法 同日 軍事予算削減案、道路拡張案 2月8日 列強国対策軍事作戦案 2月11日 帝国軍強化案、帝国軍兵士増加案、人口増加策 6月13日 軍事費増加のための増税案 6月16日 国家総動員令(法)の撤廃 6月17日 熱中症の警戒が必要なときに気象庁から出される熱中症警戒アラートの提案を承諾 同日 スパイ 潜伏兵対策案 6月24日 アザラシ人民民主主義共和国に対する戦闘停止案 9月13日 陸軍・海軍増強案 10月2日 国家存亡の危機における緊急政策案 2024年6月11日 アザラシ軍急襲への対処決定案 同日 陸軍・海軍削減案 Penpen帝国緊急事態発表システム(PEAL) 我が国Penpen帝国が緊急事態(危機的状況)に陥った際に国民の皆様に即時発表するシステムのことを、PEAL(Penpen Emargency ALart)と言います。緊急事態レベル2以上になった際、テレビやスマートフォンなどの画面が自動的に切り替わります。 現在の発表状況 緊急事態レベル 1 現在、アザラシ軍による急襲が起きていますが、守備隊が国境まで押し込みました。しかし、ミサイル発射が多くみられるため警戒を。 Penpen帝国緊急事態発生システム(PEAL) 緊急事態レベル 緊急事態レベル1 戦闘状況開始の発表(他国がこちらに戦闘を仕掛け、陸軍・海軍が出動した際に発表されます) 緊急事態レベル2 戦闘激化による危機的状況(陸軍・海軍が、他国(敵国)の上陸部隊又は艦隊との戦闘が激化し陸軍・海軍に甚大な被害が起こった際に発表されます) 緊急事態レベル3 戦争開始による国家の存亡に関わる状況(戦闘状態の激化状態が3日間以上続いた場合に発表されます。) 緊急事態レベル4 国家非常事態宣言(陸軍・海軍が他国(敵国)に惨敗した際に発表されます。この非常事態宣言が出された際、国が滅亡する可能性が非常に高いです。) 熱中症警戒アラート 我が国Penpen帝国気象庁が熱中症の警戒が必要とされるときに国民の皆様に即時発表するシステムを熱中症警戒アラートと呼称します。熱中症警戒アラート指定地域は、外出禁止となります。 現在の発表状況 現在発表されていません。 軍事 Penpen帝国陸軍 兵力 約9000万 主力部隊 ペンペン皇帝直属部隊(近衛師団)第一師団〜第三師団 特殊作戦部隊P.A.T 普通部隊第一師団〜第七師団 Penpen帝国親衛隊 Penpen帝国陸軍特殊作戦群 主力兵器 M4A1 100式小銃(フルオート、バースト可) 50式自動小銃(親衛隊のみ使用) P K PK305機関銃(通常部隊が主に使用) p225自動拳銃 p452リボルバー(親衛隊、近衛師団専用) HK419(特殊部隊P.A.T専用) P K Pen42k小銃(通常部隊、帝国親衛隊専用) Penpen帝国海軍 兵力 約8300万 主力部隊 通商破壊駆逐艦隊 連合艦隊 第一護衛艦隊〜第六護衛艦隊 海軍海兵隊 海軍特殊救助隊 海軍特殊工作部隊 海上警備隊 空母特殊作戦群 主力兵器 penpen1式対艦・対空ミサイル penpen89式対艦ミサイル 3式Sea-sparow(対空ミサイル) P K PH405(海兵隊専用小銃) penpen3式艦対地ミサイル penpen1式改対艦ミサイル penpen24式エア対空ミサイル penpen90式対潜ミサイル 哨戒ヘリ 戦闘機 PH-12K Pu-37s P-40(新ステレス機) PH-35K(対潜ヘリコプター) F-35P 基地 第一通商破壊艦隊基地 Penpen帝国空軍 兵力 約6500万 主力部隊 アグレッサー部隊 陸軍・海軍支援戦闘隊 陸上支援ヘリ部隊 第一降下特殊作戦群〜第三降下特殊作戦群 Penpen皇帝直属近衛師団 ミサイル特殊攻撃隊 主力戦闘機 F-36P F-15P Pu-37s Pu-31 F-35P 主力ヘリコプター Apache-64P PH-12K(兵士輸送用) PH-35K Apache-01P 主力武器 100式機関銃 HK419 所属・締結同盟 無し その他リンク YouTubeチャンネル Twitter↓ https //twitter.com/penpen_teikoku?t=gkf2qzeURP_GkE4NEsr_ug&s=09 コメント 名前 コメント
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【クラス】 ライダー 【外見】 軍用飛行服を纏った男性。 こちらに向けて敬礼をしている。 +霊基再臨LV1 ゴーグル付きの帽子が頭に追加。 より飛行機乗りらしい姿となった。 +霊基再臨LV3 背景に自身の愛機が鎮座。 本人にはさしたる変化はない。 +最終再臨 愛機のコクピット内にて、本気かつ冷静な表情で力強く操縦桿を握る。 ただいま絶賛急降下中。搭載された爆弾の投下時間まで、残り……。 【真名】 +第8節:疾走する魂クリアで開放 江草隆繁 【性別】 男性 【属性】 秩序・悪 【ステータス】 筋力:B 耐久:D 敏捷:B 魔力:D 幸運:B 宝具:B 【クラス別スキル】 対魔力:E 自身の弱体耐性をアップ。 魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。 騎乗:A 自身のクイックカードの性能をアップ。 乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。 だがライダーの場合、この効果は生物ではなく非生物に対するものへと極端に振り切れている。 【固有スキル】 カリスマ:D 味方全体の攻撃力をアップ[Lv.1~](3T) 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。 カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。 ↓強化後 飛空士のカリスマ:A 味方全体の攻撃力をアップ[Lv.1~]↑(3T)&自身を除く味方全体の[ライダー]の攻撃力をアップ[Lv.1~](3T) 神とも称されたライダーの腕前は、自身が率いる隊員達の士気や実力を一気に底上げする。 騎馬隊であろうと戦車乗りであろうと、彼の美技を目にした者は、蒼天を自由に飛び回る夢を見るであろう。 矢避けの加護:B+ 自身に回避状態を付与(3回)&自身の防御力アップ[Lv.1~](3T) 飛び道具に対する防御。 狙撃手を視界に納めている限り、どのような投擲武装だろうと肉眼で捉え、対処できる。 このスキルはライダーが愛機に乗っている状態でのみ発動する。 エース・パイロット:EX 自身のクリティカル威力をアップ[Lv.1~](1T)&スターを大量獲得 類い稀なる操縦技術の才能によって生まれたスキル。彼の場合は当然、急降下爆撃の腕前によるものである。 また彼は、あるノンフィクション作家が執筆した第二次大戦の航空戦史にて、輝かしい功績を残した急降下爆撃のエース7人のトップとされている。 【宝具】 +『???』:第8節:疾走する魂クリアで開放 『江草隊(えぐさたい)』 ランク:B 種別:対艦宝具 種類:Buster 自身に必中状態を付与(1T)+敵単体に超強力な攻撃[Lv.1~]&やけど付与(6T)〈オーバーチャージで効果UP〉 【マテリアル】 +キャラクター詳細 第二次世界大戦中に枢軸国のエース・パイロットとして名を馳せ、敵国から怖れられた男。 常に冷静沈着。そしてリアリスト。いかなる状況下においても決して挫けぬ精神力を持つ。 空飛ぶ神は、ここにいた。 +絆LV1で開放 身長/体重:166cm前後/不明 出典:史実 地域:日本 属性:秩序・悪 性別:男性 「……戦争中の軍人など、おしなべて悪だろう」 +絆LV2で開放 旧海軍に所属していた広島県出身の軍人。 当初は艦上攻撃機搭乗員であったが、やがて艦上爆撃機に転科。 過酷極まりない訓練を続けた末に、遂に眠っていた才能が開花。 後に「太平洋戦争中に行われた最良の航空攻撃である」とまでに評価された戦果を挙げるエースが誕生した。 +絆LV3で開放 第一航空艦隊、通称・南雲機動部隊に所属する空母蒼龍の艦爆隊長に着任した彼は、真珠湾攻撃に向けて猛特訓を積む。 そしてその真珠湾攻撃を皮切りに、様々な戦場で敵艦を次々に破壊していく。やがてついたあだ名は〝艦上爆撃機の神〟。 自身の愛機〝九九式艦上爆撃機〟によって成し遂げられた急降下爆撃の成功確率は、なんと最大で87%。まさに脅威のスコアである。 また敵艦のみならず、酒にも強かった。その強さたるや機動部隊一、連合艦隊一と呼ばれるほどで、悪酔いもしなかったという。 +絆LV4で開放 『江草隊』 ランク:B 種別:対艦宝具 敵艦の破壊に特化した宝具。江草隆繁が磨いた技術の結晶である。 まず「『江草隊』、トツレ」と合図を行うと、自身が率いた隊のファントムが出現。 それらと共に一斉に急降下をすると、狙った箇所へと一点集中の爆撃を行う。 狙いを定める速度、反撃を避けながらの急降下、爆撃後の完全離脱。 この難度の高い三つの工程を、江草達はさも当然のようにやってのける。 『九九式艦上爆撃機』 サーヴァントとして現界した際の彼の愛機である。 これに搭乗していた時期に最も大きな戦果を叩き出していた。 +絆LV5で開放 神とまで言われた江草だったが、戦争も末期になると運命が流転する。 彼は新鋭機〝銀河〟に搭乗することになったのだが、この爆撃機は不良箇所が多く、操縦の難度も極めて高かったのである。 そんなじゃじゃ馬に乗って戦闘を行う羽目になった彼は、サイパン島西沖の米空母群へと急降下爆撃を開始。 しかし既に制空権を手中に収め、更には高性能レーダーと近接信管を装備していた米艦隊による対空砲火は苛烈にして凄絶。 結果、江草を含めた8機の〝銀河〟は全て撃墜され、江草も散華。享年34歳。あまりにも若すぎる死であった。 なお彼の墓は、高知市筆山霊苑に建てられている。 +???クリアで開放 【絆礼装】 +絆LV10で開放 特異点に戻る
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八カ國無双に出てくる部隊または組織・国家の詳細である。 航空連隊部隊名 第01軌道航空大隊 部隊名 第13軌道航空連隊 部隊名 第22航空連団 部隊名 第23航空連団 軌道・海上艦隊部隊名 マリーゴールド航空艦隊 部隊名 第24番 艦 隊 部隊名 ゴールドチャーリー航空艦隊 部隊名 ジェイス・ポール・ジョーンズ駆逐艦 部隊名 サイクロプス南方青龍旗艦級艦隊 戦車隊部隊名 エイブライムズ戦車隊 部隊名 イエロージャケット戦車隊 部隊名 スティールガンナーズ戦車隊 歩兵部隊部隊名 旧ナイトオブライトニング 部隊名 新ナイトオブライトニング 部隊名 第二機甲小隊 国家国家名 南方青龍 国家名 宗教新興国家. 神聖大英帝国ブリタニア 国家名 帝国軍 国家名 国際連盟 国家名 地球連邦軍 (地球連邦合衆国) 国家名 地球連合軍 国家名 通商連合 (通商協同連合軍) 国家名 平和協同連盟 国家名 銀河評議会 国家名 銀河連盟 航空連隊 部隊名 第01軌道航空大隊 所 属 神聖大英帝国軍、第01軌道航空大隊 ウィンドホバー -Wind hover- 人 数 18人 宇宙や大気圏の航空が可能な戦闘機を用いて数々の戦場で神聖軍をサポートする実力集団。 国家創立からいる部隊で先輩達でもある。特にスカイキッドどもの新人兵士にいつも悩まされいる面がある 部隊名 第13軌道航空連隊 所 属 神聖大英帝国軍、第13軌道航空連隊 スカイキッド -Sky kid- 人 数 25人 戦闘機部隊を結成してから数年しか経っていないがダンクォート攻防戦や人類終焉計画阻止作戦でも生き残った実力集団。 ウィンドホバーとは先輩と後輩の立場である。 部隊名 第22航空連団 所 属 神聖大英帝国軍、第22航空連団 ブレイズキッド -Blaze kid- 人 数 35人 南方青龍と神聖軍の人類終焉計画阻止作戦で奮戦。しかし、大多数の無人戦闘機と交戦中、止む無く部隊は壊滅した。 部隊名 第23航空連団 所 属 神聖大英帝国軍、第23航空連団 ブレイズランナー -Blaze runner- 人 数 15人 ブレイズキッドの壊滅から新たな新米兵士たちの嘆願で再結成された新しいブレイズの新米部隊である。 軌道・海上艦隊 部隊名 マリーゴールド航空艦隊 所 属 神聖大英帝国軍 人 数 8000隻 神聖軍の誇る一番の大規模連合艦隊として人類終焉計画の阻止作戦でも自ら率先して任務遂行に従軍した。 その後はダンクォート星採掘場防衛に従軍したが半分以上の艦隊を無くしてしまう。 部隊名 第24番 艦 隊 所 属 神聖大英帝国軍 人 数 3500隻 神聖軍としては大規模な戦闘艦隊として自らダンクォート採掘場の防衛を行ったが、半分以上を衝撃爆破で壊滅打撃を負う。 部隊名 ゴールドチャーリー航空艦隊 所 属 神聖大英帝国軍 人 数 2500隻 神聖軍の戦闘艦隊ダンクォート採掘場の防衛に行った部隊の1つ。 実はマリーゴールドと瓜二つの兄弟部隊でもある。 部隊名 ジェイス・ポール・ジョーンズ駆逐艦 所 属 神聖大英帝国軍 人 数 7800隻 多数の駆逐艦を用いる戦闘艦隊。敵南方青龍の旗艦級の艦隊の撃破に奮戦した。 部隊名 サイクロプス南方青龍旗艦級艦隊 所 属 南方青龍 人 数 9950隻+3400機 戦闘艦の内部に宇宙航行が可能な戦闘機も保有する。ダンクォートでは神聖軍の罠にはまってしまうも見事に危機を脱する。 フェイド艦長が指揮を執る。 戦車隊 部隊名 エイブライムズ戦車隊 所 属 南方青龍 人 数 85台 x 3人=255人 御剣社のM1エイブライムズ戦車を使用する大規模戦車隊である。 部隊名 イエロージャケット戦車隊 所 属 神聖大英帝国 人 数 45台×3人=135人 神聖大英帝国の国産メーカーである篠原重工社の戦車であるT88型田森を使用する大隊である。 部隊名 スティールガンナーズ戦車隊 所 属 神聖大英帝国 人 数 25台×3人=75人 イエロージャケット同様の戦車を使うがこちらは精鋭部隊である。 歩兵部隊 部隊名 旧ナイトオブライトニング 所 属 南方青龍 人 数 11人 南方青龍と帝国軍が誇る特殊戦術攻撃隊である。 部隊名 新ナイトオブライトニング 所 属 南方青龍 人 数 12人 旧からメンバーを一新した新しい特殊戦術攻撃隊である。 部隊名 第二機甲小隊 所 属 神聖大英帝国軍 人 数 16人 本土神聖大英帝国軍皇族憲兵警護課。 南方青龍の防衛要塞ダイタロスの無力化及びダンクォート戦に置ける芹沢恭也の抹殺に手を貸した本来の配属部署の役割を全うしているのかは定かではない。 国家 国家名 南方青龍 惑 星 アバン星 人 口 36億人程度 南方青龍軍は様々な形で神聖軍の作戦を阻止しようと試みるが失敗に終わる。 田舎に配備されてる兵士達は首都に配備されてる兵士達より温厚的な傾向にある。 国家名 宗教新興国家. 神聖大英帝国ブリタニア 惑 星 ザーフィアス星 人 口 推定48億人程 国家の創立まで実に200年も賭けてきた。ありとあらゆる厳しい作戦に参加する神聖軍の兵士たちは田舎や首都に配備されてる軍人、駐留兵、駐屯兵、突撃兵を合わせても1000万人は有に超えている。 市民、貴族、軍人全ての人間が皇帝陛下に忠誠を尽くしており、例え最後の1人になっても降伏することはない。 国家名 帝国軍 惑 星 アクリス星第2 人 口 推定85億人。 帝国軍従軍兵士の殆どは純血のメッカニア人である。 帝国軍の素晴らしい所は他国の意見を無視して独自の文化と文明を築いてるところである。帝国軍の兵士のほとんどは年齢や顔つきは全員少年兵のような若い人たちばかりで忠誠を誓った優秀な兵士である。 国家名 国際連盟 惑 星 テレスタメント星 人 口 推定75億人 軍事国家が複数協同連盟に所属することで国力と高い侵略力を有することが出来た。 最も値段が高く基本性能の高いPMXの銃器を使用する軍人達である。 国家名 地球連邦軍 (地球連邦合衆国) 惑 星 地球 人 口 45億人 あらゆる紛争、多国間の差別発言、戦争行為など争いごとを好む「人類の生誕の地」と自ら提唱するナチュラル人である。 地球人の少子化によって人口は激減、3551年には自民政権から民主政権と代わり人口増加を目論むが失敗に終わり現在に至る。 国家名 地球連合軍 惑 星 火星 人 口 35億人 もはや第二の地球として生まれ変わった火星。そこに住むのは地球という惑星から逃げ出した住民達である。 大型の大気処理装置を設置することでマスクをして外に出る必要がなくなった。彼らは自らを地球連合軍と名乗り地球からの完全独立を目指している。 国家名 通商連合 (通商協同連合軍) 惑 星 ナクマ星 人 口 12億人 愚かな中小企業が大企業に対して合法的な攻撃行為を行い商売繁盛を目論む人たちが国家軍を名乗ったのが通商連合の始まりである。その中小企業には各銀行店、小売店、家電製品店、保険会社、ホテル事業店、サービス業、生産業、加工業、生鮮業など様々な企業や店が通商連合に出資している。名ばかりの軍隊なので非常に弱い。 国家名 平和協同連盟 惑 星 ピクシー星 人 口 67億人 紛争、差別、戦争など争いごとをとことん毛嫌いする国。他国からすれば武器も触れたくないが故に自国も守れない愚かな国として見られる。駐屯する兵士のほとんどは電気ショック棒、敵の動きを封じる気絶銃など名ばかりの軍隊を自ら証明するかのような武器たちばかりで事実、討伐連合の際に役に立ったかと聞かれれば役に立っていない。 国家名 銀河評議会 惑 星 シタデル衛星 人 口 200万人 第一銀河系の懲罰、法律改正、戦争行為、犯罪者の裁判などの議論を行う場で人口はさほど多くはない。 最も安全なところと言っても過言ではない。実際に住んでる人たちもそれが目的で移住するのがほとんど。 国家名 銀河連盟 惑 星 シタデル星 人 口 95億人 第一銀河系を支配している最も強大な国家である。 彼らは「暗銀の鎧」という未知なる技術力で生み出された防具を用いてあらゆる銃弾、刀身を弾き返す。 彼らが戦争行為に加勢する事はまずない。
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登録日:2021/08/29 Sun 18 49 46 更新日:2021/08/29 Sun 18 49 46 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 ZECO ゲーム コミックガム 打ち切り 打ち切り漫画 擬人化 漫画 軍艦 雪風 『Battleship Girl -鋼鉄少女-』は、台湾(中華民国)の漫画家である皇宇(ZECO)による漫画。略称は『BSG』。 【概要】 第二次世界大戦当時の世界各国の軍艦の戦いを擬人化した少女に置き換えて描いた作品。 原型は2009年に台湾の政府機関である中央研究院により発行された文化振興雑誌CCC創作集『Creative Comic Collection 日本時代的那些事特集号』に収載されたイラスト作品「陽炎少女 -丹陽-」である。この作品が日本の漫画の出版関係者の目にとまり、2011年に日本で漫画としてコミックガム誌上にて連載開始された。本伝、外伝シリーズ『BSG -北海のワルキューレ-』、本伝の続編に当たる『Battleship Girl -鋼鉄少女- 嵐』と連載を行っていたが、月刊コミックガムは2015年5月26日発売の同年7月号をもって一時休刊。連載中であった本作品も休載となっている。 2015年に鋼鉄少女のゲーム化を発表。2016年から2018年まで中国語版がサービスされていた。 ・Battleship Girl -鋼鉄少女- 雪風を主人公にして、史実におけるミッドウェー海戦やアリューシャン攻略までをなぞる。 ・BSG -北海のワルキューレ- シャルンホルストを主人公にしてヨーロッパを舞台に、西方電撃戦やヴェーザー演習作戦からチャンネルダッシュまでの史実をなぞる ・Battleship Girl -鋼鉄少女- 嵐 再び雪風を主人公にしてガダルカナル島の戦い等を描く。 【登場人物】 ※主に単行本冒頭のキャラ紹介を参考。声優はゲーム版のもの 大東日(だいとうじつ)軍 駆逐艦‧雪風(声:植田佳奈) 本作のヒロイン。茶髪のショートカット。ドジだけど運がよく、戦場では不死身。青嵐三番隊、ついで第二水雷戦隊に所属。 戦艦‧大和(声:佐藤利奈) 世界最大、かつ最強の戦艦。その存在は最高軍事機密。 重巡洋艦‧高雄(声:小清水亜美) 雪風たちの所属する青嵐三番隊の隊長。真面目すぎるが、頼りになるお姉さん。 駆逐艦‧野分 青嵐三番隊の仲間。貧乳がコンプレックス。口が悪い。 駆逐艦‧磯風(声:小清水亜美) 青嵐三番隊の仲間。スリムでおしゃれなのが自慢。 駆逐艦‧朝雲 南洋部隊の副隊長。 軽巡洋艦‧神通(声:福井裕佳梨) 川内型2番艦、第二水雷戦隊旗艦、南洋部隊の隊長だった。特訓が大好きなトラブルメーカーで雪風たちに水雷戦術を教導する。得意料理はカレー(のつもり) 空母‧飛龍(声:種田梨沙) 雪風たちの所属する海神基地で教師をしている。 戦艦‧武蔵 大和の妹。 戦艦‧長門(声:原田ひとみ) 先代の連合艦隊旗艦。 潜水艦‧伊168 極秘任務が多いので水上艦には顔が知られていない 空母‧隼鷹 元客船。磯風と同じくおしゃれなのが自慢。 重巡洋艦‧麻耶 高雄の妹。シスコン。 空母‧瑞鶴 姉の翔鶴と瓜二つの妹。 空母‧翔鶴 妹の瑞鶴と瓜二つの姉。 重巡洋艦‧鳥海(声:斎藤千和) 第八艦隊の指揮官。 飛行艇母艦‧秋津洲 セクハラが趣味。 巡洋戦艦‧天城 引退して港で働いている。 スターズ 戦艦‧ミズーリ(声:原田ひとみ) スターズ最強の火力を持つ。軽いノリのせいで失敗するタイプ。“作戦の壊し屋(オペレーション・クラッシャー)”の異名を持つ。 空母‧エンタープライズ(声:種田梨沙) いわゆる僕っ娘。 空母‧ヨークタウン(声:福井裕佳梨) 珊瑚海で片目とレキシントンを失って以来、復讐に燃える。 空母‧ホーネット 重巡洋艦‧ソルトレイクシティ ダッチハーバーの守備隊の隊長。愛称はソルト。 駆逐艦‧ベイリー(声:植田佳奈) ソルトレイクシティの部下。軽率な上司に振り回される苦労人。 空母‧サラトガ(声:村川梨衣) クィーンダム 戦艦‧フッド(声:斎藤千和) クィーンダムの女王。プライドが高く傲慢だが、実はスポンサーの顔色を伺う生活。 戦艦‧ウォースパイト(声:福井裕佳梨) フッドにメイド兼執事として仕えている。“老嬢(オールドレディ)”と呼ばれている。 空母‧グロリアス ドS ホランド 軽巡洋艦‧デ‧ロイテル(声:種田梨沙) 自国植民地に大東日が侵攻してきたため、仕方なく参戦。 アウスト 軽巡洋艦‧パース(声:加藤英美里) かなりの面倒くさがり。実は戦争も面倒。フッドが大好き。 フランク 戦艦‧ブリュターニュ ゲルマン 戦艦‧シャルンホルスト(声:加藤英美里) ゲルマンから同盟国の大東日への技術交流生としてやってきた巡洋戦艦。射撃が得意。愛称は「シャルン」。 戦艦‧ビスマルク(声:日笠陽子) ゲルマン軍の最高司令長官。 戦艦‧グナイゼナウ(声:加藤英美里) シャルンホルストの妹。 重巡洋艦‧ブリュッヒャー シャルンホルストの後輩で、大東日に行っている間に代わりを務めていた。 【余談】 ブラウザゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』(2013年)に多大な影響を与えた作品として知られる。 なお2017年ごろに原作者と版権元の出版社との間で著作権を巡る裁判が勃発。あおりを喰らってゲーム版も配信中止、予定されていた日本語版も日の目を見ずお蔵入りとなった。 追記修正するその覚悟こそ未来を開く― △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 出たのはあとだけど影響を与えた側なのか -- 名無しさん (2021-08-14 07 24 19) ↑「2011年に日本で漫画としてコミックガム誌上にて連載開始された」って書いてあるからゲームは後発でも大本のアイデアは先ってことだと思います -- 名無しさん (2021-08-14 08 21 18) 名前 コメント
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706: yukikaze :2017/03/27(月) 00 47 30 遅くなりましたが投下します。 日露戦争史 第3章 第一次日本海海戦 この時代。水上艦艇による通商破壊作戦と言うものはごくありふれたものであった。 理由の第一は、索敵能力が未だ見張り員による目視が主流であったことから、よほどの数的劣勢が生じない限り、水上艦艇が敵海域内においても行動する自由が大きかったこと。 第二に、水上艦艇による攻撃を食い止めるには、最低でも同種艦艇でなければ困難であり、水上艦艇が暴れまわれるだけのハードルが低かったこと。 そして最後に、通商破壊用の艦艇が暴れまわれば暴れまわる程、敵の経済が混乱に陥り、敵側は主力艦艇を対策として使わざるを得ず、結果的に味方主力艦艇の行動の自由を増やしてくれるのである。 アレクセーエフが、装甲巡洋艦を主力とするウラジオ艦隊に対して通商破壊作戦を命じたのは、軍事的には当然の帰結であった。 そして日本海軍も、ロシア側の意図するところを十分に理解していた。 あくまで大陸を主戦場とする彼らにとって、大陸との間の兵站線構築は絶対条件であった。 そしてそれに失敗すればどうなるのか。 考えるまでもない。日本は国際社会から「ロシアに負けた」と見なされ、日清戦争後の清と同じ立場に立たされることになるであろう。 維新の生き残りというべき上層部からすれば「あの世であいつらにあわせる顔がない」心境であり、だからこそ、大久保や大隈と言った生き残りたちは「日本が独立を維持できるか奴隷になるかの分かれ道である」と、この戦争が、明治維新から続く苦難の最期の関門であると国民に訴えている。 一部のメディアが『大祖国戦争』と名付けたのも、そう的外れではなかったのだ。 もっとも・・・と、西郷小兵衛中将は、内心溜息を吐く。 権兵衛の言いたいことはよくわかるが、少しは現場の苦労も理解してはもらえんだろうかと。 そりゃあ自分だって『遠賀』事件の一件は我慢ができない。 あの一件で無残に殺された海軍の仲間達の敵を討ちたいという気持ちは人一倍強いし、ウラジオ艦隊を撃滅することで、世界から「日本侮りがたし」とアピールしないといけないことも分かる。 しかし・・・子供のお使いではあるまいし、「即刻沈めて来い」と言われて、さっさと沈められるのならば苦労はしないのだ。 確かに額面上で言えば、こちらの方が上である。 こちらは、主力戦艦と比べると砲の大きさはやや小ぶりではあるとはいえ、それでも装甲巡洋艦よりは強力な巡洋戦艦2隻と装甲巡洋艦2隻を有しているのに対して、向こうは装甲巡洋艦3隻に防護巡洋艦1隻である。 双方同じ技量で正面からぶつかれば、まあ負ける要素はない。 だが、問題は、その前提条件を達成するには、彼の率いる艦隊は力量不足であるということであった。 日清戦争以降の急激な軍備拡張により、確かに日本海軍の戦力は、ロシア太平洋艦隊とも互角に戦えるだけの戦力を構築することに成功していた。 しかし、こうした急激な艦隊拡張は、人員不足という厄介な問題を生み出すことになった。 たった10年で、艦隊の規模が日清戦争前の3倍近くなったということを考えれば、人事担当者が発狂寸前にまで追い詰められたことが理解できるであろう。 事実、陸海軍は、軍備拡大による士官不足に直面したことで、予備役将校訓練課程を帝大や私大に設立し後方部門を彼らに任せることで兵科将校を確保しようと躍起になっていた。(実際にはそれですら不足で予備役将校訓練課程を受けたものが、即席教育で兵科将校になるパターンもあった。海軍の場合は、海軍予備員制度の発展解消であったおかげで、まだ混乱は少なかったものの、陸軍においては「どうしろというのだ」と、頭を抱えることになる) 707: yukikaze :2017/03/27(月) 00 48 13 こうした事態に、陸軍は、史実のヒットラーユーゲント方式を使うことによって、迅速な戦力化を図ることと、各部隊に大火力を保持させることで「多少の用兵の硬直化なんか、大火力で相手を吹き飛ばせば何とかなるんだよ」という、実に漢らしい回答でねじ伏せてはいた(無論、日清戦争に従軍した面子から言わせれば「あの時の練達した面子がいればまだ苦労はなかったのに」であったが)が、技術職と言っていい海軍においてはそうもいかなかった。 結果的に海軍は、主力部隊である第一艦隊と第二艦隊においては、実戦にも対応できるだけの人材を確保するのことが間に合ったのだが、戦時急造艦隊と言っていい第三艦隊においては、新兵と予備役兵の混在という、技量で言えば一段下の状況であった。 特に、「ロシアに編入されてはかなわん」ということで、大枚をはたいてチリから購入した『筑波』『生駒』(史実スィフトシェア級)については、英国から回航して直に艦隊に編入されるという状況であり、艦の乗組員ですら、艦を動かすのに精いっぱいという有様であった。 にも拘らず、彼らがウラジオ艦隊追跡に派遣されたのは、ひとえに『遠賀』事件の影響であった。 この事件により、ロシアの無法ぶりが全世界に宣伝されたのは良かったのだが、同時にウラジオ艦隊は『情け容赦のない海賊集団』というイメージが喧伝されてしまい、政府や海軍に対して『一刻も早く沈めろ』という圧力が、世論から沸き起こったいたのだ。 政府や海軍もそれを無視するわけにはいかず、直ちに討伐艦隊を編成することになったのだが、彼らを確実に沈めるには、それこそ第一艦隊や第二艦隊で網を張る必要があり、そしてそれは太平洋艦隊をフリーハンドにすることに繋がるために不可能であった。 故に海軍としては、第二艦隊から装甲巡洋艦2隻を臨時的に第三艦隊に貸与すると共に、練度未熟であること承知の上で、筑波型2隻を加えることで、ウラジオ艦隊に圧力をかけさせ、彼らをウラジオに封じ込めようと考えていたのであった。 もっとも、西郷にしてみれば、この海軍上層部の見積もりは、いささか楽観的すぎると思っていた。 あの偉大な大兄や大久保さんですら「大衆というのは、ないごて『理』がわからんとか」と、本気で嘆いたように、大衆の、ややもすると感情的に動きがちな部分は、とにかく厄介なものである。 目論み通りウラジオ艦隊をウラジオに封鎖しても、今度は「それだけの兵力があるのなら何故とっとと沈めない」という風に暴走するのが目に見えていた。 更に言えば、ウラジオ艦隊がすごすごと逃げてくれればいいが、活発に動いてこちらを翻弄した場合、それこそどう暴発するかわからない。 自分の家に投石がある位ならばかわいいものだが、無責任に煽り立てることで、政府の戦争指導にまで影響が及ぶことになったら目も当てられない。 まったく・・・権兵衛に平八郎の奴、太平洋艦隊の勢力に捉われすぎているんじゃねえのか。 確かに戦艦7隻、装甲巡洋艦1隻、防護巡洋艦8隻というのは、なかなかの勢力だが、こっちは第一艦隊に戦艦8隻、第二艦隊にも装甲巡洋艦8隻、防護巡洋艦も、吉野型が第一と第二を併せて8隻、石狩型も6隻筑後型も船団護衛除いても6隻いるのだ。 つまり、こちらが求めていた、第二艦隊の装甲巡洋艦4隻を差し引いたところで何の影響もないはずなのである。にも拘らず、海軍の決定は、装甲巡洋艦2隻と筑波型巡洋戦艦の2隻であった。 畜生。どこの馬鹿野郎が仕組んだのか知らないが、それを抑えられなかった権兵衛達も情けない。 海軍幕僚部の中には「第三艦隊の連中も塩気を浴びれば背筋も伸びるでしょう」なんて発言しやがった野郎もいるようだからな。軽薄な小笠原辺りが言っていそうだな。 糞。急拡大したことのツケか。最近ではあんなお調子者ですら「猫の手も借りたい」台所事情のせいでそれなりの職につけざるを得ないんだが。 どこかでかきちんと整理しないと、ロシアの連中を笑えんくなるぞ。 708: yukikaze :2017/03/27(月) 00 48 51 西郷のこの推測は当たらずと言えども遠からずであった。 海軍上層部としては、ロシア太平洋艦隊を確実に抑える為には、第一艦隊と第二艦隊を以て対応するのが確実であり、これらの兵力を他所に転用するのを極度に嫌っていた。 故に、山本としても、そうした声を無視することは不可能であり、「西郷の力量に賭ける」と、半ば自分を無理矢理納得させつつ、第三艦隊による対応を決定したのであった。 後に『山本も東郷も、西郷の権威を恐れて冷遇した』と、言われる羽目になるのだが、少なくとも彼ら両名は、西郷に対して隔意を抱いたことは一度もない。 もっとも、西郷の「兵や下士官には慈父の如き存在だが、士官に対しては厳しい」態度に対して、隔意を抱いている士官が一定数いるのも事実であったのだが。(西郷が連合艦隊司令長官に選ばれなかったのも、こうした点が要因になったのと、もう一つは『参謀いらず』と言うほど、作戦立案能力を有しており参謀層が『西郷中将が司令長官になったら、自分達は単なる補佐役』という事態を嫌っていたというのも根底にあった。あくまで全体の和を重視した山本は、それこそ土下座してまで西郷に了解を得たのだが反面、「そんなバカどもの我儘に捉われて、一番戦の上手い小兵衛どんを登用せんとは、おはんは戦を舐めているのか」と、大久保の逆鱗に触れ、相当の不興を買う羽目になっていた) まあいい・・・。西郷は、双眼鏡を下しながら一人ごちた。 幕僚部の若手連中が進めていた『護送船団方式』とやらを採用できたのは不幸中の幸いだった。 当初は『そんなの採算は取れない』と不平満々だった商人連中も、ウラジオ艦隊の無法ぶりを聞いて、一も二もなく受け入れることになったからな。 石狩型1隻に、筑後型3隻の3個護衛隊だったか。一部の連中は『商船護衛などに』と湧き上がっていたが、商船が安全に運航できるようにするのが海軍の役目なんだ。 ネルソンのトラファルガーを夢見るのは勝手だが、海軍国家だったオランダがイギリスに負けて没落したのは、やつらの大商船団がイギリス海軍の妨害によって、まともに運行できなくなったからだ。 マハンに影響を受けるのは結構だが、艦隊決戦は『手段に過ぎない』ことを言い聞かせんとな。 西郷が、そう思いながらも、今後の対応を協議しようと、船内に入ろうとした刹那、見張り員から、耳を疑うような報告を聞くことになる。 ――右舷に艦影見ゆ。ウラジオ艦隊です その瞬間、西郷は思わずこう呟いたとされる。 「あいつら、何を考えているんだ?」 西郷から「何を考えているんだ?」という言葉が聞こえたならば、彼は嘲笑してこう答えたであろう。 「猿の艦隊を翻弄する以外何があるのだ?」 それ位、ウラジオ艦隊の『臨時』司令長官である、セミョーノフ大佐は、やる気満々であった。 もっとも、やる気があったのは、セミョーノフと一部の士官位で、大多数は「どうしてこうなった」と自分の運命を呪っていたのだが。 ではなぜこうなったのか、かいつまんで説明しよう。 まず、セミョーノフが指揮を執っている理由である。 これは簡単で、本来の司令長官であるイェーセン少将が旅順に留まっていたからであり、そして彼が留まっていたのは、極東総督府において、イェーセンが果たして自分達の謀略に賛同するか自信が持てず、それよりも野心溢れるウラジオ艦隊の参謀長のセミョーノフの方が確実であると判断されたからであった。 事実、『遠賀』事件の真相を知らされたイェーセンは、自分の艦隊が謀略の一端に加担させられたことに本気で腹を立て、太平洋艦隊司令長官であるマカロフ共々、総督府に怒鳴り込みに行ったがもはや後の祭りであった。 709: yukikaze :2017/03/27(月) 00 49 21 では「通商破壊作戦を命じられたのになぜ日本の追撃艦隊に接近しているのか?」である。 常識的に考えれば愚行と断じられても仕方がない。 相手は、戦艦2隻、装甲巡洋艦2隻、防護巡洋艦3隻であり、数の上ではロシア側が劣勢なのである。 実際、ロシア側においても、この接敵を無謀として諌めた士官もいた。 だが、セミョーノフは敢えて『会戦』という選択肢を選んでいる。 ロシアの戦史公刊では『セミョーノフの無謀な功名心故』と罵倒されることになるこの決心は、しかしながら、セミョーノフからすれば十分以上に勝ち目のあるものであった。 何故か? 彼は、日本海軍の練度は、自分達以下であると判断していたからである。 もっともそれは、白人優位説とかそういったものではない。純粋に、艦隊の急拡大に練度が追いついていないという推測から算出したものであった。 彼にしてみれば、日本海軍は「身なりは整っているが、実際には、剣も碌に震えぬ訓練不足の徴収兵」でしかなく、練度充分な自分達ならば、相手を翻弄することも困難ではないと考えていた。 更に言えば、セミョーノフが重視したのは『数的劣勢の自分達が数的優勢の敵艦隊を翻弄した』という事実であった。極論からすれば敵艦の撃沈すら不要であった。 ロシアのウラジオ艦隊の精強さを敵に見せつけることで、敵の戦意を大幅低下し、こちらの士気を上げる。 その上で通商破壊作戦を行えば、さらに効率的に戦争を遂行することが可能になる。 セミョーノフのこの主張には、懐疑的だった面々も反論できないものがあった。 少なくともこの臨時司令長官の論理に反対するには、それを上回るだけの材料を以てついでに言えば、『遠賀』事件で、少なくない数の将兵が、艦隊司令部に不信感を抱いているという事実を払しょくさせるには、こうしたアピールを行う必要があるのも事実であった。 無論、その納得は積極的なものではなく、しぶしぶながらのものであったのだが。 それでも、会戦から15分後まではセミョーノフの思い通りであった。 功名心は強いが同時に馬鹿でもないこの指揮官は、命中率がそうでもない7,000m付近を保ちながら、敵艦隊の鼻づらを抑えつつ、砲撃を加えたのである。 それに対し、日本海軍はウラジオ艦隊の機動に全くついていくことができず(『富士』と『浅間』はともかく、他の艦が艦隊としての連携を取るのに精いっぱいの練度でしかなかった)、一方的に撃たれるがままであった。 当初はセミョーノフに懐疑的だった面々も、自分達の目の前で日本艦隊が翻弄され、おまけに二番艦の砲撃が、敵戦艦の艦橋に直撃して、敵戦艦が迷走しだした光景を見れば、士気が一気に高揚するのも無理はなく、艦隊のあちこちで『ウラー』の叫び声が木霊することになる。 一方、日本側の士気は加速度的に落ちていた。 何しろ一方的に撃たれるままの状態であり、2番艦の『生駒』が直撃弾を受けて、艦隊から離脱。 『筑波』も、左舷中間砲に砲弾を受けて爆発するなど、完全に劣勢であったからだ。 それでも西郷は、終始無言であり、避退を具申する参謀を無言で黙らせると、見張り員に対して「あの一番艦の動きを知らせよ」と、命じることになる。 後に西郷曰く『人生でこれ以上ない程分の悪い賭け』と言わしめることになる賭けが始まるのは会戦が開始されて20分後のことであった。 敵が高速機動で反航戦に持ち込もうとする刹那、日本側は強引に右舷への回頭を開始。 旗艦である『筑波』が集中砲火を浴びる危険性を無視して、強引に6,000mにまで近づいての同航戦に持ち込んだのである。 西郷にとって『分の悪い賭け』なのは、旗艦に敵弾が集中するのもさることながら、敵将が逃げ出した場合、こちらの判定負けに終わることであった。 実際、西郷は、敵将がいつ進路を東から北へと変針するか気が気ではなかったとされる。 710: yukikaze :2017/03/27(月) 00 49 54 もっとも、この時の西郷の賭けは、皮肉にもセミョーノフの成功によって勝つことになる。 セミョーノフ自身は、西郷の意図を理解し、適当なところで砲撃を切り上げて、ウラジオへの帰還を考えていたのだが、なまじ上手くいきすぎていたために、周囲の士気高揚が想像以上に高まっておりセミョーノフとしても、切り上げるタイミングを失してしまったのである。 そして『筑波』に砲撃を集中させてしまったが故に、彼女を中破に追い込むも、フリーになった『富士』や『浅間』、それに吉野型防護巡洋艦である『吉野』『淀』の猛射を受け、『グロモボーイ』『リューリク』『ボガトィーリ』が次々に被弾。『ボガトィーリ』は火災により炎上するなど、砲撃を切り上げるどころか、完全な殴り合いに持ち込まれる羽目になったのである。 それでもロシア側は、『筑波』が中破し、砲撃も衰えていた事で、残りの装甲巡洋艦2隻を片付けて勝利に導こうとしたのだが、それも艦橋からの被弾にようやく立ち直り、後方から猛烈な勢いで戦線に復帰した『生駒』の砲弾が、『リューリク』に直撃するまでであった。(『ボガトィーリ』は既に避退) この『リューリク』の大破により、流れは一気に日本側に傾き、『富士』中破と引き換えに、『富士』と『浅間』は共同で『グロモボーイ』を撃沈。それを見た『ロシア』も逃走を図ろうとするも、既に5,000mを切った段階での『筑波』との殴り合いによって機関室を破壊され、最後の意地で『筑波』の前部主砲塔を歪ませるも、自沈のやむなきに至ることになる。 こうして、後に『第一次日本海海戦』と名付けられる海戦により、日本海軍はウラジオ艦隊を早期に撃滅することに成功するが、その一方で『筑波』『生駒』『富士』が中破(『筑波』は人によっては大破)という大損害を受け、第三艦隊は半年以上使えないという状況に追い込まれることになる。 海軍幕僚部や連合艦隊においては『西郷中将は戦力を消耗させたか』と、批判の声が上がることになり、ロシアでも『ウラジオ艦隊壊滅は問題だが、それでも数の上で優勢な敵の艦隊を消耗させたから、こちらの 勝利だ』という声が沸き起こったものの、伊東や東郷はそう言った声に対して「おはんらが指揮していれば負けちょったが」と、言下に切り捨て、明治天皇やマスコミにも「これで日本の船は、堂々と日本海を渡れることになりました」と、日本海の安全を宣言している。 実際、主力を失ったウラジオ艦隊は、残っているのは補助巡洋艦のレーナと水雷艇だけであり、これ以降全くと言っていいほど活動はしておらず、日本海軍はその宣言通りに、博多及び舞鶴からの大船団を出撃させ、各国マスコミに喧伝することになる。 日本海軍は、第三艦隊を半壊させる損害を払いながらも、大陸への兵站線構築に成功したのであった。 なお、最後に一つのエピソードを付け加えよう。 海に投げ出されたウラジオ艦隊の将兵達に対し、西郷が命じたのは『海の男の誇りを以て救助せよ』であった。各艦から異論反論が殺到するものの、西郷は『我らは誇り高き海の男である。その誇りを自ら汚すことなかれ。あの男達のように惨めになりたいか』という厳命の元に、悔し涙を流しつつ救助することになる。 当初は、戦々恐々だったウラジオ艦隊の乗組員も、自分達が『遠賀』乗組員と違い、虐殺されず、救助されたことに安堵の表情を浮かべることになるのだが、一部の士官はこの事に「白人だから当たり前」と、増長する態度をとった。 怒りに震える日本海軍の将兵に、不穏な空気を悟ったロシア海軍の将兵も身構える中、西郷は、増長した士官に対し『我々は海の男だ。肌の色も関係なく海の男の仁義を守る。だが貴様らは海の男ではない。 ただの盗賊だ。忘れるな。貴様らは海の男の誇りを自らの手で汚したのだ。貴様らは一生海の男を名乗れん』 と、言うや否や、士官の襟章をむしり取って投げ捨てている。 襟章を投げ捨てられた士官は、自らがどのように見られているかを今更ながらに悟って茫然と座り込み、殺気立っていたロシアの将兵も、肩を落とし泣きだす者も出ることになる。 この出来事は世界中に宣伝されることになり『サムライの誇り』として、日本軍の好意を高めることになる。 711: yukikaze :2017/03/27(月) 01 01 17 投下終了。史実よりも大分早くウラジオ艦隊追撃戦を行っています。 作中にもあるように『普通なら第二艦隊の装甲巡洋艦部隊出すだろ』なのですが、練度不十分な第三艦隊を出さざるをえなかったのは、それだけロシア太平洋艦隊に恐れを抱いていたからでもありました。 その点では、ウラジオ艦隊の通商破壊作戦というプランは、軍事的には妥当なプランでした。 東郷よりもわずかに年長な西郷が、連合艦隊司令長官ではなく第三艦隊司令長官という理由は、本文のとおり。大多数からは好かれているんですけど、士官としての役目を果たしていない面子には非常に厳しかったので、一定数の士官からは嫌われていたんですわ。 しかもそう言うのに限って、海軍の急拡大の影響で中堅どころに居座る羽目になる有様。 何ともめんどくさい話です。 ついでにいえば、第三艦隊を早期に戦力化するには、闘志とカリスマのある西郷じゃなきゃ無理という点と、国際法においては東郷が一日の長があり、列強との戦争である以上、国際法上微妙な問題が発生した時、東郷なら現場で対応できると、山本が判断した点があります。 (実際、西郷が何の異論も示さずに受け入れたのは、当人も自覚していたから) もっとも、山本も東郷も、大久保から「何を考えているのか」と不興を蒙り(史実でも東郷は大久保に留学を頼むも「平八郎はおしゃべりだから」と拒絶され、西郷に頼んで留学しています) 史実よりも彼ら二人は政治的権能を有することはありませんでした。
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612 :yukikaze:2014/07/19(土) 00 25 52 なんかもう止めるべきかねえと思いつつも、一応これについては 責任もって終わらせるのが筋なんだろうねえ。 戦後夢幻会ネタSS――前史「彼らは来た」 7 煉獄 1944年11月1日正午。 この時、未だレイテ湾の奥に遊弋していたアメリカの大船団は、狂乱の渦に巻き込まれていた。 つい先日までは、フィリピンを解放する正義のガンマンとして意気揚々とレイテに揚陸した彼らであったが、実は自分達が海の悪魔であるリヴァイアサンによって蹂躙されるだけの存在でしかなかったことを理解せざるを得なかったからだ。 この時レイテ湾にいたのは、船団の7割近い数の輸送船団に、2個軍団12万人もの陸兵。 その殆どが無防備な姿でその身を曝け出しているのだから、その状況に歓喜するなと言う方が無茶であろう。 これだけの規模の船団と陸兵が失われた場合、フィリピン作戦どころか今後の対日戦スケジュールすら根底から崩れるのである。 だからこそ、生き残った偵察機部隊によって状況を知った宇垣提督は、絶望的な気分で最後の抵抗を示そうとするキンケイド艦隊を見つけると、即座にこう命令を下した。 『蹂躙セヨ』 ある者は嬉しさのあまり口笛を吹き、ある者は獰猛な笑みを浮かべながら、文字通り最大船速をもって敵艦に襲い掛かった。 この時、キンケイド艦隊に残っていたのは、軽巡<ナッシュビル>を除けば、駆逐艦4護衛駆逐艦8隻であり、昨日からの戦果に意気天を衝く連合艦隊を相手にするには、時間稼ぎにもならない代物であった。 せめて護衛空母群がいればまた話は違っていたかもしれないが、5つに分かれていた護衛空母群の内、2個は26日から29日までの空爆により弾薬が損耗したことで、ウルシー環礁に引上げ中であり、1個はフィリピン北部を空爆中で間に合わず、1個は前日の無理な攻撃が祟って戦力は回復できず、そして最後の1個はサマール沖で破壊神によってスクラップにされていた。 今更ながらにキンケイドはハルゼー艦隊が何の役にも立っていないことを嘆いたとされるが、無い袖は振りようもなく、更に彼のその嘆きもそう長くは続かなかった。 会敵から15分後。最後の砦を悠々と踏みつぶした宇垣艦隊は、ついにその目前にレイテ湾を見ることになる。 ここに来るまでの間に、武蔵は20ノットにまで速度を低下させ、<三隈><筑摩><妙高>も損傷を受けるなど、徐々に徐々に被害は蓄積されていたものの、もはやそのようなものは関係がなかった。それを補って余りあるものが目の前にあるからだ。 日本海軍の勝利と栄光。それはもはや約束されたものとなった。 そして旗艦大和が、勝利を宣告するかの如く、最後の電文を全ての通信帯に向けて発信した。 『天佑マサニ我等ノ手ニ有リ、全艦突撃セヨ』 613 :yukikaze:2014/07/19(土) 00 26 33 その瞬間、レイテ湾は煉獄へと変貌した。 必死になって逃げまどう輸送船団を猟犬のごとく追い回す水雷戦隊。 絶望的なまなざしで高角砲を打つ大型輸送艦に、無慈悲に20センチ砲を放つ重巡部隊。 そして、弾薬やガソリンを満載した艦に、大口径砲を叩き込むことで、その船のみならず周囲を巻き込む大火災や大爆発を何度も現出する戦艦部隊。 破壊と殺戮の宴はレイテ全体を覆い、そこから逃げ出そうともがく船団は、あるものは駆逐艦に万遍なく砲撃を受けてボロ雑巾のように沈められ、あるものは重雷装艦による魚雷攻撃によってまとめて漁礁に任務を替えられ、不運なものは友軍同士の衝突によって身動きが取れなくなったところを、大和の主砲で消し飛ばされていた。 彼らから立ち上る黒煙はレイテ全体を覆いつくし、皮肉にも、味方の航空攻撃があったとしても視界不良により困難な状況になる程のものになっていた。 そして煉獄は、レイテ湾から近辺の陸地へと拡大しつつあった。 ある程度輸送船の数を減らしたところで、戦艦部隊は持てるすべての通常弾と三式弾を大量の物資と逃げまどう兵隊でひしめき合う海岸とその近辺のジャングルめがけて叩きつけた。 戦艦6隻。46センチ砲18門 41センチ砲16門 35.6センチ砲16門。 その圧倒的な火力が、碌に防護陣地も遮蔽物もない箇所に打ち据えられたのである。 これを地獄と言わずして何というのであろうか。 戦後、生き残ったアメリカ兵の多くが、この猛烈な艦砲射撃にトラウマを覚え、酷い者は少しの物音でもパニックを起こすようになるのだが、それも無理はないと言えるものであった。 大和の一斉射で1個歩兵中隊が根こそぎ吹き飛ばされる光景を何回も見せつけられては、トラウマになるなという方が無理である。 おまけに、物資の誘爆やジャングルへの零式通常弾や三式弾による火災発生は、ジャングルに避退した米兵を火炎地獄によって焼きつくし、更に海風と熱風により火災旋風が発生し沿岸部を蹂躙するという、両軍ともに全く想定していなかった事態までおこり、米軍の被害は加速度的に上昇することになる。 午後2時30分。一方的な砲撃を終えた宇垣艦隊は、小沢機動艦隊がその囮としての役目を果たした事を知り、燃え盛るレイテを後にブルネイへと帰還することになる。 3万人ものかつてアメリカ兵だったものと、そして同数の行方不明者。 これに加えて数万名もの重軽傷者。第7艦隊のこれまでの被害も含めると、戦死者と行方不明者だけで9万人近い人間が失われるという大損害であった。 欧州の東部戦線での殴り合いに比べればまだマシではあるが、太平洋戦線で考えれば、文字通り壊滅的な打撃と言ってよかった。 唯一の救いは、マッカーサーが1個師団と共にタグロバンにおり、この被害を受けなかったことと日本陸軍がこの好機を全く活用できなかったことではあるが、この破滅を前にすれば何の慰めにもならなかった。 レイテはアメリカ陸軍の墓標と化し、そして太平洋戦争中、二度とアメリカ軍が上陸することはなかった。
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ひのまわりおうこく ムー大陸第二文明圏の都市国家。人口は20万人程。首都はハルナガ京(*1)、国王はタケチノキミ。 主産業は農業で、工芸品の輸出や出稼ぎで外貨を獲得している。 ムー転移に巻き込まれたヤムート人(要するに古代日本人)使節団の末裔により建国されており、日本人とは極めて長い年月と次元により隔てられた同胞ということになる。 ムー人や現地人との混血があまり進んでいないと思われ、黒髪で顔付きも現代日本人と大差無く、言語も日本語と親和性がある。 ムーとしても、同じ世界から転移してきた友好国国民の国であると言う思い入れが強く、ヒノマワリ王国がレイフォルの属国だった時でも友好関係を維持していた。 レイフォル滅亡後に独立するも、バルチスタ沖大海戦の後にグラ・バルカス帝国の圧力に屈し、「国民を飢えさせないこと」を条件に属国になる。 その後、ムー侵攻の最前線に位置づけられ、国境付近にバルクルス基地が設置された他、ハルナガ京にも王城直近に帝国外務省、貴族街直近に駐屯地や飛行場等の軍主要施設が設置される。 第二次バルクルス基地攻撃により同基地が陥落すると、グラ・バルカス帝国陸軍残存部隊はハルナガ京まで後退、帝国外務省庁舎内に司令部を構えている。 帝国が降伏時の条件を覆し、補給途絶に備えて食料流通を抑えて食料備蓄に回したため、ヒノマワリ王国は国民から餓死者が出る程の深刻な食料不足に陥っている。 ヒノマワリ側が食料不足を抗議すると、征統府側は王女3人に暗殺部隊を差し向け、更に王と王子達を幽閉した結果、実質的な併合状態に陥る。 グラ・バルカス帝国連合艦隊壊滅後、日本は旧バルクルス基地近郊に新たに飛行場を建設し、そこからレイフォリア沖に展開するグラ・バルカス帝国艦隊を攻撃する事を計画。 その前段階として、新バルクルス基地の安全を確保するためムー及び第2文明圏連合軍と共同でヒノマワリ王国解放作戦を実施、F-2の夜間精密誘導爆撃とAH-64Dの夜間対地攻撃を行った上で、第2文明圏連合軍とワイバーンの掩護を受けて降下した第1空挺団が司令部を包囲、統治軍を降伏に追い込み、ヒノマワリ王国解放に成功する。 登場人物 政府関係者 フレイア-第3王女 関連項目 登場国家|ムー大陸|グラ・バルカス帝国 ※既存のコメントに返信する場合、返信したいコメントの左側にチェックを入れて下さい。 過去のコメント 住民の先祖は、ムー転移時に滞在していたヤムート人らしい。 そのため、言語や文化に日本との共通性があるらしい。 - 名無しさん (2020-02-24 02 03 38) 日本の古代史を書き換えるような貴重な資料や伝承などが残ってる可能性があるね。 - 名無しさん (2020-02-24 06 11 14) 古代日本人が建てた国。つまり日本にとって遠い親戚って事か。 - 名無しさん (2020-02-24 02 27 20) 初登場がグ帝降伏シーンだったから、てっきり尻に火がついているからヒノマワリ王国だと思ってた。 - 名無しさん (2020-10-15 21 51 44) 古代の日本人が建国した国家って、そんな情報どこにあった? - 名無しさん (2020-10-18 18 51 06) 小説版6巻の用語集に当時のヤムート使節の生き残りが作った国家で、言語も日本語の親和性がありと説明があるよ - 名無しさん (2020-10-18 19 30 24) ありがとう、確認した。 - 名無しさん (2020-10-18 20 13 31) グ帝の懲罰軍が全滅、似た立場のリームが壊滅した。今後どうなるかな? - 名無しさん (2020-10-18 20 50 01) 最新話によると、やはり碌でもない扱いを受けていた - 名無しさん (2020-11-03 22 36 41) 最新話だと、攻撃を受けかねないみたいだが。 - 名無しさん (2020-11-04 01 38 47) フレイアたん日本留学でしょうか - 名無しさん (2020-11-04 12 16 18) 王女の名前が全然和風じゃないけど1万年以上も経てば古代日本とかけ離れた文化になっていてもおかしくはないか - 名無しさん (2020-11-04 16 02 48) 同じ大陸のムーは混血しまくって多種族国家になってるくらいだ。当然文化も混ざりまくって多文化になってるだろうな。 - 名無しさん (2020-11-05 13 23 13) みのろう氏曰く、ヒノマワリ王国民は太陽用語周りを元にするらしい - 名無しさん (2020-11-05 18 02 07) このご時世さすがにコロナさんは出てこないよね - 名無しさん (2020-11-06 08 43 21) 多分だけどムーや移転先の文化に影響されたのが大きいかと。朱に交われば何とかって… - 名無しさん (2020-12-24 10 06 03) 食料自給率は高くないらしく、首都駐留のグ帝軍が食糧徴発したために住民が飢えに苦しんでいる - 名無しさん (2020-11-07 07 12 14) 地図を見ると、首都はバルクルス基地のすぐ近くに位置する。(30kmくらいか) バルクルス基地が陥落したたため、事実上の最前線になっていると思われる。 - 名無しさん (2020-11-07 07 18 08) 日本は極力ヒノマワリ王国に被害を出さないようにするだろうけど、ヒノマワリ王国側から見れば今後どんな目に会わされるか、戦々恐々だろうな。 - 名無しさん (2020-11-07 12 12 55) ポジション的には日本版アニュンリール? - 名無しさん (2020-11-18 15 08 11) さて、ここが実は日本との関わりが深いと知ったダラスの運命やいかにw - 名無しさん (2020-11-18 22 32 31) 都市国家なんですかね?地図を見る限りムー大陸中央の国がそうなんでしょうが、いくらなんでもあの大きさで都市国家というのは無理があると思います - 名無しさん (2021-03-05 18 26 17) ムー大陸中央部の空白地帯全域がヒノマワリ領というわけではないよ - 名無しさん (2021-03-06 03 14 10) 住民結構な数空爆されたけど、はてさてどうなることやら。とりあえず暴走した兵にはなんらかの処分は下るのかな? - 名無しさん (2021-06-05 02 12 20) 名前 ここを編集 〔最終更新日:2021年07月04日〕
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プロローグ 「この戦争の結果、長江から日本本土にかけて、鉄のカーテンが降ろされた」 ―――ウィストン・チャーチル(英国首相、1952年) 1945年3月に終わった第二次世界大戦の結果、日本はソビエト連邦の傘下に加わることとなった。 その原因の全ては1944年にある。その年は時代が急激な変化を始めた年であった。 6月20日、アメリカ合衆国副大統領ヘンリー・ウォレスが、中国訪問中に帝国陸軍機の攻撃を受け乗機と運命をともにしたのを皮切りに、世界のあちこちで急激な変化が起こった。 共通の敵“日本”を倒すために同盟していた中国国民党と中国共産党は、アメリカの仲裁も聞かずに内紛をはじめ、中国大陸は日本、国民党、共産党が三つ巴の争いを始めた。 ヨーロッパでは、その一ヵ月後の7月20日、ヒトラー総統が総統大本営にて暗殺され、直後ベルリンで発足した臨時政府は米英に降伏する旨を発表した。 しかし、東部戦線ではソ連側が(スターリンの命令で)この降伏宣言を無視しさらに西進を進めたことで、米英に過剰な危機感を植えつけた。 そして何よりも決定的だったのは、フランクリン・デラノ・ルーズベルトが国民向けラジオ演説“炉辺談話”の生放送の最中に急性脳卒中により急死したことだった。 親中親ソ反日のルーズベルトの死は、その後のアメリカに大きな影響を与えた。 ルーズベルトの後任は、ウォレスの死後副大統領に昇格したばかりのハリー・トルーマン。 そして大統領に就任したばかりのトルーマンに、最初の試練は訪れた。 “カチンの森暴露事件”と“セント・クリスピンの虐殺”である。 前者は、ルーズベルトが握りつぶしたはずだった、ソ連秘密警察NKVD(НКВД)によるポーランド人将校虐殺事件の調査報告書を、密使としてバルカンに派遣されたジョージ・アール大尉が国内外のメディアに暴露し、アメリカ国内世論を揺るがしソ連邦への疑惑を大きくした。 後者は日本海軍がレイテ湾で上陸船団及び海岸堡に対する艦砲射撃を行い、陸軍のダグラス・マッカーサーをはじめ二十万人もの兵員と百万トンにも及ぶ多数の艦船を失い、合衆国の対日戦略を見直しせざるをえなくなった。 トルーマンは後者について、ソ連向けレンドリースの中止によって浮いた人員と艦船の配備で、その穴を埋めることを決定したが、これは前者の事件に対するソ連への制裁的手段でもあった。 一方、日本でも事態は急変していた。 海軍がレイテ沖に突入しようとしていたその日、モスクワでは日ソ中立条約の破棄が言い渡され、その一週間後の宣戦布告が言い渡された。 満州国および関東軍はこの報告を受けて、急遽居留民の避難と厳戒態勢をしき、ソ連との開戦準備に備えた。 レイテを血で染めた連合艦隊がブルネイに到着したとき、ソ連は日本に宣戦布告し満州で矛を交えた。 日本軍は準備をしていたとはいえ、圧倒的な数と火力を持つソ連赤軍に圧倒され、12月23日の皇太子誕生日には満州のほぼ全土を占領されてしまう。 ところがこうした中、赤軍は何故か突然南進を停止した。 ヨーロッパの赤軍が、日本軍と比べ物にならない難敵と激突したからだ。 アメリカ軍と英国軍という名前の敵と、最初に戦闘を行ったのは、ゲオルギー・ジューコフ元帥指揮下の第一親衛戦車軍であった。 ベルリンに最初に入場を果たした米英軍とソ連軍の戦いは、最終的にはソ連側の勝利に終わったものの、両者の友好関係は破局的になった。 この事件でソ連は、いや、スターリンはこれ以上の敵を増やすことを恐れた。 極東での急な進撃停止は、この事件勃発直後であった。 そして、日本の運命が決したのは、翌年の三月だった。 ヨーロッパでは東ヨーロッパを押さえたソ連と、アメリカを中心とする連合国が火花を散らしており、一方太平洋ではアメリカ軍は“セント・クリスピン”の痛手から立ち直れずにいた。 三月。 呉にブルネイから連合艦隊が帰還したその日、帝都で陸海軍の合同部隊によるクーデターが起こった。 クーデター部隊は帝都を占領し、臨時政府の樹立を宣言。 さらに日本はソ連に降伏することを発表した。 無論交戦派の暴走も予想されたので、クーデターの首魁である寺津賢次郎陸軍少将は、天皇陛下に玉音放送を流す許可をもらい、民心と軍隊を抑えたのであった。 これが日本がソ連の傘下に入った事の顛末である。 なお、天皇はその後アメリカが占領した沖縄へ亡命し、それに続いて、一部の政治家が沖縄で亡命日本政権をたてていた。 この天皇亡命事件は、“立憲君主制社会主義国”を掲げる日本民主主義人民共和国にとって、名目上の元首たる天皇が逃げ出したことは誤算であり、その後の教育現場では“天皇陛下は資本主義者に誘拐された”と教えることになる。 それから半世紀。 日本民主主義人民共和国は、ソビエト連邦の忠実な同盟国であった。 オイルショック後の西側経済の混乱のさなかに急激に力をつけ、1970年代末に日ソの経済力が完全に逆転しても、日本はソビエト連邦を主として仰ぎ続けた。 むろん、ぼろぼろに打ちのめされた日本が世界でも有数の経済力を有するには、それなりの過程があった。 日本民主主義人民共和国と名を変えた日本は、終戦時のクーデターを起こした寺津が首相となり、日本の再生を国民に約束した。 46年に寺津はモスクワを訪問し、日ソ相互通商援助条約を締結、その代償として北海道がソ連に租借された。 無論、この日ソ相互通称援助条約には、日本への経済支援のほかに軍事支援も含まれていたことは、国民は知らなかった。 この日ソ相互援助条約締結を知ったアメリカは、日本の再軍備化と拡張主義の再燃を強く懸念し、ソ連に抗議したが、スターリンはこの抗議後、日本に対する軍事支援を強化した。 これには、スターリンの考えが大きく現れていた。 スターリンは日本を盾として使うことを考えたのだ。 特に、日本はソ連以上の質を誇る海軍を保有しており、一部の艦船は戦時賠償として引き渡されていたが、それでもまだまだ日本は強大な海軍力を保有している。 ソビエト赤軍は、陸軍こそ世界最強を誇っていたが、西側の盟主たるアメリカには(特に航空戦力と海軍力が)質でも量でも完全に劣勢だった。 特に、アメリカはトルーマン・ドクトリンを発表しており、すでにスターリンは西側との戦争は避けられない状態まできたのだと悟っていた。 そして、45年に再発した中華動乱が再び大きくなろうとしていた1946年5月、スターリンは日本に対する支援をさらに強化し、満州に駐留するソ連赤軍向け物資生産を日本に命じた。 日本経済再生の序曲が始まった瞬間であった。 1948年には中華動乱は本格的に戦火が大きくなっていった。 また、朝鮮半島でもアメリカの支援を受けた李承晩の大韓民国とソ連の支援を受けた金日成の朝鮮民主主義人民共和国の関係悪化に伴い、日本の特需はさらに高まることとなった。 無論、アメリカは蒋介石の国民党もそうだが、李承晩にも大規模な支援を送っている。 その理由としては、大韓民国の地理的位置にあった。 ソ連などの共産圏に近く、さらに“ジャパン・ネイヴィー・ガーデン(日本海軍の庭)”と呼ばれるほど影響が強かった日本海における日ソの支配を脅かすことが出来る好位置に、この国があったからである。 しかし、極東を舞台にした米ソの代理戦争は社会主義陣営の敗北に終わった。 戦争初期こそ、1950年に朝鮮半島でも戦火が広がったことで、アメリカを中心とする国連軍が参戦し、アメリカの支援を受けた国民党・韓国両軍が優勢に事を進めたが、アメリカの目がヨーロッパに再び集中しはじめ、支援が先細りになっていた上に、農民を中心とした人心を失い、幾多の戦闘で兵士の士気も低くなったことなど、しだいに共産軍が優位に立ってきた。 一方国連軍はリッジウェイ中将率いる第8軍が山東半島を占領していたが、共産軍の攻撃により国民党軍が南に下がったことで、孤立する危険性が出てきた。 何しろ強大な海軍をいまだ保持する共産日本が、海軍を派遣する可能性もあったからだ。 アメリカは、1951年からB-29による日本への空爆を再開していたが、ソ連から貸与されれたMiG-15戦闘機や、旧軍の本土防空戦でB-29と戦ったパイロットなどにより、WWⅡ時よりもB-29の損害は非常に大きくなっていた。 そして、決定的な破局は、1952年の南京放棄宣言と、ソ連の支援を受けた北朝鮮軍の大攻勢開始であった。 双方の戦線で、国民党軍と韓国軍は惨敗、蒋介石の首都南京放棄による戦線崩壊と李承晩の立てこもるプサン陥落は、もうだれにもとめることはできないかに見えた。 アメリカはもはや蒋介石と李承晩が共産軍を食い止められないと判断し、最終手段を用いた。 すなわち、中国と朝鮮半島への原爆投下である。 投下された十一発の原爆のうち、中国には九発、朝鮮には三発投下された。 偶然その日朝鮮人民海軍の視察に出かけ、平壌を留守にしていた金日成を除き、毛沢東を含めた中国共産党幹部と北朝鮮共産党幹部陣は、核の炎により一掃された。 戦争はさらに激化するかにみえた。 しかし、スターリンの病死(暗殺の可能性がある不可解な死)と北朝鮮軍の持てる物を全て出し尽くした最後の大攻勢により、戦争はようやく最終幕へと進んでいった。 朝鮮半島では北朝鮮軍の攻勢により前線は崩壊、徹底抗戦を主張した李承晩が国民を捨てて沖縄へ脱出しようとした寸前に、自身の護衛に裏切られ、捕らえられた挙句、即決の人民裁判により電柱に吊るされた。 中国では国民党軍の反撃と、党指導部のごたごたによって人民軍解放軍は敗走、長江を挟んでのにらみ合いへと至った。 こうした状況の劇的な変化によって、停戦協定が結ばれることとなった。 無論、大韓民国はこの停戦協定が始まる前に、すでに国家元首を含めた国土すら保有してないこともあり、事実上朝鮮半島の支配権は朝鮮民主主義人民共和国へと移った。 一方の中国はといえば、現在の戦線たる長江を挟んだ停戦ラインが確定し、以後南北中国はドイツと同じ分断国家の悲しむべき歴史を歩むこととなった。 なお、国連軍が占領していた山東半島は、アメリカのごり押しで中華民国側の飛び地となった。 これは後々まで禍根を残す領土問題となる。 この停戦が発表された時点で、日本は空前絶後の超好景気を迎えていた。 約十ヶ月続いた米軍の爆撃などの被害もあったが、この超好景気の間に、日本経済は第二次世界大戦前並の水準にまで回復し、1957年の経済白書には「もはや戦後ではない」とまで記され、戦後復興の完了が宣言された。 それと平行して、ソビエト側の承認の元、本格的な再軍備が開始された。 戦後、日本軍は完全な解体はされず、日本側でいうところの“警察予備隊”という準軍事的集団と銘打っていたが、本質的には旧軍と変わらなかった。 しかし、陸海空軍ともに徹底的なソビエト化がなされていた。 当然のことながら、ソ連以外の連合国で構成された“極東委員会”が、戦争放棄と戦力不保持を明記した新憲法の草案は闇に葬られ、戦争反対を唱える平和主義者や知識人は、反体制派の政治犯としてが樺太に送られ、白樺の肥やしになった。 こうして日本は50年代~91年まで、ソ連指導の下、繁栄を謳歌していったのであった。 しかし、ソビエト連邦は誕生からわずか69年であっけなく崩壊。 この結果、日本民主主義人民共和国は、ソビエト崩壊の影響をモロに受けることになった。 元々日本は、ソ連産の工業原料やエネルギー資源に依存していたため経済成長が完全に失速し、1992年には初めて経済成長はマイナスを記録し、日本は長期不況に突入した。 その間、日本をめぐる国際情勢はめまぐるしく変化していた。 そしてその変化とともに、日本の望まぬ物語の幕は開こうとしていた。 前項 表紙 次項