約 3,058,462 件
https://w.atwiki.jp/lord_of_vermilion/pages/1544.html
ユダ(SR) 基本情報 種族 不死 名前 ユダ ジョブ マジシャン 召喚コスト 20 <タイプ> 闇ノ者 タイプ リベリオン HP 350 ATK 10 DEF 20 覚醒 可 超覚醒 可 アーツ 無 CV 石川 綾乃 アビリティ 召喚 なし 覚醒 なし 超覚醒 デッドコストカット 自身が死滅したとき、未召喚の自使い魔のうち、最もコストが高い使い魔の召喚コストを一定時間下げる。ただし、一定コスト以下にはならない。 最近修正されたバージョン Ver3.511 [2017.03.07] +エラッタ前のステータス 閉じる Ver3.000~Ver3.403 No 0-001 種族 不死 名前 ユダ ジョブ マジシャン 召喚コスト 20 タイプ 闇ノ者 クラス リベリオン HP 350 ATK 10 DEF 20 覚醒 可 超覚醒 可 アーツ 無 アビリティ 召喚 なし 覚醒 なし 超覚醒 デッドコストカット 自身が死滅したとき、未召喚の自使い魔のうち、最もコストが高い自身と同種族使い魔の召喚コストを一定時間減らす。ただし、一定コスト以下にはならない。 ステータス 状態 HP ATK/DEF 召喚 350 10/20 覚醒 400 20/30 超覚醒 450 80/90 DATA・イラスト・フレーバーテキスト +Ver3.0 Ver3.0 画像 身長 1.62[meter] 地獄の中心で詩人は問うた。何故、かの人を裏切ったのかと。「裏切り・・・? 違うよ あたしにとって それは“信念”だ あたしは このコキュートスに縛られているわけじゃないあたしの意思でここにいるんだ だから…」少女はそう言うと、『戒め』を解き、白剣を引き抜いた。「だから あたしは あたしの信念の声に従いここを出る死の口づけを受けるべき者が 再び現れたのだから…!」 体重 45[kg] 生息域 地獄 第九圏 出身 カリオテ村 死因 自殺 嫌いなもの 濡れたパン イラストレーター 相場 良祐 +Ver3.1 身長 1.62[meter] 地獄の中心で詩人は問うた。何故、再び剣をとったのかと。「言ったろう?“死の口づけを受けるべき者”が、再び現れた。それが理由だ。」詩人は更に問うた。この戦いから、何が得られるのかと。「あたしは、自分の信じる道に見返りを求めない。自分がどうなろうと、どう思われようと構わない。お前の言う『裏切り』も、あたしが信じたあいつを神の高みに押し上げ、私の信じた世界をあるべき形へと導いた。今また、あたしの信じた世界を覆そうとする意思を感じるーーだから、戦う。それだけだ」”聖なる咎人”は天使を斬り伏せ、詩人に言った。「さぁ 離れているがいい。地上に出るぞ。あの天使共の一団を倒して次の門を抜ければ、その先は『煉獄』だ。」そう告げる戦士の輝く瞳に、詩人は一時心を奪われた。 体重 45[kg] 生息域 地獄 第九圏 裏切りの相手 かつての師であり友 戒め 魔王に噛みしめられる 受刑者仲間 ブルータス イラストレーター 創-taro +Ver3.2 身長 1.62[meter] あぁ、僕は、この冥府の世界をどれだけ旅して来たのだろう。もう、その旅も終わろうとしている。凛として美しく、そして、強い信念を秘めた悲しい瞳のこの少女との旅も、ここで終わりだ。「さぁ もうすぐ煉獄を抜ける そうすればお別れだ あたしは あたしの信念に従い 成すべきことを成さねばならない それはまた この地獄に等しい道行きとなるのだろうな…」――その先に、あなたの幸せはあるのかい?「フフ どうだろうな ただ 友は優しくも こんな茨の道を選び歩くあたしを憐れんで『生まれなかった方が良かった』と涙を流してくれた あたしは その涙に報いなければいけないんだ」僕は、そんな少女の悲しい決意に涙を流した。「……ありがとう あたしのために泣いてくれるのか ならば あたしはいつか君の涙にも応えよう 君の詩のおかげで この冥府の旅の間は心が安らかでいられた 詩とはいいものだな あたしも 生まれ変わったら詩人になってみたいものだよ」――どうしても、行かねばならないのかい?「あぁ そうだ …地上に帰ったら 私のことは忘れてくれ――いや 君の好きな詩人にでも名前を変えて この旅の詩でも読んでくれれば嬉しいかな …最後に 君の名を聞いてもいいかな?」そう言って背を向け、地上の光に溶け込んでいく、少女の決意に満ちた美しい後ろ姿にむかい、僕は告げた。――ダンテだ。約束するよ、僕は必ず君の詩を書こう。 体重 45[kg] 現在の生息域 地上 裏切りの相手 かつての師であり友 罪の対価 銀貨30枚 最近気に入ったもの 詩 イラストレーター LENA[A-7] 考察 コスト20で超覚醒まで可能なユニットにして次に繋ぐアビリティを持つ。 自身が死滅した時から60秒間、未召喚の一番コストが高い不死ユニットの召喚コストを45減らす。 この効果によってコスト10未満にはならない。 同コストの未召喚ユニットが複数枚あった場合、カード登録時に左側に置かれたカードが優先される。 デッドコストカットによって自使い魔の召喚コストを45も減らすことができる。 自身に60マナを使っている事を考えても15マナしか遅れないままで、マジシャンを敵タワーに送れるためかなり強力。 70コストのユニットも、ユダで荒らしている間に25マナを溜めておけば死滅後直ちに召喚可能。 対象が不死使い魔の場合、カットで召喚した大型ユニットにベドラムを使って荒らしを続行することもできるので展開力に寄与するところは大きい。 リザレクション狙いの時は間違ってもLv1で使わないように。 デッドマナと比べて"マナが溢れない"のが強みで、高コスト召喚までのマナ管理がやりやすくなり操作量を抑えられる。 ただし効果時間が60秒なので、あまり長い時間をかけてしまうとコストカットの効果が切れるので注意。 ちなみにデッドコストカットの効果時間内に再びデッドコストカットを発動した場合でも適用される。 ペルセポネとの違いは、マジシャンなのでタワーをスマッシュで荒らすことで相手に大きなプレッシャーを与えることができる事。 移動速度と攻撃速度と複数攻撃という点で、時間比の荒らし効果はこちらの方が圧倒的に上。 ただ、超覚醒可能なコスト20の中でも特にステータスが低いうえにアタッカーに弱い。 何も考えずに突撃させてもマナバトやフリッカーによってまともに荒らせずに処理されてしまうことが多い。 少なくとも覚醒段階で落とすことは絶対無いようにしよう。 死滅させた後は敵のカウンターに注意。 Ver3.404にて大型エラッタの対象に選ばれ、デッドコストカットの対象が不死以外に広がった。 その為大型ワントップ型であればユダを選択する選択肢も浮上し、また実際ユダから役小角等の大型につなぐデッキが増加した。 また、降臨システムが導入されると、ユダ+大型ディフェンダー+降臨というデッキがよく使用された。 そのためか、Ver3.511にてコストカットの値が50から45に下方修正された。 キャラクター説明 イエス第12使途「イスカリオテのユダ」その人。聖イエスを裏切ったことで「裏切り者」の代名詞で知られる。 聖書によれば男性とのことだが、こちらの世界では色白美少女。LOVではよくあることである。 ちなみにユダのスペルはJude、つまりユダヤ人を暗示する言葉であり、キリスト教徒がユダヤ教徒に迫害された歴史と無関係ではないと思われる。 関連カード コメント *編集が苦手な方はこちらへ情報提供お願いします 別に得するコストペルセとほぼ変わんないし、むしろ次出す使い魔固定されるという弱点が克服されてない、刺さるか刺さらないかが極端な△ってのもあるし言うほどでもないでしょ エレシュキガル仕様(最高コストではなく次に出す使い魔のコスト削減)になってたらまた違ったかもしれないけど -- (名無しさん) 2015-12-22 13 14 11 海不死ならコストカット使えば選択できるようになる 仮に左から海70、不死70と並べた場合 そのままユダが死滅すると海70にかかるが、キマで海を65にすると不死70にかかるようになる キマをタワーにしまえば海が70に戻り、海70にかかる また、タイプコストカット(精霊獣、機甲)を使えば、例えばアトランティス+海70、ゲオルガラム+不死60でも可能 -- (名無しさん) 2016-11-13 12 24 46 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/syuukyousinnwa/pages/21.html
唯一絶対神四文字さんを崇める、世界三大宗教の一つ。新約聖書を教典とする。 ユダヤ教が母体となって生まれた。 教祖はイエス・キリスト。ちなみに崇拝対象は四文字さんであってイエスさんではない。イエス・キリストが教祖だからキリスト教である。でもイエスさんを信仰する宗派もあった気がする。 簡単な概要 ナザレに暮らす14歳の乙女マリアの元に天使ガブリエルが現れ、マリアに聖霊(神の息吹)が宿り、男の子(この世の王)が生まれる事を告げる。 マリアはお告げによりベツレヘムの馬小屋にて息子イエスを出産。 イエスはその後しばらくは大工として普通に生きるが30歳の時にヨルダン川でヨハネと出会い、洗礼を受ける。 自らに聖霊が宿ったと感じたイエスは荒野に入り40日間の断食に入る。 断食を終えた頃にサタン(敵)が現れ、様々な言葉で挑発し誘惑するがイエスはサタンの3度の誘惑をはねのける。 ガリラヤ地方を拠点に布教を開始。 教義(超簡略化) 「無償の愛(アガペー)」神の愛は全てに対して無条件で平等 「八副」神の国に入れるとした八つの人種「貧しい者、悲しむ者、柔和な者、正義を求める者、憐れみ深い者、心の清い者、平和を求める者、正義のために迫害される者」
https://w.atwiki.jp/ujike/pages/13.html
メインキャラクター 物語の中核に触れる存在であるメインPC達。 運命の糸を複雑に織り成し、物語という名の絵を紡ぐ存在。 宇時・緑(うじ・みどり) PL:深空 ジョブ:土蜘蛛×鋏角衆 称号:姫 非常に世間知らずで無邪気な土蜘蛛の姫。 人間社会の様々なもの(時には人間そのもの)に興味を示し、あらゆる道を驀進する。 常に家臣の赤、黒を従え、彼らに絶大な信頼を置いている。 戦闘では前衛に立ち、高火力で敵を薙ぎ払う。気魄に特化した紅蓮撃は、強力の一言。 物事に対して、自らへの利がなければ動かないという、冷酷な面を見せることもある。 気に入った人物には自分なりに考えた愛称をつける癖がある。 元服の儀を控え、次期宇時家当主の器として相応しいかを試されている。 基本的に前しか見ない。仮に後ろを向いたとして、それは足を止めるためではない。 楓鞍・赤(かざくら・あか) PL:ST盾 ジョブ:土蜘蛛×魔弾術士 称号:姫の従者 緑に仕える、寡黙なイエスマン。愛称は「あっきー」 緑の意見には絶対賛同の姿勢を崩すことはなく、他者に対しては基本的に無関心。 基礎術式の高さと、土蜘蛛固有の強力な気魄アビリティで、パーティの盾となり剣となる。 基本的に自らの意思を表に出すことは少ないが、緑に近づくものには容赦ない態度を取ることも。 同僚の黒に対しても容赦のない言動が目立つが、彼なりに信頼はしている模様。 緑とは幼馴染で、幼い頃より彼女を守る立場にあった様子。 実家を勘当された兄、暁がいることが判明。また、実妹として橙、従妹として黄が存在する。 公の場では鬼の面を被る。これは楓鞍家が宇時家に対して隠密としての役割を持つに由来する。 御剣・黒(みつるぎ・くろ) PL:はじっこ ジョブ:土蜘蛛の巫女×ナイトメア適合者 称号:姫付の巫女 宇時家に仕える巫女の家系である、緑の世話役。愛称は「くろっきー」 緑、赤に比べ、一般社会の常識を弁えた常識人。 緑と赤、二人の一般常識丸無視な行動に振り回され、方々のフォローに回る役回りが多い。 宇時家の家事を一手に引き受けているらしく、炊事・洗濯・掃除等、大抵のことはこなせる模様。 緑や赤に対して、絶叫に近い形で制止の声をあげることも珍しくないが、効果は推して知るべし。 しかし当人はこの環境を嫌っている風でもなく、緑や赤に対して愛情にも近い気持ちを抱いている。 戦闘では回復や敵の撹乱を得意とし、先陣を切る緑、赤のサポートに徹する。 実姉として紫が存在する。紫は塞翁家に仕えており、主に次期当主である涼雅の世話を行っている。 照谷・淳(てるや・じゅん) PL:まおー ジョブ:白燐蟲使い×水練忍者 称号:姫のストーカー 何をどう間違ったのか、緑に一目惚れした少年。 前髪で表情を隠している。人見知りが激しく、対人恐怖症で赤面症。 特に壮年男性と不良が苦手。 生まれは孤島。故郷では迫害されており、現在の性格もそれが遠因となっている。 週一の定期連絡線に乗り込み、本州へ到達。うろうろしている所を楢橋に拾われ、銀誓館へ編入。 臆病な性格で、恐怖心を煽られると一般人相手でもアビリティを使ってしまうことがある。 多くの人に触れ、人間的に急成長を遂げており、コミュニケーション能力が飛躍的に上昇した。 捕らえた銀蜂衆の笠原・冬海から特別な目で見られている模様。本人に自覚はない。 魚多賀・翠(うおたが・すい) PL:南天 ジョブ:ヘリオン×水練忍者 → ヘリオン×白燐蟲使い → 白燐蟲使い×ヘリオン 称号:河の流れのようにフリーダム → 河の流れのように愛とフリーダムの伝道師 ある組織に属する謎の能力者。現在は銀誓館所属として行動している。 性別不明。現在は便宜上「P」と扱われている。 不穏な点も多いが、PCには見えないように行動しているため、その動きが明るみに出ることはない。 戦闘には殆ど関わらず、関わったとして本気を出すことはない。傍観者としての姿勢を貫いている。 フリーダムという謎の組織を立ち上げ、布教活動を行っている。構成員は1名。実質のワンマン運営。 「自由」を重んじ、何かに縛られたものに救済を与えることを目的としている……ように見える。 行動がいちいち不明だが、その裏に深い真意が込められていることもしばしば。 第9回ラストで照谷に戦いを挑み、何処かへと飛び去った。 サブキャラクター 物語の中核でこそないものの、構成するためには不可欠なPC達。 メインPC達の生き証人であり、彼等もまた、物語という絵に描かれる要素である。 氏垣・蒼(うじがき・あお) PL:ラージス ジョブ:牙道忍者×フリッカースペード 称号:姫の護者 自称「姫の教育係」。宇時家からの依頼ではなく、自主的に教育係を買って出ている。 緑からは煙たがられており、つれない態度を取られることも多い。 年長者ではあるが、己の実力不足を痛感し、徐々に南下しながら修行の旅に出ている。 修行先で石動・誠と再会。友情に似た関係となっている。 実家である氏垣家は沖縄にあり、修行の終着点として実家へ戻るつもりでいる。 実弟として青藍が存在している。青藍は蒼を連れ戻す役目を帯びていた。 修行を終え、銀誓館に戻った矢先に、宇時家への届け物を頼まれ、緑達と再会。 修行の成果は未だ見られず。むしろ退化した感が否めない。 楓鞍・暁(かざくら・あかつき) PL:鳳雛 ジョブ:土蜘蛛×魔剣士 称号:暁光 赤の実兄であり、楓鞍家を勘当されている。しかし、本人は然程気にしていない。 組織に属し、組織に縛られることを由とせず、自分の意思で自由に生きることを選んでいる。 銀誓館を通して実弟の赤や幼馴染の緑と再会。黒とは面識がない。 初めは幼馴染として協力していたが、次第に緑本人の器を認め始めている。 赤を憮然とさせることのできる、数少ない人物のひとり。しかし、赤に対しては若干の負い目がある。 家柄に関わらず、宇時家当主である縁に対しては、ひとりの人物として尊敬の念を抱いている。 赤が防御を突き詰めたことに対し、攻撃力を高めた一撃必殺を信条とする。 メガリスに精神を奪われかけたり、いい所なしで終わったりと、兄としての威厳はあまりない。 楓鞍・橙(かざくら・とう) PL:ST盾 ジョブ:土蜘蛛×ファイアフォックス 称号: 赤の実妹。細身で鉄コンをぶん回すクール系。 妙な能力者に一目惚れされたが、本人は意に介していない。 赤とは異なり、特定の主を持たない。基本的に楓鞍の一員として影で動いている。 赤のメッセンジャー役をこなすことが多く、緑にも度々その姿を見せている。 銀誓館にも所属しており、そちらからの依頼にも参加している。 何か変な奴がいると、とりあえず赤譲りの視線で睨む。 が、効果が出たことはあまりない。 紅直属であるらしく、その他の命令系統から指令を受けている様子はない。 トラス・キャラウェイ(とらす・きゃらうぇい) PL S G ジョブ:魔弾術士×貴種ヴァンパイア 称号:人形遣い 謎の魔弾術士。銀誓館学園の依頼で緑達一行に同行した。 空気が読めない。むしろ読まない。 第4回で緑達の調子が奮わなかったのは彼のせい。 と言うか大体コイツのせい。 という濡れ衣を着せられるくらいには空気を読まない。 戦力的には意外と役に立つ。 ……だったような気がする。 あまりにもインパクトが強く、それ以外の印象を残さずに去っていった。 雪・月華(ささめ・げっか) PL:さまーぼん ジョブ:雪女×蜘蛛童 称号:天殃の氷妃 蜘蛛童を「可愛い」と無理を言ってもらってきた小学生雪女。 基本的には小学生らしいのだが、時折大人びたツッコミを入れる。 体力が減ると雪だるまアーマーに包まって眠る。 あまり怖いものは得意ではないようで、誰かの後ろに居ることが多い。 緑に対して身長が低いという意味で親近感を抱いている模様。 そのためか、あまり年上という感覚を持っていないように見受けられる。 第4回にて、ボスとの戦闘中に雪だるまアーマーに包まれたまま離脱。 多分、トラス辺りに回収されたと思われる。
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/5513.html
エレンピオス人(えれんぴおすじん) +目次 登場作品エクシリア エクシリア2 関連リンク関連項目 類似項目 登場作品 エクシリア リーゼ・マクシアの外の世界の人々。 エレンピオス人は脳の「霊力野(ゲート)」と呼ばれる器官が退化しているため 霊力野から世界の根源エネルギーである「マナ」を発することができず、黒匣に頼る生活を送っている。 ごくまれに霊力野の発達し、精霊術を扱うことができる人間も登場するが新興宗教の教祖に担ぎ上げられるか不気味な存在として迫害される憂き目に遭うことになるとされる。 また、賭け事が流行っており、場合によっては命を取られかねないほど危険なものもある。 +ネタバレ ちなみにクルスニクの槍発動ムービーでアルヴィンからもマナが吸い取られていたことから、 精霊術を使えないほど霊力野は退化しているがエレンピオス人にも霊力野自体は存在する。 ▲ エクシリア2 断界殻が解放され、源霊匣が普及されるまでの猶予のマナのおかげで黒匣に頼る生活を変わらず送っている。 断界殻が解かれたことにより両世界が統合されたものの、未だにリーゼ・マクシア人への敵意や偏見を持つ陣営もいる。 ▲ 関連リンク 関連項目 エレンピオス 霊力野(ゲート) 黒匣 マナ 源霊匣 アルヴィン ルドガー・ウィル・クルスニク エル・メル・マータ ユリウス・ウィル・クルスニク ▲ 類似項目 ▲
https://w.atwiki.jp/marcher/pages/346.html
私には夢がある。 それは…。 「…気ぃついたんか」 「あなたは天使?のはずないですね。 私みたいな人間が天国に来れるはずがない」 薄暗がりに二つ声が響く。 どちらも若い女の声。 「ここは天国じゃない。 でも地獄でもない。 現実の世界」 「ということは地獄ですね。 能力者と一般人の間で凄惨な戦争が続いてるんですから」 高層ビルの屋上の機械室は分厚い鉄の扉で、外の世界とは隔絶されている。 しかし下界で繰り広げられている闘争の気配は伝わってくる。 「あんたの身体はなかなか鍛え上げられてるな。 なのになんでこの程度の傷であきらめようとした?」 そう言って何かを床に放り投げる。 小さな金属の塊、銃弾だ。 「護身用の拳銃で殺傷力もあまり無かった。 なのになんで? まるで自分の命を放り捨てようとしたみたいや」 傷ついた身体を床に横たえている女に対して、年上の女が言った。 「その通り。 私は探しに来たんですよ。 悔い多き人生に幕を閉じるのに相応しい場所をね」 その言葉を聞いた年上の女の顔が歪む。 「あなたが私を助けたんですね。 ほんとうに余計なことをしてくれたです」 「そんなことを言うような人には見えんけど」 「私はある組織で働いていました。 緑炎執行人としてね。 組織を裏切った者。 組織の正義に歯向かう者を地獄の業火で焼き尽くすのが私の仕事でした」 緑炎執行人と名乗った女は、そこまで話すと自分の命を救った女を見つめる。 「奪った命の数も覚えていません。 自分の名前だって覚えてません」 自分は幼い頃に組織に買われ、それまでの記憶を奪われたのですから名前さえないんですと自嘲する。 「この戦争の原因となった一般人の政府要人の暗殺だって、何人かは私が手がけました。 こんな私は死んだほうがいい。 私が死んだって泣く人間など一人もいないのですから」 だから、助けることなど無かったと年上の女を詰る緑炎執行人。 「…あの子は泣いとったよ」 「えっ」 「自分のことを助けてくれたリンリンマンが死んでしまうって泣いとったよ」 「あの子供は無事だったのですか」 女は良かったと安堵する緑炎執行人に複雑な視線を注ぐ。 全人口の99パーセントを占める一般人に管理され迫害されてきた1パーセントの能力者。 彼らの一般人に対する反抗は、時の内閣の中枢に座る9人の閣僚の暗殺から始まった。 露骨で暴力的な能力者の犯行に激昂した一般人の暴発。 その対象が能力者であるうちは比較的静観していた治安当局も、社会全体を揺るがしかねない暴動への発展する兆しが見え始めると鎮圧に乗り出した。 その隙を突いて能力者は次の一手を打つ。 圧倒的に不利な兵力差を埋める為に凶悪犯を収監していた刑務所を襲ったのだ。 元々人に危害を加えることに何の躊躇いもない凶悪犯たちは、洗脳によってその傾向を助長された。 能力者の操り人形となった凶悪犯たちは街に出ると、一般市民を恐慌状態に陥れた。 治安当局の指揮系統を寸断した能力者集団は、軍隊の所持する大量破壊兵器を奪取し、自分たちのこの国からの独立を宣言する。 数で優る一般人の政府の逆襲は能力者政府を押し戻したものの、領土問題を抱える第三国の介入によって事態は泥沼化した。 そしてこの国から平和は無くなった。 自らの行為がもたらした戦争の地獄絵図に失望して、戦線を離れた緑炎執行人は辿り着いたこの街で一人の少年を助けた。 戦火に包まれた住宅の中から助けを求める声がした時、自然と身体が動いたのだ。 食堂の床下に設けられた収納庫の扉を開けたとき、彼女は銃撃された。 緑炎執行人を敵だと思った少年が、護身用の拳銃を発射したのだ。 脅える少年に緑炎執行人は言った。 「ジャジャーン!正義のヒーロー、リンリンマン参上! こんな所に閉じこめられていたあなたは誰? リンリンマンに教えて下さい」 おずおずと自分の名を告げた少年を緑炎執行人は促がした。 「早く、この地区の緊急避難所までお逃げなさい。 リンリンマンは他に逃げ遅れた人がいないか探さなければなりません」 少年は自分が撃ってしまった緑炎執行人のことを気遣った。 傷ついた彼女を残していくことなど出来ないと。 「ハハハ、リンリンマンはヒーローですから、こんなピストルなんてチョチョイのチョイね」 少年から受け取った拳銃を燃やしてみせた緑炎執行人は、少年に脱出を促がす。 いずれ再会することを約束して。 「あの子は悪くありません。 あんな状況だったら大人でも脅えます。 もしも責められるべき存在がいるとしたら、あんな子供に銃を持たせてしまうこの状況が悪いのです。 そして私にはその責任がある」 「だから、あの子には無理して明るく振舞って、心に瑕が残らんようにしたつもりやったんか?」 年上の女の言葉に緑炎執行人は頷いた。 「リンリンマンという名前は何となく思いついたデス。 可愛くてカッコいいと思ったのですが」 初めて仄かな笑みを浮かべる緑炎執行人に女は厳しい視線を向ける。 「あんたは大変な考え違いをしている。 誰かを助ける為に自分の命を失ったらダメ。 誰かのことを助ける時には、自分の命のことも頭の隅に置いておくべきや。 あんたが自分の命を犠牲にその子のことを助けたとしても、助けられた子は本当に救われたっていえるんか? あの子はあんたが姿を現さなければあんたが死んでしまったと思う。 そしてあんたの死に責任を感じ、一生そのことを背負ってしまう。 だから自分の命と引き換えにあの子のことが救えるだなんて思ったらダメ。 必ずあんたも助かるんや。 そして一緒に…」 「そしてどうしろっていうんです」 「笑おう。 無様でカッコ悪い生を喜び合うんや」 女の言葉を聞いた緑炎執行人は失笑した。 「どうやって喜び合えというんです。 忌まわしい死の執行人だった私があの子と笑い合うなんて無理です」 「無理なもんか! あんたなら出来る。 それに、それにもしあんたがこのままどこかで死んでしまったら、私が悲しい」 そう言った女は傷ついた緑炎執行人を抱きしめた。 緑炎執行人は戸惑い、突き放そうとするが女はそれを許さない。 女の身体から伝わってくる温かさが緑炎執行人に伝わった。 「何で名前も知らない私のためにあなたが悲しむんです?」 「あんたには素敵な名前がある。 リンリンマンというとても素敵な名前が」 「痛いです。 放してください」 その声の響きを聞いた女はようやく緑炎執行人を解放した。 「どうやら死神とオサラバしたみたいやな」 「簡単なことじゃないですよ。 あなたの言ったことは」 「人が人を救うというのは大変なことだと思うやよ」 そう言った女は立ち上がると傍らに置いてあった荷物を背負う。 大きなリュックから覗くのは、食パンの塊や牛乳のパックなどの食料品だった。 「買出しにしても多くないですか?」 「ああ、私喫茶店をやってるから」 「喫茶店…ですか? こんな時勢なのに」 「こんなご時勢やからこそ意地でも続けたい。 焼け出されたら掘っ立て小屋を建ててでも続ける。 私のコーヒーを飲みたいっていうお客さんがいる限りは」 そう言うと女は自分の店の名を告げ、去っていった。 光の粒子となって。 あの人私よりも日本語がバッチリじゃないですね。 自分相手に喋り捲ったせいか、最後の最後で噛んでしまい、肝心の店の名は聞き取れなかった。 私には夢がある。 それは夢と呼ぶには恥ずかしいぐらいささやかな望み。 もう少し時間がたって身体が動くようになったら、あの子を探しに行こう。 あの子が家族と再会できていたら、そのことを喜び合おう。 もしもあの子が一人ぼっちだったら、あの子に笑いが戻るまでその傍らにいよう。 そしてもしも叶うなら、その幼い手を引いて喫茶店を探しに行こう。 そして「リ」で始まり「ト」で終わるというその店を見つけたら、あの女の淹れたコーヒーを頼もう。 あの子には温かいパンケーキか甘い甘いハニートーストを。 夢は素晴らしい。 今日と明日を繋ぐ希望の架け橋となる。
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2227.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 1066 ゆっくりの進化 一 後半/コメントログ」 ゆ虐じゃないような気がするけど、良いんじゃないかな。ゆっくりできたよ。 -- 2010-11-28 17 27 45 生まれただけで迫害されるって悲しいな‥‥。こういう話も好きです。是非続きを見てみたい。 -- 2012-01-26 19 51 30 ゆっくりできましたぁあぁぁぁ 悪者ゆっくりをゆ虐するのもいいね -- 2012-02-19 22 52 04 ゆっくりいいいぃぃ ぞくへんさんちょうだいね!たくさっ はっ ちょ、ちょっとでいいよ…ガタガタブルブル -- 2012-07-26 11 03 54 >ゆうかはどこからかギターを取り出し、それに合わせてうどんげが派手な衣装で踊り ヘェーラロロォールノォーノナーァオオォー アノノアイノノォオオオォーヤ ラロラロラロリィラロロー ラロラロラロリィラロ ヒィーィジヤロラルリーロロロー♪ -- 2012-08-04 02 20 21 ん?先生ってけーね? -- 2013-01-06 13 50 48 もう6年か.待つのもいいなwwww -- 2016-01-09 12 26 27 種族名を書いてないから分かりにくい。 ・長はありす(親はくいーんありすか?) ・参謀兼先生はけーね ・副長はみょん ・幹部の一人はめーりん?(お飾り無し?) って感じか? ※今さらながら、胴付きの発生率多くね!? -- 2018-01-26 03 03 17
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1910.html
ゆっくりは自分以外のゆっくりを迫害する事を容赦しない。 それが奇形なら尚更で、跳ねれない・歯がないという理由で親が子を殺す事もあるのだ。 そして、ここに二種類のゆっくりがいる。 一匹はゆっくりめーりん 皮が厚くて丈夫なのだが、喋れないという欠点を持つ。 もう一匹はゆっくりこうりん 高い知能を持つが、目が見えないという欠点を持つ。 この欠点のせいで、他のゆっくりから二匹は虐められていた。 何かをしたわけでもない。ただ、目が見えない・喋れないという理由だけでだ… ゆっくりこうりんは辟易していた。理由は、先程からずっと後ろをつけてくる他のゆっくりの存在である。 こうりんの目が見えない事を知っているから、他のゆっくりはこうりんの失態をずっと待っているのだ。 言葉では頭の良いこうりんに勝つことはできない為、転んだりしたら思い切り馬鹿にしたいのである。 しかし、先程からこうりんはそんな失態を見せることは無かった。 それどころか、まるで目が見えているかの如くスイスイ道を進んでいく。 石があれば飛び越え、穴があったら横にそれる。 小賢しいありすやぱちゅりーは先回りして石を置いたり穴を掘ったりしたのだが、それでもこうりんは引っ掛からない。 やがてつまらないとぶつぶつ文句を言いながら、ゆっくり達はどこかへ行ってしまった。 ゆっくりめーりんは耐えていた。いつも受けるいじめという理不尽な暴力に。 手に掛けているのは先程こうりんの後をつけていたゆっくり達である。 それぞれが石を投げたり体当たりをかまして、めーりん独特の鳴き声を聞こうとするのだがめーりんは鳴かない。 最近はずっとそうである。いつもならすぐ聞けるあの無様な鳴き声が聞けないため、ゆっくり達は気に食わなかった。 最後はまりさが木の枝で突き刺したが、結局めーりんは鳴き出さなかった。 抜かれた枝の穴から中身が出ても、めーりんは痛みを堪える為に目を瞑り歯を食い縛っている。 拍子抜けしたとばかりに、めーりんを放ってゆっくり達は帰っていった。 どれくらいの時間がたっただろうか。日は沈み、辺りが薄暗くなり始めた頃放置されていためーりんに近づくゆっくりがいた。 ゆっくりこうりんである。 こうりんはめーりんが刺された傷に葉っぱを当て、めーりんを背負って静かに移動する。 目的地は自分の住みかである洞のある木、あそこなられみりゃに見つかる事はないからだ。 そんなこうりん達を見ている影が一つあるとも知らず… 「きょうもさんざんだったぜ」 そう言いながら、リーダーのまりさが息を吐いた。 ここはあるゆっくり達の集落の一つ。その中の洞窟に、この森のゆっくりが集まっていた。 正確には、先程こうりんとめーりんに手を出していたゆっくりである。 「さいきんあのゴミクズがなかないからほんとうにつまらないんだぜ」 「めなしはめなしでなんにもはんのうしないからつまらないのよ!」 「ぱちゅのいうとおりだわ。ありすがわざわざおいたいしにもひっかからないし」 「ほんとうにくうきのよめないやつらなんだぜ」 「むぎゅ!クズはばかなんだからきたいするはんのうくらいすればいいのに、ほんとうにクズね」 「あのめなしはめなしでいなかものなんだからとかいはのありすたちのおもいどおりにならないからいやになるわ」 好き勝手に文句を言うゆっくり達。ちなみに目無しとはゆっくりこうりんを指す言葉である。 「みんな~ おもしろいものをみてきたよ!!」 そこに一匹のれいむが帰ってきた 「おもしろいものってなんなんだぜ?」 「まぁ、れいむのみつけたことだからどうせたいしたことはないとおもうわ」 「ぱちゅにどういね」 「むぅ~ ぱちゅもありすひどいよ!!」 そういいながられいむは頬を膨らませた。 「ぱちゅもありすもいまはれいむのはなしをきかなきゃだめなんだぜ」 「むぎゅ…」 「わ、わかったわよ」 「で、おもしろいはなしをきかせてほしいんだぜれいむ」 「うん! まりさのためにゆっくりしないではなすよ!」 れいむが話した内容はこうりんがめーりんを治療してどこかへ連れて行ったと極めて簡潔なことだった。 「はぁ、それがどうしたのよ」 「む、ひどいよありす!」 「だってそうでしょう。めなしとクズがただいっしょにかえったってだけじゃない」 「ぱ、ぱちゅりーまでひどいよ!! まりさはそうおもわないよね!!」 縋る思いでまりさを見つめるれいむ。視線の先には何か思いついたのか、にやついてるまりさがいた。 「れいむはおもしろいじょうほうをもってきてくれたんだぜ!! さっそくいくぜ!!」 「お、おもいついたっていったいなにをよ!!」 「そうよ!せつめいしなさい!!」 「いきながらせつめいするからみんなついてくるんだぜ!!」 そう言いながら、洞窟の外へまりさは駆け出した。残りの三匹も後を追う。 めーりんが目を覚ますと、体の節々に痛みがあるのを感じた。昨日受けた暴力の名残である。 特に枝に刺された部分は、葉っぱが当てられてはいるものの傷は完全には塞がっていなかった。 とりあえず治療してくれたゆっくりにお礼を言おうと洞の中を見渡すが、誰の姿も無い。 ただ、この場所が誰の住処なのかは分かっていた。 初めて会った時に、そのゆっくりと約束した場所だからだ。 とりあえず傷は痛むものの、めーりんは探すために外へ出て周囲を探し始めた。 自分の中身を出さないよう、静かにゆっくりと跳ねるめーりん。 探し始めてすぐに相手を見つけることはできた… まりさに踏まれているこうりんをだ… 「まりさ! クズめーりんがきたよ!!」 「みればわかるんだぜれいむ。まりさはめなしじゃないんだからな!」 「ゆ、ごめん…」 「ありすとぱちゅはやれ!」 「むきゅ!」 「まっかせて!」 まりさの合図によって現れた二匹はめいりんを二本の枝で貫き地面に釘付ける。 その内の一本は、昨日貫いた場所を刺していた。 「~~~~~!!」 思わず悲鳴をあげそうになるが、めいりんは必死に歯を食い縛る。 「めーりんはすごいね、そんないたいめにあってもなかないんだから」 「そうね、わたしみたいにからだがじょうぶじゃないてんさいならいまのでしんでるわ」 「いなかものはじょうぶってことね」 暢気に喋る三匹だが、まりさだけは気に食わなかった。 めーりんのあの無様な鳴き声を聞いてこそ、自分は初めてすっきりできるのだ。 それなのに鳴かない。だから余計に気に食わない。 踏んづけているこうりんをれいむに交代してもらい、まりさはめーりんに飛び乗る。 「~~~~~!!」 まりさの方が二回りほど大きい上でのプレスだ。いくら軽めに跳んでも、かかる重圧は半端でない。 まりさはめーりんの目を見る。その目は怯えず、しっかりと何か意思を持った瞳であった。 「きにくわないんだぜ!!」 まりさは何度もめーりんをプレスする。貫かれている所からめーりんの中身が噴出すが容赦しない。 何度も何度も、鳴かせる為だけにプレスを続ける 「ねえまりさ、それがなかないのってこのめなしがいるからじゃないかしら?」 まりさがめーりんを踏みつけていると、ありすがいきなり話しかけてきた。 「どういう意味なんだぜ?」 「だからね、そのクズがなかないのは、このめなしがいるからなのよ!」 こうりんを踏みつけまりさにいうありす。 「ありすのかわりにわかりやすくせつめいしてあげるわ。そのクズはね、このめなしにぶざまなところをみせたくないのよ」 「クズめーりんがか?」 「そうよ。クズのなきごえはとてもみにくいでしょう? だからきかれたくないのよ!!」 ぱちゅの言ってることがわかり、納得するまりさ。 つまり、好いた相手に嫌われたくないから鳴かない。そんな理由で、このゴミクズは自分の思い通りにならなかったのか… そして、それがわかったまりさはめーりんに腹が立ち、手加減無しの踏みつけ行った。 踏みつけを終えたまりさはそのままめーりんから降りる。 もう、めーりんの命の灯火は消えかけているとわかったからだ。 めーりんの周りは傷口から吹き出た中身で赤く染まり、確実に致死量以上の中身が出ていた。 「つまらないやつだったぜ」 「まりさ、だいじょうぶ?」 「ほんとうになまいきなやつだったわね」 「あのゴミはどうするの?」 れいむとぱちゅは近づき、ありすが顎で指し示したのは、もうほとんど死にかけているめーりんだ。 放っておけば確実に死ぬし、何かをしたとしても助かることはないだろう… 「もうつかれたからやすむんだぜ。あのクズはぱちゅとありすですきにしていいんだぜ!」 しかし、このまりさは容赦しなかった。 自分の機嫌を損ねためーりんを、許すことなどしなかった。 好きにしていいと言われたぱちゅりーとありすはめいりんに刺さっている木の枝を抜き、再び刺す。 「クズはクズらしくぶざまになきなさいよ!!」 「そのきもちわるいこえをきかせなさい!!」 ひたすら 抜いて 刺す 抜いて 刺す 抜いて 刺す 抜いて 刺す 抜いて 刺す 抜いて 刺す 抜いて 刺す 抜いて 刺す 何度も繰り返すことによって、めーりんのいた場所は緑色の帽子と赤いめーりんの中身、皮の残骸だけが残った。 「君達は、本当に愚かだよ…」 めーりんが死んだのを見て、今までずっと黙っていたゆっくりこうりんが口を開いた。 「ゆ?」 「めなしのくせになまいきだぜ。いままでずっとなにもしなかったよわむしのくせに」 まりさがすぐ挑発をする。色々消化不良だから、今度はこーりんですっきりしようと考えたのであろう。 「弱虫か… 僕はね、今君達に殺された子との約束を守っていただけなんだよ」 「やくそく? あのクズめーりんと?」 「しゃべれないあのゴミクズとどうやってやくそくできたのかおしえてもらいたいわ!」 「ま、ゴミクズとめなしのいなかものコンビにならできるかもしれないわね!」 ありすの言葉に笑う四匹。しかしこうりんだけは静かに佇んでいた。 「ゴミクズね、僕に言わせれば君達の方が十分ゴミクズだよ」 「ゆっ!!」 「むぎゅ!! 「なまいきよあなた!!」 「あんなゴミクズとまりさたちをいっしょにするなんてゆるせないんだぜ!! やっちまえれいむ!!」 「まかせて!!」 まりさの言葉にれいむが返事をし、近くにいるこうりんを潰すために跳躍する。 「ゆっくりつぶれてね!!」 踏み潰す為の攻撃がれいむが繰り出す。喰らえばこうりんは助からなかったろう。喰らえばだが… こうりんは踏み潰される前に前転し、れいむのプレスを避ける。 「ゆ!?」 これに驚いたのはれいむだ。相手は目が視えない筈なのに、自分の攻撃を避けたのだから。 そして、れいむは二度と目に光が入ることはなかった… れいむのプレスを避けたこうりんは人間の武器――苦無――を口から出して銜え、れいむに振り返って目の部分を切りつけたのだ。 いきなりの事で動けない三匹… 何が起きたのかわからなかったのだ。 「まりざぁぁぁぁ!!めがあぢゅいよぉぉぉぉ!!ぐらいよぉぉぉぉぉ!!ごわいよぉぉぉぉ!!」 れいむの叫び声で我を取り戻し、ありすとぱちゅは銜えている枝でこうりんに突撃する。 しかし、こうりんは突き出された枝を跳躍で飛び越え、そのまま懐に入って二匹の目をれいむのように刈取った。 「どぼじでぇぇぇぇぇ!!」 「なんでわがるのぉぉぉぉ!!」 同じように騒ぎ出す二匹。これで残っているのはまりさだけになった。 「ま、まってほしいんだぜ!!」 恐怖を感じたまりさは逃げるチャンスを探す。あの三匹のように目無しにはなりたくなかったからだ。 「なんでおまえはいままでなにもしなかったのにいきなりおそってきたのかおしえてほしいんだぜ!!」 そして、一つの疑問があった。今まで何もしてこなかったこの目無し――こうりん――が、何でいきなり襲ってきたのかを知りたかったのだ。 「言ったろ? 僕は君達にゴミクズゴミクズ言われていたあのめーりんとの約束を守っていただけだって」 「そ、それはきいたからわかるぜ!! そのやくそくがなんなのかをおしえてもらいたいんだぜ!!」 そう言いながら、まりさは周囲を伺う。相手が目が視えないのだから、立ち向わずに逃げ出せば追ってこれないと考えたのだ。 「君はあのめーりんが何で鳴かなかったかわかっているのかい?」 「ゆ? ありすがいってたんだぜ! めーりんはおまえがすきだからみにくいあのなきごえをきかせたくなかったって!!」 「それがもう間違えているんだよ。僕がこの森に着いた時あの子に言ったんだ。『君を虐める奴らを殺そうか?』ってね。 でも、あのめーりんはそれを断ったんだ。今まで転々としてきた森で出会っためーりん達のようにね」 「な、なんでそんなおそろしいことをめーりんなんかにいったんだぜ!!」 「僕は言ってみただけさ。僕が目無しと呼ばれ迫害されるように、めーりんは喋れないというだけで暴力を受ける。君達のようなクズからね」 「まりさはクズなんかじゃないぜ!!」 「それに、話は聞いてもらいたいね。あの子は『ちゃんと』断ったんだ。いくら虐められても自分は大丈夫だってね。 そこで僕はある約束をした。『君が虐められても大丈夫というのなら、一度も鳴くな』ってね。 めーりんは頑張って守ろうとしたよ。自分を虐める奴らを僕から守る為に、必死で鳴かないよう頑張ったんだ」 こうりんが話しに夢中になっているのを感じ、少しずつまりさは距離をあけていく。 「結局、めーりんは僕から守ろうとしたゆっくり達の手で殺されてしまったけどね… 今にも逃げ出そうとしてるクズの手で!!」 その言葉を聞くと同時にまりさは走り出した。 自分の考えが読まれていると感じて、すぐにでも逃げ出さねばれいむ達と同じ目にあってしまうと思ったのだ。 幸い足には他の三匹と比べても自身があった。 あんな目無しに自分が追いつかれるわけがない… 必死にまりさは走り出す。 「ひゅぎゅ!!」 しかし、途中で転んでしまった。 転んだ理由は… 帽子と中身が散らばっためーりんを踏んで滑ってしまったのだ。 急いで立ち上がろうとするが、それはできなかった。自分の体に刺さった木の枝のせいで… 「ゆぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!ぬいでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」 あまりの痛みにまりさは刺した相手、こうりんに懇願する。早く抜いてもらわねば死んでしまうと思ったのだろう。 「おいおい、これから君は目を刈取られるんだよ? この程度の痛みなんてかすり傷みたいなもんさ」 「いいがらぬいでぇぇぇぇ!!!!じんじゃうぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」 「大丈夫だよ。めーりんは君に刺されても生きてたろ? 問題ないさ」 「あんなのどいっじょにじないでよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!まりざじんじゃうよぉぉぉぉぉ!!!!」 「ふぅ、騒がしい奴だ。君は反省しているのか?」 「じでまずぅぅぅぅぅぅ!!!! だがらぬいでぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」 「本当かい? 僕は嘘吐きは許さないよ?」 「はぃぃぃぃぃぃぃだがらぬいでぇぇぇぇぇ!!!!」 「…わかったよ、抜いてやる」 「ありがどうございまずぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」 口ではこんな風に言っているまりさだが、頭の中ではどうやってこうりんに復讐するかを考えていた。 自分をこんな痛い目にあわせた目無しをぶっ殺してやると。 「じゃあ、抜くから目を瞑ってね」 「はぃぃぃぃぃ!!」 まりさは心の中で笑っていた。これで自分の勝ちだ。 これを抜いたら目無しを潰して、奴隷にすると決めていた。 そんな夢を見ていたら、右目の瞼に冷たいものが触れてそのまま目がくりぬかれた。 「いあぁぁあぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!! まりざのめがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 「大丈夫だよ、もう一個も抜いてあげるから」 「やめでぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ まりざがなにじたのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」 「君は嘘吐きだからね、目玉をくりぬいたんだよ。言ったろ? 嘘吐きは許さないって」 「まりざはうぞづいでなあいよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!! だずげてぇぇぇぇぇぇ!!!!」 「君は騙せたつもりかもしれない。だけど、僕は他のゆっくりが考える事がわかるんだよ。口に出さなくても、ね。 だから僕は喋れないめーりんと意思疎通もできるんだ」 「やだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁやべでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぬがないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 「君みたいなのがいるとね、僕はゆっくりできないんだよ」 じゃあねと言いながら、こうりんはまりさの左目も取り出した。 ある一匹のゆっくりこうりんがいた。 目が見えない・喋れないという理由で迫害される自分とゆっくりめーりんに疑問をもったゆっくりこうりんだ。 そして、そのゆっくりこうりんは考えたのだ。 自分達と同じように他のゆっくりの目を取り出して目を視えなくする。 そして、目が視えない・喋れないゆっくりだけになれば誰も迫害されなくなると。 こうりんはこの森のゆっくり全てから目を取り出して、また別の集落を求めて歩き出す。 この森のゆっくりを守ろうとした、ゆっくりめーりんのお墓に花を添えて…… これで書いた作品が小ネタを含めると5つになりました~読んでくださった方、本当にありがとうございます。 今回は、これらにインスパイアされて書いてみようと思った作品です。 fuku1439.txt? fuku1441.jpg fuku1496.jpg の作者様、本当にありがとうございました。 ちなみに自分の中でゆっくりこうりんはうしおととらのさとりのイメージ 最後に、御目汚し失礼!! このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/401.html
ゆっくりは自分以外のゆっくりを迫害する事を容赦しない。 それが奇形なら尚更で、跳ねれない・歯がないという理由で親が子を殺す事もあるのだ。 そして、ここに二種類のゆっくりがいる。 一匹はゆっくりめーりん 皮が厚くて丈夫なのだが、喋れないという欠点を持つ。 もう一匹はゆっくりこうりん 高い知能を持つが、目が見えないという欠点を持つ。 この欠点のせいで、他のゆっくりから二匹は虐められていた。 何かをしたわけでもない。ただ、目が見えない・喋れないという理由だけでだ… ゆっくりこうりんは辟易していた。理由は、先程からずっと後ろをつけてくる他のゆっくりの存在である。 こうりんの目が見えない事を知っているから、他のゆっくりはこうりんの失態をずっと待っているのだ。 言葉では頭の良いこうりんに勝つことはできない為、転んだりしたら思い切り馬鹿にしたいのである。 しかし、先程からこうりんはそんな失態を見せることは無かった。 それどころか、まるで目が見えているかの如くスイスイ道を進んでいく。 石があれば飛び越え、穴があったら横にそれる。 小賢しいありすやぱちゅりーは先回りして石を置いたり穴を掘ったりしたのだが、それでもこうりんは引っ掛からない。 やがてつまらないとぶつぶつ文句を言いながら、ゆっくり達はどこかへ行ってしまった。 ゆっくりめーりんは耐えていた。いつも受けるいじめという理不尽な暴力に。 手に掛けているのは先程こうりんの後をつけていたゆっくり達である。 それぞれが石を投げたり体当たりをかまして、めーりん独特の鳴き声を聞こうとするのだがめーりんは鳴かない。 最近はずっとそうである。いつもならすぐ聞けるあの無様な鳴き声が聞けないため、ゆっくり達は気に食わなかった。 最後はまりさが木の枝で突き刺したが、結局めーりんは鳴き出さなかった。 抜かれた枝の穴から中身が出ても、めーりんは痛みを堪える為に目を瞑り歯を食い縛っている。 拍子抜けしたとばかりに、めーりんを放ってゆっくり達は帰っていった。 どれくらいの時間がたっただろうか。日は沈み、辺りが薄暗くなり始めた頃放置されていためーりんに近づくゆっくりがいた。 ゆっくりこうりんである。 こうりんはめーりんが刺された傷に葉っぱを当て、めーりんを背負って静かに移動する。 目的地は自分の住みかである洞のある木、あそこなられみりゃに見つかる事はないからだ。 そんなこうりん達を見ている影が一つあるとも知らず… 「きょうもさんざんだったぜ」 そう言いながら、リーダーのまりさが息を吐いた。 ここはあるゆっくり達の集落の一つ。その中の洞窟に、この森のゆっくりが集まっていた。 正確には、先程こうりんとめーりんに手を出していたゆっくりである。 「さいきんあのゴミクズがなかないからほんとうにつまらないんだぜ」 「めなしはめなしでなんにもはんのうしないからつまらないのよ!」 「ぱちゅのいうとおりだわ。ありすがわざわざおいたいしにもひっかからないし」 「ほんとうにくうきのよめないやつらなんだぜ」 「むぎゅ!クズはばかなんだからきたいするはんのうくらいすればいいのに、ほんとうにクズね」 「あのめなしはめなしでいなかものなんだからとかいはのありすたちのおもいどおりにならないからいやになるわ」 好き勝手に文句を言うゆっくり達。ちなみに目無しとはゆっくりこうりんを指す言葉である。 「みんな~ おもしろいものをみてきたよ!!」 そこに一匹のれいむが帰ってきた 「おもしろいものってなんなんだぜ?」 「まぁ、れいむのみつけたことだからどうせたいしたことはないとおもうわ」 「ぱちゅにどういね」 「むぅ~ ぱちゅもありすひどいよ!!」 そういいながられいむは頬を膨らませた。 「ぱちゅもありすもいまはれいむのはなしをきかなきゃだめなんだぜ」 「むぎゅ…」 「わ、わかったわよ」 「で、おもしろいはなしをきかせてほしいんだぜれいむ」 「うん! まりさのためにゆっくりしないではなすよ!」 れいむが話した内容はこうりんがめーりんを治療してどこかへ連れて行ったと極めて簡潔なことだった。 「はぁ、それがどうしたのよ」 「む、ひどいよありす!」 「だってそうでしょう。めなしとクズがただいっしょにかえったってだけじゃない」 「ぱ、ぱちゅりーまでひどいよ!! まりさはそうおもわないよね!!」 縋る思いでまりさを見つめるれいむ。視線の先には何か思いついたのか、にやついてるまりさがいた。 「れいむはおもしろいじょうほうをもってきてくれたんだぜ!! さっそくいくぜ!!」 「お、おもいついたっていったいなにをよ!!」 「そうよ!せつめいしなさい!!」 「いきながらせつめいするからみんなついてくるんだぜ!!」 そう言いながら、洞窟の外へまりさは駆け出した。残りの三匹も後を追う。 めーりんが目を覚ますと、体の節々に痛みがあるのを感じた。昨日受けた暴力の名残である。 特に枝に刺された部分は、葉っぱが当てられてはいるものの傷は完全には塞がっていなかった。 とりあえず治療してくれたゆっくりにお礼を言おうと洞の中を見渡すが、誰の姿も無い。 ただ、この場所が誰の住処なのかは分かっていた。 初めて会った時に、そのゆっくりと約束した場所だからだ。 とりあえず傷は痛むものの、めーりんは探すために外へ出て周囲を探し始めた。 自分の中身を出さないよう、静かにゆっくりと跳ねるめーりん。 探し始めてすぐに相手を見つけることはできた… まりさに踏まれているこうりんをだ… 「まりさ! クズめーりんがきたよ!!」 「みればわかるんだぜれいむ。まりさはめなしじゃないんだからな!」 「ゆ、ごめん…」 「ありすとぱちゅはやれ!」 「むきゅ!」 「まっかせて!」 まりさの合図によって現れた二匹はめいりんを二本の枝で貫き地面に釘付ける。 その内の一本は、昨日貫いた場所を刺していた。 「~~~~~!!」 思わず悲鳴をあげそうになるが、めいりんは必死に歯を食い縛る。 「めーりんはすごいね、そんないたいめにあってもなかないんだから」 「そうね、わたしみたいにからだがじょうぶじゃないてんさいならいまのでしんでるわ」 「いなかものはじょうぶってことね」 暢気に喋る三匹だが、まりさだけは気に食わなかった。 めーりんのあの無様な鳴き声を聞いてこそ、自分は初めてすっきりできるのだ。 それなのに鳴かない。だから余計に気に食わない。 踏んづけているこうりんをれいむに交代してもらい、まりさはめーりんに飛び乗る。 「~~~~~!!」 まりさの方が二回りほど大きい上でのプレスだ。いくら軽めに跳んでも、かかる重圧は半端でない。 まりさはめーりんの目を見る。その目は怯えず、しっかりと何か意思を持った瞳であった。 「きにくわないんだぜ!!」 まりさは何度もめーりんをプレスする。貫かれている所からめーりんの中身が噴出すが容赦しない。 何度も何度も、鳴かせる為だけにプレスを続ける 「ねえまりさ、それがなかないのってこのめなしがいるからじゃないかしら?」 まりさがめーりんを踏みつけていると、ありすがいきなり話しかけてきた。 「どういう意味なんだぜ?」 「だからね、そのクズがなかないのは、このめなしがいるからなのよ!」 こうりんを踏みつけまりさにいうありす。 「ありすのかわりにわかりやすくせつめいしてあげるわ。そのクズはね、このめなしにぶざまなところをみせたくないのよ」 「クズめーりんがか?」 「そうよ。クズのなきごえはとてもみにくいでしょう? だからきかれたくないのよ!!」 ぱちゅの言ってることがわかり、納得するまりさ。 つまり、好いた相手に嫌われたくないから鳴かない。そんな理由で、このゴミクズは自分の思い通りにならなかったのか… そして、それがわかったまりさはめーりんに腹が立ち、手加減無しの踏みつけ行った。 踏みつけを終えたまりさはそのままめーりんから降りる。 もう、めーりんの命の灯火は消えかけているとわかったからだ。 めーりんの周りは傷口から吹き出た中身で赤く染まり、確実に致死量以上の中身が出ていた。 「つまらないやつだったぜ」 「まりさ、だいじょうぶ?」 「ほんとうになまいきなやつだったわね」 「あのゴミはどうするの?」 れいむとぱちゅは近づき、ありすが顎で指し示したのは、もうほとんど死にかけているめーりんだ。 放っておけば確実に死ぬし、何かをしたとしても助かることはないだろう… 「もうつかれたからやすむんだぜ。あのクズはぱちゅとありすですきにしていいんだぜ!」 しかし、このまりさは容赦しなかった。 自分の機嫌を損ねためーりんを、許すことなどしなかった。 好きにしていいと言われたぱちゅりーとありすはめいりんに刺さっている木の枝を抜き、再び刺す。 「クズはクズらしくぶざまになきなさいよ!!」 「そのきもちわるいこえをきかせなさい!!」 ひたすら 抜いて 刺す 抜いて 刺す 抜いて 刺す 抜いて 刺す 抜いて 刺す 抜いて 刺す 抜いて 刺す 抜いて 刺す 何度も繰り返すことによって、めーりんのいた場所は緑色の帽子と赤いめーりんの中身、皮の残骸だけが残った。 「君達は、本当に愚かだよ…」 めーりんが死んだのを見て、今までずっと黙っていたゆっくりこうりんが口を開いた。 「ゆ?」 「めなしのくせになまいきだぜ。いままでずっとなにもしなかったよわむしのくせに」 まりさがすぐ挑発をする。色々消化不良だから、今度はこーりんですっきりしようと考えたのであろう。 「弱虫か… 僕はね、今君達に殺された子との約束を守っていただけなんだよ」 「やくそく? あのクズめーりんと?」 「しゃべれないあのゴミクズとどうやってやくそくできたのかおしえてもらいたいわ!」 「ま、ゴミクズとめなしのいなかものコンビにならできるかもしれないわね!」 ありすの言葉に笑う四匹。しかしこうりんだけは静かに佇んでいた。 「ゴミクズね、僕に言わせれば君達の方が十分ゴミクズだよ」 「ゆっ!!」 「むぎゅ!! 「なまいきよあなた!!」 「あんなゴミクズとまりさたちをいっしょにするなんてゆるせないんだぜ!! やっちまえれいむ!!」 「まかせて!!」 まりさの言葉にれいむが返事をし、近くにいるこうりんを潰すために跳躍する。 「ゆっくりつぶれてね!!」 踏み潰す為の攻撃がれいむが繰り出す。喰らえばこうりんは助からなかったろう。喰らえばだが… こうりんは踏み潰される前に前転し、れいむのプレスを避ける。 「ゆ!?」 これに驚いたのはれいむだ。相手は目が視えない筈なのに、自分の攻撃を避けたのだから。 そして、れいむは二度と目に光が入ることはなかった… れいむのプレスを避けたこうりんは人間の武器――苦無――を口から出して銜え、れいむに振り返って目の部分を切りつけたのだ。 いきなりの事で動けない三匹… 何が起きたのかわからなかったのだ。 「まりざぁぁぁぁ!!めがあぢゅいよぉぉぉぉ!!ぐらいよぉぉぉぉぉ!!ごわいよぉぉぉぉ!!」 れいむの叫び声で我を取り戻し、ありすとぱちゅは銜えている枝でこうりんに突撃する。 しかし、こうりんは突き出された枝を跳躍で飛び越え、そのまま懐に入って二匹の目をれいむのように刈取った。 「どぼじでぇぇぇぇぇ!!」 「なんでわがるのぉぉぉぉ!!」 同じように騒ぎ出す二匹。これで残っているのはまりさだけになった。 「ま、まってほしいんだぜ!!」 恐怖を感じたまりさは逃げるチャンスを探す。あの三匹のように目無しにはなりたくなかったからだ。 「なんでおまえはいままでなにもしなかったのにいきなりおそってきたのかおしえてほしいんだぜ!!」 そして、一つの疑問があった。今まで何もしてこなかったこの目無し――こうりん――が、何でいきなり襲ってきたのかを知りたかったのだ。 「言ったろ? 僕は君達にゴミクズゴミクズ言われていたあのめーりんとの約束を守っていただけだって」 「そ、それはきいたからわかるぜ!! そのやくそくがなんなのかをおしえてもらいたいんだぜ!!」 そう言いながら、まりさは周囲を伺う。相手が目が視えないのだから、立ち向わずに逃げ出せば追ってこれないと考えたのだ。 「君はあのめーりんが何で鳴かなかったかわかっているのかい?」 「ゆ? ありすがいってたんだぜ! めーりんはおまえがすきだからみにくいあのなきごえをきかせたくなかったって!!」 「それがもう間違えているんだよ。僕がこの森に着いた時あの子に言ったんだ。『君を虐める奴らを殺そうか?』ってね。 でも、あのめーりんはそれを断ったんだ。今まで転々としてきた森で出会っためーりん達のようにね」 「な、なんでそんなおそろしいことをめーりんなんかにいったんだぜ!!」 「僕は言ってみただけさ。僕が目無しと呼ばれ迫害されるように、めーりんは喋れないというだけで暴力を受ける。君達のようなクズからね」 「まりさはクズなんかじゃないぜ!!」 「それに、話は聞いてもらいたいね。あの子は『ちゃんと』断ったんだ。いくら虐められても自分は大丈夫だってね。 そこで僕はある約束をした。『君が虐められても大丈夫というのなら、一度も鳴くな』ってね。 めーりんは頑張って守ろうとしたよ。自分を虐める奴らを僕から守る為に、必死で鳴かないよう頑張ったんだ」 こうりんが話しに夢中になっているのを感じ、少しずつまりさは距離をあけていく。 「結局、めーりんは僕から守ろうとしたゆっくり達の手で殺されてしまったけどね… 今にも逃げ出そうとしてるクズの手で!!」 その言葉を聞くと同時にまりさは走り出した。 自分の考えが読まれていると感じて、すぐにでも逃げ出さねばれいむ達と同じ目にあってしまうと思ったのだ。 幸い足には他の三匹と比べても自身があった。 あんな目無しに自分が追いつかれるわけがない… 必死にまりさは走り出す。 「ひゅぎゅ!!」 しかし、途中で転んでしまった。 転んだ理由は… 帽子と中身が散らばっためーりんを踏んで滑ってしまったのだ。 急いで立ち上がろうとするが、それはできなかった。自分の体に刺さった木の枝のせいで… 「ゆぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!ぬいでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」 あまりの痛みにまりさは刺した相手、こうりんに懇願する。早く抜いてもらわねば死んでしまうと思ったのだろう。 「おいおい、これから君は目を刈取られるんだよ? この程度の痛みなんてかすり傷みたいなもんさ」 「いいがらぬいでぇぇぇぇ!!!!じんじゃうぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」 「大丈夫だよ。めーりんは君に刺されても生きてたろ? 問題ないさ」 「あんなのどいっじょにじないでよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!まりざじんじゃうよぉぉぉぉぉ!!!!」 「ふぅ、騒がしい奴だ。君は反省しているのか?」 「じでまずぅぅぅぅぅぅ!!!! だがらぬいでぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」 「本当かい? 僕は嘘吐きは許さないよ?」 「はぃぃぃぃぃぃぃだがらぬいでぇぇぇぇぇ!!!!」 「…わかったよ、抜いてやる」 「ありがどうございまずぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」 口ではこんな風に言っているまりさだが、頭の中ではどうやってこうりんに復讐するかを考えていた。 自分をこんな痛い目にあわせた目無しをぶっ殺してやると。 「じゃあ、抜くから目を瞑ってね」 「はぃぃぃぃぃ!!」 まりさは心の中で笑っていた。これで自分の勝ちだ。 これを抜いたら目無しを潰して、奴隷にすると決めていた。 そんな夢を見ていたら、右目の瞼に冷たいものが触れてそのまま目がくりぬかれた。 「いあぁぁあぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!! まりざのめがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 「大丈夫だよ、もう一個も抜いてあげるから」 「やめでぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ まりざがなにじたのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」 「君は嘘吐きだからね、目玉をくりぬいたんだよ。言ったろ? 嘘吐きは許さないって」 「まりざはうぞづいでなあいよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!! だずげてぇぇぇぇぇぇ!!!!」 「君は騙せたつもりかもしれない。だけど、僕は他のゆっくりが考える事がわかるんだよ。口に出さなくても、ね。 だから僕は喋れないめーりんと意思疎通もできるんだ」 「やだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁやべでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぬがないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 「君みたいなのがいるとね、僕はゆっくりできないんだよ」 じゃあねと言いながら、こうりんはまりさの左目も取り出した。 ある一匹のゆっくりこうりんがいた。 目が見えない・喋れないという理由で迫害される自分とゆっくりめーりんに疑問をもったゆっくりこうりんだ。 そして、そのゆっくりこうりんは考えたのだ。 自分達と同じように他のゆっくりの目を取り出して目を視えなくする。 そして、目が視えない・喋れないゆっくりだけになれば誰も迫害されなくなると。 こうりんはこの森のゆっくり全てから目を取り出して、また別の集落を求めて歩き出す。 この森のゆっくりを守ろうとした、ゆっくりめーりんのお墓に花を添えて…… これで書いた作品が小ネタを含めると5つになりました~読んでくださった方、本当にありがとうございます。 今回は、これらにインスパイアされて書いてみようと思った作品です。 fuku1439.txt? fuku1441.jpg fuku1496.jpg の作者様、本当にありがとうございました。 ちなみに自分の中でゆっくりこうりんはうしおととらのさとりのイメージ 最後に、御目汚し失礼!! このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/deserteref/pages/149.html
ジュディス・ヒル(宇宙暦?年 -794?年 )は自由惑星同盟軍の軍人。オリジナルキャラクターである。 略歴 宇宙暦796年1月末、エル・ファシル海賊討伐を目的としたエル・ファシル方面軍に配属されたエリヤが旧知のルチエ・ハッセルと再会したときに、話題に出た。(39話)エリヤがエル・ファシル星系警備隊旗艦「グメイヤ」の補給員だったころの友人であった。「丸顔のジュディさん」と呼ばれていた。エリヤとマーティンとはいつも一緒に行動する仲だった。 788年8月15日、民間人と指揮下の将兵の大半を見捨てたリンチ少将の命令に従い、エル・ファシルから脱出しようとするが、帝国軍に捕らわれてしまっていた。惑星バルスの矯正区に収容された。劣悪な環境と過酷な労働に苦しみ、後から収容された者がリンチ一派の所業を広めたため、他の収容者からも迫害されるようになった。故郷に帰れぬまま6年目で病気により異郷の地に倒れる。(94話) 死亡した月日が不明瞭なので暫定的に794年死亡とするが前後する可能性あり。 同盟に帰還することはなかったので「エル・ファシルの逃亡者」としての同盟市民からのバッシングをフィリップス上級大将にかばわれることもなかった。
https://w.atwiki.jp/call-of-chaos/pages/39.html
副能力値決定表 A 1D+3 B 1D+3 C 1D+3 D 1D+3 E 1D+3 F 1D+3 G 1D+3 H 1D+3 I 1D+3 J 1D+3 平均能力値 器用度 13 敏捷度 13 知力 13 集中力 13 筋力 13 体力 13 精神力 13 運 13 外見特徴 髪の色 多種 目の色 多種 肌の色 多種 種族特徴 《アニマル・フィーチャー》 元々の種族である肉食獣の尻尾や耳などを身体的特徴として持っている 習得しない場合は、捨てられた子(ストレイヤー)として、世間的に迫害される立場となる 判定 - 消費AP - コスト - 距離 - 対象 - 習得CP 5 パッシヴ 《コモンスキル:アクロバット》のスキルを用いた判定に+1のボーナスを得る。 《アニマライズ》 感情が高ぶることにより、生命力を消耗して獣化することができる 判定 - 消費AP 2 コスト [SL×5]HP セットコスト 2 装備制限 - 距離 - 対象 - 難易度 A マイナー [命中判定]に+(SL)、[白兵攻撃]の[ダメージ判定]に+(SL×2)、[AP]に+2する。 この効果は1シーンの間か、[セットアッププロセス]時に任意で解除するまで持続する。 《バーストマスタリー》 銃器などの扱いに関して習熟している事を表す 判定 - 消費AP - コスト - 距離 - 対象 - 習得CP 10 パッシヴ 《バトルスキル:バースト》を習得する際、スキルの習得難易度が一段階減少する。 《スピリットルーンマスタリー》 精霊術の扱いに関して習熟している事を表す 判定 - 消費AP - コスト - 距離 - 対象 - 習得CP 10 パッシヴ 《マジックスキル:スピリットルーン》を習得する際、スキルの習得難易度が一段階減少する。