約 3,058,462 件
https://w.atwiki.jp/papayaga0226/pages/350.html
なっちはただ、この時間さえ邪魔されなければ何もしないのに。 好きな歌を好きなように歌う、大切なこの一時。 それを邪魔するなら―――気は向かないけど、戦うよ。 『銀翼の言霊使い-The spiritual-message master-』 色とりどりのネオン、家の窓から零れる柔らかい淡黄色の光。 あたしはいつものように、その光達を空の上から見下ろしていた。 星なんて殆ど見えない都会の夜空、だけどこうして空から下を見下ろせば―――ほら、星空のような街が見える。 白銀色の三日月がとても綺麗な夜だった。 昼の暖かな日差しの下を散歩するのも好きだけど、夜の空をこうして飛び回るのも大好き。 自然と、あたしの口からは歌がこぼれ落ちる。 伴奏も何もない、あたしの声だけが静かに夜空に溶けていく。 ここは地上から数百メートル上空、幾ら大声を上げて歌っても誰にも咎められることはない。 いい気分。 観客はいないけれど、誰のことも気にせずに思うがままに自分の好きな曲を歌えるのは心地よい。 歌いながら、あたしは夜空を飛び回る。 素敵な時間、“能力”が使える人間にだけ許される特別な過ごし方。 一曲歌い終わって、さぁ次は何を歌おうかと考えていたその時だった。 「お前か、最近うちの組織の仲間を次々に倒している能力者は?」 低い声と共に、あたしの目の前に現れた金髪の女性。 夜空に溶け込むような深い漆黒の服に身を包んだ女性は、あたしの方を冷たい目で見つめている。 あたしは即座に“結界”を展開し、女性の様子を窺う。 綺麗な人だった。 あたしは背も低いし童顔だから、目の前の女性が素直に羨ましいと思う。 女性を見つめながら、あたしは溜息混じりに返答した。 「好きで倒してるわけじゃないべさ。 喧嘩を売ってくるから、仕方なく買ってるだけ。 そっちが喧嘩売ってこなければ、あたしの方からは何もしないよ」 あたしの返答に、女性はすぐに返事を返さない。 どうやら、女性はあたしの強さを測っているようだった。 数十秒ほどの間、あたしも女性も無言のまま。 どうしようか結論が出たのだろう、女性はゆっくりと口を開いた。 「どうやら、お前はかなりの手練れのようだな。 うちの組織に入るなら、今までのことは全て水に流そう。 うちは実力主義の組織だから、お前なら最初からそれなりの地位に就けるぞ」 そう言って女性はニヤリと微笑む。 普通の能力者なら、喜んで飛びつくに違いない条件であることはあたしでも想像がついた。 今までの“罪”を許し、女性のいる組織がどの程度の規模かはともかくとして、それなりの地位を保証される。 能力者は、この世界においては闇の中でひっそり生きるしかない存在だった。 能力を持っていることを知れただけで、迫害され傷つけられる。 あたしのようにどこの組織にも属さずに一人ひっそりと生きる能力者の方が大半だけど、 能力者の中には女性達のように組織を作り上げ活動する者も少数ながらいることは知っていた。 そうした組織は、“表の世界”で解決するわけにはいかないような事態を秘密裏に処理している。 そうした事態を解決することで潤沢な資金を得て、一般人では想像しがたい程の贅を尽くした生活をしているのだ。 能力者からしたら魅力的なことなのだ、組織に誘われるということは。 能力者は今までなら能力さえ使わなければ普通に生活できていた能力者達は、“能力者判定装置-ジャッジメント・デバイス-”が開発されたおかげで、 今までのようにひっそりと生きていくことすら許されなくなってきている。 異端の存在には―――死を。 そうした世界の中で、組織という場所は能力者にとっては安住の地とも言える。 組織に属すれば、そうしたものに怯えることなく生きていくことが出来るのだから。 鮮やかな微笑みを向ける女性に、あたしは溜息を一つ付いてから口を開く。 「魅力的な提案だけど、ごめんね。 あたしはそういうところに属さなくても大丈夫だから」 断られると思っていなかったのだろう。 女性は一瞬、呆気に取られたような表情を浮かべた後、あたしを鋭く睨み付けてきた。 向こうからすれば、折角の話を断られたのだ、怒るのも無理はない。 「そうか、じゃあ、当初の予定通り―――お前を殺すしかないな」 女性はそう言って、その華奢な体から深い闇色のオーラを解き放った。 今まで対峙してきた能力者の中では、間違いなく一番強い。 だけど、あたしにとっては―――取るに足らない程度の能力者でしかなかった。 あたしは息を大きく吸い込んで、力を解放する。 銀色の光を解き放ち、あたしは女性に向かって“宣言”した。 『―――キミはどうやってもあたしに傷一つつけることは出来ない』 「そう言う余裕がいつまで続くか、見物だな」 女性はそう言って、あたし目がけて闇色のエネルギー弾を撃ち出してくる。 普通の能力者であれば、この攻撃をまともに食らったら行動不能になりかねない、それだけのエネルギーが 凝縮された攻撃が次々にあたしへと襲いかかる。 だけど、そのエネルギー弾があたしにダメージを与えることはなかった。 エネルギー弾は、あたしへ着弾するよりも先に、“虚空”へと消えていく。 一歩、一歩。 あたしはその攻撃を避けることなく、女性の方へと歩み寄っていく。 まだ女性は気付いていない。 女性の攻撃を相殺しているのではなく、女性の攻撃を完全に“ない”ものとしているということに。 女性が“異変”に気付いた時には、あたしは既に女性との距離を大分縮めていた。 得体の知れない能力者を相手にしているという事実に、女性の顔が恐怖に歪む。 狂ったようにエネルギー弾を撃ち出してくる女性は、何処までも滑稽だった。 幾らやっても無駄、最初にあたしが“宣言”した時点で、何をやってもあたしに傷をつけることは誰であっても出来ないのだから。 「金輪際、あたしに関わらないなら助けてあげてもいいよ」 あたしの言葉はもう、女性には届いていないようだった。 返事することなく、ただひたすらエネルギー弾を撃ち続けるだけの“機械”と化してしまった女性にあたしは止めを刺すことにする。 銀色の光を放ちながら、あたしは彼女を見据えて最後の“言霊”を紡いだ。 『返事出来ないみたいだし、そろそろ終わりにするね。 キミは、体をバラバラに切り刻まれて―――死ぬ』 一瞬だけ銀色の光が強く瞬いた後―――女性の体は四肢と首を切断された。 切り離された箇所から飛び散った鮮血が、あたしの服に赤い沁みを作っていく。 あたしは切り刻まれて絶命した女性を見つめながら、再び“言霊”を紡いで服を元通りの状態へと戻すと同時に、 地面へと落下していく女性のヌケガラを虚空へとかき消した。 「…喧嘩を売った相手が悪かったね。 あたしは言霊使い―――口に出した言葉そのものの事象、現象を具現化することの出来る能力者。 最初の“宣言”の時点で、キミには勝ち目なんてこれっぽっちもなかったんだよ」 あたしの呟きは夜空へと溶けていく。 結界を解いて、あたしは女性が現れる前と同じように歌を歌い、夜空を飛び回った。 口にした言葉通りの事象、現象を具現化できるあたしにとって、組織は何の魅力もない存在だった。 その気になれば、この世界のあり方を根本的に変えてしまうことすら可能としてしまう能力―――“言霊-スピリチュアル・メッセージ-”。 自分の意に沿わないようなことでもこの能力があれば自分の思うがまま。 普通の能力者のように、組織という存在に守られる必要など何処にもないのだ。 いずれ、また女性のような存在がこの素敵な時間を邪魔しに現れるのだろう。 あたしはただ、この素敵な時間を楽しみたいだけなのに。 たったそれだけのことをいちいち邪魔しにくるのなら、気は向かないけれど―――この力で撃墜するだけのこと。 銀色の光を翼のように纏いながら、あたしは何事もなかったかのように再び歌を歌い始めた。
https://w.atwiki.jp/kolia/pages/2096.html
http //www.youtube.com/watch?v=kt5ex3gZtRI -- 名無し (2011-11-01 15 23 00) 誹謗の発言はやめた方がいいのでは?幼稚しか思えないのです。 -- あんまりでございます (2012-01-14 23 58 19) ↑具体的に誹謗している場所を教え下さい。内容によっては訂正しますよ。 -- ある編集部員 (2012-01-15 13 33 28) 訂正の箇所無し 彼らが自国の歴史を理解しようとしない限り戦後から続く対日外交策はかわらないでしょう それをすると国が崩壊するのか? -- 日本人 (2012-11-14 22 26 00) 今ある日本の古楽器・文字も中国の恩恵です。下に見すぎているのでは? -- たか (2012-12-07 05 21 49) ↑中国の恩恵なんてない。隋、漢、唐、宋の間違いじゃないかな。 -- Ronald (2013-01-12 12 00 06) 中国4000年の歴史、すなわち迷惑4000年の歴史 -- 国際平和の為に (2013-04-30 10 35 15) 任侠はヤクザ思想という展開が論理的に弱いと感じる。私としては関羽みたいな真の意味での任侠が先にあり、ヤクザの方が勝手にそれを言い出したのではないかと疑っている所だ -- 名無しさん (2013-05-15 11 32 01) 中華ってのは国家の文化ではなく地域の文化だろ?それを -- 名無しさん (2013-09-04 05 00 05) 現中国が建国63年だから中国4000年の歴史はおかしいとかいうのはナンセンスだろ -- 名無しさん (2013-09-04 05 04 57) さらに言えば地域でなく国ごとに歴史を考えるなら、日本も時代ごとに主権者は変わっており実質的に「~時代」毎に国が変わってるようなもんなんだから最後に主権者が変わった時から数えて日本も70年弱の歴史ってことにしないとおかしいことになる -- 名無しさん (2013-09-04 05 06 30) 上の意見には全く同感で、60数年のうちに中華人民共和国民が全く0の所から漢字など中国語を考案し、万里の長城を築き、孔子が儒教を説いて・・・とした訳ではないから63年しか歴史が無いとするのは無理がある -- 名無しさん (2013-09-28 17 55 57) 陳恵運 野村旗守 共著の「中国は崩壊しない…」に、現在中国で使われている二字熟語の7割が日本からの輸入だとある。中華も人民も共和国も、日本人が考案した単語だそうだ。 -- 漢字? (2013-10-11 16 39 56) 彼らは所謂反日感情とやらで日本製品を破壊しテロを行う。ならば北京空港と浦東空港を破壊すれば良い。全額日本のお金で作られたものなのだから。 -- 日本製品 (2013-10-11 16 47 47) 「中国史の真実」に関しては、様々な本が出ているようですが、わざわざ本を購入する程の重要性を感じない、私のような人間には、手軽に読めるこのサイトは、大変助かります。漢籍から受ける中国と中国人に対する印象が如何に的はずれなものであるかを、実感させてもらいました。中国古典古代の文化を引き継いでいるのは、むしろ日本と言えるのかもしれませんね。今後、このような視点での議論も期待します。 -- 周梨槃特 (2013-10-27 19 58 08) 日本は皇紀2600年以上とういうのは歴史学的にみてどうかと。はっきりと2600年前から続いてることを示す資料・遺跡ってありましたか? -- liiu (2014-02-05 23 46 57) あと中国文化史で女性が全く登場しないような書き方していますが居ることにはいますよ(班昭など)。編集し直したほうがいいかと。 -- liu (2014-02-06 00 08 25) 該当箇所を修正。ご意見ありがとう。 -- maron (2014-02-06 19 29 01) 生物学的な意味での -- 名無しさん (2014-04-09 21 07 22) 生物学的な意味での漢民族は存在しない。中原の支配者となった民族が歴代漢民族を自称した。漢民族を自称していないのはモンゴル人と女真族だけ。従って中国〇千年の歴史なんて連続したものは存在しない。 -- 名無しさん (2014-04-09 21 10 34) 支那がおかしいのは誹謗でも何でもない事実。誹謗とする指摘が誹謗である。 -- 名無しさん (2014-06-26 02 23 33) 4000年の歴史が可笑しいというのは、王朝も文化も断続してきたのに、新たな支配者の正当性としてそれを利用しているに過ぎないから可笑しいのだといってるのでは? -- 名無しさん (2014-09-20 18 52 43) こんな勝手な歴史解釈を日本人だけでやっていてもしょうがない。世界に世界の歴史家がどう判断するかだな。 -- 名無しさん (2014-11-15 23 21 22) 日本は今、西暦で2014年、紀元前も存在するとしても日本の歴史は精々2500年ちょっと。今日本は、国として人口が減少し、国自体が存亡の危機にある。中国は日本や米国に付随し、これから発展しているってことは最近国として潰れたって事か?産業が発展していないのに4000年も国家が存在した? -- 名無しさん (2014-11-18 14 22 20) アメリカはヨーロッパの人間によって植民地にされた。それで原住民は迫害され、様々な植民地が合体してアメリカという国家が作られ経済的に進化を遂げてきた。そんな状況を中国という4000年前からあった国家が存亡を繰り返しつつ、指を銜えて眺めてたってことか?おかしくないか? -- 名無しさん (2014-11-18 14 42 06) 結局中華民族・漢民族の定義は中華文明を受け継いだ者だし、人口が激減したのも戸籍逃れ、小作人、浮浪者が増えただけだから -- 名無しさん (2014-12-10 10 26 04) いろいろ穴のある理論だが、少なくとも明が統一でなかったとする論が支持されることはないだろうな -- 名無しさん (2014-12-13 16 29 12) 2年間見ないうちに、工作員の手がここにも来ていたか・・・ -- 名無しさん (2015-01-06 19 46 59) モンゴルによって支配されてるのに中国4000年はやっぱりおかしい。 - 名無しさん 2015-06-17 00 38 23 中国(一応)4000年(笑) - 名無しさん 2015-07-30 11 31 34 中国の民族問題に満州族と雲南の少数民族が入っていない。 - 名無し 2015-08-16 22 01 26 面白いですね。 - 名無しさん 2016-03-17 21 04 06 中国は中華思想というものがあるから 小中華朝鮮は2番目で日本は3番目という事になりますが。 反日サヨクはそれを実行する為に日本が中国と同等であるとした聖徳太子などが実は居なかった、或は皇室制度を廃止して 中華共産主義を実現させ日本を特亜に組み込み 長男中国 次男朝鮮 三男日本と3国社会主義の中で日本を最も下のとする、中華思想を認めた日本人ということになりますな。それは皇室という日本が中国と同等かそれ以上である、が邪魔なので何が何でも皇室廃止を行うとする。小林よしのりもその先兵 - 中華思想と共産主義 2016-03-17 21 08 28 為になりました、今度は中華思想についてもしりたいですね。 - 名無しさん 2016-09-24 23 38 41 現代の中国共産党の残虐性について全ての原因を中国民族の思想、民族性に根拠を求める歪んだ論理。これは共産主義イデオロギーの危険性から目を逸らさせるために左翼がまいているデマですよ。すくなk - 名無しさん (2021-07-21 22 40 17) 始皇帝や曹操を美化・崇拝する政策など現代中国だけ。共産主義イデオロギー、ファシズムがそうさせているのであり元凶はそれら近現代思想。欧州やロシアでも歴史の善悪を逆転させる“文革”が行われている。左翼と戦うなら要勉強。 - 名無しさん (2021-07-21 22 43 26)
https://w.atwiki.jp/yasaikingdom/pages/15.html
しゃにむにプリンセスの人物 この項目では、しゃにむにプリンセスの人物を解説する。 目次 ジユ一行ジユ・ハゲアタマ シェード・ラフバーン スグル・ジェームズ ヴァル・ヴォヴァーヴヴヴィヴォンヴァンヴー ネブ@%±ライ バルバロイ その他の人間ハゲ王 メテオ・インセキフラス ノティン=GNE_S.S. カオティ 魔人・怪物氷の魔人 水の怪物 火山龍 ディナイブス≒スブイナィデ 漆黒の魔女 コロン ジユ一行 ジユ・ハゲアタマ 聖剣プリンセスブレイドを扱うハゲアタマ王国の王女。16歳。 髪は金髪で腰くらいまでの長さがあり、はげている訳ではない。 自分の姓を嫌っている。かなり行動的で、思いつきで動く。 おてんば、世間知らず、高飛車、自己中心的で不器用だが優しい心も持つ。 困ってる人を見過ごせないが、敵に対しては酷い事を平気でやる。 母と兄を石にした漆黒の魔女を憎み、復讐のために10年間剣術の訓練を続けた。 容赦なく人の喉下に剣を突きつける脅迫剣を得意とする。 魔法は使えないが、聖剣に封じた魔人たちの力を借りることが可能。 対魔力はシェードに比べると雀の涙以下だが、スグルよりは高い。 シェード・ラフバーン ハゲアタマ王国五大騎士の一角を担う男。25歳。 ジユの剣の師匠であり身を守る騎士、そして兄の代わりでもある。爆発魔法を得意とし、剣の実力もかなりのもの。 落下の衝撃を和らげる軟着陸の魔法なども使えるが、扱いが難しいので自分にしか使えない。 ラフバーン王国の王子であったが、7年前の秋に魔女に国を滅ぼされ、右腕を失いながらも命からがら逃げ延びた。 魔女に殺された妹の右腕を移植している。 魔女を激しく憎んでいるが、その感情を表に出す事はあまりない。 高い対魔力を持つ。 スグル・ジェームズ 昔は魔女の部下だったが、魔女の気まぐれにより部下が皆殺しにされた際に逃げ延びた。 争いは好きではないがパワーがあり、心は優しい。25歳。 魔女の下を去ってからは住所不定無職だったが、ジユと同行することに。 アイスヘッドホングにてスノーハンマーを購入し、それを武器に闘う。 他の人物の武器が剣ばかりなので、ハンマーを使う事をしばしばネタにされる。 ヴァル・ヴォヴァーヴヴヴィヴォンヴァンヴー ハゲアタマ王国五大騎士の一角を担う男。灼熱の騎士の異名を持つ。24歳。 実力はシェードに劣るが、炎の術を得意とし、劣勢でも勝負をあきらめない強い意思を持つ。 性格はやや好戦的。 ネブ@%±ライ ハゲアタマ王国五大騎士の紅一点。幻影の騎士、悪鬼の騎手の異名を持つ。20歳。 幻影や影を使う技が得意。短剣ほどの大きさもある巨大な釘を武器として使用する。 巨大なイモリ、バルバロイに乗って移動する。 敵を攻撃、または殺害する際に、一切の感情を押し殺し心を無にすることができる。 その不気味さ故に、城のもののほとんどから嫌われていたが、ジユたちと旅を続けるうちに、徐々に許容され始める。 バルバロイ ネブと一緒にいる巨大なイモリ。 かなり大きく、人間が6人ほど乗る事ができる。 ただし重いと嫌がるので実際には4人を乗せるのが限度。 その他の人間 ハゲ王 ハゲアタマ王国の国王。ジユの父。 魔女に石にされてしまった妻や息子の事はあきらめている様子。 作中で一番のリアリストとも言えるが、悲しみのあまり酒を煽りすぎてその結果酔って裸で店を飛び出し、そのままキャバクラへ直行して逮捕されたり、酔って独房入りの囚人を開放してしまったりする。酒癖が悪すぎるのか、あるいはただの馬鹿なのか。 勝手に城を飛び出したジユを連れ戻すために騎士たちを向かわせるが、ことごとく失敗している。 メテオ・インセキフラス かつてハゲアタマ王国五大騎士の一角を担っており、穿星の騎士の異名を持っていた。老人(年齢の設定は今の所無い) 元々は占星の騎士と呼ばれており占星術のスペシャリストであったが 18年前に隕石を呼び寄せる力を手に入れて以来、その力を乱用したために独房に入れられる。 しかし、酔っていた国王に少し物言いしたら解放してくれた。 結局ジユたちに協力する羽目になるが、キモイので同行は許可されなかった。 ノティン=GNE_S.S. ハゲアタマ王国五大騎士の一角を担う男。虚無の騎士の異名を持つ。42歳。 古参の人。当時の穿星の騎士メテオ・インセキフラスの能力を封印していた人でもある。 その意味の分からない名字が何かの識別コードに見えることから、 預かり知らぬ所に存在する王国科学部が造り出したアンドロイドなのではないかとの噂が立っている。 しかし名字の酷さはネブほどではない。 メテオはノティンの王家に対する忠誠心が欠如しているように感じている。 性格上の問題で、他の騎士ともあまり顔をあわせていない。 カオティ 雷の術を得意とする術者。 父親マルスが無実の罪で村を追放された事などから村の人々を恨んでいたが、 ジユに論されて和解へ。 以後は旅に同行こそしなかったが、協力的な態度をとる。 魔人・怪物 氷の魔人 氷に魔力が宿り、意志を持ち始めた物。 そしてその恐ろしい風貌や、住む場所に必ず冬が訪れるという性質から、人々に忌み嫌われ迫害されていた。 そのために人を恨むようになり、世界を氷で満たそうと考えたという逆恨み全開の魔人。 ジユになだめられプリンセスブレイドにその身を宿した。 水の怪物 氷の魔人と同じ境遇であり、友達になりたいと願っていたが、 氷の魔人ほどの力はないために彼に近づくことをやめてしまっていた。 ジユの提案により、魔女を倒すまでと言う契約でプリンセスブレイドにその身を宿した。 火山龍 巨大な怪物。 あまりに大きすぎて生物であると言う事を知る者は少なく、一般的にはただの火山であると思われている。 老人の口調で話すが、お茶目な一面もあり性格的には非常にあっさりしている。 コテコテしたクリーム入りドーナツが嫌い。(某ドーナツ店の「エ○ゼルク○ーム」か?) ジユの提案を承諾し、その身をプリンセスブレイドに宿した。 ディナイブス≒スブイナィデ 魔物の一種だが、言語を解し人間と同等の知能を持つ点では魔人と一緒。変わった生物。 理由は不明だが女王を盲目的に崇拝してた。 女王の元にいたときはスグルと同じ部所(?)にいた。 スグルに限らず皆から嫌われてた。 魔女に仇討ちをしようとする者全てを「この世に存在する価値もない、あまりにも矮小で醜い生物」と見なし、魔女の視界に入るコトさえ穢らわしいと考えていた。 魔女の居城の入り口に陣取り、侵入者を魔女の目に触れる事無く消し去り続けていたが、ディナイブスの策を知り尽くしていたスグルによって倒される。 漆黒の魔女 憎しみ、悲しみ、怨み、嫉み、怒り、絶望、恐怖、破壊衝動などの負の感情のうねりに魔力が宿り生まれた物。 そのために、憎しみや恨みに任せた攻撃はもちろん 魔女を攻撃しようとする意思自体が破壊衝動などの負の感情に繋がるので、一切の攻撃が通用しない。 ただし、心を無にする事ができるネブだけは魔女への攻撃が可能。 負の感情の塊であるために、その近辺に居る者は恐怖や憎悪などの激しい負の感情に触れてしまい、それらの感情に飲み込まれて発狂する。 これも、心を無にする事ができなければ耐えられない。 コロン 魔女がとある村を滅ぼした際、村娘のひとりであったコロンが感情を取り込みやすい性質を持っていることを見抜き、殺人衝動を植えつけた。 コロンは自身の価値観や記憶を保持しながら、魔女の感情や行動理念の影響を受ける。 魔女が殺意を抱いた相手と、コロン自身が嫌いな相手に強い殺人衝動を抱く。 しかし、好意が高まりすぎたときにもっとも強い殺人衝動を発する。 殺人衝動を抱いたとき、殺意の大きさによって強さが変わる黒いヤリが出現する。 自身の強さも殺意の強さによって変動する。 殺意のない状態では普通の女の子程度の能力。 人間以外のもの(魔物など)には特に殺意を抱かない。
https://w.atwiki.jp/genesisgarden/pages/159.html
名前:魅惑の天使エルナーシュ 所属:緑 召喚:2 神性:天輪 速度:3 攻撃:3 防衛:5 効果 自身を対象に含む効果が発動した時、自軍本陣の上から2枚を冥府に送る事で発動可能。 その効果の発動を無効にする。 フレーバーテキスト 「その舞には、自我を失わせるほどの効力がある」 解説 緑の数少ない速度3であり、これも数少ない効果無効型のユニットである。 その範囲は広く、以下の効果を無効にできる。 ウインタテリウム ディアトリマ コレロ アンフィスバエナ ステイリア サキュバス ダークエルフ ウィル・オ・ウィスプ 妖魔の御子 ルー・ラヴァーダ コストを支払う効果であるディアトリマ・ステイリア・妖魔の御子 ルー・ラヴァーダを無効にできればかなり大きい。 全体に影響を出すダークエルフなども無効にできるが、フェアリーなどすでに発動した効果は無効化できない。 攻撃3なので戦力として運用するには難点であるものの、ステイリアで戻されない前衛と考えればかなり有効的である。 設定 ●ステータス 筋力:E 耐久:D 知識:B 精神:C 敏捷:C 魅力:A 体格:D ●スキル 光翼の術式 精神エネルギーの塊である光翼を用いた術式。 戦闘術:舞踏 美しく無駄の無い舞い。一定時間敏捷のランクを1つ上げる。 翼族の汎将。現在は緑旗の国の客将として参戦している。 かつては劇場で人々を魅了していた精霊であったが、劇団が法を犯して解散、迫害されるようになってしまう。 街を追い出されたところを翼王姫レイシアが助け転生。翼族として再び舞台に立っている。 迫害による恨みなどは無い。というよりは舞うことでしか己の感情を表現できない。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/6248.html
前ページ次ページデジモンサーヴァント 第二節「アイ・アム・ナッシングネス」 夜が明け、ルイズの部屋にも朝日が差し込む。 学院内の探検を終え、室内で静かにしていたアルファモンが眺める中、ルイズは目を覚ました。 アルファモンを召喚したことで機嫌がいいのか、なんとも爽やかに目覚めた。 「おはよー、アルファモン」 「おはよう、ルイズ。意外と早起きだな」 「そう?」 ルイズの場合、早起きが習慣になっているだけだが、それがアルファモンには若干新鮮に見えた。 そして、アルファモンは何故か本棚に目をやり、次に何か言いたげな目でルイズを見る。 それを察したのか、ルイズはこう言った。 「本を読みたいの?」 「駄目か?」 「イイに決まってるじゃない! どれにするの?」 ルイズは本棚から数冊取り出し、アルファモンに手渡す。 本の表紙に書かれた文字の意味を理解した瞬間、アルファモンは違和感を覚える。 「変だな……。初めて見る字なのに、読めるぞ」 「……あっ!」 ルイズも異変に気付く。 ハルケギニアとは違う世界から来た存在が、何故今日になってこの世界の字が読めるのかを。 しかし、すぐ原因にも気付く。 何のことはない、コントラクション・サーヴァントでルーンが刻まれた場合、使い魔は特殊な能力を得るケースがある。 アルファモンの場合、元々喋れるので、知能面が大幅に強化されたのだ。 もっとも、アルファモンが得た恩恵はそれだけではないが。 「ルーンが刻まれた場合、何かしら特殊な能力がつく場合があるの。人の言葉が喋れたり、異常に頭が良くなったり」 「俺の場合、後者か……」 制服に着替え(その間アルファモンは後ろを向き、目を閉じていた)、残りの身支度も終えたルイズはアルファモンを連れて部屋を出る。 アルファモンの手には、ルイズから渡された数冊の本があった。 最初は機嫌が良かったルイズだが、同時に外を出たある同級生の姿を見て、一気に機嫌が悪くなる。 「あらルイズ」 「何であんたも早起きしてんのよ」 「いいじゃない、別に」 キュルケの顔を見た際のルイズの表情を見て、アルファモンはルイズは彼女のことが嫌いなのだと判断する。 もっとも、キュルケの方は、単純にからかっているだけに過ぎず、アルファモンもそれに気がついたが。 そうこう言い合う内にキュルケはアルファモンの方に視線を移した。 「貴方が使い魔ね。いつもそんな鎧着けてて、疲れない?」 「言っておくが、俺は元々こんな姿だ」 「……冗談でしょ?」 そういうキュルケに、アルファモンは額に刻まれた純白のルーンを指差し、ダメ出しした。 「よく見ろ、鎧越しにルーンが刻まれるか?」 この一言にキュルケは微妙に納得する。。 「それも……そうね。それじゃ、今から私の使い魔を紹介するわ。フレイム!」 キュルケのこの一声で、彼女の側に虎ほどの大きさのトカゲが出てきた。 よく見ると、尾の先端に火が灯っているように見える。 アルファモンはそれを不思議そうに見ていた。 「この子はフレイム。火山山脈出のサラマンダーよ」 得意げに語るキュルケ。 しかし、ルイズの反応は薄かった。 「そう。行くわよ、アルファモン」 「ああ」 二人はそのまま女子寮を出て行った。 ルイズの反応の薄さに面くらい、思わず呆気にとられるキュルケ。 「……反応が薄いわね。からかいがいがないじゃない。ね、フレイム」 アルヴィーズの食堂。 そこにはアルファモンの姿はない。 入った直後に、アルファモンの分の食事を頼むことを忘れたことに気付いたルイズが、ばつが悪そうに厨房の方に行く様に言ったからである。 厨房。 そこには、賄いにありついているアルファモンの姿があった。 シエスタはおろか、マルトーを始めとする厨房の人間たちも興味深そうにアルファモンを見ている。 最初、元々甲冑をまとったかのような姿であると聞いた際、シエスタ以外は耳を疑った。 しかし、額に刻まれた純白のルーンと、賄いのシチューを黙々と口に運ぶ光景を見て、納得させられたのである。 「俺みたいなのは、珍しいのか?」 視線が気になったアルファモンが口を開く。 その一言に、シエスタ以外は思わずはっとなる。 そしてシエスタがそれを肯定した。 「多分そうだと思いますよ」 「それも……そうか」 このときアルファモンは気付かなかったが、シエスタの手の皮膚は、人間とは思えない形状と色合いをしていた。 教室。 この日の授業の担当であるシュヴルーズには年に一度の楽しみがある。 それは、新2年生たちが召喚した使い魔を見ること。 今年はどのような使い魔たちが召喚されたのかを想像する楽しみもある。 教室に入り、挨拶をして、教室の奥の方にいる使い魔たちに目を通す。 真っ黒な甲冑姿で本を読んでいるアルファモンの姿に目が行く 「ミス・ヴァリエール、これはまた珍しいのを召喚しましたね」 その言葉に笑う者もいれば、得体の知れない者への警戒を抱く者いる。 もっとも、後者は少数であったが。 クラスメートの一人が、はやし立てる。 「ゼロのルイズ! いくら成功しなかったからって、実家から連れてきた従者に鎧を……」 その言葉は、アルファモンから放たれる殺気と、怒りが篭った視線に遮られ、敢え無く途切れる。 これ幸いとばかりに、ルイズは切り返した。 「うるさいわね。目が見えてるの? 風邪っぴき。額のところにちゃんとルーンが刻まれているでしょ!」 この一言で、はやし立てようとした生徒、マリコルヌは黙る。 それから、何事も無く授業は進んでいったが、シュヴルーズの何気ない一言で、生徒たちは凍りつく。 「ミス・ヴァリエール、貴方にやってもらいましょう」 錬金の実演に、ルイズを指名したのだ。 シュヴルーズは発言を撤回する気はなく、止める様に言い出した同級生たちの発言にキレたルイズもやる気満々になる。 それを見ていたキュルケたちは、一斉に机の下に避難する。 何事かと気になったアルファモンはキュルケに話しかけた。 「一体何がおきるんだ?」 「見てれば分かるわよ」 その一言で、何か良くないことが起きると判断したアルファモンは、ルイズに呼びかける。 それと同時に駆け出す。 「ルイズ! 呪文を唱えちゃダメだ!」 しかし、時すでに遅く、ルイズの「錬金」の一言が響く。 そして真鍮の塊が光りだすのと同時に、アルファモンは右手でそれを握り締めた。 直後、真鍮の塊が爆発し、爆発の衝撃でアルファモンは吹き飛ばされる。 「……!」 かろうじて気絶は免れたものの、右手があるのに、それが有るという感覚が無い。 動かそうにも、右手の指は微動だにしなかった。 爆発の衝撃で一時的に麻痺したのである。 アルファモンがルイズに感じた違和感の正体。 それは、「魔法が使えない」ことであった。 驚いたシュヴルーズの判断により、授業は中止となり、生徒たちは教室を出て行く。 そのうちの何人かは口々にルイズを罵倒しながら出て行った。 ルイズとアルファモンだけが残された教室。 ルイズは申し訳なさそうに、アルファモンの右手を自分の両手で包む。 またもや失敗し、しかも今度はアルファモンがそれで傷ついた。 ルイズは完全に自棄になる。 「分かったでしょ、あいつらが何で私のことを「ゼロ」って呼んでいたのか……。何度やっても爆発しか起こせない出来損ない……。笑いなさいよ、馬鹿にしなさいよ、アンタも!!」 泣きながら怒鳴り散らすルイズ。 眼前のアルファモンが寂しそうな目をしたのと同時に、右頬に衝撃が走り、視線が強制的に逸れた。 直後に、アルファモンが自分に平手打ちしたことを悟る。 「君は出来損ないじゃ無い。俺と契約した時、爆発は起きなかった。君が自棄になったら、使い魔である俺はどうすればいいんだ!?」 「アルファモン……。貴方は、どうしてそんなに優しいの?」 「俺は、最初からこんな姿ではなかった。かつて『ドルモン』という、君より小さい毛玉だった頃、俺も一人ぼっちだった」 ルイズに、淡々と過去を語るアルファモン。 X抗体を持つが故に迫害され、共に戦う仲間たちから疑われ、それでも絶望せずにイグドラシルに挑んだ過去。 己の影、デクスモンを敢えて相討ちとなることで倒し、自分の力とイグドラシル打倒をオメガモンに託したことを。 「ドルモンに戻った俺はトコモンたちと再会し、今度は歓迎された。だが……それから月日が流れたある日、俺はいつの間にかこの姿でリアルワールドにいた。後は、昨日話したとおりだ」 「アルファモン……」 「ルイズ、君はもう一人じゃない。俺がいる」 その言葉に、思わず涙目になるルイズだが、すぐに拭って立ち上がる。 そして、顔を赤くしながらこう言った。 「あ、当たり前でしょ! 使い魔と主人は一心同体なんだから!」 「それでいい……」 ルイズは少しくらい意地っ張りの方がいい。 アルファモンはそう思った。 ルイズから借りた本を回収し、まだ麻痺している右手でルイズの頭を撫でる。 「右手、動くようになったの?」 「まだ、だな。しばらくすれば動くようになるさ」 教室を出て、とりあえず昼食の時間まで中庭で過ごそうと考えたルイズは、アルファモンを連れて廊下を歩いていた。 と、そこにたまたまシエスタが通りかかる。 「シエスタ」 「こんにちわ、ミス・ヴァリエール、アルファモンさん」 シエスタに気さくに挨拶するアルファモン。 シエスタとは馴染みであるルイズは、ある事をシエスタに頼む。 「シエスタ、ちょっと頼んでいい?」 「何でしょうか?」 魔法の失敗による爆発での負傷で、アルファモンの右手の指が一時的に動かないため、彼の昼食は片手で済ませられる物にして欲しいとのことであった。 「それなら任せてください。サンドイッチは得意ですから」 昼飯時の厨房。 アルファモンのためにと、シエスタが腕によりをかけて作ったサンドイッチが並んでいた。 慣れない左手でそれを食べ始めるアルファモン。 アルファモンはしばらくしてから、シエスタがこの場にいないことに気付く。 「……シエスタは?」 「アイツなら、デザート配りに食堂に行ったぜ」 「そうか」 サンドイッチの美味さに、和みながら食べ続けるアルファモン。 しばらくして平らげた直後、急に廊下の方が騒がしくなった。 何事かとマルトーたちが思い始めた直後、いきなりドアが乱暴に開かれる。 ドアが開かれた先には、青ざめたシエスタがいた。 「ア、アルファモンさん、た、大変です……、ミス・ヴァ、ヴァリエールが……」 「どうしたんだ!?」 「殺されちゃう……。ミス・ヴァリエールが殺されちゃう!」 その頃、学院長室。 今朝、リリスモン経由でオスマンから、アルファモンのルーンを調べて欲しいと頼まれたコルベールが報告していた。 「純白だったので思い出すのに意外と時間がかかりましたが、彼のルーンは『神の本』のそれと全く同じでした」 「うぬぅ……。やはり『虚無の使い魔』であったか」 二人のやり取りを見ていたリリスモンは、気紛れで遠見の鏡を発動させる。 そこには、大変な光景が写っていた。 「オスマン、コルベール。彼奴の飼い主と、グラモンのバカ息子が決闘をするようだぞ」 「何じゃと!?」 「何と!?」 観衆に囲まれ、ルイズとギーシュ・ド・グラモンが対峙している光景が映し出されたいた。 次回、「デジタライジング」まで、サヨウナラ…… 前ページ次ページデジモンサーヴァント
https://w.atwiki.jp/trpgken/pages/710.html
ナイトウィザード新旧クロスオーバーキャンペーン NightWizard+SEVEN=FORTRESS V3 忘れ去られた夜の詩 PC7 ローラ=ジーベンビュルゲン<Lola=Siebenbürgen> ≪プロフィール≫ 【種族】吸血鬼 【性別】女性 【年齢】15歳 【属性】冥/水 【総合Lv】5 【第一クラス】ナイトウィザード:Lv0 【第二クラス】吸血鬼:Lv5 【クラス履歴】 ないよ 【ワークス】学生 【ライフパス】 [出自] 高貴な血筋 [生活] 永遠のライバル(久彼はるかを指定) 【基本能力値】 筋力 6 知力 12 器用 10 信仰 5 敏捷 8 知覚 6 精神 20 幸運 9 CF 修正 3 【プラーナ】 内包値 42 解放力 18 最大HP 33 (重傷値6) 最大MP 31 闘気 8 【戦闘値】 戦闘値 基本値 クラス修正 特殊能力 未装備 装備 闘気 最終 命中 8 1 2 11 -2 9 回避 7 1 8 -1 7 攻撃 8 2 3 13 ※15 ※15 防御 13 1 1 15 13 28 魔導 16 2 2 20 9 1 30 抗魔 7 1 8 13 21 行動値 8 1 0 9 -2 7 14 【装備】[装備可能重量:6] 名称 種別 重量 価格 命中 回避 攻撃 防御 魔導 抗魔 行動 射程 備考 呪文詠唱銃 銃 3 1,500,000 -2 ※15 2 -2 3sq ≪魔道カートリッジ弾≫≪スペル・ガン≫ ミスラルチェイン 上半身 2 伝家 -1 12 5 ( 7 ダンガルド製黒ローブ 全身 1 500,000 1 4 4 ≪偉大なる英知≫ 使用装備総計 - 6 -2 -1 ※15 13 9 13 -2 装備は全て魔道具 【特殊能力】 名称 クラス SL タイミング 効果 ≪月衣≫ NW - 常時 アイテムの隠匿。 ≪伝家の宝刀≫ NW 1 常時 アイテム入手:ミスラルチェイン ≪月光の魔力≫ Vmp - 対抗 羽を2回パタパタさせるとMPが「CL×2」点回復します。人間は不便ですね ≪ドレインパワー≫ Vmp - 通常 ただ魔法を放つだけです。関連するジャッジに+「CL」し、与えたダメージだけMPを回復します(上限「CL×2」) ≪ドレインライフ≫ Vmp - 通常 ただ攻撃するだけです。関連するジャッジに+「CL」し、与えたダメージだけHPを回復します(上限「CL×2」) ≪永生者≫ Vmp - 常時 私に流れる血故に。永くは生きていないのであまり実感はないのですが ≪呪文カートリッジ弾≫ Item - 常時 魔弾銃。1シナリオ3回まで。切り札ですがあまり頼りすぎてもいけませんね ≪スペル・ガン≫ Item - 常時 呪文詠唱銃のが冥属性の魔法ダメージになります。 【取得魔法】[魔法取得レベル:24/28] 名称 Lv 属性 MP 発動値 カウント 効果時間 対象 射程 タイミング 価格 効果 スターフォールダウン 1 水 30 12 18 瞬間 単体 1sq 通常 150,000 ヘッシュ 2 水 20 18 5 2R 生物 2sq 対抗 80,000 防御力+「抗魔+5(max25)」 ウォーターメディスン 2 虚 5 auto 4 瞬間 単体 2sq 通常 30,000 重傷回復 レインボウフィールド 2 水 6 18 0 - 生物 2sq 対抗 15,000 属性魔法ダメージ半減 ディスアペア 5 虚 5 22 0 瞬間 単体 4sq 対抗 25,000 一定Lv以下の魔法の発動を打ち消す デッドリースティング 2 冥 6 14 3 瞬間 術者 1sq 通常 50,000 メインウェポン ※修正適用済み 【所持品】 名称 重量 効果 価格 0-Phone 0 ウィザード専用携帯電話。あらゆる言語で会話可能に。 v0 MUGEN-KUN 0 ウィザード専用クレジットカード。 v0 幸福の宝石 0 [F]を打ち消す v15,000 死活の石 0 生死判定+4 v20,000 U2魔石 0 プラーナ2D6点回復 v1,000 x10 ピグマリオン 0 ≪モバイルシステム≫≪メモリースロット≫≪データベース≫ v39,800 ハイパーMPヒーリングプログラム 0 ≪ハイパーMPヒーリング≫≪メモリーチップ≫≪アンプルシューター≫ v200,000 ×3 所持金 ・・・・・・ 借金 0 【コネクション】 nowloading ≪容姿≫ ゲルマン系のお嬢さんと東洋系のお嬢さんを足してハーフにして、それに気の強さを足して想像して欲しい。多分ローラっぽいものが出来ているのではないかと思う。 だからといってPLに説明を求めたりしてはいけない。 ダンガルド製黒ローブの背中に細工をして、小さな羽を外に出している。私服は濃い赤、あるいは黒いワンピースを好み、背中に大体同じ細工をしている。 羽がパタパタしているときは上機嫌。平静を装っているかもしれないがあまり指摘しないであげて欲しい。 羽がバタバタしているときは不機嫌。平静を装っているかもしれないがあまり指摘しないであげて欲しい。 胸はかなり豊満(出目12位)らしい。はるかに唯一買っている点か。 ≪設定≫ 性格自信に溢れ、優雅に振舞おうとするが、どこか幼く、こらえ性がない。 負けず嫌いで、頑固。臆病や卑怯な振る舞いを良しとしない。 孤高を装うが、実のところ孤独を好まない。 好意や敬意を直接的に伝えるのを好まないか、慣れていない。(シルトは奇妙な例外) ひどいひねくれ屋である。パパとママの愛情が足りなかったのか……。 上の補正を入れた上で最大限に善人ではある。 出自生家はトランシルヴァニア地方に居を置いた、由緒正しきハンガリー貴族と自称している。 10に満たない頃からダンガルド魔法学園で単身学んでいる。↑な生まれからはじゃっかん不自然。パパとママがもてあましたのか。 かなり血の濃い、現時点ですら力ある吸血鬼だと一目置かれている。ヴァンパイアマスカレイド的には世代が若く、種としては近親婚の産物であろうか。 15歳は外見でだけではなく、実年齢であり。誰かに言わせれば翼も生えそろっていないひよっこ。 特殊な環境で育ち、幼くして閉鎖的な教育機関に身を寄せた為、かなりの世間知らずである。切符の買い方とかたぶん知らない。 種族について吸血鬼という種族について、保守的な誇りを持っている。 人の個の能力を吸血鬼と比較し見下しており、しばしば口外している。 迫害され、減少の一途にあった吸血鬼と人類の(侵魔に対する)共闘関係について、この機に吸血鬼の力を誇示し、必要性を認めさせなければ吸血鬼の種としての未来はないのだと強迫的に考えているか、そう教え込まれている。 吸血などの行為について、「人間社会でしてはいけない」ということは理解しているが、完全に納得できてはいない。おいしいおやつを我慢している子供のようなものである。 他PCについて (番外編02前) シルト:ダンガルドの同輩。見た目の年は上だが、年長者として敬い、どこかなついている感もある。 ハルカ:実力で負けていることを自覚し、ライバル視しつきまとってている。 おそらく生まれレベルで素質に劣り、年も下なのであまり哀れまないでやって欲しい。 ルキノ:多分ルキノがダンガルドにいた頃に吸血鬼騒動とかがあって怒られたのではないだろうか。 研治:詳しくは決めていないが、研治が旅行中に顔を合わせたことがあることにしてもらった。 名前について 名:ローラ吸血鬼小説の傑作「カーミラ」のヒロイン。ローラより。 姓:ジーベンビュルゲントランシルヴァニアのドイツ語呼称。ジーベンビュルゲンより。 もちろん偽名である。 小話トランシルヴァニアはラテン語で『森の彼方』を意味し、こっそりはるかに掛けていたりする というかその名乗りはトランシルヴァニア大公家の末裔だとでも言いたいのか。 トランシルヴァニアは吸血鬼ドラキュラ伯爵の舞台の血であり、その語源、ウラド公ツペシュの領地、ワラキアと領を接する。 吸血鬼に例えられるエリザベート・バートリの生家、バートリ家はトランシルヴァニア地方の有力貴族であり、トランシルヴァニア公国の宰相を代々世襲するほどの権勢を誇った。 ジーベンビュルゲンは通俗語源によって「7つの城」と解釈され、スラヴ系言語に訳されたりトランシルヴァニアの紋章にも取り入れられてきたが、実際はシビウ(ヘルマンシュタット)市の古名に由来し、「シビン川畔の都市(ドイツ植民者の入植地)」の意味である。(fromWikipedia) 言い訳 だいたいEDの会話(ハルカに1st世界に留まるよう直接的に伝える)を守るために作られたN PC
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/17041.html
登録日:2012/11/14(水) 21 14 24 更新日:2024/02/25 Sun 01 50 25 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 SUMMON NIGHT2 カタブツメガネ サモンナイト サモンナイト2 ツンデレ トリスの夫 ネス ネスティ・バスク ロレイラル 兄弟子 召喚師 君はバカか? 堅物 強キャラ 眼鏡 緑川光 蒼の派閥 融機人 サモンナイト2の登場人物。本作のパートナーの一人にして物語のキーパーソン。 CV 緑川光 蒼の派閥に所属する召喚師であり、主人公のマグナ/トリスと同じくラウル師範に師事する兄弟子。またラウルの養子であり、彼と同じバスクの家名を名乗る。愛称はネス。 属性は機界ロレイラルであり、とくにベズソウ(ビームソーを装備した作業用ロボット)を愛用する。 真面目で勤勉だが、堅物で融通がきかない性格。自由奔放でのんびりした主人公には手を焼いており、「君はバカか!?」に始まり事あるごとに毒舌を吐きまくる。 しかしなんやかんや言いながらずっと世話を焼き続けており、辛辣な言葉の数々も主人公を思うが故。要するにツンデレである。 またクールなようでいて意外と熱血。特にプッツンすると半端ない爆発力を発揮し、蒼の派閥の総帥をぶん殴ったりとビックリするような行動に出ることも。 ひねくれ者で人見知り、というより人嫌いで、派閥でも主人公とラウル、先輩であるギブソンとミモザぐらいとしか付き合いが無かった。 しかし主人公の見聞の旅にお目付役として同行、騒動に巻き込まれていく中で徐々に軟化していく。 以下ネタバレ 本名 ネスティ・ライル その正体は、機界ロレイラルの人間と機械が融合したような種族である融機人(ベイガー)。 機界大戦の折にロレイラルを捨てリィンバウムに亡命して来たライルの一族の末裔である。 ロレイラルは過去にリィンバウムを侵略しようとした歴史があり、そのためライルの一族も各地で迫害を受けながらさ迷っていた。 しかし主人公の先祖である召喚師クレスメントの一族と協定を結び、彼らの庇護を受けることでようやく安住の地を得ることができた。 その見返りとしてロレイラルの機械技術を提供し、クレスメントと大悪魔メルギトスの戦いでは召喚兵器(ゲイル)を開発。それにより異界の友の信頼と助けを失ってしまった罰として、それ以降は他の召喚師たちの監視を受けながら生きることを余儀無くされた。 現在でも、融機人がリィンバウムで生きるために必要な抗体の支給という形で蒼の派閥に縛られており、物品の管理をしているフリップには絶対服従だった。 主人公の旅に同行したのも、クレスメントの末裔である主人公を監視し、もし召喚兵器に近づくような事があれば殺すようフリップに命令されたためである。 融機人の特性として、血液を通じて記憶を子孫に伝えるというものがあり、ネスティも人間たちから迫害されてきた一族の歴史を継承している。人間不信もこれが原因。 しかし旅を通じて培った仲間たちとの信頼や、義父ラウルの愛情により徐々に考えを改め、メルギトスに人間への復讐を持ち掛けられた時も、「人間なんてどーでもいいけど主人公たちは好きだから断る(意訳)」と突っぱねる。 この頃になると堅物でひねくれた性格もやや改善し、主人公を認めるような発言も増えてくる。デレ期突入である。 ネスティルートでは、最終決戦で源罪(カスラ)を撒き散らすメルギトスを止めるため、決死のハッキングを敢行。そのまま息絶えてしまい聖なる大樹へと姿を変えるが、2年の後主人公の元へと無事に帰還する。トリスが主人公だとデレッデレに。 他作品にネスティが出演する場合は、トリス主人公ネスティルートの人気の高さからこのルート前提として出演することが多い。 他のルートだと、大樹になってそのままだったり、大樹となったアメルを主人公と共に見守っていたりと、割りとバラバラ。 番外編のラストで、好感度が一定値以上だとモナティの後を引き継いで主人公の護衛獣に名乗りをあげる。 「たっぷり時間をかけて、再教育させてもらうとするか」「覚悟を決めてもらうぞ、ご主人さま?」 サモンナイト3の番外編にもアメル共々元の姿で登場。 ネスティルートだった場合、厳密には融機人とは異なる生物になり抗体を必要としない体になっている。 PSP版の戦闘会話では同じ融機人のアルディラなどの他、4人いる主人公sとの会話が豊富。アティ先生のトリスには足りないどこかが気になったり、お馴染みのセリフの新派生「…君たちはバカか?」も登場。 とある戦闘会話では、クノンと仲良くなった事をミニスに冷やかされる一幕も。 外伝ストーリーのクラフトソード物語2にもマグナ/トリス、アメル、護衛獣と共に登場。 ちなみにイラストはクラフトソード物語の大塚氏によるもので、他のキャラに比べれば飯塚武史氏のネスティによく似ている。 2からはるか未来となるサモンナイト5の時代には当然彼はもういないが「ライル機関」という名の融機人の組合組織が生まれている。 ただし彼の血族というわけではなく「リィンバウムに帰化した融機人」という意味で「ライル」という名が用いられている模様。 そもそも「ライル」姓自体、クレスメントの庇護を得てから都合上名乗るようになったもので融機人の文化に姓や苗字というものが無いらしい。 ◯ユニット性能 魔法関連が強く物理面が弱い典型的な召喚師タイプ。 初期加入なのでプレイヤー好みの育成もしやすく、MATもぐんぐん伸びる最強の召喚師でもある。 使える術も、攻撃に優れる機属性に加え、クラスチェンジすると、攻撃に憑依、回復なんでもござれの万能型である霊属性を使えるようになり、マルチな活躍が可能。 何気に希少な名も無き世界由来でない多属性召喚師である。 弱点はやはり耐久面で、敵の弓や銃の配置には常に注意が必要。 また、オリジナル2は1程ではないがバランスがまだまだかなり悪い方で、中盤から霊耐性持ちが増え、終盤からは機耐性も持つ敵が増えるため、思うようにダメージを与えにくい点も。 そのため、終盤にかけては二軍落ちさせる人も割と多い。 これも含め、リメイク版ではバランスはかなり改善され、機と霊両方の耐性持ちは最終話手前になってやっと出てくるようになったりと、活躍の機会はかなり増えた。 3番外編でも基本的には同じで、高いMPやMATもさることながら2属性を使い分けられるのはやはり便利。 またPSP版では物理系の新クラス「メタルヒーロー」が登場。ドリルを使った物理攻撃が可能だが、わざわざ召喚師キャラでやる旨味は薄い… と思いきや、ネスティの場合は必殺技「衛星攻撃・Ω」を習得するのが特徴。これが中範囲&敵味方識別という全必殺技でも頭一つ抜けた性能で、準備次第で群がる敵を纏めて焼き払える火力を叩き出すこともしばしば。物理ネスティ始まったな! ただし打たれ弱いのは相変わらずで、必殺技以外の通常攻撃力は本職の物理キャラにはかなわないので注意。 とはいえ、あくまで上記は適正レベルの話で、レベルを上げればまさに一騎当千と化す。 元々は召喚師型なのでMPはかなり伸び、他の戦士型ユニットだと必殺技を連発してたらすぐ息切れするが、ネスティなら豊富なMP、広範囲技なのでまとめて倒せるなど、MP切れはあまり考えなくても良い。 ちなみに公式人気投票で何度も一位を取るくらいの人気キャラである。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] PSP版は最早機械兵士ネスティルドに -- 名無しさん (2014-01-03 20 34 17) ティターンズは関係ない -- 名無しさん (2014-01-03 20 36 14) せやな -- 名無しさん (2014-01-03 20 44 48) ↑3もしくは魔装機神ネスバスター -- 名無しさん (2014-01-21 10 14 03) 中範囲AT依存必殺技とか頭おかしいレベル(ほめ言葉)。ネスティ一人でも足場召喚→寄ってきた敵に中範囲麻痺or暗闇付与→ATup憑依+チャージ→ぶっぱで殲滅の流れが綺麗に決まる。S召喚なんて要らんかったんや…。 -- 名無しさん (2014-04-11 18 48 49) 地味に5でもライルの名前の入ったのが出てきてちょっとうれしい -- 名無しさん (2014-06-11 13 15 55) 脚本貰った時緑川さんがゲームの仕事で(それまでは)今までにないくらい分厚い脚本でびっくりしたって話を聞いたことある気がするがソースを思い出せない -- 名無しさん (2017-01-05 22 20 34) 発売当時の人気が凄まじかった。対のポジになるアメルが良くも悪くも天使すぎて人間離れした理想論言っちゃうこともあるから、余計主人公一筋のネスティが人気出たんだろうけど。 -- 名無しさん (2020-08-20 07 18 08) 対のアメルは女主人公では立場が浮いてしまうのに対して、ネスティは男女主人公どちらでも兄弟子という特別なポジを確保できて最序盤からずっと使えると、愛着が湧きやすいのも大きいだろうな -- 名無しさん (2022-06-27 15 40 47) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/868.html
704 :デン:2012/03/06(火) 11 45 51 !警告! この話は憂鬱日本の異世界転移SSです。 私、「デン」はあまり文章力や会話はうまくはありません。 この異世界転移はその話から必ずご都合主義があります。 この話から推測するのはいいですが、あまり縛らないでくれるようお願いいたします。 自分はSSを書くときのテンションが恐ろしく変わる為、投げたあと放置の可能性もあります。 なおこの話は第2話です。第1話目からお読みになられることを推奨します。 このSSをwikiに載せるのを許可します。 このSSを軸にした新たなSSを作ることも許可します。 これらの警告を読んだ上でお読みになられるとうれしい限りです。 「憂鬱日本転移伝」--- 「第2話 異世界の国」 1945年4月15日 午前5時45分 その時、大日本帝国は転移した。友邦や、さらに未来でその勢力に入る国やその勢力圏の国も少々遅れつつも連れて…。 1945年4月15日 午前5時45分 大日本帝国とその友邦は異世界転移したがその転移は生易しいものではなかった。 ガガガガガガガガガ!!! どこからか聞こえる地鳴りか噴火とも言えそうな激しい音。 様々な色に変わる空。 とてつもない空間の揺れの為、怯える者。 全身に伴う激しい痛み。 それらは何と5分も続いたのだが不思議と苦しいと感じたものは誰一人いなかったのである。 が、それでも列強1位・全勝無敗・無敵最強大日本帝国と浮かれていた国民の肝を冷やすには十分なことであったし、何かしら体に違和感を覚える者も少なくなかったのである。 アレリア歴3745年 3月15日 ファルジア王国 首都ファルジア 「『例』の計画は進んでいるか?」 「ええ、以前から予測されていた地下の魔鉄鉱脈や火石鉱脈が見つかり、さらに稀少資源火晶も取れ、採掘も予想より早く軌道に乗り出したことから計画は想像以上の速さで進んでいます…おそらくは数日中には実効できるかと」 「そうかそうか…ついに『例』の計画が実行できるのか…『聖戦』を…」 『聖戦』とは亜人撲滅の事である。ファルジア王国では宗教『ファルジア教』がほとんど占めており、大陸一の過激な宗教であり、亜人差別の典型的な異世界宗教であった。 「『聖戦』が終わった暁には600年前に我々の大いなる祖先を辺境に追いやった『オーラント王国』もじっくり併合してやる…」 オーラント王国とは当時、大陸『アレリア』の中でも1番の経済力と軍事力を保有し、最大の宗教勢力『アレリア教』を国教としている国だ。そのアレリア教から分離したのがファルジア教であり、あまりにも危険な思考と行動で国外追放されたのが600年前…それら事にファルジア教信者達は怒り、復讐を誓って600年…現在でもオーラント王国のその力は列強1位として君臨していたが、じんわりとその力は衰退に傾きつつあった。 705 :デン:2012/03/06(火) 11 46 40 その中でファルジア王国は着実に力をつけて軍事力では2位、経済力では4位と無視できない列強の一員になっていた。ちなみに宗教は10位くらいでそのあまり過激さと追放された恨みでアレリア教と敵対という経緯であまり国外の隣国以外ではほとんど広まってはいない。 「それで『聖戦』の前段階としてアトラス島の要塞化とファジー島の占領はどうなっている?」 「要塞化についてはすでに完了、『風竜』の配備や魔法障壁、15cm要塞魔砲塔、アトラス島の海域を守る『アトランス級国防艦』、遠征の為の『イリーアス級空母』『ファルジス級護衛艦』『ファルジア級戦艦』の配備ももうすぐ完了します。どれも最新式で練度もなかなかです。ファジー島は南部は完全に占領はできましたが北部では亜人の抵抗が見られます。完全に占領するまでに少々時間がかかるかと…まあここがとられれば安全な所はフェリノア島のみで残る島は魔海域『アレス』付近の辺境の島々となれば抵抗するのは理解できますがね」 「ふむ…ところでだが『ファルジア神』様から魔海域『アレス』についてお話があったのだが…何でも『アレス』の雲が消え、そこから今まで見たこともない世界が広がってるとか、そこから我が国に大いなる禍が待ち受けるとかだそうだ…『アレス』で何か変わったことはないか?」 「変わったことですね…そういえば調査班が魔力指数が上昇傾向にあるとか」 「『アレス』はもともと我々の常識から外れた魔の海域だ…それくらいでは分からん」 「そうですね…あとは…ありました。何でも島々の影が見えるとか雲の色が突然変わるということが…こういうことは過去の文献でもありませんでした」 「うむ…だが魔の海域『アレス』のことだ何が起こるかわからんが一応念いりに調査しておきたまえ…では下がってよいぞ」 「はっ…」 大日本帝国が転移する前…異世界のファルジア王国はこうして『聖戦』が始まった。 だがこれが国に最大の危機を招くとは思いもしなかったのである。 次回へ続く…の前に解説集へ 706 :デン:2012/03/06(火) 11 47 17 第1回解説集 『ファルジア王国』 570年前に出来た王国。人口1200万人程、大平原『ラートレス』の3分の2を保有するほぼ平地のみの国家。国教は『ファルジア教』軍事力第2位、経済力第4位の新興列強である。周辺の小さな国はその圧力に屈している。 『ファルジア教』 大陸一過激な宗教で一番の亜人嫌い。信者は1300万人程だが無理やりなのが多いのでそこまで信仰心が高い者は少ない。 『ファルジア神』 ファルジア教の神。今はよく分かっていない。 『ラートレス』 大平原地帯。極東ロシア並の大きさを誇り大河川『ラサーニャ川』が流れている。平原なのだが鉱脈があり資源は豊富。石油やガス何かも埋まっているが探査技術や採掘技術は地球よりかなり高いのでうまい具合に避けている。 『ラサーニャ川』 幅は30kmにも及ぶ湾といっても可笑しくない巨大な川長さはアマゾン川の2倍ほど。 『例』 聖戦の事。 『聖戦』 亜人討伐の為の免罪符。一応お決まりの「神の名のもとに~」がつくけれど本気で神がいるので…ねぇ? 『オーラント王国』 1800年前からできた列強最強国。人口は2400万人。アメリカのようにチートではなく、それぞれの差は短い。大きさは中華人民共和国並みの大きさで追放した宗教が国を持ち、巨大化したので危機感を覚えている。ファルジア王国とは大平原の残り三分の一で接している。国教は『アレリア教』 『アレリア大陸』 大きさは南アメリカ+アフリカ大陸と同じ。東にするか西にするかで迷ってます。 『アレリア教』 一番古い宗教で信者は4000万人は超えるとか…?亜人の文献がないのでいろいろ議論されているがとりあえず平等ではある。 『魔海域アレス』 アレリア大陸付近にある魔の海域、魔力密集率が異常に高く濃密な雲と霧、激しい荒波で魔物も寄せ付けない上に誕生すらしない。どこにするかで迷ってます。 『アトラス島』 沖縄本島並の大きさで大半が断崖絶壁。要塞化されており、かなり難易度が高い。ファルジア王国でも唯一の要塞島。 『ファジー島』 アトラス島付近の20kmほどの大きさの島。迫害された亜人達が生き延びた先の島だった。 とりあえずここまで 707 :デン:2012/03/06(火) 11 48 04 あとがき 第2話 大日本帝国やその友邦達は ナ ニ カ サ レ タ ようです。 今回は転移前の異世界のやられyゲフンゲフン異世界の列強国『ファルジア王国』が登場しました。 兵器なんかも名前だけ登場。話しているのは一体誰なんでしょうかね…部下と一番エライ人? 一応今回出た物についての解説集も作っておきますが兵器や資源は次回にも… まあ、軽く書いていきたいと思います。
https://w.atwiki.jp/city_blues/pages/22.html
. ――明るい未来を . ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ たとえどんなに歴史が移り変わろうとも、この世から差別と争いがなくなる事がないと言う事を、彼女は痛切に思い知った。 時を重ね、哲学が多種多様に枝分かれし、テクノロジーが発展しても、この二つが世界から根絶される日は、永遠に来ないのだと彼女は知った。 この世にある全てのものは、有限のものだった。 土地も、食料も、個人が生きて行くのに必要な摂取エネルギー量も。全て、その数は限られている。 世界には一つたりとも、無限大の数値を誇る実体などない。凡そすべての物質的なものは、有限のものなのだ。 彼女は、思うのだ。その有限のものを管理する為のものが今の社会であり、その有限のものを多く、或いは低い値で手に入れる為の線引きこそが、階級なのではないかと。 レプリロイドが動く為のエネルギーは、慢性的な不足状態に陥っていた。 科学がどんなに発達しようとも、無から有を生み出す事は出来はしない。ややランクの落ちる、有を有のまま保つ技術も、かなり難しい。 有限のエネルギーを長く保たせる、最も簡単で、それでいて即時的に効果の表れる手法とは、とどのつまり何か? それは、そのエネルギーを摂取して活動する存在の総数を、減らす事であった。 英雄・エックスが築き上げた理想郷、ネオ・アルカディアは、エックスを頂点とする事実上の専制君主制の国であった。 過去に勃発した大戦争により疲弊した人間達の為の楽園を築こうと言う名目で築き上げたこの国は、人の為の安定した平和の供給と言う意味では、成功を納めている。 しかし、其処では、レプリロイドの権利は蔑ろにされていると言っても良かった。元々レプリロイド、つまりロボット自体は人間の為に尽くすものだ。 人よりもやや低く見られるのは仕方のない事ではあるが、エネルギー不足にアルカディアが陥ってからは、少々目に余る。 と言うのも、正常な筈のレプリロイドを、イレギュラー認定し、不要の烙印を押し、処分すると言うケースが後を絶たないからである。 迫害されたレプリロイドは、住処を追われ、穴倉の生活を送り、いつ絶えるか解らないエネルギーを恐れ、ビクビクする生活を余儀なくされている。 ――シエルには、それが堪らなく可哀相なものに見えた。 彼女はアルカディアに所属する科学者の一人だった。黙っていれば地位も安定した生活も約束された身分でもあった。 だが、謂れもなく処分されるレプリロイドを見て、疑問に思った。イレギュラーなんかじゃないのに……狂ってなんかいないのに。 何で、彼らが消えなくてはならないのだろうか? ネオ・アルカディアに不要だからと言う理由で、どうして排斥されねばならないのか。 聞いた事がある。アルカディアと言う言葉はそのまま理想郷と言う意味なのだと。誰にとっても平和な街だからこその、アルカディアではないのか? 誰もが明るく笑って暮らせるところだからこそ、アルカディアなのではないのか……? シエルはアルカディアの在り方に疑問を覚え、籠から外へと飛び出した。そして、迫害されるレプリロイドの為に、レジスタンスも創設した。 だが、現実は甘くなかった。戦いは何時だって苦難と離別の連続で、芳しい結果を得られた事など、片手で数えられる程しかなかった。 アルカディアは圧倒的な補給量と戦力を保持している。にわかレジスタンス如きが、到底刃向える相手ではなかったのだ。 次々と破壊されて行く仲間達。先行きの不透明さに打ちひしがれる仲間達。 だから、シエルは欲していた。現状を打破してくれる、正義の……いや。より平和な世界を築く為の。 明るい未来を築いてくれる、暖かな、それでいて確かな力を持った英雄を。 ――今シエルは、 新宿 にいた。 いつ建てられたのかも解らない、遺跡と化した建造物を調査していた時の事。遺跡の最奥に、蒼く光り輝く小さな宝石を発見したのだ。 エネルゲン水晶の類かと思い手に取るや、気付けば彼女は、異世界の 新宿 なる街へと飛ばされていたのだ。 そして、頭に刻み込まれた、聖杯の情報。如何なる願いをも叶えてくれる、万能の願望器。世界の改編すらも思うがままの、究極の神器。 それを廻って争う、聖杯戦争。彼女が此処で流血を我慢すれば――自分が生み出した偽りのXによる支配も、そして、冤罪をかけられ迫害されるレプリロイド達を。 全て等しく解決させ、本当に明るい未来を築き上げる事が、出来るのだ。 怖くない、と言えば、嘘になる。本当は怖い。想像するだけで、身体が震える。歯の根が合わなくなる。 しかも今度の相手は、レプリロイドではない。生身の人間を相手にしなければならないのだ。恐ろしくない筈がない。 だが、シエルは最強のカードを引き当てた。 彼女の引き当てたサーヴァントは、彼女の居た世界でも名の知れ渡った、赤き英雄。 嘗てエックスと共に、イレギュラー戦争を戦いぬいた、伝説の英雄の一人、『ゼロ』。それこそが、シエルが引いたサーヴァントなのだ!! その強さは知っている。あのエックスと互角、或いはそれ以上の強さを持ち、戦場に現れるや鬼神のような活躍をして見せたという、最強のレプリロイド。 彼と一緒なら、本当に平和な世界を築ける、そんな気がするのだ。 ……だがシエルは今、草むらの影に隠れ、ビクビクと怯えてその場をやり過ごそうとしていた。 ゼロの戦いぶりは凄まじい物である事、そして、実は英雄としての側面以外に、世界に混乱を齎したと言う部分がある事は、シエルは知っていた。 しかし、英雄と呼ばれるからには、絶対に高邁な魂の持ち主だと、彼女は堅く信じていたのだ。 ――まさか、これ程までに激しく、そして、凄まじい戦いぶりを展開するとは、シエルも思わなかった。 新宿 は戸山にある、とある大学のキャンパスの敷地内に響く、凄まじい戦響音。度々生じるフラッシュ。 あの戦い方は、何だ。あれはまるで英雄と言うよりは―――――― 英雄と言うよりは、破壊神ではないか。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 新宿 はW大学の戸山キャンパスは今や、地獄の戦場となっていた。 舗装された地面には蜘蛛の巣めいたヒビや亀裂が生じている。深さ数m、直径十mにも及ぶクレーターの数々が幾つも生まれている。 街路樹が不細工なささくれを残して圧し折れている。かなたこなたで、メラメラと炎が燃え上がっている。 キャンパス内の学舎の一部が、倒壊を起こさぬのが不思議な程の絶妙なバランスで、廃墟と瓦礫の境界線を彷徨っている。あと少しの衝撃で、その建物は崩れ去ってしまいそうだった。 どのような力を持った狂人が暴れれば、このような光景が産まれうるのだろうか。 正気を保った存在では到底このような、破れかぶれも甚だしい目だった破壊の光景を生み出す事はありえないだろう。 それもその筈、戸山キャンパスのこの惨状は現状、たった一人のバーサーカーによって齎されたに等しいのである。 無論、そのバーサーカーの足元で、身体を十字に四分割されて即死した魔術師と、彼が操っていたセイバーのサーヴァントによる破壊も、確かにあった。 だが彼らの破壊の傷痕を容易く塗り替え、目立たなくする程に、バーサーカーの戦いぶりは激しく、狂気染みていたのだ。 そのバーサーカーはどちらかと言えば背丈も普通と言う他なく、身体の厚みも全くない。中肉中背と言った風情の体格だ。 威圧感の欠片も無いそんな体格や、ワインレッドのプロテクターを身体の所々に装備している事もそうだが、特に目を引くのが、女の様に長い黄金色の髪。 それが今は、キャンパス内を蕭々と吹く風に靡いていた。金色の粒子が、バーサーカーの周りの空間で煌めいているかのようだった。 バーサーカーは夢想していた。足元で転がる魔術師が操っていた、騎士鎧を身に纏ったセイバーの事を。 強かった。それは確かだった。そして、この聖杯戦争には、そう言った存在が何体も何体も、何体も招かれているらしい。 であるならば、これをこそ止めるのが、自分の使命だとバーサーカーは堅く信じていた。 終る事無く続いていた百年戦争、後に妖精戦争と言われていた戦争を終結させた自分ならば、それが出来る。 このバーサーカーは、聖杯戦争を止める事をこそ義務と考えていた。それこそが、英雄の――救世主の役目であろう。 新宿 の夜空を、赤い英雄が見上げた。疎らに輝く星の中に、月が黄色に明けく輝いていた。 月に、星に。吠えるようにして、英雄は雄叫びを上げた。セイバーを切り裂き、そのマスターを葬った勝鬨の意味合いも、あったのかも知れない 「――我はメシアなり!!」 爆発するような哄笑がその名乗りの後に上がった。 空気が震える、炎が揺らぐ。倒壊しかかった建物が、その躁病患者が上げるみたいな笑い声に呼応し、崩れ去る。天地が引っくり返るような轟音が、世界に響き渡る。 バーサーカーは確かに百年戦争を終わらせたジャンヌ・ダルクではあった。そう言った意味では間違いなく英雄と呼ばれるに相応しい存在でもあった。 しかし彼は、妖精戦争と呼ばれるその戦争の終結の為に、何千何万、いや、何百万と言う命を犠牲にさせた、血塗られた救世主だった。 何よりも彼の魂は、本物の赤い英雄の魂では断じて有り得なかった。その身体は、赤い英雄の肉体そのものだ。 だが、彼の中に宿る魂は、邪悪の権化の男が生み出した、破壊と死の権化。バーサーカーには、本物の英雄が持ち得るヒロイズムが、備わっていなかった。 彼は魂こそ偽物であったが、肉体だけは本物の英雄のそれだった。しかし、それでは同じ名前の存在が世に二人といる事になる。 それでは、紛らわしい。故に、区別する必要があるだろう。本物の英雄の魂を持つ者を始まりや起源を意味すると言う点で、ゼロと名付けるのであれば。 このバーサーカーは、終わりや終局を意味すると言う点で、きっとこう呼ばれるべきである。 ――『オメガ』、と。 【クラス】 バーサーカー 【真名】 オメガ@ロックマンゼロ3 【ステータス】 筋力B+ 耐久C+ 敏捷A 魔力E- 幸運E- 宝具A 【属性】 秩序・狂 【クラススキル】 狂化:A- 狂化、と言うよりはある種の精神汚染に近い。ある科学者の手によって、破壊と殺戮のみに傾倒するよう思考回路を弄られている。 ある程度の意思疎通は可能とするが、この狂化にはステータスの向上効果はない上に、思考も上記の感情で固定化されている。 実質的にコミュニケーションを成立させる事は困難、ないし不可能である。バーサーカーは自分の事を救世主(メシア)だと言って憚らない。 【保有スキル】 信仰の加護(自身):EX 一つの価値観に殉じた者のみが持つスキル。加護とはいうが、そもそも崇めているのが神性すらない自分自身である故に、最高存在からの恩恵はない。 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。バーサーカーはある科学者の手によって、思考回路をその科学者にとって都合のいいように弄られている。 バーサーカーは自分自身の事を、長らく続いた戦争を終結させた救世主であり、そして聖杯戦争をもこの手で終結させうる英雄であると、本気で信じている。 蛮勇:A 無謀な勇気。同ランクの勇猛効果に加え、格闘ダメージを大幅に向上させるが、視野が狭まり冷静さ・大局的な判断力がダウンする。 なおバーサーカーではなく、本物の『英雄』が有するスキルは、蛮勇ではなく『勇猛』である 無窮の武練:B ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。 心技体の合一により、いかなる精神的・地形的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。 但しバーサーカーの魂は、本物の英雄の魂ではなく紛い物の魂である為、本来よりランクが下がっている。 真名混濁:B 自身の真名や過去を暴くスキルや魔術、宝具をかけられた時、真名の看破率を著しく下げるスキル。 バーサーカーの身体は『ゼロ』と呼ばれるレプリロイドのボディであるが、その魂は彼の物ではないと言うイレギュラー性に起因する。 【宝具】 『抜殻(オリジナル・ゼロ・ボディ)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:自身 バーサーカーのボディである、ゼロと呼ばれる伝説のレプリロイドのオリジナルのボディが宝具となったもの。つまり、バーサーカー自身が宝具である。 初めて製造された時から数百年経過しても尚、レプリロイドのカタログスペックの最先端を往き、その時代で最も優れた科学者達ですら、 解析する事すら不可能と言わせしめた程ブラックボックスの多いゼロのボディは、悪の科学者Dr.バイルによって、その性能を可能な限り高められている。 バーサーカーとなった影響で精度こそやや落ちているが、ゼロをゼロ足らしめていた、相手の必殺技をラーニングする機能は健在。 相手の必殺技や体術をコピーする事が出来る。格闘術やレーザーブレードを用いた剣術の高さは当然の事、銃による遠隔攻撃に、オーラめいたエネルギーを射出したりと、攻撃方法は多岐にわたり、その全てが強烈。 但し、正真正銘本物の、イレギュラーハンターだった時代のゼロの魂が持っていた、代えがたい戦闘経験や戦闘に対する慎重さと言うものが、 バーサーカーからは失われている。兎に角攻めると言う行為しか彼には頭にない。だがその単純に攻め続けると言う行為こそが、何よりも恐ろしいのである。 【weapon】 無銘・セイバー: 柄からエネルギーを刃状に発生させて敵を斬る剣状の武器。エネルギーを収束させる事で、衝撃波を生み、地面を容易く叩き割る程の威力を発揮する。 凄まじい切れ味を誇る武器ではあるが、宝具ではない。伝説の英雄・ゼロの用いた、十の光る武器の一つ、ゼットセイバーとは別のもの。 無銘・バスター: 遠隔攻撃用のエネルギー銃。強烈な威力をこれも誇るが、あくまでも副武装の為、セイバーに比べて威力は落ちる 但し、エネルギーをチャージさせ、発射した場合には、この限りではない 【人物背景】 彼は確かに、長きに渡る戦争を終結させた。 地上の人類の6割、レプリロイドの9割と引き換えに、だが。 【サーヴァントとしての願い】 救世主(メシア)として、聖杯戦争を終わらせる。その為には、『手段を問わない』 【マスター】 シエル@ロックマンゼロ 【マスターとしての願い】 全てのレプリロイドと人間が笑って暮らせる世界の実現。 【weapon】 【能力・技能】 非常に優れた科学者であり、レプリロイドの開発者。 相応の科学技術の整った研究施設さえあれば、それらの開発や、新しいエネルギー理論の構築すらも可能な程の天才。 また、逃げだしたレプリロイド達の指揮官を務めていた事もあり、指揮能力にも非常に長ける。 但し本質的には極々普通の少女である為、身体能力も魔力の量も、期待は出来ない。 【人物背景】 優秀な科学者を遺伝子操作で生み出すという計画の下、ネオ・アルカディアが生み出した人造の科学者とも言うべき存在。 ネオ・アルカディアが当初予定していた目標通り、彼女は優秀な成果を収め、遂には伝説の英雄であるエックスのコピーを制作する事に成功する。 しかし、エックスの代行として自身が製作したコピーエックスのせいで、多くの無実のレプリロイドが処分されてしまった事に心を痛め、ネオ・アルカディアから離反。 以降は処分が不可避のレプリロイド達の指揮官となり、レジスタンス活動を続けていたのだが……。 今回は封印されていたゼロを解き放つ数週間前の時間軸から参戦。彼女のパートナーであるサイバーエルフ、パッシィは存在しない。 【方針】 ゼロ(と認識しているオメガ)を頼る
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/4264.html
424: 333 :2017/01/08(日) 21 30 22 フローデ達の憂鬱 『まもなくアクルーシュ宇宙港行き2390便が出発します。お乗りのお客様はご乗車ください。』 ケンルー 「修技館までなら私が送って行くのに。本当に送らなくてよいのか?」 アローシュ ドーリャイ 「いいよ。僕だってこれから帝都で暮らしていかなきゃならないんだ。乗合船にも慣れておかなきゃ。」 デルクトゥーでの騒動の後、ジントとラフィールは改めてラクファカールに向かった。 もちろん当初の目的、修技館に入学するためだ。 ファサンゼール ラフィールは修技館を卒業しているが、出世の義務がある皇族はそこで止まっていられない。 ヴォスクラ 星界軍大学に入学して士官の道を歩むのだ。 「ラフィールも星界軍大学でも元気でね。…まいったな。出会ったのはちょっと前なのにもう別れがたくなってるよ。」 ジントの脳裏にはこれまでラフィールと過ごした日々が走馬灯のように過ぎっていた。 「おぬしは大げさだな。同じラクファカールに住んでいるのだ。たまには会うこともあるであろ。」 ラフィールとは短いが濃密な時間を過ごした。その分だけ親しくなっているのだ。 「これから戦争になるであろう。それまで、私もおぬしも精進せねばな。」 ウィクリュール 「大学を出たら軍艦の艦長になるんだろう?そのときは僕を部下に指名してほしいな。音沙汰なしだったら恨むよ?」 ウィグ 「ぬかせ。目にもの見せてくれるわ。おぬしこそぬかるなよ?成績が悪いようなら書記の席は他のもので埋めてしまうからな。」 そういってラフィールは笑う。ジントも笑った。 『まもなく修技館行き2231便が出発します。お乗りのお客様はご乗車ください。』 案内が聞こえてくる。そろそろ時間だ。 「じゃあ僕は行って来るよ。元気でね。」 手を振り、歩き出す。後ろからはラフィールの声がジントの背中を押していた。 「おぬしこそ息災でな。またそのうち会おう。」 乗合船に乗り、中からラフィールを見る。彼女はまだ手を振っていた。 ゆっくりと船が動き出す。中の乗客は殆どが地上人なので加速度を抑え目にしているのだ。 ラルベイ・イリク 遠ざかっていくイリーシュ王宮を見て、ジントは新たな生活への決意を胸に灯した。 426: 333 :2017/01/08(日) 21 31 48 クファゼート・ギュンボヴノーラル 夢幻作戦を終えた後。いつもの如く夢幻会は集まっていた。 レンド ガンボート その中には嶋田と山本の姿もある。前回の会合は事変前後に開かれたため出られなかったが、今回は出席していた。 ボスナル 「みなさん、夢幻作戦完遂お疲れさまでした。軍士だけでなく後方要員から一般人のみなさんもお疲れ様でした。」 スリー 辻が出席者を労う。実際に戦場に出たのは少数だがそれ以外の夢幻会員も有形無形の支援をしていたのだ。 「「「「「お疲れ様でした!」」」」」 「今日の議題は夢幻作戦の総括と今回の事変…仮称イオラオス事変の事後処理についてです。」 スリーが話を始めるが、各人思い思いにくつろぎ、あるいは料理や酒に手を伸ばしていた。 夢幻会はいつもこんな調子である。基本ゆるいのだ。 「作戦についてはレンドさんにお願いしましょう。あ、ガンボートさんはヴォーラーシュ方面をお願いしますね。」 指名を受けたのはレンドである。彼は今回の四カ国同盟の奇襲作戦に対して、主攻方面の迎撃を担当していた。 ビュール・ギュンボヴノーラル・カースナ 「夢幻第一艦隊は敵奇襲艦隊主力を撃破しました。所詮寄せ集めですからね。しかし指揮系統が混乱したことによってバラバラに 逃げられましてね。少々取り逃がしてしまいました。」 ソーパイ 「結構です。逃がした戦力については次の反攻作戦で撃破しましょう。既に準備は整っています。今回間に合わなかった襲撃艦も ヤドビュール 2個分艦隊相当が編入できますよ。」 出来れば緒戦で新艦種の戦術を試したかったが。レンドはそう考えたが仕方が無いのも確かだった。 襲撃艦とは帝国が新たに開発した艦種である。 ゲール ホクサス レスィー 特徴は重武装の突撃艦、あるいは機雷を積まない巡察艦といったところか。そのせいで名前を重突撃艦にするか軽巡察艦にするかで 紛糾したのだが。(最終的にどちらでもない襲撃艦に決まった) 夢幻作戦に間に合わなかったのは兵器開発が遅れたからというのもあるが、乗員の練成が遅れたのもあった。 襲撃艦は新たな艦種である。ゆえにその戦術はまだ確立されていない。 だからこそ戦力化に時間がかかってしまったのだ。 「ヴォーラーシュ方面はどうでしたか?ガンボートさん。」 フィア・ルエホグネル 「こちらも問題はない。敵艦隊も完全に殲滅した。皇孫女殿下が地上にいたと知ったときは肝を冷やしたがね。スポールが上手く やってくれたよ。」 「ありがとうございます。レンドさん、これで敵戦力はどれくらい削れましたかね?」 問いかけにレンドはしばし考え込む。出てきた答えは期待ほど大きくはなかった。 「せいぜい2割といったところでしょうか。ヴォーラーシュ方面は殲滅できましたがそちらは陽動ですし。主攻方面は撃退を優先 したのが裏目にでた形ですね。」 「まあそれならそれで構いませんよ。作戦の第一目標は帝都の防衛ですからね。原作以上に敵戦力を削れただけで良しとしましょう。」 428: 333 :2017/01/08(日) 21 32 50 「さて、事変の後始末ですが…厄介なことになりそうですよ。」 次の議題を切り出したスリーの言葉に出席者達は各々その思いを表に出した。 唸るもの、顔をしかめるもの。頭を抱えたり顔を覆うものもいた。 ブルーヴォス・ゴス・スュン 「四カ国同盟…もそうですが、わが国にも問題はありますね。」 「民主主義ゆえの弊害ですか…いや我々にも偉そうなことは言えませんが。」 スリーが続ける。実際、頭の痛い問題だった。 「四カ国同盟は事変に対して根拠のないでまかせだと言っています。一方帝国が誠意ある態度を示すのなら共栄することも吝かでは ないとも。」 四カ国同盟は奇襲が失敗してから、混乱していた。それを端的に表しているのが先の表明だった。 「強硬な国内世論に押されて謝罪など言えない。かといってこのまま進めば緒戦で打撃を受け勝ち目のないまま戦争に突き進むしか ない。そういうことですか。」 「問題なのは帝国もですよ。戦争に勝つのはいいですが、完全に四カ国同盟を飲み込み人類社会を統一するまで止まらないつもり になっています。全銀河の統治などごめんこうむるんですがね。」 こちらにも困ったものだ。レンドはそう思った。 アーヴ達は地上人から迫害されつづけ、時に衝突しながらその全てに打ち勝ってきた。 そうした歴史からアーヴは日本人の子孫とは到底思えないほど苛烈な性格になっており、一度戦争を始めたら自分達が滅びるか 相手を滅ぼすまで止まらないという価値観を持つようになっていたのだ。 「……ハニア連邦から崩せば向こうから講和を言い出すんじゃないか?」 夢幻会の面々が頭を悩ませていると、原作を知っている転生者から一つの提案が出てきた。 「なるほど。武力ではなく謀略でカタをつける気ですか…詳細はつめなければなりませんが、方針としてはいいかもしれませんね。」 スリーが見回すと皆納得の表情をしていた。 「ではその方針でいきましょう。」 かくして帝国の方針は決定された。 夢幻会の策動がどう影響するのか。それを知るものはいなかった。 いるのは知らない人間と、知っているつもりの人間だけだったのだ。 429: 333 :2017/01/08(日) 21 33 44 投稿は以上です まとめwikiへの転載は自由です