約 66,491 件
https://w.atwiki.jp/minnasaba/pages/940.html
ある昼下がり、冬の公園。 巫女がいた。 神社から降りてきたのか、布教活動をしていたのか、それとも巫女装束の芸人か。 巫女はお手玉をしていた。 お手玉は最初は三つ。十周りしたら四つ。もう十周りしたら五つと、魔法のようにどこからともなく増えていく。 巫女の周りには、子供達が大勢集まってきていた。それもそのはず、突然公園にやってきた巫女が魔法のような手さばきでお手玉をし出したら注目しないはずはない。 子供達――たくさんの女の子達は、輝く瞳でお手玉を見つめている。 お手玉の数は既に十――淀みなくぐるぐると回り続けている。 ――ピタリとお手玉を回す手が止まった。 ぽとぽとと右の手の平に、お手玉が積み重なって落ちた。 子供達は少しだけ不満そう。子供らしい我儘だ。 巫女は、艶やかな朱の唇を綻ばせる。 「童女(わらし)らよ。"お遊び”を教えてやろうかえ」 『うんっ!!!」 「じゃあわっちの言うとおりにするんじゃよ」 『うんっ!!』 巫女はほっそりした手で、三つずつお手玉を渡した。 眉上で真っ直ぐに切られた長大なおかっぱ頭。その下の黒瞳には、子供を可愛がる慈愛と冷徹なる指導者の光りが見え隠れしていた。 ――三〇分後――、 買い物帰りと思しき赤毛の少年が、公園のベンチに座っていた。 珈琲を飲みながら一息を付いている。ぼうっと変な巫女と群がる子供達を眺めていた。 少年は何となく空を見上げる。 「…………………ふう……」人生に疲れた老爺のように溜息を吐いた。 視線を元に戻す。 巫女顔があった。鼻先一センチに、きめ細やかな肌と澄んだ黒瞳と艶やかな唇があった。 「うわぁっ!?」 悲鳴と共に少年の背筋がピンと伸びる。驚愕の動作。 「な、ななななんだ!?」 巫女は顔を離し、少年の顔に指を突き付ける。 「――そのベンチペンキ塗り立てじゃぞ」 「えっ? うわわわぁ!」 慌てて腰を浮かす。しかし、尻を探るが名にも付いてない。 「嘘じゃ」童女のように笑みを浮かべて言う。 「………………」中年のように渋面を作る。 「まあ、そう怒るでないお主よ。わっちらを見ていたので気になったのじゃ」 「いや、何となく見ていただけだ。気に障ったんなら謝る」 少年はむっつりとした顔で謝罪した。悪意は無くても人を不快な目に遭わせてしまったのなら謝るべきだ、というのが彼の持論であった。 「ふむ、そうかや何となくか……。いやてっきりわっちはお主が、幼女趣味なのかと」「違うっ!!」 声を大にして、怒鳴る少年。名誉のためだ。 「まあ、そう大きい声をだすでない。童女らが、吃驚してしまうじゃろうが」 「すまん」 しゅんと項垂れる少年。巫女は呵呵と笑う。 「しかし、残念じゃ。お主が幼女趣味ではないとは」「だからそうだって」 巫女は、こう言った。冥土の土産とばかりにそう言った。 「幼女趣味であったなら最後に天上の快楽を得られたものよのお。残念じゃったなマスター殿」 「!」 少年は驚愕に眼を見開いた。足が自然に聖杯戦争関係者から距離を取ろうとする。しかし――、 「なっ!?」足が引っ掛かってバランスを崩した。 足には、Gパンと下着が引きずり下ろされた状態で引っ掛かっていた。 これを行ったのは童女の一人だ。手早く殿方の下履きを剥がす、閨の業。 「かっ―――ァ――!!!」呼気と共に奇妙な悲鳴が零れる。小さな手が睾丸に爪を立てて捻り上げていたのだ。小さな両手で大きめの睾丸と陰茎が奇怪なオブジェのように形を変える。 強姦男を撃退する女の業である。 さらに、背後に回っていた童女が五指に塗られた毒を肛門から直腸に侵入させた。 「――――――――――??!!!」も早声すら出せない。小さな手は直腸内をかき回し、毒を内壁に擦り付けた。 便所に潜み、肛門に刃を突き立てる忍の業であった。 三つの女と忍の業によって、少年は倒れ伏した。 意識はある。出血はない。五体もある。しかし、毒の効能により、少年は声を出すことも体を動かすことも出来ずにいた。 巫女は、少年の横に立つ。手は、汚物で汚れた童女の手を洗っている。 「まあ、恨むんだったら自分の運の悪さを恨む事じゃ」 少年の腰を掴み、担ぐ。対して大柄ではない少年を小柄な女性が担いでいる情景は滑稽な感じがした。 「ああ、あとこの子らはお主にした行為の記憶は完全にきえる。そこんところは安心するがよい」 声も出せず、尻を丸出しにした少年は、顔に当たる豊かな胸の感触を楽しむことも出来ず運ばれていった。 巫女が呼気を鋭く吐く。 瞬間移動のように、その姿は消えていた。
https://w.atwiki.jp/tproyale/pages/175.html
正式名称:ネズミ花火と紙マッチ 形状:作中バトルにて使用された何の変哲もない渦巻き型ねずみ花火とその名の通り軸棒が 紙製のマッチである紙マッチ(大量) 効果:バトルでは敵を一定確率で怯ませる効果があったが、いきなり目の前で花火が炸裂したら誰でも怯む。 暗闇で使用すれば音と光で攪乱できるだろう 紙マッチは花火着火用の付属品。軸棒に付いている塩素酸カリウム等が使われた頭薬(赤い部分)に 赤燐等を使用した側薬(茶色い部分)に擦って使うのは変わらない。 しかし、紙マッチはマッチ下部が外装にくっついており、そのくっついた部分に側薬が付いている。 これにより マッチ部中央を折る→側薬と擦り合わせて火を出す→着火→フタを弾いて風圧で火を消す という動作を片手だけで行えようになっている。 備考: +本編での使われ方 ※重大なネタバレあり! あの素晴らしい愛をもう一度にて竜宮玲奈に支給された。
https://w.atwiki.jp/sakideeroparohokanko/pages/67.html
139を見て妄想した 優希×京太郎 ID pRii4AZk氏 第2局 238 243~ 244 359 ~362 触れ合わせた唇から熱を感じる。 彼の膝の上で向かい合い甘えるように擦り寄らせてくる身体を強引に寄せると 少女は全身を震わせる。 そんな少女の姿に気を良くした少年はその小さな唇をついばむように食む。 息を忘れ、時間を忘れ、唇を重ねあう。 互いの体温にやられ、少し汗ばんだ制服の上からでも、うらわかき二人の情念はすでに重なり合っていた。 「んっ…」 さすがに限界がきたのか 苦しそうに、そして残念そうに少女が唇を離す。 呼吸を整えながら少年を見つめる少女の目はどこかうっとりとしていて、これから起こることへの期待を覗かせている。 「まだちゅーだけなのに、激しすぎるじょ……きょおたろぉ……」 瑞々しい頬をまるで若い桃のようにうっすらと赤らませながら少しだけ目を座らせ、スねるように京太郎を非難する。 しかしその音色にはまったく嫌味はない。 「馬鹿、こんなもんでネをあげんな。これからもっと激しいことするんだぜ?」 「あう、あんまり激しくするとあたし、死んじゃうじょ…」 身体を前のめりで寄せながら少年の胸元に頭を摺り寄せながら「いやいや」と頭を振らせる少女。 その姿はまるで幼い子犬のように愛らしい。 そんな少女の首もとを撫でると、うれしそうに小さく喉を鳴らした。 「ほら、今日は寝させないぜ」 「あうー、きょうたろお」 抱き合い、唇を重ね、まぐわいながら地面に倒れる二人。 互いの舌を味わうように絡ませあう二人は、まごうことなき馬鹿ップルである。 最初は意識などしていなかった。 須賀京太郎という男は今も昔も性癖的には至って普通の高校生男子である。 出っ張りも凹凸もない片岡優希の身体なんて色気もないとまさに眼中の外だったし 人並み以上に性欲旺盛な京太郎なら、すぐ周りに原村和という若さがはちきれんばかりのわがままボディを持つ美少女がいれば、当然そちらに目がいく。 もちろん、たゆんたゆんと揺れる和の乳を見ながら鼻の下を伸ばす京太郎を見ながら優希が内心穏やかではなかったのは言うまでもないわけだが 京太郎と優希の関係は最初のうちは「同じ部活の仲間」以上でも以下でもなく なんら特別なものでもなかった その一方で美少女に囲まれた生活を送りながらも、京太郎は色恋沙汰など自分に縁がないとも確信していた。 男性を魅了するたわわな谷間を持つ和と幼馴染という同じく男の夢とも言うべき羨ましい属性を持つ咲が キマシ状態で自分の隣で毎日ヘブンヘブンするという悪夢もあって 自分に迫ってくる優希のアプローチだって冗談か何かにしか思っていなかった。 優希からすれば、実は照れを隠した必死のアプローチだったのだとしても。 照れ隠しの裏の本気を見抜けないのは悪い男の性である。 幼馴染とクラブメイトが隣で愛を深めている間に この鈍感な朴念仁が、少女の行動に隠れた真の想いを知り 彼女の魅力に気づくまでには少しばかりの時間と幾度の迂回を重ねるわけだが、それはここでは割愛する。 ともかく、色々あって二人は恋人で、毎日身体を求め合う関係、というわけだ。 親がともに出かけており、今は京太郎の家に二人きり。 そうなると十代の若く、青い欲望は膨らみ、滾るもの。 二人は湿った音が部屋中響き渡るのも気にせず舌と唾液を絡ませ、その味と温もりを重ねあい 互いの制服を中に手を滑り込ませながら互いの肌に直接触れる。 京太郎の手は優希の小さな背中を包み込むように伸び 優希は京太郎の意外なほど引き締まった胸元のたくましさにうっとりとする。 唾液の味は恋人同士でしか味合えない甘い味に変わっており 京太郎はいつものように「なんでタコスばっかり食ってるのにこいつの唾液ってこんな甘いんだろうなあ」とぼんやりと熱にやられた頭で考える。 と、そんなことを考えていると、優希はひょいと身体を反転させ、いつもとは違う優希が上の体勢に変える。 それと同時に、驚く京太郎を横目に普段は最後は優希に飲ませている二人の唾液を京太郎の喉下に送り込む。 (ん、熱い……) 優希の小さな口内から送られてくる二人の唾液 喉を通る熱を持ったそれは、身体を包みこむような温かさを持っており その初めての感触を無心で味わうと、自分の身体の上の少女を抱き寄せ、その額に再び小さくキスをする。 「で、どういう風の吹き回しだ?わざわざこんな体勢になって」 額にキスをされ、嬉しそうに乱れた制服の胸元に顔を埋める少女に、京太郎は声をかける。 すると優希が、身体を起こし、その小さな体重を少年の腰の上に預けると 「いつもやられっぱなしだもん。 今日はあたしの魅力で京太郎を骨抜きにしてやるんだじぇー」 と悪戯そうな笑みを浮かべ、京太郎の制服のボタンに手をかける。 と、威勢よく手をかけたものの 「ありゃ、うー。 なかなか脱げないんだじぇ」 といった風に、その手つきはどうにもつたなく そんな優希の様子に、内心「やれやれ」と呆れながら 少年の下半身はすでにこれから起こることへの期待感に鎌首をもたげさせるのだった。 高校生男子としては細めの腰周りに、しかし恥ずかしくない程度には引き締まったお腹。 制服のシャツのボタンを外した優希は、いとし恋人の肌蹴た胸元に擦り寄る。 「ふふふー、今日は京太郎をあたしの美技の虜にしてやるんだじぇ?」 そう言いながら腰をくねらせるが、どうにも色気が足りない。 「はいはい」と苦笑しながら頭を撫でるが、当の優希はそれが不満なようで 林檎のように少し赤らんだ頬を膨らましたあと 「ちぇっ、また子ども扱いして。 ちっこいからってなめてると痛い目みるじぇー」 と、愛撫を始める。 男子のそれとしてはやはり細い、しかし少女のそれに比べれば若干肉付きのいい首元と そのくびれの周りを、まるで恋人の証をマーキングように可愛く音を立てて口付け また慈しむように舌を這わす。 「んっ」 思わず吐息を漏らす京太郎。 そんな京太郎に対して、愛撫を止めず、今度は首元から下へと向かう。 子犬が飼い主の頬を舐めるように、優希はちろちろと京太郎の胸元を愛撫し始める。 「きょうたろうのむね、女の子みたいだじぇ…」 汚れが少ない乳輪、まだ立ち上がっていない乳首。 自分がそうするように優希は手も使って京太郎の胸を丹念に、優しく、愛撫する。 初心者だからか巧くはない、しかしそれゆえのくすぐったさが甘ったるい幼い行為。 しかしその感覚は普段は「する」側で、「される」ことがあまりない京太郎には非常に刺激的なものだった。 そんな恋人を見て、嬉しそうに優希が上目遣いで京太郎の瞳を見る。 「男も胸で感じるんだなー」 「か、感じてねえよ」 「むー、うそつきめー」 「う、うるさい!」 恥ずかしさからか、顔を赤くしながら優希の髪を片手でくしゃくしゃと撫でる京太郎。 突然の京太郎の反撃を受けながらも、めげない優希は。 「なら、これならどうだじぇ!」 胸を唇で強く吸いながら、小さく立ち上がり始めた頂上を八重歯で噛む これまでの舌によるやんわりとした刺激から、突然加わった強い刺激に 京太郎は思わず高い声を上げる。 「いっ、つ……!」 痛みと甘さが共存するこの感じ。 京太郎も優希に対してよく使う愛撫だ。 「ふふー、やっぱり感じてるぅ。」 うれしそうににやっと笑う優希。 右の胸を手で揉みしだきながら、左の胸を唇で味わう。 (まったく、どこでこんなことを覚えたのか。) まあ、俺が覚えさせたんだけど、と頭の中で自分でツッコミを入れながら そろそろ次へ……とばかりに優希の小さなお尻に、じわりと熱を孕みはじめた自分のそれを服越しにすりつける。 「ん…はっ。きょうたろう、おっきくなってきた?」 「ああ、そろそろ」 「うん…」 自分の臀部で小さく主張する目標へと再び舌を這わせていく優希。 胸元からお腹へ、お腹から臍を経由して、ズボンの下からでも膨らみを見せるそこを目指し、たどり着く。 「あはっ、やっぱり、おっきくなってぅ…」 目をうっとりと据わらせ、子供をあやすように、それを手で撫でる。 そんな恋人の小さな手の感触に、京太郎は軽く息の温度を上げるのだった。 (なんか、これだけでイっちゃいそうだ…) 思った以上の刺激に興奮を隠せない。 しかし、せっかくのエッチなのにこれでイってしまうのはちょっともったいない。 京太郎は自分のベルトを自らで外し、優希の耳元に語りかける 「なあ、これ、口でしてもらえるか」 「…うん」 主に命じられた人形のように、普段の彼女からじゃ想像できないほどしおらしくなった優希は ズボンのホックに手をかけ、ファスナーを下ろす。 恋人のそれを、口を使って愛撫する行為。 口でするのはあまり多くはないほうだが、かといって優希はフェラチオが嫌いということはない。 スキンシップ馬鹿な優希にとって、むしろ恋人の熱く滾ったそれも大好きで 触れたり擦ったりはむしろ大歓迎なくらいだ。 しかし (きょうたろう、いつもえっち激しいから疲れちゃってあんまりできないんだじぇ…) 野生的にリードするタイプの京太郎のセックスは優希の小柄の身体には割と大変なようで いつも優希はいつも奉仕できずじまいで倒れて終わってしまう。 しかし今回は恋人への直接の「ご奉仕」 (……きょうたろうの、おっきい) 割と久々に対面する恋人のそれに、優希は自分の秘部を密かに湿らせた。 ぴちゃり、ぴちゃりとミルクをなめるような水音が部屋に響き渡る しかし、もちろんそれはミルクをなめる音ではない。 少女が愛しい恋人の熱くたぎったペニスを舌で味わっている音だ。 「んっ、ちゅ……どう、きょうたろう…」 「ああ、すごくいいぞ」 上目遣いの問いに頬を撫でて答えると、優希はまた嬉しそうに愛撫を再開する 膨らんだ棒の部分に、亀頭と皮を繋ぐ裏スジ。 露出した溝に、透明な液体を先走らせる先端。 まるで電熱棒のように熱くなったそれに口付けながら、舌で味わう。 ぴちゃ、ぴちゃっ、ぴちゃ… 小さめの口にはとうてい入りきらないそれだが、その分愛情溢れる愛撫でカバーする。 両手でそっと包みながら、一見グロテスクなそれに舌を這わせ続ける優希。 京太郎もまた、そんな優希の必死の愛撫に睾丸でせり上げるマグマをぐつぐつと煮えたぎらせるのだった。 (でも、なんかものたりないかも…) ここは野生派。「される」だけじゃ収まらない。 一心不乱な恋人に対して、今度は京太郎が悪戯っぽい笑みを浮かべる。 「ゆう、き……ちょっとお尻向けてみろ」 「っ……こう…?きょうたろぉ……」 恋人の要求に素直に答え、その臀部を京太郎に向ける優希。 すると京太郎は待っていたかのようにスカートをめくり上げ 白にリボンと控えめなレースをあしらった少女らしい下着越しに唇を押し付け、わずかに歯を立てながら… 「ひゃうん!」 攻めたてた。
https://w.atwiki.jp/tm80matome/pages/19.html
夏休み初日の朝。まだ7時にもならない時間に、悠貴は既に目を覚まして早々に着替えを済ませ、 机に座っていた。彼は少し退屈そうに、視線を窓の外に見える、朝日に照らされた東京タワーに向けて いる。今日は母に頼んでロボット展に連れていってもらうつもりだったが、興奮しすぎたためか随分 早くに目が覚めてしまい、いささか暇を持て余しているところだった。同室の未来は二段ベッドの下で カーテンを閉めたまま、まだ眠っている様子だ。両親もまだ起きていないようで、家の中はシンと 静まり返っている。 「お姉ちゃん、起きて。なんかして遊ぼ!」 一人っきりなのに耐えられなくなった悠貴は、姉に声をかけたが、返事はなかった。 「ねえ、起きてよぉ…」 悠貴はベッドの脇までいき、もう一度カーテン越しに姉に声をかけるが、やはり返事はなかった。 「お姉ちゃん?」 常々、勝手に開けるなと言われてはいたが、悠貴はそぉっとカーテンを開けて中の様子を伺った。 ベッドでは、ピンクのパジャマ姿の未来が、ぐーすかと軽いいびきをかき、仰向けで軽くバンザイを するような格好でぐっすりと眠っていた。しまりなく開いた口の端からは、タラリと涎が一筋垂れ、 脚はがばっと大きく広げられ、パジャマの上はおへそまでめくれあがっている。寝る時に身体にかけて いた薄手のブランケットは、暑かったのか邪魔そうに跳ねのけられて、ベッドの脇で丸まっていた。 「ねえお姉ちゃん」 乙女らしからぬ寝相の未来を、悠貴は肩を掴んで軽くゆすったが、それでも彼女はまったく起きる 気配がない。ふと見ると、ベッドの脇に、未来のお気に入りの黄色いクアンパのぬいぐるみとともに、 ケータイが置かれている。きっとベッドの中で夜遅くまでケータイをいじっていたのだろう。 「もぉ…」 ケータイ星人なんだから…。不満げに溜息を漏らした悠貴は、困ったように、未来のしまりのない 寝顔を見た。一緒にロボット展にいきたいのに、ちゃんと起きてくれるかなぁ…。 (そうだ…!) だが、未来の寝顔を見ていた悠貴が、ふと丸出しになっている未来のお腹に目を留め、その顔に イタズラっぽい笑みを浮かべた。(くすぐっちゃえ…) 悠貴はベッドの横で立ち膝になり、人差し指を立てると、丸出しになっている未来のお腹に近付けて いき、そっと脇腹を擦った。未来の寝顔にほとんど変化はなかったが、お腹だけがびくっ、びくっと 痙攣するように波打ち、悠貴は可笑しくてクスクスと笑いを漏らした。 (ここはどうかな?) 悠貴は次に姉のちっちゃなおヘソへ指先を持っていった。そこへ指先をそっと潜らせると、未来の 腹筋がぐぐっと強張った。さらに爪先で底をかりかりと軽く引っ掻くと、くすぐった時のように びくびくとお腹が震えるが、やはり目を覚ます様子はなく、悠貴は姉の震えるお腹と、表情を変えない 寝顔とを、愉快そうに代わる代わる眺めた。 (ようし…) 未来をくすぐっていた悠貴の目が輝いた。彼のその目は、小さく上下している未来のなだらかな胸に 向けられる。(おっぱいつついたらどうなるかな?) その思いつきに悠貴はクスクスしながら、くすぐっていたおヘソから指を離すと、自分に近い方の 未来の右胸の上へと持っていった。そして一度息を吸うと、パジャマに包まれた小さな膨らみに指先を 押しつけた。(えい!) くにゅっ (!?) その瞬間、悠貴はまるで熱いものに触れでもしたように、さっと指を引っ込めた。柔らかい…。 思いもしなかった姉の胸の柔らかさに、悠貴はどぎまぎとしながら、姉の乳房をつついた指先を 見つめた。お姉ちゃんのおっぱい、こんなに柔らかいんだ…。 悠貴はしばらくの間、今触ってしまった未来の胸と指とを交互に見比べていたが、やがてそろそろと、 その指を再び未来の胸へと持っていった。 つん… 恐る恐るといったふうに、悠貴はもう一度未来の胸をつついた。パジャマ越しに柔らかい膨らみの 感触がはっきりと伝わってきて、悠貴は生唾を飲み込んだ。つんつん、つんつん、と悠貴は二度三度と 未来の微乳を繰り返しつついた。指先を押し返してくるもっちりとした弾力に、悠貴は「わぁ」と 驚きと感動の入り混じった表情を浮かべる。悠貴はさらに何度かつんつんとそこを突いていたが、 やがて手を開くと、姉の膨らみにそっと押し当ててみた。 (うわぁ…) 掌いっぱいに柔らかい膨らみが伝わって来る。悠貴は胸をドキドキとさせながら、さらにそっと 掌で未来の乳房を撫で転がしたり軽く握りしめたりして、その柔らかさを味わった。 未来の胸をさすりながら、悠貴はそっと姉の寝顔を伺った。大きく開けられていた口が閉じられ、 どことなく切なげな表情になったような気がするが、相変わらず起きる気配はない。悠貴は未来の胸に 視線を戻し、しばらく慈しむようにそこを撫で回していたが、やがて彼はその手を止めると、両手を ベッドの横枠に乗せ、じっと姉の寝顔を見つめた。 (お、起きないよね…?) 悠貴はベッドの枠越しに腕を伸ばし、未来のパジャマの前に両手を持っていった。唇を戦慄かせ ながら、悠貴は一番上のボタンに手を掛け、こっそりと外し始めた。一つ、二つと、緊張に震える 指先でもどかしそうに外していき、やがて悠貴は全てのボタンを外し終えると、そこで一度大きく 息をついてから、パジャマの前をそっと引き開いた。 (わぁ…) 未来はブラジャーも肌着も着けておらず、パジャマの下からはすぐさま膨らみかけた乳房が姿を現し、 悠貴は息を飲んだ。白い小さな膨らみの先端では、ピンクがかった薄茶色の乳輪が、寝息に合わせて 小さく上下している。ちょっと前までは一緒にお風呂に入っていて見慣れていたはずなのに、その時 よりほんのちょっと膨らみ始めているだけの姉の乳房が、今はなんだか眩く感じられる。 悠貴は立ち膝になってベッドの横枠に手を掛けた格好で、しばらくの間未来の白い胸を眩そうに 見つめ、それからそっと、さっきパジャマの上から触っていた右側の膨らみへと手を伸ばし、そこに ぴたりと押し当てた。 (…!) 掌に姉の乳房の感触を感じた瞬間、悠貴は短く息を吐いた。パジャマの上から触ったよりもずっと 柔らかくて暖かく、なによりもすべすべとした乳肌がなんとも艶めかしく心地よい。未来の乳肉の 愛らしい手触りに、悠貴はしばし陶然としていたが、やがてそっと手を動かし、そこを撫で擦り始めた。 乳果を軽く押さえながら、ゆっくりとこねるように掌を回してみる。時々その柔らかな膨らみを そっと握りしめ、掌にこつんと当たる小さな乳首を、指先できゅっと摘まんで…「ん…」 「はっ!?」 その時、乳蕾を弄られた未来が小さく呻いて微かに身じろぎをし、悠貴は弾かれたように姉の 乳房から手を離した。興奮でドキドキしていた心臓が、今度は驚きでドキドキし始める。悠貴は凍り ついたようになって姉を見つめていたが、未来は目を覚ますようなことはなく、それっきり、また 穏やかな寝息を立て始めた。 (びっくりした~) しばらく金縛りにあったように身じろぎ一つしないで立ち尽くしていた悠貴だったが、姉が目を 覚まさないとわかると、ようやく緊張を解き、まだばくばくとしている胸へ手をやって、ほっと 安堵の息をついた。もうこんなことやめよう。すぐ怒るし。それでロボット展に一緒に行ってくれなく なったら困ってしまう。 悠貴は、引き広げた未来のパジャマの前を掴むと、そっと閉じ合せようとした。しかしそこで、 悠貴は微かに上下する剥き出しの乳房に目を奪われ、両手でパジャマを掴んだまま動きを止めた。 白く小さな二つの膨らみと、その頂点の愛らしい薄桜色の突起を、悠貴はしばしの間、魅入られた ように見つめていたが、やがて掴んでいたパジャマをぱさりと手離した。 (もうちょっと…もうちょっとだけ…) 悠貴は未来の身体の上に身を乗り出すようにして、右手を奥の方にある未来の左側の乳房へと持って いった。先刻のようにそちらの肉果をさわさわと揉み始め、さらに左手をこちら側の乳丘に置き、 悠貴は姉の両方の膨らみを弄り回した。きゅむきゅむ、ぷにゅぷにゅと揉みにじり、さすり回し、 そして指先で乳輪や乳首をそっと擦り、摘まんでみる。 「ん…」 「!?」 悠貴が未来の乳首を指先で扱いていると、未来がまた小声で呻いて身動きし、悠貴のその手は ピタリと止まった。だが、さっきのように慌てて離れたりはせず、乳丘に乗せた手はそのままで、 警戒したようにじっと未来の寝顔を伺う。その頬は微かに赤らみ、少し顔をしかめて寝苦しそうな 感じにしているが、それでも目を覚ます気配はなさそうだった。 まだ起きそうにない、まだ大丈夫…。 再び悠貴の手が動き始めた。滑らかな乳肌をそっと撫で、乳果をやわやわと軽く揉みしめ、乳蕾を 指先で押さえて転がす。 「ん…あ…」 乳首を弄られる未来が小さく身じろぎして吐息を漏らすが、悠貴はもう手を休めることなく、姉の 胸を触り続けた。温かくて柔らかい密やかな膨らみと、その先端の小さな突起を、手で、指で、 余すことなく味わう。悠貴に弄られているうちに、未来の少し茶色がかった薄桃色の乳輪はぷっくりと 膨らみ、先端の突起はツンと尖り始めた。 「んふ…ん…」 次第に熱っぽさを増す未来の吐息を聞きながら、悠貴はコリコリとしてきた乳首をさらに執拗に こね回した。乳房を撫で擦り、軽く握って勃起した乳頭を突き出させると、先端を軽く摘まんで くりくりと扱き、引っ張り、逆に指先で乳輪に押し込んだり、掌で擦るように転がす。そして、手で 弄るだけでは我慢しきれなくなった悠貴は、姉の胸に顔を近寄せると、自分に近い右側の乳首に そっと口をつけた。 「ふぁ…ん…っ」 未来の背中がびくっと震え、一段と大きな喘ぎが漏れた。しかし、まだ目を覚まそうとはしない。 ちゅくっ、ちゅくっと微かな音を立てながら、悠貴が未来の乳首を吸い始めても、未来は眠ったまま、 ただ、微かな喘ぎを漏らし、時折ぴくっ、ぴくっと小さく身体を震わせるだけだ。 (お姉ちゃん…いい匂いがする…) 未来の甘い体臭が、悠貴の鼻をくすぐる。姉の匂いを胸一杯に吸い込みながら、悠貴は胸蕾を 吸い立て、舌で乳輪や乳頭を舐め転がした。向こう側の乳丘に置かれた右手は、さわさわとその小さな 膨らみを揉みしだき、固くなった先端の突起をくりくりと扱き立てている。 「はっ、あ…う…ん…」 未来の喘ぎが強まり、はぁ…はぁ…と寝息も荒くなってくる。頬ははっきりと紅潮し、肌がじっとりと 汗ばみだしていたが、決して部屋が暑いせいではなかった。 「ふぅ……」 やがて、未来の乳首を存分に味わった悠貴は、そこからそっと口を離した。自分の涎でべとべとに 濡れ光り、強く吸われたせいで色味を濃くした乳首を少し潤んだ瞳で見つめ、それから未来の顔へと 視線を移した。頬が上気して寝息も乱れているが、未来はまだぐっすりと眠っている。 (まだ起きないや…) 別に起こすつもりでやっていたわけではないし、むしろ目を覚まされたら困るところだが、これだけ 身体を触ってもまだ起きそうにない未来に、悠貴は少し呆れたような顔になった。でも… (だったらもうちょっと…大丈夫だよね?) これなら、もうちょっと身体を触ってもきっと起きたりしない。悠貴は自分にそう言い聞かせながら、 胸が剥き出しになった姉の寝姿を眺めた。その目は、寝顔から剥き出しの乳房に、それからお腹へと ゆっくり移り、そして最後に、太股の間のデルタ部分に留まった。一年くらい前までは一緒にお風呂に 入っていたこともあって、パジャマの下には一本の縦スジがあることは悠貴も知っている。だが、 しっかり見たことはなかったし、もちろん触ったことなど一度もない。女のコの…お姉ちゃんの アソコって、どんな感じなんだろう…。 さらなる好奇心に突き動かされた悠貴は、緊張した面持ちで、恐る恐る未来の股間へと手を伸ばして いった。 悠貴は未来の股の間に差し込むようにして、性器の上のあたりにぺたりと右手をつけた。ちらりと 姉の寝顔に視線をやり、その程度では目を覚ましそうにないと見ると、緊張していた顔が緩んで、 わくわくとした表情に変わる。そして悠貴は掌全体を使い、未来の股間をパジャマの上からゆっくりと 擦り始めた。掌に微かに感じる、パジャマの下の形状に意識を凝らし、すっ、すっ、と手を前後させ、 やがて掌床を浮かして揃えた指の腹で、そして最後には中指だけで、股間の真ん中にある、割れ目の あたりをすりすりと何度もさする。 悠貴は指先にわずかに力を込めた。中指がパジャマと下着ごと割れ目の中に押し込まれ、そのまま 指先を前後させると、パジャマが割れ目の形に食い込んでいく。 「ん…ふ…」 「あ…」 と、未来がどことなく悩ましげな吐息を漏らして脚をもぞりと動かし、悠貴は慌ててそこから指を どけた。しかし未来はそれっきり動かず、悠貴はほっと胸を撫で下ろした。まだもう少し触って いたい…。悠貴は再度姉の股間に手をやろうとしたが、ふと考えが変わってその手を止めた。パジャマの 上からなんかじゃなく、直に触ってみたい。そして直に見てみたい…。 悠貴は未来の寝顔に目をやり、ぐっすり眠っているのを確かめると、そおっとパジャマのズボンの 両脇に指を差し入れた。 胸をドキドキさせながら、悠貴が未来のズボンをそろそろと引っ張り下ろしていくと、前に小さな カエルのワンポイントのついた、純白のパンツが現れた。悠貴はその腰のところにも指先を入れ、 パジャマと一緒に引き下ろしていく。(…あれ?) だがすぐに、未来の太股の付け根、いわゆるVラインの上端が見えたあたりで、パジャマと下着は お尻に引っ掛かって動かなくなってしまった。悠貴は下着のゴムが伸びそうになるほどぐいぐいと 引っ張り、無理矢理脱がそうとするが、なかなかうまくいかない。 「う…ん…」 しかしその時、下着が腰に食い込むのがくすぐったかったのか、未来が腰をよじってお尻を浮かせ、 悠貴はその一瞬の隙を逃さず、ずるりとパジャマと下着をずり下げた。 「あ…!?」 パジャマと下着は一気に太股まで下げられ、未来の下半身が丸出しとなった。その光景に、悠貴の 心臓が激しく跳ねあがった。未来は軽く両膝を曲げて股を広げた格好で寝ていて、悠貴が見たかった 肉の割れ目を、惜しみなくさらけ出していた。さらにそこには、悠貴が思ってもみなかったものまでが、 一緒に姿を晒していた。 (お姉ちゃん、毛が生えてる…!) 割れ目の上部にうっすらと生え始めていた産毛に、悠貴は心の中で茫然としたように呟いた。乳房の 膨らみと同様に、それも以前一緒にお風呂に入っていた頃にはなかったものだ。下着とパジャマを 脛のところまで下ろしていきながら、悠貴はしげしげと姉の肢体を眺め回した。膨らみかけた胸と、 生え始めた恥毛…。昨夜「子供のくせに」と言われて、自分だって子供じゃんと小声で言い返したが、 悠貴はそれが間違いだったと知った。自分の知らない間に、姉はオトナになっていたのだ。 悠貴はオトナになった…なり始めた未来の身体を上から下までじろじろと眺めながら、彼女の腰の横 あたりに戻って跪くと、一番の目的だった秘裂へと視線を定めた。そしてそこに向けてそろそろと右手を 伸ばしていったが、寸前でどうしても躊躇われ、代わりにすぐ脇の内腿にそっと触れた。一瞬、広げて いた脚がびくんと閉じられ、悠貴の手を挟みこんだが、すぐに力が緩んで、自由に手を動かせるように なる。悠貴は張りと弾力のある姉の太股の肌をさわさわと撫でながら、徐々に股間へ手を近付けていき、 やがて意を決すると、割れ目を覆うように静かに手を置いた。 中指の腹に、股間の中央を走る溝を感じ、悠貴はぐびっと喉を鳴らした。下腹の肌はわずかに 汗ばんでしっとりとし、掌底のあたりには、さらさらした柔らかい産毛の感触がある。 悠貴は呼吸を整えるかのように二、三度大きく息をついてから、パジャマの上からしていたように、 掌全体を使ってそこを撫で始めた。割れ目が全て見えるくらいにまで手を引き、そして全てが隠れて しまうまで股の間に差し込み、大きくすっすっと手を前後させる。掌をくすぐる、萌え始めたばかりの 柔らかな恥毛や、ぽってりした陰唇やその間のクレヴァスの感触を楽しみながら、すっ、すっ、すっ… と何度かさすり、悠貴はさらに思い切って、指先を曲げて割れ目の中に忍び込ませた。 指先に、しっとりとした柔らかい肉の感触を感じる。悠貴はその柔肉をなぞりながら、割れ目の中で 指先を上下に動かした。 「う…ふ…んっ…」 淫肉を弄られる未来が、眠ったまま深い吐息をついた。腰がもじもじと動くが、悠貴は構わずに、 姉の媚肉をくにくにとこね回す。そうして悠貴は、しばし未来の中にある襞状の柔らかな肉の手触りを 楽しんでいたが、おもむろにそこから指を外すと、秘唇の脇につけ、左手も伸ばして反対側の脇に つけ、割れ目をくぱっと引き開けた。 (うわぁ…) 未来の秘密の割れ目の中から、薄桃色の花びらのような襞肉が姿を現し、悠貴の目が真ん丸に 見開かれた。(凄いや…) 悠貴は上から覗き込むように上体を屈め、広げた肉唇の内側をつぶさに眺めた。さっき指先に感じた、 いかにも柔らかそうな薄桜色の襞状の肉が、ひくひくと風に揺れる花びらのように揺れている。その 合間の下の方に、きゅっと窄まった穴があり、とろりとした液体が涎のように垂れていた。汗とはまた 違った、甘酸っぱい女の香りが微かに立ち昇って、悠貴の鼻腔を満たしていく。 (お姉ちゃんの中ってこんなふうなんだ…) 姉の美しい生殖器を眺めているうちに、悠貴の胸のドキドキは強まり、ペニスがなんだかむずむずと 疼いて、彼は腰をもぞもぞとさせた。下半身からこみ上げてくる衝動の赴くまま、悠貴は右手を 肉門から離して左手だけにそこを任せ、内側の襞肉にその指先をはべらせた。 しっとり湿った柔軟な秘肉は、悠貴が軽く押しただけでくにゅりと形を変える。悠貴は秘花を 指先でくにくにとこね回したり花弁の奥の粘膜をつつっとなぞり、クレヴァスの中にくまなく指を 這わせていった。そして悠貴は、愛蜜をたたえる処女口を捉えると、溢れる秘蜜を掬い取るように その入口の周りを何度かさすってから、ゆっくりと指を膣の中に潜り込ませた。 「ん…っ…」 未来が眠りながら小さく呻き、びくんと腰を震わせた。その寝顔は、なんだか寝苦しそうに眉根が 寄せられている。悠貴は姉を起こさないよう慎重に、きつく締まった秘道の中にそっと指を潜らせて いき、第一関節くらいまで入り込んだあたりで、柔らかな粘膜が盛り上がって狭くなっている箇所に 突き当って動きを止めた。未来の処女の証だ。それの意味することはわからなかったが、悠貴は より慎重に、肉洞を押し広げるように指をくねらせながら、さらに奥へと進ませていった。 そしてついに悠貴は根元まで挿入を果たすと、蜜に溢れた胎内を探るように、静かに指先で膣壁を 擦り始めた。ぬちゅ、ぬちゅという微かな水音を響かせ、指はぬるつく膣内の隅々まで、余すことなく 弄っていく。まだ中一で男を知らない未来の狭い処女道だったが、小3の悠貴の小さな指は、たいした 抵抗もなく彼女の中を動き回った。 「ん…ふ…あ…」 身体の奥深くをくすぐられ、未来がまた小さく喘いだ。悠貴の指に内部の襞々を丹念に擦り上げられる うち、眠りながら愉悦の波に襲われ、頬が赤く上気していった。 「は…うん…あ…ふ…」 未来の口からは、喘ぎが次々と漏れていく。しかしそこには、はっきりと甘い響きが混じり始めて いた。険しかった寝顔は次第にとろけたように緩み、小さな胸丘は荒くなりつつある呼吸にあわせて 大きく上下している。白かった胸は、頬っぺと同じようにほんのり赤味を帯び、その美しさをいや増して いた。 (……) 未来の性器を弄りながら、時折ちらちらと彼女の寝顔を伺っていた悠貴の目が、その胸に留まった。 吸い寄せられるように、悠貴は未来の生殖器を弄る手は休めずに、姉の乳房へと顔を近付けていった。 「んふっ…あ…」 悠貴が再び乳首を咥えてちゅうちゅうと吸い始め、性器と乳房を同時に責められた未来の喘ぎが 強くなっていく。「あ…は…ぁ…んっ…あっ…あ…」 切なげに喘ぎながら、未来は悠貴の指を求めるように、腰を緩やかに動かしだした。胎内では媚肉が うねうねと蠢いて、そこを探る指をきゅっきゅっと甘やかに締めつける。新たな愛蜜が奥からトロトロ 溢れてきて、指と腰の動きにあわせて起きるぐちゅぬちゅという淫らな水音が、いっそう大きくなって きた。それに伴って性臭も一段と強まり、全身にじっとりと浮かんだ汗の臭いと混じって、乳首を しゃぶる悠貴の鼻にまで届き、悠貴の股間をますます固くさせる。 (どんどんぬるぬるしてくる…) 姉の甘い体臭を感じつつ、悠貴は蜜でしとどに濡れた秘道を夢中になって弄り回した。じゅぷっ じゅぷっと指を抜き差しし、根元まで突き入れてぐりぐりと掻き回す。柔肉は熱く火照って、 締めつけられる指が火傷しそうなくらいだ。 (……) 未来の性器を弄りながら、悠貴は居心地悪そうに腰をもぞもぞと動かした。悠貴の分身は完全に カチカチになり、ズボンの前が突っ張ってなんとも納まりが悪く、いつしか彼は、我知らずベッドの横に 股間を押し付けだしていた。 「あっ…ん…ふぁ…あ…ん…っ…」 「はぁ、はぁ…んっ!?」 部屋の中に、未来の喘ぎ声に混じって悠貴の小さな喘ぎも響き始めた。ペニスをぎゅっと押し付ける たび、悠貴は得も知れぬ気持ちよさを覚え、姉の乳蕾をしゃぶる合間に溜息のような声を漏らす。 (あ…おちんちん…なんだか…) それはペニスの強張りを鎮めようとしての行為のはずだったが、いくら擦りつけても一向に落ち着く 気配はなく、逆に強まっていってしまう。込み上げる快感に目尻にうっすらと涙を浮かべ、悠貴は 姉と共に切ない喘ぎを漏らしながら、未来の柔らかな身体を貪るように弄り回した。 「ふあっ、あ…ん…はっ、あ…っ、あぁっ!?」 そして悠貴が何度目かに指を最奥まで突き入れた瞬間、未来が小さな悲鳴を漏らし、わずかに腰を 浮かしてびくびくと身体を痙攣させた。淫肉が引き絞られて、挿入されている悠貴の指を痛いくらいに ぎゅっと締めつけてくる。 (お、お姉ちゃん…?) 眠ったままで軽い絶頂に達した未来を、悠貴は膣に指を突っこんだまま呆然と見つめていた。女性の 絶頂など、見るのはもちろん、そんな現象があることすら知らない彼は、切なげな顔をしてひくひくと うち震えている未来に、何が起きたのかわからずただただ驚くだけだ。 「あっ、んっ…あ…」 やがて、未来の痙攣と声は鎮まっていき、浮かしていた腰がベッドに沈みこんだ。悠貴の指の 締め付けも緩まり、彼は姉の生殖器から指を引き抜くと、愛蜜でどろどろになった指をぼんやりと 見つめた。 (凄い…お姉ちゃん…) 悠貴の目が、未だひくついている淫花に、それから未来の全身に向けられた。まだ完全に絶頂の 余韻は引いていないらしく、胸は大きく上下し、寝顔には悩ましげな表情が浮かんでいる。一方で、 全身の筋肉は弛緩し、汗ばんでしっとりとなった白い肌と相まって、まるで溶け出しているようにも 見える。何が起こったのかはわからない。わからないが、悠貴にはしどけない寝姿の姉は、いっそう 大人っぽく感じられた。 艶やかな姉の肢体を眺めながら、悠貴は再び腰を動かし、固くなった肉棒をベッドの横に擦りつけ 始めた。が、すぐにその動きは止まっってしまった。こんな固い木枠なんかではなく、目の前の、この 柔らかな姉の身体に押しつけたら、きっともっと気持ちいいはず…。 「はぁ、ふぅ、はぁ…」 抗いがたい衝動に、悠貴はふらっと身体を起こすと、緊張に震える指をズボンの前に掛けた。 もどかしそうにボタンを外し、チャックを下ろすと、ズボンをパンツごと一気に脱ぎ捨てる。窮屈な 下着から解放されたペニスが、黄緑色のシャツの裾の下からぴょこっと頭をもたげた。 下半身を丸出しにした悠貴は、そっとベッドにあがると、未来の脚の間へと入り込んだ。悠貴は ハァハァと大きく息をしながら、胸をはだけ、下半身を丸出しにしている姉に、熱っぽく潤んだ瞳を 向ける。広がった脚の間で、悠貴を誘うように割れ目がわずかに口を開け、内側の秘花をちらりと 覗かせていた。とろりとした透明な粘液を滴らせている膣口も、微かに姿を見せている。 (まだ起きないで、お姉ちゃん…) 悠貴は心の中でそう祈りながら、未来の膝の裏を持って脚をM字にすると、ゆっくりと姉の身体に 覆いかぶさっていった。脚を押さえていた手を離して、未来の両脇につけて身を乗り出す。そして腰を 突き出し、いきり立った陰茎を肉唇に咥えさせるような形に押しつけると、悠貴はゆっくりと腰を 前後させ、ペニスでスリットを擦り始めた。 カチカチになった陰茎に、濡れた肉唇や初々しい柔肉がぺとりと張り付き、ずずっ、ずずっと這い 進む。ぞくぞくと身震いしたくなるような快感が下腹部からこみ上げてきて、悠貴は繰り返し肉棒で スリットを擦りたて、時折先端を押し付けて濡れた秘花をこね回し、ペニス全体で姉の秘部を味わった。 「ん…はぁっ…ん…あ…」 固くなったペニスが、未来の敏感な肉芽を包皮の上から擦りたて、彼女は再び甘い響きの混じる 喘ぎを漏らし始めた。眠ったままで悩ましげに首を振り、くすぐったそうに腰をもぞもぞと動かす。 「ん…ふ…あ…んっ…ふぁ…」 「はぁ…あ…お姉ちゃん…」 悠貴は目をとろんとさせながら、腰をかくかくとぎこちなく動かして、必死に姉の股間にペニスを 擦り続けた。思った通り、すごく気持ちがいい。未来が身じろぎすると、イレギュラーな刺激が生じ、 さらに快感が募っていく。 「はぁっ、はぁっ、あっ…お姉ちゃん…はっ、あ……」(あ…ここ…) ペニスの先端に、割れ目の中の窪んだ部分を感じ、悠貴はそこを探るように亀頭で軽くつついた。 さっき指を入れていた穴だ。悠貴の脳裏に、熱く濡れた柔肉が指をぐいぐいと締めつけてくる感触が、 ありありと蘇ってくる。ここにおちんちんを入れたらどんな感じだろう…? 「はぁ、はぁ…」 悠貴は下腹部を見やりながら、ペニスの先端に意識を集中させてその穴の中心と思しき場所を探り 当てると、ペニスの先っぽを固定した。こんなことをしたら起きてしまうかもしれないと、そこで わずかに躊躇したが、股間の昂りと好奇心を抑えることはできなかった。悠貴は心臓を破裂しそうなほど ドキドキさせながら、そっと腰を突き出していった。 ちゅぷっ…と、亀頭が膣口の中に潜り込む。姉を起こさないよう、悠貴はゆっくり、ゆっくりと腰を 進めていく。「う…うん…」狭量な処女道をこじ広げながら、亀頭がずずっ、ずずっと胎内に押し入って くる感触に、未来が小さく呻いた。寝苦しそうに、眉間に皺が寄せられる。 あとちょっと、まだ起きないで…。そう願いながら悠貴がさらにペニスを侵入させていくと、肉胴が 半分近くまで入ったところで、その先端が先ほど指で探った時に感じた、一段と狭くなった場所… 未来の処女膜に突き当たった。 「んっ…」 だが、悠貴がぐっぐっと何度か力を込めると、まだ幼く小さなペニスは、いとも容易くずるりと奥に 入り込んだ。痛みを感じたのか、未来の片膝がぎくんと曲げられ、膣がきゅっと締まったが、すぐに 力は抜けていく。そして悠貴はさらにペニスを奥へ押し進めていき、やがて彼は、完全に未来と繋がる ことに成功した。 (あ、ぜ、全部入った…) 姉の熱く濡れた秘肉にペニスを根元まですっぽりと包まれ、悠貴は感激したように心の中で呟いた。 まだ幼いとはいえ、それでも陰茎のほうが指よりは二回りほども太く、痛いほどに勃起していることも あって、指を入れていた時よりもずっときつく感じられる。ひくひくと蠢く柔らかい肉が、ペニスを ぎゅっと締めつけ、まるで手で握られているようだ。 「ん…う…ん…」 未来がまた重苦しい吐息を漏らした。処女喪失の微かな痛みと、まだ狭い処女道に悠貴の分身が ずっぽりと嵌り込んでいる圧迫感とで、その寝顔は微かに歪んでいる。だが、弟に処女を奪われて しまったことには全く気付く様子もなく、未来は未だ眠りこけたままだった。 姉がまだ目を覚まさないのを見て、悠貴は未来の膣壁に擦りつけるようにして、そろそろとペニスを 前後に動かした。 「ん…」 悠貴の口から溜息が洩れる。ぬるつく柔らかな襞肉が肉胴を擦っていく感触が、言いようのないほど 心地いい。ベッドや、割れ目に擦りつけているよりも何倍も…。悠貴は興奮気味に、しかし姉を 起こさないようにそっと、二度三度とペニスを抽送した。股間からじんわりと込み上げる快感は、 肉棒を動かすにつれどんどん強まっていき、高まる興奮に、抑え気味だった腰の動きは徐々に早く、 激しくなっていく。 「はぁっ、はぁっ、はっ、はぁっ…」 「ん…う…」 悠貴に荒々しく突き上げられ、未来は寝ながら小さく呻いた。「ふ…ん…ふっ…んっ…」 まだ小さな亀頭が最深部に突き入れられるたびに、彼女小さく開かれた口から息が吐き出されていく。 「はっ、ふっ、あっ、あくっ…」 苦しげに喘ぐ未来を、悠貴は自覚のないまま犯し続けた。何度も何度もペニスを抜き差しし、時折 最奥まで突き入れたところで下腹部を姉と密着させ、そこに生えている産毛の肌触りを楽しむように 擦りつける。 「ん…あ…うぅん…ふぁ…」 ペニスで胎内を掻き回され、さらに押し付けられる悠貴の恥骨でクリトリスを擦らたてられて、未来の 喘ぎ声には次第に鼻にかかったような艶っぽい響きが混じり始めていた。頬は紅潮して眉間の皺は消え、 その寝顔はどこか悩ましげになってくる。胎内では愛液がとろとろと滲みだし、ぐちょぐちょになった 襞肉がうねって、そこを激しく出入りする悠貴のペニスを、より深くへと引きずり込もうとするかの ように蠢く。そして、指でされていた時のように、未来は眠りながら腰を浮かし、弟の腰の動きを 追ってゆっくり動かし始めた。 (凄い…凄いや…お姉ちゃん…っ…!) 「あ、うぅん…はぁっ、あっ、ふぁ…ん…っ」 未来の腰の動きで一段と高まった官能に、悠貴は心の中で驚嘆の声を挙げながら、必死に腰を振った。 快感を感ずるがままに、かくかく、かくかくと腰を小刻みに前後させ、姉の胎内でペニスを擦る。 溢れる蜜が激しく掻き回されて、ぐちゅっ、ぬちゅっ…と淫らな音を響かせる。未来の腰の動きと 喘ぎは、悠貴に合わせるように強まり、弟のぱんぱんに張りつめた亀頭や肉胴に、媚肉がねっとりと 絡みついて、激しく扱き立てた。 「あっ、お姉ちゃん、あっ、んっ…」 「はっ、あ…あっ、んっ、あっ…」 悠貴の喘ぎ声が切なげに震える。ペニスや腿の付け根のあたりがじんじん疼き、破裂してしまい そうだ。未来も悠貴に呼応するように、切羽詰まったような喘ぎを漏らしている。 「はっ、あっ…あ、くぅん…あっ、うんっ! あっ、ふぁっ!?」 そして未来がひときわ甲高い悲鳴を上げ、背中をぎくんと反り返らせた。腰がぶるぶる震えて 胎内の襞肉がぎゅっと収縮し、悠貴の分身を千切れんばかりにきつく締めつける。それが引き金と なって悠貴も生まれて初めての絶頂に達し、未来の中でペニスがびゅくんと跳ね震えた。 「あっ!? あ、お、お姉ちゃん…っ!!」 悠貴は未来の震える腰に、自分の腰をぎゅっと押しつけた。うねる柔肉の中で、悠貴の肉棒が びくんびくんと何度も何度も律動を繰り返す。 「あっ、あ…! ふぁ…んっ…あ……ん……」 「くっ、あっ!? ふっ、んっ……」 徐々に、二人の喘ぎ声は静かになっていった。秘肉のうねりとペニスの脈動も次第に収まり、やがて 二人はがくりと脱力し、ゆっくりとベッドに沈みこんでいった。 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」 しばらく未来の身体に覆いかぶさって荒い息をついていた悠貴は、まだ絶頂感が抜けきらないまま のろのろと腕を突っ張らせて身体を起こすと、ゆっくりと姉からペニスを引き抜いていった。萎れ 始めた陰茎が未来の中から徐々に姿を現し、完全に引き抜かれると、二人の間にとろりとした銀色の 粘液が糸を引いた。それをぼーっと見つめていた悠貴は、糸が垂れ下がってぷつんと切れると、 思い出したように膝まで下げていたパンツとズボンを引き上げた。 それから悠貴は、苦労しいしい未来にパンツとパジャマの下を履かせ、上もボタンを留めて、すべて 元通りに戻した。そしてしばらく、ほつれた髪を汗の浮いた額や頬にべったりと張りつけている姉の 寝顔を、ぼんやりと眺めていた。その心の中に、これまで以上に姉への愛おしさが込み上げてくる。 (お姉ちゃん、大好き…) 愛おしさに突き動かされるがまま、悠貴はそっと未来に顔を寄せると、その唇にちゅっと軽くキスを した。そしてベッドを下り、再びすやすやと穏やかな寝顔に戻った未来を束の間眺め、それから静かに カーテンを閉めた。(一緒に橋を見ようね…) 「……暑い…」 それから少し時間が経ち、時刻が8時を大きく回った頃。まだ朝だというのに早くも暑くなり始めた 部屋で、未来はぼんやりと目を覚ました。夕べ遅くまでケータイをいじっていたせいでまだ全然眠い。 (???) のそりと身体を起した未来は、妙な気だるさを感じて寝ぼけまなこを擦りながら首を捻った。なんだか 身体が火照っているし、身体中寝汗でべたべたで、まるでちょっとした運動でもした後みたいだ。 (…やだ!?) さらに、アソコが汗とは別の液体でぬるぬるしているのに気付き、未来は頬を赤くした。(わたし、 なんで…。いつの間に…?) 「あ~、もう、なんなのよぉ…」 まだ眠いやら恥ずかしいやら暑いやらで、未来はぐったりしたような顔をしながらのろのろと ベッドから下りた。シャワーでも浴びてすっきりしようと、重い体を引きずってドアに向かった彼女の 耳に、どこかから母親と悠貴の声が聞こえてくる。 「ねえママ、今日、ロボット展に連れてって。お姉ちゃんと一緒に」「えぇ? ダメよ悠ちゃん、 今日はママお仕事があるの」……… エピローグ 「悠貴君…朝早いけど、平気?」 「うん、平気」 二日後の朝、まだ早い時間。三人が一夜を過ごした六華女学院の校門で、悠貴は真理に笑顔で答えた。 それから悠貴は、それを少し悪戯っぽい笑みに変えると、横目で姉を見やって付け加えた。 「でもお姉ちゃんはダメだと思うよ」 「はぁ?」 「だってねむねむ大王でしょ? お昼まで眠ってるもんね」 「ちょ、そんなわけないでしょ、学校あるっつーの!」 「ふふふふふ…」 怒る未来に、悠貴が意味深ににやにやと笑ったが、彼女が弟のその笑いの意味を知ることはなかった。 おしまい
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/5156.html
登録日:2011/05/18(水) 13 00 14 更新日:2024/03/18 Mon 22 26 49 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 25歳のババア←25歳はまだ女の子 アテネス連邦 カマキリ ギラトス クワガタ ジト目 ジーグブリーカー ババア ブレイクブレイド ロリババア 女の子 月夜ばかりと思うなよ 未発育ババア 白石涼子 金玉キラーその2 ブレイク ブレイドの登場人物 アテネスの女性魔導師 Cv.白石涼子 所属 :クリシュナ討伐軍 身長 :145cm前後 年齢 :25歳 搭乗機:ギラトス 【人物】 ボルキュス将軍復帰に伴い招集された精鋭の1人 元々はイオ大佐と共にベルゲン独立運動に参加していたが、反乱に敗れ鎮圧されたあと軟化政策によってアテネス軍に取り立てられた 小柄で天真爛漫そうな外見に反し、好戦的で気に入らないことがあると上司にも皮肉を漏らしたりする 年齢のことは禁句 「25歳の未発育ババァ」と言った同僚に対しては喉元にプレスガン、股関に短刀を突きつけ「25歳はまだ女の子」と訂正を強要した 金玉見せろと言った挙げ句に擦り潰し&撃ち抜こうとしたナルヴィ姐さんといい、この世界の女性軍人はよく男性の急所を狙ってくるっぽい まぁ、我々の業界ではご褒美だけど 大好きなイオ大佐の前ではキャラを作り猫なで声で子供のように振る舞う 他の者に対する物騒な台詞を普通に聞かれてるし、前述の脅迫シーンも見られてるからそれほど本性を隠そうとはしてないが キャラ的には某ローレライ教団オラクル騎士団導師守護役所属の人っぽいけど、中身は同シリーズ別作品の忍者 【搭乗機】 重量型ゴゥレムのギラトスを駆る 全長12メイル(約9.9m) 両腕が巨大なフレームで覆われており、カマキリの鎌みたいな感じ 普通の手もあるけどフレームが邪魔で剣などの武器は持てない 両腕を噛み合わせて万力のように挟み潰すのが主なスタイル ドラゴンボールでよくある鯖折りや、ジーグブリーカー辺りを想像して貰うといい フレームにはプレスガンも付いており、内側は鋸状になっててチェーンソーみたいにも使える アテネス軍が重量型ゴゥレムの試作機として作ったが、両腕の素材にコストが掛かるため3機のみ 作中だと、うち2機にニケが搭乗した 【作中での行動】 初登場シーンではトゥル将軍と好戦中 ギラトスでファブニルを捕まえコクピットを押し潰し、そのまま機体を真っ二つにした ちなみに漫画版だとこの後「機体ごと持ち帰った」という記述があるのでトゥル将軍の亡骸を確認できず、かろうじて生死不明 劇場版だと雄叫びが怖い 続くバルド将軍旗下との戦闘ではボルキュスの命令で、撃破したエルザ中隊長の死体を晒して挑発に使用 この際 敵兵への残虐行為を嫌うイオの顔色をうかがうも、そのままノリノリでバラす 劇場版予告ではこのシーンの台詞のドSっぷりが素敵 戦況は優勢だったがデルフィングの乱入で引っ掻き回され、隊を整えるため不服ながらも戦略的撤退 しかしこの時ジルグが単身で追撃してきて、ギラトスを中破させられ盾として使われる その後 2機目のギラトスに乗り換え、別動隊として行動中にミレニム部隊を発見 不意打ちでナルヴィ機の左腕をもぎ取りそのまま勝利する……が、トドメ直前に再びデルフィングの横槍→ジルグ乱入で機体を大破させられる ババァまじやられ役 機体を捨てて逃げ延び、ギラトスを2機も潰してイオの顔に泥を塗ったことで手柄を焦っている際に同じく逃げ延びていたナルヴィを発見 背後からプレスガンで狙うも気付かれ、逆に胸を撃たれる 普通の女の子への憧れを漏らしながら、息を引き取った レダ(ボルキュスの娘)とイオの関係に憧れていた様子 劇場版だと最期のシーンが違い、ジルグとの戦闘で敗北後 イオの目の前でコクピットを踏み抜かれた けしからん巨乳の持ち主がまさかの12歳だったり、つるぺた幼女が25歳だったりと、マジでアテネスはどうなってんだ。 まったく……うらやまけしからん。 「持久力のない男は女に嫌われますよ!!」 「25歳は?」「まだ?」 →お お お 女の子…… 「まぁもう死んじゃってるし…」 「解体作業だと思えばいいんだよっ!!」 「ひしゃげろォッ!!」 「あぁああぁァァアァッ!!!!」 「…郊外の丘に建ってる家で…」 「ヴァイオリン習って……」 「外では恐いけど娘には甘いお父さんがいて」 「…ある日お父さんの部下の男の人と出会って」 「その男の人は……外見は恐いけど…」 「シャイでやさ…しい…んだ……」 「それで本の貸し借りとかして―――…… 追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/millionbr/pages/162.html
それでも、生きてゆく 古風な家屋が立ち並ぶ城下町を抜け、街道を走る四つの影。 小さな少女が先頭を行き、他の三名が後に続く。 「ふうか!ことは!ひびき!早く早く!」 「ま、待ってよ環ちゃん……!」 彼女たちが駆ける目的は一つ。亜美を止めること。 今は無力化されているが、いずれは再び牙を剥いてくるだろう。 手遅れになる前に追いつかなければ。 「ねえ、響ちゃん、本当にまた亜美ちゃんと会っても大丈夫?」 「自分はもう大丈夫。それより、そういう琴葉こそ大丈夫なの?」 「私は……うん、平気」 合流した風花と環に亜美を追いかけることを提案された時、意外なことに先に了承したのは響の方だった。 もちろん最初は琴葉共々賛同しかねていた。 だが、風花が武器を取り上げたこと、なにより多人数で説得した方がきっと効果があると説かれたことにより、覚悟を決めたようだ。 (だけど……響ちゃん、きっと無理してるんだろうな……) 響は琴葉よりも亜美との付き合いが長い。 かつての同胞を助けたいと思う気持ちは琴葉以上に強いはずだ。 だからこそ、そんな友に刃を向けられたショックもより大きい。 現に、彼女の表情はずっと強張っている。 気丈に振舞ってはいるが、亜美に対する恐怖心はまだ癒えていないのだろう。 手の傷の手当ては琴葉にも出来るが、心に負った傷にまでは干渉出来ない。 そして、恐れているのは琴葉も同じだ。 力を持っていながら、危険の迫る仲間を助けようとすることも出来なかった。 そんな自分が再び亜美と相見えたところで、いったい何が出来るのか。琴葉は自問する。 (今度こそ響ちゃんを……皆を守らなきゃ) 不安を頭の隅へ追いやり、自らを奮い立たせる。 出来るかどうかではない。 守れなければ皆死んでいくのだ。 やるしかない。 弱い自分は見えないふりをして。 彼女を縛る枷は未だ消えない。 ◆ ◆ ◆ 亜美の為に大急ぎで向かう環、少し遅れて響、琴葉が走り、そのやや後ろで風花が追いかける。 まだまだ子供な環。 亜美に殺されかけ動揺している響。 無力を嘆き思い詰めている琴葉。 風花は、前を行く少女たちの身を案じていた。 亜美は体格も小さく、環の助力もあった為、先程は無事に切り抜けられた。 だが、いつまでも幸運が続くとは考え難い。 かつての仲間が更に強力な武器を手に本気で殺しにかかってきた時、果たして何の犠牲も出さずに逃れられるだろうか。 彼女たちを無事に生かすことが出来るだろうか。 不安は尽きない。 (――こんな弱気じゃ、駄目よね) 年長者である自分がしっかりしなければ。 責任感を支えにし、改めて皆を助けることを決意する。 「みんな遅いよー!」 「ま、待って……もう少しだけ、ゆっくり……」 「だけど、急がないとあみが!」 環に急かされ、走るペースを少しだけ上げる。 そう。まずは亜美の説得が最優先だ。 まともに話を聞いてくれるとは思えないけれど、出来る限りの努力はしてみよう。 また皆で劇場に戻れると信じて。 【一日目/午前/B-2】 【我那覇響】 [状態]手に軽度の裂傷(応急処置済み)、動揺 [装備]なし [所持品]支給品一式、ランダム支給品(0~1)、鉈 [思考・行動] 基本:プロデューサーを探しつつ、他の皆とも合流する。 1:田中琴葉と行動。 2:亜美を助けたい。まだ少し怖いけど…… 【田中琴葉】 [状態]健康 [装備]なし [所持品]支給品一式(救急箱一部使用)、ランダム支給品(0~1)、ワルサーP38(8/8)予備マガジン×3 [思考・行動] 基本:プロデューサーを探しつつ、他の皆とも合流する。 1:我那覇響と行動。 2:風花、環と共に亜美を説得する。 3:動けなかった事に罪悪感と無力感。 【豊川風花】 [状態]左腕に裂傷(応急処置済み)、失血(軽度)、服の左腕部分が切断されている [装備]アイスピック [所持品]支給品一式(救急箱一部使用)、ノコギリ、ランダム支給品(0~1) [思考・行動] 基本:皆を信じて、このイベントに諦めないで立ち向かう。 1:亜美ちゃんを止めなきゃ…… 2:治療完了。みんな大事に至らなくてよかった…… 3:琴葉ちゃんも響ちゃんも無理はしないでね。 【大神環】 [状態]体中に擦り傷(応急処置済み) [装備]なし [所持品]支給品一式、ランダム支給品(1~2) [思考・行動] 基本:みんなと一緒にいたい、ふうかについてく。 1:あみを追いかける! 2:みんな、元気ない……? Perfect simulation――? 時系列順に読む 工場見学に行こう 弱くてニューゲーム 投下順に読む 冷徹少女は偶像劇の夢を見るか L<>R 田中琴葉 desire 我那覇響 君は希望と言う名の絶望に沈む 大神環 豊川風花 ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/wiki6_mona/pages/13.html
支援物資の送り方 小口送付の方法 ラベルの貼り方 支援物資の送り方 送り先はパキスタン大使館推奨。 日本からパキスタンへの輸送を大使館が行ってくれます。 大使館までの送料は自己負担ですが、大使館からパキスタンまでの送料はかかりません。 毛布を送る場合、新品または、新品同様にきれいにクリーニングしてね。使い古したものは、せっかく送ってもらっても、現地で使われません。注意!! 一箱一品目を基本とします。 箱の表には品名を目立つように英語表記(積んだときにも見えるよう表と側面に)以下をコピーして貼るとわかりやすいかも。(うp掲示板も要参照) モナーラベル★ ★, 毛布シール(仮名)★ ★ 数面に表記してください 見本 印刷したものを貼る時はスティックのりより液体のりの方が剥がれにくくて良いです。 輸送中に濡れたりして文字が読めなくなる恐れがあるので、透明なテープ(セロハンテープでもおk)でコーティングした方が良いです。 耐水インクとか水や汚れに強い紙に印刷できると更に良いです。 ダンボールに詰める時、ガムテープの両端を少しだけ折り返しておくと開封が楽。 ※現地では、内容を確認→仕分け→被災者に配布という膨大な作業が発生するので、 その作業を軽減し、必要とする人の手にスムーズに渡るよう、配慮しよう ラベルなどの貼り方について実験してくださった方がいます。ラベルの貼り方 小口送付の方法 パキスタン大使館に毛布を送る場合、事前のFAX送信は不要になりました(05年10月31日現在) 送りたい物資の品名・数量、名前・住所・電話番号を明記(できれば英語で)してFAXする。(*1) 折り返しパキスタン大使館から連絡が来るのを待つ。待っても来なかったらこちらから連絡可。(*2) okだったらダンボールにビニール袋に詰めた毛布を梱包。 パキスタン大使館へ送付。 (*1)e-mailは必須ではないが書いておいてもよい。FAXによる連絡希望の場合はそれも明記する。 (*2)大使館の方も手一杯のようなので、折り返しの連絡が遅れがちになるようですが、 不安に思った場合こちらから連絡するのもありだそうです。 宛先・連絡先は送付連絡先を見てください。 ラベルの貼り方 ラベルは少しでも濡れると破けたり、剥がれたりしてしまいます。ビニールでコーティングするのは?止めた方がいいです。箱に密着していないと一箇所傷が入ったダケデモ、中の用紙が駄目に成ってしまいます。 ラベルの貼り方強度実験レポート 実験道具 素手&新品軍手&滑り止め付き軍手&水(スポイトで点下) 梱包用透明幅広テープ、一般梱包用ガムテープ、ステックのり、事務用スプレーのり ボルト20kg入りダンボウル箱 透明ビニールシート(CD DVD等入れる袋)、透明ビニール袋、(蝋燭) 実験準備 箱同士のスレに因る耐久試験 ダンボウル箱にビニールシート、ビニール袋を透明テープとガムテで四方を囲み貼り2箱用意 同じ箱に、コピー用紙スプレーのり裏面前体張り合わせ接着、スティクのりで約1.5cmm幅四方囲み接着ドチラモ其のまま半日放置プレイ コピー用紙の耐久試験(始めダンボウルに貼って試験を行いましたが、紙のツレが気に成り急遽ベニヤ板に変更) B4コピー用紙を白黒コピー&カラーコピーを1/2にカット スレ試験と同様、裏面前体と1.5cmm幅のり付け囲み接着、各2種用意 実験結果(箱同し目標100往復1秒往復) ガムテープ 28~30往復目ドチラモ剥がれ始める36~40目ドチラモ完全に剥がれる 梱包用透明テープ ビニールシート100往復完了シートとテープの貼り合わせ面に多少剥がれ?傷?有り ビニール袋30往復目裂け目40往復目使用不可に付き中止 裏面全体接着 100往復完了 1.5cmm囲み 100往復完了も気に成る破れ有り(紙が密着せずツレたのが原因か? コピー用紙耐久試験(素手&軍手&滑り止め付き軍手、目標各100往復0.3秒往復) 乾燥時 素手 白黒 16往復辺り寄り文字のカスレ46往復目穴開き カラー 80往復目多少色落ち100往復完了 軍手 白黒カラー共 100往復完了 滑り止め 白黒カラー共 100往復完了 水滴一滴点下時 素手 白黒カラー共 10往復にて穴開き使用不可 軍手 白黒カラー共 10往復にて穴開き使用不可 滑り止め 白黒カラー共 5往復持たず穴開き使用不可 (ココに1.5cmm囲みを乗せなかったのは全体張りより耐久力が落ちた為) 番外編 屋外用テントの縫い目の防水に昔は蝋燭塗りこみを思い出し 前面裏貼りのコピー紙に擦り塗りこんだところ防水効果耐久力共にアップ。 只ダンボウルに張った際均等に塗れるか?
https://w.atwiki.jp/910moe/pages/2720.html
背中がかゆいが手が届かない 寝返りを打てないもどかしさに目を開けて、そのまま心臓が止まるかと思った。 目の前には見慣れた友人の顔。ただそれだけなら死に至るほど驚きはしないが、お互いの距離が5㎝ないというのはいくらなんでも異常だろ。ああ、でもこいつのまつげ長いなあってそうじゃなくて。 慌てて周りの状況を確認しようとしたが、何故か身体の自由が効かない。 そういえば、寝返りが打てなくて起きたんだった、と思うと同時に、ベッドの柵を通って自分の両手を戒める鎖に気がついた。 …………え?何で? いやいやいや、冷静になれよ俺!ってゆーか今更だけど、俺なんにも着てなくねえ?全裸じゃねえ? 恐る恐る隣の男の全身に目をやると……こいつも全裸か。 一つのベッドの上に、一糸纏わず密着した野郎が二人。しかも一人は鎖で拘束。 この状況はありえない。夢だろ、なっ、これって夢だろ!? あー良かった。何の深層心理の表れだか知らないが、夢なら良いんだ夢なら。 さあ、俺はまた違う夢の世界に行くぞ!水着のおねーちゃんがいっぱい…… 「尚人、さっきからぶつぶつうるさいぞ」 ……そうですよね、夢なわけないですよねっ そして起きてたならそうと言え。 「ちょっ、孝弘、これどーゆーことだよ!なんで俺がお前の隣で全裸で手錠なんだよ!?」 やつはうるさそうに眉をしかめた。 「そうでもしないと、お前逃げるだろ?服脱がせたのは、繋いだ後だとやりにくそうだったから」 「いや、そうじゃなくてさあ」 もっと根本的な理由が知りたいんだよ俺は! 「昨日、尚人が言ったんだぜ?『女なんかもう嫌だーお前がいればそれで良いー』って」 俺は昨日、彼女に振られてヤケ酒を飲みに孝弘の家に来た。そういえばそういうことを言ったような気もする。 「だから、『本気にしていいのか』って聞いたら『当たり前だろっ』ってお前は答えた。俺は『お前を抱きたい』とも言った」 全っ然覚えてない。孝弘に絡んだあたりで記憶が途切れているみたいだ。 「だからって何でっ」 「お前が『好きにしろ』って言ったから。でも酒に弱い尚人のことだから朝には全部忘れちゃうだろ?」 さすが親友。鋭いな。 「忘れても約束を果たしてもらえるように、今のお前の姿があるわけだ」 なるほど、筋は通っていないこともない。 「いや、でも、お前が俺に対して、だ、抱きたいとか思ってたなんて知らなかったんだけど」 「だって言わなかったから」 またサラリとぬかすなあこいつは。 けれど孝弘は、突然真面目な表情になって、言った。 「でも、昨日の尚人見てて我慢出来なくなった。…好きなんだよ、尚人。もうこれ以上、他の娘と付き合うお前を見たくない」 俺、そんなに真剣に見つめられると、何か動悸がしてくるんですけど。 ……動悸?ドキドキ?? 「だぁーっちょっとタイム!俺は確かにお前のこと好きだけどそれはそんなんじゃなくてっ」 「どうしても気持ち悪かったら止めるから。一生に一度のお願い、この通り」 いや、頭下げられても…… 「大体何で孝弘まで何も着てないんだよ」 「いざやろうってとこで尚人が寝たからだろ。結構お前も気持ちよさそうだったぜ?」 なんか、この孝弘怖い。オーラが違う気がする。 「今から必要なものとってくる。待ってろよ」 そう言って孝弘は階下へと降りて行った。 残された俺は、ベッドに固定されたまま。 なんか背中がかゆくなってきたけど、これじゃ手が届かない。あーでも掻けないとなると余計にかゆいな。 なんとかシーツに擦りつけようとするが、上手くいかない。 ガチャガチャと鎖を鳴らしながら必死でかゆみと戦っていると、怪しげなチューブとどう見てもコンドームにしか見えないアルミ片を持った孝弘が戻ってきた。 「尚人、お前まだ逃げる気でいるのか?」 それはもちろんそうだが、これは背中がかゆいだけであって……何でそんな怖い顔するんですか!? 孝弘はゆっくりベッドに近付くと、サイドテーブルに持っていたものを置いた。「……っ」 俺、今から肉食獣に喰われるんじゃないだろうか。 孝弘の瞳から目が離せない。 「覚悟しろよ、尚人。イヤって言うほど泣かせてやるから」 「お前っさっきと言ってることが逆じゃないか!止めてやるんじゃなかったのか!?」 「……もう黙れよ」 そう言うや否や、孝弘は俺に覆い被さって、唇をふさいだ。 「……んぅ……はぁっ」 気持ち良すぎて死ぬかと思った。 「な?平気だろ?」 見つめられると、やっぱり動悸がする。 俺、もう駄目かも。孝弘はいいやつだし、何か拒めないし、キスは巧いし。 肩で息をする俺をよそに、孝弘の頭が下半身へと移動して行く。 ついに俺は、全てを受け入れようと、瞳をつむった。 皇子×王子
https://w.atwiki.jp/pokest/pages/154.html
前ページハクタイの森で 「ナギサのあいつ。 昨日から何度やっても勝てん……。 レベルが足りないのかなぁ?」 いつも通りに入れた電源。 途端に体がふわっと浮かぶ感じがした。 手に持つDSの感覚が無くなる……「迷って……無いわよね? 迷って無い。 大丈夫! 何回も来てるもん!」 ハクタイの森を彷徨う一人の緑髪が綺麗な女性。 ハクタイジムのリーダーに会いたく、ソノオから森を抜けて、行こうとしているようだ。 しかし、歩けど歩けど身に覚えの無い道が続く。 夕方に出発したのは迂闊だったか。 日も暮れていき、森を歩くには危険な状態になっていく。 完全に森を甘く見ていた。 以前エスコートしてもらった女性トレーナーは、迷う事無く進んでいたのに、この違いはなんだろう?「ふぇ。 こんな筈じゃなかったのに…;…ひえっ!」 ふと声が聞こえた。 男の子の声だ。 人気の無い場所を歩いていた筈なのに…… 幽霊? それとも同じく遭難している人が!!?「子供? たっ、助けなきゃ!!」 自分の置かれた状況そっちのけで、声のあった方へ突っぱしる。 広い場所に出た。「まだ森の中……よね? こんな所が……」 周りの樹に遮られることなく、満月の光が真上から彼女を照らす。 月の光を浴びる中、彼女は一人の少女を見つけた。「大丈夫!? しっかりして!」 目立った外傷は無いようだ。気を失っている少女に、彼女は声を掛ける。 すると……「はい起きました! 行きますすぐ行きます!」 少女は喋りながら飛び起きた。 寝起きかこいつは?「行くって……どこへ?」「バイトだよ!…………ん?wwえ?w」 それから数分間、少女は錯乱した様に訳の分からない言葉を連呼し、ようやく落ち着きを取り戻した。「大丈夫?」「大丈夫じゃないかも……」「顔真っ青だもんねぇ」 少女は困惑していた。 一体何がどうなってしまったのか。 というか、なぜそう思うのかも分からない。 何も思い出せない。 全てに違和感を感じた。 吐き気がする。「でも、久しぶりねヒカリちゃん! 覚えてる? 私よ、モミよ!」「……あぁ、知ってるよ。 知ってる。 助けてもらったのがあなたで良かった。 ここは……ハクタイの森か」 モミはふと、以前ヒカリにエスコートしてもらった時の事を思い出す。 彼女は、元気いっぱいのポッチャマを連れていた。「そう言えば、ポッチャマは元気?」「ポッチャマは育てたことないよ。 つうか、俺はポケモンを持ってない」「え? じゃあ腰のそれは何?」 モンスターボールが3個付いているのに気付いた。 その瞬間、オートでボールが開く。「キノガッサ、バクフーン、サンダース!? これ、あなたの?」 モミと同じ質問を、ヒカリは3匹に向けた。「お前等、俺の?」 キノガッサが頷く。 3匹がヒカリに擦り寄ってくる。「ちょwやめろ! くすぐったいからww」 ヒカリの笑顔を見てモミは一安心したのか、話題を切り替えた。「私は最初、男の子の声を聞いて此処まで来たの。 でも倒れていたのはあなた。 じゃあ男の子はどこ?」「『どこ?』って言われてもなぁ。 俺はさっきまで此処で寝てたわけだし……」 それもそうか。 ヒカリの声を、男の子の声と聞き間違えただけなのかもしれない。 考えるのはやめにしよう。「それより森を抜けるのが先ね。 ヒカリちゃん、歩ける?」「おぅ! モミさんがいれば無問題だな^^」 無問題? ………彼女はさっき迄、迷子だった事を思い出した。 頭の中が真っ白になる。「ごめん。 やっぱ問題あるわ……;」「ぬるぽ!」 突然、モミが叫んだ「ガッはしないから。 させないから」「ヒカリちゃん何言ってるの?」「ヒカリで良いよ。 モミ姉さん!」「あら! 姉さんだなんてw」 こんな会話をしながら森を彷徨う二人。 そして森の出口には、一人の少女が立っていた。 テクニカルな種頭がトレードマークのハクタイジムリーダー、ナタネである。「遅いなぁ……迷ってんのかなぁ。 迎えに行きたいけど、森の洋館の近くがなぁ……恐いのよねぇ。 どうしようw」 彼女はモミの事をよく知っていた。 それだけに不安が募る。 しばらくして、ナタネは二つの人影を見付ける。 モミだ! もう一人は?「ごめん! 遅くなっちゃって、待った?」「当たり前よ。 何時だと思ってんの!? やっぱり迷ったの?」「そ、そんな事無いよ? たまたま家を出たのが深夜だっただけで……」「ふぅん」 モミの顔が真っ赤だ。 もはやバレバレである。「木の枝を倒して、倒れた方向に行くんだよな? それでたどり着いたんだぜ? 姉さんの直感は凄いよ!」「ちょw、ヒカリ!!」「木の枝。 成る程ねぇw……て、あれ? あなた…フタバタウンの……」「はい! お久しぶりです^^ ヒカリです」「だよね? 久しぶりー^^ とにかく二人共、家おいでよ。 泊まってって!」 ページの先頭へ戻る
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/554.html
182 『詰み』1/2 sage 2008/11/04(火) 06 21 42 ID TkcagGqh ―――――――――――――――――――――― 「ただいまー」 一人暮らし中のワンルームマンションに俺は一人寂しく帰宅した。 実家を出て一人で生活するようになってから独り言が増えた。 ただいまなんて言ったりはするが、部屋の中には誰もいない。 ……はずなのに。 「お帰り、まー君」 そんな声と共にエプロン姿の小柄な女が俺を迎えた。 しかも、中学生みたいなロリ体型の身体が、 エプロンから少しはみ出て素肌を晒している。 裸エプロンだ。 残念ながら色気はあまりない。 それにしても、誰もいないはずの俺の部屋に何故裸エプロンの女がいるのか―― もしや知らぬ間に次元の狭間とモニターを超えてエロゲから美少女を召喚するスタンド能力に目覚めてしまったとでも言うのか。 ……いや、俺はこの女の顔を知っている! 俺より三つも年上だというのに、その倍の数は年下に見える顔を知っている! 「何してるの、姉ちゃん」 「へっへー、また押しかけちゃいました」 「じゃなくて、その格好は何?」 姉は時々俺の部屋にやってくることがある。 合鍵を渡した覚えはないのに何故か上がり込んでこれるのかは気になるが、 まあ飯を作ってくれたり掃除や洗濯をしてくれたりするのはありがたいので、 あまりその辺を追求したことはない。 しかし、裸エプロンでの出迎えというのは始めての経験だ。 「それはねー、まー君に夕飯を作ってたからなんだよね」 「いつもは普通に服着てるだろ」 「だって、まだ作り終えてないのに帰って来ちゃうんだもん」 頬染めて目を逸らす姉。 おいおい、それはつまりあれか。いつも飯作ってるときはその格好ってことか。 何やってるの姉ちゃん。 そんな格好で何やってるの! 「あ、ところで、まー君。ちょっと聞きたいんだけど……」 そんな疑問をよそに、姉は俺のシャツを掴むと、ピタッと身体を寄せてきた。 上目使いで囁く。 「ご飯にする? お風呂にする? それとも、ア・タ・シ?」 あの、オネーサマー? 183 『詰み』1/2 sage 2008/11/04(火) 06 23 02 ID TkcagGqh 「へへっ、何か新婚さんみたいだねー」 姉は笑いながらスリスリと身体を俺に擦り付けてくる。 エプロン越しに胸が密着しているのだが、 そこは幼児体型のロリ姉なので、豊満な肉の感触のようなものはない。 その点で言えば、こうやってくっつかれても変なことを意識せずに済みありがたいのだが―― 「ねーねー、どうするの。ご飯? お風呂? やっぱりアタシ?」 漂ってくる甘い匂いと、にへらと楽しそうな姉の笑顔のせいで、不覚にも少し胸がドキドキしてきた。くそ、色気はないのに。 っていうか姉ちゃん、なんかありえない選択肢が混ざっちゃってるから。三つ目に。 「あ、じゃあご飯で……」 「はいはいー、たーんと召し上がれ♪」 飯のリクエストを受けた姉は、何を思ってかエプロンの紐に手をかけ、裸体を隠していた布がハラリと足元へと落ちた。 では、いただきまーす……って、そうじゃないだろ! 「ちょ、ちょっとちょっと姉ちゃん!?」 「ふふ、遠慮しないで食べていいんだよ。まー君」 とろんとした目でこちらを見上げる姉が、俺の手を取って自分の身体へと誘おうとする。 「やっぱ風呂! やっぱ風呂で!」 「んー、お風呂にするの?」 慌てて再リクエストすると、姉は俺の手をパッと離した。 ふー、これで一安心……と思ったのも束の間。 「じゃ、一緒に入ろっか」 今度はシャツに手をかけ、上からボタンを外していく。 「それでねー、お風呂に入りながら、アタシにも入って?」 そんなことを言いながら肌蹴た俺の胸をレローッと舐めてきたりなんかするもんだから、 俺の下半身がスタンドしてきた。 やばいよ姉ちゃん。それやばいって。 「待って、無し! 今の無し! 風呂は無し!」 「そうなの? もーしょがないなー」 必死で背中をタップした甲斐があり、姉の舌が止まる。 「もう! じゃあやっぱりアタシがいいんだね? まー君のえっち」 次の瞬間、飛び掛ってきた姉に押し倒される俺。 なんてこった。これじゃ選択肢の意味がない。 「ほら、アタシの中に入りながらアタシを食べちゃってよ! ほら、ほらほらほらぁ」 頬だけでなく身体中を上気させながら、一糸纏わぬ姿の姉が俺に跨ってくる。 垂直に近い平面の胸で、小さく可愛らしい乳首がプクッと膨らんでいる。 毛の薄い……と言うより殆どない股間からは、ヌメヌメとした感触が伝わってくる。 やめてよ姉ちゃん! そんなにされたら俺、(年上だけど)ロリに目覚めちゃうよ! やめてよ、やめ…… アッ――――――!