約 66,492 件
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/1353.html
どこかうっとりと目を閉じ、快感の波間を漂う妻の顔をしばらく眺めてから、 元親はよっしゃと体を起こした。 砲身をいったん半分ほど抜き、左右に大きく開いたままだった足を、今度は 持ち上げ、前へ押し倒す。 寄せる勢いでぬるりと奥に吸い込まれた剛直に、はっと元就が目を開いた。 同時にあっ、と小さな声を上げて細い背筋が反り返る。 震える体を押さえ込み、にかっと笑って覗き込む。細い目が見開かれ、一瞬釘付けに なるが、妻はすぐ頬を染めて横を向いてしまった。 かまわず、小刻みに腰を送り込む。内腿にきゅうと力が入った。 必死に押し返そうと肩を掴んでくるところを、大きくかき混ぜてやれば、甲高い悲鳴が 細い喉を裂いた。 「や、ま、待て!何を……」 「おう、今んとこ一本ずつであいこだからな。こっからが勝負だ!」 「たわけ!何を言って……だめ、まだ」 一度引き抜き、最奥に当たるほど押し込む。ぶるりと全身が震え、また背筋が反り返った。 落ち着いてきていた内壁の震えが、再び激しくなっていく。間断なく収縮を繰り返す そこに絞られ、元親の背にもぞくぞくと快感が駆け上った。 嫌がるように首を振りながらも、元就は自分の足を抱え上げた元親の腕にすがり、 快感を訴えるように爪を立ててくる。ちりちりとしたその傷みさえ、快楽におぼれる体は 快感にすり替える。 凝脂の肌に汗が吹き出した。溢れ出す蜜と汗でぬかるみ、とろとろと蕩けていくような その体に、交わる自分も溶けそうだ。 背筋が浮くほど下肢を持ち上げ、打ち込む動きを上下に変えると、元親はいよいよ激しく 妻の体を揺さぶった。 また激しく震え、熱い息を吐き出す小さな口から、うわ言のような呟きが漏れた。 「ああ、ああ、そんな、また、また……」 「ん?またイきそうか?」 蕩けた目が、悔しそうに良人を睨んだ。 可愛らしさににやけながら、ぐいと倒れこんでその顔に、左の頬をすり寄せる。 「イきゃいいじゃねえか」 優しく囁きながら、元親は妻の耳に口を寄せた。 小さな貝のようなそこに舌を差し入れ、ねっとり舐めあげ、熱を持った耳たぶに燃える息を吹きかける。 「イってる最中のお前、最高だぜ?」 ふ、と呼吸が止まった。 きつく寄っていた細い眉が、とうとう、呆れたように緩んだ。 「……この、痴れものめが」 「人のこといえるか」 白い手が、広い肩をかき抱いた。寄せられた頬に頬をすり寄せ、細い腰が自ら揺れはじめる。 乳房を胸板に擦りつけ、腰をひねり、両足をしっかり腰にまきつけて、奥へ奥へと 良人を誘いこむ元就の口から、あられもない声があふれ出した。 声だけで、腰にびりびりと刺激が走る。誘われるまま、いつしか元親も夢中で 妻の体を貪りだした。 やがてくう、と息をつめ、白い体が大きく反り返る。 夜更けの波間に、何度目かの嬌声が長く響き渡った。 回数も忘れるほどの絶頂に震える花弁の奥に、三度目の精を吐き出し、ようやく元親は 蕩けた鞘から自身を抜き取った。 途端にこぽりと溢れだしてくる白いものを、枕もとの紙箱から懐紙をつかみ出し ふき取ってやる。 乱れた花弁の奥からは、ぬぐってもぬぐっても白濁があふれ出し、白い足の間を 汚していく。薄闇に浮かび上がる淫猥なその光景に満足感を覚えながら、 首を伸ばして覗き込むと、布団に埋まるように横たわった妻は、絶頂を越えてすでに失神していた。 汗と愛液と精でどろどろのその姿に、またやっちまったか、とため息をつく。 体格も経験もはるかに差があるのだし、自分が抑えてやらなくてはとは 毎回思うのだが、はじめるとどうしても、限界まで貪り尽くしてしまうのだ。 我慢がきかない自分が悪いのか。いや、西海の夜鬼とも呼ばれる自分を、ここまで のめりこませる元就にも責任はあるか。 どっちにしてもごめんなあ、と少々落ち込みながら、疲労を貼りつかせていてさえ美しい 寝顔に、元親はまたしばし、惚れ惚れと見入った。 手足を投げ出し、穏やかに目を閉じて、深い呼吸を繰り返すその姿には、普段纏っている 怜悧な気配は微塵もなく、どこか少女めいて可憐にさえ見える。 こうしてると普通の女みたいだなあと、浮かんだ自分の考えにおかしくなって、 月明かりの中、元親はこっそり笑った。 西海夫婦馬鹿善哉26
https://w.atwiki.jp/homuhomu_tabetai/pages/1570.html
作者:D9dt+GS00 914 名前:SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)[sage] 投稿日:2012/01/02(月) 15 57 08.73 ID D9dt+GS00 さやか「お待たせ~」ダダッ まどか「もう~遅いよさやかちゃん!」プンプン さやか「ごめんごめん。ほら、あそこのカフェで何か奢ってあげるからさ」 まどか「む~」 ~カフェテリア・ほむ~ ホゲゲ…… ホミャァ…… さやか「お、以外と中は洒落てるね~」 ホギャ…… まどか「わわ!? 椅子が全部ほむほむの塊だよ!」 ホビャ…… さやか「生きたほむほむをあの貴重なキュウベエ汁で固めているみたいだね。けっこう良いじゃん。この店」 店員「お褒めの言葉恐縮です。どうぞ」スッ まどか「これは……」 ??「ホア……」ピクピク 店員「ほむおしぼりです。手に擦りつけてお使いください」 さやか「へ~どれどれ……」ゴシゴシ まどか「どれどれ……」ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ほむおしぼり「ホァ!? ホ……ホァァァァァァァ!!!!!!」ブチブチ ミチミチ さやか「おお! 手を擦ると、ほむほむの体が裂けて中から白い液体が出てきた!」 ほむおしぼり「ホビャァァァァァ!!!!!!!」ドロォ 店員「我々の開発した謎の白い液体とほむほむの体液を組み話せたところ、超抗菌の万能液体を開発することができました。それ以上は企業秘密なので……申し訳ないですが」 さやか「へー、こりゃ凄い」」ゴシゴシ ゴシゴシ まどか「凄いねー」ゴシゴシ ホギャアアアァァァァァ!!!!!!!! さやか「ふ~すっきりすっきり」ポイッ ホビャアアァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!! まどか「すっきりすっきり」ポイッ ホギャアァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!! まどか「あ、さやかちゃん。何か頼もうよ!」 さやか「ん~じゃあ私はまみまみソースのほむパフェDXで!」 まどか「えーっと……じゃあぽっぷきゅーべーとクリームさやさやで!」 店員「畏まりました」 ~~~~~ 店員「お待たせしました。まみまみソースのほむパフェDXです」コトリ さやか「おお……」 まどか「凄いボリュームだね……」 ほむパフェ「」ホ…ホム…… さやか「えっとすみません。この薄いクリーム色のソースって……」ヒョイ 店員「それはまみまみの母乳と生クリームの特殊な配合で作られたまみまみソースです」 まどか「へえ~、何だかとっても美味しそう……」 店員「食べる前に、そのチョコレートソースのかかったほむほむにかけて食べることをオススメします」 さやか「じゅるり……」 トロォォォォォォォォォォリ チョコほむ「ホ……? ホミュン?」ペロペロ さやか「おお~」 まどか「器に入ったチョコほむに……」 さやか「まみまみソースがトロリとかかる……」 まどか「そして、それを気にしたチョコほむがペロリと一口……」 さやか「まみまみソースが気に入ったチョコほむは、それをペロペロと舐め始め……」 まどか「外側。そして内側から……」 店員「まみまみソースが絡みつく……」 さやか「あ、まだいたんですか」 店員「ええ」 店員「ソースがよく絡みついたら、スプーンで潰しながらお食べください」 さやか「じゅるり……」 サクッ サクッ グチュリ チョコほむ「ホビャアアアアアァァァァ!!!!!!!!!!」ブチッ ブチブチッ さやか「それじゃい……いただきまーす!」 パクリ チョコほむ「ホビャアアアアアァァァァァァァ」グチャグチャグチャ さやか「く~……うまい!」 さやか「ビターチョコのほむほむと程良い甘さのまみまみソースが絶妙だね」ザクッザクッ パクパク モグモグ ホビャァァァァァァァァァァァァァァァ!!!! まどか「ねえねえさやかちゃん。私にも少しちょうだい?」 さやか「え~? ダメダメ。まどかは自分のあるじゃん……」 まどか「え~? さやかちゃんのドケチ!」 さやか「何~? そんなこというのはこの口かー!」ムニー まどか「しゃ、しゃやかちゃん! やめへよ~!」ジタバタ 店員「ふふ……微笑ましい光景ですね」 ~その後、美樹さやかは体重計を見て頭を抱えたそうな~ 終わり ジャンル:さやか ほむほむ ほ食 まどか 活用 感想 すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/kichimatome/pages/32.html
喜/多/愉/目同人ヲ34 ttp //pc11.2ch.net/test/read.cgi/net/1255003885/ 216 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日:2009/10/13(火) 02 13 46 ID ldXSFpcc0 ゴディバの袋大量に持って四方八方に擦り寄りしてる■■プチ主催(本人かは不明)なら見たけど 218 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日:2009/10/13(火) 02 26 11 ID ldXSFpcc0 同じ内容の差し入れってだけで感じ悪いのにわざわざゴディバ選んでるあたりがなーと チョコって差し入れの中でもかなりタブーの部類だし 特別叩くことでもないけども、■■■の絨毯が叩けるのならこれもなーと思っただけ 220 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日:2009/10/13(火) 02 43 20 ID OvJYNg4DO (`・v´・ )ノ回りなんかどうでもいいんだよwww 架空の金持ちアピールに忙しいだけなんじゃ? 他人の迷惑も考えないあたりが田舎者らしいけど。 222 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日:2009/10/13(火) 02 46 07 ID OvJYNg4DO ×(`・v´・ )ノ ○挨拶 ゴメン予測変換ミスでした 224 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日:2009/10/13(火) 02 49 51 ID ldXSFpcc0 ごめん、変な粘着呼んじゃったみたいだし半年ROMります ■■■がそれで叩きの要素になるならと思っただけなので勘違いでした 227 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日:2009/10/13(火) 02 58 52 ID OvJYNg4DO 叩きどころはところ構わずの摺り寄りと チョコとかいう非常識さじゃ? 自分だったら差し入れくれた人が同じ物大量に抱えてたら 「ちょwwwおまwww」になる 230 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日:2009/10/13(火) 03 04 26 ID ldXSFpcc0 消えるっていったけどゴメン »225 »227の言うとおり、オンリーワン感覚がないというか・・・所構わず感があるかなと思って »228 私怨を抱くけるほど接点もない人だけど「nrnrできることないの?」「■■■が絨毯爆撃だったよ」が成り立つなら 所構わず差し入れしてたプチ主催もnrnrできるのかなと思った次第です 236 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日:2009/10/13(火) 03 12 05 ID OvJYNg4DO 差し入れもらったことない人は分からないのかもしれないけどw 「ファンです!これ貰ってください」って渡された後に 隣にも同じことしてたら引くもんじゃん 241 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日:2009/10/13(火) 03 16 28 ID OvJYNg4DO »239 自分が自演ばかりするから他人もするとか思ってる? 248 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日:2009/10/13(火) 03 23 54 ID OvJYNg4DO 浮き具合www 読みづらいから全体は見てないけど、■■プチ主催はまとめサイト作られてる物件で 自演お得意も知れ渡ってるから気を付けなよwww 251 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日:2009/10/13(火) 03 25 20 ID OvJYNg4DO »247 ■/■じゃなかった? プチサイトでは伏せてるんだっけ?www 256 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日:2009/10/13(火) 03 29 30 ID OvJYNg4DO »245 偉そうに推理した後に残念だけど回線だし、 今はイベント会場にも行く気もないわwww 261 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日:2009/10/13(火) 03 37 05 ID OvJYNg4DO 今は回線だけど前はやってたから普通に分かるしwww 差し入れ状況つけましてるわけでもないけど、 情報が投下されればnrnrするのもダメなんですかね? 265 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日:2009/10/13(火) 03 41 45 ID OvJYNg4DO »263 残念だね その痛さが続く限り話題は止めてもらえないよwww 降臨・自演ばっかしてないで性格改善しなよ ※サイト名、個人名、カプ名は転載時に伏せました
https://w.atwiki.jp/prototype2/pages/63.html
Prototype2の最終ミッション。「Murder your Maker.原点に決着をつけろ。」 Alex Mercer(アレックス)第1段階 第2段階 第3段階 最終段階 Alex Mercer(アレックス) 全ての元凶にして、最強のPrototype。前作にもまして凶悪さに磨きがかかり、フード越しに見せる表情は悪鬼のごときものとなっている。 このミッションではアレックスとの一騎打ちで、彼に勝つことがクリア条件となっている。 このミッションでの注意点は以下の通り。 ビルの屋上という、限られたスペースでの戦闘となる。そのため、ひたすら遠巻きに攻撃し、ダメージを食らったら回復…という戦法がとれない。真正面からのぶつかり合いとなる。 全部で4回、アレックスのライフをゼロにしなければならない(4戦目はイベント戦)。アレックスのライフをゼロにするごとに、ヘラーのライフも回復する(Insaneではごくわずかしか回復しない)。 もとよりConsumeできる敵がいないため、あまり意味はないが、Massゲージが使えなくなる(コマンドで指示が出た時に使用する)。 アレックスが装備している武器と同じ能力(例えば、第1段階であればBlade)を用いて攻撃すると、必ず強力なカウンターを食らってしまう。そのため、段階ごとに使えない能力が1つずつある。 第1段階 アレックスがBladeを装備し、接近戦を仕掛けてくる。全段階に共通することだが、時折こちらと距離をとって地面からスパイクを突き出してくる攻撃をしてくることもある。この時は走って回避すればよい。 Insaneでは、可能な限りダメージを抑えなければならず、Shieldによるカウンターを常に成功させ、Clawsによって反撃、というのを繰り返さなければならない。 Normal以下の難易度であれば、多少の無理は利くので、ひたすらWhipFistのチャージ攻撃を繰り返しても良い。時折反撃を食らうだろうが、おそらくは相手のライフが先に尽きるはず。 第2段階 アレックスがWhipfistを装備する。まずはヘリコプターを投げつけてくるので、それを回避しよう。アレックスのWhipfistの動きはヘラーのものと全く同じで、リーチの長さの割に隙がほとんどない。ただし、突き攻撃(=チャージ攻撃)を行う前には必ずWhipfistを地面に擦りつける予備動作を行うので、見逃さないこと。 Insaneでは、ClawsかBladeを装備しShieldのカウンター後に反撃、という第1段階と同じ戦法が通用する。ただし、距離が空いてしまった時の突き攻撃や、カウンターに失敗しコンボを食らったりすると非常に痛いので、よくアレックスの動きを見ておく必要がある。 Normal以下では、TendrilsのBlackHole Attackが最も遠くから攻撃できるので、これを使っていくと良い。 第3段階 最終段階はイベント戦なので、実質的な最終ラウンドといえる。アレックスはHummerFistを装備。まずはFlyerが突進してくるので、うまくデバステーターで吹き飛ばすこと。アレックスのHummerFistはガード不可なので、とにかく回避に専念すること。 Insaneでは上記した様にこれまでのカウンターによる戦法が使えなくなるので、距離をとりつつWhipfistのチャージ攻撃を使っていくと良い。ただし、アレックスも時折Whipfistを使ってくるので、予備動作を確認したらすぐShiledを展開すること。 Normal以下では、アレックスの攻撃範囲に入らないよう気をつけつつWhipfistやTendrillsで攻撃していくと良い。 最終段階 イベント戦。お互いの決着をつける。画面に押すべきコマンドが表示されるので、正確に押していこう。 全てのコマンドを間違えずに入力できればクリアとなる。 「Welcome to the top of foodchain!」
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/9744.html
「お兄ちゃん…まだ起きてる?」 EDGE RECORDSから発売されたドラマCD『ヤンデレの女の子に死ぬほど愛されて眠れないCD』(通称「ヤンデレCD」)の登場人物。 担当声優はアイドルマスターの萩原雪歩(初代)役で知られる落合祐里香(現・長谷優里奈)女史。 主人公である「お兄ちゃん」の妹で、特技は家事全般。特に料理が得意らしく、朝夕と昼食の弁当を毎日兄のために作っている。 だがある日兄が自分を避け始めているという疑念と別の女の匂いを嗅ぎ付けた所から秘めていた愛情が暴走する。そして…。 + ネタバレ 「お兄ちゃんに擦り寄って来る意地汚い女共は、みんなもうこの世にいないのよ」 なんと渚は疑心暗鬼と兄への偏愛を募らせた結果精神を病み、兄のクラスメイトの園子、幼馴染みの綾瀬を殺害。 更には逃げようとした兄の脚を破壊し、監禁してしまう。 なお、彼女によって排除された二人の少女達が単なるやられ役なのかと言えばそうでもなく、 クラスメイトの柏木園子は園芸用スコップ、幼馴染の河本綾瀬は金槌と五寸釘を武器に渚へ対抗してくる。 そう、このCDのタイトルが『ヤンデレの女の子に死ぬほど愛されて眠れないCD』である事を忘れてはいけない……。 …彼女が「ヤンデレ」なのかについては、昔から地味に有識者間で論争の種となってきた。 「好きな対象をどうあれ傷つけるのはヤンデレじゃない」 「好意が向けられなかったら逆ギレするあたりはむしろ『メンヘラ』」 等、正直タイトル詐欺ではないかとも。 まあ当時はそれこそ「(主人公への恋愛感情の有無はさておき)刃物を扱う猟奇的なヒロイン」 というのが何故かあちこちの作品で同時多発的に登場し良くも悪くも話題になっており、 それに伴い雑にそれらヒロインが出てくる作品群を指して「ヤンデレブーム」と十把一絡げに扱われてもいた。 本CDもその流れに便乗し発売されたものであり、多少的外れでも手に取って貰いやすいタイトルにした、と言う所だろう。 なお、ヤンデレCDもあくまでシチュエーション系のドラマCDの一シリーズでしかなく、 『お姉ちゃんに命令されて眠れないCD』等といった、多種多様なシチュエーションCDを出している。 ニコニコ動画における野々原渚 ニコニコ動画黎明期から渚と別作品のキャラを会話させる『ヤンデレCDと会話させるシリーズ』が多数制作されている。 設定では料理は普通に上手いのだが、会話の内容次第ででメシマズになることも。 相手が悪すぎて普通に撃退されてる話も多いのはご愛敬 ヤンデレCDと会話させるシリーズ最古の動画。所謂中の人繋がり 炎邪じゃー!!の作者による動画 妹の目が死んでる 女の子にモテモテなお兄ちゃん ヤンデレVSサイコパス ハッピーエンド…? MUGENにおける野々原渚 YKun氏製作のものとAyrtonJensen1氏による改変版が確認されているが、オリジナル版は現在正規入手が不可能な模様。 ここでは改変版について解説する。 MUGEN1.0以降専用。 現在は最終更新版を含め、ほとんどの公開先がリンク切れとなっているが、 旧版(v1.06)であればMediaFireが健在なので、vimeoサイト経由でDL可能。 基本性能は常時体力微回復およびゲジマユ持ち。 人操作時は全身無敵となる挑発しか使用出来ないように見えるが、 前ダッシュに相手を打ち上げる攻撃判定があり、タイミングを合わせれば永久が可能。 特筆すべき点はWatchモード時にAIを起動した場合で、最初に挑発を行うが、挑発終了後に豹変。 体力の回復速度が上がる他、数々のセリフと共に相手に襲い掛かるガン攻め惨殺キャラに。 また、一撃技も所持しており、決まるとオーモーイーガーする。 以上からランクとしては狂クラスに届くキャラかと思われる。 参考動画(17 33~) 参考動画(オリジナル版) 「お兄ちゃんはそんなこと言わない! あたしを傷つけるようなこと絶対言わないもん! そんなのお兄ちゃんじゃない!!」 出場大会 「[大会] [野々原渚]」をタグに含むページは1つもありません。
https://w.atwiki.jp/familiar/pages/4323.html
702 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/11/04(土) 17 12 14 ID ZpOV4dZZ 「サイト、お勤めよ」 明かりが落とされた部屋の中。サイトにネグリジェを着せてもらったルイズは、 ベッドに腰掛けるとそっけなくそう言った。 ルイズの言葉に、サイトは反射的にルイズに注目する。 ベッドの縁に腰掛けているルイズは、サイトの視線を確認すると、膝を少しずつ広げていく。 サイトの刺すような視線に、ルイズは、股間の筋が張り詰めるまでに股を開くと、 太ももの頂点を隠しているネグリジェの裾を、ゆっくり持ち上げていく。 だんだん露になっていくルイズの太ももに視線を注ぐサイトの瞳は、 獣のように爛々と輝き始める。 やがて、ネグリジェの下から、こじんまりとした割れ目が露出した。 ルイズは、ネグリジェの裾を口にくわえると、白くて細い指を割れ目にそえる。 そして指を横に広げて、サイトに見せ付けるように陰部の中をさらけ出した。 自ら大股を広げ、陰部を露出するという下品な痴態をさらしているルイズの顔は、 もうすっかり上気している。 「ルイズ……ルイズ、ルイズっ!」 サイトは、いても立ってもいられないように身体をゆすっている。 その口端からわずかに涎が垂れている。 ルイズは、そんなサイトの様子に満足すると、つぶやくように言った。 「して」 703 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/11/04(土) 17 17 50 ID ZpOV4dZZ 「して」 ルイズの言葉に、サイトの獣じみた目はさらに開かれ、 弾かれたようにルイズの股間にむしゃぶりついた。 「んっ!」 ルイズはその荒々しい刺激に眉を寄せ、唇を噛む。 「サイト! ダメっ! もっと優しくしなさい!」 ルイズに叱り付けられて、サイトの動きが少し緩やかになる。 同時にルイズの表情は緩み、恍惚をたたえたものになる。 「そう、そうよ、いいわ、サイト。んんっ! んっ!」 「んっ、んっ、そうよ。それじゃ、戒めを、解いてあげる」 ルイズはサイドテーブルの魔法の杖を手に取ると、 喘ぎながらもルーンを唱え魔法の杖を振る。 すると、サイトのズボンのベルトが緩み、 ジーンズとパンツが一緒に膝まで引き下げられた。 ルイズの魔法により、勃起不能にさせられていたサイトの陰茎が たちまち張り詰めるように勃起した。 「まったく、盛りのついた犬ね」 ルイズはサイトの陰茎に目を細めると、その白くてしなやか足を伸ばし、 サイトの陰茎を器用に足の指先ではさむ。 そしてその陰茎を上下にしごき始めた。 「ううっ!」 704 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/11/04(土) 17 22 24 ID ZpOV4dZZ その刺激にサイトは反射的に腰を引き、思わずルイズから口を離す。 「バカ! ちゃんと舐めなさい!」 「ご、ごめ」 ルイズは、サイトの言葉が終わらないうちに、サイトの頭に手をかけると、 サイトの口に陰核を押し付け、催促するように腰をゆする。 「んんっ!」 「んっ、んっ、あん、あんっ!」 薄暗い部屋の中、ルイズの嬌声と、サイトがルイズの股間を舐る音だけが響く。 やがてルイズの声に切羽詰ったものが混じり始めた。 その声に反応して、サイトの陰茎と、その陰茎をしごくルイズの足の指にも ぬるぬるした物と湿った音がまとわりつき始める。 「ん、あっ!、も、もう、ご、ご主人様に、こ、こんなことしてっ! ほ、ほんとにいやらしい使い魔なんだから! こ、こんないやらしい使い魔には、お、おしおき、おしおきをっ! あっ、ああっ!」 ルイズの言葉に、サイトはより派手にルイズの股間を吸いたてる。 その刺激にルイズはもはや言葉を継ぐことができず、 そのピンクのきれいな髪を振りたてる。 705 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/11/04(土) 17 31 01 ID ZpOV4dZZ 「ーーーっ!」 やがてルイズは眉を寄せ、唇をかみ締めると、 引いた腰を乱暴に送り出して、サイトの顔に自分の股間に擦り付け、 仰け反って白くて細い喉をさらしながら絶頂を迎えた。 ルイズの快感を感じ取ったサイトも絶頂を迎える。激しく腰を振りたてて、 ルイズの白くて細い足の脛に、足の甲に、そして足の指に精液を浴びせていく。 「んっんっーーーーっ!!」 ルイズは、絶頂の赴くままにサイトに何度も股間を擦り付けていく。 サイトも、ルイズの足に陰茎をこすりつけ、精液を搾り出していく。 こうして絶頂が過ぎ去ると、ルイズは股をだらしなく広げたまま、 脱力してベッドに仰向けに倒れた。 ルイズの股間からはルイズの分泌液が流れ出し、シーツに染みを作っている。 サイトもまた、精液が滴る陰茎をそのままに、藁束に身を投げ出す。 荒い息を吐きながら、胸を上下させる二人だけの部屋には、 雄と雌の淫臭がむっと立ち込めている。 まだ荒い息のサイトだったが、恍惚の表情を浮かべているルイズの足元に這い寄ると、 分泌液にまみれたルイズの股間を丁寧に舐め清めはじめる。 時折サイトの舌先から与えられる刺激に、ルイズの身体がびくりと動く。 股間がきれいになると、サイトは精液にまみれたルイズの足を丁寧に舐め始めた。 いつもそのころになると、ルイズは身を起こす。 そして一心不乱にルイズの足を舐めるそんなサイトを、 いとおしむような柔らかい眼差しで見つめるのだった。
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/5635.html
唯「み、澪ちゃん?」 唯「ど、どうしたの?」 澪「うぅ・・・唯にこんなとこ見られるなんて恥ずかしい・・・」シクシク 唯「恥ずかしい・・・・?」 澪「恥ずかしいよぉ・・・唯に嫌われたくないよお・・・・」シクシク 唯「(もっと嫌われる要素はいっぱいあったと思うけど)」 澪「」シクシク 唯「・・・」 唯「大丈夫だよ澪ちゃん」 澪「・・・?」 唯「これくらいじゃ澪ちゃんの事嫌いになったりしないよ」 澪「ほ、ホント?」グスン 唯「ホントだよ、むしろ眼球に興味持つほうが嫌いになるかな」ハハ 澪「ははっ、またまたご冗談をwwww」 唯「うん、私帰るね」 澪「え!?ちょっと待って!」 唯「何?」 澪「気に障ることいったのなら謝るから!」 唯「気には障ってないけどちょっとでも心配した私が馬鹿みたいだなって」 澪「心配してくれたのか!?」ガタッ 唯「ちょっとなに立ち上がってんの、ちゃんと拭いたよね?」 澪「唯が私の心配を・・・ぐふふ」ブリブリ 唯「え?今は座ってるんだよね?そうだよね?」 澪「・・・ふぅ」ジャー 唯「拭いた擬音が無かったんだけどちゃんと拭いたんだよね?そうだよね?」 澪「唯はトイレだとツッコミが多くなるんだな、可愛い☆」 唯「うわ何こいつ腹立つ」 澪「いやぁ、最近暗くなるのも早くなってきたなぁ」テクテク 唯「そだね」テクテク 澪「こう暗いと手を繋いで帰っても大丈夫だな」ニギ 唯「え、訳わかんない」 澪「いいじゃんかよぉ~ちょっとだけだよぉ~」スリスリ 唯「手を繋ぐどころか澪ちゃん私の手を自分の股に擦り付けてるよね?」 澪「そんなことないぞ、大体擦り付けるってのはこうやって・・・」グチャグチャ 唯「ちょ、やめ!え!?スカート越しでこれ!?うわ!手の甲がびちょびちょに!」 澪「ふふっ、お揃いだな」 唯「なにが!?」 澪「私の股と、唯の手が、だよ」ニコッ 唯「なんだこいつ」 唯「んじゃ、ここでお別れだね」 澪「・・・・・」 唯「じゃーねー、また明日」 澪「ゆ、唯!」 唯「え?」 澪「は、話があるんだ」 唯「・・・何?」 澪「あ、あの・・その・・・私は」 澪「唯のことが・・・」 唯「・・・うん?」 澪「す、好きなんだ!」 唯「・・・わぉ・・・」 唯「あは・・・あはは・・・」 澪「・・・」 唯「冗談なのかな?」 唯「それとも・・・」 澪「・・・」 唯「だから今日はこんなことしたの?」 澪「・・・」 唯「澪ちゃん?」 澪「さ、先に気持ちを伝えるつもりだったんだけど、・・・我慢できなくて、その、空回りというか・・・」 唯「・・・澪ちゃん」 澪「だから・・・その、唯」 澪「い、家まで送るからさ、手繋いで歩かないか・・?」 唯「・・・んー、じゃあお願いしようかな」 唯「ふー、暗くなるとまだちょっと寒いねー」 澪「・・・」 唯「・・・手、あったかいね」 澪「う、うん」 唯「あ、ここ近道なの。ここ通ると案外近いんだよ」 澪「そ、そうなんだ」 唯「でも今日はこの道はいっか」 澪「え・・・」 唯「今日は普通に帰りたい気分だからさ」 唯「家、ついたね。ありがとうわざわざ」 澪「・・・」 唯「んじゃ、また明日ね」 澪「・・・!」 唯「あ、そうそうさっきの話だけどさ」 唯「私も澪ちゃんの事嫌いじゃないよ」 澪「・・・」 唯「・・・なーんてね」 唯「好きだよ」 澪「え・・・」 唯「まぁ今日みたいなことされてさ、それでも一緒に帰ってるんだからさ、それはやっぱr」 澪「唯いいいいいいい!!!!!」ガバッ 唯「ちょ!いきなりなに!」 澪「うえええええん!怖かったよおおおお!唯に嫌いって言われるかもって怖かったよおおおおお」 唯「み、澪ちゃん静かに!近所迷惑に・・・」 澪「よかったああああ!よかったよおおおおおおおお」ビエエエエエエエン 唯「・・・そっか」ナデナデ 澪「うわああああああん!これで唯の眼球は私のものだよおおおお!」 唯「ちょっと良い雰囲気で終わらそうとしてるんだから止めて」 唯「落ち着いた?」 澪「うん、ありがと」 唯「そっか、じゃあ明日学校でね」 澪「・・・唯は私のものって事でいいんだよな?」 唯「・・・多分それで合ってるよ」 唯「んでから澪ちゃんも私のものだよ」 澪「そ、そんな、ここで脱げだなんて・・・でも唯のお願いなら」スルリ 唯「言ってない、言ってないから」 澪「まさか・・・眼球!?ここでの眼球おねだりは考えてなかった!だがしかし私は臨機応変に」 唯「んじゃまた明日ね」ガチャバタン 澪「あぁっ!夜メールするから!メールするから返してねぇぇぇ!」 唯「ただいまー」 憂「おかえりー、そしておめでとー」 唯「・・・憂、聞いてたの?」 憂「聞こえたんだよ、澪さん声大きいから」 唯「そっか、別に隠すつもりもなかったけどね」 憂「そうなんだ、晩ご飯一緒に食べてけばよかったのに」 唯「また今度ね」 憂「そうだね。あーあ、澪さんにお姉ちゃん取られちゃったなあ」 唯「何言ってんの、和ちゃんとラブラブの癖に」 憂「・・・・・え?」 唯「あ、隠してるつもりだった?荷物置いてくるねー」トテトテ 憂「・・はは、もうご飯出来てるからねー・・」 憂「(あはは・・・まじですか)」 ピロリンピロリン 唯「ん、メール」パカッ 唯「きゅ、9件も・・・」 唯「・・・」 唯「全部『好き』とか『愛してる』だよ」 唯「んー・・・」 唯「嫌いじゃ、ないよ・・・っと」カチカチ 唯「私も変わってるなぁ」 唯「・・・ふふっ」 唯「さーて、ご飯ご飯~♪」 唯&澪 HAPPY END 終わり 戻る
https://w.atwiki.jp/kumot/pages/141.html
閑雲野鶴>メルマガ>バックナンバ>禿>禿対策 禿対策 03/05/20 男にとっての禿の恐怖は女にとってのシミシワソバカス肥満のすべてを合わせた恐怖に勝る。反対に言うと禿以外にそれほど恐れるものがない。純粋に健康についてを除外しての話だ。禿げたいと考える男はまずいないだろう。いかにして禿げないかにあの手この手を尽くして尽くす。 まず父親が禿げていると実に不安である。祖父も禿げていると退路を断たれた気がする。それでもなんとか抵抗を試みる。禿は遺伝であるというが、禿げた父の下で育ち、父と似た性格で似た生活をしていれば当然禿げるだろう。禿も遺伝するだろうがそれより生活習慣が遺伝したことのほうが大きいのではないか。 そう考えない者は必死になって対策を講じる。手前の場合、まずリンスをやめた。リンスとは髪が痛まないようコーティングするものだが、頭皮にまで擦り込み、それを完全に洗い流すことが出来なければ毛穴をコーティングしてしまうのだ。それでは生えるものも生えなくなる。よってリンスをやめた。やがてシャンプーではなく石鹸で髪ではなく頭皮を洗うようになる。石鹸でなくともボディソープを使う。一時期資生堂の「セウ」を使っていたが、いつのまにか消えてしまった。環境配慮無害物は日本ではまだ早過ぎたらしい。耳を動かして頭皮を動かしながら深爪の指先で強めにこする。ホームレスに禿が少ないのは痒くてしょっちゅう掻き毟っていて頭皮の血行が良くなっているからだとの噂にさえ縋って、がしがし洗う。 一時期烏龍茶で頭を洗っていたこともある。缶やペットボトルは高いので水出し烏龍茶のパックを買ってきて使っていた。しかしこれを洗面器に張ってお茶になるまで待つというのも阿呆らしかったので、ある時発狂して湯船に水出し烏龍茶のパックをぶち込んだ。烏龍茶風呂である。これが意外に快適で体の油が適度に抜けてさっぱりし、仰向けに沈んで頭も洗っていた。ところが段々浴槽に茶渋が残るようになる。そして爪に茶渋を発見した時点で烏龍茶風呂に終止符を打った。同時に烏龍茶洗髪も終了した。 やがて髪そのものに冷たすぎる気がして椿油でも使いたくなるが、入手方法がわからない。オリーブオイルを使った。食用であるから体に害はなかろうとの判断だ。一度に数滴、桶に混ぜて髪に流す。頭を完全に下げないと肩が油っぽくなるのでよくふらついては肱を打っては痺れていた。 そうこうしていると突如「リアップ」が登場する。これで気が大きくなった男がどれだけいただろうか。いざとなれば普段使っているトニックをリアップにすれば生えてくるのだと思って油断した男がどれほどいたことか。 その後リアップの関連商品でシャンプーなども出る。当然買って試してみるのだが、レジの女性による頭への視線に耐えられないので二度と買うまいと誓った。なんとかリアップに頼らず砂漠化を阻止してみせる。 髪の薄い薄くないは髪の毛の太さによるともいう。子供のころから母の美意識に従って髪を伸ばしてあれこれ手入れしていた男は大人になってさぞや心細かろう。ずっと坊主やスポーツ刈りでいた子供は毛が繰り返し切株状になった結果、太く言う事を聞かないばさばさの髪になるが、何となく執行猶予の気分であろう。 ところで禿は古代エジプトからの男の悩みであったという。古代エジプトの禿対策に精液を頭皮に擦り込むという方法があったらしい。生きのいい精子が毛穴にもぐりこんでぴちぴち、老廃物を掻き出した結果毛髪活性化につながるのだという。これは頭皮でなくとも肌の手入れに応用出来そうなものだが、男にとってあまり気分のよいものではない。女にとってどうだかは知らない。それより大前提として活きが良くなければならない。活きが良くなければ禿げるだろうし生きが良ければ禿げてはいないだろう。このジレンマは解決不可能だ。 伊丹十三のエッセイに「髪を指で挟んで引っ張るとよい」ともあった。頭皮が頭蓋骨から引き剥がされる感覚がやがて血行が良くなった感覚につながるのだそうだ。最初はかなり抜けるが、弱兵は切り捨てて精鋭だけを残していくうちに自然と強者揃いになるという。 あれこれ情報を集めて、出来ることを片端からやっている手前も当然禿の恐怖に取り付かれている。母方の祖父は死ぬまで禿げなかった。母の兄弟である叔父も伯父も禿げず、白髪が頼もしい。ところが手前は実の父とそちらの祖父に会ったことがないので禿げているかどうかは格別気にかかる。タバコも酒も不規則な生活も不健康な食生活もすべての道は禿につながっている気がして、まるで安心できない。 不老林。カロヤンアポジカ。リアップ。どうしてもつい目がゆく。何をすればいい。何をしなければいい。禿げたらどうする。鬘か。剃るか。植毛か。悩みは尽きない。そして悩みすぎてストレスを溜めると禿げるともいう。 どうすればよいのだ。 TOTAL ACCESS - Today - Yesterday - LAST UPDATED 2021-12-03 06 47 19 (Fri)
https://w.atwiki.jp/futanari/pages/45.html
【とりかご】 姉さんは、外の世界へ出たがらない。 5つ離れた私の姉は1年前から急に自分の部屋に籠りきりになり、トイレと風呂以外は滅多に 部屋から出てこなくなった。食事は私が姉の部屋へ運んでいる。家族で私だけが姉の部屋の 合鍵を持っていて、姉に接する事を許されていた。 本来なら今は3年生になっているはずの大学も途中でやめてしまった。今では数か月に一度、 それも私が付き添っていなければ家の外へ出かける事は無い。 「ただいま」 学校が終わって帰宅した私は、すぐに姉の部屋に向かう。両親は仕事で夜まで帰ってこない。 彼らはもう姉の事をほとんど諦めているようだった。引き籠もっている理由を姉はかたくなに話そう としないから。 世界でただ私だけが、姉のそばにいる。 「姉さん、入るよ?」 返事は無かったが、よくある事なので気にせず鍵を開けてドアを開いた。 テレビで見るような乱雑な部屋とは違い、姉の部屋は簡素で綺麗に整理されている。分厚い カーテンがいつも閉めてある以外は普通の部屋だ。娯楽といえばビデオデッキと一体型になって いるテレビに、本や漫画の並べられた本棚くらいだろうか。これだけで暇を潰せるものなのかは よく分からないけれど。 どうやら姉は眠っているようだった。ベッドの上で胎児のように体を丸めて、静かに寝息をたて ながら体をゆっくりと上下させているのが見える。 私は黙って姉のそばに寄り、ベッドの縁に腰掛けた。 乱暴に触れると崩れてしまいそうな華奢な体。吸い込まれるように深い色をした長い黒髪。それ 自体が内側から発光しているような白い肌。 なんだか眠り姫を想像させられるけれど、少し違うような気もする。いばらの城と違って、ここは 酷く安全で快適だ。 腕を伸ばしてそっと姉の頬を撫でる。ぴくりと姉の体がみじろぎして、それから眠たそうな目を ぼんやりと開いた。 「ん……ゆうちゃん。おかえりなさい」 「おはよう、姉さん」 私の姿を見つけた姉は嬉しそうに頬を緩ませる。姉は美しい顔立ちをしているけれど、雰囲気が 柔らかいせいか可愛らしいと言った方がしっくりきた。 「ずっと寝てたの?」 「……ゆうちゃんがいないと、つまらないもの」 私が問い掛けると、体を起こしながら姉は拗ねたように目を伏せる。私だって高校のつまらない 授業を聞くより姉と一緒に過ごす方が好きだけれど、そうもいかない。私まで家に籠もりきりになって しまえば両親が卒倒してしまう。 「外に出かけたりはしないの?」 「だって、外に用事なんてないし……それに家でこうしていた方が、早くゆうちゃんに会えるでしょう?」 外には興味が無いのだと姉は口癖のように言う。昔は姉の方が私よりも活発で、遊びに連れ出される のだっていつも私の方だったものだけれど。 それにきっと、本当は興味が無いわけでは無いのだと思う。私が学校で起きた事を話せば楽しそうに 聞くし、テレビのニュースなんかも熱心に眺めている。それでも興味が無いふりをするのは、姉自身が 自分に言い聞かせている意味合いが強いからだろう。 そこまで分かっていても、あえて私はいつものように姉に微笑んだ。 「そうだね。外は怖いし、危ないもの。姉さんは家でこうやって私といる方がずっと幸せだよ」 「……ええ」 困ったように小さく頷く姉に、私は外の危険性について話して聞かせた。 姉さんは綺麗なんだから、変な男に絡まれるかもしれないよ。だって前はそうだったでしょう。 電車なんかも危ないよ。痴漢にお尻を撫でられたり、変な所を触られるかもしれない。だって前はそう だったでしょう。 外は怖いよ。危ないよ。 だから前みたいに知り合いや恋人を作る必要だってないよ。他人なんていつ裏切るか分からないんだから。 姉さんには、私がいるでしょう。 「……そう、よね」 初めの頃のように、「そんなに悪い事ばかりでは無いはずよ」とでも言えば良いのに、姉は私が紡ぐ 言葉に――細部は違えど、もう1年も続いている半ば呪詛のような言葉に小さく頷く。悲しそうに、困った ように頷く。 「……姉さん」 「あ……ゆうちゃ……っ」 慰めるように姉を柔らかく抱き締め頬にそっと口付けると、姉の声音が幾分期待が籠もったものに変わる。 私がこうするのは、いつも始める時の合図代わりだからだ。 「姉さん、したいの」 姉の上に覆い被さりながら耳元で囁き、そのまま形の良い縁の軟骨や孔の中を舌でぴちゃぴちゃと 水音をたてながら犯していく。私の重みと体温、そしてじわりと耳を蝕んでいく刺激に戸惑いながらも、 姉は私の背中に腕をまわして制服の生地をぎゅっと掴んだ。 「ねぇ、良いよね?」 「んっ…ん……」 返事が返ってくるより先に姉の衣服を剥ぎ取り始めていた私には、たぶん合意を求める気など無かったんだろう。 姉は獲物なのだ。獣に荒々しく喰い殺されるだけの、哀れな小鳥。 「なんだかおっぱい、また大きくなったねぇ……」 「だっ…て……ゆうちゃんが……っ」 「私のせいにするの?……姉さんがやらしいだけだよ」 白く瑞々しい姉の双乳は手のひらから零れるほど豊かで、吸い付くように滑らかだ。癖になりそう なほど柔らかな感触と弾力にうっとりとしながらこね回し、ぐにぐにとその曲線を歪めていく。 先端の薄桃色をした乳首は硬く熟れ、早く苛められたいと待ち焦がれているようだっ た。きゅっと中指と親指の腹で摘み上げ人差し指の爪で小刻みに擦ってやると、姉が短く泣きそうな 声をあげる。その声が気に入って乳首だけを執拗に弄ると、目をぎゅっと瞑り涙を滲ませるのが 可愛らしかった。 毎日のようにしているけれど、姉の反応はいつも初々しくて私を楽しませてくれる。 「……ん」 姉の上に馬乗りになりながら、私はスカートの下ですでに痛いほど勃ちあがっていたペニスを取り出す。 赤黒く脈打っているそれをぺたりと姉の乳房に押しつけると、ぬめった先走りが姉を汚した。 乳肉を掬い上げるようにしながら中央に寄せ、谷間に挟んだ私自身を包み込む。竿や亀頭に伝わる 刺激がぞわぞわと脳を焼いた。 「はぁ……姉さんのおっぱい大好き……」 「ゆ、ゆうちゃ……これ、恥ずかしいから嫌なの……」 両手を動かしペニスに双乳を擦り付け始めると、顔を真っ赤に染めた姉がすがるような目で懇願する。 普段なら――例えばプリンが食べたいとかケーキを焼いて欲しいとか――私はその願いを喜んで叶える けれど、 「……駄目。こんなに柔らかくてあったかくて……気持ち良いのに。それに、姉さんも結構好きでしょう」 「違っ……やぁ…熱い……」 今は私の嗜虐心を煽るだけでしかない。 第一これは私のお気に入りなのだ。きめ細やかな肌の感触やゴム毬のような弾力と圧力、それに暖かな 体温がずりゅずりゅとペニスを上下に扱き立て、いやらしく形を歪めるのがたまらない。姉の鼓動が 高まっているのが伝わり、そばに感じる事ができる。 「っく…ひぁ……ね、どう……?もっと滑りよくしようか……」 「あっ…ん……ふぅぅ……!」 姉は答えずに顔を手で覆って隠そうとしている。表情が見られないのがつまらなくて引き剥がそうかと 思ったけれど、今はとりあえず姉の胸の感触を堪能しておこうと思い直した。 唾液を胸の谷間にとろりと落とし、たっぷりとした乳肉を左右別々にこねくりながら全体に塗り広げていく。 肌同士が擦れているのとはまた違う、水っぽい音がぐちゅぐちゅと響いた。押しつけていたペニスがぬるつき、 ぷるんと弾かれ、また乳肉の中に埋もれていく。 「んっん…きもちいいよ姉さん……!あ、もうやば……!」 限界がそこまでこみあげてきて、私はぎゅむりと更にペニスを双乳で圧迫する。深くなった谷間の間を 何度かスライドさせ、そして―― 「うぁ……ああ……!」 谷間の奥でペニスを跳ねらせ、濃いねっとりとした精液をびちびちと迸らせる。断続的な射精は長く続き、 ぴったりと寄せていた谷間を開放した時には姉の乳房は私の精液で真っ白にデコレートされていた。 「……姉さん、舐めてよ」 「っん……あむぅ……」 顔を覆っていた姉の手をどかせ、精液を掬い取った指を口の中に押し込む。少し苦しそうにしながらも姉は 私の指を懸命にしゃぶり舌を絡ませ、精液と唾液が混ざりあったものを嚥下した。 何度かそれを繰り返し先程吐き出した精液をあらかた舐めとらせる。私の指は少しふやけて白くなり、姉の 口元は涎でべとべとになった。 「ねぇ、私の精液、美味しい?」 「ふぁ……ゆうちゃんの、好きよ……」 「そう。嬉しいよ姉さん」 それなら、もっと。 姉の足をぐっと押し広げてまだ萎えていないペニスをすでに熱く蕩けている秘芯に擦りつけた。 花びらはぽってりと充血し、狭そうな肉の穴からはとめどなく蜜を垂らし続けている。私は吸い 寄せられるようにペニスの先端をそこへあてがった。粘膜同士が小さく、それでも鼓膜に響く 水音をたてる。 姉にペニスはついていない。 ふと、小さな頃を思い出した。こうして生殖機能の無い男性器がついているのも、ついていない のも、どちらも普通の事ではあるけれど、やはり自分には無い器官が物珍しいのか姉が悪戯半分 に弄ってきた事がある。私には何の事だかよく分からなかったが、姉はすでに知識として知って いたに違いない。 「ん……ゆうちゃん……?」 どうしたの?まだなの?と、姉が熱で潤んだ瞳で問い掛けてくる。姉は言葉に出さずとも誘うのが 上手い。見つめられると何でも世話を焼いてあげたくなるし、体から毒気が抜けていってしまうような 気持ちになる。どうも愛玩動物的な要素が強いのかもしれない。 「……別に。姉さんは、昔からエッチだったんだなぁと思って」 「ひぁっ…!ああぅ……っ!」 ぐっと一気に奥まで腰を打ち付けると、姉は満足そうに啼く。 何度やっても、この感触は慣れない。手のひらだとか胸だとか、そういう外側の肉とはまた違う 身体の内側。溶けそうなほど熱く、きつく絡みつくひだや蠢く胎内に、腰の奥が痺れてしまう。 初めて姉と肌を重ねた時、すでに姉は処女ではなかった。それが酷く悔しくて苛ついた事を覚えている。 「ねえ…さっ……気持ちいい……?」 「いいっ……ゆうちゃんとするの、大好きぃ……!」 姉の細い腰を掴みながらむさぼるように奥に突き入れ、弾けるような快感に身を任す。腰が止まら なかった。細かな技巧なんて持っていない。ただただ姉の身体に溺れて、自らの欲望を満たすため だけに出し入れする。 肌と肌が打ち合う音と、濡れた粘膜が掻き混ぜられている卑猥な音が鼓膜を焦がす。私はもう意味の ある言葉を吐けなくなっていて、姉の体温と嬌声と性器での快感しか理解できなくなっていく。 「あ、あ……んぅ…ふ……!」 「ゆうちゃ……もっと、もっとぉ……っ!」 くびれている部分が窮屈な姉の内部を掻き出すように擦りあげる。幹をずるずると引き出す 度に柔肉が絡みついてきて放してくれない。胎奥を突き上げれば何かがこつりと先端に当たる。 姉は私の全てだった。優しくて綺麗で柔らかくて良い匂いがして、本当に自慢の姉だった。 そんな姉を誉められるのは気分が良い。でも、取られてしまうのは嫌なのだ。外の人間に、 唐突に現れた他人などに姉を渡したくなかった。産まれた時からずっと一緒にいる自分が一番 姉の事を理解してあげられると思った。 「ねえさん……は……っ」 奥歯を噛みしめて、こみ上げてくる射精感に耐えながら懸命に言葉を吐こうとする。同じ事を もう何度も何度も聞いたけれど、不安感は常に拭えない。 「ねえさんは、家で私とこうしてる方が……っ幸せ、だよね……?もう、外の誰かと一緒になんか、 ならないよね……?ずっと、わたしといっしょだよね……?」 1年前、姉は恋人にふられてしまったのだとぽろぽろ涙を零していた。姉と別れるよりも先に、 新しい相手が恋人にはいたのだと言う。 身が引き裂かれるような思いだった。姉以外を選ぶなんて考えられない。悲しみで涙を流すだ なんて姉には似つかわしくない。 私だけが姉を幸せにできる。外なんかいらない。姉はただ私と一緒にさえいれば良い。 「ねえ、そうだよね……?幸せだよね……?」 返事を急かすように懸命に腰を振る。快楽で歪められた姉の顔は綺麗だった。 「……っしあわせ!ゆうちゃんさえいたら、私はしあわせ……っ!」 「うれし……っは…うああっ……!」 「っん……あ、あ……!」 こくこくと首を縦に振る姉の奥へ、私は耐えきれずに欲望を吐き出していく。熱い精液が渦を 巻いて姉の子宮へ注がれていく満足感にぶるりと腰を震わせた。ペニスを締め付けている内壁が ひくひくと痙攣して、最後まで搾り取っていく。 明日も明後日もこの先も、ずっと姉は私と一緒にこうしているだろう。 昨日も一昨日もその前も、ずっと姉は私と一緒にこうしていたのだから。 ――1年前、私が姉を無理矢理に犯して愛の呪詛を囁いたその日から。 姉さんは、外の世界へ出たがらない。
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/328.html
エンドレスイマジンブレイカー 《前提》 アニメ版偽海原編、恋人ごっこの後の話です。 アニメ版だと夏休みラストの午後が空白なので、そこを埋める?話です。 (んー、どこ行ったんだアイツ?)偽海原と戦っている際、落ちてきた鉄骨が妙な動きをした。御坂の力か?と思っていたのだが、だったら戦闘後、出てきてもいいはずだ。ところが、御坂美琴はいつまでたっても現れない。気のせいか、と思い、別れた地点のハンバーガーショップまで全力疾走で戻ったが、いない。(アイツの連絡先も知らねえし…参ったな)その時、携帯電話が鳴った。御坂美琴は、上条当麻の言葉を聞いて、いつまでも硬直していた。顔の火照りも戻らない。上条が探している気配があるが、とても姿を現せない。(落ち着け私!あんな言葉、深い意味なんてないっ!)しかし、次の瞬間また顔が緩む。そんなことを繰り返している間に、上条は消えた。『にゃー。カミやん、まだお嬢様とラブラブデート中かにゃー』「ラブラブじゃねー!色々あって……もう終わったと言えるかな。今から宿題やるから、土御門、お前の相手してらんない」『ほー、そんな事言っていいのにゃー?この土御門サマが宿題を片付ける格好のネタを持ってきたというのに』「なに!」『俺の知り合いが、今日の3時から2時間、バイト手伝ってくれる奴を探して』「ふざけんなテメエ!ますます宿題から遠ざかってるじゃねえか!」上条は土御門の言葉を遮って怒鳴る。『最後まで聞くんだにゃー、カミやん。報酬が宿題丸写し権だそうだ』「な…に?」『宿題は全校統一だから問題ないにゃー。丸写ししても隣のクラスの奴のを写すんだ、バレない。今まで接点ないしなー』上条の心がグラリと傾く。『ソイツも実は部長に丸写しさせて貰う予定らしい。4~5時間で終わるはずたそうだ。わざと間違えるテクニック付だぜい』上条に、他の選択肢は、なかった。(…俺には分かる。これは御坂美琴系のわがまま女タイプだ!)「アンタが手伝いに来てくれた上条クンね?あたしは部長の鈴宮ハルカ。説明はこのキャンがしてくれるから」「喜屋武です。土御門に無理言ったら君を紹介してもらって。来てくれてありがとう」「上条当麻です。まあ、報酬目当てっすけど、は、はは…」「ははは、そちらはお任せあれ。今日いきなり欠席が出たんでね、助かったよ。」すっと喜屋武が上条に近づき、耳打ちする。(実は、宿題の写しっこの話は部長にはまだなんですよ。機嫌が良くないとおかしくなるんで、今は内緒に)なんだかよくわからないが、上条は頷いておいた。他には女の子が二人いた。「朝日奈みるくでーす。よろしく」 えらく可愛らしい女の子だ。「…長渡ゆ→き。」 御坂妹とイメージがダブる…。「んで、内容は?」「デパートの屋上でぬいぐるみショーがあるんですよ。そこの着ぐるみに入って貰います」(うへえ、この炎天下でかよ)「といっても、思うほどにはキツくないですよ。なんせ、学園都市。素材などは最新だし、快適ですよ」上条はカエルの着ぐるみを選んだ。他は可愛らしい系だったが、このカエルはヒゲがあった。(これなら人気なさそうだ。ガキ共もあまり寄ってこないだろう)素材を触ってみると、カエルのくせにフワフワだ。ラビットファーというものらしい。やたら手触りがいい。しっとり感があるので、カエルの質感と言い張れなくもない。実際着てみても、思ったより快適だ。何より通気性がどういった仕組みなのか、非常に良い。衣類が密着する暑苦しさはあるが、これなら十分耐えれそうだ。しかも軽い。視界もメッシュ状であるが良好だ。なのに外からは中は全く判別できない。(すげえな着ぐるみの世界…学園都市がすごいのか。)ショーが始まった。とはいえ、上条のやることは、風船くばりと、適度にコミュニケーションを取るだけだ。一緒に写真をとったり、抱き上げたり。狙い通り、他のキャラより人気がなく、忙しさもホドホドだ。(これで宿題が片付くとは!ついにカミジョーさんも不幸の星から脱出!)しかし不幸の星は上条を見逃しはしなかった。…御坂美琴が、じっとこちらを見つめていた。―――時は数時間前にさかのぼる。ようやく落ち着きを取り戻した美琴は、上条を探したが、見つからない。(あんにゃろう…!)しかし、連絡先もわからず、トボトボと寮に戻る。放っておかれてしまった怒りと、あの台詞を思い出してのニヤニヤが混ざりあう変な表情をしながら。その道すがら、『ゲコ太』の文字が視界に入る。(なにっ!?)掲示板のチラシのようだ。どうやら15時から駅前のデパートでぬいぐるみショーがあり、ゲコ太もいるらしい。「……」(ヒマになったし、見に行こうかな…)決心すると、まず手許のハンバーガーを白井黒子におしつけようと、寮へ駆け足で戻る。常盤台中女子寮は、あの逢い引き現場の話で持ちきりだったが、早めに美琴が帰ってきたことで、(思ったより大した話ではない…?)という空気になったのは、美琴にとっては幸いであった。黒子が髪を逆立てて怒っていたが、「何あんなことで泡食ってんのよ、子供ねー。はいオミヤゲ」と、あしらって誤魔化した。美琴は適当に黒子の相手をしながら考えていた。(さすがに制服で、子供に混じってショーに混ざるのは、避けたい…)制服の下にTシャツを無理やり着て…外で制服脱いで。スカートも脱いで、Tシャツと短パンになれば…? 制服はロッカーに放り込んでおいて。おし、これでいこう!そうして、Tシャツに短パンの夏らしい軽装の御坂美琴が、デパートの屋上に現れた。目当てのゲコ太は、いた。しかし、子供たちがまわりにいて、近づけない。(う~。やっぱ恥ずかしい…)(あ、あれ御坂…だよな?)遠くから、といっても5メートルほどの距離だが、こちらを見つめている少女。さっき別れた時と格好も違う。ここにいるのも謎だし、見つめられているのも、謎だ。まさか中身は分かってないだろう。美琴の趣味を知らない上条には、全く謎の展開だ。(えっ?)風船を持ったゲコ太が美琴に手招きしてきた。上条としては、視線が気になるので、先制してみようと思ったのである。(…行くしか!)美琴はおずおずと近づく。手の届く場所まで来たが、上条は(中学生に風船は無いだろう)と思い、風船を渡すことをしなかった。代わりに、居住まいを正して、美琴に紳士的一礼をし、片手を差し出した。(なんだなんだ?)上条は美琴の明らかな変化に驚く。上条の片手を触りだすと、両手でスリスリし、あまつさえ上条の手の甲を、自分の頬に擦り寄せだした!(コ、コイツ…!なんかのマニアか!)美琴はうっとりしている。(中に人いるの分かってんのかコイツは…)全てそういうことが吹き飛んだ表情をしている。(気持ちイイ…!)美琴はトリップ状態であった。手触りが異常に気持ちいい。いつもの美琴ならもう少し分別があったろうが、今朝のこともあってテンションがおかしくなっていた。ためらいはあったが、頬に擦り寄せるともう、極上気分になり、…総てが飛んだ。(等身大ゲコ太ァ…)美琴は、ゲコ太上条の胴に狙いを定め、むしゃぶりついた。どぁーーーーーーーーーーーーーっ!上条は声にならない悲鳴を上げた!(御坂!胸!胸!ちょっとこら!お前はーーーーーーっ!)発展途上とはいえ、Tシャツの中学生に思いっきり体をすり寄せられた高校生。一瞬、上条の頭にエンゼルフォールでの乙姫美琴がよぎったが、破壊力はあんなものではなかった。「ゲコ太だあ♪」とつぶやきながら、ゲコ太上条の胸に顔を擦り寄せて、胴に手を回して胸を当ててくる。(無理!無理!)―その時、心の中に黒上条が現れた。『抱きしめちまえ』『え?』『どうせお前だとは気づかない。やっちゃえ』『いや、中学生相手に』『何をためらう。今だけじゃないか』『いや、硬派で売ってる自分としては』『何より、御坂は間違いなく喜ぶ。それに勝るものはあるまい』『…』白上条は屈し、美琴をぎゅっと抱きしめる…『ドガン!』爆発音が、二人を我に返させた。「ボクのだって言ってるだろ!」小学生低学年ぐらいの男の子が、手の上に炎を浮かせて、もう一人の男の子に怒っている。トリップしていた美琴だが、現状を把握するのは早かった。(パイロキネシス! LV2はありそう)あの歳であの威力なら、実力はトップクラスだろう。プライドの高い彼に、逆撫でする何かがあったのか。暴走しかねないため、下手には飛び込めない。周りは誰一人、動けない。(スタンガン程度の電撃を当てて…気絶はかわいそうだけど、しょうがないわね)と思ったその時、ゲコ太が飛び出した。「待っ…!」男の子は手を振りかぶって、炎をゲコ太に当てようとした。しかしその予備動作の合間に、一気に間合いを詰めたゲコ太がその腕をつかむと、炎は消えた。「え?」と男の子が驚いている間に、ゲコ太は男の子の両足を抱えると、ジャイアントスイングで回し始めた!10回ほど回され、ぐったりしたところでゲコ太は回転を止め、男の子を抱きとめる。「なんだあのカエル!」「すげえっ!」周りは拍手喝采となったが、居心地悪くなったゲコ太上条は控え室に逃げ出した。「上条クン!」唯一着ぐるみになっていなかった鈴宮がゲコ太上条を追いかける。男の子は、駆けつけた警備員と母親らしき人間に連れていかれ、騒ぎは収まりつつあった。美琴はいまの一幕を見て考え込む。(ジャイアントスイングはいい方法…演算できなくなるし、無傷で押さえやすい…でも)その前の振りかぶった炎が何故止まったのか。驚いて不発というのが答えだろうが、男の子の表情は「出ないことに驚いている」ような…ん?『上条クン』…今朝恋人ごっこをした相手の名前を、美琴は直接聞いたことが無い。でも、病院にお見舞いにいったときの表札に、『上条当麻』とあった。自分の電撃をことごとく潰す男の名前は、上条当麻だ。あの男なら、炎すら恐れず止めるだろう。あの男なら、あんなシーンでも迷わずに飛び込むだろう。そうか。アイツか。うん。私は。その男の胸に、薄いTシャツで恥らいもなく抱きついてたのね。そういや抱きしめられちゃったわ。そうか。…御坂美琴は、控え室にずかずかと乗り込んだ。そこには、頭部分をぬいで一息ついている上条当麻の姿があった。上条当麻の不幸の星が一層大きく、輝いた…上条は、バスタブの中で呆然としていた。結局、その後御坂美琴に追いかけられた上条は、当然報酬の話にならず…それどころか、あの部長は怒り狂って宿題の話もできなかったらしく、喜屋武にも迷惑をかけた。なんとか逃げ切ったものの、もはや宿題はどうにもならなかった。御坂美琴を恨むのは筋違いだ。黒い心に負け、抱きしめてしまった。自業自得だ。時間は23 59。「潰してやるぜ、この宿題ができなかった現実を!」右手を天に思いっきり突き出す!「…なんてな」 そこで上条は意識が途切れた――――遠くで、『バキン!』という音が鳴っていた事に、気付かず。(いや、ちょっと待ってくれ)二千円札は確かに入れた。なのにどうしてこの自販機は反応しない?「ちょろっとー。自販機の前でボケっと突っ立ってんじゃないわよ。ジュース買わないならどくどく。」「……?何だコイツ?」fin.