約 66,498 件
https://w.atwiki.jp/legends/pages/3010.html
…それは、「組織」でのE-No.0…即ち、エーテルの襲撃事件、直後の事 学校町の、とあるアパートにて 「……落ち着いた?」 「………」 …まだ、完全には落ち着いてはいないだろう しかし、大分、心が静まってきているようではある マクスウェルの頬は涙で塗れ、目も赤くはれ上がってしまっている そんなマクスウェルを気遣うように、ディランは心配そうに彼女を見つめた にゃあ、と、彼が抱きかかえていた大柄な猫も、腕から下ろされ、マクスウェルの足元に近寄って座り、じっと彼女を見上げている 「………エーテル………」 「…大丈夫…エーテル様は、きっと、生きている」 マクスウェルを元気付けるように、そう告げるディラン それは、決して、気休めの言葉ではない 「エーテル様と契約している君ならわかるよね?………契約者が死んでしまえば…契約している存在は、それを感知できるはずだから」 「………」 その通りだ 契約者が死ねば、「契約」と言う「繋がり」が「切れ」るのがわかる もしくは、死んだ場合…そちらに引っ張られて、一緒に死んでしまう事だって、あるのだ しかし、マクスウェルには、何の異変もない つまり …エーテルは、死んでなどいない まだ、生きているのだ 「……エーテル……」 エーテルから託されたジェラルミンケースを、ぎゅう、と抱きしめて ぽろぽろと…再び、マクスウェルは涙を流し始めた 「エーテル……エーテル、会いたいよ……」 「…マクスウェルちゃん…」 再び、泣き出してしまったマクスウェル にゃあ、と、大柄な猫が鳴いて、慰めるようにマクスウェルの足元に擦り寄る …しかし、それは、涙を止めるには、足りない そっと 慰めるように、ディランはマクスウェルの頭を撫でようとして………止めた 彼女の頭を撫でる資格は、自分にはない …それを所有しているのは、この世でエーテル、ただ一人だ 「大丈夫…エーテル様は、きっとご無事だから……必ず、また、会える」 「…会える…?エーテルと、会える…?」 「君が諦めなければ、必ず会える。僕も、エーテル様を探すのを、手伝うから」 大丈夫、大丈夫、と 必死に、ディランはマクスウェルを慰めようとする かつての同僚であり、自分よりも若い悪魔である彼女を、彼は放っておく事ができないのだ ……たとえ、自分達が「組織」に見付かるリスクを、犯したとしても にゃあ、と大柄な猫が、マクスウェルを慰めるように、ソファーに座っている彼女の足元にスリより続ける …その背中が、一瞬、もぞりと動いたが 特に何か起こる訳でもなく、ただの猫のように振舞い続けているのだった to be … ? 前ページ連載 - 赤い靴
https://w.atwiki.jp/yo-yowiki/pages/31.html
1A@Lv.1攻略 1・グラビティ・プル Gravity Pull (2 rep) 参考動画 手からヨーヨーを下に落とし、糸が伸びきったタイミングで上に引き戻す。 2・スローダウン Throwdown (1 rep) 参考動画 ヨーヨーが上に来るように持ち、ヨーヨーを下にゆっくり落とす 3・スリーパー Sleeper (3 sec) 参考動画 ヨーヨーが上に来るように持ち、腕を巻きつけて、ヨーヨーを下に投げ、糸が伸びきった状態を保つ。 3秒経ったら、少し強めにヨーヨーを上に引っ張り、ヨーヨーを手に戻す ※ヨーヨーが伸びきった状態で、ヨーヨーが回転をし続けることを『スリープ』と言う 4・ウォーク・ザ・ドッグ Walk the Dog (30cm / 1foot) 参考動画 スリープ状態のヨーヨーを地面に擦り付けて、ヨーヨーを前方へ走らせる。 30cmほど前に進んだら、引っ張って戻す。 5・アラウンド・ザ・ワールド Around the World (1 time) 参考動画 ヨーヨーを下から前に投げ、勢いそのままに前・上・後ろ・前と一回転まわしたところで、ヨーヨーを手に戻す。 6・ブレイクアウェイ Breakaway above shoulder 参考動画 ヨーヨーが横になるように投げ、半円を描いたところで、 引き戻してキャッチする。 7・ロック・ザ・ベイビー Rock the Baby (3 rock) 参考動画 スリープ状態を作り、糸の半分よりちょっと上のところに左手を当て、その状態を保ちつつ、 右手を下げて残りの糸の半分よりちょっと上のところをつまみ、 逆三角形を作る。 左手を下げ、右手を上げて、三角形の中にヨーヨーが入るようにして、中のヨーヨーを前後に3回揺らす。 8・タイダル・ウェーブ Tidal Wave 参考動画 スリープ状態から、左手の人差し指で前に押しながら、右手を下へ引っ張る。 残りの糸が少なくなったら、左人差し指を糸から離し、手元に戻ってくるヨーヨーの勢いを使って、2Aのインサイドループを一回やってキャッチする 9・エレベーター Elevator 参考動画 スリープ状態から、左指を糸の真ん中付近に添えて、右手を手前に持ってくる。 右手を下に引っ張り、左手を上に持っていき、ヨーヨーを右手~ヨーヨーに、右手~左指と左指~ヨーヨーを重ねるようにもって来る。 その状態でヨーヨーを上下させる 10・フライング・ソーサー Flying Saucer (1 side) 参考動画 ヨーヨーを出来るだけ水平になるように投げ、糸が伸びきった時ヨーヨーから10~20cmの所を左手でつまむ。 すると、ヨーヨーが水平に回転するので、つまんでいる手を離し、右手を少し引っ張る感じでヨーヨーを戻してキャッチ。 .
https://w.atwiki.jp/bokuserve/pages/1970.html
【元ネタ】日本史・史実 【CLASS】キャスター 【マスター】遠坂凜 【真名】四条院 【性別】男 【身長・体重】139cm・34kg 【属性】中立・中庸 【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具D 【クラス別スキル】 陣地作成:A 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 “工房”を上回る“泉涌寺(擬似)”を形成することが可能。 道具作成:E 魔術的な道具を作成する技能。悪戯に使えそうな道具を作成する。 【固有スキル】 法術:D 仏教由来の魔術体系。前世は泉涌寺を開山した真言僧であったという。 キャスター没後、人の夢に現れて「妄念により成仏出来ずにいたが、転生したついでに開山し た寺を再興することにした」と語っていた。 悪戯:D 常人では思いつかないような、くだらない罠を仕掛ける能力。 生前普段からやらかしており、マスターでも油断は出来ない。 皇帝特権:E 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。 動物使役:E 崩御を前に、飼われていた犬が盛んに吠え立てたという逸話がある。 犬を慣らし、霊的存在に対しても警戒させる力。 【宝具】 『滑石の粉(かっせきのこな)』 ランク:D 種別:結界宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:100人 キャスター崩御の原因は、殿上人を転ばせてやろうと滑石の粉を板敷に擦り付けておいたが、 誰もひっかからず、うっかり本人が転んでしまったことであった。 周囲の地面ばかりか、飛んでいる者までもが自分の意志に任せて行動出来なくなり、 滑ったり転んだりして無様な姿をさらす。キャスター陣営も例外ではない。 【Weapon】 『無銘・太刀』 現在まで、皇子皇女誕生時に献ぜられているもの。 【解説】 第87代天皇(1231~1242)。御諱は秀仁。里内裏の所在地から閑院と呼ばれた。 父の後堀河院は承久の乱で即位し、キャスターも安徳天皇以来となる二歳で即位したものの、殿上人を転ばせてやろうというキャスターの悪戯でキャスター本人は崩御。 阿波に流されていた土御門院の子孫が即位することとなり、皇統に影響を与えた。 そればかりか、葬儀が行われたのは『増鏡』いわく「東山の泉涌寺とかやいふ辺」という無名の寺院の傍らであったが、 キャスターが葬られたことで同寺は歴代天皇の菩提寺となる。 昭和天皇までの歴代天皇の位牌が置かれており、現在も皇族の参拝が珍しくない。 彗星や、承久の乱で流罪にされていた諸院や天台座主慈円に祟られていたなど、 短い人生だからこそ生じたであろう逸話の多い人物。ちなみに12歳にして既婚者であった。
https://w.atwiki.jp/kindan-girl/pages/38.html
こういう見方もありかも?と書いて見ました。 女神と禁断少女のエロパロ板での関係です。 「……禁断少女か。俺は絶対屈服なんかしないね」 『禁断少女スレ』を見ていた俺は屈服してゆく職人たちを嘲笑した。 俺が崇拝するのは<エロSSの女神>様だけだ。 例え目の前に『かの少女』が現れても、俺は誘いには乗らないだろう、という自負があった。 <エロSSの女神>様への供物として、俺は既に二週間以上禁オナニーの誓いを守っている。 そしてその間2つのSSを投下し、今は3つ目のSSに取り掛かっているのだ。 禁断少女なんかに邪魔されてなるものか。 俺はチラシの裏に書き溜めたSSを読み返していた。 今回はやや苦戦気味だ。 「女神様、お願いです! 今一度の降臨を! 俺のSSに命を吹き込んでください! 」 とりあえず、今日書き上げたSSをPCに入力しようと 電源に触れた途端静電気が走った。 「うわっ! 」 俺は思わず指先から走り来る電撃にPCから体を離し、目を伏せた。 びりっと前進を貫く衝撃は一瞬で去り、俺は驚きながらも閉じた眼を開けた。 「……出たな! 禁断少女! 」 画面の前には優美な衣を纏い、金糸で髪を結い上げた女性が凛として立っていた。 目筋の涼やかな、きりりとした顔立ち。 黒地に紅い花と金糸を織り込んだ着物と、白い肌を引き立てるように 濡れそぼる紅い唇。 そこはかとなく漂う色香。 成る程、こいつにかかればオナ禁の誓いを打ち破り、女神への誓いを忘れてしまう奴らにも 頷ける。 しかし、俺は屈服はしないぞ! 「生憎だったな、『禁断少女』。俺は君には用はないんだ。さぁ、さっさと消えてくれ」 俺は再びPCに向おうと、静電気で後ず去った自分を奮い立たせ 机に歩み寄ろうとした。 しかしその時またも身体に電流が走り、俺は金縛りに合った様に身動きできなくなった。 「……無礼者。妾を誰と心得る! あの様な下僕と妾を間違えるとは、そなたの信仰もあてにはならぬな。 妾の買い被りであったか」 結い上げられた金糸から、一筋の髪を靡かせ 高貴な佇まいの女性は冷たくそう言い放った。 「あ、あなたはあの『禁断少女』ではないんですか? 」 俺は動けないままに、俺を見据える美しい女性に問い合わせた。 目の前の女性は 『くくく』と俺を馬鹿にしたように鼻で笑うと 艶やかな袖を揺らしつつ、 白く細い指を鳴らした。 「そなたの言う『禁断少女』とは、この者の事であろう? 」 女性の背後から、今度は可憐な巫女服に身を包んだ少女が現れた。 丸く大きな瞳を見開き、脅えたように薄桃色の唇をうっすらと開けた少女は まるで見えない 戒めに囚われているような格好で、艶やかな女性の足元にひれ伏していた。 「お、お兄様…… 」 戒めの巫女は切ない表情で、ひれ伏したまま俺を見上げている。 これもまたあまりに艶かしい風情で、俺は二人の少女を驚きながら見つめていた。 「ふん、まだその様な物欲しげな仕草で哀れみを請うか。卑女の分際で己の身を弁えぬ奴」 艶やかな衣を纏う女性が蔑む様に平伏す巫女を見下ろしている。 肩まであげた腕から覗く白い指を二本動かすと、巫女は見えない戒めに締め上げられるように 仰け反り、小さな悲鳴をあげた。 俺はその苦痛そうな表情を目の当たりにすると思わず叫んでいた。 「や、やめろ! 君達は一体何なんだ!? 君は何故この巫女にそんな仕打ちをする!? 」 白い指で巫女を折檻した女性は、やや心外そうな顔をすると 次には可笑しそうに笑った。 「まだ わからぬかえ。 妾はそなたが『女神』と崇めたつる者。 そしてこの者は、妾が使い女。……そなた等が最近『禁断少女』と呼びし者じゃ。 どうやら勘違いしている者も多い様じゃが、この者等は全て我が僕。 『精』を集めては妾に献上するための者」 こ、この女性が<エロSSの女神>様だって!? 俺は心底驚いた。 「き、君……、いや貴女が女神様ですって!? 」 「そうじゃ。苦しゅうないぞ」 自らを『女神』と名乗る女性はそう言ったが、平伏す巫女は苦しそうだった。 驚き絶句する俺に、女神は細いが威厳のあるトーンの声で言う。 「そなた等は思い違いをしておる。妾は画面を見て放たれる『精』を糧として神力を保つ。 読み手等の『精』は数多くのそなた等の文章に慣れ飽き始め、今では『糧』とするには、 希薄なのじゃ。 そこで妾がこの下僕を遣わし、『書き手』の精を集めさせておる。 手淫を禁じた者の『精』は濃く、甘い糧となるが故にの。どうじゃ? 理解できたか」 「は、はぁ……、なんとなく……。で、ではそこに平伏す巫女が『禁断少女』? 何故、彼女にその様な扱いをなさるんですか? 」 俺はその『女神』とやらに何とはなしに威圧され、思わず敬語を使っていた。 女神は更に可笑しそうに笑うと、またも平伏す巫女は切なそうに表情をしかめた。 「妾がこの者を折檻しているわけではない。この者を戒め、身動きできなくしているのは、 他ならずそなた自身じゃ。 妾に対する誤った信仰心が、そなたにこの者を拒ませ 戒めておる。 そなたが禁じている『手淫』がこのものの自由を奪い、苦しめておるのがわからぬか? 」 ……いや、普通は わからんだろ!? オナ禁をして、貯めに貯めた煩悩をSSにぶつけてるんだから。 俺は呆気に取られながら、女神の言葉に心の中で突っ込みを入れた。 しかし女神は俺の突っ込みも意に介さぬように、高らかに笑った。 「そなたは中々に頑固者じゃ。そして間違えてはおるが、妾に対する忠誠は真と見た。 そこで特別に 今回妾が降臨してやったのじゃ。ありがたく思うが良い。 『おぷしょん』なるものとして、そなたに遣わす筈であったこの者を同行しての」 「お兄様……つれのうございます……」 巫女は腕を背後で戒められたまま、大きな瞳に涙を溢れさせていた。 女神の話しが真実なら、見えない縄で巫女を縛りつけているのは 『俺の禁欲の誓い』と、 言う事になる。 恨めしそうな、悲しそうな巫女の表情に 俺はほだされかけてしまった。 「……で? どうすればいいんですか、女神様。 俺が禁欲を捨てたら、俺のSSは……? 」 「書き直しとなるやも知れぬな。 だが、真 妾に忠誠を誓うなら、妾に『糧』を献上する事を、決して後悔等しない筈」 シュルシュルと絹の音を立て、女神は自らの帯を解き始めた。 重ねた衣を左右に開くと、女神の眩しいように白い裸身が露わになった。 それと共に俺の金縛りも解ける。 「跪くが良い。触れる事を許す」 俺は無意識に女神に言われるがまま、女神の裸身の前に跪いた。 きっと今の俺は誰よりもアホ面を、高貴なる女神の前に曝し出しているだろう。 女神の豊満な白い胸と、うっすらとした茂みをそのアホ面で見とれていた。 そんな俺を見下ろしながら、女神は艶然と笑いつつ 俺の額に指を当てた。 「触れる事を許すと申したであろ? そなたもその無粋な衣服を捨てよ」 女神の指先が俺の額に触れると、俺の服は異次元に吸い込まれるように消えうせた。 「うわっ!? 」 俺は思わず娘のように、自分の股間を両手で隠してしまう。 禁欲を保っていた 俺の一物はすでに元気になり始めており、俺は封じた手をそこに触れてしまった。 「……あぁっ!……」 女神の背後で戒められていた巫女が、一物に触れた俺の手に反応する様に声を上げた。 俺は驚いて女神越しに背後の巫女を覗き見ると、女神は方眉を少し吊り上げた。 「気にするでない。あれはそなたの性欲に反応する者。だがまだ戒めは解けぬようじゃな。 さぁ、妾に奉仕を許す。卑女など見やるではない」 女神は立ったままの高さで宙に浮き上がり、俺の目前で白い肢を開いて見せた。 跪く俺の眼前に 薄い茂みに覆われた女神の薄紅色に染まる秘部が露わになる。 女神は自らの手で閉じた柔らかい秘肉を開いて見せた。 「どうじゃ? 妾の秘部を拝観できた者はまだ数少ないぞえ」 薄紅色の女神の秘部は、禁欲をしていない頃の俺でさえ屈服させるほど魅惑的だった。 中心部はうっすら濡れ光り、そこに寄生している別の生き物の様に薄紅色の色彩を放ちつつ、 蠢き俺を誘っていた。 俺は開かれた白い肢を抱え込むと、摂りつかれた様に女神の秘肉にむしゃぶりついた。 餓えた獣がやっと水にあり付いたように、俺は下品な音を立てて女神の股間を舐めしゃぶる。 頭上では女神の高らかな歓声が途切れ途切れに聞こえていた。 柔らかい襞を舌でかき分け、女神の溢れる源に舌を差し込む。 花のような高貴を放つ女神の蜜が、舌を伝って俺の口内に流れ込んでくる。 癒されない渇きを満たす様に 俺は溢れこむ蜜を貪り飲んだ。 いつしか宙に浮いていた女神は地に落ち、開いた肢を俺の頭に絡ませ喘いでいた。 俺はそんな不思議な現象も気にせず、女神の股間を貪り続けた。 時折、切なそうな表情の巫女が、戒められたまま自らの股間を擦り合わせ、紅い顔で俺達を 恨めしげに見つめているのが視界に入ったが、俺は女神の秘肉を喰らうのに夢中だった。 「……くっ……! 」 やがて女神は俺の舌で達する。 「……やぁぁっ! 」 女神が達すると同時に、戒めの巫女の白い内掛けと緋色の袴が破裂する様に飛び散り、 一糸纏わぬ姿になった。 ……どういう事だ? 女神ほどではないが、小ぶりで未成熟な戒めの巫女の身体を驚いて見つめる俺に女神は言う。 「言ったであろ? あの者の姿はそなたの肉欲に繋がっておるのじゃ。 そなたが妾に溺れ、妾が満足するたびに あれも快楽に苛まれ続けるのじゃ。 これ、そなたもこの者に 己の恥ずかしい部分を見せておやり」 女神はうっすらと顔を上気させながら、戒めの巫女に命じた。 戒めの巫女は、恥ずかしそうに顔を上気させながら 座ったままの姿勢でこちらを向くと、 震えながら自らの両足を大きく開脚した。 巫女姫の秘部もまた、秘液を溢れさせ 切なそうにもじもじと腰を動かしていた。 「ふふ……。 哀れにも溢れさせておる。 そなた、手の戒めを解いてやってはどうじゃ」 俺が女神の秘肉をむさぼり続ける有様を見せ付けられていた巫女は、涙を溢れさせながら、 すがる様な目で俺を見つめた。 「と、解くって。わけがわかんないよ! ど、どうすればいいんですか? 」 俺は無意識に仰向けに横たわる女神の乳房を弄びながら、巫女の股間に視線は釘付けだった。 女神は可笑しそうに笑うと、俺のいきり立った一物を白い足の指で挟む。 「うっ……! 」 ずっと禁欲を続けていた俺の一物が、女神の足指に弄ばれ さらに怒張する。 ぱしっ! と音がすると、巫女を縛っていた みえない戒めが消えたようだった。 「……あぁ……、主上。お兄様……! お情けを……」 戒めの解けた巫女は、自らの手で小ぶりな乳房と秘部を自分で慰めながら 絡みあう俺達に 懇願する。 「ならぬ。そなたはこの者の禁忌の戒めに囚われ、妾自らにここまで来させた役立たずじゃ。 まだしばらくは そこでそうして見やるが良い」 まだ幼さを残す巫女は、女神の冷然とした言葉に泣きながら 自らを慰み小さく喘ぐ。 俺はこの魅惑的で冷たい女神に、なんと言って巫女をとりなしてやればいいかわからなかった。 巫女に冷たく言い放つと、女神は俺を見下ろし艶然と笑った。 「そなたの舌技、なかなかのものであったぞ。妾も褒美を遣わしてやろう」 女神は衣を脱ぎ去ると、今度は俺を仰向けに寝かせた。 仰向けになった俺は、猛る一物だけを天井に向けてそそり立てていた。 女神は遅れ毛を背中に払うと、自らの豊満な胸を重ねるように持ち上げ、 俺の一物をそのふくよかな胸の谷間に挟むとゆっくりと動き始めた。 柔らかく弾力のある乳房が、俺の胸に密着し上下に擦りあう。 挟まれた俺の一物は 女神の豊満な胸にしごかれ、先走る液が溢れ出していた。 紅く小さな蛇のような女神の舌が、俺の先走る先端をちろちろと舐め上げる。 猛る柱を乳房でしごかれ、先端を下で弄ばれる俺は もう爆発寸前だった。 「まだじゃ。そなたの覚悟を見せてもらうぞ」 今にも放出しそうな俺の根元を、女神の指が圧迫して制した。 まるで天国と地獄のような快楽だった。 女神は起き上がると俺に跨り、爆発しそうな一物を先程までむしゃぶっていた秘肉の中に、 ゆっくり沈めこんでいった。 溢れる女神の秘肉をかき分け、俺の一物は女神の熱く潤う秘肉の内部にずぷずぷと飲み込まれる。 「ふふふ……。 妾の中でびくびくと鼓動しておるわ」 奥深くまで俺を飲み込んだ女神は、淫らな笑いを浮かべると 俺を咥えこんだまま激しく腰を 動かし始めた。 女神の内部の襞は俺に絡みつきながらも 淫らな音を発し、今度は俺を喰らおうとする。 もう今にも爆発しそうなのに、何かが俺の射精を阻んでいた。 女神が動くたびに 豊満な乳房も揺れ動く。 俺は早く禁欲を解放したくて、自らも女神を突き上げていた。 満足そうに微笑みながら、女神も快楽の声を放つ。それでも女神は俺を許してくれない。 「これ。そろそろ そなたも手伝わぬか」 快楽に身をゆだねながら、女神は自慰をしている巫女にやっと声をかけた。 「は、はい。主上……」 巫女は嬉しそうな顔をして、絡み合う俺達に擦り寄ってきた。 「お兄様。失礼します」 巫女は濡れ滴る股間を俺の顔に跨らせ、秘肉を俺の口に擦り付けた。 いきなり顔を股間でふさがれた俺は、びっくりして巫女の尻の肉を掴みあげる。 「こ、こら! 無茶すんな! 」 俺が文句を言うと、巫女の秘肉に俺の息がかかり 巫女はビクンと仰け反った。 「……ああ……、お兄様……。私も可愛がってくださいませ……」 下半身は女神の秘肉に咥えこまれ、俺の顔は まだ初々しい巫女の秘肉で塞がれる。 俺は巫女の尻に指を食い込ませながら、まだ男を知らないような巫女の秘肉を舐め、 腰は跨る女神を突き上げていた。 「……何をしておるのじゃ! 妾達にもちゃんと奉仕せぬか! 」 俺に跨って動きながら、女神は俺に秘肉を舐められている巫女に喘ぎながら命じる。 「は、はい。すみません……主上……」 巫女は俺に秘部を責められ喘ぎながら、女神の言いつけを守ろうとする。 股間を俺に預けたまま、女神と俺の結合部に舌を這わせ始めた。 「……うぉっ! 」 女神の秘肉の内部を貫く俺の柱と、女神の敏感な先端を一所懸命舌で奉仕しながらも、 巫女は股間を俺の口に擦り付ける。 未知の快感に俺は女神を突き上げる腰が早まり、女神は益々歓喜の声を上げ続けた。 「……も、もうダメです……! 女神様……! 俺を解放してください! 」 「……仕方ないの……。一度は解放してやろうぞ」 女神もまたラストに向かって腰の動きを早め始めた。 結合部を這う巫女の舌もまた激しくなる。 やっと女神が達して許され、俺は2週間に渡る禁欲の誓いから解放された。 かなり溜め込んでいた俺の液は、女神の中に脈打つように放たれる。 「これ。一滴でもこぼすでないぞ。心して糧を集めるのじゃ」 「はい……」 俺に跨る女神の中から溢れ出す俺の精を、巫女は一心不乱に舐め取った。 ぐったりと大の字に横たわる俺から立ち上がると、女神はまだ自身から溢れる俺の精を、 僕女である巫女に舐め取らせていた。 巫女はぴちゃぴちゃと音を立て、俺が女神の中に放った精を舐め終わると、女神が衣装を 纏う手伝いをした。 支度を終えた女神は、まだぐったりと仰向けで見つめる俺にこう言った。 「よいか。妾を信奉する意味を、今後は間違えるでないぞ」 「は、はぁ……。すいません……」 思わず俺が謝ると、女神は満足げに微笑んだ。 「まだ、精気は残っておろう? 巫女を残して行くゆえ、今宵は全て妾に献上するのじゃ。 しかとお仕えいたすのだぞ、わかったな」 女神は巫女にそういい残すと、画面の中に消え入った。 「はい、主上。お手数をおかけしました。では、お兄様。今宵はもう戒めないで下さいませね」 残された巫女はあどけない顔で笑うと、果てて眠りかけている俺の一物を咥え出した。 ―― 禁断少女は女神様の僕だったのか……。 眠りかけた一物を復活させられながら、俺は今夜投下は出来ないな と考えていた。 END
https://w.atwiki.jp/doroboumama/pages/4080.html
428 :名無しの心子知らず:2009/09/24(木) 06 35 56 ID 7U1rfHQv 誰かの物じゃない土地は無い、ってホントだよね。 義実家所有の山で先日遭難騒ぎがあった。 山道に軽自動車が一台朝から停まってて、夕方になっても動く気配が無いと 義実家に親戚から連絡があって、地元消防団が出動。 携帯の電波も入らない、近くにはキャンプの出来る沢も無い、 毒のある蛇も出る、漆も生えてる、毒キノコも生えてる、という環境。 結局崖の下から盛大に擦り傷を作った若いママさんと小学生ぐらいの子供二人 を発見して保護した。 山菜とキノコ目当てでハイキング気分で山に入って崖から滑り落ちて 動けなかったらしい。 「山に生えてるものは誰の物でもないはず!」 と保護されてからも喚き続けたので警察に引き渡して被害届けだした。 その後泥ママ旦那が謝罪に来たけど怪我の治療費出せ、とか 言い出して暴れたのでこちらも警察に引き取ってもらった。 田舎の農家に嫁いだ身からすると山は全部所有者が決まってるんだよ。 林業から撤退してても委託先にお金払って管理してもらってたりするんだよ。 遊歩道とかがきちんと整備されてるところ以外は入山しちゃ駄目だ。 それ以前に山はうっかり入ると方向感覚なくなるし、いきなり崖だったりするし 唐突に寒くなって雨に降られたりもよくあるから軽装じゃ死んでも おかしくないんだよねぇ。 429 :名無しの心子知らず:2009/09/24(木) 06 44 05 ID AQaHBpws 428 自然はみんなのもの ↓ え?所有者いるの? ↓ 妻が怪我したのは所有者の管理責任によるものだ! ↓ だから傷害に当たるから治療費は所有者が出せ! こんな感じかな 430 :名無しの心子知らず:2009/09/24(木) 07 06 50 ID lMVlV+pm 不法侵入と何か取っていたら窃盗罪になる、という発想は 微細片たりともないんだろうなあ…乙でした。 431 :名無しの心子知らず:2009/09/24(木) 07 14 38 ID 7U1rfHQv 429 そんな感じでしたw 最初は謝ってたけどだんだんと 「妻が怪我をしたのは山が悪い」とか 「怪我をした妻を子供の前で警察に引き渡したために子供の心に傷が残った」とか そんなことをグダグダ言ってました。 後出しになるけど一応保護した後に事情を聞く間、消防団の人が 泥ママと同級生だったことがわかり、泥ママ実家に連絡して 子供は連れ帰ってもらってました。 最後まで「勝手に入ってごめんなさい」と泣いてた子供達が哀れだったよorz 怪我だけで済んでほっとはしたんだけどね。 434 :名無しの心子知らず:2009/09/24(木) 07 49 52 ID 5veznukQ 431 泥ママ実家が地元って、泥ママわかってて山菜泥したのかよ。 次のお話→435
https://w.atwiki.jp/gtalcs/pages/37.html
DRIVING MR LEONE レーダーのサルバトーレのSのマークに行き、マーカーに入るとミッション開始。 [カットシーン] Sal Well おい Toni Well what? どうしたんだ? Sal Don t play dumb with me, kid. わしをコケにするんじゃない、坊や。 I was playing dumb when your mother was still turning tricks. お前の母さんがまだ客を取ってた時、他人をコケにしたものさ。 Toni What s your problem? 何が問題なんだ? Sal I know what you ve been saying about me. お前がわしのことをどう言っていたのか知ってるぞ。 You think I m an idiot? Huh? わしがバカだと思ってるのか? Is that what you think? そうなのか? Toni Boss, I ain t been saying nothin about you. ボス、俺はあんたについて何も言ってないよ。 Sal What the fuck. I don t know what s happening to me. 何だと。わしに一体何がおこってるんだ。 Jesus. まったく。 I m getting paranoid Toni. Really fucking paranoid. わしは混乱してるよ、トニー。 Just because I think everyone hates me doesn t mean they don t, know what I mean? みんながわしを嫌っているからといって、そうだとばかりは限らないな、わかるだろ? Someone is out to get me. It s that fucking mayor! 誰かがわしをはめようとしてる。あの糞野郎の市長だ! He s gonna blame me for all the shit that s been going down in the neighborhood. ヤツはそこら辺で起こっていることの責任をわしに擦り付けるつもりだ。 All of it! Not just the crap that I did but all of ir. 全てだ!わしが関わっていないものでさえな。 Come on, let s take care of this. さぁ、いくぞ。後片付けをするぞ。 [ミッション] Get to the ferry terminal. フェリーターミナルへ行け。 Head to Callahan Bridge Callahan Bridgeへと向かえ 到着すると警官だらけで、指名手配度が3に上がる。建設を一通り終えたCallahan Bridgeへ向かう。指名手配度はペイントショップへ行っても下がらないが、車がボロボロの時は行ったほうがよい。 キャラハンブリッジを右車線から突進し、映画スピードばりに橋を飛び越えStaunton Islandに行く。 Head to the safe house. まだ指名手配度は下がらない。頑張ってStaunton Islandの隠れ家まで行くとミッション終了。報酬$4,000。 このミッション以降、Staunton Islandの隠れ家、フェリー、地下鉄が使えるようになる。また新マルチプレイヤーモードがアンロックされる。
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/2073.html
馬を駆る政宗殿の胸にしがみ付きながら、俺はガクガクと震えが止まらなかった。 「政宗殿…俺は…」 「あぁ、分かっている」 何を分かっていると言うのか、言葉をどう紡いだら良いのか戸惑っている俺の言葉を塞いで、政宗殿は俺を抱く腕に力を込めた。 きっと、分かっているのだろう。 何故こうなってしまったのかも、震えが止まらぬ理由が恐怖ではない事も、初めて人を斬った手に残るこの感覚も。 「あの日も…こうやって彼らは攻め入って来た…」 不意に封印されていた記憶が蘇る。 「某は…幼く…力ない存在だった…」 傷つき、倒れる家臣達。囚われる母上、兄上。彼らの顔が蘇る。 半ば攫われるように、家臣の一人にそこから連れ出された。 その家臣も、追っ手に傷つき、倒れ、そして… 「政宗殿、某には帰るべき故郷が、やはりあったようだ」 目を瞑り、政宗殿の胸に擦り寄れば、温かな熱と、安堵する心音が伝わってきた。 「出陣の間際、父上が幼い某に残してくれた…この真田源二郎信繁という名だ」 元服も遠い某に、名だけを残して出陣していった父上は、どのような心持ちだったのであろうか。 想像しただけで、子を想う親の気持ちを感じて、胸が締め付けられた。 政宗殿は、黙って聞いていらした。 目は、切る風に抗う様にうっすら細め、夜も更けた薄暗い道の先を見据えていた。 ただ、俺を支えるその腕には、徐々に力が込められて行った。 馬を走らせる事数刻、江戸に構える伊達邸へと到着した。 「政宗様…!」 夜目にも分かる程立派な門構えをくぐってすぐに、頬に傷のある大柄な女性が走りよってきた。 「どういう事なのか説明して頂けますか!色街へ攻め入った武田勢に、何故関与しに行かれたのだ!」 一人政宗殿の帰りを心配していたのだろう。まくし立てるように彼女は政宗殿を問い詰めた。 「Calm down、小十郎。武装した軍隊が江戸入りしてるってだけで大問題だろ?」 政宗殿は馬を下りながら、揶揄するように、小十郎と名を呼んだその女子に返答を返した。 「その大問題にお一人で突っ込みに行かれる方がよっぽど大問題でございます!…で、こちらは」 差し出された政宗殿の手を取りながら、続いて馬を下りる俺を、小十郎殿が怪訝そうに眺める。 改めて自分の格好を見れば、襦袢一枚を着崩して、腕にも胸にも脚にも、固まりかけた大量の血がこびり付いていた。 これを見て、怪訝に思わぬ者などおるまい。 改めて乱れた着物を正し風采を整え、軽くおじぎをして名乗った。 「某、幸…いや、真田源二郎信繁と申しまする」 「…!」 それだけで、小十郎殿の目が見開かれる。 今の世に、真田の名がそれ程までに轟いている事を、初めて知った。 花魁48
https://w.atwiki.jp/matomehameln/pages/68.html
月姫 【作品名】月姫短編集 【作者名】道造 【URL】https //novel.syosetu.org/1143/ 【原作】月姫 ①皆はカレーといえば何を思い浮かべるだろうか。 月姫ではカレーと言えばシエルだし、シエルといえばカレーとも言える。 カレー至上主義故にアニメなんてなかったし、そんなことはなかった。 この作品では、もちろんシエル先輩はカレーを食べている。 パスタを食べるなんてこともないし。無駄に新キャラが出てくるということもないので月姫ファンとしては。 これほど安心できて美味しい作品は無いだろう。 字下げなど、カレーの前では無意味ということがよくわかる作品だった。 追記・パスタ食べてた ②ネタ短編 詳細はネタバレになるので伏せるが、一話目はネタとして笑わせてもらった 個人的に一発ネタとしては優秀だと思うが、その反面続きは少々くどいと感じる 一話以降はもう少し練り込めていれば面白い話になっていたのではないかとも思った 【作品名】月姫転生 【作者名】HAJI 【URL】 http //novel.syosetu.org/36993/ 【原作】月姫 【長さ】長編 【状態】完結 【概要】or【紹介理由・感想】 遠野志貴になってしまった人形が月姫本編を攻略できるまで抑止力さんに無限ループさせられる話 原作知識持ちオリ主だが型月の世界観に擦り合わせた原作知識の手に入れ方をしてるのでわりと許容範囲だった 公式ではすっかり色物と化した琥珀さんがシリアスヒロインしてるのが見所のひとつ ネタバレすると面白さ半減するので詳細は省くが終盤の感じのきのこっぽさが個人的によかった 【地雷要素又は注意事項】 転生ものというよりは遠野志貴憑依もの ヒロインは固定 文章にちょっと癖がある 【作品名】 転生した者は喜びの声を上げ 【作者名】ガビアル 【URL】https //novel.syosetu.org/9847/ 【原作】 TYPE-MOON 【地雷条件又は注意事項】 TS オリ主 神様転生 残酷な描写 R-15 【あらすじ・概要・感想】 ある意味タイトル詐欺の転生物、どシリアス。 テンプレ的に死んで力を貰って転生先でほのぼのしてたら……って感じで物語が始まる。 TSにはそれなりに意味がある、酷い目に遭う的な意味で。 この作者TS物結構書くから趣味の可能性もあるが。 短編で全4話だがなんと10万字越え、割とありがちな部分や捏造設定もあるが作者の筆力が高いレベルなので気にならない。 とは言え、月姫編、ZERO編、stay night編とやってるのでかなり内容は駆け足。 長編で読みたかった気もするが、一発ネタらしいのでこれはこれで良かったのかも。
https://w.atwiki.jp/tohofight/pages/2525.html
レミリア・スカーレットの元に一通の手紙が届いた。 差出人は不明であったが・・・。 レミリア「私に手紙?見せて見なさい」 『東方ファイト 内容ハ 紅魔館爆破 競技者ハ大ナマズト犬走椛ナリ 注意サレタシ Eヨリ 追記:胃薬同封シテオキマシタ』 レミリア「紅魔館総員に告ぐ!第一級戦闘配備!急げぇぇぇぇぇぇ!!!」 そんな訳で謎の人物Eからの手紙により、紅魔館には速やかに戦闘態勢に入った。 一方その頃。門の前にはダンディズム溢れる髭の男と半霊に付きまとわれている椛と映姫が居た。 映姫「それでは東方ファイト、今回は久々に紅魔館を爆破して下さい」 大ナマズ「これで紅魔館もお終いじゃあ!」 椛「あの、それは良いんですけど・・・いや実際全然良くないですが。このさっきから私に擦り寄ってくる霊魂は何なんですか?」 半霊「~♪」 映姫「私に聞かれましても・・・。魂魄妖夢に何か気に入られる事でもしたのでは?」 椛「さぁ・・・。全く心当たりは・・・」 半霊「♪ ♪」 映姫「まぁともかく。双方開始してください」 映姫から試合開始の宣言がなされる。まず動いたのは人型を取った大ナマズだった。 大ナマズ「先手必勝じゃ!ほれほれ世界が震えるぞ?」 大ナマズ地面を足で踏み抜くと、辺りがグラグラと揺れ始めた。 椛「ちょ、これ大地震並みですよ!?大丈夫なんですかこれ!?」 大ナマズ「なぁに、局地的に直下型を起こしただけじゃ。ここ以外被害はないじゃろ。多分」 椛「んないい加減な!」 椛が立っていられなくなるほど揺れが大きくなってきた時であった。 『噴破ァ!!』 叫び声と共に異常な衝撃破が起こる。その衝撃破が通り過ぎた後、不思議なことに揺れは収まっていた。 大ナマズ「なぬっ?ど、どういうこ・・・」 そこまで大ナマズが言いかけた所で、緑色と赤色をした何かが大ナマズを吹き飛ばして行った。 その後、ポシャンと湖に何かが落ちたような音がして、その部分が赤く染まっていたがそれはまた別のお話。 そして対する椛はと言うと・・・。 椛「すいません、えーとその、幽々子様から小包を預かって参りました」 妖精メイドA「はーい分かりましたー。それじゃあレミリア様にちゃんと渡しておきますねー」 椛「はい、ありがとうございます」 コスプレファイターとして名高い慧音から借りてきた妖夢の服を着込んで、ちゃっかり爆弾の入った小包を渡していた。 半霊が一緒に居たため、妖精メイドは誰も椛とは思わず小包を受け取ってしまったようだ ドゴーン 勝者:付きまとってくる半霊を利用した椛の勝利 映姫「そもそも『爆破』なので、大ナマズは条件満たしてないですけどね。地震で破砕しようとしてましたから」
https://w.atwiki.jp/kaldas-h/pages/29.html
『魔法屋書店』と書かれた木造建築の店内で、俺は一心不乱に書物を立ち読みしていた。 …やはり今後の為にも…回復魔法は会得するべきだよな…。 低レベルなものでも、会得していれば姐さんが怪我をした時などに応急処置だけでも出来るようになる。 やはりあるのとないのでは大分違うだろう。 俺は息を吐き出し、『超簡単☆闇魔術特集~Vol3回復魔法~(初級編)』をパタンッと閉じる。 …呪文は頭に叩き込んだ。 魔力の練り方も…多分完璧だ。 しかも都合のいいことに、足元(俺に足は無いが)には『丁度いい感じに怪我をしたネズミ』が転がっている。 …よしっ…。 『イマコ・ネミヘ・クオヨット…大地の恵、トヨウケヒメ!』 俺は呪文を唱えた。 ………。 ……………。 …………………。 ………………………何も起こらない。 「ちゅー?」 ネズミは傷口をペロペロと舐めながら俺を見る。 …くそっ…次だ次! 『イマコ・ネミツ・テゴオ…命を紡ぎし者、オオゲツヒメ!』 ………。 ……………。 …………………。 ………………………やはり何も起こらない。 「お客さん、買うの?買わないの?」 フと横を見ると、本屋の店主が俺を見ていた。 『………』 俺は黙ってちょうど持っていた数枚のコインを店主に渡す。 「毎度あり」 ローブのフードで顔は隠れていたが、店主は笑っていたに違いない。 『イマコ・ニト・メク…供応の神、ウケモチ!』 …やはりネズミの怪我は治らない。 「ちゅぅうー?」 ネズミは傷口を舐めながら小首を傾げる。 何故だ…。何がいけないんだ…!? 「ちゅーちゅー」 ネズミは前足をパタパタとさせた。 …何だか励まされているようで、返って気分が悪くなった。 赤い目をして、白地に黒い斑の小さなネズミは、日が暮れるまで俺に付き合ってくれた。 …で、結局………。 「ナワウモリウ…」 ポゥッ…と淡い光に包まれて、ネズミの怪我が治る。 「まったく…」 モモは少し冷ややかな目で俺を見た。 「黄泉君、あんまりネズミさんみたいな小さな生き物にメーワクかけたらダメじゃないの」 …ガキに窘められるとは、俺も堕ちたものだ。 ………恥を承知で言おう。 俺は疲労でぶっ倒れたのだ。 「ちゅ?」 ネズミはマジマジと俺を見る。 『…やはり俺に…回復魔法は合わん…』 俺は溜息と共にポツリと言った。 結局、俺は回復魔法をひとつも会得しないまま、姐さんの家へと帰った。 「黄泉、おかえりー」 姐さんがパタパタと玄関まで小走りで来る。 「…ってあれ?そのネズミどーしたの?」 姐さんは小首を傾げた。 振り返ると、あの斑ネズミがいるではないか。 『…なんだ貴様、付いて来てたのか…』 …こんな小動物の気配も読めんとは…いよいよ堕ちたな、俺。 「ひょっとして黄泉のこと気に入ったんじゃないの?」 姐さんはフフッと笑う。 『…馬鹿言わないで下さい』 そのようなことがあるわけない。 そもそも一個生命体を名乗る権利があるのかすら怪しいこの俺が小動物に好かれるなど…あるわけがない。 ところが姐さんはフフッと微笑んで 「私は別にいいよ、そのネズミ飼っても」 などと言い出す。 「ちゅぅう?」 『………』 姐さんとネズミを見比べて、俺はハァッと溜息を付いた。 結局、ネズミは俺の傍から離れようとしなかった。 「随分懐かれたのね」 姐さんはさらさらとネズミの絵を描きながら言う。 『…そうですか?』 「うん。きっとこのネズミちゃんにも黄泉のいい所が分かるのよ」 …俺のいい所とは何処なんだろうか。 「ちゅうー」 ネズミは俺に擦り寄ろうとして、地面に頭をぶつける。 …馬鹿か、俺は粒子の塊。擦り寄れるはずがなかろう。 「…ちゅう?」 「黄泉、ネズミちゃん困ってるでしょ」 『………』 姐さんに言われたのなら仕方が無い。 俺は粒子を結合し、凝結させ、固体化した。 「ちゅう」 ネズミは俺に擦り寄った。 『………』 ………。 …悪い気はしないな。 ネズミが苦しみだしたのはその夜のことだった。 喉を掻き毟り、激しく悶え、ネズミは辺りをのた打ち回る。 『お…おい!お前…ど…どうした!?』 「黄泉ー、どうしたの?」 姐さんがタオルで頭を拭きながらひょっこりと顔を出す。 『あ…姐さん…そ…それが…こいつが…!』 「………!?」 姐さんはバッとネズミに駆け寄り 「…黄泉、『キメラマウス』って知ってる?」 急にこんなことを言い出した。 『知りません』 正直に答えると姐さんは 「ネズミってね、白ネズミと黒ネズミが子供を作っても、灰色ネズミが生まれるだけで、斑にはならないの」 と続ける。 『…え?』 でも、目の前でのた打ち回ってるネズミは斑だ。 白地に黒斑のちっぽけなネズミだ。 「…キメラマウスってのは色素の違う皮膚細胞を移植したネズミのこと。…つまり、この子は多分どっかの生物実験用のネズミってことね、白地の体に黒い皮膚を移植されたのよ」 …それで合成獣(キメラ)か。 「生物実験用のマウスには色々と種類がいるらしいけど…多分この子、病原菌の調査用でもあったのかもしれないわ…」 姐さんはネズミの足に付いたタグを俺に見せる。 「ほら、識別用の札…」 そして姐さんはポツリと 「生物実験が必要っていうのは分かるけど…やっぱり辛いよね…」 と呟いた。 …つまり、何か? このちっぽけなネズミは、下らん『実験』とやらのせいで死ぬ運命にあるわけか? ふざけるな。 『姐さん、ちょっと失礼します。すぐ戻りますから』 俺はひょいっとネズミを頭に乗せて、姐さんの家を飛び出した。 『アカサ・リフト・モィ…我、契約を欲す…ヨモツヒラサカ…!!!』 即席で描いた魔法陣の上にフワリッとネズミが浮かぶ。 『…汝、我と契約を成すか?』 ネズミは濁った赤い目でこちらを朧げに見つめる。 『…まぁ…つまりその…なんだ…』 俺はネズミを見上げた。 『お前、俺と「トモダチ」にならんか?』 まったく、俺らしくも無い話ではあるのだが。 何も言わずに、ネズミが微笑んだ気がした。 小さな首を動かして、ネズミは一度だけ頷いた。 『…契約…成立だな』 ゴゥッと一陣の風が舞う。 闇がネズミを包み込んで、やがて収まった。 ぽとりとネズミが魔方陣の上に落ちる。 『…おい、大丈夫か?』 問いかけると、ネズミはひょいっと起き上がってフルフルと体を震わせ、俺を見た。 『名目上、お前は俺の使え魔となったわけだ。一般のネズミとは格段に体力も違うことだろう…。もう痛みも無かろう?』 『はい』 ネズミは小首を傾げて微笑んだ。 『ありがとうございまチュ。ゴチュジンチャマ』 ネズミは俺に飛びつこうとしたらしい、が再びすり抜け地面に落下する。 『勘違いするな。「使え魔」というのはあくまでも名目であって、俺とお前は「トモダチ」なんだ。あとはお前の好きにしろ』 『じゃあゴチュジンチャマのことをゴチュジンチャマと好きに呼ばせてもらいまチュね』 『………』 そう来たか。 『勝手にしろ』 俺はそっぽを向いた。 『はい、勝手にしまチュ。ところでゴチュジンチャマ』 『なんだ?』 『僕…名前が欲しいでチュ』 『…名前?…名前か…』 その手のことはどうにも苦手だ。 敵の分析はすぐ出来るし、戦局を読むのも得手分野なのだが、未だに『名』の持つ意味や、そこに込められた『心』というものを理解するのは得意ではない。 困りかねてフッと目線を上げると山が目に付いた。 すでに春の陽気が漂い始めているが、山の頂には未だに雪が残っている。 しかしその頂にもそろそろ春が来るのか、すでに一部に地面が見え始め、まるでこのネズミの肌のように白地に黒斑が浮かんでいるように見えた。 …あのようなのを確か… 『…斑雪…』 俺はポツリとつぶやいた。 そうだ斑雪だ。 あの景色の名は確かそれだった気がする。 『…そうだ…貴様の名はハツレ…「斑雪」だ』 『ハチュレ…でチュか?』 ネズミはしばらく「ハチュレ…ハチュレ…」と繰り返して、気に入ったのか顔をパァッと輝かせた。 『気に入ったか?』 『はいッ!』 『そうか…なら良かった。ほら帰るぞ。きっと姐さんが心配している』 『了解でチュ!』 町の香は 花一色と なりし日に 斑雪なる 山の頂 その日を境に、アド宅にまた一人(一匹)居候が増えたとさ。 <了> 黄泉君のお話。 斑雪は「はつれゆき」と読みます。 普通に変換しても出てきませんが、漢字源とかには載ってます。