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Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・「異形純情浪漫譚 ハイカラみっくす!」 人と魔≒棒と傘 「やめるっつーなら、今のうちなんだが」 青年はそう言うと面倒そうに一度頭を掻き、棒を構えて見せた。 まぐれとはいえ、エリカ様を一撃で叩き伏せたところを見るにただの棒ではないようだが、 それは「邪の目」とて同じこと。いかに優秀な武器を有していても、所詮使い手が人間で あってはたかが知れている。 もちろんそんな威嚇に屈するはずも無く、露をたたえた芝生の上を静かに一歩、また一歩 と踏み寄るエリカ様。互いの間合いに入るか入らないかのところで一度足を止め、ぽつり と何か一言交わす。それをきっかけにいよいよ戦いが始まるのかと思いきや、エリカ様は 突然踵を返し、私の元へと戻ってらした。 「ふ、服着てくれって!」 言いながらそそくさと着物を抱え、慌てて袖を通し始めるエリカ様。どうやら先程の一撃 で自分が裸であることを忘れていたらしい。 私はそれと分かるように微妙な表情を作って、裸では戦えないのかと詰問してみたのだが 「むりむり」の一点張りで一向に譲る気配がない。 まあどちらにせよ青年を倒せるなら良しと着替えを手伝うも、どうも身体が強ばっている せいで上手くいかない。結局ところどころ裾をはみ出したまま一応それらしく形を成すと、 エリカ様はようやく邪の目を構え、ふたたび青年の方へと戻って行かれた。 その乱れた着こなしと私の切った髪の毛は妙に似合っているように思える。 「――お待たせしましたっ」 紅潮したエリカ様が間合いを踏み抜く。それと同時に青年が棒を抜いた。 ぶん、と風を切る音。高い金属音と白い火花が闇に散る。 打ち合された武器と武器。拮抗する力の軋みを境に、二人の顔が近寄った。 「速いわね、言うだけあるじゃない」 「そっちこそ、やっぱそのへんの奴らとは訳がちげえ……なっ!」 言葉と同時に蹴りを返す青年。しかしエリカ様もそれを見越していたのか、後ろへと跳ね 退く。武器を握り直し、構える二人。 単純な腕力だけならば恐らくは青年の方が上であろう。妖魔といえどエリカ様は馬鹿力を 有するような、そういった類の妖魔ではない。 それでも今一度の打合にて互角なところを見ると、武器においてはやはりこちらが有利か。 雨を凌ぐが如く「力を散らす」邪の目、単純な打撃だけならほぼ全てを無効にできるはず。 青年もそれに気づいてか、怪訝な視線を邪の目に向けた。 「おかしいな、本気で打ったが手応えがねえ」 「この傘は女の子用にできてるのよ」 言いながら笑顔で邪の目の先を軽く振る。と、青年はその動作を見逃さず膠着を破った。 人とは思えぬ速度で距離を詰め、気付いたときには二度目の火花が散る。 続けざま、雄叫びと共に雨のような攻撃を加えてくる青年とは対象的に、華麗にそれらを いなすエリカ様。 こと世事に疎いとはいえ、戦いに関しての身のこなしはさすが蛇の目家当主というところ。 暗いシノダ森を明滅させながら何度も何度も金属音を響かせ、やがて幾十度目にして一際 強い火花が青年の顔を照らした。 攻防の合間をぬって打ち入れていた裂傷により滲む血と汗。しかし未だ不敵な笑みは消え ていない。そのような猪まがいの攻撃を続けていて本気で勝てると思っているのだろうか。 「大分お疲れのようだけど、そろそろ諦めて私を抱いたら?」 青年は応えず唾を吐き、ただ大きく肩を上下させていたが、不意に動きを止めると覚悟を 決めたのか武器を上段に構えた。エリカ様はそれを見てから私に視線をよこし「言っても 聞かないみたい」と言いたげに肩をすくめる。 黙ってエリカ様を抱きさえすれば良いものを、なまじ力があるものだから抵抗するとは 愚か、いや哀れとしか言い様がない。 さすればその死後にでも、エリカ様の身体の中で快楽とともに果てるが良い―― 「でやああああ!」 猛々しい叫びとともに繰り出される渾身のひと振り。当然エリカ様は合わせるように邪の 目を斜めに構え、受ける。 ――と、聞きなれた金属音の中に信じられない音を拾った。 びきん、という鈍い軋み。その音が何なのか私が答えを出すよりも早く、エリカ様本人が 気づいたのだろう、攻撃を受けきらずにそのまま横へと流し、焦燥した顔を上げる。 「そんな……邪の目にヒビを入れるなんて」 「生憎こっちの武器は男の子用なんでね」 青年がにやと口元を曲げる。構え直されたその棒は不思議な青白い光を帯びていた。 こっからが本番だぜ――青年の言葉通り、再び始まった戦いは見た目先ほどと同じような ものではあるのだが、明らかにエリカ様が押されている。 嵐のような猛攻を受け、しかし受けきれずに下がる。守り一辺倒で攻撃を入れる隙もない のか、時折散る火花の中に浮かぶエリカ様の表情からも、既に余裕は消え失せていた。 「どうした、色ボケ姉ちゃん」 迫合の中、余裕を見せ始めた青年が足払いを放つ。 ほんの小技ではあったが、力で押されていたためかエリカ様は見事にそれ受けて転倒して しまった。間をおかず突き下ろされる棒をなんとか避けるも、青白い光がエリカ様の腰を 僅かに掠め、地面を穿つ。 これはどうしたことなのか、青年の持つ棒が光を帯びてから全く形勢は逆転している。 かつて幾匹もの妖魔が人の理を超えた武器によって討たれた例は少なくないが、私の豊富 な学識の中にもあのような棒の資料はなく、ただ目の前で繰り広げられる信じがたい戦局 に胸の鼓動だけが早まっていく。 接近戦は不利。エリカ様も思い至ったのだろうか、黒い翼を広げて上空へと飛び立った。 「あっ!」 しかし、地面ごと貫かれていた袴が下に残ってしまったことはエリカ様にとって予想外で あったらしく、白い足を月光にさらしながら前裾を抑えている。 なんとも情けない主の姿に溜息混じりの苦笑いを作ると、ここで初めて青年と目が合った。 そんな彼もまた同じように苦笑いを浮かべていた。 今この場では敵とはいえ、同じ感情を共有してしまうと中々憎めないものである。 「お前、あいつの使い魔だろ? こりゃあどうしたらいいんだ」 その問いかけに対し、言葉を話すことの出来ない私はなんとか身振り手振りで「そのへん に放っておいてください」といったことを伝えると、青年も頷きながら意図を汲みとって くれたらしく、汚いものでもつまむようにして袴を棒から外し、ぽいと投げ捨てた。 「ちょっと、投げることないじゃない!」 程なくして降りてきたエリカ様に対し、青年は棒を下段に構えると、そのまま地面へ突き 刺す。 「あんたじゃ俺には勝てねえ。悪いがおとなしく去ってくれ」 「あら、まだ分から――」 続きを言いかけたところで、一陣の強い風がエリカ様の衣を吹き上げる。 ひらひらと逃げようとする着物を必死に抑えながらも、淡い桃色の下着だけはエリカ様を 守る唯一の味方であるように見えた。 私と青年は再び顔を見合わせ、苦笑いを通り越した和み笑いをたたえあうより他はない。 「手加減はするが、殺しちまったらすまん」 振り返りざま、青年の口元がそう動いたように見えた。 上へ
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「あぁ?俺のやることに文句あっか?俺はあの幽霊龍に命取られたダチ公と親の仇を取りに行きてえだけだ!」 「イラつくことばかりだけどぉ、それでもうやるしかねえ。旧支配者だぁ?んなの全部ぶっ潰してやるまでだぜ」 「春花市」に住む九条学園高等部1年、情報学科のヤンキー。白く荒立った髪が特徴。バットを良く持っている。両親を怪事件で亡くしており、父方の祖父祖母の世話になっている。スーパーのバイトをして学費を稼いでいる。 性格は荒く暴走族の集団にタイマンで勝てるほどの力を持つが流石に幽霊はだめだったよう。本当は不器用だが優しい一面を持つ。大人が大嫌いであり、特に自信の面子のために他者を傷つけ切り捨てる奴は問答無用で叩きのめす。 しかし一方で自身を理解してくれた者には忠誠心がとても強いようでハーネイトに対しても時に反論することはあれどそれは彼の体を気遣ってのことであり割と素直に従うほどである。煮え切らない態度に時折いらだつが、それは彼がハーネイトに期待を多く抱いているが故のことである。 幼い時から見えないものが見えており、須佐野という友人に奇妙なドラゴン型の幽霊がとりついたのを見てお払いに行けというが友人はゆうことを聞かなく3日後に事故に巻き込まれた。しかも事故の現場を見ており、なぜ早く助けに行けなかったのかと後悔していた。そして彼は霊という恐怖におびえていた。 それから人形使いの話を聞き、何者かが気になり仲間と共に調べていた矢先ハーネイト達と出会い、自分は今の自分を壊して、乗り越えて、強くなりたいという闘志の炎が再びよみがえる。彼はそうしてハーネイトたちの弟子となったのであった。親を殺され、友を奪われたのは力がなかったせいだ。それを乗り越えるため彼は再び巌鉄たちと共に立ち上がる。 小学生の弟と妹がおり、学費を稼ぐためにバイトをしているがハーネイトの元で探偵見習となったおかげで大量の給与をもらえるようになり何かと世話になっているが、正直彼に言わせると恩人でもあるハーネイトは嫌々戦っているのを無理やり我慢しているだけで見てられない、いつか先公ことハーネイトが戦わずに済むように強くなりてえ、そういった思いが実が一番彼を突き動かしていた。 それは、彼が初めて心底信じられる大人がハーネイトと伯爵だったからである。親を龍に殺された件も含め霊の話を信じてもらえたこと、全ての話を真剣に、決して茶化すこと無く聞いてくれた上で自身のやるべきことを導いてくれたことは彼を大きく成長させ、現霊使いとしても強力な存在になるきっかけであった。 また女体化したハーネイトにかなりドキドキしているようでもある。元々恋愛よりも喧嘩好きであったがどうも変わってきているようで素のハーネイトに対して態度が変わる時がある。 好きな物はバイク、モトクロス、機械の整備でコンピュータにも強い一面がある。これは先輩である巌鉄の影響もあるという。嫌いな物ははっきりしないこと全般とトマトなど赤系の食品。血にトラウマがあるがそれを克服しようと戦いに挑む。 セリフ + ... セリフ1 ったくよ、俺は準備できてるぜ。待たせんじゃねえぞあぁ? セリフ2 ケッ、何で面倒なことに巻き込まれなきゃなんねえんだ セリフ3 全部、俺の力で薙ぎ倒す。邪魔する奴は容赦しねえぞ! セリフ4 ククク、おもしれえなおい!強ええ相手程俺も燃えてくるぜ! セリフ5 まとめて粉みじんに砕いてやらぁ!かかって来やがれ怪物風情が セリフ6 セリフ7 セリフ8 セリフ9 セリフ10 人形使い、ハーネイト。あいつは確かに頼りねえしやべえなと思うがよ、それでも超えねえといけねえ目標だ。それに、あいつに泣き顔も憎しみの表情も似合わねえ、俺が代わりに全部……引き受けてやれるくらいに セリフ11 ったく、とんでもねえ存在がこうもいると感覚がマヒって来やがるぜ セリフ12 好きなこと 嫌いなこと 目標 龍について イベント レベルアップ スキル解放 現霊:素戔皇(スサオウ)/威叉薙(イサナギ) 黒い特攻服姿に赤いバイザーを顔につけた、鬼のようにも見える人型の具現霊。その手には七支刀に酷似した釘バットのような武器が握られている。 真現霊:威叉薙(イサナギ)は白と金の装飾が目立つ番長のようないでたちの現霊。武装も変わり天之瓊旗(あめのぬはた)という旗槍になる。三種の神器も身に着け攻防一体の姿となる。 ちなみにフラッグランスピアの開発に彩音と間城と共に携わっており、旗が変化する武器もこれの影響。 クラス適正 アタッカー シューター シールダー サーチャー アサシン サポーター 見た目と内面の差異に悩まされ、それを気にせず付き合ってくれる友達を救えなかった過去、思い出が強く現霊に反映されている。友達の分まで俺は強くなりたいという決意が無意識の力である幻霊を現霊にかえ、友達の名字から取ったスサオウになる。もう誰も失わせない、奪わせないと決意を固め、現霊を纏い決衣(けつい)として身に宿し彼は主力となる存在になっていく。 セリフ + ... セリフ1 いいぜ、俺はいつでも準備はできてる。あいつらをぶっ倒すためならどこにでも行くぜ セリフ2 俺は、大人たちを信用できねえ。保身に走り、苦しんでいる俺たちを見やしねえ。だがハーネイト、あいつは別だ セリフ3 俺らを率いる大将が、そんな調子じゃ俺たちも不安なんだよ、ああ? セリフ4 いいだろう、やってやるぜ セリフ5 セリフ6 セリフ7 セリフ8 セリフ9 セリフ10 セリフ11 セリフ12 好きなこと 嫌いなこと 目標 龍について イベント レベルアップ スキル解放 Aミッション 主にアタッカークラスとして、汚染されたマスを一気にまとめて消し飛ばしたり、中ボス、エリアボスに対して高い打撃力で攻める典型的なクラス役割を担う。 通常戦闘 単体、全体共に物理技が多く、ステータスと相まって他キャラとは違う次元の火力を見せるが、状態異常などを与える技は少ししかなく、味方への支援スキルはない。自己強化しながら殴り続ける、それが彼の戦い方だ。 ステータス Aミッション:目前マス3×2マス選択 通常攻撃:単体物理属性攻撃×2HIT Lv HP CP 力 霊 速 体 心 運 15 230 200 21 5 8 17 6 14 具現霊戦技一覧 名称 消費CP(%) 習得LV 効果 技説明 一剣破 1 - 単体に物理属性大ダメージ+恐慌 弐天縫 3 - 敵単体に2ヒットする物理+火炎属性大ダメージ 三刃鬼 5 17 全体に1体当たり3HITする物理属性大ダメージ 四壊刃 7 22「 単体に4HITする疾風+物理属性大ダメージ+眩暈・混乱・裂傷 五崩落 12 27 全体に物理属性最大級ダメージ 六衡颪 14 31 全体に疾風+暗黒属性特大ダメージ+複数バステ 七天刃 17 37 全体に一体当たり7HITする物理中ダメージ+猛毒+防御半減 八龍撃 24 45 単体に8HITする物理属性最大級ダメージ+沈黙+DOT10%(3) 九斬衝 27 50 複数体に合計9HITする物理+疾風+暗黒最大級ダメージ 十禍誓 21 50 自身のHPを10%支払い、5ターンの間攻撃・命中・会心・会心ダメージを1.5倍にする 千刃怒濤 無数の剣を召喚し撃ち込む 万閃乃一刃 無数の剣戟を放ち、それを最後に1つにまとめ横薙ぎで切り裂く 天壊乃億腕 無数の殴打を浴びせ、最後に必殺のストレート 阿僧祇ノ神刃 武霊堕威崇斬 零環虚閃斬
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りゅーやとあまらがたたかうの 登録タグ【戦闘 流血表現】 戦う前に傾向と対策を模索するのは、戦闘を生業とする人間にとっては基本と言えるだろう。 リュウヤもその例に漏れず、アマラ対策に何か良い手は無いかと考えていた。 もっとも。 今まさに自分を叩き潰そうとひょうたんを振り回しているアマラを目の前に、早々良いアイディアが 出るはずも無かった。 「まじで?! もうやるの?! ちょっとたんましない?!」 構えを取ったのはいいが、踏ん切りのつかないリュウヤ。 「だがことわる!!」 そんなリュウヤの意見をばっさりと一言で切り捨てるアマラ。 彼の扱いは大体いつもこんな感じだ。 (くそ! このままじゃ○される! なんとかしないと!) じりじりと詰め寄ってくるアマラ。 間合いが広い槍に対して、アマラのひょうたんは間合いが比較的狭い。 突き出すことで最大の威力を発揮する槍だが、ハンマーは振り下ろしての打撃が攻撃の中心だ。 と、なれば、何とか間合いを開けながら戦うのが基本になってくる。 改めてみると、アマラの構えはあまり世間一般で見るものではなかった。 腕の盾で上半身を守り、片手でハンマーを振るう。 アマラの怪力から察するに、余程気合を入れないと槍は盾に弾かれるだろう。 かと言って下手に踏み込むとハンマーでぺしゃんこにされる。 (意外ときちんとした構えなのか。なんて面倒くさい!) 上半身への攻撃がだめと成れば、やはり下半身狙いしかないだろう。 脚を突いて動きを止めて、首元に槍を突き付けて勝負あり。 (これだっ!) アマラのだがことわる宣言から約五秒。 なんとか作戦を立てたリュウヤは、それに合わせた構えを取った。 腰を軽く落とし、槍の切っ先を地面に向け、石突きを高く上に掲げる。 成るだけ右手と左手の柄を握る位置を広く取り、突き出すときの長さを稼ぐ。 上から下へ素早く突き下ろせるこの構えは、攻撃を目的としたものだけではない。 足元を狙うから踏み込むと危ないぞ。 そういう警告の意味もあるのだ。 攻め続けられればそれだけ怪我をする恐れが増す。 それなら、にらみ合いに成った方が幾分かまし。 そう考えたのだ。 基本的に槍を突き下げると地面に刺さって抜けなくなってえらいことになるのだが、 まあその辺は魔獣戦士の腕力で何とかなるだろう。 むしろいつアマラが突っ込んでくるかとひやひやしている方が心臓に悪い。 リュウヤの意図に気が付いたのか、じりじりと詰め寄ってきていたアマラの脚が止まる。 生きてるって素晴らしいな。 一瞬去った危機に、思わず生命の神秘を感じるリュウヤ。 もっとも、長いこと浸っているわけには行かない。 なにせ危機が去ったのは一瞬なのだ。 未だに命が危険な状態には変わりない。 もうこうなったらいっそのこと攻めに出てやる。 槍はリーチが長い分、一方的に攻撃することも可能なのだ。 「こなくそー!」 完全にやられ役っぽい掛け声。 リュウヤは石突き近くを握っていた腕だけを動かし、アマラの脚を狙って槍を突き出す。 基本的に回避を考えないのがアマラの戦闘スタイルだが、流石に脚を串刺しにされるのは不味い。 後ろに飛びのいても、リーチが長い槍が相手ではすぐに次の攻撃が来る。 それよりは、懐に飛び込んだほうがはるかに戦いやすい。 そう考え、アマラは横に飛び退き槍を回避した。 このまま一気に距離をつめようと足元を踏み固めるアマラ。 だが、その行動はリュウヤの予想通りだった。 槍を横に滑らせ、柄をアマラの脚に当てる。 イクラ力を込めたところで、この状態からではアマラの脚を払うほどの力は込められない。 狙いはこの後だ。 咄嗟に足を払うように動かされた槍に、アマラは足元を固めてそれを受け止める。 自分を転ばせるほど力は込められないと踏んで、得物を抑えつつ攻撃をするつもりなのだ。 しかし、リュウヤの狙いはそうではない。 「そいやー!」 気合の声なのか何なのかいまいち分からない掛け声と同時に、リュウヤは思い切り槍を引く。 アマラの脚に当たっていた槍がその上をすべり、槍頭がアマラの脚に迫る。 刃を当てて引けば、物は切れる。 突きが強力なだけに忘れがちだが、槍の先についているのはようはナイフのようなもの。 こういう使い方でも、十分にその威力は発揮できるのだ。 アマラのふくらはぎが裂け、血が迸る。 それでも、リュウヤの中に歓喜は訪れない。 (なんつー硬い筋肉だよ! ほとんど切れねぇ!) 本来ならば骨まで食い込むほど切り裂けるはずだったが、相手があまりにも常識外過ぎたのだ。 予想外のことがもう一つあった。 リュウヤが槍を引く動きを見せたことで、アマラがその意図に気が付いていたことだ。 脚が動かなくなれば、攻撃を当てるのは難しくなる。 とは言え、既に柄が体に密着している今の状態では攻撃を回避するのは至難。 なら、動けなくなる前に一撃入れておこう。 自分の足が切り裂かれると分かりながら、アマラは回避行動をとらず突っ込んでいったのだ。 吹き出す血をまるで気にしないかのように、むしろそれが合図だったかのように。 アマラは渾身の力を込めてひょうたんを振り下ろす。 槍を引ききった直後だったリュウヤは、すぐに回避行動に移ることが出来ない。 脚に刃を押し付ける為に横方向に力を込めていたのが災いした。 勢いで横に流れた槍頭と崩れた体勢のせいで、防御することも出来ない。 「まじでかっ?!」 思わず叫ぶリュウヤ。 「ぶっつぶすぜぇー!」 楽しげに絶叫するアマラ。 振り下ろされたひょうたんは、リュウヤの肩に直撃。 ゴキリ、と言う嫌な音が自分の体の中で響くのを、リュウヤは聞いた。 叩き込まれたひょうたんは、その重量を遺憾なく破壊力として発揮する。 重心の不安定だったリュウヤの身体は、そのまま仰向けに地面に叩き付けられた。 土煙が上がり、骨が軋みをあげる。 それでも、リュウヤの意識はまだとんではいない。 槍からリュウヤの手が離れた。 離れてしまった、のではない。 離したのだ。 槍使いであるリュウヤが得物を手放す。 これはつまり、もう一つの武器を使うと言うことだ。 すぐにひょうたんを引き上げ、後ろに飛び退くアマラ。 その腹部ぎりぎりの位置を、獣の前足のような異形のものが掠めていく。 魔獣化したリュウヤの腕だ。 一蹴りで飛ぶ距離では、すぐに起き上がってくるだろうリュウヤの攻撃に対応できない。 そのままもう一歩飛ぼうとするアマラの脚に、激痛が走った。 切り裂かれたふくらはぎに負担がかかり、血がほとばしる。 顔をしかめながらも、それでもアマラは込める力を緩めず後ろに飛ぶ。 背中の力だけ跳ね起き、リュウヤは素早く当たりに視線を走らせる。 恐らく最初のビーストクラッシュは、でたらめに振るったのだろう。 しかし、あの距離でなら、相手の大まかな位置さえ分かっていればいくらでも当てられる。 リュウヤ的には苦しくてもがき苦しむ延長線上で放った技だったのだが、それでも脅威は脅威だ。 「おもったよりもやるなぁー!」 ふくらはぎの傷をちらりと見て、楽しそうに笑うアマラ。 そんなアマラを、(なにこのひとこわい)と思いながら眺めるリュウヤ。 ずきずきと痛む胸をさすり、骨とかが折れていないことを確認する。 自分は上半身を派手に打ちつけたが、骨は逝っていない。 対してアマラは、ふくらはぎに裂傷がある。 (其処を上手く突けば、殺されないですむ!) あくまでも目標は低いリュウヤだった。
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物議をかもしたMH4Gの看板モンスターである飛竜種にして11体目の遷悠種。 解禁はZ2.3アプデ翌週の2018/4/25。 生息地は砂漠と彩の滝。 千刃竜の異名を持ち「刃鱗」と呼ばれる鋭利な鱗を纏う。 自由に空を飛び発達した両脚でキックを繰り出したり刃鱗を飛ばしたりして地上に襲い掛かる。 遷悠にあたっての主な変更点として、 一部の攻撃時に翼が赤く染まりその際にゴゴモアのようなカウンターギミックが搭載されている。 また、裂傷やられは近い効果を持つ出血やられになっており、 HR5の個体があることに伴って止血玉がHR帯でも買えるようになる。 防具はそのままレギオスシリーズ。 自動発動スキルは「見切り+5」となっており、剛撃、一閃を全部位に備え、更にガンナー防具は新スキル「空隙」のSPを備えている。 属性耐性は雷-10<氷-5<0<水<龍<火、とゴアやシャガルの防具のような極端な耐性になっていないため、 遷悠装備のコンセプトである"辿異装備を作るまでの繋ぎ"はもちろんのこと、見切りが出しにくい辿異装備(非不退装備)でも非常に有用となる。 閃転やシジルで会心100%にすることは容易なため、秘伝書効果の会心UPを切って耐性を上げることなどもできる。 武器は既存のもの+穿龍棍であり、無属性。 攻撃力がイビルジョーのものと比較すると若干低いが会心率がいずれも50%、近接武器は匠無しで斬れ味が全て埋まり空ゲージ100を持つ。 遷悠武器では空ゲージが最も長い。 ちなみにCSのセルレギオス武器には巧流スキルに類似するような特殊効果が存在していたが、MHFではオミットされている。 攻略 刃鱗と機動力を生かした多彩な攻撃を持つ。 プレビューサイトでは翼を赤く染めて空中から突進したり、 大量の地面に刺さった刃鱗が爆発したりといった攻撃が紹介されている。 破壊可能部位は頭、翼爪、脚、尻尾(切断)。 翼爪と脚は左右両方破壊しないと成立しないので要注意。 見た目ではわかりやすくなっているので壊れていないほうを狙おう。 脚は打点の高い武器だと狙いにくいので、脚を狙うならば片手剣や双剣等打点の低い武器が良い。 翼爪は破壊すると少し軟化するがHR、G級ともにそれでも硬い。 防具の強化でG級個体の頭と尻尾の部位破壊素材が要求されがちなのできっちり破壊したい。 弱点属性は雷、次いで氷が通り水と龍が僅かに、火が一部位にだけ通る。 このため複属性では風や皇鳴が有効。 Z以降(正確にはGR100~に改定された後に開発されたアマツマガツチ以降)の遷悠種同様、スリップダメージや打ち上げコンボといった強力な攻撃を持たない。 G級では発覚や怒り移行の際に超咆哮を用いるが、万一喰らってもすぐに危険な状況にはならない。 出血やられについてはCSとは違い刃鱗ではなくキックに付与されており、辿異種ティガレックスやヒュジキキに比べ圧倒的に出血やられになりにくい。 この辺りも、辿異種戦の前段階であることを強く意識しているのだろう(勿論止血玉は持っていくべし)。 耐久力はHR、G級ともにやや高めになってはいるが、当該ランクの適正装備であれば十分勝機はある(逆に言うとククボやエントラでは苦戦必至だが)。 同時期から配信されている決意シリーズの武器は、弱点である雷と麻痺の双属性、さらに辿異強化で耳栓強化を持つため非常に相性がいい。 HR5~ フィールドは砂漠でガレオスがいる。 初期位置はエリア2かつBCスタートなのですぐに接敵可能。 暑さ+出血のスリップダメージは馬鹿にならないのでしっかり対策しよう。 弱点は斬が脚>腹、尻尾、打が頭、腹>脚、弾が頭、脚>腹。 また、毒も有効。 体力はアマツマガツチとほぼ同レベル、つまりHRでは最高クラスのタフネスであるが、 厄介な攻撃が殆どないこともあって面倒というほどでもない。 レア素材は反逆鱗。 本体と尻尾の剥ぎ取り、頭の部位破壊報酬、捕獲報酬、落とし物のほか、 G級でもクエスト基本報酬、捕獲報酬、落とし物で出る。 このうち一番確率が高いのはG級の捕獲報酬だが、狩衛戦の交換でも手に入る。 GR100~ フィールドは彩の滝。 初期位置はエリア4、BC→3→4と走ろう。 ガブラスやランポス、ヤオザミなどが居るが、 ガブラスについてはセルレギオスの刃鱗や超咆哮ですぐに無力化される。 砂漠に比べ狭いので位置取りに気をつけたい。 斬が脚>>頭、尻尾、打が頭>腹、脚、弾が脚>頭、腹。 耐久は★2辿異種より少し低い程度で、 毒はHRと比べてダメージ半減、耐性2倍となっているがなおも毒怪奇は有効。 属性は若干効きづらくなっているが吟味して損はない程度の水準はある。 レア素材は鏡玉で、HRでの反逆鱗同様に本体と尻尾の剥ぎ取り、頭の部位破壊報酬、捕獲報酬、落とし物で出る。 遷悠骨が出るが、新規の改G級武器はない。 モーション バックジャンプ刃鱗飛ばし 後に飛びながら放射状に刃鱗を飛ばす。 そのまま滞空し、ゆっくり前方に進んだ場合はすぐ着地、 そうでない場合は滞空からの攻撃に移る。 滞空 ドス古龍達のように滞空したまま刃鱗飛ばし、拘束など複数回攻撃を繰り出し最後にキックで着地する。 怯ませて撃墜すると落し物を落とす。 キック 当たると出血やられとなる。 素早く繰り出すもの、飛び上がってから単発のものと数回繰り出してくるものがある。 使用後は隙ができることがある。 その場刃鱗飛ばし ナルガの棘飛ばしのような飛び道具となっている。 尻尾振り 2回振る。切断前は後方に刃鱗が飛んでくる。 拘束→連続ひっかき 滞空から回り込むように突進、当たると拘束されてしまう。 HRクエの支給品にランダムボールがあるので予想していた人も多いだろう。 刃鱗爆破 地面に刃鱗を突き立てた後、着地と同時に周囲を爆発させる大技。 爆発前の刃鱗に当たると怯みダメージが発生するが、ここで焦ってコロリンしてしまうと爆発に見事に引っかかる。 爆発のタイミングはセルレギオスが着地した瞬間。 きりもみ突進 特定の攻撃のあと、翼を赤く染めながらきりもみ突進をしてくる。 その時がカウンターのチャンスであり、ゴゴモア同様攻撃を当てるだけで成立。 セルレギオスが着地に失敗し、少しの時間ダウンする。 連続で刃鱗を飛ばす攻撃の後すぐさまきりもみ突進してくるため、狙ってカウンターを行うのは少々難しい。 カウンターによるダメージは要検証だが、ダウン時間が短いので回避斬りなどで成功したらラッキー、くらいに考えた方がよさそうだ。 失敗してきりもみ突進に当たると出血やられになるので注意。 刃鱗飛ばし→きりもみ突進(G級) 片方の翼から刃鱗を飛ばした後突撃。 使用頻度は低め。 連続刃鱗飛ばし→きりもみ突進(G級) 左右の翼から刃鱗を飛ばした後突撃してくる。 刃鱗飛ばしから間髪入れず突撃してくるので刃鱗をガードor回避するとカウンターを狙うのは難しい。 回転刃鱗飛ばし→きりもみ突進(G級) その場で1回転するとともに刃鱗を飛ばし、その後ターゲットに対してきりもみ突進してくる。 密着してるともれなく吹き飛ばされるので注意。 こちらは突進まで一拍おくのでカウンターを狙い易い。
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63話 焼け付く想いは憂い募らせる 放送を聞いた後も、赤髪のグラマーな女性、稲垣葉月と、 黒狼レックスは相変わらず熱い交わりを続けていた。 最初の6時間で14人の死者が出たという事実には二人も多少は動揺したが、 それだけで、禁止エリアを互いに記録した後は、今までの激しい行為の余波で すっかり空いた腹を満たすために朝食を取り、そして。 「うっ! ハヅキ……!」 「ああっ……! ん……はぁ、はぁ、はぁ、凄い……あれだけ出したのに、 まだこんなに出るんだ……」 「狼は一杯出すんだよ……知らなかった?」 「撮影で狼によく似た狼犬とかシェパードとかとならやった事あるけど、 こんなには出てなかったよ」 「撮影? ああ、ハヅキは女優さんだったんだっけ」 「女優って言っても、AVの、だけどね……あはは」 淫らな行為をしながら、他愛もない会話を交わす女と黒狼。 そして黒狼・レックスが葉月の身体に抱き付き、互いに体温を感じ合う。 「……好きだよハヅキ……愛してる……」 「私もよ、レックス……」 交わりを重ねていく内、二人の間にはいつの間にか恋愛感情が芽生えていた。 お互い――レックスは深層意識内での事だが――この殺し合いという状況下、 いつ襲われるかいつ殺されるか分からない状況下で、傍に居てくれる存在に餓えていた。 孤独に死んでいくのが嫌だったのだ。 だが今は、お互いの温もりを肌で感じ合える。 自分はもう孤独ではないのだという安心感が、いつしか別の特別な感情へと変わっていった。 もはや、葉月はレックスにとって、レックスは葉月にとって、なくてはならない存在になっていた。 行為の後始末を済ませ、衣服を着た葉月は、 レックスと共にリビングに移動し、これからの事について話し合う。 「そろそろ別の場所に移動しない?」 葉月がレックスに身を潜める場所の変更を提案する。 「ん~……別にいいけど、何でまた?」 「だってほら……この家の中、すごい、アレの臭いが、けっこう汚れちゃったし」 「ああ……確かに」 幾度も幾度も交愛を重ね、体液を床と言わず壁と言わず天井と言わず撒き散らした結果、 家の中に濃密な臭いが充満するようになってしまっていた。 レックスは気にはしていなかったようだが、葉月はその臭いを嗅ぎ続けている内、 段々と気分が悪くなり、どこか別の場所に生きたいという思いが強くなっていた。 そんな葉月の気持ちを察したのか、提案を呑んだレックスはテーブルの上に地図を広げる。 「俺達が今いるのって……」 「多分、エリアG-6だと思う」 「北に役場とかあるけど……地図に載っている施設だから人の出入り激しそうだし……。 学校とかもあるんだ。どうする?」 「うーん……ここは思い切って、役場に行ってみようか。 公共施設でプレイするのも悪くなさそうだし、それに……」 葉月は自分のデイパックから、木製銃床の突撃銃――AK-47を取り出す。 「いざという時はこれで戦うつもりだよ」 「でも、扱えるの葉月?」 「……説明書見て使い方は大体分かった、けど、拳銃も触った事ないんだよね、 実を言うと。ましてやこんなアサルトライフルなんて持った事ないし……でも、 これ、子供でも戦闘を可能にしたっていうぐらい扱い簡単らしいから、何とかなると、思うよぉ」 「語尾wwwwどこのじいさんwwwwwま、まあ、俺も一応戦えるよ。 このダマスカスソードと、爪と牙があるからね」 「でも、レックス剣扱えるの? 四足歩行なのに、基本」 「口に咥えればなんとかなるよ」 「そう……それじゃ、役場に行こう」 「分かった」 葉月とレックスはそれぞれ荷物を纏め、玄関へと向かった。 思えば外に出るのは何時間ぶりであろうか。 窓から差し込む日の光はすっかり強くなっていた。 同時刻、銀髪の学生服姿の少女、銀鏖院水晶は、エリアG-7東端付近の道路を、 とある場所に向かって歩いていた。 右手には小型の短機関銃・イングラムM10が握られている。 ある民家でシャワーを浴び、食事を取った後、行動を始めた。 向かう先は、エリアF-6にある島役場。 既に二人の参加者をその手に掛けた彼女は、次なる獲物を求め、 人が集まり易そうな場所へ向かい歩き続ける。 「あの黒狼に犯されたのは……この辺りだったっけ」 見覚えのある風景に、水晶は一旦足を止めた。 そしてとある裏路地に目を向ける。 そこは数時間前に、水晶が突然現れた黒い巨躯の雄の狼に、純潔を奪われた場所だった。 その時の思い出したくもない情景が、嫌でも水晶の脳裏に再生される。 口に獣のいきり立った――を、無理やり押し込まれしゃぶらされた。 ――の先端から溢れ出た、あの濃厚かつ生臭い、白く濁った汁の味は忘れられない。 トラウマ物の記憶が無意識の内に呼び起されるのと同時進行で、 水晶の中の黒狼に対する憎悪も強くなっていく。 「絶対、会ったら殺してやる。あの薄汚い―――をぐちゃぐちゃに踏み潰してやる!」 その瞳に底知れぬ憎しみの炎を宿らせながら、水晶は役場に向けて再び歩み始めた。 【一日目朝方/G-6市街地】 【稲垣葉月@俺オリロワリピーター組】 [状態]:肛門及び直腸裂傷(血は止まり治癒が始まっている)、 レックスに対する特殊な感情 [装備]:AK-47(30/30) [持物]:基本支給品一式(食糧一食分消費)、AK-47のリロードマガジン(30×10) [思考]: 0:死にたくない。レックスと一緒にいる。 1:役場に向かう。 2:襲われたらどうする……? ※服を着ました。 ※レックスに対し特殊な感情が芽生え始めているようです。 【レックス@オリキャラ】 [状態]:健康、及び特殊な感情 [装備]:なし [持物]:基本支給品一式(食糧一食分消費)、ダマスカスソード [思考]: 0:とりあえず死にたくはない。 1:ハヅキを死なせない。役場に向かう。 2:放送を待つ。 3:最悪の場合(ハヅキが死亡した場合も含む)、自害する。 ※稲垣葉月に対し特殊な感情が芽生え始めているようです。 【一日目朝方/G-7市街地】 【銀鏖院水晶@自作キャラでバトルロワイアル】 [状態]:健康、黒狼(レックス)に対する憎悪、F-6島役場へ移動中 [装備]:イングラムM10(30/30) [持物]:基本支給品一式(食糧一食分消費)、S W M19(6/6)、.357マグナム弾(21)、 イングラムM10のリロードマガジン(30×7)、マチェット、モルヒネアンプル(3)、 水と食糧(二人分) [思考]: 0:殺し合いに乗る。優勝を目指す。 1:島役場へ向かう。 2:みんな殺す。とにかく殺す。クラスメイトでも容赦しない。 3:あの黒狼(レックス)は今度会ったら絶対に殺す。 ※本編開始前からの参戦です。 ※須牙襲禅には気付いていません。 Is it hope or despair? 時系列順 曉血殺傷 Is it hope or despair? 投下順 曉血殺傷 夜明けは悪夢の終わりではない 稲垣葉月 WOLF S RAIN 夜明けは悪夢の終わりではない レックス WOLF S RAIN 奇妙なすれ違い 銀鏖院水晶 WOLF S RAIN
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第129話(後編) とある癒し手達の戦場 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 『いくぞ!』 合図と共に俺とルシオが同時に動き出す。 そんな俺には金髪が、ルシオの方には髪が長い方の女が張り付いた。 今こいつを相手してやる時間は無い。後ろからさっきの様な魔法が飛んできたら厄介だからだ。 だが、幸いな事に戦場は俺向きになってくれていた。狭い路地ではなくなり開けた空間になっている。 今までは真正面から突っ込まざるを得ず、自慢の俊足を生かせなかったが今は違う。 360度あらゆる角度から標的に迫れる。それに刀身ではなく柄を握れる様になったのがでかい。 さっきまでは思いっきり握る事が出来なかった為、競り合った時に負けていたが、しっかり握れる様になった今の俺に力押しですら負ける要素は無い。 正面から突っ込むと見せかけて瞬時に相手の後ろを取る。俺達エインフェリアが持つ戦技の一つ『ダーク』だ。 標的がこちらに振り返るがもう遅い。 下段に構えた右手で一閃。ここで相手が超反応を見せる。手にした短刀で受け止めずに身を捻りこちらの切っ先をかわす。 斬撃の軌道をひるがえして、真一文字の横薙ぎに切り替えた。更にワンテンポ遅れて左手を振り下ろす。 尚もこの金髪は足掻く。 身体を沈ませ横薙ぎを回避。更には短刀で左手からの斬撃も防がれ、同時に奴からは足払いが仕掛けられた。 その足払いを跳躍と共に飛び越え無防備を晒す顔面に膝蹴りを叩き込む。 だが、無理な体勢からの反撃だった故に、思う様に力を込める事が出来なかった。 即座に体勢を整えた男から獅子状の闘気が放たれた。 まだ空中にいる俺は回避が出来ない。直撃だけ間逃れる様に剣を交差させる。 吹き飛ばされる俺に追撃が迫る。先ほど飛ばしてきた地を這う斬撃だ。 少々厄介だが、俺にだってこの程度の芸当は出来る。左右の剣を振り『スプラッシュ』を飛ばす。 一撃目で相手の剣圧を打ち消し、もう一発が金髪目掛けて飛んでいく。 今はこれでいい。 何度も言うがこの金髪を今相手にしてる時間は無い。こいつの足止めさえ出来ればそれでいい。 その間にあの魔法使いを殺しにいける。 丁度一直線に並ぶ様な構図の真ん中に俺がいる。最早金髪の位置からでは俺を阻めまい。 一気に間合いを詰めようと駆け抜ける俺に迎撃の構えを見せる女。 だが、そんな中思いも寄らない人間が視界の端に移った。 ミランダである。 丁度崩れたブロック塀の一角。こいつらが出てきたのと同じ民家からあの女が何度も後ろを振り返りながら出てきたのだ。 (あの女っ! いなくなったと思ったらこんな所に! それよりも不味い。 あの家から出てきたという事はこいつらと組んだという事か…。傷を癒す力をこいつらに使われたらジリ貧になる) 優先目標を変更。まずはミランダだ、位置的にも近い。 剣の間合いへと迫る俺に漸く気付いたミランダが驚愕の表情を浮かべる。 身に迫る恐怖に体を強張らせ硬直しているミランダに容赦なく剣を叩きつける。 だが、 「ミランダっ!」 奴の名を叫びながら魔法使いが身を挺してミランダを庇った。 ミランダを押し退け、入れ替わる様に俺の剣閃をその身に浴びる女から血飛沫が上がった。 (即死とはいかんが十分だ。このまま止めを刺してやる) 再度剣を振るおうと振りかぶった俺の目の前の空間が眩い光を放った。 その光の中から金髪の剣士が飛び出してきた。 (こいつは転移が使えるんだったな…) 俺の剣閃を受け止めたこいつが凄まじい形相で睨み付けてきた。 俺はそんな目の前のこいつに嘲笑混じりに言い放った。 「今度は守れなかったみたいだな」 「何だとっ!?」 怒れる瞳で俺を射抜いてくるが、それは純然たる事実であった。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 暖かな液体が私の身体を濡らしていく。 白を基調とした修道服を染め上げていく赤が、その液体の正体を物語っていた。 (これは…血?) そう、これは目の前に崩れ落ちた私と同い年位の少女の体から今も尚噴き出している。 この場にいる全ての者達を吹き飛ばす爆弾を仕掛けた私の事を、その身を挺して庇った少女が流している。 「ミラ…ンダ…逃…げて…」 尚もこの少女からは私の身を案じる言葉が投げかけられる。 (どうして? まだ会って1時間も経っていないのに…どうしてここまで出来るの? 交わした言葉は一言二言だというのに…) 震える手で抱きかかえてる身体が物語っている。今すぐにでも傷を塞がなければこの子は助からないと。 その光景を眺め呆然としている私に、私の中の一人が語りかけた。 放っておいて早く逃げましょう。どうせ爆弾でここの皆さんは死ぬのです。例え爆弾で死ななかったとしても、いずれは死ぬのです。 神の使いはこの島で生き残れるのは一人だけだとおっしゃいました。何故ならそれが神の御意志だから。 仮にこの方を今ここで癒してもルプス門の時と同様に、再び死の恐怖に晒す事になるだけ。 だから逃げよう? その言葉に耳を傾けつつも私は動けないでいた。何故なら私の手の中にいる少女の身体が懸命に生きようとしているから。 全ての生きとし生けるものに備わっている生存本能が、彼女を延命させようと健気に働いている。 そう、この子は救いを求めている。敬虔なオラシオン教団の修道女であるこの私の目の前で救いを求めている。 それも私を庇ってこんな目に遭ってしまったこの子が。 そんな彼女を救わずして何が癒しと言えるのでしょうか、何が安らぎと言えるでしょうか? 目の前で救いを求めている少女を救えずして、この世の全てに癒しと安らぎをもたらす事が出来るの? そんな事出来る訳がありません。 「神よお許し下さい…。例え、この行為が神の御意志に背く様な罪深い行いだとしても。私はこの方を救わずにはいられないのです」 神に許しを請いながら、今まで何千何万回と繰り返してきた祈りの動作に移る。それと共に傷を癒していく聖なる輝きが彼女を照らしだした。 奇跡の光を浴びる傷口が、今まで治してきたどんな傷よりも早く治癒していく。 「ミランダ…? 貴方…その力…」 (まだ喋ってはいけません。じっとなさってて下さい) 祈りを中断する訳にもいかず、変わりに目で彼女に語りかける。 「危ない…から…早く逃げ…」 (絶対に貴方を癒してみせます。だからお願いです。じっとしてて下さい!) もう少し。後もう少しなのです。体の奥まで切り裂いたこの傷をもう少しで塞ぐ事が出来ます。 そうすればこの子を救う事が出来る。なのにどうして? 神よこれが貴方に背いた私に与えられる罰だというのですか? 目の前。私達を見下ろしている人影。それは先程までクレスが足止めをしていた洵。 刀身を赤く染め上げる血を滴らせながら彼は剣を振り上げている。 少し離れた位置で地に伏していたクレスが、こちらに駆けつけようとしているけれど間に合いそうにない。 だけれども、まだこの祈りを中断する事は出来ません。塞ぎきれていない傷が体の中で内出血でも起こしてしまえば命に関わります。 逃げなさい!と私の生存本能が告げている。祈りを止め直ぐにでも逃げろと大声を上げている。 確かにそうすれば私は助かるでしょう。この子を置いて逃げ出せば、まず洵は彼女を殺すでしょう。 その間にクレスが駆けつける事が出来ます。その後は彼に任せておけば私は助る。 だけれど、例えそうだとしても、私は祈る事を止めない。止められるはずがない。 命に関わる様な傷は後もう少しで塞げる。だから止める訳にはいかないんです。 「結局は邪魔な存在になったかミランダ…」 冷酷な眼差しを向ける洵が私に向かって呟いた。 避ける術は私にはない。 振り下ろされる剣をただ黙って見つめる事しか出来ない。 刹那。閃光が糸状に走った。 いつの間にか剣を振りきっていた洵。 それをじっと眺めていた私の視界がぐらりと揺らいだ。 癒しの光を浴びせていた少女の胸が次第に近付いていく光景を見て、漸く私は自分の首が切り落とされた事を悟った。 意識を失う寸前に見た彼女の傷口は完全に消えていた。その事実が死に逝く私にとって唯一の救いだった。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 「ミランダー!!」 彼女の名前を叫ぶクレスの声。 傷口はもう痛まない。次第にはっきりしていく視界と意識の中、目の前の光景に唖然とした。 ミランダの服を着た体がそこにはあった。但し頭があるべき場所にない。その頭部があるのは横たわる私の胸の上。 「いやあああぁぁぁぁぁっ!」 思わず命を賭して私の傷を治してくれた相手だという事も忘れてそれを払い除けてしまう。 地面を転がる頭が私を見つめる様に止まった。 「どうしてこんな酷い事をするの? 私は貴方を助けてあげたのに」 そう言われた気がした。 「違う…、違うの…」 とてつもない罪の意識が私の体を地面に縫い止める。ぺたりと座り込む格好で呆然とミランダの頭を見つめていた。 心の中では弁解の様な謝罪が繰り返されている。直ぐ近くに迫る危険にさえ気付かずに。 「傷が治ったか…。まぁいい。ならばもう一度斬るだけだ」 そう呟いた男の声を聞いてそちらを振り向いた。 私が見上げる男は剣を振り上げている。 (もう…いいよ…) その姿を見て私は純粋にそう思った。命の恩人にあんな仕打ちをする醜い自分なんて生きている価値はない。 それにクロードやアシュトンの事も考えたくなかった。いっその事殺してもらった方が楽になれる。 そう思って自らの運命を受け入れる様に瞳を閉じた。 「その子から離れろぉっ!」 叫ぶ声。閉じた目を開くと目の前には輝く金髪と赤いバンダナを付けた男の子が立っていた。 一瞬クロードかと思ったけど違った。クレスが私を守る様に立ちはだかってくれている。 でも、もういいのに…。私の事なんて守らなくていいから… 「立つんだっ! レナッ!! そこから逃げて! 早くっ!」 相手と鍔迫り合いを行うクレスが、尚も私に向かって叫ぶ。 だからもういいって言ってるじゃない。それにね、つらいの…。もう何も考えたくない。 きっと生きていても私は何もする事が出来ない。 「僕達には君の力が必要なんだ! だから立ち上がって! 生きてくれ! レナッ!!」 (必要? 私の力が? そうか…さっきマリアが言ってた。私の力は首輪を外すのに必要だって。 だから勝手に死ぬ事すら許さないって。あるのかな? 私にしか出来ない事…) そこでふと思い当たる事があった。鷹野神社でレオンが紙に書いていた物。 死んで間もない人の首輪に付いた結晶体。 丁度私の目の前に…。 そこまで考えて私は身震いをした。 (そんな恐ろしい事出来ない。これ以上ミランダの遺体に何かするなんて。それは命の恩人にする様な真似じゃない) でも、これを調べれば首輪を外せるかもしれない。 多くの人を救えるかもしれない。殺し合いだって止められるかもしれない。 従わなければ首輪を爆破される。そう思って殺し合いをしている人だっているかも…。 私の気持ちは揺れ始めていた。ミランダの遺体を辱める様な行いはしたくない。 だけど、その先の無数に広がるもしもが、私の体を後押しする。 出来ない…。いやだ…。やりたくない…。 否定的な言葉が胸中を駆け巡っているのに、とうとう立ち上がってしまった。 ゆっくりと歩み寄りミランダの頭を見つめる。 「来ないでっ! 何をするつもりなのっ!? もうこれ以上私に酷い事しないでっ!!」 虚空を見つめるその瞳が私に向かって叫んでいた。 その言葉の一つ一つに胸の奥をえぐられるような痛みを覚えつつ、私は決心して未だに温もりが残るミランダの頭を拾い上げた。 「ふざけるなっ! これが心のある人間のする事なのかっ!! お前なんて助けるんじゃなかった! 呪ってやる! 絶対に呪ってやるっ!!」 怨嗟の声を聞きながら指を首輪にかける。 (恨むなら恨んで下さい。それでも…それでもやっぱり私は…) 「救いたいのっ! 助けを求めてる人達をっ! 一人でも多く! だから、だから…」 思い切って引っ掛けていた指を引く。するりと首輪が抜けて私の手の平に乗っていた。 そっとミランダの頭を身体の所に持っていってから首輪の内側、結晶体やその他レオンが書き込んでいた不明点を解き明かすべく指を這わしていく。 頭に叩き込んだ図面を頼りに指を動かし、結晶体が放つ紋章力の質や流れ等を読み取っていく。 どんどん埋まっていく図面の中の赤い文字。両の手を血で真っ赤に染めながらも私は作業を進めていった。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 「しっかし、どこ行っちゃったんだろ? ミランダ」 最後の信管を抜き取ってから結局私は居間に戻ってマリアの言ってた銃を作っていた。 最後のグリップ部分のネジを締めた丁度その時。 バンッ!と力任せにこの家のドアが開かれた。 (敵!?) 咄嗟に出来たての銃と『マグナムパンチ』のコントローラーを握り締め立ち上がる。 (居間の入り口は一つだけ…。来るなら来なさい! このプリシス様がぶっ飛ばしてやる) 「プリシスっ!! 何か書くのを貸して!!」 居間に飛び込んできたのはレナだった。 服と両手は血だらけで、その右手には血まみれの首輪が握られていた。 「ちょっ! レナ!? どうしたのさ? それ」 「いいから! それよりも早く書く物を!!」 レナの様子が尋常ではない。 取り敢えず言われた通り紙とペンを手渡す。 するとレナは何かに取り憑かれた様に紙に何かを書き込んで行く。 至る所に血がこびり付いたりしているが、それでも構わず手を動かしていった。 横からそれを覗いた私は声を失った。 (これって首輪の結晶体の構造式? それにこっちは回路に流れる紋章力の数式? まさか…) レナが持ってきた首輪を見つめる。 それに付着している血液は随分と真新しい。 (誰かが…死んだの? 誰? マリア? クレス? それともミランダ?) 居ても立ってもいられなくなってきた。外では仲間達が戦っている。 (私も…私も力を貸さなくっちゃ!) 「レナ! その作業を続けてて! 私みんなを助けてくる!!」 「待ってプリシス! もう終わったわ。貴方は一刻も早くあれを完成させて! マリアには私が代わりにそれを届けるから。プリシスも自分にしか出来ない事に専念して」 私にしか出来ない事…、それは当然首輪の解除装置の作成だ。 ここまで詳細がわかれば試作品の解除ツールに数式を打ち込むだけで完成するはず。 私はレナの言葉にうなずき返し、完成したばかりの『サイキックガン』をレナに手渡した。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ (くっ、なんて事なの?) なんとか茶髪の剣士の振るう剣を、弾が切れてただの鈍器と化したライフルで打ち払う。 少し前に背後からクレスとそれに遅れてレナの絶叫が聞こえてきた。 ミランダが彼らの目の前で侍男に殺されてしまったのだ。 (私が指揮を取る以上、不要な犠牲なんて絶対に出させない! なんて言った結果がこのザマ…) 「痛っ」 今は自分の不甲斐無さ嘆いている場合じゃない。 私がやられてしまったら、戦局がもっと悪くなってしまう。 振るわれる攻撃を砲身を振るって逸らしていく。 なんとか致命傷は負わないでいるけれど、完全に防戦一方になっている。 剣のリーチを掻い潜って私の蹴りの間合いまで踏み入る事が出来ない。 普段は懐に入られてしまった時の自衛用に繰り出すため身に付けた体術だ。相手を攻め崩す為のものじゃない。 苦し紛れにライフルを振り回しても剣術の心得がある相手に通用する訳も無い。 (プリシスまだなの? これ以上は持たせられないわ) 「これでも…」 目の前の剣士が刀身に電撃を纏わせている。 (まずい、避けきれない!) 「食らえ!」 「っああああぁぁぁっ!」 私の体を高圧の電流が駆け抜けた。しかもその衝撃で思わず武器を取り落としてしまう。 迫る追撃を痺れて自由の利かない体でただ眺めているしかなかった。 (こんな所で…。私はまだやれるのにっ!) 絶望的な死を前にしても尚私は尽きる事のない闘争心をむき出しにしている。 (普通だったら悲鳴の一つでも上げる所なんでしょうけど、良かったわ。そんなみっともない真似をせずに済んだみたいね) 逆袈裟に斬り付けられる斬撃。もう回避も間に合わない。 一瞬で私の体は断ち切られ両断されてしまうだろう。 その運命を受け入れようと硬く目を閉じた。だが、いつまでたっても構えていた瞬間が訪れない。 恐る恐る目を開けると、そこには紋章術で作り出した障壁で私の事を守っているレナがいた。 「自分のやるべき事をやれば勝てるって言ったのはマリアでしょ? そう簡単に諦めないでっ!」 身体に自由が戻っている。どうやら駆けつける一瞬前に浄化の紋章術もかけていてくれたのだろう。 そんな私にレナが目で合図をよこす。彼女のミニスカートの右ポケット。そこからフェイズガンのグリップが飛び出していた。 即座にグリップに手を伸ばし彼女のポケットから取り出す。手に馴染むこの感じ。プリシスはばっちり仕事をこなしてくれたみたいだ。 (だったら、私も私の役目を果たさないとね!) 障壁に叩きつけられている刀身目掛けて発砲。光弾を受けた刀身ごと茶髪の剣士が後方へと吹っ飛んでいった。 (威力も申し分無し。これならいけるわ!) 【F-01/早朝】 【クレス・アルベイン】[MP残量:40%] [状態:体の至る所に掠めた程度の切り傷] [装備:護身刀“竜穿”@SO3、ポイズンチェック] [道具:カラーバット@沖木島] [行動方針:皆を救うためにルシファーを倒してゲームを終了させる] [思考1:仲間を守る(特にマリアを)] [思考2:侍男(洵)と茶髪の剣士(ルシオ)の対処] [思考3:チェスターを説得する] [思考4:チェスターが仲間を連れて帰ってきてくれるのを待つ] [思考5:次の放送後に鎌石村方面に向かう] [現在位置:平瀬村の民家B外 『スターフレア』でほぼ更地になった一帯] ※プリシス達の持つ首輪の情報と鷹野神社の台座の情報を聞きました。 【マリア・トレイター】[MP残量:85%] [状態:電撃による軽い火傷 右肩口裂傷・右上腕部打撲・左脇腹打撲・右腿打撲:戦闘にやや難有] [装備:サイキックガン(フェイズガンの形に改造):エネルギー残量〔10〕[90/100]@SO2] [道具:荷物一式] [行動方針:ルシファーを倒してゲームを終了させる] [思考1:侍男(洵)と茶髪の剣士(ルシオ)の対処] [思考2:チェスターが仲間を連れて帰ってきてくれるのを待つが、正直期待はしていない] [思考3:次の放送後に鎌石村方面に向かう] [思考4:戦闘終了後ブレアを確保したい] [現在位置:平瀬村の民家B外 『スターフレア』で被害を受けていない一角(道幅が狭い)] ※クレスに対し、絶大な信頼をおいています。 ※高い確率でブレアは偽者だと考えています。 ※プリシス達の持つ首輪の情報と鷹野神社の台座の情報を聞きました。 ※マリアの考察 自分たちはFD世界から観測できるエターナルスフィアではなく、 別の平行世界の(ED空間から独立した)エターナルスフィアに存在している。 ルシファーはエターナルスフィアそのものになった(ブレアの言葉から)。 そのため、万物を実現する力を手に入れた ルシファーは本来のFD空間におらず、ES内に自分が創造した仮想のFD空間に存在している。 ルシファーはエターナルスフィアと融合したことに気付いていない。 ルシファーの居場所さえ特定すれば、フェイト、マリア、ソフィアの能力は重要ではないと考えています。 【レナ・ランフォード】[MP残量:25%] [状態:仲間達の死に対する悲しみ(ただし、仲間達のためにも立ち止まったりはしないという意思はある)、 精神的疲労極大、ミランダが死んだ事に対するショック、その後首輪を手に入れるため彼女に行った仕打ちに対する罪悪感] [装備:魔眼のピアス(左耳)@RS] [道具:首輪、荷物一式] [行動方針:多くの人と協力しこの島から脱出をする。ルシファーを倒す] [思考1:侍男(洵)と茶髪の剣士(ルシオ)の対処] [思考2:次の放送後に鎌石村方面に向かう] [思考3:レオンの掲示した物(結晶体*4、結晶体の起動キー)を探す] [思考4:自分達の仲間(エルネスト優先)を探す] [思考5:アシュトンを説得したい] [思考6:エルネストに会ったらピアス(魔眼のピアス)を渡し、何があったかを話す] 【プリシス・F・ノイマン】[MP残量:100%] [状態:アシュトンがゲームに乗った事に対するショック(また更に大きく)、クロードがゲームに乗った事に対する(ry、ボーマンが(ry] [装備:マグナムパンチ@SO2、盗賊てぶくろ@SO2] [道具:無人君制御用端末@SO2?、ドレメラ工具セット@SO3、解体した首輪の部品(爆薬を消費。結晶体は鷹野神社の台座に嵌まっています)、 メモに書いた首輪の図面、結晶体について分析したメモ荷物一式] [行動方針:惨劇を生まないために、情報を集め首輪を解除。ルシファーを倒す] [思考1:首輪を解除する装置を作成する] [思考2:次の放送後に鎌石村方面に向かう] [思考3:レオンの掲示した物(結晶体*4、結晶体の起動キー)を探す] [思考4:自分達の仲間(エルネスト優先)を探す] [思考5:クラースという人物も考古学の知識がありそうなので優先して探してみる] [備考1:レナが解明した結晶体の内容によって制御ユニットをハッキングする装置はほぼ完成(後はプログラムのソースに数値を打ち込むだけ)] 【洵】[MP残量:10%] [状態:手の平に切り傷 電撃による軽い火傷 全身に打撲と裂傷 肉体、精神的疲労大] [装備:ダマスクスソード@TOP,アービトレイター@RS] [道具:コミュニケーター@SO3,アナライズボール,@RS,スターオーシャンBS@現実世界,荷物一式×2] [行動方針:自殺をする気は起きないので、優勝を狙うことにする] [思考1:金髪剣士達を倒す(まだ増援が出てくるかもしれないと警戒はしている)] [思考2:ルシオ、ブレアを利用し、殺し合いを有利に進める(但しブレアは完全には信用しない)] [思考3:他の事は後で考える] [備考2:ブレアの荷物一式は洵が持っています] [現在位置:平瀬村の民家B外 『スターフレア』でほぼ更地になった一帯] 【ルシオ】[MP残量:5%] [状態:身体の何箇所かに軽い打撲と裂傷 肉体、精神的疲労大] [装備:アービトレイター@RS] [道具:マジカルカメラ(マジカルフィルム付き)@SO2 コミュニケーター, 10フォル@SOシリーズ,ファルシオン@VP2,空き瓶@RS,グーングニル3@TOP 拡声器,スタンガン,ボーリング玉@現実世界,韋駄天×1@SO2,首輪,荷物一式×4] [行動方針:レナスを……蘇らせる] [思考1:青髪女達に対処(まだ増援が出てくるかもしれないと警戒はしている)] [思考2:洵と協力し、殺し合いを有利に進める] [思考3:ブレアから情報を得る] [思考4:他の事は後で考える] [備考1:ロキの荷物を回収しました] 【IMITATIVEブレア】[MP残量:100%] [状態:気絶中 腹部の打撲 顔や手足に軽いすり傷] [装備:無し] [道具:無し] [行動方針:参加者に出来る限り苦痛を与える。優勝はどうでもいい] [思考1:???] [備考1:ロキが死んだ事は知りません] パラライズボルト〔単発:麻痺〕〔50〕〔0/100〕@SO3 セブンスレイ〔単発・光+星属性〕〔25〕〔0/100〕@SO2 万能包丁@SO2がそれぞれ平瀬村の民家B外 『スターフレア』で被害を受けていない一角(道幅が狭い)に落ちています。 【ミランダ・ニーム死亡】 【残り17人+α】 第129話(中編)← 戻る →第130話 前へ キャラ追跡表 次へ 第129話(中編) クレス 第131話 第129話(中編) レナ 第131話 第129話(中編) プリシス 第131話 第129話(中編) マリア 第131話 第129話(中編) ミランダ ― 第129話(中編) 洵 第131話 第129話(中編) ルシオ 第131話 第129話(中編) IMITATIVEブレア 第131話
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戦士の心 ケルベロスは、 コスト、安定性、何よりもその機動性において成功を修めたB.O.Wである。 「クソッ!こいつら訓練でもされてんのかよ!?」 だが人間のゾンビよりも高い狂暴性により制御が難しく、 同族以外全てを攻撃する。 その反面、犬独特の統率力は凄まじい。 パァン!パァン!獣達の咆哮に銃声が混じる。 「チッ・・・・チョロチョロとウゼェ奴等だぜ!!」 サイレントヒルの産み出した怪物、バブルヘッドナース。 かつてアンブレラが夢見た 『手を加えずに生み出せて且つ正確に道具を扱う活性死者』 動きは緩慢だが武器のリーチ分、余りあるポテンシャルを持つ。 現在圭一、新堂一行はケルベロスによる円運動からの一撃離脱、 それに加えバブルヘッドナースからの遠距離射撃に苦しめられていた 「さすがだぜ、まさか連携攻撃してくるとはなぁ」 圭一は思わぬチームワークに素直に称賛を送った。 「感心してる場合か?俺達はこのままじゃ手詰まりだ、もう逃げられやしない」 それに対し新堂は少し焦っているようだった 銃撃は当たりはしないものの確実にかするようになってきた、 その上鉄パイプを持っているナースはどんどんと距離を詰めてきている。 (クソッ!新堂さんの言う通りだ何か手は無いのかよ? この機械みたいに計算され尽くした動きを止める方法は・・・・) と、ここで圭一ははたと気づいた。 (待てよ?『機械みたいに計算された動き?』) 相変わらずゾンビ犬とナースの攻撃は止まない、 しかし先程から致命傷と呼べるような攻撃を一度も受けないのは何故なのか? 意思が無いはずなのに何故これほどの連携ができるのか? 規則的な運動、無意識の連携・・・・それなら 「俺に策があるんだ、聞いてくれないか?」 微笑を浮かべ、既にいくつかの歯形のついた バットで攻撃を受け流す新堂に問う。 「・・・・言ってみろ」 圭一は策を話し始める、しかしその策は ついさっき決意したことを覆すような策であった。 「新堂さんここで一旦逃げよう!」 「ア゙ァ?それが出来たら苦労はしねぇって・・・・」 「いいか新堂さん、厄介だったのはこいつらの陣形なんだ!俺達を取り囲むようにじわじわと追い詰めてきやがる!」 狂犬が牙を剥き、追い付いた悪夢が武具を振り回す。 勇者は牙を避け、悪魔が凶器を防ぐ。 化け物達の連携にも目を見張るものがあったが、 人間2人も伊達に殺し殺され慣れていない。 圭一は続ける。 「でもここで俺たちが逃げ出すことで簡単に崩れるんだよ!この犬だけが真っ直ぐに、ストライクゾーンめがけて走ってくるだろうからな」 新堂はパイプを持ったナースから距離をとりつつ言葉の意味を考える。 「なるほどな、考えたじゃねぇか・・・・」 「「行くぜ!!」」 ―――圭一が導きだした答えは『速度』である。 連携に必要なものは『テンポ』と『タイミング』、そして『仲間との信頼』!! それ等が丁度良く噛み合った時こそ連携しているといえるのだ。 しかし彼等に信頼は無い 単にあまりにも違う『速度』から攻撃にズレが生じ、 連携に見えるだけである。 勝負を決めるのはそんなものじゃあない、勝負を決めるのは――――― ケルベロスは円運動をしていたために鉄パイプを持ったナースに衝突し、 ワンテンポ遅れてこちらを追いかけてきた、 ナースはその場に留まった、否、付いていくには遅すぎるため留まるより他に無かった、 援護射撃はもう無い。 ケルベロスとの距離が縮まる 2メートル 1メートル そして・・・・・!! 「今だ新堂さん!!」 2人は左右同時に飛び退いた、 その構えはバットを振りかぶった打者のそれである 「叫びたきゃ叫べ!最期くらい派手になぁ!!」 「いくぜぇ!沙都子譲りの!必殺のぉ!!」 「「ホーームランだぁああああ!!」」 放たれた強打はきっちりと打球を捕えた。 飛びかかる最中に空中で減速などできるはずもなく キャイン!という鳴き声と 骨が鼻先から尻尾の先端まで砕けたかのような音と共に 犬は動かなくなった。 「ハッ!犬ごときが人間様にたてつくからこうなるんだ、そうだろ?」 大喜びの新堂 「あんたさっきまで無茶苦茶焦ってたじゃないかよ!」 ツッコミをいれる圭一 「かっ・・・・かっこいい・・・・・」 後ろでそれを見守るポニーテールの少女・・・・ 「誰だ、お前は?」 さっきまでいなかったはずの少女に声を掛ける もっともやってきたのは彼女ではなく彼らなのだが 「えっ!?あのっ・・・・スミマセン!そのっ・・・ ヨーコさんが・・・いえ・・・銃声が聞こえたもので」 パァン! 現状を思い出させるかのように襲いくる弾丸。 少女と霧の向こうを交互に見ながら考え込む圭一に 新堂はウンザリしたような顔で頭を掻いている 「オイ圭一、まさかこの女も連れてあの中に飛び込む、 なんて言うんじゃねぇだろうな?」 少し考え少女を見やる持っている武器はスタンガン1つ・・・・ 相手は銃器を持っているのだ下手をしたら怪我ではすまない それにもしかしたらこんなところで戦闘をしているうちに 仲間達がこの向こうで同じような目にあっているかもしれない 「・・・・・わかった、とにかく安全な所に逃げ込もう」 こうして3人は駆け出した、逃げるためではなく次へ進むために。 そう、勝負を決めるのは『戦士の心』、次へ進むための心の槍である。 【D-6街外れ/一日目夕刻】 【新堂誠@学校であった恐い話】 [状態]銃撃による軽症、殺人クラブ部員 [装備]ボロボロの木製バット [道具]学生証、その他 [思考・状況] 基本行動方針:殺人クラブメンバーとして化物を殺す 1 誰だこいつ? 2 もういい加減休みてぇ 3 圭一と情報交換 4 ひとまずこの状況を楽しむ 5 他に殺人クラブメンバーがいれば、合流して一緒に殺しまくる(化け物を) ※バットか折れそうです、補強しなければ何回か使ったら折れるかもしれません 【前原圭一@ひぐらしのなく頃に】 [状態]銃撃による軽症、赤い炎のような強い意思、L1 [装備]悟史のバット [道具]特に無し [思考・状況] 基本行動方針:部活メンバーを探しだし安全を確保する 1 この女の人は誰なんだろう? 2 新堂と情報交換 3 他に部活メンバーがいれば連携して事態を解決する ※今だにバブルヘッドナースの群れは健在です 【雛咲深紅@零~zero~】 [状態]T-ウィルス感染、右腕に軽い裂傷 [装備]アリッサのスタンガン@バイオハザードアウトブレイク(使用可能回数7/8) [道具]携帯ライト、ヨーコのリュックサック@バイオハザードアウトブレイク [思考・状況] 基本行動方針:ヨーコの意思を引き継ぐ 1 この人達はいい人達なんだろうか・・・・? 2 ヨーコについていく 3 ヨーコさんの仲間は皆死んでしまったの?それとも・・・・ ※「今だ新堂さん!」から見ていたようです back 目次へ next 邂逅 時系列順・目次 the 4th Survivor 追跡者 投下順・目次 少年は見た! back キャラ追跡表 next 新しい風 新堂誠 休息 新しい風 前原圭一 休息 零を視る者 雛咲深紅 休息
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■基本データ ■スキルデータ ■キャスト概略 ■ショット性能 ■スキル解説 ■アシストカスタマイズ ■戦術 ■基本データ 「願い叶えし魔女狩り娘」ウィキッド・ドロシィ モチーフ作品 "オズの魔法使い"より、ドロシー・西の魔女 ロール アタッカー 開放条件 リーフショップで交換(0枚) ※1 Art. かわすみ CV. M・A・O 通り名 願い叶えし魔女狩り娘 身長 166cm 趣味 帽子集め 好きなもの ポーカー 嫌いなもの 流儀に反する事 大切なもの ファミリー 基本ステータス 最大HP Lv1 44 ~ Lv8 58 最大MP Lv1 55 ~ Lv8 65 ストレート攻撃力 B (2.2)※2 ドロー攻撃力 B (2.0) スピード A (2.9) 公式射程表記 近 SS射程 キャスト 3.94体分 サンドリヨン(Ver.5.20)との比較 78.41% DS射程 キャスト 5.40体分 91.96% 回避距離 100% ※キャスト1体分の大きさは、バフを受けた際の黄色い円が基準 + ... ※1 ウィキッド・ドロシィ獲得イベント(2019/8/19~2019/9/8)でメダルを1枚入手で先行入手可能。Ver.よりリーフショップに移行。 ※2 Ver.4.15-A にて、SSダメージ上方。?→2.0 Ver5.20-Fより。Ver5.20-Eまでは2.0 ■スキルデータ ワンダースキル カード名 レアリティ カテゴリ レベル 消費MP 詳細 LFBジャックポット WR 超絶強化 5 なし フリックをすると即時発動する。自身のストレートショットの攻撃力と最大MPが上がり、ストレートショットの硬直が減少する。さらに、敵キャストに攻撃をヒットさせるたびに追加でストレートショットの攻撃力が上がり、与えたダメージ量に応じて自身のMPが回復する。※戦闘中一度のみ使用可能 スキル カード名 レアリティ カテゴリ レベル 消費MP(/DT) 詳細 ライオズ・アンティ R 強化 3 25/10 ※3 フリックをすると即時発動する。自身のストレートショットの射程が徐々に上がる。[ダブルトリガー]ストレートショットの射程の上昇が止まり、ストレートショットが変化し、敵を貫通するようになる。この状態は、自身がストレートショットを1回撃つまで一定時間継続する。 ティンハート・チルト R 妨害 2 20/10 ※3 自身から引いた線の方向に攻撃を放つ。ヒットした敵キャストに小ダメージを与え、ロックオンする。この妨害効果は、無効化できない。ロックオンは自身が撤退すると終了する。さらに、裂傷(最大HPが徐々に低下)状態にする。この妨害効果は、妨害効果への完全耐性でなければ無効化できない。[ダブルトリガー]ロックオンと裂傷(最大HPが徐々に低下)状態が終了し、ロックオンしている敵キャストのHP回復効果を下げる。この妨害効果は、妨害効果への完全耐性でなければ無効化できない。 スケア・カード R 妨害 4 25/10 ※3 自身から引いた線の先にコアを生成する。コアはHPが徐々に減少し、自身が撤退するか、コアのHPが0になると消滅する。また、このコアは敵兵士や巨人の攻撃の対象になる。[ダブルトリガー]生成されているコアを中心とした範囲の敵キャストに大ダメージを与え、敵兵士に小ダメージを与え、巨人に特大ダメージを与え、コアが消滅する。 ストレイト・ラッシュ※2 SR 攻撃 5 25/10 フリックをすると即時発動する。前方に一定間隔ごとに自動で貫通攻撃を放つ。この攻撃は自身がダウンしているか行動不能状態の場合は発生しない。ヒットした敵キャストをロックオンし、小ダメージを与える。ロックオンは自身が撤退すると終了する。[ダブルトリガー]ロックオンが終了し、ロックオンしている敵キャストを中心とした範囲に発動し、範囲内の敵キャストに大ダメージを与える。 オーバー・コール ※1 SR 移動 3 20/10 自身から引いた線の方向に攻撃を放つ。ヒットした敵キャストをロックオンする。ロックオンは自身が撤退すると終了する。[ダブルトリガー]ロックオンが終了し、自身がロックオンした敵キャストへと瞬間移動し、自身が敵キャストを撃破したときにチームゲージに与えるダメージが上がる。 + ... ※1 Ver5.20-A以前の説明文 オーバー・コール SR 移動 3 20/10 自身から引いた線の方向に攻撃を放つ。ヒットした敵キャストをロックオンする。ロックオンは自身が撤退すると終了する。[ダブルトリガー]ロックオンが終了し、自身がロックオンした敵キャストへと瞬間移動する。 ※2 初期スキルセットに含まれない「第5のスキル」 ※3 Ver5.36-Jにてダブルトリガー時の消費MPが減る上方。【ライオズDT:20→10、スケアDT 15→10、ティンハート:20→10】 全国対戦でアタッカー内の勝率が低かったとバトル班コメントあり。同時の上方にマァト、ミラベル、メロウ、ウィキッド・ドロシィ、妲己、全サポーター。下方に妖精女王の宝杖と純白馬面の騎士兜。 ■キャスト概略 魔法国家の西部を統治するもうひとつの弾丸(アナザーストーリー) ドロシィ・ゲイルのアナザーキャストで、ロールはアタッカー。 連射式のSSやアビリティなど、所々に本家の面影が残ってはいるが各性能は全くの別物。 ドロシィ譲りのダブルトリガーに加え、ウィキッド固有の能力である「ロックオン」を持つ。 長所SS射程延長・SS貫通化・回復妨害・兵士妨害・ワープなど、ややクセはあるが手札は多い。特に近距離タイプ並の回転率で遠距離射程のSSを撃てるというのは明確な強み。 事前の準備が必要だが、「ロックオン」による非常に強力な射程が無限の不意打ちが可能。相手を撹乱する、または専用の対応を強いる行動が多いため、優勢の状況で強いものが多い。MPに余裕があれば、「ストレイト・ラッシュ」「スケア・カード」「ライオズ・アンティ(DT版)」の兵士を無視した攻撃性能も高め。 DTによる貫通SSでの兵士列処理、ビルド次第で長射程SSながら兵士2枚抜きが可能、カカシでの進軍妨害など、端レーンの適性も中々高い。 素のスピードが速いのでビルドの自由度が高い同じ理由で、スピードバフのサポーターを相方に引けなくても不自由しない方である 「スケア・カード」はコアであるため索敵できるという独自性がある。 撃破ダメージアップ効果を持つワープスキル「オーバー・コール」は下準備こそ必要だが、Lv3解禁に対して破格の撃破ダメージ量を持つ。 中央レーン用ビルドのままでも端レーンで戦える方である野良の全国対戦だと意思疎通ミス、ビルドミスのリスクを減らすことができる 短所長所の裏返しになるが、ショットもスキルもロックオンとDTが前提の設計。MPも不足しやすい。一方でWSのヒット時MP回復効果がしっかり回ると逆にMPが溢れる。「MPの割合を参照して発動するアシスト」を採用する場合はMP管理をより強く意識する必要がある。 どの手札にも無視できないクセがあり、何をするにも下準備が必要で即効性が薄い。スキル使用時にはっきりと足が止まるのに、アビリティの性質上ほかよりスキル回数が多くなる。よって森や味方兵士の活用、先に敵のダウンを取るなど工夫は必須。 SSに特化したキャストではあるが、スキルへの依存度が高めで序盤の火力不足に悩まされる。ただし近頃(Ver5~)はアシストカードのインフレ、また地道な上方修正もあって試合後半は満足いく火力を出せる。 WSの逆転性が低い。劣勢状況・荒れた盤面に弱い。逆転要素としては「オーバー・コール」で高めのキルダメが挙げられるものの、劣勢だと"ロックオン"する暇がないことも多い。 WS中は育成型としての面も持つが、逃げに使える高速移動スキルを持たない。 ワープ移動スキルがあまり裏取りには向いていないのに、ピーター等のように拠点攻撃力が低い設定にされている。「スケア・カード」コアの兵士妨害性能を方を以て拠点攻撃力が設定された可能性はあり。 ・アビリティ「ダブルトリガー」 ドロシィ・ゲイルと同様のアビリティ。 略してDTもしくはWTとも。 スキルを使用すると、そのスキルの絵柄が変化しダブルトリガー待機状態となる。 効果時間中に再度そのスキルをフリックすると、待機状態を解除しダブルトリガーが発動する。 ダブルトリガー待機状態はスキルの効果時間の終了、または自身が撤退することでも解除される。 "スケア・カード"以外のダブルトリガー待機状態には「持続時間」が設定されている。 持続時間が終了する間際(10秒前)には、特徴的な警報音が鳴ると同時に、対象のスキルカードが激しく点滅する。 ダブルトリガー発動時、追加でMPを消費。 またスキル使用時とダブルトリガー発動のそれぞれでスキルを1回使用したという扱いになる。 「スキル使用回数」を起動条件としたサポートカード・ソウルカードのカウントを稼ぎやすい。 + ... このダブルトリガーは本来のスキルカードとは別のカードとして処理され、カードを重ねる事による軽減ボーナスが「0」に固定される。 ウィキッド独自の仕様として、一部のスキルは敵を「ロックオン」することができる。 それらのスキルのDTは「自身」ではなく「ロックオンした相手」を起点にして発動する。 よって本家のバフやマーカーとは違い、ロックオンが成立しないかぎりDTは発動できない。 またロックオン対象はスキル毎に個別に管理されている。 + キャラクター概略 恐らくはオズの魔法使いの物語の序盤に登場する「西の悪い魔女」。特にキャスト名にも使われている彼女のバックストーリーを題材としたミュージカル『ウィケッド』の色が濃い。 オズの国を旅するドロシィ達の前に現れた魔法使いは「今まで誰にも倒されたことのない彼女を倒せば、皆の願いを叶える」と言う。 こうして中盤のボスとなった彼女は様々な配下をけしかけるも、ドロシィ・ゲイルとその友達にやられて、最後には自分も水を被って溶けてしまう。 原作における彼女の扱いは噛ませ犬に近い存在だ。 しかし、そんな彼女にとある小説家が目をつけた。 アメリカで大人気の「オズの魔法使い」のキャラをもり立てた彼女は、エルファバという名前を与えられ、同時に「本当に悪い魔女なのか?」という疑問も投げかけられた。 同じくオズの魔法使いに登場する「良い魔女」との友情。 良かれと思って、最終的にウィキッド…「邪悪な」「悪い」「意地悪な」な結果になってしまう悲しき少女。 そのようなキャラ付をされたエルファバは「ウィキッド」という公演の主人公となり、ドロシーとはまた別の主人公となったのである。 ちなみに「西の悪い魔女」としての登場は「オズの魔法使い」だが、エルファバとなったのは1995年。そしてミュージカルとして「ウィキッド」と名がついたのはなんと2003年と、御伽噺としてはジョーカーの次の新参者である。あれが御伽話かどうかはさておき しかし神筆に描かれた彼女は、西の魔女=エルファバというには少し弱い。 というのも、名前に「ドロシィ」が入っているのだ。 その上、関西弁で人懐っこい印象を持っていた少女がギャングの頭領のような存在になるには、十分すぎる要素を持っていた。 ゲイルの時点で格好が西部劇のカウガール風な時点で、アウトローなのは明白。 仲間(ウィキッドはファミリーと呼ぶが)を大切にするのも、ギャングとしては必要条件だ。 破天荒な少女が、かつての個性豊かで…そして相手を殺すことに躊躇しない仲間たちと共にギャングになる可能性は決してありえない話ではない。 …だが、エルファバではない。とも言い切れない。 ウィキッドの名前は、前述の通り彼女が主人公のミュージカルに使用されている。 そして、アウトローの主人公ゲイルに相反する格好のシェリフ衣装は、ゲイルの好敵手という現れだ。 もしや彼女は、オズの魔法使いの2人の主人公が合体した姿なのかもしれない。 なお、オズの魔法使いでは水に溶けてしまったエルファバであるが、(ミュージカル『WICKED』においては)実は生きており、彼女もまたドロシィと同じくオズの国を後にしている。 作中では好敵手だったドロシィ2人だが、もしかしたら案外似た者同士だったのかも…。 また、技名など随所にギャンブルがモチーフとして用いられているのは、出身地であるカンザスでカジノが解禁されたことに影響している。 同様の影響はオトギフロンティアでも見られ(こちらはギャンブルに狂うというどちらかというと残念な方の影響だが)、人間界での出来事がワンダーランドやオトギノクニにも影響を及ぼしているとも言える。 悪役の魔女がモチーフなのは間違いないのに“ドロシィ”でもあるという謎の多いキャラクターであったが、設定資料集3の発売で紐解かれることとなった。 なんとある人物の野望のため、当時の西の魔女を暗殺するために異世界から召喚されたという衝撃の事実。 彼女の方が原典におけるドロシーに近いかもしれない。 そのターゲットだった西の魔女から恩義を受けた彼女は、倒れたあとに地位と領地、愛するファミリーを引き継ぐことになるのである。 「本来の西の魔女(エルファバ)と別人」であるという点については、原典における魔女の特徴だった「水に弱い」要素が6月チャット等で触れられていないという点から推測できなくもなかった。 ちなみにドロシィ・ゲイルの扱う3人の仲間たちは、元はウィキッド・ドロシィの部下でもある。 詳しくは設定資料集3をご購入ください 表の主人公視点では一見“ただの悪役”に見えて、その悪役視点から見ると危ういバランスを保っている……という構造はまさに本家の『オズの魔法使い』と『オズの魔女記』の関係にのっとっている。 R専用「女義賊の薔薇眼帯」は先代西の魔女からもらったもの。魔法的な力はないらしい。だから性能も…… WR専用「統率者の切り札」に描かれている3体が上記の、のちにドロシィ・ゲイルのお供になる3体。試合開始時のモーション等でもばらまいている。 WR専用「号令かける白銀の笛」は腹心の部下たちを呼び出すためのもの。高解像度でないと見えづらいが、不気味なデザインのカカシ・ライオン・ブリキの絵がついてる。 【セリフ】 「ここは煉獄の世界だ、生半可なやつに明日はない」(戦闘勝利) 「たった一つの切り札が、標的を煉獄に導く」(WSのOL2) キリスト教(カトリック)では、天国には行けないが地獄に堕ちるほどでもない人が炎で罪を清める場とされる。狭義での神とは異質な存在によって清められる場とも。 ただカッコいい漢字や語感から“落ちたものを徹底的に苦しめる地獄も同然の場所”みたいな意味で扱われることも多々。 アウトローなキャラクターとしては後者の意味のが強そうだが、前者として解釈しても「異世界から呼び出された彼女」にとってはオズの国はある意味で「一度目の死で訪れた、神のいない世界」と言えるか。召喚されるときは元いた世界でトラックに轢かれたのだろうか あるいは黒幕によって利用された者に引導を渡す、という解釈も。 「煉獄の“世界”」と言っているのを踏まえるとちゃんと正式な意味で使っている可能性の方が濃い。 「呪縛を受けろ、お前の罪で」(ティンハート・チルトOL2) 「裁くのは私の銃弾だ」(ライオズ・アンティOL2) 上記の引導を渡す者、という解釈と合わせてウィキッド・ドロシィ自身が断罪者であるという読み方もできる。 「賭けるか、貴様の魂」(オーバー・コールOL1) 漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の名台詞「いいだろう 花京院の『魂』も賭けよう」のオマージュ。 敵の(イカサマ)ギャンブラーとの勝負になり、最終戦のポーカーで勝ち目のない状況のはずなのに青天井に仲間や家族の魂を賭けているシーン。一般的なチップの代わりに魂を賭けている。 断罪者ワードとして無関係に被った可能性あるが、ポーカー用語の多いウィキッドの『コール』のスキルのセリフなら狙ったものと思われる。 「赤い血の道を越えて、戦い続けよう。シスター・アンド・ブラザー」 「赤い道を行くか?」 童話『オズの魔法使い』の象徴の一つ“黄色いレンガの道”を、マフィアらしく“(血に染まった)赤い道”とかけたセリフ。 「銃が二倍で、火力も二倍だ」(リリィ初出) 様々な漫画・ゲーム等で類似のセリフが多数あるが、大本なのは漫画『キン肉マン』のウォーズマン理論……らしい(アニオタwiki、ピクシブ百科を参考) ゲーム『テイルズオブシンフォニア』での二刀流主人公セリフ「1本の刀で100の力なら2本で200の力になる」のセリフの方が直接的なオマージュ元かも。 (神筆使いの世代的にも、キン肉マンは1980年代でTOSが2000年代の作品なので後者のが馴染み深い人が多いと思われる) 「テイク・イット・イージー」(お楽しみパック初出) 英語のスラングとしては『気楽にいこう、のんびりして、落ち着いて(呼びかけ)』といった意味。 有名マフィア(アル・カポネ、ゴッドファーザー)や映画、名言系でググったが特に元ネタは見当たらず。 単に「落ち着け」をカッコよく言っただけのセリフかも。 + セリフ集 台詞集目次へ戻る 戦闘セリフ 戦闘開始時 使用キャスト 私に立ち向かって、7分生きていられると思うなよ お前を裁く、私の流儀と法律で 私のテリトリーに近づく者は、すべて散るがいい 使用キャスト(ありふれた日常への憧れ) 私とて、時には年頃の少女のように振る舞ってみたいものさ 味方キャスト 一撃で仕留める 流れに乗るか 外しはしない 使用キャスト(ありふれた日常への憧れ) 笑わないでくれ… ストレートショット ふっ! やっ! そこ! ドローショット 散れ 消えろ ちっ! 回避 やっ! 行け! そこだな ふっ! はっ! 緊急回避 させるか! はあっ! ダメージ ぐっ! うぐっ! ダウン うぐぅっ! 貴様ぁっ! きゃあーっ! レベルアップ 邪魔者を探せ ロールエフェクト発動 私に手を出すな、命が惜しければ 撃破 ずいぶんと安い命だな 早く行け、あの世でやつが待ってる (テキスト)敵を倒してやったよ 拠点攻撃 無駄だ 失せろ 邪魔だ 拠点破壊 敵拠点、壊滅だ 撤退 なに、弾切れだと…? 撤退(敵視点) きゃああ! 帰城 ファミリーのためだ、戻ってやるか 復活 未だ争いは絶えず、か 戦闘勝利時 ここは煉獄の世界だ、生半可なやつに明日はない 戦闘勝利時(変幻の栞) では高らかに宣言しよう、今日からここも私のテリトリーだ スキル LFBジャックポット 使用者 お前の命を預かろう、私が有効に使ってやる 使用者(カスタム1) 家族を守るためならば……私自ら、最期の手段を使おう 使用者(カスタム2) たった一つの切り札が、標的を煉獄に導く 味方使用時 ジョーカーの出番だ (テキスト)ワンダースキルを使うよ! ティンハート・チルト 通常 銀輪の刃が、うつろな心を裂く カスタム1 臆病者は朽ち果てろ カスタム2 呪縛を受けろ、お前の罪で ダブルトリガー 消してやるさ、お前の心を ライオズ・アンティ 通常 勇敢なる獅子の叫びを聞け カスタム1 賭けよう、私の命を カスタム2 裁くのは私の銃弾だ ダブルトリガー お前の勇気を挫いてやろう オーバー・コール 通常 地の果てまで追い詰めてやる カスタム1 賭けるか、貴様の魂 カスタム2 理不尽を受け入れろ ダブルトリガー 一つ、運試しをしようか スケア・カード 通常 知恵なき者よ、荒野で孤独にもがけ カスタム1 ブラフを使わせてもらう カスタム2 死にたくなければ逃げるがいい ダブルトリガー 貴様の知恵、私が奪い取る ストレイト・ラッシュ 通常 満足させてやる、存分に弾を食らえ カスタム1 真っ向勝負も悪くない カスタム2 灼熱の雨で尽き果てろ ダブルトリガー こちらにはまだ、隠し弾がある チャット 意思 左へ移動 左に行くぞ 中央へ移動 中央に行くぞ 右へ移動 右に行くぞ 一人で大丈夫 私は一人でも大丈夫だ 交替します 私が替わろう 援護します 手を貸そう WS使用 ワンダースキルを使うぞ! 巨人を攻撃 巨人を攻撃するぞ 巨人を援護 巨人を援護するぞ ここで粘る ここは耐える 攻めよう 攻めるぞ 守ろう 守るぞ! 依頼 左へ移動 左に向かってくれ 中央へ移動 中央に向かってくれ 右へ移動 右に向かってくれ 一人は不安 一人では...厳しいか... 交替して 私と替わってくれないか? 援護して 手を貸してくれ! WS使って ワンダースキルを使ってくれ 巨人を攻撃 巨人を攻撃するぞ! 巨人を援護 巨人を援護してやってくれ WSに注意 ワンダースキルだ!気をつけろ! 時間に注意 時間がない!急ぐぞ!! 森に注意 森に注意しろ カスタム 優勢だ フフフ、優勢だな! 劣勢だ 劣勢だと…バカな… やった! フッ…良しとするか 手札を集めろ 手札を集めろ イカサマ 私にイカサマは通用しない まかせて 私にまかせておけ 帰城する フッ、帰城する 自己紹介 ウィキッド…口さがないやつは、私をそう呼ぶのさ 地獄にようこそ 地獄にようこそ カードは好きか カードは好きか、お前? いつ仕掛けるか いつ仕掛けるか、それが問題だな 切り札を用意しろ そろそろ切り札を用意しろ! ナイス! さすが、だな ピンチ! 援軍をよこせ 計画通り フフ…計画通りに進んでいるな 運の無いことだ くっ、運のないことだ… ご苦労だ ご苦労だ、シスター&ブラザー できないことは くっ…私にも、できないことは、ある… 謹賀新年 さあ、新しい年だ…気持ちを改めていこうか バレンタイン 君にも甘い贈り物をやろう…それとも、弾丸がお好みか? ハロウィン トリックアンドトリート、どちらか一方など選ばせないよ クリスマス クリスマスプレゼントだ、100発ほど贈らせて頂こう よろしく よろしく、シスター&ブラザー ありがとう あ、ありがとう… ごめん スマンな わかった 了承した あいさつ よろしく頼むよ 感謝 感謝しておく すまない すまないな 気にしないで 気にするな、次がある 指示が欲しい 指示はないか? 了解 了解だ やめておこう 解せんな 気にしないで 気にするな、次がある 同意する 同意する 1月 今年も派手に行こうか、シスター ブラザー 2月 豆鉄砲を食らうがいい 3月 フッ…お近づきのしるしに、握手でも交わそうか 4月 贅沢だな、ただ花を眺めていられるなんて 5月 休む余裕がある、それだけ平和だということさ 6月 水はやらん、欲しければ天を仰げ 7月 星の世界に生きる人々も、きっといるんだろうな 8月 この程度の灼熱など、暑いうちには入らないぞ 9月 背伸びすれば、月に手が届きそうだ……欲しいものだな 10月 這いずり回って汗をかけ、それが勝利への道だ 11月 子供たちは純粋だ……羨ましいよ 12月 来年の話をしよう、未来を考えるのは嫌いじゃない 鬨の声 行くぞ!ぬるい奴らに現実を見せつけてやる! カスタム(追加獲得) 旧リリィ1 有罪(ギルティ)… 旧リリィ2 同じ数のカードがあるんだ、誰にでも勝つ機会はある 旧リリィ3 バレなければ、イカサマではない 旧リリィ4 掴んだぞ、ジャックポットだ! 旧リリィ5 私がテーブルマナーを教えてやる 旧リリィ6 銃が二倍で、火力も二倍だ 当たり前のことを(リリィ7) 当たり前のことをやってみせなくて、何が組織の長だ… (7周年記念配布) 騙し討ちは臆病者の手段……果たして本当にそうかな? (メダルイベor入門パック) 始めるぞ、3つ数えろ (晩夏のおたのしみパック) テイク・イット・イージー 赤い道(資料集特典) 赤い道を行くか? 好意(旧リリィ) お前、私の家族(ファミリー)にならないか? ファミリーと共に(CR10到達) ウィキッド……如何なる汚名を着ようとも、私はファミリーと共に翠玉の国を目指す テリトリー(CR25到達) 私の領域(テリトリー)に踏み入るならば、既に命はないものと思え (EX05到達) 感嘆(EX10到達) やったな!…フ、フン……まあまあだな 活躍(EX15到達) フッ…手応えはあったな ワンダーランド わんだーらーん せ~が~♪ せ~が~♪ ミニマップ 攻撃 これを始末するぞ! 移動 動くとするか 注意 警戒しろ 防御 防衛するぞ! 了解 了承した 選択肢 YES いいだろう NO スタンプチャット フン… その他 キャラ獲得時 赤い血の道を越えて、戦い続けよう。シスター・アンド・ブラザー キャラ選択時 遺言があれば、聞いてやる 最後のお祈りは済んだか? 狙い撃つ、お前の命 キャラ決定時 やってみるさ、明日のために キャラ決定時(舞闘会) やらせていただく すべて撃ちぬこう 好きにはさせないぞ ナイス 私が賛辞を受けるのも、運命ということか ファミリーの支えがあってこその、組織の長、だろ? キャストランク CR上昇 ファミリーと共に生きるため、あらゆる手段を講じてやるさ CR5、10 お前に私を利用など、出来ると思わない方がいいぞ CR15、20 お前が私を使うのではない、私がお前を使ってやるのだ CR25 お前はとんでもないじゃじゃ馬だが、いつか私が乗りこなしてみせる EX00(マメール) ウィキッド・ドロシィと貴方は、信頼すべき、ファミリーとなったようですね EX00(アナスン) 家族の形はそれぞれ。これからも、君と彼女の家族が発展していくのを楽しみにしているよ。 EX上昇 お前の使い道が分かってきた…お前のほうは、どうだ? ペンチャーム 技の断片1 地の果てまで追い詰めてやる 技の断片2 裁くのは私の銃弾だ 苦戦の記憶 くそっ、動けん! 助けて…っ! 冒険譚 支援 (未実装) 占星遊戯祭 運命の水晶:強効果 フッフフ PV Ver5 助けてやる その他テキスト 周年記念 6周年 長い道のりを進んできたものだ。お前もよく務めたよいや……これからも頼むよ。ファミリーの為にも、な 7周年 ファミリーの一員として、よく務めてくれた。礼を言う。……いや、こっちが適切か? これからもよろしく頼むぞ 台詞集目次へ戻る 表を編集する + ◆変幻の栞 栞説明(デフォルト):無法者には冷たい弾丸を。家族には温かな庇護を 栞説明(カラー栞):組織の長ともなれば、相応しい装いが必要というもの。それが家族の顔としての責務なのだから 栞説明(ありふれた日常への憧れ):組織の長として振る舞ってきたことに後悔はない。家族を護るのは当然だ。……ただ、なにも知らない私のままでいた、そんなありもしない未来もあったかもという、つまらない話だよ。 衣装A(CR20達成報酬) 紫&白に青がアクセントのカラー。 デフォルトでのマフラーなどの白い箇所はそのまま、赤だった手袋やネクタイ、眼帯、靴紐が青に置き換わった感じ。 衣装B(スペルリリィ交換 ワンダー部販売) 緑&白に黄土色がアクセントのカラー デフォルトでのマフラーなどの白い箇所はそのまま、赤だった手袋やネクタイ、眼帯、靴紐が黄土色に置き換わった感じ。 衣装C(スペルリリィ交換 ワンダー部販売) 赤&白に淡いオレンジがアクセントのカラー デフォルトでのマフラーなどの白い箇所はそのまま、赤だった手袋やネクタイ、眼帯、靴紐が淡いオレンジに置き換わった感じ。 瞳も赤色。 衣装D(スペルリリィ交換 ワンダー部販売) 濃いめの緑とオレンジを組み合わせた、カボチャカラー。 デフォルトでのマフラーなどの白い箇所はオレンジに、それ以外ほぼ全部濃い緑に置き換わった感じ。瞳の色も薄いオレンジ。 眼帯は緑。銃も濃い緑一色。靴も他のカラバリだとデフォルトと大差ないが、こちらは濃い色になっている。 パンプキン衣装アリスやC栞フィーと並んだらよりカボチャ。 衣装E(スペルリリィ交換 ワンダー部販売) 白&桃に黒がアクセントのカラー。白スーツ。 帽子や上着の色が白くなって、代わりにデフォルトでのマフラーなどの白い箇所が桃色に変わり、赤だった手袋やネクタイ、眼帯、靴紐が黒に置き換わった感じ。 瞳も赤色。 衣装F(スペルリリィ交換) 赤色の髪、赤い瞳に黒い衣装。マフラーも赤。 髪色が初変更。ちなみにサンドリヨンやエルフ組と同じく、最初の方のカラバリは髪色が変わらないという割りと珍しい組だったりする。 ありふれた日常への憧れ 2020年3月のリリィフェスタにて実装。ミニシャドウ・アリス兵士と同時。 センスはさておき、アメリカのストリートにいそうな格好である。 今となっては珍しくないが、拳銃1つで戦うため一部のモーションが変更となっている。 髪型はゆるめの左右三編み。眼帯もパーカーに合わせたデザインに。 ペンキをぶちまけた風なデザインの帽子とズボン、ピンクをベースに黄色でハートや星の模様が入ったパーカー。 銃もピンクっぽい色合いだが、実銃だなと思わせるくらいには細かい。 2022年11月のリリィフェスタにて衣装カラーA~Cが追加。 【黒髪、緑眼、緑をベースにオレンジのアクセントのパーカー。帽子も緑一色にトト子のワッペン。ドロシィ・ゲイルカラー】 【金髪、青眼(おそらくデフォルトと同様?)、藍色に赤のアクセントのパーカー。帽子は黒ベースにピンクのアクセント。銃は黒。デフォルトに近い】 【オレンジ髪、オレンジ瞳、濃いめの灰色ベースに薄い灰色のアクセントのパーカー。帽子は黒ベースに灰色のアクセント。銃はかぼちゃ色。衣装Dに近い】 + ◆変幻の扉絵 デフォルト 扉絵説明:遺言を考えておくといい。私を前にしてそれを告げる時間があれば、の話だが 扉絵A(創聖石の間で交換) 扉絵説明:さぁ選べ。駆け引きの先で見事切り札を撃ち抜けたなら、最後のお祈りをする時間くらいは与えてやるさ WSモーション。 幾多ものトランプをばらまく中にひときわ輝く「切り札」が舞う。 扉絵B(スペルリリィ交換) 扉絵説明:こどもの遊びか?付き合ってもいいが、眉間に風穴が開かなければいいな? くるくる回ってから腰のところで銃を構える。テキスト的には実弾入りらしい。 扉絵C(6周年記念イベントにて先行配布) 扉絵説明:私とは一番遠いポーズと意味だと思うが? 随分な物好きもいたものだ 腰に手を添えて、顔の横でピースをする。トランプが周囲を回転して手元に収束、紫色に光る。 「一番遠いポーズ」とウィキッド自身は語るが、勝利を祈り称えるポーズは、自らの力で勝利を手繰り寄せるマフィア・勝負師には似合わないという意味だろうか?解釈違いなら訂正おねがいします ログインによる獲得時には「長い道のりを進んできたものだ。お前もよく務めたよ いや……これからも頼むよ。ファミリーの為にも、な」のメッセージ付き。 変幻の扉絵D(清秋のおたのしみパックにて先行獲得→2023/02/13より創聖石で獲得) 説明:ショウ・タイムだ。勝利への弾丸は、常に私の手に握られているのさ 2021年10月上旬からのワンダー部ガチャにて先行獲得。 ドロシィ・ゲイルのデフォルトに近い。上に銃をくるくるを投げてキャッチ、前方に構える。カメラが回転する際には銃口に「ふっ」と吹きかけている。 ■ショット性能 ストレートショット 拳銃を二連射する。1発目がよろけ、2発目がダウン属性。 素の射程は美猴と同じ。 発射時には銃口付近から薔薇の花びらが舞う。 基礎射程は短いが発生・弾速・硬直が優秀。 足の速さと相まって、敵の硬直を誘って差し込むのに向く。 後述の"ライオズ・アンティ"で射程を伸ばせば牽制・迎撃手段としても強くなる。 連射式なのでHPが削れている兵士の処理効率も良好。序盤からでも初段はHP半分ほどの兵士を倒せて、二段目はHP満タンの兵士に1確。 ただし連射ゆえに、ダウン弾が出る前に迎撃され得るという短所もある。 本家同様、試合を通して主力となるショット。 弱みはSSアタッカーとして低めの素の攻撃力。 素の遮那より少し低く、ほぼすべてのショットを主体とするアタッカー以下の数値。 「ライオズ・アンティ」のダブルトリガーやWSでの育成バフによって試合後半は爆発力があるが、それらのない序盤は頼りない。 このため序盤はダメージレースに弱く、近接アタッカーでありながらアタッカーとの撃ち合いが怖い。 スピードこそあるとはいえ回避性能は「悪くはないが別に優良でもない」止まり、射程バフ無しだとスカーレット・闇吉備津よりは長いが美猴と同等、他アタッカー全般より短射程である。 アシストで威力を上げ、ジョーカーのようにHP満タンの兵士を二体倒せると後述の「ライオズ・アンティ」の射程アップと併せて制圧力が上がる。 レベル4時点2体確なら各特殊効果が発動している前提で「青の占星術師のヴェール(7)/裁きし者の童話集(9)/怪力無双の百貫目金棒(9)/氷雪刀 雪曇(9.5)」。見ての通りスピードを盛る余地はほぼない。 レベル6以降でいいなら6アシスト枠やWSもあるので、人気アシストで普通にSSを盛っていれば達成しやすい程度になる。 何らかの要因で弾の発射間隔が変化する模様(要検証) + 過去の修正 Ver.4.15-A にて、ダメージ上方。?()→B(2.0) Ver5.20-Fにて、ダメージ上方。全国対戦最上位帯で勝率が低かったためとバトル班コメントあり。B (2.0)→B (2.2) マリクよりちょい上だったのが遮那と同等になってちょっとずつは上がってきている。 ドローショット 大きな光の銃弾を放つ。よく見ると銃弾型に細長く尖った薔薇の形になっている。 発射時には銃口付近から薔薇の花びらが舞う。終点では消えていく際に花のエフェクトが出る。 DS構え時には足元に魔法陣っぽいのが出ている。 キャスト・兵士共にダウン属性。キャストの吹っ飛びはふつう程度。 射程は公式の表記では近距離扱いだが、実際は本家と同じく中距離相当で、アシェンプテルやジョーカーと同等。 発生は及第点だが、硬直はがっつりある。 弾速が非常に遅く、いわゆる停滞撃ちができないのに素で停滞しているように見えるほど。 また描線を鋭角に曲げてもほとんど減速しない。 兵士への足止めに打つ場合、弾速の遅さも考慮しておかないと余分な兵士弾を受けやすくなる。 キャストへの直当ては難しいが移動制限や起き攻めでは有効。 初期威力がやや高めなタイプらしく、連射式SSと相まって序盤の兵士処理は早め。 だがLv3以降は"ライオズ"を常時かけておきたいのでこれを積極的に撃つ必要はない。 ダウンを取った相手の起き攻めにも、MPさえあるなら「スケア・カード」の方が優秀。 スキルからキャンセルドローもできるが、弾速の微妙さもあってあまり活きる場面は多くない。 そもそもドロ―での自衛を必要とするような間合いでスキルを使うこと自体が微妙。 端レーン担当なら、弾速は遅いがさすがのスピードAゆえに開幕兵士止めができる。 「本人の脚は並~やや速い程度だが弾が速いので開幕止められる」組と違い、「弾は遅いが本人の脚がトップクラス」であるウィキッドはこのとき兵士列より若干前に出やすい。 対面のショットを差し込まれて損しないよう注意。 ちなみに兵士弾込みでは2体は倒せる。3hit目以降は減衰ゆえ残る。 ■スキル解説 LFBジャックポット 自身のSSの攻撃力が上昇し、SSの硬直が減少する。 最大MPの上限が解放する。(=最大MPが100になる。現在MPは回復しない) さらに敵キャストに攻撃するたびにSSの攻撃力が上がり、ダメージ量に応じてMPが回復する。 1回攻撃を当てるたびにSS攻撃力が?%上昇し、?回当ててSS攻撃力が25%上昇分でカンストとなる。 効果時間は+MAXで120秒。 上方修正によりVer.5.01-H時点では全キャスト中で最も長い効果時間を持つ。 うまく育成できればネックだった低めの攻撃力、DT発動のためのMP問題が解消され、 試合後半の時間に高い火力のSS・スキルを連発できるようになる。 複数のスキルを連続で使ったり、ダブルトリガーを使うたびに即座にスキルを再発動するような動きも可能となる。 通常SSも威力上昇と硬直軽減が相まって、アシストである程度強化していれば大ダメージかつ安定してMPを回収できる性能と化す。 ただし、他アタッカーのように瞬間的に効果が出せるようなものではなく、基本の立ち回りの延長線で強化するタイプのWS。またSS硬直は減るとはいえ、本人のスピードには貢献しない。 攻撃が刺さらない場合は結局MPが回らなくなる。 如何に場を整え早期に成長させられるか、使い手の技量が試されるWSと言える。 MP回復量はかなり高く、ダメージがほぼ発生しない「ストレイト・ラッシュ」のトランプでさえ1~2程度のMPが回収できるほど。 「ストレイト・ラッシュ」や「ライオズ・アンティ」で強化したSSなどでSMASH HIT相当のダメージを叩き込めば20~30程度は回復できる。 SSでのダウン追撃でも育成が進んでいれば5MPほど回復できる。 固定値であるLinkダメージでも10MPほど回復する模様。(ダウン追撃時のものを目視でこれくらいだった) ただし多々良の「夜叉王ノ庇護」で肩代わりされると全く回復しない。 + 余談 余談だが実装当初は効果時間も短く、使用感は別物。さらに『育成要素持ちで射程長めのSSアタッカー』としてもナイトメア・キッドとも比較されがちであった。そして効果時間が短い上に汎用性(→エアウォの有無が特に)・爆発力(→当時はオバコにキルダメもなかったし、最高SS火力も微妙)も劣り、『攻撃を当ててMP回収』というWSの特性もナイキ側はWS使用時にまず大きく回復する上に効果時間も段違いだった……ということで「ウィキッドWSは光るだけの効果」など散々な言われようだった。 彼女の前に実装されたコラボキャラのジョーカーが拳銃タイプでショットが被っており、しかも分かりやすく壊れキャラだったのも背景にある。元々45秒だったのが段階的にだが120秒まで伸ばされるやけくそじみたテコ入れにはそのへんの背景もあったのだろう、たぶん。 なおそれ以後も上方修正の常連からなかなか抜け出せていない。実装すぐにカカシの耐久が下方された以外は基本上げられっぱなしである。ただVer5.34のライオンDTダメージアップあたりからは「ウィキッド強い」という声も増えてきており、ようやく上方常連からも抜け出せている。Ver5.36-Aの8周年筆によるLv3から大幅SS射程アップとの相性が良かったのも要因としてある。 +1で効果時間が上昇、+5、MAXでストレート攻撃力が上昇 + 過去の修正 Ver.4.15-A にて、効果時間の延長(45⇒60秒) Ver.5.01-FにてSSを当てたときの攻撃増加値が上昇。以前は5%だった。 Ver.5.01-Hにて効果時間の延長(60⇒120秒)及び、それに伴って攻撃ヒット時の最大威力までのSS上昇量が低下した。要は必要ヒット数の増加(最大威力は変わらず) + ポーカー用語から見た分析 ジャックポット、大当たり・大儲けである。 ポーカー用語としては掛け金の総額がとてつもなく多くなり、それを勝ち取ること。 敵キャストに攻撃を当て続けて次々にSS攻撃力とMPを、最終的にはキャストキルも丸儲け。 ライオズ・アンティ フリックすると即時発動し、自身のSSの射程が徐々に上がる。効果時間は50秒。 約1秒毎に射程が延長。 20秒経つと白煙を噴き最大距離となる。(「大風払いの扇」9つ分。デフォルトの射程距離の1.35倍) サンドリヨンSS射程を100とした基準で、78%→103%になる。 中距離アタッカー全般より長い程度のSS射程になるため、他にもSS射程アップアシストと併用すればかなり差し込みやすくなる。 イメージの参考までに、さらに「青の占星術師のヴェール」等で射程を盛ったら近接キャストとしてのSS回転率で遮那・妲己あたりよりわずかに短いくらいになる。 白煙オーラ状態までに20秒かかるので、最大成長してからDT発動までの猶予は30秒という事になる。 はっきり分かるほどの硬直があり効果発動までもやや間があるため、敵の眼前で使う場合は潰されないように注意したい。 ダブルトリガー SSの性質が変化(ダウン属性の単発化・判定巨大化・貫通化)する。また白煙オーラもまとう。 効果時間は30秒。 SS射程はサンドリヨンSS射程を100とした基準で、素が78%→(湯気103%)→100%になる。 テキストには書かれていないが、実ダメージが+8(0.8目盛り)強化される。 SSを一発撃つ・再度ライオズを使用する・一定時間(30秒)経過のいずれかで効果は終了する。 多段SSの弱点である、ダウン属性の弾が発生・ヒットする前に相打ちされるシチュエーションをなくすことができる。 また単発化の副産物としてショット動作全体の硬直も短くなる。 相手からすると兵士列を盾にできないため、対応する方法が限られてくる。 兵士列横から撃てば一掃できるので、端レーンでの兵士処理にも非常に有効。 似たような動きをするロビンの「ダブルショット」は背中まで当たり判定があるが、ウィキッドはおおむね「銃弾を発射する」という見た目通り、正面から判定が生じる。 当たり判定も太いため、左右方向の読み合いにも強い。 DT後の射程については、ミクサ・アシェンプテルと弾サイズや形を考慮しない場合で同等になる。 このSSは兵士・キャスト貫通時に威力が減衰するという噂がユーザー間であった。 しかし多くの兵士を貫通させる検証、複数のキャストを貫通させる検証のどちらでもダメージ量の変化は確認できておらず、気のせいの可能性の方が高い。 +1で消費MP減少、+5、MAXで効果時間が上昇 + 過去の修正 Ver.4.15-EにてSS射程が上限になるまでの時間が短縮。これに伴い時間あたりの射程上昇も増加 Ver.5.01-Fにてダブルトリガー時ストレートショットダメージ上昇とあるがダメージが増えていないため要検証。アナウンスミスの疑いあり Ver.5.34-Hにて、SS変化時ダメージの上方。全国対戦での勝率が低かったとのこと。同時の上方にシュネー、シグル。下方に守童話集、滝夜叉姫、ラージェタイフーン。(というか、ライオズのスキル説明にはSS威力アップする文言がないのだがいいのだろうか?) 数値化してのユーザー検証は困難なものの、体感で「クリティカルが出やすくなった」といった声は散見される。 Ver.5.36-J にてダブルトリガー時の消費MPが減る上方。全国対戦でアタッカー内の勝率が低かったとバトル班コメントあり。同時の上方にマァト、ミラベル、メロウ、ウィキッド・ドロシィ、妲己、全サポーター。下方に妖精女王の宝杖と純白馬面の騎士兜。【DT:20→10MP】 Ver.5.36-P にて、射程上昇値および上限値が減る下方(上限になるまでの時間には変更なしと明記)と、DT時のダメージが減る下方。【素が78%→(湯気107%)→103%】→【素が78%→(湯気103%)→100%】【実ダメージが10増える(らしい)】→【+8ダメージ、またダメージ上限解放も縮小】 全国対戦で9周年ソウル追加後にアタッカー内で使用率および勝率が高かったとのこと。試合を通して少し戦いづらくする意図とコメントあり。同時の上方にサンドリヨンマグスクラウン温羅ルカリトル・アリススカーレット、下方にウィキッド・ドロシィマリクシレネッタエピーヌ、またレダ、ロワナ。 + ポーカー用語から見た分析 アンティとは賭けの参加料、特にポーカーでゲームごとに最初に参加表明として出すチップ。 MPをアンティとして出し、SSが徐々に伸びるように少しずつ稼ぎ、ダブルトリガーでSSを1発だけ大強化の大勝負に出るといったところか。 ティンハート・チルト 自身から引いた線の方向に兵士無視のトランプを放ち、ヒットした敵キャストに小ダメージを与え、“ロックオン”する。 対象には紫色のトランプがまとわりつく。 この効果は一定時間経過するか自身が撤退するまで継続する。 射程はレーン端から端(縦対面の森壁先端)まで届き、弾速も非常に速い。 “ロックオン”は45秒ほどまで継続(35秒で点滅)。 さらに独自のデバフとなる裂傷(最大HPが徐々に減少)状態にする。この効果は各種スキル・アシストでのリフレッシュや耐性では無効化できない。完全耐性・完全無効化なら対応可能。 裂傷中、被弾者は身体から各チーム色のインク(この世界でいう血液のようなものか)を噴き出している状態となる。 効果は+0で35秒程の時間をかけHP最大値を10減少させ、減少値が最大になるとどす黒いオーラを纏う。オーラ後、数秒後に効果が切れ、最大HP部分のみ回復する。 射程、発生共にジョーカーの「HOLD UP!」に近く、兵士を貫通するためそこそこ当てやすい。 ダブルトリガー 発動時に“ロックオン”と“裂傷”状態が終了し、このスキルでロックオンした敵キャストのHP回復効果を下げる。効果は約25秒。 “ロックオン”後にHPミリとなった敵キャストに対して発動することによって取り逃がして帰城された場合、レベル8撤退時と同様の時間相手を回復の泉で拘束することが出来たり、サポーターの回復スキル、アシストやマスタースキルによる回復、攻撃による体力回復(美猴や多々良など)など、ここぞと言う時のカバーや逆転を阻害できたりと状況によってはかなり刺さる。 この効果も“裂傷”と同様、妨害への完全耐性でなければ無効化できない。 ただし、このダブルトリガーはロックオン対象がダウンしていると“裂傷”が解除される効果のみになる。完全に損するのでダウンしているかどうか気を付けておきたい。 レベル2から完全耐性でしか防げないデバフ付与自体は間違いなく厄介なのだが、このスキル単体でキルを取ることはできずアタッカーに求められる仕事とかけ離れてしまうのが難点。 +1で消費MP減少、+5、MAXで射程が上昇 + ポーカー用語から見た分析 チルト、もしくはon tilt 主にカードゲームやギャンブルにて、相手の心理が動揺した様子を指す。 裂傷やHP回復効果効果を相手の動揺と例えたのだろう。 + 過去の修正 Ver5.36-Jにてダブルトリガー時の消費MPが減る上方。全国対戦でアタッカー内の勝率が低かったとバトル班コメントあり。同時の上方にマァト、ミラベル、メロウ、ウィキッド・ドロシィ、妲己、全サポーター。下方に妖精女王の宝杖と純白馬面の騎士兜。【DT:20→10】 スケア・カード 指定した位置へトランプを投げ、カカシの形をしたコアを発生させる。 兵士や巨人の攻撃対象となり、コアHPが0になるか、自身が撤退するか、ダブルトリガーで爆発させることで消失する。 全体の硬直は重たい方で、セリフ「知恵なき者よ、荒野で孤独にもがけ」の"の"でカカシを投げ、"が"くらいから動けるようになる。 キャンセルDSはカカシ投げ動作くらいから出る。 敵拠点奥に置いておくと拠点攻撃の手助けにもなるだろう。 無人のレーンで兵士処理をする際に兵士を足止めするのに有用。兵士処理マスタースキルとの併用が特に一掃性能高い。 他には森の索敵・森出入り口付近で非貫通攻撃への壁としても使える。 正直アタッカーらしからぬ性質を持つスキルである。 サポータードロシィのカカシさんより耐久力が上昇しており、特に兵士弾に対する耐久が段違いで兵士玉のみなら46~55発?くらいまで耐えられる。 (兵士の攻撃力がテリトリーなどのスキルで変動しているとその影響を受けるという噂あり) また、アタッカーのSSも(強化の程にもよるが)1、2発は耐えてくれる。ただ巨人の攻撃には耐えられないし、多段SSのアタッカーも一瞬で破壊してくる。 設置については壁を無視できるものの、設置するまではある程度時間が掛かり、その間は無防備になるため使いどころは気をつけたい。 ダブルトリガー コアを中心とした範囲の敵キャストに大ダメージ、敵兵士に小ダメージ、巨人に特大ダメージを与えコアは消滅する。 発動時には右手に拳銃を掲げてトリガーを引く動き。 トリガー発動から爆発までの発生、範囲ともに優秀で、発動できればかなり有効なスキル。 範囲は9人列の兵士の中央に置けば端から端まで丸々範囲に入る。 セリフ「貴様の知恵、私が奪い取る」の"わた"くらいで爆発し、ウィキッド本人は"恵、"くらいで動けるようになる。 セリフ"の知"で爆発の予告円が出てくるあたりで爆発することが確定する。 それ以前はまだコアの判定があり、たとえスキルフリック後にでも爆発確定前にコアを破壊されればMPだけ消費して不発になる。 対敵キャストに対してはコアを壊しに来たところに打ち込むことでそこそこのダメージになる。 また、ダウンした敵の逃走経路に置いておくことで逃げ道をふさぐ運用も可能。硬直が重たいのでダウンをとってすぐに設置しないと起き上がりに殴られるのには留意。 サポータードロシィと違い兵士特化ではなくなり、無強化で4割程度のダメージに。 兵士をまとめて一掃するならもうひと手間必要。スキル火力を上げて1確にするには100%以上盛る必要があるため現実的でない。 兵士に対してはあくまでも足止め手段と考え、処理に関しては大人しく「ライオズ・アンティ」DTからの貫通SSかラージェ系のMSを使った方がいいだろう。 巨人に対してダメージが大きく、ウィキッド・ドロシィの貴重な巨人処理スキルである。 硬い双汽唱巨人に対して3発で倒しきる火力がある。 一方で攻撃巨人に対しては、火力は問題ないのだが、タイミング・設置位置次第ですぐにコアを殴られて破壊される。味方兵士・キャストの位置、巨人のターゲット方向に注意を払いたい。 陣巨人はカカシの爆発範囲とバフ・デバフ範囲がおおむね一致しているのもあり、エフェクトにまぎれて敵キャストを巻き込むのも狙える。 +1で消費MP減少、+5、MAXでダメージが上昇 + 過去の修正 Ver.5.01-Fにてコア耐久値減少。前は兵士弾80発ほど耐えた。 Ver5.36-Jにてダブルトリガー時の消費MPが減る上方。全国対戦でアタッカー内の勝率が低かったとバトル班コメントあり。同時の上方にマァト、ミラベル、メロウ、ウィキッド・ドロシィ、妲己、全サポーター。下方に妖精女王の宝杖と純白馬面の騎士兜。【DT:20→10】 + ポーカー用語から見た分析 カードは、そのまんまカード、もしくはウィキッド的には手札といったところか。 また、スケアカードはより強い手が完成する可能性のあるカードという意味。 主に、テキサス・ホームデル(2枚の手札+共有の場札5枚から、5枚の組み合わせで勝負する。ドローポーカーと違い、交換などによる運要素がほとんど排除され、ベッドによる読み合いで勝負する。)で、自分の手札が高位のペアやストレート・フラッシュが狙えるなど強くても、『さらに高位のカードが場札に出て相手のペア系手役が上回る』『連番や同スーツが場札に出てさらに上位のストレートやフラッシュを相手が成立させる』などの可能性がある追加の場札のカードのことをいう。 要は「厄介なカード」となるので、出されたら相手に読み合いを迫らせる、ということ。 カカシの英訳であるスケアクロウを含めた意味もあるかも。 ストレイト・ラッシュ ウィキッドの周囲にトランプが囲うように回り、それらが飛んで敵にまとわりつくスキル。効果終了時にはトランプはばらばらに散らばる。 一定時間、前方一直線に一定間隔ごとに自動で兵士、巨人を無視した貫通するトランプ弾を放つ。 このトランプをまとって弾を発射する状態の効果時間は25秒。 ヒットした敵キャストを“ロックオン”し、小ダメージを与える。仰け反り動作を行なわない。赤いトランプのカードが対象にまとわりつくようになる。 ロックオン状態の効果時間は30秒。 “ロックオン”の効果時間は別に扱われるため、弾を発射する状態の効果時間が終了してもDT待機状態は持続する。 ダブルトリガー関連の攻撃能力が高いが、自由方向ではなくまっすぐプレイヤーから見て前方にしか弾は飛ばない。 このため、真横・後方からの奇襲には向かず、また相手に横をとられた際には無力となるため、正面へ回り込む必要がある。 ダウンしていたりバリアMSを使ってたりしている敵に対して“ロックオン”はできない。 一度ダブルトリガーを起動しても「ストレイト・ラッシュ」自体の射撃効果は終了しない。 効果時間中であれば、トランプを相手にヒットさせロックオン状態にすれば何度でもダブルトリガーを発動できる。 「スケア・カード」と同様に、発動から行動可能になるまで硬直が発生するため、敵の眼前で使う場合は注意したい。 ダブルトリガー このスキルで「ロックオンしたすべての敵キャスト」の足元に陣を発生させ、一定時間後に爆発する。 中心部から小さめの5つの陣が広がって大きな円を作り、そのすべてが同時に爆発するようなエフェクト。 発動時には右手に拳銃を掲げてトリガーを引く動きから、銃口にふっと息を吹きかける。 セリフ「こちらにはまだ、隠し弾がある」の“まだ”の時点で攻撃位置が確定し、“しだ”のあたりで爆発する。 範囲はツクヨミの月輪DSとほぼ同等の範囲。ダメージはキャストのみだが大ダメージとある通り、スキル攻撃力無強化でも20ちょい入りそこそこ。(※Lv4のロールエフェクト、Lv6の一律強化により何もなしでも15%ほど強化されている。この記述がどのレベルでの数値か不明) 攻撃力上昇系のアシストがが発動していればSMASHも出しやすい。 範囲発生から爆発までの時間がとても短いため、避けるのは困難。 足の早いキャストですら、動き続けてギリギリのタイミングで回避しなければ避けられない。 移動スキル等でいなそうとする場合、ウィキッドのDTモーションから攻撃位置の確定まで間があるので、移動開始が早いと移動後の位置を爆破される。 範囲は上記のとおりで少し広い程度だが、密接に組んでいる相手にダブルヒットを狙うこともできる。 先に複数にロックオンを仕掛けてから確実に狙うか、DT連発を視野に速攻を狙うか判断したい。 +1で消費MPが減少、+5、MAXでダメージが上昇 + ポーカー用語から見た分析 ストレイト、もしくはストレート(straight) ポーカーにて5枚が連番になっている手役。 1枚でも数字がずれていればワンペア、場合によってはノーペアで終わってしまう。 しかし、フラッシュ(全て同じスート)であればストレートフラッシュで最強の手役になる。 横から隙を突かれてノーペアで終わるか、将又ロックオンを大成功させてストレートフラッシュ級の効果が出るか。 真正面にしかトランプ飛ばせないシュールさゆえ、ユーザーから「名刺交換」と言われたりする。そこまで良いニュアンスでないので普通にストレイトと呼んだ方が無難。 オーバー・コール 自身から引いた線の方向に兵士貫通のトランプ弾を放つ。ヒットした敵キャストを“ロックオン”する。 ロックオンされた敵には青いトランプのカードがまとわりつく。 “ロックオン”は時間経過か自身が撤退するまで継続し、完全耐性のリフレッシュ・レジストでも解除されない。 ロックオン状態の効果時間は180秒。 相手にヒットした際、ダメージおよびノックバック共に無し。「シャキィン」といった感じの音はする。 ヒット系アシストやソウルのカウントも対象外となる。 射程はレーン端からレーンの端にまで届く程度。(ミクサの「ラインフレア」に当てに行くと真後ろに緊急回避しても当たるくらい) 敵キャストが2体以上重なっている場合は同時にロックオンすることがある。(CPU戦だと再現が困難だったため、ラグによる挙動かもしれない。片方を撃破した場合の挙動など情報提供求む) 驚異の長さである効果時間が切れることはまず無いため、“ロックオン”しているだけで長時間相手にプレッシャーをかけることが出来る。 兵士を無視できる点は有用で、ダメージ音がしないため混戦時にはロックされたことに気づかれないこともある。また、“ティンハート”同様に硬直自体は少なく、発生も早い。 判り易い使い方は帰城しようとするミリ残りにトドメを刺す、敵アタッカーを咎めに行く、森にローリスクで突入するなど。返り討ちのリスクも伴うが自身の帰城前に刺しておけば即座にレーン復帰する事も可能。 ダブルトリガー このスキルでロックオンした敵キャストの元へと瞬間移動する。移動後はほぼ相手の眼前(レーン方向)であり、おおよそSSの射程圏内。 さらに20秒間、撃破ダメージが増加する。 通常キルの城ゲージへのダメージは2.64%のところ、+1.98%(1回限りの「白馬の馬頭琴」レベル)と非常に高い。 HPの少ない敵に対して追いかけるのに使うために用いられるが、森に入られた後に発動することで安全に森の中を追いかけることができる。 移動後に無敵時間はあるが1秒も無いため、移動後瞬時に状況を判断しないと返り討ちに合うため注意が必要。 逆にいえば無敵時間で一撃見舞わせることができる。相手も突然自分に重なるように敵が現れたら相当焦るはず。 位置指定型の瞬間移動の常として、とりあえず“ロックオン”をしておき、万全を整えてから発動して強襲することもできる。 ウィキッドが射程で不利な相手に無理やり近接戦を仕掛けることも可能。 移動前に「ライオズ・アンティ」のDTを仕込んでおくことにより、無敵付きのワープと兵士貫通で太いSSというなかなか理不尽なコンボも可能。バリア系・追尾系MSの併用もあり。 しかし、ロックオンした敵の位置が見えていない状態で使うと想定外の場所に飛んでしまうことがあるのが難点。 ミリ狩りをしようと思ってDTしたら敵キャストは帰城が完了しており、飛んだ先は敵城の真前。そのまま城から出た敵兵の兵士弾と敵キャストのショットで返り討ちに…なんてこともありうる。 決してリスクが低くない点も考慮に入れなければならない。 なお、相手についた“ロックオン”のデバフマーカーは瞬間移動の直前に消えるため、注視していればタイミングを察知されてしまう。特にミラーマッチでは後から瞬間移動した方が無敵時間の関係でやや有利になるため、覚えておくと良いだろう。 ウィキッド同士で同時に使用した場合は、それぞれの位置が入れ替わるというなかなか面白い光景が見れたりする。 同じくレアケースだが、フリックしてから移動開始するまでのわずかな間に敵がキルされた場合はウィキッド自身のいる場所に戻るような挙動になる。移動開始後に撃破された場合はそのまま直前まで敵がいた位置に飛ぶ。 (シュネーヴィッツェンの復活スキル「イモータルハート」が関係した場合の挙動は要確認。狙ってやれるかはさておき) 総評すると、『攻めにしか使えないが高い撃破ダメージアップがついてくるエアーウォーク』といったところ。手間がかかる為使いどころがやや難しいが、リターンもそれに見合ったもの。 Ver.5.36-Qでウィキッド以外の撃破ダメージアップ持ちが全体的に下げられた関係で、一人勝ち状態になっている。 発動レベルの速さやMP負担の軽さ、キルダメ、方向や距離が無関係なこと、瞬間的な無敵を武器に、スキルやSSをぶち込みたいところ。 +1で消費MPが減少、+5、MAXで射程が増加 + 過去の修正 Ver5.00-Bにて効果時間アップ。(??秒→180秒)これ以前では30秒あたりから点滅し始めるため、それほど長続きしなかった。効果時間が延長されたことにより、予め相手をロックオンをしておき弱ったチャンスを窺いDT発動、ということが簡単にできるようになった。 Ver.5.01-Iにて弾速アップ。全盛期ホールドアップ級になり、SS硬直程度でも差しにいける速度に。最上位帯での勝率が低かったためと調整班のコメントあり。元からそれなりの弾速はあったしこの調整で勝率が上がるほどなのかはこれから次第である Ver5.20-Aにて瞬間移動後に撃破ダメージが増加する効果が追加。(このあたりからオーバー・コールが準必須な強力スキルとする声が増えてきた印象) Ver.5.35-Dより、DT時の撃破ダメージが上方。【+1.54%(怒髪天くらい)→+1.98%(「轟雷の四股」、「白馬の馬頭琴」レベル)】。ロール内で勝率は低かったが常に低いわけではなかったので、特定のシーンで戦いやすくしたり主流でないスキルを上げる意図とバトル班コメントあり。同時の下方にサンドリヨン・シレネッタ。上方にミラベル・マァト・玉藻・リン・メロウ・シャリス・ウィキッド・ジュゼ・Lアリス・ミクサ・メイディ・多々良・エピーヌ + ポーカー用語から見た分析 コールとは、ポーカーのベッドで、相手が提示したベット額と同じ額を出し勝負に乗ること。 相手と同じ場所に行き、近接戦の勝負に乗るといった感じか。 ■アシストカスタマイズ アシストはSS威力・射程、スピード、MPを中心に強化。「ストレイト・ラッシュ」を使う場合はスキル威力も視野に入る。 (ただし威力を盛っても「スケア・カード」で兵士処理するのは非現実的) ライオズ・アンティで強化したSSが兵士処理・キャストキル双方の肝となるため、SS火力を上げておかないと中途半端になりがち。また、DTを使うためMPも可能な限り確保しておきたい。 SS1セットで兵士2体を倒せるように調整する場合もある。目安としてはLv4でもSSアシストのみで固めれば(速度を盛る枠がなくなるが)到達可能。 差し合いの性能を上げるためにSSの射程や弾サイズを上げることもある。ライオズDT後の貫通弾の性能が特に向上してくれる。 R専用アシスト「女義賊の薔薇眼帯」 レベル5装飾。最大HP中↑とスピード中↑。 固有効果はキャスト撃破時に、一定時間(?秒)SSの弾速が上昇する。 差し込みには有利になるが、発動レベルと上昇値がネック。 採用率は極めて低い。 +5、+MAXで効果時間が延びる。 WR専用アシスト「統率者の切り札」 レベル4武器 SS中↑スピード中↑ 専用効果は、一定時間経過毎(20秒)でスピード上昇(40秒)。 また、一定時間毎にロールエフェクト範囲内にいる味方のスピードが上昇する。 自身へのスピードアップは9.6目盛りほどと下方前の「悲しみを知る涙の真珠」レベル、味方への効果は控えめ。 スピードとSS威力が共存し無難に便利なため採用率は高かった。しかしVer5.34あたりでも四創聖・冒険譚製WRアシストの枠争いで押され気味、そしてVer5.36-A以降は8周年筆「創聖模写・惑乱の魔女」の追加以後はロールエフェクト変化やわずかなSS値、武器であることへよほどのこだわりがなければ採用が厳しくなった。 採用率の高いソウル「氷雪刀 雪曇」の起動用武器としては、低下するステータスもなく無難どころではあるのだが。 素材は「タネのないトランプ」(カテゴリが武器な点に注意) +5、+MAXで専用効果で上がるスピードが上昇。 WR専用アシスト「号令かける白銀の笛」 レベル6道具、最大MP中↑とSS中↑。 固有効果は、キャストヒット回数が一定毎(4回)にスキル消費MPが軽減(12.5%)。 さらに即時HP回復(0.5メモリ)と一定時間(60秒)のHP継続回復(合計1.5メモリ)が付与される。 だいたいスキル表面で3MP,ダブルトリガー時は2MPほどの、ワンセットあたり5MP軽減されるイメージ。 接近してライオンDTの貫通弾をよく使う人の場合は思うようにヒット数が稼げない可能性に注意。逆にDTせずに中遠距離から当てられる立ち回りなら2セットで発動できる。 効果時間は長いものの、それゆえに1回目の発動が遅いと2回目の再発動が微妙になってくる。 またWS中はMPアップ部分の基礎ステータスが完全に無駄になる。 採用率自体は十分にあるが、プレイヤーの好み次第では火力目的でLV6WR武器「身の丈越えの太刀」やSR防具「奪われた鬼斬りの兜」、耐性目的で「四神治める巫女の水晶」が採用されることもある。 +5,MAXで?が強化 素材は「コルクの弾丸」 ○巷で見かけるビルド構成 ver5.36-D現在アシストのインフレにより低レベルのうちでも火力が出しやすくなった。また、8周年アシストの「創聖模写・自由の星見」のおかげでビルド次第ではレベル4あたりから兵士1確ができるようになったため端でもSSを盛って対処することがかなり増えた。 サポート Lv6↑ ソウル MS 創聖模写・自由の星見 笑わずの十二百合or宿運断ちのハサミ 創聖模写・惑乱の魔女or虹色芸術家の絵筆or青の占星師のヴェール 奪われた鬼斬りの兜or 号令かける白銀の笛or 四神治める巫女の水晶 竜駆る乙女 レダ] コラプサースフィア Ver.5.36-Oでの基本形。SR枠は百合の採用率の方が圧倒的に高い(ランキング2位と7位の差) サポート Lv6↑ ソウル MS 創聖模写・自由の星見 宿運断ちのハサミor海賊女王の掠奪剣(SR+武器枠) 虹色芸術家の絵筆or創聖模写・惑乱の魔女or青の占星師のヴェール(WR枠) 奪われた鬼斬りの兜or 号令かける白銀の笛or 四神治める巫女の水晶 氷雪刀 雪曇] コラプサースフィア ver5.36-D~Oでの雪曇型。 SR枠は2点射SSのおかげでヒット数を稼ぎやすい「宿運断ちのハサミ」が主流。SRカードに優秀なものが増えているのでそちらもつい使いたくなるが、「氷雪刀 雪曇」は武器アシストがないとただ威力が上がるだけになってしまうので注意。 端レーン担当時に射程盛りとして運用する場合には「心探しの新兵の銃」を武器枠として採用することもできる。 WR枠は被ダメカットとスピードを盛れる「虹色芸術家の絵筆」か、SSの威力をさらに上げるための「青の占星師のヴェール」、実質無条件にスピードが永続アップの「創聖模写・惑乱の魔女」か、使用者のお好みの枠となっている。 ■戦術 【スキル構成】 「ライオズ・アンティ(必須)/オーバー・コール(準必須)/ストレイト・ラッシュorスケア・カード」 スキルは兵士処理とドッグファイトの要となるライオズ・アンティは採用確定。あとは立ち回りや対面に応じて変えてゆこう。巨人処理・兵士の足止め・対キャストへの不意打ち、森の索敵などを重視するならスケア・カードが有効。特に足回りや各種ショットの硬直に難のある遠距離タイプのキャストは、即座に破壊することが難しい上、兵士を壁にして戦うことが多いので効果抜群。コアダメージが高いキャストの場合は素早く起爆しないと破壊されてしまうことも多いため他のスキルも視野に入る。ただし、これ以外では巨人を即座に処理する手段がないということは念頭に置いておかねばならない。 相手に回復系アビリティ持ちが居たり、他に遊撃性能が高いアタッカーと組んでいる場合はティンハート・チルトが有効。うまくダメージを与えてミリ残りに追い込めば、そのままキルしても良し、逃げられるようならDTで回復妨害でレーン復帰を妨げて押し上げても良し。ただしダメージをしっかり与えないとリターンに乏しい点には注意。端レーンでは刺さればレーンをガラ空きにすることもできるが中央からの援軍に咎められたり、そもそもチルトを撃った後に帰城に追い込めるだけの攻撃を挟む余裕が無い。 キルを狙う場合はストレイト・ラッシュかオーバー・コールを。使い易さを考えると概ねストレイトか。ストレイトは刺されば大抵の硬直に差し込める上に威力も高い。相手の真正面に立つ必要があるので立ち回りがバレバレとなる上にコストも馬鹿にならない。端レーンならば嫌が応にも向かい合っての立ち回りになるため差し込み安いが、使い処を間違えるとキルが取れない上に兵士処理も滞ってレーンを押し込まれる。マスタースキルで兵士処理力の確保も考える事。 オーバー・コールは上手く使えば攻守で相手を引っ掻き回す事が出来るが相手の立ち回りに依存しやすく、DTの移動直後に行動を誤ると返り討ちに遭うリスクが高いため扱いが難しい。特にアンティのバフが育っていない状態でのDTは出来るだけ避けたい。狙い目は相手の中央レーンサポーター、ターゲットしておくだけで相手は森からの兵士処理スキルが使いにくくなり、それだけで一部サポーターの強みを潰せる上に帰城すら細心の注意が必要になる。アンティのDTで貫通を付けてから飛ぶようにすると、相手が兵士列に逃げ込んでも確実に一撃を打ち込むことができる。何度も使える手ではないが、バリア系MSと併用して返り討ちのリスクをなくしたり、ストレイトのDTと併用することで相手の回避硬直を刈ったりすることもできる。逆に相手のウィキッドにオーバーコールを当てられた場合、安易に森に逃げ込むとそれだけで簡単に森を確保されてしまうので注意。 ショットの癖が少なく貫通SSもあるためアタッカーの中では兵士処理能力が高い部類。ファイター不足のアタッカー2人の場合は端担当を積極的に引き受けても良い。ただし中央の相方にマリアンが見込める場合は貫通SSによる兵士処理とキャスト攻撃が両立しやすい。 【立ち回り】 レベル3になってアンティ解禁してからが本番。基本はアンティが使えるなら使用→湯気が吹いた後、対面に兵士列が来たらDT起動して兵士処理(狙えるならキャストへの攻撃)でレーンを維持してゆく。 レベル4以降はスケアやストレイトによる巨人処理・キャストキルなども視野に入れ、MP枯渇に気をつけつつSSで兵士処理やドッグファイトを行ってゆこう。 WSはMPが十分にある時に吐く事。SSで攻めるにしてもスケア連打で巨人処理するにしてもMPが空っぽの時に使っても殆どリターンが無い 総合的に、射程による相性はあれど基本的にインファイターの横槍に対する迎撃力は高いが、基礎火力不足やDTの手間により自分から攻め込む事は苦手。相手のショットを回避しつつSSで丁寧に兵士を処理、巨人処理やレーン押し上げにスケアを使いジリジリと押し上げてゆき、相手の甘えたブッパや帰城を貫通SSやスキルでしっかり狩る事で一気に崩すのが理想の立ち回り。深追いはせず持ちレーンでどっしり構えつつ相手の動きやミニマップをよく見て、キルを狙うかレーンを押し上げるかをよく考えて立ち回ろう。 コメント ↑プレシデンだって言ってるだろ・・・しかし防具はヴェールでいいとして装飾でSS盛るとなると金指輪とツインリボンくらいしか無いけど、Lv6に鬼狩りを入れるとしても果たして足りるのか -- (名無しさん) 2021-03-29 08 55 19 ↑プレシデン、ヴェール、操作板、lv4でSS上がる装飾、lv6でSS上がる装飾でいけんじゃねと思うんで、ちょっと試して来るわ。 -- (名無しさん) 2021-03-29 11 53 43 ↑のビルドで一確出来たわ。=ジョーカーだと余裕ってことだが。 -- (名無しさん) 2021-03-29 14 56 57 [ヴェール・金指輪・ツインリボン・鬼狩り・プレシデン(プレシデン以外すべて+5未満)]でやったらLv81確でした。前述のとおり無強化同然なので重ねによってはLv6いけるかも? -- (名無しさん) 2021-03-29 21 01 15 ついに待ち望んだSSが強化される…ジョーカーと同じ威力になってほしいな -- (名無しさん) 2021-06-06 21 14 19 ライブラリーのマイキャストページで見るとエルルと同じぽい?ステータス欄の数字どうやって出してるんだろ(今更) -- (名無しさん) 2021-06-08 21 43 42 ウィキッドのSS攻撃力はステータス画面で22目盛りでした(このページの表記に倣えば2.2)。編集お願いします。 -- (名無しさん) 2021-06-10 02 47 32 体感できるぐらいには火力上がってますね。試合後半のWS+ライオズDTは結構なプレッシャーかけられます -- (名無しさん) 2021-06-12 11 23 56 今結構アツいキャストだと思う、ウィキッド。エリザ変装服オーバーコールで小拠点一本ぐらいキルダメ持ってくし。オーバーコール上方で頭一つちょっと出たかなって感じ -- (名無しさん) 2023-02-25 20 03 28 サポキラーとして優秀。ピタとヴァイス以外はHP削ればオバコアンティで確実に落とせるのは強い。ピタはエアウォがあるしヴァイスはワープしても壁抜けで回避されるから無理。 -- (名無しさん) 2023-02-25 20 39 50 名前 コメント すべてのコメントを見る
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十人十色(状態表) ◆10fcvoEbko 【H-6/温泉/二日目/日中】 【シャマル@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 [状態]:疲労(中)、魔力消費(中)、腹部にダメージ(中)、螺旋力覚醒 [装備]:クロスミラージュ@魔法少女リリカルなのはStrikerS(カートリッジ0/4) ケリュケイオン@魔法少女リリカルなのはStrikerS [道具]:支給品一式(食料なし)、ルールブレイカー@Fate/stay night [思考] 基本1:守護騎士でもない、機動六課でもない、ただのシャマルとして生きる道を探す 基本2:1のための道が分かるまで、ヴィラルと共に最後の二人になり、螺旋王を説得して二人で優勝することを目指す。 1:ヴィラルと協力して参加者を排除する。 2:クラールヴィントと魔鏡のかけらを手に入れたい。 3:優勝した後に螺旋王を殺す? 4:他者を殺害する決意はある。しかし―――― ※ゲイボルク@Fate/stay nightをハズレ支給品だと認識しています。また、宝具という名称を知りません。 ※清麿の考察を聞きました。必ずしも他者を殺す必要がない可能性に思うことがあるようですが、優先順位はヴィラルが勝っています。 ※ギルガメッシュがマッハキャリバーを履いていたことには気づいていませんでした。 【クロスミラージュの思考】 1:やむを得ず、シャマル達について行く。 2:カミナの方針に従い、助言を行う。 3:明智が死亡するまでに集ったはずの仲間達と合流したい。 [備考] ※ルールブレイカーの効果に気付きました。 ※『螺旋王は多元宇宙に干渉する力を持っている可能性がある』と考察しました。 ※各放送内容を記録しています。 ※シモンについて多数の情報を得ました。 ※カミナの首輪が禁止エリアに反応していないことを記録しています。 ※東方不敗から螺旋力に関する考察を聞きました。 ※螺旋力が『生命に進化を促し、また、生命が進化を求める意思によって発生する力』であると考察しました。 ※螺旋界認識転移システムの機能と、その有用性を考察しました。 ○螺旋界認識転移システムは、螺旋力覚醒者のみを対象とし、その対象者が強く願うものや人の場所に移動させる装置です。ただし会場の外や、禁止エリアには転移できません。 ○会場を囲っているバリアが失われた場合、転移システムによって螺旋王の下へ向かえるかもしれません。 ※転移システムを利用した作戦のために、ニアの存在が必要不可欠と認識しています。 ※他の参加者に出会ったときの交渉はまず自分が行おうかと考えています。 ※ルルーシュとニコラスの両方を疑っています。参加者の詳細名簿をどちらかが持っていた場合、そちらが犯人だと思うでしょう。 【ヴィラル@天元突破グレンラガン】 [状態]:全身に中ダメージ、疲労(中)、肋骨一本骨折、背中に打撲、螺旋力覚醒(本人は半信半疑) [装備]:大鉈@現実、短剣×2 コアドリル@天元突破グレンラガン [道具]:グレン@天元突破グレンラガン、ラガン@天元突破グレンラガン [思考] 基本:シャマルと共に最後の二人になり、螺旋王を説得して二人で優勝する。 1:シャマルと協力して参加者を排除する。 2:体力が回復したら、ラガンで黒い太陽のガンメンを奪い、人間どもに目にもの見せる 4:クラールヴィントと魔鏡のかけらをどうにかして手に入れたい。 5:クルクル(スザク)を始め、これまでの奴ら全員に味わわされた屈辱を晴らしたい。 ※なのは世界の魔法、機動六課メンバーについて正確な情報を簡単に理解しました。 ※螺旋王の目的を『“一部の人間が持つ特殊な力”の研究』ではないかと考え始めました。 ※本来は覚醒しないはずの螺旋力が覚醒しました。他参加者の覚醒とは様々な部分で異なる可能性があります。 ※清麿の考察を聞きました。螺旋王への感情が変化している可能性があります。 ※ダイガンザン(ダイグレン)を落としたのがフォーグラーだと思っています。相殺したエアについては目に入っていません。 ※ビャコウの運転手が誰なのか気にはなってはいます。 ※グレンを入手しました。エネルギーなどが螺旋力なのはアニメ通り。機体の損傷はラガンとの合体以外では自己修復はしません。 ※会場のループを認識しました。 [備考] 螺旋王による改造を受けています。 ①睡眠による細胞の蘇生システムは、場所と時間を問わない。 ②身体能力はそのままだが、文字が読めるようにしてもらったので、名簿や地図の確認は可能。 人間と同じように活動できるようになったのに、それが『人間に近づくこと』とは気づいていない。 単純に『実験のために、獣人の欠点を克服させてくれた』としか認識してない。 【C-6/市街地(中心付近)/二日目/日中】 【スパイク・スピーゲル@カウボーイビバップ】 [状態]:疲労(大)、心労、左腕から手の先が欠損(止血の応急手当はしましたが、再び出血する可能性があります) 左肩にナイフの刺突痕、左大腿部に斬撃痕(移動に支障なし) 、腹部に痛み [装備]:ジェリコ941改(残弾0/16)@カウボーイビバップ [道具]:支給品一式×4(内一つの食料:アンパン×5、メモ×2欠損) 【武器】:UZI(9mmパラベラム弾・弾数0)@現実、ナイヴズの銃@トライガン(外部は破損、使用に問題なし)(残弾3/6) デリンジャー(残弾2/2)@トライガン、デリンジャーの予備銃弾7、日出処の戦士の剣@王ドロボウJING 【特殊な道具】:ブラッディアイ(残量100%)@カウボーイビバップ、風水羅盤@カウボーイビバップ、レーダー(破損)@アニロワオリジナル テッカマンエビルのクリスタル@宇宙の騎士テッカマンブレード 、ヴァッシュ・ザ・スタンピードの手配書@トライガン 【通常の道具】:スコップ、ライター、水上オートバイ、防弾チョッキ(耐久力減少、血糊付着)@現実、高遠遙一の奇術道具一式@金田一少年の事件簿 ウォンのチョコ詰め合わせ(半分消費)@機動武闘伝Gガンダム、ブタモグラの極上チャーシュー(残り500g程) 【その他】:薬局で入手した薬品等数種類(風邪薬、睡眠薬、消毒薬、包帯等) [思考] 1:ジン、ギルガメッシュと合流しカミナを探す 2:全部が終わったら死んだ仲間たちの墓を立てて、そこに酒をかける。 [備考] ※ルルーシュが催眠能力の持ち主で、それを使ってマタタビを殺したのではないか、と考え始めています。 (周囲を納得させられる根拠がないため、今のところはジン以外には話すつもりはありません) ※清麿メモの内容について把握しました。 会場のループについても認識しています。 ※ドモン、Dボゥイ(これまでの顛末とラダムも含む)、ヴァッシュ、ウルフウッドと情報交換を行いました。 【鴇羽舞衣@舞-HiME】 [状態]:背中にダメージ、全身に擦り傷、顔面各所に引っ掻き傷、引っ張られた頬、首輪なし、全身に軽い切り傷 疲労(大)、バリアジャケット [装備]:薄手のシーツ、ストラーダ@魔法少女リリカルなのはStrikerS [道具]:支給品一式、釘バット、X装置、ゲイボルク@Fate/stay night [思考]:皆でここから脱出 1:何としてでも皆を守る [備考] ※螺旋力覚醒 ※失った高次物質化能力を取り戻しました。 ※舞衣のバリアジャケットは《炎綬の紅玉》鴇羽舞衣@舞-乙HiME。飛行可能。 【小早川ゆたか@らき☆すた】 [状態]:発熱(中)、疲労(極大)、心労(中)、軽い脳震盪、左腕骨折、罪悪感、螺旋力覚醒 [装備]:エクスカリバー@Fate/stay night、フリードリヒ@魔法少女リリカルなのはStrikerS [道具]:支給品一式 、ガッシュの魔本@金色のガッシュベル!! [思考] 1:みんなで帰る [備考] ※自分が螺旋力に覚醒したのではないかと疑っています。 ※再び螺旋力が表に出てきました。 【C-6/市街地(MAP右の橋周辺)/二日目/日中】 【ギルガメッシュ@Fate/stay night】 [状態]:疲労(大)、全身に裂傷(中)、身体の各部に打撲、黄金鎧型バリアジャケット [装備]:乖離剣エア@Fate/stay night、マッハキャリバー@魔法少女リリカルなのはStrikerS [道具]:支給品一式、クロちゃんマスク(大人用)@サイボーグクロちゃん 、黄金の鎧の欠片@Fate/stay night [思考] 基本思考:打倒、螺旋王ロージェノム。月を目指す。【天の鎖】の入手。【王の財宝】の再入手。 1:ジンから王の財宝を回収する。 2:菫川ねねねに『王の物語』を綴らせる。 3:“螺旋王へ至る道”を模索。 4:頭脳派の生存者、 異世界の情報、宝具、それらに順ずる道具を集める(エレメント、フォーグラーに興味)。 5:目障りな雑種は叩き切る(特にドモンに不快感) 6:全ての財を手に入れた後、会場をエアの接触射撃で破壊する。 7:月に何かがあると推測。次に月が昇った時、そこに辿り着くべく動く。 【備考】 ※螺旋状のアイテムである偽・螺旋剣に何か価値を見出したようですが、エアを手に入れたのでもう割とどうでもいいようです。 ※ヴァッシュ、静留、ジンたちと情報交換しました。 ※ギルガメッシュのバリアジャケットは、1stがネイキッドギル状態、2ndがクロちゃんスーツ(大人用)、3rdが黄金の鎧です。 2ndを展開する意志はなくなりました。強敵に会った時にのみネイキッドのバリアジャケットを展開しようと考えています。 ※会場は『世界の殻』『防護結界』『転移結界(確率変動を発生させる結界)』の三層構造になっていると推測しました。 ※会場の形状は天の方向に伸びるドリル状であり、ドーム状の防護結界がその内部を覆っていると推測しました。 ※会場のループについて認識済み。 会場端のワープは、人間以外にも大出力攻撃を転移させる模様です。 ※マッハキャリバーによるウイングロード展開を習得。カタパルト代わりに使用可能(ちょっと飽きた)。 ※マッハキャリバーから詳細名簿の情報を少し聞いたようです (少なくともガッシュ、ヴィラル、シャマル、スカー、ねねねについて大まかに知ってます)。 【ジン@王ドロボウJING】 [状態]:全身にダメージ(包帯と湿布で処置)、左足と額を負傷(縫合済)、全身に切り傷 、疲労(中) [装備]:夜刀神@王ドロボウJING(刃先が少し磨り減っている) [道具]:支給品一式x16(食料、水半日分消費、うち一つ食料なし、食料×5 消費/水入りペットボトル×2消費]) 【武器】:偽・螺旋剣@Fate/stay night 、王の財宝@Fate/stay night、短剣 ムラサーミァ(血糊で切れ味を喪失)&コチーテ@BACCANO バッカーノ! 超電導ライフル@天元突破グレンラガン(超電導ライフル専用弾0/5) シュバルツのブーメラン@機動武闘伝Gガンダム 【特殊な道具】:オドラデクエンジン@王ドロボウJING、魔鏡の欠片@金色のガッシュベル!! 全てを見通す眼の書@R.O.D(シリーズ)、緑色の鉱石@天元突破グレンラガン ブラッディアイ(残量40%)@カウボーイビバップ、毒入りカプセル×1@金田一少年の事件簿 瀬戸焼の文鎮@サイボーグクロちゃんx4、ヴァッシュの手配書@トライガン 【通常の道具】:鈴木めぐみの消防車の運転マニュアル@サイボーグクロちゃん 壊れたローラーブーツ@魔法少女リリカルなのはStrikerS、サングラス@カウボーイビバップ マオのヘッドホン@コードギアス 反逆のルルーシュ、シガレットケースと葉巻(葉巻-1本) 衝撃のアルベルトのアイパッチ@ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日- ボイスレコーダー、防水性の紙×10、暗視双眼鏡、赤絵の具@王ドロボウJING 【その他】:予告状のメモ、清麿メモ 、ガンメンの設計図まとめ、がらくた×3、 柊かがみの靴、破れたチャイナ服、ずたずたの番長ルック(吐瀉物まみれ、殆ど裸) 首輪×4(つかさ、シンヤ、パズー、クアットロ) [思考] 基本:螺旋王の居場所を消防車に乗って捜索し、バトル・ロワイアル自体を止めさせ、楽しいパーティに差し替える。 1:ギルガメッシュたちとの合流。 2:その後何人かのメンバーでカミナの捜索。 3:ヨーコや清麿達の死を無駄にしないためにも、殺し合いを止める。 4:ギルガメッシュを脱出者の有利になるよううまく誘導する。 [備考] ※清麿メモを通じて清麿の考察を知りました。 ※ねねねからルルーシュの能力に関する詳細を聞きました。 ※ねねねからルルーシュ=ゼロという事を聞きました。 ※ドモン、舞衣、ゆたか、ねねね、ガッシュと情報交換しました。会場のループについても認識しています。 ※清麿を殺したのはルルーシュだと判断しました。 ※ルルーシュ、ニコラス、東方不敗、ヴィラル、シャマルを殺し合いに乗っている参加者だと判断しました。 ※螺旋界認識転移システムの存在を知りました。 【ガッシュ・ベル@金色のガッシュベル!!】 [状態]:おでこに少々擦り傷、全身ぼろぼろ、全身打撲(中)、肉体疲労(大)、精神疲労(大)、頭にタンコブ、強い決意、深い悲しみ、螺旋力増加中 [装備]:バルカン300@金色のガッシュベル!!、キャンチョメの魔本@金色のガッシュベル!! リボルバー・ナックル(右手)@魔法少女リリカルなのはStrikerS(カートリッジ4/6、予備カートリッジ数12発) 【カミナ式ファッション"グラサン・ジャックモデル"】 アンディの衣装(手袋)@カウボーイビバップ、アイザックのカウボーイ風の服@BACCANO バッカーノ!、マオのバイザー@コードギアス 反逆のルルーシュ [持ち物]:支給品一式×9、([全国駅弁食べ歩きセット][お茶][サンドイッチセット])をカミナと2人で半分消費。 【武器】:巨大ハサミを分解した片方の刃@王ドロボウJING、ジンの仕込みナイフ@王ドロボウJING 東風のステッキ(残弾率40%)@カウボーイビバップ、ライダーダガー@Fate/stay night 鉄扇子@ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日-、スペツナズナイフ×2 【特殊な道具】:テッカマンブレードのクリスタル@宇宙の騎士テッカマンブレード、ドミノのバック×2(量は半分)@カウボーイビバップ アンチ・シズマ管(3つで揃う)@ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日-、砕けた賢者の石×4@鋼の錬金術師 ロージェノムのコアドリル×5@天元突破グレンラガン 【通常の道具】:剣持のライター、豪華客船に関する資料、安全メット、スコップ、注射器と各種薬剤、拡声器、CDラジカセ(『チチをもげ』のCD入り) 【その他】:アイザックの首輪、アイザックのパンツ、アイザックの掘り当てたガラクタ(未識別)×1~6、血塗れの制服(可符香) ブリ@金色のガッシュベル!!(鮮度:螺旋力覚醒) 、ランダム不明支給品x1(ガッシュ確認済み) [思考] 基本:螺旋王を倒す。清麿亡き後も夢を捨てない。私は、やさしい王様になるッ!! 1:ねねね達と一緒にジンの仲間と合流。 2:カミナの捜索に加わりたい。 3:ギルガメッシュに少し警戒。 [備考] ※剣持、アレンビー、キール、ミリア、カミナ、ねねね、ジン、ドモンと情報交換済み ※ガッシュのバリアジャケットは漫画版最終話「ガッシュからの手紙」で登場した王位継承時の衣装です。いわゆる王様っぽい衣装です。 ※螺旋王に挑む決意が湧き上がっています。 ※ロニー・スキアートとの会話は殆ど覚えていません。 ※第四回放送はブリを追いかけていたので聞き逃しました。 ※東方不敗の螺旋力に関する仮説を聴きましたが、理解できていません。 ※東方不敗からラガンの所在について聞きました。 ※螺旋力覚醒。 ※螺旋界認識転移システムの存在を知りました。 ※ギルガメッシュとはまだ情報交換をしていません。 ※清麿を殺したのはルルーシュだと判断しました。 ※ルルーシュ、ニコラス、東方不敗、ヴィラル、シャマルを殺し合いに乗っている参加者だと判断しました。 【菫川ねねね@R.O.D(シリーズ)】 [状態]:本を書きたいという欲求、疲労(大)、強い意志、螺旋力覚醒 [装備]:なし [道具]:なし [思考]: 基本-1:螺旋王のシナリオ(実験)を破壊し、ハッピーエンドを迎えさせる。 基本-2:バシュタールの惨劇を起こし、首輪や空間隠蔽を含む会場の全ての機能を停止させて脱出する。 1:ギルガメッシュに自分の計画に必要なもの(小説・イリヤスフィール(ry)を奪われたことを正直に話す。できれば協力を促す。 2:アンチシズマ管の持ち主、それとそれを改造できる能力者を探す。 3:センセーに会いに行きたい……けど、我慢する。 4:本が書きたい! 本を読んで貰いたい! 5:全てが終わったら、清麿の代わりにガッシュを王にしてやる。 [備考]: ※読子を殺害したスカーを許し堪えることを選びました。スカーの罪、その理不尽は許していません。 ※ラガンをフル稼働させたため、しばらく螺旋力が発揮できません ※清麿殺害の犯人、『イリヤスフィール・フォン・アインツベルンに捧ぐ』を持ち去ったのは、ルルーシュだと考えています。 ※ルルーシュ、ニコラス、東方不敗、ヴィラル、シャマルを殺し合いに乗っている参加者だと判断しました。 ※螺旋界認識転移システムの存在を知りました。 【スカー(傷の男)@鋼の錬金術師】 [状態]:疲労(中)、空腹、強い覚悟、螺旋力覚醒 [装備]:アヴァロン@Fate/stay night(回復に使用中)、ガジェットドローン@魔法少女リリカルなのはStrikerS [道具]:支給品一式x7(メモ一式使用、地図一枚損失水ボトルの1/2消費、おにぎり4つ消費) 【武器】:イングラムM10(9mmパラベラム弾22/32)@現実、イングラムの予備マガジン(9mmパラベラム弾32/32)×5 ワルサーWA2000(4/6)@現実、ワルサーWA2000用箱型弾倉x2、S W M38(弾数5/5)、S W M38の予備弾15発 COLT M16A1/M203@現実(20/20)(0/1)、M16アサルトライフル用予備弾x20(5.56mmNATO弾) M203グレネードランチャー用予備弾(榴弾x6、WP発煙弾x2、照明弾x2、催涙弾x2) モネヴ・ザ・ゲイルのバルカン砲@トライガン(あと4秒連射可能、ロケット弾は一発) エンフィールドNO.2(弾数0/6)、銀玉鉄砲(玉無し)、水鉄砲、短剣×4本 【特殊な道具】:ゼオンのマント@金色のガッシュベル!!、魔鏡の欠片x2(3つで揃う)@金色のガッシュベル!! アンチ・シズマ管(3つで揃う)@ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日-、無限エネルギー装置@サイボーグクロちゃん 【通常の道具】:USBフラッシュメモリ@現実、タロットカード@金田一少年の事件簿、暗視スコープ、単眼鏡、鉄の手枷@現実 糸色望の旅立ちセット@さよなら絶望先生[遺書用の封筒が欠損]、バルサミコ酢の大瓶(残り1/2)@らき☆すた シアン化ナトリウム、各種治療薬、各種治療器具、各種毒物、各種毒ガス原料、各種爆発物原料、使い捨て手術用メス×14 【その他】:マース・ヒューズの肉片サンプル、清麿の右耳、殺し合いについての考察をまとめたメモ 首輪×3(クロ、アニタ、キャロ)、解体済みの首輪×2(エド、エリオ)、首輪のネームシール(清麿) [思考] 基本-1:ねねね達と協力して実験から脱出し、この世界では「堪える」を選んだ者の行く末を見届けたい。 自分は彼らから負を追い払う剣となる。(元の世界でまた国家錬金術師と戦うかどうかは保留)。 基本-2:螺旋力保有者の保護、その敵となりうる存在の抹殺。 1:ジンの仲間と合流。 2:各施設にある『お宝』の調査と回収。 及び螺旋力保有者の守護。 3:ギアスを使用したヴィラルへの尋問について考える 4:螺旋王に対する見極め。これの如何によっては方針を変える場合も…… [備考]: ※言峰の言葉を受け入れ、覚悟を決めました。 ※スカーの右腕は地脈の力を取り入れているため、魔力があるものとして扱われます。 ※会場端のワープを認識。螺旋力についての知識、この世界の『空、星、太陽、月』に対して何らかの確証を持っています。 ※清麿達がラガンで刑務所から飛び出したのを見ていません。 ※ねねね、ドモンの生き方に光明を見ました(真似するわけではありません。自分の罪が消えないことはわかっています)。 ※ルルーシュ、ニコラス、東方不敗、ヴィラル、シャマルを殺し合いに乗っている参加者だと判断しました。 ※螺旋界認識転移システムの存在を知りました。 【ドモン・カッシュ@機動武闘伝Gガンダム】 [状態]:全身に打撲、背中に重度の火傷、全身に軽度から重度まで無数の裂傷、疲労(大)、やや強めの罪悪感、明鏡止水の境地 [装備]:なし [道具]:支給品一式 [思考] 基本:己を鍛え上げつつ他の参加者と共にバトルロワイアルを阻止し、師匠を説得した後螺旋王をヒートエンド 1:ジンの仲間たちと合流する 2:積極的に、他の参加者にファイトを申し込む(目的を忘れない程度に戦う) 3:ゲームに乗っている人間は(基本的に拳で)説き伏せ、弱者は保護し、場合によっては稽古をつける 4:カミナを探し、ニアを守れなかったことを謝罪したい。 [備考]: ※本編終了後からの参戦。 ※ゲイボルクの効果にまるで気づいていません。 ※ループについて認識しました。 ※カミナ、クロスミラージュ、奈緒のこれまでの経緯を把握しました。 ※第三放送は奈緒と情報交換したので知っています。 ※清麿メモについて把握しました。 ※螺旋力覚醒 ※ニアをカミナの関係者だとは確認しました。 【A-7/道路/二日目/日中】 【カミナ@天元突破グレンラガン】 [状態]:疲労(極大)、全身に青痣、左右1本ずつ肋骨骨折、左肩に大きな裂傷と刺突痕(簡単な処置済み) 頭にタンコブ、強い決意、螺旋力増大中、明鏡止水 [装備]:ファイティングスーツ 【カミナ式ファッション"グラサン・ジャックモデル"】 アイザックのカウボーイ風ハット@BACCANO バッカーノ!、アンディの衣装(靴、中着、上下白のカウボーイ)@カウボーイビバップ [道具]:なし [思考]基本:殺し合いには意地でも乗らない。絶対に螺旋王を倒してみせる。 1:ガッシュとクロミラと合流しねぇとなぁ。 2:ヴィラルの野郎、グレンラガンとクロミラを返しやがれ! 3:もう一回白目野郎(ヒィッツカラルド)と出会ったら今度こそぶっ倒す! 4:ドモンはどこに居やがるんだよ。 [備考] ※文字が読めないため、名簿や地図の確認は不可能だと思われます。 ※シャマルを殺し合いに乗っているヴィラルの仲間と認識しました。 ※第二放送についてはヨーコの名が呼ばれたことしか記憶していません。 ※溺れた際、一度心肺機能が完全に停止しています。首輪になんらかの変化が起こった可能性があります。 ※禁止エリアに反応しない首輪に気がつきました。 ※会場のループを認識しました。 ※ドモン、クロスミラージュ、ガッシュの現時点までの経緯を把握しました。 しかしドモンが積極的にファイトを挑むつもりだということは聞かされていません。 ※クロスミラージュからティアナについて多数の情報を得ました。 ※ニアと詳細な情報交換をしました。夢のおかげか、何故だか全面的に信用しています。 ※ロニー・スキアートとの会話は殆ど覚えていません。 ※カミナのバリアジャケットは、グレンラガンにそっくりな鎧です。 ※ニコラス・D・ウルフウッドこそが高峰清麿殺害犯だと考えています。ただしルルーシュ・ランペルージに関しても多少の疑いは持っています。 ※東方不敗が死んだと思っています。 ※東方不敗に修行をつけられました。格闘家としての基礎的なものを習得しました。 ※明鏡止水に覚醒しました。 ※シモン、ニア、ヨーコの死を受け止めました。 ※ゴッドガンダムはショッピングモール跡地に座り込んでいます。 時系列順に読む Back 十人十色 Next 獣人と人 投下順に読む Back 十人十色 Next 愛に時間をⅠ 281 十人十色 ヴィラル 282 愛に時間をⅠ 281 十人十色 シャマル 282 愛に時間をⅠ 281 十人十色 スパイク・スピーゲル 282 愛に時間をⅠ 281 十人十色 鴇羽舞衣 282 愛に時間をⅠ 281 十人十色 小早川ゆたか 282 愛に時間をⅠ 281 十人十色 ギルガメッシュ 282 愛に時間をⅠ 281 十人十色 ジン 282 愛に時間をⅠ 281 十人十色 ガッシュ・ベル 282 愛に時間をⅠ 281 十人十色 菫川ねねね 282 愛に時間をⅠ 281 十人十色 スカー(傷の男) 282 愛に時間をⅠ 281 十人十色 ドモン・カッシュ 282 愛に時間をⅠ 281 十人十色 カミナ 282 愛に時間をⅠ
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君にこの言葉が届きますように(後編) ◆14m5Do64HQ エレオノールが歩く。 念のため、あるるかんは仕舞わずに、己の斜め前方に立たせる。 エレオノールの視線の先には、小刻みに身体を震わせるナギの姿。 年端もいかぬ少女に、予想以上に時間をかけられた事にエレオノールは腹立たしく思う。 だが、それと同時に別の感情もあった。 それはナギに対しての一種の敬意ともいえる感情。 一人だけの力ではないものの、自分を相手に奮戦したナギの意地は賞賛に値する。 「あなたは何故、私が闘うのかと訊いたな? どうせあなたが私に勝てる見込みはない。ならばあなたへのせめての礼として、教えてやろう。私の闘いの理由を」 そう考え、エレオノールはナギに、自分の闘いの理由について話す事を決めた。 その瞬間、うつ伏せに倒れていたナギの身体が、大きく揺れた事には気付いていない。 「あの記憶の中で見た、人形。彼女は人間になった後でも、人が無残に死んで行く惨状に顔を背けていなかった……。 きっと彼女はそれを望んでいたのだろう。人形の私にはわからないが、人間は他の人間が死ねば喜ぶものに違いない。 だからきっとナルミは笑ってくれる……私が人間を殺し回れば笑顔を見せてくれる……そのために私は闘っている!」 以前見た、フランシーヌ人形の記憶。 本来、フランシーヌ人形は人間が死ぬ惨状を見て、その後人間となった。 未だ幼い赤子である、エレオノールに笑ってもらい、彼女自身も心の底から笑えた事によって。 記憶を見た順番の違いにより、生じてしまったエレオノールの思い込み。 だが、エレオノールはその事になんら疑いは持っていない。 元々、人形繰りだけを学び、自動人形の破壊のみに費やしてきたエレオノール。 更に、笑う事が出来ない自分を、人形と思い込む彼女は一般の常識とは逸脱している。 「あなたの知りたいコトは話した。さぁ、そろそろナルミのコトを――――なっ!?」 鳴海が自分の行為を褒めてくれる未来。 そんな未来を思い浮かべ、つい気持ちが昂ったエレオノールが驚く。 エレオノールの視線の先にはナギの身体が映る。 但し、先程のようにうつ伏せに倒れているのではない。 懸命に身体を動かし、頭を上げ、エレオノールの方を向いている。 そのナギの表情にエレオノールは驚きを隠せない。 「ふざけるな……しろがね! お前のその言葉、鳴海への侮蔑にも等しいぞ!」 最早別人とも思えるかのような、ナギの怒りの表情。 確実な怒りをエレオノールは感じる。 何故、ナギがこんなにも怒っているのか?何故、自分の言葉が出てこないのか? 答えの出ない疑問が彼女の脳裏を駆け巡る。 「あの鳴海が、人が死んで嬉しがるわけがないだろう! 他人のために命を張って…… 自分の命が燃え尽きてしまいそうな男が……嬉しがるわけがない!!」 ナギの全身には疲労は勿論として、痛みも未だ残り続けている。 だが、その痛みよりもナギには我慢できない事がある。 それは、意味不明ともいえる戯言を漏らすエレオノールへの怒り。 エレオノールが言っていた、記憶や人形などの話には興味がない。 只、鳴海のために殺人を行っている。 エレオノールがそう言った事に対しての怒りだけだ。 唖然するエレオノールを尻目に、ナギは二枚の紙を取り出す。 「そんな事もわからんお前には、鳴海のコトを口に出す資格はない!」 一枚目の紙を開き、一本の、何の変哲もない白のハチマキが出現する。 才賀善冶によって勝が誘拐された時に、鳴海が巻いた一本のハチマキをナギが己の頭に巻く。 (私にお前の力をかしてくれ鳴海……お前の大事な存在、しろがねの眼を覚ますためにも!) 鳴海が使っていたハチマキを巻いた瞬間、ナギは不思議な感覚に囚われる。 身体の奥底から、心地よい熱が全身に行き通っていく。 その感覚にナギは僅かに両眼を細め、勢い良く開く 続いて、二枚目の紙をナギは開いた。 現れた小さな瓶のようなものをナギは手に取り、一気に飲み干す。 「私が……私が鳴海に代わってお前を叩きなおしてやる! お前達と同じ存在になった……この私がなッ!!」 その瓶の中に入っていたものは、生命の水(アクア・ウィタエ)。 昔、才賀正二がアンジェリーナから半ば強引に奪い、摂取したもの。 みるみる内に、ナギの毛髪、両眼が銀色に染まっていくのをエレオノールは、驚愕の表情で見つめた。 身体を最適な状態に適応させる生命の水により、ナギが遂に、前屈みにもならず、立ち上がる。 続けて、スパイスガールを発現し、武装錬金を発動させ、弓を構えるナギ。 今、再び二人の闘いが始まった。二人のしろがねによる闘争の舞台が。 「あるるかぁん! LES ARTS MARTIAUX! (闘いのアート!) 聖ジョージの剣!」 あるるかんが動く。 右腕の、聖ジョルジュの剣を横方向に振りぬく。 先程スパイスガールの肩に裂傷を与えた聖ジョルジュの剣が、スパイスガールに迫る。 だが、当たることなく虚しく空を切る結果となった。 バックステップをし、距離を取った事で攻撃を回避したスパイスガール。 先程より速い反応に違和感を覚えたエレオノールだが、構わずあるるかんを直進させる。 今度は左腕の聖ジョルジュの剣による、斬撃の一閃が切り裂かんと唸りを上げた。 「甘い!」 「なっ!?」 だが、聖ジョルジュの剣が切り裂く前に、スパイスガールの拳がそれを殴りつける。 瞬く間に軟体化し、不格好な音をたてて、スパイスガールの身体にぶつかる聖ジョルジュの剣。 当然切れ味などなくなっているため、スパイスガールにはなんのダメージもない。 何をされたのか皆目見当が付かないが、エレオノールは即座に次の行動に移る。 踏み込んだあるるかんの左脚を踏ん張り、そのままの勢いで右脚の動作繰りを行う。 「ナルミがお前のやっているコトを知ったら、きっと悲しむ! なんでそんな簡単なコトもわからんのだ!!」 振り上げられたあるるかんの右脚よりも早く、スパイスガールの拳が叩き込まれる。 顔面を殴りつけられた事により、あるるかんが後方へ吹っ飛ぶ。 苦い表情を浮かべながら、エレオノールは同じように後方へ距離を取った。 先程の戦闘で、スパイスガールがナギの近くしか行動できない事は既に知っている。 完全に崩れた、あるるかんの体勢を整えるためにも、エレオノールは一旦距離を取る事を選んだ。 だが、エレオノールの表情が再び驚愕の色に染まる。 「こ! これは!?」 「お前も知っているはずだ! あいつの強さを……あいつのバカみたいなお人良しさをッ!!」 スパイスガールがエレオノールの想像以上の速さ、行動距離を見せた。 朧気に感じていた、先程の動きとの違い。 それが最早、気のせいではないとエレオノールは判断する。 事実、ナギのスパイスガールは成長し、拳速、行動距離など、全ての能力が向上していた。 ジャン・ピエール・ポルナレフがヴァニラ・アイスと闘った時のように。 譲れない想いが、スパイスガールの成長を誘発していたという事だ。 射程外だと思っていたため反応が間に合わず、エレオノールはスパイスガールの拳を腹部にもらう。 あるるかんの繰りを行う指輪が外れるのを防ぎながら、エレオノールは後方へ吹き飛ぶ。 いや、空中であるるかんの右脚を繰り、聖ジョルジュの剣で攻撃を仕掛けた。 拳を合わせるタイミングが取れず、ナギの元へ戻ろうとしたスパイスガールの頬に切傷が生まれる。 「確かにそうかもしれない……ならば、確かめるまでだ!」 以前、自分と共に花火を打ち上げた人物の様子を見にいった鳴海。 そして、誇り高く範馬刃牙と闘った鳴海の姿に、一時は羨ましさを覚えた。 だが、刃牙に核鉄を渡し、不信感もあり、自分の師匠、ギイとも関係があるかもしれない鳴海。 あまりに鳴海に関する事が重なりすぎたため、エレオノールはもう一度彼に会い、話をする事に決めた。 「そのためにも私はナルミにもう一度会う必要がある……答えろ! ナルミは今どこで、なにをしている!?」 頬の血を拭っていたナギに、荒々しくエレオノールが叫ぶ。 そもそも自分の目的である、鳴海の情報を求め、エレオノールは駆け出す。 あるるかんと共に、走り来るエレオノール。 そんなエレオノールをナギは黙って見つめていた。 「――――だよ」 先程とは打って変わって、あまりに小さい声でナギは呟く。 何か様子がおかしい。そう思いエレオノールがナギの様子を観察する。 今すぐにでも泣き出しそうで、必死に涙を堪えているナギの顔が見えた。 「死んだよ……鳴海は……私達に後を任せてな。死んじゃったんだよ……鳴海は……」 ナギがポツリ、ポツリと呟く言葉。 駆け出していたエレオノールの、足の動きがピタリと止まる。 俯きながら、必死に涙を堪えるナギ。 だが、そんなナギを見る人物は一人も居ない。 どこを向いているかもわからない程、エレオノールの目線は泳いでいる。 ナギの言った内容が、エレオノールは直ぐには理解できなかった。 「嘘だ……ナルミが死んだなど……嘘だッ!!」 才賀勝を失い、優勝者の褒美の話もいま一つ信用性に欠ける話である。 そのため、鳴海を笑わせる事だけを目的としてエレオノールは闘ってきた。 だが、鳴海が死んでしまえば、自分の目的は無くなってしまう。 目的がない人形など最早人形ともいえない。言うなれば、ジャンク(欠陥品)だ。 碌に自分の役も演じられず、ジャンクとして人生を終える事になる自分。 「ああああああああああああぁぁぁぁぁぁッッッッッ!!」 その事実を振り解くかのように、エレオノールが走り続ける。 浮かべる表情は怒り、疑念など様々なものが入り混じったもの。 両腕の繰りによって、同じように疾走するあるるかんの動きは荒い。 自分の目的を失い、冷静さを失ったエレオノールの人形繰りは、最早、鮮やかなものとはいえない。 只、目の前のナギを叩きのめし、先程の言葉を撤回させるためにあるるかんを操る。 これまでにない変則的な動きで、あるるかんの両腕がナギとスパイスガールに迫った。 「嘘じゃない! そんな悪趣味な嘘を言うもんか……。鳴海は最後まで、痛いのを我慢して、闘って……死んじゃったんだ!!」 悲痛な叫びを上げるエレオノールに対し、ナギが顔を上げ、力強く叫ぶ。 咄嗟にスパイスガールの左腕で大地を殴り、ナギがその地点に足を踏み込む。 軟化し、柔軟性に優れる大地を蹴り、ナギが跳躍する。 しろがねになる事によって、得る事が出来た身体能力を存分に引き出す。 更に、後方へ飛びながらエンゼル御前の矢を掃射する。 地上で打ち合うスパイスガールとあるるかんから、 少し離れた位置でナギを見上げていたエレオノールは、咄嗟に横に飛びのく。 だが、完全には避け切れず、左ふくらはぎ、左腰、右肩それぞれに一本の矢が突き刺さり、赤い鮮血が噴き出す。 負傷の事実に構わず、エレオノールはあるるかんを操り、右腕の聖ジョルジュの剣が斜め上に振り上がる。 両腕を伸ばしていたスパイスガールの腹部から肩までに、深く、そして長い亀裂が走った。 亀裂が入った部位から、砂のようなものが大気に向って昇っていく。 「ぐっ! まだだあああぁぁぁぁぁッッッ!!」 スパイスガールと同じ傷を受け、赤い鮮血を撒き散らしながらナギが大地に降り立つ。 以前のナギならとっくに致命傷となる程の負傷。 だが、今の彼女にはしろがねとしての生命力がある。 何より、こんなところで終わるわけにはいかない気持ちが、抑えきれない程強い。 少し色が薄くなったスパイスガール一点に、再び精神を集中させる。 今までより更に速い速度で、あるるかんに迫るスパイスガール。 大きく振りかぶり、前方に突き出した右の拳を胸部に受け、あるるかんが破片を散らしながら吹っ飛ぶ。 「では、ナルミが死んでしまったら……私はどうすればいい! 私はナルミを笑わせるために闘ったというのに……。 目的がない人形である私は……この先何をすればいいのだ!? それになんだ……? 胸が張り裂けそうな、この奇妙な感覚は一体……?」 あるるかんと共に、後方へ跳んだエレオノールが両手を自らの胸に当てる。 鳴海が死んだという事を聞かされた後、馬鹿みたいに鼓動が早くなっている。 今までにない、不自然な感覚にエレオノールは動揺を隠せない。 鳴海にもう二度と会う事が出来ない。 その事実が何故か、エレオノールの心をがんじがらめに縛り付けている。 「しろがね……お前はきっと鳴海が死んだコトを認めたくないんだ……。 理屈じゃないんだ……お前もきっと鳴海のコトが大事な存在だと感じているハズだ……。 だから、あんなに怖い顔も出来た……鳴海を深く想っているからこそな……」 スパイスガールを依然発現したままのナギが、苦しそうに呟く。 しろがねといえども決して、不死の存在ではない。 出血が多ければ、常人と同じように死んでしまう。 頬と腹部から肩までに出来た裂傷は完全には修復していなく、未だ血は流れ続けている。 ナギの命が磨り減っている事は、最早明確な事だ。 「ナルミが私の大事な存在……? 私が……ナルミに想いを寄せているだと……人形であるこの私が……この私が……?」 心底不思議そうな顔で、エレオノールは言葉を繰り返す。 この殺し合いに呼び出される前には、人を想うなどという感情は持った事がない。 そのためナギの言う言葉通り、自分が鳴海を大切な存在であるかどうかすらわからない。 只、自分に笑顔を向けてくれた鳴海の姿を思い出すと、不思議な感覚には囚われる。 その事だけしか、今のエレオノールにはわからなかった。 そんなエレオノールに向って、ナギが決心したような表情で口を開いた。 ここ一番の大声を伴って、ナギが叫ぶ。 「バカもん! お前は人形なんかじゃない! 人形が……人形がそんな風に悩んだり、さっきみたいに怒ったりできるもんか! お前も私や鳴海と同じで正真正銘の人間なんだ! 転んだり、迷ったりするけど自分一人で道を切り開ける……。 私達となにも変わらない……この世でたった一人の人間なんだよ! しろがね……いや、エレオノールッ!!」 ナギの言葉が何度も、何度もエレオノールの脳裏を揺さ振る。 自分が人形ではない? とても信じられない事を叫ぶナギに、疑問が生じる。 だが、自分が捨て去った名前を呼ばれた瞬間、何か奇妙な感覚が走った。 「私達とこの殺し合いを潰そうエレオノール! 私達と鳴海もそれを望んでいる! 皆でここから抜け出す事が出来れば……お前もきっと笑顔になれるさ! きっと……きっと鳴海が見惚れるくらいの笑顔が出来る……絶対にだッ!!」 エンゼル御前の矢を放ちながら、スパイスガールと共にナギが走り出す。 自分の言葉をエレオノールがどこまで、受け入れてくれるかはわからない。 そのため、力付くでもわからせるためにナギは仕掛ける。 「私は……私はッ!!」 長きに渡る闘いの癖で、半ば無意識的にエレオノールはあるるかんを繰る。 ナギを自分に危害をなす存在、敵と判断し、迎撃を行う。 エレオノールの闘志は未だ、折れてはいないからだ。 スパイスガールとあるるかんの、二体の人形が肉迫する。 ――スパイスガールの右の拳が叩き込まれた衝撃により、あるるかんの顔が大げさに揺れる。 ――体勢が崩れたあるるかんの左脚が上がり、聖ジョルジュの剣がスパイスガールの右脇を下方から上方へ向って突き刺さる。 ――開いていた右脇を閉じ、あるるかんの左脚を固定し、スパイスガールの左腕が腹部に振り下ろされる。 ――あるるかんの右腕がスパイスガールの左手首を掴み、動きをしっかりと抑えた 「エレオノールーーーーーッッッ!!」 先程スパイスガールを使い、柔らかくさせておいた地面を蹴り、ナギが両手を振りかぶる。 右脇に走った激痛、出血に表情を歪ませながらナギは跳んでいた。 その両手に握られたものは核鉄。 スパイスガール、そしてあるるかんを飛び越え、核鉄による打撃でナギはエレオノールの沈黙を狙う。 スパイスガールとあるるかんは互いに組み合い、行動は難しい。 ナギとエレオノールを邪魔立てするものはなにもない。 「なっ!?」 だがそんな時、ナギは驚きの声を上げ、急に身体の動きが鈍くなる。 ナギの視界に、身体中が砂のようなものとなり、消えていくスパイスガールの姿が入る。 いくらしろがねになったといえども、スタンドを操るナギの体力、特に精神力は底を付いていた。 完全に消えたスパイスガールから、抜け出したあるるかんがナギに向って飛び上がる。 武装錬金を発動する暇もなく、そのまま核鉄をあるるかんにぶつけようとナギは両腕に力を込めた。 「……おしまいだ」 だが、核鉄はあるるかんにぶつかる事なく、あっけなく地に落ちた。 あるるかんの、右腕の聖ジョルジュの剣にはべっとりと赤い鮮血が張り付いている。 ドラゴン殺しの英雄の名を取った、聖ジョルジュの剣の切れ味は凄まじく、容易に物体を切断できる。 たとえ、しろがねになった人間の身体でさえも。 全身に、真っ赤な鮮血を浴びた、エレオノールの姿がそこにあった。 ◇ ◆ ◇ 「私を人間と言ってくれたコトは嬉しく思う……だが、私には実感が湧かない。 私が人間であるというコトも……ナルミが死んでしまったというあなたの話も……」 核鉄を回収し、エレオノールが呟く。 生身の身でありながら、とてつもない強さを誇った鳴海。 エレオノールにはそんな鳴海が死んでしまったという事実がとても信じられなかった。 いや、信じたくなかったかもしれない。 ナギが自分の事を惑わすために付いた嘘だと、思いたかったのかもしれない。 (でも本当にナルミが死んでいたら……私は……私は……どうすればいい……?) 心に疑念を持ちながら、エレオノールは走り出した。 仮初の同盟を組んだ相手、マーティン・ジグマールの元へ戻るために。 一人ぼっちではどうしようもなく、不安で自分自身を見失いそうな錯覚に脅えながら。 エレオノールは走り去った。 ナギの真っ赤な返り血を全身に浴びたままの姿で。 胴体を切断され、二つに分かれる事となったナギを残して。 【D-3 西部 1日目 真夜中】 【才賀エレオノール@からくりサーカス】 [状態]:全身に打撲と裂傷、腹部に中程度のダメージ、左ふくらはぎ、左腰、右肩に矢による傷 (しろがねの再生力、核鉄の治癒力で再生中)、精神不安定 、血まみれ [装備]:本部の鎖鎌@グラップラー刃牙、あるるかん(白金)@からくりサーカス (頭部半壊、胸部、腹部に大きな損傷、全身にへこみと損傷あり、血まみれ)、エンゼル御前の核鉄@武装錬金(核鉄状態) [道具]:青汁DX@武装錬金、ピエロの衣装@からくりサーカス、支給品一式 [思考・状況] 基本:??????? 1:取り合えずジグマールの元に戻る。 2:ナルミが本当に死んでいたら…… 3:強い者とは無理に戦わないが、勝機を逃すつもりはない。 4:ジグマールと共に行動し、強敵を減らす。 [備考] ※ジグマールと情報交換をしました。 ※参戦時期は1巻。才賀勝と出会う前です。 ※夢の内容はハッキリと覚えていますが、あまり意識していません。 ※エレオノールが着ている服は原作42巻の表紙のものと同じです。 ※ギイと鳴海の関係に疑問を感じています。 ※メイクは落としました。 ※フランシーヌの記憶を断片的に取得しています。 ※「願いを叶える権利」は嘘だと思っています。 ※制限についての知識を得ましたが、細かいことはどうでもいいと思っています。 ※ケンシロウとキュルケを恋人同士だと思っています。 ※鳴海の死亡を嘘だと信じたい節があります ※エンゼル御前は使用者から十メートル以上離れられません。 それ以上離れると核鉄に戻ります。 『私――――――ト――――――――ない。が――――――う――――――ナル――――――たと――――――話も……』 (なにを……なにをいっているの……だ、エレオ……ノール……?) エレオノールが何か言っているようだが、ナギにはよく聞こえない。 身体をしろがね化させたといっても、無理やりに動かしていた分疲労は大きかった。 最早碌に言葉を出す気力も、腕一本も動かす力もない。 腹部に走る焼けるような痛みがナギの力を、気力を奪っていた。 しろがねの強靭な生命力により、なんとか生きている事が出来ている状態。 うつ伏せの状態で、自分の下半身を見る力もないナギだが、自分の身体に起きた事はわかる。 空中であるるかんに胴体を切断され、地に落ちていく自分の下半身を見届けたからだ。 エレオノールに声をかけようとしたが、彼女が立ち去る音が彼女の気配が消えたのでナギは諦めた。 (まぁ……十分に……時間は稼いださ……あとは独歩さんや……ケン、こなた達に任せて……ちょっとだけ……寝ようかな……。 ……カズキ……ジョジョ……マリア……鳴海……私は……私なりに…………頑張ったぞ。 だから……もうすこし…………待ってく…………れ……) 今まで出会った仲間、知人達の顔を思い浮かべ、ナギが両眼を細める。 皆、いい人達で自分をお金持ちのご令嬢としてではなく、一人の少女として見てくれた掛替えのない仲間。 何故か彼らの事を思い浮かべると、心地よい気持ちになってくる。 もうすぐ、自分の命が尽きようとしているというのに。 その不自然さに、いいようのないナギは可笑しさを覚え、同時に悲しくなってきた。 自分の愛する人、そして尊敬する人である二人に会いたくなってしまったから。 (ハヤテ………………ヒナギク…………もっと…………遊びた……かったんだぞ …………私は…………いっぱい……いっ……ぱい……だ。 でも……………………悔いはない…………やれるだ…………けのコトは …………やったから……な……………………。 しろがね…………のコト…………が…………すこし気に…………なるが…………) 身体が段々と固くなり、全身のコントロールが効かなくなるのがわかる。 以前、鳴海が死んだ時のように、自分の身体にひびが走っていくのをナギは確認した。 それはしろがねがこの世を去る印。 ナギの両頬に涙がポロポロと滴る。 (ごめんよ…………ハヤテ…………お前を…………残して……………… 死んでしま…………う…………私を…………ゆるし…………てくれ……。 …………こんな私だが…………ハヤテ…………最後に…………もう一つ ……………………おねがいして…………もいいか…………) 運命の人、ハヤテと過ごした日常をナギは振り返る。 ――クリスマス・イブの日、暴漢に襲われた自分を助け、情熱的な告白をしてくれたハヤテ。 ――自分の我侭を聞き、自転車を漕いで一緒に初日の出を見に行ってくれたハヤテ。 ――狂言誘拐で誘拐され、東京の地下で暴走したロボットから自分を助けてくれたハヤテ。 ――秘密のダンジョンを探索中に、悪霊がついたロボットの囚われた自分を助けてくれたハヤテ。 数え切れない程の、大切な思い出を思い出す度に、ナギは涙を零す。 (もし私が…………うまれ…………かわるコトが…………できて…………ハヤ……テ…………の前に……あらわれた……ら……。 その時は…………ま…………た……私…………の…………) だが、その表情は決して暗いものではない。 それどころか、どことなくナギは嬉しそうな表情を浮かべていた。 (執事を…………やらない…………か……? ずっと…………ずっ……と…… 私の執事を………やってくれ…………。 私の…………一番…………大切な……人……大好きな…………ハヤテ…………) その瞬間、バリンと、何かが割れるような音が辺り一面に響いた。 その音を聞いた者は誰一人として、居ない。 只、赤い鮮血に塗れた一本のハチマキ。 そして、以前三千院ナギであったモノが辺り一面に散らばっていた。 粉々に砕け散った、破片が。 だが、彼女の顔の破片はどこか満足げなものであった。 実際には、心の中で呟いただけであったが、ナギは綾崎ハヤテに最後の言葉を言う事が出来た。 その事がナギを満足させる事が出来たのかもしれない。 君にこの言葉が届きますように――――――そんな願いを込めた言葉を、言う事が出来たから。 【三千院ナギ@ハヤテのごとく!:死亡確認】 【残り21人】 前編 207 弟 投下順 209 らきすた ~闇に降り立った輝星 207 弟 時系列順 209 らきすた ~闇に降り立った輝星 202 何をしても勝利を 三千院ナギ 死亡 202 何をしても勝利を 愚地独歩 210 運命の罠 202 何をしても勝利を ケンシロウ 210 運命の罠 202 何をしても勝利を 才賀エレオノール 210 運命の罠 202 何をしても勝利を マーティン・ジグマール 210 運命の罠 202 何をしても勝利を 泉こなた 209 らきすた ~闇に降り立った輝星 201 笑顔 赤木しげる 209 らきすた ~闇に降り立った輝星