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第一夜 「こんな攻撃じゃ私たちはやられないよ?」 「こなちゃん、もう一体着たよ!」 街外れの廃工場。乾燥した風の吹き抜ける中、闇夜の舞を華麗に踊る二人の天使。 蒼翼の天使、泉こなたは夜空を駆け巡る。彼女の長い髪の毛はまるで意思を持つ翼のように翻る。 紫の巫女、柊つかさは隠し持っていたその才能を思う存分披露するが如く、強力な結界を幾重にも敷き詰めていた。 「・・・明王火炎呪:焔鎧!」 全身を火炎が包み込み焔の塊となったこなたは眼前に迫る異形のものに向かって突進していく! 「ほりゃぁ!爆炎(ダ○ド)!」 手のひらから発せられた光弾が異形の化物の腹部に当ると、それは内部から弾けるように爆破を起こし絶命した。 「ふふふ、ダ○ク・シ○ナイダー様から頂いたのだよ」 にやりと笑い、化物の残骸を見下ろす。 しかし、直後に強烈な衝撃がこなたを襲う! 「いてっ!」 地面に叩きつけられる少女!しなるムチのように当てられた化物の触手が更に追撃してくる! こなたは咄嗟に身体をよじり地面を転がった。土をえぐり畑を耕すかのように突き刺さる! 「う、油断した!つかさ!」 「うん!」 つかさは手に持っていた包みをこなたに投げる。身体を起こす反動で飛び起きるとそのまま跳躍し包みを受け取った。 中から出てきたのは明王がその手に持つと言われる真鍮製の独鈷杵が二つ。 以前の彼女が持っていたものとは違い、剣の部分が短く、握ると両側が少し飛び出る程度のもの。 こなたはそれを両手に握り締め化物に向かい突き出す。 「いくよ~?」 とても化物と対峙している人間の表情とは思えない、悪戯っぽい微笑を浮かべこなたが術を唱える。 蛸の形容をした化物の触手が四方八方からこなたに向かい襲ってきた!!! 「こなちゃん!あぶない!」 もうだめ!つかさは思わず両手で顔を覆い力いっぱい目を閉じた。 「七鍵守護○!ハーロー○ーン!」 独鈷杵により増幅されたこなたの術がその双方の先端からほとばしり、碧く煌く炎の龍となり化物の触手ごと焼き尽くしていく! 「○×G□☆※ーーーーー!?」 人間では聞き取ることが出来ない不可思議な断末魔の雄たけびを上げ、蛸の化物は焼失していった。 「こなちゃんすごいねー!えっと、バーロー・・・なんだっけ?」 「そ、それはわざとなのかな?つかさ・・・」 「およよ?あはは」 ぺろっと舌を出して頭をかく紫色の巫女。 多少セーラー服は汚れているものの、息一つ乱していない蒼翼の天使はにやりと笑う。 「あれもダーシュからもらったのだ!ていうか、術と名前は全然関係ないんだけどね!」 わっはっはーと腰に手をあて、大きな声で笑う。 その声が暗闇に包まれた廃工場に響き渡り、やがて吸い込まれていくと、辺りは再び静けさを取り戻した。 「やっぱね、技名は重要だと思うわけなのだよ!」 「うんうん、こなちゃん、すっごくかっこよかったよ~!」 「そんなに重要な問題なのか!?しかもパクリだろ?」 深夜の非日常を体験していたことが夢かのような平穏なる日常。 こなたは親友3人に熱く”技”の説明を施す。 「泉さんは体術、呪術ともにとてもアクティブなようですわね」 「いやいやぁ~、みゆきさんがいろいろ下調べしてくれるから私たちも大助かり!」 「うんうん!私もね、呪文がたくさんあるから、いつ何を使うのか?で混乱しちゃうもん!」 「あはは、つかさらしいね・・・」 その笑顔とは裏腹に紫のかがみは少しうつむいて、表情を隠していた。 あの日、私は最も愛すべき親友に新しい命を貰った。 新しい命。その親友が自らの命と引換えにしてでも守ろうとしてくれた私の命。 大切にしなくちゃ・・・。 そう思うと悲しくなる。今、すぐ横で3人が楽しげに繰り広げている談笑が私には冷たく突き刺さる。 彼女達に悪気がないのは分かっている。これはただのわがままだ。 かなたさんの手により封印された私の力は、お父さんいわく「非常に不安定」なのだという。 術者がこの世界に存在しない為、強力な封印ではあるものの、その信頼性は低いらしい。 何らかのきっかけ、妖魔たちの放つ瘴気や術などにより封印が解ければ、私はまた、あの汚らわしい雪女に変貌してしまうだろう。 そうなれば、今度こそ、この愛おしい親友達を自らの手で殺めてしまうかもしれない・・・。 私はそれを考えるたびに、隣で微笑む親友達の輪に入ることをためらい続けていた。 ―――独りだった自分を助けてくれた仲間のために、私はまた独りになるんだ・・・。 「ほな、今日はこれで終わりや!先週から校内の器物がいくつか破損する事件が起きてるようやから、みんな、気ぃつけて帰りや~!」 「センセー!ぼくじゃありませんー!」 「わかった、白石、お前職員室まで来い?えぇな!?情報は掴んどるんや!」 「な!?やぶへびっ!?」 いつものように放課後を告げる予鈴がなり、クラス中にざわめきが巻き起こる。 皆、それぞれに帰り支度をはじめ、一人、また一人と消えていく。 「先程の件ですけど・・・」 みゆきがいつになく真剣な表情でこなたに話を切り出す。 教室内には彼女達を含め数名しか残っていない。 「へ?先程って?」 「黒井先生のお話にあった、器物破損事件です」 「あぁ、職員室の窓ガラスが割れてたり、銅像が粉々になってたって噂のやつだね?」 「はい。私、いろいろとデータを検証して、独自に調査をしてみたのですが・・・」 「もしかして・・・」 「はい。もしかしました。妖魔です」 その言葉にこなたとつかさは敏感に反応して、背筋を正した。 「”柊さん”に言わせれば、怨念の塊と申しましょうか・・・。おそらくこの学園に残るいくつかの思念の集合体のようです」 「・・・いやだね。こんな近くにも出るようになっちゃったんだ・・・」 3人の表情が変わる。言葉を繋げられなかった。 そこへ、とびきり明るい声でかがみが現れた。 「おーっす!帰ろうー!って、あれ?みんなどうしたの?」 さすがに親友達の表情を見て察したのか、かがみは声のトーンを落とし、ゆっくりと近づいた。 「かがみんや~、ごめんー・・・。”バイト”が入っちゃった・・・」 「”バイト”って・・・」 「お姉ちゃんゴメンね。私もお手伝いに行くから・・・」 その言葉で全てを理解したかがみは、一瞬うつむき考えを巡らせたがすぐに顔を上げ、そして満面の笑みを浮かべた。 「そか!二人ともがんばってね!みゆきも二人を助けてくれてありがとう!私は何も出来ないけど、応援だけはしてるからさ! あ、そうそう!一応怪我しないようにお祈りもしてるんだよ?別にこなたの心配なんかしてないけどさ、つかさはドジだからねぇ~! 危なっかしくて!あはは、んじゃ、邪魔しても悪いから、先行くわ!またね~」 「かがみ・・・」 「お姉ちゃん・・・」 二人には何も言えなかった。 無理に明るく振舞っていたかがみをのけ者にしてるような気がする。 しかし、彼女を巻き込めば、自分達の手で彼女を抑せねばなるまい。 そうなれば最悪の場合は・・・。 こなたは頭を2,3度振る。たった今脳裏をかすめた自分の思考を払い落とすかのように…。 「はぁ・・・」 うなだれ、肩を丸める。かっこ悪い。こんなとき彼氏がいたら元気にしてくれるのかな? いや、そんなものが欲しいわけではない。 私は正しいことをしている!愛すべき妹、愛すべき親友達のために、私は彼女達の足を引っ張らない。 これが今の私に出来る最大限の恩返しだ。 かがみはこみ上げてくる感情に気づかないふりをしながら、そう堅く心に刻み込んだ。 「お~い!ひぃらぎー!珍しいなぁ、一人かよ?」 「日下部・・・」 背後から脳天気で舌ったらずな声が聞こえた。 振り返ればそこには日下部みさお。その横にはいつもと同じように峰岸あやのの姿もある。 「あれ?柊ちゃん泣いてる?」 「ば、ばか!泣いてなんかいないって!ちょっと目に砂埃がさ」 「あはは!いつも目を見開いて怒ってっから、そうなるんだよ!」 「なに!?わ、私がいつそんなに怒ってるんだ!」 「ほら、怒ってるじゃんよー!」 「そ、それはあんたが」 「まあまあ、柊ちゃん、落ち着いて。よかったら一緒に帰ろ?」 その一言が今のかがみには何よりも優しくあたたかい響きに聞こえた。 「う、うん・・・」 相変わらず、みさおが後ろでわめいているが、今はそれさえも心地よい。 今は少しだけ嫌なことを忘れていよう・・・。 第二夜 「で、なんでゆきちゃんいるの?」 「つかさ、黒っ!」 最近はカバンの中に詰めて持ち歩いてる巫女服を整えながらつかさが問う。 「百聞は一見にしかず!目の前で見てみたいのです!」 家から持ってきたデジカメとレポート用のノート、みんなの足を引っ張らないようにと考えたのか、ジャージ姿のみゆきが力強く答えた。 「なるほどねぇ~。みゆきさん好奇心旺盛だねぇ~」 陵桜セーラー服を脱ぎ捨て、”北高”セーラー服に着替えるこなた。 「泉さん。前から気になってたのですが、それは?」 「あぁ、これ?似合わないかな?とくちゅー品なのだよ!」 「はぁ・・・。なんか、霊力が上がるとか、袖にプロテクターとか・・・」 「あはは、ないない!そんなのないよ~!ただのコスプレ!今度、みゆきさんの分も作るから『禁則事項です!』って練習しておいてね?」 「はぁ、わ、わかりました」 「あは。でも、ゆきちゃん気をつけてね?ほんとに危ないからね?」 「はい、つかささん!」 紫の巫女は目を閉じ、ゆっくりと言霊を紡ぎだす。それをじっと見つめるみゆき。 両の手の指を身体の正面で絡ませながら、少しずつイメージをしていく。 自分が呼び出したいものを両手で再現しながら、そのものに宿る八百万の神に呼びかけ、具現化する。 ほぼ毎回呼び出す土で作られたヴェール。対物理衝撃用の結界、いわば防御壁。 つかさの掌から、あふれ出した水のように、黄金色の霧が湧き出してくる。 その黄金色の霧を、雲でも掴むように優しく抱きかかえ、みゆきの頭からかぶせていく。 その全てをみゆきに纏わせると、つかさは小さく頷き、微笑んだ。 「すごいですわね!実際目の前で見てみると・・・」 みゆきが感嘆の声をあげ、自らにまとわりつく黄金色に輝くヴェールを興味深げに眺める。 するとそこへ、つかさがゆっくりと近づいてきた。 つかさはみゆきの真横に立つと両手でみゆきの腕を掴み、目を閉じる。相手の身体を少しだけ引き寄せ・・・ 「わ!わ!な、なにをするんで・・・・」 「わお!つかさ大胆!!!」 小さな唇を少しだけ尖らせ、みゆきの頬に口づけする。 「・・・。ふふふ、ちょっと、恥ずかしいんだけどね!こうすると、土の神様が喜んでくれるの!」 「な、なるほど・・・」 「ふむふむ、じゃあ、土の神様は男神なわけだねぇ~、ふぉふぉふぉ。つかさ!グッジョッ!」 こなたの親指が力強く突き出される。 実際には、みゆきの頬に触れる直前でつかさの唇は止まったのだが、傍から見ればそれは口づけ以外の何ものでもなかった。 「さ、さあ、い、行きまひょうか!?」 動揺して声を裏返すみゆき。不覚にも、つかさにときめいたなんて事は今後、何があっても話すまいと心に決めた。 かがみの表情は先程とは比べるべくもなく明るく元気な笑顔を浮かべていた。 それは同一人物に見えないほどに。 「あはは!なんか、いいよね!こういうの!」 「もう、柊ちゃんどうしたの?子供みたい!うふふ」 「私はこういうひぃらぎも好きだっけどなあ~」 そもそも私たち3人は仲がよかった。5年も同じクラスで授業を受けていれば嫌でもそうなる。 かがみは自分自身の過去を懐かしむかのような表情で、目の前の友人達と談笑を楽しんだ。 3人は当然のことではあるのだが、世間一般的な女子高生がするように、洋服を眺め、雑貨を手に取り、雑誌を流し読みして、無邪気に笑う。 彼女達の家からそれほど遠くもない商店街。小学校、中学校のころであればこの辺りに来ることさえ一大イベント!立派な”お出かけ”だった。 「ふー、ちょっとのど乾いたな?何か飲もう!?」 「う~私ミートボール~」 「それ、飲み物じゃないよ、みさちゃん!」 「おなかすいたってば!」 「あはは!じゃあ、いつも行ってたファミレスにしよ?」 3人は近くのファミレスに入り、なれた所作で”いつも”の席へと着く。 ドリンクバーを注文し、各々好きな飲み物をとり、席へと戻る。 取り留めのない世間話が続く。それは普通の女の子にしてみれば本当に普通の、何の変哲もない時間。 だが、今のかがみにはそれがすごく新鮮に感じられていた。 私の正体を知らないこの子達と、見る事の出来ない、内にある真実と戦う必要のない新しい私。 自分は普通の高校生なのだ。そう、普通の女の子なんだ! ・・・違う。 ふいに脳裏をかけめぐる”あの3人”の笑顔・・・。 私を救ってくれた3人の笑顔・・・。 「柊ちゃん!」 「わっ!な、なに!?」 「ちぇー、せっかく久しぶりに遊んでるのにそんな顔するなよ~」 「・・・けんか・・・したの?」 声には出さず、首を振るかがみ。 「やっぱ、あの3人にはかなわねぇーなー!」 「そん・・・」 「柊ちゃんに初めて会ったときのこと、覚えてる?」 あやのがかがみの発しようとした言葉をさえぎるように言葉を挟む。 「初めて会ったとき、柊ちゃんすごく怖くてね」 笑い声を消すように片手を口に当てるあやの。 「そーそー!『誰も近寄るな!』ってオーラ出てたよなー!」 「うんうん。で、しばらく、会話すらしなかったんだけど・・・」 かがみは真剣なまなざしであやのを見つめながら、同時に過去の思い出を振り返っていた。 夕闇迫る繁華街で二人の少女を取り囲むやんちゃっぽい男たち。 一人はあやの、もう一人は親友を必死で守ろうとするみさお。 この頃から周りより少し大人びていたあやのに男共がちょっかいを出そうと近づいてきた。 必死の抵抗むなしく、路地に追い込まれ、今や絶体絶命のピンチ。 そこへ・・・。 「おまわりさーん!ここです!!変な人たちが・・・」 ぎくりとして、その場から逃げ出す男達。ほっと安堵のため息を漏らし、その場にうずくまるみさおとあやの。 うっすらと涙を浮かべる二人の目に映ったのは、逃げていった男たちと入れ替わりに現れた、柊かがみ。 「あ、あなたが、助けてくれたの?」 「まあ、そういうことになるわね」 「ひ、ひいらぎ・・・、だっけ?」 「そう、柊かがみ。名前くらいは覚えててくれたんだ」 「ありがとう。柊さん・・・」 「べ、別にたいしたことじゃないわよ。だいたい、あーゆー弱いものいじめする奴ら、大っ嫌いなの!だから、助けたとかじゃなくて、たまたまそうなっただけだから」 じゃあね、と手を振りかがみはその場を後にして繁華街の中に消えていった。 「あの時の柊ちゃんの顔ったらなかったわ!」 「そだそだ!ありがとうって言った途端に、顔真っ赤にしちゃってさ!」 目の前で笑いあう二人は紛れもなく自分の親友だ。 あの日以来、私は少しずつ変わってこれた。きっかけをくれたのはこの二人。 「でも、よく覚えてたよね?私服だったのに。あの時ってクラス変わってそんなに間がなかったと思ったけど・・・」 「―――うらやましかったんだ…」 「え?」 「二人が、うらやましかった・・・。クラスの中で私はいつも一人で校庭を眺めてた。 でも、あんた達二人はいつも一緒で、いつも楽しそうで・・・。私もそんな友達が欲しいって思ったんだ・・・」 紫色のツインテールをふるふると震わせ、らしくない弱々しい声でかがみはつぶやいた。 実の父に告白された自分の真実に触れていたかがみは全てに対して消極的になっていた。 ―――かがみ、お前の中には・・・ そう、私は馴れ合ってはいけない。私は友達を作ってはいけない。私は独りでなければいけない。 私は・・・。 「じゃあ、早く行ってきなさいよ!」 「おー!早く行けってば!」 「え!?・・・」 二人の声に目を見開いて顔を上げる。 そこには満面の笑みでかがみを見つめるあやのとみさおがいる。 「悔しくなんかないってば!私らひぃらぎの友達だかんな!」 「うん!私もみさちゃんも柊ちゃんの友達だから、泉ちゃんも妹ちゃんも高良ちゃんもみんな友達だから!」 かがみは、一気に溢れ出しそうになる涙を必死でこらえ、勢いよく立ち上がった。 「あ、ありがと!二人ともだ、だ、大・・・大好き!」 顔面を真っ赤にしながら、振り絞った言葉。今の自分の、本当の気持ち。ありがとう、峰岸、日下部。 「きもっ!」 「あはは、らしくないよ、柊ちゃん」 堪えきれなかったのはかがみの涙ではなく、あやのとみさおの笑い声だった。 「え、えーっ!?な、なんで!?い、今のシーンは感動して大泣きって場面だろ!?」 「いいんだよ、ひいらぎはツンデレで」 「そうそう、長い付き合いでしょ?あんまり素直な柊ちゃんだと、こっちが恥ずかしくなっちゃうよ」 「お、おまえら・・・」 赤面したまま、目を閉じ、額に手を当てながら首を横に振る。 かがみの顔に生気が舞い戻る。 何をくだらないことで私は悩んでいたんだろう?簡単なことだ。あのときそうしたように、峰岸と日下部にしたようにすればいいんだ! 第三夜 学園の敷地内を一周して3人が目指す先、それは今、目の前にある体育館、ただ一つとなった。 「あとは、ここだけですね……」 部活動が行われていないためか静かに、どっしりと佇む、大きな建造物。 目的が目的だけに、いつも見慣れているはずの風景さえ不気味に感じる。 「じゃ、いこっか」 こなたは意気揚々と先頭を歩く。 その後ろには最初の意気込みとは裏腹に、ブルブルと震えるみゆき。 さらに、小首を傾げて呟きながらつかさが続く。 「……んー、気のせい?かな?」 鍵が掛けられていないことが不自然であった。 だが、妖魔が自分達をおびき寄せていると考えれば、それは逆に自然なこととも思える。 「こなちゃん……なんか、変……」 「ほへ?」 おおよそ慣れているはずのつかさがみゆきと同じくらいに身体を震わせている。 彼女の困惑が気になり、こなたは足を止め、後ろを振り返る。 体育館の中はひんやりとしていた。普段ついているはずの照明が無いだけで、 これほど不気味な雰囲気を漂わすものだろうか? 「つか……さ?」 「……変だよ。絶対変だよ!!」 つかさの声に反応したかのように、開け放たれたままの扉が、大きな音を立てて閉まった! 「何!?」 暗闇が辺りを支配し、少女達の視界が一旦途切れる。 そして、次の瞬間……。 「泉さん!後ろですっ!」 慌ててみゆきの指差す方向に身体を向けるこなた。 その視界に飛び込んできたのはいくつもの鋭い眼光と、爪。 「うぐぅ!」 「こなちゃん!」 こなたは体勢が不完全だった為に大きなかぎ爪の攻撃をまともに喰らった! つかさとみゆきの間をこなたの身体が舞う。 まるでバスケットボールのように床にバウンドするこなたの身体。 「い、いきなりだねぇ~……。まだ、あいさつもしてないのに……」 軽口を吐き出すも、全身が軋んでいる。床に打ち付けられた際の衝撃だろう。 つかさがみゆきの手を引き、自分の背後に回らせる。 同時に言霊を紡ぎだし、こなたの身体を癒しの風で取り巻いた。 「思念の集合とか、ポルターガイストとか、そんなんじゃないよ?もっと、もっとすごいのだよ!」 徐々に闇に慣れてきた視界が捉えたのは、犬――いや、”狐”の群れ……。 「だね……。油断してたよ……」 最初の落下により強かに打ちつけた右肩を押さえながら、ようやくこなたが立ち上がる。 みゆきはうずくまり、頭を抱えて震え続けていた。 自らが望んでいた状況を目前にして、自分の発言と希望がどれほどの愚行であったかに気づく。 「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめなさ……」 「ううん、いいの。謝らないで。私たちも甘かったよ。ごめんね、ゆきちゃん」 必死に謝罪を繰り返すみゆき。つかさは彼女の方を揺らし、それを制す。 彼女は悪くない。彼女を連れて来た自分達が、自分達の判断が甘かったのだ。 つかさとこなた、二人で妖魔を相手取るようになってからは苦戦を強いられたことは一度たりとも無い。 そこに慢心があった。 つい先日もその慢心ゆえに危機に陥った。 「でも、やるしかないよね」 その声につかさは無言でうなずき、消えかけていたこなたの防御結界を補修する。 こなたは戦闘の構えをとり、異形の”狐”の群れを睨む。 虎や熊ほどもあろうかという巨躯。全身は灰色の毛で覆われ、眼光は生物のそれとは思えないほどに気味悪く釣り上がっていた。 耳元まで裂けた口からは、醜悪な臭いを発する涎を床に撒き散らし、じりじりと3人に近づく、”狐”。 「――――明王火炎呪!!!」 こなたの詠唱完了と共に”狐”たちの足場に炎が巻き上がった! 反応しきれない妖魔のいくつかが、その炎に焼かれ悶絶する。 「つかさっ!」 「うん!召還します。天岩戸!私たちを守って!」 ”狐”たちの頭上に突如現れた巨石は無数に砕け散り、それの一つ一つが堅く鋭利な雨となって降り注いだ。 さらに数匹が、降り注いできた礫に押しつぶされる。 断末魔が気味悪く耳に残る。 難を逃れた”狐”を更に追い込む。 こなたは得意の体術で”狐”の群れの中に飛び込むと、両の拳を巧みに振り回し、妖魔の急所を突いていく。 そのこなたを後方で援護する紫の巫女。こなたの視界の外にいる”狐”を呪縛の言霊で足止めしていた。 すると、いつの間にか、つかさの詠唱を背後で見守っていたみゆきが呟いた。 「狐狗狸さんです――」 「え?こっくりさん?」 つかさがみゆきの言葉に反応する。 「はい。皆さんが御存知の、あの狐狗狸さんです」 みゆきは本来の冷静で落ち着いた声を響かせる。 「恐らく、呼び出されたまま、儀式を中断され、憑くことも還ることも出来ず彷徨っている悪霊……。 人の我儘と傲慢から生まれ、更にそれを肥やしに生き永らえる憑き物の集合体」 みゆきは愁いのこもる目で”狐”を見つめ、自らが発した言葉を呪った。 多くの知識を持ち、賢い彼女には、現状と知識とを重ねて出た解答がいくら信じたくなくとも、事実と認めざるを得なかった。 彼女のおおらかさと優しさは、優秀な頭脳に裏打ちされた、全てのものに対する慈しみから生まれていた。 「つかささん!”あの子”たちを還してあげてくれませんか?」 みゆきの語気が強くなる。 「うん、がんばってみる!」 両手を握り締めつかさが力強くうなずく。 膝を床につけ、手を重ね、目を閉じる。そして、ゆっくりと言霊を紡ぎはじめた。 「おけー。妖魔に思念が流れ込んでるわけね。道理で生半には行かないわけだね」 こなたがにやりと笑った。 振り返りざまの蹴撃を”狐”に打ち込む。 ”狐”は大きく吹き飛び、壁にぶつかると動きを止めた。 しかし、その一匹に集中する余裕はない。妖魔たちの攻撃はやむことを知らず、次々とこなたに襲い来る。 「そ、それにしても、ちょっと強すぎるよーな気が……」 すでに、半数以上を今の攻撃で殲滅できているはず。 それにも関わらず、”狐”たちの勢いは止まらない。 こなたが、次々と襲い来る”狐”に苛立ちを感じたその時―――― こなたの視界に入ったのは目を疑う、信じることの出来ない光景。 「嘘、でしょ……」 焼かれていく”狐”から発せられる煙と、潰されて飛び散った肉片、転がる死骸が重なり、霧となって集まり始めた。 「え?うそ……」 つかさは振り向く。背後には沈黙を守る鉄筋の壁。他には何も無い。 再び向きなおしたつかさと、こなたが目にしていたのは、紛れも無く親友の囚われの姿!!! 『ふはははは。いい~女だねぇ~。それに”私達”にまで気を遣ってくれるなんて、優しいね~』 霧の中から声が吐き出された。 こなたはつかさの位置まで飛び退り、姿勢を低く構えた。 「ゆき……」 言いかけて、つかさは口を押さえる。 『少々若いが私が頂くよ?』 残りの”狐”が霧の中に飛び込んでいく。 それに従い霧はどんどん大きくなり、天井を埋め尽くすと、そのままみゆきを包み込んだ! 「みゆきさん!」 こなたが叫ぶ!しかし、その声が届きそうも無いほど霧は厚く、濃く、虜囚となった少女を飲込んでいた。 「ん~~~~~ふふふふ!いいねぇ!実に素晴らしい肉体だ!」 「そんな……」 こなたは唖然とし、床に膝を落とす。 「このしなやかな腕や足。豊満な胸部。なんともいいじゃないかい!」 目の前の”人物”がみゆきのジャージの袖を、裾を引き裂きながら悦に入る。 「暑苦しい布キレなんざ私には必要ないね。ほら、キレイだろう?小娘ども?」 「やめて!ゆきちゃんは何もしてないよ!?」 「あぁ、何もしてない。ただ、運が悪かった。実に私好みのいい女”だった”」 みゆき”だった”目の前の身体は無残にも全身をさらけ出され、中空に浮かび上がっていた。 その顔は既にみゆきのそれではない。目は釣りあがり、口は裂け、いやらしい笑みを絶えることなく湛えている。 「この乳房が実にいい!人間も進化するのだねぇ~」 二人の少女の全身に寒気が走る。 ”狐”に憑かれた”みゆき”は自らの乳房を愛おしそうに揉みしだき、淫猥な声を漏らし始めた。 「やめてよ!みゆきさんを馬鹿にするなー!」 怒りが頂点に達し、こなたが飛び上がる。 「こなちゃん!ダメーッ!」 第四夜 つかさの絶叫にビクリとしてかなたが動きを止める。 「ダメだよこなちゃん。あれは、ゆきちゃんなんだよ!?」 「うっ……」 はっとしてみゆきに目をやるこなた。 そこには不適な笑みを浮かべたみゆきがいる。 あられもない姿になり、気味の悪い微笑をしていても、目の前の人物はみゆきなのだ。 「なんで、お前達はいつも、いつも……」 こなたが歯噛みしながらつぶやく。 「ははは、この方が楽だろう?私は傷一つ負うことなく遊ぶことが出来るじゃないか。んん~?羨ましいだろう?」 下卑た笑い声に吐き気をもよおす。 こちらからは何も出来ない……。 こなたがそう考えていると、みゆきが上空から猛スピードで突っ込んできた! 「!!!」 「少し、遊ぼうじゃないか?」 みゆきの両手は大きなカギ爪に変化しこなたを狙う! 瞬時に身を翻し、避けるも…… 「おっと、いいのかい?私は”着地”に失敗するかもしれないよ?」 「は!?」 考えるより早くこなたの身体がみゆきと床との間に滑り込む! 「こなちゃん!」 「ぐはぁっ!!」 辛うじて爪の直撃は避けたものの、渾身の体当たりを喰らい、こなたの身体がくの字に曲がる。 「いいねぇーいいねぇー!人間は単純でいいねぇー!きゃはははは!」 みゆきの口から発せられる嘲笑が響き渡る。 「つ、つかさ……」 こなたの瞳がつかさに向けられる。つかさの術なら何とかなるかもしれない。 こなたと顔を合わせ、つかさが選んだ言葉、それは…… 「出来ないよ……」 涙のしずくが床に触れて弾ける。 「ゆきちゃんの身体になにかあったら……私……」 唯でさえ、自分はみゆきを守ることに失敗している。 自信を持って唱えた結界でさえ、何の機能もせずに貫かれた。 そんな自信喪失からくる不安と、人に対しては、まだ一度も使ったことの無い術の脅威に、つかさは怯え震えていた。 「つかさ……」 責めることは出来ない。責められるとすれば私も同罪だ。 みゆきをここに連れて来た事が間違いだったんだ。 痛みに耐え、必死に身体を起こそうとするこなたの中で自責の念が湧き上がる。 「ふう~。他愛ないねぇ~。次はどっちが遊んでくれるんだい?」 にやにやと不敵に笑うみゆきが髪をかきあげる。 「ん?」 不意にみゆきの視線がこなたとつかさから離れ、別の一点を凝視した。 「お、お待たせ!場所、わかんなかった。ごめん!!」 体育館の扉が開き、外界の光と共に現れたのは、 「かがみ!」 「おねえちゃん!」 照れているのか、表情を隠すように少し俯いたままのかがみ。 「ふん、一人増えたところで何が出来る?」 そう言いつつも興味を持ったのか、ゆっくりとみゆきはかがみに歩み寄り始めた。 「な!みゆき!なにして……って、なんか違うみたいね……」 元々聡い(さとい)かがみのことだ、置かれている状況と目の前の有様を見て、すぐに何が起きているのかを理解した。 「さ、さすが、ラノベ、お、オタク……」 「う、うるさい!痛いならそこで休んでろ!」 こなたにツッコミを入れると、かがみは手にしたバットを握りなおす。 気合の声と共にみゆきに駆け寄り、力強く床を蹴りつけ、飛び掛る。 「てりゃぁ~~!」 「小ざかしい!」 突然、何かに引っ張られたかのように、かがみの身体が宙を舞う! 「おねえちゃん!」 即座につかさが駆け寄り、最愛の姉を抱き起こす。 バットが振り下ろされる間もなく、みゆきの掌から弾け出た衝撃波が、かがみのからだを撃ったのだ。 「いた、い……」 「おねえちゃん、無茶だよぉ!」 「う、うん、わかっちゃいたんだけどね……は、ははは……」 つかさは左手に意識を集中し、打ち付けられたかがみの腹部にそれを当てる。 柔らかい光がつかさの左手から溢れ、傷を癒す。 「う~ん、お前、邪魔だねぇ」 「え?」 混乱するかがみ。目の前のつかさは姉の顔を見て振り向く。 そこにいたのはみゆき。 一瞬のうちにつかさの背後に移動した彼女は、大きく右足を振り上げると、それを一気に振り抜く! 「あうぅーーー!」 つかさの身体から鈍い音が聞こえた。 一瞬にしてかがみの視界から姿を消し、体育館の端で喘ぐつかさ。 「なにしてんのよーーーーー!」 かがみは激昂し、素手で殴りかかる。 みゆきはそれを冷静に手で払いのける。 「お前はなにか芸は無いのか?あの巫女のように呪を唱えるか?あそこのチビのように体術でも見せてくれるのか?」 かがみは何も言い返せずに顔を背ける。 それを見たみゆきが呆れたような顔をし、右手を天井へと伸ばした。 広げられた掌に灰色の渦が集まり、次第に大きく球状へと変化していく。 「ならば死ね」 淡々と吐き出される言葉。 サッカーボールほどの大きさになった灰色の球体がかがみを襲う! 恐怖に目を閉じるかがみ。 直後、ずしりと重い振動が身体の芯まで響き、身体が跳ね飛ばされるのを感じた。 跳ね飛ばされる? 私のすぐ横に立っていたみゆきが放った球体。 私の身体の真上から降ってくるはずの球体。 気がつけば、身体に新しい痛みは無い! 「そんな……!?」 かがみは我に返り、最悪の想像を確かめる為、周りを見渡す。 「ちょ、ちょとだけ、痛、かたねー。わ、私だって、軽くな、ら、結界く、らいは……」 先程までかがみが倒れていた場所にいたのはこなた。 こなたは、かがみを救う為に自らの身体を盾として差し出したのだ! 「――――ばか」 未だ軋む腹部をさすりながら、かがみが立ち上がる。 それに呼応するかのようにみゆきが向き直り、かがみに近づく。 「う~ん、友情?だねぇ~。興味はないが、実に面白い思考じゃないか」 嘲り笑う、”みゆき”であった者。 壁際に倒れる妹。その手前には最愛の親友。 それを背に向かってくるのは憎むべき”敵”。 「それでどうするね?」 かがみは自身の中にいまだかつて無い怒りが込上げて来るのを感じた。 「返してよ!」 怒りに身を震わし、呼吸が荒くなる。 「うん?小さくて聞こえんな?」 いつのまにかほどけていたリボンが床に落ち、自由になった髪の毛がかがみの表情を隠す。 「みゆきを返してよ!」 既に距離は無く、眼前にはかがみの憎悪の対象が腕組みしている。 「ふん、ただの人間の癖に……。癪に障るね」 みゆきの右手がかがみの頬を打つ。 「これくらいの痛み……」 顔を上げ、その双眸でみゆきを睨みつける。口元から血が流れ落ちた。 「つかさを、こなたを返してよ!私達の時間を返してよーーーーーー!」 「くどいぞ、小娘がぁーーーーーーーー!」 かがみが絶叫する! 激高したみゆきが怒声で返す! そして、それに合わせるかのように、彼女の全身を強烈な痛みが襲う。 「うぐっ――――」 みゆきの右腕は、かがみの腹部を、貫いていた―――― 第五夜 一瞬のことだった。 かがみが、自身の気持ちを言葉にして吐き出す、と同時に涙が溢れた。 その涙が滴る間もなく、腹部に激しい衝撃が走る。 驚きと困惑の為か、痛みすら感じられない。 そっと手をあてる。どろっとした感触が伝わり、それを確かめようと下を向く。 かがみの左手が赤く染まり、その色が己の血液だと理解する。 途端に痛覚が回復し、想像を絶する痛みに意識が薄れる。 消えていく思考と意識を必死にかき集め、かがみは思う。 ――――なんなの?なんなのよ、これ……、格好悪すぎじゃない。 ――――つかさに迷惑をかけて、こなたの邪魔をして、みゆきさえ取り戻すことが出来ないなんて……。 ――――私って……、なんなの? ――――ねぇ、そこで見てるんでしょ?いるんでしょ?そこに…… ――――私には力があるんでしょ? ――――封印されてるけども、私には、力があるんでしょ!? ――――あの子達を救えるのなら、私は人間を辞めてもいい! ――――お願い!お願いだから、私に力を! ――――お願いだから、あの子達を救う為の力を! 「もう……、もう二度と、一人になるのは嫌なのよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」 かがみの絶叫とともに、淡い紫色の光が少女を包み込む! 「なに!?」 みゆきが後ずさる。右腕を引き抜くとかがみの血が溢れ出てきた。 野性の本能――――そう、それが最も近いであろう。 絡み付いた鮮血を、汚いものでもついたかのように必死に払いのける。 みゆきの中にいる”狐”はかがみの中の見えない何かに恐れをなしたのだ。 「おねえちゃ……」 異変に気づいたつかさが顔を上げた。 彼女の視界に入ったのは夥しい量の血を流しながら立ち尽くす、柊かがみ。 しかし、つかさが吐き気を催すよりも早く、かがみの様子が変化していく。 貫かれたはずの傷口がみるみるうちに塞がっていき、柔らかそうな白い肌が再現される。 さらに、重力に逆らうかのように紫髪が広がり、ゆっくりと彼女の身体ごと宙に浮かんだ。 「な、何者だ!?お前、人間なのか?」 ”狐”は身構え、かがみと対峙する。 かがみを包み込んでいた光は次第に彼女の背後へと集まり始め、一つの”像”を浮かび上がらせた。 「か、かが、み……」 こなたは、全身のに広がる痛みを抑え付け、反射的に立ち上がる。 「だいじょうぶ」 かがみは落ち着いた、優しい声で彼女を制した。 それを聞いたこなたは、握り締められた拳はほどき、両腕をゆっくりと下ろした。 彼女の目に映ったそれは、淡く美しい紫色。 けれど、内部から溢れ出る光で、白銀にも見える。 それはどこか懐かしさと暖かさを感じずにはいられない不思議な色。 妖艶にして美麗。 滑らかな肌は美しく輝き、伸びやかな四肢はギリシアの彫像のそれを思い出させた。 衣服の類は身に着けておらず、かがみを生きうつしたような、輝く紫銀色の幻影。 それは、まさしく――”雪女”。 「ふざけろーーーーー!」 正気に戻った”狐”が両手から無数の衝撃波を放つ! 「無駄」 かがみは広げた両腕を、本を閉じるように目の前へ突き出す。 それを忠実にトレースした”雪女”の指先から荒れ狂う吹雪が渦を巻き、直線に放たれる! 「なに!?」 吹雪と衝撃波は互いの間で衝突!相殺、音も無く消えていく。 驚嘆を隠せないみゆき。目を見開き、しばし、硬直する。 「かがみ!」 「おねえちゃん!」 つかさとこなた。二人の表情がにわかに明るくなる。 「ごめん……。待たせたね」 かがみは相変わらず照れながら、微笑み返す。 その微笑をすぐに打ち消し、みゆきへと向き直るかがみ。 「いい加減にしなさいっ!」 かがみの両腕がだらりと垂れ下がる。 そして、すばやくそれを振り上げ、目の前で交差させた。 「な、何をする気だ!?この身体がどうなっても――――」 ”雪女”の振りぬかれた両腕から白銀の光が伸び、みゆきを包み込む。 断末魔は白銀の光に包まれ凍結し、遮られた。 「あんたたち、しっかりしなさいよ!?」 床に降立ち、かがみが親友と妹を交互に見つめる。 「おねえちゃん、かっこいいー!」 かがみの横には、自らに癒しを施し、笑顔を見せるつかさがいた。 「さてさて~、リーダーのお手並み拝見と参りましょうかね~」 何度となく打ち付けられ、とっくに限界を越えているであろう身体をさすりながら、こなたが近づいてくる。 「待て!いつリーダーになったんだ!?てか、なんのリーダーだ!?」 「もちろん!」 小さな身体をいっぱいに伸ばし、思い切り胸を張ってこなたが答える。 「世界の大いなる闇を薙ぎ払う、セーラー服の団、SOS団に決まってるじゃん!!!」 かがみの眼前に、激しく自己主張する人差し指が突き出される。 「えへへ、それに決まったんだ?」 「くっだらない!」 かがみは溜息混じりに悪態をつき、つかさは口に手を当てて、楽しそうに笑う。 かがみを中心に、右にこなた、左につかさ。そして背中には、今では天使にさえ思える、かがみの分身。 「あったま悪いわね~!でも……でもそれ……」 かがみは顔を上げ、一点を見つめる。 「一人、団員がたりないわよね……」 かがみの言葉に、二人は力強くうなずき、視線をはずす。 三人の視線の伸びる先には、氷柱となった、みゆき。 そして、そこから抜け出る魂のように揺らめく、白金色の影。 「準備はいいわね?」 「うん!」 「もちろ~ん」 つかさの詠唱が始まる。三人は神聖なる光に包まれた。 「つかさはみゆきをお願い!」 かがみが跳躍し、空に浮かぶ。それに付き従うように”雪女”も舞い上がる。 「うん、わかったよ!」 つかさは更に言霊を重ね、すばやく左側に散開する。 「こなた!あんたは私についてきなさいよ!」 「あいあいさ~!」 笑顔で返事をするこなた。 彼女にとって、こんなに嬉しいことは久しくなかった。 ずっとつき続けてきた嘘に苦しみ。 それが終わり友を救い出そうとも、終わらぬ戦いが友との時間を奪い、友を傷つける。 いま、目の前にいるのは自分の最も信頼すべき、愛すべき親友。 そして同じく最愛の仲間とともに一つの目的に向かっている。 最愛の友を救うという目的に向かって。 それが、こなたには嬉しくてたまらなかった! 第六夜 白金色の影が形を成す。それはやはり”狐”。 しかし、先程のそれとは違い身体は数倍大きく、体毛は艶やかに光り輝き、 九つに分かれた尾が威嚇するように揺らめいている。 「九尾……」 そんな言葉がかがみの口を動かす。 「せっかく私に丁度いい身体を手に入れたと言うのに……」 白金に輝く”狐”の口が裂け、悲しそうな遠吠えをしてみせる。 「私を怒らせた罰を受けるがいい!」 九尾は頭を尻の方に向け、向きを変えるようにくるりと回る。 九本の尾が扇のように広がり、そこから巨大な衝撃波が放たれる。 「きたわね~!?そりゃっ!」 かがみは両腕を前に突き出し、上下に広げる。 伸ばしきった腕をそのまま左右別々の方向へと、円を描くように回した。 描かれた両腕の軌跡が光り、”雪女”の前に透明の膜が形成された! 「こなた!後ろへ!」 あるはずの無い地面を蹴りつけ、こなたはかがみの背後に回る。 大きな音共に”雪女”の作り出した膜は真っ白になり、砕けた。 「ほひょ~!さっきまでのとは威力が違うね~」 「何のんきに言ってるのよ!ほら、また来たわよ!」 自らの放った衝撃波を追いかけるように九尾が近づいてくる。 こなたは右手へと散開し、かがみは”雪女”に抱えられるように後退していく。 九尾の目標はかがみであったのだろう。 自らの絶対的優位をいとも簡単に覆し、あまつさえ、不意の事とはいえ、後ずさりさせられるという辱めを受けた。 九尾は長大な尾をなびかせながら、かがみに突っ込む。 しかし、かがみも簡単にはやられない。 ひょいと上空に飛び上がり、九尾の背後から”つらら”を撃ち放つ。 「甘いんだよ!」 九尾は九本の尾を広げ、それを球状に自身の身体にかぶせる。 さながら、ドーム型のバリケードといった風貌。 つららは、そのドームに当たり、跳ね返され砕け散る。 上にいるかがみへと身体を向け、咆哮する九尾。 その咆哮と共に九尾の周りに数体の”狐”が出現する。 「うお!増えたぁ~!」 九尾の背後を衝こうとしたこなたの目の前にも”狐”が現れる。 「やっかいね……」 尾を振るごとに放たれる衝撃波を”雪女”と共に軽やかに交わすかがみ。 しかし、その表情に余裕は無い。 あまりにも連続する攻撃に、先手を取れないでいたのだ。 「つかさがもどれば……」 別行動をとっていたつかさは必死に走る。 頭上で戦闘を繰り広げる九尾に気づかれぬよう、視界の外側を走る。 ちょうど、体育館を半周し、氷柱となったみゆきの背後へと達した。 その瞬間、突如出現した”狐”が唸りを上げ、つかさの前に立ちはだかった! 「うわあぁ!」 咄嗟に袖から短刀を取り出し応戦する。 運よく突き出した刃が、頭上から飛び込んできた”狐”の胸部を貫き、危機を脱する。 ”狐”は悲鳴すら上げず煙のように消失していく。 その煙の向こうには、いつの間にか大量に現れていた”狐”と死闘を繰り広げるかがみとこなたがいた。 「うそ!は、はやくしなくちゃ!」 わたわたと慌てふためき、短刀をしまうと、目の前の氷柱に手を当て呪を唱える。 つかさの両手から褐色の光があふれ出し、それが氷柱を取り囲む。 徐々に氷柱は小さくなっていき、中からピンク色の長い髪の毛が見えてきた。 「ゆきちゃん!」 ふらふらと立つみゆき。 背後からではみゆきの状態が分からない。 正面に回り、もう一度名前を呼ぶ。 「……ん、ふあ?あ、れ、つかさ、さん?」 みゆきは、焦点の合わない瞳を少しずつ下に落とし、可愛らしい巫女を見つけた。 「ゆきちゃん!よかったぁ!」 思わずつかさはみゆきに飛びついた。 余りに突然のことで、みゆきは背後に倒れそうになったが、何とか踏みとどまり、つかさを受け止める。 「よかったよぉ!うれしいよぉ!」 「つかささん……」 つかさはまるで子供のようにはしゃいだ。 みゆきが戻ってきた。ちゃんと体温も感じる。鼓動も聞こえる。 「ほら、心臓の音がとくとくって……ほへ?やわらかい、ね」 「え!?あ、あああの、つ、つつつつつかささん!わ、私、なんでこんな格好に……」 みゆきはようやく正気を取り戻し、自らが全裸であることに気づいた。 が、すぐさま、恥ずかしさが限界に達し、意識が遠のいていく。 みゆきは、薄れ行く意識の中で、つかさにされた”キス”を思い出し、恍惚とした表情で床に抱かれていった。 「こんなんじゃ、キリがない!」 「かがみんや~、なんか大きいの一発ぶっぱなしちゃってよー」 次々と襲い掛かる”狐”。 それ自体はさして強くもないが、時折放たれる九尾の衝撃波がかがみ達の動きを妨げる。 さらに、九尾が咆哮するたび、共鳴するように蘇る”狐”。 全くもって埒があかない。 四方八方からの攻撃に、少々疲労を感じ、互いに背中を預けるこなたとかがみ。 「ま、まだ、慣れないのよ。あんたの方が戦い慣れてるんでしょ?なんとかしてよ!」 こなたが自らの手足を使い、呪を織り交ぜながら敵を駆逐していくのに対し、かがみはほぼ防戦を強いられていた。 是非もない。かがみはつい先程、力を自分のものにしたばかりだ。 どれほどその潜在能力が高かったとしても、使い方を知らないのであれば、全ては無意味だ。 「がんばって、リーダー!」 こなたはかがみにウィンクをする。 横目でそれを確認し、かがみはうなずいた。 だが、意識すればするほど”雪女”は動いてくれない。 どうすればいい? 「くっくっく……。そろそろ終わりかい?」 九尾の顔がにやけたかのように見えた、その時! かがみとこなたの周りを黄金の光が包む。 「召喚します。草薙の剣!」 声と共に、周りにいた”狐”が横一文字に分断されていく。 「つかさ!」 「ごめん、遅くなっちゃった」 あれだけ無数にいたと思われる”狐”の群れは周囲に無く、ただ一体、九尾を残すのみとなっていた。 「なんなんだい!なんなんだい、お前達は!?」 激昂し、身震いする九尾。 ざわざわと森の木々が葉を擦るように、九本の尾が揺らめく。 白金色に輝いていた毛並みが逆立ち、周囲を強力な瘴気が取り囲む。 「もう許さないよ!後悔する間もなく捻りつぶしてやる!」 天井に向かい大きく唸りを上げる九尾。 「一気に!」 こなたが叫ぶ。彼女の勘が指し示す、勝敗の分かれ目。 かがみは迷いを打ち消し、頷く。 まずは、動かなくちゃ!さっきもそうだった。 難しいことは分からないけど、とにかく動くんだ! 第七夜 九尾は力をため、次の一撃にかけるかのように全身を小さく震わす。 こなたが突っ込む! 全身に炎の鎧を纏い、一直線に向かっていく! 「かがみ、あと、任せたよ!」 目標まで数十センチのところで九尾の全身から放たれる巨大な衝撃波! 「ぐくぅ……」 押し返される小さな身体。わずかに残っている勢いで、右の拳が九尾の体表に触れる。 しかし、不十分。相手にダメージを負わすことなく、こなたの身体が吹き飛ぶ! 「うわぁーっ!」 叫び声を上げるこなたに追撃のかぎ爪が襲い掛かる! 度重なる攻撃に、ついにこなたの身体が悲鳴を上げた。 「こなちゃん!」 つかさが声とともに巨石を召還した。 九尾の周りに焦げ茶色の霧が浮び、それが中心に引き寄せられるように物質化すると、 妖魔の身体はからめとられ、石に捕まった。 「な、生意気なぁーーーー!」 振り上げた右前足が硬直し、そのままの形を維持する。 が、すぐに巨石に亀裂が入り始める。 長くは持たない! 「かがみー!」 満身創痍。疲労と怪我で動くことの出来ないこなたが叫ぶ。 その声を合図に、かがみと”雪女”が舞い上がる! 「とどめぇーーーー!」 かがみは両手を大きく振り上げ、頭上へと持ち上げる。 大きく身体をそらし、弓なりになると、”雪女”の身体に触れた。 一瞬のうちに”雪女”は形状を変え、かがみの倍はあろうかという紫銀色の曲刀が出現する! 「危ない!」 つかさは思わず顔を背け、目を閉じた。 巨石がその形を保てなくなり、崩壊する。 かぎ爪が勢いを取り戻し、こなたを切裂く!!! 「雪の舞、氷華繚乱!」 一閃! かがみの斬撃がわずかに早く、九尾の動きを止めた! 曲刀はその持ち主を軸に大きく弧を描いていく。 巨大な扇を広げたかのような軌跡をたどり、九尾の額に触れると、 垂直に振り下ろされた刃は、白金に輝く全身を真っ二つに切裂いた。 重たい砂袋を放り投げるような音がして、九尾の身体が床に落ちる。 切断面を覆い隠していた氷の膜が、侵蝕するように広がっていき、 九尾であったものは無機質な氷塊に変わっていった。 気がつけば、氷塊の周りには、短く刻まれた蒼髪がいくらか散らばっており、 かがみ、つかさ、そしてこなたが取り囲むようにそれを見下ろしていた。 「ネトゲにおいで……」 「たまにだったら付き合ってあげるわよ」 こなたの拳とかがみの曲刀が振り下ろされ、九尾は無数の結晶となり、消失した……。 「ふう、おわたよ~~」 こなたは両手を広げてその場にお尻から倒れこむ。 「おつかれさま~」 つかさはこなたの脇に膝をつき、細かい擦り傷を一つ一つ丁寧に癒していく。 「玉藻前(たまもまえ)――。美しい女性の姿を借り、朝廷や時の権力者を誘惑し、世を混乱させると言われています。 狐狗狸さん同様、憑き物。それも、とても強力な……。言い換えれば、”狐”達の女王だったのでしょう……」 みゆきの冷静で落ち着いた響きが聞こえた。 「なるほどね~。雑魚が集まって、かたまって、上位妖魔に変化したってところね」 紫銀色の曲刀が掌に吸い込まれるように消えた。 「それにしても……なぁ、みゆき。あんたその格好どうするの気!?」 かがみは意地悪っぽい笑みを見せ、問いかける。 「いやぁ、私はもう少しそのままでもいいんだけどねぇ~」 「あんたには聞いてないけどな」 どこからか拝借してきたであろう白い布切れで身体を隠すみゆき。 それを猫口のこなたが舐めるようにじっくりと鑑賞する。 「え!?いや、こ、こここれは。ど、どうしましょう?」 「ゆきちゃん、すっごく柔らかいんだよ?えへへへ」 「つ、つかささん!」 人差し指で頬をかき、にっこり笑うつかさ。 こそこそと這いずり、みゆきの布切れを奪おうとする、こなた。 足首を掴んでそれを阻止するかがみ。 「お、お、お恥ずかし…………」 赤面リミット限界突破。 「みゆき!」 「ゆきちゃん!」 「ちゃ~んす!」 3人は再び床に倒れていくみゆきに飛びついた! 「ははは、実に面白い戦いでしたね?」 深い紺色の袈裟を羽織った男が、無精ひげの残るあごを掻きながら呟く。 「そうですね。特にあの二人の成長には驚かされるばかりです」 それに紫色の袴を着けた常装の男が答える。 「ただ……」 烏帽子をはずし、常装の男がうつむく。 「さすがに”アレ”は予想外でしたね……」 「……柊さん……」 柊と呼ばれた男の顔はどこと無く不安げで、苦悩に満ちていた。 「まあ、何とかなりますよ。かなたは、俺達なんかとは比べ物にならないくらい素晴らしい術を持ってたじゃないですか!」 無精ひげの男が明るい声を放つ。 大きな体育館裏の草地に風が吹いた。 「さて、そろそろ行かないと見つかりますな」 「そうですね。それより、そうじろうさん……」 「ん?なんです?」 「鼻血……拭いたほうが……」 柊の声にそうじろうが反応し、右手で鼻をこする。 「うおおおっ!こ、これはですね!」 「あぁ、いいんですよ。私も見ちゃいましたし……。どうやって育ったんですかね?」 「確かに、ウチのと何が違うんだろ……?」 二人の男は腕組みし、くびを傾げる。 「勝ち組だけど、5等分?」 「勝ち組だけど、幼女趣……げふん、げふん」 そういって、男達は体育館を後にする。 草地に夥しい量の血痕を残して……。 いつの間にか日は傾き、夕映えが美しく空を染めていた。 「それにしても、おねえちゃんが来てくれて、すっごい助かったよー!」 「そだねぇ~。一時はどうなるかと思ったけどね~」 いつもの制服に着替え、のんびりと歩く4人。 「あはは。あ、あんた達だけじゃ、心配だからね」 「うそうそ~。『ご、ごめぇ~ん!』とか言って入って来たじゃん?」 こなたが両手を組んで、かがみのモノマネをしてみせる。 「ば、そ、そんなこと言ってないわよ!」 かがみが赤面し顔を背ける。 「うふふ。でも、本当に助かりました、かがみさん。改めてありがとうございます」 「え?あ、うん。気にしないで。あはは」 みゆきの言葉に赤面。どちらにしても赤面。 「ところで、あの”スタンド”!名前決めたの!?」 こなたははしゃぎながら、かがみに擦り寄る。 「”スタンド”?あぁ、”雪女”ね。わ、私がその、”雪神”だから、”雪兎”なんて、どうかな?」 頬を人差し指で掻きながら、呟く。 「かわいい!”雪兎”ちゃん!おねえちゃんと同じ髪型だし、すっごくいいと思うよ!」 「ふむふむ~。あの厨二病ぽい技名を恥ずかしげもなく叫んだ人の命名としてはまともだねぇ~」 「ちょ、厨二病って誰のことよ!」 かがみは左手を振り上げた。 それに応じて、こなたが頭を抱えて走り出す。 「ちょっと、待ちなさいよ!ちょっと、こなたー!」 「うふふふ」 「あははは」 次第に暗闇が押し寄せる街中に少女達の笑い声が響く。 寒空の下、暖かな気持ちがあふれ出す。 ――ばか!あんたが言ったんじゃない。「かがみんはうさちゃん」って……。 ――兎は寂しくなると死んじゃうんだよ……? 「もう!こなたぁ!電車来たわよー!」 Fin
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【GM】 【GM】 【GM】~ランドリューフ戦記~ 【GM】~ロストトライアングル~ 【GM】 【GM】あなたが酒場で情報を集めていると…… 【GM】掲示板に貼られた一枚の依頼書が目に留まります。 【シェス】「これは・・?」前回の依頼の結末の尾を引きながらも仕事に復帰して 【GM】最近、近海のとある海峡地帯で消息を絶つ商船が増えている。調査もかねて商船の護衛をしてはくれないか、というものです。 いつもより男の視線を気にしながらも「海か・・気晴らしにはいいかもしれないな」らしからぬ動機でその依頼を見て 【シェス】「マスター、こちらの依頼はまだ受け付けているかな」カウンターに申し込みに行きます 【GM】件の海峡地帯は暗礁が多い上に潮が早く、以前よりも難所としては有名なようですが……それでもここ数ヶ月の難破船の数は異常といわざるをえません。 【GM】マスター「ああ。今日張り出したばっかりだからな。行ってくれるのか?」 【シェス】「他にもいれば一緒に行きたい所だが」前回はそれで・・と言いかけて、少し弱気になっている、と気を取り直す 【シェス】「まあ・・護衛が冒険者だけでもないだろう」とそのまま申し込む 【GM】マスター「ありがたいよ。船の通りが悪いと酒の仕入れ値も上がっちまうからな。」 【シェス】「違いない。ことが片付いたらいいラムを仕入れておいてくれ」そう言うと帽子を被りなおしてサインなど済ませる 【GM】そういってマスターはすぐに手続きを終えてしまいます 【GM】では、船が出港するという港に場面を移したいと思います 【GM】 【GM】 【GM】ではまあ、そんなこんなで港につくと、件の船に荷の木箱や麻袋が積み込まれています。 【シェス】「港か・・海での仕事はしばらくぶりだな」もっとも落ちたとなればどうにもならないが、と水夫と潮任せであることに思い至り 【GM】船乗り「ああ、ちょうど話が来たところだったんだ。護衛の人かい?」シェスの風体を見て、いかにも船乗り、というようなたくましい男が話しかけてきました。 【シェス】「(まあ、私が考えてどうなることでもない)」というところで 【シェス】「ああ、そうだ。他に護衛は?一人では調査とやらも難しいだろう」集まるまで出航を見送るのも手かもな、と一応助言 【GM】船乗り「一応他にも雇うのは雇ってはいるが……メイデンはあんただけなんだ。」と、船に荷物を運ぶ冒険者の一団を指差します。それなりに出来るようですが、瘴気関係の専門家はあなた一人でしょう・ 【GM】船乗り「海賊やら魔物だったらあいつらで何とかなるかもしれないが、瘴気そのものが相手だと、メイデンさんを雇わないといけないよなあ」 【シェス】「そういうことか。なら仕方ない・・な」瘴気と聞いて、あの洞窟での日々を思い返して・・脳髄までじりじりと焦げるような狂乱の宴の記憶がよぎる 少しだけ胸を、つん、と尖らせながら、甲板へと向かいますね 【GM】甲板に上がると、心地よい潮風がシェスの頬を撫でます 【シェス】「わかった。もっともミイラ取りがミイラでは仕方ない。いざとなったら航路を変えるのも考えてくれ」そう言うと少しくすんだ金髪を風になぶらせて、潮風に目を細める 【GM】船乗り「ああ。そうするよ。出航までまだ少し時間がある。部屋も個室があるから、好きなところでゆっくりしていってくれ。」 【シェス】「わかった。他の連中とは後で面を通しておくよ」そういうと船室へ向かいます 【GM】では、船は出航して行きますね。 【GM】 【GM】 【GM】船は予定通り出航します。天候にも恵まれ、快適な船旅と言えそうです。 【GM】比較的船乗りたちも暇なのか、甲板から釣り糸をたらしていたりして。 【シェス】「しかし、船を沈めるような相手・・とも限らないが」文字通り乗りかかった船である以上戻ることも出来ないな、と憂慮しつつも 【シェス】「まあいいか。どうせ・・」どこに行こうが何も変わりはしない、と諦めのついた風情で境の無い海と空を眺めています 【GM】【船長】「おおい、メイデンさん。ちょっと船長室まできてくれないか」と、船長がシェスを呼びます。なかなかに渋い海の男です。 【シェス】「ああ、なんだ?」一応は張りなおした弓を持ってそちらへ向かおう 【GM】【船長】「うむ。依頼書にも書いておいた例の海域なんだが……明日通過する予定になっていてな。天候もいいしこちらの問題は何も起きないと思うのだが……なるべく明日は甲板で警戒をお願いしたい。魔物が近づいても我々はわからんからな」 【シェス】「ああ、そのほうが結果も速く出る」と弓を張るように気を引き締めて 【GM】【船長】「天候が良くても明日の海域は難所だ。我々はロストトライアングルと呼んでいる暗礁地帯だな。ここのところの事故も、魔物が原因でないことを祈るばかりだよ。」 【GM】そう言って船長は、話を終わらせました 【シェス】「そうでなければ私も楽が出来るんだがな」船長が去ると肩を竦めて。 明日に備えて部屋で休養と訓練を行うためにその場を去りますね 【GM】はい、では翌日に場面を移します 【GM】 【GM】 【GM】翌日。少しだけ船のゆれが大きくなってあなたは目を覚まします。 【シェス】「・・波か?いや、これは・・」もう明るいでしょうかね 【GM】明るいですけど、まだ朝 はい、まあいずれ警戒は必要なので甲板に出ますね 【GM】はい。では、甲板に出ると…… 【GM】船は長い海峡を通過しているところでした。荷物を積んだ船で浅瀬を抜けるため、船乗りたちも慎重に操船しているようです。但し潮も穏やかで今のところは全員警戒していれば済む、という程度のようですが。 【GM】両側にそびえる大陸の端と島は大変風光明媚で、思わず圧倒されてしまいそうです。青い海と空に挟まれた緑の岬と島は、思わず見とれてしまいそうなくらいに映えています 【シェス】「ここは、玄人に任せて置いたほうがよさそうだな」と言いつつ見通しのいい場所に移動しておきます 【GM】では、そこで知力判定 【GM】2d6+4+4 【ダイス】lumi_GM - 2D6+4+4 = [4,4]+4+4 = 16 【GM】2d6+4+4 【ダイス】lumi_GM - 2D6+4+4 = [6,3]+4+4 = 17 【GM】2d6+6+4 【ダイス】lumi_GM - 2D6+6+4 = [5,5]+6+4 = 20 一回かな? 【GM】一回でまとめてどうぞ 2d6+8 【ダイス】L12_syes - 2D6+8 = [6,6]+8 = 20 おおう 【GM】すげえ! 【GM】では、シェスは水中から忍び寄る瘴気の気配に気づきます。 【シェス】「!日の出ているうちから・・いや、関係ないか・・」首筋の毛が逆立ち単純に経験から来る直感でそれに気づく 【シェス】「何か来る、全員備えろ・・!」と言っても彼らが船室に引っ込んでは何も出来ない、と歯噛みして 開幕はなしで、だとこっちからかな 【GM】はいさ!どうぞ 《スパークエッジ》《マルチプルスナップ》《オーバーライトイエロー》!防御を捨ててしまった戦型だw 【GM】ざばざばと次々と三又の槍を持った半魚人が船に取り付き、よじ登ってきます。慌てて出てきた冒険者たちも応戦しますが、数が多くシェス一人で3人は受け持たねばなりません。 あ、オーバーライト単体か。ならイエローはなしで。 【GM】はいよ! 2d6+6+3 【ダイス】L12_syes - 2D6+6+3 = [3,3]+6+3 = 15 2d6+6+3 【ダイス】L12_syes - 2D6+6+3 = [4,4]+6+3 = 17 これは落ちないか。まあ仕方ない 【GM】どいつに打ち込みますか あ、AとBで。 【GM】はいよ。ではBの頭に矢がすこーん!と命中してBは船から海に落ちていきます。Aも相当深手のようですがまだ生きていて 意外にもろいかった ではどうぞー 【GM】では、リーダーとサハギンの連続攻撃 【GM】疾風撃+排泄の呪い 【GM】疾風撃 【GM】2d6+6 【ダイス】lumi_GM - 2D6+6 = [3,3]+6 = 12 【GM】2d6+4 【ダイス】lumi_GM - 2D6+4 = [2,2]+4 = 8 【GM】受動とアクトをどうぞ 《スウェー》二回で6点と4点にして、と。 胸に10点だけ貰います アクトは≪疼く身体≫。BSはなんだろう 【GM】はいさ。BSは尿意 【GM】あ、描写は挟まなくても? 半魚人ですよね。じゃあそれに掴みかかられるのか 【GM】まあ、どこも壊れてないし一回ずつくらいで 【GM】では、こちらから行きます 【GM】「ギャッ」「ギッ」と、それらしいかけ声をあげて半魚人は槍を振り回します。それはシェスの体捌きで回避されますが……かすって服だけを切り裂き、船乗りたちに、扇情的に肌を晒してしまいます 【シェス】「うぐ・・な、なんだ?」怖気のする感触に、だが異形の獣たちや小人との交合を強いられた身体は如実に反応して・・身体が、痛みを伴うほどに性感で疼き 零れ落ちそうな胸がきつく締め上げられたベストからこぼれて日差しの下に晒され、金髪で乳首は隠れているものの揺れる・・ 毒・・それと気づきつつも染み込んだそれは尿意を与えて集中を削いでいく 【GM】じっさいどうかどうかはわかりませんが、凌辱の記憶が生々しく残るシェスには、いまの自分を見た船乗りや冒険者たちが「ごくり」と唾を飲み込んで自分を凝視しているような気がして 【GM】 【GM】では、ラウンドを回します 【GM】開幕があればどうぞ、なければそちらの行動から 【シェス】「あ・・」むしろその視線にこそ震えるような官能を覚えてしまい、背を逸らし尻を振るわせる 開幕はなしでー 【シェス】「・・このっ!」胸を隠すことも無く弓を構えて 《スパークエッジ》《マルチプルスナップ》《オーバーライトイエロー》を今回はいれる リーダーのほうだけオーバーライトで。 【GM】はいよ! 2d6+9 サハギン 【ダイス】L12_syes - 2D6+9 = [5,3]+9 = 17 2d6+3+6+8 リーダー 【ダイス】L12_syes - 2D6+3+6+8 = [4,1]+3+6+8 = 22 【GM】サハギンの方は海に落ちていきます。リーダーは矢を受けつつもまだ動けるようです 【GM】では、リーダーの攻撃 【GM】2d6+6 疾風撃 【ダイス】lumi_GM - 2D6+6 = [5,2]+6 = 13 それはなすすべもなく喰らって《大きすぎる胸》で胸ゼロ 【シェス】「・・っ、」完全にベストが壊れて、かたちのいい白い乳房があらわになり、わずかに尖った先端までが怪物と男たちの目に晒される・・ 【GM】槍がもう一度振られ、それをシェスは完璧な間合いで避けますが、完璧すぎたがゆえに服だけを刃にかすらせてしまいます 【GM】ぷるんと揺れるその豊満な果実に、今度こそは確実に魔物たちと男たちの視線は集中し……一瞬、船上のあちこちで行われていた戦いが停止してしまうという 釣鐘状の乳房は重力に負けず、瑞々しい果実をあらわにして。集中する視線に思わず「・・っ」 弓を掴んだままついに胸を隠して俯いてしまいます 【GM】 【GM】 【GM】では、ラウンド回して、行動どうぞ ではどうにか視線に耐えながら弓を構えて・・そのたびに豊かな乳房はふる、ふるっと震えて 《スパークエッジ》《フルチャージショット》でリーダーに渾身の一矢を。 2d6+33 【ダイス】L12_syes - 2D6+33 = [3,3]+33 = 39 【GM】おおおう、しかしふらふらになりながらもリーダーはまだ生きてます 雷光が通常の三倍ほどに膨れ上がり当たるも仕留めきれず、と 【シェス】「力を入れすぎたか・・」と歯噛みして 【GM】瀕死のサハギンの槍がへろりと振り下ろされて 【GM】2d6+6 【ダイス】lumi_GM - 2D6+6 = [6,4]+6 = 16 《スウェー》のみで受けて腰に8点で。 【GM】haiyo アクトは無いので次のラウンドにー。 【GM】はーい 【GM】では、行動どうぞ 能動と補助は使えないので《ウィークポイント》(笑) 2d6+8 【GM】∑なんと 【ダイス】L12_syes - 2D6+8 = [6,6]+8 = 20 また! 【GM】2d6+4 【ダイス】lumi_GM - 2D6+4 = [2,5]+4 = 11 【GM】なんと知的美人 【GM】では、弱点が丸分かりです。傷口も狙いやすいし このクラスなら防護もあるか、と弱点を鷹の目が見抜いた 【GM】では、サハギンリーダーは何かに操られているかのように攻撃を続けますね 【GM】2d6+6 【ダイス】lumi_GM - 2D6+6 = [4,3]+6 = 13 あ、いえいえ 【GM】あれ 開幕の後なんでまだこっちかな 【GM】ああ、能動できないかとおもっていっちゃった 【GM】どうぞどうぞ 魔法だけでした。 【GM】通常攻撃はできるですね だが《オーバーライトイエロー》は直前なので行きますね 【GM】はいさ! 2d6+8+3 【ダイス】L12_syes - 2D6+8+3 = [3,3]+8+3 = 17 【GM】では、その矢を受けてリーダーも倒れます 【シェス】「あぶなかった・・うっ」と尿意に短いが頑丈なスカートの下の太ももを擦り合わせて はだけた胸も何とか隠そうとしますね。 《魔力の粉》使っていいかな 【GM】船の上では、冒険者や船乗りたちが他のサハギンを振り払い終えはじめているようです。 【GM】どうぞっ では胸に。 3d6 【ダイス】L12_syes - 3D6 = [6,6,2] = 14 【GM】はいさ! じゃあその辺の水夫の服を胸に巻いてさらしにして応急処置で。 尿意は・・解消してる暇あるかなw 【GM】そのくらいなら大丈夫ですよ じゃあアクトは無いけどちょっとだけ 【GM】はーい 【GM】描写があるならばどうぞ あ、せっかくだから、うーん シーン一回で≪過敏な突起≫は可能でしょうか 【GM】もちろん ではそれで。 【GM】つかっちゃえつかっちゃえ 【シェス】「・・こんな時に悪いがこれでは仕方ない・・な」 そっと船室の陰に隠れて膝をついて、用を足す姿勢になって赤くなった顔を髪で隠しながら、は・・と息を吐いて 【シェス】「~~~っ・・!」じょ。ちょぽぽ・・ 黄色い液体が陽光の照らす甲板の上で弧を描いて・・毒を吐き出すため、とは思ってもあまりにも浅ましい姿に全身を視線の槍が貫いてくるように思いながら じょ、ぼぼぼぼ・・ばちゃちゃっ・・!とシェスが尿を撒き散らす音が剣戟の収まっていく船の上に響いて・・ 【GM】実際は物陰でほとんど見えてはいないのだが……物音で気がついた者が数人覗き込んできたのと目があってしまいます 【シェス】「は・・はあ、あ・・」なにか、とてつもない開放感を覚えたまま下着をはこうとした指が・・ 尿を吐き出したそこに触れた時《過敏な突起》に触れて 【シェス】「え、あ・・あ―!み、見るなっ・・!」緩みきったそこを晒していたことに背筋まで氷を詰められたような感覚と 【GM】覗き込んだ数人はあまりに淫猥なその光景に思わず面食らって凍ってしまい 見られたまま膣口の突起に触れていた事実でただの自慰とは段違いの官能に囚われて・・「~~・・!!」声を出してはより多くの相手に気づかれる、と必死で濡れたままの股間に下着を穿いて駆け出す・・ 【GM】 【GM】では、海峡も半ば、というあたりに差し掛かった頃―― 【GM】ここで再び知力判定を 【シェス】「っ、はあ、はあ・・くそ、気晴らしどころか・・」 なんてところを見られたんだ、あれじゃただの変態女だ・・と頭を抱えて帽子を目深に被って・・ 2d6+8 【ダイス】L12_syes - 2D6+8 = [6,4]+8 = 18 でもたかい 【GM】2d6+8 【ダイス】lumi_GM - 2D6+8 = [5,3]+8 = 16 【GM】2d6+13 【ダイス】lumi_GM - 2D6+13 = [5,3]+13 = 21 【GM】では まあ片方気づいただけよし 【GM】「――♪ ぁー♪……らぁー♪」遠く遠くの方から女性の声が響きます。澄んだ、歌のような…… 【GM】ではそこで知力判定をもう一回どうぞ 2d6+8 【ダイス】L12_syes - 2D6+8 = [5,2]+8 = 15 【GM】2d6+13 【ダイス】lumi_GM - 2D6+13 = [2,4]+13 = 19 【シェス】「なんだ?この声・・?」姿には気づかないがその歌には気づいて 【GM】その歌を聞くと、体の芯から、疼きが湧き上がってきます。 【GM】カッカカッカと燃えるように割れ目や胸の先端が熱くなって…… 【GM】(奇襲で魔淫の宴を使いました) 【シェス】「あ・・?なんだ・・!?」じんわりと熱を帯びてくる身体に戸惑うが敵の姿が見えないことに困惑して 【GM】男たちもそれは同様のようです。体の異変に気がつくものの、どうしていいかわからないというような感じで全員困惑しています。 【GM】【サイレン】「サハギンを抜けるなんてやるわね。メイデンでも乗ってるのかしら?」上空から声がします。 【シェス】「気をつけろ、これがおそらくこの海峡の・・」と注意しかけて、男たちの中に先ほどの顔を見かけて口をつぐみ 【シェス】「上から・・鳥妖か・・?」噂に聞く怪鳥の伝説を思い出しつつどうにか弓を取ってそちらを向く 【GM】見上げれば、下半身が美しい羽毛に覆われた鳥足の娘が、ばさばさと背中の翼をはためかせて船の上を旋回しています。 【シェス】「・・船を沈めているのはお前か。この船も沈める気か?」なら話などする暇は無いな、と疼く身体で狙い定めて 【GM】【サイレン】「ご名答♪」鳥乙女はばさばさと羽ばたき、マストの上に着地すると「らーぁー♪」と再び歌い始めます。 【シェス】「あいにく今は歌なんか聞く気分じゃ・・うっ」深まる淫欲を刺激する歌に身を震わせながら震える手で狙いをつける 【GM】すると、ずるずると、先端が男性器の形になった無数の触手を生やした、大きなイカのバケモノが船の行く手に現われて…… 【シェス】「本命はあれか・・くそ、私だけでは・・」歯噛みしながらも臨戦態勢 では開幕はなしで。 【GM】はいよ 【GM】行動どうぞ 《スパークエッジ》《フルチャージショット》《オーバーライトイエロー》でイカを。どうせ短期決戦しかないのです。 38+1d6 【ダイス】L14_syes - 38+1D6 = 38+[3] = 41 雷属性で。 【GM】はいよ! 【GM】イカの体力が半分ほどなくなります 【GM】ではサイレン→イカでまとめて行きます 【GM】2d6+9 イビルフォース 【ダイス】lumi_GM - 2D6+9 = [3,6]+9 = 18 【GM】2d6+5 【ダイス】lumi_GM - 2D6+5 = [2,3]+5 = 10 まず腰に喰らって吹っ飛んで・・ あ、10は胸で喰らって残り2 【GM】ほいほい 【GM】アクトはなし? 条件を満たすのはないですね 【GM】はーい 【GM】では、触手が巻きついて、サイレンの歌に惑わされた男たちがつかみかかってきたということで 【GM】ラウンドを回します 【GM】開幕と行動どうぞっ! では何とか活路を見出そうと開幕に《ウィークポイント》をイカに。 2d6+8 【ダイス】L14_syes - 2D6+8 = [3,3]+8 = 14 【GM】2d6+3 【ダイス】lumi_GM - 2D6+3 = [1,3]+3 = 7 防護-8でー。 【GM】イカは本体が弱いようです 【GM】はーい 【GM】では行動をどうぞ 【シェス】「ここを凌げば何とかなるか・・」と待機 どっちみちこれを耐えないと倒れるしね 【GM】では、イカは最後のターンになりそうなので本気で行かせます。サイレンは本気も何もないです 【GM】イビルフォース 【GM】2d6+9 【ダイス】lumi_GM - 2D6+9 = [4,3]+9 = 16 【GM】マルチアタック 【GM】2d6+5 【ダイス】lumi_GM - 2D6+5 = [2,2]+5 = 9 【GM】2d6+5 【ダイス】lumi_GM - 2D6+5 = [1,2]+5 = 8 まあ記憶に頼って。とりあえず最初に残った胸が飛んで。 【GM】ほい ここは二回《スゥエー》だな。5と4点になるかな 【GM】切捨てなので 【GM】両方4点で ではHPに-8でアクトしますね 【GM】あ、減少が切捨てか 【GM】そっちがあってました 【GM】はーい 【GM】-9でお願いします。すみません;; 了解。・・どうせ次も耐えれないと先なんてないしな ≪異形の交合≫≪熱い蜜壷≫≪乳辱≫だけにしときます できればイカに絡まれたところに船員も絡んでくれると(え 【GM】そのつもりです 【GM】イカは異形の交合用 ですね 【GM】では、先にいきます はーい 【GM】シェスの破れた服を、イカと正気を失った船員たちが引きちぎっていきます。 【GM】ぬらぬらと粘液を纏ったバケモノの白い触手がシェスの手足から自由を奪い、紫色のグロテスクな先端から溢れる粘液を全身に擦り付けてきます。船員たちもいつの間にかズボンを降ろし……元々興奮していたのか、さっきの現場を見た男が先頭に立ってシェスににじり寄ってきます 【シェス】「っ、生ものの癖に・・っ!お、お前たちまで・・くそ、瘴気のせいか・・!」 吐き捨てながら船員に肘を打つが弓を手放せない上触手に絡みつかれては抵抗もままならない 四肢を広げられて無防備なお尻と、膣、乳房まで男たちとイカに晒してしまい・・ 【シェス】「や、やめろ、見るな・・!」眼帯をした顔でうつむくが、いっぱいに広げられた健康的な太ももの下の尻は空気に穢れた穴を晒してひくついて・・膣も同様に過敏な突起をむき出しにどろ、と愛液を漏らす・・ 【GM】「とか何とか言いながら、シェスさんも興奮してるじゃないか、濡れてるぜ」「俺、さっきみたんだよ、シェスさんあそこでおしっこして感じてたんだぜ。変態みたいに」鳥乙女の歌に操られた男たちは口々に好き勝手なことを言いながら 【GM】巻きついた触手がずりずりと乳房に食い込み先端を擦ると同時に、正面から触手にからめられた足を抱えた男が肉棒を割れ目にこすり付けてきます 【シェス】「違・・それは毒を吐き出すために・・っ、お、覚えている・・?」理性があるまま侵されているのか、と思いながら目で犯されている膣はなおさらひくついて・・ 【シェス】「うくううっ・・ひ、いいっ・・!」おぞましい感触と粘液交じりの触手に乳房をしごかれ絞られながらついに喘ぐような悲鳴を上げて・・ 【シェス】「ま、待て、そこは・・やめろ、今出されたら・・」孕んでしまう、怪物の種ならまだしも男の種では・・と怯えた様子で腰を引いて逃れようとするが・・ 逆に男に対してペニスに膣を差し出すような動きにしかならず、無駄な足掻きにしかならない・・ 【GM】サイレンの歌は興奮や性欲を異常に高めてしまうだけで、記憶や理性までも吹き飛ばす類ののろいではないようです。シェスが実際そうであるように。「ひくひくして吸い付いてくるな、ここ……」と、割り広げた粘膜に肉棒の側面を擦りつけながら男が言います。男はシェスをそのまま甲板に転がすと、もう一人男がまたがって、触手に締め付けられた乳房の谷間に肉棒を押し込んできて 【シェス】「き、貴様ら・・んんっ・・!?こ、こすられたら・・」催淫の呪力を浴びた身体は粘膜に擦られるエラの形さえわかるほど敏感になって・・ 【シェス】「む、胸で・・?どうするつもりだ・・?」鍛えてはいるもののそれなりに整った傷も無い美乳はひそかに自慢で 水夫の汚い垢まみれのペニスを擦り付けられる等想像もしていなかった 【GM】「シェスさん、欲しいんだろ?そんなこといって、ホントは嫌がって見せたほうが男は興奮するって知っててやってるんだろ?」そういうと粘膜でずりずりと肉棒を擦る男が膣口にその先端を押し当てます。もう何日も陸に上がっていない彼の肉棒の先端には、ざらつく恥垢がでろりとこびり付いているのを敏感な粘膜は感じ取っています。 【シェス】「この・・目を覚ませ馬鹿・・お前たちがそれではこの船ごと沈むんだぞ・・!」たっぷりしたしりを晒して、乳房を男にもてあそばれながら叫ぶが・・「ひっ・・嫌だとかそんな状況では・・な、いっ・・!」 【GM】またシェスの美しい乳房に肉棒を挟んだ男も言います。「どうするって……シェスさんならわかるだろ?」と言って、見せ付けるようにゆっくりと腰を動かし始めます。触手から分泌される粘液がローション代わりになって、ぬちゅぬちゅと卑猥な音を谷間で立てて だが、一度獣のような牡にひたすら雌として屈服させられた身体はたったそれだけの行為にも膝をがくがく震わせて・・子宮までその振動は伝わり子宮口が開いていくのを感じてしまう・・ 【GM】「ほら、イヤじゃないんだろ本当は。欲しがって見せろよ。ねだったら入れてやるぞ?」男の口調はさらに興奮してきたのか乱暴になります。くちゅくちゅと膣口を男の肉棒の先端がいじって 【シェス】「そ、そういう意味ではない・・こんなことをしている間に・・あうっ・・!?」 目の前で白い乳房が男のペニスを受け容れて性器のように前後するのを見せられて・・ 【シェス】「んうっ・・!」顔を背けて先端が鼻先にぶつかりそうになるのを避けるが 逆にその動きが、背後の男に自ら腰を押し付ける形になり・・くりゅ、と敏感な突起を男のペニスで潰され「あ、ふぁ・・ひぎいっ・・!!」 稲妻のような刺激が全身に奔り、がくがくと痙攣しながら尻を揺らして・・ぱくぱくと膣口を開いたまま隻眼を見開く 【GM】「しょうがないなあ。入れてから言わせるか」男がずぶずぶと肉棒を入れ始めると……触手の一本がシェスの膣に無理やり入り込んできて、二本挿しの形になります。二本の肉棒は交互に出し入れされて 【シェス】「あ・・あ・・い、だ、だめだっ、いまいれたら・・」ろれつが回らないまま熱い蜜壷はそれを受け容れて 敏感な突起からは・・ぴ、っぷ、ぴゅるる・・っと・・ 黄金の液体が漏れて甲板に小さな池を作る・・ 【GM】「おお、シェスさんのおっぱいすげえよ、吸い付いてくるみたいだ」ずりゅずりゅと機嫌よく胸を犯す男が腰を振ります。鼻に汚れをつけられなくとも、そのみずみずしい唇には生臭い粘液をまとった先端が擦りつけられて 【GM】「またもらした……漏らす癖でもついてんのか?シェスさん……」「さっきも、本当は見られたくてやったんじゃないの?」ずぶずぶと腰を振る男は、その割れ目の上端にある突起を指で摘んでつぶし、引っ張ります 【シェス】「あ、ああ・・だめ、漏れて・・うぷっ・・!きたな・・そんなもの擦り付けるな・・!」 必死で睨み付けるようにしてぬりゅ、にゅるううっと形を変える柔らかい乳房を犯されながら、叫ぶが腰には甘い痺れが奔り力が抜けて・・ 【シェス】「そ、そんなことは・・~~~ぎっ・・!――っくううっ・・!?」 どろどろの膣内に突き込まれる水夫の剛直と全身を縛るイカの粘液の感触と・・止めのように摘まれた花の芯についに・・ 【GM】じゅぼじゅぼと出し入れされる男の肉棒とは違い、触手は子宮口をくすぐるように最奥まで突き込まれたままうねうねと蠢きます。それを無理やり押しのけるように男の肉棒が出し入れされると、みちみちと音を立てて膣が押し広げられて 陽光の降り注ぐ船の甲板で男二人に乳房と膣を犯されながら・・ 【シェス】「は、はいって・・ふといのが一緒に入って・・壊れ・・るっ、おまん○壊れる・・やめ、でっ、くれ・・!?」双方合わせると男の腕よりも太いもので膣を拡張されて目を見開きながらよだれをこぼして、ついに物言わぬ敵に哀願しながら・・ ぐちゃぐちゃとかき混ぜられる膣はそれでも男のものと触手を強烈に締め上げていく・・ 【GM】「そんな気持ちよさそうな顔で言われても説得力がないなあ」と、胸を犯す男がそのまま腰を振って乳房を恥垢と体液でどろどろに汚して征服欲を満たしていって 【GM】 【GM】 【GM】ラウンドを回します 【GM】開幕と行動をどうぞ あ、いえいえ 待機してたので一応行動が 【GM】ああ、最後に行動か 【GM】では、まずはそれからどうぞー 【シェス】「う、ぐう・・ま、まだだ・・ここで倒れたら・・」どの道船と心中だ、と気力を揺り起こして 《ラストシュート》のみでイカに一撃。 8d6+3 【ダイス】L14_syes - 8D6+3 = [1,3,5,6,4,5,1,4]+3 = 32 惜しかったw 【GM】触手の拘束が緩まります では一時だけ男たちからも逃れつつ次のターンで。 【GM】では、ラウンド回して行動どうぞ 《スパークエッジ》《デッドポイント》《オーバーライトイエロー》でイカにとどめを 【GM】はいよ 22+1d6 【ダイス】L14_syes - 22+1D6 = 22+[5] = 27 【GM】ぷすぷす、とイカは黒焦げになりますね 【GM】では、サイレンの攻撃 【GM】2d6+9 【ダイス】lumi_GM - 2D6+9 = [3,4]+9 = 16 【シェス】「い、いい加減に目を覚ませ・・くっ」と言ったところでその一撃を《スウェー》。 8点貰って都合-16で、と。 【GM】操られた男たちが一斉に飛び掛ってきます 【GM】ほいさ 【GM】アクトは ≪汚された肢体≫≪つけられた種≫で。再び男たちに捕まります 【GM】はい 【シェス】「ば、馬鹿、私を襲っても助からないぞ、何を考えて・・」 とは言いながらもぐちゃぐちゃにかき回された膣から腰には甘い痺れで力が入らず、乳房もじんじんとペニスで犯された感覚で先端を尖らせたまま・・ 【GM】では、触手はずるりとその動きを止めて甲板に落ちましたが……再び男たちはシェスに群がります。前から後ろから掴みかかられ、あっという間に押し倒されてまたがられ、股間に、胸に、こすり付けられ、両手に肉棒を握らされてしまって 【シェス】「うあっ・・」ついに弓まで取り落として、男たちを睨み付けたまま全身に欲望をぶつけられて・・ 膝立ちのままで乳房を掴まれて前後されながら、膣を貫かれ・・弓を取るたこのできた手はペニスを握らされて 【GM】乳首でこりこりとカリ首を挟んで擦りながらも腰を振って乳房で竿を扱き、長いこと上陸していない水夫の肉棒が何本も顔の前に差し出されてむ割と香ります 【シェス】「う、あっ、あ・・わ、わたしの胸・・お、犯されてる・・」遠慮なく頬にまでぶつけられるペニスを見せ付けられる光景に、乳房をぶる、ぶるんっと震わせながらぼうっとそれを見つめて・・鼻腔までにおい立つ精臭に犯されていく 【GM】顔をとろとろに先走りで汚されながらも、両足を抱えた男はもうすっかり出来上がった膣穴にずるん!と肉棒を滑り込ませ、乱暴に腰を振り始めて 【シェス】「ん、むっ、くさ・・やめろ、そんな一度に胸で・・ふぁああっ!」 必死に顔を背けるが、男たちのものは柔らかい白い乳房に垢を擦りつけながら谷間を、脇乳をずりゅ、ずりゅと器用に犯してきて・・シェスの乳房はもう男たちの性欲処理用のオナホールでしかなく・・ 【GM】「シェスさん、すげえ、全身どこででもできるんだ……」「こういうの、毎日妄想してさっきみたいに小便しながらオナってるんじゃねえの?」などと男たちの言葉がシェスの耳を犯します 【シェス】「う、うあああっ・・!?」なかば立ったまま尻を掴まれて、一気に子宮奥まで小突かれて頭が真っ白になり・・ひくひくとわななきながら、舌を吐き出して、ぶざまなイキ顔を胸を犯す男たちの前に晒し・・ 【シェス】「ひ、ひが・・ひが・・でも・・」オナニーなんかしない・・と言おうとした唇が「ちがう・・想像より・・こっちのほうがすご・・い・・」掠れた喘ぎ声を漏らしてしまう・・ 【GM】だらしなく舌を垂らしたイキ顔の口に、容赦なく肉棒が二本突きこまれます。空いているならと尻にも入れられ、膣を犯す肉棒と同時に動いて膣と腸の間の壁を延ばして擦り 【シェス】「つ、使われてる・・お前たちが勝手に私の胸とか使ってるだけで・・んぐうっ!?」はっと気がついて抗う言葉もそのペニスに封じられて 【シェス】「ん、む、んぶぶうっ・・!?」 ぶる、ぶると乳房を揺すりながらたっぷりした胸と尻が突き込まれる度に揺れて・・ 白いお尻はアナルまでみりみりとねじ込まれて尻の毛まで晒して歪み・・ 【GM】「じゃあこれからは今日のこと思い出してオナニーできるなあ」「ていうか、うちの船にずっと乗っててもらえばいいじゃないか」「言えてるな。毎晩こういうことしてやれるぜ。何せ、溜まってるからなあ」シェスの美しい肢体が、長い船上生活で溜め込まれた男たちの欲望と汚れでどろどろに汚されていきます 【シェス】「んんむうう”~~!!」腸壁と膣壁の間でサンドイッチされて身体中の穴を埋められながら掌まで性器のように使われていき・・ 【GM】「ほら、シェスさん手が止まってるよ。手も動かしたほうがあとで思い出したときに興奮するだろ?」と、既にいまの様子をオナニーのネタにすることは前提であるかのように 護衛するはずの男たちに敵を前にしてぐちゃぐちゃとすべての穴を塞がれながら必死にもがいて・・もう少しでも早く終わらせようと何も考えられず・・ 【シェス】「~~・・」こくん、とペニスを含んで吸い付く美しい唇の変わりに頭が下げられて・・ ゆっくりと、たこのある掌と繊細な指で。男たちのものを自らしごき始めて・・ ベルトだけになった腰が、ゆさ、ゆさっとお尻ごと震えて迫力のあるヒップを揺らしながら男たちのものを締め付けて蠢き・・ その顔もどこか陶然とした、夢中の表情へと変わっていく・・ 【GM】「っく、俺はそろそろ限界だ」「ああ、もう出すぞっ」ほぼ同時に男たちの腰の動きが絶頂を目指しはじめ、自らの快楽だけのために激しさを増していって 【シェス】「ん、んむううっ・・」ついに自らペニスに吸い付いて言葉も発さず行為に没頭する中でその感覚だけは敏感に伝わって、目を見開いて・・口を離して 【シェス】「だ、だめだ、中は・・やめて・・くれっ・・!」背後を振り向いて背中越しに怯えた顔で男に懇願する・・ ごり、ごりと男のものに両穴を抉られながら片足を上げて犬が小便をするような姿勢で犯されながら抗うも、その瞬間は訪れて・・ 【GM】「いままでの流れだと、欲しいんだよな、そうやって興奮する変態だもんなあ」「見られるために小便漏らすような痴女が中田氏やめてとか、普通いわねえだろ」などと男たちは言いながら腰の動きを止めないで、むしろ奥をほじるような動きに変わっていきます。懇願のために開いた口にはすぐさま臭い肉棒がねじ込まれてしまって 【シェス】「ち、違う・・い、いやだ・・こんなところで子供なんて・・やめろ、やめ・・んぐうううっ!?」 強引に歯を押してこじ入れられるペニスにその懇願も封じられて 必死にばたつかせる手足も男たちのものと嗜虐の感情を愉しませる結果にしかならず・・ 【GM】ずるん!と子宮口をこじ開けて男の亀頭は子宮に包まれ、子宮口にカリ首をロックして……どぶどぶどぶっ!と一滴も子宮からこぼれないように中に溜まりに溜まった精液を放っていきます。それを皮切りに次々と男たちの射精が始まり、直腸の中も浣腸のようにたぷたぷに精液が満ち、顔も胸もどろどろに汚され、髪は滴るほどに精液が浴びせられて浸されます。顔から垂れた精液は豊満な胸の谷間に溜まってゆっくりとその隙間から腹へと垂れていって 【シェス】「んむ、ぶうう・・っ・・・!!」喉で弾ける精液が鼻腔まで注がれて・・ 【GM】では全身余すところなく精液漬けになったところで 【GM】描写が終わり次第妊娠判定をどうぞ 子宮口を抉るそれが脳髄まで電流でシェスの理性を焼いて・・「~~!!」尻が震えて、その肛門にも・・ びゅる、びゅると水夫の溜まりに溜まった黄色い性器が注がれ、同時に子宮の中にまで響くような濃厚な射精がじかに注がれ子宮がぱんぱんに膨らんでいき・・ 【シェス】「ん、んおおお・・ぷふぁっ・・」精液で溺れかけて必死に飲み干して自由になった口にも、顔にも・・眼帯の外れた眼窩にまで精液を浴びせられて、全身を覆う白濁にわなないて・・ 豊満な体から力が抜けていき・・ふたたび ぴゅ、ぴゅるるっ・・じょろろろろ・・ 貫かれたままで汚された肢体を晒して、失禁しながら痙攣して舌を吐き出すシェス・・ その姿にもはや冷徹な女密偵の面影は無く・・だが それは紛れも無く一匹の”雌”になろうとしていた・・ 2d6+8 【ダイス】L14_syes - 2D6+8 = [6,3]+8 = 17 で、次のターンかな 【GM】ほい、次のターンです 【GM】開幕あればどうぞ なければ行動で! では行動で。ちょっとだけロール 【GM】はーい 【シェス】「あ、うああ・・」呻きながらペニスを引き抜かれると精液と自分の小便で出来た池に倒れこんで・・ どろどろの膣からはやはり精液を漏らしながら無防備な尻を晒して・・ 床を掻いた手が、ふと、何かに触れて「う・・」 それは、魔力を秘めたとねりこの弓。暗殺者から冒険者となった時に手に入れた武器。 その感触と、いまだ緩んでいない弦に隻眼が光を取り戻して・・ぴん、と鳴る弦の音が意識を澄ませていく 【シェス】「まだ・・だな。倒れるのも弱音を吐くのも・・」死んだ後でいい、とかすれた声で呟いて。 膝を立てたまま、精液をどろりとこぼしながら弓を構えて。空を舞うサイレンに狙いをつけて・・ひょう、と身体に染み付いた動きでそれが放たれる。 《スパークエッジ》《フルチャージショット》《ラストシュート》で。 33+8d6 【ダイス】L14_syes - 33+8D6 = 33+[5,3,2,5,3,5,5,6] = 67 矢が雷光を纏いそれが太陽より眩しい輝きを帯びて放たれる 【GM】ずどん、と羽が打ち抜かれたサイレンはマストの上に不時着します 【GM】サイレン「うぐぅ~っ……よ、よくもっ……」 【GM】しかしサイレンは歌うことしか出来ず 【GM】2d6+9 【ダイス】lumi_GM - 2D6+9 = [5,6]+9 = 20 【GM】男たちをけしかけます 【シェス】「くそ、外したか・・」がくりと再び膝を突きながら、転がって《スウェー》。 【GM】では、ラウンドを回しましょう 【GM】ととと え? 【GM】焦りすぎた、ダメージは10点ですけど、OKまだ大丈夫ですよね ああ、あと6点かなw 【GM】回してもいいです? はーい 【GM】では回します 【GM】開幕と行動、そちらからです。どうぞっ 《ウィークポイント》《ポテンシャル》込みで。 2d6+8 【ダイス】L14_syes - 2D6+8 = [2,6]+8 = 16 【GM】2d6+3+4 【ダイス】lumi_GM - 2D6+3+4 = [2,4]+3+4 = 13 【GM】防御を-8しますね 弱点は見つけつつ後はこれしかない 《オーバーライトイエロー》のみでー。 【GM】はいよ 1d6+11 【ダイス】L14_syes - 1D6+11 = [6]+11 = 17 【GM】いった! 【GM】では、サイレンはもう一撃受けると……「ちくしょう……」とか言いながら海へぼちゃりと落ちます。 【シェス】「やった・・で、ももう・・」掴みかかってくる男たちを視界に収めながら ぐにゅ、と乳房を甲板に押し付けて倒れながら目を閉じる「もう・・なにも・・」考えたくない、と意識を闇にのまれていく 【GM】 【GM】 【GM】では、どのくらい時間がたったかはわかりませんが、シェスは全身をどろどろに汚したまま、薄暗い場所で目が覚めます。どうしたわけか、首輪で壁にとても大きな木箱の金具につながれていて 【シェス】「う・・あ、船は・・無事なのか」とうっすらと目を開けて 【GM】壁際に置かれた大きな木箱、ね 【GM】しかし、シェスの目が覚めると……まずは、股間に違和感を感じます。 白濁は胎内にも腸内にも吸われて、しかし全身は乾いた精液まみれで、眼帯も外れて凄惨なさまを晒して 【GM】次に、体の側面、そして両手。 【シェス】「う・・ぐっ」その違和感に目を向けながら自分の身体を確かめる 【GM】シェスの下には仰向けの男性がもぐりこんでいて……肉棒を膣に差し込んで、下から突き上げています。両側からは、シェスの顔に肉棒をこすりつける男がいて、手にも握らされています。 【シェス】「な・・お、これは・・うぐっ・・!」こんな状態に気づかないほど衰弱していた自分に驚きながら 【GM】どうやらサイレンとの戦闘が終わってからずっと、この薄暗い船倉で犯されていたようで……一般人である彼らは、シェスと比べるとサイレンの魔術が解けるのにまだまだ時間が必要なようです。 【シェス】「どういうつもりだ・・護衛をこんなところに押し込めて・・貴様ら・・」密偵時代に幾度と無く味合わされた女囚としての記憶を蘇らせながら「瘴気・・ではまだこいつらは・・」 何を言っても無駄か、と肩を落として、淫気が去ったいま鈍く伝わる膣内の感覚に時折痛みさえ覚えて 精液まみれの身体はそれでも男たちの欲望をそそるものらしく、船倉には順番を待つ男たちがいるのを目にして・・ 【GM】おそらくは、全員が溜めに溜め込んだ欲望を吐き出すまでこの凌辱劇は終わらないのでしょう。シェスが肩を落としたそのときも、股の下から突き上げる男がぶるりと震えると、どぶどぶと膣の中に暖かく、ぬるりとした濃い精が放たれるのがわかります 【シェス】「ああ・・そうだな。収まらないんだろう・・」ゆっくりと、ついに自ら、握らされたものにリズミカルに指を躍らせて・・しゅる、しゅると巧みに竿を扱き始める・・ 【GM】「押し込めても何も、ついいままで舌たらして犬みたいにあひあひ言ってたのは誰だよ」「シェスさん、すごいんだよなあ。俺たち何回出しても止めてくれないし」 【シェス】「う・・っぐ、そうだ・・好きなだけ出せばいい、どうせ・・?」と言葉を発した男たちに慄いて 【GM】「急にまともぶっちゃって……白目剥いておまん○おまん○言いながらおしっこ漏らす変態の癖に」と、言いつつ次の男が膣に肉棒を押し込み、腰を降り始めます 【シェス】「い、犬だと・・誰が好きでこんな・・んううっ・・!?」放たれる精液に女性の身体は反応を還して子宮が開き、膣はわななくように蠢き 【シェス】「い、今まで気絶していたのに言うわけが無いだろう・・ふん、誰が変態だ。動けない女を犯すしか能が無いのが海の男・・くああっ!」形を判別できるほど数をこなしてしまっているこなれた膣はそれさえ飲み込んで 【GM】「好きでやってるじゃあないか。なに?気持ちよすぎていまさっきまでのこと覚えてないとか?」「忘れたフリ?」何十回と射精された子宮口は、肉棒をすんなりと飲み込んでコリコリ擦り 隻眼の怜悧な女密偵は表情を苦悶から淫楽に歪めて、ゆさゆさと膣に腰を打ち付けられ同時に波のリズムで身体が浮き上がり・・敏感なスポットをペニスで擦られてしまう 【GM】「気絶してただって、シェスさんはとんでもないなあ。意識が飛ぶとああなっちゃうわけ?」「だれかれ構わずちん○掴んでしゃぶりついてた牝犬のくせに?」「私は犬ですって言ってたっけ、小便漏らしながら、あははは」男たちの語ることが真実かどうか、シェスには判断できませんがいやでも自分の痴態を想像させられます 【シェス】「い、言ってない・・おまんこなんて言わないし、こんなのは好きじゃない・・ひいっ!?」がむしゃらだった先ほどまでと違い何週もしてシェスの弱みを探り当てた男の腰使いで容易く覚醒してから最初の絶頂を迎えて、わななく・・ 【シェス】「い、犬・・?馬鹿なことを・・いう、な・・」そう言いながらも手は、腰は男たちに応じるように機械的に動いていき 【シェス】「そんな・・そ・・そ、そうなの・・か・・?」 男たちの言葉のたびに瞳から精彩が失せていく・・ 【GM】「ほら、また気持ちよくなってきた」「お漏らしが好きな牝犬便器ですってまた言い出すんでしょ」「ほら、早く思い出せよ」そういいながら、男たちはまだまだ臭い肉棒を鼻先に押し付け、両手で扱かれる男の精があごや胸にとぷとぷとかかります 豊かな胸は掴まれたままぐにゅううと絞られ先端を摘まれてぴんと尖り・・ 【シェス】「あ、う、ぷっ、・・わ、わたしわたしは・・」違う、と言いかけて 顔に、胸に押し付けられるそれに・・髪を掴まれ絡められるペニスに・・自分が女というただの性欲処理の道具でしかない現実に 【GM】「おら、牝犬便器シェスさんの大好きなおちん○だぞ?わんわん犬の真似しながら舐めてたじゃん?さっきまで」そういっててらてらと先走りで光る肉棒を目の前に出し、唇にこすり付けて はあ、と豊満な乳房を上下させながら、舌を伸ばして、言葉を・・ 【GM】男たちもシェスのツボを知っているのか、その腰使いや愛撫は的確にシェスの性感帯を捉えていて、男たちの言葉に説得力を含ませます 【シェス】「お・・おこと、わりだ・・」がり、とそれを、噛んで。 【シェス】「は、はは・・わたしを雌犬にしたいなら・・もう少し頑張るんだな・・」そんな粗末なもので女を虜に出来ると、思うなよ、と 【GM】「っ……!!この牝犬っ……!!」飼い犬にてならぬ一物をかまれた男は、精液でひたひたの髪を掴むとずる、と根元まで突きこんで その言葉を放つたびに全身が、震える。よりいっそうの男たちの嗜虐に満ちた性の暴力に晒されることを予感して。 【GM】喉をずんずんと突いてきます 【シェス】「んっ・・♪ど、どうした・・?雌犬が抵抗したらいけないのか・・ぷあ!」突かれながらも合間に言葉を放って 男のものを握り締め、あるいは膣でペニスをギリギリと文字通り千切れそうなほど締め上げうっ血させて・・ 【GM】膣を責める男もシェスの性感帯をピンポイントに犯してはいるものの、腰使い自体は女を喜ばせるようなものではなく自分の快感を高めるために、道具に対するようなもので 【シェス】「(はは、は・・なんだ、どうせならもっと・・)」乱暴に、獣以下に扱ってくれればいいのに、と軽い躁状態の頭で、男たちに抗いながら・・ ぐき、と男のものを軽く音がするほど捕らえて捻る 【GM】「しょうがねえな、ちょっと大人しくさせるか」と、男の一人がシェスの尻穴に手首ほどもある張り型がねじ込まれて 【GM】ねじ込んで 【シェス】「ん、んっ・・な、なんだ・・尻か?使い物にならなくしては困るんじゃないのか・・」それがあてがわれることにもついに尻をひくつかせながら待ち受けて、だが抗うことはやめない 【GM】シェスを四つんばいにさせると、叩き壊すような勢いで子宮に肉棒をたたきつけます。張り出したえらがごりごりと子宮口をめくっては強烈な快感を呼び起こし、無理やり広げられた二穴の仕切りは延び切ってより敏感になって そうだ・・虜囚になるたびに、抗って落ちないほうが、彼らは躍起になって攻め立てて来た・・と。かつて自分を捕らえた男たちを思い出して・・ 【シェス】「んっ、ぎ・・ふぃいいっ・・!!」息を吐きながら悲鳴を上げて喘ぐも。 魔瘴炉を形成しつつあるシェスの身体はそれさえも快楽へと変えていき・・ 【シェス】「ど、どうしたっ・・でかければいいわけじゃないぞ・・自分のものにそれほど自信が無いかっ・・」びくびくと血を流しながらそれを飲み込むアナルを晒しながら、うつろな眼窩を晒して、哂う 無様に広げられた股と尻は男たちに晒されぐちゃぐちゃにかき回されるが・・その視線も今の彼女には痛みと等しく快楽の源で・・ 【GM】シェスの腕は背中の後ろで縛られて這い蹲る体勢にさせられ、男に髪をつかまれて口をオナホールのようにイラマチオに使われてしまいます 【シェス】「つ、次の港までは長いんだろう。それまでに・・言葉どおり雌犬に出来るか、せいぜい頑張ることだな・・!」私を失望させるのは一度までにしておけ・・と言ったところで「んぐ・・うぶううっ!!」 口も性器もただの穴。繋がれたただの雌穴にされたまま、女密偵はその隻眼に・・ 【GM】「ああ、激しくされたいんだろ?この牝犬が」「おら腰振れよ、もっと激しくされたくてやってんだろ?望みどおりにしてやるよ!」男たちは罵りながら、尻を叩きながら腰を振って 【GM】背中にぺっ、と唾を吐きます 【シェス】「(愉しい・・航海になりそうだ・・)」と尻を叩かれ、つばを吐きかけられながらびくびくと全身をわななかせて 男たちに、淫蕩な、嘲るような笑みを向けて、ペニスに自ら舌を絡みつかせて、全身で男のものを蕩かせていく・・ 【GM】では、シェスは元の港に戻るまでの間延々と犯され続け……精液溜まりの中で、正気を保ったまま牝犬としてすごしました 【シェス】「は、あっ・・どうした。もう・・飽きたのか・・?」精液の池の中でみだらに笑う女は注がれるたびに艶を増すようで 【GM】 【GM】 【GM】では、シェスは延々と犯された後で、本人はそんなことは言っていませんが……船の専属精処理ペットとなります。表向きは、専属の護衛という契約ですが…… 【GM】実際は海に出て性欲をもてあます男たちの欲望をただひたすら受け止めるのが仕事で、船倉に首輪でつながれたままです。 【GM】大量の精液に浸されて被虐の快楽に浸る彼女の姿は、いつまでも男たちの心を捉えて離さなかったと言います 1d6+2 【ダイス】L14_syes - 1D6+2 = [2]+2 = 4 CP9のSP7です 【GM】~ランドリューフ戦記~ 【GM】~ロストトライアングル おしまい~ 【GM】ではちゃちゃっとリザルトしちゃう 【GM】シナリオ成功+ナイト×2+ルーク×1+ポーン×1+CP 【GM】40+10*2+4+2*2+9 【GM】経験点は77点 【GM】シナリオ成功+SP/2 【GM】4+7/2 【GM】ミアスマは7.5点 はいっと 【GM】で、名声を1点どうぞ ではコネも戴いてと お疲れ様でしたー 【GM】コネは、商船団の男たちでどうぞ たくさん虐めてもらえてよかった。 やはり人間は・・素晴らしい 【GM】おつかれさまでした
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No.178 ステータス 基本情報 隠しステータス サーヴァント属性&特性・バトル補正値 能力値 宝具 強化後「強化クエスト 織田信長」クリア後 保有スキル Skill1:うつけ殺法 A Skill2:敦盛ビート B Skill3:渚の第六天魔王 A- 開放条件 クラススキル アペンドスキル Skill1:追撃技巧向上 Skill2:魔力装填 Skill3:対ムーンキャンサークリティカル発生耐性 育成 霊基再臨 スキル強化 アペンドスキル強化 絆レベル 性能 プロフィール イラストレーター・声優 キャラクター詳細 パラメーター 設定 ボイス 幕間の物語 サーヴァント強化クエスト 入手方法 その他 コメント ステータス 基本情報 No.178 真名 織田信長 Class バーサーカー Rare 4 Cost 12 コマンドカード 能力値 Lv. 1 霊基再臨 聖杯転臨 Quick Arts Buster HP 1603 10023 1 1 3 ATK 1691 10146 隠しステータス サーヴァント属性&特性・バトル補正値 ▼表示/非表示 隠しステータス 相性 人 属性 方針 性格 性別 宝具 単体B 成長 凸型 混沌 夏 女 スター発生率 5.0 ヒット数 Q A B EX 宝具 スター集中度 10 3 2 6 5 12 DR(*1) 52.0 N/A(*2) 0.93 N/D(*3) 5.00 特性 サーヴァント / 人型 / 王 / 信長 / 夏モード 能力値 ▼表示/非表示 スライダー挿入 HP ATK 総合値 ATK クラス補正 総合値 クラス補正 Lv. 1 霊基再臨 聖杯転臨 宝具 ノブナガ・THE・ロックンロール第六天魔王波旬~夏盛~ Card ランク 種別 効果 1 2 3 4 5 Buster E~EX 対神宝具 敵単体に超強力な攻撃[Lv] Buster(x1.5) 600 800 900 950 1000 &〔神性〕特攻 OC 特攻威力UP Buster(x1.5) 150 162.5 175 187.5 200 強化後 「強化クエスト 織田信長」クリア後 ノブナガ・THE・ロックンロール第六天魔王波旬~夏盛~ Card ランク 種別 効果 1 2 3 4 5 Buster E~EX 対神宝具 敵単体に超強力な攻撃[Lv] Buster(x1.5) 800 1000 1100 1150 1200 &〔神性〕特攻 OC 特攻威力UP Buster(x1.5) 150 162.5 175 187.5 200 + 自身にフィールドを〔炎上〕特性にする状態を付与(3T) 保有スキル Skill1:うつけ殺法 A 402,A CT 効果 Lv.1 Lv.2 Lv.3 Lv.4 Lv.5 Lv.6 Lv.7 Lv.8 Lv.9 Lv.10 8 自身に回避状態を付与(1T) &Busterカード性能をアップ[Lv](3T) 10 11 12 13 14 15 16 17 18 20 Skill2:敦盛ビート B 605,B CT 効果 Lv.1 Lv.2 Lv.3 Lv.4 Lv.5 Lv.6 Lv.7 Lv.8 Lv.9 Lv.10 10 自身に毎ターンスター獲得状態を付与[Lv](5T) 5 6 7 8 9 10 +味方全体に毎ターンHP回復状態を付与[Lv](5T) 300 320 340 360 380 400 420 440 460 500 &毎ターンNP獲得状態を付与(5T) 3 Skill3:渚の第六天魔王 A- 311,A- CT 効果 Lv.1 Lv.2 Lv.3 Lv.4 Lv.5 Lv.6 Lv.7 Lv.8 Lv.9 Lv.10 6 自身のスター集中度をアップ[Lv](1T) 1000 1200 1400 1600 1800 2000 2200 2400 2600 3000 &必中状態を付与(1T) &〔炎上〕しているフィールドで攻撃力がアップ[Lv](3T) 10 11 12 13 14 15 16 17 18 20 開放条件 初期 霊基再臨を1段階突破する 霊基再臨を3段階突破する クラススキル 106,C 狂化 自身のBusterカードの性能を少しアップ 6 アペンドスキル Skill1:追撃技巧向上 301 効果 Lv.1 Lv.2 Lv.3 Lv.4 Lv.5 Lv.6 Lv.7 Lv.8 Lv.9 Lv.10 自身のExtra Attackカードの性能をアップする[Lv] 30 32 34 36 38 40 42 44 46 50 Skill2:魔力装填 601 効果 Lv.1 Lv.2 Lv.3 Lv.4 Lv.5 Lv.6 Lv.7 Lv.8 Lv.9 Lv.10 自身のNPをチャージした状態でバトルを開始する[Lv] 10 11 12 13 14 15 16 17 18 20 Skill3:対ムーンキャンサークリティカル発生耐性 417 効果 Lv.1 Lv.2 Lv.3 Lv.4 Lv.5 Lv.6 Lv.7 Lv.8 Lv.9 Lv.10 自身の〔ムーンキャンサー〕クラスに対する被クリティカル発生耐性をアップする[Lv] 20 21 22 23 24 25 26 27 28 30 育成 霊基再臨 段階 QP 再臨用素材 1段階 QP,5万 バーサーカーピース,x4 2段階 QP,15万 バーサーカーピース,x10 魔術髄液,x18 3段階 QP,50万 バーサーカーモニュメント,x4 奇奇神酒,x4 万死の毒針,x10 4段階 QP,150万 バーサーカーモニュメント,x10 万死の毒針,x20 混沌の爪,x6 + 再臨素材/聖杯転臨合計 合計 合計QP 合計再臨用素材 霊基再臨 QP,220万 バーサーカーピース,x14 魔術髄液,x18 バーサーカーモニュメント,x14 奇奇神酒,x4 万死の毒針,x30 混沌の爪,x6 聖杯転臨 QP,4900万 聖杯,7 聖杯転臨Lv.100-120 QP,1.2億 聖杯,x10 cn_178,x300,サーヴァントコイン スキル強化 レベル変動 QP 強化素材 レベル変動 QP 強化素材 Lv1→Lv2 QP,10万 狂の輝石,x4 Lv2→Lv3 QP,20万 狂の輝石,x10 Lv3→Lv4 QP,60万 狂の魔石,x4 Lv4→Lv5 QP,80万 狂の魔石,x10 奇奇神酒,x2 Lv5→Lv6 QP,200万 狂の秘石,x4 奇奇神酒,x4 Lv6→Lv7 QP,250万 狂の秘石,x10 魔術髄液,x12 Lv7→Lv8 QP,500万 魔術髄液,x24 追憶の貝殻,x5 Lv8→Lv9 QP,600万 追憶の貝殻,x15 呪獣胆石,x8 Lv9→Lv10 QP,1000万 伝承結晶,x1 + 強化素材合計 合計 合計QP 合計強化素材 x1 QP,2720万 狂の輝石,x14 狂の魔石,x14 奇奇神酒,x6 狂の秘石,x14 魔術髄液,x36 追憶の貝殻,x20 呪獣胆石,x8 伝承結晶,x1 x3 QP,8160万 狂の輝石,x42 狂の魔石,x42 奇奇神酒,x18 狂の秘石,x42 魔術髄液,x108 追憶の貝殻,x60 呪獣胆石,x24 伝承結晶,x3 アペンドスキル強化 レベル変動 QP 強化素材 レベル変動 QP 強化素材 スキル解放 cn_178,x120,サーヴァントコイン Lv1→Lv2 QP,10万 狂の輝石,x4 Lv2→Lv3 QP,20万 狂の輝石,x10 Lv3→Lv4 QP,60万 狂の魔石,x4 Lv4→Lv5 QP,80万 狂の魔石,x10 万死の毒針,x10 Lv5→Lv6 QP,200万 狂の秘石,x4 万死の毒針,x20 Lv6→Lv7 QP,250万 狂の秘石,x10 混沌の爪,x3 Lv7→Lv8 QP,500万 混沌の爪,x5 永遠結氷,x5 Lv8→Lv9 QP,600万 永遠結氷,x15 鬼炎鬼灯,x8 Lv9→Lv10 QP,1000万 伝承結晶,x1 + 強化素材合計 合計 合計QP 合計強化素材 x1 QP,2720万 cn_178,x120,サーヴァントコイン 狂の輝石,x14 狂の魔石,x14 狂の秘石,x14 万死の毒針,x30 永遠結氷,x20 混沌の爪,x8 鬼炎鬼灯,x8 伝承結晶,x1 x3 QP,8160万 cn_178,x360,サーヴァントコイン 狂の輝石,x42 狂の魔石,x42 狂の秘石,x42 万死の毒針,x90 永遠結氷,x60 混沌の爪,x24 鬼炎鬼灯,x24 伝承結晶,x3 絆レベル ▼表示/非表示 絆ポイント サーヴァントコイン 到達報酬 累計 Next 累計数 獲得数 Lv.0 0 2,000 0 0 Lv.1 2,000 3,000 5 5 Lv.2 5,000 4,000 10 5 Lv.3 9,000 5,000 15 5 Lv.4 14,000 6,000 20 5 Lv.5 20,000 210,000 25 5 Lv.6 230,000 230,000 30 5 聖晶石 x2 Lv.7 460,000 270,000 40 10 聖晶石 x2 Lv.8 730,000 350,000 50 10 聖晶石 x2 Lv.9 1,080,000 400,000 60 10 聖晶石 x2 Lv.10 1,480,000 1,090,000 80 20 絆礼装 Lv.11 2,570,000 1,230,000 100 20 聖晶石 x30 Lv.12 3,800,000 1,360,000 120 20 聖晶石 x30 Lv.13 5,160,000 1,500,000 140 20 聖晶石 x30 Lv.14 6,660,000 1,640,000 160 20 聖晶石 x30 Lv.15 8,300,000 - 180 20 聖晶石 x30 + 礼装画像&効果 (ネタバレ注意) No.650 ★★★★SR 天下布武~2017summer.ver~ COST 9 306 織田信長(バーサーカー)装備時のみ、自身がフィールドにいる間、味方全体 控え含む のBusterカード性能をアップ[ 15 %]&クリティカル威力をアップ[ 15 %]&防御力をダウン[ 10 %] HP 100 ATK 100 性能 [編集] 2017年夏の水着イベント「デッドヒート・サマーレース! ~夢と希望のイシュタルカップ2017~」にて実装された☆4バーサーカー。 2015年の「ぐだぐだ本能寺」イベントにて配布された 、織田信長〔アーチャー〕 の水着版となっている。 元々暴走気味だったが、謎の再臨によってロックスターとなったノッブは、ついにバーサーカーとなってしまった。 属性も「秩序・中庸」から「混沌・夏」に変化しているので、属性を参照するクエストやイベントには注意しよう。 ステータスはATK偏重型。バーサーカー内では平均的なATKと、水着邪ンヌに次ぐワースト2位のHPを持つ。 カード構成・性能について カード構成はBBBAQ+B宝具でバーサーカーとして一般的な構成。 カードのヒット数は「B6・A2・Q3・EX5」。 前年の水着鯖であった槍清姫に続く"B6ヒット"が特徴で、A初手からのBでもある程度のNP獲得が期待できる。 ただし、Q性能が低かった槍清姫やスカサハとは異なり、Qが3ヒットするため、通常通り"A初手"の場合BよりもQの方が総獲得NPが多い。 期待値としては「ABQEX NP30.69%」「ABBEX NP27.90%」「BQAEX NP19.99%」「BBAEX NP15.81%」。ただし後者ほどダメージは大きくなるので場面に合わせて運用しよう。 獲得スターについては、Bが6ヒットするため「BBQEX」より「QBBEX」の方が総獲得量が多くなる、珍しい鯖の一人。 ただし、期待値としては「BBQEX ☆12.99個」に対し「QBBEX ☆14.62個」と大きくは変わらない。 1stボーナスの違いにより、「BBQEX」の方が圧倒的に与えるダメージが大きくなるため、使い分けが重要。 スキル 【スキル1】うつけ殺法 A CT 8-6 自身に1Tの回避と、3TのBuster性能アップを付与する複合スキル。 Buster性能の上昇率は最大20%とさほど高くないが、効果ターンが長くカード枚数も多いので、 うまく使えば生存力と攻撃力の両方を上げることが出来るだろう。 【スキル2】敦盛ビート B CT 10-8 5Tの間「スターを獲得/HP回復/NPを獲得」するバフを与える。 "スター獲得効果"は自分を対象、"HP回復・NP獲得"は味方全体を対象としており、マーリンの宝具によるバフと近い。 CTが長く、回復量・NP獲得量は小さいので、基本的には開幕から使っていくのがいいだろう。 集中度の低いバーサーカーのためスキル3でスター集中度を上げない限り、獲得したスターは自身以外のサーヴァントに流れる。 そのため、クリティカル威力アップ持ちのサーヴァントとの相性が良い。 【スキル3】渚の第六天魔王 A- CT 6-4 1Tの間、自身の「スター集中度」を上昇させ「必中状態」を付与する。 さらに、〔炎上〕しているフィールドでは、3Tの「攻撃力アップ」効果が得られる。 バーサーカーのスター集中度は極めて低いため、ライダーやアーチャーから星を奪う際にはスキルLvを上げておく必要がある。 Lv1でセイバー・アサシンを少し上回る110、Lv3でアーチャーと同等の150、Lv6でライダーを少し上回る210、Lv10で310になる。 他のスキルよりCTが短く、最短CT4で回せるためアタッカーとして活用する場合には育成のリターンも大きい。 宝具強化後は自力で〔炎上〕状態にできるため、宝具以降の持続ターン中に大ダメージを狙うことも出来るようになった。 また、魔王信長(織田信長)のスキルでも条件を満たすことが出来る。 + フィールドが〔炎上〕特性のフリクエ一覧 章 座標 クエスト名 F 未確認座標X-A 屋敷跡 未確認座標X-B 爆心地 未確認座標X-C 大橋 未確認座標X-D 紅く染まった港 未確認座標X-E 骸彷徨う教会 未確認座標X-F 焼け崩れた校舎 未確認座標X-G 燃え盛る森 未確認座標X-G 危険地帯 六 死の荒野 血沸き肉躍る狂宴 聖都市街 理想都市 無の大地 荒涼たる世界 七 北壁 魔獣戦線跡地 ニップル 天と地の結び目 亜I 歌舞伎町 不夜城 パーティー会場 キリングパーティー 亜III 合戦場 兵どもが夢の跡 L2 炎の館 霜息吹く山脈 L4 ディーヴァール 壁の村 L5後編 星間都市南部 大地と豊穣の都 宝具「 第六天魔王波旬~夏盛~ (ノブナガ・THE・ロックンロール)」 Buster属性の単体攻撃宝具。 アーチャー時代の信長は〔騎乗〕特攻の全体宝具(スキルで〔神性〕特攻)であったが、こちらの宝具は〔神性〕特攻の単体攻撃となっている。 OCにより特攻威力の倍率が上昇するため、宝具チェインでは後ろに配置するのが効果的。 バーサーカーであることから、"特攻"と"攻撃優位"が適用されるサーヴァントやボスが多い。(フォーリナーには注意が必要) 神性特攻持ちはそこそこ数が多いが、バーサーカーでは初。 「宝具特攻」は宝具カード以外には適用されない代わり、礼装などでサーヴァントに付与される「特攻状態」や「宝具威力アップ」とは強化倍率が乗算になる。 ’20/04/29に強化クエストが実装され宝具威力の向上とともに、3Tの〔炎上〕効果が追加された。 〔炎上〕は自身のスキル3への恩恵がある他、同時実装の魔王信長(織田信長)のスキル(強化後)にも恩恵がある。 + 〔神性〕特性持ち一覧 Class Rare Name 剣 5 アルテラ シグルド ディオスクロイ 伊吹童子 徴姉妹 4 ラーマ 鈴鹿御前 ラクシュミー・バーイー 葛飾北斎 カルナ〔サンタ〕 3 ガイウス・ユリウス・カエサル 弓 5 ギルガメッシュ アルジュナ イシュタル 超人オリオン 4 アルテラ・ザ・サン〔タ〕 ケイローン アシュヴァッターマン 刑部姫 3 エウリュアレ 子ギル 槍 5 カルナ ブリュンヒルデ 玉藻の前 エレシュキガル ロムルス=クィリヌス 4 フィン・マックール メドゥーサ 源頼光 パールヴァティー ワルキューレ 長尾景虎 謎のアルターエゴ・Λ カイニス 宇津見エリセ 3 クー・フーリン クー・フーリン〔プロトタイプ〕 ジャガーマン 騎 5 イスカンダル オジマンディアス ケツァル・コアトル アキレウス エウロペ ネモ 曲亭馬琴 4 マルタ 坂田金時 イシュタル 坂本龍馬 カイニス 3 メドゥーサ アレキサンダー 術 5 玉藻の前 玄奘三蔵 スカサハ=スカディ 4 アイリスフィール〔天の衣〕 ニトクリス ギルガメッシュ 酒呑童子 大黒天 3 クー・フーリン アスクレピオス 殺 5 酒呑童子 クレオパトラ 刑部姫 セミラミス カーマ 光のコヤンスカヤ 4 ステンノ ニトクリス スルーズ ヒルド オルトリンデ 狂 5 坂田金時 クー・フーリン〔オルタ〕 源頼光 アルジュナ〔オルタ〕 宮本武蔵 伊吹童子 4 ヘラクレス エルドラドのバーサーカー ブリュンヒルデ 裁 5 アムール〔カレン〕 スカサハ=スカディ 4 ケツァル・コアトル〔サンバ/サンタ〕 アストライア 讐 5 スペース・イシュタル 宇津見エリセ 月 5 BB(水着) ジナコ=カリギリ 分 5 メルトリリス シトナイ キングプロテア 蘆屋道満 マナナン・マク・リール〔バゼット〕 4 パッションリップ 太歳星君 降 5 アビゲイル・ウィリアムズ 葛飾北斎 楊貴妃 アビゲイル・ウィリアムズ〔夏〕 ヴァン・ゴッホ ジャック・ド・モレー 闇のコヤンスカヤ エネミー 丑御前、スフィンクス、マリカスフィンクス、複合神性ゴルゴーン、エレシュキガル(第七特異点)、ファム・ファタール、ベル・ラフム(ビースト)、ティアマト、メガロス、グガランナ、カフラースフィンクス、ヘブンズフィール・ミミクリー、第六天魔王・明智光秀、ワルキューレ、BBホテップ、BBB、ビーストⅢ/L、カーマ/マーラ、ありがたい石像、ウッチャイヒシュラヴァス、ドゥン、ガルダ、サラマー、マハーナーガ、哪吒太子、ポセイドンコア、アルテミス、『愛玩の獣』、デメテル、アフロディーテ、ゼウス、埴輪ノッブ(大)、羅刹王・髑髏烏帽子蘆屋道満、超ベイビィカレン、祭神ケルヌンノス、ノリッジの厄災、ありがたい黄金像、暗黒の仔山羊、アラハバキ、ダゴン、ジェームズ・モリアーティ(ルーラー) 運用 複数ターン継続するバフが多く回復もあるため、スタメンで出してスターとNPを提供し、最終的にボスを神性特攻つき宝具で倒すのが一般的な運用になる。 しかし、第二スキルによる回復効果は気休め程度の効果しかないので、敵の反撃は最小限に抑え、攻撃が厳しい場合には"タゲ集中"か"全体防御バフ"持ちと組み合わせた方が良いだろう。 バーサーカークラスのため星を吸いにくく、星を10個×5T供給できるので星供給サポーターとしても使うことができる。 バーサーカー、アヴェンジャー、キャスターなど通常は活かしにくいクリティカル威力アップを持つサーヴァントに星を流して引き立たせることができる。 相性の良いサーヴァント バーサーカーの宝具やクリティカルを助ける定番ではあるがマーリンや諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕は相性が良い。低レアのハンス・クリスチャン・アンデルセンも良好。 レオニダス一世はターゲット集中でき、星生成やBバフ供給できるので好相性。 ヒット数が多いためウィリアム・シェイクスピアやナポレオンなどのスター発生率バフの恩恵も大きい。 同じバーサーカーでは茶々はスター供給を安定させられる。逆に源頼光やランスロット、アタランテ〔オルタ〕、アルジュナ〔オルタ〕、森長可はスター集中スキルを持ち星を活用しやすい。 サポートに回る場合、ターゲット集中とクリティカルの両方をこなせるアタッカーとしては始皇帝、アキレウス、パッションリップ、スカサハ〔アサシン〕、エミヤ〔アサシン〕あたりが挙げられる。 同じノッブである魔王信長(織田信長)は3Tの間〔炎上〕状態にすることができ、スキルについても〔炎上〕状態の恩恵があるので相方としては悪くない。 〔炎上〕状態を維持させることで互いに火力強化を受けられ、互いにスターを融通できる。同じ〔神性〕特攻持ちで敵クラスの影響を受けづらいクラスで共通している。 ノッブ専用サポーターの織田信勝や、同時実装された卑弥呼はクリティカルとBuster強化してくれる。 相性の良い概念礼装 火力を上げる「Buster/クリティカル威力アップ」系:リミテッド/ゼロオーバー、月の勝利者、ジョイント・リサイタル、我らが征くは星の大海、カルデアを導く乙女、ヒーロー・オン・ザ・ビーチ NP溜めの時間を減らす「初期NP獲得」系:カレイドスコープ、ゴールデン相撲~岩場所~、エアリアル・ドライブ、ビューティフル・ドリーマー、スターリー・ナイツ、王の相伴、フォンダン・オ・ショコラ、聖夜の晩餐、至るべき場所 の礼装がおすすめ。 また「2030年の欠片」などの"毎ターンスター獲得"礼装を持たせることで、ターンごとのスター供給が最大で20個近くになる。 プロフィール イラストレーター・声優 ILLUST pako CV 釘宮理恵 設定作成 経験値 キャラクター詳細 渚の第六天魔王、ここに轟臨! この夏の尾張のトレンドをふんだんに盛り込んだ 素敵なルックであのノッブが帰ってきた! え? クソダサTシャツとか恥ずかしくないんですかって? ふっ……、今回のわしは今までのわしとは違うのじゃ! なんとこの夏のわしはまだ再臨を2回ぐらい残しておる。そう、念願の着替え再臨じゃ! 再臨したわしの艶姿に腰を抜かすでないぞ! うっはっはっはっはー! ……というかこのTシャツ、イケてると思うんじゃが、じゃが! パラメーター 筋力 B 耐久 C 敏捷 B 魔力 C 幸運 B 宝具 設定 + アンロック条件:絆レベルを 1 にすると開放 身長/体重:152cm・44kg 出典:史実 地域:日本 属性:混沌・夏 性別:女性 ノーマルノッブから属性が夏とかいう希少属性に変化しているが多分ノリ。秩序から混沌へ変化しているのは第六天魔王状態の影響と思われる。 「うっはっはっは! わしこそが渚の第六天魔王、織田信長じゃ! わしったら脱いでも凄いんじゃからネ!」 + アンロック条件:絆レベルを 2 にすると開放 己が内から燃え盛るように湧き上がるパッションをその身にまとい、2017年夏『ノブナガ・THE・ロックスター』鮮烈デビューなのじゃ! ファイトスタイルは尾張うつけ時代を彷彿とさせる戦国やんちゃスタイル&ロックンロール。 え? 火縄? 奴はおいてきた。浜辺の戦いには湿気ってついてこれそうにないからネ! + アンロック条件:絆レベルを 3 にすると開放 『第六天魔王波旬~夏盛~』 ランク:E~EX 種別:対神宝具 ノブナガ・THE・ロックンロール。 神仏を滅ぼす魔王信長の真の宝具……の、マイナーチェンジバージョン。 神性や神秘を持つ者に対して絶大な力を揮う存在へと変生する固有結界の限定解放状態。解放状態のノッブの背後には謎の巨大骸骨(仮)が顕現し、魔王の如き力を揮う。 + アンロック条件:絆レベルを 4 にすると開放 ○うつけ殺法:A 想像を絶するうつけ的発想で戦闘を行う。 寺にピンポンダッシュをしたり、 茶釜に爆竹をしかけたり、 信勝を泣かしたりとやりたい放題である。 元来、こういう事には頭が回るため悪い意味で 近接戦闘能力がパワーアップしている。 ○敦盛ビート:B 敦盛のビートを戦場に轟かす必殺の超空間ダンシング敦盛ファイト。踊りなのか歌なのはっきりしてほしいがノッブ曰くこれがロック。 ちなみに謎の魔王武装の名前は 『ヘシKill・ハセーべ』との事。 + アンロック条件:絆レベルを 5 にすると開放 ○渚の第六天魔王:A- 本人の夏のイメージによって、己の在り方を捻じ曲げられた怪物。能力・姿が変貌してしまう。 本来のスキル「魔王」のアナザースキル。 渚で魔王が水着に着替えたらこうなった。 副作用で少し胸が大きくなっている気もするんじゃが気のせいかの? + アンロック条件:絆レベルを 5 にすると開放 第六天魔王波旬、織田信長。 本来の第六天魔王状態は神仏はおろか、己すら焼き尽くしかねない危険なモードのため、バーサーカーというクラスに封じることで限定的に第六天魔王状態を保っている。 うつけた言動で誤魔化してはいるが、この姿は信長的にはかなり危険な状態のため、定期的に魔力(ロック)を解放(シャウト)してクールダウンしている。 ―――ま、是非もないよネ! ボイス [編集] + セリフ一覧 Grand summon 召喚 「イェーーーイ! のってるかのう! わしこそが渚の第六天魔王こと、 そう、ノブナガ・THE・ロックンローラーじゃ! え? どの辺がロックだって? いや水着で夏はロックじゃろ。 こういうのはフィーリングじゃ、考えるでない、感じるのじゃ! あ、クラスはバーサーカーでよろしく」 Synthesis レベルアップ 「テテーン♪ わしはレベルが上がった。歌唱力が2ポイント上がった。ギターテクが1ポイント上がった。ビジュアルが3ポイント上がった。ついでに攻撃力とかも程よく上がった!」 霊基再臨 1 「待たせたな! ついにわしの 艶姿 (あですがた)を披露する時が来たようじゃ。うっひっひっひっひ……どうこの水着、ええじゃろええじゃろ? うっはっはっはっは! 皆まで言うな解っておる! そなたはまったく果報者よな、このこのぉ♪」 2 「ロックの道は一日にして成らず。わしの魂のシャウトを天下に遍く響かせるその日まで、わしの活躍は続くっ! とぅーびーこんてぃにゅー!」 3 「やれやれ……戯言で誤魔化しておったが、どうにも抑えきれんか。この姿を晒すのはいつぞやぶりか。これが第六天魔王波旬、織田信長の業である。……ま、まだ限定解除みたいなもんじゃけどネ!」 4 「事ここに至っては是非もなし。仏に逢うては仏を殺し、祖に逢うては祖を殺し、羅漢に逢うては羅漢を殺す。悪鬼羅刹の化身なりとて、我が覇道を阻むことは能わぬ。……すなわち! 今宵の枕投げはわしの独壇場じゃあ! うっはっはっはっは、覚悟するがいい水着で浮ついておる者ども! そなたもボヤボヤせずにさっさと加勢せい! ポロリもあるかもしれんしのう!」 Battle 開始 1 「渚の第六天魔王、オンステージじゃ!」 2 「遠からん者はよーく聞け! 近くば寄ってわしを見よ! これよりは、第六天魔王、織田信長が覇道なる!」 スキル 1 「わしのビートが有頂天!」 2 「燃え尽きるほど本能寺!」 コマンドカード 1 「それじゃっ!」 2 「センキュー!」 3 「イェイ!」 宝具カード 1 「是非もないネ!」 2 「わしのロックが聞きたいのか? そうじゃろそうじゃろ!」 3 「待たせたな……!」 アタック 1 「ゲッチュウ!」 2 「うはははははー!」 3 「のってきたのう!」 エクストラアタック 1 「のーぶーなーがー……波ァ!」 2 「わし必殺の……第六天魔獄炎波!」 宝具 1 「三界神仏、灰燼と帰せ……。我こそは、第六天魔王波旬・織田信長! おおおおおぉーーー!! 第六天魔王波旬~夏盛~ (ノブナガ・THE・ロックンロール)!! ――イェイッ!」 2 「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり……! エブリバディ、ア・ツ・モ・リーーー!! 第六天魔王波旬~夏盛~ (ノブナガ・THE・ロックンロール)!! ――是非もなし!」 3 「命が惜しい輩は疾く失せよ……。これよりは、大焦熱が無間地獄! 三界神仏、灰燼と帰せ! 我こそは、第六天魔王波旬――織田、信長!」 ダメージ 1 「のじゃじゃじゃじゃじゃじゃー!?」 2 「ノブッ!?」 戦闘不能 1 「このわしが燃え尽きる……とはのう……」 2 「ま、是非も……ないよ……ネ……」 勝利 1 「天地に轟け! 我が魂の……ロックンロォォォール!」 2 「うっはっはっはー! 第六天魔王からは逃げられん!」 My room 会話 1 「ん、出かけるのか? ではわしも同行しよう。この日のために稽古した、ニュー敦盛を披露しようではないか!」 2 「わしがボーカル兼ギター。そなたが太鼓かベース。……んー、やはり二人でロックバンドは難しいかのう。三人くらいがバランスいいんじゃが……誰ぞ心当たりはおらぬか?」 3 「あれじゃな! わしがロックスターでそなたが敏腕マネージャー、 コレじゃろコレ! というわけで、売り込みと作りすぎたCDの処理を頼むのじゃ! どういうわけかまるで売れん!」 4 「いやあすまんすまん。貴様を差し置いて、わしが先に水着姿を晒してしもうて。ま、わしったら貴様より人気キャラだから是非もないよネ! 是非もないわー、弱小人斬りサークルの姫より人気で是非もないわー。……ウェイ、どうした剣を下ろせ。え? 『仕様だから下ろせない』? いやいやそういうことじゃなくて――やめろおい、変なステップで踏み込んでくるな! うおおおおお落ち着け沖田うおおああああーーー!?」(沖田総司所属) 5 「お、茶々か。 喜べ、わしもそなたと同じ、バーサーカーデビューじゃ! 本当はわしのクラスは魔王がいいと言うたんじゃが、通らんでなあ。とはいえ、これで織田の血筋からバーサーカーが二人も登場じゃ! ……とか、喜んでいいのかようわからんな! え、信勝? ……んー、あやつはどうなんじゃろな?」(茶々所属) 6 「えええー!? わしの英霊!? ……はあ、なんじゃわしか、おどかすでないわ。……いや待てよ、貴様の火縄とこのわしの謎ウェポン。すなわち、遠近に隙のない布陣が完成するのではないか? まさに前門のノッブ、後門のノッブというやつじゃな! ……ところで、わしってよく見てもカッコイイなあ、さすがわし!」(織田信長所属) 7 「んのぉぅ!? なんという日ノ本開闢以来の乳! わしもないわけではないが、流石にこれは太刀打ちできぬわ…! まさに源氏長者というヤツかの! 平安グラマラスレディ的な意味で!」(源頼光〔ランサー〕所属) 8 「おお!? そなた、まさに南蛮趣味の極みじゃな! なんじゃそのカッコイイ肩当て……肩当て? むむ、ローマ皇帝とやらの水着、侮れぬ!」(ネロ・クラウディウス〔キャスター〕所属) 9 「……ん? なんじゃその被り物は? 新手の能か? え、メジェド神? ううーん……その目、何やら覗いているような、覗かれておるような……何やら得体のしれぬ侘び寂びを感じるのう」(ニトクリス〔アサシン〕所属) 10 「おお、謎のレーサーXではないか。件のレースでは世話になったな。いやぁ、崖から飛び出して第六宇宙速度を突破しかけた時はどうなることかと……え? 謎のレーサーXなんて知りません? 私の名前は謎のヒロインXです? えぇ? ホントに是非もなしぃ?」(謎のヒロインX 所属) 好きなこと 「好きなものか? そうじゃなあ……夏といえばやはり、海の家の焼きそばとかラーメンかのう! アレ何というか、まずくて美味いんじゃよなぁ~……」 嫌いなこと 「嫌いなもの? んー、アレじゃな、味のうっすい食い物は駄目じゃな。日本人なら肉じゃろうが魚じゃろうが、醤油ドバドバ飯ガバガバしてこそじゃろ。うむ、腹も減ったし昼餉にするか!」 聖杯について 「聖杯のう……。というか、わしの髑髏の盃の方がかっこよくない? え、それはちょっと? で、あるか……」 絆 Lv.1 「え、『火縄銃はどうした』じゃと? 火縄は置いてきた、渚の戦いにはついてこれんだろうからのう。……湿気ちゃうし。その代わり、見よ! このわしもよくわからん機構満載の、ニューノッブウェポンを! 斬ってよし、叩いてよし、スクラッチしてよし! ……うむ、なんじゃろなコレ?」 Lv.2 「なに? 『その赤いTシャツ、ダサくない?』じゃと? ……ふっ、そなたもまだまだお子様よのう。この派手すぎる赤からそこはかとなくにじみ出る、Busterみある侘び寂びがわからぬとは。……ちなみに、緑と青のもあるゆえ、そなたもどうじゃ?」 Lv.3 「ところでそなた、『あれ? ノッブって意外と胸がある?』……とか思ったじゃろ? ふっふーん、そうじゃろそうじゃろ? わしったらこう見えて意外とグラマラスノッブじゃからの! あれじゃな、いつもは隠して見せぬ柔肌じゃからこそ、チラリと見えた時の有り難さはひとしおというわけじゃ! ……よいか? 本当に賢い者は、その賢さを人には悟らせぬ。よう覚えておくがよい」 Lv.4 「♪渚のぉー、だーいろくー、てーんまーおうー♪ ほれ、そなたもわしと踊らぬか? ……なに、ちょっと恥ずかしい? うっはははは、いつものことながらそなたはまっこと愛い奴よのう。え、わし? わしはそなたと踊るのは愉快痛快天下布武じゃ! ……まあ、じゃからほれ。もそっと近う寄るがよい。……馬鹿者、こういう時はそっと手を取らんか。なっ、照れてなどおらんわ! だ、第六天魔王たるわしが、そなた風情に照れるとかありえないんじゃからな!」 Lv.5 「……ふぅ、少しはしゃぎ過ぎたかのう。一服するとするか。……なんじゃ? ボーッとしとらんで座れ。……ほれ、近う。そなたとももう長い付き合いじゃなあ……。ふふ、わしもそなたとこのような時を過ごすことになろうとは思いもよらなんだわ。よい風じゃ……。もうしばらく、共にこの夢を見続けるのも悪くなかろう。……のう、マスター?」 イベント開催中 「うむ、これはロック・フェスティバル――いわゆる能楽フェスの予感! ……え、違う? イベント? ま、面白ければなんでもよいわ! 行くぞマスター、わしと共にロックの星をつかむのじゃ!」 誕生日 「知っておる、今日はそなたの誕生日じゃろ? 安心せよ、わし主催の盛大な敦盛バースデーロックフェスが今宵開催! もちろん寺で! ささ、ちこう……今宵はわしとそなたで、ダブル本能寺じゃ!」 + イベント関連ボイス Event デッドヒート・サマーレース! / デスジェイル・サマーエスケイプ 1 織田信長「うっはっはっはっはー! わしらの速さには誰もついてこれぬ! ロケットじゃし! このまま優勝目指して一直線じゃー!」謎のレーサーX「先んずればセイバーを制すというやつですね! イニシアチブ!」 2 織田信長「ん? 急に止まってどうした。マシントラブルか?」謎のレーサーX「いえ、燃料切れです。私が」織田信長「衣装ー! じゃなくて、料理にーん!」 3 織田信長「うーむ……地上を走るのも飽きてきたのう……少しぐらいなら飛んでもばれないのではないか?」謎のレーサーX「では、試しにあなたを上空へ射出してみます。ビームされなければセーフです!」織田信長「うん、地道にいこうネ!」 4 織田信長「まさに、プリズン・イン・ノッブ! 虜囚の辱めを受けるノッブの未来や如何に!」謎のレーサーX「ところで、なんで畳を重ねてるんです?」織田信長「時代劇で見たんだよね、コレ」 5 織田信長「掘っても掘っても進んどるのかわからんのう……これ本当に出口に向かっておるのか?」謎のレーサーX「ご安心ください、私のアルトリウムレーダーがこちらを指し示していますので」織田信長「うーむ……不安!」 6 織田信長「ん?もう朝か。今日の朝餉はなんじゃろな!」謎のレーサーX「えーと……焼鮭に豆腐のお味噌汁だそうです」織田信長「健康的な監獄じゃな!」 7 織田信長「わし、一番乗り! また世界を縮めてしまったか……」謎のレーサーX「ゆるい! まだまだこれからです! 全てのセイバーを討ち滅ぼす日まで、戦いは続くのです!」織田信長「レースしようネ!」 8 織田信長「ゴ――ル! 信長選手、天下取りレースのトップに躍り出ましたー! うっはっはっはっはー! 若いころを思い出すのう!」謎のレーサーX「私も、天下一セイバー目指して突き進むのみです! 婆娑羅!」 9 織田信長「ふうー、こ、今回はギリギリじゃったな……」謎のレーサーX「ええ。切っ先があと1センチ右にずれていたら、勝負はわかりませんでした」織田信長「何の勝負しとったんじゃ!?」 10 織田信長「また一歩脱獄に近づいてしまったわし。脱獄天魔王になる日も近いかの!」謎のレーサーX「脱獄天て、おうどんのトッピングみたいですね」 11 織田信長「収監されたりもしたけど、わしは元気です! あ、面会のときは差し入れ頼むぞ」謎のレーサーX「甘いものでお願いします! ここの食事、全体的にゆとりがありませんので!」 12 織田信長「この際、脱獄は諦めて、この監獄を乗っ取るとかどうじゃろ? わしノッブ獄長ね」謎のレーサーX「では私は謎の処刑人Xで」織田信長「今となんも変わらんな!」 13 織田信長「勝った! 天下布武、完! わしこそが渚の第六天魔ロックスターこと、そうわしじゃ! 優勝記念CD、敦盛・THE・サマーバケーションもよろしくの!」謎のレーサーX「そして私こそが真の夏のセイバー! みなさん応援ありがとうございました! これからも増え続けるであろうセイバーの殲滅を誓って!」 幕間の物語 [部分編集] サーヴァント強化クエスト + 強化クエスト ◆ 公式サイト ◆ 【期間限定】「復刻 オール信長総進撃 ぐだぐだファイナル本能寺2019 ライト版」開催! Phase 1,2,3 強化クエスト 織田信長〔バーサーカー〕 AP21 カルデアゲート:強化クエスト 推奨Lv.80 絆P 815 EXP 29,690 QP 8,400 報酬 -- 全3回 剣4狂3 1/3 ボーパルチキンLv37(狂) HP19,358 ボーパルチキンLv36(狂) HP18,853 オオヤドカリLv38(剣) HP21,052 2/3 オオヤドカリLv41(剣) HP34,737 ボーパルチキンLv38(狂) HP26,485 オオヤドカリLv39(剣) HP30,477 3/3 センネンヤドカリLv47(剣) HP149,326 ドロップ 追憶の貝殻 備考 強化クエスト 織田信長〔バーサーカー〕 AP21 カルデアゲート:強化クエスト 推奨Lv.80 絆P 815 EXP 29,690 QP 8,400 報酬 -- 全3回 剣6殺1 1/3 オオヤドカリLv43(剣) HP20,426 ドクヤドカリLv31(剣) HP28,407 オオヤドカリLv42(剣) HP19,966 2/3 オオヤドカリLv44(剣) HP28,611 ドクヤドカリLv35(剣) HP38,601 ドクヤドカリLv33(剣) HP36,435 3/3 ニトクリスLv78(殺) HP178,096 ドロップ アサシンモニュメント 備考 強化クエスト 織田信長〔バーサーカー〕 AP21 カルデアゲート:強化クエスト 推奨Lv.80 絆P 815 EXP 29,690 QP 8,400 報酬 聖晶石 x2 / 宝具強化 全2回 剣2術1狂2 1/2 ドクヤドカリLv37(剣) HP32,184 ボーパルチキンLv45(狂) HP22,334 ボーパルチキンLv46(狂) HP27,378 2/2 ネロLv63(術) HP201,496 センネンヤドカリLv53(剣) HP117,977 ドロップ 追憶の貝殻、キャスターモニュメント 備考 [編集] 入手方法 [部分編集] 聖晶石召喚(期間限定) 「デッドヒート・サマーレース! ~夢と希望のイシュタルカップ2017~ピックアップ召喚(日替り)」(2017/8/9~9/1) 復刻 「デッドヒート・サマーレース! ~夢と希望のイシュタルカップ2017~ピックアップ召喚(日替り)」(2018/6/27~7/13) ぐだぐだファイナル本能寺2019ピックアップ召喚(2019/7/4~7/18) その他 [部分編集] 謳い文句は「夏の海に天魔轟臨! わしこそが渚の第六天魔王こと、そうわしじゃYO!」。 コメント 一般,性能議論,召喚報告(共有) 強化倍率どうなるんだろ。ベオみたいに抑えられちゃうのかな - 名無しさん (2020-05-03 16 07 25) ないんじゃないかな。土方は通常倍率での強化だったし - 名無しさん (2020-05-03 16 12 52) 1手目に炎上バフのらんし大丈夫だと思う。土方さんと同じで自バフ低いから宝具強化しよう勢なんじゃないかなと - 名無しさん (2020-05-03 17 08 31) 特攻そのままで宝具倍率+200の普通の強化だね - 名無しさん (2020-05-03 18 39 59) バサカの時点で通常倍率来ただけまだ良かったなって思う - 名無しさん (2020-05-03 18 52 53) ほんこれ、ありがたやありがたや - 名無しさん (2020-05-03 19 09 20) これで狂の上位陣に特攻無しでも上位陣に届くかな。今までは特攻有りでもあえて選択肢に入る火力ではなかったから嬉しい - 名無しさん (2020-05-03 19 15 52) 宝具1だと炎上ないと宝具5狂ジャンヌ超えないか。特攻強化も欲しかったな - 名無しさん (2020-05-03 18 58 32) 超えたら問題やろ…… - 名無しさん (2020-05-03 19 13 32) 特攻有りの話じゃない? - 名無しさん (2020-05-03 19 19 19) ラーマ、槍ヴラド、カーミラあたりを見るにガチャ☆4強化後宝具1特攻ありは配布☆4宝具5と同等前後に調整されてるっぽいよ - 名無しさん (2020-05-03 19 30 57) ラーマと槍ヴラド宝具強化してなくね?カーミラは比較対象が強化済みの殺式だし - 名無しさん (2020-05-03 19 40 40) 宝具強化で倍率が上がった場合のラーマや槍ヴラド、殺式の宝具強化前倍率と比較した場合のカーミラって細かく書いたら長過ぎかなって省いちゃったてへぺろ - 名無しさん (2020-05-03 19 57 47) 来るかどうかもわからんもん勝手に前提にして伝わると思ってるとかヤバいわ - 名無しさん (2020-05-03 20 13 30) ごめんね、まあ大体こんなもんの調整されてるから水着ノッブも順当ってことです - 名無しさん (2020-05-03 20 47 59) 想定が三段論法でちょっと意味が分からないです… - 名無しさん (2020-05-03 20 30 12) 配布産ガチャ産関係なく一律で決まってる宝具の強化前後倍率と大体決まってる特攻倍率を掛けたらその結果になるだけだろ - 名無しさん (2020-05-03 20 48 49) このゲーム、狂ヴラドやアーラシュ等の一部の例外を除いて攻撃宝具の倍率は関係なしに色ごとに全員一緒だぞ。配布かどうかは一切関係ない。へんな例を挙げたことによって逆にわかりにくくなってる。 - 名無しさん (2020-05-03 23 18 09) ATKや自バフ倍率を鑑みた実ダメージは? - 名無しさん (2020-05-03 23 23 40) そもそも特攻持ちが少数派なのにそれを基準にして配布かガチャかで格差付ける調整しても意味ねーだろ - 名無しさん (2020-05-03 23 43 56) 性能の話もいいけどな・・・絆4ボイスを聴け・・・。脳が溶けるぞ・・・ - 名無しさん (2020-05-04 00 12 17) その手の話しは実装当時に語り尽くしたのじゃ。 - 名無しさん (2020-05-04 08 32 07) 尽くしてないぞもっと語れる - 名無しさん (2020-05-04 18 34 39) 今この時期に新規で手に入ってる人に向けてだよ。いや持ってる人も聞け(豹変 - 名無しさん (2020-05-05 17 50 18) 知らなかった 聞いた 震えた 助言感謝 - 名無しさん (2020-05-07 22 30 40) グダグダ復刻でお迎えしたけどモーション、ボイス、性能もろもろ使ってて楽しいですね。ただ宝具ボイスに「オダオダオダオダーッ!」がないのだけが残念。 - 名無しさん (2020-05-10 11 14 31) ボイス3、無性に鳥避け転用したくなるのは何故なのかw - 名無しさん (2020-05-10 22 37 54) カッツのお陰でクリ殴りが捗るよ、やったぜ - 名無しさん (2020-10-10 20 46 18) 卑弥呼スキル1アトラス院で短縮すると...敦盛り盗合わせて - 名無しさん (2020-10-11 10 16 46) 魔王ノッブのかと合わせて - 名無しさん (2020-10-11 10 19 58) 卑弥呼スキル1アトラス院で短縮+敦盛りで6ターン星34個できるよ - 名無しさん (2020-10-11 10 18 31) 魔王ノッブとかと合わせると星が飽和するんで - 名無しさん (2020-10-11 10 21 25) コマンドコードのクリ殴りヤバい - 名無しさん (2020-10-11 10 22 15) わかってたけどレイドでめっちゃ強い - 名無しさん (2020-10-13 18 57 26) レイドあほみたいに強いな - 名無しさん (2020-10-13 20 28 20) 特攻礼装でNP+50、他2人で50足して神性特攻宝具を叩き込むだけの簡単なロックンロール - 名無しさん (2020-10-13 21 10 34) あのハニワども、神性あった? - 名無しさん (2020-10-13 21 19 54) あるんだと - 名無しさん (2020-10-13 21 22 22) 「凶つ神」と名前にもろ入ってるやん - 名無しさん (2020-10-13 21 37 08) なんじゃぁ?こいつら特攻が効かんぞ!名前に神とかついてても似非神か!? BY2016年末 - 名無しさん (2020-10-15 15 44 56) 凸特攻礼装つけた宝具5だとマーリン術トリアのカリスマ2ポチだけで終わるから実に楽だな - 名無しさん (2020-10-13 21 53 09) 宝具2でもそこに英雄作成の2ポチ足すと82万ダメ出る。こりゃ楽だわ - 名無しさん (2020-10-13 22 45 06) 「レイドボスに確率で回避バフは運営の嫌がらせDA!!」と息巻いてる連中を鼻ほじりながら見つつワンパンがはかどる。ありがとうノッブ - 名無しさん (2020-10-14 15 33 53) 礼装落ちなくて未凸だったけどレイド余裕のワンパンサンキューノッブ - 名無しさん (2020-10-15 03 36 38) 極級3waveの神 - 名無しさん (2021-08-03 16 19 48) 極級神入ってるんやなノーバフでワンパンできるから楽だわ - 名無しさん (2021-08-08 23 40 36) 凸カレ持たせるだけで突破してくれるからいっきに評価あがってしまった - 名無しさん (2021-08-10 21 50 48) 自ハベトロット&フレハベトロット&凸カレノッブでQP礼装5積みできるのがいい。黄金像が神性持ち&天地人相性良だからダメ下限来ても確殺。やれば6積みもできるけどこっちはスキル2ポチで済むのがホント楽 - 名無しさん (2021-08-06 23 53 16) S1がCTの割にはショボいからバスター30にクリティカル30付けてくれ - 名無しさん (2021-08-09 19 17 07) やっぱりレイド強かったな。コヤンスカヤもいたからとんでもない火力になった - 名無しさん (2021-11-17 13 41 39) 登場時のセリフがバニヤンの宝具終わるまで喋っててウルセェw - 名無しさん (2022-08-10 12 08 15) 名前 すべてのコメントを見る 名前 すべてのコメントを見る 召喚報告板 注意事項 召喚関連の話題を取り扱う掲示板です。 特に 召喚の結果報告のみ のコメントを投稿する際には、他のコメントを圧迫しないようにするために、この掲示板を利用するようにしてください。 他のページのコメントフォームにて結果報告のみのコメント投稿が繰り返される場合、 コメントアウト・編集規制などの方法で対応することがあります。 ※2017年10月18日以降 利用者間での注意・誘導は避けてください。 この掲示板のルールについての提案・議論は、編集掲示板または編集要請板にお願いします。 コメント 俺17日にスカディを傷口浅いうちに迎えられたら伊吹も狙うんだ(死亡フラグ - 名無しさん (2022-08-16 09 47 29) 伊吹重なるまで600連回して最後の50連の間に2連続できた。もっとバラけてきてくれ - 名無しさん (2022-08-16 12 57 30) オジマン2,アルテラ1,ジャンヌ1すり抜けで水着スカディ出ず…マジでふざけんな… - 名無しさん (2022-08-17 18 18 43) 石追加でアルトリア…こんなにすり抜けることある…? - 名無しさん (2022-08-17 18 20 02) ガチャ数が書いてないと返答できないなぁ - 名無しさん (2022-08-17 20 51 33) 追加でジャックちゃん。天井で水着スカディが出て330連で星5が7体出ました。運が良いのか悪いのか… - 名無しさん (2022-08-18 05 11 07) 星5自体は確率の壁を越えてるから良い方ではあるよね。天井まで目当てのもんが出ないってのは悩ましいけど。 - 名無しさん (2022-08-19 10 21 04) 天井まで引いてすり抜けすら0の人もいるしまぁよかったやん - 名無しさん (2022-08-20 09 22 15) 今回の戦果LA天井・ガレス6、99連で伊吹2、66連でスカディ1。最初LAで天井いったけど、その後の結果で大体確率通りに収まった。 - 名無しさん (2022-08-17 19 34 30) プーリン来なかったんで7章とか本格参戦するときまたピックアップしてください(福袋課金並感) - 名無しさん (2022-08-17 19 44 36) このあと石集めたりしてたらログボこふでスルッと来た。ありがとう…ありがとう… - 名無しさん (2022-08-22 04 46 14) この一週間仕事でイベ進まず、周年+課金石240連分全ブッパしました。ガレスちゃん一人だけでした。もうイベもどうでもよくなりました。話スキップで終了ですわ、はぁ。 - 名無しさん (2022-08-17 20 27 31) @1万で確定じゃん。そこで引き下がるの? - 名無しさん (2022-08-17 20 49 37) これ以上の課金が無理→天井到達不可能だったので、一種類じゃなく3つとも回したのですよ。まぁその内120連はプーリン狙いだったのですがちっくしょー。 - 名無しさん (2022-08-17 22 23 53) スカジ来るまでに武則天2~3枚来るだろとか思ったら二回目で二人共出てきて草 余りは誰かの復刻まで置いとくか - 名無しさん (2022-08-17 20 37 09) 300連ぐらいでアルク2、プーリン1、道満1、スカ1、伊吹1が出てくれたけど水着星4はゼロ… - 名無しさん (2022-08-17 21 52 56) LA270連、伊吹40連、スカサハ(宝具2)80連のトータル400連でした、LA大爆死したけど最終的に確率通りで助かった(星4キャラも回収済み - 名無しさん (2022-08-17 22 36 14) スカディ重ねようと思ったけど、エウロペ、太公望と星5が2枚すり抜けで出て心が折れた - 名無しさん (2022-08-18 09 34 27) 貯めてた石+周年配布石で星5がアルク1、プーリン1、エウロペ1、双子1。伊吹とスカディがすり抜けで引けなかったけど、水着星4がガレス4、エリち1、ふーやーちゃん3なのでとりあえずは満足かなぁ。 - 名無しさん (2022-08-18 11 50 26) プーリン出なかった…御縁がなかった… - 名無しさん (2022-08-20 14 37 28) その後貯まった石30でなんとなく一発やったら来やがった道満。まさに空気の読めなさがキャラのままで笑ってしまった。 - 名無しさん (2022-08-20 14 42 33) 配布石で、アルク80連でなくて撤退、LA80連、水着伊吹120連、水着スカディ30連、道満30連お迎えできました。アルクは仕方なし - 名無しさん (2022-08-21 06 58 41) 280連でアルク1体 190連でプーリン出ず何か疲れちまったよパトラッシュ( ノД`) - 名無しさん (2022-08-21 16 45 21) フレポガチャで星3鯖2枚きたからいけると思って回したら、伊吹・エリセ・おまけのジークフリート来た。久しぶりにいい引きして嬉しい。 - 名無しさん (2022-08-23 00 45 08) 7周年以降ピックアップキャラが天井以外で出ない呪いにかかったんだけど、もうどうすればいいか分からん…星5が13連続すり抜けはキツいって… - 名無しさん (2022-08-23 06 37 45) さらに2体追加で15連続すり抜けになった。伊吹童子のガチャで孔明3体目だけど俺の端末だけピックアップ対象間違ってないですねぇ… - 名無しさん (2022-08-24 10 18 30) さらに2体追加で15連続すり抜けになった。伊吹童子のガチャだけで孔明3体出たけど俺の端末だけピックアップ対象間違ってないですねぇ… - 名無しさん (2022-08-24 10 22 19) LA宝具5・スカディ宝具5・伊吹宝具5・沖田宝具2・カーマ宝具2・その他星4PU鯖宝具5で今年の夏は終了 - 名無しさん (2022-08-26 14 46 20) 石何個使ったんですかね… - 名無しさん (2022-08-26 17 27 27) 諭吉さん、何人、アズライールしたんですかね… - 名無しさん (2022-08-29 01 36 47) 伊吹2エリサ4持ってて、追い込みでガチャ回したのにエリサ来ないんだけど。。。伊吹ガチャだけで500連まわしてるのにエリサ4のままなんですけど!? 伊吹は4なったけど、500連でPU☆4が4枚って、そんな事ある? - 名無しさん (2022-08-30 20 48 36) 自分も水着エリセはドッカンテーブル入ったな。1人目はすんなり出たけど、そこから全く宝具が重ならない。そこまで回して完凸まで行かないならよっぽど運が悪かった感じだろうけど、確率的にはあり得ないとも言い切れないのがFGOガチャの闇 - 名無しさん (2022-08-30 22 04 41) 自分は1000連でエリセ21体、逆に伊吹は天井で出た1体だけだった。偏りがすごすぎて笑えないよ・・・ - 名無しさん (2022-08-31 07 05 01) アスクレピオス欲しかっただけなのに一体で30連回させられるとは…確率的にはそんなもんだけどウィリアムテル2回来たりしてモニョらせおって… - 名無しさん (2022-09-09 05 36 01) およそ200連で卑弥呼1なのはまぁいいとして森くん宝具3までしか来ないのなんで? - 名無しさん (2022-09-19 21 24 49) 名前 すべてのコメントを見る + 過去ログ一覧 掲示板/召喚報告板/コメントログ/1 【2017.09.18 ~ 2017.11.30】 掲示板/召喚報告板/コメントログ/2 【2017.11.29 ~ 2018.01.17】 掲示板/召喚報告板/コメントログ/3 【2018.01.17 ~ 2018.05.11】 掲示板/召喚報告板/コメントログ/4 【2018.05.11 ~ 2018.08.08】 掲示板/召喚報告板/コメントログ/5 【2018.08.08 ~ 2018.11.12】 掲示板/召喚報告板/コメントログ/6 【2018.11.13 ~ 2019.04.28】 掲示板/召喚報告板/コメントログ/7 【2019.04.28 ~ 2019.11.30】 「 召喚報告板 」が設置されました。 ※召喚(ガチャ)結果についての報告については、上記掲示板にコメントをお願いします。
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【GM】ではしばらくお待ちください 【GM】 【GM】 【GM】†Heroine.Crisis.TRPG† 【GM】 【GM】―ランドリューフ戦記― 【GM】 【GM】◆オープニング/帝都西区・大迷宮 【GM】ついに帝都にたどりついた女盗賊のノイは、仲間を探しては見たものの見た目は子供のような少女に誰もがとりつくしまもなく・・。 【GM】メイデンの力について語っても「どちらさまだろうとガキじゃお呼びじゃねえよ」だの「もう少し大人になってからきな・・」と笑いものにされることがほとんどだった 【GM】それはついに業を煮やしたノイに、単身迷宮へ潜り成果を上げるという無謀を決意させ・・その結果。 【GM】君は大迷宮の最初の階の奥で、宝箱らしいものを見つけるに至ったのだ・・だがそれが更なる冒険への扉であることを君はまだ知らない▼ 【ノイ】「全く……帝都と言っても図体がでかいばかりで頭のない連中ばかりだったが……私のこの成果を見れば、連中も少しは思い知るだろう」オークに弄られた肉体的な傷は癒えたものの、心にはまだ根深く苛立ちを残し……それが今回の行動の一因にもなった。 持ち前の自信と大胆さから、浅い階層とはいえ迷宮内を我が物顔で進み、ついに見つけた宝箱。盗賊として生まれ育った身として、さすがに注意深く観察はしながら、慎重に宝箱を調べる。 【GM】宝箱自体は小柄なノイからすれば大きくは見えるものの取り立てて複雑でもないもので、鍵自体はあっけなく開いて、罠が仕掛けられた様子もない。 【ノイ】「ふん、この程度は私には鍵とも言えんな。さて、箱が大きいが……」覗き込み、緋色のポニーテールを垂らしながら宝箱の中身を確認してみる。 【GM】そう、宝箱自体には罠はなかった。しかし・・ 【GM】それは開ける事によりいずこかへの扉となる魔法の発動する宝箱だったのだ・・虹色の光が君を包みその姿を光に変えていく 【ノイ】「なに、これは!? しまった……どこへ……!」気がついたときにはもう遅い。魔法の罠についての知識もあったが、功を焦ったせいだろうか。逃げることもできずに虹の光に包まれるままになり、そして――。 【GM】気がつけば君の意識は身体ごと消え去り・・魔法による転移は君の認識を一時的に消去し分解された身体ごといずこかへ消え去ってしまったかという思考さえ・・完全に光に包まれた時消えてなくなった 【GM】そして―― 【GM】 【GM】 【GM】 【GM】長い暗闇・・さえ意識できなかった君が突然に目を開けた時君は・・・ 【GM】――かべのなかにいた 【GM】 【GM】 【GM】◆大迷宮、ダンジョンの壁? 【GM】おそらくこれは壊れたトラップの誤作動だろうか、君の体は壁の中に埋まってこそいるが融合してはおらず・・というか壁の外に上半身が、隣のフロアに下半身が突き出てちょうど胴体だけが壁にすっぽりと挟まり身動きはできるが抜け出せない 【GM】力づくで抜けようにも隙間なく壁に挟まった君にはいかんともしがたく命こそ助かったが君はこれ以上ないほど無防備な状態で魔物の徘徊する迷宮に一人で放り出されたのだ・・▼ 【ノイ】「うっ……気分の悪い……私はどこに……なっ、動けない? これは!?」身体が一瞬分解し、この世から消滅した感覚。そのせいか目眩を感じて頭を振る。そうしてから落ち着いて状況を確認した、つもりだった。 だが、胴がなにかに引っ掛かったように全く動かない。なんとか頭だけを動かして振り向いてみると、自分の身体が壁から生えている……。信じ難いことだが壁の中に、まるでそういうオブジェのように身体がはまり込んでいた。 【ノイ】「馬鹿な、くそっ……身体がなくなったわけではないようだが……!」無理に引き抜こうとしても壁は胴体にガッチリはまり込んで、通常の方法では抜け出せそうにない。幸い、というべきか下半身は壁の反対側に出ているように感じられる。だが、ドレスのスカートは壁に巻き込まれてめくれてしまっているのか、太ももを直接空気が撫でている。 【GM】逃れようと足掻くが軽い身のこなしも盗賊の技もこんな虜囚よりも酷い有様では役に立たない 【GM】そんなノイの耳にそう遠くない場所から足音が響き・・会話が聞き取れることから人間だと察するがそれはつまり・・救いの手よりこの無防備な醜態を見知らぬ相手に見られることを意味していたが・・君に待つ未来が迷宮の闇よりもなお暗いことはこのときは気づかなかった・・ 【GM】「・・ああ?なんだありゃ」「怪物か・・いや違うな人間・・?」「女か・・?どうもよくわからん」どやどやと敵ではないと見て近づいてくる人影は 【GM】君が最初の酒場で仲間に入ろうとした冒険者たち一行だった・・だが彼らは君の有様を把握すると。 【GM】「こりゃあいいや、一人で乗り込んでこのざまか」「ま、助けてやるけどよ・・こういうときは頼みかたってものがあるよな」「腕利きの盗賊さんならこのぐらい余裕だろうし、手助けはいらねえかもしれないぜ?」にやにやと笑いながら君を見下ろして様子を見ている・・ 【ノイ】「さてはテレポーター系罠の誤作動か……。人が来るのを待つしかないが……」助けを求めるのはプライドが邪魔をする。がむしゃらにあがきながら、なんとか自力での脱出方法を考える。……と、そのとき、何者かの気配を感じた。 【ノイ】「声? あれは……人か。しかもあれは……!」見覚えがある。人が来ていると一瞬ホッとしてしまった自分に腹が立つ。近付いてきている人影は酒場で自分を子供扱いしてあしらった、図体ばかりの脳のない連中、だ。 壁から上半身が生えているという見っとも無いオブジェと化した姿を見られるだけでも屈辱。まして酒場と同じように、いやそれ以上に馬鹿にされている。助けを求めるなど、できようはずもない。 【ノイ】「ふざけるな! 貴様らなどの手を借りなくともこれ程度、脱出できる。見世物じゃないぞ、消えろ!」もしかしたらもう誰も通りかからず、助からなくなるかもしれない。そんな考えはいまこの瞬間に頭にはなく、ただ連中に笑いものにされるのだけが我慢できず、気付けば怒鳴り散らしていた。 【GM】「・・ああ、そうかい」「それじゃあ世間知らずの盗賊のお嬢ちゃんには行儀から教えてやらねえとな」「まあ自分で何とかしてくれや・・俺たちは勝手にするからよ」 【GM】そう言うと彼らは・・身動きもならないノイに手を伸ばしてくる・・! 【GM】 【GM】では開幕、ありましたらどうぞ。こちらはずっとなし。 【ノイ】「礼儀を教えられるべきは貴様らだろう。そこらの野盗以下に卑しい顔つきを……な、貴様ら、なにをするつもりだ!」侮蔑の視線を投げて、ここは連中を見送り、そのあとのことはひとりで考えるつもり、だった。だが連中が伸ばしてくる手に、帝都へ来るまでのことが一瞬脳裏を過ぎり……思わず恐怖の声を上げてしまう。 開幕はなしですっ 【GM】いい誘いです・・がIVはノイが先ですね。後々のために罠を突破しておくか敵を減らすか・・ 【GM】(行動どうぞ 剣は普通に使えるんですよね? あ、無理っぽいです? 【GM】まあなんとか。で、罠の攻撃は抵抗できないお尻のほうから来る演出 【GM】こんな状態だが何とか戦える・・のも今のうちですがフフフ なるほどー……せっかく面白い罠を突破するのはもったいないから……じゃなくて状況的にまずは人間相手ですねっ 【GM】ですね、ちなみに罠の突破能力は魔力・体力・・敵を倒すほうが楽かもですね 冒険者Cと冒険者ABは別々の範囲です? 【GM】Cが後ろにいる感じですね。いわゆる後衛 なるほどです。うーん……じゃあ、ツイスター+マスターゲットで冒険者ABを攻撃です! 4D6+6 攻撃っ 【GM】N15_Noy - 4D6+6 = [3,6,5,6]+6 = 26 わーい、クリティカルヒット! 32ですね 【GM】惜しいなー。では倒れる お、おおー 【GM】ではABは昏倒してCが《ダークネスヒット》のみでノイに。 【GM】「こいつ・・おとなしくしてれば可愛がってやったのによ・・!」 【GM】3d6+3 【GM】NOT_GM - 3D6+3 = [1,2,2]+3 = 8 【GM】8点をまずAPですがどこに受けます アヴォイドして7点は軽減するとしまして……では胸で受けて、<過敏な突起>のアクト使用などをー 【GM】ではそれは罠からの攻撃の分とあわせて・・トラップの発動です。君が目の前の相手に集中している頃壁の向こうでは・・ 【GM】【淫靡なる虜囚】ビショップ級。 【GM】TP??/魔力・体力/攻4d6+10X2 【GM】《雌豚狩り》《乱打Ⅱ》《排泄の呪い》《バインディング》《マルチアタック》《迂回攻撃》《[能動]禁止》 【GM】4d6+10 【GM】NOT_GM - 4D6+10 = [4,1,4,5]+10 = 24 【GM】4d6+10 【GM】NOT_GM - 4D6+10 = [5,2,1,2]+10 = 20 【GM】受動とアクトがあればどうぞ・・ とりあえず……もうMPもありませんし、胸と腰で受けて両方のAPが0になります 【GM】・・ああ、その他APないんだった 【GM】ではアクト宣言したらロールに入りましょう アクトは……小さすぎる胸、はえてない、お漏らし……を使用しますっ 【GM】OKです。ではロールで・・過敏な突起と小さすぎる胸を前の男に、下半身はお楽しみに・・ 【GM】 えっと、19と15になるなら……胸APでまず15を受けて残りAP2、それから19を受けて胸AP0にします 【GM】はい、アクトは変更なしかな アクトは……小さすぎる胸、お漏らし、でお願いします 【GM】はい、では改めて 【GM】 【GM】「こいつ、てこずらせやがって・・」倒れた仲間を尻目に避けることなどままならないノイの服の胸元がナイフで裂かれて・・ 【GM】「へっ、男みたいな胸だがこれでも一応女か・・」小さすぎる胸をさらけ出させて刃物を突きつけながらノイの胸を搾る様に・・そうしないと掴めない訳でもないが強く握り締め無理やりに乳房を揉む感触を楽しみ・・ 【GM】上半身だけでも遊べるとばかりにノイの薄い乳房を弄ぶが・・その時、ノイの無防備なお尻に・・手が振れる 【ノイ】「少々動き難いが……口ほどにもない連中だったよ」壁から上半身を生やした体勢で器用に二本の剣を閃かせ、油断していた冒険者二人を斬り刻む。残りの冒険者からのナイフも「おっとっ……!」致命傷を避けて、胸元の生地を裂かれる程度で済んだ。だが……。 【GM】『なんだこりゃあ。』『尻・・だよなあ足も付いてるぜ』『どこの間抜けだか知らんがこりゃ助けようもないしな・・』華麗に決めたつもりのノイのお尻がぽんぽん・・っと叩かれまさぐられ・・ 【ノイ】「男みたいな胸だと? どういう意味だ、貴様っ!」手を伸ばしてくる残りの冒険者にも剣を向けようとするが、「う……!」刃物を突きつけられ、一瞬、動きが止まる。その隙をついて衣服から零れたかすかに膨らんだ程度の薄い乳房を強くつかまれた。 【GM】壁の向こうでスースーする感触と布が脱がされる・・下着がずり下ろされ小さなお尻がむき出しにされ・・獣に犯されたアナルと、性器・・おまんこが向こう側で他人の視線に晒され・・そこを広げられてじろじろ見られているのが、壁越しでも気配でわかる・・。君は思わぬ前後の敵に挟撃を受け思わず動きを止めたところに・・ 先端で震えるピンク色の突起は、男の乱暴な手つきにも敏感に反応し、ふるふると震える。硬くなっていくそれが乳房ごと弄られる感触に、「はっ……あっ……!」なまめかしい吐息が漏れてしまう。 【GM】『子供みたいだと思ったが本当にピンク色だな』『もしかして迷宮用の出張娼婦じゃあないか?』そんな事情を知らない男たちが、君の下着を脱がしきって・・一気に外気に晒され冷えた腰に・・転移する前から堪えていた尿意が襲い掛かって、膀胱がぱんぱんになっていることに気づく。 【GM】だが、いま漏らしてしまえば・・誰とも知らない連中相手に下着ごしですらなく放尿する場面を見られながら・・目の前の男にいいように弄ばれてしまう・・! 【ノイ】「貴様、手を放せ……なっ、誰だ? 誰がそこに居る!?」さらに、下半身側からの声とお尻を叩かれる違和感。身動きのできない尻が何者かに見られ、触られている。それだけではなく、布が太ももを擦る感触……秘すべき粘膜に風と、視線、を感じる。 【GM】そして摘まれ抓られる過敏な突起・・目立たないほどの乳首を男は指のみならず・・君の腕を払いのけると顔を近づけて「へ、こんなぺたんこの胸で我慢してやるんだ、感謝しな・・」突然の背後からの感触に震える君の乳首を男の唇が吸いついて・・舌で転がしながら含み、ねぶり、時にきゅうううっ、と強く摘み・・ノイの乳首は薄汚い男の舌技と手で見る間に勃起しつんつんに尖っていた・・▼ 【ノイ】「ああ、あ……貴様ら、それ以上触るな!」羞恥に頬を染めて声を上げても背後の気配が行為を止める気配はない。「誰が娼婦だ! 勝手な……ことを……!」以前オークから受けた陵辱を思い出し、尻孔がひくひくとおそらくは恐怖……にわななく。同時に下腹の違和感に気付く。 自分は我慢が効く方ではないのに、意地になって酒場を飛び出すのに夢中で、用を足しておくのを忘れていた。込み上げる尿意と決壊の予感。「貴様ら、消えろ! どこかへ行けー!」かろうじて自由になっている足をばたつかせても空を切るばかりで、見えない陵辱者達にはかすりもしない。 【ノイ】「はあ……あっ……くああっ……!」なんとかギリギリのところで堪える。だが、背後の陵辱に忘れていた目の前の男が再び動き出す。「やめっ、ひあっ、ひいいいうっ!」人並み以上に敏感な突起はこれ以上ないほどしこり立ち、男の指と舌に激しい電撃を走らせ……。 【GM】「おい?随分その気になってるじゃあないか。まだ舐めて齧っただけだってのによ・・見た目はガキだがとんだ淫乱だな?」くり、くりっと弄ぶだけで悲鳴を漏らす幼い身体のノイの乳首を嬲りながら・・ 【GM】指で摘んでは抓り扱きたて捻るように執拗にノイの声色が変わり始めるまで男は君の胸を弄り回していく ぷしゅっ、と下半身でなにかをしぶかせた感触がした。それは紛れもなく自分自身の決壊。胸部の男に乳首をひねられるたびに、まるでそれがスイッチであるかのように小水が激しく噴出す。 【GM】『お、おい、下着脱がしただけで漏らしたぜ・・?』『溜まってたんだろ・・しかしこいつ見られてないとでも思ってんのかね、パンツ脱がされたからもうついでにってことか・・?』『ろりまんこの割りにとんだビッチだな・・』バちゃ、ぱちゃっと音を立てて放尿の音がするたびに君のお尻にそんな言葉が浴びせられて・・君はその振動で壁の向こうで君の痴態を見ているものが居り・・下着を脱がせるような知性のある悪戯なやからがいる事をようやく確信した 【ノイ】「あっ、あっあっ、やめっ、やめろぉっ! おまえ、それ以上、したら! 気絶では、済まなさっ……!」胴を支点にして上半身がびくびくと跳ねてしまいながら、自然と大股を開いた体勢を取ってしまっている下半身が、太い尿水流をびしゃびしゃと床に叩きつける音が聞こえる。 【GM】「・・ああ?何言ってるんだこいつ・・ん?」壁の向こうの様子はわからないが目を見開き必死に羞恥に耐えるノイの姿と震え、脱力していくさまに・・「ああ・・そうか、なるほどな」 【GM】「おい・・こいつ漏らしやがったぜ・・でかいほうか小便か知らないけどよ」「いてて・・いきなり斬り付けてきやがって・・だがいい顔してるじゃねえか」「さっきはそんな色気のある顔してなかったのによ」 【GM】気絶から起き上がったものの戦うほどの力はない冒険者たちも、君の体に触れて押さえつけてくる・・万事休す・・と言えたがそれよりも・・ 【GM】何をされるかわからない・・懇願しようと脅そうと止められない背後からの・・下半身を責めてくる奴らのほうが今はよほど怖ろしかった 【ノイ】「あああ、見るなっ! 見るなあああああ!」壁の向こう、下半身側に知性を持って何者かが居る。揶揄される気配から、それは疑いから確信に変わった。羞恥に真っ赤な顔を振りたくって暴れるが、ひとしきり膀胱が軽くなり小水の流れが弱まると、「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」くたりと脱力してしまう。 【ノイ】「き、さまら……貴様らあああ……!」下半身側は、いま自分にはどうにもできない。この状態をどうにかしなければ、このまま弄られるだけだ……羞恥と屈辱に燃える思考の裏で、まだ残っていた冷静さに囁いていた。 【GM】 【GM】そして更に時間はめぐりノイの行動です、演出上は倒した冒険者は逃げ出すぐらいで。開幕。 開幕なしですっ 【GM】では行動どうぞ 突破しないことにはー……! 【GM】おっといいのかい・・一発では難しいぜへへ 【GM】まあCは後衛なんでHP20ちょっとですが今の尿意状態ではつらいな・・ 【GM】(もとい20ないや く、くうう……腰APはアヴォイドしても罠一発で吹き飛ぶでしょうから、これしかないですっ 貯まってるCP4をポテンシャルして、罠突破です! 【GM】うむ。まあ後は運だ・・ 【GM】魔力か体力でどうぞ 体力でやるしかないですね。スピードスターで+2されて拘束で-4されるから…… 6D6+2+2-4 突破っ! 【GM】N15_Noy - 6D6+2+2-4 = [6,5,1,1,6,1]+2+2-4 = 20 【GM】クリテイカルはない・・がかなり壁から動けるようになった気はする 【GM】だがそこに冒険者の攻撃だ・・《ダークネスヒット》って言う! 【GM】3d6+3 【GM】NOT_GM - 3D6+3 = [4,3,5]+3 = 15 【ノイ】「はぁ、はぁ……もう少し……!」身をよじり続けて、少し壁と身体のあいだに余裕ができてきた、気がする。 【GM】でけえ、まあまだAPがある・・ アヴォイドーっ! -7して腰で受けます。アクトは……使えないのでなしです。腰AP残り1 あ、違う 【GM】軽減しても8だな・・ アヴォイドしません……腰で受けて腰が壊れて、アクトははえてないを使用です このあと罠が…… 【GM】はい、これが運命の選択だ・・CPあれば腰が残ったのですがな 【GM】4d6+5 【GM】NOT_GM - 4D6+5 = [5,4,3,4]+5 = 21 【GM】4d6+5 【GM】NOT_GM - 4D6+5 = [4,5,2,2]+5 = 18 【GM】ダイスは非情だった、致命傷だ・・ 堕ちました……! 【GM】+1で致命傷表をどうぞ・・ 【GM】あ、ないや。失敬。 侵食値プラスだけでいいです? 【GM】ですね。ちょうど1か・・ 【GM】(1+1d6でどうぞ 【GM】 【GM】ここでは割愛するが致命・全滅いずれも出目6=7番、妊娠判定のみ失敗という雌豚に相応しい運命的な出目が出ていた。 【GM】 【GM】 【GM】迷宮の闇の中でノイは善戦するもついに武器を奪われ、冒険者たちにいいように身体を弄ばれ・・壁の向こうでは手出しできない相手に尻を晒し、あまつさえ股間を苛まれ失禁しながら何も出来ずにいる・・ 【GM】そこに更には、無防備なお尻に壁の向こうの何者かの手が伸びて・・ノイの尻肉を広げては、敏感な部位や尿道まで爪の生えた手で弄り回してくる・・ 【GM】幾ら鍛えているとはいえどこんな状態で戦えるはずもない、ノイは既にお尻以外は未開発の肉体に火を点され一方的に蹂躙され貶められる被虐の責めと・・その悦びに陥落しかけていた・・▼ ではアクトは……<純潔の証> <菊辱> <強制絶頂> <膨れあがる腹> を使用しますっ 【GM】OKです、では菊以外から逝きましょうか。時間はあるのでゆっくりと。 【ノイ】「く……そ……こんなことで……」自分では見えないが、壁の向こう、何者かに弄られている下半身には、太ももを滴が伝う感触がある。生暖かな尿に濡れた割れ目が、姿もわからない相手にさらに玩具にされている。「あっ、あぅ……くっ……!」壁から自分の下半身だけが出ている様は、どれほど淫らで滑稽なのだろう。 【ノイ】「うあっ……く……ン……私、は……!」密かな陰唇が玩具のように引っ張られているのがわかる。尿道までも引っかかれている。屈辱だというのに……身体は主の意思を裏切って女としての準備を始めているのか、尿以外の液体でも濡れ始めている。 【ノイ】「お、おいっ、貴様! 壁を向こう側を見てこい! そうすればこの場は見逃してやる!」まだ正面にひとり残っていた冒険者に助けを求めれば、と思うものの、持ち前のプライドが邪魔をして到底頼むような口調ではなくなってしまう。秘所に当たる指は爪鋭く、獣毛が生え、明らかに人間ではない。 【GM】「ああ?何言ってる・・壁だあ?」「ははあ・・そういうことか、それで動きが鈍ったわけか」「小さななりしてとんだ淫乱だぜ」息を吹き返した冒険者たちも加わり・・君は自分の言葉が更なる窮地を招いたことを悟る。 【ノイ】「……っ!」オークの指を思い出す。帝都へ来るまでの道中で尻穴深くを犯された記憶。大量の豚の精液に腹を妊婦のように膨らませられ、しかもゼリー状の粘液が蓋になっていたせいで、なかなか出すことができなかった。排泄に適した器官だからこそ苦労はしたもののすぐに精液を排出できたが、もし同じことを膣にされたならば……。 【GM】男たちはノイの剣を取り上げると、服を引き裂き・・いまだ勃起したままの乳首をこぞってむしゃぶりつきちゅうちゅうと貪欲に吸いながら壊れそうなほど搾るように掴み・・ 【GM】空手になったノイの鼻先には・・男達のチンポが突き出され、その顔面に、唇に恥垢まみれのものがなすりつけられて。 【ノイ】「ああ……あ……」獣毛の生えた指に広げられた秘所が、ひくりとわななく。恐怖のせいだったが、それはおそらく下半身側の何者かの欲望を刺激してしまっただろう。 【GM】そして壁の向こうでは・・『この肉穴、まだ使った事がねえみてえだな』『指だけでひくついて誘ってやがる』『そんじゃあ待たせてもなんだ、ぶちこんでやろうぜ・・』そんな会話が聞こえることこそないが・・ 【GM】みぢ・・っとノイの純潔を守り通した性器・・膣口にあの・・巨大なオークのドリルのような長さより極太の凶器のような感触が触れて・・尻穴をチンポケースにされた恥辱と恐怖が蘇るが・・必死の抵抗の末に守り通した女性としての純潔を抵抗さえ出来ず奪われる未来が・・ 【ノイ】「……なにが、淫乱っ……やつらが勝手にっ!」冒険者達の揶揄に気を取り戻す。だが、気付けばすでに剣は取り上げられ、なすすべなく服が布切れに変えられ、「ひあっ、あああひうっ!?」恐怖にいつも以上に敏感になっているのだろうか。冒険者達の舌に弄られる乳首がぴりぴりと痺れ、壁から生えた上半身を反らせる。 【GM】そのぶよぶよした肉のハンマーで一瞬ごとに、男達の欲望のはけぐちにされ、乳房を吸われ顔を汚されている間も同時に・・君の処女が緩やかに奪われていく事実はノイから理性とプライドを奪い去っていく・・ 【ノイ】「お、おまえ、りゃあっ、な、なにひて、して、いるっ!」怒鳴り飛ばそうとしても舌が回らず、上擦った声になってしまう。目に涙を浮かせば顔は強気な表情ではあるものの、陵辱に怯える幼い少女のそれだった。乳首は小粒ながらますます硬く尖り、男達の愛撫に答えてしまう。 【GM】「この女頭がおかしくなっちまったようだな」「ガキのくせにこんな格好で尻を差し出してよ・・」「顔を見られないとでも思ってたのかね・・とんでもねえアへ顔晒して何してるもねえもんだ」壁の向こうにはどんな威勢のいい言葉も恫喝も無意味で・・ 【GM】壁のこちら側ではまさに怯え、呂律も回らないぶざまな醜態を晒しながら・・下衆な男の責めで感じている顔を隠しようもない。 【ノイ】「いあっ、あああ、ひっ……! これ……オーク……!?」目で確認はできないが、いまだ男を知らない秘部……女の入り口に熱いものが当てられている。その奇妙に捻れた感触には、覚えがある。「ぶ、ぶた……ぶたの……オーきゅのっ、や、やめおおおっ!」 【GM】だが、ノイの涙に濡れる顔も彼らには未成熟な肉体の女に対してさらなる欲望を沸き立たせる効果しかなく・・「はいはい、豚のチンポかどうかもわかるぐらいのヤリマンなんだろ?」「さっさと・・咥え込んじまえばいいのによ?」 【GM】必死に抵抗しようと悲鳴を上げるノイに彼らは・・その顔面にチンポを擦り付けて先走りと垢まみれにしながら「そらよ・・なら助けてやるぜ、ただし・・」「壁の向こう側に出してやる・・って意味だけどな・・!」 【ノイ】「お、おまえりゃ、早く、早く向こうに……あっちに……ぶたが、オークぅ、がぁっ……!」豚に尻孔ばかりが、自分の大切なものが奪われてしまう。焦燥感と恐怖、そして乳首から走る快感に脳裏が染められ、子供のように泣きじゃくる。そのあいだにも股間では、徐々に、徐々に、螺子ペニスの感触が大きくなっていく……。 【GM】そうして 悲鳴を上げる君をチンポの槍が押して・・小さな身体を彼らは 壁の向こうへと押しやる・・それは、武器を失った状態で怪物に犯される絶望の未来を意味していて・・ 【GM】このどうしようもない状況もそんな未来よりはましかもしれないが・・そのためには突き出される男達のものにしがみつき、しゃぶりつかねばならないだろう 【ノイ】「ちがっ、ちがあっ! わたひは、そんな女では、にゃいぃ……! き、きひゃらま……うぷっ!」必死になって助けを求める顔に、冒険者達が笑いながらペニスを擦り付けてくる。臭気立つ粘液と垢が顔に付着する不快さに眉をしかめ、思わず唇を閉じるがもう遅い。舌には苦い味が広がる。 【GM】「おいおい、助けて欲しいなら頼み方があるだろ腕利きの盗賊さんよ」「それとも腕利きってのは手コキやフェラがうまいって意味かあ?」 【GM】だが・・彼らに助けを請うならその前に手や口だけで男たちを悦ばせねばならず・・その間もミリミリと逃れるノイの尻に何度も滑りながら、豚のペニスと判るぶよぶよした肉槍は擦り付けられ挿入を試みているのだ・・ 【ノイ】「んぐっ、ぐうっ……?」唇に、頬に、鼻梁に、ぎゅうぎゅうと押し付けられるペニス。生臭い匂いにむせるのを堪えていると、身体が少し壁側へ移動していることに気付き、「んんっ、んんんーっ!」壁の向こうへのオークへ、生贄にされかけている。そう気付き、口を閉じたまま冒険者達へ哀願の目を向ける。……向けてしまう。 【ノイ】「(ふざけるな! そ、そんなことができるわけが……!)」男達の言葉へわずかに残った理性が抵抗する。だが、「わ、わかった、んぶっ! すぶ、するから、は、早く!」股間の割れ目を薄汚い豚のものに広げられる感触に焦り、理性よりも早く反射的に口を開いていた。押し付けられいたペニスが自然と口へ滑り込む。 【GM】「それじゃあ全員一発ずつ抜いたらな」「早くしねえと豚野郎のチンポにぶち抜かれちまうしよ・・?」「じゃあいいな?」チンポにしゃぶりついて、男達のモノを握ってしまったノイの乳首をくりくりと責めながら彼らは囁いた・・ 【ノイ】「はぷっ、んくぷっ……んんぅっ……!」初めて口内で感じた肉棒は、豚のものと違い捻れてはなく、キノコのゆな傘で頬を引っ掻いてくる。「(こんなもの、噛み千切ってやる……!」そう思いはするものの、実行する勇気はなく、半ば無意識に舌が肉幹を滑っていく。 【GM】”生意気なことを言ってごめんなさい わたしは豚チンポより人間のあなたたちのチンポに犯されてがばがばにされたいです”・・と、最低の娼婦以下の 隷属の宣言・・それが、彼らが君を助ける条件だった・・。 【GM】初めて触れる人間のそれは大きさこそオークほどではないがカリが立ち形状も個性があり・・熱く脈打ち・・濃厚なにおいは豚と替わらぬ雄臭さで間近で嗅ぎ、しゃぶるとその精臭だけで脳髄が痺れていく・・ 【ノイ】「(ぜ、全員だと? そんなにすぐ出るものなのか? モタモタしていたら……)」陰唇に触れる捻れペニスはいつ胎内へ侵入してくるかわからない。焦りが嫌悪感を押しやり、両手でも男のモノを握る。「んぶっ、んんっ、んちゅ、ちゅばっ」舌の動きも激しくなってしまう。 【GM】必死の奉仕はしかし、男達のモノを勃起はさせるがしろうと娘の手淫は射精させるには至らず・・・。 【GM】「はは、いい顔して扱いてるな」「さぞチンポ大好きなんだろうぜ」「ガキの頃から股開いて仕込まれてたんだろ、女の盗賊なんてそんなもんだ・・」ついにプライドもかなぐり捨てたようにペニスにしゃぶりつきごしごしとマラを先ほどまで剣を握っていた手で扱くノイの姿に・・華麗な剣術を振るう女盗賊の凛々しさは欠片もなく 【GM】女を売っても必死に助かろうと足掻く見苦しい淫売のごとき己の姿に・・ノイ自身だけが気づいていなかった・・ 【ノイ】「(豚のものと変わらん! こんな生ゴミのような匂い……が……)」口内に満ちて鼻へ抜けていく強烈な雄臭は不快だった。なのに手の中で脈打つペニスに胸が高鳴る。先走りが指のあいだでぬちゃりと粘つくのを、自分はどこかで楽しんでいる。 【ノイ】「ちゅっ、ちゅば……ちゅっ……んくっ……!」慣れない口淫で酸素が足りなくなったのか、思考がぼやけていく。強気に睨んでいた目が、寝惚けているように緩む。単に意識が薄れたためだが、それはまるで奉仕に蕩けている娼婦そのもので……。 【ノイ】「(まだ……なのか……?)」夢の中に居るようにボーっとしたまま、手淫と口淫だけは忘れず、必死に続けている。だが性の知識に乏しくぎこちない仕草はいたずらに手を、喉を、先走りに濡らすだけで。奴隷の宣言も忘れて――元々するつもりはないが――恐怖に突き動かされ、半ば機械的な奉仕を続ける。 【GM】「なあ、必死にしゃぶってるところ悪いんだが・・」「そろそろオネガイしてみてくれるか?教えたよな・・?」既に勃起している彼らのものは今にもはちきれそうで先走りも出ているが・・君を焦らすように男たちは射精を堪え・・助けを貰う代償の隷属の言葉を待つように・・口腔奉仕に没頭する君からチンポを取り上げるように・・ぬぼおお・・っと抜いて。 【GM】行為に逃避しかけていたノイに、改めてその機会を与える 【ノイ】「ぷあっ、あ……げほっ、けほっ……けふっ、うぐ……」先端と口内とのあいだに粘液の糸を何本も引きながら、チンポが抜け出ていく。同時に、酸素を求めて急激に空気を吸い込み、しばし咳き込んでしまう。舌から床へ垂れる混合粘液もまた長く糸を引いて、生臭い香りを漂わせる。 【GM】そして、奉仕によって救済への希望を抱くことで忘れていた現実が・・動きを止めたノイの股間に・・ぶにゅうう・・っとドリル状の豚チンポの先端が・・無防備な君の膣に押し当てられた時。 【GM】君はもはやためらい考える猶予さえ奪われたことを股間に伝わる感触と・・むき出しのお尻を捉えるオークの手の力強さから悟った 【ノイ】「お、教えた、だと……?」ぼやけていた思考が戻り、深呼吸を繰り返すとようやく声が出せた。刺激が落ち着いているいまは、言葉も思考も平静を取り戻すことができ、「あ、あんな思ってもいないことが言えるか! やることをやれば文句は……」言いかけに、秘裂に新たな感触。 【GM】「ああ、だよなあー?」「そう言うと思ったぜ・・」「じゃあな・・こいつはせんべつだ」と引きつる君の顔に向けて彼らは・・ノイ自身が勃起させたものを向けて 【GM】『『『ヴュルルッ・・ブシュッ・・!!!』』』 【GM】三者三様に君の顔面に、開けさせた口に無理やり精液を流し込み・・目も鼻も精液で潰されたように真っ白で・・大量の精液はノイの顔といわず乳房も汚し・・男たちは射精が収まっても丹念にノイの腋や髪に背中までぐりぐりとチンポの筆で汚濁を擦り付けると、こう言った 【ノイ】「あ、あああ……?」以前は尻孔にされたものだが、わかる。いま尻を押さえる手は、挿入のために固定しようとしているものだ。もう猶予はない。 【ノイ】「ま、待て! 言えばすぐに向こうへ行くんだな?」慌てて、理性が働く暇もなく畳み掛ける。それでもプライドが邪魔をして、およそ色気などはなかったが……「な、生意気なことを言って悪かった! 私は、豚チ……豚よりおまえたちの方が……うぷあっ!?」そして、遅かった。開いた口へ飛び込む、白濁の臭粘液。 【GM】そしてびちゃびちゃと浴びせかけられる精液の弾丸に言葉を封じられながら君は聞いた・・ 【GM】――最初から助ける気なんてねえーし、次来る時生きてたら・・そのまんま、ぶっ壊れるまで犯して売り飛ばすだけだってのな・・。 【ノイ】「あぷっ……やめ……ぷぶっ、んぐ……!」反射的に飲み込み、胃の賦へ熱い汚液が下っていく。「ああああ……」汚された。身体も喉の奥も、プライドまでも。言われた通りではないにしろ、隷属の言葉を口にしてしまったことで、自分の中の最も守るべきものにヒビが入ってしまった……そう感じた。 【GM】必死に縋りついた希望、伸ばした手は最初から悪意を持って振り払われる運命で。そんなことさえ考えられないほど追い詰められていたノイは自らプライドさえ手放し・・挙句に。見限られた、雑魚と思った最低の屑どもにさえ。 【GM】その事実はノイの身体から一時ではあるが力を奪い・・その瞬間。 【GM】『ぶふううう・・じたばたしやがって・・おら!尻振ってねえでくわえこめええっ!!』 【GM】びたん・・っ!!とオークの手が君の小さなお尻を引っぱたき、爪が食い込むほど掴んで・・ 【ノイ】「そん……な……わたしは……ここまでした、のに……」かすかすに聞こえた無情の言葉に、さらに奈落へ突き落とされる。壁から生えた上半身は緋色のポニーテールも、幼い容姿も、薄い胸も、しこり勃った乳首までも、どろりとした精液に塗れ、白化粧を施されていた。 【GM】ぶりゅりゅ・・ぶぐ・・ずにゅううう・・っ!!! 【GM】およそ性交とは思えないぶよぶよの半勃ちの肉塊がおぞましい音を立てて・・一生に一度の、女性としての・・命がけで屈辱に耐え守った君の純潔を 【GM】いともあっけなく、化け物のねじれたチンポが膣口ごと巻き込むように・・挿入とさえ言えないただ捻じ込むような逸物の肉を押し込む動きとともに、ぶち、ぶぎゅぎゅ・・っと。骨盤ごとひしぐような激痛とともに 散らした・・・。 【ノイ】「ああっ? ひっ……!」激しくお尻を叩かれ、じんじんとした痛みがまるで死刑宣告のように胸にまで響いた。「お、お願いだ、助けて、助けて! 豚が! ぶたがぁっ!」泣きながら、無様に腕を冒険者達へ伸ばし、哀願し、助けを求める。しかし、もはや外見相応の子供にしか聞こえない声音も、冒険者たちの嘲笑を招くだけ。 【GM】「・・はは、こりゃいいや」「すっとするぜ、思い切り斬り付けてきやがって」「助けてやろうってのにいきがるからこうなるんだよ」精液まみれにされて壁のむこうではおぞましい豚のドリルチンポに処女を破られ泣き喚くノイに・・。 【GM】男たちはもはや性欲の捌け口としてさえ関心を向けず。伸ばした手に・・まだ勃起したままのペニスを握らせると。 【ノイ】「あああっ、ああああ! は、はいって……」きている。いままで守ってきた純潔が、見えなくともはっきりそうとわかる豚のチンポに犯されていく。膣がこじ開けられ、ぶちり、奥を守っていた薄い壁の破れる音が脳裏に響いたのは、錯覚だったのか。 【GM】「ほらよ、勃ってるうちは・・ここにいられるぜ」壁の向こうに行けば君はもはや全身を凶暴な怪物たちに嬲られ朽ちるまで犯されるだけだろう・・話が出来るだけ目の前の男たちはいっそ優しいとさえ感じるが・・彼らには君を救う気などない 【GM】ただ、きみがもがき助かろうと己を貶める様を見ているだけなのだ・・それを示すように握らされたチンポは徐々に硬さをなくし・・君はお尻を掴まれて・・望んでいたはずの脱出・・壁の向こう側へと引き抜かれようとしているのに気づく 【ノイ】「いだっ、いだいぃ! ぶたの、ぶたがっ、わたしを、わたしのぉ!」助けてくれないとわかり切っても、あざ笑う男達にさえすがらずに居られない。処女膜を破られ、おそらく血が滴っているだろう。膣壁をドリル状の肉に引っ掻かれる不快な痛みにも苛まれる。 【GM】僅かにできた壁の隙間からはついにノイの処女を奪ったものの声が聞こえて・・『うぶうう、きつすぎるなああ・・ガキまんこじゃ精液出したら・・ぶっこわれちまうしよう』 【GM】ぐりぐりと、壁に挟まれたノイの胴体が・・その柔らかい捻れたペニスが災いしてぞる・・ぞるっと捻じ込まれるたびに小柄な君の胎はぼこりと膨らみ・・。 【GM】チンポを挿入されるたびに君のお腹を捉える壁がメリ・・メリッと軋み・・腰がお尻に打ちつけられるたびにその運動で・・君の体が向こう側に引きずられるのが判る、それは・・ 【ノイ】「は、はああ……お、おまえたちの? すれば助けてくれるのか? そ、そうなんだな?」ペニスを握らせた男達はなにも言っていない。だが言っている自分も、返事を待っているわけではない。きっと助けてくれるのだろうと混乱した頭で信じ切って、従順に手を動かし始める。相変わらず幹を擦るだけの稚拙な動きだが。 【GM】怪物どもに無力な女と成り果てた自分を晒して、その身を差し出すに等しく・・追い詰められたノイの手淫に男たちはもはや声もかけず媚びるように竿を握る君を見下ろして・・。 【GM】「こりゃもう駄目だな」「ま、次に生まれてくるときはもう少しかわいげを身につけな・・」「俺たちゃさっきまでのあんたなら勃ったかもしれねえけどよ・・」 【GM】――ただのビッチになった女なら地上にもいるからな、と―― 【GM】君が誇りを捨てて逸物を握った手は振り払われ・・自然に、君の体は壁の向こう側へと引きずられていき・・みし、みしっと激痛を伴う破瓜の交合で震える君の体は徐々に 【GM】あれほど望んでいた脱出が今や絶望への扉と成り果て・・広がっていく穴は君のひび割れていく心のようだ 【ノイ】「柔らかくなっている、ぞ……? ど、どういうことだ?」手の中で握ったはずのペニスが小さくなっていく。その喪失感は自分が見捨てられようとしていることを示しているように思えた。「い、行かないでくれ! 待って……あああ……」男達が自分から離れていく。いや、ズ、ズ、と少しずつ壁の方へ自分が引っ張られている。それにつれて膣への被挿入感が大きくなっていく。 【GM】「あばよ、腕利きの盗賊さん」「運がよければ孕み袋になっても行きてられるさ・・」男たちはそう言うと君に背を向けて迷宮の闇へと去り・・ 【GM】『ぶふううううう”!!』 【GM】ついにその声がじかに聞こえるほどになり・・君の体はずるずると強烈な力で引き抜かれ・・同時に逸物が血をびちゃびちゃと散らす処女だった肉穴と成り果てたそこへ捻じ込まれ・・小さすぎる蜜壷はめきめきと悲鳴を上げ・・しかしメイデンゆえに君は死ぬ事も気絶も出来ずそれを・・ひたすらに捻じ込まれ小さなお腹をぼご・・ぼごおおっと膨らまされて。 【GM】それが子宮まで埋まりきった時・・ノイは 彼らに捧げられる生贄・・生涯を怪物の孕み袋となって終えるのだと・・その時の君にはそんな未来だけが目の前を覆っていた・・ 【ノイ】「あ、ああ……聞こえたか? せ、精液を出されてしまう……助けて……助けて……」ペニスに絡んだ指は振り払われ、伸ばした手が虚しく空を切る。そのあいだにも徐々に、徐々に、上半身が壁へ飲み込まれていく。「さ、さっきのだろう? ちゃんと言えば助けてくれるんだな?」男達の侮蔑な視線にも気付かない。いや、そのフリをしたのかもしれない。 【ノイ】「わ、わたいは豚よりおまえたちに犯されたい! がばがばにしてもいい!」言葉の意味も忘れて、ただ叫ぶ。気付けば、胴を捕らえていた壁にヒビが入ってるようだった。「ひ、ぎいいい……ぅ……!」同じように自分の身体にもヒビが入っているのではないかと思うけどの激痛に、胎内が壊れているのではと錯覚する。 【ノイ】「いやだ……やだやだやだ、ぶたのはらみぶくろなんていやだああああっ!」瞬間、膣の奥深く、自分ではわからないがおそらくは子宮口、がこじあけられた。壁のヒビが大きくなり、身体が引っ張られるにつれて、子宮頚管に異物が侵入してくる……。 【ノイ】「ぎうっ……!?」限界を越えた未経験の激痛に一瞬意識が飛んだ瞬間、勢いよく身体が引っ張られ、あれほど自分を捕らえて放さなかった壁が、音を立てて崩壊した。 【GM】闇の奥にその哀願も虚しく消え去り・・ノイの身体は迷宮の次なる闇・・。 【GM】「・・ああ?思ったよりちっこいガキだな・・でもきついのは具合がいい・・」オークの腰が打ちつけられ・・その足がずるずると引かれ・・君はほぼ全裸に近い状態で貫かれながら両足を捉えられ尻を掴まれて・・ 【GM】以前遭遇したオークと同じかそれ以上の巨体にまたぐらをつらぬかれ・・地面を見て理解した。 【GM】滴る血・・それが自分の純潔を散らし性器が引き裂かれ溢れたもので・・ 【GM】さらには十体近いオークどもがそんな自分を見下ろしているという現実は・・最初から、どうあがこうと助かる道などなかったのだと、君から最後の気力さえ根こそぎにするには充分すぎる光景で。そして・・ 【GM】「まあいい”・・出すぞ、ぶっこわれないようにケツ締めてふんばっでろ・・」ぶふう・・っと臭い息を吐く豚の舌が君の背中を舐めて・・抱え上げられていくと君はちょうどあのときのようにドリルチンポに縦に串刺しにされた・・ 【ノイ】「あ……が……オ、オーク……ぶた、めぇ……」気が付いたとき、振り向いた先に居たのはやはり予想通り、いや、予想以上に醜く巨大なオーク達だった。無意識に腰へ手を伸ばすが、剣があるはずもない。「こ、れは……あああ……わたしは……」ただ地面に滴っている血……自分が汚された証に気付かされただけだった。 【GM】無残なほど拡張されて、先ほど哀願したように”がばがば”にされた・・己の処女が散った残骸の、むごたらしい性器のありさま・・赤ちゃんを産むためのそこが怪物の性欲の捌け口にされている そんな現実だけが君の視界に広がっていく 【ノイ】「ぶた、なんかが……また、わたしにぃ……ふざ、けるなぁっ……!」十匹近くも居るだろうオークに泣きながら素手を伸ばすものの、子宮口まで肉杭を打たれ自由に動けない身では、子供がだだをこねているようにしか見えないだろう。 【GM】そんな君に構わず、オークのまじかで見るとおぞましいばかりの剛直・・というにはぶよぶよしたねじれた器官が徐々に膨張して・・ぎゅぼ、ぎゅぼ・・っとノイの小さな膣口から子宮までピストンをはじめ・・君は怪物が いまだ勃起しきっていなかったことを・・ 【GM】挿入されただけでびぎん・・っ!!と音を立ててはずれた股関節と・・引き抜かれた瞬間にポンプのように圧力でずり下がり引き出されそうになる子宮の激痛で・・嫌というほど思い知らされて。 【ノイ】「ひいいっ、あっ……がっ……!」不意に背を撫でた濡れた感触に首がすくみ、気が付いたときには豚に抱え上げられていた。薄い色の割れ目が無様に円を描いて広げられ、以前のオーク以上に極太い、規格外の豚ペニスを咥えこまされている。 【GM】体格があまりにも違いすぎる相手との交合はメイデンといえど命取りになりかねない。君の処女膣はとうに使い古された売女よりもがばがばに広げられ、しかし鍛え上げた肉体とメイデンの力ゆえに傷ついた身体は癒えてゆき・・ 【GM】・・つまるところは、自ら死ぬ以外に逃げ場などない責め苦が ノイを襲い続けたのだ 【ノイ】「わ、わたしのからだ……こわひゃれ……」もう元の身体には戻らないのではないのか、取り返しがつかないのではないのか。尿と血と愛液の混ざり合ったピンク色の液体が、脚のあいだへ流れ落ちていくのを目にして、ガタガタを身体が震える。 【GM】ごぎゅ、ぼりゅりゅ・・っと柔らかいまま勃起したそれは大きいものの限界までノイの腹を膨らませては引き抜き、子宮を引きずり出されるような未知の感覚と・・子宮を内側から叩き潰されるような圧力が交互に襲い・・そのたびに君は失禁し、悲鳴を搾り出されていく・・ 【ノイ】「い……きゃあ……!? いっ、ぎゅあっ!?」無意識に膣が収縮して絞めつけると、豚ペニスは不気味なねじれた形状の感触と弾力を返してくる。 【GM】「最初にカシラがするといつもこうだぜ・・」「こりゃあ俺たちに回る頃には胎まで裂けて・・」「孕み袋にするにも命がなきゃあなあ」怪物どもでさえむごたらしいありさまのノイに怖気を振るい憐れむような視線さえ向けてくる・・ 【GM】助けを求める手を悪意を持って払いのけたのが君と同じ人間であるという現実からすればそれは・・あまりにも滑稽なことだった 【GM】「おいお嬢ちゃんよお、死にたくなきゃ力抜いてぶちまけられてもひりだせるようにお願いしとけ・・」「俺たちも使わせてもらいてえからなあ」苦笑いするような豚どもの言葉さえ今の君にはいっそ慈悲深いとさえ言えた 【ノイ】「あ……ま、ま……だ……おおきく……?」膣の被拡張感が大きくなっていく。子宮への狭い道も、さらに強引に広がられていく。同時に股関節が限界を越え「ぎぃっ……!?」食い縛った歯のあいだから泡立った唾液が零れる。 【ノイ】「あっ、ぐいうぅぅぅ……ぎゃうっ!」肉棒が引くと内臓ごと子宮が引っ張られ、突き居れられると膣から子宮内までねじれた豚ペニスに満たされ、下腹部に極太い触手のようなおぞましい形がはっきりと浮かび上がる。 【ノイ】「し、しぬ……しんじゃ、う……ひぬうぅ……」常に股間のどこかがぶちぶち、みしみしと壊される音が鳴っているようだった。それなのに気絶することもできず、有り得ない巨大豚との交合に少しずつ身体は慣れ、受け入れていく。「あ……ぎゅっ……あっ……」顔中から体液をひっきりなしに漏らし、股間からは白く濁った愛液が尿と混ざり、複雑なアンモニア臭を辺りに漂わせる。 【GM】そして君の準備が整った瞬間 豚のそれは脈打ち君の胎内でぶるぶる震えはじめて 【GM】「い、いぐど・・孕むまで出すからな・・っ」ぶふうう!とオークが雄叫びを上げて。君の子宮をどちゅ、どちゅと打ち上げながらその天井に・・ 【ノイ】「ひ、ひにたくにゃ……い……ひにゃあ……は、はぐ……」薄れかけ人形のように揺さぶられる中で聞こえたオークの言葉。誰からのアドバイスかなどもはや気にする余裕もなくカクカクと頷くと、言われた通りに力を抜いて、身体を任せる。脱力した身体の中で、膣だけは無意識に豚ペニスをきゅっきゅっと締め付けていた。 【GM】ごぼ・・ごぷ・・ぼびゅうううう・・!! 【GM】噴水のような、肛門で一度味わった・・しかし敏感な性器の粘膜にはその射精の振動が、ねじれた豚チンポが膣壁をぞりぞりとうねる感触が伝わり・・力の抜けたノイの体にずるりと根元までそれが埋まった瞬間・・既に胎が膨れ上がって孕んだようなありさまの君の子宮に 【ノイ】「は……はら、む……?」膣が、子宮口が、胎奥深くが、肉棒の震えを感じ取り、それに合わせてびくびくと身体が跳ねた。全身を苛む激痛がなくなったわけではない。だが、メイデンとしての資質がそうさせるのか、痛みの裏に、いや、痛みそのものを快感と錯覚し始めている。 【GM】ゼリー状の精液というには濃厚すぎる粘液の塊がぞる、ぞるる・・・っとところてんのように搾り出され・・勢いこそ強くないがほぼ固形物の精”塊”がノイの小さすぎる子宮をパンパンにして・・ぼこ、ぼごおおっとそのお腹を倍以上に膨らませていき・・文字通り体を引き裂かれ破裂するような 精液の噴水は その後に襲って 【GM】ごびゅうううううっ!! 【GM】溜め込まれた精液の塊を、薄れてようやく液体となったそれが圧迫して・・ノイはもはや文字通り精液を貯蔵するだけの肉穴として豚の子種を余さず詰め込まれる精液の腸詰・・孕み袋へと一瞬ごとに変えられていく・・。 【ノイ】「はら、む……」脳裏でオークの言葉を反芻する。孕む、子供を孕む……自分が、オークの、豚の子供を?「ひっ、はりゃっ、はりゃみたくない、はりゃいやああああ!」ハッとして頭を振りたくると同時に、胎内から強烈な水流に押し上げられた。身体が浮かび上がるほどの衝撃だが、オークの手に抑えられているせいで、子宮奥で全て受け止めさせられてしまう。 【GM】「あーあ・・けどよおこんだけしてまだ狂っても死んでもないってことは・・」「ああ・・こりゃメイデンだな、これなら・・」俺たちにもおこぼれがくるぜ、と豚どもは卑しい笑みを浮かべて無残な有様の君の姿に好色な視線を注ぎ、彼らの見守る前で・・女として考えられないレベルの刺激を受け続けたノイの肉体もメイデンとして・・それに順応していく 【ノイ】「えっ、えぐうううっ、うびゃあああああっ!」子宮の唯一の出口である頚管は肉棒に塞がれているため、注がれる大量の精液が逃げ場なく溜まっていく。常人ならば破裂したかもしれないほどの量を、メイデンである自分の身体は受け入れてしまい、腹部がぷっくりと水風船のように膨らんで突っ張る。込み上げる吐き気に、なぜかぞわぞわとおぞましい快感が走り。 【ノイ】「ひひゃあっ、あ、わ、わらひ、はらみぶくろに、なっへ……!?」自分の身体の惨状を目にすれば、それ以外の表現は緒も追加なかった。あるいは妊婦以上に膨らんだ腹は、それほど子宮に注がれた証拠。腸内に注がれるのとは全く意味が違っていた。 【ノイ】「ま、またでなくして……はらんじゃう……」いくら腹に力を入れても、またもゼリー状の精液で蓋をされ、子宮の子種を排出することができない。おそらく排泄器官のように、ゼリー精液を取り除くことはできないだろう。その効力を失うまで何日間、何週間……豚の子種を子宮に蓄え続ける。ぷつ、と自分の中でなにかが切れた。 【ノイ】「ぶ、ぶちゃのこ、わらひがぶちゃのこはらんじゃうう!」押し上げられ潰されていた尿道口がぱっくりと口を開け、ぶしゅ、ぶしゅ、と断続的に大量の潮を噴き上げた。それは止まらず何度も続き、「ぶたあ! ぶたになっひゃううううぅっ!」風船腹を反らせて暗い天井へ目を見開き、舌を突き出し、壊れたように全身がびくりびくりと痙攣する。 【ノイ】「たす、けてぇ! なんれもするから、ぶたになりたない、ぶたやらああ!」だだを捏ねる子供のような拙い声音で叫び、全身の絶頂痙攣と潮吹きは止むことなく。次の陵辱を待ち侘びるようにオークの豚ペニスの上で、ガクガクと身体を震えさせ続けた。 【GM】その悲鳴は薄暗い迷宮の底で響き渡りしかし・・ 【GM】誰一人、君を救うものなどそこにはいなかったと気づいてもなお悲鳴が嗄れはてるまで君は下等なオークの精液を注がれる肉袋として苛まれ続け、そして・・ 【GM】 【GM】 【GM】というところで結末の前に妊娠判定と淫乱症判定です・・ はいですっ。むー……! 【GM】まあ孕んだらけもみみとしっぽをつけるといいよ・・ うーん……! やっぱり初志貫徹! 抵抗は本気で! 2D6+7 運動で妊娠判定! 【GM】N15_Noy - 2D6+7 = [2,4]+7 = 13 【GM】おめでとうございます 【GM】ではボテ腹エンドで・・続いて淫乱症もどうぞ わーい! 祝福されるのも複雑ですがー……では続けて 2D6+7 いんらんしょうっ 【GM】N15_Noy - 2D6+7 = [6,2]+7 = 15 こっちは成功でしたっ 【GM】逆なら成功だがよくあることです・・ではこう、理性が残ったままか壊れてるかはおまかせでEDです 【GM】 【GM】 【GM】◆迷宮の一角 【GM】結論から言うとノイは死ぬことはなかった。しかし・・ 【GM】怪物の異常に濃厚な精液はその一日目で容易くノイを懐妊させて・・子宮に根付いた化け物の仔を実感した時ノイが何を思ったかは判らない。だがいずれにしろ・・ 【GM】二日目になり、三日目になっても助けなどはなく、ノイは今日も薄暗い迷宮でその幼い体を・・既に母となってはいたが・・望まぬ妊娠で膨らんだ胎のまま、いまや並みのオークの男根を抵抗なく肉体は咥え込んでいた 【GM】既に服などは着せられておらず逃れないよう首輪だけをつけられて精液まみれの異臭を放つ身体のままで君は何度も失禁し潮を噴きながら立て続けの絶頂をその体に訓練された犬のようにしつけられており・・ 【GM】「そらよ、飯は食ったな・・?」「それじゃあ今日も使わせてもらうぜ・・ああ、名前はなんだったか」「なんでもいいだろ、こいつはただの・・」孕み袋で今は俺たちの便所だ・・と。 【GM】最初はまだ泣き喚く程度のこともできたノイのしりあなはたやすくオークのチンポをぬる・・っと飲み込むほどにこなれて 【GM】子を孕んでもいつしかメイデンの治癒力ゆえにその締まりを回復した膣は、よりきつくオーク頭には劣るがねじれた太い豚チンポをくわえ込むようになってはいたが・・哀れなことに、ノイの心だけはまだ、壊れきっていなかった・・▼ 【ノイ】「う、がふっ……んぐ、んぐ……」膨らんだ腹を下にして四つん這いの体勢で、なにかもわからない異様な食事……いや、餌を犬食いしていく。いまは、生きなければ。オークの言葉には耳を貸さず、「んんんっ……」だが躾けられたように、食事をしながらでも求められれば自然と尻を上げ、極太いねじれペニスを受け入れていく。 【GM】「愛想はないが素直になったもんだな」添えただけで愛液でどろどろになるようにしつけられた小さな・・しかしなまじの売女よりよほど締りのいい・・しかも名器になりつつあるノイの膣は、怪物どもからしても具合がいいらしく・・ 【ノイ】「(豚の子を、孕んでも……し、死ぬよりはマシだ。マシ……なんだ……)」従順になってしまった自分の身体をごまかすように、心中でそう呟く。だが、「ふひあっ、ひうううう♪」尻孔の奥へたやすく豚ペニスを受け入れ、腸壁をひっかかれる悦感と充足感に啼くさま、もはや豚以下の家畜でしかなかった。自分でも気付いてはいる、が、いまは目を逸らす……。 【GM】最初の頃に比べればすんなりと受け容れるようになったそこで彼らは数分も持たず勃起しきってびきびきのドリルチンポでごしゅごしゅとノイの膣内をブラシのように擦り快楽を与えてくれる・・いまは豚どもはノイを悦ばせる為に乳房や腋まで愛撫しては、時にペニスでそこを性器に見立ててねろねろと精液を擦り付けて・・ 【GM】 【GM】 【GM】迷宮の闇の中でノイは善戦するもついに武器を奪われ、冒険者たちにいいように身体を弄ばれ・・壁の向こうでは手出しできない相手に尻を晒し、あまつさえ股間を苛まれ失禁しながら何も出来ずにいる・・ 【GM】そこに更には、無防備なお尻に壁の向こうの何者かの手が伸びて・・ノイの尻肉を広げては、敏感な部位や尿道まで爪の生えた手で弄り回してくる・・ 【GM】幾ら鍛えているとはいえどこんな状態で戦えるはずもない、ノイは既にお尻以外は未開発の肉体に火を点され一方的に蹂躙され貶められる被虐の責めと・・その悦びに陥落しかけていた・・▼ ではアクトは……<純潔の証> <菊辱> <強制絶頂> <膨れあがる腹> を使用しますっ 【GM】OKです、では菊以外から逝きましょうか。時間はあるのでゆっくりと。 【ノイ】「く……そ……こんなことで……」自分では見えないが、壁の向こう、何者かに弄られている下半身には、太ももを滴が伝う感触がある。生暖かな尿に濡れた割れ目が、姿もわからない相手にさらに玩具にされている。「あっ、あぅ……くっ……!」壁から自分の下半身だけが出ている様は、どれほど淫らで滑稽なのだろう。 【ノイ】「うあっ……く……ン……私、は……!」密かな陰唇が玩具のように引っ張られているのがわかる。尿道までも引っかかれている。屈辱だというのに……身体は主の意思を裏切って女としての準備を始めているのか、尿以外の液体でも濡れ始めている。 【ノイ】「お、おいっ、貴様! 壁を向こう側を見てこい! そうすればこの場は見逃してやる!」まだ正面にひとり残っていた冒険者に助けを求めれば、と思うものの、持ち前のプライドが邪魔をして到底頼むような口調ではなくなってしまう。秘所に当たる指は爪鋭く、獣毛が生え、明らかに人間ではない。 【GM】「ああ?何言ってる・・壁だあ?」「ははあ・・そういうことか、それで動きが鈍ったわけか」「小さななりしてとんだ淫乱だぜ」息を吹き返した冒険者たちも加わり・・君は自分の言葉が更なる窮地を招いたことを悟る。 【ノイ】「……っ!」オークの指を思い出す。帝都へ来るまでの道中で尻穴深くを犯された記憶。大量の豚の精液に腹を妊婦のように膨らませられ、しかもゼリー状の粘液が蓋になっていたせいで、なかなか出すことができなかった。排泄に適した器官だからこそ苦労はしたもののすぐに精液を排出できたが、もし同じことを膣にされたならば……。 【GM】男たちはノイの剣を取り上げると、服を引き裂き・・いまだ勃起したままの乳首をこぞってむしゃぶりつきちゅうちゅうと貪欲に吸いながら壊れそうなほど搾るように掴み・・ 【GM】空手になったノイの鼻先には・・男達のチンポが突き出され、その顔面に、唇に恥垢まみれのものがなすりつけられて。 【ノイ】「ああ……あ……」獣毛の生えた指に広げられた秘所が、ひくりとわななく。恐怖のせいだったが、それはおそらく下半身側の何者かの欲望を刺激してしまっただろう。 【GM】そして壁の向こうでは・・『この肉穴、まだ使った事がねえみてえだな』『指だけでひくついて誘ってやがる』『そんじゃあ待たせてもなんだ、ぶちこんでやろうぜ・・』そんな会話が聞こえることこそないが・・ 【GM】みぢ・・っとノイの純潔を守り通した性器・・膣口にあの・・巨大なオークのドリルのような長さより極太の凶器のような感触が触れて・・尻穴をチンポケースにされた恥辱と恐怖が蘇るが・・必死の抵抗の末に守り通した女性としての純潔を抵抗さえ出来ず奪われる未来が・・ 【ノイ】「……なにが、淫乱っ……やつらが勝手にっ!」冒険者達の揶揄に気を取り戻す。だが、気付けばすでに剣は取り上げられ、なすすべなく服が布切れに変えられ、「ひあっ、あああひうっ!?」恐怖にいつも以上に敏感になっているのだろうか。冒険者達の舌に弄られる乳首がぴりぴりと痺れ、壁から生えた上半身を反らせる。 【GM】そのぶよぶよした肉のハンマーで一瞬ごとに、男達の欲望のはけぐちにされ、乳房を吸われ顔を汚されている間も同時に・・君の処女が緩やかに奪われていく事実はノイから理性とプライドを奪い去っていく・・ 【ノイ】「お、おまえ、りゃあっ、な、なにひて、して、いるっ!」怒鳴り飛ばそうとしても舌が回らず、上擦った声になってしまう。目に涙を浮かせば顔は強気な表情ではあるものの、陵辱に怯える幼い少女のそれだった。乳首は小粒ながらますます硬く尖り、男達の愛撫に答えてしまう。 【GM】「この女頭がおかしくなっちまったようだな」「ガキのくせにこんな格好で尻を差し出してよ・・」「顔を見られないとでも思ってたのかね・・とんでもねえアへ顔晒して何してるもねえもんだ」壁の向こうにはどんな威勢のいい言葉も恫喝も無意味で・・ 【GM】壁のこちら側ではまさに怯え、呂律も回らないぶざまな醜態を晒しながら・・下衆な男の責めで感じている顔を隠しようもない。 【ノイ】「いあっ、あああ、ひっ……! これ……オーク……!?」目で確認はできないが、いまだ男を知らない秘部……女の入り口に熱いものが当てられている。その奇妙に捻れた感触には、覚えがある。「ぶ、ぶた……ぶたの……オーきゅのっ、や、やめおおおっ!」 【GM】だが、ノイの涙に濡れる顔も彼らには未成熟な肉体の女に対してさらなる欲望を沸き立たせる効果しかなく・・「はいはい、豚のチンポかどうかもわかるぐらいのヤリマンなんだろ?」「さっさと・・咥え込んじまえばいいのによ?」 【GM】必死に抵抗しようと悲鳴を上げるノイに彼らは・・その顔面にチンポを擦り付けて先走りと垢まみれにしながら「そらよ・・なら助けてやるぜ、ただし・・」「壁の向こう側に出してやる・・って意味だけどな・・!」 【ノイ】「お、おまえりゃ、早く、早く向こうに……あっちに……ぶたが、オークぅ、がぁっ……!」豚に尻孔ばかりが、自分の大切なものが奪われてしまう。焦燥感と恐怖、そして乳首から走る快感に脳裏が染められ、子供のように泣きじゃくる。そのあいだにも股間では、徐々に、徐々に、螺子ペニスの感触が大きくなっていく……。 【GM】そうして 悲鳴を上げる君をチンポの槍が押して・・小さな身体を彼らは 壁の向こうへと押しやる・・それは、武器を失った状態で怪物に犯される絶望の未来を意味していて・・ 【GM】このどうしようもない状況もそんな未来よりはましかもしれないが・・そのためには突き出される男達のものにしがみつき、しゃぶりつかねばならないだろう 【ノイ】「ちがっ、ちがあっ! わたひは、そんな女では、にゃいぃ……! き、きひゃらま……うぷっ!」必死になって助けを求める顔に、冒険者達が笑いながらペニスを擦り付けてくる。臭気立つ粘液と垢が顔に付着する不快さに眉をしかめ、思わず唇を閉じるがもう遅い。舌には苦い味が広がる。 【GM】「おいおい、助けて欲しいなら頼み方があるだろ腕利きの盗賊さんよ」「それとも腕利きってのは手コキやフェラがうまいって意味かあ?」 【GM】だが・・彼らに助けを請うならその前に手や口だけで男たちを悦ばせねばならず・・その間もミリミリと逃れるノイの尻に何度も滑りながら、豚のペニスと判るぶよぶよした肉槍は擦り付けられ挿入を試みているのだ・・ 【ノイ】「んぐっ、ぐうっ……?」唇に、頬に、鼻梁に、ぎゅうぎゅうと押し付けられるペニス。生臭い匂いにむせるのを堪えていると、身体が少し壁側へ移動していることに気付き、「んんっ、んんんーっ!」壁の向こうへのオークへ、生贄にされかけている。そう気付き、口を閉じたまま冒険者達へ哀願の目を向ける。……向けてしまう。 【ノイ】「(ふざけるな! そ、そんなことができるわけが……!)」男達の言葉へわずかに残った理性が抵抗する。だが、「わ、わかった、んぶっ! すぶ、するから、は、早く!」股間の割れ目を薄汚い豚のものに広げられる感触に焦り、理性よりも早く反射的に口を開いていた。押し付けられいたペニスが自然と口へ滑り込む。 【GM】「それじゃあ全員一発ずつ抜いたらな」「早くしねえと豚野郎のチンポにぶち抜かれちまうしよ・・?」「じゃあいいな?」チンポにしゃぶりついて、男達のモノを握ってしまったノイの乳首をくりくりと責めながら彼らは囁いた・・ 【ノイ】「はぷっ、んくぷっ……んんぅっ……!」初めて口内で感じた肉棒は、豚のものと違い捻れてはなく、キノコのゆな傘で頬を引っ掻いてくる。「(こんなもの、噛み千切ってやる……!」そう思いはするものの、実行する勇気はなく、半ば無意識に舌が肉幹を滑っていく。 【GM】”生意気なことを言ってごめんなさい わたしは豚チンポより人間のあなたたちのチンポに犯されてがばがばにされたいです”・・と、最低の娼婦以下の 隷属の宣言・・それが、彼らが君を助ける条件だった・・。 【GM】初めて触れる人間のそれは大きさこそオークほどではないがカリが立ち形状も個性があり・・熱く脈打ち・・濃厚なにおいは豚と替わらぬ雄臭さで間近で嗅ぎ、しゃぶるとその精臭だけで脳髄が痺れていく・・ 【ノイ】「(ぜ、全員だと? そんなにすぐ出るものなのか? モタモタしていたら……)」陰唇に触れる捻れペニスはいつ胎内へ侵入してくるかわからない。焦りが嫌悪感を押しやり、両手でも男のモノを握る。「んぶっ、んんっ、んちゅ、ちゅばっ」舌の動きも激しくなってしまう。 【GM】必死の奉仕はしかし、男達のモノを勃起はさせるがしろうと娘の手淫は射精させるには至らず・・・。 【GM】「はは、いい顔して扱いてるな」「さぞチンポ大好きなんだろうぜ」「ガキの頃から股開いて仕込まれてたんだろ、女の盗賊なんてそんなもんだ・・」ついにプライドもかなぐり捨てたようにペニスにしゃぶりつきごしごしとマラを先ほどまで剣を握っていた手で扱くノイの姿に・・華麗な剣術を振るう女盗賊の凛々しさは欠片もなく 【GM】女を売っても必死に助かろうと足掻く見苦しい淫売のごとき己の姿に・・ノイ自身だけが気づいていなかった・・ 【ノイ】「(豚のものと変わらん! こんな生ゴミのような匂い……が……)」口内に満ちて鼻へ抜けていく強烈な雄臭は不快だった。なのに手の中で脈打つペニスに胸が高鳴る。先走りが指のあいだでぬちゃりと粘つくのを、自分はどこかで楽しんでいる。 【ノイ】「ちゅっ、ちゅば……ちゅっ……んくっ……!」慣れない口淫で酸素が足りなくなったのか、思考がぼやけていく。強気に睨んでいた目が、寝惚けているように緩む。単に意識が薄れたためだが、それはまるで奉仕に蕩けている娼婦そのもので……。 【ノイ】「(まだ……なのか……?)」夢の中に居るようにボーっとしたまま、手淫と口淫だけは忘れず、必死に続けている。だが性の知識に乏しくぎこちない仕草はいたずらに手を、喉を、先走りに濡らすだけで。奴隷の宣言も忘れて――元々するつもりはないが――恐怖に突き動かされ、半ば機械的な奉仕を続ける。 【GM】「なあ、必死にしゃぶってるところ悪いんだが・・」「そろそろオネガイしてみてくれるか?教えたよな・・?」既に勃起している彼らのものは今にもはちきれそうで先走りも出ているが・・君を焦らすように男たちは射精を堪え・・助けを貰う代償の隷属の言葉を待つように・・口腔奉仕に没頭する君からチンポを取り上げるように・・ぬぼおお・・っと抜いて。 【GM】行為に逃避しかけていたノイに、改めてその機会を与える 【ノイ】「ぷあっ、あ……げほっ、けほっ……けふっ、うぐ……」先端と口内とのあいだに粘液の糸を何本も引きながら、チンポが抜け出ていく。同時に、酸素を求めて急激に空気を吸い込み、しばし咳き込んでしまう。舌から床へ垂れる混合粘液もまた長く糸を引いて、生臭い香りを漂わせる。 【GM】そして、奉仕によって救済への希望を抱くことで忘れていた現実が・・動きを止めたノイの股間に・・ぶにゅうう・・っとドリル状の豚チンポの先端が・・無防備な君の膣に押し当てられた時。 【GM】君はもはやためらい考える猶予さえ奪われたことを股間に伝わる感触と・・むき出しのお尻を捉えるオークの手の力強さから悟った 【ノイ】「お、教えた、だと……?」ぼやけていた思考が戻り、深呼吸を繰り返すとようやく声が出せた。刺激が落ち着いているいまは、言葉も思考も平静を取り戻すことができ、「あ、あんな思ってもいないことが言えるか! やることをやれば文句は……」言いかけに、秘裂に新たな感触。 【GM】「ああ、だよなあー?」「そう言うと思ったぜ・・」「じゃあな・・こいつはせんべつだ」と引きつる君の顔に向けて彼らは・・ノイ自身が勃起させたものを向けて 【GM】『『『ヴュルルッ・・ブシュッ・・!!!』』』 【GM】三者三様に君の顔面に、開けさせた口に無理やり精液を流し込み・・目も鼻も精液で潰されたように真っ白で・・大量の精液はノイの顔といわず乳房も汚し・・男たちは射精が収まっても丹念にノイの腋や髪に背中までぐりぐりとチンポの筆で汚濁を擦り付けると、こう言った 【ノイ】「あ、あああ……?」以前は尻孔にされたものだが、わかる。いま尻を押さえる手は、挿入のために固定しようとしているものだ。もう猶予はない。 【ノイ】「ま、待て! 言えばすぐに向こうへ行くんだな?」慌てて、理性が働く暇もなく畳み掛ける。それでもプライドが邪魔をして、およそ色気などはなかったが……「な、生意気なことを言って悪かった! 私は、豚チ……豚よりおまえたちの方が……うぷあっ!?」そして、遅かった。開いた口へ飛び込む、白濁の臭粘液。 【GM】そしてびちゃびちゃと浴びせかけられる精液の弾丸に言葉を封じられながら君は聞いた・・ 【GM】――最初から助ける気なんてねえーし、次来る時生きてたら・・そのまんま、ぶっ壊れるまで犯して売り飛ばすだけだってのな・・。 【ノイ】「あぷっ……やめ……ぷぶっ、んぐ……!」反射的に飲み込み、胃の賦へ熱い汚液が下っていく。「ああああ……」汚された。身体も喉の奥も、プライドまでも。言われた通りではないにしろ、隷属の言葉を口にしてしまったことで、自分の中の最も守るべきものにヒビが入ってしまった……そう感じた。 【GM】必死に縋りついた希望、伸ばした手は最初から悪意を持って振り払われる運命で。そんなことさえ考えられないほど追い詰められていたノイは自らプライドさえ手放し・・挙句に。見限られた、雑魚と思った最低の屑どもにさえ。 【GM】その事実はノイの身体から一時ではあるが力を奪い・・その瞬間。 【GM】『ぶふううう・・じたばたしやがって・・おら!尻振ってねえでくわえこめええっ!!』 【GM】びたん・・っ!!とオークの手が君の小さなお尻を引っぱたき、爪が食い込むほど掴んで・・ 【ノイ】「そん……な……わたしは……ここまでした、のに……」かすかすに聞こえた無情の言葉に、さらに奈落へ突き落とされる。壁から生えた上半身は緋色のポニーテールも、幼い容姿も、薄い胸も、しこり勃った乳首までも、どろりとした精液に塗れ、白化粧を施されていた。 【GM】ぶりゅりゅ・・ぶぐ・・ずにゅううう・・っ!!! 【GM】およそ性交とは思えないぶよぶよの半勃ちの肉塊がおぞましい音を立てて・・一生に一度の、女性としての・・命がけで屈辱に耐え守った君の純潔を 【GM】いともあっけなく、化け物のねじれたチンポが膣口ごと巻き込むように・・挿入とさえ言えないただ捻じ込むような逸物の肉を押し込む動きとともに、ぶち、ぶぎゅぎゅ・・っと。骨盤ごとひしぐような激痛とともに 散らした・・・。 【ノイ】「ああっ? ひっ……!」激しくお尻を叩かれ、じんじんとした痛みがまるで死刑宣告のように胸にまで響いた。「お、お願いだ、助けて、助けて! 豚が! ぶたがぁっ!」泣きながら、無様に腕を冒険者達へ伸ばし、哀願し、助けを求める。しかし、もはや外見相応の子供にしか聞こえない声音も、冒険者たちの嘲笑を招くだけ。 【GM】「・・はは、こりゃいいや」「すっとするぜ、思い切り斬り付けてきやがって」「助けてやろうってのにいきがるからこうなるんだよ」精液まみれにされて壁のむこうではおぞましい豚のドリルチンポに処女を破られ泣き喚くノイに・・。 【GM】男たちはもはや性欲の捌け口としてさえ関心を向けず。伸ばした手に・・まだ勃起したままのペニスを握らせると。 【ノイ】「あああっ、ああああ! は、はいって……」きている。いままで守ってきた純潔が、見えなくともはっきりそうとわかる豚のチンポに犯されていく。膣がこじ開けられ、ぶちり、奥を守っていた薄い壁の破れる音が脳裏に響いたのは、錯覚だったのか。 【GM】「ほらよ、勃ってるうちは・・ここにいられるぜ」壁の向こうに行けば君はもはや全身を凶暴な怪物たちに嬲られ朽ちるまで犯されるだけだろう・・話が出来るだけ目の前の男たちはいっそ優しいとさえ感じるが・・彼らには君を救う気などない 【GM】ただ、きみがもがき助かろうと己を貶める様を見ているだけなのだ・・それを示すように握らされたチンポは徐々に硬さをなくし・・君はお尻を掴まれて・・望んでいたはずの脱出・・壁の向こう側へと引き抜かれようとしているのに気づく 【ノイ】「いだっ、いだいぃ! ぶたの、ぶたがっ、わたしを、わたしのぉ!」助けてくれないとわかり切っても、あざ笑う男達にさえすがらずに居られない。処女膜を破られ、おそらく血が滴っているだろう。膣壁をドリル状の肉に引っ掻かれる不快な痛みにも苛まれる。 【GM】僅かにできた壁の隙間からはついにノイの処女を奪ったものの声が聞こえて・・『うぶうう、きつすぎるなああ・・ガキまんこじゃ精液出したら・・ぶっこわれちまうしよう』 【GM】ぐりぐりと、壁に挟まれたノイの胴体が・・その柔らかい捻れたペニスが災いしてぞる・・ぞるっと捻じ込まれるたびに小柄な君の胎はぼこりと膨らみ・・。 【GM】チンポを挿入されるたびに君のお腹を捉える壁がメリ・・メリッと軋み・・腰がお尻に打ちつけられるたびにその運動で・・君の体が向こう側に引きずられるのが判る、それは・・ 【ノイ】「は、はああ……お、おまえたちの? すれば助けてくれるのか? そ、そうなんだな?」ペニスを握らせた男達はなにも言っていない。だが言っている自分も、返事を待っているわけではない。きっと助けてくれるのだろうと混乱した頭で信じ切って、従順に手を動かし始める。相変わらず幹を擦るだけの稚拙な動きだが。 【GM】怪物どもに無力な女と成り果てた自分を晒して、その身を差し出すに等しく・・追い詰められたノイの手淫に男たちはもはや声もかけず媚びるように竿を握る君を見下ろして・・。 【GM】「こりゃもう駄目だな」「ま、次に生まれてくるときはもう少しかわいげを身につけな・・」「俺たちゃさっきまでのあんたなら勃ったかもしれねえけどよ・・」 【GM】――ただのビッチになった女なら地上にもいるからな、と―― 【GM】君が誇りを捨てて逸物を握った手は振り払われ・・自然に、君の体は壁の向こう側へと引きずられていき・・みし、みしっと激痛を伴う破瓜の交合で震える君の体は徐々に 【GM】あれほど望んでいた脱出が今や絶望への扉と成り果て・・広がっていく穴は君のひび割れていく心のようだ 【ノイ】「柔らかくなっている、ぞ……? ど、どういうことだ?」手の中で握ったはずのペニスが小さくなっていく。その喪失感は自分が見捨てられようとしていることを示しているように思えた。「い、行かないでくれ! 待って……あああ……」男達が自分から離れていく。いや、ズ、ズ、と少しずつ壁の方へ自分が引っ張られている。それにつれて膣への被挿入感が大きくなっていく。 【GM】「あばよ、腕利きの盗賊さん」「運がよければ孕み袋になっても行きてられるさ・・」男たちはそう言うと君に背を向けて迷宮の闇へと去り・・ 【GM】『ぶふううううう”!!』 【GM】ついにその声がじかに聞こえるほどになり・・君の体はずるずると強烈な力で引き抜かれ・・同時に逸物が血をびちゃびちゃと散らす処女だった肉穴と成り果てたそこへ捻じ込まれ・・小さすぎる蜜壷はめきめきと悲鳴を上げ・・しかしメイデンゆえに君は死ぬ事も気絶も出来ずそれを・・ひたすらに捻じ込まれ小さなお腹をぼご・・ぼごおおっと膨らまされて。 【GM】それが子宮まで埋まりきった時・・ノイは 彼らに捧げられる生贄・・生涯を怪物の孕み袋となって終えるのだと・・その時の君にはそんな未来だけが目の前を覆っていた・・ 【ノイ】「あ、ああ……聞こえたか? せ、精液を出されてしまう……助けて……助けて……」ペニスに絡んだ指は振り払われ、伸ばした手が虚しく空を切る。そのあいだにも徐々に、徐々に、上半身が壁へ飲み込まれていく。「さ、さっきのだろう? ちゃんと言えば助けてくれるんだな?」男達の侮蔑な視線にも気付かない。いや、そのフリをしたのかもしれない。 【ノイ】「わ、わたいは豚よりおまえたちに犯されたい! がばがばにしてもいい!」言葉の意味も忘れて、ただ叫ぶ。気付けば、胴を捕らえていた壁にヒビが入ってるようだった。「ひ、ぎいいい……ぅ……!」同じように自分の身体にもヒビが入っているのではないかと思うけどの激痛に、胎内が壊れているのではと錯覚する。 【ノイ】「いやだ……やだやだやだ、ぶたのはらみぶくろなんていやだああああっ!」瞬間、膣の奥深く、自分ではわからないがおそらくは子宮口、がこじあけられた。壁のヒビが大きくなり、身体が引っ張られるにつれて、子宮頚管に異物が侵入してくる……。 【ノイ】「ぎうっ……!?」限界を越えた未経験の激痛に一瞬意識が飛んだ瞬間、勢いよく身体が引っ張られ、あれほど自分を捕らえて放さなかった壁が、音を立てて崩壊した。 【GM】闇の奥にその哀願も虚しく消え去り・・ノイの身体は迷宮の次なる闇・・。 【GM】「・・ああ?思ったよりちっこいガキだな・・でもきついのは具合がいい・・」オークの腰が打ちつけられ・・その足がずるずると引かれ・・君はほぼ全裸に近い状態で貫かれながら両足を捉えられ尻を掴まれて・・ 【GM】以前遭遇したオークと同じかそれ以上の巨体にまたぐらをつらぬかれ・・地面を見て理解した。 【GM】滴る血・・それが自分の純潔を散らし性器が引き裂かれ溢れたもので・・ 【GM】さらには十体近いオークどもがそんな自分を見下ろしているという現実は・・最初から、どうあがこうと助かる道などなかったのだと、君から最後の気力さえ根こそぎにするには充分すぎる光景で。そして・・ 【GM】「まあいい”・・出すぞ、ぶっこわれないようにケツ締めてふんばっでろ・・」ぶふう・・っと臭い息を吐く豚の舌が君の背中を舐めて・・抱え上げられていくと君はちょうどあのときのようにドリルチンポに縦に串刺しにされた・・ 【ノイ】「あ……が……オ、オーク……ぶた、めぇ……」気が付いたとき、振り向いた先に居たのはやはり予想通り、いや、予想以上に醜く巨大なオーク達だった。無意識に腰へ手を伸ばすが、剣があるはずもない。「こ、れは……あああ……わたしは……」ただ地面に滴っている血……自分が汚された証に気付かされただけだった。 【GM】無残なほど拡張されて、先ほど哀願したように”がばがば”にされた・・己の処女が散った残骸の、むごたらしい性器のありさま・・赤ちゃんを産むためのそこが怪物の性欲の捌け口にされている そんな現実だけが君の視界に広がっていく 【ノイ】「ぶた、なんかが……また、わたしにぃ……ふざ、けるなぁっ……!」十匹近くも居るだろうオークに泣きながら素手を伸ばすものの、子宮口まで肉杭を打たれ自由に動けない身では、子供がだだをこねているようにしか見えないだろう。 【GM】そんな君に構わず、オークのまじかで見るとおぞましいばかりの剛直・・というにはぶよぶよしたねじれた器官が徐々に膨張して・・ぎゅぼ、ぎゅぼ・・っとノイの小さな膣口から子宮までピストンをはじめ・・君は怪物が いまだ勃起しきっていなかったことを・・ 【GM】挿入されただけでびぎん・・っ!!と音を立ててはずれた股関節と・・引き抜かれた瞬間にポンプのように圧力でずり下がり引き出されそうになる子宮の激痛で・・嫌というほど思い知らされて。 【ノイ】「ひいいっ、あっ……がっ……!」不意に背を撫でた濡れた感触に首がすくみ、気が付いたときには豚に抱え上げられていた。薄い色の割れ目が無様に円を描いて広げられ、以前のオーク以上に極太い、規格外の豚ペニスを咥えこまされている。 【GM】体格があまりにも違いすぎる相手との交合はメイデンといえど命取りになりかねない。君の処女膣はとうに使い古された売女よりもがばがばに広げられ、しかし鍛え上げた肉体とメイデンの力ゆえに傷ついた身体は癒えてゆき・・ 【GM】・・つまるところは、自ら死ぬ以外に逃げ場などない責め苦が ノイを襲い続けたのだ 【ノイ】「わ、わたしのからだ……こわひゃれ……」もう元の身体には戻らないのではないのか、取り返しがつかないのではないのか。尿と血と愛液の混ざり合ったピンク色の液体が、脚のあいだへ流れ落ちていくのを目にして、ガタガタを身体が震える。 【GM】ごぎゅ、ぼりゅりゅ・・っと柔らかいまま勃起したそれは大きいものの限界までノイの腹を膨らませては引き抜き、子宮を引きずり出されるような未知の感覚と・・子宮を内側から叩き潰されるような圧力が交互に襲い・・そのたびに君は失禁し、悲鳴を搾り出されていく・・ 【ノイ】「い……きゃあ……!? いっ、ぎゅあっ!?」無意識に膣が収縮して絞めつけると、豚ペニスは不気味なねじれた形状の感触と弾力を返してくる。 【GM】「最初にカシラがするといつもこうだぜ・・」「こりゃあ俺たちに回る頃には胎まで裂けて・・」「孕み袋にするにも命がなきゃあなあ」怪物どもでさえむごたらしいありさまのノイに怖気を振るい憐れむような視線さえ向けてくる・・ 【GM】助けを求める手を悪意を持って払いのけたのが君と同じ人間であるという現実からすればそれは・・あまりにも滑稽なことだった 【GM】「おいお嬢ちゃんよお、死にたくなきゃ力抜いてぶちまけられてもひりだせるようにお願いしとけ・・」「俺たちも使わせてもらいてえからなあ」苦笑いするような豚どもの言葉さえ今の君にはいっそ慈悲深いとさえ言えた 【ノイ】「あ……ま、ま……だ……おおきく……?」膣の被拡張感が大きくなっていく。子宮への狭い道も、さらに強引に広がられていく。同時に股関節が限界を越え「ぎぃっ……!?」食い縛った歯のあいだから泡立った唾液が零れる。 【ノイ】「あっ、ぐいうぅぅぅ……ぎゃうっ!」肉棒が引くと内臓ごと子宮が引っ張られ、突き居れられると膣から子宮内までねじれた豚ペニスに満たされ、下腹部に極太い触手のようなおぞましい形がはっきりと浮かび上がる。 【ノイ】「し、しぬ……しんじゃ、う……ひぬうぅ……」常に股間のどこかがぶちぶち、みしみしと壊される音が鳴っているようだった。それなのに気絶することもできず、有り得ない巨大豚との交合に少しずつ身体は慣れ、受け入れていく。「あ……ぎゅっ……あっ……」顔中から体液をひっきりなしに漏らし、股間からは白く濁った愛液が尿と混ざり、複雑なアンモニア臭を辺りに漂わせる。 【GM】そして君の準備が整った瞬間 豚のそれは脈打ち君の胎内でぶるぶる震えはじめて 【GM】「い、いぐど・・孕むまで出すからな・・っ」ぶふうう!とオークが雄叫びを上げて。君の子宮をどちゅ、どちゅと打ち上げながらその天井に・・ 【ノイ】「ひ、ひにたくにゃ……い……ひにゃあ……は、はぐ……」薄れかけ人形のように揺さぶられる中で聞こえたオークの言葉。誰からのアドバイスかなどもはや気にする余裕もなくカクカクと頷くと、言われた通りに力を抜いて、身体を任せる。脱力した身体の中で、膣だけは無意識に豚ペニスをきゅっきゅっと締め付けていた。 【GM】ごぼ・・ごぷ・・ぼびゅうううう・・!! 【GM】噴水のような、肛門で一度味わった・・しかし敏感な性器の粘膜にはその射精の振動が、ねじれた豚チンポが膣壁をぞりぞりとうねる感触が伝わり・・力の抜けたノイの体にずるりと根元までそれが埋まった瞬間・・既に胎が膨れ上がって孕んだようなありさまの君の子宮に 【ノイ】「は……はら、む……?」膣が、子宮口が、胎奥深くが、肉棒の震えを感じ取り、それに合わせてびくびくと身体が跳ねた。全身を苛む激痛がなくなったわけではない。だが、メイデンとしての資質がそうさせるのか、痛みの裏に、いや、痛みそのものを快感と錯覚し始めている。 【GM】ゼリー状の精液というには濃厚すぎる粘液の塊がぞる、ぞるる・・・っとところてんのように搾り出され・・勢いこそ強くないがほぼ固形物の精”塊”がノイの小さすぎる子宮をパンパンにして・・ぼこ、ぼごおおっとそのお腹を倍以上に膨らませていき・・文字通り体を引き裂かれ破裂するような 精液の噴水は その後に襲って 【GM】ごびゅうううううっ!! 【GM】溜め込まれた精液の塊を、薄れてようやく液体となったそれが圧迫して・・ノイはもはや文字通り精液を貯蔵するだけの肉穴として豚の子種を余さず詰め込まれる精液の腸詰・・孕み袋へと一瞬ごとに変えられていく・・。 【ノイ】「はら、む……」脳裏でオークの言葉を反芻する。孕む、子供を孕む……自分が、オークの、豚の子供を?「ひっ、はりゃっ、はりゃみたくない、はりゃいやああああ!」ハッとして頭を振りたくると同時に、胎内から強烈な水流に押し上げられた。身体が浮かび上がるほどの衝撃だが、オークの手に抑えられているせいで、子宮奥で全て受け止めさせられてしまう。 【GM】「あーあ・・けどよおこんだけしてまだ狂っても死んでもないってことは・・」「ああ・・こりゃメイデンだな、これなら・・」俺たちにもおこぼれがくるぜ、と豚どもは卑しい笑みを浮かべて無残な有様の君の姿に好色な視線を注ぎ、彼らの見守る前で・・女として考えられないレベルの刺激を受け続けたノイの肉体もメイデンとして・・それに順応していく 【ノイ】「えっ、えぐうううっ、うびゃあああああっ!」子宮の唯一の出口である頚管は肉棒に塞がれているため、注がれる大量の精液が逃げ場なく溜まっていく。常人ならば破裂したかもしれないほどの量を、メイデンである自分の身体は受け入れてしまい、腹部がぷっくりと水風船のように膨らんで突っ張る。込み上げる吐き気に、なぜかぞわぞわとおぞましい快感が走り。 【ノイ】「ひひゃあっ、あ、わ、わらひ、はらみぶくろに、なっへ……!?」自分の身体の惨状を目にすれば、それ以外の表現は緒も追加なかった。あるいは妊婦以上に膨らんだ腹は、それほど子宮に注がれた証拠。腸内に注がれるのとは全く意味が違っていた。 【ノイ】「ま、またでなくして……はらんじゃう……」いくら腹に力を入れても、またもゼリー状の精液で蓋をされ、子宮の子種を排出することができない。おそらく排泄器官のように、ゼリー精液を取り除くことはできないだろう。その効力を失うまで何日間、何週間……豚の子種を子宮に蓄え続ける。ぷつ、と自分の中でなにかが切れた。 【ノイ】「ぶ、ぶちゃのこ、わらひがぶちゃのこはらんじゃうう!」押し上げられ潰されていた尿道口がぱっくりと口を開け、ぶしゅ、ぶしゅ、と断続的に大量の潮を噴き上げた。それは止まらず何度も続き、「ぶたあ! ぶたになっひゃううううぅっ!」風船腹を反らせて暗い天井へ目を見開き、舌を突き出し、壊れたように全身がびくりびくりと痙攣する。 【ノイ】「たす、けてぇ! なんれもするから、ぶたになりたない、ぶたやらああ!」だだを捏ねる子供のような拙い声音で叫び、全身の絶頂痙攣と潮吹きは止むことなく。次の陵辱を待ち侘びるようにオークの豚ペニスの上で、ガクガクと身体を震えさせ続けた。 【GM】その悲鳴は薄暗い迷宮の底で響き渡りしかし・・ 【GM】誰一人、君を救うものなどそこにはいなかったと気づいてもなお悲鳴が嗄れはてるまで君は下等なオークの精液を注がれる肉袋として苛まれ続け、そして・・ 【GM】 【GM】 【GM】というところで結末の前に妊娠判定と淫乱症判定です・・ はいですっ。むー……! 【GM】まあ孕んだらけもみみとしっぽをつけるといいよ・・ うーん……! やっぱり初志貫徹! 抵抗は本気で! 2D6+7 運動で妊娠判定! 【GM】N15_Noy - 2D6+7 = [2,4]+7 = 13 【GM】おめでとうございます 【GM】ではボテ腹エンドで・・続いて淫乱症もどうぞ わーい! 祝福されるのも複雑ですがー……では続けて 2D6+7 いんらんしょうっ 【GM】N15_Noy - 2D6+7 = [6,2]+7 = 15 こっちは成功でしたっ 【GM】逆なら成功だがよくあることです・・ではこう、理性が残ったままか壊れてるかはおまかせでEDです 【GM】 【GM】 【GM】◆迷宮の一角 【GM】結論から言うとノイは死ぬことはなかった。しかし・・ 【GM】怪物の異常に濃厚な精液はその一日目で容易くノイを懐妊させて・・子宮に根付いた化け物の仔を実感した時ノイが何を思ったかは判らない。だがいずれにしろ・・ 【GM】二日目になり、三日目になっても助けなどはなく、ノイは今日も薄暗い迷宮でその幼い体を・・既に母となってはいたが・・望まぬ妊娠で膨らんだ胎のまま、いまや並みのオークの男根を抵抗なく肉体は咥え込んでいた 【GM】既に服などは着せられておらず逃れないよう首輪だけをつけられて精液まみれの異臭を放つ身体のままで君は何度も失禁し潮を噴きながら立て続けの絶頂をその体に訓練された犬のようにしつけられており・・ 【GM】「そらよ、飯は食ったな・・?」「それじゃあ今日も使わせてもらうぜ・・ああ、名前はなんだったか」「なんでもいいだろ、こいつはただの・・」孕み袋で今は俺たちの便所だ・・と。 【GM】最初はまだ泣き喚く程度のこともできたノイのしりあなはたやすくオークのチンポをぬる・・っと飲み込むほどにこなれて 【GM】子を孕んでもいつしかメイデンの治癒力ゆえにその締まりを回復した膣は、よりきつくオーク頭には劣るがねじれた太い豚チンポをくわえ込むようになってはいたが・・哀れなことに、ノイの心だけはまだ、壊れきっていなかった・・▼ 【ノイ】「う、がふっ……んぐ、んぐ……」膨らんだ腹を下にして四つん這いの体勢で、なにかもわからない異様な食事……いや、餌を犬食いしていく。いまは、生きなければ。オークの言葉には耳を貸さず、「んんんっ……」だが躾けられたように、食事をしながらでも求められれば自然と尻を上げ、極太いねじれペニスを受け入れていく。 【GM】「愛想はないが素直になったもんだな」添えただけで愛液でどろどろになるようにしつけられた小さな・・しかしなまじの売女よりよほど締りのいい・・しかも名器になりつつあるノイの膣は、怪物どもからしても具合がいいらしく・・ 【ノイ】「(豚の子を、孕んでも……し、死ぬよりはマシだ。マシ……なんだ……)」従順になってしまった自分の身体をごまかすように、心中でそう呟く。だが、「ふひあっ、ひうううう♪」尻孔の奥へたやすく豚ペニスを受け入れ、腸壁をひっかかれる悦感と充足感に啼くさま、もはや豚以下の家畜でしかなかった。自分でも気付いてはいる、が、いまは目を逸らす……。 【GM】最初の頃に比べればすんなりと受け容れるようになったそこで彼らは数分も持たず勃起しきってびきびきのドリルチンポでごしゅごしゅとノイの膣内をブラシのように擦り快楽を与えてくれる・・いまは豚どもはノイを悦ばせる為に乳房や腋まで愛撫しては、時にペニスでそこを性器に見立ててねろねろと精液を擦り付けて・・ 【GM】ノイの毛の薄い腋を左右から二匹の豚が犯し、先走りを擦りつけながら彼らは既に勃起してピアスまでつけられた君の乳首を執拗に責め立て・・ 【ノイ】「はぁ、ああ……ま、またそっちに挿れるのか? くぅ、ああ……♪」今度は膣が、ドリルチンポで掘られていく。小さな身体が極太い肉棒を容易に受け入れていく様は奇妙としか言い様がなく、まるで全身がペニスを受け入れるための穴と化しているかのようだった。 【GM】精液を食わされているとも知らぬノイの口には褒美のように左右から二本の異形のチンポが差し出され奉仕を促し・・手には既に順番待ちの豚のものが握らされて。 【GM】「なんだ?尻のほうが好きなんだったか・・?」「そっちに入れるといつもションベン漏らしておかしくなっちまうからなあ」げたげたと笑いながらオークたちは君のお尻を撫でて・・ 【GM】しりあなをひろげると、自分で穿れないように尻尾のようにアナルに埋められたプラグをずるる・・・っと抜いてくれた。君はその刺激だけで・・ 【ノイ】「ぶ、豚精液が……ぬるぬる、して……あああ、この匂い……」乳房に、腋に、背中に、もはやリボンがほどけて広がった緋色の髪にも、濃厚な粘液が絡みつき、脳内を雄臭に焼かれていく。「(この匂いは……豚にしてはいい匂いかもしれない……案外と、好きな、匂いだ……)」我知らずうっとりと、吸い込み、堪能してしまう。 【GM】「いい顔するようになったじゃねえの」「そんじゃあ褒美だぜ・・おらよ」開脚してがに股ぎみで犯されながら全身で奉仕する君の尻に・・ 【GM】ぐぶぶう・・・っとすっかりとこなれたアナル・・第二の性器となったケツマンに待ちわびた・・最初の性交に比べればいっそ快感とさえ言える程よいサイズ・・それでも並の女なら苦痛だろうが・・豚チンポが快楽に身を任せる君へのほうびとしてゆっくり捻じ込まれ・・ 【ノイ】「は、ぁ……はぁ……ああっ、しょ、しょんべんなど、私は……」オークの揶揄が子供だと言っているように聞こえたからだろうか、忘れかけていた羞恥が一瞬蘇り、頬を染める。同時に尻孔を埋めていたプラグが腸液にぬめりながら抜けていき、「ひはっ、きゃっ……はあああっ♪」精液餌交じりの唾液をだらりと零し、同時に激しく失禁して絶頂する。 【GM】最初の拷問のような巨根での種付けの日々に比べればサイズで劣る分執拗に君を官能で狂わせるように愛撫さえしてくれる彼らからの輪姦は、ノイの性感帯をあっという間に開発していった 【GM】入れ違いに捻じ込まれたものはノイのしりあなをゆっくり、ゆっくりと広げながら・・根元まで収まると・・これもまた彼らに教え込まれた・・膣穴と腸内でひしぎあうチンポが肉壁を・・孕んだ子宮を押し合うサンドイッチファック・・。 【ノイ】「あ、あああっ、ま、また入ってくるっ。尻に、ぶたのぉ、ぶたのぉっ!」ネジ巻いた肉棒が括約筋を広げて擦りながら侵入してくる。また股関節を脱臼しそうなほど脚を広げ、ぶるぶると歓喜に震える。侵入してくるペニスに押し出されるように腸内から、びゅるびゅる、とプラグを入れる前に出されていた精液が大量に噴き出た。 【GM】牝孔と排泄の孔を同時に犯されイキ狂うまで射精もせずやめてくれない彼らの巧みではないが執拗な責めは・・言葉とは裏腹にノイにチンポの入れられていない日々など考えられないほどに君の肉体をどろどろに雌豚のようにしつけていた・・ 【ノイ】「い、ぎあ……ああ、ぶたの……で……わた、し……ぶたのチンポケース……なるぅ……!」腹には仔豚を宿し、前後の胎内を豚ペニスと豚精液で満たされる。倒錯した快感をまず身体が受け入れ、有無を言わさず思考にも叩き込まれる。自分はオークに犯されるために、いまここで生きているのだ、と。 【GM】「しっかし、まだ口が聞けるのはいいがどこでこんな変態みてえな言葉覚えたんだか」「まあ迷宮の壁で尻振ってるようなロリビッチだからなあ」ぶふふふ・・っとそんな痴態に彼らはしかし、まるで家畜を愛でる様に・・ 【GM】づん、づんとしりあなを穿り返してはやがてびゅる・・っと再び射精して腸内を精液の腸詰に変えて・・膣内では既に閉じた子宮に向けて暖かい豚の精液を浴びせては性器の中を精液で満たし暖めて・・暖房などない迷宮のそこでは彼らの精液が胎内から暖を取る手段で・・ 【GM】「そらよ・・しっかりあったまりな・・!」 【ノイ】「(い、生きなきゃ、いけない……死ぬよりはマシなんだ……毎日犯されても……豚の孕み袋、で、も……♪)」言い聞かせる心中には、いつのまにかこの状況への喜びも満ちていた。犬のように精液餌を食い、裸のまま身体の内も外も精液を浴び続ける日々……。 【GM】どびゅ、びゅるる・・っと腋で爆ぜてどくどくと溢れる精液が・・乳房にびちゃびちゃとかけられ・・顔に、背中にも大量の精液を浴びて・・その暖かさと・・いつしか粘りつき第二の皮膚のようになった汚らしい豚ザーメンが君の服代わりで・・。 【GM】「・・見ろよ、すっげえ嬉しそうな顔してるぜ」「今はガキだがお頭のガキを産んだらもう少し乳もでかくなってよ・・」 【ノイ】「ひあっ、だ、出すのか? こ、これ以上、注がれたら、わたし……破裂してしまうかもしれない……!」何度感じたかわからない恐怖。もう本気で死ぬとは思ってはいなく、ただそう口にすることで恐怖を楽しんでいる。自分では気付いていないが。 【GM】――いい雌豚になるぜ、お前・・と、彼らは言葉とは裏腹に・・喜悦さえ浮かべて自ら尻を振っているノイ・・ 【GM】ノイ・シュヴェーレン。かつてはひとかどの義賊として誇り高く剣を振るった女盗賊の成れの果てに・・ 【GM】「ああ。うれしいだろ?鳴けよ・・お前はもう俺たちのメスなんだからな・・」「次からは俺たちのガキも産んでもらうぜ・・!」 【ノイ】「あ、あひあっ! あ、あちゅいいいい! んぐっ、んぐんぐっ」熱い精液が、閉じた子宮にムリヤリ侵入してこようとしてきた。腸内に満ち、さかのぼっていき、胃にまで逆流していったかもしれない。四方八方から浴びせられる分は口を目一杯に開けて、できるだけ喉に落としていく。 【GM】ぱん、ぱん、ぱんぱんっ・・・ピストンが早まり抜かずに精液を浴びせられ悶えるノイの膣を貫き仔袋を叩きながら・・再びゼリー状の精液を注ぎノイの肉体を強制的にしつけられたとおり絶頂に至るように押し上げて・・ 【GM】尻肉も同様に腰に打たれて赤くなりながら・・腸内をほじられアナルをピストンされケツマンと化したそこから快楽と喘ぎ声を引き出され・・二つ孔を穿たれるたびにノイは・・ 【ノイ】「あああっ、あっ、ガ、ガキじゃ……めすぶたじゃ……わたしはぁっ……わたしはっ……!」身体の中の穴という穴に精液を注がれ、さらに腹が膨らむ。子宮の子に加え、胃と腸と膣を精液で満たされた腹は臨月の妊婦以上に膨らみきり、子供じみた身体に相俟って異様なものだった。 【GM】――彼らの雌豚へと刻一刻と変わり果て、条件反射で失禁と潮吹きを迎えながら終わりない絶頂へと押し上げられていく・・「そら、いけ・・いけよ雌豚っ・・!」「そんで漏らしながらいけ・・!お前は豚だ・・俺たちの可愛い豚だッ・・!」 【GM】かつてなら考えられなかった状況で快楽を与えられ、人間に見捨てられたきみに彼らは 愛を注ぐようにひたすら肉体を欲してくる 【GM】夜ごと日ごと犯されては豚なりに家畜として愛される日々は徐々に君の心を侵食していた・・ 【ノイ】「わたし、は……わた……ひきゃあああっ!」自分が何者か、思考が乱されてなかなか言葉にできない。そしてその理性は半固形のゼリー精液を注がれると同時に霧散して、「ぶ、ぶたあっ!? わ、わたし、ぶたっ! オークの、めすぶたぁ!」絶頂し潮と尿を噴き上げながら、オークの言葉を刷り込まれていく。 【ノイ】「(わたし、は……ぶた……めすぶた……そ、そうか、ぶたのこをはらんでるから……ぶた、だな……)」形にならない思考の狭間に刷り込まれた言葉が忍び込み、定着していく。自分の中で抵抗が薄れていくにつれて全身が奇妙に痺れて、「わ、わたしはぶた、ぶたぁっ! ぶひいいいいいっ♪」前後のオークの狭間で声高く啼き、さらなる絶頂を迎えていた。 【GM】「はは・・こうしてみると人間のメスも悪くないもんだな・・」「俺たちのメスは少ねぇからよう・・」いっそ愛らしいほどに鳴きながら獣に堕ちていくノイを愛でながら・・彼らはイキ狂う雌豚と化した君を、失神するまで精液を注ぎ愛してくれた・・ 【GM】 【GM】 【GM】数日後、君は彼らが留守の間に冒険者に発見された・・救出された、少し前なら渇望していたはずの助けもしかし今は・・ 【GM】堕ちぶれた己を認めて愛してくれる主人たちから引き離されるという事実が強く胸を刺し・・やがて君はある事実に気づく、そう、孕んだこと以外に君の体に生じた変化は誰が見ても判るもので・・▼ 【ノイ】「……う……」瞼を透かす日の光に眉をしかめ、ゆっくりと目を開く。視界に入ってきた天井に、違和感を覚える。「ここは……?」なぜ明るいのだろう。なぜ自分は服を着ているだろう。なぜここは木の壁の香りがして、雄の香りがないだろう……。そこまで考えて思い出す、助かった、のだと。 【ノイ】「まさか、生きて戻れるとは、な……」自嘲気味に呟いて、宿のベッドから身を起こす。その拍子に、「んっ……!」ぶぴゅ、と秘孔と尻孔から粘液が噴き出した感触。そろそろゼリーの効力が弱くなってきているのだろう。布団をめくってみるとベッドに半固形のゼリーが溜まっていて、ひとり頬を染める。 【ノイ】「く、そ……私は……」助かったことを喜べばいいのか、わからない。いや、本当はあのままで居たかったのだろう。だが、また人間の生活に戻ってしまった。「こんな……豚の仔まで宿して……!」ぷっくりと膨れた腹部はまだ胎内に残る精液のせいもあるが、ほとんどは成長した子供のせいだ。妊娠の証拠に胸もやや膨れ、張っている。 【ノイ】「人間に、戻れというのか……。豚から……」無意識に腹をかばいながら立ち上がると、就寝前に唯一身につけていたものがジャラリと金属音を立てる。首輪と、それから伸びる鎖だ。首輪は魔法の品だろうか、継ぎ目がなく少なくとも自分の手では外せない。オークに飼われていた事実が、首にも重く存在感を示す。 【ノイ】「……私は、ノイ・シュヴェーレンだ。豚の仔程度、腹から出せば……」オークの仔を産み落とせば、まだ自分は人間に戻れる。そう心の中で言い聞かせる。堕胎しようなどという考えは不思議となかった。 【ノイ】「ふぅ……」自分への言い訳と欺瞞ばかりだがなんとか心に整理をつけ、人間に戻れるだろうとため息を吐く。だが、ふと視界に捕らえた鏡。その中に映っていた自分の姿が、自分の言葉を否定した。 【ノイ】「な、なんだこれは!?」思わず裸のまま鏡に駆け寄り、間近で確認する。幼い少女が孕んだかのような無様な自分の頭に、見慣れない肌色の耳が生えていた。力なく垂れた柔らかなその耳は、動物の、まぎれもない豚の耳、だ。「つっ……!」引っ張ってみると痛みが走る。アクセサリーではない。そしてお尻にも奇妙な感覚があると気付く。 【ノイ】「う……尻尾……?」手を伸ばすと、くるりと輪を描いた枝のようなものに触れる。同時に、手に触れられた感触。鏡にお尻を向けてみれば間違いなく自分のお尻から生えている、「豚の、尻尾……」呟きにぴくり、と尻尾が揺れた。いや、動揺に合わせて無意識に自分が揺らしたのだ。 【ノイ】「豚の耳に……尻尾……」本来はないはずのものが生えてきたのは、オークの呪いだろうか、オークの仔を孕んだからだろうか。原因はわからない。ひとつだけ確かなのは……「私は人間には戻れない、のか……」鏡の前で力なく崩れ落ち、涙を零す。「私は、雌豚のままだ……」しかし、意識してか無意識にか、自分でもわからないが……。 その口元は、笑んでいた。 【GM】 【GM】 【GM】†Heroine.Crisis.TRPG† 【GM】―ランドリューフ戦記― 【GM】 【GM】【女盗賊ノイ・懐妊堕豚暦】 【GM】fin 【GM】 【GM】 【GM】お疲れ様でしたー。思わぬトラブルはあったもののその分ゆっくり出来ました おつかれさまでしたー。ありがとうございました! 【GM】お付き合いいただきどうもです。ではリザルト・・ 【GM】◆リザルト 【GM】<基本経験点> 【GM】シナリオが失敗した:20点 【GM】<モンスター経験点> 【GM】ポーン級モンスターを倒した:2点X2 【GM】<トラップ経験点> 【GM】24点+獲得CPが経験点となります。 【GM】ミアスマ8点と【魔物刻印:オーク】を進呈しますね。 はう、でもそれでもギリギリちょっと延長くらいまでにしちゃいましたー…… あ、オークを頂けるんですね 【GM】ですね、敵としては出てないけどこの場合はこれだろうと。あとはBS:妊娠を進呈で。 はーい、仔オーク孕みました! 【GM】ではこれにて終了です。またの機会があればよろしく。 【GM】ログは編集したらお渡ししますわ・・
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2023年総評案1第2稿 大賞 Jinki -Unlimited- 【2023】 クソゲーオブザイヤーinエロゲー板 総評審議所 https //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/58649/1706966035/ 100:総評1:2024/03/21(木) 21 29 52 ID ???0 どうも。 とりあえず生存報告及び返答を。返答になっていないのもあるかもしれませんがご了承を。 先に細かな修正を施したver2.0をupしておきます。本当に細かな所しか変わってません。 https //writening.net/page?YYvkax まずは自分が提議した『NTR』についてですが、私は料理に貴賤はないが個人の嗜好のみに終始すると不味いと思うなら最初から食わなければいいという建前が消え、 個々が料理ではなく料理屋を貶めるための自己主張を振りかざすだけの方便になってしまうと考えます。 NTRについては、これはアトリエさくら作品に限らずR-18業界全体が飽和状態の果ての乱造が続いているのが現状ですが、そこから輝く原石が出てきてほしいですし、 アトリエさくらより安価なのに質のいいNTRは同人業界を探せば結構あるのです。住民が知らないだけで。 故に何も最初から料亭の質を求めずとも、街を探せば優良店はありますし店である以上良い物を出すべき。ならばそのための定義を出した方がよかったと考え 80のような議題を挙げました。 昨年6作、本年9作となると流石にそろそろ一度位置付けを明確化しないとこのままズルズルと選評をアトリエさくら作品に依存する形になる危険性を孕んでいたのではと大きなお世話を考えていた事も追記しておきます。 同じ料理でも食べる側が違えば、その日の体調が変われば、立地が変われば、その印象は目まぐるしく変化します。 アトリエさくらが「いやうちは安価NTRゲーを提供するところだから」と考えていたとしても「いや世の中にはあんたのところより安くて面白いNTRゲーを量産してるところなんかいくらでもあるぞ」とし、 ひいては改稿案で「切に願う」と〆ました。そもそもユーザーが質の向上を求めることに何か問題があるのかという事柄でしょうし。 とはいえこれはあくまで主観であり、支持されない可能性も充分にあることも自覚しております。 ただ私としては本年度の粗製乱造に対し「小粒」な凡百より「パワー」を秘めた作品を挙げたいという一つのテーマを元に選定理由を書いたという事は理解していただきたいと思います。故に、 類似点が多い選評ばかりだと語っててつまらないし盛り上がりに欠けるし第一面白くないよね、となりかねません。 だからこそ、KOTYeなりに「NTR」というジャンルに対して一つの「解答」を提示すべきと考えます。 という点についてはブレるつもりはありませんし、NTRの展開固定問題には課題とすべき点があるとも考えますし、ここは他者の理解度の問題になるでしょう。 あと誤解してほしくないのは、私はアトリエさくらに関しては内容の問題点こそあれどむしろあれだけタイトであろうスケジュールで作品を作り続けているという点では評価しており、応援もしています。 でもどうせならより深く入り込んでいいものを作ってほしいかな、とも考えています。それが現実に直結していないだけで。 小粒なゲームに関しては一行で流すか肉付けをして取り上げるかは難しいのですが、 選評を書いた側からすればわざわざ買って書いた選評のゲームが一行で流されるのは不満でしょうし、 でも今年に限ってはあまりに膨大過ぎてある程度匙加減を個人で設けないと畳み切れないとご理解願いたいと。難しいですけどね。 総評案の擦り合わせに関しては、個人的には意見が平行線で埒が開かなくなった場合最悪自身の総評をフリー素材化して2氏に委ねる事も考慮しております。 私は住民の不興を買っていますし、自分の総評を投票という形になった場合住民が選んでくれるというのはいささか夢想が過ぎます。 それどころか「おまえが総評を書かなければもっと審議がスムーズになっていたのに余計な真似をしやがって」と思われてる疑念も尽きません。 無論やれと言われたら全力の限りを尽くしますし、あらゆる意見を取り入れて最終的にはいい総評に仕上げたいと思います。 まずは「いい」総評を作る事を視野に入れつつ話を進めていけたらなと。 (URLの内容) 2022年のKOTYeは、底なし沼のような虚無と息もできない熱波の低クオリティが蹂躙跋扈する、悲しみと苦しみに血塗られた餓鬼と畜生が死地を彷徨う駄文の百鬼夜行のような年だった。 才なくとも創作ができ、生者と死者が六道の狭間で揺れ動く冥府魔道の時代、その混迷のカタストロフは開いてはいけないパンドラのデスノート『悪魔と夜と異世界と』が頂に上ることで決した。 「クソゲーとは何か?」という一つの命題に新たな碑文が刻まれた一方で、我々は不安を抱いた。この先クソゲーは何処に向かい、どう変わっていってしまうのか、と……。 そして本家である据置版KOTYが史上初の該当作なしとなり、活動休止が告知されたことで、運命の黒い糸は静かに綻び始めた。 『修羅の国』と評された人外魔境が唯一のKOTYとなったクソゲー界は、亡者が一筋の漆黒の光を求めて彷徨う時代に突入したのだ……。 昨年とは違い、今年のKOTYeは1月作品から盛況だった。 その口火を切ったのは、戯画の汎用ヒト型欠陥兵器『JINKI -Unlimited-』。 戯画と言えば長年KOTYeを賑わせてくれたいぶし銀のベテラン工兵。その戯画が本年度を以って事実上の解散を表明し、本作が着火させる最後の火種となったわけだが、注目された中身は期待に見合った大型地雷だった。 実質3周しなければいけないという長期戦にも拘わらず、開幕からユーザーデバッグモードを発動し、パッチを当てないと進行不可になるなど掴みは完璧。 それを踏まえた上で、本作の基本スペックから見てみよう。 まずADVパートは、令和どころか平成でもあまり見ない程お粗末だ。 バックログや音声リピート機能はなく、次のボイスまでの音声再生機能なんてのもない。既読スキップもなければAUTOモードもない。ギャラリーモードは差分表示がなく、回想は全周クリアまで実質お預け。 シナリオはスーパーコーディネーター級の新主人公の基本無双であり、無能と化した歴代主人公とヒロイン勢は終始すげーすげーを連発。カタルシスも何もなく、本当に原作者が監修したのか、逆に興味がわく内容である。 登場キャラこそ女性ばかりで華やかそうに見えるがそれは罠。綺麗な薔薇には棘が付き物と言わんばかりの凌辱リョナ特化構成なので、遊ぶ側にもそれなりに耐性を求められる。 フレームレートは起動時の状態で常に全力全開天元突破。調整するオプションすらなく、プレイ時は絶えずPCクラッシュに怯えながら遊ぶ羽目になる。 続いて、本作独自の部分について触れる。 『JINKI-U』の目玉は、段ボール箱を被った姿をコスプレと言い張るような、寂寥感溢れる出来のRTSパートである。 グラフィックはシムシティ2000レベルのビル街、キン消しを並べたようなロボット群、攻撃に至っては色付きのつまようじや矢印ビームと揶揄されるほどのクオリティであり、かの「SSα」を彷彿とさせる。 AIの調整や挙動にも問題があり、指示を出した味方キャラが壁に引っ掛かって五里霧中になったり交戦中にエンジンでも止まったかのように動かなくなりその間に即死級の攻撃を食らってゲームオーバーになるのは日常茶飯事。 言わば自分以外は全て敵とでも言わんばかりの枷にしかなっておらず、そんな介護職員気分をプレイヤーは余儀なくされる。 戦略性等は微塵もなく、やる事と言えば、基本逃げ回りながらゲージを溜めて必殺技をぶっ放つことだけ。 また本作にはレベル制が導入されているが、この調整もクソである。経験値は中盤から数万、その後は数百万単位と超サイヤ人並みのインフレを起こすため、レベルを上げて物理で殴るKOTY戦法は困難であり、結局適正レベルでの攻略を余儀なくされる。 仮に武器レベルも含めてMAXにしても敵もガンガン固く強くなっていくので、爽快感は皆無に等しく、戦闘はただただゲー無となっていく。 だがこれにも増して問題なのは、何より「劣悪極まりない操作性なのにキーコンフィグすらない点」だろう。 ユニット選択→武器とサポートキャラ選択の過程後に、右クリックを押せばサポートキャラが削除されてやり直し。戦闘ではマウスホイールをクリックすれば必殺技という仕様なのにスクロールさせると視点が変わるため誤動作連発。 キーボードの入力部位も一切変更できず、マウスは右手から離れないのに、左手は虚空を彷徨い今日も誤入力を頻発するなど四面楚歌状態だ。 MMOやFPS経験者なら分かるが、PCゲームにおいて操作性という点はゲームの快適さだけでなく面白さに直結する。それがズンボロで娯楽失格という有様では何処に価値を見出せばいいのか。 かくして人は同じ過ちを繰り返す……。 『JINKIーU』は挨拶代わりの核地雷としてKOTYeの大地を爆裂四散、それに影響されたのか、2023年は黒く暗い影が光を侵食する一年となっていく。 二番手として壇上に上がったのは、3年連続エントリーとなるNorthBoxの『高嶺の花と魔法の壺』。 公式のあらすじで肝心の女性キャラの名前を出さないという斬新さでKOTYe民の心を掴んだ本作は、骨どころか脊髄まで削ったかのような所謂抜きゲーである。 男キャラ如きにはボイスどころか絵すら必要ないというツイフェミもニッコリな人権のなさで繰り広げられる内容は、毎度おなじみの「適当にずっぷずっぷして終わり」。 お家芸であるHシーンを冷めさせるBGMは健在であり、雅な琴や笛の音を流したかと思えば突如盛大なヴァイオリン演奏に転調するという和洋折衷ぶりは、 「ヌかせたいのかい、笑わせたいのかい、どっちなんだいっ!?」と思わざるを得ない。 ゲームの容量を公式で4倍増しに表記したり、ピストンシーンでチ〇コを異空間に消失させるなど匠の技も見せ、本作は見事住民のツボを突いてみせてくれた。 そして恐れていた事態が訪れる。 前年から顕著であった『低価格帯ノベルゲーム』がこの世の全てを覆い尽くさんと攻勢を仕掛けてきたのだ。 KOTYeにおける、「大航海時代」ならぬ「大低価異時代」の幕開けである。 先手を切った海賊1号は、NTR界のワールドレコード保持者、アトリエさくらの『他人棒でイキ狂い快楽に溺れていく最愛妻~見せつけられた快楽に絶頂する妻の痴態』。 前年から月イチペースながらRすらないNTRガチャというイリーガルポジションで完全に追跡対象となった当メーカーだが、その奈落方向の実力は今年も止まる所を知らなかった。 ヤリサー常連だった主人公と過去に妻と肉体関係にあった間男との三角関係という構図なのだが、書くべき中心点があらゆる事態でブレッブレ。 冒頭からNTRビデオレターではなく、普通のAVを送るというジュラル星人並みに回りくどい作戦で動揺を誘うのだが、開封したのは妻ではなく主人公という稚拙さ。これでは只のプレゼントである。 その後もフェラなのにチ〇コの先が額まで届いているなど文章とイラストの不一致の連発や、頻繁な誤字など、真面目に作る気がないのが丸わかりなスペクタクルな内容が続き、 最終的には全裸だった間男が1クリックで服を蒸着し、全裸だった妻も一瞬で下着を瞬着するなどやりたい放題。 間男は「妻の事は気に入ったが自分の女にするのは面倒くさいので二人で共有しよう」と提案するが、それを断っても、主人公は、 「別に抱かれたいならいいさ!その代わり今まで通りの生活を続けてくれるんなら問題ないから!」と返答する懐の深さを見せつけるが、それが間男の提案と何が違うというのか。 前年からまるで成長していないNTRの舐めっぷりに住民も辟易。唯一「その前に一度イクからちょっと待ってて」という名言に一部の住民が心トキメく結果となる。 ならばフルプライスの本気を見せてやると軍が出撃させたのは、こちらも常連evoLLの『ラブカフェ~童貞な俺でも、巨乳女先輩と同棲できるってマジですか?~』。 選択肢は最初の僅か一つという中身は、「エロゲーなんだからエロ要素以外の描写は全て非現実的だが何か問題でも?」いうある意味潔さを感じる内容だ。 同棲約一ヶ月程度で主人公に心を許したヒロインは、肝心の一ヶ月の過程すら省かれ処女からあっさり股を開き、 バイト先がカフェだというのに客との会話は丸々カット。モブに至っては台詞が三ヶ所のみ。 ハーレムルートに至っては描写はともかく、実は主人公の妄想オチで〆るという酷い扱いよう。 そんな中住民の心を強く揺さぶったのが、射精を「放精」と変えるハイセンス。KOTYeの歴史に、また一つ名言の1ページが刻まれた瞬間だった。 その後も選評ラッシュは終わりがないのが終わりと言わんばかりに続く。 快楽堕ち+ふたなり+異種姦と亜種系属性のよくばりセットに、調教描写を削って代わりにバトルファック要素を詰め込み需要不明にした『虜囚の女ヒーロー~怪人たちとの闇の狂宴~』。 パッチを当てないと誤字脱字の弾幕で読めたものではないテキストにあらんばかりの設定詐欺を詰め込み、ダメ押しで嫉妬がボンバーという迷言も残した『Aphrodisiac-女神の欲望ー』。 そして春になると露出狂が閑静な住宅街を出歩くように、温かい狂気もやってくる。わるきゅ~れの『病みつきヤンデレハーレム!』だ。 冒頭でヒロインに「誤字脱字が多すぎる」と言わせた矢先から、誤字脱字を連発するなど完璧なブーメランで住民の心を掴むと、 ヒロイン三名からは、自作の主人公グッズに塗れた部屋で逆レイプ、スタンガンと手錠で身動きを取れなくしてから逆レイプ、睡眠薬を盛って眠らせた後に逆レイプと、主人公は弥が上にも絞られ続ける。 精液の表現にも一癖あり「オス汁」「生殖汁」「遺伝子汁」とバリエーションを増やして表現の自由を広げたり、Hシーンの最中のBGMを、突如激しいクラシック調に切り替えユーザーを病ませようとするなど配慮も抜群だ。 手抜きこそ随所に感じ取れるが、それを「笑い」に転用できる作り手のセンスが溢れた本作は、「(クソゲーは)こういうのでいいんだよこういうので」を現した作品といえよう。 その後も住民は追跡対象を中心にエロゲー発掘に勤しみ続けると、掘れば掘るだけクソゲーが出土されるゴールドラッシュに突入。 主人公の声が合わなさ過ぎてクッキー☆級のミスキャスト感溢れる『上司の巨乳騎士団長は俺の肉オナホ!~年下恋人から中出し漬けで寝取って孕ませ穴に!~』。 かつてKOTYeで選評も届いた『淫らに堕ちる、最愛彼女』から選択肢も背景も流用した挙句、オモチャどころかただのビッチだったというオチで終わる『好きだった幼馴染がクラスメイトのオモチャになっていた件』。 不意に忍び寄る百合の中の肉の棘を回避し『星と乙女が占う未来』もお縄にかかった作品だ。本作は百合ライクの全年齢版にR-18要素を追加し成人版にした低価格ADVである。 ほほう、では百合えっちが入っているのかね? と思った諸君、残念ながら不正解。ではチャラ男によるNTRか!? と思った諸君、それも不正解。 答えは「名前、CG、ボイス、立絵、台詞、全てがない謎の男とのHシーンの挿入」である。 何をご冗談をと思うだろうが、実際そういうブツが入ってるんだから始末に負えない。 「百合に男」は確かに強烈なクソ要素であり嫌悪感爆裂魔法級ではあるが、だからといってここまで無味乾燥な代物をぶち込むとは何を考えているのか。 一部からは女性キャラの妄想オナニー説もあり、完全に蛇足。戦場に舞い降りたトラブルメーカー並みに来るな近寄るなと言いたくなる問題作であった。 次々に選評投下と発掘作業を兼任する住民だが徐々に疲弊していたのも確かである。ここらで一つ笑える一品はないのか? そう訴え始める住民が気まぐれに掘り起こした女土偶が、 ZIONの『ワケありJK従属学園~強制絶頂は終わらない~』。 低価格帯ながら原画は素晴らしく、どこぞのママに見せたい程であるが、肝心な内容は借金まみれの堕ちたセレブお嬢様がFラン学校に転校させられ、男たちの性処理をしていく、というもの。 しかし主人公は余程の肝っ玉なのか潜在ビッチだったのか、処女喪失からいきなり「ヌアァーーー…」と迫真の悶絶絶頂をしてくれる。 またモブキャラの名前は「S1」「男子生徒A、X」果てには「α」という盛り沢山な固有名詞で構成されており、誰が何者なのかさっぱり分からず、 竿役には名前なんて必要ねえんだよという開き直りすら感じる。 他にも「性的な知識は月並みにある」「敏感な子宮口を亀頭が消しゴムのように削ってくる」「男根の美味を味わう」といった、 中学生が文学的表現を試みて玉砕したような愉快な日本語が目白押し。「放精」まで完備している。 昨今は絵がいいならシナリオは適当でもいいという風潮があるが、世の中には絵すらダメな作品もごまんとあるので、これはこれで歓迎すべき傾向かもしれない。 続いて発掘されたのは、グレースケールに糞の色を塗った『淫堕の姫騎士ジャンヌRe BORN~オーガの仔種を注がれる気高き姫!~』。 本作は2006年に発売された同名作品に新規シナリオを追加した所轄リメイクものである。 その内容は、新撮りを行わず旧作の部分は旧作の声優のままなのに、新規のシナリオには全く違う声優を起用するという迷采配。 そして肝心の新規シナリオは、スキップすれば僅か13秒で終わる夢オチというやる気のなさ。しかもこれでフルプライスである。 幸いこれではまずいと思ったのか、メーカーは公式サンプルで新規絵の9割を閲覧させてくれるので、それを見れば大体の目標は達成できるだろう。 これで、一息つけると思ったのか? 無駄だ。大魔王と大高価異からは逃れられない。 ヒロインと主人公が急接近するイベントがアナニー中に取れなくなったペンを取ってもらうというけつなあな確定シュールギャグさが光る、 『ナマイキユメちゃんはおにぃとメチャクチャHしたい!~ギャルと教師のドキドキ同棲生活~』。 令和のこの時代に未読も既読もPC環境が悪いとスキップできないうえに字が小さすぎて見えづらいバッグログと一つも褒めるところがないへっぽこUIを搭載した、 『ママ僕だけを愛して…~キモデブ息子を溺愛する母の歪んだ愛情~』。 そんな中、クリトリスを肉棒に変えて白兵突撃を敢行する一人の女体化戦士がいた。名を『女体化転生したボクはふたなりで無双する!?~でもお姉ちゃんたちには絶対に勝てません!~』。 本作の主人公は童貞のまま死んだ男であり、転生先では女体化している。そしていつも意地悪をしてくる姉に一転攻勢を仕掛けてやろうと目論み、逆にカウンターされるという心底情けない話だ。 しかし異世界モノの筈なのに家屋や道路の造型が全て日本そのものであり、「異世界とは一体……うごごご」と墳飯する事必至である。 特に主人公のノリは、80年代シュールギャグとでも言うべき壊滅的な大馬鹿さん太郎であり、ふたなり化して姉を犯そうとするもアイテムを取られ逆に犯されれば、 僕は負けてない、僕は屈したわけじゃない、とサムライ8級の苦しい言い訳に走る。そればかりか、転生前に脳みそを置いてきてしまったのか、それとも元々中身がなかったのか、 「お腹がポンポコダヌキになる」「精液が出発進行する」「頭も体もぽあぽあのぷあぷあだ」といった愉快で気の毒な言語センスを用いてプレイヤーをドン引きさせてくる。 転生前に何を勉強していたのか。おまえは姉を押し倒す前に、まず国語を受精卵あたりからやり直した方がいいと忠告してやりたい。 そして色んな意味で問題作だったのが未踏の秘境から数々の珍作を送り出してきたアパタイトの『清純ヒーロー×ビッチ堕ち!!~悪の組織に調教される乙女の心の移ろいは…~』。 アパタイトと言えば「俺たちゃ裸がユニフォーム」「常識は糞と一緒に流した」とでもいうべきアンプレセテンディドな作風で場を盛り上げるkotyeのモーツァルト的存在だが、その作風は今回も平常運転。 本作は所謂調教モノ。つまりいかにしてヒロインを嬲り、辱め、快楽堕ちさせていくかを事細やかに描けるかが肝要なのだが、 ……なのだが、捕らわれたヒロインが「普通に調教して。もっと正々堂々と」とコメントするなど抵抗感の歯車が錆びついて嚙み合っていない。 また敵組織はとてもアットホームであり、朝食に炒飯を出したり、朝に体操をさせたり、シャワーも浴びさせるなど令嬢お付きのメイドの様な献身ぶり。 この他にも、米と野菜のどちらを育てるかヒロインと会議、助産師がいないからという理由で種付けを断念、 ローンが残っている事に苦悩しヒロインに同情される、挙句帰るのを許可する等、とても悪意がある集団とは思えない。 おそらくこれは小学生に見せる「よい子は調教をしていけませんよ」という教材か何かなのだろう。18禁で教育を施すという粋な計らいが光る一品だった。 続いて紹介するのは、『またしても』という枕詞が付くアトリエさくらの『妻、宇佐見恋を抱いてください 〜夫公認公開恥辱NTR〜』。 本作を一言で例えるなら、「全員が痛い」。ヒロインは電車内で痴漢されるのだが、散々脳内で相手を罵倒するのに結局最後までさせるという謎思考の持ち主で、 間男に、セフレが産気づいたからおまえの力が必要なんだ、というあからさまな噓に騙されホイホイ付いていく脳内お花畑の間抜け振り。 その間男も事あるごとにセフレが複数いることを自慢するが、気色悪いおじさん構文を多用する変人であり、そもそも女に困ってないのに電車内で痴漢をするというリスクを負う時点で頭の螺子が外れている。 主人公に至っては、実は妻も含め犯される女を見て興奮する寝取らせ性癖者である事が発覚し、完堕ちルートでは妻に完全に愛想をつかされ、別ルートでも妻を貸し出して興奮する有様のダメ人間。 このようにメインメンバーが全員アホではまともな寝取られなど描写できる筈もなく、不条理ギャグのようなシーンがひたすら続く。 もはやNTR好きというより、KOTYe住民にアピールしているかのようなダークマター振りは別の意味で期待に応えてしまった。 これは同ブランドに限った話ではないが、NTRモノは展開が固定されているからこそ、受け取り手にNTR本来の持ち味である黒い絶望感を与えにくいというハンデがある。 最初からNTRですと提供するのは、余程優れたシナリオでない限り、スカムカルチャーといえどハイワロに過ぎないのだ。 その後もアトリエさくらは、山なしオチなし意味なし+多すぎる誤字=『堕とされた義姉~憧れていた義姉がクラスメイトの手で快楽調教させられていく~』や、 ヒロインが子種欲しいがために半ばノリノリでHする阿婆擦れ振りで転落堕ち感が皆無な『背徳の強制種付け~愛する妻の子宮(なか)に注ぎ込まれるほかの男の精液~』など、 多くの変作をノルマのように出し続けるが、それが「いつものさくら」以上の関心を集められたかは些か疑問である。 その後も低価格帯の作品は止めてと言われて止める馬鹿はいないとばかりに輩出される。 盗聴を題材にしており、ヒロインは録音した性行為で興奮する性癖なのに肝心の部分がサイレントリスニングな『カノジョの性癖ー盗聴×妄想ー』。 オタクに優しいギャルをテーマにしていながらギャル感がまるでなく、ストーリーはただひたすらずっぷオトマトペの『ギャル姉妹~ハーレムタイムが止まらない!~』。 そして極め付けが、NTRと妖刀村正を組み合わせたような傀作『調教カテイ~性開発された肢体は元カレを忘れられない~』である。 本作は『ママ僕だけを愛して…』を世に送り出したTRYSETBreakなのだが、あれほど散々問題視されていた崩れたジェンガのようなUIをそのまま流用している。 すなわち未読も既読も環境次第でスキップできず、バックログは米粒サイズ、コンフィグ画面は意味不明な森林の背景に、アニメもないのにアニメーションon・offの項目。 その様は令和の超空間か? などと住民を畏怖させる始末。 肝心な中身だが、学生時代に間男に調教されたヒロインは男性不信となっているが、ゲーム中では結婚済であり、挙句再会した間男にはお別れセックスという名目であっさり股を開くという貫禄の設定崩壊。 その後も裏で快楽が忘れられず間男との交際は続き、快楽堕ちしたヒロインは「人妻になった分余計気持ちいい」と屑女ぶりを発揮するのだが、 夫は夫で、竿役に精神汚染され、NTRている様を見せられ「勉強になる」などと発言したり、それどころか「誰の子供かわからないなんて興奮する」などと精神病棟の介護士と薬が必要な状態に陥り、 最終的に夫はなんと間男に「去勢」されるというサイコホラー。ここまで酷いと「このゲームを作ったのは誰だぁ!?」と問い詰めたくなるが、 なんと本作にはエンドロールすらないという尻尾の先まで超空間リスペクト。 変化球を投げろと言われてバッターを惨殺するようなピッチャーをマウンドに立たせてはいけない、そういう地獄甲子園風ルールを改めて考えさせられた一品だった。 『侵・性奴会~美人会長と爆乳書記の調教日報~』も忘れてはならない。 入院するほどの重傷を負った主人公が生徒会に贖罪という建前の調教をしていくという本作であるが、あらすじで教室に赴くとなっているのに、最後まで教室に行く描写がないという伏線のぶん投げっぷり。 説明不足解説不足はこの点だけに止まらず、そもそも何故主人公が重傷を負うハメになったかもよくわからないし、 代償として何故ヒロイン達が体を捧げる事になったのかもプレイヤー視点だと何一つ不明である。 この問題点は肝心の調教の過程にまで侵食しており、内容は「やらせろ」→「こんな奴に悔しい……ビクンビクン。でも感じちゃう」→「よかった」を中年男性のオナニーのオカズのように代わり映えしない清々しい程のワンパターン。 勿論各キャラに割り振られた様々な作中設定も、ゲーム内では何一つ生かされることはなく、もはやbotに肉棒を挿れ続けているような錯覚にすら陥る。 なお、生徒会では持ち物検査で手に入れたエロゲーの話題で持ち切りなのだが、そういったプレイをご所望しているあたりただの好き者の集まりなだけかもしれない。 以上が2023年上半期が終わった時点でのクソゲー一覧である。 あれ、なんか多くね?と思った人、その通り。この時点で選評数23本。前年の19本を既に上回るという異常事態。そしてその約8割が低価格帯。 もはやこの業界に情熱を傾けるまともなメーカーなどいないのか? と住民は唖然茫然となった。 そんな下半期、猛暑で日本が業火に苦しむ中、均衡を破ったのは、……やっぱりアトリエさくらだった。『俺の幼馴染がエロ配信をしていた件~地味な彼女の裏の顔はエロエロな配信者でした~』。 本作は今までさくらが得意としていた、馴れ初めを数クリックで解説して後は各々が想像しろを廃止し、ヒロインとの描写も比較的深く誤字脱字含めても書き込まれている。 しかしその代償として、肝心なHシーンの尺を削っては本末転倒だろう。 基本的にヒロインは過激な配信をしてそれが徐々にエスカレートしていき……というのは話として悪くないのだが、如何せん掲げるべきNTR感が5ミクロン程度に薄い。 勿論主人公に寝取らせ属性を一つまみする悪癖も健在で、NTRモノとしてはあまりに作りが粗雑で中途半端。 恒例行事にテコ入れをしたかったという思いは伝わるのだが、あちらが立てばこちらが立たずでは伝わるものも伝わらないという課題作であった。 そして猛暑がひと段落した中、スレに一線級の不発弾が発掘される。 それこそがかつて凌辱モノで多くの戦果を得た、老舗ルネの『エルフェンキング』だ。 90枚を超えるCG、豪華声優陣、そしてかつてのルネの十八番ともいえる凌辱、付け入る隙はどこにもないと思われていた本作だが、 開けられた箱には魔法陣グルグルの失敗作のようなクリーチャーが入っていた。 まず肝心の凌辱描写だが、うまい棒の穴に割り箸を挿れ続けるような極めておざなりな描写になっている。 前提として本作には裸や下着の立ち絵差分というものが存在せず、対象キャラを選んだあとは、工程や流れという段階をほぼ無視し「ブッ込んでいくんで世露死苦ぅ!」とばかりにHシーンが始まるのである。 相手をじわじわと責めてトドメに、という凌辱モノの要ともいえる導入が欠けており、場合によっては既に挿入済みだったり、部下に輪姦させるというものも多い。 エロゲというのはHな「シーン」の集合体であり、事前の精密な描写が必要不可欠。エロい画集など幾らでも転がっているこのご時世だからこそ、見せる側を興奮させ、魅了する演出が要求とされる。 しかし本作は、「テキストとボイスと複数のCGをパッケージする」という概念がなく、凌辱描写はいずれもCG1枚の単発に多少の差分を添えただけ。プレイヤー視点での心理面を揺さぶるシチュエーションが根本的に描けていない。 凌辱の肝たる部分を省いて「Hシーンだぞ、ヌけよ」では、どれだけCG枚数があろうとただのカラー絵に堕ちてしまうことを、メーカーは理解っていないようだ。 攻略対象こそ8人と豊富だが、その分各キャラが没個性となってしまい、凌辱はさもベルトコンベアで流れてきた弁当にバランを入れる作業。 これではもはや顔と声が違うだけの万能精液便器である。 そもそもシナリオ自体、「ぼくのかんがえたさいこうのちからでえるふをやっつけておかしまくる」という小学生が考えた読書感想文並みの陳腐さで、 神から与えられた何でもできるチート魔法で人間たちがエルフに一転攻勢するという、同人界隈を見渡せば幾らでも既視感がある代物なため目新しさは皆無。 しかもこの力は主人公の独占ではなく、やろうと思えば仲間にすら幾らでも分け与えられるため、凡百のならず者が一瞬で魔法自慢の兵と化し、戦力差をあっさり覆すシナリオにおいてのお任せ安心潤滑油。 ここまでくるとうだつの上がらない弱者男性が人生の一発逆転を賭けて執筆した某界隈の三流小説となんら変わりはない。 アマチュアならそれも許されるだろうが、それを商業作品を提供するプロがやるのは言語道断だろう。 主人公は傭兵の大将というより山賊のお頭という印象で、知性や狡猾さというのが全く感じ取れず、力を得てからは完全に天狗ムーヴの性欲魔人。 言動も昭和時代の体育教師のように粗野で乱暴な糞主人公と化すため、これならオークやゴブリンさん達の方がまだ竿役として適材という有様。 そして何よりも問題なのが、これが手間暇をかけて完成させたフルプライスのゲームであることだろう。 「如何に手を抜いて作るか」が傾向とされる昨今のクソゲー界隈において、金と時間と労力を費やして世に送り出した自信作がクソだった、という点は住民に高く評価され、 『エルフ』は、本年における最も悲劇的な存在として、その痕跡を確かに刻むことに成功したのである……。 平和は長く続かない。次に出現したのは「おまえはもういい。座ってろ」と枕詞が付くアトリエさくらの『恋人・亜依理(あいり)を抱いた他の男達~愛する恋人が俺の元から去った理由(わけ)』。 本作は複数の章に分かれて構成されており、間男のポジも変化するのだが、肝心な中身はサイコパスが白い粉をキメながら思いついた叙述トリック。 1章主人公はヒロインと偶然再会するのだが、既にヒロインには彼氏(2章主人公)がいるので、本来ならもはやここで話の拡がりなどありえない。 しかし「この話は早くも終了ですね」となるとライターの預金残高も増えないので話は続き、結局1章主人公は駄々っ子のような逆ギレで彼氏と別れろとヒロインに迫り、 対するヒロインは、あなたとは付き合えないと説明しておきながらベッドに誘い肉体関係を持つという、いつもあなたの心の中にいるポルナレフ展開。 3章主人公に至っては固有名詞があるだけで秋の木枯らしの如く空気、ヒロインは「あーわたしNTRれちゃったぁーw」とばかりに他の男の所へ赴き、最終的に1章主人公と結ばれてエンディングである。 プレイヤー視点からすれば何から何まで「ホワッツ?」な展開が続くが、言い換えれば「主人公は亜依理。男は皆舞台装置」とすれば話の流れにも合点がいく。 だが、それがNTRブランドが掲げるNTRかというとあまりに疑問符が残る。マスターアップしながら直前までHPを未完成のまま放置する等盤外戦でも活躍し、 改めて、我はKOTYeにありと声高らかに宣言したのだった。 季節も残すところ冬のみ、そろそろ年末の魔物が蠢き出そうとする気配を住民が感じ取る中、縮地法を用いて主人公とプレイヤーに急接近する三人娘がいた。名をTinkerBellの『せをはやみ。』 土地の淫欲の呪いを防ぐべく三人娘とSEXし続けるという王道の抜きゲーシナリオではあるのだが、本作は遠近法が完全に無視されている。 どういうことかというと、説明も脈絡もなく、話の流れや状況を完全に無視して、女性キャラの立ち絵が突如顔面接近のド迫力になり、モニター前の人間を「IYAAAAAAAAA!!」と驚かせるのである。 それはいつ何時起こるかわからないので、プレイヤーは爆弾処理の気分で慎重にクリックしながら、絶えず危険に備える外ない。 その様は作画崩壊も相まって「精神的ブラクラ」「野獣の眼光」とでも評すべきか。 一方でシステム面も酷く、非常に見難いフリガナは勿論、「アクメーター」「むんむんほかほか機能」「特殊効果」など、 onにしても何が付与されるのかさっぱり分からないコンフィグなどもポイントが高い。 余計な味しかしない隠し味を仕込んだ結果何もかも台無しになるという、シェフのおすすめできない一品といえよう。 その後はタイトルで調教としながら調教するシーンもなく、迫る娘に主人公が流されるだけで、AI妻とはわけのわからないテレフォンセックスなど、 コンセプトがあらゆる面で崩壊している、スワンの血統を継ぐ疑惑が掛けられた『AI(愛)妻と娘への調教生活』の選評が届く。 やれやれ、ようやく今年も終わりか……、そう一時的に安堵した住民だが、思いがけない黒船の奇襲を受けることになる。 海外の住民から、『JINKIーU』の第三の選評が届けられたのだ。 剝がした筈の化けの皮には、まだ三枚目が内包されていたのだ。それでは解明された全貌を補足していこう。 まずフレームレートの問題だが、一応外部ソフトを用いる事で出力を下げる事は出来る。だがその場合本来の想定外の起動手段なせいか、動作は文字送りすらカックカクのバッキバキで結局使い物にならない。 オプションも酷い。キーコンフィグすらないのは先に述べた通りなのだが、ESCで終了で戻るが右クリック、そしてオプション画面から戻る場合は右クリック後に左クリック。 この時戻る前にESCを押してしまうと右も左も使い物にならなくなって動作が詰む。「つまり、どういうことなんだってばよ!?」ESCキーは触れてはいけない。そう思っていればいい。 また本作が既読スキップもAUTOモードもない苦行極まる周回プレイ物である事は解説したが、ボリュームがあるかと言うとそうでもない。 「苦労は3倍なのに中身は1/3だな!」とでも言わんばかりにあからさまなシナリオ削除が散見され、 登場キャラの交流や掛け合いといったゲームに必要な本筋が明らかに抜けている。これでは登場人物に感情移入などできようもない。 音周りもかなりキツい。単調なBGMを適当なタイミングでループさせているため、RTSパートは虚無も相まって体は闘争ではなく睡眠を求める。 RTSパートの出来が無惨なのは技術的な問題もあるので仕方がないが、ステージは100以上あるのにマップは既視感漂う使い回しという「サモンライド」構成な事も追記しておこう。 以上が、『JINKIーU』の深淵の果てに設置された地獄の窯の底の錆の如き特級呪物の全貌である。 その潜在能力は、意図しない「年末の魔物」であり、住民を戦慄させるには充分な破壊力を持っていた。今年はこれで決まりか……? そう思わせるほどに。 しかしここはKOTYeである。最後の最後まで勝負は分からない。判定は一先ずお預けとなり、煩悩を濃縮する除夜の鐘は鳴り響いた。 そして年が明けて予備期間。住民はいよいよラストスパートに向けて静かに動き始める。 胸が締めつけられるような不安と恐怖入り混じる緊張感の中、果たして今年も何かがやってきてしまうのか……? そう危惧していた住民だったが、 やはり「それ」は登場してしまった。約束された闇の異邦人が今年も現れたのだ。 その名は、『モラトリアム~ブルーアワー幸せの時間~』。前年『悪魔と夜と異世界と』で大賞デビューを飾ったWendyBellが満を持して送り出した年末の魔物である。 あれからおよそ一年の歳月が流れ、奴らはどうなったのか……それではその全貌に注目してみよう。 まず前提として、本作は、あれほど『ととと』で問題視されていた「ダッサダサで構築されたシステム面」が直っていない。 4:3の前世代的な画面比率、ちょこまかと無駄に動く立ち絵、「ぷにぷに」「びゅ~」「ぴんぴん」等と何処かで拾ってきたようなウザいSE、 不自由な国語で構成されたあらすじと明らかに違う冒頭などあらゆる面が前作と類似している。容量に至っては1Gを割るという惨状だ。 絵に至っては、強欲な壺フェラの踏襲だけでなく、キャラが一枚絵のたびに本当に同一人物なのか疑問を抱くほど下手糞で安定せず、作画崩壊は日常茶飯事。 主人公は、内面でブツブツ言う癖だけは申し訳程度に治っているが、やはり調子に乗ったりヘタれたりイキったり流されたりという情緒不安定振りは健在である。 ではエロゲとして、「読み物」としての評価はどうか。こちらも凄惨極まる内容だ。 話の前後がまるで一致しない4コマ漫画のような描写をダイジェストのように強引に繋げている為、書くべき要点が圧倒的に不足しており、 ご都合主義も相まって人間が会話し、話が進んでいる感覚が根本的に抜けている。 ヒロイン二人は他国からの留学生なのだが、やはりこの点も描写不足であり、アーシャに至っては架空の国である必要性が殆どなく、異世界交流の方がまだ説得力があるという有様。 子猫のような奔放ヒロイン「アーシャ」と堅物で融通が利かないヒロイン「アデリナ」も、気付けばあっという間に惹かれ合い、気付けば濡れ場に突入している。 ただこれらの問題点だけを見れば、単にライターの実力不足で済まされるのだが、問題は終盤である。 アーシャの正体は実は王族の娘なのだが、彼女が母国に帰ると、他人が作ったパスポートで日本を飛び出し追いかける主人公や、 アデリナを置き去りにしたまま、架空の国の君主制を廃し民主制に移行する計画に割って入る主人公という頭の中身が愉快な超展開も存在する。 一方でアデリナルートは、アーシャが笛を吹かなきゃ話が進まない牛歩恋愛であり、早くなんとかしてくれよ……と思いながら進むシナリオに辟易する事必至である。 余談ではあるが、ダブルヒロインを謳いながら3P等といった甘ったるい展開は存在しない事も補足しておこう。 最後にHシーン。前述した通り絵が壊滅的なためエロゲとしての需要すら期待はできないのだが、更に異常なのが効果音。 挿入中は「ぐちゃ……ぐちょ……」と陸に上がった半魚人のような音が鳴り響き、ピストンが早まれば「ぐちゃぐちょぐちゃぐちょ」と律動し、 射精時には「どぼぉりゅ!」とチ〇ポからスライムのような異物でも飛び出したような音が木霊する。 伝説の『ママⅡ』は目を閉じなければヌけないと言われていたが、本作は目を瞑り耳を塞がなければヌけないという高度な手段を余儀なくされる。 しかも本作はアクチ付きなため、一度導入すれば売り飛ばす事も出来ない、PCに残り続けるウイルス的存在になるのだ。 このように『モラトリアム』は「あらゆる要素がどうしようもない」を芸のうちに昇華しており、プレイした者全員にめくるめく低品質を提供させることに成功している。 そのあたりは流石大賞を世に送り出したメーカーの面目躍如といったところか。 そしてトリはやはりというか何というか、アトリエさくらが食後の下剤を務める。 元探偵というスキルを活かし、無断で作った合鍵やカメラでの盗撮などの違法行為でNTR事情を探ろうとする主人公や心底出来の悪い立ち絵で、 プレイヤーを満遍なく不快に攻め立てる『妻・倉崎(くらざき)桜菜(さくな)の浮気調査~寝取られ妻の淫らな下半身事情』。 誤字の乱舞やCGとテキストの不一致という基本武装、寝取られ済の婚約者とボテセックスという疑問点の残るエンド、 既に見た寝取られビデオレターをPVのように何度も見せてシナリオを水増しする『略奪された婚約者(フィアンセ)~恋人・真澄(ますみ)と弟の秘密』の選評が届き、 激動の2023年は幕引きとなった。 ここで幕の隙間から顔を出すのを許可していただきたい。アトリエさくらは本年度9作品をエントリーさせ自身の持つワールドレコードを更新した。 それでも住民の「いつものアレ」以上の関心を掴められなかったのは、NTRというミームの潜在能力を捉えられていないからだろう。 先に述べた通り、NTRの持ち味は黒い絶望感。言わば劇薬の如し鬱展開である。 プレイヤーを嘔吐させ、インポテンツにし、心的障害を齎せる程の破壊力を本来は必要とされるジャンルなのだ。 それは必ずしもNTRモノである必要はない。純愛モノに不意打ちの様に忍ばせ背後から斬り付けるのも立派な策略だ。 竿役をコメディリリーフの様に扱い、女性役を背徳感とは無縁に振舞わせてはそれを描写する事などできない。 なお2023年中、スレに生粋のNTRリストが現れ、「NTR最高傑作は螺旋回廊。次点でPureMailとフタレター」とコメントし、彼の業の深さを垣間見せた。 アトリエさくらは是非これらの作品を模範とし、改めて発奮し、PTSDを引き起こすようなNTRを描写していただきたいと切に願う。 以上で、本年度のゲームを紹介し終えた。 太陽は奈落へ墜ち、月は神槌を受けて欠け、大地は爆動し、海原は濁渦を巻く。 終末さえ感じさせるアカシックレコードの断片を全て紹介したところで、大賞を発表しよう。 次点は、 『エルフェンキング』。 『モラトリアム~ブルーアワー幸せの時間~』。 そして大賞は、 『JINKI -Unlimited-』。 2023年度のKOTYeは、全月グランドスラムこそならなかったものの、選評数32本、前年比大幅増を記録した。 このエントリー数は歴代最多でもあり、15周年に相応しい数字であるとも言えよう。 しかし大豊作だったのかと言えば実はそうでもない。むしろここ数年の問題点の先鋭化はより顕著となってしまった。 評するならば、ゲームのクオリティが落ちたというより、クソゲーのクオリティの著しい低下である。 問題点が類似化され、ひたすら地味で盛り上がりに欠け、華もなく映えもせず、笑いやネタにもなりえないのだ。 特に低価格帯勢の陳腐さは凄惨極まりなく、この辺りは本家KOTY末期の状況と酷似している。 欠点の画一化は、真綿で首をへし折るかのような拷問となり、住民の心の街路樹を枯葉剤で葉っぱ一枚落ちない様にしおれさせていった。 確かに「安かろう悪かろう」は万国共通だが、値段相応は必ずしも否とは言えない。 かつて低価格帯の唯一神『softhouse-seal』は、ロープライスながらも、RPGやアクションに挑戦したり、主題歌を入れる等ネタ性やインパクト勝負で作品に熱意を込め、人々を大いに賑わせてくれた。 しかし今年のロープライス勢には、そういった気概すら感じ取れない、選評者が血反吐を出してようやく瞬間風速的な話題にできる程度のクソゲーばかり。 いかにKOTYeの精鋭といえど、ゲロうんこ茶漬けや無添加毒マフィンを食わされ続けては体が悲鳴を上げるし、生きて碑を残す気力すら失ってしまう。 粗製乱造が極まり、語っても拡がりが狭く感受も味わえず単純につまらない作品が氾濫した、数に比例しない艱難辛苦の一年だったと言える。 その中には確かに名言はあった。一芸特化を駆使することで個性を捻出し、存在感をアピールせんとする作品は本年度には特に多かった。 「放精」「その前に一度イクからちょっと待ってて」「ぽあぽあのぷあぷあ」「けつあな確定展開」「百合に男」「去勢」etc……。 しかしそれらに第一線を張れる力量はなく、精々が耐用年数1年未満の一発屋芸人の持ちネタに過ぎない。我々が求めるのはマクロであってミクロではないのだ。 故に、本年度のクソゲーに要求されるのは、そういった鬱積した感情を吹き飛ばすかのような、圧倒的『パワー』。 次点以上に選ばれたのは、そんな欲求不満を解決できるに値する選りすぐりが顔を見合わせる構図となった。 老兵が最期に遺した死に水『JINKIーU』。 古豪が心血を注いだ悲劇『エルフ』。 前年王者による低品質の堅守城壁『モラトリアム』。 これらはいずれも殴り合いながら奈落へと堕ちる毒腐拳の持ち主であった。 さて、ここで今一度KOTYeの立ち位置について振り返っておこう。 そもそもKOTYeは、その年一番の「クソ」な「エロゲー」を決める祭典であった。 しかしエロゲーは、コンシューマー以上に「嗜好品」という意味合いが強いため、より多角的な視点での品評が必要とされてきた。 故に「門番」や「選外」の概念はなく、有力視されたものを「次点」とし、その頂に「大賞」の戴冠が与えられるピラミッド制を続けてきたのだ。 思えば我々は創生期以来、「クソゲーとは何か」を探求してきた。 しかし本家KOTYの消滅によって、より深く入りこんだ根本的な課題と相まみえる必要を強いられた。 すなわち、「ゲームとは何か」。もっと言えば、「何故ゲームは作られるのか」。 富、名声、権力、人がゲームを作るモチベーションは数あるだろう。だがいつの時代も、創作の世界で人を突き動かしてきたのは一つだ。 それは、「夢の体現」である。 思い描いた誇大妄想を理想の形に押し込め誰もが笑って楽しめる娯楽に仕上げる、それこそが創造(クリエイト)精神だ。 エロゲーはそれにアダルト要素を一つまみしたものに過ぎない。 その「夢」を構築しようとして、「現実」という高くて分厚い壁にぶつかり、玉砕した末路。それが「クソゲー」となってこの世に生を受けるのである。 しかしその中において、本年度どうしても話題から切り離せないゲームがある。多方面から最低最悪の烙印を押され、某批評サイト年間ワースト1を搔っ攫い、 「何なのだ、これは!どうすればいいのだ?!」と戦慄させた、殉職した夢追い人『JINKIーU』だ。 事実一部からは「今年のKOTYeの大本命」「約束された大賞」と囁かれたこの作品。我々をこれをどうジャッジするべきか。 散々に袋叩きにした後奈落の谷に蹴り落とすのが正解なのか。一番石を投げた数で勝敗を決めるのが正解なのか。 だが、今一度待って欲しい。そんな評価はネットを探せば何処にでも転がっている。今更KOTYeでやる意味がない。 厳正な評価を下すのは勿論だが、やるからにはKOTYeでしか出来ない批評を持ってこの作品に応えるべきだろう。 成程、確かに『JINKIーU』は過去のKOTYe大賞と比較しても遜色のないクソゲーだ。 ストーリーは希薄、あって当然の機能すら何一つない、RTSパートは欠陥だらけ穴だらけ。正直、褒めるところを探す方が難しい作品である。 だが、プレイした者なら分かるが、『JINKIーU』の問題点は、詰まる所「未完成」による要因であるのが大きい。 出来ている部分をパッチワークの様に強引に繋げ、エンディングを付けただけ。そのため一線級のクソゲーでありながら、ショボさばかりが目に付いてネタとして挙げられる箇所に乏しい。 歴代KOTYe大賞等と比較すると、強烈な個性やインパクト性に欠け、単純にクソ要素の手数だけで構成されている感は否めない。 じっくり時間をかけてシステムの不備や出来の悪い部分を修正し作り込めばそれなりの物になっていた可能性は高い。しかし「現実」というクソゲーが、たらればを許さなかった。 解散を表明し、自身の死期を悟り、誰にも看取られる事なく縁側の下で静かに逝こうとするメーカーに、割り振れるような予算も技術も人員も何一つない事は容易に推測できるだろう。 すなわち、可能性の塊ではあったが、現実という壁に潰され何一つ成就できなかった悲劇性にこそ、『JINKIーU』の問題点は集約されていると言える。 かくして産まれた漆黒のエレクトリカルパレードの輝きは、「これはひどい」がそれ以上の語り口の拡がりを持たない本年度のクソゲーとは一線を画していたといえよう。 戯画からすればさぞ無念であろう。悲愴な駄作になると分かっていながら、徒花を作らなければいけなかった苦しみは察するに余りある。 されど死する時すら前のめりと最期までエンターティナーたれという姿勢こそ、我々は評価する。一人の老兵の生き様と死に様が遺した物語は充分に語り継ぐに相応しいものであった。 そして誰からも愛されなかった悲哀を優しく胸で抱き「よくやった……お疲れ様……」と労いの言葉を投げ掛ける。そんな温情もあってもいいだろう。 故に、本年度の大賞を、『JINKI -Unlimited-』とし、その遺碑に献花と祈りを捧げるものとする。 近年におけるSNSの発達は目覚しいが、その方向は多様性を源流としたインターネットという無限の空間でネタを楽しむ場ではなくなりつつある。 KOTYeは所轄ネタスレではあるが、ネタだからといえば何もかも許されると思っているのか、という声も少なからずあるのが実情だ。 事実本年度も、絵・キャラクター・主題歌・シナリオ、全てが最高な出来でありながら、最終決戦の絵画対決において、能力で幻覚を見せて勝利という「そうはならんやろ」と味噌がついた、 構想8年の結晶『サクラノ刻』の選評が届いたことで一部に波紋が及んでいる。 Kotyeが外部スレ故に、大きな混乱こそなかったが、スレ住民を「ゲテモノ食いの食材の味が分からぬ味盲者の集まり」と宣い断罪する者もいたほどだ。 確かにゲームをクソゲーと扱うのは、人が思う以上に勇気がいる行動ではあるだろう。ましてやそこにカタルシスやエンタメ性を求めるなど、異文化コミュニケーションもいいところだ。 我々は決してクソゲー認定者ではないと主張するが、所詮場末の俗物の偏った価値観など、大多数の前では容易く一蹴され存在を否定されるが道理だ。 そうでなくても、市場の縮小、大手の解散、低価格帯の大量流入、そして本家の活動休止……。 クソゲーを語る場は年々狭まっていっている。 これを言ってはお終いだが、折角高い金を出してゲームを遊ぶのだから、誰もが支持する名作だけをプレイしておけばいい、というのはいつの時代も同じだろう。 『KOTY』も、逆説的に万人に受け入れられるものならば、企画自体が成り立たないのである。 それでも我々が今日までクソゲーが語ってこれたのは、人が持つべき二つの究極のモチベーションによって支えられてきたからだ。 それは、『憎悪』と『愛』である。 例えば愛する者が殺され、復讐を誓う。例えば愛するものと生き別れ、己が地獄にいようとも再会を想って死力を尽くす。 その時、人はとてつもない力を発揮する。それは普通の人間には成しえない文字通り「全霊」だ。 思えばクソゲーオブザイヤーという企画は、その二つのモチベーションによって支えられてきた。 クソゲーを掴んでしまった怒りという『憎悪』を、皆と分かち合い笑って昇華する『愛』へと変えることで存続してこられた。 確かにゲームは大衆娯楽であり商品である以上、売れてもいなければ支持されてもいないものに価値を見出すのは難しいだろう。 しかしどれ程のクソゲーでも、樹海の中の泉の一滴を優しく手で掬う者。そんな人がいてもいいのではないだろうか。 エロゲ業界は終わった。そう囁く者もいる。それが本当かどうかは我々には分からない。 事実ガラパゴス化された日本のゲーム産業で、極めてニッチな人々にしか需要がない世界が先細りの一途を辿ることは予てから想像が付いていた。 コンシューマー市場ですら、携帯機が消滅し、製作費は高騰し続け、大半のサードは撤退、大手も過去の遺産とシリーズ物で食い繋いでいるのが現状だ。 実際、今の子供はゲームを遊ばなくなったと言われており、買い支えている層は高齢化の一途を辿っている。 しかしどんな形にしろ彼らはプロであり、商品を売ってお金を稼ぐ側である。どれだけ苦しかろうと言い訳をしていてはプロ失格だ。 例え彼らが断末魔の咆哮をあげたとしても、それはユーザーの耳には決して刺さらず、クソゲーとして粛々と処理されるだけである。 だからこそクソゲーをネタの肴として語り合い、面白おかしく馬鹿らしく楽しむ行為はある意味で健全な行為だと思う。 『KOTY』のようなイベントで、皆がネタを笑っていられるうちは、日本のゲーム産業にはまだ未来があると思われる。 それが完全に断たれた時、その時が、この業界の本当の「終わりの始まり」を指しているのではないだろうか。 その為に、我々はどんなに道険しくとも最前線に立ち続ける。 闇なくして、光は輝く場所は失うように、 雨なくして、晴れを悦ぶ者はいないように、 名もなき修羅達は今日もクソゲーの、心躍り焦がれる物語を後世に残すため今日も黒檀をかじり、汚泥を飲み込み続ける。 いつか終わると分かっていても、まだ終わらせることはできない。我々の痕跡が、誰もが笑って過ごせる安寧の時を招くと信じて。 最後に、心が強い正統後継者と住民の魂の決意表明を持って、2023年度のクソゲーオブザイヤーinエロゲーを締めさせていただこう。 「ただの住民じゃねえぞ。何度でも心の強さで立ち上がってクソゲーをプレイし選評にするド級の住民! ド住民だ!」
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名前 職業 シナリオ 備考 クリ/ファン/発狂 技能 御三家 きど かずほ木戸一穂 陰陽師 月からの麗人(予定) 【平安】 -/- きど たかし木戸天志 学生→白羽鳥隊員 銀座うずまき(2018.8.4)森羅万象邪宗門(2019.3.9)初名草想譚(後日談)清夏花火遊園:隅田川(前日談)帝都魔刀奇譚:走れタカシ(2019.7.28)他化自在摩天楼(2020.6.18~10.25-NPC)夢旅人の前奏曲(予定) 【大正】妻:北川初名 12/81クリ×7 投擲、日本刀、居合英語、フランス語天文学、博物学 きど かいと木戸海斗 古物商(怪盗) 無間の鐘(2019.3.16-NPC)怪盗は骨董屋にいる(2020.4.25)他化自在摩天楼(2020.6.18~10.25)きみはもりのなか(2022.1.8-KPC)がらんどうのうてな(2022.4.30-KPC)青白い馬(2022.5.14)愛しのパパよ帰れ(2022.6.23)ワンちゃんはここにいる。(2022.7.19-KPC)夢見る怪盗と狂気の彫像(2023.6.17)奇術師(2023.10.15-KPレス)墜星の歌(2023.12.29~2024.1.1) 【1999】妻:宇佐見水蓮養子:小林一志養子(自称):来宮鷹司相舅:野原刹那 19/181クリ×6100ファン×3〇◎◎◎〇◎◎◎ 鍵開け、隠す、忍び歩き変装、考古学、歴史 きど あいらく木戸藍絡 博物館学芸員→専業主夫 偶像爆破(2017.12.31)天国へようこそ(プロト)(2018.3.18-NPC)天国へようこそ(2018.3.9~6.16-NPC)徘徊花恋譚(前日談)沼男は誰だ?(2019.1.13~19-NPC)昨日の君と明日を待つ(2019.4.21-NPC)他化自在摩天楼(2020.6.18~10.25-NPC)『Dream Box(2021.11.28~12.4)』日曜日【浴室】(2021.11.28)月曜日【無菌室】(2021.11.29)火曜日【空室】(2021.11.30)水曜日【密室】(2021.12.1)木曜日【寝室】(2021.12.2)金曜日【集中治療室】(2021.12.3)土曜日【待合室】(2021.12.4)祇園の鐘はまだ遠く(2022.5.21-NPC)冥冥の国(2022.7.1-MiM)スパゲッティを茹でるだけ(2022.7.1-MiM)失われた夢の国(2022.12.31~2023.1.1) 妻:野原小夜子同級生:山本久遠後輩:北川巴【引退】 14/141クリ×2100ファン×4◎〇◎〇 オカルト、考古学、人類学中国語、歴史 きど まいらく木戸舞楽 JK:剣道部 奇妙な共闘(2019.8.31)月のくじらとジェリーフィッシュ(2019.11.23)偽りの楽土を越えて(予定) 親友:水嶌舞歌 2/4100ファン×2 日本刀、居合芸術(アイドル) きど あしたば木戸明日葉 小学生:医学 夜話成真(2019.2.23)星月四季彩(2019.8.18-KPC)raining cats and dogs(幕間)透明な嵐と無色の少年(2019.9.28)あそぼうおじさん(2019.9.29-KPC)千年を越えてもなお(2019.10.3-NPC)とある夏の長い一日(2019.10.12~13-KPC)パン*パニック(幕間)dangerous mugi-cha(幕間)松茸狩り(2020.3.7)ポケットに入りきらないモンスター(2020.3.15-KPC)チョコレート・メランコリー(幕間)クイズは夢の中で(2020.5.10)銀河万有紀行(2020.6.26-KPC)眠り猫おこすべからず(2020.10.5)ノーパン日和~聖夜の奇跡~(2020.12.12-KPC)風花は白に呑まれ(2020.12.12~13)朝起きたらネコ耳が生えていた(2021.4.8)ヒアデスの王(2021.4.10-KPC)渚にて(2021.7.31)ぼくとかみさまのなつやすみ(2021.8.29(AU))サマータイム☆エタニティ!(2021.10.7-KPC)ジャック・オー・ランタンはちょっとあくびをした(2021.10.31-KPC)ねこはこたつで(2021.12.26)祇園の鐘はまだ遠く(2022.5.21-KPC)夏想(2022.8.27~28-KPC)ビー玉はヨグっと!(2023.1.15)ぼくの、わたしの、朝顔かんさつ日記(2023.9.21-KPC) 【小学生】幼馴染/恋人:北川汀AU:火野坂明日葉 38/291クリ×10100ファン×7〇〇〇◎〇 英語、ラテン語医学、生物学、天文学博物学、薬学 みかげ あきたか御影朗敬 用心棒 天狼の伴星(2019.8.17)うつつうつし(2023.7.22) 【大正】 5/21クリ×1100ファン×1 杖、日本刀、武道(功夫)中国語、歴史 みかげ ゆうや御影悠哉 刀工(国際警察)→刀工 Over kill the festival(2019.2.16)滅びの花(2019.3.31~11.16) 【HO2】幼馴染:白間了馬親友:風見拓真妻:横山桜【引退】 5/101クリ×2100ファン×6◎ 拳銃、日本刀、追跡製作(日本刀)、心理学、法律 みかげ きょういち御影梟一 剣道師範 白桜に染まる夢(2021.4.4)蜻蛉がえり(2021.5.4)アリスは突然に(2021.5.21~23)ようこそ!ラッキースケベシェアハウス(2021.6.24)俺の雄っぱいを揉むな!(2021.7.1-KPC)ナイトプールPASHAPASHAしてただけなのに(2021.8.8)英雄たちのフェルンヴェー(2021.8.15)羅刹の檻(2021.9.4)恋教え鳥 尾を翳し(2021.9.11-KPC)捥捥捥(2021.11.4)目が覚めたら触手になってた(2021.12.25-KPC)OX Milking(2021.12.31-KPC)黒ウサギ過密地帯:A面(2023.3.26) 恋人:有栖川晴兎 10/131クリ×1100ファン×4〇 日本刀、居合、水泳オカルト、地質学、天文学、歴史 みかげ いちか御影一夏 DK:水泳部→パン屋さん マッサカサマー(2019.8.11-NPC)咲かなかったアサガオ(幕間)南海の孤島とローズマリー(2020.1.28-KPC)畳と麦茶(2020.2.24-KPC)生命の木(2020.9.19~20-KPC)蜻蛉がえり(2021.5.4-NPC)ストーカーにご用心(2021.5.15-KPC)鳴かぬ蛍が身を焦がす(2021.8.1-KPC)美味しさの代償(2021.9.20)黒ウサギ過密地帯:B面(2023.3.26)犬は宿りて街駆け巡る(2023.11.11-KPC)ぬくいあんよの100g(2023.11.12) 恋人:有栖川太陽 7/41クリ×1 キック、写真術水泳、製作(パン)、跳躍オカルト、芸術(料理) くぜ まだけ久世真竹 学生 冥府からの生還者(予定) 【昭和】【HO3】 -/- くぜ かぞ久世楮 小説家 共色(2024.4.4)セックスしないと出られない町に一年間住んでる(2024.4.6-KPC) 5/31クリ×2◎ 弓、オカルト、芸術(小説)、人類学地質学、天文学、博物学、歴史 くぜ あすひ久世明日檜 大学生:植物学→植物園職員 辜月のN(2022.11.12~14)鯨幕に秘す(2022.12.3)貌島ミュージアムホテル(2023.5.7-KPC)触手植物園からの脱出(2023.11.18)AYLA of AnotherGarden(2023.5.7-KPC) 【HO2】親友:渡瀬和都 8/51クリ×1100ファン×1◎ キック、マーシャルアーツ、弓水泳、生物学、博物学、薬学、歴史 しろと なつみ城戸夏海 占い師→大学生:心理学 地獄谷奇譚(2019.2.3)めぐりあう(後日談)昨日の君と明日を待つ(2019.4.21)うちあける(後日談)File#0802(幕間)はたちの青春(幕間)冬将軍の再来(2019.9.21)深淵からのメール(2019.12.22-NPC)青き春に染まる朱(予定) 姉:猫山夏実恋人:草津優太 9/3100ファン×1 隠す、隠れる、精神分析、値切りオカルト、芸術(占い)、心理学 うさみ たくや宇佐見拓野 アイドル 静かなる騒霊(2019.8.3)ハッピーサマーバケーション(2021.5.9-KPC) ユニット:La·Bitメンバー:有栖川晴兎メンバー:稲羽遊逸メンバー:兎野久春 2/3100ファン×1〇〇 精神分析、値切りオカルト、芸術(音楽) みかみ いつき三上一希 中学生(執事) 瑪瑙色の友達(2019.10.26-NPC)鳴かぬ蛍が身を焦がす(2021.8.1-NPC)犬は宿りて街駆け巡る(2023.11.11-NPC)ピーター・パンの箱庭(予定) -/- 星霊 ありすがわ はると有栖川陽隼 養護教諭 ソープスクール(2020.11.14~15)容の底(2022.6.2-KPレス) 【HO3】恋人:御影夏生 3/51クリ×2100ファン×2◎◎ 精神分析医学、心理学、薬学 いぬぼうさき しろう犬吠埼志狼 DK:野球部 おくくりさま(2021.7.18-KPC)タカラ移動遊園地(2022.6.30-KPレス)おまえがちょうどいい(予定) 1/1 投擲、杖、忍び歩き、追跡 かがみ かなた加賀見優空 神職 暗狗(2021.4.21)ゆめしらず(2021.5.16)ワンクリック羊撫で(2021.5.30)雨宿り木(2021.6.5)忘筌庵夜咄(2021.6.27-KPC)妄室の檻(2021.7.15-KPレス)お、捨てKPCだ。可哀想に…(2021.8.8)『対の棲みか(2021.8.10~28-KPC)』霧謬の見(2021.8.10-KPC)うたかた箱(2021.8.28-KPC)暗点の記(2021.8.28-KPC)暁に泣く虎鶫(2021.10.1)夜刀神の境界(2021.11.7~13-KPC)As the cards will(2021.11.14)ホテル・エウテュプローン(2021.12.11-KPC)君の胴(2022.1.1)三須歌神社への参拝 2022(2022.1.1-KPレス)ヴァレンタインは心臓にキッスを(2022.2.13)猫なんて関係ないっ!(2022.2.25-KPC)『モンテ・チェチェリの彼方へ(2023.3.6~12)』黄旛のもとに(2022.3.6)ハルカカナタ(2022.3.12)イデアポテオシス(2022.3.13~22-KPC)あだしごとはさておきつ。(2022.4.21~22)ラストグラス Side-A(2022.5.3-KPレス)共鳴するアムリタ(2022.12.20-KPC)家に帰るまでが遠足です。(2023.1.5)目つきが悪くて何が悪い!?(2023.1.12)夢の果てならきみが正しい(2023.4.2~8)シルクハットはみどりいろ(2023.4.30)キスと解答(2023.5.27-KPレス)思い立って5分で回せるデートシナリオ第4弾!温泉編(2023.6.22~23-KPC)帝都東京因辺留濃(2023.7.1~2-NPC)『小鳥は宇宙で息をする(2023.12.23-KPC)』AROUND YOU アラウンド・ユー(2023.12.23-KPC)LOST CITY ロスト・シティー(2023.12.23-KPC)MY UNIVERSE マイ・ユニバース(2023.12.23-KPC)不可逆カトブレパス(2024.1.13-KPC)夜半の口寄せ(2024.1.14)猫なんて関係ないっ!2(2024.3.2-KPC)弦月ラルミー(2024.4.12) 恋人:白鳥悠河 43/271クリ×8100ファン×7〇◎〇◎◎〇◎◎◎◎〇 日本刀、居合、歴史オカルト、芸術(神楽) ごくやま しんら獄山深良 ユーチューバー マントラサンガ(2021.12.18-KPレス)狗は夢見し(2022.7.16)断線列車(2023.7.8)しとじと(2024.5.1-KPレス) 5/61クリ×1100ファン×2〇 キック、マーシャルアーツ、写真術オカルト、コンピューター さかきばら うずひこ榊原宇津彦 考古学者 古墳迷宮の誘い(2024.3.3) 姉:榊原すみれ 4/21クリ×2 キック、マーシャルアーツ、応急手当ナビゲート、オカルト、芸術(土器土器)考古学、人類学、歴史 しのふじ ゆうき篠藤夕輝 フリーター もういいかい?(2020.10.15-KPレス)幕間、静謐(2022.10.1-KPレス)だまれ(2022.10.1-KPレス)フカシカ▲▲▲(2022.10.2-KPレス)シキラレ■■(2023.6.3-KPレス)ようこそ!忍者村(予定) 3/3100ファン×1 投擲、鍵開け、隠れる、忍び歩き登攀、跳躍、変装、歴史 すいりんいん かすみ水凛院佳須美 高等遊民 三千世界の烏を殺し(2021.2.27)月夜のアポテオーズ(2023.10.21~22) 【大正】兄:水凛院君弥弟:水凛院礼音 2/6100ファン×2〇〇 拳銃、変装、芸術(ハープ)医学、オカルト、化学、考古学生物学、天文学、博物学、薬学 ほしかわ わたる星川渡 グルメ 無垢なる混沌(予定) -/- ナイフ、写真術中国語、フランス語、トルコ語化学、芸術(料理)、生物学、博物学 みやば れいな宮葉麗奈 御令嬢 奇妙な共闘(予定) -/- 薙刀、医学、オカルト、考古学、歴史 よいなら ともや宵奈良燈也 小学生:霊感 公園の侵略者(2022.4.9~11)天野小学校の七不思議(予定) 0/1◎ 隠密、芸術(念仏)、手さばきオカルト、人類学、伝承(仏教)、歴史 四季 いずみ わかば和泉若葉 花屋 ヰ書(2022.4.3)エメラルドの罅(2023.11.24-KPレス)唯言(2024.5.5) 4/31クリ×1 精神分析、化学、芸術(花卉意匠)生物学、博物学、薬学 ひなた りっか日向立夏 大学生:獣医学 海神別荘(2019.12.7~8)犬は宿りて街駆け巡る(2023.11.11-NPC)シャンタク文鳥(2024.1.21) 2/2 マーシャルアーツ医学、生物学、薬学 つくよみ こはく月夜見虎狛 宝石商 狭間に……!(2021.1.1)ダメージ・コントロール(2021.1.10)印町の影(2022.9.3-KPレス)春を知らず(2024.2.9)迷停地下鉄(2024.5.17-KPC) 5/21クリ×1 杖、日本刀、オカルト考古学、地質学、博物学、歴史 さざなみ しろふくろう漣白梟 トレジャーハンター フェリーの怪(2019.7.15)チャイカ号の来客(2020.3.28~29)揺れる大地(2020.10.18~31)帝都東京因辺留濃(2023.6.23~24)雪山密室(予定) 4/6100ファン×1〇 鍵開け、登攀、英語、オカルト芸術(宝探し)、考古学、博物学 もがりぶえ ゆき虎落笛雪 文士 大正グロテスキズム(2022.3.25~27)浅草十二階(2022.9.24~25)帝都東京因辺留濃(2023.6.23~24) 2/1 中国語、オカルト、芸術(小説)心理学、人類学、歴史 数字 いちい はとり一居羽鳥 DK:生徒会会計 Who killed the cat?(予定) -/- にのせ みつひろ二ノ瀬光宙 絵師 荒城の蜃気楼(2020.9.11~13)エンデュミオンを夢に求めて(2021.3.14)腐乱腐乱(2022.3.17-NPC)ちかづく架空(2022.3.31-KPレス) 【ロスト】 8/31クリ×3 キック、マーシャルアーツ、英語芸術(絵画)、コンピューター、博物学 みつば ちあき三葉千彰 サラリーマン 蜜蜂とグッバイ(2020.11.22)朝起きたら仕事用のメールアカウントが削除された件(2021.4.11)灰になってよかった(2022.10.4~5)腐乱腐乱3(2023.11.5-KPレス) 13/81クリ×1〇◎ 頭突き、運転(自動車)電気修理、経理、心理学 よひら しずく四葩静空 暴力団員(ネット犯罪者) 凶星が燃える夜を越えて(2020.6.10~14) パートナー:九条冬葵 1/1〇 拳銃、ナイフ、精神分析コンピューター、電子工学 いがらし はやと五十嵐隼人 ジャーナリスト(犯罪者:ショタコン) 腕に刻まれる死(2020.2.15~3.1)N川殺人事件(2020.4.4~5)腐乱腐乱(2021.8.2)ヴォイニッチ探訪(2023.2.5)DTA(2023.5.1)腐乱腐乱3(2023.7.21-KPレス)狭宿(2024.5.3) 幼馴染:望月拓也 5/111クリ×1100ファン×2〇◎◎ キック、マーシャルアーツ忍び歩き、写真術機械修理、コンピューター むじか くりす六鹿クリス UMA研究者 渡鴉は白鳥の夢を見るのか(2020.4.10~12)ウミホタル 第四話「帰還」(2021.2.20~21-NPC)同居人がウニになった。(2021.4.1)海石榴邸殺人事件(2021.5.3-KPC)星喰い蟲(2021.5.5-KPC)稀門壕(2021.6.19~20)にゃんこ事件真っ最中(2021.8.14-KPC)ミッドナイト・アクアリウム(2021.10.6)イデアポテオシス(2022.3.13~22-NPC)HLL 1DAY TICKET(2022.5.15-KPC)相棒は名”犬”探偵(2022.5.22)UMAの行方を追え!(2022.7.2-MiM)すったもんだ!(2022.7.9-KPC)清姫変化譚(2022.11.18-NPC)食卓ニ肉蠅(2023.4.29-KPC)研ぎ究めよ(2023.8.26~9.23)白黒ヴァニル(2023.12.8~9-KPC)Empty Humpty(2024.3.31-KPC)どきどきすくゐず(2024.4.20) 幼馴染/恋人:七尾七成後輩:三枝優稀 33/251クリ×4100ファン×3◎◎〇◎〇◎◎〇〇〇◎〇◎ 写真術、精神分析、追跡機械修理、英語オカルト、生物学 むじか まりあ六鹿マリア ネットタレント 外宇宙わたし(2022.4.7-NPC)兎角の恋(2023.1.26~27-KPC)ばうちゃ!(2023.3.23-KPC)腐乱腐乱2(2023.12.17-KPC)AYLA of AnotherGarden(2024.2.15~16-KPC)ナッツシュガーパイに君の名をひとさじ(2024.4.13-KPC) 3/11クリ×1100ファン×1 写真術、変装、オカルトコンピューター、人類学、天文学 ななくり すなお七栗直央 オカルト記者 或る探偵の回想録(予定-KPC) 【大正】相棒:六与六伽 -/- 医学、オカルト、生物学 やおとめ えいじ八乙女瑛二 カメラマン ---- -/- つくも なづな九十九七十七 超心理学者 誘蛾灯に踊る(2021.7.24) 【2000】 2/31クリ×1100ファン×1 ナイフ、写真術、精神分析オカルト、人類学、歴史 ととり つばさ十鳥翼 芸能人 ---- -/- 七曜 つきか あい月歌明生 アニマルセラピスト(犯罪者:殺人狂) 私に至る私(2019.9.15)砂の中の頭(2024.2.4-KPC) 1/0 ナイフ、忍び歩き、精神分析追跡、変装、心理学、生物学 ひとぼし ようへい火燈陽平 漫画家 青萍之末(予定) -/- 忍び歩き、写真術、追跡水泳、オカルト、芸術(漫画)、歴史 みずかわ なりかず水川鳴春 DK:美術部→大学生:薬学 あトの祀リ(2021.1.30~2.6)よ海くだリ(2021.2.6-KPレス)カリカドーズ(2021.4.28-KPレス)Re カリカドーズ(2021.11.20-KPレス)まんだらかばら(2021.12.10-KPレス)ノックの音がする(2021.12.12)猫降り雨から(2022.1.31)レモン色の帆(2022.1.31~2.1)イデアポテオシス(2022.5.14-KPレス)オリアブ島でカサブタウオを釣る(2022.8.15-KPレス)ダゴン轢殺RTA(2023.2.14-KPC)メデタメルヒェン(2023.3.18~19-NPC)エメラルドの罅(2023.11.7-KPレス) 【HO4】幼馴染:秋丸柚菜 26/351クリ×6100ファン×3〇〇〇〇 精神分析医学、化学、芸術(絵画)、薬学 きづ つかさ木津司 若旦那 猫にフクロウ(予定) -/- かなあみ ごえもん金阿弥五右衛門 きのこ栽培員→石油王 脳みそスプーンレース(2021.5.2-KPレス)油田掘ったらショゴスが出て来た(2021.6.3)脱出せよ! マウス・オブ・マッドネス(2021.12.15)避世ひよこ(2022.11.6) 【引退】 2/8◎◎◎◎ 拳銃、隠れる、忍び歩き、機械修理重機械操作、電気修理、変装、化学コンピューター、生物学、地質学、薬学電子工学、天文学、博物学、物理学 はじはら きりお土師原霧緒 准教授:中国語 羊倌酒店(予定) -/- たちもり ほし日月星 私立探偵 Beginners, Good luck!(2021.10.17)泥中の捜索者(2021.10.23~24)悪霊の家 -蜜蜂竣工Remix-(2021.11.6)隷属のシグナル(予定) 弟:日月明弟:日月光 4/51クリ×1100ファン×2 鍵開け、精神分析、変装 色彩 あおたき あまた青瀧雨太 水泳コーチ 動悸動悸(2022.1.9)精神博奕~地獄~(2022.4.17)未知なるカーセックスを夢に求めて〜カーセックスしてたらドラゴンが乱入してきた〜(2022.6.5)1 15(2022.7.10)BAD!BID!BET!(2022.12.18)兎角の恋(2023.1.7~8-KPC)アムギニョールの児戯(2023.12.3)飼う男(2024.1.27~28-NPC)無垢無垢(2024.6.1) アタック中:有栖川橙瑚 8/9 キック、組み付き、水泳跳躍、オカルト、人類学 きば らいた黄葉雷太 エンジニア ---- -/- あかはた えんた赤畑炎太 刑事 田中さんの家(2023.7.29)U.N.オーエンの術式(2023.8.5) 同僚:有栖川小鉄同僚:瀨川京 2/2100ファン×1 組み付き、拳銃、武道(柔道)追跡、オカルト、人類学、法律 しれんいん ひなた紫蓮院陽葵 霊媒師 ---- -/- くろしお つきた黒潮月太 闇医者 臓臓臓(2021.2.12)U.N.オーエンの解剖(2021.7.10)男と部屋(2021.9.2)21gの角砂糖(2022.2.1)ずぶぬれずんだもちかいぶつ教の真実(2022.3.26~27)『最強LOVERS(2022.7.26~8.5-KPC)』開幕RUNNERS(2022.7.26-KPC)困惑TRAVELERS(2022.7.26-KPC)景趣VIEWERS(2022.7.26-KPC)混乱DREAMERS(2022.7.28-KPC)異界ADVENTURERS(2022.7.28-KPC)逸脱OBSERVERS(2022.7.31-KPC)発狂MESSENGERS(2022.7.31-KPC)秘事DANCERS(2022.8.2-KPC)密室OUTSIDERS(2022.8.2-KPC)彼方INVESTIGATORS(2022.8.4-KPC)帰還PARTNERS(2022.8.5-KPC)最強LOVERS(2022.8.5-KPC)腐乱腐乱2(2022.8.13)退廃!イゴーロナクッキングスクール(2022.8.25-KPC)脊髄星間飛行(2022.9.1)ばうちゃ!(2023.3.12)ヒッポカンポスの尾(2023.5.2~3)腐乱腐乱3(β2)(2023.7.10-KPレス)リリス先生と不思議の国のガグ(2023.7.16-KPレス(ガグパロ))孕孕(2024.2.17) 恋人未満:黒須伊智ガグパロ:ツキタ=アンブリオン 34/221クリ×3100ファン×6〇◎◎ 拳銃、英語、医学オカルト、生物学、薬学 みどの ようた緑埜葉太 アロマセラピスト ---- -/- あいかわ ひょうた藍川氷太 お天気キャスター sognando★sogna(2022.6.26) 先輩:有栖川橙瑚 1/1100ファン×1〇 精神分析、ナビゲート、オカルト芸術(フルート)、コンピューター心理学、天文学 ももはら しょうた桃原晶太 大学生:社会学 ネクロノミコンを探して(2024.3.17)ナッツシュガーパイに君の名をひとさじ(2024.4.14-KPC)パレードは雨の中(2024.6.8) 同級生:有栖川草十 5/6100ファン×2 写真術、精神分析、オカルトコンピューター、心理学、人類学、歴史 方位 なぐも かんた南雲寛太 DK:民宿 火点し頃の蜘蛛踊り(予定) 【HO1】 -/- なかしま こじろう中島虎次郎 DK:??? 『先天性原形質(予定)』 【HO1】 -/- 花札 まつゆき いづる松雪伊鶴 ファッションデザイナー 腐女子山荘殺人事件(2021.10.10)木星のリヴァイアサン(予定) 【HO4】 0/1 変装、コンピューター芸術(裁縫、絵画、腐女子) はつか ちょうじ牡丹塚蝶路 オネエ ---- -/- のげざき つきと芒崎月斗 大学生:体育学科(売り専ボーイ) きみにホール・イン・ワン(2024.2.10-KPレス)バニークラブ『夢兎の虜』(2024.2.10-KPレス) 4/11クリ×1 投擲、杖、機械修理、医学芸術(せっくす)、芸術(料理)、人類学 もみじたに しかや椛谷鹿哉 大学生:人類学 ゆめしらず(2021.5.16-NPC)監獄のアフロディーテ(2021.6.26)えっ!壺を買うだけで幸せになれるんですか!?(2021.7.11-KPC)わんるーむ・かると(2021.7.11)夜抜き様(2021.8.7-KPC)目が覚めたら部屋の窓にドラゴンが突っ込んできた(2021.8.18)チョコレート・シュウクリーム(2021.9.18-KPC)仰望すれども銀(2021.10.4)捥捥捥(2021.11.4)イデアポテオシス(2022.2.2-KPレス)親友と生首(2022.2.4-KPC)ずぶぬれずんだもちかいぶつ教の真実(2022.3.26~27-NPC)大仏の神秘(2022.5.3)ずぶぬれずんだもちかいぶつ教の真実(2022.5.28~29-NPC)キの字のきのこに気をつけて(2022.6.4)レポート提出危機一髪(2022.7.1-MiM)〇〇チャンは、今日一日ナニしてたのカナ?^^おじさんに教えてごらん(笑)(2022.7.14-KPC)パンケーキ8段たべて(2022.7.21-KPC)ゆれるフリルにくちづけて(2023.3.25-KPC)CIQ〜KPC in the サボテン〜(2023.5.13)DEAR MY SUPERDARLING!(2023.7.30-KPC)あちあち探索者とひんやりKPC(2023.9.24-KPC)メリクリパンチ!(2023.12.25-KPC)君とUFOの向こう側(2024.3.10)デイドリーム・カタストロフ(2024.6.9-KPC) 同居人/恋人:榛名摘木 30/261クリ×3100ファン×3〇〇◎〇 頭突き、製作(古物修復)、英語、中国語考古学、人類学、歴史 やながわ えんしろう柳川燕史郎 自宅警備員(犯罪者:『鬼』) かいぶつたちとマホラカルト(2021.5.1~2)無辜なきかいぶつたちのカオス(予定) 【HO3】 2/2100ファン×1〇◎ 日本刀、居合、コンピューター機械修理、電気修理 きりしま たかつぐ桐島鳳丞 ---- ---- -/- あんガル あまみや こうき雨宮紅輝 電車運転士 「また明日。」(2018.9.17)銀河鉄道と赤い薔薇(2021.10.17) 幼馴染:真田飛鳥幼馴染:与田昴 2/11クリ×1 運転(電車)、機械修理、ナビゲート値切り、オカルト、天文学 ときくに たくみ時国拓海 小学生:オカルト 夏に隠れた赤(2021.1.16) 【小学生】親友:羽上光【ロスト】 1/1100ファン×1 精神分析、古文オカルト、芸術(料理) ねこづか はやて猫塚颯 武道家:空手 VA11Hall-A(2020.1.5~3.14) 【近未来】【ロスト】 0/3100ファン×1 キック、投擲、マーシャルアーツ登攀、跳躍、生物学、博物学 ゆめじ たつみ夢路琢己 神父 晩夏の聖処女(2021.3.19~23)渇きのまほろば(予定) 【HO1】 4/31クリ×1 拳銃、精神分析、運転(自動車)英語、オカルト、歴史 グラブル ささ すけきよ佐々佐清 モデル グルメ旅ニャル亭〜草取村の疑惑〜(2020.6.7)激辛スープ(2021.2.11) 【ロスト】 3/21クリ×1 ライフル、水泳、製作(料理)変装、人類学、生物学 しみず しゅんらい清水春雷 ギタリスト(狂信者:バアル) この夜が明けるまであと百万の祈り(2019.2.6)さよならなずな(2019.2.23)ラ・キュイジーヌ・デゥ・ニャル(2019.10.27)ぼくはなにもしらない~この事件の犯人はHO2~(2020.11.21-NPC)夜抜き様(2021.8.7-NPC)うたうオフィーリア(2024.3.9-KPC) バンド:Anthem of Solomonメンバー:月海鐘樹 5/41クリ×1100ファン×2◎ 杖、隠すオカルト、芸術(ギター)、心理学 たけもん そらた竹門空太 騎空士 人の金で焼肉が食べたい!(2019.5.4)ニ ジ ゲ ン(2023.6.10)砂の中の頭(2024.3.30-KPC) 2/0◎ 頭突き、値切りオカルト、コンピューター、博物学 はくりゅうどう あさひ白龍堂朝日 DK:跆拳道部 さよならを言いにきた-優等生×不良-(2021.3.13-KPC)虎叱(2021.3.27)イヴの果て(2021.4.14-KPC)ミッドナイトスウィート(2021.4.29)AND/HAND(2021.7.25-KPC)リヴィング・アーツ(2021.9.12)メイド服を脱がさないで(予定-KPC) 従兄弟:白龍堂黎登 12/31クリ×1〇 キック、マーシャルアーツ水泳、医学、薬学 ひつじがおか さちこ羊ヶ丘佐智子 眼科医 和食堂「ニャル亭」(2019.6.2)ラ・キュイジーヌ・デゥ・ニャル(2019.10.27-NNPC)家がない、燃えてる(2019.10.27)ぼくはなにもしらない~この事件の犯人はHO2~(2020.11.21-NPC)意気羊々-破るなよ?破るなよ?メェとの約束は絶対破るなよ?篇-(2021.1.23)有名無実の神話(2021.4.16-KPC)星辰揃ってなかったらPVPもんだぞこのHO(2021.7.18)腐乱腐乱(2022.3.17-KPC) 元カレ:李成立 5/7100ファン×3〇〇〇◎ 英語、中国語医学、芸術(料理)、生物学、薬学 御伽 かめやま いつみ亀山乙海 海洋学者 Waterless Sea(2023.7.18-KPレス)いつもすごく長い行列のある人気料理店(2023.7.20-KPレス)ねべでむ(2023.12.14-KPレス)星の知恵派東京教会で心の安らぎを!(2024.2.3-KPレス) 2/1100ファン×1◎◎ 運転(車)、機械修理、重機械操作、水泳英語、中国語、オカルト、考古学人類学、生物学、地質学、天文学 さるがく たかひこ猿楽崇彦 ボカロP REDLINE DEADLINE(2022.1.23)影よ、影よ!(2022.2.26)嗤う火男(2022.3.20)アステカの仮面(2023.3.5)狂乱とヘステキュール(2023.4.9)白く滴る(2023.11.10)湖畔、あるいは夢の虜囚(2024.4.21) 同級生:白鳥悠河同級生:矢崎潤甥っ子:猿楽藤吉 3/51クリ×2100ファン×1〇◎◎◎◎ 製作(作曲)、芸術(ピアノ)コンピューター、人類学、歴史 たなばた ほしのすけ七月七日星之介 DK:天文部 さよならを言いにきた-十二面体の星空を-(予定) -/- つきみや ささた月宮笹太 ゲームテスター 信仰、或いは真実の縮図(2019.2.18-KPレス) 1/1 キック、機械修理、電気修理値切り、芸術(ゲーム)コンピューター、電子工学 やまだ そほど山田曽程 K課事務員 第0話「白い部屋」(2024.5.12)第1話「増える男」(2024.5.12~18)第2話「遠い橋」(2024.5.18)第3話「笑う氷塊」(2024.5.18~19)第4話「捻じれた家」(2024.5.25)最終話【???】(2024.5.26)貞操危機一髪〜群生モブおじさんからの逃走〜(2024.6.16) 11/81クリ×4◎〇〇 鳥類 たかがみね ゆづる鷹峯譲 陰間 セント・ラクテウス(予定) 【大正】 -/- ナイフ、精神分析、水泳変装、芸術(売春)、博物学 つるは すぐる鶴羽優 仕立屋 サナトリウムの雛(2021.8.21) 【大正】【ロスト】 0/5 精神分析、変装芸術(裁縫)、経理、心理学 わかまつ しげる雀松成 書生 怪談會-kwaidankwai-(2021.1.2)クモノヤカタ(2021.3.6)濃煩い(予定) 【大正】 1/2100ファン×1 日本刀、精神分析、芸術(家事)、歴史 六十五 きど むそいつ木戸六十五 DK:帰宅部 六十五(2019.2.19)「■■■■■■?」(2019.5.12)君を飾る花を咲かそう(2019.6.9)六十五番目のロストエンファウンド(2020.11.7) 養子:嘉満兆【引退】 3/7100ファン×1〇◎ キック精神分析、登攀博物学 中国 Li Tiankui李天魁 武道家:棍術 清末の英雄(予定) 【中国1908】 -/- Liu Feng柳鋒 フリーランサー:翻訳者 烈夏五角場(2018.9.29~19.1.6-EENPC)底闇(2019.12.14)冬冬大冒険(2020.3.22)失眠(2022.2.1-KPレス)カミノコトバ(2022.12.15)DREAM★POT(2023.12.15) 【中国】 2/4〇 日本語 、オカルト、芸術(翻訳)コンピューター人類学、天文学、博物学 Liu Xu柳詡 英語教師 蜀道難(予定) 【中国】 -/- Nan Xijiang南溪江 ガチョウ(漁師) 萌萌鵝次元(2018.12.23-NPC)電気鵞鳥の夢(2020.12.19)Jack 鵝 Lantern(2021.10.30)与鵝共舞(2022.1.15)The White Goose(2022.1.22~25) 【中国 動物】元カレ:羅聚德 5/61クリ×2100ファン×1◎◎ 機械修理、重機械操作水泳、操縦(船舶)、ナビゲート人間言語、天文学 Ou Tianyou欧天佑 船員 ---- 【中国】妹:欧天信 -/- Shan Dianqiu単殿秋 ゴーストハンター 非酋之怒(2019.10.19) 【中国】 2/21クリ×1〇 隠密オカルト、コンピューター、心理学 Wang Haixing王海星 ヒトデマン 底闇(2019.12.14) 【中国 ポケモン】 1/1100ファン×1 投擲、水泳、人間言語考古学、天文学、歴史 Yu Xing虞幸 DK(古書店員) 天国にさよなら-E19-(2019.12.24)天国へようこそ-E23-(2020.1.18~2.8)胡蝶の夢(後日談 幕間 前日談) 【中国】【HO0】【ロスト】 2/11クリ×1◎ ナイフ隠れる、忍び歩きコンピューター、歴史 Yu Yun虞運 古書店員(DK) 胡蝶の夢(後日談 幕間 前日談)母なる海と一瞬の僕ら(予定) 【中国】 -/- ナイフ日本語オカルト、歴史 Yu Zongze宇宗沢 探偵 天国へようこそ(2018.3.18)ここで長く生きて(2019.3.24)雨中溶解(予定) 【中国】 2/3100ファン×1 拳銃、鍵開け、変装、心理学 西洋 Aldebaran Orchidアルデバラン・オーキッド カウボーイ 死者のストンプ(2022.6.11~12)ペーパー・チェイス(2023.8.19) 【アメリカ1920s】 3/11クリ×2〇 回避、投擲、拳銃、追跡、乗馬跳躍、地質学、天文学、博物学 Castor Orchidカストル・オーキッド 木こり 銀の檻歌(予定) 【アメリカ1999】 -/- 登攀、機械修理、自然 Ethan Shepherdイーサン・シェパード 登山家 カエラズノケン~狂気山脈第三次登山隊の顛末~(2022.2.5~6) 【オーストラリア】 3/41クリ×1100ファン×1 キック、追跡、登攀、跳躍ナビゲート、生物学、地質学 Klaus Malkuthクラウス・マルクト バリスタ(探偵) 落伍者達の切り札(2020.4.18~19)冥婚からの大脱走(2021.11.21)Sarah(2024.4.22~23-KPC) 【アメリカ1920s】 10/11クリ×4100ファン×1 拳銃、鍵開け、忍び歩き芸術(コーヒー)、心理学 Neil Skywalkerニール・スカイウォーカー パイロット An Invitation in Yellow(2020.1.1)星の暗礁(2021.5.11) 【アメリカ1920s】 4/11クリ×3 操縦(飛行機)、ナビゲート機械修理、天文学 Oliver Oscar Orlandoオリバー・オスカー・オーランド セーラー 獻給ィ厼爧んμηㄖㄅ羣蔦(2020.8.26) 【フランス1912】【引退】 0/2100ファン×2 拳銃、サブマシンガン、ショットガンマシンガン、ライフル、水泳 Regulus Orchidレグルス・オーキッド 小学生:天文学 銀に輝いて(予定) 【アメリカ1930s】 -/- Spica Orchidスピカ・オーキッド 図書館司書 蒼き魔女(予定) 【アメリカ2006】 -/- Theodore Rayburnセオドア・レイバーン 大学生:昆虫学 蝉密室(2023.4.16)ふわふわ♪もふけー(2023.8.6-KPC) 【イギリス】同居人:三枝優稀 2/21クリ×1100ファン×1〇◎ 忍び歩き、写真術、追跡製作(昆虫標本)、芸術(日本文化)生物学、博物学 Wolfbannウルフバン 怪人 PUNK DREAM, TERROR NIGHT(2022.7.3~4)水辺の季節(2022.7.11)白い部屋S(2023.2.5)PUNK DREAM, TERROR NIGHT Welcome to CCC(2023.12.10)故意に蛇足(2024.2.14-KPC) 【アメリカ1980s】【人外】【HO1】ライバル:ヴァルター 4/61クリ×2◎ 隠れる、忍び歩き、追跡、跳躍オカルト、生物学、歴史 NPC一覧 うさみ つくし宇佐見津久志 科学捜査官 深淵からのメール(2019.12.22-NPC)失楽園(2021.2.14-NPC) 息子:宇佐見拓野 -/- 組み付き、マーシャルアーツ、拳銃オカルト きど きゅう木戸玖 猫 とある夏の長い一日(2019.10.12~13-NPC)朝起きたらネコ耳が生えていた(2021.4.8-NPC) -/- きど やすゆき木戸康幸 大学生:医学→医師:小児科 千年を越えてもなお(2019.10.3-NPC)ひまわりとソレイユ(後日談)鬼ノ怪(2020.10.3-NPC)紅狐(2021.10.3-NPC)おどる豆狸(2022.10.3-NPC)雲を背に赤縄の契りを結ぶ(2023.11.4-NPC) 恋人:新谷恭丞 1/4 日本刀、精神分析英語、ラテン語、医学、薬学 くぜ みずめ久世水目 弓道家 幸せな夫婦(2019.7.21-NPC)有形の悪夢(2020.1.11-NPC) 恋人:渡月あずき 1/0 キック、マーシャルアーツ弓、日本刀、水泳 ねこやま なつみ猫山夏実 メイド 千年を越えてもなお(2019.10.3-NPC)深淵からのメール(2019.12.22-NPC) 弟:城戸夏海 -/- やかわ ゆう矢川悠 編集者 1619(2019.8.24-NPC)渚のゾンビシャーク(2020.2.2-NPC)有名無実の神話(2020.11.1-NPC)壁からエビフライが生えているんだが(2021.7.4-NPC)蟹蟹詐欺(2022.2.27-NPC)原稿催促は楽ではない(2022.7.2-MiM)深夜送迎(2023.8.20-NPC) 担当ライター:林柚樹 2/2100ファン×1 マーシャルアーツ精神分析、追跡、機械修理、跳躍コンピューター、博物学 STR CON POW DEX APP SIZ INT EDU 合計 年齢 身長 誕生日 出身 NO LAST NEXT 名前 STR CON POW DEX APP SIZ INT EDU 合計 年齢 身長 誕生日 出身 NO LAST 03 木戸天志 10 11 16 15 14 9 15 14 104 15 149 04.16 26.京都府 2269586 2020年10月25日 3 4 28 木戸海斗 14 10 13 15 14 13 14 19 112 31 172 06.18 26.京都府 2275134 2024年1月1日 7 11 木戸康幸 8 12 12 9 14 12 14 15 96 21 169 07.02 26.京都府 01 木戸藍絡 10 9 12 15 14 13 15 18 106 24 171 04.30 26.京都府 2023年1月1日 〇 9 15 16 木戸舞楽 14 11 14 18 14 11 8 11 101 16 159 07.01 26.京都府 2157943 2019年11月23日 2 2 10 木戸明日葉 9 11 15 10 15 8 15 13 96 10 137 04.08 26.京都府 2248258 2023年9月21日 11 23 木戸玖 1 9 11 22 15 1 14 9 82 1 26 02.22 26.京都府 15 御影朗敬 14 12 11 16 12 12 12 13 102 15 157 01.25 26.京都府 2343813 2023年7月22日 2 2 07 御影悠哉 12 9 8 15 12 13 12 17 98 28 176 02.19 26.京都府 2233771 2019年11月16日 〇 2 2 45 御影梟一 15 14 18 11 16 13 10 14 111 26 173 11.26 26.京都府 3693098 2023年3月26日 9 13 52 御影一夏 12 13 11 14 16 9 12 14 101 16 157 08.01 26.京都府 2620386 2023年11月12日 3 11 久世真竹 10 13 11 16 14 10 15 13 102 15 151 07.07 26.京都府 3383336 3383336 0 0 久世水目 9 17 14 8 13 12 14 14 101 22 172 09.01 26.京都府 73 久世楮 8 10 16 14 12 12 12 17 101 33 170 未定 26.京都府 3127681 2024年4月6日 1 2 66 久世明日檜 13 10 11 10 15 12 15 14 100 20 162 未定 26.京都府 4522978 2024年1月7日 3 5 猫山夏実 10 10 10 11 12 11 15 15 94 22 154 08.14 26.京都府 05 城戸夏海 12 14 16 11 10 9 15 15 102 22 157 08.14 26.京都府 2260290 2019年12月22日 3 4 宇佐見津久志 16 15 14 11 14 12 12 20 114 39 173 未定 26.京都府 14 宇佐見拓野 8 13 10 14 15 10 12 11 93 15 156 09.21 26.京都府 2478883 2021年5月9日 1 2 34 有栖川陽隼 15 8 9 13 16 13 16 16 106 30 173 04.07 43.熊本県 3461496 2022年6月2日 × 2 2 64 犬吠埼志狼 17 10 12 16 15 9 13 10 102 16 154 11.01 13.東京都 3592408 2022年6月30日 1 2 46 加賀見優空 15 12 10 15 11 13 12 18 106 23 174 09.20 26.京都府 3770526 2024年4月12日 22 38 55 獄山深良 16 8 13 17 16 12 10 16 108 24 161 02.28 26.京都府 4003213 2024年5月1日 4 4 71 榊原宇津彦 14 16 11 12 11 12 14 19 109 30 173 未定 09.栃木県 5138105 2024年3月3日 1 1 33 篠藤夕輝 9 12 8 18 15 8 15 12 97 21 155 02.22 25.滋賀県 2912300 2023年6月3日 5 5 42 水凛院佳須美 14 14 8 9 18 12 15 19 109 25 166 08.02 13.東京都 3591107 2023年10月22日 2 2 星川渡 17 18 14 15 18 11 15 15 123 24 157 12.25 26.京都府 2701802 2701802 0 0 宮葉麗奈 18 14 12 15 17 10 13 16 115 24 156 04.13 26.京都府 2911514 2911514 0 0 60 宵奈良燈也 8 7 16 14 14 9 13 6 87 12 149 04.18 13.東京都 3335280 2022年4月11日 1 1 59 和泉若葉 7 12 16 10 14 12 13 17 101 26 162 03.21 27.大阪府 2323095 2024年5月5日 3 3 19 日向立夏 13 14 14 13 11 12 12 15 104 21 173 06.21 47.沖縄県 2315700 2024年1月21日 2 3 37 月夜見虎狛 13 14 16 5 11 13 17 18 107 34 176 09.22 26.京都府 2304989 2024年5月17日 4 5 13 漣白梟 14 18 14 12 11 12 14 15 110 ? 162 12.22 26.京都府 2316448 2023年6月24日 4 4 61 虎落笛雪 14 12 18 14 11 8 14 19 110 ? 145 12.22 26.京都府 4501510 2023年6月24日 3 3 32 二ノ瀬光宙 8 12 13 15 14 9 12 16 99 22 155 02.02 26.京都府 2593643 2022年3月31日 × 3 4 35 三葉千彰 15 9 17 6 11 11 14 15 98 27 170 03.03 12.千葉県 3502616 2023年11月5日 4 4 30 四葩静空 14 8 11 16 15 13 11 17 105 26 167 04.04 28.兵庫県 3185121 2020年6月14日 1 1 25 五十嵐隼人 10 11 15 12 13 10 13 16 100 25 165 05.05 05.秋田県 2247315 2024年5月3日 7 7 26 六鹿クリス 14 10 12 14 16 11 12 19 108 27 160 06.06 17.石川県 3004503 2024年4月20日 7 18 六鹿マリア 8 11 13 12 16 11 14 16 101 21 156 06.06 17.石川県 4781814 2024年4月13日 0 6 七栗直央 17 18 15 13 15 8 10 13 109 15 149 07.07 08.茨城県 3495687 3495687 0 0 50 九十九七十七 14 9 12 10 13 12 13 16 99 19 165 09.09 13.東京都 3594600 2021年7月24日 1 1 17 月歌明生 15 12 6 9 14 9 12 18 95 23 157 07.26 16.富山県 2275516 2024年2月4日 1 2 火燈陽平 14 9 14 16 12 13 13 17 108 23 172 未定 14.神奈川県 3595273 3595273 0 0 40 水川鳴春 13 9 19 14 12 12 17 12 108 18 165 06.06 10.群馬県 3484066 2023年11月7日 11 13 48 金阿弥五右衛門 9 11 8 9 10 8 10 13 78 19 149 03.05 14.神奈川県 3860488 2022年11月6日 4 4 54 日月星 14 12 17 14 13 13 10 12 105 25 173 05.21 14.神奈川県 2741972 2021年11月6日 3 3 56 青瀧雨太 14 16 9 11 15 13 15 12 105 28 170 12.03 44.大分県 4191604 2024年6月1日 7 9 69 赤畑炎太 16 8 14 10 15 13 13 16 105 28 173 01.10 40.福岡県 4965315 2023年8月5日 2 2 41 黒潮月太 13 9 16 15 9 11 12 20 105 26 162 02.07 41.佐賀県 3694083 2024年2月17日 12 25 緑埜葉太 15 16 11 14 15 12 9 13 105 24 167 06.18 43.熊本県 3852547 3852547 0 0 63 藍川氷太 9 12 13 9 15 11 16 20 105 24 165 09.01 45.宮崎県 4542880 2022年6月26日 1 1 72 桃原晶太 12 12 16 9 17 10 15 14 105 20 158 02.21 46.鹿児島県 5148503 2024年6月8日 2 3 53 松雪伊鶴 10 13 14 13 12 12 10 15 99 28 165 未定 未定 3825699 2021年10月10日 1 1 70 芒崎月斗 15 13 16 11 13 12 8 14 102 20 170 未定 未定 5125200 2024年2月10日 2 2 49 椛谷鹿哉 7 15 14 17 17 13 12 15 110 19 172 10.25 29.奈良県 3945772 2024年6月9日 10 24 47 柳川燕史郎 18 16 11 16 14 10 15 14 114 25 164 未定 未定 3789678 2021年5月2日 1 1 04 雨宮紅輝 8 11 11 13 14 10 12 15 94 27 163 12.01 20.長野県 2030110 2021年10月17日 2 2 39 時国拓海 10 6 17 9 13 8 12 12 87 12 150 未定 44.大分県 2932864 2021年1月16日 × 1 1 24 猫塚颯 12 9 10 15 13 9 12 14 94 20 159 未定 39.高知県 2248236 2020年3月14日 × 1 1 43 夢路琢己 14 13 16 16 16 12 12 16 115 24 167 12.26 13.東京都 3744137 2021年3月23日 1 1 29 佐々佐清 13 9 12 10 17 12 14 16 103 24 175 08.18 海外 2394214 2021年2月11日 × 2 2 06 清水春雷 13 11 9 10 9 12 10 17 91 24 173 05.18 24.三重県 2212792 2024年3月9日 3 6 11 竹門空太 12 13 10 11 15 13 13 15 102 24 171 03.10 26.京都府 2369094 2024年3月30日 2 3 44 白龍堂朝日 14 13 16 14 11 11 10 12 101 18 156 10.31 11.埼玉県 3732691 2021年9月12日 3 6 12 羊ヶ丘佐智子 17 9 12 11 16 13 12 15 105 24 165 05.31 26.京都府 2428136 2022年3月17日 4 8 68 亀山乙海 15 13 8 11 11 12 11 21 102 40 172 未定 34.H県 2880582 2024年2月3日 4 4 57 猿楽崇彦 8 15 13 16 12 11 12 17 104 24 168 11.04 26.京都府 4299608 2024年4月21日 7 7 08 月宮笹太 13 10 15 13 15 11 14 18 109 21 158 未定 未定 2292441 2019年2月18日 1 1 74 山田曽程 15 14 12 10 13 11 9 15 99 26 163 未定 未定 4939414 2024年6月16日 7 7 鷹峯譲 12 12 11 10 17 8 16 13 99 14 149 未定 未定 2593760 2593760 0 0 51 鶴羽優 11 5 8 17 16 11 12 17 97 23 165 未定 未定 4072460 2021年8月21日 × 1 1 38 雀松成 14 14 10 10 11 12 9 14 94 18 162 03.20 31.鳥取県 3606153 2021年3月6日 2 2 矢川悠 17 10 13 10 10 10 14 19 103 25 166 未定 07.福島県 09 木戸六十五 13 13 13 13 13 13 13 13 104 16 165 06.05 21.岐阜県 2293660 2020年11月7日 〇 4 4 21 柳鋒 5 8 14 12 10 10 12 15 86 24 168 12.15 中国 2280378 2023年12月15日 5 6 36 南溪江 11 14 10 9 14 9 11 16 94 5 74 未定 中国 2433440 2022年1月25日 4 5 18 単殿秋 13 9 9 10 16 11 13 15 96 25 164 未定 中国 3215132 2019年10月19日 1 1 20 王海星 7 8 11 15 12 12 10 20 95 ? 80 未定 中国 2730646 2019年12月14日 1 1 22 虞幸 16*2 5 13 8 18 10 14 13 113 23 156 06.09 中国 2256901 2020年2月8日 × 2 2 虞運 14 15 16 17 18 11 13 12 116 18 160 06.09 中国 2504969 2504969 0 0 02 宇宗沢 11 12 15 9 15 10 12 12 96 25 163 未定 中国 2269572 2019年3月24日 2 2 62 アルデバラン・オーキッド 10 11 16 15 14 9 15 14 104 15 149 06.01 アメリカ 4522977 2023年8月19日 2 2 カストル・オーキッド 15 15 18 11 14 10 16 10 109 17 165 07.14 アメリカ 3588582 3588582 0 0 58 イーサン・シェパード 16 12 15 14 8 13 10 16 104 22 173 未定 豪州 4339742 2022年2月6日 1 1 27 クラウス・マルクト 7 12 16 14 16 12 11 17 104 27 174 02.28 アメリカ 2472952 2024年6月23日 2 3 23 ニール・スカイウォーカー 13 14 17 12 13 12 10 13 104 24 166 10.26 アメリカ 3215155 2021年5月11日 2 2 31 オリバー・オスカー・オーランド 3 16 11 3 15 8 15 11 82 14 146 未定 ポーランド 3347093 2020年8月26日 〇 1 1 67 セオドア・レイバーン 11 12 12 13 16 10 14 14 98 18 155 未定 イギリス 4870995 2023年8月6日 1 2 65 ウルフバン 17 14 15 16 6 12 12 14 106 80 160 未定 アメリカ 4315483 2024年2月14日 4 5 名前メモ 数字 一居(いちい) 二ノ瀬(にのせ) 三葉(みつば) 四葩(よひら) 五十嵐(いがらし) 六鹿(むじか) 七栗(ななくり) 八乙女(やおとめ) 九十九(つくも) 十鳥(ととり) 百合草(ゆりくさ) 千年原(せんねんはら) 万里小路(までのこうじ) 七曜 火燈(ひとぼし) 水川(みずかわ) 木津(きづ) 金阿弥(かなあみ) 土師原(はじはら) 日月(たちもり) 月歌(つきか) 色彩 白 青瀧(あおたき) 黄 赤 紫蓮院(しれんいん) 黒潮(くろしお) 緑埜(みどの) 藍 桃 方位 東 南雲(なぐも) 西 北 中 花札 松雪(まつゆき) 梅 桜 藤 杜若 牡丹塚(はつか) 萩 芒 菊 椛谷(もみじたに) 柳川(やながわ) 桐島(きりしま) 御伽 飴屋(あめや) 浦島(うらしま) 七月七日(たなばた) 月宮(つきみや) 大海原(わたのはら) 鳥類 鶯谷(うぐいすだに) 鷹峯(たかがみね) 鶴羽(つるは) 巣鴨(すがも) 雀松(わかまつ) 苗字 宇多野(うたの) 鳴滝(なるたき) 朝日奈(あさひな) 夏泊(なつどまり) 夏越(なごし) 躑躅森(つつじもり) 名前 夜一(よるいち) 矗(のぶ) 空音(そらね) 水火(すいか) 落葉(らくよう) 駆(かける) ユルディズ(Yıldız) ダニエル(Daniel) ディラン(Dylan) 職業メモ エンジニア お巡りさん 中日露ハーフ バックダンサー 御曹司(方向音痴ショタ) エウロペ(グラブル) 不良少年 ガチャデザイナー モンク 殺し屋 ベルボーイ 看護師 祭り男 ペットショップ
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キリスト敎の欺瞞 (H20.7.27) キリスト敎の誤謬 (H20.11.30) あの世といふ嘘 (H22.1.17-2.7, 2.11追記) ヨブの喜劇とイエスの悲劇 (H23.12.11-17) イエスはなぜ十字架にかかつたか (H24.3.20~4.3) ルネサンスと宗敎改革 (H25.5.11) 魔術からの解放?-キリスト敎世界は未だ魔術に囚はれてゐる (H25.10.12~14) 隠れキリシタンはキリスト敎徒ではないのか (H26.7.16) イエスはなぜ十字架にかかつたか 2囘目(H26.10.13~11.15) キリスト敎が魔術−−魔術からの解放 2囘目 (H27.9.23, H27.12.14) キリスト敎の欺瞞 (H20.7.27) カトリックは異敎の傳統的生活を取込み守つたといふ。例へば、カトリックの祭は皆異敎の起源を持つてゐる。ただキリスト敎の意味づけが一應なされてゐるだけである。 しかし、カトリックが保存したのはそれだけなのか。そんなうまい話はなからう。ローマやゲルマンの野蠻をすべて保存したのである。野蠻といつて惡ければ文化といつてもいいが、カトリックのしてきたことを顧みれば、野蠻といふ言葉の方が似合ふ。 例へば、十字軍とか、南米などの侵略、掠奪を見ても、カトリックの野蠻さは分るであらう。これに似たものといへば、蒙古くらゐしか思ひつかない。 ヒットラーの蠻行も、彼の獨創による突然の事件ではなく、北方十字軍など、この手の傳統の上に起つたものである。 カトリックは何を行つたのか。すべてに尤もらしい理窟をつけることである。十字軍は、異敎徒を地獄落ちから救つてやるための彼らキリスト教徒の聖なる務めである。祭は勿論イエスの生誕や復活を祝ふための行事である。 すべては神のためといふ衣裝を着せられる。人間の考へに過ぎないものが、神の意志だといふことにされる。つまり、自分の考へすなはち神の考へだといふ。主張する以上、一旦は信じる必要はあらう。しかし、絶對に間違ひないと、何が起らうが改めようとしないのは困る。改めるのは無責任だといふ。逆に、責任をもたうとすれば、その都度舵を切り直すのは當然ではないか。 この性癖はプロテスタントも勿論引繼いでゐる。引継いでゐる所か、益々その傾向を強めてゐる。 キリスト敎の誤謬 (H20.11.30) イエスは心の持方次第でこの世は即天國になると言つただけである。 ところで、ユダヤ敎に天國とといふ観念が元々あつたのか。それとも、イエスが造つたのか。 それは兔も角、弟子達、或はその後繼者達は、イエスの言葉を文字通りに受取つた。天國に上げられるために如何にすべきか、眞面目に考へた。 その結果が三位一體といふ奇妙奇天烈な説である。イエスは神と人間の兩方の屬性を持つといふ。あり得ないことであるが、であるからこそ、有限の存在である筈の人間が神の國に行けることになるのであるといふ。 マリアは神の母であるといふ。人間イエスを産んだのであるが、そのイエスが神でもあるのであるから、當然、神の母であるとになる。 殘る聖靈は分らぬ。例へば、マリアは聖靈に感じてイエスを孕んだとふ。いづれにしても、イエス同樣、神と人を繫ぐ存在である。神とイエスだけでは息が詰るからもう一つ欲しいといふことなのであらうか。 イエスは、信ずるものは皆救はれると言つた。カトリックは、死ぬ時に囘心すればそれで十分と考へた。 チェスタトンはカトリックは斷崖の島の周圍を守る壁の樣なものだと言つた(正統とは何か)。壁が出來ることで子供達は崖から落ちる心配がなくなり、安心して遊べる樣になつたといふ。しかし、何が心配なのか。諸々の邪惡な宗敎か。それとも、死後のことか。 日本人たる私は死後の世界など考へぬ。死んだらお仕舞ひである。生きてゐる間が花で、その後どうならうと知つたことではない。 死後に天國があると考へることで、人は強くなるといふ。失敗しても天國に行けると考へれば、他人が何と言はうと己の信ずるところを實行する強さが得られる。確かにヨーロッパ人は言ひだしたらきかない。しかし、それは、強さといふより、圖々しさに見える。利己主義に過ぎないものを、神の命であるかの如く主張して已まぬのは、厚かましいとしか言ひ樣がない。 ユダヤ敎が元々さうである。ヨシュア記といふのはユダヤ人がカナンの地を侵略した記録である。しかしユダヤ人は神の約束でさうなつたとして正當化してゐる。 神の聲を聞くといふのは、要するに、利己主義を正當化しようとすることでしかない。自分の得になることを、神から命じられたとして圖々しく主張してゐる。人間、自分の得になることが好きなのは当り前である。しかし、他人もさうであることを認めないといけない。自分の得になることのみを正當化して呉れるとしたら、それは少くとも神ではない。惡魔みたいなものであらう。 出だしのユダヤ教から惡魔に取憑かれてゐる。イエスもその傳統から逃れられず、ずつとその状態が續いてゐる。 あの世といふ嘘 (H22.1.17-2.7, 2.11追記) キリスト敎では、信じるものは死後に天國に入れるとと宣傳してゐる。ことに、プロテスタントは二重豫定説を唱へ、以後、地獄に落ちるといふ恐怖が世界を動かしてゐる。 しかし、イエスはそんなことは言つてゐない。ただ、心の持ち方次第でこの世は即天國になると言つただけである。「求めよ、さらば與へられん」である。 福田恆在が「近代の宿命」に、イエスの考へを説明して「もしユートピアが存在するとすれば、ただ囘心によつて、各個人の心がまへによつて、たちどころに出現するであらう」と書いてゐるのを讀んでさう思ひ始めた。福音書を讀めば、「神の國は既に汝らに到れるなり」(マタイ傳12 28)の樣な表現があちこちに見られる。 勝手にさう思つてゐたが、高山勝といふ神學者と思はれる人がその樣なことを書いてゐるの偶々を見つけた(マリアナ諸島の先住民チャモロに対するスペインによる初期カトリック宣教, 基督教研究, 第64巻, 第2号, 75頁, 2002年)。それには、次の樣な文章があつた:「永遠の生命」は神学的意味において「イエスの死と復活にあづかる者には“來世”ではなく、“今”与えられるもの」である。 この論文は、スペインの宣教を批判したものであるが、「來世的な救濟に偏重」した結果、永遠の生命を得られれば、宣教者の殉教や被宣教者の肉体的な死は厭はなかつたと述べてゐる。 「神学的意味において」とこの著者は書いてゐるが、この樣な考へ方がヨーロッパの正統的神學の世界で認められてゐるのであらうか。それとも、單に、自分が獨自に神學的に考へてさういふ結論に到達したことを言つてゐるのであらうか。 現世を否定し、永遠の命を手に入れようといふ思想は、まさに歐米が支配する現代世界の諸惡の根源である。このような思想がどこから出て來たかについて、高山氏は、ファンダメンタリズムといふことを擧げてゐる。ファンダメンタリズムとは、聖書を字義通りに理解することである。天國とか地獄とか、イエスはすべて譬喩として語つてゐるのである。當時のユダヤ人にはその樣な表現が分り易かつたのであらう。 戒律は、本來、言ひ訳を許さない。字義通りの實行を要求される。髭を剃れなかつたのも、自ら傷付けてはいけないといふ戒律を守るためであり、電気剃刀が出來たお陰で剃れる樣になつた。この樣に糞眞面目な人達であるから、譬喩といふものを解さないのであらうか。 しかし、イエスは、布敎を始める時に既に、「時は滿てり、神の國は近づけり、汝ら悔改めて福音を信ぜよ」と言つてゐる(マルコ傳1章14-15節)。字義通りに解しても、神の國はすぐそこにあるといふことで、死んだ後のこととは思へない。悔改めれば、心の持ち方を變へれば、この世が神の國になる。すなはち、集團性にこだはらず、純粹な個人としての修養に努めれば、思ひ惱むことは何もない。 なほ、マタイ傳のみは、神の國と言はずに天國と言つてゐる(英語では、それぞれ、the kingdom of Godとthe kingdom of heaven)。天國といふのも、神は天にゐるから天の國といつてゐるだけで、要は神の支配する國といふことであらう。 ロレンスは、自分の身近にゐたイギリスのプロテスタント達について、彼らにとつて聖書とは默示録であり、福音書などは決して讀まないと書いてゐた。カトリックは一般信徒が聖書を讀むのは危險であるとしたのに對して、ルターは聖書のみと主張したが、結局は、憎きローマを地獄に落さうといふ默示録のみ愛讀されてゐるといふ次第なのである。 彼らが讀むのは、むしろ、舊約である。舊約の裁く神、妬む神が彼らの神なのである。 ヨブの喜劇とイエスの悲劇 (H23.12.11-17) 舊約聖書ヨブ記の主人公ヨブは義人であつたが、義人と云ふのは常に神を信じたといふ意味であるが、財産や子供を奪はれ、皮膚病にもなつた。當時、皮膚病になることは社會的に死を宣告されることであつたらしい。それでもヨブは神を信じたといふ。 當り前のことの樣に思へる。しかし、ユダヤ人にすれば、義人にはそれなりのご襃美がある筈なのであらう。或は、ご襃美が貰へない人は義人ではないことになる。この因果應報の希望を、ヨブは、自らが不仕合せになることにより打破らざるを得なくなつた。 ヨブは、神の前に正しい者はゐないことは認めてゐる。しかし、世間的な意味で自分に落度があつたから神の怒りを買つたとは認めない。さうすることは、神の心を忖度することになる。それこそ不遜ではないか。ヨブに至つて初めて現世利益の世界を脱出した。 ところが、最後にはヨブは仕合せになる。作者は因果應報を否定できず、どうしても喜劇で終りたかつたのであらう。結局、現世利益の世界が續くことになつた。 因果應報と現世利益の否定は、イエスに俟たねばならなかつた。イエスは、罪は犯さなかつたが、捕へられて死刑になつた。このことにより、身をもつて因果應報を否定した。この世の仕合せ、不仕合せは、神のみぞ知ることであり、罪の有無により決るのではない。なぜなら、無垢の人イエスが罪人として死刑になつたではないか。 イエスは、しかし、死後に救はれたのか。それは神のみぞ知る。ただ、地上において、イエスは自分が不仕合せだとは思つてゐなかつた。これが己の運命だと諦念してゐた。人間はさうして生きていくしかない。 イエスはなぜ十字架にかかつたか (H24.3.20~4.3) 【イエスは神か】 イエスといふ人がゐたが、實は神だつたといふ。どんな人なのかと、イエスの事を知らうとすると、福音書しか讀むものがない。しかし、この書はイエスが神であつたとする人達の書いたものであり、どこまで信じていいのか分らぬ。マリアの懷胎、病者の瘉しや死者の復活、磔の後の復活など、いろいろ書かれてゐるが、普通にはあり得ないことである。合理的な解釋をしてゐる人もゐるらしいが、餘計に胡散臭く感じる。 イエスは人として生まれたが神であるなど、そんなことはあり得ないと決めて掛つてゐる。絶對神がこの世に關はつては困る。それでは絶對と言へなくなる。もしかしたら、イエスは本當に神だつたのかもしれぬが、といふのは絶對神が何をするかは人間には分らぬのであるからそういふことが絶對に起らぬとは言へぬからであるが、しかしそれが人間に分つてはいけない。 さう考へると、福音書はまともな書とは思へない。奇蹟物語は、イエスを神と信じさせるための針小棒大の作り話としか思へない。少くとも、そこにかかずらつてゐても埒があかないので、イエスが何を言つたかだけを讀むことにする。それにしても、すべてそのまま書かれてゐるといふ保證はないのであるが。 ユダヤ敎では、ヤハウェを唯一の神として祀つてゐるが、ヤハウェはずつと人間と關はつて來てゐる。ユダヤ民族の守護神みたいなものであらう。唯一の神と言つても、ユダヤ民族は他の神を信じないといふことに過ぎず、絶對神ではない。 從つて、イエスを弟子たちがヤハウェの子と言つても不思議はない。ユダヤ人が待望した、ユダヤを救ふメシア(救世主、ギリシャ語ではキリスト)であり、かつ、ヤハウェの分身であると思つたのである。ヤハウェは八百萬の神の一つに過ぎぬ。 ところが、いつの間にか、彼らの神が絶對神であると言ひだしたものだから、をかしくなつた。キリスト敎が、ユダヤ人以外の異邦人に廣まつていく過程で、ユダヤ人のみの神ヤハウェでは困るので、絶對神にされたのであらうか。 【明日のことを思ひ煩ふな】 イエス自身は、自分は「人の子」であると言つてゐる。「人の子」とは何なのかさつぱり分らぬが、黒崎幸吉著「註解新約聖書」(http //stonepillow.dee.cc/)によると、メシアのことをいふらしい。つまり、イエスは自分がメシアであると思つてゐたのである。 と云つても、ユダヤ人たちが待望してゐた樣に、ユダヤを政治的な屈辱から解放するのではなく、精神的に救ふのである。 「明日のことを思ひ煩ふな、明日は明日みづから思ひ煩はん。一日の苦勞は一日にて足れり。」(マタイ傳6章34)とイエスは言つてゐる。明日を思ひ煩ふから地獄に落ちるのであり、今日に集中すればこの世は即神の國ではないか。あらぬ期待をもつたりせず、ありのままの生活を樂しめばよいのである。この世は神の造つた國であり、地獄ではない。 イエスは「神の國は近付けり」と言つたと、日本語譯福音書には書いてある。しかし、原文は完了形であり、正しくは、神の國は來たといふ意味であるといはれてゐる。文脈からしてもさうであると思ふ。すなはち、心の持ち方ひとつでこの世は神の國になる。といつても、勿論、明日死ぬのかもしれぬのであるが。 世の中何が起るか、人には分らぬ。いいこと許りではない。早い話が、人は皆死ぬ。早いか遅いかの違ひはあつても、何れは死ぬ。永遠の生命は貰へないどころか、何百年生きる譯にもいかぬ。舊約によれば、アダムは百三十歳で子セツを得、九百三十歳まで生きたといふが。人はすべて、神の決めた通りに動かされるだけである。 ここで舊約のヨブを思ひ出す。ヨブの運命は神に飜弄された。ヨブ記では、しかし、最後に救はれることになってゐる。これは後で付加へられたのではないかと疑はれてゐるが、しかし、ユダヤ人がこれでは堪らぬ、必ず信心のご利益がある筈と思つたといふことである。イエスはこれを打ち破らうとした。ユダヤ教の現世利益、因果應報の世界を覆さうとした。信仰により、ユダヤ人に都合のよい世界がもたらされるなどと甘い考へを抱いてゐても何にもならぬ、目を覺ませと言つたのである。 イエスは絶對神の思想に近づいてゐる。しかし、あくまでユダヤ教の傳統に生きてゐたイエスは、そんなことは考へてゐなかつたかもしれぬ。考へてはゐたが、絶對神は信仰の對象にはならぬと捨ててゐたのかもしれぬ。 【十字架にかかつたのは現世利益の否定のため】 それにしても、なぜイエスは十字架にかかつたのか。人類の罪を贖うためなどと言はれてゐるが、何のことやら分らぬ。イエス自身も、「人の子の來れるも、事へらるる爲にあらず、反つて事ふることをなし、又おほくの人の贖償として己が生命を與へん爲なり」(マルコ傳 10章45)などと言つたりしてはゐるが。 イエスは、ユダヤ人の現世利益待望を打ち碎くためには、義人でも不幸に陷ることもあることを身をもつて示さねばならぬと思ふ樣になつたのではないか。イエスの死が意味を持つとしたら、それ以外にない。 絶對神の考へることは人間には分らぬ。冷たい仕打ちと見えることもある。しかし、それが神の定めたことであり、人はひたすら努力し續けるしかないのである。 イエスは、自分の受難について、「かくの如くなるは、みな預言者たちの書の成就せん爲なり」(マタイ傳 26章56)などと言つて、神の決めたことである樣に言つてゐる。いささかこじつけがましいが、一種の譬喩であり、以前から同じ樣な考へがあつて、その流れの末に自分が現れたと言つてゐるのであらう。さう言ふことにより、受難に對する決意を固めてゐる樣にも見える。 しかし、神の定めたことであるなどと、人間の分際で分るはずがない。ある思想を持つて生きて行くうちに、段々とその氣になつたのであるが、受難を避けようとすれば避けられたかもしれぬのである。避けようとしても避けられなかつたのであれば、運命と言へる。しかし、避けようとせず、自ら破局に向つて突進むとすれば、それは運命と言へるのか。 イエスは、受難をいづれ避けられぬと觀念したのであらう。また、言ふべきことは言つたので、ここで幕を引くことにより、より感銘を與へるとの思ひもあつたかもしれぬ。生き長らへるよりも衝撃が大きくなると思つたかもしれぬ。 などと考へても、やはり、運命とは、自ら選び取るものではないのではないかといふ思ひが消えない。しかし、逃れようとして捕まるのも運命なら、自ら掴み取るのも、さうなつて仕舞へばやはり運命なのか。自ら選び取らうと思ふ樣になるのが、一種の運命なのか。 ここで思ひ出すは、ドン・キホーテである。ドン・キホーテは自分が騎士だと思ひ込んで遍歴の旅に出る。ついでだが、芭蕉も、遍歴の歌人たち氣取つて歌枕を巡る風狂の旅に出る。イエスも、世に理解されぬ預言者の列に連なる者であると信じて、宣敎の旅に出る。 ドン・キホーテは人々に笑ひを提供する。芭蕉を笑ふ人は、昔はゐたかもしれぬが、今は笑ふどころか俳聖と崇められてゐるし、イエスに至つては、神と崇められてゐる。 ドン・キホーテと一緒くたにしてはと怒られるかもしれぬが、自分が何ものかであることを固く信じてゐる點は似てゐる。ドン・キホーテは風車に突進するが、イエスは十字架に向つて突進む。弟子たちにも理解されぬ以上、默つて十字架につくしかなかつたのか。理解させようと死ぬまで努力する氣はないのか。 それよりも、死後に統べることに期待したのであらうか。であるとすれば、イエスの、この世が神の國といふ敎へに反する。可能性は低くとも、理解されるべく努力して、力盡きれば倒れればいいのである。 その氣はあつても、弟子たちさへ全く理解しないのを見て、身をもつて眞實を示すしかないと觀念したのであらうか。弟子たちは、相變らず神のご利益に期待して、メシアによるユダヤ解放を夢見てゐた。その夢を打破るには、自分が慘めな死に方をして見せるしかないと。 【イエスの敎へはどうなつたか】 イエスはユダヤ敎の改革者であつた。現世利益、因果應報を否定し、絶對神の嚴しさを説くとともに、日々の暮しの充實を敎へた。 しかし、弟子たちにより八百萬の神のひとつに祭りあげられてしまつた。擧句の果てに、キリスト敎の異邦人への滲透に伴つて、絶對神にまで成上つた。 しかし、キリスト敎はあくまで異敎のまま、すなはち多神教のままである。ジャンヌダルクに現れる神もゐれば、イギリス軍の守護神もゐる。革嚢は新しくなつたが、中味は古い酒のままである。ある意味では、新しい革嚢により、古い異敎の酒を守つて來た。 しかし、プロテスタント達が現れ、異敎世界を殲滅せんとした。守護神を失つて、人々は天国行きの切符を我先にと求めて爭ひ始めた。天路歴程のクリスチャンは家族も捨てて「天の都」を目指す旅に出る。これが今日の世界である。 (さういへば、イエスも、「我がため、福音のために、或は兄弟、あるひは姉妹、或は父、或は母、或は子、或は田畑をすつる者は、誰にても今、今の時に百倍を受けぬはなし。」(マルコ傳10章26)などと言つてゐる。しかしこれは譬喩にすぎぬ。明日のための蓄へなどのしがらみを捨てろといふのみである) 絶對神の思想に近づいてゐたといつても、イエスはユダヤ敎の傳統の中にゐた。異邦人の女の願ひをきくまいとしたこともあつた(マルコ傳7章25~)。ユダヤの神をより純化しようとしただけであつた。ユダヤの神は、もともと、あまたの神のひとつであるが、ユダヤ人はその神に選ばれて契約したと思つてゐた。なぜ選ばれたと思ふ樣になつたのか。嚴しい民族間のの抗爭に敗れて自信をなくし、神頼みに走つたといふところであらうか。いづれにしても、劣等意識の裏返しであり、失敗すればするほど、神頼みに依存する樣になる。神や律法に對する絶對服從が叫ばれる。 しかし、この神も律法も、絶對神とは異なる。ユダヤ人の契約した神であり、その契約が律法である。 絶對神は、觀念としては存在してゐるが、信仰の對象にはならない。信仰するまでもなく、有無を言はさず、我々を支配してゐる。ただその事實を知るのみで十分である。 それでは信仰とは何か。自分の祖先なり、屬する共同體なりと一致融合を確認するものである。人間、絶對神や無限の自然あるいは宇宙などと一體化することは出來ない。もつと身近な共同體が必要である。 信仰は、いづれ、現世利益と結び付く。そんなことを願つても無駄であると分つてゐても、さうしないではゐられないのが人間である。願ひは叶ふとは限らぬものであることは皆分つてゐる。禱りにより安心が得られればそれで十分である。 プロテスタンティズムは異敎世界を破壞せんとしたのであるが、代りに現れたのはやはり神々の世界である。すなはち、守護神の代りに、自分を神としてゐる。 マックス・ウェーバーはプロテスタンティズムを「魔術からの解放」と言つたが、解放されたつもりで別の魔術にはまつてゐるだけである。病膏肓に入るである。魔術から無理に逃れようとするよりも、適當にかけられておく方がよいのである。 人間は、己より大きな何ものかに對する素朴な信仰を持つてゐないと、自己を神とする不遜に陷る。何ものかとして、絶對神を無理矢理もつて來ると、そんなものは具體的に見えないから、己を絶對神と錯覺する愚に落込む。實際、彼らは自分に向つて「お前は」と話しかける。あたかも神が話しかける樣に。 イエスは、目の前に集中し、明日を思ひ煩ふなと敎へた。これは理想であり、現實にはあり得ない。この生き方が出來るのなら、「人もし汝の右の頬をうたば、左をも向けよ。」(マタイ傳5章39)も出來る。 未だ貨幣のない部族では、互いに助け合つて生きてゐるといふ。獲物を得ても獨り占めにしたりせず、皆で分けあふ。もともとは皆さういふ暮しをしてゐたのかもしれぬが、貨幣の發明により、私有財産が發生し、競爭が生まれた。貨幣は、一方、分業を可能にし、その結果、技術が格段に進んだのであるが。貨幣のない世界に戻れば、イエスの理想に近付けるのかもしれない。 「富める者の神の國に入るよりは、駱駝の針の孔を通るかた反つて易し」(マルコ傳10章25)とイエスは言つてゐるが、その前に、戒律を守つてゐるといふ人に「なんぢ尚ほ一つを缺く、往きて汝の有てる物をことごとく賣りて、貧しき者に施せ」と言つた。共同體が強固な強制力をもつてゐた先史時代をイエスは理想郷として思ひ描いてゐるのか。それとも、人間の本能を言つてゐるのであらうか。人間は、本能的に、助け合つて生きる樣に出來てゐると思ふ。自分だけ、あるいはユダヤ人だけ、よくなつても嬉しくはない。しかし、人間は本能のままに生きられなくなつて仕舞つてゐる。その結果、思ひ煩ふ。 明日を思ひ煩ふ人間には、やはり、八百萬の神が必要なのではないか。人間は絶對神との機械的なつき合ひだけの孤獨に耐へられるほど強いものではなく、仕へるべき具體的な存在との有機的な繫がりが要るのである。その上に絶對神がゐるのは間違ひないが。 ルネサンスと宗敎改革 (H25.5.11) ルネサンスと宗敎改革は一聯の動きとして捉へられてゐる。そして、宗敎改革精神の補完がなかつたイタリアのルネサンスの花は萎んだが、北の宗敎改革はルネサンスの成果を取込めたなどと云はれてゐる。 しかし、どう見ても、兩者は異なつてゐる。一方は明るく、他方は暗い。ただ、ローマ敎會に反撥したと云ふところに共通點があるといふ。 ルネサンスは敎會に反撥してゐるのか。美術、建築、文藝、自然科学などが復興したのであるが、敎會がこれらを抑壓してゐたのか。繪などは敎會によく描かれてゐるし、建築にも敎會は多い。抑壓してゐたのではなく、單にそれだけの力がヨーロッパになかつたのではないか。 ローマ時代の末期から、いはゆる「蠻族」の侵入が繰返され、帝國は荒れた。文明も經濟も崩壊した。蠻族達の一部は定住し、混血していつたのであらうが、崩壊から立直るのに何百年か掛つたと云ふことではないか。 キリスト敎會は、ローマ時代に國敎になりヨーロッパを確かに支配してゐた。また、地獄落ちの脅しで信者を支配しようととしてゐた。しかし、支配は形式的なもので、キリスト敎の信仰がどれだけ滲透してゐたか怪しい。もともと、カトリックは敎會といふ制度で人々を救ふといふもので、信者個人の信仰を問題にしない。であるからこそ普及した。 カトリックが、ローマ時代の宗敎と違つて來世指向であることは、美術や文藝の復興が遲れることに影響したかも知れない。しかし、ルネサンスが敎會に反撥して興つたとも言へぬのではないか。もともと、それ程敎會に支配されてゐなかつたのである。 人々がキリスト敎に支配される樣になつたのは、宗敎改革からである。カトリック敎會に從つてゐては、自分の救ひが心許ないと言ひだしたのが宗敎改革である。この時になって初めて個人がキリスト敎を眞劍に信仰するようになつた。それまでは、日本の檀那寺の樣に、敎會に屬してはゐたが、信仰はなかつた。地獄落ちと脅されても氣にしてゐなかつた。この時から、地獄落ちを眞劍に心配し始めた。 恐らく、ローマ敎會の支配を脱するために、免罪符で本當に救はれるのかなどと反撥したのであらうが、言つてゐるうちに段々と後へ引けなくなり、個人の救ひを眞面目に考へるようになつてしまつた。もともと、神も天國も假説にすぎなかったものを、現實と混同して行き、人生唯一の關心事となつてしまつたのである。 ルネサンスがしぼみ、イタリアが衰退したのは、單純にイタリア戦争で疲弊したのと、大航海時代になり、より野蠻なスペインやポルトガルに貿易の主導權を奪はれたためである。精神性の缺如のためとは思へぬ。その後の、イギリスなどのプロテスタント國の興隆と資本主義の發達は、宗敎改革の生眞面目さが影響してゐることは確かであるが。 なお、イギリスに近代國家ができたのは、宗敎改革精神のためといふより、イタリアと違つて、絶對王制が發達してゐたからにすぎないと思へる。フランスはカトリック國であるが、革命が起り共和國になつたが、これも絶對王政のせゐであらう。 魔術からの解放?-キリスト敎世界は未だ魔術に囚はれてゐる (H25.10.12~14) マックス・ウェーバーはピューリタンにより世界の魔術からの解放が完結したと言ふ(プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神)。世界の解放と言つてゐるが、具體的には宗敎における救濟の手段の話である。カトリックが行つてゐる樣な救ひのための儀式などが排除されたといふことであり、生活全般においてといふ意味ではない。彼にとつては、「救ひ」がすべてであり、その他の魔術はとるに足らぬものであつたのであらうか。 かうして、世界は魔術から解放されたのか。救ひの手段から魔術は排除されたかも知れぬが、キリスト敎そのものはどうなのか。キリスト敎は、昔から、最後の審判で義人は天國にあげられるが、不義とされたものは地獄に落ちると脅してゐるが、これこそ迷信、つまり魔術でなくして何なのか。 地獄落ちの恐怖は人々を脅し続けてきてゐる。ルターが「プロテスト」を始めたのも、己の地獄落ちの恐怖がもともとの原因であり、カトリック敎會に任せてゐては救ひが確保できぬと思つたのである。ルターは修道士として他人から非難される心配のない生活をしてゐると思つてはゐたが、神の前に立つたとき赦しを得られる自信がなく、神に向つて憤り、惱み苦しんだと書いてゐる(ラテン文著作集 第一巻)。 現代でも、ジョン・レノンの「イマジン」は、天國などないと、足の下に地獄はなく頭の上には空があるだけと想像してみろ、と歌つてゐる。つまり、彼等は生まれてからずつと地獄落ちの恐怖を叩き込まれて育つたのである。日本人にはなかなか理解できないが。 キリスト敎の神は、イエスの説いた愛の神ではなく、舊約の裁く神なのである。 あるアメリカ人は、「一般的なアメリカ人-神樣の存在なんてばかばかしいと思ふアメリカ人も含めて-は、大文字で書くTruth(眞)といふ絶對的なものがどこかにあると思つてゐる。そして、それは自分といふ人間の外に存在するものである。人間は、眞面目に良心的に考へれば、Truthfulな生き方が分かり、それに忠實に生きたい、あるいは、もつと嚴密に言へば、人間には、自分の分つてゐる範囲で忠實に生きる義務がある、といふ妙な思想である。これは、アメリカ人一般の暗默の前提であると考へてよいであらう。」と書いてゐる(マーク・ピーターセン、續日本人の英語、岩波新書)。 現代では、キリスト敎の神が人格を失ひ、眞理や自然法則にまで純粹化されつつあるが、それでも、それに對して忠實に生きる義務があるといふ強迫觀念を持つところは昔と變らないのである。絶對者への信仰は變らぬし、地獄落ちの恐怖もずつと續いてゐるのではないか。形は少し變つてゐるが。 引用した文章はアメリカの小説の主人公が自殺するに至つた原因を説明したものである。その主人公は戰爭に驅り出されて精神的にをかしくなつて戻つて來るが、妻に、Truthに忠實でない生き方をしてゐるといふ意味の皮肉を言ふ。そのせりふを日本人學生に説明したが、その痛烈さを理解させられなかつたといふ。 アメリカ人は、Truthに忠實な生き方をしないことは罪であると思つてゐるのであらうが、それだけではなく、罪には當然罰が想定されてゐると思ふ。地獄落ちの不安に苛まれてゐるのか、あるいは、地獄とは言はぬ何か漠たる恐怖なのか分らぬが。さういふ恐怖がなければ惱むことはあるまい。神を信じない人でも、アメリカで育てば、子供の時から地獄落ちの脅しを何度も耳にしてゐるであらうから、潜在意識にさういふ恐怖が染みついてゐても不思議はない。 ちなみにこの小説の作者はサリンジャーで、ユダヤ敎徒らしいが、それでもアメリカ文化で育てば一般のキリスト教徒のアメリカ人と同じ樣に、Truthfulな生き方をせねばならぬといふ壓力を感じる樣になるのであらうか。最後の審判はユダヤ敎も共通であるからなのか。母親は、結婚後に改宗してゐるが、ユダヤ系ではなくケルト系カトリックだつたらしいので、そのせゐかもしれぬが。 日本人はこの樣な義務感はない。お天道様に恥づかしくない樣に生きねばならぬと思つてゐるが、それは義務とか、罰とか云ふ樣なものではない。省みて見苦しいことはしたくないといふだけである。あくまで自律的なものである。 キリスト敎は、詰るところ、地獄落ちの裁きの恐怖に縛られてゐる。死後の罰を逃れるためになんとかこの世で點を稼がねばと必死に藻掻いてゐる。それが昂じたのがアメリカの金儲け至上主義である。自由意志など全くない。自律ではなく他律である。迷信に囚はれた狂亂の世界は、糸の切れた凧の樣に吹飛ばされた擧句に、地獄にでも落ちて行くのであらうか。 隠れキリシタンはキリスト敎徒ではないのか (H26.7.16) 新聞に、「隱れキリシタンは表面的にはキリスト敎に由来する部分もあるが、中身は完全に日本的である」との記事があつた(H26.7.14, 朝日、夕刊)。出所はある大學敎授である。「デウスに出臼、サンタマリアに三太丸屋といふ文字が当てられてゐたことも」、「キリストやマリアは、オラショの中に名前が出てくるだけで、どんな神なのかは理解されてゐるとは言ひ難い」、「キリスト敎の敎義とは相當かけ離れてゐる樣だ」などとあリ、キリスト教とはかけ離れてゐるといふ。 では、本當のキリスト敎とはどんなものだと言ふのか。少なくとも、カトリックはこんなものではないのか。「異敎」にキリスト敎の衣をまとはせただけのものであリ、信者が敎義を追究したりすることは御法度で、すべて敎會が取りはからふ。 現世利益を求めることが日本の宗教だと最後にあり、それはその通りだと思ふが。 イエスはなぜ十字架にかかつたか 2囘目(H26.10.13~11.15) イエスは人類の罪を贖ふために十字架にかかつたとされてゐる。イエス自身、「人の子の來れるも事へらるる爲にあらず、反つて事ふることをなし、又おほくの人の贖償として己が生命を與へん爲なり」と言つたことになつてゐる(マタイ傳20.28)。 譯の分らぬ話である。人類に罪があるとしても、イエス一人が死ねば贖へるのか。イエスが神にとりなすとでもいふのか。 イエスはユダヤ人を諌めるために死んだのである。ユダヤ人は、バビロン虜囚の苦難から帰還した後もペルシャやローマの支配を受け、政治的に不本意な情況が続いてゐたが、これを現實的に解決せんと努力するよりも、エホバを信仰してゐれば、いつか、自分たちを逆境から救つてくれると固く信じて現實から目を逸らせてゐた。そんなご利益はないことを、凝り固まつた彼らに分らせるためには、身をもつて示すしかないとイエスは思ふ樣になつた。ご利益などない、イエスの樣な人間でも、どんな運命が待つてゐるか分らぬのだと。磔刑といふ惨めな死を甘受することにより、民の選民意識を打ち砕かうとした。 ユダヤ人は、エホバに選ばれた民であるとの優越感を持つてゐた。優越感とは、劣等感の裏返しである。例へば、喧嘩に負けて、口で仕返しをして威張つてみるのと似てゐる。自分の姿に不滿を感じた者が、何かで他人に優れりと思ふことで穴埋めせんとする。ユダヤ人は度重なる苦難から劣等感に苛まれ、逆襲して妙な優越感を持つに至つた。その擧句に、エホバも他の神に優越すると思ひこんだ。 エホバはユダヤの守護神である。彼らにとつては唯一の神であるが、絶對ではない。信心したとて、現實に何かご利益がある筈はない。ただ、困難に立向かふ時、神に禱ることにより心が落著き、勇氣を得られる。それがご利益である。 しかし、ユダヤの神は少し違ふ樣である。もともと、神と契約したりしてゐる。してみると、族長としてエホバを選んだと云ふ事から始まつたのか。その後、指導者たちが初代族長の名を利用して民族を纏めてきたのであらう。 そのエホバに現實のご利益を期待するとはどういふことか。努力しないで一攫千金を夢見てゐるだけではないか。相対的な存在であるエホバを絶對化し、ひいては己を絶對化し、世界を無視して孤立している。この樣な怠惰な状態から民を救ふために、イエスは命を懸けねばならぬと思ひ詰めたのであらう。 イエスは、孤立せず、助け合つて生きよと教へた。 「汝ら神と富とに兼ね事ふること能はず。」(マタイ傳 6.24) 「下衣を取らんとする者には、上衣をも取らせよ。」(マタイ傳 5.40) 「人に與へよ、さらば汝らも與へられん。」(ルカ傳 6.38) 助け合へば樂しく暮せる。明日の命を誰か知る。人に出來るのは今日を精一杯生きることだけである。 「さらば何を食ひ、何を飮み、何を著んとて思ひ煩ふな。 汝らの天の父は、凡てこれらの物の汝らに必要なるを知り給ふなり。 まづ神の國と神の義とを求めよ、さらば凡てこれらの物は汝らに加へらるべし。 この故に明日のことを思ひ煩ふな、明日は明日みづから思ひ煩はん。一日の苦勞は一日にて足れり。」(マタイ傳 6.31~6.34) イエスは天とか神の國とか言つてゐる。また、報ひを天で得よとも言つてゐる。ユダヤ人にはさう言はねば分らぬのか、イエスもユダヤ敎徒だつたからさう言つたのか。何れにしても、譬へに過ぎぬ。文字通りのユートピア、無何有郷である。日本人が淨土とか地獄とか言つてゐたのと變りない。なほ、地獄は出て來ない。ゲヘナの火で焼かれると云ふ表現は出てくるが、これはごみ燒き場だと云ふ。 しかし、天の國と違つてこの世は苦しいのか。神の造つたこの世がそんな惡いところなのか。そんなことはない。金の亡者になつて、いがみ合ふから苦しいのである。互ひに助け合つて生きれば、この世は樂園ではないか。それを「神の國」と呼んだ。何のことはない、この世のことを言つてゐるのである。 イエスは、人間がまつすぐに生きてゐる状態を神の國と言つた。これは、ユートピアではなく、實在する。實は、人間は、恐らく、もともとはその樣に暮らしてゐたのである。貨幣や私有財産がなかつた頃は、人は皆助け合つて暮らしてゐた。これは力弱い人間の本能なのであらう。今でも、未開の地にさういふ部族がゐるさうである。 しかし、なまじ文明が進むと、助け合ひの本能を押し殺さないと生きていけなくなつて仕舞ふ。分業體制で協力してゐるのであるが、業種の中では競爭してゐる。社會に役立てるための競爭なのであるが、當人はそのことが必ずしも分らない。助け合つてゐるとは感じられず、孤立感に苛まれ苦しむ。 それを断ち切れとイエスは言つた。現實には競爭は止められない。しかし、まつすぐな心、助け合ひの心を持てば樂しく暮らせる。それだけのことである。 イエスの教へは通じたか。民衆はやはりご利益に固執した。 あらゆる宗敎は現世利益が基本である。日本人などは、お宮に行つても、健康や金儲けを御願ひするだけである。信仰心などは毛頭ない。「苦しい時の神頼み」と言ふ。普段は何も信心しないが、苦境に陷つた時、神や佛に禱りたくなる。禱ればご利益で願ひが叶ふと信じてゐる譯ではないが、禱ることで苦難に立向かふ勇気が湧く。にはか信心は、やはり、本物の信心ではなく、ご利益のためである。 ユダヤ人がご利益を期待すること自體は當り前のことである。しかし、禱るだけで行動しなくともご利益が得られると期待するなら、それはをかしい。禱りは行動のためでなければならぬ。座つてゐてもご利益があると思ふのは、エホバから選ばれた民であるといふ優越感からであらうか。ユダヤ人の優越感と並行してエホバも他の神を超えて絶對の力を持たされることになつた。 イエスの教へはどうなつたか。弟子達に受継がれ、キリスト敎が生れた。これが今日の諸惡の根源である。 天國は譬へに過ぎなかつたのであるが、弟子達は文字通りに受取つた。もともと、ユダヤ人達はエホバに絶對の力を持たせようとしてゐた。イエスはそれを否定したのであるが、イエスの思ひは通じず、エホバがユダヤの守護神から絶對神に格上げされた。 そもそも、絶對神を信仰することなどあり得ない。絶對神はこの世を創つたものである。すべてが絶對神に支配されてゐる。信仰するもしないもない。それこそ、名を唱へることすら憚られる。そもそも、名前などないので唱へ樣がない。絶對を信仰することは、結局、相對的存在を絶對化することに終る。 人間の分際で絶對を語らうとしてはならぬ。眩しさに目が潰れる。絶對神はこの世にはをらぬ。この世を創造した神が、自分の創造したものの中にゐてはをかしからう。神はゐるとしても、この世の外にゐる。人智の及ぶところではない。 絶對神は、つきつめれば、自然法則に還元される樣なものであり、我々を存在せしめてゐるなにものかである。人間を愛しもしなければ、憎みもしない。その樣な人格を持たぬ。或は、人格の樣なものも持つかもしれぬが、我々に理解できる樣なものではなからう。 イエスは神の愛とも言つたが、譬へに過ぎない。他人に対して「神」の樣な広い心で讓り合ひ、助け合つて暮らせと敎へたのである。實際、初期の人類は、皆が助け合つてゐたからこそ生き延びられたのであらう。 イエスが天の國などと法螺を吹いたのを真に受けたのが發端となり、世界中を絶對神といふ大嘘が覆つてしまつた。中味はユダヤ敎、異敎のままなのであるが、絶對や永遠といふ衣を着せられてゐる。この衣が惡さをする。人にとり憑いて、お前は永遠だ、絶對だと吹込む。それに煽られて、カトリック敎徒は世界中に遠征して持前の兇暴性を十二分に發揮したが、プロテスタントはより巧妙になり、紳士面して惡事を働いてゐる。 キリスト敎の神は守護神のままである。今でも、「God Save the Queen」とか、「God Bless America」などと歌はれて、國の守護神にされてゐる。 民族の守護神は守護神でいいのである。それを無理やり普遍化し、絶對化したのが間違ひである。絶對神と言つてゐるが、彼らの言ふ「異敎」の神そのままである。詰るところは、自分を神として、利己主義を正當化してゐる。そのことに、全く氣がつきもせずに。子供と同じである。 日本人は、死んだらお仕舞ひだと云ふ事をなんとなく知つてゐる。もちろん、死者の供養はするが、それは生者の心に故人が生きてゐるからである。神話に黄泉の國は出てくるが、伊邪那岐命が黄泉比良坂を石で塞いでからは、互ひに行き來できぬことになつてゐる。そんなことは當り前のことであるが、キリスト敎世界に育つと、天國や地獄はお伽話ではなく、父なる神も身近にゐると叩き込まれる。相對世界に絶對がゐるとなれば、行き着くところは自己の絶對化しかない。父なる神の子は當然神になり、孤高の世界に君臨する。一人だけで。 キリスト敎が魔術−−魔術からの解放 2囘目 (H27.9.23, H27.12.14) キリスト敎は、神から「啓示」により與へられた唯一正統な宗敎であり、神に選ばれた信者は「天國」に入るが、選ばれぬ者は「地獄」に落ちるとしてゐる。しかし、「啓示」も、「天國」と「地獄」も、根據のない迷信であり、魔術に掛つてゐるとしか言ひ樣がない。我々「異敎」の徒も、多くの迷信を抱へてゐるが、表向き信じたふりをしてゐるだけである。キリスト教徒は大眞面目に信じてゐる。 「地獄」の脅しは、元をたどれば、ユダヤ人の劣等感に行き着く。この世で駄目なら、あの世で敵を地獄に落し、自分はいい目を見ると夢想してゐたのが、巡り巡つて己が子孫たちに祟つてゐる。 キリスト敎徒も劣等感に苛まれてゐる。劣等感とは、己のあるがままの姿に滿足出來ず、自信が持てぬことである。理想像である神と比べたとき、人間は不完全かつ罪の汚辱にまみれてゐる。そんな考へを自ら発明した譯ではないが、生まれてこの方、事ある毎に吹き込まれると、そのうち、骨の髄までそんな氣持になる。 キリスト敎の心髓は、今述べたことに盡きてゐる。 (1)神の啓示を根據とする、キリスト敎の唯一絶對性の主張 啓示は、父と子と聖靈の三位一體の神が、子たるイエスを通じて行なつたとする。 (2)神による人間の否定 (3)神の裁きによる地獄落ちの脅し イエスは、ユダヤ敎を改革せんと神の愛を説いたと言はれてゐるが、キリスト敎はイエスの敎へとは似ても似つかぬものとなつてしまつてゐる。ユダヤの妬む神、裁く神のままである。絶對神では絶對にない。 神による否定と地獄落ちの恐怖により、歐米人は歪められてしまつた。神の恐怖から何とか逃れたいと、唯物論も出てきた。神の代りに、もの言はぬ物質を祭り上げようといふ譯である。しかし、物質とそれを支配する法則を作つたのは何かといふ問ひに答へられぬとすれば、目論見は外れてゐる。分らぬところをすべてを絶對神に預けておく方が餘程筋が通つてゐる。安心が得られるどころか、混迷が深まるばかりである。 當然である。絶對神の啓示と裁きといふ魔術に掛つたまま藻掻いてゐるだけであるから。絶對神は限定不能である。それを、掴んだとしてゐるのが、キリスト敎の錯覺であり、思ひ上がりである。錯覺はそのままに、人格神を物質に變へてみたところで、事態は何も變らない。地獄落ちの恐怖も變らず續く。 唯物論だけではない。ユニテリアンも神の縛りから逃れようとする藻掻きであらう。正統は三位一體を信じてゐるが、これが神の啓示の根據になつてゐる。イエスの神性をなくすことで、事態を改善せんとする譯である。 アメリカにはユニテリアン教會があるが、その動きは、マサチューセッツなどの會衆派で始まり、ハーバード大學ではユニテリアンが支配的になつたといふ(wikipedia, Unitarian Universalism)。會衆派の人々が、神の裁きについての豫定説の嚴しさに耐へられなくなり、これを否定すべくユニテリアンに轉身したのか。 會衆派は、長老派と違ひ、神の「豫定」が人間に分るとしてゐた。メイフラワー号の信者達は、「saints」と呼ばれてゐたといふ。「saints」とは天國に豫定されてゐる者といふ程の意味である。さう信じて疑はぬ人たちもゐたのであるが、子孫たちは必ずしもそれ程強くなれなかつた。先祖たちにしても、救ひを確信してゐるとはいふものの、内心は大いに心配であつたであらう。心配であるから開き直つて公言するのでもあらう。それ故にこそ、選ばれてゐることを證明すべく、身を粉にして働いたのである。 ルターやカルバンは、敵對するローマの連中と天國で顔を合せてはかなはぬと、豫定説を主張して、彼らを確實に地獄に叩き落とさうとした。初期キリスト敎徒と同じ心理である。そして、同様に、これが後輩たちを苦しめることになつた。主張した本人は自分の救ひに疑ひを持つてをらず、敵を叩きのめすことだけを考へてゐたのであるが、この樣なよこしまな考へを持つこと自體がまともではない。初期キリスト教徒の呪ひに祟られてゐるのであらうか。 アメリカは、「saints」たちが建國したとされるが、その會衆派は減少し、今は上流階級は聖公會が多いさうである。ピューリタンが忌嫌つた、形式的プロテスタントである。そして、ユニテリアンやAtheist(無神論者)、Agnostic(不可知論者)、Deist(理神論者)など色々ゐるが、社會全體としては、キリスト敎、特にピューリタンの傳統が生きてゐる。勤勉に働いて金を儲けてひとかどの人間であることを證明しなければならないが、しかし贅沢は禁物で、餘つた金は寄付しなさい、といふ生き方が人々に染み付いてゐる。世の中全體が魔法に掛かつてをり、その中に生きてゐると、頭でいくら考へても、魔法の外に抜け出すことは不可能である。 これは、勿論、日本人とて同じである。日本人はかんながらの道といふ世界で生きてをり、その枠の中で藻掻いてゐる。ただ、それが絶對ではないことは知つてゐる。 マーク・ピーターセンといふアメリカ人人が、次の樣なことを書いている。すなはち、一般的なアメリカ人−−「神樣」の存在なんてばかばかしいと思ふ人も含めて−−は、大文字で書くTruth(眞)といふ絶對的なものがどこかにあり、人間には、自分の分つてゐる範囲で、Truthに忠實に生きる義務があると思つてゐる、と(續 日本人の英語、岩波新書、1990)。 このことが出てゐるのは、アメリカのある小説に關する部分であるが、その小説の主人公は、この義務感に悩んで結局自殺する。それ位、アメリカ人にとつては深刻な問題である。また、主人公の妻は、ミーハーな女とされてゐるが、そんな人でもTruthへの義務があるかと聞かれたら、「もちろんある」と答へるであらうと著者は書いてゐる。 「Truthに對する義務」は、日本人なら、お天道樣に恥づかしくない樣に、などといふところであらう。ただし、あくまで自分の氣持の問題であり、自律的である。恥づかしいことをしたら、お天道樣に罰せられるなどといふことではない。アメリカ人の場合、「義務」があると感じるといふのは、果たさない場合の罰を恐れる氣持の表れであらう。 ピーターセンは、さらに、spiritualの意味について書いてゐる。emotional condition(精神状態)とspirirtual condition(魂のあり樣?)は違ひ、前者は個人の「内」の状態であるが、後者は個人とTruthとの「間」の状態を指してゐるといふ。確かに、OALDでspiritualをみると、一番のconnected with the human spirit, rather than the body or physical thingsの後に、二番目としてconnected with religionとあり、例として、a spiritual leaderが出てゐる。 spiritといふ言葉は、日本人は日本語の「精神」に近い樣に思つてゐるが、英米では、どうしてもキリスト敎に結びつかざるを得ないのである。逆に、日本語の「精神」は、宗敎的な意味合ひは全くないので、むしろemotionの方に近いのであらう。spiritの語原は息の意とされ、肉體に對するたましひといふ樣な意味と思はれるが、神との關係を抜きにしては考へられぬ樣になつてしまつてゐるのである。神は、もともとはキリスト敎の神であるが、人によつては、より抽象化されたTruthなどになつてゐる。 日本人には、歐米でいふ樣な「精神」の才能はないと思つて來た。spiritなどの譯語として、精神といふ言葉はあるが、その中味は個人的な「思ひ」に過ぎぬ。對象は具體的なものに限られる。抽象的なことは想像すら出來ない。例へば、善や惡にしても、詰るところ、自分自身省みて見苦しいことはしたくない、よろしくない、といふことである。一般的に、何が惡か、といはれると、そんなものはない。惡といふ言葉は支那から輸入して用ゐてゐるが、實體は何もない。實際、日本には惡はない。その時その時に、都合の悪いもの、嫌ひなものがあるだけである。時が経てば、また、立場が變れば、惡も善に變りうる。 歐米では、絶對神やTruthから、それは惡であると絶對的に決めつけられる。例へば、性は惡であると。或は、人間存在自體が惡であると。それに對する反應が、歐米の言ふ「精神」活動である。 性については、必ずしも惡とは言つてゐないかもしれぬが、結婚による以外は惡であるとされてをり、結婚により辛うじて許されてゐるので、性そのものを惡としてゐるに等しい印象を受ける。確かに、十戒にいふ如く、姦淫はよいことではない。しかし、性そのものが惡なのか。性を惡とするのは、食べることを惡とするに等しいではないか。實際、ピューリタンなどは、食事も生きるための必要惡とみなしてゐた樣である。 例へば神父は獨身を義務付けられてゐる。これは何故か。教會は、神が人を救ふための施設として作つたものであるといふ。その根據は、イエスがペテロに語つた言葉によるとされてゐる。ただし、「汝はペテロなり、我この磐の上に我が教會を建てん」とあるのは、マタイ傳(16.18)だけであり、マルコ傳とルカ傳は、ペテロがイエスを救ひ主と呼んだことのみで、教會のことは書かれてない。マタイの創作の可能性もある。何れにしても、神の「啓示」により教會が建てられ、神の命を受けて神父が信者を救ふので、そのためには、神父は獨身でなければならぬといふのであるが、そんな必要があるのか。 イエスでさへ、獨身であつたとは書かれてゐない。もともと大工であつたことは、「此の人は木匠にして、マリヤの子、またヤコブ、ヨセ、ユダ、シモンの兄弟ならずや」とあるので間違ひないが(マルコ傳6.3)、大工であつた時、妻がゐたとしてもをかしくない。マグダラのマリアがさうではないかとの説もある樣である。尚、マタイ傳には、「これ木匠の子にあらずや」とあり、イエス自身も大工だつたとは書いてゐない(マタイ傳13.55)。 また、イエスは、姦淫は否定してゐるが、性を否定する樣な言葉はみられない。人間そのもそのを惡とする樣な発言もみられない。 やはり、ユダヤ人の劣等感が原因なのであらうか。世の中を見渡して、敵は途轍もなく惡い人間で到底かなはぬと感じ、人間存在そのものを惡とせざるを得なかつた。そして、自分たちは、神に選ばれて救はれる。その筋書きの中で、性も惡とされた。食べる楽しみも惡とされるには、ピューリタンに俟たねばならなかつたが。 かうして、全てが神の目により判定されたとされる。もちろん、實際は人間が言つてゐるのであるが。人間自體が、神の榮光を増すための道具としての意味しか持たぬものとなる。これは、カトリックが認めてゐた自由意志をルターが否定したことに始まつてゐる。本來、人間存在は何の意味も持たぬもの、少なくともその意味は人間には分からぬものであるが、今や明確な役目をになはされてゐる。そして、責任を果たせぬ時の罰に怯えながら暮してゐるのである。 これが、魔法に掛ってゐる所爲だとは誰も気づかぬ。人格神がほとんど死に體になり、「Truth」や法則が代りに出て來た結果、魔法はより完璧になつた。父なる神も、悪魔も、怪しげな魔法使ひも最早ゐない。魔法が機械じかけになり、人々は自動的に地獄に搬送される。詰まるところ、この世が即、地獄になつてゐる。 その擧句、人類が滅亡しても大繁榮しても構はぬが、日本人もこの流れに卷込まれ、saintたちの奴隸とされてゐるのが困るのである。 誰もそれに氣づかず流されて行き、氣がついたら、似ても似つかぬ民族になつてゐたといふことになるのではないか。それも一興、日本人に守るべき傳統など何もない、そんなことを氣にせず氣樂に生きるのが日本流なのか。 それにしても、魔法を打ち破る手立ては何かないのか。
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ブチャラティ達は、進み続ける。 九郎の背には、見るからに重態の少年がおり、まさにその命は風前の灯に見えた。 フレンダも、この状況では逃げ出すわけにもいかず、二人の後をついていく。 「ブチャラティさん、あとどの程度ですか?」 「もう少しのはずだ。とにかく急ごう」 ブチャラティは周囲の警戒を怠らないまま進む。 こんな状況でも、襲い掛かろうとする不埒な参加者がいないとも限らないからだ。 向かう先は、病院。 とにかく、今はそこを目指すだけだったが人影が見えた。 そこにいたのは、一人のホスト風のスーツ姿の若い男。 傍らには妙な帽子姿の人形(?)に、銀髪のオカッパ頭の少年がいる。 一応、警戒は解かないが、少なくとも即座に攻撃を仕掛ける意思はないようだった。 相手の男はこちらを見て、少し驚いたように目を見開き、 「……お前ら、ブローノ・ブチャラティとライフィセットか?」 こちらから何か喋るよりも先に、男が訊ねた。 前者はともかく、後者の名前に関しては心当たりはない。 男の向けた視線の先から自分の事かと九郎も思ったが、 「2号!?」 「ら、ライフィセット!? どうしたんでフか!?」 銀髪の少年と、帽子姿の人形が背中にいる少年の方へと近寄ってくる。 スーツ姿の男の視線もよくみれば自分ではなく先ほど、あの魔王から保護した今も重態の少年へと向けられている事に気づく。 九郎に変わってブチャラティが、 「この少年の知り合いなのか? いや、それよりも何故、俺の名を――」 それを訪ねようとした矢先、 『――参加者の皆様、ご機嫌よう――』 ここで、あの忌々しい声が響く。 この会場にいる皆が知っているであろう声が。 ゲーム開始直後。 そして、前回の放送で多くの者に怒りと絶望を与えた声。 だが、それを聞いて相手の男は「ちょうどいいか」と呟く。 「俺の名は垣根帝督。テメエら、話を聞く気があるなら着いて来い。歩きながら、話してやるよ」 そう言って、背を向けて歩き出した。 「……どうします?」 九郎がブチャラティに問いかける。 「ちょ、ちょっと待ってよ! な、何だかあの男は怪しいし、やめた方がいいかなー、何て私は思うわけよ」 ……と何故だか、異様な焦り具合を見せるフレンダが口を挟んでくる。 「いや、行くべきだろう」 だが、それをブチャラティはバッサリと切り捨てる。 「確かにこんな状態で会った相手を、すぐに信頼しろというのは難しいかもしれないが、少なくとも奴には問答無用で攻撃してこようという気はないらしい。奴の口ぶりから、ジョルノの情報も手に入るかもしれん」 何より、と九郎の背にいるライフィセットへと視線を動かす。 「奴の歩いていった方向は病院だ。どちらにせよ、目的地だしあの男――垣根とやらを怪しんでここで足踏みしていたら、この少年が危険だ」 「そうですね。僕も同意です」 「……っ!」 2体1となり、自分の意見を押し通す事が難しくなったフレンダは黙りこむ。 「納得してくれたようだな。行くぞ」 そう言うと、ブチャラティは足早に垣根の後を追った。 続いてライフィセットを背負った九郎と、それを心配そうに銀髪の少年と帽子の人形が追った。 「ああもう!」 それを見て、ひとり残されたフレンダは頭を掻きむしる。 「こうなったら、覚悟を決めていくしかないってわけよ……」 それから肩を落としながら、その後を続いた。 ◇ ◇ ◇ 病院は、幾度かの戦闘によりひどい有様だ。 それでも、病院としての機能はある程度は残っており、薬や治療用の機材もある。 幸いというべきか、ギャングとして抗争の経験の多かったブチャラティも、不本意な経緯ながらも様々な治療法に関する知識のあった九郎が少年――ライフィセットの応急処置をしてベッドへと寝かせた。 だが、少年を蝕む謎の火傷のような痕は、二人の知識をもってしても原因が掴めない。 今もビエンフーとシルバ――聖隷と言う存在だと説明を受けた――ら二人で心配そうに傍らにいる。 それでも一旦は、落ち着いた事もあり、ようやくまともに話しあいがはじまろうとしていた。 「ジョルノが……」 垣根は病院まで向かう間、それにブチャラティ達がライフィセットの治療をしている間にも簡易な経緯の説明をしており、そして放送によって確定してしまった事実。 ジョルノの死。 ブチャラティにとって、それはとてつもない衝撃だった。 垣根の話によればマギルゥというこの少年の仲間と出会い、組まれた臨時チーム『スクール』。 そして、そのチームでの主催打倒を目指したという流れ。 なるほど、いずれも自分の知るジョルノ・ジョバァーナという少年らしい行動であり、彼がジョルノとチームを組んでいたという事に疑いは持たなかった。 だからこそ、先ほどの放送とも合わせて垣根から知らされた事実は衝撃だった。 ――ジョルノが死んだ。 相手は、鬼舞辻無惨というらしい驚異的な再生能力持ちの怪人物。 いや、この際は誰が相手などという事実よりもジョルノが死んだという事実にブチャラティは衝撃を受けていた。 ブチャラティは目を閉じて回想する。 ジョルノとの出会ってからの期間は、極めて短い。 『涙目のルカ』の一件から接触し、『ボス』への反逆まではわずか数日間の出来事だ。 この会場に来てから出会った者達と比べても、そこまで差はない。 だが、それでもジョルノという存在の死に予想以上にブチャラティは衝撃を受けていた。 パッショーネの『ボス』がトリッシュの件で裏切る前にしていた、もう一つの裏切り。 ブチャラティにとっての禁忌である、麻薬の売買。 その事実を知った時、ブチャラティの心は死んだ。 生きながらも死んだ状態だった。 ジョルノは、そんなブチャラティを再び生き返らせてくれた存在――まさに黄金の風だった。 その衝撃は大きかった。 間違いなくジョルノは死んだのだろう。 放送がデタラメを言っているわけでも、垣根が嘘をついているとも思わない。 垣根のこれまでの話から、間違いなく自分の知るジョルノ・ジョバァーナだと確信が持てる。 「ブチャラティさん……」 前回とは逆に、今回は九郎の知人――といっても、元々の知人で残されたのは岩永琴子のみであるが――の犠牲者は出ていない。 前回の放送の時とは真逆の立場に立つ事になった九郎から、不安そうに声をかけられる。 「こっちは話してやったんだ。お前らのここまでの話も聞かせろ」 垣根からしても、ジョルノやマギルゥへの義理立てのみで情報を話したわけではなかった。 見返りとしての、情報交換――いわば当然ともいえる要求である。 「……ああ、そうだな」 「ブチャラティさん、僕の方から話します」 それに応じようとするブチャラティを止め、九郎から話し始める。 これまで、臨時チームともいうべき自分達のまとめ役のような役割をやってきていたブチャラティだが、先ほどの放送を聞いてから明らかに気落ちしているように見える。 それゆえの配慮だった。 それが伝わったのか、ブチャラティも「頼む」とのみ小さく言った。 そして、九郎は話し始める。 これまでの経緯。キースやジオルドといった「乗った側」に襲われた事や、ホテルで別れたアリアや新羅の事。 最後に、列車でのあの魔王との戦闘やライフィセットの救出の事などだ。 一通り語り終えた後、 「とりあえず、岸谷先生が心配ですね」 九郎が放送を聞いてまず気になった事を口にする。 先ほどの放送で呼ばれた者の一人。 ――セルティ・ストゥルルソン。 岸谷新羅にとって大事な人。 特にゲーム開始直後から一緒にいた九郎にとっては、散々その名前を聞かされており、彼女とは直接会っていなくてもどれだけの思いを聞かされている。 そんな存在を失ったとなれば、新羅がどう動くか。 「それに、神崎さんの方も心配ですね」 もし仮に、新羅がマーダー化しようものなら、真っ先に犠牲になるのは同行しているはずのアリアだろう。 さらには彼女の知り合いと聞いた高千穂麗まで退場している。 「ああ。だが、彼女も無力な存在ではない。最悪の場合でも、何とか切り抜けてくれると良いのだが……」 ブチャラティもキースとの戦闘でアリアの実力は見ている。 だが、ここで問題となるのがアリアの性格だ。彼女の性格からして、逃げ出そうとするのではなく不殺を守り何とか新羅を無力化しようと考えるだろう。 それが裏目に出なければ良いが、と内心で少し不安になる。 「ま、ここにいねえ奴らの事を心配しても仕方がねえだろ」 そんな風に話す二人に、冷たい口調で垣根が話を戻す。 彼からすれば、どちらも一度も会っていない相手であり文字通り他人事なのだろう。 「それより、お前の話を聞いてジョルノの事で少し気になってる事がある」 垣根の知る「ジョルノ」は間違いなくブチャラティの知る「ジョルノ」だった。 だからこそ、一つの疑問が生まれる。 それは、垣根が聞いたジョルノとの話の間に生じた矛盾。 「ジョルノは、チョコラータとやらと戦い、コレッセオに向かう途中だと――そう言ったんだな」 垣根達、『スクール』は当初の予定では元々ジョルノの目的地だったコロッセオに向かい、その後にマギルゥら仲間が集う可能性が高いバンエルティア号へと向かう予定だった。 ところがその途上でチョコラータに屠られた参加者(妖夢)の死体を発見し、病院へと向かい、その予定も事実上消滅してしまったわけだが、こうして当初の目的を達してしまったのは皮肉というほかない。 「ああ。俺の知る限り、ジョルノがチョコラータとやらと交戦した記憶はない」 つい先ほど、垣根達が戦ったという相手、カビを用いて戦うスタンド使いでありボス親衛隊だというチョコラータ。彼は、元々の世界でも敵対した相手だったらしく、ジョルノの話によるとブチャラティもその相方と戦ったという。 だが、ブチャラティにその記憶はない。 「俺の知る限り、組織を、『ボス』への裏切りを決意したのがここに来る最後の記憶だ」 「だが、俺の知るジョルノの奴はそうじゃなかった」 垣根も詳細までは聞いてはいないが、大まかな流れは聞いている。 ジョルノらの所属していた組織『パッショーネ』から離反から、暫く経っていたらしく、『ボス』への反逆を決意した直後から来たというブチャラティの話とは矛盾している。 ブチャラティも、垣根が嘘をついているともジョルノが垣根に嘘をついたとも思っていない。 こんな意味不明の嘘をつく理由がなく、汗で見抜くまでもない。 ――そうなると、だ。 「呼ばれた時間が違う、んじゃないかな」 不意に、ブチャラティや九郎にとって初めて聞く少年特有の高い声で答えがきた。 ◇ ◇ ◇ (ここ、どこ……?) 草木の類は見えず、ただ暗いだけの闇が続いている。 身体が浮き上がり、今にも消えてしまいそうな現実感のない感覚。 朦朧としながらも、ライフィセットは理解する。 (これは、夢……?) だが、ひたすらに暗く深い。 夢は夢でも悪夢だ。 どこか、あの地脈と似た感覚の場所。 光らしきものも、生を感じさせるものがなく、ひたすらに暗い。 そんな中――それを見つけた。 一人の見覚えのある少女の姿。 「えれ、のあ……?」 一度目の放送で死を告げられた少女。 ゲーム開始からさほど経っていなかった頃。 この病院の地で、一人の参加者が命を散らした。 エレノア・ヒューム。 ライフィセットの器であり、元は敵対していた聖寮の退魔士の少女。 同じく参加者であるメアリ・ハントの『死の水』によって命を落とした。 そのような事情は、当然ライフィセットも知らない。 『ライフィセット』 エレノアは告げる。 「エレノア、僕は……」 ここは、死後の世界だというのか。 なんで――と思いかけた時、同時に思い出した。 (そうだ、ベルベットが……っ!) ようやく会えたと思った存在。 何よりも大事だったはずの存在。 だが、そのベルベットは何かがおかしかった。 ――そして。 (――っ!!) 全ての記憶が戻る。 様子のおかしかったベルベットに自分は殺され――、 『いえ、貴方は生きています』 そんな中、どこか憂いを帯びた表情のままエレノアが告げた。 『ですが、このまま私のところに来てしまった方が幸せかもしれません』 「どうして……?」 『起きても、苦しい事や嫌な事ばかりかもしれませんよ』 別人と豹変したベルベット。 いつ死んでもおかしくない重傷。痛くて、苦しい状態。 今もどこかで死んでいるかもしれない、他の仲間達。 問題は山積み。 このまま、意識を永遠に手放してしまった方が楽かもしれない。 『ですので、このまま――』 「嫌だ」 だが、エレノアが最後まで言う前に、ライフィセットが告げる。 「確かに生きてるって事は、悲しい事や苦しい事だってあるかもしれない。けど――それ以上に楽しい事だって、やりたい事だってやらなきゃいけない事だってある。だから僕は、生きる」 生きる者――そう名付けてくれたベルベット。 そして、目の前の少女に対しての答えだった。 「それに、ムネチカだって、僕のために戦ってくれた。その気持ちを裏切りたくない」 『そうですね。貴方ならそう言うと思っていました』 そんな返答を予想していたのか、エレノアも小さく笑う。 『ならば、多くを語る必要はありません。ただ――生きてください』 それだけを告げると、そこにいたエレノアが薄れていく。 「エレノア!?」 これは、少年の見たただの幻だったのか。 それとも本来、二人に契約の繋がりがあった事によって起きたバグのようなものだったのか。 ――あるいは、最期を迎える瞬間にもエレノアがライフィセットの行く末を案じた事によって起きた正真正銘の奇跡だったのか。 それは誰にも分からない。 (ん……) だが、一つの事実として朧気ながらも、ライフィセットは意識を取り戻していた。 全身が重傷で、全てを覆いつくさんばかりの暗い穢れに蝕まれたこの状態で、まさに奇跡ともいうべき出来事。 そんな中、漠然と、耳の中に入って来る声。 朦朧としながらもあの場から、この場にいる者達に助けられた事。 聞き覚えのある声もする。片方は、よく知る仲間の一人。 そして、もう片方も――記憶の中にある声と一致するものがある。 そんな会話が繰り広げられる中、身体をまともに動かす事すらできない状態のためか、逆にあの時の事を今になって冷静に回想できた。 あのベルベットとは、色々と嚙み合わない事が多々あった。 『やっぱりあんたは、ラフィじゃない』 彼女の言い様ではまるで、ライフィセットの事を仲間である「フィー」ではなく、実の弟の「ラフィ」であるライフィセット・クラウを騙っているかのような言い方だった。 先ほどから、ブチャラティ達の会話を聞いていて――もし、彼女が自分と出会うタイミングから来ていたとした――そんな推測がガッチリと噛み合った。 もしかしたらあのベルベットはこの会場に――。 「呼ばれた時間が違う、んじゃないかな」 気が付けば、声が出ていた。 「ら、ライフィセット!? 気が付いてたんでフか?」 「に、2号、大丈夫なの……?」 部屋にいた者達、全員がこちらを見て、ビエンフーとシルバが不安そうに声をかける。 「うん。ビエンフー。それにシルバもいたんだね」 「2号……」 「ううん。僕は2号じゃなくてライフィセットだよ、シルバ」 顔色の悪いまま、ライフィセットはそう訂正する。 ビエンフーはともかく、シルバはあのカノヌシによってドラゴン化してしまい、自分の意思を持ち、話していたシルバという聖隷としては完全に死んでしまった。 そんな相手と再開できた事はこんな状況でさえなければ、手放しで喜べた事だった。 「えっと……」 そんな中、代表する形でブチャラティが前に出る。 「ああ、改めて自己紹介をしよう。俺はブローノ・ブチャラティだ、ライフィセット」 「うん、助けてくれてありがとう。その、ムネチカは……?」 未だに顔色は悪く、全身を蝕む穢れや激痛にこらえながらもライフィセットは同行者だった女性の事を口にする。 「ムネチカ、というのは一緒にいた獣耳の彼女の事か?」 状況的におそらくは間違いないとは思うが、確認の為に訊ね、ライフィセットが頷いたのを見てブチャラティは答える。 「すまない。彼女までは助けている余裕がなかった。だが、先ほどあった放送でもその名前は呼ばれてはいない。ひとまずは安心していいはずだ」 実際のところ、安心などできない。 あのような危険な連中の虜囚となった可能性が高く、生きているからといって何をされているか分からない。 だが、それをわざわざ口にする事はなかった。 それでもそれが分かっているからか、ライフィセットはその表情をさらに悲痛なものへと変える。 「それよりもだ。呼ばれた時間が違うってのはどういう事だ?」 だが、それに構う事なく垣根が口を挟む。 「いや、その前にお前の知っている事を教えろ。ここに来てからこれまでの全部だ」 「か、垣根さん、ちょっとそれは……」 「ううん、ビエンフー、いいから……」 奇跡的に意識を取り戻しているとはいえ、半死人状態の少年を相手に情報提供を要求する垣根に、ビエンフーが苦言を呈そうとするが、ライフィセットは苦し気に顔を歪めながらも、話はじめる。 ここに来てからムネチカと会った事、ジオルドと名乗る相手との遭遇や、列車で意識を取り戻してからの戦闘。そして、噛み合わないベルベットとの会話などをだ。 「ジオルド・スティアート、か」 「ええ、やっぱりと言うべきですか……」 キース・クラエスと同様に、カタリナ・クラエスのために殺しあいに乗った者。 実際にその様を見ている九郎が、当時の事を思い出す。 案の定、殺しあいにのったまま、未だに会場のどこかにいるようだ。何とかすべき存在である事に変わりないが、今は他に問題がある。 「そ、それじゃあベルベットはずっと前の状態で呼ばれたって事でフか!?」 「うん。そう考えるしかないと思う」 ビエンフーの言葉にライフィセットは頷く。 「それも確かに気にかかるが――そのベルベットとやらと手を組んでるって奴は多分、俺の知ってる奴だな」 「そうなのか?」 「ああ、同じ学園都市の第四位のレベル5だ」 ライフィセットの語る外見的な特徴や能力から垣根はそう推測する。 これまでずっと黙っているフレンダがビクリと動いた気がしたが、垣根は気にする事なく続ける。 「けどまあ、それよりもだ。単に過去から来たってだけじゃあ、説明がつかねえ事がある。そうだろ」 あれは、ベルベット・クラウであってそうでない者へと変貌した。 「もしか、したら、何か、されているのかもしれない。もし、そうなら、何とかして……」 そう言いかけた時、先ほど以上に顔色の悪くなっていたライフィセットの意識が再び闇に落ちた。 「ら、ライフィセット!」 ビエンフーとシルバが慌てて近づくが、再びライフィセットは深い眠りについているようだ。 「無理もない。この状態だ。これまで話せていた事が奇跡だ」 穢れを抜きにしても、身体全体にダメージを受けており、両腕もないまま。応急処置こそしたものの、未だに重傷のままだ。 奇跡的に意識を取り戻していたとはいえ、喋ることすらきつかったはず。 「凄まじい精神力、ですね」 「ああ」 そんな状態で話していた事に、九郎も驚き、ブチャラティも頷く。 幼い身体でありながらも、彼の目には弱っていても決して折れない強い意思の力を感じた。 (そうだな。俺も落ち込んでばかりいられないな、ジョルノ) ブチャラティは今は亡き部下に改めて近い、意識を切り替える事にした。 再びライフィセットは寝かせられ、ここで九郎が口を開く。 「それで、何ですが一ついいですか?」 「ああ、どうした?」 「その、ここに来てから話そうとしていた事があるんですが」 そう言って、九郎は話始める。 ――鋼人七瀬。 天然のものではなく、現代を生きる人間達の妄想や願望によって生み出された『想像力の怪物』。 かつて、九郎の従姉である桜川六花が放たれた存在であり、岩永琴子によって消滅させられた。 九郎もそれに助力したため、当然ながらよく覚えいている。 七瀬かりんという亡くなったアイドルに対するイメージから生み出され、誹謗中傷をした世間への復讐心から夜な夜な人を襲う怪人となり、実際に人を襲い始め、ついには死人が出てしまう。 これを放置すれば、完全に手のつけられない化け物へと変貌し続けてしまうと考え、九郎の恋人であり知恵の神である岩永琴子と共に無力化し、ついには消滅させる事に成功した存在を。 「それと今の話に出て来たベルベット・クラウが、似ていると?」 ブチャラティとしても、今更九郎の言葉を疑いはしない。 スタンドだけでなく、魔法だ聖隷だ超能力だと言った話が出てきているのだ。 想像力の怪物などといった存在を聞かされても、嘘だとは思わない。 「ええ。何を、と言われても説明には困るんですが」 だが、これは鋼人七瀬と実際に対峙し、直接戦った九郎だからこそ分かる感覚であり、ブチャラティにそれを伝える事は困難だった。 (想像力の怪物、ねえ) そんな中、垣根は二人の会話を聞きながら、冷静に思考を進める。 超能力は、オカルトの類ではなく科学的な力によってつくりだされたものだが、その根幹となるものは『自分だけの現実』であり、ある意味では妄想であり、思い込みに近い。 だが、それはあくまできっかけとなるだけのものであり、科学的な力の補助を受け、開発とカリキュラムを進め、ようやく身に着ける事ができる。 「おい、ビエンフー」 ここで、垣根はビエンフーに視線を向ける。 「なんでフか?」 「ベルベット・クラウは、元々そんな力は持っていなかったんだよな」 「そうでフねえ、ベルベットは喰魔っていう特別な業魔だったでフが、そんな力はなかったでフよ」 おそらくはビエンフーがベルベット達、災禍の顕主御一行に加わったのは、マギルゥがエレノアからビエンフーを奪い返して以降の話。 少なくともライフィセット合流前の段階らしいベルベットのようだが、そんな力を持っていたという話も聞いていない。 「となると、その力に目覚めたのは、この会場に来てからって事か。という事は、だ。やっぱりコレが関係してるかもしれねえ」 そう言って、ジョルノやマギルゥの首輪を取り出す。 「それは、首輪か」 「ああ、俺達をこんなクソみてえなゲームに縛り付けてる元凶だ」 ブチャラティの言葉に、垣根は苦々しげに答える。 「さっきも言ったように、こいつには色々と書かれてあった」 色々と優先して話す事があったため、後回しにしていたが、改めてこの首輪に関して書かれてあった事を垣根は話す。 仮想世界。さらには、自分達が生み出された存在であるかのような書き方にさすがのブチャラティも九郎も目を瞬かせる。 「メビウスをベースとした世界だの、生み出した存在だの色々と気になる事が書かれてありますね」 「ああ、だがそれなら納得してしまう事もある」 ここが生み出した世界、あるいは仮想世界だというのはブチャラティにとってある意味、説得力がある答えでもあった。 何せ、ブチャラティの身体はあの時、『ボス』によって完全に殺されていたのだ。 ジョルノによって与えられた奇跡でも、決して長くは持たないと思われていた。 それが、確かな肉体を持って蘇っている。 あの時のブチャラティを拉致して会場に連れて来て、新しく肉体をつくりだしたなどと考えるより、よっぽどか説得力が出る。 そしてそれは、九郎にとっても同様。 何せ、この人魚の力とくだんの力を身に着けた身体はあらゆる意味で手の施しようがなかった。 力を失う事もできず、だからこそ六花は様々な策を取ろうとしていたのだ。 にも関わらず、その片割れである未来予知の力があっさりと失われている。 身体に手を加えて改造した、と考えるよりはくだんの力は再現しなかった、と考える方が説得力が出てしまう。 「垣根。お前はここが作られた世界で、俺達も作られた存在だと考えているのか?」 ブチャラティの質問に、垣根は「いや」と返す。 「今の時点じゃ、結論は出せねえ。都合の良い事ばかり考える脳ミソお花畑のつもりはねえが、何もかも悪い方にばかり考えてウジウジと悩み続けるつもりもねえ。今の時点じゃ、コイツに書かれてある文章のみだ。それも、こんな風にご丁寧にわざわざと書かれた、な」 別の場所で考察を進めている、岩永琴子やレインとは違い、垣根の手元にあるのメビウスに関する情報源は首輪の説明のみ。 二人と違い、バーチャドールや楽士といった情報源がない以上、考察という点では後れを取らざるをえなかった。 「それに俺は俺だ。このクソみてえな殺し合いに従う気なんざ微塵もねえし、ぶち壊す気でいる」 「……そうだな。少なくとも俺も、『ブローノ・ブチャラティ』としての心を持っている。ならば、やるべき事は変わらない」 ブチャラティも納得したように、垣根の言葉に頷いて見せる。 ジョルノを失った喪失感からも立ち直りつつあり、強い決意の力を瞳に宿しはじめていた。 「それで、話を戻すぞ。ここがメビウスとやらかは置いておいて、かなり特殊な空間だって事に違いはねえ」 だからこそ、起こりえた事。 「お前の言う、鋼人七瀬とやら以上に意思やら妄想やらの力がモロに影響を受けやすいのかもしれねえ」 「それが、あの魔王のような変貌を果たしたと?」 「ああ、まあ、実際にはそんな単純なものじゃねえだろうが、色々と条件が重なったんだろうな」 垣根としては、この戦いの目的として異能力者達を戦わせる事によって既存の存在とも違う存在を生み出そうとしているのではないか――と推測もしているが、これはあくまで推測。 それ以上は話す気はなかった。 「まあ、良い。俺はそいつと関わる気はねえ。何かする気があるなら、お前らで相談でもしてな」 マギルゥとの約定は、あくまで災禍の顕主の御一行であるベルベット・クラウに対してのもの。 この会場にいるベルベットがその枠組みから外れた存在であるならば、何の義理もなく関わる気もない。 もちろん、襲ってくるというのであれば返り討ちにする気ではあるが。 あの魔王ベルセリアについての話は、いったんここまでとなり、垣根は次の議題へと移る。 「俺はこの後、あの触手野郎――鬼舞辻無惨をぶっ潰す気でいる」 無惨という男が、ジョルノを含む垣根の仲間達を殺した事は既に聞いている。 「仲間の復讐なんて言う気はねえが、あのクソ野郎がのうのうと会場をうろついているってだけで虫唾が走るんでな」 「……そうか」 ジョルノの仇を殺すと宣言する垣根に、ブチャラティの返答はあっさりとしたものだった。 「自分の手で部下の仇討ちをする気はねえのかよ」 「ああ。ジョルノの奴なら、自分の仇討ちを優先しろとは言わないだろうからな」 ――ブチャラティ、それよりも他の事を優先しましょう。 ブチャラティの脳裏に、部下だった黄金の少年の言葉が聞こえた気がした。 ジョルノの意思を継ぐのであれば、この状況下でブチャラティ一人でとび出し、どこにいるかも分からない鬼舞辻無惨という男を討つべきだ――などとは間違っても言わないだろう。 「確かに、アイツならそう言うだろうな」 半日ほどの付き合いでしかなかったが、垣根もそれに同意する。 冷静で、思慮深く、それでいて行動力もある。窮地でも落ち着いて行動のできる優秀な男。 そんな男が、 『――後は頼みます』 「――っ!」 最期の場面が、垣根の中で再生される。 (クソが。だったら、頼むのは俺じゃねえだろうが) 最後の希望を垣根に託し、ジョルノは逝った。 「どうかしたのか?」 「なんでもねえ。それよりもだ」 ジョルノの顔を脳裏から振り払い、垣根は続ける。 「テメエらのボス――ディアボロも見つけ次第、俺が殺す。そっちにも文句はねえな」 ブチャラティやジョルノの所属する組織『パッショーネ』のボスであり、リゾットにとっての仇でもある人物。 リゾットの部下であるソルベとジェラートを殺した実行犯は、先ほどリゾット自らが屠ったチョコラータであっても命令したのは間違いなくこちらだ。 もしリゾットが生き残っていたのであれば、間違いなく追い続けていただろう。 「ディアボロ――それがボスの名前か」 ブチャラティにとって、その名前を知るのはもう少し後の時間軸の話。 このブチャラティにとっては初めての事だった。 「ボスも、この殺し合いに巻き込まれていたとはな」 複雑な思いを抱えながら、ブチャラティは呟く。 ブチャラティにとって、参加者名簿の中で知っている相手はジョルノのみのはずであり、アリア達にもそう答えていた。 しかし、実際にはチョコラータやリゾット、そしてディアボロのような存在までいたのだ。 「そいつも俺の獲物だ。構わねえな?」 無念の思いを抱えて死んだリゾットの代理などという気持ちはない――つもりだ。 それに、垣根がディアボロに対して好印象を持っていなかったのは事実だ。 自身は安全圏から見下ろし、リゾットらに危険な仕事をやらせながらも冷遇した存在。それが、学園都市上層部とどこか重なっていた。 一方、ブチャラティにとって、ディアボロことボスは許せない存在ではある。 しかし、ボスを倒そうとしたのは、あくまでトリッシュを、そして仲間の安全のため。 さらには組織を牛耳り、麻薬を国や街から排除しようというジョルノの思いに共感したからだ。 ボスの命そのものには、そこまで執着はなかった。 最も、この殺し合いに参加しているというのであれば、ボスが大人しくしているはずはない。向こうから狙ってくるのであれば、別である。 その時は、絶対に排除する必要のある相手だ。 だが、少なくとも現状で自分から動く気はない 最も部下であるレオーネ・アバッキオがボスによって始末された後の時間軸から来ていたのであれば多少は優先順位が変わっていたかもしれないが。 「俺は無理にボスを狙う気はない。お前がどう動いても止めはしない」 その答えに垣根も「そうかよ」とのみ答えた後、 「それで、お前らの方こそこれからどうする気だ?」 「とりあえずは、彼――ライフィセットをどうにかする方法を探そうと考えている」 相変わらず眠り続けている、ライフィセットを見る。 先ほど意識を取り戻せていたのが奇跡か何かのように、再び深い眠りについている。 「そうですね。身体の欠損だけなら、何とかなる方法があるかもしれませんが……」 九郎の言う事は、決して気休めではなかった。 九郎の再生能力、さらにはブチャラティの知るジョルノのゴールドエクスペリエンスのように身体の部品をつくるような能力者もいる。 重傷であるライフィセットの身体を治す方法もあるかもしれない。 だが、問題は、 「これ、ですよね……」 ライフィセットの身体を蝕む強力なナニか――ビエンフー曰く彼の元の世界にあった穢れと呼ばれる存在に近いもの。 「ビエンフー。これはお前の知る穢れとやらに近えんだよな」 「そうでフね。全く同じとはいえないでフが……」 「その穢れっつうのは、器とやらと契約しちまえば何とかなるはずだな」 本来、聖隷と呼ばれる存在である彼は人が発する穢れは猛毒らしく、清純な存在である器と呼ばれる存在と契約する必要があるらしい。 「なら、話は簡単だ。聖隷契約とやらをしてみれば何とかなるかもしれねえぞ」 「ええ!? でも、これは単なる穢れとは明らかに違うでフ。そんな事をしても何とかなる保証はないでフよ?」 「このままなら、間違いなく死ぬぞ」 垣根の言葉に、ビエンフーも黙り込む。 何も手を打たず放置するか、何とかなる「かも」しれない手を打ってその可能性にかけるか。 その二択しかない。 「だが、俺達はその契約とやらのやり方を知らないぞ」 「いや、そのやり方ならここに書いてある。本来なら、対魔士とやらじゃねえとできねえらしいが、ここでは問題ないようだ」 ブチャラティの言葉に、垣根が数枚の紙片を差し出す。 それは、マギルゥの遺品を整理している時に、見つけたものだった。 『これを読んでいるという事は、儂は死んでいるというという事じゃろう。おお、何という悲劇、この大魔法使いの葬儀は盛大にするのじゃぞ! 具体的にはお主の全財産の半分くらいを使ってな♪』 そんなふざけた――マギルゥらしい書き出しからそれははじまっていたが、そこからの内容は真面目なものだった。 非常時に備え、万一の場合があった場合、シルバと契約するようになっている事。 スタンド使いのジョルノにはそれが難しい事。 先ほど、ビエンフーと話した推測通りの内容だ。 途中から、様々なパターンを想定した事が書かれてある。 今、実際にそうなったようにマギルゥとジョルノが死んで、垣根が生き残った場合。 マギルゥのみが死んだ場合。 そして今渡したのは、マギルゥと垣根が死んでジョルノが生き残った場合のパターンのものだ。 その場合のフリーになった聖隷――シルバを他の参加者と再契約する場合を想定して、聖隷と契約するための手順の説明が書かれてある。 それを垣根はブチャラティに手渡す。 「いいのか?」 「ああ。俺はもう目を通した。必要ねえよ」 「感謝する」 ブチャラティが受け取ったのを確認する。 「だが、契約とやらをしたところで何とできるかは……」 「それ以上は、俺は責任を持つ気はねえ」 そこまで言うと、垣根は立ち上がった。 「さて、とだ。話す事はこんなものか」 「行くのか?」 「ああ。悪いが、いつまでも仲良しこよしってのは性に合わねえ。ここから先は好きにさせてもらうぜ」 垣根からすれば、あの鬼舞辻無惨やディアボロを討ち、さらには主催者も討つ気でいる。 義理は果たし、情報交換もすませた以上、いつまでも病院に留まる気はなかった。 ここにいる面子で再び対主催チームを、という気も起きない。 あのメンバーこそが特別であり、他のチームなんて考えられない――というわけでもなかった。 単純なチームとしての相性の問題だ。 ジョルノやマギルゥの話からも聞いていたし、実際に出会ってからのやり取りでも分かったが、 ブチャラティはギャングではあるが、義侠の者。目の前で窮地に陥っている者を放ってはおけない。初見の相手であるライフィセットを窮地から救ったりした事からも分かる。 ライフィセットや九郎にしても、そちら側だろう。 垣根は悪党を自称しているし、必要のない鬼畜行為を行うような外道と呼ばれるまでに堕ちる気はないが、必要とあれば非道な手であろうが、垣根は取る気でいる。無惨やディアボロ、そして主催打倒のためなら手段を選ぶ気はない。 こうして情報交換を交わす程度ならば問題はないだろうが、長期的に行動を共にすれば、そういった事に対する意識のズレはいずれ綻びとなって出てくるだろう。 「それに、さっき言ってたテメエらの仲間。何かあれば伝言程度は伝えてやるよ」 「アリア達の事か?」 新羅が放送の後、どうなっているかは分からない。だが仮に二人とも、無事で何事もなかったにせよ、このまま池袋駅に向かわれても合流できないかもしれない。 「それなら、こちらに――病院に向かうように言ってもらえませんか?」 「……分かった」 九郎の言葉に垣根は頷く。 今の状態で、下手に病院から動くのは逆に危険だろう。 さらにいうなら、問題のセルティ・ストゥルルソンがこうなってしまった以上、池袋駅に集合する理由も一つ減っている。 首輪の解析についても必要がなくなったため、研究所に行く必要性も薄れた。 「ありがとうございます」 「あくまでついでだ。会えなかったとしても、文句言うなよ」 「いや、それでも感謝する」 今度はブチャラティが言う。 「それより、お前ら。こんな目立つところにいつまでも留まるつもりか?」 病院は、地図にも表記されており、遊園地や映画館などといった場所とは違い、怪我人の出やすいこの状況では人が集まりやすい。 事実、ブチャラティ達がここに来たのもそれが理由だ。 「そうせざるを得ないからな」 だが、ライフィセットの事がある以上、下手に動くわけにもいかない。 とはいえ、「乗った」側が来てしまえば、窮地に陥る事は間違いない。 (何か罠でも仕掛けておいた方がいいかもしれんな) 幸いにも、フレンダが色々と使えそうなものを持っていたはずだ。少なくとも足止め程度はできる罠を設置できるかもしれない。 垣根は「そうか」と頷いた後、続けて先ほどから、心配そうにライフィセットに付き添ったままの少年――シルバへと視線を動かす。 「それでお前はどうする気だ?」 「!!」 「俺は今言ったように、ここから去る。お前がそいつの所に残りたいなら、好きにしろ」 「え? いいの……?」 思わぬ言葉に、シルバは驚いたように目を瞬かせる。 「残りたいならはっきり言やいい。嫌がってる奴を無理に働かせても大した力にはならねえよ。敢えていうぞ、命令じゃねえ。お前の意思で選べ」 「……」 シルバは黙り込む。 暫しの沈黙の後、小さくだがはっきりとした言葉が出た。 「その、僕は2号と、ライフィセットと残りたい」 「そうか」 垣根の返答は短かった。 それに込められていたのはいかなる感情か――少なくとも、未だ幼いままのシルバには分からなかった。 「そ、その。また会える、よね……?」 そう言ったシルバに垣根は「違えよ」と修正する。 「……会えるか、じゃねえ。また会うんだよ。テメエ自身の力でな。邪魔な連中倒し続けてりゃあ、どうせそのうちまた会えるだろ」 「はい!」 そう頷いたシルバに背を向け、垣根は今度こそ病院を出ていった。 ◇ ◇ ◇ 「ま、待って欲しいでフ~」 病院を出た垣根は、背後から来たビエンフーの方を向く。 「ああ、そういえばお前もいたな」 「ひ、ひどいでフ!?」 今気づいたと言わんばかりの態度の垣根にビエンフーは近づいていく。 「一応、離れていても聖隷術とやらは問題なく使えるみてえだし、テメエも残ったところで別に良かったんだがな」 「そんな冷たい事言わないで欲しいでフよ……」 ビエンフーとて、旅の仲間であるライフィセットが心配でないはずがない。 重傷を負い未だ危機的状況にある状況にあるのだ。 だが、あちらにはブチャラティ・九郎・フレンダ、さらにはシルバが着いているのに対し、垣根は仲間を皆失って一人のままだ。 亡き主の意思もあるし、現時点の主でもある垣根をこのままにはできない。 それに、このまま放任しておけば何処かで誰にも知られずに亡くなりそってしまいそうであり心配だった。 が、それを口にする事はなかった。 それを口にする事は間違いなく垣根はそれを否定するだろうし、ビエンフーも素直に口にする事はできない。 「そういえばあの金髪の娘、一言も喋って来なかったでフね」 そんな思いを誤魔化すように、ビエンフーは何故か一言も喋ってこなかった少女の事を、ふと口にする。 何やら驚いたり、焦ったりしている様子はあったので、聖隷2号時代のライフィセットのように意思を封じられているというわけではないようだが。 「ああ、あいつは多分、俺の口から都合の悪い事を話されたくなかったんだろうな」 「ええ!? あの娘の事、知ってたんでフか?」 「アイツは、俺と同じ出身だ」 顔写真付きの参加者名簿にもしっかりと書かれてある。 フレンダ=セイヴェルン。 ここに来る直前――本当にここがメビウスとやらならそれも怪しくなるが――返り討ちにして、情報を引き出した「アイテム」の女。 「じゃ、じゃあ、どうして言わなかったんでフか!?」 「別に必要ねえからな」 フレンダを助けるつもりも、糾弾する気もなかった。 ただ、別に必要がないと判断した。それだけの事だった。 奴も学園都市の暗部組織の人間ではある。あの反応からして、おそらくブチャラティ達に全てを語っているわけではあるまい。ただの巻き込まれた一般人として振る舞っているのかもしれない。 垣根も学園都市の暗部の人間。 人の事をどうこう言うべき立場にないし、咎める資格もない。 そしてそれは、つい最近までカタギだったらしいジョルノはともかく、マギルゥやリゾットにしても同様のはず。 この会場に来る前の事など、どうでも良かった。 脱出の為に協力できる存在であるか、無惨のように邪魔な存在か、何の役にも立たない存在。 過去の事などどうでもよく、垣根にしても大事なのはそこだ。 問題なのはここに来てからの行動だった。 共闘ができ、主催者打倒という目的を持っていれば殺人者だろうがテロリストだろうがどうでも良い事だ。 故に、敵対する気がない限り放置。 それが、垣根の対応だった。 ――最も、垣根は知らない。 ここに来てから、フレンダは様々な問題を起こしている事を。 流竜馬を罠に嵌めた事を。さらには、その竜馬の悪行をでっちあげ、他の参加者に広めていた事を。 そして、その悪行を知る参加者が各地で出始めていた事を。 最もそれを知ったところで、どうする気もなかっただろうが。 垣根はフレンダの事など、気にする事なく歩を進めていった。 【E-6/一日目/日中】 【垣根提督@とある魔術の禁書目録】 [状態]:疲労(小)、全身に掠り傷、強い決意 [服装]:普段着 [装備]:なし [道具]:基本支給品、ランダム支給品0~3、ジョルノの心臓から生まれた蛇から取り出した無惨の毒に対するワクチン、ジョルノの首輪、マギルゥの首輪、妖夢の首輪、リゾットの首輪、ビエンフーテイルズ オブ ベルセリア@、土御門の式神(数個。詳しい数は不明)@とある魔術の禁書目録、マギルゥの支給品0~1、ジョルノの支給品0~3、顔写真付き参加者名簿、リゾットの支給品2つ [思考] 基本方針: 主催を潰して帰る。ついでにこの悪趣味なゲームを眺めている奴らも軒並みブッ殺す。 0:とりあえず、大いなる父の遺跡の方角に向かいアリア達に伝言を伝える 1:あの化け物(無惨)は殺す。 2:リゾットの標的だったボスも正体を突き止めていずれ殺す。 3:未元物質と聖隷術を組み合わせた独自戦法を確立する。道中で試しながら行きたい。 4:異能を知るために同行者を集める。強者ならなお良い。 [備考] VS一方通行の前、一方通行を標的に決めたときより参戦です。 ※ジョルノ、リゾット、マギルゥの支給品も垣根が持っています。 ※未元物質を代用した聖隷術を試しました。未元物質を代用すると、聖隷力に影響を及ぼし威力が上がりますが、制御の難易度が跳ね上がります。制御中は行動が制限されます。 ※首輪の説明文により、自分たちが作られた存在なのではないかと勘繰っています。 ※ブチャラティ達と情報交換をしました。 ◇ ◇ ◇ 「ああもう!」 フレンダは、一人で頭を抱えている。 「結局、状況は何も改善してないってわけよ……」 警戒も兼ねて外の見張りをしてきて欲しい、というブチャラティの頼みにより、病院の周囲を歩きながらぶつぶつ呟く。 自分を警戒しているであろうブチャラティが、自分を外して九郎と何か相談でもしたいのだろう――と想像はつくが、断る事もできずに従っていた。 「あの第二位が何も言わなかったのは助かったけど……」 垣根帝督――あの麦野が対抗意識を強く持っていた相手であり、学園都市の第二位。 何か自分の不利益になるような事を言いだすのではないかと、ずっとハラハラしていたが、特にそんな事はなかった。 「とにかく、何か考えないとまずいってわけよ」 ふう、と一つ息をついてから、先ほどまでの会話を頭の中でまとめる。 様々な情報が彼らの間で飛び交っていたが、フレンダは最後まで口一つ挟む事はしなかった。 放送が流れ、この会場で知り合った彩声の退場を知ってもそこまで心は動かない。第一回放送で亡くなっていたのであれば、自分のせいかもという罪悪感も多少はあったかもしれないが、第一回放送の時点では生き残っていた。 おそらく自分とは無関係の原因で亡くなったのだろうと素早く割り切る事にした。 同じ『アイテム』である絹旗の退場を知っても、弔いどころか驚きの言葉すら口にする事はできなかった。 何せ、自分の知り合いは浜面と滝壺のみだと、ブチャラティと九郎には話してしまっている。 ライフィセットの口から、麦野らしき人物について触れられた時も同様だった。 何かしら矛盾が出てしまえば、自分が窮地に追いやられる。 レインの時も、もう少し大人しく立ち回っていれば、もっとうまくやれたかもしれないという後悔もあった。 (なんだってこんな事に……) 放送によれば、あの流竜馬も平和島静雄もレインも未だに存命。 あれから既に何時間も経っているのだ。逆に自分の悪評を他の参加者にバラまかれている可能性は高い。 時間が経てば経つほど、自分の首は絞まっていくだろう。 竜馬を嵌め、悪評をばらまいていった行動は完全に裏目に出てしまっている。 さらには、麦野はあの化け物とさらにもう一人と手を組んでいる可能性が高い。 それだけでも問題なのに、向こうが気づいているかは分からないが、その麦野から獲物を搔っ攫うような真似の手伝いをしてしまったのだ。 もしバレていれば、マズい。とてつもなくマズい。 その上で、自分の失態の尻拭いなど頼めるはずがない。 もはや麦野との合流という選択肢も潰れてしまったに等しい。 退路は完全に塞がれ、頼れる味方もいない。 こうなると、残された手段は。 (ブチャラティ達に本当の事を話して、守ってもらう?) 竜馬ならわからないが、ブチャラティも九郎も問答無用に自分を処断するような真似はしないだろう。付き合いは短いがそれは分かる。 曲がりなりにも、ライフィセット救出の際には役立ったのだ。その功績もある。 だが、それでも今後の行動に大きく制限をかけられるかもしれないし、再度裏切ったり出し抜く事は絶望的になるかもしれない。 やっぱり、それはやめてこれまで通りにうまく立ち回ろうとするべきか。 そう考えた時、 『俺は生きたいと願う気持ちは否定しない。だから考えろ。犯した罪にどう向き合うかは、きみ次第だ』 不意に、第一回放送で散ったあの炎の男の言葉が脳裏に蘇る。 あの後、結局は竜馬や静雄への謝罪という道を取る事はできなかった。そして、その後にあったシグレ達に、そしてブチャラティ達に本当のことを言う事なくズルズルきてしまい、気がつけばこの状態だ。 まるで、真綿で首でも絞められているかのように、じわじわと追い詰められ、取れる選択肢を失い続けてきている。 (私は――) 悩むフレンダだが、その結論を出すまでに考える時間はあまり残っていないかもしれない。 なぜなら竜馬からフレンダの悪行を知らされた、博麗霊夢とカナメがこちらに近づいてきているのだ。 彼女に残された決断までのタイムリミットは、決して長くなかった。 「フレンダさん、大丈夫でしょうか……」 垣根とビエンフーに続き、フレンダも外に出ているため、一気に人口密度の下がった部屋で九郎は呟く。 この「大丈夫」というのは、フレンダの事を心配しての言葉ではあるが「何かしでかすのではないか」という警戒心からの意味も含まれている。 垣根との情報交換の間もフレンダは挙動不審な様子であり、ブチャラティほど警戒していなかった九郎からみても、明らかに怪しかった。 「何事もなければ、それに越した事はないのだがな」 ブチャラティとしても、フレンダがシロだというのであればそれに越した事はない。 だが、あまりにも怪しい言動が多かった。 かといってクロだという確定的な証拠があるわけでもなく、現状ではこうやって行動を共にしながらも警戒し続ける事しかできない。 「腹を割って話す事ができれば良いんだが、そう簡単にはいかんな」 結局のところ、今のままではフレンダは「とても怪しい」止まりなのだ。 何か隠し事をしているようだが、無理に暴くわけにもいかない。 「それよりも、当面の問題は」 「ええ」 二人の視線が、未だに眠り続けるライフィセットに向けられる。 シルバも不安そうにそのそばにいる。 先ほど、意識を取り戻せていたのが嘘のように深く苦し気な眠りだ。 傷口への手当はしたものの、黒い火傷のような穢れは消えておらず、誰がどうみてもまずい状態だ。 「問題はこの穢れ、というのに近いコレを何とかする必要がある事ですね」 「ああ、聖隷契約とやらは俺では難しいらしいが……」 垣根らの説明によるとスタンド使いでは、聖隷契約ができない可能性が高い。 かといって、色々と疑わしい事が多いフレンダにやらせるわけにもいかない。 となれば、消去法で九郎という事になるが、その場合も問題がないわけではない。 聖隷の器とは、聖隷が穢れないよう本来は清純さを維持した存在がなるものらしい。 だが九郎は人ならざる者であり、妖怪やら物の怪などと言われる存在からも異常な存在らしい。 不死の力や、こちらに来てから使えないとはいえ未来予知の力もある。 そんな存在と契約を結んでしまえば、どんなイレギュラーな事態になるかわからない。 「そうですね。いざとなったら僕がするしかないでしょう」 だが、それでも試さないと確実にライフィセットは死ぬだろう。 ハイリスクだろうが、躊躇っているうちに死にましたなどという事は避けなければならない。 今は応急処置をしつつ、何とか延命させているがいつまで持つかもわからない。 「そうだな。絶対に助けなければ」 ブチャラティにとって、幼い子供のような存在は絶対に守るべきものだ。 あのように、強い意思を見せた存在であればなおさら。 ブチャラティは知らないが、ライフィセットの間にはある共通点があった。それは、ある人物と出会うまで両者ともに「生きて」いなかった。 ライフィセットは、意思の封じられた聖隷2号として、そこに自分の意思は存在せず、主であるテレサに従うだけの生きながら生きていない状態。 ブチャラティはジョルノと出会うまで、麻薬を憎みながらも麻薬を売る パッショーネの一員として活動するという矛盾を抱えながらも生きながらも死んだ状態だった。 そんな状態からライフィセットはベルベットと、ブチャラティはジョルノと出会う事によって再び「生きる者」となったのだ。 そういった事からの、無意識でのエンパシーでもあった。 「ところで九郎。お前の言う鋼人七瀬とやらは、最後は消滅したんだったよな」 ライフィセットの件もあるが、あの魔王ベルセリアへの対策も必要だった。 今は後回しにしても、いずれは対処する必要がある。 「はい。ですが、鋼人七瀬は無から生まれた存在ですので、今回のケースとはだいぶ違っていますが」 鋼人七瀬は桜川六花が無から生み、育てた存在だ。 あくまで、何かしらの外付けの力があったらしい、このケースとは異なっている。 だが仮に。 ベルベット・クラウが、完全に別の存在と成り果てた時、魔王ベルセリアの消滅はベルベット・クラウの消滅と同義になるかもしれない。 これはもちろん、仮定に仮定を重ねた話だ。 実際にどうなるかは分からない。 (その時に、最悪の場合は――) もし、彼がここまで慕うベルベットを元に戻す方法がなかったとしたら。 あるいは、消滅という手段でしか残されていなかったとしたら。 (――すまない) わずかな会話だけでもこの少年がベルベットという女をどれだけ慕っているかはわかる。 だが、あれは放置するにはあまりに危険だ。 その時は、この目の前の少年にどれほど怨まれようと決断を下すしかない。 そうブチャラティは密かに決意していた。 【D-6/病院/一日目/日中】 【フレンダ=セイヴェルン@とある魔術の禁書目録】 [状態]:全身にダメージ(小)、心痛、右耳たぶ損傷、頬にかすり傷。衣服に凄まじい埃や汚れ、腹下り(極小)。 [服装]:普段の服装(帽子なし) [装備]:麻酔銃@新ゲッターロボ [道具]:基本支給品、ランダム支給品0~1、『アイテム』のアジトで回収できた人形爆弾×2他、諸々(その他諸々の内パラシュート3つと、入っていた全てのばくだんいし@ドラゴンクエストビルダーズ2は使用済み)。レインの基本支給品一色、やくそう×2@ドラゴンクエストビルダーズ2、不明支給品1つ(確認済み)、鯖缶複数(現地調達) [思考] 基本方針:とにかく生き残る。現状は首輪の解除を優先するが、優勝も視野には入れている 0:ブチャラティ達にこれまでの事を話す? 1:ブチャラティは要注意。ボロを出さないようにしないと。 2:煉獄の言う通りに竜馬と出会うことがあれば、謝る? 3;麦野との合流は、諦めた方がいいかも… 4:絹旗、彩声、死んじゃったんだ…でも、私のせいじゃないよね? 5:煉獄、死んじゃったんだ… 【ブローノ・ブチャラティ@ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風】 [状態]:疲労(小)、フレンダへの疑念(中)、強い決意 [服装]:普段の服装 [装備]: [道具]:不明支給品1~3、スパリゾート高千穂の男性ロッカーNo.53の鍵) サーバーアクセスキー マギルゥのメモ [思考] 基本:殺し合いを止めて主催を倒す。 0:ライフィセットの容態を何とかする。 1:放送を聞いた新羅への不安と、アリアへの心配。何とか合流したい。 2:病院に何か罠でも仕掛けておいた方がいいかもしれない。 3:魔王ベルセリアへの対処。 4:余裕ができてから高千穂リゾートを捜索。 5:フレンダを警戒。彼女は何かを隠している。 6:あかり、高千穂、志乃、ジョルノ、カナメ、シュカ、レイン、キースの知り合いを探す。 7:カタリナ・クラエスがどのような人間なのか、興味。 [備考] ※ 参戦時期はフーゴと別れた直後。身体は生身に戻っています。 ※ 九郎、新羅と知り合いの情報を交換しました。 ※ 画面越しの志乃のあかりちゃん行為を確認しました。 ※ 新羅から罪歌についての概要を知りました。 ※ 垣根と情報交換をしました。 【桜川九郎@虚構推理】 [状態]:健康 静かに燃える決意、魔王ベルセリアに対する違和感 [服装]:ホテルの部屋着 [装備]: [道具]:基本支給品一色、不明支給品0~3 [思考] 基本:殺し合いからの脱出 0:ライフィセットの容態を何とかする。 1:あの彼女(魔王ベルセリア)、何とかしかければ……。 2:フレンダは、念のため警戒。 3:岩永を探す 4:ジオルドを始めとする人外、異能の参加者、流竜馬、仮面の剣士(ミカヅチ)を警戒 [備考] ※ 鋼人七瀬編解決後からの参戦となります ※ 新羅、ジオルドと知り合いの情報を交換しました。 ※ アリア、ブチャラティと知り合いの情報を交換しました。 ※ 画面越しの志乃のあかりちゃん行為を確認しました。 ※ 新羅から罪歌についての概要を知りました ※ 魔王ベルセリアに対し違和感を感じました。 ※ 垣根と情報交換をしました。 【ライフィセット@テイルズ オブ ベルセリア】 [状態]:気絶、穢れによる侵食(重大)、両腕欠損、全身のダメージ(大) [服装]:いつもの服装 [装備]:ミスリルリーフ@テイルズ オブ ベルセリア(枚数は不明) [道具]:基本支給品一色、果物ナイフ(現実)、不明支給品2つ(本人確認済み)本屋のコーナーで調達した色々な世界の本(たくさんある)、シルバ@テイルズ オブ ベルセリア [思考] 基本:ベルベットを元に戻して、殺し合いから脱出する 0:(気絶中) 1:ブチャラティ達と行動する 2:ムネチカへの心配 3:ベルベットの同行者(夾竹桃、麦野)への警戒 4:ロクロウ達との合流 5:エレノア……。 [備考] ※参戦時期は新聖殿に突入する直前となります。 ※異世界間の言語文化の統一に違和感を持っています。 ※志乃のあかりちゃん行為はほとんど見てません。 ※魔王ベルセリアによる穢れを受けた影響で、危険な状態です。このまま何の処置もせず放置すれば確実に死ぬでしょう。 ※呼ばれた時間に差がある事に気づきました。 ※マギルゥの死に関してまだ聞いていません。 前話 次話 カウントダウン 投下順 Revive or Die Again(前編) 前話 キャラクター 次話 最後に笑うは 垣根帝督 ギャクマンガ虚獄 ~ムギノインパクト~ Liber AL vel Legis -THE WORLD REVOLVING- ブローノ・ブチャラティ 過去が今、私の人生を収穫に来た Liber AL vel Legis -THE WORLD REVOLVING- 桜川九郎 過去が今、私の人生を収穫に来た Liber AL vel Legis -THE WORLD REVOLVING- フレンダ=セイヴェルン 過去が今、私の人生を収穫に来た Liber AL vel Legis -THE WORLD REVOLVING- ライフィセット 過去が今、私の人生を収穫に来た
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用語集 用語集/あ・か行 [#e379ebd9] ドルアーガ・オンラインで使われる用語・略語などが纏められているようです。 性質上、ネタバレを含んでいる可能性がありますので、ご注意ください。~ 用語集/あ・か行 [#e379ebd9]あ行 [#g445f814] か行 [#r28596ca] 用語集/さ・た行 用語集/な・は行 用語集/ま・や行 用語集/ら・わ行 用語集/英数 あ行 [#g445f814] 【アーチン (あーちん)】 ウニみたいな敵。ワルキューレの天敵らしい。 噂ではかなりの美味らしく、生でもよし、焼いてもよしの珍味と言われている。 イシターの復活、ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガでは瞬殺キャラとして有名。 【アーリィ / AHLY(あーりぃ)】 ワルキューレでありがちなプレイヤー名…のはずなのだがシルメリア、レナスは多いのにも関わらずアーリィは非常に少ないため一部ではレアキャラ扱いされている。 スペルは出典元の某ゲーム公式サイトキャラクターから。 【アイマス(あいます)】 ナムコが開発したTHE IDOLM@STERのこと。 秋葉原では10サテ以上導入している店もかつてはあったが、脳トレに置き換わったりして撤去店が増える一方。 XBOX360に移植&アニメ化が決定、何とアイマス以上に過疎な脳トレから逆コンバートされるケースもあるとか。 何だかんだでドルオン以上に生き延びそうではある。 【青箱条件(あおばこじょうけん)】 碧貝というアイテムで条件を聞ける。クエスト毎に色々な条件がある。 青箱を取るためには、パーティープレイ上、協力が必要。 (《財宝を求めて》と《試練の旅》は各プレイヤー毎に条件の判定がなされる) 赤箱を出そうとしている人なら青箱の条件を満たす必要はないが、マッチングした人すべてが既に青箱を取っているとは限らないので青箱条件もさりげなく満たしておくと喜ばれる(かもしれない)。 【赤箱条件(あかばこじょうけん)】 星貝というアイテムで条件を聞ける。クエスト毎に色々な条件がある。 赤箱を取るためには、パーティープレイ上、協力が必要。 (《財宝を求めて》と《試練の旅》は各プレイヤー毎に条件の判定がなされる) また、すべての赤箱には「同クエストの青箱を既に取っていること」という暗黙の出現条件がある。 (このため青箱を取ってないクエストで青箱、赤箱条件の両方を満たしても赤箱は出ずに青箱が出る) 通常は青箱条件と赤箱条件は同時に満たすことが可能。ただし正確な条件は公表されていないため不明だが、《魔神の地下要塞》で同時に達成するのはかなり難しいようだ。 ※Ver1.20から、青箱を取得していなくても赤箱が得られるようになった。 このため、青箱を取得したい場合、赤箱条件を満たさないようにプレーする必要があり、クエストによっては争いの元になることもある。 【アキンドナイト(あきんどないと)】 悪魔アンシャーが鍛えた鎧を身にまとう騎士。「イシターの復活」の最終フロアでギルとカイを待ち受ける。 ドルアーガオンラインでは、ワルキューレ・ヤング カイのエピックで敵として立ちふさがる。 アキンドナイトは「ドルアーガ魔軍」の騎士ではなく「アンシャーの配下の騎士」なのだ。 【アキンドトランスナイト(あきんどとらんすないと)】 リファインナイトと似ているが、HPが低い(もしくは耐性値が低い)ため、倒しやすい。 (その代わり、ギルは盾ガードとパリングが不可能になった) 【アキンドフレッシュナイト(あきんどふれっしゅないと)】 黒騎士のような動きをするアキンドナイト。ダメージ自体は小さいが、ダウン効果が地味にウザい。 状態によってはノックバックしない。 無理に倒しづらい方でカウントを稼ぐ必要はない。 【アキンドリファインナイト(あきんどりふぁいんないと)】 攻撃力がやたら高いアキンドナイト。ワルやHPを足してないゼオは一撃死も珍しくない。 ギルはガードとパリング可能なのでうまく狙っていきたい。各キャラの有効な行動は ギル→ヒート、ランパート、プロボーク、フレイムチャージ ワル→エターナルソード カイ→コールギル ゼオ→サイコニウムドリル、メテオシェイプ(+腕装備のアームドポリスも有効) ゼオはダメージとしては小さいがオービタルを当て続けて固める事ができる。 ノックバックする敵は被弾で怯み動作が入るため、攻撃を素早くHITさせ続けると反撃を受けない。 【唖采弦二(あさいげんじ)】 ドルアーガオンラインのキャラクターデザイン。 ワルキューレ・ヤング カイ・ゲイト・ラビ・ラギ・ララのデザイン及びイラスト担当。 非常に緻密で繊細な画風が特徴であるが、イラストレーターはあくまで副業で、本業は「小さいゲーム会社のプログラマ」らしい。 元コンパイル社員でかの有名な「ぷよまん」を作っていた時期もある。 【あ、死んだよ(あ、しんだよ)】 ワルキューレの装甲の薄さを示す言葉。序盤から最終段階までの成長過程の全てにおいて「…あ、死んだよ」の一言でまとめられる。 「ドルアーガオンライン ワルタソ専用 クルデレラ2人目」の621が初出。 【遊びをクリエイト(あそびをくりえいと)】 遊びをクリエイトする765なのだが最近は食べ物系テーマパークばかりをクリエイト。 最新のクリエイトはおでん博覧会(ナンジャタウン) ドルオンでは日々、新しい遊びを見つけるプレイヤーに遥かに劣る。765しっかりシル! プレイヤー>>>越えられない壁>>>>765! 【アヌ(あぬ)】 人々に「ブルークリスタルロッド」を授けた主神。 ところが、このことが災いして、スーマール帝国がバビリム王国に攻め込んでくることになる。 その後、バビリム王国民を奴隷として建てさせた塔(のちの「ドルアーガの塔」)に雷を落として破壊した。 そして、ドルアーガ戦役にてギルガメスにゴールデンアーマーを授けたのもアヌ。 今作にて登場する女性型ゴーレム・テンペストを作り上げたのもアヌ。 【アビサルビーストヘッド(あびさるびーすとへっど)】 ゼオバルガ使いに恨みは無いが、宝箱を開けた時に出てきてガックリするアイテムランキング1位に勝手に認定。 というかそもそもコレすら拾えないわけなんだけど…ちなみにリバイアサン風の生体ヘッドパーツである。 Ver1.40で裏凱旋に天プレ固定宝箱が登場したため王座返上。その座をスライムの体液(byハイパースライム)や竜族の鱗(byカオスティアマット)等が争っている。 【天海春香(あまみはるか)】 ナムコのゲーム「アイドルマスター」に登場する女の子の一人。 明るく元気でおっちょこちょいな性格なためカイにこの名前を付けるプロデューサーが多い。 2chでよく見られる「~~私マーメイ」は彼女の持ち歌「太陽のジェラシー」から。 最近ではゼオバルガ→ぜおばるが→瀬尾春香→春香でゼオを指す意味も持ってる。 なかなかオーンから帰ってこないプロデューサーがいるとナタをもってやってくる。 「オーンから帰ってこないプロデューサーさんはどこかな?かな?」 【アミバ様(あみばさま)】 用語集といえばこの御方。 指が無くては画面をタッチできまい。 実はミラーナイトの中の人? 【アルカディア(あるかでぃあ)】 →【デスノート】を参照。 【アンシャー(あんしゃー)】 バビロニアンキャッスルサーガの3作目「The Destiny of GILGAMESH」において、スーマール帝国の皇帝を操り、バビリムを滅ぼさせた悪魔。大魔王の座を狙うあたりずる賢い。 ちなみにアキンドナイトの鎧は、アンシャーによって作られているらしい。 【いこう(いこう)】 初心者御用達のチャットアイコン。 オベリスクを教えようとしても、大体これで返される。 その他使われるポイントは《盗賊砦の秘密》《魔都に降りた天使》などでの熟練上げの切り上げ時など。 また、ヤング・カイで実行すると杖で叩いているように見えるため、ネタプレーでたまに使用される。 【居酒屋だるい家(いざかやだるいや)】 ナムコの「アイドルマスター」に登場する場末の小さな居酒屋。 765プロダクションがある雑居ビルの1階にあり、新人プロデューサーが仕事の疲れを夜な夜な安酒で晴らす社交場。時々アイドル候補生も食事してるらしい。 アイドルマスターの居酒屋であったがナムコ系の客が次々とやってくるためオーンからの客も増えつつある。 人情あふれるおやじさんが一人で切り盛りしており愚痴にも相談も笑顔で付き合ってくれる。 料理は「豆腐×豆腐」「七味をかけて」「おでんマスター」「おつまみマスター」「蒼い焼き鳥」など様々。 オーンからも食材が入っており「ラパックスの厚焼き玉子」「ミツユビトカゲ酒」「ローパーの酢の物」「生アーチン」など、おやじさんの創作料理も増えそうだ。 イナーナ姫がここがお気に入りで胸に秘めるワルキューレ様の想いをつぶやく。 しかし酒に弱いのですぐ酔いつぶれてシスナやシエーレに保護される光景を良く見る。 最近はサキュバスやイシター神が変装して一本四万の酒を呷る。当然ツケ。 ちなみに、JR井の頭線渋谷駅前にある「だるま家」という実在する居酒屋がモデル。 だるい「家」です。「屋」じゃありません。ナムコ公式でも間違えてます。 XBOX版では潰れてしまったのか別の店に入れ替わっている。 【石クエ(いしくえ)】 時々、珍しい「石」が拾えるクエスト群のこと。 「石」の存在を抜きにしても楽しいクエストから、半ば作業的なプレイに陥るクエストまで様々。 「石」そのものに興味が無かったり、複数を組み合わせて合成すると得られるより強力な「石」を狙わないのであればあまり気にすることはない。 1.60へのバージョンアップで得られる「石」自体の価値はかなり下がってしまったが、箱条件が難解な一部のクエストでは逆に「石」狙いの要素が排除され、純粋に条件探索・達成ができるようになったと好意的に受け止められている。 《虚ろなる魔塔》/《魔塔(まとう)》…天光石 《女神の凱旋》/《女神(めがみ)》…魔光石 《桂冠(けいかん)》…秘光石 《追憶(ついおく)》…幻光石 《彷徨(ほうこう)》…界光石 【イシター(いしたー)】 ギルガメスにハイパーアーマーを与えた女神(ギルガメスエピック1-1)。 実は悪女で、正史の結末の一つではギルガメスを騙して神にしてしまうものがある。 ちなみに、したらばに出没したりもする。 もとネタは、恐らくバビロニア神話の女神イシュタル。 シュメール語ではイナンナとも呼ばれる。 愛称は「石田」。 【イシターの復活(いしたーのふっかつ)】 バビロニアンキャッスルサーガの2作目。ドルアーガを倒し、無事にカイを救出したギルガメスだが、塔にかかっていた魔力が解け、モンスターが暴走を始めるなか、ふたりはブルークリスタルロッドと共に塔を下りていくアクションRPG。 カイは魔法、ギルガメスは剣術でモンスターと戦い、敵を倒して経験値を積み、成長していく。パスワード入力あるいはゲームオーバー後のコンティニューをすることで、レベルアップが反映される。 前作に出なかった新しいモンスターや、商人内藤氏などのスペシャルキャラが登場する。 ちなみに、一番下のフロアには、例の青騎士とウニがいて結構面倒なのだが、呪文一発で簡単にクリアできるバグがあった。 【イシュタリオ(いしゅたりお)】 Ishtario:オーンにおける信仰の中心。女神イシターをはじめ、60柱の神々が祀られていた。エピック1-3や4-1、クエスト《聖地奪還》の舞台。 魔軍の攻撃目標となったが、戦いの初期に4人の英雄たちによって解放され、捕虜となっていたオーン王家のイナーナ王女も救出された。 どこかにワルキューレのほこらもあったりするかもしれない。 【痛いプレイヤー(いたいぷれいやー)】 オンラインゲームにはつきものの(悪い意味での)名物。 色々なタイプがいるが、主に自己陶酔、他社への妨害、寄生・依存が多い。 いちいち気にしていると精神的にも良くないので、さっさと忘れるのが最良。 【イナーナ(いなーな)】 ドルオンの舞台であるオーンの王女。イシターに瓜二つであるが、関係は不明。 ギルガメスを狙ってるとか、ワルキューレを狙ってるとか黒い噂は耐えないが、Epicを見るにワルキューレへの愛のが強そうではある。 異常なまでのタフさを誇り、盟約では放っておいても問題なく、クロムナイトに2・3撃食らっても死なず、ドルアーガ戦では死んでもいつの間にか復活という不死身っぷりを発揮する。 なのに、ラ・ケウだと油断すると死んだりするから良くわからない人。ドルアーガよりあの辺のブルーナイトとかの方が強いのかと…。 ver1.20になってハイパーローパーという史上最悪の天敵が現れる。一瞬でも反応が遅れたが最後、その凶悪な触手に嬲り回されわずか数秒で昇天してしまう。 名前の元ネタはシュメール神話のイナンナかも。 最近は居酒屋「だるい家」で目撃されることが多いらしい。 【命落として(いのちおとして)】 スペシャルクエスト《飛沫をかけて》の別名。 青箱条件に忍者の不殺、赤箱条件にフォース封印とかなり極悪な条件が設定されているため、護衛対象であるクーリッシュがよく死んでしまう事から名付けられた。 あまりの惨状から「血飛沫をかけて」と呼ばれたりもする。 語源は下記のクエスト《命を賭して》から。 【命を賭して(いのちをとして)】 クーリッカの散歩(デート?)に付き合う難易度の低いクエスト。 ドラウプニル目当ての人がクーリッカそっちのけで行動してても、めったに死なない。 完全に名前負けしてるクエストと言える。 【イラニスタン(いらにすたん)】 地方名。揮発性の高い油を精製しているところ。 いらにすタンなんて萌えキャラではありません。 【ウィスプワープ(うぃすぷわーぷ)】 《魔神の地下要塞》等に登場するウィスプが数秒間停止した後、瞬間移動するというドルオン内でみられるラグ中最悪の現象で、火消しに行ったはずのゼオバルガが逆に殺されることも少なくない。 ver.1.10更新時敢えて修正しなかった可能性も無きにしも非ずで、少しでも銀の力を徴収しようとする765の最終決戦兵器。 《怒れる竜ラパックス》では金銀のためにこいつらがいる中でラパックス( 子ラパ)と戯れなければいけないのだが、この現象のおかげで危険度 入手難易度が大幅にアップしている。 【虚ろなる銀の塔(うつろなるぎんのとう)】 銀の塔が虚ろになるまでプレイすることではじめて出現するクエスト。都市伝説に関係しているとも言われている。 ご利用は計画的に…。 【ウニ(うに)】 敵モンスターであるアーチン族の通称。見たまんま。 ウニ ウニ 俺<キーンキーン 悪 嫁 この図に全てが集約されている。 【裏クエスト(うらくえすと)】 「クエストが少ない」「レジェンドモンスターが出ない」「ラキアが出ない」というクレームに対抗するためかどうかはわからないが、新しく作られたSPクエスト。 裏クエストは「○○(○○○)」のような括弧付の名前、レジェンドモンスターが大量発生、高難易度などの特徴を持つ初心者お断りなクエストである。 【ウルトラ○ン(うるとら○ん)】 遂に登場したSPクエスト《魔都に降りた天使》で出現する精霊系のレアモン、イフリートの俗称。 むしろ母っぽいがどうでもいい。 全くの無害でぶっちゃけ高級な熟練稼ぎサンドバッグと捉えて相違ないが、空気嫁にしてみれば超長距離アイスストームの的でしかない。 スクロールオブホータンやフェイトオブギルガメス等をドロップするが、「魔天」においては天界のプレートを入手できるかどうかが最重要なので出逢えても単なる余興にしか思えないことも。 旦那以外にはある意味最もどうでもいいレアモンかもしれない。 しかし天界のプレートが上級のクエストで普通に入手出来る素材と化した現在、スクロールオブホータン完本の性能の良さから若干その存在が見直されつつある。 【潤覚え (うるおぼえ)】 初出は嫁スレ6の某有名な人。 ネット上などでよくある誤用の一つで、正しくは「うろ覚え」。 【エアロ(えあろ)】 毎朝、本日のクエストを報告してくれるありがたい人。カイ使いらしい。 他者の薦めで初めてコテハンを使う事になったナイスガイ? 報告をお休みする事もあるが何人たりとて文句は言えないと思われる。 しかし、 06/09/15に、ついにクエスト報告の引退を発表(DRUAGA ONLINE ドルアーガオンライン Epic 39 372にて)。 だが、これからも1プレイヤーとして、オーンでの戦いには参加することも同時に表明。 長い間、お疲れさまでした。そして、これからも1プレイヤーとしてオーンで共に戦いましょう。 なお、この方の名言として「魔鉱石は1回300円」があった。 本スレ住人の間では「うつろなるエアロ」「魔都に降りたエアロ」「聖地のエアロ」「エアロ奪還」「深淵に潜むエアロ」なるクエストが存在するとかしないとか。 【えいっ(えいっ)】 ヤング カイの通常攻撃時の掛声、転じて通常攻撃のこと。カイスレの数え方にもなっている。これを連射するとかわいい声で火の玉を連射する。 しかし、そのかわいい声とは裏腹に恐ろしいダメージを連続で叩き出す。 溜めると「えぇ~い♪(1段階)」、「ふぁいや~♪♪(2段階)」、「えくすぷろ~じょん♪♪♪(3段階)」と変化していき、特に最後のえくすぷろ~じょんは、範囲攻撃となり着弾地点の回りにもダメージが行くので通路の裏側の敵を攻撃出来たりと便利。 しかし、2~3段階目の溜めが妙に長いので、使うときはコンセントレーションとセットで。 魔法耐性が低い敵ならこれだけで4桁のダメージを出したりと恐ろしいことこの上ない。ちなみに「イシターの復活」における魔法・ファイヤーボールの消費MPはゼロだ。 それから、いくらためてもダイアキュートやばよえ~んは出ません。 【永遠剣(えいえんけん)】 ワルキューレの最上級フォース、『エターナルソード』のこと。 敵はもちろん他人の話だって何でもぶった切り! 丈の短い鎧を着けて画面上に向かって放つと… エターナルソードの元ネタはワルキューレの伝説で出る永遠の剣と思われる。 【永遠篭手(えいえんこて)】 →エタガン(エターナルガントレット) まぁ、詳しく説明はしないが…ワルキューレ珍速装備の一つ。 【永遠弓(えいえんゆみ)】 ワルキューレの最終装備の一つ、エターナルボウの事。 特に特殊能力は無いが攻撃力21、重量11なので使用者は非常に多い。 【エイオン語(えいおんご)】 ガルブ・ファルラ標準語(ゼビ語)を元に作られた言語。 数字は16進数が使われている。 小冊子3巻にエイオン語辞典が出ているので詳しくはそちらを参照。 【英雄王(えいゆうおう)】 ギルガメスの別名。 AUOと表記されることもある。 【英雄プレイヤー(えいゆうぷれいやー)】 パーティエピック/クエスト別のプレイ1回でのポイントのランキング。 ポイントの算出基準は詳細不明だが、リザルト画面での討伐数やゴールドが多い方が高いようだ。 但し、ソロプレイ時はパーティボーナスが無い為か点数がおもいっきり低くなる。 貢献ポイントが400を越えると10万点以上の点数が出るらしいが、自作自演か回線切れが起きない限りは貢献ポイント400越えはまず不可能。 本日ランキング入賞、本日ランキング1位、歴代ランキング入賞、歴代ランキング1位でそれぞれの称号が貰える。 【駅前散策の人(えきまえさんさくのひと)】 たのしそうな名前のだんちょうのお友達。 日本で初めてブラッディガントレットを入手し、このWikiに報告したのもこの人。 速攻でだんちょうに捩じ込んでいる。 フェイトオブギルガメスも捩じ込んでる。 全国のギル使いがいろんな意味でちょっとだけ涙した。 実は、「超時空要塞マクロス」の主題歌を歌っていた藤原誠の遠い後輩らしい。 彼のブログでは内容のところどころに駄洒落が仕込まれており、全てのネタを解読するのは至難の技である。 【エクスカリバー(えくすかりばー)】 ギルガメスの最強武器候補筆頭。原作、ドルアーガの塔でも登場。 元ネタは、アーサー王伝説の聖剣エクスカリバーから。 腕力や知力など5種類もの能力に+補正があり、重量も20とギルガメスの武器では軽い方で、攻撃力も28(実質的には30)で上位とかなり恵まれた性能を持っており、SSSランクのプレイヤーも使う超高性能武器。 なのに、装備制限ランクがAと異常に低いうえに、《虚ろなる魔塔》の赤箱アイテム、カリバー http //www.druaga-online.info/item/?id=30さえあれば、《魔都に降りた天使》のドロップアイテムだけで作れるお手軽さ。恐れるべきは、主人公補正か…。 Ver1.20にはこれの強化型バリアントエクスカリバー http //www.druaga-online.info/item/?id=1325まで出てくる始末。もうどうにでもしてくださいw そのかわりと言っては何だが、旧ラッキーアイテムの劣化っぷりが激しかったりする。 装備したら、称号「セイント」にするのはお約束。 あと、どんなに思っても『約束された勝利の剣』と呼んではいけません、あしからず。 【エクトプラズム(えくとぷらずむ)】 通称は主に「牛乳」、「ヨーグルト」。万能章狙いのプレイヤーには「残念賞」と呼ばれたりもする。 説明文に色々なものを作るのに~とかある割に、ほとんど合成では使わない。 オマケに万能章の代わりにドロップしてしまう事もあって、店売りされる事も少なくない。 しかし各種バランスと合成するとドラゴンポッドに、さらにドラゴンポッドとスクロールオブブーストの合成でポーションオブパワーIVとなる。 【エタガン(えたがん)】 ワルキューレの攻撃速度系最終装備の一つエターナルガントレットの略。 永遠籠手という呼び名もあるが何故かほとんど使われない。 必要ランクはSSS-だが攻撃速度+10%が付くので、一度使ったら手放すことはほとんどない。しかし、いざ作ろうとしてもトレードを使わずに自力で材料を集めるのは結構難しい。 重量12までなら正義の矢・春風のドレス・マッコウブーツ・天(魔)光石等の組み合わせで珍速可能なため、必須装備ではなくなった。 【エヌマエリシュ(えぬまえりしゅ)】 1.10になって発見されたギルガメスの武器ヤングカイSSS+の本。 元ネタは、メソポタミアの創世神話のこと。 だが、期待されていた割にはさほど強くないので使用するプレイヤーはめったにいない。 また、某ドリル剣ではないので間違っても『天地乖離す開闢の星』と読み替えてはならない。 分解しても天プレにならない漢の武器。 【エプロンドレス(えぷろんどれす)】 カイのネタ装備の一つ。「家政婦の着る服」と説明にあるがメイド服というよりロリータファッションに近い。 比較的初期にキャッスルプレゼントでもらえるが、装備可能ランクがSからなのでそれまでのモチベーションを維持できる魔法のアイテム。 【エリクサー(えりくさー)】 他のゲームでは瀕死の状態からでも回復するような万能薬だが… APを30%回復する素材アイテムである。ポーションオブパワーより使えないじゃん。 使えない度に反して、何故か入手するにはやたらと運or手間が要ったが、Ver1.20からは「強化素材×3」で割と簡単に作れるようになった。 まぁ作ったところで使い道がないのだが…と思ったら、幽明シリーズのつなぎに使われるようになって日の目を浴びた感がある。 【エロドレス(えろどれす)】 《魔都に降りた天使》のカイ赤箱である、デモニックドレスの事。 ノースリーブでミニスカ、と見た目がいやらしいドレスの為この名が付いた。ちなみにパット入り。 (装備画面でパレオに比して明らかにバストサイズが上がる) 背中も大きく開いていてエロい。 【遠藤雅伸(えんどうまさのぶ)】 バビロニアン・キャッスル・サーガの生みの親にしてゲームデザイナー。 他にNBGI関連ではファミコン版「Zガンダム ホットスクランブル」のゲームデザイナーだったりする。 ★付きの2ちゃんねらーで、自己紹介板やレゲー板で会える。 【大女神(おおめがみ)】 神界「マーベルランド」の女神の長を指す。 だからキララを獲得した時に「大女神の使徒」の称号が貰える。 【オーケー(おーけー)】 チャットアイコンの一つ。 魔方陣や扉の前で待っているマッチメンバーに先へ進む準備ができたことを知らせたり、誰かが何かを失敗して「ゴメン」しているのを咎めない時によく使われる。 画面上ではキャラクターが小さく頷く動作を繰り返すので、女性キャラが他のキャラと密着した状態で連打すると何だか… 【オーン(おーん)】 ドルアーガオンラインの舞台となっている世界。イナーナ姫が治める聖地。 AONと書いて「オーン」と読む。天と地の狭間にある大地。海と大地の狭間ではない。 アオンだとジャンプの10週打ち切りプロレス漫画になるので注意。 【オーン騎士団(おーんきしだん)】 平和すぎて戦う術を知らなかったオーンの民をギルたちが教育し、結成された騎士団。 いきなり手合わせをしてくれとか、クロムナイト http //www.druaga-online.info/mob/?id=112にケンカ売ったりと、無謀な言動が目立つ。 《空の聖都ラ・ケウ》では不相応な魔軍相手に健気にも戦いを仕掛けるが、持ってる盾で防御すると言う術を学んで欲しいものである。 移動時は盾を構えているのに、戦闘時はノーガード戦法。 裏クエスト「騎士(きし)」では多少ガードする確率が上昇。 最近、ギルのコスプレとして密かに流行しつつあるとか、ないとか。 一般的な騎士団員の兵装は、ホワイトソード http //www.druaga-online.info/item/?id=5、カイトシールド http //www.druaga-online.info/item/?id=39、ナイトヘルメット http //www.druaga-online.info/item/?id=934、ナイトアーマー http //www.druaga-online.info/item/?id=319、ミスリルガントレット http //www.druaga-online.info/item/?id=380、トルーパーブーツ http //www.druaga-online.info/item/?id=436。 封魔バージョンを素で使う英雄王もいるとかいないとか。 そういえば、オーンの人はカイのような魔法を使うことができないと言う話だったが、この騎士団の魔法士は平然とファイヤーしてくる。なんで? ※カイもBCR装備して使えるようになった。オーンではBCRが量産されてる。 【オーン戦記(おーんせんき)】 小さな本+手記の切れ端+イシターリキュールで合成できる称号付与アイテム。 材料がイナーナの謎日記、謎の手記に加えてイシターの酒と怪しいものが揃っているにも関わらず 内容は真っ当なものであるようだ。毒で毒を制したのだろうか? 息吹の効果に+20が付くのは素晴らしいのだが、攻撃力の低さとチャーム効果が邪魔なためあまり使われない。 (発動すると溜め撃ち含む通常攻撃が強制的にチャームになるので使いづらい) 【オーダーメイドソックス(おーだーめいどそっくす)】 ヤング カイ用の装備でラッキーアイテムの一つ。 しかし、ドロップする敵が多い(《虚ろなる魔塔》で1プレイ中4体、《魔塔(まとう)》ではその倍)ため入手難度は低く、天光石狙いの副産物的な扱いでもあることから【暴落ラキア】と呼ばれることもある。 フォース詠唱速度upの他にHPの増加があるため、時間切れ対策として装備する人は多かったが、ver1.60で時間切れ後の仕様が変更されてHP調整は意味をなさなくなったため、今後はノーアーツが必要な場面くらいでしか使用されないと思われる。 もっとも、天光石(やその上位光石)は《天と地を繋ぐもの》で比較的簡単に手に入るため、魔塔へ行く上級者も減るので産出量も自然に減少するであろう。 【おつむゆるい子(おつむゆるいこ)】 一部でヤング カイを指すのに使われる言葉。だがそれがいい。 妄想スレにおいてそのゆるっぷりを発揮している。 脳内で再現するためにリバース系イヤリングを装備する嫁使いもいるらしい。 【おとうさん(おとうさん)】 ゼオバルガの意味合いを持つ。 元ネタに「宇宙家族カールビンソン」が来るか、「あずまんが大王」が来るかで世代が分かれるが今回は「宇宙家族カールビンソン」の「おとうさん」である。 亜空間から換装パーツを呼び寄せ変形したり戦闘モードを変えることができる。 なお元ネタでは「おとうさん」の名前はトリー准将(本名は不明)。作戦のために妻と娘を自らの手で殺したため、「死神」と呼ばれる。 遺跡から発掘された先代文明の3機のマシンの起動に「人間の魂」が必要なため、3人の 優秀な軍人が選ばれ、その魂が移植された。 (「火の玉」アジーン(odin)、「殺し屋」ドワー(dva)、そして「死神」トリー(tri)) 3機の活躍で戦争は劣勢を挽回。軍は勝利を確定するべく、オリジナルを解析して 4号機(レプリカ)のチェトレ(chetyr )を作り、軍の親衛隊エリートが移植される。 だが勝利を目前にチェトレの裏切りが発覚。暴走の末、重力兵器(人工ブラックホール)を 使ったチェトレはドワーによって葬られるが時既に遅く、巨大化したブラックホールにより 母星である惑星ウエスナーは壊滅を待つだけの状態に。 ただ苦しんで死ぬのを見ているだけより…と、トリーは3機中自分だけが装備している 大型粒子砲で惑星ウエスナーごと砲撃、一瞬で人類もろとも消滅させる。 その衝撃で各機体は 散り散りになり、トリーは音信不通に…(オリジナル3機は超空間通信が可能) 「おとうさん」になっている現在ではほとんど精神崩壊状態(一応「旅芸人」なので演じている可能性も?)で 以前の記憶をほぼ失い(というより思い出したくない)、戦闘力と父性愛だけがまとも。 デスノNo.073の設定資料集によると、「ある事件をきっかけに彼は自らの文明を滅ぼしてしまい、記憶を失う」とあるが、いったいゼオの罪とは…? ちなみに「アジーン・ドワー・トリー・チェトレ」は、ロシア語で数字の「1・2・3・4」の意。 【同じキャラ4人パーティー(おなじきゃらよにんぱーてぃー)】 カイ4人:よくあるマッチ。支援重視のキャラなので残念。 「えいっえいっ」や「シュッ(移動音)」が多い。 ワル4人:よくあるマッチ。遠距離攻撃と接近戦、その中間など中の人の個性が出てくる。 ギル4人:あまりないマッチ。道中は盾移動が基本。 ゼオ4人:道中は塊魂orバキュラ化、ボス戦は思う存分ドリルを使える。 br; ……まさかこれが謎の宝箱の条件になろうとは誰が想像したであろうか? 【オベリスク(おべりすく)】 隠し宝箱(通称「ソル」)の正式名称。 古代エジプトで建てられた記念碑の一種らしいので、イシターのヒントはあながち間違っていなかったといえる。 某巨神兵とは無関係です。 【おむつ(おむつ)】 乙が変化した言葉。 【オリハルコン(おりはるこん)】 古代神話の幻の金属とされているらしい。ドルオンにも登場する。 オーンではオリハルコンの事を「魔鉱石」と呼ぶそうだ。 オリハルコンのタブレットは青い。 オリハルコンのタブレットを利用したレシピ合成品のオーラプロテクターをスプリガンにちなんで「A・M(アーマード・マッスル)スーツ」と呼んだりする。 か行 [#r28596ca] 【ガールー神(がーるーしん)】 バビリムの東、炎の崖の神殿に位置する炎と正義の神。 【ガーン(がーん)】 チャットアイコンの1つ。「ガーン!(小)」→「ガーン!(中)」→「ガーン!(大)」と変化。 似たものに「シクシク」があるが、キツい表現になるため「ガーン!」を使う人は少ない。 「悲しい気持ち」を表す時に使うとされるが、バーティメンバーに与える印象はすこぶる悪い。 【カイスレ(かいすれ)】 ヤングカイのキャラクター専用スレの略。 最初の頃はともかく、最近の流れは初心者どころか妄想スレ住人すらキモがる亜空間になっており、 ほとんど一般プレイヤー立ち入り禁止状態になっている。 このスレだけ虚無の霧に飲まれたのであろうか・・・? 【改造教(かいぞうきょう)】 改造中の武器をこよなく愛する人が集まった新興宗教団体で、改造狂とも呼ばれる。 目的は改造中1/5~4/5を全てカンストすること。そのためには一般人の犠牲も厭わない。 何より改造中をバカにする人が許せないので、偏向な知識を総動員して演説を始める。 その時に無駄な語彙を付けまくった言葉を使うので長文で判り辛いが、文言を整理していくと 全く論点がズレているのが判るだろう。 暴走集団チーム速攻とは非常に仲が悪いが、互いの組織に属している猛者もいるようだ。 br; 最新のver1.60の仕様では熟練度を上げるという行為の敷居は低くなり、シングルプレイも導入されたことでその論理は破綻した。 【カイの冒険(かいのぼうけん)】 「ドルアーガの塔」よりも前の物語。ファミコンにて登場。カイのメインテーマはこの曲のアレンジ。 天まで高く届く塔が崩壊し大怪我をしたギルガメスが意識を失っている間に、カイはイシターから「勇気を身軽さに変えるティアラ」を授かり、 ドルアーガの塔にひとりで挑むアクションゲーム。全60フロア+スペシャル面で構成。 メインゲームをクリア出来ても、カイはドルアーガに捕らわれて、石にされてしまうというバッドエンドが待っている。 【ガクブル(がくぶる)】 マップ上の柱など進入不可の場所に進もうとしてキャラクターがカクカクしながら動く状態のこと。 アームオフさせたゼオバルガで、アーム・本体両方を同時にガクブルさせたり、スラッシュ移動で高速ガクブルさせる器用な人もいるとか。 【覚醒合成(かくせいごうせい)】 通常装備+封魔装備+スクロールオブブースト(SoB)の合成の事。祓魔合成と呼ばれていたこともある。 公認で正確な名称が発表された。幽明装備の合成は「覚醒幽明合成(幽明合成)」と言うらしい。 【ガシャドクロ先生(がしゃどくろせんせい)】 《零下30度の罠》、《魔都に眠る死霊》に登場するレアモンスター、ガシャドクロの事だが、名前や外見がそう感じさせるのか、よく先生付けで呼ばれる。 ワルキューレのクリティカル特化装備の一つ、エーギルドゥーヴァをドロップする為、ごまプリン同様ワル使いの憧れの的だが、大抵虹の代わりに雷を落として人生の厳しさをご教示してくれる(?)思慮深い御方。 ちなみに、こちらから出向かないと埋まっていてお姿は拝見できないのでスルーに注意。 意外な場所での新たな出会いを提供して下さる素晴らしい御方でもあったりする。 しかし裏クエスト「零下(れいか)」では大量発生するようになる。 が、本家に遭遇することが銀箱条件なのでやっぱりサウナで名前を呼ばれるらしい。 【塊魂(かたまりだましい)】 ゼオバルガのフォース『メテオシェイプ』を指す。 由来は同じくナムコの同名ゲームから。 これを使用すると鉄球の塊となり敵を轢き潰してゆく様を表している。無敵だと勘違いされている節がある。 みんな大好き。 ゼオのフォースでは最大のダメージソースでもある。リキャストが長いのが難点。 ターゲットを珍速のように連射するとおかしな方向に転がり難い。苦手な人はやってみてください。 【ガチクエ(がちくえ)】 数ある難度8クエストの中でも特に難度の高い、ガチ(真剣)でやらないと謎の宝箱の条件を達成するはことおろか、クリア自体が困難なクエストのこと。 一定水準以上の強力な装備はもちろん、プレイヤー同士の巧みな連携など高いプレイスキルも要求される。 具体的には《ザ・ナイトメア》《悪夢(あくむ)》《混沌を生み出す者》《混沌(こんとん)》《魔神の地下要塞》《要塞(ようさい)》《『驚愕の未来』》などが挙げられる。 謎の宝箱条件(特に金箱)達成だけを見れば《騎士(きし)》《怒竜(どりゅう)》なども当てはまる。 【がっかりレア(がっかりれあ)】 もともとはTCG用語。 パックから出たレアカードがしょんぼりするものだった場合、「引いてがっかりするレアカード」の略でレア度のわりに使えないもののことをさす。 ドルオンではサキュバスの「封魔のブレスドライトアーマー」、ブラックワルキューレの「封魔のゴルゴン」、アネモネ、ブロンテの「天界のプレート」などが該当する。 【ガトリングザッパー(がとりんぐざっぱー)】 どう見てもガトリング砲にしか見えないが、打撃武器。 最強ではないものの、攻撃力の基本値はTOPクラスで追加効果がゼオに嬉しいAPとダメージの+効果。 作成が容易ではないが、ラ・ケウで頑張って材料の赤箱を集めておきたい。 【要石(かなめいし)】 1:茨城県の鹿島神宮にある神石。 2:ナムコの「源平討魔伝」に出てきた空中に浮かぶ神石。 3:ナムコの「カイの冒険」でのイシター様のありがたい御言葉、 「カイよ!ちょっとうしろをむきなさい あなたってよくみると げんぺいとうまでんの かなめいしに そっくりよ!」という助言からカイをさす言葉として使われる。 【カニ(かに)】 リヴァイアサン、オロチのドロップアイテムであるクラブシザーグラーゼのこと。 見た目も名前もそのままカニバサミそのもの。 カニ爪などと呼ばれることもあるがたとえ引退していても「かにニッパ」と呼ぶのはやめておきたい。 クラブシザーグラーゼ、ブラグザストーン、スクロールオブブーストを錬金合成することで、ゼオバルガの始原兵器「太陽の牙」に化ける。 【がらくた】 新月の魔の期間中に力を失っているアイテムの総称。 間違って装備して行かないように気をつけよう。 【鴉丸忠次(からすまちゅうじ)】 本作のキャラクターデザイン。ドルアーガオンラインがこの名での初仕事。 唖采氏の同僚兼友人とのこと。 ギル・ゼオ・サキュバス・イシター・イナーナ・クロムナイト・ブラックワルキューレ・テンペストのデザイン・イラストを担当している。 探訪の書下巻で「サキュバスのコスプレをしたカイ」を描き、一躍時の人に(?) 氏のサキュバスのデザインを見た唖采氏が「本気で負けた」と悲嘆に暮れ、 七日七晩、枕を濡らした「サキュバスの屈辱」はあまりにも有名。 【ガルグン要塞(がるぐんようさい)】 Gal gun Fortress:オーン中央平原にある魔軍の要塞。地下は広い鍾乳洞(クオックスの寝床)につながっている。 クエスト《とらわれの英雄たち》の舞台。英雄たちが虜囚となった経緯は端折られているが、『【ごまプリン】に会えず落胆していたところ、落とし穴に落ちた』説が有力である。 【ガルバランプレート(がるばらんぷれーと)】 零下30度におけるカイの赤箱アイテム。 いわゆる「ビキニ鎧」に近いが、メッシュ状のスカートが付いている。斜め後ろからのアングルでぱんつ(靴依存)を拝める。 【カンスト(かんすと)】 カウンターストップの略語。 このゲームでは何をどうやってもランクが上がらないSSSランクで次ランクまでの経験値が1になる事を指していた。 2006年7月4日にSSS+が、次いで8月2日にSSSS-が、10月24日にはSSSSが、11月3日にはSSSS+が、2007年3月30日にはEX-が開放、そしてついに2008年3月15日にEXが解放されたため、EXランクに到達したところで「カンスト」状態(経験値は入るが次のランクまでの必要経験値は0)となる。 武器の熟練度を255にする意味でも使われている。 所持ゴールドは99,999,999でカンストすることが確認された。 【がんばれ】 チャットアイコンの1つ。上級者が保護者的プレイでボス戦などを低ランクプレイヤーに任せる時や、脱出ゲートで去り際に使うことが多い。 励ましと思われるか、「適当にやってて~」となげやりな態度と取られるかは紙一重。ましてやランク低くても2人目以降のサブカードだったりすると、使われた側はちょっと複雑な心境に。 保護者プレイ中にリアル低ランクプレイヤーに言われると対処に困る言葉でもある。 ※「魔都」「深淵」で赤箱条件を満たしているプレイヤーの励ましに使用される事もある。 【如月千早(きさらぎちはや)】 ナムコのゲーム「アイドルマスター」に登場する女の子の一人。 ワルキューレ、 ゼオバルガに彼女の将来を託すプロデューサーが後を絶たない。 彼女のバストは72cmというのはあまりにも有名。 【奇跡を紡ぐもの(きせきをつむぐもの)】 epic6-4《神魔》を1人でノーコンティニュークリアすることにより手に入る称号。この称号を手に入れることでSPカラーが使えるようになる。 この称号にちなんで、神魔や魔神などの高難度クエストを1人でノーコンティニュークリアすることを「奇跡を紡ぐ」と言うこともある。 上級者への登竜門。 最近では、1人になる事が最も難しくなりつつある。ソロ機能付けれ765w → 付きました 【記念碑(きねんひ)】 イシターがオベリスクのことをこう呼んだ。 絶対零度の罠ではオベリスク(記念碑)の出現が青箱条件である。 ところで、なにの記念碑?÷さまとイナーナ姫の愛の記念碑ですか? 【キャー(きゃー)】 チャットアイコンの1つ。「きゃー(小)」→「きゃー(中)」→「キャー!(大)」と変化。 レアモンスターやレアドロップ品が出た時や、レアプレイヤー(?)とのマッチ時に喜びを表現するために使うこともあれば、青箱/赤箱条件を妨害されそうな時にも使ったり、果てはヒートボディで燃やされた時に使ったり、ガクブル中に使ったり… 「よろしく」同様、含まれる意味は様々であり、よってその真意を知るには少し経験が要る。 しかし大抵の場合は2ch式の挨拶なので、特に意味は無かったりする。 【驚愕の未来(きょうがくのみらい)】 ※驚愕の未来のプレイは基本2クレジットです。 天地を繋ぐものの裏クエスト的なポジションだが、Ver1.6以前から言われている 低ランクや低能力武器を持ち込む事による他プレイヤーへの悪影響を全く対策せず 難易度だけをキチガイのように上げた集金クエスト。 それだけならまだしも、条件が揃うと4番目の部屋がアーツ封印部屋だったり、 撃退必須の敵が全て魔法耐性持ちだったりと、嫁プレイヤーにだけ色々マゾい。 こういうのを楽しいと思う廃人プレイヤーの意見ばかりを聞いているとダメになる典型。 【今日の都市伝説(きょうのとしでんせつ)】 エアロ氏、Gab氏、緊急代理タソが当日のクエスト報告をした後、それを元にその日に拾える(かもしれない)都市伝説級アイテムのまとめをしていた人。 新月の魔や月の恵み、バージョンアップが決まった時はカウントダウンもしてくれた。 ワルキューレ使いで、神花の冠を愛用しているらしい。キャラクターカードの破損→修理・復活の経験者。 【虚無()(きょむ())】 SP枠のクエストが配信されないこと。 新月のせいだったり、オーン各地のバージョンがそろわなかったりするとおきる現象らしい? 真相はいかに? (まれにだが『時の狭間』に入るとこのような現象が起こる) 時の狭間:SP配信の切り替え時のわずかな時間の事 【ギルお面(ぎるおめん)】 ナムコの月刊誌「NG」についた付録。 ギルガメスの顔(目の部分)とヘルメットの絵が書かれていて切り抜いて 輪ゴムをかければお面になるという馬鹿企画。 さらにすごいことに1990年、国際花と緑の博覧会のアトラクション「ドルアーガの塔」にて、このお面をかぶってプレイしようという超馬鹿企画も行われた。 いつかこれをつけてドルオンしよう!とか765ならやりかねないと警戒中。 【ギルガメ厨(ぎるがめちゅう)】 【地雷】メンバーの中でも、特にギルガメスを差す言葉。 「まって」を無視して先に進む、ヌルクエでフォース連発で《俺Tueeeeeee》、空気を読まずに熟練上げやセクハラ、盾ガードも無敵アーツも使わず被弾が多いなどさまざまなタイプが存在する。 ザ・ナイトメア、悪夢(あくむ)ではプロボークもランパートも期待できない(自分自身はダメージ受けてもあまり痛くない)どころか、他のギルのランパートをヒートで上書きするので、ワルキューレを使っていてマッチしてしまったら心の準備を。 【ギルジゴク(ぎるじごく)】 足装備をナマズ系にしたゼオバルガの別名。 【ギルスレ(ぎるすれ)】 ギルガメスのキャラクター専用スレの略。 基本的に男スキーの集まるスレなのでわき合い合いとした進行だが、荒らしが良く出るのと 住人の荒らし耐性の低さで荒れ気味になる事がままある。 テクニックに関しては拘っている住人も多く、その手の質問はしやすいスレと言える。 【金塊(きんかい)】 ギルガメス用の強化素材「神々の金塊」。通称玉子焼きとも言う。 元ネタは「ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ」のシルバー/プラチナ/ミスリルインゴットか。 と言っても、ナイトメアでの金塊は「貯金アイテム」である。お金は大事だよ。 【緊急代理(きんきゅうだいり)】 06/09/12のエアロ氏お寝坊さん事件をきっかけに仮クエスト報告人の一人に(DRUAGA ONLINE ドルアーガオンライン Epic 39 25にて)。 当初はコテハンではなかったが、他者の薦めで初めてコテハンを使う事になった控えめな?御方。 のちに現クエスト報告人であるGab氏不在の際の文字通り緊急代理としてクエスト報告代理人となっていた。 最近では公認blogのクーリッカ( 07/03/20よりクーリッシュ)の前日暗号報告に基づいて可能な範囲で クエスト時間帯を交えたリアルタイムSPクエスト報告もしてくれる。Gab氏のクエスト報告の引退に伴い 3代目のクエスト報告者を襲名されました。街した人は知っている?使用キャラは全部?旦那使い?現地の報告によると 「巻物どっさり」で街面を和ませるともいう。しかしメインキャラなどは詳しく分かっておらず、未だ謎の多い御方である。 (2007/6/12に朝のクエスト報告の引退を表明。しかしオーンでの戦いには引き続き参加することを表明。) 最近では『真・新月の魔』のがらくた報告も可能な範囲でしている模様。これからも無理をせずによろしくお願いします! 【銀の力(ぎんのちから)】 100円玉のこと。 出展はナムコの「超絶倫人ベラボーマン」のメインテーマから。銀の力が僕を変えてゆく♪ また他にも「お布施」(出展は源平討魔伝)などがある。 100円玉を積み上げたり、コインケースに入れてると「銀の塔」と呼ばれる。 しかし、現在の100円玉は白銅(=銅とニッケルの合金)であり、銀は残念ながら原子的には配合されていない。 銀貨だったのは1957年~1966年までの事。ドルアーガシリーズやベラボーマンの発表よりも遥か前の事だそうである。 【金箱(きんばこ)】 Ver1.20から登場している新条件達成型報酬。 比較的条件がゆるいものから、発見はされているが未だに条件が確定できていないものや全く見つかっていないものなど様々。 2007/1/9から条件が変更されたクエストも多い、らしい。 【銀箱(ぎんばこ)】 金箱 http //www.druaga-online.info/index.php?%CD%D1%B8%EC%BD%B8%2F%A4%A2%A1%A6%A4%AB%B9%D4と対をなす、Ver1.20からの新条件達成型報酬。こちらも条件が厳しい&情報が少ないが、金箱よりはやや楽な方である。中身は 封魔装備 http //www.druaga-online.info/index.php?%CD%D1%B8%EC%BD%B8%2F%A4%CA%A1%A6%A4%CF%B9%D4が殆ど。 「裏クエスト」ではポーションオブバーサーク・ソウルリキッド・イシターリキュールの3種のうちどれかになっている。 【クーリッカ(くーりっか)】 クエスト「命を賭して」に登場する伝令兵。「飛沫をかけて」のクーリッシュの姉。 Ver.1.10になってからは毎日「☆クーリッカ情報☆」で昨日のラッキーアイテムやニュースを伝えてくれていたが、10/17に「コルテス大尉に見つかってしまったので」という理由で終了した。 実はユイトカスが嫌いなので《命を賭して》で嘘の情報を伝えたという説が急浮上。 それどころか《聖都(せいと)》ではわざと敵に見つかるような行動をとったりするので、魔軍のスパイ説まで出てくる始末。 最近では公認blogでも活躍中である。忙しい娘だw 公認blogでは「へにょっ」「むりゃ」などの迷言を連発している。 また、公開予定の新クエストや極秘合成レシピについて(本人に内容を知らされていない時点で)いい加減な予想コメントをしたはずが、図星を突いてしまうという特技を持つ。 これらの功績(?)により、開発スタッフからは「天然で人を殺せる」ともっぱらの評判。 2007年12月に公認blogで行ったプチイベントの件でミスをしたため、正座して反省している姿が公開された。 2009年のイベントでGMとして参加。プロテ張り忘れる、攻撃のタイミングが遅く死んだ敵にえいっ、 援護をする余裕もない、と期待を裏切らないへにょへにょぶりでマッチマンバーを和ませた。 【空気嫁(くうきよめ)】 みんなが敵を倒しつつソルを探してるのに先行しまくって塔を上ったり ボス戦を楽しんでるのに出現後数秒で瞬殺したり、 硬い敵をフォース連携で倒そうとしているのに通常攻撃のみだったり、 我先にお金の入った宝箱を独占したりと「おいおい空気読めよ」と 言いたくなるプレイに対しての文句。 カイ使いに多いことから「空気嫁」と呼ばれていたが、 打って変わって最近は天光石の出現とバージョンアップによりワルキューレが「空気悪」「ワル厨レ」として絶賛台頭中。 その移動速度、画面制圧力、あからさまに贔屓された新アイテムと分解合成は止まる所を知らない。 更にゼオバルガまで高速移動装備により「空気よメカ」に変形。 置いてけぼりの旦那カワイソス。 塔を上るときは「まって」など他のプレイヤーのセリフに注意しましょう。譲り合いが大切。 【空気嫁る嫁(くうきよめるよめ)】 空気を読んでいる嫁ことカイ使いの人の事。 雷は撃たない、フォーカスはシールドorヒートボディに回す は必須だと思う。 攻撃は通常攻撃(溜め攻撃は臨機応変)、ヒール・シールド・ヒートボディ・コールギル・万物・チャームを使いこなし、支援プレイがメイン。さりげなく効果的な場所にFEを置いておく事もある。 しかし一番重要とされるのは、実は「ギルやゼオより前に出ない」ことだったりする。三歩下がって後ろを歩くのが「良い嫁」。 初心者が無謀な行動で死にそう、時間切れ寸前だった場合には「ゴメン」全力で敵を殲滅する事もある。 高火力と移動速度が原因で生み出したプレイとも言えるかもしれないがPTに一人いたら 普段は出来ない無謀な行動を実験してみて甘えさせて頂くのも良いかもしれない。 【クオックス(くおっくす)】 「カイの冒険」のときに天界から遣わされた聖竜。今作では何故かオーンに住んでいる。名前のネタ元は「オズの魔法使い」から。 ゲーム中では瘴気にあてられて戦う事になったり、それを根に持ってか後半でリベンジ挑んできたり、地下牢の先に住んでて(なんでそんなトコに?)襲いかかってきたり、その巨体で視界を遮ってレッサードラゴンの攻撃を見えなくしたりとロクな活躍をしない。 態度だけは図体に比例してかやたらデカく、隠居に徹している割にララの祈りには即時に応じて馳せ参じるというロリコン趣向も垣間見せる。 敵に回しても味方に回してもウザい存在なので、《盗賊砦の秘密》ではこやつを殺すことを目的にするプレイヤーもいるらしい。 一部ではラパックスは彼の別居中の嫁なのではないか、との説も…。 《盗賊砦の秘密》での台詞は何かの伏線か? そしてアングリーピンキーとお前はどういう関係だというんだ。 【グッド(ぐっど)】 チャットアイコンの一つ。 「がんばれ」同様、使われたシチュエーションによっては複雑な気分になることも。 「魂を賭けよう!」 【ぐぷっ(ぐぷっ)】 「へにょっ」の比較級。 【クルデレ(くるでれ)】 別名クーデレ。クールな性格であるが、親しくなると可愛らしい一面(デレ)を見せるキャラの性格。 ドルオンではワルキューレのことを指す。 【クロムナイト(くろむないと)】 ギルガメスのライバルキャラクター。ギルを激しく憎悪する「黒金の騎士」。 憎悪を力に変える黒金の鎧を身に纏っている。 ギルのエピック以外ではクエスト《騎士たちの試練》、《騎士(きし)》で登場。 高笑いと共に技を繰り出すためよくいる戦闘狂キャラかと思いきや、その戦う理由は哀しいものであった。 《騎士たちの試練》では「天界の花飾り」が出なかったり、金箱狙いで速攻されたカイの八つ当たり対象となるやっぱり哀しい人。 「ぐはっ!」の人。「ハッハッハ!」の人でもある。 【黒悪(くろわる)】 ブラックワルキューレ http //www.druaga-online.info/mob/?id=113のこと。同じ名前(ネタバレなので伏せる)をつけるプレイヤーも多い。 この名前でのGMが居る模様。ステータス画面でHP・APが999ならGM。 br; ver1.60ではゲーム中のローディング画面にイラストで登場。 脇の部分がなんだか違うモノに見えてしまって困るプレイヤーが続出している。 【ゲイト(げいと)】 ドルアーガ軍の参謀。ある意味、今回の騒動の元凶とも言える。オ○メディ○スではない。 ワルキューレのEpicではなかなか感動的な話を見せてくれたり、ゼオのEpicではとあるキャラとの関係を示唆したりするが、ギルのEpicではムスカっぽくなってるので全く感動できない。「ZAP」に感動するオールドゲーマーはいるかも知れんが。 カイのEpicでは、真意の見えない言動に終始する良く分からない人になっているが、重要なのはそこではなく、カイの初期装備(公式イラスト参照・カイ本人の「サイズがぴったり」発言有り)を、コッソリ用意したのがこの御人と言う事。 しかし、何故死ぬのか不明。召喚に力を使いすぎたか? 彼が直接に風神・雷神のもとを訪れていたら、レインボークリスタルロッドがイナーナ王女に渡らなかった可能性が高かった。参謀、痛恨のミスである。 【ゲームスマター(げーむすまたー)】 公認ブログの下品マスター・クーリッカの放った迷言の一つ。 【ケラケラケラ・・・(けらけらけら)】 わずか10プレイで天光石を手に入れたテクニカルディレクター、「たー」が、一向に取れないARIKAの三原氏をオフィシャルで煽るために使用した呪文。 レアアイテムを取れない我々も同様に嘲笑われているとか、いないとか。2ちゃんねるのドルオンスレでは、夏厨を煽る為に、しばしば転用される。 【けをげる(けをげる)】 ワルキューレの弓「夜明けを告げる鐘」の略称の一つ。ひらがな部分だけを抽出したもの。 同じような略し方をした某キャベツアニメの作画のごとく、ゲームバランスが崩壊するのではとの懸念の声が挙がっている。 【限界を超えるもの/超えたもの(げんかいをこえるもの/こえたもの)】 それぞれプレイ回数500回/600回の時に貰える称号。 ちなみにこの限界とは「キャッスルプレゼントを貰える限界(500回)」のことの様である。 【剣豪(けんごう)】 ギルガメス、と見せかけてパワーソードを戦闘の主体とするワルキューレのこと。珍速と対をなす存在で、アンチ珍速の象徴的戦い方。油断できない度が珍速とは段違いなので、集中力を養成するのに役立つとか役立たないとか。 世の中にはepic1-3止め、E+カンストで攻撃48まで上げて剣豪しているツワモノもいるとか。ちなみに48はワルキューレE+の攻撃力の理論上最高値。 なお、参加クエストやマッチメンバーの状況においてパワーソード、珍即、フォースをきっちり使い分けられるのが最も空気の読めるワルキューレ。1つのスタイルにこだわるのはプレイの幅を縮めるので注意。 【限定アイテム(げんていあいてむ)】 一部の人間の脳に作用し、瞬時に狂わせる呪いの品。 物欲を科学的に感知できる765が、対精神兵器としてテスト開発したとの専門家の見方もある。 【○光石(~こうせき)】 非常に強力な付加能力を持った装飾品。譲渡不可で、新月の影響を受ける。 現在、「天光石」「魔光石」「秘光石」「幻光石」「界光石」「真光石」の6つが存在する。 どれも入手困難だが、これらを合成することでさらに強力な装飾品になることが判明した。 最新のver1.60では、一部を除いて割と簡単に手に入ってしまったりする。 【氷菓子(こおりがし)】 スペシャルクエスト《飛沫をかけて》の護衛対象であるクーリッシュのこと。 由来は同じ名前であるロッテのアイス。 《命を賭して》での護衛対象である伝令兵クーリッカの妹らしい。 余談ではあるがアイスのクーリッシュバニラ味は分類上は「ラクトアイス」である。(ただし白桃味など氷菓に分類される味もある) 最近公認blogの二代目暗号報告役に就任。簡潔かつ辛辣な口調が姉とは対照的。その姉は妹の報告に不満があるらしい。実は不仲? 本人からフォローが入った。姉妹仲は良いそうだ。 2007/08/29 公認Blogでのクーリッシュの報告は終了した模様。詳しくは公認Blogを 参照されたし。今までお疲れ様。 【ゴールデンアーマー(ごーるでんあーまー)】 基本的にはギルガメスの黄金の武具一式のことを指す。 とはいえ「ハイパーアーマー」とは意味合いが違ってくる。アヌから初めて授かった黄金の鎧一式の事、と取っても良いだろう。 【ゴールデンハンマー(ごーるでんはんまー)】 分解の小槌の別名。 【こっちへ(こっちへ)】 チャットアイコンの一つ。 大抵はオベリスク(ソル)やレジェンドモンスター、スーパーアキンドナイトなどの出現を知らせる際に使われる。 セクハラの手段として用いられることもあるが(理由はドット絵の動きを見るとわかる)、知らない人は困惑するのでご利用は計画的に。 ワルキューレが一番エロそうに見える。 【ゴッドオブウォー(ごっどおぶうぉー)】 キングオブ廃人に贈られる称号。尊敬に値するかどうかは中の人次第。 ワルキューレは他の3キャラクターに比べれば取得が容易である。店売りレッドクリスタルのおかげで、各キャラクターとも少しだけ取得が容易になった。 これの為だけに熟練厨と化すプレイヤーも・・・。ある意味一番迷惑な称号。 br; ver1.60で熟練度の仕様が変更、グッとお手ごろになりました。(最短90プレイで入手可能に) 【ごまプリン(ごまぷりん)】 クエスト「命を賭して」のレアモンスター、ハイパースライムの俗称。稀に焼きプリンと呼ばれることもある。由来は外観から? ワルキューレのレア装備「ドラウニプル」 「アナザードラウプニル」をドロップするのでワル使いのほとんどはコレを狙ってごまプリン探しにこのクエストに参加してくる。 しかし敵の殆どがごまプリンに変わる裏クエスト「賭命(とめい)」の登場後は、すっかり人が居なくなってしまった。 【ゴメン(ごめん)】 チャットアイコンの1つ。謝罪の意を表する時に使う。 大抵は、意図せず青箱/赤箱条件を自分の行動で潰してしまった場合、残り時間の都合などで箱条件を潰す場合、護りきれずに他の(低ランク)プレイヤーが死んでしまった場合に使われる。 特殊な例として、クリア後の脱出ゲート画面等でヤング カイのラブコール(チャームでハートを飛ばされた)に応えられない際に使用したりする。 【コルテス大尉(こるてすたいい)】 オーン騎士団を率いる「団長」かつ「魔獣使い」。装備品などからランクB相当と目されるが、補給を担当する後方の兵にランクSSがいたり、ドラゴンマンとタイマンする羽目になったりと苦労は絶えない。 レッドソード http //www.druaga-online.info/item/?id=18、スタンダートオブオーン http //www.druaga-online.info/item/?id=628、ヘルメットオブブレイブ http //www.druaga-online.info/item/?id=846、クロムアーマー http //www.druaga-online.info/item/?id=718で君も団長だ。(腕、足は一般の騎士と同じ) 妄想スレにて「騎士道戦士」なる別名が誕生。 そしてクエスト「騎士(きし)」ではハイパーローパーを召喚するフォースを披露。女性の敵と判明。 その割りにクロムナイトの召喚したハイパーローパーとの戦いではいなくなるキングオブ役立たず。 【コンソメ(こんそめ)】 「ポーションオブバーサーク」の別名。 なおバーサークの効果は短い。 装備武器によっては、レッドクリスタルの方が使い勝手は良いかも・・・ 名前の由来は、○ャンプ漫画の料理メニュー(料理に対して失礼)からきている説が有力。 【混沌を生み出すもの(こんとんをうみだすもの)】 新月期間限定で配信される最高難易度クエストの一つ。 マッチマンバーの中にEXが存在するとラストがイルヤンカスになるため、難易度が跳ね上がる。 EX未満のソロだと4体分(アスプー含む)のティアマットドロップがあるため、打ち直し狙いの人には最適のクエとも言える。 2009/06/26現在、第1MAPのティアマット/カオスティアマットを倒しても、撃破フラグが立たずゲームが進行しなくなる(脱出サークルは使用できる)不具合が起きる事があるため配信されていない。 全クエが解放されたVer.1.70では普通に選べるが、不具合が改善されているかどうかについては不明。
https://w.atwiki.jp/bmrog/pages/390.html
(S06_Als) 「アルスリーデ・クラルヴァイン。クレスフレウの騎士だ」 (S06_Als) 「先ごろと続けてそれを名乗るにはおおやけに出来ない任にも当たったが、まあ騎士とは陽の差す仕事ばかりがあるわけでもない」苦笑いして (S06_Als) 「もっとも、職としての騎士である以上主君を見つけて忠義を果たす、というありようとも縁がないのだがな」 (S06_Als) 「もっともメイデンである以上はこれからも人には言えないような仕事ばかりになるだろうがな」まあよろしく頼む、と簡単に (S06_Als) http //www.grifis.net/trpg/wiki/wiki.cgi/15thmoon/HC?page=%A5%A2%A5%EB%A5%B9%A5%EA%A1%BC%A5%C7 (S06_Als) こんなところで。 (SuGM) (SuGM) (SuGM) HCランドリューフ戦記「獣王と、想いと」 (SuGM) (SuGM) (SuGM) フェルメールによる人身売買組織ネメシスの撃破から、1週間。 (SuGM) 君、アリーには、しばしの平穏な時間が与えられていた。 (SuGM) 大規模な作戦行動だっただけに、隊の休息と再編成・・・そして、今後の行動の対策の時間が、必要だったからだ。 (SuGM) しかし、君の耳には、怪奇な事実が、噂だけではなく確かな情報として入ってきている。 (SuGM) 「ネメシス」の幹部たちもまた「グリフォンの烙印」を押され、操られていたのだと。だとすれば、幹部の一人ロンケーが、何処からかもって来たという情報も偽情報なのか?もしそうだとしたら・・・それらすら操っていた真の黒幕は、何処に? (SuGM) 生き残ったネメシスの幹部たちへの尋問、グリフォンの焼印そのものへの研究など、対策が取られているようなのだが・・・ (SuGM) ・・・そして (SuGM) あの日を境に、リップとは会っていない。共に戦い勝ったとはいえ、あの夜の気まずさのしこりは、少なくともリップ側には残っているようなのだが、彼は焼印の研究を、その知識があるがゆえに手伝わざるを得ず、どうしても、上手く会うタイミングが取れずにいた・・・ (SuGM) (S06_Als) 【アリー】「まあ、仕方ないな。自分からあんな姿を見せてはまるで淫売だ」ちょっとした、悪ふざけと言うか空気に流されたと言うか。 (S06_Als) 憧れとやらもどこぞに吹いて流されたかもな、と内心苦笑して、だが憂いはない。 (S06_Als) 【アリー】「(今回はうまくいった、だが次もああなったら何度も助けてはやれない)」メイデンの任務に一般人が追従しようとすれば安全な場所からの支援ぐらいしかない、が・・ (S06_Als) 【アリー】「(奴はそれをよしとはしないだろう)」女に生まれていれば共に戦うメイデンになれたろうな、などと益体もないことを考えながら、平服で街並みを目的もなく歩いています。 (SuGM) 今は特に命令も無く。逆に言えば、自由に使える時間が珍しく有る。 (SuGM) 女騎士には、珍しい時間でも、あるが。 (S06_Als) とりあえず露天を見たりしながら人を刎ねないように、警邏、という体裁だが武器も小剣程度にとどめている。 (S06_Als) いざとなれば蹄のほうがなまじの剣士よりよほど恐ろしいのが人馬族だからだ (S06_Als) 【アリー】「巡回などしばらくしていないからな。まあ、私に当番を回すとも思えないが」いつもの兜はないまま、素顔で街を歩くのが彼女なりの警邏だった。 (SuGM) 巡回は巡るが、これといった事件の様子も、注意すべき事柄も無い。最近の任務と無縁の穏やかさが、そこにはあった。 (SuGM) そんな調子で、アリーが巡回を続けていると・・・見れば、同じ紋章を服に刻んだ、フェルメール隊の一団が歩いていく。 (SuGM) 気付けば、今は昼食時。隊舎の食堂もあるにはあるが、町の市場で食事を取るものも多い。 (SuGM) 思えば、君もまだ昼食を取っていない。 (SuGM) 一群の中には、知った顔も居れば、知らない顔も居る。少しだけ知っている者も居る。 (SuGM) この間からの作戦指揮をを担当した上司・・・ (SuGM) 前回の作戦でコロッセオに潜入した他のメイデンたち・・・ (S06_Als) 【アリー】「ん・・(まあこの格好では私とわからんか。兜もないしな)」ついでに普通の店には入れない。露天で済ませるつもりではいたが (SuGM) 一団の中でもまれて、背が少し低いせいでまだこちらに気付いていない、あの褐色の肌と銀髪は、リップだろう。 (SuGM) そしてその隣に居るのは、一度見た、今リップと一緒にグリフォンの焼印を研究している研究者。 (S06_Als) 邪魔をする気もないが、待機中には違いないので、それとなくすれ違いながら行く先を見ていよう (SuGM) ・・・屋根のついた店に入るものも多い中、その四者は、どうやら露天の買い食いで昼を済ませるつもりらしい。 (SuGM) ・・・誰かに接触すれば、少しはこの停滞した状況を変える情報が、手に入るかもしれない・・・ (S06_Als) では普通に露店の後ろに並んで、前列のメイデンに「おっと、すまない。」とひづめの音を立てながら話しかける (S06_Als) 「巡回中かな?ご苦労様」と見覚えはあるか知らないがメイデン女性に水を向けますね (SuGM) 【同僚メイデン】「あ、アリーさん、こんにちわ。この間以来ですね・・・キツい戦いでしたけど、体調、大丈夫ですか?」と、はきはきとした様子で応じる同僚。彼女は観客席での戦いに参加し、暴徒の波に飲まれてえらいことになっていたのだが流石にメイデン、もう回復しているようだ。 (SuGM) 【同僚】「いえ、午前中は、恥ずかしながらリハビリをしてまして・・・ひと段落着いて体の調子も良くなったと思ったら、おなかがすきまして、食事をと・・・アリーさんこそ、巡回ですよね。少し、ご一緒に休憩いかがですか?」 (S06_Als) 「おかげでな。まあ幸いにも怪我はなかった」脚が折れれば命取りだがな、と「構わない、こちらも待機には違いないからな」 (S06_Als) 体が鈍るので歩いていただけだ、と順番を待ちながら (SuGM) 【同僚】「ですか・・・っと、はい、どうぞ。」と、ともあれ二人とも屋台に並んで、果物やパンなど、食事を買うことが出来ました。 (SuGM) 【同僚】「大変な仕事ですけど、だからこそ体が資本。しっかり食べないとダメですよね」もぐもぐ・・・と、早速食べだす彼女。歩き食いだけど、まあ、屋台の食事だから、行儀を気にすることも無い。 (S06_Als) 「ところで連れ立って巡回か?珍しいな」と一群に混ざりながら (SuGM) 【同僚】「ええ、まあ、苦労を共にした連帯感・・・というか、ね。」「はは。」と、笑いあうメイデンたち。 (S06_Als) 「いや、上司殿と見慣れない男がともにいるのは珍しいな、と思っただけだ」いわゆるバーベキューめいた肉と野菜の串焼きを数本買ってかぶりついてから (SuGM) 【同僚】「アレですか。あれは、ホラ、例の焼印の研究ですよ。その辺の相談とかも、してたみたいで。それででしょう。中々難しいみたいですけど、尋問もあわせて、少しづつは進んでるみたいで・・・」 (SuGM) 【同僚】「ええ、もう少しで何か分かるんじゃないか、って。焼印からの瘴気と魔力のつながりを逆に辿るとか、尋問で得た情報と他の資料を総合するとか。」 (S06_Als) 「肝心の幹部も生け捕りとは行かなかったからな」他の連中がたいしたことを知らないのも仕方ない。 (SuGM) と、それに関する情報を有る程度得ることが出来ますが。 (S06_Als) 「そういう話になるとこちらにはお手上げだからな。あの若いのと研究者とやらに期待しよう」 (SuGM) 【同僚】「はい・・・あ、大変な仕事、で、苦労を共に、って言えば。」「それと、焼印の情報、にも関係してるんだっけ?」と、そして、思わぬ質問が飛び火して返ってくる。 (S06_Als) 「私も聞きかじりだがあの焼印がなにか?」包み紙で手をぬぐい、串を片付けると耳を傾ける (SuGM) 【同僚】「アリーさん、こないだ、メイデンじゃない騎兵出身の子とコンビ組んでましたよね。焼印の秘密に関係してるかもしれない子だとか聞きましたけど・・・どういう馴れ初めの関係なんですか?」と、結構やぶから棒にドキドキした感じで質問が。 (SuGM) 若い女性特有の好奇心、といった感じの表情である>問いかけた者 (S06_Als) 「どういうと言っても・・ああ・・」説明に困るな、と渋い顔で (S06_Als) 「最初は馬の盗賊団討伐の案内人だったが・・まあどうにかやり遂げて一緒に逃げ延びた、ぐらいかな」 (S06_Als) 「その次は・・まあ知っての通り主人と奴隷と言う偽装で潜入して・・後のほうはみんな知っているだろう」かなり簡単に説明して (SuGM) 【同僚】「戦友、って奴ですか・・・けど、それだけ、なんですか?」と、簡素な説明を受け入れるけど、それだけではなく続ける。 (SuGM) 【同僚】「いや、傍目から見ても見なくても、あの子、アリーさんのこと好きみたいですけど・・・」アリーさんはどう思ってるんですか、みたいな感じで。 (S06_Als) 「因縁はあるといえばあるのだろうが・・」男として好意があるかというとまた別だな。 (S06_Als) 「危険な任務をともに、で恋に落ちていては恋心がいくらあっても足りない」いやにまじめに考えると気持ちがはっきりしたようにも錯覚して (S06_Als) 「まあ人間としては好意を持てる。信頼にも足るが・・」戦友でい続けられるかは彼しだいだろう、と乗せられたようについ心象を語る (SuGM) 【同僚】「そうなんですか・・・」と、静かにアリーの話を聞いている。 (SuGM) 【同僚】「・・・色々、思うところはあると思いますけど。一緒に戦うにしろ、危険な場所から遠ざけるにしろ、信頼と友情を貫くにしても、愛情に答えるいるにしても。」 (SuGM) と、静かに情報の反芻をしながら、同僚メイデンは答えた。 (SuGM) 【同僚】「アリーさん、騎士とか、種族とか、メイデンと普通の人間とか・・・そういう細かい前提は置いておいて、一度心底から素直になって、見つめなおしてみると、いいんじゃないかと。」 (SuGM) 【同僚】「こんな時代です。明日のことは、どうなってるか分からない。昨日まで元気だった人間が、瘴気の怪物になってるかもしれない。今日輝かしく勝利していたメイデンが、明日虜囚になってるかもしれない。だからこそ・・・悔いの無いように。」 (SuGM) 少し、アリーより若い年齢に似合わぬ、儚げだが芯の強さを感じさせる笑みで彼女がそう言ったのは、あるいは、彼女にも苦い過去が有るのかもしれない。 (S06_Als) 「それが細かかったら、たいていのことはどうでもよくなるとは思うが」苦笑して「心に留めておく。今考えるべきかも含めてな」食事を終えると、巡回のあるであろう彼女たちから離れて。 (S06_Als) ただ、そんな少女たちの祈りのような案じる気持ちには内心で感謝を捧げています (SuGM) 【同僚】「ええ。お互い頑張りましょう・・・それじゃ。」といって、それでは、分かれます。 (SuGM) ・オープニング「緩やかな日々」END (SuGM) (SuGM) (SuGM) ・ミドル「砕け散る日々」 (SuGM) 夜。 (SuGM) 隊舎に戻ったアリーも、就寝した深夜。 (SuGM) 研究班など一部のグループは、それでも明かりをつけて活動を続けていたのだが・・・ (SuGM) (SuGM) ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!! (SuGM) (SuGM) 静かな夜を、爆発音が吹き飛ばした。近い、どころではない。明らかに、このフェルメールの隊舎内で、爆発は発生している! (S06_Als) 「なんだ?」跳ね起きると、もとより隊舎ではなく小屋を借りているため武器も手元にある。幸い今は簡素な装備のため即座に鎧も身に着けて。 (S06_Als) 音のしたほうへと駆け出しますね「起きろ!火の手が上がった!全員班長の指示を仰いで外へ!」と盾を叩いて鳴らしながら警報がわりに叫びます (SuGM) 流石に精兵揃いだけあって、メイデンもそうでないものも、僅かに取り乱すもののアリーの叫びに応じて即座に反応し、対処を始めます。 (SuGM) 爆発が発生したのは研究班・・・リップたちが、グリフォンの焼印について調べていた区画です。 (S06_Als) みんなが来るまで間があるし、先んじて駆けつけておきましょう (SuGM) 【研究員】「ぐっ、ふ・・・」現場目掛けて駆けつけると、火の手は思ったより少ない。その場にある可燃物が燻っているくらいでしょう。ただ、建物が砕けた煙で視界が悪く、奥がまだ見えない。(見るにはもう少し踏み込む必要が有る)・・・そして手前には、研究員が一人吹っ飛ばされたのか倒れています。 (S06_Als) 「大丈夫か!」と手当てしている間もないが助け起こしましょう (SuGM) 【研究員】「ぐっ、お、俺はいい。新入りが・・・魔力探査の失敗に、巻き込まれてっ・・・うぐっ」 (SuGM) そう言って気絶してしまいますが、命に別状は無い様子。 (SuGM) 最後に、奥を指差しました・・・煙が収まりつつある向こうに、何かが動いている見える。 (SuGM) そして、新入り、というのは、恐らく、焼印の調査にかかわりだした・・・リップのこと。 (S06_Als) 「そうか」まあ口が聞けるなら救護が来るまでは大丈夫だな、と火から離れたところに寝かせて。 (S06_Als) 「爆発か、急いだほうがよさそうだな」さらに燃え移る前に火の元を消すか救助を行うか、と手近な水場から桶を取って、一応頭から浴びて飛び込みますね (SuGM) うむ・・・水を浴びて飛び込むなら、燻っている程度なのでダメージは受けない。ただ・・・ (SuGM) (SuGM) 飛び込んだ先にあるのは、信じられない光景。 (SuGM) 爆発と思しき被害の中心にいたのは、蹲っているリップだった。 (SuGM) 何かを堪えるように、こちらに背中を向けてわなわなと震えている。 (SuGM) 【リップ】「がっ、あ・・・う・・・!」 (SuGM) ・・・服の背中と袖が破れている。 (S06_Als) 彼だけかな?では「どうした!怪我か?」と呼びかけながら近づこう (SuGM) だが、あれは何だ。 (SuGM) 服の背中を破って飛び出している、アレは。翼か。 (SuGM) 袖を内側から破ったのは、しなやかだが引き締まった彼の手ではない。獲物を叩き伏せる、鋭い爪の生えた、獅子の前足ではないか。 (SuGM) 【リップ】「あっ、うっ・・・!?」ギクシャクとした表情で、振り返るリップ。 (SuGM) 彼以外にも何人か人は居たようだったが、先ほどの研究員を除いては、退避したらしく、今は居ない。 (S06_Als) 「なんだ、それは・・?何があった!」だが特に警戒はなく近づきますね (SuGM) 【リップ】「アリーさっ、見っ、見なっ・・・来ちゃ、ダメ・・・!?」ぎくしゃくと、アリーの体が、まるで二つの命令を同時に下されているかのように、震える。 (SuGM) 暴れようとしている身体を、懸命に抑えようとしているかのようだ。 (S06_Als) 「この間のものとは違うようだな。・・なるほど、烙印の研究か」用法を誤ったか、誤らせたものがいるか、だなとわけもなく感じて (SuGM) 足元には、前に説明されたアドラスティア一族家伝の、グリフォンの紋章が刻まれた鏡が、割れた状態で落ちていて・・・リップの今の姿も、羽、爪・・・恐らくは、グリフォンのそれ。 (S06_Als) 「落ち着け。ではどうすればいい」ずいっと近寄って「焼け死ぬまで見ていろというのはごめんだぞ」 (SuGM) 【リップ】「ッ・・・アリー、さ・・・」その言葉に、一瞬、安堵と救済を見た表情をする、が。 (SuGM) 直後。 (SuGM) 轟ッ!! (SuGM) リップの獅子に変じた腕が、リップ自身の制御を離れてアリーを襲う! (S06_Als) 盾を翳してそれを受け止めましょう。槍では彼が傷つくので。 (S06_Als) 「瘴気が濃すぎるようだな、こんな街中で・・どんな手を使った、のか使われたのか」 (SuGM) 【リップ】「ぁ・・・」盾に当たった。アリーは、傷ついていない。けれど・・・少年は、己取った行動に、愕然とし (S06_Als) 「力尽きるまで待つのも、捕らえるのも難しいか・・リップ!どうすればいい!」騎士は彼に頼った (SuGM) 【リップ】「っ!!」もう一撃加えようと。再度動き出そうとした獅子の腕に、左手で拾った石を叩きつけて、強引にその動きを封じる。 (S06_Als) 「私ではわからない。この場を去るか、お前を見逃せばいいのか、どっちだ!」 (SuGM) 【リップ】「・・・ころ・・・して、ください。」食いしばるように、身体を震わせながら、リップは懇願した。「この間、好きな人を穢して・・・今度、好きな人を傷つけて・・・もう、生きては・・・!」 (SuGM) 悲鳴のように、叫ぶ。 (S06_Als) 「ふん。みそこなったな」 (S06_Als) 「お前は私に穢されても戦えといって、自分は”あきらめるのか”」 (S06_Als) 確かにそんな男が誰かを好きになっても仕方ない、と呟いて (SuGM) 【リップ】「っ・・・!」 (S06_Als) 「ならば好きにすればいい。過去を悔いて殺してください、などという奴は・・死んだところで私の記憶にも残らない」 (S06_Als) 「女をどうにかしたいなら、もう少し根性を見せることだ、”リップ”」私が優しい言葉の持ち合わせが少ないのは知っているだろう?と笑って。近づきます (SuGM) 【リップ】「っ・・・分かり、ましたッ・・・!アリー!きっと・・・きっと・・ぐっ・・・!」その笑顔に、衝撃を受けた瞳に・・・ギリギリの生気が戻る。 (SuGM) その身体は、ますますリップの意思を無視し・・・近づくアリーから離れようと、背中の翼が勝手に羽ばたきだしている。翼は大きく、リップの身体は小さい。直ぐに持ち上げられてしまうだろう、だが。 (S06_Als) 「(とはいっても打つ手がないのは変わらんな・・正気づかせたとしても)」だが守るべきものの前で弱気は見せられないのだ (SuGM) 【リップ】「・・・コイツ、焼印を押していた奴、です・・・!ニュクス山の、グリフォンの、怨霊!瘴気を憎んで、だから瘴気に飲まれて・・・!」 (SuGM) 持ち上げられるまでの刹那。自我を侵食してくる悪霊の意思を、逆に懸命に受け取って、リップは情報を残す。出来うる限りの抵抗と意思として。、 (S06_Als) では考えるより先に身体が、脚が駆け出しかけるが、既に羽ばたき始めた相手には僅かに届かない (SuGM) 【リップ】「かき集めたミアスマと、僕の体、使って、蘇ろうとしてる・・・っ止め、無いと!完全に復活したら・・・竜並に、恐ろしいことになる!」 (S06_Als) 「ニュクス山・・そういうことか。わかった・・」声を振り絞って (SuGM) ふわり・・・リップの体が、舞い上がった。夜空に、堕ちるように吸い込まれていく。 (S06_Als) 「必ず助けに行く・・、待っていろ!」消えていく彼に届くかは判らないが、声を天に向けて放つ (SuGM) 【リップ】「抗・・・・うからっ!アリー!僕が、僕じゃなくなったように見えてても・・・きっと・・・!だから・・・!」最後の叫びが、空に消えていく。 (SuGM) ・・・だからアリーも、負けないで。 (SuGM) ・・・最後になるかもしれない言葉は、やはり、アリーを案じる言葉。くよくよ気にしていたにしては・・・武骨なことだ。助けてとも、愛してるとも言いもしない。 (SuGM) ・・・けれど、それが、アリーの言葉への返答。アリーへの、意思。 (SuGM) そして、夜は移ろい・・・ (SuGM) (SuGM) (SuGM) ・クライマックス「日々の決着」 (SuGM) 翌朝、状況が一段落し、アリーは上司から事の経緯の説明を改めて受けた。 (SuGM) 尋問と研究の結果などから、グリフォンの焼印はロンケーが自分の意思で持ち帰ったものではなく、ショー用の魔獣を狩っていたロンケーが何者かに襲われて刻まれ、他の幹部を襲って次々刻み、何者かはその焼印を通じて、幹部たちの記憶を捜査し何事も無かったかのように組織を操っていたこと、までは分かったのだが。 (SuGM) そこから先の調査に行き詰まり、ならばと、リップが持っていたアドラスティア家の紋章を解析して、魔力と瘴気の流れを焼印から逆に辿ることで、相手の位置を掌握しようという魔術を実行。 (SuGM) 結果、その瘴気と魔力の本体が、リップに逆流し・・・あの有様になった、というわけだ。 (SuGM) 【上司】「ロンケーに焼印を押したのが、焼印の魔力と瘴気とに繋がっている怨霊の如き相手だということを見抜けなかったのが、原因、というわけだ・・・。」 (SuGM) そう、上司は説明を締めくくり。 (S06_Als) 「いえ、むしろ事態は明瞭になりました」まずは彼が被害を抑えてくれたことに感謝しましょう、とどこかすっきりした顔で (SuGM) 【上司】「ああ・・・」と、頷いて、その表情に気付いて「?どうしたのかね。その・・・あんな事件の後、とは、思えない表情だが。」>すっきりした顔で (S06_Als) 「私は面倒なことは考えられない性質です。」騎士などただの暴力を理性で御して無秩序を抑制する機構であればいいとさえ思っていました、といつになく自分の意見を告げて。 (SuGM) 【上司】「・・・」静かに君の言葉を聞きます。 (S06_Als) 「ただ、それほど物事を綺麗に割り切っていたわけでもない。と、彼のおかげで気づいただけです」兜の下で穏やかに笑って (SuGM) アリーがそういう己の思いを明かすのは、希少で大事なことだと、分かっているからね。 (S06_Als) 「起こってしまったことはどうにもならない。我々の仕事はいつでもその火を燃え広がらせず、守るべきものを守るために戦うことだと」 (S06_Als) それが今の私の望みです、と任務ではないと告げて (SuGM) 【上司】「・・・行くのだね。」隊のかなりの部分は再編成中。加えて、昨晩の騒ぎ。少数精鋭で有るが故に、今のフェルメールに増援をつける余裕は無い。それでも、と。 (S06_Als) 「そうですね。彼に間違いを犯させず、彼を救う・・あるいはこれが私の騎士としては最後の戦いになるかも知れません」と笑って、背を向けて去りましょう (SuGM) 【上司】「守り抜くことは、生き残ることだ。勝って、帰ってきたまえ・・・研究班からのアドバイスを最後に伝える。リップ君の身体に怨霊が憑依した形式は、恐らく焼印の洗脳と類似したもののはず。焼印と同じく、どこかに術の中心がある。そこを狙えば・・・助けられるかもしれない、とのことだ。」 (SuGM) そう言うと、敬礼して見送ります。 (SuGM) (SuGM) (SuGM) そして、アリーはニュクス山に辿り付いた。セレスティア信仰以前の夜の女神の名を関するだけあって、黒っぽい岩で覆われた岩山だ。 (SuGM) 金鉱脈を守護するグリフォンの住処だけあって、恐らくは金鉱山だったのだろう、幾つもの坑道跡が見える・・・そこで働く人たちを守ってきたのが、アドラスティア家。 (SuGM) ・・・そして、その中でも、一際大きな、山奥の洞窟の前に、今アリーは居る。 (S06_Als) 「ネメシスにニュクスか。つくづく女神に縁がある」古い神話の世界に迷い込んだような錯覚を覚えながら、ようやく誂えた新しい鎧に身を包んで。 (SuGM) メイデンとしての瘴気を感じる力もあったが・・・軍服のボタンや、ポケットの布地など・・・山の何処か、を示すためか、リップが千切り落としていった手掛かりが、ソコを示してくれた。 (S06_Als) ではそれを辿って先に進みましょう (SuGM) 中に入ると・・・瘴気は更に強くなり (SuGM) あちこちに、グリフォンやヒポグリフの、白骨死体が転がっている。 (SuGM) 一族の墓場・・・いや、一族が死に絶え、墓場となった住処か。 (SuGM) 孵化して死んだ雛や、孵化せずに死んだ卵の殻も散乱している。 (SuGM) いずれも渇ききった白骨になっていて・・・酷く静かだ。 (S06_Als) 「酷いな。これも瘴気の影響か・・」子を残せずに死ぬのは獣には世界の終わりに等しいだろう。いや、おそらくはすべての生命に取り、だが (SuGM) そして、その奥。洞窟の行き止まりに、玉座か何かのように、くぼんだ大きな石が置いてある。 (SuGM) かつて、群れの長が上ったであろう場所に・・・ (S06_Als) 少しだけ彼の怨念、とやらを理解できた気がした。自身も人間に敵対する種族として抗い続けてきた出自であればこそ (S06_Als) 「あれは・・?」 (SuGM) 【リップ?】「来たな、メイデン。瘴気の世界の落とし子」リップの姿をしたものが、その奥に居た。軍服はびりびりに破れ・・・その代わりのつもりか、一際大きなグリフォンの骨を、肋骨を胸当てのように、頭蓋骨を兜のように、四肢の骨を篭手脚甲のように手足にくくりつけていた。 (SuGM) そして何より、肉体の変異が更に進み、背中の羽だけではなく、両腕が獅子のそれとなり、両足は鷲の鉤爪となっていた。玉座の石に腰掛けている。 (S06_Als) 「すごい格好だな」過去に戻ろうとする怨霊の姿に滑稽なような、哀れなような言いがたい感傷を覚えて (SuGM) 【グリフォンの怨霊】「貴様が、っ・・・余計なことを、言いよったせいで、こいつを、完全に俺の肉体にしきれんのだ。」今そう語っているのは、明らかにグリフォンの怨霊だ。 (S06_Als) 「そう、来たとも。亡くなったものではなく、そこにある命を取り戻しに」静かに槍を構えます (S06_Als) 「私はいつでも言いたいことを言う。そうすべきだと感じたときには」 (S06_Als) 涼やかに笑って「リップも私のそういうところがいいそうだ」事実無根のことを悪びれずに (SuGM) 【グリフォン】「・・・異界の魔王に騙され、瘴気の世界を作った貴様ら愚かな人間全て、瘴気の力を振るう、メイデン全て。殺しつくして、くれるわっ・・・貴様をこの体の前で堕とし尽くしてっ・・な・・・!」 (S06_Als) 「この世だっていつかは果てるさ。だから・・」私は生きているもののために戦って、死者のために悼む。「それだけのことだ。還らぬものに縋るより笑って見送りたい」 (S06_Als) かつてないほど心機を研ぎ澄まして、凍てついたような、だが冷たくはない瞳のまま槍を構えて、迎え撃つ (SuGM) 【グリフォン】「ぐるっ、ぐるるっ・・・!」グリフォンの言葉は、妄執があった。怨念があった・・・その二つ以外の殆ど全ては、塗りつぶされてしまっているようだった。 (SuGM) グリフォンが、唸り、立ち上がり・・・そして、一瞬よろめいた。 (S06_Als) 「お前もロンケーと同じで獣ですらない。・・同じだよ。瘴気に我を失えば誰も彼もな・・ん?」 (SuGM) 【リップ】「っ・・・アリーさん。」一瞬の奇跡か、いや、意思の勝利か。 (SuGM) 一瞬だけ、その表情がリップのモノに戻った。 (S06_Als) 「リップか?待っていろ、今・・」 (SuGM) 【リップ】「・・・分かって、います。言いたいことは、色々。けど・・・終わってから。」懸命に、言葉を搾り出す・・・全ては、終わってから、と。アリーが、勝つことを。自分が、抗いぬくことを信じて、誓って。 (S06_Als) 「ああ、終わってからだ。なんでも聞いてやるぞ。待っていろとは言わない・・」どのみちすぐに終わる、と強く笑って (SuGM) 微かに、リップが、頷き。 (SuGM) 【グリフォン】「ぐるぁあああああああああああっ!!!」 (SuGM) 直後、狂暴なグリフォンの咆哮が、それに取って代わった。 (SuGM) 咆哮に、金で隙間を接いだ頭蓋骨の兜が、がたがたと鳴る・・・おそらく、アレが、告げられた「中枢」なのだろう。 (SuGM) そして、グリフォンが、羽を広げ・・・! (S06_Als) 「来るか・・!」洞窟の中で足場に気を払いながらも、新しい馬具は軽やかに動きを阻害せず石ころをのける (SuGM) (SuGM) 戦闘開始 (SuGM) *SuGM topic [グリフォンの怨霊(8)][アリー(7)] (S06_Als) 地味に早くなったが向こうが上だった。開幕はないのでどうぞ (SuGM) こちらにも開幕は無い。 (SuGM) 【グリフォン】「がらああっ!!」叫び、腕の爪、足の爪、背中の翼・・・その全てを振りかざし飛びかかるグリフォンだが (SuGM) それだけではない。頭蓋骨の兜が開くと・・・その口から、アリー目掛けて、明らかに頭蓋骨のサイズに納まるはずが無い、金の投網のようなものを吐きつける。 (SuGM) アリーは見た。吐き出された瞬間に、魔力で自らのサイズを拡大したそれは・・・全てが黄金で作られ、本来の意図ではなく着用者を辱め責め縛るように歪められた、奇怪な馬具だ。 (S06_Als) 「なんだ・・?おかしな力を身につけている・・!」と防御の姿勢をとりますが、はて (SuGM) それはかつてグリフォンが仕え、その怨念の手足たる組織が名を関していた義憤の女神ニュクスがグリフォンに車を引かせるのに使っていた魔法具が、瘴気で狂化したものなのだが、アリーには知る由も無く (SuGM) いずれにせよそれは、蛸か蛇のように、絡みついてアリーに襲い掛かる・・・! *SuGM topic [グリフォンの怨霊(8) 魔金の馬具 (0)][アリー(7)] (SuGM) 扱いとしてはトラップです。 (SuGM) そして、それに先んじて、グリフォンの攻撃! (SuGM) 1d6+14 《乱舞》 (kuda-dice) SuGM - 1D6+14 = [6]+14 = 20 (SuGM) 1d6+14 《乱舞》 (kuda-dice) SuGM - 1D6+14 = [6]+14 = 20 (SuGM) 獅子と鷲の爪が、アリーを襲う・・・同時に、金の馬具が、アリーの身体を絡めとっていく・・・! (S06_Als) ガーデイングしてー。11を盾に。 (S06_Als) で、20は胸で。《大きすぎる胸》が鎧からあらわになりますがここは気にしない! (SuGM) アクト承認、描写あればどうぞ。 (S06_Als) 「さすがに重いが・・耐え切れないほどではないな」まだ完全ではないか、と防ぎきれなかった一撃に胸甲を引き剥がされつつ (SuGM) 今は恥らうときではない、戦うときだ、というなら、行動どうぞ・・・グリフォンへの攻撃か、トラップへの突破ですね。トラップは、任意の能力で突破判定が試みられます。 (S06_Als) 後々を考えると挑む価値はあるかなあ (SuGM) 【グリフォン】「貴様如き、耐え切れなくなるまで叩き込み続けることなど、容易いわ!」叫ぶグリフォンは、攻撃のため飛び上がったまま、高い洞窟の天井スレスレを宙返りするような姿勢。 (S06_Als) では絡みつく馬具の突破に挑戦。BS入ってからだとつらそうだしな。 (S06_Als) 《ポテンシャル》2点で。 (S06_Als) 4d6+8 (kuda-dice) S06_Als - 4D6+8 = [4,3,1,1]+8 = 17 (SuGM) ギギギギッ・・・! (SuGM) アリーの剛力に、古代の馬具が軋みを上げる。あと僅かで突破できそうだが・・・しかし、執念深くアリーの身体を戒める。轡、鐙、鞍、そして・・・ (SuGM) 轡は、まだ良い。あくまで顔に有る程度絡みつく程度で、口を聞くことや呼吸を阻害するほどのものではない。だが、鞍から伸びた、普通の馬具ではありえないカラクリ・・・ (SuGM) 蠍の尻尾のような捻じ曲がった黄金の張り形が、アリーを穿ち辱める! (SuGM) 2d6+8 (kuda-dice) SuGM - 2D6+8 = [3,6]+8 = 17 (SuGM) 《バインディング》《七色の淫毒》《浸食攻撃》で (SuGM) 半分にしてダメージはHPに適応、束縛とBS4種のうち一つ付与。 (SuGM) リアクション・アクトどうぞ。 (SuGM) 半分は端数切捨てで。 (S06_Als) ではガーデイングして8点を半減でHPに4点。催淫と拘束だけ貰いましょう (S06_Als) ≪異形の交合≫≪つけられた種≫≪潮吹き≫≪汚された肢体≫切りましょう (S06_Als) 拘束された状態で襲われます (SuGM) アクトOK。 (S06_Als) 「うぐっ!?」馬の身体を的確に拘束するそれに身動きもならない姿を相手にさらして呻く (SuGM) ごぎゅっ・・・!?硬く冷たい黄金が、アリーの秘所を力強く抉る。 (SuGM) 何の愛撫も前戯も無い、膣が裂けそうな、無慈悲な一撃・・・ (S06_Als) 「人など乗せる気はないんだがな・・道具で嬲るとはよほど自信がないようだな、鷲獅子。」と≪強がりの悪態≫もいいかな (SuGM) 【グリフォン】「かかかかかか!」それを見てグリフォンが、高笑いと共にアリーの背に着地。鐙を踏みつけ、背中をかきむしりながら、乱暴に身体を上下に動かす・・・! (SuGM) 悪態もOK! (S06_Als) 「・・っ!離れろ、そこは貴様の席ではない・・!」振り落とそうとあがくが淫猥な馬具に動くこともままならず (SuGM) グリフォンが身体を上下に動かすたびに、恐らく鞍に衝撃を動力に変えるカラクリがあるのか、がすっ、ごすっ、と、黄金の張形が動いて、アリーを蹂躙する。 (SuGM) しかもその黄金は、アリーの身体を緊縛するだけでなく・・・張形に刻まれた怪しげな文様から、淫らな魔力を、アリーの身体に打ち込んでいく・・・! (S06_Als) 「う、ぐっ。くあっ・・ど、どうした?そんな道具で屈服すると思っているとしたらおめでたいな・・」金属の槍で膣内を貫かれながら、膣内から淫気を注ぎ込まれてもなお不敵に笑ってみせる (SuGM) 【グリフォン】「けえっ、メイデン如きの前戯など玩具で十分と思えば・・・前戯いらずの好き者か?それだけ望みなら、くれてやるわっ・・・!」 (SuGM) グリフォンが叫ぶと同時、張り型がずぼぉっ、っと引き抜かれ。曲乗りのように、グリフォンの体がアリーの尻上に移動。 (S06_Als) 「そんな粗末なもので前戯などともったいぶったことを言うな・・食いちぎられても知らんぞ」ふふん、と荒い息の中で尻を向けてあざ笑ってみせる (SuGM) 残っていた軍服が破れ、露になったそれは・・・ (SuGM) いつかの夜の交わりで見た、リップの陽根とは別の逸物。 (SuGM) グリフォンは、時に馬を食らうだけではなく犯し、ヒポグリフという混血の怪物を作るという。 (SuGM) ・・・それが可能なのだと思い知らせるほどの、馬の長大さと、獅子ら猫科動物特有の逆棘の生えた、雌肉を喰らい尽くすような凶暴な代物だ。 (SuGM) そして、獅子の腕が、張り型の狙いを強引に菊門へと変えさせ、同時に、馬体尻に反対側の手で爪を立て・・・! (SuGM) ぐさっ、ずぶうっ・・・!! (S06_Als) 「ぃひぐっ・・!?」見えない背後からの馬の尻を犯す異形のそれに思わず悲鳴を漏らして・・ (SuGM) 馬体では構造上無理のはずの、悪夢の二穴責め。 (SuGM) 【グリフォン】「どうした、馬女・・・これが粗末か?馬が、俺のえさが、グリフォンに勝てるとでも思っていたのかぁっ!」 (S06_Als) 「あ、がっ・・ぎいっ・・」淫熱があろうと痛みは痛みでしかない、性器を破壊されるような棘の異形のペニスとと金属の張り型の二重奏に舌が吐き出され、肛虐に涙が滲む (SuGM) 空中からだというのに、信じられないほど強く力強い突き込み。サーカスの空中ブランコか何かのように、身を翻しては喰らい突き抉り込み。そのたびに、グリフォンの体重の乗った張り型が肛門をも蹂躙する。 (SuGM) 【グリフォン】「貴様も、ヒポグリフを孕んで、俺の糧に、なれっ・・・!」 (SuGM) ずぐっ、ずぐりゅっ・・・! (SuGM) 流石に逆棘といっても、馬を犯す生き物である以上、膣を切り裂くような鋭いものではない。最初の痛覚は凄まじかったが、だからこそ逆に、強烈な痛みに痛覚が麻痺しだし・・・! (SuGM) そうなると、尚更強く、淫呪が回る。 (S06_Als) 「う、ああっ、うがあっ・・!」あえぎ声とは思えない悲鳴が洞窟にこだまして、尻に跨られたまま、守るはずの相手に犯されていく事実に≪背徳の快感≫と、さらに防衛反応として愛液が漏れ出して・・痛みを徐々に官能へと摩り替えていく (SuGM) 【グリフォン】「どうした?これで手詰まりか?この体の持ち主・・・要らんのだな。なるほど、身体はもう、俺も同じ。であれば・・・俺のつがいになっても、何ら問題は無い、か?雌よ!」 (SuGM) ぐぐぅっ、ずんずんっ、ぐうっ・・・ずんっ・・・! (S06_Als) 「ひ、ぐ、ああああっ・・そんな、ことは・・」と言いながらも (SuGM) 瘴気に汚染された者特有の淫らな笑みを浮かべて、グリフォンの責めが巧緻さを増した。 (S06_Als) これで、もしかしたら彼も私と・・とその身体がリップのものであることを思い出して。 (SuGM) 強く突くだけではなく、張り型とタイミングをずらしたり、故意に引いたり、浅く連続で突いたあと、突然深く突きこんだり・・・と (SuGM) 本来の獣のグリフォンならやらなかったであろう、瘴気の亡霊だからこその行動。最早ただの魔的存在であることの証明だが・・・抗うには、淫ら過ぎる責め。 (S06_Als) 「は、はっ・・曲乗りのつもりか・・そんなものではすっぽ抜けて振り落とされるぞ・・?」ぐらぐらと揺さぶられる尻を晒しながら、髪を振り乱して応じる (SuGM) 【グリフォン】「けぇえええっ・・・!?」ガス、ガス、と、激怒したグリフォンが更に激しく突きいれ (SuGM) ぶしゃああっ・・・! (S06_Als) 「う、ぐああああっ・・!?」堪え続けるがその射精に身をよじり、馬具を軋ませながら身悶えして (SuGM) 半霊体のエクトプラズムめいた大量の精を放つ・・・未だリップの身体を掌握しきれず、完全に実体化していないのだ。だが、それでも十分に、雌穴を満たす力は持つが。 (S06_Als) 鎧の残骸を纏ったまま、抗おうとするがその精を受けて、馬体の膣内はびくびくと震えて・・反射が、立ったままの性器から防衛のために愛液を溢れさせて・・ (S06_Als) それが、ぷしゃああっ・・・!! (S06_Als) と、尿のように噴出して、性器を痙攣させながら、愛液のお漏らしを始めて。膝が崩れ始める・・ (SuGM) 【グリフォン】「かっ、はっ、はーっ!」身悶えするアリーを見て、高笑うグリフォン。 (S06_Als) 「う、くっ・・種をつけたぐらいでっ・・ものにしたつもりとは、気が早いなっ・・!」幾度めかの陵辱にも、再び気を振り絞り・・グリフォンを振り払い (S06_Als) 半ば抜けたそれから溢れる精液と、漏れた愛液に濡れた馬体で向かい合う (SuGM) 【グリフォン】「くぁっ!はん、身を震わせて何を言うか?馬がグリフォンに勝つなど、天地が覆っても無い!まあ、小僧も本望だろうよ、身体だけでも貴様を奴隷つがいに出来るのだからっ・・・!!」振り払われるも、自由自在に洞窟を飛びまわり、嘲笑うグリフォンだが (SuGM) 嘲笑うその顔の・・・綺麗な黄金の瞳だけが、涙を流している。 (SuGM) 抗うリップの心が、違うと言っているっ・・・。 (S06_Als) 「ならばその天地を覆す・・までだっ」とは言いながら罠に縛られた身では思うに任せず (S06_Als) とりあえず敵ですか (SuGM) 第二ターン。 (SuGM) 【グリフォン】「不可能、だぁあっ!!」 (SuGM) 先手グリフォン、再びの乱舞。 (SuGM) 14+1d6 (kuda-dice) SuGM - 14+1D6 = 14+[2] = 16 (SuGM) 14+1d6 (kuda-dice) SuGM - 14+1D6 = 14+[3] = 17 (S06_Als) 《ガーディング》二回で。腰に7点と8点でAP残り1 (SuGM) 【グリフォン】「ぐけえええええっ!!?」鷲でも獅子でも無い、瘴気でしゃがれた奇怪な叫びを漏らし、 (SuGM) 耐え抜くアリーを威嚇するグリフォンの亡霊。 (S06_Als) アクトなし。で、まあ念のため《ポテンシャル》1点で突破馬具の罠を。 (S06_Als) 2d6+4 (kuda-dice) S06_Als - 2D6+4 = [6,4]+4 = 14 (S06_Als) ここに来て上がったよ (SuGM) それなら・・・呪われた馬具は、砕け散ります。 (SuGM) バキーンッ・・・・! (SuGM) 甲高い音を立てて、きらきらと破片を舞わせながら、古代の魔術具は散っていく・・・ (SuGM) 【グリフォン】「がああああっ!?」その様に驚くが・・・怨念に凝り固まった獣は、止まらない! (SuGM) 第三ターン (SuGM) 開放されたアリーに、動く隙を与えまいと・・・閃く獅子と鷲の爪! (SuGM) 14+1d6 (kuda-dice) SuGM - 14+1D6 = 14+[4] = 18 (SuGM) 14+1d6 (kuda-dice) SuGM - 14+1D6 = 14+[2] = 16 (S06_Als) 「くっ・・まだだ!」止めてもAPがないので盾と腰を犠牲に全裸! (S06_Als) 淫毒に蝕まれつつ槍を構えて猛突撃。《レックレスチャージ》《ファイナルストライク》! (S06_Als) 「喰らえ・・!」と狙い定めての一撃が・・ (S06_Als) 17+8d6 (kuda-dice) S06_Als - 17+8D6 = 17+[5,3,2,2,4,2,6,1] = 42 (SuGM) 【グリフォン】「かぁああああああっ・・・!!!」ガキッ、と、その槍を掴んで受け止めたグリフォンだったが、そのまま洞窟の壁に叩きつけられる・・・! (SuGM) 第四ターン! (SuGM) 【グリフォン】「ぐおおお!」最早、完全に獣の咆哮を放ちながら、槍を持ち上げて、体勢の乱れたところに、打撃を振るう! (SuGM) 14+1d6 (kuda-dice) SuGM - 14+1D6 = 14+[2] = 16 (SuGM) 14+1d6 (kuda-dice) SuGM - 14+1D6 = 14+[3] = 17 (S06_Als) 17に《ガーディング》で8点と16点をそのままで24点貰って≪身代わりの淫辱≫! (S06_Als) 「う、くっ・・」リップの肉体を用いる相手に、たたらを踏んで押し込まれて (SuGM) 【グリフォン】「ぐ、ぐは、グはハハハはッ・・・!馬鹿め、馬鹿め大馬鹿め・・・どのみち、お前は、勝てはしない・・・!」アリーの引き締まった上半身の腹部に拳を見舞って息を詰まらせ、槍を跳ね除けた腕で細首を掴んで、グリフォンは嘲笑う。 (S06_Als) 「う、ぐあ・・」ついに柔らかい身体にダメージを受けて、肺腑から息を吐き出しながら、ぐったりとされるがままに (SuGM) 【グリフォン】「最初から、お前が勝てるはずなど、無い・・・のだ。分からなのか?この身体は、お前が助けたいと思う人間の身体だ。お前にはどの道傷つけられない・・・俺は、殺せない・・・!」ぐにっ、むにゅっ、と・・・腹を撃った手を開き、乳房を弄ぶ。 (S06_Als) 「う、うう・・」その通りだ、と思いながらも抗う腕さえ上がらなくなってくる (SuGM) 爪の生えた手が柔肉を揉むたび、ぷつ・・・と赤い筋が白い乳房に走り、血が滲む。 (S06_Als) 武器を振るえば彼が傷つき、死んでしまうかもしれない。その恐れが動きを鈍らせて抵抗を萎えさせていく (SuGM) 【グリフォン】「お前はただ犯され貪られるためにここに来たのさ。この小僧の身体を持つ俺に腰を掲げて支配されるために・・・んむっ・・・」ざらり、と。肉体変異が既に舌にまで回っているのか、ざらついた舌が、乳房と血を舐め・・・荒い快楽を抉ってゆく。 (S06_Als) 「そいつの口で・・汚い言葉を吐くな・・」嬲られ詰られながら白い乳房を責め立てられても声を上げないのが精一杯の抵抗で (SuGM) 【グリフォン】「いい加減に理解しろ・・・この体の主も、お前の主も、俺なのだと・・・」歯でカチカチと乳首を咬みながら言う・・・ (S06_Als) 「う、ああっ・・!」その痛みに、歯を食いしばりながら槍を手放せずにいて (SuGM) 首筋までそのまま、ざらりと乳首から舐め上げる。あの日の夜と同じ、上半身の愛撫。だけど、ずっと荒々しく・・・瘴気に戸惑っていた時のリップと比べても、はるかに無慈悲に。 (S06_Als) 「わたしには・・主などいらない。」ただ、友であればそれでいい、と。その心無い愛撫にも淫熱にももはや身体は鈍く反応をなくしていく (SuGM) 【グリフォン】「屈服しろ、誓え。俺の奴隷つがいに成り、ヒポグリフを孕め。」宣告する、リップの姿をしたfグリフォン・・・だが、リップではないし、リップが消えたわけではない。 (S06_Als) 望まない交合などただ痛いだけの暴力だと知ったからには、その答えは決まっていた (SuGM) 彼の金色の瞳は、涙に濡れながら、最後の抵抗をしようとしているから。 (S06_Als) 「――ことわる。」ここで破れても、自分は戦い続けられると、そう信じられるがために。 (SuGM) そして、昂ぶりに一際激しく、動いても居ないのにガタガタと鳴る金の頭蓋骨が、その魔物の本体を・・・リップを傷つけずに倒す術を露呈していた。 (S06_Als) 割れた兜から、その彼の抗いと意思を垣間見て、首を振ると・・馬体が大きく躍動して、急旋回して魔物を振り払う。「そうだ、私はまだ・・負けていない!」そう言うと、槍をくるくると旋回させて・・突撃の構えを取りひづめを鳴らす (SuGM) 【グリフォン】「貴様ぁああああああ!!!!」洞窟を、怒号が揺らす! (S06_Als) 「返してもらおう、私の友と、命を・・!」風を切る槍と人馬が一体となって突撃する・・! (S06_Als) 《レックレスチャージ》《ファイナルストライク》! (S06_Als) 16+1+8d6 (kuda-dice) S06_Als - 16+1+8D6 = 16+1+[1,6,2,5,2,3,4,5] = 45 (S06_Als) その頭蓋骨に正確に突きこまれる槍・・ (SuGM) 【グリフォン】「けええええええっ・・・!!」その槍を防ぐべく、グリフォンの怨霊は最後の力を発動させようとする。天の王であり地の王であり、金の王である力。突風を黄金の障壁に変える魔力を。 (SuGM) だが、出来なかった。 (SuGM) ・・・その言葉は、アリーの耳にも、聞こえたような気がした。 (SuGM) (SuGM) ・・・やらせない、と。 (SuGM) あいも変わらず懸命に、リップの心が、叫んでいた。 (SuGM) 【グリフォン】「馬鹿な・・・小僧と、馬娘如きに・・・この、俺がっ・・・!!」 (SuGM) グリフォンが、呻いた。 (SuGM) 頭蓋骨が、砕けた。 (SuGM) 【グリフォン】「ガああああああああああああ・・・・・!?!」暗黒と金色の入り混じった霊が、リップの体から抜け・・・そして、空気に拡散して消えていく。 (SuGM) そして、その後には。 (SuGM) 【リップ】「っ・・・っ・・・」元に戻った、リップが、空中に舞い上がっていた状態から、投げ出され (S06_Als) それを、盾を失った腕が、抱きとめて背中に受け止める (S06_Als) 「リップ・・!無事か!」ほぼ全裸のまま、衝撃を殺すように少年を受け止めてたたらを踏む (SuGM) 【リップ】「んあっ、とっ・・・アリー、さん。」咄嗟に着地しようと身をひねろうとしていたリップだったが、アリーに受け止められ・・・「アリー、さん。はい、大丈夫です。アリーさんこそ、大丈夫ですか?!一杯、傷が・・・!」出来るだけそっと受け止められて、負担をかけないように腕を回してそう言う。 (S06_Als) 「いつものことだ。跡が残るような傷はそう負わない」苦笑するが、内心は痛みを堪えて。痣を解けた長髪で隠すようにしながら応じる (S06_Als) 「助けに来た。約束どおり・・何でも聞いてやるぞ」と笑って、リップを背に乗せたまま「どうした、いいたいことがあるんじゃないのか?」 (SuGM) 【リップ】「っ・・・はいっ。」アリーの言葉に、微笑み、リップは頷く。彼もまた、約束どおり、抗ったのだ。だから、今、彼の胸には、思う言葉を発する、勇気がある。 (SuGM) 【リップ】「アリーさん、僕はっ・・・」 (SuGM) (SuGM) (SuGM) (SuGM) ・エンディング「そして、新しい日々」 (SuGM) 鋭く尖っていた印象の有るニュクス山は、背後に遥か遠く。 (SuGM) なだらかになった坂道を下れば、眼前には草原が開けてくる。 (SuGM) 金鉱のニュクス山の麓は、それとは逆に牧畜に向いた草原地帯。瘴気災害が襲うまでは、その双方が補完しあう形で栄えていたのだろう。リップたち、アドラスティアの家と共に。 (SuGM) そんな二つを繋ぎ、都へと繋がる街道で・・・ (S06_Als) その中を一つの馬影が背に乗せた少年を乗せて征く。 (S06_Als) 足並みに乱れはなく。地を蹴る蹄は目で捉えるより確かに石やくぼみを避けていく (S06_Als) 「で、わたしをどうしてくれると言ったんだったかな、グリプスは」金の髪を風に嬲らせてたてがみのように舞わせながら、背に負った少年に言う (SuGM) 【リップ】「さっ・・・さっき、言ったじゃ、ないですか。」アリーの白い肌、金の髪と好対照を成す、褐色の肌、銀の髪の少年は、少し楽しげで、少しからかうような女の声にそうこたえる。 (S06_Als) 「もう一度聞きたい。生まれて初めて聞いたからな」どこか楽しげに言いながら、歩みを緩めて (S06_Als) 「――それに、どう応えるかまだ考えていたから。」ぽつりと呟きながら (SuGM) 【リップ】「ぼっ、僕だって・・・あんなことを言うのは、産まれて初めてでした。」と、照れが混じりながらも・・・しっかりと、その言葉に対する覚悟を決めた声で言う。 (SuGM) 【リップ】「・・・どんな答えでも、僕は受け入れます。」アリーの呟きを、静かに受け入れて。 (SuGM) 【リップ】「僕は。グリプス=アドラスティアは。アリーさんを。アリーを。アルスリーデ・クラルヴァインを、愛しています。」 (SuGM) しっかりと、今一度、宣言し、伝える。 (S06_Als) 「ああ。では答えよう・・私もだ。しかし。」と立ち止まって、顔を合わせて言う (S06_Als) 「それで明日から何がどう変わるわけでもない」しれっとした顔で、乳房を隠すようにした布に手を当てて。 (S06_Als) 「わからないか?・・そんなのは入り口だ。身体を重ねたって奪われたって、それで相手が大事な人になるわけじゃない」どこかしっとりした潤いのある顔で微笑んで。 (SuGM) 【リップ】「・・・そうですね。この思いは伝えたばかりだし。それで、思いが変わるわけでも、ない。」であったときより、少し少年らしさに男らしさを増した顔で、頷く。 (S06_Als) 「つまり、私に優しい言葉を言わせたければもっと、優しくして機嫌を取ったりもてなしてくれないといやだ。」高く止まっているわけじゃない、とはじめてわずかに年下の彼に、我侭をこね始める (S06_Als) 「・・勿論気に喰わなければ喧嘩をしたっていい」私が求めているのは、たぶんそういうものだ、と言葉を切って。 (SuGM) 【リップ】「・・・アリーさんみたいなカッコイイ人に、そんな可愛いこと言われたら、どうしてもそうしたくなっちゃいますよ。」と、子供っぽいといえる我侭に、くすりと笑う。 (S06_Als) 「そうか。・・けれど私は、お前のために何かを捨てることはないだろうな」そう言うと髪をもてあそんで「騎士の位も、メイデンの力も、これまでのすべてが私を形作り、そして捨てることの出来ないものだから」 (SuGM) 【リップ】「勿論。僕は僕で、アリーさんはアリーさんで。僕は人間の騎兵で、アリーさんはケントゥリオのメイデン騎士で。僕は男でアリーさんは女。全部違うからこそ、お互いはお互い。真正面から結びついて、真正面からぶつかる。そんな仲が、いいと思います。」 (SuGM) 【リップ】「僕だって、アリーさんのために、何か捨てたとか失ったとか、そんなことは無いです。それに・・・」 (SuGM) 【リップ】「捨てあう仲じゃなくて、与え合う仲に、成りたいじゃないですか。」 (S06_Als) 「そうか。では、ついてこい。己の脚で、とは言わないがな・・」言葉を振り切るように顔を前に向けて、再び歩みを始める。 (SuGM) 気負い無く、しかししなやかに強く、少年は言った。 (S06_Als) 「・・怖ければしがみついてもいいぞ、裸馬に乗るのはつらいだろう」馬具もないまま、振り返って半裸の上半身を晒しながら、背に乗せた少年に笑いかけて、その脚は帝都へと向かう (SuGM) 【リップ】「・・・怖くはないです、アリーさんを信じてますし。けど・・・」きゅっ、と、アリーの肌に、手を添える「触れ合っては、いたいです。」その振り返ったアリーに笑い、その行く先を、視線に捉えながら、少年も共に帝都に向かう。 (SuGM) 英雄に憧れていた少年と、心に傷を抱えたメイデンではなく。 (SuGM) 違っているところは多いけれど、だからこそ、一人の男と一人の女として。 (SuGM) 二人は、同じ道を行く・・・。 (SuGM) (SuGM) (SuGM) (SuGM) END