約 345,906 件
https://w.atwiki.jp/bakiss/pages/686.html
本来の江田島は実力者なので、調子に乗せるとけっこう怖い。アカギとドラえも んは言わずもがな。四人の中では、のび太が一番分が悪い。 「ドラミちゃーん! ボクにトップをとらせてよー!」 のび太はドラミに助けを求めた。四人の他にも、ノースウエストにはのび太の仲 間が何人か来ていた。ドラミは奥のベッドでのび太に背を向けて寝ていた。 「オーケー! あたし、のび太さんのためなら括約筋全開で頑張っちゃう!」 ドラミの返事は百点満点だった。しかしベッドから出てくる気配はない。のび太 の方を見もしない。 「だったらこっちに来て一緒に打ってよー!」 「アドバイスしてあげるから、どんな手牌でどんなツモか全部教えてー!」 「そんな事したらボクの手がバレちゃうだろ! そこまでバカじゃないやい!」 のび太は引っかからなかった。ドラミは小さく舌打ちをした。 「さっすがのび太さん! それじゃあ、全部じゃなくていらない牌だけ教えて!」 三四(223578)1389南北 「えーとねー、北と南がいらないんだけど、どうしたらいーい?」 「えいって叫んでどっちも切っちゃえ!」 「はーい! えいっ!」 のび太の第一打、北と南。のび太の手牌は12牌になった。 「ドラミちゃーん! なんか手牌が短くなっちゃったんだけど、ボク大丈夫ー?」 「どっかから適当になんか持ってくれば全然大丈夫なのだー!」 「ホントだ普通の長さになった! なのだなのだー!」 「なのだー!」 ドラミとのび太は無邪気にはしゃいでいる。ただしドラミはずっと壁の方を向い ているので、どんな表情をしているのかは分からない。
https://w.atwiki.jp/a-life/pages/485.html
橙/チャットモンチー (TVA BLEACH ED12) DAY×DAY/BLUE ENCOUNT (TVA 銀魂゜ OP) ミはμ sicのミ/μ s(高坂穂乃果(CV 新田恵海),絢瀬絵里(CV 南條愛乃),南ことり(CV 内田彩),園田海未(CV 三森すずこ),星空凛(CV 飯田里穂),西木野真姫(CV Pile),東條希(CV 楠田亜衣奈),小泉花陽(CV 久保ユリカ),矢澤にこ(CV 徳井青空)) (CD ミはμ sicのミ LACM-14341 ) トゥッティ!/北宇治カルテット(黄前久美子(CV 黒沢ともよ),加藤葉月(CV 朝井彩加),川島緑輝(CV 豊田萌絵),高坂麗奈(CV 安済知佳)) (TVA 響け! ユーフォニアム ED) 黄昏のスタアライト/南條愛乃 (TVA グリザイアの楽園 ED1) CANDY MAGIC/みみめめMIMI (TVA 山田くんと7人の魔女 ED) Hello,shooting-star/moumoon (TVA 暗殺教室 ED) フレ降レミライ/北高文芸部女子会(長門有希(CV 茅原実里),朝倉涼子(CV 桑谷夏子),朝比奈みくる(CV 後藤邑子),鶴屋さん(CV 松岡由貴),涼宮ハルヒ(CV 平野綾)) (TVA 長門有希ちゃんの消失 OP) ロ・ロ・ロ・ロシアン・ルーレット/中原めいこ (TVA ダーティペア OP) コンプリケイション/ROOKiEZ is PUNK D (TVA デュラララ!! OP2) ヒッパレ!モンスターストライク/影山ヒロノブ (モバイルアプリ モンスターストライク 主題歌) 舌打ちのマリア/夢工場 (TVA 陽あたり良好! ED1) プラトニックつらぬいて/坂上香織 (TVA らんま1/2 ED1) ポケットの中に/大山のぶ代 (映画 ドラえもん のび太の恐竜 ED/映画 ドラえもん のび太の宇宙開拓史 ED)
https://w.atwiki.jp/moonriver/pages/555.html
第9話 飛び出してきた黒い影は、止まることなく葉奏に襲い掛かった。 「ちっ」 軽い舌打ちと共に、葉奏が突き出されたナイフをかわす。ナイフはそのまま速度を変えずに方向を変え、葉奏の顔を薙(な)ぐように走る。 一瞬驚き、同時に対応。葉奏は身を反らせてナイフをかわした。 「・・・どこの刺客?」 葉奏の問いかけ。刺客は答えることもなく、再びナイフをかざした。 刺客が的確にナイフを振るう。葉奏はその攻撃全てを、瞬時の判断力で対処する。刺客のナイフは刃先すらかすることもなかった。 ひゅん、と葉奏の鼻から数ミリ先で、ナイフが空を切る。 見逃さず葉奏は刺客に詰め寄り、あらわになった鳩尾(みぞおち)へ肘を入れた。 「くはっ!」 刺客が、初めて声を出す。少し甲高い声から、女だと分かった。 刺客の姿勢がふらつくのを見、葉奏は一歩退いて体勢を整える。左手と左足を前に、顔が真横を向く戦闘姿勢。刺客はそれだけで、葉奏を只者でないと読んだ。 「・・・正中線を隠した横半身の構えか」 初めての、言葉らしい呟き。今度は逆に葉奏が答えず、隙のない姿勢で刺客を見据える。 「腱(けん)を出さないように内側に畳んだ拳といい、素人ではないな。ならばこちらも相応に相手させてもらおう!」 刺客が地を蹴り、一瞬で間合いを詰める。驚きもなく葉奏はカウンター気味に右足を繰り出し、刺客の脇腹をえぐる。同時に腰を下げ、振り上げるように顎へと肘撃(ちゅうげき)。 「ぐっ・・・」 刺客がうめき、再び間合いを開く。 「無駄だよ」 いつの間に起きたのか、ティンカーベルが溜息混じりに呟いた。 刺客は一瞬気を取られると共に、葉奏の接近を許す。同時に太腿へと衝撃。葉奏の蹴りと気づくのに数瞬。 「まあ物腰も柔らかいし、いっつもやる気ないし、けっこーおっとりしてるから、皆勘違いするんだよねぇ。姫が弱いって」 ティンカーベルがそう呟く間にも、刺客の両足を刈って宙へ浮かせ、腰の入った拳撃を刺客の腹へと刺す。刺客はよろめきながらも着地。それを待たずに詰め寄る葉奏。 「姫は、生まれながらの『格闘の天才』だよ」 葉奏の回し蹴り。刺客は両腕でその攻撃を防ぎ、一瞬ひるむ。その間に再び両足は刈られ、耐えられず刺客は地に倒れた。 鼻先に拳を突きつけ、両者の動きが止まる。 「・・・どこの刺客?」 息一つ乱さずに、葉奏が問いかけた。 「化物め・・・」 刺客が震えた声でそれだけ、言った。 ボン、と軽い爆発音。同時に視界が白い煙に染まる。 「煙幕・・・か」 葉奏が舌打ちし、咳込んだ。 「ここは退いておこう! さらばだ!」 刺客のその声と共に、窓ガラスの割れる音。煙の向こうで、黒い影が消えた。 煙が晴れて、ふうっ、と葉奏が息をつく。 「逃がしちゃったかぁ」 ティンカーベルが皮肉とも取れる声音(こわね)で言った。 「ま、あれだけやったらもう襲ってこないでしょ。それよりティン、起きてたんなら手伝いなさいよ」 「ボクが手伝える余地がどこにあんのさ〜」 ティンカーベルが笑いながら言う。葉奏もまた笑った。 「ご苦労様」 黒い顔布を取った女に対して、ソレンセンが言った。 「で、どうだった?」 「やばすぎ。強すぎ。バケモン。次やったらマジ殺される。モウヤメテ」 女が震えながら早口で答える。ソレンセンは溜息を一つつき、女を見やった。 「ミズカ、あなたほどの腕でも、倒すのには苦労する?」 「いや、倒せるとかじゃなく絶対死ぬから」 女――ミズカは頭を抱えてうなだれた。 「めちゃめちゃ速いわ力は強いわ攻撃の流れが凄まじいわ・・・わたしじゃムリ」 「ふむ・・・」 ソレンセンが顎に手をやって考える。 「あー、でもでも、ソレン姐さんなら勝てるかもですよ。何せ・・・」 「それはいいから」 ミズカの言葉を遮(さえぎ)る。 「ちゃんと素性がばれないようにしてきた? ミラクル様には無許可なんだから」 「というか何でわざわざ狙うのかすっごい知りたいんですけどぉ」 「・・・別に、意味なんてないわ。私なりに彼女のことを知りたかっただけ」 ソレンセンのその言葉に、ミズカが大袈裟にうなだれる。 「意味ないことでわたし死にそうになったんですかぁ・・・」 「それよりも」 ソレンセンの強い言葉。 「ちゃんと『七魔団』の仕業になるように、工作してきたんでしょうね」 「あ、それはもちろんバッチリですよぉ☆」 ミズカがえへん、と胸を張る。 「ちゃんと大きく『七魔団』って書いた紙を置いてきましたぁ♪」 「・・・あなたバカでしょ・・・」 今度は大きく、ソレンセンがうなだれた。 「姫! これ・・・」 大きな紙に、大きく『七魔団』と書いたそれを、ティンカーベルが指差す。葉奏が大きく目を見開き、その紙をじっと見つめた。 「まさか『七魔団』の仕業とはね・・・上等じゃないの・・・」 どちらもバカだった。
https://w.atwiki.jp/ygo000/pages/201.html
永続魔法 カードの効果によって相手のデッキからカードが墓地へ送られる度に、 相手ライフに300ポイントダメージを与える。 魂吸収などとは違い1度に複数のカードを墓地へ送っても与えられるダメージは300だが、このカードには他の使い道がある。 それは、心理戦である。 類似カードに爆導索がある。こちらは、1戦目に使うことによって、相手が次から伏せる魔法・罠カードがモンスターカードの後ろか否かによって、フリーチェーンか見分けられるようになるが、 こちらは、自分のデッキがバーンなのか、デッキ破壊なのかを惑わさせられることができる。 バーンとデッキ破壊の対策カードはまったく違うので2戦目以降、相手が対策を間違った場合には有利にデュエルを進めることができる。 また《デステニー・デストロイ》を入れることによって、何がしたいのか分からなくさせることも可能である。 相手のデッキを破壊しつつバーンを行い、さらに自分のデッキを墓地へ送っていれば相手が混乱すること間違いなしであろう。 その様は、まるで相手にパラライズをかけたようである。 また、負けそうなときには、300ポイントのダメージを与えるとき1枚ずつカウントして与えてみよう。 すると相手は「1度に複数のカードを墓地へ送っても与えられるダメージは300ですよ」と言ってくるので、すかさず大声で怒鳴るか舌打ちをしてみよう。 相手は嫌な気持ちになりミスが多くなるはずである。 このように、マッチ戦でこそ効果を発揮するカードであるが、大会で使用されているところは見たことがない。 非常に珍しいカードである。 3スレ目 474 名無しプレイヤー@手札いっぱい。 2010/02/08(月) 11 19 49 ID lS2btS9x0 Tag:【バーン】 デッキ破壊 マッチ戦 心理アド 戦術ミス誘発
https://w.atwiki.jp/scienceroom/pages/10.html
ホラーゲームスペシャル 00 第0回 ・西郷さんがおかしくなった話・休みの日のスケジュール・コメント質問タイム・ミケ元気?・ニコニコカフェ(キリザキ君は。カフェ)・キリザキ君は。・ゲラーマン・幕末志士オンラインⅡ・最近楽しかったことよかったこと・今月誕生日だったが…・西郷からのプレゼント・マッチョ29・シックスパット・西郷呼び出しボタン・文春にフォローされたらどうなるの? 仮眠理論 はらぺこあおむし 西郷途中帰宅 エビオス錠 キリザキ君コーヒー LINE KONさん N君 PUBG 駄菓子 牛角 西郷の彼女 文春 キス顔写真 坂本妹 坂本おばあちゃん 01 第1回 ・西郷の体調・幕オン2βテスター募集、追加キャラ・10月全プレキン消し・過去のケジメをつける・西郷のスマブラオフ話・syo君との話 獲威 カビーラ オフ会 のりこさん お茶プリン 鼻油 油さん のりこメテオ N君 syo君 WindowsMessenger 出会い厨 RO 筋トレ 歯列矯正 フレンチ 4℃ おやじっち パニカス拳 キス朝顔 道連れ 02 第2回 ・PUBG実況・坂本誕生日・忘年会のコースで悩む PUBG 昂る坂本 パス本 擦りつけろ西郷 床オナ最強 ネクロフィリア 忘年会 誕生日プレゼント N君 にやけ舌打ち コース チーズフォンデュ チーズダッカルビ マクロ ビンビン PUBG ホラーゲームスペシャル② 03 第3回(反省回) 04 第4回 05.5 マリオオデッセイ反省回 05 第5回 任天堂ゲームスペシャル 06 第6回 inFAMOUS 任天堂ゲーム マリオカート64 反省会 オーディオコメンタリー 西郷はキレるか 西郷ゲーム 体験版 介護 ツンデレ 下ネタ SUPER SAKAMOTO BROS 07 第7回 08 第8回 09 第9回マジカル西郷SP 10 第10回 11 第11回 12 第12回 13 第13回 13 クリスマス西郷SP 14 第14回 2018謹賀新年 幕末志士 15 第15回 『スーパーマリオ オデッセイ』生実況プレイ其の二
https://w.atwiki.jp/dfteem/pages/128.html
ss-02 実験──輝ク光、AURA── 惑星アルモス行きシャトル内部。 デルザイル3機が何やら機械の調整をしている中、ヴァンガードはアストラエアと二人となり、何やら気まずい雰囲気が流れている。 「……」 「……?」 少し下を向き、アストラエアと目を合わせまいとしている中、件の彼女は、楽しそうにヴァンガードの様子を窺っている。 (……調子が狂うな。まったく) と、嫌そうに思考を働かせるヴァンガード。 (ヴァンガード様、何を考えているんだろう……) まったく関係ない事を考えながら、それでも楽しそうに観察を続けるアストラエア。 「ヴァンガード様、機械の調子が」 「あん?どうした」 よくやった、とばかりにデルザイルのもとに近づく。あとで報酬を上乗せしてやろうか、と高揚した気分の中考える。 「どうやら、エネミーとして指定する予定のロボに不具合があるようで」 「ふむ……。俺はこういうことは解んねえから、まあ頑張れや。時間はあるしな。間に合わなかったら、お前等にアイツの相手をさせりゃあいいだけだ」 「は、はいィッ」 急いで作業に入るデルザイル達。少し脅かし過ぎたか?とも思いながら、振り返る。 振り返ってしまった。 「……」 「……?」 振り出しに戻っただけじゃないか。 心の中で舌打ちし、何も無い方向を見つめる。 アルモスまで、残り──── 惑星アルモス。 新生・天使軍と悪魔軍が激しい戦闘を繰り広げ続ける惑星である。 その激戦区は、今は物静かな雰囲気となっている。 「こんなものか」 「へい」 黄色い装甲を持つ、六体の巨大なデルゴン───アニキ・ザ・デルゴンと呼ばれる、デルゴン系列最上位を行く中級と上級の間に存在する悪魔ロボである。 「んじゃ、お前等は引き続き見張りを頼むぜ」 惑星アルモス、ビンカー演習場の更に奥にある、天使軍からは発見されていない悪魔軍演習場。 「行けるな、アストラエア?」 「はーい。いつでも使えますよ、ヴァンガード様」 「……。AURAシステムの実験を開始する。とりあえず、フルスロットルで飛びまわれ」 「了ぉ解!」 主翼であるアクイーアBSの上に格納されていたブースタが展開、計6枚の翼のように開き、重い身体を持ち上げる。 「フルスロットル、いきまーす!」 輝かしい光を放ちながら、アストラエアに搭載された新機構───Active Ultimate Replace Ability、AURA機構が起動する。 30秒間。 アストラエアは美しく、空を舞った。 旋回・加速・急停止。 機動性と空間戦闘に特化したそれは、及第点どころか、満点以上の出来だ。 「……流石だな」 「はい!お褒めにあずかり光栄です!」 聞こえていたのか、彼女の声が聞こえた。 「…チッ。聞こえるか?」 舌打ちをして、無線を繋げる。 『はい』 「例のものを出せ」 『了解しました』 演習場の奥にある小型ガレージから、一機の小型ロボが現れる。 「あれは…?」 それに気付いたのか、アストラエアが空中で声を上げた。 「オマエの相手だ。天使軍のデータを基に開発した。性能面では及ばないところもあるが、アレに勝てば一応合格だ」 「はい!頑張ります!」 言葉と同時に、赤いブースタを吹かし、その小型ロボへ向かって突撃する。 一方、当の小型ロボ───量産型オレガーに酷似したそれは、左手のライフルをおもむろに振り合えげ、一直線に突撃する彼女を狙い撃つ。 ビシュ、と音が鳴り、蒼く細い弾が高速で飛翔する。アストラエアはそれを紙一重で避け、チャージが完了したAURAを再び発動、左手のショットガンのトリガーを引いた。 ドォ、と一際大きな音が鳴り響き、散らばった弾丸が地面を抉る。量産型オレガーは跳びあがって避け、ショートレンジに入ったアストラエアにそのまま斬りかかる。 「くっ!」 右腕のレーザーブレードで受け止めつつ、斬りはらって吹き飛ばす。極端に軽い量産型オレガーは簡単に吹き飛ぶが、ブースタを吹かしながら着地、瞬時にアストラエアの真下に移動する。 「死角っ!?」 ライフルを頭上に発射されるが、持ち前の機動性を発揮し、前に避ける。振り返って高度を落とすが、先程の場所に標的は居ない。 「どこに…!」 簡易レーダーが後に赤印を示す。身体半分と頭だけ振り返ると、敵機のブレードが既に振り下ろされていた。 「ッッ!」 斬撃。一撃で巨大なアクイーアBSのジョイントが叩き斬られ、巨大なブースタが欠落する。 「見くびらないで!」 急速旋回と同時にブレードを一閃、量産型オレガーのボディに強烈な横薙ぎを叩きこむ。 ダメージと同時に煙を吹きながら後ずさる量産型オレガー。チャンスとばかりに、空から奇襲をかける。 AURA時間、残り5秒。 4 3 2 1──── ズバァッ、と。 赤色のレーザーブレードが量産型オレガーを両断した。 BACK 戻る NEXT
https://w.atwiki.jp/910moe/pages/2054.html
番長×生徒会長 すっかり暗くなった学校からの帰り道、僕は少しだけ遠回りをして土手の道を通る。 いつも取り巻きのような連中に囲まれている彼が、たまに、そこに一人でいることを知っているからだ。 いた。 何をするでもなく、少年はうっすら雪の積もった河川敷を眺めている。 「よう、会長さん」 音に気付いた彼が振り向き、声を掛けられて、僕は自転車を降りた。 「こんなところに座っていたら冷えるだろう」 「別に」 「…僕を待っていた?」 「俺に会いに来たんだろ?」 あっさりと返される。顔色ひとつ変えない彼に、こっそり舌打ちする。 「随分遅いお帰りなんだな」 「生徒会の仕事で」 「こんな時間までよくやるもんだな。…ゴッコ遊びみたいなモンをさ」 「……まるで」 「あん?」 「いや、」 「言えよ」 「…まるで、君らのやっていることは、ゴッコ遊びじゃないような言い草じゃないか」 伸びてきた腕に胸元を掴まれ、引き寄せられる。だが息が詰まる程の強さではない。 「喧嘩ごっこだと、そう言いたいのか?」 「怒るなよ、つっかかってるわけじゃないんだ」 そう言いながらも、彼が本気で怒っているわけではないのは分かっていた。 「仕方ないじゃないか。君がどうかは知らないけどさ、社会の真似事をするのが学生ってもんだろ。何か、ゴッコじゃないことってあるか」 顔を背けるのを我慢してまっすぐ見返していると、彼はふんと鼻から息を抜いた。 胸元を掴んでいた手が離れ、顎の辺りへと移動する。頬を撫でられて、僕は呟く。 「これだってそうだろ。ゴッコだ」 「黙れよ」 終始余裕のあった彼が、さっと眉をひそめる。 急に何だっていうんだ。本気の不機嫌を感じて僕は肩をすくめた。 初日の出
https://w.atwiki.jp/thrones/pages/19.html
ガラッ…。 壁が落ちる音に、封雷剣を持ち直す。 カイは素早くその場を飛び退き、空を仰いだ。 封雷剣に力が込められ、雷が走る。静寂が辺りを支配し、時間だけが過ぎていく― 「?!」 何かいる―。気配で分かる。が、殺気は感じられない。 動く気配がない。 カイは、用心深く頭上を見つめた。 ヒュンと、風を切る音がして飛び下りたのが分かった。ズシャリと鈍い音が響く。 「ちっ」 影が、明らかに嫌そうに舌打ちする。 闇の中から、ゆらりと姿を現し、ゆっくりとカイに近付いてくる。 数メートルの距離を残して、立ち止まった。 「こんな所で会うとはな。坊や、なぜここに居る?」 低い良く通る声がカイに向けられた。 「ソル…!どうしてお前がここに?」 「聞いてるのは俺だ。答えろ。どうして、ここにいる?」 ソルとの距離があるため、表情を伺い知る事はできなかった。 ただ、明らかに苛ついているのが声色で理解できた。 重い空気が流れ、辺りは再び静かになる。 カイの瞳がソルを射抜く。 「お前に答える義務はない!」 「ふん」 つまらなそうに鼻をならすと、ソルはカイに背を向け歩き出した。 「待て」 カイが呼び止める。 「なんだ?もう用はないぜ」 「答えろ。お前がここに来た理由を」 ソルは、立ち止まり振り返ると、ふぅと息を吐いた。 「バカかお前は?答えてやる必要はねぇな」 それだけ言うと、再び歩き始めた。 その素っ気ない物言いにカチンとくる。 いつでもどこでも顔をあわせると一触即発で、大概はソルの態度にカイが突っかかった。 「ならば、力ずくで聞き出すまでだ。構えろソル!」 「悪いが、坊やと遊んでいるヒマはねぇんだよ」 「問答無用!」 地面を蹴り、一瞬で距離をつめる。 封雷剣の切っ先が、ソルを捕らえた。 ギィン。 鈍い金属音がし、宝剣がぶつかりあって火花を散らす。 「やれやれだぜ」 封雷剣を寸でのところで受け止めソルが呟いた。 「お前との決着、今ここでつけさせてもらう―」 カイの青緑の瞳が、ソルを見据えた。 「どうしても、譲る気はねぇようだな?」 「……」 カイは答えない。封雷剣に込められた強い気が、それを明確に物語る。 ちっと舌打ちして、ソルの瞳がカイを捕らえた。 「うざってぇ」 短く吐き捨て、剣を構える。 一瞬の静寂。対峙する二つの影。極限まで高められた法力がぶつかり合う。 先に動いたのはカイの方だった。 「はぁ!!」 真直ぐに伸ばされた剣先がソルを襲う。 ギィ…ン。 ソルは平然と封雷剣を受け止めると、刃を弾いた。 弾かれた反動を利用して、カイが剣を水平に凪ぎ払う。 それでもソルは動じる事なく受け止めた。 法力が衝突し、周囲を炎と雷が荒れ狂う。 「どうした坊や。もう終いか?」 「くっ」 カイは捕らえられた剣を払い、後ろに飛び退った。 ソルとの距離を取り、封雷剣に力を込める。 「スタンエッジ!」 剣が振払われ、楔形の雷が打ち出されると、一直線に飛んでいく。 「ガンフレイム」 カイの放った法力を、真っ向から受け止め相殺する。 「もらった!」 空中にカイの体が舞い、体重を乗せ剣が振り下ろされた。 「甘い!」 炎を纏った剣が振り上げられる。 「く!」 カイは咄嗟に剣を盾に、防御体制を取る。 ウエイトのないカイの体は、簡単に弾かれた。 ソルの顔を至近距離で捕らえる。 ソルはニヤリと口の端を上げて笑うと、体を捻り鞭のように撓らせた足が カイを地面へ叩き付けた。 「か…はっ」 息が詰まる。 バランスを崩し、受け身を取る事が出来ず、カイは地面に這いつくばった。 「ゴホッ…ゲホッ!」 地面に叩き付けられた衝撃で、すぐに動く事が出来ずにむせ返る。 ガシュ。 カイの首筋ギリギリのところに、封炎剣が突き立てられた。 「俺の勝ちだ。文句はねぇな?」 頭上でソルの声が投げかけられる。 「…!!」 拳を握りしめ、唇を噛み締めてソルを見上げる。 ソルは封炎剣を引き抜くと歩き出した。 カイはゆっくり起き上がり、遠ざかるソルの背を見つめた。 「どこへ行くんだ?」 「どこだっていいだろ?坊やにゃ関係ねぇよ」 振り返りもせずに吐き捨てる。 カイは悟った。 ソルがここに現れたのは、恐らくギアを始末するため。 そして、まだ行く所があると言う事は、すべてが終った訳ではないのだ。 「私も行く―。」 「ああ?」 ソルが振り返る。 「私も付いて行くと言ったんだ。」 カイの瞳がまっすぐにソルを見る。 「いい加減にしろ!足手まといはゴメンだ」 「お前の足手まといにはならない」 「そのなりでか?」 ギアに切り裂かれた腕の傷は思ったより深く、未だ血が流れ落ちていた。 「ああ。大した怪我じゃない」 それでもカイは引くつもりはなかった。 ソルが重要な情報を持っている事を悟ったから。 どんな事があろうと、ここで引き下がる訳にいかない。 二人の間を張り詰めた空気が漂う。 「好きにしろ!」 ソルは踵を返すと、今度こそ振り返らずに歩き始めた。 「………」 カイは黙って、ソルの後ろをついて歩き出す。 ソルがどこに向かっているのか、まだ知る由もない。 ただ、すべての謎を解くカギが、そこにあるような気がした。 NEXT 戻る
https://w.atwiki.jp/doroboumama/pages/1575.html
247 :名無しの心子知らず:2008/07/03(木) 23 38 52 ID BDEs4+JJ 豚切り失礼します。今日出会った泥ママの話 普段行かない少し遠いスーパーに自転車で買い物に行き、 買い物も終わってさぁ帰ろうかて時に 自転車の子供乗せる椅子(後ろ)の、頭がもたれられる部分(←名前がわからないorz) を取り外してる最中の泥ママ。 唖然!としながらも「それうちのですけど何かー?」と言うと 「え、あ…あ~見てただけよ!えへへ☆」とか言いつつ舌打ちして去って行った。 サドルを盗む奴と同じ思考なんだろうか… 248 :名無しの心子知らず:2008/07/03(木) 23 42 03 ID NDoYpqjV 247 ヘッドレスト? 工具もなしで、手で取り外せるような物なの? 249 :名無しの心子知らず:2008/07/03(木) 23 57 49 ID BDEs4+JJ 247です ヘッドレスト!それです。ヘッドレスト部分だけなら工具ナシでいけます。 ブリ○ストンのチェックの柄のやつです。 250 :名無しの心子知らず:2008/07/04(金) 01 05 22 ID RK1xyEaO 249 うちも同じの付いてるから分る。 あれってネジ式で高さ調整できるようになってて、スポーンと外れるよね。 アレだけとってどうするんだろう? 251 :名無しの心子知らず:2008/07/04(金) 02 14 52 ID Tc5t3JL0 すぽんと取り外して、ワイヤーかビニールの紐で 自分の自転車についてる子ども乗せに括りつけるんじゃない? 下が出銭の黄色いシートで、上が焦げ茶のシックなヘッドレスト。 ヘッドレストは、針金で括りつけてある。 こういうのをスーパーの駐輪場で発見したら、買い物には要注意ですね! 次のお話→272
https://w.atwiki.jp/sengokuasuka0/pages/17.html
warningwarningwarningwarningwarn... ドミネータードミネーター No Future No Future No Future No Future No Future No Future No Future No Future No Future No Future No Future No Future 今このページを他人が見ているということは私は既にペリー教によってこの世から消されたのだろう このページは私の死とリンクしており全世界にペリー教に有効的なサイトを偽装して各地にアップロードされている 特殊なプログラムが使用されておりペリー教による洗脳を受けた者には見ることができない つまり、君はペリー教の歴史改変を逃れた数少ない特異点ということになる ペリー教によって行われた悪行はあまりにも数が多く不透明でありそのほとんどが悪の権化である神父に辿り着くには行かなかった… ここに乗せた情報を元にどうか私の変わりにペリー教を壊滅してほしい… それは世界のためであり私の最後の願いだ… ペリー教悪行一覧(随時追加) 援軍によかよーが来たと思ったら陰陽ドーピングからのラッキーボムで味方が消し飛んだ 援軍にわんこが来たと思ったら味方の魂を全力で抜いていった 援軍にヤンデレが来たと思ったらペリー教狂信者だった、味方武将は死ぬ 初心者だと思ったら全員高レベルだった 俺に彼女がいないのもペリー教の妨害工作(確信) 9割型のアスカでの不具合はペリー教の気まぐれ 運営に幼女をガチャに追加するように問い合わせを定期的に行う ロビーでガチャのレア引いた人に祝辞を述べながら舌打ちする ロビーでガチャで悲しみを背負った人に慰めの声をかけながらゲス顔で祝福する 気がつたら爆弾が横においてあった ボンバーマンで開始即爆弾おいて逃げれないのもペリー教の工作 もう全ての犯罪がペリー教のせいでよくね?