約 345,907 件
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/409.html
一瞬息が詰まる。 ほんの僅かとはいえ顔に動揺が出てしまった事に内心舌打ちした。 「ああ、別にその事で責めてるわけではありませんよ」 「・・・・・・」 逆にそんな事を言われると余計怪しい。 「私も越後にいた頃に一度だけ見かけたのですが・・・ いやぁ、大変美しい猫でしたね。そこら辺の猫達も霞んでしまいます。 私もつい魅とれてしまいました。 男なら誰もが抱き上げたいと思いますよね。 しかし猫の飼い主は非常に躾に厳しいとかで 逃げ出した猫はどんな理由だろうと手酷い仕置きをして処分するそうですね」 「・・・そうですね」 「それで貴方は飼い主から猫を捜し、処分するよう頼まれた、違いますか?」 「・・・どこまで知っているんですか?」 何故この男がここまで情報を知っているのか 薄ら寒い物を感じたが疑問に思う事を尋ねた。 「いえ、私の配下がその飼い主から同じ頼まれ事を承りましてね。 貴方がその猫を拾ったとの話しも人づてに」 「・・・誰から?」 「お館様から」 「・・・っ」 よりによって・・・と内心ぼやいたが文句を言いたくても言えない上司はここにはいない。 考えてみればあの人のお膝元で隠し事なんか出来る訳ないかと諦めた気持ちになった。 「・・・・・・顔色が優れませんね。先程も申したように私は責めている訳ではないですよ。 ただ、ちょっとお願い事があるだけで・・・」 「お願い?」 「対した事ではありません、私にその猫を譲って頂けませぬか?」 率直な願いに来た大熊に佐助は返答に困った。 「譲るも何も・・・」 俺の物でもないしと口に出す前に大熊が以外な事を口にした。 「ご心配なく、飼い主からはしっかり承諾いただけました」 かすが凌辱20
https://w.atwiki.jp/bamboo-couple/pages/434.html
「こら!そこの一年!タバコはだめだよ!」 サヤが剣道部の裏で、一年がタバコをすっているのを見つけた。 そのままズカズカと三人組の一年に近づきくわえているタバコを取って 足で踏みつける。 そのまま一年は舌打ちをして、どこかへいってしまった。 少し怖かったサヤは、安堵の息をもらす。 すると、何メートル先から、パチパチと手を叩く音が聞こえた。 「いやーー勇気あるなぁ。サヤ先輩」 感心するようにサヤに近づく。 「ユージくん。見てたの?」 「はい。とっても正義感あふれる行為でしたよ!めちゃくちゃかっこよかったです!」 自分を褒めまくる彼に、少し赤面してしまうサヤ。 「え・・・それほどでもないよーー」 後ろに手をあてて、照れ隠しをしている。 そんな様子をタマキが見ていたのである。 そういえばユージくん・・・年上がすきだっていってたから・・・ 少し苦虫をかいたようにタマキはうつむいた。 うつむいた先には、サヤにあってタマキにはないもの !? そしてクラブの休憩時間。 「キリノ先輩」 「なに?タマちゃん」 タマキは胸に手をあてて言った。 「ここを大きくするにはどうすればいいんでしょうか・・・」 その言葉にブハッと飲んでいたお茶を吹く。 咳き込みながら考えていると、もっともらしい意見がタマキの耳にはいる 「ぎゅ、牛乳を飲めばいいんじゃないかな・・・?」 牛乳!! タマキはそれを聞いた後、心の中でガッツポーズをする。 帰り道 「タマちゃんコンビによるの?」 「牛乳買うの。大きくならなきゃいけないから」 大きくって・・・あ!身長のことか! 「うん。それじゃあがんばってね」 「うん!がんばる」 END
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/2306.html
翌朝上田に到着し、細かい采配を終えた彼は久々に自宅に戻った。 白い息を弾ませ、長い留守になった事をどう詫びるか考えながら家路を急ぐ。 雪が降るだけあって今日は身を切る様に風が冷たい。 そうだ、朝餉にそばがきが食べたいとかすがにねだってみよう。 いい大人が間食を食事代わりにするなと彼女に叱られるだろうか。 しかし羹をすするという経験はここ半年近くすっぱり抜け落ちている。 ネズミの様に薄暗い所で干し飯や兵糧丸をひたすら齧り続けた記憶しかない。 長い仕事の後くらい少々甘えて我侭を言ってみたかった。 だが、そんな思いは家が近づくと跡形も無く消し飛んでしまった。 縁側の戸は開いたままで家の中はもぬけの殻だ。 (何でこんな時の勘は良く当るんだよ) 舌打ちしながら土足のまま中に上がる。 血痕が見当たらないので拉致された可能性が高いだろう。 薪の残量や寝具がそのままになっている様子から、それが一両日中の 夜間に起きたと当りをつける。 更に詳しく室内を見回すと壁に何かあった。 それはあの翡翠の簪で、矢文宜しく文が結び付けられ小さな布切れと共に 壁に突き刺さっている。 簪を引き抜き文に目を走らせてから布を広げたが、摘み上げて凝視した。 まだ縫いかけの産着だ。 一体これに何の意味があるのか。そもそも何故ここに産着があるのだろう。 結論に至るまで少々時間が掛かったが、至ると同時に血の気が失せた。 たった一度の契りで彼女は自分の児を宿したのだ。 佐助の眼が無機質な色を帯びて文は無言のままグシャリと握り潰された。 次の瞬間彼の姿は消え、産着と文だけが黒い羽が舞う中残される。 その文末には松永弾正の署名があった――。 ハナシノブ おまけ
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/3213.html
─第13話─ ─学校─ 純「おはよ~、梓ー」 梓「チッ」 純「なんで今、舌打ちしたの?」 梓「ん?舌打ちなんかしてないよ」 純「してたよ、絶対」 梓「じゃあ多分、無意識にしちゃったんだよ」 純「なんで私に挨拶されたら無意識に舌打ちするのさ!!」 梓「無意識だから分かんないよ」 純「くぅう~、確かに」 憂「おはよう鈍ちゃん」 純「鈍ちゃんって誰!?すごく鈍そうな子だよ!?」 憂「チッ」 純「また舌打ちされた!?」 梓「そういえば唯先輩たち、今日は修学旅行だけど 無事に京都へ着いたのかな」 憂「うん!!修学旅行に行くお姉ちゃん、とっても かわいかったよ~」 純「修学旅行に行くお姉ちゃんがカワイイってどういう絵空なんだろう」 憂「まぁ修学旅行に行かなくてもお姉ちゃんはかわいいけどね!!」 梓「昨日、部室で修学旅行に行きたくてウズウズしてた唯先輩もかわいかったよ」 純「ようするに唯先輩はなにやってもカワイイって事かね」 梓「分かってきたねモップ頭」 憂「ワックス食べる?」 純「食べないよ!!」 純「しかし、そんなに唯先輩のことが大好きだと 今晩、さみしいんじゃないの?」 憂「ぇあ?」 梓「唯先輩、修学旅行で3泊4日家に帰ってこないもんね」 憂「しまった!!そうか!?お姉ちゃんを家に監禁しておくべきだった!?」 梓「狂った憂に監禁されて脅え戸惑う唯先輩も愛らしいなぁ」 憂「アッ!!そのシチュエーションいい!!」 「ちょっとおトイレに行ってくるね」ガタ 梓「私も」ガタ 純「私の友人は変質者ばかりでまいっちゃうよ」 純「ねぇねぇ!!」 「もし寂しいなら今日、私がお泊りに行ってあげようか」 憂「純ちゃんがウチに来て私になんの得があるの?」 「ハッキリ言って1粒で2度ガッカリだよ?」 純「ウッ…」 梓「じゃあ私が泊まりに行ってあげるよ」 憂「お姉ちゃんの下着を盗むつもりだね」 梓「スキが無いなぁ」 ─平沢邸─ 憂「お姉ちゃんが今すぐ帰ってくる道具出して」 「いや、もう四次元ポケットからお姉ちゃんを出して!!」 「いっぱいおっぱい沢山100人くらい!!」 ドラ「ムチャクチャだ」 憂「京都をうまく消し飛ばせば、修学旅行が中止にならないかな~」 「名づけてハイパーおねえちゃん奪還ミサイル作戦」 ドラ「それじゃ上手くいったとしても旅行が中止になった唯ちゃんがかわいそうだし ボクがタイムパトロールに捕まる」 憂「後半はどうでもいいけど前半は大事なことだったね」 ドラ「思いとどまってくれたなら それでいいよ」 ドラ「そんなことより早くごはんにしようよ」 「ロボットだけど お腹は減るからね」 憂「ネズミの丸焼き食べる?」 ドラ「ボク、ネズミは嫌いなんだ」 憂「お姉ちゃんに迷惑をかけないで 私とお姉ちゃんが早く巡り合える道具を出さないと 夕食はネズミの刺身とドブネズミの活け作りだから」 ドラ「それって憂ちゃんにとっても苦痛じゃないの?」 憂「やると言ったら本当にやるから」 ドラ「皿の上で暴れ続ける上半身だけのネズミを見るのはトラウマになりそうだなぁ」 テケテテン ドラ『ツモリガン~』 憂「そんなこと言いながら出したのはただの拳銃なんだね」 ドラ「違うよ未来の道具だよ。これで撃たれた人は睡眠状態に陥り 今やろうと考えていた事を夢で見る」 憂「夢を見られる銃…」 ドラ「そして撃たれた本人は夢だと気付かずに実際にやったつもりになるんだ」 憂「じゃあいいことがあっても幻に過ぎないんだね」 ドラ「後ろ向きに考えるとそうなる」 憂「じゃあ夢の中のお姉ちゃんなら何をしても拳を突っ込んでも頭を突っ込んでもいいんだよね」 ドラ「前向きに考えるとそうなる」 ドラ「じゃあ行くよ」カチャ 憂「待って」 ドラ「どうしたの?」 憂「その道具、先にドラちゃんで試してみていい?」 ドラ「ダメだよ」 憂「どうして?」 ドラ「ロボットは夢なんか見ないからね」 憂「じゃあ純ちゃんで試してみようかな」 ドラ「試す必要はないよ、このツモリガンはとてもいい道具なんだ」 憂「でも私、その銃、バイオハザードで見たことあるような気がするの」 「ベレッタじゃない方」 ドラ「気のせいだよ」 憂「じゃあ夢を見なくてもいいからドラちゃんを撃ってみようよ」 ドラ「あっ、間違えたな~。これはツモリガンじゃなかったな~」サッ 憂「どうしてウソついてマグナム出したの?」 ドラ「ウソじゃないよ。機械が誤作動しただけだよ」 憂「ドラちゃんは私を殺したいの?」 ドラ「憂ちゃんを殺したいワケじゃない」 「ただ時々、誰でもいいから殺したくなる衝動がこみ上げてくるだけなんだ」 憂「大問題だよね」 ドラ「でも憂ちゃんの声で正常に戻ったから、これからのボクは憂ちゃんの心強い味方だよ」 憂「ガタガタ言わないで どこでもドアを出して」 ドラ「チッ、わかったよ」 テケテテン ドラ『どこでもドア~』 ドラ「さぁ、このドアをくぐれば唯ちゃんのいる京都だよ!!」 憂「ドラちゃん、先にくぐってみて」 ドラ「いやだ」 憂「……」 ドラ「いや、違うんですよ」 憂「くぐって」ドンッ ガチャ ドラ「うわあぁあああああ」 ドドドオオォォォォ こうしてドラえもんはナイアガラの滝に落ちていった 憂「そうだ、お姉ちゃんが帰ってくるまで眠り続ければ 目が覚めればすぐにお姉ちゃんに会えるよね」 憂「スヤスヤ……」 ──────────── ────────── ──────── ぴんぽーんぴんぽーん♪ 憂「はっ、チャイムだ!!」 「お姉ちゃんが帰ってきた!!」 ガチャ 純「こんばんわー、ドーナッツ持ってきたよー!!」 憂「チッ」 13話 前篇 完 ─14話─ 純「へへ。憂が寂しがってると思って来ちゃった」 憂「お姉ちゃんがいなくて落ち込んでる 私の心のスキマに入り込んでハチャメチャに犯す気だ!!」 「朝、起きてオシッコしたら子宮からオタマジャクシがウジャウジャ出てくるんだ!!怖いなぁ」 純「怖いのはソッチだよ」 「まったく……これを聞いても そんな事を言ってられるかな?」 憂「え?」 純「うい~、あいす~あいす~」 憂「!?」 「純ちゃんからお姉ちゃんの声が!!」 純「ふっふっふ、どう?これで少しは寂しさも 憂「お姉ちゃんを返せッ!!」ボゴォン 純「ぐはっ!?」ガク 憂「純ちゃんの中からお姉ちゃんの声が聞こえたので お腹を殴ってみたけれど、文明開化の音がしただけだった」 純「私のお腹はザンギリ頭じゃないよ!!」 憂「お姉ちゃんを小さくして飲み込んだんじゃないの?」 純「私は魔法使いでもないから!!」 「唯先輩の声マネをしただけだよ」 「うい~」 憂「あっ、お姉ちゃん」 「目を閉じると、そこにお姉ちゃんがいるみたい」 純「ふふ、よしよし」ナデナデ 憂「あっ、でも純ちゃん臭がしてダメだ」ォェェエエッ 純「私のニオイは そんなにダメなのか」 ガチャ ドラ「帰ってきたドラえもん」 憂「帰れよ」 ドラ「お願いします!!ボクを家に置いてください!!」 純「うわぁ、本物のロボだ」 ドラ「ボク、ドラえもん。ちなみにケツから出てるのは尻尾じゃなくて ゲームセンターの十字レバーを肛門に突き刺してるだけなんだよ」ピコピコ 純「そ、そんな事を私に話すことになんの意図があるんだろう」 憂「そうだ、ドラちゃん。純ちゃんをお姉ちゃんにする道具出して」 純「へぁっ?」 ドラ「そんなこと言われても、この子と唯ちゃんの共通点と言えば ドーナッツと同じレベルでしかないよ」 純「ドーナッツ?」 憂「ドーナッツにも純ちゃんにも穴はあるけど お姉ちゃんの穴は神聖なるホワイトホールだから一緒にしないで」 憂「純ちゃんはお姉ちゃんの声マネができるから、お姉ちゃん補完計画まであともうちょっと」 「でも外見は心の眼で見ることでカバーできるけど ニオイはいかんともしがたい」 純「そんなに私ってニオうかなぁ」クンクン ドラ「コカインとマリファナくらい違うね」 純「なんなの その例え」 ドラ「まぁ、ようするに唯ちゃんのように いいニオイなら文句はないだろう」ゴソゴソ テケテテン ドラ『味のもとのもと~』 純「調味料?」 ドラ「これをかければどんなマズイ料理もおいしくなるし 悪臭も食欲をそそるニオイに早変わり」 パッパッ 純「わぷっ、私は料理じゃないよ!!」 憂「あっ、純ちゃんから いいニオイが」クンクン ゴクリ 憂「純ちゃん、あいすって言って!!」 純「うい~、あいす~」 憂「ワホッ!?お姉ちゃんアイス、おいしそう!!」ペロペロ 「おいしそうなお姉ちゃん、かわいい!!」ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ 純「やっと喜んでもらえて何よりだけど、体中を舐めるのはやめてくれないかなぁ」 憂「おねえちゃん、耳たぶでいいから食べさせて」 純「えっ、絶対に食べさせるもんか」 憂「どうして!?耳たぶがあったって、なんの役に立つの!?」 純「じゃあ憂の耳たぶ食べさせてよ!!」 憂「なぁんだ、そんなことならお安いご用……」 純「わぁあ!?やっぱり いらないよ!!!!」 憂「やっぱり純ちゃんでは、お姉ちゃんの足元にも及ばないよ」 純「悪かったね」 憂「でも、お姉ちゃんとしては不合格だけど 純ちゃんとしてはギリギリ合格かな」 純「それってどういうこと?」 憂「ありがとう、わざわざ来てくれて、って事だよ」 純「えっ。て、照れるぜ!!」 ドラ「しまった、このままじゃいい話になってしまう」 「どこでもドアで唯ちゃんを召喚しよう」 ガチャ 唯「あれ~?トイレだと思ったら私の家だ~」 憂「ぅぅぉお姉ちゃん~!!」ダッ 純「あっ、うい」 憂「どけ!!偽お姉ちゃんがッ!!」ド ン ッ 純「わぁああ~」コテン ドラ「めでたしめでたし」 14話 後篇 完 補足 ※ 229 13話の前篇が終わったかと思ったら14話が始まっていた そしてその14話も読み終わったと思ったら14話の後篇だった… 何を言ってるのか、わからねーと思うが このSS自体が狂っているのできっとそういうことだろうと思い俺は考えることをやめた… 梓「13話 後篇にすべきだったみたいですよ」 澪「いや、ドラえもん 13話『お姉ちゃんの修学旅行 前篇』 ドラえもん 14話『お姉ちゃんの修学旅行 後篇』と考えれば 間違っているとは言い切れないぞ」 梓「でも 229さんの言い分は筋が通っています」 律「つまりどういうことなんだ?」 ドラ「ボクのコンピューターが誤作動したんだ」 唯「これが有名な2000年問題なんだね」 ドラ「間違いないね」 紬「よかったよかった」 7
https://w.atwiki.jp/dqff1st/pages/619.html
ーいらいらする。 レーべの教会から少し離れた場所、セフィロスは苛ついていた。 理由は彼に支給された剣ーバスターソードだった。 大きい上に重くて使いづらい。だから、神父の武器が日本刀だったことはありがたかった。 愛刀の正宗より短いがこのさい文句は言わないことにする。 だが、別に使いづらいことは理由ではなかった。 先ほどからこの剣を見ると誰か男の姿がちらつくのだ。 その男は黒髪でがっしりしており、人のよさそうな顔をしていた。 ー全く、うるさい奴だ。 ふと、そう思いセフィロスは驚く。 ー誰だこいつは? 俺はこいつを知っているのか? セフィロスは記憶を失っていた。それは星からのセフィロスへの贈り物なのだろうか?それは誰にもわからない。 ただ言えることはそのことがセフィロスを苛立たせている原因だと言うことだ。 セフィロスは忌々しそうに舌打ちをし、そしてまたバスターソードへ目を落とす。 すると心の中から様々な感情が沸き上がってくる。 怒り、憎しみ、悲しみ、絶望、孤独。すべての感情が混ざり混沌としている。 ー? セフィロスは頬に違和感を感じ手をやる。指先についたのは水。彼は泣いていた。 ーオレハナイテルノカ? ナゼダ? 苛立ちは更に強まっていた。 ー何故俺は泣いている? なぜ記憶がない? ーこの男が何か知っているはずだ。何としてでも絶対に探し出してやる。 ーそのためには、このゲームに生き残らなくては。 【セフィロス:生存確認 所持品:日本刀(装備) バスターソード(所持) 基本行動方針 :謎の男(ザックス)を探す。好戦的】 【現在位置 :レーべ教会から少し離れた場所】 ←PREV INDEX NEXT→ ←PREV セフィロス NEXT→
https://w.atwiki.jp/tirunanogu/pages/83.html
No シナリオ名 内容 216 トランスポーター ケガをした商人の代わりに荷物を届けることになった英雄妖精。その道中、不意に兵士に止められ、周辺で密輸が行われているとの情報を得る。その後、受取人を見つけた英雄妖精が荷物を渡そうとした時さきほどの兵士が現れ、英雄妖精は密輸の片棒を担がされたことを知る。兵士と協力し、密輸の犯人を捕まえると報奨金を受け取ることができる。 ▼噂話 「知らない間に悪事の片棒をかついでいる…考えただけでも恐ろしいと思わないか?」 「宝石のついた髪飾りを贈り物にくれた人と結婚するの。やっぱりお金持ちと結婚したいもん♪」 「良い物を求めて、東へ西へ。良い品を探して、北へ南へ。それが、私の使命みたいなものですかね」 ▼イベント発生 発生エリア:III 発生レベル:11 町の外周辺で発生 ▼イベント詳細 1.町の外周辺で盗賊×2に襲われてる商人を助けるため戦闘(撤退するとイベント終了)戦闘後、商人がケガをしてるので代わりに荷物を運んで欲しいと頼まれる。 はい→町の民家に届けてくれ いいえ→舌打ちし代わりの奴を探すと言ってイベント終了 2.町の民家に行くと相手はダンジョンに居ると言う。 3.町の外周辺で衛兵が密輸犯を捜している。 4.ダンジョンで荷物を渡そうとしたら衛兵が登場し事件の説明をする。相手はデタラメだから荷物をくれと要求する。 渡す→衛兵×2と戦闘後(撤退しても5へ)、小瓶を投げ付けられ(パーティ全員に病毒)盗賊は居なくなる。5へ 渡さない→盗賊と戦闘後、密輸犯の懸賞金1000Gを入手。イベント終了 5.町に入ると密輸犯が捕まった噂話を聞く。イベント終了
https://w.atwiki.jp/legends/pages/2436.html
「…………っち」 ばさり 夜の街を飛びながら、マステマは小さく舌打ちした 街中に……どうにも、動く死体、それも、キョンシーの類が動き回っているような気がする キョンシーを使う相手に、嫌な奴がいたことを思い出す 「…「アメリカ政府の陰謀論」、か?」 エリカ達も大嫌いな、あそこか あそこが、この街で何かやろうとしていると言うのか? 「冗談じゃねぇぞ、おい」 あんな連中に、この街で好き勝手させてたまるか いや、自分の力だけでは、抑えられる相手でもないが …自分に、何ができる? マステマは、それを考える 「……ヘタしたら、呂布のバックにいやがるのも、そいつらか?人質とか卑怯な手段なら、あそこにはそれが十八番な野郎共がいるだろうし…」 気に食わない その手の悪党は、自分もエリカ達も大嫌いだ うん、見つけたら容赦なく殺して問題ない 「とりあえず、あの野郎に伝えた方が………ん?」 …犬メイドにつけている悪霊の、周囲の様子を探ろうとして ……キョンシーらしき…気配を、感じた 「…おいおい。見張られてんじゃねぇだろうな…?」 念のため、あの辺りに攻撃性の高い悪霊を向かわせた方がいいか? 自分も、一応向かっておくが ばさり、マステマは夜の街を飛ぶ その背に、無数の悪霊を従えて 悪霊の十分の一を従える権利を、マステマは持っている …この世にいる悪霊の数なんざ、誰もわからない ゆえに、マステマが従える悪霊は、あまりにも多い 罪を背負った魂のなれの果てを従えて 堕天使は、惚れた女の力になりたいと、学校町で動き続ける to be … ? 前ページ次ページ連載 - 仲介者と追撃者と堕天使と
https://w.atwiki.jp/maid_kikaku/pages/1722.html
(投稿者:エルス) 貴官らの部隊が壊滅した場合、我が空軍はこれを認めない。 また、ツィツェーリアなるメードの存在を認めない。 以上の隠蔽行為が不服ならば、必ず帰還せよ。 方法は問わない。合言葉は自由、以上。 ―――ベルナー・フォン・バルシュミーデ大佐 三発目の銃声と曹長の舌打ちを聞いたツィツェーリアは、75パーセントに上がるはずだった命中率が25パーセントまで下がったのを瞬時に理解した。 すいませんと言いかけた曹長を手で制し、中腰になりながらツィツェーリアはFG42自動小銃の機関部に泥や草が付着していないかを見た。 僅かな汚れでも給弾不良などが起きてしまう可能性が高まる銃を扱う上で必要な動作は一瞬で行われた。 「曹長、私があれを叩く。部隊はこのまま森を移動し、予定通り破壊行動に移れ」 「―――諒解」 そう言いながらも三秒ほどスコープから目を離さなかった曹長は、最後に軽く頭を下げてから森の奥へと消えていった。 命中率25パーセント。命中したのは通信機のみ。 狙撃とは文字通り遠距離から狙い撃つ事で、人間が狙撃されそうになっていると認識できるのは狙撃手を発見した時と、 最初の犠牲者が出た時の二つ。虫の知らせという第六感で狙撃されそうになっていると思うことは出来るが、認識まではできない。 必然的に狙撃は射手がミスを犯さないかぎり避けられない、一撃必殺の専門技術となる。 曹長の経歴をツィツェーリアは知っていた。元の部隊では射撃に関して他の追随を許さないほどの腕前であり、その狙撃技術はそれ相応のものだともあった。 「―――私がリズムを狂わせていたのかもな……」 メードの隊長。 訳の分からない危険任務。 他にも重責は幾らでもあっただろう。 それらが曹長の計算を狂わせ、初弾を外させたのだ。 少しの申し訳なさを感じつつ、折り畳み式ナイフ―――通称グラビティーナイフを左手に握る。 本来ならば落下傘降下時、絡まったパラシュートコード等を切断する際に使うナイフであるが、念には念を入れて持っておく。同時にホルスターのバハウザーM712もチェック。 長く実戦から離れていたとはいえ、訓練は怠っていないことを体現する連続した動作の流れ。 精錬された兵士に劣らぬその動きに比例するのか、駆け出したツィツェーリアは、その装備の重さを感じさせない軽やかさで草原を走り抜け、二階建ての建物の陰に入った。 ツタが覆う壁に背中をぴたりと付け、ちらりと建物の陰から様子を窺う。 刹那。 上空から音もなく着地した人影がツィツェーリアの額に銃口を向けた。 頭頂部から踵まで悪寒が神速で駆け抜け、運動で微かに温まった体温が一気に冷え切る。 してやられたと思う傍ら、身体は既に反応している。足首で地面を蹴り、腰の曲げ具合で照準(ポイント)された空間から離脱。 無理矢理且つ我武者羅な回避行動。 「チッ」 微かに耳をうつ舌打ちの後、人影の持つ銃が火を噴き、大気を引き裂く唸りと共にプラチナブロンドの髪が数本宙を舞う。 二発目を撃たれる前に素早く後退。追撃を受けることなく、別の建物の陰へと潜り込む。 側頭部がちりちりと痛むのを自覚すると、彼女は自分の愚かさに唇を噛んだ。 軍事正常化委員会をただのクーデター軍として認識する傍ら、正規軍よりも錬度の低い雑魚として見下していた。 その油断が招いた失敗。反応が少しでだけ遅れていたら、弾丸は自分の頭をスイカか何かのように吹き飛ばしていたという現実。 それらが彼女の戦闘意識を高め、高鳴る鼓動を静めてくれる。 「―――九ミリパラベラム、+P弾か……」 瞬きする時間よりも短い中、視覚が捉えた人影の持つ得物のシルエット。 恐らくは自動拳銃の中でも傑作として名高いブローニグ・ハイパワー。 通常より大きな発射音と銃口炎(マズルフラッシュ)は、火薬を増量した強装弾―――+P弾と呼ばれるタイプだろう。 銃の耐久性を考慮し、通常型の弾よりもある程度威力を高めているものだが、銃への負担が通常の弾より増大しているのは確か。 ―――しかし、それは使い手が通常であればの話。 メードであれば一発で銃が破損するかもしれない強装弾のホットロードを使ったとしても、無意識の内に銃本体を強化してしまうため弾丸の威力が上がるだけで問題は無し。 ノーリスク・ハイリターン。 人間ではないメードだから可能な荒業。 反則と言われても文句は言えない。 メードという存在自体、人間と争うべきではないのだから。 「平和を望むなら戦いに備えよ……」 ラテン語の諺『Si Vis Pacem, Para Bellum』に由来する、パラベラムとは、そういう意味だったと、ツィツェーリアは意味無く呟く。 緊張で渇き始めた口中が粘つき始めたが、一瞬で冷めた体温は徐々に戻りつつあった。 ―――いける。 口中に含んだその言葉を吐き出す前に全力で疾走。 視界の端に移った黒い影に銃口を向け、引金を絞る。 途切れることの無い銃声と銃床(ストック)から伝わる強烈な反動。フルオート射撃。 メードの持つ腕力でそれを捻じ伏せ、銃身が跳ね上がるのを阻止する。 「一撃で決められると思ったんだがなあ!! やるじゃねえか、帝国の犬っころ!!」 まるで銃弾が見えているかのように回避する男―――セレスタンは、その整った顔のバランスが崩壊するほどの笑みを浮かべながら、ハイパワーを応射。 続いて左手首のスナップだけで放たれた投げナイフがツィツェーリアに向けて飛来する。 FG42が二度吠えた。微かな金属音を残し、二本の投げナイフは殺傷力を奪われる。 「シッ!」 瞬きする間も与えずセレスタンはもう一度投げナイフを投擲。 鞭のようにしなった腕と強烈な手首のスナップがコンクリートすら突き通すほどの威力を実現し、白銀の刃が敵の皮膚を引き裂かんと疾駆する。 「っ!!」 舌打ちに似た声がツィツェーリアの喉を震わせる。精度を重視したセミオート射撃を実行するために足を止めたのが迂闊だった。 弾の切れたFG42を盾にナイフを受け止め、ホルスターからM712を抜き取る傍ら、セレクターをフルオートに移行。 右腕の力を抜き、横向きに構えて撃つ。反動で銃身が持ち上がり、扇状に弾をばら撒く。 「そんな小細工で―――」 「くっ……」 横薙ぎの銃弾を態勢を低くすることによって回避したセレスタンは、折り畳んだ足を一気に伸ばし、ツィツェーリアに突貫する。 右足に少しだけ強く力をいれたため、空中で一回転。頭部目掛けて回し蹴りが打ち込まれる。 「抑えられるとでもっ!?」 「っ、ぁ!」 反射的に左腕で頭部を庇う。しかし乗用車すら簡単に横転させられるエネルギーを一点に集中した蹴りを受けて、防具もなにもない左腕一本では防ぎきれるものではない。 鈍い音が体中に響き、骨が砕けたということをツィツェーリアは認識した。続いて二本目の骨も折れ、周りの血管や筋肉はズタズタに壊し尽くされる。 そこでツィツェーリアの身体は宙を舞った。セレスタンの蹴りが振り抜かれたのだと、地面に叩きつけられてから知った。 吹っ飛ばされた勢いそのままに草原を転がり、漸く終わったと思えば現実とは思えないような痛みがツィツェーリアの細い肢体を容赦なく襲った。 ただ左手を折られただけだというのに痛みが思考を乱し、正常な判断が出来ない。 立ちあがりたくても立ち上がれば銃で撃たれるのでは? と考え一度却下。 しかしもう一度考えてもみれば寝転がったまま何かが出来るというのだろうか? そんな馬鹿みたいな考えを繰り返すことでしか、判断が出来ないようになっていた。 一瞬、私は死ぬかもしれないとツィツェーリアは思った。 同じように、もう二度と大佐に会えないかもしれないと考えた。 させるものか、と彼女の口が動く。 BACK 関連項目 セレスタン ツィツェーリア
https://w.atwiki.jp/legends/pages/1151.html
「…うぉ!?」 「きゃっ!?」 突如、襲ってきた炎 2人は慌てて、カプセルがない横道に入って、それを避けた ……危なっ!? 一歩間違ってたら焼け死んでたぞ、おい!? 「な、何なのよ、今の」 「知るかよ、畜生」 だが…どうやら、先ほどの炎で、カプセルの中の人型は全て全滅したようだ ……そして 何やら聞こえてくる、水の音 「…嫌な予感がするわ」 「奇遇だな、俺もだ」 …おいおいおい これは、もしや…証拠隠滅か何かか!? 恐らく、「鮫島事件」とやらは、発動しなかったのだろう 代わりに……この地下基地を水没させるか何かして、証拠隠滅を図るつもりか!? 「こっから出口までの道、覚えてるか!?」 「………微妙ね」 なんと言う死亡フラグ!? 舌打ちしながら、青年はポケットから携帯を取り出した 地下だと言うのに、携帯の電波は立っている これならいける!! 「……フィラちゃんか!?今、「組織」の地下基地にいる!迎えに来てくれ!」 『……その呼び方、やめなさいって言ってるでしょ!!』 携帯の向こうから聞こえてきた、抗議の声 しかし、直後…目の前に現れた発光体 そこから鉄の箱が現れ、中から20代前半ほどの、ロングヘアーの女性ガ現れる 「…?誰、その子?」 女性は、青年が抱えている「はないちもんめ」の少女の姿に、かすかに眉を顰めたが 「仲間だ!」 青年は即答する いいから、早くしないと!! 「……わかったわ。後で説明してもらうわよ」 三人の体が、鉄の箱に囲まれる 直後、それは輝く発光体となり……「組織」地下基地を脱出したのだった to be …? 前ページ次ページ連載 - 首塚
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/637.html
274 名前:隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM [sage 四日目・夜:解放] 投稿日: 2007/01/31(水) 04 31 13 この場から離脱する。 万全の状態であっても役に立つことは難しいのがこの戦争だ。 ましてこの状態では役に立つことは出来ないだろう。 ふらつく足で、かつて廊下だった場所を歩いていく。 屋上は壊れ果て、既に廊下が屋上と化していた。 階段を下がる。 悔しさに、己の無力さに涙が出そうになった。 「チッ!」 舌打ちが聞こえる。 殺せなかったことへの怒りで満ちている。 だがその舌打ちで、セイバーは衛宮士郎がひとまずの安全圏まで離脱したことを理解する。 バーサーカーの足下を見れば足下が大腿近くまでが消え始めている。 如何に魔力が十分にあろうと、バーサーカーに単独行動のスキルはない。 マスターが失われたことで、現世との縁が消えつつあるのだと理解した。 窮鼠猫を噛むの言葉を、セイバーは熟知している。 故に、噛まれる前に決着をつけに行くと決めた。 「はあっ!」 気を吐き、分身したかのように急所に連撃を叩き込む。 その全てを受けてバーサーカーが蹌踉めく。 だがその連撃を代償に、セイバーの腕を掴んだ。 バーサーカーの周囲に黒い気が巻き上がる。 「しまっ……」 黒い蛇がセイバーの体に噛みつかれると同時、異様なほどの浮遊感を受けた。 屋上に僅かに残る瓦礫まで吹き飛ばされ、叩き付けられる。 「ぐっ……!」 だがまだ終わらず、さらに虚空へ持ち上げられ、地面に向け叩き落とされる。 自由落下を遙かに超える速度で激突すれば、死との距離は途方もなく短くなる。 だが噛みつかれたのは体、腕と足は動く。 「おおおっ!」 諦めることなく全力で地面を叩き付け、受身を取る。 地面にめり込み、体の端から全身に痺れが走る。 だがここで休んでいるわけにはいかない。 幸い叩き付けると同時に蛇のような黒い気は消失したようで、足で勢いをつけて飛び起きる。 「ですが……」 己の失策を悟る。 自身が消失し始めていることはバーサーカーも気付いているはずだ。 ならば自滅さえも考慮から外した大技を使ってくるだろうと予測を立てる。 上を見上げれば、月を背後に侍らせるようにバーサーカーが浮いていた。 膝近くまで消えて尚、その存在感は薄れることはない。 捧げるように上へ向けられた右腕に途方もない魔力が集中する。 「ク、タ、バ、レエッ!」 その魔力が解放される。 放たれたのは黒い弾。 直線軌道で、速度は遅い、大きさも数メートルに満たない程度でしかないそれは、途方もない驚異だった。 その正体を、セイバーはすぐに理解する。 否、この場に居合わせた人間ならば、誰であろうとこの正体に気付いただろう。 「ミニブラックホール……」 セイバーが己の出した結論に驚愕する。 学究者としての興味はあるが、足を踏ん張り耐える他ない。 周囲の小物体が次々と吸い込まれていくのが見える。 発生した超重力は実際のブラックホールには遠く及ばない程度でしかないが、人間が吸い込まれればどうなるか、試すようなつもりは流石に彼とて毛頭無い。 瓦礫が、立て札が、砕けたガラス片が、ズタズタに寸断されたまま放置されていた人間の臓物が飲み込まれていくのを見た。 「がふっ……」 階段を下りる最中、突然叩き付けられ、壁に押さえつけられるように全身が圧迫される。 取り落としたはずの剣は落下することなく壁にめり込む。 「な、何が……?」 周囲を見渡すが何もない。 重力など、見えはしない。 「ぐ……なんだか知らないが……」 両手、持てる力の全てで壁を押し続け、壁から体を離す。 「邪魔を、すんなよ……」 呼吸さえ難しいような状況で、現場から離れるために、全力で壁を押しながら、全力で歩き出す。 全身のありとあらゆる傷口から、血が噴き出していく。 薄れそうになる意識を握りしめ、歩き続ける。 人間の重量が飲み込まれ始めるまで、そう時間はない。 だが、残る魔力は決して多くない。 セイバーは決断した。 重力と共に跳び上がる。 瓦礫を足場に更に加速する。 黒い弾の脇を抜けると同時、減速が始まる。 見据えたのは上空より飛来する瓦礫。 その瓦礫を足場に、超重力の檻を振り切る。 「おおおおっ!」 バーサーカーの頭上を取る。 「ナニ……ナニィッ!?」 セイバーの予測通り、同じ重力の檻の中にあって、バーサーカーは平然と佇んでいた。 振り切った重力の檻が再びセイバーを捕らえ、加速を始める。 そんな中セイバーは―― 火神カグツチ:己が剣を解放した グスコーブドリ:バーサーカーを抱きかかえブラックホールに突入した 投票結果 火神カグツチ 5 決定 グスコーブドリ 2