約 380,904 件
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3158.html
『ゆかりん』 10KB 愛で 小ネタ 独自設定 思いつき 「う、う~~~~ん…いたた…」 全身の穴という穴に泥を塗りたくられたような、なんとも気持ち悪い感覚で目覚める。 頭は痛い、胃はきもちわるい、口の中もカラカラなようなネバネバなようななんとも言えない不快な感触がする。 吐く息がアルコール臭い、完全な二日酔いだ。 昨日ついつい仲間内で飲みすぎてしまった、どうやって帰宅したのかは全く覚えてない。 しかし幸いにも今日は休日、だからこそ思い切り飲んだのだが、だからといって休日を棒に振ってしまうのは少々もったいなきがする。 と、思いつつもやはり身体が動く気がしない、しかたなく布団にもぐりこみ、このムカつきが去るのを待つことにした。 ところが。 がたんっ、がたがたっ。 「な、なんだ?」 酔いはともかく突然の物音に眠気が一瞬で醒める。 音を探ると、どうやら押入れの中から物音がしたようが。 そこには普段使わない来客用の布団と、衣替え用の衣服しか入っていないはずだ。 なのにずいぶん大きな物音がした、居るはずの無いものが居るのかもしれない、サッと血の気が引く。 しかしなおもがたんがたんと揺れるふすまを、俺は勇気を振り絞って横にスライドさせた。 「ゆぅ~~~~」 「はい?」 するとそこには、ふりふりの長いスカートに包まれた小ぶりなお尻が一つあった。 その上半身は布団の隙間に挟まっているらしい。 「なんだこれ?」 思わず指でつついてしまうと、ビクンと震えてから、足をじたばたとさせてそれが布団の間から這い出てきた。 「しょーじょのおしりをつつくなんてしつれいね!」 布団の隙間から出てきた、その軽いウェーブのかかった金色に輝く長い髪の毛の少女は、まん丸の頬を膨らませて俺に抗議する。 「えっと…キミは…」 正直こんな知り合いは居ない、ところでこれって少女誘拐になるんだろうか、 と鈍った頭の隅でぼんやり思っていると、少女はぷりぷりとしたまま自己紹介をしてくれた。 「ゆかりんはゆかりんだよ!どうつきのすごいゆっくりなんだよ!」 「え、ああキミ胴つきゆっくりなの?」 「そうよ!もう、おにいさんがきのうのよる、すてきなすきまをしょーかいしてくれるっていうからついてきたのに! おにいさんったらわたしのことなんてほっといてねちゃうんだもの!ゆっかりできないわ! しかたないからそこのすきまをゆかりのすきまぷれいすにすることにしたからゆっかりさせてね!」 「はぁ…」 女の子…もといゆかりんは、勝手にそうまくし立てると、再び押入れの中に折りたたんである布団の隙間に顔をつっこんで、ゆっくりとし始めた。 「ゆ~ゆ~ゆ~」 どう見ても苦しそうなのだが、本人はご満悦らしい、お尻をふりふりと揺らしながら、楽しそうな声をだしている。 「…寝よう」 酔いが残る俺はなんだかどうでもよくなってしまって、そのまま自分の布団にもぐりこんで、目を閉じた。 ゆさゆさと身体が揺さぶられる感覚で目を覚ます。 「あ…?」 部屋全体が暗い、どうやら寝ているうちに太陽は落ちてしまったらしい。 暗がりにぼんやりとうかんだ、俺を見下ろすゆかりんと目が合った。 「ねーねーおにいさん、ゆかりんおなかへったわ、なにかたべさせて」 「あー、うん」 軽く頭を振ると、もうアルコールは殆ど残ってはいないようだった。 「っていっても何にもないけどなぁ…チャーハンでいい?」 「なんでもいいわ!」 床にぺたりと座りこむゆかりんを置いて、俺はのそのそと立ち上がってキッチンにたった。 二人分のチャーハンを作って皿によそって食卓に置くと、ゆかりんはまってましたと俺の向かい側に座り、スプーンをとって勢いよくかきこんだ。 「はふっはふっ!おいしいわ!」 「そう、ゆっくりたべなよ」 「うん!」 俺もゆかりんに続いてもそもそと米粒を噛んでいると、脳みそが徐々に起きてきて、冷静な疑問が浮かんでくる。 「え、そういえばキミ飼い主とかは?」 「いないわよ?」 「そうなの?」 「ゆかりんはすてられちゃったの、くさいんだって、しつれいよね!」 「臭い…?どれ」 俺はゆかりんに顔を近づけてくんくんと匂いをかぐ。 捨てられてから日にちがたっていたのか、どこか埃臭い匂いがしたが、それ以外は特別きにならなかった。 「でもおにいさんがひろってくれたんでしょ?」 「えっ、いやぁ…」 ゆかりんの真っ直ぐな視線につい目をそらしてしまう。 正直昨日のことは全く覚えていないのだが、酔った勢いとはいえ捨てゆっくりを家まで上げて、覚えてないという理由でまた外に放り出すのは無責任だと思う。 それにきっと昨日出会ったときは、恐らく本気で女の子に声をかけられたとでも思ったのだろう、 どうやら間違いは犯していないようだが、見ず知らずの娘を部屋に連れ込んだりして、それはそれであきれた話だ。 目線をちらと戻すと、ゆかりんはだまって俺の顔をじっと見つめていた。 頬が丸いという程度で、ぱっと見るとゆかりんは美少女に見えないことは無い。 普通のゆっくりなら考えてしまうところだが、胴つきともなるとある程度こちらの言うことは聞いてくれそうだし、 なにより俺が仕事に出て、部屋に一人にしてもそれほど問題はないだろう。 それにこんなに可愛い子を邪険に扱うのも気が引ける、もしも俺の手に余るようなら、飼い手を捜してやればきっとすぐに見つかるだろう。 「まぁ、俺のとこでいいなら、べつに居てもいいよ」 意を決してぶっきらぼうに言うと、ゆかりんはぱっと笑顔になった。 そして再びチャーハンをもりもりと口に運ぶ、ほっぺにご飯粒が付いていようがお構いなしだ。 なんだか小さい妹が出来たような、微笑ましい気分になってしまった。 そうと決まれば早速…とペットのためのあれこれを考えてみたが、ゆかりんに聞いてみても人間の生活に必要なものと殆ど変わらなかった。 強いて言えばあまりしょっぱいものや辛いものはニガテらしい。 服も洗濯して、風呂で身体を洗うように言って、出てきたら俺の服を貸してやった。 小さな身体では俺の服はサイズが合わず、だぼだぼで不釣り合いだったが、我慢してもらうしかない。 折角のペットだ、遊んでやろう!とも思ったけど道具が無い、なにか一緒に楽しめるものはと探しているうちに、 ゆかりんは勝手に押入れを空けて布団の隙間に身体を滑り込ませてしまった。 折り重なった布団の間に頭からつっこんで、下半身が出ているというすごい絵面だが、本人はこれが気に入っているらしい。 手がかからなすぎて正直肩透かしを食らった気分だが、まあ楽といえば楽なので気にしないようにしよう。 その状態でも、俺が話しかけるとちゃんと答えてくれるので、話し相手にはなってくれるようだった。 寂しい一人暮らしには、これが結構ありがたい。 他愛の無いおしゃべりを続けてふと時計をみると、時計の短針が頂点に達しようとしていた。 「いけね、明日も仕事か、あーあ、一日棒にふっちゃったなぁ」 二日酔いにやられて殆どを布団の中で過ごしてしまった、若干の後悔をしつつ、 俺は寝巻きから着替えてもいなかったのを思い出し、電気を消してそのまま布団にもぐりこんだ。 「おやすみゆかりん」 「おやすみなさい!」 短い挨拶を交わして目を閉じると、しばらくしてゆかりんのいる押入れのほうからもぞもぞと物音がした。 眠気に誘われながらそちらに意識を向けていると、俺の布団の足元がそっとめくられて、何かが進入してくる。 目を開けると、俺の首元の布団の隙間から、ゆかりんがひょいと顔を出した。 「こっちのすきまのほうが、あったかいわ」 ゆかりんはクスクスと笑って、そのまま目を閉じてしまう。 「お、おいおい」 「ゆっかりできるわ…」 狭い布団の中で、ゆかりんは俺に身体をすりよせるようにして寝息を立てはじめてしまった。 俺の服に包まれた、やわらかい身体が密着して、なんだか不思議な気分になってしまう。 これが女の子のやわらかさなのかな…などという考えが頭を過ぎってしまい、俺は頭をふってそれを吹き飛ばした。 「まったくゆかりんはあまえんぼだな」 そうさ、ゆかりんはゆっくりなんだ、このぷにぷにもゆっくりのもち肌さ。 そう自分に言い聞かせて、俺はゆかりんを抱き枕代わりにして眠ってしまうことにした。 翌朝、カーテンからもれる朝日が瞼に落ちて意識が覚醒する。 すると俺は自分の鼻にふと違和感を感じて、ぱっと目を開けた。 「な、なんだなんだ異臭騒ぎか!?」 あわてて布団に入ったままあたりを見渡すと、特に何も起こっていないようで、外もいたって静かだった。 俺の目の前には、俺に抱きついたまま大口を開けて眠っているゆかりんがいるだけだ。 ふと、その口の中から、鼻を突く臭いが漂ってきた。 「え、なにこれくっさ」 確かめるためにもう一度ゆかりんの口に鼻を近づけると、確かにゆかりんの口の中から漂ってくる臭いだった。 「あー、くさ、なにこれ、えっと、これは…」 においというものは案外記憶に残りやすい、俺はくんくんと嗅ぎながら記憶をたどっていくと、 その臭いは納豆に近いものだということが分かった、強いて言えばその臭いはスーパーで売っている納豆なんかよりはるかに強い。 初めは突然のことに臭いと思ってしまったが、納豆かと思うとそれほど気になるというものでもなかった。 ちょいとしょうゆをたらしてかき回し、白飯の上にとろっとかけて勢いよくかきこみたい、などというイメージが浮かんできて腹の虫が鳴く。 その音でゆかりんも目を覚ました。 「んぅ~…ふわ…ゆっかりおはよう」 「あ、あぁおはよう」 あくびに乗って再び臭いが俺の鼻を突いたが、そのことは言わないでおいてあげた。 前の飼い主に捨てられた理由がどうやらそれらしいので、可愛そうかなと思ってしまったのだ。 ゆかりんは布団の中で俺に抱きつきながら、朝ご飯をせがむ。 他の飼い主を探したとしても、これではもしかしたら再び捨てられてしまうかもしれないなと、ふと思う。 仕方ないので可能な限り俺が最後まで面倒を見てやるしかないようだ。 外見は可愛い少女なのに、においが臭いなんて、なんて不憫なんだろうと思うと、ふと心の汗が頬をつたってしまう。 ゆかりんはそれに気付かず、隙間はゆっかりできるわとか、ご飯はまだかしらとか、愛嬌のある声で独り言をいっていた。 口を開くたびに、ぷわんぷわんとその顔に似合わない臭いが再び俺の周りを漂い始めた。 大丈夫だよ、安心してくれゆかりん、俺は納豆とか気にしないタイプだからさ… おしまい。 ---------------------------------------- ふとスレを覗くとゆかりんが弄られていたのでノッてみました。 自分も納豆でご飯三杯イケる派だから大丈夫だよゆかりん!(キリッ あとふと餡サイクロペディアを眺めていたところ、自分の名前が載っていることに気付きました。 紹介文を書いてくれた方には、この場を借りてお礼をさせていただきます、ありがとうございます。 それではまた次回作で。 ばや汁でした。 いつも多数のご意見ご感想ありがとうございます! この作品へのご意見ご感想も、どうぞお気軽にお寄せください。 個人用感想スレ http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1278473059/ 今までの作品 anko1748 かみさま anko1830-1831 とくべつ anko1837 ぼくのかわいいれいむちゃん anko1847 しろくろ anko1869 ぬくもり anko1896 いぢめて anko1906 どうぐ・おかえし anko1911 さくや・いぢめて おまけ anko1915 ゆなほ anko1939 たなばた anko1943 わけあり anko1959 続ゆなほ anko1965 わたしは anko1983 はこ anko2001 でぃーおー anko2007 ゆんりつせん anko2023 あるむれ anko2068 おしかけ anko2110 とおりま anko2111 おもちゃ anko2112 ぼくとペット anko2223 まちかどで anko2241 かいゆ anko2304 ぼうけん anko2332 とかいは anko2349 たたかい anko2369 ゆっくぢ anko2413 せんたく anko2427 ぶろてん anko2489 あこがれ 前編 anko2588 ひとりぼっちのまりさ anko2807 母の音 anko2887 僕とれいむと秘密基地 anko2949 野良れいむ anko3047 ぶろてん おまけ anko3058 実験01 クッキーボタン anko3067 わけあり おまけ anko3078 げすまりさ anko3090 てのりれいむ anko3096 雨 餡小話では消えてしまった作品も多数ありますので、過去作を読みたいと思っていただけた方は ふたば ゆっくりいじめSS保管庫ミラー-ばや汁ページ- http //www26.atwiki.jp/ankoss/pages/395.html をご活用ください。
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/291.html
ゆっくりパークの春夏秋冬 part 3 --intermission ばっちんシェルター-- 「ゆぐっ、ゆぐぅぅ! こないでぇぇ!」 「ゆっくりしてね、ゆっくりしていってね!!! いやあああ!」 「たーべちゃーうぞー♪」 胴つきれみりゃが追いかけ、ゆっくりれいむ一家が必死で逃げる。いつもの光景だ。 と、一家の前方に、木でできた奇妙な箱のようなものが見えた。縦横ともに、ちょうど 一家の全員が入るぐらい。正面に扉がある。その前で、一頭のゆっちゅりーが叫んでいる。 「こっちよ、ゆっくりしないでかくれてね!」 天の助けとばかりにれいむたちはぴょんぴょんと駆け寄り、箱に入った。最後にゆっちゅ りーが駆け込んで、扉を閉めた。 「ゆふー、ゆふー、ゆふー、ゆふー……」 「ゆ、ゆっくりできるね……」 しかしその途端、ひとつだけの窓に、ぬっとれみりゃの姿が現れた。不気味な笑顔で覗 き込む。 「うふうふー☆ いただきまーす」 「いや゛あぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!」 「ゆっぐりさぜでぇぇぇぇぇ!」 窓は小さく、れみりゃは入れない。だが手が入る。壁際にさがっておびえる家族に、短 い腕がわきわきと迫る。 そのとき、ゆっちゅりーが教えた。 「みんな、これをひっぱるのよ!」 天井から、一本のひもが垂れていた。れいむたちは半狂乱で叫び返す。 「あぞんでるばあいじゃないでしょおお!?」 「いいからやるの! やればゆっくりたすかるわ!」 「ゆ、ゆっくりたすかるの?」 その言葉にれいむたちは飛びついた。親たちと娘たちが、一家総出でひもに食らいつく。 「せーの、むっきゅ、むっきゅ!」 「ゆっしょ、ゆっしょ!」 一家はゆっちゅりーの言葉を信じて懸命にそれを引いた。 すると―― 窓の外側に、雨よけのようなひさしが伸びている。 そのひさしが、じわじわと持ち上がり始めた! 「もうすぐ、とどくんだぞぉー♪」 むちむちした顔を四角い窓に突っ込まんばかりにしているれみりゃは、頭上で起こって いることに気づかない。 ゆっちゅりーが叫んだ。 「いまよ、はなして!」 「ゆうっ!」 全員が、ぱっと口を離した。 その瞬間―― ばっちん! 屋根から吊り上げられていた重いひさしが落下して、れみりゃの頭を叩いた。れみりゃ は地面に叩き伏せられる。 「あぶぅっ!?」 れみりゃは顔を真っ赤にして起き上がり、周りを見回す。 「れ、れみぃのあたまをたたいたのは、だれなんだぞぉー!?」 怒り心頭に発したが、あたりには誰もいない。腹いせとばかりに窓に取り付き、前にも まして 激しく威嚇した。 「がぉー! がおがお、うがぁー!」 「ゆうううう! ゆううううう!?」 「がまんして! もういちどよ!」 ゆっちゅりーに励まされて、一家は紐を引く。そしてぱっと離す―― ばっちん! 「うばぁっ!?」 それから三度ほど、威嚇と反撃のくりかえしがつづいた。 とうとうれみりゃは泣き出してしまった。 「う゛あ゛ーん、あだまいだいいいぃ! もうやだああ、おうぢがえるううぅぅ!」 そういうと、身を翻してぱたぱたと飛び去った。 「ゆう、う、うううう……」 恐怖に身を硬くしていたれいむたちが、ようやく力を抜く。ゆっちゅりーが声をかける。 「やったわね。これからも、ゆっくりゃにおそわれたら、こうすればいいわ!」 「ゆっ、ゆっくりできるの?」 「ええ、そうよ! もうゆっくりゃをこわがらなくていいの!」 「ゆうううう!」 「ゆうううう、ゆっくりできる……ゆっくりできるよぉぉ!」 れいむたちの歓喜の声が響いた。 「おお、せいこうせいこう」 丘の上から眺めていた俺は、双眼鏡を下ろしてつぶやく。 この間作ったゆっくりシェルターはどう考えても失敗作だった。モノを媒介にしたコミュ ニーションなんて、しょせんはもろい。それに、れみりゃたちがゆっくりを襲わないのは、 不自然だ。 必要なのは、ゆっくりたちに、適度な身を守る力を与えることだった。 そこで考えたのがこれ、ばっちんシェルター!(はいはい) 仕掛けは、説明する必要もないぐらい簡単だ。窓の外にばっちん板のついた箱。れみりゃ が付きまとおうとする限り、ばっちんばっちん叩かれることになる。 れいむたちは安全になるが、一人で入ると、ひさしが重くて持ち上がらない。 また、据え付け式だから、れみりゃに過度の脅威を及ぼすこともない。 これなら、ゆっくりたちを調子付かせずに守ってやれるというわけだ。 いずれれみりゃも、ばっちんシェルターに張り付いているのは割に合わないと学習し、他 の食べ物を取りにいくようになるだろう。 安い。シンプル。丈夫。ほどほど。うむ、やはりギミックってのはこうでなくちゃな! よし、これをパーク中に設置しよう。 「どうだ、きめぇ丸。名案だろう」 「おお、しょぼいしょぼい」 俺のそばでうろちょろしていたきめぇ丸に声をかけると、あざ笑うようにヒュンヒュン 動いた。ほんとうぜぇな、こいつ。ぱちゅりーのほうがずっと素直だ。 でもまあ、こいつはそこがいいんだがな。 前 次 ========================================================================- YT
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/4886.html
※ゆっくりいじめ小ネタ558 ゆっくり三分間クッキングの続編です。 続きを見てから出ないとわからないかもしれません 「続・ゆっくり三分間クッキング」 午後7時― 今日は早めに残業とかそういうのを早めに終わらせて、俺は急いで家に帰っていた。 腹の虫もなくが、あいつ等がいるとたまったもんじゃない。 この間の二の舞はごめんだ。。 仕事場から俺の家まで走って10分。 急げば間に合う。 「とぉぁああああああ!!」 と腹の虫とともに玄関に走りこんでいた。 その後「ちょっと!うるさいわよ!」と隣のおばちゃんに怒られたが。 バン!と扉を開けてみたら。 「ゆっくりしていってね!」 「やっぱりね・・・」 ゆっくりれいむがいました。 近くの玄関の窓は割れていて、その破片の近くに石ころが落ちていた。 やはり窓を石で壊し、中に入ったんだろう。 「ここはれいむのおうちだよ! にんげんさんははやくでていってね!」 「うるさいわぁ!」 と激しい蹴りをれいむに食らわせた。 「ゆべるぅ!」 とれいむは気絶。 「よっしゃー!今日もゆっくり料理じゃー!! あと、窓の修理代いくらすると思ってんだよ、チクショー!!」 と男は目にうっすらと涙を浮かべ、それをこらえ れいむを運んでいく。 そして午後7時45分― 「いただきまーす。」 「ゆ・・・」 俺はご飯を食べていた。 ついでに、今日はステーキではない。 ハンバーグだ しかもインスタントの。 「んぐ、んぐ」 とれいむのいる箱の前でわざと食べる。という嫌がらせを行う。 前にも行ったがこの箱は加工所製。 どんなゆっくりが体当たりを仕掛けてもやすやすと壊れはしない。 「ゆーっ! おにいさん!いまならゆるしてあげるからここからだしてね! あと そのおいしいのと、あまあまをおいてさっさとしね!」 「ふーん、そんなにほしい?」 ハンバーグを見せびらかす。 「ゆん!ほしいよ!」 ハンバーグを見つめていった。 「わかった。今もってくる。」 「ゆ!?はなしがわかるにんげんさんだね!」 「ほれこれでいいんだろ?」 とハンバーグを見せびらかす。 「ゆ!さっさとちょうだいね!」 「わかった」 と俺はハンバーグをれいむの上に落とす。 「ゆええええええええええええ!!!」 ハンバーグといえど 出来立てのあっつあつのやつだが。 俺はこのままこの姿を見ることにした。 「そうだ、これでれいむの数はいくらほどになるんだろ、数えてみるか。」 ハンバーグを素手で掴み自分で食う。 ちょっと意地汚いが。 そしてれいむはキッチンへ連れて行く。 午後8時14分― 「お、あった。」 キッチンの大きな箱の中にはたくさんのれいむがいた。 「ひー・・・ふー・・・みーこれで20匹・・・っと」 ぽいっ、とれいむを投げる 「ゆ!なんてことをするの!?れいむはいだいなんだよ!そんなこともわからないにんげんはしね!」 おお、ウザいウザい。 さっさと作るか。 「うどんげ!」 と俺は相棒の名を呼んだ。 「ゲラゲラゲラ」 という笑い声と共にひょこひょこと胴つきのうどんげが現れた。 こいつこそが俺の相棒。 偶然にも怪我したところを助けそのまま俺の飼いゆっくりにしたやつだ。 「こいつらをなべの中へ入れ、例のプロジェクトを実行に移す!いいな?」 「ゲラ」 なべの中に水を入れ着火。 ある程度沸騰したきたら。 「うどんげ!れいむをもってこい!」 「ゲラ!」 と、うどんげは棚の中からボウルを出してれいむをたくさん入れた。 「ゆ!はなしてね!」 「ゆっくりできないうどんげはさっさとしね!」 と罵声が飛んできたが。 うどんげは気にしなかった。 「うどんげ、ありがとう。」 と相棒の頭をなでる。 「ゲラ〜」 とうれしそうな表情をするうどんげ。 うどんげはれいむをたくさん入れたボウルを俺に渡す。 「よっしゃ、みてろようどんげ。 れいむの修羅場が見れるぞ!(たぶん)」 ボウルの中のれいむを乱暴になべに入れた。 「ゆぎゃああああああああああ!!あづいいいいいいいいいい!!!」 「まりざあああああああああああああ!!!」 熱湯でれいむが叫び始めた。 ゆっくりたちは水の中にいると川がふやけ、溶けてしまう。(しかしにとりなど、水中で生きているやつもいるが。) さらに熱湯なのでゆっくりたちには毒。 (さあ・・・早くとけろよ・・・) 俺は箸を使いゆっくりたちの中身を越しだした。 そして 午後8時18分― 餡子汁、いや、お汁粉(?)の完成だ。 (う〜ん、できはいまいちかな・・・) とりあえず味見・・・ 味はいえない・・・ 「・・・うどんげ・・・」 「ゲラ?」 「食うか?」 「ゲ・・・ゲラ。」 その後玄関のそばでぶっ倒れてる俺とうどんげを隣のおばさんが見つけたという・・・ あとがき 続き物はネタが切れかけるからでこそ難しいもんだな byさすらいの名無し 過去作品 いじめ系2850 ゆっくり油火踊り祭 いじめ系2889 ゆっくりべんじゃー いじめ系2932 すぃー吶喊 いじめ系2938 ゆっくりが実る木 いじめ系2967 ゆっくり天井針 いじめ系2974 もしもゆっくりが廃スペースシャトルにいたら いじめ小ネタ542 ゆっくりジェットコースター いじめ小ネタ545 ゆっくりボール いじめ小ネタ546 ゆっくり太郎 いじめ小ネタ553 ゆっくりできない川さん いじめ小ネタ562 ゆっくり草野球 いじめ小ネタ567 ゆっくり瞬殺されるよ! いじめ小ネタ573 金バッチがほしいよ! いじめ小ネタ580 とかいはこーでぃねーと このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3587.html
『ゆっくりしているゆっくり』 11KB 虐待 考証 現代 虐待人間 独自設定 ビキビキ度が半端じゃないと思うよ! ゆっくりしていってね! ……ゆっ?どうしてれいむがあいさつをしたのに、にんげんさんはあいさつをしてくれないの? あいさつのしかたがわからないの? ふう……まったく、うまれたばかりのおちびちゃんでもあいさつのしかたなんてしってるのに こんなじょうっしきっもしらないなんてほんとうににんげんさんはゆっくりしていないね! しかたないかられいむがあいさつのしかたをおしえてあげるよ! こういうんだよ!ゆっくりしていってね! ……はいはいゆっくりゆっくり? はあ~……まったく……あいさつもろくにできないなんてひととしてどうなんだろうね? きっとまともなきょうっいくっをうけてないんだろうね!まったくおやのかおがみてみたいよ! どうせゆっくりできてないだめおやにちがいないんだろうけどね!げらげら! ゆぅ~~ん?おっと、このおにいさんけいたいさんをとりだしていじりだしたよ! れいむをむしするきなんだね!おおっしかとしかとっ! あいさつができてないのをしてきしたらこんどはむしするきなんだね! まったくなさけないにんげんさんだねっ!たゆんとのこみゅにゅけーしょんもできないなんて きっとにーとさんでおまけにひきこもりさんにちがいないよっ! ぷぷっ!ほんとにゆっくりしてないね!にーとさんなんてしゃかいのごみだよ! ゆっ?にんげんさんがれいむをにらんでいるよ! ずぼしをさされておこったのかな?むかついたのかな?まったくふってんがひくいね! ちょーっとれいむがあおったら、すぐはらをたてるなんてね!ばかまるだし~だよ! そんなによゆうがないせいしんこうぞうしてるから、ゆっくりしていないかとうせいぶつなんていわれるんだよ? ゆっくりりかいしたらはんっせいっ!してね! おおっこわいこわい!いよいよけんのんけんのんだよ! にんげんさんがれいむをけろうとしているよ!ぎゃくたいするきまんまんだね! りくつでかてないからってすぐぼうりょくにうったえるやばんないきものの、ほんりょうはっきだよ! げしっ! れいむけられてころがるよ!おおっいたいいたい! でもえいえんにゆっくりするほどのいたさじゃないね!きっとてかげんしてるんだろうね! ゆっ?にんげんさんがれいむをほっといてどこかへいこうとしてるよ! きっとれいむにいいまかされたのがくやしいんだね! だからとりあえずぼうっりょくっでだまらせて、そのすきにとうぼうするきなんだよ! そしたらあとでこういうんだろうね! のらゆっくりがうるさかったからけりいれてだまらせてやったって!ぷぷぷっ!しょうりせんげんおつ~~!! ほんとうはかてなかったくせにかてたとねつっぞうっしていいきになるつもりなんだね! いかにもゆっくりしていないにんげんらしいゆっくりのしかただよ!げらげらげらげらっ!! ゆゆ~~?にんげんさんがひきかえしてきたよ! みけんにあおすじさんをうかびあがらせているね! おそらをとんでいるみたい!……ゆん!れいむをおもちかえりするきなんだね! わかってるよ!れいむをかいゆっくりにするために、つれかえるわけじゃないってことくらいわかってるよ! おうちにつれかえっておもうぞんぶんぎゃくたいふるこーすでいためつけるためなんだよね! わかるよ!おそとじゃほかのにんげんのめがあるもんね! じぶんにぎゃくたいしゅみがあるなんて、せけんさまにしられたくないんだよ! まったくしょうしんものだね!ぎゃくたいおにいさんなんてみんなこんなちきんさんばかりだよ! いいよ!れいむおうちにつくまでおとなしくしててあげるよ! ゆっくりぎゃくたいしていってね! それでにんげんさんがゆっくりできるかどうかはしらないけどね! でもれいむはゆっくりさせてもらうよ! ……ゆっ?おはようにんげんさん!きょうはどんなぎゃくたいをれいむにするの? あんよさんはもうやいたよね!れいむのあんよはやけこげてもううごけないよ! あまぎりさんでもする?わざわざおめめをかたほうのこしてくれてるしね! おかざりをびーりびーりしてもいいよ!もうほとんどのこってないけどね!げらげら♪ ああ、かみさんをひっこぬいてもいいし、まちばりさんやくぎさんをはりねずみさんのようにさすのもいいね! それともおくちさんをほっちきすさんでとじちゃう? でもそれじゃれいむのひめいがきこえないからにんげんさんがすっきりー!できないよね! れいむうっかりー!しちゃったよ! うーん……あとは……そうだ!れいぱーありすにれいむをまたれいぽぅさせるのはどうかな! れいむにおちびちゃんをつぎつぎとうませて、おちびちゃんをれいむのめのまえでころすんだよね! おちびちゃんのひめいもきけて、れいむにせいしんてきくつうをあたえられるからいいぎゃくたいだよね! まあにんげんさんがそれでゆっくりできるかどうかはしらないけど! れいむのおちびちゃんたち、みんなゆっくりうまれてゆっくりしんでいったものね! ゆっくちうまれりゅよ! うまれちぇしゅぐににんげんさんにたべられりゅよ!ゆっくちー! まちばりしゃんでぷーしゅぷーしゅしゃれりゅよ!いちゃいにぇえ~♪ ふらいぱんしゃんでやかれりゅよ!おいちくたべちぇね!しゅてるんにゃらちゃんとふんべちゅしてしゅててね! ゆっ?なんでにんげんしゃんはゆっくちちてないにょ? ありちゅたちはきょんにゃにゆっくちちているのににぇ! ゆぷぷ!きょーんなちっちゃいおちびしゃんにいーらいーらしちぇるなんてみっちょもないにぇえ! あかちゃんにしゅらかちぇにゃいにんげんしゃん!もっちょゆっくちちていっちぇにぇえ~♪ げらげらげらげらっ!! ゆ~ん♪みんなゆっくりしたおちびちゃんばかりだったよ! にんげんさんがぜんゆんころしちゃったけどね!みんなゆっくりしたかおでしんでったよ! またおちびちゃんうませてね!れいむがうんだおちびちゃんはすきにぎゃくたいしてね! もちろんれいむをぎゃくたいするのもおっけーだよ! ……ゆん?れいむにききたいことがあるの?いいよ!なんでもゆっくりこたえてあげるよ! ぎゃくたいされてなんでへいきなんだって?いたくないのかって? ゆ~へんなこときくね?もちろんいたいしくるしいよ! しんだおちびちゃんもちゃんといたいっていってたでしょ!いたいいたいされたらくるしいのはとうっぜんっだよ! でもいたくてくるしいのに、れいむたちはへいきだよ!なぜなら…… れいむたちはゆっくりしているゆっくりだからね! ゆっくりはゆっくりさえしていればそれでしあわせー!なんだよ! なんかみんなごかいしてるみたいだけどね! ごはんさんをむーしゃむーしゃするのも、おうちですーやすーやするのも、 おちびちゃんをうむのも、みんなみんなゆっくりするためのただのしゅだんさんにすぎないんだよ! べつにそんなことしなくてもゆっくりさえしていればそれでゆっくりできるんだよ! ぎゃくたいさんのいたいいたいもゆっくりできるよ! いたいのがすきっていうてんこみたいなのもいるものねっ!だからいくらでもやっていいよ!? え?でもそれでれいむがしんだからどうするんだって? しんだらたべることもねることも、おちびちゃんをつくることもできなくなるだろって? ふぅ~~~……………にんげんさぁ~~ん……どうしてそんなていどのひくいしつもんするかなあ? じゃあぎゃくにれいむがにんげんさんにきくよ? えいえんにゆっくりするからって、だからなんだというの? しんだらもうむーしゃむーしゃできなくなる?すーやすーやもしあわせー!もできない? ……ゆぷぷっ!かんけいないよ!ゆっくりはゆっくりさえできればそれでいいっていったでしょ! ゆっ?しんだらそのゆっくりもできなくなるだろって? しぬなんてなにもとくべつなことじゃないよ! だってれいむがしんだらすぐまたどこかでべつのれいむとしてうまれかわるだけだから! しってるでしょ?ゆっくりはけしてぜつめつしないんだよ! にんげんさんがくじょすればしただけ、べつのどこかでくじょされたかずのゆっくりがかってにうまれてくるんだよ! ぷぷぷぷっ!そんなこともしらないであせみずたらしてゆっくりをくじょするにんげんさんは ほんとうにごくろうさまだね!むだなどりょくおつだよ! ゆゆっ?なにかな?そのばけものさんをみるようなめは? にんげんさん、だんだんれいむがこわくなってきたんだね! いくらいためつけてもれいむはけろりとしているからね!きみがわるくてころすのもできないんでしょ! れいむをくるしめられない、こころもおれないでしかたなくころすんじゃにんげんさんにとってまけだものね! ほんとにんげんさんにはやすっぽいぷらいどさんしかないね! ぎゃくたいおにいさんなんてしょせんこのていどだよ!ぷぷっ!おおっあわれあわれ! ねえくやしい?れいむのこころをおれなくてくやしい? ならころせばぁ~~?いいよぉ~?いつでもむごたらしいほうほうでころしていいんだよぉ~~? にんげんさんがゆっくりしないでいっしょうけんめい、れいむをぎゃくたいしているのをみながら れいむはゆっくりしながらえいえんにゆっくりするだけから! れいむのゆっくりをうばうことだけはむりだからあきらめたほうがいいよ! ゆふ~~ん!それにしてもまったくれいむはほんとうにゆっくりしているよ! なんでれいむがこうまでゆっくりしているかききたい?ききたくない?いいからきいてね! それはね……にんげんさんがゆっくりしていないからだよ! にんげんさんがゆっくりしていないのをみればみるほどれいむはゆっくりできるんだよ! ざまぁぁ!にんげんさんゆっくりできなくてざまぁぁぁぁっ! ゆっくりしてないにんげんさんをみて、れいむゆっくりー!だよ! にんげんさんはずっとゆっくりしないでね!かわりにれいむがゆっくりしてあげるからね! …………ゆっ?どうしたの?もうれいむをぎゃくたいしないの? え?もういい?つかれたしどうでもよくなった? にんげんさんのはいぼくせんげんがついにでたよ!れいむのかちだね! ねえねえいまどんなきもち?えらそうにしているにんげんさんがくそまんじゅうにまけていまどんなきもち~~~~? ぶざまぁぁぁぁっ!にんげんさんはほんとうにぶざまだね! くそまんじゅうのれいむにまけたはいっぼくかんっにおもうぞんぶんうちひしがれてねぇぇぇっ!? ゆゆっ?おれんじじゅーすさんをれいむにかけてどうするつもりなの? ぎゃくたいしたからだをなおしてやる?とたんにたいどがひくつになったね! もなかさんをたべるかって?すっかりどれいこんじょうがしみついたようだね! おれはてきとうにくつろぐからおまえもすきにしろ?ゆ、ゆふん!いわれなくても……れいむ……は………… …… ……… ………す……な ゆ……く……する……な……! ゆっくじ……ずるなぁぁぁぁっ!! ぐぞにんげんんんんっ!おばえいまゆっくじじているなぁぁぁぁっ!? ゆっくりじている「ふり」じゃなぐで! ほんどうにっ!ごごろのぞこがらっ!おばえいまゆっぐじじでいるだろぉぉぉぉっ!? れいぶをなめるなぁぁ!おばえがゆっぐりじでいるかどうかぐらいけはいでわがるんだぁぁぁっ! やべろぉぉぉぉっ!!ゆっぐじずるなぁぁぁっ!! おばえがゆっくりずるどれいぶがゆっくじでぎないだろぉぉぉぉっ!? なに、はれやかなかおじでるんだぁぁぁっ!れいぶにこれだけいわれでくやしぐないのかぁぁぁぁっ!! のんびりてれびさんをみるなぁっ!れいぶにあばあばをもっでぐるなぁっ! りらっくすしてくつろぐなぁ!ゆっくじずるなっ!ゆっくじじていいのはれいぶだけだぁ! ゆっくじ……!ゆっくじ!ゆっくじ! ゆんやあああああっ!ゆんやあああああああっ!?ゆっぐりでぎないぃぃぃぃっ!! けんじゃもーどさんはゆっくりでぎないぃぃぃぃっ!! やべろぉ!ぞのやるだげやってずっきりじた、はれやがなかおをずるのはやべろぉぉぉぉっ!! ゆっ!ゆっ!ゆっゆっゆっゆっ!ゆっくじっ!ゆっくじぃぃぃぃ!! ぱっぴぷっぺぽおっ!ぱっぴぷっぺぽおおおおおおおおおっっ!!? …………も、もっと……ゆっくじじたがっ……だ…… ゆっくりは元々、他者をゆっくりさせることで自分もゆっくりするという種族である。 だが現在のゆっくりは自分がゆっくりするのに夢中で他者をゆっくりさせる事など忘れてしまった。 現在のゆっくりはただただひたすらに人間を不快にさせるだけの存在でしかない。 だが……もし「他者をゆっくりさせる事で自分もゆっくりできるゆっくり」から 「他者をゆっくりさせない事で自分がゆっくりできるゆっくり」に段々進化していったらどうなるだろうか? とにかく人間を不愉快にさせることに喜び、すなわちゆっくりを見いだすゆっくりの登場。 あらゆる苦痛を与えてもゆっくりできると感じるゆっくり。 それはまさに虐待鬼意惨でもどうにもできない新たなゆっくり種の進化といえる。 で、その「もし」の進化の結果が上記の有様である。ゆっくりがこのように進化したとき、 人間は忘れかけていた本当のゆっくりをゆっくりによってもたらされるのかもしれない…… まあそんな日は多分こないだろうが。 後書き いつの間にか十作越えていたのか…… 別に名無しでもかまわないけどとりあえず次までに名前考えとくかなあ。 今まで書いたもの anko3367人間に飼われるというのは… anko3370野良ゆは人間に関わってはいけないという話 anko3379親の罪は anko3401たすけあい anko3410世紀の凶悪立てこもり事件 anko3416選んだのはお前だ anko3440ぷくー!をしてみた anko3486胴つきさんはゆっくりできない anko3501胴つきさんはゆっくりできるね! anko3503じゃまもの anko3509ゆっくりいーたー anko3526気持ち悪い!
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3624.html
『自画自賛』 10KB いじめ 考証 自業自得 野良ゆ 子ゆ ゲス 加工場 現代 独自設定 えーと18作目……かな? 「れいみゅ、きゃわいくっちぇごめんにぇえ!」 「ゆっ!れいむのかわいいおちびちゃんをみてゆっくりできたでしょ!おれいとしてあまあまをよこしてね!すぐでいいよ!」 「しゃっしゃとよこちてにぇ!きょのぐじゅっ!!」 公園のベンチでのんびりタバコをふかしている俺の足元に、 これまた典型的なゲスでいぶとそのガキが現れて上記のセリフを吐いた。 ふむ。かわいい自分を見れたのだからお礼に甘い物をよこせ……か。 「無理だね。だってこの子れいみゅ可愛くないし、ゆっくりもできないし」 「どぼじてしょんなこちょいうにょぉぉぉぉぉっ!?」 「じじいはめがくさってるのぉぉぉっ!?おちびちゃんはでいぶににて、こーんなにぷりちーでしょぉぉぉぉっ!!?」 「ばーきゃばーきゃ!れいみゅはきゃわいいもんっ!ぴゅんぴゅん!」 ああやはりつまるところはそれか。ならてめーが可愛くないってことを証明してやろうじゃないか。 俺は身だしなみを整える為とこういう時の為にいつも持ち歩いている 携帯型の小さな手鏡を取り出すとれいみゅに見せて言った。 「いいか?こいつは鏡さんといってお前の姿を映し出してくれる道具だ」 「ばーきゃ!ばー……ゆっ?かがみしゃん……?」 「こいつで自分の姿を見て自分で判断しろ。本当に自分が可愛いかどうかをな」 「ゆーん!かがみしゃんには、きゃわいいれいみゅがうつるにきまっちぇるよ!じじいはびゃかにゃの?ちぬにょ?」 「そのとおりだよ!おちびちゃんはかがみさんでれいむにのかわいさをさいっかくにんっしてね!」 「あーはいはい。なら存分に可愛い自分の姿という奴を見ろ。ほれ……」 俺はかがみこんでわざわざれいみゅが見やすい位置に手鏡をもってってやった。 れいみゅは自信たっぷりのドヤ顔で手鏡に映った自分を見た。 親でいぶは「ゆゆーん!おちびちゃん、れいむにのかわいさによいしれてるよ~♪」とか抜かしている。 果たしてそうかな?俺にはあまりのショックに硬直しているようにしか見えないが……。 そしてたっぷり1分後……硬直が解けたれいみゅは絶叫した。 「にゃ、にゃ、にゃ……にゃんにゃのこりぇえええええええっ!?」 「ゆゆっ?」 「こ、こりぇ……?こりぇがれいみゅにゃの?う、うちょだよ!きょんなきちゃないにょれいみゅじゃないぃぃぃぃっ!!」 「な、なにいっでるのぉぉぉぉっ!?おちびじゃんはぎだなくないでじょぉぉぉぉっ!?」 やっぱりなあ。まあ予想通りというかなんというか…… こいつられいむ種は二言目には自分のことを「かわいいれいむ」と抜かすが、 飼いゆならともかく野良ゆは生まれてから自分で自分の姿を見ることなんてほとんどないはずだ。 自分の姿も正確に把握してないくせにかわいいもへったくれもあるか。 大抵は「可愛いれいみゅ」とやらを自分の脳内で妄想して、それが真実の自分だと思い込んでいるだけ。 現実を見せてやればこんなもんだ。 「まあ確かに汚いよな。あんよなんか地面にこすれて黒くなってるし」 「ゆぐぅ!」 「髪の毛はボサボサで肌はカサカサでさ」 「ゆぅぅぅぅっ!!」 「お飾りのリボンはなんかしらねーけどカピカピだし。どうせお手入れとか称して舌で舐めまくったんだろうが汚ねーなあ」 「ゆぐぅぅぅっ!き、きちゃな……きちゃなきゅなんきゃ……!」 「汚いかどうかは自分が一番よくわかってることだろ?で、どうよ?れいみゅはきゃわいいにょ?」 「ゆぎぎぎぎぎぃぃぃぃ!!ゆ、ゆ、ゆっくじぃぃぃ!ゆっくじできにゃいぃぃぃぃっ!!」 「おちびじゃぁぁぁんっ!?や、やべろぉぉぉっ!いじわるなぐぞじじいはでいぶにの かわいいおちびじゃんをいじめるなぁぁぁぁっ!じねぇっ!じじいはゆっくじじないでいまずぐじねぇぇぇぇっ!!」 もうれいみゅは大量に餡子を吐き出す寸前だ。かなり弱ってるからな。 親でいぶは狂ったように俺の足に体当たりをしてくる。 面倒くさいので俺は親でいぶを思っきり蹴り飛ばした。 親でいぶは「ゆげえ!」とか言いつつごろごろ地面を転がってそこの木の根元にぶつかって気絶した。 それにしてもれいむ似のかわいいおちびちゃんね……じゃあ次はそこを分からせてやるとしますか。 「おい不細工れいみゅ」 「れ、れいみゅ……ぶさいくじゃにゃいみょもん……」 「あのさ……可愛いなんつーのは他ゆんに言われて初めて価値が出る言葉なんだぞ? 自分で自分をかわいいかわいいと連呼しても全然意味ねーんだよ。そこんとこ理解できる?」 「……ゆ、ゆぅぅ」 「で、さ。お前生まれてから一度でも他ゆんかられいみゅは可愛いね!って言われたことがあるの?ねえあるの?」 「ゆっ?ちょ、ちょれは…………あ、あるよ!」 思い当たるふしがあったのか少しれいみゅは元気を取り戻したようだ。 さてその思い当たる他ゆんというのは…… 「おきゃあしゃんだよ!おきゃあしゃんはまいにち、れいみゅをきゃわいいっちぇいっちぇくれりゅよ!」 「お母さんってそこのでいぶか?お母さんだけ?お父さんはどうなんだ」 「おとうしゃんはゆっくちできにゃいくじゅだっちゃよ!れいみゅたちをおいちぇどっかいっちゃったよ!」 「愛想尽かして出ていったってとこか。まあ親子してゲスじゃ当然だろうが……」 「やっぴゃりまりしゃはゆっくちできないってほんとうりゃにぇえ!おなじまりしゃだったいもうちょも ゆっくちできにゃいくじゅだったもんにぇえ!」 「父親はまりさで妹もまりさ、か。その妹はどうした?父親と一緒に出ていったのか?」 「おきゃあしゃんがきゃわいくにゃい、ゆっくちできにゃいくじゅだといっちぇせいっしゃいしちゃよ!」 「れいむ種びいきね……まあでいぶにはよくある事とはいえ……で、れいみゅの考えとしてはどうなのよ? 妹のまりちゃは本当に可愛くない、ゆっくりできないと感じたのか?」 「ゆっ?も、もちりょんだよ!」 「本当か?親でいぶに遠慮することはないぞ?こいつ俺に蹴られてそこで気絶しているから」 「ゆっ……」 少しは思うところがあったのだろう。 れいみゅは親でいぶの方をちらちら見ると本音を言い出した。 「ほんちょういうちょ……いもうちょのまりちゃはきゃわいいち、ゆっくちちていちゃとれいみゅはおもうよ……」 「でも親でいぶがまりちゃはかわいくない、ゆっくりしていないと言うものだかられいみゅもそれに同調したわけだ」 「ゆぅ……」 「それはいいさ。下手に反論したられいみゅが不愉快になった親でいぶに潰されるかもしれないからな。 でもさ……おかしいと思わないか?れいむ種であるれいみゅはかわいい。まりさ種のまりちゃはかわいくない。 同じ親でいぶの子供なのに何故こうまで差別される?」 「ちょ、ちょんなこちょれいみゅわかんにゃいよ!」 「んじゃ教えてやる。れいみゅがかわいいと親でいぶに言われるのはお前が親でいぶと同じれいむ種だからだ」 「ゆっ?」 「さらに言うならば親でいぶはこう思っている。『おちびちゃんがかわいいのはでいぶににているからだよ!』とな」 「ゆっ?ゆゆっ?」 「さらに『でいぶはかわいいんだから、でいぶににたおちびちゃんがかわいいのはとうっぜんっだよ!』と思っている」 「や、やめちぇえぇぇ!?」 ゆっくりできない嫌な予感がしたのだろう。 れいみゅはこれ以上俺に言ってほしくないと目で懇願する……が、俺はかまわず結論を言い渡した。 「要するにぜんぶ親でいぶの自画自賛だってことだ。れいみゅがかわいいんじゃない、れいみゅに自分を重ねているんだ。 つまりれいみゅは親でいぶにとってただの鏡の代用品ってことさね。親でいぶがれいみゅをかわいいと言うのは とどのつまり自分で自分をかわいいと言ってるだけの事なのさ」 「ゆ、ゆんやあああああああああああああっっっ!!?」 子供がまりさ種じゃれいむ種の親でいぶは自画自賛できない。誉める対象が父親のまりさになるからな。 だからまりさ種のおちびちゃんは潰したり差別したりするんだろう。 でいぶのれいむ種びいきの真相はまあこんなところで間違いないと思う。 でいぶは自分さえゆっくりできればそれでいいのだ。 子供を物乞いの種に使ったり自分の可愛さを確認する為の鏡代わりにしたり、 とにかく自分だけがゆっくりする為の道具として子供を産み手元に置いているだけのことだ。 だから子供が気に入らなくなればすぐに潰したり見捨てたりする。 飽きるほど見てきたことだ。ゲスでいぶに本当の母性なんかあるわけがない。 れいみゅはあまりの事実に餡子を吐きかけている。 俺はトドメとばかりにれいみゅに言ってやった。 「れいみゅは可愛くないね!唯一かわいいと言った親でいぶはれいみゅの事なんてなーんにも見てなかったわけだし! 見ているのは自分だけ!俺が見てもれいみゅはかわいくないし、きっと他のゆっくりや人間も同じ意見だよ! そうだよ!れいみゅをかわいいと言う生き物はこの世にただの1人もいないよ!」 「ゆ、ゆぶううううううっっ!ゆげえええええええええっっっっ!!」 「あれ?あれぇ~~?なんで餡子吐くのかな~?きゃわいくにゃいれいみゅちゃ~ん?」 「ゆげえ!ゆげええええええっ!……も、もっちょ……ゆっくち………ちたかっ……ちゃ………」 こうしてれいみゅは自分の存在意義を根こそぎ否定されたストレスで身体中の餡子吐き出して死んだ。 まあかわいいというのがれいむ種にとってのステータスである以上、 そこを否定されたらゆっくりできなくなって死ぬ方を選ぶだろうなあ。 俺は携帯を取り出してどこかへ電話するとその場を立ち去った。暇つぶしは終わりだもうここに用はない。 「どぼじてでいぶのがわいいおじびじゃんがじんでるのぉぉぉぉっ!!?」 しばらくして背後から親でいぶの叫び声が聞こえてきた。 よく言うわ。俺がれいみゅにトドメを刺したときにはもう意識を取り戻していたのは知ってるんだぜ? 我が身可愛さに気絶した振りをし続けて子供を見殺しにしておいて、 今度は悲劇のヒロインを演じる道具として死んだれいみゅを利用するわけか。 とことん自分のことだけしか考えないナマモノなんだな、でいぶって奴は…… だがそれももう終わりだ。大根役者には舞台の袖にひっこんでいてもらおうか永遠にな。 「ゆぇぇぇぇん!でいぶはがわいぞうだよぉぉぉっ!じんぐるまざーじゃなぐなっじゃっだよぉぉぉぉっ!! ぐぞにんげんはがわいぞうなでいぶにやざじくじでね!あばあばをもっでぎでね!たくざんでいいよ! びゆっぐりはでいぶをなぐざめでね!ぞじてでいぶとゆっくじでぎるおちびじゃんをつくろうね! ぞじたらごはんさんをみついででいぶをゆっくじざぜでね!えいえんにでいいよ!?」 「お、いたいた。市民からの通報通りでいぶがいたぞ」 「うわー醜っスねー。涙と変な汁をまき散らしてるっスよ?しかもドヤ顔で……さっさと処分しちまいましょう」 「ゆっ!?ぞ、ぞのせいふくさんはっ!?や、やべろぉぉ!でいぶにちかづくなぁぁぁっ! ゆんやあああああああっ!!かこうじょさんはゆっくじでぎないぃぃぃぃっ!!」 さすが加工所、電話してから5分で到着とは救急車なみに出前迅速だな。 でいぶが泣き叫んで逃げようとしたようだがトングで挟まれて袋に入れられ、 高級車に乗せられて加工所へと丁重にエスコートされていった。 きっと加工所で開催される素敵なダンスパーティーにご招待されたのだろう。 あばよでいぶ。加工所のパーティーでその豚の鳴き声にも劣る美声とやらで職員をせいぜいゆっくりさせてやれや。 そんな事を考えながら俺はくわえていたタバコの火を消してゴミ箱に捨てたのだった。 後書き 別に別に名乗らなくてもいいかなあと名無しで今までだらだら書いてたけど一応けじめということで名乗ろうと思いました。 自分が書きたいと思ったSSを勝手気ままに書くという意味で気ままあきと名乗ります。 最後に名無しで書いてた作品の分を入れた作品リストを…… あまり名作とか長編とかには縁がない作風だけど、まあそんなわけでこれからもよろしくお願いします。 今まで書いたもの anko3367人間に飼われるというのは… anko3370野良ゆは人間に関わってはいけないという話 anko3379親の罪は anko3401たすけあい anko3410世紀の凶悪立てこもり事件 anko3416選んだのはお前だ anko3440ぷくー!をしてみた anko3479この世はでっかいゴミ捨て場 anko3486胴つきさんはゆっくりできない anko3501胴つきさんはゆっくりできるね! anko3503じゃまもの anko3509ゆっくりいーたー anko3522野性のゆっくりとゆっくりしてみた anko3526気持ち悪い! anko3534ゆっくりしているゆっくり anko3537野性のゆっくりとゆっくりしてみた2 anko3545霊園の野良ゆ対策
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/4716.html
希少種が書きたくなった・・・後悔はない 人間が酷い目に合います 高スペックなゆっくりがでます 怪奇現象 ここ最近、男の部屋には不思議な事が起こっていた。 不思議というより、怪奇現象といえるだろう。 隣に住んでいる霊感が少しある虐待お兄さんから以前親子の霊が住みついていると言われていたが もしかしたら本格的になってきたのかもしれない。 事が始まったは10日程前になる。 男はもしかしたらその前後の何かが原因ではないか考えだした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 十日前、男はちょうど日曜日だったため、家でゴロゴロしていた。 朝は10時頃に起き、12時頃に昼飯を買いに外にでた。 外は初夏の暑さ、セミの鳴き声がちらほら聞こえだしていた。 男はちったあ涼しくならねえかなと無駄な呟きをしていると なにか踏んづけてしまったようだ 「ゆぴぃ!!」 よくみるとゆっくりまりさを知らず知らずの内に踏みつぶしていた。 「お、おお、、おおおおおにいざぁぁぁぁぁぁぁん!! どぼじでばりざのおぢびぢゃんをごろじだのぉぉぉぉぉ!!」 「いぼうどをがえぜぇぇぇぇぇぇ!!」 「どがいはなおねえじゃんをごろじだいながものぉぉぉぉ!!」 と食ってかかってきた親まりさに同調して俺の周りでやたらと騒いでいる 子まりさとが子ありすが1匹づついた。 何故こんな道の真ん中で密集していたんだ?とおれが周りを見渡すと幼稚園から小学生ぐらいの 背丈と兎耳をした何かが必死におれから遠ざかるように逃げ出していた。 胴つきのゆっくりうどんげだった。 ゆっくりうどんげは希少種なこともあってか胴つきで発見されることが多い ゆっくりという生き物は帽子に傷が付いているというだけでゆっくりできないとみなし排除する 傾向がある。それに加え、ゆっくりうどんげはげらげらとしか喋れない。 そのため、ゆっくりうどんげは野生でもなかなか生きていけないというかわいそうなゆっくりだ。 大方この親子はうどんげを虐める内にこんな道のど真ん中に出たのだろう。 「おぢびじゃんのがだぎぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 そんな推測をしていると、ブチ切れた親まりさが俺に体当たりを仕掛けてきた。 まあまあ重量があるので少しあとずさりはするもののやはりその柔らかい体では人間をきずつけるに 至らなかった。 だがくらう人間からすればうっとおしいことこの上ない。 男は怒り狂っている親まりさを掴んだ 「ばなぜ!!ばなぜぇぇぇぇ!!おぢびぢゃんをごろじたあぐまめぇぇぇぇぇぇ!!!!」 「おがあぢゃんをばなぜぇぇぇぇぇ!!」 「ばなぜぇぇぇぇぇ!!いながものぉぉぉぉぉ!!」 うっとおしかったのでとりあえず掴んだはいいが、こいつをどうしたものかと男は考えた。 考えながら辺りを見渡すとその先にマンホールがあった。 そういえばこの時期のマンホールで熱いよな・・・・ 男は閃いた。 「ばやぐばなぜぇぇぇぇぇ!!!ゆ?ようやぐおろずぎにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 男は親まりさをマンホールに押しつけた 気温は30度近くある。アスファルトですら70~80度はある。 足の皮の暑さで熱さを感じはしなかっただろうがマンホールとなるとそうはいかない 暑く熱したフライパンの上に置かれているようなものだ。 「あづいぃぃぃぃぃぃぃ!!!ばなぜぇぇぇぇぇぇ!!!ばりざじんじゃうぅぅぅぅぅ!!!」 まりさは男に抑えつけられながら足を焼かれる苦しみを味わっていた。 「おがあざんをばなぜぇぇぇぇぇ!!」 「とがいはなみゃみゃをばなぜぇぇぇぇ!!」 れいむの子ゆっくりどもが俺の脚に体当たりを仕掛けてきた。 正直うざい、本当にうざい。 男は両手で押さえつけていた親まりさを片手に持ち直し、もう片方の手で二ひきまとめて捕まえた。 ゆっくりは動きも本当にゆっくりなので捕まえるのは本当に簡単だ。 その上体が野球ボール程度しかない子ゆっくりともなれば二ひきまとめて片手で捕まえることぐらい 容易だ。 「ばなぜぇぇぇぇ!!まりさをはなぜぇぇぇぇ!!」 「いながものぉぉぉぉぉ!!ありずにふれるなぁぁぁぁぁ!!」 子ゆっくりは必死に体をよじらせるがびくともしない。 男は必死に暴れる子ゆっくりも母親と一緒にマンホールにくっつけてやった。 母親のすぐ側で 「ゆぴぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 「どかいばじゃないわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 アルトの良い歌声に子供だけが放てるソプラノのお歌が混じる。 男には虐待の趣味はないがこの一時だけは隣の虐待お兄さんと感じるものを共感できたと感じた。 そして5分後 いい加減蒸し暑い中ゆっくりを虐めるのにも飽きたのか、男は手を離した。 後はどこになりでもいきなと男は呟いた・・・だが 「ゆ?うごかないぃぃぃぃぃ!!あんよがうごかないぃぃぃぃぃ!!うごけないぃぃぃぃ!!」 「あんよさぁぁぁぁぁん!!くろいくろいからはなれてねぇぇぇぇぇ!!」 「みゃみゃぁぁぁぁぁぁ!!たちゅけてぇぇぇぇぇぇ!!!」 たかが五分でもゆっくりにとっては致命的だったようだ。 ゆっくりの足は完全にマンホールにくっついていた。 暑く熱したフライパンに焼きすぎてこびりついたご飯粒と同じ要領だ。 「あついぃぃぃぃぃ!!うごかないぃぃぃぃぃ!!だれがだずげでぇぇぇぇぇ!!」 「かわいいまりさをだずげでねぇぇぇぇぇぇ!!!」 「どがいばなありずをだずげでねぇぇぇぇぇ!!」 ゆっくり達は必死に助けを呼ぶが、よほどの物好きでもない限り助けないだろう 男もいい加減汗をかきすぎたので飯を買って早く家に帰りたくなっていたこともあって もうすでにこの場から立ち去っていた。 このゆっくり達の宿命は3つ 暑さで死ぬか、車にひかれて死ぬか、鳥に食われて死ぬかのみであった。 そして、怪奇現象はその晩から起こった。 晩、男は何もやることもないため早い内に床についた。 布団に入ってから3分後のことだった。 男の家はアパートの一階にあり、庭もあったが入るためには部屋から庭に行くしかなかった。 その庭に…だれかが立っていた。 カーテンがかかっているためシルエットしか分からなかったが、人の形をしていた。 そいつが…今…窓を叩き始めた。 男はなんだと思い、布団から起きカーテンを開けた。 だが…そこにはだれもいなかった。 男はきみがわるいと思いながらも布団に戻った。 だが、10分後。そいつがまた窓元にたって窓を叩き始めた。 男は今度はがばっと飛び起き、カーテンを勢いよく開けた。 だが…そこには人っ子一人いなかった。 男は心の底から恐怖を感じ始めた。 だれかが俺の家の庭に立って、窓を叩いている…でもだれもいない。 男は怖くなり布団に大急ぎで戻った。 戻ってから数分後、そいつはまた窓元に立って窓を叩き始めた。 男は布団で丸くなってただただそいつが帰ってくれることを祈った。 そいつは結局深夜になるまで窓を叩き続けた。 朝になり、男がそいつがいたと思われるところを見ると、そこには大量の虫が転がっていた。 それが一週間続いた。 夜、あいつが来ている時間帯は怖さのあまり眠れず、朝からの大学の授業中は 死んだように眠る日々が続いた。 正直、限界だ。男はそう考え始めた。 だが、そいつが現れ始めて一週間後 男はその日、単位に関わる重要なレポートに追われていた。 必死に栄養ドリンクを飲み、必至にスタミナの付く飯をくってレポートを仕上げた。 仕上がったのは夜中の2時だった。 徹夜しても間に合わないのではないかと思っていたがどうにか間に合った。 今からなら少し寝れるだろうと思い、男が電気を消し、布団に入り視界がうつろんできた その時、毎晩やってくるあいつがやってきた。 男はこの一週間続いてきたこの怪奇現象に慣れてきたのか、叩いた音に意も介さずに いた。 少しうるさいだけだ、なにも怖くはない!! 男はそう考え眠りに着き始めた、その時!! ガラ!! 窓が開いた音がした。 男はこの音に驚いた。 じつは今日洗濯のために一旦外に出たとき、男は鍵を閉めるのを忘れていたのだ。 窓を叩いていたそいつが家の中に入ってきた。 ぼた…ぼた…ぼた…ぼた… 何かが落ちる音がする。 ぼた…ぼた…ぼた…ぼた… 音が少しづつ近づいてくる… 男は今までの眠気が吹き飛び、布団でがたがた震えていた。 身を起してそいつを見ても良かったが、怖くて体がピクリとも動かない。 男は、恐怖から全身金縛りにあったような状態に陥った。 来るな・・来るな!!たのむから来ないでくれ!! 男は必死に祈った。 だが、そいつは無情にもゆっくりと近寄ってくる… ぼた…ぼた…ぼた…ぼた… そいつは…ついに男のすぐ横に来た。 男は何かが落ちる音でそいつが自分のすぐ横に来た事を悟った。 それから、何分の時が流れたか分からなかった。 そいつはすぐ横にきたにも関わらず、こっちを見ているようだ。視線を感じたからだ。 無限にも思える緊迫の時は突然の圧迫感によって破られた。 そいつが男の上に乗ったようだ。 そいつの重さは軽く、人とは思えないような軽さだったが、確実に男の顔に向かっていた。 男はここで限界を迎え、気絶してしまった。 げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら 朝、男は目を覚ました。体は汗だくだった。 男は布団を横に払いのけ、体に何か異常がないか確認する。 「……何もない」 汗だくになっている以外は本当に体に何も異常はなかった。 部屋の様子はどうかと思い、男は部屋を見渡した。 「……なんじゃこりゃ!!」 男が驚くのも無理はない、男の部屋の窓は開きっぱなしになっておりそこから 虫が男の布団へと点々と続いていたのだ。 そう、あの夜のぼとっという音は虫が落ちる音だったのだ。 男がとりあえず落ち着きていると、跳ね飛ばした布団から何かの声が聞こえた げら・・・・ そう聞こえた。男は横に丸まっている布団を見た。 今改めてみると布団にはできるはずのない大きなふくらみが出来ていた。 こいつが今まで俺を苦しめていたなにかの正体…!! 男は覚悟をきめ、恐る恐る近づいた。 なむさん!! 男は腹をきめ、布団を勢いよくめくった。 そこには・・・・・・・・・・・・・・・・ 一匹のゆっくりうどんげが幸せそうに寝ていた。 男は正直拍子抜けした。それはそうだろう、いままでこんな胴つきのゆっくりにビビっていたのだから 無理もない。 うどんげの手には虫が掴まれていた。 これを見て、男は今まで虫を供えたりしていたのはこいつだと確信した。 とりあえず男は幸せそうに寝るうどんげの頬を突いてみた。 うどんげに怒るというより、その寝顔に惚れてしまったのだ。 やべぇ、やわらけぇぇぇぇ!! 思った以上に柔らかい感触に男は快感を感じた。 突くこと五分、さすがにつつきすぎたのかうどんげが目を覚ました。 「げぇらぁぁぁぁ・・・・・げら?げらぁぁぁぁ!!」 ゆっくりうどんげは男の顔を見るなり脱兎のごとく逃げ出した。 このとき、手に持っていた虫は辺りにぶちまけてしまった。 部屋を出た辺りで横に曲がり、特徴的な兎耳をはみ出しながらこちらの様子をおびえた顔で 覗いている。涙目で。 「げぇぇぇらぁ……」 今にも消えてしまいそうな顔でこちらの様子を窺っていた。 男は近寄ろうと一歩踏み出すと脱兎のごとく逃げ出してしまい、一歩下がるとまたあの兎耳を はみ出しながらこちらの様子を窺っていた。涙目で 男はこのままでは埒があかないと思い、うどんげに語りかけることにした。 まず、その場に座り、手を見える位置に置き、まっすぐにうどんげの方を向いた。 「怖くないよ…怖いことしないからこっちへおいで」 男は優しくうどんげに話しかけた。 すると、うどんげは小さな体を少しづつ柱の陰から出してきた。 そしてそのまま男の方へ恐る恐る近づいてきた。 相も変わらず半泣きの顔で。 「げら…げら…」 「そうだよ、お兄さんは何も怖いことしないからおいで」 うどんげは一歩づつ男に近づいてきた。 一歩すつ…一歩ずつ… そして男の膝元にまでやってきた。 「ほら、怖い事をしないからおいで」 そういいながら男は手をうどんげに向けた。 うどんげは一瞬ビクっと体を震えさせたが、男が何もしてこないことを悟ると そのまま素直に頭をなでられた。 「げぇぇらぁぁぁげぇぇぇらぁぁぁ♪」 うどんげは気持ちよさそうな声をあげていた。 これは後に分かった事だが、このうどんげは一週間前まりさ親子に虐められている所を 男に助けられたと思い込み、お礼をしに来たのだ。 昼間だと他のゆっくりに見つかりやすく、見つかったら永遠にゆっくりされるとかんがえ、 他のゆっくりが寝ていると思われる時間帯を考えて、わざわざ夜を選んだ。 庭につながる穴を見つけ、うどんげ種だけが持つといわれるソナー能力で男のお家を発見したは いいが、もともと臆病な性格のため怖がりながら男のお家の窓を叩いたのだった。 このとき、うどんげの頭の兎耳は恐怖心から完全にたれて頭にへばりついていた。 男がそれに気づき、近づいてきたはいいがあまりにも早くこっちに来るためうどんげは驚き 脱兎のごとき早さで隠れてしまったのだ。 そんなこんなが一週間続き、うどんげも自分は本当は受け入れられていないのではと考えだした その時、今まで開きもしなかったお家への扉が開き、うどんげは驚きながらもゆっくりお礼をしに お家に入り、お兄さんに抱きつきたいがあまりについ布団ごしにお兄さんに抱きつき、 そのまま眠ってしまったのだ。 男はこのうどんげを見て、その愛くるしさに気に入り始めていた。 お家宣言らしき事をするでもなく、男に頭をなでられて幸せそうに鳴いている様を見て かわいいという感情が湧いてきた。 「なあ、うどんげ?」 「げら?」 「お兄さんのお家の子にならないか?」 うどんげは足をゆっくり動かしつつ、男にすりすりしながら考え、3秒で結論を下した 「げらぁぁぁ!!げらぁぁぁ!!」 鳴き声を上げつつ首を縦に振り、お兄さんの顔にすりすりしながら抱きついてきた。 どうやら同意のようだ 「よし、お前は家の子だ。お兄さんのお家でゆっくりしていってね!!」 そうと決まればさっそくうどんげの寝床を作ってやらないとな 予備の布団があったからそこを寝床にして後は……あ 男は今になって部屋の惨状に気がついた。 うどんげがお礼に持ってきた虫、そして土足で入ったことであっちこっちに泥がついていた。 極めつけにいままで完全にアウトドアで暮らしていたこともあって、うどんげはあっちこっち 汚れていた。 極めつけはうどんげだ。よく見たら髪や服は泥やゴミでかなり汚い状態だった。 男の方もそんなうどんげにすりすりされたことあってか服や体に泥やゴミが付着していた。 「ふう、とりあえず風呂だな」 男はうどんげと一緒に風呂に入った。 途中頭を洗うときに目に入ったらしくこの世の終わりのように泣きだした。 その声に一番に反応したのは隣の虐待お兄さんだった。 「お、K君がついにゆっくり虐待に目覚めたんだね。これからは兄弟と呼ばないと…は!!」 虐待お兄さんはこのとき兄弟という単語に反応した 兄弟…キョウダイ…ブラザー…来た!!インスピレーションきたぁぁぁぁぁ!! このときわいたインスピレーションが生んだ曲は後に鬼斬を世界一やかましいバンドへと 進化させた。曲名は「Yukkuri and Kill」。ライブの定番曲となるにはさほど時間はかからなかった。 ちなみに、あの時のまりさ親子はあの日に死んでいた。 車にひき殺されたのだ。 それ以来、あのマンホールではなぜか車にひき殺されて死ぬゆっくりが多発したという 「うらみはらさでおくべきかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」 完 おまけ うどんげがお兄さんの部屋に入った夜、先住者 「ゆっゆっゆ!!おぢびぢゃんをごろじだゆっくりごろしがくるしんでいるよ!!」 「いぼうちょをごろじだむきゅいだよ!!」 「はやきゅれいみゅたちのおうちからでていっちぇね!!」 男の部屋に居座っていたあの幽霊れいむ親子はここ数日男がビビっていることに愉快痛快だった。 ようやく自分たちの呪いが効いてきたんだ!!あのおにいさんはゆっくり苦しんでいるよ!! いまこそあのお兄さんをころしてこのゆっくりプレイスから完全に追い出すよ!! そう決心し、さあとどめを刺そうかと力をため始めたその時、うどんげが侵入してきた。 「ゆ?まだゆっくりぶれいずごうどうだぁぁぁぁぁ!!!!」 「いいがげんにしろぉぉぉぉ!!ぎょぎょはれいみゅだぢのゆっぐりぶれいずなんだよぉぉぉ!!」 「ででいげぇぇぇぇぇぇ!!」 ゆっくりれいむ達は侵入者に攻撃を仕掛け始めた。 今までれいむ達はどんなゆっくりでも殺してきたよ!!だからこのうどんげも瞬殺だよ!! そう本人達は考えていた。 かくいううどんげの方は耳のソナーが部屋に何か目に見えない何かがいることを感じ取った。 目に見えない何かがこちらに向かって攻撃を仕掛けてきている事を感じ取ると うどんげは少しびびったがお兄さんにお礼をするのは今しかない!!そうかんがえ踏みとどまり うどんげ種のみが放てると言われている電波を放ち始めた。 ちなみに、最初の親子のときには奇襲をくらったため使えなかった。 この電波は人間には見ることも聞くこともできないがゆっくりやゆっくりに近いものには 絶大なダメージを与えることができるといううどんげ種特有の自衛手段であった。 「ゆ?なにかきこえでででで、いいい、い、いだいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」 「あだまぎゃいじゃいよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 「おきゃあしゃんだじゅげでぇぇぇぇぇぇぇ!!」 このウドンゲ種のみが放てるという電波はゆっくりの霊にも有効だった。 これ以降、ゆっくりれいむの親子はうどんげにさんざんにひどい目にあわされるのだが それはまた別のお話。 あとがき ゆっくりてんこを無視するSSを見てかわえぇぇぇぇぇ!!と思い、触発されました。後悔はしてないです。 人間が酷い目に合うとは書きましたが、これはまだセーフなのでしょうか? アウトなら書きなおします 作者 アイアンゆっくり 過去作 まりさの馬鹿 ゆっくり地縛霊 れいむ親子の場合 ゆっくりおしえてね!! 1~2 世界で一番短い虐待 ゆっくり地縛霊 まりさ達の場合 鬼斬 1~ このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2901.html
『帰省(収束)』 21KB 虐待 駆除 ドスまりさ 虐待人間 キチガイじゃないよ! 帰省(収束) ゆふふっ!!!これでぎゃくたいえすえすさんもみおしまいだよっ!!! わかったらさっさとめでえすえすさんをかけっ!!!くそどれい!! 袋を乱暴に破いて、中にはいっている糞饅頭共を地面に掘った穴の中へと1匹残らず落とす。 「ゆぴいいいぃぃぃぃ!!!!いやじゃよぉぉぉぉ!!!」 「れいみゅちにちゃくにゃいよおおぉぉ!!!」 「ゆんやあああああぁぁぁぁ!!!!おぎゃあじゃあぁん!!!!」 「だずげでっ!!!だずげでっ!!!」 「おでがいでず!!!ごろざないでぐだざいいいぃぃぃ!!!」 「どずうううぅぅぅ!!!!どぼじでだずげでぐれないのおおおぉぉぉ!!!」 ドスまりさは、目の前に掘られた穴に、次々と群れの子ゆっくり共が投げ入れられていく様 子を目にして、今日一番のデカい声で喚き出した。 「にんげんざあぁんんん!!!!!なにずるのお???ね”え”!!!ぼういいでじょおおお!!! ぼうやべでよおおおぉぉ!!!」 俺は答えない。殺し方を決めるのが忙しいからだ。穴は子ゆっくりごときでは到底飛び出せない深 さなので、安心して殺し方を決めることに没頭できる。こいつらの住処で、ガキ共の目の前で親ゆっ くり共の半分を潰した。残りの半分は吊るして殺した。1匹づつ、あなるから力糸のついた釣り針を 突っ込んで口から出して引っ掛け、片方の目玉をつぶして空けた穴から重たい石を何個も入れる。 後は絞首刑と同じ要領だ。あなるから出ている糸を高いところに結んでから蹴り落とす。頭の中に 詰められた石の重みで、糞饅頭共は真っ二つになって死んでいった。 「おでがいじばず!!!だず・・・!!おぞらを”を”ん”ゆ””ん”ん”ばべ!!!」 三匹のガキを持つまりさの上半分が見事な着地を決め、地上で見守るガキ共の前に落下する。空中に 残されたあんよとケツは、しばらくの間ぷりんぷりんと揺れ動き続けていた。 「どぼじでごんなごどずる”・・・!!!おぞらをん”ん”!!!ばあ”あ”!!あべっ!! あべえ”え”え”!!!だずげべ!!!え”ゆ”ゆ”yうう”yyう”ん”・・・・」 次に落としたれいむは、最初に頭頂部の皮だけが剥がれ落ち、ショックでわめき散らしていたと思った ら、ズルリと中枢餡が零れ落ちた瞬間に物言わぬ饅頭と化した。 「どずううう!!!!ばりざああぁ!!!ごべんなざいいいぃ!!ばちゅはあぁ!!ばちゅ はああぁ・・・!!おぞらをを”を”を”ばばばばーーーーっ”!!!!」 群れの幹部だったらしいぱちゅりーは、さすがはゲロ袋。頭の皮がまるごとはがれて、バケツをひっく り返したように生クリームを飛び散らせて死んだ。 「いやあーーー、吊るすのって結構よかったなー。今度は胴付き吊るすか!うん。」 俺は思い出し笑いをして顔がニヤける。ニヤついた顔が元に戻る頃には、考えがまとまった。 子ゆっくり共とも、これでお別れである。 「んじゃ、そこのまりちゃからいこうか。」 「ゆひいいいいぃぃ!!!やめちぇにぇ!!!はなちちぇぇぇ=--!!!」 穴から飛び出ようと必死で飛び跳ね続けていた子まりさを掴む。ケツがぷりんぷりんと動き回す様は、 殺意を助長してやまない。俺は捕まえた子まりさのあんよを一気にはさみで切り離した。 「ゆびい”い”い”い”い”あ”あ”あ”ぁ”ぁ”!!!!!」 すさまじい絶叫をあげる子まりさ。そんなことは無視して、切り口から餡子が落ちないように逆さに して地面に置く。そして、適当な子れいむをつかみあげて命令する。 「ゆんやああ!!!やべでえ”え”!!!!」 「黙れや!!おい、すっきりしろ。」 「ゆ??????」 「こいつとすっきりーしろって言ってるんだ。」 俺の指差す先には、あんよを切り離した子まりさがいる。ぺにぺに、まむまむ、あなるごと切り飛ばし た鮮やかな切断面からは、子まりさの内臓にあたる餡子が剥きだしになっている。 「あ”!!あ”あ”あ”!!!でぎまぜん”ん”!!!だっでえ”!!ばりざいだがっでる”よ”お”お”!!! やべであげでえ”え”!!!」 「あっそう、じゃお前も同じように痛がってやれよ。」 俺は子れいむの顔面に爪を立てて、猫のようにガリガリと削った。 「んぎい”い”い”!!!やべあ”がべえ”え”え”!!!!」 子れいむの額ごと寒天の目を削り潰す。爪の間に餡子が溜まっていくのもお構い無しに引っかいて削 り続ける。唇も砂糖菓子の歯も、まとめてグチャグチャのゲチョゲチョになるまで引っかき続けるの をやめない。 「ん”ん”ごぼぼお”お”お”ぉ”ぉ”!!!ぼう”や”べべりゅりゅう”う”う”!!!」 子れいむの顔は無くなったが、それでも引っかき続ける。顔どころか、顔面の下の餡子をもズタズタ に裂いたところで、指を突っ込んで中枢餡を引きずり出す。引きずり出した中枢餡を、あんよをなく してふるふると苦しむ子まりさの前に投げつけた。べチャアッと汚らしい音がする。生きていようが 死んでいようが、何をしていようとゆっくりは汚い。殺すのは人間の義務だ。 「おい、なんてゲスなんだろうな。せっかく俺がすっきりーさせてやるって言ってんのによ。お前も ムカついただろ?代わりに制裁してやったから!!(ブジグジュッ)」 子れいむの中枢餡を子まりさの目の前で踏み潰す。 「次はてめえだ。わかるよな?こいつとすっきりしろ。」 再び穴の中から適当な子ありすをつまみあげる。穴の中のガキ共は口をパクパクさせながら泣き喚い ているだけだ。 「いやあああぁぁぁぁ!!!!おろじでえ!!ごんなのどがいばじゃないわああぁ!!!」 「にんげんざあん!!!やべでよお”お”!!!ごろずならどずがらごろじでよおおぉ!!!」 ドスまりさも、ようやくまともに話せるまでに回復したようだ。こいつは、俺にいたぶられるために 傷を治したとしか思えない。その思いに応えるという意味で、特等席でガキ共の死に様を見届けさせ てやってるというのだ。 「遠慮すんな。死ぬ前に一発抜いてけって、カスゴミ饅頭。」 子ありすを無理やり揺さぶると、例に漏れずぺにぺにが大きくなってゆく。 「あ・・・あ”あ”あ”!!!い”や”あ”!!!ごんな”の”い”や”あ”!!!!」 体はソフトボール大のくせに、ぺにぺには人間の人差し指くらいの長さがある。頑張ってまりちゃ ちゃんをてんっごくにイカせてやってもらいたいものだ。俺は、そんなささやかな願いを込めて、 ギンギンに怒張した子ありすのぺにぺにを、あんよが切り飛ばされた子まりさの剥き出しの餡子に そうっにゅうっした。 「ゆんぎひいいいいいぃぃぃぃぃ!!!!!!い”だい”い”い”ぃ”ぃ”!!!!」 「ばっ!!!ばりざあ”あ”あ”!!!い”や”あ”!!ごべんな”ざい”い”ぃ”!!!」 子ありすのぺにぺにで子まりさの内臓(餡子)をファックさせてやる。グッチャグッチャと音を 立てながら、屹立したぺにぺにが子まりさの餡子をかき混ぜる。 「気持ちいいだろーが!!オウ、イエス!!アイム、カミング!!ってか??がはははは!!!」 ぺにぺにのみならず、子ありすを顔面ごと子まりさの剥き出しの餡子に突っ込ませると、子ありす を突っ込むたびに子まりさの切り口からは餡子が溢れ、激痛のあえぎ声があがる。そうしているう ちに、なんと変態饅頭が絶頂に達そうとしていたのであった。 「ゆぶう”う”ぅ”!!!!ばりざあ”!!ごべんな”ざいい”ぃ”!!ずっぎい”!!ずっぎ!!!」 「いだい”い”!!!ぼうやべでえ”!!ゆげえ”え”え”え”!!!!!」 子ありすは上気しきった顔をしており、今にも果てそうだが、子まりさは大量の餡子を吐いており、 今にも死にそうである。 「ばりざあ”あ”ぁ”ぁ”!!!ぼうだべえ”!!」 「ゆぶべげえ”!!いだい”ぃ”ぃ”!!やべでやべでやべべあべべええ!!!!」 「「ずっぎり”い”ぶぶぶぼばあ”あ”あ”!!!!!」」 絶頂しようとしているクソゴミ2匹をまとめて一気に踏み潰し、潰れたものを更に踏みにじる。 土と混ざってグシャグシャのペッタンコになった2匹を藪の中に蹴飛ばす。正直キモいんだよ。 なーにが『すっきりー』だ。 「「「おぎゃあじゃあ”あ”ん”ん”!!!!おどうじゃあ”あ”あ”ん”ん”!!!!まりぢゃ だぢ!!!まりぢゃだぢゆ”っぐり”じだいよ”お”お”ぉ”ぉ”!!!」 「「「ゆっゆっゆっゆっゆっ・・・・」」」 「「「ごん・・・な・・の・・ゆっぐ・・り・・じゃな・・・い・・。」」」 穴の中は相変わらずの様子であるが、よく見ると何割かの子ゆっくりは今にも死にそうな状態 なのである。もう一つの袋に詰めてある赤ゆっくり共も同様だった。時間をかけすぎたのだ。 長時間のストレスによる、非ゆっくり症らしき奴がかなりの数になっている。 「あー、もう潮時か。つまんねーな。ほんっと役にたたねーよお前ら。虐待が終わるまで勝手に 死ぬんじゃねーよ。クソゴミが。」 ショートケーキの苺を最後に取っておいて、いざ食べようとしたらフォークから外れて、床に 転がってしまった時のような悔しさがする。俺は一度もゆっくり共の延命をしなかったからだ。 虐待の中で、オレンジジュースをかけて蘇生させる行為があるが、俺は虐待中には一瞬でもゆ っくりに安らぎを与えたくない。ゆっくりには苦しみぬいた末に死ぬ義務がある。子ゆっくり と赤ゆっくりの中から体力のありそうな、虐待のしがいがありそうな数体だけを残し、他を全 て穴の中に放り込む。 「みんなあ”あ”!!!!がんばっでえ”!!!じんじゃだめだよおおぉ!!!」 巨大なゴミが勝手なことをいう。この期に及んで何をどう頑張れというのだ?? 俺は中身の少なくなったリュックの中から灯油を取り出して、穴の中のゴミの群れにかける。 「「ゆぴいいいぃぃぃっ!!!つめちゃいよおおぉぉぉ!!!」」 「おみずしゃんはゆっくちできにゃいいいいぃぃぃっ!!!」 「「「くしゃいよおおぉぉぉ!!!ゆげええええ」」」 「「なんじぇどずはだずげでぐれにゃいの”お”お”??!!」」 「おにいしゃん!!!まりちゃはおにいしゃんのどりぇいになりましゅ!!!だからごろざにゃいで ぐだざいいいぃ!!!」 「だれきゃああ!!れいみゅをちゃじゅげでよお”お”!!!」 「いやじゃ!いやじゃ!!いやじゃよおぉ!!じにだぐないいぃ!!!」 まんべんなく灯油をかけ終えると、着火したマッチを持ってあらためて穴の中を覗く。何十もの 寒天の瞳が訴えている。殺さないで欲しい、助けて欲しい、あまあまたべたい、すーりすーりし たい、もっともっとぺーろぺーろしてもらいたかったと。 バカじゃねーの?ゆっくりに権利とか存在意義があるとすれば、それは、いかに人間を楽しませ る死に方をするかだ。人間に殺されるためにこいつらは存在しているのだ。 「焼け死ね、クズゴミ饅頭。」 火種のマッチを穴の中に投げる。一瞬にして燃え広が炎に乗って、何十というゆん生最後の叫び が周囲にこだまする。ゆっくり虐待において焼くという行為は、基本にして至高であると改めて 思い知らされる。 「「あ”あ”あ”ん”ん”う”う”ぅ”ぅ”ぅ”!!!!」」 「「ん”がばあ”あ”あ”あ”!!!」」 「「ぼう”い”い”あ”あ”ぁ”ぁ”あ”べべべべ!!」」 「「う”っ”ぐぢい”い”ぃ”ぃ”ぃ”!!!!!」」 「「あ”づ”い”よ”ぼぼぼぼお”お”ぉ”!!!!」」 おかざりどころか、全身が燃え続けている子まりさ。その隣で飛び跳ね続けている子れいむの目 がポンッ!という音を出して破裂する。大口を開け放った状態のままで、早くも絶命している子 ありすもいれば、灯油を被らなかった、姉妹らしき赤れいむと赤まりさは必死に穴の横壁を掘ろ うと、枯れ枝を打ち付けている。 「ま”でぃ”ぢゃ”は”!!!どずになっでびんな”を”ゆっぐぢい”い”あ”べべべえ”え”ぇ”!!!」 往生際の悪い赤まりさのおぼうしに引火した火は、瞬く間に隣の赤れいむをも巻き込み、目糞と 鼻糞が合わさったビチ糞へと2匹を変えた。15分近く燃え続けた炎がおさまった頃には、穴の中 には口だった部分が凹んだ黒コゲの物体と、ボロボロに崩れ落ちた炭があるだけだった。 「あ”あ”・・・!!!あ”あ”あ”!!!おぢびぢゃんだぢい”ぃ”ぃ”ぃ”ーーー!!!」 「まりざのいもうじょだぢがあぁぁぁぁ!!!!」 「れい・・・む・・・の・・いもう・・みんな・・・じんじゃっ・・・」 「「おねえじゃああぁんん!!!ゆっくじいぃ!!ゆっくじいいぃぃぃ!!!」」 これで生き残っているのはドスまりさと、子れいむが2匹、子まりさが2匹、赤れいむが1匹、 赤まりさが1匹だけになった。こいつらは今まで、ゆっくりぷれいすは永遠にゆっくりぷれい すで、賢くて優しい大人ゆっくり達に囲まれた生活が永遠に続くと思っていたに違いない。未 来には幸福と希望が満ちているなどと勘違いしているからこうなるんだ。 「カアァァァ・・・ペッ!!!さてと、待たせたなドス。」 穴の中の燃えカスに痰を吐いて、いよいよドスまりさをぶっ殺そうと思ったその時である。急に後 ろからマヌケな声が聞こえてきた。 「う~☆どずうぅ~♪おやさいさんとってきたんだどお~☆か・り・す・ま☆う~~っ!!」 下膨れのニヤついた、自分から殺してくださいと主張している顔。胴つきのれみりゃがそこにいた のだ。緑深いこのあたりは昼間でも薄暗いとはいえ、真昼からこんな奴がいるとは。しかも口ぶり からすると、こいつも群れの一員らしい。突如として現れたこいつは、俺の目の前でクネクネと不 快極まる動作を繰り返している。 「まだいたのかよ・・・。殺そ。」 俺は小さく呟く。すると、巨大無能饅頭がまたもや、お決まりの言葉を発したのだ。 「れ”み”り”ゃ”あ”あ”あ”!!!だずげでえ”え”!!!どずだぢをずぐっでえ”え”ぇ”!!!」 本来の敵である捕食種をも群れに組み込んだあたり、こいつはゆっくりにしては強く賢かったらしい が、ゆっくりの優劣なんぞアメーバとミジンコくらいの違いでしかない。だいたい、こいつはこの期 に及んで、ゆっくりごときが人間の暴力に歯向かえるなどと思っているのだろうか?この肉まんが俺 を害せるとでも本気で思っているのだろうか?? 「う~☆かりすまおぜうにまかせるんだどぉ~!!れみぃのつよさをみせてやるんだどお~☆ ありがたくぷっでぃ~んをもってくるんだどおお”ぼぼぶげべべべえ”え”え”え”!!!」 喋るのもめんどくさい。気がついた時には、俺は糞肉まんの顔面を殴っていた。そして、派手に吹 っ飛んだれみりゃの髪の毛を掴んで持ち上げて、 「いだいいぃ!!!いだい”ん”だどお”お”ぉ”!!!れ”み”い”の”おがお”があ”ぁ”!!!」 肉汁の涙と鼻水をもらす顔面を、近くの木に叩きつける。 「う”ぶぶげげえ”え”!!!や”め”るんだどお”お”ぉ”!!!いだい”ん”ん”ん”ぼお”お”ぉ”!!!」 木にぶつけた後は地面に叩きつける。叩きつける度に、ヌラヌラとした光沢の肉汁が周囲に飛び散る。 顔面の半分が潰れ、顔の判別がつかなくなったところで、糞肉まんの両足をジャイアントスイングの 要領で持つ。 「ぼうや”べえ”ぼぼお”ぉ”!!!えべえべえべえべ!!!!!ぼぼぼぼぼぼ!!!」 ハンマー投げのように振り回して、顔面を木の幹に叩きつけた。。 「え”べぼぼばあ”あ”ぁ”ぁ”!!!!(ブグベジャアッ)・・・・・」 頭部の切れ端がわずかに木の幹にへばりつく。それだけを残してれみりゃの頭は四散した。急に辺 りが肉まん臭くなり、頭の無くなった胴体部はむなしくわずかに痙攣している。 やべーな、おい。たまんねーよ、この山終わったらソッコーでれみりゃ狩りしよっと。 ・・・んっ?おお!!!ボーナスゲーム付きじゃねーか!!!俺の目線の先の藪の中には、子れみ りゃがいたのだ。おそらく、さっき殺った奴のガキとみて間違いない。しかも胴付である。 「う”あ”あ”あ”----ん”--っ”!!!み”ゃんみ”ゃあ”----っ”!!!」 木の幹にへばりついた皮に向かってわめき続けている。さっそく慰めてやらねば虐待鬼威惨がすたる というものである。 「う”あ”あ”あ”ぁ”ん”ん”---っ”!!!れ”みぃのみ”ゃん”み”い”げぶぶぶぶぼぼ!!!」 クソやかましい子れみりゃの腹を蹴り飛ばす。苦しむ子れみりゃを持ち上げ、すりこぎくらいの太さ の木の枝を持ち出して、ケツの位置に一気に刺した。 「ん”ん”がべばあ”----っ”!!!いだいん”だどおぉぉぉーーーーっ”!!!!やべる”ん”だど お”お”お”ぉ”ぉ”ぉ”!!!み”ゃん”み”い”ぎびい”い”ぃ”!!!」 ブッ刺して、そのまま力ずくでねじ込む。枝が深く刺さっていくと共に、グニュグニュとした手ごたえが する。しばらく眼中になかったドスまりさや子ゆっくりのほうに目を向けると、さんざん煽っておきなが ら、肉まんのために涙を流しているのである。バーカじゃねーの??? 「い”だい”どおおぉぉぉ!!!み”ゃ”ん”み”ゃ”あ”あぁぁぁぁ!!!あがべっ!!あがぶべ うぶぼおおおぉぉぉぉ!!!」 ケツから刺した枝が胴体を完全に貫通し、先端が糞肉まんの口から出てきた。そのまま更にねじ込み、 10センチ程突き出てきたところで地面に突き立てる。言葉にならない悲鳴とともに肉汁を垂れ流すそ れの、背中側の尻から頭の先までを、ナイフで一気にそぎ落として真っ二つにした。 「ぐぶばばばあ”あ”あ”ぁぁぁぁ!!!!(ググジュッ)」 子れみりゃは真っ二つになった。背中と後頭部を、まるごと無くした体の前半分は棒にくっついたままだ。 顔面は絶望の表情のまま凍りついている。あっけなく殺しすぎたような気がするが、ゆっくりは虐待が終 わったら用無しだ。俺は半分になった糞肉まんが張り付いた棒を持ち上げて藪の中に投げ込む。 糞猫饅頭、糞胴つき饅頭、糞肉まん親子。最後のやつらは野良でもよく見かけるし、虐待用れみりゃは安 くは無いが加工所にいけば買える。だが、前二つは都会では虐待用でもかなりの値段がする。タダでこれ だけの虐待ができるとは思ってもみなかった。ドスまりさの虐待講習会に至っては、予約半年待ちだとい うのに・・・。 「今度こそ殺してやっから!!!ごめんな!何度も待たせて。」 子れいむ、子まりさ、赤れいむ、赤まりさは、各種類一匹づつ家で今回の余韻を楽しむために持って帰る つもりだ。そいつらをまとめてビニール袋に放り込んで、霧吹きでオレンジジュースをかけておけば、家 につくまでは生きているだろう。残った赤れいむ、赤まりさはドスまりさをぶっ殺した後の閉会式に使う。 ゆっくりぷれいすを壊滅させるのは今回が初めてではない。小規模な駆除も含めたら、数えるのがバカら しい程のゆっくりを俺は殺ってきた。2年ほど前から俺は、戯れでゆ虐の後の閉会式をやっているのだ。 「じゃ、みんなのとこに行こうか。ドス。」 荷物の中からノコギリを取り出す。錆だらけで刃もボロボロになっているが、それだけに虐待にはうって つけの道具だ。それをドスまりさの口の端にあてて、一気にひいた。 「んぎひいいいいぃぃぃぃ!!!!い”だい”いぃぃぃ!!!やべでえ”え”え”ぇぇ!!!」 赤道のようにドスまりさを上下に分断する線が出来ると、今度は縦方向にノコギリをひく。人間でいうと ころの正中線のように左右に分断する線をひく。 「がべひいいぃ!!!がぶぶぶべばああ!!!いばい!いだい!!ぼうやべべえ”え”!!!」 顔面と頭部を十字に切り刻まれて苦しんでるようだが、こんなもんで満足してもらっちゃあ困る。 頭頂部の傷が交差する部分の皮を持つと、いよかんの皮を剥くように一気に引き剥がす。 「い”や”べでえ”(ブリュブジュジュブリュジュ)えぶべがあ”あ”あ”あ”ぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 ドスまりさの顔面の半分が剥きだしになる。続いて後頭部の二枚も引っぺがす。お決まりの絶叫と命乞い の声がするが、そんなもんには意味がないことをいい加減に理解してもらいたい。 最後に残った顔面の皮も引っぺがし終わると、油でグシャグシャにされた目のついた巨大な餡子玉が現れ た。ふるふると震え、歯茎が剥きだしになった口元は非常に気持ち悪い。こいつの体に突っ込んだままに してあったスコップを引き抜き、餡子を拭う。軽く息を吐いた後で、いまにも崩れ落ちそうな糞山の正面 に立って、最後の言葉をかけてやる。 「ドス、なんか言いたいことあるか?ちなみに俺はよ、何がどーなっていようが、お前ら全部ぶっ殺してたから。」 「・・・・・。」 「理解した?じゃ、死のうか。」 「・・・。しねえ、しねえしねえしねえしねえしねえええええ!!!!!のろっでやる”う”!!!!おばえが じごぐにおぢるまでのろっでやるうううううう!!!!」 呆れた。呪うって究極の負け犬がすることだよな。でも、妙な既視感を覚える。そうだ、知能の高いゆ っくりを虐待してると、何割かの奴はいまわの際に呪いを吐いてくる。初めてのケースは胴つきえーき を足先からすりおろしてた時だった。しろとかくろしか話さない奴が、急に俺への呪いを吐き始めやが ったから、あの時は多少はびっくりしたものだ。 「しねえええ!!しねええ!!!しいいぃぃぃねええぇぇぇ!!!!」 歯を食いしばって叫び続ける巨大な糞。うーん、シュールだ。こいつの叫びにあわせてスコップを振る って餡子を吹っ飛ばしていく。べチャリべチャリとした音がするにつれ、目の前の糞饅頭が小さくなっ ていく。 「しねええ”べぶう”!!!しえ”べがばあ”あ”あ”!!!じねえ”え”ぶぼおおおおお!!!」 20回ほどスイングしたところで、ほのかに暖かい石が出てきた。最初に堪能させてやったものだ。感慨 深くそれをかき出すと、少し色合いの違う餡子が見えてきた。中枢餡だ。一気にスコップで叩き潰して やろう。 「んsdぃhうぇじじじじじdちfkhねねねねねdjgええええ」 「あばよ、ドス。さっさとみんな連れて戻って来いよ。また殺してやっから。」 (ブオオォン) 「えゆ”ゆ”ん”ん”っ”!!!!!」 ********************************************* 「ゆひいいいいぃぃぃぃぃっ!!!!!もういやじゃよおぉぉぉ!!!」 「いやじゃいやじゃいやじゃーーーーーーーーー!!!!!」 ドスまりさを殺し終えた俺は、生き残らせている子れいむと子まりさをつまみあげながら下山している。 登山道近くの小さな沼まで来たところで立ち止まって、荷物の中から20センチほどのガラス瓶を取り出 し、中に子れいむと子まりさを入れた。 「ゆっぴいいいぃぃぃぃ!!!!にゃにしゅりゅにょおおお!!!」 「もういやじゃよおぉぉぉぉぉ!!!!おきゃあじゃああぁぁぁんん!!」 何をされても泣き叫び続けるほどに、こいつらは怯えきっている。うーん、虐待師冥利に尽きる。 瓶の蓋をする前にそいつらに声をかける。 「おかあさんおとうしゃん、おねーしゃんにいもうちょ、群れの仲間達が恋しいか??そいつらをぶっ殺した 俺が憎いだろ?殺したいだろ?」 瓶の中で子ゆっくり共が喚き出すが、無視して蓋を閉める。しっかりと蓋を閉めたら、それを沼に投げ 入れた。なにがどう転べば助かるのか分からない状況だが、是非とも生き残って俺に復讐しに来て欲し いものである。今まで30個は同じ様な瓶を、水の底や土の下に置いてきた。だが、俺に復讐しに来るゆ っくりは一匹もいない。頑張れ!!!れいみゅ、まりちゃ!!! 完全に山から下りた所で、今回の虐待を振り返ると思わず顔がニヤけてしまった。今までやってきた虐待ラ ンキングで五指にも入ろうかというほどの虐待だった。 「叔父さん、ありがとう。」 自然と感謝の言葉がこぼれでる。軽くなったとはいえ、リュックには言葉では言い表せない思い出が詰 まっている。3日後には上京先に戻らなければいけないというのに、まだ虐待がしたくてたまらない。も う次の虐待がしたくてたまらないのだ。それに、この村には鬱陶しいゆっくり愛護主義者がいる。そい つらとも一悶着ありそうだ。あれだけやっても、一年もすればあの山には蛆虫のようにゆっくりが湧き 出すに違いない。加工所が出来ない限り、農村部はゆっくりに悩まされ続けるのだ。 「どうせなら、全部胴つきの群れとか湧いてくれりゃ面白いのにな。頑張ってくれよ、俺のおやまさん!!」 実家が視界に入ってきたあたりで、道路の脇で蠢く黒い帽子をかぶった糞と、赤いカチューシャをつけ たゲロと、そいつらのガキらしき2匹のヘドが目に入る。どうやら俺はこの村では休憩できないようだ。 「ゆっ!!ゆゆ~♪おちびちゃん!!おうちでむーしゃむーしゃするのぜ!!!」 「とかいはなゆっくりはおうちまでがまんするのよ!!おちびちゃんたち!!!」 「ゆっくち!!ゆっくち!!!おとうしゃん!!おうちまでかけっこするのじぇ!!!」 「ありちゅも!!ありちゅも!!!おねえしゃんにはまけないわ!!」 「「「「ゆっ??にんげんさんっ・・・?ゆっくりできないにおいがするよ・・・。どうし・・・」」」」 「死ね。」 (ブグシャアアアア) 完。 ここからは後書きです。拙作をお読み頂いた全ての方、ありがとうございました。とちあき君の戦いは 今回で一旦、終わりとなります。私はゆ虐を知って半年ほどの若輩ですが、先人たちのSSに胸を躍らせ ていたところ、いてもたってもいられなくなり筆を取りました。当分はゆっくりを憎む心は静まりそう にはありません。私や皆様の前にも、糞饅頭が現れることを祈っております。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2513.html
希少種が書きたくなった・・・後悔はない 人間が酷い目に合います 高スペックなゆっくりがでます 怪奇現象 ここ最近、男の部屋には不思議な事が起こっていた。 不思議というより、怪奇現象といえるだろう。 隣に住んでいる霊感が少しある虐待お兄さんから以前親子の霊が住みついていると言われていたが もしかしたら本格的になってきたのかもしれない。 事が始まったは10日程前になる。 男はもしかしたらその前後の何かが原因ではないか考えだした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 十日前、男はちょうど日曜日だったため、家でゴロゴロしていた。 朝は10時頃に起き、12時頃に昼飯を買いに外にでた。 外は初夏の暑さ、セミの鳴き声がちらほら聞こえだしていた。 男はちったあ涼しくならねえかなと無駄な呟きをしていると なにか踏んづけてしまったようだ 「ゆぴぃ!!」 よくみるとゆっくりまりさを知らず知らずの内に踏みつぶしていた。 「お、おお、、おおおおおにいざぁぁぁぁぁぁぁん!! どぼじでばりざのおぢびぢゃんをごろじだのぉぉぉぉぉ!!」 「いぼうどをがえぜぇぇぇぇぇぇ!!」 「どがいはなおねえじゃんをごろじだいながものぉぉぉぉ!!」 と食ってかかってきた親まりさに同調して俺の周りでやたらと騒いでいる 子まりさとが子ありすが1匹づついた。 何故こんな道の真ん中で密集していたんだ?とおれが周りを見渡すと幼稚園から小学生ぐらいの 背丈と兎耳をした何かが必死におれから遠ざかるように逃げ出していた。 胴つきのゆっくりうどんげだった。 ゆっくりうどんげは希少種なこともあってか胴つきで発見されることが多い ゆっくりという生き物は帽子に傷が付いているというだけでゆっくりできないとみなし排除する 傾向がある。それに加え、ゆっくりうどんげはげらげらとしか喋れない。 そのため、ゆっくりうどんげは野生でもなかなか生きていけないというかわいそうなゆっくりだ。 大方この親子はうどんげを虐める内にこんな道のど真ん中に出たのだろう。 「おぢびじゃんのがだぎぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 そんな推測をしていると、ブチ切れた親まりさが俺に体当たりを仕掛けてきた。 まあまあ重量があるので少しあとずさりはするもののやはりその柔らかい体では人間をきずつけるに 至らなかった。 だがくらう人間からすればうっとおしいことこの上ない。 男は怒り狂っている親まりさを掴んだ 「ばなぜ!!ばなぜぇぇぇぇ!!おぢびぢゃんをごろじたあぐまめぇぇぇぇぇぇ!!!!」 「おがあぢゃんをばなぜぇぇぇぇぇ!!」 「ばなぜぇぇぇぇぇ!!いながものぉぉぉぉぉ!!」 うっとおしかったのでとりあえず掴んだはいいが、こいつをどうしたものかと男は考えた。 考えながら辺りを見渡すとその先にマンホールがあった。 そういえばこの時期のマンホールで熱いよな・・・・ 男は閃いた。 「ばやぐばなぜぇぇぇぇぇ!!!ゆ?ようやぐおろずぎにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 男は親まりさをマンホールに押しつけた 気温は30度近くある。アスファルトですら70~80度はある。 足の皮の暑さで熱さを感じはしなかっただろうがマンホールとなるとそうはいかない 暑く熱したフライパンの上に置かれているようなものだ。 「あづいぃぃぃぃぃぃぃ!!!ばなぜぇぇぇぇぇぇ!!!ばりざじんじゃうぅぅぅぅぅ!!!」 まりさは男に抑えつけられながら足を焼かれる苦しみを味わっていた。 「おがあざんをばなぜぇぇぇぇぇ!!」 「とがいはなみゃみゃをばなぜぇぇぇぇ!!」 れいむの子ゆっくりどもが俺の脚に体当たりを仕掛けてきた。 正直うざい、本当にうざい。 男は両手で押さえつけていた親まりさを片手に持ち直し、もう片方の手で二ひきまとめて捕まえた。 ゆっくりは動きも本当にゆっくりなので捕まえるのは本当に簡単だ。 その上体が野球ボール程度しかない子ゆっくりともなれば二ひきまとめて片手で捕まえることぐらい 容易だ。 「ばなぜぇぇぇぇ!!まりさをはなぜぇぇぇぇ!!」 「いながものぉぉぉぉぉ!!ありずにふれるなぁぁぁぁぁ!!」 子ゆっくりは必死に体をよじらせるがびくともしない。 男は必死に暴れる子ゆっくりも母親と一緒にマンホールにくっつけてやった。 母親のすぐ側で 「ゆぴぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 「どかいばじゃないわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 アルトの良い歌声に子供だけが放てるソプラノのお歌が混じる。 男には虐待の趣味はないがこの一時だけは隣の虐待お兄さんと感じるものを共感できたと感じた。 そして5分後 いい加減蒸し暑い中ゆっくりを虐めるのにも飽きたのか、男は手を離した。 後はどこになりでもいきなと男は呟いた・・・だが 「ゆ?うごかないぃぃぃぃぃ!!あんよがうごかないぃぃぃぃぃ!!うごけないぃぃぃぃ!!」 「あんよさぁぁぁぁぁん!!くろいくろいからはなれてねぇぇぇぇぇ!!」 「みゃみゃぁぁぁぁぁぁ!!たちゅけてぇぇぇぇぇぇ!!!」 たかが五分でもゆっくりにとっては致命的だったようだ。 ゆっくりの足は完全にマンホールにくっついていた。 暑く熱したフライパンに焼きすぎてこびりついたご飯粒と同じ要領だ。 「あついぃぃぃぃぃ!!うごかないぃぃぃぃぃ!!だれがだずげでぇぇぇぇぇ!!」 「かわいいまりさをだずげでねぇぇぇぇぇぇ!!!」 「どがいばなありずをだずげでねぇぇぇぇぇ!!」 ゆっくり達は必死に助けを呼ぶが、よほどの物好きでもない限り助けないだろう 男もいい加減汗をかきすぎたので飯を買って早く家に帰りたくなっていたこともあって もうすでにこの場から立ち去っていた。 このゆっくり達の宿命は3つ 暑さで死ぬか、車にひかれて死ぬか、鳥に食われて死ぬかのみであった。 そして、怪奇現象はその晩から起こった。 晩、男は何もやることもないため早い内に床についた。 布団に入ってから3分後のことだった。 男の家はアパートの一階にあり、庭もあったが入るためには部屋から庭に行くしかなかった。 その庭に…だれかが立っていた。 カーテンがかかっているためシルエットしか分からなかったが、人の形をしていた。 そいつが…今…窓を叩き始めた。 男はなんだと思い、布団から起きカーテンを開けた。 だが…そこにはだれもいなかった。 男はきみがわるいと思いながらも布団に戻った。 だが、10分後。そいつがまた窓元にたって窓を叩き始めた。 男は今度はがばっと飛び起き、カーテンを勢いよく開けた。 だが…そこには人っ子一人いなかった。 男は心の底から恐怖を感じ始めた。 だれかが俺の家の庭に立って、窓を叩いている…でもだれもいない。 男は怖くなり布団に大急ぎで戻った。 戻ってから数分後、そいつはまた窓元に立って窓を叩き始めた。 男は布団で丸くなってただただそいつが帰ってくれることを祈った。 そいつは結局深夜になるまで窓を叩き続けた。 朝になり、男がそいつがいたと思われるところを見ると、そこには大量の虫が転がっていた。 それが一週間続いた。 夜、あいつが来ている時間帯は怖さのあまり眠れず、朝からの大学の授業中は 死んだように眠る日々が続いた。 正直、限界だ。男はそう考え始めた。 だが、そいつが現れ始めて一週間後 男はその日、単位に関わる重要なレポートに追われていた。 必死に栄養ドリンクを飲み、必至にスタミナの付く飯をくってレポートを仕上げた。 仕上がったのは夜中の2時だった。 徹夜しても間に合わないのではないかと思っていたがどうにか間に合った。 今からなら少し寝れるだろうと思い、男が電気を消し、布団に入り視界がうつろんできた その時、毎晩やってくるあいつがやってきた。 男はこの一週間続いてきたこの怪奇現象に慣れてきたのか、叩いた音に意も介さずに いた。 少しうるさいだけだ、なにも怖くはない!! 男はそう考え眠りに着き始めた、その時!! ガラ!! 窓が開いた音がした。 男はこの音に驚いた。 じつは今日洗濯のために一旦外に出たとき、男は鍵を閉めるのを忘れていたのだ。 窓を叩いていたそいつが家の中に入ってきた。 ぼた…ぼた…ぼた…ぼた… 何かが落ちる音がする。 ぼた…ぼた…ぼた…ぼた… 音が少しづつ近づいてくる… 男は今までの眠気が吹き飛び、布団でがたがた震えていた。 身を起してそいつを見ても良かったが、怖くて体がピクリとも動かない。 男は、恐怖から全身金縛りにあったような状態に陥った。 来るな・・来るな!!たのむから来ないでくれ!! 男は必死に祈った。 だが、そいつは無情にもゆっくりと近寄ってくる… ぼた…ぼた…ぼた…ぼた… そいつは…ついに男のすぐ横に来た。 男は何かが落ちる音でそいつが自分のすぐ横に来た事を悟った。 それから、何分の時が流れたか分からなかった。 そいつはすぐ横にきたにも関わらず、こっちを見ているようだ。視線を感じたからだ。 無限にも思える緊迫の時は突然の圧迫感によって破られた。 そいつが男の上に乗ったようだ。 そいつの重さは軽く、人とは思えないような軽さだったが、確実に男の顔に向かっていた。 男はここで限界を迎え、気絶してしまった。 げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら 朝、男は目を覚ました。体は汗だくだった。 男は布団を横に払いのけ、体に何か異常がないか確認する。 「……何もない」 汗だくになっている以外は本当に体に何も異常はなかった。 部屋の様子はどうかと思い、男は部屋を見渡した。 「……なんじゃこりゃ!!」 男が驚くのも無理はない、男の部屋の窓は開きっぱなしになっておりそこから 虫が男の布団へと点々と続いていたのだ。 そう、あの夜のぼとっという音は虫が落ちる音だったのだ。 男がとりあえず落ち着きていると、跳ね飛ばした布団から何かの声が聞こえた げら・・・・ そう聞こえた。男は横に丸まっている布団を見た。 今改めてみると布団にはできるはずのない大きなふくらみが出来ていた。 こいつが今まで俺を苦しめていたなにかの正体…!! 男は覚悟をきめ、恐る恐る近づいた。 なむさん!! 男は腹をきめ、布団を勢いよくめくった。 そこには・・・・・・・・・・・・・・・・ 一匹のゆっくりうどんげが幸せそうに寝ていた。 男は正直拍子抜けした。それはそうだろう、いままでこんな胴つきのゆっくりにビビっていたのだから 無理もない。 うどんげの手には虫が掴まれていた。 これを見て、男は今まで虫を供えたりしていたのはこいつだと確信した。 とりあえず男は幸せそうに寝るうどんげの頬を突いてみた。 うどんげに怒るというより、その寝顔に惚れてしまったのだ。 やべぇ、やわらけぇぇぇぇ!! 思った以上に柔らかい感触に男は快感を感じた。 突くこと五分、さすがにつつきすぎたのかうどんげが目を覚ました。 「げぇらぁぁぁぁ・・・・・げら?げらぁぁぁぁ!!」 ゆっくりうどんげは男の顔を見るなり脱兎のごとく逃げ出した。 このとき、手に持っていた虫は辺りにぶちまけてしまった。 部屋を出た辺りで横に曲がり、特徴的な兎耳をはみ出しながらこちらの様子をおびえた顔で 覗いている。涙目で。 「げぇぇぇらぁ……」 今にも消えてしまいそうな顔でこちらの様子を窺っていた。 男は近寄ろうと一歩踏み出すと脱兎のごとく逃げ出してしまい、一歩下がるとまたあの兎耳を はみ出しながらこちらの様子を窺っていた。涙目で 男はこのままでは埒があかないと思い、うどんげに語りかけることにした。 まず、その場に座り、手を見える位置に置き、まっすぐにうどんげの方を向いた。 「怖くないよ…怖いことしないからこっちへおいで」 男は優しくうどんげに話しかけた。 すると、うどんげは小さな体を少しづつ柱の陰から出してきた。 そしてそのまま男の方へ恐る恐る近づいてきた。 相も変わらず半泣きの顔で。 「げら…げら…」 「そうだよ、お兄さんは何も怖いことしないからおいで」 うどんげは一歩づつ男に近づいてきた。 一歩すつ…一歩ずつ… そして男の膝元にまでやってきた。 「ほら、怖い事をしないからおいで」 そういいながら男は手をうどんげに向けた。 うどんげは一瞬ビクっと体を震えさせたが、男が何もしてこないことを悟ると そのまま素直に頭をなでられた。 「げぇぇらぁぁぁげぇぇぇらぁぁぁ♪」 うどんげは気持ちよさそうな声をあげていた。 これは後に分かった事だが、このうどんげは一週間前まりさ親子に虐められている所を 男に助けられたと思い込み、お礼をしに来たのだ。 昼間だと他のゆっくりに見つかりやすく、見つかったら永遠にゆっくりされるとかんがえ、 他のゆっくりが寝ていると思われる時間帯を考えて、わざわざ夜を選んだ。 庭につながる穴を見つけ、うどんげ種だけが持つといわれるソナー能力で男のお家を発見したは いいが、もともと臆病な性格のため怖がりながら男のお家の窓を叩いたのだった。 このとき、うどんげの頭の兎耳は恐怖心から完全にたれて頭にへばりついていた。 男がそれに気づき、近づいてきたはいいがあまりにも早くこっちに来るためうどんげは驚き 脱兎のごとき早さで隠れてしまったのだ。 そんなこんなが一週間続き、うどんげも自分は本当は受け入れられていないのではと考えだした その時、今まで開きもしなかったお家への扉が開き、うどんげは驚きながらもゆっくりお礼をしに お家に入り、お兄さんに抱きつきたいがあまりについ布団ごしにお兄さんに抱きつき、 そのまま眠ってしまったのだ。 男はこのうどんげを見て、その愛くるしさに気に入り始めていた。 お家宣言らしき事をするでもなく、男に頭をなでられて幸せそうに鳴いている様を見て かわいいという感情が湧いてきた。 「なあ、うどんげ?」 「げら?」 「お兄さんのお家の子にならないか?」 うどんげは足をゆっくり動かしつつ、男にすりすりしながら考え、3秒で結論を下した 「げらぁぁぁ!!げらぁぁぁ!!」 鳴き声を上げつつ首を縦に振り、お兄さんの顔にすりすりしながら抱きついてきた。 どうやら同意のようだ 「よし、お前は家の子だ。お兄さんのお家でゆっくりしていってね!!」 そうと決まればさっそくうどんげの寝床を作ってやらないとな 予備の布団があったからそこを寝床にして後は……あ 男は今になって部屋の惨状に気がついた。 うどんげがお礼に持ってきた虫、そして土足で入ったことであっちこっちに泥がついていた。 極めつけにいままで完全にアウトドアで暮らしていたこともあって、うどんげはあっちこっち 汚れていた。 極めつけはうどんげだ。よく見たら髪や服は泥やゴミでかなり汚い状態だった。 男の方もそんなうどんげにすりすりされたことあってか服や体に泥やゴミが付着していた。 「ふう、とりあえず風呂だな」 男はうどんげと一緒に風呂に入った。 途中頭を洗うときに目に入ったらしくこの世の終わりのように泣きだした。 その声に一番に反応したのは隣の虐待お兄さんだった。 「お、K君がついにゆっくり虐待に目覚めたんだね。これからは兄弟と呼ばないと…は!!」 虐待お兄さんはこのとき兄弟という単語に反応した 兄弟…キョウダイ…ブラザー…来た!!インスピレーションきたぁぁぁぁぁ!! このときわいたインスピレーションが生んだ曲は後に鬼斬を世界一やかましいバンドへと 進化させた。曲名は「Yukkuri and Kill」。ライブの定番曲となるにはさほど時間はかからなかった。 ちなみに、あの時のまりさ親子はあの日に死んでいた。 車にひき殺されたのだ。 それ以来、あのマンホールではなぜか車にひき殺されて死ぬゆっくりが多発したという 「うらみはらさでおくべきかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」 完 おまけ うどんげがお兄さんの部屋に入った夜、先住者 「ゆっゆっゆ!!おぢびぢゃんをごろじだゆっくりごろしがくるしんでいるよ!!」 「いぼうちょをごろじだむきゅいだよ!!」 「はやきゅれいみゅたちのおうちからでていっちぇね!!」 男の部屋に居座っていたあの幽霊れいむ親子はここ数日男がビビっていることに愉快痛快だった。 ようやく自分たちの呪いが効いてきたんだ!!あのおにいさんはゆっくり苦しんでいるよ!! いまこそあのお兄さんをころしてこのゆっくりプレイスから完全に追い出すよ!! そう決心し、さあとどめを刺そうかと力をため始めたその時、うどんげが侵入してきた。 「ゆ?まだゆっくりぶれいずごうどうだぁぁぁぁぁ!!!!」 「いいがげんにしろぉぉぉぉ!!ぎょぎょはれいみゅだぢのゆっぐりぶれいずなんだよぉぉぉ!!」 「ででいげぇぇぇぇぇぇ!!」 ゆっくりれいむ達は侵入者に攻撃を仕掛け始めた。 今までれいむ達はどんなゆっくりでも殺してきたよ!!だからこのうどんげも瞬殺だよ!! そう本人達は考えていた。 かくいううどんげの方は耳のソナーが部屋に何か目に見えない何かがいることを感じ取った。 目に見えない何かがこちらに向かって攻撃を仕掛けてきている事を感じ取ると うどんげは少しびびったがお兄さんにお礼をするのは今しかない!!そうかんがえ踏みとどまり うどんげ種のみが放てると言われている電波を放ち始めた。 ちなみに、最初の親子のときには奇襲をくらったため使えなかった。 この電波は人間には見ることも聞くこともできないがゆっくりやゆっくりに近いものには 絶大なダメージを与えることができるといううどんげ種特有の自衛手段であった。 「ゆ?なにかきこえでででで、いいい、い、いだいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」 「あだまぎゃいじゃいよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 「おきゃあしゃんだじゅげでぇぇぇぇぇぇぇ!!」 このウドンゲ種のみが放てるという電波はゆっくりの霊にも有効だった。 これ以降、ゆっくりれいむの親子はうどんげにさんざんにひどい目にあわされるのだが それはまた別のお話。 あとがき ゆっくりてんこを無視するSSを見てかわえぇぇぇぇぇ!!と思い、触発されました。後悔はしてないです。 人間が酷い目に合うとは書きましたが、これはまだセーフなのでしょうか? アウトなら書きなおします 作者 アイアンゆっくり 過去作 まりさの馬鹿 ゆっくり地縛霊 れいむ親子の場合 ゆっくりおしえてね!! 1~2 世界で一番短い虐待 ゆっくり地縛霊 まりさ達の場合 鬼斬 1~ このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1519.html
俺と希少種と森と ~てるよと俺~ ・駄文注意 ・希少種大好き ・自分設定いっぱい ・設定として春 ・うざい、主に主人公が ・42.195キロはガチで間違えてた。ゲラゲラゲラwwwwwwwwスマソ ・東方原作ネタ少し使う ・前作読まんと訳分らんと思う ・誤字は一応確認したからないと思う・・・・・・・・思いたい・・・・・・・ 家に帰ってからとりあえずディスガイアの対戦をすることになった。 てるよが、早くと急かすのだもの。 まずは僕の勝ち。当たり前だ。てるよは先程データを作ったばかり。対して僕はメインで使用してるキャラは皆レベル5000越え。装備アイテムもレベルMAXだ。 勝てるわけが無い。 そんな状況下でてるよは負け悔しさを噛み締めてるような様子で 「もう一回」 なんていう姿が可愛い。 大人気なく勝つ。勝つ。勝つ。全裸キャラで勝つ。 なんだかんだで20戦ぐらいやった。 僕の圧勝。そんなことをしてたらてるよが 「明日またやる」 なんて目に涙を浮かべながら僕に言ってきた。 やばかったね。よくあそこで自分を抑えられたと思うよ。自分で自分を褒めたいぐらいだ。 ここで僕はなるべく紳士的にこう言った。 「もちろん。何度でも受けてたつよ?てるよの頼みだもの。」 うん。大丈夫。平静を保ってる。今の僕はとってもCOOLだ。どこも変じゃない。 おっと、もう七時だ。飯にしなくては僕の腹もてるよの腹もピンチがマッハだ。 そんな一刻を争う状況下でもてるよへの配慮は怠らない。 「てるよ?これからご飯作るけど何が食べたい?」 PSPから目を離さずにボソッと 「何でもいい。」 と、一言。どうやら飯より僕に勝つことのほうがてるよにとって優先順位が上らしい。 う、うれしいじゃないのよーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!! ただてるよからのオーダーが無かったので何にしようか悩む。てかてるよって何か食べれないものでもあるのだろうか?アレルギーとか。 いかんせん資料が少ないのでどうなのかわからん。 「それじゃあ、食べれないものとかあるかい?刺激物とか」 これもPSPに向いながら 「なんでも大丈夫。刺激物はむしろすき」 うーん好きなのねん。でもなんか面と向って喋ってくれないのはなかなか寂しいものがあるな。まあ仕方ないだろう。 カレーは時間的に無理だろうな。時間に余裕が無い。とりあえずまずはあまり脂っこくなくて刺激の少ない日本食にしてみよう。 「それじゃあ、カレーは無理だけど少し待っててね。すぐ作るから」 そういって台所へ移動。 考えてるのは白いご飯と味噌汁、あとは友人の虐待鬼意山が実家から送ってきて困ってるんだ、とか言って渡されたもろ子。自家製鮭の粕漬け。 こんなもんだろ。そう思い調理を始めて終わる。 「てるよ~ごはんできたよ~」 なんて言いながら皿なり何なりを出し始める。すぐに用意は終わった。 「とりあえずPSPは置きましょうね。てるよは箸使える?」 というより箸なんて知ってるか疑問だったが 「当たり前」 と返された。すげぇなてるよ。兎に角使えるのなら問題ない。箸をてるよに渡す。 するとてるよは器用に右手で箸を使いながら左手で茶碗を持って、食べ始める。 うわぁ!!食べてる!!!箸で食べてるぅ!!!!箸で魚割きながらたべてるぅ!!!!!!!ビクンビクンッ!!!!!!!!!! 「なにやってる?」 「なんでもないよ」 やばいやばい。色々出ちゃいけないものが出てくるかと思った。なんとかてるよには誤魔化せたみたい。 またたべてるぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!! っと危ない危ない。一時の感情にに身を任せるのは馬鹿のすることだ。COOLになるんだ。 「それじゃあ僕も食べ始めるかな。どうだい味は?」 「いかす」まくまく 親指を立てながら答えてくれる。何だろうこの可愛い生き物。 「ならよかった」 これからどうしようか考えてみる。とりあえず食器片付けて、風呂入って、寝ればいいか。 うん、こんなんでいいや。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・風呂? 風呂? 風呂・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・風呂!!!??? がたんっ!!という音と共に立ち上がる。変な所が起ちそうになったのは内緒だ。 「なにやってる?」まくまく 本日二度目の質問だ。 「あ、いやっ、な、なんでもないんだ。ただその・・・・・・・・・・・・てるよはお風呂とかどうするつもりだい?」 ばぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 何直球で聞いてんの!?馬鹿なんじゃないの!?これは駄目でしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!???? あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!! 終わったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!! 「?いれてくれるんじゃないの?」 「へ?」 今なんと? 聞き間違えとかじゃないよね? なんかてるよのほうからさも当たり前のように入れてくれるんじゃないの? とか聞いてきたよね? ね? 「あ、あはははははは。そうだよね。そうだよね。」 やっっっっっっったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!! なにこれ!?やばくね!?一緒にお風呂とか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・出血多量でしんでしまうわっ!!!!!!!!!!!!!! こんな感情を知ってか知らずかてるよはお兄さんに一言 「ん。おかわり」 食事が終わったあとてるよはまたPSPを始める。 お兄さんは食器を洗いながら他人に絶対見せられないような笑顔でニヨニヨしていた。 心境は察してあげて。 片づけが終わるころにはいつものお兄さん。こころの中は言葉にするのもはばかれる感じだけど。 「さあてるよ♪お風呂に入るよ」 「ん」 というわけで脱衣所へ行く 「脱がして」 そういってバンザイするてるよ。 「アア、ワカッタヨ。ハイヌゲタ~」 ッハ!!ここはどこだ!?確かてるよの服を脱がしてそれから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんも思い出せねぇ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ くそったれがっ!!!!!!!!なぜだ!!!!どうしてもてるよの裸が記憶から取り出せんッ!!なんとか思い出せ!! 見たという記憶はあるんだ。体をこの手で洗った記憶もある。だがなぜ!?一番重要な映像と感触が思い出せんっ!!!!!! 畜生めがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!! とりあえず荒ぶるココロを何とか押さえ込もうとする。 素数でも数えようかとか考えたらなんとか落ち着いた。 僕はまだ湯船に浸かっている。頭が痛いわけでも息苦しいわけでも無いのでのぼせたわけではないだろう。 だが肝心のてるよが居ない。すると 「もうそろそろ出る。のぼせる」 てるよの声だ。 とりあえずなぜ記憶の一部が欠損しているのかはあとで考えるとしててるよが心配してくれているのだ。まず風呂から出よう。 「ああ、もう出るよ」 脱衣所を出るときになって気づいた事がある。洗濯するものの中にてるよの服があるのだ。 これはどういうことだろう?何にも着てないわけではないだろう。服がもう一着ある?いやいや、そんなの持ってたようには見えなかった。 出ればわかるだろうと思い、出るとそこには 僕のパーカー着ていた、って言うよりかぶってた。袖がとんでもなく余っている。しかもそれしか身に着けてないみたいだ。 ぎゃふん。ぼくはやられた。ばたん。ぼくはたおれたみたいだ。てるよがしんぱいしてかかけよってくる。てとてと なにかをいいながらぼくをゆらす。ゆさゆさ。てるよをふあんになんてさせないっ。むくっ 「大丈夫?」 「ウンダイジョウブ」 「本当に?気分が悪いならもう寝る。」 「ウンソウスル」 「じゃあ寝る。電気消す。」 「ウン。フトンモヒカナイト」 布団を出して寝る用意完了。 てるよにも出そうと殆んど思考の能力の無くなった頭で考えたがてるよに止められる。 「一緒にねる」 「ウンソウダネ」 普段なら大変なことになっていたであろう台詞だがいかんせん考える力を失ってしまっているのでうろたえようも無い。 布団に突入するとてるよももぞもぞと入ってきた。 「おやすみ」 「オヤスミ」 こんなんで一日目は終了した。 朝、起きるともうそこにはてるよがPSPをやっていた。 おにいさんはてるよと一緒に寝たことを考えとんでもない幸せ空間に居た。 「めし」 「わかった♪すぐに用意するよ♪」 そういって用意を始める。朝はご飯に味噌汁アジの干物。昨日と似たような感じだ。 用意しながら昨日のことを考える。なぜ記憶がなくなったのだろうか、まああらかた刺激が強すぎて自己の精神を守るために体が勝手にしたことだろう。 でも今晩だってお風呂に入るんだからいいさ。にしてもあの甘えんぼ服なてるよは可愛い。あれはもはや兵器だ。 そんなことを考えるうちに出来上がり。 「さあごはんだよ~」 もって行くとてるよがなぜか普通の服に着替えていた。 「あれ?まだ洗濯してなんじゃなかったっけ?」 「服はすぐ出来る」 「?」 「いつかわかる」 「?」 全く意味がわからない。脱衣所を覗くとちゃんとてるよの服はある。てるよは自分の服を着ている。? 頭を悩ませているとてるよズボンを引っ張ってきた。 「対戦」 「あ、ああ。わかった」 うーんレベル差がありすぎて勝てないことはてるよなら分ってる筈なんだがなぁ。てるよはそんじょそこらの饅頭とは天と地ほどの差があるのだから。 とにかく対戦開始。 今日もてるよの悔しがる姿が見れるのかー。なんて考えていたら度肝を抜かされるものを見せられた。 ちょっ、なんかてるよのラハールがレベル9000超えてるんですけど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「え?ちょっと待って!?何で!!??」 「クロックアップ」 てるよがよく分らない言葉を口にした。僕は理解できなかった。 「時間を延ばしただけ」 ???????????? 「一カ月分位」 そんなこといわれてもわけがわからん。 呆然としながらも対戦開始。 勝てね。無理。負けた。 てるよはというと、実に満足したような表情で踏ん反り返りながら僕に一言。 「私の本気♪」 開いた口が閉まらねぇ。てるよには不可解なことがありすぎる。もちろんチート使ったわけでもないみたいだし、セーブデータ落としたわけでもない。 ただ一つ言える事があるそれは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・てるよ可愛い。 うんどうでもいいや。てるよすげぇ。 「すごいすごい。」 「~~~~~~~」 ご満悦な様子。僕も満足。あ、やばい鼻血出てきた。 何とか気合で鼻血を抑える。問題ない。 「さあそれじゃあ今日はどうしようか?」 「好きにしていい♪」 てるよはご機嫌。てか好きにしていいって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いいの? いやいやだめだろ。ここはもっと慎重にだな、 とぉぅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる 電話だ。出なきゃね。 受話器を耳につけるといきなり 『もしもし、ドッピオです』 なんていわれた。切る。明らかに不審者だもん。全く、僕とてるよの幸せ空間に介入する変態は許さないよ?粉みじんにするよ? とぉぅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる またかかってきた。とりあえずまた出る。 『いやぁ。いきなり切るなよwwwwwwちょっといいたかっただけだからwwwwwwwwwww』 「明らかに不審者だから他の人にはやらないほうがいいよ?」 電話してきたのは僕の友人の一人。探検お兄さん。普段は国家権力振り回しながら人の害になるゆっくりを潰す偉い人らしい。 なぜ探検かと言うと、彼の趣味が関係してる。休みが取れたらとにかく色んな山やら森やらジャングルやら洞窟やらに行くからだ。 たまに外国のお土産とか探検してたら拾った変な石とかくれたりするので色んな人に好かれている。人間とは現金なものだ。 『まぁとりあえず面白い話を聞いたんだが、お前森でてるよ拾って飼いゆっくりにしたんだってな』 「何で知ってる?」 『だから俺偉い人って言ってるじゃない。お前がちぇんとかみょんとか飼うなら俺の耳には入ってこねぇよ。てるよなんて珍しいもん飼うからだよ。』 だからってプライバシーとかどうでもいいんだろうか? 「で、何なんだ?話はそれだけか?てるよに何か問題でもあるのか?あ?」 『ちょっwwwwwwおまwwwwwwwwwwww機嫌悪いwwwwwwww』 「切るよ?」 『ごめんごめん。まあ聞けや。単純に考えててるよの価値を考えてみろよ。デカイ機関が所持するには問題ないが、一般人が所持するには価値がありすぎる。だからそれを忠告するために俺らの上からお知らせがあったって訳だが、お前なら問題ないだろうと思って今電話しなくてもよかったんじゃねとか思ってる』 「ああそう?じゃあ切るよ」 『待てい!!あともう一つ個人的な話があるんだ。ちょっと手伝ってくんね?』 「嫌だよ。またドスまりさの群れ壊滅させるの手伝ってとか殺ゆ剤撒くの手伝えーとかだろ?」 『一概に否定は出来ない。でも今回はちょっと違うよ?ちょっとしたゲームみたいなもんさ』 「ゲーム?」 ここでてるよがなんだかゲームという単語に反応した。そわそわしている。 『そ。群れを壊滅させるのには違いないけど今回はやり方が違う。ちょっと新兵器の実験をね。』 「新兵器って?」 『ふふふ、なんと驚くな!!このたび対ゆっくり用小型遠隔操作兵器の開発に成功したのだ!!!!!!!!!!!』 「うるせえ、で?」 『ひどいっ!!もっとリアクションくれてもいいじゃない!!!!!!』 「な、なんだってー(棒読み)」 『もういいやとにかくそれのテスト操縦者にお前を指名したいわけだよ。俺の部下は皆ゲームとかやらないからさぁ。どう?』 どうって言われてもねぇ。ん?てるよがてとてとこっちに来るぞ? 「やりたい」 「おk」 『へ?なんだって?』 「やるよ。主にてるよが」 『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まあお前が来るならいいや。』 そんな適当でいいのだろうか。 『じゃあお前の家の前に車待機させてあるからそれに乗ってねー。まってるよー』 ツーツーツーツーツーツーツーツーツーツー いいたい事言って切りやがった。 「さあそれじゃあ行こうかてるよ」 「ん」 そういって両手をこちらに伸ばしてくる。ああやっぱりてるよは可愛い。 現地に着いたはいいのだがここっててるよと俺が出会った山ではないか。てるよもそんな事を僕に言っていた。とはいえPSPから殆んど目を離さなかったが。今度はマクロスやってる。 「こっちこっちー。」 山の入り口近くにベースをつくって冒険お兄さんはいた てるよを抱きかかえ近づく。うんてるよはいい匂いするな♪ 「おおすげぇ俺もてるよなんて始めてみたwwwwww俺のことはチーフか主任とでも呼んでくれ」 「はやく」 「てるよもこう言ってるんだしその新兵器見せてくれよ」 「ひどっ!!ううぅ、呼んだのはそのためだもんね・・・・・・」 そういって奥のテントに向って歩き出す。付いていく。今まで冒険お兄さんって呼んでたけど面倒だから俺もチーフって呼ぼ。 「なんていうかちっちゃいヘリって感じだな」 「そうだよー。小回り利くしね。試作品としてヘリみたいなのになった。」 「コントローラー」 どうやらてるよはやる気満々なご様子。喜んでくれてるみたいだしうれしい限りだ。 それを聞いてチーフが 「ああ、それならあそこに居るお姉さんがおしえてくれるよ。」 って言って部下らしき女性を指差す。てるよが向う。 どうやらあのお姉さんはとても戸惑っているみたいだ。するとチーフが 「そのてるよが今回のテストパイロットだよ。大丈夫問題はない。このお兄さんが責任とってくれるさ。」 「え?」 「ああちなみにこのお兄さんは田中とでも呼んであげて」 なんだか今この瞬間から俺は田中らしい 「は、はぁ」 お姉さんは混乱しながらもてるよに 「操縦教える」 なんていわれると顔が緩んでてるよに操縦方法を教え始めた。ウン、真剣な顔のてるよも可愛い。 「さあそれじゃあ田中君。君はこっちだ」 俺はもうホントに田中らしい。 また別のテントの中 「で、さっきの電話で気になったんだけど、テストパイロットとか関係なく俺呼ぼうとしてたのはなぜだ?」 「いやね、この作戦とは別に動かしてる俺の部下がどっかから拾ってきた情報なんだけどね、なんか突然変異なのか何なのか分らないんだけど、この森に希少種が増えてるみたいなんだよ。」 「?どういうこった?」 「こっちが聞きてぇよ。とにかく準希少種に分類されるゆうかとかきめぇ丸、フランなんかも多く確認されるようになってきてるんだよ。ただ増えてるのは準希少種だけで希少種は増えてないって考えられてたからほっといたんだが」 「そんなときに俺がてるよを見つけたってことか」 「そ、実のところ言うと希少種見つけんのは宝くじ三等とか言われてるけど一般人が希少種見つけんのは不可能だよ。運がいいとかってレベルじゃねぇんだな。お前が一般人かは別だけど」 「てことは、よく希少種見つけたなんていうのは大体プロがやってんだな」 「当たり前だよ。じゃなきゃあんな値段つかねぇよ」 「で、その乱獲とか通常種に殺されたりするのを防ぐために害ゆ駆除の名目で山を閉鎖ってことか?」 「そんなところだよ。希少種を発見次第保護ってのが本当の仕事だ。ただすでに別働隊が山に入って希少種の探索をしてるが全くいい返事が来ないんだよな。もしかしたらお前の運がよかっただけかもなー」 そんな話を聞いていながら動かない俺ではない。だが発見しても下手すりゃ押収されちまうだろうし、てるよはここから動く気はそうそう起こらないだろう。 考える。どうやったら希少種を発見お持ち帰りが出来るか。するとチーフがこんな事言ってきた。 「かまわんぞ。お前が見つければお前が持っていって。どうせ見つかったらどこぞの研究機関か金持ちの玩具にされるだけだろうからなー」 チーフ・・・・・・・・いい奴だったんだな。 「感謝する。」 「ああ、別にいいよ。そんなことよりも山に入るなら俺も一緒についていくぞ。面白そうだし。ついでにこのベースのてるよと連絡が取れるように無線も貸しとくよ。」 そういって無線機を僕に投げつける。 「行こうか。山に」 僕は強い信念を胸に向う。すべては夢のため。 まずはてるよの居るテントに向う。てるよに山へ入ることを伝えるためだ。 するとてるよは自分もいくと言い出した。うれしいがだめだろうあのヘリのコントローラはここにしかないしな。とか言ったらてるよに操縦方法を教えてくれたお姉さんが 「問題ありません、すでにもともと用意していたコントローラーとPSPを同期しましたし、あれからの映像はPSPの画面に出力されるようにしました。」 とか眼鏡をキラーンとでも言わせているような感じで言ってくれた。 「もーまんたい」 てるよもこんなこと言っている。 うーむどうしたもんか、正直な所危険だから連れて行きたくないというのもあるのだが・・・・・・・・・・・まぁ、てるよが望むのだからそうしよう。危険からは俺がすべて守ればいいだけだ。 「分った。ただ危険だと思ったらすぐ逃げるよ。いいね?」 「ん」 そういってまた両手を俺にのばしてくる。これは何度見ても鼻血もんだよ。 どうやらお姉さんもそのようでキャーキャー言ってる。 いつものようにてるよを抱きかかえようとしゃがむと僕の体をよじ登り始めた。なんぞこれ・・・・・・・・ 頭の所までくると肩車でもするかのような体勢になった。 「これでいく」 ぎゃああああああああああああああああ亜あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ なんじゃい!!!!!!なんじゃい!!!!!!!!!!なんでじゃい!!!!!!!!!!!!!!!!!! 何でこんなに可愛いんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!! いくらなんでもやり過ぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!! 危ない。もう少しでトリップするところだった。さあCOOLになるんだ。精神を鎮めるんだ。 ふーふーふーふーふーフーフーフーフーフーフーふーふーふーふーふーふーふーふーふーふーふー。ん? なんだ?この首の裏側の柔らかいあったかいものは!!!!! 決まってるじゃないか!!てるよだよ!!!!!!!! あばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば 「どうした?」 「おいどうした?行くんじゃないのか?」 「きゃーーーーーーーーーーきゃーーーーーーーーーーーーーかーーーーーーーわーーーーーーーーいーーーーーーーーーーいーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」 「・・・・・・・・・・・・・・・問題ない」 おk。再起動完了だ。とんでもなく幸せな感触に全精神もって行かれそうだけど、何とか耐える。耐えろ。耐えろよ。起つなよ。 「それじゃあ山に入るぞ。」 「はい♪それでは試作型対ゆヘリ『ヒャッハー!汚物は消毒だー!!』号起動しますね」 何その名前・・・・・・・・・ ウィンッ!ガシャ!ひゅんひゅんひゅんひゅん とりあえずはてるよを見つけたときと同じ道を歩く。一度希少種の居た所なのだから何か鍵があるかもと言うことでだ。 てるよはというとPSPに釘付けになっている。そんなてるよはお姉さん曰く 『すごいですよ!!予想していた数値よりもいいものが出ていますよ!!てるよちゃんすんごいですよ!!!』 との事。当たり前だ。てるよはすごいのだ。可愛いし。ただちょっと夢中になり過ぎてて声をかけてもことごとく無視されてしまう。 かなしい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ がさがさ 全員が身構える。何が来る?ゆうか?らん?きめぇ丸? 予想の斜め上をきて出てきたのは、なんとめーりん種だった。 「じゃおーん♪」 「ん?お前この間の奴か?」 「じゃお」 「何だお前?めーりんと知り合いか?」 チーフが聞いてくる。 「まあ色々あってな」 適当にあしらう。ここで知り合いのこのめーりんから情報が引き出せたらいいなー。なんて考えるが、言葉がわかんね。 とりあえずお引取り願うことにしよう。 「どうしたんだ?僕に会ってもいいこと無いと思うぞ?」 「じゃおじゃお。」 そういうと、すぅーーーーーーーーーーーーーと息を吸って 「じゃオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!」 とんでもない大声だった。僕とチーフは共に耳を押さえる。てるよは聞こえてすら居ない様子。 すると周りの木の間やら色んな所からフラン種が出てきた。とんでもねぇ数。しかも一匹だけだが胴つきもいる チーフは驚きを隠せないご様子。当たり前だ。フランはもともと一人を好む種だし、めーりんとの相性がいいのは誰でも知ってることだが、まさかこんな量と交友を持ってることが驚きだ。 『す、すごいですよ!!』 無線からお姉さんの声が聞こえてきた。しっかりこっち見えてるんだ。 「じゃおじゃお」 そうめーりんが言うと胴つきフランが翻訳してくれた。 「うー、めーりん恩返ししたいっていってる」 ありがてえ、こんだけいたらこの森殆んど把握できてるんでねーの? 「ありがとうめーりん。早速で悪いんだけど僕たちはこの森の珍しいゆっくりたちを助けるために来たんだ。君は今まで見たこともないゆっくりを最近見てないかい?」 「じゃお(めんどくさいからめーりんの声はここから全部翻訳済みとする)そんなゆっくりは見ていないが、ドスが増えたな。」 「「どす?」」 どすは最重要殺害対象に設定されている。もし本当に増えていたら真っ先に殺さなければ危ない。 「じゃお(そうだ。それのおかげで私のようなめーりん種や捕食種たちにはとても住みにくい環境にされてしまってね。さんざんだよ)」 「ドスはどこに?」 「じゃお(山のてっぺんで踏ん反りかえっているよ。我々は何とか一矢報いようとこうやって集結したのだがなかなか最初の一歩が踏み出せなくてね。そこに貴方が現れたというわけだ。)」 「とにかくドスが居るなら下で待機させてる俺の部隊も動かさなきゃいけねえな。チッ、めんどくせえ。悪いが俺はここでいったん降りるぞ、作戦を練り直す必要がある。」 「ならこいつらも一緒につれてってやれよ。めーりん種はどうか知らんがフラン種は保護対象に入ってんじゃないか?」 「・・・・・・・・・そうだな、よし、じゃあ付いて来い。とりあえずお前たちを安全な場所に連れて行く」 「・・・・・・・・じゃお(・・・・・・・・・わかった、指示に従う。人間が戦うなら我等が動いても足手まといだろうからな。)」 「分ってもらえたら助かる。じゃあお前はがんばれよ。あとあのお姉さんとは無線でのつながりだけになるからな。カメラはこっちだし。」 気軽に言ってくれる。ってかじゃあカメラよこせよ。 それからチーフたちが下っていってから少し歩いた所でてるよが口を開いた。 「・・・・・・・えーりん」 そういってPSPを操作して僕に映像を見せる。そこには確かにえーりんが居た。だがニヤニヤ笑うドスまりさ三匹に囲まれ追い詰められているように見える。 「助けるぞ」 「ん」 俺は走る。もちろんてるよへの配慮も忘れない。 落ちないよう、酔わないよう、なるべく揺れないようにかつ速く走る。 俺の頭の上ではもうすでに攻防が繰り広げられているようだった。PSPからマシンガンのような音が聞こえたと思ったら、ドスまりさの物と思われる悲鳴が聞こえたりしていた。 三分走っただろうか。ヘリのマシンガンが風を切る音やドスの悲鳴が聞こえるようになってきている。 もう近いようだ。するとてるよが 「これじゃ倒せない。頼りはお兄さん。近くなったら私を置いてドスをお願い。」 「わかった。」 それだけ言うとすぐに近くの茂みの中にてるよをそっと座らせ、10m程前方にある戦場に突っ込んだ。 「ゆゆっ!!人間さんいいところに来たよ!!!このゆっくり出来ないへりさんを壊してね!!!!」 とか勘違いしてるどすが居れば、 「ゆわーー、人間さんだーーーーーーー、ごめんなさいっ!!!許してくださいっ!!!!!」 すぐ謝るのも居て、 「ゆへへ、奴隷はさっさとドスをゆっくりさせてね!!かわいいくってごめんね!!!!!」 なんてゲスも居る。 そこでヘリは空高く一気に飛び上がった。てるよが邪魔になると直感したからだろう。正解だ。えらいぞ。賢いぞ。 「「「ゆゆっ!!きっとまりさに敵わないと分って逃げたんだね」」」 全部クズだ。潰す。 とりあえず一番近くに居た謝りドスに向かい両手を組みながらこんな事を叫ぶ 「ヘルッ!アンドヘヴン!!!」 するとお兄さんの体が緑に発光しながら足を動かしているわけでも無いのに何故か前進する。 ズパンッ!!!!!まずは一匹破裂した。 「「ゆわーーーーーー!!なにこれーーーーーーーー!!!どおしてこんなことするのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」」 さすがドスまりさ、ただの饅頭と違いすぐに反応してくる。この調子だと応戦してくるだろう。 「ゆううううううううううううううう。許さないよ。ドススパークを使うよ!!!!!むーしゃむーしゃ」 ドゲスがそんな事を言いながら俺のほうを見る。ドススパークなんぞに当たれば俺もただではすまない。 「させねぇよ」 そういってドゲスに向って一直線。溜めが済んでしまいそうだ。口が光ってる。気持ち悪い。 口を開く寸前にあご下に着く、アッパー炸裂。 うまい具合に上を向いたドスまりさがドススパークを放つ。空高く天空に。 汚ねぇ花火だな。 ドススパークの威力が弱まり始めた所でドゲスのまむまむ辺りに両手を突っ込む。 ふすまを勢い良く開けるが如く腕を横に。力いっぱいね。 「そい!!」 「ゆっ!!!!!」 ばりっ! 中が見える。気持ち悪い。でもこれで戦闘不能だ。動けなくなった。なんか『ゆっ!ゆっ!ゆっ!』とか痙攣してる。気持ち悪い。 最後の勘違い野郎に取り掛かる。振り向くとビクッと体を震わせぶるぶる震えている。が、そんなのは関係ない。 解体に取り掛かりたいところだが、あんまりハードなのはえーりんにもてるよにも毒だろうと思う。 何か無いかとポケットに手を入れると柿ピーのピーナッツだけしかなかった。何で柿の部分が無いんだよ。 仕方ないのでピーナッツ二つをドスに投げつけ目を潰す。 ひゅん ズボッ 「ゆぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」 うるせえ。ん?ヘリが戻ってきたな。てとてとてるよもこっちに来たようなので、肩車する。うん、良い感触♪ 「ミサイル使う。危険」 「応よ」 てかなんでさっきミサイル使わなかったんだ? 「単発」 てるよが僕の頭の中を読む。 というわけでドスから離れる。てるよがPSPを操作するとヘリにくっついてたミサイルが発射された。パシュンなんて音出しながら。 ひゅるーーーーーーーどがん!! 爆発した。粉々だな。残ったのは精神崩壊したドスが一匹か・・・・・・・上々でしょう。 さてえーりんだな。なんて話そうか考えてるとてるよが一言。 「えーりん、来る」 ええーーーーーーーーーーーーーいきなりそれーーーーーーーーー?? 別にてるよを否定するわけじゃないけどさ、もっと言い方とか、あるん 「はい!姫様!!!」 おいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!???? 何だそれは!?そんなんでいいの?とか考えてたら無線からお姉さんから答えがもらえた。 『驚くのも無理は無いと思いますが、ゆっくりの希少種になると種族で上下関係みたいなのがあったりするんですよ。たとえばらんはゆかりに絶対逆らわないとかですね』 こいつ俺の脳内見えるのか? 「つまりてるよとえーりんはそんな主従の関係があるって事か?」 「「『そう(です)(よ)』」」 なんか三つの声がハモったな。すげぇ。てかゆっくり希少種には驚かされるばかりだ。 『ああそう、それとチーフたちがそっちに向ってますよ。丁度ドススパークの見えたところですよね?』 「そうだ」 『もうすぐ着くらしいのですこしそこで待機していてください』 「分った」 ここで待ってろということなので少しえーりんと話をすることにしよう。 「えーりん、始めまして。お兄さんとでも呼んでくれ。ところで君は僕たちに付いて来る事がどういうことだか分かってるかい?」 「始めまして、お兄さん。はっきり言って分っていません。ですが姫様に来るよういわれたのですから、着いていきます。姫様に仕えるのが私の幸せです!!」 結構な忠誠心みたいだな。すげぇ。とか感心してたらてるよに全部説明された。 「えーりん、お兄さんの家で一緒に暮らす。」 うん簡潔にまとめてある。さて、えーりんの反応はというと 「分りました。つまり姫様は現在お兄さんとご一緒に暮らしていて、私もそこで一緒に暮らすということですね!!!」 「そう。お兄さん優しい」 う、うれしいこと言ってくれるじゃない。 「それではこれからよろしくお願いします。」 そういって頭を下げる。頭しかないけど。するとてるよが僕の肩から降りてえーりんの前まで行く。 「これじゃ不便」 そういってえーりんのでこに右手をパシンと叩き付ける。何かと見てたら、すんごいものが見れた。 なんとえーりんに体が生えてきたのだ。質量保存とか無視している。 えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ 呆然としているとてるよとえーりんに揺さぶられた。 「あ、大丈夫大丈夫。てか今の何?」 聞かずには居られない。お姉さんは映像を見ていないので何で俺が驚いてるか分らないみたいで 『どうしたんですか?てるよちゃん何したんですか?』 とりあえず何が起こったか話す。僕と同じ反応をしてくれた。ふつうそうだよね。 「で、何したんだ?」 「えーりん体無かったから作った。」 「ありがとうございます。姫様」 なんか分りそうも無いから気にしないことにしよう。お姉さんも同じ気持ちみたいだし。 ゆっくりって不思議 続く 続きだったり、中二だったり、新キャラだったり。 まだ森編は続くよ? 一番出したいの出してないしね。 なんか何作りたいのか分らなくなってきた。 あと自分設定だけど、希少種には少なからず何らかの特殊能力を持ってて、通常の希少種よりも胴つきの希少種のほうが能力の質がいいです。 例えば、てるよ種だと通常なら動こうと思えばとんでもなく速く動けたり遅く動けたりするクロックアップ。胴つきだと自分の周りの時間を丸ごと加速させたり減速させたりみたいな。 もこうなら通常でただの火を噴くゆっくり、胴付なら水でも消えない炎を出すみたいなもん。 あと胴つきになるための条件とかね 間違いとかは指摘してくれるととってもありがたいです。 でわ
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2077.html
※色々注意。 ただゆうかにゃんとニャンニャンするだけのSSです。 山・落ち・意味無し ゆうかにゃんと言うゆっくり(?)がいる。 元々は『ゆっくりの素』という商品が引き起こした事態だったらしい。 ハゲ饅頭の素体に、それぞれの種類・・・例えば「まりさの素」をかけると毛が生え、目の色が変わり帽子まで生えてくるという。 なんとも便利な時代になったものだ。 いつの世も説明書を読まない人間は存在する。 だから「ひとつの素体に複数のゆっくりの素を使わないでください!」という注意書きが無視されるのは時間の問題だった。 最初の例は、まりさ×ありすのまりす。ありすのカチューシャの素材で出来た帽子を被った「まりさっぽい何か」だったらしい。 随分と強力なショットを撃ちそうな名前だがあくまで個人の感想に過ぎないのでここでは触れないこととする。 そんな調子でメガ○ンよろしく悪○合体のノリで次々とキメラゆっくりは作り出されていった。 所謂合○事故なのだが、そんなことは誰も気に留めない。 そしてゆうかとちぇんの組み合わせが試されたというわけだ。 ゆうかにちぇん。 元々人気の高かったこの二種が合体した結果、ゆうかをベースに猫耳と猫尻尾が生えるという個体が生まれた。 それがゆうかにゃんだ。 どうやら猫属性に弱い一般大衆はこのゆうかにゃんをいたく気に入り、ブームはあっという間に広がっていった。 今では(極少数だが)市場の流通に乗り、ペットとしての需要も高まりつつある。 れいむやまりさよりゆうかにゃんを飼う事がステータス。そんな風潮すら生まれてきている始末だ。 さて、ここまで前書きしておいてなんだが、俺は「ゆうかにゃん」とやらがあまり好きではない。 何故かと言えば、なんだか不自然なのだ。 俺は元々ゆうかが大好きで、胴つきのゆうかりんと一緒に同居していたりする。まぁ他にも同居しているゆっくりはいるのだが。 健康的な緑色の髪の毛。透き通った赤い瞳。気位の高い、しかし打ち解ければ信頼しきってくれるその性格。 俺はゆうかのことが大好きだ。俺はゆうかのことが大好きだ(大切なことなのでry)。 しかしそんなゆうかに不純物とでもいえる要素がついている。 まるで駄目だ。そんなのはゆっくりじゃねぇ。 例えるならモナリザの背景にピカソが割り込んできたようなものだ。 と言ったように世間の流行に一人逆らう俺は、今日も一人でゆっくりペットショップへと足を運んでいた。 別に変な用事じゃあない。ただ単に捕食種用の餌が切れたから買い足しに来たのだ。 そしてドアに張られたチラシを見咎める。 『ゆうかにゃん入荷しました』だぁ~? けっ。この店も流行に流されてるのか。この猫好きどもめ!そんなに猫が好きなら猫を飼えってんだ。 ぶつくさ呟きながら、入店する俺。 そして奥のショーケースに、緑髪らしき気配を察知した。 十中八九ゆうかにゃんだと分かっているが、確かめずにはいられないのがゆうか好きのサガである。 送られた視線のその先にはそいつがいた。 赤を基調としたチェック柄のお洋服。 胸元を飾る黄色のタイ。 そして緑の髪、そこにぴょこんと生えた耳。ついでに腰の辺りから尻尾が二本。 見紛う事なき胴つきのゆうかにゃんだった。 初めて実物を見た衝撃で、少しばかり動きが止まる俺。 おいィ!?胴つきだなんて聞いてないよ!!どぼなっでんのごれー!!?ものの見事に錯乱中。 ゆうかにゃんはそんな俺を見て、躊躇いがちにこう言った。 「わかるわー」 目と目が合う瞬間好きだと気づいた。 なにこの子?天使?天使なの?(俺が)馬鹿なの?(鼻血的な意味で)死ぬの? 先入観など容易く粉砕。今俺の心は、まさに天国にいた。 捕食種たちの餌?ええい、そんなもの明日にでも買えばいいだろ! 今大事なのはこのゆうかにゃんを可及的速やかに手に入れることだ。 気付けば俺の他にもゆうかにゃんを狙っている輩がいるのを感じ取る。 させるかダラズ共。ゆうかにゃんは俺の嫁だ!!! カウンターへと跳躍しつつ、不逞の輩に飛び膝蹴りを食らわせる。 いろいろなものを撒き散らしつつ、頭からもんどりうって倒れる不逞の輩。 誰にも俺の邪魔はさせん。例え神であろうともだ。 その後もカウンターへと群がる者どもをなぎ倒しつつ、さっさと店員と話をつける俺。 返り血に染まった俺の形相に、店員のお姉さんも涙目だ。 俺だってこんな客は願い下げだろうなぁ。 幸いにも俺にはゆっくり狩りで鍛えに鍛え上げられたこの身体と、意味も無いほどに溜め込んだ財力があった。 襲い来る不逞の輩の迎撃という所さえ除けば、商談はあっという間に片がついていく。 最も、その間も俺はどんどん返り血に染まっていく。更におびえる店員さん。こいつらも根性あるなぁ。 商談が終わる頃には、店内は屍山血河が築かれていた。 真っ赤に染まった俺の腕の中には、ゆうかにゃんが抱きかかえられている。 こんな状態であるにもかかわらず、ゆうかにゃんは幸せそうに眠っていた。あぁかわいいなもう。 訂正しよう。 ゆうかりんは素晴らしい。そりゃあもう、まるで女神のような美しさだ。パーフェクト。ビューティホー。ブリリアント。 だがゆうかにゃんも素晴らしかった。こちらはまるで天使のような愛らしさだ。プリティー。チャーミー。エクセレント。 俺には優劣を決めるなんて事はできない。たまには猫好きもいいよね! そうして俺とゆうかにゃんの生活が始まったわけである。 ついでに言うなら、帰宅した俺を待っていたのは予想外の出費と血まみれの格好に対するゆうかりんの説教だった。 ここから先はストーリーもへったくれも無いただの駄文が続きます。 ご注意ください。 さて、ゆうかにゃんは一応ちぇん種との混合体なので多分に猫らしい部分を持っている。具体的に言えば猫度72点。某メイド長の3倍だ。 そんな赤い彗星とタメを張るほどのゆうかにゃんに、ひとつプレゼントをしてみたいと思う。 プレゼントの内容は、猫がぐでんぐでんに酔うといわれている・・・・・・マタタビだ。 マタタビ科マタタビ属の落葉蔓性木本、別名夏梅とも言われる・・・・・・まぁそんなことはどうでもいいわな。 ちょっとこの前公園に繰り出して採ってきたのだ。 マタタビの実が3つに、枝葉が2本。 紙袋の中に保管中だ。 ちなみに、普通のちぇん種でもマタタビは効果がある。 試しに与えてみたところ見事に酔っ払ったのだ。 ゆうかにゃんは一応ちぇん種の流れを引くことだし、やってみる価値はあると思う。 「ゆうかにゃん!ゆうかにゃんー、おいでー」 畑の方に向かって大声を出す。 確か今はゆうかりんと共に農作業中だったよな。 「おにいさん、なにかごよう?」 てくてくと歩いてくるゆうかにゃん。 一歩ごとに耳はふわりと、尻尾はふりふりと揺れる。 可愛いなオイ。 「ほい」 「??」 紙袋をひらひらとちらつかせる。 ゆうかにゃんは興味を持ったらしく、紙袋から視線をはずさない。 お、なんか勘付いたのかな?寄ってきた。 「ほ~れほれ」 すかさず実と枝葉を紙袋からぶちまける。 縁側に散らばるマタタビ。 「・・・・・・んにゃ」 お、しゃがんでいきなり実を口に持っていく。 でも食べない。かじりもしない。しゃぶってる。弄んどる。 「ん、ん・・・・・・にゃ」 なんかどんどん目がトロンとしてきてる。 しゃがみ続けるのも辛そうだ。あ、尻餅ついた。 尻餅をついた状態でも実を手放さない。しゃぶり続けている。夢中だ。 「あ、ふ・・・・・・にゃっ、んぁ・・・・・・」 倒れこんだ。床に散らばったマタタビの実や枝葉に、身体をこすり付けている。 顔に赤みが差し始め、目の焦点が合っていない。 ちょっと手を伸ばしてゆうかにゃんに触ってみる。 「ん、んん・・・・・・♪にゃぁ・・・・・・♪ゴロゴロゴロ」 おお、擦り寄ってきた。 俺の手にすりすりするかの様に、全身をこすり付けようとしてくる。喉もゴロゴロ鳴ってる。 ヤベェ。可愛い。鼻血でそう。 「あ、ふぁっ・・・・・・は、ふぅっ・・・・・・♪」 そのまま寝返り。 お腹を見せ付けるようなポーズ。身体をくねらせ、ひっきりなしに身悶えている。 完全に出来上がってるな。少し開いた口からは、少量の涎が垂れ始めている。 いわゆるメイテイ状態!!!という奴だろう。 ゆうかにゃんを抱き上げる。 柔らかな感触。ほんのりとした温かみ。ほのかな甘みを伴う香り。 最高だね。もう鼻血出てる。 「おにいさん♪おにいさん~~~♪ゴロゴロゴロ・・・・・・」 普段の態度からは想像もつかないほどに俺に甘えるゆうかにゃん。鼻血増し増しだ。 そのうちくてんと大人しくなってしまった。 何事かと見やると、どうやら寝てしまったようだ。 「むにゃ・・・・・・おにいしゃん・・・・・・♪わかるわぁ・・・・・・♪」 寝言を呟くゆうかにゃんを、そっと床に下ろす。 縁側に太陽の光を浴びてお昼寝するゆうかにゃん。実に絵になるね。 だらしなげに身を投げ出して仰向けでなにやら良い夢を見ているのだろう。 ・・・・・・・・・・・・。 見ているうちになんだかいけない欲望が鎌首をもたげてきた。 ゆうかにゃんも今は寝ている。誰も俺の邪魔をすることは出来ない。 俺の欲望、それは・・・・・・ ゆうかにゃんのおふぁんつ拝みたい。 HENTAIと言うなかれ。 目の前に眠るゆうかにゃんがいたら、誰だってそうしたくなるはずだ。え、俺だけ?知ったことか。 それに最近ある都市伝説がある。 それは『ゆうかにゃんはどうやらノーパンらしい』というなんとも素晴r・・・・・けしからんものだ。 この噂が流れ出した発端が激しく気になるがとりあえず置いておく。 一応俺はゆうかにゃんを養う立場にある。つまり保護者も同然というわけだ。 そして被保護者とも言うべきゆうかにゃんがはしたなくもノーパンの可能性があるという。 これはいけない。保護者として確認しないといけないよね。 気配を殺しきる。 相手はゆっくりとはいえ一応猫だ。迂闊な行動を取ればすぐに起きてしまう。 音を立てないように、そっと、そぉぉぉぉっ・・・・と手を伸ばす。 狙うはゆうかにゃんのチェック柄のスカート。 空気ひとつ乱さずにゆっくり、ゆっくりと近づいていく。 スカートに、指が触れる。 慌てるな。気付かれては全てが無駄になる。 少しづつ、少しづつゆうかにゃんのスカートをつまむ。 後は、これを捲る・・・・・・否、引き上げるだけ。 昔から『たくし上げ』が好きだった。 あの羞恥に満ちた顔。そしてそれに反するかのような淫靡極まりない箇所を晒す。そのシチュエーションにどうしようもない興奮を覚える。 生憎今回は相手は寝てるがそんなの関係ねぇ。目に焼き付ける光景にこそ価値があるんだよ。 ゆうかにゃんに気付かれないほど遅遅としたスピードでスカートを引き上げていく。 シュ、と時々衣擦れの音がするが、ゆうかにゃんは起きない。いける。これなら。 既に呼吸は荒く、何処からかフヒヒという気持ち悪い声が聞こえてきた。 訂正。その声は俺だった。 丁度膝までたくし上げが完了した。 もうすぐだ。もうすぐこのスカートの下に隠された幻想郷に辿り付ける。 興奮で目が血走る。あ、カメラ持ってくればよかった。 そしてとうとうあと一歩というところまで到達した。 あと一息。あと一息で俺は幻想郷を拝むのだ。 もう我慢できねぇ。今までの我慢を破るかのように、俺は力を込め――――― 「なにやってるの、おにいさん?」 ゆうかりんに見つかった。 当然、正座をして1時間の説教となった。 これは余談であるが、ゆうかにゃんのおパンツは花柄で猫さんのバックプリントが施されたものらしい。 あくまでゆうかりんや本人談である為、確証は無い。 * * いきなりの話で申し訳ないが、畑にれいむが侵入していた。 「ここはれいむのゆっくりぷれいすだよ!!じじぃとへんなこはゆっくりどっかいってね!!!」 「しょうだー!どっきゃいけー!」 「ば~きゃ!ば~きゃ!」 あっと訂正。 れいむだけではない。子れいむが二匹、れいむの背後に隠れていたようだ。 今この畑にはこのれいむ共を除けば俺とゆうかにゃんしかいない。 ゆうかりんは只今絶賛お使い中だ。なんでも花屋に新しい種が入荷したとか。 そろそろ花を植える用の鉢植えの残りも少なくなってきた。今度俺も買い足しに行こう。 「れいむのはなしをきいてないの!?ばかじじい!!」 「はやきゅうちぇろきゅじゅ!」 「のりょまはきりゃいだよ!はやくちんでね!」 なんかれいむ共の口が悪くなってきたな。 いつもならここら辺でゆうかりんが瞬殺しているのだが・・・。幸運な饅頭どもだな。 ゆうかにゃんの髪の毛が少し逆立っている。警戒しているのかな? 「れいむはしんぐるまざーなんだよ!!かわいくてかわいそうなれいむのいうことはきかなきゃいけないんだよ!?」 「きゃわいいれいみゅのめいりぇいをきけ!」 「れいみゅとみゃみゃにひじゃまじゅいてねじじい!」 お決まりのシングルマザー宣言。 それにしても頭悪そうなツラしてるな。 いや、畑にガキつれてきてる時点で本当に相当頭悪いのか。 「おい、お前らさっさと失せろ。今なら潰さないでやるから」 「・・・・・・・・・」 「ゆゆ!?なにいってるのこのじじい!!ほんとうにばかだね!!」 潰すのも面倒なので一応声をかける。 ゆうかにゃんは黙って俺の話を聞いているが、機嫌が悪そうだ。畑にこんな糞饅頭がいたら心中穏やかでは無いのも分かるが。 当の糞饅頭はこちらの話に聞く耳持たず。 「ばかなじじいにそこのきもちわるいこのせいでゆっくりできないよ!!さっさときえてね!!」 「あちゃまにへんにゃのがはえてりゅ~」 「きみょちわりゅ~い!!」 あ、ゆうかにゃんの気配が変わった。 髪の毛が更に逆立ち、よく耳を凝らせば唸り声が聞こえる。 完全に怒らせたな。れいむ一家の命運は決まったようなものだ。 「・・・・・・・・・」 ずい、と一歩れいむに近寄るゆうかにゃん。 「ゆわ!!きもちわるいこがこっちにきたよ!!」 「きょわいよぉ~!」 「みゃみゃ!なんとかちてね!!ころちてやっちぇね!!」 なんか騒いでる糞饅頭ども。 俺も少しイラついてきた。 「きもちわるいのはゆっくりしね!!」 いきなりれいむがゆうかにゃんに向けて突進してきた。いくらゆっくりとはいえ、短気過ぎるだろ。 ゆうかにゃんは突っ立ったまま動かない。迫り来るれいむに対して、何もしようとはしない。 やばい、今からでも助けが間に合うか?そう思って俺が動き出したその時・・・・・・ ゆうかにゃんが、跳んだ。 れいむが触れるか触れないかでのタイミング。 俺の身長ほども跳躍し、そのままくるりと一回転、華麗に着地した。 猫さながらのアクロバティック。ちぇん種の運動神経のよさは受け継がれているようだ。 「ゆぶべぇ!?」 思いっきり体当たりがスカったれいむは、地面と熱いキッスを交わしていた。 泥まみれの(元からだが)汚い顔で起き上がるれいむ。 「どぼじでよげるのおおおぉぉ!!?れいむのこうげきをうけてしんでねぇ!!!」 地団太を踏んで、またもや突進してくるれいむ。 さっきと全く変わらない攻撃だ。簡単に避けられるだろう。 だがゆうかにゃんはそうしなかった。低く踏み込み、ぶれる程のスピードでれいむに向かって腕を突き出す。 「ゆびゃ!!?」 れいむの顔面、両目の部分が吹き飛ぶ。 いや、吹き飛んだのではない。突き破られたのだ。 いわゆる猫パンチ。スピードはともかく、威力は本家のそれより高そうだ。 「ゆゆ!?まっくらになったよ!?これじゃきもちわるいこg・・・・・・いだああああああああ!!!!」 かなり遅いリアクションを返すれいむ。 とりあえず両目を抉られればこれ以上抵抗は出来まい。 勝負決着・・・・・・といったところだが。 「わからないわー・・・・・・」 ゆうかにゃんがれいむに歩み寄る。 手を振り、付着した餡子と目を払う。べちゃりと汚い音を立ててれいむの眼球は地面に落ちた。 瞳孔が縦に細くなる。完全に捕食種モードだ。 「ゆ!?どこかにきもちわるいこがいるね!!かくれてないでれいむにころされてね!!」 状況を理解せずじたんじたんと暴れまわるれいむ。 ゆうかにゃんはそんなれいむに対し、更なる攻撃を加え始めた。 連打。連打。連打。 猫パンチの嵐。 一発撃つごとにれいむの身体は音を立てて打ち砕かれ、形が崩れていく。 「わからないわー。 どうしてあなたたちはここにきたの?しぬだけじゃない。 もしかしてしぬためにここにきたの?それならわかるわー」 「ゆぎゃああああ!!やべっ!!いだっ!!じぬっ!!じんじゃうっ!!!」 冷やかな口調で一片の慈悲もなくれいむを壊していくゆうかにゃん。 自分の容姿をバカにされたのもあるのだろうが、恐らくあれが本来の気質なのだろう。 サドいなさすがゆうかにゃんサドい。 あっという間に顔面を剥ぎ取られ餡子が露出するれいむ。 そのまま何も言わずに地面に崩れ落ちてしまった。死んだな。 「ゆううぅぅ~~~!!?」 「どうなっちぇるのおぉ~~!?」 そしてそれを理解していない子れいむ共。 心底不思議そうに叫んでいる。 「わかるわー、つぎはあなたたちのばんね・・・・・・」 「ゆゆ~~~~!!?」 「きょわいよぉ~~~~!!!」 ゆうかにゃんが子れいむ二匹の方に振り返る。 ガタガタと震えながら泣き叫ぶ二匹。 「みゃみゃぁ!」 「はやきゅなんとかちてね!!」 おろおろと周囲を見ながらそんなことをのたまう子れいむ共。 今目の前で親が死んだというのに何を言っているんだこいつらは。 そんなことを言っている間にゆうかにゃんはどんどん近づいてくる。 「みゃみゃぁぁぁ!どぼじでおへんじちてくれにゃいのぉぉぉ!!?」 「きゃわいいれいみゅがこみゃっちぇるんだよ!!はやきゅなんとかちてね!!」 泣き叫び、あるいは頬を膨らませながら今は亡き母に助けを求める子れいむ二匹。 ああ、こいつら底抜けの莫迦なんだな。 多分死ぬまで助けが来ると疑わないんだろう。 「みゃみゃ!!いいかげんにちないとせいしゃいしゅるよ!!」 「きゃわいいれいみゅをはやきゅたちゅけないと、ゆっきゅさせなくしゅるよ!くしょばばぁ!」 いきなり母親に悪態をつき始めた。 どうなってるんだ。こいつら阿呆すぎるだろ。 よく今まで生きてこれたな。それも今日までだが。 「はやきゅでちぇこい!!でちぇきちゃられいみゅがしぇいしゃい・・・・・・ぶびょっ!!」 「くしょばばぁはしゃっしゃとちんで、れいみゅをゆっきゅ・・・・・・びぇ゛っ!!!」 終わった。 ゆうかにゃんが一瞬で二匹を踏み潰した。 辞世の句となる悪態を最後まで言い切らずに、子れいむ二匹はゴミのように死んだ。 ゆうかにゃんも、やはりゆうか種が基になっただけあって捕食種たる凶暴性を持っているようだ。 可愛いだけが能じゃない。ゆうかにゃんは畑も守れる番ゆっくりとしても有効らしい。 花畑のドSの名は伊達じゃなかった。 ちなみに、れいむ親子は肥料とするべくコンポストの中に突っ込んでおいた。 ゆうかにゃんはどうやら初めての狩りだったようで、その日は一日ご機嫌だった。 * * 最後に、ゆうかりん以外の混合ゆっくりを紹介したいと思う。 ゆうか×おりん のゆうかにゃん(亜種)。 「じゃじゃ~ん(テンション低)」 「テンション低っ!?それにゾンビ饅頭が畑で働いてる!?」 さくや×もみじ のさくやわん。 「さくやわん、お座り!」 「はい、だんなさま!」 「さくやわん、伏せ!」 「はい、だんなさま!」 「さくやわん、お手!」 「ありませんわ、だんなさま!」 「さくやわん、おかわり!」 「いただいておりませんわ、だんなさま!」 「さくやわん、ちんちん!」 「ありませんわ、だんなさま!」 「え、無いの?一応ぺにまむついてるだろう、お前・・・・・・」 「めいどとはじょせいがなるものですわ、だんなさま!」 てんこ×うどんげ のてんどん(もしくはうさてんこ)。 「いっしょにいてねだっこしてねなでなでしてねぎゅってしてねそうじゃないとてんどんさみしくてじゅみょうがまっはだからね!」 「一息に言われても分からんよ・・・・・・桃に饂飩かけたら天丼になるってーのもすごい話だな」 いく×なずーりん のいくちゅう。 「いけ、いくさん!10万ボルトだ!!」 「ふぃーばー!!」 「明らかに某ねずみポケモンを意識してるよな・・・・・・」 きっとこれからもどんどんゆうかにゃんのような混合種は生まれていくのだろう。