約 374,265 件
https://w.atwiki.jp/animefate/pages/26.html
第一話 「幻想殺しと幻想奏者(イマジンブレイカーとイマジンマスター)」 聖杯戦争。 「万能の釜」また「願望機」とも呼ばれる、手にした者の望みをかなえる存在である聖杯をかけ、7人のマスターたちがそれぞれサーヴァントと呼ばれる英霊を従えて競い合う戦い。 サーヴァントのクラスはそれぞれ「セイバー」、「アーチャー」、「ランサー」、「ライダー」、「キャスター」、「アサシン」、「バーサーカー」に分かれる。 サーヴァントを使役し、その中で最後まで生き残った者が勝者となる。 来る時節である今宵もその戦いの火蓋が切って落とされようとしている。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 突然ではあるが、ワタクシこと上条当麻は途方に暮れていた。 何故か?と聞かれても自分でもよくわかっていない。 昨日の夢に見た内容をインデックスに教えたら、何故かインデックスは顔をこわばらせるとあわてて部屋を飛び出して行ってしまった。 追いかけようとして部屋を出ると、今度は土御門にバッタリ遭遇した。 インデックスが俺の昨日の夢を聞いた途端、部屋を出て行ったという事を土御門にも教えると土御門は急に顔色を変えてある場所に連絡した。 そして土御門に付いてこいと言われて連れられ、以前も来た事のあるあの潰れた劇場に着いた。 何が何だか全くわからない。想像すらできない。 ただ、俺の昨日の夢が関係している事は想像に難くなかった 昨日の晩、俺はこんな夢を見た。 ――そこはまるでコンサートホールのような場所であった。 だが、明らかにコンサートホールと違うのがうかがい知れる。 まるでプラネタリウムの席のように、球状のその場所をぐるりと一遍の隙間もなく席が配置されている。 明らかに現実から離れた光景であった。 そんなトンデモ空間の中に、少女が3人となんとも言い難い化物のようなものがいた。 その少女たちのうち、赤い少女は黒髪と桃髪の少女との間に何やら鎖のようなものでできた壁でその化物と分断されていた。 赤い少女は何やら二言三言言葉を告げると髪留めをほどき、髪飾りをその手に握りしめながらその化物に向かい祈るような姿勢をとった。 すると、その少女の周囲にいきなり槍のようなものが無尽蔵に現れた。 さらにはその少女を持ちあげるかのように、足元からも槍(確か多節棍とか言ったよな?)が現れる。 その少女は化物に向かい何かを告げるとおそらく自分の武器である槍を携え、髪飾りに口づけをして自分の前方に放った。 その瞬間、髪飾りは弾けて見ていられないほどの光を放った。 ――夢はそこで終わり、俺は目を覚ます。 何が起こったかは分からないけど、随分と不思議な夢だった。 あの子の使っていたのは何かの魔術の一種なのだろうか? 唐突にそう思って、インデックスに聞いてみようとその夢の内容について教えた。 そしたらこんなよくわからない展開になってしまった。 不幸だ・・・。 どうでもいいことだけど、朝から正体不明の痛みを左手に感じる。 土御門に連れられる前に医者に診てもらったが、手をほとんど見もしないでなんの問題もないと言われた。 もしかして、タトゥーか何かだと誤解されたのだろうか? 学園都市の技術をもってすれば、何の痛みもなくタトゥーを彫りこむことなど簡単だ。 そんなのどうでもいいことだと思われてしまったのだろう。 魔術の類かと思い、試しに右手で触れてみたけれども痛みは全くひかなかった。 どうやら異能の力を打ち消す幻想殺し(イマジンブレイカー)は発動しなかったらしい。 科学でも魔術でもないとしたら一体何が原因なのだろう? 劇場で待つ事30分、慌てた様子のステイルが現れた。 ステイルは挨拶もなしにズカズカと急ぎ足で俺に歩み寄り、いきなり無言で俺の左手を乱暴に取った。 「・・・痛ってえな!何するんだよ!」 ステイルはその左手をまじまじと見つめると、あからさまに大きくため息をついた。 ため息をつきたいのはこっちの方だと言わんばかりに睨みつけながら、ステイルの手を振り払う。 「・・・全く、キミというやつはつくづく面倒を起こすのが得意なんだな。」 「・・・は?面倒?一体何の事だよ?」 「ステイルは、その左手の模様についての事を言ってるんだにゃー。」 そう土御門に言われて、改めて左手の模様を見る。 真っ赤な色をした、一見難の模様かは分からないが、何となくこっちに何かを伝えようとしている意思を持った不思議なものであった。 「で、これが一体何だっていうんだよ?」 「それは『聖杯戦争』と呼ばれる、あらゆる望みを叶える万能の器を賭けた戦いにおいてマスターと呼ばれる存在がその身に受ける令呪という刻印だ。」 「マスターは誰もが必ずそれを持っていて、それがある限りマスターはサーヴァントという自分の英霊を支配下におけるのですたい。」 「これって魔術なのか?」 そういうと俺は左手を二人にかざした。 土御門は何故か少し呆れたような表情を作って答えた。 「おいおい、カミやん。それ自体は魔術なんかとは遠くかけ離れたものなんだぜ?さっきここに来る途中、自分でも確かめたはずだろ?そいつは聖杯戦争が終わるまでは消えない。」 「そもそも聖杯戦争って何なんだよ?」 「聖杯戦争っていうのはさっきも言った通り、万能の願望機を賭けて7人のマスターが最後の1人になるまでやりあう殺し合いさ。」 「何?」 「正直、僕も混乱しているんだ。アークビショップが自分のもとに届いた荷物を見た途端、随分と嬉しそうにしながら僕を呼んでそれを伝えたんだよ。その聖杯戦争というものについてね。」 「何でも、監督役の一人として選ばれたとか何とか。俺もステイルからある程度のことを教えてもらっただけの聞きかじりのヤツだからあまり詳しくは知らないにゃー。オルソラ達にもそれについて調査を依頼したらしいが成果は全然上がってきてねーですたい。」 「・・・そうだ。アークビショップからこれをマスターが見つかったら、その者に渡すように言われていたんだ。」 そういうとステイルはポケットから何か小さなものを取り出して、俺に投げてよこした。 俺はそれを『右手』で捕らえる。 その瞬間、俺はしまった!と思ってしまった。 イギリス清教へと届けられた物品なのだから、魔術や異能の力に関わる物である事は想像に難くない。 それを『右手』なんかで触れてしまったら・・・! と考えていたのだが、いつまで経っても幻想殺しは発動しない。 恐る恐る手を開いてみるが、「それ」はちゃんと原型もとどめているし、何らかのオーラらしきものも失われていない。 「それ」は一見すると十字架のようにも見えるが、それとは大きく異なったものである事は容易に想像できた。 「それ」は夢に出てきた赤い少女の持ち物にソックリであった。 俺は改めて「それ」を不思議そうに眺めてみる。 「カミやん、そんなに不思議そうな顔をしてどうした?そいつが幻想殺しに反応しなかったのがそんなに不思議か?」 「だって、これはお前らのトップ宛てに届いたものなんだろ?だったら魔術に関わる物かと思って・・・。」 「どうやらそれはそういう類のものではないらしいんだ。僕も初めて手にしたときは何かは感じるが、何を感じ取ったかは全くわからなくてね。そいつを一度調べてもらったんだが、やはり結果は出なかった。」 「おそらく、カミやんのその左手についた模様と何か関係があるんだろうぜ。何せ、そいつも右手に反応しなかったんだからな。それにカミやん、ここに来る前に俺に昨日の夢について教えてくれたよな?」 「あ、ああ。それはそうだけど。」 「おそらくそいつはこれらの物となんかの因果で結ばれているんだろうぜ。俺にもそいつの正体はわからないからな。」 「・・・。」 「君はその聖杯戦争に出るつもりなのか?」 考える。 確かにあらゆる望みが叶うというのはかなりおいしいとは思う。 だが、それは人を殺し、踏み台にしてまでする事なのだろうか? 人によってはそうかもしれない。 でも、俺はそんな奴らとは絶対に違う道を通って今まで「上条当麻」を演じてきた。 だから、答えはノーだ。 そう考えをまとめた瞬間、ステイルはこう言った。 「ま、聖杯が君を選んだんだ。君の意志なんかは全く関係ないけどね。」 何だって・・・? 「おい、ステイル!それはどういうことなんだ!」 「落ち着け、カミやん。ステイルの話はまだ終わっちゃいない。」 「ふざけんな!人が人を踏みにじってまで叶える願いに何の価値が―――」 「君ならそういうと思ったよ。」 「何・・・?」 「確かに聖杯戦争は7人のマスターが最後の1人になるまで殺しあう戦いだ。だが、マスターである条件はサーヴァントを従えているというものなんだ。だから、サーヴァントさえ倒せればマスターを殺す必要などなくなる。」 「じゃあ・・・」 「そうだ。君は自分の願いを叶えたければひたすらにサーヴァントを狙っていくしかない。だが、これは至難の業だ。サーヴァントはマスターと違ってかなり頑丈な奴が多い。だから倒すには相当な労力を要する。そこまでして君には叶えたい願いがあるのか?」 また考える。 今の俺は「上条当麻」を演じているだけの存在。 でも、もし願いがかなうとしたら――― あの日以前の記憶を取り戻したい。 そして本当の上条当麻として復活したい。 そう強く思う。だから――― 「ああ、あるぜ。・・・絶対に叶えたい願いが。」 「・・・そうかい、それなら話を進めよう。聖杯戦争においてマスターには参加資格としてサーヴァントが必要になる事は教えたね?」 「ああ。」 「いきなりだが、これからサーヴァントを召喚する儀式を執り行う。いいね?」 「え?何だって?」 「カミやん、お前の聖杯戦争でのパートナーを今から呼ぶんだよ。ま、大方呼ばれる英霊は想像できるがな。」 そういうと二人はいつも描いているものとは違った何やら特殊な魔法陣を描き始めた。 俺はすることがないので、そこから少し離れたところで見ていた。 二人とも初めて描く魔法陣なのか、ステイルの取り出した紙を時折見ながら描いていた。 そうこうしているうちに魔法陣は描き終わり、二人はその外へと出た。 「完成っと。いやー初めて描く魔法陣は骨が折れるにゃー。」 「さあ上条当麻、この紙に書かれている呪文を読むんだ。君の持っているそれをここに置いてね。」 そう言ってステイルは劇場の一番上の段を指さす。 俺はステイルの指示通りに事を行い、魔法陣の近くに待機する。 準備が整ったことを確認して、俺は呪文を読み上げる。 「告げる―――― 汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に 聖杯の寄るべに従い、この意この理に従うならば応えよ 誓いを此処に、我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者 汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」 そう言い終えた途端、魔法陣が強く輝いてその内側に「何か」を呼び寄せた。 俺は何かに体力を持っていかれるようなそんな感覚を覚えたが、それをこらえて魔法陣の内側を見る。 夢に出てきた赤い少女がそのまま夢から飛び出したようにその少女は現れた。 見た目は中学生くらいの、赤を基調とした服装に胸元に赤い宝石を飾り、紙を黒いリボンで結び、槍を携えた少女は閉じていた目をゆっくりと開くと俺を認めた。 そしてその少女は口を開き、俺に向かってこう言った。 「あたしを呼んだのはアンタか?」 あまりに突然のことで驚きを隠せないでいるが、俺は反射的に答えた。 「あ、ああ。そうだ。」 「そっか。あたしはランサー、真名は佐倉杏子だ。少しの間だけどよろしくな。」 「俺は上条当麻。よろしく。」 俺がそう言うと、彼女――佐倉杏子――は微笑んで手に持っていたポッキーをこっちに向かって差し出した。 「食うかい?」 それがワタクシこと上条当麻とランサー、佐倉杏子との出会いであった。 これを境に俺の聖杯戦争は始まりを告げた―――
https://w.atwiki.jp/itan_seihaisensou/pages/80.html
ケェーゴー=インドラハイム(第三次・ラスボス) 【名前】 ケェーゴー=インドラハイム (Kiego=Indraheim) 【サーヴァント】ルーラー 【性別】男 【性格】 常に自分を客観視して行動に移る。 我が強く、自分の才能を絶対だと考えている。 【出典】オリジナル(Fate/strangeFake) 【属性】混沌・善 【ステータス】 筋力 E 耐久 C+ 敏捷 D+ 魔力 A 幸運 E 供給 A 【詳細】 旧名は一瀬蛍梧(いちのせ けいご)。 第一次聖杯戦争にバーサーカーのマスターとして参戦し、死亡した一瀬ほたるの実の兄。 第一次の時点で錬金術に精通し、神童と謳われた天才児であり、類稀な三重属性の素養を持つ人格者だった。 だが彼は極端なまでに妹を偏愛しており、一時は肉体関係を迫った事まである。 15年前(第一次終戦後)、ほたるが家出をしてそのまま無惨な銃殺死体として発見されて発狂。 それがきっかけで両親も気が狂って一家無理心中を強行したが1人だけ生き残った。 その後、両親の心中によって魔術師としての一瀬家は没落。 一瀬家を見限った蛍梧は、時計塔で妹を生き返らせるべく人体錬成の実験を重ねるようになる。 しかし人体錬成は不可能であり、絶望した彼は死徒の技術を用いる事を視野に入れる。 そして時計塔を離れて元魔術師の死徒ラングドフ=インドラハイムに師事。 その高い素養あってか僅か数日で死徒になる。 この時点で名前をケェーゴー=インドラハイムに改めた。 その後も死徒として研究を続けたが人体錬成は不可能と判断。 やがて妹の命を奪った根源たる聖杯を利用するしか他ないと考え、『聖杯』に関連するデータをヴェサリウス・アーガス・ロクスロート神父に譲渡。 『第一次と同等の精度を誇る聖杯』を創り上げるため、デモンストレーションを行うべくヴェサリウス神父・ウェルキンゲトリクス博士・逢廻時臣を唆して第二次聖杯戦争を開催させる。 第二次聖杯戦争の終戦後、そのデータを基に『第一次と同等の精度を誇る聖杯』を完成させる為の基礎理論の構築に至り、優勝者として聖杯を奪取すべくデータを聖堂教会に引き渡して第三次聖杯戦争に臨んだ。 しかし、正規のマスターとしては参戦せずに『聖杯』の内部情報を改竄して『規格外の第8のサーヴァント』であるルーラーを召喚して暗躍(この改竄行為が影響し、第三次では第一次・第二次とは異なるクラスのサーヴァントが召喚される事態に発展した)。 聖杯を我が物にするべく比良教会のセバスティアン神父を殺害した。 『三連変装』の異名を持つ死徒。胸に刻まれた紅い紋様『概念核』をリボルバーの弾倉のように回転させることで入れ替え、姿形どころか魂さえも異なる全くの別人へと変貌する(三種類の肉体を使い分けることが出来る)。 表出させている体が致命傷を負うなどした場合は概念核も黒く変色し、その魂は二度と使い物にならなくなる。 たとえ致命傷を負ったとしても前述リボルバーの切り替えで回復する事が可能。 死徒であるがゆえに当然吸血能力を持ち、死体たちを赤い影で呑み込み、骨だけを残してその肉体を喰らい尽くす事や、マスターを喰らって令呪を奪うことも可能。 彼の願い。それは『妹の復活』ではなく『妹の死の直接的な原因となった聖杯戦争自体を無かった事にする(=過去を改変する)』事にある。 それは多世界理論・エヴェレットの多世界解釈に基くと、『過去を改変する事によってその起点となる過去以降の未来を否定する事』に繋がり、過去改変の原因となる舞台の世界は消滅する(それだけでなく、起点となる過去から分岐した無限に広がる平行世界も消滅する事になる)。 そのリスクを承知の上でケェーゴーは聖杯を使って自分の願いを成就させようとしている。
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/pages/291.html
─────始まりは、偶然だったか、必然だったか。 魔法少女───陰ながら街を守り、人々を助けるその姿に、彼女は憧れた。 しかしそれは宇宙人が自分達のために作った単なる釣り餌で。 魔法少女は皆例外無く、いずれ人々に呪いを振り撒く魔女へと成り果てる。 彼女は常に傍観者だった。 彼女は常に守られ、助けられる側だった。 そして彼女は友人達を、ただその目の前で失い続けた。 さりとて想いだけで何が変わるわけでもない。 どれだけ思い悩んでも彼女の時間は止まらない。 どれだけ悲しみ嘆いても彼女の時間は戻らない。 やり場の無い、どうにもならないやり切れなさをその胸に抱えたまま。 今日も彼女は眠りに付く。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「─────以上がこの聖杯戦争という戦いについての概要です」 「……………」 天空に浮かぶ月のよく見える夜。『方舟』の内部に作られた虚構の町。 町中のどこにでもあるような民家の一室、そこにいる少女2人。 家の一室のベッドの上で起き上がり、困惑気味に目の前に立つ相手の話を聞く桃色の髪の少女──鹿目まどか。 まどかに何処となく穏やかな雰囲気で話かける、まどかより数歳程度上の外見に黒羽付きの黒衣を着る銀髪の少女──サーヴァント。 聖杯戦争の参加者──であるはずの二人一組の主従。 「この空間はあくまで月にあるムーンセルが構築し、用意した仮想空間ですが、 霊子変換された魂と物理的に存在する肉体の繋がりが無くなったわけではありません。 この空間で死亡すれば…おそらく現実の世界に戻る事も出来なくなるでしょう」 「……仮想空間って…そんな……だってここ…私の部屋です……さっき寝る前と…何も変わってない……」 まどかの目の前の…まどかが自分の部屋で就寝していた所、夜中に目が覚めたら突然現れたこの女性。 サーヴァントとかキャスターとか名乗るこの女性が言うには、今自分達がいるこの世界は現実とも夢とも別の物だという。 しかしこの部屋は紛れもないまどか自身の部屋だ。 中の広さも、壁紙の色柄も、家具の位置も、窓の外の風景も、確実に全部自分の部屋のそれだ。 毎日ここで過ごしているのに間違えるわけもない。 「俄かには信じられない話ではあるかもしれませんが… この空間の構造物はムーンセルが聖杯戦争の参加者達の記憶を読み取り、その記憶を元に作成しています。 この家は…いえ、この周辺一帯はおそらくあなたの記憶を元にしてこの空間内に再現されているのだと思います」 「………」 まどかは未だキャスターの話について戸惑いを隠しきれない。 本来ならマスターにはムーンセルから聖杯戦争の知識を与えられているはずなのだが、 どういうわけかまどか本人は聖杯戦争に関する事を全く理解していなかったため、キャスターが全て一から説明する事になっていた。 「それからこのアークセルには、親機と言えるムーンセルにアクセスして初めて辿り着く事が出来るはずの場所です。 アクセスするにはゴフェルという特殊な木材が必要なはずなのですが…何か心当たりはありますか?」 「…分かりません……ゴフェルって名前も…初めて聞きました……」 さほど神話や伝説の類に精通してるわけでもないまどかはゴフェルの木など見た事も聞いた事も無い。 最近何かの木片、あるいは木製の物を拾ったり貰ったりしたという事も無かった。 当人にとっては何から何まで寝耳に水な話。 「…それでも、自覚は無くとも、あなたにはこうしてムーンセルから令呪と私が──サーヴァントが与えられています。 一応、木に関してもあなたが地球で気付かない内に接触してしまった可能性も全く無いとは断言しきれません。 結果的にはあなたはムーンセルにマスターとして認識されているものと考えて間違いないでしょう」 まどかは自身の手の甲に刻まれた赤い紋様──三画の令呪を見る。 それを持つ者の運命共同体にして剣となる、英霊たるサーヴァントとの契約の印。 サーヴァントへの絶対命令権にして、切り札ともなる使い捨ての強化装置。 そして、万能の願望器たる聖杯を掴み取るために聖杯戦争に挑む者であるマスターたる証。 ここが地球ではない、現実にある世界ですらない作り物の世界であるという実感は未だ乏しかった。 魔法少女や魔女のそれを上回るような突拍子もないような話。 しかしキャスターが口から出まかせを言っているようにも感じられなかった。 「おそらくは今頃あなただけでなく、他にも何人ものマスターが記憶を取り戻し、サーヴァントを召喚しているはずです。 そしてそれぞれの抱く願いのために戦いを始める事でしょう。そういう意味ではこの聖杯戦争はすでに始まっているとも言えます」 願い───そういえば、まどかがキャスターから聞いた限りの内容では、 普通に考えればこのサーヴァント…キャスターは聖杯を目当てにわざわざやってきているという事になる。 やはりこの場にこうして出てきたからにはキャスターにも何か願いがあるのだろうか、少し、気になった。 「キャスターさんにもやっぱり…何か願いって…あるんですか…?」 「そうですね…。聖杯の力で叶えたい願いというのなら無い、という事になるのでしょうか。 …少なくともこういった殺し合いに勝利する事で聖杯を手に入れたいとは思いません」 どこか思う所があるかのようにキャスターは言う。 「じゃあどうして…聖杯戦争に…?」 「可能性として考えられるのは相性でしょうか。通常ムーンセルが配するのはそのマスターに適する、類似すると判断したサーヴァントです。 これといった願いを持たない者がサーヴァントとして召喚されるというのも別段珍しい事ではありません」 サーヴァントは通常、マスターと似た性質を持った英霊や何らかの縁がある英霊、 もしくはマスターが用意し、召喚の際に使用された触媒に対応した英霊が呼び出される。 月の聖杯戦争の場合、ムーンセルがそのマスターと合うと考えた英霊がサーヴァントとして宛がわれる場合が多い。 そこにサーヴァントが持つはずの願いの有無はさほど関係は無い。 現にこれまでムーンセルが観測してきた聖杯戦争では、むしろ聖杯にかける願いを持つサーヴァントの方が珍しいくらいであった。 「とはいえ、これはあくまで全体的な傾向というだけですから、私達がこのパターンに当てはまるのかについては何とも言えませんが… それから……一応、私の方からも伺っておきたいのですが……マスターには何か聖杯で叶えたいと思う願いのようなものはありますか?」 「…………私…………」 表情が曇り、答えに詰まる。 それは最初から分かっててこの場にやってきたかどうかという事は関係は無い。 聖杯が欲しいと思ったのなら戦わなければならないという事。 他人の願いや命など纏めて叩き潰しに行くという事。 「………私は……私………嫌です……こんな…殺し合いなんて……やりたくないです…そんなの…… 聖杯なんていらないです……願いも何もありません………今から…その……マスターなんてやめられないんですか…?」 まどかにはこの聖杯戦争に忌避感を覚える事は出来ても、聖杯目指して戦おうなどという気には到底なれなかった。 それにまどかは知っている。たとえ聖杯がキャスターの言う通りにどんな願いでも叶えられる物だったとしても、 本当にどんな願い事でも頼めば叶ってそれでハッピーエンド、なんて夢のような話は実際には無いのだと。 都合の良い願いを叶えた後はそれ相応の対価を支払わされる結果になるという事を、鹿目まどかはすでに知っている。 『どんな願いでも叶える万能の聖杯』という売り文句など、とても鵜呑みに出来るような物ではないのだと。 「…聖杯戦争エントリー後のリタイアは許可されておりません。 仮に何かリタイア出来る方法があったとしても……申し訳ありませんがその方法は私には分かりません」 「……………」 しかし今更な話、仮にどれだけ嫌がったとしても突然放り込まれたこの戦いから逃げ出す事さえ許されないという。 これではまるで人間を『方舟』と言う入れ物に入れて強制的に戦わせる、儀式。 互いに食い合わせ、濃縮させ、最後に残ったただ一つの願い、欲望だけを引き上げる……一種の蠱毒のようだ。 「………………私………あの………やっぱり……分かりません………その……ごめんなさい………」 それでもまどかにはどうすればいいのか分からない。どうしようもない。八方ふさがりにしか感じられない。 そもそも何故いきなり自分がこんな所に引っ張ってこられたのか全く見当もつかない。 目を伏せ、俯き気味に、しばらく悩んだ後に弱々しくも返答する。 「…何も謝るような必要はありません。では…それならひとまずは休んで少しでも気持ちを落ち着けるのがよろしいでしょう。 他のマスターやサーヴァントに捕捉されないよう、この家に私達がいるとは分からないようにセキュリティを張っておきます」 「……はい……」 一発解決出来るような閃きなど無い。進む道も戻る道も見つからない。どこを向いたらいいのかさえ分からない。 見通しが明るくなるような要素など何も出てこない。 何も無い所からいきなり本のような物を出し、何かを始めたキャスターの勧めにまどかはただ頷く事しか出来なかった。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ─────聖杯戦争、か…。話には聞いていたがまさか自分がサーヴァントとして召喚されるような事になるとはな…。 …だがそれよりも今は私ではなくマスターの方が問題か。 聖杯戦争は自らの意思をもって参加する物だと聞いていたが、見る限りマスターには何も無い。 方舟へ至るための鍵も、聖杯戦争のルールやNPCとしての記憶も、求める願いも、戦う力も、戦おうという意思さえも。 戦意に至っては無いどころかマイナスであるとさえ言えるか…。自力でムーンセルにハッキングを行ったという事も無いだろう。 元々聖杯戦争に参加するつもりは無かった、という所に起因していると考えたとしてもやはりおかしな話ではある。 …現状で確かな事は言えないが…いずれにせよこうして喚ばれた以上はマスターをこのまま放ってはおけない。 とりあえずはどうにかしてマスターを地球に帰す方法でも考えてみるべきか───── ─────みんな、みんな死んじゃった。マミさんも杏子ちゃんも、さやかちゃんも。 なんでこんな事になっちゃったんだろう。誰もこんな結果なんて望んでなかったはずなのに。 それに今度は聖杯……何でも願いがかなうって、キュゥべえの言ってた事とそっくりだ。 きっとこれも絶対まともな物なんかじゃない。なのにそんな物のために殺し合えなんて…。 それもどうして私なんだろう。魔法少女になろうとしなかったから?さやかちゃんを助けられなかったから?…ばちが当たったのかな…? やっぱり……分からないよ…………どうして………こんな……………さやかちゃん達だったら……どうするのかな………。 さやかちゃん……マミさん……杏子ちゃん………ほむらちゃん………私………私───── 【マスター】 鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ 【参加方法】 不明 【マスターとしての願い】 特に無し 【weapon】 特に無し 【能力・技能】 運命すら覆すほどの魔法少女としての素質を持っているが、キュウベえとの契約をしていない為、「素質がある」だけの普通の少女である。 もし彼女がキュウベえと契約していた場合には魔法少女としての武器は薔薇の枝をモチーフにした形状の弓矢で、杖状に折り畳まれた状態から蕾が花開き、弦が展開される。 変身後の衣装はフリルやリボンをあしらったファンシーで可愛らしい、いかにも魔法少女的なドレスとなる。ソウルジェムはチョーカーに装着される。 【人物背景】 見滝原中学校に通う中学2年生の少女で、クラスでは保健委員を務めている。桃色の髪を母親の勧めの赤いリボンで2つに結っている。 10月3日生まれ、血液型はA型、身長は150cm未満で小柄。家族構成は母・父・弟の4人で、母が働き父が家事をするという家庭環境で育つ。 心優しく友達想いだが、自分を何の取り柄もない人間だと考えるやや卑屈な面があり、「誰かの役に立てるようになりたい」という夢を抱いている。 その平々凡々な人格とは裏腹に、魔法少女としては途方もない素質を持っており、執拗にキュゥべえから契約を迫られることになる。 当初は一見華やかではある魔法少女に夢を見ていたものの、マミの死やソウルジェムの真実に直面するたびにその認識を改めていき、 魔法少女としての契約に踏み出せない自分の臆病さに迷いながらも、「当事者になれない傍観者」という立場で他の魔法少女に干渉していく。 【方針】 分からない。 でも聖杯戦争はやりたくない。 【クラス】 キャスター 【真名】 リインフォース@魔法少女リリカルなのはA's 【属性】 秩序・善 【ステータス】 筋力D 耐D 敏捷C 魔力A++ 幸運A++ 宝具E~A++ 【クラス別スキル】 陣地作成:C 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 “結界”を形成する事が可能。 道具作成:A+ 魔力を帯びた器具を作成出来る。 自身の騎士達の物なら宝具さえ作り上げられる。 【保有スキル】 高速思考:B 思考速度の速さ。 膨大な魔術データの運用管理を行うための存在でもあるキャスターの情報処理能力は人間のそれを上回る。 防壁破壊:C 神秘を帯びた攻撃による防壁破壊。 魔力防壁の破壊判定を行う。 判定に失敗した場合でも、防壁の防御力をわずかに減少させる。 減少値は防壁破壊のランクに比例する。 蒐集:A 他者の魔術回路を摘出して吸収する事で魔力を得られる他、その者が持つ魔導技術を自身の宝具にコピーして使用出来る。 コピーした魔術は自身にとって使いやすいように改変する事も可能。 一度魔術回路を吸収した相手に再度このスキルを使用する事は出来ない。 従属行動:A 主君に対する従属。 マスターが存在する限り、聖杯戦争の枠を超えた現界を供給なしに可能とする。 【宝具】 『夜天の書』 ランク:E~A++ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:- かつて主と共に世界を旅し、様々な魔術を記録してきた魔導書。 キャスターはこの宝具の管制人格(マスタープログラム)であり、この宝具はキャスターそのものであるとも言える。 キャスターの使用する魔術は魔力を燃料にして発動するが、その術式は科学的な理論を元に構築された物理現象に近いと言える物であり、 その矛盾によりサーヴァントの対魔力は、キャスターの魔術を魔術であると認識出来ずその効果を発揮しない。 『夜天の光と祝福の風(リインフォース)』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 キャスターの持つ融合騎としての機能を用いて他者に融合し、能力の強化を行う。 融合相手は上記の宝具を用いて魔術を使用出来るようになり、各種行動でもキャスターの補助を受けられる。 融合相手ではなくキャスターが主体となって融合する事も出来るが、この場合融合相手は大きな消耗を強いられる。 【人物背景】 闇の書に内包されているヴォルケンリッター同様のプログラム。主と融合して魔力の統制、及び発動を行う。 主と肉体・精神の融合を果たすことで主の魔法の手助けとなる「融合型デバイス」としての機能も発揮し、 これまでに蒐集した膨大な魔法データを蓄積したストレージとしての「夜天の書」を用いて、莫大な魔法を使うことができる。 人の姿を取るときは、長い銀髪と深紅の瞳が印象的な若い女性の姿をしている。外見年齢は10代後半。 【サーヴァントとしての願い】 特に無し。 一応もう一度生前の主に会えたらいいと思ってはいるが、聖杯戦争に勝利する事でそれを達成しようとは考えていない。 【基本戦術、方針、運用法】 自分達の生存を第一に考える。 マスター側がぶっちゃけ何も出来ないので細かい所は全部サーヴァント側に丸投げしちゃった方がいいかも。
https://w.atwiki.jp/muscle-brain/pages/249.html
ルール基礎ルール 令呪ルール 残り令呪 ステータスアサシン バーサーカー セイバー ライダー アーチャー ランサー キャスター ルール 基礎ルール 下記の「PC用」と「NPC用」のランダムイベントを1回づつ振り、状況を処理します。 場合によっては戦闘が発生する可能性も存在します。 <ランダムイベント表(PC用)> 0.主人公に幸運が訪れた! 1.他の参加者1名とランダムに遭遇(友好的) 2.他の参加者1名とランダムに遭遇(非友好) 3.GM指定の参加者1名と遭遇(反応もGM判断) 4.他の参加者同士が接触してる場面に遭遇(2者および感情はランダム) 5.他の参加者同士が接触してる場面に遭遇(2者はランダム、感情はGM任意) 6.何も無し 7.何も無し 8.何も無し 9.主人公が不運に見舞われた! <ランダムイベント表(NPC用)> 0.遠くで主人公にとって幸運な何かが! 1.他の参加者同士が遭遇(友好) 2.他の参加者同士が遭遇(非友好) 3.他の参加者同士が遭遇(中立) 4.他の参加者同士が遭遇(友好or非友好ランダム) 5.他の参加者同士が遭遇(友好or非友好ランダム) 6.何も無し 7.何も無し 8.何も無し 9.遠くで主人公にとって不運な何かが! 尚、コミュだの魔力消耗だのという軟弱な要素はこの短編には含まれません 令呪ルール サーヴァントに対する絶対命令権。3画まで存在。 以下の使用法が存在します。 1.サーヴァントがメインで参戦している場合、勝率に+30%。 サブ参戦している場合は+15%。 2.戦闘におけるランダム選択ステータスの振り直し。 3.戦闘終了時まで、サーヴァントのステータス全てに「+5」。 4.戦闘に敗北時、令呪2画を消費することで、聖杯戦争から脱落せずに戦闘から離脱可能。 複数陣営での参戦の場合、「両者が完全に協力する意志があれば」、陣営で合計して2画の消費で撤退できます。 ただし撤退時に、どちらかの陣営がもし相手側を見捨てるつもりがあり、そう宣言した場合、 双方の陣営が2画を消費して撤退せねばなりません。 この状況でもし2画を消費できず、代替の撤退手段も無い場合は敗退します。 5.その他ルール外の部分で、サーヴァントに言うことを聞かせる。 令呪使いきり後の現界ルール =マスターはサーヴァントに対する命令権を失う。 その後どうするかはサーヴァント次第。 残り令呪 アサシン組 1 バーサーカー組 脱落 セイバー組 脱落 ライダー組 脱落 アーチャー組 脱落 ランサー組 2 キャスター組 脱落 ステータス アサシン ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:アサシン┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓【真名】:ジャンヌ・デ・ザンジュ 【レベル】:25 【アライメント】:秩序/善┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:10 【耐】:10 【敏】:10 【魔】:20 【運】:40 【宝】:30┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】:♀♀♀┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○気配遮断:EX- (種別:一般 タイミング:常時) アサシンを攻撃対象とした能力比較は、無条件で劣位に変更される。 サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。 …………の、はずだがこのアサシンから見れば単に自分が無害なように偽装するだけのスキル。 アサシンは暗殺者ではない為に隠密行動に適さず、戦闘にはサブ参戦しかできないが、 単なる美少女男装シスターにしか見えないため、攻撃の対象となる事はない。 「こんにちはっ! ボク、ジャンヌっていいます!」 ○被虐体質:A (種別:一般 タイミング:セットアップ) 対戦者は戦闘開始時に30%の判定を3回行うこと。 判定に失敗した場合、対応する能力比較時は強制的にアサシンに襲いかかってしまう。 思わず妄想したくなってしまうようなアサシンの雰囲気および性癖。 「やめて! ボクに乱暴する気でしょう? 薄い本みたいに! 薄い本みたいに!」┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ○肉体の悪魔(ユルバン・グランディエ ) ランク:C 種別:対人社会宝具 タイミング:効果参照 アサシンと敵対接触した男性マスターに発動。 標的となった男性マスターは毎ターン開始時に「社会戦ダメージ表」を振ること。 かつてアサシンが対決した恐るべき悪魔信者との戦いの具現。 魔性の美貌を駆使して美女たちを次々に毒牙にかけた司教に対して、 アサシンもまた色欲に蝕まれながら戦いを挑み、彼を火刑へと追いやった。 ……なお史実の記録によれば、アサシンはその司教に一度も会った事がないらしい。 >もしかして:「この人、痴漢です!」┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:やってられっか代 【レベル】:10 【アライメント】:中立/中庸┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳┻━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:10 【耐】:15 【敏】:15 【魔】:25 【運】:0 【宝】:-┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○魔術:C 比較で【魔】が選択された際、相手勝率に「-10%」のペナルティを加える。 物に『力ある言葉』を刻みこむルーン魔術の使い手。 魔術師としてはまだまだ駆け出しだが、才能自体はかなりある方なのでスキルとしてはこのランク。 ○帯電体質 とてもびりびりする。 体内に溜め込んだ電気を放出することで、魔術とは別種の攻撃が可能だが、一生懸命下敷きで身体をこすって 電力を貯めこむ必要がある。戦闘時の勝率を+10%するが、ストックがないと使えない。 初期ストックは1。3の倍数ターンの頭に残弾が増える。 ○小聖杯 親父殿が残していったブツ。すべての元凶。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ バーサーカー ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:バーサーカー┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:河上彦斎 【レベル】:35+5 【アライメント】:攘夷/攘夷┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:30+5 【耐】:25+5 【敏】:40+5 【魔】:15+5 【運】:20+5 【宝】:20┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】:攘攘攘┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○狂化:攘夷 このキャラクターは攘夷の攘夷による攘夷のための行動思考で動いており、理性的な判断が出来ない。 狂化スキルの変速版にあたり、強化ランクは低いが相手が外国人でない限りは通常通り会話が可能。 ただし外国人と遭遇した場合、問答無用かつ何度でも敵対遭遇が発生する。 また、【宝】以外の全ステータスとレベルを+5。 ○直感:C 戦闘時、自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。 このキャラクターは常に+10%の勝率補正を持つ。 また、初見相手のみに効果を発揮するスキルは、このスキルのランク以下の場合無効化される。 ――――???┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ○玄斎流抜刀術 ランク:C 種別:対人宝具 戦闘時、【敏】ステータスに+20。 バーサーカーが生前編み出した、純粋に実戦での扱いのみに特化した剣術。 片手による逆袈裟抜刀術が主体であり、道場では強みが活かせないものの殺し合いでは非常に高い効果を発揮した。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:佐倉杏子 【レベル】:15 【アライメント】:混沌/善┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳┻━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:20 【耐】:10 【敏】:25 【魔】:15 【運】:0 【宝】:-┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○監督役 教会から派遣された調停用の人員。 参加者ではあるものの、明確なルール違反をおかした相手が出た場合、 ペナルティを与えるための発議をする権限を持っている。 その為、他の参加者から見れば厄介な存在であり、いきなりの戦闘には発展し難い。 シナリオ1度だけ、敵対接触を中立接触に変更する。 ○直感:D 戦闘時、自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。 このキャラクターは常に+5%の勝率補正を持つ。 また、初見相手のみに効果を発揮するスキルは、このスキルのランク以下の場合無効化される。 ――――???┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ セイバー ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:セイバー┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:エティエンヌ・ド・ヴィニョル 【レベル】:40 【アライメント】:中立/悪┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:30 【耐】:30 【敏】:40 【魔】:10 【運】:0 【宝】:30┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】:剣剣剣┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○対魔力:B(種別:一般 タイミング:常時) 「種別:魔術」のスキルによる敵陣の勝率補正を、1つのスキルにつき最大15%まで軽減する。 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。 本来はもっと低いランクだが、“オルレアンの乙女”の加護により大幅に強化されている。 ○戦闘続行:C 使用パラメーターの確定後、ステータスのランダム選択を振り直すことができる。 1シナリオに1回かつ1戦闘で使える上限回数は1回。また、4の倍数ターンに回数が1回分補充される。 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。 ○聖女の加護:B- (種別:一般 常時) 自身のマスターが不在の状態で戦闘を行う場合、処理を行わず自動的に「敗北」する。 但しマスターと共に戦闘を行う限り、自身の【運】をマスターの【運】と同じ数値に変更できる。 セイバーが共に戦場を駆けた戦友、“オルレアンの乙女”の聖なる加護。 本来は戦地における幸運をもたらすものだが、どうにもおかしな具合に働いてしまっている。 恐らく聖女はドジっ子だったんだろう。ドジっ子なら仕方ないね。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ○我が名の意は憤怒(ラ・イール) ランク:C 種別:対人宝具 タイミング:特殊 この宝具はセイバー自身が「怒り」を感じた場合にのみ自動的に使用される。(尚、セイバーは非常にキレやすい) 自身のステータスの内、【筋】【耐】【敏】の数値に「+10」する。 この宝具の効果はセイバーの「怒り」が持続している限り持続する。 “憤怒”を意味する仇名を付けられる程の癇癪持ちであり、大変な激情家だったとされる セイバーの武勇、というかそのブチギレ具合の具現。 単なる「怒り」に過ぎない感情で、バーサーカーが持つ“狂化の呪い”に等しいだけの パラメーター強化を自身の肉体に発現させる。 ただ「狂化」スキル程ではないにしろ、「怒り」によって冷静さを欠いている状態であるため マスターがどれだけ手綱を握れるかが重要になってくる。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:シロエ 【レベル】:20 【アライメント】:中立/中庸┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳┻━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:10 【耐】:15 【敏】:10 【魔】:30+5 【運】:15 【宝】:-┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○魔術(付与魔術):B 比較で【魔】が選択された際、敵勝率に「-15%」のペナルティを加える。 バフとデバフ、つまりは強化と弱体、あと妨害や補助に特化した魔術形態。 単独での戦闘には向かず使い勝手も難しい―――が、シロエはその長短を知った上で十全に運用する事が可能。 使い勝手の悪さを持ち主の頭脳でカバーして扱う、強力なスキルである。 ○製作級魔杖礼装 シロエが持っている魔術補助用の礼装。原作では幻想級という、最上ランクの杖だったがさすがにワンランクダウン。 しかし使い捨てとは違って長期にわたって使える、使い勝手のいい魔術補助アイテムである。 戦闘時、【魔】ステータスを常に+5。更に自身の【魔】ステータスがその戦場で一番高い場合、勝率に+5%。 ○腹ぐろ眼鏡 当人にその自覚はないが、極めて狡猾かつ効果的な手を打つ策士。 事前に接触などで情報を得ていた相手との戦闘の場合、敵の任意のステータス1つを-15する。 このスキルはシナリオ2回まで使用可能。1回の戦闘で使えるのは1度まで。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ライダー ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:ライダー┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:壇直之 【レベル】:40+10 【アライメント】:混沌/中庸┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:40+10 【耐】:35+10 【敏】:35+10 【魔】:5+10 【運】:5+10 【宝】:20-20┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】:壇壇壇┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○騎乗:C 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせる。ただし、野獣ランクの獣は乗りこなせない。 AA的には徒歩に見えるが、ちゃんと馬に乗っている。心眼で見よ。 騎乗突撃により、初手で選択したステータスを+10する。 ○特攻精神:C。 このキャラクターは基本、帰りを計算に入れない特攻思考で動いている。 戦闘時、敗北しての令呪撤退に必要なコストが3画分となるが、戦闘勝率に常に+10%。 ○対魔力:C 「魔術」のスキルによる敵陣の勝率補正を、1つのスキルにつき最大10%まで軽減する。 クラス補正による、魔術に対する耐性。 ――――???┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 タ ン キ ト ッ コ ウ ○我壇直之一人征 ランク:C 種別:対軍宝具 この宝具はライダーが生前敵陣に単騎で突っ込んだ時に後ろに置き去りにした部下部隊を召喚するものである。 自身のステータスのうち、【宝】を除く全ステータスとレベルを+10し、【宝】ステを0にする。 また、このキャラクターはメインでしか参戦できず、10レベル以下のキャラクターはこの馬鹿の特攻に 追従出来ず、戦闘に参加できない。 部下を置き去りにして単独特攻、しかも鉄砲隊という事案をやらかしたライダーの武勇(意訳)を元にした宝具である。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:エレクトロゾルダート 【レベル】:10 【アライメント】:秩序/中庸┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳┻━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:15 【耐】:15 【敏】:15 【魔】:15 【運】:0 【宝】:-┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○完全世界 戦闘時、発動させる事でランダム選択ステータスを振り直せる。 電光機関と呼ばれる手回し充電魔術装備を全開にしての最大出力。 その効力は絶大であるが、一度使用するとそのシナリオの間は再使用出来ない。 ○ブリッツボンベ アカツキ最弱の最終特攻―――もとい、ゾルダートの必殺技。 溜め込んだ電撃を放電し、周囲を攻撃する大規模技。 使用した戦闘の勝率に+15%。 その効力は絶大であるが、一度使用するとそのシナリオの間は再使用出来ない。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ アーチャー ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:アーチャー┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓【真名】:川上シロンペロン家臣、柏木源トツ 【レベル】:35 【アライメント】:秩序/中庸┣━━━━━━━┳━━━━━━━┳━━━┻━━━┳━━━━┻━━┳━━━━━━━┳━━┻━━━━┓ 【筋】:25 【耐】:20 【敏】:20 【魔】:5 【運】:30 【宝】:30┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】:源源源┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○悪運:C 劣勢に強いという一つの才能。土壇場で幸運を引き寄せる力。 戦闘時、最終勝率が50%以下の場合、勝率に+10%。 ――――???┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ネ ラ イ ウ ツ ゼ ○井伊直政討ち取ったり ランク:C 種別:対人宝具 この宝具はアーチャーが生前、徳川四天王の一人である井伊直政を落馬せしめた狙撃の逸話から来るものである。 戦闘開始前、60+(自分のレベル-相手のレベル)で判定。成功した場合、令呪を1つ消費させる。 ただし、結局井伊直政は落馬しただけで死にはしなかった事から、この狙撃で令呪を奪うことは出来ても敗退させる ことはできない。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:メイ 【レベル】:15 【アライメント】:混沌/善┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳┻━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:10 【耐】:10 【敏】:10 【魔】:20 【運】:20 【宝】:-┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○目指せポケモンマスター 魔術生物を使い魔として操る能力。 メイは“これしか出来ない”魔術師であるが、高い戦力を発揮する使い魔を安定して使いこなせるという点で、 意外と利便性が高く応用が効く能力である。 召喚するポケ……使い魔の能力は後述。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:にらみつける 【レベル】:20 【アライメント】:ほのお/ひこう┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳┻━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:20 【耐】:10 【敏】:25 【魔】:25 【運】:0 【宝】:-┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○にらみつける じー。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:コイキング 【レベル】:5 【アライメント】:みずポケモン┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳┻━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:10 【耐】:10 【敏】:10 【魔】:10 【運】:10 【宝】:-┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○はねる ぴちぴち。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ランサー ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:ランサー┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:??? 【レベル】:35 【アライメント】:秩序/中庸┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:50 【耐】:15 【敏】:15 【魔】:10 【運】:20 【宝】:20┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】:+++┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○対魔力:D 「魔術」のスキルによる敵陣の勝率補正を、1つのスキルにつき最大5%まで軽減する。 クラス補正による、魔術に対する抵抗力。 ○勇猛:D このキャラクターが戦闘時に【筋】を選択した場合、勝率に+5%。 また、このスキルと同ランクあるいは以下の精神干渉系スキルによるペナルティ効果を受けない。 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。格闘ダメージを向上させる効果もある。 ○剛力:B このキャラクターは戦闘時にメインに置かれた場合のみ、【筋】ステータスに+15される。 男の腕を握り絞っては砕き、長刀を突き立てては床下の横木を貫通させたと伝えられる剛力。 このスキルは“怪力”と違って勝率補正が無い代わりに、怪物系のサーヴァントでなくても扱える。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ○大力女中かがり花 ランク:D 種別:対人宝具 タイミング:効果参照 勝率の上昇のために令呪を使用された際に効果を発揮する。 その令呪の効果を「+10」%する。 小松姫の側近くに仕え、そのために大力を奮った女中の逸話が宝具化したもの。 なんだかんだで義理堅く、主に頼られれば普段以上の力を発揮してしまう、かがり花の忠勇の証。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:鴉木メイゼル 【レベル】:10 【アライメント】:秩序/悪┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳┻━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:5 【耐】:5 【敏】:15 【魔】:25 【運】:10 【宝】:-┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○魔術:C 比較で【魔】が選択された際、相手勝率に「-10%」のペナルティを加える。 周期運動するものに「魔力」を見出し支配する魔術。その性質上、火力と機動力に特化している。 腕前はこの年にしては図抜けている。 ○円環少女 円環大系と呼ばれる魔術を用いるが故の称号。 その性質上、機動性と火力は高いが防御力は恐ろしく紙。 戦闘時、【魔】か【敏】ステータスが1つ選択されるごとに勝率+5%。ただし【耐】が選ばれると-5%。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ キャスター ┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:至郎田正影 【レベル】:20 【アライメント】:中立/悪┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳┻━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:20 【耐】:20 【敏】:20 【魔】:5 【運】:15 【宝】:-┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○ドーピングコンソメスープ 原作とは違い違法薬物は使っておらず、主成分が栄養ドリンクで構成されたコンソメスープ。 何故真っ当なコンソメスープの味になるのか、疑問は尽きない。海洋深層水配合とか書かれている。 戦闘時、自身、もしくは同意したキャラクター1名にこれを飲ませることで効果を発揮。 別添のランダム表を振り、効果をランダムで決定する。期待値的には強くなるはずだ。祈れ。女神に。0.あっ。………このキャラクターを含む陣営は強制敗北。 令呪を消費して撤退すること。出来なければ敗退。1.異次元の天体に住む生物あたりが好みそうな味と効果。 このキャラクターのステータスがランダムで4つ、0になる。2.このキャラクターのステータスがランダムで2つ、-20。3.このキャラクターのステータスがランダムで1つ、-20。4.特に効果なし。味はスポーツドリンク。5.このキャラクターのステータスがランダムで1つ、+20。6.このキャラクターのステータスがランダムで2つ、+20。7.このキャラクターのステータスがランダムで1つ、+30。8.このキャラクターのステータスがランダムで2つ、+309.このキャラクターの全ステータスとレベルが+20。 ――――???┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:キャスター┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:ペトロニーラ・ディ・ミーズ 【レベル】:30 【アライメント】:混沌/中庸┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:10 【耐】:10 【敏】:10 【魔】:40 【運】:30 【宝】:20┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】:DCS┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○道具作成:C このキャラクターは魔術を用いた礼装を作成できる。 特にキャスターの場合、主に魔女薬を用いた消耗品型のアイテムの作成が得意。 戦闘時、メイン参戦キャラの任意のステータス1つを+5。このスキルはシナリオ通して3回までしか使えず、 1戦闘中には2回までしか使えない。また、重複したステを伸ばすことも不可能。 ○魔術:C アイルランド系のルーン魔術と、魔女薬製造を得意としている。 14世紀の魔女という立場では在るが、まだまだ見習いだった彼女の魔術スキル自体は現代基準でもそこそこ程度。 比較で【魔】が選択された際、相手勝率に「-10%」のペナルティを加える ○陣地作成:C。 自身に有利な陣地・工房を作成する技術。 このキャラクターがシナリオ開始から“戦闘せずに経過したターン数”×5%の勝率を得る。 このスキルは1度敗北するまで有効であり、かつ得られる上限勝率は+20%である。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ○見習い魔女のすーぱー知識 ランク:D 種別:対人宝具 自身かマスターの行使する能力強化/減少スキル1つに作用。 その能力で強化/減少する数値を2倍する。 ただしこのスキルで対象にできるスキルは1種類だけであり、1度使用を宣言したらこの聖杯戦争中 他のスキルを指定することは出来ない。また、宝具は指定できない。 小悪魔的で面白がりな性格の見習い魔女。 悪質ではないものの、悪戯心で成される行動は、良くも悪くも周囲に大きな影響を与える。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
https://w.atwiki.jp/itan_seihaisensou/pages/86.html
如月伸太郎(新一次・ラスボス) 【名前】如月 伸太郎 (きさらぎ しんたろう) 【サーヴァント】無し 【性別】男性 【性格】 自己中心的な性格で、自分勝手で意地が悪く、素直になれない捻くれ者。 【出典】カゲロウプロジェクト×オリジナル 【属性】混沌 善 【ステータス】 筋力 E- 耐久 E- 敏捷 E- 魔力 EX 幸運 A 供給 E- 【使用魔術】 『目で見届ける能力(ロスタイムメモリー)』 あらゆる平行世界の過去と未来を、あたかもその場に居るかのように目で見る能力。 能力の本質は『アカシックレコードを無尽蔵に閲覧して都合良く結末を書き換える能力』。 この能力は不完全である。 本来なら『無尽蔵』に書き換えが可能な能力なのだが、後述のシンタローの絶望によって一部の能力に制限が掛かってしまっている。 更に同時に幾十幾百の平行世界のアカシックレコードを閲覧・改竄する事は出来ない。 その為、1度に書き換えが出来るのはこの能力を会得したシンタローの存在する世界線1つのみ。 能力の解除条件は『絶望すること』。 生半可な絶望で解除の対象には至らない。 【詳細】 この聖杯戦争の黒幕にして元凶。 カゲロウプロジェクト本編で如月伸太郎が辿ったかもしれない可能性の1つ。 メカクシ団と出会う事無くカゲロウデイズに巻き込まれた彼は『目で見届ける能力(ロスタイムメモリー)』を獲得。 その能力によって自殺したと思われた自身の彼女・楯山文乃の真相とメカクシ団の全貌と辿る事になった数多の顛末を知る。 しかし、ロスタイムメモリーによって閲覧出来る数多の世界線は『成功した世界線(ハッピーエンドを迎えた世界)』と『失敗した世界線(バッドエンドを迎えた世界)』の2つがそれぞれ半々に記載されていた。 数多の世界線をロスタイムメモリーで救って行くシンタローだったが、やがて限界を迎える(世界線はコンマ一秒よりも早く存在しゆる可能性に対応して無限に分岐して行く為、処理能力が追い付かない)。 幾度バッドエンドの顛末をハッピーエンドに書き換えてもそれ以上の勢いで次々と発生するバッドエンド世界線に絶望した彼は、やがてメカクシ団の救済を捨てて『楯山文乃』の救済のみに固執するようになる。 そんなある時、ふとした偶然から『ロスタイムメモリー』の干渉が無効化される存在―――『聖杯』。聖杯を巡ったバトルロワイヤル『聖杯戦争』に辿り着く。 シンタローは聖杯の力を利用して『あらゆる世界線で楯山文乃がハッピーエンドを迎えさせる』という野望を見い出す。 そして、成功しゆる50%の希望を胸に暗躍を開始した。 衛宮士郎を操って聖杯を構築させ、更に聖杯戦争を開戦させるように仕組んだ人物。 本来、衛宮士郎が個人で構築した筈の聖杯・聖杯戦争のルールを魔術教会や全てのマスターが完全に認知していたのもロスタイムメモリーによる改竄行為が原因。 全ての世界線の楯山文乃1人を助ける為ならば、全ての世界線における楯山文乃以外の存在を抹殺しても構わないと考えている破綻者。
https://w.atwiki.jp/psyren_wars/pages/24.html
悪魔の証明◆A23CJmo9LE 世界が変わった。理がなした世界に悪魔が叛逆して新しい世界が生まれた。 見滝原中学の通学路で対峙する私とかつての仲間。 「だとしてもこれだけは忘れない!暁美ほむら、あんたが…悪魔だってことは!」 そうだ。忘れてやるもんか。世界が変わっても……………………もしあいつが何をしたのかは忘れても。 暁美ほむらが私の敵だってことは。 再び、三度、世界が変わった。 「天戯弥勒……ね」 胡散臭い奴だった。あの白い獣を思い出すいやな感じ 「バーサーカーはどう思う?」 傍らにいるはずの、霊体化したパートナーに問う 「数秒程度の邂逅じゃあ何とも言えん。あいつの知り合いならともかくな。本来ルーラーは高名な英霊がやるはずだし、監督役というやつなのか、聖杯の器を用意した魔術師なのか? さやかの言うように聖杯に信が置けるかどうかは怪しいと言えば怪しいな」 私に与えられた知識とバーサーカーの知識の差異が何かヒントになればいいんだけど 「うーん、じゃあこのテレホンカードでの脱出ルールってやつはどう思う?殺し合えっていう割には親切だよね」 親切な殺し合い、なんて物があるならの話だが。 「サーヴァントを失ったマスターは中立地点において庇護を求める、そのルールの再現だろう。あくまでそれだけではないか?」 「前に聞いた既存の聖杯戦争のルールに縛られてる、のかな?でもなんで電話?」 魔法っぽさが薄いというか、異端な雰囲気がある 「魔術師が電話など文明の利器を使うのは想像しがたいが、理論が明確に分からない物には未知という神秘、恐怖という信仰が宿る。 例えばグレムリン、メリーさん、怪人アンサー、呪いのビデオ、あの世からの交信など。 そういったものを扱う近代の魔術師なのではないか」 ふむふむ。 「そう考えると全知たる怪人アンサー、異世界との交信など応用すれば願望器となり得る術式ではあるな。あくまで俺の予測だが」 「……ホント、バーサーカーの割には博識だね」 「デーモン……怪物に関するものならな。あるいは聖杯に贔屓されたかもな、信仰の加護ゆえに」 知識面では当たりの部類の相棒だと思う。あのペテン師に少しは感謝してやってもいいかもしれない ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「僕の召喚するサーヴァントと契約して、聖杯戦争のマスターになってよ!」 「は?」 半分に欠けた月の下、私は見慣れたマスコットモドキと話をしていた 「聖杯は手にしたものの願いをなんでも叶えてくれる。暁美ほむらのように世界改変だって可能なはずだ。聖杯戦争っていうのはそれを取り合う争い。過去の英霊をサーヴァント…使い魔として従えてお互いに戦うんだ」 「ちょ、ちょっと待って……」 相変わらず淡々と述べるインキュベーター。こっちは苛立ちと困惑にのまれてろくに話が出来ない 「聖杯は一つしかないから当然奪い合い、殺し合いになるだろう。でも願いを叶えるということにどんな対価が必要か、君なら言わなくてももうわかってるはずだ」 「待てって言ってんでしょうが、このペテン師!大体あんたと契約なんて今更するわけないでしょうが!」 もうこの体についてグチグチ言うつもりはないけど、それでもこいつとの契約なんて死んでもごめんだ 「ちがうよ、さやか。契約するのは僕とじゃなくサーヴァントとだ」 何を言っても堪えない。しれっとしてホントむかつく 「信用できないって点じゃ同じようなもんでしょ」 「うーん…僕に対する感情はいったん横に置いてほしいな。暁美ほむらがああなった以上、かつての記憶を持つ僕たちは手を取り合うべきだと思うんだ。 彼女の持つソウルジェムではない何か。あれが僕たちの知る奇跡を上回る以上こちらも聖杯クラスの奇跡が必要だ。それに聖杯の成り立ちや歴史に僕らは関わっていないのだし、そう邪険にしないでほしいな」 「……その聖杯ってそもそも何?宗教的な道具じゃないのは察しが付くけど」 文明の成り立ちに関わってきたコイツならオリジナルの聖杯もマリア様とかといっしょに見てそうだけど 「すまないけど詳細な情報は解らない。暁美ほむらの口から可能性世界の話を聞いて以来、僕たちはそれを観測しようと様々な試みを行った。 断片的な情報しか得られなかったが、そのなかにあったんだ。万能の願望器と、超能力者の手によって荒廃した可能性世界の存在に関する情報が」 「そんな胡散臭い話にのれと?ふざけないで」 ただでさえ信用できない相手なのに詳細不明の契約なんて結ぶわけがない 「詳細が不明なのはその未来が確定してないからなんだ。まるでシュレディンガーの猫のように。だが願望器が存在すること、これは間違いのない事実だ。 しかし残念ながら強い願望も戦闘能力も持たない僕では参戦は難しい。故郷への脱出があくまで目的意識にしかなり得ない僕では。だからこそ君に頼むんだ。この宇宙を、円環の理を想う君に! さあ、僕の召喚するサーヴァントと契約して聖杯戦争のマスターになってよ!」 こいつは隠し事はするけど嘘はつかない。願望器の話とかは事実なんだろうけど… 「……私だけ戦わせてあんたは高みの見物ってちょっとムシがよくない?」 コイツのために危機に飛び込むのはちょっと… 「僕がいなければ聖杯戦争のことを知ることはできなかったろう?戦場に赴くのにも僕が協力する。 何よりサーヴァント。おっと、サーヴァントの説明が不足していたね。聖杯戦争はサーヴァントの性能ですべてが決まるといっても過言じゃない。 いいサーヴァントを引けるかは運によるものも大きいけど、触媒を使えば話は別だ。英霊に所縁のあるものを召喚時に用いればその英霊をサーヴァントとして従えることが出来るんだ。 僕は古今様々な英雄に所縁があるよ。魔法少女に限るけど。それを従えることができれば少なくともはずれのサーヴァントを引くことは避けられるはずさ。 サーヴァント自身も聖杯に願うものがある以上、余計な衝突は避けるべきだしね。 こうした事前準備は聖杯戦争では難しいのだけど僕らの星の技術を総動員してでも、君を援助すると約束しよう。ひとまずグリーフシードを5つ用意してある」 …どうやったのか知らないけどいつもなら援助なんて全くしないこいつが、グリーフシードを用意するなんて 「……本気らしいね」 「五里霧中なのが不安なのはわかる。ではサーヴァントを呼び、その詳細を聞こうじゃないか。最悪君が自害を命じれば離脱は可能だ」 英霊に対する敬意とかないのかコイツ。ないだろうな。けど情報がほしいのは事実だし 「いいよ、やってみて」 「じゃあ……」 言葉とともに多くのインキュベーターが現れ、その身をもって魔方陣を描く。組体操みたい。そしてその中央にいる5体のインキュベーターが文言を唱え始めた 「素に銀と鉄」 「素に石と契約の大公」 「祖には我らがインキュベーター」 「閉じよ」 「閉じよ」 「閉じよ」 「閉じよ」 「閉じよ」 「繰り返すつどに五度」 「ただ満たされる時を破却する」 「「「「「告げる」」」」」 「汝の身は我らが下に、我らが運命は汝の剣に」 「聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うなら答えよ」 「誓いをここに」 「我らは常世総ての善と成る者」 「我らは常世総ての悪を敷くもの」 「されど汝はその目を混沌に曇らせ侍るべし」 「汝、狂乱の檻に囚われし者」 「我らはその鎖を手繰るもの」 「汝三大の言霊を纏う七天」 「抑止の輪より来たれ」 「「「「「天秤の守り手よ」」」」」 「ッ!痛ッ!」 右手の甲に痛みが走る。そこには三画の紋章……演奏記号、フォルテ・フォルテッシモ。 そしてインキュベーターに囲まれ、現れたのは……男の人。あれ?魔法少女じゃなくない? 「うん、予想とは違うが召喚には成功した。それじゃあ聖杯戦争について聞いてきゅっぷい!?」 現れた男の人がインキュベーターを踏みつぶした!さらに周囲すべてのインキュベーターを何らかの力で薙ぎ払う! 「「「「「「「「「「わけがわからないよ」」」」」」」」」」 一瞬で全滅……これがサーヴァントの力…… 「フン、バーサーカーとして呼んでおいて説明しろとは随分だな。あの子をだまして参戦させようってか?恍けた面してやることは悪魔のそれだな」 そういってこちらを向くと 「問おう。お前が俺のマスターか?」 え、と 「おっと詳細が分からないのだったな。では聖杯戦争のルールから話そうか」 そう言って色々教えてくれた。七つのクラス、令呪の意味、願望器の存在などなど。さらにバーサーカーの技能や宝具についても聞いた 「こんなところかな、マスター。そういえば名乗ってなかったか。改めて俺はバーサーカーのサーヴァント、不動明だ」 質疑応答ばっかりだったので改めて自己紹介、の流れになる 「美樹さやか、です」 「ミキ……サヤカか。漢字を聞いても?俺は不動明王から王を欠いてフドウアキラだ」 あれ?何だか複雑な表情。まさか同名の人物に殺されたとか?地雷くさいし…突っ込まないでおこう 「へー、カッコいい字ですね。私は美しい樹木のジュに平仮名でさやかです」 「ああ、敬語はいらない。ではさやか、君はこの聖杯戦争どうする?」 少し不安げに問うバーサーカー。聖杯に託すほどの願いがあるんじゃ…無理もない 「じゃあ……最後に二つ聞かせて。あなたの願いと、聖杯が本当に信じるに足るものなのか、その意見」 やっぱり『何でも願いをかなえる』っていうのには個人的なトラウマというか、あまり信じられないものがある 「サーヴァントは聖杯に願いを託す、そのために召喚に応じるものだ。信じざるを得ない、といったところか。俺の願いは……」 迷いが浮かぶけど……少しずつ話し出す 「かつて俺は人間だった。しかし、親友に頼られ、なにより人類を悪魔から守るために人間をやめた。戦いに明け暮れたが、友がいるならそれでよかった。しかし……親友は悪魔の一員、それどころかその上を行く魔王、サタンだったんだ。 結局俺たちは殺し合い、今に至るのだが……」 苦しげに。憎らしげに。でもどこか寂しげに語る 「最期の瞬間のあいつの顔が忘れられない。悲しみと失望に満ちたようなあの顔が。なぜあんな表情になったんだ?そもそもあいつはなぜ俺をデビルマンにした?何がしたかったのだ? その答えを奴と会って直接問う。答え次第では再び戦う……それが俺の願いだ」 「……」 似ている。人を守るために人をやめた。内に秘めた怪物。仲間の裏切り。悪魔を超越した悪魔との敵対。その真意を、決着を求めていることも。 サーヴァントは性質的に似通った者が呼び出されるらしいけど、納得だよ 「わかった。行くよ、聖杯戦争」 「……同情は命を懸ける理由には薄いぞ、さやか」 うん、この人はまぎれもなく英雄だ。それに悪魔なんかじゃない。少なくとも優しい人の心を持ってる 「私にも願いはある。魔女を超えて、悪魔になった昔の仲間をどうにかしてやんなきゃいけないんだ。そのためには聖杯クラスの奇跡がいる……ってのはさっきの白いのの言葉だけど、それは事実」 「真偽の定かでない物を求めると?」 「ない、と証明されたわけでもないでしょ。やっぱり疑わしいけど。一応途中離脱のルールはあるみたいだし、万一本物だったなら渡しちゃいけない奴ってのはいる」 救う価値のあるかわからない人間が、とんでもないことをやらかす悪魔が、人をだます宇宙人がいることを私は知っている。 「だから……行こう、バーサーカー」 そういうと私たちはどことも知れぬ空間に飛ばされ。 あの男の話を聞く羽目になった。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 狂気を呼ぶ声がした……それも真実を秘匿した、悪意あるものだ。 悪魔を呼ぶ声がした……誰かのために人をやめた戦士のものだ。 ゆえに狂戦士となれど狂化せぬ、人の身で悪魔の力を手にした自身が応じ、吐き気を催す邪悪を処断した。 そして今、聖杯を奪い合うこの戦場で俺は少女を主君としている。 「ねー、バーサーカーの友達ってサタンだったんだよね?もしかしてすごい昔の英霊なの?歴史的発見だったりする?」 「俺はいわゆる並行世界の英霊だ。古代に生きた悪魔が現代に復活し、それと戦ったのが俺が座に招かれた功の一つだからな。現代に再びサタンが蘇ったわけだから、生憎と聖書に改訂を求めることはできんな」 他愛のない会話を念話でし、周囲を警戒しながらもあどけない少女を見る。 経歴は俺に近しいものがある。しかしその振る舞いと名は彼女……牧村美樹によく似ている。その名はジンメンに囚われた少女も思いださせる。 彼女を見ていると見失っていた初心を思い出す。……人間をやめても、人間でいることはできるのだ。 人の体を持ちながら、悪魔の所業をした外道ども。俺もマスターも奴らとは違う。人であることはやめたが、人の心まで失いはしない。 やはり俺は人間を守りたい。今度こそ……守ってみせるぞ 【クラス】バーサーカー 【真名】不動明(アモン)@デビルマン(漫画) 【パラメータ】筋力B 耐久B 敏捷D 魔力B 幸運D 宝具A 【属性】混沌・善(狂) 【クラス別スキル】 狂化:―(B) 理性と引き換えに全ステータスをワンランク上昇させる。ただし狂化しているのはアモンの人格のみであり、不動明が主人格である限り効果を発揮しない。 ステータス上昇の恩恵は得られないが、魔力消費や意思疎通も通常のままでいる。 アモンの人格が目覚めた時には効果を発揮する。 【保有スキル】 自己改造:EX 自身の肉体・魂に別の属性を付加する。このスキルのランクが高くなればなるほど、正純の英雄からは遠ざかる。 デーモン族の持つ合体能力であり、生物無生物を問わずその身に取り込みその能力や特徴、知識を得ることが出来る。またちぎれた四肢を繋ぎなおすことなどの応用も可能。 両者の同意があれば一時的にのみ合体し、再度分離することも可能。 この能力でアモンは不動明を乗っ取ろうとしたが、逆に主導権を奪われ人間の知性と悪魔の力を持つ戦士が生まれた。 信仰の加護(真):C 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。彼の場合人間の善性と正義を信じる心の強さとルシファーの愛。 信心から生まれる自己の精神・肉体の絶対性に加え、神性を持つものからのダメージを1ランクダウンさせる。 このスキルによってアモンに乗っ取られずにいる。 本来のスキルは信仰の加護であり神への耐性は持ちえないのだが、悪魔の誘惑をはねのけ、天使に愛された逸話があるためサーヴァント化に伴い昇華した。 人の善性を信じられなくなったときこのスキルは効果を発揮しなくなる。 戦闘続行:B 不屈の闘志と頑健な肉体。 瀕死の傷であっても戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り勝利を諦めることはない。 【宝具】 『悪魔の体に人の心持つ戦士(デビルマン)』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 アモンを宿すことで得た特殊能力と頑強な肉体そのもの。 口からの火炎放射、細胞から放つ電撃や熱線、翼による飛翔など様々な超能力を使うデビルマンに変身する。 デーモン族の変身能力によって平常時は人の形を保っており、デビルマンの姿では宝具と幸運を除くステータスが1ランク上昇するが魔力消費も増す。 人の姿でもテレパシーや翼での飛翔など一部の能力は使用可能。 『目覚める地獄の野獣(アモン・アウェイク)』 ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 内に秘めたアモンが主人格になる。真名解放するものではなく、何らかの外的要因やスキル:信仰の加護(真)を失うことで発動する。 変身した理由に関わらず、この宝具発動中は信仰の加護(真)は効果を失い、Cランクの反骨の相スキルを得る。またアモンの人格が表に出るため狂化スキルが効果を発揮する。 【人物背景】 悪魔をその身に宿し、人間のために悪魔と戦った戦士デビルマン、その筆頭。人間の醜悪さに絶望してもなお同族のために戦い続ける優しさは失われなかった。 ある日親友の飛鳥了に自宅に案内され、人類を滅ぼそうとする脅威、デーモンの存在について知らされる。そこでデーモンの襲撃を受け、飛鳥家の地下室に避難、地下室でサバトに参加し、デーモンの勇者アモンと合体、人の心を持ったデーモンである『デビルマン』となることに成功する。 アモンと融合した後は人間離れした筋力をほこり、変身しなくてもある程度の超能力を使うなど戦闘能力が高くなっており、生命力も普通の人間に比べてかなり高い。性格も内気なものから粗暴なものに変化した。 デビルマンとなった後は、人類を守るために、人知れずデーモンと戦いを繰り広げていく。デーモンが組織的な攻撃を仕掛けてくるようになると同族を集め、纏める対応力も見せた。 しかし親友飛鳥了が正体、魔王サタンとしての記憶を取り戻すとその計略によりデビルマンやその疑いあるものが人類によって迫害される『魔女狩り』が起こる。 『魔女狩り』によって想い人、牧村美樹とその家族やともに戦う同朋が惨殺され、人間の悪魔じみた所業に絶望。多くの人間を殺害し、『デビルマン』という種族のためデーモンとの最終戦争に挑む。その戦争におけるサタンとの戦いで致命傷を負い、サタンに看取られて絶命した。 不動明は数多の並行世界で異なる歴史を歩んだ英雄だが、この不動明は『魔女狩り』においてアモンに乗っ取られることなく、最終戦争で命を落とした時点の不動明である。 宿す悪魔アモンはかつて地球で繁栄したデーモン族の戦士であり、グリモワールなどにある大悪魔アモンと同一であるかは不明。そもそも不動明という英雄の存在自体、何者かの世界改変によって隠されているようだ。 【サーヴァントとしての願い】 再びサタンと会い、語らうことが聖杯に託す願い……だったのだが、『美樹ちゃん』『さっちゃん』のことを考えると揺らいでいる。 だが少なくともマスターでもある彼女のことは守り抜いて見せる。 もう一つの人格、アモンは主人格不動明の排除を願うだろう。 【基本戦術、方針、運用法】 積極的な戦闘はマスターの方針的にNGだが、聖杯を渡してはならない相手と判断した場合闘争を戸惑うことはない。 実際の戦闘では『悪魔の体に人の心持つ戦士(デビルマン)』に変身して中~近距離でビーム打ったり、火吐いたり、殴ったり蹴ったりが基本。 不利と判断したなら飛翔能力などを用いての撤退、不意打ちも視野に入れる。 信仰の加護(真)と戦闘続行によりどつき合いでは強力な部類。 また自己改造により敵やNPC、宝具などを取り込めばクリーチャー化して強くなるし、魔力の心配もない。ビジュアル的にもやってることもラスボス化するのが欠点か。 また合体もできるのでさやかちゃんや同盟したサーヴァントと一体化して戦うことも可能。 『目覚める地獄の野獣(アモン・アウェイク)』は狂化というより闇落ち。令呪で命じれば意図的に使えるだろうが、本人はまず使いたがらない。ただし、マスターが魔女になりかねないのと同様何らかのきっかけがあればアモンは目覚め暴れ狂う。一歩間違えば主従ともに理性のない怪物になりかねない危険なコンビと言える。 【マスターステータス】 【名前】美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語 【参戦時期】 叛逆の物語本編終了後 【参加方法】 インキュベーターの手引きによりサーヴァントを召喚し参加 【マスターとしての願い】 悪魔となった暁美ほむらに対抗する術を手に入れる。ただし主催が信用ならない場合叛逆する 【能力・技能】 魔法少女として培った戦闘技能と魔法(魔術)。主に刀剣生成と癒しの魔法を得意とする。 刀剣は複数生成しての投擲なども可能とし、刀身の射出や分割などのギミックも有するが、基本的にスピードを生かした一撃必殺のスタイル。 癒しの魔法は本来の領分。癒しの願いで魔法少女となったため、自身のダメージは魔法少女の体質もあって即座に回復可能。他者の治療も一応できる。 円環の理として活躍した時期は自身の血から魔女ゼッケンドルフを召喚したり、他の魔女の使い魔を使役したりできたが、暁美ほむらの世界改変の影響で今はできない。記憶を取り戻した後使用できるかは不明。 【weapon】 ソウルジェム 魂を物質化した第三魔法の顕現。美樹さやかをはじめとする魔法少女の本体。肉体から離れれば操作はできなくなるし、砕ければ死ぬ。 濁りがたまると魔法(魔術)が使えなくなり、濁りきると魔女になる。本来なら円環の理が機能していたが、この地まで円環の理がたどりつけるか、そもそも魔女化するのかは不明。 グリーフシード×5 魔力の消費によるソウルジェムの穢れを吸って移し替えることができる。 ただし消耗品であり、一定量以上の穢れを吸うと魔女が孵化してしまう。 ただし、これは円環の理が成立する前のリスクであり、多数の時間軸が交錯するこの地では魔女が生まれるのか?円環の理が機能し、浄化されるのか?それとも魔獣が生まれるのか?何も起こらないのか、不明。 インキュベーターによる援助で持ちこんだ。自前で他に持っているかは不明だが、円環の理およびくるみ割りの魔女の結界内での活動を考えると5個しか持っていない可能性が高い。 【人物背景】 平凡な見滝原中学校に通う2年生だったが、宇宙のエネルギー量を憂う外来種インキュベーターと契約し、『魔女』と戦う魔法少女となった女の子。 思いを寄せる幼馴染の腕を治す、町の人々を守るために戦うなど優しさと善性ある少女だが、年相応の危うさも秘めている。 実際に多くの可能性世界で失恋や自身が人間でなくなってしまったことなど不運や悲報が重なり、絶望して自身が『魔女』となってしまうこともあった。 しかし鹿目まどかが魔法少女を救済する円環の理となり、導かれると想い人が夢へと歩んでいる姿に初心を思い出し満足して現世を後にした。 その後は自身も円環の理の一部となり、世界の外側から活動。並行世界の自分や暁美ほむらの道程を知り精神的な成長を見せる。 ほむらがインキュベーターに囚われるとそれを救済するためまどか・百江なぎさとともに再び現世に降臨。くるみ割りの魔女を倒しインキュベーターの支配から脱出するもほむらが叛逆。ほむらの世界改変に巻き込まれ円環の理に帰れなくなり、再び現世で生きていくことになる。この際に円環の理としての能力や記憶の一部を徐々に失っている。 【方針】 まずは聖杯の真偽を確かめるため情報収集と危険人物の排除。特に天戯弥勒のことを知る人物の話が聞きたい。同盟などは積極的にするつもり。 聖杯が信用できると判断した場合取りに行くが、疑わしい場合は反抗するつもり。 取りに行く場合もマスターの殺害はなるべく避けたい。 BACK NEXT 014 間桐雁夜&バーサーカー 投下順 016 LIKE A HARD RAIN 014 間桐雁夜&バーサーカー 時系列順 017 Vのため闘う者/老兵は死なず BACK 登場キャラ NEXT 参戦 美樹さやか&バーサーカー(不動明) 021 だからね、あたしは大丈夫だよ
https://w.atwiki.jp/itan_seihaisensou/pages/209.html
キャラシート(神父用) 【名前】 雨宮響也 【性別】 male 【性格】 生意気で子供っぽいが、一途でひたむきな一面も持ち合わせる。余り人に心を開かず頑なに心を閉ざしている事が多い。なによりも「ある目的」の達成を優先している。 【出典】 楽曲「カゲロウデイズ」 ※カゲロウプロジェクトとは無関係 【属性】 混沌・悪 【ステータス】 筋力 D 耐久 E 敏捷 C 魔力 EX 幸運 E TOTAL 170 【詳細】 とある目的の為に聖杯戦争を始めた幼い管理者。あらゆる事象を「拒絶」する強力な魔術を扱う稀代の魔術師。聖杯戦争を始めた詳細な目的は不明。
https://w.atwiki.jp/dbrpalpha/pages/4999.html
2024年07月20日00時51分のカオスバトル キャラ名 作者 体力 TYPE LIFE 勝利数 デデデ大王 ランバルド 19 スピード 1 1 藤沢柚子-D2nd Donald-2nd-R 19 スピード 1 0 火星 アオサギ 17 攻撃重視 1 0 アイアイ もいもい 10 守備重視 1 0 第4041回C-BR杯がスタートです! 前回優勝したのはデデデ大王です! 果たしてタイトルを防衛できるでしょうか!? デデデ大王の攻撃!(命中率95%/会心率5%) デデデ大王 「ワシは常に正義の為に戦うのだゾイ!」 アイアイに1のダメージをあたえた!! アイアイ 「デデデ大王ってこんなもんかよ!?アマいんだよ」 残り体力( デデデ大王 19 , 藤沢柚子-D2nd 19 , 火星 17 , アイアイ 9 ) 藤沢柚子-D2ndの攻撃!(命中率95%/ホールドモーション率5%) 藤沢柚子-D2nd「柚子、もうちょっと頑張る!(ステッキでアイアイに攻撃)」 ミス!アイアイにダメージをあたえられない! 残り体力( デデデ大王 19 , 藤沢柚子-D2nd 19 , 火星 17 , アイアイ 9 ) アイアイの攻撃!(命中率45%/会心率6%) アイアイ 「今回はいけそうな気がするぜ!!」 藤沢柚子-D2ndに5のダメージをあたえた!! 藤沢柚子-D2nd 「ひっ......ママ.......」 残り体力( デデデ大王 19 , 藤沢柚子-D2nd 14 , 火星 17 , アイアイ 9 ) 火星の攻撃!(命中率37%/会心率5%) 火星 「(強力な砂嵐でデデデ大王を攻撃し、ついでにビームを放った。)」 デデデ大王はゆうゆうとかわした。 デデデ大王 「相手の技をかわすのは実に楽しいもんゾイ!」 残り体力( デデデ大王 19 , 藤沢柚子-D2nd 14 , 火星 17 , アイアイ 9 ) デデデ大王の攻撃!(命中率95%/会心率5%) デデデ大王 「ワシは常に正義の為に戦うのだゾイ!」 火星に2のダメージをあたえた!! 火星 「なんだと…」 残り体力( デデデ大王 19 , 藤沢柚子-D2nd 14 , 火星 15 , アイアイ 9 ) 藤沢柚子-D2ndの攻撃!(命中率95%/ホールドモーション率6%) 藤沢柚子-D2nd 「柚子、もうちょっと頑張る!(ステッキでデデデ大王に攻撃)」 デデデ大王はギリギリかわした。 デデデ大王 「相手の技をかわすのは実に楽しいもんゾイ!」 残り体力( デデデ大王 19 , 藤沢柚子-D2nd 14 , 火星 15 , アイアイ 9 ) アイアイの攻撃!(命中率49%/会心率14%) アイアイ 「今回はいけそうな気がするぜ!!」 デデデ大王はゆうゆうとかわした。 デデデ大王 「相手の技をかわすのは実に楽しいもんゾイ!」 残り体力( デデデ大王 19 , 藤沢柚子-D2nd 14 , 火星 15 , アイアイ 9 ) 火星の攻撃!(命中率41%/会心率8%) 火星 「(強力な砂嵐で藤沢柚子-D2ndを攻撃し、ついでにビームを放った。)」 藤沢柚子-D2ndに21のダメージをあたえた!! 残り体力( デデデ大王 19 , 藤沢柚子-D2nd -7 , 火星 15 , アイアイ 9 ) 藤沢柚子-D2ndのLIFEは0になった! 藤沢柚子-D2ndはビームで消し炭となった・・・ 藤沢柚子-D2nd 「えーん...負けちゃったぁ~...( o 顔で座り込み目を回した)」 デデデ大王の攻撃!(命中率95%/会心率9%) デデデ大王 「ワシは常に正義の為に戦うのだゾイ!」 アイアイに1のダメージをあたえた!! アイアイ 「デデデ大王ってこんなもんかよ!?アマいんだよ」 残り体力( デデデ大王 19 , 火星 15 , アイアイ 8 ) アイアイの攻撃!(命中率95%/会心率20%) アイアイ 「今回はいけそうな気がするぜ!!」 火星に4のダメージをあたえた!! 火星 「なんだと…」 残り体力( デデデ大王 19 , 火星 11 , アイアイ 8 ) 火星の攻撃!(命中率91%/会心率11%) 火星、会心の一撃!!! 火星 「(激怒した火星は砂嵐と津波を引き起こしアイアイを吹き飛ばした。)」 アイアイに46のダメージをあたえた!! 残り体力( デデデ大王 19 , 火星 11 , アイアイ -38 ) アイアイのLIFEは0になった! アイアイは砂嵐と津波で吹き飛ばされ、場外判定で失格となった・・・ アイアイ 「なんだか、結局こうなりそうな気はしたんだよ~・・・」 デデデ大王の攻撃!(命中率95%/会心率12%) デデデ大王、連続攻撃!!! デデデ大王 「ワシは常に正義の為に戦うのだゾイ!」 火星に3のダメージをあたえた!! 火星に3のダメージをあたえた!! 火星 「なんだと…」 残り体力( デデデ大王 19 , 火星 5 ) 火星の攻撃!(命中率46%/会心率26%) 火星 「(強力な砂嵐でデデデ大王を攻撃し、ついでにビームを放った。)」 デデデ大王は素早くかわした。 デデデ大王 「相手の技をかわすのは実に楽しいもんゾイ!」 残り体力( デデデ大王 19 , 火星 5 ) デデデ大王の攻撃!(命中率95%/会心率14%) デデデ大王、連続攻撃!!! デデデ大王 「ワシは常に正義の為に戦うのだゾイ!」 火星に3のダメージをあたえた!! 火星に2のダメージをあたえた!! 残り体力( デデデ大王 19 , 火星 0 ) 火星のLIFEは0になった! 火星は爆散した・・・ 火星 「デデデ大王……会いたい……また愛してくれ……!」 勝ち残ったのはデデデ大王です! デデデ大王がタイトルを初防衛しました! デデデ大王 「他人の不幸こそ最高の娯楽ゾーイ!!」 防 衛 の お ま も り 発 動 11勝から一抜けとなってしまいました。 その後皇城セツナが倒したんですがね。 by.Donald-2nd-R(一抜けした藤沢柚子-D2ndの人)
https://w.atwiki.jp/tokyograil/pages/117.html
聖杯のUTSUWA ◆lnFAzee5hE ◇ これは夢…… だったのか…… 悪い夢……いや…… いい夢だった…… ◇ 生きるということは常に戦い続けるということである、特に――日本全国から人が集まる物騒な都市、東京はそうだ。 学生、サラリーマン、自営業主、主婦、いや幼児や老人ですらも、自分がより良い位置へと居座るために、他人を蹴落としあっている。 だが、獣ですら休むというのに――人間が常に気を張って暮らし続けることなど出来ない。 安らぎが必要であった。人によってそれは、家であり恋人であり趣味であり、 そしてここに――『3姉妹』、実の三姉妹が経営するスナックに安らぎを求める男がいた。 ――夢を見ているような気がした。 三姉妹のママが歌うカラオケを子守唄代わりに、カウンターに突っ伏して男は眠っていた。 男は鎧を着ていた。 それは比喩表現ではなく、現代の東京に於いては実に奇妙なことであるが、男は黒の西洋鎧を纏っていた。 長女のママが男に毛布を被せようとする。冬の日であった。少なくとも、温もりもなく眠れば風邪を引くような日である。 その時、鎧が――牙を剥いた。 男の精神性を表すかのように、その鎧は尖りすぎていた。 長女の指が切れる。 「姉さま大丈夫でして?」 出血する。傷は浅い、長女は切れた指を口にやり、血を吸う。 「ほんと無駄に尖ってるのよねぇ」 「自分が傷つきたくない奴ほど、人を傷つけるんでしてよ」 「正直どこに向かいたいのか方向性がわからないんだけど」 結果として、三姉妹から毛布だけでなく、辛辣な言葉を掛けられることとなった男は、心の中でそっと呟く。 (味方は……己だけ) いつの間にか目覚めたのか、あるいは最初から寝ていなかったのかもしれない。 辛く厳しい現実の世界の前に戦うことも出来ず――何も見なかったかのように、ただじつと目を閉じることしか男には出来なかった。 気づかない間に目から涙が溢れていた。 何故、己はこうも上手くいかないのだろう。 新プロジェクトのメンバーには選ばれず、同僚からはどうも避けられている節があり、部下からも舐められているように思える。 (俺が……危険すぎる男だからか) 心の中でまで、嘘をつかなければならなかった。 社内で彼が危険な男と呼ばれている所以は、その尖りすぎる鎧にあり――ほとんど蔑称である。 それでも、誰も並び立てぬ孤高の男であると嘘をつかなければならなかった。 力もなく、それを補う要領の良さもなく、ただ孤独なだけの自分など――誰が認めたいものか。 (力【仲間】が……欲しい) 涙で――視界がぼやける。 三姉妹は店の後片付けのために、カウンターからは引っ込んでいる。 あるいはそれは、彼女たちなりの配慮なのかもしれない。 だが、泣くことなど出来ない。 プライドがあるのだ――王としての。 (……!?今……俺は何を思った?王……俺は何かを……) 涙でぼやけた視界に、紅い満月が映る。 店内に、紅い満月のオブジェは存在しない。 存在するはずのない紅い月を認識すること、それが――この戦争への参加条件。 男は――偽りの記憶の殻を被せられて、この東京で係長として働いていた。 だが、真実の彼はそうではない。 争いの絶えない国――ブリテン、百万人の王、十一人の支配者、外敵、数多くの英雄が覇権を争う国で、彼もまた戦っていた。 彼の名はリエンス王。 王の剣――エクスカリバーに選ばれず、十一人の支配者にも選ばれず、 ただ孤高と孤独を履き違えて戦うしか無かった哀れな王。 十一人の支配者の一人――ロット王と戦って敗れたはずだった。 だが、紅い月は――それを由とはしなかった。 薄れゆく意識の中に、紅い月が輝く。 彼は紅い月に手を伸ばした、何者にもなれなかった己が――今度こそ選ばれるために。 そして、彼は東京に辿り着いた。 聖UTSUWAを手に入れるために。 夢から醒めるように、チャンネルを替えるように、さくり、と記憶は取り戻された。 リエンス係長という偽りの器は今度とも利用することがあるかもしれない、 だが真の自分――リエンス王を取り戻し、偽りのしがらみから解き放たれ、どこか清々しい気分を味わっていた。 「モガママ、勘定は付けといてくれ」 瞬、と立ち上がり、偽りの安らぎを後にする。 二つの意味で、この場所は偽りの安らぎだった、とリエンス王は思う。 そもそもこの場所が偽りであったこと、そして――結局、俺は安らぎなど得てはいない、ということ。 3姉妹を出る。表の看板の明かりは消えていた。魔女の格好をした三姉妹が描かれている。 今ならば理解できる、この看板は――いや、三姉妹のママはブリテンの魔女の三姉妹がモティーフになっていたのだ。 俺の記憶か、あるいは元の世界の記憶か、どちらかはわからないが――それが元になっている。 NPCだから問題はないだろうが、百万人のアーサーや十一人の支配者がいる可能性にも留意しなければならないだろう。 もう電車は無くなっていた、NPC時代の稼ぎが入ったそう厚くもない財布の中身を確認し、タクシーを拾う。 (サーヴァントというのは、俺の家にいるのだろうか) 記憶を認識した時点で、サーヴァントが現れる。 そういうものだと思っていたが、未だロット王の周辺にサーヴァントが現れる気配はない。 ならば、すでに召喚されていて――己には見えなかっただけではないか、その可能性を考えて、運転手に家までの道を急がせる。 記憶を取り戻した今となっては、溜息の一つもつきたくなるようなアパートの前に辿り着く、 城で暮らしていた俺が、こんな豚小屋に――と文句の一つも言いたくなる。 階段を昇る。 まるで空気が粘性を持ったかのような圧力を、自室に近づくに連れてリエンス王は感じていた。 間違いなく、サーヴァントは自室にいる。 そして、巨大な力を持っている。 俺が持ち得なかった力だ。 なんとも形容しがたい、UTSUWAと呼べるものだ。 今更、退けるものか。 アーサーにも、 ロット王にも勝てなかったから、俺は聖杯を取りに来たのだ。 自室に入る。 小部屋が、まるで迷宮のように思えた。 ここにサーヴァントがいる。 とてつもなく恐ろしい気配がする。 ここにとどまりますか。 何かに聞かれたような気がした。 だから、リエンス王は叫んだ。 「お前が……俺のサーヴァントか!名を名乗るが良い!」 「ダッジャール……真名は、カオスヒーローだ、本名は忘れた」 ◇ ◇ ◇ 聖杯 獲らなきゃ 帰れねぇ うた:リエンス&ダッジャール 聖杯 欲しさに 来たぜ 東京 私 欲しくて たまらない なんで 聖杯 が 欲しいんだ なんか 他に やること 無いのか 元の 世界じゃ 殺された 一発逆転 狙うには 聖杯 獲らなきゃ 帰れねぇ 聖杯 じゃなきゃ ダメなのか 悪魔合体とか いいんじゃない? 私の 願いは ただ 一つ 認められたい それだけさ 聖杯 じゃなきゃ 帰れねぇ 悪魔の力じゃ みんな ドン引きだ 聖杯 獲らなきゃ 帰れねぇ 聖杯 よりも 愛が 欲しい ◇ 「わかった……リエンス、どうせ暇人だ。お前が聖杯を獲りたいっていうなら、協力しても良い」 「本当か」 まるで花開くかのように、リエンス王が笑った。と、同時にダッジャールもまた、嗤った。 忍び装束を着て、急所部分の防御のために、紅い鉄鋼を纏った男である。 まるで闇と血の化身を思わせる男である、邪悪な――そしてどこか、自嘲を思わせた。 「お前は……いや、お前も……」 今まで偽りの環境の中にいた、そしてこれからは仮初の主従関係の中に身を投じることとなる。 ならば、不用意に関係性を揺らがせるべきではない。 しかし、リエンス王は――王だった。 支配者として意地を通そうとするのならば、聞かなけれならない。 「俺を侮っているのか」 「当たり前だろ」 ダッジャールが言葉を返した瞬間、リエンス王に宿った令呪が鈍く――輝く。 支配者であるが故に、例え孤独になっても、卑屈になることだけは出来なかった。 だからこそ、ロット王と戦うことになったのだ。 命よりも惜しい物があったのだ。 「令呪を以て命じる――」 「だから、お前は……」 ダッジャールは抗う様子を見せなかった、ただ嘲りの表情を浮かべ、言った。 「王の器じゃないんだ」 令呪から光が失われる。 何も言わず、リエンス王は部屋の隅のベッドへと向かう。 出来たはずだった、令呪を以て――ダッジャールを従わせることが。 それでも、やはり――リエンス王の――王としてのプライドが、それを許さない。 「畜生、どいつも……こいつも……」 願わずにはいられない、力が欲しいと。 エクスカリバーにも、十一人の支配者にも、いやブリテンの大地そのものに、己を認めさせる力が欲しかった。 だが、今の己はどうだ。 従者【サーヴァント】にしか侮られる程度の、王の器でしかない。 「畜生……」 ただ、ベッドで打ち震える。 王とは器だけじゃない、そのはずなのに。 ◇ リエンス王は、まるで己を見るようだった。 そうだ、力が欲しかったのだ。 ダッジャール――いや、カオスヒーローも。 神の戦地と化した東京で、混沌の英雄として戦う以前の彼は弱者だった。 不良グループに虐げられ、常に力を欲していた。 力を求めて、仲間と共に戦った。 いや、今思えば彼らは仲間ではなく――人生で最初で最後の親友だったのかもしれない。 悪魔と戦い、天使と戦い、成長する度に思った、もっと力を。 そして――かつて彼を虐げた男に敗北し、彼は決意する。 力を――悪魔との合体を。 そして彼は、成ったのだ。 混沌の救世主【カオスヒーロー】に、悪魔を率いて、神を討つ者に。 だが、力を手に入れれば手に入れる程に、視界は広がり、上には上がいることを知った。 魔王、天魔、大天使、魔神――魔人である己ですら未だ届かぬ高み。 そして、かつての親友。 救世主【ザ・ヒーロー】 戦い、敗北した。 救世主は強く、己は弱かった。 そして、負けたが故に――偽救世主、反救世主のクラス、ダッジャールとして召喚された。 だが、後悔はなかった。 まるで、夢の様な日々だった。 いや、もしかしたら本当に夢だったのかもしれない、目を開ければ、今までのように何でもない自分がいるのかもしれない。 ただウジウジと力を求め地を這いずるだけの己がいるのかもしれない。 それでも、良かった。 良い夢だった。 本当に、良い夢だった。 ただ、不安があった。 俺は良かった。全ては夢、それで良かった。 だが、勝者である救世主は、どこへ行き着くのだろう。 ただ進み続けた先に、何が待ち受けていたのだろう。 聖杯にかける願いは無い、だが、もし許されるのならば。 「お前は……自分を救えたのか……?」 それが、知りたかった。 ◇ 予告譚 聖杯戦争に挑まんとするリエンス王、しかし彼のサーヴァント、ダッジャールはあからさまに彼を見下していた。 このままでは不味い、己の王のUTSUWAを示さなければならない。 そんな時、彼が出会ったのはこの魔法のネックレス! これを付けた時から、女性にはモテモテ、仕事はバッチリで、ギャンブルも絶好調、あとサーヴァントは憧れの眼差しで見るようになりましたし、 あとドミノ倒し出来るぐらいに聖杯が集まりましたね。 今までの人生が嘘のように上向きになる リエンス王だったが! 「アナタねぇ……約束を破りましたね、魔法のネックレスを使ってる時は令呪を使っちゃいけないって」 「いや、悪かった……でも、一回だけだ、もうしないよ、約束する」 「いいえ、もうアナタに次はありません、アナタには罰が下ります」 魔法のネックレスをリエンス王に授けたセールスマンの示談の条件とは!? 次回 『聖杯戦争異聞録 帝都幻想奇譚』! 「しまるネックレス」! いえいえお代は一銭もいただきません。 【クラス】 ダッジャール 【真名】 カオスヒーロー@真・女神転生Ⅰ 【パラメーター】 筋力C 耐久B 敏捷C 魔力C 幸運D 宝具A 【属性】 混沌・中康 【クラススキル】 救世主(偽):A 新たな神話の時代の敗者である彼は、高ランクの偽救世主である。 彼はその逸話から属性が秩序のサーヴァントと戦う際に全パラメーターが1ランク上昇し、 中立のサーヴァントと戦う際に全パラメーターが1ランク下降する。 敗者に口なし:C 敗れた英雄たる彼は歴史の中に埋没した存在である、 故に相手が真名を看破するスキル・宝具を発動した際、その効果を防ぐことが出来る。 【保有スキル】 自己改造:A 自身の肉体に別の肉体を付属・融合させる。このスキルのランクが高くなればなるほど、正純の英雄からは遠ざかる。 悪魔と合体した彼はまさに偽の英雄である。 魔術:C+ このランクは、彼がレベルの上昇によって習得し得る魔術を一通り修得していることを表す。 また、ガーディアンとしての彼の逸話から、本来ならば使用することが出来ない、ペンパトラ、アギダイン、マハラギダインの使用が可能である。 【宝具】 『偽りの救世主の末路(デビルリング)』 ランク:A 種別:対魔宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 ダッジャールでなければ存在し得ない、平行世界の彼の宝具。 装着することで、ダッジャールの全パラメータが2ランク上昇する。 ただし、1ターン後にダッジャールはデビルリングから供給される過剰な力に抗えず死亡する。 『偽りの救世主の末路(バイバイエンジェル)』 ランク:E 種別:対神宝具 レンジ:10 最大補足:1人 ダッジャールでなければ存在し得ない、平行世界の彼の宝具。 本来の救世主を差し置いて、偽りの英雄を撃破した逸話から生じた宝具。 相手の属性が秩序、あるいは神に仕える者であった場合に発動できる。 相手の全パラメータを1ランクダウンし、ダッジャールにスキル狂化:Dを付与する。 この状態は5ターンは継続する。 『偽りの救世主の末路( そして 夢は 終わる )』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ: 最大補足:6人 固有結界。 彼が討ち倒された場所、カテドラル下層、及びその場にいた悪魔達を再現する。 その際、彼は打倒されるべき偽りの英雄として幸運が2ランクダウンし、 引きずり込んだ敵サーヴァントの全パラメーターは1ランクアップする。 【weapon】 無銘の剣 【人物背景】 かつて、三人の少年が居た。 三人の少年は、悪魔に踊らされた。 三人は二人になり、二人は一人になった。 残った一人は真の救世主で。 消えた二人は偽の救世主だった。 だとしても。 それは良い夢だった。 【サーヴァントとしての願い】 救世主が自分を救えたかを知りたい 【マスター】 リエンス王@実在性ミリオンアーサー 【マスターとしての願い】 聖杯に選ばれたい 【weapon】 無銘の剣 尖りすぎる鎧 【能力・技能】 それなりの剣技、あと歌が上手い。 【人物背景】 選ばれて下さい それしかないの 惨めな 惨めな 手を使っても 選ばれて下さい でなきゃダメなの 選ばれない事より 惨めはないから 【方針】 未定 -004 桐山和雄&ザ・ヒーロー 投下順 -002 救世主の救い方 -004 桐山和雄&ザ・ヒーロー 時系列順 -002 救世主の救い方 登場キャラ NEXT リエンス王&ダッジャール(カオスヒーロー) 000 DAY BEFORE:闇夜が連れてきた運命
https://w.atwiki.jp/kakiteseihai/pages/96.html
友だちにならないかと差し伸べられた手に、最高の友達Pも起承転結も自らの手を重ねることはできなかった。 あの吐き気を催す邪悪ことDIOの書き手を称する者の友だち発言を、誰がその通りに受け取れようか。 原作の花京院や漫画ロワの刃牙のように、洗脳されることを危惧してしまうのは当たり前だ。 それでいてすぐに手を跳ね除けることもできなかった。 警戒されるのも厭わず――どころか、まるで警戒させたいのだと言わんばかりにDIO書き手と名乗るセイヴァー。 その狙いは明白だ。 つまりは、脅迫。 こちらには洗脳という手段もあるのだぞと示すことにより、それならまだ自ら軍門に下るほうがましだと思わせるようにしているのだ。 『……起承転結、これって』 『ええ。洗脳をチラつかせた上で、こちらを引き入れようとしている。 つまり、できればボクたちに意思は奪いたくはないということ。 彼らはボクたちに単なる操り人形にする以上の価値を見出しているのかもしれません』 ルルーシュの姿をしたDIO書き手。 いささか偏見かもしれないが、いわば洗脳のプロフェッショナルだ。 そもそもが隠れ潜んでいた家を消し飛ばされた今、ばっちりと目を合わせてしまっている。 ギアスをかけようと思えばかけ放題な上に、それを避けようと目を瞑れば致命的な隙をさらしてしまうことになる。 強硬手段に出られた場合、状況としては詰んでいると言っても相違はないのだ。 相手がこちらに価値を感じているというのなら、それは不幸中の幸いだ。 武力を盾にしてきているとはいえ、相手ができれば比較的穏便に済まそうとしてきている以上、交渉次第では切り抜けられるかもしれない。 ただ、最高の友だちPにも起承転結にもセイヴァーたちが自分たちの“どこに”価値があると捉えているのかが分からない。 まずはそこから探らなければ交渉を始めることさえできない。 『……マスター、前にはボクが出ます。 考察も手伝います。 ただ、交渉の主導権はマスターに任せてもよいでしょうか?』 そのための探りを入れるのを、起承転結は最高の友達Pに任せることにした。 何もそれはサーヴァントとマスターという関係を重んじてということだけではない。 セイヴァーに目をつけられた先の失敗を省みて、交渉という他の書き手との探り合いには、リレー書き手である最高の友達Pの方が向いていると判断したからだ。 非リレーロワには非リレーロワで、非リレーロワチャットという文化もあったのだが、あくまでも非リレーロワ内のそれぞれのロワ書き手による雑談チャットだった。 一つの企画でしのぎを削る書き手同士による交渉とはまた別物なのである。 『わ、私は加蓮なだけあって見知らぬ他人とのコミュニケーションは上手ってわけじゃないんだけど。 やってみる。でもその分補助はお願いね。 モバマスロワって一般人ロワな分、生きたり殺したりに精一杯で、考察や探り合いってロワでもないから』 マスターに頷きを返すと同時に、起承転結は前に出る。 眼鏡をかけた青年だった姿は、一瞬にして軍服めいた服を着た大男へと変じていた。 元となっらキャラクター名を“傍若無人”。 まわりに他人がいないかのような自分勝手な振る舞いをする、という意味の四字熟語だ。 一望千里が千里眼を得ていたように、傍若無人もまたあるルール能力を得ている。 ただしそれは一望千里のようなメリットではなく、デメリット能力だ。 即ち、傍若無人と化した起承転結は《人をモノとしか見れない》。 人を人としてとらえられない、などというかわいらしいものではない。 四字熟語ロワにおいて傍若無人の目には人の姿は映らず、当人が自分の一部として認識している服とかさえも見えなかった。 傍若無人が認識できたのは、能力が起こす現象や武器、デイパック、そして首輪だけという重すぎるデメリットだった。 ある種の制限とさえ言ってもよいだろう。 今の起承転結も大体は原典の傍若無人と一緒だ。 彼に見えるのは敵の武器・宝具、及びそれらが起こす現象、デイパック、そして令呪だけなのだ。 「ほう……。変身スキル、或いは宝具かな?」 「さあな。己の手口をモノどもに教えてやる言われはない」 それだけのデメリットを背負ってまでこの姿に変身する意味はもちろんある。 一つはハンデをものともしない戦闘力。 傍若無人は制限を課して尚、起承転結が変身できる四字熟語の中では最強戦力の一つだ。 並ぶのは東奔西走と切磋琢磨くらいだが、前者は移動制限が重く傍若無人に敗北し、後者は成長型のため、今はまだ弱いままだ。 ……とはいえ、敵バーサーカーが見せたチートの前ではその最強戦力でさえ勝ち目はあるかどうか。 なので今、この姿に変じたのは、単純な戦力とはまた別の目的だ。 デメリット能力“傍若無人”は極めて限られた相手にのみ、有利に働くことがある。 見たものの顔をずたずたに引き裂く“破顔一笑”が通用しなかった逸話から、視覚に訴えかける能力を無効化できるのだ。 『マスター、奴の令呪はどこに刻まれている?』 『眼、眼だよ。ギアスとは別側の右目に令呪を宿しているみたい』 それでいて視覚制限がかかるとはいえ、まったく認識できないわけではない。 全ては計算によって補える。 起承転結が認識できる令呪と武器、宝具を元に、一望千里で覗き見たセイヴァーとバーサーカーの容姿を脳裏で掛け合わせていく。 令呪が右目にあるというなら、等間隔の位置に左目――ギアスがある。 あとは令呪の傾きなどから、右目の視線を推測。 最高の友達Pがギアスに晒されないよう、盾になれる位置に陣取り続ければいい。 「 それで。友達にならないかとのことだけど。アンタの言う友だちって どういうものなのよ。 私、友達にはうるさいんだからね。伊達に最高の友達Pなんて呼ばれてはいないの」 「ふむ、君のあだ名は最高の友達Pというのだね。 なるほど、確かにそのような称号を冠する存在に、友達を語るというのはいささか緊張する話だな。 よければまずは君の方から、この私に友達についてご教授願いたい」 どの口が言うか。 そう思いつつも、ぐっとこらえる。 今は交渉を成り立たせることが先決だ。 会話の糸口を与えられた以上、乗らないわけにはいかない。 「奇跡を、分かち合えた人」 この広いネットの世界で出会えたこと、そこだけをとっても一体どれだけの確率だろうか。 ましてや一緒に小説を書くだなんて奇跡としか言いようがない。 だから少女にとって、友達とは奇跡を分かち合えた人。 それ以上は必要なく、それだけで十分だった。 「なるほど、いい答えだ」 心底聞き入るように大きく頷く。 大仰な仕草ではあるが、そこには少女を馬鹿にするような響きは一切なかった。 少女の語った奇跡を大袈裟だと笑う書き手などいはしまい。 盛況だ、完結だと騒がれているロワでさえ、主力とされる書き手の数はそう多くはないのが常だ。 十を超える作品を投下した書き手が、十人以上いるロワは果たしてどれだけあるだろうか。 企画主やトップ書き手が一人で黙々と作品を書き続けるロワや聖杯とて珍しくはないのだ。 ならば信頼できる書き手と共にリレーをし続けられたならそれは確かに奇跡という他にないだろう。 そう納得した上でセイヴァーは口を開いた。 「ならば私も答えよう。私にとっての友とは即ち強敵と書いて“とも”であると」 ルルーシュの顔には似つかない、しかし魔王ゼロのマッチョボディにはこれ以上無くマッチした世紀末理論を口にするセイヴァー。 「殴られるままではない。すぐに折れる根性なしでもない。 殴り返してくるような、自分から殴りかかってくるような、そんな強敵。 殴られる覚悟をもって殴ってくる相手。 それこそが私の言う友だちなのだよ」 初代二次聖杯書き手らしいめまいを覚えそうになる答えではある。 そう起承転結は思ったのだが、意外にも最高の友達Pは感じ入るところがあったようだ。 「殴り合うのは嫌だけど……分からなくもないよ。書き手は、友達で、でも、共に高め合えるライバルなんだ。 私の友達は最高の仲間だけど。……私だって書き手だもの。 私の作品が一番おもしろいんだって。自負も誇りもあるよ」 「ふ……っ、そうか。なるほど、君は確かに書き手聖杯に喚ばれるだけのことはあるみたいだ。 よく分かっているじゃないか」 「まあねー♪」 ふふふ、くくくとにこやかではないものの、笑い合う二人。 リレー書き手同士、どこか通じ合うところのある様子に、起承転結はもやもやして、浮かび出た疑問を横から口にする。 「待て、セイヴァー。己がモノどもにとっての強敵になれると? 買いかぶりすぎではないか。モノどものサーヴァントはいわば究極の一。 対する己は無限どころか有限しか用意できぬ。 モノどもを相手取るにはいささか役不足だと思うが、如何に?」 笑い合っていた最高の友達Pもはっとなり口を抑える。 書き手としては自分こそが一番面白いんだという自負はるが、それとこの場における強さとはまた別だ。 モバマスロワは一般人ロワである以上インフレバトルには程遠く、四字熟語ロワもどちらかというと理屈や解釈、策略がものをいう能力者バトルだ。 正面からのごり押しチート相手にやりあえるかと言われれば難しい。 「ふむ、確かに私のバーサーカーは素晴らしいサーヴァントだよ。 書いていいのは書かれる覚悟がある者だけだ。殺していいのも殺される覚悟がある者だけだ。 そう言わんばかりの偉業を成し遂げた書き手だからな。 私のサーヴァントとして、強敵として、これ以上なく相応しい一騎だと自負するよ」 唐突なマスターや敵対者からの賞賛に、まるで恐縮ですとでも言わんばかりに縮こまるバーサーカー。 そんなサーヴァントに謙遜は止せと告げてからセイヴァーは起承転結へと向き直る。 「だが、私のサーヴァントが如何に強力だとはいえ、君が自分を卑下する理由にはなるまい。 私は知っているぞ、起承転結。 四字熟語ロワが無事、完結したということを。おめでとう、正真正銘君は我々と同じステージに立った」 ぱちぱちぱちと拍手を贈るセイヴァーとバーサーカー。 口調こそ尊大だが、そこには確かに、たった一人でロワの全てを書き上げた存在への敬意があった。 「そんな君なら、ガチバトルだけがパロロワの華でないことは知っていよう。 四字熟語ロワは最後の最後までネタばらしが強烈なロワだったそうじゃないか」 ぶんぶんと首を大きく縦に振るバーサーカーを尻目に、セイヴァーは自らの要求を口にする。 「つまり、だ。君にはこの書き手聖杯戦争のネタばらしをして欲しいのだよ! 有り体に言えば考察だよ」 最高の友達Pは納得する。 確かに考察なら戦力に関係ないなく可能だ。 まあ殺し合いに乗っていない所謂考察キャラがほぼいないモバマスロワでは、実はこれもまた縁遠いことなのだが……。 そもそも一般人ロワの極致であるモバマスロワは、誰も彼もが“アイドル”や“ヒロイン”をするのに必死であり、考察なんてする余裕が無いのだ。 当時未登場だった一ノ瀬志希はともかく、池袋晶葉辺りが参加者にいれば話は別だったかもだが……。 まあ同じモバマスでも参加者面子の違うシンデレラガールズロワも阿鼻叫喚なことになっているのを見るに、そう上手い話はないか。 「考察、だと? モノどもは己等と拳を交えるのではなく、どちらが早くこの書き手聖杯戦争の謎を解き明かせるのか、それを競おうとでも言うのか?」 一方、そこでまだ納得できていないのが起承転結だ。 バトルではなく考察ならば相手になるというセイヴァーの理屈自体は理解できる。 しかし考察というのなら、何を考え、何を解き明かすのか、その対象は必要不可欠だ。 そしてことパロロワにおける考察対象と言えば相場は決まっている。 それは首輪解除の方法であり、それは殺し合いからの脱出方法であり、更には殺し合いそのものの謎――主催者の正体や目的、倒し方の解明だ。 書き手聖杯は聖杯企画の常として首輪はないが、大筋では大差ないはずだ。 ……これはことを穏便に済ませられる可能性も出てきたかもしれない。 考察を競うというのは非リレー書き手である起承転結にはやはり分からない感覚ではあるが、つまるところリレーだ。 セイヴァーたちはリレーを望んでいる以上、起承転結たちを殺して終わりにはしないだろう。 競う対象が考察だというのなら、ギアスによる洗脳も免れれるかもしれない。 洗脳により思考を縛られれば、真っ当な考察なんてままならないからだ。 うまくそう話を持っていきさえすれば……。 「そうだとも。私が見るに、君ならば私たちにかなり踏む込み食らいつける敵になれる……っ!」 だがことはそう甘い話ではなかった。 灯りかけた希望は、セイヴァーの発した一言により、一気に闇へと呑まれていく。 「……“私たちに”、だと? どういうことだ。まるで自分たちこそが解き明かされる側だと言わんばかりのその口調……まさか」 セイヴァーたちの奇妙な言い草に、何かを察した起承転結が、自らの手足に目を向ける。 今、自分が変身している傍若無人は四字熟語ロワにおける最強格の一人であり、ラストマーダーでもあったが、それ以上に大きな役割を負っていた。 参加者でありながらも主催者の手のものでもあるその役割とは、即ち―― 「モノどもはジョーカーだと言うのか……?」 「Exactly(そのとおりだよ)」 起承転結と友達Pに戦慄が走る。 ジョーカー――参加者の中に紛れている主催者側の刺客であり、パロロワの華の一つだ。 最初から主催者側の人間のこともあれば、主催側から話を持ちかけられるなどして通常の参加者がジョーカーになるパターンなどもある。 得てして主催者側の補助を受けていたり、元から強いキャラクターが選ばれることもあって、作中では猛威を振るいがちだ。 四字熟語ロワとモバマスロワにおいてもそれは変わらない。 四字熟語ロワのジョーカー、傍若無人。彼は四字熟語ロワ終盤の立役者にして、四字熟語ロワそのもののキーキャラクターの一人であった。 モバマスロワのジョーカーはとにかく派手だ。 なんと強力な支給品を配られたジョーカーが5人もいた。 どころか主催の手により念入りに特訓させられた真のジョーカーとも言える“悪役”が一人。 更には追加の“悪役”がまた一人と明かされた程の大盤振る舞いだ。 『まさかジョーカーからの接触だなんて……。 ううん、でもこれってチャンスなのかな。 主催者側との取引って得てして情報や装備の優位を得られるものだし……』 驚愕しつつも前向きに算段を進める友達P。 優勝狙いの主従にジョーカーから自軍に引き込もうとするかのような取引を持ちかけられたのだ。 そう考えてしまうのも無理はない。 けれども起承転結はセイヴァーたちの言い草に引っ掛かりを覚えてならなかった。 四字熟語ロワにおいてジョーカー傍若無人が持ちかけてきた謎の考察は、書き手聖杯を解き明かすことであり、主催者側を不利にする対主催的な行いだ。 ジョーカーがわざわざ主催者に不利になる取引を自分たちに持ちかけるとは腑に落ちない。 セイヴァーが言うように単に敵を求めているだけなのか。 それとも主催者たち自身が、謎を解き明かされることを望んでいるのか。 はたまた傍若無人がそうであったように、セイヴァーたちにも主催者の思惑とは異なる独自の狙いがあるというのか……。 「やれやれ、そう難しく考える必要はあるまい」 起承転結の疑念を感じ取ったのだろう。 セイヴァーは肩をすくめると、あっさりとジョーカーとしての使命を明かしにかかる。 「私たちはジョーカーであり、物語の進行を促すのが使命ではある。 だがそれは一般的なパロロワのように最後の一人になるよう殺し合いを促す、というものではないのだよ。 優勝ルートでもいい、脱出ルートでもいい、対主催ルートでもいい。それ以外でも構わない。 書き手聖杯を完結させる手助けをする。それが私たちの任務なのだよ」 なるほど、書き手聖杯戦争ならではの使命だ。 書き手としてこれ以上の説得力を持つ使命はあるまい。 起承転結は納得し、だからこそ、警戒の度合いを極限まで引き上げる。 物語の起点である主催者側や聖杯戦争を考察させることは、核心へと迫る行為であり、書き手聖杯戦争を推し進めることに間違いはない。 ただ、単に考察させたいだけなら、わざわざ聖杯狙いであり何の考察もしてこなかった自分たちを捕まえて考察を迫る必要はないはずだ。 それらしい考察をしている主従や、対主催の主従を見つけてヒントを与えるでもしたほうが手っ取り早い。 まさか自分たち以外の全員が全員かの勝利エンドで有名な漫画ロワ書き手で、考察を他人に丸投げして好き放題になぐり合ってるわけでもあるまい。 なのにセイヴァーたちはわざわざ起承転結たちに会いに来た。 千里眼を察知したからいい機会だと思った? 起承転結たちが聖杯狙いだとは知らなかったから? はたしてそんなたまたま偶然の話だろうか。 セイヴァーからは強い確信が感じられる。 起承転結たちなら書き手聖杯の謎を解き明かせるという強い確し――待て。 奴は、セイヴァーはなんと言った? “起承転結たち”ならば? 違う、さっき彼はこう言ったのだ。君ならば私たちにかなり踏む込み、食らいつける敵になれる、と。 “君”ならば。 瞬間、最悪の想像が脳裏をよぎる。 起承転結の中でパズルのピースが噛みあっていく。 まさか、そんな、いや、けれど。 待て、はやるな、まだそうと決まったわけではない。 決めつけるにはあと一押しが足りない。 その一押しが本当に自分にあるのか。それを確かめるために起承転結は考察へと没頭する。 セイヴァーたちが望んだように、書き手聖杯の謎を紐解いていく。 『……起承転結? どうしたの押し黙っちゃって。ねえ?』 不安そうなマスターの声も。 「ようやく気づいたか……」 面白がるセイヴァーの声も置き去りにして思考を走らせていく。 考えて、考えて、考えて、考えて……。 「ああ、そうか、そうなのか」 起承転結は己が最悪の予想に逃れようのない裏付けを得てしまった。 「確かに“己”は書き手聖杯戦争を紐解ける位置にいるのやもしれぬ。 何故ならこんなにも書き手聖杯戦争と四字熟語ロワは似ているのだから」 あるアプリを開いて見てしまうことで参加させられてしまう殺し合い。 名前と記憶を奪われた書き手たち。 代わりに与えられた参加者たちの存在そのものとなる意味のある文字列。 書き手としてのトリップ。 所属ロワでのあだ名。 そのあだ名や作品を解釈することで得た容姿と能力。 似ている、なんてものじゃない。 こんなにも四字熟語ロワと書き手聖杯には参加者たちのあり方に類似点が存在していた。 少し考えれば気付けたはずだ。なのに起承転結はそうしなかった。 何故か――。何が起承転結に考察させなかったのか。誰が起承転結から考察の機会を奪ったのか。 その存在に思い至るや否や起承転結は脇目も振らず絶叫した。 「逃げろ、マスタアアアアアアアアアアアア!」 え? と呆けた声を出す最高の友だちP。それこそが起承転結の思考を制限したものの正体。 例外も多々あれど、基本、純粋な優勝狙いのマーダーは主催者やロワの謎について考察する必要がない。 主催を乗っ取ろうだとか、主催者の力を手に入れようだとか考えないなら、優勝狙いにとって主催者は敵ではない。 主催者について考えるよりも、敵である他の参加者対策を練るなど、殺し合いに勝つことに全力を注ぐ方がずっと有意義だ。 それこそ考察なんて全くしないでただただ他の参加者を殺したっていい。 パロロワにおいて優勝ルートの方がずっと簡単だとか言われるのはこの辺りが原因だ。 だからこそ、起承転結に書き手聖杯戦争を考察させたいセイヴァーたちにとって聖杯狙いのマスターである友だちPは邪魔なのだ。 人質にとるなり脅して令呪で命じさせるなり手段がないわけではないが、どれも問題が残る。 友だちPが存命かつ危機となれば焦りや心配のあまり、肝心の考察がおざなりになりかねない。 思考制限のかかる洗脳なんてもってのほかだ。 なら、起承転結の枷であり、不確定要素にもなりえる現マスターには消えてもらった方がいい。 普通のサーヴァントならマスターの消滅=自身の消滅だが、起承転結は非リレー書き手だ。 単独行動の上位互換スキルを持っており、マスターを失っても、現界を維持できるどころか、各ステータスに補正がかかる。 起承転結に四字熟語ロワ書き手だからこその真価を発揮してほしいセイヴァーたちからすれば至れり尽くせりである。 「交渉決裂か」 やれやれと肩をすくめるセイヴァーたちが動き出すよりも前に、彼らの思惑を察知した起承転結は打って出ていた。 友だちPに逃げろと警告しつつも、抜き放った武器の名は『蟷螂之斧』。 四字熟語ロワにおいては四字熟語の解釈より生まれた各ルール能力に僅かながら抗える特殊な武器だ。 書き手聖杯戦争では効果対象が拡大され各書き手の能力にも幾らか対抗できるその武器を。 起承転結は力の限り、セイヴァーたちの立つアスファルトの大地へと投げつける。 するとどうしたことか。大地は罅割れ、大きな崩落を起こす。 起承転結が変身している傍若無人は、強マーダーだったとはいえ、チートパワーの持ち主というわけではない。 ただ、傍若無人は原典においてこれと同様の現象を起こしていた。 四字熟語ロワの会場もまた、ルール能力で生み出されていたが故に、蟷螂之斧で干渉できたのだ。 起承転結はその原作再現が起きることに賭けた。 書き手聖杯戦争が四字熟語ロワと似ているというのなら、この会場もまた何らかの書き手の能力で生み出されたものではないかと推測してのことだ。 結果、彼は賭けに勝った。 期待していた以上に大きな地割れが起き、セイヴァーたちを呑み込んでいく。 けれどもこの程度で終わる相手だとはどうしても思えなかった。 だからこそ起承転結はバーサーカーがセイヴァーを抱え、奈落の底から大跳躍してくるよりも早く、追撃に移る。 「 はぁ………っ! 」 変身するのはギャルっぽい女子大生こと青息吐息。構えるのは拡声器。ルール能力は氷の吐息。 今の起承転結の吐息は凍える吹雪だ。 そしてその射程距離は息を吐く音の聞こえる範囲まで拡大することができる! 「 永久、凍土! ぐずぐずしてないで、早く逃げてよ、マスター!」 氷竜のブレスの如き全力の吐息は見る間に世界を真白く覆い、凍りつかせていく。 青息吐息を用いた狙いは三つ。 一つ、セイヴァーたちが昇ってくるよりも早く、地割れの裂け目を氷で塞いで閉じ込めること。 二つ、閉じ込めるのに失敗したとしても極低温により、敵の動きを鈍らせること。 特に生身のマスターであるセイヴァー相手には効き目があると願いたい。 三つ、温度差から生じたこの真っ白な蒸気で、敵の視界を奪うこと。 これら三つのどれもが言ってしまえば時間稼ぎだ。 友だちPを少しでも遠くへ逃がすための。いや、それ以前に―― 「嫌! 逃げない、逃げられるわけないよ、起承転結。 起承転結を置いて逃げるだなんて、私にはできないよ」 マスターに逃げるよう説得する、そのための時間稼ぎだ。 「あたしは大丈夫だから。あいつらにとってあたしは生かす価値があるの。 だからマスターを逃がしてもあたしだけでも捕まえれればあいつらの気は済むかもしれない」 あくまでもセイヴァーたちの目的は、起承転結に考察させることだ。 念には念をと友だちPの排除に乗り出してはいるが、友だちPを逃がしたうえで、 友だちPの無事と引き換えに考察を買って出れば、妥協してくれる可能性がないわけではない。 「マスター。お願いだからあたしを使ってよ。何も死ねって言わせたいんじゃないの。 盾にしたりしてもいい。無茶な指示をしてもいい。あたしはそれもリレーだと思って全部受ける。 だから、必ず生き延びて。 マスターの心の痛みもあたしのせいにしていいから。実際あたしの蒔いた種に、マスターを巻き込んじゃったんだし」 一望千里で覗き見たから、セイヴァーに感知され、目をつけられた。 四字熟語ロワと書き手聖杯戦争の類似点から、考察役として見込まれた。 起承転結なんてサーヴァントを引き当ててしまったから、友だちPは命の危機に晒されている。 全部が全部、自分の責任だ。 だからこそ起承転結は覚悟を決めて一人で全てを背負おうとする。 「違うよ、そんなのリレーじゃない! そりゃたまにぶん投げることもあるけど、リレーは友だちに押し付けることでも強要することでもないよ! 補い合いだって、分かち合いだって、私、言ったじゃない……!」 そんな起承転結の覚悟が、最高の友だちPには哀しかった。 違う、そうじゃない、そうじゃないのだ。 起承転結に教えてあげたかったリレーをすることの楽しさは、こんなんじゃない。 「たまたま、たまたまだよ。リレーにはよくあることなんだよ。 誰かが気づかぬ内に大事なフラグを折っちゃったとか。 自分の書いた話が思わぬ解釈をされてリレーされちゃったとか。 オリジナルの支給品が想定外の火力に設定されてしまったとか。 そんなのよくあることなんだよ!」 書き手は、エスパーじゃない。ミラクルなテレパシーは使えないし、熊本弁だって誰もが翻訳できるわけではない。 行き違いだってあるし、間違いだってある。 だけどそんな時、そこで終われない、終わらないのが書き手なのだ。 書き続ける限りいくらでもフォローできる。後付けだってできる。 こんな理由があったんだとか。こういう心情だったんだとか。 折れたはずのフラグを拾って。ずれてしまった展開を活かして元のプロットよりも劇的な方向へと持って行って。 時に自分でやってそれ見たことかと悦に浸り。 時に誰かの頑張りを目にしてその手があったかと感嘆して。 それがリレーなんだ。繋がり続ける限り、いくらだって未来がある。物語を続けていける。 「それにね、起承転結。私には、分かるの。 もしもここで起承転結を置いて逃げたとしても、絶対に戻ってきちゃうって。 起承転結は知らないかもだけど、そういう話を私、書いたんだよ?」 それはある愛の話のひとかけら。 友に夢を託され逃がされた少女が、それでもと自らの我侭を貫きに戻ってくる話。 ……戻って来た時にはもう、全ては終わりへと向かっていた、そんなお話。 「もう少し早く来てたら……。そんな後悔を私はしたくない。 安易な二度ネタや原作再現なんて御免よ。 せっかく自作を三次創作するというのなら、目指せ原作越えよ!」 どうせ戻ってくるのが分かっているなら、最初から最後まで連れ添いたい。 最後まで、なんて言ってるけど負ける気なんてさらさらない。 相手は確かに超が付くほどの強敵だけど。 こっちは一般人でしかないけれど。 それでも同じ書き手だ。書き手という土俵でならいくらだって戦えるはずだ。 大丈夫。大丈夫。大丈夫。 リレー書き手としての経験がある。令呪だってある。足を引っ張るだけにはならない。 最高の友だちPは起承転結に手を差し伸べる。 「一緒に戦おうよ/リレーしようよ、起承転結。 私たちはマスターとサーヴァントである以上に、友だち、なんだから。 どんな強敵でも、ふたり、いっしょなら、こわくなんて、ない。でしょ?」 泣きそうな、それでいて決意の籠った眼差しと共に差し伸べられた手は小さく、けれど確かに震えていた。 それは命懸けの戦いへの恐怖か、はたまた起承転結に拒絶されることを恐れてか。 どちらにせよ、起承転結がその手を取れば、最高の友だちPの震えは止まるであろう。 今、この少女を、最高の友だちPに勇気を与えられるのは起承転結だけだ。 でもそれは、終わりを意味する。 この手を取った時、起承転結と最高の友だちPに待ち受けるのは避けようのない別離だけだ。 それでも。 その震えを止めたいと思った。 この少女だけはなんとしても生かしたいと願った。 だから。 起承転結は。 「ありがとう、マスター。あたしの、最高の友だち」 手に、手を重ね、そのまま最高の友だちPを引っ張り抱き留め、 「え、ちょ、起承転結、顔、顔が近い!」 顔を赤くする親友の胸元にそっと手を添え、 「それとごめんよ。実は私も書いてたんだ」 おかっぱ頭にモノクロの服を着た男へと姿を変える。 「本当に大切な人を守るために、その大切な人さえも騙し続けた、そんな男や女の物語を」 それで、終わり。 重ね合った掌は、もう二度と、交わることはない。 何故ならそれが今の起承転結の能力だから。 ルール能力“心機一転”。 効果は、胸元を触れた相手のスタンスの反転。 ヒーローを志した少女は善人を殺し悪を守るようになり。 殺し合いから目を背けていた優柔不断な青年は、最善の行動を取って生き残ろうと決意する。 なら、絶体絶命の危機を前にして尚、サーヴァントとの友情を掲げ、共に戦い抜こうとしていた少女がどうなるか。 「起承転結」 言うまでもない。 「令呪を以て命じる。死んでも私が逃げる時間を稼いで」 自分が生き残るために、サーヴァントを平気で死地へと赴かせる、そんな友情マン@ジャンプロワの出来上がりだ。 ああ、全く。我が所業ながら反吐が出る。 大切な人の心を歪めて思い通りにする。なんて吐き気を催す邪悪だろうか。 けどそれは自ら望んで踏み出した修羅の道なのだ。 起承転結は事の発端であるセイヴァーたちへの当て付けのように、歪な笑みを浮かべて主命を頂戴する。 「イエス・ユア・マジェスティ」 返事は、なかった。 自分のために死ねと命じたサーヴァントに一切の謝罪も労りの言葉もなく、最高の友だちPは全速力で戦場を後にする。 その様を悲しく思う資格も寂しく感じる権利も今の起承転結にはなかった。 あるのはマスターが逃げ切るまでの時間をなんとしてでも稼ぐという義務のみ。 起承転結は未だ大地に呑まれたままの敵手へと語りかける。 「待たせたね」 「構わんよ。別れのシーンを邪魔するほど、我々は無粋ではないさ」 轟音と共に裂け目を覆っていた氷が砕け散り、きらきらと乱反射する光を浴びて漆黒の主従が地の底より帰還する。 やはり、この敵相手では地割れも極低温も足止めにさえならないか。 いつでも出てこれたであろうに今の今まで大人しくしていたのは、本人たちが言うように単に空気を読んでくれていただけなのだろう。 セイヴァ―たちは低温対策に使っていたらしいホッカイロと栄養ドリンクの空き瓶をわざわざゴミ箱に分別して捨てる余裕さえ見せている。 舐めやがってと思う気持ちがないわけではない。 ただ、どこまでもリレー書き手である彼らの矜持こそが起承転結が付け入ることのできる唯一の隙だ。 絶大なチートを誇ろうとも、書き手としてリレーを求める限り、無茶苦茶な展開を押し付けてはくるまい。 リレーに長けているからこそ、戦力差の激しい今からの戦いにおいても、リレー初心者のこちらに合わせてくれるはずだ。 そのリレー書き手としての優秀さを最大限に利用して、非リレー書き手としての傍若無人さで自らの願いを押し通すしかない。 願い――最高の友だちPとの再会。 自分は彼女の友情を踏みにじる最悪なことをした。謝って許してもらえるとは限らない。 それでも、自分が捻じ曲げてしまった少女を、元に戻す責任がある。 “心機一転”は不可逆な能力ではないのだ。 もう一度能力を行使すればスタンスが再度反転し、結果一周りすることになり、元に戻るのだ。 起承転結の姿が、セーラー服の少女へと変わる。 鈴型髪留めのおさげを翻すその姿の元ネタこそ、四字熟語ロワにおける“心機一転”の被害者で。 正気に戻った少女が、反転していた間の自らの行いをどれほど引きずったかを知るからこそ、起承転結は最高の友だちPをこのままにしておけない。 自分でやっておきながら虫のいい話だとは理解している。 それがどうした。 本当は義務だとか、責任だとか、そんなのはどうでもいい。 自分がそうしたいから。自分が最高の友だちPのサーヴァントでありたいから。 失敗を恐れず。危険も恐れず。勇ましく気力を振り絞って、最強の敵へと立ち向かう。 「《りんりんソード》ッ!!」 二度と交わらないなんて運命は、力ずくでこじ開ける! こうして起承転結は剣を手にし、結末の決まりきった戦いへと挑む。 勇気一つを友にして。 【一日目 午前 TV局付近】 【起承転結(◆YOtBuxuP4U)@四字熟語バトルロワイアル】 [状態]健康、勇気凛々、ステータスアップ [装備]凛々ソード@四字熟語ロワ [道具]なし [所持金]大判小判 [思考・状況] 基本行動方針:非リレーに回帰してでもマスターを守る 1.マスターが逃げれるよう時間を稼ぐ 2.相手のリレー書き手故の心理を利用して優位に立ちたい [備考] ギアスをかけられているかもしれません。 『連鎖反応』内の戦況に関する情報を得ました。あくまでも視覚情報のみです。 【最高の友達P(◆j1Wv59wPk2)@モバマス・ロワイアル】 [状態]心機一転 [令呪]残り二角 [装備]ピストルクロスボウ [道具]なし [所持金]アイマス 10周年ライブで使い果たした [思考・状況] 基本行動方針:友だちを利用して一人生き延びる(友達の元へ帰る。そのためならばなんだってする) 1.セイヴァーたちから逃げる 2.心機一転が死んだ時用に盾になる新しいサーヴァントを探しておきたい 3.(……早く……向かわないと………) 4.(……起承転結の……所、に………) 5.(私……謝って………) 6.(もう、一度…………――――) 【 零に還りし人間 セイヴァー(◆l3N27G/bJU)@二次キャラ聖杯戦争】 [状態]“ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア”(仮面なしのゼロ)、魔力消費(大) [令呪]残り二角 [装備]槍王イルバーン@私の救世主さま、転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)@Fate/EXTRA [道具]なし [所持金]ルルーシュなので沢山ある [思考・状況] 基本行動方針:ジョーカー。初代二次聖杯を終わらせた者として書き手聖杯戦争を加速させることに尽くす 1.起承転結と友達になる [備考] ※ザ・ゼロ、及びザ・ギアスをそれぞれの右と左目に宿しています。ハドロン砲ももちろん発射できます。 【バーサーカー(よっみー)@書き手ロワ2nd】 [状態]魔力消費(中) [装備]永遠神剣第一位『空気』@書き手ロワ2nd [道具]なし [所持金]書き手2エピローグ的にお金は持ち込めていないため無一文 [思考・状況] 基本行動方針:ジョーカー。かつての書き手ロワ書き手として書き手聖杯戦争を加速させることに尽くす。 1.遅くなったけど四字熟語ロワ完結おめでとう! [備考] ※宝具の力で永遠神剣を投影したり、令呪の助けさえあればメタにも干渉できるようです。 狂化していますが経験と本能で書き手を察せれます。 029:■■■■■、■■ 投下順に読む 031:[[]] 024:連鎖反応 最高の友達P :[[]] 024:連鎖反応 起承転結 :[[]] 024:連鎖反応 ≪零に還りし人間≫セイヴァー :[[]] 024:連鎖反応 よっみー :[[]] ▲上へ戻る