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さて、とうとう私はサンフランシスコ発成田行きノースウエスト航空27便エコノミークラスの人となった。 飛行機は何度乗っても苦手である。特に離陸の際の加速がいやだ。これから長時間、空飛ぶ密室に閉じ込められ自由を奪われるという拷問が始まるのだということを嫌が上でも認識させられる。圧迫感で息が詰まりそうである。 飛行機はそろそろ安定高度に入り、シートベルトを外してもよいというサインが出た。乗客はやれやれという素振りでシートベルトを外し、三々五々伸びをしたり、トイレに立ったり、雑誌を取り出したり、ヘッドフォンを取り出して装着したり、ニンテンドーDSや、PSPに没頭しだしたり、いきなりイビキをかきだしたりしている。 中には嫌う人もいるけれども、私は窓際が好きである。この飛行機は落ちずにしっかり飛んでいるのだということを常に確認しておかないと不安だからだ。 千切れて取れそうなぐらいガクンガクンと揺れている翼を見て気分が悪くなる人もいるらしいが、私などは飛行機がけなげににちょこちょこと羽ばたいているようで、微笑ましくも感じる。だいたい、あれぐらい遊びがないと、空気の抵抗でポッキリ折れてしまうのである。 また、窓からどんどん小さくなっていく街並みを見るのがちょっと好きだったりもする。地上はすっかり見えなくなり、視界に入るものといえば雲ばかりという状態になったが、千変万化する雲の形を見ていると面白く、暫くぼんやりと眺め続ける。 隣のでっぷり太った初老の紳士が、しきりに自家製と思われるフライドチキンを勧めてきたが、表面に脂がドクドクと付着していたので、見ただけでムネが悪くなり、丁重に辞退させていただいた。初老の紳士は『オーゥ』などと大袈裟に歎息している。フライドチキンぐらい黙って一人で食え。大体そのベタベタの指はどこで拭くつもりか。 真紅たちのことが気になり、ごそごそとパソコンを取り出して自作のVAIOハッキングプログラムを起動してみたが、さすがにこの機内からではノルゴリズム世界にアクセスできないようだ。仕方なく空港で買った雑誌をパラパラとめくってみたが、真紅たちのことや洋子のことが気になって全く頭に入ってこず、文字情報が網膜を通じて脳の一部に投影されるものの、意味をさっぱり理解しない人間OCRと化してしまった。 そんなことをしていても仕方ないので、雑誌をクルクルと丸め、カバンに放り込んで瞑目する。すると、また隣の紳士がつんつんと二の腕を突っつくので、何事かと思ってみてみると、今度は自家製ハンバーガーを勧めてきた。なんと、ハンバーグが五段重ねになっている。見ただけで酸っぱい胃液がこみ上げてきた私は、また丁重にお断りする。紳士はまた、『オオーゥ』などと大袈裟に歎息した。だからメタボリックシンドロームで命を落とすのは自分だけにしておけ。他人を巻き込むな。ほら、そんな角度で頬張るから、肉汁やらドレッシングやらがこぼれまくっているではないか。またそれをどこで拭くつもりだ? 瞑目していろいろなことに思いを馳せていると、今度は大きないびきが聞こえてきた。初老の紳士は満腹になった人間の常として、居眠りを始めたのだ。『ガー』と大きないびきの後、十数秒間無音状態が続くので安心していると、いきなり『ッグゴゴォー』っときてびっくりしてしまう。これは完全な『睡眠時無呼吸症候群』だ。頼むから隣で還らぬ人にならないでくれよ。 うるさくてゆっくり考え事もできないので、ヘッドフォンを装着して、ボリューム最大で音楽を聴く。 さて、することもないから、空港ではRubyにおける『クラスライブラリ』の概要を考えてみたので、今回はもう少し突っ込んだところまで考えてみよう。 しかし、あまり突っ込みすぎるとズルズルと深みにはまり込んで生還できなくなるので、Rubyにおける『組み込みクラス』について考えてみたい。 『組み込みクラス』というのはなんぞやというと、Rubyインタプリタプログラムに既に組み込まれているクラスのことである。 Rubyの組み込みクラスには以下のものがある。これは、Rubyリファレンスマニュアルから抜粋したもので、細かく解説しても、結局マニュアルを書き写すことになるだけだから、詳細は各自ご確認いただきたい。 Object 全てのクラスのスーパークラス。オブジェクトの一般的な振る舞いを定義する Array 配列クラス。要素は任意のRubyオブジェクト。すなわち何でも格納できるということである Binding ローカル変数のテーブルと self、モジュールのネストなどの情報を保持するオブジェクトのクラス。組み込み関数 binding によってのみ生成され、eval の第 2 引数に使用する Continuation 直前の状態(ローカル変数の定義、スタックフレーム)を格納するクラス Data 拡張ライブラリを書く時に new が定義されているとまずい場合があるため、Object から new だけを undef したクラス Exception 全ての例外クラスのスーパークラス Dir ディレクトリ内の要素を順に返すディレクトリストリーム操作のためのクラス File Stat ファイルの情報を格納したオブジェクトのクラス Hash ハッシュテーブル(連想配列とも呼ぶ)のクラス IO 基本的な入出力機能を実装する File IOクラスのサブクラス。ファイルアクセスを行う MatchData 正規表現のマッチに関する情報を扱うためのクラス Method クラスのインスタンスからメソッドのみを抽出する Module モジュールのクラス Class クラスのクラス Numeric 数値を扱う抽象クラス Integer Numericクラスより派生。整数の抽象クラス Bignum Integerクラスより派生。多倍長整数のクラス Fixnum Integerクラスより派生。マシンのポインタのサイズに収まる長さの固定長整数。ほとんどのマシンでは 31 ビット幅である Float Numericより派生。浮動小数点のクラス。Float の実装は C 言語の double で、その精度は環境に依存する Proc ブロックをコンテキスト(ローカル変数のスコープやスタックフレーム)とともにオブジェクト化した手続きオブジェクト Process Status Process.wait などで生成されるオブジェクト。プロセスの終了ステータスを表現する Range 範囲オブジェクトのクラス Regexp 正規表現のクラス String 文字列のクラス Struct 構造体クラス Symbol シンボルを表すクラス Thread Ruby のスレッドを表現するクラス ThreadGroup Thread はグループを持ち、必ずいずれかのグループに属する。 ThreadGroup クラスによりグループに属する Thread をまとめて操作することができる Time 時刻オブジェクト UnboundMethod レシーバを持たないメソッドオブジェクトのクラス TrueClass trueのクラス。trueは、TrueClassの唯一のインスタンスである FasleClass falseのクラス。falseは、FalseClassの唯一のインスタンスである NilClass nilのクラス。nilは、NilClassの唯一のインスタンスである さて、リファレンスマニュアルからごそっと組み込みクラスを抜き出してきたわけであるが、これらを眺めていて何かを感じないだろうか。 それは、これら組み込みクラスが、Rubyでプログラミングを行うにあたって、クラスであることを意識せずに使用できる、核となる要素が、実はクラスだったんだと再認識するだけのものが多いのである。 例えば、Arrayクラスだ。 Arrayクラスのオブジェクトは、Arrayがクラスであるということを意識すれば次のように生成する。 a=Array.new([1,2,3,4]) ところが、次のように生成しても立派なArrayクラスのオブジェクトになるのである。 a=[1,2,3,4] Rubyでは、[1,2,3,4]と記述したとたん、それがArrayのオブジェクトとして認識されるわけだ。これは、Hash、Bignum、Fixnum、Float、Range、RegExp、String、TureClass、FalseClass、NilClassなど、多くのクラスに当てはまるのである。 if a==true; ~ end などと記述する場合のtrueが、実はTrueClassのオブジェクトであったのだということなのだ。 さすがは、全てのものがオブジェクトであるRubyならではの組み込みクラスライブラリであるといえよう。
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side nocchi 2月14日。いよいよ学園祭当日。 昨日の前夜祭が終わった後、あたしたちは一度だけ中田先生と合わせをした。 その時の感じだと好感触。きっとお客さんを巻き込んで楽しめるだろう。 おとといあたしが帰ってからゆかちゃんとあ~ちゃんに何があったのかは分からない。 だけど、明らかに変わっていた。うまく説明できないけど、凄くいい感じに仕上がっていた。 「のっち、おはよっ!」 いつものことながら晴れやかな笑顔のゆかちゃん。今日もさわやかだねぇ。 いつもよりも歩いてる姿から軽やかな感じを受けた。 日差しを受けたゆかちゃんのサラサラな長い髪の毛がキラキラしてる。眩しい。 後ろから走って来たあ~ちゃん。 「おはよー!」 あたしの前でピタリと止まる。ふわりと甘い香りがした。 いつも以上にはつらつとした表情を見せるあ~ちゃん。楽しみにしてたんだね。 「ほら!早く行かにゃあもうすぐ開店時関よ!」 しまった!模擬店のオープン時間が迫ってる。 歌の出番は午後イチだけどそれまではウェイトレスをやらなきゃいけない。 あ~ちゃんはあたしとゆかちゃんの手をぎゅっと握ると猛ダッシュした。 足が速いあ~ちゃんにはついていくのでも精一杯。必死で後についていかなきゃ行けない。 でも、あたしはそれをイヤだと思う事は無いし、むしろ あたし今青春してる! とか思う。 その瞬間があたしにとっての最高で、そのまま時間を止めたくなってしまう。 だけど、時間は確実に流れていくから、あたしはその瞬間を網膜に、脳に、強く焼き付ける。 「大本、西脇、樫野!遅い!!」 いきなり中田先生のお叱り。 教室に飛び込むと、雰囲気はすでに立派なディスコ。 あたしがお茶を吹いたあの暗幕もバッチリ貼ってあった。 飲み物などのセッティングももうすべて終わっていて、後は中田先生とあたしたちの頑張り次第。 ターンテーブルもセットされていて、そこには緊張でガチガチの中田先生の姿があった。 「あ~ちゃん、のっち、これ着けて。」 ゆかちゃんにエプロンを差し出されて急いで着けた。若干丈が短かったけど、まぁ我慢。 「午前中はあんまり気張らんと頑張ろう!」 「おー!」 あ~ちゃんのかけ声であたしたちはそれぞれの持ち場についた。 時間がやって来た。2日間だけディスコへと変貌する教室。ギラギラの照明のスイッチが入る。 開店時間が来ると同時にドアが開いた。中田先生が挑発的なビートを刻み始める。 待っていたお客さん達がなだれ込む。結構忙しそう。これはガンバらにゃいけんね。 お客さんは自由に踊りまくっていた。飲み物のオーダーも多かった。 午後は踊るのに、午前中だけでへとへとになりそうなくらい動いた。 中田先生は、ワケわかんないおっきいサングラスかけて、すごい怪しかった。 でも、いつものなんだか頼りない感じが無くて、カッコ良く、上手くやっていた。 そして、午前の部が終了。昼休みは生徒の昼食時間があるので、一時的にBGMだけの時間になる。 あたしたちの向かいの教室では、バレンタインに絡めてカフェなんかもやっていた。 チョコを大々的に売ってる。そういえば今年も二人にはチョコあげたいなぁ。 あたしはそのカフェに入って散々悩んだあげく、ゆかちゃんには苦みが強めのビターを、 あ~ちゃんにはミルク多めのスイートを買った。 午後のあたしたちのパフォーマンスが終わったらプレゼントしよう。 約束の時間。あたしたちはそれぞれ昼食をとって、教室に集まった。 3人それぞれお互いに制服を整えた。 ゆかちゃんは髪の毛を後ろで結って、あ~ちゃんは髪にお気に入りのコサージュをつけていた。 最高の姿をお客さんに見せるためだ。あんなに遅くまで毎日練習した。 いじめかと思うような水野先生の気合いの入った指導にも頑張ってついていった。 高校生活の最後に最高のステージを三人で作りたい。それだけだ。 二人もきっと同じ気持ちだと思う。 「緊張する。」 ゆかちゃんがポツリと呟いた。あ~ちゃんが笑う。 「じゃ、気合い入れよう。 いい?大丈夫、こんなに頑張ったんじゃけぇ。頑張るぞっ!」 「おぅ!」 あたしとゆかちゃんはテンション高く返事した。なんか大丈夫そう。不思議な安心感に包まれた。 「準備いいか?」 中田先生がこっちに来た。先生はすっかり慣れて来たみたいでさっきの緊張は消えたようだ。 「はい。」 先生はあたしたち一人づつの目をゆっくりと見た。 「うん。お前らが頑張ってたのはわかってるし、もし本番でミスしても俺はなにも文句無い。 変な頼みを引き受けてくれてありがとう。感謝してる。」 中田先生が笑った。同士を見るような目暖かくて優しい目。 あたしたちは手をつなぐと、目を閉じてステージに立った。 ギラギラの照明に目が眩むけど、確かにステージを強く踏みしめた。 目をゆっくりと開ける。そこにはずっと想像の中だけにあったお客さん達の顔があった。 <side kashiyuka 目の前に広がるお客さん達の笑顔。期待に満ちた表情の小さい子供もいてあたしは嬉しくなった。 あ~ちゃんが繋いだ手をほどくと、マイクのスイッチを入れた。深呼吸が聞こえた。 「みなさん、こんにちはー!早速ですが自己紹介します。西脇綾香、あ~ちゃんです!」 あ~ちゃんが笑ってこっちを見る。あたしの番だ。目線のバトンを受け取った。 「樫野有香、かしゆかです!」 今度はあたしがのっちにバトンを渡す。のっちは変な顔で笑った。 「大本彩乃、の... のっちです!」 うわ、噛んだ。お客さんから笑いが起きる。まぁのっちらしいしOKか。 そして、あ~ちゃんがびしっと締める。 「短い時間ではありますがよろしくお願いします!」 あたしは中田先生の方を見た。 目が合った気がした。サングラスで目が見えないから分からないけど、たしかにニッと笑った。 先生に対する絶対的な信頼があったから、こんな提案を受け入れて、今ここに立っている。 あたしは先生をいじり続けたから伝わってるか分からないけど、本気で感謝してる。 大好きで、大切で、他の何にも変えられない二人と一緒に最後の学園祭をやらせてくれたこと。 この日のために何日も寝ないでパソコンに向かってくれた事。 最高の先生、お願いしますよ。 あ~ちゃんは、何事かを話し続けていた。お客さんの反応も上々。 ミニライブのMCのような物だから、あ~ちゃんにはうってつけの仕事のように思う。 あ~ちゃんがあたしとのっちに目配せする。中田先生はもうゴーサインを出していた。 「では聞いてください。チョコレイト・ディスコ」 キラキラしたイントロが流れ始める。多幸感に溢れたメロディー。 あたしたちの高校生活もすごくキラキラしてたんだろうなぁ。この曲に何か近い物を感じた。 そして、歌が入る。二人とも楽しそうな表情。 サビの振り付けが可愛い。手をくるくる動かしてピョンピョン跳ねる。 一番が終わった頃から、隣のカフェからカップル客が入ってくるようになった。 この曲の歌詞の内容がバレンタインだから反応するのもまぁ当たり前かな。 終盤に差し掛かると、あ~ちゃんがお客さんを煽り始めた。 「みんな、一緒におどってくださーい!」 あ~ちゃんの呼びかけに答えるようにお客さんが手を動かしだす。 ♪~チョコレイト・ディスコ 教室中にいる人たちでサビを大合唱。みんな踊りながら歌ってる。嬉しそうに。 お客さんの表情が鮮明に分かるほど強い照明。お客さんの笑顔が輝いてる。サイコー。 曲が終わっても、あたし達がはけても、まだ会場は盛り上がっていた。 最高のステージで、最高のメンバーで、最高のパフォーマンスを見せた事。 間違いなくあたしの高校生活で一番最高の思い出になった。 ステージを降りたあたしたちは一昨日と同じように言葉も無く寄り添った。 「写真撮ろう。」 あたしが何故急にそんなことを言ったのかは自分でもよくわからない。 でも、その時間をただそのまま流してしまうのがもったいなくて、 その瞬間を切り取ってずっと心の奥深くにしまっておきたいと思ったんだ。 その時の写真の中のあたし達の笑顔はこの3年間が凝縮されて詰まっていた。 最高の一枚。二人とも、ありがとう。
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84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/26(木) 15 17 30.04 ID KIdabiJeO [6/24] 男に女装させてみたかなみさん 女「ここをこうしてこうして……よし、出来た」 男「……」 女「なかなか可愛いじゃないの、タカシ」 男「可愛い訳あるかぁ! なんで俺女装なんかさせられてんの!?」 女「私が興味あったんだから、あんたが被験者になるのはとーぜんよ」 男「突然呼び出して人に女の格好させた理由がそれかいっ」 女「そうよ。あんたは私のおもちゃなんだから」 男「おもちゃになった覚えはねぇ。帰るぞ」 女「えっ、その格好のままで?」 男「着替えてからに決まってるだろ!!」 女「あら、そう。残念ね」 男「全っ然残念じゃねぇ……」スル 女「あ、待った。着替える前に写真撮らせなさいよ」 男「嫌だよ! 死んでも撮らせるか!」 女「じゃあ、あと五分で網膜と記憶に焼き付けるから、それまで我慢なさい」 男「……まぁ、記録に残らないだけマシか。早くしろよ」 女「うん……」ジーッ 男「ハァ……」 女「……んふふ」ニコ~ 男「何ニヤニヤしてやがる」 女「ううん、ただ単に可愛いなぁと思っただけ」ツンツン 男「お前、変な趣味に目覚めちゃいないだろうな……」 その後、物陰待機していた友ちゃんに写真を撮られていたことを知り、愕然とするタカシであった…。 86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/26(木) 15 38 47.61 ID KIdabiJeO [7/24] 男に女装させてみたちなみさん 女「……」パフパフ 男「あの、ちなみさん。まだすか?」 女「うるさい……気が散る……黙って……」 男「はい……」 女「……出来た……はい、鏡……」 男「うわ、これが俺かよ。化粧とかそれっぽくなってんのが逆にムカつくわ」 女「……遊びに行く約束破った……タカシが悪いんだからね……」ポカポカ 男「だからって女装はないんじゃ……」 女「……自業自得……タカシはここまでしないと……反省しない……」 男「そりゃ今回のことは俺が悪かったけどさ」 女「……なんか……私より可愛くなってる気がする……」 男「ねーよ。いやマジで勘弁して」 女「……タカシに……嫉妬する日がこようとは……」 男「お前それ、自分で勝手に女装させて勝手に言ってるだけだからな?」 女「……許せない……罰としてタカシは……その格好で一緒にお出かけすること……」 男「しねーよ!?」 女「……しかし……すでにタカシの服は……どこかへ隠されている……」 男「え?(キョロキョロ)……うわマジだ。こいつ何しやがる」 女「……さぁ……私の要求を呑むのだ……タカシ……」ニヤリ 男「くっ……この悪魔めが」 その後、出かけた先でタカシだけナンパされて余計にむくれるちなみさんであった…。 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/26(木) 16 01 44.60 ID KIdabiJeO [8/24] 男に女装させてみたかつみさん 男「入っていいぞ……」 女「ん。どれどれ?」ガチャッ 男「……」 女「ぎゃははははっ、なんだよタカシ。お前けっこう女の格好似合うじゃん」 男「超屈辱的だ。いっそ死にたいぜ……」 女「まぁまぁ、ただの罰ゲームなんだから深く思い悩むな」 男「うぅ……こんな姿、他の奴には見せられねぇよ」 女「しょうがねぇ、そこまで言うなら家の中だけで許してやっから」 男「本当だろうなぁ? 映像に残したり、写真撮ったりするのも禁止だぞ?」 女「俺は今だけ楽しけりゃそれでいいんだよ!」 男「わーったよ、信用するよ……けど、よくこんなフリフリの服すぐに用意できたな」 女「え? あー、っと……う、うちの母ちゃんが昔買ってきてよぉ」 男「あぁ、なるほど。つまりこれはお前の所有物なのか」 女「ち、ちげーよ!! 私が自分でそんなフリフリした服買う訳ないだろ!?」 男「別にそういうつもりで言ったんじゃないけど……もしかして本当は、自分で買ったのか」 女「……うるせぇな。私が女っぽい服買っちゃ悪いかよ」 男「ならこれは、俺が着るよりかつみが着た方がいいだろ」 女「だから似合わないんだってば。私みたいに線が太いのが着たら、せっかくの可愛い服が台無しだ」 男「そうか? むしろ骨太でも線が隠れるから、お前向きだと思うけど」 女「……そう、かな?」 男「本当は着てみたいから買ったんだろ? 素直になれよ」 女「その格好で格好つけても全然締まらないな」 男「うるせぇ、自覚しとるわ」 その後、フリフリキラキラした服をタカシに着させられ、真っ赤になりながら満更でもなさそうなかつみさんであった…。 91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/26(木) 17 08 58.90 ID KIdabiJeO [9/24] 男に女装させてみたお嬢 女「なんて素敵なのかしら! よく似合っていてよ、タカシ」 男「……あの、これは?」 女「私、以前から宝塚に興味がありましたの。ですからタカ シも、私に協力して然るべきではありませんこと?」 男「ヅカと女装は180度違うからな!? あっちは男装だから!」 女「そんな細かいことを気にしていては始まりませんわよ?」 男「俺から言わせりゃ始まる前にすでに終わってる気分だけどな!」 女「さて、タカシの着付けも終わったことですし、そろそろ本番と参りましょうか」 男「本番? まだなんかやんのか……?」 女「そう。私の本命は女装に非ず。これを見て瞠目なさい!」バッ 男「それは……黒タキシード?」 女「そうですわ! これを着て出かけるのが私の最終目標でしたの!」フンス 男「じゃあ一人でやれよ! 俺を巻き込むな!」 女「あら、私先ほど、『宝塚に興味がある』と仰いましたわよね? 男型一人で宝塚を演出出来ると、思っておいでなのかしら?」 男「……まさか、自分がその格好したいがために俺に女装を強要したのか?」 女「もちろんですわ!」 男「お前馬鹿だろ! いや、誰がなんと言おうと俺がお前を馬鹿だと呼んでやるよ!」 女「なんですって!? タカシのクセに私を馬鹿呼ばわりなんて、生意気ですわ!」 その後、自宅から勝手に父のタキシードを持ち出したのがバレて、大目玉を食らうお嬢であった…。 96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/26(木) 17 51 58.43 ID KIdabiJeO [10/24] 男に女装させてみた纏さん 女「……ふむ、これでよいかの」 男「……げぇ」 女「主、なかなか和装が似合うておるではないか。白粉も肌に映えておる」 男「こんなん俺じゃねぇ……ゲロゲロだぜ」 女「ほほほ、儂に借りた本を汚したからじゃ。次からは気をつけねば、女装では済まさぬぞ」 男「はぁ……けどやっぱり和服って通気性良くないな。よく毎日こんなん着てられるわ」 女「慣れじゃよ、慣れ。儂は主のような軟弱者と違うて、鍛えられておるからの」 男「あっちい~……」パタパタ 女「これ。大和撫子たる者が、胸元をさらけ出すような真似をするでない」 男「俺は大和撫子じゃねぇし。立派な日本男児だし」 女「主のどこが日本男児なんじゃか。よし、良い機会じゃ。主のその怠惰な心根、儂が正してくれよう」 男「いいよそこまでしなくて。早くいつもの格好に戻らせてくれ」 女「ぐだぐだ言うでない。背筋はしゃんと伸ばさぬか!」ピシッ 男「いてっ……」 その後、纏さんの大和撫子講座は一時間ほど続き、帰るころにはすっかりしゃなしゃなしたタカシの姿が見られたそうな…。
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編集の仕方 ページの↑の方に「@ウィキメニュー 編集 表示 ツール ~」と書かれたツールバーが見えると思います。 『編集』をクリックし、『このページを編集』をさらにクリックしてください。 編集ページに飛ぶので、自分の担当した問題を書き込んでください。何があるか分からないので、個人の名前などは書き込まないで下さい。 ツールバーが見えない方は、お使いのブラウザのポップアップブロック機能を無効にしてみて下さい。色々やって駄目なら、COSまでメールを下さい。 自分が復元した問題がwikiに反映されたかどうか、必ず確認してください。サーバーのミスで反映されないことが稀にあります。 7-1 新生児期の外科的治療について正しいものはどれか。全て選べ。 1.腸回転異常症は新生児期に特有のものである。 2.Hirschsprung病では直腸肛門反射が亢進している。 3.先天性十二指腸閉鎖ではsaddle bag signが認められる。 4.直腸盲端がPC lineとm lineの中間にあるものは低位鎖肛である。 5.先天性食道閉鎖症ではcoil up signと腹腔内ガス像から多くの場合、病型を決めることができる。 1 ○ 半数以上が生後2日以内に繰り返す胆汁性嘔吐で発症←十二指腸閉塞 概念 胎生期の上腸間膜動脈を軸とした270°の回転と固定の異常による 180°で回転が止まった不完全回転型が多く、90°で回転が止まった(腹腔内では回転していない)無回転型はときにみられる 疫学 出生5,000~7,000に1例 男女比2~3:1 病態 不完全回転型 線維性膜様物(Ladd靭帯)により十二指腸閉塞症状 中腸軸捻転: 上腸間膜動脈が閉塞し絞扼性イレウス→術後に短腸症候群 無回転型 中腸軸捻転 治療 緊急手術を要する(輸液などで全身状態の改善後) 中腸軸捻転の解除 Ladd手術: Ladd靭帯切除し、腸間膜根部を広げ、回盲部を左下腹部にもっていく 腸管壊死が強ければ切除 2 × 腸管壁内神経節細胞(Meissner神経叢、Auerbach神経叢)の先天的欠損による。直腸肛門内圧検査にて直腸肛門反射陰性が確認される。 3 × 検査 腹部単純撮影: double bubble sign が見られる。 saddle bag signが認められるのは新生児消化管穿孔;新生児胃破裂。 新生児消化管穿孔;新生児胃破裂 概念= 筋層が弱い, 胃内圧↑↑, 胃の血流障害 が原因のため、ふつう大弯側に破裂をみる。 原因=筋層が弱い(筋層の部分欠損)、内圧↑(下部GIの閉塞)、血流障害(周産期の低酸素血症) 症状=生2-3日で、前駆症状(哺乳力低下・嘔吐)のち、突然の腹部ぼうまん。 急速に腹膜炎からショック状態に。 診断=Xp,遊離ガス像で Saddle-bag-sign!(立位) Football-sign!!(臥位)。 腹腔内にミルクなどがたまって鏡面像形成も。 術前処置=体温保持、輸液(アシドーシス補正・利尿)、薬物(Ab)、呼吸管理、腹腔穿刺(呼吸困難解除) 治療=縫合閉鎖 4:× 高位型: 直腸盲端がm線よりも上 中間型: 直腸盲端がm線とI線の間 低位型: 直腸盲端がI線よりも下 PC line 恥骨中央から仙尾関節 I line 坐骨下端をとおるPC lineの平行線 m line PC lineとI lineの中線 治療 高位型・中間型 新生児期に人工肛門造設 生後3か月または体重が6kg以上で根治術: 腹会陰式肛門形成術、仙骨会陰式肛門形成術 低位型 男児の肛門皮膚瘻ではcut back手術が行われることが多い 瘻孔を欠く場合や、女児の肛門膣前庭瘻では、Potts手術が行われることが多い 5 ○そのとおり。 mecの教科書のイラストで確認してください。 7-2 乳幼児の外科的疾患について誤っているものをすべて選べ。 1.外鼠径ヘルニアが圧倒的に多い 2.胆道閉鎖症と乳児肝炎の鑑別は容易である 3.小児の悪性固形腫瘍は新生児期に発見されることが多い 4.胆道拡張症は膵胆管合流異常を合併することが多い 5.肥厚性幽門狭窄症では噴水状嘔吐とともにコーヒー残渣様吐物を認めることがある 1 ○ 99%外鼠径ヘルニア。小児は嵌頓する恐れがあるので、見つけ次第手術。但し、手術が安全に行える生後3ヶ月後まで待ったほうが無難。 2:× どちらも直ビ優位の閉塞性黄疸をきたす。胆道閉鎖症は予後不良で、2ヶ月以内に葛西手術。 3:× 早期診断は極めて難しい。因みに一歳未満にピークがあるのは神経芽腫、網膜芽細胞腫、肝芽腫、腎芽細胞腫。 4:○ 女児に多い。胆道癌を合併しやすいため、胆管切除+胆道再建術。予後は良好。 5:○ Key wordsは、無胆汁性、噴水状嘔吐、低Cl性アルカローシス、脱水、電解質異常、低栄養。また、コーヒー残渣様吐物を認めることがある。 7-3 正しいものはどれか。 1)臍ヘルニアは出生直後から認める。 2)臍帯ヘルニアは合併奇形を有するの稀である。 3)臍帯内ヘルニアは臍腸管奇形合併を有さない。 4)臍ヘルニアは三歳までに90%が治癒する。 5)ボルダレックヘルニアは右側に多い。 1:×/4: 臍帯脱落後2~3週で発生。生後6ヶ月以内に90%が治癒。二歳までは経過観察。 2:心奇形、横隔膜ヘルニア、鎖肛、食道閉鎖など重症合併奇形あり。 3:ヘルニア内容が小腸~大腸のもの。(臍帯ヘルニアでは胃~結腸の他、肝、脾。)消化管奇形を合併する。 5:× 先天性横隔膜ヘルニアの90%で、ヘルニア嚢をもたない仮性ヘルニア。右には肝があるため左側に多い。 7-4.粘血便をきたしにくいものはどれか。 1.低位鎖肛 2.腸重積 3.中腸軸捻転 4.メッケル憩室 5.若年性大腸ポリープ 1:○ 2:× Key wordsは、突然嘔吐・上気道炎に引き続き発症、不機嫌、腹痛、嘔吐、いちごジャム状の血便、Dance徴候、かに爪状、Target sign。 3:× 胆汁性嘔吐、腹部膨満で発症。腸管血流不全→下血→ショック。 4:× 卵黄管遺残。異所性迷入胃粘膜が存在し、胃液分泌で潰瘍→出血 5:× 下血で気づかれる 7-5 妊娠21wより胎児異常が疑われていた。36w帝王切開で2180gで出産。臍帯の右側に3.5cmの腹壁損傷あり。小腸、胆嚢の一部、両側卵管を認めた。正しいものを全て選べ。(写真あり) 1、腹壁破裂である 2、破裂性臍帯ヘルニアである 3、腸管は壊死しており、切除する必要がある 4、腸管重複を伴う臍ヘルニアである 5、人工膜によるサイロを用い、2期的に手術する すみません、写真よく覚えてないです。腹壁破裂の可能性が高いと考えました。yn A-98の表を参考にしてください。 腹壁破裂: 臍帯の横(多くは右横)に生じた腹壁欠損部から内臓直接脱出。 欠損部と臍帯の間に皮膚がある。 ヘルニア嚢(-) ⇔臍帯ヘルニア。 臍帯は正常 ⇔臍帯ヘルニア。 低出生体重児が多い。 全例に腸回転異常を伴う。 緊急opeは臍帯ヘルニアに準じる。 1:○ 3:○? 腸管軸捻転により広範囲に壊死が及ぶ場合、小腸大量切除を防ぐため、捻転の解除のみで閉腹し24~48時間後に再開腹し切除範囲を決定する場合もある。と、あります。広範囲でなければ切除可能と捉えれば、○。 4:× 臍ヘルニアは腹壁欠損(-)。 5:○ 5cm以下→一期的閉鎖。 5cm以上→皮膚or人工布で覆い、二期的にope.
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/3235.html
我々は時折、悪夢から目覚めた瞬間に自らを祝福することがある。我々はおそらく、死んだその瞬間をみずから祝福することであろう 俺の尊敬する人物が遺した言葉だ。現実こそが、悪夢。人は死によってのみ開放され、安息を得ることができる。 「あぁっ……はぁっ……はぁ……」 擦れた哀韻が、曝け出された白い咽喉から漏れていた。 僅かに上下する胸は、呼吸が薄くなっていることを示し、不定期に痙攣する指先は、 既に体の自由が失われていることを物語っている。瞑目の時が近いのだろう。 「なぁハルヒ―――俺達は一体、何処で間違っちまったんだろうな」 返事は元より、期待していなかった。自問できないが故の、他人を媒介にした間接的質問だ。 尤も、現況を悔悟する権利など俺にはなく、自答する権利もなかったが。 「ぁ……ぁあ…………が……」 喘ぎに発音の意思が混じる。ただ純粋に、憐れだと思った。 自然と視線を逸らす。網膜に映りこんだのは、何もかもが紅に染め上げられた、文芸部室の情景。 傾いた西日が、カーテンの隙間から溶け出し、澱んだ空気と融和し始めている。だが、俺は完全な融和が不可能であると知っていた。 ある一点から滲み出し徐々に広がりつつある朱色が、定刻の染色を、異質な混濁へと変えているからだ。 「……………………………」 ふと、視線を回帰させる。倒れ臥して尚微動していた四肢は、既に静止していた。 豊満な双丘の合間から、どくどくと噴出していた血液は、穏やかな溢流となっている。 漆黒の眸子に光はなく。僅かに開かれた唇は色を失っていて。妖艶な肢体は、死体へと昇華していた。 二指で、優しく瞑目させてやる。今までありがとう。そして―― 「おやすみ、ハルヒ」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 褪せた世界。 幼少の頃、世界に施された装飾が、真実であると疑わなかった俺は、 しかし時間の経過につれて、現実的な思考を獲得していった。 勿論それは世の子供達の例に漏れぬ、普遍的な成長過程に過ぎない。幻想は亡失される故に幻想と呼称される。 俺はその後、平凡な暮らしを経て、至極凡庸な性格と風貌を手に入れた。 世界が褪せたままであろうとも、彩色する努力を放棄して、退屈な現実に甘んじていた。 涼宮ハルヒと、邂逅を果たすまでは。 さて、俺が今から始めるのは、とても退屈な話だ。 ストーリーテラーとして、用意した話に負の形容をするのは如何なものかと、懐疑された方もいるだろう。 悪いことは言わない。呆れ、失望したのなら、今すぐ踵を返すがいい。 事実は事実であって、逓増しようが偽装しようが、退屈話が退屈であることに変わりは無い。 しかし、それを踏まえて尚、追随して下さる方には、俺はせめてもの謝意として、仔細な情景描写を約束したいと思う。 それでは、退屈な話を始めよう。 (1) SOS団に強制的に入団させられ、嫌々ながらも死刑を懼れて文芸部室に足を運ぶうちに 放課後の行動を決定付けられてしまっていた俺は、一度噛みあったレールから脱線するのも面倒だったので、 習慣化したその行動を継続していた。ノックの後、舌足らずな応答を確認してドアを開ける。 「御茶、淹れますねぇ」 柔和な微笑に、鬱積していた疲弊は砂塵となって消えていく。 毎度の事ではあるが、メイド姿の朝比奈さんは途轍もなく愛らしい。 天使が地上に舞い降りているとするならば、未来にも希望が持てるというものである。 感動と共に礼を述べてパイプ椅子に腰掛ける。眼福を相殺する、アルカイックスマイルとの対面だ。 「おや、彼女はご一緒でなかったのですか?」 「遅れるんだと。そのうち来るだろ」 「そうですか。ところで、将棋は如何でしょう。詰め将棋を愉しんでいたのですが、対人戦には適いません」 敬語口調は古泉の常だ。個性と言えなくも無いのだが、やはり違和感が付帯していることは否めない。 尤も、その違和感も秀麗な顔立ちやすらりとした体躯に似合い、ミステリアスさを醸し出しているのだが。 俺が顔を顰めつつ承諾すると、超能力者は謝辞を述べ、機械的に駒を配置し始めた。 窓際に視軸を転じさせる。 「……………」 此方も相変わらずの、不可思議なオーラが展開されている。 唯一の文芸部員にして宇宙人の長門有希は、静謐な双眸を膝上のハードカバーに臥せていた。 紙面に踊っているのは、点描としか認識できないほどの細かな活字だ。 勿論遠目による錯視だが、それほどの文章が詰め込まれているということだろう。 「……………」 と、俺の熱視線に気付いたのだろうか。顔が、二秒半の時間をかけて持ち上がる。 眼鏡越しの視線は、しかし硝子の干渉など瑣末なことであるとでもいうかのように、俺の瞳を射抜いた。 心の内を見透かされているような感覚に、眼の奥が痺れを訴える。読心術か? 「はぁい、キョンくん」 「ありがとうございます」 と、俺がアイコンタクトによる意思疎通を試行していると、お茶が運ばれてきた。 琥珀の瞳の引力も、My sweet angelには適わない。白磁の御手から湯飲みを受け取り、口をつける。 直後、俺が洗練された味わいに、天にも昇る心地になったのは言うまでもない。 妙味の詳細については、俺の語彙力では表現しきれないので割愛するが、 いやはや、この玉露を賞味できるだけでも、文芸部室に足を運んだ甲斐があるってもんだ。 だが俺が漸く安息の一時を手に入れて、ほっと一息ついていると、 「遅れちゃってごめん!」 けたたましい爆音と共に、我らが団長様のおでましである。 どうもこいつの脳内辞書には、平和や安閑などの穏やかな単語は欠落しているらしい。 「みっくるちゃーん、お茶お願いね! って此処にあるじゃない!」 しかもハルヒはどう錯視したのかは不明だが、俺の湯飲みをむんずと奪い取ると、 情緒もへったくれもない豪快な飲みっぷりを見せて、満足げに頷いた。 「ぷっはぁ。ああ、美味しかった」 「平然と感想を述べてんじゃねえ」 「何よ。団員のものは団長のもの、団長のものは団長のもの、でしょう」 何処かで聞いたことのある科白だね。盗人猛々しいとはまさにこのことだと思う。 「お前にはお前の湯飲みがちゃんと――」 「煩いわね! あんたの詭弁なんかききたくないの」 何かに急かされているかのように、早々に会話を切り上げたハルヒは、団長席に向かう。 俺はこの悪行は法によって裁かれなければならぬ、と憤慨したが、 喜色満面のハルヒを一瞥して、諦めた。恐らくこいつの天上天下唯我独尊っぷりとは、 この先も長らくお付き合いしていかなければならないのだろう。忌々しいことに。 今から嘆息しているようじゃ、数ヵ月後にはノイローゼになって精神病院で廃人と化しているに違いない。 先程から含みの在る笑みを浮かべた古泉と、おぼんを抱きしめた朝比奈さん、 眼鏡のフレームをつい、と上げた長門は、飽く迄俺とハルヒの接触に干渉しないと決め込んでいるみたいだしな。 数刹那の懊悩を経て、やれやれと溜息を一つ吐き出し、盤面に視線を落とす。 結果の見えている勝負事よりは、行動予測が不可能なハルヒを眺めているほうが一興かもしれない。 そんな愚考を放擲して、俺は駒を手に取った。 晩春の放課後。世界は、平和に満ちていた 崩壊の罅は俺の瞳に映らず、静かに亀裂を深めていく
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【名前】ペンドラゴン 【性別】男 【所属】魔術 【能力】霊装『施術鎧』、『ブリテン島の十三の宝』 【能力説明】 『施術鎧』 かつて英国の騎士に支給されていた鎧型の霊装。 現在の騎士団は洗練された肉体強化魔術によって鎧の加護を必要としないため採用されていない。 本来の性能は『装甲に魔力を通す事で、装着者の運動能力を二〇倍に高める』というもの。 しかし専門の霊装職人による補修を受けていないために随所に経年劣化が見られ、力を半分引き出すのが精一杯。 言わば蔵の奥にしまわれる骨董品を実用品として使い続けているようなもの。 『ブリテン島の十三の宝』 騎士ペンドラゴンが蒐集(コレクション)し、完成(コンプリート)を目指す十三の霊装。 英国の伝承に伝わる、古の神々が人々に与えたという十三の宝具。彼はその完成を悲願とし、英国全土の僻地にまで足を運び『素材』を蒐集している。 No.01『アーサー王の透明マント』Collected. 身に着けたものを透明にさせるマント。大人一人をすっぽり覆い隠せる程度の大きさ。 No.02『ブラン=ガラッドの角笛』Uncollected. 飛竜召還用の媒体、召還主との契約が必要。契約内容は召還主への定期的な生贄や、膨大な魔力を要求する事が多いとされる。 No.03『モルガンの馬車』Uncollected. 妖精モルガン(もしくは女神モドロン)が作ったとされる戦車。 No.04『ティドワル=ティドグリドの砥石』Collected. 武器全般と、武器に付与された力を修復する機能を持つ砥石。上記の施術鎧にも修復を施しているが、それでも機能を完全に回復するには至らない。 No.05『クリドゥノ=アイディンの絞首縄』Collected. 首を縛られると二足歩行が出来なくなる縄。イギリス清教が所有するレプリカよりも完成度が高く、対象を屈服させる事が出来る。 No.06『クリドゥノ=アイディンの大釜』Uncollected. 死者を蘇らせる事が出来ると言われる奇跡の釜。不老、性転換も可能らしい。 No.07『パダルン=レドコウトの外套』Uncollected. 魔力の籠った外套。伝承でも名前が語られる程度で、詳細は不明。 No.08『リゲニズの壺・皿』Uncollected. 壺に入れたものは腐らず、皿に盛れば温度調節が自在に出来るとされる。美食家の間では至宝とされている。 No.09『ライヴロデズのナイフ』Collected. 所有者の魔力を注ぐ事でエネルギー刃を生むナイフ。量産化に成功しており、主に投擲武器として使用する。 No.10『グウェンドライのグウィンズブイル板』Collected. 十三の宝の中でも一際特異な物品で、伝承通りに解釈すればジェットスケートボードと形容せざるを得ない。最高速度は時速300kmそこそこ。 No.11『グゥイズノ=ガランヒルの篭』Uncollected. デルヌウィンとも呼ばれる。古代遺産の眠る宝箱で、風化せず、物を永久保管することが可能。 No.12『エリネドの指輪』Collected. 所有者の魔力を注ぐ事で身体能力を向上させる指輪。施術鎧との競合を避けるために併用は出来ない。 No.13『カリバーン』Collected. 伝説に名高きアーサー王の剣。『ブリタニア列王史』において、アーサー王は四七〇人のサクソン兵を一刀の下に斬り捨てたとされる。 ペンドラゴンが再現したレプリカは範囲攻撃に特化しており、斬撃の軌跡に沿った衝撃波が扇状に五〇m先まで届く。 しかし彼曰くこの剣は未完成であるらしく、オリジナルに近付けようと調整を繰り返している。最近はファガットの持つ『硬き稲妻の剣』に興味を示しているようだ。 なお中世に発展を遂げたアーサー王伝説の中でカリバーンも多様化したものの、エクスカリバー系の伝承は邪道であるとして取り入れる気はないらしい。 【概要】 魔術結社『革命者の王冠』に所属する齢七〇前後の老練の魔術師。魔法名は『王国を奪い還す者(Regnum682)』。 第一戦力である『第一紅蓮騎士部隊』の千人長を補佐する幹部の一人。常に英国式の騎士甲冑で完全武装しているので、所属部隊は千人長以上に『らしい』と評されている。 ただし性格は一言で表すなら『狂人』。完全にネジが飛んでいる訳ではなく『半狂人』が正確だが、度々常人には理解し難い行動に走る事がある。 自身を魔術師ではなく『騎士』と称して憚らず、気持ちの昂りが最高潮に達すると『王』を名乗る事もある。 彼の終生の悲願は「『ブリテン島の十三の宝』を掌中に収め、その力を以て侵略者に奪われた祖国を奪還する事」らしいが、普段の奇言奇行ぶりからまともに取り合う者はいない。 その正体はかつて英国王室に仕えた騎士であり、現在の『騎士団』に改組される以前の十三騎士団においては騎士団長の一人にも数えられた傑物。 ウェールズ出身の伝統的なブリトン人の末裔という素性を伏せて王室に仕えていたが、ある時任務で訪れた大英博物館での出来事が彼の人生を大きく変えた。 彼が指揮する騎士団に与えられた任務は、『血の祭壇』に収められた宝物に宿る『古代王の亡霊』の怒りを鎮める事。古い記録によると、その作戦で彼は亡霊に憑依され気が触れたとされる。 狂人と化した彼は王室から貸し与えられた施術鎧を纏ったまま大英博物館より姿を晦ませ、その後の捜索も空しく消息は不明。カーテナからの力の供給を断つべく騎士派から除名された。 実際の所、彼の中で長年燻り続けていた『アングロ=サクソン人系の現王室への隷属』という現状への鬱憤が、『亡霊の怨嗟の念』という都合の良い切っ掛けを元に別人格を形成したというのが真相。 つまり彼は元来『解離性同一性障害』であり、心の奥底に眠っていた潜在的な人格が無数の『古代王の亡霊』として区画化されたのである。 騎士団出奔後は『古代王の亡霊』が語る膨大な叡智に導かれ、水面下で現王室の転覆・ブリトン人王国の再興を悲願に掲げ、そのために必要な霊装『ブリテン島の十三の宝』の蒐集に乗り出す。 この頃より歴代のブリテン王が冠した称号『ペンドラゴン』を称するようになる。その名は『竜の頭』を意味し、『騎士の長』、『偉大な騎士』、『王』などの意味合いを持つ。 その後半世紀近くを英国内の『素材』蒐集に費やしたものの、成果は芳しくなく集まったのは半分ほど。彼はこの原因を、アングロ=サクソンの圧迫により海を渡って大陸に移住した祖先の手で、残りの『素材』がブリテン島から持ち出されたのだと推測。 『革命者の王冠』に所属した理由というのも、既に英国内の『素材』は蒐集し尽したと判断した末に、蒐集の版図を全世界に広げるためである。 【特徴】 古木のひび割れた表皮の如き深く刻まれた皺と、カイゼル髭が特徴的な白髪の老人。しかし普段から全身を騎士甲冑で覆っているため、その素顔を見た者は少ない。 すらりと背が高く180はありそうだが、腰が曲がっているため実際の身長より低く感じる。施術鎧は全体的に傷んでおり、彼がこれまで潜り抜けてきた戦場の過酷さを物語っている。 【台詞】 一人称は「私」「吾輩」「余」「予」「我」「儂」等、二人称は「卿」。ちなみに他人からは「ペンドラゴン卿」と呼ばれない限り基本的に反応しない。 「吾輩の名はペンドラゴン。かつて大ブリテン島を統治した偉大なる竜王なり。今は故あって異民族の王にその座を追われた身なれど、何時の日か必ずや祖国を奪還してみせようぞ!」 「ファガットよ、卿の『剣』を少し調べさせてはくれぬか? 何、無論タダでとは言わん。儂の『ナイフ』と交換でどうじゃ? む、それは昨日貰ったとな。はてそうじゃったかのう」 「卿ら、光栄に思うが良いぞ。このペンドラゴンが宝剣『カリバーン』の紫電一閃、その美しさを網膜に焼き付けて花と散る事の誉れをな―――ッ!!」 【SS使用条件】 ご自由に
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地に足がついた今、大賢者からの見張りは届かない。 ならば、成すべきことは唯一つ。 ◆ 深夜。丑三つ時に差し掛かった頃。 冬木市の郊外から離れた一角にある煤けた西洋館を、禍々しき歌が震わせていた。 「……閉じよ(みたせ)……閉じよ(みたせ)……閉じよ(みたせ)……閉じよ(みたせ)……閉じよ(みたせ)」 歌うのもまた、禍々しき者。 幽霊屋敷と見間違う程に古惚けた館の一室にて詠唱を行うのは、『両腕が右手』の老婆であった。 黴た蝋燭を灯りとし、用途の知れぬ骨董品を周囲に並べられたその部屋では、 床には怪しげに光を放つ魔法陣が描かれ、その側には『ある“節足動物”の化石』が意味ありげに置かれている。 現実から乖離された空間。それはまるで魔女の部屋。 「繰り返すつどに五度……ただ、満たされる刻を破却する……」 老婆の名はエンヤ・ガイル。通称、エンヤ婆。 数十年前のパキスタンにて命を散らした彼女は、どういう訳か現代の日本ーー冬木市にいた。 「告げる……汝の身は我が下に……我が命運は汝の剣に……聖杯の寄るべに従い……この意……この理に従うならば応えよ……」 彼女が行うのは、願望器ーー『聖杯』を掛けて魔術師達が挑む『戦争』への下準備。そう、英霊(サーヴァント)の召喚の儀式である。 老婆が願望器を求む理由。 全ては彼女が嘗て絶対の忠誠を誓い、己の全てを捧げた『あの方』の為。 例え、『あの方』ーーDIOから己に投げかけられた信頼の言葉が全て偽りであったと知っても、老婆の忠義が涸れることはなかった。 寧ろ、突き離されたが故にエンヤ婆は、DIOの為に死力を尽くすことによって己の存在を認められることを渇望していた。 忠義を超えた、『狂信』である。 「誓いを……此処に!我は常世総ての善と成る者ッ!……我は常世総ての悪を敷く者ッ!」 嗄れた声は次第に怒声を浴びせるかの如く鋭くなり、儀式が最終段階(ラストスパート)に入ったことを知らせる。 「汝三大の言霊を纏う七天ッ!、抑止の輪より来たれッ!」 変化はその時から起こった。 鬼の形相で詠唱を続ける老婆の、その前方にある召喚陣。 それが、大宇宙の星々の光が一点に集束しかのように、輝きを増し始めたのである。 「天秤の守り手よォォォォ、クケェェェェェェエエエエエエエエーーーーーーッ!!!!!!!!!」 エンヤ婆が天を仰ぐように両右手を頭上へと伸ばし雄叫びを上げたのと、周囲が閃光に包まれたのは、ほぼ同時であった。 次に、爆破と見紛う衝撃が円陣を中心に広がり、辺りの埃巻き上げ、エンヤ婆の身体を揺らした。 眩い光に思わず目を背け、身体をふらつかせるエンヤ婆だが、儀式の結果を見定めんとすぐさま陣の方へと目を凝らす。 光の先には、一人の男の影があった。 「召喚の招きに従い参上した」 網膜を焼くような閃光は次第に弱まっていき、輪郭程度しか認識できなかった男の姿が鮮明になっていく。 そこにいたのは、肌の黒い男。 生物の一部を思わす毒々しき槍を携えた、一人の槍兵(ランサー)が佇んでいた。 その一級の人体彫刻を模したような引き締まった肉体は、偽りなく兵士の肉体。 だが、兵と呼ぶのは痴がましいという程に、男は気品にも満ちている。 眼光はこの世の全てを見定めるかの如くに鋭く、身に纏うものは骨董に目の肥えた老婆からしても一級品。 なにより彼の立ち姿からは、言葉とは裏腹に、何物であろうとも己を『従わせる』ことはないと、向かい合う者の脳髄に叩き込んでくるかの如き傲慢さが溢れ出ている。 「お前が私のマスターか」 正しく、『王』がそこに立っていたのである。 ◆ ランサーの存在を確認したエンヤ婆は儀式の成功に歓喜の声を挙げかけたが、すんでのところで衝動を抑え込む。 目の前の英霊に対し生半可な態度を取っては、命を落としかねないということをエンヤ婆は知っている。 そして、微風が吹けば倒れてしまいそうなヨボつく足取りで男の方へと近づくと、老婆は深々と頭を下げた。 「如何にも、名はエンヤ・ガイルと申します。そして『王』。よくぞわしの呼び声に応えてくださりました……」 「エンヤか。今宵から我々は同じを願望器を求む同士。そう一層に腰を折る必要はない。老体に悪いぞ」 対して『王』と呼ばれたランサーは頭を上げるよう、老婆に微笑み、穏やかに諭した。 その言葉に甘え、エンヤ婆は姿勢を崩して見せるーーーが、内心では依然として自らのサーヴァントへの警戒を解くことはない。 そしてランサーは、神の教えを説く神父のような微笑を浮かべながら、言葉を放つ。 「然し、英霊として召喚されたが為に格は堕ちたものの、この身は神と称われ崇められた身。……聞いておこうかエンヤ、まさか私を只で使ってやろうという気では或るまいな?」 直後、エンヤ婆に猛烈な悪寒が走った。 脊髄を抉り掴まれるのにも似た感覚に、老婆の顔から血の気が失せる。 ランサーから放たれる強烈な“圧”(プレッシャー)に老婆は、嘗ての己の主君のそれを思い出した。 下手にこのサーヴァントの気を損なわせれば、命の保証はないだろう。 「め、滅相もないですじゃ!確かにわしが貴方様をお呼びしたのは私欲であり、この聖杯戦争の絶対的勝利の為。……しかし!貴方様からの恩に報うことを欠かすつもりは断じてありませぬ!」 そう言うとエンヤ婆は部屋の隅に無造作に置かれたふたつの物体へと顔を向けた。 そこにはーーーどういう事かだろうか。OL風の若い二人の女性が倒れ込んでいるではないか。 眠っているのか、気絶しているのか、はたまた、死んでいるのか、彼女達が起き上がる様子はない。 そして老婆は、何処か下劣な笑みを浮かべながら、ランサーへ何かを促すような視線を送る。 彼女達はいわば『贄』である。 罪無き人間を攫い、己のサーヴァントに献上する。百人の英霊の百人が顔を顰めるであろうその行為。 それに対し、ランサーはーーーー 「女が二人か。まぁ、魔力の足しにはなるだろう」 ーーー善しと見なした。 実の所それも当然であり、何故ならこの男にはとある残虐的逸話が残っている。 遥か昔のある文明では、人供犠牲の文化が根付いていたとされており、その文化の発端にはこの『王』が密接に関わっていたのではないか、と後世に伝えられている。 端的に言えば、ランサーはその時代、その国で、『王(神)』への貢物として、民に人命を捧げさせていたのだ。 嗚呼、だがこの男。人を人とも思わぬこの様を、悪魔以外に何と呼ぼうか。 「では、『王』の前に向かわすよう叩き起こしますので暫しお待ちを……」 「いや、それには及ばないよ。エンヤ」 女達へと歩き出そうとするエンヤ婆を、ランサーは右手を挙げて静止させる。 そして、合図でもするかのようにその手を目元まで持ち上げた。 ーーーカサカサ。 瞬間、風が落ち葉を転がすような音がエンヤ婆の耳をくすぐった。 音は、後方の扉の向こう側ーー館の廊下に位置する地点から。当然老婆は、音の発生源を確認する為に振り向く。 老婆の網膜が捉えたのは、影。半開きの扉の向こうで、確かに何かが潜んでいた。 すると下手糞なチェロのような音をたてて、扉が開いた。 ーーーカサカサカサカサ。 影は部屋の蝋燭の灯りに照らされる事で正体を現す。 それは、小さな死神の集合体。 その死神は鎌を持たない。 代わりに甲殻類を思わせる鋏を前に突き出し、 長い尾に毒針を仕込む。 その毒で数々の英雄を死に至らせたのは余りにも有名であり、 その功績を神々に讃えられ天にも昇った。 或らゆる国々で恐れられてきた、死と暴力の象徴。 その死神の名はーーー蠍(スコルピオン)。 軍隊蟻の如く蠢き、女二人へと集る無数の蠍。 エンヤ婆は、それがランサーの宝具または能力の一つであることも理解する。 『彼の名』を知る者であれば、誰もがそう判断するであろうことだった。 その刹那、彼女の鼓膜を湿り気のある音が震わせた。 人間が啄まれる音だった。蠍による魂喰いである。 女達の悲鳴はない。無数の蠍の毒によって叫ぶ間もなく命を絶ったのだろう。それだけが、彼女達の幸運である。 無数の蠍が群がり、肉を割き、血を啜り、肉を撒き散らす。 それは全身を鑢で削る感覚にも似ていたに違いない。 二つの死体は十も数えぬうちに人の形をした肉塊へと変貌していき、骨まで露わになっている。 昆虫類が群がる光景というのは唯でさえ嫌悪感に訴えかけて来るが、目の前の血味泥の肉塊を交えたそれは、年増のいかぬ娘が見れば発狂に至るでものであろう。 流石のエンヤ婆もその壮絶な光景には大いに面を喰らっていた。 その一方で、この状況を創り上げた張本人であるランサーは、見慣れた景色でも眺めるかのような表情でそれを見ている。 自らの私利私欲で人の命を奪った上で、その体が無残に破壊される様を見ようが、眉一つとして動じる様子はない。 その姿、老婆が慕った『帝王』と瓜二つ。 ある者は彼を『英雄(メネス)』と呼び、 ある者は彼を『荒れ狂う響神(ナルメル)』と呼び、 そしてある者は彼を、 『蠍王(スコルピオンキング)』 ーーーと、呼んだ。 ランサーの正体は、初代エジプト王朝にて民を束ねた、始原のファラオ。 そして王権の基盤を創り、贄の文化を築いた、始原の暴君である。 ◆ 「私の配下の蠍を、この街の全域に拡散させている」 暫くして、ランサーはエンヤ婆に顔を向け、呟くように言葉を溢した。 「しかし、これから幕を開けるのは万象の強豪が集う聖杯戦争。其の供えとしては、少々、心許ない。せめて人手が欲しい所だが……手立てはあるか、エンヤ?」 まるで自らのマスターを試すような問い掛けに、エンヤ婆はようやく我に返る。 そして先程までの動揺を取り繕うように、口角を吊り上げ、不気味な笑みを返した。 「心配はござりませぬ」 瞬間、シャンパンの栓を抜いたかのような小気味の良い音が部屋に響いた。 異変が起きたのは蠍の餌食となっている死体の一つ。その脛辺りに、突如としてゴルフボール程の穴が空いたのだ。 ぴくり、と死体が痙攣した。 ひとりでに、首が持ち上がる。 生命機能を失った筈の死体が、さながらゾンビの如く起き上がろうとし始めていたのだ。 その何とも不可思議な光景を、ランサーは興味深げに眺める。 肌という肌をズタボロの雑巾のようになるまで啄ばまれ、 筋肉という筋肉を痛々しく引き裂かれ、 所々白い骨を露出したリビングデッドは、 赤き血を滴らせながら、 今尚蠍に肉を喰われつつも、 立ち上がり、 膝をつき、 そして、 蠍王に向かってぎこちなく首(こうべ)を垂れた。 「わしのスタンドーー『正義(ジャスティス)』は、きっと貴方様を満足させる筈ですじゃ」 なんと趣味の悪い返答だろうか。 吐き気を催すような趣向に蠍王は思わず嗤った。 【クラス】ランサー 【真名】スコルピオン王(初代ファラオ) 【出典】エジプト第1王朝時代、(ギリシャ神話) 【マスター】エンヤ・ガイル 【性別】男性 【身長・体重】180cm・80kg 【属性】混沌・悪 【ステータス】 筋力C 耐久C 敏捷B+ 魔力A 幸運B 宝具A 【クラス別スキル】 対魔力:A A以下の魔術は全てキャンセル。 事実上、現代の魔術師ではランサーに傷をつけられない。 【固有スキル】 カリスマ:A 大軍団を指揮する天性の才能。 Aランクはおおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。 古代エジプト王朝の創始者であるランサーは高いランクを有する。 女神の加護(蠍):A 蠍の女神であるセルケトからの加護。 これによりランサーは千をも超える蠍を自在に使役する事ができる。 皇帝特権:B 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。 該当するスキルは騎乗、槍術、芸術、軍略、単独行動、気配遮断のみとする。 神性:E 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。 太陽神の化身にしてファラオの始祖たるランサーは、本来なら破格のランクを持つ。 しかしランサーとして呼び出された結果、蠍の王(スコルピオンキング)としての側面が強調された為、ランクが大幅に下がっている。 【宝具】 『万象が恐れた尾節の毒(シャウラ・アルマウト)』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~3 最大補促:1人 神話、物語の中の“蠍の概念”が具現化した邪槍。見た目はぴんと張った蠍の尾の様な形状をしている。 この槍に突き刺された者は神秘の籠った毒に体を蝕まれ、最終的には毒が霊核に達する。 これはCランク以上の対魔力で対抗することができるが、ポセイドンの息子であるオリオンを毒殺したという逸話により、“神性スキルを持つ者”に対しては対魔力をスリーランクダウンさせる上に追加ダメージが加わる。 また、アポロンの息子であるパエートンが、乗馬中に馬を蠍に刺された事によって落馬して死亡したという逸話から、“馬などの哺乳類に騎乗する者”と対峙した時、騎乗元の生物に毒を食らわせた場合には高確率で即死させることができ、尚且つ乗り手が落馬した際のダメージも通常の倍となる。 『王もまた天に昇る(リジル・アルジャウザ)』 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補促:- 古代エジプトでは、夜空に浮かぶオリオン座を「死せるオシリスが天空へと昇った姿」であると考え、重要視していた。 これが何を意味するのかと言うと、オシリスの生き写しとされるファラオは、「蠍の毒によって死に至りやがて天へと昇った英雄オリオン」の側面も持つという事であり、つまり、宝具『万象が恐れた尾節の毒』による冥府への導きはランサーもまた対象に加わっているのである。 故に、もしランサーが『万象が恐れた尾節の毒』によって毒に侵された場合、令呪による回毒でもしない限り3ターン後には霊核が毒に蝕まれ死亡する。 しかし、それは言わば英雄オリオンの逸話をその身で体現するということでもある為、毒に身体を蝕まれる間ランサーは神霊ーーオリオン/オシリスの力をその身に宿すことができる。 その場合、スキル「神性」のランクがA+にまで上昇し、スキル「戦闘続行」のA+を獲得、更に全てのステータスがA+となる。 当然だが、ランサーは令呪で強制でもしない限りこれを使おうとしない。 【Weapon】 『蠍』 ランサーが使役する蠍の軍団。 数は多いが単体の毒では人一人殺すのも厳しく、神秘の存在に対しては殆どダメージを与えることができない。 【解説】 紀元前32世紀にて上エジプトと下エジプトを統一し、エジプト第1王朝を創設した初代ファラオである。 その時代、統治の実権を王に委ねる君主制、王の贅沢な生活様式、といった王権の基盤を創り上げた。 一説には、エジプト王朝にて贄の風習を最初に始めた暴虐の王であるとの声も存在する。 武術においての逸話は明るくないものの、武器を片手に戦場を駆ける姿を描いたものがいくつか残されている。 この一人目のファラオについては蠍の王とは別に、ナルメル、メネスと幾つか候補が居るとの声もあるが、実の所それらは全て同じ人間を指した名称である。 普段の物腰は穏やかではあるが、腹の底のプライドの高さはやはり某英雄王、某神王並み。 それでいて、彼等が有する“王故の他者への慈悲”などは欠片もない生粋の暴君である。 弱点はカバ。 【特徴】 外見は二十後半の色黒の男。 端正な顔立ちに、長い黒髪を後ろで三つ編みっぽい感じで一房に束ねている。(烈海王みたいなアレ) 着飾るものは『王』の一文字に相応しい一級品のもの。 基本軽装という冬に入った日本ではミスマッチの格好だが、彼の鍛え抜かれた筋肉を見て肌寒さを感じる者はいないだろう。 【サーヴァントとしての願い】 もう一度エジプトを支配する。 【マスター】 エンヤ・ガイル@ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース 【能力・技能】 スタンド『ジャスティス』 破壊力D スピードE 射程距離A 持続力A 精密動作性E 成長性E 霧状のスタンド。傷口にスタンドを通すことで生物を自在に操る事ができる。 幻覚を見せることも可能。 執念 こと執念に関してはジョースター一族やDIOにも引けを取らないであろう。 復讐の怒りのままにジョースター一向抹殺に向かった際、町一つ分の地域をスタンドで覆い、陸上選手並みの脚力を見せた。 【人物背景】 両手が右手の老婆。 DIOの側近のスタンド使いであり、スタンドの矢の所持者でもあった。 殺された息子の復讐の為にジョースター一向の抹殺に向かったが、あえなく敗北。 最期は鋼入りのダンによって口封じの為に殺害される。 今回の聖杯戦争では死亡後からの参戦であるため肉の芽は埋め込まれていないが、未だDIOへの忠誠心は衰えていない模様。 【マスターとしての願い】 全てはDIO様の為。
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細く、いびつなスリットから防弾ガラス越しに見える外は暗かった。 夜明け前の空は静寂を湛え、生体機関の低い唸りだけが低く響いている。 ゼクセルシエの砲塔は異常な程狭い。砲尾と即応弾を苦戦しながら潜り抜け、ようやくハッチから身を乗り出し、辺りを見回す。 明かりが全く無いにも拘らず、不思議と視界はクリアだった。 背後には隷下の戦車中隊8両、そして数キロ前方には今作戦の攻略目標、 街 が観える。 灯火管制すら敷かれていないようで、街灯、看板が煌々と輝きを放っていた。戦場と言うにはあまりに幻想的な艶光が、私から緊張感を奪い去った。軍営都市らしく、よく区画整理されているのがこの距離からでもよく分かる。 不思議…いや、不可解だ。 石畳の敷かれた中央道路と子路に細断された建物群は間違いなく連邦の軍営都市の物なのだが、建物自体は我が帝国のものに似ている。纏っている雰囲気はどちらでも無い。誰でもあって誰でもない、顔の無い街。それに戦時下だというのに、灯火管制も戦協節電も行われていないらしい。 そして我々の地図には、この 街 は存在しないことになっている。街自体はそう大きく無いが、道路の石畳は反尺ほど掘り下げられて敷設されているし、3階以上の建物も見えるというのに。 何故これ程の街が地図に無いのか。連中はどうやってバレずにこれ程の都市を拵えたのか。そもそも我々は地図に無い街にどうやって展開したのか。 生体機関の重い嘶きが私の意識を現実に引き戻した。私たちは戦争屋であり、建築家でも思想家でもない。無意味な思慮は関門外だ。 それに私には帰るべき場所がある。軍属の血族は2等人民でも純帝国人と対等の待遇が約束されている。被支配民の識別紋を焼き潰した痕を擦りながら、妻子の為にこの地獄に自分から飛び込んでいったことを思い出す。御守に、と出征前に妻が持たせてくれた写真膜を取り出そうとした。写真館に行ったのは何時頃だったろう。まだ娘が赤ん坊と幼子の間を闊歩していた時だ。複写網膜の値段に目を剥いたが、娘の笑顔を見た瞬間に金を惜しむ気など失せた。娘はどれくらい大きくなっただろう。私の顔、ちゃんと覚えてるだろうか? 胸ポケットのボタンを外そうとしたところで、重い砲声が鳴り響いた。別部隊のダック210の制圧砲撃。我々戦車隊8両が先鋒となり突破口を形成、その後は名も知らぬ歩兵大隊と共に突入し、敵を掃討する。大気を震わせる装薬の炸裂。幾度となく聴いた戦争の嚆矢。 作戦開始。全車、強速前進! 生体機関が鬨の声を上げてゼクエルシエを持ち上げ、加速させてゆく。地面は真っ平らなようで、予期された振動は訪れない。 街 側に動きはないが、我々にはわかる。長年戦場にいた者の勘、鋭敏な嗅覚が戦争の臭いを嗅ぎつけていた。 ペリスコープいっぱいに広がる 街 の輪郭が噴煙で歪み、甲高い音が空を埋め尽くす。それが砲弾の風切り音だと気がついた時には、連邦のカウンター砲撃は我々よりはるか後方に一直線のクレーターを穿っている。 不味い、後続の歩兵と分断される。 どうやら砲撃で歩兵を足止めして、孤立した戦車を叩く腹積もりらしい。砲弾が降りしきる中で歩兵は動けない。かといって戦車だけ街を制圧するなど不可能だ。このまま見通しの良い平野で停止し、歩兵を待てば対戦車砲の釣瓶撃ちを喰らうに違いない。正面装甲は敵の徹甲弾を受け止めてくれるだろうが、衝撃までは殺しきってくれない。砲弾を浴び続け、生体機関が沈黙した場合、死を待つしかなくなる。 私は一刻も早く 街 に肉薄しようと、操縦手と僚車に増速を命じた。敵の術中に落ちるくらいなら、自ら飛び込み食い破る方が幾らか 死ににくい ことを我々は知っている。 街 の外堀まで1500米という所で敵の対戦車砲が慌てて隠蔽布を解き、砲撃を始めた。敵の砲列まで約800米。進路を妨げる障害物も、射線を遮る遮蔽物も無い、ほぼ完全な平地だ。敵の反応は明らかに遅すぎる。敵は我々の行動を読み違えた焦りからか、砲撃は散発的で狙いも甘い。 正面の対戦車砲が有効射程に入った瞬間、私が命令するより早く、砲手は照準を定めていた。 停車は一瞬、許容できる被弾は1発。 浮遊しているゼクセルシエは塹壕も地雷も無視することができるが、砲を当てたければ接地し車体を安定させなければならない。その小さな砲塔に押し込んだ駐退器は、強装55粍砲の反動を抑え切るにはあまりに非力すぎた。 私の合図と共に生体機関の出力ベクトルが逆転し、車体が前につんのめる。全速状態から逆進を掛けての急停止。車内の固定されていない物が慣性の暴力を喰らい乱れ散る。装填装置が砲尾を閉鎖する前に、熟練の操縦手と老練の生体機関の連携が急停止の衝撃を殺しきっていた。 僅か数秒の接地から撃ち放たれた55粍榴弾が連邦軍75粍対戦車砲の防盾で起爆し、砲を陣地ごと吹き飛ばす。爆炎と粉塵が視界を埋め尽くし、1瓲はあろうかという重砲が紙切れのように舞い上がった。待ち伏せのカードを使い果たしても尚、砲から離れなかった勇敢なアーキル兵達はみな肉片となって辺りに飛び散っただろう。 次の獲物を求めてペリスコープを覗く。四方八方から砲火が瞬いていた。砂埃と粉塵が視界を塞ぎ、目標に達することなく落着した砲弾が地表に穴を穿っていく。 視界外から飛来した砲弾が正面装甲に突き刺さり、車体が鈍い衝撃と甲高い金属音に包まれた。被害状況を確認したが、ゼクセルシエの傾斜装甲は我々の信頼を裏切らなかったようだ。連邦軍の短砲身55粍砲は零距離だろうとゼクセルシエの正面装甲を貫徹できない。 筋繊維装填装置が榴弾を砲尾に押し込み、砲手はすかさず敵55粍砲に照準を合わせる。その瞬間、砲尾が天板にぶち当たり、砲昇降機が動きを止めた。背の低い対戦車砲を直接狙うには俯角が足りないのだ。操縦手に命じて車台を沈降させ、無理矢理俯角を稼いで射線を切り開く。 砲手は目標のやや手前を狙ったようだ。浅い角度で地表に命中した榴弾は弾かれ、空中で炸裂し破片の雨を降り注いだ。彼らの命を守るべき塹壕が、彼らの挽肉で満たされ墓穴となる。 火線の密度は狭まる一方だ。敵砲を叩き、機関銃を潰し、我々は這うように 街 の外郭に辿り着いた。見える砲陣地は粗方潰したハズだ。 砲身は熱を帯び、筋繊維装填装置も休息が必要だろう。ゼクセルシエの排煙装置は性能不足で、ゴーグル越しでも目が痛む。機関銃弾が絶え間なく装甲をノックするのでハッチを開けるわけにもいかず、こればかりはひたすら耐えるしかない。 車体を建物の陰に移動させ、車内を見回し損害を確認する。血圧計が危険値を示しているのを見て、生体機関に鎮痛剤を打とうと薬剤弁を開いた。定量の2倍、過剰な薬剤投与は徐々に、確実に生体を食い荒らしていく。 戦死 でなくとも廃棄になりうるし、実際オーバードーズによる血管破裂や壊死で死んだ個体を多く見てきた。 それでも、生体に数年後の後遺症を気にする贅沢はさせてやれない。 新兵だった頃、私は何度も生体機関の聲を聴こうとした。だが、私にその才は無く、生体は決して心を開かなかった。そもそもヒグラート戦線の生体の平均寿命は約2週間。対話の間もなく薬剤漬けになっていった。 許してくれ、俺もオマエも消耗品なんだ。傷と薬剤で摩耗していく生体に、最初はそう語りかけていた。戦車兵の平均寿命が1週間を下回るまでは。 死傷率で言えば、ここもそう変わらないかもしれない。敵が持ち込んだ75粍対戦車砲の数はこちらの予想より多く、8両いた我が中隊の内、2両が炎上、1両が失血により挫座、1両は弾薬に誘爆し、消し飛んでしまった。残りも無傷とは言えず、殆どの車両が裂傷や出血を負った。街に至るまでに、約半数が撃破されたのだ。敵の対戦車砲は大きな三角形状に配置され、複数の火線が目標に集中砲火を浴びせるように出来ていた。 崩れた外壁ごしに、先の準備砲撃で瓦礫の山と化した建物がいくつか見えた。砲撃による瓦礫の山や入り組んだ路地は彼らの狩場だ。塹壕に潜った連邦兵はタチが悪い。数時間も狭い穴蔵に潜み、コチラが隙を見せた瞬間に致命的な火力を叩き込んでくる。今の帝国軍に彼らの奇襲と待ち伏せを恐れない者など居ない。カノーシア(カノッサ)北西部ベルカルムに突入した第14師団は、地形を活用した遅滞戦闘に丸3ヶ月の足止めと多大な出血を喰らった。ボディカウントの結果、敵は2個大隊以下だったことが判明し、当時の師団長ガルメット少将は解任されている。 あの瓦礫の陰に、建物の中に、残骸の裏に、いったいどれ程の敵兵が潜んでいるのか想像もつかない。そこに突入するのにゼクセルシエ4両ではいささか荷が勝ちすぎる。 歩兵部隊の動きが気になり、外を見回した。何刻経っただろう。まだ日が上がっていない所をみると、2刻も経っていないのかもしれない。人間の体感時間など曖昧なものだ。とっくに朝になっているとばかり思っていた。異常に塩気の強い携帯栄養塊すら、全くの無味に感じる。疲れは感じないが、自覚以上に疲労が身体を蝕んでいるようだ。 ようやく歩兵部隊が追いついた。顔までは見えないが、隊列はよく整っており、士気はまずまずと言ったところか。 鎮痛剤、興奮抑制剤、血液凝集補助薬でがんじがらめにされて 生かされている ゼクセルシエが、ゆっくりと速度を取り戻し、 街 の大通りに向けて前進する。 私と生き残った4号車、7号車、8号車で鏃隊形を取り、後続に歩兵部隊を追随させる。最後尾には貴重な装甲兵員輸送車を配置した。負傷者は彼らに任せるつもりだった。 市街戦の基本は、こちらに射線が通りうる高所に徹底的な砲撃を加えて潰すことだ。視界は劣悪、仰角は貧弱、砲塔旋回は低速、敵を発見してからの対処では遅すぎる。 路地からの奇襲は歩兵に頼るしかない。歩兵の盾になるべき戦車が歩兵に頼らざるをえないとは、なんとも無様な話だ。 路地を一つ一つ警戒しながら大通りを前進していく。散発的だが強力な銃撃が加えられ、そのたびに戦力と神経が擦り減らされていった。キューポラから頭を出した瞬間に狙撃を受け、4号車の車長が即死したと無線が入った。同車の砲手が間髪入れずに狙撃兵を建物ごと破砕する。 前進を始めて数百メートルと進まない内に、隊列の最後尾にいた装甲兵員輸送車が吹き飛んだ。高所から前輪に1発、裏路地から側面に2発、計算され尽くしたラケーテ弾の同時弾着。これで退路が塞がり、正面の死地を抜く以外に我々が生き残る術は無くなった。 味方歩兵はあらゆる遮蔽物の陰に手榴弾を投げ込み、機関短銃を乱射する。擲弾の音が少ないところをみるに、擲弾兵は敵狙撃兵に集中して狙われ、殆ど残っていないようだ。 こちらと言えば、狙える場所に片端から榴弾を叩き込んでいる。これでも先制撃破できることは稀で、心理的な揺さぶりがせいぜいだろう。 そう思った矢先、僚車が砲撃を加えた建物が大きく爆炎を上げて崩れた。弾薬か対戦車ラケーテが誘爆したのだ。直後、我々の右後方にいた4号車が浮力を失い着底する。失血多量か脳震盪か、とにかく戦闘継続は不可能らしい。乗員の脱出は確認できなかった。見たところ大きく損傷しているわけでは無い。乗員が負傷したか、ハッチが歪んで開かないのだろう。とにかく、後で救出しなければならない。 アーキル兵達は巧みに後退と反撃を繰り返しているようで、アーキルグリーンの屍体を見つけることは出来なかった。彼らには散々辛酸を舐めさせられたが、ここまで姿が見えないのはなにか妙だ。不気味さすら感じた。なにか得体の知れない化物と戦っている気に陥っていく。 敵の火力は明らかに減衰している、我々は殺し、死なせていると自分に言い聞かせた。少なくとも敵の火力が低下しているのは事実なのだから。街の中心、十字路に到達した時には我々は疲弊し切っていた。味方歩兵は見える限り、半分程に減っている。どうやらこの 街 はやたらに広いらしい。信じられないことだが、外から見えた 街 は全体の極一部のようだ。そこまで巨大な都市には見えなかったのだが。 それぞれの支路に7号車、8号車を分散させ、我々は街の北端を目指す。 抵抗を一つ一つ潰しながら歩兵の道を切り開いていく。四方八方、銃声と爆音が鳴り止まない。8号車からの無線連絡が途絶えた。我が国の無線機は悲しいほどに信頼性を欠いていたが、無線の故障と都合良く思い込むには状況が悪すぎる。 砲撃を加えつつ前進する内に、高い建物がだんだんと少なくなり、街の端に近づいていることを示していた。 敵の火線は明らかに減っている。司令部を見つけ出し、組織的抵抗を終わらせれば、後は掃討戦に移るだけだ。犠牲は払ったが、ようやく勝利が見えてきた。 戦いの終幕を感じた瞬間、凄まじい衝撃と轟音に打ち倒された。 意識が身体から四散していく。思考は状況把握を放棄する。混乱が脳を埋め尽くし、あって然るべき激痛さえ感じることが出来ない。ようやく焦点を取り戻した目に飛び込んで来たのは、砲塔右正面に穿たれた大穴と吹き飛んだ砲手席だった。 右斜め前方の路地に砲煙が燻っている。偽装網と材木を崩砕しながら装甲車両が飛び出した。 デーヴァ突撃砲の待ち伏せ。 ランゲ・ナーゼルと呼ばれる長砲身の対戦車砲を装備したデーヴァは、ゼクセルシエにとって数少ない驚異の一つだった。この突撃砲は700米以内ならゼクセルシエの正面装甲を貫徹しうる。より脆弱な砲塔ならば900米以内と言ったところか。 そんなカタログスペックを無視できる程の至近距離から砲塔正面への一撃。砲塔の右半分がえぐり飛ばされ砲手は即死、屍体も残らない。ショックで生体機関が錯乱を起こし、砲塔旋回装置は完全に破壊された。 デーヴァの砲身はピタリとこちらを捉えている。第二射は確実に我々の息の根を止めるだろう。 その瞬間、戦車兵としての本能に突き動かされるように、意識より先に身体が動いた。右舷生体機関への酸素供給をカットする。浮力を失った車体は右に傾斜しながら倒れ込み、デーヴァと正対した。 デーヴァが射線に入った瞬間、私は緊急撃発レバーを蹴っていた。 凄まじい爆音、熱気、振動。 立っている感触が無い。傷の痛みも、流血の暖かさも、死への恐怖も忘れたまま、私は砲塔バスケットに倒れ込んだ。 意識を失う直前、最後に見たものは割れた照準器の中で爆発するデーヴァだった。 ふいに目が覚めた。急に光を差し込まれた網膜が痛みをもって抗議するが、無視して立ち上がろうと試みる。 何本か骨が折れているに違いないが、痛みは全く感じない。どれくらい昏倒していたのだろうか。重い体を引きずって、砲尾と捲れ上がった装甲板を潜り抜け、ようやくハッチから身を乗り出した。 静かだ。 砲声も、銃声も、爆音も、悲鳴も みな嘘のように黙っている。戦いが終わったのだ。高い建物の残骸に我が帝国の旗がはためいているのが見えた。 そして、私は恐怖に凍りつく。 夜が明けていない。 少なくとも、作戦開始から6刻は経っているはずなのに。 今、太陽は空に無ければならないはずだ。 今は朝で無ければならないはずだ。 今、セレネは南東に見えなければならないはずなんだ。 言葉に出来ない恐怖が私を包み込んだ。 慌ててあたりを見渡すと、味方の歩兵の隊列が近づいてきていた。声を掛けようとして、私は愕然とする。 ある者は顔を半分抉られ、ある者は肘から下と脇腹を失い、ある者は後頭部に穴をこさえ、顔が花弁のように捲れ上がっていた。負傷というにはあまりに甚大な欠損を抱えた屍体の戦列が、自動小銃や機関短銃を背負い、隊列を組んで行進している。 ああ、そうか。 どこの国の模式ともつかない顔の無い 街 。この街は地図に無かった。それもそのはず、この 街 は存在しない。どこにも存在しないんだ。作戦展開までの記憶がどうにもあやふやなことも、それが気にもならなかったことも、見えない敵も異形の味方も、感じるべき痛みも、もうどこにも存在しない。 胸ポケットをまさぐり、写真膜を探し出そうとした。 胸ポケットはからっぽだった。うすうす判っていたことだ。妻子の名が、あれだけ惹かれた妻の名が、あれだけ愛した娘の名が、全く思い出せない。死して尚、あの世にも逝けず、冥府と現世の間で殺し合いを繰り返す、戦いしか知らぬ狂人達の街。私には人を愛し、平穏な日常を送ることは赦されなかった。 戦争以外を失くしてしまった亡者達が行き着く先が、この街なのだろう。 思慮は疑問と共に掻き消えた。 戦車を移動させなければ。塹壕を堀り、機銃を据え、今度は我々が陣地を築かなければ。 敵は必ず反攻してくる。必ずこの街にやってくる。 戦争が終わらない限り、戦死が無くならない限り、敵も味方も必ずやってくる。 ここは最果ての街。救われることの無い、魂たちの終着点なのだから。
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作成日:2006.0804金 更新日:2008年11月24日17 05 07 情報蒐集サイト 犯罪 愛玩動物を飼育している漫画家 教員免許を持っている漫画家教授職にある漫画家 教授職にあるアニメーター 宗教創価学会 幸福の科学 死んだ作家 その他 情報蒐集サイト 漫画家履歴 漫画本エッセイ http //www.gw-d.com/manga/ 漫画家地図 漫画家マップ(北海道) http //www.coara.or.jp/~arakei/mmap1.htm 漫画家の墓 マンガ家のお墓 http //kajipon.sakura.ne.jp/haka/h-manga.htm 漫画家の収入 sawadaspecial.com 漫画家・長者番付 http //sawadaspecial.com/mt/archives/000291.html 漫画家の生年 100年500人 SF/ホラー/ファンタジー漫画家生年表・暫定版 http //www2s.biglobe.ne.jp/~ttsyhysh/list/seicomic.html 受勲した漫画家 コミック/受勲者一覧 - Woshare Wiki http //internet.kill.jp/wiki/index.php?%A5%B3%A5%DF%A5%C3%A5%AF%2F%BC%F5%B7%AE%BC%D4%B0%EC%CD%F7 犯罪 野々村秀樹 女アシスタント強姦。週刊現代 17.4/30号 鋭利菊 タイで幼女売春。 蛭子能収 1998.11 東京都新宿区歌舞伎町の麻雀店で麻雀賭博の現行犯で逮捕 島袋光年 27歳時2002.0807 女子高生売春。逮捕。http //www.yomiuri.co.jp/00/20020807i408.htm 大羽久枝 42歳時2005.0605 母親の死体遺棄。逮捕。http //news.tbs.co.jp/part_news/part_news1205798.html 小畑健 37歳時2006.0907 銃刀法違反。逮捕。http //www.sankei.co.jp/news/060907/sha015.htm 倉田真由美 2006.1129東京国税局に対して1800万円の所得隠しhttp //news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3435961.html 板垣恵介 飲酒運転。 ぢたま某 同人誌を作る為の金を読者から徴収するが同人誌の発行も返金も無し。 ぱらスィー Winny利用。火の着いたタバコをアシスタントに投げ、アシスタントは退職。 ちまきing Winny利用キンタマウイルス感染。 土山にう Winny利用キンタマウイルス感染。 コゲどんぼ 宮城とうこに自分の血で書いたという内容の赤字のファンレターを送る。 愛玩動物を飼育している漫画家 ばらスィー 犬を2匹 山田秋太郎 フェレット 平野耕太 猫を数匹 道満晴明 猫 赤塚不二夫 猫 中川翔子 猫3匹と亀 大雪師走 ハムスター 教員免許を持っている漫画家 士郎正宗 冨樫義博 江川達也 みずしな孝之 重野なおき 教授職にある漫画家 長谷邦夫 大垣女子短期大学・椙山女学園大学・中京大学・宇都宮アートアンドスポーツ専門学校 小説・シナリオ科大衆文藝演習講師 ひすゎし 大垣女子短期大学デザイン美術科准教授(軽音部顧問) 松本零士 宝塚造形芸術大学教授、京都産業大学客員教授 モンキー・パンチ 大手前大学人文科学部メディア・芸術学科マンガ・アニメーションコース教授 牧野圭一 京都精華大学芸術学部マンガ学科教授 竹宮惠子 京都精華大学マンガ学部マンガ学科教授 やまだ紫 京都精華大学マンガ学部マンガ学科教授 板橋しゅうほう 京都精華大学マンガ学部マンガ学科教授 さそうあきら 京都精華大学マンガ学部マンガ学科教授 六田登 京都精華大学マンガ学部マンガ学科客員教授 タナカカツキ 京都精華大学デザイン学部ビジュアルデザイン学科客員教授 教授職にあるアニメーター 杉井ギサブロー 京都精華大学マンガ学部アニメーション学科教授 小川博司 京都精華大学マンガ学部アニメーション学科教授 くずおかひろし 京都精華大学マンガ学部アニメーション学科教授 富野由悠季 京都精華大学マンガ学部アニメーション学科客員教授 りんたろう 京都精華大学マンガ学部アニメーション学科客員教授 宗教 黒田みのる ス光光波世界神団教祖。 山本鈴美香 父親と共に神山会教祖。 小泉吉宏 浄土真宗大谷派 のむらしんぼ 浄土真宗大谷派 中城けんたろう 天理教 長谷川町子 キリスト教 山本夜羽 キリスト教 徳田ザウルス プロテスタント(日本キリスト教会) あすかあきお モルモン教 創価学会 渡瀬悠宇http //www.sokagakkai.or.jp/world/world_m/member06.html ゆでたまご 芝しってる 石井いさみ 幸福の科学 さとうふみや 大石望 菊池としを なんばらばん 死んだ作家 漫画家訃報リスト http //picnic.to/~gogowest/main/mourning.htm deadman 2 〈訃報系blog〉 http //d.hatena.ne.jp/deadman2/archive?word=%2a%5bcomic%5d 分野別自殺者一覧(3) http //www004.upp.so-net.ne.jp/kuhiwo/dazai/write.html#comic 自殺した漫画家 http //www7a.biglobe.ne.jp/~kikikirinnoki/taxpayers/suicide/mangaka.html うらべ・すう 2001.1007脳内出血 うーとむ 2006.0109 刹奈 2005.1222心不全 千葉毅郎 2003.0329癌 武田ゆういち 2005.08 青柳裕介 2001.0810耳下腺基底細胞ガン 柴山薫 2007.04心不全 ちばあきお 1984.0913自殺 横山泰三 2007.0610肺炎http //www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20070610it12.htm しんがぎん 拒食症http //www2.plala.or.jp/TAKIHARA/ouen/shinga.html 秋玲二氏http //www.sankei.co.jp/news/060225/dea042.htm 徳田ザウルス 2006.0324http //www.mainichi-msn.co.jp/shakai/fu/news/20060324k0000m060032000c.html 中野豪http //www.mediaworks.co.jp/go.php 居村眞二http //a-nakajima.cocolog-nifty.com/ntnet/2005/09/post_a3fc.html 山根赤鬼http //www.japandesign.ne.jp/EXPRESS/030702/024.php 加藤芳郎 呼吸不全http //flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM PG=FLASH 小菅勇太郎 悪性リンパ腫http //www33.ocn.ne.jp/~watermelon/ 中尊寺ゆつこ S字結腸癌http //www.chusonji.com/flash.html 松阪れぃあ 急性心筋梗塞http //www2u.biglobe.ne.jp/~trap/Tsubuyaki/tsubu-03.html 堀部秀郎 急性心不全http //www.diana.dti.ne.jp/~horibe/ 斉藤智晴 滑膜肉腫http //www.ocv.ne.jp/~la-saito/ 犬丸りん 飛び降り自殺http //www.asahi.com/national/update/0911/TKY200609110088.html はらたいら 肝臓癌http //www.kochinews.co.jp/0611/061111headline01.htm 石川賢 急性心不全http //www.sankei.co.jp/news/061116/bun005.htm すぎ恵美子 2007.0210胃癌http //www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20070213021.html 山﨑あつし 2006.1225交通事故死http //kyou-yami-space.spaces.live.com/blog/cns!BE4FBE4876328BDC!166.entry アニメーター 高橋美代子 刺殺http //www.asahi.com/national/update/1229/017.html 原画家 岩崎考司 脳卒中 2007.0221 その他 水木しげる 左腕を戦争で失う。 ひさうちみちお 色盲。 原田将太郎 色盲。 原哲夫 円錐角膜。 幻超二 サルコイドーシスで網膜剥離。 小林よしのり 片目が緑内障で片目が白内障。 一条ゆかり 緑内障。 たなかみる 境界性パーソナリティ障害。 きみおたまこ 手首自傷・精神病院入院・離婚・子供あり。 新井祥 半陰陽。 雨宮じゅん 男から女へ性転換。 長谷川町子 遺骨が多磨霊園から盗まれ脅迫状が届くが無事戻った。 高橋陽一 2007.0320 事務所が盗難に遭い現金約50万円が盗まれる。 平野耕太 弟はライフル銃の免許を持っている。父親が貴金属地金商で平野貴金属精錬所を営む。 岡崎京子 親は床屋。 G=ヒコロウ 弟あり。 針すなお 合気道7段。 2004.1228 アニメーターの高橋美代子が姉の高橋明美に刺殺される。http //www.asahi.com/national/update/1229/017.html 絵描き 寿志郎 脊椎損傷で半身不随