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405: 弥次郎 :2021/11/19(金) 22 40 08 HOST softbank126066071234.bbtec.net 憂鬱SRW 「憂鬱SRWヒヨッコ育成講座」2 なんか続いたぞ、ざっくばらんな講座! 続いてはネタや議論の際の注意事項だ。 割と短めだが、重要なことだ。 内容は…分かりやすく言えば参戦できないリストだ。 既に知っての通り、憂鬱SRWは多くの参戦作品に恵まれている。 それらが単一の世界観の中に何とか折り合いをつけているわけだ。 だが、だからと言っていくらでもネタが内側に入ることを許容することはできない。 そこで今回はさっくりとNGなリストを作ったので目を通してもらおう。 〇型月作品: 世界観などがかみ合わないってことでNG。 〇ゼロの使い魔 リリカルなのは: これの参戦は止めてほしい、との希望がナイ神父Mk-2氏より要望がでているので参戦およびネタへの登場はNG。 〇ジャンプ系作品: こちらもナイ神父Mk-2氏の希望によりNG。 〇他のサイト、HPにある一次・二次創作作品: 著作権が絡み、また許可云々で問題となる可能性があるので注意すること。 〇一部ガンダムの機体: 一部機体で原案者のナイ神父Mk-2氏のトラウマになっているので参戦NG。 大陸SEEDのころにあった話なので忘れられがちだが注意。 具体的に言うとRX-93系列。 〇エロ、極端なグロ: 言うまでもないことだが、全年齢が基本。CERO重視。 エログロ両方の面で年齢制限が付くような内容や描写はNG。 このスレに限ったことではなく、全年齢の掲示板である以上、それを守らなければならない。 最悪掲示板が削除されたりすることになり、他の住人や元々の原作者であるearth氏に迷惑がかかる。 〇その他: マイナーすぎる作品、ナイ神父Mk-2氏がよく把握していない、出来ない作品はできれば避ける。 原案者のナイ神父Mk-2氏が把握してすでにある世界線と折り合いをつけないとならないので、一番苦労しているのだ。 まあこんなところか。 完全にしゃべるなとまではいわんが、ネタとして採用はしないし議論にはそぐわないから、出来れば避けたほうがいい。 もちろん、盛んに議論は行ってほしい。いろいろな価値観や好みが合わさることで面白くなってきたものだしな。 だから、良かれと思ってネタとして推すのはいい。 その作品が好きでぜひとも、というのはどうしてもあるだろう。 ただ、その善意が悪意よりも時に恐ろしいものになるんだということを忘れるな? 作者は自分の好きで書いているのであって、これを読んでいる人間の欲望や要望をかなえるだけの執筆機械でも何でもない。 報酬をもらっているわけでもなければ、ネタを書き続けなければならない義務なんてのも存在しない。 ただ、作者の熱意と好意によるものだ。だからこそ尊いし、みんなが夢中になれるんだ。 最後になるが、これはあくまでも現段階、2021年11月時点での話だ。 今後緩和するかもしれないし、追加を許可されるかもしれない。 ただし、ただしだぞ?許可を出すのはナイ神父Mk-2氏やほかのスレの住人が話し合って決めることだ。 出してほしいと言い続ければ許可がもらえる、などと甘く考えないことだ。 ではこれにておしまい! 次があるかどうかはわからんがな! 406: 弥次郎 :2021/11/19(金) 22 41 03 HOST softbank126066071234.bbtec.net 以上、wiki転載はご自由に。 この手の奴はネチケットの領域なんですけど、改めて文字としておきます。
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212 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI [sage] 投稿日: 2006/09/27(水) 08 44 35 「―――――――衛宮君、待ってください」 俺と藤ねえが振り返ると紙袋を持ったバゼットさんと言峰神父が後ろにいた。 バゼットさんは大慌てで来たのだろう。素肌の上からスーツだけを着ていて、 片乳はみ出ている。が、ここは紳士的に黙っててあげよう。 「忘れ物です」 そう言ってバゼットさんは俺に紙袋を手渡す。そういえば言峰神父からもらった物を 全部教会に置いてきてしまっていた。 「ああ、ありがとうございます」 俺は紙袋の中を藤ねえに見られないようにして素早く掴み取った。 思ったよりも少し重い。バゼットさんか言峰神父が何か追加してくれたのだろうか。 「じゃ、俺はこれで」 再び藤ねえにドナドナされて俺は二人と別れた。 留守にしたのはたった半日だがすごくなつかしさを感じる我が衛宮邸。 夜風に当たり続けた事が良い効果となったのか、帰って来た時には藤ねえの涙は 止まり、俺の酔いも覚めていた。 そして今、俺はデビルクローから解放されて藤ねえとコタツで向かい合っている。 「・・・・・・・・」 「・・・・・・・・」 互いに何も喋らないまま気まずい雰囲気で時間が過ぎていく。 数十分後、先に口を開いたのは藤ねえの方だった。 「士郎、ゆっくりでいいから今日あった事を話してちょうだい」 【選択肢】 A:藤ねえに嘘はつけない。正直に話す。 B:今日起こった荒唐無稽な話が全部信じて貰えるとは思えない。嘘を混ぜて話す。 C:「藤ねえ、腹へってない?何か作るよ」話をそらしつつ台所へ逃げる。 D:「悪いけど今は藤ねえに何も言う事はできない。今すぐ出ていってくれ。 やらなきゃいけない事があるんだ。それが終わったら全部話す」 言峰神父から聞いた聖杯戦争の内容、そして日の出前に襲ってきたカレイドルビー の事を思い出した俺は藤ねえが今俺の家にいる事がとても危険な事だと感じた。 今ならまだ藤ねえは無関係でいられるはず。 投票結果 A 4 B 0 C 0 D 5 決定
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更新日:2012-06-10 タイトル: ヴァンパイア/最期の聖戦 原 題: JOHN CARPENTER S VAMPIRES/VAMPIRES 製 作 年: 1998 製 作 国: アメリカ ジャンル: ホラー/アクション レ ス: ☆おすすめ!やおい映画☆ http //www2.bbspink.com/801/kako/979/979530199.html 139 名前: 風と木の名無しさん 「バンパイア~最期の聖戦」 アクションもので、耽美度は非常に低いんですが、 主人公のバンパイアハンターと、サポートとして バチカンから派遣された若い神父さんが、なんかヘンです。 主人公が隠し事をしているアラン神父に殴る蹴るで秘密を 白状させ、あげくに「オレに蹴られておっ立ったか?」とか 神父をからかってニヤニヤ。ラストでは息もピッタリに バンパイア退治をしていました。 二人のその後を考えて私もニヤニヤ…… ▲PAGETOP 今日: - 昨日: - 合計: -
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体育祭前日にあった密談 (廊下で。) バタバタ(廊下を走る音) アベル「は、林水さん!林水さん!」 林水「おや、ナイトロード神父。どうかしましたか?」 アベル「聞いたんですけど、明日の体育祭の教職員用のお弁当が余ってるって話は本当ですかっ!?」 林水「ええ。明日のお弁当を頼んだ教職員の数は42個ですが、 手違いで50個が届いてしまいましてね。それがどうかしましたか?」 アベル「その~会長さん。その余ったお弁当を4、いや3つでいいですから貰えませんか?」 林水「・・・」 アベル「タダでとはいいません。その代わり明日の体育祭で雑用でもお茶くみでも何でもしますから。お願いします!」 ガバッ(頭を下げるアベル) 林水「フゥ(ため息)。わかりました、ナイトロード神父。明日の昼に私の所に来て下さい。弁当はその時に渡しましょう。」 アベル「ほ、本当ですか~。嘘だったら私、アナタのこと呪っちゃいますからね。それでは失礼しますね」 情けない顔で鼻唄をしながら離れていく神父。 廊下に残される会長。 林水「ふむ、『なんでも』か。どう利用しようかね。」 考える会長。 CAST フルメタル・パニック! 林水敦信 トリニティ・ブラッド アベル・ナイトロード
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封印の神子と導き手 序曲 「神父様、申し訳ありません。これまで育てて頂いた恩を忘れた訳ではないのです。 けれど、それでも、僕は」 「この町の外に、行きたいのですね?」 「……すみません」 「顔をおあげ、ヒルト。俯いてはいけないと教えたでしょう」 そう促され、視線を上げる。 その先で穏やかに微笑むのは、拾われてからずっとその背を追ってきた存在だ。 手を取られて立ち上がる。くすんだ茶色の髪が幾分か自分の目線よりも下にあることに戸惑って、そのことに神父も気付いたのだろう。嬉しそうな、寂しそうな笑みだった。 「…大きくなりましたね」 「ありがとう、ございます」 「あなたの進む道が、これまでの年月の…私達への裏切りだと思ってはなりませんよ。 ここはあなたの故郷であり、帰る場所だ。 いってきなさい、ブリュンヒルト。どうかあなたに、神の祝福があるように」 ああ、結局自分は、最後まで彼を父とは思えぬままだった。 尊敬し、手本とすべき存在ではあったけれど――家族とは、思えないままだった。 「……いってまいります」 グラーネ。もしあの時、君に思いを告げられた時に信仰を捨てていれば、これほど後悔せずに済んだのだろうか。 けれど僕は、許せないんだ。君を殺した人間が、この世にまだ存在していることが。これが弔いになるとは少しも思ってやしない。 「どうか許してほしい、信仰を抱いたまま、君の仇を討つことを」 グラーネ、君のことを、愛している。 その言葉は紡がれることのないまま空へと溶けてゆく。彼女を失ったあの日の冷たい雨と違い、旅立ちの朝は、酷く澄んで聖母の涙のように美しい青色を湛えていた。 ――――― ――――― 「神父様、よければ一つお聞きしても」 「なんですか?私に答えられることであれば」 「…どうしてあの時、ブリュンヒルトを止めなかったのですか? 失礼な物言いになるかもしれないが、あなたが彼をこの町の外に出す日がくるとは思いませんでした」 …彼は、神の子だから。少し躊躇いながらも続けた言葉に、神父は穏やかな声音のまま、だからですよ、と言った。 「神の子、天使である彼が、なによりも裁きを願うのなら…きっとそれは、天の思し召しなのでしょう。 確かに幾分か不安はありますが、バレットも共に行ってくれたことだ。なにも私たちが心配することはないのです」 「……神父様はお強いですね。私は…彼が二度とこの町に帰ってこないのではないかと」 神の子だと、天使だと。そうして愛され慈しまれても、彼の居場所は、ここにはないような気がして。 「大丈夫ですよ。神の子に、天が味方せぬわけがない。彼はきっと帰ってくる。 私は――それよりも、オリガ、あなたのことが心配だ」 「……なんのことですか?」 「前から頻繁にここを訪れる方ではありましたが、随分と回数が増えたように思います。滞在時間も伸びた。家族の墓前で、一体なにを思い悩んでいるのですか?」 「たいしたことではないんです、別に…」 「あなたの腕だけで家を支えるのは大変なことでしょう、けれど、あまり、一人で抱え込んではいけませんよ」 「本当に、大丈夫ですから。ご心配おかけしてすみません、神父様」 「……無理だけはしないように、あなたはもう少し、他人を頼ることを覚えるべきです。なにかあれば、いつでも相談しにおいでなさい」 「ありがとうございます、…そのお言葉だけで、充分です」 本当に、大したことではないのだ。 ただ、兄が死に、弟妹を送り出した後のあの家が、静かすぎて落ち着かないなどと。 「……子供じゃないんだから」 寂しいなんていったところで、結局、どうにもならないって分かりきってることじゃないか。
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概要 岩場の地形を利用し、2倍速のプッチ神父から逃げ切ろう! クリアには図形的な「閃き」が必要。ぜひ挑戦を。 (別解の報告があったので一度改訂し、さらに改訂しました。) 再改訂版・ダウンロード 製作者コメント こんにちわ。作者の「友引さつか」です。 今回登場する岩や罠は、すべて確かな思惑をもって配置しました。 無駄は一切ないので完成度はかなり高いと思います。 もし別解を発見された場合には、ご一報ください。 → と思ったら別解の報告がありました! ありがとうございます! 改訂版をUPしました。 それにしても、あの別解には気づきませんでした(汗) 以下はこれまでの問題です。 岩場での逃走劇 (難易度 ★★★★★) C-MOONは恐くない (難易度 ★★★☆☆) ヒント ↓下記反転↓ ディスクは盗まれないように装備し、2枚とも岩に投げつけて使用する。 水は普通に飲んで使用する。 スタート直後に、複雑な作業は必要としない。 ハーヴェストと神父では、ハーヴェストの動きが優先される。 答え合わせ ↓下記反転↓ まず水を飲んで罠の位置を確認。2枚のディスクを回収して盗まれないように装備する。最上段・左側の岩(一の5)を壊して落とし穴の左上(一の3)の位置へ進む。ここから右下へ向かって一枚目のディスクを投げ、神父の目の前の岩を破壊する。左へ1歩、左下へ1歩進むと神父を引き離すことが出来る。下へ2歩進み、目の前の岩を殴って破壊する。こうする事で左下隅に現れる「くの字型の地形」が本攻略最大のポイント。そこからまず下、右下、そして左下へと進む。この時点でディアボロは部屋の隅に押し込められた形。一見すると周囲を岩や敵にかこまれ手詰まりのようだが、ここで上の岩を破壊すると一転して逃走経路が見えてくる。上へ3歩進み、右斜め上へ向かって二枚目のディスクを投げる。壊した岩の場所を通るように、右上へ2歩、そして右下へ1歩進む。――これによって、神父を左側へ置き去りにできるので、あとは悠々と階段へむかえばクリアとなる。 (なお、落とし穴やセト神は別解防止に貢献しています) 評価 選択肢 投票 ☆☆☆☆☆ (12) ☆☆☆☆ (2) ☆☆☆ (0) ☆☆ (0) ☆ (0) タグ パズル系 離脱系 感想 名前 コメント 楽しんでもらえたようで嬉しいです! 私も新作を作りたい気持ちはあるのですが、今は時間がとれないので近いうちに制作するのは難しそうです。 -- 友引さつか@作者 (2008-12-12 23 58 46) 一画面でめちゃめちゃ難しくて面白かったです。新しい問題まってます。 -- 名無しさん (2008-12-12 20 27 22) 改訂版をさらに改訂しました。別解については、セト神の罠でうまく回避されるようになったと思います。もしも更なる別解があった場合には、ご一報ください! -- 友引さつか@作者 (2008-09-16 11 57 04) 別解の報告、ありがとうございます! 果たして類似するであろう他の解法を全て封じられるか、判りませんが、とりあえずの改訂版をUPしました。それにしても途中でディスクを置くという視点は盲点でした。すばらしい頭脳の持ち主ですね。 -- 友引さつか@作者 (2008-09-15 23 57 12) 別解ありました。一枚目のディスクを投げるところまでは同じ、そこから左、左、下と進んで、もう一枚のディスクを置く。2歩下へ進んで岩を壊し(どちらでも可)、そのまま階段へ。とすると、ハーヴェストが壁になって神父に殴られませんでした。 -- 名無しさん (2008-09-15 22 00 48)
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『汐華初流乃の憂鬱』 第7話 「引力」-前編- 語り部 汐華初流乃 あの二人の日本人… 彼らを探し、当てもなく待ちの中を僕は歩き回っていた。 見つけたところで僕は彼らをどうしようというんだろう…。 ルカに突き出すのか…それとも…? 自分でも何がしたいのかよく分からない。 とにかく僕はあの二人を探し、広場や港の辺りを探し回った。 それから、ケーブルカーの駅辺りを越え、商店が並ぶ大通りにたどり着いた時だ。 ブティックの中に入っていく二人の人物を見かけた。 もみ上げが長い、ちょっと頼りなさそうな少年 綺麗な黒髪と見間違えようのない黄色カチューシャの美少女 …あの二人? こんなところにいたのかッ! まずいぞ、この辺りはルカたちの溜り場が近い。 あんな所をうろうろされたのではいずれ見つかるッ! 僕は通行人を押しのけ、その店に向かって走り出した。 が、ふっと視界がふさがり衝撃が走る。 「うわっ!?」 しまった、あわてすぎて、丁度手前の店から出てきた人にぶつかってしまったらしい。 お互いに地面にしりもちをついてしまった。 「うあ・・すみません」 僕がぶつかってしまったのは‥黒人の神父…? この辺りに教会なんてあったかな? 「いや…君のほうこそ大丈夫だったかい?」 僕の足元に銀製のロザリオが落ちていた。 おそらく彼の物がぶつかった拍子に落ちたんだろう。 …しまった、どさくさにまぎれて頂いておけばよかった そこそこ値打ちが付きそうだし、アレを献上すればルカの機嫌も少しは落ち着いただろうか…。 …ここまで考えて、とりあえず盗みで何とかしようという発想があっさり出てくる自分が嫌になる。 とことんゲスな奴になってる。 僕は申し訳ない気持ちでそのロザリオを拾って彼に差し出した。 「これは大事な物だ、君にあげるわけには行かないな」 ロザリオを受け取った彼に、突然見透かされたようにいわれ、僕はドキリとした。 「…いえ、そんな、それはあなたの物ですし…」 その時の僕は動揺していた…何で分かったんだろうと。 でも、そんなことは大したことじゃない位、この黒人の神父は奇妙な人だったんだ。 動揺する僕に神父は平然と、そして奇妙な言動を続けて言った。 「君は…ふむ、あの時存在だけは感じていた『4人目』か…こんな所にいるとは」 4人目…なんだって? 「君は引力を信じるか?人と人との間には引力があるということを この私に君がぶつかったことに意味があることを?」 「あの、話が見えないんですけど」 「君もわたしに引き寄せられたか…引き寄せられたのは私の方なのかもしれないな」 イタリア語でおk もしかして、神父といってもヤバい宗教の人か。 それも相当危険なタイプと見た。 さっさと切り上げてあの二人を追いかけるほうがいいかな。 「君にロザリオはあげられないが、代わりにそれをあげよう」 いえ、何もいりませんから失礼します。 「もともと君の父上、ディオ・ブランドーからもらったものだ 君が持っているのが良いだろう、私にはもう必要ないものだしね。」 だから別に特に何もいらな… … って…ディオ…ブランドー…!? ディオ・ブランドー 一度も会うことなくエジプトで死んだ僕の父の名前。 なんで、見ず知らずの道端でぶつかった危ない宗教の神父の口からその名前が出て来るんだ! 「何でその名前を知っているっ!?」 僕は神父に詰め寄った。 いや、詰め寄ろうとした。 だけどそれより先に僕は自分の右手の違和感に気がついた。 … … … なんだ? いつの間にか僕は右手に『何か』を握り締めていた。 恐る恐る手を広げ、その『何か』を確かめる。 それはトランプのスペードのような形をしていた。 石で出来ているのだろうか、ナイフのように刃がついている。 気をつけないと手を切りそうだ。 ナイフやカッターじゃないな…なんだろう。 「君が私にどういう印象を持ったかは知らないが、いつか私に会いたいと思ったら この『矢』に気持ちを念じて呼んでみてくれ…何年先だろうと構わない いいね…心に留めておいてくれるだけでいい」 「だから、それは一体どういう---ッ…!?」 …いない。 僕が再び視線を戻した時、黒人の神父の姿はどこにも見えなくなっていた。 「それと…もし君が何かで悩んでいるのならば、君が正しいと思っている事をするんだ…。 そうすればいずれ運命の方から歩いて来るだろう。 君のエネルギーは正しい方向へと使うのだ」 姿の見えない神父の声だけが最後に聞こえた気がした。 矢、父さんの名前、引力。 僕の頭は混乱しきっていた。 考えを整理して冷やしたほうがいいか? そう思ったが、それはかなわなかった。 なぜなら僕の頭は混乱しっぱなしのまま、体が激しい衝撃とともに吹っ飛ばされたんだ。 「だりゃあーーーーーーーッ!!」 「ひでぶぁ!?」 再び地面に僕は倒れこんだ。 さっきのような、うっかり人にぶつかったという感じではない。 渾身の力を込めて吹っ飛ばされたんだ。 直撃を受けた背中が痛い。 「な、何なんだよ、今度は」 地面に体を打った、泣きたくなる位痛い。 そうして僕が痛みに耐えながら振り向くとそこには 「ふふん、や~っと見つけたわよっ」 ゴゴゴゴゴゴゴ 怒りに燃えるカチューシャの女の子が仁王立ちで立っていた。 まずいな…あの二人と再会できたのはいいんだが、少しばかり違う意味でやばい事になりそうだ。 ←to be continued… 後編に続く
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『汐華初流乃の憂鬱』 第7話 「引力」-前編- 語り部 汐華初流乃 あの二人の日本人… 彼らを探し、当てもなく待ちの中を僕は歩き回っていた。 見つけたところで僕は彼らをどうしようというんだろう…。 ルカに突き出すのか…それとも…? 自分でも何がしたいのかよく分からない。 とにかく僕はあの二人を探し、広場や港の辺りを探し回った。 それから、ケーブルカーの駅辺りを越え、商店が並ぶ大通りにたどり着いた時だ。 ブティックの中に入っていく二人の人物を見かけた。 もみ上げが長い、ちょっと頼りなさそうな少年 綺麗な黒髪と見間違えようのない黄色カチューシャの美少女 …あの二人? こんなところにいたのかッ! まずいぞ、この辺りはルカたちの溜り場が近い。 あんな所をうろうろされたのではいずれ見つかるッ! 僕は通行人を押しのけ、その店に向かって走り出した。 が、ふっと視界がふさがり衝撃が走る。 「うわっ!?」 しまった、あわてすぎて、丁度手前の店から出てきた人にぶつかってしまったらしい。 お互いに地面にしりもちをついてしまった。 「うあ・・すみません」 僕がぶつかってしまったのは‥黒人の神父…? この辺りに教会なんてあったかな? 「いや…君のほうこそ大丈夫だったかい?」 僕の足元に銀製のロザリオが落ちていた。 おそらく彼の物がぶつかった拍子に落ちたんだろう。 …しまった、どさくさにまぎれて頂いておけばよかった そこそこ値打ちが付きそうだし、アレを献上すればルカの機嫌も少しは落ち着いただろうか…。 …ここまで考えて、とりあえず盗みで何とかしようという発想があっさり出てくる自分が嫌になる。 とことんゲスな奴になってる。 僕は申し訳ない気持ちでそのロザリオを拾って彼に差し出した。 「これは大事な物だ、君にあげるわけには行かないな」 ロザリオを受け取った彼に、突然見透かされたようにいわれ、僕はドキリとした。 「…いえ、そんな、それはあなたの物ですし…」 その時の僕は動揺していた…何で分かったんだろうと。 でも、そんなことは大したことじゃない位、この黒人の神父は奇妙な人だったんだ。 動揺する僕に神父は平然と、そして奇妙な言動を続けて言った。 「君は…ふむ、あの時存在だけは感じていた『4人目』か…こんな所にいるとは」 4人目…なんだって? 「君は引力を信じるか?人と人との間には引力があるということを この私に君がぶつかったことに意味があることを?」 「あの、話が見えないんですけど」 「君もわたしに引き寄せられたか…引き寄せられたのは私の方なのかもしれないな」 イタリア語でおk もしかして、神父といってもヤバい宗教の人か。 それも相当危険なタイプと見た。 さっさと切り上げてあの二人を追いかけるほうがいいかな。 「君にロザリオはあげられないが、代わりにそれをあげよう」 いえ、何もいりませんから失礼します。 「もともと君の父上、ディオ・ブランドーからもらったものだ 君が持っているのが良いだろう、私にはもう必要ないものだしね。」 だから別に特に何もいらな… … って…ディオ…ブランドー…!? ディオ・ブランドー 一度も会うことなくエジプトで死んだ僕の父の名前。 なんで、見ず知らずの道端でぶつかった危ない宗教の神父の口からその名前が出て来るんだ! 「何でその名前を知っているっ!?」 僕は神父に詰め寄った。 いや、詰め寄ろうとした。 だけどそれより先に僕は自分の右手の違和感に気がついた。 … … … なんだ? いつの間にか僕は右手に『何か』を握り締めていた。 恐る恐る手を広げ、その『何か』を確かめる。 それはトランプのスペードのような形をしていた。 石で出来ているのだろうか、ナイフのように刃がついている。 気をつけないと手を切りそうだ。 ナイフやカッターじゃないな…なんだろう。 「君が私にどういう印象を持ったかは知らないが、いつか私に会いたいと思ったら この『矢』に気持ちを念じて呼んでみてくれ…何年先だろうと構わない いいね…心に留めておいてくれるだけでいい」 「だから、それは一体どういう---ッ…!?」 …いない。 僕が再び視線を戻した時、黒人の神父の姿はどこにも見えなくなっていた。 「それと…もし君が何かで悩んでいるのならば、君が正しいと思っている事をするんだ…。 そうすればいずれ運命の方から歩いて来るだろう。 君のエネルギーは正しい方向へと使うのだ」 姿の見えない神父の声だけが最後に聞こえた気がした。 矢、父さんの名前、引力。 僕の頭は混乱しきっていた。 考えを整理して冷やしたほうがいいか? そう思ったが、それはかなわなかった。 なぜなら僕の頭は混乱しっぱなしのまま、体が激しい衝撃とともに吹っ飛ばされたんだ。 「だりゃあーーーーーーーッ!!」 「ひでぶぁ!?」 再び地面に僕は倒れこんだ。 さっきのような、うっかり人にぶつかったという感じではない。 渾身の力を込めて吹っ飛ばされたんだ。 直撃を受けた背中が痛い。 「な、何なんだよ、今度は」 地面に体を打った、泣きたくなる位痛い。 そうして僕が痛みに耐えながら振り向くとそこには 「ふふん、や~っと見つけたわよっ」 ゴゴゴゴゴゴゴ 怒りに燃えるカチューシャの女の子が仁王立ちで立っていた。 まずいな…あの二人と再会できたのはいいんだが、少しばかり違う意味でやばい事になりそうだ。 ←to be continued… 後編に続く
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879 :ファイナル ファンタズム ◆6/PgkFs4qM:2008/01/23(水) 21 21 13 ふっと息を吐いて周囲を見渡せば、目の前には誰より神父らしくない陽気な雰囲気を醸す男と、それに到底釣り合わない閑寂な、到ってシンプルな作りをしたオブジェの羅列。 ふと手元に目を落とせば、知らずと固めた握り拳が密かに震えていた。 やはり、だろう。 ――どうも自分には嘘を嘘として見過ごすだけの度量が備わっていないらしい。 武芸者は自身の一面に改めて直面した後、一種の諦観、そして微かな鬱憤を含め、呟いた。 「なんでやねん……」 「は? あの、聞こえないんスけど……」 「こんな神父がいるかーーッ! 正体を表しやがれ、曲者めっ!」 「ゲッ、バレた!」 背負った薙刀を引き寄せ、慣れた手つきで檜製の柄を回転させる。かくして薙刀術の肝となる刃は使い手である武芸者の脇へと挟まれ、持ち手となる筈の柄の部分が神父の鼻先へと向けられた。 ……何故武芸者は薙刀本来の用途を無視し、文字通り逆の構えを携えたのか? ――理由は簡単だ。これは身分を偽った不届き者に対する仕置きであり、あくまで反省させるのが目的なのであって、何も命に関わる荒事にまで発展させる気はさらさらなかったからだ。何より、これなら遠慮なく相手の頭を叩けるというもの。 ――だがそれ故に。 (……何ッ!?) 神父の頭に命中する筈だった棒を何処から出したのかプラスチック製のモップの柄で受け止められた衝撃は、百戦錬磨の武芸者の心を存分に震わせた。 互いに一歩も譲らぬ鍔迫り合い。筋骨隆々の怪力から織り成されるパワーは、目一杯にしなる檜とプラスチックの自己主張を見れば瞭然であろう。――しなる柔らかさなど微塵もない檜と、ここまで粘り強いものはあり得ないプラスチックが拮抗し合う現実は、それなりの実力を自負していた武芸者の誇りを打ちのめした。 しかし武芸者は知り得なかっただろうが、彼が受けた衝撃は、対峙する神父も同様に考えていたことだった。そう、知るべくもない。彼が槍の位を冠する人ならざる者であり、武芸者以上に己の槍の腕前に誇りを持っていたということに。 そうして激しい体力の奪い合いに飽きたのか、神父――ランサーはモップに絡みつく薙刀を力任せに払い、風船のような軽さを以って後方へと間合いを広げた。教壇の上に着地して開口一番、彼特有の軽さを言葉尻に含めながら、事の弁明を試みた。 「待てって! 話を聞けよ!」 「何を!」 「いいから聞けって! どうやらアンタは俺を盗人か何かと勘違いしているようだが、それは誤解だ。俺はここに居たシスターの縁者でね。やりたくもねえ神父をやっているのは、代理としてなんだよ。似つかわしくないのは百も承知だっての!」 「ああ~ん? 泥棒は皆そう言うんだよ!」 言ってから乱された構えを再度元の形へと戻す。 さて、目の前のこの男、武器ですらないモップで武芸者と張り合った兵だ。未だ勝負は決していないとはいえ、先程の一合限りで最早実力の優劣は大方示されたと言っても過言ではあるまい。 武芸者としても勝てぬ戦にむざむざ挑みにかかる蛮勇など持ち合わせていないし、槍兵にしても不本意な戦であろうが、2人にとってこの戦いで利する箇所は実の所ない。 しかし常に強者を求めてきた両雄だ。格別意味のない戦に意義を見出せるだけの酔狂さを互いに持ち合わせていた。その2人の卓前に、口角から涎が滴るくらいに極上の料理が差し出されたのだ。どうして手を付けられずにいられようか。 (腕8本でも勝てるかは怪しいな……。だが、為ればこそ『究極幻想』を試す絶好の機会か……?) 武芸への飽くなき探究心。数ある戦場を渡り歩いてきた兵の矜持。 神を祭る建造物の中で、語らぬイエス像のみをギャラリーとした、最高に罰当たりな戦いが始まろうとしたその時――――。 「そこまで」 斬り落とされようとしていた火蓋を、空気の読めない、無粋な第三者が華麗にキャッチした。 途端、両者の頭に沸いたのは怒りの感情。 部外者というものは、得てして風当たりが強い。内輪の事情を知らない、というのも大きな理由ではあろうが、それ以上に内輪の中にいる人間に認められていないのが最大の要因ではないか。そもそも輪を作る人間とは、趣味・思想を類する同好の徒を求めた結果出来上がったものであり、言い方を変えれば、ものの在り方を保存するために存在する堅牢な城壁なのである。 純正を保つための輪だというのに、何故に志を異にする不純物を受け入れる道理があろうか。 限りなく純粋だった空間に突如として侵入した異物に対し、両者は明確な敵意を以って、声が発せられた方向目掛け、視線を送った。 Ⅰ:子ギル Ⅱ:大ギル Ⅲ:冬の娘 投票結果 Ⅰ:1 Ⅱ:5 Ⅲ:2
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The Hunter 収録作品:Bloodborne[PS4] 作曲者:Ryan Amon 概要 "...Beast all over the shop..." (…どこもかしこも、獣ばかりだ…) "...You'll be one of them,sooner or later..." (…貴様も、どうせそうなるのだろう?) ヤーナム市街のボス・ガスコイン神父戦で流れるBGM。 静かにゆっくりと曲が始まり、金管楽器によるずっしりとした重々しいメロディーが一定のリズムで繰り返される。 まるでゴシックホラーの映画音楽のような威圧感と恐怖感が混ざり合った楽曲。 獣も人も見境無く狩りたてようとする、ガスコイン神父の強さと狂気を表現したかのようである。 "...What's that smell?" (…匂い立つなあ…) "The sweet blood, oh, it sings to me." (堪らぬ血で誘うものだ) "It's enough to make a man sick..." (えづくじゃあないか…) さらにガスコイン神父の体力が残り少なくなると獣人へと変身する。 この時BGMの方も獣人への変身と合わせて曲調がシームレスに変化。ボスの形態に合わせて曲が変化するのが大きな特徴である。 獣人時の曲は通常形態の時よりもテンポが一段と速まり、また男女のバックコーラスが追加されている。 守るも攻めるも一触即発。まさに狩るか狩られるかの緊張に張り裂けんばかりの楽曲と移り変わっていく。 ガスコイン神父は序盤のボスとしてはかなり強く、初心者では苦戦すること間違いなし。 そうしたゲーム上での強さも相まって非常に印象に残る楽曲であり、『Bloodborne』の代表曲の1つに数えられている。 過去のランキング順位 第9回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 317位 第10回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 173位 第11回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 524位 第12回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 413位 みんなで決める2015年の新曲ランキング 202位 サウンドトラック Bloodborne オリジナルサウンドトラック