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第十二話「ナンバーズ」 首都クラナガン地下道 本来ならば常に薄暗い筈の地下道。 その場所を複数の車両に取り付けられたサイレンが周り赤く照らしている。 車道の周りには侵入禁止を告げる黄色いテープが張り巡らされ、その内側では何人かの警官が現場検証を行っている。 スバル達フォワードメンバーがクラナガンに到着したのと同じ頃、ここでトラックの横転事故が起こった。 横転した車体の所々が凹んでおり、その周りには積んであったであろう荷物が散らばっている。 その場所へ静かに足音を響かせながら近付いていく人物がいた。 管理局の制服を身に纏い、長い紫の髪が印象的な一人の少女。 「陸士108部隊ギンガ・ナカジマ陸曹です。 現場検証のお手伝いに参りました」 敬礼をしながら自身の所属を告げたギンガに現場の責任者と思われる男が同じように敬礼をし礼を言った。 今回の横転事故の応援を頼まれ派遣されてきたのだ。早速、今回の事故の状況説明を聞き始めるとギンガはその内容に微かに眉を潜めた。 トラックの運転手の話しによればこの地下道を走っている最中に突然積み荷が爆発し、その影響で横転したと言うのだ。 辺りを見渡してみるとトラックに積んでいたと思われる物が散らばっている。 缶詰に飲料ボトル、食料品etc…。 どれも爆発するような代物ではなく、その事に疑問を感じていた。 更に警官に話しを聞くと妙な遺留品があると言う。 トラックの車体がある少し先へと足を運ぶギンガ。 そこにはあったのはカプセル型の機械の残骸と幼い子供一人が入れるくらいの空のポッド。 「ガジェットドローンⅠ型の残骸……。 それに……これは生体ポッド……?」 首都クラナガン中央公園 午後の休暇を満喫していたスバル達一行は、休憩がてらにこの中央公園に訪れていた。 式は一人でベンチに座っており、スバルとティアナは目の前の露店でアイスを買っている。 「全くスバルのやつ…。 案内してくれとは頼んだけど、あんなに急いで周らせる事はないだろうが…」 スバルの真骨頂である無茶な強引さのお陰で本日何度めかの溜め息を吐かされている式。 前々からアイツの強引さは注意してはいたけどまさかここまで面倒くさいものになるとは…。 これからは念を入れて警戒をしておこう……などと他人が聞いたら確実に苦笑必至な式らしくない変な決意を固めていた。 「それにしても……一ヵ月しか経っていないのにもう跡形もなく直ってるなんて…。 これもやっぱり魔法の力なのか?」 そう言いながら、式は周りをグルッと見渡す。 ガジェットの攻撃によって目茶苦茶にされた面影はなく、今は親子連れやカップルなどで賑わっている。 そんな事を考えていると何故だか懐かしい気分が込み上げて来る。 この場所は自分がスバルとティアナに初めて出会った場所。 その事がほんの一ヵ月程前のことなのに妙に昔のように感じられていた。 「ははは……。 俺がこんな感情を持つなんてな。 少しは胸の空っぽが埋まった、と言う事か。 少なからずアイツらのおかげだな」 式はこんな事を考える自分に苦笑していた。 あの時の……二年間という長い昏睡状態から目覚め、生きている実感がなく空っぽだった自分自身がいた事を考えれば随分と変わったものだと思ったからだ。 「おまたせ~、式の分のアイスも買ってきたよ~」 そんな事を考えていると、上機嫌な顔をしたスバルが両手に四段重ねのアイスを持ちながら戻ってきていた。 ティアナの方は片手に二段重ねのアイスとカップアイスを持っている。 「おいスバル……オレは冷たい物が苦手だから買ってこなくていいって言ったよな?」 「あれ、そうだっけ? だけどせっかく買ってきたんだから式も食べようよ。 ここのアイスって美味しいから結構有名なんだよ~?」 とか言いながら既に自身のアイスにかぶりつくスバル。 その表情はまさに幸せと言った感じで、式は少々呆れていた。 「取り敢えず受け取っておきなさい式。 スバルの言う通り、ここのは美味しいから食べてみる価値はあるわよ? もしいらないんだったら私が食べてもいいんだけど?」 仏頂面をしながらアイスを目の前に差し出すティアナ。 始めは断ろうと思っていた式だがアイスを見て、唐突にティアナに幹也の姿を重ねてしまいその気も失せてしまった。 「いや……やっぱりもらう。 悪いなティアナ」 「さ、最初から素直に受け取ってれば良いのよ」 式に素直に礼を言われまんざらでもないティアナの姿を見てスバルは笑みをこぼしていた。 「あはは~、ティアのツンデレ~~」 「うっさいバカスバル!!」 「あいたぁ!?」 余計な一言を言うスバルに問答無用でゲンコツを入れるティアナ。 そんな二人の漫才を呆れ顔で見ながら、式は黙々とアイスを食べ始めていた。 そんなほのぼのとした空気が流れる中、突然に鳴り響いた電子音。 それはスバル達の各デバイスから流れでていて、緊急の要件を告げるためのものであった。 内容はレリックを所持していた女の子を保護したというものであった。 サードアベニュー・F‐23 エリオとキャロの連絡を受け、スバル達三人は合流地点である路地裏に集合していた。 既にレリックの封印処理はキャロが済ませており、女の子の方は途中で合流したシャマルが応急処置をしている最中である。 「それにしても……この女の子どうして下水道なんかを歩いていたんだろう……」 「そうね……。 普通に考えれば何処からか誘拐されて、その犯人から逃げたしたと言うのが一番妥当な線だろうけど……。 レリックを持っていたことを考えるとそう簡単に説明がつく事でもないわね」 「そうだな……。 レリックはロストロギアの中でもかなり危険なものだ。 金目当てのちゃちな誘拐犯が持っているような代物でもないしな……」 静かに眠る少女の横顔を見ながらフォワードメンバーはそれぞれの疑問や推測を口にしていた。 その周りでは合流した陸士部隊がなのはやフェイトと共に現場検証を行っている。 「うん、バイタルデータを見る限り特に異常はない、怪我の方もかすり傷だけだし深刻な問題はないから安心していいわ」 「良かった…」 シャマルの言葉を聞いてそれぞれが安堵の表情を浮かべる。 だが式だけは全く違う感情を抱いていた。 (何だ……今の妙な気配は……?) ほんの一瞬ではあるが確かに感じた微かな気配。 その気配の人物を探そうとと周りを見渡すがそれらしき姿は何処にもない。 いや、式からしてみれば姿がないのは当然の事だろう。 「それじゃあ皆はこのまま此所で現場捜査。 式は念の為に私と一緒にヘリで待機だから、みんなよろしくね」 なのはの言葉に軽く返事をしながらも、式は感じた気配が気になっていた。 その気配の持ち主は自分が死闘を繰り広げた敵であり、本来ならばこの世にはいない筈の人物であるからだ。 だが自身の直感が、今までの経験がそいつがここにいることを明確に告げている。 「それじゃあなのはちゃん、悪いけどその女の子をヘリまで運んでいってもらえるかしら?」 「あ、はい」 シャマルの頼みで静かに眠る少女を抱き抱える移動するなのは。 フォワード陣はその場から離れ、式も周りに注意を向けながらフェイト達の後に続くようにヘリへと向かった。 数十分後 機動六課指令室 巨大モニターに映し出される地下水路の地図。 そこにはフォワードの位置を示す青色の点が四つ、そして敵の存在を現す赤色の点が三つ表示されている。 小形のモニターが目の前に開き、地下水路を移動する機影の姿が映し出された。 「ガジェット来ました!」 映し出されたのは三機一組で移動するガジェットⅠ型改。 進路は真直ぐにヘリへと向かってきており、狙いはレリックで間違いという結論になった。 「他に数機ずつのグループで移動するガジェットを確認! 総数……約二十です!」 「更に海上方面にてガジェットⅡ型を補足……数六十です!」 その報告にはやては眉を潜めた。 上空のガジェット部隊はなのは達隊長陣を投入すれば問題はないだろう。 だか、いかんせん数が多いからある程度時間が掛かるだろうし、フォワードメンバーへの援軍もどうにかしないといけない……。 さっきシグナムからはこちらに向かっているとの連絡があったが間に合うかどうかは微妙な距離だ……。 そう思案していた時に入ってきた一本の通信。 はやては一時思考を中断し回線を開き、モニターを展開させる。 そこに映し出されたのはスターズ分隊副隊長ヴィータだった。 『スターズ02からロングアーチへ。 こちらスターズ02、海上で演習中だったんだけどナカジマ三佐が許可をくれた。 今現場に向かってる。 それからもう一人』 ヴィータの通信の後に割って入ってきた音声のみの通信。 『108陸士部隊ギンガ・ナカジマです。 別件捜査の途中だったのですが、そちらの事例とも関係がありそうなんです。 参加しても宜しいでしょうか?』 「うん、お願いや」 はやてはギンガとの回線を開きながら、各隊長陣との回線を開き指示を出し始める。 「それじゃあスターズ02はリィンと合流した後南西方向上空を、スターズ01とライトニング01は北西部上空の敵を迎撃。 ストームレイダーの方はシャマルとウイング01が護衛。 フォワードメンバーはギンガと合流して地下水路の敵を迎撃しながらレリックの確保。 皆頼んだで!」 『了解!!』 市街地 廃墟の屋上に佇む一つの人影。 屋上から伸びている一本の鉄塔、その頂上で悠然と佇む紫の髪が印象的な少女。 名はルーテシア・アルピーノ。 強風が吹きながらも足場の小さい鉄塔の上をバランスを崩すこともなくジッとしている。 そこに入った一本の通信。 無言でモニターを展開すると、そこには一人の女性が映っていた。 ウェーブが掛かった薄紫色の長髪が特長のナンバーズNo.1、ウーノ。 『ヘリに確保されたケースとマテリアルは妹達が回収します。 お嬢様は地下の方に』 微かに頷きながら承諾の意識を示すルーテシア。 『騎士ゼストとアギト様は?』 「別行動……」 『お一人ですか?』 「一人じゃない……」 そう言うとルーテシアは右手を前に掲げる。 キャロのケリュケイオンと同型のブーストデバイスであるアスクレピオスが静かに輝く。 手の甲に紫炎が燈り、そこから六角形の形をした黒い物体が出現する。 それを手で優しく包み込み頬に寄せる。 「私にはガリューがいる……」 『失礼しました。 強力が必要でしたらお申し付けください。 最優先で実行します』 ルーテシアは頷き、その言葉の後ウーノからの通信は切れた。 「行こうか……ガリュー……。 探し物を見つけるために…」 彼女の足元に紫色のベルカ式魔法陣が出現する。 その直後、魔法陣と共に彼女の姿は消えたのだった。 場所を移し、ルーテシアがいた所から数キロ離れた廃墟群。 その一角にある廃墟の屋上に佇む一人の人物。 黒い袈裟のようなコートを羽織り、まるで僧侶のような出で立ちをした壮年の男。 目の前にはモニターが開いており、そこに流れている映像を静かに見つめている。 そこには隊長陣達と共にヘリに向かう式が映し出されていた。 「まさか貴様までこちらに流れついていようとはな……。 これは好都合だ……」 そう言うとモニターを閉じ、常に曇っていた表情が微かに綻ぶ。 「この地にて『根源』へと至る道を開く為に……貴様には再び糧となってもらうぞ両儀式……」 ストームレイダー内部 『スターズ01、ライトニング01、現場に進行。 あと一分程でエンゲージです』 『スターズ02、リィン曹長と合流』 『フォワード陣、ガジェットの目標点に進行中。 このペースなら先行できます』 『スターズ01、ライトニング01エンゲージ』 上空にて飛行を続けているストームレイダー。 その中で通信機から流れてくる現場状況を聞きながら私は内部で待機していた。 今回、自身の出番がないとは思いながらも、先程の気配が気になってか一応警戒はしていた。 敵は数は多いとはいえ所詮ガジェット。 その程度の奴等に機動六課のメンバーが遅れを取ることは先ずないと確信はしていたがどうしても嫌な感覚は拭い切れなかった。 その事を頭の片隅に置いておきながら、先程から管制室と見知らぬ陸士――確かギンガ・ナカジマとか言ってたな――との間で続けられている通信に耳を傾けた。 『私が呼ばれた事故現場にあったのは、ガジェットの残骸と壊れた生体ポッドなんです。 ちょうど五、六歳の子供が入るくらいの。 その近くに何か……思い物を引きずったような跡があって……それを辿って行こうとしたした最中、連絡を受けた次第です』 多分こいつの言う生体ポッドの中に入っていた奴が、私達が保護したあの子供なのだろう。 引きずったような跡と言うのも十中八九、鎖で繋がれていたあのレリックケースの事で間違いない。 『それから……この生体ポッド、少し前の事件で似た物を見た覚えがあるんです』 『私もな……』 『人造魔導士計画の素材培養機……』 その言葉が聞こえた時、少女を看護していたシャマルが動揺した表情を浮かべるのが見えた。 人造魔導士計画……。 詳しくは知らないが優秀な遺伝子を使って人工的に生み出した子供に薬や機械やらを使って強い魔導士を作りだそう、みたいな計画らしい。 この話しを聞いたとき、何処の世界でも人は結局同じような事を考えるものだと正直呆れを感じていたりした。 この世界の魔導士と言うのはトウコ達みたいな魔術士とは違って遺伝や血筋など一切関係なく、完全に先天性の能力らしいからそう言う技術が生まれたのだろう。 実際、なのはやはやては元々魔法とは一切関係のない世界の住人であるし、私も退魔の家系であるとはいえこの世界の魔法技術とは無関係の人間だ。 だが、この計画も論理的な問題や技術、コストに見合った結果が得られないなどの問題が色々とあるらしく、今では禁忌とされているらしい。 多分、あの子供もどっかのイカれた奴が実験の為に作り……いや、生み出した素体なのだろう。 『スターズ01、ライトニング01、共に二グループ目をクリア。 順調です!』 『スターズ02とリィン曹長も一グループ目撃破です』 どうやら空の方は順調らしい。 このまま特に何ごともなくいけば直に戦闘は終わるだろう。 だが、そうは問屋が下ろさないらしい。 『航空反応増大! これ……嘘でしょう!?』 すっ頓狂な声を出しながらアルトが報告している。 どうやら面倒な事になったらしい。 「ディレクティ、管制室のコンピュータとデータリンクしてこっちに空の状況を映し出されるか?」 『No problem master. Little waiting…』 数秒後、管制室で見ているのと同じモニターが目の前に展開した。 見てみるとガジェットの数がさっきまで確認されていた数の倍以上にまで増加している。 どうなってんだ……? 「ディレクティ、この敵が誤認の可能性はないのか?」 『There is not the possibility. A report from Ms,fate seems to be the formation where that consisted of it by an actual machine and a vision if I get together. (その可能性はないです。 ミスフェイトからの報告によれば、あれは実機と幻影によって構成された編隊です)』 ……こっちの連中に大量に増援が来たように見せつけたと言うことか? そういう派手なひきつけをしたと言うことは……目的は別にあるのは間違いな。 『ロングアーチからウイング01へ。 式聞こえる?』 「どうしたシャーリー?」 『もう気付いてるとは思うけど、多分敵はヘリを狙ってくると思うの。 今なのはさんがそっちに向かってるけど、いざという時はお願いできる?』 「別に問題ない。 そろそろ体を動かしたい時間だったしな。 ……ん? なのはがこっちに向かってくるってことは空のガジェットはどうするんだ?」 『今八神部隊長が限定解除して、超長距離砲撃で一気に殲滅できるから問題は無しだから心配しないで』 「……了解」 シャーリーとの通信を終え、私は立ち上がり軽く体を伸ばしながらバリアジャケットを装備する。 「さてと……そろそろ何が目的か確かめさせてもらうぜ……」 フォワード陣+ギンガがヴィータとリィンの援護を受け被疑者を確保した頃、廃墟都市の屋上では二人の少女が静かに待機していた。 大きなメガネを掛け白いマントを羽織るナンバーズのNo.4、クアットロ。 もう一人は長髪の茶髪を薄黄色のリボンで結んだNo.10、ディエチ。 彼女らはボディースーツ系の衣服を着用し、ディエチの方は布で巻かれた巨大な物体を持っていた。 「ディエチちゃん、ちゃんと見えてる?」 「あぁ……遮蔽物もないし、空気も澄んでる。 良く見える」 彼女達の目には、約数km先で飛行するヘリが映し出されていた。 普通人間の肉眼ではこんなに離れた場所を視認することはまずできない。 しかし、彼女達はそれを平然とやってのけていた。 その理由は瞳に埋め込まれた機械であり、これによって彼女達は優れた望遠能力を有していたのだ。 「でも良いのかクアットロ……撃っちゃって。 ケースは残せるだろうけど、マテリアルは破壊しちゃうことになる」 「うふふ…。 ドクターとウーノ姉様曰く、あのマテリアルが当たりなら、本当に“聖王の器”なら砲撃くらいでは死んだりしないから大丈夫だそうよ」 ディエチの質問を微笑みながら甘ったるい口調で返答するクアットロ。 その答えに興味がないのか無表情で返し、抱えている巨大な物体の布を外した。 そこから出てきたのは大型のライフル。 ディエチの固有武装であるイノメースカノンだった。 「?」 その時、クアットロの元に一本の通信が入る。 モニターを開いてみると、そこにはナンバーズのNo.1ウーノが映し出されていた。 『クアットロ、ルーテシアお嬢様とアギト様が捕まったわ』 「あ~ら。 そう言えば例のチビ騎士に捕まってましたね」 『今はセインが様子を伺っているけど……』 「フォローします?」 先程の愛想良い振る舞いと打って変わり、悪意ある表情を浮かべながら問い掛ける。 『お願い』 その一言のあとウーノとの通信は切れ、クアットロはクイッと眼鏡を持ち上げた。 『セインちゃん?』 『あいよ~クア姉』 クアットロが念話を繋げると陽気な声が帰って来た。 相手はナンバーズのNo.6、セイン。 『こっちから指示を出すわ。 お姉様の言う通りに動いてね?』 『う~ん、了解』 次にクアットロは念話の相手を拘束されているルーテシアへと繋げる。 『は~い、ルーお嬢様』 『クアットロ……』 『何やらピンチのようで? お邪魔でなければクアットロがお手伝い致します』 『……お願い』 『は~い、ではお嬢様…? クアットロの言う通りの言葉を…その赤い騎士に……』 そう指示を飛ばすクアットロ。 その表情は口元を歪め怪しげな笑みを浮かべていた。 戦闘区域から全速力でヘリの元へと駆け付けたなのは達は肉眼でその姿を確認できるまでの位置にまで接近していた。 「見えた!」 「良かった…。 ヘリは無事」 まだ無事な状態を見て安堵したのも束の間、市街地にて高エネルギーが確認された。 それは管制室やなのはとフェイト、ガジェットⅡ型を掃討していたはやて、そしてヘリに乗っている式も気付いていた。 一方ビルの屋上、イノメースカノンを構えながらヘリへと照準を定めるディエチ。 そのカノンの銃口には七色に光り輝くエネルギー弾が生成されていた。 「ISヘヴィバレル発動……」 IS(インヒューレントスキル)。 戦闘機人である彼女達が魔力以外のエネルギーを動力源とした特殊技能のことを言う。 この技能はナンバーズのメンバーそれぞれが異なるものが与えられており、特定の分野に特化されている先天固有技能である。 ディエチのISヘヴィバレルは固有武装であるイノメースカノンにエネルギーを送り込み砲撃弾を生成、それを撃ち出す技能である。 彼女の足元にはテンプレートと呼ばれる何重もの円が回転しながら、不規則に動き回る魔法陣とは異なる特殊な陣形が展開されている。 それと同時期、ルーテシアは先程から自身に尋問をしているヴィータに対して、クアットロから言われた台詞を口にしていた。 「逮捕は…良いけど……大事なヘリは放っておいていいの……?」 「お前……どうゆう事だ?」 その言葉に訝しげな表情を浮かべながらルーテシアに詰め寄るヴィータ。 フォワード陣もルーテシアの突然の言葉に眉を潜める。 「あと十二秒…。 十一…十…」 ディエチもイノメースカノンの照準をヘリへと向けながら、カウントダウンを開始する。 「……あなたは…また………守れないかもね………」 「ッ!!」 ルーテシアのその一言がヴィータにある光景を思い出させる。 ボロボロになったレイジングハートに血で真っ赤に染まったバリアジャケット、そして傷だらけになりながらも自分を心配させまいと声を掛けるなのは。 そして 「発射……!」 刹那、イノメースカノンから砲撃魔法に匹敵する程のエネルギー弾が放たれた。 廃墟都市を破壊しながら、轟音と共に物凄い速度で目標であるヘリへと真直ぐに向かっていく。 ロングアーチをはじめ、肉眼で視認することのできたなのは達やヘリにいたヴァイスやシャマル、式も向かってくるエネルギー弾を目にしていた。 あと少しでエネルギー弾がヘリに着弾しようとした時、その光景を見ていた誰もが“撃墜”という最悪なイメージを思い浮かべ背筋を凍らせた。 『ある一人』を覗いて。 ドヒュン!! 「あら?」 「へ?」 その音が鳴った直後、エネルギー弾がヘリから放たれた何かによって貫かれ、跡形もなく消滅した。 打ち消したのではなく完全に『消滅』させたのだ。 その光景にクアットロとディエチはただ唖然とし、ポカンと口を開けることしかできなかった。 「砲撃が……消滅した?」 「そ、そんな馬鹿な…。 跳ね返される未だしも、消滅するなんて本来なら有り得ない……」 先程の衝撃から回復したディエチが慌てて瞳に仕込まれたカメラでヘリを確認する。 そこには……。 「ギリギリ間に合ったか……」 そう呟き、式は構えていた物を下げながら安堵の息を漏らした。 目の位置には照準器と思われる赤いバイザーが展開され、手に握られているのは一振りの弓。 レヴァンテインのボーゲンフォルムと酷似しているが、あちらは全体的な色合いが赤なのに対してこちらは蒼、他にも所々の装飾品などが異なっているのが見て取れる。 この弓はディレクティ、セカンドモード『アーチャーフォルム』。 ディレクティの中で唯一、遠距離戦に対応しているフォルムである。 レヴァンテインのように刀身の一部を矢とし、それに魔力付加を施して放つのとは違い、こちらは純粋に魔力オンリーの矢を放つタイプである。 先程式は咄嗟にこのフォルムへとチェンジさせ、エネルギー弾の『点』にカートリッジ二発分の矢を放ったのだ。 「あ、ありがとう式。 お陰で助かったわ」 「ま、マジで死ぬかと思ったぜ…」 やっと状況が理解できたのかシャマルとヴァイスが安堵の息を漏らしながら礼を言う。 「ディレクティ、モードリリース」 『yes master』 その言葉を聞きながらデバイスを元のナイフに戻しなす式。 その後エネルギー弾が発射されたと思われる位置を睨み付け、次の瞬間には始めから居なかったようにその場から消えてしまった。 砲撃が消滅した原因を探ろうとヘリを見ていたディエチは突然姿を消した式を見て、嫌な予感が頭を駆け巡っていた。 「ねぇクアットロ……何かヤバそうな奴がこっちに向かってくる予感がビンビンにするんだけど……」 「分かってるわよディエチちゃん。 あの教導官や執務官の事だから直ぐにこっちの場所に気付くだろうし」 「いや……そっちの事じゃないんだけど…」 ディエチの呟きを軽くスルーしたクアットロは状況が分からないセインへと念話を繋げる。 『セインちゃん聞こえる? そっちの方はどうだった?』 『ギリギリだったけどお嬢様もケースも無事回収したよ。 それにしても何なのアイツ? ディエチの砲撃をかっけすなんてさ』 『それは私が聞きたいわよ。 取り敢えずセインちゃんはそのまま撤収。 私達も今から帰るからドクターに連絡宜しくね』 『了解クア姉』 セインとの念話を切った直後、二人の頭上に黄色い魔力弾が大量に降り注いだ。 咄嗟に気付いたクアットロは惚けているディエチの首根っこを掴みながら屋上から一気に離脱する。 「見つけた!」 「こっちも!?」 「早い……!」 背後からかかるフェイトの声。 いつの間に背後を取られたのか、と驚きながらもクアットロはディエチを抱えながら全速力で空中へと退避する。 が、その直後今度は真上から無数の白銀の魔力弾が降り注ぎ、気付くのに遅れたクアットロとディエチは直撃はしなかったものの何発か体を霞めた。 「逃がすかよ……」 霞めた傷口を押さえながら、上から聞こえた声の方に顔を向ける二人。 そこには空中に質量化した魔力を展開し、その上に乗りながらから静かに二人を見下ろす式が立っていた。 心なしかいつもより殺気の度合いが20%増しになっている。 「うっそ~ん。 あの距離をこんな短時間で?」 「マジで……?」 補助魔法「エアライド」。 式がアクセルフィンの代わりとして組み込んだ空戦用の魔法である。 根本的な用途や技術はスバルのウイングロードと変わりないがこちらは発動までの最速化や範囲を足元に限定するなどかなり改良されている。 「市街地での危険魔法使用及び殺人未遂の現行犯で…逮捕します!」 「こっちは殺されかけたんだ。 無傷で逃げられると思うなよ……!」 前方には怒り状態の式、後方には魔力スフィアを展開したフェイト。 まさに絶体絶命と言える状態ではあるが、それでむざむざ諦めるクアットロではない。 「IS発動…シルバーカーテン」 クアットロの手甲が淡く輝く。 それに呼応するかのように二人の姿が突如として、式とフェイトの視界から消え去った。 これがクアットロの持つ先天固有技能、ISシルバーカーテン。 幻影を操り、対象の知覚を騙すことを目的としたものでその対象は人のみならず、レーダーや電子システムにも及ぶ。 先程のガジェットII型の大編隊はこのISを使用した結果なのだ。 姿を消した事を確認するとクアットロは再び全速力で逃げ出す。 「逃がさないと言ったろ……」 が、残念なことにこのISは直死の魔眼との相性は最悪だった。 クアットロとディエチの「線」が見えている式はエアライドを次々と展開しながら一瞬で近付き、情け無用の斬撃を放つ。 「シルバーカーテンが見破られてる!?」 「アイツ……化け物?」 式の一撃を間一髪で避けながら、シルバーカーテンを見破った相手を見据える。 これには流石のクアットロも驚きを隠せなかった。 「さぁ…どうする? このまま捕まるならそれで良し、逃げると言うなら……少しばかり痛いめを見てもらうぜ?」 少しじゃ済まさないけどな、と言う心の声が聞こえたのは気のせいだろう。 式は未だに姿を消したままの二人を見つめながらも相手の位置情報をなのはやフェイトに送る。 シルバーカーテンが通用しないのを改めて確認したクアットロはISを解除するが、投降する意思がない事を伝える。 「あ~ら、こんな事で管理局の馬鹿者供に負けを認める私達ではありませんわ♪」 「右に同じ…」 相手を挑発するような態度をとりながらもクアットロは必死にこの状況を打開する案を模索するが良い案が浮かばない。 自身は元々後方指揮仕様であるから接近戦はからっきし、ディエチは見て分かるように完全に遠距離戦仕様であるからどうしようもない。 まさにうつ手無しだ。 「そうか…。 なら…宣言通りに痛いめを見てもらうか…」 デバイスのカートリッジを一発ロードし、風牙一閃を放つ準備をする。 それと同時に離れて待機しているなのはとフェイトも何時でも砲撃を放てるようスタンバイを始める。 「風牙一閃…」 静かに己の技を呟いた後、式の体がはぜた。 数メートル離れていた距離を一瞬で詰め、寸分の狂いなくクアットロの胴体目掛けて切り付けた。 クアットロの殺られるという予感と式の決まったという予感が交錯する。 だが、そこへ一人の乱入者が入る。 なんだ―――!? 突如感じた、自身に向けられる殺気。 咄嗟に刃を収め、エアライドを発動しながら急制動掛けて踏みとどまる。 ヒュンッ、と刃が空を切る音が聞こえた。 そのまま突っ込んでいればそれは自身の頸動脈を確実に切り裂いていた一撃。 危なかった、と冷や汗を流しながら式は突然の乱入者へと視線を移す。 クアットロとディエチより長身、紫色の髪をショートカットにした少女、ナンバーズのNo.3トーレ。 腿と足首、手首付近からエネルギー翼・インパルスブレードを発生させており、先程の刃の正体はこれである。 「ほぉ…あの一撃をかわすとは…。 なかなか面白みがありそうな奴だ」 「トーレ姉様~助かりました~」 「マジで感謝…」 後ろで安堵の息を漏らす二人にトーレは鋭く眼光を光らせる。 「馬鹿者供め、あれ程油断するなと念を押したのにこの有様だ。 監視目的で来て良かった。 お嬢様が転送の準備をしてくださっている。 直ぐに撤退するぞ」 そう言うとトーレは二人を抱え込んで離脱しようとする。 その刹那、白銀の刃がトーレに向かって放たれた。 ガキィンッ!! トーレのインパルスブレードと式のディレクティが激しくぶつかり合う。 「このまま逃がすと思ったのか?」 突然の乱入者を睨み付けながら、式は徐々にディレクティに込める力を上げていきそのまま横薙ぎに振った。 トーレは刃を受け流しながら、左手のインパルスブレードを突き出す。 相手の刃が自身に向かってくるのを見ながら、式は左手に何時ものナイフを握り、そのまま弾き返した。 『式、直ぐそこから離れて!』 『砲撃で昏倒させて、そのまま捕まえる』 『了解…』 なのはとフェイトの念話を聞いた式は反転しその場から離脱する。 追撃がこないことに違和感を覚えた三人。 その答えは直ぐに分かった。 「トライデント…スマッシャー!」 「エクセリオン…バスター!」 バルディッシュとレイジングハート、それぞれからカートリッジが一発消費される。 フェイトの左手に展開された魔法陣から金色の三つ又状の砲撃魔法が、レイジングハートから桃色の砲撃魔法が放たれる。 二つの砲撃は空気を切り裂くように真直ぐに目標へと向かっていき、誰もが直撃したと確信した。 しかし二度ある事は三度ある。 又もや予想外の出来事が起こった。 「え!?」 「嘘!?」 確実に着弾すると思われた砲撃が目標を変えたかのように、地上へと曲がり始めたのだ。 その曲がり方は直角に近い角度であり、突然の出来事になのはとフェイトは驚きを隠せなかった。 その隙にトーレ達の足元には紫色のベルカ式魔法陣が展開し、超長距離転移魔法によりその場から姿を消した。 「しまった!」 「逃げられた…」 被疑者に逃げられた事を失念しながら、なのは達はロングアーチに連絡をいれ離脱していく。 だが、式だけはその場に止まり全く別の方角を見つめていた。 先程の…砲撃が突然曲がった異変が起こった時、廃墟群の方に一人の人影がいるのが見えたからだ。 一瞬ではあるが、確かに確認できた姿は一人のある人物を思い出させた。 その事実はサードアベニューで感じたあの気配や直感と確かに一致する。 「まさか…アイツがここにいるとでも言うのか…?」 廃墟都市群 式が見つめていた場所から少し離れた廃墟群。 そこに鎮座する一人の男。 「ふむ…まだ本調子ではないか…。 しかし…あやつもこの地の『魔術』を身に付けていたか…。 これで少しは面白みが出て来たと言う事か…」 そう言うと男は……荒谷宗蓮は顔を上げながら笑みを浮かべていた。
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829 :237:2013/05/31(金) 19 11 48 信の日記 CE××年 テロリストが仕掛けた罠に引っ掛かった形で俺は死んだ。というかあの糞アマは、俺が反乱させるのがよっぽど怖かったのか 緑服に降格された上に旧式機で24時間扱き働かされ続けた。 正直死んだと思った瞬間に「休みが取れる!ひゃっほーーい!」と叫んだ俺マジ反省するべきだろう。 で、死んだと思った俺の意識はいきなり覚醒し、目の前に入った光景はどっかの部屋の天井だった。 ○月×日 目覚めた俺は、どうやら子供になっていたらしい。ここはどこか知らないが、過去なら二度と後悔しない! ○月△日 どうやら、この世界はCEではないようで、宇宙開発やコーディネイターはないようだ。 ▽月○日 俺の住んでいるところが日本と判明。日本は前世でもいい場所だった。 ○月○日 お袋の妊娠が分かった。お袋がいうには妹らしい ×月○日 マユーーーーーーーーー!!!!!! ×月×日 どうやら、昨日の俺は違う世界に飛んで行ったんだろうな。昨日妹が生まれた。もちろん名前は真由だ。真由真由可愛いよ!真由ーーーー!! ○月△日 真由がハイハイしてこっちにやってきた。可愛いな~。こんちくちょう ×月○日 真由が舌足らずに「おにーに」と呼んでくれた。俺はいつでも死ねる □月×日 真由を近くの公園に連れてってあげた。始めてみる遊具に真由は大はしゃぎだった ▽月△日 近所の悪ガキどもが真由をいじめたから、社会的に殺してやった ○月×日 真由にお友達ができた。真由と同じように構って上げたくなる子供だった △月×日 真由が小学校に入学した。ランドセルの姿も可愛いな □月○日 真由が、泣きながら宿題を教えて~ってやってきた。しょうがないから手伝ってやった □月×日 真由がやはり九九の九の段が暗記できなくて泣いていた。しょうがないのでコツを教えた 830 :237:2013/05/31(金) 19 12 35 △月□日 真由が泣きながら帰ってきた。どうもクラスの子にいじめられたようだ。俺はそいつの特徴を聞いて半殺しにさせた △月△日 どうも半殺しがまずかったようで、両親にガンガン怒られた □月○日 親父が最近上機嫌で帰ってくるようになった。どうも新しい部下が入ったようで、そいつのことを気に入っていたようだ ○月△日 真由が最近、新しく入った部下のことを聞かせてほしいと親父にせがってくる姿が見られるようになった。まさかねえ △月△日 くぁzwsぇdcrfvtgbthbyhんjmうjみ △月▽日 昨日、起こったことをありのままに描くぜ、親父が野郎と一緒に帰ってきた。どうもそいつが最近聞く部下のようだ。野郎の名前なんて覚えてない あいつを見ていると、前世で糞アマと一緒にいたアイツを思い浮かぶんだが。もちろん姿は似てないのに、雰囲気がそう感じさせるんだ! それよりも、真由が野郎に抱きついたことだ!俺ですら最近は恥ずかしくて抱きついてくれないのに野郎はああも簡単に抱きつきやがった! それはいい、真由が・・・・・真由が・・・・・! あの野郎に告白しやがった! 会ってから数時間しか経ってないのに告白するなんて、こんなの俺が知っている真由じゃない!あいつが唆したんだ! もはやあいつとは永遠に分かりあえないだろうな!あいつは敵だ! □月□日 あいつが入院したらしい。ざまあみやがれ □月▽日 真由が毎日あいつのところへお見舞いに行っているらしい。おのれ! ▽月○日 真由があいつとデートするようだ・・・・・・・・ 真由が俺が見ている中でも一番はしゃいでいた・・・・・・・・ 真由の笑顔が一番可愛かった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 真由が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ▽月□日 デートの尾行がばれたようで、お袋から3ヶ月お小遣い停止させられた おのれ!あいつとは絶対に分かりあえる日は無いな! 831 :237:2013/05/31(金) 19 13 42 終わり
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第2話 第3話 第4話 サブタイトル:ウルトラQ 宇宙からの贈りもの ナメゴン(カラー) ナメゴン(モノクロ) 収録:ウルトラ怪獣名鑑戯画報(書籍付録) インターネット版/ナメゴン(カラー)・通常版/ナメゴン(モノクロ) 解説ブックレットより ●ウルトラQ第3話(製作No.5)1966年1月16日放映 ●登場宇宙人・怪獣:火星怪獣ナメゴン ●この作品で私は「ナメゴン」と随分と格闘しているわけだが、実際の撮影現場では実は彼とは会っていない。しかし確かに私は撮影現場で「これでもか!」という位に悪戦苦闘していたのである。実はそれは自分の履いている「革靴」であった。当時の小道具として使っていた「革靴」、それは今のように裏にゴムがついていたりするものではなく裏がツルンツルンのものであった。だから岩や、草むらなどで走るときは要注意。まさしく“すってんころりん”である。この撮影は岩場で実際には見えない「ナメゴン」と闘っていたわけだが、本人は「おいおい、ここで滑って衣裳でも破いちゃ、大変だぜ」と思って足元に必要以上に神経を通わせ小道具の「革靴」と戦っていたのだ! 実際に何度も転んだと思うが、怪我には至らなかっただけでも良かったと思っている。この「ナメゴン」は作品では火星人が地球人の傍若無人な宇宙開発の警告の意味で送り込んだ怪獣となっているが今になって思えば、その撮影の「革靴」こそが火星人から本当に送り込まれてきた本物の怪獣だったのかもしれない。 万城目淳役 佐原健二 補足 ●ダイジェスト 消息を絶っていた火星探査無人ロケットが地球に帰ってきた。そこから発見された金色の小さな玉は、ギャングによって持ち出されてしまう。潜伏先の大蔵島洞窟内で、温泉の熱により玉は巨大化。殻を割って、巨大なナメクジの怪物が出現した。 ●火星怪獣ナメゴン/身長30メートル・体重1万トン 劇中では2体登場。両目から人間を硬直死させたり、周囲を破壊する怪光線を発する。地球人に対する警告・または威嚇のため、火星の知的生命体により送り込まれたと推測されている。 ●ヌメヌメした感じが良く出ている名鑑のフィギュア。ただ、劇中では、身体の斑点状の模様が、もっと目立って見えますね。 ●塩水に溶けてしまうという、あまりにベタな弱点。フィギュアでは崖の万城目さんがいい感じですが(ちゃんとダボ穴に挿すようにできているので無くさないですみそう)、何故ナメゴンは、彼の上を通り越して、自分からわざわざ海に飛び込んでいったのでしょうか? ●ナメクジというと動きが遅い動物の代名詞的にも使われますが、とりあえずナメゴンは、人が走るのと同じ程度の移動速度はあるようです。劇中、移動するナメゴンを横から捉えたカットは、動きが妙に面白くて印象に残っています。昔は着ぐるみかと思っていましたが、ナメゴンの目は、その後カネゴンに流用されたと聞いたので、人が入るには微妙な大きさでしょうか? やはりゴーガと同じように操演系? ●一の谷博士Qの中でもナメゴンはメジャー級ですが、「宇宙からの贈りもの」は、自分にとって、いわゆる「博士」のビュジュアルイメージを刷り込まれてしまった、一の谷博士初登場の話数として記憶に残っています。もっとも、この回では「一の谷」の名称は出てこず、皆からはただ「博士」とだけ呼ばれています。画像は自作:やっつけな上、下手くそでスイマセン^^; ●開田アートワークス彩色版は所持していないので、象牙版を自分でモノクロ風(かなり適当)に塗りました。子供の頃持っていたソフビの影響で、ナメゴンは何となく青っぽいイメージがあります。 第2話 第3話 第4話 サブタイトル:ウルトラQ
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あ行(あ)の死者名鑑 ※あ行(い~え)の死亡者名鑑はこちらへ 【アーチャー】 【アーニャ・アールストレイム】 【明智光秀】 【浅上藤乃】 【荒耶宗蓮】 【安藤守】 アーチャー 、_,.-'='`'ーヾ、 r` iィ く /´ 'イ, /ク 〉;'^ニイ,/ _i´tr─/ `  ̄;'〃'ー;rー.、 ,..‐'´/‐''二| ;i/' / ; ヽ ,..- '´ {イ!トヽ| l! / i l / ! ;!';;||;;;;;;!、 ;! ;i; .ヽ; . ;/ 〈 i; ! ./;;;;;;!i;;;;;;;ヽ、 ヽ; ..` 'i, i ヾ; i; /;;;;;;;;/;ヽ ;;;;;; 、 . 'i; ... .ヽ ,| ヾ ; |ヾ=イ{;;;;\ ;;`ーヾ、 .! ... ! | / ;ハ!;;ン;;;ヾi;;;;;;;;゙ii;;;;;;;; /';イヽ; .. ヽ | /'i . ;/ ヽ、;;;;;|i;;;;;;;;;;|l;;;;;;!!;;;;;;;| ヽ . ヾヾ ! ;/ ノ゙ ´ ̄  ̄`ヾ. | . `| ノ ;/ |;;; ; -─ ── -、 、 ;| ヽ .. \ i´ / ,r' '´ r'´ ヽゝ `!; .. ヽ /i ;/ ,l.-' ;/ .i ヾ\ |; . ヽ ,/ ;l r'´; .{ . 〈 l; ヾ、 / ./ /′ l; i \ヽ ゙| /. / / ;ノ | \ヽ; ll / . // ; 〃 / . | ヽ ヾ! .; . |! / ; -''´ ;/ / / | ヽ |. l ;!| ,./-''´ / / . ! .ヽ . .!;ノ ;〃ヽ. ,. - ''´ / . / .ヽ . .く . . l| '! ,.-'´ / / . / ヽ {;----'i ,!/ / / / . / ヽ; ,|´ ̄ `ヽ.ノ / i / . / 〈'メ , , !\ . / | / . / `ー' - '= ノ ヽ. . / ! . / . . ヽ 【名前】アーチャー 【作品】Fate/stay night 【登場話数】11話 【死亡要因】焼死(信長の発した火柱) 【スタンス】特殊(対主催?) 「Magician’s circle」で初登場する。参戦時期はアニメ12話、士郎と同時期である。 御坂美琴を襲っていたジョーカーである荒耶宋蓮を狙撃。二、三言葉を交わし互いに引く形になる。状況を整理し御坂を連れていくことに。 同じサーヴァントのライダーに長距離狙撃を放ち囚われの身であったC.C.を助けるなど対主催っぽい動きをする。 だがあくまで目的は過去の過ち、衛宮士郎の殺害を第一としている。 美琴と世界観の情報を交換し参加者が平行世界から連れて来られたこと、殺し合いが儀式的な意味合いを持つかもしれないと冴えた考えを見せる。 そこで血の気配を感じC.C.達を置いていき戦争屋、アリー・アル・サーシェスと対峙する。 戦闘力は断然上、経験も互角程度だったが、サーシェの先手のガトリングガンによりC.C.達のいる家を直撃。 結果美琴が死亡、サーシェスも取り逃がすという痛恨の失態を犯してしまう。 かつて数えきれないほど見てきた死を見て摩耗しきっていた過去を思い出したのか、士郎の殺害は保留にして自分の本当の「答え」を見つけるため動くことにする。 周囲を探索中にD-6駅に向かうスザク、レイ、神原の3人と接触、情報と支給品を交換する。何を?とりあえず神原さん自重だけとだけ言っておこう。 戻ってみるとC.C.以外にいたのは戦場ヶ原ひたぎと美琴と関わりが深い上条当麻。美琴の埋葬を進めるが、 あくまで元の世界に返そうとし、それでなお全員を救おうと考える上条にアーチャーは既視感と、嫌悪感が見えた。 『かつての誰か』のように理想を振りかざし、あまつさえ他人にそれを伝染させていく上条を無力化させるべく斬りかかるが、 それなら力を貸せと力説する当麻を前に、矛を収める。 この時うかつに上条が「右手で」アーチャーに触れて上着の聖骸布が消えてしまったため、以降は赤から黒のファンディスク風のスタイルに。 C.C.と先行してD-6駅へ向かう中、放送でセイバーの死を知る。感傷に浸る気はなく心中で想いを馳せるのみだった。 動こうとした矢先現れたのは「悪魔」となった女子高生、神原駿河。 迎撃に移るが神原の目的はアーチャーでもC.C.でもなく進行方向にいる戦場ヶ原。無視して突っ切っていった姿の後を追う羽目に。 団地の自然公園にいた上条&戦場ヶ原+神原と合流した直後、現れたのは公園の瘴気を辿って来た織田信長。即交戦となる。 レイニー神原を上手く操り一進一退の中、目を覚ました上条の(文字通り)殴り込みで一時離脱。 戦場ヶ原の支給品だった列車を線路に引き、残ろうとする上条と戦場ヶ原を気絶させカラドボルグを打ち込み殿にした神原ごと信長を禁止エリアへ叩きこむ。 3人を下ろし休息中だったところへスザク、レイと遭遇。直後上条がひとり神原の元へ向かったことに気付く。毒づきながらも、弓兵は再び戦地へ赴く。 一方通行との最強&最弱コンビも跳ね除けて窮地に陥っていた上条の前に立ち、男の背中を見せながら単独で魔王と対峙する。 赤原猟犬、干将・莫耶オーバーエッジ、悉く砕かれながらもエミヤは最後の切り札を切る。自身にとって縁深い少女の宝石を使い、『無限の剣製』を開く。 一気呵成に攻め立て止めの一撃を舞おうとするが、心象風景すら侵食する魔王の覇気が、剣の墓標ごと弓兵を燃やし尽くした。 瀕死の傷を負い、最期の時を迎えつつあるアーチャーは悟った。今の自分は英霊でも守護者でもない一個の存在であったと。 結局は否定していた正義の味方としてあり続けたことに残念とそれ以上の喜びを抱いて、少年は縁側にいた養父に胸を張った―――。 直接関係はないが、彼の死亡話の前後にFateの劇場版、いわゆる凛ルートが公開された。 そのラストシーンでのあの笑顔には、男にも拘らずキュンとしてしまったものである。ハイ。 称号≪「―――My whole life was“unlimited blade works”」≫ アーニャ・アールストレイム _,... -‐-.、_.,x‐=ニ三 ̄ハ ,r"´ .i´ . .. .. .ハ l . - 、 __li___r'"__ . .ハ .| ,x-=ニ、彡ニ-‐‐->'´ヽ、 . `ヽ、 !' . ;r‐'´ 、.、 `ヽ、ハ ; ... `ヽ、 .ノ! ,r'..., / .ハハ ハ..ヘハ; ハ`ヽ、 ... ヽ、 ./ |f r .,' . | . l...l . l l l | ヽ; . l /. / |l l . l. l . . l . l! . i! . /ノ ! ノ ノ .l l、|ヽヽ、lヽ|.、 .. . /l/l ノ.lイイ | / / ヽ、`| `ヘ.┬┬ヽノ ┬┬‐.|. l ( . ,r" ∨.ハ!.乂jノi ヽ'__ノ.l . l`、 \ ヘ、 /∨ ∧ `´ ∥∥ヽヽ )__ノ .( r'∨ i 、 △ _, ィl / _ノノノ .\l ∨ l .||≧-‐≦|| l / /`/lヽ--/l∥ ~ヽ ./ ,イ |〔VV〕|l| ハ .i |.∧___/i.| | | |.l .|.| | | |.l |.|. | | |.l∞∞∞|.|. | | |.| .|.|. | | |.| .|.|. | 【名前】アーニャ・アールストレイム 【作品】コードギアス 反逆のルルーシュR2 【登場話数】7話 【死亡要因】消滅(エクスカリバーの余波) 【スタンス】対主催/特殊 「意識の狭間にて」で初登場。マリアンヌの意識が残ってる時期なので知らぬ者(ユフィを覗くギアス組以外)にとってはややこしくなること請け合いである。 アーニャはスザクを、マリアンヌはC.C.に会うことを目的に行動を始める。 まずリリーナに遭遇。彼女にナナリーに近いものを感じ同行することに。このときお互いの世界観の違いを知る。 信長vsレイに巻き込まれ一時意識を失うもすぐに回復、レイと戦う刹那の援護へ向かう。どうやらこの時にマリアンヌにすり替わっていたようだ。 リリーナが死亡し刹那の首輪探知機を奪ったレイを追う、フリをして信長の臣下に入り、都合良く操ろうとする。 似たような夫(声とか声とか)を持ち、不死者とも渡り合った経験からの大胆不敵な行いで、信長軍団結成かと騒がれた。 が、次の話でギアス持ちのユーフェミアと遭遇、制限によるギアス相殺で意識をアーニャに返却。いきなり意識を戻されワケの分からない状況でも信長を振り切りユフィを助け出したのはさすがといったところ。 この時海へ飛び込んだため服を脱ぎ乾かしていたのだが、乗っていた馬イクが賢者状態でそれを視姦していたのを見て住人から「馬イク、ちょっと代われ」の旨のレスが大量発生した。 その後ボートに乗れないため置いてきぼりを喰らう羽目に、ざまぁ。 それから遺跡の思考エレベーターに一瞬だけマリアンヌが出て接続を試みるも失敗。アーニャは自分の時間軸ではユフィを見て「死者蘇生は時間移動ではないか」と当たりを付ける。 太陽光発電所を探索した所で再びマリアンヌが表層化。素早くユフィから離れようとするも、余りにも場所が悪すぎた。 そう、この時間はまさに俺とホンダムコンビがバーサーカーを沈めるべく発電所に特攻した時。周囲が瞬く間に光り輝き、思いを馳せる間もなくその身は霧散消滅していった…… ちなみに死亡した時肉体はマリアンヌの意識下。そしてその間アーニャの意識はない。 つまりアーニャは自分が死んだことに気づかないまま死んだことになるのだ。太陽光発電所を調べていたと思ったらいつの間にか死んでいた。何を(ry 余談だが一緒にいたユフィは偶然起動した量子転送装置で生き永らえている。彼女が何をした。 称号は≪アーニャ/マリアンヌ≫で。 称号≪おまえはもう死んでいる / 線香のマリアンヌ≫ 明智光秀 ....----、、、 ,,〃"" ヽ、 ,,/ ゛、 / ' ゛、 / ' / ,l / ' 'ノ l l // .l | ノ./ 、 / ソ l | l / 'rエ丶V.ゝ /,,,,,,,{ | // / / /´ィエヤ | / /.../´ l | | ソ / // 。 ハ ノ ソ ../ ''' 、_______, ′ / l/ リ ノ / イ ヽ``'‐‐`、‐ィ / ノ | / ./ / / |ヽ ヽ´´`´ ソ´ / // ソ // // / 〃/ |、 ヽ ==´ / i //l | .// // / |;;;;;|;;;;/l ヽ \____/ i/// ソ /;/ ./;/ / |;;;;;;|;i/;;| λ ` //;;/ / /;/ ./;;/ / |;;;;;/l;;;;;l l 、 //;;/ /l /;;/ ./;;;/ / |;;;;i i;;;;;| .//;;;;;;/ /;;;Ⅴ;;;/ /;;;/ l ;;|;;/ .|;;;;;;;| /.//;;;;;/ /;;;;/;;;;/\/;;;;/ l ; |/ |;;;;;;;;| / / /;;;;;/ /;;;;;/;;;;;/;;;;;;;;;;V、 【名前】明智光秀 【作品】戦国BASARA 【登場話数】11話 【死亡要因】刺殺(ドラムスティックで心臓を貫かれる) 【スタンス】無差別 『人生美味礼賛』で初登場。時期は本能寺で信長の謀反に失敗し小十郎と戦っていた前後らしい。 無論スタンスはバリバリのマーダー路線。ただし一番の目的は主君信長の憤怒と恥辱、苦悶を味わうこと。 両儀式と接触し早速戦闘。式の持つ殺人衝動を嗅ぎつけ「もっと素直になったほうがいい」と(迷惑な)助言を与え、この場を去る。 続いてデュオ、プリシラ、セイバーの前に現れ囮になったデュオと対峙する。 デュオの持つ愛器、桜舞を手に入れ自力の差で追い詰めるが、戦線復帰したセイバーの介入で撤退する。だがこの程度で殺人狂はへこたれなかった。 単独で行動していたプリシラを補足、手始めに腹を刺し動きを封じたてからじわじわと嬲り、ようやく念願の血の味を堪能する。 そこに来たのは学園都市最強、一方通行。為す術なく叩きのめされるがむしろその力に興奮し遂に ヘ ブ ン 状 態 。 ここまで合う人戦う人果ては住民にまで満場一致の「キメぇ」の声が上がるが自重なんて、するわけがない。 一方通行をやり過ごした後、ようやく会場の勝手の違いを考えスーツを着こなし、趣向を変えステルス路線で行くことに。 放送を聞いて一人逃げ出した澪を捕まえ、大勢の参加者がいるギャンブル船に入り込み、意外な柔軟性を見せる。 どう見ても怪しいのだが現代人にはビジュアル系に映ったのだろうか(戦国時代の人なのに…)。 エスポワール会議で多くの他世界を知るがさらっと受け入れる。さすがトンデモ世界に生きるBASARA住人は格が違った。 澪と2人で捜索班として船を出て共に行動することに。この時点でもう澪の行く先はお察しだが……結果は案の定でした。 冬木教会で親友の律と再開して喜ぶ澪を尻目にキャスターをブスリ。続いてコクトーこと黒桐もアッサリとバッサリ。 2人共味気なく殺した分が回ったのか残った律はじっくりといたぶる。最後は澪の目の前で首をスッパリ。 だが澪はここで殺さず、更なる快楽の餌として生かし連れていくことに。ロワ充道ここに極まれり。 次に立ち寄った闘技場で狂った紬による毒殺現場に遭遇。自分は観戦気分だったが澪が逃げろと叫んでしまったので、つい紬を殺してしまう。 澪に気絶した唯を殺させようとするが、そこにレイニーデビルで復活した福路美穂子が立ちはだかる。 結果として唯と美穂子は逃がすが再びヘヴン状態。もうどうしようもねえ。 どうにも澪が光秀の期待に添えないので休憩ついでに澪をつるし上げ、書き手本人すら頭痛に陥れたという「澪釣り」を行う。 かかった得物は、トランザムバーストを受け対主催の道を選んだトレーズ閣下。 一撃で行動不能にした後本項ではお見せできない展開に……。 だが最後までうめき声一つ上げなかったトレーズに光秀の興も削げてしまう。 そこで思い付いたのが施設サービスのライブ会場。いずれかかる大魚を心待ちにしていたがそれよりも前に竜がかかった。 逃げ出した唯達から聞きつけ奥州筆頭、伊達政宗が押して参る。 ようやく会えた縁ある敵との戦いに光秀の興奮もひとしお。地雷を埋め込んだ会場で澪の歌声をBGMにデスマッチが幕を上げる。 自力を遺憾なく発揮し、策を出し尽くし、道具を駆使して、最後は残った体力のせめぎ合い。その決着は---余りにも意外な形で着いた。 光秀の心臓には背後から突き刺さったドラムスティック。勝者は己の起源を知り、本当の願いを見つけ、戦うことを決意した澪だった。 水を差された結末だが光秀は良しとする。どれほどの強者でも僅かな油断で命を落とす、戦闘狂であるがゆえに殺し合いのルールも心得ていた。 信長をはじめとした多くの参加者との決着、澪の行く末など心残りはある。だがそれ以上に、全身を支配する痛みに溺れていたい快楽が圧倒的に勝っていた。 最初から最後の最後までバトルロワイヤルを楽しみ抜いた男は地雷の轟音とともに姿を消した。 戦闘回数、殺害者数、そのどれもがトップクラス。中盤まで完全な独走状態であった。俺とホンダムコンビとは別の意味でロワを切り盛りしてくれた。 ちなみにキャスター、トレーズの2人を方針を変更した矢先に殺している。少々不謹慎だが完全無差別故の動かしやすさといったところであろう。 しかしこのAA、本当に楽しそうだなぁ……。イエヤッ! 称号≪最狂のロワ充≫ 浅上藤乃 ,. ー; ; ´ ̄`; ´ ̄`丶 /; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; 、; ; ; ; ; ; ;\ ./; ;/ . ヽ ` 、; ; ; ; ; ; ヽ ヽ. ; ;; ; ` /; ; {; ; |; ; ; ; ; ;! ; |; ; ; ; ; ; ; ; 'i; ; ; i; ; ; ; ; `. /; i; ; |; ; |、; ; ; ;i; ; ;| ; ; |; ; ; ; ; 'i ; ;|; ; ; ;; ; ヘ {; ;|; ; |; ; | 'i; ; ; ; i; ; |; ; ; |; ; ; ;; 'i; ; |; ; ;; ; ; 'i ! ; |; ; | i ,jーェ土ー┼┼-; ;;'i; ; ;|; ; ; ; ; ; ;'i `ヽ__i | ァ-f ーn| ; ;; 'i; ; ;|; ; ; ; ; ;; 'i | } .弋;ソ| |; ;; ; 'i; ; ; |; ; ; ;; ; ;'i |丿 | |.; ;; ; 'i |; ; ;; ; ; ;'i | ヽ _ || ; ; ;; 'i |; ;; ; ;; 'i | ; ゝ ,∥!; ; 'i |; ; ; ;; ;'i ..| | `ー ´_-|; ; ;; ; 'ハ |; ; ; ; ;;;'i | | 」 .i; ; ; ; ; i ! ハ; ; ; ; ; 'i | |-‐‐/ ー !; ; ; ; ; !/`ヽ ヽ; ;'i ! | `‐‐./ / / _ -\';'i / ∧ / / /´ /´ ; ; ; ; ;; ;!;'i ./ / ; ! / / / / ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;)'i 【名前】浅上藤乃 【作品】空の境界 【登場話】26話 【死因】爛死(瘴気に全身を焼かれる) 【スタンス】無差別→対主催 「歪曲」で登場。橋の上で式との戦闘中に参戦。盲腸炎も痛覚麻痺も完治済みの親切設定。 無自覚に殺人の快楽を求めながら「仕方なく」ロワに乗る。 支給品も参加者の詳細名簿に魔眼と相性のよい暗視ゴーグルなど主催も彼女に期待していたようだ。 その上初期位置のE-2学校には無能力の一般人が4人……今にして見ると計っていたようにしか思えてならない。 期待に応えるように、ふじのんスパイラルウェーブこと魔眼・歪曲により加治木ゆみを惨殺。一緒にいた琴吹紬と千石撫子、特に紬に強烈なトラウマを与える。 2人もまとめて始末しようとした時、4人目のロリ先生、月詠小萌の奮闘により逃がしてしまう。 力尽きた小萌はすぐに発見するが、満ち足りた顔の死体が気に食わず死体に鞭打つように凶げまくる。初代死体損壊王誕生の瞬間である。 得物を求めて徘徊してる所に、同じ魔眼を持つサーヴァント・ライダーに奇襲される。 魔眼使いとして格の違いを見せられたあと、メリットの面からコンビを組むことに。魔眼コンビ誕生の瞬間である。 ライダーが爆走させる電車に乗せられてD-6駅に到着、真田幸村を魔眼で葬る戦果を上げる。 聞きなれない賛辞の言葉をライダーにかけられとまどいながらも礼を言う。 次にやってきたのはスザク、レイのサクライズ。狙撃でライダーの足を止めるレイを仕留めるべく単独で向かう。 途中神原の対峙で組み伏せられ気絶するが、ライダーの姿を見たことで安心していた。 目を覚ますとそこには悪魔となった神原に新たな敵、一方通行。 一方通行へ向け魔眼を放つがあっけなく反射、ライダーの援護により失明は免れるが再び気絶。 離脱し民家で休息中にライダーから魔力補給の名目にアレコレされ心情的な意味でのファーストキスを奪われる。ごちそうさまです。 2回目の放送で、黒桐幹也の死を伝えられ打ちひしがれているところをライダーに慰められる。 この辺りからライダーを信頼、依存する傾向が強くなっていく。 人が集まるだろうギャンブル船へ行こうとした2人へ忍び寄る影、アリー・アル・サーシェスが取引交渉にやって来た! 効率の面からライダーと離れサーシェスと組むことになるが当の本人は不満たらたら。 アーチャーと信長の戦いを見てサーシェスが離反し、藤乃が気になって尾行してたライダーが戻って来て元の鞘に戻る。 ここで今後のキーパーソンになる相手、阿良々木暦と遭遇。 ひとり情報を聞き出したあと殺そうとするが、窓ガラスに映る自分の顔を見て狂乱、そのまま阿良々木と共に海へ飛び込まれる。 気を失い服が濡れているのをいいことに阿良々木に剥かれるが、剥かれるレベルじゃない目に遭ってる藤乃としてはそのあたりはどうでもいいようだ。 助けられてなお殺しにかかり追い詰めていくが、阿良々木の決死の行動で殺人に快楽する自分の姿を自覚してしまう。 阿良々木の説得により、かつて自分が先輩からもらった言葉を思い出し泣き崩れる。阿良々木暦、浅上藤乃フラグ成立の瞬間である。 とはいえ、阿良々木自身は否定し、藤乃も後に述懐するように恋心などは抱いていない模様なのだが。 ちなみにここから暫くの間は恐怖心から能力を使うことに忌避感を感じている。 体中が捻じ切れた阿良々木の回復を待つ間、剥かれた服の代わりに着物を着て見た目もクラスチェンジ。 より深く情報交換したり、土蔵内の結界を壊したり、馬に舐め回されたり(!?)して心機一転といきたかったが、パソコンのサービスからライダーの死を伝えられ深く落ち込む。 伊達軍の馬イクに乗って、薬局にいるグラハム、衣、黒子と合流。今まで自分が犯してきた罪を告白する。 当然全員からは厳しい意見をもらうが、阿良々木の助力もありそれを受け止め、罪を購い生きていく道を選ぶ。 阿良々木、グラハムと別れ、黒子、衣と共にギャンブル船へ退避する。この時衣とも「友達」となる。 通信機から伝わった重傷のスザクを救うため黒子が薬局にペリカを届けに行き、ギャンブル船では衣の知人達との麻雀が行われる中、突然船に走る衝撃。殺し合いに屈せず悲しい決意を決めた秋山澪の砲撃だった。 衣は出血し、更に敗北での採血により重態。施しようのない状況でも友達になってくれた衣を助けようとする。 復帰したスザクと共にいる阿良々木達と合流しどうにか衣の安全の目処は立ったものの、そこにはかつて自分を殺そうとした少女、両儀式も一緒にいた。自分の罪を知る式に贖罪の思いを打ち明け、式も自身の心情もあって交戦には発展せず。 新たなメンバーを加え再出発しようとしたその瞬間、魔王信長の先制攻撃が発動。船を巨大な黒い津波が襲う。 それぞれが機動兵器、瞬間移動で逃げる中、藤乃と阿良々木だけはどうしても逃げ切れない。 彼の手の平を握り、夕暮れの光景を脳裏に浮かべ、藤乃は叫ぶ。はじめての、人を守るため能力を行使する。 形のない波を曲げ、自分の体も盾にして阿良々木を守り切る。その代償に文字通り体を削られて。 最後の言葉は擦れて消えそうな三つの文字。生きて、話して、想って、ここに、『いたい』。 そこから先を紡ぐこともなく少女は逝った。 序盤での暴れっぷりからまさかの白化。真っ白なきれいなふじのんと初期の黒ふじのんとは人気も2極化している。 男女関係もまた、当初はライダー、白化以降は阿良々木と大きく変化。ここまで大きな変化を起こすキャラも珍しい。 貴方が好きなのは果たしてどっちのふじのんかな? 称号≪マッガーレ姫≫ 荒耶宗蓮 / \ ,/ \ l l l l l / l l , -、 , -l 、 | | l l / { | | /__ヽ /_| |_l | l l}} |/ll l l |、\ |`´/ /| | | | | | }/ }}}} |、\ l l /,; | | | | | ||l 仏頂面で冴えない私も…… ノl/ l /─-=、 ∠-‐l l| | | l | l, l l i' `Y´ l | | l }} ) l l }、 { | } /l { { l レl ; ヽヽ. 〉. | .〈 / / { { ノ `' ヽ ヽ} l \ / .l .l / / { {l / } l | l\ ´ ̄ ̄` l./ l l }} 、)- / | l ヽ..___/ } l 〈 _,.-''" // l l l、_ l / _ ,| リ| `丶、 _,. -'''" l ll |  ̄`l ┌''" l `丶、 _,. - '''" l /l | | / `'''- .._,. - '''" ヽ/ !‐- ..,,__| | / `'''- .._ / /;;/; _ ‐‐、 ヽ ヽ ノ /;/;; / 、 ∧ ヾニ' /;/;;; i / `-‐ ∧ /´ /;i;;;;;; i / i 〈 /;i;;;;;;; ;i ;, / i i /;;;i;;;;;;;;;i / / i __ノ /;;;;;i;;;;;;;;;;;〉 / / / i  ̄./ i;;;;;;;;;i;;;/`/ / /i /i i i i;;;;;;;;;;i/〈/ / ,、 // /;i/i i ゝ-‐==三 i 、/ / ' |i i| / / / i i <> ´ i ,i i ゞ'|`'.i / / | i / / i i i /_'ヽi i / / | i `>、 / 、〈 i`i i /'iヽチ| .i/ /i __i i /;ヽ たった一晩でこの通り! i `> 、 // i i .i `i / // /二 i i /;;;;/、-、. i >、_ ///i i i .i i / // i`‐ゝヽ i./;;;;;;;/ i .∧ i /_;`i'/' i ii i ∧ // i_i .i / /; i i;;;;/;;/ ./ i. i i;;/ i;;;i i i i i i ∧ノ i´` /;; /i i/;/. / i、 ∧ i;;i i;;;i i i'i iヾ、 ノ /i;; //' /;;/. /_ i i ∧ i;;i i;;;i ∧i ∨、 ノ ./ i/;/ /;;/ /´ _ i ト、_ ∧ i;;i i;;;i∨ ヾ -‐´ < ./;/ /;;/ / /〈ノi / }-' ) 〈;i i;;i i;;;;i | ___ -‐ ´∨ i /;/、/;;//ゝ-‐='` ノ / // ∨、 i;;i i;;;;i ∨ __ ゝ'∧ /;;/ ∨i /;∧;;;;;/ / ヽ-‐=´ ̄ /i \\. i;;i i;;;;;i .∨ 〉;;/ .∨ /;;/ .\' / / \\ ,;;、 ./;/ ∨;;;;i ./;;/ .∨ヽ;ヽ i /i\ ∨ヽ;ゝ、;;/ /;;;/ ∨ .// ∨ \;ゝ-、i /´/i \ .\;廴ノ/ /;;;;/ i .// \/´`ヽ;;\ / / \ .\;;/ /;;;;;/ /;/ \ \;;\ ´ / 【名前】荒耶宗蓮 【作品】空の境界 【登場話】26話 【死因】斬死(直死の魔眼) 【スタンス】特殊(ジョーカー) 「Magician’s circle」で初登場。式に敗れ消滅したあとに主催によって蘇生されてこのロワに協力している。 会場の結界や施設の設計に関与しているが、本来の目的である両儀式の確保の為目的を偽って飛び入り参加した。 初遭遇した御坂美琴を襲撃。超能力と魔術との差異と200年の重みで追い詰めるがアーチャーの介入により引くことを選ぶ。 会場内の荒耶特有の監視機能を使い、体よく式と接触する機会を掴もうと裏で色々と工作を回していく。 途中、起源が覚醒しつつあった中野梓を危険因子と定め始末する。 政庁でセイバー、ルルーシュ、桃子と戦闘に入る。本来は勝負にならない戦力差だが、制限や消耗、主催者としてのアドヴァンテージを活かしこれを撃破。 ただしその寸前にルルーシュのギアスによる命で片腕を奪われ、荒耶自身もギアスにより魔術使用を禁じられる。 そして、止めのステルスモモによるビームサイズの奇襲。為す術なく両断され、桃子に自身の起源と呪いの言葉を授けて魔術師は再びこの世から消失した……。 だが用心深い荒耶は己の代替えとなる人形を『蒼崎橙子の人形』として偽り支給品に紛れ込ましていた。誰が予想したかこの展開! これにより性転換魔術師カマやんとして蘇生を果たすことに。 しかもその人形を保持していたのは同じく魔術で顔を加治木ゆみに変えていた元・海原光貴の魔術師エツァリ。 男2人が女装してシリアスに行動を共にしていく……世にも奇妙な「カマコンビ」の爆誕である。どうしてこうなった。 なおこの時点で主催とは縁を切っている。主催は謎の侵入者として監視の目を光らせている。 展示場にある工房とは別の本拠地、小川マンションにて主催の中で唯一荒耶の目的を知り協力する男、言峰綺礼と邂逅。 サーヴァントの遺体を回収しながら、式確保のために未だ未熟な衛宮士郎の能力である固有結界を成長させようと目論む。 思いきやここを危険と判断したヒイロ・ユイによるバスターライフル掃射によりマンションが倒壊! 忍野メメも居た事といいタイミングよく自分の邪魔をしたこの事態に抑止力の出現を危惧していく。 殺し合いを促進させ式を捉える機会を作るために、首輪の制限から外れた織田信長に傷の治療と参加者の集まる場所を与える。 アンリマユに侵された一方通行も同じく誘導し、魔術師は不気味に闇に紛れる。 政庁付近での大激戦から衛宮士郎と福路美穂子を救助、能力に目覚め始める士郎とアンリマユで魔力の塊と化した美穂子を式にぶつけようと画策する。 アリー・アル・サーシェスの意図せぬ援護もあり(コイツも性転換済みである。どうなってんだ)士郎と美穂子にパスを繋げることに成功。 その後も秋山澪との戦闘でストッパーたる美穂子が死に士郎が暴走、念願叶って士郎と式は激闘を開始する。 傍にいる澪を追い払い、万全の状態で『無限の剣製』が開かれる……。と思いきやここでまさかの不発。 アンリマユに支配された士郎では正しい心象風景を出現させることができなかったのである。 結局士郎は死亡し、荒耶も退却する羽目に。しかし根源を目指すという意思で凝り固まってしまってる荒耶はそれ以外の行動を取れず次の策を練る。 今度は船着き場で暴れる織田信長を最大限利用。 離れた場所にいるスザクとグラハムを足止めし、最適なタイミングで最後の切り札、会場の破壊を決行する。 忍野メメによる先手で破壊の範囲は狭まったが式は行動不能な状態になり、自らの手で悲願を手にしかける。 抑止力か、あるいは意志の力か、瀕死の白井黒子により絶好の機を奪われ、拘束を脱した式と一瞬の一騎討ち。 そして今は亡き衛宮士郎の形見たる投影刀に「死」を突き立てられ、魔術師は奈落の底に堕ちていった……。 最後に、象の像に仕込んだ術により信長へ意識を繋げ、再度装備と参加者の位置を与える。 この男の進む先が、荒耶の望む道に繋がると確信し、今度こそその存在は霧散する。 序盤はジョーカーとして不気味な動きを見せていたが、中盤にかけて失策を重ねていくうちに動きが乱れていってしまっている。 彼が敵とした抑止力とは、いわば物語においてのお約束、メタフィクションの概念に近い。 物語のキャラクターでありながらそれに挑み続けた彼にとって、この結末は必然であるかもしれない。 称号≪抑止力(メタ)に挑む意思≫ 安藤守 -= ‐v‐ =- ァ´ `、 すいません・・・・・・ 勘弁・・・・・・ 1 亅 勘弁してください・・・・・・ 1 NWl∧NWリ | fr||(≧)ニ(≦)||p| なんとか・・・. __/ゞ| u L__」 u |ン\__ なんとか熱血対主催になろうと思って・・・・・・  ̄ / | )⊂ニ⊃( | ',  ̄. / `i'‐- ニ -‐'i´ ', 【名前】安藤守 【作品】逆境無頼カイジ Ultimate Survivor 【登場話数】4 【死亡要因】背中刺傷(ナイフ) 【スタンス】無差別→対主催 「幸せの時は人心に煌めく」にて初登場。 ゲーム開始直後にカギ爪の男に遭遇、しばらく交流する。 彼は当初その保身的で自分勝手な性格により、カギ爪を殺害しようと考えていた。 しかしそれを実行に移す前に、安藤の考えを察したカギ爪はなんと自ら自殺を決行。 その後、安藤はカギ爪の残した言葉と遺書に心をうたれ、殺し合いを止める事を決意する。 そう――彼はこの瞬間、綺麗な安藤として新生を遂げたのだ。 仲間を集める為に、奔走を開始する安藤。 が、その道中にて当初は完全な無差別マーダーであった平沢憂に出くわしたのが運の尽きだった。 相手が少女だからと、油断した安藤は単純に憂を仲間に勧誘。 自転車の二人乗りを提案し、無防備な背をさらす。 だが彼の背中に押し当てられたのは女子高生の胸などではなく、冷たいナイフの刀身だった。 とまあ……。 結局そんな感じで、綺麗になった彼は殆ど何もし得ないままその生涯を終えたのであったとさ。 南無南無。 称号≪終わったな…所詮クズはクズなのだ…!≫
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【名前】ルルーシュ・ランペルージ 【出典】コードギアス 反逆のルルーシュ 【性別】男 【人物】 本名はルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。黒髪と紫の瞳の少年。神聖ブリタニア帝国第99代唯一皇帝。 卓越した頭脳と古今東西の戦略知識に通じた頭脳派。反面、基礎体力においては持久力に乏しくこれは一般的な女子を相手にしてすら負けかねないものであるらしい。 性格そのものは理知・理性的ではあるが自らの能力の高さを自覚している分自尊心も高い。元来は正義感が強く実直であり、困窮する弱者を放っておけない優しさや情の厚さも併せ持っている。生い立ちの境遇ゆえにか家族や身内と認めた仲間に対しての思いやりは強く、時に重要な局面においてそれに左右されかねない甘さもある。しかし自らの敵対者や無責任な傍観者などに対する怒りや憎悪も強く、良くも悪くも感情の起伏は激しい。 自らを冷静に客観視できる視点を持っており、前述の頭脳の高さも合わせゲームは得意であり、中でもチェスの指し手としての腕前はかなりのものである。 その生涯は”嘘”によって成り立っており、彼自身の言葉通り「世界を壊し、創り出す」人生の真意を知る者は少ない。 持論や信念として、「戦略が戦術に負けることはない」、「王が動かなければ部下が付いてこない」、「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」等がある 【眼】 「ギアス」 他者の思考に干渉する「王の力」。ルルーシュの持つギアスは左目(今回の参戦時期では両目)を媒介とし視線を合わせることによって他者にあらゆる命令を一度だけ実行させる「絶対遵守の力」である。使用の際には彼の目に赤い鳥のような紋様が浮かび上がり、光情報として相手の網膜へとそれを叩き込むことにより成立する。幾つかの制限に基づく使用条件を有するが、しかしそれ故にその強制力の効果は非常に強く、自らのアイデンティティや信念、忌避感や生存本能すらも捻じ曲げてそれを実行させられる。 かつては使用のON・OFFの切り替えも出来たが、現在は能力を使用し続け力が強まり過ぎたためOFFに出来ず、特殊なコンタクトレンズをすることにより普段はギアスの暴発を防止している。 この力はルルーシュ自身の「思い通りにならない世界を思い通りにしたい」という願いが具現化したものであり、根本には「人と繋がりたい」という絆を求める思いも込められている。 【本ロワでの動向】 本編終了後からの参戦。仮面の反逆者ゼロの持つ刃に貫かれ悪逆皇帝としての自らの役割とその生涯を終えたと思った直後からの参戦。 突然の想定外の事態に大いに戸惑いはしたものの、「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」の信念の元に世界を敵に回した悪逆皇帝としてではなくこの殺し合いを打破する反逆者として立ち上がることを決意する。 そんな彼の前に現れたのは古明地さとり――人の心を読むことが出来る「覚(さとり)」の妖怪であった。 読心能力者にはかつて煮え湯を飲まされた経験があり、知略と時にハッタリを武器にしていたルルーシュからしてみれば相性の悪い相手だと言えた。事実、自分の思考の尽くを先回りしたかのような発言をしてくるさとりに対しルルーシュは警戒を顕にする。 ギアスをかけるか迷うものの心が読まれている以上は対処される公算の方が高い。互いに譲れず千日手の如き睨み合いに最初に終止符を打ったのはさとりの方であった。 彼女が言うには秒間で異なる思考を十も二十もされ続けるのは流石に鬱陶しいとのこと。敵対の意思はないと述べる彼女に警戒そのものは解けぬままそれでも監視の意味も込めて同行を許可する。 道中、(主にルルーシュの方が)牽制し合うギスギスした会話を交わしていた二人であったが、不意に話が妹のことに及んだ時に空気は一変する。互いに最愛の妹がいかに可愛いかを主張し合う彼らはいつの間にか殺し合いという状況すら忘れるかのように話を弾ませ打ち解けあうこととなる。 シスコンとしての絆を深め合った二人は互いがその自らの能力ゆえにいつしか孤独となった境遇であることを知る。さとりは尋ねる、その力を得たことに後悔はなかったのかと。 行動と選択の結果には常に責任が伴う。のっぴきならない状況で魔女と契約を交わしたことが発端とはいえ、それを受け入れその道へと進むことを選んだのは自らの意志だ。ならばそれに悔いはないし抱いてもいけない。 「王の力はお前を孤独にする」……その結末を受け入れたのならば、むしろ自分はその孤独こそを誇らなければならない。世界の敵であった悪逆皇帝の真意は黒衣の仮面の内にのみ。そうあるべきだしそうでなければならなかったのだから。 自らの生涯その孤独の最期を是と示したルルーシュに、それが偽り無き本心であることを読み取ったさとりは不思議な人間だと幾ばくかの関心を示していたようにも見えた。 打ち解けあった二人が次に遭遇したのはルルーシュとそう歳も変わらぬ少年――神峰翔太であった。 殺し合いに乗る意志を持たぬ神峰とは順調に協力し合うことが出来る、そう思っていたルルーシュであったが思わぬところで想定外の事態は起こる。 なんとこの神峰翔太もまた読心能力者。さとりがそれに気づいたのと同時にこちらもそれに気づいた神峰。両者は互いに牽制し合うかのように睨み合う。 つい先程の自分たちのような事態にそれを収めるためにルルーシュが割って入り頭と胃を痛めたのは言うまでもない。 それでもどうにかこうにか事態を収めた三人は全員の情報の共有のために自己紹介や知人の有無、そして支給品の確認へと入る。 そう言えば未だに支給品を確認していなかったという自らの迂闊さを戒めながら、取り出した支給品にルルーシュは驚愕した。 ルルーシュのバッグから溢れ出るように出てきたのは大量のズボン。501隊員のズボンセット@ストパン……それがルルーシュの支給品であった。 大量に湧き出てきたズボン(パンツ)に唖然として固まるルルーシュと神峰。蔑むような目で彼らを見るさとりという珍光景が生まれることとなった。 そんな事態から気を取り直した彼らにしかしロワ始まって以来の最大の危機が訪れる。 うちはマダラ。参加者中最大の実力者の一人との遭遇である。参戦時期の為か熱心に殺し合うやる気こそなかったが気が立っていたのか八つ当たりで喧嘩を吹っかけてきそうな不良のような様子であり、当然このメンバーでまともに戦えるような相手ではない。 あわや絶体絶命と思われたが、さとりと神峰による読心連携プレイ、そしてルルーシュのハッタリ上等のテロリスト時代に鍛え上げられた口車により、奇跡的に殺し合いは話し合い(マダラによる柱間を語る会)へとシフトする。 尚、絵面や話の内容そのものはギャグのようにも見えるが、実際は命懸けの薄氷の均衡の上に成立していたため内心は皆大真面目であった。 しかしマダラによる柱間布教が始まって数時間、延々と未だに語り尽きる様子など一向もなく続くマダラの話にルルーシュたちのストレスは反比例するかのように増大していく。 マダラ「……ふん、青二才が。お前は扉間と同じだな」 ルルーシュ「トビラマ……?」 マダラ「ああ。姑息で卑劣な、俺が最も嫌いな忍の名さ」 いい加減、苛立ちによる我慢の限界に達したルルーシュは遂に強硬策へと打って出る。 一瞬の隙を突きルルーシュはマダラへと絶対遵守の力たるギアスをかけることに成功する。 「他の参加者に柱間の素晴らしさを知らしめろ」――それがマダラへとルルーシュがかけたギアスの内容である。 ギアスを受けたマダラはそれを承知したように今まで延々と続けていた柱間布教を打ち切りその場を去って行く。 扱いに困る危険人物を一応は無力化して放逐できたことに安堵するルルーシュたちではあったが、そもそも参加者ではなく壁に向かって話していろにでもしてた方が良かったんじゃない? とは後の古明地さとりの言である。 彼女のこの言葉の通りルルーシュによるこのギアスの命令内容が後にこのロワそのものを左右することになろうとは、彼ら自身やメタな視点での読み手も含め誰もこの時点で予見できたものはいなかった。(※詳しくは魔眼ロワ用語集を参照) マダラの放逐を終えたルルーシュたちはこれにて漸く情報を整理して本格的な対主催活動へと移れると安堵しかけるも、しかし無慈悲にロワ会場に響き渡ったのは殺し合いから六時間が経過したこととその間の犠牲者を知らせる第一回放送であった。 開始から六時間、マダラの布教のせいで大きく事態に対して出遅れているという事実に苛立ちと焦りを募らすルルーシュ。 幸いにも知り合いの名こそ呼ばれることはなかったものの、この六時間の間に死んだ者の数は零ではない。殺し合いの打破という目的のためにも協力できる対主催派の減少は避けたい。 なにより出遅れ気味な自分たちは情報面で他の参加者に大きく劣っている。早急に他の参加者を見つけ出し接触することを目的に行動を開始する。 ……尤も、持ち前の持久力の無さが露呈し一行の行軍において最も足を引っ張っていたのは皮肉にもルルーシュ自身であったが。 兎にも角にも参加者の探索を続けていたルルーシュたちが次に出会ったのは氷帝学園中等部テニス部部長跡部景吾。そして彼のお付きで氷帝コール要員を務める珍獣ネコアルクとネコアルク・カオスであった。 珍妙な一人と二匹のパーティに当初こそ警戒を抱きかけるルルーシュたちであったが、生意気な態度のデカさと噛みあわない珍妙な言動が目立つものの彼らも一応対主催。さとりと神峰の読心能力でその裏を取ったルルーシュは彼らと交渉に入る。 仮にも世界征服を成し遂げた超大国の皇帝を相手に一歩も引けを取らぬ豪胆な態度を見せる自称王様(キング)を気取る中学生。こいつ本当にこれでナナリ―と同年代なのかと呆れつつも彼らとの情報交換をスムーズに執り行う。 驚いたのは彼らが少し前に既にマダラと出会い柱間布教を受けていたということだった。ギアスの効果が正常に作動していることを確認しつつも仕事の速すぎるマダラに呆れたのは言うまでもない。 必要な情報は大方手に入り、彼らが真実無害でありどちらかと言えば保護されるべき弱者(ルルーシュはテニヌプレイヤーのデタラメさを話半分に受け取っていた)であるため放置しておくことも出来ない。 何か身を守れる武器は持っていないのかと尋ねるルルーシュに跡部はテニスラケットとボールさえあれば十分だと平然と答える。いまいち真剣味が欠けていないかと苛立ちつつもルルーシュは自分たちの持ち物にそんなものはあっただろうかと探し始める。 因みに変態の誤解を受けることを考慮しパンツセットは既に破棄済みであった。 しかし大量のパンツセットの陰に隠れて見落としていたのか、再びバックの底を漁ったルルーシュが見つけて取り出したのは一本の教鞭のような棒だった。 これはいったいに何に使うアイテムなのかと首を傾げかけた瞬間、ルルーシュはまるで急に貧血にでもなったかのように卒倒してしまった。 スーパー宝貝『太極図』。並の仙道ですら扱い切れぬそれを知らぬとはいえ不用意に触ってしまったため軒並に体力を吸い取られてしまったのだ。 基礎スペックがもやしでありただでさえ行軍で体力を大きく消耗していたルルーシュはそのまま意識を失ってしまったのだ。 意識を失う直前、慌てる神峰や太極図を興味深げに凝視するさとり。そして、 跡部「ツルスケでねーの?」 と面白おかしく他人事のように笑いながら事態を考察している跡部の腹立たしい姿が妙に鮮明に脳裏へと焼き付いていた。 次にルルーシュが意識を取り戻したのは会場にあった温泉施設でだった。 看病をしてくれていたさとりや神峰に状況を問いただすとどうもあれからルルーシュが倒れた後、自分を背負って彼らはここまで移動してきたらしい。 世話をかけたと謝罪と礼を述べるルルーシュに、しかしさとりも神峰も嫌な顔一つ見せることもなく仲間なんだから助け合うのは当然のことだと返すのみ。 読心能力を有し、そしてルルーシュ自身も彼らには自らの経歴は偽りなく語っている。とても信用のおけるような人生を歩んできたわけでもない自分に全幅の信頼を寄せて支えてくれる彼らにルルーシュは改めて感謝の念を胸中で述べた。 怪我の功名とでも言うのだろうか、現在この温泉施設にはルルーシュたち一行以外にもかなりの数の対主催派の参加者が滞在していた。 彼らを相手に更なる情報収集を行うため、疲労がまだ残る病み上がりの身体を押してルルーシュは各参加者との情報交換へと移る。 皆つかぬ間の休息を温泉や卓球やエロ本争奪などで過ごす中、ルルーシュは他の参加者から得た情報を基にそれを整理しながら自分なりの考察へと入っていた。 この殺し合いに巻き込まれた参加者の共通点とは何か? 様々な情報の観点からルルーシュはこれを『眼』ではなかろうかと推理する。 奇しくも同時期、摩多羅夜行もまた同じような結論へと至っていたのだが、この時点でこれに正確に気づいていたのは未だルルーシュと夜行の二人だけであった。 様々な能力を有する特殊な眼……仮に『魔眼』とでも統一するこれらを主催者は何故求めているのか? そもそも主催者とは何者なのか? 薬師寺天膳?……否、あれはどう考えても自分たちの注目をそちらへと向けるためのブラフ、道化に過ぎないのだろう。 ならばいったい黒幕とは何者なのか? あの恐るべきうちはマダラすらも掌中にて転がし殺し合いへと参加させる。それはいったいどれ程の怪物なのか。 ルルーシュ「―――まさか!?……いや、可能性は零ではないはずだ」 ここでルルーシュはある恐るべき発想へと至っていた。 うちはマダラ。参加者屈指の実力を誇る恐るべき怪物。だが奴は頂点ではない。あれ程の怪物を下し、その実力で心酔させた男が一人だけいる。 それは他ならぬマダラ自身が嬉々としてまるで我が事のように誇らしく語っていたではないか。 ルルーシュ「……千手、柱間」 文句なく危険人物の筆頭であるマダラをこの殺し合いへと放逐し、そして飼い馴らしている人物。 最も可能性が高く、そして疑わしき男。 名簿には彼が頭目を務めているらしい木ノ葉隠れの里の忍が7名記載されている。内マダラの同族であるうちは一族に至っては4名だ。これは恐らく参加者の知り合いという枠の中でも最多人数のはずである。 マダラが実は黒幕と繋がっており、そして黒幕の正体が本当に柱間だとすれば、この露骨に贔屓めいた多すぎる人数比にも納得がいく。 うちはマダラは主催の尖兵! そして裏で糸を引く黒幕は千手柱間……!? ……無論、見当違いもいいところの大暴投な的外れ推理である。 しかし休息を惜しんでの疲労も取れぬ病み上がりでの考察。殺し合いという極限状況下での閉鎖空間での限られた情報。 そして黒幕たちが会場中に仕込んでいた誤解を誘発させるブラフの数々。 何よりうちはマダラというルルーシュ自身が直に脅威として遭遇した具体例として分かり易過ぎるくらいの恐怖の対象。 いつものように健康状態が万全で冷静でありさえすれば。 さとりや神峰を無事に生還させてやりたいという彼らの命を自分が預かっているという強すぎる責任感が、皮肉にも逆効果となってルルーシュを空回せていた。 それでも自らの穴のあり過ぎる考察を見返す時間さえあればまた違う結論に達していたのかもしれないが、残酷にも運命はそれを許さなかった。 ルルーシュがそんな勘違いへと至っていたほぼ同時期。温泉施設を今度はガンQが襲撃をかけてきたのである。 突然の奇襲、浮足立つ対主催。ルルーシュも皆に慌てるなと指示を飛ばそうとするも間髪入れずに続く追い打ちはもはや戦況を覆させることすら困難な程に混迷を極めていた。 さとりや神峰と逸れないように逃げるのが精一杯で、不気味なガンQの姿にさとり共々にテンパりがら這う這うの体でルルーシュたちは逃げ出した。 しかし途中、自分とそう歳も変わらぬメアリ・クラリッサ・クリスティに走りで追い抜かれたどころか、あまつさえ体力尽きて倒れた自分を彼女に背負われて逃げるという致命的な醜態を曝してしまった。 自尊心を痛く傷つけられ、漸く結成できると思われた大規模対主催集団(チーム名は新生黒の騎士団と密かに決めていた)の結成を逃すことになってしまった。歯噛みし苛立ちを抑えるのは難しいことではあったが、それでも何とか共に脱出し残った面子には説明しておくべきだろうとルルーシュは先程思い至った自説を彼らへと語る。 皆当然のように半信半疑ではあったものの、零ではない可能性として保留しておくべきとしてマダラと柱間を警戒すべき人物のリストに付け加えておくことにした。 その後、メアリやペガサスと共に邪眼の梟ミネルヴァとの一連の出来事に関わり、立会人として一人と一羽の儚くも幸福であった最期を見届ける。 彼らの死に報いるためにもルルーシュは殺し合いの打破を改めて誓う。 しかし第二回放送……残酷な運命の報せがルルーシュを襲う。 列記される犠牲者の名の中に含まれていた弟の名にルルーシュは衝撃を受けた。 ロロ・ランペルージ。再会してかつての侘びと礼を伝えたかった大切な弟。 自分の与り知らぬどこかで再び身内が死んだという事実にルルーシュは激しい後悔と悲しみ、そして怒りを抱いていた。 激しい自己嫌悪と主催者やロロを殺した下手人への憎悪がルルーシュの胸を焦がす。だがそんな彼を道を踏み外さぬように支えたのは、やはりさとりと神峰であった。 心が読める二人だからこそ、かつてのように心を殺して修羅にならんとした彼を踏み止まらせることが出来た。 自分たちは傍にいる。いなくならない。お前も魔王にはさせない。 強い決意でそう説得してくる彼らの決意に根負けする形でルルーシュは激情を抑え込んだ。 傍にいてくれる……常に孤独に戦い続けてきた彼にとってそれは何よりも嬉しい言葉だったと感謝の念を胸中でのみ告げながら…… 放送の後にルルーシュたちはアルクェイド・ブリュンスタッドを探す遠野志貴と出会った。 ここに至るまでに数々の戦いを続けていたのだろう、既にして限界の近い志貴をルルーシュたちは介抱する。 人間でありながら人外の吸血鬼であるアルクェイドを愛する志貴。アルクェイドとは温泉施設の一件で知り合い情報交換は済ませていたので志貴のことも彼女から聞いて知っている。 人外の女と言われればルルーシュが真っ先に思い浮かべるのはあの不死の魔女だ。自分と彼女は愛だの恋だのそう明確にできるような関係ではなかったが、しかしルルーシュとてその手の感情と一切無縁であったわけでもない。 初恋の相手だったユーフェミアをこの手にかけた時の苦々しい後悔は今も忘れらない。こんな自分を好きだと言ってくれたシャーリーは死ぬべき人間ではなかったはずなのに自分の取り巻く事情に巻き込まれ犠牲となった。 あの時のスザクの涙、そして自分自身の涙。それらを思い返せば返すほどにルルーシュは志貴に自分たちと同じ轍は踏ませたくないと強く思った。 志貴をアルクェイドと逢わせてやりたい。どちらにせよ強力な対主催として期待できるアルクェイドとは再び合流しておきたかった以上、ルルーシュも志貴に協力することにした。 一行は参加者間の行方の情報を手がかりにアルクェイドを探す。 途中、マダラの柱間教布教がいよいよもって本格的に神格化されてきていることを知り、参加者間に柱間は黒幕の可能性ありという見解を流布し、アンチ柱間活動にも力を注ぐ。余談だが、これに対しマダラが必死に弁解活動を行ったり、情報の錯綜が扉間再評価運動に繋がったり、もうワケの分からない情報の混乱が生まれたりもした。 どうにかこうにかルルーシュ一行は遂にアルクェイドを見つけ出すも、しかし待っていたのは暴走しかけたアルクェイドの姿。 彼女を正気に戻そうと奔走する志貴。ルルーシュ達もまたそれに協力し力を合わせる。 状況は困難を極めるも何とかアルクェイドの暴走を抑え込むことに成功した一行は、これで漸く本当に二人が再会できたのだという事実に安堵する。 だがそこに間を置かず襲撃を仕掛けてくるものが一人。志貴とアルクェイドを付け狙う遠野四季ことミハエル・ロア・バルダムヨォンだった。 吸血衝動を何とか抑え込んだとはいえ消耗の激しいアルクェイド。そんな彼女を守ろうと彼女以上に既にボロボロの状態の志貴。 二人を庇い前へと出たのはルルーシュだった。そこにある幸せを理不尽にぶち壊そうとする四季。身勝手な復讐鬼の相手は同じ穴のムジナたる自分のような男こそが相応しい。 四季からすればルルーシュなど邪魔なだけの眼中にない存在だった。しかしルルーシュには絶対遵守の王の力――ギアスがある。 ルルーシュ「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる。――過去へと消えろ、遠野四季!」 お前は二人の現在とこれからの未来には必要ない存在だ、と四季の全てを否定したギアスを叩き込む。 ルルーシュのギアスは四季の記憶を奪い取り、その精神をも破壊する。 だがルルーシュのギアスが壊したのはあくまでも肉体の主であった遠野四季の記憶と精神。 彼の魂へと寄生しそもそも彼を狂わせた元凶たる吸血鬼ロア。ルルーシュのギアスは皮肉にも四季を殺すことと引き換えにロアを覚醒させることとなる。 思わぬ事態に動揺を示す一行。覚醒したロアによって窮地に陥った彼らを救ったのはその場に乱入してきた摩多羅夜行であった。 最高位の求道の神格であり、死後を裁く閻魔を体現する夜行を相手には相性的な不利を悟ったのか、ロアは戦況に見切りをつけて逃亡する。 窮地を救われた礼を夜行へと述べながら、出会った彼と情報交換を行う。 夜行がルルーシュとかなり同位の考察へと至っていることに驚きながらも、どうやら夜行はマダラの柱間教に関心を抱いている様子だったのでアンチ柱間活動の見解を流布しておくことにした。 一連の出来事に一応の区切りがついたので志貴たちにこれからどうするかをルルーシュは尋ねた。 志貴とアルクェイドはロアをこのまま放置しておくことは出来ず、そして夜行がロアを追うとのことらしいので同行を頼むとのこと。 身軽な単独行動を望んだ夜行ではあったが、志貴の直死の魔眼やアルクェイドの吸血鬼の真祖の姫君という背景に興味を抱いたのか一時的な身柄預かりに同意を示す。 ルルーシュ一行はロワ打破の為のまだ見ぬ協力可能な参加者たちの探索の為、彼らとの再会を約束し一旦別れることとなった。 そして運命の第三回放送……その直前。 ここまでロクな休息もなく活動してきたこともあり、ルルーシュたち三人は手近な施設にて放送が始まるまで休息を取ることにする。 もうすぐ始まるだろう三回目の放送。果たして何人の名が呼ばれることになるだろうか。 自分と同じくこの殺し合いに巻き込まれている忠義の騎士ジェレミア・ゴッドバルト。彼の名が呼ばれないことを願い、そして出来るだけ早くジェレミアとも合流しようと思いも新たにしていた矢先。 唐突に背中に生まれた痛みを凌駕した灼熱感。自分の背後を見て唖然としているさとりと神峰。 振り返ったルルーシュが目にしたのは、何らかの刃物で自分を刺した見知らぬ男。 殺し合いへと乗ったマーダー……菊田。この施設に隠れ潜みルルーシュたちが油断したのを見計らい襲撃をかけてきたのだ。 驚きや痛みはあったが幸いにも傷は浅い。反撃に移るべく行動しかけたルルーシュは、しかし唐突にそのまま地面へと倒れる。 突然の事態に驚きながらルルーシュの名を叫び走り寄ってくる二人。ルルーシュを刺した刃物……不気味な動物の牙のようなものを手元で弄びながら不敵に笑う菊田。 自身へと起こった異常………これは、毒か!? バジリスクの牙。本来ならば即死相当の猛毒は、しかし制限によるものかルルーシュの身体の自由と意識を徐々に奪いながらもそれを認識する僅かの間をルルーシュへと与えた。 現状の把握と理解。そして自分が取らねばならぬ決断。 半ば反射的にルルーシュは即決し、行った。 ルルーシュは―― ――駆け寄ってくるさとりと神峰の二人へと、ギアスをかけた。 『――生きろ!』 強く念じて彼らへと命じた……否、願ったのはその一言。 ルルーシュは彼らをこの場から逃がすためにギアスをかけたのだ。 菊田はその体格も動きも戦い慣れしているのは明らか。 何より手に持つバジリスクの牙は掠るだけでも致命傷になりかねない危険な武器。 さとりと神峰の二人では敵わない。十中八九、殺される。 ルルーシュは既に毒に冒されたこの身が助からぬことを察していた。そしてだからこそ、助からないならまだ助かる可能性がある友を救うべく全てを賭けた。 ルルーシュのギアスは絶対遵守の力。あらゆる他者の意思すら捻じ曲げ従わせる王の力。 この力を使い、ルルーシュは数え切れない人間の意思を捻じ曲げ、時にはその人生すらも破綻させた。 誰に言われずとも分かっている。この力は他の何よりも卑劣で度し難い、許されざる悪魔の力だ。 最大の親友にも、最愛の妹にすらも、彼らの意思すら捻じ曲げて、自分の都合を押し通してギアスをかけた。 だからルルーシュはこの殺し合いが始まった時、密かに決めていたのだ。 今度こそ、本当に心から信頼できる友がこの殺し合いの中で出来たとすれば。 そんな彼らには絶対、ギアスは使うまいと。 一度たりとも口にはしなかった。だが常に傍にいて自分の心が見える彼らには分かっていたはずだ。 ルルーシュ・ランペルージは古明地さとりと神峰翔太にだけは決してギアスは使わない。 彼ら二人も疑うべくもなく信じていたその誓いを、その禁忌を、 ルルーシュは――――破った。 生きろと命じたそのギアス。その内容以上にその行為そのものが信じられないといったように彼らは固まり、踏み止まった。 それは強すぎる強制力を持つルルーシュのギアスにかけられた制限なのか。 あるいはそのギアスに反してでもルルーシュを救わんと抗おうとした二人の意思だったのか。 どちらにせよ一瞬の隙だらけとも言える停滞を菊田が見逃す道理もない。 ルルーシュを捨て置き彼らへと向かおうとする菊田。しかし信じられないことにルルーシュは死に物狂いで菊田へとしがみ付きそれを阻む。 もう全身に毒は回り切っている。放っておいても余命など数秒足らず。ましてやルルーシュの身体能力など全参加者中でも下から数えた方が早い程度のものだ。 体格差から何から何まで歴然の菊田を止められる道理などない。そんなものは他ならぬルルーシュ自身が一番分かっていたはずだ。 だがその時のしがみ付き鬼気迫るルルーシュには道理を超えた何かがあった。 既にして喉など潰れているはずであった。だが絞り出すように苦鳴の中から最後の言葉をルルーシュは上げていた。 ルルーシュ「……ッ……はや……く…ッ……行けッ!」 それは命令というよりも、既に懇願であった。 だが最後のルルーシュのその言葉が通じたのか、止まっていた二人が動き出し一目散にその場から逃げ出した。 菊田が怒声を上げてルルーシュを引き剥がそうとするも、それでも僅か数秒だけでも彼らが逃げ切れる余裕を稼ぐために必死になってしがみ付く。 それでも十秒ももたなかっただろう。だがそれはルルーシュの人生において最も誇らしい十秒であった。 蹴り飛ばされたルルーシュは倒れ込み、そしてもう二度と立ち上がることは出来なかった。 随分と似合わない無様を晒した。これは本来ならば自分ではなくスザクのような性格の奴が取るべき行動だ。 らしくない、本当にらしくないと苦笑を浮かべようとするも、それすらもはや出来ない。 悪逆皇帝とまで呼ばれ、人心無き魔王の如く恐れられた男の最期がこの様か。 当然不本意だ。ぶっ壊すと決めたはずのこの殺し合いの大局に影響を与えられず。 ロロの仇も討てず、マダラには意趣返しの一つも出来ず、黒幕であろう柱間には一矢報いることすら出来ていない。 志半ばでの敗北。嗚呼、本当に苦々しく不本意だ。受け入れ難い。 何よりも……また、友にギアスを使ってしまった。 さとりと神峰は怒るだろうか。恨むだろうか。憎むだろうか。 ……まあそれは当然だろう、仕方がない。 どのような言い訳を並べようと、自分は友と認め、彼らもまたそう認めてくれたかけがえのない存在を裏切り、その意思を捻じ曲げた。 最低の裏切りだ。自分が彼らの立場なら、これで絶縁を突き付けられても仕方ないと納得できるものだ。 だがそれでも………死なせたくなかった。 全てが嘘の人生を歩んできた自分などを信じてくれた。最期には誰も傍に残らなかった、残さなかった自分のような男に対し、傍にいると言ってくれた。 人心などとうの昔に捨てたはずの魔王である自分に、まさか魔王になるななどと言ってくるとは。 本当におかしくて、バカな奴ら。奇妙な奴らだった。 本当に俺にはもったいない友達だった。 だからあいつらだけは……死なせたくなかった。 傲慢で身勝手この上ない我が儘だ。自分の都合を押し付けて彼らに呪いを押し付けているのとそれは同じだ。 だから……彼らは自分を恨んでくれていいと思う。 ルルーシュ・ランペルージ、否、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアはどこまでいっても嘘つきだ。 世界すら騙した大嘘つきに、この土壇場で彼らもまた騙された。それだけのことだ。 友情など所詮は上辺だけのもの。儚く消える泡沫の夢と同じものだ。 それでいい。そう割り切ってくれればいい。 それで少しでも彼らの心の重荷が軽くなるなら、ルルーシュはそれを喜んで受け入れるつもりだった。 「王の力はお前を孤独にする」 かつて不死の魔女C.C.は契約を交わす時にルルーシュに対してそう予言した。 事実、その言葉通りにルルーシュはその力を用いて王となり、悪逆非道の魔王として歴史に名を刻み、僅かな理解者と共犯者だけを真実を共有する者として、たった一人で生涯を終えた。 そして予期せぬこの二度目の生。再び出会った多くの仲間。かけがえのない二人の友。結果はどうあれ過程においては最善を尽くしてきたはずだとそう思う。 そして最期は……また、一人。 だがルルーシュに哀しみはなかった。これは自分に訪れるべき相応しい最期だと思っていたから。 道連れはいらない。自分の選択した行動の結果には自分自身で責任を持つ。 気高く反逆すると誓った遺志は友と仲間達へと託した。彼らならば心配ない。 だから――これでいい。 そう信じて、ルルーシュ・ランペルージは二度目の僅かな生涯を終えた。 大局で見れば、ルルーシュが成し遂げたことは決して多くはない。 勘違いと誤情報に踊らされ、黒幕でもない存在を黒幕と信じたまま誤情報を流布させたり、 期せずしてマダラにかけてしまったギアスはこの後に最大の惨劇を起こす切欠にもなる。 結果で見れば対主催を志した参加者たちは敗北し、黒幕を打倒することも叶わなかった。 自らの矜持を曲げてまで、友情を失うことを覚悟してまで友にかけたギアスもまた果たされることはなかった。 プラスよりもむしろマイナス面ばかりが顕著に目立ってしまうかのような、そんな結果。 ルルーシュ・ランペルージの反逆は失敗に終わり、新封神計画に囚われた彼と仲間たちの魂もまた救済されることはない。 道化のように踊らされ、敗北し、救いはない。 その結果が変わることはもはやない。 だがそれでも、かけがえのない出会いがあった。誇ってもいい思い出があった。 魔王と呼ばれた少年は嘘で塗り固めた自分の人生を見抜きながら、それでも離れることなく寄り添ってくれる友と出会えた。 気高い反逆の意志を、魔王としてではなく人として貫き通し、そして最期にそれを友へと託すことも出来た。 古明地さとりも神峰翔太も、彼らがかかった『生きろ』というギアスを完遂することは叶わなかったが、それがあったおかげもあり最終局面まで生き残り、最後まで反逆の意志を示し続けた。 『王の力』は確かにルルーシュを孤独にした。だが彼らの間に結ばれた絆がそれで断ち切られたわけでも決してない。 解放されることのない封神台の内部にて、バツの悪い表情で二人を迎えることになったルルーシュが、 ビンタと拳骨を一発ずつ喰らいながら、それでもこれでチャラだと笑って許すさとりと神峰に迎えられる。 あるいは閉じられた救いのない死後にでも、それぐらいの”if”はあったのかもしれない。
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ランサー「少し注文も減って楽になったと思ったが・・・まだちょとぎりぎりだな」 -- 名無しさん (2013-05-02 01 24 53) Wザミエル騒動がひと段落し、落ち着いたところで客足も減ったから回転が楽になった居酒屋?でランサーがぼやいた -- 名無しさん (2013-05-02 01 26 16) ソロモン「もう少しで酒が呑める・・・踏ん張れ!!」 ランサー「先からそればっかだぞ?」 -- 名無しさん (2013-05-02 01 29 10) 凜「おでんと焼きおにぎりとオレンジジュースお代わり~」 琥珀「同じく~」 嫌がらせのように入り浸る両者・・・ -- 名無しさん (2013-05-02 01 30 25) ランサー「あいよ~(コイツ等・・・マジで嫌がらせのように入り浸ってやがる(-_-;))」 士郎「ランサー、手羽先とビールもついでに頼んだ~」 ランサー「おうよ~」 いまだ高速回転で回していた -- 名無しさん (2013-05-02 01 35 13) 司狼「待ってたぜ~(-_★)」 マキナ「おまえ、質の悪い客になってるぞ…」 水銀「釣れなかった腹癒せだろう」 -- 名無しさん (2013-05-02 01 55 06) 司狼「ウルセェ(ノД`)!!!!!」 ジューダス「いやー大漁だったね~ラグナ君(-_☆)」 ラグナ「そうだね~ジューダス君(-_☆)」 二人が《はっはっは(-_☆)》と笑いながら司狼の後ろを通り過ぎていった… -- 名無しさん (2013-05-02 02 39 30) マキナ「憐れだな;」蓮(女)「な、なあ……マキナ」モジモジしながらマキナの服の裾を摘んだ蓮(女)。 -- 名無しさん (2013-05-02 09 09 36) マキナ「どうした?」 -- 名無しさん (2013-05-02 11 40 06) 凜「リクエスト来たのでベイオリン往くわよ(-_☆)」 ランサー&士郎「営業妨害だ(゚Д゚;)!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2013-05-02 11 42 08) 凜「目標はアーチャーとライダーよ(-_★)」 -- 名無しさん (2013-05-02 11 43 17) 遠坂凜の必殺技に《嫌がらせ殺人?》が加わったようだ……(/_;)(;_;)(ノД`) -- 名無しさん (2013-05-02 11 44 50) 凜「それに、営業と言いはるならお金取りなさい」 パイモン《迷惑量込みで六千八百円ですなぁ(-_☆)》 凜「へ(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2013-05-02 11 57 05) パイモンはガチで取るつもりである… パイモン《ベイオリンを弾くなら……プラス五万になっております(-_☆)》 -- 名無しさん (2013-05-02 11 59 18) 凜「大人しく………してるわ(-_-;)」 -- 名無しさん (2013-05-02 12 00 33) パイモン《琥珀殿と合わせて一万三千六百円はきっちり頂きますよ(-_★)》 琥珀「私も(゚Д゚;)!?》 パイモン《当然(-_☆)魔神は嘘をつきません(-_☆)》 -- 名無しさん (2013-05-02 12 09 04) 二人「魔神恐るべし(゚Д゚;)」 しっかり払っていた… -- 名無しさん (2013-05-02 12 47 11) パイモン《まいど~(-_☆)》 そして、去っていった ランサー「俺らがやったら………間違い無く(-_-;)」 士郎「暴言&ガンドの嵐だ(-_-;)」 -- 名無しさん (2013-05-02 13 58 23) コトミー「全く麻婆豆腐の足らん奴だ」 荒耶「嘆かわしい」 -- 名無しさん (2013-05-02 14 08 59) ベル「ホントホント」 二人とぬいぐるみは麻婆豆腐をまた、食べていた… -- 名無しさん (2013-05-02 14 26 11) 蓮(女)「ま、マキナはさ……清楚系がいいのか?」マキナ「(゚Д゚;)?」司狼&ジューダス「久方ぶりの紳士ではあるが……ビキビキ(#^ω^)」 -- 名無しさん (2013-05-02 15 54 30) 蓮(女)「な、なんかさ……マキナはそういえば、どういう女性が好みなんだろうなって……気になってさ」エリー「ヒューヒュー♪」女性陣営「ヒュ~ヒュ~♪」 -- 名無しさん (2013-05-02 16 07 45) 司狼&ジューダス&テルミ「(-_-#)(-_-#)(-_-#)(-_-#)」 無言で武器の手入れを始めた -- 名無しさん (2013-05-02 16 20 35) マキナ「待てお前ら(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2013-05-02 16 25 58) 三人「なんだ(-_-#)?モテモテのマッキー大獄さん(-_-#)?」 -- 名無しさん (2013-05-02 17 07 30) 大獄「ほう?俺の《スマイル》をご所望とはな……いいだろう、ハグしながらスマイルをやろうではないか」 -- 名無しさん (2013-05-02 17 08 04) 三人のフラグが立ったが、蓮華「テルミお兄ちゃんをいじめないで!」蓮華がテルミを庇った。マキナは蓮華には手出しできない。 -- 名無しさん (2013-05-02 17 14 57) ナハト「何やってんのよ?お前等(-_-;)?」 ナハトも帰ってきた -- 名無しさん (2013-05-02 17 31 56) 大獄「良い所に来た……馬鹿二人を捕縛するのに手伝え――俺のスマイルをお前も喰らいたくなければな」 -- 名無しさん (2013-05-02 17 35 12) ナハト「拒否権なしか……シャーねぇ諦めるか……」 -- 名無しさん (2013-05-02 17 40 44) サタナイル「隠し機能を使え」 ナハト「アレな┓( ̄∇ ̄;)┏」 -- 名無しさん (2013-05-02 17 41 34) 二人「まて、同士よ(゚Д゚;)!?早まるな(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2013-05-02 17 42 38) ナハト「すまねぇな………食いもんの恨みをまだ晴らしてないことを思い出した(-_☆)」 -- 名無しさん (2013-05-02 17 46 21) ベイ「苦労人同盟の会員にお前等の名前は無かったぞ?」 ベイが名簿を持ってきた -- 名無しさん (2013-05-02 17 49 29) 名簿には《蓮、ベイ、ランサー、幹也、アーチャー、士郎、戒、志貴》の名前しか無かった… -- 名無しさん (2013-05-02 17 51 08) 二人「馬鹿な(゚Д゚;)!?」 その事実に驚愕した -- 名無しさん (2013-05-02 17 51 43) エリー「二人とも苦労人じゃないから、私が名簿から消しておいたよ♪」 -- 名無しさん (2013-05-02 18 02 22) 二人「そんな無慈悲な(ノД`)!!!!!」 -- 名無しさん (2013-05-02 18 09 49) 式「俺、新しく入会な?」 -- 名無しさん (2013-05-02 18 11 41) 幹也「(゚Д゚;)!?」 その言葉に驚愕した -- 名無しさん (2013-05-02 18 18 36) 幹也「なんでだ!?」式「気づいていない時点でな……いいか?エリー」エリー「モチよ♪」 -- 名無しさん (2013-05-02 18 24 06) ベイ「いつから元締めに(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2013-05-02 18 25 28) エリー「まぁ、良いんでない?違うけど」 -- 名無しさん (2013-05-02 18 26 13) 苦労人同盟一同「異議なし(゚Д゚;)」 -- 名無しさん (2013-05-02 18 26 45) 式「ツー訳だ(-_☆)」 -- 名無しさん (2013-05-02 18 27 08) ベイ「一名追加とφ(._.)メモメモ」 しっかり追加していた -- 名無しさん (2013-05-02 18 29 45) ベイ「つーか、この同盟、《元締めがいねーよな》そう言えば…」 -- 名無しさん (2013-05-02 18 31 37) 司狼「よし、俺が元締めをやろう(-_☆)」 同盟一同「却下(-_☆)」 -- 名無しさん (2013-05-02 18 32 45) エリー「居なくて良くない?」 -- 名無しさん (2013-05-02 18 35 58) 志貴「気楽な場だしな~」 ベイ「そうだな~」 -- 名無しさん (2013-05-02 18 36 40) と言うわけで完璧に逃げ場が無くなった -- 名無しさん (2013-05-02 18 39 21) ナハト「トイワケダ、スマンナオマエラ(-_☆)」 急にメカっぽいしゃべりをし始めた…どうやら演出をしているらしい -- 名無しさん (2013-05-02 19 11 36) 全く違和感がなかった……(-_-;) -- 名無しさん (2013-05-02 19 20 27) 二人「いろんな意味でふざけてんのか(゚Д゚;)!?」 ナハト「エンシュツダ(-_★)」 -- 名無しさん (2013-05-02 19 25 21) エリー「ナハト君♪君は良い演技をするね~……特別待遇、いる?」 -- 名無しさん (2013-05-02 19 53 32) 高く評価されたようだ。エリーが若干ご機嫌になった。 -- 名無しさん (2013-05-02 19 53 47) ナハト「ありがたき幸せ(☆▽☆ )」 -- 名無しさん (2013-05-02 19 56 44) エリー「よし、(-_☆)」 ナハト「焼き鳥と味噌汁~それから飯~、蓮華の嬢ちゃんにも軽いの何か出してやってくんねーか?腹減ってるらしい」 士郎「あいよ~」 -- 名無しさん (2013-05-02 19 58 38) ソロモン「焼き鳥、後で頼むそれと熱燗」 なぜか手伝っているソロモン王からも注文が入った -- 名無しさん (2013-05-02 19 59 53) パイモン《酒に呑まれそうですな(-_- )》 若干呆れていた -- 名無しさん (2013-05-02 20 02 42) ソロモン「そんなことはない(-_☆)」 -- 名無しさん (2013-05-02 20 28 38) ナハト「ツーワケダ・・・・イクゼ、カクシワザ」 -- 名無しさん (2013-05-02 20 29 08) 二人「つながってねーよ(-_-;)」 -- 名無しさん (2013-05-02 20 36 34) ナハト「眼から《ビームバインド》(☆▽☆)!!!」 眼からビームを発射して、そのビームが二人を括りつけた・・・ -- 名無しさん (2013-05-02 21 00 25) 二人「目から出してんじゃねぇ(゚Д゚;) -- 名無しさん (2013-05-02 21 10 24) ナハト「シャーネェダロ?コウイウカンジナンダカラ」 サタナイル「定番らしくてそうでない機能にしてみた」 -- 名無しさん (2013-05-02 21 13 00) 大嶽「何はともあれよくやった(-_☆)」 縛り付けられた二人を視て大嶽が前へ踏み出した -- 名無しさん (2013-05-02 21 18 05) ナハト「これ、すげー腹減るんだけど(゚Д゚;)?」 -- 名無しさん (2013-05-02 21 30 40) サタナイル「そういうもんだ」 -- 名無しさん (2013-05-02 21 51 22) コトミー「おやつに麻婆豆腐が必要のようだな?」 シエル「いいえ、カレーです」 その言葉にカレーと麻婆豆腐が反応し、それを片手にナハトに迫った -- 名無しさん (2013-05-02 23 48 11) ナハト「あん?お代わりだモグモグ」 もう両方食っていた… -- 名無しさん (2013-05-02 23 56 38) ライル「まぁ、これでこそナハトだよな…」 -- 名無しさん (2013-05-03 01 36 14) 大嶽「よし、では魅せてやろう(-_☆)」 二人に向けて笑顔を放とうと構えた -- 名無しさん (2013-05-03 01 54 40) ジューダス「これ、抜けるのは無理か……(-_-;)」 司狼「しかも何かコレ熱いぞ(-_-;)?しかもゴムみてーに伸びやがるし…」 二人は必死で脱出しようとしていた -- 名無しさん (2013-05-03 02 37 17) シュピーネ「ベイオリンは《マッキースマイル(-_☆)》伍するのではありませんか?」 ベイ「んなわけあるか(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2013-05-03 02 48 53) エリー「マッキーはどう思う?」 -- 名無しさん (2013-05-03 09 36 38) 大嶽「幅がデカいのではないか?使い手によるだろうからな…」 エリー「なるほど…」 -- 名無しさん (2013-05-03 12 00 56) ベイ「いや、楽器だからな(゚Д゚;)?」 シュピーネ「あそこまで往くと兵器では(゚Д゚;)?」 -- 名無しさん (2013-05-03 12 10 42) エリー「え~い!すべこべ言わずに引かれろ!やったれ~!マッキー大獄~!」 -- 名無しさん (2013-05-03 13 50 39) 大獄「(シャクれて)え~それでは皆様!お手を拝借します!一!二!三!」はい皆さんご一緒に! -- 名無しさん (2013-05-03 13 51 22) みんな「どんな悔みも一撃必殺!マッキースマイル!」 -- 名無しさん (2013-05-03 14 25 57) 大獄「――太・極――」 -- 名無しさん (2013-05-03 14 26 15) シュライバー「みんな逃げて~、みたら死ぬよ~」 その号令でみんなが退避した -- 名無しさん (2013-05-03 14 34 23) 司狼&ジューダス「待て(゚Д゚;)!?俺たちを救え(゚Д゚;)!?見殺しにする気か(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2013-05-03 14 53 31) テルミ「昔の偉い賢人が残したこんな諺がある――曰く『死して屍拾うもの無し』ってな」 -- 名無しさん (2013-05-03 15 01 11) ナハト「ツイデニコンナコトバモアル《クイモンノウラミハオソロシイ》ッテナ(-_★)」 -- 名無しさん (2013-05-03 15 06 47) 二人「まだメカ言葉やってんのかよ!!?」 ナハト「ついやっちまった(^_☆)」 -- 名無しさん (2013-05-03 15 12 11) エリー「いいよ~ナハト君♪空気を読めるようになるまで成長したんだね~♪」 -- 名無しさん (2013-05-03 15 31 38) ジューダス「まあ、元は魔神でもあり、悪魔でもあったというか、今でもそうだけどね」 -- 名無しさん (2013-05-03 15 32 03) ナハト「俺は元から空気読めたはずなんだが(゚Д゚;)?」 -- 名無しさん (2013-05-03 16 11 12) ライル「ナハト -- 名無しさん (2013-05-03 16 11 30) ライルがナハトの肩をつかんで ライル「それはありえない発言と言うんだ……(-_-;)」 ナハト「そんな馬鹿な(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2013-05-03 16 12 28) 大嶽「と言うわけで……………《(-_☆)》」 そして、二人に問答無用でマッキースマイル(-_☆)が発動した -- 名無しさん (2013-05-03 16 42 24) ジューダス&司狼「ちょっ(゚Д゚;)ーーーーーーーー!!!!!!!!!!???????」 -- 名無しさん (2013-05-03 16 43 08) ザー!! マリィ「画像が乱れまちゃった……ごめんね、みんな。しばらくお待ちください♪」 ……三分後、カップ麺が出来ると同時に二人の死体が出来上がっていた。 -- 名無しさん (2013-05-03 16 44 30) マキナ「任務……完了」モードを戻したマキナが一呼吸入れていた。 -- 名無しさん (2013-05-03 16 45 04) ランサー「漸く俺らも一息つけるか……」 ソロモン「乾杯だな~」 -- 名無しさん (2013-05-03 16 50 27) 士郎「ふぃ~お疲れさん」 パイモン《確かに~》 4人「乾杯」 -- 名無しさん (2013-05-03 16 51 58) ランサーたち仕事組は焼き鳥と熱燗でひっそりと乾杯していた -- 名無しさん (2013-05-03 16 54 54) ベイ「俺にもくれ~(ノД`)」 ベイが泣きならやってきた -- 名無しさん (2013-05-03 17 06 25) ランサー「まぁ、あんだけ言われりゃ泣きたくもなるか……(-_-;)」 -- 名無しさん (2013-05-03 17 33 53) 凜「ベイオリンよ(`Д´)!!!!!!!!!!」 ご指名がかかった… 言峰と喧嘩しているようだ -- 名無しさん (2013-05-03 18 32 17) ランサー「あの嬢ちゃん《覇道》だっけ(-_-;)」 -- 名無しさん (2013-05-03 18 44 21) 士郎たち「覇道だな;」 -- 名無しさん (2013-05-03 19 28 56) 士郎「というか…持つだけで凶器になってた気がする(-_-;)」 -- 名無しさん (2013-05-03 19 54 47) ランサー「災難だな…いってこい…俺らが止めたら間違い無く道連れが増えるだけだ(-_-;)」 -- 名無しさん (2013-05-03 19 56 00) ソロモン「特にそこの二人は間違いなくな・・・(-_-;)」 ランサー&士郎「そのとおり・・・・・・(T_T)」 -- 名無しさん (2013-05-03 20 03 52) ソロモン「ただ、流石に余り行き過ぎるのは宜しくない。私が止めよう」 -- 名無しさん (2013-05-03 20 16 29) 二人「この人が天使に見えるのは気のせい(ノД`)?」 ナハト「間違い無く気のせいだ」 -- 名無しさん (2013-05-03 20 54 51) パイモン《魔神を従えていますからなぁ~》 -- 名無しさん (2013-05-03 21 01 15) ベイ「適当に増えた新機能使って穏便に終わらしてくるわ…」 -- 名無しさん (2013-05-03 21 05 29) ナハト「お前も進化したのか?」 ベイ「《スナイパーの真似事》を意識して出来るようになった(T_T)」 -- 名無しさん (2013-05-03 21 06 33) ランサー「なら問題ねーか…俺達は飲んで一休みだ。老体に鞭打たせんなよ?」 -- 名無しさん (2013-05-03 21 08 24) ベイ「わーってるよ…アンタは飲んでな…」 ソロモン「よし(-_☆)逝ってこい(-_☆)」 -- 名無しさん (2013-05-03 21 09 18) シュピーネ「もう、本当に《兵器》ですな(-_-;)」 ベイ「頼むから《楽器》で通してくれ(-_-;)」 そういうとベイはベイオリンになった -- 名無しさん (2013-05-03 22 08 14) コトミー「どこで育て方を間違えたのか(-_-;)…やはり麻婆豆腐が足りないことが原因か…」 凜「だまらっしゃい(-_-#)!!!!!」 凜がベイオリンを構え弾き始めると言峰だけが苦しみだした -- 名無しさん (2013-05-03 22 18 36) コトミー「グアアアカアアア(ノД`)(ノД`)(ノД`)(ノД`)(ノД`)!!!!!???????」 -- 名無しさん (2013-05-03 22 38 15) 悶え狂う言峰はまさしく陸に打ち上げられた深海魚そのもの。 -- 名無しさん (2013-05-03 22 53 09) そして、徐々に言峰のマーボーエナジーが隆起していく。コトミー「マーボーエナジーが不足していくうううううううううううううううう(ノД`)(ノД`)(ノД`)(ノД`)!!!!!!!!????」 -- 名無しさん (2013-05-03 22 54 15) コトミー「マ、マーボ………」 エナジーが尽きたのか、砂に還って消滅する。 ライル「最後の言葉そんなんでいいのか?」 -- 名無しさん (2013-05-03 23 07 41) ジューダス「また消滅しちゃったねえ」 ベル「どうせなおんだからいいでしょ」 -- 名無しさん (2013-05-03 23 08 41) エリー「は~い!そろそろ競売もラスト一品となりました~!最後に勝ち取るのは誰かな~!?」 -- 名無しさん (2013-05-03 23 09 29) 水銀「……この歌劇も終幕に近づいてきたようだな」一人呟く水銀。 -- 名無しさん (2013-05-03 23 15 20) 黄金「……名残惜しいがな」サタナイル「時は流れるものだ……故に、刹那――今が愛しいのだ」水銀「まったく……息子に感化されたようだな。悲想天よ」 -- 名無しさん (2013-05-03 23 23 12) サタナイル「抜かせ・・・・」 -- 名無しさん (2013-05-03 23 23 43) 黄金「なら――最後の競売が終わる際には、派手に終わらせようではないか」 -- 名無しさん (2013-05-03 23 25 55) サタナイル「まあ、良かろう」 -- 名無しさん (2013-05-03 23 28 38) 司狼「蓮?」 蓮「まぁ、言いたいことは解るさ・・・『永遠なんてない・・・いつかは終わるし、それでいい』だから、終わるまで楽しむさ」 -- 名無しさん (2013-05-03 23 29 59) 司狼「そういうこったな・・・」 二人が苦笑いを浮かべた -- 名無しさん (2013-05-03 23 31 05) エリー「空気の読める蓮君に司狼!喜びなさい!最後のトリはあんたら二人だよ~!」 -- 名無しさん (2013-05-03 23 34 08) 二人「すんごく嫌な予感が(T_T)?] -- 名無しさん (2013-05-03 23 36 32) その言葉に涙が流れた -- 名無しさん (2013-05-03 23 36 55) コトミー「復活!!」 なんか意味解らん速度で復活した -- 名無しさん (2013-05-03 23 37 43) 全員「復活早いな!!?」 コトミー「流石に拙かったがな・・・(-_-;)」 -- 名無しさん (2013-05-03 23 44 14) エリー「んじゃ~みんな~!辛気臭い空気をブチ壊して、最後の競売を始めるよ~!Are you Ready GUYS!?」 -- 名無しさん (2013-05-03 23 49 51) 女性たち「イエェェェェェェェェェェェェェ(^O^)!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 00 37) エリー「それじゃあ、これだ(-_☆)」 蓮と司狼が『同人誌のように抱き合っている絵』だった -- 名無しさん (2013-05-04 00 08 38) 二人「最後にこの仕打ち(TOT)!!!!!!!!!!!!!!!!????????????????????」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 09 28) 玲愛「ようやくね……」そこに、ようやく落ち着いた玲愛と、螢「ええ……逝きましょう。私たちの新世界(ヴァルハラ)へ」何か悟りを開いたような顔をしている櫻井がいた。 -- 名無しさん (2013-05-04 00 15 03) 皆「雰囲気変わり過ぎ(゚Д゚;)!?っていうか、覚醒フラグどこにあった(゚Д゚;)!?」二人「常に世界が変わっているのよ(-_☆)」激昂することなく、最後の最後で覚醒したようだ。 -- 名無しさん (2013-05-04 00 16 04) 男性陣『この二人別の意味でやばくなってない!!?』 -- 名無しさん (2013-05-04 00 16 54) エリー「(別の意味でやばいね~コイツは(-_-;)) -- 名無しさん (2013-05-04 00 17 40) エリー「それじゃ、五万からスタート」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 18 02) 玲愛「行くわよ……螢(・)」螢「ええ、行きましょう……玲愛。私たちは生まれ変わったところ、魅せてさしあげましょう♪」玲愛「ええ……麗しく♪」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 20 22) 淑女らしく微笑む二人に対し、神父はマキナの腕を掴んで己の顔面を無理矢理殴らせていた。マキナ「何をしている貴様(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 21 08) 神父「反応に困っているのですよ~~~~~~(ノД`)!!!!!」黄金「良いではないか……あれがベストではないか」イザーク「まあ、今までよりは数千倍マシですね」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 21 48) 神父「しかしですな・・・・・これは・・・・(T_T)」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 23 01) テルミ(正直不気味すぎて鳥肌が立ったぞ(-_-;)) -- 名無しさん (2013-05-04 00 23 33) しかし、この二人は毒に蓋をしただけであり、いつ爆発するか解らない・・・思わずそんなことを考えてしまうのだった -- 名無しさん (2013-05-04 00 24 50) ベイ「強引に蓋してるだけじゃねーのか(-_-;)?」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 27 52) シュピーネ「ありえますな・・・・(-_-;)」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 28 23) 式「いいや……マジで改心したっぽいぞ」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 29 18) 七夜「同感だ……お前ら、眼を曇らせ過ぎだ」直死の魔眼で見ている彼らだから見透かして告げた。 -- 名無しさん (2013-05-04 00 29 47) ベイ「しばらくは調子狂うだろうが・・・・まあいいか」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 30 27) 志貴「毒に蓋をした?違うな……俺たちの眼で見ても、どうやら改めたようだ」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 30 43) 蓮「俺はこれでいいさ」司狼「そうだな……おい神父さんよ。あんたも目を磨け。あんたの娘が改心したんだぜ?」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 31 26) 神父は泣いた -- 名無しさん (2013-05-04 00 31 54) マキナ「クリストフ・・・良かったな、暴言が減るぞ?」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 33 55) 神父「私の祈りが通じたのですね(T_T)」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 35 54) リザ「本っっっっっっっっっっっ当に長かったわ;」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 37 47) ザミ「これで貴様への暴言も減らざるおえなくなったか……命拾いしたな、ブレンナー」リザ「あなたも頑張りなさい……せ・ん・せ・い♪」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 38 34) ザミエル「・・・・・・・・・・・・・(-_-#)」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 39 40) マキナ「殴ってもスマイルしても直らなかったからな、これで一安心だ」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 40 18) 三人「へ?マジでやったのか?」 マキナ「当たり前だ、だから皆驚いている」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 40 46) 水銀「和哉がしてもアレだったからな……報われるというもの」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 41 46) ベイ「立会人としていたが・・・マジだったしな」 シュピーネ「同じく」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 43 11) 三人「本当に何があったのか・・・あの二人に・・・・(-_-;)」 魔眼三人組は呆れた -- 名無しさん (2013-05-04 00 43 57) ベイ「いいんじゃねーか?直ったみてーだし・・・」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 47 04) 式「そんじゃ、確かめてくるか・・・あれ、落としてきてもいいだろ?」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 48 42) 絵を指差して言い放った・・・・ -- 名無しさん (2013-05-04 00 49 18) 笑顔が若干悪魔であるのは言うまでもない -- 名無しさん (2013-05-04 00 49 44) 二人「ええ、取れるものなら♪」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 52 28) 余裕の表情で逆に言い負かした。 -- 名無しさん (2013-05-04 00 52 42) 式(……こりゃガチだな) -- 名無しさん (2013-05-04 00 53 14) 蓮&司狼「出来れば誰も落とさないでいただきたい!!!」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 54 11) 女性陣「却下」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 54 30) 二人「ここまでいい笑顔で却下されるとは・・・・・(-_-;)」 -- 名無しさん (2013-05-04 00 56 33) 姫アルク「よいではないか?『美しい友情』で(^_☆)?」 -- 名無しさん (2013-05-04 01 00 40) エリー「そうそう、『友情』って素晴らしい」 -- 名無しさん (2013-05-04 01 01 10) 二人が精神的に大ダメージを受けていた・・・・ -- 名無しさん (2013-05-04 01 02 22) サタナイル「よかったな、二人とも」 -- 名無しさん (2013-05-04 01 04 38) 二人「(ノД`)(ノД`)」 泣き崩れた -- 名無しさん (2013-05-04 01 05 57) 式「(改心したのは良いが……ムカつく(-_-#))よし、お前等の《友情》は任せろ(-_★)」 -- 名無しさん (2013-05-04 01 07 38) 二人「ぐほぁ(ノД`)!?」 倒れた -- 名無しさん (2013-05-04 01 10 32) そして、ダイイングメッセージ見たく《後は任せた……》と書いてあった -- 名無しさん (2013-05-04 01 11 37) 玲愛「淑女の嗜み」螢「教えてあげるわ」 -- 名無しさん (2013-05-04 01 15 48) 式「笑えない冗談だな」青子&橙子「潰すか」香純「絶対にごめん、負けられなくなった(#^ω^)ビキビキ」 -- 名無しさん (2013-05-04 01 16 35) 秋葉「ぽっと出がよく言いますこと・・・」 -- 名無しさん (2013-05-04 01 17 51) 琥珀「うわ~ムカつきますね~(^_^#)」 -- 名無しさん (2013-05-04 01 18 47) 翡翠「上品さが感じられませんね~」 -- 名無しさん (2013-05-04 01 19 22) アルク「淑女って言葉の意味知らないんじゃない?」 -- 名無しさん (2013-05-04 01 20 01) 男たちよりボロクソ言っていた・・・ -- 名無しさん (2013-05-04 01 20 51) 二人「(*⌒▽⌒*)」ニコニコしていた。 -- 名無しさん (2013-05-04 01 21 21) 式「(これは・・・シロスケの言うとおりに思えてくるぞ(-_-;)後は任せろ) 二人(任せた(T_T)) -- 名無しさん (2013-05-04 01 25 30) ランサー「あー怖い、怖い・・・」 士郎「とりあえず・・・ソロモンさんはまた寝ちまったのか・・・」 パイモン『呑むといつも呑まれてますな・・・(-_-;)』 -- 名無しさん (2013-05-04 01 27 44) ランサー「まぁ、いいか・・・しかし、『淑女を連発すれば人間淑女になれる訳じゃーねぞ』と教えるべきかね?」 -- 名無しさん (2013-05-04 01 32 57) テルミ「さ~な……さて、そろそろ俺は元の時間軸に戻ろうかな」そう言って踵を返した。 -- 名無しさん (2013-05-04 01 34 09) そして、ナイフを徐に空間を斬ると――別の空間があった。 -- 名無しさん (2013-05-04 01 34 55) ランサー「仕事でもたまってんのか?」 -- 名無しさん (2013-05-04 01 35 30) テルミ「まーな」 -- 名無しさん (2013-05-04 01 35 41) テルミ「正味な話……あいつが消えた以上、もう俺がここに長居する理由はねェ。お先に失礼するぞ」 -- 名無しさん (2013-05-04 01 35 47) 和哉が消えた以上、ここに用はない……テルミはそう言い、最後に蓮華を視ようとしたが顔を振って止めた。テルミ「――じゃぁな。またどこかで逢おうや」 -- 名無しさん (2013-05-04 01 36 29) 蓮華「ありがとう、テルミお兄ちゃん」 -- 名無しさん (2013-05-04 01 37 05) それに気がついたのか笑顔でそういった -- 名無しさん (2013-05-04 01 37 27) テルミ「・・・・・・・・・」 薄く笑っていた -- 名無しさん (2013-05-04 01 39 14) そして、テルミ「ラグナ君よ……向こうで待っててやるから、早く尻尾振りながら来いや。遊んでやんよ。ジン=キサラギにノエル=ヴァーミリオンに、クソ兎諸共な」 -- 名無しさん (2013-05-04 01 41 17) ラグナ「抜かせ・・・・・・・・・水に流してやるよ。忘れたわけじゃねーがな」 テルミを見ないでそう投げかけた -- 名無しさん (2013-05-04 01 42 09) テルミ「その台詞は・・・俺に勝ってから言えよ」 -- 名無しさん (2013-05-04 01 43 22) ラグナ「上等だ・・・待ってろや」 -- 名無しさん (2013-05-04 01 44 09) それだけ聞くとテルミは去っていった -- 名無しさん (2013-05-04 01 49 41) 水銀(一番賢い選択をしたな、テルミよ) -- 名無しさん (2013-05-04 01 50 33) 黄金(記憶は残さんのかね?) 水銀(一応残す予定だ・・・) -- 名無しさん (2013-05-04 01 54 04) 水銀(これは我等の刹那だからな・・・) -- 名無しさん (2013-05-04 01 55 37) 黄金「そうだな……」 -- 名無しさん (2013-05-04 02 00 21) エリー「んじゃ~ラスト、行くぞ~!」皆「お~!」 -- 名無しさん (2013-05-04 02 10 51) その号令とともに女たちの熾烈な争い(競売)の火蓋が斬って落とされた -- 名無しさん ――彼らの物語に限りはない。無限にして永劫。 「では皆々様、なんとも迷走したお話ですがこれにて閉幕でございます。では――Acta est Fabula!」 メンバー:蓮、司狼、マキナ、香純、ソロモン、クリストフ、アンナ、ベアトリス、藤姉、アーチャー、ランサー、ライダー、シエル、秋葉、青子、橙子、幹也、鮮花、まどか・ほむら・マミ、なのは・はやて・スバル、ハイドリヒ、ザミエル、ベイ、エリー、シュピーネ、姫アルク、カレン、セイバー、フェイト、ヴィータ、式、翡翠、志貴、水銀、シュライバー、ライル、言峰、荒耶、イリヤ、桜、シグナム、アルク、琥珀、テルミ、サタナイル、ジューダス、戒、螢、玲愛、リザ、マリィ、士郎、凜、バゼット、七夜、ティアナ、ラグナ。 -- 名無しさん (2013-01-25 22 10 10) 編集しました。どうぞ。 -- 案山子さん (2013-05-02 01 21 56) 合計: - 今日: - 昨日: - トップページの合計: -
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CHAPTER 2-4 ――― 「セイバーさん! 食中毒というのは本当ですか!?」 場所は翠屋。 高町士郎が体調不良で倒れたというセイバーに詰め寄った。 士郎の顔色は真っ青だ。 食に携わるものとして、これは死活問題に他ならない。 「面目ない……不覚を取りました」 「まさかうちの生菓子が……」 「この剣に誓ってそれだけはありません。 私とて騎士の端くれ…… 自身を討ち果たした者を見誤るほど愚かではない」 何が直撃したのか、おおよその見当はついている。 そもそもあれは食中毒などと生易しいものではない。 毒殺だ……内蔵を抉り取られたような感触が今でも残っている。 「そうですか……美由希。 念のため厨房のチェックを」 とはいえ台所を預かる身としては、お得意さんの言葉だけで安堵できるわけもない。 娘に厨房確認の指示を出す士郎である。 「今日はお客さん少ないですねぇ」 ショートケーキの苺を頬張りながら周りを見回すリィンフォース・ツヴァイ。 だが小人のデバイスの見立ては少し間違っている。 決して少なくは無い。 あくまで昨日に比べての話である。 今も稼働率80%前後をキープしている翠屋出張店。 桃子さんのスイーツの腕が人外含めた客の舌を虜にし、店は連日大盛況だ。 「2日目は温泉街に夜店が出ますからね。 シスターシエルがこれだけは外せないと言って飛んでいきましたよ。 シャッハも一緒です」 「ライバル登場かぁ……翠屋も今日が正念場やね」 昼間の設営状況を見るに相当、大掛かりなものになるだろう。 栗のモンブランを突付きながらのカリムグラシアと八神はやて。 どこかから聞こえてくる祭囃子の音が実に心地よい。 だが、それにしても………である。 右を見ても――― 「まあまあだな。 洋菓子だけなら帰ろうかと思ったけど」 「またそういう事を言う……美味しいなら美味しいって素直に言えばいいのに」 「うるさい! 言っとくけど、これで今朝の事を許したわけじゃないからな」 左を見ても――― 「ほら、鼻の頭にクリームついてるぞ……」 「それは大変♪ 取って! ねえ舐め取って!」 「なな、何バカな事言ってんだこのバカ吸血鬼!」 後ろを見ても――― 「セイバー……お腹壊してるんだからあまり無理するなよ」 「何の。 モモコの甘味処は別腹です」 …………… 「つくづく色気の欠片も無いな……私達」 深い溜息をつく部隊長であった。 局きっての美女揃いと名高い機動6課は、言うまでもなく年頃の健全な若者の集まりだ。 あまりに風紀が乱れるのは困るが、しかし色事率0%というのも、いくら何でもおかしく無いか? なのはやフェイトなど、その気になれば引く手数多だろうに……少し勿体無い気もする。 「それはマスターも同じですぅ! ね、アインス!」 「はい。 殿方との情事に関してはよく分かりませんが 少なくとも私がお慕いするのは主のみ」 「ふふ、これはな、二人とも……ライクとラブの違いや。 今度、詳しく教えたるからなー」 「「?」」 温かい朗らかな笑顔を見せる主。 今、教えて下さいです~、とはしゃぎ回る小さな末っ子。 銀髪の融合機はその光景をただ幸せの中で眺めている。 自分を救ってくれた最愛の主と、妹にして本来ならば絶対に会う事のないであろう――― 「…………」 ――――と、思いかけて、アインスはそれ以上の思考をカットする。 それより先に進んではいけない。 進めば全てが台無しになってしまう。 せめてこの三日間だけは 「事実」 を忘れよう。 「事実」 を考え、口に出した時点でこの幸せは泡沫の如く散ってしまうだろうから。 「主はやて……」 「ん? どしたん? リィン」 本当に迂闊な自分。 迂闊でバカで、臆病な自分。 そんな自分がいつ夢から覚めるかも分からない。 ならば覚める前に、いつ別れが来ても良いように―――主にこの言葉を送っておこう。 「……ポルカミゼーリア」 「んー? 何? どういう意味?」 「ふふ……何でもないです」 主従の絆は永遠に――――主と彼女に永遠に幸あれ。 後方―――ぶほっ(笑)、という紅茶を噴き出す声。 諸共に肩を震わせるシスターの姿が。 閉口モノのランサーとギルガメッシュ少年が深く項垂れる。 どうせ、またしょうもない企みが成就されたのだろう。 この女は本当に地獄に堕ちれば良いのに…… 閑話休題―――幸せの形は人それぞれだ。 誰も不幸になっていないのなら、それは平和な日常なのだろうと切に思うものである。 ―――――― 「繁盛しているようですね」 「あ、シスターシャッハ」 夜店の並ぶ温泉街を歩くシャッハが、売り子の女の子に声をかけた。 屋台ハチマキにハッピを羽織り、それに……何というか…… 「ず、随分と寒そうな格好ですが平気なんですか?」 「ドクターの指示です。 まあ私らこの通り、ちょっとくらいの暑さ寒さはへっちゃらなので」 「ふう……あー疲れましたわぁ♪」 話し込むシスターとナンバーズの少女。 その後方、「毒舌占い館」 と銘打たれたテントから4女クアットロが姿を現す。 毒々しいマントを羽織り、その下に覗くは……その、何というか…… 「信じられねえ……大盛況じゃねえか、クア姉!」 「わざわざお金払ってまでクア姉のイヤミを聞きたいだなんて、どこの物好きッスか?」 「ふふん! メガネ属性にヤンデレが今の時代の流行ですものぉ。 やっと時代が私に追いついたというか♪」 「………単に性格が悪いだけだと思うけど」 わいわいと楽しそうな少女たち。 どこにでもいる姉妹の姿だ。 皆、働いてモノを作り、売って、それにやりがいを感じている。 戦闘機人などという悲しい宿命を背負って生まれなければ、今頃は――― 「あーら? これは教会の……我らの監視に来たんですかぁ? ご苦労サマです♪」 「妹が世話になっている、などと礼は言わんぞ」 姉妹の3女と4女がシャッハに剣呑な視線を向ける。 スカリエッティの因子を色濃く受ける彼女達は未だ更生の意思を示しておらず 本来ならこうして外に出す事も出来ない者たちだ。 恭順を示した妹達が、シャッハと姉2人の間に漂う不穏な空気を感じ、心配そうに伺っている。 久しぶりに姉妹で全員集合できた。 本当に楽しい祭なのだ。 少しでも長い時間……出来ることなら明日も明後日もこうやって一緒にいたいと願うほどに――― 「貴女達も局に更生の意を示してくれれば、こんな特別措置に頼るまでも無い。 毎日、姉妹で一緒にいられるのですよ?」 「全員集合などしてはいないがな……ドゥーエが欠けている」 もはや一生、戻らぬであろう姉の名を口にするトーレ。 「飴と鞭…………神にべったりとご奉仕する身分の人は本当 他人の心を篭絡させるのがお上手ですねぇ♪」 「だが無駄だ。 我ら初期型ナンバーズの心は博士と共に在る。 引き離されれば死を選ぶ」 「そうですか………残念です」 深い溜息をつくシスター。 この忠義心は確かに見事だ。 未だ狂気の科学者から彼女達を引き離す算段はついていない。 「何を見ている貴様ら。 焼きそばが切れた……呆けていないで調達して来い」 「ウ、ウィーッス! トーレ姉!」 「チンクはどうした? 見当たらんが」 「さっき、謎の虎に拉致られていった……」 だが本当に仲の良い、心の通じ合った姉妹だ。 この子達を出来ればずっと一緒に居させてやりたいと願うのは自分だけではないはず。 それは教会で預かっているセインも常から願っている事だけに、何とかしてやりたい――― 「………ん? あれ? シスターシエル?」 それはそうと――― たった今、同伴していた代行者の姿が消えていることに気づくシャッハであった。 ―――――― 「……というわけで気紛れに技術提供をしてやったのさ。 すると見る見るうちに私の知識を吸収してしまってねぇ。 彼女は実に良い。 狂気と欲望を絶妙のバランスで遊ばせているところが実に好ましい」 「はん……つくづく慰みモノから色モノへと華麗なジョブチェンジを遂げたもんだな、あいつも」 賑やかな喧騒から少し離れた丘で、怪しげな白衣2人が夜店を見下ろすように立つ。 「ところで笑っている暇があるのかい? 蛇の君。 自慢の同士はどうやら、かなり押されているようだが」 「ぐ、ぐぬぬ……」 ロアが憎々しげに見つめる先。 居を構えるはスカリエッティの最高傑作ナンバーズ。 一致団結して屋台に励む彼女達。 出店群の名は「夜店☆ナンバーズ」である。 華やかな少女達が紡ぎ出す魅惑の露店。 何といっても特筆すべきはその、華やかを通り越した艶かしい衣装だろう。 全員、際どいVライン、Tバックを惜しげもなく晒したフリル付きのレオタードだ。 はっきり言おう。 性欲を持て余す。 冬の高山でこの格好はあらゆる意味で狂気の沙汰で、夏祭りと勘違いしてるとしか思えない。 だが女性から見ても可愛らしい衣装に身を包んでの接客だ。 街道が沸き立っているのは無理からぬ事だろう。 「どいつもこいつも安易な萌えに走りやがって……」 「欲望に溺れる者は欲望を知り尽くしているのものさ。 故に他人の欲望を刺激し、遊ばせる事など造作も無い」 勝ち誇る博士。 もっとも彼はファッションには疎い。 あの衣装は通りすがりの芸術家とやらにコーディネイトをしてもらったものだ。 「絶対皇帝たる余が、何とも難儀な業を背負わされたものよな……トホホ」 などと漏らしていたが興味は無い。 煩悩の数だけ他人に親切を施さないと酷い罰ゲームがあるとか何とか……まあ、どうでもよい。 皇帝だの芸術の使徒だと抜かしていた、その大口に見合う仕事をしてくれた事実だけが重要だ。 「言わせておけば………こちとら人生、幾度となく繰り返してきたんだよ! 人間なんてとっくの昔に極めてんだよ俺は! おい貴様ら、もっと気合を入れろっ!」 ロアの怒声が飛ぶ。 臨時招聘で掻き集めた栄えある死徒二十七祖(予備軍含め)。 彼らの営む「ミッドナイト27」の、ここが正念場であろう。 「だああっ! 何でアルトルージュがたこ焼き焼いてんだよっ! どんだけミスキャストだよ! てか片っ端から食ってんじゃねえかよ、犬がよぉ!!」 「おい腑海林! お化け屋敷って何だよ今更過ぎるだろっ! もはや、この温泉街で化け物なんか珍しくないっつうの!」 「スミレは酔っ払ってないでそろそろ本気出せ! 陸に上がれば無敵なんだろうが! とっとと客引きでもしてきやがれ!!」 「蛇よ―――そう安っぽく、がなり立てては到底、真理には届かぬぞ」 「旦那……落ち着き払っているが、何か策でもあるのか?」 「無論―――劣勢は我が営む金魚すくいで挽回すべし。 ほらこの通り、全て子供に人気のデメキンです」 「そんなピラニアより獰猛な金魚いるかボケェェーーーーーッ!」 駄目だこいつら……客商売の何たるかを分かっていない。 このままではミッドナイト27は夜店☆ナンバーズにダブルスコアで完敗する。 オルトが到着してさえいれば、巨大テーマパーク・水星ランドの開園に漕ぎ着けられたのだが 奴は今朝方、秋葉に蹴り返されて軌道を外れた。 次にまみえるのは何時になるか…… 「まずい……まずいぞ」 ギリギリと犬歯を噛み鳴らし、自身の経営する夜店を巡回するロア。 死徒のプライドにかけて余所者に完敗などという不名誉は許されない。 焦燥に駆られる吸血鬼が、街道の奥に差し掛かった。 その一角にて――― 「……………おい」 彼は何とも言えない乾いた声を漏らした。 「……………何やってんの? お前」 「はなひはへなひへ(話しかけないで!) はふ、はむ!」 そこが、かの27祖番外・カリードマルシェの経営する店であり――― 宿敵すら眼中になく、一心不乱に……いや、これ以上記さずとも ロアがここで何を見たのか語るまでも無いだろう。 死徒の面子をギリギリ守った売り上げ。 そのほぼ全てが教会の代行者によるものであった事は…… 双方にとって強烈な皮肉以外の何物でもない――― ―――――― 幕間 祭を控えて ――― 皆、夜の祭に出張っているのか――― 浴室に彼女以外の人影は無い。 女性らしい流線型を描いた肢体がどざえもんのように浴槽に浮かんでいるのみ。 「………」 重い沈黙。 場に現した感情は複雑で、とても一言で表せない。 昨日にも増してコテンパンにやられた自分を嘲笑えば良いのか? それとも自分をここまで虚仮にしてくれた相手に怨嗟の念でも抱けば良いのか? こちらが宝石剣を解放するなら、自分も一手解放する――― それが条件だった。 だがブラスターモードは双方の安全上の理由から当然、封印されている。 だからこそ凛は初め、彼女がエクシードによる高速機動を解放するのかと思っていた。 1も2も無く了承した。 そんな物を地上戦オンリーで解放してもさして意味は無いからだ。 昨日にも増して有利な状況でスタートを切れる、と思い立った凛。 その勘違いを……突かれた! 遠距離の間合いになり、盛大に打ち合おうと短剣を構えた凛に向けて飛来する―――ビット! 遠坂凛の体が強張った。 ブラスター無しでアレを制御出来る筈が無いからだ。 実際、それは何の役目も果たさず凛の横を通り過ぎただけ。 ……フェイント!? やられた! そう気づいた時には手遅れ。 あとは固定砲台・高町なのは、その異名通りの力を見せ付けられただけだ。 圧倒的な火力に拮抗する事も出来ずに飲み込まれたのみ。 意識をトバされた自分には知る由もなかったが、聞いた話だと模擬戦終了時、なのはは肩で大きく息をしていたという。 数時間に渡る砲戦を繰り広げて汗もかかない女だ。 そのフェイントが相当、体に負担を強いていた事は間違いない。 彼女がそこまでして欲しかったのは速効。 回転率に勝る宝石剣に対して先手を取る事。 本気の雷撃戦に臨む際、ただ先手を取るためだけに、彼女はド初っ端から大量の魔力を消費したのだ。 大枚のはたき所を熟知しているからこそ、そんな博打を打てる。 基本を外さずセオリーに沿ってくるかと思えば、一瞬の後に大胆に大きく踏み込んでくる。 ――― あれが高町なのはの本気と言うやつか ――― そう、なのはと本気の勝負をしたのは今回が初めてだ。 そして勝機がほぼ無いのを承知で、敢えて真正面からぶつかってみた。 結果はご覧の通り。 その感想を一言で言うならば――― 「ガンダムだわ」 言い得て妙とはこの事か。 アレと真っ当に打ち合う事の愚を改めて思い知る。 速射砲と高射砲と誘導ミサイルと大砲を備えたモビルスーツに生身で打ち合うようなものだった。 あのセイバーが一目置き、あの士郎の隣に立つ事が出来る女――― そんなモノが自分の他にいるとは思えなかった。 管理局との初めての邂逅で、白い翼をはためかせて飛ぶ彼女に会うまでは。 ルヴィアとも違う、恐らくは生涯のライバルとして相対する女との出会い。 安い嫉妬に駆られる凛ではない。 むしろその座を競うライバルの登場に大いに武者震いし、燃えたものだ。 彼女とはそれ以来の、本気でぶつかり、本音を言い合える間柄。 親友などと呼ぶのはこそばゆいが、戦友と呼べるほどには背中を預け合ったりもした。 だからこそ―――例え相手の土俵であっても3タテを食らうわけにはいかない。 正直、協会の面子なんてものは二の次だ。 戦友として競い、並び立つ者として恥ずかしくない力を示さねば、到底ライバルとは名乗れない。 しかし正攻法でぶつかって勝てる相手じゃない事はこの2日間ではっきりした。 さて、どうしたものか……… 「ん……?」 思案に耽る魔術士。 その時、頭頂部にごつんと衝撃が走る。 浴槽の中央にて水面に浮かぶ女体が何かに突っかえた――― ―――――― 皆、夜の祭に出張っているのか――― 浴室に彼女以外の人影は無い。 女性らしい流線型を描いた肢体が腐乱死体のように浴槽に浮かんでいるのみ。 「う~……う~……」 知らず漏れてしまう呻き。 それに合わせて水を掻く金毛の尻尾。 ご主人様の前で大恥をかかされた事による憤りは計り知れない。 いくら殴り合いは不得手だといってもアレはないだろう…… 一方的に嵌め殺すか一撃で死ぬか―――自身のピーキーなスペックがひたすら恨めしい。 「まあ……正直、スペックとか以前にあれじゃ力が出ませんけど……」 そうだ。 マスターの制止の声を振り切って戦いに臨んだ自分が、どこの誰に勝てるというのか? 宝具を展開しようと何をしようと、主人が自分の勝利を望まなかった時点で負けるのは確定事項。 もし一言、彼女が 「頑張れ!」 と応援してくれたなら――― この最弱のサーヴァントは雷鳴を切り裂き、敵を噛み千切る牙を届かせていたかも知れない。 「…………」 いや、この期に及んで勝ち負けはいい。 どうせこの身は数え切れないほどの負けを体験してきた。 どだい、今の自分が出来る事など限られているのだ。 本来の身から9等分されたモノのほとんどを使って、妖魔に堕ちた自分を抑え付け 主のために奉仕する、ただそれだけのサーヴァントとして現界している自分…… 今のこの身は直死で細切れにされたと噂の真祖を遥かに下回る惰弱だ。 だがしかし、自分の状態がどうあろうと一つだけ認めなければいけない事がある。 ――― あの人間は確かに強かったのだ ――― 異なる星から来た異訪者。 その力は確かにサーヴァントに届くものを持っていたのだ。 当然、母なる大地に住まう者のそれを大きく凌駕した力。 「案外、簡単に抜かれちゃうものなんですね……私達って」 神秘が不可侵だった頃の時代はもはや無く、神にとってヒトは地を這う赤子では無くなっていた。 確かにミッドチルダは異邦の地。 だがそこに住まう人間と、この地に育む人間が同じヒトだという事に代わり無い。 ならば、地球人も年を経て―――いつかはあの域に辿り着いてしまうのだろう。 ならばその時、人はサーヴァントの力を必要とするのだろうか? 神を崇める心は残っているのだろうか? 自分の奉仕を必要としてくれるのだろうか? 神様は人に憧れて恋をしました。 でも、ヒトは神様の存在をだんだんに忘れ、その手を離れていってしまう。 ヒトが自分を必要としなくなる―――それはとても寂しくて辛くて、悲しい……… 「ん……?」 思案に耽るサーヴァント。 その時、頭頂部にごつんと衝撃が走る。 浴槽の中央にて水面に浮かぶ女体が何かに突っかえた――― ―――――― 「「……………」」 はて? 浴槽の広さを鑑みれば、まだ壁に至るには早い筈だ? 湯船の中央でシンメトリーのように重なる女体と女体。 2つの体は反転するように体を起こし、正面に向き直り――― 「「あーーーーーーーーーーーーっ!??」」 行きのバスで会った品の無い面が目と鼻の先にある事を確認。 両者の渾身の絶叫が浴室に響き渡るのだった。 あかいあくまと白面の物、再び相見える。 ―――――― 「―――――ん?」 今、中の方で何か聞こえたような…… その耳が怪鳥音のような反響音を捕らえ、振り向く彼。 「逃げられた……逃げられた……許せない」 「コラ!」 「きゃんっ!?」 だが今はそれどころではなかった。 士郎の拳骨が間桐桜の頭にヒットし、可愛い悲鳴をあげてその場にうずくまる桜。 軽い折檻とはいえ、士郎が彼女に手を挙げるのは余程の事だ。 そして、向かいには困ったように佇むティアナ執務官補佐がいる。 「すまないなホントに……」 「いえ、シグナム副隊長も気にしていないと言ってますし 今後このような事の無いよう注意して下されば」 「ああ、十分に言っておくよ。 シグナムの所にも後で顔を出すから」 話題に上がっているのは間桐桜によるシグナム襲撃事件の事だ。 管理局員を闇討ちするなど本来ならば大問題になるところだが、お咎め無しと聞いて胸を撫で下ろす士郎である。 侘び代わりにあの戦闘マニアとスパーリングなどさせられそうだが、そのくらいはしょうがない。 「…………」 対して士郎を前にして、ティアナは少々緊張気味だった。 衛宮士郎―――彼女も何度か模擬戦で手を合わせた事がある。 彼の標準スペックは決して高くはない。 現にティアナも何度か勝っている。 だが、それでいて実際の任務において、なのはやフェイトを振り回すほどの獅子奮迅の活躍を見せる――― そんな一部で有名な、嘱託局員一のイレギュラーこそが彼だった。 「私や、あの時の姉さんと同じ目に合わせてやったのに…… 泣き叫んで命乞いするどころか反撃してくるなんて…… 何で? 許せない……許せない!」 「コラ!」 「きゃんっ!?」 今度はちょっと強めに折檻する。 うずくまる桜。 「イタイです先輩……」 「イタイで済んで幸いだ。 局の武装隊……しかもヴォルケンリッターにちょっかいかけて 今まで無事に済んでる事自体が奇跡なんだぞ?」 一見、間桐桜に折檻しているだけのように見える彼だったが 話によっては彼女の咎を全部受け持つつもりだったのだろう。 数多の作戦に自発的に参加し、自虐レベルで危険な任務を請け負い 作戦が終わればいつだって一番の成果を出していて、そして一番傷ついている。 そんな噂の彼。 こうして見ると普通の青年にしか見えない。 ただ遠巻きから数度ほど見た光景がとても印象的で、どういう人物なのか興味があった。 「それにしても遅いな」 「あ……えっと、衛宮さんもですか?」 「何だティアナもか? ああ、連れがまだ中にいるんだ」 浴室へ続く出入り口に目をやる2人。 いつになく長風呂なのは昼の教導のダメージが尾を引いているのかも知れない。 「でも遠坂さんはやっぱり凄いです。 なのはさんにあそこまで突っかかっていけるなんて。 私なんか、なのはさんと向かい合うと、まだちょっと過去のトラウマが……」 「ああ、例のアレな」 「う……」 詳しく説明するまでも無いようだ。 一部で知れ渡ってしまっている自分の、高町なのはに対する反抗劇とその一部始終。 人呼んで 「ティアナ、ちょっと頭冷やそうか事件」…… 思い出す度に顔から火が出るほど恥ずかしい、アレである。 「実際、仲が良いのか悪いのか判断に困る二人だよな。 横で見ててハラハラしっ放しだよ。 お互い、負けたくないって気持ちがあるのと同時、自分より優れた部分をちゃんと認めてもいるんだ」 上手い具合に話をそらしてくれて助かった。 あれを掘り下げられたら正直、たまらない。 こういう気遣いもまた彼の美徳なのだろうか? 高町なのはと遠坂凛。 局内でも圧倒的な存在感を誇る2人。 彼がその両者と密接な繋がりを持っている事は今の発言からも伺える。 「特に遠坂はなぁ……この二日間、ボコボコにされてるのを楽しんでる節すらあるよ。 同年代にあそこまで圧倒されるのって多分、初めてだろうしな。 でも、あいつはその上で―――最後は必ずマクりに行く奴だ」 明日はきっと、とんでもない事考えてるだろう。 お目付け役としては頭が痛い。 「なのはさんも明日が正念場、という事ですね?」 件の2人から全幅の信頼を寄せられている青年は苦笑する。 否……信頼というのはどうだろう。 ちょっと違うかもしれない。 彼の事を高町なのはに聞いた事がある。 するとなのはは深い溜息と共に……こう言ったのだ。 「ティアナ………一つだけ言っておくね…………………絶対に衛宮君を見習ったら駄目だよ?」 あの教導官がこう断言したのだ。 思わず、あんぐりと固まってしまった。 あの人にここまで言われる人物なんて未だかつていたか? そんな人、想像も出来ない。 とても興味は尽きないし、この機会に色々と親交を深めたかったのだが――― 「今日はもう話しこんでいる時間は無いようだな」 「はい、残念ですけど私もそろそろ行かないと。 もう……何やってるのよキャスターは」 そう、この後には二日目夜の最大の催しが控えている。 各々、その準備に取り掛からなければならない。 本来、こんなところで油を売っている時間すら無いのである。 名残惜しいが―――この風変わりな青年と交流を深めるのはまたの機会に取っておくとしよう。 ―――――― 「駄狐!」 「赤べこっ!」 湯を蹴るようにバックステップして間合いを取る両者。 敵意剥き出しの顔つきは、今すぐ第2ラウンドを始めようという面構えだ。 「これはご無沙汰ですねぇ―――風の噂では名誉の戦死を遂げられたとか? 魂魄まで砕け散ったはずの貴方が何故、一丁前に湯浴みなんかしてるんですか? 温泉に迷って出るとか、マジ有り得ねー」 「アンタこそ、フェイトに場外まで吹っ飛ばされたんだってね? さぞや絶景だったんでしょう? 打球の気持ちってやつを教えて欲しいわ。 フェンスに狐拓を刻み付けて、名実共に天然記念物に認定された感想と合わせてね」 バチバチと湯煙にプラズマが飛び散る中、二人の獣が睨み合う。 双方、猫か何かであれば全身の毛が逆立っていた事だろう。 「凹んでる時に辛気臭い顔を見せてくれたものですね……ご主人様を待たせてるんで、お先に失礼」 「あら? 逃げるの?」 「………あまり調子に乗らない事です。 魔力供給という名目がなきゃ、誰がアンタみたいな醜女と乳繰り合うかっての。 あの時の情けねぇ顔を思い出す度に笑いが込み上げてしょうがないですよ、プッスッスー(笑)」 「パパ、パラレルワールドの事なんか知るかーーー! 早く行きなさいよ、せいせいする! せいぜいティアナにエキノコックスとか移さない事ね! 念のため、私も身体検査してもらおっと♪」 「カッチーーーン!! 誰が寄生虫持ちかぁーーーッ!!? アッタマきたコイツっ!!」 ブチ殺す―――!!!!! 瞳に殺の一文字を称え、屠殺の構えを取る魔術師と狐。 「はいはい二人とも落ち着いて下さいな♪」 だが一触即発の両者に声をかける者がいた。 いつの間にか湯船の中央に漬かり、ニヤニヤと嫌らしい笑みを浮かべる新たなる来訪者。 「管理局に手酷くやられた者同士、争っても仕方無いでしょう? 私でよろしければ是非、相談に乗ってあげますけどぉ♪」 「アンタ………機人の……」 凛が呟く。 声のトーンが下がったのは臨戦態勢レベルの上昇に伴っての事。 眼鏡の奥より怪しく光る双眸。 戦闘機人ナンバーズの4―――クアットロ。 JS事件の実行部隊において策謀と謀略を旨とする スカリエッティの娘達の中で取り分け、危険な個体である彼女が一体、何の用か? 「あら、そんなに緊張しなくてもよろしいですわ。 私とて行楽を楽しむ客の一人。 こうやって皆さんと親交を深めたいだけだというのに♪」 「あからさまに胡散臭さダダ漏れでよく言いますね。 私は別に貴女とも、そこの赤チンとも友達になる気はありませんので」 「ちょっとアンタ……さっきから、赤べことか赤チンとか」 「それは残念。 サーヴァントともあろう方が魔導士に一蹴された無様をそのままにしておくとか。 雪辱を晴らす手伝いが出来ればと、こうして馳せ参じましたのに拍子抜けですわ♪」 湯船から上がり、浴室を後にしようとしたキャスター。 その尻尾がピクンと跳ね上がる。 「無礼な土偶ですね―――手足を千切ってあげましょうか?」 「私に八つ当たりしても事態は解決しませんわよ? 神様の断片さん。 貴女だって本当は外宇宙よりの来訪者との交流なんて苦々しく思っているクチでしょうに♪」 「――――――」 狐の目が冷たく、鋭利になっていく。 人間とは一線を隔す、おおよそ温かみの感じられない魔性の光。 どこで調べたのか知らないが、この人形はこちらの内心をある程度は解しているらしい。 そう、あの異世界からの来訪者達――― 齎す知恵と知識は、母なる大地に住まう者に確実に力を与えるだろう。 だがそれは即ち、ヒトがこの手より離れていく事を促す行為に他ならず 先ほど憂いていた事態を無下に促進する事と同義だ。 人の子が、自分の力で我が元を旅立つならばいい。 悲しいけれど受け入れる事は出来る。 だが、外部の者によって齎された知恵の実を貪り食って、それで得た進化など進化ではない。 単にそそのかされたのと何ら変わりが無い。 そんなものを認められるはずが無いだろう…… ――― いっそ滅ぼしてしまおうか ――― 管理局の船団が地球近郊をうろつくようになってから幾年。 そんな衝動に駆られる事もまた決して少なくはなかった――― 「しかし貴女も味わった通り、Sランク魔導士は管理世界における最強無敵の戦力です。 部隊として動けば、サーヴァントをも凌駕する難物。 貴女一人では到底、彼らを追い払う事はかなわないでしょう?」 覗き込むようなクアットロの機械の瞳。 挑発と誘惑を織り交ぜた言葉はとても甘く鋭く――― 「でも、この私の策があれば……」 「――――――――くっだらない」 だが幻惑の仕手の囁きを、サーヴァントは一蹴して切り捨てる。 「このタマモ、己の策で敵を絡め取る事は良しとしても、下賎な入れ知恵を恵んでもらうほど落ちぶれてはおりません。 彼らがこの地に有害か否かは、私の判断で私が決める事。 貴女………躍らせる相手を間違えると自身の身を滅ぼしますよ?」 あの程度の連中を最強無敵と断ずる人形に、九尾揃った自分の姿を見せてやりたい。 元々、揺り篭すら単体で落としかねない大妖である彼女。 本当ならば賢しい策など必要としない、強大な力の持ち主なのである。 (そもそも今のご主人様は管理局の人……そこに牙を向けられる道理がありません……) これ以上、主人の意に反する事は出来ない。 自分は今日まで彼女を困らせてばかりだ。 気持ちを切り替えよう……余計な事はもう忘れてしまおう。 抱えた憂鬱を振り払うように―――今度こそ、キャスターは浴室を後にする。 「は………煮え切らないサーヴァントですこと。 揺り篭を一人で落とすぅ? ハッタリ塗れの負け惜しみにしか聞こえませんわ。 さて………貴女はどうします魔術士さん?」 ゴミでも見るような目で狐の背中を見る機人。 実際、彼女にとって利用価値の無いものなどゴミ以下なのだろう。 今度は凛の方を向いて呟くクアットロである。 「ねえ。 ガンダムに勝つにはどうしたら良いと思う?」 「…………は?」 だが返って来たのは、沈黙を守っていた魔術師のそんな第一声。 「ガンダムに勝つには―――結局、同じガンダムに乗るしか無いのよね」 「あ、あの……ガン、ダムって?」 「ああ、何でもない。 貴女には関係ない話」 既に機人の事など凛の眼中には無かった。 「宝石剣で攻撃力だけ並んだところでしょうがなかったのよ。 技術、才能で5分ならば、せめて同様の機体を有さなければ話にならない」 ある…………一つだけ。 遠坂凛に残された最強最大にして最悪の機体が。 問答無用に強力で、理不尽なほどに破滅的な――― ――― 覚悟を決める時なのかも知れない ――― 切り札は初めから用意してあったのだ。 一つの決意を旨に秘め、凛もまたその場を後にする。 「……………」 そして一人残された機人。 「バカな人達…………勝手にすればよろしいですわ。 私は私で、祭を盛り上げて差し上げるだけですから♪」 自分を無視して行ってしまったゴミ2つ。 特に気分を害する事もなく、機人は一人ほくそ笑む。 人影の無くなった浴室――― チャポンという水面が跳ねる音と共に 女性らしい流線型を描いた人工の肢体が、新たに浴槽に浮かぶのだった。 ―――――― 「「惚れてまうやろーーーーーっ!!!」」 高度300m、奈須の空に少女の声が響き渡る。 「あー気持ちイイ! 肌に刺すような空気がたまらない!」 「ですよねー! 私も落ち込んだ時、こうやって気分転換するんですよー!」 世に言う絶景とはこの風景の事を指すのだろう。 人がゴミのようだと呟きたくなる。 彼女達を背に乗せて飛翔する巨竜ヴォルテールがイリヤとキャロの歓声に答えるように唸る。 「神竜……こちらの竜とはちょっと位置づけが違うようだけど 私のバーサーカーとどっちが強いかしら?」 「うーん、制御の難しさは良い勝負だと思いますよ? よく暴走させて怒られてます」 てへっと舌を出して笑うキャロ。 今のはひょっとして冗談なのか? 「丁度良いわ。 今夜のアレで決着をつけましょう……… と言いたいところだけど、サイズ的に無理かな」 「はい……残念ながら、余裕ではみ出しちゃいます」 何にせよ昼の教導では大人しくしていたイリヤ。 フラストレーションも良い具合に溜まっている。 せいぜい晴らさせてもらうとしよう。 ついでに凛の仇も取ってやらねばなるまい! 「さあ、出陣よ! バーサーカー!」 雪の少女が大空に必勝を誓う。 そして―――――――――――祭は始まった!! ―――――― 前 目次 次
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絆キズナ語ガタリ 半端者・阿良々木暦 ◆mist32RAEs 風が吹いている。 中央の闘技場を囲むすり鉢状の観客席、その最上段を並足で進む悍馬にまたがる漆黒の鎧武者が一騎。 蹄が石畳に突き刺さる鋭い音、鎧がこすれる金属の音が混ざりあっている。 さて、ここから北の山を見れば、白みがかった薄闇空の下で炎が輝き、黒い煙が立ち上っていた。 だが武者はそれを一目見るだけで、背を向け逆方向――すなわち南側の席へと馬を向かわせる。 鎧武者の名は織田信長。 わずか一代で戦国百年の世に覇を唱えんとした傑物の眼に、その火は価値なしと写ったのだ。 荒耶宗蓮と名乗るあやかしの者曰く、西に戦機あり。 それを完全に信じているわけではないが、地図を見るに、今からそこへ向かうことによる利はほぼ皆無である。 北には火山と城。立て篭もるならば要害の地に陣を構えるは必然の理だが、攻めるはこちら。故に不要。 東から逃げた者共がそちらに向かったとしよう。 とすると、さらにそこで戦が起こり、火が燃え盛っていると考えるべきだ。 そこでさらに逃れるとして南はすでに封鎖されている。ならば西か、北か。 どちらにしろここから追撃するは難し。故に結論は――利はなし――である。 むしろつい先刻、轟音をとどろかせた薬局なる場所のあたりからさらに西へと追撃をかける方が理にかなっている。 これは追撃戦である。信長は追う側だ。 たった一騎ではあるが、その一騎は万夫不当の古強者である。 真っ向からぶつかれば、あらゆる敵を粉砕せんとする気概と自負、なによりそれを可能にする剛力がある。 さりとて敵も侮りがたし。これまで戦った中でもいわゆる弱卒はいなかった。 信長よりも力が弱いことは問題ではない。臆病風に吹かれ、腰が引けたものがいないという点が何よりも手強い。 臆病風というものはいかなる強者が集った軍といえども、たちどころにヒビを撃ちこむ。 一人が勝手に逃げようとすれば、そこに穴が開き、さらにつけ込まれれば小さな一穴から大きく割れる。 鉄と木材では前者のほうが硬いが、ひび割れた鉄ならば木の棒ですら砕くことは不可能ではないということだ。 だがそれは通じない。 今までも信長の前に死兵となって立ちふさがった敵はことごとく打ち砕いてきたが、それと引換に大勢の退却をことごとく許してきた。 そしてその死兵共によって受けた傷も決して浅くはないのだ。 「敵は寡兵。しかし、寡兵よく大軍を破る也……か」 よくも云うたものよ、と信長は魔王と呼ばれる凶悪な面相に笑みを浮かべた。 アーニャと名乗る娘やこの駄馬は、信長という一個にして大軍に匹敵する強大な力の傘に入らんとする弱卒であった。 手こずるは道理ということか。古来より幾度となく示されてきた兵法の理というわけだ。 ならばこちらも寡兵となればよい。駄馬は少しでも逆らうならば即座に斬る。 信長独り、天下に一騎で覇を唱えんとす。 六天魔王ではなく、何も持たぬ尾張のうつけとなればよい。 いや、そうでなくては勝てなどしないだろう。 「まさに……是非もなし、かよ」 自らの手で治療した傷を、身に纏った鎧の上から撫でた。 その目は獣のように爛々と輝いている。 戦国乱世を生きるいくさびとの本能が高ぶってきていることを自覚する。 切り刻まれる兵士の悲鳴。 焼かれて悶える愚民どもの絶叫。 怯え、泣き、媚びへつらうネズミの如き者共の呻き。 なにより命をゴミのように散らす戦場の地獄。 これらを悦しまずして何の戦国か。何の乱世か。 「さて、参ろうぞ……往けィ」 馬のたてがみを掴んで促すと、並足から歩調を速めて駈け出した。 魔王をまたがらせた軍馬の蹄が地面を打ち鳴らし、重い音を響かせる。 闘技場の急な角度の階段を一気に駆け下りて外へ出る。 往くは南、そこから回って西へ。 東から逃げていった者はどこへ向かうか。北は可能性が薄い。南に逃げれば袋小路である。 ゆえに重要なのはE-2にある、西へ抜ける唯一の橋だ。そこに到るまでにめぼしい場所を回りながら追い詰めていけばよい。 信長が進む先はちょうど一日前に戦国最強と矛を交えた場所に近いが、遠くから見てもわかるほどに様変わりしていた。 その荒れようは以前とは比べ物にならない。 石や鉄でできた建物はことごとくが瓦礫と化しており、戦場跡が生ぬるく感じるほど。 これは地獄がこの世に顕現したとでもいうのか。 だが眼下に広がる風景はまさにそれであった。 信長は何も言わずに馬を走らせる。しかしその表情が物語っていた――良き眺めである、と。 南方面の辺り一帯は滅びと死で埋め尽くされたような光景だが、しかしそれによって余計な障害物が除去され、かなり遠くまで見晴らすことができるようになっている。 ゆえに見つけたのだ。巨大なる船を。 そして立ち上る黒煙、つまり戦の爪痕も。 もしそこにまだ戦を起こした何者かがいるならば、黒煙はこの悪騎の手によって新たなる戦の狼煙と変わるだろう。 猛烈な勢いで軍馬の蹄が大地を叩く。 みるみるうちに船の姿が大きく近づいてくる。 魔王襲来まで、あとわずか。 ◇◇◇ 海風が通り過ぎる船のデッキ上で、呆れたような、つっけんどんなその言葉はまっすぐ浅上藤乃へと突き刺さった。 「――まったく、何なんだ。お前は」 再会した両儀式の第一声である。 豪華客船エスポワールのデッキの上で、浅上藤乃、グラハム・エーカー、両儀式、白井黒子、枢木スザク、阿良々木暦は合流を果たした。 サザーランドは何か緊急の事態が起こればすぐさま起動できるように船着場に待機させてある。 見張りは双眼鏡を使って交代で行いながら、まずは集まり話しあおうということになった。 ちなみに天江衣は船に備え付けの長椅子で作った寝台で気絶中である。 輸血に必要な金額は1000ccで一億。それをグラハムは迷わず選択した。 もともと衣自身がそのほとんどを稼ぎ出したようなものである。反対意見など出るはずもなかった。 早速、必要な器具も揃えて輸血を開始する。今すぐ命に関わる容態ではないということがわかったのは不幸中の幸いだった。 あまりゆっくりしている暇はないが、一気に血を入れると心臓に負担がかかり、心不全を起こす可能性があるからだ。 とりあえず黒子、藤乃の両名が代わる代わるに様子を見ることにしている。 他には残ったペリカでRPG-7を二つ購入し、グラハムと暦が持つことにした。 「両儀……式、さん」 「真田幸村を殺したんだろ……お前に会ったら殺してやろうと思ってた」 低くハスキーな声だった。 殺す――という物騒な単語が飛び出たことでまず動いたのは阿良々木暦。 「待ってくれ、両儀……じゃない式。浅上はもう人を殺さない、僕が殺させないし、それに――」 暦が両儀と呼ぼうとしたら、物凄い眼で睨まれる。 なんだか知らないが苗字で呼ばれるのをやたら嫌がっているのだ。駅ではじめて会った時のことを思い出す。 昨日のことだってのに、なんだかえらく昔のことのように思えるのは、きっと気のせいだ。 あの時はとりあえず分散して行動しようというだけで、ちゃんと会話したことはなかったろうか。 「……殺したんだろ。必然の理由もなく殺そうとして――殺した」 「……はい」 浅上は、そんなおっかない式の顔をまっすぐに見つめ返して静かに、強く頷いた。 暦はそれを見て思う。 自分は浅上を救えたのか。いや、そんなに自分が大層なことをやれると思える根拠はこれっぽっちも持っちゃいない。 一番救いたいヒトも救えなかった、どうしようもない優柔不断の半端者だ。 それでも、浅上は前を向いている。その助けに、ほんの少しでもなれただろうか。 幸村はいい奴だった。 単純で、暑っ苦しくて、お人好しで、何よりも真っ直ぐで。 決して死んでいい奴なんかじゃあない。 いや、死んでいい奴なんかいないと、そう思う。 誰かの同意を得ようとは思わないけど、そう思う。 とにかくそれでもあいつはきっと皆に好かれる奴だったろう。 死んだら、居なくなったら悲しむ奴はきっと大勢いるはずだ。真田幸村とはそう思わせる人間だった。 それだけじゃなく加治木ゆみをはじめとする、暦に面識がない人間だってきっと死ねば誰か悲しむ人間がいる。 阿良々木暦が戦場ヶ原ひたぎを奪われて絶望に沈んだように、だ。 そんな人間の命を浅上は奪ったのだ。それは消せないし、消してはいけない事実。 「駅の近くでお前の声を聞いたよ、浅上藤乃。あの雨の夜に聞いた時と同じ、誰かを殺したくて殺したくてたまらない声だ……凶がれ、ってな。 なのに、お前はどうして……ああ、くそっ。何で境界の外にはみ出したお前にそんな眼ができるんだ……?」 式は浅上を問い詰めるというよりも、自分の中にある何か――暦に分かるはずもないが――を持て余しているように見えた。 衛宮を殺したのは式だということは聞いた。 だけど、それは荒耶宗蓮とかいう主催側の人間に操られていたから仕方ないことであるとも。 ここに来てから、この中で衛宮と付き合いが深い方であろうグラハムや白井が何も言わないのだから暦が何を言うまでもない。 「私は――」 そんなことを暦が考えていると、浅上が意を決したように言葉を切り出した。 誰もが視線を集める。いや、天江衣だけは皆が座っている直ぐ側で青ざめた顔のまま、横たわっているが。 「私は、生きていたい」 はっきりとそういった。 デッキに海風が吹きすさぶ中で、誰の耳にもはっきりと聞こえるように言い放った。 「誰かを殺して、誰かから恨まれても、なら私はその罪を償いたい、謝りたい。 それで許されなくて傷つけられたとしても、それで辛くて、苦しくて、痛い思いをしても、どうしようもなく無様でも」 自らの胸を抉る重い何かを握りつぶすように、浅上は胸に当てた両手を組んでぎゅっと握り締めながら、震える声を絞り尽くす。 大声ではない。それでも浅上の声は皆に響いた。いつの間にか海風は止んでいた。 だが誰もそれを気に止めることなく、その淡紅色の儚げな唇から紡ぎだされる言葉をただ待っていた。 「死にたくない、もっと、生きていたい。消えたくない、もっと、話していたい。終わりたくない、もっと、想っていたい……!」 辛い。 苦しい。 痛い。 惨めで、虚しくて、心が痛くてたまらない。 痛くて、痛くて、その痛みにいつしか負けてしまいそうになる。 その先にバッドエンドしか待っていないと分かっている。 大切なものを守れない、救えない。 そんな自分の不甲斐なさと情け無さで涙が出る。 それでも。 それでも、まだ渇望する。 ――生きている。 「――まだ、ここに、いたい」 ――僕も同じだ、浅上。 そんな思いが阿良々木暦の胸中を満たす。 目の下が痺れるように熱くなって、涙が溢れそうになる。 それをどうにか堪えながら、両の拳をいつのまにか力いっぱい握りしめていた。 「……そうか」 両儀式はそれを受けて、軽くため息をついてから素っ気無く言い放った。 初対面から愛想の欠片もないキャラクターだったがゆえに暦にその胸中は測れない。 ただ、そういって自分の椅子に深く座りなおした時の表情からは、とにかく面白くないとかそういった類の感情が溢れ出していた。 とはいっても、付き合いが浅いにも程があるのでそれが正確とは言えないだろうけど。 「……本当に、どこまでも、無様なとこまで俺たちは似たもの同士だな」 それだけ呟いて、あとはもう何も言わずに黙りこんでしまった。 同類? 浅上と、式が? わからない。 事情の分からない暦には入り込めない領域の話なのかもしれない。 言われた方の浅上は少しだけ式のほうを見つめてから、静かな仕草で俯いて押し黙る。 誰も何も言わず、僅かな間だけ沈黙が場を支配した。 ◇◇◇ 「では当面の問題を整理しよう」 グラハムが新たな議題を切り出した。 衣の容態は今まで黒子が見ていたが、交代して藤乃に替わっている。 まず最初に対処すべき問題は何か。 筆記用具を使って要点を書き出した。 ①天江衣、白井黒子を始めとする各メンバーの治療 ②西にいるルルーシュたちとの穏便な合流 ③一方通行や織田信長、荒耶宗蓮などへの対処法の準備 ④ルールブレイカーを使った首輪の解除・解析 「……こんなところですわね」 衣の看病を藤乃と交代して論議に加わった黒子が簡潔に議題をまとめる。 それに反対意見はない。 とりあえず④は後回しでも問題ない。 まずは確実にここいら近辺に潜んでいるであろう一方通行や荒耶宗蓮への対処をどうすべきかだ。 今、また戦闘となれば全滅となる可能性はかなり高い。 完全なセーフティなどこの地には存在しないが、明確な危機からは一刻も早く遠ざかって安全を確保しなくてはならない。 そして黒子や衣はもちろんのこと、その他のメンバーもほぼ満身創痍だ。 ならばまずやるべきは①と③であるという結論になる。 「ルルーシュとの合流を急ぎましょう」 そこで枢木スザクが意見を申し出た。 これは彼自身の目的と一致する。 だが、もちろんそれだけで言っているのではない。 「式さんの話を聞く限り、ルルーシュは強力な武装と多くの人数を纏め上げながら、西で主催を倒すための調査をしているらしいです。 ④だって、僕らだけじゃどうしようもなかった。式――彼女が来てくれたからこそ生まれた手がかりです。 合流できればもっと新しい情報を得ることができるかもしれないし、西というのも好都合だ。一方通行からはひとまず遠ざかることができる。 人数がいるというのもいい。そのぶんだけ支給品と情報を揃えていると見ていいし、他の治療設備の情報も手に入るかもしれない」 支給品はイコール強力な武装である。衣の輸血でペリカの大半を使ってしまった以上、ここで強力な武装を買うことはできない。 となれば合流が第一の選択肢となるのは当然のことだ。 式の話によれば、少なくとも数億のストックが向こうにはあるらしい。 ならばこちらを遥かに上回る強力な戦力となっていることは想像に難くない。 「ああ、そういえばショッピングセンターだっけかな……一億だか二億で義手売ってるぜ。 どうやって取り付けるかは知らないけど、もしそれが本物なら性能は保証する。支払いは合流すればこっちでなんとかできるしな」 両儀式がスザクの片腕に気づいてそんな情報も教えてくれた。 本物にしか見えない彼女の左腕は、その義手だと言う。 半信半疑といった反応を皆が見せると、着物の袖をまくってその左腕を晒し、なんと手首のやや上あたりがパッキリと折れて開いた。 そこにナイフを仕込んでおくためのギミックだという。 さすがにこんなものを見せつけられては信じざるを得ない。 彼女曰く、お前に潰された腕さ、結構立派なもんだろ――とのことだ。 そう言われた浅上藤乃は困ったように俯いてしまったのだが。 ともかくスザクの義手購入という項目もやるべきこととして追加されることになった。 「確認しました。ルルーシュ・ランペルージの位置はD-1だそうです」 「すまない、阿良々木少年。ご苦労だった」 3000万支払って向こうの現在位置確認を済ませ、改めて話をルルーシュとの合流に戻すとする。 他のメンツ――例えば暦などにとってはルルーシュは極めて信用ならない男だろう。 だがこちらにはスザクがいる。 式が相も変わらず極めてぶっきらぼうに述べるには、ルルーシュのほうでもスザクを探していると言っていたらしい。 例えばユフィが生きていたように、スザクとは違う世界――ルルーシュとスザクが決定的に決裂していた時間から呼び出されたとしたら、わざわざそんな真似はしないだろう。 ならばこの条件がある限り、少なくとも問答無用でこちらを排除しようとは考えないはずだ。 危険地帯からの脱出、戦力アップ、情報入手、あわよくば治療手段まで手に入るのだ。 薬局で何らかのリスクを背負い、おまけに再び最強の能力者に遭遇するリスクと比較すれば、迷うなどあり得ないほどの選択肢。 だが、そこに到るまでには一つの懸念が高い壁となって彼らの前にそそり立つ。 「……穏便に合流できればの話だな、それは」 「ええ、問題はそこですわ」 グラハムと黒子の意見はもっともだ。 ルルーシュの側には阿良々木暦を殺そうとする平沢憂という女の子もいる。 これも式からの情報だ。そんな人物を仲間に引き入れているルルーシュは穏やかな合流という選択を選ぶかどうか。 「それは僕がなんとかすればいいだけでしょ。いいさ……やってやる」 「阿良々木さん……」 「だが、いきなり名乗って向こうに無駄に警戒されることもあるまい。最初は枢木スザク、あなたが彼らと接触すべきだ」 「わかりました」 次は移動だ。 モタモタしている暇はないので迅速に行きたいところだが、ケガ人を抱えて最速の行軍というわけにはいかない。 それにまずは順調な合流を行うためにも、ファーストコンタクトの人選は慎重に行うに越したことはないだろうということになった。 まず最初にスザクと式に馬に乗って西へ向かってもらおう、とグラハムが提案する。 集団のリーダーとなっているルルーシュに面識のあるスザクと再度合流のために戻ってきた式の二人ならば、滅多なことでは争いにはなるまいとの判断だ。 後発の五人は藤乃の千里眼で周りを警戒し、グラハムのサザーランドが守りながらケガ人に極力負担を与えないようにして後を追う。 とくに反対意見は出ず、議論はひとまずまとまった。 「現状ではこれがベスト……のはずですわ……ぐぅっ」 「あまり無理をするな白井黒子」 早速船を降りようとする黒子が肩を抑えて歩みを止める。 グラハムが気遣うが、彼女はそれを不要と断り、気丈な笑顔を返した。 「心配ご無用ですの……そういえば……グラハムさんは衣さんのお友達でしたわね」 「? あ、ああ」 「でしたら私も衣さんのお友達でしてよ。友達の友達もまた友達――ですわ。私のことは黒子で結構ですの」 「君は……強いな。そうか、ならば浅上藤乃。いきなりで失礼だが貴女も我々の友になってくれないか」 精悍で凛々しい、いかにも軍人らしい顔に苦笑いを浮かべながらもグラハムは、はっきりと告げる。 言われた方の浅上藤乃は突然のことに戸惑いながらも、まんざらではないと言った風だった。 そしてそれを受けて、迷いなき両眼に力強い意思の輝きを宿し、勇敢な軍人は高らかに告げる。 「フッ……ならば私も天江衣の友として、あえてここに告げよう。君たちは皆、私の友であると。 浅上藤乃、阿良々木暦、そして枢木卿に両儀式! 君たち全てはこのグラハム・エーカーの同志、そして戦友だ!」 少し離れた場所で見守っていたスザクは、年長のまとめ役として見ていたグラハムの突然の奇行に内心あっけに取られていた。 その近くに佇んでいた式などは、おいおい……とかろうじて聞こえる程度の呆れた声を漏らして視線を逸らしたほどだ。 黒子や阿良々木たちも見れば似たり寄ったりの反応だ。だがグラハムはお構いなしに横たわっていた衣を優しく抱き上げながら、皆に出発の準備を促す。 天江衣の輸血は時間が足りず完全ではないが、だいぶ顔色はよくなっているようだった。 「――あれ、あの馬がいなくなってるぞ!?」 「無理もありませんわね……危機を察知して逃げたのでしょう」 「……馬ならここにある。使うか?」 「式、さん。あ、あの……ありがとうございます」 先に船から降りて準備を進める彼らを上から眺めながら、スザクはゆっくりとタラップを降りる。 決裂することがあればルルーシュにつくと断言した身だ。 グラハムがどういったところで自分は同志、ましてや友などにはなりえない。 歩みを進めながら、そんな冷めた視点で思考している最中に、背後から声をかけられた。 「スザク。失礼だがそう呼ばせてもらおう」 「ええ……そうですね」 「フッ、失礼だといった」 「要件は、何です」 彼らを好むと好まざるとに関わらず、スザクにはどんな犠牲を払ってでも必ず守るべきものがある。 そのためには彼らを切り捨てかねないというのに、わざわざ親しくなろうとは思えない。 だがらあえて冷たい声色で返答する。 「君は勝利の味というものを知っているかな」 「なんですか……それは」 「勝利の栄光というやつさ。何かを勝ち取った時の喩えようもない高揚、興奮というものは美女や美酒よりも代えがたいものだ」 「……僕には」 枢木スザクという青年の短い人生にそんなものは存在しない。 逆に負け続けの生涯。年端のいかぬ子供の時分に父親を殺した時から、その巨大すぎる敗北の負債を支払うために生きてきた。 それは決してスザクのせいではない。だが、そんな辛い道を他の誰かに歩ませたくはないと、だから背負い、そうやって歩み続けてきた。 その道の途中、過程でこぼれ落とした更なる犠牲。そして生まれた罪。 さらにそれを償い続けるための無限地獄が枢木スザクという男の人生だった。 「僕は――」 「背負いこみすぎだ。君はそういう顔をしている」 「え」 その言葉に振り向いていれば、そこにいるのはニヤついた笑みを浮かべる腑抜けなどでは、断じてない。 気絶した少女を背負いながらも、双眸に燃え盛る炎を宿したまごうことなき戦士の貌だった。 「死んだものの想いを背負うのを悪いとは言わん。だがそれには所詮たったひとり……おのずと限界がある。 私とて此処に来る前は、先に逝った部下たちの死を背負うので精一杯だった」 「僕がそうだと……」 「君に限った話ではない。例えば阿良々木少年も君と同じだ。いや、きっと皆そうだろう」 ――戦場ヶ原ひたぎ。 ――ユーフェミア・リ・ブリタニア。 「十分に背負ったのならそれ以上無理をすることはない。もっと別の、やれるべきことがあるはずだ。 もっとも大事な自分だけの特別なもののみ背負っていけばいい。私はその答えをここに来てから皆に教えられた」 「グラハムさん……それは――」 「導くことだ。自ら先頭を切って歩み、道なき道に標をつける。その道が正しいならきっと皆が、君が背負わずともついてくる」 「どうして――」 ――そんな話を? 表情だけでスザクがそう問うと、グラハムはただ笑った。 「もはや負けるわけにはいかん。死亡者を放送発表と照らし合わせた数を考えてみろ。 殺し合いに加わらないのは、もうこのグループとルルーシュという人物の集団しか残っていない可能性が高いからだ」 「……はい」 残り二十二人から死亡を確認した人数を引き、そこから自分たちとルルーシュの集団、一方通行や織田信長のような危険人物をさらに引く。 グラハムの言うとおりだ。神原駿河、アーチャー、レイ・ラングレン、そして一方通行の手にかかった者たち……彼らを犠牲にして大勢が生き延びた。 その結果がこれだ。 「ゆえに背負うな。もはや敗北を取り繕うための犠牲は意味が無い。 我々は勝つしかない。そのために――」 「わかっています。大丈夫ですよ、グラハムさん」 「スザク……」 「彼女はこう言ったんです。ユフィは……僕に、『生きて』と」 ◇◇◇ 「両儀式……信長とまみえるか」 電車からF-5の駅に降りたった赤毛の女性は何も無い虚空を見つめ、つぶやいた。 ――聖杯戦争。 明確に実現する願いは、 世界にただ一つしか許されない。 各々(ひとびと)の願いは、 たとえ同じ思想で出来たものでも、 食い違うものであるからだ。 故に、彼らは競い合い、奪い合い、殺し合う。 万能の願望機は、ただ一人の勝者にのみ与えられる。 サーヴァントという超常の力はそのために聖杯より分け与えられる。 とある世界で、この世全ての悪にまみれた汚濁の力。 とある英霊はそれを浴びて受肉を果たし、とある求道者はそれを浴びて死より蘇った。 この世全ての悪――アンリ・マユ。 起源は中東のゾロアスターにあり、遠く離れた日本の戦国時代とは縁もゆかりもない。 だがそれに酷似した能力を、このバトルロワイアルの途中から制限を振りほどいて振るう者がいる。 言うまでもなくそれは第六天魔王、織田信長。 荒耶宗蓮は考える。 まがりなりにも聖杯の力を振るう者、すなわち根源へと通ずるものではないのか。 力を使い出したのは第二放送後、つまり最初に脱落したサーヴァントであるキャスター、そしてセイバーが死んだ直後。 それからアーチャーを撃破し、バーサーカーが脱落、ライダーに致命的な傷を負わせるなど、もはや災害と言っていい猛威を振るい続けている。 死んだサーヴァントが聖杯へと還り、そしてその力を増すのであれば。 聖杯の力を振るうのだとすれば、その聖杯に力が満ちるに従って、振るわれる暴威も強力となる理屈だ。 「同じ戦国武将としても、奴だけがあまりに規格外すぎる……」 この仮説はあまりに常識外だ。 だがそう考えればつじつまが合う点がある。 どれだけ突拍子がなくとも、それしか答えがないのならば、真実はそこにあるのではないか――。 「織田信長……奴はサーヴァントだ」 聖杯に何を願ったのかは分からない。 だがそれと引換にして、鬼すら食らう羅刹どもが跋扈する戦国婆裟羅の世に覇を唱える力を手に入れたとするなら。 もしそうであるならば間違いなく属性は反英霊であろう。 そんな怪物が両儀の女と激突する。 もしや、そこに道が拓けるかもしれない。 荒耶宗蓮が願ってやまない根源への道が。 「往くか……?」 無感情な女の声だけが無人の駅に響いて消えた。 【F-5/駅構内/二日目/早朝】 【荒耶宗蓮@空の境界】 [状態]:身体適合率(大)、身体損傷(中)、格闘戦闘力多少低下、蒼崎橙子に転身 [服装]:白のワイシャツに黒いズボン(ボロボロで埃まみれ) [装備]:オレンジ色のコート [道具]:凛のペンダント(魔力残量:極小)@Fate/stay night [思考] 基本:式を手に入れ根源へ到る。 0:行くか……? 1:体を完全に適合させる事に専念する。 2:信長を利用し、参加者の始末をしてもらう。 3:必要最小限の範囲で障害を排除する。 4:利用できそうなものは利用する。 [備考] ※B-3の安土城跡にある「荒耶宗蓮の工房」に続く道がなくなりました。扉だけが残っており先には進めません。 ※D-5の政庁に「荒耶宗蓮の工房」へと続く隠し扉がありますが崩壊と共に使用不可能になりました。 ※エリア間の瞬間移動も不可能となりました。 ※時間の経過でも少しは力が戻ります。今現在、体は蒼崎橙子そのものですが、完全適合した場合に外見が元に戻るかは後の書き手にお任せします。 ※海原光貴(エツァリ)と情報を交換しました。 ※A-7の櫓に、何かしらの異常が起きた事を察知しました。 ※バーサーカーを倒したのは、ルルーシュであると確信をしています。 ※何か強力な武器が手に入ったら、信長に渡す約束をしています。 ※一方通行の異常に気付きました。 ※イリヤが黒幕である事を知っています。 ※信長が』サーヴァントであるという推測を立てています。 ※この後の選択はあとの書き手さんにお任せです。 ◇◇◇ 風を切って疾走する騎馬は廃墟のど真ん中を突き抜けて、全てを蹴散らすような勢いで船を目指し突撃する。 瓦礫を飛び越え、目指す敵へと一直線だ。阻めるものなど何もない。 船着場らしい開けた場所へたどり着けば、そこには読み通りに倒すべき敵がいた。 人数を数えることはしない。ただ、目の端に大仰なカラクリ人形が鎮座する様が写った。 織田信長の脳裏によみがえる屈辱の光景。 年端もいかぬ小童にその生命を引換とはいえ一杯食わされた。 同じ轍は二度と踏まぬ。 機先を制したはこちら。だが、それだけだ。 立て直されれば、数に置いて勝る敵に手こずるは必定。 「ならばその機先によって、一撃で仕留めてくれるわ!!!!」 波が生まれた。 黒くおぞましい、液体とも個体ともつかぬ曖昧な何かが信長の元より、ぞわりと沸き起こる。 それは広がり寄り集まって、疾走する騎馬の後ろに付くようにしてその規模を巨大化させていく。 まるで魔王の元に従う地獄の軍勢のよう。ざわざわとのたうち回り、それによってか、薄気味の悪い呻きの如き音を撒き散らす。 廃墟の瓦礫はたちどころに飲まれて、残骸すら残らない。 「くくくくくく……」 見れば向こうも気づいたか、それぞれカラクリ人形や馬に乗り込み、体制を整えようとしている。 だが遅すぎる。 初撃はとった。 そしてこれで終わりとなる。 「闇に滅せよ!!!!」 その大音声が響くと、黒い波は津波に変わった。 空を覆わんばかりに猛り、そして全てを焼き尽くして飲み込もうと襲いかかる。 虫けらに何も出来はしない。まさに災害。 大軍に押しつぶされる寡兵の如し。 いかに寡兵がよく大軍を破るといえど、真っ向からぶつかり合えば小さきものが押しつぶされるは道理。 全て滅びよ、と魔王の力のすべてを以て瘴気の津波を叩きつけた。 ◇◇◇ ――なんだこれは。 両儀式は驚きとともに目の前にできた黒い壁を見上げる。 騎馬でこちらに向かってきた相手は織田信長。 以前、戦ったことがあるが、あの時はこんなものを使ってはこなかった。 魔眼を使っても直死の線は見えない。 かつて浅上藤乃の魔眼を見切ったのと同じように、おそらく回数を重ねればどうにかなるだろう。 だが、初見では無理だ。グラハムが怒鳴りつけるように逃げろと指示をだしているが、逃げ場なんてないと悟るのに時間はかからなかった。 「式さん!」 白井黒子だった。 衛宮士郎から守ってくれと頼まれた女は、こちらに向かって手を差し出す。 グラハムから預けられたのか、逆の手には気絶した子供を抱いて。 「テレポートします! 早く手をとって!」 テレポート……瞬間移動か。 ああ、なら逃げられるかもな。 でも――、 「他の奴らは?」 そう言うと白井は悔しそうに、いやむしろ泣きそうな顔でこう言った。 式にはむしろ予想はついていたのだが。 「130kgの重さまでしか持っていけませんの! 衣さんと私を含めると貴女が限界ですのよ!」 そう。 そんな理由でもなければ衛宮士郎を殺した自分をわざわざ助ける義理はない。 無論死にたくはない。死にたくはないが――、 「浅上を連れてけ。あいつなら俺と大差ないだろ」 そう言って少し離れたところにいる浅上藤乃を指さした。 ちなみに側には阿良々木暦もいる。 「そんな……」 「あいつははっきり言ったんだ。ここにいたい、って。なら……生きたいって強く想える奴が生きればいい」 「そんな!」 「おれだって死にたくないけど仕方ないだろ……早く行け!」 ああくそ――時間が、ない。 時系列順で読む Back GEASS;HEAD END 『再開』 Next 傷キズ泣ナ語ガタリ 螺旋眼・浅上藤乃 投下順で読む Back GEASS;HEAD END 『再開』 Next 傷キズ泣ナ語ガタリ 螺旋眼・浅上藤乃 284 理想の果て(後編) 荒耶宗蓮 291 BRAVE SAGA『絶望』 285 正義の味方 白井黒子 289 傷キズ泣ナ語ガタリ 螺旋眼・浅上藤乃 285 正義の味方 阿良々木暦 289 傷キズ泣ナ語ガタリ 螺旋眼・浅上藤乃 285 正義の味方 グラハム・エーカー 289 傷キズ泣ナ語ガタリ 螺旋眼・浅上藤乃 285 正義の味方 枢木スザク 289 傷キズ泣ナ語ガタリ 螺旋眼・浅上藤乃 285 正義の味方 浅上藤乃 289 傷キズ泣ナ語ガタリ 螺旋眼・浅上藤乃 285 正義の味方 天江衣 289 傷キズ泣ナ語ガタリ 螺旋眼・浅上藤乃 285 正義の味方 両儀式 289 傷キズ泣ナ語ガタリ 螺旋眼・浅上藤乃 287 裏切り者、二人と一匹 織田信長 289 傷キズ泣ナ語ガタリ 螺旋眼・浅上藤乃 287 裏切り者、二人と一匹 伊達軍の馬 289 傷キズ泣ナ語ガタリ 螺旋眼・浅上藤乃
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登録日:2019/11/13 Wed 00 05 43 更新日:2024/06/09 Sun 07 30 33NEW! 所要時間:約 132 分で読めます ▽タグ一覧 SF こちら側のどこからでも斬れます またつまらぬものを斬ってしまった ファンタジー ライトセーバー ロマン項目 万物両断 世界切断 何でも斬れる剣 兵器 刀 分子切断 切れ過ぎてヤバイ 剣 剣技 剣術 単分子 原子切断 厨二項目 名刀 因果切断 大剣 妖刀 宇宙切断 惑星切断 意外と斬れないものも多い 所要時間120分以上の項目 所要時間30分以上の項目 所要時間60分以上の項目 所要時間90分以上の項目 手刀 技 技術 斬れぬものなど、あんまりない! 斬鉄剣 日本刀 時空切断 架空の兵器 架空の刀剣 架空の武器 概念切断 次元切断 武器 武器項目 男のロマン 矛盾 空間切断 精神切断 素粒子切断 聖剣 術 西洋剣 超振動 銀河切断 鞘に入らない 魂切断 魔剣 魔法 何でも斬れる剣とは読んで字のごとく何でも斬れる剣である。 ●目次 【概要】 【何でも斬れる剣たち】〔実体剣〕斬鉄剣(ルパン三世) 斬鉄剣(Elona) 斬鉄剣(FF14) なんでも切れる剣(サイボーグクロちゃん) 斬妖剣(ブラスト・ソード)(スレイヤーズ) 鞘伏(BLEACH) 斬刀 鈍(ナマクラ)(刀語) 魔法剣キラキラ 地の剣(魔法陣グルグル) 霧斬(9S) 鳴神尊(9S) 醒剣ブレイラウザー(仮面ライダー剣) 重醒剣キングラウザー(仮面ライダー剣) 醒剣グレイブラウザー(劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE) ファイズエッジ(仮面ライダー555) GS-03 デストロイヤー(仮面ライダーアギト) ガタックダブルカリバー(仮面ライダーカブト) ハンドル剣(仮面ライダードライブ) ガンガンセイバー(仮面ライダーゴースト) ディープスラッシャー(仮面ライダーゴースト) ガンマイザー・ブレード(仮面ライダーゴースト) ジカンギレード・ケンモード(仮面ライダージオウ) ザイアスラッシュライザー(仮面ライダーゼロワン) フェアグダード(仮面ライダーリバイス) 魔神剣(高速戦隊ターボレンジャー) 神剣フラガラッハ(海王ダンテ) 神剣フラガラッハ(ARMS) 超振動ブレード(ARMS) 秘剣『薄羽蜻蛉』(魔法科高校の劣等生) 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だけでしかないので、 当たらなければどうということは無い 。 剣は凄いが使い手がヘボすぎる場合は、 剣を使うのではなく剣に使われる 点を愚弄されて倒される事もある。 「切れ過ぎるが故に使用者も危険」という要素も孕んでいるので、使い手が三下すぎる時には自滅で負ける事も……。 『ONE PIECE』のロロノア・ゾロ曰く、「主人の切りたい時に切りたいものだけ切るのが本当の名刀」とのことなので、使い手の意思すら無視してなんでも叩き切るこれらの剣は名刀というよりはどちらかというと魔剣/妖刀の部類なのかもしれない。 防御が出来ずに決まれば一撃で倒せるという特性上、バトル物において扱いにくく基本的に回避されるか、薄皮一枚の浅手ですまされる事が多々ある。 ゲームに至っては一撃必殺だとゲームバランスも何もないので、設定上で何でも斬れる剣でクリーンヒットさせようが、相手のHPを幾らか削るだけに留まるのもまた多い。(*5) しかも下の一覧を見るとわかるが、特撮界隈では「何でも斬れる」という設定があっても全然切れない剣がやたら多い。 実写作品だと切断描写への規制が非常に厳しいため、ダメージ描写として表現しづらい、という事情は察せられるが…。 【何でも斬れる剣たち】 物語展開の都合上、 結構斬れないものが多い 剣もあるのだが、ここでは実際の描写は別として「何でも斬れる」という触れ込みの剣を紹介する。 〔実体剣〕 斬鉄剣(ルパン三世) 「またつまらぬものを斬ってしまった」 石川五ェ門が操る何でも斬れる剣の代表格。 「鉄しか斬れないのか」と思わせるような名前だが、実際には「鉄のような硬い物すら斬る」というだけであり 基本なんでも斬れる 。 その気になれば、なんと落雷を弾き飛ばし、竜巻すらも切り裂いて消滅させられる。 なぜか刀身より長い物すら斬れるのはご愛敬。 媒体によって設定がコロコロ変わっており、正確な来歴は不明。「隕鉄から作った流星刀」だとか、「3種の名刀を鋳つぶして打ち直した刀」だとか「雄刀と雌刀があって添い寝させないと斬れなくなる」だとかいろいろ言われている。 有名な設定として コンニャクは斬れない 。 但し、これはアニメ版の一エピソード限定の設定であり、完全な公式設定なのかは不明。 また、コンニャク以外にも割と斬れなかったものは多い。 結構折れることも多く、TV版でも第2シーズンの1話目からいきなり折れてたりする。 例えば、映画『ルパン三世 ルパンVS複製人間』では着用者のフリンチ曰く「レーザーでなければ斬れない合金製チョッキ」なる対策法が早々に登場しており、 結局最後までチョッキを斬る事ができずに折れてしまっている。 (ちなみにフリンチ本人はその後、チョッキでガードできない顔面を画面ごと斬られて(*6)倒された) 五ェ門曰く『己の腕が未熟だったが故』とのことだが、斬鉄剣でも斬れない人工物が登場するというのは、中々に衝撃的な一幕と言える。 研鑽は欠かさなかったようで、その後の映画『ルパン三世 燃えよ斬鉄剣』では斬鉄剣を超える合金で出来たステルス機を両断する剣技を披露した。 尚、原作版の斬鉄剣だが、斬鉄剣という銘が出るのは100話以上経ってからだったりする。(*7) それに刀自体も強力だが(*8)、五右ェ門自身の技量も相当な物で、「竹光で鋼鉄を斬る」「手刀で人間の腕を斬り落とす」などという事をやらかしており、原作で五右ェ門が何でも斬れるのは、斬鉄剣もそうだが彼自身の技量も比重が大きい。 斬鉄剣(Elona) 「この世に切れぬ者など無いと謳われる一振りの奇跡。噂通りどんな物でも切り貫くが、話によると弾力性に富む灰色の食物だけは、切ることが出来ないらしい。」~イルヴァ幻想辞典~ 固定アーティファクトの長剣。まんまルパン三世の斬鉄剣をオマージュしている。 完全貫通攻撃発動率 が大幅にアップするエンチャントのおかげで、説明文通りに防御を無視して相手を切り裂ける。 しかしこの刀は他に有用なエンチャントが少ないので、武器として使われるよりも家のランク上げとして使われる方が多い 斬鉄剣(FF14) 「…我が魔剣よ……全てを断て…」 森を漂う亡霊神であるオーディンの使う技。 上記の最初の言葉により攻撃を準備し、最後のセリフと共に剣を振ってかなり広い範囲のプレイヤーに全体ダメージを与える。 そのダメージはなんと99999。アプデによってHPのインフレが起きた時期はギリ耐えられるプレイヤーも多かったが、またアプデによりキャラのHPが調整された結果、一部のタンク以外は耐えられない状態に戻った。 即死効果などの特殊な仕様を除けば、FF14における最強威力の技である。 オーディンは過去シリーズで登場した際も斬鉄剣を使用しており、多くの場合その効果は(確率で)敵全員を即死させるというものであった。 なんでも切れる剣(サイボーグクロちゃん) クロやミーくんなど、ゴーくんが作ったサイボーグ猫達の標準装備。 この名前だが、なんとこれが 正式名称 ガチで なんでも切れる剣 という名前である。 腹部に収納されている(ミーくん曰く、 盲腸の辺り )。 なぜかクロ達の身長より長い が、折り畳み機能があるのか、体内に四次元空間があるのかは不明。 ちなみにクロとミーくんのものは微妙にデザインが違う。 「なぜ斬れ味が良いのか」については特に何の説明もないが、実際斬れ味は非常にヤバく大抵のものは一刀両断。 描写からすると、どうやらゴーくんの作った量産品のようだが……。世界制服目指すよりこれ量産した方が儲からないだろうか? しかしなぜか宇宙人の古代遺跡の扉は斬れなかった。 ぶっちゃけオーバーテクノロジーもいいところなのだが、クロのメイン武器はガトリング、ミーくんのメイン武器は合体機能であることが多かったため、性能のヤバさに対して活躍の機会はあまり多くない。 ……というか、生身の野良猫であるマタタビが明らかにこの剣と同等以上の切れ味を誇る「すてるすブーメラン」を武器にしている上、ミーくんにいたっては前述の遺跡の件はじめ包丁二刀流の方が強いフシまであり、作中の刀剣類の中でも特別強力に描かれている訳ではない。 なお、同作には「なんでも溶かす液(但し人体には無効)」という似たような似ていないようなアイテムも登場している。 こちらもゴーくんの発明品である。 斬妖剣(ブラスト・ソード)(スレイヤーズ) 第一部ラストで元々愛用していた魔法剣「光の剣」を失ったガウリィがとある城の宝物庫で見つけた剣。 元々は「妙に良く斬れて硬い無銘の魔法剣」と思われていたのだが、実はあまりに切れ味が良過ぎ、困った以前の持ち主が本来の刀身の上に硬度の高い仮の刀身を重ねた状態で保管されていた事が判明。 むしろ仮の刀身が本来の刀身に壊されないように重ねた技術と、仮の刀身に使われた鉱物が凄い。 仮の刀身が壊れた後は、本来の斬れ味を発揮するようになった……のだが、切れ過ぎて扱いにく過ぎる(ちょっとした弾みで鞘が中から切り割れる、うっかり落としたら地面を切り裂くetc)ため(*9)、仕方なく切れ味を落とす呪文を書いて無理矢理運用するという本末転倒な事になっている。 第二部と第三部の間の16巻ではこの封印も解かれ「切れ味を落とす呪文」を鞘の内側に施すことで納刀中は安全になった。鞘絶対失くすなよガウリイ。 魔法剣なので普通の武器が通用しない魔族にも有効(これは仮の刀身を巻いた状態でも)。というか、この武器は周囲の魔力を吸収して切れ味に転化している事が異常な切れ味の原因であるため、ぶっちゃけ当たりさえすれば強力な魔力の塊である魔族に対して特効だったりする。 本編第二部最終巻(15巻)では魔王シャブラニグドゥ自身が「魔力が豊富な環境で直撃すれば自分でもただでは済まない」と認めている。 裏設定によると、降魔戦争時に竜やエルフが人間用の装備として製造した量産品。但しほとんどは降魔戦争で失われたため現代では貴重な一振り。 その一方で、2009年発行の解説書『スレイヤーズりーでぃんぐ』においては「赤の竜神(スィーフィード)が持つ武器」とされている。 双方の設定は矛盾しているが、「スィーフィードのオリジナル斬妖剣の原理や構造を解明してレプリカの量産に成功した」「スィーフィードの武器の残骸を再利用して生産した」と言う話ならば一応は辻褄が合う。 上述のおマヌケな特性をさっぴいても非常に強力な武器であったため、なんとか制御可能にした事で第三部現在ガウリィの愛剣として絶賛使用中。 鞘伏(BLEACH) 同作の刀鍛冶「二枚屋王悦」が作った 失敗作 。 あまりに切れ過ぎて、 鞘に納めることができない という欠陥品もいいところの問題作。 更にはただ切れ味が良いだけでなく刃が滑らかすぎるため、斬った後に刀に血さえ付かず、斬る時の効果音もヌッという異様なものとなっている。 ぶっちゃけ、地面に落としたら そのまま地面を貫通する ため持ち運びにすら難儀するという代物。 仕方ないので、直立のまま刀が浮く謎の液体(ゲル状の物質?)の水槽に納めて無理矢理運搬している。 このゲル状の措置は切れ味の問題だけでなく、刀身に一切なにもつかない滑らかさからメンテナンス等もほぼ不可能なためかと思われる。 (作中では鞘伏は刃の根元が柄からグラついているため、普通の刀のように刀身を鞘の中空に固定する方法は困難であろう状態だが、刃が滑りすぎるため迂闊に解体し手入れすることすら恐らくできない) 斬鉄剣のように特に何の説明もなく鞘で持ち運んでいる作品も多い中、強引にでも説明を試みているのは珍しいかもしれない。 斬刀 鈍(ナマクラ)(刀語) 四季埼記紀が作った完成系変体刀十二本の一振りで、名前に反して「斬れ味」に特化している。 一見普通の刀だが、 刀身が触れた瞬間対象の分子結合を破壊して一刀両断する というとんでもない性質を持っている。(*10) 居合術との相性が非常に良く、人を斬り続けることで鞘の中に血を溜め、摩擦係数を減らすことで抜刀の速度を更に上昇させる限定奥義『斬刀狩り』という技もあるため「一対多」の戦いにも強い。 作中では二番目の回収対象(対戦相手)に選ばれた完成形変体刀。 その点について主人公から「そんなに凄い刀は最後の方で対決するべきじゃないのか?」という旨の若干メタな指摘をされているが、それに対してヒロインは「徒手空拳で戦い、鎧も身に着けないお前にとっては普通の刀と変わらない」と返している。 刀としては極めて優秀ながら、刀としての機能を超越してはいないというのがこの刀の完成系変体刀としての弱点と言えるのかもしれない。 実際に最後の戦いにおいては、白刃取りをされて刀身を砕き折られた なお、同じ完成系変体刀十二本の中に頑丈さに特化し絶対に折れることも曲がることもない最強の硬度を持つ刀、「絶刀 鉋」もあるが両者がぶつかり合った場合はより後期に作られ完成度に優れている「鈍」の方が勝つだろう、とのこと(あくまで推測だが)。 魔法剣キラキラ 地の剣(魔法陣グルグル) ニケが地の王に認められ使えるようになった魔法剣。 地に手をかざし、出てきた太鼓を「オッポレオッポレ」と叫びながら叩く事で出現する、大地とケーブルでつながった形の剣。 地上のものならば全てを斬る事が出来、砂にして大地に還す。 切れ味を宝石の精、エネルギー伝達を植物の精が担当しており、植物界に異変があるとケーブルが極端に短くなったり切れたりしてしまう。 初使用時は「レトニ石」という世界最強の石で作られたゴーレムを一刀両断し、その驚異的な威力を見せ付けたが、 「剣を呼び出す時に隙だらけになる(*11)」「ケーブルのせいで使用範囲が限定されている(*12)」「オマケに地の王はミノが変」と使い勝手は最悪レベル。 ニケからは「本当に使えない。むしろ使えなさすぎ」とまで評され、その切れ味は初登場時にしか発揮されなかった。 しかしこの短所は、後に「ひきょう剣」という形で改善はされている。 アニメでは一応その後も最終決戦時に普通に使われたりしている。 霧斬(9S) 現在の技術水準を遥かに超越した技術で作成された小刀。 物体に接触した際に、その対象の固有振動数を発生させることによって結合力を弱めて問答無用で破壊。 水分が含まれているなら液状化。含まれていないなら砂状になる。 鳴神尊(9S) モノポール(通常陽子の一京倍の質量を持つ粒子)を含んだ小刀。 斬られた物体は陽子崩壊を起こすため、理論上はどんな物質でも斬れる。 更にここから主人公の技量(物理法則外の力を認識し行使できる特殊能力)によって、 小刀が認識出来なくなる(そこに何かが在るとだけ解る) 。 固有振動数への干渉。掠っただけで生物は液状に、無機物は砂になる。 電磁波や磁気嵐の切断。 などの絶技を行使できる。 醒剣ブレイラウザー(仮面ライダー剣) 仮面ライダーブレイドの基本武装。 その刀身「オリハルコン・エッジ」は極限まで研磨されたオリハルコンプラチナなるもので構成されており、 その硬さと高周波振動を併せることで、地球上の物質で切り裂けないものはない!!…らしい。 カテゴリーK(キング)に属する劇中最強クラスのアンデッド・コーカサスビートルアンデッドを武器強化や必殺技を発動するラウズカードを一切使わず、 剣技だけで倒したシーンはファンの間では語り草となっている。 一方で設定に反し劇中では 明らかに受け止められているシーン が結構あり、実際の威力のほどは疑問。 ただ『剣』自体、原子力で動くはずのバイクがガソリンスタンドで給油するシーンがあるなど、 (特に前半部分の)脚本・設定がよく定まっていないことが多かったので、細かいことは気にしないであげてください…。 先端部分にティアマンテ・エッジという刃を新しく形成した強化版も存在する。その場合の硬度と切れ味は通常時の1.5倍になる。 何でも切れるハズの剣の切れ味の1.5倍とか、切れない物が多かったんじゃ… 重醒剣キングラウザー(仮面ライダー剣) 仮面ライダーブレイド キングフォームとなった状態で使う大型剣。 刃に起こる高周波振動はもちろん、高熱放射によって、その切れ味はブレイラウザーの刃の 3倍となっている 。 何でも切れる剣の3倍の切れ味とか、やっぱり切れない物が多かったんじゃ… 醒剣グレイブラウザー(劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE) 『剣』本編とは異なる4年後に活躍する仮面ライダーグレイブの基本武装。 主だった機能に関しては上記のブレイラウザーとほぼ同様だが、こちらは「オリハルコン・エッジ」と同じ素材・能力を持つ切っ先「ヒーティング・エッジ」が追加されており、 それによる高周波振動と高熱放射により、切れ味を倍増させるとの事。 何でも切れるハズの剣の切れ味をわざわざ倍増させたって事はやっぱり切れない物が多かったんじゃ… ファイズエッジ(仮面ライダー555) 仮面ライダーファイズの使う剣型武器。刀身を一閃すると放たれる莫大なエネルギー「フォトンブラッド」の刃で攻撃する。 最大出力にすると、刃渡りの先5m以内にあるあらゆるもの全て一刀両断できる切れ味。 GS-03 デストロイヤー(仮面ライダーアギト) 仮面ライダーG3/G3-Xの武装の一つ、右腕に装着する高周波ブレード。 ブレードを超高周波振動させる事によって、設定上あらゆる物質を切断できる。 ……のだがこの武器、劇中ではなかなか相手に当たらない。 しかも鉄骨を切るどころか傷一つ入れる事ができないという設定倒れな描写があったりする。 ガタックダブルカリバー(仮面ライダーカブト) 仮面ライダーガタックの持つ双剣。プラスカリバーとマイナスカリバーの名が付いている。 プラスカリバーにはプラスの荷電粒子エネルギーを、マイナスカリバーにはマイナスの荷電粒子エネルギーを刃先に集める事によって、触れるもの全てを寸断する切れ味を誇る。 しかし実際はどうかと言うと、これは特撮なんで…… ハンドル剣(仮面ライダードライブ) 仮面ライダードライブの基本武装。 刃部分の「ハイスラッシャー」は高圧縮したエネルギー粒子の塊から削り出したもので、 超高速振動によって接触と同時にあらゆる物質を両断する効果を持つ。 ここまでならまあ特撮界隈だとそこそこ見られる凄い剣止まりなのだが、なんと柄の部分に車の丸いハンドルがくっついている。 このハンドルとハンドル中央部分のクラクションを操作することにより運動エネルギーを蓄積&解放、 さながら車の急激なターンやドリフトターンのような明らかに剣の動きではない異常な回転運動や急加速を可能とする。 また、スロット部分にミニカー型兵装のシフトカーを装填し各種能力を発動できる。 名前の由来の通りハンドルの剣だからハンドル剣である(命名はドライブ当人によるもの) 正直なんでも切れる要素よりこのハンドル要素の方が明らかに印象強い。 ガンガンセイバー(仮面ライダーゴースト) 仮面ライダーゴーストの用いる両刃の大剣。 金属体「クァンタムソリッド」で形成された特殊な刃を持ち、その刃の表面は接触した物質を分解する特殊な粒子で覆われている。 その斬撃は、地球上にあるほぼ全ての物体を切断することが可能。 劇中での切れ味はどうってのは……大目に見てください ディープスラッシャー(仮面ライダーゴースト) 仮面ライダースペクターが使う両刃の大剣。 ガンガンセイバーと同じく金属体「クァンタムソリッド」で形成された刃であり、接触した物質を分解する特殊な粒子で覆われている。 その一撃はガンガンセイバーと同威力であり、熱と光のエネルギーの刃を形成し、敵を蒸発させる事もできる。 実際の切れ味がどんな具合かは、これは特撮なので…… ガンマイザー・ブレード(仮面ライダーゴースト) あらゆる物体を切断する、特色/力を持つガンマイザー。 戦闘形態ではサソリのようなな意匠がある剣となり、他のガンマイザーの武装となる。 武器として他者に使われ無くても、自力で飛び回っての攻撃も可能。 劇中での切れ味はどうなのかは、お察しください…… ジカンギレード・ケンモード(仮面ライダージオウ) 仮面ライダージオウの使う可変武器・ジカンギレードの剣モード。 高圧エネルギーを刀身のギレードエッジに送り込むことで、物体に共鳴振動を伝播させ、一撃であらゆる物体を容易に切断する。 その設定通りの切れ味を劇中で披露できてるかって?まあそれはうん…… ザイアスラッシュライザー(仮面ライダーゼロワン) 仮面ライダー迅 バーニングファルコンの変身アイテム兼武器となる短剣。 その刀身「ライズスラッシャー」は軽量でありながら硬度と耐熱性が非常に高い特性を持つ新合金「フェザーレジニウム」製であり、光子被膜を纏わせることで摩擦が極限まで減少し、あらゆる物質を切断することができる。 実際の切れ味はどうかって?察しろ フェアグダード(仮面ライダーリバイス) 人間を生贄に誕生する怪人・ギフテリアン(TRUE)の両腕から生えている剣。 進化前であるフェアグドでも鋼鉄をたやすく切り裂くほどの切れ味を持つが、進化後のフェアグダードは、設定上ではあらゆる物を両断する切れ味を誇る。 劇中での切れ味はどうだって?聞くな、これは特撮だ。 魔神剣(高速戦隊ターボレンジャー) 第35話「愛を呼ぶ魔神剣」に登場。 切っ先から天を揺るがすオーラを放ち、その切れ味は大地を割る恐るべき魔剣で、モアイ像にも似た石像に眠る赤い宝石の光がそれが眠る地へと導き、手にした者に最強の力を得ると言われている。 流れ暴魔キリカが最初に赤い宝石を発見するが、それを手にしたのはなんとスリの常習犯である東城ゆかりであった。 ひょんなことからブラックターボ/山形大地と手錠で繋がれてしまったゆかりは、人を信じる彼の真摯さに心を動かされ魔神剣を手にし窮地を救う。 彼女から魔神剣を得た大地はシニガミボーマの角を断ち切り、亡霊暴魔軍団を消滅させることに成功。魔神剣もまた、ブラックターボとなった大地に投擲され、シニガミボーマと運命を共にするのだった。 神剣フラガラッハ(海王ダンテ) 現代より遥かに進んだ科学により作られた、どんな物質をも切断できる剣。 しかも斬った個所を再生不能樹脂により細胞レベルで浸食するので、切創を物理的に接合する事ができなくなる。 樹脂をクリーニングする専用装置を使わない限り治癒は不可能。 理論的には、樹脂に侵食された患部を大きく切り取れば自然治癒も可能なのだが、常人でそれをやると出血多量を早めて死が近づく。 神剣フラガラッハ(ARMS) キース・ホワイトのARMSの持つ、刃先が単分子の厚みしか持たない科学的に最高の切れ味の剣。 その切れ味はあらゆる現代兵器を以てしても破壊できないオリジナルARMSの体すら軽々と両断してしまう。 切断力でいえば「魔剣アンサラー」には劣るだろうが、あちらは空間の断裂を利用した能力であるため実体剣としてはこちらが最強と言える。 超振動ブレード(ARMS) キース・レッドのARMSの武装。 両腕や腕のブレードからの超振動及び超音波で物質の分子結合に干渉して、触れる物全てを分子レベルにまで破壊できる。 ちなみにARMSと言えば、武器には神話から持ってきた名前が付くのだが(ブリューナクの槍とか魔剣アンサラーとか)この武器に名は付いていない。 設定的にキース・レッドは失敗作であるから仕方ないかもしれないが。 秘剣『薄羽蜻蛉』(魔法科高校の劣等生) 剣術を得意とする魔法師・千葉一族に伝わる秘剣の一つ。 本来は秘剣を生成する魔法を指すが、生成された剣も同名のためここで紹介する。 厚さ5ナノメートルの単分子カーボンシートを、硬化魔法で固定して刃とした剣。 刀身は横からでは存在を確認できないほど薄いが、硬化魔法により硬度を保っているため極限の斬れ味を持つ。作中では鋼鉄のロボットを苦も無く斬り裂いた。 但しその性質上、刀身と剣筋が完全に一直線にならなければ斬ることができないため、使いこなすには熟練を要する。 未使用時は魔法を解除することで収納の問題もクリアしている。 プログレッシブナイフ(新世紀エヴァンゲリオン) エヴァンゲリオンの標準装備。左肩部分に収納されており、スイッチを入れると高周波で振動し、あらゆる物質を分子レベルで切断できる。 使徒に対してもコアに直接突き刺すことで倒すことができるほど強力な武器ではあるが、無限再生だの、超長距離からの射撃だの、そもそも実体がなかったりだのといったトンデモ生物な使徒相手には必ずしも有効とは言えなかった。 実際、決め手になったのは第四使徒シャムシエルと第十使徒サハクィエル戦のみである。 初号機のものは普通のナイフの形だが、弐号機のものはカッターナイフに似た形(但し刃の向きはカッターとは逆)をしていて、折れても収納された替刃を出すことが出来る。 斧型のスマッシュ・ホーク、薙刀型のソニック・グレイブ、設定のみながら日本刀型のマゴロク・エクスターミネートソード、脇差型のカウンターソードといった武装も存在しており、おそらくは同じ原理を使っているものと思われる。 福本剣(戦闘破壊学園ダンゲロス) 意思によって世界を改変する……悪い言い方をすれば 「自己の妄想を周囲に強制する力」 を持つ魔人(所謂一つの現実改変者)が、自分の全存在を日本刀に変換した武器が福本剣。 魔人能力によって振れば対象に命中して両断して即死させる。 世界改変で行われる絶対命中・絶対破壊・絶対即死 、刀の形をした呪いである。 比喩抜きで 無限の攻撃力と防御力を持つ 転校生という超常存在さえも殺せる。 唯一の欠点は刀の間合いでしか効果が無い事、つまり遠距離攻撃されると手も足も出ない。 グランワームソード(グランゾン/ネオ・グランゾン) 専用の大剣。 次元振動を引き起こした刃が空間それ自体を虚の次元へと放逐する……らしい。 とりあえず、初登場作品のシュウのセリフ「このグランワームソードにきれねものはない!」を信じよう。 え?「我が斬艦刀に断てぬものなし」?あれは結構受け止められているので論外である。 何でも切れる伝説の剣(ハーメルンのバイオリン弾き) 変態発明家オリンが「桃缶が食べたいが缶切りが見つからない」という理由で作った剣。 聖なる魂をルビーに埋め込む事によって発動する。(*13) 物語登場当初は魔族の手に渡っており、大魔王ケストラーが封じられたパンドラの箱の鍵を破壊するため、聖なる魂を持つというヒロインのフルートが命を狙われることとなる。 普通に缶切りを作ればいいものを、たかが桃缶のせいでフルートや主人公ハーメルの双子の妹であり同じく聖なる魂を持つサイザー、更にはパンドラの箱の本来の鍵を奪還したため先送りにしたはずの魔王復活の危機に全世界が晒されたことには登場人物達も激怒していた。 魔族の手に渡った頃にはルビーが取り外されており、聖なる魂と合わせて魔族が捜索していたが、ルビーはダル・セーニョ王の王冠に飾られていた。 これが明かされる回想シーンで王が剣を持っているため、元々何らかの理由でダル・セーニョ王国に流れ着いた件の剣が、王国が魔族侵攻により滅ぼされた際にルビーが外れたまま魔族へ流出したものと思われる。 一振りしただけで地平線の果てまで大地を割るほどの威力を持つが、剣に入れた魂が斬ることを拒んだものには無効という弱点がある。よく周りに被害を出さずに桃缶をこじ開けれたものである 墨焔(すみほむら)/白雷(はくらい)(SAKON(左近) -戦国風雲録-) 主人公・島左近の愛刀。 墨焔は炎のような紋様のある黒い太刀。 その切れ味は人間を真っ二つにするどころか、岩石や鋼鉄の鎧ごとぶった斬ってしまう化け物刀。 突けば岩をも豆腐のように刺し貫き、ひと振りで屈強の忍者を2,3人軽く叩き斬る。 一体どういう材質で出来てるんだ…!? だがそんな化け物刀も激闘の連続で耐久に限界が来ていたのか、羅刹七人衆の一人・月羆との戦いで折れてしまった。 白雷は、折れた墨焔の修復の間の代理として、風魔忍軍の頭領・風魔小太郎より譲られた太刀。 こちらは刀身に稲妻の文様が浮かんでいる。 墨焔にも劣らぬ豪刀だが、真の力は風魔忍軍の奥義「風魔不動雷電」と組み合わせることにより発揮する。 「風魔不動雷電」の「氣」のエネルギーを受けることで、その「氣」を何倍にも増幅させ、ライザーソードばりのごん太の「氣」のレーザーソードとなって如何なる敵をも切り裂く。 初めて使った際も、熊どころかサイぐらいの大きさはあろうかという山の主の化け物猪を真っ二つに斬ってしまった。 修復を終えた墨焔との二刀流も見てみたかったという声も多い。 ポン刀(破壊魔定光) 主人公・椿定光の扱う武器。相棒のポンコツ(ヘルメット型電子生命体)に格納されている。 当初は流刑体捕獲用のアクティブデバイス(*14)しか装備してなかったが、アメリカでポンコツが破壊され、その修理をした際にその機能をオミットされてしまう。 その代わりに「木刀」と呼んでいる重量80tの超高比重金属棒が装備された。(金属製だが刃は付いていないので定光が勝手に命名した) 更に戦いにより「木刀」が破壊された後、木刀を改良した切れ味を自在に変えられる「ポン刀」が装着された。 この刀は刃の結晶構造をアクティブデバイスにより制御し、ヴァルチャー並の物理保護強度を誇りる為、事実上あらゆるものを切り裂ける。 但し重量が80tもあるため、落とすとそのまま地面を貫いてどんどん沈んでいってしまう為、下手に手放す事さえできない。 本作には他にも「空間を切る斬撃」を持つ流刑体「血刀(チガタナ)」の能力「糸引き」も存在する。 断罪(死がふたりを分かつまで) 盲目の剣士である主人公、土方護が振るう仕込み刀。 単分子レベルまで薄くした刃に、低摩擦コーティングを施している。そのため、理論上あらゆる物体を切断できる。 白杖に偽装させ携帯性を重視しているが故に、反りの無い直刀かつ刀身が薄くかなり折れやすい。 斬れたら斬れたで、標的に対し直角に打ち込まなければ単分子層が摩耗し切れ味も鈍る。 盲目でありながら凄腕の剣鬼である土方護ぐらいしか使えない代物である。 しかし、土方は常時着用している特殊なサングラスから発せられる超音波の音響データを網膜に投影した情報を頼りにしているため、それらが失われると致命傷を避けるなどの手加減が難しくなる(*15)という外部的な弱点が存在する。 聖剣グラム(異世界美少女受肉おじさんと) 「お主が想う最も強きものは如何や」 「それは漆黒!漆黒に彩られたすべてを切り裂く闇の刃!」 「100点満点の答え!!!!」 「グラム…北欧神話の魔剣か?持ち主が死ぬ呪われた逸話があったと思うんだが聖剣とは…?」 「あるがままを受け入れろ、あれは聖剣グラム。彼がそう言うならそうなんだよ」 日本からの召喚者の一人である高校三年生 シュバルツ・フォン・リヒテンシュタイン・ローエングラム 当然の事ながらこの名前は偽名が持つ剣。 召喚した女神の加護により生まれた武器であり、軽く振るった剣圧だけで軌道にある民家群を綺麗に切断する異様な切れ味を誇る。 なおこれが初めての使用だったので、自分の剣のあまりの切れ味にビビリまくり冷や汗を垂れ流していた 望む物をすべて切り裂くというのは割と誇張ではなく、暴徒の群れの戦意と ついでに服も 切り裂いて平和的に解散させたり、山を貫通するビームを真っ二つに切り裂いたりもできる。 高周波ブレード(PARADISE LOST) 全身サイボーグと化したノウ・クライストの内蔵兵器。 超振動であらゆる物体を粉砕する刃を肩、肘、腕、両拳、爪先に仕込んでいる。 この他にも搭載する兵器は多岐に渡り、純粋な身体能力の面だけでも半端じゃなく強いのだが…… インフレが激しすぎる作品なので他キャラはそれを遥かに超えて強かったりする 。 超振動剣(スカルキラー邪鬼王) 敵ロボットのガルデアR24が使う剣。 説明によれば触れた物を全て分解する超振動を発生しており、 ドワオ と砲弾を、 ドワオン と戦車を綺麗に両断した。 大剣(アポカリプス・ウィッチ 飽食時代の【最強】たちへ) スサノオノミコトを利用したジェシー《エッジ》マークスの使う魔法。 全長100㎞の大剣を出現させそれを振るう。という内訳であり、 二つ目の軌道エレベーターに間違われる程の超質量・長大のその一撃は横薙ぎに振るえば都市一つ程度簡単に消し飛ばす斬撃となる。 弱点は、その巨大さ故の小回りの利かなさ、つまり内懐に入られると無力。 魔剣アシュガン(魔女と野獣) 意思を持つ剣。万物を切り裂く剣。昔にメチャクチャ悪い事をしたが、封印中に一族の少女に絆されて丸くなったテンプレ 魔女一族に封印されていた剣、封印状態だと30cm程のなにの変哲も無さそうな剣(柄元に目玉が合って喋るけど)だが。 封印解除された真の姿は剣と人間が融合したような10mの巨体。普通に自分で動ける。 まだ力が本調子でもない状態でも、光を放っただけでも一撃は街を切り裂き、数百mある氷塊を切り裂き、1kmある巨体の大精霊を真っ二つにして更に上にある雲を2つに割る。 人間部分の両手を合わせたダブルチョップが最強技(しかし受け止められて不発に終わる) ちなみに封印されたままでも、手にとって見ただけの人間が魅了されて奪い合いの殺し合いに発展する魔力性を持つ。 『万物両断』(血と灰の女王) ヴァンパイアの戦いを描く本作において、自称正義のヒーローの錯乱中年堂島正(どうじま ただし)の能力。後に堂島正の心臓を喰った佐神善(さがみぜん)も使用。 書いてある通りに何でも斬れる剣を出現して武器にできる。 攻撃力に関しては真祖(*16)から太鼓判を貰っている。通常の攻撃で真祖に有効打を与えられるという点でも非常に強力。 加えて、真祖以外のヴァンパイアにおいては最強格と言われる身体能力も揃って、近接戦では並ぶものが少ない。 また二本目を生み出せるという技を持ち、一本目を弾き飛ばして優位を取ったと思った相手に不意打ちできる隠し技としても使える。 欠点として、ほぼ近接オンリーで搦め手が少ない(離れた剣を手元に高速で引き寄せることができるため、それで限定的な遠距離攻撃ができる程度)ことがある。 あと普通の剣を持つヴァンパイアは他にもいるが、設定上は上位に入る硬い装甲を(そこらの雑魚でも)スパスパ斬っている。万物を斬れる意味がそこまであるのか? また、対応された事例としては、 念動力により、腕ごと押さえ込まれて斬ることができなかった。 作中でもトップクラスに強力な「反射」の能力(*17)によって無効化された。万物両断自体が効かなかったケースはこれのみ。本来であれば万物両断と反射は双璧を成すものの、堂島の地力が反射の能力者を下回るために無効化されている(上回っていれば一方的に斬れたとのこと)。 がある。 そして、同じ剣を持っているならば、その刃を盾にして防ぐこともできる。 バルザイの偃月刀(デモンベインシリーズ) デモンベインまた鬼械神であるアイオーン(魔法ロボ、50m級の大きさ)が使う魔法剣。生身の術者でもサイズ小さくして使える。 敵に投げつけるとブーメランのごとく回転して切り裂きながら戻ってきて、摩訶不思議な軌道を描く事も可能。 「この世に存在するあらゆる物質を切り刻む呪力の刃(地の文)」と外伝の機神胎動に書かれる切れ味。 しかし、この世に非ざる超物質で出来たズアウィア(マスターテリオンの一側面)には通用せず、当てたら逆に砕け散った。 デモンベイン本編でも、人型サイズでも軌道上の高層ビルをいともたやすく両断する鋭さ。 なお、鬼械神の攻撃は単なるパンチでも、その魔力の込められた一撃は、魂の根本への攻撃、存在定義の破壊、光の速度で奔る呪いである。 この術式の攻撃もそれと同じであり、鬼械神に乗って放つのならば物質・霊質の双方を粉砕する一撃である。 ソードビッカー(スパイダーマン(東映版)) 登場してすぐに敵を秒殺しまくる。特撮界でも最強ロボと言われるレオパルドンの持つ剣。 元の特撮では大人の事情から(*18)、敵を一撃必殺するとんでもなく威力が高いだけの剣でしかなかったが…… コズミックパワー(*19)が剣にチャージされており、名前を叫んで投げれば因果を超越して命中し滅ぼす。 などと、全創作物のスパイダーマンが出演するクロスオーバー作品であるスパイダーバースにおいて後付けにより超凄い設定が付けられた。 一応ソードビッカーの使い方は「投げつけて突き刺す」であり、「斬ってはいない」ので「何でも斬れる」とは反するがそこはまぁ多目に…。 フォックスブレード(METAL GEAR RISING REVENGEANCE) METAL GEAR RISING世界の高周波ブレードとは、刀身を高周波によって原子間結合を強固にし刀身の強度を高めた刀剣。 その高周波ブレードに触れた物体は、強度を高めた刀剣とは逆に原子間結合力が弱められるため、かなりの切れ味を誇る。 ここまではただの切れ味の良い武器に過ぎないのだが、なんとこのフォクスブレードは、 元の持ち主であるグレイ・フォックスの魂が高周波と共鳴しているので一定確率で斬った物を、無条件で両断できる。 なんとその確率は、作中で獲得できるポイントで特殊効果強化を施せば、ほぼ100%。 高周波ブレード対策で、高周波を施して装甲の強度を高めたロボットも一刀両断。 さすがにボス敵には一刀両断とはいかない。アクションゲームという仕様だから仕方ない。 贄殿遮那(灼眼のシャナ) 主人公兼ヒロインのシャナが愛用する大太刀。 この手の武器には珍しく刀の切断力に特殊性はないが、固有の能力として「自在法(*20)を含めたあらゆる力の干渉を受け付けない」「決して壊れない」の2つを持つ。 この2つの能力が合わさることで概念的な防御を無効化し、純粋な物質・物理エネルギー勝負に持ち込める、 つまるところあらゆる相手に対してパワーと技量によるゴリ押しを可能にするという特性に昇華されている。 それゆえ持ち主の力量が合わさって初めて何でも切れるようになる、まさに強者のための刀。 木の枝を何でも切れる剣に変える能力(出会って5秒でバトル) メインキャラの一人、霧崎円に与えられた能力。 読んで字のごとく、手にもてるサイズの木材を、何でも切れる剣に変化させる。 物理的な切れ味は当然凄いが、能力の拡大解釈により、非物理的な存在すらも切断する事が可能になっている。 作中でこれを防げた存在は、同じ能力により生み出された何でも切れる剣ぐらいしかない。 高周波ブレード類(ソード・スピアー他)(強殖装甲ガイバー) 殖装体「ガイバー」や敵獣化兵(超獣化兵ザンクルスなど)の武装の一つ。 身体に形成された刃物状パーツを高周波振動することで、触れた物質の分子構造を切断することができ、そのために基本的に物質であれば何でも切断できる。 だが、同種武装の場合は切り結ぶ事になり、逆位相の高周波を用いた同じ原理の防御兵装には無効化される。 バリアなど特殊な力場の類は流石に切断できない。また、ブレード部自体の強度は高くなく、レーザーや粒子ビームなどで撃たれるとあっさり破壊されたりする。 SCP-6572(SCP Foundation) あらゆる物体を切り裂くと宣伝されている剣。マーシャル・カーター ダーク社の倉庫に保管されていた。 宣伝は誇張ではなく、この剣は摩擦の影響を受けない。なので、物理的に何でも切り裂けるという事である。 この特性上、保管には電磁石式磁気浮上装置が使われていたが、SCP財団はそれを押収して輸送中に装置が故障してしまい、落下した剣は地面を切り裂きながら沈んで消えていった。 しかしその半年後に人間が突然爆発四散する事件が発生、記録映像により地面から高速で飛び出してきた剣に切り裂かれたことが明らかになった。地面に落ちた剣はその勢いのまま地球の裏側に飛び出てしまったのだ。 そして、また地面に沈んでいったのだが、摩擦の影響は受けないのだが横方向の力は受けるので、地球のマントルなどの対流の影響により軌道が変化してしまうことが判明。 つまり、地球内部の対流の正確な予想ができない限り次にどこに現れるかの判断が不可能。財団でも管理できないketerクラスに昇格してしまった。 と思いきやその十数年後、地球内部で加速を続けたこの剣は地球の引力圏を振り切って宇宙に飛び出したので、財団は無力化したと判断しNeutralizedにクラス分けされた。 もはやその危険性は他の宇宙ゴミと変わりない。 —ソルスティス博士 エクスカリバー&正宗(サガ2秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY) エクスカリバーは 「あらゆるものを時空ごと斬ることができる聖剣」 正宗は 「どんなものでも断てないものはない奇跡の宝刀」 ……という設定。 当然の事ながらゲームバランスってもんがあるので、これで攻撃したとしても相手のHPが高ければ普通に耐えられる。 まあ、それを抜きにしても終盤で拾得できる武器なだけはあって威力は高く、(エクスカリバーは)敵グループ一度にダメージを与えられる範囲攻撃。回数制限無しで無限に使用できる(*21)。 など実に有用な武器である。 魔剣どうたぬき(風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス) 「すべてのものを一刀両断できるというその太刀すじはもはや魔剣そのもの。どうたぬきの限界を超えたまぼろしの名刀である」 どうたぬき系で最上位に位置する刀。その攻撃力は、説明通り武器の中でも上位クラス。 この武器よりも威力の高い武器があるという事でもある。 超振動刃(エスケヱプ・スピヰド) 夜叉(やしゃ)の剣菱(けんびし)が搭乗する鬼虫参番式『蟷螂』の武装。 前肢に付けられた対装甲ブレードを、剣菱の異能である超振動(ジェット)により高速振動させる。 物体に分子レベルで斬り込むこの刃を防ぐ物質は、物理的に存在しない。 欠点は、超高速振動により刃に物凄い負荷が常時かかるので、刀身に対して横からの力にとても折れやすくなる。 水鉄の刃(エスケヱプ・スピヰド) 四天(してん)の竜胆(りんどう)が搭乗する鬼虫壱番式『蜻蛉』の武装。 本来は装甲である水鉄(*22)を、竜胆の異能である神経加速(タキオン)により自在に操り、無数の刃に転用する。 単分子レベルにまで薄くされた水鉄の刃を防ぐ物質は存在しない上に、避けられたとしてもそれを認識した上で刃を制御して再照準をしてくる。 主人公は、鬼虫九番式『蜂』でさえも水鉄の刃の250mの間合いで3秒以上の生存は不可能と自己認識している程。 指揮官機として作られ本来は主戦闘には適さない機体でありながら、本人の研鑽によりこの攻撃を開発。 最速の反応から万能に近い攻撃と防御を持つ、最初に作られた機体でありながら最強の機体となっている。 様々な武器(モンスターハンターシリーズ) 獄剣リュウリン「獄王の覚醒を顕現した、猛く煌く獄狼剣。雄々しく宿る黒き力が全てを斬滅する。」 THEジャスティス「七色に輝く刀身があらゆる物を華麗に両断する。」 スキュラブレイダー「改良を重ね更に性能を増した大剣。空恐ろしいほどの斬れ味で、どんな獲物も両断する。」 などと、何でも斬れるとの説明がある武器がやたら多い。 モンスター相手では何度も斬らないとダメ、ゲームだから仕方ないけど。 様々な刀(討鬼伝シリーズ) 時空刀・遙『超古の素材を緻密に組み上げて作られた太刀。その斬撃は時空を斬り裂き、遙かな異世界に達するという』 時空双刀・遼『時空を超越する未知の力を宿した双刀。対象を空間ごと断ち切るという刃を防ぐ術はない』 真・天之羽々斬『神剣の名で呼ばれる、巨大な太刀。王たる鬼の威厳を放ち、圧倒的な力で全てを斬り伏せる』 天岩ノ砕剣『極限まで鍛え上げられた「道敷ノ砕剣」。その刃は天地万物を打ち砕き、塵へと還す』 この様に何でも斬れるとの説明がある剣がやたら多い。 モンスター相手ではry 様々な刀剣(ファンタシースターオンラインシリーズ) フォルニスジエン「異なる力を宿した恐るべき大剣。扱いは困難を極めるが、業火にも等しい刃に、切れぬものはないという。」 リンドクレイ「次元を越えるほどの力を秘めた大剣。眩い輝きを放つフォトンの刃は、空間ごと対象を両断するという。」 セレダーサウロ「太古の時代を思い起こさせる抜剣。その多くは未解明だが、極めて強靭で鋭利な刃に、両断できぬものはない。」 みたいに、何でも斬れるとの説明がある武器がやたら多い。 モンry 様々な刀剣(ウォーハンマー40K) 泥沼の星間戦争を描くSF作品における本作では、武器も超未来製で、単分子の刀剣は当たり前の様に兵士の武器として扱われている。 他にも様々な超未来製の武器(オカルト要素もある)が存在し、以下は一例。 現実次元で実体化と消失を小刻みに繰り返し、斬った対象を即座に分子分解する剣 まばゆく発光し、いかなる装甲をも断ち割る、巨大かつ高質量であり混沌にすら汚染されなかった大剣 血と殺戮の神が用いる、一振りで世界を二つに割り壊せるという剣 『攻撃力は無限となる』無列(終わりのクロニクル) 四竜兄弟が一人、一光が使う青龍刀。 この刀単体は無限複製と無限再生があるだけで、破損を気にせずに戦えるだけの頑丈な兵器に過ぎないが。 一光の固有能力である『攻撃力は無限となる』(*23)の概念下においては、何でも破壊できる強力な武器に変貌する。 エネルギーを注入された刀(MARVEL COMICS) エネルギーをあらゆる物に注ぐことができるミュータントであるシルバー・サムライの刀。 彼から、ミュータントのエネルギーを注ぎこまれた刀はアダマンチウム以外の全ての物質を切り裂く事ができる。 エボニー・ブレイド(MARVEL COMICS) あらゆる魔法を跳ね除け、どんな物をも断ち切れる力を持つ魔剣。 しかし、人だけは斬る事ができない制約がある。 ちなみに(この剣を使わずとも)、持ち主が人を殺害すると、エボニー・ブレイドの持ち主を血に飢えた狂戦士と化す呪いがかけられている 超冷凍(オールフリーズ)で生み出した刀剣(蒼き雷霆 ガンヴォルト爪) 「極寒の空に瞬くアルコル。七刃が描く斬撃の軌跡。雪溶けの後に残る者は無し」 全てを凍てつかせる超冷凍(オールフリーズ)の能力者であり、作中において序盤と終盤に戦う事になる絶冷剣(フローズンソード)デンジアンの使う武器。 円月輪、直刀、曲刀など七種の氷刃を生み出して相手に攻撃する。それぞれの刃は刀身が絶対零度すら下回る超低温になっており、これに接触したあらゆる物体は分子構造の柔軟性を失い、たちどころに切断されてしまう。 更に七つの刃が斬撃の軌跡を描く、大技の羅雪七星は、ゲームの初見ではほぼ回避不可能な即死技である(*24) だが、やり込みプレイヤーにとっては予備動作がほぼ見えない、小ジャンプによる接触が最強の技とされていたりする(*25) ヒヒイロカネの剣(スプリガン(漫画)) KGB極東支部に所属する、諸刃巧一の家に伝わっている。 オルハルコンと同系金属であり、AM(アーマード・マッスル)スーツを切り裂く、どんな物質でも断つことができるとされる剣。 しかし、「時間が流れていないので、絶対に瑕一つつかない金属板」で防がれた時には折れてしまった。 天空剣(超電磁マシーン ボルテスV) ボルテスVの、胸部のV字型の装甲板に格納されている剣。 刃に纏う超電磁フィールドにより、触れた物質の分子結合を破壊する事で何でも斬る事ができる。 紛れもないボルテスVの最強の武器であり、敵組織はこの剣に対抗するために色々な策を講じた。(*26) 魔剣シャミール(胎界主) かつて魔王アスモデウスが所有していた魔剣。 ソロモン王が古代イスラエル宮殿を作るのに使用していた。 普段は柄しかないが、柄の先の二本の紐を伸ばしてつなぎ合わせる事で刃が形成される。相応の時間はかかるがどこまでも長くする事も可能。 物理攻撃をほぼ無効にするオヌリス=アレスの誓約躰化者や、魔法法則製の超強固な煉瓦などを軽々と両断。 耐性能力(*27)すら無視するので、この刃で斬れない物体は作中世界に存在しない。 欠点は、所詮は剣でしかない事。彼我の素早さに天と地の差があり、斬撃が余裕で避けられてしまう場合は無力。 クランベルの聖剣(ボーズ・ミーツ・ガール 住職は異世界で破戒する) 異世界人の編んだ式であり、異界の理に立脚し、異界の血脈を有するものだけが起動しうる秘法。 圧縮詠唱から聖剣を振るう事により、およそ一呼吸の間空間に斬線が滞留する。 聖剣への接触は無数の剣撃を浴び続けると同義であり、斬撃は無限回の一撃に等しく、聖剣に防ぎは通用しない。 難点として、この秘技の発動は異界の理を召喚し続けるのに等しい行為であり、行使者は異常な消耗をする。 四宝剣(封神演義) 女カの使う宝貝 物の「存在する確率」を変化させ、崩壊させるという哲学的な宝貝。 超科学の産物なのでよくわからんと、作者自身もそれ以上の説明放棄した恐ろしい兵器。。 女カはこれを使い、地球を破壊しては再生する行為を、数えきれないほど行った。 スッパリ青竜刀(メカたんていペンチ 半分どろぼう) 矢玉四郎の児童文学に登場する剣。恐らく、児童文学でこの手の武器が登場するのはかなり稀。 作中では、とある泥棒がダイヤや札束、 ライオンの後ろ半分 など、様々なものを真っ二つにして半分だけ奪っていくという意味不明な犯罪に用いていた。 その目的は、その泥棒が別口で盗んだ「鏡式立体倍増復元機」という「どんなものでも鏡映しにしたように増やしてしまう」という機械で盗んだ半分を元通りに復元する、というもの。 しかし、ダイヤや家具は問題なかったが、札束は福沢諭吉が二人いる使用不能な代物になるし、ライオンに至っては 後ろ半分が二つくっついた 化け物になってしまう始末。どう考えてもわざわざ半分にして盗んだ意味が…… ちなみに、なぜかライオンは半分になっても問題なく生きていた。その理由は「斬られたことに気づかないほどよく斬れるから」と説明されている。 剣(離婚調停) 『魔人探偵脳噛ネウロ』の松井優征が描いた読切漫画にて、主人公の中年男性が持っている大剣。 なぜか鞘のない抜身の状態で引きずって歩いており、それを持ち上げて構えたり振り回したりとおおよそ剣らしい使い方を見せる様子はない。 一方で刃の切れ味は、石炭を押し当てればコーヒーゼリーのように切り刻めるなどかなりのものだが、それはまだ序の口。 なんとこの剣の刀身は地表に見えている部分だけではなく、 地球の中心核まで届く長さ(最低でも6300km以上)を誇り、剣を引きずったまま真っすぐ歩き続けて世界一周すれば地球を両断できる 。 また、単純な切れ味特化ではなく耐久性も十分にあるようで、梃子の原理の要領で刃筋の真横へ力を掛ければ、主人公のパワーも相まって 巨大な地割れが発生する 。 放っておいたら地球が砂の星になったので、愛想尽かした妻から離婚を切り出された主人公である 神 は、財産分与で地球を半分に切り分けるために世界を一周している。 蒼黎劍(Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀) 殤不患の所有する魔剣目録(*28)にある一振り。 刀身に氣を込めることで、あらゆる物質を粉砕する特殊な振動が発生する聖剣である。 他にも「剣で傷つけた者を、時空の果てに100年封印する魔剣」などの超常能力を持つ剣が存在する。 こんなもんがゴロゴロあるんだから、そりゃ人心も乱れるわ 両断剣(宇宙十兵衛) 宇宙流という剣法に伝わる、あらゆる物質をも一刀両断する剣。 ちなみに、宇宙流にはどうしようもないなまくらだが、かつて惑星をも斬った伝説を持つ断星剣も存在する。 この断星剣は意思を持つ剣であり主人公をサポートし、しかも敵である兄は断星剣はなまくらだから、両断剣の方を欲したというオマケつき。 メタ的に見てどちらが格上かは明らかである。 ダイヤソード(ジャッカー電撃隊) 国際科学特捜隊の一人、サイボーグに改造されたダイヤジャックの持つ剣。 電気エネルギーを利用した両刃の剣で、あらゆるものを切り裂く能力を持つ……という設定。 実際の切れ味だが、本作が1977年に放送された事からお察しください。 ザシアンの剣(ポケットモンスター ソード・シールド) あらゆるものを きりすてるさまから ようせいおうのつるぎ と よばれ てきみかたに おそれあがめられた。 伝説のポケモンであるザシアンが口に咥えている剣。 設定通りに攻撃力は高く、他の能力も高水準で纏まっている、伝説のポケモンに相応しい能力を持つ。 しかしこれはゲームなので、どんな敵も一撃必殺とはいかない。 仕込み単分子剣(ジャイアントまりん) 単分子レベルの刃を持ち、物質なら何でも切り裂ける剣。 しかし、物理法則を無視した筋肉を持つ、銀河最強の超人相手には歯が立たず砕け散った。 釈魂刀&そのレプリカ(呪術廻戦) 呪具である本物と、禪院真依が命を捧げた構築術式で生み出したレプリカの二振り。形状は毛が付いた刀。 あらゆるモノの硬度を無視し魂を切り裂くという特殊効果を持つ。 魂を直接操作すれば、肉体の質量や形状を無視して思うままに変形・改造できるなどの事例から、魂その物を切れるこの刀に破壊できない物は無い。 しかもこの世界においては無生物すら魂があるので、無機物にすら有効。 だが、その効果を十二分に発揮するには無生物の魂すら観測する目が必要であり、使用者の超絶的な技量も必要である。 この刀を使いこなせるのは、天与呪縛により呪力が完全に0になった結果、超人的な身体能力を得る事となった伏黒甚爾と禪院真希、非術師でありながら天下無双と評される剣豪の大道鋼の三名のみ。 しかし、「世界を断つ斬撃」という完全上位互換が登場してしまったため、切れ味においては最強から降ろされてしまった。 余談だが日本円にして5億の値が付く。ぶっちゃけ安くない? エクスカリバー(刑事剣士Xカリバー) 全てを打ち砕く破壊のエネルギーを秘めた剣、エクスカリバー!!。 底なしの自己再生エネルギーを持つバイオ防具と融合させる事によって、バイオ怪人を巨大化させる光を放つ事もできる。 なお巨大化した怪人はもれなく狂暴化してしまう。 凍てついた時の刃(天空の扉(漫画)) 勇者レイが魔王軍との戦いに備えて探していた古代文明の遺産(アーティファクト)のひとつ。同じ技術で作られた時間停止物体以外の全てを斬り裂くことができる。 剣の形状をしているが、本来は小規模な土木工事に用いる工具。当然ながら武器としての使用は想定されておらず、製造当時は対人安全装置が施されていたため生物に対して使用することができなかった。しかし作中の現代においては安全装置と管理AIが完全に破損しており、普通に武器として使用することが可能となってしまっている… 伝説の剣「雪王」(アランドラ) 「この世に斬れぬ物はないといわれる、伝説の剣…」 チャージ攻撃が出来ない以外に欠点が無い本作最強の攻撃力の剣。 取得に必要な条件は20回以上の戦闘不能回数…つまりはゲームが下手なプレイヤーへの救済措置である。 〔非実体剣〕 何らかのエネルギーで刃を形成する剣。通常状態では刀身が無いから収納問題はこれで解決だ。 光剣サイファー(ストライダー飛竜) 「貴様らにそんな玩具は必要ない」など恰好良いセリフの多いNINJA、ストライダー飛竜の使う武器。 形状はトンファー。振るうと光の刃(高圧加速されたプラズマ粒子)を放出し、どんな物質でも切断できる。 ボスとか体力の高い敵には何回も斬らなきゃダメ、アクションゲームだから仕方ないけど クロスオーバーゲームである『NAMCO×CAPCOM』でも、プラズマを発生させ、 あらゆる物質を一刀のもとに両断するという設定は健在である。 ボスとか体力の高い敵には何回も斬らなきゃダメ、RPGだから仕方ないけど ライトセーバー(スターウォーズシリーズ) ピシュー、ヴォンヴォン などと、映画をよく知らない人にも耳に残る効果音を発するエネルギー剣。 筒状の柄からプラズマの高熱体である刃を発し、あの世界の銀河においてユニバーサルカッティングツールと言われる程に斬れないものはない(正確には焼き溶かす)。 あくまで超高熱で焼く剣であるため、この世界から産出される鉱物や、独特の進化を遂げた生物で防げる物もある。 忘れがちだが、実体剣とはあまりに勝手が違いすぎるのでものすごく扱い難い。そもそもこの世界はブラスターなどのエネルギー銃が普及しているので、これを戦闘で実用レベルに扱えるのはフォースの力を使えるジェダイとシス位なもの。 LZ-アンサラー(バイオハザード ヴィレッジ) BSAAが開発中の次世代近接戦闘装備。 荷電粒子の刃はあらゆる物質を両断する。 構え続ければ両刃剣モードにも変更可能だ! LZ-アンサラーの説明文 本作における隠し武器の一つであり、クリア後のミニゲーム「THE MERCENARIES」の全てのステージをSSランクでクリアする事で購入できるようになる。 柄から光刃が生えるなど、見た目はまんまスターウォーズのライトセーバーで、性能は刃の色によって変化する(*29) モデリングがナイフのものを流用してあるのか、見た目の割にリーチが短いなど使い難い。正直入手難易度の割に性能が微妙過ぎる ビームサーベル(仮)(ARMS) 通りすがりのサラリーマンが弟との因縁に決着をつけた最終戦で使用。 手に持っていたジャバウォックの爪が砕けたと思ったら、光り輝くエネルギーの剣が出現。 作中において無数の空間の断裂の刃を、完全体ARMSと化した弟ごと一刀両断した。 物理を無視して全てを両断する空間の断裂を逆に切り捨てたこの刃に断てぬ物は無いだろう。 ジャバ爪がビームサーベルになる唐突さはシリアスな笑い。 アンタイ・ウェポンの大剣(ニンジャスレイヤー) ザイバツ・グランドマスターの一人である、ダークドメイン=サンの使う反物質兵器。 亜空間へのアクセスを可能とするユニーク・ジツを応用して生み出す武器であり、触れただけで物体と対消滅するので防御は不可能。 作中では大剣の他にも、棒、クナイ、ジャベリンなどを生み出して使用した。 防御は不可能なのだが、この武器はどんな物質とも対消滅反応を起こすので、スリケンなど飛び道具の大量投擲によって相殺するという対処法がある。 光刃(エスケヱプ・スピヰド) 金翅(きんし)の九曜(くよう)が搭乗する鬼虫九番式『蜂』の武装の一つ。 九曜の二つ目の異能である光子制御(エーテル)により、光子を圧縮し数十mの長さの刃とする。 蜂の針の部分に相当する場所から伸びる、その超高熱の刃はあらゆる物体を焼き切る。 ブレード(アインハンダー) レーザーで形成された刃で敵に直接攻撃をする。戦闘機で近接戦闘を行うというのは本来なら自殺行為なので、この武装は無人機の特攻用兵器である。しかしプレイヤーはこれで敵機に攻撃を行う、どういう神経してんだ このレーザー刃は破壊できない障害物や敵機の装甲を無視して最大射程まで伸びる。という特性があるので、分厚い装甲を無視しつつ、敵ボスのコアに直接ダメージを与えるという芸当が可能。 なお普通だとブレードの間合いは短いが(*30)、十字キーを↓↘→と入力する事により一瞬だけ3倍程の長さまで延長できる。習熟すれば連続入力する事により、画面の半分以上を覆うブレードの斬撃乱舞を行える。 終焉ノ光刃(ゼロブレイド)(蒼き雷霆 ガンヴォルト) 「集いし残光、輝く刃。終焉を告げる光の煌めき。地平を裂いて無へと還す」 作中の終盤の敵である、大電波塔アマテラスの守護を担う、光を操る残光(ライトスピード)の能力者、イオタの使用する大技。 背中に装備されたフォトン・ビットと能力を全力で使用する事により、巨大な次元刀を形成、その一撃は空間すら切り裂く。 ちなみに彼は、光速い(はやい)、音速い(おそい)という独特の言葉を使う事により、ガンヴォルトスレのアイドルの一人でもあった。 ネタの塊みたいな言動した結果、処女厨かつ緊縛 機械姦マニアかつ、ロリコンでドルオタだとの評価を受けたデイトナには負けるが 〔剣技〕 特殊な剣を振るうのではなく、ただ使い手の技量によって「なんでも切れる」を実現したものすごい人々。 「弘法筆を選ばず」の極致の様な方々である。 一文字流斬岩剣(魁!!男塾) 男塾二号生筆頭赤石剛次の必殺剣。 「この世に斬れぬ物なし」という赤石の決め台詞通り、銃弾から大地までありとあらゆるものを切り裂く。 初登場からしばらくは普通の日本刀を使っていたが、その刀を砕かれた後は斬馬刀のような巨大な刀を使うようになった。 この事からもわかるように、特別なのは一文字流の技であって、刀ではない。 斬鉄剣と名前が似ている事に加え、作中でも赤石の刀を指して「斬岩剣」と呼ぶ事があるので紛らわしいのは確かだが。 モビルスーツ用の剣術(機動戦士ガンダムSEED ASTRAY R) 『機動戦士ガンダムSEED』には日本刀を装備したMSが多数登場するが、単に振るうだけで何でも切断できる訳ではない。 その真髄はグレイブヤードに住んでいる剣術の達人蘊・奥(ウン・ノウ) とその弟子のロウ・ギュールが修めた剣術にあり、 「物体に対して90度垂直に、まっすぐブレなく振り下ろす」事ができればあらゆる物体を切れると説明された。 きちんと当てれば、ビームだろうとフェイズシフト装甲(*31)だろうと切断し、作中で切り裂けないものはなかったチート剣術。 逆に言えば刃を垂直に当てなければその威力は発揮されないため、白刃取りで防がれてしまうという場面も存在する。 ただ、このトンデモ理論が説明されているのは戸田版のみの設定であるため、他の媒体ではどこまで反映されているかは不明。 戴天流剣法(鬼哭街) エロゲなのに本人は一切の濡れ場が無い異色過ぎる主人公が修める剣法。 地の文において。 『内家の達人が獲物を執るとき、それは硬さ鋭さだけでは語れない。丹田より発する氣を込めて振るわれたとき、ただの布帯は剃刀に変じ、木片が鉄槌へと変じる。 同様に、鋼の刃は…… 鋼の刃の変ずる果ては、ただ因果律の破断のみ。それは形在るもの悉くを断ち割る、絶対にして不可避の破壊』 とあるように何でも斬れる、くらった奴は斬られた感触すら無い。 一見無敵なように見えるが、 その一撃を放つまでに氣を練る時間が必要(込めてないとただの刃物でしかない)。 同じ戴天流を修めた同レベルの達人には防がれる。 氣を使う必要があるので、体をサイボーグにすると術理が使えなくなる(*32) という欠点がある。 シュマーリ・ゴールド(B.B.ライダー) 主人公ニトスの必殺技。作中この技をまともに受けて無事だった者はいない。 本来ならば人間や魔族を遥かに超えた“真なる魔王”だけが使える金色の剣閃だが、全く普通の人間だった少年時代のニトスが習得しかけていた。 曰く「切るタイミングではなく開くタイミング」「ナイフを振るうとその軌道を開いているような光の剣閃が見える」との事。 終盤では戦闘でも使う事ができ、その威力は絶大。 ちなみにニトスが使うナイフは本当に何の変哲もない普通のナイフなのだが、1200年に渡る戦いの中で新しいナイフに持ち替えたような描写が無いので、もしかしたら戦っている内にナイフそのものも何でも斬れる剣に変わっていたのかもしれない。 剄術(鏡の中の戦魔) 自己の内部で練り上げた『気』を、刀剣なら刃の上に、棍や戦槌などの打撃武器であるならば打撃面に展開。 『破壊』の意思を練り込まれた、その『気』の作用で対象物を破壊する技。作中において一般技能であり、人間族の戦士なら大体誰でも使える。 巻末にある設定によるとこの技の真価は、 極小規模の念動力 である。武器を収束媒体として使い発揮されるこの力は、 対象物の分子間引力を直接的に切断する 。 このため同じ剄術を用いない限り、物理的に防ぐ事は不可能。 達人クラスになると物質の位相そのものに干渉し、強制的にその分子の状態を変化させる事で、対象物を冷却する事も、加熱する事も出来る。 無敵の技に見えるが、武器の切れ味を極限まで良くするだけであり、刀身より先にある物は切れない。(専用武器+剄術達人なら、一瞬だけ刀身を延長させて切る事もできるが) 斬り裂く銀の腕(カンピオーネ!) 神殺しの一人たる剣士サルバトーレ・ドニの持つ権能。 「僕に斬れないものを認めない」という意志を込めることで銀色に輝く右腕に触れたものを「全てを一刀両断する魔剣」へと変え、心眼に覚醒する程の超絶技量と合わせることで鉄はおろか気体・液体・霊体をもぶった切る。 基本手持ちの剣に付与して使用するが、最終的には右腕だけで全てを切り裂く領域にまで進化している。 また他にも斬撃の長大化・剣の巨大化が可能で、かすり傷しか与えられなくとも、呪力を込めれば「傷口の治癒不可能」・「自動的両断」・「傷口の爆発炎上」等各種呪詛を付与できるため当てればほぼ相手は積み、低く見積もっても呪詛に対する抵抗でかなり消耗する。 …まあ、向かう相手も同じくらいチートな神・神殺しなためこれでやっと互角というとこなのだが、この能力の真価は「どんなものでも魔剣に出来る」面にあり、 本人はガチで近接剣術特化型なので滅多に使用しないが、その気になれば地面を剣とし範囲攻撃・かつて魔剣化した小惑星を遠隔操作で落とすなんて裏技が出来たりする。 アトミック斬(ワンパンマン) S級ヒーロー第4位、アトミック侍の必殺技。サイキック斬ではない。 一秒間に100を超える斬撃を放ち、一瞬で粉微塵に切り捨て、その切れ味は原子をも寸断する。 …但し本作には切っても死なない怪人もいる為、いまいち決め手にかける事が多い。 ”先輩”の記動力(矛盾都市TOKYO) 常に日本刀を所持しており、 「思い信じて斬撃すれば、いかなるものも分詞結合を砕かれて断ち割られる」という記動力を持つ。 作中で似た能力と言われる「思い信じて打撃すれば、エネルギー保存の法則に従い、いかなるものも打撃力を受ける」の例から類推すれば、 実体のないものや概念も断ち割ることができると考えられる。 唯閃(とある魔術の禁書目録) 神裂火織の必殺技。 日本に伝来した十字教(キリスト教)を独自発達した宗教で研鑽された剣術や術式構成の集大成、肉体の超強化からの居合術。なお斬撃は居合で無くても良い。(*33) 十字教、仏教、神道三つの術式の相互補完(たとえるとグーしか出せない相手にはパーを出せば必勝出来る、つまりじゃんけん理論)により完全な破壊力を生み出している。必殺の概念も宿せて、下記にあるカーテナ=オリジナルと拮抗できる程。 あらゆるものを切断するとされるがじゃんけん理論の通り、神裂火織並みに多種多様な魔術に精通し、斬撃に合わせて適切な防御術式展開すれば普通に防げる。 武器その物の威力を無効化する魔術などを使われても無力化される。 次元斬(Devil May Cryシリーズ) バージルとダンテの魔具であり、人と魔を分かつ力を持った閻魔刀によって繰り出される、空間を超えて切り裂く居合。 バージルは敵の位置をホーミングする小規模な形で発動し、ダンテは前方の空間に無数の斬線で切り裂く形で発動する。 更にバージルは上位の技として、前方の広範囲を大きく切り裂く次元斬・絶を奥義としても使える。 デビルメイクライ4の小説版によれば、 居合いで抜刀した瞬間に、空間を湾曲し、切開かれた次元が隣の次元を巻き込み、対象の周囲の空間その物を破壊する とある。 兜割り(装甲悪鬼村正) 主人公の湊斗景明が使用。本来は吉野御流合戦礼法に伝わる技……ではなく 試練 。 その内容は、劒冑の兜を刀で両断する事で印可(免許皆伝の証)を与えられる。 しかし、強靭さにおいて戦車の正面装甲すら凌駕する甲鉄を両断するなど生身の人間では不可能であり、本来は 自分はただの人間でしかない と自覚させるためだけの鍛錬である。 だが、これを現実に人の身で行えたとした場合、それは 物理法則を超越した力を持っている という証明である。 これを行えた者の その一刀を阻む物は存在しない 。 しかしこの大難行を行えた湊斗景明だが。ある事情から、ストーリーにおいて特定のルートに入るまで兜割りを行った事を忘却しており、故に兜割りも使用できない。 瞋(ウラミ)(装甲悪鬼村正) 最悪の殺戮を行い続ける発狂した総大将、足利某が使った剣技。 背に触れる程に野太刀を大きく振りかぶった状態から斬撃を放つ技である相国寺流甲冑礼法”悪竜”に、始祖村正の異能を重ねて放つ斬撃。 その異能とは基素分解である(*34)。万物の結び付きを強制的に解くこの斬撃は振り抜いた先の広範囲のありとあらゆる物を消滅させる。 作中では、この技を放った際に山も河も木々も鳥も獣も敵軍も味方の軍もほぼ全てが消えて無くなった。 秘剣・飯綱(いづな)(るろうに剣心) 登場人物である石動雷十太が使う剣技。 古流の秘伝書から十年の歳月をかけて会得した秘剣であり、凄まじい剣速によって真空の刃を生み出す。 真剣で放てば 金剛石すら両断できると見立てられる程の威力 。 最高の硬度を持つダイヤを砕かずキレイに真っ二つに出来るのなら、その剣で斬れぬ物はないだろう。 剣心の勘違いでなければだが。 鉄砕牙で放つ冥道残月破(犬夜叉) この世と冥界を直接つなぐ冥道を生み出す技である冥道残月破を鉄砕牙の斬撃に合わせて放つ技。 通常の妖術である冥道残月破は黒い球形の冥道により、直撃した部分は強度を無視して冥界に送られる。(*35) 鉄砕牙で放つこの技は通常より遥かに出力が高まっており、通常の冥道残月破に耐える奈落の巨体を丸ごと切り刻んで冥界に送り込んだ 形状も通常の球体状から変化しており、三日月型になっている。 薬師丸流剣術(荒野に獣慟哭す(漫画版)) 主人公の最大の敵であり味方でもあった薬師丸法山の振るう野太刀の斬撃。 プレート入りのボディアーマーや、MINIMI機関銃の連射に耐えるパワードスーツを人体ごと真っ二つにする。 この男の斬撃は物理の範疇を超えているかのようだが…と、一見した主人公に思わせる程の切れ味を誇る。 その術理は、特定の形状の刃物が物体のある一点に斬り込む際、有効な進入角度は厳密には一つしかない。 薬師丸法山はその唯一の軌道を瞬時に選択して野太刀を振るっている。 理詰めの極みのような一刀である。 夢想侵略(戦う司書) 「フォトナには対象に刃物を当てる必要は無い、斬った、という確信がありさえすれば斬れているのだ。」 フォトナ=バードギャモンが持つ魔法権利。想念を持って現実を侵略する究極の戦闘能力。つまり世界改変による斬撃である。 斬ったという確信をフォトナが持てば、現実でも実際に相手が斬れている。 過程と結果を切り離す事ができる『因果抹消攻撃』に限りなく近い能力である。 彼が武器を振るうのは、その想念を形にするための儀式に過ぎない。 アバンストラッシュ(ドラゴンクエスト ダイの大冒険) 大地を斬り…海を斬り…空を斬り…そして全てを斬る! 主人公の師匠が興した剣術「アバン流刀殺法」の奥義。 【力】最大の力を効率良く放つ「大地斬」 【速】高速の一閃で水や炎などの不定形な存在を切り裂く「海波斬」 【心】心眼で敵の弱点や本体を捉え、光の闘気を込めて切り裂く「空裂斬」 上記三つの技術を一つに合わせて放つ大技。闘気を射出する事による遠距離攻撃も可能。 全てを斬る。という言葉に違わず高威力であり正に必殺技。主人公は更にアバンストラッシュXなどの派生技を編み出した。練習台にされた北の勇者は危うく死にかけた。 だが、あくまでも人間が編み出した技であるために、人知を超えた強敵の前ではさすがに力不足だった。 斬法・水面月(ボーズ・ミーツ・ガール 住職は異世界で破戒する) 我が意のままに世界を歪めるという「我法」の一つであり、ウィンザー・イムヘイムの人生観その物。 自身の影と接触した別の影を剣で斬る事で実体に影響を及ぼす。影を断つことで実体を断つ逆転の法。限定的な世界改変による斬撃。 水面に映る月を斬る行為は、天空の月に何ら影響を与えぬが道理。しかし彼の法は、水面を斬って月を斬る不条理を為す。我法使いがそう信じるなら、法の圏内においてそれは真実となる。 SCP-221-JP(SCP Foundation) 何者かによって手作りされたタバコであり、喫煙した人物は記憶に基づく剣術(それが架空であっても)を繰り出す事ができるようになる。 実験で「剣術で真空波を生み出し相手を斬る」という物理法則を無視した剣術(*36)を使わせようとしたが、それ以上にヤバイ技を再現してしまったのか実験のデータは削除された。 喫煙者の記憶にある剣術を再現できるという事は、例えばそれがもし惑星すらも斬るという絶技だった場合は……?というのが明らかになったようで、今後の実験は凍結される事となった。 なお、タバコの効果(喫煙から3時間程で切れる)が切れると、剣術を使用した対象者への肉体の負荷がかかるので、常人が使うのは不可能な技を使うと最悪死ぬ。(*37) 分子分解(サガシリーズ) ロマンシング サ・ガ2「敵1体を分子レベルに分解し、跡形も無くしてしまう」 サガフロンティア「磁場を発生させ、敵1体を分子レベルで崩壊させる」 ロマサガ2ではスプラッシャーを装備する事で覚えられる技であり、サガフロではスプラッシュソードの専用技である。 説明文通りに相手を一撃で即死させられる。なお、これはゲームなので相手に即死耐性がある場合には効かず、どんな敵でも一撃必殺とはいかない。 テイルズオブシリーズの剣技(テイルズオブシリーズ) 空間を歪ませて敵を一刀両断する次元斬を筆頭に、 時間と空間を操る魔剣で、時空を切り裂き敵を飲み込むエターナル・ディバイドなど。 このシリーズにおいて空間を切り裂く剣技は結構多い。 こんな絶技でも相手を何度も攻撃しないと倒せない事がある、ゲームだから仕方ないけど。 空魔断絶(ブラッククローバー) ゼノンの魔法である、骨魔法と空間魔法を複合させる事により、魔剣ダーインスレイヴを生み出す。 そしてその剣を連続で振るう事により、無数の空間の断裂を飛ばして攻撃する技、空間そのものを斬る事により防御は不可能。 秘剣『斬鉄』(魔法科高校の劣等生) 剣術を得意とする魔法師である千葉一門の秘剣。 刀を鋼と鉄の塊ではなく、『刀』という単一概念の存在として定義し、魔法式で設定した斬撃線に沿って動かす移動系統魔法による斬撃。 単一概念存在として定義された『刀』はあたかも単分子結晶の刃の様に、折れることも曲がることも欠けることもなく、斬撃線に沿ってあらゆる物体を切り裂く。 ライダー超銀河フィニッシュ(仮面ライダーフォーゼ) 仮面ライダーフォーゼがコズミックステイツ形態で使う大剣であるバリズンソードで発動する技。 刀身を露出したスラッシュモードで、コズミックエナジーを攻撃に転用する斬撃であり、 敵に剣を突き立てた後に、宇宙空間に諸共にワープした後で、剣で切り裂く。 その威力は、あらゆるものを両断してしまう。 歪空剣(コールドゲヘナ) 人型ロボットに搭乗して放つ奥義。 亜光速に達する勢いで剣を振るい周囲の空間を歪める事により、大気を無限大の質量を持つ刃と化して攻撃する。 あらゆる物質を粉砕する斬撃だが、剣に滅茶苦茶な負荷がかかるので連発は不可能。 時空侵略クロノリメイク(時空戦士イバライガー) 茨城と世界の平和を守るイバライガーブラックの持つ能力。 時空の歪みを作り出し、周囲の物質を刃に変換して、どんなものでも分子レベルで切断してしまう。という設定。 万物両断(月歌の始まり) 主人公が使う異能の一つであり、彼が認識した万物を両断する。 電撃や火炎などの不定形の物や、自分の心の声などの概念も両断できる。 欠点として両断するだけなので、弾数の多い攻撃や、斬られる事で発動するトラップの搦め手にはただ斬るのみとはいかず。 本人が認識できない事象(視認不可能な速度だとか)にも能力の行使ができない。 〔手刀〕 己の手を剣とする方々。作品によっては生半可な名刀を凌駕する切れ味を誇る。 カラミティエンド(ドラゴンクエスト ダイの大冒険) 真・大魔王バーンの放つ超高速の手刀。 その切れ味は竜闘気での防御さえ無効化し、バーンいわく「切れぬものはない、この手刀こそ地上最強の剣」と豪語するシンプルながら最強の技。 更に「天地魔闘の構え」との併用も可能で、そうなると万全の状態のダイさえ大ダメージ負い身動きできくなるほどの破壊力となる。 但し、双竜紋の力を全開放したダイには通用せず真っ向から受け止められてしまっている。 アルティメットルーティンのナイフ(トリコ) 「何が起きても動じない「集中力」と…自己暗示にも似た圧倒的な「思い込み」…一部の隙もない「自信」が必要となる…!その思い込みが技の可能性を引き上げ…イメージに辿り着く道筋を見せてくれる…!!」 主人公トリコの放つ手刀。これ自体を素のままで放つだけでも超威力なのだが……。 アルティメットルーティン(一言で言えば、強く思い込みをする事でそのイメージを現実にするというもの)を使って放たれるナイフはイメージ通りに相手を貫く。 なお、これだけ見るとトリコの切り札と見える技かもしれないが、 インフレが超凄いバトル漫画なので有用性はお察しください。 これを初披露した次話でスタージュンに破られるとかなんだよ エクスカリバー(聖闘士星矢シリーズ) 山羊座(カプリコーン)の黄金聖闘士が使う手刀。 シュラが繰り出すそれは、全てを両断する威力を持つ聖剣抜刃(エクスカリバー)。彼が死した後は紫龍に魂と共に受け継がれた。 『THE LOST CANVAS 冥王神話』では先代の山羊座の黄金聖闘士であるエルシドが使用。 夢の四神の一人・パンタソス戦では利き腕を断たれても怯まず小宇宙を燃やし、自身の血を媒介にエクスカリバーを生成した。 なおエクスカリバーはイギリスのアーサー王伝説に登場する剣であり、ギリシャ神話とは特に関係無い。 ハイパーボリア・ゼロドライブ(斬魔大聖デモンベイン) マスターテリオンの搭乗するリベル・レギスの必殺技。 負の無限熱量を纏った手刀攻撃。である。 ただの絶対零度ではなく、異界からくみ出される正真正銘の負の無限であり、 主人公機であるデモンベインが放つレムリア・インパクト(*38)が周囲の時空間をも焼滅させる一撃である事を考えるに。 負の無限熱量を纏ったこの一撃は時空をも破壊するだろう。 亜空間斬り(アンドロメロス) アンドロマルスの使う技、亜光速で手刀を振るい空間ごと敵を切り裂く……という設定。 特撮にはよくある、設定のみの存在であり劇中で使用した事は無い。 マントルアーム(仮面ライダー×仮面ライダー オーズ W feat.スカル MOVIE大戦CORE) 仮面ライダーコアの両腕。 高熱の硬化外殻に覆われており、あらゆる物体をチョップで溶断できる……という設定である。 〔概念切断〕 「空間」「次元」「概念」のような、「通常の剣で切断できる」領域を遥かに超えてしまうものまで切れてしまう化け物のような剣(&剣技)達。 もはやここまで来ると「剣」のカテゴリに含んでいいのかだいぶ怪しいが……。 二次元の刃(イビルメタル)(魔人探偵脳噛ネウロ) 主人公脳噛ネウロの操る魔帝七ツ兵器の一つであり、その中でも最強を誇るもの。 見た目は根本が液体金属状、先が影のようになっている手のひらサイズの火のような形。どう見ても「剣」には見えない。(*39) だがこの剣には「斬る」という過程が存在せず、ただ対象を「斬った」という結果だけを残す。本来なら斬れない物ですら難なく斬ったことにしてしまう。 つまり召喚した時点で剣を振るという予備動作もなく、 対象は光よりも速く真っ二つにされる 。ある意味で物質の切断というカテゴリにおける「何でも斬れる剣」の究極系。 但しその代償としてとんでもない量の魔力を消費し、召喚にも時間がかかる上に、召喚していられる時間も最短(作中では4回切って消滅)……と「諸刃の剣」を体現したような存在でもある。 また、言い換えれば相手を物理的に切断する効果“しかない”ので、たとえ真っ二つにされようと平気な相手には必殺とはならない。 実際、作中唯一の切断対象が心臓を捥がれようが下半身が切り落とされようが死なない、「(変異を繰り返した)人間」なのだから洒落にならない。 常笑いの魔刀シュラムッフェン(戦う司書) 「穢れよ、シュラムッフェン」 意思を持ち思考して自ら動く魔法兵器。蜘蛛を象ったナックルガードにレイピアのような剣が付いている。 その力は斬るという過程と斬られるという結果を切り離す事ができる『因果抹消攻撃』。 振っただけで過程を無視し射程内(60m程)の任意の空間に不可視・無音の線が走り、そこに「斬った結果」を残せる。 常笑いという銘が付いたのは、無数の切断現象の結果起きる風切り音が笑い声に聞こえるからという事である。 使い手に一切の消耗は無く、無制限に連発が可能、しかも自動防御機能もあるという点ではネウロの二次元の刃より強そうに見えるが、 敵 ではなく 敵の居る空間 を因果抹消で斬るので必中攻撃ではない 自動防御にも対応限界があり、超高速の攻撃(マッハ5以上)には対応できない 液体とか形の無いのを高速で飛ばす攻撃には自動防御で斬っても無意味 などの弱点があり、万能の武器ではない。魔法兵器の中でも下級に当たる。 上位の武器として、常泣きの魔剣アッハライが存在する。 カーテナ=オリジナル(とある魔術の禁書目録) 見掛けは切っ先が無く刃も付いてない儀礼用の剣。真価は魔術霊装として使用した時に発揮される。 この状態で振ると 高次低次を問わず、整数で表す事の出来る全ての次元 を切断することができる。 使用者の身体能力を高めて超人へと変える効果もあり、小技として莫大な魔力をドーム状の衝撃波に変える事もできる。 切断範囲は剣から100m先にまで及び、副効果として斬った空間の「断面」が残骸物質(同量の鉄より重い)が出現する。 (人間の知覚が3次元上の物のみしか認識できないだけで、実際には他の次元の断面も出現しているが)。 防ぐ手段が殆ど無く、術式により 必殺の概念 が込められた唯閃でようやく拮抗できる程度。 あらゆる異能の消去 を行う幻想殺しでもなければ防げない。 なお、英国内でしか使用できない欠点もある(飛行魔術要塞により、他国の領土を英国の領土として塗り替えればそこでも使えるが) カーテナ=セカンドというオリジナルが紛失した後に作られたレプリカが存在し、オリジナルが存在するとそちらに力を奪われるが次元切断自体は可能。 更にレプリカの破片程度でも由緒ある王族の手にあれば、「他国の聖剣」と拮抗できる出力の光の刃を生み出せる。 呪悲陣(マガツヒ)(COSMIC WORLD) 不殺王、および紅牙が使用する魔剣。属性は「呪」 かつて大昔に妻を殺された男がその恨みから鍛造した古の妖刀の一種。 外見は刃が根元から三寸ほどのところで折れた刀なのだが、資格を持った使用者の持つ「恨みの念」を吸って自在に刃を形成する。 つまり使い手が恨みや負の念を抱けば抱くほど強力な刃を造れると言うかなり嫌な刀。 この形成された「恨みの刃」に直接触れた存在は「呪」を撃ち込まれ構成情報が破壊、内側から崩壊してしまう。 触れた相手の持ってるデータが丸ごとデリートされるのに近い攻撃なため「壊されても情報からアイテムを再度形成できる能力者」でも再度造ることができなくなる(再度データを取得すれば別のようだが) 但し呪悲陣が放つエネルギーの総量を更に上回るエネルギーで防御すれば構成情報の崩壊を防ぎ、打ち合うことが可能。 (しかし魔剣は本来「銀河数個を一瞬で葬る力を持った」宇宙戦争用の最終兵器であり、相手の引き出せている技量次第だがこれを防ぐには相応の力を必要とする) また呪術に詳しい存在でなければ感知すら不可能な「見えない呪いの刃」などの斬撃を遠隔で飛ばすことができる。 超銀河伝説剣(百合×薔薇:ライトノベル) 主人公の能力の両刃の剣。 斬った物を肉体・魂魄・生命・情報の全てを物理・哲学・神学で考えられる最小単位まで分解する。 物理学的には波の単位まで、哲学・神学的には泡の単位まで、つまり事実上の『消滅』。 更に、分解した相手を絶対的なルールを設定したうえで再創造できる (自分や親しい者に危害を与えられないようにして再創造など。死や時間から開放されたとしてもこのルールから開放される事は無い) 音・光・時間・空間といった事象や概念そのものも切断・再構築し、「距離」という概念ごと斬ることも可能。 経津神・布都御魂剣(ふつぬし・ふつのみたまのけん)(神咒神威神楽) 「ただ一振りの刃でありたい」 という渇望を具現化した求道型の太極。 己自身を剣そのものに変生させた斬の神威。壬生宗次郎こそが剣である。俺自身が月牙になる事だ 相手の硬度は関係無く、視線も念波も寿命も運気も魂も法則も概念も次元も宇宙すらも切断する。 この能力覚醒前の状態でも、本人にその気が無くても出会っただけで何れかが斬られている。(宗次郎に会うと早死にするという悪評が本編で立ってたのは、対峙した相手の 寿命 が斬られていたから) 本人が剣という概念と化しているので、 杖であろうと箸であろうと、徒手であろうと斬撃を放てる 上に 体表面に触れた相手の攻撃も自動で切り捨てられる(勿論、概念攻撃ですらも) という攻防一対の状態。 ちなみにこいつから距離を取っても、「距離」という概念その物を斬るので間合いの開きは無意味。 などと完全無敵なように見えるが作中ではこれ並のチート能力や、理屈も糞もなく格の差により無効化という状況があるので最強という訳ではない。 自己の可能性を無限拡大して攻撃をくらっても被害を最小限にできる 玖錠紫織 存在としての格が違いすぎる 第六天波旬 などが宗次郎の斬撃にも対抗できている。 八つの刃(神咒神威神楽) 蜘蛛の脚のようにも、ギロチンのようにも思える見た目をする、天魔・夜刀の背から生える八本の刃。 この刃は、星を裁断し、宇宙を切り裂き、時をも切り刻み、最悪の法則をも消滅させ塗り潰す強度かつ密度を有する。 無数の宇宙において、己以外の全生命体を抹殺しようとする最凶最悪の邪神と数千年も拮抗し続ける彼の刃を防げる物など、当の第六天波旬以外に居ないレベルである。 ……故に クリーンヒットすれば確殺にも程がある武器なので直撃しない というメタ的な都合がある。 黄金色の誓約(ティルフィング)(fortissimo) 超常武装とそれに宿る異能を有する存在マホウツカイに覚醒した剣道少女『鈴白なぎさ』の能力。 魔剣と聖剣の両方の側面を持つ西洋剣『スウァフルラーメ』の武装と『二度に限り全てを切り裂き、三度使用するとその身を滅ぼす』能力『黄金色の誓約(ティルフィング)』。 回数制限がある点では上記の宗次郎に一歩譲るが、未来視や極低確率を引き寄せる能力などサブスキルとして優秀な能力を彼女は有している。 何より最終戦闘で発現させた「自身に降りかかるダメージを0にする」能力『有限殺しの無限回廊(アキレウス・パラドックス)』により「三回目の使用による滅びを0にする」ことで回数制限を克服するなど拡張性や成長性に伸びがあることが強みである。 Dの剣技(吸血鬼ハンターD) 惑星一つ改造したエネルギー炉の無限に近いエネルギーによるバリア 原子レベルから元通りになる超再生能力の存在 体が電子・水・霊体などで構成された物理無効の存在 クトゥルフ的存在な名状し難い神 肉でも骨でもない生命の源 空間とか etc,etc,etc(作中じゃ超科学やオカルトでの超堅牢な装甲が普通に出てくる) …などを剣の一振りで切断して殺している。 なんとこれ、特殊な武器じゃなく本人の技量の賜物。 作中じゃ斬れなかったりする物もあるが、それはD本人が 本気出してなかったから としか言えない。 獅子巳十蔵の剣技(UQ HOLDER!) 幼少期に「仙丹」を口にし、不老不死の身体を手に入れた青年。 剣術のセンスはなく、作中の剣士達が10歳程度で達成する「斬鉄」に40年近くを要したという非才の身である。 しかし不老不死のメリットをフルに活用し、有り余る時間のすべてを剣術の鍛錬に充てた結果、その技量は神域に至った。 「何でも斬れる」の看板に偽りはなく、呪いや因果、認識、概念といった形のないものまで問答無用で両断可能。 作中では 「神に愛されているので一切の攻撃を受け付けない」 「復活直後は無敵なので一切の攻撃を受け付けない」 という 漫画の設定そのものを斬り捨てて勝利する離れ業を見せた。 才能も武器の力もなく、長年の努力のみで究極の斬れ味を実現している珍しい例。 無双剣(円環少女) 物理法則の歪んだ世界に住まう人間の使う魔術体系において、物と物の境界が曖昧な世界で発達した魔術 錬金大系 。 物と物の間の境界に「魔力」を見出し 自分が肌に触れたものの性質を自由に操る 。 無双剣とは錬金大系魔術における 聖別の化身 の応用(術者を覆う実体のない透明な膜を作り、その形状を自在に変える。この場合は剣の形)。 触れた物を粉砕、液化、気化、温度変化、ベクトル変化など自由自在に性質を操り斬れない物は無い。長さは地面から雲の高さまで伸びる程。 光の反射吸収を操る事により不可視にする事も可能で、実体が無いので重さも無いし振った時の風切り音すらも無い。 強力だがこれ以上にチートな魔術大系を使う敵ばっかなので作中じゃ噛ませ犬 聖ロギノスの刃(イスカリオテ) 奇蹟(神話を模した物理現象を超越した力)を含むあらゆるものを切り裂く漆黒の刃。 居合いで剣圧を飛ばしたなら砂浜が吹っ飛び、130mのビルより遥かに巨大に刀身を伸ばす事もできる 同系統のなにものをも破壊する聖ゲオルギウスの槍と衝突した際には矛盾が発生し、その場の現実の物理法則が砕けて世界が悲鳴をあげるほど。 魔剣アンサラー(ARMS) キース・グリーンのARMSの持つ、空間を断絶する能力により作られた刃。ジャバウォックを除いて、事実上あらゆる物体を切断できる。 その本領は三本尾の獣の姿になって放つ、射程100フィート、攻撃範囲360℃の完全無死角全方位攻撃により、範囲内の全ての物体を細断する「魔剣アンサラー」。 この魔剣アンサラーだが、別キャラの高槻崖も使用。元の使用者のキース・グリーンとはまた違い、空間の断絶を前方に隙間なく放った(*40)。 剣王登龍剣(超魔神英雄伝ワタル) 右腕と剣王の剣が一体化した巨大な手甲剣。その長さは龍神丸の全長の倍以上。 この世に存在するあらゆる全ての物を斬り裂く剣であり、更には時空や次元すらも両断する事ができる最強チート剣。 但し唯一「良き心」だけは切れないという欠点を持つ。 正確に言えばこれは元となった剣王の剣が持つ性質で、剣王登龍剣は登龍剣にその力を付与した代物である。 次元刀(幽☆遊☆白書) 桑原和真が仙水編で使用可能になった能力。それまで使用していた自身の霊気を剣状に変化させる「霊剣」に似ているが輪郭がはっきりしており、鋭い形状をしている。 文字通り次元や空間ごと切り裂くことで対象物の強度や硬度に関わらず切断可能な、命中さえすれば劇中最強クラスと言っても過言ではない能力。 領域や魔界と現世を仕切る亜空結界などの突破、脱出不可能な異空間を切り裂いて突破口・脱出口をこじ開けたり、空間を切り裂くことでワープトンネルを生み出すなど応用性にも優れる。 但し気分が高揚している時などに霊剣を出すと何か出る感じらしく、能力発現後も普段は霊剣しか使えない。 そのため、飛影が口車に乗せて桑原を高揚させることで使わせる一幕も。 理滅剣ヴェヌズドノア(魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~) 主人公こと史上最強の魔王アノス・ヴォルディゴードが使う魔剣。外見は闇色の長剣で、作中では魔剣の一種として扱われているが、その威力は桁違いなんて言葉が生易しいレベルの超チート。 「理を滅ぼす」という言葉に嘘偽りはなく、たとえ相手が時間を止めていようと切断し、一度斬られたら時間を戻しても回復しないし、回避行動も全く無意味。 神羅万象ありとあらゆるものを斬り裂く、まごうことなきアノスの最強にして最大の切り札である。 また、その素体はヒロインのサーシャの前世である破壊神の秩序であるため、サーシャも使用可能。 サーシャにとっての切り札の一つとなっている。 メダジャリバー(仮面ライダーOOO) 仮面ライダーオーズが使用する長剣。 通常時でも強力だが、「メダルインジェクション」という投入口にセルメダルを3枚入れた後、「メダレバー」を弾くことで保管ユニット「クリスタルボックス」に移動。そこにオースキャナーをリードすることで「トリプル!スキャニングチャージ!」の音声と共に必殺の「オーズバッシュ」が発動する。 グリップ部の「パワーオンバトン」というトリガーを引いた後、刀身の「ジャリバーエッジ」から空間を切り裂く斬撃が放たれるが、ヤミーを切り裂いた後すぐに空間が元に戻る仕組みとなっている。 幻界魔剣ベリアロク(ウルトラマンZ) 「宇宙の穴」と呼ばれる虚空怪獣グリーザの体内にある「次元を縫う針」とウルトラマンジードのベリアル因子が結合して生まれた、自意識を持つ魔剣。 ウルトラマンベリアルの顔を丸ごと模した柄頭を持つその魔剣は「斬りたい時に斬りたいモノを斬る」と嘯くほど傲慢で尊大だが、その威力は本物。 ただ怪獣を倒すだけでなく、ケムール人と一体化した地球人を分断したり、次元を切り裂いて時空移動も行うことも可能。 腐剣(デスサイズ)(PARADISE LOST) 自分の剣に、左頬の入墨から呼び出した黒炎を纏わせる、主人公ライルの技の一つ。 この黒炎は物質界を構成する物と逆波動を持ち、 この世界に存在するあらゆる物――不死であろうが、理論上殺害不可能であろうが腐滅させて、魂すらも塵とする。地脈の渦に放てば、周囲一帯を永劫の死の大地にする事も可能 。 ここから更に詠唱で出力を上げる事(ついでに長さも伸ばせる)もできて、 数億トン以上の瓦礫を凝縮溶解させ、威力はフレアの爆発にも匹敵する十数mの疑似太陽を一刀両断し簡単に消滅させられる 女王の剣(未踏召喚 //ブラッドサイン) ヒロインかつラスボスである白き女王の纏っている衣服が、無数に変形した武器の一つ(他に槍、槌、杖などがある) 白き女王の意思を自動で受け取り、自動で変形して自動で攻撃をする。 その一撃は現世と異界の双方のあらゆる組成を削り取り消滅させ、軌道上には白い痕跡のみが残るという防御不可能の一撃である。 なお白き女王にとっては、この程度の攻撃はジャブみたいなもん 無銘(センツァノーメ)(血界戦線) 異次元の物質を刀身にした刀。父である次元怪盗ヴェネーノが死んだ後は娘のヴェネランダに受け継がれた。 次元を切り取る刀であり、あらゆる物を切断できる上に伸縮自在で分かる限りでは数百mも伸ばせる。 ちなみにこの刀は、一族にとって呪いみたいなもんでありヴェネーノが次元怪盗なんやってたのはそれを解く方法を探すためであった模様。 更に作中の描写見る限りは一日に使用回数制限もある。 蛍丸(地獄に祈れ。天に堕ちろ。) ダブル主人公の片方。御殺十三が振るう総長四尺五寸、刀身二尺三寸あまりの大太刀。 この刀は地獄の瘴気を吸い変質しており、刃を起点に次元の裂け目を生み出し、強度もサイズも無関係に分割してのける次元切断を行える。 ここから能力を応用(地獄の最下層に落ちた右目と、刀で斬った次元に地獄を繋げる)する事により、 数百mサイズで地獄に繋がる裂け目を作り出したり、焦熱地獄と繋げて次元の裂け目から火炎の津波を巻き起こす事が可能。 絶し不変なる凶剣の冷徹(サオシュヤント・マーフ)(黒白のアヴェスター) マグサリオンの能力、相手を理解すればする程に研ぎ澄まされる解体の剣。 相手の本質を理解し、矛盾や歪みを白日に示す事でどんな相手にも致命の一撃を叩き込める。 自身のこの能力の本質を理解していない不完全な状態だけでも、斬撃範囲は極小規模でさえ森羅万象を削り滅尽し、彼が攻撃すればする程に宇宙は縮小していく。 理解しつくした後に放たれた一閃は、超巨星規模のサイズの敵の、『大きさ』も『距離』も『世界法則を塗り替える覇道』すらも無視して一刀両断。 欠点は相手を理解する事が必要なので、新しい敵と戦う度に攻撃力が初期化される。 絶空斬(ジェカンヅァン)(強殖装甲ガイバー) 獣神将の一人李剡魋とアポルオン、あと多分アルカンフェルが使える技。 李剡魋の獣神将としての能力は「離れた空間を特殊なゲートで繋ぐこと」である種の瞬間移動・空間転移系能力である まず腕の剣状の器官で空間に三角形の印をつけると、それによって形成された「面」が任意の離れた場所へと繋がる即席のどこでもドアのようなゲートになる。 物体がそこを部分的に通過した状態でゲートを閉じることで本来繋がっているという連続性が断たれワープゲート面を介している部分が分断される事を 「あらゆる物を切断する刃が落ちる」と形容しているが原理としてはどこでもドアの様なワープゲート式空間移動で生じ得る「事故」を攻撃方法として転用した様な物である。 また本来のワープゲート機能を利用して射撃武装を死角から相手に返す事が出来るのでこの技の前にはギガンティックダークですら突破法を思いつくまでは逃げ回るしかなかった。 直死の魔眼(TYPE-MOON作品) TYPE-MOON制作の同人ゲーム「月姫」の主人公である遠野志貴、及び小説「空の境界」の主人公である両儀式が所有する特殊能力。 この2人はナイフや日本刀で発動するため「なんでも切断する剣」になっているが、厳密には指でなぞるだけでも発動できる「なんでも破壊する能力」の部類。 物の「死」を視覚情報(線や点)として捉える事ができる。「死の線」は存在の死に易いラインを表し、線をなぞり断てば対象がどんなに強靭であろうと切断される。「死んだ」結果として切断されるプロセスのため、再生もほぼ不可能。 厳密には「なんでも」は切れないが、死・終了の概念が存在する大半の物体や、出力を高めれば概念や空間すら切断可能と破格のスペックを誇る。 両儀式は安定しているが出力は控えめで、遠野志貴は安定性に欠けるが出力が高い(脳が焼き切れるのを覚悟なら、通常では見えない線や点を見えるという事)。 SCP-2207(SCP Foundation) 見た目は使い捨てプラスチックナイフだが、相対速度6m/sで振られることで時空を切り裂き別の次元に繋がるポータルを生成する異常特性を持つ。(*41) その特性を利用して、財団は色々な次元にDクラスを派遣してみたのだが、126回目の実験にて高次元の組織から注意勧告が入った。 多元宇宙事件局「次元にどのような悪影響を与えるかの知識が無く、悪意も持たずにやってるからSCP財団のこれまでの行動は許しますけど。これ以上やるなら、1.罰金払わせる 2.懲役を科す 3.軍を介入します。だから二度とやらないようにね?(意訳)」 というメッセージが届いたので、財団はそれ以上の実験を停止して、SCP-2207は保管される事となった。 SCP-322-JP(SCP Foundation) 「刃が触れた人間が持つこだわり」、あるいは「刃が触れた物体が持つ一般的な観念」(*42)を消去する異常性を持つ一振りの日本刀。 この刀を持つ人間が、観念上で一番最初に思っているのを斬れるようであり。 台を斬る→物を乗せるという観念が消滅し、パーツ単位でバラバラになる。 西瓜を斬る→食物という観念が消滅し、食べられる部位が皮と同じになる。 居合の訓練に用いられる藁束を斬る→斬られる物という観念が消滅し、通常の日本刀では切断不可能な強度になる。 床を斬る→床という観念が消滅し、地続きになっている全ての床が瞬間的に液状化。 人間に対して切りまくると、最終的に生のこだわりすら消滅して自殺に走る事となる。 ちなみにこの刀は同時に発見された鞘だけは斬れないので、この鞘のみ、この刀を無事に納める事ができる。 SCP-1079-JP(SCP Foundation) チタンと鉛の合金で構成された円筒形の構造物であり、半径は1.5m、全長は3m。重量は0.83t。 SCP-1079-JPの内部は、未知の触媒を利用した光共振器となっており、スイッチ状の突起を押すことにより、内部から謎のビームを発射する。 ビームは紫色を帯びている。最大射程は約30mと推定されている。 で、この謎のビームだが簡単に言えば、次元そのものを歪める何かであり、これで「切断」されると次元構造レベルで切断されてしまう、「次元」を断つビームなのである。 「……ちょっと待て、剣じゃなくて射撃武器じゃん」と思ったあなた、この武器は予定ではこう使うんです つまり、次元を断つビームサーベルである 画像出典:http //ja.scp-wiki.net/scp-1079-JP ,by crow_109,2020/01/12閲覧この画像は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 喚び水の剣(ベルセルク) 髑髏の騎士が呑み込み続けた、多数のベヘリットで形成された異形の剣。 その斬撃は空間を切り裂き、幽界へと繋ぐ一刀である。 またその空間を通って別の場所にワープする応用もできる。 「喚び水の剣 戦犯」「髑髏の騎士 やらかし」 九竜覇剣 虚空斬破(虚無戦史MIROKU) 無幻弥勒の使用する剣技。文字通り空間を切り裂く事が出来る。 応用技として、円状に切り抜いた空間を球体として飛ばす遠距離攻撃。 切り抜いた空間に飛び込んで別の場所からいきなり現れる短距離ワープも可能。 このような絶技を行えるのは、空間支配能力を持っているからだろう。 天地乖離す開闢の星(エヌマエリシュ)(Fateシリーズ) ギルガメッシュの所持する宝具である乖離剣エアの最大出力。 周囲の風を魔力を伴う超高速回転で巻き込み、極限に圧縮、それによる真空波の渦を放出する事で空間を切裂く。 後発作品&それに付く設定資料によって設定が変化しまくる剣でもある。この作品において設定変更はよくある事だが……。 RPGなどのゲームにおいて何でも斬れる剣でも、相手のHPを減らすだけでしかないのだが、なんとこの剣はRPG式のFate/EXTRA CCCにおいて 発動すれば相手は絶対に死ぬ効果を持つ 。(*43) 偽・螺旋剣(カラドボルグⅡ)(Fateシリーズ) アーチャーの所持する投影宝具の一つ。 真名解放をする事で刀身の周囲の空間を削り取るなどの効果を発揮する。 この剣だが、見た目はまんまドリルな形状をしている。これはアーチャーが矢としても使えるように改造を施したからと推測されていたのだが、 なんと、元の虹霓剣(カラドボルグ)からしてドリル剣の形をしていると判明した。 無元の剣製(つむかりむらまさ)(Fateシリーズ) 千子村正の宝具。 まず特殊な固有結界を展開、無数の剣の荒野の空間を発生させた後に、その空間内の全ての剣が砕けて一振りの刀を形成する。 それが都牟刈村正(つむかりむらまさ)。究極の一刀であるその刀は、時間、空間、因果を断つ一斬を行う。 次元刀(新説魔法少女) 時間と空間すら切り裂く時の剣 。 手足の硬質化と変形の力を持つ剣のマジカロイドが、宇宙外の力を使用する剣の魔法少女に覚醒して使用できるようになった技。 シミュレーションRPGである本作において、攻撃力1.8倍+防御無視でダメージを計算するので、一撃必殺級の威力である。 光牙(新説魔法少女) 遥の形見の武器、あらゆる概念も斬る 。 理論上は宇宙の法則をも書き換える闇のマジカロイドが、宇宙外の力を使用する星の魔法少女に覚醒して使用できるようになった技。 シミュレーションRPGである本作において、 3マス先まで届くMP消費0の全属性特効の斬撃 、という破格の攻撃である。 A・ARM(エインジェルアーム)(トライガン/トライガン・マキシマム) 主人公の兄にしてラスボスのナイブズが扱う能力。 作中では、腕を刃に変形させて、宇宙空間まで薙ぎ払う斬撃を行う。 この能力は理論上は、プランク的な不確定性を法則を無視して操作する事であり、更に因果律の崩壊やそれによる創造が可能である。 あらゆる時間軸、多元的宇宙、更に高次元にまで及ぶ。本気になれば因果律だろうと時間、概念なんだろうと「全て」を崩壊することが可能。 次元を断つ大剣(片道勇者(フリーゲーム)) 読んで字のごとくな大剣。 フリー版「片道勇者」に新規要素追加とバランス調整を施した有料版であるプラス版の追加武器。 特定条件においてゲームクリアすれば獲得できる装備品であり、これを倉庫にしまえば次の周回で使えるようになる。 性能では、攻撃力は高く、耐久値(*44)も高いという面だけ見れば優れた武器。 だが、なんとその重量は16という数値を持ち、とにかく重すぎる。初期最大重量は30前後という本作において、所持品の重量との戦いでもあるゲーム性ではコレクションアイテムに近い。 Charaの一撃(UNDERTALE) Gルートに入り、モンスターを次々に虐殺して行き最後の門番をも倒した結果。 HP、ATK、DEF、ゴールド、EXPExecution Points、LVLEVEL of VIOLENCEなどの「力」が高められた結果、復活を果たしたCharaの一刀。 その一撃は世界そのものに直撃し、世界は消滅した。(*45) ゲームらしくこの一撃はダメージ表記があるのだが、それは無数の9が並ぶ(*46)という早々見かけない特大のダメージ数値となっている。 解明剣(エルシデイター)(アクセル・ワールド) グラファイト・エッジの使う心意技(*47)、刃を単分子レベルまで薄くして、対象を切断する。 ここまでは物理の範疇に収まるのだが、オンラインゲームである作中において絶対的に薄くて鋭い刃だから何でも斬れるという究極理論によって、対象が切断されたという結果だけをもたらし、因果無視による回避も防御も不可能な一刀。 フィールド全体を俯瞰する技能も併せれば、対象との距離すらも無視できる。 欠点としては、使用者の想念による技能なのでイメージによって事象を上書きするという手順が存在する。距離すらも無視する斬撃を放つのは更に手間がかかるので、これを戦闘中に使うのは実質不可能。 枢機へ還す光(スパラグモス)(メイドインアビス) 「黎明卿」ことボンドルドが使用する遺物兵装。肘に装着されており、光の刀剣を生成する。 その威力は切断どころの話ではなく、接触した部分を問答無用で消滅させる。おまけに奈落のルールを書き換える力があるらしく、 不死身の呪いをかけられ無限に肉体が再生されてしまうミーティの左目を穿った際には左目だけが再生されないままになっており、 金属製の医療器具や工具でさえ傷一つ付かないレグの腕を容易く切断したりしている。 ごく短時間しか刀剣を生成できない、発動時に莫大な熱を発するため水中では使えない(無理に使えば大規模な水蒸気爆発が起きるとの事)という弱点はあるが、 それを差し引いても彼が所有する兵装の中では最大の脅威と言える。 〔その他〕 なんでも切れるけど剣じゃなかったり、「特定の物体」ならなんでも切れたりしたり、そもそもなんでも切れるのは大嘘だったりする剣類。 リアル斬鉄剣(現実) 岡山県のアロイ工業で作成された刀だが、 日本刀ではない 。(*48) 10cmの超硬合金を、軟鉄に溝を掘ったものに並べて鑞付けし、ダイヤモンドディスクを付けたグラインダーで刃付けした物。 普通の日本刀と一緒に車のドアに試し切りをした結果。通常の日本刀は刃毀れが起きて鞘に入らないぐらいにひん曲がったのに、この刀はその日本刀の3倍以上の長さを斬った上に、折れず曲がらず刃毀れも無しだった。 試し斬りした藤岡弘、はこれを リアル斬鉄剣 と呼び表した。 現代の製造法で強固な刀を作るというのは、海外のコールドスチールという会社でも行っている。 特殊ステルス戦闘機(ルパン三世 燃えよ斬鉄剣) 石川五ェ門の斬鉄剣を凌駕する、軽く丈夫な特殊斬鉄合金で制作された両翼機。 ボディその物が斬鉄剣を超える金属で精製されており、巨大な刃のようなその翼は、突撃するだけで戦闘機を真っ二つにする。何でも斬れる翼。 しかし五ェ門の全く同じ個所を三度斬るという絶技の前に敗北。両断された機体は海の藻屑となった。 なんでも切れる刀(HUNTER×HUNTER) 登場したものではなく、 登場しなかったもの 。 クラピカの師匠が具現化系念能力の解説をする際に「具現化系能力で作れないもの」の例としてあげている。 曰く、「単によく切れる刀だけなら作れるが、なんでも切れる刀は人間の能力を超えているので無理」とのこと。 ……ノヴの「四次元マンション(ハイドアンドシーク)」とか明らかに人間の能力を超えてるから出来るのでは?と疑問視されることもあるが、 異空間生成はデメちゃんや不思議で便利な大風呂敷(ファンファンクロス)などで登場済みで、テレポート能力だけ見ても元々何例か登場しているため、 才能と制約の賜物とも言えるノヴの能力は作中において常軌を逸した能力という訳ではない(利便性なども考慮すると極めて稀有な能力ではある)。 ここはやはり、「なんでも(=100%、絶対に)」が人間の能力を超えている部分と解釈するのが自然なところだろう。 そもそもこのシーンは念能力の利便性とその限界について教授しているものであり 何でも切れるような刀は作れないが、それを限定的に可能にしてしまう強化方法である「制約と誓約」こそが話の骨子。 ここで語られた『何でも斬れる刀』は、クラピカにわかりやすく「制約と誓約」を説明するためのただの例題でしかない。 フラガラッハ(ケルト神話) 名は報復者を意味する。どんな「鎖」でも斬れる魔剣。用途が限定的すぎやしませんかね……。 一応鎖以外にも鎧ぐらいなら簡単に切り裂ける切れ味はある模様。 投げたら敵に当たって戻ってくる能力や、これでつけた傷は治らなかったりするなど神話の魔剣テンプレ能力も持っている 死神の鎌(デスサイズ)(黒執事) 作中に登場する「死神」が使用する道具が該当。剣ではなく、チェーンソーや枝切り鋏といった園芸用品が基本だが、大鎌も存在する。 本来は死んだ人間から魂を回収するための道具だが、「何でも切れる」という謳い文句があり、作中では鉄パイプやナイフ、果ては大型客船を一刀両断して見せた。 死神の鎌(デスサイズ)同士を斬りあうことはできない。 アヌビス神(ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース) 本体が死んだ後もスタンドが刀に宿り、500年が経過した現在も生きている特殊なタイプのスタンド。 選択した物体を透過して、斬りたい物だけを斬れる能力がある。 これによって防具や障壁の影響を受けずに対象を切り刻める。装甲を透過するから、結果的に何でも斬れる剣。 刀自体の切れ味も相当なもので、ジャン=ピエール・ポルナレフとの戦いでは遺跡の石柱を難なく切断してみせた。 デュラハンの剣(元将軍のアンデッドナイト) 異界の精霊であるデュラハンの体の一部である剣。 刃や鎧や肉体を透過して、対象の命のみを断つ呪われた魔剣。 装甲を透過するから、結果的に何でも斬れる剣。 斬霞(蟲忍) 己の身を不確定の存在と化して、長距離の座標に転移する技であるが 応用として、一瞬だけ対象を不確定の存在に変化し、途中にある物体を切断する技としても使える。 この斬撃を物理的に防ぐ事は不可能。装甲を透過するから、結果的に何でも斬れる剣技。 ジャバウォックの爪(ARMS) 高槻涼が完全体ARMSと化した事で使えるようになった武器。 原子レベルに干渉するサイコキネシスによる防壁などの防御などを、次元への干渉もして切り裂く爪。 破損した爪の一部分だけでも、上記にある非実体剣の項目の通りすがりのサラリーマンが使ったビームサーベルみたいな、光り輝くエネルギーの剣から、ジャバウォックは爪はそのようにも変化できると考えられる。 ウルヴァリンの爪(MARVEL COMICS) あらゆるものを切り裂く爪。 骨格に分子レベルで結合されたアダマンチウムを、鉤爪の形で伸ばして敵を切り裂く。 ヴァリアブルスライサー(ゴジラVSデストロイア) デストロイアの使用する技であり。何でも斬れる角。 角からミクロオキンゲンの分子間結合を緩める。効果を利用して分子レベルで角を伸ばし敵を切り裂く。 当然この角は分子結合を解く力があるので、相手の材質を無視して何でも切り裂ける。 体内炉心が暴走し、異常再生力を持ったバーニングゴジラの前には切られた瞬間にその箇所が再生するという現象を起こして無力だったが。 次元断(サガシリーズ) ロマンシング サ・ガ3「空間を断ち割って、次元の狭間に敵を落とす」 ロマンシング サガ -ミンストレルソング-「敵の周囲の次元を切り裂く大技」 読んで字のごとく、次元を断つ斧技。 説明文通りに相手を一撃で即死させられる。なお、これはゲームなので相手に即死耐性がある場合には効かない。 醒杖ランスラウザー(劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE) 仮面ライダーランスの持つ武器であり、 1秒間に200万回振動することで高熱を放ち、あらゆる物体を分断する刃を持つ槍。 シンゴウアックス(仮面ライダードライブ) 登場キャラである仮面ライダーチェイサーが使用する武器。 高周波振動装置が組み込まれた刃は、あらゆる物体を一瞬で切断することができる斧。 ジカンザックス(仮面ライダージオウ) 仮面ライダーゲイツの持つ可変武器であり、 高圧エネルギーを送り込む事で、共鳴振動を生み出し、あらゆる物質の切断を容易に行える刃を持つ斧。 メモリ「切断」(風都探偵) 『風都探偵』のエピソード「迷路棟のh」に登場するシザーズ・ドーパントの能力。 人差し指と中指を動かして閉じた瞬間、対象はもちろん空間その物を断ち切る鋏の能力を有している。 発動時は対象となる空間に切断する光の輪が発生し、その輪を境目として空間を切り開く。 鬼鋏(エスケヱプ・スピヰド) 朧(おぼろ)が搭乗する甲虫五号丸『鍬形』の奥義。 自身の異能である重力操作(グラビトン)を鍬形の両の鋏に集中し鋏を閉じる事で。 空間その物を捩じ切る超重力により、km範囲の全てを両断する。 鬼虫を超えるために開発され、最新・最後・最強に位置づけられた甲虫五号丸が誇る最強の大技である何でも斬れる鋏。 チョキチョキの実(ONE PIECE) 超人系悪魔の実であり、食べた人間をあらゆるものを切り取り、切り出したものを紙のように扱えるハサミ人間に変える。 応用として、切り取った物は自由に折り曲げたり接着したりもできる。 SCP-572(SCP Foundation) 素晴らしい『バランス』と『切断力』を有している刀剣……だと、持っている人間が錯覚する異常特性を持った刀。 自分が無敵の剣豪になったかのような感覚を得るだけであり、実際の性能は劣悪の一言。素材である鋼の材質は一般的な刀剣の標準以下であり、戦闘用としては重心もひどくアンバランスである。 項目名は『パッと見無敵のカタナ』。 SCP-4514(SCP Foundation) 何でも斬れるという特性などは無く、ある一つの異常性を持つ以外は、標準的なスイッチナイフ。勿論、これで致命傷を負わされたら人間は死ぬ。 ……このナイフが存在する世界では、老いも病いもあるが、ただ死ぬ事ができず人類は死を渇望している。 しかし、このナイフのみが人を殺せる。つまり、不死を断つ事ができるのである。 レイピア(THE 地球防衛軍シリーズ) いわゆる飛行兵(『2』『3』のペイルウィング、『4』以降のウイングダイバー)用に開発された近距離用兵器。 無数のプラズマアークの刃を発射する事によって、あらゆる物体を崩壊させられる銃。 二次元の刃(アリシア・Y) ヨグ=ソトースの娘であり、後にヨグ=ソトースと一体化したアリシアの使う刃。 全身の傷跡に見える模様から、異次元に住まうヨグ=ソトースを刃として伸ばし、この世の物質をなんであれ無抵抗で切断する事ができる。 あくうせつだん(ポケットモンスターシリーズ) パルキアの専用技。 標的の周囲の空間ごと切断する技。爪で。 なおRPGである作中において、普通にHPで耐える敵は存在する。 ギリザメスのカッター(仮面ライダー) ノコギリザメの特性を備えたギリザメスの左腕に付いているカッター。 切れ味鋭い左腕のカッターであらゆる物体を切り裂く……という設定。 矛盾の矛(パタリロ!) パタリロが故事成語の「矛盾」を実際にやってみたらどうなるか、という 完全な興味本位 で作った物。勿論「矛盾の盾」とセットで。 双方とも彼が開発した特殊な金属で出来ており、絶対に折れることも曲がることもなく銀行の大金庫ですらバターのように切り裂いてしまう。 優れた武器ではあるが、武器として使うことは一切想定されていないというある種珍しい存在。 ……が、作ってからわかったのだが、これは「絶対に壊れないもの同士がぶつかったらどうなるか」というレベルの話ではなく、 無限大のエネルギー同士が衝突したらどうなるか という行為になることが判明し、パタリロが計算したところ 矛と盾がぶつかり合った瞬間宇宙の半分が吹き飛ぶ とのこと。 当然実験は中止され、矛と盾を隔離するために矛だけがイギリスに送られたのだがそれが盗まれてしまい……。 宮本明の扱う刀剣類 「ふんっ」 ザンッ 「凄ェ‼」 + 真面目な解説 普通の人間の使う普通の刀…なのだが斬りたいものは何でも斬れる。誇張や比喩なしで「何でも」。自分が水の中にいようが、鉄でできていようが、どんなに分厚かろうが関係ない。 精密度も大したものであり、大きな門の扉の隙間から鍵を切って壊したり、ゴキブリや蚊のような小さな虫ですら切って全滅させるという芸当を見せた。 なので分類以上は剣技になるのだろうが、中でも特異な点は 「明らかに刀身よりも太く大きいものでも一刀両断する」 ことだろう。特に義手の仕込み刀になってからが顕著。(刀の構成上、見た目上のリーチは自分の腕と同じくらい、刀身に至ってはの腕の半分しかない) 巨大なモンスター(邪鬼や人食いワニなど)や敵が投げ付けた自動販売機などもあっけなく「ザンッ」される。 また、普通の刀の場合は折れることもあるのだが、義手の仕込み刀の場合はどんなことをされても絶対に折れない。 追記・修正はあらゆるものを切り裂いてからお願いします。 CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-572 - Katana of Apparent Invincibility http //www.scp-wiki.net/scp-572 http //ja.scp-wiki.net/scp-572 (翻訳) by DrClef SCP-2207 - Dimensional Razor by dankaar http //www.scp-wiki.net/scp-2207 http //ja.scp-wiki.net/scp-2207 SCP-4514 - The Thing That Kills You by Captain Kirby http //www.scp-wiki.net//scp-4514 http //ja.scp-wiki.net/scp-4514 SCP-6572 - Sword That Cuts Everything by LORDXVNV http //www.scp-wiki.net/scp-6572 http //ja.scp-wiki.net/scp-6572 SCP-221-JP - 秘剣ドラッグ by zantou_t http //ja.scp-wiki.net/scp-221-jp SCP-322-JP - 斬徹剣 by nekomiya_guu http //scp-jp.wikidot.com/scp-322-jp SCP-1079-JP - TH-G by crow_109 http //ja.scp-wiki.net/scp-1079-JP この項目の内容は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ ↑ まあ現実的には振動刃って柔らかいものを綺麗に切るのには向いてるけど硬い物を切るのには全然向いてないけどね。工学部とか工業系の人なら分かるはず。高速振動刃は実際に樹脂切断などに使用されてるし -- (名無しさん) 2022-04-30 08 56 25 なんでも切れる剣が鞘に収まってるのはおかしいって書き込みあるけど、現実の刀剣は鞘の中では鞘と刃が触れないようになってるから別におかしくないけどね。日本刀ならハバキと鯉口で刀身が鞘の中で浮くように固定されてるから仮になんでも切れる刀であっても鞘が切れる恐れはない -- (名無しさん) 2022-04-30 08 59 59 20年ぐらい前に読んだ、多分児童書だと思うんだけど調べてもそれっぽいのが出てこない…詳しい人がいたらできれば情報お願いします。「確か探偵ものだったと思う」「博物館からスッパリ青龍刀(?)という剣が盗まれる」「それはダイヤでもなんでも一刀両断できる」「それで切るとライオンも生きたまま半分になる」…というような内容だったと思います。 -- (名無しさん) 2022-05-07 20 43 59 普段は「何も斬れない剣」だけど、斬る対象の情報を与える事で斬る事ができるようになる、 ただし斬れるのはその対象のみで時間切れになるまで変えられない。 ってのなら思いついた -- (名無しさん) 2022-05-12 07 13 28 終わクロはなんで無列なんてマイナーなものだけ上がってるんだ。2巻はこの項目通りの「何でも斬れる剣」であるフツノが話の中心だし、空間そのものが刃となるクサナギもこの項目の趣旨通りの -- (名無しさん) 2022-05-14 21 55 21 機殻剣だ。 -- (名無しさん) 2022-05-14 21 56 08 ↑3『カンピオーネ!』に登場する「戦士」の権能の剣がそんな感じ。「神」の神話を明らかにすることで、神の能力だけを切り裂く剣を生み出す能力。対神特化だから普通の相手には何の役にも立たないけど、正体が明らかな神に対しては特効。でもあくまで「剣」っていう名前なだけで、実際には光弾の形で使われることが多いけど -- (名無しさん) 2022-05-14 22 10 10 言われてる通りやが、設定では何でも斬れるが、ゲームのプレイ中でも何でも斬れる=一撃必殺。っていうゲーム少ないね。バランスも糞も無いからしゃーないけど -- (名無しさん) 2022-05-20 21 47 00 「設定上は何でも斬れるけど、描写上斬れないものがある」はまだしも、「単なる謳い文句で別に設定上極端な切断力が描写されているわけではない」(アバンストラッシュとかモンハンの武器とか)は、正直キリがないので除外した方がいいと思うのですが、どうでしょうか。 -- (名無しさん) 2022-05-20 22 01 10 言い出しっぺの法則で、「謳い文句では何でも斬れる剣」というのを別に分けて、纏め直してくれるというならいいんじゃないですかね -- (名無しさん) 2022-05-20 22 46 43 刀語の鈍と鉋の設定は好き、矛盾した者がぶつかったら確かに完成度の高い方が勝つよなぁ -- (名無しさん) 2022-05-22 23 14 50 「スッパリ青竜刀」が出てくる児童書ですが、矢玉四郎の「メカたんていペンチ 半分どろほう」と思われます。 -- (名無しさん) 2022-05-22 23 35 20 文量的に所要時間が90分超えてる? -- (名無しさん) 2022-05-31 05 36 59 jnpikwsさんの編集回数が過剰なように思われます。ルールでも編集回数は可能な限り少なくするよう推奨されているので、まとめて編集するようお願いします。繰り返される場合は規制されることもあり得ます。 -- (名無しさん) 2022-06-05 00 18 38 除外されている直死だけど。限界はあるにしても空間を斬ったりしてるし、日本刀やナイフで発動もできるし、切断現象として出るなら、何でも斬れる剣という範囲で収めてもいいと思います -- (名無しさん) 2022-06-09 04 49 49 安倍てんてーのシーカーに登場するスレイさんの切断の絶対概念(笑)は? -- (名無しさん) 2022-06-09 23 34 22 提案から特に反論などの問題は無いようなので、直死の項目復帰します -- (名無しさん) 2022-06-14 05 23 28 jnpikwsさん、前にコメントで指摘されてから編集の頻度は多少落ちてますけど。それでもまだ多すぎです。【プレビュー機能なども使って、編集は1回で完了してください】elonatadokoroさんも編集の頻度が多すぎるので同じように改めてください -- (名無しさん) 2022-06-16 03 23 44 申し訳ありませんでした。これからは1度で終わらせる事を心がけていきます -- (名無しさん) 2022-06-16 16 58 36 スッパリ青龍刀について、図書館で見つけたので追記しました。 -- (名無しさん) 2022-06-19 09 05 52 ジャンプの一休さんの漫画で出てきてたな。さすがに水やら空気やらは切れないが、釣鐘くらいなら簡単に真っ二つにすることができた。もっとも、「この刀で切れないものはなんだ?」という謎かけ用だったが -- (名無しさん) 2022-06-22 09 20 11 ゲーム的にはHPは「死なずに耐えられる数値(ダメージ量)」って意味だから、何でも切れる剣で即死させられなくても「切ったはいいが致命傷ではない」という意味になるので矛盾しては無かったりする -- (名無しさん) 2022-06-24 11 05 31 その理屈は考えられるにしても、アクションゲームなんかは明確に頭部なんかの急所に直撃させても倒せないゲームはあるね -- (名無しさん) 2022-06-24 22 57 42 アクセル・ワールドのグラフさんはどこに入れたもんかね…あの人が何でも斬れる理由は技量であり武器であり概念でもあり…って感じだし -- (名無しさん) 2022-06-25 01 16 42 各項目において、鞘に納められるか、納めなくてもいいか。を追記するのはどうだろうか -- (名無しさん) 2022-07-06 23 07 26 特撮武器の切れ味悪いって取消し線のネタがあまりにしつこいと言うか執拗に多すぎてさすがにここまで来ると…… -- (名無しさん) 2022-07-21 09 27 07 ナンと缶を切ることで、「なんでもかんでも切れる剣」というネタをどこかでみた様な気がしたが -- (名無しさん) 2022-10-08 02 40 15 明さんが真に恐ろしいのは物理的にあらゆる物体を切断できるだけじゃなくて斬った描写そのものを吹き飛ばすキングクリムザンッの使い手なことなんだよなぁ。手元のタンコォボンで確認したら本土に来てから少なくとも11回は戦闘描写を吹き飛ばしてる。 -- (名無しさん) 2022-12-20 20 02 22 省略しないとこのくらい長くなるぞという良い例 -- (名無しさん) 2023-11-27 13 01 39 ドラえもんだと「スッパリ包丁」という道具が出てきた。詳しい説明はなかったが、車を簡単に輪切りできる代物。 -- (名無しさん) 2024-01-27 08 54 13 名前 コメント すべてのコメントを見る
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専用対策も実力です 解説 大会名の通り、東方Projectの神キャラと、それ以外の作品の神キャラとが殺傷力を競い合うチーム対抗戦。 神上位における昨今の東方projectのキャラの割合が他の作品群と比べて非常に多いことから このクラスでも東方vs東方以外が実現可能との考えに至ったとのこと。 大会開催者は半年ほど某所で殺傷力検証を行っており、経験に裏打ちされたターゲットのマッチングに定評がある。 同時期に開催された神大会と比べ投稿頻度も高いので、続きが気になって仕方ない人にもお勧めかもしれない。 おまけが真の本編という噂も ルール 各チームより1キャラずつ選出。 (最初の一周目のみ空気対策として、一度選ばれたキャラはランセレから除外される) 選出されたキャラはランセレによって選ばれたターゲットと戦う。 ターゲットと戦うのは1ラウンドのみ。 Timeは9000、ただしリアルタイム20分の時間制限あり。 「KO勝ち」のみ撃破成功とみなす。それ以外は撃破失敗とみなす。 また、「KO勝ち」してもラウンドが移行しない、 もしくは試合が始まらない場合でも撃破失敗とみなす。 (判定はリアルタイム5分) ターゲットの撃破に成功した場合、1点を獲得する。 先に3点に到達した方が勝利。 両者同時に3点に到達した場合は「サドンデス」。 サドンデスで差がついた際、撃破に失敗したキャラが敗北となる。 2敗すると脱落。 先に相手チームを全滅させた方のチームが勝利! + ライフバーの設定情報 ライフバーは「CVS2」を使用。 ただし、試合結果に影響を与えうる以下の設定値はmugenデフォルトのライフバーと同じものを設定。 start.waittime=30 ctrl.time=30 slow.time=60 over.waittime=45 over.hittime=10 over.wintime=45 over.time=210 + MUGENの設定情報 GameSpeed = 60 AfterImageMax = 72 LayeredSpriteMax = 11500 ExplodMax = 2750 SysExplodMax = 150 HelperMax = 56 PlayerProjectileMax = 8000 ※4GBパッチ適用あり + 補足 親捏造・%nによる補助等技術は【刹那の最大設定】を上限とする。(全領域邪眼・高速探査・真Alive偽装については使用を認める) 大会中に動画使用が禁止になった場合、そのキャラは【強制的に脱落】とする。 出場選手 設定箇所で未記載のものはデフォルト。 + 東方軍 出場選手 製作者 カラー 設定 真祖こぁ KM氏 1P - 黒白妖夢 ryu氏 1P - 白虎 skeleton氏 12P - ダークネス霊夢 幻想みょん氏 12P - ダークアリス 泡沫氏 12P - 歪曲神 熄癈人氏 1P 親変更-全領域 ON 投げ強化 ON 精神の夢 Oracle氏 1P 全カラー共通設定 ON 即時裏モード化 ON 皇帝チルノ・リターンズ negacross氏 12P 想定試合時間 20分 TU宣告スイッチ ONvar(58) =9000 var(59) =1 特殊遅延スイッチ OFF(Part133より)設定項目がなくなったのでデフォルト ファーム・アメンタ-TISF- 609z氏 1P - 禁断の知識 Volcrz氏 1P (Part19より)%n利用親変更軽量化(st6=sys/FB_null3.st) ON(Part56より)力の解放段階 4(Part141より)探査強化 ON(Part143より)探査強化 OFF(Part144より)st4=sys/FB_statedef.st 無効化(一部キャラへの強制隔離使用 OFF) フォルテ 只の案山子氏 12P - 真・女神天子 macbeth氏 12P 通常邪眼キラー ON デバッグ表示 ON 遅延強化 ON クラマテング エメル氏 12P 全領域邪眼 ON(Part117より)常時AI ON Time付与探査 ON 伝説こいし DORAGON.E氏 12P - マルチルノ マイナー氏 1P - ナル・イグジステンスX Melt氏 1P デバッグ機能 ON 鬼巫女X lunatic氏 12P 親変更全領域 ON AI進行速度設定 通常 デバッグ表示 ON タナトス seilai氏 11P 常時AI ON 白魔道士 将棋好き氏 10P 全領域親変更 ON 女神魔理沙 秋雨想夢氏 1P - 血塗られた吸血姫 蓬莱月華氏 1P 邪眼キラー 0~10000 幻夜の魔王 有希氏 8P - + 東方以外連合 出場選手 製作者 カラー 設定 True-Ender観鈴 Digest@氏 1P - 断罪者 貧弱一般未満人氏 1P - 刹那 JQKJ氏 1P 高速探査 ON 全領域邪眼 ON 真Alive偽装 ON アルファ・ゼロ かませ氏 11P - アンラ・マンユ type=S氏 1P 邪眼軽量化 OFF リダ偽装ループLV 2デバッグ表示 ON BGM ON 黒白七夜 K_NaCa氏 12P - 殺人鬼レナ Xボックス アルフライト氏 1P 直死応用nullによる!Alive偽装 ON エグゼリカ 本体 みこみこ氏強化パッチ リュウセイ氏 12P - FSミズチ ZAF氏 1P time付与式非凍結直即死投げ ON 普通の兵士 Geraint氏 1P 全領域親変更 ON 武神-張翼徳 淡水椛氏 1P - 神みずか 本体 SAMSARA氏パッチ skeleton氏 12P (Part54より)コード実行による探査高速化 ON 邪眼キラー拡張設定 dek1 ごま油 馬鹿な師父氏 12P - 琥珀にゃん 混沌の理氏 12P - マスターロズウェル ゴンドワナ氏 12P - ましろボム speldy氏 1P - 物体199 E・エメ氏 12P - オクタヴィアさやか gazelle氏 11P - P-amber 円氏 12P - Q-桜庭音操 ももま氏 12P - 逆式 Unknown37564氏 12P - ウィッチ・アンジェリーヌ Oracle氏 1P (Part77より)強制宣告強化 OFF ターゲット + ネタバレ注意 ※記載のターゲット番号はPart11に登場した手ブラジーンズ先輩から動画とズレているので注意。 今更ターゲット番号が2つズレている(本来の番号-2の状態になっている)ことに気付きましたが、もうこのままで行きます。 実はPart11の時点でズレていました。何たる失態…。EDでは修正しておきます。 (Part111の投稿者コメントより) ※太字は出場選手 001.ADS2(12P) 002.グレートゼオライマー 003.ヴァン・プラティン(12P) 004.P-mukai(8P) 005.ドナえもん_Type-D(12P) 006.Gracel(12P) 007.伝説こいし(12P) 008.神咲夜(12P) 009.OUT_OF_THIS_DIMENSION(3P) 010.戦隊意思(12P) 011.God_of_swamp(12P) 012.KFM-Challenge(1P) 013.普通こぁ(ver4.01)(4P) 014.Jeremiah_Kung-Fu-Man(12P) 015.エグジスタンスレス(12P) 016.プロト(12P) 017.究極聖少女(12P) 018.ツーヤ(11P) 019.宇宙意思(E・エメ氏強化パッチ)(12P) 020.琥珀にゃん(12P) 021.In_the_end_tyK-v.SG(9P) 022.Goddess_Justice(AIパッチ)(1P) 023.紙(1P) 024.Blood_End(試作B) 025.柏木るみね(12P) 026.Stronger_Rugal(11P) 027.検定くん3号 028.Blood_Berserker(1P) 029.Enigmatic_No.2(1P) 030.GW魔理沙(12P) 031.CODE-NAME_O(11P) 032.狂化カンフーマン(5P) 033.超鬼畜政宗(12P) 034.龍神(10P) 035.ktvvvttmlktmnbiqwhgukfm3(6P) 036.チノちゃん(12P) 037.Mizubachi(9P) 038.ガブリエル2nd(12P) 039.test-tansa(3P) 040.Todesfall(3P) 041.G-Test(10P) 042.試験体カンフーマン5th(12P) 043.うまい棒(チーズ味)(2P) 044.棒人間(12P) 045.大嘘憑き 046.メフィストフェレス(12P) 047.手ブラジーンズ先輩(6P) 048.検定くん2号 049.oncekfm(1P) 050.Blood_End s_Sentiment(12P) 051.断罪者(1P) 052.村人J(11P) 053.STG小悪魔(12P) 054.Lx(12P) 055.tehu 056.マスターロサ(4P) 057.F1ハイパー(AMSIRV氏パッチ)(12P) 058.剣客少女_椿 059.試験体カンフーマン4th(10P) 060.MAROKARE 061.napelao 062.反転世界(通常版)(3P) 063.G-Test(1P) 064.helperkfm(2P) 065.宇宙意思(E・エメ氏強化パッチ)(12P) 066.サラダバー号(10P) 067.メフィストフェレス(12P) 068.テッドブロイラー(12P) 069.聖誕みさき 070.Executioners 071.マニー(12P) 072.JoshBombRemake(1P) 073.蚊取り線香(3P) 074.KFM0(3P) 075.OUT_OF_THIS_DIMENSION(1P) 076.聖騎士内藤(12P) 077.ブラッディーロア(12P) 078.ブラフマー(12P) 079.!!!!! 080.フェリックス(12P) 081.神速久那妓(12P) 082.天帝絶(12P) 083.忘却の湖(12P) 084.Chaotic_reasons(12P) 085.無敵(笑)グリフォン(12P) 086.変態糞土方(1P) 087.棒人間(12P) 088.撃破挑戦版頭デカまる子ちゃん 089.レジアイスオロチ(12P) 090.KFM-L 091.Nightmare_Flan(12P) 092.Predators(12P) 093.つくみやあゆ(12P) 094.血痕(11P) 095.Pちゃんアナザー(12P) 096.U_Flan(12P) 097.R舞(12P) 098.四条雛子(12P) 099.アスモデウス(12P) 100.Black-kohaku White-hisui(1P) 101.強いF1(12P) 102.Krizalid-Detonator(12P) 103.邪眼意思(12P) 104.パンドラボックス-Eternal- 105.Unknown(Oracle氏パッチ)(12P) 106.P霊夢 107.時を喰らう者 108.ニコニコ本社UNEI 109.Null_Existence-X 110.W-komachi(12P) 111.翠下ユミナ(12P) 112.A-Yuki(12P) 113.地味チルノ(11P) 114.汚いカンフーマン(STG氏強化パッチ)(12P) 115.[000-019-A]無印のラジオ(11P) 116.背徳の炎風(ver0.2)(12P) 117.デスマシーン 118.ソルラスカ(リュウセイ氏撃破挑戦パッチ) 119.沈黙少女(10P) 120.woolyshambler(12P) 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576.Brannen_Rosso(11P) 577.DCD4(旧版(12/2/9.Ver))(12P) 578.無印のラジオ300,000000Hz(6P) 579.氷の少女名雪(12P) 580.混戦チェッカー(9P) 581.混沌ぬこEX 582.G-Fish 583.ハイパー舞(旧版(2011/5/31.Ver))(12P) 584.495(1P) 585.神健児 586.ハイパーお空(旧版(Name保護.Ver))(6P) 587.スカーム・ネイ(12P) 588.ドラゴニックゼーレ(10P) 589.Populao(3P) 590.コロナ(12P) 591.EXルガール(6P) 592.Septum_of_the_Heavens(8P) 593.探査テストKFM(5P) 594.!!! 595.禍霊夢+禍忌さん 596.コバルトブルー諏訪子(3P) 597.アザゼル(12P) 598.Test-spy(5P) 599.撃破挑戦用荒巻(12P) 600.サラダバー号(11P) 601.ヒュプノス(12P) 602.うえきちゃん(7P) 603.#Lonely_Nanaya # 604.Nアリス(12P) 605.GaRugadiora(12P) 606.Septum_of_the_Heavens(11P) 607.鬼巫女(12P) 608.Death_End(12P) 609.The_Black_Sun_of_Alsiel(12P) 610.羅刹(12P) 611.サンディエゴ(12P) 612.little_umbrella(2P) 613.ダメ男ゲーニッツV2(12P) 614.ガチャ 615.死徒アルク(12P) 616.Nazareth Colonel(12P) 617.(^-^) 618.鬼巫女(12P) 619.Blue(12P) 610.Machina 621.ウルトラメタキンEX 622.知将の副官ダガール(12P) 623.ダイボウケンK(6P) 624.新鮮な七夜(11P) 625.GT-Passu 626.禁断の知識 627.旧支配者パチュリー(12P) 628.古代怪獣ゴモラ 629.沈黙少女(12P) 630.サラダバー号(8P) 631.BE_MY_BABY 632.暴鳥ミスティア(10P) 633.STG393(12P) 634.月宮あゆ(6P) 635.ThurisaZ-B(12P) 636.キシマタワー(ハロウィン版)(12P) 637.Giffany(1P) 638.Septum_of_the_Heavens(7P) 639.Middle-God-Challenge(2P) 640.西瓜意思(12P) 641.STG混沌ぬこ(12P) 642.鈿女(Tryshur氏強化パッチ)(9P) 643.耐神(笑)七夜(11P) 644.コハクリザ(12P) 645.魔法少女エリナ(12P) 646.Truth_Eye(12P) 647.Trumpet_Orochi(12P) 648.Revolution_Solid_Nabla(12P) 649.ダークドナルド2nd(12P) 650.純白の騎士リーズバイフェ(12P) 651.Cパチュリー(12P) 652.Dual_Face_Murder 653.ガスターブラスター(2P) 654.ウィッチ・アンジェリーヌ 655.オルガ母さん(5P) 656.Test-spy(4P) 657.アレンジワドルディ(10P) 658.スタン・エルロン(リュウセイ氏製AI+改変パッチ)(12P) 659.SDデビルガンダム(リュウセイ氏製耐性強化パッチ) 660.本気勇次郎(12P) 661.Cryptic_White_Knowledge(12P) 662.ミズチタイプM(L版)(11P) 663.魔理沙のアタマ(6P) 664.FSミズチ(2P) 665.蚊取り線香(1P) 666.G-Test(3P) 667.NDこいし(10P) 668.Mainyu(1P) 669.真サオトメ(9P) 670.はしゃぐ無界さん(旧版(18/4/1版)(9P) 671.ウィルオウィスプ(6P) 672.聖騎士カイ(11P) 673.ウラノス(12P) 674.イブリース(八式特攻人形氏製改変パッチ)(12P) 675.OUT_OF_THIS_DIMENSION(3P) 676.本気竜子 677.ニクスヘメラ 678.チープマリオ(2011/10/14版)(1P) 679.強化勇儀(12P) 680.ザガン(bus氏製耐性強化パッチ)(12P) 関連大会 FSミズチからの招待状! King Of Breakers-神ランク小規模トーナメント- MUGEN God Verdict War~評決の神儀 古新乱舞 -Conflict of Period- コメント 「東方projectの作品を改変した神キャラ」で定義するとレナやウイッチは東方連合になるのでちょっと語弊がありますね -- 名無しさん (2017-09-13 16 13 43) 名前 コメント マイリスト