約 274,969 件
https://w.atwiki.jp/legends/pages/167.html
都市伝説との戦いは、体が資本である 体を這って、時には命をかけて戦わなければならない …だから 今の俺の状態は、多分、その勲章と言うやつなんである 多分 「…38度3分…」 「風邪ね、完璧に」 うるせぇ 言い返そうとして、だが、代わりに咳きが出てきた あぁ、畜生 かんっぺきに、風邪である 原因は、わかりきっている 昨日、土砂降りの雨の中、傘をさしていなかったせいだ 「無理するからよ」 「うっせ…だからって、放置しておくわけにもいかないだろうが」 黄色い雨ガッパとの、戦い 土砂降りの雨の日にしか現れない、黄色い雨ガッパ チャンスだったのだ だから、傘がないからと言って、黙っている訳にはいかなかったのだ 「兄貴ん学校に、もう一人、都市伝説と契約してる人いるんでしょ?先生だったっけ。その人に任せる訳にはいかなかったの?」 「…あの先生が契約してるのは、人体模型と白骨標本だぞ。んなもん連れて、学校の外に出れると思うか?」 俺の言葉に、妹は黙り込む はっきり言って、無理だろう あんな不気味なもん(特に、人体模型の方)を連れて外に出るとか、まず無理だ ある程度は服で誤魔化せるかもしれないが、それでもきつい だから、花子さんを連れた俺がやるしかなかったのだ なんとか、委員長を助けられたのだし…まぁ、いいとしよう 「一日二日、食って寝てれば治るだろうし、問題ねぇよ」 「そう?…でも、父さんと母さん、仕事でしばらく家にいないんだよ?」 「全く動けない訳じゃないし、昼飯くらい作れる」 いいから、お前は早く学校行け 昼飯は、仕方ないから学食で済ませておけ うー、と妹はぐずっていたが、手鏡から声をかけてきた鏡婆にも説得され、学校に向かって行った うん、それでいい 俺は風邪を気合で治すから、お前は看病なんてしなくていい けほ、と小さく咳をしつつ、ぼんやりと天井を見上げる 「…けーやくしゃー?」 ひょこり 部屋の中に、花子さんが顔を出してきた てちてち、近づいてくる 「…花子さん。悪ぃ、今日は俺、学校休むな」 「風邪ひーちゃったの?大丈夫?」 ぺとし 額に、花子さんの小さな手が触れてくる ひやり、冷たくて心地いい 「凄く熱いよ?目玉焼きやけそう」 「あー…うん、まぁ、熱あるからなぁ。移るとまずいから、離れた方がいいぞ」 「へーきだよ。都市伝説だから、風邪なんて引かないもん」 それは、そうか 花子さんは、じーっと、こちらを心配そうに見つめてきている …まいった 花子さんを、心配させたくはないのだが が、だからといって、元気な姿を見せる余裕がある訳でもない 正直、疲労も結構溜まっていたのだろう 都市伝説との戦いは、人間にとってハードワークすぎる 「…悪い、花子さん。俺、ちょっと寝てるな」 「うん、わかった。ゆっくり休んでね」 にぱ、と笑ってくる花子さん そんな花子さんに、俺はなんとか笑い返し っふ、と…意識を、深い闇へと沈めるのだった 「………」 じーっと、己の契約者を見つめていた花子さん う~ん、となにやら考え込み …ピコーン!と 頭上に、電球が浮かび上がる いい事思いついた、と言うことだ てちてちてち、花子さんは、契約者を起こしてしまわないように そ~っと、部屋を出て行ったのだった …どれくらい、眠っていたのだろうか? ぼんやりと、意識が覚醒してくる 「…花子さん?」 返事は無い 学校に帰ったのだろうか とりあえず、かすかに空腹感を覚える 食事を作らないと…と、思ったのだが 体が、動かない どうやら、思った以上に重症だったらしい さて、どうしようかと悩んでいると …がちゃり 部屋の扉が、開いた 「あ、けーやくしゃ。起きた?」 「…花子さん?」 学校に帰ったのでは、なかったのか? てちてちてち 花子さんが、何やら運んでくる もぞ、と何とか、上半身だけ起こして確認すると、それは 「…粥?」 「うん!私が作ったんだよ!」 ぴ!と胸をはる花子さん それは、どう見ても粥だ それも、レトルトで作ったものではない きちんと、作ってくれた物だろう そう言えば、花子さんは、あの不良教師が契約している白骨標本から料理を習って、少し料理ができるようになった なぜ、白骨標本が料理できるんだと言う点はとりあえず突っ込まないでおいていたが 「けーやくしゃ、早く元気になってね!」 にぱ~ まるで、天使のような笑顔 俺は、思わずそれに笑い返す 「ありがとうな、花子さん」 ぽふ、と その頭を撫でてやると 花子さんは、ますます嬉しそうに笑って 都市伝説との戦い 体を這った、時には命すらかけた、戦い こうやって、体を壊してしまう事も少なくは無いが …たまには、こう言うのもいいか、と そう、考えてしまうのだった fin 前ページ次ページ連載 - 花子さんと契約した男の話
https://w.atwiki.jp/legends/pages/177.html
うきうき わくわくきらきら あぁ、花子さんが瞳を輝かせている …こう言う場所、来た事ないだろうしなぁ 喫茶ルーモア 不良教師から聞いた店だ 都市伝説でも、受け入れてくれる店らしい …うん、店に入る時、犬とすれ違ったしな 何か、犬の顔が人間だったような気がしたしな なるほど、あれが人面犬か 花子さんが気にしていなかったみたいだから、こちらも無視していたが まぁ、とにかく 都市伝説でも気軽に入る事ができる店…ということで、花子さんを連れて来てみたのだ 何せ花子さん、学校の外では、その存在を人に知覚される事がほとんどない 一応、都市伝説と契約していたり関わっている者なら、知覚できるのだが …そう、つまり ここでなら、花子さんも普通に注文できて、食事も可能なのだ 「おまたせいたしました」 「わ~い!」 キララララン! 運ばれてきたパフェに、花子さんはますます瞳を輝かせた 俺と関わってから、俺の家とかで色々食べるようになったり 今の高校に通うようになってから、白骨標本が作る料理を食べたりしていた花子さん が、こう言う店に入った事なんざ、ないに等しい …いや、俺に付いてきて入ったとしても、注文できず…また、目の前で料理が消えるという怪奇現象を起こさない為にも、食べるには細心の注意を払い、誰も見てない時に食べなければならず なかなか、大変だったのだ ………だが この店では、それを気にする必要もない 花子さんは喜んでチョコバナナパフェを注文し、やってきたそれにぱくついていた 俺は、と言うと…特に甘い物が好きな訳でもないので、紅茶で済ましていたが 「美味いか?花子さん」 「うん!」 にぱ~、と満面の笑みを浮かべてくる花子さん あ~、口の周りにアイスがついてるついてる 食べ終わった時にでも、拭いてやらないと …にしても、あの不良教師も、いい店を教えてくれたものだ 花子さんも気に入ったみたいだし、ちょくちょく来て見ようか…と考える 何故、不良教師がこの店を知っていたのかは、考えない事にした うん、人体模型がこの店に来てる様子とかは、想像したくなかったし 多分、一人で来たんだろう そう信じたい 「み~?けーやくしゃ、どうしたの?」 「ん、いや。何でもない」 かっくん 首を傾げてきた花子さんに、俺は笑って誤魔化した うん、その 脳内にうっかりとグロい光景を浮かべてしまったんで、口に出したくないし、口に出すべきじゃない 晴れやかな笑みを浮かべながらよさこいを踊る人体模型の幻想を振り払うべく、俺は紅茶を口にした ちらり、何気なく、店内を見回してみた 時間帯のせいもあるのだろうか、空席はほとんど見当たらない 楽しそうにお喋りしている女子グループや、何かの仕事の打ち合わせでもしているらしい大人 …もしかしたら、その中にも、都市伝説に関わっている奴もいるのだろうか? 何気なく、そう考える この街は、都市伝説が多すぎる…と、あの不良教師は言っていた 正直、俺だってそう思う いくらなんでも、多すぎだろって思うくらい、都市伝説の目撃談が多いのだ もちろん、語られる都市伝説は、さらに多い その事について、何故?と疑問にこそ思うが…深く考えた事はない 考えていくと、そのうち変な組織の陰謀など、それこそ、C級都市伝説的な答えに行き着きかねない そんな組織の事とかは、考えたくないし、関わりあいたくもない 俺は、普通の日常をエンジョイしたいのだ …ま、現時点で、充分普通じゃないっぽい事実はさておき 「ごちそーさまー!」 思考は、花子さんの元気な声で中断させられた …うお、花子さんにはちょっと量が多いんじゃね?と思っていたパフェだったと言うのに 完食……だと……!? この小さな体のどこに収まったんだ!? これが、都市伝説の力だとでも言うのか!? …って、そして見事に予想通り 花子さんや、口の周りが凄い事になっている 「花子さん、ほら」 「む~」 ハンカチで、口の周りを拭いてやる 大人しく拭かれている花子さん …こうしていると、妹みたいだ いや、俺の妹は、ここまで素直じゃないし可愛くないがな 「んとね、すっごく美味しかった!」 「良かったな。また来ような」 「うん!」 ぴ!と元気に返事してくる花子さん うん、花子さんも気に入ったようで、本当に良かった 都市伝説と契約した者は、どうしても戦いに巻き込まれがちだ 日常が、それによって風化していきかねない …だから、こそ 都市伝説と、それと契約した者がこうやって安らぎを得る事ができる、ここ、喫茶ルーモアは貴重な場所なのではないか、と 俺は、そんな風に考えたのだった fin 前ページ次ページ連載 - 花子さんと契約した男の話
https://w.atwiki.jp/25438/pages/4455.html
梓「律先輩が男の娘って本当なんですか?」 1 2018/07/29 https //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/14921/1532792650/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る 嫉妬に燃える澪やべえ まあここんところ振り回される役ばかりだったし たまには暴走してもいいよね! -- (名無しさん) 2018-08-03 00 54 29 >シャッフル 早速ぶち込んできやがったな! -- (名無しさん) 2018-08-01 01 15 21 粗末なものってひどすぎんだろww -- (名無しさん) 2018-07-31 09 18 05
https://w.atwiki.jp/legends/pages/1417.html
やぁっ!俺の名前は御手洗便器(みたらいひろき)、フリーの…じゃなくて、古くから通称学校町を本拠地に持つ○○組所属の極道さっ! さて、突然だが、俺は厄介な事に巻き込まれてしまったらしい この街は、昔っから、不思議な出来事とか事件とかがわんさか起きているんだが… その事件の一つに、俺は巻き込まれたようである ……俺、女になっちまった…… くそっ、くそっ!! なんだったんだ、あのガスマスク野郎は!? 突然、いかがわしい色のピンク色のガスを吹き付けてきやがって 何とかそこから逃げ出し、気を失い……気がつけば、見事な胸が出来上がっていました そして、男としてあるはずのものがなくなっていました どう考えても女になっちまってます、ありがとうございました どう考えても、原因はあのいかがわしいピンクのガスだ あのガスマスク野郎、今度見つけたらとっ捕まえてコンクリ詰めにして東京湾に沈めたろか ………それは、さておき これからどうしろってんだ、この胸 必要以上にバインバインじゃないか 物凄く重たくて肩こるぞ畜生め 一応、組の本部に戻っては来たが…やっべー、この格好誰かに見付かったらやべー っつか、絶対俺だと気づいてもらえねーよ どうする俺、どうする!? 「……?誰かいるのか?」 っぎゃーーーーーー!? 早速見付かった!? い、今の声は! 「わ、若!」 「その呼び方やめ……ん?」 じーーー うぅ…組長の息子の「あんた誰?」な歌がないの眼差しが痛いです…! どうする、俺 駄目元で訴えてみるか!? 「俺です、御手洗です」 「御手洗さん?」 じーーーーーーー…… …ますます…歌がないの眼差しが痛い……です… やべぇ、確実に信用してもらえねーよ どうするの俺!?どうする!?続きはwebで確認できないかっ!? 「……あぁ、そうか、御手洗さんか」 「へ?わ、若、信じてくださるんで!?」 「…右頬の傷痕と、左こめかみの傷痕に見覚えが。それと、そのお世辞にもセンスのよくないネクタイとか」 ………あぁ!! さすがは組長の息子!わかってくれたっ!! 流石は将来、組を背負うお方だ!! 「変なガスマスクつけた黒尽くめの野郎に、おかしなガスをかけられまして…」 「……あぁ」 何か、納得したような表情を浮かべてきた若 ぽんぽん、と肩を叩かれる 「…多分、そのうち戻れると思うから。しばらく、組に顔出さない方がいいと思うぞ…多分、他のみんな、あんたが御手洗さんだってわからない可能性が高いし」 「……やっぱ、そうですか?」 「多分」 やっぱそうですよねー うん、とりあえず、さっさと帰ろう 若が、俺はちょっと体調崩して暫く休む、って伝えてくれるって言ってくれたし …こうして、俺、御手洗便器はしばし組みの仕事を休む事になってしまったのだった ガスマスク野郎、許すまじ 「………はぁ」 「みー?どうしたの?けーやくしゃ」 「…うん、いや、ちょっとなぁ」 …参った まさか、親父の組の人で被害者が出るとは… 話には聞いていたマッドガッサー 流石に、身内から出たら放っては置けないか 今度、先生にも相談して、元に戻る方法とか、探しておかないと… ベッドに腰掛ける俺の膝の上に頭を置いてごろごろしてくる花子さんの頭を撫でながら、俺は深くため息をついたのだった 終わっておけ 前ページ次ページ連載 - 花子さんと契約した男の話
https://w.atwiki.jp/4423/pages/795.html
編集する。 カウンター - 2024-09-03 01 26 50 (Tue) 新世紀エヴァンゲリオンEVANGELIONは、テレビ東京系で放送されたテレビアニメ作品。 OP残酷な天使のテーゼ あらすじ 登場人物 登場用語、兵器 スタッフ リンク 内部リンク 外部リンクテレビアニメ 選択肢 投票 この話は面白かった (0) 面白くなかった。 (0) あらすじ 登場人物 新世紀ヱヴァンゲリヲンの登場人物参照。 登場用語、兵器 新世紀ヱヴァンゲリヲンの用語参照。 新世紀ヱヴァンゲリヲンの使徒参照。 新世紀ヱヴァンゲリヲンの登場兵器参照。 スタッフ リンク 内部リンク 新世紀ヱヴァンゲリヲンの登場人物 新世紀ヱヴァンゲリヲンの用語 新世紀ヱヴァンゲリヲンの使徒 新世紀ヱヴァンゲリヲンの登場兵器 新世紀ヱヴァンゲリヲン漫画 新世紀ヱヴァンゲリヲンテレビアニメ版 新世紀ヱヴァンゲリヲン劇場版シリーズ(シト新生・Air/まごころを、君に) 新世紀ヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズ [[]] 外部リンク EVANGELION.CO.JP 新世紀エヴァンゲリオン - Wikipedia エヴァンゲリオン特集 TOPページ バンダイチャンネル EVANGELION(新世紀エヴァンゲリオンについての考察、謎解き、解釈) エヴァFAQまとめサイト テレビアニメ 1話 使徒、襲来 2話 見知らぬ、天井 3話 鳴らない、電話 4話 雨、逃げ出した後 5話 レイ、心のむこうに 6話 決戦、第3新東京市 7話 人の造りしもの 8話 アスカ、来日 9話 瞬間、心、重ねて 10話 マグマダイバー 11話 静止した闇の中で 12話 奇跡の価値は 13話 使徒、侵入 14話 ゼーレ、魂の座 15話 嘘と沈黙 16話 死に至る病、そして 17話 四人目の適格者 18話 命の選択を 19話 男の戰い 20話 心のかたち 人のかたち 21話 ネルフ、誕生 22話 せめて、人間らしく 23話 涙 24話 最後のシ者 25話 終わる世界 26話 世界の中心でアイを叫んだけもの 編集する。 カウンター - 2024-09-03 01 26 50 (Tue)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/36805.html
登録日:2017/05/06 (土) 19 42 20 更新日:2024/02/20 Tue 13 09 30 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 CG集 【メス堕ち♂】男の子を金で買い続けた結果… ひなはら屋敷 オナ禁 ショタ ホモ メス堕ち レイプ 同人 女装 援交 男の娘 金を餌に出会った普通のノンケ男子… 徐々に男同士のセックスに馴染んでいき… 【メス堕ち♂】男の子を金で買い続けた結果…とは、同人サークルひなはら屋敷から発売された同人CG集。 解説 ひなはら屋敷が得意とするショタものの同人CG集。 DLsiteやDMMなどで、2016年12月15日から定価972円で配信開始。 DLsiteでは月間ランキング王冠を獲得するなど、好調な滑り出しを見せた。 基本CGは26枚で、断面図や局部アップ等カットインも見所。 本編は338枚のCG(文字なし差分を含めて総枚数610枚)というボリュームになっている。 題材としては援交物であり、未発達な肉体と少女らしい外見を持つ思春期の少年が、援交を通じて女性らしさに目覚めて堕ちていく物語が描かれる。 レイプ・オナ禁・妄想上における輪姦・和姦など、様々なシチュエーションが用意されている。 あらすじ お金に釣られSNSで知り合った男とホイホイ出会ってしまったノンケ少年。 思春期らしい小生意気な雰囲気の少年が男に金で買われ、次第に自分を女の子として意識。 やがて変態のメスとして淫乱化していく……。 登場人物(ネタバレ注意!) ◇少年 本作でメス堕ちすることになる中学生らしき男の子。 髪型は少し荒れ気味のショートカットで、少女と間違えられても不思議ではない愛らしい童顔を持つ。 以前から女の子に間違えられた経験があるらしい。 華奢な身体で、運動嫌いなこと(部活にも所属していない)から肉体は意外と肉付きがあってぷにぷに。 胸もその影響で女性の乳房のように小さく膨らんでいる……というかどう見てもおっぱいにしか見えない(作中でも普通に勘違いされている)。 普段の声は普通の男の子のようだが、喘ぎ声はかなり女の子らしい声のようだ。 一方で、見た目に反して性格は強がりな面がある男の子。 男性に出会うまでは、特に同性愛だったり女装だったりという趣味はなかった。 友人の会話から推測するに、運動嫌いの影響か休みの日でもインドア派らしい。 オナニーはしないと嘘を付いたり、そこから精液を見ればオナニーしてるか確認できるという嘘を信じて本当にオナ禁するなど、純粋な面も。 キスはしたことはあるといっているが、その反応から男性には未経験だと見抜かれていた。 少年のメス堕ちは、少年はSNS(Twitterと思われる)に顔を晒していたところを男性に見つけられた事が始まり。 性的目的で接してきた男性のしつこさと金銭に目が眩んだことで、男性と援交する事を(嫌なら帰れるという条件付きで)承諾してしまう。 最初は少し触らせて金を貰って帰ろうとするが、性的接触がヒートアップしていき、男性の男根を見たところで恐怖を覚えて帰りたがる。 レイプ当然の格好で犯され続けるが、男性に行為後に渡された大量の金銭を見て、以後も関係を続けてしまう。 レイプ気味に男性に犯されたことなどで、当初は性行為に激しい嫌悪感や強がりを見せるが、同時にオナ禁からの射精などを経て新たな快感を覚えていく。 やがて男性に「女の子より可愛い」と言われたことで、思考が女性化していくことになる。 やや荒れていた髪型を整えて女性らしい服装を着用し、女装にも興味を抱くなど雰囲気や口調も女の子のようになっていく。 肉体も、未発達な体には刺激が強い性交渉の繰り返しで簡単な性的刺激ですぐ絶頂に至るようになり、一線を超えてしまっていた。 最終的に金などどうでも良くなってしまい、金の代わりに男性の家に好きな時に家出として泊まるという約束になる。 男性の要求に素直に応じるようになるなど、身も心も完全にメス堕ちしてしまったのだった(元を辿れは自業自得でもあるが)。 ◇男性 眼鏡をかけた醜悪な顔と太った肥満体型の体が目立つ男性。 まだ20代だが、容姿は典型的な40代の中年男性その物(少年にも勘違いされた)。 勘違いされた際には結構大きなショックを受けていた。 少年愛好家でその趣味を長年と抱えていたが、今までは二次元を対象にして理性を抑え込んできた。 しかし、SNSで見かけた少年の容姿が原因でその理性は崩壊し、一線を超えることになる。 金銭を餌にしつこく少年に絡み、ついに二人で会う約束をする。 こうしてホテルで少年と出会うが、その魅力に興奮を覚えてレイプ気味に性交渉(アナルセックス)を行う。 本来は一度限りで終わるであろう犯罪行為だが、金の力で関係を繋ぎ止めることに成功し、後日再度少年と性交渉に至った。 なお、少年との援交には結構な金額を使っているために一定の収入源はあると思われるが、頻繁に金銭を用意できる訳でもない様子。 少年の肉体に興奮を覚えて性行為を繰り返しているのは勿論、試着室や野外でも性交渉に至る神経の持ち主。 少年愛好者であることを抜きにしても、異常な性欲を持つかなりの変質者なのは間違いないと言える。 物語の最後には少年が男性の家に訪れるが、部屋は敷きっぱなしの布団や使用済みのティッシュが散らばるなど汚い。 変態の男性も流石にその辺の常識はあるのか、少年を家に入れるのには微妙にためらいを見せていた。 ◇服屋の店員 少年と中年男性が訪れた服屋の店員(作中では後姿しか確認できない)。 試着室にいた少年にサイズなどの確認をしに声をかける。 しかし、少年は店員と会話するために、女性用水着ブラを着用して上着だけを雑に着用したはだけ気味の上半身をカーテン越しに見せる。 その際にこの店員は少年を女の子と勘違いした上に、胸の膨らみを乳房と思い込んで動揺を見せる。 最初の動揺以降は何とか普通に接客をしていたが、内心は好みの容姿の女子中学生の乳房を見れた(と思い込んでいる)ことに最後まで大きく興奮していた。 ◇少年の友人 服屋でたまたま会ってしまった少年の友人の男の子。 カーテン越しに店員の対応を何とか終えた少年を見かけて声をかける。 少年がインドア派であることから、普段は外ではあまり会わない模様。 ファッションが趣味なようで、少年が訪れた服屋がお気に入りでよく訪ねているようだ。 少年がどのような服を試着しているか興味を持って服をチェックしようとするが、カーテン越しに男性に性的悪戯をされていた少年には当然拒否される。 しかし、自身のファッションセンスに自身があることもあって、そんなこともお構いなしにしようとしていた。 ちなみに、少年に対しては「可愛い系の服が似合う」と評していた。 というか、少年の体には普通に女性用水着のブラが見えているのだが、何故それには気が付かないのか……。 そんな会話を交わす中で、少年に対する性的悪戯がヒートアップしたこともあり、平成を装えなくなった少年や試着室の様子に不審感を抱く。 その一方で、やがて乱れを隠せなくなってきた少年の姿を見て、少年の女性らしさを意識してしまう。 そんな自身の考えに困惑を覚えるが、見えていた少年の胸も乳房のように見えてくるなど、完全に興奮してしまっている。 最後は男性に中出しされて服屋にも関わらず変な声を上げた少年を咎めたが、自身が勃起している事に大きく動揺。 そして、行為を終えて具合が悪いと嘘をついた少年の雰囲気に完全に動揺を隠せなくなってしまった。 少年の姿に動揺した友人の姿は他者から見てもおかしかったようで、後に中年男性は友人が少年を相手に興奮していたと読み取っている。 ◇三人組の男達 服屋を出た少年が男性との会話で想起した妄想に出てくる男性達。 少年を拉致するが、男だと主張する少年の話を信じずに服を脱がせる。 そして本当に男だったことに動揺するが、容姿が優れていたことで犯せると判断し、性交渉に至る……いいのかそれで。 変わる変わる少年を犯し続け、最後は集団で少年をレイプした。 その後は少年を監禁したようで、朝から晩まで犯し続けた(という妄想)。 食事を与えながら犯され、風呂で体を洗われてからも犯され、意識を失っても輪姦された模様(という妄想)。 なお、この妄想上での設定では男性はどこかに行ってしまったとのこと。 追記・修正はメス堕ちしてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ひなはら先生の作品の影響で二次でそっちの方が目覚めた私 -- 名無しさん (2017-05-07 01 30 40) メス堕ちのお手本のような作品 -- 名無しさん (2017-05-07 01 43 09) ああ、一時cmがウザかった奴か -- 名無しさん (2017-05-07 13 55 19) たまげたなぁ -- 名無しさん (2017-05-07 16 41 56) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/okaishonen/pages/94.html
いくら外見ばかり大人になっても、舞ちゃんは中身はまだまだ子供だ。 僕が人のことを言えないのはわかっているけど、それでも舞ちゃんも負けず劣らずの悪戯好きな面が強い。 前は舞美ちゃん相手に悪戯していることもあったのに、最近では僕がいい標的になっている。 身長を抜いてますます僕を抑え込みやすくなったから、冬には雪の上でのりかかられてしまった。 あの時は冗談抜きできつかった。 今も今で冗談抜きできついけど、今の状況で冗談を抜いたら笑えない。 舞ちゃんの顔に大量に僕のミルクがかかって、また悪戯をする理由を与えてしまう。 僕の知ってる舞ちゃんなら、結局理由なんてあってないようなものだし、関係ないといえば関係ない。 「ねぇ~このねばねばしたのは何? すんごい出てるんだけど」 舞ちゃんがおちんちんを前後に動かす指をとめ、先っぽから出ている液体をすくってじっくりと眺めている。 AVやエロ本をみても僕にはわからないことが多く、おちんちんの先っぽから溢れる透明な液体の正体は知らない。 一つだけわかっていることがあるとすれば、透明な液体が溢れるのは僕が気持ちよくなっていることだけだ。 「わ、わかんないよ」 「うっそ~。千聖もエッチな本とか読むんだり、AVをみてるから知ってるんじゃないの?」 「な、何で決めつけるんだよ。し、知らないよ」 「はっは~ん。わからないふりして、自分はそういうのに興味ありませんって格好つける気だ」 女の子の勘って、怖いくらいにずばり正解を言い当てることがある。 それがとくに相手にとって、言いあてられたくないことなんかにはよく働く。 今回の場合、僕が℃-uteのメンバーたちの前だとまだエッチを知らない純情ぶることだ。 愛理やえりかちゃんにはもう恥ずかしい姿をみられているのに、まだ抵抗する自分がいる。 舞ちゃんと舞美ちゃんの前では余計に強い。 「ち、違うよ。僕は本当に知らないだけなんだ。舞ちゃんもこんなことやめろよぉ~」 「だぁめ。千聖が顔を真っ赤にして恥ずかしがってる姿をみてたら、やめたくなくなっちゃった」 ひざを抱えるように座る姿勢のまま、舞ちゃんはずっと僕のおちんちんを弄っている。 その手は人間が動かしているとは思えない正確な動きを続け、僕に一休みだってくれやしない。 「ふふっ。千聖、足が震えてきてるよ。ガクガクいってる。しっかり立ちなよ」 「む、無理だよ。そっちが手を放してくれないと、しっかり立てないの」 「そんなこといってさ。こっちはしっかり勃起ってるじゃん。こういうの勃起って言うんでしょ?」 僕の顔を見上げ、私は何でも知ってるのとでも言いたげな表情を向けてくる。 「ど、どこでそんな言葉、覚えてくるのさ。保健の教科書なんていうなよ」 「そんなわけないじゃん。千聖の知ってることくらい、舞でも知ってるんだから。で、こうするともっと気持ちいいんでしょ?」 舞ちゃんは手で僕のおちんちんを包みこみながら、口を大きく開けてぱっくりと咥え込んできた。 何のためらいもなく、舞ちゃんは僕のおちんちんをあっさりと口に入れるから、一瞬何が起こったか理解できなかった。 ゆっくりと僕の下半身の中心にある舞ちゃんの頭が動くのを見守る。 AVでも聞いたことないようないやらしい音をたてながら、舞ちゃんは舌を使って丁寧に舐めている。 「ま、舞ちゃん、な、何してるんだよ。今度こそ本気でやめないと怒るぞ。こら、舞」 「んふっ、千聖はこれが気持ちよくないんだ。本当は気持ちよくてやめてほしくないくせに」 そうだよ、僕は君があのフェラチオをしてくれていることがすごく気持ちいい。 考えていることが吹っ飛んでしまいそうなくらい、気持ちよくてやめてほしくなんかない。 でも、それでも僕は君にやめてって言わないといけないんだ。 君と僕は友達なのにこんなことしていたらおかしいんだよ。 「千聖、いつまで余裕ぶっていられるかなぁ~やめてって言ってもこっちはやめてほしくないんじゃない」 舞ちゃんは頬にかかる横髪をはらい、とても中学生の女の子がみせるとは思えない笑いを浮かべた。 これがいつか聞いたことがある妖艶か、とはこの時は思い当たるわけもなかった。 ←前のページ 次のページ→
https://w.atwiki.jp/mangaroyale/pages/332.html
襲来!蝶男の帝王舞(後編) ◆WXWUmT8KJE クルーザーの排気音が唸ると同時に、前輪を上げてウィリー状のままヘルダイバーへと迫る。 鉄槌のごとく振り下ろされた前輪を、ヘルダイバーは潜り抜けて、クルーザーはコンクリートを粉々に砕いた。 クルーザーの持ち主、ZXは余裕で回避するパピヨンを歯噛みしながら睨みつける。 視線を受けたパピヨンはピューッと、口笛を吹いた。 パピヨンはそのまま勢いを増すヘルダイバーで雑居ビルの壁を走る。その後をクルーザーは追いかける。 ヘルダイバーがビルの壁の端に達して、宙へと舞う。そこに、雷鳴のごとくバイクの排気音が響いた。 刹那、ヘルダイバーにクルーザーが迫る。白い巨体で吹き飛ばすつもりなのだ。 単純にして強い。 シンプルな攻撃に、ヘルダイバーが捉えられた。 「武装錬金」 パピヨンが呟くと同時に、ニアデスハピネスのアナザータイプが背中に蝶の羽を形作られる。 空を飛ぶときと同じ要領でヘルダイバーの車体を方向転換、正面から激突するために、前方へヘルダイバーを走らせる。 車体と車体がぶつかり合い、互いに仮面ライダーの相棒を勤めた馬力を競い合わせる。 数瞬の拮抗、互いにすれ違い、前輪を地面を噛ませ、後輪を滑らせる。 二度目の対峙。 エンジンのアイドリングが無人の街に響く中、黒と白のバイクをそれぞれ抑えて、互いに隙を探り出す。 数秒にも永遠にも感じる対峙の時。 風が、砂埃が舞う。パピヨンの背後の遥か向こうの地平線に暗雲が雷を伴っているのを見えた。 ここは…… 「気がついたか。ここは奴らの居城が見える地点だ」 パピヨンの声に、ZXは無言。構わず、パピヨンは続けた。 「俺は手に入れる。奴らの力を、組織力を。愛などいらない。俺に必要なのは、渇きを癒す『畏怖』だけだ!!」 ぐにゃりと、パピヨンの周囲が歪んだ錯覚をZXは受ける。 一際大きく、クルーザーの排気音を鳴らした。 「いくぞ……パピヨン」 「フン。いいだろう。受けてやる」 ブオン!!と熱風と共に、二つのバイクのエグゾーダスノイズが重なる。 宙に黒と白のバイクが舞い上がった。 「クルーザーアタック!!」 かつて、クルーザーを駆った男と同じ言葉をZXは言い放つ。 昔の自分の愛車に乗る、帝王を宣言する蝶へと向かって。 □ 「……そう……かい…………」 すべてを教えられたデルフリンガーはグランドの中央で沈黙している。 その重苦しい声色に、かがみはどう声をかけていいか分からなかった。 「あいつさ……無茶してさ。ガンダールヴだっていっても元は子供だったんだぜ。 ご主人様のために無茶をする奴だけど……けど、死んでいい奴じゃなかった……」 「分かっているわよ! みんな……死んでいい人は……そりゃ、勇次郎やアーカードみたいに酷い人たちもいたけど、いなかったんだから」 「デルフリンガーさん、かがみさん……」 エレオノールが何かを言いたげに口を開閉させるが、結局は言葉を紡ぐことはなかった。 村雨の庇護をしたいのだろうが、エレオノール自身も人を殺しているため、負い目を感じて何もいえないのだ。 すでにパピヨンを伴ってZXが駆けてから、三十分は経った。 (村雨さん、大丈夫かな?) かがみは不安げに校門を見つめるが、バイクの轍が二つ視界に入るだけ。 再びデルフリンガーに視線を戻そうとするかがみの耳朶を、バイクのエンジン音が打つ。 すぐに校門から出て道路を確認すると、傷だらけの村雨がクルーザーにまたがりながら現れた。 「……おかえりなさい」 「ただいま」 それ以外、かがみにはかける言葉が思い浮かばなかった。 「よく戻ってまいりました。パピヨンは……?」 「すまん、取り逃がした」 「パッピー……」 村雨はポン、と御前の頭部を叩いた。落ち込んでいる彼女の姿は痛ましい。 「おい……」 村雨が視線を移動させると、殺気をぶつけてくる剣に気づく。 それもしょうがない。彼には怒る資格がある。村雨は無言で彼に近寄った。 「……お前が、俺の相棒を殺したんだってな」 「ああ」 庇護しようとするかがみとエレオノールを左手で制して、村雨は姿勢を低くして視線の位置を落とす。 デルフリンガーの目がどの位置にあるのか分からないが、目と目を合わせるために姿勢を低くしたのだ。 「……お前がどういう状態かは、あの嬢ちゃんたちから聞いた。でも、俺はお前さんを許せねえ」 「そうか」 覚悟はしていた。デルフリンガーの怒りを。 もともとはジョセフや劉鳳がもつべきだった怒りだ。甘んじて受ける。 「デルフリンガー。俺をお前が殺しても構わない」 村雨の声に、かがみが驚きの表情を浮かべる。エレオノールは厳しい目つきで村雨を射抜いた。 そんな中、村雨の決意は揺らいでいない。 「だが、俺を殺すのはせめて、バダンを倒してからにしてくれ。俺に……昔の俺がやった罪を購えるとは思っていない。 俺はまだ戦わなければならないからな」 「知るかよ、そんなこと」 「おめ……いい加減にしろよ!!」 デルフリンガーの態度に、御前が耐え切れず絡みつく。エレオノールに止められているが、それでももがくのをやめない。 村雨は御前に感謝をしつつも、デルフリンガーの断罪の視線から逃げない。 「おめーは俺の相棒を殺した。俺は絶対許さねえ。だから……」 デルフリンガーの声が一旦止まる。怒りに真っ赤な御前を無視して、時は流れる。 「だから、お前、俺を使いやがれ! 戦い続けやがれ! あきらめることは絶対認めないからな! 相棒を、貴族の嬢ちゃんを巻き込んだクソヤローを、本当にお前が潰すのか見極めてやる!!」 デルフリンガーの言葉に、周囲が言葉をなくす。 フッと、村雨は微笑んで、デルフリンガーを引き抜いた。 「……バダンを潰すまで、よろしく頼む」 「絶対、お前だけは『相棒』って呼ばねえからな!」 フッ……と微笑んだ村雨は立ち上がろうとして、ガクッと崩れた。 間一髪、エレオノールが肩を貸し、村雨を見つめる。 「勇次郎にパピヨン、連戦が堪えたでしょう。一旦手当てをしに、校内へ入ります。かがみさん、手伝ってください」 かがみが頷き、三人と+2は校舎へと向かった。 □ (村雨くんが学校に向かっている……) 白い壁に囲まれた、ディスクと資料整理棚という簡素な研究室の一角で、首輪管理用の画面を除いている中年の男。 固太りにメガネをかけた、白衣の彼の名は、バダンの研究者伊藤博士であった。 (盗聴器とガモン大佐の様子から察するに、彼は記憶を取り戻している。これはチャンスだ。 彼に首輪の解除法を教えれば、バダンに反撃の狼煙を上げれる) 伊藤博士のメガネのフレームが光る。もっとも、そんなことをすればバダンに自分の裏切りがばれてしまう。 伊藤博士は自分が監視されていることを知っている。自分の命はないのだろう。 (だから、なんだ?) このバトルロワイヤルにおいて、すでに五十人もの人間が死んだ。 さらに、今回のバトルロワイヤルを円滑に進めるため、罪もない人々が犠牲になっている。 なのに、自分だけ命を危険に晒さないのは彼らに申し訳ない。 『首輪の解除法を記入したマニュアル』をメールに添付して、送信にカーソルを合わせる。宛先は、バトルロワイヤル会場に放置されているパソコンすべて。 これを押すと同時に、自分を殺しに刺客が現れるのだろう。前回はコンピューター室にいる人間が殺し合いに乗っているかどうか、判断できないためチャットを通しての解説だった。 今回は、自分が知る青年に戻った、よく知る人物がいる。 伊藤博士は目を瞑り、深い深いため息を吐いた。 やがて、意を決し、指をマウスに押し込む。カチリ、と普段は気にしない、小さな音が大きく聞こえた。 (届いてくれ、希望よ) そう遠くない未来に、自分の叛意はバダンに伝わる。僅かな余命、伊藤博士はソファにもたれて待ち続けた。 数分後、警報機が鳴る。 「馬鹿な……私が送ってから、まだ十分も経っていないのに…………」 伊藤博士はバダンの見せる対応の早さに歯噛みする。これでは、首輪の情報が渡ったことを知り、巻かれているうちに爆破されるかもしれない。 絶望が伊藤博士を襲う中、アナウンスが響いた。 『侵入者あり! 侵入者あり! 直ちに迎撃を開始せよ!!』 侵入者、の部分に伊藤博士は疑問を持った。これは自分のことではない。 だとすれば、誰が? 疑問が駆け巡る中、壁が爆砕した。 「げほ、げほ!」 「バダン研究員だな」 「き、きみは……ライダー…………マン?」 伊藤博士の目の前で、ヘルダイバーにまたがる青年がチッチッチと指を振る。 後ろから襲い掛かる蜘蛛男の周囲に黒色の粉末が舞い、爆破する。 襲い掛かる粉塵に咳き込む伊藤の前で、見せ付けるように青年がライダーマンヘルメットを取った。 「帝王・パピヨン、もっと畏怖をこめて♪」 村雨を部下にすることを一旦諦め、バダンを手に入れるために伊藤博士……いや、研究者を確保しに来たパピヨンが告げる。 今回の突入は、あくまでもバダンの戦力の把握と研究者。突入したときに最初に得た研究室の情報から、ここまでヘルダイバーで一直線へと迫ってきたのだ。 村雨たちに優位に立つには、目の前の男は必要だ。同時に、バダンの戦力を確認するのもいいと感じたのだ。 『蝶人』パピヨンなら、そんな策は無謀だと切り捨てただろう。だが、今は『帝王』パピヨンだ。 敵本拠地に侵入できるのに、行わないのは『帝王』が通る道ではない。おまけに、仮面ライダーなる力もある。いざという時は退けばいい。 パピヨンの支配を止めるものなど、ありはしない。 こうして、伊藤博士は、初めて悪意に満ちた仮面ライダーを見ることとなった。 【マップ外/サザンクロス内部 二日目 朝】 【パピヨン@武装錬金】 [状態]:全身に軽い打撲。左腕に被弾。核鉄の治癒力で回復中。ドブ川の濁ったような瞳。帝王への決意。首輪が解除されました。 [装備]:ライドル@仮面ライダーSPIRITS、マイクロウージー(9ミリパラベラム弾32/32)、予備マガジン2、 猫草inランドセル@ジョジョの奇妙な冒険、アラミド繊維内蔵ライター@グラップラー刃牙 サンライトハート(核鉄状態&首輪@パピヨンが巻かれている)@武装錬金 ニアデスハピネス・アナザータイプ=核鉄(激戦)@武装錬金、ヘルダイバー@仮面ライダーSPIRITS ハルコンネン(爆裂鉄鋼焼夷弾、残弾1発、劣化ウラン弾、残弾0発)@HELLSING、ライダーマンのヘルメット@仮面ライダーSPIRITS [道具]:支給品一式、チョココロネ(残り4つ)@らき☆すた、 地下鉄管理センターの位置がわかる地図、地下鉄システム仕様書 ルイズの杖、参加者顔写真&詳細プロフィール付き名簿、首輪探知機@BATTLE ROYALE、 ターボエンジン付きスケボー@名探偵コナン 首輪(鳴海)、解除済みの首輪の残骸×2(赤木、川田)、ツールセット、不明支給品1(未確認) [思考・状況] 基本:BADANを打倒し、DIOにも届かなかった「真の帝王」の地位を手にする。 1:バダン研究員を確保。バダンを掌握する。 2:「部下」になり「帝王パピヨン」に忠誠を誓うのなら、他の参加者の首輪も「解除してやってもいい」 3:赤木、大首領に自分を舐めたことを後悔させる。 [備考] ※参戦時期はヴィクター戦、カズキに白い核鉄を渡した直後です ※スタンド、矢の存在に興味を持っています。 ※詳細名簿を入手しました。DIOの能力については「時を止める能力」と一言記載があるだけのようです。 ※こなたの死体を『食べ』ました。 ※覚悟、アカギのことを快く思っていません。 ※首輪の構造を理解しました。少なくとも、死体(川田)の首輪の分解には成功しました。 ちょっとした神棚と簡単な工具さえあえれば十分に解除の条件は揃うようです。 首輪の外装を外し、電源をオフにすれば外せます。しかし、制限装置、闘争心誤読装置は沈黙しません。 スタンド適正付与装置はどうなるか、不明です。少なくとも、首にまかない限りはスタンドは使えません。 また、首輪がなければ核鉄は武装錬金世界出身者以外の闘争心には反応しません。 【伊藤博士@仮面ライダーSPIRITS】 [状態]後頭部に異変、少し興奮気味 [装備]無し [道具]無し [思考・状況] 1:バダンに反抗する覚悟を決めた。 2:突然のパピヨン登場に混乱 [備考] ※首輪をしていません。 ※解除された首輪が、自室の棚に隠してあります。 ※赤木しげるは、大首領により殺害されたものと判断しました。 【首輪について】 ※エネルギー抑制装置 = 身体能力、異能力を弱体化させる装置。電源でなく、生体エネルギーにより作動。 スタンド適正付与装置 = 嵌めた者を強制的に、全てのスタンドDISCに対する『適性』が存在する状態にする装置。電源でなく、生体エネルギーにより作動。 起爆装置 = 爆薬を爆発させる装置。マップ外や禁止エリアに入った場合三十秒以内に安全地域に戻らねば、作動。また作動スイッチを押されれば、十秒ほどで作動。 盗聴器 = 振動を計測。その振幅を変調・音声として出力させる。 GPS = 上空の衛星に信号を送り、それを受信機で受け取ることで、現在位置を知るシステム 闘争心誤読装置 = 核鉄を誤起動させる装置。ただし、これがないと武装錬金世界出身の人物でないと、核鉄を発動できない。なお、機能は ・闘争本能を読み違いさせているのは核鉄のみ。 ・シリアルナンバーごとに核鉄を誤読させている。 である。電源でなく、生体エネルギーにより作動。 生存感知装置 = 生存を感知する装置。 ※上記の七つの装置に加え、爆薬が内蔵されています。 ※能力制限装置は、制限する能力と制限の度合いを選択可能です。 ※現在参加者に嵌められている首輪は、強者と弱者の格差をなくすように働いています。 ※その為に弱者には軽い制限、強者には重い制限がかけられています。 ※首輪が解除、或いは装着している者が死亡した場合、首輪はGPSを除く全機能を停止します。 ただし、爆弾のスイッチをオフにした場合は、GPS、起爆装置、盗聴器、生存感知装置の機能停止します(ガモンの首輪はその原理を利用)。 【起爆装置作動スイッチについて】 ※スイッチを押せば、十秒ほどで起爆装置が作動します。 ※最初に徳川光成がルールの説明を行った部屋にあります。取り外し不可。あの場でルール説明を行ったのは、その為。 【イヤホンについて】 ※チャンネルを合わせれば、その番号の首輪内の盗聴器が捉えた音が流れます。 ※チャンネル01なら赤木しげる、チャンネル18なら愚地独歩と、チャンネルは名簿順です。 【探知機について】 ※GPSより送られた信号を元に、首輪を装着した者の居場所を映し出します。 ※空条承太郎に支給された探知機と原理は変わりません。しかし、索敵範囲がマップ全体です。 □ コンピューター室に、彼らが来たのは理由がある。 川田という青年を埋葬するためだ。戦場となった場所に、彼の死体があるのでは、と推理したのだ。 村雨の怪我を治療してからの方がいい、と主張するかがみとエレオノールを押しのけ、核鉄で回復するからと村雨は言った。 室内の半分が焦げて、窓に近い方のパソコンが吹き飛んでいるのが分かった。 酷い有様だ、と思った彼らの視界に、起動していたパソコンが入る。 パピヨンと赤木が、伊藤博士と接触しようとしてつけたままのパソコンだ。 そこに、メールが届いたことを告げる電子音が響いた。 「これは……?」 「『Dr.伊藤』より、親愛なる村雨くんへ……?」 希望の紙は戦士に届く。興奮した様子で、三人はメールを開いた。 「首輪の解……もが」 うっかりもらそうとするデルフリンガーを黙らせ、三人と御前は顔を合わせる。 伊藤博士という人物がもたらした、首輪の構造図と、その解除方法が示された資料。 かがみがペンを取り出し、紙に文字を躍らせる。 『信用できる?』 村雨はその文字を確認し、黙考。数十秒を費やした後、答えを書き出す。 『大丈夫だ。俺の父さんの親友、海堂博士の研究仲間だった。この人は信用できる』 『……なら、首輪を解除しましょう』 『でも、失敗したら……』 かがみの弱気な態度に、エレオノールは元気付けるように胸をたたく。 『任せてください。私が最初に実験台になって、安全かどうか確かめますから』 『ちょ! エレノン!!』 『御前、村雨さん、かがみさん、この中では一番信用できない私だからこそ、意味があるのです』 『どういうことだ?』 『首輪の反応が消えたら、バダンの連中も警戒をします。 ですが、あなた方の信用が薄いと推察されやすい私と小芝居をして、私が殺されたことにするのです』 『なるほど!! エレノンすげー!』 御前がぽん、と手をたたいてエレオノールを褒め称える。 エレオノールは紙に文字を躍らせる。 『さあ、準備ができ次第、行いましょう』 テキパキと行動するエレオノールに感心しながら、村雨は視線を落とす。 エレオノールの文字は……意外と汚かった。 「どうでもいいけど、こういうとき俺は何もできないよな……」 そりゃ剣にはペンを使う手も、口もないしな、と村雨は内心突っ込んだ。 口にするとデルフリンガーがうるさいだけなので、黙っていたが。 学校の見取り図より、武道館に辿り着いた彼らを迎えたのは川田の死体だった。 口元を押さえるかがみに少しはなれるようにいい、片付ける。 かがみはその場にある妹の遺品を見つけ、同時に医療具など放置されていた道具を拾っている。 校庭に簡易な墓を作り、黙祷をささげた。川田章吾、彼の判断は褒められたものではない。 その上、パピヨンの思考すら曲げるきっかけになった。 村雨は間に合わなかったことを謝りながらも、決して本郷を裏切るような真似だけはしないと、墓前に誓う。 踵を返し、武道館へ足を踏み入れた村雨を、かがみを人質に捕った『真似』をするエレオノールが視界に入る。 「支給品をすべて渡せ! 村雨良!」 「裏切るのか、エレオノール」 「私はやはり生き残る! 人間となれたのだから!! そのために、支給品をよこせ。かがみの命が惜しければな!」 「分かった、支給品を引き渡す。かがみと交換だ」 「いいだろう!」 エレオノールと村雨は互いに頷いて、近寄る。 お互いの距離が詰まったとき、村雨がエレオノールの腕を掴んで、地面に派手な音を出しながら、されどダメージが残らないように投げ飛ばす。 「不用意に近づいたのが運の尽きだ」 「こ、殺せ」 「いわれなくても、今殺してやる。さすがに、二度の裏切りは許せない」 そういいつつ、エレオノールの隣で神棚と共に清めの手順をとるかがみに視線を向ける。 ステルスが解けたのを確認して、継ぎ目に工具を当てた。外装が外れたと同時に、爆薬と思わしきブロック部品の電源をオフにする。 この間、十分弱。カラン、と落ちた首輪を見つめて、三人は何も考えられず、ほうけたように首輪を見つめる。 同時に、空に浮いていた御前も核鉄となって、落ちた。 校門にクルーザーを押して歩く村雨の周囲に、首輪をベルトのように巻いている御前が目に入る。 当初、声こそ出すのをこらえたものの、核鉄を発動できない状態にエレオノールは不安そうな目をしていた。 パピヨンが行っていた行為を思い出し、核鉄に首輪を巻くと、発動できた。 再び御前が姿を見せたときのエレオノールの喜びは、傍から見て微笑ましい。 「かがみ、みんなと合流をするぞ」 「うん、ここにはもう用はないしね」 つかさのリボンをかがみはギュッと握りながら呟いた。 『そして、みんなの首輪の解除を』 『ええ、私だけが自由とは、申し訳ありませんし』 そう、村雨たちの首輪はまだはまっている。理由は、バダンに首輪解除が可能になったことを知らせないため。 合流した際に、みんなの首輪を外す。そして、目指すはバダンの本拠地。 (待っていろよ。パピヨン。俺が必ず、お前が間違っていることを証明してみせる!) 村雨はバイクを加速させて、突き進む。 反撃の狼煙は、今上がった。 【C-4 学校・校門 二日目 朝】 【村雨良@仮面ライダーSPIRITS】 [状態]全身に無数の打撲、頬に軽い腫れ 全身に更なる重度の打撲傷を負う 胸に貫通痕 核鉄の治癒力により回復中 [装備]十字手裏剣(0/2)、衝撃集中爆弾 (0/2) 、マイクロチェーン(2/2) 核鉄(ピーキーガリバー)@武装錬金 デルフリンガー@ゼロの使い魔。工具 [道具]地図、時計、コンパス、 女装服 音響手榴弾・催涙手榴弾・黄燐手榴弾 支給品一式×3、ジッポーライター、バードコール@BATTLE ROYALE 文化包丁、救急箱、裁縫道具(針や糸など)、ステンレス製の鍋、ガスコンロ、 缶詰やレトルトといった食料品、薬局で手に入れた薬(救急箱に入っていない物を補充&予備) マイルドセブン(5本消費)、ツールナイフ [思考] 基本:BADANを潰す! 1:ハヤテの遺志を継ぎ、BADANに反抗する参加者を守る 2:繁華街のホテル(E-2中心部)で再集合。 3:パピヨンを止める。 4:仲間の首輪を外す。 5:かがみを守る [備考] ※傷は全て現在進行形で再生中です ※参戦時期は原作4巻からです。 ※村雨静(幽体)はいません。 ※連続でシンクロができない状態です。 ※再生時間はいつも(原作4巻)の倍程度時間がかかります。 ※D-1、D-2の境界付近に列車が地上と地下に出入りするトンネルがあるのを確認しました。 ※記憶を取り戻しました ※光成がBADANに脅されていると考えています。また、BADAN側にも強化外骨があると推測しています。 ※勇次郎の放送を聴きました。 ※エレオノールから改心に至る事情を聞きました ※ラオウ、勇次郎との戦闘を経て戦闘技術が劇的に向上しました ※神社で立ったまま微笑んで死ぬ死体(劉鳳)を見ました。 ※ジョセフと和解しました。 ※怒り等感情に任せて行動しないよう自制する事を覚えました ※首輪の構造、そして解除法を得ました。 ※ちょっとした神棚と簡単な工具さえあえれば十分に解除の条件は揃うようです。 首輪の外装を外し、電源をオフにすれば外せます。しかし、制限装置、闘争心誤読装置は沈黙しません。 スタンド適正付与装置はどうなるか、不明です。少なくとも、首にまかない限りはスタンドは使えません。 また、首輪がなければ核鉄は武装錬金世界出身者以外の闘争心には反応しません。 ※川田章吾の死体は、埋葬されました。 【柊かがみ@らき☆すた】 [状態]:全身に強度の打撲、左腕欠損(止血済み)、休息により(?)それなりに回復 、核鉄の治癒力により回復中 [装備]:巫女服 [道具]:二アデスハピネス (核鉄状態)@武装錬金 ニードルナイフ@北斗の拳 つかさのリボン [思考・状況] 基本:BADANを倒す 1:みんな元気になれっ……もちろん自分も 2:村雨と行動を共にする 3:神社の中にある、もう一つの社殿が気になる。 4:仲間の首輪を外す。 [備考] ※光成がBADANに脅されていると考えています。また、BADAN側にも強化外骨があると推測しています。 ※勇次郎の放送を聴きました。 ※零の暗雲についての推測を知りました。 ※かがみの主催者に対する見解。 ①主催者は腕を完璧に再生する程度の医療技術を持っている ②主催者は時を越える"何か"を持っている ③主催者は①・②の技術を用いてある人物にとって"都合がイイ"状態に仕立てあげている可能性がある ④だが、人物によっては"どーでもイイ"状態で参戦させられている可能性がある。 ※首輪の「ステルス機能」および「制限機能」の麻痺について かがみがやった手順でやれば、誰でも同じことができます。 ただし、かがみよりも「自己を清める」ことに時間を費やす必要があります。 清め方の程度で、機能の麻痺する時間は増減します。 神社の手水ではなく、他の手段や道具でも同じことが、それ以上のことも可能かもしれません。 ※ステルス機能について 漫画版BRで川田が外したような首輪の表面を、承太郎のスタープラチナですら、 解除へのとっかかりが見つからないような表面に 偽装してしまう機能のことです。 ステルス機能によって、首輪の凹凸、ゲームの最中にできた傷などが隠蔽されています。 ※S1駅にハヤテのジョセフに対する書置きが残っています ※神社で立ったまま微笑んで死ぬ死体(劉鳳)を見ました ※村雨との協力を申し出てくれた服部に感謝しています ※首輪の構造、そして解除法を得ました。 ※ちょっとした神棚と簡単な工具さえあえれば十分に解除の条件は揃うようです。 首輪の外装を外し、電源をオフにすれば外せます。しかし、制限装置、闘争心誤読装置は沈黙しません。 スタンド適正付与装置はどうなるか、不明です。少なくとも、首にまかない限りはスタンドは使えません。 また、首輪がなければ核鉄は武装錬金世界出身者以外の闘争心には反応しません。 【才賀エレオノール@からくりサーカス】 [状態]:疲労小 全身に火傷(ほぼ完治)。首輪が解除されました。 [装備]:エンゼル御前(展開中&首輪@エレオノールが巻かれている)@武装錬金、あるるかん(白金)@からくりサーカス(頭部半壊、胸部、腹部に大きな損傷、全身にへこみと損傷あり) [道具]:青汁DX@武装錬金、ピエロの衣装@からくりサーカス、支給品一式、生命の水(アクア・ウィタエ) [思考・状況] 基本:自分を助けてくれた者、信じてくれた者のためになんとしてでも主催者を倒す。 1:仲間達と共に行動する。 2:夢で見たギイたちの言葉を信じ、魂を閉じ込める器を破壊する。 3:ナギの遺志を継いで、殺し合いを潰す。 4:一人でも多く救う。 5:仲間の首輪を外す。 [備考] ※ジグマール、村雨達(村雨、かがみ、覚悟、ヒナギク、独歩、服部、ジョセフ)と情報交換をしました。 ※参戦時期は1巻。才賀勝と出会う前です。 ※夢の内容はハッキリと覚えていますが、あまり意識していません。 ※エレオノールが着ている服は原作42巻の表紙のものと同じです。 ※ギイと鳴海の関係に疑問を感じています。 ※フランシーヌの記憶を断片的に取得しています。 ※「願いを叶える権利」は嘘だと思っています。 ※制限についての知識を得ましたが、細かいことはどうでもいいと思っています。 ※自転車@現実は消防署前に落ちています。 ※才賀勝、三千院ナギの血液が溶けた生命の水を飲みました。2人の記憶をある程度取得しました。 才賀正二の剣術や分解などの技術は受け継いでいません。 ※エンゼル御前は使用者から十メートル以上離れられません。 それ以上離れると核鉄に戻ります。 ※独歩の言葉が聞こえたかは不明です。 ※首輪の構造、そして解除法を得ました。 ※ちょっとした神棚と簡単な工具さえあえれば十分に解除の条件は揃うようです。 首輪の外装を外し、電源をオフにすれば外せます。しかし、制限装置、闘争心誤読装置は沈黙しません。 スタンド適正付与装置はどうなるか、不明です。少なくとも、首にまかない限りはスタンドは使えません。 また、首輪がなければ核鉄は武装錬金世界出身者以外の闘争心には反応しません。 前編 241 神社にて 投下順 243 帝王無双BADAN~白蛇対峙~ 241 神社にて 時系列順 244 ふしぎなおくりもの 234 STILL LOVE HER ~失われた未来~ 蝶野攻爵(パピヨン) 243 帝王無双BADAN~白蛇対峙~ 237 信じるということ/GET WILD 才賀エレオノール 245 チェイン 237 信じるということ/GET WILD 村雨良 245 チェイン 237 信じるということ/GET WILD 柊かがみ 245 チェイン
https://w.atwiki.jp/testest-umigamedb/pages/3877.html
2024年4月20日 出題者:耳 タイトル:「男一匹男の娘」 【問題】 番長にして柔道部部長、男・一本木大五郎は、 外に出ると急に女みたいになり、 それどころか放課後には死ぬ羽目になってしまったという。 なぜ? ※闇たま問題 feat.にしきがおさん 【解説】 + ... 一本木大五郎は漫画のキャラ。 この漫画が海外で翻訳される際、左から右にストーリーが進む方が 海外の読者が読みやすいからと、絵がすべて左右反転された。 大五郎の着る制服のブレザーは左前が右前に変わり、女性の服のようになってしまった。 おまけに放課後の柔道部のシーンでは、柔道着の合わせが死人のように… ※現在では海外の翻訳も、ほとんどは日本のオリジナルをなるべくそのまま残して右から左に読むそうです。 左右反転して作られていたのは2000年代ぐらいまで。 この問題はちょっと古い風景です。 にしきがおさんと1on1の問題を相談していた時、 いくつか出されていたアイディアを勝手にいただいて作りました。 にしきがおさんのアイディアは 「立ち絵左右反転(手抜き)で怪我の位置が入れ替わる」 でした。ありがとうございました! 《知識》 配信日に戻る 前の問題 次の問題
https://w.atwiki.jp/legends/pages/854.html
花子様たちと合流した時には、そちらの戦いも終わっていた …まぁ、俺達が駆けつけた時、花子様はその契約者にお姫様抱っこされているような状態になっていて 俺達が駆けつけたことを確認した瞬間、盛大にその契約者を花子様が殴り飛ばして踏んでいたのが、印象的と言えば印象的だが えーと、何これ、生ツンデレ? っつか、あれだ 花子様がその契約者を軽く踏んでいる様子を見ていると、なぜかお袋に土下座している親父を思い出して困る 「…そうか、マスコットたちはそんな状態だったのか…」 「みたいだな。全部のマスコットがそうだったかどうかは、知らないが…」 祭のスピーカーが、戦いの終わりを告げている …終わったのだ 後は、細々とパレードとかが残っているかもしれないが そこら辺は、見つけ次第、撃破すればいいのだろう ………仕方ない、のだろうか 撃破する以外に、元に戻してやれる方法はないのだろうか? だが、その方法がわからない以上…一度、壊してやるしかないのだ そう考えると、やりきれない 「みー?…みんな、だいじょーぶ?」 じ、と 花子さんが、俺たちを見上げてくる 俺は若干落ち込み気味だし、花子様とその契約者は、大分体力を消耗しているようだ 心配してくれているのだろう なんでもない、と俺は無理に笑って見せた 「…さ、戻るか、花子さん」 「うん」 「あ、その前に」 す、と 花子様が、携帯電話を出してきた …あ、そうだ 携帯の赤外線通信使って、番号の交換をするんだったか それを思い出し、俺は携帯を取り出して… ………… さて 「どうしたのよ?」 なかなか、携帯を差し出さない俺の様子に、花子様が怪訝な表情を浮かべてきた あー……あれだ 若干、情けないのだが 「…赤外線通信って、どうやるんだ?」 「え?」 花子様が、きょとん、としてくる み?と花子さんも首を傾げてきた 「やった事ないのか?」 「あぁ」 花子様の契約者の問いかけに、情けなさを感じつつ、俺は頷いた うん、その 俺が携帯を手に入れたのは、高校に入ってから そして、中学時代に携帯もっていた友人の番号は、前もって聞いていたから、自分で入力していた …高校に入ってからの、新しい友達? っは、いねぇよ、そんなもん でもって、不良教師とか、闇子さんの契約者の小学生の携帯番号だが…こちらは、紙に書いたり口頭で伝え合ったりしたから、赤外線通信なんてもんはやった事ない 携帯って、あれだ 普段使わない機能とか、咄嗟に使おうとすると使えないよな あれだ、携帯の説明書とか引っ張り出してこないとわからないよな畜生!! 「…すいません。やりかた、教えてもらえます」 「…し、仕方ないわね、教えてあげるわ」 ふふん、と笑って、何とも丁寧に赤外線通信のやり方を教えてくれた花子様 …結構、親切な人(都市伝説)のようだ まぁ、大元は花子さんと一緒のはずだし… ……… あぁ、いや 「トイレの花子さん」と言う都市伝説は数が多すぎて、姿かたち性格、同じ傾向にあるとは限らないのだった まぁ、でも……この人だって、契約者の為に、戦ったのだろう だから、悪い都市伝説ではないはずだ …っふ、と脳裏に浮かんだのは 以前戦った赤いちゃんちゃんこと、その契約者 無理矢理に契約を結ばされていた存在 無理矢理に契約を結んでいた都市伝説 契約者つきの都市伝説には、悪い存在はいないんじゃないか 都市伝説と契約した奴に、悪い奴はいないんじゃないだろうか …そんな、俺の甘ったるい考えを、打ち破ってきた相手 だが この二人は違う そんな、悪い存在じゃない いや、俺なんてまだガキだから、善とか悪とか、そこら辺の違いを述べよ、とか条件を述べよ、とか言われても、答えられない …だが、これだけは、言い切れるのだ この2人は、間違っても「悪」なんて存在じゃない いい連中なのだ 「…よし、交換完了ね」 赤外線通信による、番号の交換、終了 なるほど、こうやるのか …でも、多分、しばらくやってなかったら、忘れるのだろうな 「……じゃあ、俺はこれで。2人とも疲れてるみたい、今夜はゆっくり休んだ方がいいと思う」 「言われなくてもそうするわ」 へとへとだもの、と笑ってくる花子様 その契約者も、同じ心境のようだ …こちらも、疲れている 花子さんが作ってくれた、水の武器 あれは、俺がある程度意識していない限り、形を保てないようだった 体力的な疲労よりも、精神的な疲労が、どっと俺に押し寄せる あぁ、お袋たちを心配させてちゃいけないし…帰らないと 「じゃあ、さよなら」 「ばいばいなの」 ぶんぶん 無邪気に手を振る花子さん 花子様も、軽く手を振ってきてくれた 「帰るわよ、駄犬。幸い、今日一日で戦いは終わったし、秋祭りは明日もある…明日こそ、昨日回れなかった屋台を見て回るわよ」 「はいっ!花子様!」 別々の道を進んでいく俺達 空には、ぽっかりと満月が浮かんでいる …終わったんだな、と 感慨深く歩いていた俺だが 「………あ」 「み?」 「…あ、いや、何でもない」 …うん 「お化け屋敷」は、まだ入ってないならやめといたほうがいい、と そう、二人に言い忘れたが… まぁいいか、と判断して、俺は花子さんと手を繋いで帰っていくのだった fin 前ページ次ページ連載 - 花子さんと契約した男の話