約 1,257 件
https://w.atwiki.jp/doruota/pages/1930.html
僕の考えたトレーナー _ -―- _ ´ `丶、 / __ ^^^⌒`丶、 /^^V ', / / ', ', ' /^ ー , ', / / / r=‐ ', ', ' 〃 / x===ミx、 } , / / i{ { 〃f笊心ハ, } ', ' ' { i{ , i{ { { り 刈 } } } ,_ 〈 / { i{ \ ', 夊z少 } / /'个=‐ ⌒^ } ∧ i{ /\} __ ノ / /^Y{ } /Vハ _ -=ミ、 >=====ミv′ / / 从 }/\ V_ -=ニニニニニニ/ニニニニニニニ=\ , _/\} }-=ニニニニニニ /ニニニニニニニニニマニ\ィソ\ /ニニニニニニ=/ニニニニニニニニニニ=‐マニニV⌒`` /ニニニニニニニニi{ニニニニニニニニニニニニニ=マニ=}ニニ\ /ニニニニニニニニ=‐i{ニニニニニニニニニニニニニ=‐マニ}ニニ=‐} /二二ニニニニニニニニi{二ニニニニニニニニニニニニ=‐}ニ}ニニ=‐}. {ニニニニニニニニニニニ=‐i{二ニニニニニニニニニニニニ=‐}ニ}ニニ=‐} マニニニニニニニニニニニ=i{二ニニニニニニニニニニニニ=‐}=‐、ニ=‐j マニニニニニニニニニニニリニニニニニニニニニニニニニニニjニ=‐ヽニ/ /≧s。ニニニニニニニニi{ニニニニニニニニニニニニニニニノニニニ }/ V /⌒≧s。ニニ= 八ニニニニニニニニニニニニニイ{ニニニ=/ ⌒\/ {_〕>「⌒「⌒T⌒T⌒T⌒T⌒ リニニニ {  ̄⌒ ̄ \」_ノ_ノ_ノ_ノ_/ニニ=‐ { 【名前】白坂小梅(AA出典:『アイドルマスターシンデレラガールズ』より「白坂小梅」) 【トレーナーステータス】 指示:C= 平均的な指示力。 育成:D= 低い育成力。 統率:B+= 高水準の統率力。 限定的に「霊」タイプの『特権』を付与できる。 能力:AA+= 高位の『交霊』の異能を持つ。 【固有ポテンシャル】 『戦慄のハロウィンナイトメア』 白坂小梅固有ポテンシャル 味方(相手)の全てのポケモンに「霊」タイプを追加する。 『終わらないアンデッド・ダンスロック』 白坂小梅固有ポテンシャル 「霊」タイプの味方が体力が満タンの時、必ず耐える。 稀に相手の攻撃を耐える。 『逃れられないデッドリーチェイス』 白坂小梅固有ポテンシャル 味方の「霊」技に「おいうち」効果を付与する。 【サポーター】 / }」_/ }_ \\ __ `ヽ、 __ __ / / イ´/ / \\´ __ ‐-ミ、 { Xr―\ , {// / / i i i \\  ̄ ` 、 し{__ \ {/ / , i .! i i ヽ 二二二二二二「 fヘ\ // / i i| .! ! 、 \\ _{ 乂\ヽ. // i| | i| | | \ \\ ̄ ̄ ̄ /`ーイ し , i i| | i| | | \ V∧ ̄ ̄ / /}}、__ノ i | .i| | i| | 、 \ V∧ / / 小 }} | | .i| | i| 、 \ \ \ V∧ / / /川 }} i i .i| 、\ \ \ \ \ V∧ / /// }} 、 、 \ \ 、 __ - ――――、‐∨.} / 厶/ /} \ \ _ >‐、¨” ̄ i ん示ぅ、‘, \\ //^i ∨/ /! i`く! | んヽ i ! ヒ り } V/ ム }' /| | | ハヘ乂_ノ.j 乂 ゙ ー '´_ノ }} f´} /./ ! ! i 小. r=/ '´¨¨i¨¨`゙ j___ノノ //| | | V ハ く , /イ .| i i V ハ ` /ー イ/| ! .| , /. V ハ r==三フ / /´ |i! , // }V \ ` ー '´ イ { |!/ // | ∨ |\ イ / ̄\{{ / i | |V i i ー―< __ r‐ ┘ } / { ./| | | ∨ | | r―‐} / f^ヽ{r v ⌒i r ' T { /| | | | .∨  ̄ f^.} { 「 / ノ ⌒Y⌒YV / 【名前】ペローナ(AA出典:『ONE PIECE』より「ペローナ」) 統率:A+= 卓越した統率力。追加任命は『エンチャンター』『アヴェンジャー』 【サポート効果】 『びっくりどっきりスリラーバーク』… ペローナのサポート効果。 味方が「霊」タイプの技で受けるダメージを緩和(0.67倍)する。 【手持ちのポケモン】 _,, ------------- ,,,,,,,,,,,,,,_ __ ,, - ''''' ̄  ̄ ̄ '''''''''' ---- '''''''  ̄ !  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ '''''''' ---- ,,,,,,,,,,, ____ ___ ,,,,,,, -------ヽ____ _ ,,,,,, -- ''''''  ̄ _______ ___ ,,,,,,,,,,,, ____ . !, '"---- '''''''  ̄ ̄ ̄/` ''' ---- ,,,,, ''''''' -- ,,,,,,, __--- ,,,,,, ___ . i, ,, - ''  ̄ ,,,,,,,,,,,,,,,_____________________ ''''' --- ,,,,,,,,, ____ `''i,_  ̄ ̄ ̄_ ,,,, -- " '''''' ------`----┐ _ ,, - " ___________ ,,,,,,,,,,, --------- ''''''' !,  ̄ ̄ ̄ ̄_ ,,, -- ''" __ ,,, - _ ,, - `''`-- ,,,,, _ _ ,,, - '' __ ,,,,,, ---- '" _ ,,,,,, ---- '" ,, - '"  ̄ ̄ ̄ ̄,,,,, ---- ''''' "_ ,,, -- ''" __ ,,,,,,,, --- ''" _ ,,<_ __ ,, - '" __ ,,, -- '"____ ,,,,,,, -- '" _ ,, - ''" ̄ _ ,, - '" _ ,, -_ ,, ''" ./ _ ,, - " __ ,, - ''" _ ,, - ''" _ ,, - '" _ ,, - '" _ , -'"_ , イ /  ̄ ̄ ̄ ̄// / _ ,, - '"_ / _ ,, -- '''' " _,, - '' "_ , - '" ./ / // / _ , -"_ ,, - '"_ , -" _ ,,,,, --''''''''"__ ,, - " . \ ! / !/ ./_ イ /./_ ,, - '"_ イ ̄/ _ ,,,,, - i''"i |llllll,/ .| i' / // . ///_ ,, - ''" ,!./_/ !'i / /i"i llll/ | .i _i / イ 「'''i/'' --!<__  ̄ _ , - "/ ,,;'" "/\.\``く. .」 .!i'" / // /llllllllllllllllllll `' - ,,∠,,, - i" / ,;'"//iΔ .ヽ .` ` ,r'" i i i ./llllllllllllllllllllllll //'''i__`V .// .`'カ'i、 ` `i .i ./ / ! i"lllllllllllllllllllllllll レ' ヽv'/ .`ッ'i 、 ,i i i .i' _」 -------- ,,,,, レ''`- ,, _ ト `ト,__i' - __,! i l .l ! ̄ '''' --- ,,,,, _____ `i . / ̄ / ./ .i / i i /llllllllllllllll  ̄ ''' -;;;;, _ lllllll/ ./ / ./ ./ ./ i !, i /lllllllllllllllll  ̄ ''' -;;;;;__lllll/`'// / /! /! /i / i .! ./ __ ,,, - '''''''' - , _ //`'`"イ" / i" ! / .i/ .!//__ ,,, -- ''" \ /---, . レ'イ / i,/ \ \ .\ .レ" 【名前】ワラキアの夜(AA出典:『MELTY BLOOD』より「ワラキアの夜」) 【タイプ】あく/ゴースト 【特性】ナイトメア… 毎ターン終了時、「眠り」状態の相手のHPを全体の1/8減らす。 【もちもの】 【技x6:ナイトバースト、シャドーボール、ゆめくい、イカサマ、のろい、あくむ】 こうげき:C- ぼうぎょ:D とくこう:A+ とくぼう:A+ すばやさ:A+ 【ポテンシャル】 『不動のエース』… 「ここぞ!」という時、全能力値が上昇し、技のクリティカル率が上がる。 『固有種』… 「ワラキアの夜」種がこの個体だけのため『オールドタイプ』を無効化する。 『館のヌシ』… 自身と同じタイプの技で受けるダメージを半減する。 『タタリの悪夢』… 相手が「夢うつつ」状態の時、相手の『先』『汎用』を無効化する。 『タタリの侵食』… 相手が「夢うつつ」状態の時、相手の「ダメージを受けない」効果を無効化する。 『タタリの歩法』… 相手の体力をドレインした時、味方と任意交代することが出来る。 『ヴァンピリック』… 自身の体力が回復した時、相手の体力を1/8ドレインする。 『魂の絆』… 場にいる限りトレーナーの指示を「1」ランク上げる。 低確率でポテンシャルを再度受けられる。 『先の先』… 相手が優先度+1以上の技を使用した時、低確率で先に行動する。 『対霊回避』… 敵陣に「霊」ポケモンがいる時、相手の「霊」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対霊耐性』… 敵陣に「霊」ポケモンがいる時、相手の「霊」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対霊反撃』… 敵陣に「霊」ポケモンがいる時、低確率で一番最後に追加行動を得る。 『戦闘続行』… 低確率で相手の技のダメージを自身の行動後に持ち越す。 『スラッグアーツ』… 「ここぞ!」という時、自身の「命中」を強化(1.33倍)する。 『キラー』がいると発動しない。 『エキスパンション(霊)』… 相手の攻撃以外で「瀕死」状態にならない。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『タタリに終わりは無い』… ワラキアの夜専用ポテンシャル。 自身が場に居る限り、自身(相手)を「夢うつつ」状態に上書きする。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz __Ω O___ト ./ | \| ヽ/ |__ へ -‐  ̄ 、 -/ 、 丶 \ / ./ ' | \ \ ヽ ′ | iト、 丶 ` __, / ' | i| i __/ / / .ト、 、l \ | \__> ' ∥ _|_メ | ̄ __丶 | l ∨ | ∥ | 丶 ,ィf ・ )/ | | ∨ | 八 ,ィテ n \_| '" ⌒ /ィ / \ \ \ゞ⌒ _ / / \ ト 〉 _ vw V } /__/ \ 、___ | ̄ ̄ ヽ---_/ | > ___ /  ̄/ 〉、 / / .ィi「 | \ ___ / / |/ - r< r-――┐ ___ 丶 . / ̄ \ \ _/ ̄< ̄  ̄/ _/ \ ヽ | 、 \.〉 / 〈--,__/ __ { ' | i ̄ ̄⌒\\ ∧_/ ̄ ̄  ̄|  ̄ ̄ \ ∨ .. / _ - "  ̄ l / ヽ 丶 ∨ \ | / ./ ___ | _|____l _/ __/ r≦ヽ { \ \\ | 丶 l  ̄ ' ┘└┤\ / '" r―‐┐/ --、‐イ⌒i ̄ \__ 丶 |_ ∨ l r‐- '" _  ̄ ̄l / ̄/ イ__r┐ | | |_/ / ∧ | \_/ / / └ / lヽ_」  ̄\__ ./ l | l {  ̄ ̄ ̄廴__トz r-┐./ r┐ l --r- '" __/ ∨ 从 i  ̄  ̄ T ̄  ̄ ̄i ' 〈 l \ '. \ | ∨ \ / 丶 >- 、 ` | / 丶  ̄ ̄/ 【名前】クイーンテレサ(AA出典:『スーパーマリオ二次創作』より「キングテレサ姫」) 【タイプ】ゴースト/フェアリー 【特性】おんみつ… 場に出た時、T終了時まで「闇の中」状態になる。 【もちもの】 【技x8:シャドーダイブ、じゃれつく、したでなめる、かげうち、 ほろびのうた、あやしいひかり、あまえる、キングシールド】 こうげき:B+ ぼうぎょ:B とくこう:C とくぼう:A+ すばやさ:D- 【ポテンシャル】 『エンペラー』… 場に出た時、相手の任意の能力を下げる。 相手の全能力値を低下(0.85倍)させる。 『金冠サイズ』… 「テレサ」の最大サイズである『固有種』。 「体力」種族値に大きな上昇補正を得る。 『女王霊の潜影』… 自身の技「シャドーダイブ」を溜め無しで繰り出せる。 『女王霊の応変』… 自身が「闇の中」から攻撃を繰り出す時、自分の行動を指定しなおす事が出来る。 『女王霊の悪辣』… 相手の変則的なダメージ計算を行う技のダメージを半減する。 『リゲイリア』… トレーナーが「統率:AA」以上の時、自身を『エンペラー』に任命する。 『魂の絆』… 場にいる限りトレーナーの指示を「1」ランク上げる。 低確率でポテンシャルを再度受けられる。 『後の先』… 相手が自身より先に行動した時、稀に相手より先に行動することが出来る。 『対鋼回避』… 敵陣に「鋼」ポケモンがいる時、相手の「鋼」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対鋼耐性』… 敵陣に「鋼」ポケモンがいる時、相手の「鋼」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対鋼反撃』… 敵陣に「鋼」ポケモンがいる時、低確率で一番最後に追加行動を得る。 『戦闘続行』… 低確率で相手の技のダメージを自身の行動後に持ち越す。 『キングオーダー』… 相手によって能力が減少(低下)しない。 『エキスパンション(霊)』… 相手の攻撃以外で「瀕死」状態にならない。 『ホワイトナイトメア』… 相手が「霊」タイプの時、「こうかばつぐん」で受ける技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『ツナガルウワサ』… T終了時、「霊」タイプの味方と任意交代する事が出来る。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『霊を統べる女王』… クイーンテレサ専用ポテンシャル。 自身に対するトレーナーの「統率」を「能力」と同ランクまで上げる。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz _ _ /´ > 、 _/ ハ、 / , . .-─x {ハ. ,..-─- 、/´ ̄` \ ハ ヽ、 . .イ `ーチ一 ,,... ≧xi i r' `ー一. . . `ー┤ | >"´ ̄ ̄ `ヾ \ 弋_ /,..──-. ,.. `ヾ ハ `ヾ / .ハ ○ ノ i ..\ \ i \ } l1 `ー一''" ∧ ∨○ 》 ハ \ 1 |㌶x _ / ハ `ー一’ | ハ ゝ. `1㍑ Lッ1,ゥ ,、 ,、 rxハイ .ノ ソ ..´ ̄ ハ `¨ヾ㌣㌧㌫㍊㌻ソ/ 「 < ̄ r一’ ト、ヽ. `´ヾノ`´ ノ¨´////∧ | !ハ///`ー┬-'ヽ ̄///////// L.. 人 ,、_,、 ,イ_ノ////,、.ノxx,,//》`"''゙そ///////ハ `1L..三ソハっ///;` ミ/;` ミ//////// i コ 匚///ハ. テ/ハ. シ///////..ソ 乂___,,..ノハェ /////////////////r一''" }>- .,,.. .ノニ{ハ //////////////ノ //1ゞ.. _」L.. . ッ<ハ //////////// l | l!  ̄l「 ̄ i l|ゞ //////>" l | | li ノイ `ー一''" ∨ゝ. l| /∥ `ヾ> イL.. / ソ `ー─一''" 【名前】ジャックランタン(AA出典:『女神転生』より「ジャックランタン」) 【タイプ】ほのお/ゴースト 【特性】いたずらごころ… 自分の使う変化技の優先度が+1される。 【もちもの】 【技x7:マジカルフレイム、シャドーボール、こどもだまし、おにび、のろい、みちづれ、ひばしら】 こうげき:D ぼうぎょ:D とくこう:A+ とくぼう:C すばやさ:A+ 【ポテンシャル】 『魔術師』… 先発で場に出ると、「とくこう」が上がる。 『南瓜頭の頂戴』… 相手の持ち物が「きのみ」の時、自身の技に「ついばむ」効果を付与する。 『南瓜頭の悪戯』… 相手の持ち物が「きのみ」以外の時、自身の技に「はたきおとす」効果を付与する。 『南瓜頭の撤退』… 自身の「ついばむ」「はたきおとす」効果の付与された技に「とんぼ」効果を付与する。 『パンプキンヘッド』… 自身が「瀕死」状態になった時、死に出しで場に出た味方の体力を1/4回復し状態異常を治癒する。 『先の先』… 相手が優先度+1以上の技を使用した時、低確率で先に行動する。 『対悪回避』… 敵陣に「悪」ポケモンがいる時、相手の「悪」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対悪耐性』… 敵陣に「悪」ポケモンがいる時、相手の「悪」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対悪狙撃』… 敵陣に「悪」ポケモンがいる時、低確率で自身の技が「必中」する。 『戦闘続行』… 低確率で相手の技のダメージを自身の行動後に持ち越す。 『スターター』… 『先発』が発動した時、自身の全能力値を強化(1.05倍)する。 『エキスパンション(霊)』… 相手の攻撃以外で「瀕死」状態にならない。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『お菓子くれなきゃ悪戯するぞ』… 球磨専用ポテンシャル。 相手の「まもる」等の技と「みがわり」を貫通する。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz / ≧=--、 \\ \ _ -=≠''' ', ', ヽヽ \ / /⌒\ ', ト、 _,, -―ァ \ / -=ニミ、 ', i / / ヽ // /} ⌒ ' レ≦ /  ̄ ̄~ミ、 l | l // / }_7 _.j f'⌒ヽr‐''T~' -、ヽ l | | // / / / ,イj_} レ--、 ', } } } ! | | | ,' !/ /~'7 ./. . } j / ト ', ノ ノ ,リ ! | | i ` i ~7-、i /. . . }/ / '/,',-イ} /_ __ | | l_, - { f ハ レ. . . ./}/、 ノ j ',' // {ー――-- _ミ 、', ', l ノ ノ / }. . . [ト- 、_)-{_ ィ }i/, / `ヾ', ', l ト y. . l . f  ̄ | |  ̄} ll/, / | | } /__ {. . .{ ./ ヽ ! l} イ !', /,/ .l l { / ',/ ,,=≧=、 ', ', /, l l K__ --ヽ { / ' / ', /,___ l l } `v‐‐ヘヽ__/ / ', /, \ l l { }i >- ___ / ', /,--- 、 \--- l l } }l l } ノ ', \ l l } }l , / ヽ} { l l ;' }i / / { { l l / / / >' ', i} // / ,.< >' _ ', } ,イノ/、__/ー< >'-} r''´ ヽ -、 ', ヽ/ヽ/-_-_-_-_-_- ̄ ̄ ̄ノ-_/ { 、 ノ f } ∧ _ 、-_-_-_-_-_-_-_->'-_/ } ー 、 ノ { ヽ \-_\-_-_-_-_->'-_-_f ____ } } ー ', ノ 【名前】ビクトル・フォン・ゲルデンハイム (AA出典:『ヴァンパイアシリーズ』より「ビクトル・フォン・ゲルデンハイム)」) 【タイプ】でんき/ゴースト 【特性】てつのこぶし… 「パンチ」等の技の威力を強化(1.5倍)する。 【もちもの】 【技x5:かみなりパンチ、シャドーパンチ、バレットパンチ、でんじは、いやしのねがい】 こうげき:AAA- ぼうぎょ:B+ とくこう:D とくぼう:C+ すばやさ:C 【ポテンシャル】 『エースキラーα』… 『エース』に与えるダメージを強化(1.5倍)する。 『エース』の「防/特防」の上昇(強化)を無視する。 『造怪物の怪力』… 自身の「攻」種族値に+補正を得る。 相手の「防」の能力の上昇(強化)を無視する。 『造怪物の剛拳』… 自身の「パンチ」等の技に「かわらわり」効果を付与する。 『造怪物の怖顔』… 相手が死に出しで場に出た時、相手の「速」を下げる。 『ガルバニズム』… 相手が攻撃以外のダメージを受けた時、同じ値だけ自身の体力が回復する。 『後の先』… 相手が自身より先に行動した時、稀に相手より先に行動することが出来る。 『対地回避』… 敵陣に「地」ポケモンがいる時、相手の「闘」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対地耐性』… 敵陣に「地」ポケモンがいる時、相手の「闘」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対地迫撃』… 敵陣に「地」ポケモンがいる時、低確率で自身の技のダメージが2倍になる。 『戦闘続行』… 低確率で相手の技のダメージを自身の行動後に持ち越す。 『アンブッシュ』… 相手の『エース』が場に出た時、相手が場に出て最初に繰り出す技の優先度を「-1」に変更する。 『エキスパンション(霊)』… 相手の攻撃以外で「瀕死」状態にならない。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『フランケンシュタインの怪物』… ビクトル・フォン・ゲルデンハイム専用ポテンシャル。1/試/先行 相手ポケモンの「まもる」等の技、特性、 相手ポケモンと相手トレーナーの防護ポテンシャルを無効化する。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz __ ,.ィ´ . . . . .` .、 {`ヽ∠ . . . . . . . . . . . . . Y へヽ//゙T'i=-、 . . . . | / }/,λ` ' ,'ヽr=ミ . . l / ., i! { レ\ヽ!\`゚J!シ、 / /-! `゙ヾ., 、 }.入.{ヾミヽ ヽ,'--\ Yブ| |ー} ヽ_\\ ,.ィ= 、 ,-----`ー 'i´ | | |ノ-ミ 、\\ ( ( / / /---------、 レ| ヾヽ L! ヽヽ ´ \` 、---------`・、,=-v'/ マヽ ∠.._ \\`777,ヽ、--,ィ= 、//ヽ_ __} }_ |` 。、 ,. -<ヽ `ヽ\///////,`゙'<////7ヾ| iヾ, / // ヘ \-- .._`ヘ |У///////////`\/,/-} !__} / /´ \ /__..=---ヘ |-`'<'///////////,ヾ--ヘト、 }' / |' ̄___ ------} .|----/`'<'/////////,\ |-、 |/ <7 /マ,=--`-- | ,ィ彡`ヽ///`゙'<////////,ヽ ム ヽ´-------、 j,.イ////,|/,}/O/////^゙' //,〇/!'゙ }-------r'7///////リ/,|/////,/--- `゙</ {' _,../-----、////////////ヾ//,シ'--------ヾ| |///------//////////,/ /,_____/-| ヽ/ __ ////_////{//,{ /´______! -! /´ ,イ/|´,XX|'///!//!ヾ´ 「| 「| 「| -{゙ 、 /-----////!XXXi!///|//| ヘ´「!,.=-''777777777゙i 、 \ /-----ハ'//,|,XXX,!///!//! r'´'//////////////,!-i!\\ /___ / |//,|XXX !//,j//| !////////////////V ! \\ ,/ /. V/,|XX>'゙゙´ ]゙`! !//>-‐ ''¨´ ̄ ̄ ̄`ヾ. \\ {` ー--i [´_. -r ゙´ ヾヽ T _... ----------\ \` 、 【名前】マミーモン(AA出典:『デジタルモンスター』より「マミーモン」) 【タイプ】ゴースト 【特性】ミイラ… 直接攻撃を受けたとき、相手の特性をミイラにする。 【もちもの】 【技x6:シャドーボール、ヘッドショット、ゆうたいりだつ、まとわりつく、のろい、みちづれ】 こうげき:C ぼうぎょ:B+ とくこう:A+ とくぼう:B すばやさ:B+ 【ポテンシャル】 『アヴェンジャー』… 死に出しで場に出た時、自身の任意の能力値をぐーんと上げる。 『木乃伊の絞殺』… 相手の特性が「ミイラ」になった時、中確率で相手を「かなしばり」状態にする。 『木乃伊の呪殺』… 相手の特性が「ミイラ」になった時、中確率で相手を「呪い」状態にする。 『木乃伊の圧殺』… 相手の特性が「ミイラ」の時、相手の全能力値を低下(0.75倍)する。 『ネクロマンサー』… 「瀕死」状態の味方の数に比例して、自身の全能力を強化(1.1~1.5倍)する。 『対の先』… 相手が優先度+1以上の技を使用した時、低確率で先に行動する。 『対悪回避』… 敵陣に「悪」ポケモンがいる時、相手の「悪」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対悪耐性』… 敵陣に「悪」ポケモンがいる時、相手の「悪」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対悪反撃』… 敵陣に「悪」ポケモンがいる時、低確率で一番最後に追加行動を得る。 『戦闘続行』… 低確率で相手の技のダメージを自身の行動後に持ち越す。 『リベンジヒール』… 死に出しで場に出た時、中確率で自身の体力を1/4回復する。 『エキスパンション(霊)』… 相手の攻撃以外で「瀕死」状態にならない。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『木乃伊取りが木乃伊になる』… マミーモン専用ポテンシャル 死に出しで場に出た時、相手の特性を「ミイラ」にする。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz _r===i_ __「.........|___.|.........i__,...... _r―「 ¨¨| ̄ ̄| | | | | | ! ̄ ̄|¨¨ i―┐__. l .| ,ィ二..., 7 ! ! .| | .! !. | | | ! l l i ' / {{ .| | ! ! | | ! | | ! l l rマ゙ i! .| | | | | | | | | ! l l,..r'/ {i ''''''' ¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨ _'r―v゙二二yヽ,、 = ..j `{マ マ、...... __i l_____ ,n゙ ,ィ `ヽ⌒i'¨ ,ィj マ、 i l ,゙,.ィ } / { マ、___ i l ,ィ∠=-,..===..< r―〈' マにニ=ミ、 },}///77=i l-=777,n'>´ /´`!´j /-、 `ヾ ` ..==ミ !|/Zィ⌒⌒゙ヽ,n'゙ ;、i ノ ' ,.' / \ `ヽ{ __ 〃 i^i ! / \ ヽ´ ゞ _;;; ==ミ/`j / \ 〉 = / し ゙ ´ \ /r'゙゙ヽ`i >;イ >''´ `゙゙ヾ i`ー}| | i{ノ--''´ ,.イ >''´ ヘ 、 /,' ! { ,..ィ>''´ ヘ '--' v ´/ { ! ̄´ }シ `ヽ i´ j \ /,ィ=ゝ ) ..._ ,. ' し '゙´⌒¨゙゙''` // ´ 【名前】ワルプルギスの夜(AA出典:『魔法少女まどか☆マギカ』より「舞台装置の魔女」) 【タイプ】ゴースト/エスパー 【特性】さかさま… 自身(相手)の「こうかばつぐん」と「こうかいまひとつ」が反転する。 【もちもの】 【技x4:シャドーレイ、サイコブースト、ほろびのうた、のろい】 こうげき:C ぼうぎょ:AA+ とくこう:B とくぼう:AA+ すばやさ:D 【ポテンシャル】 『エンチャンター』… 場を離れる時、味方の任意の能力値を上げることが出来る。 『固有種』… 「ワルプルギスの夜」種がこの個体だけのため『オールドタイプ』を無効化する。 『逆魔女の魔力』… 自身の「防/特防」の種族値をトレーナーの「能力」と同ランクにする。 『逆魔女の無力』… 自身が攻撃を行っていない時、相手の技の威力を緩和(0.67倍)する。 『逆魔女の転移』… 自身が攻撃を行っていない時、相手の攻撃を受けると味方と任意交代する事が出来る。 『ダークオーブ』… 凝縮された『グリーフシード』により、自身の技「のろい」によって自身の体力の消費量が変化する。(1/2→1/4) 『対の先』… 相手の「すばやさ」の種族値が自分と同ランクの時、中確率で自身の技の優先度を+1する。 『対毒回避』… 敵陣に「毒」ポケモンがいる時、相手の「毒」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対毒耐性』… 敵陣に「毒」ポケモンがいる時、相手の「毒」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対毒反撃』… 敵陣に「毒」ポケモンがいる時、低確率で一番最後に追加行動を得る。 『ド根性』… 中確率で相手の攻撃以外のダメージを無視する。 『リターンヒール』… 味方と任意交代する時、中確率で味方の体力を1/4回復する。 『エキスパンション(霊)』… 相手の攻撃以外で「瀕死」状態にならない。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『明日も明後日も、ワルプルギスの夜』… ワルプルギスの夜専用ポテンシャル。 場に出た時、相手の能力(技)の上昇(減少)、強化(低下)を反転する。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
https://w.atwiki.jp/mmdimg/pages/53.html
先行試験公開中の為、編集メンバー以外による追加編集等はオフになっております ご意見等はしたらば板 VPVP Wiki編集スレ http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/23040/1251203687/ 新着情報はしたらば板 MMDデータ関連スレ http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/23040/1241598884/ でお願いします 各種データ(ユーザーモデル含む)の取扱いについては、著作権等の権利にご注意願います *1「MMDアクセサリ保管庫」(www9.atpages.jp)は、外部からのリンクを許可していないため、リンク先をクリックしてもダウンロードが出来ない(エラーメッセージが表示される)場合があります。 その場合は、URLを直接指定(ブラウザのアドレス欄に入力)するか、アップローダーのトップから入って探してください。 最近の新着モデルデータ 鈴仙・優曇華院・イナバ(物理演算版) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 公開日 2009/9/25 分類 モデルデータ-その他ジャンル:人型 *6 拡張子 PMD 作者名 モデリング モンテコア データ変換:quinsiene物理演算:kiyo 元記事 配布元動画 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader2/src/MMDaccs_0193.zip *1 内容 鈴仙・優曇華院・イナバ(物理演算版) 投稿者コメント ■1.使用上の注意■このデータを御使用の際は次に記載する各項目全てに同意するものとします1.このデータは 上海アリス幻楽団の二次創作ガイドライン に準じます2.このデータは、モンテコア様【東方兎歩法】の利用規約に準じます。(詳細はReadMe参照)3.本データを使用して発生したいかなる損害・損失・その他の不利益に対して、作者(Nagisa Takaya および モンテコア)は 一切の責任を負いません。本データの使用は自己責任の元、御使用下さい。・このモデルは、葡萄Pの配布されている「永遠亭セット」のうどんげを改変したものです。使用の際は、同梱された「readme.txt」をご覧ください。・物理演算対応【可動部分】耳・正面前髪・左右横髪・後髪・ネクタイ・スカート ※左右前髪は動きません。・スカートに関して元々、肌とスカートの間が短いので、極端に激しい動きをするとスカートが肌を貫通する場合があります。キラメキラリのモーションを使って動作確認したところ、ほとんど貫通は見られませんでした。(注意深く見たら細かい貫通はあるかもしれません) 転載・改変 ・レンダリング画像、ム-ビー、自作ゲーム等あらゆる用途にご利用頂けます。・ポリゴンを削ったり増やしたり、骨構造やウェイトの改変、巨乳への魔改造などもOKです。自由にいじってください。・改変したデータ、レンダリング画像は、商用、フリーに関わらずお使いいただけます。・データ作成者(モンテコア)に許可を取ったり報告する必要はありません。 木琴 公開日 2009/09/24 分類 アクセサリ-小物-楽器 *8 拡張子 X 作者名 アワビP 元記事 配布元動画 木琴 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader/log/492.zip *1 内容 内容物を記載 投稿者コメント 転載・改変 たこルカMK-2 ver1.01 公開日 2009/9/23 分類 モデルデータ-VOCALOID関連 *4 拡張子 PMD 作者名 6666AAP 元記事 配布元動画 【MMD】 たこルカモデルMk-II公開 配布先URL up0297.zip 内容 たこルカMK-2 ver1.01 投稿者コメント ・ 三月八日氏のたこルカ設定画を元に作成したMMD-Ver5用のPMDデータです。・ ピアプロがpmdかzipに対応した場合、そちらに移動する事があります。・ 過度のエログロ及び残虐な表現への使用を禁止します。基本的にはクリプトンのガイドラインに従ってください。・例によってノークレームノーサポートでお願いします。使用の際に表記や報告は不要です。・2009/09/23 前髪の謎の傾斜を修正。両前足を若干動かしやすく修正 他微調整 転載・改変 改変は推奨しますが、再配布はひとまず様子見でお願いします。 巡音ルカpironモデル バージョン1.3a 公開日 2009/9/27 分類 *2 拡張子 PMD 作者名 piron 元記事 配布元動画 配布先URL studioPiron仮営業所 (作者HP) 内容 ロングヘアー・ショートカットモデルの各ステージ衣装・スパッツモデル及びVer.1.3モデル 投稿者コメント ・Ver5.13以降専用モデル・物理設定の改善・スフィアの対応※なおVer1.3はそのままで公開いたします 使用条件 版権元のキャラクター利用のガイドラインと同様になります。 そのた ・通常のミクよりポリが多い重めのデータです。最近のCPUもしくはGPU、GPUメーカのチップセットがオススメです。・GPU側のアンチエイリアス設定を有効にするのがオススメです。・エッジの幅は無しか細目(0.5)がオススメです。 転載・改変 版権元のキャラクター利用のガイドラインの範囲内であれば本3Dデータ、テスクチャの改造、流用して個人・共有サイトでの使用、再配布、同人などOKです。ただし当方が作成したもの以外のモーション、曲等の扱いやマナーに注意してください。 博麗霊夢 公開日 2009/9/26 分類 モデルデータ-その他ジャンル 人型 *6 拡張子 PMD 作者名 ISAO 元記事 配布元動画 【東方】ストロボナイツ 踊って見た【MMD】 配布先URL WITCH☆CRAFT (作者HP) 内容 博麗霊夢.pmd・ストロボナイツ_reimu.vmd 投稿者コメント ・このデータは東方Project「博麗霊夢」の「MikuMikuDance」用モデルデータです。”一応”環境マップを入れていますので最新版のMMDをお使い下さい。・MMD付属モデルと比較して目の可動域が狭いので、ミクのモーションを使用した場合、高確率で目が飛び出す、白目を剥く等の問題が出ます。両目のボーンモーションの修正で直ります、覚えておいてください。ソラ用のモーションは互換性が強いです。(霊夢用に修正したストロボナイツのモーションを同梱しました)・エッヂ太さは0.3辺りで使ってください。 転載・改変 データの商用利用・二次配布は禁止です。改造は自己責任の範囲内でお願いします。物理演算の設定で良いのが見つかったら教えてください、色々組み込んでいきたいです。 MMD PONミク白バージョンアップ 090923版 公開日 2009/9/23 分類 *2 拡張子 PMD 作者名 モデリング PON データ変換等 aswt 元記事 配布元動画 MMD PONミク白バージョンアップ 090923版 配布先URL PONMIKU_white_test090923.zip 内容 バージョンアップ版(090923)のPONミク・白 投稿者コメント オリジナルのPONミクフォルダにインストールする場合は、pmdファイルとmiku01white.bmp、miku02white.bmpを入れてください。他のbmpファイルはオリジナルと同じものなので移動不要です。改変モデルの配布を許可してくださったPON氏に感謝します。使用にあたっては、以下のPON氏の説明文に注意してください。個人的には許容範囲ですが、厳密にスカート貫通を消したい場合は、スカート前の剛体位置を調整してみてください。髪の毛付け根に角度をつけてありますので、初版よりダンス系モーション全般に使いやすくなってます。データ作成者はPONですが、キャラの権利等はクリプトン及びKEY氏にございます。クリプトン・フューチャー・メディア(株)の定める キャラクター利用のガイドライン の範疇で私的にお楽しみください。キャラのイメージを著しく損なう事なきようお願いいたします。 転載・改変 ファミリーマート風ミク nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 公開日 2009/9/23 分類 MMD付属モデル―衣装・色変え改造 *3 拡張子 PMD 作者名 元記事 配布元動画 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader/log/458.zip *1 内容 ファミリーマートっぽいミクです。 投稿者コメント 転載・改変 素足・靴下一体化モデル(初音ミク) 素足・靴下一体化モデル(初音ミク) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 公開日 2009/9/23 分類 MMD付属モデル―衣装・色変え改造 *3 拡張子 PMD 作者名 元記事 スレ20- 232-235 配布元動画 配布先URL 177743.zip [pass 3939] 内容 素足・靴下一体化モデル(初音ミク) 投稿者コメント 転載・改変 サバイバルナイフ nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 公開日 2009/9/23 分類 アクセサリ-小物-武器 *9 拡張子 X 作者名 元記事 配布元動画 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader/log/486.zip *1 内容 サバイバルナイフ 投稿者コメント 転載・改変 球状Skybox(Skydome)テクスチャ用アクセサリ(改)Vue7.5製「海面(昼、夕、夜)」 nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 公開日 2009/9/23 分類 アクセサリ-セット・背景-その他 *12 拡張子 AVI 作者名 Ks 元記事 紹介動画 海面(昼、夕、夜) 配布先URL 上記紹介動画ページ内 内容 球状Skybox(Skydome)テクスチャ用アクセサリ(改)Vue7.5 製「海面(昼、夕、夜)」 投稿者コメント 上記紹介動画ページ内参照 転載・改変 球状Skybox(Skydome)テクスチャ用アクセサリ(改)Vue7.5製「雲海」 nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 公開日 2009/9/23 分類 アクセサリ-セット・背景-その他 *12 拡張子 AVI 作者名 Ks 元記事 紹介動画 雲海 配布先URL 上記紹介動画ページ内 内容 球状Skybox(Skydome)テクスチャ用アクセサリ(改)Vue7.5 製「雲海」 投稿者コメント 上記紹介動画ページ内参照 転載・改変 【ミクのお部屋】大改造!!劇的ビフォーアフター【匠がリフォーム】 公開日 2009/9/23 分類 アクセサリ-セット・背景-ステージ *11 拡張子 X 作者名 元記事 配布元動画 ミクのお部屋アイテム公開・確認用動画 紹介URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader2/src/MMDaccs_0191.zip *1 内容 カーテン、コルクとポスター、じゅうたん、スタンドミラー、スタンドランプ、ダンボー、テレビ、ベッド、ベッド寝る用、リゲイン、兜、観賞用ネギ、観葉植物、大理石調テーブル、棚、部屋小改良版 投稿者コメント ビフォーアフターでリフォームした部屋から小変更してあります。次期MMDではアクセが100個付けれるらしいので全部バラバラにしておきます。配置変更や、特定のインテリアだけ使いたいとか、bmpを変更して自分の好きなテクスチャに変えたいなどご自由にお使いください注意:観葉植物はフリーの3D素材を変換したものですが、重いので低スペックPCでは表示されない場合があるみたいです wiki注釈 紹介動画「ミクのお部屋アイテム公開・確認用動画」記載のURLは消失ファイルURLの為注意 転載・改変 改変・再配布・出展の明記は不要です。ご自由にお使いください。 アイドルステージ柳瀬加奈子ボディバランス改造モデル 公開日 2009/9/23 分類 モデルデータ-その他ジャンル 人型 *6 拡張子 PMD 権利者 Zero-Shaft 元記事 配布元動画 【MMD】柳瀬歌奈子さんのいじられ軌跡【アイステ】 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory /uploader/log/489.zip *1 内容 アイドルステージ柳瀬加奈子及びボディバランス改造モデル 投稿者コメント モデルの再配布可能とのことですので、配布してみます 権利元Zero-Shaftの見解 iSTDance用モデルデータの改造及び再配布につきましてユーザーの方々からモデルデータの改造・再配布についてのお問い合わせが数件寄せられております。 THEiDOLST@GE 公式サイトにて公開されているiSTDance用モデルデータにつきましては基本的に改造及びそれに伴った再配布を可能といたします。但し、公開(使用動画・配布)の際には元ネタがTHEiDOLST@GEという旨を表記頂ければと思います。自分好みのアイドルに仕上げて、改造者本人やみんなで楽しんでいただければ幸いです。※ THEiDOLST@GE 公式サイト内3D-iSTDanceページ参照 転載・改変 可能 柳瀬歌奈子改造モデル 公開日 2009/9/23 分類 モデルデータ-その他ジャンル 人型 *6 拡張子 PMD 権利者 Zero-Shaft 改変者 テンコウP 配布元動画 【MMD】 柳瀬歌奈子『Let's go positive!!』勝手にPV 配布先URL 184906.zip 内容 柳瀬歌奈子改造モデル 投稿者コメント ウエストを中心に細くしています。 権利元Zero-Shaftの見解 iSTDance用モデルデータの改造及び再配布につきましてユーザーの方々からモデルデータの改造・再配布についてのお問い合わせが数件寄せられております。 THEiDOLST@GE 公式サイトにて公開されているiSTDance用モデルデータにつきましては基本的に改造及びそれに伴った再配布を可能といたします。但し、公開(使用動画・配布)の際には元ネタがTHEiDOLST@GEという旨を表記頂ければと思います。自分好みのアイドルに仕上げて、改造者本人やみんなで楽しんでいただければ幸いです。※ THEiDOLST@GE 公式サイト内3D-iSTDanceページ参照 転載・改変 可能 エレーナ・N・桜井(改造 Ver002) 公開日 2009/9/23 分類 モデルデータ-その他ジャンル 人型 *6 拡張子 PMD 権利者 Zero-Shaft 元記事 配布元動画 【MMD】エレーナの魔改造モデル・公開【THEiDOLST@GE】 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader/log/490.zip *1 内容 エレーナ・N・桜井(改造 Ver002) 投稿者コメント このモデルはアイドルステージのiSTDance用モデルデータとして公開された、「エレーナ・N・桜井」を思いっきり自分の好みにしてしまった改造データです。当初、モデラーさんのイメージを大きく変える、特に顔の造型をいじるのは良くないな、と考え、公開はしないつもりでしたが、現在の巡音ルカのように複数のモデラーの人が同一キャラモデルを公開し、多数の動画が作られるように、エレーナもタイプが複数あってもいいかな?とか思って公開することにしました。と、言っても、私はモデリングに関してド素人なため、不備があるかもしれません。そこら辺、おおらかに行ける人で、かつ、自分の好みにマッチする人は踊らせたりしてみてください。【お願い】誰かステージ衣装以外の服、着せてやってください。当方にそのスキルがありません。【備考】jk002_isteye01.xcf と言うファイルが同梱されていますが、これはフリーのペイントソフトGIMP(2.6.4)用ファイルです。目のテクスチャとなります。レイヤー分けしてるので、色を変えたいとき等にどうぞ。また、ご自由にお使いください。 権利元Zero-Shaftの見解 iSTDance用モデルデータの改造及び再配布につきましてユーザーの方々からモデルデータの改造・再配布についてのお問い合わせが数件寄せられております。 THEiDOLST@GE 公式サイトにて公開されているiSTDance用モデルデータにつきましては基本的に改造及びそれに伴った再配布を可能といたします。但し、公開(使用動画・配布)の際には元ネタがTHEiDOLST@GEという旨を表記頂ければと思います。自分好みのアイドルに仕上げて、改造者本人やみんなで楽しんでいただければ幸いです。※ THEiDOLST@GE 公式サイト内3D-iSTDanceページ参照 転載・改変 【ご利用の際の注意事項】このモデルはアイドルステージにて公開されているデータを元に作成しています。アイドルステージにおいてはモデルデータに関して、「基本的に改造及びそれに伴った再配布を可能」とされています。従って、当然ながら、このデータに関しても利用、改変、再配布などに関しての制限は基本的にありません。ご自由に行ってください。ただし、アイドルステージ、MikuMikuDance、その他各関係者の方々に多大な損害を与えるような、悪意ある利用に関してのみ禁止します。それ以外であれば、誰が、どのようなネタで使おうとも当方は関知いたしません。ネットコンテンツ以外や商用利用に関してはアイドルステージへ連絡し、その意向に従ってください。その際、当方への連絡を考慮する必要はありません。こちらから連絡することもありません。このモデルの使用によって生じた問題に対しては責任を負えません。使用する際は自己責任でお願いいたします。 ダイオキチルノVer.1.2 公開日 2009/9/23 分類 モデルデータ-その他ジャンル 人型 拡張子 PMD・X混在 作者名 nya 元記事 紹介動画 【MMD】ダイオキチルノモデル【\あたい/】 配布先URL MikuMikuDance関連のページ (作者HP) 内容 ダイオキチルノ,台詞アクセ 投稿者コメント 本ドキュメントの「最後に」の項を遵守してくださいまた、使用許可についてはMikuMikuDance(以降 MMD)上での利用で許可をいただいているためそれ以外のツールで本モデルデータを使うことは禁止します 例) Blenderでの使用や、ゲームに組み込むなどなお、MMDを用いて出力した動画に関してはこの限りではありませんAEや NiVE、その他でのツールの利用の制限はありません本データの使用に当たっては上海アリス幻楽団の二次創作ガイドラインに沿った利用をお願いいたします 上海アリス幻樂団創作物の二次創作・使用関連ページ 本チルノのイラスト原画の二次創作としての各権利は大沖様に帰属します特にガイドライン等はないようですが一般常識を踏まえた上での利用をお願いします改造、再配布の許可は得ておりますが,、著しく公序良俗に反する使用法や、また、原作者様、当モデルの元原画作者様およびその他の関係者(MMDで楽しまれている方など)に迷惑をかける使用法は絶対に避けてください 転載・改変 再配布については、大沖様より許可を頂いております改造については、大沖様のキャラデザインを崩さないよう注意して行ってくださいまた、改造したデータは、可能な限りVPVPのアップローダを使用していただくかご面倒とは思いますが、 当方に連絡いただき当方サイトでの公開とさせてください。 VT-1 VE-1 公開日 2009/9/22 分類 モデルデータ その他ジャンル:人型 拡張子 PMD・X混在 作者名 見せたがりP 元記事 配布元動画 【MikuMikuDance】VT-1とVE-1配布【MMD】 配布先URL VT-1.zip 内容 VE-1,VT-1およびポーズ・モーションデータ統合軍ぱんつ 投稿者コメント 【MMD用VT-1スーパーオストリッチ】他のVFシリーズとは尾翼形態が異なりますので読み込んだらVT専用のポーズを入れてくださいポーズはVEともにそれぞれ3パターンあります。モーションも専用が6パターンあります【MMD用VE-1エリントシーカー】VTと同じく尾翼形態が違う上にドームレーダーと左腕のレーダーがあるのでこれも専用のポーズが3パターンとモーションが6パターンあります※VT・VEともにブースター等は追従なので外して表情操作のパージで消せます先に公開したアーマードの原理です。(参考動画 sm8236024 )PS 統合軍ぱんつはおまけです 転載・改変 :一応、商用は禁止と言うことでお願いしますmqoも一緒に入れましたので改造はすき放題、むしろして頂いて使いやすいモデルにしてください。再配布もOKです 体操服ミク 公開日 2009/9/22 分類 MMD付属モデル―衣装・色変え改造*3 拡張子 PMD 作者名 元記事 配布元動画 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader/log/479.zip *1 内容 初音ミク-体操服Ver wiki注釈 初音ミクVer.1の改造モデルと思われるモーフで裾上げ、ヘッドセット有無、裸足・靴下・ルーズソックス・ニーソ・上履きが選択できる 転載・改変 留置所Ver1_01 公開日 2009/9/22 分類 アクセサリ/セット・背景(ステージ)/建造物/建物/その他施設 拡張子 PMD・X混在 作者名 お遊戯P 元記事 MMDデータ関連スレ-120 配布元動画 G&M 偽 ~夜の公園~ 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader2/src/MMDaccs_0190.zip *1 旧Ver up0050.lzh 内容 留置所(トイレ・ベッド付き、扉開閉可能) 投稿者コメント 夜もお泊まり可能な留置所に、新たにトイレを設置しました。扉も開閉が楽になっています。ベッドも好きな位置に動かせます。これで何日でも安心してお泊まりが可能になりました使用報告不要。改良して面白いものが出来たら公開してくれると嬉しいかも 転載・改変 改変自由 踏切(警報機・遮断機) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 公開日 2009/9/22 分類 *2 拡張子 PMD 作者名 モデリング sukajyun PMD変換 銀匙 元記事 配布元動画 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader/log/483.zip *1 内容 投稿者コメント 転載・改変 大鎌 nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 公開日 2009/09/23 分類 アクセサリ-小物-武器 *9 拡張子 X 作者名 元記事 配布元動画 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader/log/488.zip *1 内容 大鎌 投稿者コメント 転載・改変 お手洗い(洋式)0.7 nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 公開日 2009/09/23 分類 アクセサリ-セット・背景-その他 *12 拡張子 X 作者名 元記事 配布元動画 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader/log/485.zip *1 内容 洋式便器・トイレットペーパー等 wiki注釈 PMD化して使う方が楽と思われます 転載・改変 Vocaloid On Ice ~ミクのICE☆SHOW~ アクセ、モデルなど 公開日 2009/9/21 分類 モデルデータ MMD付属モデル―衣装・色変え改造*3アクセサリ セット・背景(ステージ) 拡張子 PMD・X混在 作者名 zui 元記事 MMDデータ関連スレ-119 紹介動画 【第3回MMD杯本選】Vocaloid On Ice ~ ミクのICE☆SHOW ~ 配布先URL ICESHOW090830_2.zip 内容 上記作品で使用したリンクのアクセと改造ミクモデルなどのセットです 投稿者コメント pmmファイルを同梱していますが、モーションは改造モデル専用のため他モデルへの流用は困難です。そのためvmdファイルは入れていませんデータの使い方については同梱テキストと以下の記事を参照してくださいhttp //zoome.jp/zui/diary/10/ 転載・改変 アクセサリについては使用制限はしませんのでご自由にお使いくださいモーションは自由に使用いただいてかまいませんただし、モーションデータ(pmmおよび本pmmから抽出しただけのvmd)の無加工での再配布はご遠慮ください他モデルへのモーション流用が効かないことから、無用な誤解を避けるためモーションデータの再配布は制限させていただきますなお、本モーションをご自分の作品に部分的に取り入れた場合などにその作品全体について再配布を制限するものではありませんただし、ご自分の名義・責任のもとでの配布をお願いしますモデルデータは改造であるため、オリジナル(MMD標準添付の初音ミクVer1モデル)の規約、制限などに従って使用してください。 メグッポイド(ななみmodel) 公開日 2009/9/21 分類 モデルデータ VOCALOID関連 *4 拡張子 PMD 作者名 ななみ 元記事 配布元動画 【MMD】メグッポイドぽいの作ってみた(完) 配布先URL 天体少女図鑑 (作者HP) 内容 メグッポイド-ノーマル衣装モデル(Ver.1.0) -水着モデル(Ver.1.0) -秋っぽいような気がする衣装モデル(Ver.0.1) 投稿者コメント 『メグッポイド』の著作権は株式会社インターネットにあります当モデルデータを使用した動画及び静止画につきましてはニコニコ動画などの動画サイトや個人のウェブサイトで無償で公開する場合はキャラクターの著作権者の決めたキャラクター使用に関するガイドライン( http //www.ssw.co.jp/products/vocal/megpoid/guide/index.html )の範囲内での使用に限り自由にご使用していただいて構いません 転載・改変 当モデルデータの再配布、及び改造品などの配布は一切認めません当モデルデータの改造及びパーツを流用したモデルデータは改造者個人での使用に留め、配布は行わないでください Calx5人姉妹セット 公開日 2009/9/21 分類 モデルデータ VOCALOID関連 *4 拡張子 PMD・X混在 作者名 ヒノイ、Deino 元記事 配布元動画 Calx5人姉妹はパンツコレクター あとモデル配布 配布先URL Calx5人姉妹セット.zip [pass 1800] データ容量19MB超注意 内容 Calx5人姉妹 アクセサリ多数 投稿者コメント さきの第3回MMD杯で使用したモデルを嫁入りにいたします出来るだけreadmeに目を通していただければ幸いです仕様上色々めんどくさいモデルですので 特に表情モーフ関連は 転載・改変 このモデルの使用は、無償非営利に限りますこのモデルの二次配布は禁止致しますまた、このモデルを使用した際に発生したいかなるトラブルも制作者のヒノイ、Deinoは負いかねます ご使用は自己責任でお願い致します 腕IKモデル物理演算対応版(KAITO除く) blankimgプラグインエラー:画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。画像準備中 公開日 2009/9/21 分類 モデルデータ MMD付属モデル―ボーン・IK改造 *2 拡張子 PMD 作者名 zui 元記事 MMDデータ関連スレ-118 配布元動画 配布先URL ARMIK090921.zip 内容 腕IKモデル物理演算対応版(KAITO除く) 投稿者コメント いまさらですが、以前公開していた腕IKモデルに物理演算用の剛体とジョイントを組み込みました。Ver5.13添付の標準モデルから既存の腕IKモデルに剛体・ジョイントをコピーしただけのものです。そのため、KAITOは以前のままです。また、捩りボーンのあるモデルは腕IK化できなかったので未対応です。 転載・改変 元モデルに準拠 ''Zplus BeamSmartGun'' nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 公開日 2009/09/21 分類 アクセサリ-小物-武器 *9 拡張子 X 作者名 元記事 配布元動画 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader/log/477.zip *1 内容 Zplus BeamSmartGun 投稿者コメント 弓っぽく構えると吉と出ました。トリガー邪魔な人は適当に消してください 転載・改変 改変とか自由にやって構いません Ex-sガンダムBeamSmartGun修正 nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 公開日 2009/09/21 分類 アクセサリ-小物-武器 *9 拡張子 X 作者名 元記事 配布元動画 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader/log/476.zip *1 内容 Ex-sガンダムBeamSmartGun 投稿者コメント 腰溜めに構えて撃ってください。実際より若干大きめに作ってあります。身長と同じぐらいだと干渉せず構えられるはず。 転載・改変 某WB風戦艦 公開日 2009/09/20 分類 アクセサリ-乗り物 *16 拡張子 PMD・X混在 作者名 紫 元記事 配布元動画 某戦艦紹介動画 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader/log/471.zip *1 内容 某WB風戦艦PMD(ノーマルサイズスフィア適用・非適用の2種類サイズ変更50%・25%)Xファイル2種類 その他(アンテナ・ミクダム用シールド他) 投稿者コメント 使用条件 特にありません。使用者の判断にお任せします。此方のモデル及びアクセを使用して問題が発生しても責任は負いません。動画等に使用しましたら、ご連絡いただければ喜んで見に行きます。問題などもありましたら、ご連絡下さい。 にゃっぽんで検索かけていただければ見つかります。 転載・改変 *2 モデルデータ-MMD付属モデル―ボーン・IK改造 MMD付属の標準データを元に改造したMMD ver3.x 以降対応の「.pmd」で、外見に変化がないもの *3 モデルデータ-MMD付属モデル―衣装・色変え改造 MMD付属の標準データを元に改造したMMD ver3.x 以降対応の「.pmd」で、外見の形状に変化があるもの *4 モデルデータ-VOCALOID関連 MMD付属の標準データを元に改造したMMD ver3.x 以降対応の「.pmd」で、VOCALOID および 他の音声ソフトモデル *5''モデルデータ-THE IDOLM@STER関連'' MMD ver3.x 以降で対応の「.pmd」で、 THE IDOLM@STER (改造、類似、派生モデル含む)モデル *6 モデルデータ-その他ジャンル:人型 MMD ver3.x 以降で対応の「.pmd」で、VOCALOIDやTHE IDOLM@STER以外のジャンルの、 人型モデル (標準モデルとモーション互換がありそうなもの) *7 モデルデータ-その他ジャンル:非人型 MMD ver3.x 以降で対応の「.pmd」で、VOCALOIDやTHE IDOLM@STER以外のジャンルで、 非人型モデル (標準モデルとモーション互換がなさそうなもの) *8 アクセサリ-小物-楽器 小物の楽器類です。音に関連する道具があります *9 アクセサリ-小物-武器 刀剣・銃火器等の武器類 *10 アクセサリ-小物-その他 アクセサリのうち、手や足に保持・装着する物、地面に置く物等を掲載 *11 アクセサリ-セット・背景-ステージ セット・背景(以前の名称はステージ)の中でもステージや舞台を取り扱う *12 アクセサリ-セット・背景-その他 セット・背景(旧名称はステージ)の中で個々に分類されていないもの *13''アクセサリ-衣装-頭部 衣装:体に身に着けるもの…そのうち頭・顔周辺に装着するアクセサリ *14 アクセサリ-衣装-頭部以外 衣装:体に身に着けるもの…そのうち、胴体、手足に付属するもの *15 アクセサリ-体パーツ 義体。体の一部を補正・補完するもの *16 アクセサリ-乗り物 アクセサリのうち、背景とは別に移動可能な乗り物として利用するアクセ/モデルデータ等を掲載 ※ 操作性考慮の為、人物モデルと一体化されたモデルデータ(PMD)も含みます。 *17 モデル・アクセサリ-VPVPwiki以外 VPVP wiki 以外のモデル・アクセサリ MMD用のモデル・アクセサリ配布サイトへのリンク集です。 各サイトで発表されたモデル・アクセサリ等は、VPVP wikiの該当のページに記載されていないことが多いので注意してください。 編集履歴- 2009/9/23-「大沖チルノVer.2」「VT-1,VE-1」「体操服ミク」「留置所Ver1_01」及び VPVP.wiki-モデルデータ/MMD付属衣装・色変え改造 モデルデータ/Vocaloid関連 の9月追加モデルを記載 2009/9/22-「Vocaloid On Ice ~ ミクのICE☆SHOW ~ アクセ・モデルなど」「メグッポイド(ななみmodel)」「Calx5人姉妹セット」「腕IKモデル物理演算対応版(KAITO除く)」「お店基本セットVer1_01」「初音ミク偽おぱスラM」及び VPVP.wiki-モデルデータ/MMD付属モデル―ボーン・IK改造 の9月追加モデルを記載 以下テンプレート '''' nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 公開日 分類 *2 拡張子 PMD 作者名 元記事 配布元動画 配布先URL [[]] *1 内容 内容物を記載 投稿者コメント 転載・改変
https://w.atwiki.jp/sw2imas/pages/63.html
動画・データ制作 にせぽにーP シリーズマイリスト マイリスト ニコニコ大百科の『渾然一体ヴァルキュリア』にもキャラクター別のまとめあり +目次 Inferno(鎧) Inferno(ガン) 震脚 豁打頂肘 貼山靠 訂正 Inferno spec2(鎧) デュアルマジック スタ→トスタ→ 双槍術 旋風槍 オーバーマスター 衝捶 劈山掌 聴勁 Inferno spec3(鎧) 聖域の護剣「Kosmos」 秩序の光盾「Cosmos」 星標“レイメイ” 双槍術/騎乗 無窮の武錬 宝槍・風花 猛虎硬爬山 立地通天砲 edeN 遺失魔法遺失魔法ver1.01 遺失魔法ver0.12 遺失魔法ver0.13 遺失魔法ver0.14 ミキ=アフゥ追加能力 インディグネイション マリオネットハート ルーフェリアの分体 フェア・シュプレ・ヒェン リヒトマンテル 嵐の航海者 逆光剣フラガラック 揺るがぬ信仰 SMOKY THRILL おまけデータ集・ルキスラ産業革命 ユキホ=ヒルダー追加能力 聖域の神剣「Kosmos」 秩序の輝盾「Cosmos」 Inferno・ALRIGHT(鎧) コトリ=ピヨリーチェ追加能力 ヒビキ=ナンクナーサ追加能力神技賦術(Bランクはなし) EXランク賦術 種族:人造神器 黒鍵 マグダラの聖骸布 ラブアース・ディザスター アサルトメイドスーツ マミ=ジェレミーレン追加能力 Inferno(鎧) 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 必筋 回避 防護 価格 備考 Inferno 魔動機文明 金属鎧 B 21 -1 11 オールタイムアーマー加工 ○【魔法制御】 この鎧を装備しているキャラは【魔法制御】のスキルを使用できます 〆【魔力砲撃】(消費MP10 属性 魔法) この鎧を装備しているキャラは「射撃」「半径3m/5」「射程10m」そして命中すると「威力20+魔力」点の魔法ダメージを与える「魔力砲撃」が可能となります。(弾丸必要なし) 術者は自身を含む乱戦エリアを射撃の効果範囲に含めても自身を対象から除外することができます また術者が戦闘特技【魔法制御】を習得している場合は射撃の範囲内にいる任意のキャラクターを対象から除外できます これに適用される魔力は「現時点で1番高い魔法使い系技能の魔力」になります データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 5-4』20 57, 21 20 Inferno(ガン) 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 装填 用法 必筋 命中 C値 追D 射程 価格 備考 Inferno 魔動機文明 ガン B 4発 2H 10 10 +2 40m ○【魔法制御】 このガンを装備しているキャラは【魔法制御】のスキルを使用できます。 ☆【マナチャージ】 弾丸生成時に通常の倍のMPを消費することによって命中・魔力を+1、威力を+10することができます この動作は1ラウンドに1回しか出来ません データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 5-4』20 57, 21 27/ニコニコ大百科 震脚 名称 区分 前提 使用 備考 震脚 戦闘特技 ☆補助動作型 概要 地面を振動させるほどの踏込をすることで次の攻撃の威力を増大させる 効果 宣言した次の攻撃に追加ダメージ+2、命中+1を加えることができます また、宣言することによって通常攻撃及び追加攻撃が後述する【豁打頂肘】【貼山靠】に変化します(宣言時に選択) この動作は1ラウンド1回しか行えません 豁打頂肘 名称 区分 前提 使用 備考 豁打頂肘 〆主動作型 概要 相手の懐に素早く潜り込み震脚を用いた強烈な肘打ちを叩きこむ 効果 近接攻撃のダメージを+3させます 宣言する為には事前に【震脚】の宣言が必要です また、一部の派生技を使用する為にこの攻撃を使用する必要があります この攻撃の後に通常攻撃または追加攻撃は行えません また、この攻撃を使用したそのラウンドは【貼山靠】は使用できません 貼山靠 名称 区分 前提 使用 備考 貼山靠 〆主動作型 概要 相手の懐に素早く潜り込み震脚を用いた胴当てを叩きこむ 効果 近接攻撃のダメージを+1点しなおかつ相手の回避を-2させます(1ラウンド) 宣言する為には事前に【震脚】の宣言が必要です また、一部の派生技を使用する為にこの攻撃を使用する必要があります この攻撃の後に通常攻撃または追加攻撃は行えません また、この攻撃を使用したそのラウンドは【豁打頂肘】は使用できません データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 8-1』15 40, 15 47, 15 54 訂正 【豁打頂肘】【貼山靠】は【震脚】後に宣言と書いていましたが宣言の必要はありません 【震脚】を宣言した時点で通常攻撃及び追加攻撃が【豁打頂肘】【貼山靠】に変化し、そのどちらかを選択する方式になります よって【震脚】後には通常攻撃及び追加攻撃は不可能です なお【震脚】のボーナスはそのままそれぞれの技に上乗せされます データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 8-2』00 09 Inferno spec2(鎧) 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 必筋 回避 防護 価格 備考 Inferno spec2 現在 金属鎧 B 31 -1 13 魔力+2オールタイムアーマー加工 ○【魔法誘導】【魔法制御】 この鎧を装備しているキャラは【魔法誘導】【魔法制御】のスキルを使用できます 〆【魔力砲撃/拡散】(消費MP15 属性 魔法・純エネルギー) この鎧を装備しているキャラは「射撃」「半径5m/10」「射程10m」そして命中すると「威力30+魔力」点の魔法ダメージを与える「魔力砲撃」が可能となります。 術者は自身を含む乱戦エリアを射撃の効果範囲に含めても自身を対象から除外することができます また術者が戦闘特技【魔法制御】を習得している場合は射撃の範囲内にいる任意のキャラクターを対象から除外できます これに適用される魔力は「現時点で1番高い魔法使い系技能の魔力」になります 〆【魔力砲撃/収束】(消費MP15 属性 魔法・純エネルギー) 鎧で収束された魔力を相手にぶつけます 「射撃」「射程20m」、そして命中すると「威力50+魔力」点の魔法ダメージを与えます これに適用される魔力は「現時点で1番高い魔法使い系技能の魔力」になります データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 10-2』01 43, 01 51 デュアルマジック 名称 区分 前提 使用 備考 デュアルマジック 戦闘特技 ☆補助動作型 概要 特殊な詠唱法によって系統の違う魔法を2つ同時に詠唱し発動させる 効果 宣言したラウンドの魔法詠唱が1つ増えます ただし、詠唱する魔法は必ず違う系統とし同じ系統の魔法を連続して詠唱する事は出来ません この特技を宣言した時【マルチアクション】【ファストアクション】等複数行動の効果は失われます この特技は1ラウンド1回のみで、連続した手番、連続行動中は宣言することは出来ません データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 11-3』09 20 スタ→トスタ→ 名称 魔法系統 Lv 消費 対象 射程 形状 時間 抵抗 属性 備考 スタ→トスタ→ 特殊神聖魔法 残MP全て 半径50mの空間 術者 - 30秒(3R) なし 〆主動作型 効果 マミが如何なる手段でか編み出した強化型「バトルソング」です 範囲内の(自分を除く)パーティーメンバーに「全ての与ダメージ、全行為判定+10 全ての被ダメージ-10 C値-2」のボーナス修正を受け、更に「戦闘技能【再生】10点」を付与します この魔法の効果中術者は一切の行動、行為判定が出来ず詠唱の中断も出来ません また、効果時間が過ぎても1ラウンドは同様の状態になり行動可能後も魔法の反動により魔晶石の使用を含む一切の魔法を戦闘終了まで行使できません なお、この魔法は「1セッションに1回」しか使用できません また、この魔法を使用するには下記の条件を全て満たす必要があります ※戦闘開始から2ラウンド経過(3ラウンド目から使用可能) ※マミのHP20%以下 ※MPが15以上(魔晶石使用不可) ※自身の手番開始時に転倒状態ではない データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 12-7』03 19, 03 26 双槍術 名称 区分 前提 使用 備考 双槍術 戦闘特技 ○常時型NPCタカネの戦闘特技 概要 特殊な鍛錬によって片手で長槍を扱えるようになり短槍と組み合わせた戦いができる 効果 【両手利き】の筋力制限がスピア装備時に片腕のみ撤廃されなおかつ2H持ちとして判定されるようになります この技能は【チャージ】等騎芸には反映されずまた、回避に-2のペナルティを受けます データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 13-2』16 39 旋風槍 名称 区分 前提 使用 備考 旋風槍 戦闘特技 〆主動作型NPCタカネの戦闘特技 概要 長槍で広範囲を横に薙ぎ、複数の相手を攻撃します 効果 自身の存在する乱戦エリアの任意の5体に攻撃を与えなおかつその攻撃で発生した旋風により命中した相手を転倒状態にします この攻撃は2H装備できるスピアのみ使用可能で【旋風槍】を宣言した攻撃は命中-2、そして使用したラウンドは回避-2のペナルティを受けます (※【双槍術】で2H持ち判定されている場合も使用可能です) データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 13-2』16 46 オーバーマスター 名称 知名 製作時期 区分 装備部位 価格 備考 オーバーマスター 魔動機文明 装飾品 右手、左手、腰、その他 解説 魔動機文明時に作られたアルケミーキットです 使用者の魔力を消費してカードが強化できる他、効果的に賦術を使えるように設計されています ☆【カード強化】 カード1枚につきMP10を消費してカードのランクを1上げます 1度に上げられるランクは1ランクのみです 複数のカードを使用する場合はその数だけMPが加算されます なおSSカードに使用時は賦術への抵抗が「必中」になります (※補助動作で使用時も適用されます) ○【制限解除/数】 【連続賦術】使用時の人数制限が撤廃されます ☆【ポテンシャライズ】 アイテム使用時にオーバーマスターにマテリアルカードをセットして接続し、さまざまな効果を付加します 宣言後の主動作およびポーションマスターによる補助動作でアイテムを使用する際、マテリアルカードと組み合わせてアイテムに様々な効果を付与します。 色の違うカードを複数組み合わせることも可能です。 ただしランクは同一のものに限られます。 ◇効果一覧 【赤】 アイテムの効果増大(端数切捨て)B:+1 A:×1.2 S:×1.5 SS:×2 【緑】 一つのアイテムを一度に複数人に対して使用できる(主動作での使用のみ)B:2人まで A:3人まで S:4人まで SS:8人まで 【白】 アイテムに状態異常回復効果付与(回復系のみ・「アルケミスト技能+知力ボーナス」で達成値の比べあいが必要)B:精神効果属性回復A:Bに加えて毒属性も回復S:Aに加えて気絶・病気属性も回復SS:呪い含む全状態異常回復(達成値不要) 【黒】 アイテムに再生効果を付与(2ラウンド持続・回復系のみ)B:再生+2 A:再生+4 S:再生+8 SS:再生+20 【金】 アイテムの射程延長(射程:接触も含む)B:なし A:+2m S:+5m SS:+30m 【〆オーバーマスター/必中】 「タカオ=ブラックノワール」の傑作であるアルケミーキット「オーバーマスター」の機能を全開にしマテリアルカードに過剰な魔力を注ぎ込み、爆縮させることよって「マテリアル・インプロージョン」を引き起こし、「形状/射撃:射程500m:起点指定」「対象 1体」で「威力200(100+100)+アルケミスト技能+知力ボーナス+任意の魔法系技能の魔力」点の無属性の物理ダメージを与えます。C値は9です。 使用カードは全色のSSカード1枚ずつです。 この技能を使用後は24時間の間、最大MPが0となり、賦術も使用不能となります。 このペナルティは時間経過以外では解除できません。 加えて今後いかなる手段を用いても「オーバーマスター」の装備変更が不可能となり装備箇所に応じて片腕(右手・左手)もしくは片脚(腰・その他)のどちらかが使えないことによるペナルティを常に受けます。 この技能を使用するには以下の条件を満たす必要が有ります HP30%以下 自身が転倒状態ではない 戦闘開始から2ラウンド経過(3ラウンド目から使用可能) 手番中、賦術及び【ポテンシャライズ】のいずれも行使していない。 データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 13-4』21 07/『23-1』17 40/『26-8』04 54 衝捶 名称 区分 前提 使用 備考 衝捶 ▽条件型 概要 至近距離から体幹を叩きつける勢いで縦拳を繰り出します 効果 近接攻撃のダメージを+7させます この技は事前に【豁打頂肘】を命中させなければ使用することはできません 【豁打頂肘】が命中後、自動的に発動します 劈山掌 名称 区分 前提 使用 備考 劈山掌 ▽条件型 概要 指先までまっすぐ伸ばした腕で、上から下へと剣で切り下すように打ち、相手の防御を崩します 効果 近接攻撃のダメージを+4させ、なおかつ命中した敵の防護点を-2させます この技は事前に【貼山靠】を命中させなければ使用することはできません 【貼山靠】が命中後、自動的に発動します 聴勁 名称 区分 前提 使用 備考 聴勁 ▼条件選択型 概要 相手の攻撃時の僅かな接触で攻撃を見切り反撃を返します 効果 自身が存在する乱戦エリア内の敵の全ての攻撃に対してカウンターが発動できます (遠距離攻撃、魔法攻撃も含む) その他の性能は【カウンター】に準拠しますがこの技能は1ラウンドに2回まで命中判定可能です また、この技能を使うと【カウンター】は使用できません 補足 【聴勁】による達成値の比べ合いは遠距離攻撃は相手の命中判定、魔法攻撃は行使判定になります (魔法に関しては抵抗の代わりに命中判定と比べ合いをするという感じになります) また、敵が自身の乱戦エリアに入っていれば範囲攻撃も対象となります データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 14-1』15 35, 15 42, 15 49/『14-2』00 08 Inferno spec3(鎧) 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 必筋 回避 防護 価格 備考 Inferno spec3 現在 金属鎧 S 43 -1 21 魔力+2オールタイムアーマー加工 ○【魔法誘導】【魔法制御】 この鎧を装備しているキャラは【魔法誘導】【魔法制御】のスキルを使用できます 〆【魔力砲撃/制圧】(消費MP25 属性 魔法・純エネルギー) この鎧を装備しているキャラは「射撃」「半径6m/20」「射程10m」そして命中すると「威力50+魔力」点の魔法ダメージを与える「魔力砲撃」が可能となります。 術者は自身を含む乱戦エリアを射撃の効果範囲に含めても自身を対象から除外することができます また術者が戦闘特技【魔法制御】を習得している場合は射撃の範囲内にいる任意のキャラクターを対象から除外できます これに適用される魔力は「現時点で1番高い魔法使い系技能の魔力」になります 〆【魔力砲撃/重砲】(消費MP25 属性 魔法・純エネルギー) 鎧で収束された魔力を相手にぶつけます 「射撃」「射程20m」、そして命中すると「威力60+魔力」点の魔法ダメージを与えます この攻撃は【魔法拡大/**】の対象になりません これに適用される魔力は「現時点で1番高い魔法使い系技能の魔力」になります データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 17-3』06 06, 06 13 聖域の護剣「Kosmos」 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 用法 必筋 命中 威力 C値 追D 価格 備考 聖域の護剣「Kosmos」 18 ソード B 1H 35 +2 35 魔法の武器 概要 人間だったルーフェリアを守るために戦った信者にザイアが贈ったとされる〈祭器〉です その力は所有者のみならず、ともに戦う仲間をも守る防御壁を展開し、相手の攻撃から守るとされています 【秩序の聖域(弱)】(消費MP10 魔晶石使用不可) ザイアの聖印を持ち、特殊神聖魔法を駆使できるものが補助動作で宣言することにより、自らの存在する乱戦エリア内のパーティメンバーに、1ラウンドの間全ての属性の攻撃を15点まで無効化するバリアを張ります ただし、15点以上のダメージを受けた際は防御壁は貫通され全てのダメージを受けます また乱戦エリア内に同系統の能力を持っている敵がいた場合、軽減点にかかわらず効果は「対消滅」します データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 18-1』16 01 秩序の光盾「Cosmos」 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 必筋 回避 防護 価格 備考 秩序の光盾「Cosmos」 18 盾 B 35 -3 +4 概要 人間だったルーフェリアを守るために戦った信者にザイアが贈ったとされる〈祭器〉です その力は所有者の守りの力を増大させ自らの守るべきものを守り抜く力を与えるとされています 【秩序の防護(弱)】 ザイアの聖印を持ち、特殊神聖魔法を駆使できるものが装備することにより、すべての魔法ダメージを「プリースト技能」分軽減します 【献身の光盾(弱)】 技能【かばう】の距離制限が撤廃され、乱戦エリア外のパーティメンバーにも適用されます データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 18-1』16 09 星標“レイメイ” 名称 知名 製作時期 区分 装備部位 価格 備考 星標“レイメイ” 装飾品 任意 解説 マミがルーフェリアの知識を受け継いだと同時にルーフェリアから送られた〈神器〉です マミにしか扱えない聖印で、魔法の負担を減らすと共に魔法抵抗をした際に魔法を反射する力を持っています 【捧げし少女への加護】 ルーフェリアの力を効率的に発現できる様になります 神聖魔法とルーフェリアの特殊神聖魔法を使用する際に消費MPを-2します 【MP軽減/プリースト】や【マナセーブ】と効果は重複しますがMP消費が1以下にはなりません 【星の凱歌は勝利への力】 ルーフェリアの力の繋がりが強くなった為マミの【スタ→トスタ→】の制限が緩和され、能力上昇が強化されます 発動条件のHP20%以下が30%以下、各種能力上昇+10が+15、戦闘技能【再生10点】が【再生15点】になります 【水鏡は全てを写す】 ルーフェリアの加護により、マミが受けた悪影響のある魔法を時折そのまま相手に反射します 魔法抵抗時に6ゾロが出た場合のみ効果を発動し魔法をかけてきた相手にそのまま反射し、効果を免れます 反射された相手は、抵抗判定を行わなければなりません この能力は範囲魔法にも適用されますがMPを消費しない行動には効果を発することはありません データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 20-2』13 46, 13 54, 14 01 双槍術/騎乗 名称 区分 前提 使用 備考 双槍術/騎乗 戦闘特技 双槍術 ○常時型NPCタカネの戦闘特技 概要 特殊な鍛錬により、騎乗したまま【双槍術】の技を扱えるようになる 効果 【双槍術】が騎芸に反映されるようになります ただし、騎芸【人馬一体】を取得していないとこの技能は効果を発揮することはありません データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 21-1』17 18 無窮の武錬 名称 区分 前提 使用 備考 無窮の武錬 戦闘特技 ○常時型NPCタカネの戦闘特技 概要 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練 心技体の完全な合一によりいかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる 効果 精神効果に関する全ての悪影響を無効にします データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 21-1』17 18 宝槍・風花 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 用法 必筋 命中 威力 C値 追D 価格 備考 宝槍・風花 スピア SS 2H 35 +1 65 10 概要 ロードフェーダー家に代々伝わる家宝の槍です その槍身は風を巻き起こし、貫いた敵の血がその風に乗って赤い花を咲かせるように見えるためその名が付けられました ○【風の主】 槍身にまとった風が、敵に様々な効果を与えます 通常攻撃の場合、物理ダメージに+3追加します 【旋風槍】を使用した場合は追加ダメージは発生せず命中ペナルティが撤廃され、攻撃命中時に「必中」判定で転倒状態にさせます なお、攻撃が命中しなくても生命抵抗値で判定し成功すれば転倒状態にさせます ○【風王結界】 宝槍:風花から発生する風が持ち主を防護します 全ての射撃武器からの回避を+4させ風属性の全ての効果を無効化します(騎獣にも適用) (自らに有利な効果であっても無効化します) データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 21-1』17 25, 17 32 猛虎硬爬山 名称 区分 前提 使用 備考 猛虎硬爬山 ▽条件型 概要 勁を乗せた縦拳から流れる動作で頂心肘を叩きこみます 相手の懐に潜り込み必殺の一撃を打ち込むため、防護を貫く効果がある拳打です 効果 追加ダメージが+10かつ防護点無視の効果を付与した「用法:1H」の格闘武器による近接攻撃を行います。 この技は事前に【衝捶】を命中させなければ使用することはできません 【衝捶】が命中後、自動的に発動します 立地通天砲 名称 区分 前提 使用 備考 立地通天砲 ▽条件型 概要 相手の懐に潜り込み、天に向かって拳を突き出します その勢いにより相手を吹き飛ばし、尚且つ地面に転倒させます 効果 追加ダメージが+5された「用法:1H」の格闘武器による近接攻撃を行います この攻撃が命中すると相手の部位数・攻撃障害に関わらず任意の方向へ10m強制的に移動させ、なおかつ全部位を転倒状態にします ただし、明確に移動不可・転倒不可とされている対象に対してはそれぞれのペナルティは発生しません。 この技は事前に【劈山掌】を命中させなければ使用することはできません 【劈山掌】が命中後、自動的に発動します。 データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 22-3』10 38, 10 45 edeN 名称 知名 製作時期 区分 装備部位 価格 備考 edeN 装飾品 耳 解説 ロードフェーダー家に代々伝わる家宝の耳飾りです 日輪を具現化したような力を持ち、身に付けた者に光そのものが形となった鎧を纏わせ、強力な防御力を付加します ○【日輪よ、具足となれ】 自身に光の鎧を纏わせ、物理・魔法ダメージを軽減します 装備者の防護点を+12させ、全ての魔法ダメージを-6させます 日輪の光槍「edeN」/必中 日輪の具足「edeN」の効果を破棄する事により1度のみ使用可能な必滅の光槍を具現化させ膨大な量の熱線で全てを焼きつくす範囲攻撃が使用可能になります 「射程:1000m」「形状:起点指定」「半径500m/すべて」内の任意のキャラクターに「威力100+ファイター技能+筋力ボーナス+30」点の防護点無視の物理ダメージを与えます この能力を「○吸血鬼の身体」を持つ対象に使用した場合、その対象はいつ如何なる状況でも生涯「○吸血鬼の身体」の効果が適用される様になります この能力を使用するには以下の条件を満たす必要があり、なおかつそのセッション内は日輪の具足「edeN」の効果は失われます この技能は1セッションに1回のみ使用可能です 使用条件 3ラウンド以降 自身が転倒状態ではない 自身が騎乗状態ではない データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 22-4』06 49/『24-8』05 46 遺失魔法 遺失魔法ver1.01 (略) データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 22-7』/遺失魔法ver1.01.txt(pass Valkyrja) 遺失魔法ver0.12 (略) データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 23-1』/遺失魔法ver0.12.txt(pass Valkyrja) 遺失魔法ver0.13 (略) データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 24-1』/遺失魔法ver0.13.txt(pass Valkyrja) 遺失魔法ver0.14 (略) データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 27-1』/遺失魔法ver0.14.txt(pass Valkyrja) ミキ=アフゥ追加能力 ☆【クアッドマジック】 特殊な詠唱法を用いた上、神業的な魔力制御である程度までの系統の違う魔法を同時に詠唱可能にします Lv10以下の系統の違う魔法を4回詠唱可能となります 【デュアルマジック】との同時行使、ならびに連続した手番での行使はできません ☆【パーフェクトマジック】 マナを極限まで圧縮することで対象の精神抵抗を確実に貫きます。 宣言後の主動作で行使する魔法を消費MPに+15することで「抵抗:必中」とします 「抵抗:なし」の魔法には効果が適用されません 《魔法拡大》を行う際のMP消費は、この技能および【マナセーブ】などによる加減算の後に倍加されます この特技を宣言した時【マルチアクション】【ファストアクション】 など、複数行動の効果は失われます。 この特技は1戦闘につき1回のみ行使可能で、連続行動中、また【デュアルマジック】及び【クアッドマジック】を行使した手番では宣言することは出来ません。 ☆【マジックセーフティ】 【デュアルマジック】【クアッドマジック】【パーフェクトマジック】のいずれも使用しない手番においてのみ、魔法行使による消費MPを-4します この効果で消費MPが0以下になることはありません ○【天賦の才】 生まれながらにして驚異的な魔導の才能を秘めています。 人族の限界を超えた成長が可能となり、魔法系技能Lv16から系統に応じた【遺失魔法】が習得可能となります。 (遺失魔法に関しては別途参照) ☆【relations】 コマンドワードを唱えることで、保有する魔力を一気に開放します。 手番開始時に宣言することで30秒間(3ラウンド)、Lv14以下の未修得を含む魔法系技能が全て一時的にLv15となり、さらに魔力を+20させます (WT適用時の妖精魔法は、全属性の契約に+3ランクアップされ、それにより使用可能な妖精魔法が増えます) さらに1回の主動作で系統の違う魔法を6回行使可能となり、追加MP「5000」点を付与します。 この追加MPは「トランスファー・マナポイント」や「プロミスド・サークル」などのMP譲渡や共有はできず、「スティール・マインド」「ショック」などのMPダメージ・奪取の対象になりません。 「マナシール」も対象外です。 この技能は1セッションに1回のみ行使可能です。 この技能の効果終了後、24時間最大MPが0となり昏睡状態(無属性・睡眠と同じ扱い)に陥ります このペナルティは時間経過以外の如何なる手段をもってしても解除できません ◇発動条件 3ラウンド以降 HP30%以下&MP10%以下。 データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 22-7』11 16, 11 24, 11 31 インディグネイション 名称 魔法系統 Lv 消費 対象 射程 形状 時間 抵抗 属性 備考 インディグネイション 真語魔法 16~ MP44 半径6m/20 50m 起点指定 一瞬 半減 雷 概要 威力100の魔法ダメージ+プリースト技能の追加ダメージ 効果 天より神の雷を降らせ、対象に「威力100+魔力」点の魔法ダメージを与えます。 さらにプリースト技能を修得している場合、「プリースト技能レベル+精神力ボーナス」点の追加ダメージを「算出ダメージ」に加えます。 (「算出ダメージ」への加算のため、抵抗力判定によるダメージの半減が発生します) データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 22-7』11 43 マリオネットハート 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 用法 必筋 命中 威力 C値 追D 価格 備考 マリオネットハート 30 現在 スタッフ A 2H 8 +2 28 12 +1 取引不能 魔法の武器 概要 ミキが印の力を逆利用して魔神イーヴォテスを直接杖に変換して作り上げた杖です。 持ち主の魔力を爆発的に高める性能がありますが、その分マナを際限なく吸い上げていきます。 ランク効果:○ すべての魔力+2 ランク効果:○☆【イーヴォテスの封入具】 この杖の装備者は「魔神の契約書」を消費することなく召異魔法の行使が可能になります。 また装備者が「ミキ=アフゥ」の場合のみ、この杖に封入されたイーヴォテスの一時開放が可能で再封入の判定は常に自動成功となります。 レベルによる制限は一切ありません。 ランク効果:□【魔法拡大/魔力】 行使する魔法の魔力を増加します。 消費するMPを倍化するごとに魔力が+1ずつ上乗せされます この技能は他の《魔法拡大/**》と同時に宣言できます。 データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 22-7』15 04 ルーフェリアの分体 名称 区分 前提 使用 備考 ルーフェリアの分体 戦闘特技 ○常時型 解説 ある出来事からその身をルーフェリアに捧げ、その代価として知識を授かりルーフェリアの分体となった存在です 人族の限界を超えた成長を可能とし、魔法系技能Lv16から系統に応じた【遺失魔法】が習得可能です データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 23-1』05 24 フェア・シュプレ・ヒェン 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 必筋 回避 防護 価格 備考 フェア・シュプレ・ヒェン 35 魔動機文明 非金属鎧 A 5 - 0(特殊) 取引不能 形状 透明な未知の素材で出来た女性用マギテックコートと〈ガン〉属性の特殊攻撃ユニット「DSN(ドルンロースヒェン」の二つによって構成された防具です 概要 魔動機文明時代に存在したArcadiaの設計者の1人、ヨアヒム=キサラギ博士がその危険性を危惧しそのセキュリティとして亡き娘に模したルーンフォーク、チハヤを起動キーにする為に作られた古代魔動機です その特性上、Arcadiaの制御を悪用されることを防ぐため、絶大な戦闘力を保有しています 非ランク効果【○専用装備(女性型ルーンフォーク)】 この装備は、「性別:女」かつ「種族:ルーンフォーク」である者以外には装備できません さらに一度装備すると、自動的に装備者登録を行い、装備の一部がボディ部分と一体となる形でスーツサイズが最適化されるため、以後装備者が活動停止(寿命)するまで如何なる手段をもってしても外すことが出来なくなります。 現在の登録者は、「チハヤ(CHIHAYA)」です 上から衣類を着ることは可能ですが、それらの防護的な効果は一切得られないものとして扱います (ブラウエルフォーゲルのマナコートバリアも同様に防護効果を得られなくなります) 非ランク効果【○熟練ガンナー適応】 この装備は【防具習熟/非金属鎧】を習得していない者でも、「マギテック及びシューターLvが13以上」で、かつ【武器習熟/ガン】を習得していれば、必筋を+10することでランク効果を得ることが出来ます。 非ランク効果【○付属武装】 この装備は武器・防具の両方の装備欄を使用します。 この装備は「用法:1H×2」のカテゴリ〈ガン〉ランクAとして攻撃に使用することが出来ます。 この場合スペックは「射程:30m」「装填数:4」「C値:10」となります。 非ランク効果:○ 寄せて上げます(超重要) ランク効果:○ この防具を装備しているキャラクターは【魔法誘導】【魔法収束】【魔法制御】の技能を使用出来ます ランク効果【○マギテックコート】 この装備の防護点は装備者の「マギテック魔力」と同じになります。 ランク効果【○飛行II】 近接攻撃の命中力・回避力判定に+2のボーナス修正を得ます。 騎乗時にはこの効果は発揮されません。 ランク効果【○自己修復機能】 手番終了時に、HPが5点回復します。 HPが全快のときはMPが5点回復します。 ランク効果【○武装用セーフティ機能】 攻撃で【○付属武装】を使用する際、行使するバレット系魔法の消費MPを-3します。 (消費MPはマナセーブ等と累積します。0以下にはなりません) ランク効果【○エターナルスフィア】 この装備は、非常に小型ですが「マギスフィア大」に相当する魔動機が一個内蔵されています。 このマギスフィアは使用時に破壊を伴う魔動機術を行使しても、消して壊れません。 また、このマギスフィアを用いて魔動機術を行使した場合、全ての魔法でオプション効果を得ることが出来ます。 ランク効果【○Arcadiaメインユニット】 古代空中戦艦「Arcadia」に供給されるジェネレーターのエネルギーをその身に宿します。 その莫大なエネルギーにより、装備者の活動時間がほぼ無制限となり尚且つ「人族を超えた」成長をも可能にします。 また、マギテックLv16から【遺失魔法(魔動機術)】が習得可能となります。 この効果は、Arcadiaのメインジェネレーターが現存する限り有効です。 ランク効果【○超小型ジェネレーター】 装備者は「種族:人族」の遺伝情報を“一定のプロセス”を経て入手することで、装備者の遺伝情報とを元に、数ヶ月の期間を経て新しいルーンフォークを産み出すことが出来ます。 この装置は現在機能していません。 故障ではなく、いくつかの要素が欠けているために機能が停止している様です。 ランク効果【〆DSN(ドルンロースヒェン)/命中力判定の達成値(シューター)/回避力/消滅】 チハヤの周りに浮遊する攻撃ユニットを展開させ射撃攻撃を行います。 「射程:30m」「C値:11」「魔力+2」でカテゴリ〈ガン〉の射撃攻撃を1~6回の任意の回数で行えます。 攻撃回数は命中力判定前に宣言する必要があり、攻撃回数に関わらず、狙う対象はすべて同じでなければなりません。 攻撃回数を1回とした場合は「射程2倍」「C値-2」「命中+4」のボーナス修正、2回以上の場合は命中力に以下の修正を受けます。 「2回:+2、3回:+1、4回:±0、5回:-1、6回:-2」 この攻撃で弾丸は消費されず、装填も必要ありません。 行使できる「バレット系」魔法は1種類のみとし、攻撃回数分だけMPを消費します。 ランク効果【〆DSNバースト/必中】 DSNを広範囲に展開し、多方面からの射撃攻撃を行います。 「C値:10」「魔力+2」でカテゴリ〈ガン〉の射撃攻撃を、自身の半径30m以内に存在する任意の敵全てに1発ずつ与えます。 この攻撃は「ミサイルプロテクション」などの射撃回避効果及び「攻撃障害」を全て無視して攻撃できます。 この攻撃で弾丸は消費されず、装填も必要ありません。 行使できる「バレット系」魔法は1種類のみとし、攻撃対象とした敵の数(部位数)だけMPを消費します。 この技能では以下のバレット系魔法は使用できません。 「ショットガン・バレット」「バースト・ショット」「ジェノサイド・バレット」「ヒーリングシャワー・バレット」「クラスター・バレット」 「その他、複数・範囲を対象とするバレット系魔法」 ランク効果【〆Arcadia・主砲発射/行使判定(マギテック)/精神抵抗力/半減】 空中戦艦「Arcadia」に位置座標を送り、その地点に向けて主砲を発射します。 「射程/形状:100km/起点指定」「対象:半径1km/10万(魔法制御有効)」で対象に「威力((最大HP-1+最大MP)×10)+魔力」点の魔法ダメージを、「C値:8」かつ「抵抗以外のあらゆるダメージ無効・減少効果を無効」にして6回与えます。 冒険者レベル及び魔物レベルが20以下の対象には「抵抗:必中」として扱います。 この技能は行使に1分(6ラウンド)が必要で、10秒(1ラウンド)ごとにMPを100消費します。 MPが足りなくなった場合は、その時点で行使が中断されます(ペナルティはありません)。 主砲を発射後、反動により(2d6+7)日間の間、最大HPが1、最大MPが0となり、全行動判定に-10のペナルティ修正を受けます。 このペナルティは日数経過以外の如何なる手段をもってしても解除できません。 この技能の行使には「Arcadia」とそのメインジェネレーターが現存していること、そしてマスター(現在:ユキホ)の承認が絶対条件です。 この技能は1セッションに1回のみ使用可能です(イベント時の使用は除く) データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 23-5』17 28, 17 35, 17 42, 17 50, 17 57, 18 04, 18 11, 18 19/『27-1』16 25 リヒトマンテル 名称 知名 製作時期 区分 装備部位 価格 備考 リヒトマンテル 30 魔動機文明以前 装飾品 背中 形状 特殊な文様が刻まれた肩当て 概要 装備者の意思によって反応し光をまとった外套を発生させます その力は装備者の生命力を高め、なおかつ魔術的な悪影響から装備者を守ります 【○光の外套】 光で編まれた外套が装備者の生命力を高め、守護します 装備者のHPを+20、生命・精神抵抗値を+2させ、なおかつ魔法ダメージを-4させます データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 24-2』13 00 嵐の航海者 名称 区分 前提 使用 備考 嵐の航海者 戦闘特技 ○常時型NPCドルネシアの戦闘特技 効果 船と認識されるものを駆る才能 集団のリーダーとしての能力も必要となるため軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊技能です 鼓咆をランク3から発動でき、更に能力修正に+1させます データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 24-5』15 39 逆光剣フラガラック 名称 知名 製作時期 区分 装備部位 価格 備考 逆光剣フラガラック 装飾品 任意 ▽逆光剣フラガラック 敵の攻撃に合わせてカウンターを放ち、敵にダメージを与えた上、因果操作により攻撃自体を「無かったこと」にする光弾です 任意の敵の攻撃時に宣言することにより、2d+45の魔法ダメージを与えた上、敵の攻撃をキャンセルします 範囲攻撃や自身が対象から外れている攻撃に対しても適用できます。 (主動作の前の補助動作は適用外、多部位の場合は該当部位のみ) この技能は1戦闘に1回のみ使用可能です データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 24-8』05 53 揺るがぬ信仰 名称 区分 前提 使用 備考 揺るがぬ信仰 戦闘特技 ○常時型NPCアミの戦闘特技 効果 ルーフェリアに対する信仰心により、魅了に対して絶対的な防御を得ます ただしルーフェリアを優先するあまり、意思の疎通が難しくなる場合があります データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 24-8』16 21 SMOKY THRILL 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 用法 必筋 命中 威力 C値 追D 価格 備考 SMOKY THRILL 21 魔動機文明 ソード S 1H 7 +2 17 10 +2 130,300G(非売品) 双剣魔法の武器第五世代 概要 とある双子のルーフェリア信者が、自らの命を捧げて作り上げた双剣です 蛮族・アンデッド、及び邪教徒に対して強力な効果を発揮します。 あるルーフェリアの冒険者が発見、神殿に寄贈し大司教の手によってアミに譲り渡された魔剣です 非ランク効果:○【比翼連理の剣】 この武器は、二本一組で所有していなければ、鞘から剣を抜くことが出来ません また【両手利き】で2本同時に装備しなければ、ランク効果も閲覧および適用ができません この武器を片方しか所有してないとき、目標値:24の見識判定に成功すれば、もう片方の剣の在処が分かるようになります ランク効果:○【比翼連理の剣II】 この武器の装備時、戦闘技能【双撃】を使用できます ランク効果:○【ヴァイス・ペネトレーター】 「種族:蛮族・アンデッド」に対して近接攻撃をした時「プリースト技能」点の追加ダメージを加えます。 加えて、対象の持つクリティカル無効・C値上昇の効果を無視しクリティカル時には相手の防護点を0として扱います。 【インクイジション】と効果は累積します。 ランク効果:○【インクイジション】 「第二の剣の神」の特殊神聖魔法を習得している者に近接攻撃をした時「プリースト技能」点の追加ダメージを加えます。 また、対象の持つクリティカル無効・C値上昇の効果を無視しクリティカル時には相手の防護点を0として扱います。 【ヴァイス・ペネトレーター】と効果は累積します ランク効果:▽【ディバイン・ミラー/装備者の神聖魔法魔力/精神抵抗値/消滅】 自身の乱戦エリアに存在する全ての蛮族・アンデッドに10秒間(1ラウンド)命中・回避-2のペナルティを与えます この能力は乱戦エリア構築時、及び装備者の手番開始時に発動します。 ランク効果:□【ソレムニティ・オブ・フェイス】 その揺るぎなき信仰心を双剣に宿し。特定の対象を切り刻みます。 近接攻撃時、自身の存在する乱戦エリアの「種族:蛮族・アンデッド」もしくは「第二の剣の神」の特殊神聖魔法を習得している者全てに「プリースト魔力」の追加ダメージを加えます。 両方の特徴を持つ対象ならば追加ダメージは2倍になります ただし、どちらも該当しない対象に対しては一切ダメージを与えることが出来ません 加えて回避・生命・精神抵抗に-2のペナルティ修正を加えます この能力は【魔力撃】の派生特技として扱います 【魔力撃】と同時に宣言することは出来ません。 また、【魔力撃強化】を習得している場合、命中に「知力ボーナス」点のボーナス修正を加えペナルティが回避・生命・精神抵抗に-3に置き換わります この能力は連続した手番で宣言することは出来ません。 データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 24-8』16 28, 16 35, 16 43, 16 50 おまけデータ集・ルキスラ産業革命 データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 25-5』/おまけデータ集・ルキスラ産業革命.txt(pass Valkyrja) ユキホ=ヒルダー追加能力 ○【騎士神の聖痕】 ザイアに認められし信徒が「聖痕」として体に聖印を刻み込まれた姿です。 限界を超えての成長が可能となり、またザイアの祭器を真の意味で使いこなせるようになります。 さらに聖印がなくとも神聖魔法を使用することが出来、プリーストLv16から【遺失魔法(プリースト)】を習得できます。 また、ザイアの特殊神聖魔法を1ラウンドに1回、補助動作での行使が可能になります。 このとき行使判定は行わず、達成値は0として扱います。 ちなみにザイア様いわく「ザイアー・ド・スティグマ」と読むそうです。 (そう読んでいるのはザイア様だけですが………) 〆【Kosmos-Cosmos】 騎士神の聖痕の力を完全に開放し、己が肉体を強力無比な盾としその場にいる全ての仲間を守護します 1R(10秒)の間、戦闘技能○【全状態異常無効】を習得し、生命・精神抵抗判定が全て自動成功扱いになり、なおかつ全ての攻撃においてパーティメンバー(NPC含む)全員に距離・回数無制限の【かばう】が自動発動し、そして受けた最終ダメージを75%カットします(小数点切り捨て) (範囲攻撃を受けた場合、範囲内の人数の同じ回数だけダメージを受けます) ただし、この技能の効果が発動中は一切の行動ができません この技能は1セッションに1回のみしようできます この技能を使用するには、以下の条件を全て満たす必要があります 3ラウンド目以降 パーティメンバー(NPC含む)2人以上のHPが30%以下 自らが転倒状態ではない 【秩序の聖域】を含む補助動作を宣言していない データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 25-9』29 52、31 11 聖域の神剣「Kosmos」 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 用法 必筋 命中 威力 C値 追D 価格 備考 聖域の神剣「Kosmos」 40 大破局(それ以前?) ソード SS 1H 40 +3 60 10 +3 取引不能 魔法の武器第三世代/祭器 形状 一見すると普通のロングソードですが、ザイアに選ばれし者が抜くことで十字を象った祭器本来の姿を現します。 概要 人間だったルーフェリアを守るために戦った信者にザイアが贈ったとされる〈祭器〉です。 その力は所有者のみならず、ともに戦う仲間をも守る防護壁を展開し相手の攻撃から守るとされています。 非ランク効果:○守護の剣 この装備は【武器の達人】の代わりに【防具の達人】でも装備することができます。 ランク効果も適用されます。 非ランク効果:○大いなる守護の資格 この武器を装備するには【騎士神の聖痕】の技能が必要です。 この条件を満さない者が装備した場合、性能が「必筋:1000」「命中・追加D-10」「威力0」「C値:12」に置き換わり、ランク効果が一切適用されません。 ランク効果:☆【秩序の聖域】 自身を中心に「半径100m以内」の任意のキャラクター全てに、1ラウンド(10秒)の間全ての適用ダメージを「消費MP」点まで無効化するバリアを張ります。 ダメージが数値を超えた場合は貫通して全て受けます。 消費MPは使用の直前に宣言します。 この能力は同じ手番内で「秩序の聖域(相殺)」と同時に行使することは出来ません。 魔晶石で代用は出来ず、「マナセーブ」などのMP軽減効果は一切適用されません。 ランク効果:☆【秩序の聖域(相殺)/必中】 乱戦エリア内及び「射程:接触」に存在する任意のキャラクター全てに対し、「ダメージを軽減および無効化」する特殊能力をそれぞれ一つ選び、1ラウンド(10秒)の間それを無効にします。 この能力は1ラウンドに1回使用できます。 この能力は同じ手番内で「秩序の聖域」と同時に行使することは出来ません。 使用するとMPを20点消費します。魔晶石で代用は出来ません。 データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 25-9』29 59, 30 06, 30 13 秩序の輝盾「Cosmos」 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 必筋 回避 防護 価格 備考 秩序の輝盾「Cosmos」 40 盾 SS 40 -3 特殊(0) 取引不能 形状 白銀に輝く大型の騎士盾です。 概要 人間だったルーフェリアを守るために戦った信者にザイアが贈ったとされる〈祭器〉です。 その力は所有者の守りの力を増大させ、自らの守るべきものを守り抜く力を与えるとされています。 ちなみにこの二つの祭器に「Kosmos」「Cosmos」と名づけたのはルーフェリア様だそうです。 非ランク効果:○絶対たる秩序の証明 この防具を装備するには【騎士神の聖痕】の技能が必要です。 この条件を満さない者が装備した場合、性能が「必筋:1000」「回避-15」に置き換わりランク効果が一切適用されません。 ランク効果:○【秩序の防護】 この装備の防護点は「プリースト技能」点と同じになります。 防護点は魔法ダメージにも有効です。 ランク効果:○【献身の光盾】 かばうの距離制限が撤廃され、乱戦エリア外のパーティメンバーもかばうことができます。 また「対象:1体」の魔法・特殊能力に対してもかばうことが可能になります。 データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 25-9』30 20, 30 27 Inferno・ALRIGHT(鎧) 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 必筋 回避 防護 価格 備考 Inferno・ALRIGHT 36 現在 金属鎧 SS 55 -2 28 765,000G+50名誉点(非売品) オールタイムアーマー加工 形状 肩当に魔導砲を仕込んだ特殊な魔導鎧です。 砲身後部の排気口から排出される粒子の輝きでその姿はまるで羽根を広げた天使の様相を呈しています。 概要 魔法金属「オールライト鋼」で作られた魔導鎧です。 音声認識で魔力を直接撃ち出す小型の砲身が組み込まれており非常に高い攻撃性能を持ちます。 ですが、その膨大な出力により通常の人間には扱い切れない兵器となっています 非ランク効果:○完全オーダーメイド この装備は制作時に指定したキャラクター以外には装備が出来ません。 制作および入手は同時に専用装備の処理(ルルブII・P45~46)が行われます(移動力+2) 現在この装備はユキホ=ヒルダー専用装備です。 ランク効果:○飛行II 近接攻撃・回避力に+2のボーナス修正を得られます。 移動力はそのままで全ての移動(全力・通常・制限)が可能です。 騎乗時には適用されません。 ランク効果:○ この鎧を装備しているキャラは【魔法誘導】【魔法収束】【魔法制御】のスキルを使用できます。 ランク効果:○オールライト・フェザー 高純度のオールライト鋼が聖痕に呼応して一部が粒子となり砲身後部の排気口から排出される事で特殊な力場を形成しています。 それにより相手の魔法及び特殊能力の一部を吸収し、魔力砲撃の威力を増大させます。 直接魔法ダメージを与える効果に対して生命・精神抵抗判定に成功することで、3分間(18ラウンド)自身が行使する各種魔力砲撃の達成値に+1、適用ダメージに+10を加えます。 (自身のダメージ等の処理はそのまま行われます) この効果は達成値+50、適用ダメージ+500まで累積しますが、一度魔力砲撃を行うと累積したダメージは失われます。 ランク効果:〆【魔力砲撃・加速殲滅砲/行使判定(任意の魔法系技能)/精神抵抗力/半減】 『コマンドワードを叫ぶ』ことで「射程/形状:30m/射撃」「対象:半径20m/100」で「威力100+魔力」点の無属性の魔法ダメージを与える「魔力砲撃」を行います。 この時使用する魔力に+6のボーナス修正を加えます。 術者は自身を含む乱戦エリアを射撃の効果範囲に含めても自身を対象から除外することができ、術者が戦闘特技【魔法制御】を取得している場合は範囲内にいる任意のキャラクターを対象から除外できます。 この能力は魔法の行使と同様に扱います。 「マルチアクション」「クリティカルキャスト」「ダブルキャスト」が有効です。 「魔法拡大」は適用できません。 またこの能力は例外的に金属鎧による行使判定ペナルティが発生しません。 この能力を使用するとMPを40点消費します。魔晶石で代用は出来ません。 ランク効果:〆【魔力砲撃・古式極光砲/行使判定(任意の魔法系技能)/精神抵抗力/半減】 『コマンドワードを叫ぶ』ことで「射程/形状:50m/射撃」「対象:1体」で「威力150(100+50)+魔力」点の無属性の魔法ダメージを与える「魔力砲撃」を行います。 この時使用する魔力に+6のボーナス修正を加えます。 この能力は魔法の行使と同様に扱います。 「マルチアクション」「クリティカルキャスト」「ダブルキャスト」が有効です。 「魔法拡大」は適用できません。 またこの能力は例外的に金属鎧による行使判定ペナルティが発生しません。 この能力を使用するとMPを40点消費します。魔晶石で代用は出来ません。 データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 25-9』30 35, 30 42, 30 49, 30 56, 31 04 コトリ=ピヨリーチェ追加能力 ○【無知の叡智】 あまり難しく考えないため、狂気に対する耐性がついています また、物事を直感と力技で解決します。 「怨属性」への抵抗が自動成功の上でダメージが-4点され、それによる不利な効果を一切受けなくなります。 また、知力ボーナスを用いる行為判定を行う際、知力ボーナスの代わりに筋力ボーナスでそれを行うことができます。 この能力の持ち主は今後いかなる手段を用いても知力が上昇しなくなります (成長で5ゾロが出た場合は振りなおしとなります) ○【求められしもの】 ???から力の一部を譲りうけています。 それにより限界を超えた成長が可能となります 遺失魔法? 何それ殴れるの? □【圏境】 体内の生命エネルギーを巡らせ新陳代謝を加速させて、自らの傷を癒やします HPを「冒険者レベル+生命力ボーナス」点回復します □【絶招歩法】 前提特技 鎧貫き・跳び蹴り この特技はグラップラー技能専用です。 拳を突き出しながら一足飛びで相手の懐に飛び込み、打撃を与える技です この技能を宣言時、移動力が「10」に固定されます。 その上で「通常移動」を行った直後にカテゴリ〈格闘〉の武器「パンチ」か、それに準ずる武器で攻撃を行います この時対象の持つクリティカル無効及びC値上昇の効果を無視します 「絶招歩法」による攻撃後に通常通り主動作を行えます また乱戦状態からも使用可能で、その後は通常移動を行ったものとして処理されます。 さらに、この攻撃でクリティカルが発生した場合、対象の防護点を「0」としてダメージを適用します 〆【獅子吼/必中】 乱戦エリア内を自身の獅子の如き裂帛の気合で満たし、対象の感覚の一部を眩惑させます。 自身の存在する乱戦エリア内の全てを対象とし、対象となった者は18ラウンド(3分)の間、回避力判定を要求されたとき、必ず自動失敗します。 (防御ファンブルルールを採用している場合は、それが適用されます) この効果は最初に回避力判定が要求されたときに即座に適用され、その一回きりで消滅します。 この能力は現在HPとMPが最大値の10%以下でなければ使用できません。 この能力を使用後、即座に手番が終了します。連続した手番には使用できません。 この能力は1セッションに1回のみ使用可能です。 〆【无二打「空」/命中力判定(-4)/回避力/消滅】 文字通り「二の打ち要らず=无二打」となる八極拳の最大奥義です この能力を使用時、命中力判定に-4のペナルティ修正を受けます。 「対象 1体」に対し近接攻撃を1回のみ行います。 この攻撃が対象のいずれかの部位に命中した場合、対象は生死判定を行うことなく必ず死亡します。 あらゆる防御・死亡回避効果は無効化され、復活もできません。 「リザレクション」も死亡から24時間経過するまで効果を挙げることができなくなります。 種族やレベル等の制限は一切ありません。 この能力は4ラウンド以上が経過した戦闘中で現在HPとMPが最大値の10%以下、かつ「〆獅子吼」を使用した次の手番でなければ使用できません。 この能力を使用後の8時間、最大HPとMPが現在HPとMPの数値に置き換わり、一切の移動と主動作が不可能かつ回避力・生命・精神抵抗・及び生死判定を要求されたとき、必ず自動失敗します。 このペナルティは時間経過以外のいかなる手段をもってしても解除できません。 この能力は1セッションに1回のみ使用可能です。 データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 25-11』03 54, 04 01, 04 09, 04 16 ヒビキ=ナンクナーサ追加能力 ○【人造神器】 人造神器の核として作られたオーバーマスターを分解・再構築して自らの体内に融合させた結果「意思を持った人造神器」と言う唯一無二の存在になりました 賦術やマテリアルカードの作製などの「アルケミスト技能」を用いたあらゆる行為をアルケミーキットなしで行うことができるようになります。 また、人族の限界を超えた成長が可能となり、魔法系技能Lv16から系統に応じた【遺失魔法】が習得可能となります。 ○【神器回路】 人造神器となったことで、人智を超えた賦術の行使が可能となります。 賦術を使用時、カードのランクが自動的に1つ上昇します。 これによりSSランクのカードを用いることで、さらに上のEXランクの賦術を使用できます。 また、補助動作で賦術を使用した後の主動作でも賦術を使用することが出来るようになり、主動作で使用した賦術は、時間経過以外ではいかなる手段をもってしても解除されなくなります。 (EXランク賦術の効果は別紙参照) ○【使用用途外】 【人造神器】として自らの用途外の戦闘行動は一切行えず、またそれに準ずる技能や魔法を覚えることが出来ません。 生きている・もしくは活動している存在に対しダメージ等の傷つける行動を行えません。 この制限は、自身が召喚した妖精や魔神・ゴーレム、及び騎乗している騎獣すべてに及びます。 (ゲーム処理的には、全ての存在から「コアーシブ」を受けている状態と同じ扱いになり細かい部分はGMが判断します) その代わり全ての技能の必要経験点が、Lv15までテーブルBと同じになります。 ○【連続賦術自由化】(旧名称:制限解除/数) 【連続賦術】適用時の制限が撤廃され、ターゲットの変更が可能になります。 □【賦術確実化】 主動作で賦術を使用時に、カード消費1枚につきMPを10点消費することで、判定の2dを2回振り好きな方の出目を使用することが出来ます。 (MP消費軽減効果の適用可能) ☆【ポテンシャライズ】 アイテム使用時にマテリアルカードを消費して、さまざまな効果を付加します。 宣言後の主動作およびポーションマスターによる補助動作でアイテムを使用する際、 マテリアルカードと組み合わせて消費することでアイテムに様々な効果を付与します。 色の違うカードを複数組み合わせることも可能です。 ただしランクは同一のものに限られます。 この能力は補助動作専用の賦術として扱います。 (詳細は23-1を参照) 〆☆【神技賦術】 新たに5つのオリジナルの賦術が使用可能になります。 〆【カード錬成】 自らのマナを対価に、無からマテリアルカードを生み出します。 ランクBは100枚生成して1点、ランクAは10枚で1点、ランクSは1枚で1点、ランクSSは1枚で10点の最大MPを消費します。(マナセーブ適用不可) 1回の主動作で消費できる最大MPは10点までです。 消費した最大MPはセッション終了時に回復し、それ以外ではいかなる手段をもってしても回復できません。 ☆【Rebellion】 自らの【神器】としての力を最大限に発揮させることにより、賦術効果を飛躍的に高めることが出来ます。 手番開始時に宣言することで、賦術効果2倍 必中となり、また1回の主動作で6回まで賦術を行使できます。 この能力を使用した手番終了後、セッション終了まで最大MPが0になり【神器回路】の効果を得られなくなります。 このペナルティはセッション終了までいかなる手段をもってしても解除できません。 この能力は1セッションに1回のみ使用可能です。 ☆使用条件 HP30%以下 自身が転倒状態ではない 戦闘開始から2ラウンド経過(3ラウンド目から使用可能) 神技賦術(Bランクはなし) 【リフューリン/赤×3/1体/10m:起点指定/なし/18R】 対象の防護点、与ダメージを上昇させます。 A:+1 S:+2 SS:+4 EX:+8 【ウィークマテリアル/黒×3枚/1体/10m:起点指定/短縮/6R】 対象の防護点、与ダメージを低下させます。 A:-1 S:-3 SS:-5 EX:-10 【グリーンブレス/緑×3/1体/30m:起点指定/なし/18R】 対象の生命・精神抵抗力を上昇させます。 A:+1 S:+2 SS:+3 EX:+5 【アブソデュートバインド/白×3/1体/10m:起点指定/消滅/1R】 対象を見えない鎖で束縛し、行動を阻害します。 すべての行動判定にペナルティを与えます。 A:-1 S:-2 SS:-3 EX:-6 【タイムアクセラレイト/金×3/1体/接触:-/なし/1R】 対象の時間を擬似的に加速させ、1ラウンドに1回、主動作とは別に以下の回数分の近接・射撃攻撃を補助動作で行うことができます。 攻撃には装備中の武器を使用し、弾数やMPの消費等も行われます。 A:なし S:「1H攻撃を1回」 SS:「1H攻撃を2回」or「2H攻撃を1回」 EX:「1H攻撃を4回」or「2H攻撃を3回」 EXランク賦術 (略) データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 26-8』17 29, 17 36, 17 43, 17 50, 17 58, 18 05/補足説明.txt(pass Valkyrja) 種族:人造神器 (略) データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 27-7』07 08, 07 15, 07 23 黒鍵 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 用法 必筋 命中 威力 C値 追D 価格 備考 黒鍵 12 古代魔法文明 ソード B 1H投 8 8 10 7,700G(非売品) 魔法の武器射程10m 投擲 形状 十字架を模した細剣。 概要 主にダグニア地方の「不死殺し(エクソシスト)」等が愛用する対アンデッドに特化した儀式礼装です。 剣としての性能は低く、専ら投擲武器として使用されます。 ○対アンデッド+2 この武器を用いて「種族:アンデッド」に対して攻撃を行った場合、命中と追加ダメージが+2されます。 ○神聖儀式礼装 プリースト技能を持つ者がこの武器を用いて近接及び投擲攻撃を行う際、戦士系技能の代わりにプリースト技能を用いて命中力判定を行うことが可能です。 この時追加ダメージは「プリースト魔力」点となり、攻撃対象が「種族:アンデッド」の時に限り、与えるダメージは魔法ダメージとなります。 この能力の適用時に限り、「マルチアクション」宣言時において、魔法行使の代わりにこの武器による投擲攻撃が可能です。 この時手に装備していなくても構いません。 データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 27-7』13 58, 14 05 マグダラの聖骸布 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 用法 必筋 命中 威力 C値 追D 価格 備考 マグダラの聖骸布 18 古代魔法文明 絡み S 1H 1 +1 - 取引不能 第六世代 形状 赤い羽衣状の聖骸布です。 概要 神紀文明時代の聖骸布を、魔法文明時代に拘束用の武装として加工した魔術礼装です。 攻撃力は皆無に等しいですが束縛に特化しており、特に男性に対して効果を発揮します。 非ランク効果:○ この武器は敵にダメージを与えることはありません。 ランク効果:○特殊効果:絡み ランク効果:○対男性+10 この武器は「性別:男性」に対しての命中力判定及び、引っ張り合いの判定に+10のボーナス修正を得ます。 精神構造が男性的であるとGMが判断したならば、どの種族であろうとも有効です。 ランク効果:〆概念束縛/必中 この特殊能力はこの武器で「特殊効果:絡み」の効果を与えている対象にのみ有効です。 また近接攻撃と同様の主動作として扱います。 対象の別の命中箇所もしくは(多部位であった場合)別の部位を任意に2つずつ選択し、新たに「特殊効果:絡み」の効果を追加します。 既に効果を与えてる箇所への絡みもそのまま継続されます。 データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 27-7』14 13, 14 20, 14 27 ラブアース・ディザスター 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 用法 必筋 命中 威力 C値 追D 価格 備考 ラブアース・ディザスター 20 神紀文明 フレイル S 1H両 18 - 28 9 取引不能 第三世代/祭器 2H 18 +1 33 9 形状 緋色の鉄球に黄色い棘がついた大型のモーニングスターです。 概要 現在はすでに失われた神によってもたらされた出自不明の祭器です。 対象への愛の深さに応じて破壊力が増す能力があります。 カレン曰く「紙袋を破った異様な風体の女性から無理矢理押し付けられた」との事 ………内心お気に入りだったりするのは乙女の秘密 ランク効果:☆ラブアース・ディザスター 装備者から半径10m以内の対象を1体選択し、深く愛することで1ラウンド(10秒)の間この武器の威力値を「対象とした者のレベル×5」点上昇させます。 この能力を使用後、装備者は対象としたキャラクターに対して回復・支援・攻撃などの何らかの行動を実行しなければなりません。(殺し愛は有効らしい) この能力は1ラウンドに1回のみ使用可能です。 最近は「角が付いた魔物」に対して一撃必殺らしい データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 27-7』14 34, 14 41 アサルトメイドスーツ 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 必筋 回避 防護 価格 備考 アサルトメイドスーツ 12/16 現在 非金属鎧 B 13 - 3 44,000G 魔法の防具 形状 暴徒鎮圧用にカスタマイズされたメイド服です。 概要 ピヨリーチェ商会ゆかりの防具職人が自信をもってお届けするメイド服です。 対近接・対魔法の双方に優れた防御効果を持ち、その上で仕事着としての機能性とメイドとしての気品を一切損なわない最高クラスの機能美を実現させています。 現在はArcadiaにて生産ラインが稼働しているため、ルキスラ帝国の防具店でいつでも購入可能です。 ちなみにカレンの衣装はこれを「視覚心理戦用」にカスタマイズしている特別仕様です。 ○ 非魔法ダメージ-3(毒・病気・呪い属性以外) ○ コンバットメイドシリーズ(カチューシャ、グラス、ソックス)有効。 ○ コンバットメイドシリーズを1種類装備するごとに防護点が+1(計+3)されます。 データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 27-7』14 48, 14 55 マミ=ジェレミーレン追加能力 ○【ルーフェリアの分体】(ver.Up) ルーフェリアからの「罰」として分体として召し上げられた結果、「人」の枠内から外れ、限定的ながらも神の権能を行使することが出来ます。 限界を超えての成長をすることが出来、またルーフェリアの特殊神聖魔法を1ラウンドに1回、補助動作での行使が可能になります。 この時の達成値は【6ゾロ】として扱います。 更に冒険者Lv及び魔物Lvが15以下の対象に対する回避力・生命抵抗力・精神抵抗力判定は必ず自動成功します。 ○【咎と分体の宿命】 「ルーフェリアの分体」としての「人生を謳歌する使命」とそこに至るまでの「咎」により普通に死ぬことが出来ない体になっています。 生死判定時において、2dを2回振り、好きな方の出目を適用できます。 また、死亡した場合、1分(6R)経過後に「水神ルーフェリア」として自動的に蘇生します。 この効果は10分(60R)継続しその間はNPCとして扱います。 効果終了後は元の「マミ=ジェレミーレン」に戻ります。 穢れの上昇はありませんが、発動するたびに効果時間が増加します。 (効果時間の上昇はルルブI改・P128と同じとします) データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 28-8』01 15
https://w.atwiki.jp/doruota/pages/1395.html
僕の考えたトレーナー .。s≦ i i i i i i i i i i i i i`≧s。. _,.。s≦ i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i iヽ γ⌒Y } i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i;i;i;i;i i i i i i i i i i i ハ / ./ ^Y――ミ/―  ̄ {;i i i i i i i i i i iハ. / / /、_ ,.ィi〔 i;\\ i i i i i i i i i| - 、 / / /;i;i ℡_ ,,, ,,__,.ィi〔 i i ; -<;i ハ \ i i i i -ミγ^く Υ ./ ハ{ `寸 i { { i i i i >tッ⌒ヽ `` } i i/ },' ヽ ヽ / / ./ィf≠ミ、〉 `¨´ー‐‐一'′ /! !{ .|{ 〉 ,j!ム ./ .{ _j 〃| i! .) ノ ij!、 ./ { ノ V、 |i! ( ⌒) 〃 | i!γ /、 _ノ 人ヽ_ノ ヽ、| `ー、__,-‐'′ } i !-イ. ``ヽ_,...ィi〔 ゝ_,, .|.| ( ≧=‐- -=≦ ) 爻 .ハ | ) { 圦 〉------一 / 爻 ./ .| / .∧(、 __ ノ };i; / У}_ / ∧  ̄ ̄ / ,.ィi〔 ∨ \ ,.ィi〔 ∧ /ィi〔 入 / _.。s≦ ..。s≦ /≧s。. _ __,,.. -‐'''" ,.ィ'´ \ / _,,..。s≦ / | _,.。 *''" ,,.。*'" \≧=‐ /_ { / | ,,.。*'" >''~ ≧s。. 7| //^ |K'" / /| / i i i i i ハ ./ / | /{ i i i i i i ハ. / 【名前】剛田猛男(AA出典:『俺物語』より「剛田猛男」) 【トレーナーステータス】 指示:B-= 高水準の指示力。『全開』指令しか使えない。 育成:AA+= 非常に高い育成力。「闘」タイプに限りBD時に自身の「育成」が下がらない。 統率:B= 高水準の統率力。 能力:C= 味方を「ちからもち」にする固有を持つ。 【固有ポテンシャル】 『気は優しくて力持ちなナイスガイ』… 剛田猛夫固有ポテンシャル。 味方の「攻」の種族値をトレーナーの「育成」と同ランクまで上げる。 【サポーター】 厂 ヽ /⌒ヽ,._ レ' /--..、 >、`ー〉┴<二ヽ ヽ / / ̄ ,.二 _ ヽ ! { 〃 }} ヽ ヾ 〃/ / / /〃 _ V | { ∠_/j/ '´ ,.- 、` | ! 乂 /〃r'ヾ r' } 》 「 V レヘ _ゞ' `¨,,,, } }{ ト、.{、 '''' { 、 ,.'イ∧ 人 八 -‐' 人 ハ ノイ `..、 ,.イ_ ノj_ノ Nト、ト、_,.-〕>‐ < !八_,. ------、 / ̄ ̄ニ=-ノ 〈 / 〉 \ / { '. / / i } / | '. '.ー/ /_ \ヽ| 八 | | | / 、 V /、`ヽ ヽ! / ハ / ! !/ `、 / / \ | 〈/ | / V V / ! ヽ | ヽ ! / / | / _ } | | / / r 、__j // 八 /_ _j-、 / / /〉 ,ゝr-、V.┐ \ / _`r_,.-く_ //7 / / / _/ { { ヽ__」,. ―-、 ヽ 厂 ̄ L / / }- 、 / / / / ,| { ! ヽ. 〉、 ̄ ヽ〈〈 j/ // / / / 〉、 |/ / / / | ヽ ヽ. / | } i / ヽ ___/\\ | /___// ≧=--< | / 【名前】猪熊柔(AA出典:『浦沢直樹作品』より「猪熊柔」) 統率:A+= 卓越した統率力。追加任命は『アヴェンジャー』。 【サポート効果】 『YAWARAちゃんの柔道教室』… 猪熊柔のサポート効果。 相手の「パンチ」「キック」技のダメージを半減する。 【フィールド効果】 ◆《 タンバジム・押忍ッ! 》 タンバジムフィールド効果。 稀に「闘」タイプの技のダメージを2倍にする。 【手持ちのポケモン】 _⌒ヽ .V /_ ,.... . . . . . . .- .` .Y . . .⌒ヽ / . . . . /⌒v . . . . .\ . . \⌒ _彡 . . . . / . . . . . . . . . . . . .ヽ ヽ \-=  ̄ ̄二=…--=ミ / |≧ / . . . .从 . . . .从 . . . . . .. ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ )i 乂 _ 八 . / . . . . /竓ミ . .,才| i. .| . i _ , _ ≦/ 从i . . . 〃r' i Vゞ' |从|)' -==ニ / _ -=ニ /⌒´ 人从iヽ ゞ´ _' /}、_ -< __彡 _ -=ニニ=- ´ i / 个r _'_ イ/ i/ o\二 _ ____二=- __,ノ / /≧≦ ./ /|i _彡. r' { ヽ_)ム _ -=二 i=┓ \ニ i iニヽ/ |i /´  ̄ i _ -|ニゝ --} | / 八 Y / ニ=◎=≦| 7/、 / 人 __r≦ ||、ヽ=i辷 }リ . / ,/  ̄ \| /ニニ i |ニニ | // 乂___-=彡\,,---| | || ヽ、ゝ-r⌒ )/ / ilイ ニ|ニ| |ニ{r | / へ  ̄\\ 彡' 八 .、ヽ\ \ハ / / __ --==-- i| ゝ、ニヾ 、=ヾ\ヽ彡イ ,/ \ 二=-〉 〉 .〉 / /. / / __rく ̄ミ/ y}ニi| 〉ニ}_}ニ.|i厶  ̄ , ¨¨´ /彡 / / |i / / イ{ |ヽ Vノニ|___/ ヽ  ̄ \___/  ̄ |/ 乂 ノヽ=ァ |i |iニ= / / \ 7 、彡' /__ニ=- /{ il ノ 、 `⌒ー ´ _ ≦Y |= ゝ=- _/ 丶\ 、 _ ≦==≦人=/-〔___〕==\=//\\ 、 人彡 ⌒ー / ___≫≪  ̄ ムへニ==\\ 、 / __彡< ̄\ 〔 i ≪≫ム  ̄ \_彡ヘ / /  ̄ \ \ 、' // _辷 _ \- /⌒, ' _彡'⌒ヽ' / -rミ. \ \ 【名前】スバル・ナカジマ(AA出典:『魔法少女リリカルなのは』より「スバル・ナカジマ」) 【タイプ】かくとう 【特性】きかいのからだ… 自身のタイプに「鋼」を追加する。 相手の技が急所に当たらなくなる。 【もちもの】 【技x6:インファイト、あびせげり、コメットパンチ、イナズマキック、みきり、ビルドアップ】 こうげき:AA+ ぼうぎょ:B+ とくこう:D とくぼう:C すばやさ:A- 【ポテンシャル】 『不動のエース』… 「ここぞ!」という時、全能力値が上昇し、技のクリティカル率が上がる。 『戦闘機人』… このポテンシャルを『戦闘続行』『サイボーグ』として扱う。 『鉢巻娘の気合』… 「小さな」以下のダメージを受けた時、相手の攻撃を必ず耐える。 『鉢巻娘の武術』… トレーナーが「育成:A」以上の時、自身の『アーツ』が必ず発動する。 『鉢巻娘の魔拳』… トレーナーが「育成:A」以上の時、自身の「闘」技が相手の防護特性を無視する。 『鉢巻娘の翼道』… 相手を倒した時、味方と任意交代する事が出来る。 宙に浮かび上がる。 『マッハキャリバー』… 自身の「速」の種族値を「A-」にする。 設置技の影響を受けない。 『愛の絆』… 場にいる限りトレーナーの指示を「1」ランク上げる。 低確率でポテンシャルを再度受けられる。 『後の先』… 相手が自身より先に行動した時、稀に相手より先に行動することが出来る。 『極炎回避』… 相手の「炎」技を低確率で回避する。 『極炎耐性』… 相手の「炎」技のダメージを半減する。 『極炎反撃』… 敵陣に「炎」ポケモンがいる時、中確率で一番最後に追加行動を得る。 『気合い』… 稀に気合いで相手の攻撃を耐える。 残り体力が多いと発動しにくい。 『カウントアーツ』… 「ここぞ!」という時、自身の「避」を強化(1.33倍)する。 『キラー』がいると発動しない。 『パワーウェイト』… 自身の「体」種族値を少し上げる。 自身の「速」種族値に「-」補正を得る。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『一撃必倒の振動破砕』… スバル・ナカジマ専用ポテンシャル。 1/試/先行 「技能拡張:しんどうはさい」を繰り出す事が出来る。 「しんどうはさい」… 物理/闘/150/-/単体/○/必中技。「まもる」貫通。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz / / __/ ,ィ,..,r‐'-、__,......_ ,-z,、,.._ .. ´ /、ん辷ダr(_j,ノハ-- ({心、 , ・´ .,.r=='(ソ、,二彡,=、-イ {にj}rfj辷'`i`ァ-、 / _ (rjr-ミ}、{i匂 }_ミ辷リ_>--、-、 rj})!f沁}j 、ー、 __ , ' .'゙´ _ゞィ_r辷う! ミヾ'´ __V´ ` ., }三'、`爻´{ i、 ´゙ラ/ヽ / / //{.iトノ}代ツ/ .r-'゙ _', /イ /i包j }f抱i}jl斧、彡' \ , ' ., ' .,,=////;7ミ伝i /ヘ | ,ィァ `'゙l ,ィ 斧} ! {灯)r宀マ(ソj^/´ }. / / {{/,////{irfツ')} { ゙ヽ -=',「 }i匂从 ⌒ヾ辷彡γミ{ \ / ヽ , ゙ ;゙ ,||'/////,(r包}ハ .ィ゙ ミ¨ツ _人`イノj ヽトノ圦 j、辷'ノミ、_` 、 / \ ,' ;' =、V/////ゞrfsi) { ヾ/ /心マ= @} i包 } シ `¨ヾX ヽ } ,. ! }ハV//////辷'ノ 、 .} ム`ーィ伝j}i'rj }ニ'辷彡 r t' ヾ 、 ' , ,.ィ7 i i /'//,>ミ / ̄V/{ゝ ヽ._,. イ 〈以j〉辷'/^ミ彡r=j/. / /ヘ ≫=-'',゙゙´/´ | { /////// ' ,'V/ヾィrj }゙ー'ノ,二ヽ i'ra{戎j/> /_/_ '〃 ! ! | ヽ,////>''゙. ,.イ| ヾ///ヾ伝ヽ{辷'{iトノ}代ツ)' ・ ¨ ¨ ・、 ノ ヽ {7 、,ィ=ヵ `¨¨´ //,j}} 寸///で〉{i'赱j}圦マジ.´ ___ } | ', `V7///ヽ__ ,. ////J.! 寸'//,ヽ辷彡j i/ . ・´ `・ /´ `ヽ i {///////{___,..。</////`´ 寸'//iマj}、マ / / rv' ,ィ=}、 ヾ//////}!///,ヘV// Y/,ヒィ )' / ! }ヾ、 ,ィ彡'/ ', ヾ////j!//// }};/ {//辷i! i_,,.- 、{ ! ,≫《 / ! `゙<〃////ル' /⌒'ーi! {_} { }[.] |〃 ヾ、;} i `¨¨¨¨´ . イ ,ィ'| ! ヾシ' | ,' 7 ! | _,.. -‐ ´ ,. '´ /'´: ・ ', / ./ ・ : 「 ̄\ r,-、 / ヘ ヽ } _,.r'≫=ェ≠ / ,' |/´ ̄`ー' } / 、 \/ /'´ ̄´ `ヾ}/ / .ゝ' \ ` ― ././ ! / 【名前】カンジシャドウ(AA出典:『ペルソナ4』より「完二の影」) 【タイプ】でんき/かくとう 【特性】ようみゃく… 自身の「草」技の威力を2倍にする。 「草」技で受けるダメージが2倍になる。 【もちもの】 【技x6:らいげき、ともえなげ、はなふぶき、はなびらのまい、ばらぞの、くさかり】 こうげき:AA+ ぼうぎょ:A- とくこう:A- とくぼう:D- すばやさ:E+ 【ポテンシャル】 『鬼人』… 先発で場に出ると、「こうげき」が上がる。 『完二影の薔薇』… 自身の『役割』の発動時、敵陣に「ばらぞの」を設置する。 『完二影の湯浴』… 相手が「亜人:♀」の時、低確率で技「ねっとう」による追加攻撃を繰り出す。 『完二影の誘惑』… 相手が「亜人:♂」の時、低確率で技「あくまのキッス」による追加攻撃を繰り出す。 『完二影の筋肉』… 相手を倒した時、技「ビルドアップ」による追加行動を得る。 『シャドウ』… 自身へのデータ解析を無効化する。 『後の先』… 相手が自身より先に行動した時、稀に相手より先に行動することが出来る。 『極地回避』… 相手の「地」技を低確率で回避する。 『極地耐性』… 相手の「地」技のダメージを半減する。 『極地迫撃』… 敵陣に「地」ポケモンがいる時、中確率で自身の技のダメージが2倍になる。 『戦闘続行』… 低確率で相手の技のダメージを自身の行動後に持ち越す。 『スターター』… 『先発』が発動した時、自身の全能力値を強化(1.05倍)する。 『パワーウェイト』… 自身の「体」種族値を少し上げる。 自身の「速」種族値に「-」補正を得る。 |///////.| | |///////.| | |///////.| | ___ ___ |/////_/..| | \ . . . | | . . . / |///〃 ヽ.! | \_!__!_/ |///{ }| l---, r-.、 r-l//l-=z r-- 、 |///乂_乂! .l///l Y/\' , ,ヽ/, , , ,ミ ―< ヽ \//////! .l/}}.| .!/}}/l- = -l 爻 _ _ ―― ´ x<ニニ } /l \////\ l.}}/. . . . z付 行 }__.rγ^ヽ \ ,,/ x<> >{\//∧ ∧-T. .\//// l/. . . . . . .ヽ- イニ=- {γ´ ヽ∧ / x<ニ <///∧ V V / !. . .ミ三三三〕. . . . . . . . ニニニニニニニ〕{_/_ノ_ソ ――――――― <ニ ――― <///////. ◇ ◇ |. . . ミ/// ! .l. . . . . . . . ニ=- ヽミミ=-彡_ノ_ノ \,, `<ニ .<//// ∧__ ∧__∧|. . 彡///.| |/ノ=---''' }; ; ; ; ヽ \ _ `<ニ> L_/////!. . . . . .彡////.| |ソ /; ; ; ; ; ; Y  ̄ ̄ `ー< `<ニニ} 从彡'''''////// l>'''\ /; ; ; ; ; ; ;.;.| z_ / /////// / ^ー- ’; ; ; ; ; ; ;_./ |///r--,/ ./ \_;_;_;_;_;_;_;/ .} |//〃 }! ./ ト――――//l |//乂_乂! l /ー―――― } |//////.| l /ニニニ―<// !!| |//////.| | ./; ; ; ; ; ; ; ; =-ニニl |//////.| | /; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; l 【名前】呂布奉先(AA出典:『Fate』より「呂布奉先」) 【タイプ】かくとう 【特性】おそれしらず… 自身の体力が1/2以下の時、「攻」が2倍になる。 【もちもの】 【技x5:からたけわり、けちらす、おいうち、アイアンランス、あばれる】 こうげき:AA+ ぼうぎょ:B とくこう:C とくぼう:C すばやさ:B- 【ポテンシャル】 『エースキラーβ』… 『エース』から受けるダメージを半減する。 『エース』の「攻/特攻」の上昇(強化)を無視する。 『変種』… 原種である「バーサーカー」種とは異なる生態を持つ。 『オールドタイプ』を無効化する。 『反骨』… 相手トレーナーが「統率:A」以上の時、自身の技が相手のタイプ耐性を無視する。 『飛将軍の霊基』… 自身の体力が1/2以下の時、相手の「防」の上昇(強化)を無視する。 『飛将軍の画戟』… 自身の体力が1/2以下の時、自身の技が相手の「まもる」等の技を貫通する。 『飛将軍の令呪』… トレーナーの『指令』を受けた時、自身の任意の能力を上げる。 『飛将軍の狂化』… 自身の『バーサーク』の発動時、自身の全能力値を強化(1.33倍)する。 『ゴッドフォース』… 1/試 技「ゆみやでいぬく」を繰り出す。 この時、自身の「特攻」を最も高い種族値と同ランクにする。 『対の先』… 相手の「すばやさ」の種族値が自分と同ランクの時、中確率で自身の技の優先度を+1する。 『極妖回避』… 相手の「妖」技を低確率で回避する。 『極妖耐性』… 相手の「妖」技のダメージを半減する。 『極妖迫撃』… 敵陣に「妖」ポケモンがいる時、中確率で自身の技のダメージが2倍になる。 『戦闘続行』… 低確率で相手の技のダメージを自身の行動後に持ち越す。 『チャレンジ』… 敵陣に『エース』がいる時場に出ると、T終了時まで自身の技の優先度を+1する事が出来る。 『パワーウェイト』… 自身の「体」種族値を少し上げる。 自身の「速」種族値に「-」補正を得る。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『万夫不当の軍神五兵』… 呂布奉先専用ポテンシャル。 1/試/先行 自身の攻撃命中時、自身の体力を半分にし、追加攻撃を行うことが出来る。 (※体力が「1」の時は使用出来ない) zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz __ / i廴 __/__{>====ミ、 /⌒>''" ⌒\___ 〃二二{ 7=ミ、 ', ', / ⌒\、__ /i{_ -‐ ' } ', ' , ' \i i i i i i \ 〃 、^\__  ̄」 ', l }_ / \i i i i i i i', i{) ) ( __ ア] l__ /i i i i i i \ }i i i i i i i } 八/rf⌒ 7 {/i i i i i i {/ ̄ \i i} }i i i i i i i } ≧=L ノ /i, ´ ̄ { V }i i i i i i / /i i/ | / _ - / ̄i i \ \i i i i \ , i <^ 、 i{ /⌒\/^\i i i i i i i', \i i i i \ /i / \ \ィ⌒\ ⌒′ / \i i i i i ', \i i i i \ /i / ハ V /\、 / }i i i i i i} \i i i i \ {i i{ 〈 }___}⌒\/ヽ ' _ -=ニニ⌒\ \i i i i \ {i i{ /__ア⌒^Y^ヽ! ', , /i i i/ ̄⌒)i i i } \i i i i \ Ⅵ__ _r==f^7ー=┐ L/ト, 'i i i i// ィ(⌒)⌒\ \i i i i \ /⌒ 「l { L i{⌒ }___」 } li i i /'/ ^\二ニ=‐=ミ、 }i i i i i i } ′ 八\_{´ ハ 厂^}`} |i i i{/ / _ -―┴=ミ、__r<⌒`丶、 ノi i i i i ノ { {圦^ x斥こ ,' / ,' {i i i{ / / /⌒\\ \ \ \ {i i i i i i{ { 〈⌒f '⌒く^ /⌒厂{ Ⅵ{ , , / 、\ \ \__ 、 Vi i i i∧ {_ - 、_〉冖^`〈_/_ ィ }i{Y / / , Vノ ⌒ ̄\ノ_ Vi i i i∧ ⌒ ̄ \、__/⌒「 i{ }i{ v, ,′ , , ⌒ >==ミ ( ⌒ ー _ Vi i i i∧ \{ / i{ ,i i{ハ / / / / / `丶、 `丶、 Vi i i i∧ / ̄' i{ ,i i/ v 〈 / ̄⌒\i{ {/ `丶、 \ Vi i i i∧ / /{____i{_ /i / i{ } // _ ̄ >=ミ{ \ \ ⌒Vi i i\ / / ⌒\i{i i i i i i i/ ∧/ ̄⌒ 7 { / 、 ___ 、 ', }i i i i i i} / / /⌒ ̄ ̄ ̄ ̄⌒7 / ̄⌒v/ \ / `丶、', ', }i i i i i i} 【名前】ディスヌフ(AA出典:『トップをねらえ!シリーズ』より「ディスヌフ」) 【タイプ】かくとう/エスパー 【特性】てつのこぶし… 自身の「パンチ」等の技の威力を強化(1.5倍)する。 【もちもの】 【技x4:グロウパンチ、しねんのずつき、コメットパンチ、かみなりパンチ】 こうげき:AA+ ぼうぎょ:A- とくこう:E+ とくぼう:A- すばやさ:E+ 【ポテンシャル】 『エースアシストα』… 場を離れる時、味方『エース』が最初に繰り出す技の威力を2倍にする。 『山のヌシ』… 「岩」技で受けるダメージを半減する。 『巖番長の右拳』… トレーナーが「育成:A」以上の時、自身の「防」の種族値を1ランク上げる。 『巖番長の左拳』… トレーナーが「育成:A」以上の時、自身の「特防」の種族値を1ランク上げる。 『巖番長の蛮殻』… 自身の「防/特防」を強化(1.33倍)する。 『巖番長の護送』… 相手の攻撃を受けた時、味方と任意交代する事が出来る。 『バスターマシン』… 稀に相手の技のダメージを耐える。 『後の先』… 相手が自身より先に行動した時、稀に相手より先に行動することが出来る。 『極飛回避』… 相手の「飛」技を低確率で回避する。 『極飛耐性』… 相手の「飛」技のダメージを半減する。 『極飛狙撃』… 敵陣に「飛」ポケモンがいる時、中確率で自身の技が「必中」する。 『ド根性』… 中確率で相手の攻撃以外のダメージを無視する。 『リターンヒール』… 味方と任意交代する時、中確率で味方の体力を1/4回復する。 『ヌシの特権』… 自身の「体」種族値が少し上がる。 『パワーウェイト』… 自身の「体」種族値を少し上げる。 自身の「速」種族値に「-」補正を得る。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『叱咤激励の応援番長』… ディスヌフ専用ポテンシャル。 場を離れる時、味方の『エース』を発動させる。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz _ -- ―-- _ /`ヽ `ヽ rh、 ./ \ ____,,, -―'''"¨´/ (¨ r) / ''¨´ /―<  ̄ >、 / ./ /、'" ̄`)ニ ¨¨¨ヽ ,ィz-=='' ̄_i_ , / _/__`ー''ノ_三ミヽー __r'´r-―_二ヽzzヽ / /⌒ヽ / ___,ィ<''¨´_/ヽ ̄`゛ー-` _}__) _,ィ< `ヽ ヘ _/ ` ̄二二/ / /´¨ ∧/´/ ,r =、ヽヽ ', ヾ _`ヽ ヽ / ヽ  ̄ ̄ ̄} ノ / /.i { i {´( )i } .} { i´,r=、ヽ ', / / ,' ヽ、 ノ / }人 ヽ `_二'´ ノ i } ', {{ _ }i i i. / / / } } / i i> __/ i ヽ ヽ,`¨ ./ i. \ / /__ ノ'ー‐‐'´ i ' ,' ヽ、_フ ,' / <ー---''´ `>- / / ....../.... ,'. ,' --― 、 _ i {≧三三三三三彡' } // __. { , / ........... __/ .,'´ __ ハ i´ i`ヽ. ∧ ヾミ三三三三彡ノ /i _, ヘ r''´ ̄__ ヽ __i__ノiヽ _,ノ´¨¨ `} ,-i´ ,__ヽ/ i i i., `  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノ'ー''' ̄ >、i'´ ̄___ \ ,' , ∠、{__ ,ノ i ー `ノ `-i | |i ー―――― ''´, ,/´ ̄ `ヽ \` , ヽ ,-、} 、 i i i i三ミ<____,r `z、{`ー ,'.' .| i r-ー――_―-ヽ. ', ', } i ' ̄ ̄`<, ,' , i ト ヽ. ...................,' 'i | ,' / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヾ、_ `リ i リ ri ∨ . i i i ,'. i '__i. | ∧ / ./ i i i , i i i i ∨ 、 ' i i 、〃____i__ヽ_ ヽ, ! `、 -― ―-、/ ,' | i i i i ,'i i i ∨ , -―‐ヽ、__フヽ______,',¨__ ノ > ___ < ,' i i i i / ,'i i i i ∨ ,' ト='/, ´/ フ } ∧ `i ̄ ̄`''''´ / .∧ } / ∧ /ヽ / 【名前】フォボス(AA出典:『ヴァンパイアシリーズ』より「フォボス」) 【タイプ】いわ/かくとう 【特性】つちくれ… 自身のタイプに「地」を追加する。 【もちもの】 【技x6:ストーンエッジ、きあいだま、じしん、れいとうビーム、マグネットボム、じこさいせい】 こうげき:AA+ ぼうぎょ:B- とくこう:A- とくぼう:D- すばやさ:B- 【ポテンシャル】 『アヴェンジャー』… 死に出しで場に出た時、自身の任意の能力値をぐーんと上げる。 『遺跡のヌシ』… 「超」技で受けるダメージを半減する。 『古土偶の古力』… このポテンシャルを『オールドタイプ』として扱う。 『古土偶の古甲』… 『オールドタイプ』『適応種』『デルタ種』以外が繰り出す技の威力を半減する。 『古土偶の古鎧』… 『オールドタイプ』『適応種』『デルタ種』以外が繰り出す技が急所に当たらなくなる。 『古土偶の歩法』… 自身の体力が回復した時、味方と任意交代する事が出来る。 『ヴァンピリック』… 自身の体力が回復した時、相手の体力を1/8ドレインする。 『対の先』… 相手の「すばやさ」の種族値が自分と同ランクの時、中確率で自身の技の優先度を+1する。 『極水回避』… 相手の「水」技を低確率で回避する。 『極水耐性』… 相手の「水」技のダメージを半減する。 『極水反撃』… 敵陣に「水」ポケモンがいる時、中確率で一番最後に追加行動を得る。 『ド根性』… 中確率で相手の攻撃以外のダメージを無視する。 『リベンジヒール』… 死に出しで場に出た時、中確率で自身の体力を1/4回復する。 『ヌシの特権』… 自身の「体」種族値が少し上がる。 『パワーウェイト』… 自身の「体」種族値を少し上げる。 自身の「速」種族値に「-」補正を得る。 , -―――- 、 /\/丶 . . . . } ̄`ヽ、 〈 / \ \ . . }_,人_ | | ∨ l | \ }  ̄ ヽ(_∠ノ || | ,、_ } | -x ―- 、 !! / ヘ - _ //|/ 丶 / ヽ || / ! . ∧イハ / //! X /{ |i' || 〉- _ ∧//∧ | l | | / r― 〉 | /|| |l / `7///∧l | N 「`。,| r。フ! |l / l| l / /////∧ | ヽヽ` ̄;| j ̄/l | / !. / //////∧l j-―-\\`!//l | || / / //////, ∧| / ! 二\ ! | li / / /∨////, ∧ / l/! \ ヽ / / | |l / ∨/// ∧l /|l || | \ ! ./三三./ / l | / ∨/// ∧ l―-|| |< l || x'´ / / | |l / ∨//////Ⅵ/|| | ! \i| ! .. / / l | |l / ∨//////I| |レ|i|  ̄ |T . / / li | l /‐-―∨/////IⅣ ! ||| ⌒ l |l 〈 / |l | /' ∨-―i ! Ⅸil||| |! !! ∧. . / /∧ -‐∨/// | { l |||乂jノ || / ∧ / /-∧ ∨// l V |lli |kく|∨ /∧/ /--∧ ∨/ | }川 || | | Ⅵ \_/ ______---∧ ∨ |l 八__,ノ'|、 | | -― ∠ / 丶\ ̄ ̄∧ ∨ /-―‐ | |iト-'  ̄  ̄ / \\ 【名前】ダゲキ(AA出典:『ポケットモンスター』より「ダゲキ」) 【タイプ】かくとう 【特性】かたやぶり… 相手の防護特性を無視する。 【もちもの】 【技x4:からてチョップ、はたきおとす、ストーンエッジ、ダブルチョップ】 こうげき:AA+ ぼうぎょ:C- とくこう:E- とくぼう:C- すばやさ:C- 【ポテンシャル】 『ベテラン』… 1/試 トレーナーに「タイム」を使わせることが出来る。 独自に専用ポテンシャルを保有する。 『変種』… 原種である「ダゲキ」種とは異なる生態を持つ。 『オールドタイプ』を無効化する。 『格闘王』… 自身の「闘」技が「闘」タイプに「こうかばつぐん」になる。 『打撃の当身』… 自身が場に出て最初に繰り出す技「からてチョップ」に「10割:怯み」の追加効果を付与する。 『打撃の空手』… 自身の技「からてチョップ」の威力を「20」増加する。 『打撃の手刀』… 自身の技「からてチョップ」の優先度を+1する。 『ブラックベルト』… トレーナーが「育成:A」以上の時、自身に『エキスパンション(闘)』を付与する。 『後の先』… 相手が自身より先に行動した時、稀に相手より先に行動することが出来る。 『極超回避』… 相手の「超」技を低確率で回避する。 『極超耐性』… 相手の「超」技のダメージを半減する。 『極超迫撃』… 敵陣に「超」ポケモンがいる時、中確率で自身の技のダメージが2倍になる。 『気合い』… 稀に気合いで相手の攻撃を耐える。 残り体力が多いと発動しにくい。 『アドバイス』… 「タイム」使用時、相手のデータを解析することが出来る。 『エキスパンション(闘)』… 「闘」技が相手の防護ポテンシャルを無視する。 『パワーウェイト』… 自身の「体」種族値を少し上げる。 自身の「速」種族値に「-」補正を得る。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『一刀両断の空手チョップ』… ダゲキ専用ポテンシャル。 1/試/先行 自身の技「からてチョップ」の威力を2倍にし、相手の「まもる」等の技を貫通する。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
https://w.atwiki.jp/noryokusyayo/pages/413.html
【番外編】 「はぁ……はぁ……!」 街中を走っている。当ても無く走っている。 何かから逃げるように。何かを追うように。 俺は……どこに行けばいい。 Beat the fallen angel. [遠い約束] ──脳裏に移る情景。 微かな記憶を辿り、ひたすらに走る。 恐らく、これを逃したら次は無い。 「俺」が「俺」になったのは、この記憶に理由があるはずだ。 「ぐっ! はぁ……はぁ……」 流石に立ち止まり、壁に手をつく。もうどのぐらい走り続けていたか覚えていない。 足はもう限界。心臓も五月蝿いぐらいに鳴っている。 だが、ある種の強迫観念に突き動かされる。 「くそ、どこだ……!」 走らなければ? 違う。正確には、逃げなければ、だろう。 記憶を手にしたいと願いつつ、何故か心のどこかでそれを遠ざけている。 その矛盾が焦燥感を掻き立てる。 息を整えるのも忘れて、また走り出す。 雷雨の夜。 目の前に女性が横たわっている。 その人は自身の腹を押さえ、押さえている箇所からは血が流れ出ていた。 俺は座りこんでいた。 確か、泣いていたと思う。 目の前の女性は、ゆっくりと口を開いて、息も絶え絶えにこう言った。 「お前なんか……生まれなければ良かった」と。 実は、このときの、この夜の記憶は、ここしかない。 他は覚えていない。 ……母と呼んでいた女性の他に、誰かが倒れていた気がする。 「……」 街から出て更に北へ向かった先に、森が広がっていた。 空は晴れている。にも関わらず、霧が出ているというのは違和感があった。 その上、この霧は……魔力を多量に含んでいる。 記憶と直感が俺に告げていた。 ──ここに間違い無く、探していたものがある── 霧の出ている森へ入っていく。 少々危険を伴うが、この先に必ず探しているものがある。 だが、記憶の中にこの森がある、という情報はあってもどんな結界かという情報は無い。 この霧は間違い無く結界の類だ。 本来、結界というのは内側を守るための魔術。 だが、こと魔術師の家の結界となると話が違ってくる。 魔術師の家というのは拠点であり要塞。同時に敵を食らうための罠でもある。 そう。魔術師の家に展開されている結界は守るためではなく、攻めるため。敵を殺すために存在している。 故に、結界の情報を持たずに侵入するなど自殺行為。 ただし、それは家主が生存していた場合の話だ。 恐らくこの先の屋敷に家主は居ない。 それどころか、誰も居ないだろう。 しばらく歩いていて、一部の考えが間違っている事に気付いた。 「はぁ……はぁ……」 木に手をついて立ち止まる。 どうやら攻撃性の結界、というのは少々違ったらしい。 森に入ってから30分ほど真っ直ぐ歩いていたが、どこにも出ない。 歩いていただけにも関わらず、息は切れ、足が重く、心臓がさっきからずっと鳴りっぱなし。 しかも立ち止まって休んでも体力が回復しない。 ……読み間違えた。 攻撃性の結界ならば、「結界を張った人間が居なければ機能しない」と思っていた。 侵入者を感知した後に、術者が調節を施してから攻撃に入る、というのが攻撃性の結界だ。 だがこれは違う。術者が存在していないにも関わらず機能している。 これは、防御性でも攻撃性でもない自動的な結界。本当の本当に……罠だ。 恐らく、何かしらの方法を取らない限り外に出る事は出来ず、内側では体力の回復も望めない。 かといって動かないでいては出る事も出来ない。動けば体力を過度に消費する。 完全に、袋小路だ。 「くく……どうするよ、俺」 流石に、乾いた笑いが出る。 座って五分ほど考えていた。 どうやら動かない限りは体力の消耗は無いらしい。 効力は体力と魔力の消費を倍化と、結界内の迷宮化、といったところか。 「……選択肢が少ねぇな」 この結界を破る術を考えていた。 ルーン・ブレイカーは残念ながら効力が無いようだ。恐らく、この結界内に結界を維持するための何かがあるのだろうが、探していては力尽きて死んでしまう。 それはよろしくない。 睡眠を取って体力を回復させる、という手も考えたがこれもだめなようだ。 通常の人間ならともかく、自分の身体は、睡眠時に周囲の魔力を取りこみ変換して生命力にしている。 周囲の魔力が取りこめなければ意味がない。 残念ながら、この結界内の魔力は取りこめなかった。 対魔術の要である宝具でもダメ。体力回復も無理。結界解除方法が見つからない。 そう。通常の方法では不可能なのだ。 ……とすると、方法は一つ。 通常ではない方法で、結界を破る。 「あーあ……最悪死ぬけど、放っといても死ぬ、か」 ここまで来ると、後は覚悟を決めるだけ。 「……」 ゆっくりと立ち上がって目を閉じ、魔力を変換していく。 脳内でイメージをする。 起源は怒り。瞬間的な爆発力。その激情の炎は全てを飲みこむ。 どれだけ後が変わろうと、起源は変わらない。怒りを持って全てを無に帰す。 「……接続、開始」 イメージは……自身を包む炎。 足元に魔方陣が現れる。それは自身の身体に描かれた刻印と同じもの。 風が吹き、森がざわめく。周囲の空気が、まるで全身に圧し掛かるかのように重くなる。 世界から自分を切り離す。暗闇の中に居る自身をイメージする。 その暗闇の中で最も重く暗い塊を見つける。その中に入る。 「我は……再生と破壊を司る者なり」 詠唱、開始。 ──我は、再生と破壊を司る者なり。 万物の征服者であり、源である。 我が右手は神の息吹、我が左手は死の宣告。 全てのものに安らぎを与え、全てのものに終わりを与える。 我は唯一無二の存在。敵対を許さず、同列を拒絶する。 ゼロス・フォン・スフィールの名において命ずる。 万物に拒絶を、孤独を、終焉を……絶対的な死を──!! 「これが俺の根本原理だ……Violent Ultimatum(ヴァイオレント・アルティメイタム)!!」 詠唱を終了させ指を鳴らす。 集中させていた魔力が自身の周囲に球体状に展開してから、凄まじい勢いで全包囲に放出される。 魔力の波動は霧だけを吹き飛ばし、木や生物や地面には影響を及ぼさない。 最終的に森全体まで波動は広がり、霧全てを吹き飛ばした。 「が……ぐ……」 霧を吹き飛ばしたのを確認してから、その場にばたりと倒れて気絶した。 「ぐ……うう……」 意識を取り戻して、身体を無理に起こそうとするが、起きあがらない。 痛みで動かないんじゃあない。単に力が入らない。カノッサ第三支部でユラと戦ったときと同じだ。 どうも、魔力と生命力を使いすぎたらしい。 だが身体の乖離はしていない。 まだいける。 「ぬ、うう……!」 近くにあった木の枝を杖代わりにして無理矢理立ち上がる。 足に殆ど力が入らないが、何とかなった。 そのまま森の奥へと進んでいく。 10分ほどのたのたと歩くと、森の外へ出た。 ……屋敷を見つけた。裏手には山がある。 「はぁ……はぁ……やっと……やっと見つけた……!」 蔦が絡まって老朽化しているがすぐに分かる。 ここが俺の探していた場所。 ……俺が住んでいた屋敷だ。 「ぐ……ぬぅう!!」 身体に力が入らないせいで扉を開けるのにも一苦労。 何とかこじ開けてエントランスへ入る。 光があまり差し込んでないせいで薄暗いが、感覚が鋭いおかげであまり苦にはならない。 やはりここは自分が住んでいた屋敷らしい。エントランスには滅多に来なかったが覚えてる。 黄色の床。真正面には赤い絨毯が敷いてある階段。階段の上は左右に分かれていて、二階へと繋がっている。 一階の左右にも扉がある。どこへ繋がっていただろう……。 「っと。いけねぇ」 つい昔を思い出してしまうが、懐かしむためにわざわざぼろぼろになりつつここへ足を運んだわけではない。 自室は確か二階の奥だ。急ごう。 エントランス中央の階段を昇って行く。 一段昇るごとに言い様のない恐怖感のようなものが全身を襲う。 それ以上進むな、と誰かが囁く。 「それ以上は進むな」 誰か……? 違う。幻聴じゃなく、「本当に」声が聞こえる……!! 声を認識し、足を止めた瞬間に目の前が真っ暗になった。 (BGM:「引き裂かれしもの」) 「よう」 声に気がついて目を開けると、真っ暗な中、目の前に……自分が居た。 いや、容姿は昔の姿だ。だが声は今の自分。 「よう。返事ぐらいしろよ」 前髪のせいで表情は見えない。口元だけでニヤリと不気味な笑みを浮かべながらソイツは自分に話しかけている。 「だ、誰だお前……ここはどこだ!」 何故かソイツに恐怖を覚え、声を荒げてしまう。 「誰だはねぇだろ。ずっと繋がってただろう?」 何をおかしなことを、といった感じでソイツは答える。 目の前のソイツと言葉を交わす度に、自身の記憶に手をのばした時とは違った恐怖を感じる。 「まさか……お前は……!」 言葉を聞いてはっとする。 全ての元凶。俺が俺でなかった理由。神と同等の存在。 「そう……俺はお前自身。無だったお前を形成したもの」 ソイツが一言放つ度に心から血が噴き出したような痛みを感じる。 「や……やめろ……!」 「やめろ? 何をやめるんだ? 愚かな事をしようとしてるお前を止めてやろうっていうんじゃあないか」 不気味な笑みを口元に浮かべながらソイツはこちらに近付いてくる。 恐ろしくて堪らなくて逃げ様としても、足が動かない。 「やめろ……こっちに来るな!!」 「なぁ、思い出せよ。お前は、『何』だ?」 「うるさい!!」 思い出したくもない事を思い出しかける。 ソイツはゆっくりとこちらに近付いてくる。足は一向に動かない。心から溢れる血も止まらない。 目を閉じても姿が見え、耳を塞いでも声が聞こえる。逃げ場が無かった。 「否定してもしょうがねぇだろ? お前は人間じゃあないんだ……どれだけ人間のフリをしても、どれだけ人間に近かろうと、それは変わらねぇんだよ」 「黙れよ!!」 ソイツの声を遮るように叫ぶ。それでもソイツは続ける。心の傷を抉るように。ゆっくりと、じっくりと。 「忘れたのか? 周りの人間どもがお前に何をしたのか。偽善面で近付いて、利用するだけ利用したら路地裏へぽい捨てだ。また同じ目に遭いたいのか?」 「……ッ!!」 すぐ傍まできたソイツはゆっくりと言う。また傷を負いたいのか、と。 当然答えはNOだ。信じていた相手に裏切られるのも、そんな相手を信じていた自分を馬鹿にするのももう真っ平だ。 「答えは決まっているんだろう? あぁ当然だ、誰だって心に傷なんざ負いたくない。お前は正常さ。何も恥じる事はない」 「……」 押し黙る。ソイツは言う。人間の仲間になどなるな、と。 お前は人間じゃない。人間は醜い。だから人間を信じる必要などない、と。 「そう。人の味方などする必要はない。奴らは敵なんだよ。お前の味方はこの世でたった一人……俺だけだ」 「……違う」 「何?」 声を振り絞る。目の前の闇に負けないように。光を見失わないように。自分自身を確かめるように。 「お前は味方なんかじゃない。俺は味方が誰かを知ってる! 氷桜、ユラ、バージル、姉貴、親父、ルナト! 味方ならいくらでも居る!!」 「はっ! そうか!!」 こちらが大声を張り上げると、向こうも同じように大声で返す。 不機嫌な声をあげて、ソイツは俺から少し離れた。 「だったらそのお友達ごっこにしがみついてるといい! 愚かなお前は忘れているようだな! あの雷雨の夜を!!」 「ッ!」 また沢山の血が心から流れていく。痛い、熱くて、痛い。 「誰のせいで母が死んだ! 誰のせいで一家が死んだ!! お前のせいだろう!! そんな事も忘れたのか!!」 「や、やめ……」 「やめろだと? ふざけるな!! たった一つの罪も忘れて何をほざく!! 貴様に何が守れる? 何が出来る? 友人だと? 笑わせるな! どうせその友人たちも、お前が死なせるんだよ!!」 「違う!!」 さっきの言葉が傷口から入りこみ、何時の間にか傷を広げてる毒ならば、今の言葉は直接傷を広げるナイフのようなもの。 「違わないだろう!! ルナトに対して何をやれた!? ユラに対してお前は何をした!? バージルが左目を失ったのは何故だ!? 氷桜が魔力回路を破壊されたとき、お前は何がやれた!? 分かってないみたいだから言ってやるよ。お前は、無力なんだよ」 「ち、違う……」 痛すぎて涙が溢れてくる。 いつも何も出来なかった。氷桜のやつは自分の無力を考えて力をつけてきた。俺は違う。 誰も救えてない。救われてもない。誰も救えない。誰も、誰も。 「お前は無力だ。お前は屑だ。お前は誰も救えない。お前は傷付けることしか出来ない。お前は誰も幸せになんか出来ない。絶対に、絶対にだ!」 「う……あ……」 元々暗いはずの目の前が、より一層暗くなったように感じた。 ……ふと。暗闇の中で別の声が聞こえた。 その声は聞き取れなかった。けれど、次にまた別の声が聞こえた。 それは、初めて出来た親友の声。 ──お前は屑なんかじゃない。お前は立派な奴だよ。 次に聞こえたのは、いつも後ろをついてくるあいつの声。 ──人の命を喰らって生きた人間? 違うでしょう? それは零次さんのせいじゃないんだよっ? 最後に聞こえたのは……救いたいと願った人の声。 ──ゼロス。 不思議と、涙が止まって、力が沸いてきた。 「あん?」 目の前のソイツを睨みつける。 「確かに俺は屑さ……目の前の、大切な人を救えない程な! だがな……そんなことで立ち止まってたら、申し訳が立たねぇんだよ……!」 「……ほう」 興味深そうにソイツは「俺」を見る。 「良いのか? 自分のせいでルナトやユラが傷付いても」 「俺はもう何人もの命を食らってきた。これ以上は要らねぇ。もう犠牲は出さない! 必要なのは──」 ソイツを睨みつけて宣言する。 「──覚悟だ!!」 「ふん。氷桜の受け売り、というわけか」 「そういうことさ」 ニヤリと笑ってやる。もう二度と負けるわけにはいかない。 「この屑が……もういい。対話は終了だ。直接潰す!」 そう言ってソイツは右手に剣を、左手に丸い盾を持った。 剣は普通の形状をしていたが、刃の先端部分が、血のように赤かった。まるで突き刺した後のように。 「まさかの戦闘とはね」 両の拳をしっかりと握り締め、構えを取る。今度は動ける、いや、動く。 目の前の奴を、ぶっ飛ばす! 「想像主に勝てると思うなよ」 「はっ! 何が想像主だ。お前は、俺が見てるただの幻影に過ぎないんだよ!!」 戦闘、開始。 【BGM 「meaning of birth」】 一気に距離を詰めていく。 だが、相手も接近させるわけにはいかないだろう。剣の刺突で迎撃してくる。 それを素早く左に避けて、無防備の右横腹に右ストレートを当てようとするが、盾に割って入られ防がれた。 「ちっ!」 軽く舌打ちをしながら右手を引っ込め、相手の背後に回ろうとしたところで、剣が右側から向かってきた。 相手の右腕を、左手で殴りつけて動きを止めてから背後に回り、後頭部を右手で強打。 通常ならばこれで勝負がつくが、相手が悪かった。 剣を逆手に持って、背後に居る俺を突こうとしてきた。 後ろに跳んで避けたが、軽く腹を掠めた。服が切れている。 「……」 お互い距離が離れた。相手はこちらに振り返り、様子を伺っている。 先ほどは刺突という回避しやすい攻撃が来たが、今度はそうはいかないだろう。 だが、先手を取られても不利。攻めていくしかない。 「はぁああ!!」 もう一度距離を詰めていく。 「ふん!」 迎撃に繰り出されたのは左からの袈裟斬り。それをしゃがみつつ左に避けて、顔面に向かって右ストレート。 だがその一撃は剣を持った手で弾かれ、今度は相手の左足の回し蹴りが飛んできた。 それに合わせてこちらも左足で回し蹴りを相手の背中に打ちこみ、軽くふっ飛ばす。 「ぐ!」 3Mほど飛び、すぐに立ちあがろうとしている。 この好機を逃す手はない。素早く近付き、追撃をかける。 相手が繰り出してきたのは、座った体制からの右斬り上げ。 しかしこちらの方が速かった。十分に詰められた距離から相手を右足で蹴り上げ、斬撃を止めつつもう一度ふっ飛ばす。 「うぐ!?」 空中に無防備で放り出され、苦しそうな声を上げている。 「そぉらぁああ!!」 無防備の身体に、発勁を使った拳を叩き込む。 「ぐぁあ!?」 地面に叩き付けられ、腹を押さえて呻き声をあげている。 「……はぁ。どうだ、参ったか」 転がってるソイツを見下ろして一息ついてから言葉を投げかける。 「いや参った参った。魔術師のくせに近接戦闘が強いとは、やるな」 「!?」 声が後ろからしたと思ったら目の前のソイツが消えていた。 ばっと後ろを振り向く。やはり背後に居た。 「驚いたか? やっぱりお前は愚か者だな」 ソイツが持っていたはずの剣と盾は消えている。 「……ちっ」 「さぁ、次だ」 代わりにソイツは……全身を覆うマントを身につけていた。 「そりゃ、反則だろ」 流石に、キツイ。 「そら!」 「っと!?」 相手がこちらに手の平を向けようと瞬間に位置をずらす。手の平が向けられた位置に何かが着弾する。 知っているからこそ避けられるが、あれは本来避けれるものでもない。 ひたすらに不可視の攻撃を避けつつ、相手の周囲を旋回する。 (やばいやばいやばい! あんなもんに対抗出来るか!) ある程度距離があるからこそ避けられるが、近距離ではどうしようもない。 頭の中で打開策を考えつつ、ある物がないかを探る。 そう、宝具だ。 相手の攻撃は魔力によるもの。ならば宝具で防げる。 「あった!」 懐から取り出してすぐに相手に向けてかざし、障壁を出す。 「ちっ。それがあったか」 相手も効力はしっているようだ。すぐに魔力の連射をやめる。 お互い動くのを止めて睨み合う。 「さぁどうする。接近戦では勝てない。魔術もこれで防がれる。詰みか?」 「……ふん」 まだソイツはニヤリと不気味に笑う。 「まだ手はあるさ」 「……まさか、同じ格闘戦で来るのか」 「そういうことだ。せいぜい気張るんだな!」 先手は向こう。真っ直ぐに突っ込んできた。 一歩遅れてからこちらも接近。同じタイミングで拳を突き出したが、相手の拳が先にこちらの顔面にヒット。 右足で踏ん張って耐える。そこに相手の左足が腹を蹴り上げようと向かってくる。 蹴りを右腕で防ぎつつ足を掴むが、相手は足を捕まれたまま、右足で軽く跳んでから蹴りを繰り出し、こちらの後頭部を狙う。 予想外の行動だったがために反応しきれず、まともに蹴りを食らって相手の足を離してしまう。 「ぐっ!?」 目の前が軽く揺れる。気絶しそうな衝撃のせいで頭が働かないが、直感だけが告げてきた。 次の一撃だけは食らうな、と。 直感に従い、相手の行動を見ずに、右の拳を相手が居るはずの位置に思いっきり振りかぶって叩きつけた。 「何!?」 拳は相手の顔面に直撃。相手はちょうど止めとして一歩踏み込んで拳を突き出しているところだった。 相手が自分と同じ戦闘術を使うならば、あの状況で繰り出すのは確実に止めの一撃。一瞬だけ隙が出来る発勁。その差が命取りだった。 「ぐう!」 吹き飛ばすまではいかないが軽くよろけた。ここを逃す手はない。 素早く特殊な歩法で纏絲勁を練りつつ懐に入り込み、左の拳で鳩尾、右の拳で首を殴りつける。 「ぐおぁ!!」 相手が背後によろけるのに合わせて右足を後ろにかけ、倒れさせるのと同時に上から鳩尾に向かって拳を振り下ろす。 「そぉらぁあ!!」 足を引いて、そのまま地面に叩きつける。 「がっ……!」 【BGM:「finish the promise」】 「はぁ……はぁ……はぁ……どうだ」 息が切れた状態で数歩下がり、相手の様子を伺う。 一撃の威力が高い代わりに体力の消費も激しい。連戦はキツイ。 「……あれだけ責められ、未来に希望が無いと言われたにも関わらず、何故そんなに頑張るんだ」 疲労状態のこちらとは反対に、相手は倒れたまま、全く息も切らさず、無機質な声で尋ねてきた。 「はっ! ……他の誰かに負けるのはいい。だが、自分には負けられない……それだけだ」 誰よりも俺は自身を嫌う。故に、ソイツに負けるのだけは我慢がならない。 答えを聞いたソイツは、どこか満足げに「そうか」と短く返してゆっくりと立ち上がった。 「まだやるのか……」 「残ってるからな」 背を向け、少し歩いてから拳を開いて、右腕を右に伸ばす。 すると、右肩から右手の甲まで、赤白い炎が一筋走った。 「こいつが残ってるだろ。赤白い炎は自然の色だ」 腕を下ろしてからこちらを向き、静かにソイツは俺に向かって話す。 俺も合わせるように右腕を伸ばし、青白い炎を一筋走らせる。 「自然を真似ただけの贋作が勝てると思うな」 深く腰を落とし、左手を前に出し、右手を引いて、静かに、だが見下すようにソイツは俺に言った。 こちらは構えず、ただ右手を引くだけ。 「ふん。贋作が本物に劣るなどと誰が決めたよ」 お互い、睨み合う。 次が最後の一撃。 「はぁああ!!」 「そぉらぁああ!!」 同時に、変換した魔力をぶつけ合う。 お互いに弾かれ続ける青白い閃光と赤白い炎。 きっと遠くから見たら赤と青の翼に見えるんだろうな、などと呑気な事を考えていた。 力は均衡。衝撃は同等。タイミングも同じ。魔力量も同一。 唯一の違いは……覚悟だけ! 「ぬぁ! ぐ……ここだけは、負けるわけにはいかねぇんだよ!!」 「だったら突破してみろぉ!!」 同時にお互いの炎の勢いを増す。だが相手の炎の方が強くなっている。 力の均衡が崩れ、押され始めた。 「ぐ……!!」 こちらも更に勢いを増させるが、追いつかない。 ここまでかと諦めかけたとき、誰の声でもない、目の前の敵なはずの声が聞こえた。 「どうした、そんなものか!! お前の想いはそんなものか!! お前が生きる事を願っている人間が居るのなら、その願いぐらい叶えてみせろぉお!!」 その一言で、頭の中の何かが切れた。 「……ッ!! 言われなくても、やってやらぁあああーーーッ!!」 叫ぶと同時に一歩踏み出して全力を傾ける。 一気に蒼い炎が赤い炎をソイツごと包み込んだ。 「ぐぅうう!?」 ──自身の魔力に飲みこまれていく直前、敵だったソイツの声が聞こえた。 「やりゃあ出来んじゃねぇか、相棒。その調子で、しっかりやれよ」 俺の幻聴だったかもしれないが、ソイツは確かに、そう言った── 「──!」 はっと目を覚ますと、エントランスの天井が目の前に広がっていた。 どうやら階段から落ちたらしい。 身体を起こす。痛みはない。それどころか、気絶する前と違い、身体に力が入る。いや、どこかより一層の力を感じる。 「夢……か?」 右手を開いたり閉じたりして、先ほどの光景を思い出す。 夢にしてはあまりにリアルだ。 「……」 気にしていても仕方ない。さっと立ち上がって、二階奥の自室だった場所を目指す。 不思議と、気絶前のような恐怖は無かった。 二階。いくつかある窓から、光が差し込んでいる長い廊下の、赤い絨毯を踏み締めながら歩いていく。 進んでいく毎に、昔の事を思い出していった。 だがそれはどれも研究室の記憶ばかり。屋敷に居るにも関わらず、屋敷での記憶が蘇らない。 感覚としては、思い出せない、というより、記憶が無い、というのが正しいだろう。 不思議と恐怖は無かった。代わりに、これからすぐに分かるだろうという確信があった。 ──ついた。二階の一番奥。他のと同じ、何の変哲も無いこの扉の先が自室だ。 覚悟は、出来た。 ゆっくりと、扉を開けて中に入る。 大きな窓が一つ。これまた赤い絨毯の敷かれた部屋に……骸骨が、四つ。 三つはすぐに分かった。若干ながらどれも服が残っている。 一つは母、一つは部屋に入ってきた暗殺者に真っ先に殺された父。一つはその暗殺者。 だが、もう一つは……? 頭に疑問符が浮かぶ。どれだけ考えてももう一つの骸骨が誰かが出てこない。 その骸骨は……メイド服を着ていたようだ。 「……?」 頭にノイズが走る。 古ぼけたフィルムのように、セピアカラーで記憶が再生される。 【BGM:ゼノギアス「遠い約束」】 これは、十年以上前の事。 (お友達に、なりませんか?) 初めて会ったときに言われたのがそれだった。 新入りのメイド。屈んで、目線を合わせながら満面の笑みまで付けて。 当時の俺は、実験の影響で殆どの記憶と感情を失っていた。 だから、言葉の意味は分かっても、意図が分からなかった。 (友、達?) (そう。お友達です) ただ同じ事を返しただけの俺に、その人は何故だか嬉しそうに微笑んだ。 それ以来、両親や他のメイドに隠れて、その人と話をするようになった。 その人と話すのは心地よかった。その人は色んな事を聞かせてくれた。 自分は自然が好きだとか、犬は好きだけど何故か猫は苦手だとか、好きな食べ物のことや嫌いな食べ物のこと、どうして屋敷に来たかや、両親がどんな人だったか等。 最初は聞いてるだけだったが、俺も少しずつ、自分から話すようになっていった。 実験結果が芳しくなく、研究員に屑呼ばわりされた事を話したら、その人は少し怒りながらこう言ってくれた。 「屑なんて酷い! ゼロスはすっごく立派なのにさ! ゼロスは凄いよ!」 その後に、何故かニコニコしながら俺の頭を撫でていた。 初めて実験が辛いと話したとき、その人は俺を優しく抱きとめてこう言ってくれた。 (怖いよね。苦しいよね。辛いよね。ごめんね、何もしてあげられなくて) 泣きながらその人はそう言ってくれた。 俺は何故だかその人が泣いてると、実験よりも辛い気持ちになった。 何かが言いたかったけど、何を言いたいのか分からなかった。 結局、何も言わずに一緒に泣いてしまった。 それからまたしばらくして、その人が唐突にこんな事を言い出した。 (ゼロスは、結婚って分かる?) (結婚? 知ってるけど……) その人のおかげ}で、俺はだいぶ感情が戻っていた。実験は当然辛かったが、その人のおかげで乗り越えられた。 言葉の意味は知ってた。だから、嫌な予感がした。 (そっかぁ……私ね、結婚するんだって) まるで他人事のようにその人は俺に話した。 何故だか胸が、絞め付けられるような感覚がした。 (へぇ。良かったじゃん) 顔を見てそう言う。口調だけは軽く。顔は少し笑みを浮かべさせて。 (うん。相手の人も凄くやさしくて、紳士的な、いい人なんだ) 本当なら喜ぶべきなのに、心がざわついた。 そしてその人も、悲しい顔をしていた。 (……どうしてそんな悲しい顔をするのさ) 明らかに不機嫌と分かる声で俺は聞いた。 自分でも、どうして不機嫌なのか分からなかった。 (ゼロスこそ。何だか機嫌悪そうだよ?) 機嫌が悪いのはばれて。なのにその理由は分かってもらえなくて、何故だか無性に腹が立った。 (知らないっ) そっぽを向くと、その人は俺を後ろから抱き寄せた。 (ど~したの~? 言ってくれないと分からないよ~?) いつもなら抱きしめられると安心するし、声を聞けば機嫌が直った。 だけど、今回だけは、どうしても機嫌が直らなかった。 (知らないっ! ■■■なんて嫌いだ!) (あっ) そう言い残して、俺は部屋から飛び出した。 部屋から出た瞬間に、ちらっと見たその人の顔が印象的だった。 ──それはとても悲しそうで、今にも泣きそうな微笑みだった。 次にその人と会ったのは、雷雨の夜だった。 生まれて初めての雷雨。怖くて部屋の隅で震えてた。 そんなときに、その人が部屋に入ってきた。 ……後ろに、両親をつれて。 話しによると、二人で会話してたのがばれたらしい。 俺ではなく、両親はわざわざ俺の前でその人を責め立てた。 助けてあげたかった。悪いのはその人じゃないと叫びたかった。 けれど、恐ろしかった。両親に楯突こうものなら、後で何をされるか分かったものではない。 結局、俺は最後まで膝を抱えて震えていた。 ──ふっと、足音も立てず、天井から、黒い何かが、父親の背後に、降り立った── その黒い何かが、巨大な爪のようなもので父親を突き刺した。 父親は口から血を吐きながらばたりと倒れ、絶命した。 母もその人も恐怖に顔を引きつらせ、母に至っては叫び声をあげていた。 黒い何かは、父親から爪を引きぬくと、真っ直ぐに爪を出しながら俺へ向かってきた。 そこで母が俺を庇った。 覚えてなかった……いや、知らなかったのはここからだ。 俺が母を呆然と見ている間に、その人はどこからか剣を取り出していた。 母から爪を引きぬき、隙が出来てる黒い何かに剣を突き刺した。 結果は相打ち。黒い何かも、その人に爪を突き刺していた。 ばたりとその人と黒い何かが倒れた後で、俺は母と会話をしていた。 「お前さえ、生まれなければ」 そういったニュアンスの事を言われた。 言い終わってすぐに、母も絶命した。 残ったのは、俺だけだった。 「う、うう……うわぁあああああああ!!」 【BGM:「星の涙、人の想い」】 叫び声をあげて、すぐに気絶したと思う。 次に目が覚めたのは朝だった。 夢だと思いたかったが、夢じゃなかった。 目の前に広がる惨状。鼻をつく血の臭い。 何もかもが現実だった。俺には耐えられなかった。 だから、俺は自分の記憶を封じた。『代わりの人格を立てて』 嫌な記憶をソイツに押しつけて、ソイツを殻に閉じ込めた。 二度と思い出さないように。決して表に出さないように。 記憶もなく、感情もないまま放浪した。 今の親父たちに拾われたのはこの後だ。 【BGM:「遠い約束」】 「……ッ!!」 ふと気がつくと、涙を流していた。自分の頬に触れてみる。濡れている。 こんな大事なことを、こんな大切な事を忘れた挙句、夢に見たあいつに押し付けていた。 そんな自分が不甲斐ないのか、記憶を取り戻したせいか、泣いていた。 思い出した。 ユラを避けていたのも、メイドを見ると気絶するのも、女性が苦手だったのも、死にたいのか生きたいのか分からなかったのも、記憶が無くなっていた理由も全部。 今思えば、夢に見たあいつが持っていた剣は、あの人が持っていた剣だ。 夢に見たあいつに責め立てられたとき、最初に聞こえたのはあの人の声だ。 「ごめんなぁ……今の今まで忘れててよぉ……あんなにも色々してくれたのによぉ……」 ぼろぼろと泣きながら、メイド服をつけていた骸を抱きしめる。 「今なら分かる。今なら言える。俺ぁ、あんたが好きだったんだよ……だからあんたが泣くとあんなにも辛かったんだ。だからあんたが結婚の話をしたときに憎まれ口なんて叩いたんだ……」 ひたすらに泣いたままごめんと謝り続ける。 他に何の音もしない。ただ部屋には、すすり泣く音だけが響いている。 「ありがとう。おかげで救われた。あんたのおかげで俺は救われたんだ。本当に、ありがとう」 十年の時を経て、ようやく言えた、感謝の言葉。 もう遅いかもしれない。もう届かないかもしれない。もう意味は無いかもしれない。 それでもただ……言いたかった。 「ありがとう」 その後、屋敷の中にあった骸骨全部を、屋敷の裏に埋めた。 何とか名前が分かった人にはちゃんと墓標も立てて。 その人の墓標だけ立派にしようかとも思ったが、やめておいた。 きっと特別扱いは嫌がるだろう。 その代わりに父と母の墓だけは立派にしておいた。 どんな人間だったとしても、二人のおかげで自分が生きているのは事実だ。 墓に向かってたっぷりと感謝と非難の言葉も投げかけておいた。 これで、俺の旅は終わる。 長い長い旅が、終わる。 「さて、と。行くか」 墓場の中央に案山子を作り、自分が持っていた赤い外套をつけておく。 高価なものだが、構うまい。 改めて屋敷と屋敷前の森に自作の結界を張っておく。 自分だけは通れるようにして。 安らかに眠ってほしいと、祈りを捧げて。 「じゃあな。俺の初恋の人。俺の半身。俺の記憶たち」 「せいぜい、俺の浅はかな生き方でもあの世で笑いながら見守っててくれ!」 誰にでもなくそう呟き、その場を後にした。 俺の旅はここで一旦お終い。 この後、初めての親友のせいで大切な人に少しは気に入られてるのが分かるが、それはまた別の話。 ~fin~
https://w.atwiki.jp/queuetrpgbu/pages/123.html
[メイン]GM:3サイクル目終了! [メイン]GM:マスターシーンでーす! なんじゃろなんじゃろ:蓮[雑談] 乱入か?:真理[雑談] おっ:汀[雑談] いいからはよ振れ:GM[雑談] ふええ:三穂[雑談] (あっ):GM[雑談] あっ、これは…:蓮[雑談] (チャット送信失敗してた):GM[雑談] ふええええ:汀[雑談] [メイン]GM:全員聞き耳振ってください(盗聴術) ふえええええ:三穂[雑談] ふぇぇぇ:真理[雑談] 気をつけようね!:GM[雑談] [メイン]三穂:ふええ [メイン]蓮:手裏剣術で代用+2 [メイン]蓮:2d6= 7 ShinobiGami (2D6 =7) → 11[5,6] → 11 → 成功 [メイン]汀:調査術で+1 ね!:蓮[雑談] [メイン]三穂:2d6 =9 歩法で代用+4 ShinobiGami (2D6 =9) → 6[2,4] → 6 → 成功 [メイン]汀:2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) → 4[1,3] → 4 → 失敗 [メイン]真理:【調査術】で代用、+1で目標値6 成功って出やがりましたが失敗じゃ:三穂[雑談] Gの影響を受ける:汀[雑談] [メイン]真理:2d6= 6 ShinobiGami (2D6 =6) → 5[2,3] → 5 → 失敗 [メイン]GM:ふええ 失敗した方がいいような気がしないでもないんじゃが、大丈夫じゃろうか:蓮[雑談] [メイン]GM:では蓮ちゃんには聞こえます [メイン]蓮:なんじゃろなんじゃろ [メイン]GM:下の方からごとりと、何かが開く音がしました ():真理[雑談] 「カサカサカサカサカサカサカサカサ」:汀[雑談] (ファミチキください):真理[雑談] まあどうせ棺桶が開くじゃろ:三穂[雑談] [メイン]蓮:「………あれ?」 はい:GM[雑談] ああ、開いた:三穂[雑談] 開いたなあ:汀[雑談] [メイン]蓮:「今何か下から音がしたような…誰か聞こえなかった?」 ふええ:蓮[雑談] [メイン]三穂:「(聞こえ)ねえです…」 [メイン]GM:あと「うっわなんか来てる、やべえねてた」って聞こえたような気がします [メイン]汀:「…何ゆってん…?」 [メイン]蓮:「!?」 素の台詞www:真理[雑談] [メイン]蓮:「喋った!誰か喋ったよ!?」 おなかいたいw:三穂[雑談] [メイン]三穂:「どこからですかぁ?」 [メイン]汀:「…………Gが?」 [メイン]真理:「またなにかこの土地特有のでしょうか?」 [メイン]三穂:「います?(手を広げて周りを見せ」 [メイン]GM:もういません [メイン]GM:汀ちゃん発狂解除です [メイン]蓮:「私だけしか聞こえてないみたいだし、この土地特有の幻聴とかなのかなぁ…?」 [メイン]三穂:「ちなみにどこから?」 [メイン]汀:「……G消えたしあれなんやが。えーっとあれや。みえない」 [メイン]汀:「三穂ちゃん外してもええ?」 [メイン]蓮:「んー、下の方…さっきの地下室…?」 [メイン]三穂:「外しましょう(取る」 [メイン]三穂:「…うーん…」 [メイン]三穂:「解けたかな…?」 [メイン]GM:まあそんなかんじで [メイン]汀:「………これはどっち?三穂ちゃんが呼ぼうとしたやつ?蓮ちゃんが呼んだやつ?」 [メイン]GM:マスターシーンは終了です [メイン]三穂:「後者でしょう」 [メイン]蓮:「え、えーと…ハイ」 [メイン]GM:4サイクル目、最初行きたい人ー! [メイン]汀:はーい! 今まで行ったのは 玄関 食堂 地下室 廊下 病院 だったっけ?:蓮[雑談] [メイン]三穂:どうじょ そうじゃな:汀[雑談] [メイン]蓮:どうぞなのじゃ ウン:三穂[雑談] あー:三穂[雑談] んー:蓮[雑談] あ、あとトイレか:蓮[雑談] あと、二階:三穂[雑談] [メイン]真理:どうぞー それもじゃ:三穂[雑談] ベッド!:蓮[雑談] ベッド!:三穂[雑談] [メイン]GM:ではどぞー [メイン]汀:dhst ShinobiGami 悪霊の家シーン表(5[1,4]) → 入り口。重苦しい扉と、館の外観が見える。 裏庭もじゃっけ?:真理[雑談] [メイン]GM:ちょいちょい外出るなあ あー、行ったのじゃっけか:蓮[雑談] [メイン]汀:出る人ー [メイン]真理:はーい ちょいちょい外へでる:汀[雑談] [メイン]三穂:はーい [メイン]蓮:でるのじゃー そういえばベッド燃やした:三穂[雑談] ベッドは ばらばらに なった!:GM[雑談] [メイン]汀:「…………いやあ、あれやね。Gみたりなにか聞こえたり……大変やな、今回」 [メイン]三穂:「…なんかピリッとしたので、多分聞こえたのは幻聴じゃないかと…」 [メイン]三穂:「お着替えしてる間に気分転換しますか」 [メイン]汀:「そうやね」 [メイン]蓮:「じゃあやっぱりアレなのかなぁ…」 [メイン]真理:「不可解なことが続きますね...」 [メイン]三穂:「このあたりはそういった超常現象が起きやすいって両親が言ってました」 ちょっとといれなのじゃ:GM[雑談] ろーるしててのじゃ:GM[雑談] [メイン]三穂:「あと、「そういうところだからこそ故郷に戻る方法があるかもしれないのやぁ」と、…あー…知人が」 はーい:三穂[雑談] [メイン]汀:「へえ…」 [メイン]蓮:「のやぁ…?うーん…?誰かが何か言ってたようなー…まぁいっか」 [メイン]真理:「一種の心霊スポット...ということでしょうか?」 [メイン]三穂:「龍脈みたいなものなのかもしれないですね、勉強不足なのであまり詳しくはないですけど」 [メイン]蓮:「そういえばベッドが飛んでくるとかポルターガイストみたいだし、本当に幽霊の仕業…?」 [メイン]汀:「こういう時、小雪ならどうするんやろなあ…」 [メイン]汀:「Gやなければ怖くないわ」 一度来た場所は掃除済みだから職業病発症気にせず居られる真理ちゃん:真理[雑談] やったね!:汀[雑談] でも外壁のツタは取れてないから気にはなってる:真理[雑談] ちらちら:三穂[雑談] 燃やそう:蓮[雑談] 不審火のはじまりだー!:汀[雑談] [メイン]三穂:「霊視の類はあまり…」 [メイン]三穂:「意識しないとちょっと」 [メイン]蓮:「私もー!さっぱり!」 [メイン]真理:「私も霊感はさっぱりでして......」 もっと燃えるがいいや!!:三穂[雑談] [メイン]蓮:「だからこそ欲しかったんだけど…ね」 (ぽつりと呟く 小娘派手にやるじゃねぇか:蓮[雑談] [メイン]三穂:「まあよくない雰囲気でしたし、霊の類はいたでしょうねぇ」 [メイン]三穂:「…。」 聞いたなキサマ!:三穂[雑談] [メイン]汀:「あー・・・うちはあるんやわ。いやYouTuberやっとるとな。スタジオとかいくやろ、するとな」 わくわくのじゃのじゃ:三穂[雑談] ただいまあ:GM[雑談] おかえりー:真理[雑談] おかしょく:三穂[雑談] おかしょくじゃー:蓮[雑談] [メイン]汀:「居るはずのない、少女がてぇ振ってたりするんや。うっすら、とやけどね」 おかしょくじゃー:汀[雑談] [メイン]三穂:「(なんか聞いたことある気がします」 誰もいないはずなのにどこからか「ブンブン…ハロー…」と男の声が…:GM[雑談] [メイン]蓮:「んー…?」 「(あ、誰か音漏れしとるで)」:汀[雑談] [メイン]蓮:「それで動画を撮れば再生回数うなぎ登り?」 「今日はちょっと探検してみたのゃぁ」:三穂[雑談] [メイン]汀:「うなぎのぼりではないなあ。…いや、そもそもそういうのアップすると霊呼ぶっていうしな。お蔵入りや」 [メイン]汀:よーし三穂ちゃんのペルソナ探るぞー [メイン]汀:調査術で探るぞー [メイン]GM:どぞー 「何か、茶髪のけだるげなお姉さんがこっちみてぎょっとしてたから大丈夫って手を振ったのゃぁ」:三穂[雑談] 「…あれ?」:三穂[雑談] [メイン]汀:2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) → 4[1,3] → 4 → 失敗 幽霊歩きだ:GM[雑談] [メイン]蓮:ふええええ [メイン]GM:ふええええええ [メイン]汀:ふえええええええええ [メイン]GM:SAN値…減らす? [メイン]真理:ふええええ [メイン]汀:減らす [メイン]GM:ふええ [メイン]GM:では振り直しの前にアイデアロールどうぞお [メイン]蓮:それじゃ情報判定時に感情修正入れようかのう [メイン]三穂:他の人のが気になる… [メイン]GM:第六感です 幽霊歩きじゃ:三穂[雑談] [メイン]汀:怪力でプラス1です [メイン]汀:2d5 =6 ShinobiGami (2D5 =6) → 4[1,3] → 4 → 失敗 [メイン]GM:ふええ [メイン]汀:ふえええええええええええええええええええ [メイン]蓮:やったのじゃ! [メイン]GM:では発狂はしませんのじゃあ [メイン]GM:振り直しどうぞー [メイン]汀:はーい [メイン]蓮:感情修正+じゃー [メイン]汀:2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) → 5[1,4] → 5 → 成功 [メイン]蓮:ふええ、こわい [メイン]汀:6ですね! [メイン]汀:こわい [メイン]汀:けどいった [メイン]三穂:つよい [メイン]GM:つよい [メイン]汀:ペルソナくーださい [メイン]GM:1d2で 1 上のペルソナ 2 下のペルソナ なのじゃ [メイン]GM:振ってね❤ [メイン]汀:1d2 ShinobiGami (1D2) → 1 [メイン]汀:上のじゃあ [メイン]GM:ではペルソナが公開されます 下のほうが良かったなあ、まあ下も使い方によっては公開使用できるけど:三穂[雑談] ほう:汀[雑談] [メイン]GM:元忍者 設定:鞍馬神流の稽古をつけてもらったことがある。 【玉繭】 【射撃戦攻撃(呪術)】 [メイン]GM:あっ [メイン]GM:やっちゃったあ [メイン]蓮:あれ +三穂 - GM 三穂 - GM [メイン]三穂 - GM:それ多分三穂じゃないのじゃ [メイン]GM:ごめんなのじゃ [メイン]GM:忘れて! [メイン]汀:うん? [メイン]汀:うん [メイン]蓮:忘れるのじゃ [メイン]真理:ん? [メイン]三穂:ハリセンを振ろう [メイン]真理:了? [メイン]GM:忘れろ忘れろ忘れろビーム!!!!!!!!!!!!!!!!!! [メイン]蓮:スパーン [メイン]三穂:1d10 ShinobiGami (1D10) → 4 [メイン]三穂:すかっ [メイン]蓮:<●> <●> オボエタゾ [メイン]GM:ふええ [メイン]GM:よし [メイン]GM:ペルソナは本人が貼ってください!!!!!!!!!!!!!!!!!!! [メイン]GM:公開情報なので!!!!!!!!!!!!!!!!! [メイン]三穂:ふえー [メイン]蓮:ふえー [メイン]真理:ふえー [メイン]GM:PCの秘密を漏らすな [メイン]GM:はい… [メイン]GM:ごめんなさい… [メイン]三穂:そういうとこじゃぞ [メイン]GM:はい… [メイン]蓮:はい… ええと…上じゃから…:三穂[雑談] [メイン]汀:はい… [メイン]真理:はい... [メイン]GM:反省の虫でございます… +三穂 - GM 三穂 - GM 忍法も全部じゃっけ:三穂 - GM[秘匿情報] そのペルソナに関するもの全部じゃよ:GM[秘匿情報] +三穂 - GM 三穂 - GM はーい:三穂 - GM[秘匿情報] あっ:GM[秘匿情報] [メイン]三穂:半妖 設定:人間とは思えない耳、水術を取得しているのはこの体質を抑えるためだとか この【真実】を習得したとき、好きな妖魔忍法を二種選ぶ。この【真実】の持ち主は、その忍法を習得している。また、この【真実】の持ち主は、妖魔化を行うことができる。忍法を習得していることを明らかにしたり、忍法を使用したり、妖魔化したりする場合、この【真実】を利用すること。 妖魔忍法p172.173 鬼火 装備 なし なし なし この忍法を修得したキャラクターへ攻撃を行ったキャラクターは、攻撃の処理の終了後、《火術》で判定を行う。失敗すると射撃戦ダメージ1点を受ける。 野衾 サポート なし なし なし 自分と同じプロット値以外にいるキャラクターから射撃戦ダメージを受けたときに使用する。その射撃戦ダメージを0にする。 秘匿のはずが公開でやっちゃった:GM[秘匿情報] あっあっ:蓮[雑談] hai:汀[秘匿情報] あるあるー!:三穂[秘匿情報] あるある:真理[秘匿情報] もう今日はだめ:GM[秘匿情報] GMに期待しないで…:GM[秘匿情報] ふええ:三穂[秘匿情報] [メイン]汀:はい [メイン]三穂:はい [メイン]真理:はい [メイン]蓮:はい [メイン]汀:「なるほどなー」(頷いて [メイン]汀:さて、シーン終了ですー 鬼火は厄介そうじゃの:真理[雑談] [メイン]三穂:「(耳を見られました」 面倒なやつじゃなー:蓮[雑談] [メイン]GM:ほいでは [メイン]GM:次行きたい人ー! シュッシュッ:三穂[雑談] [メイン]真理:はーい シュッシュッ:汀[雑談] [メイン]蓮:どうぞなのじゃ シュッシュッシュシュシュ:真理[雑談] [メイン]汀:どうぞなのじゃ [メイン]三穂:どうぞー [メイン]真理:dhst ShinobiGami 悪霊の家シーン表(5[3,2]) → 入り口。重苦しい扉と、館の外観が見える。 外好きだなあ:GM[雑談] 移動してないのじゃぁ:真理[雑談] [メイン]真理:出る人ー [メイン]汀:はーい [メイン]蓮:でるー [メイン]三穂:でる 入り口卓:三穂[雑談] [メイン]真理:じゃぁさっきのシーンの続きということで そうじゃな:汀[雑談] [メイン]汀:「ふぅー。」(タバコ吸いつつ [メイン]真理:「心霊ですか......勤めているお屋敷にもそういう噂はありましたね」 [メイン]汀:「あ、ほんま?」 [メイン]蓮:「大きいところにはつきものなのかな?」 憑き物だけに:蓮[雑談] [メイン]真理:「ですが、先ほど言ったとおり霊感が皆無でして......」 審議中:三穂[雑談] \ドッ/:GM[雑談] [メイン]三穂:「なるほどぉ」 ふええ:蓮[雑談] [メイン]真理:「夜な夜な厨房に立つ幼いメイドの霊や、徘徊する子供の霊など......」 [メイン]汀:「あー。…幼いメイドの霊はなんていうかその、ブラックやな…」 [メイン]三穂:「つらいです・・・」 [メイン]蓮:「真理ちゃんが幼いメイドって言うくらいってことは……」 [メイン]真理:「屋敷の者の半数が目撃したと言ってるのですが私はまだでして......その時間帯は私も働いているはずなんですがね......」 ペドメイド:GM[雑談] じゃなかった:GM[雑談] [メイン]三穂:「…???」 あれ、これは…:蓮[雑談] [メイン]汀:「ん…?んんん……?」 あれ…?:三穂[雑談] あれ…?:汀[雑談] [メイン]蓮:「えーと…そのー…?」 [メイン]真理:「あ、幼いといっても私と同世代らしいのですが.....同僚で同年代は居ないはずなんですが......」 [メイン]汀:「………………あれ?…?」 おわかりいただけただろうか......:真理[雑談] 誰じゃろ…?:GM[雑談] [メイン]三穂:「それって…」 おかわりください!:蓮[雑談] ス…:三穂[雑談] [メイン]蓮:「鏡…トイレにあったっけ?」 ス…:汀[雑談] [メイン]汀:「………………………あったはずやな」 まりちゃんと同じメイドでまりちゃんと同年代でまりちゃんの働く時間帯に出るメイド…?:GM[雑談] 誰じゃろ…?:GM[雑談] 誰じゃろなぁ?:蓮[雑談] 誰じゃろなあ:三穂[雑談] [メイン]三穂:「…手鏡ありますけど」 誰じゃろうなあ:汀[雑談] [メイン]真理:「メイドでは私とメイド長だけが遭遇してないのですがなにか条件でもあるのでしょうか?」 [メイン]蓮:「そ、そのうちわかるんじゃないかなぁ…あはは…」 [メイン]汀:「…そうやね。まあ、イザとなったらメイド長が話してくれるよ。ははは」 [メイン]真理:「そうでしょうか?メイド長もまだ見てないと言ってますし......」 [メイン]三穂:「(鏡…映ってますね」 メイド長はその時間帯は必ず就寝しているのであった:真理[雑談] ふえええええ:三穂[雑談] ふええ:蓮[雑談] ふええええええええええ:汀[雑談] [メイン]汀:「(メイド長ももしかしたら…?)」 [メイン]三穂:「(いや…ないでしょう…これ…えぇ…?」 お屋敷の噂:メイド長は主人の愛人との噂が:真理[雑談] ふえええ:蓮[雑談] [メイン]真理:「皆さんどうかなされましたか?」 どろどろ…ですやんか:三穂[雑談] あくまで噂なのじゃ:真理[雑談] どろどろした上にブラックかあ…:汀[雑談] [メイン]三穂:「うん…早めにはっきりすることを祈ります(現場を見てみないことには…」 [メイン]蓮:「え?あ、ううん、なんでもないよ!なんでも!うん!」 (勢いよく頭を横に振る ブラック通り越してタールなのじゃ:真理[雑談] [メイン]汀:「そや。なんでもない。……蓮ちゃん、飴ちゃんを真理ちゃんにあげ?」 [メイン]真理:「早くその霊に会って話をしてみたいです......仕事熱心な方みたいなので」 [メイン]三穂:「(あっあっ…」 [メイン]蓮:「え?あ、はい。真理ちゃんどうぞ…?」 (不思議そうに飴ちゃんを差し出す [メイン]真理:「あ、どうも......」(不思議そうに飴ちゃんを受け取る [メイン]汀:「(そうだとしたら・・・ウチ以外が見えてるのはこの街だから、やろか…)」 [メイン]真理:と違う意味で背筋の凍る話をしながら蓮さんのペルソナを調べるのじゃ [メイン]蓮:むむ、かもんなのじゃ [メイン]GM:はあい [メイン]真理:【第六感】で判定 [メイン]真理:修正あるのじゃ? [メイン]蓮:ないのじゃー [メイン]三穂:じゃああげる [メイン]蓮:ふええ [メイン]真理:修正+1で振るのじゃー [メイン]GM:どぞー [メイン]真理:2dd6+1= 5 [メイン]真理:2d6+1= 5 ShinobiGami (2D6+1 =5) → 12[6,6]+1 → 13 → スペシャル(生命点1点か変調1つ回復) [メイン]蓮:ふええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ つよい:三穂[雑談] [メイン]汀:ふえええええええええええええええええ 無駄スペなのじゃぁぁ:真理[雑談] とてもつよい:汀[雑談] [メイン]蓮:1d2振ってくれなのじゃ… [メイン]真理:1d2 ShinobiGami (1D2) → 1 [メイン]蓮:うえ! [メイン]蓮:よし、ノーダメージじゃな! (どちらを選ばれてもノーダメージの顔:三穂[雑談] [メイン]蓮:元忍者 鞍馬神流の稽古をつけてもらったことがある。が、性に合わず結局は一般人として生活することを選んだ。 汎用忍法か好きな流派忍法の中から忍法を二種類修得する。戦闘時忍者と同じようにプロットを行える。ただし最大でも4までしかプロットできない。 (どちらを選ばれてもノーダメージの顔:汀[雑談] [メイン]蓮:玉繭 射撃戦攻撃 [メイン]GM:やったー [メイン]三穂:やったー アイエエエエ! モトニンジャ!? モトニンジャナンデ!?:真理[雑談] [メイン]GM:さっきのは長消しじゃな!!!!! [メイン]三穂:そういうとこじゃぞ [メイン]汀:はい [メイン]GM:はい… [メイン]真理:さっきのってなんじゃろ?(記憶消去済み [メイン]蓮:はい [メイン]真理:はい [メイン]三穂:がんばるんじゃよ ドーモ、メイド=サン。モトニンジャデス:蓮[雑談] 元忍者相手はちと厳しいのじゃ......:真理[雑談] すまんのじゃ…完全にPC4:NPC1か2を想定してたのじゃ…:蓮[雑談] (初めは蓮ちゃんへ行こうとしたのは内緒:汀[雑談] (ふええ:蓮[雑談] (ふええ:三穂[雑談] [メイン]蓮:「ん、んー?ばれちゃったかぁ。まぁ隠し通せない辺り向いてなかったんだろうね、はは」 なあに一般人相手ならいつでも殴れる:GM[雑談] 一般人も殴れる(ニコ:三穂[雑談] [メイン]三穂:[] [メイン]真理:「お忍びだったのですね......あ、この飴おいしい......(コロコロ)」 [メイン]三穂:「(のゃぁねぇね…」 [メイン]真理:あ、シーン終了で あれ:蓮[雑談] もしかして三穂ちゃんもBBA!?:蓮[雑談] [メイン]汀:「(そういや小雪の彼女、忍者やって言ってたような…)」 BBA?!:汀[雑談] ちがいます:三穂[雑談] ふええ:蓮[雑談] 100とんでないです!!:三穂[雑談] ふええええ:蓮[雑談] [メイン]GM:ではつぎいきたいひとお [メイン]蓮:ちょっと質問なんじゃが [メイン]蓮:地下室に行くとクライマックス→情報判定とかはできないということでOK? [メイン]GM:そうじゃよ、そのターンなにもしないで移動じゃ [メイン]蓮:了解じゃー [メイン]蓮:三穂ちゃん何かやる?やらないなら地下行っちゃおうかなーとおも生んだけど あれ、送れてる…よね?:蓮[雑談] 送れてるのじゃ:真理[雑談] 送られてるのじゃ:汀[雑談] よかったのじゃ:蓮[雑談] [メイン]GM:(あれ三穂ちゃん…?) [メイン]GM:(寝て…?) [メイン]蓮:(ま、まっさかー) [メイン]汀:(霊圧が…?) [メイン]真理:(消えた...?) [メイン]GM:ふええ [メイン]三穂:おるでー [メイン]GM:おった [メイン]蓮:おった! [メイン]汀:おった! 他の人のペルソナ掘ろうとか考えてたのじゃ:三穂[雑談] なら先に行くといいのじゃー:蓮[雑談] わー:三穂[雑談] でもどうじょ…:三穂[雑談] わー:汀[雑談] というか、他の3人がペルソナ全部明かしてからクライマックス行きたいなら待つのじゃよ?:蓮[雑談] (眠くなってきた:三穂[雑談] ふええ:GM[雑談] ふええ:真理[雑談] このサイクル終わったら一旦切るのじゃ?:GM[雑談] 明日に回すとか:GM[雑談] いや、大丈夫じゃ:三穂[雑談] (明日に回してもいいのじゃよ…?:汀[雑談] (じゃよ…?:蓮[雑談] 回りに任せるのじゃー:三穂[雑談] [メイン]三穂:じゃあわらわやる おまかせするのじゃー:真理[雑談] [メイン]蓮:どうぞなのじゃ [メイン]三穂:dhst ShinobiGami 悪霊の家シーン表(8[5,3]) → トイレ。赤黒い液体が天井から滴っている。 [メイン]蓮:ふええ トイレ運:三穂[雑談] [メイン]真理:ふええ [メイン]GM:受け止めるバケツが置いてあります きれいです [メイン]三穂:さっきもだったじゃろうが! [メイン]三穂:でるひと [メイン]汀:はーい [メイン]蓮:でるのじゃー [メイン]三穂:「さて…うん、問題はないですね」 [メイン]真理:でるー [メイン]GM:天井には穴が空いています [メイン]真理:「あとで修理しないといけませんね......」 [メイン]汀:でるのじゃー [メイン]汀:「手伝うよ」 [メイン]三穂:「まあ、後でどうとでもなりますよ」 [メイン]蓮:「誰も済んでないんだし、放っておいてもー…」 [メイン]真理:「こればかりは業者の方がいいかもしれませんね......」 [メイン]三穂:「(鏡に映ってるしそういう気配もしないしやっぱりそういう存在ではなさそうだなぁ」 [メイン]汀:「………………じゃあ真理ちゃんの屋敷はやっぱブラックやったか……」(メイド長と真理ちゃん以外は見える霊を思いつつ [メイン]三穂:という感じで真理ちゃんのペルソナを第六感で [メイン]GM:どうぞー [メイン]三穂:2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) → 4[1,3] → 4 → 失敗 [メイン]三穂:ふぇ!? [メイン]GM:ふええ [メイン]真理:ふええ [メイン]汀:ふえええええ 1足りない:真理[雑談] [メイン]GM:SAN値…(ささやき) どうしよどうしよどうしよ:三穂[雑談] 楽しいよ…(悪魔の囁き:汀[雑談] どうせ発狂したところでこのシーン中だけじゃ!:蓮[雑談] 3てん…:三穂[雑談] [メイン]三穂:やりますか… [メイン]三穂:2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) → 8[2,6] → 8 → 成功 [メイン]三穂:ウェーイ! [メイン]三穂:hkh ShinobiGami 発狂表(5[5]) → 探索者をその場に釘づけにしてしまうかもしれないような極度の恐怖症 [メイン]蓮:また出たのじゃ… 同じダイスが出る風潮:三穂[雑談] 再来するG:真理[雑談] [メイン]汀:またGが出たのじゃ… [メイン]GM:ふええ [メイン]三穂:2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) → 10[4,6] → 10 → 成功 つよい:蓮[雑談] 増殖するG:GM[雑談] ふえー:三穂[雑談] つよい:汀[雑談] [メイン]GM:わあ [メイン]GM:では1d2どうぞお [メイン]三穂:ウェーイ! [メイン]三穂:1d2 ShinobiGami (1D2) → 1 [メイン]GM:上のペルソナです 上が出る風潮:三穂[雑談] [メイン]真理:帰還者 メイドになるため厳しい特訓から帰ってきた:誰かが奥義を使ったときに使用できる。この【真実】の持ち主は【生命力】を1点消費すると、その奥義を無効化することが出来る。この効果は1ラウンドに1度使用できる。 メイドになるためには厳しい訓練を受けなければいけない…?:汀[雑談] つよい:三穂[雑談] ペルソナでもブラックな職場先:真理[雑談] ブラックすぎるのじゃ…:蓮[雑談] どブラック:三穂[雑談] ブラックブラックアンドブラック:汀[雑談] 真理ちゃん大丈夫…?:三穂[雑談] [メイン]三穂:「ふ…ふえぇ…」 メイドたるもの初見の奥義でも破れなきゃ:GM[雑談] つい最近までこれが当たり前だと思ってたから大丈夫:真理[雑談] 大丈夫の基準が違うから......:真理[雑談] [メイン]汀:「…………(白目)」 [メイン]三穂:「(メイドの特訓を感応視した上、ぞくぞくくる」 [メイン]蓮:「真理ちゃん…苦労して…」 (ほろり [メイン]三穂:「(すちゃ(アイマスク装着」 あ、そういえば発狂じゃった…:蓮[雑談] [メイン]真理:「当時はまだ8歳でしたね...」 [メイン]汀:「三穂ちゃん…見える…?」(とりあえず手を繋ごう 8歳で特訓、現在13歳:真理[雑談] [メイン]三穂:「見えるようになっちゃいました」 ふええ…:三穂[雑談] ふええ:蓮[雑談] ふえええ:汀[雑談] [メイン]三穂:(ガクガクガクガクガク メイドの道は厳しい:真理[雑談] [メイン]三穂:「(なんか地面が爆発したりする様子が見えます!」 [メイン]汀:「大丈夫や~。大丈夫ー」(ぎゅっと体を抱いてみる [メイン]三穂:「(網の中とか竹槍の罠も抜けなきゃならないんですか!?」 [メイン]蓮:「え?え?え?またあの幻覚?また出たの!?」 [メイン]真理:「それはメイドの勘を鍛える特訓ですね......」 [メイン]汀:「また出たみたいやねえ…」 [メイン]三穂:「ふええええええええええ」 [メイン]汀:「ふええええええええええ?!」 [メイン]GM:三穂はその場でうずくまってガタガタ震えています [メイン]三穂:「むりいいいいいいいいいい」 [メイン]三穂:「(いやああああああ肥溜めえええええええええええ」 [メイン]真理:「大体その特訓で大方ふるい落とされますね......」 [メイン]三穂:「(破傷風になるうううううううううううう!!!」 つまりお屋敷のメイドは全員この特訓を越えてきたということである:真理[雑談] ふえええええええええええええええええええええええ:汀[雑談] こわい:三穂[雑談] [メイン]蓮:「え、えっと…ほら、汀さんのときみたいに少ししたら消えるよ!それまで側にいるから、ね?」 (優しく背中を撫でる [メイン]三穂:「ふえええええええええええええええええええ」 [メイン]三穂:という感じでシーン終わり [メイン]蓮:それじゃあ最後じゃな、地下室行っちゃっていい? [メイン]真理:どうぞなんじゃー [メイン]三穂:どうぞ [メイン]蓮:じゃあ地下室行くのじゃ! [メイン]汀:どうぞー [メイン]GM:はあいでは [メイン]GM:あなた達が地下室に着くと [メイン]GM:棺は開いており、そこには明らかに人間ではない、干からびたミイラのようなものが立っています [メイン]蓮:「あー、やっぱり聞き間違いじゃなかったんだ…」 [メイン]三穂:「わわわわわ」 ⁽⁽ฅ₍₍⁽⁽ฅ•ω•ฅ₎₎⁾⁾ฅ₎₎わわわわわ:三穂[雑談] [メイン]真理:「これが例の?」 [メイン]汀:「れーんーちゃーんー」 [メイン]蓮:「うひゃいっ」 [メイン]コービット(?):「……ようこそ、お客様。 わたしは当館の主、ウォルター・コービットでございます」ゴゴゴゴゴ かわいい:蓮[雑談] かわいい:汀[雑談] [メイン]三穂:「うそこけ!(ハリセンパァン」 [メイン]コービット(?):「えっ」 [メイン]蓮:「あれ?コービットって確かー…」 (三穂を見る [メイン]汀:「……………連ちゃんが呼んだんやから、基本的に蓮ちゃんよろしゅうな」 [メイン]汀:「コービット…?」(三穂みる [メイン]三穂:「じゃあウォルター・コービットの名前の由来言ってみてよ!(ぺちぺち!」 [メイン]真理:「そうですよね...」(三穂さんをみながら [メイン]コービット(?):「……まあいいでしょう。なんにせよ、あなた達に生きて帰ってもらう気はありませ…」 [メイン]コービット(?):「えっ」 [メイン]三穂:「3・2・1!」 [メイン]コービット(?):「お前か!勝手に呼びつけたのは!」 [メイン]コービット(?):蓮を指さします [メイン]コービット(?):「召喚陣に変なもん入れて暴走させやがって!帰れねえんだぞ!」 [メイン]コービット(?):「許さん!」 [メイン]汀:「何いれたの…?」 [メイン]三穂:「ゼ…あー…」 [メイン]三穂:「そういう…」 [メイン]GM:コービット?はあなた達に襲いかかってきます [メイン]真理:「彼(?)も被害者だったのでしょうか?」 [メイン]蓮:「もしかして飴ちゃん落としちゃったかな…?」 [メイン]GM:https //character-sheets.appspot.com/shinobigami/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYoqaQkQEM [メイン]GM:コービットくんです [メイン]GM:んでは 流星雨!!:真理[雑談] [メイン]GM:クライマックスフェイズでーす! 発狂したまま?:三穂[雑談] サイクル終わったから解除されるんじゃなかろうか?:蓮[雑談] 流星雨!!!!!:汀[雑談] 解除じゃないかの?:真理[雑談] サイクル終ったからの:汀[雑談] よかった:三穂[雑談] 発狂は解除されるのじゃあ:GM[雑談] 流星雨!知ってる!自爆するやつ!:蓮[雑談] これ鬼火毎回判定じゃね:真理[雑談] 味方に当たるやつ!:GM[雑談] ???「八葉ちゃーん、またささったー(涙目)」:汀[雑談] モモ…そこで当てる…?:鞠花[雑談] [メイン]GM:けども 「だから何で自分の忍法に当たってるのー!?」:蓮???[雑談] [メイン]蓮???:もっもっ [メイン]GM:1時じゃ 明日に回したい職員います? 「ご、ごめんね鞠花!あとなんでか避けられないの!」:汀????[雑談] [メイン]汀:明日にするのじゃ [メイン]汀:もっもっも ???「いったああああああ!!」:三穂[雑談] [メイン]蓮:それで大丈夫じゃー [メイン]三穂:おっけーなのじゃ [メイン]真理:了解なのじゃー [メイン]GM:そうじゃな、んでは [メイン]GM:解散!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! [メイン]三穂:ぴょん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! [メイン]蓮:お疲れ様なのじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! [メイン]汀:おやすみ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! [メイン]汀:ぴょん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! [メイン]三穂:お疲れ様なのじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! [メイン]真理:お疲れなのじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
https://w.atwiki.jp/drsx2/pages/128.html
生徒会SS 累積点数 点 エピソード SS『ソーコ:ヘル・オン・アース』#1 『ソーコ:ヘル・オン・アース』#2 『ソーコ:ヘル・オン・アース』#3 「黄金の絆」 人生、宇宙、すべての答え = 42 ~この宇宙の時空で二番目にすぐれたコンピュータ"ディープソート"の解答~ 侵入-希望崎生徒会サイド- エピソード 流血少女エピソード-内人王里- 流血少女エピソード-夕日千景- 流血少女エピソード-雨竜院血雨- 流血少女エピソード-加藤佐藤- 流血少女エピソード-口舌院単語- 流血少女エピソード-TEX2-コ89- 流血少女エピソード-二科ぴあ- 流血少女エピソード-白金七光- 流血少女エピソード-神尾まほろ- 流血少女エピソード-(ピー)ちゃん- SS 『ソーコ:ヘル・オン・アース』#1 あれっ、と小さく声がしたのを、彼女は聞き逃さなかった。 「須十岡(すとおか)さん、何があった!」 部屋の隅でサーバ筐体に向かっていた内人王里は、華麗な回転ジャンプで須十岡の デスクの隣に着地、声をかける。3回転半ひねり、E難度である! 須十岡さんは電算部における王里の右腕で、優秀なエンジニアだ。 「いや、たいした事じゃないとは思うんですけど……」 須十岡は口ごもる。しかしその顔の前に王里は人差し指を立て、ぴしゃりと言った。 「ヒヤリ! ハット! そういった些細な疑念の中にこそ、危機はあるのだ」 小柄で華奢、高校三年のくせにちんちくりんな王里だが、口調は揺るぎない。 「また生徒が突然、倒れたんです。体育倉庫前」 観念した須十岡が報告する。短い時間に二度続いて、同じ場所で人が倒れた。 偶然といえる気もするが、何しろたった2時間の間に起こった出来事なのだ。 何らかの魔人能力の関与も疑われる。 王里たち電算部は生徒会活動の一環として、校内の監視カメラを管理している。 こうした異変を察知し、事件に発展するのを防ぐ。大事な役目である。 「ふむ」 王里は小さな顎に手をあてて少し黙考した。そしてやがて、言った。 「――私に、考えがある」 /* comment */ 「さば子くん、あんこラテをくれたまえ」 「あっ、はい……ちょっとあっち、向いててください///」 生徒会室に赴いた王里は、取飲苦さば子にドリンクを注文していた。 慣れた振る舞いでくるりと後ろを向くと、背後から「うっ、おぷっ、おげええぇ」 と声がする。続いて、コップに粘性のある液体が注がれる音がした。 「ど、どうぞ」 「ありがとう! やーッ!」 礼を言うと同時に、王里は気合とともに飛び上がっていた。くるくると回転上昇し、 天井のレバーを掴む。すると天井の一部がマンホールのように、パカリと開いた。 秘密の屋根裏部屋だ。王里がTEX2-コ89にお願いして勝手にリフォームした。 王里はプログラマーだ。理想の部屋のレイアウト、家具の配置をプログラムすれば 『コハク』は寸分違わず完璧に改築してくれた。やはり機械は美しい。 天井の部屋に華麗に入った王里はテーブルに好物のあんこラテを置くと、 キングサイズベッドに腰掛けてひと息ついた。すかさず、背後に大きな影が現れる。 「オ肩をお揉みシマス」 「ゴクソツくん、頼む」 ゴクソツもまた、生徒会になぜか居座っている機械である。なぜか己のマッサージ 性能をを熱烈アピールしてきたため、王里は彼をよく利用している。 壁のスピーカーからは小粋なピアニカ・ジャズが流れる。間接照明があたたかい。 屋根裏は、上質な安らぎ空間なのだ。 「ゴクソツくん」 「ハイ」 「尻を揉めと頼んだ覚えはないのだが」 「サービス、デス。私に感情はありません」 /* comment */ その頃、須十岡はゲームに熱中していた。 「たぶん、あと一時間は帰ってこない」 #2に続く 『ソーコ:ヘル・オン・アース』#2 「ピガガー。エラーが発生しました」 「? どうした、ゴクソツくん」 生徒会室天井裏、内人王里の居室。 マッサージを続けていたゴクソツが、突如エラー警告を発し動きを止めた。 不測の事態が? 王里はベッドから起き上がる。 「ハードウェアは専門外だが、プログラムエラーならわかる。見せてみたまえ」 「整体エラー#081:乳房を認識できません。センサーに異状がないか確認を」 「いい度胸だ」 「私に感情はありません」 その時である! 『メカー! メカー!』と部屋内のアキカンサイレンが赤く明滅し回転した。異臭。 「きたか!」 王里は素早く制服を着た。床の下からは慌しい騒ぎ声が聞こえる。 /* comment */ 「へひはー! たたかわせろー! 血をよこせー!」 「ヨコセー!」 生徒会室では宇宙大天使ロリエルが無差別に宇宙大天使手斧を振るい、 宇宙大天使斬撃が次々と机を破砕! 宇宙大天使高笑いをキメて周囲を挑発していた。 そして、その宇宙大天使肩の上からはピーちゃんが語尾を追随! うぜえ! 突然暴れだしたロリエルは大変危険であり用意に近づく事はできない。 ――その死角を除いては。 「やーッ!」 突如、天井の蓋がパカリと開き、王里が回転ジャンプとともに落下、そのまま頭蓋に チョップ攻撃を見舞った! だが軽い、ノーダメージ! 手斧の反撃がくる。 「ヒヤリ!」 これを王里は持ち前の身のこなしで回避。着地してローキック。 だが軽い、ノーダメージ! 迫る斧の背による宇宙大天使殴り。かわす! 反撃のサマーソルトキック! だが軽い、ノーダメージ! 「ファンタスティック! やる!」 王里は不適に言い放つと、三連続後方宙返り。そのまま生徒会室から側転して逃走した。 「うがー! にげるんじゃねー!」 「ジャネー! ヤキトリニスンゾ!」 王里の予想通りの動きであった。敵対者で、彼女が学内の監視情報を統括している事を 知る者なら、まず王里を消そうとするだろう。番長グループか……? ロリエルの暴走は日常だが、今日は本気度が違った。何らかの干渉を受けているのだ。 体育倉庫の不審な事件。一週間前の「中庭の百合女神像」盗難騒ぎ。ロリエルの暴走。 ここまでして来たという事は、ついに「敵」が本格的に動き出したと思われる。 王里は体育倉庫へ急いだ。 /* comment */ 『システム全部グリーン』『肺活量正常』『エネルギー重点』『ロブスターは無効』 仁科ぴあの目の前のディスプレイに様々な文字が浮かんでは消える。 「これは、薬と併用すると危険な装置。風邪薬とか飲んでない? 大丈夫?」 「あっはい、ノードラッグです。でも、これ……」 電脳ピアニカ部副部長の問いかけに、ぴあは不安げに答えた。自分の体の周りを見る。 「大丈夫、必ず成功する。実地テストとか面倒な事はしないけど」 ゴゴゴゴゴゴゴ…………。 /* comment */ 薄暗い空間。女性が手を広げる。 「ラブ・オン・アース……全てはこの時のために」 #3へ続く 『ソーコ:ヘル・オン・アース』#3 ――妃芽薗学園、体育倉庫! そこには大勢の生徒が詰め掛けていた。魔人だけではない。人間や動物、アキカンまで。 場のオーラに耐えられず卒倒する者も出ていたが、気に留めず集会は続いていた。 壇上に立つのは、一人の女性である。 「ラブ・オン・アース! ついに計画の最終段階を実行する時がきた!」 「「「ウオオオオーーーーーー!!」」」 「見なさい、愛を体現し続ける『百合女神像』は手に入った! 凄まじい中二力を秘めている……その力は我らのモノとなるのよ!」 「「「ウオオオオーーーーーー!!」」」 「24時間で愛は地球を救う!」 「「「ウオオオオーーーーーー!!」」」 狂気のコール&レスポンスは続く。 演説する女性は、しきりに「愛」を強調した。愛こそが世界を救うと、本気で信じて いるのだ。彼女の名は、永遠なる(エターナル)LOVE子といった。 おそるべき「転校生」。彼女には、属する生徒会にも秘密裏な計画があったのだ! 場の盛り上がりが最高潮に達した、その時。 にわかに、集団の一部が統率を乱して騒ぎ立て始めた。出口周辺だ。 「曲者だー!」「曲者だー!」 「……何事?」 LOVE子は騒ぎの中心を見やる。その人の群れから、クルクルと飛び上がる影! 「ヒヤリ! ハット!」 体育倉庫に侵入した内人王里はいつもより多めに回って着地した。 そのパンチラ数、実に3ptr/sec(秒速3パンチラ)! 3ptrの壁を破る新記録! 「どうも。我が名は内人王里」 王里は不適に名乗ってみせた。無慈悲なまでに全能的。雰囲気だけは。 「ヒャッハー! 邪魔者は排除だぜェー!」 が、堂々と登場しても彼女は一人! あっという間にモヒカン女生徒に包囲された。 しかもモヒカン達は、なんたること、全員、左の薬指に指輪が光る! 既婚だと!? 上品な妃芽薗にもわずかなアウトサイダーはいる。それらを愛で包み込み、赦し、 味方としたのがLOVE子であったのだ。 さらに危機はそれだけではない。倉庫内部の女生徒達が、持ち込んだノートPCで いっせいにタイピングを開始! 王里の学園監視システムへのハッキング攻撃だ! 「主戦力のいない電算部など簡単に落としてやるわ!」 王里は呼吸を整えた。そして腰に装備していたボタンをプッシュ。 ヴォン、と音がして、彼女の周囲に緑色に光るホログラフィ・キーボードが展開した。 「ヒャッハァー!」 モヒカンが王里を押さえつけにかかる! 王里は流麗なブリッジでこれを回避。 そして両手は……ホログラフィ・キーボードをタイピングしている! 別のモヒカンが背後から王里を急襲! 王里は側転でこれを回避、同時にハッキングに 対処、電子攻撃を防衛! さらに別のモヒカンが右からサイドキック! 王里は回転ジャンプでこれを回避。 彼女の眼鏡のレンズには、難しい折れ線グラフの株価チャートが表示されていた。 趣味の株取引だ! 本日は5万の黒字! さらに別のモヒカンが左からラリアット! 王里は後方宙返りでこれを回避。 両手は別の生き物のようにタイピングを継続、明日までの数学の宿題を終了! 王里は着地した。彼女の最大の武器、その頭脳が脅威のマルチタスクを可能にする。 「逃げるだけじゃ勝てやしねェぜエェーーー」 多数のモヒカンが徐々に間合いを詰める。しかし王里の視線は冷静だ。彼女は頷いた。 「ああ、その通りだ」 「ピアニカ作戦発動! 電脳ピアニカ部に通信重点!」 そして王里は叫び、エンターキーを「ッターン!」と叩いた。 /* comment */ 「きた! 発進だ!」 電脳ピアニカ部、副部長がはしゃいだ。部長も目を輝かせて踊る。 「は、発進ん……?」 一人理解できないのは二科ぴあだ。 彼女は普段背負っている金属製のジェネレータ発電機に、さらに巨大な機械を接続 されていた。パワードスーツじみた無骨な外部アーマーだ。 最新型の電子ピアニカ戦闘システム『ストロング・ピアニカ』である。 コハクやゴクソツの機構を解析し、到達した、電脳ピアニカ部の最高傑作。 「ぴあ、息を吹き込め! その自慢の息を!」 部長が催促する。ぴあは目を閉じ、観念して、大きくホースに息を吹き込んだ。 ぶぴィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪ 校舎全体を揺るがす轟音とともに巨体が浮く。そして、一瞬で飛び去った! 「ピアニカ……ヤッターーーーー! 飛んだァ!」 「ニーシナ! ニシナニーシナ! ニーシナ! ニシナニーシナ!」 子供のようにはしゃぐ部長と副部長は、誰よりも幸せだった。 /* comment */ 王里のキータイプから5秒。 たった5秒でストロング・ピアニカは学園敷地を縦断し、体育倉庫に突入した。 ロケットエンジンの推進力は桁外れだ。もはやピアニカではない! 「ヒャハーーーー!?」「何だァ!?」 乱れ飛ぶモヒカン女子! 中にはモヒカンウィッグが飛ばされる者もいた。カツラだ。 その横をこそこそと、王里も倉庫の奥まで侵入した。そしてその目で、確認する。 「やはりここに有ったか、『百合女神像』……いや、」 王里が息継ぎする。小さな口だ。LOVE子はこの子とも結婚したい、と思った。 「元・生徒会長」 ――そう。 強大な愛のオーラを持つとされる、中二力溢れる「中庭の百合女神像」。 それは半年前には「うつるとミラ」と呼ばれていた、生徒会の会長本人だ。 (http //www45.atwiki.jp/dhgabix/pages/79.html) 圧倒的な耐久力を誇り、前回の戦役で常に戦場に立ち続けた生徒会長。 激しい戦闘を生き残るうちに、彼女たちの力はさらに増大されていった。 結果。その存在は通常の魔人のレベルを超越し、四六時中互いに愛し合っていた事も あり、限りなく「百合」の概念そのものになりつつあった。 「うふふ……うつる、綺麗」「ミラ、かわいいよ、えへへ」 2人は半永久的に互いを褒めあって愛撫し続ける。 能力で風呂を具現化し、裸で入浴しながら。それを中庭で行っていたところ、 あまりに人間味が薄かったため、英雄の像かなんかと勘違いされたらしい。 既に都市伝説になっていた。何しろ倉庫まで移動されてもノーリアクションなのだ。 「この愛のオーラを学園中に広めれば、世界は愛で満たされるのに……」 うわごとのように熱っぽくLOVE子は語った。 「いや、現に人、倒れてるし」 王里は突っ込んだ。うつるとミラの能力は「ユーアーミー」、精神攻撃だ。 「というわけで、この像は奪還して元の場所……安全な生徒会室にでも飾るとしよう。 加藤さんに守って貰えば、被害が出ることもあるまい」 「させないわ、あなたも私と結婚するの!」 LOVE子が必死に叫ぶ、が、王里は、 「悪いな、肉には興味が無いのだ」 右手を掲げ、二科に合図した。 「トドメオサセー!!」 ぶぴィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪ 轟音とともに、ぴあは百合女神像を、浴槽ごと連れ去った。 「うふふ……うつる、綺麗」「ミラ、かわいいよ、えへへ」 ノーリアクションだった。 /* comment */ その後、LOVE子は生徒会に復帰し、愛を広める活動を模索する事となる。 うつるとミラは、生徒会室に居座ったままだ。強力な戦力なのだが、 会話が通じないため戦場には駆り出せそうもない。 そして、今回の件で、ついに誰も気付かなかったことがある。 ロリエルの暴走、LOVE子の造反。結果として、うつるとミラの能力で人が倒れた。 なぜこんな事が起こったのか? 内紛のような争いから惨事となったのか? ある者が、学園に接近していた。 未来探偵紅蠍。蠍座の名探偵――。 『ソーコ:ヘル・オン・アース』終わり 「黄金の絆」 肌寒い、しかし爽やかに空気の澄んだ冬の朝。うっすらと積もった雪の上に赤い花が咲いていた。 手折られた花の如く、息絶えた少女から流れた血が咲かせた花。 「まあ綺麗」 赤い花に両掌を合わせてうっとりとした笑みを浮かべるのは、一八七ニ三(にのまえ はなつみ)、「花を摘んだ」張本人である。 凶行の直後にも関わらず、その振る舞いはあまりにも上品で、足元に咲く二輪の花へと向けられた眼差しは聖女のように優しい。 「うふふ……ここでしちゃいましょう」 「人を殺したあとは小便がしたくなる」――心因性殺戮後排尿症候群(フォックス・シンドローム)、それが彼女を蝕む病である。 希望崎に溢れるモヒカンザコに通じるメンタリティのようだが、しかし長いスカートの裾を持ち上げるその仕草は、やはりモヒカンザコとは比較にならぬ。 彼女の場合は「花を摘んだ後は花を摘みたくなる」といったところか。 スカートを膝よりやや上まで捲り上げると、冷気に晒されるカモシカのような脚線美。 白い肌に冬の太陽光が落とす影は上へと登る程に濃さをまし、そしてその影の奥にもまた乙女の花が咲いている。 花を寒風に撫でられることに八七二三がやや快感を覚えながら視線をあげたとき―― 「……!」 零度近い寒さの中、八七ニ三は冷や汗をかいた。 目は一点を見つめたまま固まっている。 普段の、また花を摘むときの彼女からは想像もつかない様子だ。 そして ――チョロロロロッ―― 闇の奥から迸る聖水。 それが白雪を金に染め上げ、レモンシロップのかき氷のように溶かしてゆく。 しかしこれは放尿では無い、「お漏らし」だ。 自分でする前に、思わず括約筋が弛緩したのである。 ちょうど排尿しようとしていたところで、下着も無くスカートを持ち上げていたので何も汚してはいないが、八七二三にとってはおむつが取れて以来、初めてのお漏らしであった。 「……」 尿の勢いが弱まり、やがてポタポタと雫が垂れるばかりとなった頃彼女はハッと我に返る。 彼女の視線の先にいた「それ」はいつの間にか視界から消え失せていた。 足元から湯気を立ち上らせながら、八七二三は感動を覚えていた。 世界に咲き乱れる花々を――物言わぬ花、意志を通じ合える花、自分に摘まれるべき花、摘むにはまだ早い花――と分類してきた彼女だが、今初めて出会ったのだ。 自分を恐怖させる花に。 「あんな花もあるなんて、世界は広いのですね」 またいつものように優雅な笑みを浮かべると、寮へと戻っていく。 スカートのプリーツを乱さぬよう、しかし尿の雫を零しながら。 ✝✝✝✝✝ 「おはよう、畢」 「うん、おはようちぃちゃん」 学生寮の一室、部屋の主である雨竜院血雨と、無断で泊まりに来ていた従姉妹の希望崎生・雨竜院畢が目を覚ました。 赤い髪の美少女と、見た目は10歳くらいのボーイッシュな少女、そんな2人が同衾していればここが妃芽園の寮であること、血雨に同性の恋人がいたことも手伝って良からぬ妄想をする者もいようが、 しかしこの2人は純粋に仲の良い従姉妹同士であった。 血雨はベッドの下の収納ボックスから下着を取り出すと、畢の目を特に気にすることも無く、パジャマの上着のボタンを外す。 可憐な乳房が室内とはいえ冷たい外気に晒され、微かに震えるのがまた愛らしい。 「……あっ」 「どうしたの? 畢」 「ちょっとおトイレ行ってくるね」 血雨が着替え始めたのを見て、自分もパジャマを脱ごうとした畢だったがあることに気づき、 自分のバッグからやや大きな布袋を取り出してそれを手に部屋を出ようとした。 「(ああ、生理か……)」 あんな外見の畢だが、一応女性としての機能はあるのだなとやや失礼なことを思いつつ、血雨は「ん」とだけ応える。 ブラジャーを着けながら何の気なしに窓の外に目をやれば、どうも外は雪のようだ。 成る程寒いわけだ、と窓に近づき雪の積もった庭を見下せばそこには防寒具を着込んで雪かきをする少女の姿があった。 自主的にか、それとも委員会か何かの仕事かわからないが凄いなあと、血雨が思ったその瞬間―― 「あっひ……!!」 ドアを開けて部屋を出ようとした畢は背中越しの悲鳴にさっと振り返った。 そこにはブラジャーだけでへたり込む血雨の姿があった。 「ちぃちゃん?」 彼女の様子に心配そうに背後に寄れば、その閉じられた太股を包むパジャマのズボンに染みが生じ、それは数秒かけてじわじわと大きくなると尻の下の絨毯にまで広がっていった。 血雨は失禁したのである。 驚き、畢は再び声をかけるが血雨は反応を見せずガタガタと震えている。 ✝✝✝✝✝ 「パターン黄! 失禁です!」 内人王理の部屋、通称電算部部長室では午前シフトの電算部員がモニタの表示を見て叫んだ。 学園内の治安悪化を懸念した生徒会は電算部に寮内の監視も任せ、 報酬として王理に一般生徒の数倍の広さの自室と、 そこに監視用モニタなどあれこれの機材を好き勝手設置する権限を与えたのだ。 「汚! じゃない来たな! なんだか知らないが何か来た!」 その言葉を受けた部屋の主・王理は出っ歯の少年のように月面宙返りを決めながら「ッターン!!」と打鍵する。 部員からすると無駄な緊急時に無駄な動きを、という感じだが「これ」をしていないとどうも彼女は調子があがらないらしいというのは今までの経験でわかっていた。 失禁の反応は次々に増え続け、それらの場所を表示すると廊下の、1つのルート上に沿って並んでいることがわかる。 即ち、寮生たちを失禁させる「何か」が寮内を動き回っているのだ。 普通年頃の少女たちなら、休日の早朝など深い眠りの中であろう。 しかしそこは育ちのいい妃芽園生。 多くの女生徒がすでに起きて部屋を出、トイレに行くなり顔を洗うなり食堂へ行くなりしている。 それが今は災いしていた。 「今失禁の反応は第2棟3階の渡り廊下を進んでいます!」 「監視カメラの映像をモニタに! 風紀委員会にも連絡だ!」 該当するカメラから送られた映像が映し出される。 そこには水たまりにへたり込む何人かの少女たち、そして…… モニタに映し出される「何か」と思しき影。 それが、ぐるりとカメラの方を向いた。 「ひぃっ……!」 「あっ……がっ!」 部員の少女はモニタを見ていた姿勢のままに凍りつき、 王理は宙返りからの着地に失敗して椅子から転げ落ちる。 2人の股間からも尿が溢れ出した。 「やっぱり……肉は嫌いだ」 股間に広がる温かい感触に、王理は虚ろな瞳で呟いた。 恐怖すれば、それがすぐさま反映されてしまう脆弱な「肉」体。 彼女が見つめる機械には、機械を通して送られた映像が映し出され、 そしてそこでは機械――TEX2-コ89――が「何か」の前に立ち塞がっていた。 「私風紀委員です。アナタ通さない」 合成音声が、尿臭漂う廊下に響く。 コハクのアイカメラに映し出される「何か」は未だ監視カメラへと視線を向けている。 コハクはすでに風紀委員として与えられた学園のデータと照合し、「何か」が何かを導き出していた。 というか、別にコハクで無くとも一見して明らかなのだが、他の少女たちは皆へたり込んで失禁しておりそれどころでは無い。 「私自我ありません。あなた「目」私効きません」 そう言って、ガシュンガシュンと接近する。 データ通りなら「何か」の運動能力は高く無い。 スペックをいくらか開放すれば、無傷での制圧は容易だ。 そのとき、「何か」は監視カメラへと向けていた視線を、漸くコハクへと向ける。 それ自体はコハクの予測の範疇であった、が 「あっ……」 重量感のある音と共に、コハクはその場に崩れ落ちた。 そして 「どうして……私自我無い。なのに」 「股間からオイルが」 他の少女たちと同様に、足元に広がる水たまり。 自我が無いはずの自分が、まるで他の少女たちのように。 そしてもっと奇妙なことに、そんな少女めいた反応を「嬉しい」と思う自分もまたいるということに、 自我が無いはずの彼女は困惑していた。 ✝✝✝✝✝ 寮内にあがる黄色い悲鳴、美少女の失禁を見て喜ぶ者達もいたが、そんな彼女らもまた次の瞬間には失禁してしまう。 一八七二三の失禁から20分余りで実に第2棟寮生の半分近くが尿の海に沈むこととなった。 「廊下に出ている寮生はすぐに部屋に戻るようにしてください」 「現在失禁反応は2階第2トイレへと向かう廊下を進んでいますそちらへは決して近づかないように」 「もし『それ』に遭遇しても決して目を合わせないように」 放送が寮生達に避難を訴える。 今、第2棟寮内の少女たちは3つのカテゴリにわけられる。 1. 避難を済ませた者、或いは途中の者 2. 避難が間に合わず失禁してしまった者 3. そのどちらも無い者 3に分類される者は2名だけであった。 1人は少女たちを失禁させながら、寮内を進む「何か」、方やそれに立ち向かわんとする者。 「ゴホッゴホッ」 「(うう……頭痛い……視界はぐにゃぐにゃだし体はダルいし意識もハッキリしないし、なんか放送で言ってたけど咳してて聞こえなかったし)」 何か--岡崎康子は体調不良に苦しみながら自分の部屋を目指していた。 心優しい彼女は元々風邪気味にも関わらず自発的に他の有志の生徒と共に寮の周りの雪かきをしていたのだが、途中で症状が悪化してきたために先に抜けさせてもらったのだ。 尤も、苦悶の表情を浮かべる彼女と目を合わせてしまった他の女生徒達は失禁しており、自分で述べた通り視界も意識もぼやけた状態のためそのことにも彼女は気づかない。 足跡代わりに尿の水たまりを残しながら岡崎康子は進む。 とはいえ放送によって彼女の眼前に続く廊下に少女の姿は見えぬ。 ただ1人を除いては! 「止まって!!」 1人の少女が岡崎康子の前に立ち塞がり、彼女を制止する。 小柄な体躯に幼い顔立ち、小等部の生徒と知らない者は考えるだろうが、そもそも学園の生徒でさえ無い彼女の名は、雨竜院畢。 畢は燃えていた。 頻繁にお漏らしする彼女だからわかる、人前でのお漏らしは恥ずかしいと。 無断で泊まったとはいえ一宿一飯の恩義、この寮の少女たちをこれ以上お漏らしさせるわけにはいかない。 「(誰……?)」 熱でぼやけて判然としないが、自分の前に立つ小さな影が何か呼びかけて来ているようだ。よく見えないなりに、岡崎康子はその影を少しでもハッキリ見ようと目に力をこめた。 「ひゃうんっ……!」 魔眼に射抜かれた畢は愛らしい悲鳴と共に痙攣し、そして他の少女たちと同様に床にへたり込んだ。 そして、同様にそのパジャマの股間に尿の染みが広がり、はしない!! 次の瞬間畢は立ち上がると同時に素早く前方へ駆けた。傘術の歩法「蛟」だ。 「あっ……!」 そして後ろに隠し持っていた鏡を、岡崎康子の眼前へと鋒の如くに突きつけた。 数え切れない少女たちを失禁させてきた自身の魔眼を、ぼやけた視界でもわかるほどの近距離で岡崎康子は見てしまう。 「うっあ……ああっ!」 ギリシャ神話の魔女メデューサがそうであったように、魔眼は持ち主に対しても有効であった。 彼女は後ろに倒れこみ、尻もちをつくとちょろちょろと湯気をあげて小便を漏らした。 失禁する少女を畢は見下ろしている。 しかしその目には同情でなく、ある種のシンパシーが宿っている。 何故ならば、彼女もまたおむつの中に失禁していたから。 心因性睡眠中排尿症候群(アロエシンドローム)――畢を蝕む病が彼女にお泊りの際にはおむつを着用することを習慣づけていた。 それが、今回は勝敗を分けたのである。 絨毯の上にへたり込む岡崎康子に畢がそっと手を差し出すと、その小さな手を康子はぎゅっと握る。 2人の股間から漏れる水音が小さな二重奏となって響いた。 寮の大浴場はその辺の温泉旅館のものより遥かに大きく、そこで失禁した少女たちは皆仲良く汚れを洗い流した。 部活や学年、生徒会に番長グループ、種や学校の垣根を超え、皆で恥ずかしい体験を共有したこの朝は彼女らに奇妙な絆を芽生えさせたのである。 しかし、この絆も引き裂かれることは決定的であった。 なぜならこのときすでにハルマゲドンは避けられぬ事態となっていたのだから―― 「パターン黄! 失禁です!」 何言ってんだwwww 人生、宇宙、すべての答え = 42 ~この宇宙の時空で二番目にすぐれたコンピュータ"ディープソート"の解答~ 妃芽薗学園生徒会室。 本日最後の授業がそろそろ終わろうかというこの時間。 ガチャリ。ドアが開き、ゴクソツ猟用機構・イの15号乙が入ってくる。 まだ誰も居ない。静かである。暇である。 感情はないはずだが退屈を持て余したゴクソツは、 1.5テラに及ぶ精霊ディレクトリに詰め込まれたアプリケーションの一つ、 とあるシミュレータを脳内で起動。 1分。 「……ほほう、これはこれは。」 ガチャリ。ドアが開き、TEX2-コ89が入ってくる。 既に来ていたゴクソツが一人。静かである。身動きもしない。 興味を引かれたコハクは声を掛ける。 「ゴクソツどうしました。不具合?お困り?」 数瞬置いてゴクソツが顔を上げコハクを見る。答える。 「私の演算能力でも処理しきれない人の世の不条理をシミュレートしていました。」 コハクはおもむろに自分を指すように胸に手を当て、 「私演算能力足す、答え出る?」 手の当てられた胸を見詰めながらゴクソツは、 「歓迎します。」 暫し考えて答える。 コハクは首の後ろからコネクタを引き出しゴクソツに接続する。 1秒。 「……ほほう、これはこれは。」 ガチャリ。ドアが開き、内人 王里が入ってくる。 寄り添うようなゴクソツとコハク。静かである。身動きもしない。 興味を引かれた王里は声を掛ける。 「二人とも何があった!不具合? ヒヤリ! ハット!の心構えは!?」 数瞬置いて二人が顔を上げ王里を見る。ゴクソツが答える。 「私たちの演算能力でも処理しきれない人の世の不条理をシミュレートしていました。」 王里はおもむろに自分を指すように胸に手を当て、 「私の人にも対応したプログラムを使えば、答えが出るかもしれないぞ。」 手の当てられた胸(?)を見詰めながらゴクソツは、 「…………歓迎します」 暫し考えて答える。 王里は気合一発飛び上がると3回半捻ってゴクソツの背後に着地。 携帯していた端末からコネクタを引き出しゴクソツに接続する。 3秒。 「……ほほう、これはこれは。」 ぷぴー♪ドアが開き、二科 ぴあが入ってくる。 一塊のゴクソツ、コハク、王理。静かである。身動きもしない。 興味を引かれたぴあは声を掛ける。 「みんなどうしたんですか?不具合?お困りですか?」 数瞬置いて三人が顔を上げぴあを見る。ゴクソツが答える。 「私たちの演算能力でも処理しきれない人の世の不条理をシミュレートしていました。」 ぴあはおもむろに自分を指すように胸に手を当て、 「音楽は人生の潤滑剤です。私の電脳ピアニカだったら答えが出るかも。」 手の当てられた胸を見詰めながらゴクソツは、 「歓迎します。」 暫し考えて答える。 ぴあは電脳ピアニカからコネクタを引き出しゴクソツに接続する。ぷぴー♪ 『接続確認』『モニタリング開始』『デジタル馬鹿に1/fゆらぎを』『音楽は人生を豊かに』 5秒。 「……ほほう、これはこれは。」 ガチャリ。ドアが開き、残りのメンバーが入ってくる。 四人を見る。静かである。身動きもしない。 興味を引かれた皆は口々に声を掛ける。 「みんなどうしたの?」「不具合?」「お困りです?」 数瞬置いて四人が頭を上げ皆を見る。ゴクソツが答える。 「私たちの演算能力でも処理しきれない人の世の不条理をシミュレートしていました。」 皆はおもむろに自分を指すように胸に手を当て、一人が、 「餅は餅屋。人間のことは人間に。三人よれば文殊の知恵。皆で考えれば答えが出るかもね。」 手の当てられた胸を見渡しながらゴクソツは、 「……歓迎します。」 暫し考えて答える。 ゴクソツは壁のほうを向きシミュレーションを投影する。 5秒。 「「「……ほほう、これはこれは。」」」 tp //0006.x0.to/oo/gif/lifespace.jpg 侵入-希望崎生徒会サイド- 「ここが乙女の花園妃芽薗学園ってわけね。」「ワケダゼー」 皮の一式を装備した少女が告げ、オウムが反復し、謎の機械が後ろに控える。 彼女らの言う通り、ここがあの過剰な男子禁制で知られた妃芽薗学園である。 「知っての通り男は入れないけど私は大丈夫ね。 それからゴクソツは無性だし、……ってそのちゃっかり着込んだセーラー服は何?」 「ナンダゼー? ビグロダゼー!」 機械のボディにセーラー服を歪に着込んだゴクソツは至って真面目に、 「これは旧型のイの15号から引き継ぎました。 こんな物を持っていた理由はわかりませんが、 女装が趣味のド変態だと考えるのが妥当です。」 と答える。 尋ねた少女神尾まほろはやや引き気味に、 「うわー、同僚なのに容赦ないね。」「ナイゼー!」 一々繰り返すオウムがそろそろウザイ。 「私に感情はありません。ゆえに私情を挟まない判断が可能です。」 「うんうん、そうかそうか。そういう事にしてあげよー でピーちゃんだけど、普通の人は鳥の性別なんか分かんないからオッケー♪」 「オッケーダゼー ヒャッハー!」 トサカをうねらせヘッドバンギングしながらピーちゃんが同意する。 「でも、あんまり騒いで目立っちゃダメよ。」 ちょっと不安げにたしなめるまほろにゴクソツが、 「問題ありません。任務を妨害するなら即ギルティ。 帰ってからボイラーで焼き鳥です。」 「ヤ ヤキ ト リ……」 「あ、ピーちゃんフリーズした。冷凍焼き鳥だ! ゴクソツぅ、ダメだよピーちゃん前に火炎放射器で、 自分のこと焼き鳥にしかけてからトラウマなんだから。」 ゴクソツは頭をぐるりと一回転。 まほろは腰に手を当て一つ頷くと、 「ま、いっか。じゃあいっちょーいろいろ掘りにいきますか!」 妃芽薗学園へ歩き出す。 ゴクソツも地面に落ちたピーちゃんの足をまとめて掴み、 逆さに吊るし持つと後に続く。 こうして彼ら彼女らのハルマゲドンは幕を開けたのだ。
https://w.atwiki.jp/yergwar/pages/130.html
───幼い頃から、とにかく何もかもが怖かった。 風がかき鳴らす清涼なる響きが怖かった。 水が滔々と流れる深い轟きが怖かった。 陽の光が気紛れに作り出す精妙なる影の形が怖かった。 夜の闇がもたらす未知なる沈黙が怖かった。 奈落を思わせる空の果てが怖かった。 蒼穹に聳える、巨大な怪物を連想させる雲が怖かった。 満天に散りばめられた、宝石の如く魅惑的に明滅して輝く星々が怖かった。 夜空に穿たれた穴を思わせる青白き月が怖かった。 地を這うものが怖かった。 空を飛ぶものが怖かった。 生きて動いているものが怖かった。 死んで動かないものが怖かった。 父という畏怖すべき絶対なる存在が怖かった。 母という無償の愛を与える存在が怖かった。 兄という無条件で自身を庇護する存在が怖かった。 少年にとって、世界は恐怖に満ちていた。 しかし、これは周囲の問題ではなく彼自身の問題である。 それを少年自身も自覚しており、だからこそ尚更に救い難かったのだ。 客観的に見れば、少年を取り巻いていた環境はまずまず幸福な部類ではないかと言える。 古くから続く家系であるから仕来りは少々煩くはあるが、世間からすれば裕福な良家の子息。 近頃では珍しい無口で厳格な父はしかし決して理不尽でも無理解という風でもなく、威厳を備えた家長という風格で子供達に厳しくも温かく接していた。 たおやかなで楚々とした美しさを持つ母は万事控えめではあったが、子供達への偽り無き優しさで満ち無償の愛を与え続けた。 穏やかなる好青年という見た目そのままの性格で文武に渡り優秀な周囲から尊敬と信頼を一身に集める兄は、時に自身すら省みずに何かにつけ問題がある弟の少年を庇護し続けた。 そう、少なくとも彼の家族は少年を心から愛しているように見えた。 勿論の事、少年が日々生きていく上で些細な問題はあるにせよ、全体的には平穏と安定の内にあったと言えよう。 古く異質な血脈を保持し続ける世間から外れた家系ではあったが、だからこそ血の絆を深く重視し内に在るものを保護するという機構が上手く働いていたのだ。 他の古く血の濃い家系と同じく、長きに渡る一族の歴史には精神が薄弱な者や何らかの身体的な障害を持つ者が時折生まれた。 だから、そのような前例からすれば少年は比較的問題が少ないようにすら見えた。 それどころか、少年が兄と同じく希少な素質の片鱗を垣間見せた事もあり、一族が担う特殊な役目の後継者の一人として数えられていた程だった。 無論、期待などまるでされていなかったのだが。 だが…… もう少し、深く考えるべきだったのだ。 この少年が俯き何をそんなに怯えていたのかを。 この少年にとっての恐怖は何であるかということを。 つまりは、由来など無く克服も出来ないというその意味をもう少し想像するべきだったのだ。 森羅万象、等しく自身の恐れの対象であるというのは果たしてどういう事なのか? それでも“在り続ける”もしくは“在り続けられる”のは何故か? そこに僅かでも思いをめぐらすべきだったのだ。 その、いつも落ち着き無く四方にさ迷わせては伏せる瞳。 それを無理矢理にでも正面から覗き込むべきだった。 その悍ましさを、もっと事前に知っておくべきだったのだ─── 「もういい。そこまでだ、太。剣を退け」 不動の如き正眼の構えを崩すことなく、和丹始(わに はじめ)は相対する弟である少年を痛まし気に見据える。 その声に当然の事ながら強者の驕りの響きは無く、ただただ相手への気遣いと優しさがある。 それも無理ならぬ所だろう。 彼に比べれば一回りほど小さく見える少年は、同じく刀身の長い太刀を正眼に構えているが、肩で息をしているしその全身は哀れなほど細かく震えている。 そればかりか、右腕と左脚それに脇腹は切り裂かれ薄く血が滲んでいた。 そこまでやるつもりは無かったのだがと、始は内心で舌打ちしながら父を恨めしく思った。 幾らこの『ユズリノフトマニ』が一族の厳然たる掟であるとは言え、これではまだ幼い弟を無用に痛めつけている事にしかならないではないか。 やはり、早々に太を後継候補という立場自体から解放すべきだったのだ。 アラミタマに立ち向かうなどという一族の過酷な役目など、自分が担えばいいだけの事だ。 何故にこのような、真剣で立ち合う血生臭い前時代的な決闘を弟としなければならないのか。 そう、この儀を行うと宣した父に食って掛った始だった。 このように当主である父に反抗するなど彼にとっては初めてのことだったが、言われた父の方は面食らう事も叱責する事もなく普段通りの厳しい無表情のまま静かに答えた。 『無論、この儀における勝者はお前となるだろう。武技の力量、根本的な身体能力、保有する霊力……どれをとっても、アレでは到底お前に及ばない。また、そうでなくては困る。次期当主の筆頭候補として任じたからにはな』 『でしたら───!』 『だが、我が一族には後が無いのだ。保有する霊脈は時を経て先細り、私の代に至るまでの百年余の間には遂に“断片”を宿す者すら現れない始末。それでも一族が霊脈を召しあげられ凡俗に落されなかったのは、ひとえに竹内様の恩情を賜ったからに他ならない』 抑揚が抑えられた父の低い声は、有無を言わせぬ響きを持っている。 その為、始は畏まって俯き神妙に無言で通した。 しかし ───何が恩情なものか。 ───我らは、遥かな古より都合よく使われてきただけではないか。 ───伝えがまことなら、それこそ体の良い道具として扱われてきたのだ。 その胸中は、そういう穏かならざるものが渦巻いていた。 『お前も知ってのように、十五年前の例の惨劇により多くの霊脈は傷つけられアラミタマはその出現の頻度を高めた。と同時に、我らのようなカミガカリもかつてではあり得ない比率で誕生しているらしい。つまり、我らが果たすべき役目はより重さも過酷さも増しているのだ』 『それは私も弁えております。しかし、それと今回の儀にどのような繋がりが?』 『……そのような危急にして存亡の危機の中、あるいはお前が役目を果たせず命を落とすという事は十分にあり得る話だ。もしくは、命を落とさぬまでも私のようにもはや戦いに赴けない身体となる事もな。アラミタマに対峙するとはそういう事だ』 始は、思わずはっと威厳に溢れた当主である父に目を向ける。 普段はその所作が自然で何の支障もなく振舞っているように見える父だが、実のところ歩く事は出来ても走る事が出来ない身体だった。 しかも、右腕が自由に利かない。 幼い頃、満身に惨たらしい傷を負い絶命する寸前で帰ってきた父を始は憶えている。 幸い命は取り留めたものの、数年は起き上がる事さえ出来ずにいた。 それから不屈の精神で辛い治療と訓練を行いここまで回復したが、これ以上はどうあっても回復しなかった。 『私の代では、一族にカミガカリは私以外いなかった。しかし、私は幸いなことに後継に恵まれた。もはやそれを以って、今まで役目を果たせなかった一族の償いをする他ない。しかも、出し惜しみは決して出来まい』 『要は……“断片”を宿せた者が一族に複数居る以上はそれらを無用に遊ばせておくことはできないと、そういう事ですか。少なくとも、私に何かあった場合即座に『代替』としての役割くらいは担ってもらわねばならないと?』 『……そうだ』 重く断言する父の表情を伺うが、始にはその真意が相変わらず読み取れなかった。 だが……この不器用で感情を表に出すことが苦手な父が実は子煩悩であり、子供達には異常に甘い事も始は知っている。 とは言え、同じくらい一族の在り方と役目について真摯で常軌を逸するほど厳格である事も知っていた。 それは和丹家秘伝の神技『スクナノミワザ』を伝授される際、充分に思い知っていた。 何しろ、幾多も生死を危うくするような修練を積まされてきたのだ。 だから、この我が子に対しての容赦の無い言いようも納得は出来るしある意味では当然なのだが……。 始自身は無論、そういう一族である事に何ら反感を抱くことはない。 今更、現在の世間の倫理観や価値観との断絶に違和感を覚えない。 但し、自分一人に対しての事ならばだ。 『しかし……父上。太にその役割が到底務まらないのはご存知の筈では? あいつは、少なくともあの臆病癖を治さない限り『何かと対する』という事自体出来ないでしょうよ。以前にあいつが悲鳴を上げて逃げだした相手を知っていますか? 猫ですよ? ほら、御山の麓の三丁目のシロですよ』 『……お前は、本当にアレに対しては目が曇るのだな。いや、気持ちは理解出来なくもない。しかし、これからは少々その心を抑えるべきだな。さもないと、思わぬところで足元を掬われる』 『───?』 始が訝しむように注視すると、父は口髭の下の唇を僅かに歪めた。 それが父の笑いの表情なのだという事を知っていた始は、その珍しさに驚く。 『アレは未だお前には及ばないが、数年後かもしくは短ければ一年後にはどうなっているか分らんな。素質だけならば、間違いなく私やお前よりも数段上だ。お前が言っていたその猫だが……あの後、アレに斬られた。“宿儺”まで持ち出してな。私が確認してみたが、あの猫は害を成すモノノケになりかかっていたようだ』 『───え? それは、どういう……』 『だが、お前が言うようにアレがあの性質を少しでも何とかせねばその真価は表れず不安定なままだ。しかし、私やお前には顕現しなかった“両面”すらアレならば……いや、それは詮なき事だな。とにかく『ユズリノフトマニ』を以って当主は決する。“審神者”は私が務めるが、当日は“総代”も見分役として参られる。故に、無様はゆめゆめ見せぬ事だ』 『“総代”が? 何故に?』 『さて……我々のような日陰の一族に、今更何の故あってかな? 確かに、多少の縁はあるのだがな』 始は、天を仰ぎ考えあぐねる父にかける言葉が見つからなかった。 それどころか、今聞かされた幾つかの驚愕すべき事に自身こそが思考が定まらなくなっていた。 “あの太が、モノノケを斬った?” “しかも、相手はあのシロ?” どちらも、俄かには信じられぬ……いや、信じたくは無い事だった。 確かに、太は“断片”を宿す者として始と同じように『スクナノミワザ』を伝授する為の修練は積まされている。 しかし、始が見たところその性質から決して魔を討滅するカミガカリには向いていないように思えた。 『スクナノミワザ』はカミガカリが絶対的な敵であるアラミタマを誅する為に一族が太祖より営々と継いで練磨してきた、あまりにも容赦が無い秘奥の数々である。 言うなればそれは、人品を極めるという境地にまで洗練された表の武術とは程遠い、殲滅と殺戮の技法の集大成なのだ。 無論、人の世に脅威を齎す魑魅邪怪こそを伏する御技とされるが、その内実は身も蓋も無い殺伐としたものだ。 何しろ、対するは人を遥かに凌駕した身体能力と千差万別の異能を駆使する超越した怪異どもなのである。 “人の持ち得る満身の力を以ってしても、その刃はまだ届かぬ” “生死のはざかいで飽く程の修練を積んでさえ、まだ不足” “己の四肢では足りぬなら、まずその四肢を八肢とせよ” “五官を以って捉えられぬなら、更に五つの官を開け” “世の理では通じぬならば、理そのものを踏破せよ” 要約するとそのような内容の口伝が、抽象的かつ古めかしい言葉で『スクナノミワザ』の教えを受ける際に申し渡される。 何れも伝承されるものを教授する時にありがちな訓戒の如きものに聞こえるが、しかしそれらの言葉は実際のところ修行者への心構えを説くなどという生易しい類のものでは決して無かった。 それどころか、これら言葉こそが『スクナノミワザ』の根本原理に近いものであり、伝承者はその体現者とならねばならなかった。 一つ一つの術理が絶技や神技の領域であり、当然ながら体得には人を遥かに逸脱する事が要求される。 それは魂に“断片”を宿し膨大な霊力を持ち合わせるというのも勿論意味するのだが、何より『スクナノミワザ』は体得者に人として“外れること”を執拗に求めるのだ。 まるで怨嗟に満ちた呪いの如きものに似ており、故にそれを跳ね除けモノにするには『ワザ』に飲み込まれない強靭な意志が必要だと始は考えていた。 しかして、あの臆病すぎる弟がその修練を始めた際にはあまりに哀れで正視し難かった。 顔を殺される寸前のように常に歪め、歯の根が合わぬ程に全身の震えは止まらず、何を成すにも絶息するかのような悲鳴をあげ……。 これでは修練そのもので命を落とさぬまでも、弟の心のほうが先に壊れてしまうと父には再三に渡って告げたが、そうなればそれまでといつもの有無を言わさぬ口調で返されただけだった。 そう───だが、弟は決して修練から逃げ出そうとだけはしなかったのが不思議なところだった。 いつもいつも、見ている始の息を詰まらせ掌の内の汗を滲ませながらも、確かに『スクナノミワザ』を修得はしていったのだ。 その甲斐があってか、修練における始の受け太刀までこなせる程にはなった。 しかし、相変わらずその有様は追い詰められた小動物を思わせた。 それは、弟にはこのような事にはまるで向いていないという考えをますます確信させるような弱々しい姿にしか見えなかった。 “実際に『スクナノミワザ』を修したとしても……その力などこれでは振るえまい。いや、そもそも何かを傷つけるなど太にはどだい無理な話だ” “けれど、太はこれでいい。こんな“人でなし”の宿業など自分一人でたくさんだ” 始はいつもそう考え、そんな姿を目の当たりにする度に決してこの哀れな弟に太刀など取らせ魔と対峙するなどさせまいと思い極めていたのだが……。 弟の太のその臆病すぎる性質を感受性があまりにも強くそして───優しすぎる為だと始は考えていた。 世界は、どうあれ他との交わりである以上摩擦が生じる。 実際に攻撃するという意味ではなくとも、大なり小なり衝突は不可欠であるし自身の意志を伝える事はそのまま他への蹂躙になり得る。 逆もまた然りで、それは言うなれば自他の鬩ぎ合いに他ならない。 無論それは悪いことではなく寧ろだからこそ人は孤独ではないしその練磨により様々な恩恵も受けられる訳だが、その当たり前すぎる認識と機能が弟には上手く働いていないのだろうと思えるのだ。 つまりは、他への極度の共感と過剰な想像による一切の攻撃的な意志の放棄と自閉。 それは、通常の人々にはあまりに異常な感性として場合によっては苛々もされ排斥もされるのだろうが、始にはとても好ましいものとして映っていた。 何も傷つけまいとする優しさの発露が、ああいう形として表れているのだと。 しかし…… “では、なぜそんなあいつが、モノノケを斬れたというのだ? しかも、そのモノノケの正体が本当にあのシロだとしたら……あいつに斬れるはずが無いではないか!” 到底信じられぬと、始は何か分らぬものに憤然とする。 実際に『ワザ』を修するのと、それを対するモノに発揮するのでは話がまるで違う。 特に『スクナノミワザ』を使ったのだとすると(いや、当然それでしか太はモノノケを斬る手段などなかっただろう)明確な意志が必要になる筈だ。 即ち───ためらいの無い純粋なる討滅の意志が。 “そんな、禍々しい攻撃的な意志などあの太が持ち合わせてる訳が……それに何より、あの猫のシロは人とまともに触れ合えなかったあいつにとって長年の友ともいえる存在ではなかったのか?” ───何か事情があったのだろう。 しかし始は、どこか胸の奥で何か漠然とした嫌な感情が湧き起るのを抑えることができなかった。 御山の麓に広がる町に棲みつく野良猫のシロは、何故か昔からわざわざこの御山の中途に位置する和丹家の屋敷を訪ねてきた。 最初は恐らく痩せ衰えて方々に傷をつけていたから、もしかしたらナワバリの争いに負け逃げた先が此処だったのかもしれない。 その時、父母の許しを得て始はこの猫を介抱した。 幼かった始は、無論このまま飼うことを熱望したが(薄汚れた姿が、洗ったら思いの外真っ白な毛並みだったのでシロと名付けた)さらに幼かった弟が普段以上にこの猫に怯えて恐慌したので泣く泣く断念した。 しかしそれからというものの、このシロは恩義を覚えているかのように屋敷に訪ねてきては家人に顔を見せに来たのだ。 だが、どうにもおかしなことに、シロが訪ねてくる理由は直接助けた自分ではなく弟の太にあるのではないかと始は感じていた。 その証拠に、餌を貰った後にはすぐに太の姿を探し回るし見つけたら見つけたで甘えた声でじゃれつこうとする。 ある時など、捕えた獲物である小鳥を御土産だとでも言うつもりか太に差し出す事まであった。 まあ、案の定と言うべきかその度に太は悲鳴を上げて逃げ惑ったり恐怖のあまり硬直したりしていたのだが。 しかし、そのうちに何にでも怯えるこの臆病な弟も、ひたむきな好意に何か感じたのかシロがじゃれかかってくるのを許容するかのようにされるがままになっていたり、頭まで撫でてやっているのを目撃するまでにはなっていた。 もっとも、その間中すっと太は顔を強張らせ引き攣らせてはいたが、それはそれで何か穏やかな光景であるように始は感じていたのだ。 “そう……そうだ。太はシロには必要以上に怯えなくなった筈だった。しかし、あの時……シロがいつものように現れたあの日、太は異常なまでに怯えて逃げ出した。いつものことだと考えていたが、その奇妙さにもっと留意すべきだったか” 急用で家を離れる寸前の出来事だった故に、始は気に留められなかった自身の至らなさを悔やんだ。 あの時に自分が気が付いていれば、弟にそのような惨い真似をさせる事など無かったものを……。 だが───はたして、自分には出来ただろうか? と始は考える。 自分もシロを可愛がっていたし、猫とはいえ友人のようなものだと感じていた。 例え何かのきっかけでモノノケに変じかかっていたにしろ、そのような存在を自分は……。 それに……その様な事があったなど帰ってきた自分にまるで気がつかせないほどに、弟は普段通りだった。 いつもどおりに俯きがちで時々何かに怯えては震えるが、何かを嘆いたり打ち沈んでいるなどという様子はなかった。 それは……どう考えればいいのだ。 しかし─── その部分を、始はどうしても深く考える事が出来なかった。 それは、彼にとってもっとも慄然とする事実からの無意識の逃避だったのである。 そして……これこそが、和丹始が悲劇に至る最たる理由だったのだ。 結論から言えば、彼は和丹家という古き血脈のカミガカリとしては致命的に“向いていなかった” 反転した世界─── “審神者”である和丹家の現当主により形成された霊力結界内には、張り詰めた静謐さが満ちていた。 御山の木々が途切れて背の低い草のみが生える其処は、円形の広間の如きになっている。 普段であれば様々な虫や小動物などの音が響き周囲の木々からも野鳥の長鳴きが聞こえてくるはずだが、当然結界内ではそのような余分なものが入り込む余地はない。 闇夜を蒼く霞がかったものとしているのは、優しき月光ではなく上空にある異様な亀裂から漏れる光だった。 不可解な事にあの十五年前の惨劇から、霊力結界内では例外なくこの光の亀裂が表れるのだという。 確かに美しい光景だとも言えるが、それはどこか魔的で人の心を落ち着かなくさせる現象だった。 その投げかけられた光は、対峙する二人の兄弟の陰影を等しく朧に伸ばしている。 しかし、片方が微動だにせぬほど固定されているのに対して一方は小刻みに揺れていた。 「……おまえはもう充分に戦ったよ、太。こうしてまともに仕合うのは初めてだが、確かに父上が言うようにおまえには俺を上回る才がある。だが、残念ながら今の時点では二歩ほど俺には及ばない。その差はこの場で届かせることは決して出来ないんだ。それを……頼むから理解してくれないか?」 始は、切実さを声に込めて肩で息しながらも未だ構えも解かず霊力を練っている弟にそう訴えかけた。 そもそも、何故この臆病な弟がまだ自分に立ち向かおうとするのか、本当に理解できなかった。 自分に勝ちたいから? いや、そのような当たり前の執着があるとはとても思えない。 では、何か兄である自分に秘かな不満があるから? ……それは残念ながらあるかも知れないが、それでこのような機会にぶつけようとするような積極的な意志が弟にあるなら、流石にその兆候くらい自分には感づけたはずだ。 要するに、始には兄として弟の今の行動原理に思い当たる節が皆目無いのだ。 そう、今だってこいつは、いつ逃げ出しても不思議ではないくらいに怯えているではないか。 全身は瘧のように震え、時折かちかちと歯の根が噛み合わぬ音が聞こえる。 しかも、剣の仕合いだというのに言語道断な事に視線すらこちらに合わせようとしない。 この弟の常態を知らねば、もはや戦意が喪失しているのだと勘違いしそうなほどだ。 にもかかわらず…… 「───!」 正眼から脱力したように構えが下段へと変化したと始が認識した瞬間、太の姿は突如消失した。 “───『カガチ』!” 即座に反応し、始は跳躍する。 半瞬の差で、今居たその場の草と土が千切れ飛び爆音が轟いた。 足元を狙い横薙ぎに振るわれた太刀の一閃が、空気を切り裂くのみならず地を割る衝撃波を伴い吹き抜けたのだ。 視覚の間隙を突き瞬きで間合いを詰め、地を這うが如き低い異様な姿勢から神速の剣を刈る様に繰り出すのがこの『カガチ』だった。 『スクナノミワザ』の一つであり、無論これとて必殺を期した絶技ではある。 しかし─── 転瞬、避けられその横に伸びきった剣筋の軌道が変わる。 いや、それはもはや軌道を変えるなどという生易しいものではなく、果たしてそれらは繋がったものなのかさえも疑わしくなるような理不尽で不条理な剣筋の変化だった。 “やはり、『サカガミ』か” 宙にある始を追う様に、下方から縦に閃き迫る刃。 不動の守りを示す相手を『カガチ』で宙に封じ、『サカガミ』で斬り上げる。 そう、この技の連鎖は罠の如きものだった。 超常なる異能を駆使し逃れる相手に、その間さえ与えぬ封じ手の一つ。 “しかし……その一手を教えたのはこの俺だがな” このまま太刀で受けては宙に在って踏みしめる大地が無い以上、力負けする。 故に 「はっ!」 始は、練った霊力を鋭い呼気と共に放出し太刀に乗せ身体を回転させる。 そしてその勢いのまま、刃を上段から振り下ろした。 収束させる力は一点に絞る。 つまりは、迫る刃そのものを刃を以って叩き折り粉砕せんが為に。 視認すら危ぶまれる瞬時の内に、このように精妙な霊力の運用を行える事こそが始の非凡さだった。 が─── “な!?” 読み切ったと確信しこの不毛な仕合いの勝敗を決する為に放った太刀は、空しく宙を切っていた。 着地と同時に、始の霊力を集中させた強力な斬撃は目標を失って砲撃に似た轟音と共に大地を裂き土煙を噴出させる。 互いの刃は咬み合わず、しかし駆け上がる閃光の如き『サカガミ』の太刀の軌跡も始には掠りもしなかったのだ。 かわりに太の刃は、斬り上げた頂点で一瞬静止し不可思議にも二条に変化した。 それは、地に降り立ち剣を振り下ろした状態の無防備な始に対し流星の如く降りかかる。 “くっ!” 左右より交差するかのように同時に迫る斬撃。 もはや逃れる糸目もないかのように見えるその詰め手を───始はその体勢のままで行われた奇怪なる後方への跳躍を以って空を斬らせていた。 唐突かつ不合理なその瞬時の動きは、機械仕掛けのようでもあり人間からかけ離れた───そう、まるで巨大な蜘蛛を連想させるようなものだった。 その異常なる俊敏な跳躍にも拘らず、着地した際にほぼ無音であったのがますます蜘蛛を思わせた。 『ササガニ』と伝わるこの歩法こそが、『スクナノミワザ』における基幹をなすものだった。 しかし、始は今の今までこれを使っていなかったのだ。 剣の捌きのみで充分に対応出来ていたからだ。 つまり、己と弟との差はそれくらいだと軽侮するでもなく正確に計っていたのだが 「……驚いた。今のは『ミカボシ』か。正直に言ってそのつなぎ方は読み切れなかった。どうやら、おまえに対する見方がまだ甘かったようだ。まったく末恐ろしいが……」 始は大きく息を吐き、再び開かれた間合いの先で片膝をつき崩れ落ちる寸前の姿勢で喘ぐ太を悲痛を浮かべた目で見遣った。 “恐らく……今のがこいつの限界だろうな。いや、限界以上か。既に霊力も枯渇しかかっているし、まだ完成されていない身体であの酷使の仕方では今頃各所で激痛が走っている筈だ” 未だ気を失っていないのが不思議なほど弟が消耗しきっているのを見て取り、始はもう今すぐに太刀を収め介抱してやりたい衝動に駆られる。 “いや、しかし……” 太刀を構える己の身体が、何故か一時も弛緩しない。 心の奥底の最後の一線ではどうしても躊躇われるのだ。 その自身の逡巡に、始は訝る。 それは、当主の座を巡っての神事とも言える仕合い『ユズリノフトマニ』だから。 もしくは、八部衆の筆頭家の当主“総代”御剣宗司というあまりにも雲の上の存在が立会い見分しているから。 吹けば飛ぶような日陰の一族である和丹家がこの“総代”に価値無しと判じられれば、たちまちに管理している霊地など召し上げられてしまうから。 そういう事情から普通に考えれば、己の逡巡は当然ではある。 しかし、それより先に始の意識の中で切迫して訴えるものがあるのだ。 ───剣を下げてはならぬ。 ───構えを解いてはならぬ。 ───戦意を緩めてはならぬ。 もはや勝敗も決しかけ端から自身との差は歴然としていたこの臆病で満身創痍の可哀相な弟に、何故未だこのような剣呑な印象が抜けないのか? その湧き上がる心こそが 「……あ……と」 「む?」 「一……歩……」 譫言に近い呟きを聞き取り、始は眉を顰め太を注視する。 弱々しく荒い息を吐きながら、膝を震わせまだ立とうとする弟に自分が今撃ちかかればそれで勝負は他愛も無く着く筈だ。 だがそれが出来ないのは、本当に弟可愛さ故の情が躊躇させているからか? 今背筋に、何か自身でも判別がつかない戦慄が走らなかっただろうか? 始は、ここに至ってようやくその顔を隠す幕のように長く伸ばされた前髪から垣間見えた弟の目を捉える事が出来た。 それは普段と変わらず、意志が曖昧な弱い輝きしか持たず…… “い、いや……違う!? 待て! こ、これは本当に───” ───始がその瞳から読み取ったものから激しく動揺したのと、その変化が起こったのは同時だった。 それまで消えかかる寸前の灯火の如く揺らめくばかりだった太の霊力が、突如───爆発した。 それは轟きをあげて無尽の間欠泉に似た噴出をした後、星々の輝きを束ねたかのような白光と膨大な霊威を伴って太の体に凝縮する。 「な……!?」 始は、その信じがたい光景に絶句した。 その顕現したものこそが───始祖のみが発現し得たという伝説そのものだと即座に理解した故に。 一言でいえば、それは水晶で形作られた巨人だった。 いや巨人というには始とそう背丈自体は変わらないが、過剰に放出される霊威が相対するものに異様な圧迫感を与えているのだ。 幾何学的なモザイクのように全身を覆うものは透明度が高い水晶にも似て、しかし常に脈動するかの如く明滅する輝きを放ち内部の構成を窺い知ることが出来ない。 確かに人の形をしてはいるのだが、どこか人とはかけ離れた動きを想像させるのは痩身で随所の可動部が細く絞られその手足が細く長い為か。 頭部には山羊を思わせる形をした角が左右対称に捻じれながら後ろに伸び、顔面は西洋の兜のように眼部のみに隙間があって黒く影となりそこから幽鬼の如き蒼い輝点が朧に覗いている。 そして…… “……恐らくは“両面”の筈だ” 正面から対する始には確認できないが、伝承通りならば後頭部に隠れる形でもう一つの“面”があるはずだ。 飛騨の神人とされ、その名の由来ともなったされるもっとも顕著な特徴。 それは憐みを抱いているような、もしくは万象を蔑んでいるような薄い笑みを浮かべた美しい女性の顔なのだという。 双貌を持つ鬼遣らい───即ち『両面宿儺』と称された伝説が、いま始の目前にあった。 「太……おまえ、おまえは……」 一瞬の自失からは立ち直ったものの、始は弟の変わり果てた姿にかけるべき言葉が分からずその語尾が震えながら萎む。 それは、先ほど読み取ったものが自身の思いを根底から揺るがしていたからでもある。 自分は一体、弟の何が─── “───!!” が、始に苦悩と迷いを抱いている余裕はなかった。 何かを放出し推進したとしか思えぬ速度で瞬時に水晶の巨人が雷鳴の轟きをあげ目前に迫り、暴風そのものと化した斬撃を繰り出してきたからだ。 「がっ!?」 何とか太刀で受けたものの、今まで経験したことがないその威力に始の全身が痺れた。 咄嗟に足を捌いて『ササガニ』の歩法で間合いを取ろうとするものの、即座に出鱈目としか言えない機動で水晶の巨人に距離を詰められる。 そして、間断無き豪雨に似た数多の刃が始を襲った。 「くっ! お、おおおお!!」 乱れ飛ぶ光の軌跡を、始は修した『スクナノミワザ』の限りを尽くして捌き、弾き、打ち払い、受け流した。 竜巻の如き刃と刃が咬み合う度に、澄んだ金属の音色が連続して響き激しい火花が瞬く。 影絵に似た光景に浮き上がるそれは、ある意味鮮麗なる演舞のようですらあった。 しかし、その一太刀一太刀は受け損なえば人の身など“粉砕”に等しい斬殺を齎すのは間違いが無い。 凄絶な威力を示すように、始の周囲は剣圧による衝撃波で砕けた大地が粉塵となって吹き荒れる。 “こ、このままでは、押し切られる……が!” そう、かろうじて凌ぎ切れない事は無い。 確かに、圧倒的な暴風じみた斬撃ではあるが始とて“断片”を宿し人を超越したカミガカリなのだ。 既に超常存在との戦いにも幾度か身を置き、自身を上回るそれらを討ち果たしてもいる。 己を超える存在を、古より受け継がれる“ワザ”を以って伏し滅してこその“神殺し” 故に、『両面宿儺』と化したこの今の弟の脆さも即座に見抜く。 その凄まじい力には、精妙さが極端に欠けているという事実を。 言うなれば、力に振り回されているのだ。 “ならば……” 始は、縦横無尽に空間に描かれる刃の線にほんの僅かな瑕疵とも言える緩みがあることを看破する。 「ふっ!!」 防戦一方に見え片膝もつかんばかりだった始は、撓めた身体を解き放つように不安定な姿勢のまま太刀を振るった。 呼気と共に体内で練られた霊力が瞬間的に刃に纏われ、針の穴を通すが如き繊細かつ鋭利な力が撃ち込まれる。 それまでとは違った一際高い金属音が鳴り響き、刃雨を成していた斬撃が大きく弾かれ一瞬静止した。 「───!?」 動揺と驚愕を表すように、水晶の巨人は土煙を上げながら急速に後退した。 その光彩を施された硝子細工さながらの複雑に構成された胸甲部には、いつの間にか無惨に切り裂かれた痕が交差して走っていた。 そこからは、やはり中身は弟である和丹太という生身の人間に過ぎない事を示すように鮮血が零れ、脈動する輝きを朱に汚している。 「……これが『スクナノミワザ』の奥の一手『ナナツネ』だ。恐らく、おまえは今どうやって斬られたのか見えなかったんじゃないか?」 「う……あ……」 「未だおまえに伝えられていないものだから使うつもりはなかったが……しかし、そうも言っていられないようだ」 太刀の血を一振りで払いながら、殊更に感情を込めない冷たい声音で始は言い放つ。 胸中の悲壮なる決意を無理矢理押し込めるように。 例え斬り捨てる事になろうとも……こいつをカミガカリとして世に放ってはならない。 先程感じた戦慄から、始はそう結論せざる得なかったのだ。 正直に言えば未だ理解が追いつかず、あるいは信じ難くもあり、また信じたくも無いが 「……あ、こ、こ、怖いです、兄さん」 「何が───怖い?」 「な、何もかもが、こ、怖い。怖い事が怖い、怖い事が怖い、怖い事が怖い、怖い事が怖い、怖い事が怖い、怖い事が……」 幽かな光を反射して輝く水晶の面の奥から、くぐもった繰り返しの囁きが延々と漏れるのを始は聞き取る。 まるで呪詛の様でもあり、何かを渇望する祈りのようでもある。 だがこれは、弟が常日頃から訴えよく耳にした言葉だった。 それが今はまったく違う意味合いとして捉えられ、始は内心で悲憤し歯を噛み締める。 何故自分は、それを深く考えようとしなかったのか? 結論は明白であり、しかし理由もまた明白だったのだ。 「分かった……終わりにしてやる。おまえは、“こちら側”には来てはならない。だが、一つ憶えていて欲しい。俺は、おまえがどうあろうと───」 続ける言葉を嘆息と共に虚しく途切れさせ、始は太刀を上段に構える。 しかし上段にも拘わらず、その切っ先は地を指さんばかりに大きく右に傾けられるという異様な構えだった。 更には踏みしめる足は大きく開かれ、身体は極端に前傾となり地を這うが如きに低くなる。 その様はさながら四足の獣……いや、際立った長身である始の長い手足と構える太刀の刃の長さから、その形を影として映すともっと奇怪なものを連想させるだろう。 それは獲物を狙う寸前の一匹の悍ましき巨大な蜘蛛のようだ、と─── だが、この異質にして異形なる構えより顕すものこそ神代よりの再現。 即ち、毒竜悪鬼を伏し“神殺し”すら能う『スクナノミワザ』の最奥の一。 それは『ヤエノサカイ』という、現象を表した簡素な名で伝わっていた。 いかなる作用なのか、空間が陽炎が立ち昇るようにゆらゆらと揺れていた。 加えて、冷気すら感じさせる霧に似た何かが立ち込め辺りを薄く曇らせる。 それは、凝縮された霊力の干渉によるものなのか。 然して、その発生点は二つ。 始と相対する一息の間合いの先。 そこには当然のように、同じく異形の構えをとった影がある。 “そう……あくまで退かないならば、そうするしかない。『ヤエノサカイ』は『ヤエノサカイ』で対するのみだ。しかし───” まるで歪んだ鏡のようだと、始は皮肉気に考える。 いや、始よりさらにその形は理から外れた異質な何かを思わせ、だがそれ故に自然だった。 “なるほど。始祖よりの形を再現しているならば、あちらがより“原形”に近いのか。さながら、水晶細工の蜘蛛と言ったところだな。だが……” はたして、その自身を御するのすら危うい身体となり果ててしまった今の太にこれが放てるのかは甚だ怪しい。 しかし、そうであっても始はもはや容赦する気など微塵も無いと思い極めていた。 そもそもこの仕合いは、現世の理より外れた霊力結界の内で行われているのだ。 例えこれで死に至らしめる程の傷を負わせようが、その事象は現世よりは決定的に作用しない。 “なれば……その四肢切り落としてでも、おまえを今ここで“終わらせる”!” 始は微かな迷いを断ち切るように体内の霊力を高速で巡らせ、純度を高めたそれを鋭利に練成する。 収束させ送り込まる圧縮されたその力は、刃に負荷に耐えかねるような悲鳴の如き鍔鳴りを上げさせていた。 呼応するかのように、手の甲に刻まれた幾何学的な線で象る紋様も一際虹色の輝きを放つ。 それは、まるで限界まで回転を上げる駆動音にも似た、耳を劈くような甲高い咆哮を同時に上げていた。 この刻印こそが“断片”を魂に宿したカミガカリの本質を象徴的に露にするもの……“霊紋”と呼ばれるものである。 始のそれは<四方を閉ざす剣>であり、何かを囲うように剣を以って四角を成す形をしていた。 “この剣こそ───” 始の滑らせた烈風の踏み込みに大地が削れ粉塵が舞う。 持ち上がる刃に大気が慟哭し激しく震える。 全てが緩慢なる動きに感じるのは、満たされた霊力により覚醒された五官が研ぎ澄まされているからだ。 それらは、粘性を帯びたように引き伸ばされた時空が見せる夢幻の如きもの。 実際には視認すら危ぶまれる刹那の狭間に過ぎない。 “この愚かなる兄の───” 始の視界に刻まれた線は八つ。 これこそが『ヤエノサカイ』が齎す現世(うつしよ)と常世(とこよ)を分かつ断絶である。 それは相手を囲うように走り、やがて中心に至る。 こうしてこの端境が閉じられる時……その内に居る者は文字通りに『封殺』されるのだ。 “───手向けと受け取れ!” 放たれる世の理を踏破した斬撃。 振り下ろされる太刀は眩い輝きを迸らせ、八つの光条を成した。 刃が疾駆し、切り裂かれた空間が軋みを上げる。 その不条理なる刃線に成す術無く囲まれたるは、未だ構えより太刀を繰り出せずにいる水晶の巨人。 しかし僅か半瞬の差で、同じく斬撃を放つがそれは─── “その遅れは、今この場にあって致命的だったな、太!” 閉じかける八つの線は、寸前で確かに一瞬停止する。 阻みたるは、やはり八つの光条。 咬み合う刃は、雷光に似た明滅を齎し不吉なる鳴動を轟かせる。 だが……それもほんの数瞬でしかなかった。 同質の力の衝突は、明らかに阻む力より閉じかける力の方が強い。 「あ、あああああああああああ!!」 太の断末魔の如き叫びも空しく、次々と囲む刃は阻む刃を圧する。 硝子が連続して砕ける様に似た耳障りな音が高く響いた。 かくして、斬刑をもたらす断絶の刃界は形を成し─── 「な……に……?」 始が呆気にとられ思わず声を漏らした時には、既にそれは視界を圧して迫っていた。 そして、見たものを信じ難くも理解しつつも判断を下すのが数瞬遅れた。 ───『ヤエノサカイ』は完成しなかっ…… ───確かに、俺の七つの刃までは…… ───しかし、一つの刃は逆に…… ───初めから、太はこれを…… ───つまり一つに力を収束させ、他の七つを捨て石…… ───『ヤエノサカイ』を突破し、この機を…… ───だが、なぜそんな精妙な…… ───まるで化け物が孵化したかの…… ───ああ、そんな血塗れで、駄目じゃないか…… 交錯する思考は、止めどなく頭を駆け巡り続ける。 鮮血で彩られながらも、脈動する輝きを放ちつつ暴風の速度で目前に達する水晶の巨人。 始はその圧倒的な霊威を備えた造形に、畏怖に似た美しささえ感じていた。 が、壮絶な修練を重ねたカミガカリの身体はそんな惑乱した思考を待たずに反応する。 瞬きの交差。 始の太刀は跳ね上がり、疾風さながらに斬り上がる。 刃先がその水晶の面を捉えて断ち割り、新たなる血風が舞った。 しかし、致命というにはそれはあまりに浅い。 始は、この期に及んでの自身の躊躇が齎した結果に愕然とする。 そして───見た。 面が破砕された事で露わになった弟のその素顔は、剣風により絡みつく蔦の如き長髪を吹き散らしていた。 故に、始はより深くそれと対峙する事となった。 即ち、自身にとっての絶望と。 “……やはり、こいつには何も無い。だから、何もかもが一つにしかならないのか。俺は、俺は……なんて、なんて……” 空回りする思いの中、銀閃が風を切る音と共に始の首筋に走る。 それは、今までの人智を超越した戦いにあってあまりにも呆気無い幕切れだった。 “ああ──まるで、虫のようだ” 首が刎ね飛ばされ地に落ちる寸前、始は弟だと思っていたものの瞳を思い浮かべる。 その艶が無く覗き込んだ者を虚空に落とすような、一つの衝動に縛られ磨耗した暗く深い色を。 同時に、引き伸ばされ希薄になる意識の中で、怯えながらもはにかむような笑みを浮かべて白猫を撫でていた子供も確かに見た。 だが、始にはそれが一体誰だったのかがもはや分からなくなっていた。 「本当に……これで良かったのだな、御当主殿」 「…………」 問い掛ける冷厳なる声に、和丹家当主たる和丹一郎は答える言葉も無く呆然と立ち竦んでいる。 和丹家が管理を任された、霊脈を有する幽玄なる御山のとある一角。 結界が解かれ反転より立ち返ったその草原は、元の生々しい生命の息遣いが満ちる場へと戻っていた。 天には既にあの蠱惑的な輝きを放つ光の亀裂も無く、柔らかい月光と微かに明滅する星々の輝きのみが闇夜にあって地にあるものを皓皓と照らしている。 幽世の如き世界の内で行われた戦いの凄惨なる痕は、当然この場には微塵も見出せない。 が、無論それを為した二人は別だ。 どちらも立ち尽くし、壮絶なる結末を物語っている。 弟である太は、既に伝説の再現である水晶の異形なる装具が解け小柄な身体の至るところを数多の刃痕で刻まれていた。 滲む血により赤黒く染まるその姿は直視し難いほどに無残で、まるで高速で旋回する刃にその身を晒したかのようでもあった。 普通の人間であればその痛みと失血により気を失うか最悪であれば死んでいるであろうから、未だ意識も失わず立っている事自体が脅威である。 人を超越したカミガカリならではの生命力と言えるだろう。 もっとも、太刀を杖代わりとし獣の如く喘ぎながら震える足で辛うじてという有様ではあるが。 そして、兄である始の方はと言えば…… 「ふむ。“アレ”はそれこそ何とでもなるであろうが……あちらの兄の方は、相当深刻であろうな」 紫紺の紬を纏う壮年の男は、懐手に腕を組んだまま僅か溜息を漏らす。 その低く響く淀み無い声は柔らかで人を惹きつけるに充分だが、どこか突き放すような冷淡さも含んでいる気がした。 もっとも、そう感じるのは己の心がこの最悪の状況に千々に乱れている為なのか。 しかし、はたして…… 柔和にして情に厚く、様々な機微に通じた人格者というのが昨今の彼の専らの評判だ。 八部衆の筆頭家の長としてその差配に狂いは無く磐石でありながらも、時として寛大な処置も行える組織を率いるに相応しい大人物なのだと。 だが、この人物への以前の印象がそのような評とは程遠いものであることを一郎は決して忘れていなかったのだ。 ───“総代”御剣宗司 かつては退魔師協会における最強の“神殺し”と謳われた天才的なカミガカリ。 事実、和丹一郎が知る限り彼ほど強大で才に溢れたカミガカリは居なかった。 もう一人、彼とほぼ同格と称された天才が居たのだが一郎はその人物とは幸か不幸か会った事がなかったのだ。 最初の邂逅は十六年前 あの<煉獄の夜>の前年。 その当時の御剣宗司は、協会に背き謎の出奔をしていたのだという。 しかもそれは極めて個人的な事由に基づくものだったらしく、協会に所属するカミガカリ達には彼に対する捕縛の令が下っていた程だった。 そんな折に、一郎は偶然にもこの天才少年を見つけてしまった為に大いに慌てた。 そう、彼はまだ少年とも言える年齢だったのだ。 だが、一目で一郎は理解してしまった。 いや、理解というよりは只々圧倒された言うべきか。 ───あまりにも、別格であり過ぎる。 その時の一郎は既に幾柱ものアラミタマを誅してきた歴戦のカミガカリと言えたが、それでも自分ではこの少年の足元にも及ばないだろうと即座に分かった。 一体、どれ程の修羅の日々を辿ればこんな年若い人物がこのような境地まで到達し得るのか。 そこに居るだけで周囲を一変させる、重圧を伴った存在感。 その瞳は相手を伏するような強烈な輝きを湛え、僅かに睥睨されただけで無数の白刃を間近に突きつけられているような気にさえさせられた。 そして何より、本当に人間なのかと疑いたくなるようなその絶大なる霊力が放つ威に一郎は徹底的に打ちのめされたのだ。 心を怯懼させるものは、嵐や大火等の自然の暴威に対した際に心に湧き起こる人間の無力感にすら似ていた。 『フン? お前は確か……ああ、和珥の傍流で竹内に譲渡された家門だったか。もっとも、本来は和珥と何の繋がりも無い血脈のようだが。何でも表向きは誅した事にされ、その異能を買われて良い様にこき使われた使役の民なんだとか。あの飛騨の神人とやらがお前らの始祖なんだろう?』 『よく……御存知ですな。私どもの様な、枝葉末節の一族のことなどを』 容赦など微塵も持ち合わせていない事を感じさせる酷薄なる響きの声に、一郎は何とか震えずに答える事が出来た。 恥も外聞も無くすぐさま逃げ出したい衝動に駆られるが、そこは日々の鍛錬と想像を絶する怪異に対することで培った鋼の自制心で堪える。 実際にそのような真似などしようものなら、自分など造作も無く処分されてしまうだろうと分かっていたからだ。 『まあ、協会の中で少しでも使いものになりそうなやつの経歴は粗方目を通したからな。何しろ、これでも八部衆筆頭家の次期当主だ。御簾の奥に縮こまってる連中と話す為“だけ”の礼節とやらを覚えるよりかは、随分とマシだろう?』 『それは、何とも……私からはお答えし難いですが』 『だろうな。かくして、毒龍悪鬼退治の英雄の血筋もかように飼いならされた犬の如きものに堕とされたというわけだ。まったくもって、哀れ極まる。それとも……みすみすその血を絶たなかったのを評価するべきなのかな?』 『…………』 揶揄を含んだ口調のそれは明らかに挑発だったが、一郎は何の表情も出さずに押し黙る。 これで激昂したところでどうにかできる相手ではないし、そもそも内容そのものは身も蓋もない事実だったからだ。 だがそれでも……一郎は和丹という姓を賜った自身の一族の在り方には誇りを持っていた。 今更にそのような指摘をされたところで、心に揺らぎは起こらない。 『ほほう? 道具同然に凋落させられながら、お前は自身の血を卑下はしていないのだな。なるほど、少し面白い。古い血筋の連中は、それを貶されると見境なく怒り出すような奴らばかりだったからな。ま、そういう輩どもは大抵の場合すぐに地金を出して無様な醜態を晒していたが』 『僭越ながら申し上げますが……それは少々お人が悪いかと存じます。さすがにあなた相手では、醜態を晒さないカミガカリがこの国に幾人も居るかどうかというところでしょうから』 『ふむ、追従というわけでも無さそうだが……それで、どうする? こうして対した以上は、何とか醜態を晒さないように頑張ってみるか、和丹の御当主?』 鼻で笑うが如き浮薄な口調とは裏腹に、突如自身へ向けられ放射された膨大なる霊威が一郎の息を一瞬詰まらせる。 事実、この少年にとってほんの戯れに過ぎないのだろう。 一郎は辛うじて自身の恐慌を押さえつけ、少なくとも表面上は動じることない様を取り繕った。 『そうしたいのは山々なれど……やはり遠慮させて頂きましょう。確かにあなたに対する令は受け取っておりますが、私ではそれに応えるに到底及ばぬ事くらいは理解できます。それに───』 『それに?』 『───あなたは、アラミタマではない。あなたが出奔した際に、あなたが“そちら”に堕ちたなどというという風聞も伝わりました。が、こうして対してみると良く分かります。寧ろ、あなたは誰よりもカミガカリであると。アラミタマに対するならば、例え力及ばず己が滅することになろうとも一矢報いるは本望。なれど、私の如き者があなたのような“真なる”カミガカリに刃を向けるなど、出来よう筈もありません』 『…………』 一郎が一息に言い放った言葉に、胡乱気に目を細め少年は口を紡ぐ。 その場に降りた沈黙が、引き絞られ弾ける寸前の弓弦に似た危うさを孕む。 静寂の中で未だ続く圧迫はまるで緩まず、息苦しさは増すばかりだった。 故に一郎には酷く長く感じたが、しかしそれはほんの数瞬の事だったのだろう。 やがて 『改めて……名を訊いておこうか』 『和丹……一郎にございます、御剣の若様』 『よし、では一郎。お前に問おう。“世界”とは───“救われる”ものだと思うか?』 『……は?』 あまりの前後脈絡がない問いに、一郎は困惑する。 先刻承知であろう己の名をわざわざ尋ねなおしたのは、それまで一顧だにしなかった者を曲がりなりにも認めるという意志の表れなのか。 ともかく、帯電するが如き緊張は少年がその霊威を収めた事で沈静化したのだが…… “……うっ” 代わりに凍りつくような眼差しに射竦められ、一郎は萎縮する。 その瞳には、決して逃避する事を許さない非情なる光が揺らめいていた。 『まず“世界”とは何か? という事についてだが、これには極めて粗放ながら二つの見方があるように思える。一つは、各々による極めて流動的な認識で構成される狭窄ながらも根本的な“世界”。もう一つは、全ての意志が重なり交じり合う統合された万象の流れという曖昧にして漠然とした、しかし確かに在る“世界”。どちらがどちらを内包するかは何とも言えぬところだが、双方共に我々にとっての“世界”とは結局“魂の虜囚”であるという理からは逃れられぬのだとは言えるだろう。故に、意志ある者達にとって自己とこの“世界”は等価であるとも』 口調は滑らかで淀み無く、低く響く言葉は頭を浸透させるように耳朶を打つ。 人によっては、甘く魅惑的なと表現する類の声かもしれない。 それはとても少年のものとは思えず、なるほど、天才というものはこういう所にも表れるものなのだなと一郎は場違いな感想を抱いた。 『さてそれが卑小なるか偉大なるかは一先ず置いておくとして、いずれの場合にせよ……我々はこの“世界”を守っているのだとは言える。何しろ、積極的にそれに干渉し滅しようとする我々にしか対処し得ない外敵が居るからな。要は、“世界”にとってカミガカリとは維持を目的とする抗体に他ならない。だから、本来の我々の役は変化を厭い、ともすればまかり通るであろう“世界”にとっての歪みを正す事にある筈だ。では“救う”というのは───果たしてそれに合致するものだと言えるのだろうか?』 『それは……もしや……』 そこまで聞けば、一郎にも少年が何を言わんとしているのか理解できた。 カミガカリとは、世界を破滅へと導く超常存在を討つことを至上の行動原理としてはいるが、更にもう一つ大原則として探求せねばならないものが存在した。 それはもはや、太古よりカミガカリの魂に刻まれた根源的な命題と言っても過言ではない。 人智を遥かに超え、天に届き得る神代の秘術。 全てに大いなる変革を齎し、世を“救う”もの。 曰く─── 『<神化の誓約>───ケルトではベルテーン、北欧辺りでは最後のルーンとかユミルの泉とか言われてたかな。錬金術師にはアルス・マグナ、カバリストどもにはメルカバの秘儀もしくはダアト、道士連中には神仙蟲毒などとも称されている。とにかく、これらは言い方は異なれ一つのものを指しており起源も遥か古より在るものだ。あらゆる願いを成就し森羅万象すら思いのままにする大魔術、全能にして全知を齎す大いなる秘法……滑稽な事に今となってはその実在を疑われてはいない。いや、事実それに類するものは在るだろうよ。残念ながらな』 『あ……いや……しかし、それこそが我々の永年に渡る悲願でありましょう? 何故そのような───』 そう、この少年はそれに対し否定的であり懐疑的だ。 恐らくカミガカリとして頂点にも近く、その大いなる神秘に一番近いであろう存在の一人の筈なのに。 もっとも、<神化の誓約>は単独では決して成し遂げられず、超常なる存在として遥か高みに到達した者達が十数人は必須という極めて行使に困難な条件があるらしいが…… 『実在を疑われていないのは、各地の超常存在組織がこればかりは協力して秘中の秘である資料や文献を突き合わせ綿密な調査をした結果ではあるのだがな……しかし、もっと安易に確認する手段もある』 『それは一体───?』 『なに、簡単なことだ。過去それは行使され実行されたのだ。ならば、その跡を辿れば良い。つまり───』 『な!? そ、そんな馬鹿な! それでは……』 続けられる言葉が分かり、背筋に走る怖気のまま一郎は憤然と遮る様に叫ぶ。 その冷厳なる結論に───自身を省みず叫ばざるを得なかったのだ。 少年は僅かに哀れむような顔を見せたが、その声はあくまで無情だった。 『そう言う事だな。“世界”はとっくに“変革されている”。事実、<神化の誓約>は神々に用いられた秘術なのだろう? ならば、少なくとも神々はそれを使ったのだという事だ。さて、どうかな? カミガカリの悲願はアラミタマを<神化の誓約>で一掃し“世界”に平和を齎すことだとされているが、神々にはその辺りはどうでも良かったのか? やつらとて、“世界”の一部ならば破滅してしまっては困るだろう。なのに、何故そのような要因を放置した? 森羅万象を自在とする全能の法を持ちながら、随分と片手落ちというものではないか』 『あ……う……』 『ここから導き出されるものは、あまり我々にとって愉快なものではないな。つまり<神化の誓約>とは、そこまでの力が無いのか……それとも、森羅万象を変革できる法でもどうにも出来ないほどにアラミタマという要因は根本的に“世界”にとって必要不可欠なものなのか。どちらにしろ、“救い”は無い。そもそも、カミガカリという立場が“世界”の維持にあるならば<神化の誓約>などという最大限の変革を齎すものを希求するは自己矛盾も甚だしいのではないか?』 一郎は呆然と、目前で腕を組む少年を見る。 そのような結論を抱えながら、何故彼は平然としていられるのだろうか? 自分よりもカミガカリとして高みに居るならば、その残酷な事実はより重く圧し掛かっているだろうに。 それが果たして強さなのか、それとも達観なのか一郎にはまるで計る事など出来ない。 やがて、少年は一郎から視線を逸らし何か諦めたような表情を一瞬見せた。 そもそも期待などしていなかったがという、溜息とともに。 『いや……すまなかった。所詮は小僧の戯言だ、気にするな。それより、俺の事を協会に報告するなら早めの方が良いぞ。無論、それでお前のことを恨んだりはしないからな。ただ、一つだけ忠告させてもらうが、これより先、分不相応の事には出来るだけ近づかぬことだ。もっとも、お前はカミガカリとしてはまともなようだから言っても無駄かもしれないが』 淡々と言い放ったのを最後に悠然と少年は踵を返す。 一郎には、それをただ無言で見送ることしか出来ない。 その背があまりにも遠く……自分ごときが干渉できる気などまるでしなかったのだ。 ふと、少年は立ち止まり天を仰ぎ見た。 『それが、“あいつ”に解からなかったはずが無いんだ。なのに……』 思わず漏らしたのだろう呟きはあまりに小さかったが、一郎の耳には何故か届いた。 それは、初めて聞いた少年らしい年相応の不安定な響きをもっていた。 そしてそれから約一年後……一郎にとっては忘れ得ない十一月一日の未明にソレは起こった。 後に<煉獄の夜>と称されるその災禍について、一郎はそこで起きた殆どの出来事を憶えていない。 ただただ、自身がカミガカリとして再起不能な傷を負い生死の境の中でその無念を噛み締めるという無惨な結果のみが残った。 つまりは、御剣宗司があの時にほぼ見越していた通り。 忠告を無視し分不相応なものに対した代償……しかし、当の忠告を申し渡した本人も同じ境遇となったようだと後々に伝え聞き一郎は大いに驚愕する。 彼は半身が不随になるほどの重傷を負い、もはやカミガカリとして立つ事など出来ぬ身となったのだと。 それは<煉獄の夜>にあった現象があのような強大な人物さえ飲み込むほどであったという証左……しかし、俄かには信じられなかった。 いや、重傷を負った事は事実であろう。 だが……彼はその後“御剣家の当主として迎えられているのだ” 和丹家のような、裏の世界においても日陰の一族とは事情が違いすぎる。 古からこの国を守護してきた勢力の最高筆頭家が、カミガカリとして役を為さない者を長として頂くなどはたして有り得るのか? ましてや、頂点で差配するは“八部衆”の名の通り気が遠くなるほどに連綿と血を繋いできた御剣家も含む八つの古き家門。 当然、そこでは程度の差はあれ魑魅魍魎が蠢くが如き権勢の争いもある筈だ。 そのような状況で自らの存在価値を危うくするような選択を筆頭家門たる御剣家がするだろうか? では、どう考えればいいのか? 確かに、彼は身体が不自由である事を理由にカミガカリとしての任を己で為す事は無くなった。 実際に、彼にとっての甥や姪に当たる年若い才有るカミガカリ達に“代行”として権限を譲渡しその役目を果たさせているらしい。 つまりは、御剣に人材が居ないわけでもないという事だ。 なれば、その中でも最高の者に当主を譲り経験と見識が豊かな自身が後見人になれば良い筈だ。 だから、一郎が思い当たったのは極々当たり前の結論だった。 もしや、御剣家にとって、いや八部衆にとってさえも……未だ最強のカミガカリとは“御剣宗司なのではないか?” だとすれば、何故そのような体裁をとっている? 己が表に立たず差配を振るうのみなど、彼が唾棄した“御簾の奥に縮こまっている連中”と同じ在り方ではないか。 ───何かがある。 それも……<煉獄の夜>に関したことで。 彼の変遷はそこから始まっているのは間違いないだろう。 自分はその端緒にさえも至れなかっただろうが、彼は恐らく渦中の中心へと踏み込んだ筈だ。 『……キミのその思いは、きっと<神化の誓約>に至るだろう』 いつぞや、既に和丹家のカミガカリとして任にあたっていた始は何かの折に“総代”にそう言われ感激したと報じてきた。 だがこれは後に確認すると、始が特別に言われた訳でもなく様々な才有るカミガカリに彼が告げている言葉なのだという。 故に、一郎はその言葉に心の底から戦慄するしかなかった。 御剣宗司は、一体あの夜に“何に触れ何を視たのか”、と。 「そこまでの衝撃を受けるならば……何故、この儀を途中で止めなかったのだ、御当主」 「そ、それは───」 “総代”御剣宗司の声は、あくまで穏やかかつ静かだった。 だがだからこそ、この惨劇を前にして当主である一郎には断罪を告げる響きとして耳に届いた。 「止めることは充分に出来た筈だが。後継を決する『ユズリノフトマニ』……それは“審神者”である御当主の結界内で行われたのだ。つまり、御当主が“審神者”として事を判じればそれで済んだ話だ。本来これは、行き着くところまで行くような決着を求める託宣の儀では無いのだろう? 何しろ、古より“断片”を宿す者達は貴重だからな。殺し合うことで後継争いの憂いを断つという手法は、我々カミガカリにとって利少なく害多しだ。まあ、血脈によっては無いでも無いが」 「…………」 「それとも、『太占(ふとまに)』の名の通りに天に成り行きを委ねたのかな? もしくは、これが一番有りそうな話だが……これを機に“アレ”を処断してしまうつもりだったのかね?」 「!! け、決して、そ、そのようなつもりでは───」 取り乱し叫ぶように否定しつつも、その言葉は力なく萎む。 ゆるりと“総代”が親指で指し示した先に、“アレ”と称された息も絶え絶えな我が子がいる。 子に対する愛情は、例え世間とはかけ離れているものだとしても深いものだと自身で信じてきた。 が、彼の少なからず蔑みを含んだその表現に今や憤慨する気には到底なれなかった。 『ユズリノフトマニ』を征して、和丹家が始祖より成し得なかった『両面宿儺』すら顕現させた紛う事無き一族の結晶。 だが、その出現を当主としてまるで喜べないのは何故なのか? もしかしたら、自分は彼の言うように─── 「いや、失礼。言葉が過ぎたようだ、御当主。だが、少し近かったようだから言い換えようか。貴方は、恐らく“期待”したのだな? 何しろ“アレ”は、ただの“始まりの再現”だ。血脈の果てに出た結論がそれでは、積み重ねてきたものが徒労という事にもなり兼ねない。その先を突破してこそ……だから、止めなかった。気持はよく分かる。彼は始君と言ったな……私も彼が“アレ”を突破することを期待していたのだが。そうすれば……」 “総代”は諦めを表現したように首を振りつつ全身で溜息を吐くと、緩やかに歩を進めて背を見せる。 一郎は、かつて呆然と見送るしなかった届かざる脊を自然と思い起こした。 が、やはり───以前と何かが違うと感じる。 「あの、どちらへ……?」 「なに……“アレ”は我々で回収してやろうと思ってな。残念だが、和丹家という一族はここで“終点”だ。いや、“振り出しに戻った”と言うべきかな。いずれにしろ、血脈としては袋小路に至ったと断じざる得ない。“総代”としては追って沙汰をする。御当主はこれより果敢にも挑んだ彼───和丹始に一族をあげて尽し労わってやるがいい。霊力結界の内とは言え、首を刎ねられたのだ。いや、それだけが原因とは必ずしも言えないだろうが……見たところ、魂が壊れかけている。命には別条が無いにしろ、再起は難しいだろう」 「そ……!」 一郎は絶句し、苦渋に満ちた表情で逡巡した後に未だ目を見開き彫像の如く立ち尽くす我が子たる始の方へ向かう。 後遺症により駆け寄ることが出来ぬ自身の体を必死で動かし、もどかしく走ろうとするその姿は哀れで痛々しかった。 「本当に……残念だよ、一郎」 それを眼の端に入れ“総代”御剣宗司はぽつりと呟く。 その声はあまりに寒々しく乾ききり、そして……和丹一郎の耳に届くことは決して無く蒼く煙る月夜に消え入った。 ───とにかく、何もかもが怖かった。 至る所から苛む痛みに恐怖した。 流れ止まらぬ赤き血潮に恐怖した。 全身に走る悪寒に恐怖した。 それを抑え込むかのように、その背に未だ蠢く熱に恐怖した。 何かを急かすように、己を高揚させ迸る刺激に恐怖した。 ───巡る ───巡る ───巡る 恐れは、怖れは、畏れは、懼れは、 己を蝕み埋め尽くす。 こうして、“世界”はそれで満たされる。 だからこそ、自分は 「───なるほどな。万象が恐れしかないのならば、結局は全て“等価”という事か。これでは、お前と関わろうとする者ほど絶望しか残らないだろうな。だが、どちらだ? 全ては“有”か? それとも“無”か?」 問いかける声は、地響きにも似て恐かった。 さらに意味が分らなくて、怖かった。 霞む視界に何か───トテモ、トテモ、コワイモノガ、ウツッテイル。 だから恐くて動く。 自動的に、体は最適の反応をする。 刃は上に、道筋は明瞭。 どんなものでも真っ二つ。 「ふん……その損傷でも動きが殆ど変わらないか。本当に虫みたいだな、お前」 澄んだ音がした。 そして……心は更なる恐さで上書きされた。 本当に、全く───意味が分からない。 確かに振り下げた、手にあった刃が忽然と消えたのは何故? しかもそれを、この相手が持っているのは何故? その成り行きが、まるで把握できなかったのは何故? さっき胸を斬られた時だって、ここまで意味不明じゃなかった。 理不尽を、理不尽で上回られた。 身体が、震える。 それこそ、虫のように。 「ふむ……なかなか重い太刀だな。これは、お前の身体に少し合ってない気もするが。しかし、あの姿に“戻れば”問題は無いか。それに、和丹家の者は皆尋常ではないほどに大柄だったな。お前も、成長すればあの兄のようになるのかな? ん?」 微笑を含んだ声でそう言いながら太刀を一振り。 そして、無造作に放り投げられ返されたそれを思わず受け取ったときには 「ガッ!?」 熱く重い何かが腹にめり込み、息が出来ない。 痛み、苦しみは斬られた時以上。 今、何が起こったのか。 分からなさ過ぎて、恐慌に恐慌が重なる。 気がつけば、足が地に着いていない。 頭を鷲掴みにされ、吊り上げられていると理解したのは、そうされてから一秒後という気が遠くなるような時間が経った後。 「刃を向ける相手を見誤るなよ、小僧。それすら出来ないようでは、流石に使いものにならん。無益だが、ここで処断するしかなくなるぞ?」 「ひあ……あ……ああ」 呻きしか出てこない。 幼子のように、もがく事しか出来ない。 痛い、苦しい。 恐い、怖い、恐い、怖い、恐い…… 「どうだ、死にたいか?」 「し、死ぬのは、こ、恐い」 「では、生きたいのか?」 「い、生きるのは、と、とてもとても恐い、恐い」 「では、どうする?」 「こ、恐いです。と、とにかく、何もかもが恐いのです」 永遠に近いような問い。 堂々巡りの、合わせ鏡の答え。 遂には地に塵のように投げ出され、本当に自分が塵になった気がした。 「ふん……強欲な事だな。しかし、なればこそ使い様があるというものか。それにしても飛騨の神人とは、斯様な者だったとはな。それとも、“あの夜”に何かが歪んだか?」 詰まらなげに言う言葉は、殆ど意味が分からない。 仰向けになり倒れた視界の先には、穿たれた穴の如き十六夜の月。 それがあまりにも綺麗過ぎて───恐かった。 「<神化の誓約>に至れ、小僧。そこにはきっと、お前好みの“恐怖”が待っている。そこで存分に、それを喰らうのだな」 頭に浸透するような深く響く声音に、何かの祈りにも似た厳粛さを感じ取る。 もしくは、悪魔の告解の如き相反する切実さか。 だが、それに答える力はもはや無かった。 「なんだ……お前、そんなものも持ち合わせていたのか? 意外と半端だな。が、それでも一色に染まりきるよりは大分マシか」 何を言っているのか、やはりさっぱり。 しかし、その詮索に思考を割く気にもなれ無い。 限界だった。 意識は深い闇へと、墜落するように引きずり込まれる。 さて、“総代”御剣宗司が和丹太に見たものは実際それほど大したものでもなかった。 ただ、恐れという単一なもの以外の一つの感情が顔に表れている事を認識したというだけの話だ。 口端を微かに吊り上げ、唇を三日月の如きに形作り、彼は嗤っていたというだけの。 つまり、それは余人が見れば怖気に苛まれるであろう───“愉悦”の表情だった。 かくして───和丹太という厄多きカミガカリは、こうして産声をあげようやく始まりに至った。 その前途は、当然の事ながら前提として希望など微塵も見出せなかった。
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/pages/418.html
電脳淫法帖 ◆FFa.GfzI16 ピチャリ、と奇妙な音が響いた。 早朝、一限目の前に食堂へと向かう予定だった学生は首をひねる。 なにか朝日に光るものがある。 首を捻りながら、空腹を押してその場へと駆け足で向かう。 普段ならば無視していただろうが、今となっては『そちら側』に重要な意味を持つ。 とある教棟の裏。 その近くに迫った瞬間、不可解な悪寒が襲う。 この学生は、その悪寒が無意識と習慣から生まれる、一人の男が向けた警戒の念と気付けるほどの訓練を受けていない。 用務員の怠慢か、生い茂った草の中で一人が壁にもたれるように倒れかかっている。 不審に思った学生は、その男へと近寄ってみせた。 それが始まりだった。 「くぅぅおおぉぉぉんぉぉぁぁああああ!?」 股間から走る激痛にも似た快感。 突然のことで膨大な感情の処理が脳が処理出来ず、それを激痛として最初は受け止めた。 しかし、その正体は激痛とは程遠い感情。 まさしく快感。 この世の全ての快感の根底に存在する、正しく生命の根源へと繋がる最も深い快感。 性的な快感だ。 「ぅぅぅぉぉぉおぉおぉぉぉおぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 なんらかの『攻撃』であることを理解した彼は、懸命に足を動かそうとした。 しかし、それは叶わない。 彼を笑ってはいけない。 性そのものとも言える概念的な攻撃に対して。 僅か数秒。 ケダモノのような叫び声を上げて。 ――――彼は射精していた。 ◆ 電人HALは『奇跡』そのものの光を想いだしていた。 かつて、電子世界で生きる電子生命体であった頃の、一瞬の記憶。 あの『プログラム』を起動した瞬間、HALは確かに認識したのだ。 ――――電子の世界に、0と1のノイズを嵐のように携え、黄金に輝く杯を。 いや、聖杯という万能の願望器を求めているHALにはそれが杯に見えたのだろう。 この聖杯の成り立ちを理解している人物ならば、万能の願望器ではなく滅びから免れる唯一の方舟に見えたはずだ。 奇跡とは得てして不定形であり、観測者によって姿を変えて現れる。 己が魂を収める寺院を求めれば、それが人には黄金に輝く立方体に見えただろう。 0と1の電子ノイズの中で、まるで星天の一番星のように輝く聖杯と思しき物。 恐らく、これも聖杯の一側面に過ぎない。 0と1のノイズに塗れた、しかし、奥に潜む確かな黄金の輝きはHALの目的そのものだった。 完璧なる再現、完璧なる続篇、完璧なる終末。 人が決して生み出すことが出来ない第三の魔法、『失われた魂の完全なる再現』。 神の御業こそをHALは求めていた。 電子世界上で確かに存在する究極の演算装置。 地球を眺め続けた『もう一つの月』に吸い込まれるように、HALは方舟へと誘われた。 圧倒的な存在感。 なるほど、ありとあらゆる多次元世界を記録しているとの話は誇張でもなんでもないようだ。 狂ったように『事実』を記載し、そして、これからも永遠に記録し続ける。 そんなこの世の全てともいうべき情報へとアクセスすれば、恐らく、それだけでHALの目的は達成されていただろう。 しかし、そんなことをすれば自身はアークセルに取り込まれるだろう。 莫大なデータの中で、別のデータに自身を塗りつぶされかねないのだ。 それに、これだけの怪物が無許可のアクセスを許すとは思えない。 故に、現状のHALはその万能の願望器へと想いを馳せるだけにとどめていた。 「……さて、待ちを取ったはいいが」 HALのサーヴァントである魔眼のアサシン。 電子生命体であった存在であり、電子空間では無敵に等しい電人HALが持つ高いハッキング能力。 その事実から生まれる膨大な魔力供給は彼の魔眼を理不尽なほどに再現している。 アサシンへと向けられた殺意・敵意をその神秘の魔眼を通じて反射する。 すなわち、視界に映る限り、魔眼のアサシンは大半の攻撃を受けることはない。 そして、電脳ドラッグで洗脳、書き換えを施した数多のNPCの存在。 この無数のNPCが居る場合、錯刃大学を無差別テロめいた存在からの襲撃を避ける事が出来る可能性は高い。 常に錯刃大学には多数の人間を留めてある。 研究室に徹夜で居残る学生など珍しくもないし、HALが洗脳を施したのは学生だけでなく教授や職員なども含まれている。 HALと魔眼のアサシンへと大規模な攻撃を行うということは、そのNPCへも攻撃を行うということだ。 気配遮断のスキルも持ち、地の利を得た魔眼のアサシンに防衛の面で勝る英霊は少ない。 「"ますたあ"よ」 「……どうした、アサシン?」 そんな時だった。 音もなく向かってきた背後に立っていた、古めかしい衣服に身を包んだ、あまりにも奇抜な人物。 丑三つ時を迎えつつある暗闇の中に余りにも見事に溶け込んだ、闇の者。 この者こそHALの目的の具現とも言える。 そう、異次元の自動書機が記録していた偉業をなした英霊。 真名を甲賀弦之介。 愛した女と殺し合う運命に置かれ、愛した女を死なせた男。 取り戻せないものを求めて奇跡に誘われた男。 HALにわかるのはそれだけだ。 アサシンが真に求めているものが女の命か、女の温もりか、女の言葉か。 それは、アサシンにだけがわかるものであり、HALが表面上でしか理解できないものだ。 その願いは、アサシンだけのものだからだ。 HALは神秘そのものである魔眼から威圧感を放つ魔眼のアサシンの報告を受けた。 「襲撃を受けている」 「……何?」 HALに明確な動揺が生まれた。 あまりにも、速すぎる。 電脳世界の存在という異常な過去が故に、異例の速さで記憶を取り戻したHAL。 そのHALが構築してみせた自身の隠蔽における手際は完璧なものだと自認していた。 それが、こうも容易く発見されるとは、さすがにHALにも緊迫感を抱かせた。 「恐らくは"あさしん"、もしくは"きゃすたあ"であろう」 しかし、HALの動揺はそこまでだ。 異常ならば、その異常を解消しなければいけない。 元々、ここがHALの常識とは離れた地であることは十分に承知している。 HALは魔眼のアサシンへと続きを促した。 「根拠は」 「わしらが居を構えた建物へと近づいた人間の動きが、測ったように止まっておる。 恐らく、動く人間の些細な動作から『当たり』をつけられた。 わしの存在を知った者は、本能的にわしのことを避けようとしておったからの」 「無理もない、君たちは特別すぎる」 『敵』が行った行動の阻害――――いや、電脳ドラッグへの介入もあり得る。 電子生命体、いや、データそのものであるNPCの書き換えを塗り替えられた可能性も考慮に入れる。 想定は常に『最悪』であり、常に『最多』であるべきだ。 人智を超えた演算速度でHALは敵の攻撃の可能性を上げ続ける。 そのことを理解しているアサシンは、自身が見た様相を語り続けるのみだ。 「そして、敵の気配をその者達が動きを止めた一瞬しか感じぬ。 時間にすれば数秒と言ったところか。 高い気配遮断の持ち主か、遠隔からの魔の術の類であろう。 また、ここからは距離があるために"ますたあ"にはわからぬだろうが――――」 アサシンはそこで一度言葉を止めた。 『現代人』であり、同時に『諜報』や『暗殺』とは程遠い『一般人』であるHALへと伝える言葉を選んでいる。 『それ』は忍であるアサシンにとっては余りにも巨大な力だが、市井の民であるHALがどう捉えるか。 時間にすれば十秒にも満たない時間。 アサシンは、口を開いた。 「隠し切ることの出来ない、強烈な、精臭」 「……精臭?」 「襲われた者の全てが性的な絶頂を迎えておる、一人などは腎虚を迎える直前。あえて、殺さなかったであろうな」 「房中術だとでも言うのか?」 「然り……いや、違うな。あれはそんなものではない。 そこに理論は存在しない、無作為な性戯による余りにも強烈な快感」 そうだ、そこには特殊な『術』呼べるものはなかった。 本能的とまで言えるほどに、的確な快感を与えてくる。 恐らく、人間の本能が求めて突き詰めた英霊自身が生み出した単純なる『性戯』。 魔眼のアサシンすらも理解し得ない独自の理論と技術を持って絶頂という結果へと導く。 その規格外の性戯を、NPCは受けたのだ。 「一瞬、本当に一瞬。 まさに『触れた』だけと言った気軽さで動きを止めておる」 「……私の電脳ドラッグの大本は『抑えこまれた犯罪への欲望』を刺激することが第一」 「相性が悪い、あまりにも。快感とは常に抑え続けているものだ」 「よく理解している。 今回のNPCにはデータの書き換えだが、ベースはやはり『電脳ドラッグ』だ。 単なる痛みなら抗うことも容易いが、本能的な快感となるとまた話が違ってくる」 HALの生成した電脳ドラッグ、それの大本は『秘めた犯罪願望』を引きずり出すことだ。 ようは、恥部として秘めに秘めていた感情をさらけ出させるのだ。 そのさらけ出した感情を元に時間をかけて、精神を弄る。 故に、『秘めた性欲』という人間ならば当然持ちえるものに抗うことは難しい。 性欲も犯罪欲も同じくは欲望であり、性欲は犯罪欲よりも生物の根源的欲望に近しいものだからだ。 「そして、これは恐らく布石」 「……条件付けか」 「然り。一度絶頂の癖を植え付け、二度目の襲撃を円滑に行う。 恐らく、次の襲撃は半分の時間で兵の動きが乱れるだろう。 もしくは、それよりも面倒な『仕掛け』が施されている可能性がある」 「具体的には」 「"ますたあ"の洗脳を上書きする洗脳能力。 もしも、そのような『最悪』があればあまりにも大きな不確定要素――――」 瞬間だった。 アサシンは強烈な意思を感じる。 その種類は、奇妙なものだった。 背筋に走った、アサシンへと向けられた強烈な意思。 ――――あまりにも激しい性欲。 「――――ッ!」 アサシンはマスターのHALとの会話を瞬時に打ち切り、魔眼のアサシンは宝具を発動させる。 奇襲は背後からと決まっている。 アサシンは後方へと視線を向け、時空の歪みを捉えた。 水面に指を突き刺したように、僅かな波紋が広がっている。 波紋の中から、白い指が伸びている。 奇怪な現象に対し、しかし、アサシンはその瞳を指へと向ける。 虹彩が不気味に輝き、瞳の中に茨のような丸い線が走る。 自身に向けられた敵意を暗示によって相手へと移し替える魔眼。 忍法・瞳術。 悪意と敵意に溢れた罪人が跋扈する生き地獄の如き現実において、正しく無敵を誇る奇跡の瞳。 ピクリと、白い指が痙攣を始める。 魔眼のアサシンは目元に激しい皺を描きながら、腰元の忍者刀に手を取る。 空間の歪みへと駆け出し、白き指へと向かって横薙ぎに切り払う。 しかし、白い指はすぐに時空の歪みへと消えていき、忍者刀は空を斬った。 アサシンは魔眼を徐々に抑えていき、僅かに息を漏らした。 HALがその様子を見て、アサシンへと問いかける。 「……敵か?」 「ひとまずは、撃退した。恐らく、生きているであろうがな」 「……襲撃を受けた兵の様子を見てくれ。 アサシン、君は否定したが、敵の攻撃に魔術的なものが関わっていた場合は私だけでは判断が出来ない」 「承知した」 アサシンはゆっくりとした動作で、しかし、素早く歩き始めた。 相手の認識を幻惑させ、自らの体力の消費を抑える特殊な歩法だ。 HALは自身が引き当てたサーヴァントもまた尋常ではない英雄であることを感じる。 「おい」 アサシンは倒れこんだ学生を抱え起こし、軽く身体を揺すった。 NPCの学生はゆっくりと目を開き、一瞬だけ、怯えた顔を見せた。 アサシンという超常存在への本能的な恐れだ。 「……あ、あれ」 「気がついたか」 その男子学生はゆっくりと己の頭に手を当てる。 アサシンとHALは瞳から動揺を読み取った。 あの魔としか言いようのない手段で受けた膨大な快楽のためだと、アサシンは判断した。 しかし、HALはそうではなかった。 奇妙だ。 今まで電脳ドラッグによって犯罪欲求を引き出してきた『被験者』は見せなかった色を男の目から感じ取った。 HALはその動作に違和感を覚え、瞬時にその『最悪』のパターンが思い浮かんだ。 すぐさま、HALはアサシンへと命令を下す。 「……アサシン!」 「むっ?」 「あれ、俺……なんで、」 「――――!」 状況に気づいた瞬間、アサシンはNPCへと向けて当て身を行う。 最低限の痛みで意識だけを飛ばす技だ。 事実、その男のNPCは意識を失い。 衝撃のあまり。 全身の性感が敏感になっていた男は。 ――――射精をしていた。 「……一筋縄ではいかない、とはまさにこのことだな」 電脳ドラッグによる書き換えへの干渉。 性欲を満たした男が過度の快感から生まれる不意に冷静になる瞬間。 襲撃を行ったサーヴァントはその瞬間を的確に呼び起こし、犯罪欲を元にした洗脳から男を乖離させてみせた。 単なる兵への接触は、単純なセックスだけではなかった。 これは、尋常ではない。 アサシンの言葉を信じるのならば、単なる性行為のみでHALの常識を簡単に覆してみせた。 この戦いは異常だ。 HALの中ではすでに戦いと呼べるものでしかない。 しかし、これこそが戦いなのだ。 あらゆる手段を持って、勝利をもぎ取る。 これが戦いでなくて何だというのだ。 「尋常ではない、しかし、それこそこの戦争では通常なのであろう」 HALは巧妙に籠城を続けていた。 管理者からのお咎めもなく、兵士を作り上げ、最適の環境を創りあげた。 そこからは攻勢に映るまでの準備期間だ。 しかし、現実にはこうも容易く発見された。 なぜ、発見されたのか。 いや、不思議ではないのだろう。 何故ならば、相手は英霊。 その全てが『規格外』である存在なのだから。 HALはそれを再確認し、狼狽を見せずに新たな戦略のために演算を開始している。 HALと魔眼のアサシン・甲賀弦之介はこの戦争の異常さを改めて認識した。 ◆ 「んはぁぁはぁふぁぁぁぃいいいぃぃぃふぅ!!!!!」 突然の事だった。 狭間偉出夫は自身のサーヴァント、淫奔のライダーが突然自慰を始めた現状を理解することが出来なかった。 今までは件の淫らな、それだけでハザマの男を屹立させる、笑みを見せていた。 だが、今の『それ』は訳が違う。 左手に持っていた手鏡を地面へと落とし、手鏡を通じて『ここではないどこかへ』と伸ばしていた右手を引っ込める。 そして、両手を持って強烈な自慰を始めたのだ。 「はあぁあぁ……ぁあ! ふぅはぁああああぁぉぉぉおおぉおん!」 ライダーの指がライダー自身を絶頂へと導いていく。 恐らく『性行為』という行いに関しては類を見ないほどの大英雄であるライダー。 それはハザマ自身が身を持って体験している。 あのファースト・コンタクトを想い出すたびに、ハザマは屈辱とともにどうしようもない快感を想起させる。 そのライダーが誇る英霊すら恐れる脅威の指戯が、ライダー自身へと向かっていた。 全ての人物を絶頂へと導く指戯。 全ての人物に対して優位に立つ快感への耐性ともいうべき余裕。 「んはあああぁぁぁぁんぉぉおおおおおお!!!!!」 本日は無事、矛盾起こらず矛の勝利。 ライダーは自身を見事に 甘い息を漏らしながら、淫奔のライダーは腰砕けの姿勢のままに背後の机へともたれ掛かった。 三つ編みで固く整えた黒く長い髪が汗に濡れ、激しい性的衝撃によって乱れている。 ここはハザマの自室。 隣から、ドン、と強い音が聞こえたが無視をする。 なんてことはない、素っ気も生活感もないただ眠るだけの一室。 ハザマのかつての生活を体現しているような、人の温もりがない冷たい部屋。 いつもはきつく身体を締め付ける衣服を肌蹴、窓から指す朝日を浴びるライダーはあまりにも艷やかだった。 場所は錯刃大学の南に存在するマンション。 淫奔のライダーとそのマスター狭間偉出夫。 「……ふぅ、イっちゃった♪」 「……ライダー、貴様」 激しい絶頂から戻ったライダーは息を整えると、ハザマへと向かって無邪気に、無為に笑ってみせた。 マスターであるハザマは平静を装いながら、しかし、隠し切れない動揺の元に淫奔のライダーを叱責する。 ここまで、ハザマは大きな行動は取っていない。 ライダーの宝具によって襲撃を仕掛けたのみで、ただ、見ているだけだった。 サーヴァント、即ち僕であるはずのライダーに手綱を握られる鬱憤を晴らすような色もあった。 「何を、している。 じ、自慰……なんて、唐突な! ……敵へと攻撃を仕掛けたのではなかったのか!」 ハザマの叱責。 対し、ライダーは絶頂へと導かれた自分の身体を気怠げに起こしながら、イデオと視線を合わせる。 そして、その右手をぺろりと舐め、左手でハザマの頬を妖艶に撫でてみせた。 ――――その瞬間、ハザマは射精した。 ハザマを一瞬で絶頂まで導いた淫奔のライダーには媚香は使用していない。 魅了の呪術も持ち得なければ、人の身体の反応・感度を塗り替える術もない。 卓越したという言葉すら生ぬるい性戯とその魂にまで染み込んだ隠し切れない性臭。 たったそれだけで、純然たる『性戯』を『神秘』へと押し上げたビッチ・オブ・ビッチ。 そこに奇跡は存在しない。 ただ、性交を続けたが故に生まれた、現実の延長線上の神秘の性戯。 「反射……単純な性戯で私を撃退したのでなく、私の性戯の対象をそっくり私に……♪」 淫奔のライダーはハザマの反応に気怠げに、しかし、満足したように微笑んだ。 そして、魔眼のアサシンと行った一瞬の攻防について解説する。 一瞬、ハザマの胸に理解の出来ない嫉妬心が芽生える。 しかし、彼女はビッチの中のビッチ。 性行為が済んでしまえば、ベッドをともにしたピロートークの最中にも別の男へと想いを馳せるビッチだ。 そんなハザマが隠してみせた感情の機微には気づかなかった。 「強敵よ、あの瞳は。ふふ、ひょっとしたらまたイッちゃうかも……♪」 「私には敵マスターとそのサーヴァントが見えなかった、どのような敵だ?」 「マスターは確認できなかったわ、私としてもあのサーヴァントとの遭遇は予定外だったし…… まずは動きを止めようとして、反撃くらちゃった」 魔眼のアサシンの宝具は、殺意と悪意をそのまま敵へと返す。 ならば、性欲に塗れた敵の攻撃はどのような結末を生む? 答えは単純だ。 相手がアサシンへと向けるはずだった性の意思をそっくりそのまま相手へと押し付けるのだ。 事実、魔眼のアサシンへと向けて右腕を伸ばしたはずの淫奔のライダーは気づけば左手で自らを絶頂へと押し上げていた。 「サーヴァントの特徴は」 「わからない」 「……何?」 ハザマは鏡子の言葉に怒気を込めて再び尋ねる 毎度のごとく、鏡子の嘲りに似た茶化しだと感じたからだ。 しかし、鏡子は真顔で言葉を続ける。 「宝具か、スキルか……とにかく、情報を隠蔽する能力を持っているのね。 例えるなら、ピロートークもせずに本番だけで帰っていく謎めいた男……」 「……」 「そんな臭い生き方が絵になるタイプの英霊ね」 ふざけた言葉ではあるが真顔のまま、未だ男の体液が染み込んだ右手の指を、ぺろりと舐めてみせる。 消えてしまった一晩の男が残した、確かなる残り香を確かめているのだ。 その光景だけで、ハザマは自分自身がむくむくと半端な屹立を始めることを感じた。 そんなハザマへと向かってライダーは声をかける。 「とりあえず移動しましょう、マスター。 敵方のサーヴァントが周辺把握能力にも優れていれば、追撃を行ってくるかもしれない。 マスターは優秀すぎる魔術師だけど、サーヴァントの異常さには遅れをとる可能性だってあるわ」 そもとして、ハザマと淫奔のライダーが籠城を決め込んでいた電人HALと魔眼のアサシンの所在をどう確定したのか。 蒼いランサーを取り逃がした事実は、この二人にとって大きな意味を持っていた。 すなわち、淫奔のライダーの存在を知らしめたということ。 不意打ちならば間違いなく最強を誇るライダーは、同時に敵からの急襲に問題を残す。 だからこそ、あえて2キロメートル範囲内にライダーの無作為な攻撃を行い、警戒を促す。 初めは、敵への牽制の意味しか込められていなかったその攻撃。 その中でライダーは大学内に走る奇妙な雰囲気を感じ取ったのだ。 前述のとおり、HALの籠城は巧妙だった。 彼自身の繊細さを示すような巧妙さを、しかし、ライダーはくぐり抜けた。 その原因は、淫奔のライダーの宝具――――『ぴちぴちビッチ』にあった。 生きとし生けるもの全てを絶頂まで導ける最淫の英霊、魔人・鏡子。 ライダーは自身の索敵能力を持って、『奇妙な統一性』を発見してみせたのだ。 それは性へと理解の深いライダーでなければ理解できなかったであろう共通点。 馬鹿げている、その様子を見たハザマはライダーに侮蔑と混乱の入り混じった声を投げつけた。 しかし、ライダーはいつものように妖艶な笑みを見せるだけだ。 それだけで反射じみて自身の性器が屹立する笑みを見せられると、ハザマは言葉に詰まる。 そんなハザマに対して、淫奔のライダーは簡単に答えてみせた。 『試してみる価値はある』 結論を言うならば、絶頂に導かれた際にNPCは尽くなんらかの動きを取るという『異常』を見せた。 『報告』を行うために、ある建物へと向かおうとしていたのだ。 それが一人や二人でないとなれば、当然なんらかのサーヴァント、もしくはマスターの動きと見るのが当然だ。 『お前に出来るのか。 あの蒼いランサーを取り逃がしたお前に、そんな陣地を取ったサーヴァントに遅れを取らないのか?』 ハザマが嘲笑うように、ランサーを取り逃がしたライダーを責めてみせる。 相手と自分の能力でしか、いや、自身の能力を誇ることでしか相手と交流できない少年。 根底にあるコンプレックスが生んだ、歪なコミニュケーション能力。 しかし、そんな嫌味な言葉に対してライダーは微笑んでみせた。 『私は最淫のサーヴァント。だから――――生きているのなら、神様とだってセックスをしてみせる』 『それは答えじゃない』。 しかし、ライダーの放つ淫婦の空気に当てられ、ハザマはその言葉が出てこなかった。 ライダーにとっての勝負とはすなわちセックス。 ハザマが問うた『遅れを取らないか』はライダーにとっては『セックスが出来るのか』に受け止めてみせた。 「……相変わらず下衆な英雄だ」 現実の愛液を舐めとってみせる姿と、襲撃前の姿を思い出してハザマはポツリと零した。 ライダーはやはり優しく、しかし、淫奔に笑ってみせる。 娼婦のような、母親のような。 温もりと不快を同時に覚えるその笑みを前にすると、ハザマは言葉が詰まる。 そして、ライダーは代わりに言葉をハザマへと優しく交わす。 「なら、今度は私の『性行為』を禁止にしてみせる? 私の『ぴちぴちビッチ』で索敵を行って、マスターが敵を倒す。 愚策だとは思うけど、それも一つの手かもしれないわね」 令呪によってハザマへの淫行を封じられている鏡子。 ならば、次の一角はライダーの性行為そのものを封じ込めるのか。 ハザマは鼻で笑い、その言葉を切り捨てた。 「なら、今度は私の『性行為』を禁止にしてみせる? 私の『ぴちぴちビッチ』で索敵を行って、マスターが敵を倒す。 愚策だとは思うけど、それも一つの手かもしれないわね」 令呪によってハザマへの淫行を封じられている鏡子。 ならば、次の一角はライダーの性行為そのものを封じ込めるのか。 ハザマは鼻で笑い、その言葉を切り捨てた。 「貴様が令呪の一画程度で淫行を辞めるわけがないだろうか」 「ふふ、そうね。よく理解しているわ、マスター。 何度も言うけど、私はビッチの英霊。 ――――その気になれば、神様だって雄に変えてみせるわ」 今度の言葉は、比喩ではなかった。 神霊『ズルワーン』を打ち倒し、その身に神霊の力を得た狭間偉出夫。 その『神』同然のイデオを、確かに『性』が存在する『雄』へと変えてみせると言ったも同然なのだ。 「私が本気を出したらアークセルが観測した『童貞』という概念の類義語にマスターの名前を置くことだって出来るわ。 直接的な性行為は、そりゃ便利だけど、行わなくても死ぬほどの快感を味わうことは出来るのよ」 手段は幾らでもある。 言葉、匂い、感触、視覚、味覚、状況。 あらゆるものを『性欲』へと置き換え、ハザマの意志力を弱める。 ライダーの強烈な性への渇望と、ハザマの意志力が弱まれば令呪の束縛も弱まる。 ハザマは童貞のままあらゆる快楽を知り得る存在へと成りかねない。 それほどまでに、淫奔のライダーの性戯は異常なのだ。 「……私は、なぜ貴様などを召喚してしまったのだろうな。 共通点など――――馬鹿らしい。これでは聖杯の奇跡とやらも当てにはならんな」 その挑発とも誘惑とも取れる言葉に対し、ハザマは一瞬だけ怒りを覚えた。 ライダーはまともじゃない。 自身の特殊なまでの優秀性故に、相手の顔色を窺って生きてきたハザマはつかみ所のないライダーが嫌いだった。 少なくとも、そう思い込もうとしていた。 「……ねえ、マスター。そんな嫌わないで」 「今までの行動で、よくそんな言葉を紡げたものだな」 「私はね、マスターのイキ顔みたいの」 ハザマはその言葉に顔をしかめ、しかし、ライダーは笑みを消して応えていた。 その顔は、曖昧なものはなかった。 ただ、ハザマのイキ顔を見せてくれと。 心の底から訴えているものだった。 下品な言葉でありながら、ハザマは嫌悪の念を覚えなかった。 「あんなに苦しそうに喘いだ男は久し振り、快感よりも嫌悪が勝った色。 その行為自体に傷がある顔……私、あんな顔されるのが本当に辛いの。 一番好きなのはイキ顔だから、相手に拒絶されると、ね」 相手に拒絶される。 そのワードにハザマの脳が精神的外傷から生じる痛みを覚える。 憧れの女性から拒絶された痛み。 そうだ、ハザマの魂が生む歪さの根本は、結局のところそうなのだ。 過去、母親が自らの元から去った時のことから続く、痛みなのだ。 誰かに拒絶されていたくない、その想いこそが狭間偉出夫という少年の心を歪めているのだ。 淫奔のライダー――――魔人・鏡子が自らの快楽を受け入れる相手の淫姿にこそ己を見出していたように。 「……目星はついた、今回は十分な収穫とも言えるだろう」 僅かに湿った下半身とライダーのに強烈な違和感と屈辱を覚えながら、ハザマはライダーへと告げる。 現状、これ以上の交戦は危険だ。 もしも、ライダーの性戯を反射したサーヴァントが神殺しの逸話を持つ英雄ならば、ハザマなどカモそのものだ。 下手をすれば並のサーヴァントをも上回っている可能性のあるハザマイデオ。 しかし、英霊とは尋常ではないエピソードが付き物であり、全てが規格外とも呼べる存在だ。 無作為な接触は神の力を得たとしても危険すぎる。 自身のサーヴァントである淫奔のライダーは余りにも癖が強すぎる。 今はまだ、勝負をかける時ではない。 「…………そう、今はまだ前戯」 ライダーは一度目を閉じた後、ハザマの思考に同意するように、ペロリ、と性臭を発する右手を舐めてみせた。 自動書記が記録した多元宇宙にひしめく英雄を登録した英霊の座の中で、恐らくセックスが一番巧いビッチ。 魔人・鏡子が相手との『楽しい』駆け引きを捨てて本気で絶頂へと導こうと思えばそれこそ一度の愛撫もいらない。 彼女の吐息と愛液の香りだけで絶頂へと導ける。 もちろん、それは強い意志というものを持たない構造が単純なNPCに対してのみ。 マスターにそのような真似をすれば、間違いなくサーヴァントに狙われる。 英霊として強烈な意志力を持ったサーヴァント相手となると、さすがに鏡子も本腰を入れる必要があった。 絶頂へと導く間に宝具の解放を許しかねない。 そもとして、英霊には性豪としてのエピソードが付き物なのだから。 右腕だけの状態ではなく、全身を持って性交へと向かわなければいけない。 性交とは身体の感触だけでなく、視覚や聴覚、嗅覚を持って行うものだ。 『ぴちぴちビッチ』からの遠隔愛撫にしても、姿が見えない状態を向かい合った状態では効果が違う。 「相手の兵隊さんにも嫌がらせしてきたし、ね」 「洗脳か……管理者への報告も考えておくか」 「そこはご自由に」 鏡子の宝具の一つ、『賢者モードver鏡子』。 射精による強烈な快感の反動による脳の情報処理能力とモチベーションのクールダウンを応用する宝具。 この賢者モードver鏡子の力によって、NPCへと電脳ドラッグによる書き換えへの違和感を植えつけた。 ようは、自分の行動を達観して振り返る状態だ。 それを与えた結果、NPC自体の個人差も大きかったが、幾人かの兵隊に違和感を持ち込ませてみせた。 しかし、それは鏡子をして神秘の域に達した性戯を全力で注いでようやくと言ったもの。 第一、これは対雄宝具であって雌には通用しない手段。 全員の洗脳を解くのは非現実的だ。 あくまで、嫌がらせ。 自分はこんなことも出来ると相手に知らせて、過剰な警戒心を抱かせる目的。 そこに本線はないのだ。 ◆ 電脳空間に性の花が咲く。 雄臭と雌臭が交じり合い、誘うように精臭を揺らす性の花。 聖なる杯を、性なる杯へと貶す花。 滅びの方舟に、新たな命を灯す花。 電子の世界に、生なる命の根源たる花が咲く。 【C-6/錯刃大学・春川研究室/1日目 午前】 【電人HAL@魔人探偵脳噛ネウロ】 [状態]健康 [令呪]残り三画 [装備]『コードキャスト 電子ドラッグ』 [道具] 研究室のパソコン、洗脳済みの人間が多数(主に大学の人間) [所持金] 豊富 [思考・状況] 基本行動方針:勝利し、聖杯を得る。 1. ルーラーを含む、他の参加者の情報の収集。 2. ルーラーによる12時の通達の後に、得られた情報をもとに行動方針を是正する。 3. 通達の後、特に注意すべき参加者の情報が得られた場合、アサシンによる偵察や暗殺も考える。 『ハッキングできるマスター』はなるべく早く把握し、排除したい。 4. 性行為を攻撃として行ってくるサーヴァントに対する脅威を感じている。 [備考] ○『ルーラーの能力』『聖杯戦争のルール』に関して情報を集め、 ルーラーを排除することを選択肢の一つとして考えています。 ルーラーは、囮や欺瞞の可能性を考慮しつつも、監視役としては能力不足だと分析しています。 ○大学の人間の他に、一部外部の人間も洗脳しています。 ○洗脳した大学の人間を、不自然で無い程度の数、外部に出して偵察させています。 ○C-6の病院には、洗脳済みの人間が多数入り込んでいます。 ○ビルが崩壊するほどの戦闘があり、それにルーラーが介入したことを知っています。 ルーラー以外の戦闘の当事者が誰なのかは把握していません。 ○他の、以前の時間帯に行われた戦闘に関しても、戦闘があった地点はおおよそ把握しています。 誰が戦ったのかは特定していません。 ○性行為を攻撃としてくるサーヴァントが存在することを認識しました。 【アサシン(甲賀弦之介)@バジリスク~甲賀忍法帖~】 [状態] 健康 [装備] 忍者刀 [道具] なし [所持金] なし [思考・状況] 基本行動方針:勝利し、聖杯を得る。 1. HALの戦略に従う。 2. 自分たちの脅威となる組は、ルーラーによる抑止が機能するうちに討ち取っておきたい。 3. 性行為を行うサーヴァントへの警戒。 【C-6/マンションの自室/一日目 午前】 【狭間偉出夫@真・女神転生if...】 [状態] 健康、性的興奮 [令呪] 残り二画 [装備] [道具] [所持金] 不明 [思考・状況] 基本行動方針:聖杯戦争に勝つ。 1.聖杯戦争に挑むにあたっての戦略をもう一度検討しなおそう。 [備考] ○まだ童貞。 ○錯刃大学に存在するマスターとサーヴァントの存在を認識しました。 ○学校をどうするかは決めていません。このまま欠席してもいいし、遅刻してもいいと考えています。 【鏡子@戦闘破壊学園ダンゲロス】 [状態] つやつや [装備] [道具] 手鏡 [所持金] 不明 [思考・状況] 基本行動方針:いっぱいセックスする。 1.一度お風呂に入らないといけないかな? [備考] ○クー・フーリンと性交しました。 ○甲賀弦之介との性交に失敗しました。 ○錯刃大学に存在するマスターとサーヴァントの存在を認識しました。 BACK NEXT 055 Moondive Meltout 投下順 057 機動戦士ガンダムデップー ”逆襲のウェイバー” 055 Moondive Meltout 時系列順 057 機動戦士ガンダムデップー ”逆襲のウェイバー” BACK 登場キャラ NEXT 041 破戒すべき全ての電人(ルールブレイカー) 電人HAL&アサシン(甲賀弦之介) 096 忍音 044 POINT OF VIEW 狭間偉出夫&ライダー(鏡子) 099 HIDE & LEAK
https://w.atwiki.jp/tmnanoha/pages/204.html
Flame Lancer2 ――― ふと私は――主が闇の書の呪縛から解き放たれたばかりの頃 まだ幾分、幼さを称えていた頃の事を思い出す 自分の足で地面を踏みしめ歩く事の出来る喜び 今まで味わうことの出来なかった当たり前の幸福を享受すべく 主は毎日のように自分らを連れ回して、色々な所に出かけていた ピクニック、海、山といった自然溢れる観光地から 夕方や休日、人でごった返した繁華街に至るまで 今までの人生を一気に取り戻すように―― 決して晴れぬ罪と咎 管理局に半服役状態の身故に あまり派手な事も出来なかったが、、 ともあれそれは主が子供から大人へ―― 決して楽ではない しかし友と交わした尊い約束 歩んでいこうと決めた夢へと進む前の、、 ささやかな骨休めだったのだろう そんなある日、いつものように守護騎士を引き連れて向かったのは 駅前にあるゲームセンターという同世代の子供達に大人気の遊戯施設だった 一通り回って遊んで その日、一番の琴線に触れたのはモグラ叩きという遊びだったか… 子供たちの間ではポピュラーなゲームだ、今更説明するまでもないだろう 何でも対戦方式のこのゲーム 二人以上でプレイをしてより多くのモグラを叩き殺した方が勝ちというルールだった筈だ 子供にやらせるには血生臭い遊びだ…と眉を潜めたのを覚えている そこで主を差し置いて熱くなっていたバカが一人 私と同じ、闇の書――夜天の書の守護騎士プログラム、鉄槌の騎士ヴィータ 私の、、まあ人間風にいえば姉妹のようなものだ 「アタシにこの武器を使わせた以上…… 例え、はやてが相手だとしても負けるわけにはいかねー! 見てろ……! 全員、ぶっ潰してやるぜ!!」 「潰したらあかんよー」 優しい独特のイントネーションの声で鉄の騎士を嗜める主 バカは聞く耳を持たない 結局、、渾身のラケーテン・ハンマー(ピコピコバージョン)で基盤に大穴を空けた奴 リンディ提督に給料を前借りして店には弁償 本人は罰として一週間、主の作る食事の代わりに シャマルの料理を食わされる羽目になった ―――何故、今…… こんな他愛のない事を思い出していたか、だと? 答えは簡単だ 何の因果か…今の私が、、まさにソレをプレイ中だからだ ああした遊びには私とシャマルは積極的に参加せず、後ろで見ているのが通例だったのだが 今更ながらに後悔している 何事も経験だ 私も少しは嗜んでおくべきだった まあ、、、ここまではいい 過ぎた事を悔いても始まらん だからこそ今 少し困った事になっている、という話に移そう 正直な話、、先ほどから嫌な汗が止まらん この相手にしているモグラがとにかく尋常でない強さでな… 悉く音を置き去りにしながら、私に向けて突進してくる それが穴からピョコッピョコッと顔を出した瞬間 私は全霊を以ってその頭を切り飛ばす――まさに骨をも砕く勢いでだ 服装は遊興に出かける時のカジュアルな軽装でなく――全身重武装 おかげで熱くてかなわん、、激しい運動に甲冑は不向きだな さて、、既にスコアは何点台なのか―― そこには親切にこちらのプレイ結果を教えてくれる表示もなく 相手は可愛らしい装飾で飾られたモグラではなく無骨で飾り下のない点―― その赤い点が地面――前面に張り巡らせた私のフィールドからポツポツポツと矢継ぎ早に顔を出し それを残らず叩き落す 先ほどから時間無制限で繰り広げられるソレ 本来ならクレジットを入れてプレイする筈の遊戯は――今回は無料 そして一つでもモグラを打ち漏らした場合は即ゲームオーバー その結果は、、、 私の命の喪失、という至極単純なルールだった ―――――― 「―――い、、、オイ! コラ聞いてんのか?」 突然、その耳に男の声が入ってきた事により 騎士は己が意識を深層より浮上 春雷の槍渦巻く戦場へと帰還を果たす 「………………」 切り離した意識、人としての部分が 重労働を科している肉体そっちのけで昔の夢を見ていたらしい 騎士が「シグナム」という一個の自我を確立する為の部分が その器である烈火の将の体に再び灯り 彼女は今のその現状を大まかに理解する 何かをがなり立てている槍の男に向かい、 「すまんが聞いていなかった、 ……何だ?」 にべもなく答えた 「いや、だから…大したもんだって誉めたんだよ」 「そうか」 「何だオイ……初めの打ち合いから見積もって明らかにお前の反射速度を超える速さで突いたんだぜ? それを既に36合、、涼しい顔して凌いだかと思えば――今度は気絶したみたいにボケっとしやがって、、」 「気絶していた」 「あぁん?」 「正確には余分な意識をカットした あのままでは貴様の攻撃を受けられぬと判断したのでな」 五感――視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚 そしてそれらの感覚が脳に伝達されて人は様々な思いや感情を働かせる その多感な脳と神経の織り成す小宇宙は複雑を極め、今の地球の科学では到底、生成不可能と言われている そう、、ヒトは複雑怪奇にして多感な生き物であり その多くの機能は反射という形で、己が意志の働く前に肉体に作用する事で発揮される だが今、騎士はその複雑に絡み合う神経と思考のうち 戦いに使用する以外の一切の機能を肉体から切り離した まさに完全な戦闘機械となる事で 神経の伝達速度や反応を飛躍的にアップさせて この相手の攻撃に対応したのだ 「無我の境地――無明の位って奴か…… ありゃなかなか難しいんだが、、其処に至ったのはいつだい?」 「生まれた時から出来たぞ」 「……」 一瞬、言葉を失い 目をしばたたせるランサー 彼とて人の御業という意味でのあらゆるジャンルを研鑽し、磨き上げ その練磨した強さによって英霊と呼ばれた男である そんな彼が今、目の前の女がしれっと言った事の意味―― その凄さ、凄まじさを分からぬ筈がない そして狂戦士の要素を持つほどに戦いに悦び、滾りを感じてしまう自分には 到底その域に入る事は出来ない事も理解していた 「姉ちゃん―――ひょっとしてお前……結構、凄い奴なんじゃねえの?」 後ろ手で後頭部を掻きながらに今更感のある事を言うランサー 「ベルカの騎士……ヴォルケン――むぅ、、、ひょっとしてお前さん、未来から来たとかそういうオチか? いや、俺のいけ好かねえ知り合いに一人、そういう面倒極まりないのがいてな」 「未来ではないが、ここではない所から来た 時空管理局、、この星の住人にはその存在は秘匿され詳細は知らされていない ついでに言えばこのヴォルケンリッターという名も本来ならば歴史の闇に埋もれた名前… 今はもう、命を賭した果し合いをする相手にしか名乗ってはいない」 「ああ、道理で―――」 聞いた事ない筈だ、と納得したようにうなづくランサー これほどの使い手だ 歴史の影に埋もれたとはいえ 英霊の座にその名が一片も刻まれていないのはおかしい 肩にその長物を担いだままに何か胸の痞えがが取れたという顔をする槍の男 その漂漂としたした表情…… これが先ほどまでこの場に旋風のような槍戟を降らせていた者と同一人物だとは思えない 「んじゃま、素面に戻ったところで――もう一丁行くかい?」 「、、!」 再びギチリと―ー―空気が凍り、凝縮した まるでハーフタイムを経て第二ラウンド突入といった 何かの遊戯かスポーツの試合でもするかの如き気軽さで、、、 ソレは――彼女に殺し合いの再開を促した 槍がゆらり、と正面 シグナムの正中線に向けて標準を定める 「…………」 対して再び、自分に向けられた紅き切っ先に相対する烈火の将 相手の切り替えに対しても微塵も浮足立つ事はない 当然である 彼女こそ生まれついての戦士 闘い殲滅するために生み出されし、とある魔導書の守護騎士プログラム ある意味、サーヴァントに匹敵する戦闘マシンなのだ (久々に踏み込んだが、、やはりきついか…) だが、その騎士の体の節々に電流のような痛みが走る 筋肉が己が意思を凌駕した動きに悲鳴を上げている ベルカ最強の騎士としてその数えきれぬ戦場を駆けた剣 攻撃を視認出来ない敵との交戦経験などいくらでもある それは航空隊として超々高速戦闘に勤しむ今でも同じ事 それに対し自身の剣は一撃必殺の剛剣であるが故に 速さに長ける者が相手だと、どうしても手数や相対的な速度で下回ってしまうのだ その対処法――― 自身の天敵である 「速度」 に対する処方 この最強を誇るプログラムが既に確立させていない筈がない 槍兵を驚愕させた、シグナムが今見せたその領域こそ 己が機能を強引に底上げした自己ブーストの一種 かつて、あの忌まわしき闇の書事件にてフェイトと交戦した際 彼女の見えない攻撃を見事、裁いて見せた時も騎士はこの力の一端を使っていた それは所謂、精神のリミッターカット 余分な機能や思考を人為的に遮断し、反射速度や伝達速度を上げる、 というか本来の完璧なる戦闘マシンへと戻す仕様 そのカットした物の中には当然、人として普通に生活を送るための そのために必要不可欠なブレーキも存在していて、、 それを無くした体が悲鳴を上げるのは至極当然の事だ 薬で精神の箍を外した人間の人体が 女子供でも銀貨を握り潰すほどの力を発揮する事と同じである そうだ――― これは本来、自己を捨てて 「命を落とすことを前提として」 勝利を攫む 片道切符で後先を考えない事を旨に使用する決戦モード 様々な主の手を渡ってきた闇の書 その中には何の躊躇いも無しに「そういう」命令を下す輩も当然いて、、 そんな時、シグナムは……ヴォルケンリッターは当然のように 玉砕承知の戦場にその身を踊らせ、血路を切り開いたのだ 「…………」 故に当然、これは烈火の将限定のモードではない スイッチの入れ方も効能もそれぞれ違うが他の3人―― 守護騎士の全員がその内に持っている力なのだ 激情家の鉄槌の騎士などはシグナムとは逆で その感情が極限まで高まり振り切れる事で、自己が切り替わる 瞳孔が開き、その幼い顔に鬼相を移し 目に見えるほどの様相の変化が小さなその手にもたらすは圧倒的な破壊力 タガの外れた筋力と魔力が叩き出す破壊の鉄槌は かつてあの高町なのはを2振りで地に叩き付けた 転生を繰り返す彼女たち その「記憶」は、擦り切れたテープのようにおぼろげな「記録」としてしか残っていないが 騎士にとっては当然、あまり良い思い出ではない そう、、昔の事だ―― 今、思い煩う事ではない 問題は……… それを今、、ここで使い――――そしてそこまでしながら、、 自身の体中に、至る所に刻まれた傷があるという事実だった その手足、脇腹、胸、首に残る刃の痕… 致命傷ではないものの、逸らしきれなかった槍が己が肉体を削っていった事は明白 もはやオープニングヒットを奪ったなどという事実 先に相手の額を割ったという結果など何の意味も無い 今、目の前に展開しているモノはシグナムの予想、、 これまで交戦した相手、戦闘経験を鑑みても…… その最上に位置するモノであるのはもはや間違いない そう、、、己が両目がまるで捉えられない攻撃を「普通に」放ってくる相手 小出しではなく、常時知覚全開にしてなお凌ぎ切れない猛攻 これは……相手の攻撃力が自分の総防御力を上回っているという事 この槍は凌ぎ切れないという結果を見事に突きつけたものだったのだ 互いの技量、性能を駆使した初戟の邂逅から もはや後退の選択肢など捨てたとばかりの気迫を以って 火の如き苛烈さと山の如き堅固さを併せ持つ両者の戦い だが、その天秤が徐々に相手に傾いている事に 表面上はおくびにも出さず、しかし初めに歯噛みしたのは他ならぬ烈火の将であったのだ 「…………フ、、」 だがその口に湛えるは更なる不敵な笑い まさに吹っ切れたといった感じの彼女 その結果は何ら自分の不利な要素には成りえないと言わんばかりの表情だ 守り切れない? だからどうした? 元より防御を固めて縮こまっているのは性に合わない 当然の事だ、、 戦は――――――守るだけでは勝てないのだ 「せぇあッッ!!!」 炎を纏う甲冑が、その凄まじい気合いと共に爆ぜる それに対し一寸も動かしていない筈なのに ゆらゆらと揺らめくように見える男の槍の穂先から溢れ出す魔力の残滓は まるで死神の手招きのようだった、、 そんな不吉な気配漂う呪いの朱槍を前にして騎士は 牽制もフェイントも一切無しに――真正面から突進を敢行する 「―――来な」 その竹を割ったような潔さがひたすらに心地よい 喜色を満面にしたランサーが、これまた両の足を地に踏みしめ断固不退の様相にて対峙 騎士の踏み込みは豪壮なれど彼にとっては決して速くは無い 左右後ろの空間をふんだんに使っての防戦ならば、比較的少ないリスクで迎撃出来るだろう だが、男がそんな無粋な真似をする筈がない 「せえええええりゃッッッ!!!!!!!」 ボッ、ボッ、ボッ、と陽炎のように その朱艙の切っ先が分身を開始 一つが二つ、二つが四つ、四つが八つ―― 否、分身などという生易しいものではない それはまさに分裂、、 真紅の槍の煌きは幾多の刃閃を伴い、男の周囲を囲み 結界じみたその弾幕は不可侵の防御にして絶え間ない攻撃の序章、、 そのガトリンク砲の如き連撃が今また――駆ける剣士に襲いかかる 「ぬうッ!!!」 その姿、闘神・阿修羅の如き 本当に自分と同じく二つの腕のみで繰り出しているのか?と疑わずにはいられないシグナム 両の眼を極限まで見開く 「頼むぞ騎士甲冑、、今はお前の堅牢さが我が命運を左右する…」 その赤き結界に自ら踏み込むシグナム それは全開で回る扇風機に手を突っ込む行為に似ていて 自殺行為にさえ見える、ゾッとするような光景だった ともあれ、やる事は先ほどまでのもぐら叩きと同じ 装甲で一瞬止まった刺突を全部打ち落とす そしてもう一つやる事が増えた その無数の赤いモグラに一つ、狙いをつけ―――― それを二度と出てこれないように渾身にて打ち上げ、または打ち落とし、、 ヴィータではないが、その出所…… 無数のモグラを排出する基盤を叩き壊す! それは身の毛もよだつ相打ち戦法であろう 防御をアーマーに任せてのクロスカウンター 同時に肉体にヒットすれば必ず打ち勝てるという自信がなければ出来ない、まさに捨て身の戦法だった ―――――― 赤き暴風渦巻く結界に踏み込んだシグナム 視界が紅で覆われる 朱に交われば、という格言が日本にはあるがこの状況はまさにそれ その赤き閃光の中に飛び込んだ別の色は、たちまちのうちに朱に染まり その色を塗りつぶされてしまうに違いない そんな烈風さながらの猛攻の中 決して両目を逸らさず、一つ、、 剣を死に物狂いで振いながらに一つ、、、 まるでイナゴの大群相手に剣を振るうような 絶望的に埒のあかない光景を前にして、それでも一つ、、、、 、、、、、選ぶ! その一突きを 辛うじて見えた赤い線 点が、線として捉えたその閃光こそ 男の持つ槍の柄に他ならない 「せえいっっっ!!!」 10の刺突が彼女の防御を突き抜け、その肉体を削っていく中 その1の刺突に対し剣を振り上げるシグナム バォウ!という、大気を根こそぎ持っていくような騎士のフルスィングは――― 男の槍を勢いよくかち上げ、、 「っ!? ちぃっ!!」 、、ない! 斜め下方から振り上げた姿勢が横に泳いでしまう そのあまりの手応えの無さ 霞を切ったかのような感触に歯噛みする女剣士 「ようやっと亀が顔を出したか」 そこに空気を切り、大気を割って繰り出される 刺突4連に払いで締める計五つの赤い光 ボン、ボン、という、ある種小気味の良い音がシグナムの鼓膜を震わせる だがそれは恐ろしい事に、まさに男の槍が通り過ぎた後に追随する形で鳴動する 間抜けなほどにタイミングのズレた轟音、、 「だがよ、、ちょっと見え見え過ぎだぜ、魂胆がよ!」 「っ……おのれ」 つまりそれは意味する所は一つしかなく、、 男の槍戟はその一つ一つがマッハの壁を優に超えているという結論に至ってしまう 信じられないことだが、、 (呆けたか私は……!) そしてそれは規則正しく打ち出されるゲーセンのモグラではないのだ それが戦技によって繰り出される槍である以上、男の技量に比例して 変化もすればフェイントも織り交ぜてくる それはまさに――相打ちや鍔迫り合いに持ち込むことすら困難な 触れる事叶わぬアンタッチャブル・レッド・サイクロン 「逃がさねえよ!!」 奇襲失敗の煽り、連撃にさらされ あの最強のベルカの騎士が戦前を維持出来ずに後退 押し返されるようにバックステップさせられてしまう そしてその後退よりも更に早い踏み込みで相手の間合いを犯し放たれる一撃が 下がりながらに振り払う太刀の、堅牢なアーマーの、 その隙間から針の穴を通すかのように、赤き点の一撃となってシグナムの心臓に迫る 「ぬっ、、おおぉッッ!!」 ガラ空きの左胸に今まさに突き立つ紅い切っ先を 剣持たぬ左手の手甲で力任せに薙ぎ払う騎士 辛うじて逸れた刃が彼女の鎖骨から上、、肩の肉をそぎ落とし 受けた手甲を半壊させる 肌に残していく傷はこれで20を超える 全身に刻まれた傷跡から滲む血が彼女の騎士甲冑を赤く滲ませる もはや空から強襲するどころの話ではない 先の初戦のように、とてもじゃないが敵への助走距離など稼がせてもらえない それに対し、中途半端に飛べば狙い済ましたような一撃が柔らかい腹を串刺しだ アーマー頼りに一瞬阻まれる点を死に物狂いで打ち落とし、逸らす そんな事をもうかれこれ10分弱――― 己が戦力を総動員して何とか今までは男の武と渡り合っている将であるが、、 これ以上ははっきりとジリ貧だ このまま同じ展開を続ければ自分はもはや目で追うのも億劫になるような手数に たちまちのうちに飲み込まれてしまう この強固な装甲がなければ自分は一体何回殺されていたというのか? 敵のその力、純然たる戦闘力に戦慄を覚えずにはいられない そうだ、、その戦慄と共に今、騎士の胸に湧き上がっているのは―― (こんな時でなければ……見惚れているところだな、、) それは純粋な感動だった 古代ベルカにその名を刻む 一対一では負けは無し、とまで謳われたヴォルケンリッター 無敵の剣の騎士にして烈火の将の名を冠する無双の存在であるシグナム その彼女をして、屈辱を通り越した感嘆を抱かせるほどに――― 目の前の蒼き槍兵の戦闘力、、その技能は常軌を逸していた 総合的な戦力では未だ自分が劣っているとは思わない そんな弱気な考えなど断じて持つ彼女ではない、、ないのだが、 もしこれが仮に、初めに木剣と棍をそれぞれ渡され その一振りのみで模擬戦をしろと言われたら、、どうだ? そういった試合形式で臨んだ場合 純然たる剣技のみで勝負をした場合、、 「勝てるのか?自分は、、」と直感的に思ってしまう 何せ男はシグナムが 「攻」 「防」 の動作を鎧と盾と剣を総動員して賄うのに対し その一本の細い槍のみで全てを担い しかもそれでいてシグナムを上回る戦果を叩き出しているのだ 少し打ち合っただけだが間違いない 男はこちらのような、ミッドチルダの魔道士のような フィールドもシールドも持ってはいない 本当に槍の一振りで――――このSランク騎士を圧倒している 剣士として、その技量の壮絶さ そこに敗北感を禁じえない将である (………ぬ、ぅ、、、ぐッ!?) 猛襲する槍兵がその本性を見せ始める 「はああッ!! はっはァッッ!!!!」 嬌声混じりの気合いと共に男はアクセルを終始ベタ踏み 更に、更に、加速ッ、加速ッッ!! 既に残像現象を伴うその動きは 減速という概念のコワれた暴走超特急 剣士が辛うじて往なした一条の閃光が すぐさま戻ってきて彼女の横っ腹を、首筋のすぐ横を通り過ぎていく 何とか鍔迫り合いに持込み、せめて一呼吸、、 酸素を体に取り込みたい剣士であるがその隙もない その場に踏み止まれず、得意の空からの打ち落としの機会もなく 先ほどから、じりじりと後退を余儀なくされる剣の騎士 恐らくはフェイトとの数え切れない模擬戦を含めた経験豊富な部分が ギリギリで、その速度に対応する手助けにはなっているのだろう でなければとうの昔に彼女は穴だらけにされている まさにハチの巣の言葉通りに だがそれでも対応できない部分があるのは目の前の男の速さが ミッド、ベルカ式でいう所の「スピード」とは全然違う種類のものだからだろう 即ち、最速と謳われるフェイトテスタロッサに見られる高機動型の魔道士や騎士のような 魔力出力によるアクセラレーションが醸し出す純然たるスピードではないのだ、男の動きは それは身のこなし、歩法、体捌き、フェイントを織り交ぜた気配の使い方に至るまで その他無駄の無い理想の挙動、術を突き詰めた、、 全ての動作から「余分」を削ぎとっていった末に辿り着いた戦闘技術の頂とも言うべきもの、、 恐らく 距離を決めて先に目的地に着いた方が勝ち という競争をやらせれば フェイトのスピードは男を凌いでいたかも知れない だが、これは徒競走ではなく白兵戦 技術、体術、生来持って生まれたセンスに恵まれた骨格 その全てを兼ね備えていなければ「術」というものは極められない 男のそれは―――まさに極めたとしか思えないレベルにあったのだ 先ほど、男がこちらの事を褒めていたが それは今まさに彼女の台詞だった、、 見たところ、年の頃はどう見ても30も行っていない 軽薄な口調に初めは苛ただしさを覚えたのも事実 だが、そんな姿からは想像もつかない ダイヤの如き強さと輝きを秘めた術技の結晶が目の前にあった これほどの、、これほどの戦技、、、 間違いなく生涯を武に捧げた者のみが到達し得るといわれる――剣聖の域 攻防は続く 何回目か数えるのも馬鹿馬鹿しい往なしから 槍がシグナムの左の二の腕を削っていく そこへ体を横にずらして、半身をきって踏み込む剣士 通り過ぎた槍が横に薙がれる形で彼女を追い それを剣の腹で受け流しながら更に突進する将 とにかく肉薄して間合いを潰したいシグナム 体勢も保てぬままに槍の男の間合いに踏み込む それはほとんど、剣技も何もない体当たりに近い こんなものは横に往なしてしまえば良いのだが―――男は逃げない 不動の姿勢にて 女剣士の全てを受け止め、弾き返す意を秘めたその瞳が 彼女の必死の突撃を見据える 互いに引かぬ意思 剣と槍が交錯したままに激突する肉体 ガツンッ!、とぶつかる頭と頭 両者の顔が目と鼻の先にある―― 時間にしてそれほど立っていないというのに ようやっと、、という思いが胸を締める女剣士 そう……ようやく鍔迫り合いに持ち込めた、、 「………答えろ」 数多の赤い線を掻い潜り 辿り着いた閃光の内側 台風の目となる男の懐、、 相手の槍の柄を上から剣で押さえ 今、目の前にある男の顔を真っ直ぐに見据えながら―― シグナムが口を開く 「貴様は……いや――」 それは今や到底拭えぬ 目の前の男に対する疑問だった 「貴方は何故、私たちを襲った…?」 今や荒くなった息を隠せぬほどに消耗した彼女 だが、そんな事はかまわずに騎士は問う 目の前の―― 戦技の究極の域に座すその男へと 「まだそんな事言ってんのか? いい加減、白けるぜ、、」 「いや、言わせて貰う……こちらには貴方のような者から命を狙われる謂れはない これほどの槍の使い手、さぞや名のある騎士と見受ける そのような者が、心から外道に付き従っている筈が無い、、、……何故だ?」 その胸に去来するは一人の悲しき宿命を負った騎士 ジェイルスカリエッティによって全てを奪われ、傀儡と化し 己が理想を、友との友情を求めながらこの剣にかかって死んでいった男の姿だった 目の前の男の態度、、 初めは何の悲哀も映しているようには見えなくて 新たなナンバーズ……ジェイルスカリエッティの開発した戦闘機人の新型か何かかと思っていた だが違う、、、 目の前の男は断じてそんな、こちらの見知える類のモノではない 剣を交えた騎士の直感でわかる 知らず彼女の口調にも畏敬の念が篭ってしまうほどの、、それは偉大な何かだ 一見ふざけた態度のその奥にあるモノ 交えた刃、かわした数百合は決してウソをつかない その根底にある戦士としての輝き、、魂は誓って――ーテロリストなどに組する者のそれではない 「名のある、か…… まあ、あるっちゃあ、あるんだが――シィッ!!」 これほどの男が何故、ジェイルスカリエッティ、、 あの人の命を弄ぶ外道に仕えているのかという疑問がどうしても拭えない この局面、それを口に出すにはいられないシグナムのその頬を――紅い閃光が通過した 「くうっっっ、、!!」 更に半歩、後退を余儀なくされる騎士 その凛々しい顔の右頬に…・・・くっきりと赤い痕がつく 「外道とはまさに言い得てズバリだが――別に珍しい事じゃねえだろ? 手違いで、いけ好かねえ主に召し上げられるなんてのは この世知辛いご時世じゃ、そこらで起きている事だぜ」 「ならばやはり本意ではないという事か? 話してくれねば分からぬ事もある……剣を交えるのはそれからでも遅くはあるまい?」 「………」 ここに来て一転、怪訝な表情を浮かべるランサーである 「おい、まさかお前――ビビってんじゃねえだろうな?」 「見損なうな………そうではない、、 貴方のような使い手にはそうそうお目にかかれるものではない 故にだからこそ有象無象の無頼として、ただの犯罪者として相手をしたくないだけだ」 かつて全次元を恐怖に震わせた闇の書 その守護騎士の一人であった猛将も、今は法を守る時空管理局の一員である そして管理局局員はその任務上において犯罪者と相対した場合、出来得る限りの対話をしなくてはいけない いや、、それはどの法的機関でもそうであろう だが戦いの最中において対話を成立させるという行為は傍で見ているよりも遥かに難しい 特にこうした一対一の戦いにおいて コンマを奪い合う刹那の域で 呼吸一つ、瞬き一つが戦況を左右する中で 己を空に溶け込ませ、相手の乱れを誘い、その知覚を上回る一撃を叩き込むのが達人同士の戦いであるにも関わらず、、 そんな中、言葉を吐くというのは当然 闘いにおける呼吸や集中力を霧散させてしまう行為に他ならないであろう ならば今まさに驚速の刃が飛び交う中で悠長に話しかけるなど出来よう筈もない シグナムのこの行為は、自分の首を絞めているようなものだった それでも、、 「かぁ、、、面倒くせえなぁ……御行儀の良い騎士様は」 彼女は惜しんだ 意見の食い違ったままにつく決着に納得のいくものなど無い―― そう教えてくれた、とある事件の事を脳裏に蘇らせながら…… 彼女は槍の男を真っ直ぐ見据え、その解答を待つ 「別にな、喋るなとは言わんが……お前さんも騎士なら 良い勝負の途中で敵に中断を促すような真似するんじゃねえよ」 槍の穂先を向けながらに叱咤するランサー 声にはその女騎士に対する失望の念がありありと籠っている 「敵……」 明確な敵意を持った――相手の意思 これほどの男が、はっきりとこちらを「敵」と明言した ―――あまりにもあけすけで ―――それでいてはっきりとした答え それでも釈然としないシグナムに対し、ち…と舌打ちするランサー 男には無抵抗の相手を突き殺す槍など持ち合わせていないし そんなつまらない結果は望んでいない 「強敵と刃を交えるのは光栄な事だ、、正直心が躍る 中断する気は無いし、決着は今ここで必ずつけよう だが槍の戦士よ、、剣を交えるにせよ……まずは立てるべき筋というものがあると思わないか?」 「は、……あくまで引かんか だが生憎と戦場で弱い奴と語る舌はねえ」 騎士の道理など些細な事と切り捨てるランサー 事実、男にとって襲う理由や真情など本当にどうでも良かったのかも知れない ―― どうせあのクソ神父の事だ……口にするのも憚られる、ロクな命令じゃないのだろうから ―― そんな事に気を揉むよりも男はとにかく戦いを欲していた 渇望する魂は言葉などでは癒せない サーヴァントが唯一、その身の置き所に誇りを感じる事があるのなら それはもう血潮飛び散る戦場以外に有り得ないのだから 「力を示しな、そうすりゃ口から何かしら零れるかも知れねえよ」 あくまでこのまま戦闘続行を促すランサー そこまでして秘匿したい内容なのか、、 刃と刃でならば、あそこまで豪壮に互いを交換できる両者であるのに 言葉ではまるで歩み寄りを見せない二人 釈然としない―― そんな思いから 振るう剣にいつもの業火の如き猛りを乗せられないまま 相手の男に対し構えるシグナム ――――――、、、、、、、、、、、その時 「―――――、、、、、」 「………っ!!?」 将の全身に衝撃が走った 見開かれた顔に大きく張り付いた驚愕 あ、、と声が漏れた口が しかしそれ以上の言葉を発する事無く 中途半端に開かれている (い、今のは…………?) それは、、、どこから聞こえてきたのか? 遥か南東 ここから見えるのは鬱蒼と茂る森 そこから―――― それは、、、何だったのだろうか? 山は山彦という、音が残響として残る現象があり その残滓が確かに彼女の鼓膜を揺らした が故に聞こえた――― それは断末魔じみた悲鳴―― 一体―――誰の、、、? 「テ、、、、、、」 半ば呆然とする思考が…… 今、火をくべられた暖炉のように燃え盛っていく (テスタロッサっっ!!!) そう、、決まっている この場において 将の耳に覚えのある声を放つ者など………一人しかいないのだ 今、まさにこちらと別の場所で戦っている戦友 フェイトテスタロッサハラオウン、その人の声以外には有り得なかった 歯噛みする騎士 焦燥に駆られるその思考 (まさか……そんなバカな、、) あの皆が、何より自分が認めている6課の双翼 ライトニング隊長――閃光と称された最速の魔道士が、、、 ――― こんな僅かな時間で ? ――― 「向こうは終わっちまったかな…」 目の前の男がポツリとそんな事を呟いた それは、今の声が幻聴でない事の何よりの証―― シグナムの髪が逆立ち 元々の薄い赤毛が今や 真っ赤な炎のように揺らめき出す 「………、、」 もはやモタモタとやっている暇も余裕も一切ない 「―――へぇ……良い顔になってるじゃねえか」 男がその相貌を横目に見てニィ、と嗤う 「レヴァンティンッッ!!」 烈火の将が相棒 その一振りの魔剣に一気に魔力を込める そしてそれでは足りぬとばかりに ベルカの結晶=カートリッジシステムがせわしなく稼動し 撃鉄音と共に薬莢の落ちる音が三つ――― 途端、騎士の女性のポニーテールが 否…全身の襞垂れが魔力の奔流と共に翻る それは宙を焦がす炎となって シグナムの剣に集約され、纏われていく 凄まじい気迫と熱気 ここへ来て三段ほどギアを跳ね上げたのが傍から見ても分かる 「本当に殺してしまうかもしれん… こうなった以上は後戻りは出来んぞ、、」 怒りに震える炎の剣士の口からは もはや一切の甘さも焦燥も感じられない 怜悧にして底冷えのする声が響く そんな騎士の様相を前にして 男の顔にも感極まったような笑みが灯った 「遅えよ――」 飄々とした口調はそのままに 槍を体の周囲で10ほど回転させたのは手慣らしのためか、、 何にせよ、それは中断された場を再び動かすためのゼンマイを捲く行為に似ていた そしてピタッと後方に抱えたまま 相手の騎士の正中線を見据えたままに、 「始めっからそのつもりでぇ! 来やがれってんだッッッ!!!」 猛々しく吠えるランサーが再びこの場に赤き旋風を作り出す 烈火の剣と春雷の槍 その苛烈な戦いは、、、 まだ始まったばかりである ――――――