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怒れドモン! 恐怖のバトルロワイアル ◆/eRp96XsK. ここは【B-4】のほぼ中央に位置する巨大な図書館。 どこぞの蔵書狂ならば思わずふらふらと入って行ってしまいそうな、そんな建物の中にその男はいた。 しかし彼はわざわざ本を読む為に図書館へ通うような勤勉な人間ではない。 仮に本人がそうだと言っても、赤いハチマキを頭に巻きつけ、同じ色のボロボロのマントを纏ったその姿では信用されないだろう。 彼は、かつて数多の強豪を打ち倒し第十三回ガンダムファイトで優勝したガンダムファイターにして、 人類の歴史を裏から支え続けた武道家集団シャッフル同盟の長、『キング・オブ・ハート』ドモン・カッシュその人である。 「……信じられん」 薄明るい非常灯のみが光源となっている図書館の中でドモンはそう呟いた。 確かにまともな精神状態では自分の置かれている状況が事実である等とは思えないだろう。 しかし、ドモンはそのような意図からその呟きを放ったのではない。 「あの男の変身、この場へのワープ……どれも現在の技術では実現不可能なものばかりの筈だ」 そう、ドモンが信じられぬと呟いた対象はあの部屋で見せ付けられた数々の超現象だ。 何の変哲もない男がクリスタルを掲げ、光に包まれたと思えば全身に鎧を纏ったかのような異形と化し、 圧倒的な破壊力を持つのであろう破壊光線を撃ち放った。それだけでも十分に驚愕に値する事だが、 あの螺旋王と名乗った初老の男はそれを防ぎ、更にドモンを初めとする複数の人間をこの殺し合いの会場までワープさせてみせた。 最早魔法と言っても差し支えの無いほどに高い技術レベルを誇る未来世紀の世ですら、そのような技術は開発されていない。 (……だが) そう、だがひょっとすれば世界の誰も知らない闇の中で、そのような技術を開発した者が居るのかもしれない。 事実、ネオジャパンで彼の父が開発していたアルティメットガンダムもまた、とても信じられぬ超技術の塊だったのだ。 では、もしあの男や螺旋王が秘密裏にそのような技術の開発に成功した人間、或いは組織のメンバーだと考えるなら……。 「……だとするなら、捨て置けん。あのような超技術を操り、 そしてそれを殺し合いのゲームなどという下らんものに使う悪党を野放しにする事は出来ん」 例えそうでなくとも、複数の人間を拉致監禁し、挙句殺し合え等と言う悪党を見逃すつもりは無い。 となれば一刻も早くこの地を抜け出し、螺旋王を打ち倒さなければならない。 そう結論を出し、ひとまずこの図書館から出て行こうとドモンが足を動かした、正にその時。 ドモンの後方の本棚が――正確にはその中の本が――崩れてきた。 「……ッ!」 咄嗟にドモンはそちらを振り返り、身構える。 ……が、次の瞬間ドモンが見たものは本の山の上で寝転がり、「うにゃ~?」等と声を上げる子供の姿であった。 「……?? ここは何処でしょ~?」 その子供がキョロキョロと周囲を見渡しながらそう言い放つ。 しかし、視線の定まらないこの子供の様子を見る限り、それはどうやら目の前のドモンに問いかけているのではなく、 独り言のようなものらしい。その様子に多少呆れながら、ドモンは子供の質問に答えてやる。 「……ここは見ての通り図書館だ。それよりもお前、名は何というんだ?」 「んにゃ? エドはエドだよー」 エドと名乗ったこの子供、ボサボサの髪は赤茶色で、肌は浅黒い。歳は精精十代の前半だろう。 着ている服はよれよれの白いTシャツ一枚と、黒いスパッツのみ。何とも貧相な格好である。 「ふむ、エド……か。しかしお前、何故またこんな所から出てきたんだ?」 御尤もな疑問である。状況から考えるに、エドはあの本棚の中から本を押しのけて飛び出てきたことになる。 仮にそうだとするなら、一体どうやって本棚の中の本を片付けることなく本棚の中に入り込んだのか。 「えぇー…………エドはビバップ号でアインと一緒に寝てたんだけど、起きたらこんなトコに居ましたー」 上に伸ばした右手をぷらぷらさせながら答えるエド。うん、元気でよろしい。 アインやビバップ号というのが何なのかは分からないが、おそらくエドは今の今まで眠り続けていた、という事なのだろう。 つまりあの空間から居眠りしたままの状態でワープさせられ、いきなり本棚の中にすっ飛ばされたというワケだ。 それだけ聞くと、何とも間抜けな話である。しかし、その話を聞いてドモンは沸々と怒りをたぎらせていた。 「エド、ひとつ聞きたい……お前は自分が今、どのような状況に陥ってるか分かっているか?」 「ん? ん~~~~」 首を捻り唸るエドだが、やがて返ってくる答えは「分かんにゃ~い」というもの。 そのエドの答えによって、ドモンの怒りは密かに沸点を超えた。無論、怒りの矛先は眼前の子供へ向いてはいない。 その矛先が向かうのはこのゲームを仕組み、このような何も分からぬ子供までもを巻き込んだ螺旋王、そして……自分自身だ。 (螺旋王とやらがこの世のものとは思えない超技術を持っている……? だからどうしたというんだ! そんな事はどうでもいい! 今確かにある現実は、目の前のエドのように多くの人々がこのゲームに巻き込まれているという事! だというのに俺は奴らの技術に驚き呑まれ、このような場所で時間を空費していた! 今、この時にも無残に殺される罪無き者や、恐怖のあまり外道に堕ちてしまう者が居るかもしれないというのに!!) だとするならば、今自分が成すべき事は何か? ……考えるまでも無い。 (この殺し合いのゲームの中、自衛の為に武器を取る者はいても、望んで殺し合いをするような者はそう居ない筈だ……。 ならば、そのような者達が道を踏み外させないためにも、弱者を保護し、守り抜かねばならん……! シャッフル同盟のキング・オブ・ハートとして!!) ちなみにドモンが一人黙考していた際、エドは「ところでお名前なーんでーすか~」と聞いてみても返事が無かったので、 周囲を見渡したり、本を摘み上げたり、上半身をぐにゃぐにゃさせる妙な踊りを踊ったりして暇をつぶしていた。 ……が、突然ドモンに首根っこを引っ掴まれ、そのまま担ぎ上げられた事により、その踊りは中断させられる。 「にゃ?」 「兎も角、善は急げだ……エド! 俺の名はドモン・カッシュ! ネオジャパンのガンダムファイターだ!! 今、お前が……いや、俺たちがどのような状況に巻き込まれているかはこれからの道中で説明する! 少々揺れるかもしれんが我慢しろよっ!」 そう叫ぶや否や、ドモンはエドを担いだまま、疾風の如き速さで走り出す。 ほんの数秒で図書館の外へと飛び出し、そのまま道沿いに走り続ける。 「うひゃおぉおぉぉぉぉぉぉぉぉ~~っ!」 「待っていろ螺旋王……! 俺は必ずやこの殺し合いを阻止し、貴様を倒す! キング・オブ・ハートの名にかけてぇっ!!」 『さて皆さん、皆さんはバトルロワイアルというものをご存知でしょうか。 バトルロワイアル。それは即ち、殺し合い、殺し合い、最後の一人となるまで殺し合い抜く、恐怖のゲームです。 そしてそんな殺し合いの場へと我々もよく知る一人の青年が召喚されます――そう、「キング・オブ・ハート」ドモン・カッシュ! 果たしてドモンは、この恐怖のゲームの中、どのような人々と出会い、心を通わせ、拳を重ね合わせるのでしょうか!? そして…………自らのよく知る二人の漢、 今は亡き人となった筈の二人の漢の存在を知った時、ドモンは一体どうするというのでしょうか!? さぁ、それではいよいよ始まります!! ガンダムファイト特別編! アニメキャラ・バトルロワイアル2nd!! レディィィーッ! ゴォーーッ!!』 【C-4/図書館付近/1日目/深夜】 【ドモン・カッシュ@機動武闘伝Gガンダム】 [状態]:健康、疾走中 [装備]:支給品一式(ランダム支給品は後続の書き手さんにお任せ) [道具]:なし [思考] 基本:他の参加者と共にバトルロワイアルを阻止し、螺旋王をヒートエンド 1:他の参加者を探しつつ、エドに現状を説明する。 2:弱者や、望まずゲームに乗っている人間を(場合によっては拳で)説き伏せ、保護する。 3:喜んで自らゲームに乗るような者は容赦なく鉄拳制裁。 ※本編終了後からの参戦。 ※参加者名簿に目を通していません。 【エドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世@カウボーイビバップ】 [状態]:健康、ドモンに担がれている [装備]:支給品一式(ランダム支給品は後続の書き手さんにお任せ) [道具]:なし [思考] 1:ドモンの疾走のスピードに大喜び中。 ※OP中爆睡していたため、自分の置かれた状況を把握していません。 時系列順で読む Back せめて歩ませよ我が外道の道を Next 最凶で最低で最悪の災厄 投下順で読む Back 番外バトルってレベルじゃねーぞ!! Next 最凶で最低で最悪の災厄 ドモン・カッシュ 054 転換 エドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世 054 転換
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触手と美咲さん こんにちは。フブキタイプの美咲です。主である先生の神姫をさせていただいています。 今日も今日とて、広大なテーブルの上を手磨きで磨いております。このテーブルは本当に広く、バトルフィールドとして使用できそうなほどです。バトルフィールド・テーブル。……響きがもう不人気確定ですね。 このテーブル、実はそれほど汚れていませんし、毎日磨くほど汚れもしないのです。それでも私が磨くのは、私が起動したての時に先生に『私にお手伝いできることはありますか?』と聞くと『いいえ、何も。あなたは何もしなくても大丈夫ですよ、美咲さん』と言われたのです。その時、私は、主である先生のお役に立つことのできない不甲斐ない駄目神姫なのだと絶望すると、『そ、そんなに落ち込まないでください! ……そ、そうだ、このテーブル、このテーブルを磨いてください! それはもう、顔が写るが如くピカピカに!』といった具合で、先生から初めて仰せ付けられたご命令なんです。 あの時は、先生が私に求めるものが何なのかまだ理解しておらず、とにかく役に立たなくてはと必死だったのです。今では『何もしなくていい』と言われたらお言い付け通りきちんと何もせず待機できます。 ……何もしないのに、きちんと、というのはおかしいですね。 「みっさっきっさぁーん♪」 どうやら、先生がご帰宅なされたようです。 「はい、何のご用でしょうか」 「本日もまた、美咲さんの為に仕事時間を削って新たなる装備を開発いたしました!」 仕事時間は削らないでください。いや、先生のなさるお仕事に特定の拘束時間がないのは重々承知なのですが、少しは会社側の事も慮ってあげてください。 「それは、どんな装備なのですか?」 ちょっとドキドキしながら、先生に尋ねます。私のため、という言葉に胸が高鳴ります。 「はい。この装備、その名は『怪しい触手EX』!」 私の胸の高鳴りを返してください。 先生の手の中には、うねうねと怪しくうねる物体。あれを装備と呼んでいいのでしょうか。装着されてないのにあんなに動いています。おかしいです。 というか、触手って……やらしいイメージしかないじゃないですか! 「それをまさか、私に装備しろと?」 「はい、そうですが」 「慎んでお断り申し上げます」 いくら先生の頼みとはいえ、あんな怪しさ満載っぽい装備を着けるなんて、無理です。あ、名前に既に怪しいってついてました。 すると、先生は私の手を取り、真摯な表情をしました。 「この装備は、美咲さんの戦闘データや行動パターン等を参照して、美咲さんの動きにこと細やかに対応します。ですから、逆にいえば美咲さんにしかフィットしない、美咲さん専用装備なのです。扱いは少々難しいかも知れませんが、美咲さんなら使いこなせると信じていますよ……」 「先生……」 で、結局装備してしまう私を、誰が責められましょうか。だって、『信じていますよ』なんて囁かれるように言われたら、是も非もないじゃないですか。それとも、私が軽い女なだけなのですか? まあ、装備するだけなら、まだいいと言えましょう。ですが状況はさらに悪いです。先生に言われるまま流されるまま、気が付けば行き付けの神姫センター。先生はこの神姫センターではかなりの有名人なので、自然と視線が集まります。 「おいみろよあのフブキ。触手リアルwwwキモwww」「さすが先生wwwやる事パネェwww」「うわぁ、動いてる……」「触手フブキハァハァ……」「あの触手でセルフ触手プレイですねわかります」 ……先生、帰りましょう。 「さて、対戦相手を探しましょう」 「やるんですか! この装備で!」 「もちろんです。でなければわざわざ神姫センターに足を運ぶこともありませんよ、美咲さん」 確かに、新装備といえばイコールで対戦というのが今までの流れでしたが、まさかこんな武装とはとても呼びたくないイロモノな代物でもバトルすることになるとは思いませんでした。 「触手ですと!? そう聞いては黙っていられませんですね!」 シュバッ! と、私たちのいる待ち合い席に神姫が一体やってきました。その子はマリーセレスタイプです。 「この地区一の触手使い、マリーセレスのステルヴィアがお相手致すですの!」 ババーン、といった感じで、ステルヴィアさんは高らかに宣言します。その腰には、恐らくカスタム品と思われる、通常のマリーセレスタイプのよりも長い触手がうねうねしてます。正直怖いです。 「というわけで、お相手お願いします先生。あ、僕はカシワギ・ケイゴと申します。どうも初めまして」 「おや、これはこれはどうもご丁寧に」 先生とケイゴさん(ぽっちゃり系)が固く握手をし、私たちはポットへ運び込まれていきます。 「では、いつもの如く、試合開始直前になってからの装備説明をさせていただきます」 「もう少し事前に、できれば自宅にいる時点でしていただきたいです」 しれっと言い放つ先生に、私もしれっと返します。ですが無視された模様。 「今回の装備であるこの『怪しい触手EX』ですが、なんと美咲さんの意志にあわせて動いてくれるという、画期的な装備なのです」 「……画期的? 意志に合わせて動くというなら、プチマスィーンズもそうなのではないでしょうか」 私が言うと、先生は指を左右に振ります。 「いいえ、あれらとは一線を画します。美咲さんの意識、無意識、思考パターン、防衛本能等々、とにかく美咲さんの脳内を忠実に反映致します」 「え゛」 はっ、と振り返ると、ホウキを持って掃き掃除する触手、雑巾で拭き掃除をする触手、神姫センターの出口に向おうとする触手、先生にハートを飛ばす触手等、確かに私の頭の中をトレースしている。 「犬の尻尾の触手バージョンですね」 「タチが悪すぎます! 私の思考がダダ漏れじゃないですか!」 先生にハートを飛ばす触手を恥ずかしさから必死に絞り上げますが、一向に堪える様子がありません。く、所詮パーツと言うわけですか。 「でもそれなら、私じゃなくても操作可能じゃないですか?」 ハートを飛ばす触手を玉結びにしますが、自動的にシュルシュル解けていきます。忌々しい! 「いえいえ。普通の神姫であれば、自分の意識、無意識を制御できずに暴走してしまいますよ。この装備は、自我を、アイデンティティーというものを確率した神姫でなければ制御できません」 「……つまり、どういうことですか?」 先生の言ってることはいまいち要領を得ません。自我やアイデンティティーなら、私だけでなく、どんな神姫も持っているはずです。 「では、簡単に一つ聞きましょう。“あなたは何ですか?”」 先生の質問に、思わず小首を傾げてしまいます。私に追随して二本の触手もくいっと曲がります。 「それは……難しい質問ですね」 自分が何なのか。どの観点から答えればよいのか。武装神姫の中での何かであるなら、私はフブキタイプであると答えられます。私単体としての何なのかであるなら、主である先生の神姫、美咲と名乗れます。ですが、そういう限定的な条件無しの、そう、この世界に存在する存在としての何なのか、と問われているとしたら……私は、どう答えればよいのか。 ……自分でも何を言ってるのか、わからなくなってきました。 「まあ、そういう事なのです」 先生のお言葉に、意識が現実に引き戻されます。と同時に、触手も再び活動を始めました。触手達もどうやら私と一緒に深い思考に陥っていたらしく、一切の動きを停止していたようです。 「……やはり、わかりません。どういうことですか?」 「ま、小難しい話は後にしましょう。今はレッツバトルです!」 誤魔化すように先生は笑い、私をポットに収めます。 「フッフッフ、いよいよ来ましたですの。私とあなた、どちらがより優れた触手使いであるか、今ここで決着をつけるですの」 「いや、私は別に優れてなくていいです」 ステルヴィアさんの言葉に即否定の返事を返します。 「フフフ、とても謙虚なのですの。ですが、私には見えますの。あなたの中に眠る、触手への限りなき欲求が、潤うことのない渇望が!」 「どこにそんなものが見えてるんですか……」 私の触手も……いえ、私のなんかでは決してないですが仕方なく装備している触手も、私に同調してうんざり気味に左右に揺れました。 危ない……危うく触手を自分のものとして認めてしまうところでした……。 「ウフフ……わかっていますの。あなたも早く戦いたいのですね。長々と失礼いたしましたですの」 「何も分かってないじゃないですか!」 「まいりますの!」 こちらの意志や発言を完全無視して、ステルヴィアさんは動き始めた。通常より長い触手パーツはどうやら足の役目もあるらしく。物凄い複雑な動きで素早い移動をこなします。よく絡みませんね。そこはやはり、地区一という実績の裏付けなのでしょう。 「って呑気にしてる場合じゃない!」 私は取り敢えず、手近な障害物に身を隠します。地区一の使い手相手に真正面から挑むほど、私は自信家ではありません。 あ、失礼いたしました。今バトルしているフィールドは、遺跡〔砂漠〕です。砂漠の中に、朽ちた遺跡が建っているだけのフィールドです。 「隠れても、無駄ですの!」 ステルヴィアさんは物凄い早さで平行移動。すぐに障害物の裏に周り込んできました。が、予測済みです。私の触手が、ステルヴィアさんの足下から迫ります。 ……ハッ、私の“仕方なく嫌々装備している腰パーツにくっついている触手”が、です。決して、決っっっして私のではありません! 「フフ、無駄ですの」 なんと、下から迫る触手が、ステルヴィアさんの触手に踏みつけられて阻止されました。このままでは釘付けにされてしまうのは確実なので、すぐさま踏まれた触手を本体から分離し、迫るステルヴィアさんから距離をとります。 「逃がしませんですの!」 シュルシュル、と、こちらの触手とは違う、機械的シルエットの触手が全て伸びてきます。私も対抗して触手を伸ばし、絡め取ります。奇しくも、触手対触手の真っ向勝負となりました。 「く、や、やりますの……」 「あのー、なんだか凄い接戦に見える最中に申し訳ないんですが……」 「な、なんですの!」 全ての触手を伸ばしきり、凄い形相で力勝負をしているステルヴィアさんに一言。 「私、まだ触手余ってます」 シュルシュル、と、ステルヴィアさんの触手を絡めている触手とは別の触手をステルヴィアさんに見せます。あ、青ざめた。 「な、なんてことですの! 数の差で勝負が決してしまうなんて……やはり、戦争は数だったですの……」 というわけで、全ての触手を絡め取られて抵抗できないステルヴィアさんを、私の触手で絡め取ります。 ……否! 私が“仕方なく嫌々装備している腰パーツにくっついている触手”が、です! 決して、断じて、私自身の触手ではありませんし、私が望んで装備した触手でもありません! 「くっ……ですの」 「勝負は決しました。大人しく降伏してください」 「……何をおっしゃるですの? なぜ、私が降伏しなければならないですの?」 「へ?」 な、何なんですかこのステルヴィアさんの余裕発言。まさか、まだ隠しダマが!? ゆ、油断できない相手です! 「触手勝負に置いての敗北とは、相手の触手によって高ぶらされてオーガズムに達した瞬間と、古より伝えられているですの」 「……は?」 ……言ってる意味を理解できない。いや、個人的意志で理解したくないです。 なんか、筐体を囲む人々から「触手・プレイ! 触手・プレイ!」なんてコールすら聞こえてきます。ケイゴさんに至っては、高性能そうなカメラを構えて鼻息を荒げています。 ……先生! 助け船を是非! 「美咲さん、あなたの超絶テクの見せ所です! さあ、皆さんのご期待に沿えてみせましょうぞ!」 先生!? 「さ、さぁ、はやく、めくるめく快楽と官能の世界へ、私を連れていってですの!」 ステルヴィアさんもなんでそんな艶っぽい表情と潤んだ瞳でこっちを見てるんですか!? ……な、なんなんですかこの異様な雰囲気は。まるで常識的な私が非常識のような、イレギュラーのような、そんな雰囲気は。もしかして、周りの皆さんのほうが正常で、私が異端なのでしょうか。 ……そうですか、私が異端なのですか。ならば、正常化を計らなければ……ふ、ふふ……あはは。アハハハ。アハハハハハハ! アハハハノ\ノ\ノ\ノ\!! 「あ、そんな、いきなり激しっ! だめ、そんなとこ、深い、深いですのぉぉぉ♪」 私が次に正常に戻ったときには、身体中をあらゆる液体やグリスで濡らしたステルヴィアさんと、勝者を告げるジャッジが私の名を宣告していました。ギャラリーの興奮も最高潮のようです。私が正気を失っている間になにが起きたのか……考えたくもありません。 まあ、前後の記憶と状況からナニがあったというのは想像できますが……。 「お見事です、美咲さん。あなたの触手使い、実に見事でした」 「こんなにも誉め言葉が嬉しくないという状況も珍しいですね」 ああ、もう嫌だこんなの……。 ポットから出て開口一番、先生は私をお褒めくださいましたが、ちぃっとも嬉しくありませんでした。何故でしょう。触手の所為です。 「……参りましたですの。今回は私の完敗ですの」 私たちのいるブースに、ステルヴィアさん達がやってきました。ステルヴィアさんは触手を器用に使い、私の目の前に降り立ち、ひしっと私の手を握ってきました。 「美咲さん……あなたこそ、この地区一の触手使いに相応しいですの! 私が認めるですの!」 「いや、いりませんそんなお墨付き」 迷惑極まりありません。 「そうですの……なら、仕方ありません」 そう言って、ステルヴィアさんは私から離れます。どうやら、やっと私の気持ちに気付いてくれたようです。 「地区一では足りないと言うわけですのね! では、そう、あなたは今日から触手使いの中の触手使い、『触手マイスター』を名乗るといいですの! それだけの実力を、あなたは私に示したですの!」 ……訂正、気付いていませんでした。 「いりません!」 「まあまあ美咲さん、せっかくくれると言うのですよ。貰っておきましょう」 「断じていりません!」 「タダですよタダ」 「いくらタダでも、後から高くつくようなものはいりませんから!」 そして先生、なぜそんな二つ名をプッシュするんですか! イヤですよ触手マイスターなんて! 『触手マイスター』美咲。イヤすぎます!! なんか、私の名前まで卑猥に見えてくるじゃないですか! 「触手マイスター殿、気に入っていただけたようですの」 「まったく真逆の感情をこれでもかと表に出しているのに、なぜそんな答えがでたんですか!?」 「いいではありませんか、『触手マイスター』美咲さん」 「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」 結局、私の自害寸前の説得(「触手マイスターと呼ばれるくらいなら死にます」「すみませんでした美咲さん! ですからその刃をお納めください!」なやり取り)によって、何とか変な二つ名は付きませんでしたが、ステルヴィアさんからは「触手マイスター殿」と呼ばれるようになってしまいました。 あ、触手ならその場で焼却処分いたしました。 「ところで先生、結局、バトル前に言っていた、神姫の自我とは何なのですか?」 「ん、ああ、そういえばそんな話をしてましたね」 忘れていたようです。今は帰宅途中の車内。助手席から先生を見上げます。 「バトル前、美咲さんに問いかけましたよね。「あなたは何か」と」 「はい」 私は結局、その問いには答えられなかった。今も、だ。 「私はですね、思うんですよ。その問いに答えられなくなった神姫こそが、自己を確率し、人のような自我を、アイデンティティーを手に入れた神姫ではないか、とね」 やはり、先生のおっしゃることはよくわかりません。自分が何かがわからない状態が、なぜ個人として成り立つのでしょうか。 「神姫は人によって製造され、この世に誕生します。それによって、神姫は一定の知性を最初から備えているのです」 「はい」 なんだか違う話を始めたような気がしますが、聞きに徹します。 「であるからにして、目覚めたばかりの神姫に「あなたは何か」と聞いても「武装神姫である」としか返りません」 確かにそうです。自分が何か、と聞かれたら、デフォルトの記憶の中から、自分が武装神姫であるというデータを引き出し、相手に答えます。それが、普通の神姫です。 「ですが今日、美咲さんに同じ質問をしたら、「難しい」と答えました」 「はい、確かに」 そう、普通なら武装神姫ですと答えればよいものを、私は迷いました。確かに武装神姫ではありますが、それだけではありません。先生の神姫であるし、美咲という、私だけの名もあります。ですから、何か、と聞かれても、それがどの答えを求めての問いなのか、わかりません。 また逆も然り。私が何か。それに対しても明確な答えが出せません。武装神姫というのも、先生の神姫であるということも、美咲という名前も、すべて後付けのような気がします。自分というものは何なのか。考えれば考えるほど輪郭がぼやけていき、やがては、自分は本当に武装神姫なのか、という、馬鹿げた考えに至ります。それはつまり、確固たる“個”を無くしているということではないでしょうか。 「……やはり私にはわかりません。なぜ答えられないのが、アイデンティティーの確立なのですか?」 「武装神姫が、自分は武装神姫の何タイプであると言うのは、確かに全と個を分けた考え方でしょう。しかし、明確に個を答えられるのは、それが“個”であると教え込まれているからです。そして、その“個”は“全”に所属する全ての個体に教え込まれています。 “全”に与えられた“個”……これは結局、“全”ではないでしょうか」 ……。やはり、先生のお言葉は、矮小な私では理解できません。 「完全なる“個”、すなわち自我、アイデンティティーとは、“全”から教えられたものではなく、それに対して何らかの懐疑的な思考を行う事、あるいはその過程ではないかと私は思います」 ですが、先生の言わんとしていることはなんとなくですが、わかります。 「つまり、全と個をはっきり隔てることがアイデンティティーではなく、全と個を隔てようと思考する事がアイデンティティーだ、ということですか」 「……さぁ?」 盛大にずっこけました。さぁって……。 「あくまで私の考えがそうである、という話です。もしかすると、起動したての神姫のように、自信をもって自分を語れる者こそがアイデンティティーを持っているのかもしれない。いや、そもそも、アイデンティティーというもの自体……」 途端にブツブツと、私にすら聞き取れない程度の言葉で呟き始める。あれは多分そう、思考のスパイラル。自己を考えた私と同じく、自身の思考をさらに思考し、それすらも思考する。永遠に終わりのない思考の連鎖。今、先生はそこにいる。 「先生っ!」 「……あ、おお、すみません。少し考え事を……いや、あー……」 そう呟いた次の瞬間、先生は伸びをして首を鳴らしました。 「いやー、考えても答えなんて出ませんね。そんな非効率的で時間の浪費以外の何者でもない行為、やめてしまいましょう!」 ニコ、と私に向き笑いかけてくれる。ですが今、私たちはそれどころではないと先生は気付いているのでしょうか。 「それもよろしいですが前、前ぇぇぇぇ!」 「ん? うをぉぉぉ!?」 先生の車は、華麗なドリフトターンを決め、無事ガードレールとの接触を避けました。 今度から運転中には話し掛けないよう、心掛けます……。
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バトルモード(BM)対策 バトルモードとはそもそもなんぞや?というのを理解していないと対策も何もありません。 バトルモードの項を先に読んで来て下さい。 ここを読んだだけでBM相手に全戦全勝・・・というのは難しいです。 強いオーナーの使うBM装備は、一般的なBM対策に対してさらに対策を取ってあるかもしれません。 ここに書かれていることは代表的な対抗策ではありますが、それはつまり逆対策されやすいという意味でもあります。 BM装備セットは見せ餌で本命装備セットは別にある、なんて可能性もあります。 ただ書いてある事のマネをするだけでなく、なぜコレがBMへの対抗策になっているのかを考え、自分なりの手法へと昇華させてみましょう。 編集される方へバトロンスレで質問者が多いので、独立した対策ページを作ってみる事にしました。 種子BMについての質問をはじめ、今後スレでBM全般の対策について質問があればこのページへ誘導してみましょう。 バトルモード対策:共通編テンションゲージを溜めさせないように妨害しつつ戦う テンションゲージの溜まるよりも早く相手を倒しきる BM個別対策津軽BM:レインディアライディング(R/B) 花子BM:ブルーミングガーデン 種子BM:シェルプロテクション 砲子BM:砲撃体勢 鳥子BM:グライドオンプレステイル 魚子BM:レイジオブオケアノス 寅子BM:真鬼王光臨 丑子BM:ファストオーガ激走 アークBM:パトロクロス(N/S) イーダBM:ヴィシュヴァ・ルーパー(N/S) シュメ子BM:ソングフォーユー ミズキBM:神力解放 コメント バトルモード対策:共通編 テンションは攻撃や回避、防御等で上昇するため自分の武装の選択次第で相手のBMがあっという間に発動して敗北する、ということが起こりえます。 そうならない様に武装セットにバトルモードに対抗できる装備セットを入れておくといいでしょう。 武装セット1枠を対策だけの為に使う価値は充分にあります。保険程度でも対策武装セットを入れておくとBMを使おうとする相手を躊躇させられるかもしれません。 全てのBMに共通する対策として、以下の2つがあります。 テンションゲージを溜めさせないように妨害しつつ戦う まず第一に、相手の回避、防御によるテンションの上昇を抑えるために、敵のテンションが上昇しやすいHIT数の多い武器を使わないことが大切になります。 短剣の二刀流は基本的にアウト。 剣の二刀流も威力が高いものでなければ止めておいた方が良いでしょう。 機関銃系の武器、特に「ガトリング砲“アイゼンイーゲル”」などは厳禁です。 相手の攻撃の命中でテンションは上昇させないよう、できるだけ回避できるよう回避特化装備で挑むといいでしょう。 防御型にとっては防御をしてもテンションは上昇するため難しいですが、相手の武器が射撃、投擲の場合は発動すると回避扱いになる防御スキルに「マジカルサークル」用に「マジカルハット」を用意するという方法もあります。 高機動を確保して相手のメイン武器の距離を外して戦うように武器・武装を選ぶという方法もあります。 相手が短剣二刀流であれば遠距離セットで挑む、など。 他にも防御型のBMには「オルフェウス」やスキル「リフトアップホールド」などの防御不可の攻撃を利用して防御によるテンションを上げさせないで戦うことも有効です。 また、コミカル(Comical)値の高い武器でテンションゲージを下げるという方法も非常に有効です。 コミカル値に関しては攻撃の評価値を参照して下さい。 命中しないとテンションは下がらず、そのぶん上昇してしまいますので、相手神姫が回避型の場合はできるだけHIT数が少なく命中力が高い攻撃が有効です。「ツリーランス」、「ホウキ・オブ・ザ・クリーンキーパー」、「エーススラッシャー」、等 相手神姫が防御型の場合は回避される心配は少ないので、命中値の低い武器(剣の二刀等も含む)も使用していけます。ただし種BMは防御時にテンションの上昇に補正が付くので、HIT数の多い攻撃を防御されると、思うほどテンションは下降しません。「ネギ・ソード」や「スクールバッグ」での二刀、「ダブルコットン」、等 また、LPとリアルラックに自信があるのなら「ラッキーコイン」もオススメです。(自爆しても相手のテンションが下降します) テンションゲージの溜まるよりも早く相手を倒しきる 与えられる一撃のダメージが大きく、HIT数の少ない武器でBM発動前に倒すことができればBMは恐れるに足りません。 特に、相手の対ダウンや、対スタン値が低い場合は、ダウン、スタン値の高い攻撃で、相手の行動を封じてしまうことも可能です。 ※砲子BMや第5-6弾のBMはリストがフリーになるため、ダメージ減少の装備で固められていると、倒しきることができない可能性がありますので注意が必要です。 攻撃力の高い攻撃「レーヴァテイン」や「スクラマサクス」での二刀流 「RHG-AT2“ピースビルダー”リボルバー」で二丁拳銃(ピース二丁) 「GEモデルLC3レーザーライフル」や「モアイ」での単HIT攻撃 ダウン値の高い攻撃「クライモア」やそのスキル「ドラゴンクラッシャー」 「“ギガンテス”ロボアーム」 「大砲」など [防御不能]の特徴のついた武器やスキルで高威力の攻撃をする。「オルフェウス」+攻撃特化育成 スキル「リフトアップホールド」など。 また、相手のBM発動に合わせて自分もBMの発動を狙うのも有効です。 特に種子BMや花子BMのように攻撃がスキルになるBMに対してシュメ子BMでスキルを封じたり、寅子BMでダメージを無効にするのが有効ですが、他のBMでも先に発動さえ出来れば有利に戦うことが可能です。 相手がBM発動を狙う場合はHIT数の高い攻撃を用意している可能性も高いので、『テンションゲージを溜めさせないように妨害しつつ戦う』BM装備を用意しておくと、先にBMを発動できる可能性が高くなります。 上へ戻る BM個別対策 津軽BM:レインディアライディング(R/B) 発動前対策 BMセット自体にほとんど回避補正がなく、必須装備も多いため、高命中武器であれば十分当てる事ができます。 また、装備セットのスタン耐性が低めのため、命中とスタン値がともに高い武器は特に有効です。 「ブーメラン」、「“シェルブレイク”パイルバンカー」など スキル攻撃は必中なのでスキルで倒すのも良いでしょう。 発動後対策 レインディア突撃は打撃属性のため、打撃ダメージダウンLv1-2で軽減できますので、LPを十分に残した防御型であれば耐え切ることは可能です。 威力はGOOD数(BM中に回避した攻撃数)に依存するため、当然HIT数の少ない武器なら威力は最低限に抑えられます。 また、高命中武器のみ使用し確実に当てるのも有効です。 ただし、攻撃準備後に射程を割らせるような移動を行うので、注意が必要です。(スキルであれば射程を割られた場合は攻撃を中止するので安全) 上へ戻る 花子BM:ブルーミングガーデン 発動前対策 BM発動より先に倒してしまうのが一番です。 回避寄りの装備ですが、さほど回避補正が高いわけでもないので、命中高めの武器であれば普通に落とせるかと思います。 セット装備に制約が大きく、胸・腕・リアパーツが全て埋まってしまう上に、装備の性能もさほど良くありません。 スタン耐性はともかくダウン耐性が低いので、そこを補っていないオーナーの神姫はずっとダウンし続けるハメになります。 発動後対策 発動してしまうとSPのある限り威力2倍となった鬼のような火力のスキルが3ターン連続で飛んできます。 とはいえ、万が一発動されてしまっても特別な対策をするのではなく、こちらも最大火力をぶつけてさっさと倒すべきです。(相手は防御も回避もしなくなるので攻撃されると脆くなっています) 蝶子BMでスキルの発動を不可能に出来るため、ちょっと攻撃力が上がる代わりに回避も防御もしないという状態にすることができます。 種子BM:シェルプロテクション おそらく、オフィシャル戦で最も遭遇するであろう、最も警戒が必要なBMでしょう。 対策をしてないといいように収穫されるため、初心者にとっての壁のひとつとなります。 発動前対策 C~Bクラスでは、高威力の武器でBM発動より先に倒す方が早いかもしれません。 如何な防御型神姫でも、装備制限の厳しくレベルも低いC~Bでは、それほど堅くありません。 また、軽減スキル付の武装が装備できない(一部ヘッド装備を除く)ので、攻撃○以上の素体で高威力武器を使用して、距離適正が整っていれば先に倒すことは十分可能です。 反撃スキルを活用するという方法もあります。 安易に「十手」二刀流を選択している種BMの場合、「怨徹骨髄(エンテツコツズイ)」などを利用して反撃スキルの的にしやすいです。 発動後対策 収穫の季節の射程距離は0~80です。 相手よりも高機動を確保して遠距離戦を徹底すれば攻撃を一度も受けずに勝つ事も不可能ではありません。 特に、種型ジュビジーが使用している場合は、素体性能も機動△と低いので引き離すことは容易です。 相手が機動力アップ系のCSCを搭載している場合は裏をかかれますが… 装備による機動補正で高機動を確保するのではなく、「リアウイングAAU7」のスキル「エンジェリック・スカイ」などの後退可能な移動スキルを利用するのも手です。 (移動スキルをちゃんと使えるように、事前にAIを仕込むことが必要) H20年3月のアップデートでASの消費SPが200に修正されたため、以前ほど気楽に使用できる対策ではなくなりました。 蝶子BMでスキルの発動を不可能に出来るため、シェルプロテクション発動と同時だと「収穫の季節」も3ターン全て無効化できます。 上へ戻る 砲子BM:砲撃体勢 発動前対策 特に特別な対策はありません。 共通の対策で発動を避けるように試みましょう。 軽減スキル付の武装を装備可能なため、ダメージが与えにくいので攻撃力が低い場合は注意しましょう。 BM装備セットに必要な「FB256 1.2mm滑腔砲」は1HIT単発攻撃で、これだけでテンションゲージを溜める事は実質不可能です。 このため滑腔砲以外の武器を同時に装備している事が多く、その武器の距離を外せれば有利に展開できるでしょう。 発動後対策 BM発動後の攻撃は必中ですが『通常攻撃』扱いです。 このため、防御スキル、反撃スキルで無効化できます。 また、ダメージに距離適正が影響するので、相手の装備/戦歴から適正値の低い距離を予想して戦闘を行うのが良いでしょう。 上へ戻る 鳥子BM:グライドオンプレステイル 発動前対策 特に特別な対策はありません。 共通の対策で発動を避けるように試みましょう。 発動後対策 BM発動後の攻撃は必中ではありません。 回避を高くして対応しましょう。 防御型の場合は一度ダウンしてしまうとBMが終了するまでダウンし続けることになります。 BM終了と同時に3ターン分の貯められたSPでのスキル攻撃が来ますので注意してください。 特に専用の対策は用意しなくても大丈夫でしょう。 上へ戻る 魚子BM:レイジオブオケアノス 発動前対策 特に特別な対策はありません。 共通の対策で発動を避けるように試みましょう。 BM装備に武器が多く含まれており、あまりHIT数の多い武器はないため、比較的発動しにくいBMです。 発動後対策 BM発動後の攻撃は必中ではありません。 また遠距離攻撃しかできなくなるので、高機動近接型であれば対応は容易です。 一応耐水性能の上がる武装を用意しておけば、より有利に戦えます。 上へ戻る 寅子BM:真鬼王光臨 発動前対策 特に特別な対策はありません。 共通の対策で発動を避けるように試みましょう。 発動後対策 神姫.NETジャーナルの紹介によると、重量の重い武器で攻撃するとBMを強制解除しやすいとの事です。 重い武器を使用して、BMを強制的に解除を狙ってみるといいかもしれません。 しかも、HIT数が多い武器だと解除の判定もその分行われるようなので、より強制解除の確率が高くなります。 が、強制解除の成否にはかなりのランダムが絡んでいるようなので、気休め程度に考えておきましょう。 BM自体は発動してしまうと、鈍足で歩きつつ距離に穴のある攻撃しかできなくなります。 高機動の遠距離型であればただの的(ダメージは与えられませんが)にできるでしょう。 上へ戻る 丑子BM:ファストオーガ激走 発動前対策 特に特別な対策はありません。 共通の対策で発動を避けるように試みましょう。 発動後対策 BM発動後の攻撃は必中ではありません。 しかし、BMスキルの特徴的に相手神姫は高い命中力を確保していることが多く回避は困難です。 そもそも回避型より防御型に使用するBMなので、防御型ではもともと回避は不可能でしょう。 神姫の命中性能によるとはいえ、高威力の貫通攻撃は防御型にとっては脅威となります。 基本どおり「コンビクトU7」の射程距離を外すか、コミカル武器を使用してください。 高機動を確保する・後退ASを使用するなどして遠距離特化するのもひとつの手です。 貫通攻撃とはいえ通常攻撃なので、通常攻撃無効の防御スキルでダメージ0にできますので、 「胸甲・心守「きょうこう・しんじゅ」」や、「防壁「ファンビー」」を使うのもありでしょう。 当然貫通ダメージ無効の防御スキルやインセクトコーディネートでもダメージは0です。 寅BMは貫通ダメージ無効の防御スキル「猛虎伏装」が発動可能で(必要装備に含まれている)、発動すれば貫通ダメージ半減できるため有利に戦うことが可能です。 射撃武器を全回避できるスキル「マジカルサークル」も有効な対策となるでしょう。 上へ戻る アークBM:パトロクロス(N/S) 発動前対策 パーツ数も少なく回避補整の装備をかなり使用できるので発動を阻止するのにも苦労するでしょう。 ただBMを構成する武器である「シルバーストーン」は距離割れをさせやすく、400まで下がる武器なら2回に1回は距離割れします。 ただし、前進移動スキルもあるので近づいて短刀二刀流でやられる可能性もあるので相手のデッキをよく確認しましょう。 他にもアーク純正装備で「OS-35 アサルトライフル」を装備していた場合、その追撃スキルは「シルバーストーン」とも射程があうので単発だからと安心できません。 防御型でBM発動を阻止するのは更に困難でしょう。 このBMを使う側の視点から見ると、ステージによっては選択し難い場合があります。 ハイグラビティではBMの攻撃力を決めるスピードメーターの上昇が鈍くなりやすいです。水中性能が低いと水中ステージも微妙です。 反面、ローグラビティやアステロイドベルトではスピードメーターが上昇しやすく大ダメージが期待できます。 こういった事情も覚えておくといいかもしれません。 発動後対策 発動後の攻撃は必中ではありませんが命中が高く、すべてを回避するのは難しいでしょう。 威力はこちらが攻撃することで抑えることができるので全距離に対応した武装とスキルを用意しておき、 前半はスキルの使用を抑えてBM発動後にいっきに叩きつけましょう。 防御型は全距離対応、必中の砲子BMを狙うのもいいでしょう。 移動スキル「マッハアプローチ」で零距離まで詰めることで距離割れさせることも可能です。 上へ戻る イーダBM:ヴィシュヴァ・ルーパー(N/S) 発動前対策 BMに必要な装備が少なく、メインウェポンも含まれていないので発動が狙いやすいBMです。 ただBM自体の命中が低いので回避型なら逆に発動させた方が安全かもしれません。 発動後対策 回避型にとっては発動してくれたほうがありがたいかもしれません。 ただし、移動中に攻撃してしまうとカウンターされるので、こちらも一切ダメージを与えられなくなる可能性もあります。 スキルや☆必中効果の武器には無効なので対策は用意しておきましょう。(ただし、☆反撃不能の特殊効果は関係ありません) 防御型にとっては最悪6回もの攻撃を受けるので厳しいですが、BMの威力は神姫の攻撃力依存で、打撃ダメージダウンの特殊スキルによってかなりダメージを抑えられるでしょう。 種子BMや砲子BMを同時にぶつけることが出来ればカウンターの発動は抑えられますが、種子BMだと追いつけない可能性もあります。 上へ戻る シュメ子BM:ソングフォーユー 発動前対策 ファンシーコーディネートを維持しているかどうかで対策がかわります。 ファンシーコーディを崩してる場合は普通に自分の得意な距離で攻撃していれば問題ないでしょう。 (BMに必要な武装は近中距離のため、遠距離で戦うことがベストかもしれませんが、BMが発動してCHARMになってしまうと何も出来なくなるかもしれません) ファンシーコーディネートを維持している場合は、近距離に自信があるなら近接戦で問題ありませんが、自信がなければ鬼神コーディネート+遠距離戦という方法もあります。 中距離で戦うよりは近距離のほうが「ポシェットマイン」(1HIT武器)の攻撃を誘発しやすいため、有利かもしれません。 (特に、相手がHIT数の多いファンシーな武器として、「ダブルコットン」を装備している場合、準備時間の関係で「ポシェットマイン」を選択しやすくなります) 発動後対策 お互いの距離が近いほど攻撃力も防御力も上がるので、出来れば遠距離で戦いましょう。 ただし、高命中の胸キュンショットを避けられない場合は、CHARMになってしまうと近距離を強要されますので注意しましょう。 対抗して他のBMを同時発動を狙うのもありです。(状態異常を防げるため) ただし、花子BM、種子BMはスキルが使えないため意味がありません。 津軽BMも3コンボしか狙えないため効果は薄いでしょう。 BM発動中はスキル使用不可のため、反撃スキル・防御スキルは使用できませんが、特殊スキルはちゃんと効果を発揮しています。 射撃ダメージダウンLv1は付けておくといいでしょう。 上へ戻る ミズキBM:神力解放 発動前対策 ジェムバレットやクリスタルソード、オペレーションマニュアルⅢ(攻撃スキル「永劫の沈黙“shutdown -h”」)など SP減少攻撃つきの武器を使うことができれば、SPを減らすことで発動時のスキル攻めを軽減できます。 SP減少攻撃が出来なければ、SP回復量ダウンの追加効果を持つ武器でもSPの増加を遅らせることができます。 蝶型BM「ソングフォーユー」を同時発動させれば、スキルを封じることが出来ます。 敢えてヒット数の多い武器を使い、SPが貯まらないうちに神力解放を発動させてしまうのも一手かもしれません。 発動後対策 スキル攻撃は、FATEシールドやイージスの盾など「スキルダメージ無効」効果を持つ防御スキルで無効化できます。 ただし都合よく防御スキルを使うかはAI次第で、当然ながらSPも消費するため、継続的な完全防御は厳しいでしょう。 相手が反撃スキルも入れている場合、相手の反撃スキルの射程外で使用する武器を選ぶ、 準備時間の短い武器を選ぶ、「反撃不能」効果を持つ武器を選ぶ、などで反撃だけでも防ぐことも有効です。 上へ戻る コメント その入りすぎだと感じるところを私情が入らないように修正すればいいじゃない? wikiなんだから。 -- (名無しさん) 2008-04-25 14 56 11 わざわざページ分けるより、特徴と対策が同時に見られるほうが解りやすくない? あと、BM対策は別に初心者向けってこともないと思うんだが。 -- (名無しさん) 2008-05-08 14 09 18 テンションって勝手につかってくれるんですか? -- (名無しさん) 2008-11-09 19 00 23 火器型にはテンションありますか? 何度もすいません>< -- (名無しさん) 2008-11-09 19 01 13 ※このwikiに質問コーナーはありません。 自分でアップデート情報・マニュアル・本スレ等を参照し、解決できなかった場合は本スレで質問をしてください。 -- (名無しさん) 2008-11-09 19 10 29 >テンションゲージの溜まるよりも早く相手を倒しきる の項目だけど、犬子鎧に属性ついたので修正した方が良いのでは? -- (名無しさん) 2008-11-10 10 16 41 そう思うなら直せばいいのに… -- (名無しさん) 2008-11-13 22 04 10 Wikiのコメント欄って編集できない・苦手な人が 気づいた点や情報を書き込んでくれる場じゃないの? 直せばいいのにと思った人がさくっと自分で直してしまえば良いのでは -- (名無しさん) 2009-01-10 19 03 21 とりあえず神力解放の対策を書いてみましたが、 他にもっと良い対策法とか言い回しとか、修正お願いします。 -- (まだS神姫が居ないプラチナオーナー) 2009-10-14 01 36 01 こういうのって、やっぱり勢いですよね(ノ゚Д゚)ノシ★ http //hemn.me/DMM/?show=10A944 -- (age) 2011-10-26 08 18 33 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/busou_bm/pages/13.html
ここを確認する前に、必ず取扱説明書に目を通しておいてください。 DL版の説明書はXMB→ゲーム→メモステ→武装神姫BM→△ボタン→解説書にあります。 購入前Q このゲームってどんなゲーム? Q UMD版とDL版があるけど、どっちがいいの? Q 限定版があるらしいんだが Q そもそも武装神姫って何なの? Q 登場する神姫の数は? Q 俺の好きな神姫が出てないんだが? ゲーム本編Q ○○に勝てないよ! Q ○○が装備できないんだけど?コスト制限もきついよ? Q ○○が入荷したのに売ってないよ? Q △△のパーツどこ?レールアクション揃わないよ? Q 手持ちのパーツが少なくて同時育成が難しいです。 Q 武装エディットの登録データが消えるんだけど? Q 武装エディットで総合アビリティ一覧があったら便利なのに。 Q 一回しか攻撃できない武器があるんだけど。 Q ハンディキャップ戦が難しすぎる。 Q LOVE上げの効率のいいところはどこ? Q F1行くための公式戦でないんだけど?/ファイアーバースト杯出ないんだけど? Q クラブ ヴァルハラ?裏バトル?やっていいの? Q ランク5の装備はどこで集めればいいの? Q F1チャンピオンやヴァルハラのハーデスのRAの入手方法は? バトル以外Q イベントが進まないんだけど。 Q 同型の神姫って複数持てない?何か駄目とか言われたよ。 Q 神姫の名前変えたいんだけど。 Q 武器や神姫の色って変更できない?俺のアークも青くしてぇ…。 Q 神姫って何体まで買えるの? Q ライバルが上級者すぎるんだけど…。 Q 主人公って男なの? Q 主人公や神姫の名前に漢字は使えないの? Q 神姫が増えてくると名前をつけるのが大変なんだけど…。 クリア後Q 二周目始めたら装備が減ってるんだけど。 対戦関連Q アドパで対戦できる?kaiは? 購入前 Q このゲームってどんなゲーム? A 神姫を育成しつつ、様々な武装やパーツを集めて戦うアクションゲームです。 Q UMD版とDL版があるけど、どっちがいいの? A このゲームはロードが多いため、特別な理由がない限り、ロードの短いDL版がオススメです。 ※参考データ 読み込み事例 UMD DL 全体→自宅へ 10秒 5~7秒 (自宅)神姫データ→武装エディット 2秒 2秒 (自宅)武装エディット→神姫データ 5~7秒 4~5秒 自宅→全体へ 3秒 1秒(ほぼ一瞬) (ゲーセン)相手選択→会話開始 15秒前後 6,7秒 (ゲーセン)会話終了→戦闘開始 20秒前後 6,7秒 戦闘終了→賞金表示 6秒前後 5~6秒 賞金表示→会話 15秒前後 5~6秒 読み込みが多い=遊ぶ時間が長いほど、ロード回数分が直接的に時間のロスにも繋がります。 なお、DL版の容量は465MB、セーブデータはDL版とUMD版で互換性があります。 定価の場合、UMD版が5800円に対し、DL版が4800円と1000円安くなっています。 3月3日には「コナミ ザ・ベスト」としてUMD版2940円、DL版2300円に改定されました。 先述の通りDL版にはロードが短い利点があり、コストパフォーマンスは圧倒的に高いです。 UMD版は増産や中古流通での値崩れも見込め、売却できることが利点とも言えます。 この辺りは価値観やサイフの状態にもよるので、上記の要素も考慮して決定しては如何でしょうか。 Q 限定版があるらしいんだが A コナミスタイル専売でアーンヴァルMk.2、ストラーフMk.2のフィギュアが同梱された「特別版」があります。 ※特別版の在庫はほぼ尽きており、入手は困難です また同じく専売でサウンドトラックも販売されており、特別版とサントラのセットもあります。 ※詳細はコナミスタイル・武装神姫BM特設コーナーを参照して下さい。 「武装神姫 BATTLE MASTERS MK.2」の特別版には、本作の特別版同様アーンヴァルMk.2、ストラーフMk.2が追加武装付きで付属します。 ただし、こちらもコナミスタイル専売かつ数に限りがあるので入手はお早めに。 Q そもそも武装神姫って何なの? A:コナミから発売されているアクションフィギュアシリーズで、ホビー方面とゲーム方面に展開しています。 MMSと呼ばれる可動素体に様々な武装を装着し、自由に組み替えて遊ぶことが基本コンセプトです。 企画発表当時はフィギュアとWindows向けオンラインゲームは連動企画の位置付けにありました。(現在はサービス終了) 神姫ネット稼働中は一部を除くフィギュアにはアクセスコードが付属し、アクセスコードをKONAMI IDに登録が可能でした。 登録すると、フィギュアと同じ素体とパーツを3Dモデルデータとして、ゲーム内でも使用することができました。 かつてゲームではショップで3Dモデルデータを買うこともでき、本作にも何点かあちらを初出とするパーツが登場します。 なお、残念ながらKONAMI IDを通じたPC向けゲーム フィギュアと本作の連動企画はありませんでした。 mobageをプラットフォームとしたBATTLE COMMUNICATIONも配信開始の2011年11月現在、本作との連動は発表されていません。 【ホビー方面】 フィギュアと武装のフルセット、ライトアーマー、EXウェポンセットなど数種のパッケージが存在します。 また、限定リペイントモデルなどもあり、デザインだけでも40種類に及ぶラインナップを誇っています。 それでいて、更に次モデルが公開されるなど、非常に息の長いシリーズとなっています。 ※詳細は武装神姫公式サイト・フィギュアの項目を参照して下さい。 【ゲーム方面】 本作のほか、mobageをプラットフォームにしたフィーチャーフォン向けの武装神姫BATTLE COMMUNICATIONが稼動中です。 武装神姫BATTLE COMMUNICATION ミッションをクリアし、武装や経験値を得て神姫を強化させていくソーシャルゲーム(RPG) ※詳細は武装神姫公式サイト・SNSの項目を参照して下さい。 その他「神姫NET」名義でWindowsPC向けオンライン専用の下記二タイトルがありました。 しかし、惜しまれつつも2011年10月末に全てのサービスを終了しました。 双方ともWindowsOSを搭載し、ある程度の3D表示性能を持ったPCとオンライン環境、KONAMI IDがあれば遊べました。 武装神姫BATTLE RONDO 神姫のAIを育成し、AI同士を戦わせることができるバトルシミュレーション 武装神姫ジオラマスタジオ 3Dモデルの神姫に自由に装備やポーズをつけて背景に設置し、バーチャルジオラマを作成できる3Dデータサービス ※詳細は武装神姫公式サイト・神姫ネットの項目を参照して下さい。 Q 登場する神姫の数は? A 天使型アーンヴァルMk.2、悪魔型ストラーフMk.2、犬型ハウリン、猫型マオチャオ HST型アーク、HMT型イーダ、火器型ゼルノグラード 戦乙女型アルトレーネ、戦乙女型アルトアイネス、忍者型フブキ 以上の10体が、パッケージ(追加コンテンツなし)の状態で登場します。 武装パーツのみであれば上記の10体以外も登場します。 Q 俺の好きな神姫が出てないんだが? A 上記以外の神姫はDLCでの配信が予定されています。→DLC情報 それでも登場しない神姫がいる場合、次回作「武装神姫 BATTLE MASTERS MK.2」を参照してみるといいかもしれません。 ゲーム本編 Q ○○に勝てないよ! A とりあえず初心者向けページを見てみましょう。 希望の対神姫戦が無ければ、現状では更新待ちです。 Q ○○が装備できないんだけど?コスト制限もきついよ? A 貴方と神姫が育んだ愛が装備を可能にします。 詳しくはLOVE・COST・武装ランクを見てください。 Q ○○が入荷したのに売ってないよ? A +XX(英語2文字) が名前の後ろにつくパーツはプレミアムショップに入荷されます。 Q △△のパーツどこ?レールアクション揃わないよ? A ゲームセンターでも公式大会でも、対象のパーツ(レールアクション)を持っている神姫に勝てば、一定確率でショップに追加されます。何回やっても落とさない場合は、そのライバルは落とさないので別のライバルを探しましょう。 Q 手持ちのパーツが少なくて同時育成が難しいです。 A パーツは1個でも所持していれば全神姫に装備させることができます。 Q 武装エディットの登録データが消えるんだけど? A 何らかの理由でデータ内に含まれる武装が失われた場合、登録データも消滅します。 Q 武装エディットで総合アビリティ一覧があったら便利なのに。 A あります。装備エディット中はいつでも△ボタンでその時点での装備武装・アビリティ・レールアクションが閲覧可能(△押して画面変更) です。なお、装備選択中にRorLボタンで各装備の解説及び能力閲覧となります。 Q 一回しか攻撃できない武器があるんだけど。 A +IR、+GRの格闘武器はコンボタイミングがシビアなので、連打ではコンボがつながりません。諦めるかトレーニングで練習しましょう。 Q ハンディキャップ戦が難しすぎる。 A 基本はLOVEを上げてから再戦しましょう。戦わないと一定期間で消える場合があるので 勝てないと思っても取り合えず戦っておきましょう。初心者向けページを参考にしてください。 Q LOVE上げの効率のいいところはどこ? A F3ならリリス、F2ならタッグバトル、ゴスロリ装備を持っているならアリス・リデル杯等です。ライドレシオMAXでボーナスがあるため、CHAなど装備や戦い方を意識しましょう。後は柴田勝に威力の弱い機関銃持って行って、ガードさせて何回かライドレシオMAXにすると楽。4回か5回で1000近く行くはず。 LOVE15以上ならコスプレ大会でガトリング主体で戦えば1試合につき900~1000、ゲームセンターの閃光魔女&シャイナを相手にCHR重視装備+ガトリング主体で普通に勝つだけで1000~1300稼ぐことができます。 Q F1行くための公式戦でないんだけど?/ファイアーバースト杯出ないんだけど? A 狙撃スター・タッグマッチを攻略してください。 とりあえずゲーセンを適当に倒すと①~④の予選が出ます。 その後、タッグマッチと狙撃タッグを終わらせると狙撃スターが出て、さらにスターライン杯をやるとファイアバースト杯が出ます。 その時点で一旦ヴァルハラ行くとF1出場権獲得予選が出ます。 Q クラブ ヴァルハラ?裏バトル?やっていいの? A 「敗者の武装が、勝者の賞品となります。積極的に奪い取り、武装強化を目指しましょう。」 ロード中のTIPSでこう語られている通り、シナリオ進行に悪影響を与えることはありません。 強力な武装や、神姫固有のレールアクションを賞品にしてくれるオーナーもいるので、 上記の通り自分の武装が奪われることを承知のうえ、腕に自信があるならどうぞ。 また、上記のとおりF1予選を出す条件になっているので、1度は行く必要があります。 Q ランク5の装備はどこで集めればいいの? A クリア前ならヴァルハラかF1で頑張ってください。 クリア後はヴァルハラと公式大会にランク5の装備持ちが大量に出てくるので、それで稼げます。 完勝してSを取ると確率が上がるという都市伝説もあります。 ただし、神姫固有RAに必要な武器は累計500戦+公式の対象神姫限定大会をクリアすることでプレミア販売されるようです。 Q F1チャンピオンやヴァルハラのハーデスのRAの入手方法は? A 称号取得率100%で入手できます。 ただし、称号「ヘッドマスター」はDLC第8回の無料カタログをダウンロードしなければ ヘッドパーツ「HS・アネーロ2typeS」が入手できない為、取ることができません。 100%を達成する為にはまず無料カタログをダウンロードしておきましょう。 バトル以外 Q イベントが進まないんだけど。 A ハウリン等、神姫によっては最後にイベントが固まっているので、LOVE17あたりまで進行が遅くても安心してください。また、自宅に戻ることや、ゲーセンバトルに勝つことが条件のこともあります。 Q 同型の神姫って複数持てない?何か駄目とか言われたよ。 A 全Loveイベント制覇で2体以上持てるようになります。 Q 神姫の名前変えたいんだけど。 A ストーリーを進めると出るジャンクショップに売る→買い直すしかありません。 ただし、引き取る神姫のイベントを全部見てないと駄目(見てればLove無関係)。 Q 武器や神姫の色って変更できない?俺のアークも青くしてぇ…。 A 武器は不可、神姫は対象神姫のLoveイベ全部見ると新規購入時に髪の色は変えられます(今持ってる娘は不可)。 Q 神姫って何体まで買えるの? A:所持できる神姫の最大数は同型を含めて全部で29体です。 29体所持して更に買おうとすると、これ以上所持できないという表示がでます。 なお、称号は特にないようです。 Q ライバルが上級者すぎるんだけど…。 A 世の中には色々な紳士がいます。CERO Bですから大丈夫です。 Q 主人公って男なの? A 残念ながら男固定です。不満な人は、次回作を出す時には性別を選べるよう、コナミに要望を出しましょう。 Q 主人公や神姫の名前に漢字は使えないの? A 残念ながら使えません。諦めて別の名前を考えてみましょう。 ※DLC第二弾の紗羅檀(素体)を購入した場合は、デフォルトで入力されている「紗」「羅」「檀」の三文字を使用可能。第四弾の蓮華(素体)を購入した場合は、デフォルトで入力されている「蓮」「華」の二文字を使用可能。ただし、順序の変更は不可、又、別型の神姫には使用できません。 Q 神姫が増えてくると名前をつけるのが大変なんだけど…。 A ネット上には名前辞典や命名ジェネレーターを設置したサイトが存在しますので参照してみてはいかがでしょうか。 クリア後 Q 二周目始めたら装備が減ってるんだけど。 A タイトル画面からのEX NEW GAMEはF1制覇時点のデータっぽいです。もし、クリア後に装備を集めていたのならば、もう一度F1を制覇してクリアデータをロードしてください。引き継ぎ内容などはクリア後を参照してください。 対戦関連 Q アドパで対戦できる?kaiは? A kaiはSSIDを変更する必要はありますができるようです。 アドパもできるようです。 専用のスレもあるので確認してください。【PSP】武装神姫_BATTLE_MASTERS Kai&アドパスレ
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戦うことを忘れた武装神姫・番外編 ちっちゃい物研・商品案内-5 注)当然ですが、以下の内容はすべて当方の脳内生成物であり、 現実には存在しませんので。。。 <東杜田技研・新製品のご案内-5> このたび、弊社の小型ロボット向け機器ブランド「HT-NEK」では、 「武装神姫」向け機器の展開を開始しました。 クレイドル各種に続き、いよいよ神姫本体のパーツが登場。今回は、 プロフェッショナル志向のサブパワーユニット「DMH-Style」 シリーズのご案内です。 !!!警告!!! 本製品は、神姫本体を大幅にパワーアップさせる装置です。使い方 を誤りますと、神姫ご自身の破損や、周囲へ甚大な被害をもたらす 事故につながる可能性もあります。 重量も、他のオプションユニットに比べ重いため、装備時には神姫 本体のバランスが大きく崩れます。 従いまして、オーナー様・神姫本体ともに対戦を始めとした諸活動 に十分慣れている、あるいは耐えられるだけの補強がなされている ことが使用上の条件となります(詳細はパッケージをご覧下さい)。 また、本製品を使用されて生じた故障・破損・事故等につきまして は、当社では一切の責任を負いかねますので、ご了承下さい。 なお、サブパワーユニットを対戦での使用を禁止しているリーグも ございますので、対戦での使用時には開催者等にご確認下さい。 〜武装神姫専用サブパワーユニット「DMH-Style」主な特徴〜 ■今までにはなかった、高効率燃料電池システムを駆使した強力な サブパワーユニット。弊社小型機械技術研究製作部の技術の結晶 でもあります。 ■通常電源供給のみならず、各駆動部へ直結状態としたモードでの 使用も可能。その場合、ストック状態の神姫と比べ1unitタイプ であればおよそ2〜4倍、2unitタイプならば4〜8倍、他の装備 次第では最大で約15倍の出力を発揮する事が出来ます(当社比)。 ■デザインはかつて鉄道車輌で多用されていたディーゼルエンジン の名機「DMH17」そのものを再現。精密さと力強さを両立させた スタイルとなっております。燃料タンク等も、DMH17機関と併せ て使用されていたものを基にデザインいたしました。 ■本シリーズは全部で5種類。 ・DMH17C-*1unit(DMH17C型デザイン、1ユニット) すっきりとした見た目のC型1台タイプ。出力特性もマイルド で、初めてのサブパワーユニットに最適です。 ・DMH17C-*2unit(DMH17C型デザイン、2ユニット) C型2台のタイプ。縦に二台並ぶそのデザインは、まさに剛力 そのもの。力強さをアピールするならこれが一番。 ・DMH17H-*1unit(DMH17H型デザイン、1ユニット) 最もオーソドックスなH型1台タイプ。C型に比べ若干出力が 向上しており、ステップアップにもってこいの一台です。 ・DMH17H-*1unit+G(DMH17H型デザイン・1ユニット) 上記1unitタイプに、電源安定供給システムを付随させた、 持続時間重視型。持久力の求められる対戦時にどうぞ。 ・DMH17H-*2unit(DMH17H型デザイン、2ユニット) 本シリーズで最も強力・強靱な、H型2台タイプ。何よりも パワーを!という貴方には、こちらをお奨めいたします。 ■ぷちマスィーンをユニット制御に用いることが可能です。また、 2unitタイプには2基のぷちマスィーンを接続し、より高効率の 活用をすることができます。(例:1unitを通常活動供給源に、 もう1unitは出力向上に、それぞれ別の用途に充てる、といった 使い分けができるようになります。) 但し、ぷちマスィーン の相性次第では、ユニットが暴走する恐れがありますので十分 にご注意ください。 ■燃料には当社発売予定の専用アルコールを使用いたしますが緊急 の際には市販のメタノールを使用することが出来ます。(専用の 燃料に比べ出力・持続時間とも低下いたしますが、動作保証対象 となっております。) ※なお重量の関係上、神姫のポテンシャルによっては、行動に大幅 な制約(機敏性低下)が生じる場合があります。 ※パワーアップにより生じた神姫の破損、および事故等による周辺 への損害等への保証は致しかねます。ご了承下さい。 新たな情報は随時公開いたしますので、HPにてご確認下さい。 <武装神姫専用サブパワーユニット「DMH-Style」・全5種> ・対応武装神姫 現在発売中の全武装神姫(純正拡張ハンガーが使用可能な神姫に 限ります) ・対応オプションパーツ 潜水用キット(水中対応化キット。なお本キットを用いずに水中 使用もしくは水没された場合は保証外となります。) 防寒カバーA寒地仕様(完全防寒型) 防寒カバーB寒地仕様(簡易防寒型) ・付属装置・付属品 マニュアル、専用拡張ベース、収納ケース ・発売予定価格 (未定) ・発売予定時期 (今春予定) 以上 <<トップ へ戻る<<
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入手条件 性格 声優 機体解説 性能プラス補正アビリティ マイナス補正アビリティ ライドレシオMAX時の上昇能力 イベント EXカラー 入手条件 ゲーム開始時に強制購入。 性格 真面目な優等生といった感じの性格。 誰にでも丁寧に接するため人当たりは良く、そこらの人間よりもずっとコミュ力が高い。が、冗談が通じない。 何事もそつなくこなすが、微妙にドジな面があるのはお約束。 バトルへの参加も積極的で、現状に満足することなく、あくなき向上心を見せる。 神姫ショップの店員のお勧め神姫であり、曰く「嫁さんにするのにお勧めな神姫」。 声優 阿澄佳奈 機体解説 名称:天使型MMS アーンヴァルMk.2 メーカー 素体:FRONT LINE 武装: FRONT LINE 型番:FL016 FRONT LINE社のベストセラー機種アーンヴァル系列の最新モデル。 初期モデルのアーンヴァルは、改修、追加パーツによるアップデートが限界を迎えていたため、 素体を3rd規格で新造し、武装の機能を統合パッケージ化したもの。 初期モデルが戦闘スタイルによって選択していた単能武装を、個々のパーツに複数の機能を持たせることにより、 一体の神姫が無理なく使えるサイズにまで小型化している。 スペック的には、これまで苦手としていたクロスレンジ戦闘能力が特に強化されマルチロール化した反面、 単純な直線加速力、最高速度などは初期モデルに劣る。 また、アーマーパーツは組み合わせて支援機「ラファール」として運用可能であり、幅広い戦術を選択することが可能となっている。 基本AI設定は初期モデルを踏襲した素直なものとなっており、初心者オーナーでも扱いやすい神姫と言える。 性能 能力値 LP SP ATK DEF DEX SPD BST 補正 B S B B A A B プラス補正アビリティ スピード+1,DEX+1,SP+1 マイナス補正アビリティ ライドレシオMAX時の上昇能力 防御力,武器エネルギー回復速度,スピード イベント +ネタバレ 発生条件 イベント名 備考 初試合後 友達登場 Love3 試合後 どうでしたか? ショップに連れてって Love7 試合後 『目』がわりの神姫 Love9 自宅 お役に立ちたくて Love12 自宅 謎の行動 Love14 ゲーセン・バトル勝利後 気になる情報 『気になる情報』発生後 ショップ バグの存在 上の選択肢を選ぶと、選択やり直し Love16 ゲーセン・バトル勝利後 絶好調です Love18 ゲーセン・バトル勝利後 大丈夫です Love20 ゲーセン・バトル勝利後 彼女の決意 上のイベント後、ゲーセン・バトル勝利後 誓い 上のイベント後、ゲーセン・バトル勝利後 これから、ずっと EXカラー A.金髪(デフォルト) +ネタバレ B.クリーム色(バトルロンドの旧白子) C.紫髪(アルテミス)
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16人のバトルロワイアルー因縁の再会ー
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私、ニビルは無事だった あれだけ悲劇風味の展開を重ねておいてそれかい!とか突っ込まないで欲しい 認めたくない事だが、結局機械の体である以上、破損した箇所は取り替えてしまえば良いのもまた事実だった 特に、私のオーバーロードは、「オーバーロードの使用」それ自体には何のペナルティも無い 単に、ストラーフの主力武装の殆ど、武装神姫の素体直付けパーツの使用に制限があるだけである 無論、もしかしたら他にも何か見えないペナルティがあるのかも知れないが 顕現しないものの事まで考えていても仕方が無いというのが私の結論だった ズタズタになった神経系を修復し、新しい四肢に慣れるのに数日を要したが、あとはいつも通り。決勝リーグに向けての調整を重ねるのだった 「Somewhere Nowhere」 「・・・じゃぁ、姉さまが今迄強化パーツを使わなかったのは?」 「そうだよ、ニビルの体に宿ったオーバーロードが拡張端子の使用を困難にしてるのさ」 逆さまにひっくり返った状態で、ヌルはキャロの話を聞いていた 場所は槙縞玩具店の地下にあつらえられたリアルバトル用演習場である・・・本来はここも、槙縞ランキングの主要舞台の一つとして使用される予定だったらしいが、何故か皆川はバーチャルバトルに拘りを持っていた 愛玩派オーナーの参入も促しやすい事と、別にバーチャルバトルだからといって不平不満を述べる神姫も特に居なかったので、この演習場は放置され、時折ヌルやクイントス等が練習に使っているだけの施設に成り下がっていた 本来なら電動薬動の様々なギミックが盛り込まれていたのだが、天井の照明すら入っておらず、手入れも全くされていない様子であり、その種のギミックも全くの稼動不能状態である 「何で今迄言ってくれなかったんだろう・・・」 体を起こし、明確に不満を顔中に表すヌル 「あんたに話す必要がないと考えた理由ってんなら判らないでもないがね」 ヌルの肩にタオルをかけつつ、呟くキャロ 「拡張装備を使わずに・・・つまり普通に考えたら圧倒的に不利な状態で勝つ。そういう格好良い所をあんたに見せたかったんだよ。多分ね」 「いっつもそうだ・・・姉さまは・・・私は別に、姉さまの欠点だって含めて姉さまの事を愛せる自信があるのに・・・」 タオルで顔まで隠して蹲る 「惚気は良いけどさ・・・あんただってあるだろ?そういうの」 「どだいからして、準決勝でニビルと互角以上に戦う為に秘密特訓ってのも充分過ぎる程格好付けだと思うけどね、あたしゃ」 「・・・・・・」 確かに、並み居る強豪を押しのけて、準決勝でニビルとヌルが当たるというのは、両者の実力から考えて相当無理がある事を、ヌルはやはり知覚していた ニビルはまだオーバーロードがあるから良いが、ヌルは実戦経験という観点に於いて華墨とほぼ同等の新人であり、コネによる恵まれたトレーニング環境と、華墨のものほどまだ明白ではないが、ゆらぎ由来の密着格闘戦における天性のカンの良さで、幸運の女神に拾われたに過ぎない いざ戦闘になったら、どう考えても『ズィータ』や『ウインダム』には勝てないし、『ストリクス』『タスラム』相手では戦闘と呼べるものになるかすら怪しく、『仁竜』には得意距離における戦闘経験値に差がありすぎた (結局私は・・・あいつに勝つので精一杯なのか・・・) 『ジルベノウ』に勝った事実を、実感として明確に受け入れる事が彼女には出来ていなかった と、いうよりも、あの瞬間のヌルの戦力というのは実は相当な強運に恵まれた上での物に過ぎない事に、彼女自身が何よりも気付いていた (姉さまへの愛で私の心が満たされていたって、空を飛んでいる相手は降りてきてくれないし、長距離砲撃が出来る相手は近づいてはくれないよなぁ) 結局それまでの戦闘プランそのものが脆弱過ぎるのだ・・・だからここ数日、ヌルは新しいスタイルの模索を始めていた 憧れた銃撃戦のみでの戦闘スタイルを諦め、重装甲と白兵戦闘能力をより重視したスタイルへの転換・・・ 徐々に自分が嫌っている「あいつ」・・・つまりは華墨のスタイルに近付いていくのが厭だった 「体のほうは、もう良いのか?」 トレーニングを再開したニビルに話しかけるクイントス 「ええ、大丈夫よ・・・それにしても流石は、『私に挑む為にこの一連の闘いを経て君達がさらに強くなってくれるなら』なんて真顔で言うだけの事はあって余裕ね。別に貴女に心配される謂れは無いわ」 「・・・自分を偽っても仕方あるまい。どんなに繕おうと、自分は自分以外の誰かになどなれはしないのだからな・・・」 「・・・・・・っ!説教がましく言わないで・・・遅れを取り戻すのにこっちは必死なのよ」 「・・・済まない、邪魔をしたな・・・」 クイントスにとっては自分自身を含めて、あらゆる武装神姫の価値基準はただひとつ、「どれくらい強いか」なのであろう 自分自身もそう思われ、そういう風に値踏みされているであろう そういう考えは半ば被害妄想的ですらあったが、「どれだけ頑張っても武装神姫は武装神姫」という強固なクイントスの信念が、彼女の立ち振る舞いに現れ、貫かれるべき根幹を成しているのもまた事実であった そして、その点がまさしくクイントスを嫌う最大の理由なのではないかと、最近ニビルは気付き始めていた 彼女の誇る「完璧さ」は自分の目指そうとしている世界の扉を閉じてしまう・・・そういう厭な予感 彼女のあり方が武装神姫のあるべき姿なのではないかと思ってしまう強迫観念 本人にとっては全く謂れ無き嫌悪であったが、クイントスはニビルにとって、打ち破るべき磐石な、頭の固い常識の象徴であった 『自分の目指すものを否定する存在を嫌悪する』 そう書けば普通かも知れないが、だからといってクイントスの一言一句に食って掛かり、同じ部屋に居る事すら避けようとするニビルの態度はヌルならずとも相当鼻に付いただろう 「・・・やはり、相当嫌われてるのだな・・・」 自分の強さを妬まれ、憎悪される分には却って戦士を自称するクイントスにとって賞賛であったかも知れない だが、ニビルがそういう人格でない事を彼女は知っていた・・・だからこそ余計に、嫌われる理由に思い当たらないあたり、このふたりの関係はやはり良好と言えないものだろう 「やっぱり問題になるのは空中戦だって!装備をもちっと充実させて備えるべきだろ」 「何いってんのよ!むしろ今更慣れない戦術の練習をするよりは長所を伸ばすべきに決まってんじゃない!ばっかじゃないの!?」 「・・・仲良いというか・・・なんだかとても分かり合っているのだな、エルギール、マスター・・・」 「お前の為だろうが!!」(←同時→)「べ・・・っ別にアンタの為じゃないんだからね!!」 「・・・・・・」 エルギールが来た事によって、華墨は決勝リーグ開催迄の間練習相手に困る事は無かった ここで初めて、華墨はエルギールの『まだ誰にも見せていない』公式武装形態を見た訳だが、何故彼女が其処までしてくれたのかについて思いを馳せる事はついぞ無かったあたり、エルギールもかなり報われない神姫である 因みに、琥珀は普通の料理に関してはチョコレート程危険な腕前では無かった事が武士にとって幸運であった事もここに併記しておく 「何にせよ、僕らがここまでしてあげたんだ、そこそこ善戦してくれないと怒るよ」 「わ・・・判りました琥珀嬢!この華墨、この・・・」 丁度太刀を持っていなかったので、手近にあったフィギュアの剣を胸前に構える 「このまどろみの剣(注1)にかけて!無様な闘いはいたしません!!」 「うむ、頑張って来るが良い」 「勝手に俺のフィギュアの剣をかけてんじゃねえ」 決勝リーグは、もうすぐ始まろうとしていた 剣は紅い花の誇り 前へ 次へ 注1 2030年発売の、「ドラゴンクエストⅩⅤアクションフィギュア」No.12「遊び人ポルメ」の付属品
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vol1「風見記の場合」 某所、喫茶店「File」 「よう相棒、来週分の原作出来たか?」 髪を後ろで縛った男が、前に座った男に話し掛ける。 「明日あたりには脱稿する筈だ、…注文、ウーロン茶で」 ウエイトレスに注文を頼む男 「ん?風見記、あいつらはどうした?」 「家でお留守番だ」 「ひでぇな~、ここが神姫も飲み食いできるところだと知ってた筈だろ」 「ひとり、持ち金を考えないで注文する奴がいるからな、帰り道にケーキかなんか買ってくさ」 「んぅ?あ~、あの忠犬ケルスか!」 「忠犬は余計だ巻馬、あいつが聞いたら泣くぞ」 「はは~事実なんだけどね」 おさげ男、巻馬鉄次(まきばそうじ)のすぐ手前でパフェをつっついていた神姫が答える。 傍からみて、その姿は忍者であったが、中身は忍者型MMS「フブキ」ではなく、猫型MMS「マオチャオ」であった。 「…とゆうか巻馬、ここにも所持金を考えない奴が一人いるぞ」 「ロンドか?、大丈夫さ!ちゃんと計算して注文させてるしさ」 「でもそのパフェ、一番高い奴だぞ」「なにっ!?」 慌ててメニューを見て、自分のサイフの中も確認する巻馬。 「……150円足りない…、風見記、150円貸してくれ」 「あほめ、ほれ。返すときは200円だぞ」 「すまん!」 「ありゃ…マスターのサイフの中を過大評価してたみたいだ…」 「それじゃ、明日監修に来てくれ」 「お前の事だから大丈夫だとは思うが…」 「いつも言ってるだろ、『念には念を』ってな。それじゃ!」 「マスター、お金下ろすの忘れずに」「わーっとるわい!」 楽しそうな二人を、見送る男。 彼の名は風見記真木(かざみき まき) ファンタジー・SF作家である。 巻馬は連載中の漫画の作画を担当する人物であり、小説の挿絵も彼の筆による物である。 現在売れ行き好調の、若手作家でもある。 某所、風見記のマンション「第一ヤマモトハイツ」四階 「ただいま」 ドアを開け、室内に呼びかける。 「おかえり、マキ」「お帰りなさいませ、マキさま」「おかえりなさい、御主人」 三つの声が重なった。 そして歩いてくる小さい影。 「シュークリームを買ってきたぞ、三人とも」 「シュークリームですか、もしかして「とても美味しいケーキ屋さん」のですか?」 「ん、そうだ」 第一声を放ったのは、傍から見てそうには見えない砲台型MMS「フォートブラッグ」…なのだが メイドさんにしか見えない「ナゴ」。 「シュークリームとは和製仏語であり、正しくは「choux a` la cre`me(シュー・ア・ラ・クレーム)」と言って シューとはキャベツの意味だそうです」 「…食べるよな?」 「食べます!食べます!」 シッポを振り、ヨダレをだだ漏れしながら薀蓄を言うのは犬型MMS「ハウリン」の「ケルス」。 「ふふ、それは楽しみですね。でも食べるのは食後ですよ、ケルスさん」 「うう…」 ケルスに「お預け」をかけたのは、銀色の羽付きカチューシャを付けた騎士型MMS「サイフォス」…だが 通常よりも幼い姿をしている「フェリア」。 彼女ら三人は武装神姫。 人間の友達であり、戦友でもある。 …微妙に戦いを忘れてる気がするが…気にしないに越したことはない。 風見記は、心の中でそう付け足した。 ToBeContined… 武装神姫でいこう!?に戻る トップページ
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wiki版キャラクター相関図最新投稿対応状況 2007年4月5日時点で、以下の話までは確認しています。 主に相関図の進度確認用のメモ。 もどる Mighty Magic インターバル6 神姫たちの舞う空 コンタクトイエロー CROSS LO[A=R]D 14話 神姫狩人 第五話 武装神姫のリン 3章第20話 凪さん家シリーズ 凪さん家の十兵衛さん第十二話 真・凪さん家の弁慶ちゃん 第一話 凪さん家の弁慶ちゃん/0 TR-2 凪さん家の弁慶ちゃん 3話 ねここの飼い方 そのじゅうよん 劇場版~十一章・終焉~ ねここの飼い方・光と影 ~十章~ 岡島士郎と愉快な神姫達 第十三話 外伝第一話 『不良品』 師匠と弟子 明日の為に、其の11! 閑話休題:其の8、後日譚 マリナニタSOS!(仮) 第6話「初陣」 SOS番外編その2 せつなの武装神姫 僕とティキ そのじゅうろく Y.E.N.N 第5幕 魔女っ子神姫☆ドキドキハウリン ドキドキ☆エピローグ 外伝☆エピローグ コードネーム『G』 コラム1 HOBBYLIFE,HOBBYSHOP 第8話 SUB STANCE その6 いつか光り輝く 4.0 幸せな神姫を戦場に立たせる会 アルファ 春夏秋冬 三日目午前 休日 一日目 橘明人とかしまし神姫たちの日常日記 日記その十四 おまけ 出会いは雨の日 鳳凰カップ 2日目 アールとエルと 12話 TwinSword s クラウ・ソナス(第2話) BattleAnima Show No Mercy - なさけ むよう - 後編 おまかせ♪ホーリーベル 妖精コンビあらわる 外伝 その名はシュートレイ エピローグ 戦う神姫は好きですか 九話 戦うことを忘れた武装神姫 第4部第28話 番外-10 エルガのにっき 0403 シンメイのにっき 0310 徒然続く、そんな話。 第七節。 番外編 そのに 俺とティアナの場合 プロローグ 第2日目 ツガル戦術論-副題 シルヴィア奮闘記 鏡の試練 7 妄想神姫 本編 第二十三章 外伝 その十六 2036の風 第七間幕 短章2「野生の力」 幻の物語 幻・其の三 弾丸神姫 4 きしぶし! 第4話 流れ星シィル-銀河流星伝説- 2話 神姫ちゃんは何歳ですか? 第二十一話 過去編 1日だけの恋人 番外編 デモンストレーション 神姫ガーダーシリーズ エピソード1 二アー・トゥ・ユー Phase01-7 ユメノカガヤキ 剣は紅い花の誇り 第拾陸幕 幕間三 鳳凰杯編V sister G princess 9話 番外―sweet sweet chocolate ― EXECUTION Phase-4 鳳凰カップ編04 Phase-X01-Second Volumes Column02 武装神姫~ストライカーズ・ソウル~ 第1話 Gene Less Gene8おまけ Les lunes 第1話後半 Second Place -Howling- 第四話2 単発作品用トップページ 音声ファイル2036 三十路の独身男性、自営業の場合 第五弾発表 ある天使型の場合 弾丸神姫 騎士子のヴァレンタイン大作戦 目覚めればそこは 花は咲き乱れて※注意!18禁です 花種きてから数日後・・・ R18指定