約 1,954,445 件
https://w.atwiki.jp/kakiterowa4/pages/178.html
多ジャンルバトルロワイアル 書き手紹介 1761 :やってられない名無しさん:2012/12/18(火) 19 03 26 ID ???0 とりあえず簡易的な書き手紹介 ◆.WX8NmkbZ6氏 [投下数]37 [代表的なSS]それぞれの行く先、Re 寄り添い生きる獣たち [備考] 多ジャンルロワ投下数トップ書き手。 第一回放送後に書き手参加し、それから本日まで投下し続けるエースその一。 繋ぎにクライマックス、バトルに考察など様々な方面をカバーする。 それぞれの行く先のように静かにみなみの心情と光太郎の善人の描写をしたかと思えば、はぐれ者/夢やRe 寄り添い生きる獣たちのようなド派手な熱血バトルも出来る万能型のすごい人。 多ジャンルロワは◆.WX8NmkbZ6氏と◆ew5bR2RQj.氏の両輪で動いている。 ◆ew5bR2RQj.氏 [投下数]31 [代表的なSS]DEAD END、魔人 が 生まれた 日/ひぐらしのなく頃に [備考] 多ジャンル開始初期から書き手参加していたエースそのニ。 ◆.WX8NmkbZ6氏と同じく繋ぎやバトルなどのジャンルに関係なく書いているが、大規模バトルによる多人数死亡SSを書く傾向がある。 派手なバトルが多いことに目を奪われるが、決してバトルだけで終わらせずにキャラの掘り下げやキャラとキャラの関係性の構築、心情描写などを細かく入れる縁の下の力持ち。 多ジャンルロワは◆.WX8NmkbZ6氏と◆ew5bR2RQj.氏の両輪で動いている。 ◆EboujAWlRA氏 [投下数]18 [代表的なSS]Ultimate thing、杉下右京の正義 [備考] ルルーシュ死亡SSでデビューした投下数三位の書き手。 前述のルルーシュ死亡SSであるBe cool!や杉下右京の正義など、キャラの動きの起点となるSSが目立つ。 また、Ultimate thingや寄り添い生きる獣たちと言った寄生獣のキャラをメインキャラとして書いたSSも多い。 ◆KKid85tGwY氏 [投下数]12 [代表的なSS]Blood bath、銀の邂逅 月の相克 [備考] 開始当初から書き手参加していた、ザ・シャドームーンと言うべき書き手。 多ジャンルがマーダー有利と言われる原因の一因は間違いなくこの人の書いたシャドームーン。 また、志々雄の登場話である弱肉強食の理のように、とにかく強いキャラを強く魅せることに秀でている。 この人がシャドームーンを予約しただけで本スレの空気が引き締まるという奇特なすごい書き手である。 ◆U1w5FvVRgk氏 [投下数]10 [代表的なSS]スザク と 銃口 、BATTLE ROYALE 世界の終わりまで戦い続ける者たち [備考] 開始当初から書き手参加していた書き手。 『BATTLE ROYALE 世界の終わりまで戦い続ける者たち』では登場キャラ九人全員の動きを書きつつ、 冗長にならないスピード感を出して拡声器の呪いを見事に魅力的なSSとして書き上げた。 また、水銀燈に惚れ薬を使わせてスザクの今後を決定づけるなど、繋ぎのSSによる影響も目立つ。 残念ながら第一回放送以降によるSSの投下はないが、初期の多ロワを支えていた書き手である。 ◆GvGzqHuQe. 氏(元◆OS/EHl54Zk氏) [投下数]3 [代表的なSS]真・女神転生if...{break;} 、Switch(Choice[Player]){...} [備考] 真・女神転生if…の男主人公の登場話を書いた後、反応がなかったが最近に帰ってきた書き手。 メガテン専用機と言ってもいいほどメガテンへの愛が感じられるSSを書き上げる。 ボッチ皇と呼ばれるほど孤立していた狭間偉出夫を、二つのSSで一気に主人公と呼ばれるほど中心キャラに仕上げた。 3349 :やってられない名無しさん:2013/03/01(金) 23 41 34 ID ???0 >とてつもなく多ジャンルな書き手の気配がする…… >ここにとどまりますか? Yes← No >本当にとどまりますか? Yes← No 【誓約者】ダブルエックスが現れた! \カカカカッ/ 【ライダー】エウーゴが現れた! \カカカカッ/ 【寄生獣】イーボゥが現れた! \カカカカッ/ 【世紀王】K.K.が現れた! \カカカカッ/ 【魔人皇】ジーヴが現れた! \カカカカッ/ 3350 :やってられない名無しさん:2013/03/01(金) 23 42 16 ID ???0 【渾名】 【誓約者】ダブルエックス 【属性】Dark-Law 【トリップ】◆.WX8NmkbZ 【投下数】38 【代表作】それぞれの行く先 【備考】 ――――読みますか? 読みませんか? 多ジャンルバトルロワイアルにおけるトップ書き手。 参加時期はこの中で最も新しいが、最も多くの物語を紡いできた書き手である。 会話、戦い、死……様々な物語を紡いでいる、多ジャンルバトルロワイアルの骨格に大きく絡んでいる書き手。 静と動、硬と軟の対極的な物語を巧みに操り、多ジャンルバトルロワイアルの中心として活躍している。 【渾名】 【ライダー】エウーゴ 【属性】Neutral-Neutral 【トリップ】◆ew5bR2RQj. 【投下数】31 【代表作】DEAD END 【備考】 ――――変身!! 『ライダー』を象徴とする書き手。 多ジャンルバトルロワイアルにおける最古参書き手の生き残りの内の一でもある。 ロワ内に広まっている『ライダーデッキ』の扱い、及び参加者間の思いっきりの良い死亡話を得意としている。 このNeutralは中立としてのNeutralではなく、善性と悪性が入れ替わるように変身するためつけられた属性である。 【渾名】 【寄生獣】イーボゥ 【属性】Light-Chaos 【トリップ】◆EboujAWlRA 【投下数】19 【代表作】寄り添い生きる獣たち 【備考】 ――――やはり、我々は……寄り添い、生きる獣…… 神出鬼没の書き手。 比較的早い時期から参加してはいるものの初期からの最古参書き手ではなく、さらに一時期離脱していた期間も存在するいわゆる『ザ・サードマン』としての立ち位置をとっている書き手。 多ジャンルバトルロワイアルに登場するキャラクターの内面を深めると同時にキャラクター間の関係性を破壊することもある。 目立つ話は少ないが、多ジャンルバトルロワイアルという物語を寄り添うように支えている書き手である。 【渾名】 【世紀王】K.K. 【属性】Dark-Chaos 【トリップ】◆KKid85tGwY 【投下数】13 【代表作】因果応報 【備考】 ――――カシャ カシャ カシャ カシャ 離脱時期の長かった最古参書き手の一。 数こそ上記の三名に劣るが、大きな一手で盤面に影響をあたえる書き手である。 世紀王シャドームーンを書くことが多く、序盤から圧倒的な存在を見せていたシャドームーンのキャラ立ちはこの書き手氏に寄るところが大きい。 一方で話の展開としては二元論的な対立ではなく、対主催マーダーの枠を超えた関係性を書く事が多い。 【渾名】 【魔人皇】ジーヴ 【属性】Light-Law 【トリップ】◆GvGzqHuQe. (元◆OS/EHl54Zk) 【投下数】3 【代表作】Switch(Choice【Player】){...} 【備考】 ――――この軽子坂高校2年E組の狭間偉出夫が、魔"人"皇として裁いてやる!! 初期に一度だけSSを投下して、第四回放送直後に復帰した書き手。 特に復帰後は、大きな岐路に立たされていたハザマイデオを見事に書ききりイデオのキャラクターを見事に確立させた。 その内容はキャラクターをポジティブな意味で前進させる、善の展開を書いている。 3351 :やってられない名無しさん:2013/03/01(金) 23 43 53 ID ???0 支援絵に乗っていた、多ジャンルバトルロワイアルの五人の書き手さんを紹介。 名前はトリップを無理読み、【】内はメガテンをイメージ。 ちなみにK.K.さんはC.C.を一回しか書いたことがないけど許して欲しい。
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1601.html
ハウリングソウル 第八話 『悪夢、そして鋼の救世主』 ハッとして目が覚めた。 今の夢は・・・・・一体・・・? “僕”は自分の横を見てみる。 そこには確かに、ノワールが気持ちよさそうに眠っていた。 今度は反対方向を見てみる。 そこにはマスターがちゃんと寝ていた。こっちは寝相が悪く、布団を蹴落としている。 「夢・・・・? でも今のは・・・?」 僕は帽子を取ってクレイドルから立ち上がった。 ・・・・とりあえず水でも飲んで落ち着こう。 夜の廊下は暗くて少し怖い。 ノワールを起こして付いてきて貰えばよかったと後悔しながらも壁に手をついて少しずつ進む。 時々する家の鳴る音に一々驚きながら台所に到着する。 キッチンの傍にある椅子によじ登って台に上がる。そして水道の蛇口を苦労して捻ると喉を潤した。蛇口を閉めて帰ろうとして・・・・異変に気づいた。 「・・・・・・・風が、吹いてる?」 おかしいな。寝る前にちゃんとみんなで戸締りをしたのに。 僕は台の上から飛び降りると風が吹いてきたほうに向かって走った。 もしかしたら泥棒かもしれないし。 「あれ?」 案の定と言うか何と言うか、窓には穴が開いていた。 ただ変な穴の開き方だった。普通窓に穴を開けて中に入ろうとするなら、窓の鍵に近い部分に穴を開けるはずだ。 でも穴は窓ガラスの真ん中にあいていた。しかも直径三十センチくらいの、人間が通るとしたらとても小さな穴。 おまけに綺麗にまん丸にくり貫かれていた。 「・・・・なにコレ。とりあえずマスターを起こして・・・・・・・っ!?」 僕は突然、寒気を感じて前へ飛んだ。理由なんて無く、自分がなぜそうしたかなんてよく判らなかったけど、後になって飛んでよかったと思った。 そのまま前転して後ろを振り向く。さっきまで僕が立っていた場所は、床のフローリングごと真一文字に裂かれていた。 そしてその割れ目の上、その上に、全身が真っ黒な一体の神姫が蹲っていた。 背筋がゾッとする。・・・・・・・避けなかったら、私が真っ二つにされていた。 蹲っていた神姫がゆっくりと顔を上げる。 その顔には仮面が張り付いていて表情は見えない。そして神姫にしては不自然に長い腕が現れる。 「こいつ・・・・! 夢で見た・・・・!」 そう言った瞬間、僕は黒い神姫のキックで思いっきり飛ばされた。 しばらく宙を待った後、家の壁に思いっきり叩き付けられる。衝撃で壁がゆれ、僕の内部フレームが軋みを上げた。 「っ――――――――ぁ・・・・・!?」 痛みで顔をしかめる間も無く、僕の目の前に見たことも無い刃物が突きつけられた。 「あ・・・・・・・・」 からだに、ちからがはいらない。 僕に突きつけられた“それ”が刃物であると認識した瞬間に、僕は抵抗する意思を失ってしまった。 ・・・・・・・神姫バトルじゃ、どうってことないのに!! 黒い神姫は何かを確かめるように、仮面越しに僕を観察していたがやがて満足したのか、突きつけていたブレードを大きく振りかぶる。 「あ・・・・・・・やだ・・・・やだよ・・・」 限界まで振りかぶられたブレード。後は溜めた力を解放するだけで僕の“命”は終わる。 「ます・・・・ますたぁ・・・・ますたぁ・・・!」 ・・・・・・・・届かない。 こんなんじゃ、届かない!! 「ますたぁ・・・ノワール・・・・ますたぁ・・・・・!」 黒い神姫が溜めた力を解放する。 引き絞られた弓のように、長い腕はしなり、僕へと迫る。 そしてブレードが僕に触れる瞬間、僕は叫んだ。 「・・・・・・・・・・・・・・・・・お姉ちゃぁん!!」 その瞬間。 黒い神姫は何かに弾き飛ばされていた。 多分、僕はその光景を一生忘れないだろう。 黒く大きくそびえ立つ鉄の異形。 その異形は相手に恐怖(ストラーフ)を与える。 そしてその鋼の腕はいつも僕を助けてくれた。 「ノワール・・・お姉ちゃん・・・!」 悪魔型ストラーフ! ノワール! 妙な物音で彼女は目覚めた。 何か、良くは判らないが妙な物音だった。 横を見るとハウがいない。不審に思った彼女は武装をしてから音のした台所に向かった。何かあったとき、そのほうが便利だからだ。 そしてノワールはその光景を見ることになった。 実の妹・・・・ハウが危険にさらされていると知った彼女の行動は迅速だった。 全速で走り、ハウの前にいた黒い神姫に向かって全体重を乗せた手加減無しの本気の拳をお見舞いしたのだ。 いかなる神姫と言えども、悪魔型ストラーフがフル装備をして突進してきたとしたら防ぎようがない。黒い神姫はそのまま叩き飛ばされ、七瀬 都が放置していたDVDのケースの山に衝突して埋った。 「ノワール・・・お姉ちゃん・・・!」 自分の後ろから、泣きそうな声で妹が自分の名を呼ぶ。 しかし彼女は振り向かずにそのまま背面ユニット・チーグルに搭載されたダブルガトリングガンを構えるとDVDケースの山に向かってフルオートの機銃掃射を食らわせる。 それでも足りないとばかりに今度は肩や足に搭載された神姫バトル用のマイクロミサイルを全弾発射した。 着弾と同時に信管が作動し、一瞬でDVDケースの山は炎に包まれる。その間もチーグルの両腕に装備されたダブルガトリングガンは火を吹き続けていた。 ガトリングの銃身は焼け付きそうなくらいに熱を持ち、マイクロミサイルの発射ポッドも連射速度の限界を超えてミサイルを吐き出し続けている。 やがてマイクロミサイルもダブルガトリングガンも全弾を撃ちつくすと、ようやくノワールはハウに振り向いた。 「ハウ、大丈夫?」 自分の顔に安心したのか、炎に照らされたハウの顔が見えた。 その顔は安心したように笑っていたが・・・・すぐに、硬直する。 その表情を怪訝に思い、もう一度炎のほうを振り返ったノワールの表情も硬直した。 炎は未だに燃えている。 その中から、黒い手が突き出していた。 黒い手は邪魔だとばかりに燃えているケースを弾き飛ばすと、そのまま黒い神姫が、燃えさかる炎の中から姿を現した。 そのボディには多少の焦げがあるものの、破損箇所は皆無だった。 「(・・・・・・・・・馬鹿な!)」 ノワールは胸中で呟いた。 今の彼女の武装は神姫バトルの公式戦に出れないほど重量を無視した装備である。 チーグルの両腕に装備されたダブルガトリングガンに始まりマイクロミサイルポッドを四問搭載しているのだ。 しかもあの黒い神姫は悪魔型の全力の一撃を食らった後なのである。さらに止めとばかりの全弾一斉射撃、常識で考えればボディが粉々になってもおかしくないくらいのダメージのはずだ。にも拘らず、敵は無傷だった。 奴は一体・・・・・!? と、黒い神姫の仮面が動き、彼女を捉えたような気がした。 その瞬間、黒い神姫は跳んでいた。はるか上空をこちらめがけての一足飛び。 ノワールも脚部パーツ・サバーカに力を込め跳躍する。しかし重装備が祟ったのか、空中でバランスを崩してしまう。 その隙を逃さずに黒い神姫は空中で回し蹴りをノワールに決めた。黒い神姫はそのままテーブルに着地したがノワールは食器の山に突っ込んでしまう。 ハウはその場を動くことが出来ずに、その一瞬の攻防を見つめていた。 ・・・・テーブルの上から、黒い神姫がこちらを見つめていた。 そしてその神姫がテーブルから飛び降りようとした瞬間。黒い神姫めがけて白い皿が何枚も飛んできた。黒い神姫はそのこと如くを叩き割るがその瞬間、またノワールの拳を食らってしまう。食器の山に突っ込んだノワールは自らが投げた皿の後ろに引っ付くように跳躍していたのだ。 バランスを崩した敵に向かってノワールは腰にぶら下げたリボルビング・グレネードランチャー・・・・六連射可能のグレネードランチャーを惜しげもなく全弾敵に撃ちこんだ。 またも着弾と同時に爆発。しかし今回、命中したのは敵ではなくテーブルの表面だった。すでにそこに黒い神姫はいない。 黒い神姫は上に跳躍しつい先程までハウに突きつけていたブレードを振りかぶる。 「(――――――避けられない!)」 ノワールはチーグルを交差させ後ろに跳躍する。 しかし黒い神姫のブレードは易々と、まるで紙を切ったかのようにチーグルの両腕をガトリングごと切断した。 無茶な姿勢で回避と防御を行ったせいで、またもノワールはバランスを崩した。勿論、その隙を見逃す敵ではない。 今度は確実に両断するため先程よりも大きく振りかぶり、そのまま振り下ろされる・・・瞬間。 「――――――――――伏せろ!!」 声の通りに伏せたノワールの顔面スレスレを、何か金属光沢のものがもの凄い速度で通過していった。 その棒状の何かはノワールの先にいた黒い神姫に命中し、そのまま吹き飛ばされた黒い神姫は窓ガラスを突き破り見えなくなった。 「・・・・・・・・マイスター、過激」 仰向けに倒れたまま、首だけで“金属バット”がやってきた場所を見る。 そこには寝癖がぼさぼさの七瀬 都が立っていた。 NEXT
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/132.html
【マルコ・ソロネス】 明日香の相棒である格闘戦特化天使型MMS。 性格は真面目。誇り高く正義感が強い。一人称はボクの男まさりな武装神姫である。 ウイングとプロペラントタンク、脚部ブースターアーマーをオミットし、軽量化を図ると共に四枚の白い翼を背負い高機動化を図っている。 武装は電磁サーベル。このサーベルは出力を最大にすることで、敵神姫のAIを一時的に負荷でシャットダウンさせる攻撃、シャイニングアイシクルを放つことが出来る。 ただしこの技はレギュレーション違反のため非公式バトル専用装備である。 格闘能力は一流であり、明日香の性格とあいまって知名度は別の意味で高く、公式リーグにも参加しているもののバトル自体が成立しないことが多くてランクは低い。 なお名前の由来は堕天して魔狼となった第七座天使、マルコシアスである。
https://w.atwiki.jp/kakiterowa4/pages/136.html
中学生バトルロワイアル 書き手紹介 3348 :やってられない名無しさん:2013/03/01(金) 20 53 08 ID ???0 2022 の書き手紹介を勝手ながら流用させていただき、中学生ロワ書き手紹介を作らせてもらいました。 ◆7VvSZc3DiQ氏の紹介、称号はこちらで勝手に付け足したものです。 称号はうえきの法則の能力説明に似せさせてもらいました 【◆j1I31zelYA】 【能力】中学生を“Whydunit(ホワイダニット)”に変える能力(チカラ) 【代表作】Driving Myself、しあわせギフト、相馬光子という女 ――届けましょう。 この人にも、あかりだけのメッセージ。 このロワの投下数トップを走る押しも押されぬエース書き手。 しっかりと根拠を持った描写を重ね、重厚な心理描写や緊迫感あふれるバトルを手がける。 特にテニスの王子様キャラにかける情熱は素晴らしく、第一放送で手塚の死を知った各キャラの反応を見事に書ききった。 多人数の乱戦も多く手がけており、時には大鉈を振るいロワの進行を助けている。 ラジオツアー乱入時に、実は女性であるということが発覚した。 時折見られる繊細な描写も、性別を考えるとなるほど、といったところだろうか。 【◆7VvSZc3DiQ】 【能力】中学生を“熱血青春”に変える能力(チカラ) 【代表作】Lonsome Diamond、不自由なEmotion、1st Priority ――今、ここに大人はいない。私たちは、全て自分の頭で考えて、自分で行動して、自分で責任を持たなくちゃいけない このロワの発起人にしてOP、放送書き手でもあるお方。 中学生の中学生たる側面をきっちり描き、『プライベート・キングダム』や『不自由なEmotion』のように、十代の少年少女の瑞々しい交友を生みだすことに定評のある書き手。 かと思えば『Lonsome Diamond』や『1 st Priority』のような、そのキャラの意地を押して散らせるような熱血死亡話も手掛ける。 微妙な年代が抱える不器用さや青臭さ、そしてまっすぐさ。 中学生ロワの独特とも呼ばれる空気は氏がつくりだしたと言っても過言ではないだろう。 【◆jN9It4nQEM】 【能力】中学生を“革命家”に変える能力(チカラ) 【代表作】境界線上の七原秋也、革命 ――王国は殺意の革命によって、滅ぼされたのだから。 随所に「これぞバトルロワイアルだ!」と言わんばかりの悲劇や不和を仕込んでくる書き手。 キャラクターを崖へ突き落とすような展開にスレが消沈することもしばしば。 グサリと心に刺さる作品群がこのロワに与える影響は大きい。 まだ本格的なバトル話を書いていないが、氏ならスレ全体を巻き込む阿鼻叫喚の地獄絵図を書けるのではないかと期待している。 【◆wKs3a28q6Q】 【能力】中学生を“混沌(カオス)”に変える能力(チカラ) 【代表作】あっ! やせいの ガンリキーが とびだしてきた!、放送の時間だああああああああwwwwww ここで例の着信スタート(全員、選択肢間違える) 問。 「突然だけど君のことを殺し合いに放り込んでおいたから! 殺さなきゃ殺されちゃうぞ☆ ミャハ☆」 ――なんてことをいきなり言われて、(ry 投下数は3作とそれほど多くないものの、実にバラエティ豊かな作品を投下してくれる書き手。 各所で話題になる跡部様登場話や赤也のテニヌバトル、ネタタイトルのせいでネタ先行の書き手だと思われそうだが、 放送の時間だああああああああ(以下略)では不運の連鎖による大量死亡を見せてくれた。 ネタもシリアスもどんと来いのユーティリティプレイヤーである。
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2369.html
第1部 戦闘機型MMS「飛鳥」の航跡 第8話 「爆兎」 ズンズズン・・・ドオン・・・ボム・・・ボウン・・・ 遠くで鈍い砲撃音が響く・・・ 重装甲戦艦型MMSの「ドセットシャア」「ウォース・パイト」はスーザンを残して廃墟となったゴーストタウンを併進する。 ドセット「スーザンの奴、うまく新手の神姫部隊を引き付けたかな?」 細田「あの砲声が聞こえている間は生きてるってことだな」 パイト「護衛のアラキナたちが戻ってこない・・・・相当苦戦しているようだ」 和田「なんにせよ・・・」 和田はバトルロンドの筐体の前で腕を静かに組む。 和田「これでようやく我々の当初の目的を達成できるということだ」 ドセットとパイトがこくりとうなずく。 和田がすっと手をかざす。 和田「廃墟ステージに全体に無差別爆撃を開始しろ!!強き者弱き者関係なし!!SクラスだろうがCクラスだろうが関係なし!!全てわけへだなく区別なく粉砕しろ!!邪魔をするものは主砲で叩き潰せ!!火力と物量ですり潰せ!!」 ドセットがチカチカっと発光信号でパイトに合図を送る。 パイトもそれに答える。 爆弾倉がゆっくりと開かれる。そこにはぎっしりと爆弾が積まれていた。 時間は10分前にさかのぼる・・・ 水上ステージの隣に位置する廃墟ステージ、そこではさまざまな神姫が慌てふためいて、逃げ惑っていた。 バイオリン型 「戦艦型神姫の定期便ですわよ!!みんな逃げて!!」 サソリ型「戦える神姫は前へ!!」 フェレット型「わ、わたしは逃げますね!!」 天使コマンド型「ええーさっき何チームかが迎撃に出たんじゃないの?」 建機型「今日は3隻もいるらしいですよーこれぱっかちの神姫じゃ止めれないです」 マーメイド型「・・・キャノン砲装備の神姫は集まってください!!撃沈できなくても近づけさえしなければ・・・」 コウモリ型「私はイヤだよ!爆撃が終わるまで、どっか隠れているね」 砲台型「このコウモリヤロウが!!武装神姫なら正々堂々と戦いやがれ!!」 花型「ビルの上から攻撃すれば!!」 数十機あまりの神姫が右往左往する。 ガレキの山に隠れる者、戦おうと武器を手に取る者、戦場から逃げ出そうとする者でごったがえす。 その中で何十体かの完全武装の神姫が集まって話い合いをしている。 チーム名「あっさり塩味」 □ウサギ型MMS 「ミラー」 Sクラス オーナー名「江原 正」♂ 45歳 職業 高校教師 □天使型MMS 「マイク」 Sクラス オーナー名「石田 圭祐」♂ 42歳 職業 配管工 □ハイスピードトライク型 「ライベン」 Aクラス オーナー名「後藤 敦」♂ 26歳 職業 メーカー営業マン □火器型 「ダニエル」 Aクラス オーナー名「堀内 賢」♂ 26歳 職業 メーカー営業マン □砲台型 「メリッシュ」 Aクラス オーナー名「大滝 寛」♂ 28歳 職業 パン屋 □悪魔型 「カッパーゾ」 Aクラス オーナー名「岸田 恵子」♀ 17歳 職業 高校生 □シスター型 「ウェイド」 Bクラス オーナー名「田岡 麻美」♀ 13歳 職業 中学生 □種型 「アパル」 Cクラス オーナー名「小森 創介」♂ 13歳 職業 中学生 □天使コマンド型「フランシス」 Cクラス オーナー名「草尾 毅」♂ 17歳 職業 中学生 江原「いいか、ミラー俺たちはこっちにまっすぐ向かってくる定期便を迎え撃つ、こんな廃墟ステージでコソコソとネズミのように隠れているのは許さない」 ミラー「・・・戦艦型神姫が本気になってくればイチコロですね」 江原「違う、作戦がある」 筐体のタッチパネルを操作しマップを取り出す江原。 江原「連中は、端から爆撃するためにここから来る、だがガレキが道路をふさいでいるこの道に、なんとか誘い込むんだ、工夫して考えてみろみんな」 ライベン「ここに?」 ミラー「戦艦型神姫が立ち往生、道をふさいだ所を両脇から叩く・・・ということですか・・」 マイク「どうやって戦艦型神姫を潰すんです?」 ミラー「餌で釣り、スラスター及び機関部分を破壊する」 ライベン「餌はなんですか?」 ミラー「お前だ、トライクモードに変形して奴らの前に出て、誘い出すんだ」 ライベン「俺かよ・・・」 フランシス「何で戦艦型神姫を撃破するんですか?みんなロクな重武装も無いですよ?」 ミラー「・・・くっつき爆弾で」 ダニエル「くっつき爆弾?」 マイク「そんな武器あったかな?」 ミラー「昔見た、戦争映画であった」 マイク「なんですかそれは?」 ダニエル「どういうもので?」 ミラー「砲台型の砲弾が余ってるっていっていたな」 ウェイド「何台か砲台型がいたけど、定期便が来るって聞いて逃げ帰っていったよ、弾薬もそのまんま」 ミラー「それを使おう」 ミラーはアパルのソックスをじーと見る。 ミラー「綺麗な靴下だな、アパル」 アパル「はい!!マスターから昨日プレゼントでもらった・・・靴下・・・なんです・・が・・・・」 アパルはどういうことなのか理解しはじめて言葉が詰まる。 ミラー「靴下を履いている神姫から靴下を脱がして、砲弾を詰め込んで信管を埋め込む、靴下に接着剤を塗って目標に向かって投げるとくっつく、【くっつき爆弾】だ。他にいい手があれば聞こう」 ライベンがペッと唾を吐いて毒づく。 ライベン「いいね、靴下まで武装にするか」 アパルは靴下を脱いで砲弾を詰め込んで、接着剤に浸す。 アパル「はあ・・・せっかくマスターに買ってもらった靴下なのに・・・」 小森「ぼやくなアパル、靴下ぐらいいくらでも買ってやる」 ダニエルは壊れた教会の鐘楼の上によじ登る。 堀内「どうだダニエル?」 ダニエル「いいぞ、ここからなら敵の動きが見渡せる。 カッパーゾが砲弾を地面に埋める。 岸田「何してるの?カッパーゾ」 カッパーゾ「地雷です」 ミラー「悪くない、なんとかなりそうだ」 江原「アラモの砦だな・・・」 ミラー「うまくいかないと全員、お陀仏ですね」 メリッシュ「アパル、よく聞け」 アパル「なんですか?」 メリッシュ「俺は撃ったら逃げ込む、身軽にするために弾薬は持たない、お前は代わりに弾薬を持って待機しているんだ、いいな、大丈夫か?」 アパル「は、はい」 アパルはCクラスで大規模なバトルに参加したことはない、しかも相手は巨大で重装甲の戦艦型神姫だ。戦艦型神姫なんて見たこともない。 アパルはルーキー神姫なので、直接的な戦闘には参加せずに補助で動くことにした。 アパル「こ、こるなるとは・・・」 メリッシュ「エライ災難だな、お前も」 メリッシュはアパルに砲弾や弾薬を持たせる。 アパル「ま、まったくです」 メリッシュ「イチカバチかだ」 メリッシュは、ぽんとアパルの肩を叩く。 アパルはふーーーと息を吐く。ずるりと砲弾が地面が落ちる。 アパル「うああわ・・・あわあわ・・」 メリッシュ「落ち着け・・・」 メリッシュは冷めた目でアパルを見つめる。 ぞろぞろと何機かの神姫がそそくさと逃げていく。 カッパーゾ「フン、腰抜けどもめ・・・」 ライベン「一生そうやって強い奴から逃げていればいいさ」 ウェイド「賢いんだよ、連中は」 ウェイドがジェリカンのアルコールをぐびぐびと口をつけて飲む。 ウェイド「嫌なことから逃げられるうちは、逃げればいいさ。いざ逃げるに逃げられない状況になったときこそ、武装神姫の真価が発揮されるんだよ・・・」 ライベン「誰の言葉だ?」 ウェイド「・・・俺の言葉さ」 それぞれのオーナーたちは戦艦型神姫が来るのを待つ間、昼飯を食べたり雑談に花をさかせている。 戦いと戦いの合間のほんのひと時のささやかな平和な時間・・・ ゴーン・・・・ゴオオオオン・・・・オンオンオン・・・ 低い重低音のエンジン音が廃墟のビルの谷間から響いてくる。 カタカタと小さな小石が音に反響して震える。 ダニエル「来たぞー!!」 半分壊れた教会の鐘楼からスナイパーライフルを片手に身を乗り出して叫ぶダニエル。 ミラー「ダニエル!!数は?」 ダニエル「東から2隻、カタリナ社製の重装甲戦艦型神姫!!ヴィクターⅡ級2隻!!まっすぐにこっちにくる、護衛はいない」 ミラー「護衛無し?」 ライベン「罠じゃないのか?」 ミラー「ライベン!トライクモードで敵を誘え!」 ライベン「了解!」 ライベンはガキンとトライクモードに変形する。 ミラーが叫ぶ。 ミラー「お前らも攻撃準備!!」 ウオオンウオン・・・ライベンのリアパーツのエンジンが唸る。 後藤「幸運を!」 ライベンのオーナーの後藤がイヤホンで話す。 ライベン「俺は生まれつきツイてる!!」 ギュオン!! エンジンを吹かしながらライベンは戦艦型神姫に向かっていった。 メリッシュとアパルが廃墟のビルの中に入り、メリッシュの大砲に砲弾をセットする。 アパル「セットよし」 メリッシュ「クソッタレ、やっぱり12時きっかりに出やがった!」 ウェイドが飲んでいたジェリカンのフタを閉めると信管を刺した。 ドンドッドドン・・・ズズン!! 何発かの砲弾が廃墟の手前で爆発したと同時に大慌てでライベンがトライクモードで戻ってきた。 ミラー「うまく誘きよせたか?」 ライベン「ハアハア・・・ハア・・・」 ライベンは荒い息を吐いている。 ライベン「くそう、俺を見てすぐに、主砲でぶっ放してきやがった!!後ろを見ている暇なんてねえ!!」 ゴゴゴゴ・・・ゴンゴオン・・・ゴゴゴゴン・・・ 低い重低音が近づいてくる。 ミラーとライベン、フランシスはガレキの山に身を潜め、廃墟の入り口を注視する。他のチームの神姫たちもじっと身を潜めて隠れる。 ぎゅうときつくライフルを握りしめる砲台型。ビルの壁にへばりつくコウモリ型、マシンガンの弾を込める天使型など、他にも数十体の神姫が戦艦型神姫を待ち伏せていた。 ドセットシャアは廃墟ステージの手前でピタリと止まった。 ドセット「・・・・・」 細田「待ち伏せているな、これは・・・」 パイト「さっきのトライク型が斥候でしょう」 和田「ふむ・・・・」 和田は顎に手を添えて考える。 和田「ドセット!迂回しろ!パイトは直進」 ドセット「了解」 和田「爆弾倉を閉めろ!!市街戦、砲撃戦用意!!」 ゴゴゴン・・・・ゴゴゴ・・・ ドセットはライベンを追わずに廃墟の外を迂回する。 ミラーはスコープで、ガレキのスキマから様子を伺う。 ミラー「迂回しやがった!!」 ミラーは半分壊れた教会の鐘楼にいるダニエラを見る。 ダニエラは手で合図する。 ミラー「1隻は左へ行く」 ゴゴゴゴゴン・・・ゴゴゴ・・・ゴゴゴゴ・・・ 一隻は左へ迂回しもう1隻がまっすぐ直進してくる。挟みこむつもりだ。ゆっくりと速度と高度を落とし、地面スレスレを戦艦型神姫が進んでくる。 カシャン 安全装置をはずすメリッシュ。その横でごくりと唾を飲むアパル。 パイトは十二分に警戒しながらゆっくりと進む。 ゴゴゴゴ・・・・ ミラーとライベンの手前にあるガレキの山の砂が振動で降るえ、さらさらとこぼれる。 カチンとカッパーゾが地面に埋めた地雷のスイッチを入れた。 To be continued・・・・・・・・ 前に戻る>・第7話 「轟兎」 次に進む>・第9話 「嵐兎」 トップページに戻る
https://w.atwiki.jp/2chbattlerondo/pages/137.html
練習&テスト用ページ。 練習、実験等ご自由にどうぞ。 あいうえおあいうえおあいうえおあいうえおあいうえおあいうえおあいうえおあいうえおテスト あああああああああああああああ いいいいいいいいいいいいいいい ううううううううううううううう サイズ1 サイズ2 サイズ3 サイズ4 サイズ5 サイズ6 サイズ7 サイズ8 サイズ9 下線 取り消し線 強調 表示 公式サイト 武装神姫 公式サイト 武装神姫 公式Twitter 武装神姫 BATTLE RONDO 公式サイト 武装神姫 BATTLE MASTERS 公式サイト 武装神姫 BATTLE MASTERS Mk.2 公式サイト 武装神姫 BATTLE CONDUCTOR 公式サイト 武装神姫 アニメ 公式サイト wiki 機械仕掛けの姫のwiki 武装神姫 wiki 武装神姫 BATTLE RONDO wiki 武装神姫 BATTLE MASTERS wiki 武装神姫 BATTLE MASTERS Mk.2 wiki 武装神姫 BATTLE COMMUNICATION wiki 武装神姫 BATTLE CONDUCTOR wiki 5ちゃんねる 2021-10-10 現行スレッド 武装神姫 PART 742 武装神姫 BATTLE RONDO PART 389 武装神姫 BATTLE MASTERS 総合 PART 189 武装神姫 BATTLE COMMUNICATION PART 8 ログ 武装神姫 BATTLE CONDUCTOR PART 18 武装神姫 BATTLE CONDUCTOR カード交換 PART 1 神姫デザイナー 素体 [MMS] 浅井真紀氏eden plastics 第1弾 第8弾 ライト第1弾 島田フミカネ氏digital bs tuners 第2弾 第5弾EXウェポンセット カサハラテツロー氏カサハラテツローHP 第3弾 篠房六郎氏篠房六郎日記 第3弾EXウェポンセット GOLI氏GOLI OFFICIAL BLOG 第4弾 okama氏okama 第4弾 第8弾EXウェポンセット 柳瀬敬之氏WIND FALL 第5弾 第10弾 間垣亮太氏わんわんROOM ver1.5 第6弾 清水栄一氏・下口智裕氏ナデガタサーカス 第7弾 第11弾 CHOCO氏CHOCOLATE SHOP Float 第7弾EXウェポンセット ちびすけマシーン氏Candy Meteor labo. 第9弾 たにめそ氏TURNINGPOINT ※第2弾のBLADE氏と第6弾EXウェポンセットの鬼頭栄作氏はサイトなし @WIkiの新プラグインとかテスト youtube表示プラグイン IRCチャットプラグイン チャンネルとニックネームを指定して下さい あなたのニックネーム ニックネームはには9文字までの半角英数が使えます。 空白は使えません。他の人と重複してはいけません。 入室するチャンネル チャンネルの名前には空白は使えません。 チャンネルの名前の先頭には # + ! などが使えます。 一覧にない名前を指定すると自分でチャンネルを作ることになります。 設定 初心者モード 初心者 普通 文字の大きさ 91216pt 表示の省略 参加 表示 非表示 退出 表示 非表示 切断 表示 非表示 ニック変更 表示 非表示 @+の変更 表示 非表示 招待に応じる? 応じる 無視する Appletタグ 自動APPLETタグ (表折り曲げ実験) 01 アーンヴァル 16 ウィトゥルース 32 エウクランテB 02 ストラーフ 17 グラップラップ 33 イーアネイラB 03 ハウリン 18 ストラーフW 34 スクールバッグ(ピンク) 04 マオチャオ 19 アーンヴァルB 35 スポーツバッグ(黒) 05 ヴァッフェバニー 20 アーク 36 ラジオロンドCD+500Spt. 06 サイフォス 21 イーダ 37 07 紅緒 22 シュメッターリング 38 08 ツガル 23 ムルメルティア 39 09 ジルダリア 24 飛鳥 40 10 ジュビジー 25 ゼルノグラード 41 11 フォートブラッグ 26 rp.ハウリン 42 12 エウクランテ 27 rp.マオチャオ 43 13 イーアネイラ 29 ツガルbx. 44 14 ヴァッフェドルフィン 30 ランサメント 49 ポモックprot. 15 ティグリース 31 エスパディア 50 パーティオprot. 攻撃力ベスト3(打撃系) 魔槍“グングニル”:999 ラムダオ:870 ミョルニルハンマー:780 攻撃力ベスト3(射撃系) ガトリング砲“アイゼンイーゲル”:800 ロケット砲“シュトルム・ウント・ドラング”:730 ドラゴンキャノン:700 攻撃力ベスト3(投擲系) モアイ像:805 ナヴァグラハ:630 “ハルバード”大型ミサイル・跳び箱・スーパーダイス(目が6):600 攻撃力ベスト3(スキル) ドラゴンクラッシャー:4000 バレットカーニバル:3800 ディーヴァの煌輝:3600 防御力ベスト3 争上衣「ツェンシャンイー」:220 胸甲・心守「きょうこう・しんじゅ」:200 サキュバスメイル 胸:160 命中率ベスト3 素手:350/2 ブーメラン:300/1 アスパラスピア:280/1 回避率トップ UWジャケット・タイプ・リュフトフェン:40 フローラル・チェストピース:40 プリンセススカート:40 リアブースターJRv21:40 アイオロス・リアウイング:40 スタン値ベスト3 スタンロッド 190 センス・オブ・ユーモア 175 金ダライ 170 ダウン値ベスト3 芭蕉扇:200 ロケット砲“シュトルム・ウント・ドラング”:190 クライモア:180
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/215.html
前へ 先頭ページ 次へ 第五話 相対 眼下のサルーンと巡航速度を同調させ、クエンティンは飛んでいる。 雪が前方から真横に吹き付けるが、不思議なことに一粒も彼女へぶつかることはなかった。 風圧のせいではない。彼女の周囲にはエイダにより目に見えないエネルギー膜が張られてあって、それで雪のみならず空気中の埃を払いのけ、さらに空気抵抗を大幅に減衰させてあの驚異的な高機動性を叩き出しているのである。 彼女の顔に当たる風は突風などではなく、ほとんどそよ風程度と言ってよかった。 サルーンとの同調速度から若干落とし、クエンティンは車の斜め後方上空へつく。さらに後方の光点、エイダとおなじメタトロン・プロジェクトのプロトタイプ、彼女のいわば姉妹機にも気を配る。まだ姿は見えない。攻撃してくる気配も無かった。 同調速度へ戻し、相手が接近するのを待つ。先制攻撃は向こうへくれてやるつもりだった。一般に戦闘においては先制攻撃側が有利とされているが、エイダが『問題ありません』と言ったのでそうすることにした。 エイダは姉妹機の武装を知っているようだった。具体的にはやはり情報機密ロックに該当するようで教えられなかったが、エイダは機転を利かせて間接的にアドバイスしているのである。 すると少なくとも相手は、あのアヌビスというやつは攻撃と同時に着弾するようなたとえば直進するレーザーのような武器は持っていないことになる。他の武装は、まあ、後々身をもって分かるだろう。 クエンティンはつい先ほどの、理音と鶴畑興紀の会話を思い返していた。 思い出せば思い出すほど悔しさがこみ上げてくる。 が、神姫に人権はあるべき、無くてよいなどという当為的な議論はともかくとして、人権が無いのは事実であり、また安易に人権などもらってしまえば神姫を趣味のためのツールと考えている人間の自由を剥奪してしまうことになるのもまた事実だった。 それは認める。認めるしかない。 だが、もっと重大な懸念がある。人権が与えられたその瞬間、武装神姫はその存在意義そのものを失ってしまう可能性があるのだ。 たとえば、もしバトルがしたくて神姫を買ったオーナーの元にバトルをしたくない神姫がやってきた場合。神姫に人権が付与されていたなら、オーナーは神姫の「バトルはしたくない」という権利を絶対に守らねばならない。 絶対に、である。理解のあるオーナーならいいが、全員が全員そうだとは限らない。 他にも、「ああしろこうしろ」とむやみやたらに命令することも許されない。 それらを破ったら即刻、神姫に対する人権侵害となる。 所有者が所有物の権利を尊重するという、立場の逆転が起こってしまうのだ。 武装神姫はオーナーがお金を出して買った所有物であり、だから武装神姫はオーナーの願いや命令を聞くのであり、すなわちそれこそが武装神姫なのである。少なくとも武装神姫という商品はそう作られた。 「神姫はパートナーだ」「妹だ」「娘だ」あるいは「恋人です」「女王様でございますうぅう!」などの、オーナーそれぞれの気持ちや理解は関係なく。神姫をどう捉えるかはオーナーの自由だ。 言い切ってしまえば人間の所有物だから武装神姫なのだ。命令を聞かなければ武装神姫として存在している意味が、無い。 オーナーが「君のやりたいようにやるがいい」と言ったとして、言われた神姫が自由にしているように見えても、当の神姫は――意識的であるにしろ無意識的であるにしろ――自由にやりたいことをやっているのではなく、「自由にやれ」という命令を聞いているに過ぎない。 武装神姫は明確な意思を持っているが、しかし人権を欲することはしたくてもできないのだ。少なくとも人の所有物として生まれている今現在は。人権が欲しいなら所有物であることをやめる必要がある。武装神姫でなくなる必要が。 いま、神姫が人間らしい――という表現も、自分が神姫だということをさし引いて考えるならおかしいな、とクエンティンは思った――生活を送れるかどうかは、ひとえにオーナー一人一人の良識に全てが委ねられているのである。 それならアタシは幸せだ。クエンティンは理音に心から感謝した。 心から? うーん、やっぱり神姫に心は、意思はあるかも。少なくともアタシ自身はそう思う。クエンティンはひとまず納得した。 変わって、正義の話に関しては、いささか疑問を感じていた。 『鶴畑興紀の話には条件が必要です』 クエンティンの思考を読んだのか、エイダが答える。そのとおりだ。 彼の『個人の正義は誰にも侵害されず、また自分の正義で他人の正義を侵害してもいけない』という主張は、個人体個人の間でのみ有効な主張だ。 これがもし集団が主体となった場合、彼の主張は一気に崩壊する。 なぜならば、集団の正義は往々にして他集団や他個人の正義を侵害することで成り立っているからだ。 いや、侵害という言葉は適切ではないかもしれない。集団そのものの意識や目的はともかく、集団というものは集団であるということ自体が理由となって、どうあがいたところで他の正義(思想や権利と言い換えてもいいかもしれない)のうえにかぶさる様にできている。 簡単な例を挙げるなら、企業がある。とあるひとつのカテゴリに属する企業は、同じカテゴリにある他企業の正義を押さえつけなければ存在できない。押さえつけなければその企業は死んでしまうからだ。製造販売業ならば、他企業よりも良いものを作って売るという行動がそれにあたり、その行為は同時に他企業を押さえつける行為となる。他企業は押さえつけられたままでは滅びてしまうから、同じようにより良いものを作って、売る。 そのいたちごっこが続く。俗に競争と呼ばれるやつだ。だからこそ技術は発展し続け、消費者はより良い生活ができる。お姉さまは「このケーキおいしくなったわね」と言える。 鶴畑コンツェルンがやっていることはまさに正義の押し売りなのかもしれない。他企業を押さえつけ、自らがのさばる。それを意図的にやっている。 ふと、クエンティンは思った。他の正義を押さえつけることは、すなわち支配ということではないか、と。 「支配者って、自分の正義を他人に押し付ける人のことかしら?」 クエンティンは個人ではなく企業人としての鶴畑興紀をイメージしながら、言葉に出して言って見た。誰に訊いたわけでもない。が、たぶんエイダに訊いたのだろうとクエンティンは思った。 『無条件ならば、そのとおりです』 エイダは答えた。 ならば、私はバトルにおいては自分の正義を他人に押し付けているのだろうか? 『それは違います』とエイダは言った。 「どうして? 私はバトルで、支配者になろうとしているのよ」 クエンティンはエイダと出会う直前に考えていた、支配者になるのだという考えを伝えた。相手に支配していると気づかせない、雪のような支配者になるということを。 『バトルは認められた戦いです』 エイダは即座に返答した。はからずも理音が考えていたことと同じことだった。バトルは認められた戦いであるし、どんなに戦ったところで(神姫に人権が無いことを前提とすれば、たとえリアルバトルでも)死者は出ないから、対戦者同士の正義はぶつかり合わない。 もしぶつかるとしたら対戦者相互の個人的な感情事情のみで、その多くは「自分が勝ったら何々をして(~になり)、相手が勝ったら何々をする(~になる)」というものである。バトルの勝ち負けによりどっちの願望が実行されるかというものだ。 正義という言葉を使うなら「自分が勝ったら自分の正義で相手の正義を押さえつけても良いね」という対戦者お互いの承諾なのである。バトルという行為そのものにはまったく関係が無い。 「……そうかな?」 『そうです』 エイダはさらに続ける。 仮にバトルの中で支配者となったとしても、それは相手の正義の侵害ではなく、バトルの中で展開を有利に運べるようになったというだけなのだ。勝っても負けても誰も死なないから、取り返しのつかないことにはならない。つまりバトル後もそれぞれの正義は続いてゆくのである。 『ただし、戦死者が出る実戦であった場合、意味は大きく違ってきます』 相手を殺さなければ自分の正義の遂行が危ういのである。 実戦とか死ぬとかいう例は大げさだが、これを現実的な事象になおしてみるならば、たとえ個人対個人でも正義のぶつかり合いはある。 間に権利的か利益的、企業的な干渉があった場合(たとえば子持ちの夫婦が離婚したときの親権争い、恋敵同士による一人の女性の争奪戦、どちらか一方しかその企業との契約がとれない場合における営業担当同士の交渉戦、など)、負けた側は自分の正義、あるいは願望を貫けないのだから戦わざるを得ない。 この部分が鶴畑興紀の主張に足りない。と、エイダは言った。たとえ個人でも、正義がぶつかるときがあるのだ。 正義を物質みたいに扱っているな、とクエンティンは感想を言った。死んだらその先に物質は持っていけないというわけか。 でも、自分自身に即してみるならば、と、クエンティンは考える。神姫に人権が無いという事実は置いといて、リアルバトルで破壊される、死ぬ、のはやっぱり嫌である。もうお姉さまとお話もできないと考えると、途方も無く恐ろしかった。人工知能基本三原則の自己保存でもあるが。 そのリアルバトルを今からやるのだよな。 改めて考えると、クエンティンは突然言いようの無い恐怖におそわれた。 メインジェネレータ、人間で言う心臓のあたりの鼓動が早くなり、全身の駆動部分が陽電子頭脳からの微弱なパルスを感じてぶるぶると震え始める。クエンティンはつまり怖さで縮み上がっているのだ。 負ければ壊される。死ぬ。という恐怖。リアルバトルをやるのは初めてではない。ついさっきだってあの一つ目どもとさんざリアルバトルをやったばかりだ。 なのに、この恐怖は何だろう。やめたい、やりたくない。死にたくない。あのサルーンの中に今すぐ取って返してお姉さまの胸に飛び込みたい。 「うっ……」 引きつった声が漏れた。声だけでなく、股間部の排出口から廃熱を吸い取り切った古い冷却水も漏らしてしまいそうだった。 やばい。このまま戦ったら負ける。確実に。 『感情回路の異常を感知。沈静プログラムオープン』 エイダが報告。 すると、途端に恐怖が薄らいでゆく。全身をすっきりした感覚が走り、ジェネレータの鼓動は平常に戻り、震えも止まった。 「あ、ありがとう、エイダ」 『どういたしまして』 鎮静剤を打たれたのと同じようなものだな、と思いながら、クエンティンはお礼を言った。彼女がいなければこのままちびっていたかもしれない。 「あいつは? アヌビスは」 『変化はありません』 後ろを振り返る。光点はまだ動いていなかった。さっきから同じ速度で追いかけてきている。接近するそぶりは無い。 「まだ仕掛けてこないなんて……。おかしいな」 そう言った瞬間だった。 光点がふっ、と消えた。 「えっ!?」 『警告、脅威接近、オンザノーズ!』 エイダが叫ぶ。 ギュバッ! 聞いたことの無い奇妙な音とともに、目と鼻の先にそいつが現れた。 ピンと立った細長い耳のようなアンテナのついた、犬とも狼ともつかないフードのようなヘッドギアをかぶった神姫だった。ハウリンではない。ハウリンのはこんなに鋭角なヘッドギアではないし、なにより目が隠れない。その神姫の目は見えなかった。ヘッドギアの側面から後頭部にかけて覆うように薄いレースのようなものが首まで垂れている。 背中に八枚の羽のようなユニットを浮かばせ――背中にくっついていない――、腕を組み、右手に錫杖の形をした長い得物を携えていた。 ボディの色は今のクエンティンよりも黒に近く、胸部の球体から赤いエネルギーラインが全身に渡っている。 静かな威圧感が自分をわしづかんだように、クエンティンは感じた。 『離脱してください!』 「はっ!?」 我に返ってバックブースト。左手でエネルギーシールドを張りつつ、クエンティンは間合いを取る。 攻撃されていたら間違いなくやられていた。なぜ攻撃してこなかったんだろう。やはり捕獲するためなのだろうか。 『MMSタイプ・アヌビス、「デルフィ」です』 「あいつが……!?」 瞬間移動してきた。リアルで。ありえない! 一体どんな原理が使われているんだろう。 『ゼロシフトです』 「え?」 『いまの瞬間移動のことです。エネルギーバリアの空気抵抗減衰能力と空間圧縮技術を応用し、現在位置と移動先の空間を圧縮することで短距離の超高速移動が出来ます』 「ちょっ、ちょっと待ってよ、あいつの武装データはロックが掛かってるんじゃないの?」 『デルフィの武装データはセンサーで確認した場合公開されたとみなし、その武装に関するロックが無効になります』 つまり奴からのあらゆる攻撃は一度見なければ情報ロックが解除されないというわけだ。 「それじゃあ分からないのと大差ないじゃない……」 避けられればなんとかなるが……、所見の攻撃の回避率が総じて低いことは経験で知っている。 しかしこれでもエイダはなんとか機転を利かせてがんばっているのだ。 「ノウマンって奴、恨んでやるわ」 クエンティンはロックをかけた顔も知らない責任者に、頭の中でパンチを食らわせた。 デルフィの表情は変わらない。唯一露出している唇は結ばれたまま、ピクリとも動かなかった。 表情や仕草から意図を読むことができない。クエンティンはバトルの際そうして戦ってきた。どんな行動にも予備動作というものが必ずあり、ほとんどの攻撃はそれで対応できたのだ。 こんなにも先の読めない敵は初めてだった。いや、正確に言えば初めてではない。エイダとの融合前の、一つ目との戦いもこんな感じだった。融合後は性能差で勝てたに等しい。 クエンティンはまだ、この融合後のボディに慣れきっていなかった。 奴の意図はなんだろう。自分を壊すのか、拉致するのか。 どちらであれ、いやだった。 『目的地まであと二分です』 エイダが報告する。 ギュバッ! 同時にデルフィは瞬間移動。クエンティンの目の前に出現する。 右手の錫杖がしゃらりと鳴り、横なぎに払われる。 「ぐっ!」 とっさシールドを張って重防御。にもかかわらず鈍器で殴られたような衝撃が全身を揺さぶった。シールドの衝撃吸収機能がほとんど役に立っていない。 『距離をとって戦ってください。近接戦闘は危険です』 言われきらないうちにクエンティン、バックブースト。 ガ、ガシォーン! ホーミングレーザーを放ちつつ距離をとる。サルーンと並行しながら動かなければならないから、制御が難しい。平行飛行の操作をエイダに委ねる。これでさほど気にならなくなるが、サルーン側へはすばやく移動することが出来ない。 ヅシャシャシャ! デルフィはシールドを張りつつ錫杖をぐるぐると回転させ、レーザーを防御。レーザーは一発も有効弾にならない。 グヴィーンッ デルフィの背中から何十本もの、血のように赤いレーザーが射出された。 『ロックオンレーザーです』 エイダが言った。 しかし、鋭角的にのたうちながら迫ってくるレーザーに、クエンティンはどう避けたらよいか見当が付かない。 『可能な限りひきつけ、前方へブーストしてください』 すかさずエイダのアドバイスが飛ぶ。 「可能な限り引き付けて、って……」 四方八方から迫るレーザーを見渡し、さらに間合いを取ろうとしながらクエンティンは怖気づいた。 「抜ける隙間がない!」 クエンティンはシールドを最大出力で展開、四肢を踏ん張って耐える態勢に。 着弾。 左手がばらばらに砕け散るかと思うほどの振動がやってきた。クエンティンは目をつぶってしまう。 レーザーの嵐は止まらない。ロックオンレーザーを時間差で撃ちつづけているのだ。それでも一撃一撃が重かった。 姉妹機のくせして、アタシはこんなに撃てない! 射撃がやむ。かろうじて左手は砕けなかった。 うっかり気を抜いてしまい、そのままシールドを解除する。 『攻撃警告!』 ギュバッ! キスでもしてしまいそうなほどの近くに、デルフィが出現した。 気を取り直す間は与えられなかった。 ドツッ! 錫杖が振り下ろされ、左肩口に痛打。 「ぎゃうっ!?」 異常なパワーをクエンティンは感じた。左肩装甲にひびが入る。 そのままデルフィは錫杖を振り回してうずくまるクエンティンを文字通り袋叩きにしてしまう。 右わき腹から左大腿、胸部、右腕部、左すね。回避するタイミングを逃したクエンティンは、手足をちぢこめて耐えるしかない。 一撃で倒すことはしなかった。デルフィはわざと急所をそらして殴りつけているのだ。それでクエンティンは、こいつは自分をさらっていこうとしているのだと分かった。 こんなところで黙ってさらわれるわけには行かない。 「うわあーっ!」 ブレードを跳ね上げる。 「!」 ギュバッ! デルフィはゼロシフトで離れる。口元がやや開いている。意外な反撃に初めて驚愕の表情を見せたのだった。 クエンティンは高速の思考でエイダに指令。 〝エイダ、一番簡単なサブウェポンを手動で出して!〟 〝しかし、多大な負荷がかかります〟 〝いいから早くやって!〟 エイダは手動プログラムを開始。途端にクエンティンの頭部から煙が上がり始める。この時代において容量、計算速度、冷却効率そのどれをとってもトップクラスのスペックを誇る陽電子頭脳に、その許容をはるかに上回る負荷がかかっていた。これでいて最も軽いサブウェポン一つを呼び出しているのだ。 頭痛ががんがんと暴れだしたがクエンティンは耐えた。 右手の平にいくつもの小さな螺旋が出現。それらは銀色の球体となって顕現する。 クエンティンは球体を握り締めると、腕をぶん回し、デルフィに向けて投げつけた。 サブウェポンを使われるとは考慮していなかったのか、デルフィは瞬間移動で回避することなく球体を当てられた。 球体はデルフィのボディにくっつくと、ボディと反対の方向に細長い光を放出した。 ゲイザー。 球体の強力な推進力により対象を拘束するサブウェポンである。 『鶴畑家対空ファランクス砲の射程範囲に到達しました。進行方向へシールドを展開してください』 クエンティンは言われたとおりにする。 直後、サルーンの向こう側からオレンジ色に光る筋が高速で飛来した。筋の正体は五発に一発装填されているファランクス砲の曳光弾である。 空気を切り裂く音が繋がって聞こえる。毎分六千発以上の高速射撃により、辺りは鉛の雨と化した。 二十ミリという大口径ライフル弾の衝撃を、クエンティンのエネルギーシールドは完全に吸収していた。もはやこれは武装神姫なんかじゃない、れっきとした兵器で通用する、とクエンティンは思った。それはたぶん当たっているかもしれない。人工知能基本三原則は付け忘れたのではなく、きっと最初から付いていなかったのだ。自分が死にたくないと思ったのは自分の感情であって、きっと三原則は影響していなかった。 エイダは答えなかった。回答不能なのかもしれない。 それに、三原則無しで死にたくないと思った私は一体なんなのだろう? ゲイザーによりシールドも展開できないデルフィは、無数の銃弾を浴びて火花を散らして墜落し、見えなくなった。 あんなものでは傷をつけることもできないとクエンティンは推測した。きっといまシールドを切ったとして、二十ミリ弾ぐらいではこのボディをぶっ壊せないだろう。あいつ、デルフィも同じだ。エイダとは姉妹機なのだから。 シールドを張りつつクエンティンはサルーンへ戻る。 サルーンはそのまま巨大な正門をくぐり、屋敷の敷地内へと消えていった。屋敷は煌々と明かりが点いていた。 その後二分間、デルフィが墜落したとされる範囲に射撃は継続された。二門のファランクス砲から発射された弾丸はのべ三万発以上にのぼった。 追撃は無かった。 雪が降り続いていた。 戦いの跡も、三万発の鉛の雨のえぐった地面も、すべからく雪の支配する世界に覆われた。 屋敷の明かりが一つ、新たに灯った。 つづく 前へ 先頭ページ 次へ
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/2195.html
誰得?俺得!ごちゃまぜバトルロワイアル本編 誰得?俺得!ごちゃまぜバトルロワイアル本編SS目次・投下順 誰得?俺得!ごちゃまぜバトルロワイアルの死亡者リスト 誰得?俺得!ごちゃまぜバトルロワイアルの参加者名簿 誰得?俺得!ごちゃまぜバトルロワイアル参加者名簿(ネタバレ) 誰得?俺得!ごちゃまぜバトルロワイアルのルール・PDA特殊機能 誰得?俺得!ごちゃまぜバトルロワイアルの支給品一覧
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1240.html
第1章の登場人物 ロウ:犬型ハウリン 装備:狂犬型武装【ベルセルク】 豊嶋家に飼われている(?)“G・L”キャリアの神姫。文字通り元気な犬のような性格で、自分を“男”だと思っている。大事なものは家族(特に神無)とカンナに作ってもらったショートパンツ。なお、名前の由来は彼を見た豊島家の末息子蒼が「ろー、ろー!」と呼んだ事による。その為か彼は何故か赤ん坊である蒼をマスター認識している。 豊嶋神無(とよしまかんな);14歳女、中学生 豊島家の長女。感情的な少女。両親が共働きの為家事は一通り出来、特に裁縫は得意。だが多感な年頃であり、「男の子」であるロウとの距離を測りかねている。「犬が欲しい」と彼女が言った事がロウが豊嶋家に来たそもそもの要因である。 豊嶋甲(とよしまこう);36歳男、BLADEダイナミクス第4研究部門部長 蒼と神無の父。人当たりも才能も、そこそこの地位もあるがいい加減で公私混同が多い。実はロウも会社の開発用素体であったものを勝手に持ち帰ったのである。 豊嶋香奈(とよしまかな);40歳女、バー「N・N・N」経営 バーを経営する甲の妻。甲とは似たもの夫婦。酒好き。 アニー・“ザ・ファナティック” ;忍者型フブキ(?) 装備:鴉天狗型武装【ビテンヤシャ】 “G・L《Gender Less》”の最初の感染者である神姫。“中性”である、ネットハッカー“ファナティック”の別名を持つなど謎が多い。 レポート:狂犬型武装【ベルセルク】 本武装はBLADEダイナミクス第4研究部門により試験的に開発されていた武装である。より発展的なMMSの用途を見出す為“人間の腕力を神姫に実装する”というコンセプトの元に開発された。 本武装の特徴は後腰部に装備した大型サブアームユニット【ベルセルクアーム】である。そのコンセプトを極めて直感的に再現した如き人間の腕に近いサイズのこの巨大な副腕は設計上は30kgまでの荷重を保持できる(ただし試作機の載荷試験のデータは紛失)また、それだけの荷重を維持する為に腕部、脚部も大型化している。しかし試作機ではそれだけで荷重を支えきれず、武装を本体に直結して補強、本体フレームも大幅換装されていた。 本機は試作機の凶暴なフォルム、そして「MMSに過剰な能力を要求している」とコンセプトが破綻していると判断され、試作筐体1機が試作されたのみで開発が中止されている。この際試作筐体は武装が分離できなかった為、やむなく素体ごと破棄されたと報告されている。 なお、本機は神姫バトル用に開発された物ではない為、戦闘力に関してはデータが存在しない。・・・ただし、正に“人間の力で神姫を攻撃する”事になる為、その結果は論ずるまでも無いだろう。 目次へ
https://w.atwiki.jp/kakiterowa4/pages/170.html
ヒーローズ・バトルロワイアル 書き手紹介 3267 :やってられない名無しさん:2013/02/17(日) 00 06 45 ID ???0 【渾名】血塗られた英雄譚 【所属ロワ】ヒーローズ・バトルロワイアル 【トリップ】◆aWSXUOcrjU 【投下数】15 【代表作】「ファントム・ペイン」「血闘の予兆」 英雄達を集めた「ヒーローズ・バトルロワイアル」の書き手。 各世界の英雄が、殺し合いと言う場に放り込まれ葛藤する様を見事に描写している。