約 8,428 件
https://w.atwiki.jp/toarukyoutarou/pages/367.html
858 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/07(月) 00 23 01.39 ID qQnWTDQ+o 【とある放課後】 京太郎「いやー今日は遊んだ遊んだ」 桃子「今日“も”の間違いじゃないっすか?」 京太郎「えー……俺ってそんなに遊んでるように見えるか?」 桃子「少なくとも遊んでないとは言えないっすね」ジトーッ 桃子「……色んな所で違う女の子と遊んでるのを見られてるらしいっすから」 京太郎「うぐっ……確かに、よく考えてみるとそうかもしれない」 桃子「端から見るとそりゃもうチャラい男っすよ」 京太郎「でもさー仕方ねーもん」 京太郎「世界に男はたくさんいるはずなのに、何故か俺の周りにだけ居ない気がするし」 桃子「いやいや、まさか。そんな訳ないっすよー」 京太郎「だよなぁ。中学の時はたくさん居たはずなんだけど」 京太郎「でもこっちに来てからまったく出来ないんだよな。不思議と」 京太郎「……まるで俺には男友達は必要ないと言わんばかりに」 桃子「……それ本当なら軽くホラーっすよ」 京太郎「俺、何か呪われてるんだろうか?」 862 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/07(月) 00 37 04.32 ID qQnWTDQ+o 桃子「だとしたら嫉妬っすね。いつもかわいい女の子侍らしてるっすからね!」 桃子「私が男の子でも嫉妬してるっすよ」 桃子「このリア充死ね!とばかりに」 京太郎「やめてくれって。俺は別に普通に過ごしてるだけだし……多分」 京太郎「大体、そう言う事ならモモもこっち側だろ?」 京太郎「かわいいし、それなりに今はリア充だし」 桃子「なっ!?///」 桃子「……もう。そう言う事さらっと言うからきょーくんは卑怯っすよ」ボソッ 京太郎「ん?何か言ったか?」 桃子「何でもないっすよー!」 桃子「まぁ良いじゃないっすか。嫉妬されるくらいきょーくんが良い男って証っすよ」 京太郎「……そう言うものからは遠い存在だと思ってたんだがなぁ」 863 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/07(月) 00 49 38.40 ID qQnWTDQ+o 京太郎「――っと、もうこんな時間か」 京太郎「寮まで送ってくぞ」 桃子「あっ!ちょっとタンマっす!」 京太郎「ん?何だよ」 桃子「……最後に一ヶ所だけ行きたい所が有るんすけど、良いっすか?」 京太郎「まぁ俺は構わねーけど……」 京太郎「モモは大丈夫なのか?門限とか」 桃子「大丈夫っす。万が一遅れるかもしれないって伝えてあるっすから」 京太郎「それなら良いんだが……」 京太郎「それで行きたい所って何処なんだ?」 桃子「それは着くまで秘密っすよ♪」 864 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/07(月) 00 56 39.88 ID qQnWTDQ+o 京太郎「――それで……行きたい所が何で学校なんだよ」 京太郎「ってか、こんな時間じゃ中に入れね――」 桃子「こっちっすよー」ブンブン 京太郎「……なんで中に入ってるんだよ」 桃子「ステルスモモっすからね!」エッヘン 京太郎「ステルスって壁抜けも出来たっけ?」 桃子「じょーだんっす。あっちにセキュリティの甘いところがあるっすから、そこから入れるっすよ」 京太郎「……大丈夫かこの学校のセキュリティ」 865 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/07(月) 01 12 07.17 ID qQnWTDQ+o 京太郎「しかしまぁ、夜の学校ってのは昼間と違って全然雰囲気違うよな」 桃子「人が居ないだけじゃなくて独特の雰囲気があるっすからねー」 京太郎「夜の学校と言えば、中学の時は学校の七不思議とか有ったなぁ」 桃子「あー有ったっすね」 京太郎「人体模型が動くとか、ピアノが勝手に鳴るとか、階段の段数が違うとか」 桃子「トイレの花子さんとか有名っすもんね」 京太郎「そうそう。男友達と肝試しで忍び込もうとしたのは良い思い出だな」 桃子「忍び込もうとした……って事は未遂っすか?」 京太郎「ああ。どうやら俺がばれない様に行動してたら、咲が不審に思ったらしく先生に見つかってアウトだ」 京太郎「……あの時は本当めちゃくちゃ怒られたよ」 桃子「それは……ご愁傷様っす」 京太郎「そう言えばこの学校と言うか、街には七不思議とか無いのかね?」 桃子「……あー噂話程度なら聞いた事あるっすよ?」 京太郎「マジで?」 桃子「確か――」 一、ツクヨミコモウェなる人物は虚数学区の住人。年をとらない。 二、最も不幸な少年の家には空から大飯食らいの白いシスターが落ちてくる。 三、学園都市最強の能力者はふたなりである。 四、悪者は不幸な少年に必ず負け、今後は正義の道を歩む。 五、とある学校の食堂にはメガネで巨乳の幽霊が出る。 六、清掃用ロボットに乗っているメイドさんにご飯を奢ると幸せになれる。 七、学園都市には同じ顔の人が一万人いた。 桃子「――みたいな?」 京太郎「不思議っつうか予言っぽいぞ、それ」 867 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/07(月) 01 29 34.33 ID qQnWTDQ+o 京太郎「――ってか、まぁそれは良いとしてだな」 京太郎「その……桃子さん、あのですね」 桃子「何っすか?」ムギュッ 京太郎「何故腕を組んでいらっしゃるのでしょうか?」 桃子「えっ?」 ....-―…―-.... / \ / \ / / ヽ / / / ヽ \ ., , / ! ヽ; , l | / / | ! | /| ハ | ! , / ト ! ハ 「! | ! /l/`lメ、!/! l | ! . / | ヽ ト|!,x≠ミヽハノ x=≠ミ, }/ / | ! / | |〃んハ んハ ヽ, | | | / | ∧ ゞ゚ ' ゙ ゚|!' ∧ | . l / /! ' 込、/l/l ' l/|!/..イ | ! ! | |/| / ! ! / |介ト . ⊂⊃ . イ | | | } l | |! !/| | |' | | | _!` ー ´ ト .// | / ハ ! .川 ト、 | _ ;斗≠. . ! |. . . ` ≠! /| / リ ヽ!. .´. . . ._. . . . . { /. . . . . . _. . . . .7==、 / |. . . . 厶}-――--r―…‐--ゝヽ. .// } | ヽ / -‐…r‐=彡ミ7''7¨ ‐- ∨ | | / -―、} ', /. . {ィ¬ } ト、 , /! ―‐y'. . ', /. . . .}厂¨ |ヽ } / / / { 厂ノ---Y--=フゝ丁 !| .} ,イ } .| / ヽ__,.ノ7 ニ=ミ---イ { .! /. ',! } / |' / 》-《 ', `¨ ヽ { 桃子「え、えーっとその……そ、そうっす!きょーくんが七不思議なんて言うから怖くなったんすよ!」 桃子「だからこれは仕方ない事っす!」 京太郎「そ、そっか。それなら仕方ないな///」 桃子「そ、そうっすよ!仕方ないっす!///」ギュッ 京太郎「……///」 桃子「……///」 868 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/07(月) 01 43 06.16 ID qQnWTDQ+o 桃子「あっ!着いたっすよ!」 京太郎「ん?どれどれ――ってここ俺達の教室じゃねーか」 桃子「そうっすよー」 桃子「いやー夜に来るとここも雰囲気違うっすね」 京太郎「そうだなぁ。見慣れたはずなのにまったく知らないように感じるかも」 京太郎「俺の机は――」 京太郎「あぁここだここ。流石に自分の席は間違えねーな」 桃子「……きょーくん」 京太郎「ん?何だ?そろそろここに来た理由を教えて欲しいんだが……」 ______ ... ...、 , / / \ // / / . // / / / . r、 i/ / /!/i/i / /`i } Vヽ} / { /7/心i/ // / / / i 「`}} / / ヒ沙' }/ /ヽ/ / / !ノ|! / / ''' 、__厶イ / / / / { / / i ´ ん心ノ彡' / / / / / ヽ_ { 〃 ∧ 、_ ヒ沙' 厶イ / / / / r一' 八 ( { / ∧ /'' // / ィイ / )' 八 /i /´_介ト../_,// / / ヾノ'_ノ{_人/__// / / -‐ _ノ ⌒Y’ _/ / / / / / 厂 ̄厶ィ { /| // / / /´ ̄ ノ' { { /´ 八 /´ ゝ=〈 7、 ,-- 、 \  ̄ヽ} ヽ_ノ`i } / / 〉、__ ´ ノ__/ / } . . . .ヽノ / 〉 / . . . /-= }/ 、 { / /. . . }-=__/ ー‐┤ / / / / i .、 / ノ / / / 〈 /, , `ヽ _ノ / / / ∨// / r‐/ / 桃子「――私が何処に居るかわかるっすか?」 869 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/07(月) 01 54 21.27 ID qQnWTDQ+o 京太郎「何言ってるのかわからねーけど、そこに居るだろ?」 桃子「……姿形も?」 京太郎「そりゃ明かりも月明かりぐらいだからはっきりじゃねーけど、それでもちゃんと見えてるぜ?」 京太郎「セミショートの綺麗な黒髪も、可愛い顔も、その……結構主張してる胸も///」 桃子「!///」 桃子「……もう!セクハラっすよ?///」 京太郎「わりいわりい」 桃子「はぁ……でも凄いっすねきょーくんは」 桃子「これでも精一杯ステルスしてるつもりなんすけどねー」 京太郎「そうなのか?」 桃子「普通ならこれで、私の事を普段認識してる人でも分からなくなるっすよ?」 桃子「……おっぱいさんとか例外もいるっすけど」 京太郎「ふむ……」 京太郎「でもまぁ一番最初ならともかく、今だったらどうなろうとモモを見つける自信はあるぞ?」 京太郎「モモは大切な友人だからな!」ニィッ 桃子「……大切な友人っすか」ズキッ 871 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/07(月) 02 11 02.79 ID qQnWTDQ+o 京太郎「おう!こっちに来て結構友人は出来たけど、その中でもモモは結構気が合うと言うか……」 京太郎「男なら悪友とか親友になれたかもしれねーな」 ′ / / | l ! ! ! , | / | l l l ハ l ! ! ! ! | ;' | | | i i | | ! ! | | | | | ; | | | l l | | } ! | | | | | ; | | | l l | | リ / ! ! ! , ; l | | ト、 !ヽ!\ ト、! /イ ; ! ! ! i ; ; ! ! |ヽ|!/////ヾ/// |!/ | | | | | | | | | |! ' |!' | | | | '; ! ! ! ! !ヽ|! -- , ィ / ! ! ! >! ! ! ! !} .|!>、--x<} |厶イ! ! ム、... x< ヽト、 | |ハ.|! ィ . . ト .| |! / // ! ! i { l从 V´ ヽ. . | ヽ_! 厶イ | | | '; !、 .} !. . ', j _/ l / ! | '; .| > ' ', .|. . . ', ./ < | }! .|. '; Ⅵ ヽ Ⅵ. . . . V / _ _ | ! ;′ } l | \ { . . . ./ ./ ..| ! .} 桃子「……それは嫌っすよ」 京太郎「えっ?ああ、まぁ確かに悪友とかは感じ悪いか……」 桃子「そうじゃない。そうじゃないんすよ」 桃子「……私はもうきょーくんとは友達ではいられないっす」 京太郎「なっ!?」 京太郎「ちょ、ちょっと待ってくれ!俺何か悪い事したか?」アセアセ 京太郎「モモの気に障ることをしていたとしたら謝る。すまなかった」ペコリ 桃子「きょーくんが謝る事はないっすよ。本当に謝るとしたらそれは――」 872 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/07(月) 02 11 29.47 ID qQnWTDQ+o .....-―━━―-.. / \ / \ / . / / // / . / / / / 〃l / / / / ! / / / /l从八〃/ / / / / l | ′ ′ /7芹苅 )/ / /} / / / リ. | | | | | l 以炒゙//}/芹ミ / / /. | | | | | | `|~ ′ /炒゙厶イ i. | |l l | | | | ゛|゛ , ~´/ | | |. _|八从 | 込. | V_フ ゛゛.イ | | | / `丶 ̄>j八ト≧|、_.......-=≦ リ リ リ八 , ∨ { \ 〉介ミ / / // ∨  ̄У ヾ i iト、〉\/ / // / /〉 { o Vi| \ ∨ / // ; }/ `丶 》! / ∨ // | ∧ \} / ∨/ | , 八 |O }' | ′ \ | / , { ` l イ ,′ l∨ lO | ,′ \〉| | 、; 《 ´ ̄}/ | ∧ ∨ / ‘, ∧ ∨ / ', ∧ \ ,/ O∧ ∧ ∨ /. . ∨ \ {__ /. . . . .∨ /《 /. . . . . . . . .トミ /. . . . . . . .}_/. . . . .\ 桃子「――きょーくんを好きになった私っすよ」 873 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/07(月) 02 21 35.05 ID qQnWTDQ+o 京太郎「……は?」 桃子「あーあ。やっぱりその様子だと全然気付いてなかったっすねー」 桃子「予想通りっすけど、ちょっと悲しいっすね」 京太郎「ちょ、ちょっと待ってくれ。モモが俺の事を好きだって?」 桃子「そうっすよ」 桃子「まぁ自分でも自覚したのは最近っすから、きょーくんが気が付かないのも無理はないっすけど」 桃子「でもあえて言わせて貰うっす。このニブチン!」 京太郎「いや、だってさっきまで普通だったし……」 桃子「この際だから言っとくっすけど、普通の友人が腕組んだり、裸エプロンとワイシャツとかしないっすよ?///」 京太郎「い、言われて見ればそうだよなぁ……」 京太郎「あれ?と言う事はその頃から?」 桃子「……そうなるっすね」 京太郎「ぐっ……それは確かに鈍いと言われても仕方ない気がしてきた」 876 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/07(月) 02 32 07.22 ID qQnWTDQ+o 京太郎「で、でもこっちも言わせて貰うとモモって俺と友人になった時すげー喜んでたし、その頃からスキンシップも結構合ったしさ」 京太郎「距離感がわからねーのかと思ってたし」 桃子「あー……それに関しては確かにこっちのせいでは有るっすね」 桃子「友人とかどれくらいの距離感で過ごせば良いのか全然分からなかったっすから」 京太郎「ってかさ、言いたく無いけどその恋とか言うのも友情とかそう言うのと誤認してるとか――」 __ 才´ `ヽ ,ィ´ ; ハ / / /ハ ハ j / l / l j l ! ! l l ハ ノ l l /l ! ! l l | l j | ヽ / ! jl '_,lハ ! !'; ! ;!ニ´l/! ! ', / / l ヘイ{r' ハ`lハlヘ{r' ハ`リl ヘ l !. ,、 /l ;' l ハ!乂ツ 乂ツl !ハ ヽ ';!r-,ヽ ! ハ! ノ ハ ' l !' l l ノ`ヽヽ∨ .______,,r ――ー-----r'ハ / / . ヽ (__,) ィ| !ハ!! l !ヾ ヽ} Vイ ヽ 、 - - - -―― 、 Vリ l . . . . ',> __ イ/! リ /ル' .,ィヽ lノ .{二 - ‐ ヽ  ̄ 二 ー lハ !. . . . .Vヽ _'/. . . . . ./ 、 \ / __,乂 ;_ _ _ へ _ ! ヽ. . . .V`-----'. . . . ./ ヽ \ ∧ ゝ'"  ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ/' ハヽ. .V (__) /. . . / ヽ ヽ ヽ. ∧ ,イ ヘゝ _f、ー-_==辷 V \ ヘ ! .,ィ `ゝ- 二_´ ! ` . 、 }ヽ ハ l/ / ;ィ_´,ィ /--'! ` ー -、 ハ ', / ;ィ´ _ノ .l 'イ ヽ ゝ、 ヽ ハ 乂 / / ./; ィ ゝ `ヽ ! ノヽ、 ! ヽ! 7 / | | `ー! !--' / > _ _ _ ; イ ! ヽ / l | | | | / // V ! !O! ! l/ / 桃子「誓ってそれは無いっす!!」 877 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/07(月) 02 44 05.74 ID qQnWTDQ+o 桃子「確かにそう言う経験がほとんど無くて、見つけて貰った嬉しさでゆみ先輩とか特別に思ってる人は居るっすよ」 桃子「……多分きょーくんと出会った最初の頃は、ゆみ先輩と同じような気持ちだったのは否定できないっす」 京太郎「だったらそれは俺が男だったからたまたま……」 桃子「確かに私は単純だから、例えば私を見つけたのが別の男子だとして、私がその人と仲良くなる事は有ったかもしれないと思うっす」 桃子「――だけど!」 桃子「好きになったのは、今ここに居るきょーくんっす!」 桃子「私を見つけて!私と遊んでくれて!私の胸にモヤモヤした感情を植えつけた!」 桃子「他の誰でもない、目の前に居るきょーくんなんすよ!」 _ ...... _ , ... ´ ` ..... ,.. ' ` .. /. .ヽ / ハ /. λ ハ .'. ハ .', .′. / _ .i__..i_ /.' i _ i ', ト / i .| i _. ..| i..---|. |. | |_i i....|  ̄ i i ' i_..i-‐. T |、 i i ! ! } i | .... i i. ト | i | ヽ | λ | | / | i |/ i i_,、. .|孑ヾ | ̄´ ト 、|` ー- _イ/ /| . .i ', ト、 |i`  ̄` `ヾ /. .|i' `''| i .i ヽ ト. ,ィ示元下 示=ミ|i | i .' i `小. |iゞ。== ' ゞ= .o.|}〉 .小 i i i ハ .|i .゚ . . . . . __ni ヽ_. . . . .|i゚.∧| i .′ ' ∧|i / /  ̄_ -─} .ii ′.| | .i /| トi . / ´ _ -─}ヽ.ii' | | .i i .| i |i / , - 二ハ . V | | _.| i_i _ _ | |/ / i | | __ / ヽ \|i  ̄フヽ / .' ̄ |/ {  ̄ 7 ヽ .' ', }i / ` ヽ. .,イ .i ヾ ´ / . i V / \/ . | __{ ヽ / i | V / } . . ..}. -‐ ´ \ \ {. | 桃子「……それが本当で、それだけが私の“真実”っす」 880 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/07(月) 03 01 07.68 ID qQnWTDQ+o 京太郎「……モモ」 桃子「……他の人から見たら錯覚だとか思い込みだと言われても仕方ないし、否定はできないっす」 桃子「でも好きって気持ちが“これだ”って明確な定義なんて無いはずっすよ?」 京太郎「……」 桃子「……私はきょーくんの側にもっと居たいっす」 桃子「もっとお喋りしたいっす」 桃子「もっと遊んで、もっと二人で思い出作りたいっす」 桃子「叶うならその先の――死ぬまでずっと一緒に居たいっす!」 桃子「……ダメっすか?」 881 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/07(月) 03 07 55.28 ID qQnWTDQ+o 京太郎「……モモ、俺は」 桃子「駄目なら駄目ってハッキリ言って欲しいっす」 桃子「でもその場合でも、わがままかもしれないっすけど友人で居て欲しいっす」 桃子「……すぐには無理だと思うっすけど」 桃子「だから……返事が欲しいっす」 京太郎「 901」 ※承諾以外の台詞は安価下。なんか酷そうなのも安価下 告白ぐらいビシッとね 902 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/07(月) 23 45 53.95 ID qQnWTDQ+o 俺なんかで、いいんなら 京太郎「……俺なんかで、いいんなら」 桃子「きょーくんなんかじゃなくて、きょーくんが良いんす!」 桃子「……きょーくんじゃなきゃ駄目っすから」 京太郎「そっか……」 京太郎「正直、俺自身モモの事をモモが俺を思ってくれてるほど好きかどうかは分からない」 桃子「まぁそれは当然っすね。自分でも結構重い気がするっすから……」 京太郎「でも別にそれが嫌だとかそう言う訳じゃねーぞ?それぐらい思われてるって事は嬉しいし」 京太郎「……刺されるのとかは勘弁だが」 桃子「どうっすかねー。私嫉妬深いっすから、浮気とかしたら分かんないっすよ?」 京太郎「ははは……。まぁそうなったら俺も悪いけど」 京太郎「……まぁそう言う訳だから、俺とお前では“好き”に違いが有ると思う」 桃子「……」 京太郎「だけど、モモがそれでも良いと言うなら――」 京太郎「――これからよろしくな」 桃子「――はいっす!」 903 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/07(月) 23 53 09.15 ID qQnWTDQ+o 京太郎「……///」 桃子「……///」 京太郎「……あーなんか改まるとすっげー恥ずかしいな」 桃子「そ、そうっすね。まるで漫画か何かのようっす///」 桃子「……まさか自分がやる事になるとは思わなかったっすけど」 京太郎「よし!こうなったら、恥ずかしついでだ。何かやりたい事とかあるか?」 桃子「そうっすね……」 桃子「正面向いてかがんでくれるっすか?」 京太郎「ん?こうか――」 チュッ 904 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/07(月) 23 54 02.07 ID qQnWTDQ+o -━━━━ 、 / \ /´{ / 、 | | 〃 / i } } } ハ _ ̄ ¨¨> 、 | 、 / / ∧ | | | | . / ) / ̄ ̄ \  ̄} \ / ′ / } /} } ハ ! | ! . / / / /──== { ハ=- 、 ′ | i { {⌒八{ }/ } V⌒}/}} | . / // /__── -、 ヽ ノ\ハ> / | |八ル{/ ノ〃 У /}从 /} . _ / } ___ / -、 } | `> / ∧ ム r=≠ミ r=≠ミ〃 | . <´/{ ̄ } (___ / ,/ -─━- _ ノ l| \ / 从人 {{゛゛゛ , ゛゛゛}}/{ 从}、ハ <´ / | _人 ___ / / }_/ ′ // 八.ノ {{ ___ }}ノ} / }/}/j} ´ | { \ { (/ }⌒\/ {/{/{\l/}}、 { } //}/} /// . . |_乂/⌒ ̄ \ \ 乂_ _ / Ⅵ八 . .}\{\ 、_ .ノイ l . ∨′ 、 V / ヽ_ノ  ̄ ̄ ̄/ ̄ \ . .{ |\ _ / } / .〃 ィニ¨ ̄ ̄ ̄ ̄ `ー’ }≠-. . .{\ /. . / |/⌒\,/ } } / ハ / .|. . .∨ 〈 八/ニニ{/ 0/ }/ .、_ _ _ _ _ } ム__ .| . . . { . . \. . .∧jニ/ /⌒ | } { | |. . . .| \. . ∨ / . .| | ‐─={ | ,. . . 乂 .\{/ ′ ′ | V __ . 、 ` ____ 人_____彡 /⌒¨¨¨V ∨ .\ { / 〃 、 ノ\ __ ノ、 _____ ,/⌒\ ./ \ / } ヽ 、 ∨ < / { . } } _ア ` <__}___人_ ア¨ ̄ 桃子「きょーくん。もう、ぜぇーったい離さないっすからね!」 905 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/07(月) 23 54 39.81 ID qQnWTDQ+o 【東横桃子の好感度がMAXになりました】 【東横桃子が恋人になりました】 【東横桃子が覚醒しました 以後タッグ及びチーム戦において使用が可能になります】 906 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/07(月) 23 56 23.73 ID qQnWTDQ+o 東横桃子(覚醒ver) 【聴牌速度】(33/∞) 【和了速度】(33/∞) 【放銃補正】(34/∞) 【打点補正】(31/∞) 【防御補正】(35/∞) 【結ばれし絆《アカイイト》】 【聴牌速度】【和了速度】【放銃補正】【打点補正】【防御補正】がカンストしなくなる それに加え全ての補正が恋人ランク÷2[現在値:0]上昇する また恋人ランク5以上なら京太郎のスキル(教えてもらった、または自力で取得したもののみ)をコピーできる 更に恋人ランクMAXならこのスキルはあらゆるスキルに無効化されない 【ハイステルス】 対局開始時から判定。京太郎とゆみ、またはスキル無効化する相手が居ない場合 毎局の聴牌時にコンマ30以上で発動 成功時全てのステータスに+25 相手に和了牌を振り込んでも無効となり、自分の次にコンマの低い相手が振り込む ただし振り込んだ相手がオカルト無効を持っていた場合は無効化される 対戦相手の【聴牌判定】の合計値に応じてコンマ判定は+全員の合計÷3される 【信頼の絆~縁~】 加治木ゆみ、もしくは須賀京太郎がチームに居る場合お互いの全てのステータスに+20 7月へ
https://w.atwiki.jp/idol7/pages/499.html
稲森ももこをお気に入りに追加 稲森ももことは 稲森ももこの77%は苦労で出来ています。稲森ももこの13%は厳しさで出来ています。稲森ももこの7%は花崗岩で出来ています。稲森ももこの2%はやらしさで出来ています。稲森ももこの1%は鍛錬で出来ています。 稲森ももこ@ウィキペディア 稲森ももこ 稲森ももこの報道 2年ぶり開催は1000名限定の有観客・年末恒例の3ツアー対抗戦「Hitachi 3Tours Championship2021」(ゴルフネットワーク) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 絶好調の“秋女”古江彩佳が今季6勝目 細川和彦がシニア初優勝【先週の主要ツアー振り返り】(ゴルフ情報ALBA.Net) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 逆転狙う“強敵” 3打差4位の上田桃子&稲見萌寧(ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 西郷真央&上田桃子は2位で閉幕「ちょっと甘い考えがあった」 - ゴルフダイジェスト・オンライン 西村優菜が3週連続Vへ単独首位へ浮上!チャン・キムが単独首位で最終日へ きょうのゴルフニュース(GOLFNetTV) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 首位発進の上田桃子 5年前の「81」は記憶抹消? - ゴルフダイジェスト・オンライン 大里桃子が単独首位 雨風の中でも安定「ラッキーだったし、びっくり」6アンダー - デイリースポーツ 大里桃子が首位発進 稲見萌寧3位、渋野日向子7位 - ゴルフダイジェスト・オンライン 順延の第2R終了 大里桃子が単独首位キープ 2位に吉本ここね、新垣比菜 - デイリースポーツ 大里桃子が首位キープ 2打差2位に吉川桃と野沢真央 - スポーツ報知 【女子ゴルフ】吉田 優利 ツアー初優勝&大会初代チャンピオンの瞬間!! 上田 桃子も見届ける!<楽天スーパーレディース〉 - スポーツナビ「日本女子プロゴルフ協会」 - スポーツナビ 上田桃子が結婚 「入籍」Tシャツをアップし「ここからが第二の人生」 - デイリースポーツ 稲見萌寧、小祝さくら、畑岡奈紗らに学ぶメンタル術【A型ゴルファーあるある】 - ゴルフダイジェスト・オンライン 「責任あるほど、きつく難しい」 上田桃子が記者会見に思うこと - ゴルフダイジェスト・オンライン 前半終了 工藤遥加と大里桃子通算-9で首位 アマ岩井明愛が1打差3位 - ニッカンスポーツ 悔いた刻みの一打 大里桃子はスーパーショットで熱戦に終止符 - ゴルフダイジェスト・オンライン 前週優勝の上田桃子 初の国内メジャータイトルへ「本当に勝ちたい」 - デイリースポーツ 稲森ももこをキャッシュ サイト名 URL 稲森ももこの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る 稲森ももこのリンク #blogsearch2 ページ先頭へ 稲森ももこ このページについて このページは稲森ももこのインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される稲森ももこに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/girlfriendline/pages/2628.html
出会い わぁ、海ですね~ 今日は先輩と来るの、楽しみにしてたんですよ~ えへへ。…どのくらい楽しみだったか? えっと…この海よりも大きいくらい、いっぱいです♪ マイページ 通常 先輩と海に来られて、嬉しいです~ ものすごく楽しみにしてたんですよ~ 先輩も楽しみにしててくれましたか? 日直 登校 朝 先輩、今日は一緒に海に行けるんですね~ 楽しみすぎて、昨日は全然寝れませんでした~ 海に着くまで、一緒におやつを食べませんかぁ? 昼 先輩~ ではでは、さっそく着替えてきますね~ 先輩は、どのくらい楽しみにしてたんですか? えへへ、幸せすぎて、言葉で表すのは難しいですね~ 夜 先輩と海で遊べて、とても楽しかったです~ 楽しみにしてた一日が、終わってしまいましたね~ 先輩、今度はユズちゃんと三人で遊びに来ませんか? アルバイト 先輩もアルバイトだったんですか? えへへ、今日はとてもラッキーな日ですね~ 好感度レベルアップ デート 約束 当日 ボス戦 開始 あやや、ずっと今日を楽しみにしていたんです。先輩を連れて行かないでください~ 勝利 わぁい、勝ちました~ これで先輩と海で楽しめますね~ 敗北 くすん… ずっと楽しみにしていたのに、悲しいです… バトル 開始 声援 尻もちに注意してくださいね~ 勝利 敗北 タッチボーナス 海ですよ~ 広いですね~ 楽しみましょ~
https://w.atwiki.jp/girlfriendline/pages/2937.html
出会い わ、わたしたちがここに立ててるのは、聖櫻学園のみんながいたからです!だからこれからも、わたしたちの気持ちを届けていきます。ずっと、ずっと! マイページ 通常 先輩も聖櫻学園も、大好きです。えへへ… ありがとうの気持ち、届いてますか~? 記念ライブ、楽しんでくださいね~ にゅーろんが盛り上げちゃいますよ~ みんなで一緒に、お祝いしましょ~ 登校 朝 おはようございます、先輩。早く学校に来てください~ 記念ライブがありので、朝からうずうずしちゃいます~ にゅーろんのみんなも、いつも以上に張り切ってますよ~ 先輩と記念日を迎えられて、とっても嬉しいです~ もうすぐリハーサルなので、会場に行ってきま~す♪ 昼 先輩、いつも見守ってくれて、ありがとうございます~ リハーサルは… 演奏の部分はバッチリでした~ 演奏前に一人ずつご挨拶するのが、一番ドキドキです… 陽歌ちゃん先輩も、スピーチで噛まないか心配してます~ …ご挨拶の内容? それは本番まで内緒ですよ~ ふふ。 夜 会場いっぱいの笑顔を見たら、胸がジーンって… みなさん、わたしたちと一緒に歌ってくださいね~ [名前]先輩、これからも思い出だくさん作りましょ~ ハッピーな学園生活が、ずっとずっと続きますように~ もっともっと、お祝いムードにしちゃいますよ~ アルバイト [名前]先輩。バイトも長ーく続けて、時給を上げてもらっちゃいましょうね~ 好感度レベルアップ 入学して、先輩と出会ってからは… 毎日が特別な日になった気がします~ えへへ。 好感度MAX えへへ… 凪子ちゃん先輩は早くベースが弾きたくてうずうずしてるみたいですね~あや? 会場のみんなも、にゅーろんのライブが待ちきれないですか?ではでは、わたしの挨拶はこれくらいにして、バトンタッチしますね。あ、そうだ…先輩、先輩は~… あ、いたっ! 見ててくださいね、先輩。わたし、たくさんたくさん、ありがとうの気持ち、届けますから…! デート 約束 あや、[名前]先輩! 先輩がお電話してくれるなんて、嬉しくて胸がいっぱいですよ~ありがとうございます。ふふ、先輩からのお誘いは、いつもわたしに元気をくれます~わかりました~ その日は絶対に空けておきますね。先輩も忘れちゃダメですよ~ もしもし~ わたしも先輩とお話したいと思ってました~ ライブの感想聞きたいなぁって。…新曲をもう一度弾いてほしい? それじゃあ、わたしのお家で演奏会をしましょ~は~い、大丈夫です~ 二人だけの記念ライブを開催しちゃいましょ~ えへへ♪ えへへ。[名前]先輩の声を聞くと楽しい気持ちになって、自然と笑顔になっちゃいます~よろしくお願いしま~す。先輩に感謝の気持ちを伝えられたらいいなぁ~♪空いてますよ~ 先輩への気持ちはやっぱり、演奏や歌で伝えるのがいいかなぁ~ うふふ。 当日 わたし、聖櫻学園に入学して良かったです。にゅーろん、たくさんのお友達、それに…先輩に会えましたから~ えへへ… 先輩、これからも仲良くしてくださいね~♪ ボス戦 開始 …勝ったほうが、[名前]先輩に気持ちを届けられる? そ、それは負けられません~ 勝利 えへへ。いつも優しい[名前]先輩に、感謝の気持ちを込めて~ 敗北 うぅ~… [名前]先輩に思いが届けられるまで、がんばります… バトル 開始 わたしの応援が届きますように~ 声援 いつもありがとう、先輩っ! 勝利 やったやった~ 見ていた人たちも、おめでと~ってお祝いしてくれてますよ~♪ [名前]先輩、やりましたね~ これからも、かっこいい先輩でいてくださいね~ 敗北 …最近気が抜けてた? 気持ちを入れ替えて、今日からまたがんばりましょう~ あやや~… 負けちゃっても、わたしはずっとず~っと先輩を応援していきますよ~ タッチボーナス お祝いしましょ~ 胸が熱くなっちゃいます 聖櫻学園が大好きです~
https://w.atwiki.jp/ml-story/pages/205.html
プラチナスターツアー ~Girl meets Wonder~第1話 おとぎ話のはじまり 第2話 お芝居は、みんなでするのです! 第3話 みんなの代表だぞ! 第4話 桃子のおかげだな! 第5話 Girl meets Wonder 第6話 みんなにも届け! MV(並び順) エピローグ 終わらないティーパーティー 楽曲 その他イベント開催期間 ユニット発足の経緯 ドラマテーマ:おとぎの国の物語 小ネタ 前後のイベントコミュ プラチナスターツアー ~Girl meets Wonder~ 第1話 おとぎ話のはじまり 映画『おとぎの国の物語』への出演が 決まったアイドル達。撮影が楽しみな星梨花に、 桃子は主役として自覚を持つよう話す。 みんなが撮影に向けて気合を入れる中、 星梨花は少し、思い悩んだ様子を見せる。 箱崎星梨花、周防桃子、徳川まつり、我那覇響、永吉昴 第2話 お芝居は、みんなでするのです! 『おとぎの国の物語』の稽古が始まった。 桃子は役作りに悩むメンバー達から色々な 相談を受け、難しい内容に困ってしまう。 レッスン室が重い雰囲気になりかけるが、 まつりのアドバイスが空気を変える。 箱崎星梨花、周防桃子、徳川まつり、我那覇響、永吉昴 第3話 みんなの代表だぞ! 映画の宣伝のため、テレビ局にやってきた 星梨花と響。響の「みんなの代表」という 言葉で桃子に言われたことを思い出すが、 「自分らしく」頑張ろうと励まされ、笑顔で インタビューへと向かう。 箱崎星梨花、我那覇響 第4話 桃子のおかげだな! 取材組とは別に、稽古を進めるメンバー達。 そこに、プロデューサーから様子を見るよう 頼まれた雪歩と貴音が合流。みんなで練習を する。みんなとお芝居を作る事で役に立って いると思えた桃子は、元気を取り戻す。 周防桃子、徳川まつり、永吉昴、萩原雪歩、四条貴音 第5話 Girl meets Wonder いよいよ、映画『おとぎの国の物語』が クランクイン。衣装やセットの影響もあり、 アイドル達は練習の時よりも更にいい演技を みせる。撮影を見守るプロデューサーは、 今回の映画の成功を確信する。 箱崎星梨花、周防桃子、徳川まつり、我那覇響、永吉昴 第6話 みんなにも届け! 映画『おとぎの国の物語』が完成した。 完成披露試写会当日。アイドル達は特に 緊張した様子もなく、ステージへと向かう。 そして映画と同じように、どこまでも 楽しそうな記者会見が開かれるのだった。 箱崎星梨花、周防桃子、徳川まつり、我那覇響、永吉昴 MV(並び順) 永吉昴、周防桃子、箱崎星梨花、我那覇響、徳川まつり エピローグ 終わらないティーパーティー 試写会の後、ご褒美にスイーツバイキングへ やってきたアイドル達。たくさんのデザートを 前にはしゃいだり迷ったりしている中、 プロデューサーの元に、映画の上映期間が 延長されたという知らせが届く。 箱崎星梨花、周防桃子、徳川まつり、我那覇響、永吉昴 楽曲 Girl meets Wonder(ニコニコ大百科(仮)へ飛びます) その他 イベント開催期間 2019年9月19日~2019年9月26日 ユニット発足の経緯 高木社長は新作映画『おとぎの国の物語』の オーディション結果が届いたとプロデューサーに伝える。 765プロからは箱崎星梨花、周防桃子、徳川まつり、 我那覇響、永吉昴が役を射止める。 今回の作品はおとぎ話の優しい雰囲気に、 コメディ要素が加わった、とても明るい作品との事。 (プロローグより) ドラマテーマ:おとぎの国の物語 ドラマ『おとぎの国の物語』主要人物 役名 アイドル名 役柄 リカ 箱崎星梨花 少女役 モモ 周防桃子 妖精役 マリー 徳川まつり 魔法使い役 ビッキー 我那覇響 オオカミ役 ステラ 永吉昴 旅人役 ユキ 萩原雪歩 リカの姉役 シジョー 四条貴音 偉大なる魔法使い役 ※THE@TER CHALLENGE!! 01より 小ネタ 前後のイベントコミュ 前:赤い世界が消える頃 次:秋を満喫!ミリオンオータムフェア 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/poki10/pages/170.html
174: 名前:海☆08/31(火) 19 38 32 「……あ、雨じゃん」 雨のしずくが俺の頬を伝った。 ほんの少しだが雨がポツポツ降り始めていた。 「えー、お願いっ後ちょっと外にいたいー」 「えー」 桃子は小さい子みたいに駄々をこねた。 俺は、そんな可愛い桃子に勝てなくなり、ため息をついた。 「……じゃあ、俺病院から傘借りてくるわ」 「わーありがとっ」 桃子は小さくガッツポーズをした。 そんな桃子を置いて、俺一人病院に向かった。 今日の空は、あの日の空に似ている。 176: 名前:海☆08/31(火) 20 01 29 ――――日風桃子 目の前が真っ暗な中、風の音と雨の小さな音だけが聞こえた。 優しい雨が次第に強まって、あたしに激しくあたった。 「佐野君……遅いな……」 さっきまで温かかった風が一気に冷たくなった。 身体が寒さを感じているのに気づいた。 あたしは身体を両手でさすり、寒いのを防いでいた。 「も、おっ遅すぎ……」 へらっと軽く笑った。 周りは人の声がしない、あたしにあたるのは冷たい雨。 雨は本降りになり、ピシャピシャと地面に雨が叩きつけられている音が聞こえた。 あたしはギュッと下唇を噛んだ。 178: 名前:海☆08/31(火) 20 18 35 「悪り」 そんな声と同時に、バチバチあたっていた雨があたしから離れた。 雨でぐしゃぐしゃになった顔をあげた。 「こんな濡らしちまって、悪かった」 濡れている頬を、シャツで拭われた感触があった。 この感じ……あれ? 「……どした? 桃子大丈夫か?」 この雨の感じ、この声、この瞬間を あたしは前にも経験したことがある。 「佐野君……なんだよね?」 「ん? あぁ……」 知っている、ずっと前から、この人の声を知っている。 この感じ前にも、前にもあった。 知らないようで、どことなく懐かしい佐野君の声が響いてくる。 181: 名前:海☆09/01(水) 20 50 33 ―― 真っ暗の中、誰かがあたしの名前を呼んでいる。 ここはどこ? あたしの名前を呼ぶのは誰? 『桃子』 あたしの手を振り払って走り去る、あなたは誰? 「……っ!」 気がつくと、あたしは病室のベットの上で寝ていた。 いつもの、いごごちの悪い病院のベットにいた。 「夢……」 最近、同じ夢が再生され続けていた。 頭をよぎる記憶。 最近思う、あたしの記憶喪失の中で何か思いだしてない部分がある。 きっと、それは、とても大事なことな気がしていた。 182: 名前:海☆09/01(水) 21 11 39 ―― あたしは朝も夕方も夜も皆同じ。 全部、真っ暗で記憶が無くなる前に見ていた空も、もう思い出せない。 あたしは起きたくないあまりベットの毛布に潜り込んだ。 「桃ー起きなきゃベットの中、入っちゃうぞ」 布団の中で寝ているふりをしていた、あたしに向かってそんな大地君の声がした。 その声に反応して、あたしは飛び起きた。 「だ、だ、だ、だめ!」 「ははっ、入んねぇよ」 飛び起きて損した、そう思った瞬間だった。 あたしが黙り込んでると、大地君はあたしの頭を撫でた。 「よしよし、いい子いい子」 大地君の口調から、きっと今大地君は笑ってると思った。 少しでも大地君があたしの傍にいてくれる、それだけで良かった。 でも、どうしても頭から抜けていかない、あたしに響く佐野君の声。 あたし、どうしちゃったんだろう。 183: 名前:海☆09/02(木) 18 18 48 「桃子! 起きてる?」 ドアが勢いよく開いたと思いきや、お母さんとお父さんの張り上げた声が聞こえ病室に入ってきた。 あたしが病院に搬送された時も、こんな感じだった。 「桃子っ落ち着いて……落ち着いて聞いてね?」 「え? う、うん」 完全に落ち着いてないのは、二人のほうだった。 お母さん達は荒れた息を整えてから、落ち着いてから あたしの方を真っ直ぐ見た。 そして、お母さんの方があたしに言葉を放った。 「あのね、実は……――」 184: 名前:海☆09/02(木) 18 50 51 ――――佐野優太 コツコツと病院の廊下を歩いていた。 病院は全部が白すぎて、なんだか最近この景色にはあきてきた。 そして今日も、また桃子の病室の前に来ていた。 「失礼します」 「あ、その声! 佐野君?」 いつもよりも高いトーンの桃子の声が俺にとんだ。 その隣には大地の姿がありベットの横の椅子に座っていた。 桃子は、とても何か言いたそうでウズウズしていた。 「佐野君! どうしよう、どうしよう!」 俺が桃子のいるベットに近づくと桃子は俺の裾をつかんだ。 桃子の口元はゆるんと落ちていた。 少し大地の目をうかがいながらも俺は桃子の目線に顔を合わせた。 「……どした? 言ってみ?」 桃子は少し黙ってから、掴んでいた俺の裾を強く握った。 どこか様子がおかしいと俺は思った、その様子が 吉なのか凶なのか見当もつかない。 185: 名前:海☆09/02(木) 19 15 25 「あたし、目治るかもしんない」 桃子は下を向いたまま、下唇を噛んだ。 俺は桃子の言葉が頭の中で、何回も何回も再生され続けていた。 「で、でも桃子の目は失明したんじゃ……」 「まだ、完全に失明したわけじゃないんだって 新しく来た病院の先生が病気も治してくれるかもって」 桃子の目に少しの希望が見えた。 これ以上の幸せは今、考えられないくらいの幸せだった。 365日. 続き11
https://w.atwiki.jp/yurirowa/pages/55.html
いざ隼砥教子を殺した狙撃手を見つけても、「どうして」と問いかけることはできなかった。代わりに口をついた言葉は、確認のそれだった。 「鳰先輩が……撃ったんですか?」 状況証拠は揃いすぎている。鳰旦蕗が抱きかかえているのは漫画や映画にしか出てきそうにない狙撃銃だ。御丁寧なことに、桃子の推測通りに暗視スコープのようなものまで装備されている。 つんと饐えた臭いが鼻についた。おそらくは旦蕗が吐きだしたものであろう吐瀉物が、周囲に散乱していた。旦蕗の衣類にも少し付着しているようだが、彼女はそれどころではない様子でうずくまっている。 胃の内容物をあらかた吐きだしてしまうような強いストレスは、何に起因したものだろうか。そう、たとえば――人を殺してしまった強い後悔と罪悪感に襲われて、たまらずにすべてを吐いてしまった。 青白い顔をして、涙と鼻水で顔面をくしゃくしゃにしながら、がたがたと震えが止まらない身体を必死に抑えようとしている鳰旦蕗を見て、内藤桃子がそんな連想をしてしまうのは邪推といえるだろうか。 「……答えてください。鳰先輩ですよね。鳰旦蕗さんですよね? 私です、内藤桃子です。ほら、桜木寮で一緒だった……」 桃子がいくら言葉を重ねても、旦蕗から返ってくる言葉はなかった。ただ身体を震わせるのみ。それは、旦蕗から桃子に対する消極的な拒絶といえた。 いや、そもそも今の旦蕗には他の誰かと会話をする余裕など皆無だった。相手が桃子ではなかったとしても、結果は変わらなかったことだろう。 誰を相手にしていたとしても今の旦蕗は海の底の貝のように口をつぐみ、雨に濡れる捨て猫のように身体を震わせるだけだったはずだ。 そんな旦蕗の様子を見て、桃子は自分が何をしようと思ってわざわざ危険を覚悟してまでここへ来たのか、忘れそうになってしまった。 桃子が想定していたような危険人物は、ここにはいなかった。もしもここに血も涙もない残虐非道な悪役がいて、桃子に銃を向けていてくれればどんなによかったことか。 当たり障りもなく耳障りがよい適当な正義論でも振り回して、正義と私怨を一緒くたにこねくり回した理屈を盾に復讐の真似事でもできればどれだけ爽快だったか。 ここにいたのは、隼砥教子を撃ち殺した罪を追及され、弾劾されるべき加害者である以前に。桃子や教子と同様に殺し合いに無理矢理参加させられた、被害者の一人だった。 それでも。 桃子の内でふつふつと湧き上がってくるこの感情は、どうしようもなかった。洗いざらいすべて吐きだして、どこかの誰かにぶつけてしまわなければ気が済まなかった。 「……質問の仕方を変えます。無理に答えなくてもいい。だけど、沈黙を続けるのならそれは肯定だと捉えます。いいですか?」 当然のように旦蕗の答えはない。だったらイエスだと判断して、桃子は質問を続けた。 「……あなたは、その銃で人を撃った」 桃子の言葉を聞いて、鳰旦蕗はようやくその顔を上げて桃子と目を合わせた。桃子が予想していたとおり、旦蕗の顔はひどいありさまだった。 双眸からは大粒の涙がこぼれ落ち、みっともなく垂れた鼻水は今にも口に届きそうで、口もとには吐瀉物の一部がこびりついたままだった。 乙女にあるまじき容貌を、しかし旦蕗は取り繕う素振りすら見せずに桃子にさらけ出した。それでも旦蕗の口から、彼女自身の言葉が出てくることはなかった。 (その惨状を見せたくなくて顔を隠してたわけじゃない――か。ま、鳰先輩ならね) 黙って俯いていたのは、ただ単にうしろぐらいと思う気持ちがあったからだろう。桃子はそう判断し、次の質問を投げかけた。 「あなたは、自分が撃ったのが誰か、知っていた?」 「ち、違……私は、相手が誰かなんて、知らなくて……!」 ここでようやく旦蕗は、桃子の質問に対して意味の通る言葉を返した。それは否定だった。 撃ったのは確かに自分だ。だけどそれは桃子を助けるためで、撃つまで相手が誰なのかは知らなかったんだと、旦蕗は懸命に訴える。 「――でも」 「それは、認めるっていうことですよね?」 人を撃ったのだという事実。そこに偽りはないということを、念を押すように確かめた桃子は、旦蕗を睨みつけた。 そこに殺意があったのかどうかは、この際関係がなかった。鳰旦蕗が隼砥教子を撃ち殺したのだというその事実だけで、桃子の中の激情を滾らせるには十分だった。 「違う……違うの、聞いて、内藤ちゃん……私は」 「鳰先輩、あなたが撃ち殺したのが誰なのか知らないなら教えてあげましょうか。隼砥教子先生ですよ。あなたもよく知ってる、あの隼砥先生です。 ――知らないだなんて言わせませんよ。私が寮に帰らなかった日にどこに泊まってたか、寮生ならみんな知ってるはずですよね。私と隼砥先生がどういう関係か、知ってましたよね」 ――隼砥教子と内藤桃子の二人が教師と生徒の枠組みを超えて恋人同士になっていたことは、学内においてはもはや一般常識の一つだった。 堅物の風紀委員とドジで抜けてる若手教員の恋は年頃の娘たちにとってこの上ない格好のゴシップで、一時期桃子たちに向けられていた好奇の目といえばそれはそれは大変なものだった。 乙女の好奇心はとどまるところを知らず、桃子と共同生活を送っている寮生のところにまで良質なネタを求める輩が近寄るようになっていった。 だからこそ、桃子と同じ寮に住んでいた旦蕗ならば、桃子と教子の関係を知らないはずがないのだ。知っている。二人が恋人だったことを知っている。 なのに桃子と目を合わせようともせず、煮え切らない態度を見せて、まるで自分も被害者かのように振る舞う旦蕗のことが、許せなかった。 「あなたが殺したのはね――私の、恋人なの!」 八つ当たりのようなものだと自覚していた。桃子が己の怒りと憎しみをぶつけるべき相手は、鳰旦蕗ではない。 こんな最悪の殺し合いを開催した主催者たちにぶつけるのが正しいと、桃子だって分かっている。それでも言わずにはいられない。伝えずにはいられない。 自分がどれだけ隼砥教子のことを愛していたのか。彼女がいなくなってしまったとき、何を思ったのか。再びここで出会えたとき、何を感じたのか。 それらすべてを突然奪われた自分に、何が残ったのか。 「ごめんなさい……ごめんなさい……私、隼砥先生だなんて知らなくて、ただ内藤ちゃんを助けようと思って、当てるつもりなんか全然なくて……」 激昂した桃子に言い訳の言葉を並べる旦蕗は、自分の言葉が桃子の神経を逆撫でしているということに気付いていなかった。 不器用だとか気が利かないといった形容では足りない。旦蕗を言い表すのに相応しいのは、愚鈍の二文字。愚かで鈍く、己の何が好かれているのか嫌われているのかすら分かっていない。 それが鳰旦蕗という少女の持つ性質だった。故に考え無しに放たれる言葉は、時として他者を突き刺す鋭利な刃にもなる。 桃子が求めていた、「どうして」の答え。唐突に旦蕗の口をついた台詞が、それを桃子に教えてくれた。 「私の、ため……?」 内藤桃子を守るために、鳰旦蕗は隼砥教子をそれとは知らずに撃ち殺した。そこに殺意はなかった。そこにあったのは不運だった。 それが桃子が己の身の安全をかなぐり捨ててまで確かめたかった「どうして」の答え。 「内藤ちゃんが誰かと会ってるのが見えて――私、もしも内藤ちゃんが、そいつにいきなり襲われたらどうしようって思って、だから、」 「……なんでですか。私が実際に襲われたわけでもない。助けてくれって叫んだわけでもない。もっと他に方法だってあったはずなのに、どうして……!」 それが旦蕗を追い詰める言葉だと気付いていながらも、桃子は言葉を続けずにはいられなかった。 桃子のためだなんて言われても、知ったことじゃない。誰も助けてなんて言っていない。そっちが勝手にやったことだ。 自分が理由に使われるのは、責任まで押し付けられるようで気持ちが悪かった。生理的に受け付けられなかった。 「どうして」を、今度は自分にぶつけた。「どうして」狙撃手に意図を確かめようとしたのか。「どうして」混乱する旦蕗を見て、落胆したのか。 答えは簡単だ。桃子も、楽になりたかったからだ。殺人者に正論をぶつけて、納得して溜飲を下げて、少しでも感情を処理したかったからだ。 だけどこれでは、何の気持ちも晴れはしない。理不尽に苛まされながら八つ当たりをぶちまけて、それで募るのはやり場のない感情ばかり。 愛する人を失って生まれた欠落を、何かで埋めたかった。「どうして」の答えが代替品になるんじゃないかと期待していた。 勝手に期待して、勝手に裏切られた気分になって、馬鹿みたいだ。 「内藤ちゃん……ごめんなさい、ごめんなさい」 壊れたスピーカーのようにありきたりな謝罪の言葉を繰り返す旦蕗の姿が、桃子をさらに逆上させる。 そんなもの、欲しくない。そんなものがいくらあったって、何にもならない。 「『だって』も『ごめん』も聞きたくない! 言い訳も謝罪もいらない! だから、先生を……先生を、返してよ……」 内藤桃子が求めるものと、鳰旦蕗が与えられるものは、決定的に食い違っていた。こんな殺し合いがあろうがなかろうが、彼女たちが交わることはあり得なかっただろう。 だからこそ、旦蕗は呟いてしまう。桃子が望んでなどいない、不用意な一言を。 「内藤ちゃん……私を、殺して。それであなたの気が済むなら。殺してほしいの、あなたの手で」 「…………は?」 桃子は思わず自分の耳を疑った。鳰旦蕗を殺す。それが、いったい何の解決になるというのだろうか? 隼砥教子の仇を取ったところで状況が好転するわけでもない。彼女が生き返るわけでもない。逆に人を殺したという罪悪感に身を苛まされるだけだろう。 だからこそ、容易にそんな提案をしてきた鳰旦蕗のことが信じられなかった。きっと、そこにあるのは桃子に対する謝意ではない。 旦蕗自身が楽になりたいのだ。断罪されて、すべて投げ出して、自己満足に浸りたいだけだ。故に桃子は、確かめずにはいられなかった。どうして、と。 「……どうして、そんなことが言えるんですか、鳰先輩」 「内藤ちゃんになら……殺されてもしかたないと思ったから。それに、内藤ちゃんになら殺されてもいいと思ったから。それじゃだめかな?」 「なんですか……なんですかいったい! 私を馬鹿にしてるんですか! 私になら殺されてもいいって……私のことをなんだって思ってるんですか!」 「内藤ちゃん。……私ね、あなたのことが好きだったの」 ――ぷつんと、桃子の中で何かがキレた。目の前の、独善的で自分勝手で独りよがりの勘違い女を、全力でぶちのめしてやりたい激情に駆られた。 しかしそれを、すんでのところで思いとどまる。 「ねぇ、鳰先輩。『いなくなる』って、どういうことだか分かりますか? 隼砥先生は、私の前からいなくなりました。それも、二回もです。 ……ねぇ、残された側の気持ちが、あなたに分かりますか? こっちはいくら会いたいと思っても、もう会えないんですよ! それが、生きてる限り、ずっと続くんです! ――殺してなんか、やるもんか! 私はあなたに何も与えたくない、愛情どころか、憎しみも、殺意さえも! 全部全部! この気持ちの一つたりとも! あなたには、あげない!」 ひとしきり叫んで、桃子は旦蕗に背を向けた。もう顔も見たくないという意思の表れだった。 振り返ることなく、進み始める。後ろで旦蕗が何か叫んでいる。何を叫んでいるのか理解することを拒絶して、旦蕗の声はただの雑音になって、夜の波止場に消えた。 行くあてもない。どうするのかも決めていない。今はただ、この場所から遠くに離れたかった。 【一日目・黎明】 【F-3/波止場・コンテナ群】 【内藤桃子@少女セクト】 【状態】強い徒労感 【装備】なし 【所持品】基本支給品、ランダム支給品1~2 【思考・状況】 1.今はただ、どこか遠くに行きたい 【鳰旦蕗@少女セクト】 【状態】健康、強い精神的ショック、パニック寸前 【装備】M-16スナイパーカスタム(暗視スコープ装備)@現実 【所持品】基本支給品、光学スコープ 【思考・状況】 1.何も考えられない 025 第25話 投下順 027 [[]] 時系列順
https://w.atwiki.jp/ml-story/pages/338.html
THEATER TALK PARTY☆~ユニットオフショット Vol.7~Day1 Day2 Day3 Day4 Day5 その他イベント開催期間 小ネタ 前後のイベントコミュタグ一覧 THEATER TALK PARTY☆~ユニットオフショット Vol.7~ Day1 話数 タイトル 登場アイドル 第1話 思い出のご当地グルメ 水瀬伊織、宮尾美也、桜守歌織 第2話 お手軽にお取り寄せ 春日未来、桜守歌織、周防桃子 第3話 取り寄せれば思い出に 水瀬伊織、宮尾美也、春日未来、桜守歌織、周防桃子 Day2 話数 タイトル 登場アイドル 第1話 輝きのダイヤ……? 水瀬伊織、宮尾美也、桜守歌織 第2話 集められた輝き 宮尾美也、春日未来、桜守歌織 第3話 一番の輝き 水瀬伊織、宮尾美也、春日未来、桜守歌織、周防桃子 Day3 話数 タイトル 登場アイドル 第1話 ミス・Wの行動 春日未来、桜守歌織、周防桃子 第2話 うさちゃんは知っている? 水瀬伊織、宮尾美也 第3話 ミス・Wの真意 水瀬伊織、宮尾美也、春日未来、桜守歌織、周防桃子 Day4 話数 タイトル 登場アイドル 第1話 レッスンルームのすれ違い 春日未来、周防桃子 第2話 遊歩道に響く声 水瀬伊織、宮尾美也、春日未来、桜守歌織 第3話 本当のごほうび 水瀬伊織、宮尾美也、周防桃子 Day5 話数 タイトル 登場アイドル 第1話 参上! 美しき月の兎たち! 水瀬伊織、宮尾美也、春日未来、桜守歌織、周防桃子 第2話 ステージはどこだって! 水瀬伊織、宮尾美也、春日未来、桜守歌織、周防桃子 第3話 さらなる高みへ飛ぶために! 水瀬伊織、宮尾美也、春日未来、桜守歌織、周防桃子 その他 イベント開催期間 2021年9月27日~2021年10月1日 小ネタ 前後のイベントコミュ 前:ダイヤモンド・クラリティ 次:深紅のパシオン(chicAAmor) タグ一覧 THEATER TALK PARTY☆ シークレットジュエル ~魅惑の金剛石~ 周防桃子 宮尾美也 春日未来 桜守歌織 水瀬伊織 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4121.html
京太郎3年で 桃子「京さん、京さん!」 京太郎「モモ、部活では先輩をつけろって…で,なんだ?」 桃子「この前部長を充電している所見たっすけどどういうことっすか!」 京太郎「充電?あぁたまにやって欲しいんだってさ」 桃子「…加治木先輩もっすか?」 京太郎「いや、あいつはそんな恥ずかしい事できるか!だってさ、まぁ当然だよな」 桃子「むぅ…私もしてほしいっす!」 京太郎「…いいけど、ゆみの方が良いんじゃないか?お前の場合」 桃子「京さ…じゃなくて京太郎先輩がいいっす!」 ガタッ 智美「ダメだぞ~モモ、そこは私の場所だからな~」 桃子「いつの間に!?」 智美「ふふなんか嫌な予感がしたからな~ちなみにユミちんは遅れるそうだ」 桃子「くっ…部長のレーダーを甘く見てたっす」 智美「充電は部長特権だ!してほしければ部長になることだな」 桃子「私が部長になっている時には京さ…京太郎先輩は卒業してるっすよ!」 智美「聞こえないな~」 桃子「ぐぬぬ」 京太郎「…っていうかさ」 智美「なんだ~京太郎?」 京太郎「モモには昔からしてるけどな」 智美「なんだと!?」 モモ「ふふっ幼馴染特権っす!」 智美「ぐぬぬ、そういえばモモは京太郎が連れてきたんだったな~」 モモ「つまり私もOKっすよね?」 京太郎「別に俺は良いけどな」 モモ「じゃあ御言葉に甘えて…あぁこれっす、部活では控えていたけど、たまらないっす///」ポフ 京太郎「なんかおっさんみたいだなモモ」 智美「こんなことじゃ泣かないぞ~」 睦月「(よし、夏が終わったら部長に立候補しよう!)」グッ カンッ
https://w.atwiki.jp/okaishonen/pages/55.html
今日は久し振りのオフで、桃子と真野ちゃんとお出かけしている。 おしゃべりをしたり、ウィンドウショッピングをして、オフを楽しんでいる。 キャップを被ったりして変装してみるけど、ファッションとしても通用するから我ながらナイスアイディアとか言って。 ちょっと自画自賛しちゃったかな、と反省しつつ、私たちはお昼になったので休憩がてらランチにお店に寄った。 相変わらず桃子はプライベートでも息継ぎしてるのかと疑問になるほど、ずっとしゃべり続けている。 聞いている私と真野ちゃんは相槌を打つのがやっとで、こちらが話を切り出すタイミングなんてほとんどない。 おしゃべりをする桃子をみてると、この世の幸せはこれしかないって顔でいるから、遠慮してしまう。 私や真野ちゃんが今みたいに遠慮している部分もあるのを、本人は気づいているのかな。 あえて気づかないふりして話してる可能性もなくはないけれど、だとしたらかなり質が悪いな。 「でね、くまいちょーったらちょー面白いの。本当にさ。って、二人とも聞いてる?」 熊井ちゃんを唯一くまいちょーと呼ぶ桃子は、彼女がかなりお気に入りらしい。 メンバーの中だと熊井ちゃんの話題に上る回数がダントツだ。 熊井ちゃんはおっとりしている割に頑固なところもあるみたいで、あれで結構気が強いという。 あんまり接する機会の少ない私からみると、のんびりそうな子にみえるのに意外だ。 「聞いてるよ。もう、桃子ばっかり話してるじゃん。そんなに早口で話してて疲れないの?」 「疲れるわけないじゃん。これがストレス発散なんだもん。平気だよ。ね、真野ちゃん」 「えっ? そうなんだ。私はわからないかも」 突然、桃子から話を振られて、困ってしまう真野ちゃん。 「女の子っておしゃべりが好きじゃない。だから、二人ともそうなんだと思ってた。違うの?」 目をパチクリさせて、私たちの顔を交互に見て、同意を求めてくる桃子。 桃子ってよくこういう表情をして、あなたたちもそうなんでしょと強く目で訴えてくるから困る。 皆、あなたと同じわけではないよと言ってしまいたいのに、あの瞳はそれを許さない。 いわゆる桃子なりの無言の圧力なんだろうな。 「うぅ~ん、私はストレスとかってどこかで発散してるんだと思う。だって、ストレスってあんまり感じないから。 気づいたときには、ストレスってなくなってるし」 私は自分なりに考えてみて、桃子の質問にこう返してみた。 二人ともストレスを感じないと言った私をまじまじと見て、信じられないと顔に書いてある。 普通の感覚ではないよね、とはよく言われる私は、そんなの嘘だと気にさえもしていなかった。 だけど、こうして二人に同時にそんな顔をされたら、違うのかなと疑ってしまった。 「舞美ってさ、改めて思うけど鈍感だよね。こんな言い方したら悪いけどさ。鈍感だよね」 「そんなに鈍感、鈍感って言わなくてもいいじゃん。わかったから、真野ちゃんのいる前で鈍感はやめて」 「やめないよ。早めに気づいてもらった方がいいよ。真野ちゃんね、舞美ったらすっごい鈍感だから」 桃子が関西のおばさんがよくする、会話の合間に入れる手振りを真似した。 しかも、とびっきりの笑顔でするものだから、本当におばさんっぽく見えてきた。 「うん、そんな感じするかも。あっ、ごめん・・・つい」 真野ちゃんは同意はするものの、失言だったと慌てて口を塞ぐ。 「もぉ~二人とも。怒るからね。本気で」 私も怒った振りでもしようと、拳をあげてポーズだけ取る。 「あはははは、じゃあもっと怒らせちゃおうっと。真野ちゃん、どんどん鈍感って言っちゃって」 怒った私をからかおうと、桃子は調子に乗ってはしゃいでいる。 もぉ、可愛いから許すけど、本当なら許してあげないんだからね。 こんな調子で笑いあう中、私たちのオフは時間が過ぎていった。 真野ちゃんがトイレに席を立ち、二人だけとなった時、桃子が大真面目に「綺麗になったね」と囁いてきた。 不意をつかれたも同然だった私は、唖然としてまともに反応が出来なかった。 口をだらしなく開けて、頬は赤く染め、すっかり黙り込んでしまった。 「最近、恋してるんじゃない? あんたさ、本当に可愛くなったと思うよ」 「え、えぇと・・・わかる?」 「マジぃ!? 冗談で言ってみたんだけど、マジだったんだ・・・」 私は桃子が本気で言っていると思ったから、恋してますと言ったも同然の返事をしていた。 桃子は私が恋をしているとは思わなかったみたいで、冗談だったのにと驚いてさっきの私みたくなっている。 それから桃子が動き出すまで数秒かかり、言葉を選びながら私に再び質問をしてきた。 「そ、そっか。舞美にもそんな相手いたか」 「うん、まぁね。言いづらいんだけど、身近な人かな。あ、これ以上はいえないかも」 身近な人、という単語を聞き、今まで以上にいい食いつきを桃子はみせた。 そこから導き出される相手が誰か大体判るとでも言うように、ニヤニヤとした笑いを浮かべている。 「スタッフの人でしょ~最近イケメン入ったもんね。そうでしょ、そうなんでしょ~」 「ううん、違う。もっと身近な人」 「もっと身近な人? え、誰だろう・・・」 ここで、訳がわからないと唸って考え出す桃子。 真野ちゃん、遅いな、どうしたんだろう。 こんな時に限って、メイク直しでもしているのか、なかなかトイレから戻ってきてくれない。 あんまり遅いと桃子がさらに質問をして、いずれは誰か答えまで辿りついてしまう。 そうなったら、あの子が男の子だと℃-ute以外の人間に知られて、事件が起きる可能性がある。 バレた時を想像すると、冗談抜きで悲しい結末しか訪れない予感がする。 そうならない為にも、真野ちゃんに早く戻ってきて、話題を変えてほしい。 「舞美の身近で男って言うと、まさか千聖じゃないよね? あは、冗談だって」 「え? 何でわかったの」 桃子の口から聞けるとは思ってもみなかった単語が出てきて、私は呆然としてしまった。 何で桃子がちっさーが男の子だと知っていたのか、それはわからないけど、当てられてしまった。 桃子も冗談だとは言いつつ、私の驚いた顔をみて、どういう事か悟ったみたいだ。 私の相手が岡井千聖だと気づいたのだ。 そして、桃子は神妙な顔つきになったかと思うと、すぐに笑顔になって、私の手を握ってきた。 「素直におめでとうっていえないけど、うん、おめでとう。相手があいつとはね、驚いたわ。 とにかく好きならアタックあるのみだよ。あいつ、結構奥手だし」 「桃子、詳しいね。ちっさーと何かあった?」 「うふふ、まぁ昔ね。千聖はどうなの? あんたを好きなの?」 「好きだって言ってくれたよ。一人の女の子として好きだって」 照れ臭かったけど、ちっさーが言ってくれたまま教えた。 「よかったじゃ~ん、両想いだよ。いいことだよ」 桃子は人事ながら、自分のことのように喜んでくれた。 今更ながら、桃子が千聖をどうして男の子かと知っているかは聞きづらくなってしまったけど。 私の手を握って振り回す桃子がはしゃいでいるタイミングで、真野ちゃんは戻ってきてくれた。 それと時を同じくして、愛理から千聖の誕生日を祝おうとメールが来ていた。 そのお祝いの席で、私は千聖に待ってもらっていた返事をしよう、そう決意を固めた。 ←前のページ 次のページ→