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543: トゥ!ヘァ! :2019/12/01(日) 18 52 01 HOST FL1-122-135-211-57.kng.mesh.ad.jp 融合惑星 ゆるゆる機体紹介 撃震重装型 武装:突撃砲(40mm 120mm) 57mm機関砲 155mm大型砲 肩部30mmガトリング砲 ミサイルポッド 長刀 短刀 対人散弾地雷 チャフ フレア スモーク 盾 マブラヴ世界の大日本帝国が開発した支援戦術機。 BETA大戦後に余った自国のF-4や撃震、瑞鶴を基に改修を行った。 主な改修点は武装と装甲の強化であり、正面装甲を中心に対40mmを想定した増加装甲が追加されている。 コックピット周辺は対120mmを想定した増加装甲がなされており、より生存性に気を使っている。 武装もかさばる大型のものを多く採用。これは対BETAではなく、対人類兵器を想定しての改修であった。 また弾薬の多くを西暦世界基準に変更。肩部 主に外貨獲得のためフルメタ世界やパトレイバー世界へと輸出されていき、輸出先では大型の高速支援機として評判である。 撃震として名前が統一されている理由は輸出先で初期の重装型F-4と撃震の見分けが付かなかったためペットネームとして撃震に統一されたためである。 輸出機として好評ということで同じように余り気味であった大東亜連合(東南アジア諸国)のF-4やF-5にも同じような改修を施し、外界(別世界)へと輸出している。 武装紹介 突撃砲:BETA大戦後におけるオーソドックスな突撃砲。40mm機関砲と120mm滑空砲の複合兵装。 40mmと120mmはそれぞれユニット化されており、単体として使用することも可能。 組み合わせも40mm×2や120mm×2に可能など柔軟性を持たせている。 これは整備性を向上させる目的で再設計した際の副産物である。 従来の突撃砲と同じく背部担架に装備可能。背部担架に搭載したものは従来品と同じようにそのまま独立した兵装としての使用も可能である。 57mm機関砲:戦術機用の多目的大型機関砲。本来艦艇の主砲などに使われている57mm砲弾を毎分120発の速度で連射する。 徹甲弾、榴弾、散弾など多種多様な弾丸を使用可能。 元々は欧州連合が開発していた代物だがBETA大戦末期頃には日本帝国軍も正式採用していた。 155mm大型砲:155mm榴弾砲の砲身を改良して設計された多目的大型砲。 57mm機関砲同様に榴弾以外にも徹甲弾や散弾、燃焼弾など多種多様な砲弾を使用可能である。 反動が大きいため両手持ち用の武装。使用時バランスの関係上、背部担架や肩部アタッチメントとの互換性はなし。このため腕部保持オンリーの兵装となっている。 どうせ両腕で持つのならもっと巨大な砲にしようという声もあったが、外国での運用を想定し、ポピュラーな155mmとされた。 肩部30mmガトリング砲:A-10戦術機などで使われていた36mmガトリング砲アヴェンジャーの改良型。 36mmから30mmに口径が落ちているのは主な輸出先である西暦世界の弾薬流通を考えた結果。 威力は低下しているが、戦術機ならば全高と空中機動能力ため地上兵器相手なら大概はトップアタックが可能とされた。 また一発当たりの威力は低下しているが毎分3900発の連射能力の前なら問題ないとされている。 ミサイルポッド:脚部に設置する形となるミサイルランチャー。 一基12発入りのマイクロミサイル搭載型と一基6発入りの通常弾頭ミサイル搭載型の二種類が存在する。打ち尽くした後は任意でパージ可能。 長刀 短刀:名前の通り。従来から使われていた戦術機用の近接戦闘兵装である。 長刀は装備する際に背部担架を使用するため突撃砲との選択式。 重装型においては射撃戦メインの構成となっているため実質おまけである。 対人散弾地雷:いわゆるSマインの類。頭部に搭載されており、近距離化における対歩兵及び軽装甲目標において多大な威力を誇る。主に近距離防衛目的の兵装である。 チャフ フレア スモーク:対ミサイル及びそれに付随するレーダーに作用するデコイ兵装。 ミサイル兵装がマブラヴ世界以上に普及している西暦世界に対応するため急遽用意された。 スモークは電子的な攪乱以外にも視覚的な意味でも有効である。 首の付け根の部分に搭載されている。 使用する際には自らのレーダーやミサイルにも採用するため注意が必要。 盾:盾である。既存の爆発反応装甲型ではなく、増加装甲を追加した重盾タイプ。 その重さと大きさから適当に振り回すだけでも鈍器とかす。 564: トゥ!ヘァ! :2019/12/01(日) 22 25 08 HOST FL1-122-135-211-57.kng.mesh.ad.jp 加筆修正版 ソードフィッシュ 武装:突撃砲(40mm 120mm) 57mm機関砲 203mm大型砲 40mmガトリング砲 ミサイルポッド 大型ミサイルランチャー 多連装ロケットユニット レールキャノン 大型防盾 マブラヴ英国ことエルジア(大英連邦を再編した国家)が開発した支援用戦術機。 PRTO(日本と東南アジアの連合)が行った旧式の改良と、在庫処分セールと言う名の輸出が好評なのを見た結果「うちでも似たようなことできんじゃね?」と考えたエルジアが自国の旧式機を流用して開発した。 主に第一世代戦術機の上半身に多脚型の大型歩行ユニットを組み合わせた異形の戦術機である。六本足。 従来の戦術機のような高速戦闘はできなくなったが、積載量の増加と射撃時の安定性が改善しており、その分の重装甲化、高出力化に成功している。 全高も上がっており大凡20m以上(上半身の機種によって微妙に数字が違う) また開発にあたり近場のベルカ(独仏伊西が中心となって設立した欧州統合国家)にも声をかけて在庫(旧式機)を集めている。このためベルカとの共同開発機でもある。 幸い欧州にはアジア以上にF-4、F-5系の派生機が多く、それらの在庫がだぶついていたため数には困らなかった。 大まかにF-4、F-5系列に分けられるが、そこから更にト―ネード系、ミラージュ系、ドラケン系、バラライカ系など事細かに分かれている。 そのため製造国家ごとに上半身が違ったりする。 下半身後部には大型の武器・弾薬搭載スペースが用意されており、ここから給弾装置(給弾ベルトやサブアーム)を通じて肩部または両腕の武装に弾薬を供給する。 このため搭載スペースの関係から背部武装担架が撤去されている。 下半身を多脚型にしたのはより多くの搭載量を確保するためである。 初期構想ではベルカ軍などで運用開始されていたホバータンク型にする予定であったが、輸出先の西暦系諸世界では大重量を搭載したまま高速で動き回るだけの出力を持ったエンジンやスラスターの確保が難しいとされ断念。 代わりにアクチュエーターを使用する多脚型が採用された。 これは人型ロボット兵器を実用化している世界ならば損耗した際でも補修パーツの獲得が容易であることから選ばれた。 (頑強性は別として五指マニピュレーターを実用化・普及させている世界ならば脚部の補修も難しくない) 移動速度は流石に空を飛べる既存の戦術機と比べれば遅いが、エルジア(マ英国)技術者の努力によりスムーズな歩行が可能。戦車や自走砲と同程度の速度が出せる。 大型兵器による静止射撃を行う際には姿勢を低くし、各脚部及び下半身に搭載されている固定器を展開。射撃時の安定性を確保している。 主に輸出用として開発された機体であるが、火力支援以外にも前線における大型輸送ユニットとして優秀なため、ISAF (パトレイバー米露その他によって結成された連合)では改修型が正式採用されており、後に似たような形の機体をオーシア(マブラヴ米ソの合体国家)やユニオン(フルメタ日米その他の連合)も開発し、正式採用している。 また支援機としては既存の戦術機に手を加えたものより勝っていたため、後にPRTO(日本 東南アジア)も同様の方式の機体を開発し、輸出を行っている。 545: トゥ!ヘァ! :2019/12/01(日) 18 53 38 HOST FL1-122-135-211-57.kng.mesh.ad.jp 武装紹介 突撃砲:昨今スタンダードな40mmと120mmの組み合わせ。 機動性皆無と言っていい機体のため、取り回しよりも射程と精密性を重視し、長銃身化している。 このため一般的な同モデル突撃砲よりも射程が長い。 57mm機関砲:欧州スタンダードな57mm機関砲。 元々はBETA大戦時の欧州連合時代に戦術機に不足しがちな火力支援能力を持たせるために開発させた代物。 本来は両手持ちか地面へ設置して使用する代物だが、多脚により安定感を増した本機では片腕持ちが可能。このため両手を使った二丁持ち射撃が可能となっている。 この際サブアームにより銃身を固定し、安定性を高めている。 203mm大型砲:203mm榴弾砲を基に開発された大型砲。一応は多目的砲であり、徹甲弾や散弾も用意されているが、ここまで巨大な代物では榴弾以外滅多に使われなかった。 しかしユージア建国戦争などでは対ベヘモス用として徹甲弾などが運用された記録が残っている(最も射撃する前に有効射程外から41cm砲弾を撃ち込まれ無力化されたようだが) 40mmガトリング砲:A-10が搭載していた36mmガンリングの改良版。両肩に装備する。 36mmから一転しより大口径な40mmを採用。より破壊力を増している。 銃弾の大型化による反動の激化と搭載弾薬数の低下は多脚化による安定性の向上と搭載スペースの改善により解決された。 ミサイルポッド:極標準的なミサイルポッド。最も脚部が多脚化したことにより装備するのは肩部となったが。 12発入りマイクロミサイルポッドと肩部に三基搭載可能。両肩合わせて六基となる。 6発仕様の通常ミサイル仕様は肩部に二基搭載可能。両肩合わせて四基。 大型ミサイルランチャー:大型対艦ミサイル専用のランチャー。ランチャー一基につき一発のミサイルを搭載可能。 肩部に一基搭載可能。両肩合わせて二基。大型対艦ミサイルと言うだけあり、真正面から当たれば戦艦ですら致命傷を負わせることが可能である。 逆に小回りが利かないため高機動目標への攻撃は苦手。 多連装ロケットユニット:名前の通り多連装のロケット砲。肩部に搭載する。 227mmロケットの24連装。肩にMLRSを二つそのまま載せたなものである。 撃ち切り後も背部多脚ユニットに格納していた予備弾薬をサブアームを通じて迅速に給弾可能。 レールキャノン:大口径のレールキャノン。口径は127mm。肩部に搭載。 この兵装を運用する際には背部多脚ユニットには専用バッテリーとレールガン用の給弾ユニットが搭載される。 対地・対空・対艦全てに対して高いパフォーマンスを発揮する切り札的な装備。 大型防盾:戦術機用の盾を改修したもの。両腕に持つ以外にも稼働アームユニットと共に両肩にも搭載可能。運動性が絶望的なため主に防御用の装備。 546: トゥ!ヘァ! :2019/12/01(日) 18 54 51 HOST FL1-122-135-211-57.kng.mesh.ad.jp 投下終了。 多分オーシアことマ米ソとかも似たようなの開発して売り出してる。 565: トゥ!ヘァ! :2019/12/01(日) 22 26 23 HOST FL1-122-135-211-57.kng.mesh.ad.jp 加筆修正版 武装の項目はそのまま。 544の部分は 564へ差し替えてください。
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■陸上兵器■戦車レオパルド2A7I 90式戦車 火炎放射戦車 チャレンジャー1 T-62M T-55 T-64 T-72 T-80UM-1 自走砲M2001クルセイダー 2S19自走榴弾砲 ムスタ-S 自走式ロケット砲M270MLRS BM-21 グラート 装輪装甲車82式指揮戦闘車両 装甲兵員輸送車 VBL装甲車 自走式対空砲87式自走高射砲改 2S6自走対空砲 ツングースカ ZSU-23-4 自走式高射機関砲 シルカ ■海上兵器■戦術機母艦ニミッツ級戦術機母艦 エンタープライズ級戦術機母艦 クイーン・エリザベス級改装空母 インヴィンシブル級改装空母 強襲揚陸艦ワプス級強襲揚陸艦ボクサー 強襲揚陸艦イオー・ジマ 戦艦大和級戦艦 改大和級戦艦 紀伊級戦艦 長門級戦艦 アイオワ級戦艦 モンタナ級戦艦 ソビエツキー・ソユーズ級戦艦 巡洋艦最上級大型巡洋艦 タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦 スラヴァ級ミサイル巡洋艦 キーロフ級ミサイル巡洋艦 砲艦対馬級上陸支援ロケット砲艦 揚陸艦艇LCAC-1級エア・クッション型揚陸艇 イワン・ロゴフ級揚陸艦 駆逐艦ズムウォルト級ミサイル駆逐艦 ホバート級駆逐艦 山雲型駆逐艦(?) フリゲート艦オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲート 補給艦ゴーファー・ステート級貨物揚搭能力強化型輸送艦 サクラメント級高速戦闘支援艦 潜水艦タイフーン型原子力潜水艦 破氷船オビ・トゥリー ■航空兵器■輸送機An-225 ムリーヤ C-5 ギャラクシー An-124 ルスラーン 攻撃ヘリAH-64D アパッチ・ロングボウ Ka-50 チェルナヤ・アクラ Mi-24MkⅢ スヴィエル・クラカヂール 輸送ヘリMH-53 ペイブロウ Mi-8MT Mi-26 ヘイロー 爆撃機B-1B ランサー B-52 ストラトフォートレス Tu-22 シーラ Tu-22M Tu-95 ■陸上兵器■ 戦車 2001年の各国主力戦車には、耐熱耐弾装甲、対レーザー蒸散塗膜、戦域データリンクへの対応がなされているものだと思われる。描写、素材の都合などもあるだろうが戦車に機械化歩兵は随伴せず、小型種は各種装備(12.7mmなど)で対応する。これは退避する場合、歩兵がBETAの餌となるのを避けるためだと思われる。(もちろん随伴する場合もあると思われる) レオパルド2A7I 国連横浜基地所属。西独製。A7I(3.5世代)は戦域データリンクに対応し、対レーザー蒸散塗膜と耐熱耐弾装甲、自動装填装置(乗員3名)と55口径120㎜砲を装備した対BETA戦仕様。レオパルド2は西ドイツだけに止まらず、欧州の多くの国で採用され欧州標準戦車と呼ばれるに至っている。その多くがBETAの欧州侵攻で失われたが、南米、アフリカに移設された工場地帯での生産は継続しており、欧州各国軍が国連軍の指揮下に編入されていることから国連第11軍基地警備部隊の主力装備として横浜基地に配備された(メカ本) 90式戦車 日本帝国軍の主力戦車。AFの暁遥かなりに自軍ユニットとして登場。武装はラインメイタル社製44口径120mm滑腔砲(射程12:弾数40)12.7mm機関銃(射程4:弾数2000)。他に7.62㎜機関銃も装備。戦域データリンクへの対応は改良型の902型から。開発中にBETA地球侵攻が始まったことから、モジュール装甲、自動装填装置の採用により、部分的ながら対BETA戦を想定した設計となっている(メカ本) 火炎放射戦車 BETAやBETAに汚染された物の焼却消毒などに使用されている模様。 チャレンジャー1 1989年当時のエジプト陸軍主力戦車。イギリス製。 T-62M 東独国家人民地上軍の戦車。ソ連製。TSFIA#33に登場。『シュヴァルツェス・マーケン』プレストーリー 鋼鉄の墓標 シュルトヴェンベルク1981(『トータル・イクリプス』&『TSFIA』総集編 Vol.2掲載)に登場。主役メカ。主砲は115㎜滑腔砲で、9M117シェクスナ(*1)の発射が可能。他に武装は砲塔上に12.7㎜対空機関銃を2門、砲塔(主砲同軸)と車体に7.62㎜機関銃を1門ずつ装備。搭乗員4名(車長、装填手、砲手、操縦手)がそれぞれ担当する。新型の射撃管制装置「ヴォルナ」を搭載。戦域データリンクシステムは非搭載。現実ではチェコスロバキア軍及び北朝鮮とエチオピア以外に採用されなかった、T‐72で全部済む上にパッとしなかったのである。 T-55 東独国家人民地上軍の戦車。ソ連製。旧式だがその分信頼性が高い。現実ではT55AMVに改造されて配備され、数的主力を担っていた。 T-64 東独国家人民地上軍の戦車。ソ連製。1960年代に「主力戦車の本命」として開発された戦車。現実ではこれによって西側を圧倒する筈が、チャレンジャーやエイブラムスにより計画が破綻した。優秀な兵器であるがコスト高とWTO軍の連携が杜撰なためソ連は供与しなかった。 T-72 東独国家人民地上軍の戦車。ソ連製。T-62の改良型で安価で生産効率も単価も良くなった。しかしモンキーモデルの安売りで商品価値が破綻した為以後改名されてT90となる。 T-80UM-1 ソ連が同国製T-64戦車をベースにして開発した戦車。主砲は125mm滑腔砲で、砲弾の代わりにミサイルを発射することも可能。副武装に7.62mm機関砲、12.7mm機関砲をそれぞれ1挺装備。自動装填装置を採用しており、乗員は3名。シュノーケルを追加装備することで潜水渡渉能力も有している。主な改修点は他国の主力戦車と同様だが、特徴的な装備として爆裂装甲がある。これは戦車級の取り付きに反応して爆発し、無数の金属片をばら撒くものである。(大型の対人地雷と同等のもの)通常任務で随伴する機械化歩兵の被害が大きい、重量が大幅に増加するため機動力が低下する等の理由から西側諸国では採用されていない。東独国家人民地上軍も使用している。(メカ本) TEに登場。支援砲撃や機動力を生かした戦闘などで活躍するも、多数が撃破されてしまう。特に、ep4序盤の戦闘シーンはなかなかの見どころ。戦車兵たちが感じる恐怖や、戦術機だけが対BETA戦争を支えているわけではないことを我々に教えてくれる。 現実の80U以降はフェンダー式ERAになっており、画像のようなERAはBV以前のものである。 ガスタービンエンジンなど新鋭技術が詰まっていたが、主砲発射式ミサイルが3発撃つと本車両一両と同額だったりコストが高くソ連崩壊の一因となる。崩壊後生産工場のあるウクライナ・ロシアなどごく一部が運用しているが、露軍所属は壊滅しウクライナ軍所属は運用がナンセンスとして前線に出されていない。 自走砲 M2001クルセイダー 国連横浜基地所属。155㎜砲を搭載した自走砲。米国製。乗員は車長、砲手、操縦手の3名。射程距離は40km以上。 2S19自走榴弾砲 ムスタ-S ソ連軍の自走砲。主砲は152mm榴弾砲。TEに登場。 自走式ロケット砲 M270MLRS 国連横浜基地所属。 BM-21 グラート ソ連軍の多連装式ロケットランチャー。122mm40連装。TEに登場。 装輪装甲車 82式指揮戦闘車両 日本帝国軍及び在日国連軍で使用されている指揮戦闘車両。コマンド・ポスト・オフィサーが戦域官制を行なう。割と真っ先にやられる。BETA小型種対策として遠隔操作式12.7㎜重機関銃を標準装備。 装甲兵員輸送車 画像右奥。スイス製の装輪式装甲兵員輸送車。画像左手前は偵察型VBL。 VBL装甲車 画像右手前の見切れている車両が対戦車ミサイル搭載型VBL。フランス製の軽装甲4WD。 自走式対空砲 87式自走高射砲改 日本帝国軍の自走式対空砲。対BETA戦では小型種担当。90式と同じく暁遥かなりに自軍ユニットとして登場。武装はスイス・エリコム社製90口径35㎜機関砲(射程7:弾数960)現実の87式とは異なり砲身にサーマルジャケットらしきものを装備している。 2S6自走対空砲 ツングースカ ソ連軍の自走式対空砲。武装は30mm機関砲。TEに登場。 ZSU-23-4 自走式高射機関砲 シルカ 東独国家人民地上軍の自走式対空砲。ソ連製。23㎜機関砲4門装備。これを4門で毎分4000発射撃する。 ■海上兵器■ 戦術機母艦 ニミッツ級戦術機母艦 米国海軍の原子力超大型正規戦術機母艦。2番艦以降を全て設計変更し、飛行甲板の強化、カタパルト配置の変更、格納庫及びエレベータ形状の刷新、レーザー対策、BETA戦では不必要とされる防御兵器の簡略化などの改修を施され、戦術機1個大隊強(約40機)の戦力投射が可能な本格戦術機母艦となっている。コミック版に同級の空母が登場(艦名不明)。飛行甲板上に12基のエレベーターが見て取れる。 CVN-68 ニミッツニミッツ級1番艦。本艦のみ計画通り航空母艦として建造され、その後戦術機母艦へ改装された。TDAのバビロン作戦ではJFKと第2母艦打撃群を編成、鉄原ハイヴ攻略部隊として日本海に展開した。 CVN-69 ドワイト・D・アイゼンハワーニミッツ級2番艦。 CVN-70 カール・ヴィンソン宇宙家族ニミッツ級3番艦。 CVN-71 セオドア・ルーズベルトニミッツ級4番艦。米軍第7艦隊所属。98年のBETA日本本土侵攻の際には琵琶湖運河に展開し、支援に尽力した。 CVN-72 エイブラハム・リンカーンニミッツ級5番艦。 CVN-73 ジョージ・ワシントンニミッツ級6番艦。本艦以降船体が10%大型化している。アンリミアフター(TDA)の主人公、ウィルバート・コリンズが以前に乗艦していた。東南アジア洋上の「ヤンキー・ステーション」に配備。バビロン作戦では第三次作戦上陸部隊の母艦として横須賀基地にて待機。 CVN-74 ジョン・C・ステニスニミッツ級7番艦。 CVN-75 ハリー・S・トルーマンニミッツ級8番艦。 エンタープライズ級戦術機母艦 米国海軍の原子力戦術機母艦。元々航空母艦として竣工したが、BETAの脅威にあわせて戦術機母艦に改装された。 CVN-65 エンタープライズエンタープライズ級1番艦。米海軍第2or第6艦隊所属、英国本土近海or地中海に常時展開中。 CVN-66 アメリカエンタープライズ級2番艦米海軍第2or第6艦隊所属、英国本土近海or地中海に常時展開中。 CVN-67 ジョン・F・ケネディエンタープライズ級3番艦現実では財政難から通常動力型のキティホーク級航空母艦(CV-67)として建造された。艦載機定数は戦術機(F-18E/F)18機(+補用6機)、艦載ヘリ(SH-60)8機。乗員数は3000名(うち戦術機要員800名)。全長342m、排水量(満載排水量)78,000t(95,000t)、最大速力31.2knot。機関はC3W原子炉(*2)4基、武装はファランクスCIWS 4基。TDA(*3)では、バビロン作戦においてニミッツと第2母艦打撃群を編成、鉄原ハイヴ攻略部隊として日本海に展開した。ブルーオーシャン作戦発動後、フリゲート艦ヴァンデグリフトとハワイを目指したが、途中数度の大津波と海図データの急激な変化によって艦の位置を喪失。急速な潮位の変動に対応しきれず、太平洋中央部───ハワイの南西約2,200㎞で座礁中。本艦を中心に随伴艦その他を集結させた、ケネディ海軍駐留拠点の司令部も兼ねている。現在海軍所属のF-18F 9機と海兵隊所属のF-18E 3機が稼働中。 クイーン・エリザベス級改装空母 イギリス海軍の改装戦術機母艦。6万t級の航空母艦を戦術機母艦に改装したが、艦体規模の制限から戦術機を最大2個小隊(6機)しか運用できない。戦術機を格納庫から出すのも一苦労する。 HMS クイーン・エリザベスクイーン・エリザベス級1番艦。史実では計画中止。 HMS デューク・オブ・エディンバラクイーン・エリザベス級2番艦。史実では計画中止。レインダンサーズA小隊及びC1分隊母艦として『レイン・ダンサーズのプリマドンナ』(LD2収録)に登場。 HMS プリンス・オブ・ウェールズクイーン・エリザベス級3番艦。現実ではクイーン・エリザベス級(not CVA-01級)航空母艦の2番艦。 HMS アーク・ロイヤルクイーン・エリザベス級4番艦。現実ではアーク・ロイヤルはCVA-01級と代替す予定だった艦の一つ。レインダンサーズB小隊及びC2分隊母艦として『レイン・ダンサーズのプリマドンナ』に登場。 インヴィンシブル級改装空母 イギリス海軍の改装戦術機母艦。2万2000t級の小型空母。船体が小さいために1個小隊の運用が限界と全面改修は見送られ、限定的な戦術機運用設備の設置と対BETA戦仕様への変更のみ施された。ECTSF技術実証試験部隊に編入され、レインダンサーズC小隊及び対地攻撃ヘリ部隊の母艦として運用された。 インヴィンシブルインヴィンシブル級1番艦。 インディファティガブルインヴィンシブル級2番艦。現実ではインヴィンシブル級2番艦はイラストリアス。直近のインディファティガブルは7代目、インプラカブル級航空母艦。本艦はインディファティガブルとしては8代目に当たる? 強襲揚陸艦 ワプス級強襲揚陸艦ボクサー 現在TDAでの細かい描写がないためこちらでは現実の~級とさせていただく名前のみ登場。バビロン災害直後、日米条約に則り日本帝国軍欧州派遣部隊を回収し、フランス・カナダ連合との戦闘に参加。その後は現在不明である。 強襲揚陸艦イオー・ジマ 2005年現在シアトルに配備され、シアトル外洋の警戒任務に就いている。リリア・シェルベリを中核としてシアトルで再編された戦術機部隊VMF-318「ブラック・ナイヴス」の母艦となっている。 戦艦 大和級戦艦 手前から、大和、武蔵、信濃? 手前が大和、奥が信濃 日本帝国海軍の戦艦。別アングルからだと主砲が2連装に見えるけど気にしない。BETA大戦勃発後、現役へ復帰。数次に渡る改装を受け、対レーザー近接防御システム、衛星データリンク射撃指揮システム、レーザー蒸散塗膜装甲の追加などの最新装備が施されている。 大和大和級1番艦。甲21号作戦に参加。帝国連合艦隊・第三戦隊所属。 武蔵大和級2番艦。甲21号作戦に参加。帝国連合艦隊・第三戦隊所属。 信濃大和級3番艦。史実では航空母艦に計画変更された。甲21号作戦に参加。帝国連合艦隊・第二戦隊所属。 美濃大和級4番艦。史実には登場しない。甲21号作戦に参加。帝国連合艦隊・第二戦隊所属。 改大和級戦艦 日本帝国海軍の戦艦。実は画像手前の見切れてる方。大和級の船体後部3番砲塔を撤去して、飛行甲板と格納庫を備えた航空戦艦として建造された。BETA大戦勃発後、大和級と同様の対BETA戦改装に加え、VLSの搭載、対レーザー構造と耐熱対弾装甲への換装などの大改修が施されている。 出雲改大和級1番艦。史実では日露戦争時の装甲巡洋艦にその名がある。横浜基地防衛戦に参加。帝国連合艦隊・第一戦隊所属。BETA日本上陸時、第六艦隊旗艦として参戦。 加賀改大和級2番艦。史実では加賀型航空母艦。甲21号作戦に参加。帝国連合艦隊・第二戦隊所属。 紀伊級戦艦 日本帝国海軍最大の戦艦、紀伊級。 大和級の後継艦として1941年に建造が開始されたが、太平洋戦争の勃発で建造が遅延してしまい、竣工したのは大戦終結後の1949年である。復興用の資材として解体される寸前だったが、対共産圏防波堤として日本帝国軍の再建を急ぐ連合国の意向で建造が再開される事となった。終戦時、一番艦紀伊は船台の6割、二番艦尾張は5割程まで進捗していたが、建造再開にあたって米国海軍のモンタナ級戦艦の技術を取り入れると共に、第二次世界大戦での戦訓──強固な防空能力を備えた艦隊を航空機で撃破するのは非常に困難である──を反映して設計が大幅に変更された。建造当初、大和級と同じ艦体に50.8㎝(20インチ)砲6門を搭載した艦として設計された紀伊級が、50.8㎝砲12門、排水量11万t級の"防空戦艦"として竣工したのにはそうした背景があった。なお、「戦艦は、決戦距離で放たれた自らの主砲に耐えきる装甲を持つのが理想」とされる防御原則があるが、紀伊級はその例外となっている。主砲こそ50.8㎝砲ではあるものの、当面の仮想敵──ソ連のソビエツキー・ソユーズ級が16インチ砲搭載である上に、将来、戦艦同士の艦隊決戦が生起する可能性は限りなく低くなっていくと予測されていたからだった。その為、紀伊級の装甲は、信濃級と同様の対18インチ弾装甲に抑えられていた。竣工後、紀伊級は交代で連合艦隊旗艦を務めたが、1960年代の世界規模での軍縮を受けて現役から引退。呉、横須賀で予備役艦の任に付く。このまま東西の緊張緩和(デタント)が進めば、博物館か記念公園として余生を過ごす筈であった。 だが、1973年のBETA地球侵攻とその後の欧州陥落を受け、世界各国は未曾有の戦時体制となっていく。日本帝国もその例外ではなく、予備役艦となっていた戦艦群を現役へと復帰させた。1992年のインド洋派遣後、レーザー蒸散塗膜装甲の追加、艦上構造物の一新、誘導弾発射システム(VLS)搭載など、一年半に渡る大改装を受け、95年に艦隊へ復帰。 BETA日本本土侵攻・東京防衛戦・横浜防衛戦では、対地制圧任務で獅子奮迅の活躍を見せた。 ■■■ 性能詳元(初期設定) ■ 95年改装前 ■ 95年改装後 全長 293m 308m 全幅 39m 39m 機関出力 202,000馬力 268,000馬力 最大速力 28ノット 31ノット 基準排水量 79,700t 85,000t 満載排水量 96,000t 103,000t 主砲 45口径20インチ砲 3連装 4基 同 3連装 4基 兵装 60口径6インチ砲 3連装 4基 同 3連装 2基 65口径5インチ両用砲 2連装 12基 OTT62口径76㎜単装砲 8基 60口径40㎜機関砲 4連装 24基 高性能20㎜機関砲システム"ファランクス" 6基 RAM近接防御誘導弾 2基 Mk41垂直誘導弾発射システム 128セル 装甲 対18インチ弾装甲 レーザー蒸散塗膜装甲 艦載機 水上偵察機7機 哨戒ヘリコプター?機 紀伊紀伊級1番艦。史実では計画のみ(超大和型)。「紀伊」はその予定艦名(非公式)排水量11万t級50.8㎝砲戦艦。横浜基地防衛戦に参加。12・5事件のあと連合艦隊旗艦として悠陽を迎えにきた。 尾張紀伊級2番艦。史実では計画のみ。「尾張」はその予定艦名(非公式)横浜基地防衛戦に参加。1951年就役。98年の京都防衛戦では第二艦隊旗艦として参戦。琵琶湖上に展開し、艦砲射撃による支援を行った。 甲斐紀伊級3番艦の予定だったが、建造中止。 駿河紀伊級4番艦の予定だったが、建造中止。 長門級戦艦 日本帝国海軍の戦艦。 太平洋戦争では、大和級と共に米国海軍のモンタナ級・アイオワ級と数回に渡る激戦を戦った。戦争終結後、大和級・改大和級を除く戦艦は廃艦または連合軍によって接収された。 アイオワ級戦艦 米国海軍の高速戦艦。基準排水量4万5000t、16インチ(40.6㎝)50口径砲を3連装3基搭載。 アイオワアイオワ級1番艦。甲21号作戦に参加。 ニュージャージーアイオワ級2番艦。甲21号作戦に参加。 ミズーリアイオワ級3番艦。甲21号作戦に参加。 ウィスコンシンアイオワ級4番艦。 イリノイアイオワ級5番艦。史実では建造中止。甲21号作戦に参加。 ケンタッキーアイオワ級6番艦。史実では建造中止。甲21号作戦に参加。 モンタナ級戦艦 米国海軍の戦艦。基準排水量6万t、16インチ(40.6㎝)50口径砲を3連装4基搭載。2001年時点において米国は、モンタナ級戦艦1隻、エンタープライズ級正規戦術機母艦1隻、ニミッツ級正規戦術機母艦2隻からなる母艦打撃群を形成、第2艦隊を英国本土近海、第6艦隊を地中海に常時展開している。モンタナ級は史実では全艦建造中止。計画されていた艦名は以下の通り。 モンタナモンタナ級1番艦。 オハイオモンタナ級2番艦。 メインモンタナ級3番艦。 ニューハンプシャーモンタナ級4番艦。 ルイジアナモンタナ級5番艦。 ソビエツキー・ソユーズ級戦艦 ソ連の戦艦。史実では全艦建造中止。 ソビエツキー・ソユーズソビエツキー・ソユーズ級1番艦。ソビエト海軍太平洋艦隊第1戦隊旗艦。黎明作戦では旧ヴァルハラム沖に展開。 ソビエツカヤ・ウクライナソビエツキー・ソユーズ級2番艦。建造中にドイツ軍によって接収、後に破壊。 ソビエツカヤ・ベロルーシヤソビエツキー・ソユーズ級3番艦。カムチャツカ州アヴァチャ湾内に配備。ソビエト海軍太平洋艦隊第2戦隊旗艦。黎明作戦では旧チャイブハ沖に展開。г標的の極大照射を受け消滅。 ソビエツカヤ・ロシアソビエツキー・ソユーズ級4番艦。 巡洋艦 最上級大型巡洋艦 最上 最上級大型巡洋艦1番艦。排水量3万t弱、12インチ(30.5㎝)砲を3連装3基搭載。大和級に類似した艦橋構造物配置を持つ。甲21号作戦では旗艦として登場した。作戦時最上司令艦隊は能登半島から北に100km、佐渡弾崎から西に100km(北緯38度40分,東経137度14分)の大和海盆上に展開。作戦区域の佐渡島、本州基地司令部、軌道艦隊司令部からの通信を一身に統括処理が可能な程、指揮通信・情報処理能力に秀でており、また巡洋艦としての高速性・巡航性も併せ持っている為、本級は臨海作戦時には非常に重用される。 三隅 最上級大型巡洋艦2番艦。対レーダー構造のテストモデルとなったため、最上と外見上異なる。 タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦 ゲティスバーグタイコンデロガ級18番艦。CG-64。TDAでは大海崩を生き延び、ケネディ海軍駐留拠点に集結している。しかし遠景での外見はどう見てもアーレイバーク級ミサイル駆逐艦。上掲画像では現実のタイコンデロガ級とは中央のステルスケース付マストを中心に大きく違う艦影をしている。 スラヴァ級ミサイル巡洋艦 ソビエト海軍のミサイル巡洋艦。 黎明作戦に参加。 キーロフ級ミサイル巡洋艦 ソビエト海軍のミサイル巡洋艦。史実では5番艦以降建造・計画中止。 キーロフキーロフ級1番艦。 フルンゼキーロフ級2番艦。黎明作戦に参加。 カリーニンキーロフ級3番艦。 ユーリ・アンドロポフキーロフ級4番艦。 ジェルジンスキーキーロフ級5番艦。 ロシアキーロフ級6番艦。 ジダーノフ キーロフ級7番艦。 スヴェルドロフキーロフ級8番艦。黎明作戦に参加。 ジェレスニャコフ キーロフ級9番艦。 砲艦 対馬級上陸支援ロケット砲艦 スーパータンカーを改造してMLRSを搭載したロケットコンテナ船。 揚陸艦艇 LCAC-1級エア・クッション型揚陸艇 イワン・ロゴフ級揚陸艦 簡易な対レーザー改修しか受けておらず、主に後方と前線を結ぶ軍事物資の輸送任務に従事している。 イワン・ロゴフイワン・ロゴフ級1番艦。 アレクサンドル・ニコラーエフイワン・ロゴフ級2番艦。 ミトロファン・モスカレンコイワン・ロゴフ級3番艦。TEに登場。アルゴス小隊をペトロパブロフスク・カムチャツキー基地へ運ぶ。 駆逐艦 ズムウォルト級ミサイル駆逐艦 コミック版に、対日派遣部隊の護衛艦として複数隻登場。 電磁レール砲は搭載していない。 キング同型艦。TDAでは大海崩を生き延び、ケネディ海軍駐留拠点に集結した。その後ハワイへの連絡艦として派遣されたため、本編には名前のみ登場。 ホバート級駆逐艦 HMAS シドニーオーストラリア海軍のホバート級3番艦。DD-54。TDAでは大海崩を生き延び、JFKに発見されてケネディ海軍駐留拠点に集結した。 山雲型駆逐艦(?) 夕雲山雲型駆逐艦6番艦(*4)。帝国海軍日本海艦隊所属。2001年11月11日、佐渡島ハイヴからのBETAの侵攻を探知し、迎撃に向かった。 フリゲート艦 オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲート ヴァンデグリフトオリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲート38番艦。FFG-48。TDAではJFKの直援艦としてハワイを目指す途中、大海崩に伴う超規模津波によって沈没。 補給艦 ゴーファー・ステート級貨物揚搭能力強化型輸送艦 ゴーファー・ステートゴーファー・ステート級貨物揚搭能力強化型輸送艦1番艦。T-ACS-4。TDAでは大海崩を生き延び、ケネディ海軍駐留拠点に集結。 サクラメント級高速戦闘支援艦 シアトルサクラメント級高速戦闘支援艦3番艦。AOE-3。TDAでは、機関部をやられて漂流中、嵐に遭い沈没。 潜水艦 タイフーン型原子力潜水艦 ソ連海軍の原子力潜水艦。“タイフーン”はNATOコードで、ソ連名称は“アクラ(Акула)”で、鮫という意味。補給の難しい地中海沿岸への物資搬入に使用されており、欧州でのソ連のプレゼンス低下への歯止めに貢献している。ソ連海軍が複数隻所有しているが、正確な隻数は不明。 破氷船 オビ・トゥリー ソビエト海軍の破氷船。黎明作戦に参加。冬期の作戦には不可欠。 ■航空兵器■ 輸送機 An-225 ムリーヤ アントノフ225、愛称はムリーヤ。ソ連製の大型輸送機。戦術機の空挺輸送が可能で、作中では帝国軍671航空輸送隊(厚木基地所属)によるクーデター軍戦術機の空挺作戦で登場。戦術機空輸の主力を担う、全長84m、全幅88m、全高18mの超大型輸送機。ソ連の他、帝国、米国、国連等、全世界に多数配備されている。輸送コンテナは再突入殻そのものであり、コスト削減、打ち上げ作業の省力化と、空輸中のレーザー攻撃に対し戦術機の生存率を高めるための方策として流用されている。現実世界ではスペースシャトルの輸送(上に載せる親子亀)を想定して作られた、300t以上(公称は250t、最大離陸重量は600t)の世界最大のペイロード量を誇る輸送機。一機のみ製造、運用されていたが、近年戦争により破壊されてしまった。なお自身も世界最重だが「戦闘機なみの機動が可能」と操縦士に言わしめるほど機動性が高い。TEで、ユウヤとヴィンセントがユーコン基地着任に際し、搭乗した。 C-5 ギャラクシー #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (C-5.JPG) 横浜基地に武たちの不知火を空輸してきた。C-5輸送機1機に、戦術機(不知火)1機を分解して搭載可能。 An-124 ルスラーン TEに登場? 攻撃ヘリ AH-64D アパッチ・ロングボウ 国連横浜基地所属。 Ka-50 チェルナヤ・アクラ ソ連の攻撃ヘリ。NATOコードはホーカム。TEに登場。自動操縦やオートマチック化を進めて一人乗りにしたが、「タコでもなけりゃ操縦できない」と現場から批判され、慌てて二人乗りのka52を製造。近年杜撰な運用で被害甚大。 Mi-24MkⅢ スヴィエル・クラカヂール ソ連の攻撃ヘリ。NATOコードはハインド。TEに登場。 輸送ヘリ MH-53 ペイブロウ #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (MH-53_国連.jpg) 総合戦闘技術評価演習で回収機として登場。EX世界では御剣財閥も使用している。 Mi-8MT ソ連の中型多目的ヘリコプター。 TEに登場。 Mi-26 ヘイロー ソ連の大型輸送ヘリコプター。ヘイローはNATOコード。TEに登場。 爆撃機 B-1B ランサー 米国空軍の戦略爆撃機。B型は対BETA戦仕様を付加し過剰性能をオミットした後期生産型。TEに登場。S-11弾頭のバンカーバスターを搭載していた。TDAにも再登場。シアトル防衛の切り札となっている。 B-52 ストラトフォートレス 米国空軍の戦略爆撃機。TEに登場。 Tu-22 シーラ ソ連の超音速爆撃機。NATOコードはブラインダー。燃費が悪く航続距離は短い。また爆撃機としてはペイロードが小さい(通常爆弾は12,000㎏搭載可能)。TEに登場。 Tu-22M ソ連の超音速中距離爆撃機。NATOコードはバックファイア。Tu-22を元に大幅な改修が加えられ、超音速、可変翼、長航続距離を特徴とする。 Tu-95 ソ連の戦略爆撃機。NATOコードはベア。航続距離15,000㎞、速力マッハ0.8、通常爆弾を12,000㎏搭載可能な長距離戦略爆撃機。TEに登場。
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登場作品:マブラヴ オルタネイティブ トータル・イクリプス Su-27・ジュラーブリクの強化発展型であるSu-27M2の高い性能に注目したソ連軍首脳部によりSu-37として制式採用された戦術機。 ソ連では『ソ連初の第3世代型戦術機』と喧伝されているが、西側諸国からは第2.5世代機と見なされている。 ちなみに、これらSu-37系列機の通称「チェルミーナトル」は西側の識別コードネームである“ターミネーター(TERMINATOR)”をロシア語読みしたものがそのまま定着したものである。 BETAとの近接格闘戦を想定し、腕部にはスパイク・ベーンが装備されている。 他国の機体と比較すると少々大型で、複座型の機体も存在する。
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286: 弥次郎 :2020/03/02(月) 00 30 35 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 憂鬱SRW IF マブラヴ世界編SS「Zone Of Twilight」短編集6 Part.13 ファースト・インパクト 意気込んで大西洋連邦の持ち込んだ戦術機やMSたちの説明を聞き始めたユウヤであったが、それは最初からいきなり挫けることになった。 (核融合炉エンジンの搭載に光学兵器の標準装備…!?装甲の耐久性を向上させるためのナノサイズの機械での修繕!?なんだそれ!?) GAT-04RP ウィンダム・パルサーについて軽く説明が始まったのだが、その段階でも既に劇物だらけだった。 ユウヤのイメージする原子炉とは大雑把ではあるがとてつもなく巨大な建造物の中にあるもので、決して戦術機サイズに納まるものではない。 つまりウィンダムは膨大な電力を発電しながら戦っているということで、直結のためにパワーは従来機の比ではないと説明された。 この時点で、紹介を受けたアルゴス小隊はメカニックも含めて思考が追いつかなくなりそうだった。 まあ次だ、と紹介されたのが、今度は光学兵器。つまり簡単に言えばレーザーやビームを攻撃に転用した兵器だった。 光線級などと同じ原理の其れをウィンダムは標準装備しており、射撃兵装にも格闘兵装にも用いているとか。どういう原理だ。 さあ次だ、と混乱と驚きでぐったりしている面々を前に次に説明が飛ぶ。それは、戦術機と根本的に異なる設計---内骨格設計だった。 通常、戦術機は外骨格(モノコック)構造を採用している。身近な生物で言えば虫や甲殻類のように内部が筋肉や臓器で埋められ、外側の硬い外皮で以て体全体を支えるという構造だ。これによって戦術機開発当初では小型化が難しかった各種計器類やセンサー、あるいは戦術機の駆動のために必要な内装パーツを無理なくまとめて入れることができ、開発に大いに貢献した設計である。 だが、連合のMSの設計は違っていた。黎明期あるいは第一世代のMSがセミモノコック構造であったのに対し、その後の世代のMSは内骨格へと転回したのだ。 その効果により、内装をより小さくすることを求められた分、極めて人体に近い柔軟な動きが可能となり--- 「いかんな、これはちょっと情報過多になっている……」 そこで説明をしていたアウグストが言葉を切ったのは良い判断であった。まともについていけていたのはハイネマンやヴィンセントくらいで、残りのメンバーに関してはもうすでにスタミナが尽きようとしていた。まあ、無理もない。ついていけるメンバーの促しで説明していたのだが、そのほかのメンバーはもはやついていく気力さえ湧いてこなくなってしまったようだ。 「仕方がないな…切り上げて休憩にしよう…マイア大尉、手配を」 「はい、かしこまりました」 「次のグループが来たらもっと簡単にしてやらんと駄目だな…」 そうため息をついたアウグストは、無気力感にとらわれたアルゴス小隊に内心謝るしかなかった。 287: 弥次郎 :2020/03/02(月) 00 31 54 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 心が折れそうだ ユウヤはそんな言葉が頭に浮かんできた。 いや、何というか、もう驚き疲れてしまって、体力を使い果たしてしまったような錯覚を覚える。一応後から見直せるようにと紙媒体の資料は貰っている。 だが、現状それを振り返るのは体力的に無理であるし、脳味噌の方がこれ以上の情報を受け取るのを拒否しているので無理だ。 ユウヤだけではなく、アルゴス小隊のほとんどが案内された休憩スペースで説明を切り上げて休息をとっていた。 「大丈夫か、ユウヤ……」 「ああ……休んだら少しマシになったぜ」 同じく休息スペースでぐったりとしていたヴァレリオの声に、何とか返事を返す。 用意されていたドリンクを流し込みながら、情報過多で痛む頭を何とか休める。 「連合って眉唾な連中だと思っていたが……やべーぞ」 「だな……」 ともかく、連合がこちらのグレードに合わせているということは分かった。それだけ相手は手加減していたわけだ。 「なあ、トップガン」 「……やめてくれ、それは大西洋連邦の中佐に使えよ」 「……ああいうのを、俺達は作れると思うか?」 いつになく真剣なヴァレリオの言葉に、ユウヤは言葉に詰まる。 顔を枕にした腕にうずめながらも、ヴァレリオは続ける。 「お前が着任する前からさ、F-15・ACTVを俺達はテストしていたんだよ」 「……ああ、そう聞いている」 「ところがどうだよ?後発のXF-15Vなんてのが出てきて、あっけなくACTVを追い抜いていっちまった…」 ため息が一つ、重たく吐き出された。 「俺は悔しいよ…」 「……」 「あの演習と、この資料で大体分かっちまうよ。XF-15Vは強いって。俺達が苦心した分の努力が、一瞬でパーになっちまった気分だ」 その気持ちは、痛いほどにわかる。だが、それを口に出すことは憚られる。 F-15・ACTVを育てていたヴァレリオ達は、F-22の開発衛士をやっていたユウヤと境遇は似ている。 自分とて、自分がテストして育て上げたF-22が他の戦術機にあっさり負けてしまったら同じように強いショックを受ける自信がある。 その開発の場から離れることになってしまった経緯はいまだに尾を引いているにしても、だ。 「ヴァリアブルはな、たった数週間で設計も開発もテストも完了しちまったんだとさ」 相槌を打つユウヤに、ポロリとヴァレリオは漏らす。 「もしもって思っちまったよ。あの時に、こういうのがあればってな……」 あの時。一体いつの事だろうか。ヴァレリオはイタリア軍所属。既に国土は失陥し、BETAの支配地域に置かれている。 欧州を支える作戦には米軍も参加していたと聞くが、結局どうなったかは現在の世界地図が教えてくれる。 もっと端的に分かりやすく言えば、リヨンとブダペストに構築されたハイヴがその証拠だ。 欧州を失陥した時、一体ヴァレリオは、あるいはステラは、、ドーゥルは、何を思ったのか。推測しかできない。 あるいは、同じく故郷を失ったタリサは、連合のMSの圧倒的な力を前に何を思ったのか。 「……もっと早く連合が助けに来てくれたら、なんて思っちまったよ。情けないよなぁ」 「……」 「俺達はあれに負けない物を創らなきゃならないのに、もう負けちまって、立ち上がれそうにないし、おまけに、な…」 かける言葉はなかった。見つけられない。自分はアメリカ人だ。後方で安穏としていた衛士に過ぎない。 まだ失っていないのは幸運だ。けれど、逆に言えばそういった境遇の人々を見ているしかできなかった国の人間でもある。 ユウヤも思わず下を、机の上を分けもなく見て考えてしまう。自分は、何ができるのかと。一体この先、自分は何をしていけるのだろうかと。 それがなにに対してなのか。何のために感じているのか。ユウヤはそれを判別することは出来ずにいた。 ただ、胸中に絡まった感情の渦が一つ出来上がったことは確かだった。 288: 弥次郎 :2020/03/02(月) 00 32 27 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp Part.14 白き牙、学びを重ね 衛士たちの驚きや驚愕の嵐が吹き荒れながらも、展覧会は順調に進みつつあった。 当初の予想以上にβ世界の衛士たちが衝撃を受けてしまったために説明などを簡略化し、情報をあまり一気にぶつけないようにと取り計らうことで、スムーズなスケジュール進行が可能になったのだ。アルゴス小隊にしても、最初の衝撃を受けてから時間を減ると慣れてきて、あるいは感覚がマヒし始めたことで、多少の事では驚いたりはしなくなっていった。 だが、当初から耐性を十分に持っていた帝国近衛軍のホワイト・ファング試験小隊は積極的に議論を交わし、他の世界で著しく発展をした機動兵器に関する知識をどん欲に求め、吸収していった。トヨアシハラで先んじてもまれてきた彼女らにとって、このユーコンでの驚きなど微々たるものに過ぎない。まだ常識の範疇に納まっているモノしかないからだ。 (やはり連合でも各国ごとに微妙なドクトリンや機動兵器の開発の傾向は国情に合わせて微妙に違っている…) 戦術機を例に見るまでもないが、同じような技術を発展させている連合内でも、そのMSやAC、MTに至るまで運用には違いがある。 戦訓の反映が逐次行われ、各国ごとの解釈や分析が行われ、議論が交わされ、改良されて新たに機動兵器へと取り込まれていく。 そのペースはすさまじいの一言に尽きる。まあ、人間の代わりに休みなく計算と演算を続けるコンピューターの支援もあってのことだが、それは戦術機の開発にあたっても同じようにやってきたことばかり。BETAの適応力が低いのと同時に、人類側の適応も比較すれば遅いと断じるしかない。 つまり、戦術機の開発に今後必要なのは基礎的な技術もそうであるが、それを柔軟に組み合わせていく支援体制ということになるのだ。 「……まだまだ学ばねばならんか」 連合は遥か高みにいる。だが、決して距離を詰められないわけではない。その差を埋めるためにも自分はここに赴いてきているのだ。 それを改めてかみしめながらも、唯衣は小隊員たちと共に少しでも多くの情報を集めようと行動し続ける。それが帝国の為、未来のため、そしてこれまで自分達を活かすために散っていった多くの英霊たちに報いるのだと信じて。 289: 弥次郎 :2020/03/02(月) 00 33 00 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 欧州連合やソビエト連邦を担当しているユーラシア連邦のブースを出た唯衣たちは、張りつめていた緊張の糸をほぐすように大きく深呼吸をしていた。 ユーラシア連邦のMSで学ぶことはあったが、それ以上にソビエト連邦の戦術機についての知見を深めることが出来たのは大きかった。 大日本帝国からすれば仮想敵として警戒されているソ連ではあるが、BETAとの戦いにおける最前線国家であることやそのドクトリンには同じものがある。 故にこそ、これまではなかった散弾銃---ショットガンの実用化や機体の剛性を高めることによる格闘戦への適応力を高めるなど、大日本帝国の戦術機も積極的に導入すべき新要素が多数見受けられていて、大いに学ぶべき点だと驚嘆したものだ。 「ソ連も侮りがたし、だな」 「はい」 資料の束をまとめて袋に詰めながら、副隊長の雨宮と頷き合う。 「それに私としては、ユーラシア連邦や企業連が欧州に持ち込んだという補助飛行艇(SFS)に興味が湧いております」 「うむ。私も同感だ……」 二人の話題に上がるのは、企業連を通じてユーラシアと大洋連合が欧州連合に対して提示した新たな支援戦闘兵器であるサブフライトシステムだった。 戦術機が跳躍ユニットによって飛翔が可能なことは二人とも良く知っている。だから最初はなぜ他の飛行機に乗って移動するのかと疑問に思っていた。 だが、担当者の説明やそのスペックから、すぐさまその意図に気が付くことが出来た。 「単独行動半径の拡張…跳躍ユニットをコントロールするよりもはるかに衛士の負担が小さいこと…それに、手軽な輸送機といての運用。 どれも戦術機が長距離侵攻を行うには必要なものばかりだ。帝国領度では兎も角、大陸ではそもそもハイヴに近づくのにも一苦労だからな」 「怖いものは光線級ですが……これは臨界半透膜によって防護されているから問題なし、ですか。 これまでのドクトリンが大きく変わってしまいますね」 頷くしかない。そもそも臨界半透膜の搭載でレーザー級が全く怖くなくなってしまうのだ。これで航空支援が受けられるようになるし、レーザー級を警戒して飛行高度を低く保つ必要性も大きく減じてしまう。そうすれば撃ち降ろしで一方的にBETAを駆逐することさえ可能だ。 「しかし、衛士の負担が一つ増えることにもなるな…」 「あ、確かに…」 そう。SFSは確かに便利ではあるが、今度はSFSを戦術機で駆って戦う必要があるということになる。 そうなった場合、運用する衛士はこれについて一から訓練を積み重ねなければならないのだ。連合が手本を示してくれるだろうが、それでも衛士が学ぶべきことが増えてしまう。また、前線だけでなく後方支援体制においても大きく変化を強いられるだろう。 その労力にあうだけの価値があるのかどうか、きちんと評価しなくてはならない。 「それについても我々が先んじて評価しなくてはならない…ふ、ここに来てからやることは増えていて飽きないな」 「はい。頑張りましょう、小隊長」 だが、帝国から派遣されてきた彼女らは意気軒高だった。 少なくとも、ホワイト・ファング試験小隊は未来に希望を見出していた。国土の半分を失陥している状態ではあるが、泥中に眠る蓮がやがて可憐な花を咲かせるように、いつか努力の結晶が芽吹くと信じているから。その思いを胸に、彼女達は次なるブースへと向かうのであった。 290: 弥次郎 :2020/03/02(月) 00 34 08 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 以上、wiki転載はご自由に。 即落ち二コマ。撃沈されたよユウヤ君!(白目 まあ、世界が違えば当然の如く常識が違うからしょうがないね。 次はソ連とユーラシアの様子でも書こうかなぁ… あとはNT部隊の様子とか、Zのお披露目とか、ビーム兵器のお披露目とか… 劇物ばっかりですな!
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御剣 冥夜 CV:奥田秋 誕生日:12月16日 血液型:AB 御剣 冥夜EXTRA約束 料理 ALTERNATIVE戦術機吹雪 不知火 武御雷(紫) 台詞 技 もとネタ EXTRA 主人公の家に突然押しかけてきた世界的財閥の跡取り。無現鬼道流剣術免許皆伝。常に御剣家の宝刀「皆琉神威」を帯刀している。非常に気高く、何事にも強気で強引だが、決して高飛車ではなくどちらかといえば「お姫様系」。当然、皇女様口調。かなり偏った知識からくる、空前絶後の世間知らずぶりと、スケールのでかいマジボケは周囲を唖然とさせる事もしばしば。 約束 料理 お弁当 満漢全席(未遂) 松茸御前 鮭児の刺身と炊きたてご飯 金華豚の照り焼・サラダ・角煮、ワタンスープ 料理対決 満漢全席 手料理 ALTERNATIVE 国連太平洋方面第11軍・横浜基地衛士訓練学校・第207衛士訓練部隊所属の訓練兵。 近接戦闘、特に剣術に秀で、非常に気高く冷静沈着。 将軍家縁の人間だということ以外、詳しいことはわからない。 冥夜専用の戦術機として武御雷が搬入されてきたり、帝国斯衛軍所属の月詠中尉達が彼女を見守っていることからも事情の重大性が伺える。 しかし、冥夜自身は特別視されることを快く思っていない。 戦術機 吹雪 11月24日に横浜基地搬入 第207衛士訓練小隊 12月5日 12・5クーデター事件 12月10日 次世代OSのトライアル 不知火 12月21日に横浜基地搬入 A-01突撃前衛 12月25日 甲21号作戦 12月29日 横浜基地にBETA襲撃 武御雷(紫) 11月24日に横浜基地搬入 2002年 1月1日(火) 桜花作戦 台詞 よい。 くどい!! …そなたに感謝を。 技 朧月 晦 十二夜 月の輪 もとネタ 日本神話における三種の神器、『天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)』が名前のもとネタである模様。 また『アゲくのはて12』によると、髪型は核バズーカ搭載ガン●ムがモチーフらしい。 キャラクターの立ち居振る舞いなどは「星界の紋章」のラフィール嬢との関連性を強く示す。戦術機内で鳴り響く警報音も「星界の紋章」の戦艦内で響く警報音と同じであることからも何らかのインスパイアを受けた可能性は捨てきれない。
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1970 米国、機械化歩兵装甲ハーディマンの実戦部隊を前線配備人類初のFP(Feedback Protector)兵器を運用する実戦部隊が月面戦争へ投入される。 1971 日本、機械化歩兵装甲の導入と研究開発を決定第一次月面戦争における戦果から、国産可能かつ有効な対BETA兵器としてFPの導入と、それに伴う基礎研究の開始を決定。 1972 欧州、EU統合及びNATO軍再編異星起源種との戦争という状況に後押しされる形で、EC(欧州共同体)がEU(欧州連合)へ発展。 米国、同盟各国に試作戦術機の存在を公表政府の情報公開を受けて、開発メーカーであるマクダエル社が、同盟各国に売り込みを開始。 日本、新型兵器F-4戦術機の導入を即時決定メーカーへの要求仕様の検討に入る。日本機専用装備として近接戦用の長刀を発注。 1973 04.19:中国新疆ウイグル自治区喀什(カシュガル)にBETAの着陸ユニットが落下。中国とBETAの戦闘が始まる。 オリジナルハイヴ(H1 甲1号目標)の建設を開始。 BETA群が西進を開始中国は、優勢な戦況を背景に国連軍の派遣を拒否するが、光線属種の出現により、人類側の航空戦力を無力化される。BETAの物量に抗しきれず、中ソ連合軍側は撤退を重ね戦術核を用いた焦土作戦で対抗するも実質的な効果なし。 ソ連、共産党政府非常事態宣言発令国家の全機能を軍の統制下に組み込み、全国民を軍属に編入。この施策により、非ロシア民族の殆どが兵役に就き、その子息も軍の教育施設で兵士として成育された。 月面、第一次月面戦争終結 プラトー1を放棄するBETAの地球侵攻を受け、国連航空宇宙総軍司令部が恒久月面基地プラトー1の放棄と月からの全面撤退を宣言。月がBETAの完全勢力下に。 国連、オルタネイティヴ3発動直接的な侵攻と驚異の物量に歯が立たない実状を受け、決定的な成果を生まないオルタネイティヴ2が見切られ、ソ連主導のオルタネイティヴ3への移行が決定する。 中国・ソ連、焦土作戦開始異星文明技術の独占を狙う中国は緒戦が優勢に推移した事から国連軍の受け入れを拒否。その後、光線級の出現によって航空兵力が壊滅し一気に劣勢に追い込まれる。同盟国のソ連に救援を求めるも時既に遅く、敗走を重ねた結果、戦術核による焦土作戦に踏み切るがBETAの勢いは全く衰えなかった。 1974 07.06:カナダ、サスカチュアン州アサバスカにBETAユニット落着落下したユニットに対し、米軍が喀什の教訓を生かし着陸とほぼ同時に戦略核の集中運用でBETAを殲滅するが、カナダの半分が汚染され人が住めなくなる。 国連、世界人口の激減を警告国連統計局が世界人口が約30%減少したと発表。原因はBETA大戦の影響。 米国、戦略防衛構想(Strategic Defence Initiative)発表喀什とカナダへのBETAユニット落着に危機感を抱いた米国は、宇宙空間でのBETA着陸ユニットを迎撃する軌道防衛体制の強化を謳った。人工衛星や軌道ステーション、宇宙往還機がBETA光線属種の攻撃対象とならない事実から、衛星軌道上に前哨線を設置し、それまで個別に行われていた空間迎撃、軌道迎撃、高々度迎撃、地表迎撃を統合的に運用し盤石の防衛ネットワークを築く事を提唱。(翌年には国連が国際防衛計画、所謂SHADOWとしてこの構想を採択し世界規模の計画に発展・昇格した) 米国、人類初の戦術機F-4 ファントムを実戦配備補助兵装としてCIWS-1(65式近接戦用短刀)、CIWS-2(74式近接戦用長刀)、WS-16c(突撃砲 105mm滑腔砲・20mm機関砲)を同時に採用。 米国、サイン計画発動 BETA鹵獲技術の研究を開始アサバスカから回収した着陸ユニットの残骸がロスアラモス研究所に搬入され、ウィリアム・グレイ博士指揮の下、敵性先進技術の研究が開始される。 日本、74式近接戦用長刀のライセンス生産開始納入された74式近接戦用長刀のライセンス生産を開始するが、機体は納入されず。アサバスカ事件を受けて、米国議会は北米の対BETA防衛力を優先的に高める法案を決議。最前線である欧州供給枠は据え置かれたため、日本の供給順序が降格される。 日本、戦略防衛構想に参加プロメテウス計画での実績と基礎技術研究を高く評価した米国が、計画への参加を要請。帝国議会はその真意が経済協力であることを見抜きながらも、BETA有事(本土上陸)に抗するには米国の軍事力に頼らざるを得ないため、即時参入を表明。 10月:BETA、マシュハドハイヴ(H02 甲2号目標)建設開始衛星探査により旧イラン領マシュハドに喀什と同様の地表構造物が発見される。更なる調査で門(ゲート)、地下茎構造(スタヴ)等が確認された事からH 02マシュハドハイヴと命名される。これに伴い喀什ハイヴにもH 01の呼称が与えられた。折しも着陸ユニットの宇宙迎撃システム構想が進められる中、ハイヴが分化するという衝撃の事実が判明する。 1975 BETA、ウラリスクハイヴ(H03 甲3号目標)建設開始黒海沿岸を北上したBETA群がソ連領カザフスタン州に侵入。ウラリスクにハイヴが建設される ソ連、共産党政府がハバロフスクに首都機能を移設BETAの侵攻に圧迫される形で共産党政府はハバロフスクに首都機能を移設。国内主要産業や軍需産業の疎開が始まる。 米国、HI-MAERF計画開始人類未発見元素・グレイ11を応用したハイヴ攻略兵器「XG-70」と専任護衛戦術機「XF-108」の開発が始まる。ロックウィード、ノースアメリカーナ、マクダエル・ドグラムが三社合同プロジェクトとして受注。 国連、対宇宙全周防衛拠点兵器群建設開始二度にわたるBETA着陸ユニットの飛来を受け、国連安保理にて大気圏外迎撃システムの構築が決定。月軌道監視網・L1早期核投射プラットフォーム・地球周回軌道核攻撃衛星群による最終迎撃ラインの3つを柱とする対宇宙全周防衛拠点兵器群「シャドウ(SHADOW:Spaceward Hardwares for All-Round Defensive Ordnances and Warheads)」を構築開始。 日本、空軍を解散し、陸、海、航空宇宙の各軍に再編 ソ連、MiG-21 バラライカを配備開始 中国、殲撃8型を配備開始 1976 BETA、ユーラシア大陸を北進喀什から西進していたBETA群は東欧一帯を勢力下に収めた後に北進、ソ連領ヴェリスク・ミンスクの2ヶ所にハイヴの建設が開始される。 BETA、ヴェリスクハイヴ(H04 甲4号目標)建設開始 BETA、ミンスクハイヴ(H05 甲5号目標)建設開始 日本、曙計画始動F-4の導入に伴い、帝国軍・民間企業合同の戦術機開発・運用技術研修プロジェクト「曙計画」が始動。合同研修チームが米国に派遣される。世界的な戦術機供給不足を解消するため、米国は同盟国に対し戦術機開発を奨励し、各国の技術研修チームの受け入れを開始。F-4供給順の降格に失望した帝国国防省は独自開発を強く進言し、派遣へと繋がった。 米国、F-5 フリーダムファイターを輸出開始量産性の高さから欧州に優先的に供給され、アジア枠は3割以下となる。 米国、F-11 タイガーを配備開始開発メーカーであるグラナン社は、F-4供給の順番待ちをしている日本などアジア各国に対し売り込みを開始する。扱いやすい機体であったが試作機の改良に伴う重量増が主機の出力不足を引き起こし、短期間でF-4に代替された。改良型の売り込みが斯衛軍にも行われた。 日本、F-4J 撃震の試験運用開始戦技研及び教導部隊への部隊配備が開始される。日本へのF-5及びF-11の売り込みが激化。F-4キャンセルを恐れたマクダエルは対抗策として一個中隊12機と、その運用に必要な周辺機材や部品を先行納入する。 仏、ミラージュⅢを配備開始 英国、独、伊、トーネードを配備開始 スウェーデン、J-35 ドラケンを配備開始 イスラエル、クフィルを配備開始 1977 BETA、ウラル山脈に到達ウラル山脈の南端に達した喀什のBETA群がソ連領に侵攻。ソ連北西部までをその支配下に置き、ソ連領バルバシ湖の北にエキバストゥズハイヴの建設を開始した。 BETA、エキバストゥズハイヴ(H06 甲6号目標)建設開始 世界、各国でオルタネイティヴ計画誘致の動き他国に対BETA戦略のイニシアチヴを持たれることを嫌った国々が、次期オルタネイティヴ計画を見越した基礎研究分野に大規模な予算配分を開始する。なかでも米国はBETA由来技術(アサバスカ事件で鹵獲したG元素)などを精力的に研究しオルタネイティヴ計画の主導権争いで優位に立つようになった。 オルタネイティヴ3による対BETA陽動効果の実証実験開始オルタネイティヴ3で確認されたBETAに対する陽動実験の追試がユーラシアの各戦線で本格的に行われ始める。その結果、BETAの戦術情報伝播モデル(各ハイヴに独立した作戦立案機能と支持命令系統が存在するという考え、情報を収集したBETAがハイヴに戻ると約19日間で全個体にその情報が行き渡り、その後同一派生系に属する全てのハイヴにその情報が即時伝播されてしまう。以降その情報に対してBETAは何らかの対策を打ってくる事が有り、2001年の歳末にはその動きが非常に多く見られた)の推定までに至った。 日本、77式(F-4J) 撃震の実戦配備開始F-4実戦部隊が稼働開始。西部方面隊第8師団が優先される。 米国、A-6 イントルーダーを配備開始戦術機史上初の水陸両用機。長距離侵攻用の母機となるソードフィッシュ級中型潜水艦も同時に配備が開始される。 1978 東ドイツ、月光の夜(モントリヒトナハト)事件東ドイツ国家人民軍(NVA)の高級将校を中心とした反体制派によるクーデター未遂事件。 欧州、パレオロゴス作戦NATO・ワルシャワ条約機構連合軍によるミンスクハイヴ(H05 甲5号目標)攻略作戦。2ヶ月の激戦後、全欧州連合軍を陽動に、ソビエト陸軍第43戦術機甲師団・ヴォールク連隊がミンスクハイヴ地下茎構造への突入に成功するも数時間後に全滅。後に「ヴォールクデータ」と呼ばれる貴重なハイヴ内の観測情報を人類にもたらす。 BETA、ユーラシア北西部制圧パレオロゴス作戦の報復であるかのようなBETAの一大攻勢によりソ連は東西に分断され、前作戦で消耗しきった欧州戦線が全面瓦解。ユーラシア北西部から人類は完全に駆逐される。 BETA、スルグートハイヴ(H07 甲7号目標)建設開始ソ連領スルグートにハイヴが建設される。 中東、第一次聖戦連合軍結成BETA侵攻圧力に抗する為、中東諸国は聖戦を宣言。宗派の枠を超えて一斉反抗作戦を展開し、一時的に戦線の押し上げに成功する。 ソ連、オルタネイティヴ3本拠地を疎開BETAの侵攻を受けて、ノボシビルスクのオルタネイティヴ3本部がハバロフスクへの移設される。 米国、A-10A サンダーボルトⅡを実戦配備フェイアチルド社が開発した拠点防衛と支援に特化した重戦術機、 サンダーボルトⅡの実戦配備が開始される。同機の高い戦車級浸透阻止能力は特に欧州戦線において高い評価を得た。 1979 米国、ムアコック・レヒテ機関の臨界実験成功カールス・ムアコック博士とリストマッティ・レヒテ博士の共同実験が成功。抗重力機関技術が確立される。 米国、サンタフェ計画発動HI-MAERF計画参加者より、「ML理論に基づく戦略的破壊兵器に関する覚書」が大統領・ハリー・オラックリンに対し極秘裏に提出された。同年、ML機関をより単純な臨界超過反応兵器として応用する別計画がスタートした・・・G弾開発計画の幕開けである。 米国、戦術機生産技術移転を制限各国の技術習得が進み現地生産などによる前線の戦術機不足が解消され始めた事を受け、米国議会は次世代戦術機生産技術の対外移転を禁止する法案を可決。 日本、教育基本法改正優秀な対BETA主力兵器の衛士を育成するため、英才教育環境と適性者抽出システムの構築が開始される。 日本、曙計画終了第一世代戦術機開発・運用に関わる基礎技術の習得が完了する。 国連、バンクーバー協定発効統括の無い戦闘がBETA支配域急拡大を招いたとし、ハイヴ攻略作戦をはじめとした対BETA戦争を国連主導にて行う事が国連安保理決議として採択される。加盟各国の対BETA交戦権は自衛権及び集団的自衛権に限定され、鹵獲品も国連管理下とする事が明文化された。 1980 欧州、ECTSF(European Combat Tactical Surface Fighter)計画始まる英・独・仏を初めとするNATO各国が同計画に合意。1985年の実用化を目標として、各国共同研究が始まる。 国連、アジア及び欧州各国の政府及び難民の受入先の仲介交渉を開始 ソ連、米国に対しアラスカ売却を打診売却は拒否されるが、租借という方向で協議が進む。 ソ連、MiG-23 チボラシュカを配備開始 米国、LWTSE計画始動近接戦用戦術機技術研究の一環として、軽量・小型且つ高い機動性をもった機体の技術実証試験が始まる。この計画によりYF-16,YF-17が開発された。制式化の予定は無いとされた計画だったが後にHi-Low-Mix構想の出現を受け、実戦機開発計画へと昇格した。 日本、徴兵制度復活欧州、アジアの各戦線に於ける人員損耗率を鑑み、帝国議会は陸軍戦力の再編と増強を決定。これに伴い徴兵制度が復活した。 1981 BETA、北欧圏へ進攻78年のBETA一大進攻により兵力が弱体化した中ソ連合軍、欧州連合軍はBETAに押されるような形で北欧最後の砦であるスカンジナビア半島に後退、10年以上続く北欧戦線は更に過激さを増す。 BETA、ロヴァニエミハイヴ(H08 甲8号目標)建設開始スカンジナビア半島に侵入したBETA群が、フィンランド領ロヴァニエミにハイヴの建設を開始。 欧州、ダンケルク作戦発動BETAの西欧州進攻を受け、欧州各国は文明・民間人をアフリカ、南米、東南アジアへ脱出させるダンケルク作戦を発動。以降1984年まで継続。(*1) 米国、ATDP計画始動米国防総省高等研究計画庁(DARPA)、陸軍、NASAによる第3世代機技術を模索・確立する為の先導技術実験機計画。実験機X-29が製造された。 国連、SHADOWの部分運用開始 日本、81式(A-6J) 海神を配備開始 仏、ミラージュ2000を配備開始 1982 米国、ソ連のアラスカ租借を議会承認 期限は50年間当該地域住民の移送が始まる。また、ソ連でも各方面で移設準備が開始される。同時に米国は軍事的な保険措置として、米ソの国境を跨ぐ形で存在するユーコン基地とその周囲の地域を、国連に50年間無償貸与した。 日本、82式(F-4J改) 瑞鶴を配備開始 日本、国産次世代機開発研究機構発足82式開発の純国産開発挫折を受け、対米技術格差を埋めるべく、官民一体の国産次世代機開発の統合研究が開始される。 米国、F-14 トムキャットを配備開始本格的な第二世代戦術機の実戦配備が始まる。 1983 欧州、海王星(ネプトゥーン)作戦ポーランドに展開するBETAの誘出撃滅と、それによる欧州の戦況好転を目的とした国連軍、米国軍、欧州連合軍、ワルシャワ条約機構軍による4軍合同の一大反攻作戦。投入兵力の総計は、艦艇300隻、戦術機500機、ヘリ400機、総員兵数30万人以上。(*2) 喀什のBETAの西進が進み、西欧州が主戦場になり始める。欧州連合軍は河川部を駆使した遅滞防御を行ったが、奮闘も虚しくベルリンが陥落。 米国、ATSF計画始動BETA大戦後の世界を見越した次世代戦術機の開発が米国で開始される。 日本、耀光計画始動ATSF計画始動を受け、国産次世代機開発研究機構は目標を第3世代機開発へと方針転換。 欧州、EU本部をロンドンへ移転EUは本部機能をブリュッセルからロンドンへ移転。ベルファストの本部が完成するまでの一時的措置。 ソ連、MiG-27 アリゲートルを配備MiG-23の強化改修型であるMig-27は、配備時には既に旧式化していた機体だったが、MiG-21を代替する主力機として長年ソ連軍を支え続けた。 1984 BETA、本格的な南進を開始ヒマラヤ山脈を迂回した喀什由来の大規模BETA群がインド亜大陸に侵入。中近東方面からの侵攻を受けたインド亜大陸各国軍は、ヒマラヤ山脈を盾に東南アジア諸国と緊密な連携を保ちながら約10年間持ち堪えるが、結局物量に圧され、スリランカに連合司令部を移設し防戦を継続した。 BETA、アンバールハイヴ(H09 甲9号目標)建設開始イラク領アンバールにハイヴの建設が開始される。これにより、中東戦線は大きな撤退を強いられると同時に石油資源の不足が深刻なものとなりつつあった。 BETA、ノギンスクハイヴ(H10 甲10号目標)建設開始 日本、非炭素系疑似生命の基礎研究開始帝国大学の霧山教授は、開示された歴代オルタネイティヴ計画の研究データを精査し「人間よりもコンピューターに強い反応を示すBETAに対し、炭素生命体によるコミュニケーションは不可能」という仮説を導き出し、非炭素構造擬似生命に関する論文をまとめた。欧州各国の敗走に危機感を募らせた帝国政府は、国連軍を防衛戦力として国内駐留させるための方策として次期オルタネイティヴ計画の誘致を決定。霧山仮説とその論文を極秘とし、国費による非炭素構造擬似生体と擬似生命プログラムの基礎研究を開始した。 ソ連、MFPTI計画始動MiG-23/27の失敗を挽回すべく、米国のATSF計画に対抗する多機能前線戦術機計画(MFPTI=МФПТИ)が開始される。 国連、SHADOWの運用開始地球周回軌道での核攻撃をベースとした最終防衛ライン「アーテミシーズ」が完成。L1早期核投射プラットフォーム「スペースワン」で目標を変更仕切れなかった場合の対処が可能となる。 米国、F-15C イーグルを配備開始マクダエル・ドグラム社のF-15C イーグルが配備開始。F-4更新機として開発され、遠近共に高い対BETA戦性能を誇る汎用第2世代戦術機として世界各国で採用された。 1985 BETA、ブダペストハイヴ(H11 甲11号目標)建設開始ハンガリー領ブダペストにハイヴの建設が開始される。これにより、欧州戦線でのBETAの侵攻は更に勢いを増す。 日本、オーストラリア、オセアニア諸国と経済協定締結帝国政府は西日本が戦場になった場合を想定し、国内の主要産業、各種重工業や製造業等の生産拠点を海外に新設する方針を固め、オセアニア圏、ニュージーランド、オーストラリア等の各国に工業プラントを相次いで建設。 ソ連、国家基幹機能のアラスカ移転が完了オルタネイティヴ3本拠地、ハバロフスクからアラスカ州タルキートナへ政府機能や軍事施設に続き、基幹産業、各種生産基盤そして多くのロシア人の疎開が完了。以降ソ連軍は、ベーリング海を挟んだ極東ロシアを絶対防衛線として位置付け、国土奪還の戦いを続ける。 EU、BETA侵攻により、西独、仏が相次いで陥落。パリ攻防、ダンケルク撤退戦に続いて英国本土攻防戦始まる。 仏、ECTSFの主機選定で自国製主機の採用を強硬に主張。英、西独と対立し、翌年にECTSF計画から脱退する。 1986 BETA、リヨンハイヴ(H12 甲12号目標)建設開始フランス領ローヌ県リヨンにハイヴの建設が開始される。英国本土への侵攻に続き、イベリア半島へのBETA侵攻が開始される。 米軍、F-16 ファイティングファルコンを配備開始F-14、F-15の調達コスト高騰への対策として「Hi-Low-Mix」構想を策定した米国政府は、技術研究目的のLWTSF(Light Weight Tactical Surface Fighter)計画を実戦機開発に格上げし、ゼネラルダイノミクス社開発の第2世代戦術機F-16を完成させる。同機はF-5Eを更新する軽量戦術機として多くの国で採用された。 アジア、中国と台湾が対BETA共闘条約に調印 統一中華戦線が誕生 08.18:日本、次期主力戦術機選定に関して、日米合同演習を実施日本帝国の次期主力戦術機選定に向けた日米合同の異機種間戦闘訓練(DACT)が、矢臼別演習場で行われる。本演習に於いて帝国斯衛軍の巌谷大尉はF-4j改でF-15を破るとい快挙を成し遂げた。 日本、帝国本土防衛軍を創設帝国軍は戦線の本土接近を鑑み帝国軍参謀本部直轄の国内展開専任部隊・本土防衛軍を創設。自国領の死守を戦略目標として軍組織を再編。 スウェーデン、JA-37 ビゲンを配備開始 EU、米国からのF-15、F-16輸出攻勢が強まる。それに伴い、西独がECTSF計画の大幅な遅延を理由として、同計画からの撤退とF-15導入を示唆。 1987 欧州、欧州各国政府が英国とグリーンランドへ避難BETA群の本格的な西進に抗しきれず、難民の欧州大陸脱出を支援するためポルトガル領内に踏みとどまっていた各国政府が、英国領やグリーンランド、カナダなどに首都機能を移設。領土を失った各国の軍隊は、以降国連軍の指揮下に編入された。 7月:米国、五次元効果爆弾(通称G弾)の起爆に成功ニューメキシコ州ホワイトサンズで行われた「モーフィアス実験」にて小規模ながらG弾の制御された起爆に成功し、G弾実用化への道を開いた。 11月:米国、HI-MAERF計画の中止を決定計画の遅延に加え、より安価で実用的なG弾の実用化に目処が立ったため、国防省が中止を決定。 日本、琵琶湖運河の浚渫工事が始まるインド亜大陸の戦況悪化を重く見た日本帝国は、かねてより国連から要請されていた大陸派兵の検討を開始。それに伴い、帝国軍参謀本部直轄の国内展開専任部隊として本土防衛軍を創設するなど、将来予想されるBETA本土進攻への対応を開始。琵琶湖運河にも再び脚光が浴びせられ、浚渫工事を着工。大阪湾・伊勢湾-琵琶湖-敦賀湾を結び、帝国海軍が保有する紀伊級戦艦(基準排水量70,000t級50サンチ砲戦艦)や30万tクラスのタンカーも通行可能とするため再整備された。 米国、F-18 ホーネットを配備開始 ソ連、MiG-25 スピオトフォズを配備開始 EU、実質的な単独開発国となっていた英が、ECTSFの要求仕様を、近接機動格闘戦能力を重視した第三世代水準機へ転換すると発表。 国連、日本帝国及びオーストラリアの常任理事国入り。常任理事国が米英仏ソ中日豪の7カ国になる。但し、日豪の拒否権は20年間(2007年まで)凍結。 1988 日本、教育基本法全面改正衛士の育成を主眼に置いた全面的な法改正。義務教育科目の切り捨てや大学の学部統廃合が始まる。 米国、国連に次期オルタネイティヴ計画案を提示オルタネイティヴ3に見切りを付けた米国が次期予備計画の招集を待たず、新型爆弾(G弾)によってハイヴを一掃する対BETA戦略を計画案として提示。G弾を限定的に使用し外縁部のハイヴを攻略。G元素の獲得→G弾の量産というサイクルを繰り返し、最終的に大量のG弾による飽和攻撃でオリジナルハイヴを含むユーラシア中心部のハイヴを一掃するというもの。 国連、トライアッド演習実施国連宇宙総軍と米国戦略軌道軍は光線属種の迎撃基準を検証するための物質投下試験を合同で実施。積載物の内容に関らず、落着予測地点付近の重光線級のみが迎撃を行い、一定距離以遠では一切反応しないことが判明。詳細原理は不明ながらも、低軌道衛星、HSSTの定常的な配備を大きく後押しする結果となる。 香月夕呼14歳、因果律量子理論の検証を始める 1989 国連、米国が提案した次期オルタネイティヴ計画案の不採用を決定オルタネイティヴ3の成果に対する評価の違いと、ユーラシア各国が影響を予測できない新型兵器の使用に反対したことが主な不採用の理由。これによって米国は国連に深く失望し、独自の対BETA戦略を強行する方針を固める。国連内部に対するあからさまなロビー活動が開始される。不採用案はより尖鋭化し、最終的にオルタネイティヴ5へと繋がった。 国連、SHADOW初迎撃に成功月面より飛来したBETA着陸ユニットと思われる物体に対し、対宇宙全周防衛拠点兵器群 SHADOWによる迎撃を初展開、この軌道を逸らせることに成功する。ただし、この物体が実際に着陸ユニットであったかにういては議論が分かれている。 中東、アラビア半島での戦闘が激化 帝国国防省、第二世代戦術機F-15イーグルの試験導入、ライセンス生産を開始純国産戦術機開発計画の停滞を打開するため、技術検証を目的とした試験導入。予定調達機数は120機 06.15:北アフリカ、スエズ戦線にて、約4ヶ月に渡るスエズ防衛戦始まる。 1990 BETA、ボパールハイヴ(H13 甲13号目標)建設開始インド領ボパールにハイヴの建設が開始される。欧州撤退の後、喀什ハイヴ攻略に備えてインド方面を重視していた人類は、同方面での徹底抗戦を打ち出した。 喀什のBETAが本格的な東進を開始カシュガルハイヴから出現した大規模BETA群が東進を開始。ユーラシア北東部、東アジア、東南アジアが主戦場となる。統一中華戦線とソ連、東南アジア各国は激しい防戦を繰り広げるも、物量に圧されて戦線は徐々に後退した。 米国、ATSF計画終了 YF-22が選定されるロックウィード社のYF-22とノースロック社のYF-23による4年に渡る競合開発の結果、米国軍の戦略に即しコスト面でも優れるYF-22が次期主力戦術機に選定される。1年間の運用試験が実施された後に制式採用が決定しF-22の制式番号が与えられる。 ソ連、MiG-31 ブラーミャリサを配備開始ミヤコム・グルビッチ設計局によるMig-25の強化改修型の第2世代機Mig-31の実戦配備が開始される。 1991 日本、帝国議会が大陸派兵を決定BETAの東進を自国の危機と判断した日本は、東アジア戦線への帝国軍派遣を帝国議会で決定する。帝国軍は大陸派遣軍を創設し、戦術機甲部隊を中心とした大兵力を前線に投入した。 G弾実用化。それに伴いF-22懐疑論が発生。 香月夕呼17歳、帝国大学・応用量子物理研究室に編入弱冠17歳の学徒が説いた独自理論「因果律量子論」の論文がオルタネイティヴ計画招致委員会の目に止り、次期計画案の基礎研究を進める帝国大学・応用量子物理研究室への編入が認められた。 米国、DRTSF計画始動F-22も調達難航を受け、既存機に近代化改修を施し次期主力機配備までの空白と機体不足を埋めるべく計画された統合任務戦術機開発計画。計画に応募したマクダエル・ドグラムとゼネラルダイノミクスからF-15EとF-16XLが提案されたが、後に兵装搭載量、拡張性、調達コストに優れるF-15Eが制式化された。 1992 BETA、敦煌ハイヴ(H14 甲14号目標)建設開始中国領敦煌にハイヴの建設が開始される。後に重慶を始めとする北東アジアや東南アジアを脅威に晒す一大拠点となる。 BETA、クラスノヤルスクハイヴ(H15 甲15号目標)建設開始ソ連領クラスノヤルスクにハイヴの建設が開始される。BETAのあまりに急激な東進に極東でも危機感が高まる。 印度、インド亜大陸反攻作戦・スワラージ作戦発動インド亜大陸での勢力挽回を懸けて発動されたボパールハイヴ(H13 甲13号目標)攻略作戦。国連が主導し、アフリカ連合と東南アジア諸国が参戦した。宇宙戦力が初めて投入され、軌道爆撃や軌道降下部隊など、その後のハイヴ攻略戦術のセオリーが確立した。オルタネイティヴ3直轄の特殊戦術情報部隊が地下茎構造に突入、リーディングによる情報収集を試みるも成果はなく、ほぼ全滅した。この作戦以降、「間引き」に乗じた小規模部隊によるゲリラ的な突入作戦が散発的に繰り返される。 中国、重慶防衛線を構築敦煌ハイヴ(H.14甲14号目標)から溢れ出た大規模BETA群が南シナ海方面に向け進撃を開始。統一中華戦線、帝国軍大陸派遣部隊及び韓国・ベトナムの義勇軍は重慶市北方より流れる嘉陵江に防衛線を構築。各軍は奮戦するも昨年から行われてきた遅滞作戦の疲弊もあり、年明けに戦線は崩壊する。殿軍は大陸派遣軍 北部方面第7師団 第71戦術機甲連隊 第2戦術機甲大隊が預かり、撤退までの間避難民を死守した。 日本、飛鳥計画始動帝国城内省が国防省の耀光計画に相乗りする形で、瑞鶴の後継機たる斯衛軍次期主力戦術機開発計画を開始する。 ソ連、Su-27 ジュラーブリクを配備開始Su-27は、スフォーニ設計局がグラナン社からF-14の技術情報の提供を受けて開発した第2世代機だが、初期型はトラブルが多く衛士には不評だった。その後、改良型であるSu-37の登場によって調達は早期に打ち切られた。 1993 BETA、重慶ハイヴ(H16 甲16号目標)建設開始中国領重慶にハイヴの建設が開始される。嘉陵江戦線が崩壊して以降、統一中華戦線は九-六作戦等で戦況の好転を図るも何れも功を奏さず核を使った撤退戦が続いた。 BETA、全欧州大陸を完全制圧最後まで抵抗を続けていた北欧戦線が瓦解し、欧州連合軍司令部が全軍の撤退と欧州の放棄を宣言。これ以降、欧州各国は大陸沿岸の島嶼部に前線基地を設置し、来るべきユーラシア奪還作戦に備え「間引き」を続けていく。 中国、九-六作戦発動大連に向かう大規模BETA群の殲滅を目的とした中韓連合軍の要撃作戦。日本帝国の大陸派遣軍も側面支援として参戦したが、BETA群の奇襲に遭い二個大隊が壊滅した。後、戦術核の運搬により大連侵攻は回避、帝国軍の本隊は哈爾浜に一時撤退を強いられた。 神宮司まりも19歳、死の8分を越える 1994 BETA、インド亜大陸占領喀什から南進したBETA群は、この年インド亜大陸を完全に支配下に置く。これによってBETAの東進が勢いを増し、中国戦線は泥沼の様相を呈していった。領土を失った各国の軍隊は、以降国連軍の指揮下に編入された。 日本、帝国議会で徴兵対象年齢の引き下げを柱とした法案を可決後方任務に限定した学徒志願兵の動員を開始。 国連、オルタネイティヴ4予備計画招集日本、カナダ、オーストラリアがオルタネイティヴ第四計画本部招致に立候補。予備計画の招集を受け、本部招致レースが国連常任理事国間の政治問題に発展する。 香月夕呼20歳、国連に招聘され因果律量子論の検証を進める 2月:94式戦術歩行戦闘機「不知火」を配備開始富嶽、光菱、河崎の3社共同開発による念願の純国産機・94式不知火は、89式陽炎のライセンス生産を経て、ようやく実戦配備に至った。世界初の第3世代準拠戦術機として高性能を誇ったが、拡張性に乏しい突き詰めた設計が、後年改修計画の紆余曲折を招いた。 米国、F-18E/F スーパーホーネットを配備開始F-18E/Fは、F-18をアップグレードした機体で高い総合性能を有していた。コストパフォーマンスの良い同機の完成と配備は、それまで海軍主力機の絶対的な地位を守り続けてきたF-14を退役へと追い込んだ。 統一中華戦線、殲撃10型を配備開始統一中華戦線とイスラエルが水面下で共同開発した殲撃10型が実戦配備を開始。F-16Cをベースに盛都とIEIが共同開発した第2世代機であり、最も成功したF-16派生機となった。 ソ連、MiG-29 ラーストチカを配備開始ミヤコム・グルビッチ設計局の開発によるMig-29は、機動性と近接格闘戦能力を極限まで高めたソ連製第2世代機の集大成とも言うべき高性能戦術機であったが、国内調達は振るわず、海外にその活路を求めた。 EU、ユーロファイタス社、ECTSF技術実証機、ESFP(Experimental Surface Fighter Program)を完成。各国へのアピールを目的とした技術実証機運用部隊"レインダンス"中隊を編成し、英国政府の支援の下で国連欧州方面軍へ派遣する。 1995 兵士級BETAが初めて確認される 国連、オルタネイティヴ4に日本案の採用を決定 オルタネイティヴ3を接収へオルタネイティヴ第四計画は帝国大学に所属する香月夕呼博士の案が採用され、即時本計画に格上げされる。急な決定に本部施設の建設が間に合わず、仮説本部を帝国大学・応用量子物理研究等に設置。香月博士はオルタネイティヴ4の総責任者に就任。異例の早期格上げが実現した裏には、尖鋭化した自国案の復活を目論む米国の強引なロビー活動に対する国連側の反発が存在した。 AL4、00ユニットの開発に着手選定候補者の受け皿として、接収を予定していた帝国陸軍白陵基地に計画直属の衛士訓練学校を設立。 日本、オルタネイティヴ4の招致決定に伴い、更に多くの帝国軍施設を国連軍に開放 日本、18歳以上の未婚女性を徴兵対象とする修正法案可決 国連、ブルーブック計画を発動 地球生命の多様性存続のため、あらゆる生物のDNAデータを収集・保管する計画。 ソ連、ポールナイザトミーニィ計画を発動 オルタネイティヴ3計画で生み出された人工ESP発現体を兵器利用する計画。 国連、世界人口がBETA大戦前の約50%まで減少したと国連統計局が発表 米国、F-15E ストライクイーグルを配備開始 1996 アジア各国がオセアニア、オーストラリア各地に臨時政府を樹立戦闘地域のアジア各国が、オーストラリアとオセアニア諸国に援助を要請、国家機能の移転を開始する。マレーシアやシンガポールは2001年現在も自国領を維持している。 東南アジア、大東亜連合設立領土を失った国々の多くは、国連軍の直接的な指揮下に編入されることを良しとせず、大東亜連合を結成して間接的に連携する道を選択した。これはスワラージ作戦が国連の秘密計画のために強行されたことに対する不信感から。 キリスト教恭順主義派が急速に拡大 その抗議活動やデモンストレーションが活発化する 国連、オルタネイティヴ5予備計画招集国連の強引な格上げに対する不安と、日本案のあまりに荒唐無稽な内容に対する保険的措置として第五予備計画の招集をアメリカが提案。それを南アメリカ及びアフリカ諸国が後押しする形で可決された。 国連、プロミネンス計画発動オルタネイティヴ5予備計画の招集は「米国が焼き直したG弾集中運用案を通すための呼び水に過ぎない」とするユーラシア諸国が提唱した先進戦術機技術開発計画が開始され、アラスカの国連軍ユーコン基地が本拠地に決定。基地の拡張工事が開始。 日本、帝国議会が男性徴兵対象年齢の更なる引下げを含む修正法案可決事実上の学徒全面動員へ。 日本、北九州を始めとする九州全域に第2種退避勧告が発令。 統一中華戦線、殲撃11型を試験配備 スウェーデン、第三世代戦術機、JAS-39 グリペンを配備開始 1997 BETA、アラビア半島を制圧10年以上BETAの侵攻を持ちこたえていたアラビア半島の戦線が瓦解。アフリカ連合軍と中東連合軍はスエズを渡って前線を再構築し、アフリカ大陸への侵入を辛うじて食い止めた。 欧米、ダイダロス計画成功 NASAがイカロスⅠの信号を受信蛇遣い座バーナード星系に適合度AAの地球型系外惑星を発見。これを受けて米国はユーラシア各国の主張に配慮し、系外惑星への避難を加えた次期オルタネイティヴ計画修正案を提出。あまりのタイミングの良さに、自国案を通すためのでっち上げだという指摘もある。 国連、オルタネイティヴ5予備計画が米国案に確定 AL5、ラグランジュ点での巨大宇宙船計画がスタートする事実上オルタネイティヴ計画が並立するという異常事態に。この件が切っ掛けとなり、カナダを含むオセアニア、ユーラシア諸国と、アメリカを中心とするアフリカ、南アメリカ諸国の対BETA戦略の差が明確になる。 AL4、A-01連隊発足オルタネイティヴ第四計画直属の特殊任務部隊が発足。 台湾、総督府が中国共産党政府の台湾受け入れを表明 日本、97式 吹雪を配備 ソ連、Su-37 チェルミナートルを配備 1998 日本、朝鮮半島撤退支援作戦・光州作戦発動1998年、国連軍と大東亜連合軍の朝鮮半島撤退支援を目的とした作戦。後に光州作戦の悲劇と呼ばれる彩峰中将事件が発生する。 夏:重慶ハイヴから東進したBETAが日本上陸北九州を初めとする日本海沿岸に上陸し、わずか一週間で九州・中国・四国地方に侵攻犠牲者3600万人 日本人口の30%が犠牲となる(この時点で世界人口の60%が死滅している)近畿・東海地方に避難命令。2500万人が大移動を開始する(一部はオーストラリアへ)。一ヶ月に及ぶ熾烈な防衛戦の末、京都陥落(8/15)。首都は京都から東京に移される 9/25 佐渡ヶ島陥落 米軍は日米安保条約を一方的に破棄して撤退佐渡島ハイヴの建設に伴い長野県付近でBETAの侵攻が停滞。その間に米国は日米安保条約を一方的に破棄し在日米国軍を撤退させた。 仙台第二帝都への首都機能移設準備が始まる AL4、オルタネイティヴ4本拠地の移設を開始共に仙台への移設を開始。白陵基地の衛士訓練学校も同様の措置が採られた。 BETA、東進再開、首都圏まで侵攻し、西関東が制圧下に 帝国軍白陵基地壊滅BETA群は帝都直前で謎の転進。伊豆半島を南下した後に進撃が停滞、以降は多摩川を挟んでの膠着状態となり、24時間体制の間引き作戦が続く。 BETA、横浜にハイヴを建設開始偵察衛星の情報により横浜ハイヴ(H22 甲22号目標)確認される。 国連軍総司令部は、カムチャツカ-日本-台湾-フィリピンからアフリカ-イギリスに至る防衛線による、ユーラシア大陸へのBETA封じ込めを基本戦略として決定 香月夕呼博士、国連に横浜ハイヴ攻略作戦を提案国連司令部は即時承認。大東亜連合に参戦を打診。 日本、帝国議会が女性の徴兵対象年齢を16歳まで引き下げる修正法案を可決 国連、アラスカ州ユーコン基地の拡張工事が完成する EU、ECTSF先行量産型、英国陸軍試験部隊へ引き渡し開始。機体正式名称を「EF-2000 タイフーン」と決定。 仏、独自開発の第三世代戦術機、ラファールを実戦配備開始 米、F-22A ラプター先行量産型の実働部隊での運用を開始 1999 国連、本州奪還作戦・明星作戦国連軍と大東亜連合によるアジア方面では最大、BETA大戦においてはパレオロゴス作戦に次ぐ大規模反攻作戦。横浜ハイヴの殲滅と本州島奪還が優先戦略目的。 08.05:米軍が二発のG弾を使用する。人類史上初ハイヴの奪還に成功。 各国でG弾脅威論が噴出する明星作戦で目の当たりにしたG弾のあまりの威力に、ユーラシア各国ばかりではなくアフリカ諸国の一部でも脅威論が噴出し始める。それとは逆に、米国案を元々支持していた国々は、威力の実証によってより強硬にG弾の使用を主張し始める。 香月夕呼博士、国連に横浜基地の建設を要請オルタネイティヴ4の本拠地として、横浜ハイヴ跡地上に国連軍基地の建設を要請。国連は即時承認。横浜基地建設着工と同時に国連軍司令部は米軍に即時撤退命令を下す。即時承認の主な理由は、米国が強引に推進する第五予備計画に対するG弾脅威派の牽制。 米・ボーニング社、フェニックス構想始動F-15強化策の実証実験がユーコン基地で始まる。ボーニング社の戦術機開発部門が提唱した、パーツ換装や軽易な改修でF-15を安価に第三世代機相当性能に強化する構想。 ソ連、Su-47 ベルクートを開発スフォーニ設計局が独自開発したSu-37の強化試験機。 米国、A-12 アベンジャーを配備開始 2000 1月:国連横浜基地、オルタネイティヴ4占有区画稼働開始1月の段階でオルタネイティヴ計画占有区画が完成し、研究機関が帝大より移設される。それに伴い、帝国軍練馬駐屯地に仮移設されていた衛士訓練学校も移設。 2月:帝国斯衛軍、純国産第三世代戦術機「武御雷」配備開始 5月:EU、EF-2000 タイフーン、英国陸軍、及び国連欧州方面軍に実戦配備開始。供給の優先順位から、国連初の配備部隊に西独軍"ツェルベルス"大隊が選定される。 米国、米国議会内にもG弾脅威論噴出 G弾脅威論が反オルタネイティヴ計画思想に発展キリスト教恭順主義に傾倒した国連職員によってG弾爆心地の写真と様々なデータが暴露され、その実状に触れた米国議会内でもその使用に疑問を持つ派閥が現れ始める。同時に、G弾脅威論に賛同していた国々の中に、オルタネイティヴ計画そのものの是非を問う動きが出始める。 日米共同戦術機開発計画・XFJ計画を承認米国の持つ最新戦術機開発技術の習得を目的とした、94式戦術機改修機開発計画が帝国議会に承認される。F-4の耐用年数が迫る中、その代替機となる次期戦術機の機種選定を巡って議論が紛糾。巌谷榮二中佐の提唱した日米共同開発計画案が、米国の最新技術を盗み、日本の開発技術の底上げを行うという建前を落とし所に採用された。一方米国でも、XFJ計画の受注元であるボーニング社の活発なロビー活動の結果、反オルタネイティヴ5派閥の取り込みが成功し議会承認された。 2001 国連横浜基地、実稼働開始7割程度の完成度ではあったが、主要な基地機能が概ね100%の稼働状況に達したため、全面開設が認可される。未完成部分の工事は継続。 香月夕呼博士、米国のオルタネイティヴ支持派と会談オルタネイティヴ4を支持する政財界の代表団が香月博士と秘密裏に接触し、HI-MAERF計画接収を協議セットアップしたのは帝国情報省・外務二課の鎧衣左近である。同時に反オルタネイティヴ5派にも接触工作を仕掛けた。 2月:BETA新潟上陸。 3月:F-22Aラプター部隊配備開始。 5月:XFJ計画、始動 8月:BETAカムチャツカ半島東岸部侵攻。 08.28:XFJ計画、不知火・弐型ロールアウト 9月:国連ユーコン基地に於いて、大規模テロ発生。 11.11:BETA新潟上陸。 11.29:国連横浜基地に於いて、極秘裏に新概念OS(のちのXM3)の実証試験実施。 12.05:12・5事件。帝国軍の一部によるクーデター。 12.10:国連横浜基地に於いて、新概念OS・XM3のトライアルが実施されるトライアル中、捕獲されていたBETAが逃走し、多数の死傷者が出た。 12.24:国連軍第11方面軍司令部及び、帝国軍参謀本部より、『甲21号作戦』発令。 12.25:G弾による佐渡島消滅を以て、佐渡島ハイヴの破壊に成功。 12.29:佐渡島ハイヴの生き残りのBETAが横浜基地へ急襲。横浜基地は大損害を被る。 12.31:桜花作戦発動。 2002 01.01:あ号標的の破壊。 7月:東シベリア奪還。 日本、02式 吹雪 改を配備 2003 04.10:錬鉄作戦発動。鉄原ハイヴ(H20:甲20号目標)攻略作戦。 04.12:鉄原ハイヴ制圧。 8月:日本帝国、ソ連共同軍による、サハリン沿岸のBETA掃討作戦。 2004 欧州奪還作戦。 日本、04式 極光を配備 年代不明 第二次月面戦争 オペレーション・オリンパス ハーキュリーズ級艦隊による火星ハイヴ群攻略作戦。 G元素と世界覇権を巡り人類同士、そして人が生み出した新たな種族、人造種"00ユニット"、調律種"人工ESP発現体"、合成種"BETAブリッド"との内戦が人類統合体発足まで続く。 2031 第七世代戦術機実用化 2043 数多の滅亡の危機を乗り越え、人類統合体発足。 2044 BETA創造主”シリコニアン”接触計画公表。 使節艦隊の建造計画と艦載機たる第八世代型戦術機F-47"イシュクル"開発開始。 2049 01.01:人類統合体宇宙総軍使節艦隊派遣。
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189: 弥次郎 :2020/02/25(火) 11 50 31 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 憂鬱SRW IF マブラヴ世界編SS「Zone Of Twilight」短編集5 Part.11 赤兎馬の駆け抜けた後 「なんでよぉーーーー!」 崔 亦菲はハンガーで固定されている、というよりは、ハンガーに寄りかからせるようにして形を維持している愛機の殲撃10型を前に嘆きをあらわにしていた。 模擬戦が終了した後の殲撃10型は、実弾を使用せずペイント弾を用いたためにペイント弾が付着していた。それはいいだろう。 だが、各部のフレームが明らかにあらぬ方向にねじれたり破損していたりと、どう考えても尋常な戦いをしたようには思えない。 一部には腕や四肢の一部が完全に吹っ飛んでいる殲撃10型も見えるなど、無事に四肢が揃っている機体など見えない。 整備士たちが群がって機体の状態の確認などをしているが、どの顔も明らかに優れていない。当然だろう、実弾を使わない模擬戦でこうなるのだ、それを成してしまった東アジア共和国のMSであるティエレン・ホンに恐怖を抱いても仕方あるまい。 「暫くは整備…というか修理が必要です。オーバーホールどころの話ではありません」 「そんなのは分かってるわよ!こんなにひどいならもういっそ新しいのが必要なくらいだわ!」 「ですよね…」 (だから言ったんだ、無謀だって…) そんな言葉を飲み込んだのは、東アジア共和国からの出向者である馬少佐だった。 馬は先程まで小隊を率いて、同じく小隊を率いた崔との模擬戦を行った。ハンデとして、赤兎隊のみペイント弾と模擬刀を使用して挑んだのだが、その判断は賢明そのものだった。実弾を用いた暴風小隊は結局ティエレンにまともな傷を一つも与えることが出来ず、果敢にも格闘戦を挑んだ---崔もその一人だが---衛士の戦術機はティエレンの重装甲と戦術機とは比較にならないパワーによって逆に機体の方が破壊される始末。 ティエレンの見た目によらない機動性と運動性など差も存在していたのだが、ともかく結果として、全損に近い被害を受けるに至った。 馬達は予め彼我の性能差などを把握していたので、最低でも衛士を殺さないように慎重に立ち回ったのだが、それでもこの結果。 まともにやり合えば模擬戦で肉塊入りのスクラップのような何かを量産していたことは間違いないだろう。 「どうしてくれるのよ!」 「どうしてくれるんだと言われても、そちらがそう要望したからこうなったんだろう? こちらは事前に警告したし、うっかり殺さないように注意を払ったんだから、むしろ礼を言ってほしいくらいなんだが…」 そう宥めつつも、それで崔の気が晴れないことは分かっている。手加減しなければ事故死していたのは間違いないのだが、感情の方が納得しないのだ。 「まさかあんなに差があるとは思わなかったのよ!」 「……八つ当たりされても困るんだが。ほら、この通り誓約書ももらっていることだし」 「うぐっ」 馬が差し出すのは模擬戦の前に描いてもらって誓約書だ。 どれほどのダメージを受けようとも、東アジア共和国側に責任はなく、統一中華戦線暴風小隊の責任と認めることを誓約したもの。 「……まあ、いいわ」 諦めと共に、崔はため息を吐き出す。それを出されては文句が言えない。 こうなることは予想は出来なかったが、言ったことを引っ込めることなどできないし、上官たちは被害に頭を抱えつつも、東アジア側の主張に根負けせざるを得なかった。少なくとも、殲撃10型を手加減しまくってもなお一方的にスクラップにできる性能と分かったのだから。 190: 弥次郎 :2020/02/25(火) 11 51 23 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 「でも、実際問題どうするワケ?実機が殆ど修理…っていうかもうスクラップ寸前にしちゃったから、これじゃあ実機試験が出来ないんだけど」 「それについては何とでもなる。こちらで戦術機のアテはある」 「へぇー、それはあの鉄人かしら?」 「残念ながら、いきなりティエレンに乗せることはできない。乗れないこともないだろうが、使われている技術が違い過ぎて、下手な衛士がのった場合、戦術機操縦に支障をきたすからな」 TC-OSなどのOSも吸収したMSの操縦系やOSならば、彼女らでも問題なく動かすことができるだろう。 しかし、あまりにも彼我の性能差が違い過ぎて、今度は戦術機の不便さにぶち当たってしまい、その後の操縦に問題が生まれるだろう。 自由度が高すぎる、性能が高すぎるとは、時に障害となる。殊更、楽な方へと人間は流れやすいのだから。 「殲撃10型がF-16の派生機というのは聞いているからな、似た傾向のXF-15Vを大西洋連邦から借り受けることになる」 「美国(アメリカ)の戦術機を…?」 「不満が?」 「そうじゃないけど……」 「そうふてくされるものでもない。XF-15VはF-15をアップデートした第2.5世代機…性能的にはもう第3世代に足を突っ込んだ良作機だ」 東アジアは今回独自の改修機を持ち込んではいない。だから必然的に戦術機の用意が無いため、他国から融通してもらうことになる。 作る暇がなかったと言わけではないし、統一中華からサンプルとして提供され、解析に回された戦術機もあったことはあったが、ドクトリンなどが殆ど大日本帝国と同じであったため、無理に作らずとも良いだろうと判断された結果だ。 「美国にまたライセンスを握られるのはあんまり好かないのよ…」 「ああ…そういうことか…」 世界初の戦術機F-4 ファントムを始め、アメリカは各国に対し戦術機の輸出やライセンス契約などを行っている。 後背国であり、地球上でも随一の技術力と資源と資金を有する国だからこそできる、安全の輸入を行っている。 その見返りに多くの最前線国家を支えているのだが、やはりそこには持てる者と持たざる者との差が存在している。 この世界でのアメリカの外交的態度やその振る舞いがよろしくないことは馬でも把握していることだ。だとするならば、いらぬ借りを作ることを統一中華は忌避しているのだろうか。この惑星、融合惑星にいくつもの世界が転移してきた元凶と思われるG弾の使用以降、アメリカはハイヴ攻略完遂を盾にして国際的な発言力を強化しつつあるという。それを考えれば、アメリカへの悪感情があってもおかしくない。 次のG弾が投下されるのは、順を追っていくならば日本列島、そして彼女らの故郷だった中華大陸なのだから。 「一時的に借りるだけだから問題はない。それに、XF-15Vに使われている技術のライセンス契約は東アジアと統一中華の間で交わされることになる。 それをそのまま既存の戦術機に組み込めばよいから、この世界のアメリカが関与することはできない」 「……つまり、美国は文句を付けられないってことね?」 「そうなる。技術供与についてはここを経由して各国の間で直接契約が交わされる。欧州などには先行して提供が始まっているからな、 統一中華に関しても時間の問題だ」 暫しうなったが、最終的に崔は馬に告げる。 「生半可な戦術機だったら許さないわよ?」 「期待してくれても構わないぞ」 その挑発的な言動を、馬は好意的に受け取った。 こういう意気軒高ならば、鍛えがいのあるというものだ。 191: 弥次郎 :2020/02/25(火) 11 52 17 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp Part.12 歌姫の羽ばたき 地球連合がユーコンに到着してからしばらく後、ヴァレリオ・ジアコーザ少尉のここ最近の楽しみはPXにあった。 何が目的か、と言われればPXで楽しめるアルコールなどであったが、ここ最近はそれだけではない。連合のおいていった音楽再生機に用事がある。 連合のスタッフが配置していったポスターと音楽再生機は、連日衛士やスタッフが詰めかける人気スポットとなっていた。 「お、今日は早くこれたみたいだな…」 ヴァレリオの視線の先、試聴スペースにはまだ人の姿はまばらで、ヘッドホンは空いている状態だった。 そのポスターとレコーダーに納められた楽曲が誰のものかは言うまでもない、SMSを伴ってこのユーコン基地でのツアーを行うシェリル・ノームのものだ。 この世界においても音楽というのは史実に乗っ取り発展をしてきた。だが、対BETA戦争はその余裕を地球の国家の大半から奪い、また意図的にばら撒かれた偏向たんぱく質がそういった贅沢や欲望を抑え込むなど、あらゆる面から娯楽の衰退がはじまっていた。 BETAに対するランカ・アタックが失敗したのと同じくして、β世界の人間に対してもランカ・アタックは通用していないという驚愕すべき事態だったのだ。 そんな裏背景を、残念ながらもヴァレリオは知らない。知りえない。だがそれでも、音楽を楽しむということはできる。 よく出自は分からなくとも、美人のアイドルがツアーに訪れるというのはヴァレリオにとっては歓迎すべきことであったし、歌自体もそこらの歌手がまねごとに見えるくらいうまい。少なくとも、連日この視聴スペースを訪れる衛士やスタッフたちが途絶えないことから、 既にシェリルの歌はユーコン基地の面々の心を捉えつつあったことは間違いない。 「さて、と…」 用意されたソファーに腰を下ろし、ヴァレリオはヘッドホンを装着した。 曲目を選択すれば、連動して目の前の小型テレビにはMVが表示される。普段むさくるしい軍服姿の人間ばかり見ているので、とても目の保養になる。 無論軍服越しでもスタイルのいい女性はちらほら見かけられるのだが、それはそれ、これはこれだ。 (いい女だよなぁ…) この手の映像が見栄えが良くなるように調整やメイクをしてあるとわかっている。だが、それを差し引きしたとしても、極上の美女だった。 イタリア人男性としても、ヴァレリオ個人としても、是非ともお近づきになりたい。生で見る彼女は一体どれほどなのだろうか。 胸の高鳴りは止まりそうもない。流行る気持ちを抑えながらも、ヴァレリオはヘッドホンから流れてくる歌声に身を任せた。 彼はまだ知らない。シェリル・ノームがただのアイドルどころか、銀河を救った歌姫だということを。 彼はまだ知らない。シェリル・ノームには既に意中の相手がいることを。 彼はまだ知らない。同じようにシェリル・ノームに魅了された男性衛士(一部女性衛士やスタッフ)が多数おり、対BETA戦並の競争になることを。 まあ、知らないということはある種のやさしさであるかもしれない。アイドルとは偶像、ファンの中に存在する虚像集まりなのだから。 192: 弥次郎 :2020/02/25(火) 11 53 38 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 以上wiki転載はご自由に。 短いですが、ガチでMSとぶつかった暴風小隊でした… 暴風はより大きな暴風にかき消される、是非もないよネ!
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159: ホワイトベアー :2021/10/19(火) 20 01 34 HOST 163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp Muv-Luv Alternative The Melancholy of Admirals 第3話 西暦1984年9月12日 ドイツ民主共和国 コットブス基地 「コットブス管制塔〘タワー〙よりシュバルツ01へ。ようやく滑走路があいた。待たせて申し訳ない。第1滑走路への侵入を許可する」 「こちらシュバルツ01より管制塔〘タワー〙。了解した」 コットブス基地、東ドイツが自国へのBETA侵攻を防ぐためにポーランドとの国境地帯に流れるオーデル川およびナイル川に沿って建設し、現在では西側の支援を受け急ピッチで強化改修を実施しているオーデル・ナイセ流域要塞陣地群の防衛戦時には現地で活動する戦術機部隊の拠点として機能する基地の1つとして設営されたこの基地に、666《ビーストナンバー》が刻まれた9機のMig-21が着陸しようとしていた。 (しかし、訓練から帰還したら新型機だがなんだかわからんが基地が混雑中とはついてないにも程がある) Mig-21を操る衛士の1人であり、第666戦術機中隊のストームバンガードの担い手でもあるテオドール・エーベルバッハ少尉は、そんな雑念をいだきながら手慣れた操作でコットブスに着陸する。 「へぇ?第二世代機がいきなりこんな数来るなんて、ずいぶんと強勢じゃない」 「あれは西側の第二世代機であるF-1カゲロウですね。在独米軍や日本軍欧州方面軍では主力として扱われている機体です。ですが、なぜここにあるのでしょう?」 テオドールと同じく第666戦術機中隊唯一の長刀使いであるコットブスに着陸したアネット・ホーゼンフェルト少尉は、基地の戦術機格納庫の前に置かれた、第一世代機であるMig-21やF-104、F-105等とは違いスリムかつスタイリッシュな戦術機を見ると独り言をこぼし、それに東ドイツ革命の前に西ドイツから東ドイツに亡命してきたと言う珍しい経歴の持ち主で、淡い茶髪のポニーテールと同色の瞳の小柄な少女であるカティア・ヴァルトハイム少尉が応えた。 「もしかしたら補充の衛士も来たりして~?」 「貴様は補充衛士の確保がどれだけ困難かをわかってはいないようだな」 「・・・失礼しました。同志中尉殿」 アネットが軽口を叩くと、革命前は政治将校であり、政治将校と言うものがなくなった現在では補給や人員確保の為の交渉を任されているグレーテル・イェッケルン中尉からお叱りが飛んできた。 何故か中隊隊長であるアイリスディーナやグレーテルが不機嫌な雰囲気を出しながら、部隊は無事に基地へと帰還。戦術機を整備班に任せ、アイリスディーナやその補佐役であるヴァルター・クリューガー中尉、事実上の部隊の人事係であるグレーテルを除きデブリーフィングの為にブリーフィング室に集まっていた。 そして、この場にいる全員が、どうも部隊の上の様子が可笑しい事に気がついており、程度は違うものの身構えていた。 第666戦術機中隊の各員がブリーフィング室に集まっている頃、基地内の応接室ではブリーフィング室に居なかった第666戦術機中隊隊長アイリスディーナ・ベルンハルト大尉を始めヴァルター・クリューガー中尉、グレーテル・イェッケルン中尉の3人が席の前で立って、ある男を待っていた。 「久しぶりだね、アイリス。最近は革命のゴタゴタで君に会えなくて実に悲しかったよ」 「はっ、恐縮です。祖国のため、皆精一杯の奮闘をして任務に励んでくれました」 元国家保安省隷下武装警察軍中佐でありながら、これまでの功績と実績から現在はドイツ民主共和国外務長官にまでのし上がった男にして、アイリスディーナからしたら自らに兄を撃たせた張本人であるハインツ・アクスマンその人がにこやかな笑顔を掲げてそう言う。 160: ホワイトベアー :2021/10/19(火) 20 02 11 HOST 163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp これに対してアイリスディーナは感情を押し殺したような、冷酷な雰囲気でただただ機械的に応えた。 「本来なら君との会話を楽しみたいところだが、時間もない。早速本題に移ろう。座りたまえ」 「ありがとうございます」 そう言い3人、いやアクスマンも含めると席に座る 「ポーランドのビスワ川絶対防衛線を支える為に2ヶ月後に国連主導で行われるセイバー・ジャンクション1984の事は聞いているかな?」 「はい。確か欧州連合軍と米軍、日本軍などの西側諸国の予備兵力から抽出された戦力を主力としてミンスクハイブの間引きを目的とした作戦だとか・・・」 「その作戦に西側諸国の一角であり、欧州連合の一角である我が国も参加することが閣議で決まった。しかし、国家人民軍は再編成中であり、西側諸国として参戦する以上旧武装警察軍は政治的に参加させられない。つまり、大規模な部隊の派遣は不可能だ。故に、私はドイツ民主共和国最強の君たちに声を掛けた」 「軍に関することに関しては国防省が担当しております。我々に命令したいならそちらを通してからにしてください」 「これは実に政治的、そして外交的なことでね。大統領や国防長官からは全権を任されている」 これが、その書類だ。そう言ってアクスマンは大統領と国防長官のサインの入った書類を見せる。 「・・・定員割し、旧式のMig-21〘バラライカ〙しか配備されていない我々がその任に相応しいと?」 「アイリス、カティア君への事情聴取の時にも言っったが、私は君たちを高く評価しているし信頼している。少数の部隊しか派遣できない以上、もっとも信頼のおける君たちを選ぶのは当然の事だろ?」 「高く評価されているの事は光栄ですか、それでも出来ることと出来ないことがあります。最低でも準第2世代機が主力の西側との共同作戦は足を引っ張るだけかと」 「Mig-21の更新が遅れたことは詫びよう。しかし、それも今日までだ。君たちの為に最新鋭機であるF-1EG カゲロウ・カスタムを手配した。基地への帰還時に見てくれているかな?」 「最新鋭機・・・ですか?」 アイリスディーナは怪訝そうな顔をする。 「ん、ああ、初期不良は心配しなくていい。すでに日本陸軍や米陸軍によって東アジアや中東などで実戦の洗礼を受け、そういったものは解消されている」 そして、とアクスマンは続ける 「衛士も1人だが補充しよう。リィズ・ホーエンシュタイン少尉、入りたまえ」 「ハッ」 アクスマンがそう呼ぶと、金色の髪を白と水色のストライプのリボンで結んだした幼い顔立ちをした少女が応接室に入ってき、アイリス達に敬礼をしながら名乗る。 「リィズ・ホーエンシュタイン少尉であります」 「外務長官殿、彼女は?」 「彼女はリィズ・ホーエンシュタイン元武装警察軍少尉。私の義理の娘だ。今後は君の中隊に補充要員として配属させる。腕は保証しよう。ポーランド戦線で初陣も済ましているし、革命時にはMig-23〘チェボラシュカ〙単機で人狼〘ヴェアヴォルフ〙大隊のMig-27〘アリゲートル〙を5機落とした実績(※1)もある」 「それも決定事項ですか?」 「ああ、そうだとも。君達の活躍に期待しているよ。要件は以上なのだが、質問はなにかあるかな?」 疑問点がないのか、あるいは聞いても無駄だと思っているのだろうか、質問は特にはなかった。 「特にないならそれでいいだろう。デブリーフィング前に時間をとってしまい申し訳なかったな」 では、デブリーフィング室に行こうではないか。アクスマンのその言葉に、ようやくこいつから開放されると思っていた3人は意表を突かれ、鳩が豆鉄砲を食ったよう顔をしてしまう。 この後、ブリーフィング室では死んでしまったと思っていた義妹との再開にテオドールが驚いたり、テオドールが中隊女性陣からドン引きされたり、アクスマンがリィズの義理の父親となっている事とアクスマンから「リィズの兄なら私の息子も同然さ。何か困ったことがあったらいつでも頼ってくれ。全力で協力しよう」と言われて寒気を覚えたりした。 161: ホワイトベアー :2021/10/19(火) 20 02 52 HOST 163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp また、歓迎会ではアクスマンのポケットマネーで所属部隊員や基地要員に日本製の天然ものビールとアイスバインが振る舞われお祭り状態となり、リィズによりテオドールの恥ずかしい記憶がバラさるなどそれはまた別の話である。ただ、いくつか付け加えるとしたら、その場には原作とは違い純粋な歓喜の感情が大半を占めていた事と、その後のカゲロウ・カスタムの慣熟訓練では、原作通りの性能しかないOSを搭載したMig-21(第1世代機)から、M3S(XM3)に対応したF-1EG(第2世代機)に装備が更新されたせいで第666戦術機中隊が慣熟訓練で地獄を見る事ぐらいであろう。 西暦1984年9月16日 日米共同統治領アイスランド ファクサ湾統合基地群 レイキャヴィーク基地 広域演習場 東ドイツでは大半の原作キャラがアイスランド、デンマークが20世紀初頭に日米に割譲し、第一次世界大戦から第二次大戦、東西冷戦を経て現在に至るまで欧州における日米最大の軍事基地として機能しているこの地の広域訓練場では大量のBETA群と日米の戦術機部隊が戦闘を繰り広げていた。 「もっと俺に快感をよこせアベンジャーァァァァァァ」 「ありったけ喰らわしてやる」 「ヒャッハー、BETAは消毒だァァァァ」 そんな戦場でア○マスやシャ○マス、デ○マスのキャラが描かれた第188戦術機甲大隊通称、痛い子大隊のA-10 流星 戦術歩行攻撃機が、自身の肩部に設置されている自慢のGAU-8 アベンジャー36mmガトリングモーターキャノンと両腕に装備する計2門の突撃砲を用いた全力掃射をレーダーを埋め尽くさんとする要撃級に浴びせていた。 「陸軍のPどもなかなかやる。総員奴らに遅れをとるな! T督の誇りを見せつけてやれ!」 「「「「「了解!」」」」」 回線から暑苦しい漢達の声が流れると、流星が開いた道を艦○れやアズ○ンのキャラが描かれたF-4E 夕凪改1個中隊がF-5E/F 野分改の先導の下に軽々と突破していき、戦車級群に接敵する野分改が120ミリ砲で邪魔な戦車級を倒す。そして、光線級を発見する。 「アズレン1よりアドミラル隊へ。光線級を確認した。諸元を送る」 「確認した。アドミラル1よりアズレンへ。誘導を感謝する。総員、クソッタレの光線級どもにフェニックスを喰らわしてやれ!!」 「「「「「了解!」」」」」 アドミラル1の合図とともに全夕凪改は光線級に向け一斉にミサイルを発射、計96発のミサイルとそこから放たれられる息子の爆弾が光線級を消滅させた。 「なあ、嶋田。俺の幻覚かもしれないが、 なんか痛い子大隊の奴らが海軍まで侵食しているように見えるんだが?」 「・・・残念ながら幻覚ではないぞ山本。しかもたちが悪い事に第4母艦戦術歩行戦闘団の奴ら、あのペイントをしてから目に見えて操縦技術も部隊間共同作戦能力が向上してやがるせいで何も言えん」 海軍第118戦術歩行戦闘隊隊長と第2母艦戦術歩行戦闘団隊長を兼任する嶋田少佐と同隊のストームバンガード1を任されている山本大尉はともに引き攣った顔をしながら、コマンドポストで陸海軍共同の対BETA戦演習を視察していた。 「・・・確か、彼らはセイバー・ジャンクションに派遣される部隊の1つだったよな?」 「ああ、腕は確かだからな、腕は・・・」 「・・・大丈夫なのか?」 「大丈夫だ。胃薬ならもう用意した」 「・・・俺の分も頼むぞ」 画面でイタ戦術機が軍団規模BETA群を相手に無双する映像が流されているのを背景に将来の帝国宰相と海軍大臣はうなだれながら、近い将来、具体的には2ヶ月後に起きるだろう面倒に思いを馳せるのであった。 163: ホワイトベアー :2021/10/19(火) 20 03 31 HOST 163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp ※1) 武装警察軍の最精鋭部隊である人狼大隊であってもMig-23 3機で挑んでもMig-27 1機に勝てない。それだけ、両機の間には性能差がある。 キャラクター・部隊紹介 国家人民軍第666戦術機中隊 東ドイツ最強の戦術機中隊。革命前は東欧派遣兵団の一員としてポーランド戦線に派遣され、レーザーヤークト部隊として活躍していた。 しかし、その練度の高さと比例して激戦区に多く投入された事から中隊でありながら2個小隊規模の戦術機しか運用していないと言う定員割れが向上化しており、革命後の国家人民軍再編でも練度の高さを崩したくないと言う判断により人員がなかなか補充されていない。 なお、ポーランドの国土の殆どが健在でポーランド軍もいまだに機能しているのでシルヴィアはいない。 リィズ・ホーエンシュタイン シュバルツスマーケンの主人公であるテオドール・エーベルバッハの義理の妹であり、原作では国家保安省直属のスパイとして活動し、その結果テオドールの手で処刑される。ゲーム版でも基本的に死ぬ運命にあり、唯一生き残るルートでもアクスマンにより心を壊されると言う救いのないキャラ(他のキャラのルートでは救いはないのになんでこうなった(白目))。 今世界線ではアクスマンと同様に原作キャラに転生した転生者の一人であり、国家保安省に拘束され、アクスマンにより保護された後に転生者として覚醒した。 余談であるが、テオドールラブ度は原作とは違う方向性に悪化しており、武装警察軍時代はそれが原因で度々アクスマンの胃にダメージを与えていた。 164: ホワイトベアー :2021/10/19(火) 20 05 16 HOST 163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp 以上になります。wikiへの転載はOKです
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可動兵装担架システム 「可動兵装担架システム」とは、戦術機の兵装や追加装備を携行させるために開発されたサブアームシステムの総称であり、各種兵装に対応したマウントアタッチメントに換装することで、長刀や突撃砲の他、各種コンテナなどの多彩な装備を可能する。また自動制御による補助攻撃を行うなど、戦術機運用の柔軟性を飛躍的に高める装備である。その基部となる可動モジュールは動力源(電力)こそ機体に依存するが、独自の駆動系や関節、伸縮機構を備えており、第三、第四の腕と言っても過言ではない。しかしガンマウントでの射撃精度は主腕マニピュレータに劣るため、背後への攻撃や火力の補強のための使用が多い。 74式可動兵装担架システム ブレードマウント ガンマウント 帝国軍戦術機の背部に、通常2基装備される。搭載装備の形状に合わせ、数種の仕様が存在しているが、主に長刀用、突撃砲用に大別する事ができる。二重関節跳ね上げ式の長刀用に対し、伸縮展開式の突撃砲用は“もう一本の腕”と言っても過言ではなく、自律制御によって後部や上部への砲撃が可能となっている。。ガンマウントには弾倉交換用の補助腕が装備されている。この補助腕は日本機のみのようで、特殊な形状の弾倉を扱うがために開発されたようだ。帝国からの要求仕様で近接戦闘用長刀(74式近接戦闘長刀)を装備するため、米国メーカーが開発し、1974年に近接戦闘用長刀と同時に納入され、ライセンス生産が開始された。TEでは長刀部分をロッキングボルトで固定している。長刀装備時はボルトを爆破して強制開放し、火薬式ノッカーにより長刀そのものを跳ね上げる。その勢いを利用して、長刀を素早く振り上げることができる。 +74式詳細 YF-23の可動兵装担架システム YF-23の可動兵装担架システムは、他の戦術機と異なり肩部装甲ブロックにマウントする方式が採用されている。兵装担架を両肩に備え従来の背にも予備が装備できる。長刀と突撃砲で外見の違いは見受けられない。A-3では監修漏れのため、兵装担架が片側一基ずつになってしまっているが、プラモデルの方では片側二基ずつちゃんと再現されている。 Б-87可動兵装担架システム ソ連軍のБ-87可動兵装担架システムは、肩越しに兵装を渡すオーバーワード方式を採用している。同方式の利点は、アーム展開の際に障害となる主腕や機体などが存在しない上方に展開するため、衝突回避制御が非常に容易であり、整備性も高いという点である。逆にダウンワード方式は高度な制御技術が要求される反面、障害となる機体の各モジュールが展開時の空間を確保する遮蔽物として機能するため、近接格闘戦、特に戦車級の取り付きや、死骸の飛散が発生する混戦状況での換装に於いては、信頼性の面で有利とされている。 統一中華戦線の可動兵装担架システム 突撃砲を装備するガンマウントと長刀を装備するブレードマウントが存在する。 FN94 兵装担架システム フランス陸軍のラファールが装備する可動兵装担架システム。ガンマウントとブレードマウントが存在する。余談だがA3のラファールにて、初めてガンマウントの展開機構が再現された。(今までは差し替えで再現) 追加装甲(盾) 耐弾性の向上を目的とした追加装甲(盾)は、一般的な装備のひとつである。ただし、第二世代以降の戦術機は敵の攻撃を回避することを第一としているため、装備しないケースも多い。 92式多目的追加装甲 マニュピレータで保持する防盾。耐熱対弾複合装甲材で形成され、対レーザー蒸散塗膜加工が施されている。戦術機は高い機動力を活かしての攻撃回避が主となるが、密集戦のため十分な回避行動が取れない状況下や、多目的自律誘導弾システムを搭載することで機動力が低下する制圧支援の際に使用される。下部稼動部を直角に展開し、打突武器や土木作業用ドーザーブレードとして使用することも可能。 打突用武器としてのリアクティヴアーマー(写真右)。盾の表面部には六角形の指向性爆薬が搭載されている。密集した戦車級BETAを排除する際に有効であると同時に、敵を殴打する際に起爆することで効率的にダメージを与えることが出来る。だが爆薬搭載数の軽減と、打突攻撃時に追加装甲自体にも損傷が出るため、破棄を前提として使用する事となる。 統一中華戦線の増加装甲 バックラー型の近接戦用増加装甲が存在する。 スペイン軍の増加装甲 戦突型多目的増加装甲。いわゆるスパイクシールド。 東ドイツ軍の増加装甲 「DS-3多目的追加装甲」"シェルツェン" 装甲下部にブレードを装備し、近接戦でも威力を発揮する。またリアクティヴアーマーも装着可能で、1980年代の戦術機にとっては命綱の装備。西独軍のツェルベルス大隊でも使用者が存在する。また、下部のスパイクを地面に打ちたて柱とすることで、急旋回にも使用された。単行本にて名前が修正された。なお、DS-3~と続くほうが正式名称のようである。 ミサイルコンテナ 92式多目的自律誘導弾システム 吹雪・不知火の両肩に装備されるミサイルランチャーとレーダーユニット。武御雷はミサイルランチャーの基部を変えることで搭載自体は可能であると思われる(下記の米軍システムがそれである。実際に使うかは不明)。多目的自立誘導弾システムは、米国が開発した戦術機搭載用制圧兵器である。日本帝国や欧州を始め世界各国で運用されている。本システムは、AL弾を始めとする各種弾頭ミサイル発射用コンテナと、制御用のアクティブ・フェイズド・アレイ・レーダーで構成される。コンテナより射出されたミサイルは戦術機から転送された情報に従って飛翔し、光線属種による迎撃を回避するため、それぞれ不規則に軌道を変えながら目標を追尾。その後、赤外線による終末誘導で目標に向かう。機種に対応した基部に交換する事で、多くの第2・第3世代機で運用可能となっている。コンテナへ搭載する制約上、装弾数と弾頭サイズに制限があり、瞬間火力に於いては自走ロケット砲車両には及ばないが、機動力を保持したまま制圧支援が可能であるというメリットは大きい。 ALMランチャー 92式多目的自律誘導弾システムの弾頭がAL弾の場合、こう呼ばれる。制圧支援担当の戦術機が装備する。 アクティブ・フェイズド・アレイ・レーダー(レーダーユニット) ミサイルランチャーとセットで使用される追加装備。目標を補足してミサイルに目標情報を送り、ミサイルの中間誘導を行うための装備。目標を識別し、飛翔ルートを計算・プログラムしてミサイルに転送する役割を持つ。戦術機に搭載されるレーダーよりも高い目標識別能力がある。不知火および吹雪では、肩部装甲ブロック側端のハードポイントに装備する。 ミサイル 多目的自立誘導弾システムで使用されるミサイルで、射程は約4000m。弾頭部にあるレンズはシーカー(探査装置)で、夜間や光量が少ないハイヴ内でも使用できるよう赤外線(IR)タイプが使用されている。ミサイル外殻部が展開することで、姿勢制御フィンになる。 ミサイルコンテナ 16基のミサイル発射管が互い違いに配置されている。発射方式はホット・ランチ(コンテナ内でロケットを点火する発射方法)を採用しており、発射の際にミサイルの発射炎によってコンテナ内部が損傷する。そのためコンテナは基本的に使い捨てであり、補給時にはコンテナごと交換する形となる。 AIM-54 フェニックス Phoenix F-14で運用する前提で設計された大型長距離誘導弾システム。揚陸部隊の上陸に先立ち、水平線や地形などの遮蔽物を盾に光線級の射程範囲外から制圧攻撃を加える目的で開発された。弾体自体が一種の巡航ミサイルであり、GPSと地形照合による自律誘導によって目標に到達するため、完全な打ちっ放しが可能である。目標上空でミサイルは分解し、広範囲に子爆弾をばら撒く事で面制圧を行う。一般にフェニックスと呼ばれるこのシステムは、肩部装甲ブロックに装備するランチャーポッドと、ポッド1基当たり最大で3発搭載可能な大型クラスターミサイルで構成されている。中隊単位の集中運用により、光線属種を含む旅団規模のBETA群に大打撃を与えることが可能であるが、高度な精密誘導装置を内蔵したミサイルを始め、システム全体の運用コストが非常に高い点がネックである。F-14の退役に伴いフェニックスは製造を打ち切られたが、F-14とコンセプトを同じくするソ連のMiG-25/31及びその更新機であるSu-32によるライセンス生産型の運用は続いている。 統一中華戦線のミサイルコンテナ 制圧支援が装備するミサイルコンテナ。形状・用途は不明。 EUのミサイルコンテナ レイン・ダンサーズで後衛のトーネードが使用。形状は帝国の92式多目的自律誘導弾システムと同一で、どこに着いていたかは不明だがレーダーユニットと併用するのも一緒。米国開発のため規格は日本帝国のものと同一の可能性が高い。 MGM-140 ATACMS 米軍装備のミサイルコンテナ。正式名称「戦術ミサイルシステム」基本的なシステムは一緒ではあるがコンテナの形状が違う。レーダーコンテナは肩部装甲前面、かつミサイルコンテナの真下に搭載されている。画像のように湾曲装甲にも対応したオプションが存在する。TEのテロリスト達も使用しているため、米軍の基本装備のうちの一つだと思われる。 多目的兵装庫 A-6の肩部副腕に支えられた兵装モジュール。120㎜滑腔砲や多目的ミサイルランチャーの他、偵察用多目的ポッドの搭載など、任務内容に応じた柔軟な対応が可能となっている。A-6は2基、A-12は4基の多目的兵装庫を装備できる。
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横浜基地に捕獲されていたBETAが急に暴れだしたのはその装置が誤動作したというのが表向きの理由だしね。どのように捕獲されていたか書いてありました?(記憶にありません)ガス?冷凍?何?まあ、そういう『装置』がある可能性は否定できません。低コストで広範囲(一都市ぐらい)に効果があるものならオルタネイティヴ計画必要ないです、よっぽど高コストで効果範囲が狭いのでしょうね。私は、BETAを地下から出られないように閉じ込めていたと解釈していました。佐渡島からの進攻があって、かつ、帝国軍がBETAを一時的にロストすると言う情報を知っていた夕呼先生がロスト予想地域にA-01部隊を待機させもともとあった穴かそのときBETAが掘った穴か知らないがBETAがある程度進入後坑道爆破その後、BETA出現予想地域に急行し元々あったか坑道を掘っていたBETAを撃破後坑道爆破で閉じ込めこうする事で足の遅いレーザー級や馬鹿でかいフォート級を取り除いた。この方法を取ると横浜基地襲撃のBETAの数を容易に調整できるうえコストも安く済むし戦力的にも少なくて済むそれにBETA襲撃を夕呼先生は確実に知っており、XM3があるとはいえ、ペイント弾ではどうする事もできないと知っている。ついでに、ソルジャー級がいた事も説明できます。うぐぅ~来訪者さんが、誤解してなかったというのは判りましたやたらと、ML機関・ML機関と連呼されていたものでそう感じたのですあと、『装置』に『捕獲していた』場合の事ですが上記の方法以外で、BETAを『捕獲した方法』を予想してくれませんか?『装置』がとても優秀なら別ですが『道具』『技術』でもいいです、ができるなら低コストのものでお願いします。(『装置』が優秀すぎるとオルタネイティヴ計画いらないです、G元素関連でもどうでしょう・麻酔ですか?)とくに、突撃級、あと数、種類について。(戦術機だけだった場合、相当な腕を持った衛士が一個師団ぐらいいても戦術機ではかなり難しいでしょう) -- (名無しさん) 2007-06-05 02 29 49 個体としてのBETAの活動を不活性化させる手段だけは明らかになっているのでしょう。十分成果です -- (名無しさん) 2007-06-05 02 33 22 ↑追加炭素系生命体としか確認できなかった事以上の、とんでもない成果ですが、夕呼先生言ってません。 -- (名無しさん) 2007-06-05 02 38 59 夕呼先生自身が衝撃の真実として、「公式発表は、代謝機能低下処置装置の事故で再活性化した研究のBETAが逃げ出した事になっているわ」と告白してますよ。 上記の方法以外で、BETAを『捕獲した方法』を予想してくれませんか?そうですね。私の考えを言わせて貰うと、BETA用の筋弛緩剤のようなモノかな?カルシウムイオンチャンネル・レセプターの阻害薬かなんかと、ゲート級BETAの開閉剤注入装置を組み合わせたような装置を突撃級に背後から接近して点滴針を打ち込み薬剤を注入。って感じじゃないかな?もちろん、数匹を残して掃討戦へと状況が移った段階でそうした捕獲作業をしたのだと思うけど…一回点滴ルートさえ確保してしまえば、どんな薬物を使おうがまさに「薬剤使用自由!」って感じでしょう。後は、定期的に薬物の効果が持続するように薬剤の補充と注入を定期的に続ければ、それが「代謝機能低下処置装置」に早変わり。後は適当に手かせ足かせ作って整然と配列させればマグロ市場の完成と…で、この装置の事故ってのは薬剤注入メインポンプの故障。2系統化していたポンプのうち偶然にもサブポンプが定期メンテナンス中で、配管のメクラ栓が緩んでいたためにそこから漏出し、BETAには十分に注入されなかった…捕まっていたBETAさんは大はしゃぎ!さぁ大変!てなミスを演出したんではないかと…まぁ、これはさるやんごとなき御国の海上油田でおきた大規模爆発炎上事故の原因をそのまま当てはめただけですが…でも、BETA捕獲法として最初はまず死骸の回収と解剖から入るでしょう。生理学的な要求から筋肉組織の構造解明は行うでしょう。そうして筋肉組織がどうのような原理で動くのかって事がわかってしまえば、後はそこに働く物質がどんなものかを想定するのは難しくない。どんな性質の薬剤をどの位投与すればショック死させずに捕獲できるのか?そうしたことはALT2での基本的な要求事項であったと考えます。-- (うぐぅ~来訪者) 2007-06-05 03 17 46 ただ、それが判っていても、実際の戦闘じゃぁ天敵針と注入剤のタンクを背負って、行くよりも32mmをぶっ放して殺したほうがよほど効率が良いという事実は覆せないと思いますが…-- (うぐぅ~来訪者) 2007-06-05 03 21 39 『公式発表は、』という言葉は、普通は『裏がある』という事を表す言葉でしょう。(夕呼先生ですよ?)あと、「逃げ出した事に『なっているわ』」なんですけど・・・ BETA用の筋弛緩剤そのようなものがある可能性は、十分あるでしょうし、A-01部隊の実力から言っても作戦実行は十分可能でしょう。(大型種という言葉のの中にフォート級は入れてません、区別が面倒ですので、正式名忘れた)ですが、ソルジャー級は?戦術機に対人武器でも装備させた?技術力の無駄です。強化外骨格で・・・戦術機から降りる必要性がありません。戦術機上からのライフル狙撃?隙だらけの上相当な数を打たないとフェイクの為に捕まえる意味が無い。36mmは論外、それこそガスですか?時間かかりそうですね。移送手段は?A-01部隊以外の横浜基地所属部隊?この方法だと大型種一種につき2・3体ぐらいで止めないと研究用と言い訳できない。(研究って言ってもオルタネイティヴ1・2と同じ事ですか?)(あまり大掛かりになると、怪しまれ夕呼先生の立場が怪しくなります)つまり怪しまれない為には大型種合計10体程度ですか?でも、主人公は・・・それに、どこに『捕獲』していたのですか?代謝機能低下処置装置の事故と言っていますからそのような施設があったかもしれませんが基地内で事故が起こった場合すぐCPに連絡があるはずで奇襲にはならない。事故という事にするならなおさら、991発令より爆発が先です。遠い所に施設があったところで同じ事です。(ここら辺の情報は夕呼先生のミスでしょう、言い訳に無理が出る)センサー外の地域に放置(地下以外)・・・帝国軍に発見されます。以上のことからBETA用の筋弛緩剤等の方法では特に政治的リスクが大きすぎます。『BETAを捕まえる事』自体は可能でしょうが、数を揃えるほど無理が出ます。(満遍なく種類を集めるにはなおさら)という事から「公式発表は、代謝機能低下処置装置の事故で再活性化した研究のBETAが逃げ出した事になっているわ」という発表は無理があります、夕呼先生、せめて991発令を爆発より早くしていれば。爆発は戦術機でしょうね、BETA捕獲基地施設だった場合、出入り口付近に爆発物があった事になります、それはそんな意味ですか?戦術機格納庫という案は論外 -- (名無しさん) 2007-06-05 04 43 35 でも、BETAを虜にする技術というのはすでに完成している。 横浜基地に捕獲されていたBETAが急に暴れだしたのはその装置が誤動作したというのが表向きの理由だしね。BETA用の筋弛緩剤で捕まえた後に虜?捕まえるだけなら、そのままBETA用の筋弛緩剤打ってたら良いのでは?BETAを虜にする技術は研究試作段階って事?捕獲施設が基地施設内限定って事は、液体・気体・物理的移動が可能でないって事ですよね?戦術機がある位なので電気も違いますね。どうやって虜に?G元素で?この説明だと、どのオルタネイティヴ計画においてでも重要かつどうでもいい技術ってことに?(横浜基地内にあるのでオルタネイティヴ計画関連という事に、けれど役立たず)まさか、BETA用の筋弛緩剤が虜にする方法?良く判りません。 -- (名無しさん) 2007-06-05 05 36 24 筋弛緩剤の存在に関しては同意します。桜花作戦に使用された隔壁を開閉する為の液体も仮に00ユニットの成果であるとしてもそんなに簡単に用意できる装備ではないと思います。思うに、あのタンク自体、捕獲用の装備だったのではないかと思います。名無しさんが多く意見が統一されていないので少々説明しにくいのですが、ソルジャー級を捕獲するには上記の麻酔を一定以上打ち込むという策を使うなら戦術器の武器をそのまま使えないでしょう。大きさ的に無理があります。しかし、BETAを確保するのに必要な筋弛緩剤の量次第では使えるかも知れません。上記の理由から桜花作戦に使用された開閉剤の入ったタンクがBETA捕獲用の装備とするならあれだけの量を持ち運びする必要があると考えられるからです。ソルジャー級を捕まえるならネットなどで拘束し、戦場を制圧したあとで筋弛緩剤を投与すると思います。または、電流や高熱、低温などの効果が望めるなら檻を利用していっぺんに捕獲することも可能でしょう。戦術機に対人装備?おそらく対小型種の事を言っているのだと思いますが、筋弛緩剤などの麻酔銃のみがBETAに有効なら有りでしょう。戦術機にとってはタンク級を除いて一方的に攻撃できる小型種ですが、戦術機以外には充分な脅威です。また、戦場で戦術機のように機動性の高い機体に付随する歩兵というのを想像しにくいです。強化外骨格?基本的に格闘できる形ではないと考えています。派生系、強化系、別機種などあるとは思いますが、体の一部を露出している外骨格では危ういでしょう。戦術機上からの射撃に関して、衛士が狙撃するのではなく狙撃兵がという意味だと思いますが、戦術機は衝撃吸収装置を使っていても相当の衝撃があります。しかも、歩く度に落差メートル、もしくはメートル近く揺れるでしょう。論外です。-- (IOT) 2007-06-05 12 41 32 移送手段ですがいくつか心当たりがあります。一つは戦術機を移送する際に使用する大型トレーラー。オルタオリジナルです。それらに属するもので要望を満たすものがあるかもしれません。また、帝国から不知火を受け取る際に白銀達はその帝国の移送機にのる量のBETAを撃破するだけの戦力で警戒していると述べています。これは裏返せば輸送機でBETAを輸送する事が可能であることを示しているのではないでしょうか?夕呼氏の推進するオルタ4に置いてBETAの技術に関してサンプルは幾らでも必要でしょう。ましてや、BETAは生きているもの捕獲し続けることができません。なにせ、彼等のエネルギー源は推測でしかないからです。生きたサンプルが必要ならその都度捕獲する必要があるでしょう。寧ろ部隊を派遣している以上、帝国にも察知されていると考えます。ゆえに捕獲作戦に於いては問題になることはないと思います。-- (IOT) 2007-06-05 12 49 42 捕獲していた場所ですが、横浜基地に限らずオルタ世界の基地には戦術機を運用する上で大型の格納庫、運搬路、出入り口などが点在しているでしょう。それらを使えば戦場にBETAを放つというのは難しくないでしょう。また、大型のロケットなどの例でいうなら危険物の保管は万が一が起きても指揮系統に影響が起きずに、調整のしやすい距離。ゆえに基地の敷地内、指揮系統から離れている場所と推測します。あとはBETAの捕獲方法の問題です。筋弛緩剤なら効果の切れる時間を計算しなければならないので難しいでしょうが、上記した檻が有効なら比較的容易でしょう。また、爆発が後の原因については夕呼氏の演出以外に考えられるとするとBETAが爆発を起こしたのですから、警報→地上に出たBETAが爆発を起こしたと考えれば違和感がないのではないでしょうか? -- (IOT) 2007-06-05 12 56 27 ゆえに捕獲作戦に於いては問題になることはないと思います。同意します。ですが、問題は数です。主人公が引き付けたとされるBETAの数がまちまちで予想しずらいですが。BETAの1・2日ぐらいの誤差くらいあるでしょうが、生存期限があります。多く捕獲してもあまり意味が無いかも、事故の説明の障害になる可能性が出てくる。それとも、少数のBETAにトライアルチーム(エース達)はボコボコにされたのでしょうか?即応部隊も出ていただろうに(A-01だけ?)正確な被害知りませんが。ボコボコにされたという印象は、主人公によるものです。他の人言ってません。>危険物の保管は万が一が起きても指揮系統に影響が起きずに、調整のしやすい距離。ゆえに基地の敷地内、指揮系統から離れている場所と推測します。同意します。ですが、報告遅すぎ、職務怠慢です。前兆ぐらい判ります、気づけ研究員。報告遅れるほどBETA捕獲場所が地上付近だったのでしょうか?もしくは、人がいなかった事にするのでしょうか?貴重な生きているBETAをほったらかしにして。または、『横のつながり』という事でしょうか?プライドで。後方基地という甘えと油断?仕組まれた事では有るけれどね。関係ないが、私が基地指令なら捕らえたBETAに爆発物を仕掛ける等の予防措置を施します。家に侵入してきた強盗を気絶させた後、それで満足する人はいません。縛り上げるなり警察(人)呼ぶなり、逃げたりします。尤も夕呼先生に逆らえるかどうかは別問題になりますが。>警報→地上に出たBETAが爆発を起こしたと考えれば違和感がないのではないでしょうか?爆発が先です「あの爆発は何だ?」「実弾は使われてない筈だ」「演習を続けて良いのか?CPに確認してみよう」という所で、CODE:991発令です。 -- (名無しさん) 2007-06-05 15 11 00