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有田遼平が301に選ばれた理由 1.百里基地 『国連極東方面第13軍百里基地』は、『日本帝国陸軍戦術機総隊中部方面隊百里基地』という長い長い正式名称の日本帝国軍基地に、 『添え物のように』誘致された基地である。 国連百里基地は、元々あった帝国百里基地の敷地と施設を租借し、その本体は実質『司令部機能のみ』という状況だ。 整備ハンガーや兵舎も借り物であり、百里基地内の『国連の部分』には敷居や検問もある。 2002年の現状においては、今は亡きイタリアはローマ市の中にあった、バチカン市国をミクロにしたような様相を呈している。 『国連軍』という枠組みでは、貧弱この上ない仕様だ。 しかしながら母体である帝国軍百里基地は師団規模の戦力があり、国連軍百里基地はその保護を手厚く受けている状況にある。 仮にBETAが再び本州を東進するようなことがあっても、国連軍の出番は分厚い百里の帝国陸軍が厄(やく)されるような状況になってからだ。 無論そのような状況になった場合、国連百里基地は終わる。 帝国軍より分厚い戦力展開が出来るなら、そもそも基地を新設などしない。甚大な被害を被ったとはいえ、 国連横浜基地を再建し戦力を拡充させたほうが論理的で現実的だ。 逆を言うならば、論理的に見えず現実的とも考えにくい『理由』が存在するのだ。 国連軍百里基地所属、第301衛士訓練小隊。 可能性『だけ』の訓練兵たちは、自分たちの『手厚い保護』の意味を、まだ知らない。 2.有田遼平 軍人に限らず大抵の場合、見た目は結構大事である。 もっとも軍人の場合、貫禄や迫力というものがあったほうが都合がいい。ましてや幼く見られるのは非常に都合がよろしくない。 有田遼平という青年は、人生をそれで損してきたクチである。 年齢19歳で書類上は必要十分以上の実戦経験があり、BETAとも人間ともそれなりに戦争している。 にも関わらず、あだ名は『坊や』である。線が細いというわけではないが、実年齢より5歳は若く見えるのだ。 5歳というとイメージしにくいかもしれないが、見た目で表現する人生が25%ほど適正な評価を受けられないと言えばいいだろうか。 余談だが実戦部隊で25%も損害が出れば、その部隊はすでに死に体である。 そういう意味では、遼平の半生は敗戦続きであった。 有田遼平は、元帝国陸軍所属の機械化歩兵兵士であった。当時の階級は一等兵。 1998年のBETA侵攻により家族を失い、所属部隊も壊滅して一時はMIA(作戦行動中行方不明)扱いになっていた。 救出(MIAのため便宜上このように表現する)された後、日本帝国の国連軍への人材供与で国連軍横浜基地所属になった―― はずなのだが、その任務については公式記録がほとんど無い。 特殊部隊に所属していたようで、東南アジアを中心に活動していたらしいことが伺える程度である。 ともあれ横浜基地内配備に『書類上戻った』遼平は、九州脱出以来と言っていい、比較的安穏とした日常を送っていた。 階級は伍長に昇進しており、自分の分隊も与えられていた。 そんな彼の標準的な日常は、自分の97式機械化歩兵装甲の整備から始まる。 強化歩兵装甲――あるいは強化外骨格――とは、人間の動きをトレースして力を増幅する、動力付きの鎧みたいなものである。 生身でBETAと戦うのは、無謀を通り越して馬鹿だ。しかし銃器で武装しても心許ない。 かといって戦術機を大量投入するのは難しいし、小型種のBETA相手に戦術機を投入するのはコストに合わない。 そのような二律背反とジレンマの中で成長してきた兵器が、この機械化歩兵装甲である。 戦術機のコックピットには89式機械化歩兵装甲が搭載されており、衛士にとっては脱出後の生死を分ける装備の一つだ。 97式は日本帝国で圧倒的シェアを持つ機械化歩兵装甲で、国連軍では少数派だ。 理由は現状国連軍の制式装備である戦術機のコックピット――92式戦術機管制ユニット――には必ず89式が装備されているためで、 整備性や部品の都合を考えれば89式を使用したほうが良い。 ただ97式は、遼平個人にとって都合の良い装備が純正で搭載されていた。近接戦用爆圧式戦杭、カタカナでは『パイルバンカー』 と呼ばれる強力無比な近接戦闘装備があったからである。 製造元である大空寺重工の設計主任が「趣味で付けました!」と公言してはばからない、まことにオトコのロマン的な武器であった。 その歪(いびつ)とも言える設計思想に対し、遼平の評価は次のようなものだった。 「89式に比べてマルチディスペンサーやハードポイントが多く、装備バリエーションに多様性があり、 また設計思想が衛士の防護ではなく攻撃的なコンセプトになっている」 89式は脱出補助ユニットとして制式化されている。それに対し97式は、装備によって単体戦闘能力に大きな幅がある。 機械化強化歩兵の遼平にとっては、整備や書類の都合より『武器としてのポテンシャル』のほうが重要だったということだ。 対BETA戦闘というふるいにかけられたときに、元々大きなポテンシャルを持つ戦術機が編み目から落ちないように、 一か八かでも尖ったポテンシャルで編み目に引っかかるという可能性に賭けたわけである。 模擬戦の評価も頭一つ以上高かったため、今では遼平の97式へのこだわりに文句を言う者もいなくなった。 そうなってくると、今度は遼平の分隊を中心に横浜基地にある97式機械化歩兵装甲が集まってくるようになった。 悪い言い方をすれば十把一絡げであるが、それは遼平に対する評価の証でもあった。 普段、童顔から努めて不機嫌を装っている遼平も、内心はにやけていた。 ただその平穏は、2001年暮れに起こった横浜基地へのBETA直撃で失われてしまった、永遠に。 3.百里へ 何もかもを投入した『桜花』作戦の後、遼平は残余の89式機械化歩兵装甲を使用して基地の復旧作業を行っていた。 自身の97式は、先のBETAとの戦闘で失われている。同様に分隊、いや、小隊も壊滅していた。 遼平の居た隊で生き残っているのは、一人も居なかった。それほどの激戦だったのだ。 運が良かった、とは思えない。 腕前があったから、とも喜べない。 頭は理解している。『歩兵ゆえの損耗率』だった。 孤立無援だった横浜基地はBETAの基地内部侵入を許し、その結果多数――いや無数の小型種と直接戦闘になったからだ。 自在と言って良い運動性を持つ戦術機と違って、平面におけるド突き合い、つまり陣取り合戦になった結果、 数を武器とするBETAに対し戦域維持のため、異常な損耗を強いられたのである。同様に警備兵や歩兵にも甚大な損害が出ていた。 (文字通り『強いられた』……) ぬぐえない疲労感を身体に感じながら、遼平は思った。 (受け身ではだめだ。攻めなければ戦えないし勝つことも出来ない。何も守ることも出来ない。これじゃあ……) ふと、空を見上げる。 (これじゃあ九州の時と同じだ) 『桜花』作戦の成功により、『あ号標的』が殲滅されオリジナルハイヴが陥落したことは伝わっていた。 そしてその勝利が、よりいっそう遼平の渇きを浮き彫りにした。 (機械化歩兵装甲じゃ足りない。より強い武器――戦術機に一撃必殺の武器を搭載して、攻勢に移る。そうでもしなければ――) そこまで考えて、急に『現実』という壁が思考を遮断した。 一度戦術機適正に落ちた自分が、今の『陸戦屋』意外何が出来ると言うのだろうか。 だから数日後、戦術機適正の再査定と衛士訓練の『打診』が来たとき、思わず遼平は飛びついてしまった。 「これは事実上、香月副司令の直接命令です」 金髪の中尉――イリーナ・ピアティフと名乗った――は、短い挨拶の後そう切り出した。 ちなみに『打診』は考える時間が大抵あるが、『命令』に考える時間は無い。 「有田遼平伍長は明日付で除隊し、予備役へ。明後日付で、新設される百里基地第301衛士訓練小隊へ参入せよ。以上です」 『襟首4年敬礼8年星がついたら2年増し』というのは徴兵にまつわる定型句であるが (陸軍は襟首をつかむようにひっぱられて4年間、エリートの空軍(現衛士)は敬礼で迎えられて任期8年という意味である。 昇進したらさらに2年)、遼平の場合は特殊部隊に所属していたこともあり、3年で除隊が可能であった(激務とハイリスクが理由)。 そして今は3年目である。除隊することは書類上不可能ではない。 ただ、一度撥(は)ねられた衛士適正を受けろというのは妙な話であった。 その理由を理解するのは、301に入隊し戦術機新型OS、XM3に触れてからである。 新型OSのお陰で、衛士適正規格が大幅に修正されたのだ。 数秒凝固していた遼平は、中尉に同伴していた軍曹――後任だが――の「復唱!」の声に反応して、大声を上げていた。 「有田遼平伍長、明日除隊し、明後日百里基地へ出頭いたします!」 腹の底から、何かがふつふつとわき上がっていた。 (やれる! 思い通りの俺の力をBETAにたたきつけられる!!) 家族の仇討ち、仲間の報復、その他後ろ暗い感情のさらに奥から、沸き立つものが確かにあった。 言葉にすれば薄っぺらくなってしまいそうだったが、それは確かに日本人、あるいは地球人として、故郷の為に戦える歓喜だった。 4.因果は回る 「副司令、第一次選考者のファイル、まとめ終わりました」 「はい、ごくろうさま」 分厚い物理印刷(つまり紙)のファイルを、ピアティフ中尉は横浜基地副司令、香月夕呼のテーブルに置いた。 「質問をよろしいでしょうか」 とピアティフ。 「いいわよ。あとそういうカタいのはやめてって言ってるでしょ」 軍事施設の副司令としてはいかがなものかな発言をしながら、夕呼が応じた。 「他の候補者はそれなりに分かるのですが、どうして彼を候補に挙げたのでしょうか?」 と指さしたのは、有田遼平のファイルであった。 『香月夕呼が理解し理想とする兵士』、つまり301訓練小隊がいずれ成るであろう新部隊にのオーダーに、 有田遼平の戦闘能力やスキルは、不足を感じないではない。つまり『兵士として出来上がっている』のだ。 伸び代や将来の可能性という意味では、他の候補者――あるいは幸運にも夕呼の目を逃れた候補者――にも、 見劣りではないが何か足りないものを感じる。 それに対し、夕呼はシンプルに「因果よ」と答えた。 「九州陥落を生き残ったところが始まりね。普通ならあそこで死んでいるはず。もちろん自軍の支配域への単独脱出なんて不可能。でもね、 『死なない可能性を拾い続ける兵士』という部分で、彼は異常の域に達しているわ。 どうしてA-01の候補に挙がらなかったのか不思議なくらいよ。実際『生還不能』と『設定』した特務も、部隊に欠員無く帰還。 この周囲も含めた生還率は一種の『異能』ね」 あっさりと、香月はタネをばらした。どこまで関与していたのかまでは分からないが、下手をすると九州から復員した後の 人材供与にまでさかのぼるかもしれない。 ピアティフとしては、背中に流れる嫌な汗を感じないではなかった。 人類を救うためにはあらゆる犠牲をもいとわない、恐るべき指揮官がそこに居た。 後日。 遼平は百里に着任した。周囲に人の営みのある、G弾の影響で殺伐とした横浜基地に比べれば、角の取れた雰囲気を持つ基地だった。 (今日から変わる) 腹に力を込めて、遼平は思った。 (俺は、守るだけの者ではない『何か』になるんだ) 可能性の獣が解き放たれたのは、おそらくその日だっただろう。 その『悪縁』は彼のパーソナルマークとともに、一部の人間から『ハード・スターク』と呼ばれることになる。 横浜基地BETA直撃の時、格納庫でともに戦った日吉梓と再会するのは、その後の話である。 【おわり】
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65: 弥次郎 :2020/02/29(土) 23 38 36 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 憂鬱SRW IF マブラヴ世界編SS「Zone Of Twilight」9 その日のユウヤは、ユウヤらしくもなく自分で目を覚ますのではなく、ヴィンセントにたたき起こされるという朝を迎えた。 朝を迎えたユウヤは、驚きのあまり叫んでしまったのだがご愛嬌といったところか。 (……らしくもねぇな、畜生) 正直なところ、演習後からどうやってデブリーフィングを終え、配布された資料を受け取り、夕食を食べ、寝床に入ったのかユウヤはよく覚えていない。 だから、主観的に見ると演習が終了したら、気が付いたら次の日の朝になっていたのだ。これで驚いて叫ぶのもしょうがないだろう。 だが、ヴィンセントは手慣れたようにユウヤを正装へと着替えさせると、この後のスケジュールについて簡単に説明してのけた。 女房役はそういう意味じゃないだろ、と思いつつも、時間が押していたことでユウヤは素直に従わざるを得なかった。 「いそげ、もう出すぞ!」 「おう!」 朝食を半ば飲み込むように食べたユウヤは、ヴィンセントに急かされながらも軍用車両に乗り込む。 今日は訓練などはなく、連合の出向群がユーコンに到着し、正式に任務が開始されたことを公表する式典の開催が予定されていた。 そんなわけで、ユウヤは気もそぞろで覚えてはいなかったが、アルゴス小隊は時間をあわせて向かうことになっており、集合場所にユウヤが駆け込んだのは時間ぎりぎりに差し迫ったころであった。 「遅れましてもうしわけありません、中尉」 「ふむ、間に合ったようだなブリッジス少尉。まあ、昨日の今日だ、多少は大目に見てやる」 「ありがとうございます…」 敬礼し、改めて服装を確認する。今回のユウヤたちの服装は普段の軍服の中でも正装、式典などに出席する際に着用する正式なものだ。 こういった最前線においてはあまり似合わないものであるが、それを着て出席せよという命令が下ったならばしょうがない。 見れば、ヴィンセントだけでなくヴァレリオ、ステラ、タリサら衛士やハイネマンら後方スタッフたちもそろっている。 「よろしい。では移動を開始するぞ。続け」 66: 弥次郎 :2020/02/29(土) 23 39 14 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 走り出したバスに揺られること20分ほどで、地球連合に割り当てられた区画は目に見えてきて、その周囲の状況が目視できるようになった。 真っ先に目に飛び込んできたのは、悠然と闊歩している二足歩行の物体であった。 「あれは……」 「戦術機ってわけじゃなさそうだな……二本足で歩くロボットってところか?」 二足歩行のロボット、連合が持ち込んできたMTだ。式典の警護用に稼働するそれらは、しかし、ユーコン基地側のスタッフや衛士たちにとっては、間近で見るのが初めての、あるいは見ることもはじめてな存在だ。無機質なセンサーアイが衛士たちを睥睨し、にらみを利かせる。 巨大なダチョウと相対したらこんな気分だろうかとユウヤは思う。 「見た感じ、BETAと戦うっていうよりは対人向けかもな…」 「BETA相手じゃなく人間相手に使われているってことか?」 「ああ。大きさ的に見ても要撃級とどっこいってところだけど、跳躍ユニットみたいなのもないし、あれじゃあカモにになるだろ。 それに見ろよ、機体の下部に馬鹿みたいにデカい機銃が見えるし、戦車みたいなスモークディスチャージャーもある」 「おお。なるほどな…対人でトップアタックをとれば優位をとれるってわけか」 「多分な。しっかし、同じ基地の内部だってのに厳重すぎるんじゃねえか?」 ヴィンセントの指摘はもっともだ。そもそも連合が借り受けているのはユーコン基地が多数有する演習場の一つ、建造物を模した障害物などが少ない平野の演習場だ。そこに着陸した連合の輸送機群はそこからまるでもう一つの基地を作るかの如く、連合は周囲を囲み、こうして警備用と思われる機体を多数展開している。遠くに見える出入り口もそうだ。 まるで陣地かの如く重厚な作りになっている。まだまだ距離があるというのにわかるくらいには厳重に作られている。 ここまでユーコン基地の内部で防備を固めているのは何か理由があるのだろうか。まさかBETAの襲撃などある筈もないというのに。 ユウヤの知識でも、アラスカがアメリカ本土でもBETAとの戦線に近いことは分かる。だが、カムチャツカのあたりでソ連軍が防衛線が引いており、さらにはベーリング海峡を挟んでようやくアラスカ州が存在しているのだ。つまり、最前線には近いが、直近というわけでもない。 それらがまとめて抜かれるような事態にはならないと思うのだが、連合は違うのだろうか? しかし、そんなことを悠長に考えている暇はない様だった。車列の前方が動き始め、ユウヤたちの乗る車両も移動を開始したのだ。 連合の警備の人員に見られながらも、ユーコンの車両は門扉をくぐって内部へと入っていく。果たしてその扉は、地獄への入り口か、はたまた希望に満ちた新天地への門なのか。それはまだ、分からなかった。 67: 弥次郎 :2020/02/29(土) 23 39 54 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 門の内部、会場はさほど広くは取られていなかった。連合が持ち込んだ輸送機群とは少し離れた区画に設けられており、4か国のMSや戦術機あるいは兵器群が整然と並べられている。また、隣接する演習区画では実機を動かしているらしく、駆動音が遠くから聞こえてくる。 「博覧会だな、こりゃあ」 ざっと見渡した限りでは、確かにヴィンセントの言うように博覧会状態だ。各国のブースが設けられ、資料やパネルが展示されている。 そして、メインである機動兵器はそれらに囲まれ、外部に運び出されたキャットウォークに囲まれて鎮座している。 そのラインナップは、控えめに言っても豪華であった。 大洋連合からは陸戦型サザビー、ザクⅢ改、Zガンダム、ドーベンウルフ、ガンタンクなど。さらにAC部隊の構成機としてJPH-033T SAIUN、UNACであるJPAC-091-UN HAKUROなど数種類が並べられている。 東アジア共和国のスペースは他よりも狭く、ティエレン・ホンとテイエレン系列のバリエーション機が並べられている。 ユーラシア連邦からはゲルググⅡ、ギャン・クリーガーβ。さらに持ち込まれた戦術機としてSu-27DやMig-27Fの姿が。 大西洋連邦からはウィンダム・パルサーと4脚型の支援機であるフェレグ・スタンダム、さらにユウヤたちが見たXF-15Vも並べられている。 そのほかにも、リニアガンタンク、61式戦車、マゼラアタック、各種MT、ファットアンクルやワッパ、AS-12 AVES、Sz11 SPEERなどなど、企業連合や連合各国が運用する兵器もこれでもかと並べられており、戦術機やMSの支援を担当する戦闘兵器の類まで整然と並べられていた。 「すげぇな一日中ここで過ごせそうだぜ!」 「……スケジュールだと今日はほぼここで費やすことになっているってことは、それなりに時間がかかりそうだな」 これだけの兵器が並んでいるなら、ヴィンセントのような人間は大喜びだな、とユウヤは思う。 ユーコン基地に到着した際に戦術機は---ユーコンのものであれ、連合のものであれ---遠目に見ることは出来ていたが、こうして地上に降り立ってみるとよりはっきりと、リアルな外見と大きさを感じ取ることが出来た。 これだけ多種多様な兵器を持ち込んでいるのは、戦術機の開発だけではないのかもしれない。 聞きかじった程度ではあるが、ユウヤも実戦での戦術機の運用が他の兵科との連携で行われているのは知っている。 火力支援に戦車が使われ、対地攻撃にヘリが活躍し、時には砲兵や艦砲射撃などを以てBETAを効率的に叩く。 それに乗っ取るならば、開発している戦術機をその戦術に合わせてテストすることも一つの仕事なのかもしれない。そんなふうにユウヤは解釈した。 まあ、実際のところは兵器の売り込みという面もあったのだが、彼の領分ではないのでここでは割愛するとしよう。 ドーゥルからの指示されたアルゴス小隊のスケジュールはシンプルなものだった。午前中は時間ごとのローテーションでブースを回り、午後からは各衛士ごとに自由行動というもの。そのアルゴス小隊は最初の見学ブースである大西洋連邦のブースへと向かった。 ここが真っ先に選ばれたのは、ユウヤにとってはある種不幸であった。というのも、昨日の顔合わせでさんざん大口をたたいておきながらも、演習で叩きのめされたハンターの所属先がここであり、今後のアルゴス小隊の当面の課題---F-15・ACTVの開発にあたって、比較検証を行う機体であるXF-15Vを持ち込んだのが大西洋連邦なのだ。 68: 弥次郎 :2020/02/29(土) 23 40 35 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 昨日の今日で顔を合わせるのは、ユウヤとしては正直なところ憂鬱であった。どういう面をぶら下げて会えばいいのか見当がつかないし、なんとなく拒否感のようなものが湧いてくる。それに、昨日の演習でぶつけられた凄み---殺意と言い換えてもいいが---がいまだに尾を引いていた。 実践の場を経験していないユウヤと踏んだ場数が違い過ぎるハンターを比較するだけ酷な話なのであるが、それだけのものをぶつけられたのだ。 その後に手加減していたとはいえタケミカヅチとも戦ったことを考えれば、こうやって精神的に不安定にならずに済んでいるのはある種強いとさえいえた。 「あれが……大西洋連邦の戦術機」 眼前に並べられたそれは、戦術機と同じくらいの全高と、戦術機よりもさらに人間らしい外見の機動兵器だった。 「ふーん、あれは防御用のシールドか?それにしてはスマートでこう…シュッとした機体だな」 早速目を輝かせて観察するヴィンセントにつられ、ユウヤも固定されている戦術機---正確にはMS---に視線を送る。 「確かにスマートだな。無駄がない…」 開発衛士として、また整備士としてユウヤとヴィンセントは多くの戦術機を資料や実物で見てきた。 だが、そのどれも徒は違う意匠や形状を持ち、より人らしい骨格を持っているのが窺える。 「でもなんか、違うよな…」 「何がだ?」 「なんというかな…装備が戦術機にしては…」 目に見える武装や形状などを戦術機と比較していたユウヤだが、その言葉は途中で止めざるを得なかった。 明らかに連合の、しかもその正装の上等さからみて上位階級の人間がアルゴス小隊の前に現れたためだった。 「アルゴス小隊の皆さん、ようこそ、大西洋連邦のブースへ。 ルナ・ハンターズ指揮官のヨハン・M・アウグストです。僭越ながらも案内役を務めさせていただきます」 「指揮官自らとは恐縮であります…アルゴス小隊を預かるイブラヒム・ドーゥル中尉であります」 「これはご丁寧に。 指揮官といってもここではほとんどが書類仕事ばかりでしてな。こうでもなければオフィスに缶詰にされてしまいますので。 その点では歴戦の衛士でありテストパイロットでもおられるドーゥル中尉が羨ましいものです」 「お戯れを…」 「でしたな。では、改めてではありますが我が大西洋連邦のルナ・ハンターズのパイロット達を紹介いたしましょうか。 今回は実演も担当してくれることになっておりますので、午後からは是非見て行ってください」 「ええ、是非とも」 アウグストの紹介の通り、ルナ・ハンターズのパイロット達がアルゴス小隊らと同じように正装で現れる。 だが、所属する軍の違い以上に、決定的にアルゴス小隊とは違うところが存在していた。 「ハ、ハンター中佐殿、その勲章は……」 「ああ、これですか……数だけは貰った勲章ですよ。正装の度にこれを付けなくてはならなくてはなりませんで、正直面倒な代物です…」 69: 弥次郎 :2020/02/29(土) 23 41 12 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp ハンターの胸には、というか正装には膨大な数の勲章やらメダルやらが鈴なりになっている。比喩でもなんでもない。 確かに正装の際にはそういったものも個人の武勇を称えるものとしてつけられるのが通例だが、見る限りでは10個以上もつけられている。 うんざりだという感じにため息をつくハンターに対し、アルゴス小隊はかけるだけの言葉を持たなかった。 この手の勲章は、一兵士ならば相当な戦果を挙げるか、極めて献身的な行為を行ったか、あるいはそれに類する行いが必要だ。 まして、戦死者に送られるのではなく存命者、尚且つ現役の兵士に送られるとなれば、その条件はさらに厳しくなっている。 これを見て、ハンターに関する唯衣の話が誇張ではなかったとアルゴス小隊の面々は納得せざるを得なかった。 「おいおいおいおい…昨日聞いた話はマジだってことかよ」 「ハンター中佐の属する大西洋連邦は大雑把に言えばイギリスとアメリカ合衆国と南米の合邦国家と資料にあったわね。 だとすると、あのデザインは……ひょっとすると騎士(サー)の称号も持っているのかしら…?」 「く、勲章だけが全部じゃないし…」 「あら、そうかしらタリサ?あなたを打ち負かしたユノー中尉も結構貰っているみたいだけど?」 「うげっ…」 さりげなくハンターの傍に控えるユノーもまた、ハンターにこそ劣っているがそれなりの勲章を受けていることが窺える。 アルゴス小隊の他のメンバーが小声で会話をするのを聞きながらも、ユウヤもまたその勲章やメダルの数々に目を剥いていた。 どんな戦いを経てきたのか知らないことが多いが、改めて相手がとんでもない衛士なのだという証拠を突きつけられたのだ。 あれが全てではないと知ってはいる。だが明確な証拠にはなるものだ。 (なんだよ…何が違うっていうんだ…あんな……) 隔絶した、圧倒的な差。戦術機での模擬戦でも感じたあの違和感。まるで、相手はこちらを眼中にせず、別なことに集中していたような、そんな気配。 まるで巨大な壁にひたすらに体当たりを繰り返して、動かそうとしているかのような、絶望的な差。超えられない壁。 自分といったい何が違うのだろうか。実戦経験の差か。それとも何か根本的な違いか。 (くそっ……) 知らず、ユウヤは手を強く握りしめていた。 ここユーコン基地に来て以来、自分の衛士としての矜持やプライドといったものは既にガタガタであった。 これまで自分が積み上げていたものが、米軍で培ったものが、ガラガラと音を立てて崩れている感覚がする。昨日は特にそれがひどかった。 これまでの常識や考えが通用せず、いいように自分がもてあそばれているかのような、そんな感触。 一体連合とはいったい何者なのか、何をさせようとしているのか、何を考えているのか---それらがすべて不明だ。 絶対に突き止めてやる、何が何でも。 そう固くユウヤは決意した。長い長い一日の始まりの、そんな一幕であった。 だが、ユウヤはまだ底も見えない連合をのぞき込むには早すぎたかもしれないし、彼では理解しきれない面があることも考慮すべきだったかもしれない。 あるいは、遠い極東ロシアで戦う、本来の歴史ならば邂逅する大隊の指揮官ならば「己の領分を弁えろ」と警告していたかもしれない。 しかし、今のユウヤにそんな引き留める人間などいない。好奇心と苛立ち---あるいは根底にある恐怖---が突き動かすのみ。 深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ せめて、かのニーチェが残した言葉を、ユウヤは知っておくべきだったのかもしれない。 70: 弥次郎 :2020/02/29(土) 23 42 24 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 以上、wiki転載はご自由に。 あんまり話が進んでいねぇ!(白目 でもコツコツやるしかないね! この後の話はちょっと予定より大幅にカットしてお送りする予定です。 幕間やら短編も交えて、いろいろな様相を見せるユーコンの様子をお送りできればなと思います。 次回もお楽しみに。 最後に一言、男の娘は、いいぞ…
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615: トゥ!ヘァ! :2022/05/04(水) 18 46 25 HOST FL1-119-244-228-153.kng.mesh.ad.jp 逆転マブラヴ 設定集 〇オルタネイティブ計画 略称はAL計画。 この世界ではアメリカが早期に滅んだせいで計画の動きが途中から大きく変化している。 オルタネイティブ1から2までは大まかには原作通り進んだのだが、日本によるテコ入れにより原作よりも1年早い1972年にオルタネイティブ3がスタート。 そして1973年の北米へのBETAユニット落着し、その後激しい戦いを数年繰り広げたが結局アメリカは本土を失うこととなる。 こうしてアメリカが実質滅んだことによりAL3計画はソ連主導の色を強めていき、ソ連本土が戦場になっていないのと合わせ原作よりも多くの予算がつぎ込まれていくこととなる。 そうしてある時期を境にAL3はソ連による独占色を強めていき、対BETA諜報のための国際研究計画から国連予算を用いたクローン及びESP研究計画へと変化していった。 そしてソ連が生み出したのが原作よりも進んだクローニング技術とESP研究。 後にこのAL3により培った経験と技術がソ連の魔女計画への原動力となった。 対してソ連主導の計画だけでは流石に不味いと思われ1970年代半ばに始動したのが日本主導のオルタネイティブ4計画である。 これは70年代において米本土が陥落した危機感から、より直接的にBETAに対抗できる兵器を開発していこうという趣旨の計画である。 勿論前述のようにソ連によるAL3の成果独占を警戒して始動したという部分もある。 日本が主導したこの計画はアメリカから受け入れた各種研究者も用いてふんだんな予算を投じられて研究が進められた。 言ってしまえば原作におけるXGシリーズの開発やG元素の研究である。 アメリカが早期に陥落したためG元素の基礎研究からXGシリーズを生み出したHI-MARF計画まで全てがこの世に出てこなくなってしまったため、仕方なく日本主導で一から全ての研究を行い始めたというのが実際の理由と言える。 幸い資料となる元素は北京に落ちた落着ユニットをソ連と折半していたため確保しており、更に労力不足(ガチ)のためアメリカに残っていた研究者全てや世界各国の研究者を集め人手と予算を一極集中させ様々な研究を力尽くで進めさせた。 その結果が衛士の死亡率を半減させ、戦果に至っては7割以上も向上させたと言われる傑作OS「XM3」の開発。 四肢や五感を失った人々でも依然と変わりないレベルで動かせ、感じることが出来るようになる高度サイボーグ技術。そして1990年以降から始まる人類の反撃作戦にてお披露目されたXGシリーズである。 一応はこのAL4は人類全体の戦力底上げを名目としていたため、ある程度の研究成果はソ連側にも開示されており、AL4側の戦術機の基礎OS研究の成果とソ連のESP能力者研究の成果などがトレードされたりなどもした。 このようにソ連主導のAL3と日本主導のAL4が並列して進行しており、それぞれに参加する国々の顔ぶれからも実質二か国による技術開発競争の側面を深めていくこととなる。 そんな中で転機となった1990年の南米ブラジルに存在したマナウスハイヴ攻略である。 86年のドルトムントハイヴ攻略時から存在が確認されていた脳髄のみとなった元人類の捕虜たち。 この脳髄だけになった捕虜を用いて、より正確な対BETA用諜報員育成計画として1991年からスタートされたのがオルタネイティブ5である。 いわゆる原作におけるオルタネイティブ4と同じ計画。原作よりも4年ほど早いスタートとなる。 しかしこの計画の発動には政治的な要素が大きく絡んでおり、ぶっちゃけていればソ連がAL3計画名目で取得している国連予算をいい加減打ち切らせるための対抗策という側面が大きい計画であった。 余りAL3計画の成果を表に出さない点を逆手に取り、元々は対BETA用諜報計画という建前を利用して、新しい諜報計画としてAL5をスタートさせ、今までAL3につぎ込んでいた予算を今度はAL5の方へとつぎ込ませる。 616: トゥ!ヘァ! :2022/05/04(水) 18 47 11 HOST FL1-119-244-228-153.kng.mesh.ad.jp つまるところAL5計画とは合法的にソ連への予算提供を打ち切るための大義名分に過ぎなかったのである。 こうして新たにスタートしたAL5計画はソ連主導のAL3から提供された幾らかの成果(という名の用済みとなった旧世代ESP能力者たち)を組み込みながらも元は政治的な要求で始められたとは思えないほど好調な滑り出しを始めた。 ネタ晴らしをすると日本の夢幻会から手厚い支援を受けていたというのが理由といる。 彼等は最新鋭の技術とふんだんな予算と精鋭と呼べる人員を揃えたのだ。 ぶっちゃければ原作が変わりすぎていてどこに「あ号」目標がいるのか今一わからなかったというのが理由である。 まあ十中八九第一号ハイヴであるネブラスカハイヴにいそうな気もするのだが、それを裏付けることは出来ないための予防措置である。 因みに原作で大活躍している香月夕呼先生も参加している。1991年のため先生は御年17歳の時期であった。 丁度原作通り因果律量子論の論文をぶちまけて世紀の天才美少女として学会を騒がせていた時期である。 とは言え日本主導のAL4の方も問題なく続いており、最悪はXGシリーズ量産してごり押しという手も取れなくはないため、最悪AL5は失敗しても良いプランという認識を彼らが持っていたのも確かであるが。 また1986年にドルトムントハイヴ攻略後から開始しなかったのは、単純にドルトムントが日本から遠く、ソ連に近かったため。 防諜諸々の観点から同地を主軸に原作におけるAL4のような計画を行いにくかったのが理由である。 後にAL5は地球における総司令ユニットである「あ号」目標の特定に成功し、人類の一大反攻作戦である桜花作戦を成功させる一因となるのだが、それはまだ少しだけ先の話。 まとめ AL 1~2までは大凡原作通り。AL3は原作より1年早くスタートした。 その後アメリカが即落ちしたため、AL3はソ連による独占計画の様子を深め、日本は対抗策として対BETA兵器開発を掲げたAL4を始める。 1990年のマナウスハイヴ攻略を切っ掛けに原作よりいささか早い実質原作AL4ことAL5計画を始める。 1990年代中にAL5計画は「あ号」目標の特定に成功。原作と同じく桜花作戦を行い、これの攻略に成功する。 〇戦術機開発 この世界の戦術機開発は日本から始まった。 まあBETAの存在が明るみに出た時点で転生者たちが早期に開発をしない理由もないのである。 それに対抗したのが似たような計画を進めていたアメリカ。こちらは大体原作と同じような段取り。日本への対抗心から原作よりも多少早く開発が進んでいる。 またソ連も日米に対抗して遅れながらも似たような計画を開始。このため多少なりだが原作のソ連よりは戦術機開発ノウハウが初期から存在していた。 そうして日米ソの三カ国がそれぞれ独自の戦術機開発を行っていた最中にアメリカへとBETAユニットが落着。 そのまま本土決戦で米軍敗退からの本土陥落である。 その米本土決戦の最中やその後の陥落時に何が起きたかと言えば米国人材の大量流出である。 滅んだ祖国に未練がないわけでもないが、彼等だっていい暮らしもしたいし、家族もいる。 というわけで各国に次々と引き抜かれていったわけである。 とは言え大半は祖国への情もあり、NATO諸国の方へ行き、よりよい暮らしをしたい人々は日本など予算が豊富な国へ。そして一部の野心が強かったり、思想が赤かったり、ハニトラや買収で篭絡された人々がソ連へと渡った。 またカムチャツカや千島諸島へ逃れた米政府は自前では戦力の立て直しはできないと自国が開発した戦術機や技術などを国連を通じて公開。 対価として国連から相応の定期予算を獲得することに成功した。 こうして世界の国々へアメリカが貯め込んでいた人材と兵器と設計図。そして貴重な対BETA戦のノウハウが行きわたることとなった。 そうした結果世界全体における戦術機開発能力は原作よりも向上しており、各国独自の戦術機が早期から出現し始めることとなる。 欧州は米軍から仕入れた対BETA戦のノウハウから近接戦闘戦に強い機体を。 ソ連は戦力に余裕のある国情から通常戦力との連携を前提とした火力射撃戦仕様の機体を。 日本はハイヴ攻略を目標に入れた長期戦仕様の汎用機を。 各国は独自のドクトリンに基づいた戦術機を開発、配備していき原作よりも多種多様な機体が戦場に並ぶこととなった。 617: トゥ!ヘァ! :2022/05/04(水) 18 47 53 HOST FL1-119-244-228-153.kng.mesh.ad.jp 〇無人兵器 BETA大戦勃発以前から日本が開発を進めていた兵器群のこと。 高性能な自立思考型AIを搭載し、独自の判断により作戦行動が可能なスタンドアロン兵器。 元々は冷戦の最中ら開発していた現代でも見られるように無線操作、もしくは単純なAIによる簡易自律起動を目的とした代物であったが、BETAが確認されてからは高性能AIを搭載した自律行動可能な無人機の開発へと取って代わっていった。 「超力兵団計画」と名付けられたこれはBETA大戦が勃発した際には更に研究が加速し、1970年代にAL4が始動してからは、そちらとも連携しながら開発が進められていった。 そして完成したのが自立可動式無人機「ヨミクツグ」である。 専用のCPUと一体化させたコアユニットであり、これを戦術機へと搭載して無人機として動かすのである。 このため無人機専用に開発された戦術機だけではなく、既存の戦術機の運用も可能であり、更に幾つものバリエーションも存在している。 戦術機に搭載する前提のコアユニットのみの「ヨミクグツ壱型」歩兵型無人機の「ヨミクグツ弐型」戦術機以外の既存陸戦兵器に搭載前提のコアユニットのみである「ヨミクグツ参型」航空ユニットに搭載する前提で開発された「ヨミクツグ肆型」艦艇制御用の「ヨミクグツ伍型」専用の狗型四つ足躯体に特化されている偵察仕様の「ヨミクツグ陸型」等々。 無人機専用兵器のみならず、既存兵器の流用も出来るように設計されているのが特徴であり、歩兵型の弐型などは既存歩兵装備から強化外骨格までを使いまわすことが可能。 様々なバリエーションにあるのは、全ての兵器を扱うことを求めては現状の自立思考型AI技術では柔軟に対応しにくかったため、それぞれのモデルに特化させたバリエーションを開発したわけである。 また広い目で見た戦略判断能力、状況に応じた柔軟な対応などがまだ甘く、それらを補うため兼一種のセーフティーとして生身の人間の指揮が必須とプログラムされている。 このセーフティーとはヨミクグツの暴走ではなく、同じ人間相手に鹵獲されて使用されることを危険視しての措置である。 まあぶっちゃけソ連勢がどっかで鹵獲して使いまわすんじゃないかというのを危惧しての対応である。 対応する指揮官から別の指揮官に指揮を移すには元々の指揮官からの直接命令か、司令部からの命令コードが必須となっている。 追加の新しい命令が12時間以内に入力されない場合は全データが抹消され、コアとなるユニットも自壊するように設定されている。 このため実は対BETA戦やハイヴ攻略戦においては少々使い勝手が悪いのであるが、なんもかんも戦後への野心を隠さないソ連が悪い。 実戦においては試作モデルが1986年のウラヌス作戦に参加。 試作モデルながらも戦術機型400体、戦車型800体、歩兵型10000体が戦場に投入され、BETA群の撃滅やドルトムントハイヴ攻略に際して多大な戦果を挙げている。 その後は正式採用モデルが南米におけるアマゾナス作戦やマナウスハイヴ攻略戦でも活躍。 以降は日本率いる太平洋条約機構軍にて大々的に運用が始まった。 余談だがこの無人機研究により日本では安価で高性能な義肢や人工内蔵の類が普及し始めている。 これは戦傷兵の戦場復帰に役立っており、ちっとやそっとでは退役することが出来ないと兵たちは嘆いているとかいないとか。 また一部の有志重傷者を対象としたサイボーグ手術も行われており、1990年代では人体のおよそ7割以上を機械へ置換した成功例が存在している。 618: トゥ!ヘァ! :2022/05/04(水) 18 48 44 HOST FL1-119-244-228-153.kng.mesh.ad.jp 〇魔女計画 ソ連が進めている人造ESP能力者開発兼ESP兵士育成計画。 元々はオルタネイティブ3から派生した計画であり、AL3で培ったクローン製造、ESP研究のノウハウが応用されている。 北米における対BETA戦を見たソ連はBETA大戦は壮絶な消耗戦になることを感じ取っていた。 史実程ではなかったが、独ソ戦で大きな被害を被ったソ連は全面戦争における消耗戦というのが如何に国体にダメージを残すかということを経験則的に理解していたのである。 無論国内の少数民族やアメリカ大陸から流れてくる難民共、WTOに属する仲間(手下)たち、使い捨ててもいい北中国の人民など幾重にもセーフティは張ってあるが、それとて無限ではないことはよくわかる。 月面戦争と北米の戦いを見ればこの戦争が長期戦になることなど明白であり、同時に人民の海など最悪は数年で干上がることは考えるまでもなかった。 そんな中でソ連が目を付けたのはAL3用に研究されていたESPクローン製造技術であり、これを用いて人民の代わりとなる新たな兵士を作りだそうという目論見で始まったのが魔女計画でもあった。 AL3を隠れ蓑に、同計画の予算すら流用して進められた研究は原作を超える生体技術力をソ連にもたらし、未だ完全ではないもののクローン製造の限界点をある程度改善させることにすら成功した。 本来はこの時点である程度計画は成功と言えたのだが、人というのは欲深い物。 上手くいったのなら次はあれもこれも出来るのではないかと言い出すものであり、ソ連もそれは例外ではなく、党上層部のお偉いさん共はこのESPクローン共に高い戦闘能力まで付けろと言い出したのである。 まあ兵が強いことには越したことはないが、現場の研究者たちからすればそれじゃコストパフォーマンス悪化するんですけどと言いたいところであった。最も粛清されるのが怖くて誰も声を上げなかったというオチであるが。 そうして作りだされたのが原作において紅の姉妹と呼ばれる二人と同等の戦闘力を誇る個体たち。 原作よりも十数年も早いご登場である。彼女らは赤魔女と呼ばれ非常に高い戦闘力を誇る個体群であった。 最も流石に初期ロット故の不安定さもあるため、研究関係者からすれば完成品には程遠かったが。 お偉いさんからの要望に逆らえず未完成品でも完成品と言って期限に間に合わせないといけないソ連あるあるである。 最も性能は折り紙付きであったため、それを見たソ連上層部は気分を良くし、祖国の力を見せつけるために1986年のウラヌス作戦に赤魔女たちを参戦させた。 彼女らは開発者の思惑通りの性能を発揮し、彼女たち専用に改良された戦術機を駆り、多くのBETAを屠ったが、如何せん日本が投入した無人兵器たちに少々インパクトで負けてしまった。 まあ国際計画の予算を違法に流用して開発した人造人間軍団です!なんて言えるわけもないので、我が国の精鋭部隊です!とした宣伝してなかったソ連も悪いのだが。 しかしソビエトにおいて責任というのは常に中間管理職と現場に問われるもの。 理不尽な叱咤を受けながら、日本の無人兵器に勝る人造人間を作れと言われ、今日も魔女計画の研究者たちは不眠不休で研究に取り組むのである。 後にこの計画は高性能モデルを開発する魔女姉妹計画と、一般兵士の代わりとなるモデルを開発するコルホース計画に別れ、更にBETAから回収した細胞などを取り込み人間モデルとは全く別の人造BETAとも呼べるような生物兵器を開発する「新時代」計画へと派生していくこととなる。 なお余談であるがAL3を隠れ蓑にした魔女計画などで向上させたソ連の生体科学技術は高性能で安価な人造臓器の開発やアンチエイジング技術に活かされ、ソビエトにおける病気治療や寿命改善に大きく貢献することとなる。 そんなソ連で一番人気なのが人造肝臓。より多くの酒を飲めるようになるからだ。 619: トゥ!ヘァ! :2022/05/04(水) 18 49 14 HOST FL1-119-244-228-153.kng.mesh.ad.jp 投下終了です 投下始めてからハイヴの位置書いておくの忘れてた…(汗
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登録日:2021/07/11 Sun 05 30 00 更新日:2024/04/23 Tue 17 48 29NEW! 所要時間:約 20 分で読めます ▽タグ一覧 アンデッド エンドコンテンツ クソゲー シャングリラ・フロンティア シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜 シャンフロ パワードスーツ ボスキャラ ユニークモンスター 七つの最強種 不器用 侍 元人間 墓守のウェザエモン 天晴 晴天流 無理ゲー 理不尽 速水奨 隠しボス 騏驎 行くぞ……「二号計画(セカンドプラン)」の、申し子よ 我が、誓いを……踏み躙る…であれ、ば…… 我が、「晴天大征(セイテンタイセイ)」にて…………潰えよ 墓守のウェザエモンは、『シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~』の劇中作VRMMO「シャングリラ・フロンティア」に登場するボスモンスター。 「七つの最強種」とも呼ばれる、世界に7体しかいない「ユニークモンスター」のうちの一角である。 ●目次 概要 外見 戦闘能力その他使用するスキル・技 晴天流 戦術機馬「騏驎」 攻略第一段階 第二段階 第三段階 関連キャラクター 作中での活躍 討伐報酬 設定 余談 概要 CV 速水奨 満月の夜、エリア「千紫万紅の樹海窟」で特定の手順を行うと訪れることができる隠しエリア「秘匿の花園」。 そこに出現する幽霊のような特殊な女性NPC「遠きの日のセツナ」から受注できるユニークシナリオEX「此岸より彼岸へ愛を込めて」で戦うことになるユニークモンスター。 シナリオ受注後、新月の夜に再び秘密の花園を訪れると更なる隠しエリア「反転の墓標」への道が開かれ、そこで待ち構えている。 出現に月の満ち欠けが関係するため、1ヶ月に1回のみ挑戦することができる。 隠しエリアへのアクセス方法は長らくPKクラン「阿修羅会」によって秘匿されていたが、ある理由からウェザエモンの討伐に焦がれ続けていた阿修羅会サブリーダーのアーサー・ペンシルゴンが秘密裏にクランを裏切り討伐を決意。 別ゲーでの顔見知りであり、プレイヤースキルが非常に高く、シャンフロを初めて日が浅いサンラク、オイカッツォを攻略に誘い、ウェザエモンと激突する事になる。 ユニークモンスターの攻略推奨人数は各々で異なり、ウェザエモンは6~7人が適正とされているが、エンドコンテンツofエンドコンテンツを推奨人数の半分の三人でクリアしようと挑んだこと自体が無謀を越えた無謀にして常識の埒外であり、作者すら「お忘れかと思いますが、三人で挑んでるのがアホです」と語っている。 もっと言うと(※web原作未読者ネタバレ注意) 後述する能力でレベル50に落とされ、ステータス制限のある強力な装備や習得に一定レベル必要なスキルが使えなくなる本戦だが、 シャンフロには「本人のスキル・魔法やパッシブでないアクセサリが使えないが、それを補って余りある戦闘力を発揮する」戦術機という武装が存在する。 戦術機には装備レベルもないため極論言えば低ステータスの動きに慣れさえしてしまえばレベル50でもウェザエモンと渡り合えるポテンシャルを持つ。 真っ当に進めていけば戦術機を極めたプレイヤーが勇魚からウェザエモンの情報を入手できるのでウェザエモン戦も戦術機を駆使した戦闘になるはずだった。 ここまで読めば分かる通り、本編のウェザエモン戦は運営が推奨する装備を一切持ち込まず騏驎と天鬼夜砲と天晴への対抗手段と蘇生・バフアイテムだけ持ち込んであとはプレイヤースキルでゴリ押すという ひかりのたまなしでゾーマに挑むような狂気の沙汰としかいえない挑戦をしているのがこの外道三人組である。 なお、ウェザエモンの装備も戦術機だが、彼の戦術機は設計思想からプレイヤーが使用するものと異なるので当然の権利のようにスキルを使う。ユニークモンスターだから仕方ないね。 外見 日本の鎧兜をアレンジしたサイバー風な白い甲冑に身を包み、己の身の丈ほどもある大太刀を携えた鎧武者。 膝から下の足の部分がネジ脚になっている点が外見上の大きな特徴。(*1) 甲冑内部は空間がねじ曲がっているため、ネジ脚も形状に合わせてウェザエモンの肉体が空間ごと変形して収まっているので動きに問題はないらしい。 シャングリラ・フロンティアの現行の世界と明らかにミスマッチな姿や武装から、遥か昔の超高度文明時代「神代」と関わりがあると目される。 これらの点から阿修羅会は「サイボーグ系統のモンスター」だと推測していたが、実際のところは特殊なアンデッド系モンスターに分類される。 外見からだけではこの事実に辿り着けず、セツナに深く関わっていたペンシルゴンもアンデッドと見抜けなかった。 この事実を知るにはウェザエモンの挙動や、他の神代の施設の精査も含めたユニークシナリオのバックボーンの考察が必要になる。 戦闘能力 ユニークモンスターというだけあってその戦闘力は凄まじく、サンラクをして「これ作ったやつを一発殴りたい」「ただただ「速い」「硬い」「強い」だけを追求したような性能」「バグ抜きなら今までプレイしてきた全てのゲームの中でもトップクラスの強さ」と評価せしめている。 戦闘開始時にプレイヤー・NPCを問わず、全ての敵対者のレベルを50にまでダウンさせる専用スキル「常在挑戦陣」を発動するのが大きな特徴の一つ。 ウェザエモン自身はレベル200、つまりプレイヤーはレベル差150の戦闘を強制される。 結果圧倒的なステータス差によりウェザエモンの攻撃はほぼ全てが即死級の威力と化す。 直接戦闘においては、剣技を主体とした戦闘術「晴天流」を使用する。 眼で追えない程の超速フレーム攻撃や範囲攻撃を即死級の威力で連発する上、プレイヤー側の攻撃はまるで効いているように見えない。 超範囲の即死級攻撃も使うため、討伐するためには「ウェザエモンはどのようなモンスターなのか」を考察、対策を講じ、攻撃の嵐を乗り越えなければならない。 ウェザエモンはストーリー特性上、セツナの墓を守ることを最優先としている。 墓に近く、あまつさえ破壊しようとする者がいれば、何よりも最優先でそのプレイヤーを狙ってくる。 その他使用するスキル・技 常在挑戦陣 戦闘開始と同時に強制的に全敵対者のレベルを50まで下げる。いかなる能力を以てしても無効化は不可能。 ステータスも「レベル50時点で割り振ったステータス」以降のポイントが一時的に消失するため、ステータス制限のある装備を所持するプレイヤーは地獄を見ることになる。 ただし、戦闘中のバフは有効であり、それと同じ系統と判断されるのか一時的なステータス向上効果は有効で、これを用いれば制限を解除することはできる。その為のコストは甚大極まりないが。 また、高ステータスに慣れ切った状態から低ステータスに叩き落とされるため、普段の感覚で動くことができなくなる。 晴天流 ウェザエモンの使用する剣技を主体とした戦闘術。 技名は全て天候関連の単語から取られている。 どう見ても魔法にしか見えない技が存在するが、系統としては全て魔力を消費しないスキルに属する。 内訳は以下。 一覧 断風(タチカゼ) 「風」。神速の居合斬り。 抜刀から攻撃がヒットするまで僅か1F(=0.016秒)、加えてガード貫通効果を持つウェザエモンの代名詞とも言える基本技。 その速さ故に見てからの回避やパリィはまず不可能と言って差し支えなく、あまりにも凄まじい剣捌きのため、居合技のくせに斬撃が飛んでくる。 なお、あくまでも「居合斬りが凄すぎるあまり副次効果的に斬撃が飛ぶ」だけであって「斬撃を飛ばす技」ではないため、飛んでくる斬撃にスキルのエフェクトは存在しない。つまり見えない。 一方で居合(抜刀術)という性質上、他の技と比較すると分かりやすい予備動作が存在するため、それを見切れば対処は可能。 とはいえ“比較的わかりやすい”だけで決して長い動作ではないので、生半可なプレイヤーではあっという間にやられてしまう。 戦闘開始時に固定で使用する技でもあり、この際は一番近いプレイヤーの首を必ず狙う。 雷鐘(ライショウ) 「雷」。大太刀を上に掲げ、広範囲に雷を落とす。 1秒間に5発の落雷が5秒続く。 ヘイトが分散している程規模が大きくなるので、ウェザエモンの対応は少人数が望ましい。 ある程度のホーミング性能を備えるが、全力で走っていれば当たらない。 スタミナを消費しすぎた場合、その次の行動に捕まる可能性があることが注意点。 入道雲(ニュウドウグモ) 「雲」。大太刀を持っていない腕で雲の巨腕を作り出し、前方を大きく薙ぎ払う。 ウェザエモンの背後と腕より上が安全地帯で、予備動作も大きめなので分かっていれば対処は容易。 しかし、晴天流の中でも特に広範囲なのでうっかりすると騏驎担当やサポート担当に被弾、戦線崩壊の原因になりかねない。 発動時点のプレイヤーの位置によっては、分かっていても安全地帯に逃げ込めない場合も考えられる。 大時化(オオシケ) 「波」。何らかの理由で大太刀を失っている場合に使用する、片手掴みからの投げ攻撃。 攻撃対象の重量が重いほど叩きつけのダメージが増加する。 断風程ではないがモーションが非常に速い上、背後の対象もノールックで捕捉する。 まっすぐ手を伸ばしてくるだけなので、よく注意すれば回避スキル無しでも避けることはそう難しいことではないが、大きく踏み込むためにヘイトが他に移りやすく立ち回りに気を付けなければならない。 パリィで防ぐこともできるため、避けることが難しい壁タンクはその場で手を弾くのも一手。ただし次の攻撃に注意すること。 晴天大征中は大太刀を持っていても使用する。 火砕龍(カサイリュウ) 「熱」。大太刀を地面に突き立て火柱を発生させる。 ウェザエモンのヘイトが3人以上に向いている時のみ使用され、ランダムで攻撃対象を選出する。 コンボ技であり、続けて確定で灰吹雪が発動する。 灰吹雪(ハイフブキ) 「灰」。火砕龍が上空で黒煙に変換、火柱の発生地点を中心に急速に範囲を包囲する灰を降らせ、捕まえた対象を窒息死させる。 火砕龍から灰吹雪に移行する瞬間はウェザエモンはその場から動かない。 「窒息死」なので斬り殺されるよりも精神的なダメージが大きい。 天鬼夜咆(てんきよほう) 「空」。第三段階への移行時に確定で使用する広範囲全方向衝撃波。 装甲貫通効果を持ち、対応できなければその時点で全滅が確定する。 第三段階への移行に合わせてウェザエモンにアンデッド属性が付与されるため、この技の予備動作に合わせて高位の浄化魔法・アイテムを使用するとキャンセルできる。 使用機会がこの1回ということもあり発動させないことを前提とした技として実装されている節がある。 つまり、ウェザエモンがアンデッドであることを知ることが攻略において(ほぼ)必須だが、第二段階までは機械属性であり変化した瞬間殲滅されるので戦闘からアンデッドと特定することが困難極まり、何らかの方法で事前に知る外ない。 晴天大征(セイテンタイセイ) 晴天流最終奥義。 第三段階へ突入後、通常10分経過してHPが0になると発動する発狂モード。 具体的には(天鬼夜咆を除く)晴天流の上記の技全てをノータイムかつリキャストタイム無しでランダムに30秒間放ち続ける。 同じ技が連続する場合もあり、断風などが連続した場合は予備動作が行動間に挟まるため完全に隙が無いわけではない。 30秒経過時点で大太刀を持っていた場合、最終技として天晴を使用する。 天晴(テンセイ) 晴天大征(セイテンタイセイ)、流転と手向けを以って終極と為す 晴天(セイテン)転じて我が窮極の一太刀。我、龍をも断つ……【天晴(テンセイ)】 晴天大征の最後に使用するウェザエモン窮極の一太刀。 断風程ではないものの見てから対処することが困難な速度で振り下ろされる 即死・装甲貫通・装備破壊・魔法貫通・スキル貫通といった極悪効果目白押しの大上段斬り下ろし。 おまけに発動時点で対象の回避行動を完全に封じる特性を持つ。 作者曰く「こころのめぜったいれいど」。 漫画版は見開きで1コマ使い振り下ろしが描かれ、アニメ版は振り下ろした後に晴天の空が浮かぶエフェクトが出る。 クリア条件は「発動させた上で不発させること」のみ。 諸々の効果は大太刀の「刃」の部分にのみ存在するため、攻撃対象のプレイヤーが対抗する場合大太刀の「横面」を殴ってパリィすることが唯一の対応手段。(*2) 窮極の一太刀というだけあってただタイミングを合わせて横面を叩くだけでは効果が無く、大量のバフを積んで相応のSTRを確保した上で、更にクリティカルタイミングでのパリィが必要となる。 コメンタリーでは そもそもパリィ判定は点、線、面のなんにせよ「正面から弾く」なのでその選択の時点で無理ですかね 決着の一撃はパリィっていうかノックバック、が正しい と解説している。 この理不尽即死攻撃を正面から攻略しない限り、プレイヤーがウェザエモンに勝利することは叶わない。 なお、この天晴は本来「どれだけ暴れていようが瞬時にリラックスし、瞑想した後のような集中状態になる」という悪天候の嵐の後の快晴を表現するに相応しい技なのだが、 なんだかんだあって何故か即死脳天唐竹割になった。 戦術機馬「騏驎」 …………質量転送(エクスポート)・及び展開(サモンコール)、戦術機馬【騏驎】 ウェザエモンが第二段階になった時点で亜空間格納施設から召喚する、5mを越す大きさの馬型のゴーレム。 背の部分に左右3連ずつのミサイルポッド、3つに分かれた尾の先端にレーザー発射装置がある。 漫画版でデザインされた顔つきはのっぺりとしており、顔の左右両側と前足の付け根にそれぞれ排気管らしきパーツが存在している。 他にも整備用の小さな取っ手があるのでワンダと巨像感覚でよじ登れる。 ペンシルゴンによる事前説明のイメージでは「足の生えたダンプカー」、全容を見たオイカッツォは「跳ね回る戦車」とも例えていた。 形態内訳 馬形態 基本形態。 ミサイルとレーザーを撒き散らしてフィールドを駆け回りながら、ウェザエモンとの合流を試みてくる。 背中にプレイヤーが乗っている場合はそれらをキャンセルしひたすら振り落とすモーションを取る。 人馬形態 馬形態の騏驎がウェザエモンと合体した時の形態。 騏驎の頭部が変形、そこにウェザエモンがドッキングすることでケンタウロスのような姿になる。 ミサイルとレーザーを撒き散らしながら雷の雨を降らせ、雲の巨腕を振り回しなおかつフィールド中を走り回るため、実質手をつけられない状態になってしまう。 漫画版ではペンシルゴンの回想でシルエットのみ登場、大太刀を手に握らず操っていた。(*3) 甲冑形態 ウェザエモンが第三段階に移行すると同時に変形する。 頭部の無い巨人のような姿で、ミサイル、レーザーの他に四肢を使った物理的な攻撃、さらに切り札として腹部に大口径レーザーキャノンを内蔵している。 漫画版では現実のアシストスーツに甲冑を合わせたようなデザイン。 胴体の部分は搭乗者が入るためか空きスペースになっており、ちょうど足の当たる下腹部中心にドッキング用らしきネジ穴が確認できる。 この状態になるとダメージが通るようになり撃破も可能だが、当然ながら装甲は極めて硬く、自傷や装甲貫通攻撃以外は効き目が薄い。 体力が4割を切るか、腹部装甲を破壊された時点で発狂モードに突入し、ヘイトに関係なく攻撃を撒き散らす。 即死級ダメージを叩き出す腹部レーザーキャノンが弱点。正確には砲口の奥に弱点のエネルギーコアが存在する。 仮にウェザエモンが晴天大征発動前にこの状態の騏驎と合流した場合、合体して巨人スケールの晴天大征を発動するためこの時点で詰む。 攻略 ウェザエモンとの戦闘は計三段階が存在し、その全てで攻撃を凌ぐことで勝利となる。 いずれもダメージ以外の条件で進行する。 第一段階 基本技「断風」を主軸に攻撃を仕掛けてくる。 この時はスーパーアーマーとダメージ軽減があるためダメージを与えるのはヘイト管理以上の意味がなく、ひたすら攻撃を凌ぎ続ける必要がある。 このダメージ軽減は最大火力(アタックホルダー)の全力攻撃すら問答無用でカスダメに抑えてしまうとんでもない「超理不尽装甲」。 一応手の関節を攻め続けた後に刀の柄を叩くことで刀を落とさせ奪うことはできる。 戦闘開始から10分経過で第二段階に移行を行う。 第二段階 戦術機馬「騏驎」が出現し、ウェザエモンと合体しようと試みる。ウェザエモン自身は第一段階と同様。後述する理由で、この段階まではウェザエモンは機械属性となる。 騏驎をウェザエモンに合体させてしまうと理不尽度合いが跳ね上がり、成す術がなくなる。 他プレイヤーが騎乗することで「とにかく暴れて振り払うことを優先する」思考ルーチンに変化するため、攻略にはロデオのテクニックが重要。なお、ロープなどで無理矢理固定していてもOK。 第二段階ではウェザエモンと同じくスーパーアーマーとダメージ軽減があるため、ウェザエモンが第三段階に移行するまでダメージがほとんど通らない。 なので、第二段階ではひたすら振り落とすモーションを取らせ続けることが最適解。 ただし、物理法則がダメージ要素として採用されており、暴れた際の振動でダメージが発生するため、ある程度の耐久力は必須。 さらに10分経過で最終段階である第三段階に移行を果たす。 第三段階 ウェザエモンと騏驎がそれぞれ最終戦闘形態に入る。 ウェザエモンは装甲が破損し、ようやくまともな攻撃が通るようになる。 この時点でウェザエモンにはアンデッド属性が付与され、アンデッドに対して有効なアイテムや魔法が弱点になる。 この弱点を突いて「天鬼夜咆」を阻止することがほぼ必須であり、討伐に当たり彼がアンデッドであることを知る必要がある理由になっている。 ただし相当高位のものでなければ無視して攻撃を仕掛けてくる。 騏驎の方もダメージが通るようになり、こちらは困難だが撃破が可能。 ウェザエモンの第三形態は1秒ごとにHPを消耗する自壊状態となっており、何もせずに放置した場合はおおよそ10分でHPが「0」になる。 プレイヤー側の攻撃が通るようになっているので、積極的に攻撃を加えていけば10分経つより前にHPを0にすることができる。 ただしHPが0になっても倒れることはなく、これまでの戦闘での使用・未使用を問わず30秒間晴天流の技全てをランダムに選出し続け、窮極の一太刀「天晴」で以てプレイヤーを真っ二つにする最終奥義「晴天大征」を使用する。 ちなみに、本編ではサンラクが身に着けていたペンダントに反応してからこのパターンに移行しているが、ペンダントに発動を前倒しする効果があるのか単純にHPが尽きたから反応したのかは不明。 この晴天大征を最後まで受け切り、プレイヤーが全員生存しているという条件を達成することで、戦闘が終了する。 なお、天晴で死亡したプレイヤーが蘇生した場合は晴天大征の最初からやり直しとなる。 またアニメ実況による作者のコメンタリーによると、聖水を連打して怯みで縛るような戦術は晴天大征を始めた瞬間に効かなくなるため不可能とのこと。 本編で聖水による怯みを狙えたのは、「第三形態から聖水が通るようになったのは単純に装甲が割れて気密性が損なわれたからです」と解説している。 因みに第三形態の身体から立ち昇る炎は「中身がものすごい勢いで成仏しかけてるのを気合いで耐えてる証」だとか。 己の持つすべてを乗り越えた猛者に対し、数多の屍を築いてきた「天晴(テンセイ)」は祝いの言葉「天晴(あっぱれ)」へと転じる。 晴天(セイテン)転じて我が窮極の【天晴(テンセイ)】、言葉は移りて祝(イワイ)に転ず…………天晴(あっぱれ)である 「ダジャレかよ……」 おまけの攻略法 最も簡単な対処法として「大太刀を破壊する」というものがある。 ウェザエモンは大太刀を破壊された場合、晴天大征においても入道雲と大時化しか使用しなくなる上に天晴を使わずに戦闘が終了するため、攻略難易度は大幅に下がる。 ただし大太刀の耐久度は尋常でないほど高いので相応の手段を用意する必要がある。 この手段を用いた場合は遠き日のセツナからの好感度が著しく低下し、獲得できる報酬と称号が変化する。 「天晴を正しく発動させたうえで全員生き延びる」ことが重要らしく、天晴攻略の過程で刀を破壊し(て生き残っ)た場合は好感度に悪影響はないが、 逆に大太刀を奪い破壊せずに持ち逃げし天晴を使わせなかった場合は破壊して使わせなかった時と同様に好感度が下がるものと思われる。 関連キャラクター 遠き日のセツナ CV 瀬戸麻沙美 「千紫万紅の樹海窟」内の隠しエリア「秘匿の花園」でユニークシナリオEXの依頼をしてくる半透明の女性NPC。 ウェザエモンのことを「あの人」と親しげに読んでいるが…? その正体 死んだウェザエモンの恋人である天津気(アマツキ) 刹那(セツナ)の「もしも恋人がずっとずっと私の死に囚われるのなら、どうかやめてほしい」という彼女の願いに世界が応えたため生まれた想いの残滓。 本人曰く、筆跡まで完全に再現された写本のようなもの。 天津気刹那自身は神代に生きた技術者。 マナ粒子の性質を解き明かした「魔法運用理論」を提唱した他、ウェザエモンの操る革新的な武装の開発など、様々な分野で功績を残した当時としても別格の天才。 刹那の早逝により神代人類の滅亡が早まった。 ヴァイスアッシュ ラビッツの長を務めるヴォーパルバニー。 理由は不明だがかつてのウェザエモンを知っており、それゆえに自分は手を出さないとしながらも、ウェザエモンを倒そうとするサンラクに対して新たな武器を作るという形で力を貸してくれた。 ウェザエモンを「死に損ない」と呼んだことがアンデッドであることを知るヒントとなった。 作中での活躍 元々はペンシルゴンが「千紫万紅の樹海窟」探索時に偶然発見したモンスターだが、当時所属していた阿修羅会によって秘匿されていたため他のプレイヤー達には名前すら知られていなかった。 阿修羅会は何度も討伐を試みるも全て失敗し、そのうちクランの方針変質に愛想を尽かした主要メンバー達が相次いで脱退。 団長のオルスロットは全盛期のメンバーですら倒せなかったウェザエモンを「討伐できるようにできていない」と判断して討伐を断念、遭遇ボーナス(*4)を目的としたレベリングに利用する方向に舵を切った。 遠きの日のセツナに入れ込んでいたペンシルゴンは彼女の願いを叶えるため、別ゲーでの縁からプレイヤースキルに信頼を置く2人の初心者・サンラクとオイカッツォを巻き込んで独自に討伐計画を立案。 決行当日は多方面に恨みを買っていた阿修羅会の面々を他のクランに売って邪魔が入らないようにし、失敗の許されない一発勝負でウェザエモンに挑戦する。 ペンシルゴンの権謀術策を用いて尚借りることしかできなかった「対価の天秤」でありったけのバフを積み、HPが0になってから死ぬまでにタイムラグがある仕様を突いた蘇生アイテム「再誕の涙珠」「生命の神薬」を大量に持ち込んだゾンビ戦法で食らいついた。 結果、ウェザエモンはシャングリラ・フロンティアのサービス開始後約1年、初めて討伐されたユニークモンスターとなった。 我が、身……朽ち果、テ……眠、る………嗚呼、セツ、ナ……今……そコ、へ…… ウェザエモンが討伐されたことでワールドストーリーが第2段階に移行。 長きに渡って停滞していたシャングリラ・フロンティアの世界が加速度的に変化していく。 討伐報酬 晴天流奥義書 天晴を攻略したサンラクのみが獲得した討伐報酬。 晴天流の奥義を記した記憶媒体で、ウェザエモンが使用していた技をはじめとした「晴天流」の技を習得できる。 ただし、解読には神代の設備が必要になる。 このルートで手に入る奥義書は、ウェザエモンがデータを入れた「モーションパターン:ウェザエモン・天津気」と呼べる代物。 非常にピンポイントで分かりづらくがウェザエモンの討伐報酬以外にも入手手段が存在するらしく、効果・威力等に違いはないがやたら優雅なモーションのものもある。 プレイヤーが扱える晴天流について 習得後使用できるスキルは少ないが、スキルの熟達によって別系統・別派生・次段階のスキルが順次解放される。 最終的に風、雷、波、空、雲、熱、灰の7系統が開放される。 そして系統ごとに3派生の技があり、派生スキルは4段階まで進化する。 ただし、各派生の最後に用意されている4段階目の奥義を習得すると、別派生の技は習得が解除されて消失、使用できなくなる。 また、7系統を極めた後には晴天大征を含む最終奥義を選択式で1つ習得可能。 スキル性能はウェザエモンが使用していた時の凄まじい効果から下げられ、プレイヤー向けに調整されている。 世界の真理書「墓守編」 ユニークシナリオEXに共通する確定報酬。 運営が想定していた攻略方法や背景ストーリーが記述された攻略本のようなもの。 3人で討伐したため、墓守編はゲーム内に3冊しか存在しない。 格納鍵インベントリア 討伐参加者全員に共通する確定報酬。 格納空間への鍵であり扉でもある、神代においても一部の者のみが持っていた特殊な腕輪型アクセサリー。 装着した時点でアクセサリー欄を一つ永久に消費するが、収納数が無限となるアクセサリーで、アイテム所持数に制限のあるこのゲームでは地味に反則級の性能を持つ。 魔力を消費することで格納空間内へと転移可能と至れり尽くせりのアイテム。 おまけにその設定上、装着者がPKされても内部のアイテムを含めて略奪されない。 更にはウェザエモンから入手したインベントリア内には4種の規格外戦術機、4種の規格外特殊強化装甲、11種の規格外武装が眠っている。 これらの装備は討伐参加者全員の共有物という扱いとなる。 ウェザエモンの報酬以外でも入手可能な汎用アクセサリーでもあり、正確には「報酬が納められた宝箱」である。 所蔵物一覧 全て現役当時のウェザエモン専用装備として製作された規格外戦術武装。 神代設備を利用することで製作可能となる「戦術機」関連装備のユニーク品に相当する。 更に言ってしまえば、高コストなこれらを量産できるようにしたダウングレード版がプレイヤーメイド可能な戦術機「タイプメン」シリーズである。 ユニーク品なだけあってタイプメンでは完全再現不可能な独自機能を備えている。 「規格外」とは「通常規格から外れている」の意味で、タイプメン系の通常規格品と組み合わせて運用することができない。 また、動力源となる規格外エーテルリアクターの充電上限は無いものの、1週間の充電で約10分間の稼働時間(*5)と非常に燃費が悪いのが難点。 「規格外戦術機が作られた研究室」が世界の何処かに存在しており、そこを探し出すことができればカスタム・新装備開発などができるようになるとされる。 規格外特殊強化装甲 一式を装備することでそれぞれ対応する規格外戦術機獣と合体できるようになる特殊な防具(パワードスーツ)。 通常の防具と同様、頭・胴・腰・足部位に分かれており、頭だけ装備すれば合体こそできないものの規格外戦術機獣に命令を与えて自律行動させることもできる。 規格外特殊強化装甲【艷羽(アデバネ)】 規格外戦術機鳥【朱雀】に対応する。 規格外特殊強化装甲【蛮武(バンブ)】 規格外戦術機虎【白虎】に対応する。 規格外特殊強化装甲【富嶽(フガク)】 規格外戦術機亀【玄武】に対応する。 規格外特殊強化装甲【昇滝(ショウロウ)】 規格外戦術機龍【青龍】に対応する。 規格外戦術機獣 四聖獣を象った規格外戦術機シリーズ。 ウェザエモン戦で出現した戦術機馬【騏驎】のプロトタイプ達でそれぞれが独自に意思を持っており会話もできる。 規格外戦術機鳥【朱雀】 空中戦を主体とする規格外戦術機獣。 レーザー砲や物理ブレードといった遠近双方に対応できる武装を持つ攻撃的な機体。 独自機構「荒羽々焚(アラハバタキ)」により、推進力を生み出す炎を攻撃へと転換することができる。 元々は「制空権を奪取する」というコンセプトで開発されたが、ウェザエモンは上空から高速で地上に強襲、ブレードを用いて地上戦を敢行。 「戦闘機で地上すれすれを飛んで降着装置(タイヤ)で敵を殴ってる」ようなものなので刹那を困惑させた。 規格外戦術機虎【白虎】 地上戦を主体とする規格外戦術機獣。 独自機能「圧縮吸気(インテーク)」「解放排気(エグゾースト)」により、あらゆるものを吸引して圧縮・解放することで爆発的な推進力を得たり、強力な遠距離攻撃を行うことができる。 元々は空気や特定の物質を吸引・圧縮することで「状況に応じて様々なアクションを可能とする」というコンセプトで開発されたが、ウェザエモンは敵の装甲を粉々に殴り割った後、敵の素材を吸引・圧縮して相手に殴りつけるスタイルを取り、刹那を困惑させた。 規格外戦術機亀【玄武】 砲撃戦を主体とする規格外戦術機獣。 規格外戦術機獣で最も重いが、ホバー機能を持つため意外と小回りも効く。 ただでさえ悪い燃費が更に悪化することと引き換えに、MAP兵器のような広域殲滅攻撃を行うことができる。 元々は「晴天流を使わない場合の広範囲殲滅装備」というウェザエモンからのオーダーに基づいた「遠距離特化かつ防御に秀で、反重力ホバーで高速離脱もできる『支援用』」というコンセプトで開発されたが、ウェザエモンは砲撃を至近距離から撃ったり、高速離脱用のホバー移動を悪用して相手に体当たりをしたりとやりたい放題し、とうとう刹那がキレた。 規格外戦術機龍【青龍】 特殊な3次元戦闘を実現する規格外戦術機獣。 独自機能「足駆天翔(アシガケアマガケ)」により、不可視の「道」を作ることで空間を自由自在に駆け巡ることができる。 元々はマナ粒子の特性を利用した「空を足で走る」という「物理に反する事象」を検証するための「戦場に出す予定の無かった試験用機体」だったが、ウェザエモンはこれを勝手に持ち出し、晴天流と組み合わせて大戦果を挙げた。 これにより刹那は「一芸特化は(ウェザエモンに)悪用される」と悟った。 規格外武装 規格外戦術機獣とセット運用する時のみ使用可能となる武装。 このうち、規格外武装 収束機構型【コメットカタパルト】はラビッツの鍛冶師NPC・ビィラックを隠し職業「古匠」にするために分解され消失している。 規格外武装 太刀型【ハービンジャー】 規格外武装 鋼線型【キープアウト】 規格外武装 穿拳型【バタリングラム】 規格外武装 撃槍型【ファランクス】 規格外武装 轟鎚型【エレバス】 規格外武装 双剣型【ヒエロス・ロコス】 規格外武装 大砲型【レグルス】 規格外武装 双銃型【カストル・ポルクス】 規格外武装 長銃型【サジタリウス】 規格外武装 収束機構型【コメットカタパルト】 規格外武装 拡散機構型【メテオディフュージョン】 規格外エーテルリアクター(破損) 騏驎の出現後ずっとそちらと戦闘していたオイカッツォのみが獲得した討伐報酬。 インベントリアに収納されている規格外装備を動かすための動力源。 破損とある通り、使うには修理が必要だが修理するには神代の知識を持った鍛冶師の力が必要になる。 遠き祈りの花飾り 遠き日のセツナの好感度を最大まで上げたペンシルゴンのみが獲得した花飾りのアクセサリー。 テキスト外の効果として、遠き日のセツナに関連する場所を知らせるロケーター機能を持つ。 入手当初は新大陸西方のみを指していたが、「天覇のジークヴルム」討伐後に4ヶ所のロケーションが追加された。 想起されし墓守 詳細不明、なんらかの原因によって新旧大陸それぞれに2体ずつ現れたウェザエモンの残影。 ゲーム的には一体しか存在しないはずのウェザエモンの再戦要素と言える。 厳密にはウェザエモン本人とは一切関係のない現象なのだが、4体の想起体はいずれも異なる色の「騏驎」を従えている。 花飾りの更新されたフレーバーテキストによると、「青き聳弧(しょうこ)、赤き炎駒(えんく)、白き索冥(さくめい)、黒き角端(かくたん)、墓守の残影は佇む。祓われし無念の暗雲は再び広がりて………」とのこと。 設定 プロフィール 名前:ウェザエモン・アマツキ 性別:男性 年齢:3,000歳以上(生物学的に) 身長:198cm(鎧内の本体) 体重:112kg(鎧内の本体) 誕生日:星海歴「春」第三週 通称:B-2政府直轄軍総司令、「英雄」、墓守 好きなもの:恋人 嫌いなもの:自分 趣味:恋人と過ごす休暇 特技:多重並列制御機動 好みのタイプ:天津気刹那 嫌いなタイプ:外道 夢:世界平和(だった) 好きなゲーム:花骨牌 嫌いなゲーム:競肉 座右の銘:全を救い、一を守る ウェザエモンのストーリー背景 はるかな太古、神代と呼ばれる時代に些細なすれ違いとウェザエモンのほんの気の迷いから口にした小さな嘘が原因でセツナが死んでしまい、それによってウェザエモンは永い時を墓守として生きることを決意する。 セツナ自身もウェザエモンの人となりを理解していたために「彼は誰かが止めないと死んでも墓守を止めない。願わくば誰か彼を止めてくれる人を」と死の間際に願ったため、結果として「遠き日のセツナ」が誕生した。 枯れた桜の木はウェザエモンがセツナの墓と一緒に植えたもので、セツナが最も好きだった花である。 ウェザエモンと同じく「固定」が施されていたが、ウェザエモン本人とは違い「固定」が不完全だったため、枯れ始めてしまう。 それを防ぐため、ウェザエモンはセツナが遺した論文を基に月からの魔力を利用して空間を時間ごと「反転」させることで墓(土に還ったセツナ)とまだ致命的なレベルで枯れていない桜の木ごと空間の裏側へ転移する。 この「反転」は例えるなら「版画」。 腐り始めた版の木板が表の空間で、それを用いて作られた版画が裏の空間。 裏の空間は反転した時点で時間が停止しており、残された表の空間に存在するセツナの墓標は風化の果てに消滅し、「固定」が不完全だった木は原型こそ残すが完全に枯れてしまう。 とはいえ桜の根元にセツナが埋められていたこと、かつて墓標があったそこは確かに「セツナの居場所」として認識されるために「遠き日のセツナ」は表空間の桜の木からスポーンすることになった。 余談ではあるが、「固定」と同時に様々な半永久的延命処置が施されていた桜の木が枯れたことで、行き場を失ったそれらの処置が広範囲の植物を活性化させ、本来はほのかな光を放つ程度の苔が陽光に匹敵する光量を得たり、ただの大規模な洞窟だった場所に樹海規模の植物が生い茂り、大量の花が地面を埋め尽くすほどに増殖する原因となった。 要するに、紫万紅の樹海窟というエリアそのものが間接的にウェザエモンによって作られたようなもの。 各段階について 第一・第二段階 第一、第二段階は「ウェザエモン」という人物が動かしているのではなく、ウェザエモンが纏うパワードスーツが「墓守」という役割に準じて動いている。 つまり「遠き日のセツナ」のように、本人ではない意思によって動いている状態である。 アニメ版ではこの状態では言葉遣いも「タチ、カゼ!」のようなカタコトになっている。 第三段階 第三段階に突入した時点で初めて「ウェザエモン」という人物の意識が復活する。 それにより属性が機械から本来のアンデッドへと移行を果たす。 第三段階に移行した時点ではまだ寝起き程度の覚醒だが、晴天大征への移行時に完全に覚醒する。 アニメ版での言葉遣いも第三段階で「断…風!」、晴天大征中は「断風!」と流暢になっている。 ちなみに鎧の中身はハイテクノロジーを用いて肉体を「固定」しているため、若々しいままの男性の肉体が入っている。 ウェザエモン本人の意識が目覚めたことで「固定」が解けたために、ウェザエモンの肉体は急速に老化、崩壊……すなわち自壊する。 それでも天晴を攻略されるまで動き続けるのは、ひとえに自壊すらねじ伏せるウェザエモンの執念によるものである。 ウェザエモンの装備について 完成形規格外戦術機甲【斉天】 ウェザエモンが身に着けているパワードスーツの正式名称。 刹那がウェザエモン専用に作った規格外戦術機獣でもパワー不足になってきた事から、刹那とアンドリュー・ジッタードールの共同研究で設計・生産された神代最強の鎧。 「戦術機を装備するためのパワードスーツ」ではなく「ウェザエモンを強化するためのパワードスーツ」であり、それまでの技術ツリーを根本的に逆行しているのがポイント。 「セツナメタル」という特殊合金で構築されており、マグマに沈められても中身が無事なように設計されている。 「次元屈折加工」により、装着者であるウェザエモンの体格を鎧に合うよう曲げており、さらに脳波感知により「腕より先に鎧を動かす」事で武装重量によるラグをゼロにしている。 先にロールアウトされていた【騏驎】との接続を可能とする唯一の機体であり、その性能はまさしく一騎当千。 全盛期には大衆に最強の「シンボル」として認識されたため、マナ粒子の「願いを叶える」性質によって次元屈折加工は次元隔離加工へと進化し、理論上は隕石の激突する程のダメージが【斉天】に直撃したとしても、防御を固めれば中身は無傷で済むほどになった。 戦術機馬【騏驎】 刹那がウェザエモン専用に作った規格外戦術機獣シリーズの完成系。 4機の戦術機獣から得た「結局ウェザエモン自身のパフォーマンス支援、拡張に特化させればいいのでは」という結論から【斉天】とセットで作られた、「ウェザエモンのモーションを100%再現可能な甲冑」としての役目を持った決戦機。 単体での戦闘力も考慮されており、自己完結した兵站生成能力を以って(整備やクールタイムの必要はあるが)ほぼぶっ通しでミサイルを発射し続けることも可能。 股間部のビーム砲が装甲で覆われている理由は作者によると「動力系に直結してるので攻撃力以前に弱点丸出しなのがダメ」ということらしく、扱いは隠し弾。作者曰く「ストフリの腹ビーム的なやつ」とのこと。 あと Q.なんで装甲の下にビーム砲? A.ウェザエモン「股間からビームはちょっと……」 というウェザエモン個人の感性もあった模様。 バンガード 持っている大太刀の正式名称。 英傑武器とカテゴリ的には同じもののもっと別の何かであり、電池と雷くらい違うとの事。 討伐報酬の規格外武装の一つ「規格外武装:太刀型【ハービンジャー】」はバンガードの兄弟刀にあたる。 余談 討伐タイミング 運営の当初の想定では、ウェザエモンは7体いるユニークモンスターの中でも後半(*6)に討伐されることになっていた。 常在挑戦陣でのレベルダウンも作中における「レベル99からレベル50」ではなく、レベルキャップ突破後の「レベル150からレベル50」を想定したものであり、ステータスの激変から来る身体の動きの違和感は凄まじいことになるはずであった。 秘匿の花園も本来はワールドストーリーが大分進んだ後に特定の場所でヒントが得られるはずだったのだが、偶然にもペンシルゴンが早期に発見してしまった。 その上で、「そもそもレベル50付近でレベルダウンによる身体の動きに違和感がない」「ゲーマーとしてのプレイヤースキルそのものが卓越している」「理不尽な難易度や速度に慣れている」(*7)サンラクとオイカッツォの参戦、ペンシルゴンの持つ第三段階突入までの詳細な攻略情報、更には「レベルダウン後にステータスポイントを追加する」という採算度外視の荒業の採用といった要素が組み合わさり、イレギュラーなタイミングでの討伐が成立した。 本来のタイミングならば神代設備がある程度解放されているはずなので、レベルやステータス制限がない強力な装備「戦術機」を使用することで常在挑戦陣の効果を間接的に軽減することができた。 また、アンデッド属性の付与についても「ウェザエモンやセツナとはどういう人物なのか」というユニークシナリオの背景を直接調査可能な環境が整っているはずなので、作中のような「当時のウェザエモンを知るNPCからの示唆」というあまりにピンポイントな情報を頼りにする必要は無かった。 本来のウェザエモン WMの継久理創世が設定した当初のウェザエモンの強さは本編時点を遥かに凌駕するものであった。 具体的には「ラグアタック断風」「ロケットパンチ入道雲」「三倍速天晴」といった本編以上の機能を多数有していた模様。 「これでは絶対にプレイヤーが倒せない」ということで、調整担当の天地律が創世が納得しないまでも「ギリギリ妥協できるレベル」に弱体化させたものが本編のウェザエモンである。 天地が「なーにーが天下無双だ!ありゃ強いんじゃなくてクソって言うんだよ!」と語る辺り壮絶な強さであったことは疑いようの余地はないが、こういったバランス調整に関して創世は「無粋な枷」と吐き捨てているためそもそもバランス調整の概念自体を忌み嫌っていた。 それでも強さに絶対の自信を持っていたためか、システム的に討伐を不可能にするロックは掛けられていなかった。 名前のイントネーション 作者曰く「出汁巻きのドラえもん」。 追記、修正は発動1フレームの居合を躱してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 手入れありがとうございます。正直建てたはいいんですが読みやすいかどうか不安だったので。 -- 初期投稿者 (2021-07-11 08 59 47) 追記されてる最後の攻略フローチャートってフローチャートになってなくないです?これ単に各段階の概要ですし、詳細を既に上に書いてるのだから不要では? -- 名無しさん (2021-07-11 11 47 26) 読み返したら面白かったので記載してみたど要らないか -- 名無しさん (2021-07-11 11 49 16) アニメ化したらもっと記述増えるんだろうなぁ。はよ。 -- 名無しさん (2021-07-18 12 09 39) 断風と晴天大征はマジでかっこいい -- 名無しさん (2021-08-23 11 07 38) 順当な攻略順序なら新大陸行って強い装備整えていれば妥当なのではという意見を割と聞くが、強制レベルダウンされること考えると新大陸装備は装備条件満たせない可能性が高い上にレベル150から50に低下した時の違和感は99キャップのそれより酷いし、案外イレギュラーな鉛筆チームのやり方の方が心理的にもプレイヤーのかける時間的にも楽だったのでは -- 名無しさん (2021-08-29 20 36 00) アニメ化したら...声優さんは「 磯部 勉さん 」にやってほしい....なんか、「 愛馬の麒麟 」と「 ケンタウロス形態 」や「 巨人形態 」へと合体・変身できる点から「 マジレンジャーの「 ウルザード 」も、実は隠しモチーフに入ってるんじゃないかな?」と思ったから。 -- 名無しさん (2021-11-05 23 12 36) 晴天流の上記の技全てをノータイムかつリキャストタイム無しでランダムに30秒間放ち続ける。 ただし天鬼夜咆はのぞく -- 名無しさん (2021-12-10 20 47 26) コレを実装した運営はゲーム作るのやめろ。と言いたくなるようなクソボス。 -- 名無しさん (2022-03-30 10 26 02) アミメ版で鉛筆がサンラクと鰹を討伐に誘う話のタイトルが「やろうぜ墓荒らし」、そしてその同日某薬屋が回想で」 -- 名無しさん (2023-12-09 10 39 41) 「お前は墓荒らししそうだから死体に触れるな」と言われる。謎のコラボ -- 名無しさん (2023-12-09 10 40 15) パリィが有効なのに強制レベルダウンでタイミング狂わせるのやめろ -- 名無しさん (2023-12-09 11 19 06) 製作者にとっては弱体化は不服だし攻略されたくなかったし倒されたのも不服だったので後にこっそり周りのスタッフにバレないように強化したとかいうクソっぷり。バランスを取るつもりがハナから無いので開発者としてはマジで糞なのよね… -- 名無しさん (2024-01-23 07 06 18) そのゲームに慣れていれば慣れている程難易度が上がるという経験を逆手に取った面白い敵。これをリアルの死にゲーなんかでされたら堪らないが… -- 名無しさん (2024-02-11 18 41 34) 本来、幾多のトッププレイヤーの屍の上に、たった1つのパーティが栄光を掴む予定…だったんだろうなぁ…。まぁ運営が悪い。 -- 名無しさん (2024-02-24 01 01 38) 名前 コメント
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test 動画情報を閉じる▲ test http //www.nicovideo.jp/watch/sm23937549 なんか、この火力があれば、要塞級でも一撃で撃破できそう...。 てすと 届け!!あの星まで!! どころが...、冒頭の炎と煙はどうやって消すだろう。(。・ω・。) 手巣都 とあるTSF用武装の動作確認動画ですよ~ 【MMD】!!すでのな説解のトルボーダンサ どうも、KAZEです。 この動画はサンダーボルトⅡについての説明動画です。 もし、まだよくわからんところがあれば、ツイッタに問い合わせてきて下さいね。 。をDMMきよ、はで T.S.F A-10C ver1.00 みんなさん、お待たせしました。 ライフはあまりないKAZE・DEATH。 この度にT.S.F A-10C サンダーボルトⅡを配布させていただきます。 注意事項には重大な規則追加なので、必ず読んでください。 あと、解説動画を作成中です。もう少し待っていってね。 では、よきMMDを。............... 追伸:なんで作ったか?実は一番よく分からない人は多分自分だろう...。 【MMD】スパホンとAMWS-21の配布&解説 どうも、KAZEです。最近、スパホンのVERをアップし、兵装のAMWS-21もできたので、ついでにうpします。 ver1.55からver1.60になって、いくつのボーンとモーフを追加&修正したから、さらにややこしくなった。 そのため、解説動画を作りました。 スパホンはこちら AMWS-21はこちら 【MMD】TAKE OFFテスト【MME】 どうも、現実逃避中のKAZEです。とりあえず、続きがありません……………かも。ちなみに原因は誘爆だそうです。 【MMD】他の世界線が起きたこと… どうも、何度も何度もBUGを修正していたKAZEです。一応編集している物が完成しましたので、ついてうpします 音テスト どうもkazeです。これはいままだ編集している動画の一部です。 使用したもの:「モデル:しんた様の不知火 (sm16382887) 背景:SKYBLUE様のなぎさ町 音楽:マブラヴ オルタネイティヴ クロニクルの白塩舞う戦場」 不知火を走り出すだけ 立ち上がるから走り出す...結構面倒だな。 しかも途中にセーフを忘れ、二回も弄って終わった動作を失ってしまって... セーフ3秒前の自分を本気で殴りたい・・・ ORZ使用したもの:「モデル:しんた様の不知火 (sm16382887) モーション:つなまよ様の歩き&走りモーション(sm9554606) 背景:ポンポコP様のゲキド街 不知火を立ち上がるだけ 初投稿です。しんたさんの不知火の完成度が大変高く、つい弄ってしまいました。一応MMDを使う12時間未満の初心者なんどけど...( `・ω・´) モデル:しんたさん(sm16382887)の不知火 PIXIV ご注文は120MMですか? これぞ、人馬一t (ry 親方!!空から(ry AMWS-21 Ver2.00 魔徒召 殺伐とした戦場に... テストっぽい? あの日みんな考えた戦術機 まとめ 海兵隊...ぽい? T.S.F A-10C ver1.10 あ号標「Σ(゚Д゚;エーッ!?」 あっ、エラか... カタパルト Ver1.00 はい、あれです。クロニクル01のあれです。どうも、MMD戦術機のアクセサリーを充実したい嵐DEATH。 この度、戦術機用のカタパルトの配布させていただきます。 一応、戦術機以外も使えそうなので、興味があったら是非使ってくださいね。 DLはこちら:http //bowlroll.net/up/dl24788 ファイターズトーク T.S.F R/F-14AN3 Ver1.00 嵐DEATH。マインドシーカーのMMD化が完成したので、うpいたします。 本体はFA-14Dと同じベースので、ポーズやモーションが流用できるでしょう。 またgenyaさんのおかけで、材質が実装しました。 「R」を付けたが、「R」は「Recon」の「R」です。 一応偵察するための機体なので、「R」を付けるのはやぶさかではありませんよね?では、よきMMDを。 DLはこちら http //bowlroll.net/up/dl23005 【モデリング中(?)】マインドシーカー 喰らいやがれ!!! 人類をなめるなぁぁぁぁぁぁー!!! 【MMD化最中】トムヌコ エンゲージ2分前 【モデリング中】トムキャット FA-14D ver1.00 どうも、モチベーションが上がらない嵐です。この度、T.S.F. F/A-14Dを配布致します。 添付の「readme」も読んでね。 あと、不具合がある場合は「readme」に書いている連絡方法で知らせて頂ければ、幸いです。DLはこちらhttp //bowlroll.net/up/dl20573 ーーーーーー 借りたもの:MMEffect「ビームマンP様のFigure、OL_AfterGlow、FireParticleSystem;そぼろ様のObjectLuminous」 大隅級戦術機揚陸艦ver1.55 どうも、新兵の訓練を耐えてきた嵐です。この度、大隅級戦術機揚陸艦のMMD用モデルデータを配布致します。 以前のillust/26186393から発見した問題点を修正し、まだエレベーターのボーンも調整いたしました。 一応、モーフで簡単な操作ができます。 補給コンテナ ver1.60 どうも、兵役についておる嵐です。この度、補給コンテナのMMD用モデルデータを配布致します。 以前のillust/27347571が発見した問題点を修正し、まだ大きさも調整しておきました。 戦術機兵装以外にも、ほかの武器の収納に使えるかもしれません。一応多用途のコンテナです。 大きさが足りないなら、お手数ですがご自分で調整してくださいませ。 FA-18E ver150 どうも、あまり眠れない嵐です。 この度、T.S.F. F/A-18Eを配布致します。 添付の「readme」も読んでね。 あと、不具合がある場合は「readme」にある連絡方法で知らせて頂ければ、幸いです。 おまけ:実はある爆発物も添付しました。 ビームマンP様の爆発Effectと一緒に使っていってね。 スーパーホーネット スーパーホーネット どうも、嵐です。 遂にスーパーホーネットを完成したので、いつも通りにうpします。 ボーン入れは難航したので、予想以上に時間がかかりました。 本来なら二日で仕上げする予定です。 まぁぁ・・・徹夜で仕上げたので、とりあえず幻想郷へ行ってきます。 兵装担架はまだしていないが、完成した次第にスーパーホーネットとともに配布する予定です。 それはいつになるのは私も知りません(死んだ魚の目ーーーーーーー 【80%完成】スーパーホーネット どうも、嵐です。モデリング中のスーパーホーネットの本体はほぼ完成し、ついでにポーズをとってうpします。 オルタバカならこのシーンがわかるでしょうw。 やはりスーパーホーネットはかけえぇぇぇー!!本編中にきっと03以後にもまだ出番があるでしょう!!そう信じています。 【モデリング中】スーパーホーネット どうも、嵐です。 モデリングをしている物は一段落になったから、ついでにうpします。 原作のデザインと比べると、違うところが少し・・・いや、かなりあります、はい。 もちろんそれを修正したいが、あいにく最近はだんだん時間がなくて、資料もあまりないので、完成の暁がまったく見えません(どや顔。 運がよければ、たぶん来年にで完成できるでしょう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・デキタライイナ 【完成】S-11 何となく~爆発物を作りたいので、S-11を作りましたw 使用した物:MMEffectビームマンP様の[Mechanic_ver1.5] 【完成】補給コンテナ ご覧の通り、大きさが少し間違ったようです。 まぁぁ・・・一応、完成しましたので投稿します。 使用した物:モデルしんた様の[不知火Type94(カスタム)] MMEffect ビームマンP様の[Mechanic_ver1.5、MirrorWater] 【未完成】補給コンテナ 前作と同じくマブラヴオルタネイティヴに出たものです。 構成はほぼ完成しましたが、いくつのBUGとボーンがまだ入れていません。 まぁぁ・・・あと何日を掛ければ、完成は遠くないでしょう。 大隅級戦術機揚陸艦 マブラヴオルタネイティヴに登場した揚陸艦です。 大隅級のMMD化の完成度は、75%ぐらいです。 本体はほぼ完成したけど、いくつの問題は発見したので、今は修正しております。 △CIWSはdiagraph01様が以前製作したものです。 大隅級戦術機揚陸艦「完成」 いろいろがあって、遂に完成しました。 そして、マブラヴオルタネイティヴ・クロニクル03が発売おめでとう!! 追記:うちのPCで発艦シーンを作るのは、むりな相談ですORZ。
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設定ESP能力者リーディング プロジェクション 00ユニット G元素グレイ・シックス グレイ・ナイン グレイ・イレブン 量子電導脳 バッフワイト素子 ODL 因果律量子論因果導体 恋愛原子核 PTSD(Post-traumatic stress disorder) ■日本帝国■第一帝都東京 政威大将軍 元枢府 五摂家 琵琶湖運河 クラ海峡 ■兵器■NCAF-X計画 36mmチェーンガン ATSF計画ML機関 (ムアコック・レヒテ機関) ラザフォード場 (ラザフォード・フィールド) G弾 ALM(対レーザー弾頭弾)AL砲弾(対レーザー砲弾) JIVES(ジャイブス) OBLシステム(オペレーション・バイ・ライトシステム) OBWシステム(オペレーション・バイ・ワイヤシステム) XM3 統合情報戦術分配システム 後催眠暗示キー秘匿回線B ■企業■日本帝国富嶽重工 光菱重工 河崎重工 遠田技研 大空寺重工 YAMAHO音楽グループ 旭日新聞社 帝国通信社 アメリカ合衆国マクダエル マクダエル・ドグラム ノースアメリカーナ ボーニング ノースロック グラナン ノースロック・グラナン ゼネラルダイノミクス ロックウィード ロックウィード・マーディン ロクスウェル フェイアチルド・リムパリック ジネラルエレクトロニクス プラッツ ウィットニー マーキン・ベルカー ソビエト連邦ミコヤム・グルビッチ スフォーニ EUダッスオー サーグ パラヴィア・インダストリアル ユーロファイタス アエロジェット OTT ラインメイタル エリコム ルイター 統一中華戦線瀋陽 成都 TAIDC イスラエルIEI ■軍隊■ 設定 ESP能力者 オルタネイティヴ3および4計画で人類の敵、BETAの思考を読み取るための中核をなす能力。 念話、透視などの「超感覚能力」を指すESPと、念動力や発火能力などの「物理干渉」を起こすPKに大別される。 そのうち、完成度の高い第6世代が社霞。 リーディング オルタネイティヴ第三計画の産物である社霞とその兄弟姉妹や、同第四計画の産物が有する、思考を「イメージ」、感情を「色」で読み取る能力の一種。 なお言語として読み取るわけではないため、読み取った「イメージ」や「色」を理解可能な言語に意訳するためには、ESP能力者の経験に大きく依存する。 プロジェクション 思考を「イメージ」として他者に投影するリーディングの逆現象。リーディングと併用すれば言語を介さずとも意思疎通が可能となる。 ただし普通は送り込まれた「イメージ」を言語に意訳できないので、意思疎通が成立するとまでは言い難い。 00ユニット オルタネイティヴ第四計画の核となる存在。 機械の体(*1)に人間の魂を宿らせた(*2)「生物根拠0生体反応0」の非炭素擬似生命体。 第三計画で開発されたESP能力と優れた処理能力(*3)を持ち、その気になれば世界中のコンピューターを支配下に置くこともできる。 その能力の高さ故、一部では00ユニット脅威論も持ち上がった。 G元素 BETA由来の人類未発見元素。 カナダに落ちたBETAユニットを調査するロスアラモス研究所のウィリアム・グレイ博士が発見者。 グレイ・シックス 6番目に発見された負の質量を持つエキゾチック物質。 グレイ・ナイン 9番目に発見された量子電導脳を構成する物質。 309K、室温以上で超伝導が可能という特徴を持つ。 グレイ・イレブン 11番目に発見された重力制御を行うムアコック・レヒテ機関やG弾に必須の物質。 量子電導脳 グレイ・ナインを利用して作られた量子コンピュータと同じ原理(*4)で、半導体150億個分の処理装置以上のスペックを実現する並列コンピュータ。 バッフワイト素子 00ユニットのリボンや掌に織り込まれたBETAの素材由来の約20ミクロンの思考波通信素子。 凄乃皇(弐型/四型)や非接触端末にアクセスできる。特定の思考波パターンを織り込んだマイクロチップと併用し、逆位相の思考波を発信することで、リーディングをブロックすることも ODL 冷却剤としてあらゆる観測から量子電導脳を保護するために00ユニットの頭蓋に満たされている液体。 稼働率や時間経過で劣化するため、72時間以内に交換もしくは浄化する必要がある。完全な浄化にはBETA由来の反応炉が必要不可欠。 【夕呼】存在するべき器官がなくなると、脳の生理バランスが崩れ、精神崩壊を起こし、最終的には『人間だった部分』は死んでしまうのよ 00ユニット体内の浄化装置は時間稼ぎレベルでしかなく、機能の全容を解明しないまま利用することについては、リスク判断が甘いようにも思えるが、 【夕呼】それを維持する機能だけは、いまだにBETAの技術に頼らざるを得ないんだけどね 因果律量子論 平行世界や因果導体などの研究理論。 この理論にEX世界(*5)の並列処理コンピューター理論(*6)を加えて、00ユニットの量子電導脳が作られた。 平行世界概略図 因果導体 接続された並列世界間の因果の相互的やり取りを媒介する存在のこと。並列世界間の因果の通り道なのでこう呼ばれる。因果の運び屋とも言える。オルタ本編では主人公──白銀武のことを指す。 接続された並列世界間において、一方の世界の人間はこの因果媒体との物理的並びに精神的距離に比例して、接続されたもう一方の並列世界との因果のやり取りの影響を、より強く受ける。 武が因果導体となった原因はAL世界の鑑純夏にあった。 恋愛原子核 「白銀武のまわりには大体女子がおり、しかも何故か大抵が好意的である」 という状況を、原子核に吸い寄せられる電子に引っ掛けて呼び表したもの。香月教諭が提唱。 この奇妙な現象を物理化学的に解明できればノーベル賞間違いなし、全世界のモテナイ男達を救う術となる、らしい。 夕呼先生曰く、まりもちゃんの為…みたいだ。 マブラヴEXの10/26およびFinal Episode "マブラヴ"において提唱されている。 論理的な解明が可能なのかどうか定かではないが、是非香月教諭には頑張っていただきたいものだ。 あるいは、AL世界の武に強烈な信頼感を感じていたA207分隊の皆の気持ちが、因果情報としてEX世界に軽い影響を与えているのかもしれない。 PTSD(Post-traumatic stress disorder) 日本語訳は心的外傷後ストレス障害。心的外傷(トラウマ)とも。洪水、火事のような自然災害、戦争、監禁、虐待、強姦といった人災によって心に加えられた衝撃的な傷が元となり、後に様々なストレス障害を引き起こす疾患のことである。 トラウマには事故・災害時の急性と、虐待など繰り返し加害される慢性がある。武の場合は急性トラウマに該当。 ■日本帝国■ 第一帝都東京 1998年のBETA本土侵攻に際し、日本政府はかねてよりの計画に従い経済の中心である東京に遷都した。 その後の西関東制圧、横浜ハイヴ建造に伴い一時的に第二帝都仙台が首都機能を代行したが、明星作戦以降は再び帝国首都として政治経済防衛の中枢として機能している。 政威大将軍 帝国議会の上位執政機関である、元枢府の長であり、皇帝陛下に任命される国事全権総代の称号。 だが、戦後は名誉職に等しい扱いを受け、BETA襲来で制限範囲が拡大解釈され権限が更に制限されていたが、12・5事件後その拡大解釈が是正され将軍職本来の権限が返上された。 元枢府 所謂、摂政。 皇帝陛下の執政を幇助する摂政職を機関化した組織。 米国で言うところの、大統領府のようなものであるが、その長である政威大将軍は選挙で選ばれる訳ではなく、元枢府を構成する五摂家の当主衆から一人が任命される。 五摂家 1867年、欧米列強の脅威に抗するために倒幕派大名と将軍家が大同団結し、大政奉還が成立した。 その際元枢府を設置した、煌武院(こうぶいん)、斑鳩(いかるが)、斉御司(さいおんじ)、九條(くじょう)、崇宰(たかつかさ)の五大武家を五摂家と称する。 煌武院家2001年時点の将軍家。現当主は煌武院 悠陽。 斑鳩家現当主は帝国斯衛軍第16大隊指揮官斑鳩 崇継。 斉御司家1998年当時の将軍家。当時の当主は斎御司 経盛 九條家 崇宰家2000年5月26日までの当主は崇宰 恭子 琵琶湖運河 帝都·京都防衛と日本海-太平洋間の迅速な兵力移動を可能とするため、第二次世界大戦中に建設された巨大運河。 戦後の高度経済成長により、物流の主役は大型貨物機や大型トラックなど、より高速で安価なものに取って代わられ、琵琶湖運河は無用の長物と化していた。 1987年、インド亜大陸の戦況悪化を重く見た日本帝国は、かねてより国連から要請されていた大陸派兵の検討を開始。それに伴い、帝国軍参謀本部直轄の国内展開専任部隊として本土防衛軍を創設するなど、将来予想されるBETA本土進攻への対応を開始。琵琶湖運河にも再び脚光が浴びせられ、浚渫工事を着工。 大阪湾・伊勢湾-琵琶湖-敦賀湾を結び、帝国海軍が保有する紀伊級戦艦(基準排水量70,000t級50サンチ砲戦艦)や30万tクラスのタンカーも通行可能とするため再整備される。 98年のBETA本土進攻の際には伊勢湾側の工事が未完成ではあったものの、米軍第七艦隊の空母「セオドア・ルーズヴェルト」を琵琶湖に展開させるなど、建造目的を見事に果たし、その後も甲21号作戦の兵力移動に大きく貢献した。 クラ海峡 クラ地峡。東をタイ湾、西をアンダマン海に挟まれたマレー半島の最狭部。この地域に運河を建設する計画は17世紀からあり、日本も1973年に米・仏・タイと合同で原爆を使用した運河開削計画を提案している。しかし、計画立案時の技術力が不足していたり、政治的問題があったりして、現在に至るまで計画の域を出ていない。 AL世界では、1998年時点で既に開通しており、対BETAインドシナ戦線の最前線として機能している ■兵器■ NCAF-X計画 大型MMUの技術を応用し0~低G環境の陸戦兵器へと転用することを目的とした新概念兵器開発計画。後にF-4を生み出すことになる。 36mmチェーンガン 戦術機の主武装であり、各国の突撃砲に標準搭載の携行火器。歩兵用の小銃と同様に弾詰まりが起こりにくい利点からマガジンから弾薬を供給する。 世界共通規格のケースレス弾となっている通常砲弾(*7)は劣化ウラン貫通芯入り高速徹甲弾(HVAP)と曳光焼夷弾の2種類で装弾数は通常2000発。 弾倉交換は主腕マニピュレータを使用する他に、兵装担架システムの補助腕にて行うことも可能。不知火の場合は腰装甲に6つの予備弾倉を搭載している。 突撃砲の他にもA-6(海神)や凄乃皇・四型に12門(桜花作戦時は6門)搭載された突撃砲を転用したものなど固定兵装としても使用されている。 ATSF計画 1983年にアメリカ陸軍によって提案された次世代戦術歩行戦闘機の開発を目的とした概念実証プログラムAdvanced Tactical Surface Fighter(先進戦術歩行戦闘機計画)──。 崩壊寸前の対BETA戦線を底支えし、侵攻を停滞させる"盾"の役割を十分に果たした史上初の戦術機F-4 ファントムは、新概念兵器故の未成熟な運用や戦術、衛士の練度不足などといった機体性能と別の問題が転嫁された結果、1974年配備当初に『欠陥兵器』の誹りを受ける。 前線から各国の軍部首脳、果ては開発を担った兵器メーカーの経営陣が戦術機に求めたのは"剣"としての役割であり、この結果を"対BETA決戦兵器"という肩書きに相応しいと考える者は殆どおらず、世界的な「対BETA戦により有効な攻性戦術機」待望論へと発展する。 BETAの北米大陸侵攻を何としても阻止したいアメリカ政府はそのニーズを重視し、新型第一世代機開発と並行する形で、実戦での様々な経験則や蓄積データの研究成果を反映した第二世代戦術機の開発計画を矢継ぎ早に承認。F-4の配備から10年を待たず、設計思想を重装甲から機動力重視へと転換した新鋭第二世代機群、F-14 トムキャット、F-15 イーグル、F-16 ファイティング・ファルコン等の先行量産型による運用試験を開始する。 驚異的な進化を遂げた第二世代機の実戦配備を目前に控えた1982年、"戦術機の父"──アメリカ陸軍のバンデンブルグ中将は「第二世代機の投入によって、BETAとの戦いはその耐用年数前後に決着する。その後、BETA支配地域の地下資源、特にハイヴに眠る稀少物質の獲得を巡り、各国の利害対立が激化する」将来予測に加え、「BETA大戦末期を担う戦力となり、その後発生する人類との戦闘に於いても充分な優位性を発揮する戦術機」の必要性を説いた意見書を提出。 極秘裏に進行中であった戦略航空機動要塞開発計画(HI-MAERF)の順調な推移という追い風を受けて瞬く間に主流となったが、新規開発すべき兵器種については「多任務戦闘機をはじめとする次世代航空機の開発の再開」という旧空軍勢力と、「予測される状況に対処可能な新概念戦術機」と主張する陸軍勢力で意見が割れ、政府首脳や国防関係者のみならず議会を巻き込んでの大論争に発展した。 数ヶ月に及ぶ論争の結果、「BETA大戦に於ける"勝利"や"決着"というのは大局的状況であり、光線属種個体の完全駆逐までのタイムラグは当然長期間発生する」、「着陸ユニットを送り出す月、火星のハイヴ群を早期に排除することが困難」、「他国による鹵獲技術応用戦術レーザー実用化の可能性」という三点を理由に新型戦術機開発勢力に軍配が上がり、陸軍は既に準備していたATSF計画を提出したのである。 ATSF計画に於いて次世代機に要求された従来性能以外の新要素は以下の通りであった。 戦術機を含む対人類保有兵器戦闘能力 高度なファストルック・ファストキル能力 各種電子機器による被発見率の低減(ステルス能力) 低燃費高速巡航及び長距離飛行能力 国内兵器メーカー7社(*8)から提出されたコンセプト案を検討したアメリカ陸軍は、ロックウィード、ノースロックの2社を試作機製作の主契約企業に選定。 ロックウィードにはゼネラルダイノミクス、ボーニングを、ノースロックにはマクダエル・ドグラムを副契約企業として選定し、それぞれの試作機にYF-22、YF-23の試作機番号を与え、開発がスタートした。 その翌年、五次元効果爆弾(通称G弾)の爆発実験成功により、世界戦略と軍事ドクトリンを大幅に修正。 ロックウィードとマクダエル・ドグラムが関わっていたHI-MAERF計画は即時中止され、アメリカ軍の対BETA戦略は初期段階でのG弾運用を前提とするものに大転換された。 ATSF計画の存在そのものが脅かされることはなかったが、ロックウィードとマクダエル・ドグラムにとって次期主力機の受注は自社の存亡に関わる最重要案件となり、更なる競争激化を招く。 (ホビージャパン8月号より) ML機関 (ムアコック・レヒテ機関) BETA由来のG元素、グレイ・イレブンを燃料に重力制御を可能とするムアコック・レヒテ型抗重力機関。 重力制御の際の副産物として莫大な余剰電力をXG-70シリーズに搭載された荷電粒子砲に供給することで、大威力での使用を可能にした。 MuvLuv機関と当てはめた勇者降臨。 ラザフォード場 (ラザフォード・フィールド) ムアコック・レヒテ機関から発生する重力場。 BETAのレーザー兵器を無効化し、S-11と組み合わせれば効率的に殲滅することができる。さらに重力制御の際に生じる莫大な余剰電力を利用する荷電粒子砲はハイヴのモニュメントを殲滅できる。 周囲10m以内にラザフォード場を展開する凄乃皇弐型(XG-70b)に干渉すれば急激な重力偏重に巻き込まれ、戦術機諸共ミンチになるが、自動制御している凄乃皇四型(XG-70d)には近づいても重力偏重に巻き込まれる心配は無い。 名称は物理学者のアーネスト・ラザフォードから? G弾 正式名称「Fifth-dimensional effect bomb(五次元効果爆弾)」 グレイ11の反応消失まで多重乱数指向重力効果域(爆発域)を拡大させ続けてML即発超臨界反応境界面(次元境界面)を広げ、接触した全ての質量物をナノレベルで壊裂・分解するムアコック・レヒテ機関のスピンオフ技術。 要はグレイ11を制御せずに暴走させる安全装置のない簡易ML機関だが、適切な量の減速材を搭載することで、G弾は完全なML機関と化す。 結果、超臨界前まで突破には同じML臨界反応圏が必要になるラザフォ-ド場を展開・制御する事が可能となり、光線級のレーザー照射や人類による質量弾迎撃も、潮汐変形・重力偏差効果で無効にする迎撃不能の兵器となる。 ML機関よりも安価で、省資源、しかも放射能物質も出さないので運用も容易と、オルタネイティヴ5計画派が運用を推進する理由であり、米国が血眼になってG元素確保に精を出しているのは、G弾攻撃をより確実とする裏打ちでもあった。 ただし、被爆跡地では半永久的に重力異常を引き起こし、植生も回復しないという深刻な欠点もある。 そして、横浜ハイヴ攻略戦時に米国によって投下された2発のG弾による時空間の歪みと純夏の武への切なる思いが武がAL世界へと引き込んだ。 ALM(対レーザー弾頭弾) 光線級、重光線級BETAの発するレーザーに対抗する為に開発された人類側の総攻撃前の準備攻撃として行われる防御的兵器。 敵レーザーの迎撃により弾頭が蒸発すると、気化した重金属粒子が付近の大気中に充満し、透過する敵レーザーを著しく減衰させることにより無力化。迎撃されなかった場合は通常弾頭として機能する、攻防一体の兵器である。 AL砲弾(対レーザー砲弾) ALMの項参照。 JIVES(ジャイブス) 統合仮想情報演習システム。 戦術機の実機の各種センサーとデータリンクを利用した仮想訓練プログラム。砲弾消費による重量変化や着弾や破片による損害判定及び損害箇所など、あらゆる戦闘における物理現象をシミュレート可能。また、BETAの外見や行動パターンなども精緻に再現することができ、現在、衛士訓練プログラムとして最も有益なシステム。(テックジャイアン6月号より) OBLシステム(オペレーション・バイ・ライトシステム) 第三世代型以降の戦術機に採用されているシステム。 機体内部において従来の導線に替わって光ファイバーにより情報のやり取りを行なうところに特徴がある。これにより操作系における反応速度が向上し、また外部からの電磁波の悪影響を受けにくくなった。 元ネタは航空機のフライ・バイ・ライト。 OBWシステム(オペレーション・バイ・ワイヤシステム) 第一、第二世代型の戦術機に採用されているシステム。 人間の操縦を直接駆動系に伝えるのではなく、途中にコンピュータ処理を介在させるシステムである(ワイヤとは電線の意)。コンピュータは人間の代わりに機体を細かく制御し、転倒などの意図しない動作を防ぐ。その一方で人間の操縦入力があれば、すぐにそれを機体に伝えて敏捷な機動を可能にする。 元ネタは航空機のフライ・バイ・ワイヤ。 XM3 白銀武がさんざんハマっていたアーケードゲーム「バルジャーノン」の操作体系を利用できないか、と香月博士に提案して誕生し、武が帰った後には全人類の戦術機標準装備となる制御系システム。 多く使われる機動や動作をある一定操作の入力をキーとするコマンド入力と、戦術機本体のコンピュータ及び衛士強化装備のフィードバックを利用し、個々の衛士に適化する。 この「衛士の戦死者を半数に減じた」と言われる奇跡のOSには「XM3はひとりの訓練兵が発明した」という風説があるが、訓練兵による実証実験という常識はずれの事実が伝播する間に尾ひれがついた結果であり、与太話の類に過ぎない──というのが軍関係者の一致した見解である。(ホビージャパン7月号より) ちなみに、多くの人間が騙されがちだがXM3は新OSソフトとオルタネイティヴ4謹製の高性能CPUのセット商品であり、反応係数が上がっているのはソフトではなく、ハードの地力。夕呼の言葉から推察すればソフト単体で従来の戦術機にインストールすれば満足に動作しないと伺える。 「XM3」という呼称は某ロボットアニメ外伝の「EXAM」からきているような気がしなくもない。 統合情報戦術分配システム 後催眠暗示キー 秘匿回線B かなり強力な後催眠暗示キーで、多少の状況判断能力が低下する。 「――夜の虹、黒い霧、血の雨に打たれし者よ」 「――月の雫、白い水面、魂に導かれし者よ」 「――朽ち逝く地平に幾万の鐘打ち鳴らし、鋼の墓標に刻まれし其の名を讃えよ」 「――いざ我等共に喜び行かん、死と勝利に彩られた約束の地へ……」 ■企業■ 日本帝国 富嶽重工 日本の兵器メーカー。撃震、陽炎のライセンス生産、瑞鶴の改修、不知火、吹雪、武御雷の開発等、日本製戦術機のほぼ全てに携わる。 光菱重工 日本の兵器メーカー。読みは「みつひしじゅうこう」。撃震、陽炎、海神のライセンス生産、瑞鶴の改修、不知火、吹雪の開発等に携わる。大空寺財閥と組んで陽炎改修機「陽炎・改」を開発した。 河崎重工 日本の兵器メーカー。読みは「かわざきじゅうこう」。撃震、陽炎、海神のライセンス生産、瑞鶴の改修、不知火、吹雪の開発等に携わる。富嶽、光菱に比べて影が薄い? 遠田技研 日本の兵器メーカー。戦術機主機やES(強化外骨格)の雄。富嶽重工と共に武御雷の開発を行った。 大空寺重工 日本の兵器メーカー。 大空寺財閥のグループ企業。 帝国陸軍の機械化歩兵装甲部隊において圧倒的なシェアを誇る。 97式機械化歩兵装甲のほか、陽炎・改の開発にも携わる。 帝国陸軍の超極秘計画『D計画』に於いて、戦略合神機・火之迦具鎚を完成させた。 YAMAHO音楽グループ 日本の楽器メーカー、YAMAMO楽器を母体としたグループ企業。 日本製ヴァイオリンのスタンダードとも呼ばれる「アンダンテ」を開発した。 YAMAHO音楽スクールなども営む。 国営放送と共同で『YAMAHO音楽チャンネル』という音楽専門番組を制作している。 マブラヴ オルタネイティヴと同一世界の『終わりなき夏 永遠なる音律』に登場。 旭日新聞社 日本の新聞社。 上井琉臣次期戦術機選定計画関連の担当記者。 帝国通信社 略称は帝通。日本の通信社。 アメリカ合衆国 マクダエル 米国の兵器メーカー。 人類初の戦術機・F-4ファントムを生み出した。 のちにドグラム社と合併し、マクダエル・ドグラムとなる。 マクダエル・ドグラム 米国の兵器メーカー。最強の第二世代機・F-15イーグルを開発した。ゼネラルダイノミクスと共同でA-12を開発した。HI-MAERF計画に、ロックウィード、ノースアメリカーナとの三社合同プロジェクトとして参加。 ATSF計画では、YF-23の開発に副契約企業として参加した。のちにボーニング社に吸収合併された。 ノースアメリカーナ 米国の兵器メーカー。HI-MAERF計画に、ロックウィード、マクダエル・ドグラムとの三社合同プロジェクトとして参加。ロクスウェル社と合併し、のちにボーニング社に売却された。 ボーニング 米国の兵器メーカー。ATSF計画では、YF-22の開発に副契約企業として参加した。マクダエル・ドグラムを吸収合併し、F-15の安価改修プラン『フェニックス構想』を発案、概念実証機F-15・ACTVを開発し、国連ユーコン基地にて実証試験を行っている。 先進技術研究部門"ファントムワークス"がF-15SEを開発。 2003年、その日本帝国仕様機F-15SEJ 月虹と姉妹機とも言えるXFJ-01 不知火・弐型とで熾烈な後継者争いを行っている。 また、G弾開発にも携わり、オルタネイティブ5推進派の先鋒である。 ノースロック 米国の兵器メーカー。F-5、F-18等を開発した。ATSF計画では、YF-23の開発に主契約企業として参加した。94年にグラナン社と合併し、ノースロック・グラナンとなる。 グラナン 米国の兵器メーカー。F-11、F-14、A-6等を開発した。第三世代機動実験機X-29を開発し、それら戦術機開発技術をソ連のスフォーニ設計局に流した。 ATSF計画では、提出したコンセプト案が不採用となり、計画自体からも撤退した。 94年にノースロック社と合併し、ノースロック・グラナンとなる。 ノースロック・グラナン 米国の兵器メーカー。 ゼネラルダイノミクス 米国の兵器メーカー。F-16を開発した。マクダエル・ドグラムと共同でA-12を開発した。ATSF計画では、YF-22の開発に副契約企業として参加した。 のちにロックウィード社に売却された。 ロックウィード 米国の兵器メーカー。HI-MAERF計画に、ノースアメリカーナ、マクダエル・ドグラムとの三社合同プロジェクトとして参加。ATSF計画では、YF-22の開発に主契約企業として参加した。 のちにマーディン社と合併し、ロックウィード・マーディンとなる。 ロックウィード・マーディン 米国の兵器メーカー。F-22を開発した。F-35を国際共同開発中。 オルタネイティブ4では元XG-70開発者を同機体の整備、調整のため横浜基地に派遣。 ロクスウェル 米国の兵器メーカー。 ATSF計画では、提出したコンセプト案が不採用となり、計画自体からも撤退した。 ノースアメリカーナ社と合併し、のちにボーニング社に売却された。 フェイアチルド・リムパリック 米国の兵器メーカー。 A-10を開発した。 元ネタの会社はドイツの会社と合併したが、業績不振で経営破綻。別会社に売却された。 ジネラルエレクトロニクス 米国の兵器メーカー。 戦術機の跳躍ユニットに搭載されるエンジンや戦術機に装備される兵装等を開発・製造している。 36㎜ガトリングモーターキャノン"GAU-8 Avenger"や近接防護システム"CIDK-Mk1 ジャベリン"を開発した。 同社のエンジンが搭載されている戦術機は以下の通り。(元ネタからの類推含む) F-4ファントム(米・マクダエル) F-5フリーダムファイター/タイガーⅡ(米・ノースロック) F-14Dトムキャット(米・グラナン)実機はB型以降 F-16ファイティング・ファルコン(米・ゼネラルダイノミクス) F-18ホーネット(米・ノースロック)F-18E/Fスーパーホーネット含む YF-22(米・ロックウィード)試作2号機N22YFのみ YF-23(米・ノースロック)試作1号機PAV-1"スパイダー"のみ F-35ライトニングⅡ(米・ロックウィード・マーディン)開発中 X-29(米・グラナン) 不知火・弐型(日・ボーニング/富嶽/光菱/河崎)試作1号機XFJ-01aのみ ラファール(仏・ダッスオー)試作機のみ JAS-39グリペン(スウェーデン・サーグ) クフィル(イスラエル・IEI) A-10サンダーボルトⅡ(米・フェイアチルド・リムパリック) プラッツ ウィットニー 米国のエンジンメーカー。 戦術機の跳躍ユニットに搭載されるエンジン等を開発・製造している。 搭載されている戦術機は以下の通り。(元ネタからの類推含む) F-14トムキャット(米・グラナン)初期生産型(A型?)のみ F-15イーグル(米・マクダエル・ドグラム)F-15Eストライク・イーグル、F-15・ACTVアクティヴ・イーグル含む F-16ファイティング・ファルコン(米・ゼネラルダイノミクス) F-22ラプター(米・ロックウィード・マーディン) YF-22(米・ロックウィード)試作1号機N22YXのみ YF-23(米・ノースロック)試作2号機PAV-2"グレイゴースト"のみ 不知火・弐型(日・ボーニング/富嶽/光菱/河崎)試作2号機XFJ-01bのみ F-35ライトニングⅡ(米・ロックウィード・マーディン)開発中 JA-37ビゲン(スウェーデン・サーグ) マーキン・ベルカー 米国メーカー。 汎用戦術機コクピットシステムの国際特許を待つため、それを独占的に供給している。 ソビエト連邦 ミコヤム・グルビッチ ミコヤムさんとグルビッチさんが創設したソ連を代表する軍用機設計局。制式番号の頭にMiGと冠するいわゆるミグファミリーと呼ばれる戦術機群を開発した。 スフォーニ スフォーニさんが設立したソ連の軍用機設計局。制式番号の頭にSuと冠する戦術機群を開発した。 EU ダッスオー フランスの兵器メーカー。F-5改修機のミラージュシリーズの開発・生産を行った。ECTSF計画では、途中計画を離脱し、独自にラファールを開発した。 サーグ スウェーデンの兵器メーカー。ミラージュⅢ(F-5改修機)を独自改修し、1976年JA-35ドラケンを開発した。86年にJA-37ビゲン、96年にJAS-39グリペンと、10年毎に新型機を開発している。 パラヴィア・インダストリアル イギリス、西ドイツ、イタリアの兵器メーカーが創立した戦術機メーカー。 F-5改修機・トーネードを開発・生産した。 ユーロファイタス ECTSF計画のために創設された管理会社。実際の研究・開発は参加各国の兵器メーカーが担当し、それに資金を提供した。 アエロジェット EF-2000 タイフーンに搭載するAJ200エンジンの開発、生産、整備、販売支援を目的として設立されたエンジンメーカー。 イギリス、西ドイツ、イタリア、スペインの各メーカーで構成される合弁企業。 OTT イタリアの兵器メーカー。 帝国海軍の戦艦に搭載されているOTT62口径76㎜艦載砲を開発した。 帝国の他、全世界で採用されている。 ラインメイタル 西ドイツの兵器メーカー。 1996年にMk-57中隊支援砲を実用化した。 帝国の90式戦車の主砲等、通常兵器の搭載火砲も同社製。 エリコム スイスの兵器メーカー。 帝国の87式自走高射砲改に搭載されている35㎜機関砲を開発した。 元ネタの会社は兵器部門を1999年にラインメイタルの元ネタに売却している。 ルイター イギリスの通信社。 統一中華戦線 瀋陽 中国の遼寧省瀋陽にある兵器廠。 F-4改修機・殲撃8型やSu-27のライセンス生産機・殲撃11型の製造を行った。 成都 中国の四川省成都にある兵器製造会社。 イスラエルと共同でF-16改修機・殲撃10型を開発した。 TAIDC 台湾の兵器メーカー。 F-18改修機・経国を開発した。 イスラエル IEI イスラエルの兵器メーカー。イスラエル・なんとか・インダストリー。 ミラージュⅢ(F-5改修機)を砂漠戦仕様に改修したクフィルを開発した。 F-16改修機・ラビを開発中にパトロン(米国)に逃げられた。 統一中華戦線から共同開発を持ちかけられ、殲撃10型の開発に貢献した。 ■コメント■ IEI・・・。 IAIならば「イスラエル・アーマーメント・インダストリィ」とかつけられるんでしょうけど・・・。 IEIか・・・。 「イスラエル・イクイップ・インダストリィ」・・・? -- (仁) 2009-07-20 05 06 43 36mmチェーンガン 戦術機の主武装である携行火器。帝国軍仕様の物は外見的には実在するP90サブマシンガンに近い形状である。 歩兵用の小銃と同様にマガジンにより弾薬を供給する。表示される残り弾数は、戦術機腰部に装備されたマガジンの分も合わせて表示されているようだ。 戦車主砲と同様の120mm迫撃砲を補助武器として備えた突撃銃タイプ、銃身長を伸ばしセミオートのみに変更された狙撃銃タイプの二種類が存在する。 とありますが。120mm滑空砲(正確には空じゃないけど)なのでは? -- (チェルミー) 2009-09-12 17 01 29 チェルミーさん、確かにそうですよね・・・迫撃砲で如何戦闘するのでしょうか・・・ -- (第二混成機動大隊) 2009-10-29 22 22 01 09年末のオルタ資料の「跳躍ユニットエンジン」の形式名を見て思ったのですが・・・ F-15C:FE100-PW-200 F-15J:FE100-FHI-200 不知火:FE108-FHI-220 と、F-15CとF-15Jの形式番号がかなり類似しています。 CのPWは製造メーカーのプラッツ ウィットニーとなるでしょう。 となると、FHIはフガク・ヘビー・インダストリィ(富嶽重工業)となり、不知火などの日本製戦術機の跳躍ユニットはほとんど(全部?)は富嶽重工業製ということなんでしょうか? ならば、富嶽重工はP&Wのようなエンジン開発専門の企業なのか・・・・ いや、エンジンも機体本体の開発も請け負うのか・・・・ さすがにそうなるともはや、確証のない妄想になってしまいますが また、不知火の跳躍ユニットも「FE108」となっていることから、もしかしたら、米軍との何か共通企画があって、形式番号をあわせているのかもしれません・・・・ まぁ、これも確証のない推論に推論を重ねた妄想になるわけですが・・・・ 既出でしたら申し訳ありません。 -- (帝国海軍提督) 2010-01-13 10 56 31 F-15CとF-15Jの形式番号が製造メーカーをのぞいて同じなのは、ライセンス生産を表します。 つまり中身は同じです。 次に不知火の形式番号が類似している点は、エンジンを新規開発したのではなく、既存のモノ(米軍の)を発展開発したからではないでしょうか。 全く新規開発するよりは、コスト・開発期間等の面でも有利ですし、そもそも不知火は陽炎を研究をすることにより開発が成功した機体ですから 共通点が見られても何ら不思議はありません。 最後に >富嶽重工はP&Wのようなエンジン開発専門の企業なのか・・・・ モデルである富士重工は日本の航空事業で有数の企業でもあり、エンジンも機体も生産しています。 ただ、エンジンに関して言えばIHIがダントツのシェアを誇り、そちらのほうがふさわしく思います。 ALには登場しませんが・・・本当に不思議です。 まあ、だから跳躍ユニットは富嶽重工業製なのかもしれません。 私はその資料も持っていないので、推論といわれればそこまでですが、お役に立てたらと。 -- (暁) 2010-01-13 16 16 01 一歩先を行く回答、ありがとうございますw なるほど、確かに現在のIHIの社名はいろいろ変化していますが、昔は富士重工だったととなると、これはもう富嶽重工の元ネタで間違えなさそうですね -- (帝国海軍提督) 2010-01-13 22 16 07 ところでBEAシステムズとかユナイテッドディフィンストか何処行ったの? -- (あーびたー) 2011-01-16 21 40 23 働きたくないでごじゃるヾ(*′∀`*)ノ☆ http //nn7.biz/image/show.cgi?20110506S004 -- (sonin) 2011-09-27 17 12 49 IEIのEはエレクトロニクスかな? 電気だから一番近い言葉だろうと思うが。 それと、遠田技研工業の元ネタの創始者が航空産業をやりたい考えていたが、断念してオートバイや自動車等を生産しているが、米国に小型セスナ機を製造・開発する子会社がある。 あと、YAMAHOの元ネタは宮大工の技術を用いてピアノを生産しているから、ヴァイオリンの技術にも宮大工の技術を応用しているかもしれない。 また、音楽以外の電子機器も多少生産している。 また、YAMAHO音楽グループとあるから元ネタと同じく、ここから別れた会社がもしかしたら富岳や光菱や河崎などの下請けをしているかもしれない。 あるいは、こっちでは軍事に用いる車両を生産しているかもしれない。 ルイター通信の元ネタは日本国内に支社が存在する。 経済情報をメインで配信するが、政治情報も多少配信している。 ただ経済がメインの東京支社と政治がメインの京都支社に支社を置いていたが、遷都によって東京支社に機能集約して、今後の仮遷都先の仙台にも仮支社を開設していそうだな。 もしかしたら、臨時政治の声明を仙台支社が配信したかもしれない。 -- (元ネタ提供者) 2011-12-08 20 57 21 元ネタも、同じように日本国内にある通信社からの情報を扱う事もあるから、もしかしたら、政治についてはルイター通信は帝国通信社や他の日本国内にある通信社からの情報を扱っているかもしれない。 ちなみに、現実の日本の通信社は2つある。 あと、ルイター通信の元ネタの電子版はたまに訂正報がある。 -- (元ネタ提供者) 2011-12-09 01 38 43 G弾について、植生が回復しないとあるが。これがG弾起爆によるものというより、生きたハイヴが其処に在るのが一番の原因だと感じる。 -- (名無しさん) 2012-05-04 13 45 09 「あらかねの土にしては、すさのおのみことよりぞ起こりける。」(古今和歌集仮名序) あらかねとは通常、土の枕詞であり、この文章は、 「(和歌はこの日本の)地においては須佐之男命の時から詠まれはじめた。」 となる。 しかし、出雲国風土記で意宇郡安来郷の地名由来には「スサノオノ命が、ここに来て、こころが安らかになった。だから安来とつけた。」あり定住を決めた発言とも読める。 記紀においてはヤマタノオロチを倒した後、稲田姫命をめとり「八雲立つ出雲八重垣妻篭めに、八重垣つくるその八重垣を」と日本最初の和歌を出雲で詠んで定住を開始したという。 古代より、鉄の産した安来の地のことを「あらかねのつち」=(新しい金属(鋼)を産する地)と訳せばあらゆることに説明がつくのである。 -- (島根県民) 2013-03-30 20 01 28 富嶽重工は中島飛行機のイメージかな? IHIのジェット・ロケットエンジンも元を辿れば(中島→プリンス→日産→IHI)ここだしね。 『富嶽』もここが開発していたしね。 中島に限らず、「なんとか飛行機」だと戦闘機・攻撃機が殆ど存在しない世界観にあわないかも -- (名無しさん) 2014-06-02 14 10 11 たぶん富嶽は富士重工のことだと思うよ。マブラヴに登場する企業は現代の会社をモデルにしているから、富嶽が中島だと言うのは厳しいと思う。現実でも三菱、川崎、富士あたりが共同で航空機を開発・製造するのはよくある話。 本田はロボット関係だからかな? -- (タンク級亜種) 2014-06-04 22 38 18 XM3の名前の元ネタはAM3からというのは頷けるんだけど 作品世界で略さない名称はどうなってるんだろう MはManeuver 3は3-Dimensionalの略かな1や2を飛ばして3なんだから Xが何か思いつかん -- (名無しさん) 2015-02-19 01 14 49 ↑軍事的にはXは「試作」の意味だから「試作の3次元機動用OS」って意味でも通る。 個人的にはメカニックの方にあった説好きだが -- (名無しさん) 2015-02-19 19 01 49 ホンダは尖った研究といえばって連想ゲーム的発想とメカ本にあった気がする -- (名無しさん) 2015-10-09 19 22 51 XM3は勝手に eXtend Motion 3 とか思ってたw 3は第3世代戦術機用で、 第3世代拡張動作基本ソフトウェア -- (名無しさん) 2016-02-13 09 32 38 日立金属の高性能特殊鋼SLD-MAGICがいかに熱間脆性を回避している のがが謎でこのようなことを大同や日鉄は書きたがるのだがそれでは 前進しない。 -- (CCSC) 2016-10-12 21 06 47 XM3は第一世代機の激震にも搭載されて無かったっけ?一応第三世代に最適化されたと見たことあるけど -- (エペック) 2017-07-22 11 39 06 名前 コメント すべてのコメントを見る
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474: 弥次郎 :2018/05/09(水) 22 31 31 大陸SRW マブラヴ編 IF証言録「所変われば品変わる(というレベルを通り越したお話)」 「ヤックデカルチャー!この地球は文化が止まっているぞ!嘗ての我々よりましだがかなりひどい!」 ゼントラーディの兵士の一人、マブラヴ世界の文化を知って。 「音ゲー廃人を増やそうとしたら、肝心の音楽が流行ってなかった。解せぬ」 「ランカ・アタックが別な意味で効かなかったのは驚きだよなぁ」 マクロス世界の人員、マヴラブ世界の娯楽を知って。 「〇ンベーダーとか〇トリスとかゲーム〇ォッチとか、何時の時代だよ…」 「だって受け入れやすいと思ったし…」 「ホッケー、あとは格ゲーとUFOキャッチャーと電〇で○oなんかをおいてみた。 我々の感覚で言うところの一昔前のゲーセンをイメージしてみたぞ!」 「お前は何歳だよ!w」 「〇ーパースコープか?懐かしいな」 「誰だ、〇R〇ーイ持ち込んだ奴!」 「ふへへ……指向性たんぱくから解放された連中に花札メーカーをはじめとした洗礼を浴びせてやるぞ…」 「人間性を……」 「それ以上はいけない」 はしゃいでゲームで一杯の娯楽設備を設置する夢幻会メンバー 「とりあえず、人生ゲームでもいいから金銭取引を教えないとな…」 「配給制を敷いた背景は理解できるが、長すぎると貨幣制へ戻りにくくなるな」 割とまともな理由で娯楽を用意する人員の会話。 「おい、サム。パンチングマシンがあると聞いたぞ!」 「ボス、ステイ」 マヴラブ世界のアメリカをめぐるアームストロング議員。 「駄目だ、話が通じない」 台湾で異世界の自分達との会談後、東アジア共和国の外交官。 「俺が!?」 「諦めたまえ。これはフロンティア政府およびC.E.地球連合からの依頼なのだ…」 「逝って来い、アルト」 「特命」ということで派遣が決定される早乙女アルト。 475: 弥次郎 :2018/05/09(水) 22 32 14 「……尊い」 「ああ、これが尊いという感覚なんだな、ミシェル」 女形としてのアルトの姿を見てミシェル&クラン。 「俺はノーマル、俺はノーマル、俺はノーマル…」 「……ちょっと、口説いてくる」 「な、なんだか、エッチだ…」 (やだ……ステキ) 興味本位でアルトの歌舞伎を見たアラスカ アルゴス小隊&ヴィンセント 「で、殿下……!?」 「ぐ、紅蓮…!?こ、これはですね!」 煌武院悠陽、自室に何者かによっておかれた、某駝鳥の集まりのノリで注意書きがされた娯楽品にどっぷりつかったところを見られて 「とんでもないな…」 突撃級を2枚抜きにしたマゼラ・アタックの主砲を見て、ユーコン基地衛士。 「レーザー程度ではなぁ!」 「嘘、あの機体、レーザーを弾いている!?」 「馬鹿な、ありえない! レーザーの弾幕の中を突き進むMSに瞠目する衛士たち。 「技術的難易度としてはかなり低いが、これだけでもかなりの生存率向上が図れる。 同じアメリカの作った奴なんだから、真似できないこともないだろう」 「ご助力感謝する」 大西洋連邦からアメリカに対して提供されたXF-15Vの改修キットについての説明を受けて、フランク・ハイネマン。 「これが一個大隊もあればハイヴは崩壊するんじゃないか?」 ケーニッヒモンスターの戦闘映像を見て、投げやりな岩谷中佐。「いくらになるか考えろ」と突っ込まれた模様。 「白銀が別世界の私にこれを作れっていうわけだわー…あ、まりも、上がっていいわよ」 『了解。すごいわね、このOS…」 横浜でのXM3亜種の稼働試験の結果を見て、香月博士とまりも。 476: 弥次郎 :2018/05/09(水) 22 33 11 【メカニック解説】 XF-15V ヴァリアブル・イーグル 標準武装: 頭部12.7mm重機関銃×2 腕部グレネードランチャー/GAU-90A腕部20mmガトリングガン AMWS-21 戦闘システム×2 MZ-06 ASM(対小型種榴散弾地雷)発射管×3(胸部3連装×1 腰部6連装×2 計15発) GR-F15 60mmグレネードランチャー Type-201 バトルブレード Type-200 ショートブレード オプション: バッテリーパック プロペラントタンク 概要: 大西洋連邦が開発したF-15イーグル系列をターゲットとした近代化改装キットの初期型によって改装されたF-15イーグル。 大洋連合が蜃気楼という次世代機を開発する一方で、大西洋連邦はマブラヴ世界の技術の更新の速度がその国力や情勢故に遅くなってしまうだろうということを予見していた。確かに質的な面では蜃気楼は優れてはいたのだが、その質の高さ故に導入のハードルは非常に高かったのである。 そこで、既に地球で出回って久しく、生産数的にも非常に多いF-15をターゲットとして大西洋連邦はアメリカ合衆国と、というよりも開発元であったマクダエル・ドグラム社と交渉し、独自ながらも近代化改修のキットの開発を引き受けた。 同じアメリカということもあってのことらしく、これの工廠は比較的スムーズに進んでいた。 改装にあたり、まずマブラヴ世界の最前線国家でも導入がたやすい、というハードルの低さが定められた。 一方で、技術的な限界からマブラヴ世界では不可能な部分を実現するという目標も同時に定められ、これの導入によってマブラヴ世界の技術の発達を促すという趣旨があった。 まず稼働時間や出力を強化するためにMSで培われたバッテリー技術が導入された。 流石に機体内部に押し込むことはできなかったために、背部に内蔵することで解決とし、通常の戦闘で発揮できる馬力と活動時間の大幅な向上を実現している。 また、機体の機動力を担うエンジン部はC.E.側の技術指導によって高出力化を実現し、バランスを維持しやすくするために推進翼及びスタビライザーの大型化やセンサー系統の強化が施され、高速化に伴う機体制御の難しさの解消に一役買っている。 高出力化に伴う改修は機体の素材であるスーパーカーボンにも及んでおり、製造段階での構造の強化によってPS装甲の導入が検討されたのだが素の蓄電量の差から部分的な導入でも一般的な戦術機では十数分でPS装甲の稼働だけで干上がり、またPS装甲という技術を導入するには流石に無理があるとの判断から断念されている。そうでなくともレーザー対策として臨界半透膜があるために、物理的な損傷を回避することができる限り問題はないとされた。 他にも、大西洋連邦も大洋連合と同様にコクピット回りの改修に取り掛かった。 基本的な設計は大洋連合の蜃気楼とほぼ同様だが、いくらかダウングレードを行うことでコストダウンと製造のしやすさを高めている。 武装は基本的にF-15イーグルに準じている。 これもまた各国が生産して抱えている在庫に配慮したものであり、主兵装は変化がない。 一方で、対小型種の跳躍地雷(榴散弾地雷)や頭部の12.7mm重機関銃を利用した近接機関砲の導入など、戦術機の被害でも割と大きな割合を占める小型種対策にリソースを割いているのも特徴である。 そのほか、一般的な戦術機の武装やグレネードランチャーなどを採用。ここら辺は大洋連合と歩調を合わせているようである。 F-15とその発展形の戦術機ならば比較的低コストで導入がたやすいということから、各国で運用されるF-15シリーズに急速に導入され、前線での死亡率の低減と撃破数の増加に貢献した。 一方で後方だったアメリカではF-22ラプターの強化型に偽装されたVF-27の方が高性能と侮られていたようで、普及は試験運用の名目で意図的に送らされていた模様。その為か、導入になりふり構わなかった最前線国の方が導入と普及が速かったという笑えない状態となったとされる。 477: 弥次郎 :2018/05/09(水) 22 34 22 おまけ:適性評価+解説 適性評価ランク一覧 EX:人類の到達し得る範疇では最高峰 S:エースやネームド級のパイロット A:上位一般兵レベル B:一般的な適性・技量 C:何らかの理由で一般よりも少し劣る D:苦手すぎる 〇ウィリアム・“オールド”・ハンター 適性:MS:S(TMS:S) MA:A AC:A 戦術機:A VF/SV:S KMF:B ゾイド:C(鳥型ならばA) オカルト:D 宇宙:A 解説: 大西洋連邦の古参MSパイロット。 元々が航空機パイロットだったためか、TMSやVF系に高い適性を持ち合わせている。 鳥型に限定されるがゾイドも乗りこなせるのは、空を飛ぶということをよく理解しているためと推測される。 宇宙適性も十分に備わっているので、およそ殆どの戦場に出場させることができるのが強み。 〇ロナルド・ヴィルター 適性:MS:S(TMS:A) MA:B AC:B 戦術機:A VF/SV:A KMF:B ゾイド:B オカルト:D 宇宙:S 解説: プラントの古参パイロットの一人。 こちらも典型的なリアル系パイロットのステータスと適性を持つ。 能力自体は自軍全体では平均的な範疇だが、地味に指揮能力を持っていたりするので使い方次第で化ける。 〇タダノ・ヒトナリ MS:S(TMS:S) MA:A AC:イレギュラー 戦術機:A VF/SV:S KMF:A ゾイド:A オカルト:(不明) 宇宙:S 解説: 説明不要のイレギュラー。 上記の値は殆ど自己申告で、実際にはほとんどの戦闘ロボを操れると思われる。 ただ、本人の能力を発揮できるかどうかはマシン側にかかっているので、機体が無ければゲーム上では宝の持ち腐れになる。 バランスブレイカーのためか、スポット参戦が多くて正式参戦が遅くなるのは注意が必要。 ACに乗せると止められません…こらそこ、他の機体に乗せても同じ結果とか言わない。 〇(元)タケミカヅチ MS:S(TMS:A) MA:B AC:S 戦術機:A VF/SV:B KMF:A ゾイド:D オカルト:D 宇宙:A 解説: 元日企連の便利屋。 VFやTMSやゾイドという例外を除けばオールラウンダーであり、格闘メインのインファイターとして優秀。 終盤には他のパイロットの参入で出番は減るが、逆に言えばそれまでは最前線で働ける。 良くも悪くもリアル系パイロットであるため、そのように育成しないと中途半端というか器用貧乏になりかねないので注意。 〇(元)鴨川桜子 MS:A(TMS:B) MA:A AC:A(タンクに限りS) 戦術機:B VF/SV:B KMF:C ゾイド:A オカルト:D 宇宙:A 解説: 元日企連のガチタン好きのリンクス。 タンクやそれに準ずる機体ならばS級の高い能力を発揮できるのだが、それ以外では少し苦手と設定されている。 ゲーム上での差別化を図っているためと思われ、実際には人並みには非タンク型でも実力を発揮できる。 こちらも傾向としてはリアル系パイロットであるが、防御が高めであるなどスーパー系の節がみられる。 ガチタンだから是非もないネ(OIGAMI並感) 〇白銀武 適性:MS:S(TMS:A) MA:S AC:A 戦術機:S VF/SV:A KMF:A ゾイド:D オカルト(偽):S 宇宙:A 解説: 我らが主人公。 基本的にオールラウンダーで、総じてスペックは高め。ループでの経験が活きているためである。 ある種オカルトの域に達した科学の力によってループしているために、偽りではあるがオカルト適性は高い。 スペックは良いのだが、結局のところ戦術機では足枷となってしまうので加入当初に乗っていた機体からは乗り換えが必要になる。 478: 弥次郎 :2018/05/09(水) 22 34 55 以上、とりあえずまた書きなぐってみました。 笑って楽しんでいただければ。 あと、大陸SRWにおける、私の書ける範疇のパイロットのスペックについて簡単に妄想。
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前の続きで長刀とかライフルなどで疑問に思った事で皆さんの意見を聞かせてください。1.米国での戦術機の各ポジションの装備2.帝国と米軍のライフルの違い3.帝国軍とA-01以外で長刀を標準装備としている軍は何処か4.国によっては長刀の形は違うのでは1.射撃戦を主体とした戦術を取っている米国はそれらのポジションでの装備はどうなっているのでしょうか。両手、背中のウェポン・ラック両方がライフルだと前衛全てが強襲掃討になってしまうと思うのですが・・・またシールドも米国軍は装備していないと考えます。2.帝国軍と米国のライフルが違うのは製造会社の違いだけでなく、近接戦闘の概念がある帝国軍が近接戦闘でのライフルの取り回しを考慮してだと考えます。3.自分的にはアジア圏一帯とヨーロッパの一部、特にイギリス辺りだと考えています。格式にこだわっているなら帝国の斯衛見たく王室警護隊(ロイヤル・ガード)あたりかなと4.各国で独自の戦術機を作っているならそれに合わせた形の長刀を作っていても可笑しくないと思います。中国なら中華刀、イギリスならエクスカリバーって感じです。-- (影の人) 2007-05-30 00 40 44 横浜基地にリニアカタパルトが残っていれば他の機体で軌道上に上がった搭乗員を宇宙でドッキングして乗り込ませるということもできるでしょう。高価なカタパルトは2基ともお釈迦だったはずです。 4.各国で独自の戦術機を作っているならそれに合わせた形の長刀を作っていても可笑しくないと 思います。中国なら中華刀、イギリスならエクスカリバーって感じです。そうですね。ただ、国連仕様の長刀も使っているのではないかと思います。はっきり言えば、戦闘そのものの思想がおおはばに違う可能性があるのはオーストラリアとアメリカだけで、他は日本と事情は似たり寄ったりでしょう。…というより国土奪還=通常兵器のみでハイブ攻略を目指す国々では、近接戦闘重視になるような気がします。あと、やはり兵站や補給の便宜から考えて、74式近接戦闘長刀が他の弾悪同様、世界標準規格で少なくとも西側諸国では統一されているのではないかと思います。いわゆるNATO弾のような規格があるのではないでしょうか?中華刀てーか青竜刀ですよね?言いたいのは?エクスカリバーというか、いわゆるバスターソードとブロードソードの中間のようなものですね。日本においても必ずしも日本刀を模しているわけでもないようですし…てーか、むしろ、日本刀というよりは実用的には太刀にちかい刀を模しているように思います。-- (うぐぅ~来訪者) 2007-05-30 01 14 35 武器は敵側の装備や戦術、土地柄などによってさまざまな種類に分類されます。今回の場合は相手は硬度の高い相手(突撃や要塞級)が存在するが、それらにしても一対一問題なく打倒できる程度。攻撃位置さえ取れるなら苦戦するほどでもない。問題は数であり、津波のように迫る大群を相手にすることである。その上で取り得るスタンスは私の知る限りそうはありません。一番効率がいいのは銃器。最善の位置(突撃級は後方、要塞級は前後下方、その他攻撃しやすい位置)に陣取って掃射を行う。機体の負担、危険度、時間、どれをとってもメリットばかりです。攻撃力に関しても、運動エネルギーでいうなら重量のある長刀などの方が上でしょうが、効率などでみると見劣りしてしまいます。その上で私の意見を述べさせていただきます。 -- (IOT) 2007-05-30 12 36 45 1,突撃砲、支援突撃砲の使い分けくらいしか考えられません。ラプターのように機動力の高い機体で部隊を編成するなら優位なポジションを部隊単位で維持しつつ、火力を集中させるなど理想的な戦法も考えられます。機体に負担のかかる接近戦は緊急時(兵士級などにとりつかれるなど)を除いて想定から外しているのかもしれません。また、銃器での攻撃を想定しているなら歩兵のチームのように工作機(補給機)なども編成されているかもしれないと考えます。-- (IOT) 2007-05-30 12 42 35 2,銃器の技術に至ってはおそらく米国のほうが進んでいるでしょう。銃器による戦法を想定して、なおかつ国力、技術力に余裕があるのですから、うなずけると思います。また、アメリカの対戦術機機能を想定するならBETAには必要なかった対装甲弾(戦車の砲弾参照)などを使用できる銃があってもおかしくないとおもいます。 -- (IOT) 2007-05-30 12 46 18 3,帝国、国連軍が長刀を装備しているのは打撃武器の信頼性、弾数などの制限の無いことなどが挙げられると思います。横浜の国連軍は帝国からの援助を受けているので長刀装備の機体が多いのかもしれませんが、基本的に国連では標準装備ではないかと思います。 -- (IOT) 2007-05-30 12 49 45 4,有り得ると思います。帝国の長刀は日本刀のように歪曲しており、切ることを想定していると感じられます。しかし、日本刀は耐久性におとる形状をしています。耐久性を考えてブロードソードのような直刀があっても違和感がありません。しかし、大型な接近戦装備は否定します。攻撃力では事足りているのですから。無理に大型化して機体の負担を増やしたり、わざわざ突撃級を真っ正面から倒すような無駄な接近戦兵器を製造する必要は感じません。-- (IOT) 2007-05-30 12 57 07 無理に大型化して機体の負担を増やしたり、わざわざ突撃級を真っ正面から倒すような無駄な接近戦兵器を製造する必要は感じません。同意です。ただ、戦術機2機1組できこりのように腕を切り落とすような対要塞級専用兵器として試験的に運用されることはあるかも知れません。でも、2機1組の連携が可能なら、対要塞級兵器としては超振動アンカーワイヤーとかの方が現実的かも…使い方は簡単、2機で前後を挟んで、どちらかから分銅付きワイヤーを要塞級の股の間に射出。そして一方がそれをキャッチして互いにジャンプ、足の根元をくくり上げ…仕事人のテグスのようにスパ!と足を切断…みたいな手順で…-- (うぐぅ~来訪者) 2007-05-30 18 17 37 うぐぅ~来訪者さん中華刀てーか青竜刀ですよね?言いたいのは?エクスカリバーというか、いわゆるバスターソードとブロードソードの中間のようなものですね↑まぁそういうことです。いい表現が思いつかなかったので・・・というかこういう話を出したのは、XM3を機動面だけでなく武器を使っての戦闘面でも活用できないか?ということです。日本刀や槍、話に出たワイヤーカッター等戦術機では扱いに難しい武器やその武器の技、刀なら居合い、槍なら突き、回転、薙ぎ払いといった技のモーションを入れとけばXM3のコンボやキャンセル機能などで再現出来るのではないでしょうか。ただこれを実現すればIOTさんなどがおっしゃ通り、機体への負担、専用装備やそれにあわせた機体フレーム、関節の改造など問題が出てきますが・・・しかし全ての戦術機にそれをさせるという訳ではなくむしろエース級の衛士などのそれらを使いこなせる一部の連中などに絞って調整というのであれば可能ではないでしょうか。ここでも整備面やコストで問題がでるでしょうけどそれに見合った実績を出せれば融通が利くのではないでしょうか。希望的意見ですがXM3もコンバットプルーツ主義の連中にトライアル等での実績を見せ付けて認めさせたのですから。最も物量戦で攻めてくるBETA相手に通用するのか?と問われれば知識の乏しい自分ではグゥの根もでませんが・・・orz-- (影の人) 2007-05-30 23 34 40 なるほど…エース専用装備としての特殊兵器ですか…ただ、槍は長刀と比べるとBETAに対して戦いにくい武器のような気がします。そもそも槍類は刀剣類に対する天敵として作られていると思うので、刀剣類を使わないBETAにどれだけ有効なのか…ちょっと疑問。それなら、物干し竿を模したバスターソード(重長剣)の方がまだ有効のような気がします。レイピアに代表される細身の剣も同様ですし、トンファーやヌンチャクのような武器も65式近接戦闘短刀以上に便利な攻撃武器とは思えません。一番不思議なのは銃剣が戦術機用の装備として採用されていないところですね。コレはむしろ、銃を捨ててでも短刀を装備という場面ではより合理的な気がします。-- (うぐぅ~来訪者) 2007-05-31 00 26 55 なにやらかなり活発に議論が交わされているようで……ちょっと時間を空けたらまたまたおいていかれそうになっています。Orz>影の人さんの疑問4点1米国の戦術機のポジションこれは、おそらく、様々な国によって多少の差異はあっても、殆ど変わらないんではないかと思います。基本的に、中隊規模でなら各々が与えられたポジションで戦闘する。小隊や分隊規模になった場合にはエレメントを基本に戦闘する。ただ、米国の突撃砲に狙撃タイプのものがあるという描写がまったく無かったので、もしかしたら、エレメントを基本にポジションを関係なく部隊を構成している可能性もあります。2帝国と米国のライフルの違いはっきりいって、形状だけかと。同じ36mm弾と120mm砲弾を使用する突撃砲のようなので、M16と89式の形が違うのと同じように、ただ単に形状が違うというだけかと思います。あとは狙撃タイプが無い可能性ですね。大きな差が出来るとしたら砲弾関係かもしれません。AL弾頭以外に何か特殊な弾頭が開発される可能性はあるんじゃないかと思います。3長刀装備の国極東国連軍は帝国からの装備提供もあるので、長刀を使用しているんでしょう。なので、A-01以外の部隊でも、パイロットによっては装備している機体もあるんではないかと思います。ただ、それ以外の国では案外流行っていないかと。どうしてもパイロットの錬度に頼る部分が多いので、メリットよりもデメリットに目がいってしまう為に採用していない可能性が高いんではないかと思います。-- (自販機) 2007-05-31 11 46 10 4国毎の長刀形状3で否定的なことを書いていますが、もし採用されていた場合は国ごとに形状が違ってもおかしくは無いでしょうね。世界には様々な形の刀剣類が存在しますので、そういったものを参考に両刃剣やら曲刀やらといろいろ出てくる可能性はあります。ただ、帝国軍の日本刀よりは叩き切る事に適した形状をしていると思います。そして、対BETA戦においては叩きつけることが出来れば切れると思うので、この形状は理想的なんじゃないかと思います。なので、他の国が作るとしても形状は似通ってくる可能性もあります。それと、銃剣は銃が長くないとあまり意味がありません。銃を装備する歩兵の接近戦用に槍の代わりとして開発されたのが銃剣なので、あんなに短い銃に銃剣を装備するんだったら、短剣を振るった方が効果的です。-- (自販機) 2007-05-31 11 46 30 ところで、もっと本質的な話ですが、BETAはどのような損傷を受けると死ぬのでしょうか?死ぬという表現が適切でないとすれば機能停止としてもかまいませんが…。例えば、人間のようにどこか特定の器官を少しでも破壊すれば即死してくれるのか?それとも、人間とはちがい、中々死なず、むしろ、殺すというよりは動けなくなるようにするというやり方なのか…動けなくするというのはつまり、足を根こそぎ切断するとか物理的に機能と脅威を奪うという意味です。例えば、槍で突き刺しても、体液を失う程度では死なず何か決定的に物理的な機能の欠損を与えないと駄目なのだろうか?この辺り、BETAを殺すとは具体的にはどのようなダメージを与えれば奴らは死ぬのだろうか?-- (うぐぅ~来訪者) 2007-05-31 12 37 03 意見を交わせるだけで充分楽しんでいます。槍や銃剣などの意見がでていますが、私は否定的です。作中の動作を見ていると桜花作戦時、鎧衣機が行った攻撃以外でBETAに対して武器で刺すといった行動は取られていません。思うに、刺すという行動は必然的に抜かなければその武器を使用できず、切る動作よりワンテンポ遅れると考えます。銃剣をライフルごと振り回すのも効率が悪いでしょう。よって刺す武器は否定的です。特別装備ですが、面白いとはおもいますが、否定的です。オルタには第一世代の機体がもっとも多用され、継いで第2世代、第3世代となります。ほとんどのパイロットが第1世代であるならエースと呼ばれるパイロットにより新しい機体をあてがえば充分特別だと思います。特別仕様の武御雷(紫)を除いて身分を考慮するなら吹雪、不知火、少し想像を膨らませて黒い武御雷に登場できれば充分特別なエースではないでしょうか?特別な装備に関しては単機に装備させるなら駆逐艦を撃墜した玉瀬機のライフル、フェニックス計画のような追加装備などが考えられます。私は特別な機体という考えに強い違和感を感じます。特別機であろうと部隊単位で揃えなければ必然的に取り得る戦術も限られます。例えば第一世代の部隊に第3世代の機体を1機編入するとどうでしょう?移動する上での機動性はなんとかなります。しかし、戦域を展開する上で第1世代にしてみれば第3世代のスピードについて行けず、第3世代機は第1世代に合わせなければならない。攻撃力では同じ武器を使っているので大差無いでしょう。あくまで機動性、即応性などの向上が戦力に影響していると考えます。よって第3世代の利点を消してしまいます。特別機が特化している性能が火力だろうと、防御力だろうと同じでしょう。また、特別機が単機であるならそれを活用する戦術を展開した時点で特別機に勝率の多くを任せる計算になります。部隊でならカバーしあう事態も単機に集中して戦線を展開していたのでは難しいでしょう。-- (IOT) 2007-05-31 12 41 07 例外としては紫の武御雷を挙げます。帝国の言っていることには反するでしょうが、ダブルスタンダードというやつでしょう。大戦時にいきなり殿下が先陣を切るというのは考えられません。しかし、特別な機体に搭乗している。私はこの機体の在り方は殿下の生存率を上げる以上に帝国の旗艦として有り続ける事を求められていると考えます。また、帝国がそれだけ殿下を信頼していることの証明材料にもなりえます。-- (IOT) 2007-05-31 12 47 01 自分としては専用装備や特機、専用機の存在は肯定しますね。今後、XM3の概念への理解が深まるにつれて、その概念機動や戦術を生かすための改造機や特殊装備が試案、開発が今後されて行くと考えます。心身共に追い込まれている人類にとっては自分達を勇気付けるそんな明るい話題作りの一環としてもそういう専用機の存在は必要なのでは?と思います。また全ての衛士が先人達が編み出した戦術や兵装に自分のスタイルが合うと考えるのは少し可笑しい気もします。恐らくエースと呼ばれる全体の何割かは自分のスタイルに合った独自の改造や武装を自分の戦術機に施しているのではないでしょうか。むしろそんな連中こそXM3の真の力を引き出せるかも知れません。(既存の概念に完全に縛られていないから)-- (影の人) 2007-05-31 23 29 07 気になったのですが、移民先の惑星ではどんな機械が作られるのでしょう?以前、似たようなご質問をさせていただきましたが、今回は工業系の機械なども含めてご質問させて頂きたいと思います。皆さんのご意見をお願いします。 -- (IOT) 2007-06-01 12 28 19 自分のスタイルに合った独自の改造や武装を自分の戦術機に施しているのではないでしょうか。そうですね。月詠中尉の赤い武御雷のように独自にハイチューンされている可能性はありますね。 気になったのですが、移民先の惑星ではどんな機械が作られるのでしょう?惑星の環境がわからないとなんともいえませんが、惑星環境の安定化装置などがまずさいしょに作られるでしょう。それと、初期には資源探査衛星なども作るでしょう。あとは、大型のマザーマシンも色々なものを作るうえで必要でしょうから、持って行けるのはおもちゃのような小型のものとしても、それから次第に大きなものを作っていくでしょう。マザーマシン:旋盤とかフライス盤などに代表される切削工具のことです。まぁ、移民船団の中にはある地方の工業地帯の建物や工場設備、人などを丸ごと持っていっているのかもしれませんまず、第二の地球の再現を目指していくと思われます。-- (うぐぅ~来訪者) 2007-06-01 13 49 56 その惑星での土木工事用の作業機械なんかはまず作られるのではないでしょうか。物資を無駄なく使用するのであれば戦術機にアタッチメントを設けて機体の一部に土木工事用のパーツなりを付けて即席の工事用機械へ転用するとかどうでしょう。 -- (影の人) 2007-06-01 22 45 33 そうですね…ただ、可住惑星にたどり着いて「わー空気だ!」とかいいながら地面に降りたのは良いけど…数年でBETAに対する警戒網も作らないといけないし、戦術機や対BETA兵器の量産も出来なければならない。人も増やさなければならない。まずは安全な住居が必要です。鉄筋コンクリートの集合住宅をまず作る必要があります。第一次入植計画ではまず住宅建設が最初の始まりでしょう。さらにライフライン…上水道や下水道、汚水処理施設、電力の供給や、燃料の供給も必要です。ただ、地球での大気汚染や公害などの教訓から化石燃料は基本的に禁止されるでしょうから、調理器具は一部の料理のプロを除いたら、IHみたいな電気調理器が主流になるでしょう。あと、暖房や冷房も電気が主流になるでしょう。そうなると、人が住めるようになるにはまず、施設として原子力発電所、上水道施設、下水道の整備。集中型汚水処理施設。惑星上に生物がいないとするなら、化石燃料は期待できない。したがって資源としては、鉱物資源のみが重視されるでしょう。もちろんメタンガスの鉱脈などがないかの資源調査も行うでしょう。が、これはあまり期待できないでしょう。つまり、イキナリ原子力発電所が主力の発電設備になるということです。でも、コレも設置する場所は慎重に選ばれるでしょう。地球で言うところのオーストラリア大陸に相当するような孤立した小大陸。あるいは極地付近に建造するでしょう。同時に木材資源の確保を目的とした植林が行われるでしょう。ただ、最初の何十年かの逃亡世代は移民船内での生活を望むかもしれません。案外移民市民達も苦労しそうですね…-- (うぐぅ~来訪者) 2007-06-01 23 42 20 うぐぅ~来訪者さんの意見は最もです。別でバーナード星で解っている事を自身の考えと共にまとめてみました。1.夕呼博士曰く、適合率AAクラスの地球型惑星であること2.地球から5.9光年離れていること3.ヒロイン達の移り住んだ地域は高い木がないステップ地帯に近い状況4.夜ラフな格好で外に出られるほど、気候は安定している上記で述べたようにまず、適合率AAと言うのが最高評価なのかまだ上があるのかかは不明ですが限りなく地球に似た環境であることは間違いないでしょう。と言うことは少なからず、地域によっては四季があり、それにあわせた環境が存在するはず、なにより地球とにた環境ならバーナード星でも独自の動植物による食物連鎖があると見ていいでしょう。ただその動植物が人類の食料とする時、それが出来るかは疑問ですが、もし食料に向かなければ地球から持ってきたであろう動植物を繁殖させるでしょうけど間違いなくその時は環境破壊を招くでしょう。3.で述べたようにヒロインの背景を見る限り、高い木は見当たらないですが、恐らく居住区エリアに適していたのがステップ地帯のような場所なだけだったと思います。最後にうぐぅ~来訪者さんが述べた逃亡世代が移民船内での生活を望むとありましたがもしかしたら到着後その移民船は、バーナード星にそのまま地上に降下、移民船がそのまま移住者達の生活スペースの場になるという考えはどうでしょうか。これなら居住建設の必要も材料も掛からないし -- (影の人) 2007-06-03 13 26 25 適合AAとか地球型惑星というのは私の感覚では、次の条件を満たせばそう評価できると考えます。1.岩石型惑星であること2.太陽の年齢、大きさが地球とほぼ同じであること3.同星系内に巨大惑星が最低でも2つ以上あること。4.自転周期、公転周期が地球ときわめて似ていること。5.太陽からの距離が絶妙であること6.水の存在が確認できること7.惑星に呼吸可能な大気があること8.生命の存在が確認できないこと。9.大気温度が-30~30℃の範囲であること。ちなみに、通常なら生命の存在を適合殿駄目押しにしたいところですが…今回の移民は人類にとってラストチャンスであることから考えて、生命の可能性とは=BETAのいる可能性も包含しているとの認識から、対象から除外されると思います。これらの条件は惑星からの光のスペクトラム分析である程度観測可能です。したがって、移住先には基本的には生命体はいないと考えます。-- (うぐぅ~来訪者) 2007-06-03 21 42 36 訂正誤)2.太陽の年齢、大きさが地球とほぼ同じであること正)2.恒星の年齢、大きさが太陽とほぼ同じであること-- (うぐぅ~来訪者) 2007-06-03 21 46 25 あと、移民船がそのまま住居になるというのは当面の社会基盤が整備されるまでの間はありえあると思います。が、老朽化してくるのが目に見えていますし、何よりも人口の増加をもたらすには土地に根ざした住環境の整備というのがもっとも重要です。その後の貨幣経済の成立をどう考えるかとか、政治体制はどうなるかといった話も出てくるでしょう。なんか、つくづく人間って社会を作るの下手な動物に思えてしまいます(^^;-- (うぐぅ~来訪者) 2007-06-03 21 59 56 そうした政治的な齟齬を回避するために、移民者の選考基準として、社会主義国家や共産主義国家、イスラム教文化圏を排除するといった話も出てくるかもしれませんね…極端な話、欧州と豪州、アメリカと大ブリテン島および北アイルランド諸島連合(所謂イギリス)、日本以外は排除される可能性があるかもしれません。-- (うぐぅ~来訪者) 2007-06-03 22 05 53 そうならオルタ5でテロを起こしていたのはそれから外された国の連中かもしれませんね。 -- (影の人) 2007-06-03 22 59 33 貴重なご意見をありがとうございます。ご意見で気になったものがあったので改めてご質問させていただきたいと思います。テロについては同意です。誰だって脱出船(正しいと思います)乗りたいのに乗れなければやけも起こすでしょう。社会システムについては高度に統制が取れていなければ宇宙船での移動中に大問題でしょうから統制は取れているのではないでしょうか?移民後の船団ですが、確かに貴重な地球の資源ですが、かなりの大質量だと思います。大気圏の突入に耐えられるのでしょうか?移民船に居残りを希望するものが出てるとの事で疑問に思ったのですが、移民船の衣食住はどうなっているのでしょう。地球からの持ち込みであるなら移民船に残るという選択肢はないのではないでしょうか?私は移民船団はG弾の技術で光速に近いスピードで移民したと考えています。加減速、途中の重力制御などを考えればG元素莫大な量のG元素が必要かもしれませんが、G元素がある種の誘発剤、触媒的な役割を果たすと考えればどうでしょうか?必要な技術は重力制御(長時間の無重力生活は人体に有害でしょうから)慣性制御(完全ではなくても無ければ移民船の出すスピードで押しつぶされてしまうでしょう)と考えましたがいかがでしょうか? -- (IOT) 2007-06-04 12 49 16 重力の問題に関しては、逆に言ってしまえば移民船の加速度が常時1gであればプラスであろうがマイナスであろうが人口重力などは必要ないといえます。移民船の形が縦長であることを考えると、居住ブロックはいくつかのブロックに分かれていると思われます。そして、必要に応じてはブロックは天地逆になるように設計されていれば、加速Gと減速Gをそれぞれ利用して、慣性重力を作ることが可能です。つまり、加速時には船尾方向が地面、減速時には船首方向が地面という設計にしておけばよいわけです。あるいはもっと過激に2Gでも良いでしょう。必要に応じて乗務員の体を固定できるように乗務員の靴には船側の制御でスイッチが入る電磁石が装備させていればある程度の安全管理は可能です。いきなり、光速に突入することも不可能なら、加速にも減速にも限界があるというなら、それを利用するという方向性もアリではないかと…こうすれば元素は1mgも必要はなくなります。ただし、到達するのにかかる時間はさらに時間を要することになるでしょう。-- (うぐぅ~来訪者) 2007-06-04 15 16 12 統制は取れているのではないでしょうか?そうですね。ただ、互いに宗教的な軋轢、民族的な軋轢というのは我々日本人が思っている以上に対立の種であることは忘れることはできません。ラジオ放送一つでそれまで笑顔で仲良く暮らしていた隣人同士で殺しあうような内戦が実際に起きている以上、宗教や民族といった対立の要素を無視することは出来ません。下手にイスラム原理主義者を連れて行ったりすれば今度こそ本当の「神の国」を作ろうとするかもしれない。私がこう思うくらいだから、アメリカ人や欧州人たちがその可能性を検討しないわけがない。なにより、東西冷戦などは常に互いに核戦争の危険を感じながら演じていたわけですから…みんなで助かったから、みんな仲良くやりましょうと行くのかどうか…移民船団の移動中だってアラブ系イスラム教徒が反乱を起こして沈む船が出ないとも限らないし…そうした仲間割れの危険を少しでも排除するという視点は常にあるでしょう。そうしたものってむしろ、移民移動中よりも地表に降り立った後にこそ沸騰するのではないかという気がします。そういう意味ではいても危険要素とみなされる人種や民族、宗教の徒はごくごく少数派にするのが最も安全です。出来れば日本人みたいな宗教に無節操な民族だけに統一したいくらいだけど…米国でも、欧州でもそうした国や民族はいないから、リスクヘッジとして、まぁ、ついでに日本人は多めに連れて行こうみたいなやり取りはあるかもしれない。あるいはオルタネイティブ1~5計画への投資拠出金の金額で移民枠を決めるというのもありそうな話です。 -- (うぐぅ~来訪者) 2007-06-04 15 30 09 IOTさん移民後の船団ですが、確かに貴重な地球の資源ですが、かなりの大質量だと思います。うぐぅ~来訪者さんあるいはオルタネイティブ1~5計画への投資拠出金の金額で移民枠を決めるというのもありそうな話です。↑二人の見解を聞き、関連していそうな事で質問が・・・1.移民船の数と移民船一隻の大きさ2.不正規パスの存在1.オルタ5へ移行から3年間とそれまでの間でどれだけ建造できたのでしょうか。ULを再度やって見ましたが縦に3列、横に画面で確認できる限り、最低でも10隻トータル30隻以上ありました最低30としてそこに持ち込める限りの物資と選らばれた数万人の移住者を詰め込めなければなりません。今現在、アメリカ海軍保有のキティホーク級航空母艦は全長318.5m全幅39.6mのサイズで人員数だけでなら約5000名弱乗り込めます。ただ移民船は兵器の搭載だけでなくその他の物資も乗せなければならないと考えるとその大きさはかなりの巨体ではないでしょうか。(最も現在の空母を基準にして良いのか疑問ですが・・・)2.地球人類最後の計画だというのに搭乗人数が数万人と正確ではなく曖昧だという点、移民後のことを考えるのは別としても、やはり裏取引などでフリーパスの発行や搭乗者の改竄をしやすくする為の裏工作なのでしょうか。(そうであったとして武はそのお陰で各ヒロインを送り出せた訳ですが・・・)-- (影の人) 2007-06-04 22 15 32
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619: 弥次郎 :2021/03/25(木) 00 00 03 HOST p2938249-ipngn19601hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp 憂鬱SRW マブラヴ世界編SS「Zone Of Twilight」第2章 プロローグ S.M.S.の合流も完了し、ユーコン基地での交流及び新型戦術機の開発などの一連の計画は、シェリルの歌のショックというトラブルを超え、本格始動することとなった。 ユウヤには、早速ヴァリアブル・イーグルが割り当てられることになり、ACTVはタリサとヴァレリオに、F-15Eにはステラが乗ることになった。 そして、アルゴス小隊に割り当てられていた残りの戦術機は予備機となることになった。 変則的な3機種4機編成。まあ、単独の小隊で2種の新型をF-15Eと比較検証を行う仕事の関係上、変則にならざるを得ないのであろう。 「とはいうが……」 ハンガーで整備作業を受けているXF-15Vを遠目に見つめ、ユウヤは改めて手元のスペック表を確認する。 よくわかっていない機体に乗り込んで、乗りこなしてみせてこそのテストパイロット、と自負はしている。 だが、それはそれ、だ。あれだけの動きができるというヴァリアブル・イーグルに対して、何処まで自分が適応できるのか、 それに不安が無いわけではなかった。詳細を知らされてしまっているが故に、F-15Eなどとは違うのだと理解できるからだった。 無論、初めての搭乗となるユウヤに配慮してか、最初は基礎訓練を行いながらのデータ収集が主として行われる予定だ。 最初はどうなのか、と思っていたが今となってはありがたい限りだった。戦術機同士の比較検証実験を行いつつ戦闘技能の教導も受けるのはハードスケジュール。 だが、やりがいはある。あの高みに、ハンターやタケミカヅチらの領域にたどり着けるかもしれないのだ。 しかし、吐息を一つ。高みを見上げすぎるのも中々につらいものがあるのだ。 それに、自分の、米軍の戦術機の動かし方をヴァリアブル・イーグルに試さなくてはならないということも絡んでくる。 技術の習得をしつつも、以前の米軍らしい操縦方法も維持して一般的なレベルの衛士が使った時にどうなるかを確かめる必要がある。 かなりアクロバティックではある。まあ、数段上の操縦技術にも追従できる戦術機として完成させるのもアリといえばアリなので、やる気はある。 それに、良い戦術機を生み出してなんぼのテストパイロット(開発衛士)だ、XF-15Vをとんでもない戦術機として完成させたい。 (あー、やめやめ!) 欲望と悩み事とが一緒くたになってユウヤの頭の中を占めていて、ごっちゃごちゃだ。 連合や統合政府のパイロットたちとのこともあるのだし、米軍からの命令もあるという複雑な状況。 ユノー中尉にくぎを刺されたとおりだ、余計なことを考える余裕など全くない。 あれこれ考えてしまうのを止めるため、ユウヤはヴァリアブル・イーグルのコクピットに滑り込んだ。 コクピットレイアウトや操縦系そのものにあまり変化はない。ただ、網膜投影に依存しないモニター類が充実しているのは変化している点だろう。 さらにこまごまとしたところ、フットレバーや操縦桿に仕様変更がされており、いつもの感覚とは違うのを感じる。 人間工学という概念に基づいたものだと聞かされている。人間の本来の肉体構造に合わせた設計をすることで、負担や負荷を減らすという考え方。 なるほど、考えてみれば、今自分の体を預けているシートにしても居心地の良さというモノがある。 良くも悪くも武骨な兵器というパーツであるのだが、座り心地というか、身体がまるですっぽりと収まるような、収まりの良さがある。 (と、それもそうだけど…) 本当に重要なのはここじゃない、とユウヤはコンピューターの立ち上げを行う。 OSの大きな変更により、操縦が大きく楽になったというのは聞かされている。すでにシミュレーションでの慣らしはすんでいるのであとは実機での実践だ。 このOSの運用データ収集もまた重要なモノであり、このアルゴス小隊の重要な任務の一つであるのだ。 というか、一つの小隊でやることが多すぎじゃないだろうか?ほかの、つまりこのユーコン基地に集まる各国の小隊でもやっていることとはいえ、タスクが多すぎる。 (コンボ、キャンセル、先行入力、それに…入力した動作に対するオーバーライド…) 数えるだけでもかなりの改善が加えられているのだ。 それは、改善ではあるが、同時に自分に対する負荷の発生でもある。 620: 弥次郎 :2021/03/25(木) 00 01 11 HOST p2938249-ipngn19601hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp そう、操縦系はあまり変わっていないが、OSが違う。要素がいろいろと付け足されたことで、これまで以上の自由度を得ているのだ。 だが、同時にそれは衛士に求められる操縦負荷の増大にもつながっている面がある。途中で操縦した動作をキャンセルできるとしたら、相応に操縦量が増えているのだ。 だから、これまであった余裕というモノが消えていることになる。衛士であるからユウヤも理解しているが、そのわずかな差というのは大きい。 そのずれについてはシミュレーションで慣らしているので問題ないと思うのだが、不安がないわけではない。 まして、教官や教則などに基づいてではなく、新境地を開拓するの等しいことをするのだから猶更。 考えつつも、設定画面を呼び出して数値やら何やらの確認を行っていく。こうしていないと落ち着かない。 意味もなく操作をして、元に戻して、またいじる。操作をしていないと、落ち着かない。 そして、気が付く。何も解決していない、と。 「ダメじゃねーか!」 思わず叫んでしまう。 ともあれ、これからの演習を前に落ち着きがないのは問題だ。 「どうしたんだ、急に」 「…!?ヴィンセントかよ…」 そんな声と共によく見知ったメカニックの頭が上から生えてきた。 ヴィンセントもこのXF-15Vのメインのメカニックを任せられることになり、大いに盛り上がっていた人間の一人だ。 この世界の人間の中でも早い部類で新鋭機にかかわれるとあれば、ヴィンセントの性格を考えれば無理もないことだが。 「いやぁ、ずっとぶつぶつ言って入ればいやでも気が付くぜ?」 「そりゃあ、そうかもしれないけどよ…」 言われるまでもなく、自覚がある。 この感情は、不安だ。 この国家レベルのプロジェクトを任されていることに対する、どうしようもない感情。 正直なところ光栄であると思うし、自分の実力を自分の血などを抜きにして評価されていると知れたし、期待されていると分かったのだし。 だが、浮かれた気分がいろいろな要因もあって吹き飛び、あるいは冷静さが戻ってくるとようやく実感できることもあるのだ。 背負うことになった重責が、余りにも重いということだ。アルゴス小隊の衛士やスタッフたちはこちらの仕事を把握はしているだろう。 だが、それはあくまでも知らないことになっている。だから、これは自分の仕事ということになるわけだ。 アルゴス小隊はACTVの開発や検証を進め、その中でヴァルアブル・イーグルとの比較を行うのが主体となる。 協力はしあえるが、結局、完成するかどうかは自分にかかっている。F-22の時以上の感情を、自分は抱いている。 まだ出会ってから数日も立っておらず、尚且つ実際に乗り込んでもいない戦術機に対して。 621: 弥次郎 :2021/03/25(木) 00 02 01 HOST p2938249-ipngn19601hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp 当てられた、というべきであろうか。 それとも、あの模擬戦で見た動きを自分のものにしたいという向上心だろうか。 あの模擬戦、自分の中で何かが決定的に変わったような気がするのだ。 「おい、ユウヤ?」 「……」 手持ち無沙汰に動かしていた手を止め、思考に沈む。 これまでユーコン基地で過ごした短いながらも濃密な時間は、これまでの人生の中でもとびぬけていたといえる。 これは自信を持って言えることだ。衛士としての技量やプライドで負け、未知の技術を知り、未知の世界を知り、未知の人と知り合うことになった。 傭兵だという衛士にコテンパンにされた。銀河の歌姫の歌に魅了された。よくわからない少女二人と友達になった。 違う世界のアメリカの作ったMSという兵器を知った。英雄と呼ばれるような衛士にあった。戦艦から人型に変形するとんでもない船を見た。 これまでの経験が生ぬるいものだったといってもいいほどに、ここでは多くを知った。 それと同時に、失ったものがあった。自分の小ささやプライド、あるいは、狭い世界観というべきか。 「……」 「ユウヤ?」 「ヴィンセント……」 そうだ。自分はこれまでアメリカにいたのだ。世界最大の国家であり最先端を行く国だった。 だが、世界のすべてではない。世界はもっと広いのだ。あらゆる人間が、このユーコン基地のようにあらゆる人種がいる。 考え方だって違うわけだ。あのソ連の衛士のように共産主義を掲げる東側諸国の人間を筆頭にしている。 それが、BETAと戦うため、戦術機を開発するためという共通の目的のために立場や国家を超えてここに集い、協力し合っている。 自分は、ヴィンセントの言うようにアメリカの代表としてここにいるのだ。それは何の冗談でも何でもない事実。 だが、自分はそれにふさわしくあれるだろうか? だから、もっとも身近なヴィンセントを鏡のように見立てた。そして、問いかけることにした。 「ヴィンセント、正直に答えてくれ…」 「ん?」 一拍いれ、呼吸をする。一回だけのそれが、ひどく重たい。 絞り出そうとする言葉が、重たい。言葉を吐き出す喉が、口が、動きが鈍い。いや、身体が拒否しているかのようだ。 なんだこれは。言葉が物理的な重さを持っているかのようだ。だが、聞かなければならない。 自分、極めてセンシティブなことも含めて、口に出した。 「俺は……アメリカに相応しい衛士か?」 「なんだ?俺の言ったこと急に思い出したのかぁ?」 「からかうなよ…俺だって、真面目なんだ」 吐き出したら、思いのほか身体が軽くなったような感覚を覚えた。 言葉が重かったというか、言えたことですっきりしたようでさえあった。 そんなユウヤの言葉を最初こそからかったヴィンセントは、しかし、キャットウォークの上に降りて腕を組んだ。 最前までのお茶らけた雰囲気は消え、真剣にユウヤを見据えている。そして、しばし考えたが、やがて答えを放ってきた。 622: 弥次郎 :2021/03/25(木) 00 03 49 HOST p2938249-ipngn19601hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp 口調としてはいつものように軽い。だが、真剣さは紛れもなくあった。 だからユウヤもふざけることなく聞くことに集中した。 「そうだな……色々お前も悩んでいるみたいだけどよ、別に気負わなくとも、お前はアメリカの衛士だ」 それは、ひねったことのない、まっすぐな回答だった。 「別にお前の生まれがどうとか、やってきたことがどうとか、関係ないと思うぜ。 俺たちに求められているのってよ、これから何をやるかだし」 「……そう、だな」 そうだ。開発衛士は、このユーコンの衛士たちは、共通の目的をもってここに集っているのだ。 技術を学び、研鑽し、BETAとの戦いに向けて牙を磨き上げることこそがレゾンデートル。 元々の国家という枠組みもある程度存在しているが、重要なのは己の仕事にどこまで向き合えるか、ということ。 「まあ、これはオフレコだけどよ。実際、ユウヤはアメリカの代表としても仕事をするんだろ?XF-15Vの」 「ああ……」 「けど、何も他の奴らを無視しろってわけでもないだろ?」 「そうだな……アメリカ単独の小隊じゃなくて、わざわざ多国籍の混成小隊だし……ッ!」 そういって、はっとする。そうだ、確かにヴァリアブル・イーグルは確かにアメリカの戦術機になるべく検証を受ける。 だが、そこで終わるだろうか?いいや、むしろ始まりだ。F-4ファントムの例を見るまでもなく、アメリカの戦術機は積極的に他国に輸出されている。 F-15も第二世代の戦術機として輸出され、各地で軍務についている戦術機だ。だが、それはアップデートが可能ということである。 それこそ、アメリカだけでなく、他国の衛士もまたこの素のF-15からアップデートを経た制式仕様のF-15Vを操るということになる。 そんな未来を待ち受けているならば、アメリカだけの、アメリカ本位過ぎる戦術機など評価は低くなってしまうかもしれない。 「そうか……混成小隊ってことは、意見を交わす機会も多いってことじゃないか」 「ん?ああ、そうだな…そうか…ほかの衛士の意見も非公式でももらえるのか?」 改めて、ユウヤはこのアルゴス小隊への編入を考案した人間の思慮深さに舌を巻いた。 F-15の派生機との比較検証試験と評価試験、さらにはその過程において他国の衛士の意見も柔軟に取り入れることによる評価の多角化。 それはアメリカ国内での試験やテストや慣熟だけでは決してできないことだ。ここだからこそできることに他ならない。 「お、いい顔になりやがったな?」 「うるさいな…」 だが、悪い気分ではない。やることもわかってきたし、何より自分の内側の憂いが晴れた。 今の自分は開発衛士としてとてつもなく恵まれた状況にあることも、改めて認識できた。 ならば考えるべきは、これから何を成すか。この一点に尽きる。 さあ、いよいよ始まりだ。 ユウヤは強い号砲が身を突き動かすのを感じ取った。 623: 弥次郎 :2021/03/25(木) 00 04 53 HOST p2938249-ipngn19601hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp 以上、wiki転載はご自由に。 ZOTを久しぶりに書きました。 ちょっと未来編とかで詰まっているので…… アレコレとアイディアをまとめたり文章にしてみたり、あるいはプロットを書いたり… うーん、身体があといくつかほしい… 624: 弥次郎 :2021/03/25(木) 00 13 44 HOST p2938249-ipngn19601hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp 621 修正 × なんだこれは。言葉が物理的な重さを持っているかのようだ。だが、聞かなければならない。 自分 〇 なんだこれは。言葉が物理的な重さを持っているかのようだ。だが、聞かなければならない。 自分の、極めてセンシティブなことも含めて、口に出した。