約 2,412,014 件
https://w.atwiki.jp/sr_archives/pages/236.html
人工島の戦い 人工島の戦いは「2007/12/16(日)」に行われたリアルタイムイベントです。 戦力配置 作戦地域 人狼側 吸血鬼側 初期戦力 (1)アイランド北口駅 クルースニクゴーストウルフ 貴種ヴァンパイア従属種ヴァンパイアサキュバスサキュバス・キュア 3200 (2)ワールドラグビー場 クルースニクゴーストウルフ 3300 (3)運動公園 ※制圧済み 貴種ヴァンパイア従属種ヴァンパイアサキュバスサキュバス・キュア (1000)※1 (4)ウェストコート北側 クルースニクゴーストウルフ 2700 (5)アイランドセンター駅 クルースニクゴーストウルフ 従属種ヴァンパイア 2700(102)※2 (6)イーストコート北側 クルースニクゴーストウルフ 貴種ヴァンパイア従属種ヴァンパイアサキュバスサキュバス・キュア 2400 (7)影の城 フェンリルクルースニクゴーストウルフ 7700 (8)向洋西公園※魔狼儀式の拠点 クルースニクゴーストウルフ 2500 (9)向洋東公園※魔狼儀式の拠点 クルースニクゴーストウルフ 2500 (10)芝生公園※魔狼儀式の拠点 クルースニクゴーストウルフ 2152※3 (11)ウェストコート南側 クルースニクゴーストウルフ 1700 (12)イーストコート南側 クルースニクゴーストウルフ 1857※3 ※1:()内は吸血鬼側戦力。内訳は貴種300, 従属種400, サキュバス150, サキュバス・キュア150。 ※2:()内は吸血鬼側戦力。内訳は従属種102。(山崎・あゆみ、大谷・ひとみを含む) ※3:前のターンで逃亡した人狼側戦力の一部が初期戦力に合流済み。 以降のデータは、全て2ターン目以降のものです。 1ターン目のみ、このデータとは異なります。 人狼側 名称 外見 Lv Hp Ini 攻撃方法 クルースニク 剣の人狼(男)双剣の人狼(女) 32 368 32 攻撃(気魄/射程:近接1体/威力:130)回復(気魄/射程:自分?/威力:161)回避ボーナス:気魄魂が肉体を凌駕する クルースニク 剣と銃の人狼(男) 32 368 30 射撃(術式/射程:20m1体/威力:99)回避ボーナス:気魄魂が肉体を凌駕する クルースニク 銃の人狼(女) 32 368 30 射撃(術式/射程:20m1体/威力:107)回避ボーナス:気魄魂が肉体を凌駕する ゴーストウルフ 青い狼 25 147 25 攻撃力:45/50/25攻撃(術式/射程:近接1体/威力:53(術攻+3)/効果:回避困難) フェンリル 巨大な狼 240 15000 ? 爆発(神秘/射程:20m爆発(選択)/威力:482)魔炎光線(気魄/射程:20m直線(選択)/威力:482/効果:超魔炎) フェンリル(8)(9)制圧後 巨大な狼 120 5000 ? 攻撃力:192/192/192爆発(神秘/射程:20m爆発(選択)/威力:240)魔炎光線(気魄/射程:20m直線(選択)/威力:240/効果:超魔炎)大打撃(術式/射程:近接全周(選択)/威力:274)※バッドステータス有効 吸血鬼側 名称 外見 Lv Hp Ini 攻撃方法 貴種ヴァンパイア 吸血鬼(男) 32 296 44 射撃(術式/射程:20m1体/威力:35)回避ボーナス:術式魂が肉体を凌駕する使役ゴースト:サキュバス 貴種ヴァンパイア 吸血鬼(女) 32 204 42 射撃(術式/射程:20m1体/威力:104)回避ボーナス:術式魂が肉体を凌駕する使役ゴースト:サキュバス・キュア 従属種ヴァンパイア 能力者(男) 30 357 39 攻撃(気魄/射程:近接1体/威力:103)回避ボーナス:気魄魂が肉体を凌駕する 従属種ヴァンパイア 能力者(女) 30 357 39 攻撃(神秘/射程:近接1体/威力:93)回避ボーナス:気魄魂が肉体を凌駕する サキュバス マントの女性 13 133 5 射撃(神秘/射程:20m1体/威力:34)精気をむさぼる(神秘/射程:近接1体/威力:46/効果:HP吸収)コスチュームプレイ(神秘/射程:自分/威力:52/効果:神攻アップ, ガードアップ)回避ボーナス:神秘 サキュバス・キュア スーツの女性 26 268 12 射撃(神秘/射程:20m1体/威力:68)精気をむさぼる(神秘/射程:近接1体/威力:83/効果:HP吸収)コスチュームプレイ(神秘/射程:自分/威力:104/効果:神攻アップ, ガードアップ)回避ボーナス:神秘 各ポジションの評価 ポジション 点数 団員 評価 サーチャー 80 210 サーチャーは他のポジションよりも団員が少なめで、話し合いに参加した団員も少な目でした。中心的な役割を果たした人以外も、役割分担をして積極的に話し合いに参加できる場を設けられれば良かったでしょう。提案された作戦内容については、問題はありませんでした。ただ、戦場でのバイクや自転車での移動は非常に危険(回避ができなくなる)なので、避けるようにしましょう。 クラッシャー 92 957 クラッシャーは、全ポジションで最多の団員数を誇る事もあり、大勢の団員が話し合いに参加していました。敵についての情報の共有や、クラッシャーの戦略的効果を有効に生かす為のアビリティの説明や、範囲攻撃に関する注意などわかりやすくまとめられていたのは、評価できるでしょう。進行ルートの戦力分けなども適切にできていたと思います。 キャスター 91 815 キャスターは、団員数も多く、話し合いに参加した団員の数も多かったようです。実際の戦闘に関する検証は今一歩という所でしたが、意識調査や行動方針を考えるといったテーマで話し合う事で、この作戦に望む意志を明確にすることができたと思います。進行ルートの戦力分けなども適切にできていたと思います。 ポゼッショナー 82 699 ポゼッショナーは充分な団員数がおり、戦略的効果の高いアビリティの検証や、回復アビリティに関する考察なども優れていたと思います。話し合いへの参加人数は少なめでしたが、詳細なまとめがある事で、指針としては判りやすかったと思われます。ただ、アビリティ以外の作戦についての考察は詰めの甘い内容が散見されていたのがマイナスとなりました。 ディフェンダー 88 292 ディフェンダーは話し合いへの参加率が高く、戦術上の役割分担も適切に話し合えていました。特に、全体の進行ルートとは別に逆進行に対する『盾の役割』を果たすという作戦方針は優れていたと思います。また、敵の戦闘力の予想と対策について考えていた事もプラスでした。 ラストスタンド 78 237 ラストスタンドのポジションでは、要点はきちんと抑えられていましたが、結論を出すまでに時間が掛かっていた事は課題となるでしょう。なお、ラストスタンドのポジションの定義については、どちらもラストスタンドの重要な役割ですので、二者択一の票決を行ったのは正しくなかったと思われます。※「ラストスタンドにおけるポジションの定義」と言うスレッドで、以下の2つのどちらかを選ぶアンケートが実施されていました。・ターン単位での戦闘時における最終防衛線(本隊サポート)・作戦全体を通しての最終防衛線(別働隊として逆侵攻阻止・拠点確保) メディック 79 427 メディックは、団員数に比して話し合いに参加した団員の数が少なかったようです。より大勢の団員が話し合いに参加できる工夫を行う事が出来れば、より良かったでしょう。全体の作戦方針はまとまっており、適切な作戦が多くありましたが、メディックだからといって応援以外の行動が取れない訳ではありませんので、応援以外の戦闘行動の指針があると良かったでしょう。 コマンダー 80 152 作戦時の進行ルートの選定など、能力者集団の動向などを考慮して弾力性のある作戦を提案できており、作戦評価は高くなっています。コマンダーの作戦立案としては、非常に優れていました。しかし、他に提案されていた伝令行動、能力者一人一人が戦場で把握できるだろう情報を戦力を割いて行うという作戦であり、あまり良くありませんでした。また、限られた狭い戦場での戦いで『紙の情報を手渡しで伝えていく』という作戦も、有効ではなかったでしょう(戦いが行われている地域で、乱戦の中、紙を渡すべき人を探し出す……というのは合理的ではありません)。撤退条件の設定も行っていますが、人工島の戦いでは、撤退時にフェンリルや人狼の追撃が無いだろう事、戦闘中であっても重傷者は六甲大橋を通って自力で安全圏に撤退できる事などを考えると、今回の作戦においては不必要な作戦立案だったかもしれません。また、撤退時の条件にある『銀誓館の戦力が(7)の敵戦力よりも2倍以上ある場合は撤退しません』の項目については、銀誓館の戦力が何を指すのかが不明な為、採用することは出来ませんでした。
https://w.atwiki.jp/ff11_sam/pages/11.html
侍とは 凄まじい切れ味を誇る武器『刀』に魂を投影し、己が信じる道を極めんとする、東方の武術を身につけた戦士。 (公式HPより転載) 侍の立ち回り アタッカーです。 TPが他のジョブより溜まりやすいといった特徴を持ちます。 そのため、他のジョブの方と協力し連携をすることが求められることが多いです。 しかし、最近のプレイ環境ではWS即撃ちが主流となりつつあります。 臨機応変にやっていきましょう。 おすすめサポートジョブ 戦士 シーフ 忍者
https://w.atwiki.jp/keito/pages/39.html
いとでんわwiki/2005年07月07日/ハウルの動く城ペーパークラフト #blognavi
https://w.atwiki.jp/shinmanga/pages/115.html
地獄とは神の在らざることなり(後編) ◆JvezCBil8U *************** 「……と、そうそう。一つ注意しておかねばならん事があっての」 「はい?」 「……わし達に襲い掛かってきた敵なんじゃがな。 あ奴が攻撃してくるその直前は、ほんの一瞬だけ何もかもが無音にな」 りおる、と、結崎ひよのには太公望がそう口を続けたように見えた。 まさしく、それこそが無音だった。 太公望の体が、見えない鉄槌に殴り飛ばされた。 全身のあちこちからただでさえ少なくなった血を飛び散らせて。 生ゴミの詰まったビニール袋が車に轢かれて何度も何度も撥ねるかのように。 「 」 つい一瞬前まで太公望だったモノが、何か口を動かしたように思えたけど、何一つ聞こえない。 え? と、自分も口を動かしたと思う。 気づいた時には自分のドテッ腹に腕が通るくらいの孔がこじ空けられていた。 かふ、と、口から真っ赤な湧き水と砕けた臓物の一部がせり上がっては零れ落ちていく。 何一つ思う間すらなくどてりと倒れた。 次の瞬間、ぷっつりと意識が途切れた。 目の前が真っ赤に染まる、というありきたりな表現ですらない。 考える為の脳ミソがそっくりそのままブチ撒けられたのだから当然だ。 大切な誰かを思い出すことすらなく、一人の少女が死肉と化した。 まるで、出来の悪い映画のように。 起こっている出来事が全て唐突すぎて、前後の繋がりが理解できない代物だった。 *************** 誰が言った事だったろうか。 銃で撃てば、人は死ぬ。 *************** 自動展開した太極符印の斥力場も虚しく、無数の鉄くれが次々と自分の体を蹂躙していく。 それをまるで他人が眺めるような心持ちで、淡々と受け止める事にした。 太極符印の特性として、攻撃パターンを記憶し、それに対処できるように力場を展開するという物がある。 これにより、前回と同じ攻撃ならば完璧に防ぐ事が出来るはずだった。 かつて自分の親友が用いた技だからこそ、太公望はそれに十全の信頼を置いていた。 だが。 銃、というらしい綾崎ハヤテと自分を襲った武器に対し、それを無力化できるよう設定したのがかえって仇となった。 太公望の生きる時代は銃の生まれ出る14世紀末より遥か2500年も前、紀元前11世紀である。 飛び道具など、宝貝によるそれを除けば弓矢や投石といった程度のものだ。 だから、銃といっても先刻自分たちを襲った拳銃以外に、様々な種類が存在する事までは知り得なかった。 狙撃銃、機関短銃、自動小銃、重機関銃、そして――散弾銃。 『高速で正確に急所に飛来する単発の金属弾』という攻撃パターンを防ぐための対策では、 『点でなく面で襲い掛かる無数の小粒弾』を防ぐ事は出来なかったのだ。 いやむしろ、なまじ斥力場で急所を、急所だけを守ったが故に、 それ以外のありとあらゆる部位に弾が食い込む結果となってしまったのかもしれない。 八大地獄すら生温い鮮痛が太公望を刻み尽くし、未知が理不尽に命を刈り取っていく。 ――――大量に、血を失ったのがまずかったのかもしれない。 普段の太公望ならば、たとえ未知の武器であっても拳銃の特性から散弾銃を思い描き、対策を練れたのかもしれない。 だが、先刻の胸部への銃撃はたっぷりと太公望から血液を奪っていった。 貧血によって脳への酸素の供給量が低下すれば、当然判断力や発想力は低下するものだ。 全身といっても過言ではない程にあちらこちらで身体が軋む。 肉の内側で弾と弾が擦れる感触が、痛覚神経を直に刺激してある種の快感をもたらすほどの鋭い痛みをもたらす。 苦悶を飲み込んだその瞬間。 何一つ音がないからこそ、少女の胴体が、そのキレイな顔がフッ飛ばされる様がよく見えた。 脳漿交じりの血煙が辺りに立ち込める。 鉄臭い匂いがとても不快だ。 無音の状態が厄介なのは、一度でも無音になった後はいつ次の攻撃がくるか分からないという事だ。 分かっていても、どうしようもない。 相手はプロだ。プロフェッショナルだ。 こうも念入りに殺しに来るとあっては、今度こそ助かるまい。 このタイミングで殺しに来たのは、おそらくもう用済みだと判断されたのだろう。 ……自分が話した情報は全部聞かれたと思って間違いあるまい。 一つ、仮説が浮かんでくる。 どうして一度はやり過ごせたはずの敵が、わざわざ自分たちを殺しにかかったのか。 ――心音や呼吸音といった、身体の僅かな音すらも拾える耳の持ち主だとしたらどうだろう。 拳銃による一撃は、確かに心臓を貫く軌道だった。 そして太公望による死の偽装もほぼ完璧だったはずだ。 だから、太公望の生存を見抜くには何らかのファクターが必要なのだ。 太公望はそのファクターが音であると推測する。 異常なほどの聴覚が自分の生存を筒抜けに知らせていたのだと。 そして、その耳で以って、この無音の状況を作り出しているのではないか、と。 音とは空気の波であり、逆の位相の波をぶつけてやれば相殺できる。 この一帯のありとあらゆる音を聞き分ける事が仮に出来たならば、それら全てを0にする事は不可能ではない。 宝貝も使わずそんな真似ができたのならば、神技とすら呼べぬ魔技の使い手に相違あるまい。 そして、聞き分けるという事は、それは任意の音だけを選出して響かせる事も出来るという事だ。 敵自身の痕跡だけを消して、自分たちの会話内容を把握する事さえも。 だがそれでも打開する方法は存在する。 例えば今この時のように。 ようやく太極符印が散弾銃を記憶した。 自分に止めを刺さんとする見えざる相手の攻撃は、とうとう完全に防がれた。 取り落として、ほんの数歩先に転がっていても、確かにそれは自分を護ってくれている。 だが、結局はもうとっくに――意味がないのだ。 自分もとうに致命的に血を流しすぎてしまっている。 少女にいたっては絶命しているのが明らかだ。 今までに出会ってきた、様々な人物の顔が頭をよぎる。 自らの師である元始天尊や崑崙十二仙の面々、武王を始めとする周の人々。 黄一家の頼もしい背中や、自分を師と慕う武吉。 ずっと自分の相棒であり続けた四不象に――、いまだ立ち塞がり続ける妲己。 殷王朝も討伐し、これからという時じゃというのに、なあ……。 皆、すまんの。 心の中で謝ろうとして、苦笑する。 ――そう思うのは感傷かもしれない。 楊ゼンやナタクたちなら、自分がいなくなってもきっとどうにかしていくことだろう。 この場所で封神台は機能しているのだろうか。 自分が死んだら、魂魄が封ぜられるのだろうか。 ……心残りなのは申公豹めを問い詰められんかった事じゃな。 あやつめ、本当に何を考えておったのだ。 ひとり、それだけをごちる。 周の今後はともかく、この場所での後の事があまりにも不安だ。 こんな訳の分からぬ戦いを放って逝くのは少々心苦しい。 だが、希望はまだ、ある。 ん? おぬし……、珍しいものを持っておるのう。 これですか? 武器にもならなさそうですし、胡散臭い代物にしか思えないんですけどねー。 たった数分前の記憶が懐かしい。 だが、今はそれが唯一の命綱だ。 けれど――、このまま何もしなければ、すぐに敵はそれに気づいて一切合財を台無しにしてしまう事だろう。 「…… 」 ……残さねば。 「 」 残さねば。 「 ……!」 残さねば……! 転がったままの太極符印まで、血反吐を吐きながらにじり寄る。 一寸がまるで千里のようだ。 それでもゆっくりと、近づく。 近づく。 近づいていく。 そして手を伸ばし――、しっかりと掴む。 指の一つ一つを堅固に絡ませ、引き寄せる。 にぃ、と口端を歪ませて、指運を神速で走らせる。 そして終わりに、確かにこう呟いた。 「後は、頼むぞ」 【綾崎ハヤテ@ハヤテのごとく! 死亡】 【結崎ひよの@スパイラル ~推理の絆~ 死亡】 【太公望@封神演義 死亡】 B-8/博物館周辺/1日目 黎明】 【ミッドバレイ・ザ・ホーンフリーク@トライガン・マキシマム】 [状態]:右足打撲、イライラ [服装]: [装備]:イガラッパ@ONE PIECE(残弾60%)、エンフィールドNO.2(2/6)@現実 [道具]:支給品一式 真紅のベヘリット@ベルセルク、鳴海歩のピアノ曲の楽譜@スパイラル~推理の絆~、銀時の木刀@銀魂 [思考] 基本:ゲームには乗るし、無駄な抵抗はしない。しかし、人の身で運命を覆すようなヤツと出会ったら…? 1: どんな手段でも情報と武器を得る。役に立たないと判断したら足がつかないように殺す。 2: 強者と思しき相手には出来るだけ関わらない。特に人外の存在に軽い恐怖と嫌悪。 3: 愛用のサックスが欲しい。 [備考] ※ 死亡前後からの参戦。トライガン関係者の存在にはまだ気がついていません。 ※ ハヤテと情報交換し、ハヤテの世界や人間関係についての知識を得ています。 ※ ひよのと太公望の情報交換を盗み聞きました。 ひよのと歩について以外のスパイラル世界の知識を多少得ています。 殷王朝滅亡時点で太公望の知る封神計画や、それに関わる人々の情報を大まかに知っています。 ※ 呼吸音や心音などから、綾崎ハヤテ、太公望、名称不明の少女(結崎ひよの)の死亡を確認しています。 ※ 右足の打撲は綾崎ハヤテの最後の攻撃によるものです。 【イガラッパ@ONE PIECE】 博物館のイガラム人形に持たされていた、散弾銃を組み込んだサックス。 ミッドバレイ愛用のサックスより出力が遥かに劣るため、衝撃波による攻撃は不可能。 また展示品のため、予備弾も用意されていない。 *************** ガリ……ガリ……ガリ……ガリ…… 「おい……フザケんなよ?」 ガリ……ガリ……ガリ……ガリ…… 「てめえ、それでもオレの――かってんだ」 ガリ……ガリ……ガリ……ガリ…… 「こんなつまんねぇトコでくたばりやがって」 ガリ……ガリ……ガリ……ガリ…… 「――そこまで貴方がイラつく必要もないでしょう。予想された結末です」 ガリ……ガリ……ガリ……ガリ…… 「あァ? ……なんでてめえはそんなに落ち着いてんだよ。一応ライバルだって思ってたんだろ」 ガリ……ガリ……ガリ……ガリ…… 「別に肉体の死など大した意味などないですからね。 かつてあの計画の影の実行者だった貴方なら当然よく知ってるはずでしょう?」 ガリ……ガリ……ガリ……ガリ…… 「……チッ。理性と感情は別モノだろうがよ」 ガリ……ガリ……ガリ……ガリ…… 「尤も――、肉体の、血の二重螺旋という頚木に囚われた方たちもこの場にはいますけどね。 はてさて、肉体イコール血とするならば、彼等にとっての肉体の死は何を意味するのやら」 ガリ……ガリ……ガリ……ガリ…… 「“神”に対する駒としての“悪魔”の子か。皮肉なこったな」 ガリ……ガリ……ガリ……ガリ…… 「まあ、確かに私の予想は大幅に狂ってしまいましたけどね、それはそれで。 ……導なき道に新たに澪標と成り代わった"神”の振る賽は何を示すか。 座して楽しむとしましょうか」 ガリ……ガリ……ガリ……ガリ…… 「地獄とは神の在らざることなり。そして、神は此処に在り。 ならば、神のおわす今この時は何なのか。 ……存外、答えを出すのは人間かもしれませんよ。 神の子を信じて待つ事こそが、信仰であり、希望であり、愛なのですから。 そして、その中で最も大いなるものは――――」 *************** ぺちぺちと、自分の身体を撫でたり摘まんだりしてみる。 ぼろ切れどころかヒモ水着の方がまだマシなんじゃないかと思うくらいあちこち破れた服は、どうにも寒くてスカスカする。 「……むう」 眉根を詰めて、嘆息する。 「信じがたいですが。 ほんっとうに信じがたい事ですが、信じざるを得ないようですね」 結崎ひよのは、確かに健在だった。 「……まさか死人を蘇らせるなんて眉唾物が本物だとは。 これは、自称太公望氏の言動も全て本物と思って行動すべきかもしれませんね」 それはこの世に二つとはあるが三つとはない代物でな。 効果は――、まあ、後でとくと話すとしよう。 今はそれより敵の話をせねばの。 太公望が話を切り替えたあの時、もしもあの道具――復活の玉について詳しく踏み込んでいたら危なかった。 それこそ、蘇生した瞬間にまたも殺されていた事だろう。 「頼まれちゃったなら、まあしょうがないですよね。 とりあえずは善処するとしか言えませんけど」 今わの際の太公望の最後の力によって太極符印が空気を振動させて伝える、彼のメッセージ。 復活の玉の発動には大量の光が迸り、また、敵の異常聴覚はおそらく蘇生したひよのの生体反応を捉えるであろう事。 それらでひよのの生存を悟られないようにする為に、太公望は太極符印で大気と光の操作を行い、外に漏れないよう押さえ込んだ。 だから、希望的観測に縋るならば、今度こそ見えざる敵は自分たちが全滅したと判断してくれたのだろう。 そしてまた、残されたメッセージがいくつかの推測をひよのに伝えていく。 さらに太公望は、とあるプログラムを太極符印に組み込んでくれていた。 まさしく至れり尽くせりだ。 いつかきっと役に立つ事だろう。 本当は彼への返礼をしたいところだが、死人に返せるものは何もない。 せいぜいが、出来る限り彼の目指したものを推し進める事くらいだ。 「まあ、本当に出来る限りの範囲でしかお手伝いできませんけど、ね」 自分は死者への手向けよりも、生者への尽力を優先する。 たとえ彼に助けられようと、自分が鳴海歩につくという方針はブレる事はない。 覆せない優先順位というのは確かに存在するのだ。 尤も、あの鳴海歩が安易に殺し合いを肯定するはずはないし、その意味では結局太公望の意に沿う可能性は高い。 そして太公望の言に信憑性が出てきた以上、いくつかの疑問が呈される。 「……封神計画。神の一字の符号は、果たして偶然なんでしょうか?」 彼が実行者だと言うその計画が、どうにも気になってやまない。 今回の殺し合いに関係しているのではないかと女の勘が告げている。 乱れた国を滅ぼし、新たな国を作る。 その為に邪魔な仙人を封じ、妲己という悪女を倒す。 そこまではいい。 彼女も知っている、中国四千年の歴史の一ページだ。 だが。 だが何故、殺すのではなく――封印なのだ? それも、敵味方を問わず死んだもの全てに等しく行われるのは。 ホールに飾られている、ミニチュア封神台をじっと見る。 けれどそこはただ沈黙したまま、答えを返すことはない。 「……いろいろ裏がありそうですね、その計画は。 出来れば関係者に当たりたいところですが……」 とりあえずは太公望一人から見た情報だけではとても足りない。 真実とは人の数だけ、彼らの見る方向だけ存在する。 あらゆる方向からの真実を突きつけ合わせる事で、はじめて浮かび上がってくるのが事実だ。 「とりあえず、今は何とも言えませんか。 未だにさっきの襲撃者が近隣をうろついている可能性も高いですし、とっとと離脱すべきですね」 だが、この場所は後ほど戻ってくる必要があるだろう。 あのミニチュア封神台とやらは、いかにも怪しすぎる。 ……それを置いておいても、まだまだ考えるべきことはとても多い。 綾崎ハヤテの殺害に用いられた38口径の拳銃。 自分が灯台で出会った男の拳銃もまた、同じ口径ではなかったか。 携帯電話に名前の浮かんだ三千院ナギ。 綾崎ハヤテのダイイングメッセージだとするならば、彼女(彼?)が襲撃者の可能性もある。 太公望の遺したプログラム。一度きりとはいえ条件さえ満たせば勝手に発動するというのは心強い。 宝貝とやらは、肉体的に一般人の彼女には使えないからだ。 そして――復活の玉。 もしや、の可能性ではあるのだが、あれは一つの希望になりうるのではないか。 太公望は言った。 あの道具は、二つ存在すると。 一つは今壊れてしまったが、もう一つ手に入れられる可能性があるということではないか? 死んだはずの肉体を、生前以上の状態にまで回復して蘇生させるという道具が、もう一つ。 そして、あの道具を仮に鳴海歩に使ったのなら。 クローン体特有の問題――、寿命や免疫関係の拙さをどうにかできるのではないか? 鳴海歩はクローンとして生み出された存在だ。 行く先が短い運命が決定付けられており、覆す事は叶わない。 叶わないはずだった。 だが、超常の力ならばそれすら克服できるのではないか。 ――もちろん、鳴海歩はそれを受け取る事を拒むだろう。 彼は絶望の中でこそ足掻く事を誓ったのだから。 「……でも。それでも……」 ぎゅう……っ、と、握り拳を『結崎ひよの』は俯きながら形作る。 それが役として作ったものなのか、本心からのものなのか。 語るのはやめておくとしよう。 「まあ、さしあたってするべきは……」 俯きをやめ、結崎ひよのは前を見据える。 その顔には既に満面の笑みが花開いていた。 「服の調達ですね♪」 笑みの裏に、弔いの言葉と確かな決意を隠しながら。 「鳴海さんにこんなあられもない格好を見せてしまったら、……うぅむ、それはそれでアリかもしれませんね。 面白い反応を返してくれそうです♪」 【結崎ひよの@スパイラル ~推理の絆~ 蘇生】 【B-8/博物館/1日目 黎明】 【結崎ひよの@スパイラル ~推理の絆~】 [状態]:健康、絶好調 [服装]:髪紐の喪失によりストレートのロングヘア、上半身の服が破れて使い物にならない [装備]: [道具]:支給品一式×3、手作りの人物表、若の成長記録@銀魂、綾崎ハヤテの携帯電話(動作不良)@ハヤテのごとく! ヴァッシュ・ザ・スタンピードの手配書×2@トライガン・マキシマム、太極符印@封神演義 [思考] 基本: 『結崎ひよの』として、鳴海歩を信頼しサポートする。 蘇生に関する情報を得る。 0: 服を調達する。 1: 鳴海歩がいるか確かめ、いるなら合流したい。 2: あらゆる情報を得る為に多くの人と会う。出来れば危険人物とは関わらない。 3: 安全な保障があるならば妲己ほか封神計画関係者に接触。 4: 三千院ナギに注意。ヴァッシュ・ザ・スタンピードと柳生九兵衛に留意。 5: 襲撃者は先ほど出会った男(ミッドバレイ)ではないか? 6: 機が熟したらもう一度博物館に戻ってくる。 7: 復活の玉ほか、クローン体の治療の可能性について調査。 8: 太公望達の冥福を祈る。 [備考] ※ 清隆にピアスを渡してから、歩に真実を語るまでのどこかから参戦。 ※ 手作りの人物表には、今のところミッドバレイ・ザ・ホーンフリーク、太公望の外見、会話から読み取れた簡単な性格が記されています。 ※ 太公望と情報交換をしました。 殷王朝滅亡時点で太公望の知る封神計画や、それに関わる人々の情報を大まかに知っています。 ハヤテが太公望に話した情報も又聞きしています。 ※ 超常現象の存在を認めました。封神計画が今ロワに関係しているのではないかと推測しています。 ※ 太公望の考察を知りました。 ※ 太極符印@封神演義にはミッドバレイの攻撃パターン(エンフィールドとイガラッパ)が記録されており、これらを自動迎撃します。 また、太公望が何らかの条件により発動するプログラムを組み込みました。詳細は不明です。 結崎ひよのには太極符印@封神演義を任意で使用することはできません。 【復活の玉@封神演義】 四不象がいつも手に持っている玉。 実は仙人界に二つだけ存在する秘宝であり、持ち主が死亡した際に肉体を最高レベルまで引き上げて蘇生させる効力を持つ。 ただし使用できるのは1回限り。 また、本来は発動時の光が及ぶ範囲全てに効果があるのだが、制限により効果が反映されるのは持ち主のみ。 ※博物館にはミニチュア封神台が設置されています。機能しているかどうかは不明です。 時系列順で読む Back 地獄とは神の在らざることなり(中編) Next 焔は選び、闇に消え… 投下順で読む Back 地獄とは神の在らざることなり(中編) Next 焔は選び、闇に消え… 044 地獄とは神の在らざることなり(中編) 太公望 GAME OVER 044 地獄とは神の在らざることなり(中編) ミッドバレイ・ザ・ホーンフリーク 078 逃げる事叶わぬ果て無き迷い路 044 地獄とは神の在らざることなり(中編) 結崎ひよの 073 情報遊戯
https://w.atwiki.jp/kirisamenoyabou/pages/288.html
吉田郡山城の戦い 吉田郡山城の戦い(よしだこおりやまじょうのたたかい)は永禄10年に姉小路家と毛利家との間で起こった戦い。 参加兵力及び戦力評価 姉小路・月山富田城兵64608 本隊 :足軽隊18500:姉小路頼綱、山中幸盛、ルーミア 近江騎馬隊:騎馬隊9000:磯野員昌、海北綱親、紅美鈴 明智鉄砲隊:鉄砲隊8500:明智秀満、リグル・ナイトバグ、別所就治 明石鉄砲隊:鉄砲隊9000:明石全登、原長頼、鈴仙・U・イナバ 一色鉄砲隊:鉄砲隊7919:一色義道、稲富祐秀、遊佐続光 毛利・吉田郡山城兵5707+傷兵 援軍:長船貞親8000、口羽通良6000 三好・岡山城兵 第一部隊:鉄砲隊10500:三好義興 第二部隊:足軽隊5500:三好政勝 第三部隊:騎馬隊5000:十河一存、パチュリー・ノーレッジ 第四部隊:鉄砲隊5000:三好政康 概要 石見防衛戦において毛利家は多くの兵を失うこととなり、姉小路家にとって吉田郡山城を落す好機が生まれた。 とはいえ、毛利方は天文十年に圧倒的大軍であった尼子三万を吉田郡山城に篭城して破っており、これを落すのは容易な事とはいえなかった。 姉小路頼綱は尼子晴久など当時の事を良く知る将を集め、情報収集に努めた。 永禄十年八月二十五日、月山富田城を出陣した姉小路軍は石見路を通って安芸国に侵入、 城下にあった弓櫓を破壊しつつ十月五日に吉田郡山城に到着し、攻撃を開始した。 姉小路頼綱は本陣を吉田郡山城南の光井山に置き、その他の隊は城の北方から東方に布陣したといわれている。 布陣翌日には姉小路軍侵攻の報を聞いて急行してきた三好家十河一存隊5000が吉田郡山城を攻撃中の頼綱の本陣を突き、戦線はさらに拡大した。 戦闘開始から数日後、近江騎馬隊の斥候が毛利方が奇襲のために設けていた間道を発見した。 吉田郡山城には少数の兵で敵を翻弄することができるよう、奇襲用にいくつも間道が設けられていた。 尼子方は以前の戦いからその存在を知っており、頼綱は間道を逆用する策を立てていたのである。 数十人の少数精鋭部隊を編成し、間道を伝って城へ攻撃を加えた。 毛利方は当然間道にも兵を配して一応の警戒をしていたが、肝心の城代である長船貞親がこの間道の存在を知らされていなかったため、対応が遅れた。 これは、長船貞親は穂井田元清の代理で急遽城をあづかることとなった事、長船貞親が外様でその他の毛利家臣に信用されていなかったことが理由と思われる。 城外からも呼応して攻撃を加え、結果、間道からの攻撃隊が放った火によって城門が焼け落ち、姉小路軍は城内に突入する事に成功した。 このように、攻城においては姉小路軍は比較的有利な状況で推移していたが、城に攻撃を加えつつ三好の攻撃を抑えている頼綱本陣は苦しい状況に置かれていた。 毛利家も後方より援軍が到着しており、他の姉小路軍の部隊も頼綱隊を支援することは難しく、被害は大きくなっていった。 本陣が十河騎馬隊の吶喊を受けて乱戦となった時、突如季節はずれの局地的な濃霧が発生した。 これにより、他の隊と本陣とが連絡が取れなくなったのに加えて、姉小路頼綱討死の噂が全軍に流されたので姉小路軍全体に動揺が走った。 諸将は偽報であると触れ回ったが、姉小路兵にとって各軍団長が戦線を離脱して後、頼綱は精神的な拠所となっていたのでその動揺は長引いた。 結局、頼綱が各隊へ伝令を使わすまで混乱が続く事となった。 この後もルーミアが三好政康隊の集中砲火を浴びて重傷を負うなど三好軍による被害は少なくなかったが、 寡兵で頼綱隊を悩ませ続けた十河隊も多くの傷兵をかかえて限界をむかえたので退却。 また、肝心の城兵が討ち減らされて城を守りきれなくなり、十一月十日に吉田郡山城は落城した。 毛利軍傷兵は姉小路家に投降、三好軍鉄砲隊は撤退に成功するも殿軍の三好政勝隊が壊滅した。 この戦いの影響 毛利家は本拠地である安芸国と多くの兵を失った。 これほどの大事にもかかわらず家臣の離反や大きな混乱が見られなかったのは流石というべきであったが、やはり家臣団の動揺は小さくなかった。 尼子家について この戦いの勝因の一つに尼子家の全面的な協力が挙げられる。 尼子家では以前から盛んに吉田郡山城の研究が行われていた。これは、天文十年の尼子家の敗北が毛利家の興隆のきっかけになったことに由来する。 尼子家にとっていかに痛恨の敗北であったかがわかるし、尼子晴久がいかに捲土重来を期していたかもよくわかる。 そんな戦いに晴久自身が加わらなかったのは、戦後間もない出雲、石見を鎮めて後顧の憂いを絶つためであった。 天文十年の戦いにおいても常に後方の備えに兵を割かなけれなばらなかったことから、今回の戦いでは万全の状況を求めたのである。 頼綱もそのような尼子家の気配りをくんでおり、尼子家臣山中幸盛に自身の隊の攻城部隊を任せていた。幸 盛も晴久、頼綱の期待にこたえて最終的には幸盛によって吉田郡山城は制圧されたのである。 吉田郡山城について 吉田郡山城は近畿の城と比べればさほどに大きな城ではなかったが、実績のある堅城として知られていた。 ただ、この城が堅城であったのは実際のところ城主である毛利元就の能力によるところが大きかった。 以前の戦いでも油断や疲労が溜まった寄せ手に対して奇襲をかけ、大軍を翻弄できたことが勝因の一つに挙げられる。 今回の戦いでは毛利元就はもとより三矢と呼ばれる元春、隆景、隆元を欠いており、毛利家にとって厳しい状況であったのは間違いない。 逸話
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/6047.html
やや薄暗くなってきた会長宅の裏庭。 僕は懐中電灯を片手に来たるべき戦いへ向けての『仕込み』を続けていた。 「よし、これは無事ですね。こっちは……駄目だ、パーツが劣化して壊れてる」 今仕込んでいる『これ』も例の武器と一緒に森さんに押し付けられたものですが、まさかその森さんと敵対しているこの状況で役に立つとは。 いやはや、人生の巡り合わせというのは分からないものです。 「スペアがないので破棄、と。次」 久しぶりの作業だったが『仕込み』の大半は以前設置していた物を仕掛け直すだけなので、然程手間は掛からなかった。 「ふむ、こっちはすぐに直せそうですね」 それに壊れていた場合も――森さんのイジメにも似た厳しい指導のお陰か――頭と指先はしっかり手順を覚えていたので、部品さえあれば特に問題なく修理出来た。 「よし、次です」 ポンポンと土を均して次の設置に取り掛かる。こうして作業をしているとだんだんと当時の記憶も蘇ってきた。 ふと思い出されたのは『これ』を裏庭に仕込んだ当時の会長とのやり取り。 「……そういえば、会長にはこの件のお礼もしないといけませんね」 今思えばわりと無茶なお願いでした。 『会長、この家の裏庭なんですが……』 『ああ、親の趣味だったが生憎俺は門外漢でな。今ではあの様だ』 『少々あの場をお借りしてもよろしいですか? 実験と訓練に使わせて頂きたいんですよ』 『……待て、今不穏な単語が聞こえたぞ』 『大丈夫、危険物は使いません。ただ危ないので僕がいいと言うまで入らないで下さいね』 『一つの台詞の中であっさりと矛盾を成立させるな!』 なんだかんだ言いながら貸してくれる辺り会長のお人柄が窺えます。 悪人ぶってるけど親しい人間には結構優しいんですよ、あの人。 本人が聞いたら怒りそうなので言いませんけど。 それに、律儀に僕の言葉に従ってあの日からここには立ち入ってないようですね。 僕に対する信頼からか、はたまた自分の身を守る防衛本能からか。 「……前者ということにしておきますか」 「そんな訳あるか!」という脳内会長の抗議を無視しつつ、当時の実験メモと照らし合わせながら設置と修理を続けていく。 それなりに長い期間放置していた割には使えるものが多かった。流石は森さん謹製の品々です。 ブゥゥン…… 「む……」 そうしてしばらく作業に没頭していたが、ポケットに入れていた携帯が振動して作業の中断を求めてきた。 敵が突入した知らせかと少し身構えたけれど、着信したのは報告のメールだった。 開いたメールには簡潔な一文。 『敵はチーム分けの最中。扉は未だ突破されず』 「ふむ……」 引き続き監視の指示を出してから携帯をポケットに戻す。こちらの予定通り向こうも二手に別れようとしているようだ。 「……それはつまり森さんの予定通りでもありますが」 森さんは涼宮さんとは別の班に回って、迷わず僕がいるこちらのルートを選択するはずです。 僕がここで待ち構えていることは森さんも予測済みでしょう。 僕は森さんの性格を知っているし、同じように森さんも僕の性格を知っている。要はそういうことです。 だから、ここまでの流れは読み違いが起こりようのない予定調和。だけど、ここから先は…… 「僕次第、ですかね」 一人呟いて立ち上がり、膝に付いた土を払う。作業の時間はここまででしょう。 しゃがみっぱなしで固まった体をほぐすよう天に向けて大きく伸びをする。 僕が作業を始めた頃にはまだ働いていた太陽も、一足先に本日の業務を終了されたようで、今では月がその業務を引き継いでいます。 月明かりに照らされた薄暗い世界。その夕方とはすっかり雰囲気の変わった裏庭を一望すると、素直な感想が浮かんできた。 ……それにしても、日が落ちるとここは本当に薄気味悪いですね。 僕が迎撃ポイントに選んだのは、屋敷の入り口とは正反対の位置にある裏庭。 一般市民の感覚からすれば無駄に広すぎるその庭も、昔はさぞ綺麗に管理され美しい花々が咲き乱れていたのでしょう。 庭の中心に置かれたテーブルセットや、片隅に積まれた園芸用の土に本格的な道具の数々など、その頃の面影が所々に見て取れます。 しかし、屋敷の住人が会長だけとなった今では全く手入れをされず、そのままほったらかしにされていました。 その結果、放置されたままの道具や家具は風雨に晒されて錆付き壊れ、雑草は刈られることなく膝の辺りまで育ってしまい、木の枝はだらしなく無秩序に伸び放題、蔦類は屋敷の壁にまで張り付いている。 ……こうなるとこの一角だけはまるで幽霊屋敷のようです。庭に存在する全ての要素が絶妙に不気味さを演出しています。 ……この戦いが終わったらここも綺麗にしますか。随分長いことお借りしていましたし、借りた時より綺麗に手入れをしてからお返ししましょう。 そして、その手入れが済んだら会長に一言助言してみよう。円満な親子関係のために庭弄りの趣味を始めてはどうかと。 その余計なお世話であろう提案をされて、嫌そうな顔をしている会長を想像すると微かに頬が緩む。 が、そんな温い空気を切り裂くように携帯のバイブレーションが再び作動した。今度はワンコールで着信が切れる。敵襲の合図だ。 「来ましたか」 いよいよ涼宮さんたちが正面玄関から屋敷に侵入したようだ。正面ルートはすぐにでも戦闘に入るでしょう。 正直な話、こちらのルートほどではないが正面ルートにもやや不安が残る。会長たちはともかく、鶴屋さんが少々読めない。 上手く『突破される』といいんですが。 そのことを想像すると、少しだけ胸にチクリとした痛みが走る。この期に及んで割り切れない自分が好ましくもあり、疎ましくもあった。 ……どちらに転ぶにせよ今は自分の役目を全うしなくては。相手は森さんだ。もう間もなくここに乗り込んでくるはずです。 僅かに生じた迷いを振り切り、敵襲に備えるために地面に置いていたリュックに手にを伸ばす。 だが、僕がそのリュックを手にすることはなかった。 ヒュン! ガガガガッ! 「……え?」 風を切る音が聞こえたかと思った刹那、地面に置いていたリュックに次々と何かが突き刺さった。 その何かが刺さった衝撃に押されるようにリュックは地面を転がっていき、伸ばした右手はむなしく空を切る。 現実感が全くないその光景を僕はただ呆然と眺めていた。 撃たれた? 誰に? 何を? どうやって? そもそも入り口からの距離を考えて下さいよ。こんなに早く攻撃されるなんてありえないでしょう? まだ呆けたままの頭に浮かんだのは全て現実逃避の言葉。 しかし、今更になって聞こえてきた足音のお陰でやっと我に返ることが出来た。 タタタタタタッ! ……って、やっぱり敵襲ですか!? ちょっと早過ぎますよ! そこで初めて闇に紛れて猛スピードで接近してくる敵の影を確認する。けれど、その姿を見て再び疑問が湧いてきた。 その接近速度はこちらの予測を上回っていたものの、敵の現在位置はやはりどう考えてもここまで攻撃が届きそうにない……例えば狙撃用の銃でもなければまともな射撃が不可能な地点だった。 だが、目視で確認出来た敵のシルエットは、長距離用の大型銃はおろか小型銃すら装備していない。 ならばどうやってあの距離から攻撃してきたのか? この謎はすぐに解き明かされた。 何故なら敵がもう一度実演してくれたからだ。 その敵のシルエットは、その異常な走行スピードから生じる慣性を十分に活かして―― ――何かをこちらに向かってぶん投げた。 ……えーっと、つまり投擲武器でこの距離を狙撃してきたんですか? その出鱈目な真相が判明した途端、不覚にも軽い眩暈に襲われてしまった。 ……これだから埒外な人種は! 一般人が相手なんですから! もっと常識の範囲に収まる攻撃をして下さいよ! そんなこちらの心の叫びを知ってか知らずか、相手の投げた武器が僕に向かって飛来した。 ヒュン! ヒュン! ヒュン! 「くッ!」 耳にするだけで心が折れそうな風切り音が辺りに鳴り響く。その不吉な音に背中を押されながら、なんとか庭で一番大きな木の陰に転がり込んだ。 元々戦うならこの位置と決めていた安全地帯。この木の後ろなら相手がロケットランチャーでも用意しない限りは安全だろう。……しかし、 「……のっけから予定が狂いましたね」 苦々しい気持ちで、捨てざるをえなかったリュックに目をやる。あの中には有用な装備がたっぷり詰まっていた。 中身が無事かは分からないが、少なくともそのリュックが鞄としての機能を失ってしまったのは誰の目にも明らかだった。 太すぎる釘、あるいは小型の杭にも見える鉄の棒で無残にも串刺しにされている。 いわゆる棒手裏剣の一種だろうか? その鈍い輝きからはレプリカなどにはない、人を傷付けるための意思のようなものが感じられた。 あんな物が突き刺されば普通の人間は無事では済まない。閉鎖空間でならともかく、この現実世界ではどうしようもない脅威だ。 「……っ」 そのシンプルな暴力を目の当たりにして、不意に恐怖が湧き上がる。 心拍数が上がり、じっとりとした嫌な汗が噴き出してくる。 恐怖が濁りとなってじわじわと心を汚染していく。 ……けれど、心が完全に恐怖に飲まれてしまう前に、ギリギリのところで理性が踏み止まった。 その武器の脅威にだけ意識を囚われてしまったけれど、武器である以上は当然使い手もいる。 そして、初めて見る武器だったが、その武器の使い手に心当たりがあった。 ……そう、以前新川さんが話していたじゃないですか。実戦での『彼女』はこういう武器を得意にしていると。 落ち着け。ならば今攻撃してきたのは『彼女』だ。 そして『彼女』なら僕を『傷付ける』ことは出来ない。 「…………」 声も物音もしないが、そこにいるのは明白だった。戦場でこんなプレッシャーを放てる人間を、少なくとも僕は一人しか知らない。 SOS団ではメイドでお馴染み。 その正体は一人で組織の戦闘力の大部分を担う、機関の武闘派構成員。 そして、今回の戦いに於ける最大の脅威。 森園生、その人だ。 「…………」 木の陰から余り顔を出さないように向こうの様子を窺う。 相手の全体像は見えなかったが、見覚えのあるメイド服のスカートがちらりと覗いた。 向こうは僕の行動を待っているのか、ある程度距離を置いた位置で立ち止まっているようだ。 だが、こちらから動くつもりは毛頭なかった。 動かないことで得る主導権もある。ここは存分に焦れて頂こう。 「…………」 そうして、少しの間お互い沈黙が続き、 「……ふぅ」 程なくして、呆れを含んだような溜め息と共に、森さんはこちらに語り掛けてきた。 「すぐにでも降参するかと思いましたが、意外ですね」 普段と全く変わらないさらりとした物言い。顔を見なくとも分かります。いつものように微笑んでいるんでしょう、森さん? 「まさかとは思いますが、あなたは私に勝てるつもりでいるのですか?」 声色は変えないまま威圧感だけ増すというのはどういう話法なんでしょうね、まったく。交渉事に役立ちそうなので是非ご教授願いたいものです。 「答えなさい、古泉」 彼女は恫喝するように、それでいて静かに問い掛け、こちらの答えを待った。 その問いに対する答えならすぐに用意出来た。 ……ですが、馬鹿正直に答えて差し上げる義理もないでしょう。 僕は答えを口にする代わりに木陰から身を乗り出した。 森さんの真正面に無防備な体を晒す。 当然、今あの武器で狙われたらひとたまりもない。 それでも僕は、飛び切りの笑みを湛えたまま、彼女に向けて、芝居掛かった口調でこう言った。 「どうも森さん。いい夜ですね」 なんとかこちらの緊張を伝えずに上手く演じられただろうか? 頭では安全なことを理解していても、それだけでは湧き上がる恐怖を完全に抑え付ける事は出来ない。 けれど、森さんは僕を攻撃しない。そう自分に言い聞かせて相手からの返事を待った。 「……こんばんは、古泉。確かに月は綺麗ね」 森さんは僕が堂々と出てきたことに少しだけ驚いた素振りを見せたが、すぐに表情を取り繕ってそう返してきた。 内心ほぅと安堵の息を吐く。出来ることなら地面に座り込みたいくらいの安心感です。 僕がこれだけ隙を晒しているというのに、あの武闘派の彼女がわざわざこんな茶番に付き合っている。 その事実のお陰でようやく自分の理に確信が持てた。 ……やはり森さんは五体満足で僕を確保しようとしていますね。怪我はおろか、僅かな体力の損耗すらなく、僕には元気な体でいて貰わなければ困るのでしょう。 理由はもちろん、今にも発生しそうな閉鎖空間へと僕を向かわせるため。 少し考えれば誰にでも分かる理屈です。 今にして思えば、彼女がその気なら初撃で決着はついている。わざわざリュックを狙ったりなどしない。 そう、あれらは全て僕を降伏させるための脅しに過ぎなかったんですよ。 ……まんまと引っ掛かりかけた僕が指摘するのも恥ずかしい話ですが。 いや、そういう手で来ることは一応考慮してたんですよ? ……でもまあ実際やられると、恐いですよ、やっぱり。 ……それに森さんなら「足の一本くらいなくても閉鎖空間での戦闘には支障がないでしょう?」とか言い出しそうですし。 しかし、こちらが余裕を持って姿を見せていることで、はったりが通じなくなったことは向こうにも伝わったでしょう。 その証拠に、森さんの顔に貼り付きっ放しだった笑みが少しだけ剥がれ掛けていた。 さて、脅しは空振りに終わりましたよ。となると、次は説得ですか、森さん? 「投降しなさい、古泉。私と新川以外のメンバーは今回の事件にまだ気付いていません。今なら私の裁量で不問に出来ます」 概ね想像した通りの言葉だった。 お前の行動は機関に対する裏切り行為だ。黙っててやるからみんなに知られる前に馬鹿な真似はやめろ、と。 これは私見ですが、大多数の機関メンバーには今回の僕の行動を理解して頂けると踏んでいるのですがどうでしょう? 無論、男性メンバー限定ですけど。 とはいえ、そんな疑問を森さんにぶつけても仕方がありませんね。 今は彼女の降伏勧告に答えて差し上げますか。 答えはもちろんこうです。 「分かりました。投降しましょう」 「え?」 僕の返答を聞いて、森さんは虚を突かれたように言葉を詰まらせた。 そんな彼女の考えがまとまるよりも先に、次の台詞を投げ掛ける。 「その代わり、森さんにもこの戦いから降りて頂きます」 「……どういうことですか?」 彼女にとっては予想外の言葉の連続だったのでしょう。警戒した口調でこちらの真意を問い質してきた。 この段階で僕の意図が伝わる可能性も少しは考えてはいたけれど、どうやらそうはならなかったようだ。 心の中でやれやれと彼の口癖を拝借しつつ、説明の続きを口にしようとした。 ……だが、その前に遠くから聞こえてきた第三者の足音によって、僕の言葉は阻まれた。 タッタッタッタッ ……そういえば相手は森さん一人ではなくチームでしたね。すっかり忘れていました 自分では冷静なつもりでいたけれど、森さんのこと以外には頭が回っていなかったらしい。思ったよりも心に余裕がなかったのだと気付かされた。 足音の主は森さんの姿を確認すると、駆け足を緩めてその隣に歩み寄った。 彼女も森さんが霞むほどの反則的能力の持ち主です。敵対する場合は真っ先に警戒しなくてはならない人物で、本来ならその存在を忘れてしまうことなどありえませんが……。 ……あの様子なら警戒しなくても構わないでしょう。 森さんからかなり遅れてやってきたその人物――長門さんは、やっと追い付いた相方に向かって不満げにこう言った。 「……森園生、独断専行が過ぎる」 「……申し訳ありません。身内の恥ですので古泉だけは出来る限り速やかに処理したかったのです」 「…………」 森さんの謝罪を聞いて何やら空を見つめる長門さん。しばらく固まったかと思うとやがて一言「理解した」とだけ呟いた。 その長門さんの様子を注意深く観察してみると、普段の彼女との差異が端々に見て取れた。 今の彼女はとても『人間』らしい。 走ってここまで来たせいか、息をやや乱し、額に少し汗を浮かべている。 ただ立っている姿一つ見ても、いつもの人形じみた隙のなさに比べてどこか無駄の多い姿勢だった。 やはり開戦前に彼に語った推察の通り、今の長門さんは能力を制限されている。 どの程度かは分かりませんが、少なくとも情報操作は封じられているようですし、身体能力的にも一般人に近いでしょう。 ……長門さんがそういう状況となると、こちらが選べるプランは増えますね。いい展開です。 そんな小悪党のような思考をしている自分に、内心苦笑が漏れる。 けれど、そんなことはおくびにも出さず、僕はいつもの調子で長門さんに語り掛けた。、 「長門さん。森さんにもお願いしたのですが、この戦いを降りては頂けませんか? 交換条件は僕の身柄です」 「…………」 「ああ、涼宮さんと合流するのは構いませんよ。その場合は出来るだけ大人しくして頂きますが」 「…………」 僕の言葉を聞いて長門さんは再び固まってしまった。たっぷり時間を掛けて僕の提案について考察しているようだ。 そんな長門さんの代わりに、森さんの方から僕に疑問が投げ掛けられた。 「何故そのような真似をする必要があるのですか?」 森さんはまだこの提案の意味を全く理解していないようだ。 この人が僕の後手に回っている。これはなかなか自尊心をくすぐる状況ですね。 少し気をよくして、いつも以上に滑らかな口調で彼女の疑問に答える。 「簡単な話です。僕は涼宮さんと彼の二人だけでこの戦いのクライマックスを迎えて頂きたいのです」 「……それに一体何の意味が?」 「ふむ……そうですね。どこから話しましょうか」 わざと焦らすように、舞台役者のような仕草で考え込む真似をする。 「古泉……」 そんな僕のおふざけに苛立ったのか、森さんが剣呑な視線を送ってきた。 おっと、危ない危ない。少々調子に乗り過ぎましたか。 少し浮ついていた自分を戒め、僕は今回の戦いに関する自分なりの見解を披露し始めた。 「森さん。あなたはこう考えているはずです。閉鎖空間の発生を食い止めるために、速やかに自分一人で全て解決してしまおう、と」 「それのどこに問題がありますか? 本気の男子学生が相手のドンパチごっことなれば、いくら涼宮さんといえど万が一がある。ならば私が処理した方が迅速かつ確実です」 「そうですね。今回はいつものレクリエーションとも違いますし、森さんも初めから参加しているので、あなたが出しゃばってもそこまで不自然ではない。大変結構かと」 森さんの能力が涼宮さんに露見してしまうという危険性はありますが、森さんならその辺りも上手く誤魔化すでしょうし。 「それなら――」 「ただし、それは涼宮さんと敵対しているのが僕や彼でなければの話です。今回のケースではあなたが解決してしまえばSOS団メンバーの間に遺恨が残る。彼女に不満が残る。それは慢性的な閉鎖空間の種になります。あなたは可能な限り活躍するべきではない」 森さんが疑問の言葉を発するより先に、それに対する答えを提示する。彼女は開きかけた口を閉ざして僕の言葉を吟味し始めた。 この辺りは普段から涼宮さんに接している僕と、数回しか会ったことがない森さんとの、彼女に対する認識の違いでしょう。 森さんは基本的に報告書でしか彼女を知らない。すぐに気が付かなくても仕方がないことです。 「……なるほど、あなたの意見にも一考の余地はあるでしょう。ですが、彼女は早急な解決を喜ぶかも知れない。それは他人には分からない部分です」 なおも森さんは食い下がる。だが、その意見には明らかな間違いがあった。 「いえ、実は森さん一人で解決してはまずいという明確な理由があるのです。それは目に見える形で存在していて、既に森さんも目にされています」 「……どこにそんなものがあるというのです?」 「彼女ですよ」 そう言いながら長門さんの方に視線をやる。彼女は相変わらず黙ったまま僕たちのやり取りを傍観していた。 「長門さんに一体何が……あっ」 そこで森さんもやっと気付いたようだ。 「そう。涼宮さんが無意識の内に長門さんたちの能力を封じたという事実。それは自分自身の手でこの事件を解決したいという、彼女の願望の現れではないでしょうか?」 「…………」 僕の推論を聞いて森さんはとうとう黙り込んだ。 所々に穴もありますが、この推察はそこまで間違ってもいないと思っています。 少なくとも森さんに新たな選択肢を与える程度には筋が通っているはずです。 願わくばこれで納得して僕のプランに乗って頂きたいのですが……。 「…………」 僕が木に隠れていた時のように再び沈黙が場を支配した。 月が雲の後ろに隠れて、場の沈黙に合わせたかのように辺りが暗くなる。 長門さんはじっと森さんを見つめ、僕も口を閉ざし彼女の答えを待つ。 じんわりと重苦しい空気が辺りに広がっていく。 やがて、月が雲の後ろから顔を出し、月明かりが再び森さんたちを照らし始めた頃、彼女は重く閉ざしていた口を開いた。 「……あなたの考えはよく分かりました。確かに長門さんの能力に関しての推察は恐らく正しいでしょう」 僕の考えに理解を示す森さん。ここまでは予想通り。問題はこの後ですが、はたして……? 「では、僕の計画に賛同して頂けますか?」 少し緊張しながら再び提案をした。 可能ならば無駄な戦いは避けたい。そう願いながら返答を待つ。 ……だが、彼女の口から出たのは否定の言葉だった。 「いいえ。あなたの提案には同意出来ません」 きっぱりと、森さんはそう口にした。 ……こうなりましたか。こちらの計画に乗って頂ける公算の方が高いと踏んでいたのですが……。 口惜しさを飲み込み、思考を切り替える。まだ戦闘回避の見込みがない訳ではない。 「その結論に至った詳しい理由をお聞かせ願えますか?」 理由によってはまだ譲歩の余地があるかも知れない。ここははっきりさせておきましょう。 だが、僕のその質問を聞いて森さんは何故か言葉に詰まった。 「……それは……その」 ……あれ? そんなに変な質問をしましたか? こちらの提案を蹴れば当然聞かれることでしょう? 返答を促すように黙って森さんを見つめる。しかし、森さんは僕の視線から逃げるように顔を逸らして、こちらと目を合わせてくれない。 ……一体どうされたのでしょう? こんな森さんは今まで見たことがありませんよ。 やがて無言の視線に耐えられなくなったのか。彼女は覚悟を決めたようにこちらを見返し、少しつっかえながら先程の問い掛けに答え始めた。 「その……古泉、あ、あなたにはまだ言葉にしていな本心がありますよね?」 本心、ですか? はて? 「だって……色々と理屈を並べてはいますが、結局あなたは自分たちのコレクションが無事になる可能性を考慮して、こんなプランを立てたのでしょう? 普段のあなたなら最悪の結果を……今回の場合は涼宮さんが負けてしまう可能性を、まず最初に排除するはずです」 ……はっきり指摘されると少々恥ずかしいですが、まあそれはそうですね。 ぶっちゃけてしまえば、森さんが一人で解決してしまうと、その見込みは限りなくゼロになると考えています。 今回のプランは、まずコレクションの無事ありきで立てられたことは否定出来ません。 「……それならやはり私はそのプランに乗りません。予定通り私が一人で制圧します」 ……何故ですか? まさか森さん。あなたまで男子高校生にエロを捨てろなどという無茶を言い出すつもりですか? 「そうです!」 ……え? 「あんな破廉恥なものを高校生が所有しているなんて許しません!」 「……………………」 僕の見間違いですかね? それなりに成熟した女性であるはずの、僕より年上であるはずの、あの森さんが……。 「あんなもの存在していてはいけないのです! えっちなのは駄目なんです!」 初めてAVの存在を知った女子小学生みたいに、顔を真っ赤にして取り乱しているんですが……。 ……いや、今時の小学生より初心な反応ですよ、これは。 先程までの緊迫感はどこへやら。緊張が緩んだせいかどっと疲れてしまい、口から盛大な溜め息がこぼれる。 それから未だにワタワタしている森さんに向かって、思わずこう尋ねてしまった。 「……森さん、あなた歳はいくつですか?」 「と、歳は関係ないでしょう!?」 「いや、大人の女性としてその反応はかなり問題があると思うのですが……」 「ほっといて下さい!」 そう言って、森さんは真っ赤な顔でこちらを睨む。その可愛らしい表情に和むべきなのか、それとも睨まれたことを恐れるべきなのか……少々悩むところです。 しかし、これはかなり想定外の展開ですよ。 当初の予定では、森さんが積極的に戦いに参加せず涼宮さんが負けてしまう可能性と、森さんの活躍で解決した場合の涼宮さんの不満を天秤に掛けて、その上でどちらを選ぶか、と言った選択になると思われましたが……。 まさか森さんがコレクションの没収に積極的な立場だったとは……。 向こうの陣営で最年長の彼女が、ここまで免疫がないだなんて普通は誰も想像出来ませんよ。 ……いずれにせよ。これで森さんに協力して頂ける線は消えましたね。 最初の提案が蹴られた場合に備えて、もう少し妥協した案も用意していましたが……あの様子では無意味でしょう。 「とにかく! もう決めました! 涼宮さんには後でフォローするとして、こんな馬鹿げた戦いはさっさと終わらせます!」 すっかり戦う気満々ですよ、この人……。 「長門さん。森さんはこうおっしゃってますが、あなたはどうなさいますか?」 「…………」 最後の悪足掻きとして、さっきから森さんに無視されっぱなしの長門さんにも意見を聞いてみる。 ……この状況で森さんを止められるとは思えませんが、まあ念のため。 けれど、そんな毛の先ほどの淡い希望も、長門さんの言葉であっさり吹き飛んだ。 「……現在情報統合思念体との交信が途絶えている。情報操作も封じられ、非常に不安定な状況。早期解決はこちらとしても望ましい」 でしょうね。うん。分かってました。 「それに、あなたと彼には一発仕返しをしないと、何故か今後のコミュニケーションに重大なエラーが発生しそうな気がする」 ……こんなところで新たな感情を芽生えさせないで下さいよ。いや、もちろん元凶の僕たちにそれを言う資格はないですけど。 ……それはそうと、先程からやけに反応が鈍いようですね? 台詞から察するに、今の情報統合思念体と長門さんの状況は、通信障害が起きたサーバーとPCのようなものなのでしょうか? 普段から会話の反応が速い方ではありませんが、今の状態はそれに輪を掛けて酷い。 ……果たしてそれでまともに戦えますかね? 対話による解決を諦め、頭の中を戦闘用に切り替えていく。過程は大きく違ったが終着点はそこまでズレていない。 最終的に戦闘になる可能性は元々低くなかったのだし、そのための『仕込み』も終えている。戦う覚悟もとっくの昔に済ませてある。 「……よく分かりました。お二人とも僕と戦うという結論で構いませんね?」 そう呟いて、唯一手元に残ったハンドガンをポケットから取り出した。 それを見て森さんも武器を構える。取り出したのは伸縮式の警棒。先程までの取り乱した様子はすっかり消えていた。 遅れて長門さんも銃を構える。 「そういえば最初の質問への答えがまだでしたね。『あなたは私に勝てるつもりでいるのですか』でしたっけ?」 そして、僕は森さんに宣戦布告をする。 「答えはノーです。流石に森さんを相手にして勝てるとは思っていませんよ」 「……」 二コリと笑みを浮かべてみたが、どうもこの場での笑顔は不評のようで、森さんの反応は芳しくなかった。 気にせず交戦前の最後のお芝居を続ける。 「ただし、なんとか引き分けくらいには持ち込めるのではないかと踏んでいます」 「……なるほど。この分かりやすい『仕掛け』はそういう狙いですか」 引き分けという言葉でこちらの意図を察したようで、森さんは辺りをぐるりと一望してからそう呟いた。 すぐに踏み込んでこなかったのは、やはりこちらの『仕込み』をとっくに感知していたからのようですね。 まあ看破されることは想定済みです。この程度の雑な隠蔽で森さんを騙せるとは思っていません。 「……『仕掛け』?」 しかし、ただ一人長門さんだけは何も気付いていなかったようで、説明を求めるように森さんに視線を向けた。 「古泉の隣に生えている木をを中心に、尋常ではない数のトラップが張り巡らされています。カモフラージュが甘いので、注意深く観察すれば長門さんにも見破ることは出来るでしょうが……」 「見破ったところで僕が接近を許しませんがね」 森さんの台詞を補足しつつ、わざとらしく銃を構えて見せる。 長門さんは僕の銃と辺りの様子を交互に見比べて、やがて納得したように頷いた。 「……大量のトラップと射撃による時間稼ぎ。こちらがうかつに突っ込めば罠に捕らわれ、罠を警戒し過ぎると射撃の餌食になる、と」 そういうことです。涼宮さんと彼が接触するまで森さんたちをここに足止めすれば、それで当初のプラン通りの展開になります。 なにも僕はあなた方に勝たなくてもいいんです。 「ちなみに僕が装備している銃は当たればただでは済みませんよ。これは森さんが護身用にくれた改造型ですから」 「…………」 最後にもう一押し脅してから説明を終える。これで長門さんは無理を出来ないだろう。 今の彼女が僕に向かってきても脅威とはなりえないが、出来れば援護射撃程度で大人しくしていて頂きたい。 何しろ、相手は僕に戦闘のいろはを叩き込んだ先生なのですから。 月の下に立つ森さんを見つめる。 本気でこの人を相手にしなければならないのかと思うと身震いしそうになるが、これだけハンデを貰っておいて負ける訳にもいかない。 何より僕の後ろには彼らがいる。 僕が突破されれば彼女を止められる人間などいない。 ……僕がやるしかない。 一度だけ深く、深く息を吐いて、胸に湧き上がった弱気を追い出した。 「そういえば、以前あなたにトラップ入門編の教材と資材を与えたことがありましたね」 「ええ、仕掛けているのはあの時の罠です。どうですか、森さん? 今あなたの教育が花開いているところですよ?」 「そうですね……あなたの成長した姿を見るのはとても感慨深いものになったでしょう。……こんな形でなければ」 「喜んでは頂けませんか、残念です」 「私も残念ですよ、古泉。こんなに可愛げのない成長を見せられるなんて」 「……この場ではお褒めの言葉として受け取っておきましょう」 続く
https://w.atwiki.jp/otodos/pages/12.html
同記事はふたばちゃんねるを始めとした多数の場を荒らしている荒らしに言及するもののため、男どすこい!を始めとしたKUMAGORO作品未読を想定して記述をしています 頭源吉とは 頭源吉の由来 頭源吉の呼称が広がった経緯 総評 頭源吉とは 頭源吉とは、当WIKIやふたばちゃんねるを始めとした様々なスレッドを荒らす行為を行う荒らしの男どすこい!スレ内での名称を指します。 同スレッド内では、自分自身が何も生み出すことができない能力の無さ、攻撃的な姿勢や周りに合わせる事のできない社会性の無さや頭の弱さを自分の責任と思えず、一部のスレッド内で持て囃されていると思い込んでいる相手が自分を攻撃させていると勘違いして、執拗な攻撃を行っている。 特に第三者からの評価を気にしていると見られる動きを行っており、多人数が自分を支持しているという体を作ろうとすること、自分が行った荒らし行為の行いを自分が嫌っている(恐れている)相手が行ったことにしようとしている痕跡が見られる。 特に創作活動を行っている人間には根拠のない嫉妬から攻撃を行い、他の人を馬鹿にしている、他の人が嫉妬をしている等の私怨の交えた主張を声高に行い、このような行為は被害行為を受けた報告の上がっている他のスレッドでも見られている。 本人が主張する自演は全て根拠のない出任せであり、過去に同サイトの人気投票の記事が該当人物の連投による攻撃を受けたことから、自分自身が行っていることを人も同様に行っていると勘違いをしたものと思われる。 同スレッド以外の定期スレにおいても、同様のことを繰り返して嫌われて追い出されており、粗大ゴミ、蟲、ジョージ等様々な名前を付けられており、一部では汚い地域猫とも揶揄をされている。 頭源吉の由来 頭源吉という名称は、該当の荒らしの頭の出来が男どすこい!に登場した越智源吉並みということが由来となっている。 作中での源吉は、非道な行いを行っている明神会に在籍をしていたが、これを裏切り、主人公の在籍する鬼ノ山部屋に入り、本当の正義を貫く味方となった人物だ。 だがそもそも鬼ノ山部屋が洞窟暮らしをしながらホモセックスを行う原始人以下の集団であるため、自ら文明的な生活を捨てて人間をやめるのは正しい判断かと言われると首を傾げたくなる。 源吉の所属していた明神会が武術家の集団である筈なのに、源吉自体が特別何か武術を収めている訳ではない大吾の世話役でつまみ食いしてるだけであること、主人公を逃すために掃除用の服を貸して専用のルートを用いるといった、雑務を日常的に行っていた痕跡があり「本当は頭の出来の悪い子を引き取って汚れ仕事をやらせていただけなのでは?」と言われていたことも頭の弱い子である根拠として大きい。 加えて作中で見せた頭が悪くない根拠が主人公の父、大三郎の遺書が読めたことのみであり、これらのことから頭の弱い子としての源吉像が出来上がった。 その上で、当時直近の男どすこい!スレ内で「どうしてぼくをおちょくるんだ」と本気で言ってスレッドの住民をドン引きさせて一人一人から本気の説教を貰うといった、並の荒らしが行わないような頭が悪いの一言で済ませられないような行いを披露しており、前述の頭の弱い源吉像と重なって頭が源吉並みではないかということで頭源吉という呼称が広がり、現在に至っている。 詰まるところは「お前は頭が弱くてまともな扱いを受けていないホモのハゲだ」という意味である 頭源吉の呼称が広がった経緯 頭源吉という呼称は男どすこい!スレ内のみで言われていたローカルな呼称であるが、ふたばちゃんねる内でそれなりに広まっている。 スカトロホモ漫画のスレッドのみで言われていた呼称が、元の漫画を知らない人にまで広がるという奇々怪界な現象が起こっているが、これらは全て頭源吉と呼ばれている荒らしが自分で言って広めたものである。 頭源吉という単語を、荒らし自身が他のスレッドで言って逃げるという行動を繰り返し、その結果として頭源吉という単語のみが広まることとなった。 このような行為を行った理由は、自分が言われて嫌な単語を自分で広めるという行為自体が常軌を逸しているため正確な理由は分かっていないが あらゆる所で同単語を言って単語自体を陳腐化させようとしている 「自分が言われて嫌な言葉は相手も同じように言われて嫌」と思い込んで相手が意味を理解出来ないまま繰り返し言っている が主要な説となっている 最も現在はやっと自分が頭源吉という単語を広めたのだと気付いたためか、あらゆる場所で「頭源吉は架空の存在」と主張をしたり、源吉、あたまげんきちと表記を変えて言って頭源吉という呼称自体を無かったことにしようとしたり、他の場所で執拗に頭源吉○ねと連投して単語が出ること自体を咎めさせようとする風潮を作ろうとする等の行為を行っている。 頑なに頭源吉と言わない人などが出てきたら本人を疑って良いと言える。 尚自分が言われたことを残して何度もコピペをするという行為を何度も行なっているため、常人では理解できない価値観で動いていると思われる 総評 頭源吉という単語は、男どすこい!スレを荒らす荒らしの頭の悪い行いに付けられた呼称であると同時に、これは言われた本人が自分で広めた呼称でもある。 自分が言われて嫌な言葉を自分で広げるような真似を繰り返す等、常人が理解できない行為を何度も行なっているために、あまりにも頭が悪過ぎて一周回って理解できない状況となっている 頭の悪いと表現をしたものの、当WIKIを含めても把握しきれない被害報告が上がっており、本人も反省の意図が見られないため、物理的に止まらない限り被害は広がると考えられる。
https://w.atwiki.jp/keito/pages/67.html
いとでんわwiki/2005年07月24日/鳥肌実中将、ついにコミックマーケット来場! #blognavi
https://w.atwiki.jp/dangerousss4/pages/410.html
裏準決勝戦:【過去】神社 このページではダンゲロスSS4裏準決勝戦、【過去】神社の試合結果を公開します。 投票結果 試合SS キャラクター名 得票数 裏準決勝戦SS・神社その1 刻訪結 13票 裏準決勝戦SS・神社その2 刻の辻斬り 8票 サブGK総評 兄の為に全て殺す・刻訪結 vs 友達の為に全て殺す・刻の辻斬り 奇しくも刻VS刻、そして互いに似た物を背負った戦いとなった【過去】神社。 どちらもそのキャラクター性を如何なく発揮し、 その内に抱えた狂気を狐面の子供溢れる神社に、その意志を貫く強い心をマントに託した刻訪に対し、 純粋なる憎悪と殺意を、かつてはコミカルだった能力を凶悪に活用する戦術でそれを斬り落としに掛かる辻斬り。 互角の戦いを制したのは、お兄ちゃんと共に戦い、兄の為に殺す少女、刻訪結。 狂的で純真、倒錯的な魅力を備えた彼女が、決勝戦へと駒を進めました。 裏準決勝戦第3試合:【過去】神社 勝者:刻訪結 刻訪結 結ちゃんかわいいブヒィ どちらのSSもキャラクターも魅力的で、どっちにも勝って欲しい。その2のグンマーエンドは、ほのぼのホラーで素敵でした。だけど、神社、お祭り、全員狐面の幻想性が一歩勝った。好勝負! 同じ作者の表裏、同一人物の作品と言っても誰もが納得するでしょう。完全に互角です。二つ合わさって一つの作品に見えるため、少々邪道な選び方をします。次、勝てるか? 因果を絡め取る糸か、因果を断ち切る剣か、僅差ですが前者が勝ちそうと判断しました 伯仲した戦いが見れたのがこちらかなと。また、個人的に、過去の対戦を拾うスタイルは好きなんですけど、それはキャラをそのまま出すみたいな野暮な感じの方向性じゃないです。 結ちゃんSSには毎回、美しさがあって好みです。ぶれぶれで、かつぶれてないキャラクターも好み。その2も、相応の罰が下るエンドも好みなのですが、結ちゃんが好きになりすぎてしまって辛いという…。 最後のカップリングについてはいろいろ言いたいことはあるものの、危うさを孕みつつ振り切っていないバランス感が優れていたこちらに。Dr.デイドリームは成仏してほしい。 まだ強くなれる 美弥子ちゃんの姿 刻の辻斬り グンマー
https://w.atwiki.jp/talessutori-to/pages/6.html
オープニング イベント戦があります。 通常攻撃(○ボタン)連打で簡単に倒せます。 次のイベント戦が一定時間が経過すると戦闘が終了。 Next → 階段滝へ。 階段滝 進んで行くとイベントが発生し、レシピ『トースト』を入手。 ウェルテスまではセネル1人で戦闘になります。 出現する敵は弱いので基本的に○ボタン連打だけでも倒せます。 Next → 灯台の街 ウェルテスへ。 [ 入手アイテム ] 宝箱 アップルグミ 宝箱 オレンジグミ 宝箱 アップルグミ 宝箱 500ガルド 宝箱 オレンジグミ 宝箱 ライフボトル 灯台の街 ウェルテス 街へ着くとイベントが発生します。 ウィルに言われた通り、噴水広場に行こう。 地図(看板)を見ると場所が分かるはず。 噴水広場に着くとイベントが発生。 イベント後、ウィルが仲間入りします。 外へ出るときは街の南から出よう。 Next → 霧の山脈へ。 [ 入手アイテム ] ウィルの家 裏手 ホーリィボトル 病院の裏 ライフボトル 病院 手前の部屋にあるタンス アップルグミ ウィルの家 本棚 アップルグミ イベント ワールドマップ 霧の山脈 カオティックゾーンが複数あります。 出現する敵は強力ですが、敵の攻撃をしっかり防御すれば問題なく倒せます。 進んで行くと橋の所でイベントが発生。 クロエと戦闘になりますが、一定時間が経つと終了します。 イベント後、道なりに進んで行こう。 Next → 山賊のアジトへ。 [ 入手レシピ ] クロエとのイベントがあった先にある折鶴 ハムサンド [ 入手アイテム ] 宝箱 500ガルド 宝箱 ミックスグミ 宝箱 リキュールボトル 宝箱 ミックスグミ 宝箱 ハードレザー 宝箱 ライフボトル 宝箱 ライフボトル 山賊のアジト イベント後、ウィルが一時的にPTから外れます。 道なりに進んで行くとクロエと遭遇。 ウィルが復帰後、クロエが仲間入りします。 パズルブースの先へ行くと最上階です。 モーゼスの元へ行くとモーゼス、ギースと戦闘になります。 移動が早く、攻撃力の高いギートを先に倒すと楽です。 「ギートラッシュ」には要注意。 モーゼスはクロエとセネルで攻撃しまくれば普通に倒せます。 モーゼスから『モーゼスの鍵』を受け取った後、シャーリィの元へ。 裏口からフィールドに出よう。 Next → 水晶の森へ。 [ 入手アイテム ] 宝箱 アップルグミ 宝箱 ミックスグミ 宝箱 800ガルド 宝箱 ライフボトル 宝箱 レザーブーツ 宝箱 クライマックスボトル モーゼス撃破後 モーゼスの鍵 水晶の森 道なりに進んで行こう。 進んで行くとクリスタラチュラと戦闘になります。 クロエとセネルで挟み撃ちをするような形で攻撃していくと良い。 イベント後、ノーマが仲間入りします。 Next → 秘密の地下道へ。 [ 入手アイテム ] 宝箱 ミックスグミ 宝箱 リストレントチェック 宝箱 パナシーアボトル 宝箱 ミスティローブ 宝箱 オレンジグミ 宝箱 チェインメイル 宝箱 サークレット ノーマ加入時 コレクター図鑑 イベント シャーリィのブローチ 秘密の地下道 道なりに進んで行こう。 進んで行くとワルターと戦闘になります。 一定時間経つと終了します。 イベント後、シャーリィと合流。 Next → モフモフ族の村の跡地へ。 [ 入手アイテム ] 宝箱 アップルグミ 宝箱 グラディウス 宝箱 オレンジグミ 宝箱 ライフボトル 宝箱 オレンジグミ 宝箱 シェルボトル 宝箱 パナシーアボトル イベント ソーサラーリング モフモフ族の村の跡地 道なりに進んで行こう。 Next → 秘密の地下道へ。 [ 入手レシピ ] 奥にある動いている像? ハンバーガー [ 入手アイテム ] 宝箱 ミックスグミ 宝箱 FOE1チェック 階段を降りた先の機械? ライフボトル 秘密の地下道 道なりに進んで行こう。 外へ出るとディノワームと戦闘になります。 攻撃を受けると稀に毒状態になるので、食らったらパナシーアボトルを使おう。 HPが高いのでクライマックスモードを使ってトドメを刺そう。 イベント後、ウィル、クロエ、ノーマがPTから外れます。 Next → 山間の桟道へ。 [ 入手アイテム ] 宝箱 ウォーハンマー 宝箱 ファイアボルト 宝箱 アイアンサレット 宝箱 ミスリルサークレット 宝箱 マント 宝箱 ライフボトル 宝箱 パナシーアボトル 宝箱 アップルグミ 宝箱 オレンジグミ 宝箱 パナシーアボトル 宝箱 ホーリィボトル 宝箱 オレンジグミ 宝箱 ライフボトル イベント ジェミニシェル 秘密の地下道 道なりに進んで行こう。 イベント後、メラニィと戦闘になります。 一定時間が経つと終了します。 Next → 崖下へ。 [ 入手アイテム ] 宝箱 パナシーアボトル 宝箱 リングメイル 宝箱 アップルグミ 崖下 届かぬ手へ。