約 135,419 件
https://w.atwiki.jp/ohayousex/pages/235.html
殺意。 殺意。 明確なのはそれだけで。 「憎い。」 「憎い。」 信じられるものもそれだけだった。 今、仮に「死にたいか、生きたいか」と問われれば。 それは「死にたい」と答えるだろう。 もう、ウンザリだ。この憎悪に、殺意に、振り回されるのも。 ただ、ただ。 この際限なく湧き上がり続ける殺意を、どうにかして、発散、しないと、手元が震えて、クスリも飲めや、し、ない。 だから。 俺は街に今日も出向く。 アテもない殺意を、無関係の何かに向けて。 いたずらにそれだけ強くなった力で。 何もかもが、憎悪の対象。 痛い程の、憤慨を。 分からなくていい。 だから、俺の代わりに死んでくれ。 手ぶら。 何も殺意を満たすのに、道具は必要じゃなかった。 ただ、「おい」と声を掛けて。 振り向いたところで、貫手で、その名前も知らない誰かの、脚の筋あたりに傷をつける。 「がっ」とか、よくわからない呻き声を出して、大概の人間は立てなくなるから。 あとは、ゆっくり狙いを定めて、手を心臓目掛けて、突き刺す、だけだ。 それだけで、ヒトは絶命する。 ずるりと、血のついた手を出し、悪趣味な兄貴の真似をして、舐めとってもみる。 少し、気分が高揚した。 殺意は、留まるところを知らない。 何度か、繰り返してみる。 子供は声高に。 老人は呻くように。 女は煩く甲高く。 悲鳴と一緒に、命を終える。 逃げる者がないように、そいつが歩くより速く、殺して回る。 動きが鈍い人は、そのまま心臓を貫く。 間抜けな声を出して、ついでのように血を噴き出して、とりあえずヒトは死んでいる。 まだまだ、何故だか、満たされない。 殺意は、殺意は、無制限に湧いて出る。 折角だから、血の海にしよう、と思って。 今度は、人の沢山集まる交差点に、大きな大きな岩を持ってきて。 その上に、えいやと投げた。 ぷちっ、と音を立てて、だいたい100人くらいが、交差点を塞ぐ岩の犠牲になった。 血が、あたりをばしゃあ、と濡らした。 あとのひとびとは、悲鳴だけ出して逃げていった。 しばらく、殺意は治まった。 とても、すっきりとした気分になった。 辺り一面に転がっている原型を留めない膵臓や胃腸や心臓や手や足や骨やら脳味噌やら血飛沫やら。 ああ、あれは丁度臍の部分の皮膚だ。 そんなものを見ると、いくらか嘔吐感が口をついて出た。 そのまま、身体の意志に従い、嘔吐した。 今日の朝に食べた食パンと野菜ジュースと胃液とかが混ざった液体が、血の海になった交差点の上に降り注いだ。 胃と腸を空っぽにしたら、また殺意が湧いてきた。 憎い、憎い。 何かが、憎い。 全てが、憎い。 「止まれ!手を上げろ!警察だ!!」 なんだか、何時の間にか囲まれていたみたいだった。 みんな逃げていったのに、また人間を補充してくれるのか。 けっこう都合がいいんだろう、この世界は。 とりあえずは勇敢に、その機動隊の一人に近付いて。 「えい」と声を上げて手を伸ばすと。 また、「ぐわっ」とかいう悲鳴を上げて、完全防備の装備を貫いた。 なんだ、全然変わらなかった。 銃とか、火とか、雷とか、竜巻とか。 イロイロ飛ばして来たけど、無意味だった。 その全ても腕一本で殺して、乾いて地面に染み込んだ血の上に、血でデコレーションしてみた。 別に血が見たい訳ではなかったけど、血を噴き出して死ぬ人間は、とても俺を慰めてくれた。 「さて。」 ここにも、人はいなくなった。 そろそろ家に、帰ろうか。 「あー!翫!!こいつらみんな殺しちゃったの!!?」 面倒な兄貴も迎えに来てくれたことだし、今日は終わりにすることにする。 余り殺しすぎて、自分を殺したことに気付かなくなったら、意味がない。 ところで、この兄貴は殺せない。 「えい」と心臓を貫いても。 「…どしたの?寒かった?」とか言うだけだ。 全く以て、殺したい。 殺意、殺意。 憎しみばかりが、堆積、する。 殺せど、殺せど、反芻する他に、ない。 生成翫(きなり かん) 13歳。男。 能力:殺意と、『力』の連動。
https://w.atwiki.jp/dmps_fun/pages/579.html
PREV:恋愛妖精のオシゴト 前編 NEXT:恋愛妖精のオシゴト 後編 ストーリー 【プレイヤー】さんおはようございます!調子はどうですか? カスミ ふーん、今日はひとりか……朝から元気そうね アジサイ あはは……昨日の今日で朝早くからお騒がせしてすみません…… カスミ 実はあの後、アジサイさんが【プレイヤー】さんの事を見張るなんて言い出して…… カスミ こいつに強い想いを抱いている奴が、デュエマシティにいるのは間違いない事実だもの アジサイ 恋愛妖精として、こいつの恋の行方を確かめるのは当然の義務よ アジサイ と、言うわけでしばらくの間アジサイさん共々ご迷惑をおかけしますね カスミ ……むむ!そうこうしている間に早速反応が! アジサイ ……あら?【プレイヤー】こんな所で奇遇ね 闇の守護者 ルカ ここしばらくは大きな騒動もないけれど、調子はどうかしら?よければ…… 闇の守護者 ルカ ……この反応、間違い無いわ!彼女がこいつに強い想いを抱く奴らの一人ね! アジサイ なるほど、ルカさんが……【プレイヤー】さんを カスミ な、何よ急に……? 闇の守護者 ルカ この態度……これは恋する女の子に違いないわ! アジサイ うーん、確かに奇遇とは言いつつ、どう見てもこちらに一直線でしたしね カスミ ちょ、ちょっと待ちなさい!あなた、突然割り込んできて何を言い始めるのかしら……? 闇の守護者 ルカ ……あっ!すみません、ルカさん実は……… カスミ シティの恋愛模様を観察……随分と悪趣味な話ね 闇の守護者 ルカ 何を勘違いしているか知らないけれど、私にはそんな事に現を抜かす暇はないわ 闇の守護者 ルカ そんな態度でごまかしたって私のセンサーは騙せないわよ アジサイ アジサイさんじゃありませんけどさっきの態度を見た後でそれは無理があるかと…… カスミ ……ふ、ふん下らない邪推ね 闇の守護者 ルカ ……仮に そう、仮に【プレイヤー】に私が惹かれる事があるなら…… 闇の守護者 ルカ ……それはデュエマの腕に惹かれているに過ぎないわ 闇の守護者 ルカ 疑うなら、貴方達も【プレイヤー】と闘ってみると良いわ 闇の守護者 ルカ 仮にもデュエリストなら私の言っていることが理解できるはずよ 闇の守護者 ルカ ルカさん、デュエマにかこつけて誤魔化そうとしてませんか? カスミ ……良いから早くなさい勝負を譲ってあげると言っているのがわからないのかしら? 闇の守護者 ルカ わ、わかりましたアジサイさん、ここは素直にデュエマで確かめてみましょう! カスミ まあ、良いわカスミ、昨日の借りはしっかりと返すわよ! アジサイ 勝利時 あー、もう!また負けた~!もう一回、もう一回勝負よ! アジサイ アジサイさん、負けず嫌いですね……私としても、できればもう一戦お願いしたいですけど カスミ ……どうやら、私の言ったことが理解できたようね 闇の守護者 ルカ 【プレイヤー】との勝負は、デュエマの深淵に臨むようなもの 闇の守護者 ルカ その熱は、私だけでなく多くの人を虜にしているのでしょうね 闇の守護者 ルカ うーん、納得できるようなできないような…… カスミ あれ?そう言えばルカさんは何の用事でこちらに? カスミ ああ、そうだったわね【プレイヤー】この後、時間はあるかしら? 闇の守護者 ルカ 良いお茶が手に入ったのだけれどこのあと屋敷で…… 闇の守護者 ルカ …… カスミ …… アジサイ そ、そう!JJが貴方を待っているから、誘いに来たのよ 闇の守護者 ルカ ……ほら、早く行くわよあの子を待たせたら承知しないわよ 闇の守護者 ルカ ……ねえ、カスミあれってやっぱり…… アジサイ まあまあ、今日の所はこの辺りにしておきましょう カスミ ルカさんを怒らせても後が怖いですし…… カスミ 仕方ないわね……次こそは、あいつの恋愛事情を暴いてみせるわよ! アジサイ 敗北時 ふふん、どう?私達の実力、思い知った? アジサイ もう一回やるなら相手になるわよ次も叩きのめしてやるわ! アジサイ アジサイさんのおかげかデュエマの方もいい調子ですね…あれ、何か忘れているような? カスミ PREV:恋愛妖精のオシゴト 前編 NEXT:恋愛妖精のオシゴト 後編
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/3453.html
デジャヴ?なんだこれは? ここは……北高の廊下か?なんで俺はここにいるんだっけ? だが、俺は自問自答するまでもなくその答えを知っていた。 俺は突如消失したハルヒについて、長門に意見を求めようと教室を飛び出したのだ。 最後の砦であり最終絶対防衛ライン。 部室棟、通称休館にある文芸部部室。俺はそこに向かっていた。 いや、向かっているようだった。 暗く陰った部屋には俺たちが知っているのとは違う長門がいるはずだ。 本に埋もれ引きこもる少女は俺のことを知っている。 しかし、それはこの世界の俺であり、この俺ではないはずだ。 誰だ?こんな悪趣味な再現をするやつは? それならそれで、さっさと終わらせたほうが賢いだろうな。 俺は以前の自分がそうしたように文芸部室へ向かった。 「きょうはなんのようなの」 返ってきた声は、予想通り、お決まりの台詞だとは言えないものだった。 扉ごしのその声の異質さが新たな不安を呼ぶ。 冗談じゃない!あのときのお前は俺のことを迎えてくれて……。 なんでもいから、まずはこの鍵を開けてくれ。 閉じこもっていたら何も分からないだろ。 俺が元の世界に戻るためにはお前の力が必要なんだよ。 長門、俺はお前の手を強く握って、必ず連れ出してやるぞ。 だからといって他に何をすればいいか分からなかった俺は、次の日の放課後もまた、文芸部室へ言ってみることにした。 埃だらけの部屋。本を閉じて咳きこんだ少女は、まだ心を閉ざしていうようだった。 「あなたにようはないの」 それはないぜ。これじゃあ昨日と変わらないじゃねえか。 何かあったときはいつも誘ってるのに、お前に頼れないなんて俺はどうすりゃいいんだよ……。挫けそうだ。 俺一人の力で何とかするしかないのか?冗談じゃない! 俺にはお前が必要なんだ。この想いを聞いてくれ。 あの日の病室で、長門は自分の中のイレギュラー分子が諸悪の根元だと言っていた。 それならこの長門も、俺のせいで心を閉ざしているんだろう。 それなら俺がやることは一つだ。 お前が望むなら、俺はお前の名前を強く叫んで必ず振り向かせるぜ。 堅く閉じたその心が解けないはずはないんだ。 そのとき部屋の中から声が聞こえた。 ドアの向こうでつぶやく声は、涙まじりのかすれた声だ。 「もうわたしにはかまわないでよ」 知識まみれの日陰の少女は ドアの向こうのつぶやく声よ。なぜそこまで頑なに外の世界を拒絶しようとする? そんな答えはもう聞き飽きた。だから俺はもう一度だけ名前を呼んだ。 知識まみれの日陰の少女の名前を。 冗談じゃない!もうお前の心の鍵は開いたから早くこの部屋から出てこいよ。 いつまでも泣いていたって、ここには何もないんだ。 俺の知っているお前はそんなに弱くない。 さあ行こう!そのドアを押してくれ。 お前のことを強く掴んで、必ず持ってくぜ。 低くなってきた太陽で紅く染まった空。俺たちはエンターキーを押し込んだ。 暗くなる世界も、消える感覚も、あのときと全く同じだった。 しかし、暗闇の中ふと気がつくと、さっきまで握っていたはずの長門の手の感触が消えていた。 二人乗りで時間移動ができるという考えが間違っていたのだろうか? 「長門……」 やりきれない気持ちになっていたそのときだった。 「もっとおそく飛んで」 漆黒の闇の中からそこにいるはずのない長門の声が聞こえたような気がした。 次の日、俺はいつもどおり自分の部屋のベッドの上で目覚めた。 夢だったのだろうか?俺はいくら考えても見つかるはずのない疑問の答えを探していた。 今日は市内探索だ。 俺は何者かの思惑ともとれるほど都合よく長門とのペアになった。 たまには図書館ではない場所へ行くのもいいか。そう思った俺は、後ろをトコトコ付いてくる長門に尋ねてみた。 「さぁ、どこへ行こうか」 返事がない。不思議に思った俺は足を止めて振り返る。 振り向いた俺を見上げる長門は、心なしか微笑んでいるようだった。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/61776.html
【検索用 くうそうていえんいそんしょうれふりか 登録タグ 2024年 Synthesizer V く アートトラック ナナシ ニコニコ外公開曲 暫定歌詞 暴走P 曲 曲か 重音テト】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:cosMo(暴走P) 作曲:cosMo(暴走P) 編曲:cosMo(暴走P) 唄:重音テトSynthesizer V 曲紹介 曲名:『空想庭園依存症レプリカ』(くうそうていえんいぞんしょうレプリカ) 空想庭園依存症のリメイクにして、少女の空想庭園レプリカと対になる楽曲。 「少女の空想庭園と空想庭園依存症は今やっとかないと一生手をつけないんじゃないかなと思ってたので、リメイクに踏み切った次第です。リメイクとはいえ、2,3割くらいは新しい部分生やしたり削ったりしてるから実質新曲かもしれない。」(作者Xより)とのことで、新曲です。 「一番令和に持ってくるにあたってギャップを感じたのは曲尺っすね。4分以上の曲を今作るのはなかなか勇気がいるので2曲とも4分以内に収めてます。あとBPMもちょっとだけあげた」とのこと。 おや?これは…? 歌詞 理想郷 そう思っていた場所はいつだってどこかへ移ろう 速すぎる 流行に 流されたくないと 駄々をこねた 純粋な思いに 混じる声が大事だったもの汚すんだ 汚れてしまったものは仕方ないと 泣きながら捨てた 隠れた過激な主張を 見つけては 悦(えつ)に浸る 「毒に侵された思想の! 悪趣味な可愛さの! 空虚(くうきょ)さ 俗物さ 射貫く光の矢となるのだ!」 誇大妄想 演説を叫び 防音壁に 吸い込まれ消える 嫌いなものに 「嫌い!!」と叩きつけた 自分の首を はね飛ばすような 感覚(カンジ)で 「空想庭園(ここ)で ワタシが『神様』になるのだ!」と 理解不能な呪詛(じゅそ)が 今日も 電波塔型携帯音楽再生器(通称;アンテナ)から飛ばされる 宝物 そう思っていたものはやがて石ころへと変わる 分かっている これは独り善がりな感傷 行き場も無し 執拗に繰り返す声 もしかしたら 洗脳かも 「紛い物無知へとばら撒く 傲慢な搾取者に! 制裁 与える断罪の 刀剣となるのだ!」 間違いだとは 思わないけれど かつての笑顔は もうできないだろう 自分こそ 正しいと 思えば思うほど 醜く滑稽になる とある少女(すとーりーてらー) 私の紡いだ世界の最後のページに 「誰にも見せたくないや」と 投げやりに綴った 「楽しい物語そして 悲しい物語も 流行物(アクセサリー)に すぎないと 絶望を知るのだ!」 知ってた!分かっていた!! それでも 心が痛いよ!!! 被害妄想 御怪文書(おきもち)を叫び データの海に 吸い込まれ消えた 嫌いなものに 「嫌い!!」と叩きつけた 自分の心 削り取るような感触 孤独な世界で 神様になるのだ、と 使わなくなったアンテナに 「さよなら」を告げる コメント 一部耳コピです、正式な歌詞が出次第差し替えてください -- 名無しさん (2024-06-26 01 32 17) 待ってたよ…! -- 名無しさん (2024-06-26 03 44 22) ここにしか居場所が無い少女は、果たして居場所を見つける事が出来たのだろうか -- 名無しさん (2024-06-26 09 30 49) 海賊版がある…だと…? -- 名無しさん (2024-06-26 14 59 25) https //karent.jp/album/4224 KARENTさんのサイトに正式歌詞が来てるみたいです -- 名無しさん (2024-06-26 18 39 28) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/16708.html
登録日:2009/06/21(日) 22 43 39 更新日:2024/07/10 Wed 12 10 16 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 人魚 俺の屍を越えてゆけ 俺屍 天之羽槌で瞬殺 女神 強敵 敦賀ノ真名姫 激流葬 腐女子 腐女子 ←物理的に 敦賀ノ真名姫はPS用RPG、『俺の屍を越えてゆけ』に登場する女神。モチーフは人魚、名前の由来は人魚や竜宮の伝説が残る敦賀(福井県南部)と、特別な時に食べる魚、真魚から。 後半に出現するダンジョン、忘我流水道の中ボスとして登場する。 フィールドグラフィックやバストアップのアイコンでは褐色肌に端正な顔立ちの美しい人魚の姿が見て取れ、オレンジのチューブトップ状の水着で隠しきれていない豊満な物も拝むことが出来る。 しかし、戦闘前に滝壺の中へと飛び込み、再び姿を現すと体の各所が食いちぎられて肉や骨が露出し、目玉が零れ落ちそうなほどに顔面が崩壊したさながらゾンビのような醜悪な姿となる。 中ボスの中では屈指の強さを誇り、彼女の名を冠する全体攻撃術『真名姫』は数多の一家を激流葬した。 しかし、彼女の技力(MP)では『真名姫』は3発しか打てず、『魂寄せ』(技力吸収の術)を使えば使用回数を減らす事が出来る。 彼女の術に耐えられるかどうかが更に奥に進めるかの目安とも言える。 だが、白骨城で手に入る天之羽槌があるとワンターンキルも可能になり、彼女のいるダンジョン「忘我流水道」の攻略が劇的に楽になる。 また、彼女を4回倒すと神として天界に復帰する。 同ランクの女神の中では高次元でバランスが取れており、なかなか使い勝手が良い。 以下ネタバレを含みます 度々人魚の姿で下界に現れていた。あるとき、さる国の姫が病に伏せていたおり、国中に妙薬を集めるようお触れが出された。 ある日真名姫は間の悪い事に漁師の網にかかってしまう。 言い伝えでは人魚の肉は万病の薬、生きたまま食べれば不老不死の霊薬。ただの迷信だが、人々は永遠の命を求め、生きたまま彼女を貪った。 しかし、所詮迷信、効果が無いと分かるとそれを黙って他人に売り、それを繰り返され、最後は野犬の群れに放り込まれた。 しかし、真名姫とて神である、それでは死ななかったのだ。 やがて黄川人に出会い、同類だと同情され瀕死の状態を介抱してくれた彼に協力する。 勿論人間への強い復讐心はあるが、何も知らない主人公一家に同情して力を貸してくれる。 鬱表現に定評のある本作品のなかでも、ボスグラフィック、術の強さと相俟ってかなりのトラウマボスとして君臨している。 こんど、朱点に会ったら 真名が こう言ってたと 伝えといてくれる? 「あんたの不器用なとこけっこう好きだけど、私、裏切るから そのかわり あんたが負けて ボロボロになったら… あんたが 私にしてくれたように 項目中のミスを修正して 追記して 一緒に大声上げて 泣いたげる」 だいたいそんな感じで 伝えといて!! じゃ、また会いましょ △メニュー 項目変更 アハハハ… でも 項目が面白かったら とりあえず投票してみるのが 君たち人間の 悪い癖なんだろ?\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 男神からモテるらしい、2では無かった事にされたが… -- 名無しさん (2014-08-01 23 26 06) 2でも分からされました 序盤で真名姫はキツかった -- 名無しさん (2014-08-01 23 28 44) 実は「真名姫の子どもが出撃隊にいる」が解放条件の神様は男神のほかに早瀬ノ流々がいる。同性で解放条件になるって一体どういうことカナー -- 名無しさん (2014-08-18 22 10 32) 「介抱」された恩を語る時の描写まで悪趣味で、実に良い時の桝田だった -- 名無しさん (2015-12-10 12 40 44) 名前由来は真名井+マナフィだと思ってた -- 名無しさん (2016-04-19 18 13 30) この神様すこ -- 名無しさん (2016-08-29 22 13 57) 腐女子…?、ああ腐女子だな。 -- 名無しさん (2022-05-27 10 18 58) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/198town/pages/20.html
竜頭街 街の中心部。一番治安が良く、富裕層が暮らしている。 最新の技術を使ったビルが多く、博物館や役場など公共施設も集まっている。デパートやち ょっとした遊園地もあるため、休日は富裕層だけでなく、街中の人々が集まるために混む。 白柳会の本家や、街のシンボルである蛟龍タワーなどがあり、蛟龍町の心臓といってもいい エリアである。 竜頭街は、他のエリアに比べて標高が高く孤立している。その姿はおおよそ八角形で、竜頭 街と他のエリアを繋ぐ絶壁や坂の部分にはそれぞれ個性のある施設が作られている。そして 地下部分には地下鉄やエレベーター、水族館などが作られ、わずかな隙間も利用しようとす る蛟龍町の民族性が表れている。 【蛟龍タワー(蛟龍駅)】 竜頭街の中心にある、街で一番高いタワー。蛟龍町のシンボル。 初代八咫鴉が街を開発した頃に、雇用の促進のために作られたもので、その存在に特に意味は 無いが、観光地として一応の面目は保っている。タワー自体の高さは大したことないが、もと もと竜頭街の標高が高いため、その他のエリアからみるととても巨大に見える。銭亀町の建物 には、標高含めてこのタワーより大きい建物がないので、敵対視し、それよりも大きな銭亀タ ワーを作ろうとしている。 竜頭街の地下は、巨大な空洞になっており、水族館やショッピングモール、居住区、そして地 下鉄になっている。タワーの1階はエレベーターで地下鉄と繋がっており、1階は蛟龍駅になっ ている。 ちなみに、1階には他の街と繋ぐ電車があるが、一般人の利用者は殆どいない。 【白柳会本家】 初代八咫鴉の頃から続く、由緒ある白柳会の本家であり、八咫鴉家の本家である。古風な日本屋 敷で、中庭を囲うように家屋が配置されている。 中庭には、弐代目八咫鴉が好んだ「桜」の樹が植えてあり、蛟龍町には桜はこの本家のものと、 参番街に植えられてる2本しかない。三代目白柳会会長、ヤカンの家であり、月に一度は白柳会の 集まりが行われる。 三代目八咫鴉は、白柳会を追放されたので、ここの敷居を跨ぐことを許されず、肆代目八咫鴉も全 く近づかない。 【八咫鴉神社三ノ宮】 竜頭街にある金ぴかの新しい立派な社。武を司る。金持ちの好みそうな悪趣味な造り。 建築されたのは街の開発当初だが、最近更に改装された。管理者の権利が、金持ちの間で売買され ていて、三ノ宮の管理者になる=金持ちであるステータスである。街の中心エリアであるというプ ライドもあってか、最近では本宮である一ノ宮と成りかわろうとしている。 【クダンの家】 富裕層しかいない竜頭街の中でも特に金持ちの集まる居住区にある。 蛟龍町有数の赤毛族の富豪の家。 【モノレール】 竜頭街のビルの合間を縫うように作られたモノレール。主に観光用。 【鬼門坂線地下鉄】 八卦地下施設 竜頭街の地下部分を利用して作られた施設。この地下部分を「八卦地下」と呼ぶ。 【風門水族館】 【地下鉄】 竜頭街の地下に円を描くように路線が敷かれている。そこから更に、壱~肆番街に放射状に線路が 広がっている。蛟龍町の人々の重要な移動手段であり、交通費は大して高くない。 【エレベーター】 地下鉄、ショッピングモール、水族館など、竜頭街地下と竜頭街を繋ぐエレベーター。 一般人が竜頭街に行くには、大抵地下鉄で蛟龍町駅に行き、そこからエレベーターで竜頭街まで登っ ていくのが一般的である。 【地下居住区】 蛟龍町地下に広がる居住区。主に貧民が住む。 弐代目八咫鴉と世界警察との抗争の際に、戦場になっていたこともあり、ホームレスや犯罪者といっ た行き場所のない人間が住み着き、地下であることから衛生状態はとてもよくない。 配線が張り巡らされ、至る所に虫やネズミがいる。エレベーターと直接つながっていないため、ここ に行くためには階段や業務用の廃エレベーターを使って降りなければならない。 別の階には、金持ちの秘密基地のような整った居住区(別荘区)もあるようだ。 戻る
https://w.atwiki.jp/epicofbattleroyale/pages/78.html
【1】 その部屋には、いくつもの檻があった。 猛獣を閉じ込めるあの大きな檻が、空間を埋めていた。 ならば、その中に収監されているのは、ライオンや豹なのか。 答えは否である。檻に閉じ込められたのは、そんな獰猛な輩ではない。 聞き耳を立ててみるといい。出してくれという、か細い声が聞こえる筈だ。 そこから次いで、助けを求める女の声に、生気の失せた呻き声が、耳に入ってくるだろう。 どれだけ勘が鈍くても分かるに違いない――檻に収監されたのが、人間であるという事に。 そんな悪趣味な部屋の中を、一組の男女が並んで歩いていた。 男の方は、黒衣に身を包み、黒い帽子を深く被った、銀髪の青年であった。 女の方は、ぼろきれの様な着物で肌を隠した、長い黒髪の童女であった。 「随分死に体が多い、餌は与えたのか?」 童女が檻の一つを眺めながら、そう青年に問うた。 あろう事かこの少女は、人間の食料を餌などと言っている。 彼女が檻の中の者をどう捉えているか、それを如実に示していた。 「大方餌やりに遊ばれたのでしょう。哀しいものですな」 泣きはらす女がいる檻を見つめながら、青年は答えた。 彼の表情には、常に作った様な笑みが貼りついている。 サービス業の者が得てして使う、形だけの笑みであった。 「呆けた事を。これを始めたのはお前だろうに」 「ええ、確実かつ迅速な目標達成にはこれが最適ですので」 「いやはや下種い、下種いのぅ」 童女が軽やかな足取りで、青年の前に出た。 彼女の顔も、青年と同様に笑みが張り付いている。 されどその笑みは、愉悦からくる真の笑顔であった。 「我らが張った糸に反応がある、カルデアの者共だろう。 当然、対策は練ってあるのだろうな?ライダーよ」 人理保障機関カルデア――人理焼却という未曽有の災いを退けた者達。 そして、その内の一人にして人類最期のマスターが、藤丸立花だった。 本来歴史に載らない筈の彼等の物語を、何故か彼等は知っているのだ。 「無論対策済みです。計画の根底を崩される事はないかと。 ですが慢心は禁物です、何しろ相手は人類救済の英雄ですので」 「分かっておるわい。ここまで拵えたのだ、易々と潰されては堪らん」 死にかけである檻の住人とは対照的に、二人は実に生き生きとしていた。 彼等の内に潜む感情は、きっと歓喜で満たされているに違いない。 何しろ、今この瞬間に至るまで、計画は滞りなく進行しているのだから。 「他の奴等の顔も見ておこう。お前は引き続き管理を頼むぞ」 そう言い残して、童女は足早に駆けていった。 彼女が走る先には、別の"ブース"へと繋がる通路がある。 その道を経由して、青年以外の仲間に会いに行くのだろう。 そう、彼等がいるこの場所は、博覧会のブースなのである。 1940年に開催を予定され、しかし頓挫した、幻の万国博覧会。 "東京万博"と呼ばれたそれが、特異点として出でようとしているのだ。 「……藤丸立香、早く来るといい」 青年は檻の一つに歩み寄り、そこに閉じ込められた男に目を向ける。 彼は片腕を切ろ落とされたようで、しかし傷の処置もされてない。 "餌やり"に来た男に、半ば遊び半分に身体を破壊されてしまったのである。 生気をまるで感じさせない、今にも息絶えてしまいそうな状態であった。 しかし、戦慄に値するのは、何もそれだけではない。 その男は、肌の色も服装の特徴も、全てが日本人のそれと一致しているのだ。 彼だけではない、此処にいる全ての人間が、同じ特徴を有している。 此処に押し込められているのは、悉く同じ国の民衆なのだ。 「貴方の愛する故郷が、消えて無くなってしまうのだからな」 青年が一層笑みを浮かべるのと同時に、男の呼吸が停止した。 BACK TOP NEXT 特異点トップ 次の話
https://w.atwiki.jp/crossworld_battle/pages/13.html
世界は、異常に包まれていた。 日本・神奈川で発生した原因不明の隆起現象。 隆起した大地「ロストグラウンド」にて誕生した、それまでの科学技術を越えた現象・アルター能力。 イギリス・ロンドンでは謎の大量失踪事件が発生し、一夜にして300万以上の人々が蒸発。 アメリカ・ニューヨークは一夜の内に世界と隔絶され、人外が蔓延るるつぼと化した。 また日本の各地ではパラサイト事件と称される猟奇殺人が繰り替えされ、人々を恐怖の中に叩き落としていた。。 激動の世界。それまでの常識を逸脱した、異質との邂逅。 これは、そんな世界で起こった一つの事件であった。 『おはよう、諸君』 声が、聞こえた。機械のような、抑揚のない声。 その声が聞こえた時、人々は既にその場へと集められていた。 『何がなにやら、と言った様子だね。何、心配する事はない。皆には少しゲームをしてもらおうと思ってな』 暗く塗りつぶされた世界。 唯一そこで光に照らされる者がいた。 それは人の半分ほどしか背丈のない、非常に小柄な老人であった。 肌は不気味なほどのの青色に染まり、顔には深い深い皺が刻まれている。 老人は、暗闇の中で歌う。 『君達にはこれから―――殺し合いをしてもらう』 ポツリと。 これから何十もの人々を狂わす一言を。 歌う。 『ルールは無用。武器でも何でも使うと良い。ただ唯一……そうだね、ルールのようなものを一つ挙げるとしよう』 静まり返った舞台で、老人だけが舞い踊る。 歪んでいた表情で。 楽しげに、愉しげに、絶対者として笑う。 『このゲームの勝者は三人だ。三人までの生還を認めよう。慈悲深い神からの施しと考えて貰えれば良い』 誰も、何も語らない。 あまりに唐突すぎる事態に、殆どの人物が思考を止めていた。 目の前の現状を受け止めようとするので精一杯であった。 「えと、ちょっと質問しても良い?」 そんな中で誰よりも迅速に動いた者がいる。 男は視線を集めるかのように立ち上がり、老人を見据えた。 同時に男に対してライトが当てられる。 暗闇に浮かんだのは痩せ型の男であった。 鮮やかな銀髪に白色のスーツ。 人によっては凛々しいと感じられる顔は挑発的な笑みに染まっていた。 「えっと、あんた……あー、おじいちゃんはさ、俺たちに殺し合えって言ったよね」 男の笑みを、老人もまた笑みで受け取る。 だが、その笑顔は友好のそれとはまるで別質。 互いの腹を探り合う、梟雄たちの供宴であった。 「粗方平凡な日常に刺激が欲しくて、こういうこと開いちゃった口でしょ? 俺たちの殺し合う姿が見たい。俺たちの苦しみ、もがく姿が見たい。 ま、富と権力を有した者ならではの道楽って奴なのかな? 悪趣味で正直キモイけど。 でもさ、ちょっと申し訳ないんだよね」 『申し訳ないとは?』 「だってさ、おじいちゃんの期待には沿えそうもないから」 男は小さく息を吸い、笑みを向ける相手を変えた。 老人から、男の周囲へ。 彼と同様にこの場に連れてこられた被害者たちへ、狂気を見せる。 「だってそうでしょ? 俺の北斗神拳に掛かれば、こんな奴等苦しむ暇すらなくあの世逝きだからさ。 だからおじいちゃんの期待には沿えないかなーって」 語り、男は笑い声をあげた。 狂ったように、壊れたように。 ノイズのような耳障りな笑い声を撒き散らす。 『ふふ、大丈夫だよ、斑目貘君。この場には君ですら手に負えないような怪物が潜んでいる。思う存分に働き給え』 男の狂気を、老人はただ面白げに見ていた。 老人が枯れ木のような腕を掲げ、指を鳴らす。 それきり照明の全てが落とされ、空間を完全な闇が覆った。 人々が知覚できるのは、ただ男の狂ったような笑い声だけであった。 『さぁ、始めるぞ。殺し合いを、バトルロワイアルを―――』 交わり合った世界の中で、異常な殺し合いが始まった―――。 【クロスオーバーワールド・バトルロワイアル 開催】 【残り37名】 【主催者:マモー@ルパン三世】
https://w.atwiki.jp/tasogaredoki/pages/85.html
最初にお願いと注意を。 この文章を読む前に、身近なところに時計があるかどうか確認してもらいたい。 十分、二十分が命取りになりかねないので。では・・・ 先月、高校時代の友人がポックリ病で逝ってしまい、通夜の席で十数年ぶりに 集まった同級生の、誰からともなく「そのうち皆で呑もうなんていってるうちに、 もう3人も死んじまった。本気で来月あたり集まって呑もうよ」という話になった。 言い出しっぺのAという男が幹事になって話しは進行中だが、 なかなか全員(男5、女3)のスケジュール調整がつかない。 今年の夏はくそ暑いし、9月に入ってからにしようかと、幹事のAと今昼飯を いっしょに食べながら話し合った。 そのときビールなんか呑んだのが、間違いだった。 Aが、ふと言わなくてもいいことをつい口に出し、おれは酔った勢いで、 それに突っ込んだ。 それは先月死んだ友人に先立つこと十年、学生時代に死んだBとCのカップルのことだった。 十年前AはB(男)の家(一人暮らしのアパート)で、Cと三人で酒を呑んだ。 直後、BCは交通事故で死亡。 Bの酔っ払い運転による事故という惨事だった。 Aはその事故の第一発見者でもある。 おれは、2ちゃんねるのことをAに説明し、事故の第一発見者のスレッドに書き込めと、 悪趣味な提案をしたのだ。 すると、Aはたちまちにして顔面蒼白となり「冗談じゃない!」と本気で怒り出した。 おれは、いささか鼻白み「むきになんなよ」と言い返したが、Aの怒りは収まらず 「じゃあ、あのときの話を聞かせてやるが、後悔するなよ」と言って、 恐ろしい早口で話し出したのだ。 Aのはなし おれ(A)がBCと呑んでいたとき、D先輩がいきなりBのアパートを訪ねてきた。 顔面真っ青で、突然「おまえ等、裏返しの話を知ってるか」と話し出した。 そのときおれは、酒を買い足しにいこうとしたときだった。Dさんが止める様子も ないので、缶酎ハイを買いに出て、十五分ばかり中座した。部屋に戻ると、 Dさんは大分くつろいだ様子で、おれが買ってきた酎ハイを喉を鳴らして一気に呑んだ。 「なんの話だったんですか?」「だから裏返しだよ」「裏返し?」 「裏返しになって死んだ死体見たことあるか?」「・・・いいえ。なんですか、それ?」 「靴下みたいに、一瞬にして裏返しになって死ぬんだよ」 「まさか。なんで、そんなことになるんですか?」先輩は、くっくと喉を鳴らして笑った。 「この話を聞いて、二時間以内に、他の人間にこの話をしないと、そういう目にあうんだ」 「不幸の手紙ですか?」 おれは本気にしたわけではないが、聞き返した。今なら「リング」ですか? と言うところか。 「なんとでも言え。とにかく、おれはもう大丈夫だ。もさもさしてないで、おまえ等も話しにいった方がいいぞ」 なにか白けた感じになったが、買い足してきた分の酎ハイを呑み干して、宴会はお開きになった。 先輩はバイクで去り、BCはBのサニーに乗った。スタートした直後、サニーは電柱に衝突した。 呑み過ぎたのかと思い、すぐに駆け寄ってみると、BCは血まみれになっていた。 そんな大事故には見えなかったので、おれは少なからず驚いた。 いや、もっと驚いたのは二人がマッパだったってことだ。 カーセックスなんて言葉も浮かんだが、そうでないことはすぐに分った。 二人は、完全に裏返しになっていたのだ。おれは大声で叫んだ。 「裏返しだ!裏返しで死んでる!」すぐに人が集まってきて、現場を覗き込んで、 おれと同じ言葉を繰り返した。だから、皆助かったのだろう。 Aは逃げるように帰って言った。おれはこんな話むろん信じないが、一応このスレッドを立てて、予防しておく。 後は、04:30分までに誰かが読んでくれればいいのだ。 肝心な部分を読んでいないとカウントできない。読んだ方。一応後何時間あるか、時計でご確認を・・・ .
https://w.atwiki.jp/animalrowa/pages/217.html
第一回放送 ◆1eZNmJGbgM そこは、この惨劇の為に集められた参加者達が最初に意識を取り戻した場所。 参加者の中には、そこが学校の体育館であることに気付いた者もいたかもしれない。 尤も、突然あの場所に転送された上に周囲の照明が朧げな鬼火であったあの状況では、無理な話なのだろうが。 そして六時間前の悪趣味なデモンストレーションが終了した以上、ここには今、だれもいない。 見せしめとなったシマリスの死骸も血痕も既に消えており、血臭が周りに漂うことが惨劇の証拠としてのよすがである。 が、抜け殻となった体育館の入り口から雛壇へ目掛けて、どうした事か街路灯のごとく二筋の鬼火が灯されていく。 この鬼火の速さ、初め亀がのそりと歩くようであったが徐々に加速、早歩きから小走りさらに駆け足、最後雛壇に到達する頃には燕の如き速さで壇上に至る。 そして鬼火に囲まれた中に、一切の音を立てること無く現れた妖孤が一匹。 音どころか気配も感じさせぬ、まるで開催の合図を伝えたあの時から今まで微動だにしておらぬ様な その所業に感嘆したのは、この場で確認できる分には補佐の天邪鬼数匹のみであったが。 こうして、六時間前と変わらぬ畏怖を湛えて妖魔王キュウビが放送を開始する。 ◇ ◇ ◇ 「さて、素晴らしい闇の時から忌々しい日の出を迎えることになったが……貴様達、それでも獣か? まるで人間の様に徒党を組み、野性を封じ……呆れ返るばかりだ。 忘れたのか? 貴様達の首輪は我の指先一つで簡単に爆破するのだぞ? 尤も、我は寛容である為なるべくその様な手段は取りたくないのだがな。 貴様ら、さらに互いを喰らい合え。故に、先程知らせた禁止区域を倍にする。しかと聞け。 B-6 C-1 D-3 F-7 以上だ。因みに電車に乗っていれば影響は無い。それと、禁止区域に侵入したらどうなるか……今見本を見せよう。一瞬であるからな、気を抜くでないぞ?」 キュウビがそう言うや否や、突如として朝にも拘らず会場内が暗転し始め、妖気、邪気、瘴気が立ち込めだす。 魔、狂、鬼、闇、呪、哭、悪、暗、忌、凶! この事態を正確に理解できる者は参加者には二名……いや一匹と一名か。 なにせ彼らはコレを祓う旅をし続けていたのだから。 この事態が二、三秒ほど続いたところで、会場に元の朝日が戻り放送が再開される。 「どうだ? 地図も碌に読めぬ輩にも十二分に伝わったであろう? あの中に入ると首輪が反応し……およそ二十刻で爆発する。 まあその身で感じた様にただ入るだけで体力、神通力等が消耗される為入らないに越したことは無い。 よって、心置きなく禁止区域の外で殺し合うが良い。 ……おっと、忘れるところであった。この六時間で目出度く殺され、喰われた畜生の名を呼ぶとするか。 どうにも死骸には興味が無くてな、我とした事が不覚であった。 タヌ太郎 アルフ ヒグマの大将 シロ ヨッシー コロマル ボニー 夜叉猿 メレオロン この中に貴様達の知り合いがいようとも我にはどうでもよい、ただその身を野生に委ね殺しあえ。 ではまた、太陽が昇り切った頃に会うとするか」 ◇ ◇ ◇ 「キュウビ様、アンナニ格好ツケテテタドモ、アノ原稿ヲ書イタノハ連中ダベ」 「シカモキュウビ様、オラニ原稿渡シテ漢字ノ読ミ方ノ確認シテタダ」 「マァアレダケ目立ツ時ニ読ミ間違ッタラ情ケナイッペ」 「ソウイウノヲ巷デハ『カリスマブレイク』ッテ言ウラシイダヨ」 「多分死亡者ノ発表ハ素デ忘レテタナ、キュウビ様」 「デモ、アレダケノタタリ場ヲ創リ出セルトハ、アノ連中ノ術モカナリノ物ダベ」 「アア、アノ『マジンキ』ノ事カ?」 「オラ達モ、アレノ魔力ヲ使エタラ強クナレルベカ?」 「残念ナガラ、オラ達デハ無理ガアリ過ギルダ……」 「マサカ、キュウビ様ガ死亡者ノ発表忘レソウニナッタノモ……」 「イヤ、アレハ素ダベ」 「ンダ、素ダ」 「素ダナ」 「「「「デスダベー」」」」 時系列順で読む Back 新しい朝が来た、疑問の朝だ Next 夢有 投下順で読む Back 新しい朝が来た、疑問の朝だ Next 夢有 000 オープニング キュウビ 095:第二回放送 GAME START 天邪鬼 095:第二回放送