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この内容は1940年頃のフランス電撃戦後、パリ進駐時の歩兵科二等兵を想定して書いています。 ヘッドギア →M38略帽orM40略帽 兵科色(歩兵科は白色)を縫い付ける。 野戦服 →M36野戦服orM40野戦服 ベルト&バックル →兵用ベルト(皮の色は黒、バックルは陸軍の物にして下さい 靴 →乗馬ブーツorジャックブーツor短靴 乗馬ブーツは金が有る兵士が私費で調達。普通の兵士はジャックブーツ。 徽章 →鷲章、襟章はBeVo製の白い物が良いでしょう。肩章は地味な物を。 勲章 →二級鉄十字勲章 ※上記の内容はフランス電撃戦に参加した設定
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445: ホワイトベアー :2022/03/08(火) 18 23 13 HOST 115-179-80-59.tokyo.fdn.vectant.ne.jp 第8話 シベリアの夏燃えゆ その1 イルクーツクにおいて激しい戦闘が行われている一方で、ネウロイはユーラシア北部でもその進撃を強めており、こちらではオラーシャ軍が少数しかいなかった事から早々に扶桑皇国国境まで到着してしまっていた。 幸い、第一梯団の半分は航空攻撃により吹き飛んでおり、その残ったネウロイたちの主力はイルクーツクの攻略にかかっていた。それでも400を超える中型ネウロイを中心とした部隊がシベリア北部の国境を突破し、扶桑皇国の防衛線に襲い掛かる。 「主砲、撃てぇぇ!!」 車長の命令を下に九五式中戦車の誇る52口径90mm戦車砲から2キロ中型ネウロイに向かいAPCBC(風帽付被帽徹甲弾)が放たれる。そして、オラーシャ軍のBT-7では歯が立たなかった中型ネウロイの装甲を一発で貫徹し、ネウロイを撃破した。 この攻撃に驚いたのか中型ネウロイから攻撃が飛んでくる。しかし、それらの砲撃は遠距離であることや彼らが足を止めずに攻撃を行っている事もあいまって命中する事はまれであり、例え命中したとしても80mm、傾斜も含めれば140mm近い九五式中戦車の装甲を貫徹できず、はじかれる。 この戦車だけではない。この地域に配備されている九五式中戦車は、全車がその威力を十分に発揮していた。 しかし、ネウロイ達は恐れという感情を知らないのだろう。扶桑陸軍の攻撃により次々と同胞が撃破されているのに一切の躊躇なく前進を続ける。 扶桑陸軍の防衛線まで1000mに達すると対ネウロイ用の地雷原に突入、さらにこの位置になると52口径76.2mm戦車砲を主砲として搭載する八四式中戦車も砲撃を開始しており、地雷原と砲撃によりその数を減らしていく。 また、空からは扶桑皇国軍の主力襲撃機である九一式双発襲撃機が援護の為に到着、機首の57ミリ機関砲や両翼の20mm機関砲をネウロイに向けて放つ。 約100両近い戦車部隊と100機の襲撃機による攻撃はさすがのネウロイでも厳しいものであり、半数ほどのネウロイが撃破された段階で撤退を開始、以後、オラーシャ・扶桑皇国国境上ではこうした国境の戦いと呼ばれる小競り合いが続いていくと事になる。 そしてそして1937年8月26日、いまだにオラーシャ軍が死守するイルクーツクの攻略を諦めたのか、ネウロイ側は約26個師団相当の数を有する第2梯団をイルクーツクではなく史実サラ共和国方面のシベリア北部に転換させた。 この行動は早期警戒管制機や偵察機により即座にEACO軍司令部に伝わる。EACO軍総司令官に任じられた東条英機大将は作戦図を見ながら、ネウロイ軍の意図を考えていた。 「ネウロイ共め、航空機の分散を狙って北部での戦線を拡大させるつもりだな。だが、敵の戦力の分散は我々の好機でもあるか」 今EACO軍が最も恐れている事はイルクーツクを攻略したネウロイの大軍がモンゴルを超え中国本国を襲撃する事であった この時のモンゴルの防衛線は、内線戦略を国防方針に据えているがゆえに国内のインフラが異常なほど整っている扶桑皇国本土と違い、碌なインフラが無いことから防衛線の構築が遅れており、国境沿いの山岳部に展開している第一防衛線こそ強力な防衛線を構築できているがそれを突破されると中国本国まで一気に突破されかねなかった。 そうなってしまえば、EACO軍はシベリア方面と中華本国に兵を割かなければならず、その負担の増大は考えたくないほどである。 446: ホワイトベアー :2022/03/08(火) 18 24 41 HOST 115-179-80-59.tokyo.fdn.vectant.ne.jp 「将軍、ここは我々もネウロイたちの動きに合わせ北部への兵力増強を行うべきです。幸いにして航空優勢は我々が握っており数の劣勢を補うことは十分にできます」 「扶桑皇国の長年のインフラ整備により補給も問題ないです。何よりモンゴルを突破される可能性を減らせるなら航空機の分散というリスクも十分に許容できます」 「扶桑皇国側も国境防衛の強化を要請してきております。外交的にも叩くべきです」 「敵の機甲戦力の中核である乙型(中型ネウロイ)は扶桑皇国側の八四式中戦車でも相手にできることがわかっております。例え数に勝ろうが十分圧倒できます」 彼の幕僚たちも自分たちの優勢を信じ、ネウロイ第二梯団の挑発に応えて決戦を主張する。 無論、リスクもある。ネウロイの目的は北部への派兵を誘うことでバイカル周辺のEACO軍の戦力を減らし、第三梯団をもって一気にイルクーツクはもちろんウランウデ等を陥落させる事かもしれない。 「・・・わかった。部隊を送り込もう」 しばしの逡巡の後、東条は部隊を送り込むことを決め、増援部隊の編成を幕僚たちに指示する。 北部には8個歩兵師団と4個戦車旅団を中核とした地上部隊と3個航空師団、航空ウィッチ1個飛行戦隊を中心とした航空部隊を主軸とする北部方面軍が展開していた。 EACO軍司令部は、これに増援としては扶桑陸軍1個機甲軍(2個戦車師団、2個歩兵師団)と第2個航空軍(8個航空師団)、2個魔導航空軍(4個航空ウィッチ師団)、日本陸軍1個軍(1個機甲師団、2個歩兵師団)、1個航空師団、1個航空魔導大隊(扶桑陸軍の飛行戦隊に相当)、中華帝国軍1個軍(機甲師団1個、歩兵師団3個、4個装甲魔導旅団)を送りむ。 これにより、北部に展開するEACO軍の戦力は地上兵力が3個機甲師団、12個歩兵師団、4個戦車旅団、4個陸戦ウィッチ旅団、航空戦力は12個航空師団、4個航空ウィッチ師団、2個航空ウィッチ大隊に達する。 総兵力は60万、航空ウィッチ約650名、陸戦ウィッチ8200名という一大兵力が東部に布陣した さらに日本は北部の増強で不足する航空戦力を補うべく東南アジア諸国の空軍部隊をバイカル方面に展開させる。この時派兵された総勢8個航空師団であり、練度はともかくとして数と装備の質では引き抜かれる扶桑皇国軍航空隊に引けをとらない。 航空部隊同様に北部に引き抜かれるウィッチ部隊の穴を埋めるために日本本土からは新たに4個航空魔導大隊144名の航空魔導兵を中核とする空軍第1航空魔導師団の増派が行われ、東南アジア各国のウィッチ部隊もバイカル方面に送り込むなど魔導部隊の増強も行われていく。 そして、1937年8月24日、オラーシャ帝国クラスノヤルスク地方エコンダ近郊においてエコンダ会戦と呼ばれる一大決戦が幕を上げた。 会戦の序曲は当然の事ながら航空優勢の確保を目的とした日本空軍戦闘機部隊による長距離ミサイル攻撃から始まった。 36機の26式戦闘機と72機のから放たれた計216発の対ネウロイ用空対空中距離魔導誘導弾は戦闘機型ネウロイを一方的に叩き落とし、その後は扶桑皇国陸軍航空隊の九四式戦闘機と航空ウィッチ隊が突入、敗残兵を狩るがごとく隊列が乱れに乱れたネウロイ側を一方的に叩き落としていく。 447: ホワイトベアー :2022/03/08(火) 18 26 26 HOST 115-179-80-59.tokyo.fdn.vectant.ne.jp 『射撃訓練を思い出すな』 『貴女が一番苦手だった科目でしたわね。ウォーウルフ2』 『HAHAHAそんな昔のことは忘れたぜ。なんなら撃墜数で勝負するか?ウォーウルフ3?』 『でしたら撃墜数が少ない方がPXのデザートを奢りという事ですかね』 『乗った。どうです少佐も一緒に参加しませんか?』 「ウォーウルフ2、ウォーウルフ3、余裕があることはいいことだが、あまり油断するなよ。」 ネウロイ側に新型であろう、新種の戦闘機型ネウロイを12.7mm機関銃で叩き落としながら、北部方面軍に送り込まれた大日本帝国海軍第1航空魔導大隊大隊長である北郷章香少佐は部下達をたしなめる。 『申し訳ありません。少佐』 『申し訳ございません少佐』 敬愛する上官の言葉に部下たちは素直に謝罪する。 あらかた戦闘機型ネウロイが片付いた後、扶桑皇国軍の九一式双発襲撃機を中心にした部隊が突撃を開始し、空から一方的な攻撃を加えるはずであった。 しかし、突如として地上から火箭が上がり、攻撃を加えようとしていた九一式双発襲撃機にいくつもの弾があたる。 『3番機が落ちたぞ!!』 『対空戦車型がいる全機注意しろ!!』 『6番機もやられた!!』 『こちら11番機、被弾した。一度基地に帰還する!!』 無線が一気に騒がしくなる。いくつかの攻撃機が撃墜され、その倍の機体が被弾を受けた。 レーダー統制もない射撃ゆえに十分に警戒していたら避けられた時代であったが、今までの経験から慢心していた扶桑軍は思わぬ奇襲を許してしまう。 明らかに制空権を失われることを前提とした様な大量の対空戦車型の存在はネウロイに知能があるのではないかという不気味な妄想を膨らませるには十分なものであった。 「キルゾーンに入ったぞ。全部隊に通達。ディナーに火をともせ」 「撃って撃って撃ちまくれ!! 弾薬を残した腰抜け野郎は国籍はく奪だ!!」 「自分のナニを扱くより素早くぶち込め!! 扶桑陸軍砲兵隊の火力を見せつけろ!!」 それでも大勢は変わらない。本来なら砲兵を信奉するのはオラーシャ軍の専売特許であるはずであったが、現在ではそのお株はEACO軍に奪われてしまったかのように、ネウロイが砲兵隊のキルゾーンにはいるや否や大は28㎝列車砲から小は75mm榴弾砲まで、扶桑軍と日本軍の火砲が次々と火を吹きネウロイたちを吹き飛ばしていく。 人間同士の戦闘ならこの段階でチェックメイトであろう。しかし、相手はネウロイ。その極めて高い再生能力の高さを武器に、少なくない固体がEACO軍の航空機と砲撃が織りなす猛攻撃を突破していく。 幸いにして第一波として襲撃してきたネウロイたちは対ネウロイ用地雷原や九五式中戦車、八四式中戦車、54口径90mm対戦車砲、55口径100mm高射砲、76.2mm陸戦ウィッチ砲、105mm陸戦ウィッチ砲などによる激しい対ネウロイ用弾頭の嵐に撃滅することに成功する。 しかし、EACO軍も無傷だったわけではなく、地雷原を全損したほか、対戦車砲部隊を2個大隊損失してしまった。 「やはり、火砲と航空攻撃のみでは撃退は無理か・・・。」 比較的後方であるヤクーツクにある北部方面軍司令部では、扶桑皇国軍北部方面軍司令官である大沢義三郎中将は日本軍の設営した作戦本部にて送られてくる映像やデータを下に戦況を分析する 彼としてはリスクの大きい地上部隊同士の殴り合いはせず、砲兵隊と航空隊で決着をつけたかったが、やはりそうはいかせて貰えないようだ。 448: ホワイトベアー :2022/03/08(火) 18 28 12 HOST 115-179-80-59.tokyo.fdn.vectant.ne.jp それでも現状はEACO軍側が圧倒的に有利であった。数でこそ26個師団規模のネウロイに対して、こちらは予備兵力である日本軍第8軍を除いて全兵力を前線に投入しているが16個師団と不利だが、装備の質はこちらが上で制空権を握っていることから航空支援を一方的に受けることができる。 何より優位なのは敵は我々の事を偵察するのは不可能だが、こちらは航空偵察で相手の動きを手に取るようにわかるのだ。 ここまで優位にあって負けるはずがない。この時の大沢はそのように考えてしまう。 「当初の予定より順調に経過しておりますが、第二段階への移行を早めますか?」 幕僚の1人が問いかけに来る。 「・・・いや当初の予定通り中央を支える第11軍を撤退を装って後方にさげてハンニバルごっごに興じよう」 「了解しました」 8月30日、北部方面軍の司令は即座に符丁を通して第11軍司令部および第11軍隷下の各部隊に伝達された。 『第12中隊から前線司令部、負傷者多数!!至急増援を』 『第332砲兵連隊すでに弾が切れかかっている。退却の許可か補給をくれ』 『第45装甲車中隊、敵部隊と接敵、撃破すれども損害大、退却を要請する』 『航空支援、何やってやがるもっと前方に火力を投射しろ』 そうするとそれまで以上に無線は悲痛なものが増えていった。どうやらすでに前線はかなりきっぱくしているようだ()。 これはいかん、このままではぼうえせんはほうかいしてしまう。 第11軍司令部は全軍を後退させる事を決定した。 司令部の命令を受け最前線で最も激しいネウロイの攻撃を受けていた扶桑陸軍第11軍は撤退を開始する。 『いつもながら司令部の無茶ぶりしかいわないな』 『額面上で物事を考えるから現場の苦労を忘れてしまうんでしょうね』 『それにしても地上には随分とだいこんが多いみたいですね。笑いをこらえるのに苦労しましたよ』 『『違いない!!』』 ハハハ、笑い声が無線を占める。 第11軍の後退完了まで殿を務めることになった大日本帝国海軍第1航空魔導大隊は同様に地獄の一等地に送り込まれた扶桑皇国陸軍飛行第64戦隊、扶桑皇国陸軍飛行第69戦隊とともにシベリアの空を飛んでいた。 彼女らの任務は退却を支援する為に飛んできた攻撃機部隊を護ることと、逆にネウロイの爆撃機型から味方地上部隊を護ることであった。 任務内容は極めて難しい。味方の援護が限られる殿戦なんて本来なら死んで来いというものだ。それでも彼女らの表情は明るい。 この場にいる全ウィッチ、すなわち108名全員が最低でも2桁のネウロイを撃破しているエースたちであり、自分たちの実力に絶対的な実力を誇るがゆえに。 彼女らにとってこの困難な任務は平時の国境哨戒となんら変わりない任務であった。 さっそく、第11軍の異変に気が付いたネウロイたちが動き出した。手始めとして200機近い戦闘機型ネウロイと40機近い爆撃機型ネウロイを第11軍へと差し向けてくる。 本来ならこういったときに長距離ミサイルを発射して第一撃を加える日本空軍戦闘機部隊は、決戦の初めに長距離対空ミサイルを全部発射した後に第二梯団への爆撃を実施。その後兵装と燃料補充の為にRTBしてしまっていた。すでに基地からは離陸している用だが間に合うかは微妙である。 一応、その間カバーに入ってくれていた12機の28式汎用戦闘機から計76発の対ネウロイ用中距離空対空魔導誘導弾が放たれるがそれでも数は相手の方が上である。 『マジックより全ウィッチ隊へ。爆撃機型は現在退却中の第11軍にとって大きな脅威となる。また、戦闘機型は言わずもがなだ。直ちに迎撃を開始せよ。繰り返す全ウィッチ隊は迎撃を開始せよ』 『戦闘機型は私たちと水兵さんがやるから64戦隊は爆撃機をおねがいします』 飛行第69戦隊第1中隊隊長兼同戦隊戦闘隊長を務めるホワイトラビット1の提案を受ける 449: ホワイトベアー :2022/03/08(火) 18 29 08 HOST 115-179-80-59.tokyo.fdn.vectant.ne.jp 後方の管制機からGOサインが入るとウィッチ隊は待ってましたとばかりに、彼女らがもっとも得意とする上空からの一撃離脱をもってネウロイたちに喰らいつく。あとは陣形が乱れスピードで劣るネウロイを翻弄しながら平らげる。 それだけであった、それだけのはずであった。 新型だろうか?見たことのない形をした単葉機型ネウロイがいくらか見える。 『貰った!!』 ウォーウルフ4が新型機の後ろに周り、狙いを定める。 「ウォーウルフ4回避!!」 『はえぇ? ハワぁ 後ろにつかれた!?』 油断はしていなかった。だが、先ほどまでウォーウルフ4に追い回されていた機体が何故か背後におり、ウォーウルフ4に射撃を加えていた。 ウォーウルフ4はシールドでそれを受けながしつつ、何とか振り切ろうと全力で機動をとるが、恐ろしい事にネウロイ側の戦闘機はそれに付いてくる。 『ウォーウルフ3からウォーウルフ4へ。貸し1つですわよ』 幸い、彼女のエレメントであるウォーウルフ3がカバーをいれた事で事なきを得たが・・・。 『こちらホワイトラビット12!!後ろをつかれた援護を!!』 『ネウロイの新型!?なんて運動性よ!!』 『捉えた!! エッ⁉ いなくなった?』 『後ろだ!!ウォーウルフ14』 『ウォーウルフ14が被弾した。』 ウォーウルフ4だけではない。他にも何人かが格闘戦を挑んだのか後方に回られていた。 確かに日本製の36式戦闘脚は中高高速性での性能を重視した戦闘脚であり、こうした低速時での格闘戦をあまり重視はしていない。それでも、それはあくまでも他と比べて優れていないというだけであり、扶桑皇国製の戦闘脚以外の同年代の戦闘脚よりかは優れているとされている。 それに追いついてこれるなんて。ネウロイの厄介な新型を出してくれたものだ ウォーウルフ14の後ろにいたネウロイの上空から12.7mm重機関銃を叩き込みながら降下をかける。ガラスの割れた様な甲高い音が聞こえてきた。 「ウォーウルフ14、損害は?」 『ユニット・武器共に無事、右ユニットにかすった程度です。まだまだいけます』 「わかった、だがウォーウルフ15とのエレメントは崩すなよ」 『了解です』 幸いにしてペイントが削がれた程度の損傷であったのでそのまま戦闘を続行させる。 450: ホワイトベアー :2022/03/08(火) 18 31 24 HOST 115-179-80-59.tokyo.fdn.vectant.ne.jp 『何やってんのよホワイトラビット12。ウォーウルフ12、ホワイトラビット12のカバーにはいるわよ』 『落ち着きなさい。運動性は凄いけど火力は従来型と変わらない。シールドで十分防げるわ』 『後ろを取られたら取り返すだけだ。オラ!! 落ちやがれ』 一瞬のざわめきが無線から聞こえてくるが、すでに何度も実戦を体験した人間ばかりだ。私が口を出す間もなくすぐに落ち着きを取り戻していた。 「各機、敵の中にできる奴らがいる。油断せず、エレメントを崩さずに戦え。それと格闘戦は絶対に挑むなよ」 ーー了解、 無線からは部隊員全員の声が聞こえてくる。さっと確認した限りでは猛何人か後ろをとられていたようだが、どうやら両機が助けたようだ。良かった。まだ撃墜された奴はいない。 ミサイルで撃破されたのか、もともと数が少なかったのかわからないが幸運な事に大半のネウロイは従来型であり、戦局自体は優位に進んでいく。 『レッドイーグルからマジックならびにウォーウルフ、各ラビット隊へ、護衛機が邪魔で爆撃機体に手をだせませんわ。護衛機を早く引っぺがしてください』 『こちらマジック、了解した。ブルーラビット隊は第799航空師団とともに攻撃機部隊の護衛に付いている。ウォーウルフ、少佐、頼めますか?』 「ウォーウルフ了解した。それと、私にも為口でいいぞ。みんな、もうひと仕事だ」 『マジックよりレッドイーグルへ。ウォーウルフ隊が援護に回る。ホワイト、イエロー両ラビット隊は航空優勢の確保に専念せよ。』 すでに新型機は全て霧散させ、残る敵もあらかた平らげた頃、マジックから連絡が入り新しい命令が下る。 なんてことはない、いつもの人助けの依頼だった。 爆撃機型の付近に向かうと新型ネウロイが護衛機としてついていた。 それも先ほどと比べ物にならない数、50機近くと先ほどとは比べ物にならない。 『申し訳ありませんわ。ウォーウルフ1、敵の護衛が存外優秀でいまだに爆撃機型は半分しか叩けておりません』 「むしろ、あいつらを相手にしながら半分を叩いたんだ。もっと誇っていいと思うぞ」 『ありがとうございます。』 「以後は戦闘機型はこちらで対応する。貴隊は爆撃機型の迎撃に集中してくれ」 『彼方達を疑う訳ではないですが数が足りませんわ。うちのイエローアロー隊も貸し出します』 「・・・すまない」 先ほど戦ってみてわかったことだが新型戦闘機型ネウロイの運動性の高さは確かに脅威である。だが逆に言えばそれ以外で脅威となるものはなかった。ならば低速度での格闘戦に付き合わずに一撃離脱を多用すれば有利に立てるはずだ。 「各機、教練通りにエレメントでの一撃離脱でいくぞ。下手に色気をだして格闘戦なんて挑むなよ」 日本空海軍航空ウィッチ隊の戦術の基本はエレメント単位での一撃離脱、危険な格闘戦は避けるべき戦術であった。 いままではネウロイ側の航空戦力があまりに貧弱すぎたので格闘戦の練習やデータ取り、扶桑皇国陸軍側と戦術を合わせる事もかねて低速度での格闘戦が戦闘の中心であったが、危険だとわかれば戦術を切り替えるのは当然である。 二丁の12.7mm機関銃を構え、北郷は獰猛な絵がを浮かべ口を開く 先ほどの用にはいかんぞ。ネウロイの諸君。 451: ホワイトベアー :2022/03/08(火) 18 32 32 HOST 115-179-80-59.tokyo.fdn.vectant.ne.jp 以上になります。 wikiへの転載はOKです。
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ゲッコー機関短銃 Gecko SMG 基本情報 種別 短機関銃 設計 インダストラリーゼ帝立造兵廠 世代 第三紀 製造 クランダルト帝国 配備先 近衛騎士団帝政ダルト国陸軍 設計年 625年 配備期間 627~645(近衛騎士団)648~652(帝政ダルト国陸軍) 性能諸元 使用弾薬 9mmミグ弾 装弾数 36+1発 発射速度 500rpm - 概要 近衛騎士団の特殊部隊が運用してるサブマシンガン。 女性でも扱いやすい軽量かつパワフルな銃器で、拡張性に富む。 小銃弾と同口径ながら拳銃サイズまで縮小したミグ弾を使用。亜音速でダムダム弾を撃ち出す。 近衛騎士団の特殊部隊は生体サイレンサーのついたゲッコーで武装しており、帝作戦にてその性能を大いに示した。 その後は世界情勢が暗殺用特殊兵装というものを必要としなかったため、銃器の歴史から短時間で退場…と思いきや破棄されたはずのロットは六王湖に密輸されていた!! ある退役軍人によると、悪改造されアサルトライフルと化したゲッコー・スペツィアルなるものが六王湖で現役らしい。 + Description Description must be less than 300 words
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【名前】チハ 【出典】軍事(実在戦車) 【AA】 <チハ図解> ___ ――――――――チハ坊:チハを自由自在に操る鋼鉄の騎士 ヽ==☆=/ / チハを愛し、チハに愛されることで通常の3倍の性能を引き出すぞ! ∩( ・ω・)∩ チハタンばんじゃーい ─┬=====┬─┬─┬ ――チハ主砲:「帝国の稲妻」と呼ばれたチハの必殺兵器 ヽ┴-----┴ 、/_ / / 57mmの巨大な砲弾で、機関銃巣もイチコロだ! ==||:|: :|: 「r-┴──o ______________ |:|:__ :|: ||--┬┘ ̄ |ミ/// / ~~|ミ|丘百~((==___ ――――チハ車体:コンパクトかつチャーミィに仕上げられた形状には └┼-┴─┴───┴──┐~ ~ ' ' ' ' ' - ゝ -┤ 「極東の鉄の美少女」と、連合国も大絶賛! ((◎)~ ~ ~O~ ~ ~ ~ ~O~ ~(◎))三)──)三) ゝ(◎)(◎)(◎)(◎) (◎)ノ三ノ──ノ三ノ ――チハキャタピラー:敵陣地を踏み荒らし大陸を駆け抜け、 「地獄の大車輪」と呼ばれたその豪脚には、韋駄天ハインツもびっくりだ! 【人物】 九七式中戦車チハとは、第二次世界大戦で日本陸軍が使用した中戦車のこと 他の中戦車に比べてサイズが小さく、火力も控えめ、装甲も「紙」となんか不憫でかわいい 性格は気が弱くて泣き虫、少年口調。守ってあげたいかわいらしさ なにげに国語の知識がある。その意外性もかわいい。チハタソばんじゃーい 【特徴的な口調など】 【あだ名】 【能力と制限】 【解説】 帝国陸軍九七式中戦車チハは第二次世界大戦時に日本軍で主力で使われていた戦車である。 歩兵支援の戦車として作られたが、火力は低く、あたり方によっては一撃で壊れたため、最弱の戦車と揶揄されることが多い。 チハたん、などの愛称で呼ばれAAも作られた軍事版のマスコット的存在。 なお、今回はチハ坊は登場しない 他の軍事兵器たちと同じように直接脳内に伝える 以下、ネタバレを含む +開示する 本ロワにおける動向 【スタンス】 死にたくない 【勝利時の願い事】 【本編での動向】 登場話数 タイトル 出来事 No.35 ちはやぶる たらちねの 初登場 No.51 おっぱいなんて、ただの脂肪の塊だろ やる夫と出会う No.70 【悲報】やきう兄ついに出会う グンマーに狙われる No.75 アクシデントは突然に 外で待機してる 【キャラとの関係(最新話時点)】 キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 畜生マッマ 仲間 おば お姉さん 叱責されつつ動向 ちはやぶる たらちねの 一等自営業 通りすがり おじさん 看取る ちはやぶる たらちねの やる夫 協力 乗せる おっぱいなんて、ただの脂肪の塊だろ やきうのお兄ちゃん 仲間 【悲報】やきう兄ついに出会う グンマー 敵対 捕虜にする 【悲報】やきう兄ついに出会う いわっち 通りすがり アクシデントは突然に しぃ 通りすがり アクシデントは突然に 【最終状態】 【座標/場所/日数/時刻】 D-2/一日目・朝
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▼2007年のソウル・エアショーで展示された12.7mm機関銃装備型 ▼同じくソウル・エアショーで展示された7.62mm機関銃装備型 このAEGIS(イージス)と呼ばれる知能型警備ロボット(自動迎撃システム)は、大徳バレーの防衛産業専門ベンチャー企業、ドダム・システム(DODAAM SYSTEM)社が、4年の研究過程を経て開発した。このロボットは敵の動きを捕捉すると自動追跡を開始し、射撃を行なう最新鋭の軍事装備で、韓国軍の主要任務地域や危険地域の警戒はもちろん夜間警戒などにも使用される。ロボットの昼間射撃距離は500m以上。一般兵士らの昼間射撃距離である250mの2倍以上の水準である。侵入者を探知できる監視範囲は昼間には1.2km、夜間には500m。また自軍に向けた発砲の防止のため前方にのみ射撃が可能なように設計されており、誤発射防止のために中央統制室の指揮下で射撃が可能なよう半自動射撃設定と任務地域設定機能を持っている。 AEGISロボットはイラク派遣部隊に送られ、テストを兼ねて警戒任務に活用された。軍事境界線の警備用として開発されたAEGISだが、2007年10月現在韓国軍には採用されていない。しかし輸出は積極的に行なわれており、中東某国で採用され好評を博しているという。 ▼試作型のAEGIS 【参考資料】 News from Daedeok Valley KOREA 韓国陸軍 2007-10-28 21 53 23 (Sun)
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カツゲン #ref error :画像URLまたは、画像ファイル名を指定してください。 雪印メグミルクが北海道で販売している乳酸菌飲料。 現在の正式名称はソフトカツゲン。 発音は、「カ」にアクセント。 概要 昭和初期、帝国陸軍から北海道製酪販売組合連合会(雪印メグミルクの前身)へ、給水状態の劣悪な中国中央部に駐屯している軍人用に栄養飲料の開発を依頼。「活素(かつもと)」が開発される。 1938年(昭和13年)、北海道から原液を送り中国上海で製造を開始。その後、北海道や樺太でも製造。終戦頃に、原材料の入手が困難になる等の理由で製造ストップ。 1956年(昭和31年)、ヤクルトの北海道上陸に対抗し、「活源(かつげん)」を発売。北海道内の一般消費者向けに販売が始まる。 1957年(昭和32年)、「カツゲン」とカタカナ表記に変更。 1979年(昭和54年)、風味を薄くさっぱりしたものにし、「ソフトカツゲン」に名称変更。 かつては瓶入り(リターナブル瓶)が主流で、宅配のほか、銭湯や駅売店(キヨスク)などでも見受けられたが1980年代に姿を消し、現在はすべて紙パック入りとなっている。 現在の販売地域はほぼ北海道内に限定されている(但し、青森県でも比較的見かけられる)。 雪印メグミルク札幌工場が1日約25000本を生産している。 昭和30年代には大阪工場でも製造され、関西圏で一般向けに販売されたほか、1994年(平成6年)頃には「勝源」の名前で首都圏でも発売されたが、どちらも早々と販売が中止されている。 180mlパック。セイコーマート泊店で購入。2016-09-04 関連項目 2016-09-04 この項目のタグ 2016年9月4日 北海道 食べ物 タグ「北海道」「食べ物」がついた項目 あげいも / 旭川ラーメン / 梅屋 / カツゲン / ガラナ / き花 / コマイ / サッポロクラシック / 札幌ラーメン / ざんぎ / ジンギスカン / スープカレー / スパカツ / 月寒あんぱん / トド / ハスカップ / バルナバハム / 豚丼 / マルセイバターサンド / やきそば弁当 / よいとまけ / ラッキーピエロ / リボンナポリン / 柳月 / わかさいも
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134. ひゅうが 2011/12/12(月) 18 56 36 ※ ネタです。憂鬱世界と平成世界がつながったネタですが、これを最後にしようかと。ちょっと長めです。 あとTS分はほとんどなしなので一応ご安心を。 ――西暦20XX(接触+1)年8月 アメリカ合衆国 ホワイトハウス 「では、報告してくれ。」 合衆国大統領は開会を宣言した。 この場に集まっているのは、大統領府および国防総省の面々に加え、中央情報局と国家安全保障省、それに議会上院の安全保障委員会から特に招かれた議員たちと国直属に近いシンクタンク群の研究官たちだった。 現在、彼らが集っているのはホワイトハウス西館地下にあるただ「会議室」とだけ呼ばれている部屋だ。 かつてキューバ危機の際にはケネディ大統領が地上部分で会議を行ったが、70年代以降の先制核攻撃と相互確証破壊の悪夢の中で、一発ないし数発の核弾頭が炸裂することを考慮に入れた合衆国政府は平時においても即座に地下へ退避し、全米に張り巡らせた地下ケーブル網(のちのインターネット)によって初動指揮をとれるようにこの部屋を建設したのだった。 冷戦が過ぎ去り、そして昨年には新たな敵となるはずだった中華人民共和国が限定核戦争の果てに内乱状態に陥るという国家安全保障にとっては極めて都合のいい状態が訪れたこともあり、これらの施設は現在は「秘密の会合」に使用されている。 というのも、この地下施設は議事堂地下の議会地下鉄などの地下トンネル網と繋がっており、それはペンタゴンなどにも延長されている。 要するに、誰にも予定を告げずに会うにはこれほどの場所はないのだ。 「では、報告いたします。御手許の端末をご覧ください。」 国防総省の担当官がモニターの前に立った。 スクリーンではなく、日本のNHK技研が開発したスーパーハイビジョン・デジタル22・4チャンネルというまだ売りだされたばかりの代物である。 と、画面が変わった。映し出されたのは、観艦式の映像だ。 「まず、向こうの世界の日本帝国海軍の戦力です。確認されているだけで、超大型空母4、軽空母兼用の強襲揚陸艦4、対潜軽空母3と、大型水上戦闘艦12が確認されています。 うち2隻は、『ヤマト』クラスといわれる超大型の『戦艦』です。たび重なる改装によって排水量は9万トンを超えているようで、これに2万トン級の超大型多目的水上戦闘艦『アサマ』クラスが加わっています。いずれも、我々が配備を断念したタイコンデロガ代替型の大型巡洋艦の後継型というべき性能を持っています。 汎用水上戦闘艦は、38隻。詳しくは御手許の資料を参考にどうぞ。現在3タイプが確認できますが、いずれもイージスあるいはアーレイ・バーク級かズムウォルト級に匹敵する性能を持っていると思われます。 特筆すべき点は、ここです――この船体側面のアンテナをご覧ください。これは、アクティブ・ステルスシステム。受けとったレーダー電波に逆位相の電波をぶつけることでレーダー波を相殺し、ノイズキャンセルの要領で電子的に艦を見えなくする代物です。さらにこれ――このノズルのようなものからは、海水を噴霧して赤外線をシーカーから艦を隠し、大型艦の場合は核攻撃による熱線や放射線から艦を守るシステムのようです。」 「つまり、インペリアル・ネイヴィーは全艦がステルス艦かつイージスシステムの発展型を装備。しかも核攻撃からの自己防衛まで可能としているというのか!?」 議員の一人が叫んだ。 135. ひゅうが 2011/12/12(月) 18 57 11 「その通りです。彼らの世界では、地域紛争が冷戦後の我々の世界のように頻発していたために実戦経験の機会が多かったようです。さらに、艦隊は対地攻撃ではなく対艦攻撃を重視しています。ナチスが戦後長きにわたって存続したために、それに対抗する必要上大型の水上戦闘艦を配備することにしたと思われます。さらにはドイツ率いる枢軸欧州との戦争に備え、艦載機やミサイルのステルス化も推進しており、80年代末には現在の水準に達したと思われます。こちらをご覧ください。」 担当官は、映像を動かした。 そこには、艦上から上空に向かって光の筋が延びる冗談のような光景が広がり、まるで第2次大戦中の対空砲火のような曳光弾が空へ伸びている。その速度は異常なほど速い。 「彼らが配備している対ミサイル用戦術レーザーシステムと、57ミリレールガンです。AGS装備の艦も多いですが、順次改装が為されており、防空用ミサイルは大型の対弾道弾・大型機用のものと小型の撃ちっ放し式の二本立てのようです。演習内容は確認しましたところ、780発の対艦ミサイル攻撃の中で弾道弾が数十発飛来するものでした。 現在は彼らの保有する原潜その他を探っていますが、5〜8隻ほどの弾道ミサイル・対地攻撃ミサイル原潜と攻撃型原潜10隻ほど、そして通常動力潜水艦30隻ほどを保有しているということ以外は不明です。また、彼らの第2次大戦後に海空軍共同で保有している超音速ステルス攻撃機――というより戦略爆撃機のようなものですが、これは全部で70〜90機ほど。いずれも1トンの高性能弾道を装備する超音速対艦ミサイル12発の装備が可能です。また、対艦弾道ミサイルの装備も可能だとか。」 「グラニトを空中に上げたようなものか・・・。おまけに中華が開発していたニミッツ殺しをすでに保有している?笑い話にもならんな。」 将官が溜息をつく。 「わが軍は、これらに対抗可能かね?」 大統領が言った。 「無理でしょうな。」 統合参謀本部議長が肩をすくめた。 「核の乱れ打ちをするくらいしか手がありません。全軍勇壮に突撃して死ぬなら何とかなりますが、軍の再建には30年はかかるでしょう。これはあくまでも敵海軍のみを相手にする場合です――おい君。日本帝国空軍と陸軍の戦力は?」 「幸いなことに、数はそう多くありません。それでもB2相当の戦略爆撃機・・・これは先の攻撃機のほぼ同型機ですが、これを150機ほど保有しています。海軍との共同保有機も全面戦争時はこれに加わります。旧式ですが、これに加えて100機ほどの超音速戦略爆撃機もいます。これは我々のYB70『バルキリー』に相当する機体ですが、現在はミサイル母機に改装されているようです。最盛期は200機を数えたとのことですが、向こうでも緊張緩和のため数は削減されたとのこと。これ以外に『フガク』の発展型がありましたが現在は空中給油機として以外は存在してません。 戦闘機は、海軍のそれと同様の『ジンプウ』の改良型が400機ほど。攻撃機としては重装甲の『ライジン』が100機ほどいます。ヘリその他については現在調査中です。 戦闘機以外の爆撃機などは、緊張緩和に伴い半分モスボール状態のものも多い模様です。」 はぁ・・・と全員が溜息をついた。 最初のうちは真っ青になっていたが、これはもう、笑うしかない。 「陸軍は?」 「はぁ。陸軍は、海空軍と違い定数削減の代わりに機械化と装甲化が押し進められたようで、24個師団体制。ほぼ全てが旅団戦闘団のような編成で兵員数は少ないですが、140ミリ砲装備のタイプ61戦車や120ミリ砲装備のタイプ58装輪戦闘車など新装備に富んでいます。どうも向こうの冷戦もどきでは、北米分割線を越えてやってくる敵を迎撃することが目的だったようですが、ソ連軍のような大軍団を送り込むのではなく航空支援下での精鋭部隊による遊撃と一点突破の併用がされると予測されていたために高精度な通信指揮システムを用いて大隊から中隊規模での独立戦闘と効果的な支援を両立させようとしていたようです。早い話が我々が第2次大戦時西部戦線でやったことを中隊規模でやろうとしているわけですな。中隊ごとに対戦車VTOL部隊との回線を確保しているとの情報もあります。 MLRS(多連装ロケットシステム)のような大量殲滅装備こそ少ないですが、その分命中率には病的に拘っているようです。こちらののセルフ・ディフェンス・フォースのように。」 「ジエイタイか。あの病的な錬度は向こうも同じか。確かにWW?の時には1日40キロの進撃を行ったシマダ戦車隊や急降下爆撃で爆弾命中率80パーセントを叩きだしたナグモ・タスクフォースがいたからな・・・」 136. ひゅうが 2011/12/12(月) 18 57 45 「感心していないでくれ将軍。我々は彼らに何とか対抗しなければならないのだ。」 「ですが大統領。これはもう、無理というしかないですよ。我々はM3スチュアートでキングタイガーの群れに突撃するようなものです。ああ、MIGでF22でもいいですが。」 「31か?」 「21です。閣下。ただでさえ我々は財務省紙幣の発行寸前にまで追い詰められているんです。人民元が消え、ユーロがもたつく間に「YEN」が世界通貨に成りかねない勢いなんですから。あのチャイナの対日戦争のさ中に国内向けにだけこっそり債務半不履行なんてやられたのに暴動の一つも起こさないなんて日本って国はどうかしてますよ。 我々があれくらいの装備をそろえるには、少なくともあと20年はかかります。まぁ財政状況が厳しいのは理解していますが。」 大統領は頭を抱えた。 アメリカ議会の突っ込みにより、冷戦後の新装備開発計画はそのことごとくがぽしゃっている。 よしんばうまくいっていたとしても、費用超過が原因で潰されることの繰り返しだ。 まったくうらやましい限りだと向こうを羨望するのも無理はないだろう。 「軍事的オプションは、無謀極まりないということか。では経済的オプションは?」 分かり切った内容だが、大統領は希望にすがる思いでそう訊いた。 「無理ですね。向こうは福建円や満州円に加え、かつての英国植民地経済圏の大半を飲み込んでいます。基軸通貨『円』は強烈ですよ。カリフォルニアドルなんて、日本銀行が交換レート保障をしているからもっているようなものです。 域内に8億人が暮らす巨大経済圏、それに向こうは外圧に屈しません。護送船団は強力ですよ。」 「だが、我々の世界の奇形的な・・・コンピューターの発達はしていまい?」 「はぁ・・・連中はすでに量子コンピューターを実用段階で運用しているんです。下手をすれば向こうが気が変わってこちらの暗号すべてを筒抜けにしていてもおかしくはないでしょう。あの戦争中、人民元レートのギャップが恐ろしいことになったり上海市場が大暴落したのをお忘れですか?」 既に報告は入っていた。あろうことか憂鬱日本にサイバー攻撃をやらかした人民解○軍の一部は、報復として辻一派によってさんざんに富をむしり取られていたのだった。 ちなみに平成日本の財政赤字補てんに大部分が回されている。 「・・・どうしろというのだ。軍事的、経済的圧力は通じない。政治的圧力は向こうのロング政権が張学良と組んでシャンハイでやらかしたおかげで通じない。 おまけに今の宰相は、あの対米戦を指揮し、戦後世界秩序を構築したという政治的怪物だぞ?おまけにハイスクールガールになってる。」 「大統領。ここは、新たなゲストを迎え入れるようにするべきかと。かつてペリー提督をはじめ、欧米の人間は日本人にそうされたために好印象を抱くに至ったとか。 我々フロンティアスピリットあふれるアメリカ人は、インディアン相手に犯した間違いをここで繰り返すわけにはいきません。」 詭弁だな。と大統領は思いながら頷いた。 「そうだな。まずは友好関係の構築だ。幸い、あの国の宰相はアニメーションのヒロインのような外見だ。第2次大戦の記憶を持つ者も少ない。ここは大々的に友好関係のキャンペーンを打ち出して流れを作ってしまうべきだろう。茶会の連中にはジャパニメーションのファンも多いのだろう?」 「はい。それはもう。」 「結構。それに、我が愛しい同盟国も引き込めば向こうとて無視はできまい?今代のエンペラー陛下の快気祝いも兼ねて、ひとつ盛大に行こうじゃないか。」 ――こうして、アメリカ合衆国の方針は決した。 137. ひゅうが 2011/12/12(月) 19 01 52 【あとがき】 134-136 米軍の分析のようなものです。ですが米軍らしくかなり過大評価しているのはお約束ですw実際はかなり数が少ないことでしょう。 また、憂鬱日本側もたぶん米軍の異常な数に頭を抱えていることでしょう。「ニミッツ級10隻とか死ねる」といった感じでw
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黑河維(PL:さかぐち) クラス キャラクターレベル:5 クラス名 Lv 神業 蒸気騎士 1 バベッジ 土蜘蛛 2 ド・フリース 日陰者 1 - 黒子 1 - - ダヴィンチ 消費経験点: ライフパス 出自: 経験: 邂逅: ミッション:生き様を貫く、 ライフスタイル:組織の構成員、臨時収入 住宅:隠れ家 ステータス 能力値 体力 反射 知覚 理知 意志 幸運 基本値 18(20) 18 18 10 9 9 ボーナス 6 6 6 3 3 3 戦闘値 戦闘能力値 未装備 武器右 武器左 防具 乗り物 装飾品 その他 特技修正 合計値 命中値 11 1 12 回避値 8 -1 7 術操値 9 9 抵抗値 7 7 行動値 18 -2 16 耐久値 62 62 精神力 45 45 蒸気圧縮率 52 52 攻撃力右 6 殴(術)+7 2 殴(術)+15 攻撃力左 殴(術)+7 殴(術)+7 防御[斬] 5 5 防御[刺] 4 4 防御[殴] 5 5 防御[術] 5 5 防御[蒸] 4 4 戦闘移動 4マス 全力移動 8マス 装備・アイテム 装備武器 部位 種別 装備名 射程 代償 備考 武器右 射撃 変異銃 1~2 宣言により属性を〈術〉に変更可能 武器左 変異銃 防具 布/金属 歯車衣装 装飾品/蒸気機械を追加装備 乗り物 装飾品① 蒸気義肢 蒸気義手 体力基本値が2高いものとして扱う(戦闘値は変化なし) 装飾品② 蒸気機械 蒸気炸裂弾頭 射撃攻撃のダメージ+2 その他① ドラッグホルダ 錠剤2つ使用可 その他② 高速投与器 マイナー直前に錠剤使用 その他③ 随身省憲章 「こんなものまで手に入れてくるなんて、軍部も末恐ろしいわね」 その他④ 変異の仮面 自身の身体的特徴を自由に変更可能 一般アイテム 名前 種別 タイミング 効果 から騒ぎ 射撃 「護身用よ、護身用」 仙丹 錠剤/変異 マイナー HPとMPを6D6点回復 特技 特技名 タイミング 対象 射程 代償 効果 蒸気大活劇 判定直前 自身 0 3圧 体力Bまたは反射Bの判定に+2 血闘の理合 常時 自身 なし なし 羅刹に対するダメロ+3D 位置取り 常時 自身 なし なし 移動を行ったR間ダメロ+2D スチヰムバースト ダメロ直前 自身 0 3圧 ダメロ+2D デュアルスチヰム ダメロ直前 自身 0 3圧 対象:自身かつタイミング:ダメロ直前の特技を二つ使用、シーン1回 影無し いつでも 自身 0 1MP 変装可能、情報収集判定値+2 朧霞 メジャー直後 自身 0 4圧 即座に隠密、追加取得メインプロセスでは使用不可 フェイント 判定直後 自身 0 4MP 判定ダイスの片方を振り直す、R1回 目覚めし魂 常時 自身 なし なし 体力・反射・理知基本値+3 ヤツカハギ メジャー 単体 武器 4MP 装備武器によるダメロ+3D、変異武器ならさらに+1D 蒸奇の蜘蛛 ダメロ直前 自身 0 4圧 ダメロ+2D、属性を〈蒸〉に変更 ヒルコ いつでも 自身 0 4MP 未行動時使用可、即座に隠密。宣言をするまで解除されず、効果中待機不可 蜻蛉の目 マイナー 自身 0 4MP 命中と理知Bの判定+2、ダメロ+1D、隠密に対して攻撃可 イカサマ 判定直後 自身 0 1MP 判定の達成値+2、R1回 一番槍 イニシアチブ 自身 0 3MP 戦闘移動を行う、R間ダメロ+1D 二刀流 常時 自身 なし なし ダメージに+[武器左の攻撃力]、必要体力合計が体力基本値+キャラレベ以下の場合のみ有効 設定・その他 《来歴》 俺には別に、特別な血が流れてるとかじゃない。普通の家庭に生まれて、普通に育ってきた。……忘れもしない13年前のあの日、右腕が変異してしまうまでは。突然、肘から先の細胞一つ一つの動きが正確に読み取れるようになったの。何百万というそれが自分の体中を、表面を、蠢いてる様がくっきりと分かるのよ?気持ち悪いったらありゃしなかったわ。 だから切り落とした。 まあ、その時すでに、俺の人生は振り切れていたのでしょうね。 その後も変異が止まることはなく、気づいたときには既に全身……ってことよ。 だから今こんなことしているワケ。俺みたいな奇っ怪なヤツを拾ってくれるのなんて、何か企んでる人らだけですもの。 え?……ああ、そういえば言ってなかったかしら。俺は、特七一三旅団にとって邪魔な人を排除したり、密偵を行ったり……ハヰカラな言い方をするならば、スパイ、かしら?そんな感じのことをしているわ。まあ、適材適所ってやつよ。別に今の待遇に不満とかはないわよ。 さ、おしゃべりはここまで。そろそろ俺は行かないと。 奇っ怪な俺の何でもない話、冥土の土産にはちょっと足りなかったかしら? 《人物》 23歳の女性。右腕の肘から先が義手なこと以外は、いたって普通の女性。……に見えるが、実は体に変異を宿しており、同時に帝国陸軍の部隊“特七一三団”の暗部に所属している。これまで10年以上さまざまな任務をこなしており、中にはかなりえげつない内容の物(体を男性に変えてターゲットの娘と関係を持つ、とか)をこなしているので、底の読めない性格をしている。だが同時に、時々物悲しげな表情をするとの噂もある。仕事上、男性になりきることが多いので、通常時も一人称は「俺」に統一している。 体細胞を自由に操れる変異を宿している。イメージはダブクロのエグザイル。戦闘時には義手の根元から二つのシリンダー銃のようなものが生えてくる。 PLより イニシアチブに移動して隠密になって攻撃して隠密になるだけの簡単なお仕事です。ボスに対するダメージは最大で17D+22、かな? ただ、多いとMPを1ラウンドで20くらい消費するので燃費はそんなに良くないです。1回だけ6D6点回復できますがそれだけじゃちょっと不安なんで、MP回復とか貰えるとすごくすごく喜びます。 薬物は気合で買う!
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第一部 一九三七年十二月十四日より一九三八年一月七日まで ※この文書群は序文に掲げた資料集のP167~P180による。Tはティンパーリーの「戦争とは何か」を参照という意味。 第一号文書 T 第二号文書 T 第三号文書 T 第四号文書 T 第五号文書 T 第六号文書 T 第七号文書 T 第八号文書 安全区における日本兵暴行事件記録 一九三七年十二月十六日提出 注記 以下はわれわれが念入りに点検する時間があった特例にすぎない。 もっと多くの事件が委員会職員に報告されている。 第一件 T 第二件 十二月十五日午後四時、米を積んだ荷馬車が金陵女史文理学院の門の近くで日本兵に奪われた。 第三件 安全区内の第二分区の数人の住人が十二月十四日の依る、自宅からひったてられ、いっさいを奪われた。分区長は二回も日本兵による強奪をうけた。 第四~八件 T 第九件 十二月十五日、金陵女史文理学院の職員住宅は裏側の塀を乗り越えドアを破って押し入った日本兵に襲われた。十二月十三日以来この建物内部の家具家財は全部奪いさられていたので、何一つ盗まれたものはなかった! 第十件 T 第十一件 十二月十五日の午後、日本兵が寧海路にある当委員会の米屋にやってきて米袋を三つ(三.七五担)を購入したが、たった五ドルしか支払わなかった。米の並値は一担あたり九ドルであるから、日本帝国陸軍は委員会にたいしこれにつき二十八ドル七五セントの負債を負うものとなる。 第十二件 T 第十三件 十二月十四日に日本兵がアメリカ人宣教師ミス・グレース・ボーアー(Miss Grace Bauer)の家に押入り、毛皮でふち取りした手袋を奪い、テーブルの上にあった牛乳を飲み、手づかみで砂糖をもちさった。 第十四件 第九号文書 第十号文書 第十一号文書 第十二号文書 第十三号文書 第十四号文書 第十五号文書 第十六号文書 第十七号文書 第十八号文書 第十九号文書 第二十号文書 第二十一号文書 第二十二号文書 第二十三号文書 第二十四号文書 第二十五号文書 第二十六号文書 第二十七号文書 第二十八号文書 第二十九号文書 第三十号文書 第三十一号文書 第三十二号文書 第三十三号文書 第三十四号文書