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「ふたば系ゆっくりいじめ 1260 桜/コメントログ」 いい話だ・・・。 -- 2010-06-21 03 25 06 母れいむは良いゆっくりだね。しんぐるまざーのでいぶ化することもなかったし。 片親で障害児をかかえるというハンディキャップを背負いながらも、子供と共に強く生きる母れいむは 尊敬に値すると言ってもいいと思う。おちびちゃんも良い子だ。 連日のように児童虐待が報道される昨今、母れいむは、並みの人間よりも貴い精神をしているのではなかろうか? -- 2010-07-15 22 27 44 人間が唐突に全部を持っていったなあ そこがなければいい話だったのに -- 2010-07-16 00 52 34 結局ゆっくりも人間もやっている事は変わらないってことなんだな どちらも騒音撒き散らして食い物を喰い散らかしているだけだし 人間登場以外はいい話だった -- 2010-07-18 19 26 25 人間に滅ぼされるのは良かったけどもう少しフラグ欲しかったな~ いきなり来た感じしかしないね、、、 -- 2010-07-25 04 28 49 人間はなかったほうがよかったかもね。 でもおもしろかった -- 2010-07-25 10 36 12 所詮野生≒ゲスだな -- 2010-07-27 17 53 25 ゴミはきちんとかたずけような。 -- 2010-07-29 21 44 58 人間の駆除が余計だったという意見が多いようだけど俺はあったほうが断然いいなあ。 -- 2010-08-16 13 05 41 無理にバッドエンドにすることもないと思うがね -- 2010-08-31 02 16 30 いーや、絶対に糞饅頭共は虐殺!!ハッピーエンドなんてありえない!!でも人間もゴミはきちんともちかえろうよ。マナーは守んなきゃな。 -- 2010-08-31 08 46 16 ゆっくり共には幸せになる資格も権利も一切無い。不幸=ゆっくりだ。 -- 2010-09-06 14 21 54 何の前触れも容赦もなく殺されるのがゆっくりの日常。人間登場の結末は良かった -- 2010-09-07 17 30 27 こんな屑の集まりじゃほっといても簡単に滅びそうなもんだがな -- 2010-09-28 19 23 38 子れいむが潰される描写も見たかったな。セリフ付で。 -- 2010-12-12 11 46 41 本能は思考ではない -- 2010-12-17 08 28 11 ↓なんかすごく真をついた言葉だな・・・そうだよな・・本能ってそうなんだよな・・・うまく言えんがとてもハッとしました。 -- 2010-12-17 22 54 00 良くも悪くも本能に忠実、か・・・ -- 2011-03-02 01 08 41 中盤の親れいむの巣を襲撃したゲス共が制裁されてないのはおかしい。報告せずに泣き寝入りしたのだろうか。最終的に全滅したので良かったが。 -- 2011-09-21 01 20 31 はーいゲスも非常識人間もしまっちゃおうね~ -- 2012-05-05 16 33 24 くっそおおおおクズ人間を殺したくなったああああああ -- 2012-07-31 20 31 29 救いはないと思ったが、無常にも一気に収束する流れは素晴らしかった ありすも既に叩き潰されているだろう、はゾクっとした -- 2012-10-26 15 11 17 いいね ゆっくりがお花見だとか歌姫だとか、親子愛だとか気持ち悪いとしか思えなかったので そんなの関係ねえって感じでサクサク殺されていく様が爽快だった -- 2013-05-29 03 30 59 人間がゴミそのもので萎えた -- 2013-08-02 10 49 08 話自体は面白かったけど最後の取って付けたような人間批判が微妙だった 人間側の醜さを強調することでゆっくり側の美しさを引き立てる演出だとはわかってるけどね -- 2014-03-21 07 23 35 大体ゆっくり<人間って書かれてるけど結局のところ人間もゆっくりも大して変わらないんだよなぁ -- 2023-03-04 17 29 32
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「ふたば系ゆっくりいじめ 232 降る/コメントログ」 いい感想→意地でも悪い方向に=いい感想を言いにくくなる マゾ? -- 2010-02-26 22 20 30 希少種は降ってこないのかな?めーりんが降ってくるぐらいだから… -- 2010-07-08 00 51 47 ゆっくりをほめる感想の何処が良い感想だよ -- 2010-07-23 02 21 38 他の人の感想にコメントつけて話そのものに対する感想をつけない奴とか ゆっくりになりきってわけわからん事言ってる感想よりかはまだ良い感想なんじゃない? ゆっくりを褒める感想もそのSSの内容に合っているんならそれはそれで良い感想だと思うけど? 降って来た時点で全員即死しないところを見るとこのゆっくり達は中々頑丈だなあ ドスの体がいきなり破裂はさすがに展開とかに無理がある気がするけど…… 無理してでもドスを殺したかったんだろうしなあ、仕方ないんだろうか -- 2010-07-23 14 03 55 めーりんだけは仕事でも潰したくないな あとは金払ってでも潰したいけど -- 2010-08-22 00 14 00 たまにはこう言う淡々と虐殺していくSSもいいね -- 2011-11-16 21 49 25 >ゆっくりをほめる感想の何処が良い感想だよ. 意味不 -- 2012-02-22 20 04 25 これ希少種も降ってくるのかな。だとしたらオレンジジュースかけて売って金儲け・・・無理かな -- 2015-07-16 19 13 37
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「ふたば系ゆっくりいじめ 1166 罠/コメントログ」 最近変なネタが多いから、こういう普通の虐待がありがたく思える。 次もいい作品作ってくだしあ。 -- 2010-05-02 06 15 51 ↓同意 -- 2010-05-11 23 21 52 ↓↓同志 -- 2010-07-10 22 48 03 れみりゃ優遇はゆっくりしてるなぁ -- 2010-07-15 08 41 33 ちゃんとお礼が言えるってだけでれみりゃも可愛くなるんだな… -- 2010-07-30 14 00 15 良いね、こう言うの シンプルイズベストだね、れみりゃだけはガチで欲しい、胴無しでも良いよ!! -- 2010-07-31 02 19 23 金まりさも自業自得だなw れみりゃの食費も浮いて、野良駆除もできて、すっきりー! -- 2010-12-30 20 35 38 すげぇ面白かったですww野良ザマあwww -- 2011-05-14 21 33 23 野良とすっきりなんてなんだこの糞金……と思ってたらまさかの まさに罠だねすごい面白かった -- 2011-10-06 13 13 06 レミリャかわいいよレミリャ -- 2012-02-07 21 00 28 面白かった! -- 2012-04-02 19 15 13 題名どうりーーー期待どうりーーーー -- 2012-07-27 15 51 22 可愛くて従順なれみりゃはほしい!!ぷっでぃ~んぐとか言ってるれみりゃは虐めたい。 -- 2013-07-21 04 36 36 上から2番目、お前雑魚だから死ね 今すぐでいいよ! -- 2014-09-24 01 21 49 文豪やね -- 2015-07-05 00 12 06
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「ふたば系ゆっくりいじめ 525 犬/コメントログ」 犬は餡子を食べるとぶつぶつができるよ。犬さんが可哀想だよ -- 2010-06-18 11 55 22 良い子のみんなは犬さんに餡子を食べさせちゃだめだよ。マジでな。 -- 2010-06-25 02 21 18 チョコクリームのちぇんだったら永遠にゆっくりしてたかもしれないよ! -- 2010-06-25 02 42 05 犬は甘味をあまり感じないってNHKでやってたよ。 -- 2010-07-09 05 20 40 いぬさんは甘いもの大好きだよ。でもねこさんは甘み感じられないよ。 家の犬と猫で実践してみたから間違いない。 -- 2010-08-12 03 19 46 うちの猫甘いもの好きだよ -- 2010-09-13 14 01 58 好きとか感じないとかえろいよー ここはかんそうかいたりするんだよー。おもしろかったよー -- 2010-09-14 02 33 57 犬にチョコレートのちぇんは毒物だしなぁ。 猫が好きなのは脂肪分なので生クリームとか大好き。 動物は人間と違って食べれない物が有るから飼育は大変だよね -- 2010-10-13 21 48 16 ↓揚げ足取るが人間が食べれなくて他の生き物が食べられるものもあるぞ 人間と食べられるものが違うから動物の飼育は大変だ、ならわかるが -- 2010-11-12 19 24 51 ↓それもそうか。人間中心の考え方&間違った言い方だったね、すまぬ。 動物と人間の食べ物の違いによる注意点とか解れば良いんだが… 犬猫は多いけど、熊とかは殆ど無くて調べ難い… -- 2010-11-13 21 20 10 ↓確かに…熊とはぜんぜんわかりませんよねー -- 2010-11-26 05 05 32 熊はハチの巣を好んで食べるとか聞いたような…。 甘いの好きなんじゃない? -- 2011-01-21 22 34 42 こまけぇこたぁいいんだよ! -- 2014-03-06 03 07 50 架空のものにマジレスしてんじゃねーよ糞餓鬼共 -- 2014-09-12 23 08 24 ゆっくりできるとても良いお話だったどぅー☆ 面白かったどぉー♪ -- 2015-03-30 19 06 00
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ぬるいじめです 「ふんふんふふーん♪」 「…」 「よし、出来た!!!」 今俺の目の前には四角い弁当箱。 ご飯に醤油をつけた海苔を乗せ、おかずには卵焼きウインナー、ブロッコリー等々。 これは自分で食べるために用意した訳じゃない。 休日もせかせか働きに行く妹のために拵えたんだ。 「えっと、ハンカチハンカチ…」 「ゆ? いいにおいがするよ!!!」 「たべものさんのにおいなんだぜ!!!」 弁当箱を包むハンカチを探していると、弁当の周りをうろうろする饅頭二匹。 我が家で飼育しているゆっくり。れいむとまりさ。 「よくわからないけど、おいしそうなんだぜ!」 「おにいさん、これなぁに?」 「これはお弁当だ。あ、今起きたのか、おはよう」 「…ん~、おはよう…」 目を閉じたまま返事をする我が妹。 「おべんとうってなに?」 「たべていいのかだぜ?」 「お弁当ってのは持ち運びするごはんの事だ。食べちゃダメだぞ。妹のために作ったんだから。」 「れいむもおべんとうほしいよ!」 「まりさも、まりさもほしいんだぜ!」 「アホか。何でいつも家にいるお前らのために作らにゃいかんのだ」 二匹を軽くいなしながら弁当箱を包む。 「…これでよし」 「ん~、あ、兄ちゃん弁当作ってくれたの? ありがとお。」 弁当包みをバッグに入れ、のろのろと玄関に向かう妹。 「おねえさん、れいむたちもおべんとうさんたべたいよ!」 「まりさも、まりさもたべたいんだぜ!」 俺に言っても仕方ないと悟ったのか、妹におねだりする二匹。 「ん~、兄ちゃん、れいむとまりさにもつくってあげてくれない?」 「えっ、何で?」 「えへへ…、兄ちゃんたのむよ~」 「あ、ひっつくな、こらやめろ! …はぁ、しょうがない。今回だけだぞ」 我が妹は特に意味もなく頼み事をするときにじゃれついてくる癖がある。 別にたいした頼み事でもないので毎回頼み事を聞いている。 今回も、俺の負け。二匹に弁当をつくってやらなきゃならない。 「兄ちゃん、ありがとね~、いってきまーす。」 時間に余裕を持って行動しているため、のんびりと駅に向かう我が妹。 何でもかんでも言うこと聞いてやって、すこし甘やかしすぎかな。 「おにいさん! れいむおなかすいたよ! はやくおべんとうさんつくってね!!!」 「まりさも! まりさもおなかすいたんだぜ!!!」 ぴょんぴょんと足下を跳ねる二匹。 こいつらも結構甘やかしてるからなぁ…。 そのうち全員まとめて説教してやろうかしら。 まぁ、いいや。適当に作って食わせておしまい。 [キラキラ] ……………… [キラキラ] …………… [キラキラ] ………… [キラキラ] ……… [キラキラ] …… [キラキラ] … よほど待ち遠しいのか、キラキラした目でじっと俺を見つめる二匹。 「そんなに見られるとやりづらいんだが…」 「ゆ!? ごめんね! ゆっくりあっちにいくね!」 「おべんとうさんができたらよんでほしいんだぜ!」 ぴょんぴょんと部屋の方に向かう二匹。 [キラキラ] ………… 壁から半身だけ出してこちらを伺うれいむ。 まりさはれいむに乗って同じように半身だけ出してこちらを伺っている。 …何だこの状況? なんか、こう、見られてるときちんとやらなきゃって思ってしまう。 [キラキラ] ……… 「ふぃ~、まず一個…」 [キラキラ] ……… 「これでよし、と。」 ついつい気合いを入れて作ってしまった。 「できたの!? おべんとうできたの!?」 「おなかすいたんだぜ! おなかすいたんだぜ!」 一段落すると二匹とも、出来上がったことを察知したのか、こちらに向かってぴょんぴょん跳ねてきた。 カシャ! カシャ! 二匹に食わせる前にデジカメ撮影。 出来がいいから後でブログにでも載せるのだ。 「ゆ? おにいさんなにやってるんだぜ?」 「え、カメラに収めてるの」 「かめら? なにそれゆっくりできるの?」 「出来がいいからな。写真に保存しとくのさ」 「「?」」 二匹には理解できなかったようだな。 ま、いいや。 とりあえず、俺の自信作に腰を抜かしてもらおうか。 「とりあえず。ほれ、お前らの弁当」 「ゆー! れいむがいるよ!!!」 「すごいんだぜ! まりさがいるんだぜ!!!」 おー、二匹とも食い入るようにじっと見つめてら。 俺が二匹に用意したのはいわゆる「キャラ弁」 れいむにはれいむを摸したものを、まりさにはまりさを摸したもの。 どちらも吹き出しで「ゆっくりしていってね!!!」を入れているのもポイントだ。 「おにいさん! すごいよ! おべんとうさんのなかにれいむがいるよ!!!」 「ゆーん! すごくゆっくりしてるんだぜ!!!」 俺の予想以上に気に入ってくれたみたいだ。よかったよかった。 「それは重畳。冷める前に食いな」 「「はーい!!!」」 「………」 「「………パァァァ」」 「………」 「「………パァァァ」」 さっきから顔を煌めかせて見入ってはいるが、いっこうに食べようとしない。 ってか、腹減ってるんじゃなかったのかこいつら? 「お、おい、お前ら…」 「ゆ? ゆ、ゆ! すっかりゆっくりしちゃってたよ!」 「たべるのがもったいないんだぜ!」 そこまで気に入ってももらえるのはうれしいが…。食わないつもりかこいつら? 「れいむのおべんとうさん、ゆっくりあじみさせてほしいんだぜ!!!」がぷっ! 「ゆー! まりさなにするの!」 「むーしゃ、むーしゃ、めちゃうまー!」 ありゃ、まりさがれいむの分の弁当にかじりついちゃったよ。 「ゆわーーー!!!」 「なんだなんだ?」 「れいむのれいむがー!!!」 何事かと思い見てみる。 何のことはない、れいむ弁当のれいむの頬の部分に穴が開いてそこから鳥そぼろが見えているだけだ。 「れいむ! あんこさんがでてるよー!」 …なるほど、鳥そぼろを餡子と勘違いしただけのようだ。 「ひどいよまりさ! れいむのれいむがー!!!」 「ゆー、ごめんねれいむ…」 れいむがぽいんぽいんと跳ねる。まるで癇癪を起こした子供だな。 「あ」 がつん! れいむ弁当がれいむにはじき飛ばされた。 幸い弁当はひっくり返ってなかったが… 「ゆぎゃー!」 れいむが叫ぶ。 そこには中身がぐちゃぐちゃになり、スプラッタ状態のれいむ弁当が。 ……まるで死体だな。れいむの死体弁当。 「ゆわーん! ゆわーん!」 「悪い子にはぁ………おしおきィ!」 どむっ! 「ゆぶっ!」 まぁ、どんな理由があるにせよ、食事中に暴れ回って弁当を台無しにした罪は重い。 俺はれいむにチョップをお見舞いしてやった。 「ご飯の時は騒ぐなって言ってるだろ!!!」 「ごめんなさいー!」 と、まぁれいむをしかっている最中にまりさが自分用のまりさ弁当を食べ始める。 「ゆ! すごいんだぜ! まりさのほっぺさんたべたらあんこさんが出てきたんだぜ!!!」 まりさ弁当のまりさは中身が海苔の佃煮だ。こしあんらしいのでそれを再現したのだ。 まりさはれいむと違い、夢中になって弁当にがっつく。 れいむはめそめそしながら弁当をもそもそ食べる。 れいむ種は物に対する執着心が強くて、まりさ種はそんなに強くないと見た。 「ごちそうさまなんだぜ!!!」 「ごちそうさまだよ…」 まりさは幸せいっぱいの表情、れいむはいかにも不幸せな感じ。 「れいむ、ごはんたべたからいっしょにあそぶんだぜ!!!」 「ゆ、わかったよ!!!」 遊ぶ。といっ瞬間にれいむはまたニコニコ笑顔に戻った。単純なやつ。 さて、俺は料理の後片付けとかしないとな。 ふぅ、とりあえず終わった。 「……!…!」 ん、なんか騒がしいな。 俺はれいむたちが居る部屋のドアを少しだけ開けて中の様子を見てみた。 「ごるああぁぁ!!! てめぇなにアタイのメシよこどりしとるんじゃ、このぼげええぇぇぇ!!!」 「ゆー! ごめんなざい! ごめんなざいいいぃぃぃ!!!」 「てめぇのせいであにさんになぐられたじゃねぇか、このスカタンがああぁぁぁ!!!」 「ずいまぜんんん!!! できごころだっだんでずううぅぅ!!!」 普段の温厚なれいむからは想像だにできない迫力でまりさに体当たりするれいむ。 なんだ! あいつ、やれば出来る子だったのじゃあないか。 その後、昼飯時になると、二匹はさっきの喧嘩が嘘であったかのようにいつも通り仲良く食卓に並んだ。 ただ、まりさだけひどく怯えていたように見えたが…気のせいだろう。 おわた ドスまりさとゆうかを書いた奴 このSSに感想を付ける
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「ふたば系ゆっくりいじめ 87 ゆっくりの王国/コメントログ」 滅べ -- 2010-07-04 01 25 11 奇妙奇天烈な群れだ -- 2010-09-27 16 53 24 観察より王(笑)の虐待しよーぜw -- 2011-12-23 10 21 32 滅んじまえ -- 2013-07-13 15 58 08 ⁇?「滅びのバーストストリーム‼︎」 -- 2023-02-26 08 57 49
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「ふたば系ゆっくりいじめ 1291 なりっすまし/コメントログ」 今日は土砂降りになりそうだ -- 2013-12-18 19 24 07
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てんこのインモラルスタディ 26KB 一応『ふたば系ゆっくりいじめ 174 ぱちぇと学ぼう!ゆっくりライフ』のおまけなんですけど、 もはや限りなく本編『町れいむ一家の四季』から離れてしまいました。 リクも十分に消化できただろうし、こいつを片付けたらそろそろ本筋に帰ろう。 微エロ。胴付きの性的アプローチとか苦手、という人はスルーしましょう。 いつぞやの後書きで書いたように、私はゆうかりんとゆうかにゃん、てんことてんどんを間違えていたので、 てんこはうさみみ&ミニスカ標準装備です。それでも未だにてんこと呼んでるのは、なんか好きだから。 何かストーリーに関係あるかと言われれば、全然ないんですが。 『てんこのインモラルスタディ』 D.O ここは、虹浦町の隣町、湯栗町にある小中一貫校・湯栗学園。 某有名進学校への進学率では県内でもトップクラスの一流校である。 高い実績を築き上げてきたのは、ひとえに現在の校長、倉塚氏の尽力によるものだ。 いつも厳しい表情を崩すことのない、厳格な性格で知られる校長の元、 優秀な教師陣と9年間徹底管理された教育カリキュラムが完備され、 その校名は全国にも鳴り響いている。 教育熱心な父母たちには、当然是非とも我が子を通わせたい学校なのかもしれない。 しかし生徒達としては、厳しい競争が義務付けられたこの学校において、 給食や昼休みの時間ですら、どこか表情に緊張感を見せており、 ゆっくりならずとも、あまりゆっくり出来ない学校ではあった。 その辺は価値観の問題なので、単純に良い悪いというものでも無いが。 この学校に国から、人件費削減を目的として以前から研究が進んでいた、 『公務ゆっくり・公共施設管理型』が試験運用でやってきたのは、 新学期を迎えた春の、とある日のことであった。 「・・・てんこはてんこです・・・ゆっくりよろしくおねがいします・・・。」 頭上に揺れる大きなウサミミ、中が見えそうで見えない純白のミニスカート。 蒼く輝く髪も、ほんのりと桃色がかった白い肌も、絹の滑らかさを思わせる。 兎のように赤い瞳は常にしっとりと濡れていて、向けられた視線はゆっくりらしからぬ色気を湛えていた。 厳しい目の光るこの学校でこそ、との強い要望により引き受けることとなったものの、最初から気は進まなかった。 どれほど優秀であろうと、たかがゆっくりに、施設管理のみとは言え、小中学校の職員をやらせようなどとは。 しかも校舎に住み込みだというのだから、不安は否めない。 その上この、てんこととか言うゆっくりは、なんとなくだが小学校の職員には絶対に向いていない感じがする。 かすかに鼻腔をくすぐる甘い香り、何やら校長の気持ちを落ち着かせない、めまいを感じさせるような雰囲気を漂わせている。 これが、倉塚校長がてんこを見た第一印象だった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− てんこ初勤務の日。 校長の不安をよそに、てんこは実に手際よく窓を拭いている。 流石に、試験運用とはいえわざわざ実際の学校に配置しようとするだけのことはあり、 人間と比較してもその能力は極めて高いのが理解できた。 窓枠を指の腹でなでてみると、指が汚れるどころか指紋の方がくっきり残ってしまい、 焦ってティッシュでふき取ったほどである。 「・・・素直に偏見を認めるべきだな。失礼な考えだった。」 ねぎらいの言葉くらいかけようと、台の上で背伸びをしながら一生懸命窓を拭くてんこの後ろに近づいたところで、 校長は妙な違和感に気づいた。 「てっ、てんこ君!?」 「・・・あっ、こうちょうせんせぇ・・・」 「何という格好をしとるんだね!」 背伸びをしていたてんこの超ミニスカートは、見る気が無くてもスカートの中が見えてしまう。 そこには、覆い隠すものの何も無い、マシュマロのように柔らかなお尻が見えていた。 「下着はどうしたんだね!ここは学校だぞ!」 「・・・あの・・・みえちゃいました・・・?」 スカートの裾を両手でおさえながら、頬をほんのりと紅く染めるてんこ。 ゆっくりのスカートの下などに動揺しているというのが校長自身信じられなかったが、 教育上とても好ましいものではないからだと自分に言い聞かせ、てんこを叱責する。 「ゆっくりとはいえ、ここは学校だ。そのような恰好は許さんぞ。どうしたというんだね。」 「・・・でも・・・てんこ、したぎさんもってないです・・・おきゅうりょうさんもまだ・・・」 この言葉には校長も自分の叱責が間違いであったと認めざるを得ない。 通常種のゆっくりなど、体自体が無いのだ。 胴付ゆっくりでも、下着まで持っているとは限らないはずであろう。 「あ・・・ああ、うん、それは失礼した。こちらで用意しておくべきだったのか。 国からもゆっくり受け入れ支度金は出ていたが、てっきり施設改築費用やら道具の購入費用だけだと思っていた。 とにかくそのままは困るし、今回の衣服類の購入費用は学校から出そう。今日の放課後にでも買いに行こうか。」 「・・・せんせいがごいっしょしてくれるんですか・・・?」 「・・・、・・・あ、ああ。そ、そうだな。このようなこと、別の者に任せるようなものでもないな。私が行こう。」 「こうちょうせんせいとおそとにでるの・・・うれしい・・・」 さりげなく校長の腕に自らの両手を回すてんこ。 その肘にはてんこの平坦な胸の、優しい弾力が触れる。 またこの体勢だと、身長差のある校長の視線の先には、てんこのシャツの首周りの隙間から、わずかに胸が見え隠れしていた。 倉塚校長は不思議な感覚を感じていた。 常に冷静で感情を揺らすことのなかった自分が、なぜかてんこ相手だと動揺を隠すことができない。 たかがゆっくりの下着のことなど、時間の空いている教師あたりに任せるべきであるというのに、 なぜわざわざ自分が・・・ この日の放課後、結局校長はてんこにねだられるまま、下着どころか服やら靴やらをポケットマネーで購入する羽目になり、 そのお礼として、校内のゆっくり宿舎で、てんこの手料理までご馳走されることとなった。 ちなみに倉塚校長が、胴付ゆっくりは下着も衣服や髪飾り同様、標準装備として持っていることを知ったのは、 この3年以上後のことである。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− まるでデートのような買い物から2週間ほど経ったある日。 倉塚校長は相変わらず落ち着かない日々を送っていた。 原因は今、目の前で校長にお茶を淹れているてんこである。 (んむぅ、仕草一つ一つが妙に気になる・・・なんなんだコレは。) 朝の挨拶、仕事中の態度、話し方、今お茶を淹れる間もてんこは別に不自然な行動は取っておらず、当たり前のことをやっている。 なのになぜか砂の中に引きずり込まれていくような、妙な居心地の悪さを校長は感じていた。 いや、居心地の悪さとも違う、不思議な感覚を。 (ふう、まあ今日ももうすぐ生徒の下校時刻だ。何事があるわけでも無し、気にするのはやめよう。) 「ああ、ありがとうてんこ君。じゃあ他の業務に戻ってくれ。」 「・・・はい、せんせい。しつれいします・・・」 ちなみに、生真面目な校長は、以前は来客時以外、自分でお茶を入れていた。 だが、校長自身気がついた頃には、てんこに淹れさせるようになっていた。 今は不思議と、その習慣を戻そうという気も起きない。 お盆を持って下がろうとするてんこ、ふと校長は、その表情が何となく暗いことに気づいた。 「ちょっと待ちなさい。」 「・・・?」 「なんだか表情が優れないが、何かあったのかね?」 「・・・おひる、ちょっとたべすぎて・・・おなかが・・・」 「ん?あ、ああ腹痛か?意外だな。」 「・・・おかしい・・・?」 「んむ、いや、仕事で優秀だから、そんな隙なんぞないものだと思い込んでた。てんこもゆっくりだったんだな。」 「・・・そんなの、かんけいないですよぉ・・・」 お腹をさすりながら、いつものてんこらしくもなく、むくれた表情を見せる。 これまで、何やら気味悪さすら感じていただけに、校長はこれだけのことで、てんこへの警戒心を完全に解いてしまった。 これまで色眼鏡で見ていただけで、実際はもっとわかりやすい相手なのかもしれない。 それにしても、普段は見せない態度をしてしまうところを見ると、こちらが思っていたより体調が悪いのだろうか。 「それにしても、本当に大丈夫かね。」 「・・・あぁ・・・。」 校長の手は、あまりにも自然に、てんこのお腹に触れた。 ふわり、と手のひらを包み込むような感触を受けて、背筋にぞくりと痺れを感じる。 そしてこのような行為は、普段なら絶対にやるはずのないことであると気づいた時には、 すでに手の甲に、てんこの両手がかぶせられていた。 「・・・せんせぇ。おなかすーり、すーりして・・・」 「んぅぅ、あ、ああ・・・わかった。」 服の上から優しく撫でるたびに、てんこの口から、甘い吐息が漏れる。 「んっ、ふぅ・・・ん・・・っ、う・・・ん。」 いつの間にか、てんこの上着は前が解かれ、校長の手は直にお腹に触れていた。 その手の動きは徐々に熱を帯び、お腹全体をまさぐるように激しくなっていく。 「んぅ・・・ふぁ、せんせぇ・・・おむねもくるしいのぉ・・・!」 「ふぅ、あ、ああ、わかった。擦ってやる、擦ってやるぞ。」 校長はソファに腰掛け、てんこの小さな体を抱き上げると、自分の太ももの上に座らせた。 互いの息遣いが間近で聞こえるほど強く抱きよせ、胸を、腹を、蹂躙するように撫で続ける。 てんこの肌は汗ばみ、その全身からは桃のような芳香が漂い始めていた。 そして、てんこの体を侵略し続ける校長の手は、てんこの下腹部へと近づいていき・・・ 「・・・せんせぇ、はぁ・・もうらくになりました・・ぅ、・・しごとにもどります・・・」 そこで、てんこはするりと校長の太ももから下りて着衣の乱れを直すと、あっさりと校長室を後にした。 その夜、倉塚校長は、何十年かぶりに自分を慰めた・・・ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− それからさらに数週間後。 校長は、時間が空くたびに校内を散歩するようになっていた。 その歩調は堅物で知られた校長らしくなく浮きたち、何か目的があるかのように目線は落ち着かない。 そして、偶然花壇で出会ったてんこに、校長はいかにも偶然といった感じで声をかけた。 「や、やあ、てんこ。今日は花壇の手入れかね。」 「・・・ああ、こうちょうせんせい。おはな、げんきだとうれしくて・・・」 春にてんこがやってきてから、校内では実に多様な植物が鑑賞できるようになった。 学校の授業でも、しばしば生徒たちが学校の敷地内を周る様になっている。 管理も行き届いており、瑞々しい緑が輝いているかのようだ。 こういう点に関して言うならば、てんこは間違いなく人間のパートナーにふさわしいゆっくりだった。 普段は相変わらず、目のやり場に困るスカート姿のてんこだが、さすがに今は支給されたジャージを着ている。 長く美しい髪を後ろでまとめ、土いじりをしているてんこは、普段とはまた違う、健康的な魅力があった。 「・・・てんこはゆうかりんじゃないけど・・・おはなはだいすきなんです・・・」 といって振り向いたてんこは、よほど一生懸命土をいじっていたのだろう。顔中泥だらけだった。 「ぷっ、ふはははっ、てんこ。きれいな顔が泥だらけじゃないか!」 「・・・え?そんなについてます・・・?」 顔を軍手の甲で拭うと、汚れは落ちるどころかさらに広がってしまい、てんこの顔は真っ黒になってしまった。 「はっはははは!うん、それはちゃんと水で洗ってきた方がいいな。」 「・・・みずあびするからいいですよぉ・・・」 そう言いながらも、ちらり、ちらりと校長の顔を覗き込むてんこ。 「?どうかしたかね。」 「・・・せんせぇがあらってくれたらうれしぃな・・・」 「・・・・・・ああ、もちろん構わんよ。流してあげよう。」 泥だらけのジャージを脱ぎ、タオルで前を隠してバスチェアに座るてんこの頭に、優しく水をかけていく。 通常種に比べれば、はるかに人間に近い性質を持つてんこだが、ゆっくりはゆっくり。 水にはそれほど強くない。 入浴の際にも充分に気をつける必要はある。 「・・・きれいな髪だ。本当に。」 流れるような髪の中に指を通すと、泥で汚れていてもなお、絹のような輝きとさらさらとした感触を少しも失っていないことが分かる。 このままいつまでも髪を撫でていたい気持ちを抑え、校長はゆっくり用のボディソープとスポンジを手に取る。だが・・・ 「・・・せんせ・・・おててであらって。ゆっくりはおはだがよわいから・・・、」 「そうか、・・・そうだな。」 校長は、ボディソープを自身の両手で泡立てると、てんこを背後から抱きしめるようにして、ゆっくりと体に手を這わせ始めた。 「うぅ・・・ん・・ふ、うんっ・・・」 首筋から胸、腹まで優しく洗ったところで、 校長の手が、校長室でお腹をさすってあげた時のことを思い出し、自然とそれより下へと進むのを止めた。 その手に、てんこの手が優しく添えられる。 「・・・せんせ、おせなかもおねがい・・・」 「う、ん、ああ・・・。」 そういうとてんこは、校長の方を向いて座りなおし、その首に優しく手をまわして抱きつく。 そして、口を校長の耳にそっと寄せて、囁いた。 「・・・やさしくしてくださいね・・・」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− てんこの宿舎のシャワー室での一件から、さらに数週間後の月曜日。 ここ最近、どちらが提案したわけでもなく、毎週月曜日、てんこと校長は一緒に朝食を摂るようになっていた。 今日は洋食風に、パンと牛乳、サラダと目玉焼き、それに特製野菜スープ、もちろん全てがてんこの手作りだ。 両親と死別して以降、兄弟もおらず、結婚もしていない校長は、家には使用人達しかいない。 誰かの温もりを感じながら過ごす夜、そして、翌日に目を覚ますと心のこもった朝食が用意されている。 もし自分が家庭を持っていたら、こんな感じだったのだろうかと、 ふとそんな思いが、校長の眠気の晴れない頭をよぎっていた。 「・・・せんせぇ、あーんして・・・」 「ん、うぁ・・・むぐむぐっ、あぁ、ありがとう、てんこ。」 「・・・おくちのまわり、ふきますね・・・」 「ああ・・・ありがとう。」 てんこは校長の太ももの上に腰掛け、 まるで母親が赤ん坊にしてあげるように、朝食を校長に食べさせてあげていた。 もう、随分前からこのような朝食が続いている。 結局、シャワー室では何があったわけでもなく、 大人の男が、管理責任のあるゆっくりの体を洗ってあげたという、ただそれだけではあったのだが、 校長が、徐々にてんこと過ごす時間が増えていったのは、間違いなくあの頃からだろう。 「・・・つぎは、ぱんですよ・・ふぁい・・・」 てんこは、いつものようにパンのかけらを口にくわえて差し出してくる。 校長も、いつも通りそのパンを口で受け取る。 「ああ・・・むぐ・・・くちゅ・・む・・・むぅ。」 「むちゅ・・・ぷぁ、おいしいですか、せんせぇ・・・?」 「ああ、すごくおいしいよ。」 「・・・じゃぁ、ぎゅうにゅうさんものみましょうね・・・」 てんこは、服がはだけてむき出しとなったなめらかな胸元に、そっと牛乳をたらす。 「むちゅ・・・くちゅ、はぁ。ああ、もっとのみたいな。」 「・・・せんせぇって、あまえんぼうさんなんですね・・・」 「ああ・・・。」 「はい・・・こぼしちゃだめですよ・・・・・・」 食事をしながらも校長の意識は、すぐ目の前にあるてんこの髪から漂う、情欲をくすぐる桃の香りにそそがれていた。 舌が感じるのは、てんこの肌や唾液のほんのりと甘い味だけ。 校長はこの時間を毎週楽しみに待ちながらも、自分が本当に味わいたいものが何であるか、もはや正確に理解していた。 「・・・せんせい?でざーとたべますか・・・?」 「ああ、もっとたべさせてくれ、もっと・・・」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− そして一学期の最終日。 終業式も終わり、とりあえず学校の業務も一区切り。 これで、夏はずっと休める、などとはさすがにいかないのが大人のつらい所ではあるが、 今年についていえば、たとえ仕事があろうが無かろうが、学校にはずっと顔を出すつもりでいた。 学校の管理にも夏休みが無い以上、ここにはいつもあの、てんこがいる。 思えば、今ほど学校に通勤するのが楽しみに感じられたことはあっただろうか。 この浮き立った感覚、生まれて初めての感情だが、これは恐らく「あれ」だろう。 相手はゆっくり、数十年生きてきて、初めてこんな感情を抱いた相手が、 人間ではないのには自分自身驚きだが、まあ、こういうこともあるのだろう。 今思うと、初めて会った時の居心地の悪さは、 無自覚ながらも自分にこういう趣向があることに、自身の常識が拒否反応を起こしていたのかも知れない。 とはいえ、てんこの方も、お互いの種の違いというものは自覚しているようだ。 普段あれほど濃厚な誘いをかけながらも、ついに一度も最後まで行ったことはない。 情けないことだが、私自身はいつも自分を抑えられなかった。 いつもてんこの方から、そこまで行くことを避けてくれていた。 お互い、今の関係であり続けることが幸福なのだ。 最後の一線を超えないように配慮してくれるてんこを想うと、ますます私にはもったいない相手だと思う。 気がつくと、校長室には夕陽の赤い光が差し込んでいる。 ずいぶん長い間考え事をしていたようだ。 「・・・せんせぇ・・・?」 校長が窓の外をぼうっと眺めていると、背後から声をかけられた。 いつの間にか、てんこが部屋に入ってきていたようだ。 「ああ、てんこ。今日で一学期も終りだ。 まあ、私達の仕事が当分お休みというわけでもないが、とりあえず今日までおつかれさま。」 「・・・はい。おしごとはこれからですよね・・・」 「?あ、ああ、生徒がいない間にやらなければいけないことも多・・・」 「・・・はい。だぁれもいないあいだに・・・」 てんこは、スカートを下ろし、蝶が羽化していくように、ゆっくりと着衣を解いていく。 その瞳は、夕日が映り込んでいるのか、いつも以上に紅く、宝石のように紅く輝いていた。 「てんこ・・・?」 「せんせぇ・・・てんこをいじめて・・・」 「・・・・・・?」 「せんせぇ、てんこのこと、ぐちゃぐちゃにしたかったんですよね?」 衣服を全て脱ぎ捨てたてんこは、ソファに腰かけた倉塚校長の腰の上にまたがり、 そのネクタイをそっと解き始めた。 「てんこ、これは・・・」 ねぇ、せんせい てんこをおもちゃにしたかったんですよね いやらしいことしたかったんですよね てんこ、しってるんですよ てんこはネクタイをそっとはずしてテーブルの上に置くと、校長のシャツのボタンをゆっくりと、一つづつはずし始めた。 校長は大きく息をのみ、自分がてんこの凹凸のない幼児をすら思わせる体から、目をそらせないことに気づかされた。 せんせいのここ・・・ てんことおはなししてると いっつもえっちなにおいがしてましたから・・・ ボタンをはずし終わると、次はズボンのチャックにそっと手を添える。 そして校長の胴にまたがったまま、チャックの下の盛り上がりを、 愛しいものを触るように、そっと左手の指先で撫で始めた。 その間も、てんこの視線は、ずっと校長の瞳に向けられていた。 でも、てんこがいっつもさせてあげなかったから とってもつらかったんですよね・・・? どうやってがまんしてたんですか・・・? じぶんで・・・してたんですよね・・・ てんこの甘い囁きは、校長に一切の抵抗も、視線をそらすことすら許さない。 この時、倉塚校長は、初めて自分の誤解に気づいた。 てんこは、種の違いを自覚して、互いのために一線を越えるのを拒否していたわけではないことに。 もう・・・がまんしなくていいんですよ・・・ 獲物が蜘蛛の糸に絡めとられ、もう逃れられないようになるまでじっと待っていただけだったのだと・・・ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− あの倉塚校長がある日突然、笑顔を絶やすことのない、温厚な性格になったというのは、 校内外でちょっとした騒ぎになった。 とは言え、よく調教されたゆっくりの持つ癒し効果について、近年研究が進んでいることがテレビでも発表されており、 校長と仲の良いてんこの効果ということで落ち着いたわけだが。 まあ、当たらずとも遠からずといったところか。 ともあれ校長が、別人としか思えないほど温厚に、かつ心身ともに若返ったことから、 これまで風通しの悪さと重圧に参っていた教師たちも皆、温かい笑顔を取り戻していた。 なんだかんだ言っても、やはり胃が痛い思いはしていたのである。 そして教師の空気の変化は、むろん生徒にも同様の影響を与える。 気がついてみると、学校全体が妙に明るく開放的な雰囲気に様変わりしてしまっていた。 一部の関係者は、これで校風が変わりでもしたら、 業績がかえって悪化するのでは?という危惧も抱いたようだが、 元々有能な校長や職員陣の努力もあり、 進学率に大きな影響を出すこともなく、全体的にはかえって評判は上がっている。 今日も校長は、てんこの宿舎で朝食を済ませ、 新品のようにきれいにアイロンのかけられたスーツを着て、てんこにネクタイを締めてもらっている。 その笑顔には、相変わらず一片の曇りも見られない。 「てんこ。今日も、校長室には来てくれるんだよな?」 「・・・ほんとに、あまえんぼうさんなんですね・・・」 「てんこがそうしたんだろう?」 「・・・はい。ゆっくりにあまえて、ゆっくりをいじめて、すっきりーしちゃうへんたいさんに・・・」 「否定できん。」 「・・・じゃあ、そろそろがっこうに・・・」 「ああ、そろそろ行こうか。」 「じゃあ、てんこ。今日もお昼は校長室で待ってるから。」 ちなみにこれから3年後、倉塚校長は国内で初めてゆっくりと結婚式を挙げた変人として、 新聞で大々的に紹介されることになるが、それは、また別のお話である・・・ うーむ。あれ?ゆっくりが全然いないぞ? 私は確かに餡庫に投下するためのSSを書いてたはずなんですけど。 それにしても、あっちの倉塚さんは怒ってないですよねぇ。たぶん。 ※おまけ てんこの試験配置から半年後、第一次試験運用が良好な結果に終わった公務ゆっくり計画は、 第2段階として、てんこ以外の他種族の運用へと移っていた。 全国の学校にゆうかりん・ふらん・そして品種改良された突然変異種等が配属される。 てんこの学校にも一匹の突然変異種が新たに配属されていた。 現在授業で使われていない教室に、4人の女教師と2匹の胴付ゆっくりが集まっている。 「やだぁ・・・・さわらないでぇ・・・」 「反抗的な目も可愛いなぁ。D.Oちゃんは。 それじゃあ次は、ニーソックスも履かせてみよっか。」 しゅるしゅるしゅる・・・ 「ふぁ、あぁぁ・・・もうやめて・・・」 「うんうん。やっぱりこれも似合うね。」 後ろ手に縛られ、柱に首輪で固定されて、すっかり抵抗できなくされたゆっくりD.O。 彼女こそが、この学校に新たにやってきた公務ゆっくりである。 ちなみに、ゆっくりらしくない名前がついているのは、 彼女がらん・もみじ等のケモ耳ゆっくりやら、てんこ・ゆうかりん等の胴付やらを混ぜすぎて、 原型がなんだか、わけわからなくなったからである。D.Oは製作者のイニシャルだ。 さらに特殊なことに、D.Oはゆっくりなら生まれつき持つべき、固有の飾りや衣服を持たない。 これも製作段階の変な操作のせいであろうが、せいぜい固定されているのは狐耳くらいか。 と、言うわけで今日は、新任のD.Oのために、学校での勤務服選びが行われているのである。 何といっても、校内を歩いていても自然で、かつ清掃や様々な作業がしやすい服装でなければいけない。 やはり女性向けの服選びは女性にお願いしよう、というわけで教頭の指示により、彼女達が集められたわけだが、 学校でもディープなゆっくり愛好者達を集めたせいで、かえって服選びは難航していた。 とりあえず色々着せ替えしながら考えようという、小等部・図工の絵夢比古先生の提案により、 D.Oは衣服を全部取られた上、柱に固定されて現在に至るわけである。 全身には、市役所の儚井さんから贈られたSS挿絵(媚薬)入りローションを塗りたくられ、 彼女はもはや、衣類のこすれる刺激にすら、痺れるような快感を味あわされていた。 「てんこせんぱぁい・・・もうやめさせてぇ・・・」 「・・・D.Oはとってもはずかしがりやなの・・・たくさんあそんであげて・・・」 「どうしてぇ・・・?てんこせんぱ・・っはあぁ!ふぅっ・・・!」 「どうかね君達。勤務服の選定は終わったかね。」 その時、席を外していた久井教頭が戻ってきた。 「久井教頭、今のところこんな感じなんですがどうでしょう。ぺにぺにはやっぱ外しちゃいましたけど。」 「うーんむ、やっぱ不評かね。少々マニアックなのは私も自覚していたんだが。 まあ、その辺は尾根仁さんのセンスを尊重しよう。」 「あと、私としてはこの美味しそうな太ももを隠すのは惜しいと思うんですが。なーでなーで。」 「ふぅ・・・うん・・・なでなでしないでぇ・・・」 「そうだな。絵夢比古先生としてはどう思う?」 「私としても同感ですね。もう少しスカート丈は切り詰めちゃいましょう。」 「あと、せっかくなので髪型もいじってみてもいいかなぁと思うんですけど。なーでなーで。」 「はぁ・・・ぁ・・あたまなでないでぇ。」 「もう少しこう、活発そうな方がケモ耳も映えるかと。『んぅ・・ぁぁぁっ。』それにしても髪の毛でイケるなんて優秀ですね。」 「胴夏さんはどう思・・・。顔を隠してどうしました。」 「・・・エッチすぎて見てられない。」 「とかいって指の隙間からしっかり見てるクセに。」 「・・・エヘヘヘ・・・。」 「で、何か提案は?」 「えっと、私はもう少し胸があってもいいかなーっとか。」 「・・・ヒドイ。肉体改造はちょっとねぇ。」 「冗談ですよぉ。でも、もんだら大きくなったりして。ふにふにふにふに。」 「んあああぅぅうん、うふぁ。やめてぇ、そんなにしないでぇ・・・。」 「フムフム、いい弾力。」 「胴夏先生・・・相変わらずマイペースな人だ。・・・ところで、絵夢比古先生。なに黙って服着せちゃってるんですか。」 「いえ、私チラリズム萌えなんで、絶対領域と脇チラだけは『んぁ・・・ぁ』外せないと思いまして。」 「なら、私メガネ萌えなんで『やぁ・・・んっ・・・』メガネ追加で。」 「じゃあ、私はデカベルトも。ああ、この首輪も『ひぅっ・・・うぅ』標準装備にしてもらいたいですね。」 「じゃあブーツも。こういうごついので踏んで『できないれすぅ・・・』もらいたいかなっと。」 「いや、ミニスカと言えば縞パンもセット『や・・やだぁ、ひうぅっ!』でしょう。」 「あぁっ、ぅ・・・もぉらめぇっ!んんぅっ、はぁぁぁああっ!!」 。 「・・・何やっとるんだね君達は。まあ、楽しみ・・・勤務服の件は明日にでも取っておこう。焦ることも無い。」 「ゆ・・・ゆふぅぅ。もうおわりですかぁ・・・?うぅ。」 口からよだれをだらしなく垂らして、全身をぐったりと弛緩させながらも、どこか物足りなさそうなD.Oに対して、 久井教頭はにんまりと笑顔を向けながら言った。 「それよりD.Oくん、お待ちかねのコメントが餡娘さんから届いてるよ。今日もたくさん挿れて欲しいんだろう?」 久井教頭はそういうと、縛られたままのD.Oを机の上に腰掛けさせ、大きく股を開かせる。 「え・・・?ん・・・んぁぁ!?そんなにたくさんはいら・・・っ!あぁぁっ!!!」 「ふぅっ!ひうぅ、もうはいら・・・あぁぁ。」 もだえながら、そう懇願するD.O。 しかし、大きく開かれた両脚を固定している胴夏先生の腕には、脚を閉じようとする力はまるで伝わってこない。 それどころか、少しでもたくさんのコメントを受け入れようとするかのように、 わずかながらも、先ほどまでより大きく股が開かれていくのを感じていた。 「うんうんっ!上のお口ではイヤイヤしてても、コッチのお口は正直だねっ! 皆さーん、今日は特にたくさんあるから、後ろにも入れてあげようっ!」 「やめ・・・そっちはきたなっ!いうぅ!!!」 「ひとつ『うぅ』ふたつ『うんっ!?』みっつ『んはぁぁぁああ!!』よっつ『・・・っ!』。 ほう、五つも飲み込んだか。えらいぞぉ。」 「いやぁぁ・・・、はぁっ・・おなかのなかで、あたってりゅよぉ・・・」 さらに何か無いかとコメント袋をあさる教師達。 ゴソゴソゴソ 「!?」 「すごぉい。今日も来てるよ。リクエスト付きのコメント。よかったわねぇ。D.Oちゃんの大好物でしょう?」 「はぁ、はぁ・・・。いや・・・いやぁ。そんなっ、いぼいぼのはいらなっ!いああぁぁああ!!あぁ・・あっ!はぁぅ!!」 「さぁさぁ~、早くイッてSSを産んであげないと、みんなかまってくれなくなっちゃうよぉ。」 「んふぅ!ふぅ・・・うん、ああぅ・・・イクッ、イッちゃう!あぁ、ぁぁぁあああああ!!あ・・・」 「「「ゆっくちしちぇっちぇにぇ!!」」」 絶頂を迎え、愛液に濡れて大きく股を広げたまま、ぐったりと机の上に眠るD.O。 その周りには産まれたばかりのゆっくりSS達がぴょんぴょんと跳ね回っていた。 「ゆっくちー。」 「しゅーり、しゅーり、ちあわちぇー。」 「かわいー。それにとってもいい子たちねー。」 「あんなにたくさんコメント咥えこんで悦んでたんだから」 「うむ、なかなか元気なSSが産まれたじゃないか。これなら読者の皆さんも喜んでくれるよ。」 「あぁ・・・ぅ・・・もっと・・・。」 「?」 「もっと、はぁ、ほしいですぅ・・・もっとくださぁい・・・。」 「ふむ、そうだな。もっとたくさんいじってほしかったら、これからも元気なSSを産むんだよ。いいね。」 「ふぁい・・・わかりましたぁ・・・」 【新種解説】 ゆっくりD.O 多種のゆっくりをひたすら混ぜ合わせている内に偶然生まれた新種。 外見上は胴付きゆっくりからさらに人間に近づいたが、生態はあくまでゆっくり。 狐耳と特大バイブを標準装備して産まれるが、固有の衣服や髪飾りは持たない。 コメントを挿れられるとすっきりーしてSSを産むという、特異な性質を持ち、 リクエスト(イボイボ)付きの特大コメントでも悦んで咥えこむ淫乱。 大変感度がよいので、かまわれると喜び、さみしいと死ぬ。取り扱い注意。 5Pとかどろわとか、ムリだって。こんなもんでもーいいすかね。 過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 132 俺の嫁ゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 148 ここはみんなのおうち宣言 ふたば系ゆっくりいじめ 157 ぱちゅりおばさんの事件簿 『町れいむ一家の四季』シリーズ(ストーリー展開順・おまけについては何とも言えないけど) 春-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 161 春の恵みさんでゆっくりするよ 春-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 154 竜巻さんでゆっくりしようね 春-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 165 お姉さんのまりさ飼育日記(おまけ) 春-2-3. ふたば系ゆっくりいじめ 178 お姉さんとまりさのはじめてのおつかい(おまけのおまけ) 春-2-4. ふたば系ゆっくりいじめ 167 ちぇんの素晴らしきゆん生(おまけ) 春-2-5. ふたば系ゆっくりいじめ 206 町の赤ゆの生きる道 夏-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 137 真夏はゆっくりできるね 夏-1-2. ふたば系ゆっくりいじめ 139 ゆっくりのみるゆめ(おまけ) 夏-1-3. ふたば系ゆっくりいじめ 174 ぱちぇと学ぼう!ゆっくりライフ(おまけのおまけ) 夏-1-4. 本作品(おまけのおまけのおまけ) 夏-1-5. ふたば系ゆっくりいじめ 142 ゆうかりんのご奉仕授業(おまけ) 夏-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 146 雨さんはゆっくりしてるね 夏-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 205 末っ子れいむの帰還 秋-1. ふたば系ゆっくりいじめ 186 台風さんでゆっくりしたいよ 翌年 ふたば系ゆっくりいじめ 224 レイパーズブレイド前篇(おまけ) D.Oの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ゆーんなんだかゆっくり出来ないおまけだよー -- 2014-08-11 20 47 47 校長先生いろいろと・・・ -- 2013-01-16 08 44 54 これはアレか?希少種萌え&胴付き萌えの俺に喧嘩を売っているのか? ん?校長先生。 -- 2012-02-26 12 48 49 おwまwけw -- 2011-12-06 21 51 54 ウサミミ…だと…? -- 2010-09-14 21 11 02 おまけ…これは酷い…(褒め言葉) -- 2010-08-31 17 03 35 おまけクソフイタwww -- 2010-08-07 00 07 38 どぼじてこうちょうせんせいがてんこをひとりじめするのおおおおおお!! -- 2010-07-31 04 23 17 ふぅ… -- 2010-07-18 01 00 29 そのてんこをこちらに渡そうか。 -- 2010-07-02 00 57 02 南無 -- 2010-04-29 15 54 02 南冲尋定 -- 2010-03-07 06 54 28
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「ふたば系ゆっくりいじめ 1162 臭いつき/コメントログ」 ユンギャー・シシュテマが欲しいな。 -- 2010-12-23 22 21 58 ユンギャーシシュテマwwwwwwwww -- 2011-05-14 21 50 48 この助手最低だな、試験用を虐待して楽しむとか はっきり言って仕事場のデスクをぼこぼこにして楽しんでるバカと同じか それ以下の価値しかない人間だ さっさと解雇されてNEETにでもなれよクズ助手 -- 2011-09-16 16 37 10 ↓売れる商品作ってるのにか? -- 2011-11-02 05 26 34 ユーンギャー・シシュテマー♪ -- 2012-04-06 19 32 51
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ゆっくり生長していってね!! 男がゆっくりの入った透明箱を眺めている。 ゆっくりはれいむ種で、その頭には木の芽のようなものがわずかに出ている。もうすぐ子供ができる証拠だ。 「もうすぐあかちゃんがうまれるよ、はやくあいたいね」 男は無表情に握り飯を頬張る。 部屋の中には数え切れないほどの食料がある。男とれいむが一月は暮らせそうな量だ。 「おにいさん!れいむはおなかすいたよ! かわいいれいむとあかちゃんのためにいっぱいごはんちょうだいね!」 男は答えない。 「どうしてむしするの?ばかなの?しぬの?」 ゆっくりの挑発的な口調もどこ吹く風と、男は書架から本を取り出し読み始める。 「はやくごはんちょうだい!あかちゃんがゆっくりできないよ!れいむもぷんぷんだよ!」 ゆっくりは膨らんで威嚇したり、飛び跳ねたりするが男は気にする様子もない。 「おながずいだぁぁぁ!!!ごはんをくれないおにーざんはゆっぐりじねぇぇぇぇ!!」 無反応。 それからしばらくして、とうとうれいむは疲れ果てて動けなくなった。 「どうじてむしずるのおおおおお!!!???ごはんちょうだいぃぃぃ!!!!」 しかし、やはり要求は通らなかった。 部屋の時計が10時を少し回ったとき、男は書き物をしていた手を止めて、手近な食料を箱に放り込んだ。 「おそいよ!あんまりおそいと、おなかとせなかがゆっくりできなくなっちゃうよ! だけどれいむはやさしいおかあさんになるんだから、きげんをなおしてたべてあげるね! むーしゃ、むーしゃ……しあわしぇぇぇぇぇぇ……!! だけど、ちょっとすくないよ!あかちゃんのぶんもむーしゃむーしゃさせてね!」 男は「さて、寝るか」と口の中で呟くと、寝床の支度をしてすぐに就寝した。 「いじわるしないでもっとちょうだいね!そしたらゆっくりしてもいいよ!」 「えいようがだいじなんだよ!わかってるの!!おにーざん!!ねちゃだめぇぇぇ!!!!」 男が明かりを消したので周囲は暗い。しかし、そこらじゅうにある食べ物の匂いがれいむを眠らせなかった。 「おなかすいたよ……ばかなおにいさんのせいでごはんがすくなくてごめんね……」 「あかちゃん、ゆっくりそだってね……」 「おなかすいた……」 れいむはまんじりともせず朝を迎えた。 「ん……おおっ……」 男が大きく伸びをするのと同時にれいむは挨拶をした。 「ゆ…ゆっくりしていってね!」 昨日は自分の言葉が乱暴すぎたのかもしれない、と思ったれいむなりの譲歩だった。 きちんとゆっくりさせれば、人間が自分のようなかわいらしいゆっくりにご飯をくれないわけがないという 打算も働いている。色々と間違えた打算だが。 「ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね! それで……ゆっくりしたら、れいむにあさごはんちょうだいね!」 男は昨日読みかけにした本の続きを読み始め、れいむのことなど気にかける様子もない。 「おにいざああああんんん!!!! じぶんばっがりゆっぐりじてずるいよぉぉぉぉぉ!!!!!」 ふと、れいむは自分の頭上を見上げた。 視界の端でたよりなく揺れる”ゆ木(ぼく)”は、少し貧弱になってしまったように思える。 まだ実は膨らみ始めたばかりだが、これでは先が思いやられる。れいむは半狂乱になって叫んだ。 「おにーざんんんん!!!!おねがい!ごばんをぢょうだいぃぃぃぃぃ!!!!」 結局その日も、夜の10時まで食料を与えられることはなかった。そして次の日も、そのまた次の日も…… 食事は夜10時に一度、決まった量を与えられるきりだった。 * * * * 四日後。 「おかしいよ……?あかちゃん……うまれないよ……?」 ひょろひょろと背ばかりが伸びた”ゆ木”には小さな実が二つ付いている。 だが、本来なら今頃はゆっくりとしたあかちゃんとして言葉を発しているはずのそれは何も言ってくれない。 「あかちゃん……?れいむににてとってもかわいい、れいむのはじめてのあかちゃん……?」 このままでは大切なあかちゃんが死んでしまう。 「おにいざあああんんんん!!!」 「どぼじてごはんたぐさんぐれないのおおおおお!!??」 * * * * それからさらに数日。 れいむのゆ木は、なよなよとしなって顔の前へ垂れてくるようになった。 まだ喋ることのできない、ゆ木の先端の二つのつぼみ。それを見るたび、れいむの心は不安に張り裂けそうになる。 * * * * ちょうど二週間目の朝だった。 「ゆ……ゆっくちちていってね……」 「おきゃあしゃん……?」 気づくと二つのつぼみだったものには目と口が出来ていて、小さな、とても小さな声でれいむへと話しかけている。 れいむは感激した。 「ゆゆぅぅぅーーーーーん!!!!れいむのあかちゃぁぁぁんんんん!!!! ゆっくちしていってねぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」 * * * * 十六日目。 二匹の子れいむはいまだゆ木から切り離していない。 なぜかお兄さんが食事をわずかしか与えてくれない現状では、切り離すのは危険と親れいむが判断したのだ。 「おきゃあしゃん……ごはんさえあれば、れいみゅたちじぶんでゆっくちできるよ……?」 「ごはんもっとたべたい……おきゃあしゃん……もっとたくさんちょうだいね…」 「おにいさんが……おにいさんがわるいんだよ…… さあ、きょうもゆっくりしようね!」 わが子を励ますため、箱の真ん中で歌を歌う親れいむ。 「ゆ~♪ゆ~♪ゆ~♪」 「ゆ……ゆ……」 「ゆ……ゆ……」 子供たちも歌うが元気がない。 れいむは不憫でならなかった。 本当ならば、今頃は元気なゆっくりとした子として生まれてきて、みんなでとてもゆっくりしているはずなのに。 ちびちゃん達だって、自分で飛んだり跳ねたりして、ゆっくりしたいだろうに。 「おかあさんも、つらいんだよ……ほんとは、ちびちゃんたちをゆっくりさせてあげたいんだよ……」 その日の昼過ぎ。 「ゆ……!」 「ゆ……!」 二匹の子れいむは体をゆすり、自分でゆ木から落ちようとし始めた。 「おちびちゃんたち!だめだよ!ゆっくりできなくなるよ!!」 「おきゃあしゃん!れいむはじめんでゆっきゅりしたいんだよ!」 「おきゃあしゃんがゆっきゅりさせてくれにゃいなら、じぶんでゆっきゅりしゅるよ!」 「どぼじてぞんなごどいうのぉぉぉぉぉ!!??」 親れいむは沸き上がる感情のままに跳ねる、その衝撃がまずかった。 萎えたゆ木に負荷がかかり、子れいむ達はついに切り離される。 「ゆゆっ!もうしゅぐおちゆよ!」 「これからはじぶんでゆっきゅりーしゅるよー!!」 夢にまで見た”親とのすーりすーり”や”自分ひとりでのゆっくり”への期待がふくらむ。 「おちゆよー!!」 「ゆっきゅりー!!」 ぷちん。ころころころ…… 「おっ……おぢびぢゃああああんんんん!!??」 れいむは地面に転がったわが子へと駆け寄る。 どうか無事でいてほしい。れいむの餡子はその思いで埋め尽くされた。 「おちび……ちゃん……?ゆっくり……して……いってね……?」 二匹の子れいむは、もう動かなかった。 「おちびちゃん……」 やはり弱すぎたのだ。ゆ木からの栄養が断たれたその瞬間、二匹はすでに物言わぬ饅頭となっていた。 「ゆああああああんんん!!!!!おぢびぢゃああああんんんん!!!!」 泣いているれいむの元へ男がやってくるが、悲しみに打ちひしがれるれいむは気づかない。 男はれいむの額の細長いゆ木に手をかけると、ぶちんと引き抜いた。 「ゆ……」 わずかな痛みと喪失感を額に感じ、我にかえるれいむ。 「おにいさん!それはあかちゃんのたべるはずだったものだよ!かえしてね!!」 こんな状況を作り出したお兄さんへの恨みよりも、わが子の遺品を持っていかれることに抗議の声を上げる。 男はやはり聞きもせず、通常の倍ほどの長さのあるゆ木を丁寧に戸棚にしまうと、れいむの元へ再びやってくる。 「じゃあな。……悪く思うな」 「ゆ?………ゅぅ?」 れいむは男の手で二つに割られた。断末魔を上げる暇もなかった。 男はそれをごみ入れに投げ捨てると、両の耳から、この二週間着けっぱなしだった耳栓を引き抜いた。 「あー、耳かゆかった……」 * * * * このようにして作られた、にんっしんゆっくりのひょろ長いゆ木は滋味に富み歯ごたえも良いので珍重される。 子の栄養がゆ木に逆流するためとも、あるいは単に生長期間が長いためとも言われているが、真相は定かでない。 恵まれぬ子が、生まれて初めて母親と一緒にむーちゃ♪むーちゃ♪するはずだったゆ木。 そこに懸けられた思い――生への渇望や期待が、その味わいをもたらすのかもしれない。 おしまい。 書いた人:”ゆ虐の友”従業員 このSSに感想を付ける