約 1,001,263 件
https://w.atwiki.jp/wiki9_vipac/pages/1826.html
これで数えて何回目だろう。 これは夢なのだが。これは夢で無くなっていて。あれ……でも。……これは夢なのかなあ現実なのかなあ。 わたしは現実か。是か否か。そうではない。しかしこれは虚構だ。ウツロの呟いた小さな嘘――それがわたしだ。 朝だった。冷たい空気が開け放たれた窓からわたしの肌を貫いた。 夜は暑かったが、流石にまだ朝は寒いのだ。 わたしは窓を閉め、寝間着を脱ぎ、しわくちゃのシャツとジーパンを穿いた。 つけっぱなしにしていたラジオからは雑音が聞こえていた。 またやられたようだ。誰に。……所属不明の……破壊ACにだ。 その名のとおり、現れると手当たり次第に破壊。していくACだ。 目的はわからない。ただその力を振るい、町などを壊し、去っていく。 彼等について言えるのは、わたしたちを脅かす存在、ということだけ。 そしてわたしは彼等と戦っている。それが義務なのだから、しょうがない。 もう一度、ダイヤルをぐりぐり回すが、やはりノイズしか聞こえない。 電波塔が壊されたのだろうか。いや放送局かもしれない。でも、どうでもいい。 そんな事は知らない。訳の分からない事には首を突っ込まない方がいい。 わたしは足から浸かり初めて首まで分からない事だらけなのだ。頭から入ったら死んでしまうではないか。 そんなわたしの身体はわからない事で出来ている。わからない事は嫌いだ。 早々と朝食を済ませ、車に乗る。そして目的地を打ち込む。 すると車は走り出し、私を、ACの待つ格納庫へ送り届けるのだった。 任務だ。私はレイヴンなのだ。 道。トンネル。トンネル。道。道。トンネル。幾つものトンネル。わきを駆け抜ける車と、たまにすれ違う対向車。 車内は蒸し暑かった。たまに、ごとりと、車がゆれるので、しっかりとシートベルトをした。 朱《あけ》灯りに照らされたアスファルトの大体は、こぶし大の穴だらけだった。 かまぼこ壁に張り巡らされるダイナマイトが爆発したかのような亀裂には、いくら応急と着飾った所で、 どうしようも粗末過ぎる修復が施されていた。しかし咎める者はいない。 いまだに、コゲアトと区別もつかない乾いた血だまりも、そこいら中にある。 多分、窓を開けたら、相当臭かろうと思う。だから熱くても、窓は開けなかった。 目的地までの最後のトンネルを抜けると、白色光の照明に照らされるとても小さく白い結晶によって、道路は埋め尽くされていた。 それは美しかった。たとえ、ひび割れた天球スクリーンから降り注ぐの映像素子の欠片だったとしてもだ。 車外をのぞくともくもくと煙が上がっているのが見える。折れた電波塔が燃えていた。 やがて電波塔が、わたしの真横を通り過ぎると、車はスピードを速めた。 黒煙は限りある空の向こうへ消えていった。地面を埋め尽くしていた有毒の雪も、姿を消した。 背後から、爆音が響く。さきほどのトンネルが爆破された。 あいつ等が、もうやってこられないようにだ。 軍の敷地に入るとさすがに、車ががたがた揺れることは無かった。 駐車場で車は停止し、わたしは車外にでて、また別の車に乗った。 格納庫では整備員が数人で大きな作業用の機械を動かしていた。 人間はあまり居なかった。代わりに作業用のテクポッドが大急ぎで駆け回る。 「おお……レイヴン」 わたしを見るといなや走り寄って来るオペ子。 わたしの手を握り、泣く。あっというまに膝が崩れて、頭から固い床に激しくぶち当たる。 もはや彼女に正気は無かった。少人数の整備員たちは、無機質なテックボットと共に、作業を続ける。 「レイヴン……レイヴン、おう、アアあ――嗚アアア――」 オペ子はくるってしまった。 彼女はあの光景を見たのだ。きっと……この前の作戦中に。 狂気とは一種の、ウィルスだ。 狂った光景を見て、精神が焼き切れた者に感染するのだ。 床に我が身を委ねたオペ子。目はすでに、死んだ魚だ。空《くう》を貫くウツロを見ている。 もうわたしが、彼女に語りかけてもなにをしても、わたしが誰なのかもわからなくなった。 次第に泣くことにも疲れ、いひひぃい、と奇妙な笑いのみを漏らすようになった。 その後、咽喉がかれても潰れても、彼女は鳴き声を絶やさなかったそうだ。 わたしは狂った彼女をテックボットに預け、自分のACの元へ急ぐ。 その途中、誰かに目が合う。整備中のMTの足元。見覚えのある、透き通った肌。薄い唇。 あの夢。今もはっきりと思い出せる。夢の中の少女が、私に向かって、笑った。 折れた百合のように儚い微笑みは、その後本当に折れた。何度も畳まれ、とても小さくなった。四角くなった。 わたしが驚いて瞬きをした次には、彼女は消えていた。いったい誰なのだろう。 どうも何時も、その笑みはわたしの歩調を狂わせるのだ。 雨が降る。その雨はわたしを吊るした輸送機に打ち付けられる。 でも鋼鉄で出来た輸送ヘリはその様なもので、落ちるものではない。 だから、そのまま突き進むヘリ。進む、進む。そして、静止。 僚機のAC――Sir.ガンザリックの固定金具が音を立て外れる。続けて、わたし。 その真横を後ろで控えていた三機の戦闘機が通り過ぎる。そして、たちまち爆散。 爆発音は、聴こえなかった。 その残骸は濡れてぬかるんだ地上に降るのだろう。でも落ちた音も聞こえないのだ。 なぜならその音はガンザリックが大地を踏み抜く音と点火されたブースタの轟音でかき消されたからだ。 わたしは小刻みにブースタを噴かし、姿勢を立て直した後、ジグザグにガンザリックを追従した。 『レイヴン。敵の進攻は予想以上に早い。充分ちゅう……うああああああああああ!!』 退避途中にあった輸送機が敵の鉄甲弾によって貫かれた。 爆音に貫かれた豪雨はその爆発を中心として球状に広がり、また元に戻った。 そしてまるで、ソコには何も無かったかのように、一心にまた、降り続けた。 長銃を両手で構えた場違いな、純白の破壊ACは、全部で五体。 そのACたちを囲んで、壁のような役割を果している破壊MT。 しかしわたしはひるまない。中央マルチスクリーンをタッチし、戦闘モードを起動した。 《 エネルギー供給源をバッテリーから、メインジェネレータへ……切り替え完了。 》 《 火器管制回路のリミッターを完全解除……全兵装への電力供給がスタートします。 》 《 システムチェック……システム、オールグリーン。 》 《 メインシステム、戦闘モード起動します。 》 それからも、何度も、何度も、激しい戦闘が、繰り返された。しかしわたしが何度帰還しても、 またオペレータが変わっても、軍が潰れて国がなくなり、知っている人がいなくなって、わたしの知らない人もいなくなり、 いまだ見ぬわたしが何千機も敵を倒して生き残っても、何も変わらなくて、世界は滅びた。 わたしは、消え逝くコクピットの明かりの中で、彼女を見た。少女は相変わらず、全てに向かって、微笑んでいた。 夢と現実が入り混じったこの空間には、わたしと、少女――しかし彼女は一体誰なのだろう――の、二人で成り立っていた。 ボット、見ていると、何か語りかけてくるような気がするが一向に意味が分からなかった。 しかしのその――とてもうすく乾いた、その笑顔だけは、わたしは理解している。 その能面は、嘲笑だ。あざ笑っているのだ。私を。自分以外の他人を、あらゆる物を。 風地火水の四大元素でさえ届かない、全てを超越したところから、あざ笑っているのだ。 あざ笑われてどうということは無いが、彼女がそれだけをしているだけの存在だという事がまことに許せなかった。 そんな事を考えているとやはり、まぶしい朝日が見えるのだ。つまりこれは夢なのであったのだ。終わりのない夢がわたしの現実なのだ。 だからわたしは目覚めるまで戦う事をやめないつもりだ。 終わることなく終わりを迎えるこの閉ざされた世界で闘って戦い抜くことこそが、わたしの宿命なのだ。 つ<つまるところはしゃぶれってことさ
https://w.atwiki.jp/holyland4/pages/106.html
シスター・マリー ステータス ス キ ル プロフィール 攻撃 12 1 戦鬼 名前の読み しすたー・まりー 防御 2 2 聖人 性別 女性 体力 5 3 衣装 修道服 精神 4 胸のサイズ 並以上巨乳未満 反応 1 格闘スタイル 我流十字架術 FS 6 FS名 信仰心 武器 鉄製の十字架(約2m) 必殺技 『我流十字架術奥義 天罰』(消費MP:4) 効 果 : 強攻撃(デメリットなし)+発勁 制 約 :なし 説 明 : 高く飛び上がり、手にした十字架を大きく振りかぶって相手の後頭部に叩きつける。 聖なる力により、相手は追加で体力20ダメージくらい痛がる。 キャラクター説明 聖アリマンナ教会に所属する、16歳の少女。 銀色の長髪と咥えタバコがトレードマークの不良シスター。 目つきは鋭く口も悪いが、性根は真っ直ぐでそこそこ信心深い。 幼い時分に魔人能力に目覚めたことを理由に親に捨てられ、教会の運営する孤児院で育てられた。そのため、教会と施設に恩義と愛着を感じている。 成長した今はシスターとなり、学校から帰ってきた後は、憎まれ口を叩きつつも率先して雑務を引き受けている。 とある事情で教会の経済状況が悪化し、自分の育った孤児院と世話をしている子どもたちを守るため、1兆円の賞金を獲得するべく今大会に参加する。 魔人能力は脚力の強化。 ちなみに所持武器の十字架は、飛び乗った教会の屋根から引き抜いてきたものである。 「オラァぶっ飛べ雑魚共!アーメンッ!」 エピソード 歌のお姉さん「良い子のみんな~、おっはよ~!」 \オハヨー!!/ 歌のお姉さん「今日はこちら、聖アリマンヌ教会付属なかよし児童館に遊びに来ています!」 (元気に手を振る子どもたち) 歌のお姉さん「それではみんなで元気に、パンパカパン体操はっじまるよー!」 ♪パンパカパーン パンパカパーン パンパカパ ガゴン! ガガ……ガ…プシュー (突如どこからか落ちてきた巨大な十字架が直撃し、ラジカセが火花を散らして沈黙する) 歌のお姉さん「あれ?どうしました?うわっ!」 (突然よろけて倒れこむ眼鏡を掛けたシスターと、彼女に駆け寄る銀髪のシスター) 銀髪シスター「おいどうしたんだ、大丈夫か(棒」 眼鏡シスター「ああっ、一昨日から何も食べていないせいで眩暈がっ(棒」 (続けて激しく咳き込む) 銀髪シスター「……なんてことだ、こんなに熱も出ているじゃないかー」 眼鏡シスター「経営難に陥っているこの聖アリマンヌ教会に、病院に行くような余裕はありませんわ。それに……」 (子どもたちに向かって手を伸ばす) 眼鏡シスター「神に祈りを捧げ、こどもたちに囲まれているだけで私は幸せなのですからー」 (シスターの周りに集まるこどもたち) \オネエチャーン/ \シンジャヤダヨー/ \オナカスイタヨー/ 眼鏡シスター「なんという悲劇でしょう!こどもたちの笑顔すら守れない私をどうかお許し下さい嗚呼、せめて、せめてもう少し寄付があれば!寄付 があれば~」 (寄付金の振り込み先を書いたフリップを、カメラの前に掲げる銀髪シスター) 銀髪シスター「皆様の温かいご支援を」 \オマチシテオリマース!!/ 静寂 歌のお姉さん「……あ、えーと……はい、それではまた明日~」 ************************************* 「うう、予想外です……。今月も大赤字です……。」 電卓を叩き終えると、眼鏡を掛けた修道女、シスター・エルザは頭を抱えた。 ここは聖アリマンヌ教会の事務室。午前0時を回ったところだった。 「テレビにで取り上げてもらえれば、寄付金が増えると思ったのに……」 「いやいや、いくらなんでもありゃあんまりだったと思うぜ。乗った俺が言うのもアレだけどよ」 翌日の朝食と子どもたちに渡す弁当の仕込みを終え、銀髪を揺らしながらシスター・マリーが部屋に入ってきた。 支援倍増計画は失敗に終わり、教会のTwitterアカウントは絶賛炎上中だ。 「恵まれない子供たちを救う教会が貧困に喘いでいる姿を見て手を差し伸べようともしないなんて、渡る世間は鬼ばかりです!全力で『子供を暖かく育てる、儚くいたいけなシスター』を演じたというのに!」 「変なアドリブまで入れてな」 台本になかった咳き込みのせいでタイミングが狂い、セリフを忘れそうになったことを思い出した彼女がチクリと言った。 「まずその貧困の原因が、シスター長が教会の金横領してホストに貢いだ挙句トンズラだからなあ」 溜息を一つつくと、ポケットからタバコを取り出し火をつける。 エルザの咎めるような視線に気づいたマリーは、「NO SMOKING!」の張り紙の前を横切って窓辺に立ち、外に向かってフーと煙を吐き出した。 「やはり他人の力を当てにしたのは間違いでした。未来は自分の力で勝ち取るものなのですよ!」 握りこぶしを作り、エルザは勢いよく立ち上がる。 「なんか逆転の秘策でもあるのか?」 「あまり使いたくはありませんでしたが……これを見よっ!」 ババーン☆と音響効果を口にしつつ、エリザはマリーの前にチラシを広げた。 「なになに、流派不問の格闘大会開催。優勝賞金1兆円……?」 「マリーちゃんに、これに出てもらいます!」 「俺任せかよっ!」 「……嫌?」 「嫌だよ!」 「一兆円ですよ?これさえあれば、このなかよし児童館も安泰です」 「そりゃそうだろうけど、なんで俺が!?」 口角泡を飛ばすマリーに対し、エリザは眼鏡を光らせて言った。 「面倒臭がりなマリーちゃんならそう言うと思っていましたよ。これを見てください!」 そう言って取り出すは、紐の通った五円玉。 マリーの前に歩み出ると、エリザはそれを振り子のように揺らし始めた。 「はいマリーちゃんこれ見て~。貴女はだんだん格闘大会に出たくなる~」 「誰がそんな古典的な方法で……」 「マリーちゃん、私ね」 アホらしい、と続けるその言葉に蓋をするように、シスター・エリザが続ける。 「私、この場所が好きです。施設の子どもたちも、マリーちゃんも、大好きです」 「……んなこと言ってもダメだ」 「頼れるのは、マリーちゃんだけなんです」 「……」 「貧乏だって構いません。でも、ここがなくなってしまうのは嫌なんです!」 真っ直ぐにマリーを見つめる。 自分に期待を寄せる親友の目。 「~~~ッ!」 暫し顔をしかめて思案していた彼女は大きく溜息をつくと、タバコを灰皿に押し付けて口を開いた。 「……効いてきた」 「え?」 「お前の催眠術が効いてきたって言ってんだよ!出りゃいいんだろ、その大会に」 レンズの奥の瞳が途端に煌めき、エルザはマリーに向かって抱きついてきた。 「ありがとう!」 「言っとくけどな、期待すんなよ?出るだけ、出るだけだかんな」 エリザを振り払うと、部屋を出ていこうとするマリー。 「どこ行くんです?」 「コンビニだよ、コンビニ。タバコが切れちまった」 ついてくんなよ、とエリザを睨むと、マリーはそそくさと出かけていった。 誰もいなくなった事務室で、エリザはフフと笑った。 「……まったく、チョロいなあ」 小さい頃から何も変わらない。悪態をつきつつも、頼れる親友は必ず動いてくれるのだ。 「さてと、私にできることをやらなくちゃ」 マリーが帰ってくるまでに選手登録の下準備くらいは済ませておこうと、軽く伸びをする。 その瞬間、槍で突かれたような胸の痛みが彼女を襲った。 冷たい床にうずくまり、そして激しく咳き込む。 視界が揺らぐ。息が吸えない。 「ごめんね、マリーちゃん……」 ひと月ほど前から起き始めた発作は、時が経つに連れてその頻度を狭めていた。 病院には、治療に高額の医療費が掛かることが分かってからは行くのを止めた。 これ以上隠し通すのは無理かも知れないと思う。 でも、その時が来る前に、せめて…… しばらくすると、幾らか呼吸も整ってきた。 以前よりも力の入らなくなってきた身体を、壁で支えて立ち上がる。 青ざめた顔に流れる汗を修道服の袖で拭うと、エルザはしっかりとした口調で呟いた。 「急がないと、いけませんね」
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1216.html
天誅 4 part42-139~143,203~206,209,210 139 :天誅4:2008/11/02(日) 10 37 42 ID 3bf9lFaEO 普及活動(笑)の為に天誅4投下します 気に入ったらプレイしてみてください。 140 :天誅4◆l1l6Ur354A:2008/11/02(日) 10 39 18 ID 3bf9lFaEO 力丸:大名・郷田松之信に仕える東忍流の頭領。 今まで数々の悪人に天誅を下してきたが… 彩女:十四歳で東忍流忍術皆伝した才女。 松之信の一人娘である菊姫を妹のように思っている。 郷田松之信&菊姫:名君のようだがなぜか領内から悪事が絶えない。 菊は彩女を姉のように慕っている。 関谷直忠:先代より郷田に仕える忠臣。 抜けた所があるお茶目なじいさん。 鬼陰:齢八百歳と言われる伝説の忍者。シリーズお約束のボス。 倒しても何度でも甦ってくる困った奴。 女忍者:清濁(しだ)流忍者。本編で名前が出てこない。 141 :天誅4◆l1l6Ur354A:2008/11/02(日) 10 41 51 ID 3bf9lFaEO 力丸編 郷田の命により、領内で悪事を働く商人・権平金蔵に天誅を下すため屋敷に潜入した力丸。 その屋敷内の蔵の中で大量の武器を発見する。 何者かが領内で戦を仕掛けようとしている事を察した力丸は権平を問い詰めるが 突如放たれたクナイによって妨害されてしまうのだった。 城へ戻りその事を郷田に報告する。郷田が関谷に意見を求めると、 城下によく当たる易者が来ているとの事で、早速呼んでみる事に。 菊姫も交え、一同が見守るなかでた占いの結果は… 最悪の下降運、まもなく凶事が降り掛かるというものだった 易者を咎める関谷だったが、その時部屋が閃光に包まれる。 易者はその隙に菊姫をさらい天守閣から逃亡する。慌てて後を追う彩女。 力丸も後を追おうとするが郷田は私情を押さえ、姫の事は彩女にまかせ 最近活動している山賊の成敗を命じるのだった。 142 :天誅4◆l1l6Ur354A:2008/11/02(日) 10 43 32 ID 3bf9lFaEO 首尾よく山賊の親玉を倒した力丸は、生き残りの山賊から 隣国の領主・多頭物成がバックにいたことを聞き出す。 権平に武器を集めさせていたのも多頭の仕業の様だった。 怒りに震える郷田は開戦を決意、関谷に城の留守を任せる。 無駄な血が流れぬようにと、力丸に多頭の暗殺を命じる郷田。 酒に毒をまぜ無事に任務を成功させるが、そこに清濁(しだ)の女忍者が現れる。 激しい戦闘の末にあと一歩の所まで追い詰めるが逃げられてしまう。 姫を無事救い出したとの連絡を受け郷田より一足先に城へ戻るが、突如門番に襲われる。 関谷から力丸が裏切ったと聞かされていたようだ。 天守閣へ向かうと彩女が襲ってきた。彩女は菊姫を連れ城から逃げていってしまった。 関谷の話によると彩女から力丸が裏切ったと聞いていたらしい。 急ぎ二人の後を追う力丸。 143 :ゲーム好き名無しさん:2008/11/02(日) 10 47 05 ID 3bf9lFaEO 力丸編はここで一旦終了、次は彩女編になります。 203 :天誅4◆l1l6Ur354A:2008/11/09(日) 11 35 28 ID UevCFe0TO 彩女編 易者にさらわれた菊姫を追う彩女だったが見失ってしまう。 そんな折り、菊姫に似た女子が武士にかどわかされているのを見つける。 向かった先は多頭の一夜城であった。 娘を助け出す事に成功するが、菊姫ではなかった。 しかし娘から別の隠れ家である廃村の情報を得る。 急ぎ向かう彩女の姿を見やり娘は怪しげな笑いを浮かべる。 廃村は山賊の住みかになっていた。奥地にいたのはなんと悪徳商人の権平。 どうやら菊姫は権平の屋敷にいるらしい。しかも白髪の忍者に脅かされてやったとか。 一度城に戻り関谷に報告するが、力丸が裏切ったとは信じられない二人。 取り敢えず捕われの菊姫を救出しに向かう彩女。 無事に菊姫を助けだすが、そこになんと力丸が現れ二人に襲い掛かってくる。 なんとか窮地を逃れるが、疑心暗鬼になる彩女に菊姫は力丸を信じろと言う。 無事城に戻ると、関谷は菊姫の着物が汚れているから早く着替えるようにと半ば強引に部屋から追い出す。 何かあったのか訊ねると、やはり力丸は裏切ったらしい。 しかもいましがた城内に現れ、城の者達を殺め始めていると言うのだ。 204 :天誅4◆l1l6Ur354A:2008/11/09(日) 11 37 00 ID UevCFe0TO 危険なので、姫を連れ安全な場所に身を隠せと言う関谷。 姫が着替えから戻り、事情を説明しようとした所へ力丸が現れる。 城外へ逃れた二人。力丸の追跡を逃れる為に逃げ続けるが何やら菊姫の様子がおかしい。 なんと姫は女忍者(易者もこいつ)が化けていたのだ! 不意をつかれ、傷を負う彩女に止めを刺すべく敵の刃が迫る… 彩女編 終了 力丸編 彩女が襲われている所へ駆け付けた力丸。女忍者を倒すがそこへ松之信が現れ、関谷が裏切ったと告げる。 松之信達を城から追い出している隙に城を乗っ取り、城に火を放ったのだ。 業火に包まれる城に侵入し、姫を捕らえていた関谷に天誅を下す。 気を失っていた姫を起こし、脱出しようとする二人だったが ふと関谷のいた方へ目をやると…死体が無く、血の跡が点々と続いていた。 追い掛けた先―天守閣―にて待っていたものは関谷の変装をした鬼陰であった。 例によって全ての黒幕はこいつだったのだ! 205 :天誅4◆l1l6Ur354A:2008/11/09(日) 11 39 00 ID UevCFe0TO 大儀の名のもとに人殺しが出来てよかったなぁ、と煽る鬼陰と決着をつけるべく刀を手に取る力丸。 鬼陰は菊姫を人質にとるが、姫は覚悟を決め自分には構わず鬼陰を倒すよう諭す。 遅れて辿り着いた彩女は止めようとするが、放たれた力丸の刃は菊姫ごと鬼陰を貫いていた。 「我が魂魄は忌むべきお前と共に常にあるのだ、忘れるな力丸」と言い残し息絶える鬼陰。 「天誅など笑わせる 俺はただの人殺し…なのか…」 苦悩する力丸。 その時、菊姫の遺体にすがりつき泣いていた彩女が静かに立ち上がる。 異変を感じた力丸が振り向くと妖しい笑みを浮かべる彩女。 「我が魂魄は忌むべきお前と共に… 力丸ぅ また会ったな」 …その声は鬼陰のそれと同じであった。 天誅4 終了 206 :天誅4◆l1l6Ur354A:2008/11/09(日) 11 57 05 ID UevCFe0TO まとめ 今作は4~6の三部作構成(予定) 関谷に化けた鬼陰は清濁流忍者と手を組んで、隣国の多頭に戦を仕掛けさせる事で松之信と力丸を、 菊姫を誘拐することにより彩女を城から誘きだした。 そして城を乗っ取り火を点ける。 全ては憎い力丸の悲しむ姿を見たいから。 力丸の今までの天誅を、人殺し大好きなんだろと批判し、煽る鬼陰。 菊姫という犠牲を出しながらも鬼陰を倒すが、姫を失い悲しみにくれる彩女が鬼陰に乗っ取られた。 どう考えても、アクワイアは今回のシリーズで天誅を終わらせる気満々です。本当にありがとうございました。 209 :ゲーム好き名無しさん:2008/11/10(月) 01 13 04 ID 9gvv6xvI0 206 天誅4の人乙です。 アクワイアさん、いろいろあったけどやっぱりアクワイアさんの天誅が一番だぜ… 天誅シリーズ終わるのかよ(´;ω;`)ブワッ 210 :天誅4◆l1l6Ur354A:2008/11/10(月) 12 03 13 ID qPs9Dsk9O 209少なくとも力丸と彩女の物語は終わらせるんじゃないかと。今回で郷田壊滅、5では力丸対彩女(鬼陰or正気モード)、6で鬼陰と最終戦と仮定すればすっきりしますし、 決着をつける、という事で今回の天誅の開発がアクワイアになったような気がします。
https://w.atwiki.jp/bitchgirls/pages/96.html
3-271 :初夏の風:2010/09/12(日) 15 03 01 ID rCxzesR9 どんな男でもよかった。 それがどんな恋でもよかった。 適当に友達と遊んで、適当に男と一緒にいれば、長い夜はしのげる。 後悔はしていなかった。 向こうも私以外と関係を持っても別に、それを攻める気はないし。 どっちもどっちな話だから。だから付き合ってる男が束縛とかしだすと途端に面倒臭くなる。遊びなのに本気にされるとマジで気持ち悪い。 それがここ最近遊んでいてもつまらない。 美味しいお酒を飲んでても、レベルの高い男と遊んでいてもいつも思い浮かぶのは同じクラスの冴えない男子。 3-272 :初夏の風:2010/09/12(日) 15 04 28 ID rCxzesR9 線が細くて垢抜けなくて、いつも静かに教室の隅で本を読んでいる。人と話をしているのを見かけてもいつも笑顔でうなずいているだけ。どちらかといえばオタク系に分類されるような奴で、絶対に私から関わ りたいとは思わないようなそんな男。 なのに… いざ男とやっていても、アイツの顔がちらつく。 それはいつも笑ってない。 きつく口を閉じて今にも泣きそうな悲しい顔。 アイツが私を制する。 アイツが私を咎める。 日に日にアイツの存在が大きくなる。こんな自分、今まで想像出来なかった。 3-273 :初夏の風:2010/09/12(日) 15 07 19 ID rCxzesR9 あの日、以前から遊びで付き合っていた男にマジで好きだと迫られたので断ったら、やられそうになった。マジな顔で乗っかかってくんのがほんとに気持ち悪くて、思わず叫んだら新海に助けられた。 私を庇って男に殴られた新海に、さすがの私もお礼をしないわけにはいかない。少し引きつった営業スマイルでお礼を言うと新海はたった、たった一言だけ… 「あんま自分を安売りしないほうが良い」 とだけ呟いた。 むかつく…新海ごときが私に説教?一気に頭に血が上った。営業スマイルから一転、目を細めて新海をきつく睨み上げる。 「いや、つーか別にアンタに関係なくない?私が何してようと」 私の睨みに新海が怯んだように顔をふせた。ほんの少しの静寂…でも次の瞬間、意を決したように新海が顔をあげる。 「そうだね…でも、今より自分を大切にしたらきっともっと楽しくなると思うから、もっと風見さんは楽しそうに笑えるはずだから…だから」 「はぁ?」 「自分を大切にした方が…良いと思います」 少し困った顔で、でも優しくて真剣な眼差しで新海は微笑んだ。何故かズキっと胸の奥がうずいて声が出せなくなる。うざい…マジでうざい!新海のくせに…でも何で何も言いかえせないんだろ? 「…っ……」 「ごめん、余計な事言って。でも今日は帰った方が良い。良かったら送っていきます」 3-274 :初夏の風:2010/09/12(日) 15 12 52 ID rCxzesR9 私の無言の意味をはきちがえたのか…新海は、慌てた様に私を伺い見た。 私は拒否するでもなく、新海をもう一度睨むと黙って歩き出した。新海はどうしたものかと佇んだままだ。私は足を止めイラついたように振り向く。 「送ってくれないわけ?」 新海はえ…あ、うんっ…と小さな声で返事を返すとおずおずと私の後を追いかけてくる。 その日だけは素直に家に帰ってやった。 それからは知らないうちにアイツを目で追って、 戯れに時たまアイツと話すようになった。突然話しかけられるようになって新海も最初はびびってたし驚いたみたいだけど、次第に普通に話をするようになった。 3-275 :初夏の風:2010/09/12(日) 15 18 34 ID rCxzesR9 何で話しかけるようになったかなんて自分でも分からない。始めは、ちょっとからかってやろうと思っただけなのかもしれない。でも、でも最近では新海の声 を少しでも長く聞いていたいと思い始めている自分に気が付いた。 新海が…良い。新海の側が良い。 遊びで男と簡単に寝るなと諌める真剣な眼差しも。 どんな悩みも打ち消すような優しい笑顔も。 入ってはいけない私の心に深く突き刺さる。 3-276 :初夏の風:2010/09/12(日) 15 20 00 ID rCxzesR9 でもこの想いは誰にも言えない、アイツに…新海にも言えない。 だって新海は綺麗だもん。 私みたいに汚れてないもん。 それに……私は新海のタイプじゃない。新海はもっと清楚で可愛いタイプの子が好きだと思うから。私みたいに、世間一般的で言ういわゆるギャルで馬鹿で遊びまわってるような女じゃ多分新海は迷惑だろうから。それが、私の理性をかろうじて止めている。 それでも、私の想いは止められない。 新海に触りたい。 新海に抱きしめてほしい。キスをして、頭を撫でて好きだよって言ってほしい。その想いが強くて、苦しくて、悲しくて、歯痒くて。 眠れない夜も何度かあった。 その反動か今までにないくらい荒んだ遊び方をした事もあった。 ――無理矢理色んな男とやろうとした事もあった。 それでもやっぱり目の前には新海が浮かんだ。 やっぱり悲しい顔をして、私の名前を呼ぶ。 「好き」という感情を確信した時には、もう私は他の男と遊べなくなっていた。 友達との遊びにも男が来るようなら足を運ぶことはなくなっていた。 新海を、新海だけを想うようになっていた。 それは……昔、初恋の彼にも感じた事がない想い。 「本物」の恋。 一生他の男となんか遊べなくてもいい。 アイツだけが…新海だけがいい。 分かってる。 私にはその資格がない。 ずるい人間で汚くて、色んな人を裏切って弄んできたんだもん。 それでも私には新海が必要だから。 新海がイヤならHとかしなくていい。 新海のそばにいられれば……それだけでいい。 3-277 :初夏の風:2010/09/12(日) 15 22 45 ID rCxzesR9 「あれ、風見さん? どうしたの?こんな時間に」 放課後の教室で、窓からぼんやり校庭を見ていた私に新海が声をかけてきた。 初夏の夕方。 暑くも寒くもない涼しげな風。 新海は不思議そうに首をかしげながらちょっと間を空けて私の隣に立つ。 「そういう新海は?」 「俺は……なんとなくです……何となくここに来たら風見さんが……」 ぶわっと涼しげな風が新海の声をさえぎった。ふと横目で新海を盗み見る。 少し目を細め気持ちよさそうな新海の横顔、優しい笑顔。 そんな時の彼はちっとも悲しい顔なんかしていない。 私の、見たくない顔じゃない。 「……」 「風見さん、何か悲しそうですね……どうしたんですか?」 「え…?」 3-278 :初夏の風:2010/09/12(日) 15 23 43 ID rCxzesR9 汚れを知らない瞳。 そんな瞳で私を見る。 汚れきった私を。 新海はこんな私の部分を知ったらどう思うんだろう。 いつも新海を見てること。 いつも新海を想っていること。 いつだって新海に触りたいと、抱きつきたいと思ってること。 散々男と遊んできたのに今更って軽蔑するかな?気持ち悪いっておもうかな? 優しい言葉に私の自制心がきかなくなってくる。 全部……新海のせい。 私はそっと新海の胸に飛び込んだ。 「…うおぇぉわっ!?」 びくついた後、新海が変な奇声を上げて固まる。 このまま一生私の物になったらどんなに嬉しいだろう。 笑顔ですら自分の中に閉じ込めたい。 誰にも見せたくない、触れさせたくない。 ずっと私のそばにいて、私だけのために笑っていてほしい 「じゃあ新海が慰めてよ……」 驚いてる? 胸に顔を埋めているから今の新海の表情は私には見えない。 でも新海も今の私の表情なんて見えないでしょ。 こうしてるだけで、幸せに思う私の表情なんか。 私たちのふたりの息遣いがこんなにも近いのも。 ぶわっと勢い良く私と新海を包み込んだ初夏の風しか知らない。
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/1016.html
「断ったわよ」 時は放課後、場所は文芸部室。 ハルヒは前置きもなく俺にこう告げた。 今部室には俺とハルヒしかいない。 ハルヒ曰く、 「有希は今日用事があって来れないって。みくるちゃんも。古泉君はバイトらしいわ」 俺が部室に入ってきて早々聞いてもないのに教えてくれた。 長門のフォローか。どんな魔法で俺のその場凌ぎの嘘に気付いたかは知らんが感謝するぜ。今度何か奢ってやる。 さて話を戻す。 俺は定位置のパイプ椅子で団長様の先程の一言を拝聴した。 一応耳には入り脳にも届いて意味も理解したが、念のため聞きなおす。 「それは『告白』をか?」 「そうよ」 俺は「そうか」とだけ答え、大きく息を吐いてパイプ椅子に身を沈めた。天井を仰ぐ。 さっきの男の雰囲気や言葉で、なんとなく答えは見えていたが、やはりハルヒ自身から答えを聞くまで落ち着かなかった。 今の一言を聞いてようやく落ち着いた。落ち着いたら力が抜けた。脱力ってヤツだ。今日は本当に疲れたぜ。 ハルヒは団長椅子からぴょんと飛び跳ねて俺の方に近づいてきた。 にんまり微笑んで、 「なーにそんなにホッとしてるのよ? あんたもしかして、あたしが断らないんじゃないかって心配してたの?」 からかうようなハルヒの声。 さすが団長様。ふざけておっしゃってるつもりでしょうが、かなり的を射ててるんですよ、それ。 俺は無言のまま、ハルヒを人差し指で招く。今朝の逆だ。 「? 何よ?」 ハルヒが俺の方に頭を近づけるため体を屈めた瞬間、 俺はハルヒの右腕を取って自分の方に引き寄せた。 ハルヒがバランスを崩してよろめく──それを空いた手で受けとめて、さらにハルヒの体をくるりと回転させた。 すとんとハルヒは俺の膝に着地した。まるで子供を抱っこしているような格好だ。 「えええええええっ!?」 ハルヒが俺を見上げ狼狽している。 俺はあたふたするハルヒに構わず抱き寄せた。黒髪に顔を埋める。甘い香り。 俺は自分の心情を包み隠さず吐露した。 「そうだ、不安だったさ──だから俺は今めちゃくちゃ安堵している」 ハルヒが息を呑んだのがわかった。 俺はそれ以上語らず、ハルヒの艶やかな髪に顔を埋めながら、両腕でハルヒの存在を確める。 ハルヒは最初全身を強張らせていたが、次第に力を抜いて俺の胸に体を預けた。 心がどんどん落ち着いていく。 ここ一日の不安や絶望の残り滓すらきれいに溶けて消えていった。 何分経ったろう。ハルヒがおもむろに口を開いた。 「──そんなに不安だった?」 それは今まで聞いたことのないほど優しさに満ちた声音だった。 「ああ」と俺は呟く。 「バカね」 ハルヒの口調は柔らかいまま。まるで小さい子供に言い聞かせるような。 「ホントバカ。言ったでしょ?あたしはあたしだって。あんただって言ってたじゃない、『人の意見なんかに左右されない不可侵の団長様』って」 だから断ったのか。 何だ、俺はもう昨日の内に知らず阻止していたわけか。とり越し苦労とはこのことだな。泣けてくるね。 「そうだな」 俺は溜息一つしてそう呟いた。ハルヒはこつんと拳で軽く俺の胸を叩く。 「だから安心しなさい。あたしはあんたの側にずっといるから──」 俺はその言葉に縋りつくかのようにハルヒを一層強く抱きしめた。ハルヒの肩がぴくんと跳ねる。 吐息とともに俺は囁いた。 「そうしてくれ、頼む」 それが俺の答えだ。 この答えがいつか様々な感情に成長したり発展したりするのだろう。 今はこれ以上の答えは出せないが、いつか遠くない未来に必ず出すから。 それまで、 『そばにいてくれ』 「……キョン、くるしい」 ハルヒが俺の腕の中で身動ぎした。どうやら強く抱き締めすぎたらしい。 「あ、ああ、すまん」 腕を緩め、ずっと埋めていたハルヒの髪から顔を上げた。 ハルヒは少し身を引いて俺を見上げる。 ハルヒ? 「お前なに泣いているんだ?」 ハルヒの長い睫毛に小さな雫。そんなに苦しかったのか? 「ち、違うわよ。ちょっとびっくりしちゃっただけよ!?」 ハルヒは慌てて手で目を隠す。手の隙間からほんのり赤くなった頬が見えた。 ―─ハルヒ、それ反則。 俺は本能的にハルヒの手を退けて瞼に軽く口付けた。 涙で唇が少し潤う。 ハルヒはぱちくりと大きな目を見開きしばらく固まっていた。 かと思うと、耳まで真っ赤になりながらわなわなと口を歪め、とうとうそれを大きく開いた。 「キョン!!」 わぁ、びっくりした。こんな間近でそんな大音声聞かせんでくれ。 「もう!! いきなり! 恥ずかしいこと! するな!」 スタッカートを効かせてハルヒが喚く。 「すまん、あまりにも可愛かったもんでな」 「──!! そういうこともさらっと言うなー!!」 と言ってハルヒは俺の胸に顔を伏せてしまった。 ああ確かに恥ずかしいこといったな俺。言った端から顔が熱い。 ハルヒは顔を伏せて俺のブレザーを掴みながら「う ー」とか「むー」とか唸っている。 ぽんぽんと頭を撫でてやると、今度は「アホキョン」「キョンのくせに」「キョンのバカ」とぶつぶつと呟き続けた。 やれやれ。 一通り俺に対して文句を並べたところですっきりしたのか、突然ハルヒがガバッと顔を上げた。うぉ、近ぇ。 にんまりとしたアヒル口。 うわー、なんか企んだな、コイツ。 と思ったらネクタイをがしっと掴まれ勢いよく引っ張られた。俺の頭は連動してハルヒの目前に引き寄せられる。 ハルヒの顔が近づいた。 ──もしやこれは。 俺は反射的に目を閉じる。 しかし、一度夢で味わった柔らかく甘いものは予想とは違う場所に押し当てられた。 俺の閉じた瞼に、だ。 「お返しよ」 目を開くとへへーんと満足気な顔をしたハルヒ。やはりやられたままではいたくなかったらしい。 目には目を、と言うわけですかね?意味が違うが。 いや瞼でも充分恥ずかしいですけどね。現にされた瞬間から鼓動が速まったからな。 ハルヒはケラケラと上機嫌に笑いながら、 「なぁに? キスされると思った?エッチぃわねキョンは」 「悪かったな」 どうやら俺は至極残念そうな顔をしていたらしい。 男とはそういう悲しい生き物なんだよ。それにおあずけくらうと、さらに欲しくなるもんだ。 「だーめ」 ハルヒは胸の前で両腕をバツの形にし、 「なんの覚悟もなしに一時の感情に任せてしたら死刑よ、死刑。わかった?」 これには頷くしかない。 ただこの言葉はしっかり覚えておこう。覚悟ができたそのときのために。 ハルヒは俺が頷くのを届けると、立ち上がった。 「さあ、もう帰りましょ」 ハルヒは鞄を取りに団長席に向かう。 と、何かを思い出したように足を止め振り返った。俺の鼻先にビシッと指を突きつけ、 「言っておくけど今日は特別だからね!ホントはあんなことしたら即死刑よ!」 『あんなこと』とはどこまでを指しているんでしょうかね? まあ肝に銘じておきますよ、団長様。 日も傾いた夕暮れ時。 昨日と同じくハルヒと二人で坂道を下る。 昨日とは打って変わってハルヒは機嫌が良いし、俺の気分も晴々としているがな。今夜はぐっすり眠れそうだ。 ハルヒなんぞたまに鼻歌を歌っている。今日の授業で歌った曲だそうだ。しかしモルダウってそんなに明るい曲だったか? ところでだな。 「お前あいつに『本当の気持ちを教えてくれ』とか聞かれてたが、あれは何だったんだ?」 ぴたと足と鼻歌を止め、ハルヒは俺をじとっと咎めるような目で振り返る。 「やっぱり聞いてたのね?」 「聞こえてきたんだ」 俺は弁明らしきものをしたが、ハルヒは疑わしげな顔つきで「ふーん、どうだか」と呟く。やはりバレバレだったか。 ハルヒは少し黙ったまま何か考え込んだ後、悪戯っぽい目をして俺を見上げた。 「知りたいの? キョン」 「ああ」 教えてくれるなら教えてほしい。ちょっと──いやかなり気になるからな。 ハルヒはふふんと鼻を鳴らしたかと思うと、 「教えてあげない!」 と告げ、突然跳ねるように駆け出した。二、三歩進んだところで止まりくるりと踵を返す。 満面の笑顔。まるで季節はずれのヒマワリみたいだ。 俺はハルヒのその笑顔に、あの男に対する問いかけの『答え』を見つけた。 ──終わり
https://w.atwiki.jp/orikyara3rd/pages/606.html
作者:代理店 怜とケンカになった。二刀流の女の子だが気もケンカも強い。 原因は確実に俺。タクティカルベストの中身がないことをからかったら口論になって、ホルスターがあるのにハンドガンを入れてないことを指摘したのが引き金になった。…拳銃が無いのに引き金って面白いジョークだな。 「かかってこいよ!一瞬で三枚卸しにしてくれんだろ?」 「アンタこそ角に引きこもってんなよヒッキー!サクッと撃ち抜いてくれるんでしょ?」 現在の装備はFN MINIMIとSIG P228とナイフ。MINIMIの射程は約1000mで、分隊支援用の軽機関銃であり、決して接近戦闘に使用する装備ではない。かといってSIGとかナイフなんかでは、余程うまくやらなければ負ける。 対する怜は、二刀とナイフを装備するサムライガール。ナイフじゃまず太刀打ちできない。それに、ハンドガンの威力じゃ心許ないことこの上ない。 彼女との距離は20m~30mほど。走ればすぐに刀のリーチに俺が入るので、弾をばらまいて接近させないようにするので精一杯だ。 ばらまいても当たらない理由に関してだが、これは単純に、銃弾が刀にばっさばっさ斬り落とされているからに他ならない。ちなみにMINIMIの連射速度は725発/分。エグい。 《孤独な陸軍》は持っているのだが、開けてSAIGAを出して構えて撃つという動作をとっている隙を見せたらやられるので、仕方なくMINIMIで応戦しているわけだ。 だが、銃なら避けては通れない弱点があるわけで。 「…げえっ、弾切れか!?」 「隙ありッ!!」 刀を構えた怜が一気に踏み込んでくる。MINIMIをリロードしている暇はない。素早く別の武器に切り換える! 「させるかよ!!」 咄嗟に装備したのはSIG。仕方ない、脚を狙って…! 「喰らうかっ!」 トリガーを引いた瞬間、怜が高くジャンプした。一瞬、視界から消える。ハッと上を見ると、結構高く飛んでいる。10mくらいか。 「…身体能力高すぎんだろ!」 あれか?こっちに来たときに、みんな何かしら身体能力強化されてんのか? 正直かなり焦ったが、チャンス到来である。 空中では回避は不可能だ。偏差射撃を正確に行えれば相手から当たりにいってくれる。 「もらった!!」 肩や腹を掠めるように発砲。戦闘能力を奪うのが目的だ。 と、ここで怜があり得ない動きを見せてくれた。 空中に向いている視界からまた消えたのである。探すと、さっきより高い位置にいる。 要するに、「2段ジャンプ」である。 茫然としてしまった俺の直上を悠々と跳び抜け、10mほど後ろに着地。 「うりゃあああああ!!」 まだ何をされたか理解できてない俺に刀を構え直して突っ込んできた。着地硬直がないとか、性能が高過ぎる。 「くっそが…!!」 SIGを構えるが既に相手の間合いにいる。 あ、ヤバイ、死んだかもしれん………と思ったら怜の表情が勝利を確信したものから一変し、そして信じがたい動きを見せた。 「伏せろッ!」 と叫んだのもつかの間、タックルをかまして、俺を押し倒してきたのだ。 「なぁっ!?」 怜にマウントポジションを取られ、ボコボコにされるのを覚悟したが、怜自身も俺に覆い被さるように伏せている。 押し倒された直後、怜の背中のすぐ上を通る衝撃波のようなもの、そしてズパッと斬られ落ちる朽ちた信号だった。 「なっ…!?」 「だいじょうぶ!?」 耳元で怜が叫ぶ。ありがたいことに無傷だが、お前は…。 「アンタに直撃すると後味悪そうだったから、つい反射的にやっちゃった」 …大丈夫みてーだな、全く。 その時、斬撃が飛んできた方から声がした。 「……すまんが、バランスが崩れるとまずいのでな」 杖をついた和服の男性がいた。何故かは知らないが裸足で、目には包帯のような布を巻いている。 アレはヤバい。相手にしちゃいけない。そんな気がした。 「なぁ、譲…」 隣の怜が明らかに動揺した声で話しかけてきた。 「ヤバい…よな…」 「…流石にシャレにならんっぽい、かな」 「よし………じゃあ早く装備を変えて拳銃を貸して。あ、予備弾倉も」 「嘘だろ、戦う気かよ…」 「…お前をこの区域から安全に離脱させるためだけど」 ………ん?聞き間違えでなければ「俺を逃がす」って聞こえたんだけど。 「…いや、今なんて?」 「早くして。お前が離脱できなくなる」 「…………ハッ」 よし、聞き間違えでないことが確認できた。…ナメてんのか。 女の子を犠牲にして生きようとする男なんて空き缶以下の価値すらねぇんだよ? 俺は黙ってMINIMIを《孤独な陸軍》にしまい、代わりにSAIGAとMP7を装備する。どちらも高威力の近接戦闘向きの銃だ。さらにハンドグレネード、スタングレネード、スモークグレネードを持った。 SIGに弾丸をフル装填し、予備弾倉2つと一緒に怜に渡す。 さっきの怜の言葉に、男の尊厳をいたく傷つけられた気がしてとても腹が立つので、この時に強く押し付けての嫌がらせを忘れない。 「無駄な殺生は避けたいものだったのだが……なぜ抵抗する」 目が使えなくとも、音と気配で分かるものなのだろうか。杖の男性はこちらを殺す気満々である。 俺ら2人を殺せる気で居るのが恐ろしいなとは思う。だが、死を覚悟すると人は恐怖を忘れ、ためらいを捨て、論理性を振り落とす…ってのを教えてやろうじゃないか。 「抵抗するのは俺だけですから、大丈夫ですよ。こちらの彼女は逃がします」 「はぁ?おい、譲!」 怜が俺を咎めるように話しかけてきたが気にしないで続ける。 「いやー、女の子に『貴方は死なないわ、私が守るもの』って言われて嬉しいのはヤシマ作戦のときだけじゃない?綾波ならいいけど綾波以外なら不可っつーかさ」 「……要領を得ないな」 「説明下手なんだわ、わりーな」 つまり、女性を守って戦うなんてのは男のかっこいい特権だと思わねーか?ってことだ。男中心の考えだけど。 「女に守られる男は男に非ず、女を守らねー男は男に非ず。性差別的だと言われてもいいが、これ、理由にならねーか?」 でもこれじゃニュアンスすげー変わってくるな。 「……ふん。独善だ、そんなもの」 知ってるわそれくらい。だがいくら独善的と言われようと、俺のなかでは立派な理由だ。あと、非理論的だってのも自覚してるから突っ込まないで欲しい。 「ふざけるな譲!お前を逃がすためだったのに!!」 「バカ言ってる場合じゃねぇ。こうなっちまったらあとはケンカだからな、お前は隠れるなり待避なりした方が良いぞ。あ、でもビル内に隠れるのは止めろよ?」 「話を聞け!!」 守るとか逃がすとか言っちゃったの、間違いだったかなぁ…。 じゃああれだ、俺が右から当たって誘導するから、お前左から回り込んで後ろから突っ込んでこい。あとはなるようになるさ。 「お前が私に指図するな!」 「なっ…お前あとでゼッテーぶっ飛ばすッ!!」 とんでもねーなアイツ、と思いながらSAIGAを構えて射撃開始。威力の高いスラッグ弾を撃ち出す。一気に前進して距離を適度に詰め、男が9時の方向へ向くようにビルを利用して移動する。これなら男は怜に背中を見せることになる。はず。 「怜には流れ弾当てねぇようにしねーと…」 左翼から接近する怜に気付かれないようにさせるため、派手に目立たないといけない。しかしスラッグ弾に怜が当たってしまっては元も子もない。 「いやまぁ、そんなこと気にしてる余裕なんか無いけど!」 男は逸れていく弾丸には手を出さず、自分に直撃する弾丸だけを選んで手持ちの杖を振っている。するとスラッグ弾はいつのまにか消えていて男にダメージは皆無、という…訳の分からん手品みたいなことをされている。 …そろそろ回り込んだ怜が飛び込んでくるはず。今か今かと待ち構えていると、 「………チッ」 男が体を少し動かし、間一髪のところで発射した弾がかわす。早い。 さらに男は俺に体の横を見せるように動き、杖をまるで刀のように構える――――まずい、仕込み刀か! 反射的に叫ぶ。 「怜!相手も刀使いだ!」 ビルを利用して怜は奇襲をかけた。しかし、それは看過されていて、飛び込んできた怜は自分をしっかりと見据えた男の存在に虚を突かれて反応が遅れた。 「しまっ…!?」 ギリギリのところで怜は刀を受け止めることができた。つばぜり合いの膠着状態だ。 怜が飛び込んできたのは俺から見て9時の方向から。つまり、俺と怜が居た位置から真っ直ぐ来たことになる。 流れ弾を警戒していて、男の後ろからの攻撃は無理だったか…。 「…ふ、戦うのは貴様だけではなかったのか?」 男はかなり余裕があるようだ。ギリギリと刀を受けていても顔をこちらに向けて薄く笑って言い放ってきた。 こちらも余裕の声色の演技でサラリとかわす。 「よくよく考えたら戦う女の子ってのも良いかもなぁと思ってよ。巴御前の例もあることだし」 つばぜり合いが続く。 「何で…わかった…?」 怜が睨み付けながら訊ねる。 「…あの青年が、俺以外のところにも気を回していたからな」 「譲ーーー!!!」 「慌てんな!そんなことでバレてたまるか!!」 この男は最初から今まで目隠しを取らないで戦っている。目隠しなんて戦闘の障害でしかないのに、である。ということは、外そうが外さまいが戦闘には支障は無いということが予測できる。すなわち。 「あの男、盲目か舐めてるかの二択か」 舐めてるんなら最初の奇襲のときに存在を知らせるだろうし、これは無いな。 そういや、盲目の人は気配察知や残りの感覚に鋭くなると聞いているが、弾丸を打ち消し――恐らく斬り落としていた――ながら「俺の発する他への警戒」の気配を察知できるとは思えない。管制官的な奴から通信が入ってるのかも。 「怜!おっさんの耳にイヤホンささってねぇか!」 「あるわけ無いだろ!!バカか!!」 「……………」 くっそ、絶対に管制官的なヤツが居ると思ったのに。…二人とも呆れて黙っちゃってるよ。まあ、男は盲目であることが分かったから気にしない方向で。 しかし、じわじわと怜が押されてきている現状はまずい。とりあえず援護にまわる。 SAIGAを投げうち、鍔迫り合いのサイドに回り込んで、今度はMP7で男を狙う。まずは一度怜から引き剥がし、体勢をととのえる。 「怜から離れろッ!!」 …なんてカッコよさげな台詞を吐いてみるが、走りながらの射撃には自信がなかったので立ち止まって正確な射撃を行う。 SAIGAに比べて軽い音が連続して鳴り響くが、銃弾は何もない虚空を切り裂いていった。弾丸が怜の前を飛び抜けていく時には、男の姿はすでにほど離れた場所にいた。 男にMP7を向けながら警戒を怠らないように怜と合流、ひそひそ話で緊急作戦会議。 まず、この一度の攻防で解ったことがある。 「怜。俺らじゃあの男には勝てねぇ、絶対に」 勝ち目があったとしたら、一番初めの奇襲がそれだ。しかしそれは失敗した。 もしあの男が、「チャドの霊圧が…消えた…!?」って感じで気配で個人を特定できるなら、もう奇襲は成功させられない。 普段ならこんなバカらしい予測は考えないのだが、男との力量の差があまりに大きいので非現実的なことも大真面目に考慮してしまう。 「勝てる勝てない、じゃないでしょ。わたしたちは生きて帰るんだからさ」 「その通り、だから逃げるぞ」 「どこを?」 「まっすぐ走ってあの男とすれ違う形で退却。異論は認めねぇ」 幸い、相手方がいつぞやのバズーカ女のように破壊の限りを…ということはないので撤退の障害物はない。 「……作戦会議は終わったか」 「ありがたいことに」 「……いざ、参らん」 素早く、鋭く斬り込んでくる男に対して、真っ直ぐ当たるように俺たちは走り出した。 まだ刀の間合いには入らない。 そのとき、おっさんが刀を構えた。 「……はぁぁぁッ!!!」 横薙ぎに抜刀をした瞬間、例の斬撃が飛んできた。狙いは… 「俺か!」 地面に這いつくばるようにして斬撃を回避。しかし怜は走り続けていたため、同時に横を抜けるということができなくなってしまった。 「譲っ!」 「損傷なし!気にしないで走ってろ!!」 素早く姿勢を戻して再び走り出す。怜はもう男の刀のリーチに入ろうとしている。 刀を振るう男。狙いは明らかに怜を斬り殺すことだ。 「くっ…!!」 「そのまま行け、怜!」 MP7を構えてトリガーを引き続けた。男は身を翻し全弾斬り落としたが、その隙に怜は一気に距離を離していた。あの距離ならもう狙えないだろう。 空になったMP7をリロードする。 「………貴様は逃がさん」 男のリーチから既に外れた怜を殺すのを諦め、俺をロックオンした様子。二兎を追う者は一兎をも得ないから、それなりに正しい判断だ。 「こんなところで死ぬわけにはいかねぇんだ、通してもらうぜ?」 そう言って右手で構えたMP7のトリガーを引く。当然のように斬り落とされていく5.4mm弾。 大丈夫、これでいい。アンタの失敗は、俺の装備を全部把握してないことだったな。 …その目、見えてたら良かったのにな。 マガジン1つ分を撃ちきったのが分かったのか、一気に接近してきた。 「………死ね」 だから俺は、慌てず騒がず、左手に持っていたスタングレネードを転がす。その直後にスモークグレネードも。 男が刀を抜く直前にスタングレネードが炸裂し、光と音で感覚器を潰す。さらにスモークグレネードで体表の感覚器の情報を飽和させる。すなわち、音と熱とまとわりつく煙。 「ぐッ…!?」 目が見えないからスタングレネードの閃光は喰らわなかっただろうが、その分触覚や聴覚が鋭くなっているからダメージも増幅されるだろう。身体にまとわりつくものが何か分からないとむやみに行動はできないだろうし、耳へのダメージは三半規管を一時的に破壊するから歩けもしないだろう。 「俺もダメージはちょっと喰らってるけどな…」 どうせ聞こえてないし小声で呟く。ギリギリまで軽減させたから行動には何ら問題はない。今までに誤爆しまくって慣れてきてるってのもあるけど。 「じゃあ、楽しんでくれ」 煙が展開している範囲を避けつつ走り去る。スタン、スモークをもう一つずつ転がし、ハンドグレネードをとどめに投擲する。 逃げる俺の背中にもハンドグレネードの爆発音が届いた。 「お、《孤独な陸軍》にSAIGAじゃん。回収サンキュー」 戦闘区域から離れた地点で怜と落ち合う。その顔は複雑な表情をしていた。 「あとで取りに行こうと思ってたからさ、助かったよ」 「……ただで返すと思うか?」 「金なんかないんだが。身体で払えってか、この痴女が」 「何でお前死ななかったんだろうな…」 冗談なのに、そんな本気でガッカリしなくてもいいじゃないか。 …それで、何が欲しいんだよ。 「…いくつか質問させろ」 「今晩のおかずからハッキングまで、なんでもどうぞ」 怜はふう、と息をつくと厳しい眼差しを向けてきた。 「………。お前、どこまで本気だった。あの理由」 「女を守るのが男の役目…みたいな感じのことだろ?ああでも言わないとそれまでの言動との整合性取れねぇだろ」 「だいたい、私が囮になるって言ってたのに…」 「囮なんて誰も期待してねーよ。多分一対一だったら俺ら死んでただろうし」 「…まぁ、確かに…。あと、あの剣士の横を私が通り抜けるとき何で銃を撃ったんだ。走っていれば無茶する必要もなかっただろう?」 お前はバカなの?どこの世界に斬られそうな女の子を放っておく男が居るんだよ。つーか放っておくようなヤツはその瞬間から二度と男を名乗れねぇよ。 ――とは恥ずかしくて言えないので、当たり障りのないことを伝える。 「お前はバカなの?殿の部隊は先に撤退する部隊を自分を犠牲にして支援する必要があるんだよ。それくらい知ってるだろ」 「それはそうだけど…」 「いいんじゃねえの?生きてんだし、細かいこと気にしなくてもさ」 怜だって最初は囮になるつもりだったみたいだけど、最終的には生きて帰るつもりでいたみたいだし。 「じゃあ、ソイツは返してもらうぜ」 「うぅー……はい」 どうもまだ納得はしてないみたいだが、強引に結論付けさせて返してもらう。 「それじゃーまた、機会がありゃー会うだろ。じゃあな」 「……いや待て。まだ質問は終わってないぞ」 何だよまったく、完全にオチだったじゃん今。 「何で撤退する時、まっすぐだったんだ?ビルを利用すればけっこう安全に撤退できただろ」 あー、それな。えー…ちょいまち…んんー……その、だなぁ。 「…………判断ミス」 ボソッと言ったらダッシュで逃げる! 「え!?おい譲!判断ミスっておい!!譲ーー!!!」 どやされたくない一心で逃げる背中に、咎める怜の声が刺さった。
https://w.atwiki.jp/vipcomike/pages/13.html
*テンプレ **■注意できるだけ重複を防ぐため、スレを立てる際はスレが埋まっていない限りあらかじめ宣言してから立てる。 1にある前スレは http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/0000000000/ から実際の前スレに変えておく。 1はスレ立てしたら、できるだけwikiの過去ログページに新スレを追加しておく。 1ができなかったら気付いた人がやる。 以下テンプレ ***スレタイ 【コミケ】コミックマーケット80対策本部 in VIP【夏コミ】 ※初めの【】は【コミケ】で固定ですが、後ろの【】内は自由に変更可能(だったはず)。特に思いつかなかったら【夏コミ】で。 スレ番号はVIPでは煙たがれるので入れない方向でお願いします。 *** 1 やぁ、久しぶりだな 元気にしていたかお前ら 今年もこの時期がやってきた このスレはコミケに関する話題ならなんでも自由だ サークルチェックの片手間に見るのもいい サークル参加者もぜひ書き込んでくれよ ただし注意事項がひとつだけある ※会場前の徹夜行為、及び徹夜しているやつの整理券自慢やその話題を出さないこと 徹夜行為は準備会に迷惑をかける最低な行為だ それに始発でいってもほとんど変わらん コミケで成人向けの作品を買う場合は、年齢確認をされる場合があるので 身分証明になるものをもっていくと便利だ 未成年の参加者は、年齢をごまかして買おうなどという気をおこさないこと 作品を売ってしまった側に迷惑がかかることになりかねん 次スレは 950が立ててくれ ただしスレの流れが速くなったら 950を 900にすること 前スレ:【コミケ】コミックマーケット80対策本部 in VIP【夏コミ】 http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/0000000000/ コミックマーケット対策本部inVIP http //www39.atwiki.jp/vipcomike/ 避難所: http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1278934948/ 携帯: http //ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=part4vip dat=1278934948 専ブラ(Jane系)への追加方法: http //janesoft.net/janestyle/help/faq.html#otherbrd *** 2 ■初心者で質問される方へ。 「今回のコミケで○○は並びますか? 混みますか? どれくらいで売り切れますか? 何時に行けばいいですか?・・・」 情報を手に入れたい気持ちは痛いほど察します。でも未来のことは・・・ 正 解 が わ か る は ず が あ り ま せ ん 。 ただ「参考までに、前回の状況を教えてください」と言うような聞き方なら、問題ないと思います。 その答えを参考にして、万一予想がはずれても、それはそれでいい勉強をしたと思って諦めてください。コミケは次もあります! カタログは事前入手をしてください。そしてよく読んでください。 公式サイト( http //www.comiket.co.jp )もよく読みましょう。 ここで質問しなくても、見ればわかることは結構あります。 ■諸注意:一般参加者サポートページ http //www.comiket.co.jp/info-a/ ■参考:コミックマーケットカタログ80 諸注意ページ ttp //www.comiket.co.jp/info-a/C80/C80CtlgNotes.pdf (PDF注意) ■別によくあるわけでもない質問 コミケってエロ漫画しか置いてないんでしょ? → 創作や全年齢本の方が多い どこにどんなジャンルがありますか? → カタログを買って確認、又は http //www.comiket.co.jp/info-c/C80/C80genre.html カタログはどこに売ってますか? → http //www.comiket.co.jp/info-a/CatalogShop.html コスプレしたいんですが・・・ → http //www.comiket.co.jp/info-p/ ※特にルールはキチンと確認! マンガレポート(通称マンレポ・MR)が読みたい! → http //www.comiket.co.jp/info-a/MR/mr.html *** 3 ■コミケ参加の心得 | ■持ち物 ・トイレでオナニーしない | ・マナーを守る清く正しい心 ・はしらない | ・財布(二つ以上にして、帰りの交通費・帰りのチケット入れ用にバッグの底に用意すると吉) ・割り込まない | ・チャージ済みSuica(PASMO・TOICA・ICOCA・Kitaca・SUGOCA・nimoca・はやかけんもOK) ・馬鹿騒ぎしない | ・合羽 ・無理にスケブをかいてもらわない | ・折りたたみ傘(会場では広げないように 他の場所用に一応) ・おさない | ・カタログ ・風呂に入ってから来い | ・地図 ・サークルの机の上に荷物を置かない | ・サークルリスト ・会場直後に万札(いや直後じゃなくてもダメだけど) | ・栄養補給のための食べ物(カロリーメイトやウィダーなど手軽に食べれるやつ) ・エスカレーターを歩かない | ・飲み物(スポドリオヌヌメ 1L*2くらい必要 水とお茶は厳禁) ・スタッフは係員でも店員でもお母さんでも先生でもありません | ・飴(塩分補給できそうなの) ・お客様感覚で来るな | ・暇つぶしアイテム(携帯ゲーム機、本、漫画等) ・ところ構わず座るな | ・クリアファイル数枚(地図やリストを挟んでおく) ・紙袋をしまえ | ・戦利品入れ(大きめのトートバック辺り 買う量によって調整) ・おむつ履いて列に並ぶ根性は認めるがやめてくれ | ・ポケットティッシュ ・怒鳴るなキレるな駄々をこねるな | ・タオル数枚 ・傘ささない | ・着替えのシャツ ・ちゃんと並べ | ・保険証のコピー(まぁ必須ではないけど、倒れたりした時は役立つ) ・会場で死ぬな、死ぬときは家に帰ってから死ね ...| ・スーパー等のレジ袋(ゴミ入れ) ・コミケで走る奴は射殺されても文句言うな | ・ゴミ袋(カバン覆ったり合羽入れたり何かと便利) ・レイアーさんに敬意を払い挨拶してから撮る。盗撮は犯罪です | ・折り畳み椅子(お好みで) ・徹夜厳禁 たいして始発と変わりません | ・デオドラントシート(混雑している中でスプレー使うと非常に迷惑です!) ・爪は切ってこい | ※wiki上でAAがずれてても2chでは正常です。また、冬コミVer.はソース側でコメントアウトしてあります。 // //冬コミVer // 持ち物 // ・マナーを守る清く正しい心 // ・財布 // (二つ以上にして、帰りの交通費・帰りのチケット入れ用にバッグの底に用意すると吉) // ・チャージ済みSuica(PASMO・TOICA・ICOCA・KitacaもOK) // ・合羽 (傘は使うな) // ・カタログ // ・夢の地図 // ・クリアファイル数枚 (地図やリストを挟んでおくのに便利) // ・戦利品入れ (大きめのトートバック辺り 買う量によって調整) // ・栄養補給のための食べ物 (カロリーメイトやウィダーなど手軽に食べれるやつ) // ・飲み物 (水とお茶は厳禁 スポドリとか) // ・暇つぶしアイテム (携帯ゲーム機、本、漫画等) // ・ポケットティッシュ // ・防寒具 // ・カイロ // ・保険証のコピー (まぁ必須ではないけど、倒れたりした時は役立つ) // ・ゴミ袋(カバン覆ったり合羽入れたり何かと便利) // ・折り畳み椅子 (お好みで) **以下は必要に応じてテンプレに追加してください **スレの流れが速いときは無理に追加しないでおk *** 4 【徹夜】当日の注意事項【厳禁】 1. デオドラントスプレーは使うなよ、デオドラントシートを持って池 2. 傘じゃなくてカッパを持ってけ。傘差して人の目に刺さったらとんでもない金額請求されるぞ 3. 進まないからって人を押す行為はやめろ、前方では進めない理由があるかもしれんからな 4. 走り回るやつは処刑される可能性があるからな、人の恨みを買うような真似はするな 5. 前日までの体調管理はしっかりしとけ。水分補給とご飯はしっかり食っておけ 6. トイレに行きたくならないようにと水分を取らずに行くことは絶対やめろ。倒れたらトイレのロスよりも痛いロスになるからな 7. ちゃんと風呂入って来い。不衛生なやつは陰口めっちゃされるからな、嫌な思いしたくなければきちんと風呂入れ 8. 両肩リュックのやつは後ろの人間の事を思いやれ。お前が少し体を振るだけで後ろのリュックは結構動くんだぞ 9. 開場する前に空き時間が出来るが、その時は席を離れた人のスペースにまで進入するのやめろ。それで列から追い出された人もいるからな 10. 好きなサークルに差し入れするのは構わないが、持って行くものはよく考えろ。相手にとって邪魔になる可能性もあるんだからな 11. ゴミ放置していくやつ見かけたら「忘れ物ですよ」と渡してあげましょう。それが大人の対応 12.100円・500円をいっぱい持って行きましょう。サークルさんのお釣りが無くなっちゃうですぅ>< 13.ウチワや扇子を扇ぐ時は注意しましょう。腕ブンブンされたらこっちに当たるですぅ>< 14.涼しい服装で行きましょう。黒い人が多いと蒸し暑くなるですぅ>< *** 5 ■徹夜組について 準備会は、徹夜組を容認してなどいません。 徹夜組を追い出す事は簡単です。徹夜組にペナルティを与える事も簡単です。 ですがそうすると、次回以降その徹夜組はきっと、近所で時間をつぶし4 30丁度にくる事でしょう。 それは、あまりに周りに迷惑がかかりすぎます。 現在でさえ、準備会は東京都や第三セクター会社・各種企業・団体に多額の罰金・賠償金を払っています。 また、治安上もそのような大量の人間がウロウロしているのは大変良くなく、当局に睨まれる大きな要因の一つとなっています。 コミケに来る一般参加者が周りに迷惑をかけるくらいなら一括して管理した方がいい、という事で 徹夜組の人間を仕方なく管理しているだけにすぎません。 容認はしていないし、準備会も徹夜組なんてなくしたがってる。 ■警備員に関して 警備員は、警察からそうするようにとの指導を受け、準備会が莫大なお金をかけて警備をお願いしています。 ですが館内の警備をしているのはスタッフ、外周の警備をしてるのもスタッフ、 入り口の警備をしてるのもスタッフ、駅からビッグサイトの間を警備してるのもスタッフ、 警察からのご指導がなければきっと雇わないでしょうね…。 警備会社は、複数社にお願いしていますがどれも普通の警備会社です。 (株)東京ビッグサイトから指示・推薦・斡旋があった警備会社にもお願いしています。 ■前日搬入を行うサークルの方へ ・搬入をする時に降ろした椅子は搬入が終わった後に元に戻してからお帰りください ・搬入されたダンボール箱を確認するのはいいですが、終わったらキチンと封を閉じてお帰りください ・盗難される恐れがあるので貴重品を置いていくのはやめて下さい ・飲食物を置いていくのはやめて下さい(不審物と区別がつかない為) ・他のサークルスペースに勝手に入らないで下さい ・前日搬入の規定時間内に準備を終了し、速やかに退出をお願いします *** 6 ■地方参加者に便利なリンク集 【宿泊地の手配】 楽天トラベル http //travel.rakuten.co.jp/?scid=trbnew じゃらん http //www.jalan.net/ yahooビジネストラベル http //biz.travel.yahoo.co.jp/ 公共の宿 http //park2.wakwak.com/~a-debu-k/link/ 東京の安い宿 http //www.e-otomari.jp/pc.shtml ネットカフェナビ. http //www.cafeman.jp/ 【交通手段】 JAL http //www.jal.co.jp/ ANA http //www.ana.co.jp/ スカイマーク http //www.skymark.co.jp/ja/ オーシャン東九フェリー http //www.otf.jp/ ぷらっとこだま http //www.jrtours.co.jp/kodama/ 各種列車の空席状況 http //www.jr.cyberstation.ne.jp/ 乗換案内ジョルダン http //www.jorudan.co.jp/ 青春18きっぷガイド. http //www6.airnet.ne.jp/yossy/index.htm 高速道路ルート検索 http //www.driveplaza.com/dp/SearchTop 都内駐車場検索 http //www.s-park.jp/ JRバス http //www.kakuyasubus.jp/ 大手私鉄バス. http //www.j-bus.co.jp/web/index.html 楽天バス予約 http //travel.rakuten.co.jp/bus/ *** 7 カタログの諸注意の部分は熟読をお願いします http //www.comiket.co.jp/info-a/ 新参(コミケ初めて)の人は http //human-dust.kdn.gr.jp/doujin/gocomiket/ を見てください。 ■スレに関して ・荒らしに関して このスレには偶に、徹夜宣言をしたり、コミケットに於けるマナー違反に該当する行為を仄めかす書き込みをするものがいます。 そのような書き込みを見つけてもスルーしてあげて下さい。 彼らは、真剣に咎めるその姿を滑稽と笑うために書き込んでいるのですから。 ・徹夜に関してのこのスレのスタンス 重複しますが、徹夜行為は厳禁です。 コミケット運営に重大な支障を与える行為であり、また治安上危険な行為であります。 このスレは徹夜組、および徹夜という行為に対して、反対、否定のスタンスです。 主義主張は関係なく、徹夜関連の話題をしたいならば別スレか、同人イベント板の該当スレでお願いします。 以下、使えそうだったら随時テンプレに組み込んでください。 Comi-Navi http //www.comi-navi.com/ (有志によるコミックマーケットについての情報発信サイト) による防寒対策まとめ ・下着は汗が残りにくい化繊ものがよい ・しゃがんでも腰が露出しない、長めの裾にする ・靴下は厚め、長めに ・女性はストッキングやタイツ、 男性はロングアンダーを使おう ・カイロは腰に貼るタイプがオススメ ・防寒対策は、かさばる厚着よりも 状況に応じて着脱、収納が容易な格好を考えよう。 (帽子、手袋、マフラー、ひざかけなどなど) **案 4と 7併せてこうした方がよくね? 【徹夜】当日の注意事項【厳禁】 1. デオドラントスプレーは使うなよ、デオドラントシートを持って池 2. 傘じゃなくてカッパを持ってけ。傘差して人の目に刺さったらとんでもない金額請求されるぞ 3. 進まないからって人を押す行為はやめろ、前方では進めない理由があるかもしれんからな 4. 走り回るやつは処刑される可能性があるからな、人の恨みを買うような真似はするな 5. 前日までの体調管理はしっかりしとけ。水分補給とご飯はしっかり食っておけ 6. トイレに行きたくならないようにと水分を取らずに行くことは絶対やめろ。倒れたらトイレのロスよりも痛いロスになるからな 7. ちゃんと風呂入って来い。不衛生なやつは陰口めっちゃされるからな、嫌な思いしたくなければきちんと風呂入れ 8. 両肩リュックのやつは後ろの人間の事を思いやれ。お前が少し体を振るだけで後ろのリュックは結構動くんだぞ 9. 開場する前に空き時間が出来るが、その時は席を離れた人のスペースにまで進入するのやめろ。それで列から追い出された人もいるからな 10. 好きなサークルに差し入れするのは構わないが、持って行くものはよく考えろ。相手にとって邪魔になる可能性もあるんだからな 11. ゴミ放置していくやつ見かけたら「忘れ物ですよ」と渡してあげましょう。それが大人の対応 12.100円・500円をいっぱい持って行きましょう。サークルさんのお釣りが無くなっちゃうですぅ>< 13.ウチワや扇子を扇ぐ時は注意しましょう。腕ブンブンされたらこっちに当たるですぅ>< 14.涼しい服装で行きましょう。黒い人が多いと蒸し暑くなるですぅ>< カタログの諸注意の部分は熟読をお願いします http //www.comiket.co.jp/info-a/ ■スレに関して ・荒らしに関して このスレには偶に、徹夜宣言をしたり、コミケットに於けるマナー違反に該当する行為を仄めかす書き込みをするものがいます。 そのような書き込みを見つけてもスルーしてあげて下さい。 彼らは、真剣に咎めるその姿を滑稽と笑うために書き込んでいるのですから。 ・徹夜に関してのこのスレのスタンス 重複しますが、徹夜行為は厳禁です。 コミケット運営に重大な支障を与える行為であり、また治安上危険な行為であります。 このスレは徹夜組、および徹夜という行為に対して、反対、否定のスタンスです。 主義主張は関係なく、徹夜関連の話題をしたいならば別スレか、同人イベント板の該当スレでお願いします。
https://w.atwiki.jp/actors/pages/11820.html
ノーム・チョムスキーをお気に入りに追加 ノーム・チョムスキーのリンク #blogsearch2 ノーム・チョムスキーとは ノーム・チョムスキーの39%はやらしさで出来ています。ノーム・チョムスキーの38%は電波で出来ています。ノーム・チョムスキーの18%はカテキンで出来ています。ノーム・チョムスキーの4%はカルシウムで出来ています。ノーム・チョムスキーの1%は元気玉で出来ています。 ノーム・チョムスキー@ウィキペディア ノーム・チョムスキー ノーム・チョムスキーの報道 記者会見 開催のお知らせ - PR TIMES 社会を変えるには、選挙よりも「自分の職場の民主主義」から 斎藤幸平氏が語る、豊かな社会のつくりかた - ログミー 2021年10月の必読記事 - courrier.jp ノーム・チョムスキー「アメリカは武力の誇示でなく、中国とも外交と交渉で問題を解決すべきだ」 | アメリカの軍事力と経済力が世界にもたらす恐ろしい影響 - courrier.jp いまからでも遅くない。環境問題を知るための厳選映画8本 - CINRA.NET(シンラドットネット) 「自民が勝ち、日本は変わらない」「岸田氏はカリスマ性ゼロ」欧米メディアは菅氏退陣と総裁選をどうみるか(飯塚真紀子) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース キャンセルカルチャーとは | 過激批判が映す不寛容 - 週刊東洋経済プラス ザ・ストロークス、ニューヨーク市長選挙の候補のために資金を募る配信ライヴを行うことに - NME Japan 【対談連載】法政大学名誉教授・前総長 田中優子 - BCN+R - BCN+R 海外米軍基地 閉鎖せよ/米の学者ら、大統領に書簡 - しんぶん赤旗 米国務省「慰安婦の人身売買はひどい人権侵害」との見方=韓国報道 日本の謝罪外交の問題とは?(飯塚真紀子) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース トランプの背後にある思想――『アメリカ保守主義の思想史』(青土社)/井上弘貴(著者) - シノドス くらしナビ・ライフスタイル:BLMで表面化、米映画の差別 - 毎日新聞 チョムスキーとディープラーニング - WirelessWire News トランプ氏の支配が続く共和党 「バイデン氏の勝利を認めた共和党議員は27人だけ」米紙 米大統領選(飯塚真紀子) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース “知の巨人”ノーム・チョムスキー「トランプはアメリカ人の精神性をよく知る、熟練の政治屋だ」 | 急進派の大御所が語る「大統領選とこれからのアメリカ」 - courrier.jp Rocket Labのブースター回収「完全成功」の詳細 - TechCrunch Japan Valveのノーム人形が本当に宇宙へ!『HL Alyx』『HL EP2』『L4D2』で実績も解除 - Game*Spark Valveのゲイブ・ニューウェル氏がノーム人形を宇宙に送り込む! Rocket Labの衛星打ち上げミッションに参加 - Game*Spark 20世紀の知の巨人・チョムスキーとの対話 -マル激 無料放送 - ビデオニュース・ドットコム 地域・文化|【縄文道通信第46号】縄文語から大和言葉への系譜―ノーム・チョムスキーの言語学から―今も息づいている未来に活かせる道(後)|NetIB-News - NET-IB NEWS アメリカでリベラルと「レフト」が衝突する「人種主義Racism」。「人種」概念の否定と遺伝的な「ヒト集団」が混乱を起こしている【橘玲の日々刻々】 - ダイヤモンド・オンライン 大御所・チョムスキー教授(91)が痛烈批判「トランプの“罪”を咎めるべき」 | 「制度の構造を解体し、よりよい世界に移行しようとする道もある」 - courrier.jp 「グリーン・ライ-エコの嘘」 「環境に配慮」の実態はどうなのか - 西日本新聞 飯塚 真紀子 プロフィール - 文春オンライン 映画『はじまりへの旅』が放つ思想と愛。たった4館の公開からアカデミー賞候補にまで広がったメッセージとは。 - greenz.jp アメリカの「社会主義化」が妄想ではない理由 - 東洋経済オンライン 一般|チョムスキーに学ぶ~今日のアメリカは明日の日本(中)|NetIB-News - NET-IB NEWS 「格差社会」は、いかにして助長されてきたか - 東洋経済オンライン 政治哲学者チョムスキー最新刊! 富と権力が集中するアメリカの現状と、尚語られる「アメリカンドリーム」という幻想。『アメリカンドリームの終わり あるいは、富と権力を集中させる10の原理』発売です。 - PR TIMES レディオヘッドのトム・ヨーク、イスラエル公演への批判について自身の見解を語る - http //nme.com マスメディアがいかに世論を操るのか、ノーム・チョムスキーのマスメディア批判「合意の形成」をアニメで分かりやすく解説 - GIGAZINE 「アメリカは70年間、衰退し続けている」——チョムスキーの視点 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース トランプ氏の人気を支えるアメリカ社会の「格差と貧困」 ノーム・チョムスキー氏に聞く - ハフィントンポスト 違和感拭い去れないチョムスキーの米政府プロパガンダ論考 - J-CASTニュース 3月 | 2014 - OurPlanet-TV ミシェル・ゴンドリー監督がアニメで描いた言語学者ノーム・チョムスキーの世界観とは? - シネマトゥデイ 言語学者チョムスキー氏、西岸入りをイスラエルが拒否 - AFPBB News 冬のソナタ またでるよ 冬のソナタ 韓国KBSノーカット完全版 DVD BOX(初回限定 豪華フォトブックレット&スペシャル特典ディスク付) 本当に長い間、待たせてごめんなさい。「冬のソナタ」韓国KBSノーカット完全版をいよいよお届けします。 映像は韓国KBSのオリジナルそのままに、音楽に関してもユン・ソクホ監督が想いを込めて監修し、一部楽曲を変更しました。初回限定特典にはぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/ユン・ソクホ監督&田中美里の対談スペシャルDVDの他、DVDオリジナルポストカード、シリアルNo付 豪華フォトブックレット(20P)を封入しております。 今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!)に加えて、映像特典の【スペシャル短編集】には、ペ・ヨンジュンのスノーボードシーンの撮影風景も収録しています。 【ここが違う!8つのポイント】 ◆今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!) ◆ファン待望の「ダンシング・クィーン」「白い恋人たち」をついに収録。 ◆日本語吹替を再収録。萩原聖人さん、田中美里さんが担当、その他主要人物もなつかしいあの声で。 ◆本編は日本語字幕に加えて韓国語字幕も収録 ◆一部変更した楽曲をユン・ソクホ監督が想いを込めて監修!(一部BGMはオリジナル版より変更されています) ◆<初回限定特典1>スペシャルDVD:★ぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/★ユン・ソクホ監督&田中美里の対談 ◆<初回限定特典2>豪華フォトブックレット:シリアルNo付(20p) ◆<初回限定特典3>DVDオリジナルポストカード3枚 ノーム・チョムスキーのキャッシュ 使い方 サイト名 URL ノーム・チョムスキーの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ ノーム・チョムスキー このページについて このページはノーム・チョムスキーのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるノーム・チョムスキーに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/jfsdf/pages/787.html
西暦2020年8月15日 21:58 日本本土 「ご覧下さい!自衛隊の誇る最精鋭部隊、習志野空挺部隊が登場しました!!」 テレビの中では、女性のレポーターが興奮した様子で叫んでいる。 彼女は大陸から帰還したばかりの習志野空挺部隊、その帰還式典を中継していた。 「・・・のように、自衛隊は大陸での積極的な民主化活動を、精力的に行っているようです。 それではスタジオに戻します。大木さん?」 「はい、大木です」 画面が切り替わり、都内のスタジオが映し出される。 神経質そうな眼鏡の男が画面中央に座っている。 「自衛隊の活動もあり、食料、資源の大陸からの供給は、ますます活発になっていく事でしょう。 それでは次のニュースです。 新潟県新潟市で警察官が殺害された事件で、新潟県警はテロを含めた様々な視野から捜査活動を行っていると発表しました。 新潟県警本部前から、吉田さんのレポートです」 食料、資源が大陸から流入を始めているこの時期、日本国内は平和だった。 石油の安定した供給から電力制限は解除されており、また、配給される食糧も、従来に比べると質・量共に向上していた。 救国防衛会議はそれをどこそこ省のおかげと強調せず、あくまでも『我々が行った』という表現を行っているため、国民の多くは彼らを心から支持していた。 「国民の支持率はなおも向上しています」 救国防衛会議の面々は、その言葉を聞いても表情が優れなかった。 「また、資源、食料の供給も、初期投資に力を入れたおかげで順調です。 現状を維持できれば、今年度秋には相当量の収穫が望めます。 資源に関しても同様です。 鉄道の敷設が順調に進んでいる事から、石油の供給も好調です。 パイプラインの建設さえ終われば、さらなる安定供給が望めるでしょう」 「もうそれはいい」 経済産業省の代表の報告を遮り、統幕長は警視庁の代表に話を振った。 「上陸した敵の工作員は発見できたのか?」 「えー、現在のところ捜索中であります」 「逃走経路は?敵の目的は?協力者はいると考えていいんだな?」 「敵の目的は不明です。 また、敵は現在も逃走中であり、車輌を奪われたという通報、あるいは不審者を見たという報告もありません。 この事から、反体制的な思想を持つ人物が協力しているものと思われます」 そこまで言うと、警視庁の代表は語るべき言葉を失った。 現在警察が掴んでいる情報および想定している事は、全て伝えてしまったからである。 「公安の方はどうなのかね?」 着席したままのオールバックの男性に統幕長が尋ねる。 刑事警察とは異なる情報源と思考を持つ公安警察の代表ならば、何かを掴んでいるかもしれないと思ったからである。 「それならばまず、そちらの情報本部に尋ねてみるべきではありませんか?」 「それはもう聞いた。警視庁の方と変わらぬ見解だった。 国内の思想犯についてならば、そちらの方が詳しいだろう? なにか、ためになる情報はないのか?」 統幕長の質問に、公安の代表は溜息を漏らしつつ答えた。 「運転免許を持っていて、自家用車を所持している思想的に反体制的な人物。 それだけでもかなりの人数があります。 それに加えて、昨年の自衛隊との戦闘で身内を殺された者もかなりの人数です。 友人や親戚や同志がそこで死んだ者も、と考えていくと、私はこの会議室にいても安心できないくらいです」 静まり返る室内で、彼は言葉を続けた。 「もちろん我々は我々なりに行動を開始しています。 ご安心下さい、必要な情報が手に入れば、皆さんにお知らせしますよ。 失礼、電話のようです」 言いたいことだけ言うと、彼は携帯電話を取り出しつつ勝手に退出していった。 後に残された一同は、自分たちの敵が想像以上の多い事に青くなりつつも、今後の方針についてを話し合おうとした。 扉が破るように開け放たれたのは、その瞬間だった。 「統幕長!!」 飛び込んできたのは、部屋の外で待機しているはずの副官だった。 会議中は内線電話を使わなければならないのにも関わらず、彼はノックもせずに全力で飛び込んできた。 「何だ?落ち着いて言ってみろ」 一瞬で非礼を咎めるべきではないと判断した統幕長は、極力穏やかな口調で尋ねた。 「新潟市内で爆弾テロです!」 「なんだと!!」 警視庁の代表が叫びつつ立ち上がる。 直後に彼の携帯電話が鳴り始める。 「ここで通話して構わん。 それで、被害状況は?」 「じぇ、JR新潟駅内部の五箇所で爆発がありました。 駅構内に進入していた各線が被害を受け、被害者の総数は不明との事です!」 「ふざけやがって!やりやがったな!!」 民間人に多数の被害が出たと聞いた瞬間、統幕長の理性は消え去った。 誰もが唖然と彼を見る中で、電話に答えていた警視庁の代表が口を開いた。 「爆発は連鎖的に発生したようです。 新幹線乗り場付近の喫茶店で第一の爆発。 次に付近の男性トイレ、ゲームセンター、その先のファーストフード店、最後は更にその先の連絡通路という順番だそうです」 「被害状況は!?」 吼えるように統幕長が尋ねる。 「わ、わかりません。 爆発の影響で新幹線ホームが崩落しており、また、駅の反対側に逃げようとした民間人が将棋倒しになっているとの事です」 「警察はすぐに緊急配備と救援を。 陸上自衛隊からも出せるだけの応援をだせ」 「「わかりました!」」 警視庁の代表と陸幕長は、同時に答えるとそれぞれの携帯電話相手に怒鳴りだした。 メンツを丸潰しにされた挙句に多くの国民を殺傷された救国防衛会議の行動は早かった。 駐屯地で待機していた部隊は軒並み防衛出動の名目で狩りだされ、民間の医療機関からは拉致同然に医師や看護士が動員された。 発生から二時間が経過した23時、新潟駅前は、ロータリーから近隣の百貨店まで全てを徴発した自衛隊による野戦病院へと形を変えていた。
https://w.atwiki.jp/kagura_mutsuki/pages/16.html
必殺技龍縛旋(4タメ6+A or B) 龍刃翔(2タメ8+C) ディストーションドライブ龍覇・獄焔塵(4ため1236+C) 龍皇・斬牙殴衝(構え中28D) アストラルヒート黒龍天翔雷刃(236236+C) ドライブ技5D龍破衝(5DA) 龍戟爪(5DB) 屠龍連斬(5DC) 2D砕龍撃(2DA) 龍閃剣(2DB) 臥龍双破(2DC) 6D龍牙迅(6DA) 龍影迅(6DB) 飛龍尖撃(6DC) [部分編集] 必殺技 龍縛旋(4タメ6+A or B) 多段ヒットする小型の飛び道具を前方に発射する。ヴィーヴル! 弾はまっすぐ前方に飛び、進むごとに加速していく。カグラがダメージを受けるか規定以上のヒット数を受けると消滅する。 A版 画面半分程度しか飛ばないが、その分隙が少なめ。 B版 基本的にはA版と同じだが、発生が遅く隙も大きいものの弾の大きさとヒット数が大きい。 遠距離で差し込まれないことを確認した上での牽制、近距離における固めの継続、起き上がりへの重ね等に使う。 上手く近距離で重ねられた場合は、D派生で崩すチャンス。豊富な択からの大ダメージを狙ってやろう。 ヒット数は画面を進んだ距離に反比例する。 読みは「りゅうばくせん」。略称は縛、龍縛、弾など。 龍刃翔(2タメ8+C) 空中に飛び上がりながら剣を振り上げる無敵対空技。ファフナー! CH時や、一段目のラピッドキャンセルからコンボにいける。 範囲、発生ともにこのゲームの無敵対空技としては相当な強さを持つ。この技で安易な飛びを咎めるだけでもかなりのプレッシャーを与えられる。 読みは「りゅうじんしょう」。 [部分編集] ディストーションドライブ 龍覇・獄焔塵(4ため1236+C) 地面を削りながら切り上げ、衝撃波を放つ。リンドブルム! 無敵あり。ただ、攻撃判定発生前に消えてしまうので、コパンで潰されたり、カウンターから大ダメージをもらってしまうことも。 反撃は中々もらうことがなく、発生は2フレと脅威の速さ。判定が横に強いので、龍刃翔を恐れてダッシュしてくる敵を追い払うのにちょうどいいかもしれない。 OD中は性能が強化。衝撃波を放った後、龍縛旋のような衝撃波を2回放つ。 読みは「りゅうは・ごくえんじん」。 龍皇・斬牙殴衝(構え中28D) 大剣を地面に叩きつけ、真上に衝撃波を出し相手を吹き飛ばす。ニーズヘッグ! 地上構え中は構え派生できるタイミングになってから出せるので少し出が遅いが(D→ちょっと待って28D)、 空中構えからは即座に出せる(D28D)。コマンドは他のため技のように斜め入力で代用できる。エリアルの〆に。 読みは「りゅうおう・ざんがおうしょう」。 [部分編集] アストラルヒート 黒龍天翔雷刃(236236+C) 剣に強大なエネルギーを纏わせ、一刀両断する。 アークおなじみの一撃必殺技。 無敵が長いが発生が遅く、ガードされれば反確。 3Cなどから簡単に繋がる。バー対として使う機会も無くはない。 読みは「こくりゅうてんしょうらいじん」。 [部分編集] ドライブ技 Dボタンで構え、構え状態からA~Cボタンで派生攻撃を行う。 構えは立ち構え(5D)、しゃがみ(2D)、前(6D)の3種類存在し、それぞれ派生技が異なる。 構え派生攻撃がヒット・ガードした後、違う構えに派生できる。別の派生へのキャンセルは1コンボ中に1回限り。 派生技は必殺技でもキャンセルが可能。CT、ODキャンセルは不可 空中で構えると急停止、ゆっくりと落下する。A~C入力で派生した時、地上に高速落下しそれぞれの攻撃を行う。構え入力に6(3)、4(1)の方向にレバーが入っていると、それぞれの方向に向けて落下する。 また、前に入れた場合、落ちる方向は同じでもいれこむレバーの方向(3,6)で微妙に角度が違う。 構え状態で一定時間経過で自動解除。その他構え中に4Dで構えキャンセルが可能。(キャンセル動作は長め) 構えた後、派生ボタン(A~C)を押しっぱなしにしていれば最速で構え派生を出してくれる。構える前から押しっぱなしにしていても派生してくれる。 2Dを出した後、3Dに入れていた場合は6D、1Dの場合は5Dが発生する。これを利用すればコンボに龍刃翔を組み込みやすくなる。 5D 龍破衝(5DA) 大剣を地面に勢い良く投げつけて突き立て、盾のようにしながらタックル。ヒュドラ! 動作中に上中段スーパーアーマー。地上ヒット時、よろけ効果。 fc対応。ダッシュ バクステキャンセル可能(前ダッシュ時微不利)。端バウンド。同技補正あり。 途中からガードポイントが発生し、攻撃を取りつつfcを決められるというおいしい仕様である。ただし下段と投げには滅法弱い。 2DBガード2DB 5DAとやると2DBを直ガされるか発生の早い下段で暴れられない限り割られることはない。ちなみに直ガには5DBが有効。 龍戟爪(5DB) 相手を掴んだ後、大剣を軸に飛び蹴りを放って吹き飛ばす。ドラク! コマ投げ。リーチはそこそこ。カグラの崩しの要であり画面端付近で決まれば大きなリターンがある。 飛び蹴りを当てた瞬間に空中構えに派生できる。 屠龍連斬(5DC) 剣をぐるんぐるん大回転、相手を後方に大きく放り投げる。ラハブ! 発生が早くコンボに組み込みやすいが、相手を後ろに飛ばしてしまうのでクセがある。端位置入れ替えコンに活躍。 頭属性無敵あり。同技補正あり。 2D 主に崩しとして使える技へ派生 砕龍撃(2DA) 飛び上がって剣を叩きつける中段技。ヴリトラ! 緊急受身不能の叩きつけダウン効果。コンボパーツとしても優秀。ただし同技補正あり。 派生した瞬間から足属性無敵と投げ無敵が発生する。無敵の種類が5DAと対になっている。 龍閃剣(2DB) 大剣を地面に引きずりながら地面を滑走し、足元を二度斬り払う。シルシュ! 下段で2ヒット。2DAの対の選択肢になり発生も早めだが、緊急受身可能なのでコンボにいくにはRCが必須。 ドライブの択はこの技以外ジャンプですぐ回避されてしまうので、相対的に有用になってくる。 端ではこの技で〆、A縛を重ねていくのが基本。 臥龍双破(2DC) 大剣で斬り上げた後、地面に突き刺す。ナーガ! 2段技で、2ヒット目のみ下段。 豪快な見た目とは裏腹に発生が早く、コンボパーツの要となる。同技補正あり。 6D 龍牙迅(6DA) 前方に突進し大剣で足元を斬り払う。ダハーカ! 一定距離走るか相手に接触で攻撃に派生。 ヒット時小さく浮かせ効果。コンボパーツとしても使える。 龍影迅(6DB) 前進しつつ、地面に手をつきながら大剣で足元を斬り払う。アジュタハ! 突進中に相手を裏回れる突進技。裏に回る際、さりげなくほんの一瞬だけ無敵がつく。 画面端でも相手の裏に回る。 fc対応。 飛龍尖撃(6DC) 大剣にオーラを纏わせ、大きく前進しながら真横に突き出す。ワイバーン! かなり横への攻撃判定が長い突進技。ただし下の判定が薄すぎて低姿勢技を合わせられると非常に辛い。 弾属性スーパーアーマー付き(許容ダメージ1500)。 CH時、大きく吹き飛び壁バウンドして目の前まで跳ね返ってくる。