約 1,001,352 件
https://w.atwiki.jp/smashsp/pages/18.html
シュルク 自身の性能を変化させるモナドアーツと、リーチの長さが特徴のテクニカルなファイター。 +目次 概要やってはいけないこと やるべきこと 立ち回り間合い 地対地 空対地 空対空・横 空対空・上 空対空・下 地対空・上 地対空・横 お手玉 対飛び道具 ガーキャン行動 崖攻め間合い 対崖上(地上) 対崖掴み データ等コンボ 空Nですり抜け床上に食らい判定が出るか キャラ対策01 マリオ 02 ドンキーコング 04 サムス 04' ダークサムス 08 ピカチュウ 37 リュカ 参考にできそうなプレイヤー国内 海外 概要 シュルクは技の発生が全体的に遅いため、Bait and Punish(釣って咎める)が基本戦術になる。 やってはいけないこと 間合いを無視してステップをする、ジャンプをする、攻撃を連発するなどの大きな隙を晒す行動。また、選出したモナドアーツに振り回されること。 やるべきこと 丁寧な間合い管理、積極的なフェイント、相手の行動の釣りだしなど。 立ち回り 間合い 立ち回りでは相手の咄嗟な差し込みに対応ができる距離を軸とする。崖攻めの状況では相手の横移動に自分の空Nや空前、あるいは相手の前ジャンプに上強が届く位置を可能な限り維持する。 地対地 下強とDA以外はほぼ出番がない。地対地はシュルクの得意分野ではないため、ここでは下強を使って相手を地上から剥がすのを主目的とする。DAについては当たりさえすれば優秀なベクトルで飛んでくれるため、お手玉目当てでも撃墜目当てでも機能してくれる。 空対地 基本的には相手の横移動を読んで技を振る。相手の前移動には置き空N持続当てや空後先端当てを噛み合わせたい。あくまでも相手の行動を丁寧に潰していくのが中心で、斬空N根元始動コンボなどのリスクが大きい択は積極的に狙わず、始動技が当たったらコンボに移行するよう意識する程度に留める。 移動をせず防御を固める相手はフェイントをかけて崩すか、空後の先端(本当に先端)でチクチクして動いてもらう。どうしても無理そうなら上記の地対地をする。フェイントをかける場合は疾を使った透かし掴みや、空Jを使ったガーキャン釣り出しが幅広く有効。ガーキャン掴み以外に優秀なガーキャン行動がない相手(クルールなど)にはめくり空Nやめくり空下も通りやすい。 空対空・横 相手のジャンプに空Nを被せて潰すか、既に空中にいる相手を先出し空前で叩き落とす。シュルクは相手の動きを釣り出す能力が高いため、一点読みや未確認入力を行うよりも、相手の行動を釣り出す動きを行なってから前記した攻撃を当てたい。 シュルクは相手を動かすコンディション作りがそこそこ得意なので、積極的に状況を作り出したい。 相手の地上ジャンプを釣りやすい行動 垂直ジャンプ 当たらない位置での空Nや空前 引き歩き 他 空対空・上 空Nか空上。空Nは横リーチのおかげで相手のベク変や横移動に対応しやすく、空上は一回でも当たれば爆リターンを得られる。 空対空・下 シュルクで暴れはやめなされやめなされ… 地対空・上 置き上強が基本だが、上Bの判定が嘘みたいに優秀なため、相手が動いたのを見てからパナシ上Bも選択肢としてある。また、最近受けた強化により上スマもそこそこ振れるようになった。こちらは反確状況で使いたい。 地対空・横 ここに書いてあることが必要になる時点であまり状況が良くない。判断力に自信があればガーキャン先出しエアスラで差し返しを行なってさっさと相手の対地攻撃にリスクをつけるか、そうでなければひたすら逃げて他の行動を振ってくれるのを待つ。 お手玉 最速空Nを擦っておく。 対飛び道具 避け方は3種類。 歩きガード 安定択、大体の飛び道具はこれで解決することができる。 ジャンプですり抜け 攻め択、相手にジャンプのタイミングを読まれない自信がある時に。 空後の姿勢で避ける 避けながら攻撃する択。空後の姿勢がかなり優秀なため、ウルフブラスターやロックバスターなどの横一直線で飛来する飛び道具はタイミングを間違えなければこれで避けられる。位置によっては確反として当てて展開をとることも可能。 ガーキャン行動 ガーキャンは主に空Nと上B。空Nは発生が遅く、上Bは後隙が大きいのでどちらも慎重に使う。お互いが密着する状況では掴みも狙う。 崖攻め 間合い 相手に緊急回避をされても絶対に回り込まれない位置取りをする。意識としては相手の前移動に置いた攻撃がギリギリ当たってくれる距離が理想。 対崖上(地上) 1タッチあたりのリターン量よりも、相手に対するタッチの多さを優先する。相手の地上前移動を釣りつつ、空前などを当てて崖攻め状況を継続する。相手の「戻りたい」という思考を途切れさせてしまう危険性が高いため、出来る限り崖の外には出さないように意識する。 相手の地上前移動を釣りやすい行動 垂直にバッタしながらランダムに置き攻撃 置き攻撃を振った後に透かしバッタを繰り返す 上記をしても前移動を釣れない場合は少しずつ引きながら同じことをする 相手の地上前移動に当てやすい攻撃 急降下低空空N 空前急降下 着地から下強 他 対崖掴み 無敵が切れる前は下強先端や空N背中側などでワンチャン引っ掛かるのを狙う。無敵切れには上B、空前着地、下強先端、SJ空下、横スマ下シフト、空N着地が当たる。(並びはおすすめ順、そして空N着地を当てるぐらいなら何もしない方がいい。) 上Bからは復帰阻止、空前着地からは追撃状況を作り出すことができる。空前着地を当てるのが苦手な場合は、疾最速空前をすれば崖つかまりに当たる位置で判定を出してくれる。 データ等 コンボ 低%(0%〜) 手順 ダメージ 評価 確定 素SJ空N→横強(〜20%) 24.8% 5/5 yes 差し込み一発目の選択肢としてオススメのコンボ。着地地点は急降下を使って調整する。 手順 ダメージ 評価 確定 翔SJ降り空前→下強(〜35%) 19.5% 5/5 yes 差し込み一発目の選択肢としてオススメのコンボ。上記の空N→横強よりも確定帯が広い。入力の余裕が大きいのも魅力。 手順 ダメージ 評価 確定 素空N→SJ空前(10%〜) 16.8%〜18.3% 5/5 yes ダメージを与えつつ相手のラインを狭めることができるコンボ。急降下を入れた方が繋がりやすいが、着地間近に空Nを当てれば急降下をしなくても繋がる。 手順 ダメージ 評価 確定 疾空N→掴み 6.0%+ 5/5 yes 翔空N→掴み 8.6%+ どうしても投げたい時に便利。疾の場合、前投げや後ろ投げで受け身狩りに繋げることができる。 手順 ダメージ 評価 確定 斬下投げ→エアスラッシュ 26.8% 5/5 yes 相手の%が低いと当て反。 手順 ダメージ 評価 確定 翔空N→掴み→下投げ→ダッシュ→瞬時にSJ空前 23.4% 4/5 一部 カウンターは回らないが、ジャンプ、回避ともにキャッチしやすい。一部の早い暴れを持つファイター以外にのみ確定。 手順 ダメージ 評価 確定 斬空上→急降下着地→SJ(大J)最速空上(45%〜90%) 26%~49.6% 4/5 yes ジャンプを読んで対空で当てるコンボ。当たり方によってダメージの幅は大きいが、最低でも26%のダメージが保障されている。ガーキャンジャンプを読んで当てる、台着地を見て当てる、お手玉に使うなど、活用できる場面は多い。 手順 ダメージ 評価 確定 素SJ空N→下強 16.6% 3/5 yes 差し込み一発目のもう一つの選択肢。上記の空N横強よりもダメージが低いのと、繋がり方が怪しいのが難点。急降下をする場合、下強を遅延させる必要がある。 手順 ダメージ 評価 確定 翔SJ急降下空前→掴み 8.1%+ 3/5 yes こちらも序盤に掴みを通すのに使えるコンボ。空前を当てる位置がシビアなため、上記の空Nからのコンボの方がオススメ。 手順 ダメージ 評価 確定 素SJ急降下空N根本→空上 20.6% 2/5 yes 相手を空中に打ち上げるため、お手玉に移行できるコンボ。シュルクというリーチを押し付けて戦うキャラと根本当てが必要なコンボは少々ミスマッチだが、当てた時のリターンは大きいので、根本が当たった時はしっかり反応できるようにしておきたい。 手順 バースト帯 評価 確定 空上2段目→DS撃→空J空上 45%〜65% 0/5 事実上不可能 空N→空上2段目→DS撃→空J空上 40%〜60% 『モナドサイクロン』と呼ばれる人気の高いコンボ。操作が忙しい上、ベク変を完璧に読んで当てる必要がある。1回目の空上を疾で出せば難易度が少し下がるが、それでも不可能。今すぐに忘れて欲しいコンボランキング堂々の1位。 中%(60%〜) 手順 ダメージ 評価 確定 斬空N→横強 34.8% 4/5 yes 斬空N→DA 33.1% 5/5 斬空N→横スマ上シフト 40.6% 5/5 もうちょっと蓄積が欲しいときに使えるお手軽コンボ。評価は確定のさせやすさを考慮したもの。 手順 ダメージ 評価 確定 斬SJ空上2段目→SJ最速空上 37.8% 5/5 yes ジャンプ読みで当てたいコンボ。2回目の空上以降確定する技はないが、暴れ読みで3度目の空上をうまく当てることができれば、さらに26.8%稼ぐことができる。 手順 ダメージ 評価 確定 疾空N→ダッシュ→SJ空前 10.7% 4/5 yes 得られるダメージは低いが、始動を当てるのが簡単なため、運びに最適。 手順 バースト帯 評価 確定 翔空上2段目→大J空上 60%〜75% 4/5 yes 翔空上2段目→大J→瞬時に空J空上 70%〜90% 早期撃墜択。終点は60%〜、戦場は65%〜。大ジャンプは警戒されやすいため、小ジャンプから空上を出すのをおすすめ。 手順 バースト帯 評価 確定 斬空N→アーツ解除→横スマ上シフト 60%〜75% 3/5 yes 吹っ飛ばし力の下がる斬で空Nを当ててから、着地する前にモナドアーツを解除し、吹っ飛ばし力を戻した素の横スマ上シフトを当てるコンボ。入力の難易度が高い上、狙うと動きが露骨になりやすいため、評価は3/5。 高%(90%〜) 手順 バースト帯 評価 確定 斬空N→アーツ解除→SJ空前 105%〜 5/5 yes 低%での素空N→SJ空前の斬版。中%コンボの斬空N→アーツ解除→横スマよりも入力が簡単なので、隙を見たら積極的に狙っていきたい。 手順 ダメージ 評価 確定 斬空N→SJ空前 23.5%〜25.7% 3/5 yes 斬空N→アーツ解除→SJ空前の蓄積狙い版。当てやすいが、この%帯で蓄積狙いの立ち回りをするメリットはあまりないため評価は3/5。しかし、蓄積で心理的なプレッシャーを与えることで、相手の撃墜狙いの差し込みにリスクをつけることができるため、使えないわけではない。 空Nですり抜け床上に食らい判定が出るか 全てギミックオフ、最速攻撃。届かないものは表記しない。 台 大ジャンプ 小ジャンプ 戦場(低)/小戦場(両床) 出る 出ない(疾) 戦場(高) 出ない(盾) 出ない ヨッシーストーリー(低/内端) 出る 出ない(疾) ヨッシーストーリー(低/外端) 出る 出ない(疾, 盾) ヨッシーストーリー(高) 出ない(盾) 出ない ポケモンスタジアム1(両床) 出る 出ない(疾) メイドインワリオ(ステージ→低) 出る 出ない(疾) メイドインワリオ(低→高) 出る 出ない(疾) メイドインワリオ(ステージ→高) 出ない(疾, 盾) 出ない ヨッシーアイランド(外側) 出る 出ない(疾) ヨッシーアイランド(中央) 出る 出ない(疾, 盾) ライラットクルーズ(外/中) 出る 出ない(疾) ポケモンスタジアム2(両床) 出る 出ない(疾) 攻城戦(左/右) 出る 出ない(疾) すま村(中央) 出る 出ない(疾) イッシュポケモンリーグ(両床) 出る 出ない(疾, 盾) カロスポケモンリーグ(両床) 出る 出ない(疾, 盾) 村と街A(低) 出る 出ない(疾) 村と街A(高) 出ない(疾) 出ない 村と街B(左/右) 出る 出ない(疾) ミッドガル(低) 出る 出ない(疾) ミッドガル(高) 出ない(素, 盾, 斬, 撃) 出ない(翔) メメントス(左) 出る 出ない(疾) メメントス(中/左端) 出ない(疾) 出ない(疾, 盾) メメントス(中/右端) 出ない(盾) 出ない(素, 疾, 盾, 斬, 撃) キャラ対策 01 マリオ こちらの先出しで潰せる差し込み 空N 空上 マリオの崖上がり狩り手段その場/ジャンプ上がり 上スマ 回避上がり 横スマ 空N裏当てをメインにして立ち回るが、擦りすぎないよう注意。ジャスガ安定にさせないよう、空前と下強を裏択にする。 ファイアボールは空中攻撃で簡単に消すことができる。安全に消したい場合は空前がおすすめ。こちらの地上攻撃に当たり、相殺が発生してしまうと隙が発生して厄介。特に上強を当ててしまわないように気をつける。 02 ドンキーコング バッタを避ける。特に接近しながらのバッタを避ける 相手を外から殴るのがゴール。DKは移動が遅いので、間合いを詰められたらガンダッシュで距離を取る(最優先) 下強は相手のステップに強い 空前はステップ以外の行動に強い基本この2つを表裏の択にして戦う どちらも間合いを大きめに取って振る 横強は発生負けしやすいので使わない お手玉狙えるなら狙う 浮かせたら空Nや空前で追撃を狙う 着地狩りは上手く狙えそうならDAとかを置く DKは空後着地が多いので、相手が着地する時はそれがギリギリ当たらない距離に陣取る DKの崖上がりは空N空前を置くとほぼカバーできる 大振りなジャンプを見せてガーキャン掴みを狙わせて、めくり気味に空下をすると刺さりやすい 復帰阻止はチキンプレイで行く。少しでも崖外で上B食らう気配がある位置関係だったら引く。 04 サムス 04 ダークサムス 積極的に動き回らないこと。 立ち回りに透かしジャンプを混ぜて、相手に空前での差し返しタイミングを見られないようにする。 前後ステップを活用して、相手にグラップで掴むタイミングを見られないようにする。 崖際では相手の空前上がりを釣って、それを咎められると美味しい。 08 ピカチュウ 拒否したい技近距離 空N 中距離 めくりからのごまかし空後 こちらの先出しで潰せる差し込み中距離 電光石火 空前 遠距離 電撃 電撃を撒いて牽制した後に差し込むことが多い。 基本的に後隙は狩れないものと思っていい。 電撃と電光石火を打ちづらい間合いを確保するのがこちらのゴール。両技とも間合いが開くと打ちやすくなるので注意。 近距離間合い、遠距離間合いにならないよう気をつけつつ、最大限引き気味に立ち回る。 ガーキャン行動、特にガーキャン空後が強いため、安易なめくりはNG。 電光石火が読めそうなら、空前を置く。 37 リュカ 流れ:接近→読み合い→安全な択で撃墜 置き技は通りづらいから狙わない方がいい。空Nや空後を出しながら突っ込んだりするのもダメ 後隙を狩ろうとしてはいけない。どうしても狩る場合、一番発生が早く後隙が少ない選択を取る。 早期撃墜を欲張ってはいけない。安定思考で110%ぐらいまで稼いでおく。 リュカの上スマは無敵がある代わりに全体Fがかなりある。(98F)相手が判定を出し切ったのをしっかり見てから咎める。 PKFは可能な限り受け身を取る。 自分のターン接近翔、疾で接近する場合は「接近だけ」をする。攻撃を当てる目的で使ってはいけない。つまりは、攻撃を出しながら突っ込んではいけない。 不意ひも、不意空前、不意PKFに対応できるように可能な限り地上に張り付いておく 急ぐと隙を晒して攻撃を食らいがち。しっかりと相手を見て冷静に詰める。 ダメージレースこちらの軸は空前 モナド素で詰めつつ空前で崖への押し付けを狙う 空前から読み合いでDA、下強、空N、空前のいずれかを撒いていく 上空への追撃は空Nが使いやすい 撃墜相手の復帰時はステージ降り即空J戻りで威嚇し、PKTのタイミングの読み合いを押し付ける そのまま復帰阻止するなら「浅く」を意識。交差するかもしれない位置まで追ってはいけない。 相手のターン相手の逃げあまり必死に追いかけないように気をつける 相手が逃げ終わって、次の定位置を確保するのと同時にこちらも詰め終えるぐらいの意識で接近 相手の攻めリュカの空上はガード上で安全、当てられたら咎めは諦める 空Nは相手の着地を見るまでガードを解除しないそして着地後に狩ろうとしない ガーキャンは掴みではなくエアスラが一択 相手が背後の場合はガーキャン空Nでも可 掴みを食らったら:リュカが内側→下投げ、前投げ読みで外ベク変。外ベク変はヒモヘビを食らう可能性があるが、あまり痛くないので受け入れる。 リュカが外側→後投げ読みで内ベク変 参考にできそうなプレイヤー 国内 コメ 日本最強のシュルクプレイヤー。 DoubleA 日本有数のシュルクプレイヤー。 海外 Nicko 海外最強のシュルクプレイヤー。 Salem 海外有数のシュルクプレイヤー。基本的なテクニックのみを使うので、初心者におすすめ。 Uncivil Ninja 積極的な立ち回りが特徴のプレイヤー。 Tremendo Dude 圧倒的な知識量を誇るシュルクプレイヤー。海外での情報のまとめ役。
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/4826.html
海外から見た日本 / トニー・マラーノ ● テキサス親父 Website ※ 日本語サイト ● Propaganda Buster〔トニー・マラーノ氏のブログ[英語サイト]〕 ● 【Youtubeチャネネル】テキサス親父日本事務局チャンネル テキサス親父〔Youtube検索〕 ■ 韓国からの「殺害予告」や「脅迫」が、また大量に送られてきた。まさにヘイトスピーチといえる。 「株式日記と経済展望(2014.10.25)」より / ◆【痛快!テキサス親父】不都合な真実は「遮断」する韓国 民主国として未成熟の哀れ 10月24日 ZAKZAK ハ~イ! みなさん。先週末、日本の友人から「トニーさんのフェイスブック(FB)のページがアカウントごと消えている」と連絡があった。驚いて、パソコンを開いてチェックしたところ、確かに、俺のページが完全に消えていた。 FBといえば、人と人とのつながりを促進・サポートするソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の代表格で、ある種の写真を交えた日記帳でもあるよな。それが、突然削除されるなんて考えられないぜ。俺は仕方なく、また初めから新しいアカウントを取得した。 実は予兆があった。数日前から、FBにログインするときに頻繁にセキュリティーチェックを要求されていたんだ。どうやら、俺以外の誰かが、俺が暮らすテキサスとは遠く離れた場所から不正ログインしようとしていて、システムがログインの異常を感知していたようだ。 FBのページが削除された理由や、不正ログインの犯人はまだ分かっていない。FBの指示通り、すでに俺自身を証明するパスポートや免許証のコピーを送っている。FBには徹底した調査を求めたい。 ちょうど同じころ、ほとんど収束していた韓国からの「殺害予告」や「脅迫」が、また大量に送られてきた。そこに書かれたセリフは、憎悪に満ちて、醜悪なものだった。まさにヘイトスピーチといえる。 俺は前回のコラムで、ソウル中央地検が、朴槿恵(パク・クネ)大統領に関するコラムをめぐって、産経新聞の前ソウル支局長を名誉毀損(きそん)で在宅起訴した件について、「(韓国は)民主主義陣営から離脱する腹を固めたのか?」と書いた。前々回は、靖国神社に放火しようとした韓国人に対して、「恥を知れ!」と書いた。 言論には言論で対抗するのが、「言論、報道の自由」を掲げる民主主義国家だ。今回の「殺害予告」や「脅迫」を読む限り、やはり、「韓国は民主主義国家として成熟していない」という感想しかない。 韓国では現在、動画サイト「ユーチューブ」にあった俺の韓国語チャンネルが、「有害指定動画」として遮断されている。俺は、慰安婦問題や竹島(島根県)の不法占拠などについて、米政府の資料などに基づいて事実や史実を淡々と述べてきただけだ。要は「国民に知られたくない」と、怖がっているとしか思えない。ここにも民主主義の放棄を感じるぜ。 親愛なるみなさんと日本と米国、目も口も耳もふさがれた可哀想な韓国の人々に神のご加護がありますように。 では、また会おう! / 日本ではヘイトスピーチに対して法律で規制しようとする政界の動きがありますが、韓国から日本のヘイトスピーチに対しては何の動きも無い。そもそも日本で嫌韓デモが起きるようになったのは韓国における反日デモや反日活動に対しての反発からであり、日本だけヘイトスピーチで取り締まるのは公平でない。 テキサス親父のブログでも分かるように、韓国および韓国人の非民主主義的な態度は日本とは全く異なるものだ。アメリカ人に対しても気に入らない言動があれば「殺害予告」や「脅迫」文を送りつけていますが、まさに犯罪行為だ。日本の左翼はこのような行為を咎める事は無いようですが、どうしてなのだろう。 にもかかわらず日本人のヘイトスピーチや嫌韓デモを規制しろと言うのはまさに言論弾圧であり、言論には言論で批判すべきであり法律まで作って禁止すべきではない。つまりアメリカや日本は民主主義国家として価値観が同じだが、韓国は相変わらず独裁国家であり、国民も自由な言論は抑圧されてマスコミなども規制されている。 パククネ大統領は無能な大統領であり、1年間も記者会見を開く事は無かった。経済政策でも外交でも反日以外では何の行動も行えず、中国との接近政策もアメリカの不信を招いて外交的に孤立してしまった。韓国はアメリカや日本の支援なしには成り立たない国であり、中国が日米の代わりになるような存在ではない事は分かるはずだ。 韓国が中国の勢力下に入れば北朝鮮とほとんど変わらない国家になるだろう。そうなれば韓国は北朝鮮に併合させられて韓国は北朝鮮と中国の収奪の場になるだろう。韓国の国民がそれを望んでいるはずはないのですがパククネの親中外交は大きな危険性をはらんでいる。 韓国の若者の狂信的な愛国運動は反日と言う形で表れて来ていますが、学校教育で狂信的な歴史教育が行われているようだ。韓国には12万人の北朝鮮の工作員がいるという事ですが、日韓の分断工作であり韓国の若者はその犠牲者だ。韓国にも僅かながら親日派もいるのですが周りからの批判を恐れて口に出来ない。 アメリカ人のマラーノ氏への「殺害予告」や「脅迫」も間違った愛国教育がもたらしたものであり、自国への批判を許さないと言った行為は民主国家とは異次元の価値観だ。批判に対しては言論で反論すべきであり、デモでアピールする事も民主的な行為ですが、左翼はヘイトスピーチだとして嫌韓デモも法律で規制しようとしている。まさに韓国・北朝鮮的な発想だ。 朝日新聞自体が韓国の代弁者的な報道を続けてきましたが、朝日新聞は中国や韓国の外圧を利用して政治的な圧力を掛けてきた。しかし効き目が無くなると今度はアメリカを使って外圧を掛けてきましたが、最近ではパククネの親中外交が災いしてニューヨークタイムズもおとなしくなってきた。朝日新聞の誤報騒動が効いているのだろう。 (※mono.--以下略、詳細はブログ記事で) ■ 【テキサス親父】テキサス親父は何故日本が好きなの? .
https://w.atwiki.jp/16seiten/pages/1098.html
AnotherWorldStory? 『ヨットは素晴らしいってかのアインシュタインも言ってたよ』 桃「さて……どういう事か説明してくれるかしら、次郎?」 次「あー…… ……まぁ何だ、これはアレだよアレ いわゆる一つの超展開ってやつ……?」 桃「何よそれ!? さっぱり説明になってないというか、それ以前に意味不明よ!」 皿「意味不明はこっちですよー! 私は姉様を呼んだ筈なのに、なんで何処の誰とも知れない人が出てくるんですかー!?」 次「えーと……その、二人とも……?」 桃「そんなの私の方が訊きたいわよ!! 私はさっきまで次郎と姉様と三人でデー……も、もとい買い出しの最中だったのにっ!! それが何でどっかの馬の骨が次郎とくっついてるのよ!?」 皿「馬の骨……っ!? い、いくら何でもそれは言い過ぎだと思いますよーっっ!! だいたい貴女こそ、さっきから次郎様の事呼び捨てにしてっ 羨ま……次郎様に失礼じゃないですかー!!」 次「あー、その……お二人さん……?」 桃「何よ、貴女みたいなポッと出に文句なんか言わせないんだから! いいことっ、私と次郎は十年来の幼馴染なの! お・さ・な・な・じ・みっっ!! 悔しかったら十年前に文句言いに来なさい! まぁもっとも、十年前にだって貴女なんかが付け入る隙は1ナノメートルも無かったんだけどねー♪」 皿「な……っっ!? ななななななっ、言わせておけば何て言い種ですかー!! そ、それにお付き合いは時間より中身だって姉様も言ってました! ……その点、私なんて出逢って三日で一糸纏わぬ姿を抱き締められた上、『俺がお前を守ってやる』って言って貰いましたよー!」 次「ちょっ……待……!?」 桃「ぬぁ……っっ!? ちょっと次郎っ、どういう事よそれは!!」 次「えっ!? ……いや、それには深い事情が……」 桃「……まぁ、それは後で追求するとして…… わっ、私なんてこの間……思い出の公園でロマンティックなき、キ……ス……を交わした仲なんだからねっっ!! ……まぁ、姉様と三人でだったけど……」 皿「……が、ガーンっっ!? じ、次郎様っ嘘ですよね嘘だと言って下さいー!! さすがにこの上幼馴染とか競争倍率厳しいですよーっ! ……あとアリスさんたちにも後で報告しておきますねー♪」 次「ま、待て待て! それにも止むに止まれぬ事情がだな……」 桃「――もうっ、ハッキリなさいよ次郎!! 今なら若気の至りで赦してあげるから!」 次「え……っ、俺!?」 皿「そうですよー!! いっそガツンと一発この高飛車ツインテールに言ってあげて下さいなー!」 次「えぇと……その、だな……」 桃「髪は関係ないでしょ髪は!? それを言うなら貴女なんて、伸びすぎた前髪で地味キャラどころかモブキャラみたいな顔になってるじゃない いっそ私の『天罰(デウス エクス マキナ)』で焼き払って差し上げても良くてよ!」 皿「モブ――っっ!? なんて事をー! なんて事をー!! よりによって私が一番気にしてる事じゃないですかーっっ」 次「いや、気にしてたら切れよ前髪くらい……」 皿「もう堪忍なりませんよー! かくなる上は姉様の『天恵(デウス エクス マキナ』で差し違えても……!!」 次「ちょっと待てよ? ……二人とも何で銃口が俺に向いてるんだ!?」 皿「姉様、今度こそお出で下さいなー!」 姉「――呼ばれて飛び出てー……って何ですと――ッッ!? ちょちょちょっ、ちょっとそこな剣道バカ! これは一体どういう事ですのっ!? 何でわたくしの愛しい妹がドン2倍に増量してますの!? ……ヘヴン状態?」 次「何でそうなる!? てか何で今回はちゃんと出てきたんだよ! ただでさえグダグダなのに、これ以上場を混沌とさせる気かっ!?」 姉「あら、相変わらず頭の巡りが悪いんですのね剣道バカ わたくしはこの事態を収集する為に現れてあげた、いわば救いの天使なんですのよ?」 次「悪口は余計だが助かる ……で、どうやってこの場を納めるんだ……?」 姉「そんなの決まってますわ ――古来より、浮気と夢オチは主人公が吹っ飛んで〆ですのよ」 次「……へっ?」 姉「と、言う訳で……」 桃「次郎ぉ――っっ!!」 皿「次郎様ぁ……っっ!! 姉「剣道バカぁああっっ!!」 姉妹『この浮気者ぉ――……っっ!!』 次「誤解だぁああああぁぁぁぁっっ……」 ……… …… … 鏡「……ろう、……次郎っ 早く起きてよ次郎!」 次「……ぅ、ん…… お、おはようアリひゅ……」 鏡「はい、おはよう次郎 ……ところで朝一番で悪いんだけど、ちょっとアリスのお願い聞いてくれる?」 次「ふわぁ……何だよそんな改まって……? 何か欲しい物でもあるのか?」 鏡「えぇ、ちょっと……次郎の命が(ぼそっ」 次「……えっ? な、ななななっ……今いきなり何か言い出しましたよッ、このよ○じょ!?」 鏡「とりあえず次郎っ、右向け右!」 次「は、はいぃっっ!!」 鏡「さて、何が見えたかなー?」 次「はいっ、何故か裸ワイシャツの花子さんが寝ているであります!」 鏡「……よろしい では、左向け左!」 次「イエス・マムッ!!」 鏡「誰か居た?」 次「い、イエスマム!! 何故か全裸毛布のカリ婆さんがいましたマム!」 鏡「良くできましたー! では最後に、自分のお腹の上を見てみましょう」 次「……ひいぃッッ、何故かキャミソール一枚のデス子が!?」 鏡「ちなみにさっきアリスが起こしに来た時には、何故か本屋の店員と教会のシスターが争うようにして朝ご飯を作ってたわ」 次「はははは…… ……えっと、これも夢オチかな……?」 鏡「えぇ、アリスも夢だと思いたいわ 理由は三つ 一つ、さすがに浮気がすぎるから、できれば夢であって欲しい 一つ、夢なら日頃の不満をぶつけても問題無いわよね ……一つ、いくら浮気とはいえ次郎をフルボッコするのは気が咎めるけど…… ――夢なら痛くないから大丈夫よねー……?」 次「……だ、誰か助け……ッッ ――ぎゃああああああああッッ、超痛えええええええ!!!!」 ……… …… … 鏡「ふぅーん、だ! 次郎の浮気者っ」 水「うぅ、ん…… ……あれ? ここ、どこ……? 何故か今、私の上をniceなboatが漂っていく夢を見てた気がするけど……」 鏡「……って、えぇっ!?」 fin…?
https://w.atwiki.jp/maid_kikaku/pages/1553.html
(投稿者 Cet) 世界が歪むほどの白昼夢を! 死にかけたようなツラをした青年は敗残兵に溢れた陣地にいた。左右を見回してみる限り、死体と負傷兵しか見えない。 プレハブというのか、突貫工事による兵舎が広く荒野を埋めていた。そこらで兵器が起動状態にあり、戦闘機がそこかしこを飛び回っている。 警戒の為のメードが足りていないのだろう。その為に兵器群は駆り出されているのだ、と彼は思った。 青年はその足で、兵舎へと入った。見張りの類はいない。 青年は廊下を歩く。板張りの廊下を歩く。 会う必要のある人がいた。 そして廊下に面した幾つかの部屋を通り過ぎて、奥へ奥へと行くうちに、その部屋があった。青年は直感的に、その部屋に彼がいることを確信し、扉を開いた。 床に乱雑に撒かれた荷物と、左の壁沿いに一台きりある木製の机、それと二段ベッドが右の壁沿いに据えられていた。 そして、一人の、佐官であることを示す肩章を付けた男が振り返る。 「おおー」 男は何とも間抜けなリアクションを取った。男の左目には傷があった。 「ブラウ、生きていたか」 「お陰さまで……少佐?」 「指揮官殿が戦死されてな、俺が引き継いだ、というのも、次々と戦死する指揮官の保有していた指揮権を俺が継いだ」 なるほど、とブラウは心中で頷く。 「それで、少佐殿、俺はどういう扱いだ」 「見事にMIA(行方不明兵士)扱いだ、良かったな、戦線復帰できて」 「軍法会議云々があると思っているんだが」 「この状況でメールを処断することに何の意味がある? デメリットこそありさえすれ」 「確かに」 ブラウは笑った。 「何か疲れたよ」 「ああ、らしくない表情だ。 女にでも振られたか?」 「いやまだ分からん」 「大概そういうのはもう終わってるんだがね」 「……」 全くの『青年』の表情で、ブラウは佐官を睨んだ。 「おお、俺と同年代の顔になったじゃないか」 「どういう意味だ?」 「若返って見える」 「今まではどうだったんだ」 「老けて見えた、五十代くらいだな」 何故か、というのをブラウは聞かなかった。聞きたくなかった、というのが正しいだろう。 「何たってお前には青春を嫌う匂いがぷんぷんしてた、生前、いや前世からの因習なのかと思ってたが、そうでもないらしいな」 「やかましい、とりあえずMIAから俺を解放しろ」 「スマンが寝てたんだ、まだあと三十分は寝れる、お休み」 首だけをこちらに向けていた佐官は正面に向き直る、つまりブラウに背を向けた状態で、あぐらを掻いている。すぐ静かになった。 「やれやれ」 ブラウは再び笑った。 数日後、彼は陣地を防衛する兵力として配置されていた。 戦いはさっぱり終わっていなかった、むしろ敵の攻勢は激しくなっているくらいであった。 己の存在意義ということについて考えることもそうなくなっていた。 俺は少女の為に生きよう。そう思った。トリア! 好きだ! 俺とずっと一緒にいてくれないか。台詞を反芻しながらワモンの頭部を足蹴に破壊する。その表情には若干の笑みが浮かべられている。 「よお」 そんな戦場に、場違いなことに一人の男が立ち竦んでいるのが見えた。 戦場の風が止んでいた。つまりそこは戦場ではなくなっていた。 遠くから銃声が散発的に聞こえていた。しかし青年と一人の男の間で、全ては停まっていたのだ。 グレートウォールの空と土の色は、白みがかっている。そしてそれは目の前の光景を殊更に非現実らしく見せていた。 盲人なのか、目のあたりを黒い布で覆っていた。 黒いコートを身につけてた男はふかしていた煙草を指で摘み、へら、と笑った。 「お前に会いたいって男がいるだけだよ」 「誰だそれ」 「おい」 男が顎で促すと、ブラウから向かって男の右手には、いつのまにか一人の青年が立っていた。 どこかで会った憶えがあった。 「ヴィルヘルム!」 「……エフェメラだっけか」 青年は明るく微笑んだ、その目元は輝きが零れるようで、ひたすらに不自然であった。 「俺は俺だけの道を行くことができる、前に説明した通りだ。その歓喜を伝えにきた」 「アレから何があった?」 「見たままさ、俺は進化したんだ」 エフェメラの傍らに立つ男が笑った。哂った。 「俺は命を捨てた。そう思ったら、実は逆だった。俺は命に救われたんだ」 そこでふっと、ブラウの意識は途絶えた。 ブラウは兵舎にいた。傍らには誰もいなかった。 寝台に身を横たえていた。消毒薬の匂いがつんと鼻を突いた。 呻き声が混じり合いながら聞こえていた。彼は半身を起して、そして辺りを見遣る。たくさんの負傷兵が身を横たえているあたり、ここはいわゆる傷病者棟とかそういうところだろう。 彼がそんなことを考えていた時、扉がゆっくりと開いて、アンリが現れた。 アンリはブラウの姿を見咎めると、一つテンポを遅らせた調子で声をかける。 「よお」 「なあ、俺はどうしてここにいる?」 アンリは些か煩わしげに目を閉じ、そして唸った。 「俺から言えるのは、お前は過労かもしれんということだ。頼むから前線の、しかも最前線の、平野で寝ないでくれ」 「はあ?」 声を上げるブラウに対し、アンリ自身も得心のない様子で説明を続けた。 「お前は寝てたんだよ。それだけが確かだ。 ただそのタイミングで、Gは一斉に引き上げていった。瘴気による汚染も急速に晴れていった……何か質問は?」 「俺の見ていた夢がどんなものだったか知ってるか?」 「知らん、あと今日の日付は三月の一日だ。大丈夫か」 「ばっちりそれは今日の日付だな」 ならいい、アンリは呆れたように一つ、お大事に、と呟くとその場を後に、ドアを閉めた。 ブラウは半身を起こしたまま、暫く固まっていたが、ふと、訳もなく手の平を軽く上げて見遣ったあと、訳の分からない夢を見たことは忘れて、兵士達の呻き声をよそに少女のことを考え始めた。 関連項目 蜉蝣抄
https://w.atwiki.jp/medadictionary/pages/2397.html
アンツヴァイ メダロット一覧 ⇒ あ行 - S カブトムシ型メダロット(KBT) 登場作品 S アンツヴァイ 機体概要 機体説明メダロットS 登場人物としてのアンツヴァイメダロットS 関連機体 機体性能メダロットS 機体概要 メダロットS初出のカブトムシ型メダロットにして、メダロット・naviに登場したアンズドビートルの後継機。 型式番号はアンズドビートルとは違い数字によるナンバリングに変わった。 だが何故か、トリトビートルからひとつ飛ばしてKBT15。 メカニカルデザインはアンズドビートルを手掛けたまるかた氏。 全体的な意匠やカラーリングはアンズドビートルを踏襲しているが、女性型メダロットには珍しい大型の腕と、それと相反する華奢な脚が特徴的。 大型の腕の銃身は、通常は90度折り畳まれていて、攻撃時に展開する。 まるかた氏曰く、萌え袖を意識したギミックである。 パーツ名や機体名からは、何処か外国企業によるKBT型を思わせるが、ロボトルリサーチ社ーー日本企業製。 なお、名前のツヴァイ(独 zwei)は2を意味する。 恐らくは、アンズドビートル2号機という意味合いであろう。 パーツ名もアンズドビートルが音楽に関係のある単語が入っていたようにそれぞれヴァルツァ warza(ワルツ)、タンツ tanz(ダンス)、ショー show(見せ物)、シュリット schritt(足取り)と踊りに関係のある単語が含まれている。 機体説明 メダロットS メダロットSリリース3周年イベント「祝祭!ロボトル~3rd Anniversary編~」開催に合わせてピックアップガチャで入手出来る期間限定初期ランク☆3メダロットとして登場。 アンズドビートル同様に、自身のパーツを犠牲にして放つ強力な技を使用するのが特徴。 両腕パーツはメダロットS初出の新技、インフェルノ。 チャージゲージに応じて威力が上がり、さらに攻撃を命中させた相手を、コマンドラインまで吹き飛ばす効果を持つ。 マイクロウェーブとブロウアウェイの効果を合わせたような強力な技である。 攻撃後にはサクリファイスと同様にパーツが自壊してしまう。 マイクロウェーブと違い防御無視がない。 なので防がれるとダメージが出にくいがブロウアウェイと同じ吹き飛ばし効果があるので一部援護防御の上から叩きつけ、吹き飛ばして解除…なんて芸当も可能。 頭部パーツはリバイブで、攻撃後に自壊する両腕パーツとの相性が良い。 チャージゲージが溜まっていないロボトル開始直後にインフェルノを放っても、自壊でチャージゲージを溜め、リバイブで両腕を復活させて、より高威力での攻撃を狙える。 脚部特性はブラッドステイン。 高い攻撃力もあり、脚部特性の効果を発揮しやすい。 自壊してチャージゲージを溜められる腕とパーツを復活出来る頭部パーツという点から、デストルグレアに近しい感覚で純正運用が出来る。 ヘヴィリミットは1あるが、アンツヴァイのパーツはいずれもヘヴィパーツに該当しない。 そのため、いずれかの腕をチャージゲージ依存の技を持つヘヴィパーツに変えるのも手。 格対値が655と低めで、ヘヴィパーツを装備していないこともあり、自身も吹き飛ばし効果に弱いのが弱点。 ロングショットを備えたメダロットとの連携運用が光り、なおかつ射撃技統一チーム編成でこのコンボを決められる様になるという利点がある。 組み合わせるならば、ロングショットを使うメダロットがベター。 同じKBT型繋がりのカイゼルビートルや、同様にリバイブを使えるジュロウナンチー。 シナリオ上のお目付け役をしているクロイツバイザンや、女性型統一ならばガブリヴァーンも良い。 さらに攻撃的にする場合、コラボメダロット故の入手難度をクリアして入手しているならばタカノメも良い。 ▲ページ上部へ▲ 登場人物としてのアンツヴァイ メダロットS メダロットSリリース3周年イベント「祝祭!ロボトル~3rd Anniversary編~」に登場。 先述のとおり、ロボトルリサーチ社が開発したメダロット。 宇宙博覧会にてシデンからアラセ達に御披露目された。 同時に開発されたクロイツのお目付役だが、彼の性格からくる独断行動には手を焼いている。 礼儀正しく、クロイツにとっては姉や親の様な存在のメダロットだが、何かと厳格でクロイツを咎めることもしばしば。 同じロボトルリサーチ社製のクリアメイドからは、この性格のせいでお局様と陰で呼ばれていた。 その後、メインストーリー第7部「望みのものは」にて、クロイツ共々再登場。 アラセとノゾミ達ギャラクシーキャッツがクラブポイントを得るための地域貢献として、郊外に住む年配女性ミマサカの畑で農作業をしていた時、カッパちゃんが魚を持ってきてくれなくなったという怪事件と不審者の存在を知る。 その調査のために夜まで居残っていた際に再会。 この時アンツヴァイ達は、エータとビータを互いに不審者と誤認。 ショウジョウヒとコキハナダを返り討ちにしてしまう。 彼女らの目的もカッパちゃんをめぐる怪事件の解消にあって、アンツヴァイはクロイツの監視のために同行していた。 その後、穀倉地帯で起こる様々な異変の解決のため、クロイツとアラセ、ノゾミ、エータとビータと共に奔走した。 ▲ページ上部へ▲ 関連機体 関連の深いKBT型たち KBT型メダロットシリーズ カブトムシ型メダロットたちのリンクはこちら アンズドビートル 前身となったメスカブトムシ ゼーゲホルン ドイツ系の名を持つ格闘タイプのKBT 対になるメダロット オメガスタッグ 症状の罰を下すメスクワガタムシ ▲ページ上部へ▲ 機体性能 メダロットS 名称:アンツヴァイ (パーツ性別:女) アルバム カブトムシのメスをモチーフにしたメダロット。敵と判断した相手には、地獄に叩き落とすがごとく容赦のない一撃をお見舞いする。捨て身の攻撃で傷ついても、自己修復を行い最後までしたたかに戦い抜く。 ※ステータスはLv90時のものです。 頭部:ツガーヴァルツァ(KBT15) 装甲 成功 威力 充填 冷却 回数 Hv スキル 技 3749 - - 787 685 4 - なおす リバイブ 右腕 タンツゲヴェーア(KBT15) 装甲 成功 威力 充填 冷却 Hv スキル 技 3049 1084 1847 549 593 - しゃげき インフェルノ 左腕:ショーゲヴェーア(KBT15) 装甲 成功 威力 充填 冷却 Hv スキル 技 3049 925 1954 509 560 - しゃげき インフェルノ 脚部:シュリットバイン(KBT15) 装甲 射対 格対 回避 充冷 タイプ Hvリミット 脚部特性 3549 1206 655 1047 841 二脚 1 ブラッドステイン 地形相性 荒野 砂漠 山地 岩山 草原 森林 市街地 アリーナ 凍土 水辺 サイバー C D B B A S B A C D S ▲ページ上部へ▲ メダロット一覧 ⇒ あ行 - S
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/5181.html
454 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 00 04 27 ID ??? サークルに女子が入ったんだが、その女の子がGMやるときはキャラ名をマラーとかビッグディッグとかそんなんにする先輩がいる 遠まわしに咎めると「別にただの名前だろ?ムキになるってのは何か思うところがあるのか?」とか言いやがる 仕方ないので女の子の方に「先輩のキャラを呼ぶときは名前じゃなくてPC1とかで良いよ」と言っておいた そしたらこないだのセッションで「何で俺だけ名前で呼ばないんだよ!ムギャオー!!」と仰られた先輩 根回しした俺も困ったちゃんだが、あんたもセクハラしたいならそういう店行けやカス 毎度毎度セッション後に彼女が半泣き気味なのは己のプレイング(マスタリング)を恥じてるわけじゃないよ 456 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 00 08 17 ID ??? 454 思うところがないなら普通の名前付けてくださいよ。人名として不自然ですよ。 とか、もう少し押せよ。 457 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 00 10 56 ID ??? 454 そんな程度で半泣きになる女がいるほうが信じられん 泣き真似して信者を増やそうとしてるだけの姫候補だな 458 名前:星歩きの猫 ◆XvSR.aaBVg [sage] 投稿日:2009/09/02(水) 00 15 07 ID ??? 454 はっきりと周りが「面白み皆無の下品なだけのネタは面白く無いんだよ」と言わなきゃ駄目なような気が。 460 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 00 18 58 ID ??? ハッキリ言おう、その半泣き女は454の彼女に違いない 俺の占いは当たる 461 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 00 22 48 ID ??? 別にただの名前だろ? 「なに寝言言ってるんだヴォケ! あきらかに卑猥な言葉だろ。 テメエは、自分で意図した名前も理解できん池沼か? 頭にミソじゃなくてクソでも詰まってるんじゃねえか?」 と返してやれ。 あるいは、困以外の全員のPCが「○○(困の本名)シネ」「○○ハバカ」「○○ハクズ」とつけてこうのたまう。 「このゲーム世界の小数民族の言葉で××(なにかよさげな内容)という意味なんですよ。『別にただの名前』なんでしょ?(プゲラ」 と返してやるとか。 462 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 00 23 59 ID ??? ハッキリ言おう、454はDTに違いない 俺の占いは当たる 457 同感だな 463 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 00 25 12 ID ??? 454 「先輩童貞なんですか」と冷たく突き放したように言ってやれ 466 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 00 27 36 ID ??? 454 女の子が「先輩マジKY」とか冷たく言えたらいいんだけどねえ 467 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 00 28 28 ID ??? その程度で泣く奴が居るとは思えん、もっと他のことをしているんだろう 早く他の困行動をまとめる作業に戻るんだ 469 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 00 29 27 ID ??? 466 だな 言えない女がプチ困 DTナイトの 454が困 つか 454の出る幕なんかねーじゃん 471 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 00 30 54 ID ??? 彼女? 気になるワードが出たな。 GM、知識判定を振ってみるぞ。……ファンブルだ。 472 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 00 31 07 ID ??? 457 いや多分 「私、なんでこんなアホと卓を囲んでるんだろう」という半泣きだろ。 ウチの女傑どもだったら「短小」とか「包茎」とか平気で呼びはじめそうだが。 474 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 00 33 07 ID ??? セクハラされたら「乳ぐらい揉んでみろよ!」と大声で胸を張る、リアルアマゾネスな私に死角は無い 475 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 00 33 25 ID ??? あらかじめ適当な名前リスト作っておいて 世界観に合わないのでこの中から選んでください、でいいだろ 477 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 00 36 24 ID ??? 周りの人間関係がどうなってるかだな 女性PLが他にまったくいないなら少しつらいかも 483 名前:454[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 00 43 55 ID ??? 日常的に参加してるのはその子だけ 彼女ではない、一応 確かに皆さんの言うとおりかもしれん 先輩にもう少し強く言う&自分で解決するように促してみる 484 名前:454[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 00 49 55 ID ??? マラーという言葉を口にするだけで涙ぐんでいた女性PL そんな彼女も今では僕のマラーを口に(ry 487 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 00 54 40 ID ??? マララー「俺そんな悪い事したか…」 488 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 00 54 50 ID ??? 悪の芽は早めに摘んでおかねばならん。悪く思うなよ騎士気取りの小僧 ==== 卍 490 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 00 58 21 ID ??? なんだ、結局いるのは米じゃなくて卍か… つ卍 492 名前:アマいもん[@助霊しないと大変な事になる ] 投稿日:2009/09/02(水) 01 04 12 ID ??? 454 インカ帝国初代皇帝「歴史の教科書に載せれない名前をつけるとは、その先輩は困ったちゃんだな!」 493 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 01 05 12 ID ??? 海老原少尉「ロシアで勤務とかしたくねえな」 494 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 01 16 12 ID ??? 磯野カツオ「今度スペインに行くんだ」 498 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 03 42 17 ID ??? 「マラー」がセクハラとはウッドヘッドが困ったちゃん アマゾネスがらみで実演でもすっか 銃を紹介してたのに段々どうしてマッチョウィメンウィズガンズ ttp //3q3q.blog89.fc2.com/blog-entry-5974.html スレ236
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/4962.html
窓から差し込む太陽の残滓が、これから世界を支配する闇に一抹の抵抗を示すように、部屋一面を赤く染め上げる。 そんな原色の暗がりで目を覚まして、まだおぼろげな意識の中で俺の目に留まったのは。斜陽にまっすぐ正対してなお劣らぬ存在感を示す、女神の白い横顔だった。 「あら、お目覚めになられました?」 俺の視線に気付いたのか、女神は柔らかな髪を揺らしながらこちらに双眸を向け、やんわりと微笑む。その微笑みを受け流すように、俺は正面に向き直ってメガネを外し、鼻当ての当たっていた眉間の辺りを指先で揉みほぐしていた。 「…眠っていたのか、俺は」 「ええ、ぐっすりと」 ちっ。生徒会会議が終わった所で、つい気が緩んでしまったか。この季節はイベント事が多く、許認可申請の書類に目を通すのもそれなりに面倒だとはいえ、会長席で居眠りとは。とんだ醜態を晒してしまったものだ。 「さっさと叩き起こせば良かったものを」 「会議も終わって、後は雑事を片付けるだけでしたから。大分お疲れのようでしたし、すげなく起こすのも忍びなくて」 「当直の教師は見回りに来なかったのか?」 「ええ、職務に忠実な先生がきちんと見回りに来られましたよ。ただ…」 「ただ?」 「なぜだか居残っているわたしたちの姿を見咎める事も無く、そのまま立ち去られてしまわれましたけれど」 俺の前の机に横座りに腰掛けた彼女は、屈託の無い笑顔でそう答える。対して俺は椅子の背もたれに身を預けて、はー、と息を吐いた。おおよそ察してはいたが、まったく白々しい。 メガネを掛け直した俺は一段高い所にある彼女の顔を、じろりと見上げた。 「喜緑江美里ともあろう者が、つまらん事に力を使ったものだ」 揶揄した所で、顔色ひとつ変える訳でもない。まあ自分本位に力を行使して全く悪びれない、この女のこういう部分は一概に嫌いではないが。 「たまには良いものでしょう。こうして校舎の向こうに沈み行く夕日をのんびり眺めるというのも」 「宇宙人が感傷を語るか」 「あら、宇宙人だってちょっとしたいたずら心くらい持ち合わせています。そして今日は確か、そういういたずらが許される日ではありませんでしたか?」 ハロウィン。ああ、そういえばそんなイベントもあったな。忙しさにかまけてすっかり忘れていた。 「Trick or Treat、お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞ、という奴か。 だがあいにく生粋の日本人である俺にとって、発祥もよく分からん西洋の祭りなど単純に馴染みが薄くてな。当然、菓子の持ち合わせも無い」 「あらあら、ではどんないたずらをされても文句は言えませんね」 制服のスカートから伸びる、揃えた生足の上で身を屈めて、こちらを覗き込みながらそんな事を言う喜緑の隣で。俺は再び、はー、と面倒くさそうに息を吐いて席を立ち、校章入りのダサい学生鞄を引っ掴んだ。 「戯れ言は大概にしておけ。帰るぞ」 「まあ、気ぜわしいこと。こんなにも穏やかな夕暮れですのに」 「『枕草子』に楯突くつもりも無いが、心身が充実していなくては風雅を愛でる気にもなれん。まずはラーメンでも腹に詰め込めなければな」 と、そう告げた途端。これまで浮世離れした傍観者のような笑みを浮かべていた喜緑が、あからさまに眉をひそめた。なんだ、その顔は。 「この流れで、ラーメンですか?」 「不服か」 「会長の今後のために、進言しておきますけれど。こういう場合、小洒落た喫茶店などでパンプキンパイなどを選択するのが展開として適切ではないかと」 「貴重なアドバイス、痛みいるな。ならば俺も、宇宙謹製コンタクト用ヒューマノイドインターフェース殿にひとつ教えて差し上げよう」 「はい?」 「いいか、地球人類にとって。一仕事終えた後のラーメンというのは、一度食べたくなったら絶対に我慢のならないものなのだ。ああ絶対に、だ!」 ぐっと拳を握り締めて力説する俺に。しかしなぜか、喜緑は冷ややかな眼差しを向けていた。 「理屈になっていません。むしろ理不尽です。 消耗した栄養分はきちんと補給するべきでしょうが、身体が疲労している所に脂っこくて塩分の多い食べ物というのは、消化吸収の面で適切とは言い難いのでは?」 「ふん、まだまだだな。クタクタな時だからこそ、とんこつラーメンに紅しょうがをごっそり乗せて啜り込む、あの背徳的な恍惚が理解できないとは。 そうだな、今日は特別にそこへ餃子を付け加えてやってもいい。Trick or Chinese=Dumpling?、といった所か」 「『菓子』が無ければ『餃子』を食べればいい? まるっきり親父ギャグじゃありませんか、それ。 だいたいラーメンに餃子って…会長はそんなにわたしを太らせたいんですか?」 「天高く馬肥ゆる何とやらだ。20キロや30キロ体重が増えた所で、誰も気にはせん」 「わたしが気にします!」 「俺は気にしない。 とにかく俺の腹はもうラーメンで決まっている以上、異論は許さん。嫌なら別に無理して付いて来なくてもいいぞ」 そう断じると喜緑は片手を頬に添え、まるで問題児を前にした保育園の保母さんのような表情で、ふぅと嘆息してみせた。 「仕方がありませんね。今回はそちらのご意向を尊重する事にいたしましょう。わたしがご一緒しなければ、会長は寂しさのあまり泣き出してしまわれかねませんし」 「情報を捏造するな。誰が泣くか」 「あら、そうですか? 今だって、目が覚めてこの生徒会室に一人きりだったら完全に涙目だったのではありませんか?」 「実際には一人ではなかったのだから、そんなifの話になど意味は無いな。それよりも今はラーメンだラーメン」 「はぁ。本当にもう、デリカシーという物が無い人なんですから…」 その後もああだこうだとお互いに注文を付け合いながら、夕暮れを通り越して薄い闇夜となった坂道を下校して行った俺たちは。結局ラーメン屋で、一つの皿の餃子を二人で半分こして食べた。 ハロウィンだからといって特にどうという事もない、それはいつも通りの当たり前な秋の一日だった。 秋は夕暮れ ~Trick or Chinese=Dumpling?~ おわり
https://w.atwiki.jp/stairs-okai/pages/280.html
バス停から歩くこと8分。 林道を抜けたところで、大きな白い建物が目の前に現れた。 そう、そこは、私が進学希望先として考えていた、あの女子高だった。 “高校なんて、別にどこでもいい” 私は誰かに志望校を聞かれるたびに、そんな風に答えていた。ここは制服がかわいいという理由で選んだ高校だったから、もちろんそれで語弊はなかったのだけれど。 今、この学校には雅がいる。そう思うだけで、この特別愛着があるわけでもない学校が、神々しいもののようにすら感じられる。 中高一貫(幼稚舎、初等部も別のところにあるらしい)の学校だけあって、敷地はかなり広い。体育をやってる生徒達だろうか、同い年ぐらいの女の子のはじけるような笑い声が、しきりに耳に入ってくる。少しズキンと胸が痛んだ。 当てもなくぐるりと敷地の周りを一周したあたりで、だんだんリハビリ中の足がだるくなってきた。グラウンドが見える位置まで移動して、フェンスにもたれかかる。 パンフレットでしか目にしていなかったらわからなかったけれど、通っていた公立の中学校に比べると、ずいぶんきれいな学校だ。 ただ、特別お嬢様学校というわけではないらしく、特殊な柵や塀もないから、フェンス越しとはいえグラウンドの様子は丸見え。 そんなわけでしばらく体育の様子を眺めていると、いきなりガシャンと大きな音がして、近くのフェンスが撓んだ。 「うわっ」 どうやら、テニスボールが激突したらしい。思わず仰け反ると、汗だくの女の子が「桃子、ノーコン!とかいってw」と独り言を言いながら走ってきた。 同い年ぐらいの相手で、しかもかなりの美人。緊張が走った。 「こんにちはー。ずいぶん長いこといらっしゃるみたいですけど、学園にご用ですか?見学とか?正門は右の角ですよ」 そんな私とは対照的に、その生徒はにっこり笑いかけてくる。 「あ、こ、こんに、ちは。あの、見てるだけなんで、大丈夫です」 「そうですかぁ。どうぞごゆっくり。ん?ごゆっくりはおかしい?」 彼女はぶつぶつつぶやきながら、また忙しなく、グラウンドの中央に戻っていった。なんとなく力が抜けて、私は大きくため息をついた。 ――こんなに長時間、学園の中をじろじろ見ている不審者を咎めるでもなく、挨拶までしちゃうとは。なんていうか、かなり楽観的でのんびりした校風なんだろうな。って、彼女だけかもしれないけれど。 ふと、思考が雅のことへと戻る。 ああいうあっけらかんとした人が、雅のクラスにもいたらいいなと思う。人見知りな雅を、明るく笑って迎え入れてくれるような。ていうか、あの人は何年生だったんだろう。 もし同じ1年生だったら、そして私がここを受験して受かっていたら、あの人を新しい友達として、それで雅も一緒に・・・ 「・・・やめよう。」 雅のことをあんなに傷つけたくせに、まだ未練がましく、心配なんてしている自分が情けない。 すべては自分の行動が招いた結果。「たら」とか「れば」とか「もし」とか、そんなことを言ったって何の意味もない。 もう、帰ったほうがいいかもしれない。 私はそっとフェンスを離れて、とぼとぼと林道を引き返し始めた。 「・・・ん?」 しばらくぼんやりと足を進めていたら、帰りは道が二股に分かれていることに気づいた。行きは一本道だったけど・・・・これ、どっちに行ったらいいんだろう。 自慢じゃないけれど、私はかなりの方向オンチだ。直感で道を選んだら大体外れる。 そんなわけで、とりあえず「こっちかな?」と思ったのとは反対の道を選んで、そのまま足を進めた。 ――数十分後。 「ヤバいんじゃないの、これ・・・」 私は近くにある、ベンチに腰を下ろした。 あきらかに、行きの倍ぐらいの時間歩いている。選択ミスだ。まだ療養期間だというのに、こんなにわしわし歩くことになるなんて。 あの後もいくつか道が枝分かれしていて、そのたびに私は直感と逆の道を選んだ。それがいけなかったんだろうけど、今更そんなことを言ってもどうしようもない。 早く引き返さきゃ。そう思ってはみるものの、疲労はピークに達している。私は病み上がりの自分の体力を過信していたみたいだ。 喉も渇いた。でもペットボトルはもう空っぽだ。 不本意だけど、ここはお母さんに助けを・・・いや、ケータイは家に置いてきたんだった。どうしよう、どうしよう―― 「あの、何かお困りですか?」 その時、頭上から声が降ってきた。顔を上げると、女の子が立っていた。 ぷっくりしたほっぺたと、くりんと丸い目が、ネズミやハムスターを連想させる。 そのわりに服装はモノトーンで大人びていて、不思議な雰囲気を纏っている子だった。 「怪我、ですか?」 「え?」 「足。熱持ってるみたい。手当てしたほうがいいかもしれないです」 女の子はスカートから覗く私の足を、しゃがんでしげしげと眺める。 顔が幼い感じだから年下っぽく見えてたけど、真剣な表情になるとまた雰囲気が違うみたいだ。 「あの・・・私、バス停に行こうとしていて・・・で、迷って・・・」 「――舞波ちゃん?どうなさったの?こっちへ来て、舞波ちゃん!」 私が説明しようと口を開きかけたら、道の奥から、さらにもう一人の声が聞こえた。 「あ・・・、ちょっと、待っててくださいね。」 女の子はスッと立ち上がると、声のした方に走っていった。程なくして、2匹の犬を連れた小さな子と手をつないで、私のところへ戻ってきた。 「あら・・どなたかしら?舞波ちゃんのお友達?」 短めの髪に、黒目がちな茶色の瞳。次に現れた子は、仔犬っぽい顔だ。仔犬が仔犬の散歩とはこれいかに。 もうひとりの彼女はともかく、こちらは確実に年下だろう。小学生かな?ちょっとたどたどしいお嬢様言葉がかわいい。 「ううん、知り合いではないんだけど・・・。足、辛そうだから、お屋敷で手当てをしてあげてもいいかな?あと、お水も。顔色が悪いし、脱水症状っぽくなってる」 そんな、いいです、と言おうとしたけれど、喉がピリッと痛んで声が出ない。そういえば、頭も朦朧としているような・・・ 「・・・舞波ちゃんがそうおっしゃるなら。あの、千聖のおうちまでもう少しだけ歩くけど、大丈夫ですか?」 「肩、貸しますよ」 「すみません・・」 よかった、とりあえず遭難は免れたみたいだ。 小柄な2人(私もだけど)に支えられて、私は歩いてきた道を引き返しだした。 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/nihonsi56/pages/24.html
第一次世界大戦と日本 ワシントン体制 市民文化 恐慌の時代 軍部の台頭 第二次世界大戦 [部分編集] 第一次世界大戦と日本 大正政変 大正期の首相 山のお寺裸焼き。関わったなハワイ。 竿拾った林。この沼危ない。この子当時恋す。 山本権兵衛~海部俊樹 権兵衛王手!腹立てこれっきり 山本大隈寺内原高橋是 カトちゃんと権兵衛今日も勝った 加藤友山本清浦加藤高若槻田中 次は田んぼだ 浜ちゃん次は犬になる。真の 浜口若槻犬養斉藤実岡田広田林 スケベが拾った林 この駅平たくて危ねーよな。こ 近衛平沼阿部米内近衛近衛東条小磯鈴木 この上で父さん恋する気だ 東で吉田。片足吉田。肺ガン 東久宮幣原吉田片山芦田吉田鳩山岸田池田 岸田。いけ! 砂糖は角に3つあるよ。おーい 佐藤田中角三木福田大平鈴木中曽根竹下宇野海部 砂だけ買うのだべ? 宇垣一成と石橋湛山は割愛で。。 第一次世界大戦 第一次世界大戦 一苦一死の第1次大戦 1 9 1 4 日本の中国進出 ロシア革命 ①いくいなあきこがロシア革命 1917 ②生稲(1917)晃子も知ってるロシア革命 大戦景気 政党内閣の成立 [部分編集] ワシントン体制 パリ講和会議 ヴェルサイユ条約 ①ホテルでイクイク(1919)ヴェルサイユ条約 ②今夜はベルサイユホテルでイクイク~ 1919年の出来事 イクイク!腰運動 は、今いる ヴェルサイユホテルでさぁ行くど! 腹出し。この早漏!でもI LOVE YOU 1919 五・四運動 ワイマール憲法 ヴェルサイユ条約 三・一独立運動 原敬 大日本労働総同盟友愛会 いくいく!と叫びながら速攻で勢い良くイってしまった浜口優を咎める彼女。しかし中に出さずに腹の上に出した 彼の優しさに愛を感じたヴェルサイユの夜。 転載だけど1919年が最強になる。 中国・朝鮮における民族運動 五・四運動 中国人はゴシゴシこする(五・四) 甲申(←よく見ると金玉に見えてくる) 五・四運動と三・一独立運動 韓国人は3日に1度、中国人は5日に4度 ワシントン会議と協調外交 九カ国条約 おいアベふいにチンポだすな オランダ イギリス アメリカ ベルギー フランス イタリア 日 本 中 国 ポルトガル 四カ国条約と九カ国条約 ①四カ国条約で日英同盟廃棄 九カ国条約で石井・ランシング協定廃棄 ごちゃまぜにならないように イギリス人(英)としたい(四) ②日英同盟→4文字→4カ国 石井ランシング協定→9文字→9カ国 社会運動の勃興と普選運動 護憲三派内閣の成立 普通選挙法 ①1925 一休にっこり普通選挙法 ②1925:治安維持法制定…普通選挙法による社会主義者党進出、同年の日ソ基本条約による社会・共産主義者の台頭を弾圧 するため 1928:治安維持法改正…第一回普通選挙実施時に弾圧にも拘らず無産政党が8名も当選→田中内閣は衝撃を受けたため、 死刑を追加した。 1941:治安維持法改正…予防拘禁制 若槻礼次郎~犬養毅 「若・旦那・浜で・わかめと・犬を買い」若槻・田中・浜口・若槻・犬養 [部分編集] 市民文化 都市化と国民生活の変化 大学令 1918大学令 いくの嫌だな大学令 学問と芸術 [部分編集] 恐慌の時代 戦後恐慌から金融恐慌へ 関東大震災 ①1923 関東大震災 19のにぃさんペッチャンコ ②関東大震災で19の兄さん(1923)あぼーん 社会主義運動の高まりと積極外交への転換 金解禁と世界恐慌 世界恐慌 1929 世界恐慌 『一休肉まみれ』 重要産業統制法 ひどく最重要さんぎょうとうせいほう 1931 重要産業統制法 協調外交の挫折 [部分編集] 軍部の台頭 満州事変 満州事変 ①1931 まんこくさいよマン臭事変 ②臭い(1931年)マン臭事変 ③柳条湖、行く際に(1931)満州事変 政党内閣の崩壊と国際連盟脱退 斉藤実~広田弘毅内閣 予備校で聞いたものを… 「さいころおかきを拾うガキ」斉藤・岡田・広田・(宇垣) 斉藤実~鈴木貫太郎内閣 まことけ?拾った、先週この絵 まこと(斉藤実)→け(岡田けーすけ)→広田→せんしゅう(林銑十郎)→近衛 Hereよ、ここと濃いソース ひ(平沼)→あ(阿部)→よ(米内)→近衛→近衛→東条→小磯→鈴木 下の名前を使ってはいるが、無駄な文字が少なくてなかなか秀逸かと思われる。 出典:嘉門達夫『歴代総理大臣の覚え方』 日満議定書 斉藤マンコと首相の日マン議定書 国際連盟からの脱退 「さっさと消えろ 連盟よ、さらば!」 BY松岡洋右 1933年国連脱退通告 塘沽停戦協定 1933 塘沽停戦協定「聞く耳持タンクー停戦協定」 恐慌からの脱出 転向の時代 二・二六事件 岡田啓介~鈴木善幸 岡田内閣~鈴木善幸内閣までの覚え方 オヒルハコーヒー ア、ヨーコドコッス ヒシヨカアヨ ハイキイサ タミブーオス (お昼はコーヒー あ、ヨーコどこっす? 秘書課よ はい、鍵さ たみブー押す) 岡田・広田・(流産内閣)・林・近衛・平沼・阿部・米内・近衛・東条・小磯・鈴木・・・ 東久邇・幣原・吉田・片山・芦田・吉田・鳩山・石橋・岸・池田・佐藤・田中・三木・福田・大平・鈴木。 頭の文字繋げただけですが、自分はこれで覚えてます。 ちなみにこれはK合塾の某先生作。 二・二六事件 ①遠く寒空(1936)銃声響く ②ひどく寒い日(1936)2、26事件 ③1936ピンクサロンで二二六 [部分編集] 第二次世界大戦 三国防戦協定 日中戦争 西安事件 1936 西安事件「戦(いくさ)無駄だよ西安事件」 盧溝橋事件 1937 盧溝橋事件「チュンと戦(いくさ)な盧溝橋事件」 戦時統制と生活 戦時下の文化 第二次世界大戦の勃発 ノモンハン事件 1939 ノモンハン事件「臭くてたまらんノモンさん」 新体制と三国同盟 北部仏印進駐 1940 北部仏印進駐「逝くよマルマル思いっきり北部仏印」 太平洋戦争のはじまり 南部仏印進駐 1941 南部仏印進駐「逝く用意完了南部仏印」 太平洋戦争 1941 イクよ一発太平洋戦争 戦局の展開 ミッドウェー海戦 全滅しに(42)いく(19)ミッドウェー →ミッドウェー海戦大敗 国民生活の崩壊 敗戦 カイロ会談 カルチャーショック! カイロ会談 ルーズベルト チャーチル 蒋介石 ヤルタ会談 やったースターだショックが取れた ヤルタ会談 (ルーズベルト、チャーチル) スターリン参加 蒋介石不参加
https://w.atwiki.jp/arcoiris/pages/39.html
アルコ・イリスの中央に聳える叡智の塔。その傍に寄り添うように立つ幾つかの小塔のひとつで、きらりと何かが輝いた。 それは、窓枠に腰掛ける妖精の煌めき。楽しげに誰かと会話をしている―― 「……それで、フィロったらまっかになってしまったんです」 「ふふ、フィロ君には災難でしたね」 揺れるカーテン越しに聞こえる声は男とも女ともつかない柔らかな音。アルゥも相手の性別どころか名前すら知らない。けれど二人は奇妙な友人付き合いを続けていた。 何日かに一度、アルゥはこの塔の窓辺に腰掛けて、名も知らぬ友人とお喋りをする。それは他愛も無い日々の出来事や、ちょっとした冒険の話。それだけで二人は友情を紡いでいた。 「そういえばアルゥ、貴方はどうしてフィロ君と知り合ったんです?」 不思議そうに揺れる声。――稚い街妖精は知らぬらしいが、フィロと呼ばれる少年はかの古竜の養い子にして地下遺跡の守り人、目前のふわふわ笑う街妖精と接点があるとは思えない。 「それはですね……」 ※ ※ ※ アルコ・イリス地下に存在する大迷宮。その一角、「特区」と呼ばれる場所奥深くにある大樹の根本に、一人の少年が腰掛けていた。おぼろに光るホタルダケを灯り代わりにして本を読んでいる。 少年の姿はまるで一枚の絵画のように静謐として、ここが魔物潜む危険区域である事など全く感じさせない。少女と見紛うほどに整った面差しは、何処か不釣り合いに老成した気配も併せ持っていた。 そこへ訪れる、静かな気配。 「若様、侵入者の件でお話が」 足音もさせず、しなやかな身のこなしで現れたのは真白い獣のような手足を持つ男。頭には、兎に似た白い耳が生えている。 ――“殺人兎(ヴォーパルバニー)”、キュルクィリィは流暢な大陸共通語で話す。その種族名に似合わずインテリで外見も獣人とさほど変わらない彼は、たまに「上」への出向に加わる事もあるぐらいだ。 本から顔を上げた「若様」ことフィロは、怪訝そうに眉を寄せると黙って言葉の続きを促した。 「どうもここへ訪れた理由が要領を得ないのです。その癖なかなか帰ろうとせず……」 「追い返せないのか?」 「ええ、妖精殺しを恐れて手出しが出来ない者が大半です。あのように小さくて儚い者が相手では、手加減も難しい」 ふうむ、と難しい顔をするフィロ。人よりも獣よりも原初の混沌に近いとされる妖精には、世界の意志が宿るという伝承がある。その妖精を殺すと世界から呪われる……という古い警句。 「どうにもならなければ私が始末しますが……」 「こら待てー!」 言葉を途中で切ったキュルクィリィが長い耳をぴくりと動かしてから振り返ると、微かに叫び声。表情を引き締めたフィロが立ち上がった所で、通路の向こうから小さな輝きが一直線に飛んでくる。 小さな妖精が、魔物たちに追われながら懸命に飛んでいた。何かを探すようにきょろきょろと周囲を見ながら、魔物たちの腕や触手を避けている。 その妖精の視線がフィロに向いたのを見咎めたキュルクィリィの瞳が細まる。赤い瞳が血のようにくすむ。 「……下郎が」 低く呟くと利き腕を構えたキュルクィリィが妖精の方向へ跳躍していた。獅子の首すら一撃で落とすというヴォーパルバニーの攻撃を喰らえば、妖精などひとたまりもない。 「よせ!」 ――その時なぜ制止の言葉を叫んだのか、フィロ自身にもわからなかった。背後からあたたかな何かに抱き締められたような、そんな気がしたのだ。己の背後には大樹しかないというのに。 だが、忠実なキュルクィリィは途中で攻撃を中止すると空中で体勢を崩して地面に転がった。妖精は真っ直ぐ飛んでくる。 「……あなたがわたしをよんだのね」 フィロの方を見やりそう言った妖精は、羽をはばたかせフィロへと近寄りそのまま真横を通り過ぎて大樹の前でホバリングした。小さな手を大樹の幹へと触れさせて、僅かに首を傾げる。 ざわ、と梢が揺れた。 「だいじょうぶ、そのこはわたしにまかせて」 ふわりと枝葉の間へ舞い上がった妖精は、しばらくすると何かを抱えて戻ってくる。 ――それは未熟な実。しなびた李のようなそれを大事そうに抱えて、妖精は大樹を振り仰ぐ。少しの間黙って見詰めた後、ようやく真横でぽかんとしているフィロを見やって瞬きをひとつ。 フィロは、咳払いをしてから妖精へと口を開いた。 「……お前は何だ」 「よばれたんです、この子をむかえに」 フィロを前に気後れする事も無く、妖精は事情を説明し始める。曰く、この大樹は本来地上に生える種なのだが、永きに渡る地下生活に適応した代償に生殖機能を退化させた「ひとりぼっち」。けれど何かの奇跡が重なり、大樹は子孫を生み出した。我が子を日の当たる場所へ送り出したいという願いが、妖精を呼んだのだと。 「おさわがせしてすみません、だれが呼んでいるかまではわからなかったので事情もせつめいできなくて……」 「わかった」 申し訳無さそうに頭を下げる妖精にフィロは片手を振り、 「この大樹も我らが同胞、その子の為に馳せ参じたのであればお前を責める者など居らぬ」 優雅に一礼を。多彩の瞳が真摯に妖精を見詰めている。 「私からも礼を言おう。そしてどうか、その子を頼む」 フィロが明言したのもあり、他の魔物たちも異論は無いらしく落ち着いた様子。肩透かしをくらった形になったキュルクィリィは落ち着かないのか、長い耳を前足で撫でつけている。 不安げにフィロを見ていた妖精の表情は見る間に明るくなり、にっこりと笑みを浮かべて頷いた。 つられて微かな笑みを唇に乗せて頷き返すと、すぐにその笑みも霧散し照れ隠しの仏頂面を浮かべるフィロ。ふいと視線を逸らすのは少し子供っぽい。 「誰か上まで送ってやれ、子連れでは大変だろう」 名乗り出た一人のラミア――確か彼女は小さな女の子好きだ――に引率を任せて別れる刹那、 「あの! わたしはアルゥ、あなたは?」 「私の名はフィロスタインだ。ではな、向こう見ずな妖精よ」 こうして、二人は名を交わした―― ※ ※ ※ 「……ということがあったんです」 「へえ、そんな事が……」 カーテンの向こう側で何やら思案する様子などつゆ知らず、アルゥは窓枠に腰掛けたままゆらゆらと足を揺らす。 ――遠く、時計塔の鐘が鳴る。 「おや、もうこんな時間ですか。私はそろそろ仕事に戻らないと……すみませんね」 「きにしないで、じゃあまたね!」 小さな手を振ってから窓辺より飛び去る妖精の姿を見送って塔の中で控え目なあくびをするのは、中性的な身体に長いローブを纏い真紅の髪をくるぶしまで伸ばした人物。ノックの音が響き、若い男が扉を開く。 「そろそろ“議会”の召集時間ですが……また妖精と戯れていらっしゃったんですか?」 咎めるような男の言葉に、ローブ姿は身支度を整えながら言い訳めいた言葉を紡ぐ。 「街の状況の把握も兼ねていますよ? 街が歪めば彼女も歪む、以前のテロの時だって……」 「……当日は一日頭が痛み、テロが起こった後は片足が麻痺」 「ええ、申し訳無い事をしました……過激派の連中など皆殺しにしておくべきでした」 髪を結い上げながら天気の話でもするかのように吐き出される台詞に、男は顔色一つ変えない。片手に書簡を持って部屋を後にする際、 「いい加減人格が剥離しませんか?」 「多少狂っている方が、この街を守るには丁度良いんですよ」 ――そんな遣り取りが、あっただけ。 《幕》