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地球人口に対する超能力者の割合はすでに一割を超えている。 超能力者の存在が公式に認知されたのは異形種―ヴァリアント―出現の数十年前。 観測初期は地球総人口の数パーセントに満たなかった超能力者の比率だが、 ここ半世紀の統計記録を見てもその増加傾向は顕著だった。 超能力者は―少なくとも国籍を保持する者に関しては―各々の国家によって管理されている。 彼らは検査によってその能力の種別、強度を分類され、 日常生活においては数値に応じて安全装置、つまりはリミッターの着用を義務づけられた。 状況に応じてリミッターの解除が許可されているのは、 一部の者――例えばヴァリアントハンター達―のみである。 種別は複合能力、合成能力を含めると膨大な数に上るが、 強度についてはレベル0(無能力者、つまり一般人)からレベル12までが国際基準で定められている。 レベルについて気体操作能力者、俗に言う風使いを例にすると、 レベル1ではほんの微風、レベル6では暴風、レベル12になると台風、 つまり自然災害クラスの風を巻き起こせる能力者という分類になっている。 現在の統計ではレベルの低い能力者ほど数は多く、 レベル12に該当する超能力者に至っては全世界でも百名以下しか存在しない。 しかしなぜこれほど厳密な分類、管理の実施が成されているのか。 回答は至って明瞭である。 それは全人類の九割を占める一般人が――彼らを恐れているからに他ならない。 * * * 田中れいなは東京都内、渋谷区の一角にある繁華街の裏路地を歩いていた。 妖しげなバーやスナック、風俗店の看板が立ち並んでいるが、 日中だけあって人通りも乏しく、それらの看板からも毒気が抜かれている気がする。 ほどなくして、数刻前に通報のあった安普請のラブホテルに到着。 エントランスには部屋の種類と値段を表示した電光パネルが置かれている。 生憎とプライベートでは利用した経験がないのだが、 職業柄パネルの光が消えているそれが使用中の部屋であると判断できる。 光の消えている部屋は一室。通報にあった部屋番号とも一致する。 くもり硝子で仕切られたスタッフルームを一瞥すると、 べっとりと赤黒い血糊が人の手形を残して付着していた。 硝子の隙間から室内を覗うと、ひび割れた壁や床、 そして原型がなくなるまですり潰された人間の死体が見える。 辛うじて原型を留めている引き千切られた右腕には電話の受話器。 通報の電話が悲鳴と共に途切れたと聞いていたから想像はしていたが、 ―――まったくもって、度し難い。 胸の奥にたぎる物を感じながらも、平静を装って件の部屋へと向かう。 スタッフルームから拝借してきた合鍵を使って室内へ。 毛足の短いカーペットを土足で踏みしめ、 「………呆れた」 「こっちの台詞だっつーの。しつけーんだよお前ら」 れいなの呟きに、ソファで紫煙をくゆらせる上半身裸の男が応えた。 たいした上背もなく、見るからにひ弱そうな細い手足と薄い胸板。 目つきこそ凶悪だが、容姿を見ただけでは指名手配中の凶悪犯とは誰も思わないだろう。 ベッドでは同じく指名手配中のやつれた女が虚ろな視線を宙に漂わせ、 口からは涎が泡となって滴り落ちている。 傍らには注射器。大方ダウナー系のクスリにでも手を出したのだろう。 「警視庁刑事部捜査一課特殊犯捜査第5係、田中れいな。 アンタらを強盗、殺人、公務執行妨害、その他多数の容疑で逮捕する」 特殊班捜査第5係。 近年では珍しくなくなった、超能力犯罪への対策班である。 「ひとつ質問。逃げずに留まってるくせに通報者を殺した理由は?」 「理由? ハッ、んなのムカついたからに決まってんだろーが」 「……オーケー、今ので決めた。五体満足で逮捕してやるのはやめた」 パンツスーツの腰に提げた伸縮式警棒を手に取り、 血振りの要領でアルミ合金製の円柱を引き延ばす。 「馬鹿じゃね? 第5係ってことはテメーも超能力者だろうが、 一人で俺らを捕まえられるとでも思ってんのか? レベルはいくつよ?」 「0」 「は?」 瞳に戦意を滾らせながらも無表情を貫くれいなの回答に、 男が狐につままれたような表情になる。 「オイオイオイオイ。こりゃまた笑える冗談だなオイ。 つい一昨日に数人がかりで返り討ちに遭ったの覚えてねーのか警察ってのは。 自慢じゃねーがリミッター外した俺のレベルは10だぞ?」 「覚えてるに決まっちょる。ついでに能力の種類は念動力(サイコキネシス)でしょ」 「ああ、なるほど。この建物周辺にSATだか何だかが待機してるわけだ? 要するにてめーはただのおとりだな」 「違う。ここにはれな一人しかおらん。それで充分ってのが上の判断」 「……もういいわ。テメーうぜぇよ。死ね」 頭をかかえた男が、さも面倒臭そうに掌をれいなに向ける。 瞬間、不可視の刃が周囲の景色を歪めながら男の目の前に据えられたテーブルを木屑へと変じさせる。 刃は勢いそのまま床板を張り裂きながられいな目掛けて突き進み、その矮躯を直撃した。 「なっ?!」 が、れいなは先と同じに警棒を正眼に構えたまま微動だにしていない。 「クソッ、無効化能力者(スキル・キャンセラー)か?! おい出番だぞ女ぁッ!」 「あ……?」 「いつまでもキマってんじゃねーよ! 次の餌が欲しけりゃ仕事しろっつってんだよ!」 「え、さ……クス、リ……ッ!」 それまで虚ろな瞳を彷徨わせていた女の焦点が集い、男が掲げた白い粉の入った袋に向けられる。 次いで、その瞳は殺意を以てれいなの方へ。 「クスリ…欲しい…獲物……止める……ッ!」 女が両の掌を合わせてこちらにかざし、何らかの能力を発動したのがれいなにも気配でわかった。 しかしれいなが女に向ける瞳にあるのは焦燥ではなく、むしろ憐憫だ。 クスリ漬けにされ、ほとんど意識のないまま男に飼われている。 その前情報に確信が持てた。 「ハッハーッ! コイツもテメェと同じ無効化能力者だ。 テメェのほんとのレベルがいくつかは知らねぇが、 レベル9のコイツを相手にしながら俺の攻撃は無効化できねぇよなぁ?!」 先にこの男の逮捕に向かった班が返り討ちに遭った理由がこれだ。 レベル10と言えば決して個体数の多い能力値ではないが、 同等以上の能力者なら警察側にも存在する。 だが、レベル9の能力無効化を受けて力が半減した状態では流石に撤退を余儀なくされた。 当然、れいながただの無効化能力者であったのなら同じ轍を踏むことになる。 「今度こそ死ねやぁッ!」 再び不可視の刃が、必殺の確信をこめてれいなに牙を剥く。 そして、直撃。 男の能力が舞い上げた埃や床板の破片が煙となってれいなを覆う。 男は丸太のように斬り潰されたれいなの死体を夢想した。 だが男はこの時点で、――致命的な誤解をしていることに気づく由もなかった。 「がっ?!」 気がつくと、男は床に打ち倒され、天井を仰ぎ見ている。 鼻に激痛。手を触れると、鼻骨はあらぬ方向に捻じ曲がり、 掌にはべったりと濃い赤が付着していた。 揺らぐ視界を混乱も収まらぬ内に持ち上げると、 男を見下す位置でれいなが警棒の先端をひたりと男の鼻先に据えている。 「へ、へめぇッ?! ろうして?!」 「言ったでしょ。れなはレベル0。無能力者。要するに一般人やって」 「ふあけんなッ! いっはんひんがおれに――」 呂律の回らない舌で喚く男のこめかみに、警棒を軽く一閃。黙らせる。 「どこで検査しても何の反応も出ない、正真正銘の無能力者。 ただし、どういう原理かどんな能力でも強弱問わず霧散させることができる、 まあ言ってみれば体質? 超能力判定がレベル0だから、 超能力者であることが前提のヴァリアントハンターにはなれなかったけどね。 上司は能力無効化(スキル・キャンセル)ならぬ能力殺し(スキル・キリング)なんて呼ぶよ」 「ち、ちひしょ、れめぇ、おほへてろ……ッ!」 「あら、この期に及んでそういう口利くっちゃね。 言い忘れてたけど、れなは能力に関しては確かに一般人。ただし――」 そこでれいなは、微笑と呼ぶにはあまりに嗜虐的な、 男がそれこそその場で失禁するほどの笑みを見せた。 「剣道二段。柔道初段。極真空手二段。 ついでに古流剣術と柔術、ムエタイ、ボクシング、 それから八極拳、劈掛拳なんかも少々かじってます☆ で、最初に言っちょったよね? 五体満足で逮捕すんのやめたって」 「ちょ、まひぇ、へめ、それれも警官――ぎゃあああああああああああああ!!!」
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登録日:2022/04/17 Sun 03 29 26 更新日:2023/04/13 Thu 21 04 19NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 ウィルス ウィルス種 クロスハート ゴーレム デジタルモンスター デジモン デジモンアドベンチャー02 デジモンアドベンチャー: デジモンクロスウォーズ デジモンフロンティア トワイライト ブルーフレア ボルケーノ太田 成熟期 鉱物型 命令のまま動くガンセキ人形! 『ゴーレモン』とは、『デジタルモンスター』に登場するキャラクター。 ●目次 【基本データ】 【概要】 【同名種】【基本データ】 【解説】 【派生種】◆バンチョ―ゴーレモン 【関連種】◆ブラストモン ◆ゴグマモン ◆バブンガモン ◆ゴーレムジジカメモン 【関連作品でのゴーレモン】アニメ『デジモンアドベンチャー02』 アニメ『デジモンフロンティア』 アニメ『デジモンクロスウォーズ』 漫画『デジモンクロスウォーズ』 アニメ『デジモンアドベンチャー:』 【基本データ】 世代 成熟期 タイプ 鉱物型 属性 ウィルス種 必殺技 ・カース・クリムゾン背中の突起から出す超高温のガス。 得意技 ・ゴーレムパンチ強力なパンチを繰り出す。 【概要】 超古代の呪いをデジタル解析している時に、発見された鉱物型デジモン。 体の約9割が岩石のデータでできており、手足を繋ぎ止めて生きている。 また、元ネタ通り、命令されないと動かず、感情も持たないデジモンとされる。 公式図鑑のイラストでは確認できないが、背中には“疫”、“呪”、“凶”と古代の禁断の呪文が彫られている。 どうやらこれは自ら出すガスから守るためのものらしい。 厨二病を発症している訳ではないと信じたい。 初登場は1999年3月発売の『デジタルモンスターVer.Wonder Swan』。 【同名種】 さて…「同名なのに設定が全く違うデジモン」といえば、何を思い浮かべるであろうか。 大体の人は『クロスウォーズ』で登場した なぜか既存デジモンの名を付けられた グレイモンやベルゼブモン等を想像するだろうか。 だが、実は『ゴーレモン』こそが元祖(?)同名種持ちなのである 【基本データ】 世代 成熟期 タイプ ? 属性 ウィルス種? 必殺技 ・ガーディアンボム ・アンチデジビーム ・ガルガントプレス 【解説】 1999年1月発売のPSソフト『デジモンワールド』で初登場したゴーレモン。 タッチの差で、こちらの方が元祖ゴーレモン、と言えるであろう。 タイプや属性は不明だが、ウィルス種しか入れない「闇貴族の館」に出現するため、恐らくはウィルス種。 衝撃的なのがその見た目。 なんと、ポリゴンのワイヤーフレームで構成された円柱を組み合わせたもの…とでも呼ぶ姿なのである。 それ以外には、顔も装飾も全くなし。 全体のバランスとしては、ユキダルモンに近い体形である(*1)。 恐らくは、同時期に開発されていた2作で名前の被りがあったことを、バンダイ側が連係ミスしたか何かだったのであろう。 その後、『ゴーレモン』の主流がWS版になったのは周知のとおり。 こちらのゴーレモンは(基本的に)『デジモンワールド』と、それと世界観を同じくする『デジタルカードバトル』および続編の『デジタルカードアリーナ』だけに留まってしまった不遇のデジモンなのである。 WSの方もずっと不遇だったっていうのは禁句 【派生種】 ◆バンチョ―ゴーレモン 世代 究極体 タイプ 鉱物型 属性 ウイルス種 感情のない通常のゴーレモンと違い自分の意志で行動する鉱物型デジモンでバンチョーの1体。 ゴーレモン誕生から10年以上経過した2014年に遂に登場した、ゴーレモンの名を関するデジモン。 まさかの、最後の「バンチョー」に抜擢されたことに、驚きを隠せなかったファンも多い。 詳細はバンチョーの項目にて。 【関連種】 ◆ブラストモン 世代 究極体 タイプ 鉱物型 属性 ワクチン種 『デジモンクロスウォーズ』初登場の鉱物型デジモン。 詳細は該当項目にて。 ◆ゴグマモン 世代 完全体 タイプ 鉱石型 属性 ワクチン種 巨大な身体を持つ鉱石型デジモン。 なお、ゴーレモンやバンチョー、ブラストモンは『鉱物型』で、ゴグマモンは『鉱石型』なので注意。 鉱石型は他にゴツモンやインセキモンが該当。 詳細はブラストモンの項目にて。 ◆バブンガモン 世代 成熟期 タイプ 獣型 属性 ワクチン種 必殺技 ・グライドロックス岩石で覆われた尻尾を猛スピードで敵に叩き付ける ・マウントストーン腕の岩を高速で射出する技。 縄張り意識がとても強い獣型デジモン。 崖や岩山など高低差のある場所に巣を作るという。 一番の特徴は肌の一部を覆う岩石群で、それらは砕けるたびに硬くなって再生する。 そして、群れの中で最も硬い岩を持つ個体が、その縄張りを仕切るボスになるという。 『デジモンペンデュラムZ 1.0 NATURE SPIRITS』でゴグマモンと共に初登場。 スナリザモンから、ゴーレモンと分岐進化し、共にゴグマモンに進化するポジションについた。 ◆ゴーレムジジカメモン 世代 不明 タイプ 不明 属性 不明 『デジモンクロスウォーズ』でのダークネスバグラモンとの最終決戦で登場。 名前の通り、ブルーフレアのゴーレモンが、クロスハートのジジモン・チビカメモンとデジクロスした姿。 ゴーレモンは腕部が使用されている。 【関連作品でのゴーレモン】 アニメ『デジモンアドベンチャー02』 第25話「大空の騎士アクィラモン」にて、アルケニモンが作り出したダークタワーデジモンとして登場。 ダムを破壊してユキミボタモンの村を水に沈めようとする。 なお、背中に刻まれているはずの“呪”等の文字は確認できない。 普通のデジモンと思われていたため、当初子供達は攻めあぐねるが、パルモンが真実を伝える。 最期は、スティングモンの『スパイキングフィニッシュ』とアクィラモンの『グライドホーン』を立て続けに受け、破壊された。 アニメ『デジモンフロンティア』 グロットモンが撒いた粉から複数体が生成された。 アニメ『デジモンクロスウォーズ』 「ブルーフレア」の一員として登場。 メイルバードラモンのデジクロスに使用されたが、使った後キリハに「邪魔だ、どいてろ」と言われ、メイルバードラモンに蹴られて捨てられた。憐れ…。 そのまま捨てられたかと思いきや、ドラゴンランドにおいて複数体が登場。 キャニオンランドではサイバードラモン(味方)等と共にデッカードラモン(味方)のリンチに参加した。 …意味が分からない?デッカードラモンの項目読めばわかるよ。 最終決戦では「ゴーレムジジカメモン」にデジクロスした。 漫画『デジモンクロスウォーズ』 トワイライトの雑兵として登場した…がいつの間にか、クロスハートの一員になっていた。 アニメ『デジモンアドベンチャー:』 CV:ボルケーノ太田 第28話「子供たちのサバイバル」で初登場。 ただ、この段階ではミミ パルモンに襲い掛かろうとするも崖下から登ってはずり落ちるを繰り返すばかり。 オマケに、ミミたちは付近に埋まっていた宝石に夢中でゴーレモンの事は完全に忘れる始末…。 何やってんだ…(*2) 第32話「天駆ける希望」でその後の様子が描写される。 なぜか、大量のゴツモン達(+ミミ)を観客にトゲモンとボクシングを繰り広げ、トゲモンのアッパーカットを顎に受けた。 何やってんだ、マジで!? 第33話 「夜明けのヒカリ」では、更にその後の様子が描写される。 自身に勝ったトゲモンを称賛し、ゴツモンたちに胴上げされるミミとトゲモンの上から宝石を振りまいてた。 いやホント……何やってんだ……。 第37話「ミミちゃんウォーズ」にてその来歴が語られる。 実は、ゴツモン共々、ゴグマモンに強制労働させられていたため、逃げてきたことが判明。 ちなみにこの回で初めて喋ったが、カタコト喋りだった(*3)。 最初にミミを襲ったのもゴグマモンの回し者だと勘違いしたかららしい。 いやでも、なんでボクシングやってたんだよ…。 その後、合流した太一と空と共に、ゴツモンたちを救う作戦に出る。 …が、ゴグマモンへトゲモンと共に殴りかかるも返り討ちにあってバラバラにされてしまう。 最後はリリモンのおかげでゴグマモンは撃退され、身体も元に戻り、「ミミちゃんカンパニー」の社長代理として、ゴツモンたちと平和な労働環境を作っていくことを約束し、ミミたちと別れた。 第64話「天使たちの決意」 サウンドバードモンが傀儡としてデジワー版のゴーレモンをデータのカスから生み出す。 名前こそ出なかったものの、まさかの登場に驚いたファンは多かった。 追記・修正はゴーレモンに命令して、実行させてください。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] デジワー版ゴーレモンも妙に印象に残ってるんで今からでも正式なデジモンとして登録してもらえないかなあ…なんかこう「プロトゴーレモン」とかそんな感じで -- 名無しさん (2023-04-13 21 04 19) 名前 コメント
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項目数:55 総ポイント:1150(追加実績含む) ブリキ缶の艦長 駆逐艦の魚雷を使用して、20隻の敵艦を撃沈する 15 瞬殺 巡洋艦を使用して、15秒以内に敵を轟沈させる 15 長距離砲手 2800メートル以上離れた敵を、戦艦で撃沈する 15 空母司令官 支援マネージャーで50機の航空機を離陸させる 15 眼下の死神 潜水艦で敵戦艦を撃沈する 15 ファイター・エース 撃墜されることなく、30秒以内に5機の敵機を撃墜する 15 ハットトリック 1機の雷撃機で、魚雷を3回命中させる 15 超精密爆撃手 急降下爆撃機で20発、弾薬庫に直撃させる 15 ダブルパンチ 1回の爆撃で、2つ以上の敵にダメージを与える 15 補給線 支援マネージャーを使用して航空機を1機発進させるか、1隻の艦を要請する 5 有利 特別補給マネージャーを使い特別補給をする 5 高速特攻 600km/h以上の速度で敵艦に体当たりをする 15 奇襲 「真珠湾攻撃」において、地上に駐機されている航空機を全て破壊する 10 ターニングポイント 「ミッドウェイ侵攻」において、敵空母を全て撃沈する 10 先制攻撃 「ソロモンの遭遇戦」において、敵の増援が到着する前に敵戦艦を撃沈する 10 闇にまぎれて 夜戦に勝利する 10 女王の死 「南太平洋海戦」において、放棄されたホーネットを撃沈する 10 ターキーショット 「マリアナ沖海戦」で20機の敵を撃破する 10 損害なし 「レイテ島の神風」において、味方艦に神風を1機も命中させない 10 捕虜などいらぬ 難易度Veteranにおける「南太平洋海戦」で、全ての敵ユニットを撃破する 50 アメリカン・ベテラン アメリカ海軍で25回オンラインマッチに参加 20 アメリカン・ヒーロー アメリカ海軍で100回オンラインマッチに参加 50 帝国の鉄槌 帝国海軍で25回オンラインマッチに参加 20 帝国の逆襲 帝国海軍で100回オンラインマッチに参加 50 戦争部屋 オンラインマッチにおいて、ホストおよびプレイを50回行う 10 覇者 オンラインマッチで50回勝利する 20 いかさま元帥 島争奪戦のオンラインマッチで、マップ画面をユニットや地上施設の攻撃のためだけに使用して勝利する 10 前線の元帥 島争奪戦のオンラインマッチを、マップ画面に切り替えることなく勝利する 10 日章旗 難易度Veteranにおいて、日本軍キャンペーンをクリアする 60 星条旗 難易度Veteranにおいて、アメリカ軍キャンペーンをクリアする 60 潜水艦キラー 潜水艦を使用し、敵潜水艦を魚雷で撃沈する 20 圧倒 難易度に関わらず、日本軍キャンペーンをクリアする 25 衝撃と畏怖 難易度に関わらず、アメリカ軍キャンペーンをクリアする 25 飛び石作戦 全ての島争奪戦を、それぞれ最低1回ずつクリアする 30 連戦連勝 競争、単独戦闘、護衛戦闘、包囲戦マップ全てを、1度はクリアする 30 艦隊司令官 「大尉」の階級に到達する 50 艦隊本部長 「海軍元帥」の階級に到達する 100 上陸作戦 揚陸艦を使用して基地を占領する 5 降下作戦 落下傘部隊を使って基地を占領する 10 戦艦の威力 戦艦で敵空母を撃沈する 10 命を賭けた修理 最低限の耐久力を残した状態で、致命的なダメージから回復する 10 起死回生 自艦よりも強力な艦を撃沈する 10 まだ終わらんよ! 自艦の耐久力が3%以下で、敵艦を撃沈する 20 ピュア・ゴールド 最初のゴールドメダルを獲得する 10 ミッドウェイの英雄 バトルステーション:ミッドウェイをプレイしている 10 秘密の実績 過ぎ去りし思い出 真珠湾において、ヘンリーの艦およびドナルドの機体を撃破する 10 変心 神風特別攻撃隊を率いて、マニュアルで飛行場もしくは空母に着陸する 10 秘密の隠れ家 シドニー湾にある秘密の隠れ家を発見する 10 トレイン・キラー インドシナ空爆において、精油所を爆発させて列車を破壊する 10 フライング・フィッシュ 水上機もしくは飛行艇で水上に着水する 5 追加実績Carrier Battle Map Pack(800MSP) 150 守護者 マップ12における護衛戦闘モードで、日本軍として空母を2隻とも守り抜く。 20 北洋の波 マップ14における大規模な島争奪戦に勝利する。 30 戦艦封鎖 マップ13における戦艦同士の単独戦闘で、日本軍として損害を受けずに3ラウンド連続で勝利する。 30 ミッドウェイの包囲 マップ11における包囲戦に勝利する。 20 生きてこそ マップ12における競争で、潜水艦を失わずに勝利する。 50 実績解除のコツ 命を賭けた修理 島争奪で駆逐艦と揚陸艦を生産して揚陸艦に魚雷一発ぶち込んで ギリギリで浸水処理が手っ取り早い 損害なし 詳しい攻略はキャンペーンの同項にて。 ファイター・エース 日本軍ミッション「真珠湾攻撃」の一番最初、飛行場にとまってる目標を連続で破壊すると解除しやすい。 空母司令官 1ミッション中に達成で解除。正確には50機離陸ではなく50編隊離陸。つまり150機離陸させる。 お勧めは日本軍最終ミッションの「ハワイ侵攻」 艦隊を一切が動かさずその場で迎撃だけにさせる。 敵を片付けてひと段落したら発進→海に激突で自殺→また発進の繰り返しで解除 ブリキ缶の艦長 1試合、1ミッション中ではなく通算。魚雷でトドメをさせばおk。 眼下の死神 ミッション「フィジー包囲」でボーナスユニットの潜水艦を使い、大破して動けなくなっている敵戦艦を狙うと良い ダブルパンチ 一回の爆撃であって、一発ではない点に注意。 帝国海軍のトレーニングで3隻目に出てくる輸送船が空母のすぐ脇を通るので、一式陸攻で2隻が並んだ時に横切るように爆撃すれば良い 超精密爆撃手 累計ではなく1ミッション中に20回やる必要がある 弾薬庫に命中すると爆弾の爆発の他に衝撃波のようなエフェクトと砲塔が吹き飛ぶような演出が入るのでこれを目安にするとよい。 同一の艦に対して繰り返し爆撃しても修理されるまではノーカン。そんなときは別の艦を狙うといい お勧めは日本軍ミッションの「真珠湾攻撃」 高速特攻 神風か桜花でなければ解除不可 起死回生 ミッション「ハワイ侵攻」などで、敵戦艦の耐久力があとわずかになったら 自操作を巡洋艦に切り替えて撃っていれば簡単に解除できる 奇襲 黄色マーカーの敵機の他、青マーカーの偵察機等も地上にいるのでそれも全部破壊 飛行場の対岸にも偵察機が何機が停まっているので、じっくりと潰していこう 先制攻撃 「敵の増援が到着する前に敵戦艦を撃沈する」とあるが正しくは敵ではなく「味方の増援がry」である。 駆逐艦を倒す必要はなくサウスダコタ級を沈めた瞬間解除。味方の増援が来るまで5分しかなく時間的に余裕はない。 捕虜などいらぬ 難易度Veteranにおける「南太平洋海戦」で、全ての敵ユニットを撃破する となっているが、最初の空母の随伴艦は倒さなくても良い TBFアベンジャーをTBM(タイニーティム装備)にアップグレードすればかなり楽になる 飛び石作戦 島争奪戦ですべてのマップをすべてのサイズで勝利する。8マップ×大中小=最低24戦必要 どちらかの軍で勝てばおk。両方で勝利する必要はない。 スカーミッシュでも達成可能。 連戦連勝 上記の飛び石作戦と同じ要領で解除できる。どちらかの軍で勝利しなければだめ。 8マップ×4ルールで最低32戦必要 こちらもスカーミッシュでも達成可能。 ミッドウェイの英雄 http //www.spike.co.jp/midway/ トレイン・キラー 線路を辿っていくと、トンネルの手前にタンク施設があるのが判る そこまで列車が進んでくるのをひたすら待って、近くに来たら白い円柱状のタンクを撃てばOK 「要塞」と書かれたターゲットを狙う必要は無いし、一発で吹き飛ぶので事前に列車にダメージを与えたりもしなくて良い フライング・フィッシュ 米軍ミッション「パトロール任務」か日本軍ミッション「ドイツ海軍との接触」進行上で自然に解除 過ぎ去りし思い出 ミッション「真珠湾攻撃」で、ヘンリーが乗る魚雷艇とドナルドが乗る戦闘機を撃破する ヘンリー・・・地上にある航空機を破壊する目標の時に出現する魚雷艇(PT-23)を撃沈する ドナルド・・・敵機5機を撃墜する目標の時に出現する「ドナルドの機体」と表示される敵航空機を撃墜する。飛行場上空に初めから飛んでいるので注意。 ちなみに彼らは前作の登場人物でヘンリーは主人公、ドナルドは彼の旧友の航空兵である。 秘密の隠れ家 ミッション「シドニー湾攻撃」で、戦術マップ左上の位置にある洞窟に入ると解除 湾入口の網を抜けてそのまま西へ、河口に敵PTが2隻いる川の上流の行き止まりまで進む 洞窟内に立派な額が飾られているので必見 変心 ミッション「ハワイ侵攻」で開始直後に加賀から神風を発進させる⇒自操作を神風に移してそのまま加賀に着艦で解除 X長押しのコマンドで着艦を選んでおかないと車輪がでないので注意
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1 名前 高岡 沙紀 (たかおか さき) 2 年齢 29歳 3 性別 男性 4 種族 改造人間「タイラント・タイプアローン」 5 外見 枝毛の多い黒いセミロングヘアー。顔はどちらかというと薄い顔で、ストレスのせいか目付きが悪い。 眼鏡を掛けているが、光が反射している事が多くて目があまり見えない。 油や塗料、科学液等で薄汚れた白衣を引き摺っており、内側は灰色の無地のシャツ。こちらも同様に汚れている。 下は裾を引き摺り過ぎて擦り切れた黒いズボンを履いている。靴はボロボロの茶色い革靴。 身長:169cm 体重:120kg(改造による質量増大) 6 性格 元々は人類の幸福と発展を願う科学者だったが、過去の苦境により発狂している。 現在では「人類は戦いを起こす因子をその身体に宿す危険な生物」と考えており、「全ての不幸な景色を消す」為に全人類抹殺を企てるマッドサイエンティスト。 大人を殺す事に躊躇いは無いが、子供を自らの手で直接殺す程には至っていない。しかし「今の子供は人類の希望、世界を発展させ争いを作る種。汚れ切って自滅する大人より生かしておいてはならない」とも考えており、部下や協力者に命令して彼・彼女らを殺害する事に執着を見せる。 7 過去 戦争で滅んだ亡国の科学者。 上記の通り元々は善良な一科学者であったが、度重なる戦争において、民を守りこれ以上殺させぬ為と称し殺人兵器を多数製作させられる。 人々の幸せを支え紡ぐものとなる筈だった自らの技術が殺戮に使用される事に強い苦痛を覚え、一旦は心身共に不調を起こし開発主任の座を退く。 しかし数ヵ月後にもう一度国から「これ以上戦争を長引かせず、国民を守る為には相手を殺すしかない。貴方の手が必要だ」との誘いを受け、再び表舞台に姿を現す。 それでも戦争は長引き続け、「より多くの人間を守る為に、『それより少ない多くの人間』を殺し続けなくてはならない」現実に苦悩。 「それでも、もう一度立ち上がれたのなら何度でも無理にでも立っていなければならない」と自身を追い込み開発を続行。 更に数ヵ月後、敵軍の新戦力投入により高岡の所属していた国は壊滅。 敵の新戦力とは、過去に自分が農業等の支援の為に開発した技術を改造、戦力とした広域殲滅用気象兵器であった。 自らの興した技術で守る国すら失った高岡は、それでもと残った民を手元に残った機材で守ろうとするも、戦乱の中で形振り構わず生きようと、殺人、略奪、果てには必要の無い虐殺や強姦、リンチに及ぶ「友人や知り合いであった者達」を見て戦慄。 更には脱出行を主導した婚約者を惨殺され憤怒。周囲の敵兵と民衆を衝動的に殺害したのち自らの行いに恐怖し発狂する。 そして「どんなに優しく見える人間の裏にもこんな本性が隠されているなら、人類が居る限り争いは無くならない」と、至極単純な根深い結論(げんざい)に至る。 8 職業 マッドサイエンティスト 9 口調 「私の名?高岡。高岡沙紀。苗字で呼んでください。下の名前は女の子みたいで嫌いです」 「死ぬ時の痛みは一瞬です。なるべく不幸にならないようにするので、我慢して下さい」 「私の命が無くなる事を、望んでいるのですか。それではもう少しお待ち下さい。全ての生物が滅ぶまで、あと少しです」 「私を含めてね」 「彼らは優しい。やさしいから、怖いですね。それが裏返った時に、どれほどの絶望があるのか」 「あんな光景が有るのなら。あんな光景が浮き出るのなら…全て無くなってしまった方が良い」 「子供には将来と言う可能性が有ります。素晴らしい事ですが、どれ程巨大な悪に転ずるかも分からないという事ですね。」 「私のようなものが、一人二人救ってみた所で…現状は変わりませんよ。」 「少しでも可能性が有るなら、私は現状を変えられる方へ賭けたい」 「…どうして僕がこんな事しなきゃならないんだろう?…ミヤモリ…」 10 一人称、二人称 一人称:私、僕 二人称:貴方、君、~~君、~~さん、呼び捨て 11 好きなもの なし 12 嫌いなもの 女性 (「子供を産み、育てる本体と言えるもの」と捉えている為。男性も等しく抹殺対象ではあるが、女性や子供ほど注目していない) 子供 (「成長し、無限の可能性を持ちどんな怪物に育つか分からない」と考えている為) 人格者 (どれほど立派に見えようと、裏返せば何を考えているか分からず、落差を目にした時の絶望を嫌う故) 13 好きな人 戦乱で失ってしまった 14 パートナー ギノン マター ミドー シングタイプ 15 属性 なし 16 苦手な属性 なし 17 戦闘スタイル デスポート因子の改良品、「タイラント因子」をその身に埋め込んだ結果による圧倒的な身体能力を駆使したパワーバトル。 本人の戦闘経験が僅少な為、力押し以外はあまり自由にならない稚拙な戦法。 しかし能力による暴虐は、「凡百の達人」を掃いて捨てるには余りある性能を持つ。 18 精神力 発狂しており不安定。 19 戦闘熟練度 ★☆☆☆☆ 20 技や魔法 「エミッション」 黒色の魔力圧縮光線を発射する。威力・速度・形態は自由に調節可能。 蚊一匹の撃墜からビルの崩落まで自由。 「イミネント」 紫色のオーラを全身から放出し、見る見ないと関わらず近傍の敵を恐慌状態に追い込む。 精神強度の高さによって軽減出来るが、相当鍛え上げられた精神にも効果を発揮する。 「フォートレス」 全身に張る魔力防壁。 強度、範囲は形態自在。 「エクスティンクション」 身体を破壊された場合の反撃措置。 身体から離れた組織は強烈な溶解作用を持つ毒として変化。 自動で魔力の殻によって包まれた「毒の弾丸」として敵性体を追尾する。 「ブロウ」 呼気による砲撃。 単なる突風として放つ事も出来る。 「リフュージ」 別次元への扉を抉じ開け、異次元へ退避する。 ギガコーションの「ウォーリートランシジョン」を参考にしたもので、デスポートの能力が元ではない。 欠点として、退避中は別次元=元の次元への攻撃が当たらない事。 「ストリエーション」 瞼の上からでも強烈な痛みを催す閃光を発する。 実破壊能力は無し。 「ディジェクション」 感覚の暴走を引き起こす声。 五感に強烈な閃光や刺激臭、爆音、激痛などを引き起こす。 感情にも訴えかける事が出来、敵性体を恐怖や絶望に追い込む。 デスラント、クラモラスレコグナイションと同じく遮蔽物に弱い。 21 特殊能力・特殊技能 「技術」 様々な科学・工学分野に精通しており、機械、生物問わず開発可能。 メンテナンスなどもお手の物。 「デプレート」 毒物への浄化作用。 機能に害を及ぼし破壊する効果や作用を寄せ付けない。 「リヴァイヴ」 全身の再生機能。 強力な効果と速度を持つが、脳を完全に破壊された場合は再生不可能となる。 「リポジット」 幻術や恐怖、睡眠など認識に影響のある異常を感知して流れる一定リズム・強度の電流。 これにより魔法、超能力と関わらず状態異常を打ち破る。 「音楽耐性無し」 デスポートから引き継いだ「穏やかなメロディ」に対する弱点。 当初は弱点を克服出来たと思われていたが、寿命が縮むにつれ発生。 聞くと激痛や感覚の暴走を伴い、まともな思考が出来なくなる。 「寿命」 力を消費する度に寿命が縮み、死が近付く。 「デスゾーン・エンプティ」 これ以上強化のしようの無い、過剰なエネルギー変換効率による自己崩壊寸前の強力無比な細胞が全身を構成している為、成長による強化は望めない。 今現在行われているのは「成長」ではなく「因子の定着により本来の姿へ戻る途中」の工程である。 22 必殺技 「円柱形態を採った圧縮魔力による広域破壊」 全身の魔力を開放し、破壊力を持った魔力を円周上に解き放つ。 「運動能力による多数殲滅」 対多数戦用戦法。 人を蹴り飛びながらピンボールのように移動し、高速移動と打撃を同時に行う。 「リゾーブ」 周囲の物質を摂食無しに体内へ吸収し、エネルギーとする。 その際は竜巻のように周囲の地面や物体が捲れ上がり、吸収される。 23 能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級] 体力 A++ 魔力 S++ 腕力 S++ 知力 A+ 素早さ S++ 命中 A++ 24 武器やアイテム 「メガネ」 恋人が生前、高岡にプレゼントしたもの。 既にレンズは砕けフレームは曲がり使い物にならず、普段は胸ポケットの内側に隠し持っている。 25 その他 こんな事もあろうかと三日前からチートパワーイベント戦闘マンを呼んでおいたぞ!
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ウーハイ産業港 ~残照の閃光~ サテライトバンカー Ver.2.7にて初登場の、ウーハイ産業港第6のマップである。 サテライトバンカーが初登場。 詳細 全体図 設置施設一覧 戦術プラントごとのコメントプラントA(西側工場・南西端) プラントB(中央窪地・南西入口) プラントC(マップ中央多層建造物東側道路・高架下) プラントD(東・GRFベース前の屋根の下) サテライトバンカー 西・EUST戦術 東・GRF戦術 詳細 地形はウーハイAと同じだが、プラントは4箇所と少な目。 サテライトバンカーはマップ中央窪地のパイプの上に出現する。 そのため、主戦場はバンカー直近のプラントB,Cになりやすく、バンカーの最短砲撃ポイントにもなる。 また、プラントが少ないため、ベース前プラントやコアへのバンカー突撃を防ぐ意味でも、最前線後方にもよく目を向け警戒したい。 全体図 公式サイトでマップのPDFをダウンロード出来る。 設置施設一覧 プラント 4つ。 EUSTコア←約225m→A←約190m→B←約195m→C←約180m→D←約210m→GRFコア 詳細は後述。 リペアポッド 各ベース内に3つずつ。 プラント併設のものは、プラントB、Cに1つずつ。 カタパルト 10基。 西・EUSTベース内に4つ。 EUSTベース入り口のスロープにプラントAのすぐ北側行きの物が1つ。円柱タンクの東(船の側)にプラントB直行の物が1つ。 東・GRFベース内に2つ。 GRFベース前の道路上にマップ北東のガン・ターレットR直行の物が1つ。ベース前左手リフトを昇り、段差を飛び下りた所にプラントC北側行きの物が1つ。 リフト 多数。マップ全域に配置。 自動砲台 どちらも4つ。ベース内部、入り口付近と内部に2つずつ。 EUST、GRFともに同様の構成。 レーダー施設 EUSTはベース奥。 GRFはベース半ば、東側。正面からは道路が盾になっている。 ガン・ターレット EUSTベース前にR。Aプラ北の曲がり角にR。 その東の小さい建物上にG。中央窪地の東側高所にG。 Dプラ北の建物上にR。GRFベース前にR。 バンカーポート 中央窪地の北側、細いキャットウォーク上にある。 防衛装置 火炎放射装置が4箇所。位置はウーハイAと同じ。 破壊可能オブジェクト バリケードが3箇所。 東寄り工場地帯の西側通路をふさぐ1枚。 パイプ上通路を東側でふさぐ1枚と、Dプラそばに1枚が新設。 耐久力は30000。 戦術 基本的にはサテライトバンカーが追加されたウーハイB、あるいは中央プラントを抜いたウーハイA。 プラントの配置はウーハイBに似ているが、微妙に違う。 サテライトバンカーがあるが、基本は変わらない。 ラインを貼った集団戦がメインであり、正面からの攻めより常に敵の側面を付いていく動きが重要。 前線プラントはたたでさえ重要だが、リペアポッドがあったりプラント数が少ないこともあり、更に重要拠点である。 前線プラントを奪取されてしまうと逆転が厳しくなる。 かといって無闇に突っ込んでも、占拠をエサに狩られかねない。 味方と協調しての攻勢を仕掛けたい。 プラントごとのコメント プラントA(西側工場・南西端) プラントB(中央窪地・南西入口) EUST陣営の前線拠点プラント。半径23.5m プラント領域内の北西部分が隣接している小屋に占拠されてる他、中央窪地の南西入口・中央窪地南側通路入口にも位置しているので、プラント内部は段差や壁に阻まれて意外と移動しにくい。 併設されているリペアポッドは北側を向いている為、マップ中央で戦線が膠着している場合は、マップ中央建造物からの狙撃に注意する事。 プラントC(マップ中央多層建造物東側道路・高架下) GRF陣営の前線拠点プラント。半径23.5m プラントの真上を高架が覆っており、榴弾の被害をある程度防ぐ事が出来る。また、高架上からも占拠が可能。 GRF寄りの前線という立地にありながら、GRFからの急行手段に乏しいという致命的な弱点を抱えている。 仮にプラントDから奪還に向かう場合は、最寄りのリフトに乗ってから段差を飛び降り、カタパルトに乗ってプラントCの北側まで飛ぶというルートが最短となるが、 EUST陣営でのプラントAからプラントBに急行する場合と比べると、リフトに乗る手間やカタパルト射出後に方向転換してダッシュする必要があるため、 EUSTに占拠された場合に戦力を送り込むまでの時間がかかりがちになってしまう。 プラントD(東・GRFベース前の屋根の下) 半径21m サテライトバンカー 最初のサテライトバンカーは残り時間555秒に投下される。 以降はサテライトバンカーが消滅してから、45秒で復活(?) 西・EUST戦術 基本的には普通のウーハイ。 ということは有利な点が多々ある。 敵ベースは近い上にショートカットルートがあり、バンカー凸も不可能ではない。 また中央南からの榴弾によるベース蹂躙も簡単。 敵前線プラントは敵機を排除しやすい構造で、味方と一緒に攻める状態ならばショートカットルートとの二択を強いることができる。 敵前線プラントを奪取すれば敵の逆転の目をほぼ完全に潰せるため、まずはコア凸よりこのプラント奪取を目標にしたい。 無論、相変わらず南回りからのショートカット強行、北回りスネークのコア凸が狙えるので、逆転に掛けることは可能。 この有利を生かし固定化するためにも、開幕から一気に中央部を抜ける快速部隊を派遣。 敵前線プラント攻め→そのまま敵前線プラント付近を戦場に…という展開にしたい。 ただショートカットルートにはバリケードが立ちはだかる。早めに破壊しておきたい。 防衛では自軍ベースが中央部から遠く、細く長いため防衛しやすい。 特に前線プラントへ、タンク裏のカタパルトから空中から強襲できるのが強力。 迎撃・援軍だけでなく、プラント奇襲奪還にも強く、敵が油断していれば抜け強行も可能。 前線プラント自体も敵の攻勢がほぼ一方向からのため、比較的防衛しやすい。 ただし南回りは前線プラントがあるとはいえ距離が短いため早期警戒が必須であり、北回り埠頭ルートは警戒が薄くなりがち。 特に敵ホバーが面倒で、北回りはベース外狙撃が可能なので、しっかり警戒&対策しておきたい。 ただ対抗として自分もホバーにすると、EUST側ではいいルートや活躍の場がないのには注意。 また隠れられる場所も多々あるので、センサーでの警戒はやはり必須である。 比較的横幅がないため広域センサー1個で網羅可能なように見えるが、ホバールートなども含めるためにはやはりセンサー2機が必須。 敵の逆転狙いを潰すためにも、しっかり索敵網を貼っておきたい。 極論すればサテライトバンカーはどうでもいい。 ラインをしっかり張って上げていこう。 東・GRF戦術 基本的には普通のウーハイ。 ということは不利な点が多々ある。 サテライトバンカーもそれを逆転するには弱すぎる。 とにかく前線プラントを守らなければ、というより中央より前に攻める状態にすべき。 前線プラントは攻められやすく、更にコア凸との二択を強いられるため水際防衛は危険。 しかしカタパルトでほぼ直行できる敵側に比べ、こちらはカタパルトが意味不明な配置もあって遠いので、奪還も厳しい。 しかも丁度ボトルネックにあるため、取られると逆転を狙って抜けるのも至難になる。 その後ろのガンターレットRが強力とはいえ、これに頼る時点で逆転はない。 有利ならばある程度攻めさせてキルデスを取る手もあるが、基本的にはなんとしてでも取られてはならない。 バリケードがショートカットルートを非常に重要な位置で封鎖しているが、長く防いでくれることは到底期待できない。 かといってあまりに早く破壊されると防衛がつらくなるので、敵が貼り付けないようにしたい。 かといって敵前線プラント攻めも楽ではない。 特に空中から駆けつけられるため、援軍・強襲・奪還を狙われやすいのがつらい。 一方での北回り埠頭ルートからのスネークも危険。 敵前線プラント奪取後も防衛を強く意識しておきたい。 比較的味方ベースは堅牢だが、当てにできるほどではない。入られた時点で削られはするし、削られたら敗北が見える。 敵コアはかなり遠い上に見通しが良い場所があるため、バンカー凸はまず不可能。 サテライトバンカーは敵プラントで敵機排除や味方プラントでの防衛に使うべきか。 敵が使えないよう投棄してしまうのも手。どちらにせよ拘る程の価値はない。 有利な点はホバールートに恵まれている。 北回りも南回りも外周に水場があり、特に北回りは隠れやすくベース外狙撃も可能。 ホバールートや隠れられる場所で敵を釣り回しor索敵網の抜けを突いて、なんとか逆転の目を出したいところ。
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目次 +content 空間装甲とは? 原理 実践的な空間装甲とは支柱の先の武器 ロッド・スロープ複合装甲 ダメージモデルについて ダメージに関しての知識ダメージ移送効果について Comments 更新時バージョン 0.10.1311 空間装甲とは? EdgeやCornerを使用してブロックとブロックの間に空間を作り、ダメージ伝播をコントロールして重要ブロックへのダメージ浸透を防ぐような設計の装甲のことを通称『空間装甲』といいます。 別名として、『誘導装甲』があります。 注意!・・・レールのダメージモデルは特殊な仕様で、接続を切っていても奥行きのパーツへダメージを与えます。以降で説明するものはレール以外に有効なものと考えてください。 原理 ダメージはブロックの接続面を伝って伝播していくので、↓のように面をくっつけてキューブを並べると、接続面を伝って奥のブロックにもダメージが蓄積します。 そこで、Edgeなどを使って面を接続させないようにすると、ダメージは奥のブロックには届かず、Edgeだけに吸収されます。 これを砲や重要なブロックを守る為に設置すると、ブロックが伝播で破壊されにくくなり継戦能力が上がります。 ただし、Edgeの側面は接続面となるので、側面からのダメージ伝播はされます。 また、一連に空間装甲を連ねた場合接続の両端が破壊されるとダメージのなかった部位が離脱してしまうため、適切な組み方をしなければ逆効果になりかねない諸刃の剣でもあります。 (※画像のパイロットシートはすでに廃止されていますが、別の重要パーツの接続ブロックとしてお考えください。) 実践的な空間装甲とは 実際によく見られる効果的なアイディアを紹介します。 機体の重量調整方法も併せて御覧ください 支柱の先の武器 よくタンクの後部側に、このような支柱に武器を載せたものを見かけませんか? これは支柱の断面図ですので、実際には立体的な円柱と考えてください。 これでは、支柱に被弾すると簡単に破壊されてしまい、武器本来の持っているヘルスを活かすことができません。 ここで、エアロロッドを用いて空間装甲を施してみましょう。 ロッドに武器が接続されているため、ロッドを覆う支柱外側部はいくら壊れても武器は取れません。 (画像の赤色の数がが減っているのは、外側部にダメージが流れたとお考えください。) 根本がダメージを受ける、プラズマランチャーなどのダメージ移送効果を持つ攻撃を受ける、むき出しになったロッドを破壊されるなどしない限り、武器のヘルスを効率的に活かすことができます。 ロッド・スロープ複合装甲 Chassisにスロープ型の形状が追加され・かつCPUあたりの装甲値が調整されたことにより生まれた新たな装甲です。 仕組みは単純で、ロッドの隙間にEdge、Cornerのスロープを設置して「1マスあたりのHealthを上げる」という原理です。 この複合装甲を全面に施すと、機体表面を軽く、そして部分的に固くすることができます。ただしその分CPUを消費するので、高レベルプレイヤー向けといえます。 ダメージモデルについて 2014年7月31日のアップデート前では、ダメージ適用範囲が行き止まりになると、それ以上のダメージは消失するという仕様だった。 (1つの攻撃が破壊できる領域に、無駄が生じることがあると言い換えるとわかりやすいか) 当アップデートではこのような「死にダメージ」がなくなり、全てのダメージが完全に適用されるまでブロックを伝達する仕組みになった。(「ダメージモデルの変更」というと、このアップデートを指す) 現在の空間装甲はダメージを誘導し、破壊される箇所を制御するテクニックとして有効。ムーブメントの接続ブロック等と外周部の距離を空間装甲で稼ぎ、壊れにくくする事ができる。設計技術の見せ所でもある。 なお、冒頭でも説明したとおりレールのダメージモデルは0.10.1440で特殊な仕様になり、接続されているかどうかが関係なく被弾箇所から奥行きのあるダメージの伝わり方をする。 この変更以前はダメージの消失を狙った装甲を「空間装甲」、重要な部分への伝達を防ぐ装甲を「誘導装甲」と分けて呼んでいた。 変更後は空間装甲がなくなったため、誘導装甲と呼ぶ人と、こうした装甲の工夫を全てまとめて空間装甲と呼ぶ人が居るが、現在では大差ないと考えて良い。 ダメージに関しての知識 キューブに攻撃があたった際、ダメージ、キューブの破壊は以下のルールに従う。 1.ダメージはあたったキューブのArmor(装甲値)に対して適用される。 2.ダメージが装甲値を上回った時、接続されている他のキューブに残差が伝達される。(どのキューブに伝達されるかはランダム) 3.接続されていたブロックの装甲値も0になった時、更にそれに接続されているブロックへ伝達を続ける。 4.装甲値が0になり、ダメージを接続キューブへ伝達したキューブは破壊される。 回復もこの原理の逆が行われている。ただしパーツのHealthが100%にならないと再生されない。(Healthが不十分な黒い状態での再生は無いという意味) ダメージ移送効果について プラズマランチャーとレールキャノン、テスラブレード、エアロフラックは殆どのハードウェア(シャーシ以外のパーツの総称)に当たった際、たとえ破壊されずともそのダメージの大半を接続キューブへ移送する。 武器とキューブを根こそぎ破壊することができるため、一つのキューブ(または近いキューブ)に複数のハードウェアを搭載することは一発のダメージで複数の重要パーツが取れてしまう恐れがあり、非効率的である。 これを逆手に取り、メカレッグなどの耐久がありバリア率・抵抗率が100%のムーブメントにパーツを直接設置することで、「ダメージを壊れにくい接続元にわざと受け流すことで、パーツを取れにくくする(パーツが受けるダメージは流れた分少なくなるため)」というアイディアもある。 Comments 注意 コメント欄に投稿したすべてのコメントは他人の目に触れるものです。 ページに関係のない発言は雑談部屋で、愚痴や不満は不満・愚痴部屋でどうぞ。 誹謗中傷や暴言、煽り、不快なコメントが増えた場合コメント欄の閉鎖を含めた処理をします。 +上記の内容を理解した方のみクリックして展開してください 今はダメージ誘導としてなら割と使える 重要なホバーを守るとか - 名無しさん 2014-10-11 20 19 54 ダメージモデルってどう変わったのか、以前と比較して教えていただけませんか? - 名無しさん 2014-10-29 17 25 16 以前はアーマー値に対していくらオーバーダメージを与えても、周囲1ブロック分しか破壊できなかった。今はダメージがゼロなになるまでつながってるブロックを破壊する。 - 名無しさん 2014-10-30 02 00 47 つながりが少なくなることで「ちぎれる」リスクが上がったりしないかな? - 名無しさん 2014-12-06 23 16 05 千切れないように工夫工夫、ちぎれやすいところは改良してきゃいい - 名無しさん 2014-12-13 00 40 23 CPUあたりの耐久力考えるとEPの方が高いのね - 名無しさん 2016-03-05 13 40 31 ロッドの複合装甲なんだけどヒットボックス消滅バグは治った?それとも公認として認められた? - 名無しさん 2016-03-05 16 47 51 公式が放送の際にロッドスロープ装甲を使ってるっぽいドローンには乗ってたし、未だにマークがツイッターで触れてないから公(黙)認ですよ - 名無しさん 2016-05-14 21 56 16 空間装甲も誘導装甲も二重装甲も完全に意義を失ったなー。これからはブロック塊時代に逆戻りかー - 名無しさん 2016-03-06 03 01 18 形状を工夫するたのしみが無くなったよね - 名無しさん 2016-04-20 12 57 34 レールの貫通効果が消滅(検証済だそうです)、ION以外には約に立ちますよ - 名無しさん 2016-05-14 21 57 16 あんまり詳しくないのだが、移送効果の撤廃で空間装甲がまた活躍することはあるのかな?? - 名無しさん 2016-09-05 17 41 37 ロッド・スロープ複合装甲の画像ってどっちが表(敵に向ける側)なの? - 名無しさん 2017-03-21 01 40 02 どっちを敵に向けたとしても、仕様上、スロープが破壊された後にロッドにダメージが入るようになる仕様らしいので大差ないと思います多分。 - 名無しさん 2017-03-21 09 46 39 ダメージが装甲値を上回るとブロックが破壊されダメージが伝播するが、繋がったブロックがあるとそちらにダメージが流れるからダメージが分散する…? - 名無しさん 2018-01-15 07 05 21 名前
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名前:カイロス・クロックス 眼:三窟眼(さんくつがん) 種族:自動人形(オートマトン)半生体タイプ ウサギ型 性別:正確には不明だが、恐らくは雄 中の人:イザングラン◆JAgRVpOyBc 年齢:正確なものは不明。精神年齢は10代前半? 一人称:僕 二人称:おまえ・きみ 三人称:あいつ 口調:少年のような声音で、少年のように喋る。なぜか語尾の最後の一音がカタカナになる。 (※CVはショタ声で頼む。野田順子とかその辺で頼む。いやむしろノダジュンをデフォで頼む) 口癖:時は金なリ(本人曰く、『だっテこの世はいつでもタイム・イズ・マネーだろウ!?』) 好きな食べ物:カスタードパイ 嫌いな食べ物:特になし 大切なもの:アリスの安全 趣味:トランプ、ジャパニメーション鑑賞 好きな色:白色・石榴色 好きなアニメ:ロボットもの(ガオガイガーとかビッグオーとか熱いのが好き) 容姿1:黒い大きなシルクハットと袖なしの燕尾服を身に纏った、直立二足歩行の白ウサギ。表情がコロコロ変わるため、他人への印象は良いようだ。 クロックス・ラフイメージスケッチ クロックス・決定稿 壁紙作ってみた その1 壁紙作ってみた その2 容姿2:身長/111cm(耳・帽子抜き)。 総重量/60kg。 最大積載量/~230kg 誕生日:12月24日 イメージカラー:柘榴色 BGM: ♪オーダーメイド / RADWINMPS 属性『刻』 装備: マレット クロッケー(フランスの球技。細長いハンマーでボールを打ち転がし、ゲートをくぐらせてゴールさせる。ゲートボールはこれを簡略化したもの)に使用される、ボールを打つための柄の長い打球槌。 長さは約160cmで、先端部分に円柱型のヘッドが付いている。カラーリングは黒地に白・金。 特注品らしく、銃弾を撃ち返したり岩を割ったりできる程の性能はあるようだが、何故に彼がマレットにこだわっているのかは不明。 普段は左腕の空きスペースに、折り畳んで格納してある。 びっくり箱 自分の体の機械化された部分に、刃物や銃器を組み込める。 自分の体が重くなると嫌なので、ほとんどはナイフなど小型の刃物。銃器類は基本的に必要な時だけ搭載する。 身近に機械に強い人が居ないと自分でやらなくちゃいけないので、少々めんどくさい。 使用技: 『クロックワークス』 自分の『思考のクロック数』を、ほぼ自由に操作できる。 クロック数とは、コンピュータ等が行う動作のタイミングを取るための信号で、このクロック周波数が高いほど処理速度が速い。 つまり、自分の『頭の回転』の速度を自由に操作することができる。 これによって、世界の全てのモノの動きを、超スローにすることができる(音も、光も、もちろん自分も含めて)。 あくまで『主観の上でスロー』なのであって、物理的には全く通常の速度。なので、ダメージ等は変わらない。 それでもライフル弾程度の速さなら止まっている様に見えるため、ミリ単位で正確に回避できる。 『感覚』までも超スローになってしまうため、発動中は些細な痛みや衝撃までも、通常の何百倍ものダメージとして感じられてしまう。 そして当然自分の動きもスローなので、発動中はかなりもどかしい。 逆に、『クロック周波数』を低くしてしまえば、数時間の長さを数秒に感じることもできるため、時間を無駄にしない(あくまで主観の上でだが)。 彼の『カイロス』という名前は、ギリシア神話に登場する『刻の神 カイロス』に由来する。決してクワガタポケモンではない。 ギリシアでは『時間』に「クロノス」と「カイロス」という二つの呼び方があるが、前者は不可逆的な流れとしての『時』を、後者は可変的で変則的な、主観としての『刻』を表している。 職業:ラトウィッジ邸 執事 戦術:先手必勝。がんがんいこうゼ。 性格: 格好に似合わず、少年の様な性格。 彼自身はもっと大人びて見られたいと思っているようだが、基本的に無邪気で明るいので、そのミニサイズさとも相まってしばしば子供扱いされる。そして毎回のように『子供扱いするナ!』と食って掛かるが、それが余計に子供っぽさに拍車をかけている事には気づいていない様子。 ポーカーフェイスを気取っているが、成功したためしが無い。 服の下では、左胸部、心臓の位置に穴が空いていて、中身のゼンマイが丸見えになっている(コレを見られるとなぜか極度に恥ずかしがるため、恐らく人間で言うところの局部やオッパイのようなものだと思われる)。 歯車には『CAST IN THE NAME OF GOD, YE NOT GUILTY』(『神の名において之を鋳造する。汝ら罪無し』)という文句が彫られており、これは12世紀ドイツの死刑執行人の刀剣に彫られていたものと同じ。恐らくはドクトル・シュレーディンガーが趣味で掘り込んだものと思われる。 経歴: 彼は、科学者兼兵器職人である、故・ドクターキャロルによって製造され、その当初の目的は『娘の遊び相手』としてであった。 ドクターキャロルは元々天才的な兵器職人だったのだが、常々破壊のための機械を製作することに疑問を抱いていた。 そんなある日、捨て子の少女『アリス』を拾った事をきっかけに、兵器製作の道から完全に足を洗う。しかし、それは同時に組織への『裏切り』を意味しており、職人仲間から大きな恨みを買うこととなってしまう。 彼は以後、技術の流出や横流しを恐れた組織の者たちから執拗に命を狙われることとなり、堅気となった後は、人目に付かない田舎で、アリスと二人、隠れるように暮らした。 そんな折に、ドクターキャロルが過去に製作した『学習し思考する戦闘兵器』であるウサギ型の自動人形を改造して作られたのが、クロックスである。 彼はドクターキャロルの執事、アリスの友人として生活をしていたが、数年後、組織の追手に居場所を突き止められ、襲撃を受ける。その際にドクターキャロルは死亡、アリスは両足を根元から切断される。 彼自身も体の半分以上を破壊され、致命的なダメージを受けるが、追手の女性科学者『ドクトル・シュレーディンガー』に修理・改造を行われて生き残る。 これによって彼は『兵器』として最高級の性能を得ることができたのだが、その際、彼女から「アンタには心がある。あたしの猫とおんなじで、兵器としては失敗作だ」と言い残される。 以後、彼は『アリスを守ること』を製作者のキャロルへの恩返しだと信じた。そして同時に、ドクトル・シュレーディンガーを探し、『失敗作』である自分を破壊しなかった理由を聞き出すと共に、『心とは何なのか』という疑問に決着をつけることを自らの目標と架した。 彼の正確な起動年数が不明である理由は、製造時の初起動後、長い間機能停止の状態で保管されていたためである。 ドクターキャロルが彼を起動させたのはこれが2度目で、この2回目の起動より前の記憶は、彼自身には残っていない。 構造と特徴: 彼は『半生体タイプ』と呼ばれる、機体の部分部分が機械部品と生体パーツによって構成されているタイプの自動人形で、ロボットというよりは、サイボーグに近い構造になっている。 生体部分は内臓器官が主で、その他の部分を埋めるように、機械パーツが詰め込まれている。 彼の体を流れている血液は、酸素を運搬するためのに機能する本物の血だが、赤い色は人為的な着色。 エネルギー源はずばり食事。口から摂取した食べ物を内臓で分解・吸収し、血液に乗せて各部分へエネルギーとして送り出す。内臓器官には、直腸など残りかすを排泄するための部分もあるが、大抵のものなら完全に吸収できるため、排泄物は基本的に無い。 彼の場合メンタル面が活動に大きく影響するため、人間並みの食事・嗜好品や睡眠が必要。他の自動人形に比べると明らかな高コストだが、これも『家庭用』として製作された彼の特徴といえる。 また、普通、自動人形は自我や感情、情緒などは持たないはずなのだが、彼は長い間人間と共に生活をしてきたためか、かなり人間的な思考と感情を持っている。喜怒哀楽から、悔しさや恥ずかしさ、感動や興奮・快楽なども人並み以上に感じる。 また、オプション機能として、興奮時に血流・血圧が増加し、体温の上昇・頬の紅潮なども表現できるほか、感情の起伏によって涙も流せる。 ちなみに、ドクトル・シュレーディンガーによって人工筋肉を違法パーツに差し替えられたため、その気になればかなりの怪力を発揮できる。 また、その際に彼女の趣味嗜好興味からの実験によって、生殖機能を与えられた。が、彼自身は使う機会は無いと思っている。彼自身は……。
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『メルラン・プリズムリバー』とはZUN制作の弾幕STG「東方Project」のキャラクターである。 概要 東方妖々夢で初登場。 三姉妹は冥界にある白玉楼(西行寺幽々子の屋敷)の演奏のためにたびたび招集されていていた。 冥界の結界が薄れる以前から結界の上を飛び越えて行き来しており、妖々夢では演奏に呼ばれていたところを冥界の結界前で主人公たちに出会い弾幕ごっこを繰り広げることになった。 自機に「十六夜 咲夜」選ぶと4面ボスとして現れる。 騒霊(ポルターガイスト)の姉妹であるプリズムリバー三姉妹の次女。 姉妹での演奏隊ライブにおいては中央にいる事が多くライブの花形である。 その為彼女が楽団のリーダーだと勘違いする人も多い。 楽器演奏においては管楽器が得意で、主にトランペットを愛用している。 三姉妹でのライブ以外にも、楽団のリーダーであり姉のルナサの指示で墓場等でソロライブを行っている模様。 また、湖に向かう途中で遠くからラッパの音が聞こえる(求聞史紀より)と言った情報もある。 ライブ前口上では、持っているトランペットは「多くのジャズペッターの生き血を吸ってきた、恐怖のトランペットの幽霊」である(ただし、真偽は不明) 性格は、余裕たっぷりの笑顔の絶えない明るいものでる。 異常に陽気で落ち込む事を知らない、とまで言われるほど。 かなり陽気で、落ち込む事を知らない、と言われる程でありこの陽気さ故か、若しくは躁病の気のせいか、時々意味不明な言葉を発したりする事もある。 他の種族とは友好的で、人間との友好度は高い。 しかし単独行動のメルランと遭遇するとまともに会話が成立せず、意思の疎通が難しい事もあるようだ。 その為、上手く意思疎通出来ないと喧嘩を売っているなどと誤解される事も全くあり、もしそうなると危険であり、実は少し危険人物であったりする。 なお、メルランは「魔法の力は最強だが使い道を誤る」らしい。 恐らく三姉妹の中では「最強」という設定であると思われ、どの範囲での最強なのかは明らかにされてはいない。 しかし、よく魔法の使い道を誤るらしい。 ちなみに座右の銘は花映塚でのマッチモード勝利時の「どんな時も、ハッピーの魂を忘れちゃいけないわ!」である。 プリズムリバー三姉妹 三姉妹は人間の貴族の娘であった、プリズムリバー家の四女「レイラ・プリズムリバー」の能力とマジックアイテムの力により生み出され、生き別れになった姉たちの姿を模して生み出した騒霊(ポルターガイスト)の三姉妹。 長女ルナサ、次女メルラン、三女リリカの3人からなる。 レイラの実際の人間の姉達は、あくまで三人のモデルというだけであり騒霊三姉妹と姉達の間に直接の繋がりは無い。 この騒霊は、生み出された当初は幻影や幻聴と同じだったが、次第に実体を持ち、いつしかレイラの本当の家族のような存在となっていった。 レイラが亡くなったときに消滅するはずだったが、何故か彼女等が消える事は無く、その後三姉妹は楽器の演奏を音楽を覚え、幻想郷で音楽活動を始めるようになった。 ちなみに前述のとおり騒霊の三姉妹はあくまでレイラが三人の姉をモデルに作り出したものであり、レイラの人間である三人の姉達とは全く別の存在である。 『花映塚』のリリカストーリーにおける四季映姫の話によると、三姉妹の存在の拠り所は「彼女たちを産み出したレイラは今はもう居ない人間」であり、そのため三姉妹は存在が不安定であるとの事。 三姉妹は「プリズムリバー楽団」として音楽活動を行っておりルナサやメルランはソロで活動することもあるが、リリカはソロ活動をしていないらしい。 ちなみに普段は紅魔館のある霧の湖近くの廃洋館に住んでいる。 この廃洋館は後述のレイラが自身ごと外の世界から幻想郷に移転させたもので館中に入っても姿は見えず練習の音しか聞こえないというまさに幽霊屋敷である。 特徴、年齢、など 髪は薄い水色で、稗田阿求曰く「姉妹で一番明るい色」 瞳の色は青。 身長は「やや低い」が、姉妹の中では一番背が高い。 髪は全体的に強いウェーブがかかった、ふんわりした感じである。 原作絵では右半分はセミロング、左半分は左頭部辺りで纏め左右非対称の特徴的な髪型。 ちなみに複雑な髪型である故に、二次創作における再現率は非常に低く、ある程度は原作絵における髪形を再現している絵は、全体の1%にも満たないと言われている(9割以上が普通ウェーブのかかったウェーブセミロングである) 円錐状で返しのあるピンクの帽子を被っており、返しは一箇所に切れ目がある。 また返しの淵にフリルが付いている。 他の姉妹と同じく、帽子の頂点にある飾りがあり、青い球体に青い円柱状の棒が何本か突き立っており、見ためは太陽らしき物。 ルナサの赤い三日月、リリカの緑の星との対比でもあると思われ、メルランは太陽のような明るい性格を表しているのかもしれない。 服装は、黒縁のついた薄ピンクの前面ボタン閉じタイプのベストを着ており、青い丸ボタンが2つ付いている。 ベストと同色のシャツのようなものを着用している。 また薄ピンクのフレアスカートを履いている。 ベストやスカートの裾には、ランドルト環(視力検査記号)を二つ並べて棒で繋いだような形の、青い模様があしらってある。 またベストの裾、スカートの端、襟の淵フリル手前、帽子の返しの淵フリル手前には黒いラインがある。 花映塚での2Pカラーは、シャツ、ベスト、スカートの薄ピンクだった生地が蛍光色っぽい薄い青緑色、黒かったライン等が紫色となっており、トランペット金色が銀色になっている。 テーマ曲 『東方妖々夢、東方花映塚』 ・「幽霊楽団 〜 Phantom Ensemble」は三姉妹共有のテーマ曲。 二つ名 ・騒霊トランペッター 能力 ・「手足を使わずに楽器を演奏する程度の能力」(妖々夢.求聞史紀) 彼女達騒霊は楽器の霊を操ると共に、音の霊を操って演奏している。 なので直接楽器を弾く必要もなく、様々な音を使う事ができ、三姉妹は手で持たずとも楽器を演奏出来るし、東方求聞史紀では「楽器は象徴のようなもので、無くても演奏出来るのではないか」と『稗田 阿求』に推測されている。 ポルターガイスト現象において何も触れていないのにひとりでに家具などが動いたり所謂ラップ音が鳴ったりする現象を楽器演奏に転用した能力であると思われる。 なお、三姉妹らの楽器習得はレイラの死後である為、レイラの生前の能力は楽器の関係ない「手足を使わずに物や音を操る 程度の能力「であったと推測され現在の能力はその応用だと思われる。 余談だが東方求聞史紀では「手を使わずに〜」と、妖々夢の時と比べ「足」が抜けていたりする。 ・「躁の音を演奏する程度の能力」 始めに躁病(そうびょう)とは気分が異常に高揚し、まともに会話が出来なくなったり、他者へ過剰に積極的に干渉するようになったりする精神疾患の一つ。 メルランが奏でる躁の音とは「音の幽霊」が精神を持つ存在に作用して起こるものであり、精神を高揚させる効果があり聞く者の気持ちを高揚させる音である。 落ち込んでいる者や適度に聴程なら良い高揚感を与える音であるが、元から気分が高揚している者が聴いたり影響を受け過ぎたりすると、気分が異常に良くなり、突然踊り出したい気分になったり、まともに会話出来なくなったりする。 この音は耳ではなく精神に直接作用する為、ルナサの音と同様肉体の無い者など精神に依存する処の大きい存在に好まれる一方、人間には影響が強すぎる事もある。 またトランペットは遠くに響く音である為、遠くから聞こえてきた場合でも聴きすぎると精神に影響を及ぼす事もある。 ちなみに末妹であるリリカの演奏はこれらの効果を打ち消す効果があり、メルランのソロ以外なら結構安全に聴くことができる。 ゲーム内では、東方花映塚のマッチモードにおいてメルラン又はルナサが勝利すると、通常なら泣き顔になる筈の相手の立ち絵が、強制的に笑顔又はウンザリ顔になる、という演出がある。 その効果は三姉妹以外の全キャラに及び、種族が人間から妖怪、半幽や死神にすら効く。 種族 ・幽霊(騒霊=ポルターガイスト) 「東方求聞史紀」では便宜上、幽霊に分類されているが、厳密には騒霊は幽霊ではなく、三姉妹の誕生の経緯の旨が記された上で幽霊に分類されている。 もう一度いうが、厳密には幽霊ではなく生物が死んでなったものではなく、レイラによって作り出された存在であり概念的には魔法生物や精霊といった分類が妥当かもしれない。 呼称 メルラン、メル姉 ξ・∀・)めるぽ 『めるぽ』とは2chで流行ってた「ぬるぽ」にメルランを融合させた姿で、メルランの顔文字としても定着ている模様。 スペルカード メルラン・プリズムリバーの項目に記載。 二次創作設定
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[部分編集] ヘブンレゾネーター 製作情報 タイプ 作者 ID 状態 (装飾品 Hunのみ) (あーぬ) (8820) (状態 完成) 関連情報 [部分編集] (シリーズアイテムやセットアイテムのリンク) ヘブンスマッシャー 能力・効果 [部分編集] 属性値 火 水 地 風 光 闇 聖 邪 (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) ステータス Str Int Min Agl Con Pow Lck Crt (0) (0) (80) (0) (0) (0) (50) (0) AT DF SP RS MAT MDF MSP MRS (0) (0) (0) (0) (80) (0) (0) (0) 説明文 [部分編集] ?(何らかの出力座標を最調整する部品。) 効果 [部分編集] 01(武器を振った時) アイテム欄先頭と装備中武器のアイテムIDが881F ヘブンスマッシャーでなければ終了。 静止攻撃時以外でLVと現在HPに応じた風or地エンチャントのハイパービーム発射。 静止攻撃時に範囲内の敵最大3体の座標に天罰ビットをダイレクト発動。 グラフィック [部分編集] (このページに) コード [部分編集] ADDRESS +0 +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 +8 +9 +A +B +C +D +E +F 800F0300 CD F2 DD DA EA C8 05 C0 05 00 00 00 00 00 00 00 800F0310 01 00 10 C8 00 04 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 800F0320 00 00 00 00 50 00 00 00 00 00 00 00 32 00 00 00 800F0330 00 00 00 00 00 00 00 00 50 00 00 00 00 00 00 00 800F0340 0C 3F 00 0B 38 00 1F 0B 39 00 88 07 B0 0C 40 07 800F0350 B0 00 00 0D 00 86 71 38 02 60 00 07 B0 18 40 FF 800F0360 07 B0 18 40 0D 00 86 70 38 03 18 25 00 02 CE 00 800F0370 0E 00 0B 00 8B 05 FA 00 A0 05 FB 00 0F 01 8C 00 800F0380 43 00 43 00 01 00 20 88 F8 2A 00 00 0E 00 0B 00 800F0390 8B 03 35 01 04 03 33 02 04 0E 00 32 00 01 0E 00 800F03A0 32 00 01 03 35 02 04 03 33 01 04 05 44 4C 20 05 800F03B0 4C 4D 20 0B 20 47 02 05 FA 59 20 05 BA 40 01 05 800F03C0 F8 0B 02 05 F8 01 12 15 2D A0 03 15 15 FF 0E 02 800F03D0 0B 00 0F 15 25 00 08 10 06 0B 20 40 00 10 01 20 800F03E0 06 4C 65 00 02 39 01 04 01 2C 01 02 39 01 04 01 800F03F0 2D 20 02 39 01 04 96 64 00 02 39 01 03 1E 4C 22 800F0400 03 22 4C 24 03 26 4C 26 04 1E 4C 28 03 1E 58 28 800F0410 04 22 4C 28 03 22 58 28 04 26 4C 28 03 26 58 28 800F0420 0E 08 1C 00 0F 03 1E 58 22 03 22 58 24 03 26 58 800F0430 26 0B 21 01 01 0B 21 25 03 0B 20 01 01 01 DD 00 ADDRESS +0 +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 +8 +9 +A +B +C +D +E +F 800F0440 00 00 21 84 85 2C C6 34 E7 38 09 41 6C 4D CE 55 800F0450 11 62 73 4A B5 52 18 5F 15 00 19 21 69 06 F0 1E 800F0460 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 800F0470 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 800F0480 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 800F0490 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 800F04A0 00 00 BB AA 01 00 00 00 00 00 00 00 00 B0 99 8B 800F04B0 17 00 00 00 00 00 00 00 00 9A 57 96 16 00 00 00 800F04C0 00 00 00 00 E0 7F 65 57 18 00 00 00 00 00 00 00 800F04D0 9B F7 86 65 19 00 00 00 00 00 00 D0 7D 65 5E 86 800F04E0 01 00 00 00 00 00 00 9A C7 86 E5 19 00 00 00 00 800F04F0 00 00 00 79 65 5C F6 01 00 00 00 00 00 00 00 43 800F0500 76 C5 18 00 00 00 00 00 00 00 00 34 54 C6 01 00 800F0510 00 00 00 00 00 00 00 41 63 18 00 00 00 00 00 00 800F0520 00 00 00 10 11 01 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 800F0530 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 800F0540 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 800F0550 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 800F0560 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 800F0570 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 COMMENT [部分編集] ヘブンスマッシャーの天罰攻撃を01トリガー式に変えるセットアクセです。例によってヘブンスマッシャーが所持アイテム先頭且つ装備中でないと機能しないように安全装置が付いています。敵座標に直接発生させる単発シャイニングはその敵と違う敵を狙おうとすることもあって、敵が2体以上いると1つ迷子が発生することもありますが、構わず連射していれば当たらなかった敵にも順次当たるようになっています。こちらは攻撃モーションを最後まで走らせますので3ヒットで止まるようになり、その代りにその最中に殴られてもダメージモーションが発生しないので邪魔されないというメリットがあります。 -- あーぬ (2023-12-15 19 37 13) 静止モーション以外で出せるハイパービームはネタとして温めていたキャラ軸横倒しからのエナジーリカバーです。これにカラー8Aの太め半透明のライトニングボルトを重ねて攻撃判定を作っています。LBの威力だとMAT係数0.5程なのでMAT999でも500程度になり見た目ほどの迫力が出ないということで、例によって能力変化コードで基本4000に加えてLV+現在HP÷2のクソデカ風or地エンチャントを施しています。これによりスーサイドマトリックスの変異体も4属性ランダム変化しているので撃ってると弱点と一致して消滅するというわけですw Guardや同属性防御された時も光の中に矢が飛んで行きますので物理ダメージで削っていけます。ミルマルトの通常射撃並みのの制圧力はありませんが、ダイレクト天罰とハイパービームを交互に撃っていくだけで敵に結構な負担を掛けていけますのでまあまあ強い部類ですね。 -- あーぬ (2023-12-15 20 05 30) ダイレクト天罰がミスッたり、敵が死亡したタイミングでエフェクト座標指定を失った0A 09スマッシュが自分のシールドの場所で発生することもあるなど、ちょいちょい変な挙動も散見されますw それでも使用感が面白くて別ゲーみたいになるのでA2属性に関しては悩まされましたがとりあえず原作のPSOに一番近い天罰銃が形になって良かったですね。通常射撃がハイパービームなのでそこはダークメテオのEXアタックっぽいですw -- あーぬ (2023-12-15 20 15 37) アイコンは天罰シリーズ銃の下部に付いている円柱のパーツですね。ヘブンスマッシャーには生えていないので、これを取り付けると本来想定していた01トリガー型になり完全性を獲得する、みたいなノリで20分位で雑に描いたやつですw -- あーぬ (2023-12-15 20 19 28) 天罰対象外の非アクティブ敵を判定するコードが04 01 2D 10ではなく04 01 2D 20が正解なのでヘブンパニッシャーの上空天罰と同じくこちらのダイレクト天罰も修正しました。 -- あーぬ (2023-12-24 14 24 41) 名前 コメント
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ウサギのナミダ ACT 1-31 □ 翌日。 俺はいつものように午前の遅めの時間に、ゲームセンターに向かった。 ついに虎実との対戦だ。 虎実のバトルはよく側で見ていたから、まだ一回しか対戦していないという実感はない。 ティアと戦うために、納得いくまで技を練り上げたという。 それだけでも興味は尽きない。 はたして、虎実はどんな武装神姫になったのか。 駅前で、久住さんと合流する。 彼女も、彼女の神姫・ミスティも、ティアと虎実の対戦は是非観たい、と熱望していた。 あのゲーセンには、感情的に入りづらいので、久住さんが同行してくれるのは心強い限りだった。 ほどなくして、ゲーセンの入り口にたどり着く。 入り口をくぐる。 バトルロンドのコーナーにいるすべての客が俺たちに視線を向けた。 ランキングバトル一位の大城と戦うから、注目されているのだろうか。 それにしては、雰囲気が微妙な感じだが……。 そんな俺の思考を、大声が中断させる。 「あああぁぁっ!! 来た! やっと来た!! まったく君は、どこに行ってたんだよっ!!」 大騒ぎしながら、俺に近寄ってくる、その男。 忘れるはずもない。 「井山……貴様が何でここにいる?」 「決まってるだろ、アケミちゃんを返してもらうためだよっ!!」 そう言う井山の態度には、いつぞやのような余裕は微塵もなかった。 怒りの形相で、目をギョロギョロとさせて俺を睨んでいる。 口調はせっぱ詰まっていた。 俺は久住さんよりも一歩前に出て、彼女を守る位置に。 胸ポケットから、震えが伝わってきた。 俺は胸ポケットをそっと手のひらで隠す。 「くどいやつだな。何度来たって、ティアは絶対に渡さない。あきらめろ」 「うるさいっ! あきらめられるもんか! もうアケミちゃんしかいないんだよ! この間の一斉取り締まり以来、酷い目に遭ってるんだ! 雑誌の連載は打ち切られて、残りのギャラをもらうどころか、とばっちりで怒られる! 神姫風俗はほとんどなくなっちゃって、馴染みの店も神姫もいなくなっちゃったんだぞ! それどころか、取り締まりの日は、逃げるのが大変だったんだ!」 どうやらこいつは、逃げるのだけは得意らしい。 「それからたびたび、警察には捕まりそうになるし、ボクにすり寄ってきた連中はいなくなっちゃうし! 神姫風俗なんか、もうろくな店が残っていないんだ! もう一ヶ月も、神姫でやってないんだぞ!? 頭がおかしくなりそうだ!」 ……こっちの方がおかしくなりそうだ。 周りを見回すと、どうやら井山は俺が来る前から持論を展開していたようだ。 ギャラリーは一様にうんざりとした顔をしている。 「君が素直にアケミちゃんを渡せば、こんなことにはならなかったんだよっ! だいたい、元々ボクの神姫なのに、それを返そうとしないなんて、盗人猛々しいにもほどがある!」 「……自分でゴミ捨て場に投げ捨てておいて、よく言う」 俺の呟きに、井山の顔が引きつった。 ギャラリーがざわめく。 「な、なにを……」 「貴様は、店の追っ手から逃げ切れそうになくなって、それを神姫のせいにして、ゴミ捨て場に投げ捨てた。 雨の中、電柱に叩きつけてな。 腕も脚も折られていて……そんなんでよく自分の神姫だなんて言い張れるな」 「き、君……見ていたのか!?」 「ああ。その後すぐに、お前が悪態をついていたゴミ捨て場で、神姫を見つけた」 ティアの素性は、もうばれている。 だから、ティアを見つけたときのことを隠しておく必要もなくなった。 いまや俺はなんのためらいもなく、井山と対峙できる。 そもそも、素性をばらしたのは井山だ。自業自得だな。 「ティアは確かに、貴様が捨てた神姫だ。 だけど俺が拾ったときには、壊れた精密機械ゴミのような状態だった。 俺は動けるように修理して、自分の神姫にした。 それなのに、まともに動くことがわかったら、また自分のものだと言い張って……盗人猛々しいのは貴様の方だ」 「ひ、開き直って……」 井山はもはや反論もできない様子だ。 もともとこいつの話は正論ではないのだ。 俺が追い込まれたあの時とは事情も違っている。 だから今回は、俺も余裕を持って対峙できる。 ギャラリーはざわついていた。井山の話が、結局は身勝手で一方的なものだということが分かったようだ。。 「く、クイーンとちょっといい勝負したからって……ちょっと雑誌で取り上げられたからって……いい気になりやがって……この、淫乱神姫がっ!」 俺の胸ポケットが、びくり、と震えた。 ティアが怯えている。 俺と本当に心を通じ合わせた今でもなお、この男とのしがらみは、ティアの心を縛り付けている。 こいつだけは許せない。 俺の心にも暗い炎が宿った。 「ふざけるな……この犯罪者」 俺の言葉は、地の底から響くようだった。 「貴様のような奴がいるから、いつまでも神姫たちの悲しみがなくならないんだ。 神姫虐待の犯罪者が、神姫の悪口を言う資格なんざない。 神姫の気持ちも考えず、ただ性のはけ口としてしか考えない貴様と、貴様と同類の連中を、俺は絶対に許さない」 「し、神姫の気持ちなんて……考える方がおかしいだろ!? 神姫なんて、人間様の言うことを素直に聞いてりゃいいんだよっ!!」 次の瞬間、ギャラリーから一斉にブーイングがあがり、井山に罵声を浴びせた。 当然だ。 周りにいるギャラリーは、バトルロンドのプレイヤーばかりだ。共に戦う神姫を、多かれ少なかれ、大切なパートナーと考えている。 今の一言で、井山はここにいる神姫とマスターすべてを敵に回していた。 「うるさい、うるさいっ! 自分の神姫をどんなふうに扱ったって、そんなの勝手だろ!?」 「うるさいのはお前の方だ!」 「この変態野郎が、いい加減にしろ!」 「お前に神姫マスターの資格はねぇ!」 「だいたい、神姫風俗の店から盗んできた神姫は自分のじゃないんじゃね?」 「神姫いじめて悦んでること自体がサイテー」 「普通、神姫風俗行ってたことを自分で言ったりしねぇよな。頭おかしいよ、こいつ」 ギャラリーはいつも無責任に当事者たちを罵倒する。 今回は俺ではなく、井山に向けられている、それだけの話だ。 だが、井山は追いつめられた。 この場で、井山の味方など誰一人としていない。 それでもなおこの場に踏みとどまっているのは、ティアに対する執念なのか。 井山は顔を青くしたり赤くしたりしながら、俺を指さしてこう言った。 「だ、だったら、バトルロンドで勝負だっ! アケミちゃんを賭けて正々堂々と勝負しろっ!」 何が「だったら」なのかよく分からないが。 井山の背後にいた大城が言う。 「アホか! そんな勝負、受けるまでもねぇだろ! それに、遠野たちになんのメリットもないだろが!?」 「もし、万が一、ボクが負けたら……ボクは二度と君たちの前に姿を現さない。アケミちゃんも諦めてあげるよ」 「それだけじゃ、賭けるものが釣り合わないだろ」 俺の言葉に、大城が驚いたようにこちらを見る。 続いてギャラリーがみな、俺に注目した。 「貴様が負けたら、警察に行け。そして、二度と俺たちの前に姿を現すな」 「遠野くん!?」 俺の後ろから、久住さんが悲鳴のように俺を呼ぶ。 俺は少し彼女を振り返った。 彼女が心配してくれるのは嬉しい。 言いたいことも分かる。こんな勝負、受ける必要がない、そう言いたいのだ。 だが、俺は井山と雌雄を決するつもりでいた。 ティアが奴への恐怖を克服しない限り、ティアの本当の安息は訪れない。 だったら、奴とのしがらみをここで断ち切るほかにない。 俺は、もう決心していたのだ。 久住さんは俺と目を合わせた。 彼女の大きな瞳に、俺のくそ真面目な顔が映っている。 久住さんはそっと溜息をつくと、俺から視線をはずした。 心配してくれた彼女には申し訳ない、と思う。 俺は井山の野郎に向き直る。 「どうだ。その条件が飲めるなら、バトルロンドで勝負しようじゃないか」 「そ、そんなことしたら、ボクが捕まっちゃうかも知れないだろ!?」 「だから、負けたらおとなしく捕まれ、と言っている。 警察には、ティアの過去の記憶も提出済みだ。解析も終わっていて、顧客も特定されているだろう。 貴様は神姫虐待の容疑で間違いなく逮捕される立場だ。 警察に逮捕された上で、自分の罪を反省し、二度と俺たちに前に姿を現すな」 「な、な、なんでこのボクが、たかが神姫のために、そこまで体を張らなくちゃいけないんだよ!!」 「俺はティアのために、すべてを賭ける覚悟をした。 貴様が仕掛けた罠を覆すためにな。 自分がティアのオーナーだと主張するなら……貴様もすべてを賭けて勝負に挑め」 「や、やっぱり……今回の神姫風俗の件は……君の仕業かっ!!」 「……俺はきっかけだったに過ぎないけどな」 井山の視線には憎悪すらこもっていた。 だがそれは逆恨みというものだ。 警察が神姫風俗取り締まりに動こうとしていたそもそもの理由は、井山が提供した、あの雑誌記事だったのだから。 結局は自業自得なのだ。 せっぱ詰まっていた井山だったが、不意に、表情を変えた。 いつものいやらしい、余裕の笑みをにじませる。 「いいよ、わかったよ。ボクが負けたら警察に行く。勝ったら、アケミちゃんはボクのもの。どちらにしても、君たちの前には二度と姿を現さない。 その条件でバトルしよう」 「……どういう風の吹き回しだ?」 「いいじゃないか。ボクが条件を飲むって言ってるんだからさぁ。すぐ始めようよ」 「貴様、神姫をつれてきてるのか?」 「ここにいるよ」 井山は、手に持っていたアタッシュケースを持ち上げて見せた。 何が入ってるのかと思えば、神姫だったのか。 「条件を飲むかわりに、ステージはボクが指定するよ」 「断る」 俺は即座に井山の意見を却下した。 ティアがまともに戦えないステージを指定されては意味がない。 「わかってるよ、アケミちゃんが戦えるステージじゃないと、ダメなんだろ? ボクが指定するのは……塔だ」 「……塔?」 ギャラリーがざわめく。 俺は記憶をたぐり寄せる。 塔ステージは人気の低い、かなりマイナーなステージだ。 確か、巨大な円柱状の塔の内部がそのフィールドである。 塔の内部はそこそこの広さがある。 外周部に螺旋状に階段がしつらえてある。 全体は強固な石造り。 明かりはたいまつによって、ところどころ照らし出されている。 天頂部は閉じられており、出入り口もない。 円柱状の巨大な密室だ。 特別な仕掛けもない。 なぜこの塔ステージが人気がないのかというと、面白味がないからだ。 飛行タイプの神姫は、最高速度も出せないし、機動も制限される。 地上タイプは身を隠すところもなく、縦方向への移動は螺旋階段のみ。 あらゆる神姫が、お互いの持ち味を発揮できないフィールドなのだ。 奴がこんなステージを指定してくること自体が不可解だ。ティアだけではなく、奴の神姫にだってメリットはない。 「どうだい? ここならアケミちゃんの機動を制限する訳じゃないし。壁走りだってできるよねぇ?」 「……!」 井山はバトルロンドに興味がないのかと思っていたが、そうではないらしい。 少なくとも、ティアの戦闘スタイルを知っている。 ある程度、俺たちを研究していると見るのが妥当か……。 身を隠すところがないのは不安だが、だからといってティアに不利なステージでもない。 井山の神姫がどんなやつなのかは気になるところだが、塔で有利な神姫というのはちょっと思いつかない。 俺たちが有利になりこそすれ、不利な要素は何もなかった。 唯一の気がかりは、奴が何を考えているのか、それだけだった。 「……いいだろう」 「うふふふ、それじゃあ、はじめようよ」 井山は大きな体を揺らしながら、筐体の方に歩いていく。 客たちは、汚いモノに触れるのをいやがるように、奴に道をあけた。 そんな客の態度を、井山は気にもとめない。 「遠野くん……こんなバトル、受けてもよかったの?」 久住さんが心配そうに尋ねてくる。 「ああ。あいつをのさばらせたままじゃ、ティアはいつまでも怯えて暮らさなくちゃならない。ここで奴に引導を渡して、ティアの過去も断ち切る。 これは、どうしても必要なバトルなんだ」 「でも……ハイリスク過ぎるわ」 「わかってる……でも、リスクが高いのは奴も同じだ」 いままで必死に逃げ回っていたのに、このバトルに負けたら、警察に素直に捕まらなくてはならない。 井山の人生においては、大きな事件になるだろう。 お互いにハイリスクなものを賭けたバトル。 それでも俺は一歩も引く気はなかった。引くわけには行かなかった。 「ティア……」 おれは胸ポケットでうずくまる神姫に声をかける。 「怖いか?」 「はい……」 ティアの声は震えている。 実のところ、俺の心は怒りで煮えくり返っていた。 あんな奴のせいで、今もティアはこんなに怯えている。 あいつだけは、絶対に許さない。 「いいか? これから井山とバトルする」 ティアがびくり、と身体を震わせた。 「だが、怖がることなんてない。 昔のお前は一人きりで、奴の言うなりだった。 今は違う。俺がいる。お前と一緒に戦う。あんな奴には決して負けない。 だから……勇気を持て」 ティアが俺の方に顔を上げた。 瞳に涙が滲んでいた。 「戦うのはお前なのに……勝手に奴とのバトルを決めて、ごめんな」 「……いいえ」 ティアは弱々しく微笑んだ。 胸が痛くなる。 このバトルは、ティアには気の進まない戦いだ。 なのに俺はそれをティアに強要する。 だから俺はエゴイストだというのだ。 だが、この戦いがティアに必要だという考えも揺らがない。 一連の騒動に決着をつける最後のピースは、ティアが自らの過去と決別することだ。 そうしなければ、ティアはいつまでも自分の過去を引きずってしまう。 このバトルで、ティアの過去を断ち切る。 俺は強い決意を持って、筐体の前に座った。 「おい、遠野」 「大城……」 大城は俺の後ろにやってきて、くそ真面目な顔をしている。 「すまんな、お前たちとのバトルは、これが終わるまで待っていてくれ」 「……勝つんだろうな?」 「負ける気はさらさらない」 俺も真面目に受け答えする。 大城は頷いた。 このバトルに勝たなくては、長く目標としてきた大城たちとの対戦も実現しない。 俺が決意を新たにしていると。 なんと虎実が、ティアに声をかけた。 ■ マスターが何の考えもなしに、こんなバトルを受けるとは思っていない。 思っていないけれど。 心に刻み込まれた恐怖は、簡単には拭えない。 あの人の……かつてわたしのお客さんだった人の顔を見るだけで、恐怖に身がすくむ。 条件反射のようなものか。 あの手がわたしを掴んだ瞬間から、もう逃げようのない虐待が始まるのだと、どうしてもそう考えてしまう。 マスターは、そんなわたしに気を遣ってくれた。 それはとても嬉しいのだけれど。 でも、マスターの言うような勇気は、まだ絞り出せていない。 バトルに挑む心ができないまま、わたしは筐体の上に立つ。 身体が小刻みに震えているのが分かる。 マスターの指示通りに戦えば、勝てると信じているけれど。 どうしても、どうしても、怖くて怖くて仕方がない。 このままでは、勝てる試合も勝てないのではないか……。 そんな弱気が心に浮かんだ時。 わたしを呼ぶ声が、聞こえた。 「ティア!」 「……え?」 「アンタがあんな奴の神姫に負けるはずがねぇ! さっさと勝って、アタシと対戦だ。忘れんな!!」 驚いた。 虎実さんがこんな風に私に声をかけてくれるなんて、初めてかも知れない。 虎実さんは、まっすぐにわたしを見つめてくる。 真剣な表情に、わたしは息を飲む。 マスターの後ろから、別の神姫の声が聞こえてきた。 「そうよ、自信を持ちなさい! あなたは、この『エトランゼ』にも勝てる、あの『クイーン』とだって渡り合える実力があるんだから!」 ミスティ。 彼女はいつもわたしの心配をしてくれる。 そして、いつの間にかマスターの後ろに来ていた、四人の少女たち……久住さんの弟子?の四人の肩の上から、次々と声がかかる。 「ティア、がんばって!」 「また、あのきれいなバトルを見せて下さい!」 「勝てる、勝てるよ!」 「あんな奴に負けないで、ティア!」 ライトアーマーの神姫たち。 会話するのも初めての彼女たちが、わたしを激励してくれている。 どれほど驚いたことだろう。 どれほど嬉しかったことだろう! わたしは、驚きに見開いていた目を、一度伏せる。 そして再び目を開いたとき。 恐怖に怯える気持ちは、小さくしぼんでいた。 「ありがとう……みんな」 ずっと、独りだと思っていた。 マスターのところに来たときから、わたしは誰にも迷惑をかけないように、独りでいなくちゃならない、そう思っていた。 だけど今は、仲間がいる。 わたしを認めてくれる友達がいる 折れそうなわたしの心を支えてくれる。 アクセスポッドに歩み寄る。 向かい合う相手のマスターは、どうしても怖いけれど。 今は、マスターと仲間たちがくれる、勇気の方が勝っている。 わたしは戦える。 このバトルに勝って、約束を果たそう。 □ 仲間ができた。 俺たちを信じてくれる仲間は、何よりかけがえのない存在だ。 俺は仲間たちに支えられて、絶望の淵から立ち上がることができた。 だから、ティア。 お前も仲間たちの言葉を胸に、勇気を持って走り出せ。 お前が走れるのなら、俺が勝利への道を示してやる。 そして、この事件のすべてに決着をつけよう。 「……準備はいいか?」 俺は井山に尋ねる。 相変わらずの、薄気味悪い笑み。 「いいとも。はじめよう」 俺と井山は同時にスタートボタンを押した。 筐体に今回のフィールドである「塔」が浮かび上がる。 対戦カードが表示される。 『ティア VS クロコダイル』 『GET READY …… GO!』 塔の内部が表示される。 薄暗い塔の中、ティアがたたずんでいる。 どこか、不安な表情。 塔の中は静寂に包まれている。 奴の神姫は…… 瞬間、井山の耳障りな叫びが響きわたった。 「ひゃははははは! かかった、かかったね!? もうこれで、ボクの勝ちさ! さあ、アケミちゃん、思いだしなよ。 これが、ボクの神姫だ!!」 その叫びと共に。 塔の上の方から。 奴の神姫が姿を現した。 次へ> トップページに戻る