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「春だねキョン」 「そうだな佐々木」 大学の帰り道、キョンの自転車の荷台で揺られながら桜を見上げ、桜並木に立ち止まる。 「生憎と先日の爆弾低気圧とやらで随分散ってしまったようだが……」 「まるで雪でも降ったみたいになってるな」 「おや、誌的な表現をするじゃないか」 喉奥で笑ってみせる。……ふむ。 「ふむ。忘れめや都のたぎつ白河の名にふりつみし雪の明ぼの、だったかな」 「あー。どっかで聞いた事があるような」 「キョン。南北朝時代は知ってるね? 鎌倉幕府を倒した原動力の一つにして南朝の初代天皇、後醍醐天皇……」 「ああ後醍醐天皇の」 「その皇子、息子にあたる宗良親王の遺した歌さ」 「また随分だなそれ」 「そうかい?」 「後醍醐天皇の勢力が鎌倉幕府打倒後に分裂したのは覚えているね?」 「さすがにそのくらいは覚えてるぞ」 「それが南北朝時代だね」 大覚寺統と持明院統はまあ置いておこうか。 「その息子、宗良親王は元は僧だったんだが、父の為に還俗し、武人として漂泊の日々を送った」 「元お坊さんで天皇の息子か。そら風趣な趣味を持ってる訳だな」 「征夷大将軍に補せられたこともあるよ」 「すげえな。世が世なら将軍様か」 「武家のそれとはまた違うだろうけどね。ただ南朝側はやや劣勢だった」 「武士勢力の室町幕府と北朝、貴族勢力の南朝って図式だもんな。おおざっぱに言えば」 軍事的には劣勢と言っていい。それでも南朝は幾度か反撃・侵攻を繰り返したが、1367年頃を機に弱体化していった。 「そこでさっきの歌という訳さ」 「忘れめや都のたぎつ白河の名にふりつみし雪の明ぼの」 通釈、忘れたりするだろうか。都を奔り流れる白川の我が住まい――その名にふさわしく降り積もった雪の曙を。 「都が懐かしいなってか?」 「まあそんなとこさ。白く染まった景色を見て彼は思いを馳せたんだね。雪に染まったかつての自邸に」 「だから僕も思うのさ。この桜吹雪に、あの卒業式の想いを忘れたくないな、とね」 「……そうかい」 「いつの卒業式の話か聞かないのかい?」 「俺は鈍重な感性の持ち主だからな」 皮肉とは趣味が悪いね。 「自嘲だよ」 そうかい。 「笑うな」 やだね。 「ときにキョン、思ひきや手もふれざりし梓弓おきふし我が身なれむものとは、なら知ってるかい?」 通釈、思いもしなかった。昔は手さえ触れなかった弓矢や武具を、起きても寝てもそばに置き、 これほど我が身に馴らそうものとは。 「もう勘弁してくれ」 やだね。聞いて考えたまえ。 「元が貴族でお坊様、それが武人となり転戦を重ねて詠んだ歌だよ」 「人間の適応能力ってスゲーなってか?」 「ほう」 「昔は触る事さえなかった武具に、今はこんなに慣れ親しんでる、こんな自分になるなんてなって自嘲してんだろ」 「いい解釈だ。ではこれを僕に当てはめるとどうなるかな?」 「知るか。そろそろ脳のCPUが焼ききれそうだ」 「では空冷ファンを足さなきゃならないね」 「耳に息を吹きかけるんじゃありません!」 「そうかい?」 「いいから帰るぞ。日が暮れる」 「はいはい」 昔、僕は恋愛感情なんてノイズだと思っていた。 けれど、キョンに出会って、今はこの感情に慣れ親しんでいるどころか楽しくて嬉しくてしょうがないんだよ。 まったく。こんな自分になるなんてさ。中学二年以前の僕に伝えてあげたいね。 中学三年の時、あの雨の日に変な意地で壁を作ってしまった僕にも 中学卒業の時、意地っぱりのままキョンとの関係を断った僕にも 高校二年以降の僕にもだ。 ああ高校二年時代の僕は別かもしれないね。 好きだとも、好きだったとも、さよならとさえ伝えなかったのは、ちょっとした貪欲さだと思うから。 成就しないからと振り切るのでもなく、いつか素直になる為にとっておいたのだと。 さよならは言わない。別れなんて言わない。また、出会いたいから。 いつか自分を克服して、素直になる為にね。 諦観に沈むだけじゃなく、挑戦も必要なんだよ。 何かの為に、誰かの為に諦めるより、自分に素直に行動してみたらどうだい? きっと思いもしない自分が見えるよ。 苦しくても切なくても醜くても、そんなの蹴っ飛ばして自分に素直になってごらん。 素直になれないなら、その自分を克服して新しい自分になってごらん。 そうさ「すべてを諦める」事なんてないよってね。 僕らの青春はこれからなのだから。 自転車の荷台に乗って、彼の背中に身を預ける。 「さ、いくよキョン」 「佐々木、解ったから背中に張り付くな!」 やぁだね。 「もうここから離れる気はないよ。ここは僕の特等席なのだからね」 筆者注 佐々木さんが「思ひきや手もふれざりし……」と語る同人誌の四コマに影響されたお話です。 元ネタありとご了承下さい。なお「天勾践を空しゅうする莫れ」及び、総集編「volunteers #19 異装奇歌学」収録分です。 同サークルvolunteersでは分裂本が複数出ています。が、後発の本になるほど(ご当人も言っておられますが) 解釈がこじつけ、トンデモになり、読者を選ぶタイプとなっているようです。 ルームシェア佐々木さんシリーズ 66-25 ルームシェア佐々木さんとホワイトデー 66-67 ルームシェア佐々木さんと意思疎通 66-86 ルームシェア佐々木さんとハードル 66-100 ルームシェア佐々木さんが止まらない 66-126 ルームシェア佐々木さんと春 66-332 ルームシェア佐々木さんと毛布 66-387 ルームシェア佐々木さんと桜吹雪の日 66-427 ルームシェア佐々木さんと希薄な欲望 66-545 ルームシェア佐々木さんとキミの耳(完結)。
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橘「キョンさんの弱点を見つけたのです!」 佐々木「へえ。どんな?」 橘「まずですね、お化けが怖いみたいなんです! 遊園地のお化け屋敷で、私の手を握ってきたんですよ。 しかもこっちに視線を合わせずに。きっとお化けが怖いのです」 橘「あと、料理が下手なのです。 この間、キョンさんの家で、一緒に料理を作ったんですが、カレーも上手く作れないんですよ。 仕方がないので、私が作ってあげたのです。お母さんに感謝されたのです」 「カラオケに行ったときに分かったのですが、歌が下手なのです。ラブソングなんて唄うからです」 「赤い水着が好みみたいです。一緒に遊んでいる間、あたしが着てた水着をじっと見てたのです」 「UFOキャッチャーが下手なのです。 うさぎのキーホルダーを取るのに、1千円くらい使ってたのです。 しかも、それをあたしにくれたのです。興味がないのに取るという不思議な行動をするのです」 橘「あとあと、」 佐々木「まだ・・・・・・あるの?」 橘「これは重要ですよ? 彼、妹さんに駄々甘なんです。 この間、家にお邪魔して帰るときに、 「また、遊びに来てくれ。妹が会いたがってる」 なんて言ってるのです。 まあ、私も妹さんとはお義姉ちゃんと呼ばれるほど親しくしていますので、明日あたりキョンさんの家に行こうと、 ・・・・・・佐々木さん? 何で怒ってるんですか?」
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佐々木さん、星占いはお好き? の巻 ~中学3年時代~ キョン「お? 珍しいな佐々木、お前が星座占いの本を読むなんて。 てっきり佐々木はそういうの、非合理的だとか言って興味を示さないと思ってたぜ」 佐々木「とんでもないよ、キョン。占いとは長年の英知の集積なのだよ。僕は非常に高い敬意を払っているさ」 キョン「そうか、佐々木も女の子なんだなあ。相性占いとか気になる奴でもいるのか」 佐々木「何を言ってるんだい。僕は君以外に特段相性が気になる異性などいないし、 第一、そういう興味を持って読んでいるわけではないよ。占いそのものの結果など、 ナンセンスとしかいいようがないね。僕の興味は別にある」 キョン「それ以外に何が面白くて占いの本なんぞ読むんだ?」 佐々木「いいかねキョン。 人間とは全く係わりのない星星の運行、しかも、たまたま地球という星の、 さらに恣意的な観測位置における他の天体の動きが、人の相性に何の意味を持つものかね。 僕が興味があるというのは、そうした全く意味のないものに意味を付与する、 いわば宗教的な「まやかしの体系」創設の努力であったり、 占い師がどうやって顧客の信用を勝ち得たか、なのだよ。 言ってみれば「占い」ではなく、「占い師」の方に興味があるんだ」 キョン「そ、そうか」 佐々木「考えてもみたまえ。根底にある星座の動きやら亀甲の割れ方やら水晶の輝きやらに 意味がないとして、それをもっともらしく見せ、顧客の信用を得るというのは、 逆にとてつもない高度な人心操作能力だとは思わないかね。 占いの歴史すなわち、人心掌握術の歴史であるのだよ。 街角の占い師など特にそうさ。気づかれないよう顧客から情報を引き出し、 どちらともとれる発言で顧客の意識を誘導し、しかも「うそつき」呼ばわりされぬよう、 言質は与えない。 まさにプロフェッショナルと呼ぶにふさわしい鮮やかさじゃないかね、キョン」 キョン「おいおい……」 佐々木「もちろん、占い師の「聞き上手」という点が、それだけである種のカウンセリング的な 効能があることは認めるよ。特に精神科を頻繁に利用する習慣のない文化にとっては、 きちんと話を聞いてあげ、それらしいアドバイスをするだけでも、十分な意義はあると思うんだ。 ただ、それは彼らの本領ではないしね。 僕が興味があるのは、たとえばこの本のように、不特定多数の人間、それも星座や血液型といった 意味のないカテゴリーで分けた不特定多数の人間に、どうやって 「彼ら・彼女らが望むような答えを破綻なく、かつ適度な曖昧さを以って発信するか」 というテクニックなのだよ。 人間はコミュニケーションによって非常に大きな影響を受ける動物だからね。 こうした人心掌握術は非常に大きな武器になるはずなんだ。 特に、正面から立ち向かっても全く効き目がないような鈍感な人間に対するときにね」 キョン「佐々木……、お前将来、悪徳新興宗教の開組とか、ネズミ講の主催者とかなりそうだな…… ガクガクブルブル」 佐々木「な、何故そんな話になるんだい!? 僕はただ、君に対して……」 キョン「悪の道にだけは進んでくれるなよ佐々木。頼むぜホント」 佐々木「き、キョン! だから!」 同級生KNKD氏は後に語る KNKD「ええ、確かにキョンは血も涙もないフラクラ野郎でしたが、相手の佐々木さんにも 非はあったというか、どっちもちょっとどころでなく変というか。 類は友を呼ぶというか……」 おしまい
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佐々木一兎(ササキ・イット) 呼称 一人称→「」 二人称→「」 外見 性格 能力・術技 備考 以下バトルロワイアル内におけるネタバレを含む +開示する ロワ中での動向 初登場話 登場話数 参戦時期 支給品1 BGCOLOR() 支給品2 BGCOLOR() 支給品3 BGCOLOR() 行動指針 現在状況 現データ 人間関係 参加者名 関係 呼び方 解説 遭遇話 長谷川志甫 まだ遭遇していません。 BGCOLOR() BGCOLOR() BGCOLOR() BGCOLOR() 他参加者 如月恭華 片木左子 片木右子 初来慎 姫上綾乃 間名瀬美雨 ヴェイグ・リュングベル マオ ユージーン・ガラルド アニー・バース ティトレイ・クロウ サレ 結城梨斗 金色の闇 モモ・ベリア・デビルーク ナナ・アスタ・デビルーク 黒咲芽亜 鳴上悠(主人公) 花村陽介 クマ 足立透 坂上闘真 峰島由宇 真目麻耶 クレール ライナ・リュート フェリス・エリス シオン・エスタール キファ・ノールズ 戦闘員21号 レヴィアタン 緋崎秀一 姫宮桜 花菱烈火 佐古下柳 紅麗 葵 黒神めだか 人吉善吉 球磨川禊 ★佐々木一兎 長谷川志甫 仲西景 穂高結衣 神崎人 天城高雅 折戸やすな ソーニャ ▲上へ戻る
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朝倉家 佐々布光林坊 レベル 45-7 防衛陣 右翼中陣副将 戦闘開始時セリフ 構成 名前 種類 レベル 初期付与 使用技 佐々布光林坊 僧(棍棒) 45 ▲ ▲ 朝倉練達 侍(懐剣) 40 義経流手練れ 忍者(刀) 40 越前文人 陰陽師(懐剣) 40 気比神宮神官 神主(弓) 40 一乗谷武具師 鍛冶屋(槍) 40 谷野門人 薬師(杖) 40 備考 ドロップアイテム 佐々布狼牙棒 その他情報 名前 コメント
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朝倉家 佐々布光林坊 レベル 45-7 防衛陣 右翼中陣副将 戦闘開始時セリフ 構成 名前 種類 レベル 初期付与 使用技 佐々布光林坊 僧(棍棒) 45 ▲ ▲ 朝倉練達 侍(懐剣) 40 義経流手練れ 忍者(刀) 40 越前文人 陰陽師(懐剣) 40 気比神宮神官 神主(弓) 40 一乗谷武具師 鍛冶屋(槍) 40 谷野門人 薬師(杖) 40 備考 ドロップアイテム 佐々布狼牙棒 その他情報 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sasaki_ss/pages/1878.html
夏休みも終わり、まず、新学期が始まり、最初に学校で行われた事は、テストである。夏休みの間、勉強していたか どうかの学校側の確認作業みたいなものだ。 「今の君なら、大丈夫だよ、キョン」 佐々木の言葉通り、中学時代の俺とは違う。落ち着いて、試験は受けられた。まあ、これも佐々木がいてくれるから こそ言えるセリフだが。 試験の結果は、満足のいくものだった。俺は、学年上位十番内に入っていた。 「大したものだね、キョン。君と一緒に塾に行っている僕としては、実に嬉しいことだ。君の御母堂も、さぞ喜ばれ ているだろう」 佐々木の言うとおりで、母親は非常に喜んでいる。そして、例の口癖。「佐々木さんと同じ大学に」が、最近では「 絶対同じ大学に行きなさい」に変わってきた。 俺自身も、最近では努力すれば、佐々木と同じ大学に行けるのではないかと考えるようになった。まあ、どんな進路 を選ぶかで行く先も変わるだろうし、そこに佐々木が学びたい物と俺が学びたい物が存在するかどうか、保証の限りで はないが。 ちなみに、成績一位は佐々木、二位は国木田、三位は長門、四位は涼宮、五位が俺と古泉(合計点数が同じだった) で、六位が朝倉と、文芸部とSOS団で成績上位を独占する結果になった。 試験が終われば、次は体育祭がある。秋は何かと忙しい。体育祭の後には、すぐに学園祭もあるのだ。 学校側も過密日程を考慮して、来年からは体育祭を五月に移す方向で検討しているらしい。まあ、受験とか考えたら 妥当な判断だとは思う。 我らが文芸部も、学園祭に向けての準備は着々と進んでいた。文芸部の部誌の原稿も大分書き上がっている。先日長 門が書いた恋愛小説を読んだが、素晴らしい出来栄えだった。頭もいいが、文才もあるようだ。 「それじゃ、みんな、今からペアを組んで」 クラス委員長の朝倉の指示に従い、男同士、女同士でペアを組む。 これはクラス対抗騎馬戦のペアであり、男女入り乱れてハチマキを取りあう競技だ(ただし、暗黙の了解で、男は男、 女は女で取り合う用になっているが) さて、ここで、一つ問題が発生する。うちのクラスは、男女とも生徒の数は奇数である。するとどういうことになるか。 「まあ、ここはキョン君と佐々木さんが組むのが一番いいわね」 どうしても、男女とも一人ずつ余るわけで、朝倉はさも当然と言う様に、俺と佐々木のペアを決めた。 「さすがだな、キョン」 国木田とペアを組んだ、谷口がニヤニヤと笑っていたが、一発殴っておいた方がよさそうだ。 「君となら、誰にも負ける気はしないよ」 佐々木はそう言って笑った。 クラス対抗と言うからには、当然相手がいるわけで、それは委員長同士がくじを引いてくることにより決まる。 体育祭実行委員会の会合の席に各クラスの委員長が集合して、くじを引く。その結果は…… 「我がクラスの対戦相手は、一年九組に決まりました!」 朝倉の報告に、少しばかり頭が痛くなった。 言うまでもなく、涼宮と古泉がいるクラスだ。 「やれやれ」 あいつらと対戦することになるとはね。 学校の帰り道、俺の後ろから声をかけてきた奴がいて、振り向いて確認すると、それは古泉だった。 「今、お帰りですか」 ああ。今日は文芸部も早めに切り上げたんでな。 「佐々木さんは一緒じゃないんですか?」 佐々木は今日塾があるから、先に帰ったよ。お前こそ涼宮と一緒じゃないのか? 「涼宮さんは今日は用事があるそうで、授業が終わって早々と帰られました」 なるほどな。 俺と古泉はそんなことを話しながら、まだ少し夏の名残が残る街中を歩いていった。 「今日は僕がおごりましょう」 何故か俺と古泉は喫茶店にいた。 歩きながら話しているうちに、ゆっくり腰を据えて話したいと古泉が言いだして、俺達は喫茶店に 入ったのだ。 「最近どうだ、涼宮とうまくやっているか?」 夏休みの合同旅行で、古泉と涼宮が一緒にいる姿は実にお似合いのカップルに見えた。常々俺は思う のだが、涼宮には古泉のような男がふさわしい。冷静さと、うまいこと涼宮と付き合える心の広さを 持つのは古泉以外いないだろう。 「どうなんでしょうかね。一番涼宮さんといる時間が多いのは僕ですが、あなたと佐々木さんのような 信頼関係はまだまだですよ」 中学時代から友人であるというのは、俺と佐々木と一緒なんだがな。 「なぜなんでしょうね。ただ、信頼関係を築くというのは、接触時間が多いだけでは出来上がるものでは ありませんから」 確かにお前の言うとおりだよな。 「ところで、話は変わりますが、体育祭のクラス対抗騎馬戦、僕とあなたのクラスとの対戦になりましたね」 ああ。お前たちと対戦することになるとは思わなかったよ。 「僕のクラスは男女とも奇数なんで、男も女も一人づつ余りましてね。それで僕と涼宮さんがペアを組むこと になりました」 ・・・・・・ちょっと待て。お前たちのクラスも?おまけに古泉と涼宮のペアだと? 「ええ、そうですが」 俺はかなり妙な顔をしていたようだ。 「どうかしました?」 いや、うちのクラスもお前のところと一緒でな。男女が一人づつ余ったんで、俺と佐々木がペアを組むことに なったんだ。 「それはそれは。すごい偶然があったものですね」 全くだ。何者かによる陰謀でもあるのかね。 「まあ、でも、涼宮さん、かなり張り切っていましたよ。あなたのクラスと対戦が出来ると聞いて、喜んでまし たが」 その言葉に、俺は一抹の不安を感じた。涼宮が張り切ると、ろくでもないことになりそうな気がしたからだ。 「そういえば、体育祭ではクラブ対抗リレーというのもあるそうですよ。こちらは参加希望のクラブだけですが」 まさかそれにSOS団もエントリーしているんじゃないだろうな。 「していますよ。鶴屋さんから話を聞いて、すぐに申し込みに行かれました。SOS団の宣伝になる、ということで」 ・・・・・・古泉、つくづくお前も苦労するな。 後日。 佐々木よ、今、何と言った? 「キョン。僕らもクラブ対抗リレーに出場しよう」 放課後、文芸部室で、佐々木が俺にそう言った。 「涼宮さんに申し込まれたんだよ。『私たちが出るから、文芸部も出なさいよ』ってね」 ・・・・・・いらんことに人を巻き込むな、涼宮め。 「で、どうする、キョン?」 結局俺たち文芸部も、クラブ対抗リレーに出ることになった。意外に長門と朝倉が乗り気だったからだ。 国木田にも話して、五人一組のりレ―で俺達は走ることになった。 今年の体育祭、忙しくなりそうである。
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佐々木敏 出演作品 長編 アトランティス 失われた帝国アトランティス 帝国最後の謎(エドガー・ヴォルグード) わんわん物語(ジム・ディア)※再公開版=DVD収録わんわん物語II(ジム・ディア) 実写 アラモ(ウィリアム・ワード【レオン・リッピー】) 黄色い老犬*(ジム・コーツ【フェス・パーカー】) クレイドル・ウィル・ロック*(グレイ・マザーズ【フィリップ・ベイカー・ホール】) 地球の頂上の島(アイヴァーソン教授【デヴィッド・ハートマン*】)※新録版 ティモシーの小さな奇跡 ハービー 機械じかけのキューピッド* パウダー*(バーナム保安官【ランス・ヘンリクセン】) プレステージ(ニコラ・テスラ【デヴィッド・ボウイ】) マーベル・シネマティック・ユニバース*マイティ・ソー ダーク・ワールド*(ティール) ラストダンス*(知事) 101(フレデリック【ヒュー・フレイザー】)※テレビ朝日版
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しゃせい大会だよ!佐々木ちゃん! 「やぁキョン」 「おう。佐々木か。」 そうやって挨拶を交わしたのは朝、中学に登校しようと家を出てすぐのことだった。 「今日は待ちに待ったしゃせい大会だね。僕の隠れた特技を存分に発揮する舞台がようやく来たよ。」 はて、今日に写生大会何ぞあっただろうか。 「ではキョン。君が肩に掛けているのは何かな?」 「何ってそりゃあ写生の道具………あ…………」 「ほら。」 そういって佐々木は肩に掛けたカバンを見せた。 「しかしなんでそんなに張り切っているんだ?」 「何を言っているんだいキョン、上位入賞者のペアにはそれ相応の成績がもらえると言われたじゃないか。 特に君なんかは勉強はあまり好きではないのだろう? ならば少しでも内申点を上げておかなければ。」 「うーん………まぁそうだなぁ…………」 「今日は君の体力に期待しているよ、キョン。」 荷物持ちでもさせられるのだろうか……… そうして写生大会は始まった。 ペアはその場で自由に決めた。当然のごとく俺は佐々木とペアを組んだ。なにやら得意そうだったしな。 まぁさすがにおんぶされる訳には行かないから俺も俺なりには努力を見せるつもりだ。 「キョン、僕も頑張る。だが重要なのは君の頑張りだ。道具による助けもどこまで使えるかわからない。とにかく頑張ってほしい。」 「あ…ああ。」 佐々木の訳のわからない気迫に押されるかのように俺はつれていかれた。 「お、おい佐々木、何だかどんどん関係のない方に行ってないか?」 「そうだね、うん。このあたりがいいかな………」 佐々木に連れられてきたのは林のような茂みだった。ただ、茂みといっても下は落ち葉ではなく、寝転ぶこともできそうなくらいきれいな芝だった。 たしかに見方によっては絵にならなくもなさそうだがあまり上を目指せるような作品になりそうな気もする。 「このあたりって………」 「ええ。私の秘密の場所なの。」 突然佐々木の口調が変わった。 「さ…佐々木?」 「さぁ、あなたの頑張りを見せてもらおうかしら。」佐々木はやおら上着を脱ぎ、ワイシャツをも脱ぎ捨て、スカートに下着だけの、なんとも刺激の強いお姿に! 佐々木もしっかり女の子なんだな………そこには膨らみを見せはじめたふたつの女の証が。 いやそんなことはどうでもいい! 「ま、まて佐々木!当たり前のことを聞くがこれは絵を描く写生大会だよな!?」 頼む!そうであるといってくれ! 「うふふふ………そっちだと思っていたの………違うわ、あっちのしゃせい大会よ………もちろん入賞でもらえるのは保険の成績よ。 さぁあなたも早く脱いで。それとも私が脱かして上げましょうか」 そういうと佐々木は俺のズボンを脱がせてきた 「さぁはじめはキスからしましょうか。」 マジかよ!………まぁ佐々木なら………ってそうじゃねぇ!早まるな佐々木! ………………………あれ? 気が付くと俺は机に座っていた。 ここは……佐々木の部屋………?茂みはどこに行った! などと俺の頭が混乱していると佐々木がやってきた。「やぁキョン。起きたようだね。勉強中に寝るのは感心しないな。眠いだろうから、目覚ましに飲み物をもってきて上げたよ。」 「ああ、サンキュ。」 俺は佐々木の持ってきた飲み物を飲みながら、これから始まるだろう勉強に向けて気力を補充した。 なんだか佐々木の肌がツヤツヤしてたな。なんか使ったんだろうか。 Fin
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佐々木希 プロフィール(スリーサイズ、カップ情報) 生年月日:1988年02月08日(33歳) 身長:168 体重: B:80 W:58 H:82 カップ:B 備考: Wikipedia: http //ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E3%80%85%E6%9C%A8%E5%B8%8C 関連URL: https //ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E4%BD%90%E3%80%85%E6%9C%A8%E5%B8%8C oldid=40611133 所属アイドルグループ コンテスト 出演ドラマ 黒服物語 ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子 ラストコップ 小さな巨人 関連タグ:ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子 ラストコップ 小さな巨人 黒服物語