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それは高校二年を前にした春休み。 まどろみ、私は夢を見た。 ところで人が夢を見る仕組みをご存知だろうか。 まず睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2種類があり、周期的に繰り返されている。 体は眠ってるが、脳が軽く活動しているレム睡眠時に我々は夢を見るのだ。 だから、これは私の思考の管轄外。 思考から切り離され、混在する記憶が勝手に過去へと遡行させる。それは私が忘れるべき記憶。 中学時代のおぼろげで不確かなメモリーズ…………。 『佐々木。おまえ、回りくどくて理屈っぽい言葉遣いを直せばさぞかしモテるだろうに』 『面白い事を言うね、キョン』 キミが言う。私は違和感なく返答する。 違和感? そんなものはない。これはただの日常。中学生である僕の日常。 隣の机に肘をつき、身を乗り出して語りかける。それは僕にとってありふれた日常の一コマ。 忘れもしない、でも忘れるべき日の一コマ。 『モテるモテないとかがこの人生において重要視される意味が解らないね。恋愛感情なんてノイズ、精神病さ』 『そうなのか?』 彼は不思議そうな顔をする。 くく、まあね。特殊な思考である事は熟知しているよ。 でも僕はそれで良いんだ。 何故なら僕の夢は「思考」の先にある。僕は思考し続けたい。 僕は、自ら生み出した言葉、思考、なんでもいい、自らが思考した証をこの世に残したい。 気恥ずかしいから言うつもりはないが、僕の大それた野望さ。 だから僕の思考は「中立」でありたい。 女には女の、男には男の言葉と思考で対等な立場を気取る。 思考にノイズは禁物だ。情緒的な思考、特に恋愛感情なんて精神病の一種とさえ言っていい。 『おやキョン、まさか愛情がなければ結婚、子供、家族なんて作れない、なんて血迷った事は言わないだろうね。 ならば野生動物を見てみたまえ。まれに「家庭」のようなものを作る種もあるだろう。 しかしそれは愛情によってのことではない』 唇の端だけを釣り上げ笑ってみせる。 キミを誘う僕の合図。 『じゃあ何によってだ?』 ふふ。意図を理解してくれる。好ましいよ、キョン。 そうとも。こんな考え方だってキミは笑わずに聞いてくれる。キミは僕の「思考」を楽しませてくれる。 『本能によってさ』 僕は思考し続けたいね。 それが僕の夢に続く道だから。 僕は死ぬまで考えたい。もし「思考」を止めたならそれは「僕」の死だ。動物的な生が残るだけなのさ。 僕は「動物」ではなく僕でありたい。 キミは「本能」が人の脳にどこにあるか知ってるかい? それは視床下部、人を人たらしめる大脳に覆われた下部構造に属している。 食欲・睡眠欲・性欲という本能、そして情動の中枢もまた、視床下部にあるという。 くく、情緒的感情、特に恋愛なんてノイズなのさ。 本能に直結する動物的思考なのだから。 だからモテるモテないなんて意味は無い。 動物的に在りたい奴は勝手に動物になればいい。 だけど僕はそうではない。誰かに好かれようとしたり、好意を振舞うなどもっての他なのさ……。 『お二人さん。これ、進路希望表。先生から預かってきたから書いて』 『この班で出してないの、あなたたちだけだから』 また一つ声がする。 中学時代、忘れもしない、キョンに恋愛は精神病だと豪語した日。そして「…の日」の事だ。 クラスメート。とても可愛いオンナノコ。岡本さんの声。 僕らは思考を中断する。 進路希望表。 僕の思考にノイズが走った。 『なんだか二学期になってますます仲が良くなっているみたいだね』 今度は国木田くんだった。隣のクラスの風変わりな人。 また同じ日、あの……の日、プールサイドで交わした会話。何故こんなにあの日を思い出すのだろう。 それはきっとあの日が僕らの分水嶺だったからだろう………。 彼の言葉は「僕とキョンとが仲良くなった理由」を問うていた。 そうだね。キョンは自覚していなかった。 僕は答えを拒否した。 彼は「それが模範解答だね」と笑った。 僕には僕の解答がある。そうさ、僕は僕の未だ至らぬ思考に付き合ってくれるキョンが非常に好ましかった。 これは理性の判断。恋愛感情なんて「本能」と一緒にされてはたまらない。 だけど国木田君の求める答えはきっと違うだろう。 だから僕も笑い返した。 それから僕らはキョンに語った。 どうでもよい四方山話。他意はないよ。ただ、僕はキミに知って欲しかっただけさ。 歌は良いよね、と。 『遠慮しとくよ。洋楽なんだろ? 日本語以外は解んねえよ』 くく、そうだね。 でもこれは僕と国木田くんの意見なんだが、歌詞はそこまで重視する必要はない。 旋律の一部、音の響きと考えて心地良さに浸ってみたまえ。 メッセージなんて伝わらなくても良い。 そう、理解する必要なんて無い。 心地良い旋律……心地良い空間、心地良さに、意味を求める必要なんて無いのさ。 そうさ「理解する必要」なんて無いんだよ、僕。 ……僕? 思考にノイズが走る。 『参ったな。キミは雨男なのか?』 僕の声がした。中学時代、あの忘れえぬ、けれど忘却の底に沈めた雨の日の私。 キミと歩いた通学路。「佐々木お姉ちゃん。遊びに来てくれたのーぉ?」と笑うキミの妹。食べかけのおせんべい。 ああ、本当にこの日は分水嶺だったのだ。キミの家に遊びに行くという話。 あれから一年も経ったけれど、今も実現していない。 それは、本当は大切になっていたかもしれない一年。 僕が一年も……いや決して無為じゃない。無為なんかじゃない。僕は僕の夢の為の一年を過ごした。 でもそれは傍らにキミがいない、そして「僕」を見てくれる人の居ない一年。 また思考にノイズが走る。 キミが自転車を引き出し、僕が荷台に乗る。走り出してしばらく経ってからの事だ。 一天にわかに掻き曇り、まるで誰かの演出のようにゲリラ豪雨が降った。 でも僕は、この時、まだ面白がっていた。 まるで青春映画みたいだと。 『キョン、このままじゃパンツの中まで濡れ鼠だ。どこかで雨宿りしよう』 勢いの余りまた口が滑る。 我ながらなんてはしたない台詞。……ああ、彼の前では何故か口が良く滑っていたのは……。 いや、先を続けよう。 雨の中の軒先。 シャッターを下ろした何かの店舗の前で、僕らはイモリの類似品のように軒先に張り付いてた。 内心、ちょっと嬉しかった。それはちょっとした非日常であったし、 このちょっとした猶予期間、モラトリアム自体も嬉しかった。 またキミとの時間を過ごせるのだと。 とりとめもなく語り合う。まるで歌詞の意味も知らず洋楽を聴くように、意味も解らない、けれどとても大切な時間。 そう「理解する必要」なんてなかった。なのに僕は気付いてしまった。 思えばこれは分水嶺。 『ところでキョン。あまりこっちを見ないでくれないか』 『何でだ?』 『……やれやれ』 キョンの目線。 キョンは目を合わせるように喋る。それはとても好ましいことだ。だけど、ね? 『キョン、キミは時々忘れるようだが、僕は遺伝子的に紛れもなく女なんだよ』 さすがの僕でも、こんな姿……解りやすく言うと下着の下すら露になりかけているような、 破廉恥な格好を人目にさらして平気な顔ができるほど無神経じゃないんだ。 いつもと同じ目線。 僕は、ふと、その目線と、今日、プールで岡本さんの水着姿を見ていた彼の目線を重ねた。 それは決して同じ視線じゃなかった。 そっか、キョンは、僕を「女」と見てはいないんだ。 『僕の貧相な胸部なんてマジマジと見たところで益にはならないだろう? 岡本さんのならまだしもさ』 言い継ぎ、二つ目の衝撃が襲った。 僕は今なにを言った? 待て、僕はなんで「岡本さんへの目線」でキョンに見て欲しがった? そうか、僕は、キョンに「女」として見て欲しかったんだ……。 『まったく、本当にやれやれだよ。この雨に対しても、僕自身にもね』 体温すら感じあえるような距離で、僕らは黙り込んだ。僕は黙り込んでしまった。 自嘲する。キョンは決して悪くない。 だって僕は、再三彼に「女と見るな」とアピールしたはずだ。 そうさ、僕は、こんな姿を見ても欲情しない、そんな人こそが「友達」に欲しかったはずだ。 本能、性別を越えた本当の友達。「僕」という仮面を見てくれる人。 僕に干渉しない、心を分かち合わない人。 中立を求める僕に最高の友達。 なのに僕は、キミに性欲を求めてしまった。 なのに僕は、キミに本能を求めてしまった。 僕はあの心地良さの理由を理解した。それは「動物」としての心地良さだったのだ、と。 僕は「理性」ではなく、「本能」で彼を求めていたのだと。 自分で気付いて愕然とした。 それきり僕らは、生返事をし合いながらただ空を見上げていた。 ふと、キミがちらちらと僕を見ていると気付く。その視線が岡本さんを見るそれに、近付いたように思えてしまって…… 『何か?』 ことさら冷たく言ってしまう。 ああ、私は、キミに女として見られたいのか? それとも見られたくないのか? 自分で自分が解らない。だから、じっと雨を見ている。 すると、彼が困ったように呟いた。 『やれやれ』 どきりとした。それは僕の口癖の一つだったから。 ぐさりとした。堪らなく嬉しかった自分自身の愚かしさに。 覚えるべきことが山のようにあった中学時代。そのおぼろげで不確かな記憶の中に、ひっそりと眠る僕の分水嶺。 『どうも自覚がないようなので、この件は追求しない方がいいのかな?』 プール際で国木田くんは「僕に」言った。 それは、キョンの中にも「僕と仲良くなりたい理由」が眠っている事への示唆。そして「僕」への問いかけだった。 それは問いかけ。「佐々木さんはどうしたいの?」という問いかけ。 僕の本質への問いかけ。 僕はキョンに「女」として見て貰いたいのか? 僕は、築き上げた「僕」を放棄して、いまさら「女」になるべきなのか? それとも「僕」は「僕」であるべきなのか? 国木田くんに悪意なんてない。きっと彼にあったのは善意。 僕らを後押しする為に、自覚させる為に……。 『『『なんだか二学期になってますます仲が良くなっているみたいだね』』』 うるさい! それから僕は、進路希望表を提出した。 キョンとは違う高校へ、己を高める進学校へ。 僕が僕である為に、「思考」という僕の夢に進む為には「こんな感情」はノイズだと思いたかった。 『僕は誰かに好かれるような事はなにもしない。誰かに好意も振舞わない』 僕は決意を新たにする。特にキョンには振舞わぬよう……。 だからこれは封じた記憶。キミの「荷台」から勝手に降りてしまった理由。 物事にifなんてない。 あの晴れた日。 もし、あの通り雨が降らなければ、きっと当分気付かなかった。 ほんの数日だけでいい。進路希望表を書き込む間だけ。それだけでも気付かないでいたならば。 僕は、あの心地良い猶予期間を楽しむ為に、キミと同じ学校を選んでいただろう。 そしたら、きっと…………。 でも、「もし」なんて思っちゃいけない。 それは「佐々木」らしい思考じゃない。キミが知ってる「佐々木」じゃなくなってしまうから。 キミを振り切ってまで守った僕の思考規範、パラダイムを僕は守りたいから。 僕は僕であるべきだから。 分水嶺を振り返るべきじゃない。 だから、これは封じた記憶。 中学三年のある日のメモリーズ…………。 )終わり 佐々木さんの仮面と驚愕シリーズ 66-178 佐々木さんのRainy Noise(驚愕(前)、Rainy day、中学時代)。 66-209 佐々木さんの戸惑い(分裂) 66-236 佐々木さんの踏ん切り(分裂~驚愕(前))。 67-9xx 佐々木さんと「じゃあね、親友」(驚愕(後)時間軸)。 67-9xx 佐々木さんと「やあ、親友」「そして」(驚愕(後)時間軸)、完結。
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佐々木旅館 青森の四季を食す。 山・海・川の恵みを四季を通じて味わうことが出来ます。 南側の部屋からは、蟹田川はもちろんのこと、その先に広がるむつ湾や漁港が見渡せます。 〈佐々木旅館公式サイトより引用〉 河畔の宿 佐々木旅館 〒030−1302 青森県東津軽郡外ヶ浜町字蟹田中師宮本2−3 TEL:0174−22−2104 FAX:0174−22−3160 パンフレット ※画像をクリックするとパンフレットが開きます。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ホームページ http //www.hsasaki.net/ 〈ブログ〉 旧跡 弘前藩蟹田御台場跡 http //blogs.yahoo.co.jp/ta23815/5993799.html <雑記帳>カニの「観光駅長」が人気 http //blogs.yahoo.co.jp/joeunju216/65331421.html フェリーで下北半島に渡り http //blogs.yahoo.co.jp/kozo_yo/54700114.html 津軽半島東岸を南下し外ケ浜町蟹田へ http //blogs.yahoo.co.jp/kozo_yo/54697524.html 我らは青函トンネル探検隊!! http //blogs.yahoo.co.jp/mizunokuni2006/44567858.html 春の味覚 蟹田のシロウオ料理と温泉 http //blogs.yahoo.co.jp/blueforet0127/34663388.html 北東北ツーリング(2日目・午後) http //blogs.yahoo.co.jp/ji7wpv/33949537.html 国道339号(1)−階段ね国道− http //blogs.yahoo.co.jp/makoto_w20/33354636.html 平館灯台 http //blogs.yahoo.co.jp/machakun1128/30283838.html 津軽半島周遊 http //blogs.yahoo.co.jp/haponsuki/51139599.html 携帯サイト 最新のチラシ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 《周辺情報》 〈ブログ2〉 #blogsearch /
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「『3分間レスが無ければ、佐々木はキョンの嫁になるべきだね』、と」 高校入学と同時に購入したノートパソコンで、僕はいつものように三分佐々木を書き込む。 我ながら馬鹿らしいと思うのだけれど、これだけはどうしてもやめられない。 いくつか理由があるけれど、最大の理由はこれかな。 『よ、嫁だなんて団長として不許可!! キョンは、その…、しっかりした団長が一生面倒見てあげるべきなのよ!! 3分レスが無かったら!!』 『阻止。そして、彼は文芸部員のヒューマノイドインターフェイスと添い遂げるべき。3分間レスが無ければ情報をそのように改変する』 『そ、そんなの阻止です! 3分レスが無ければ、未来人が過去に戻って彼の従姉弟になってそのまま付き合っちゃいます!』 『―――阻止―――彼の未来は―――――昆布に溺れて溺死する―――――性的な意味で――――――』 『ふん、この阻止は規定事項だ。勘違いするな、僕は奴の未来などこれっぽっちも興味が無い』 『彼の器の大きさなら将来的には資本家とか経営者に成るべきだねっ! 名誉顧問のお姉さんの家に婿入りするべきっさ!!』 『有機生命体の幸福の定義がよく分からないけど、彼はカナダの同級生に会いに行ってそのまま暮らすっていうのはどう? おでんを一緒に食べながら』 『おっお兄さんのお嫁さんは、お兄さんの妹さんのおませな友達がある晴れた昼下がりにお兄さんの部屋で唐突に抱きしめられそのままその逞しい腕を』(字数制限) 『阻止です! 佐々木さんは私の嫁なんです! むしろ私をもらって下さい!! 頭の天辺から爪先まで余すところ無く舐るように!!』 『彼は渡しませんよ。彼は僕のものです。男の友情的にも性的な意味でも。なんといっても彼と別荘で同室に泊まった仲ですし』 どうしてこんなに示し合わせたように全員が全員書き込むんだろうね。というか最後の2つは明らかにおかしいけれど見なかったことにしよう。 そしてここからが本番なんだけど、最後の書き込みから2分51秒、52秒、53秒…。 283 名前: この名無しがすごい! [sage] 投稿日: 2008/01/03(木) 12 00 00 ID KyonKyon 776 いや、だから浴衣ポニーテールのうなじの素晴らしさこそが至高だろ!? 284 名前: この名無しがすごい! [sage] 投稿日: 2008/01/03(木) 12 01 01 ID KyonKyon すまん、誤爆した。妄言だ、忘れてくれ。 今日もキョンのフラグクラッシャー能力は健在という訳だ。 さて、そろそろ出かけようか。今日はSOS団の活動は午後1時開始らしいから、偶然を装って参加してみようかな。
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佐々木美玲ささきみれい
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「佐々木が攫われただって!?」 俺は橘に向かってそういった 「はい……私達がついていながら…… どうやら九曜さんの仕業――と言うよりも天蓋領域の仕業みたいです。」 しゅんとしながら橘はそういっている。 なんだってあいつは自分達の尊崇の対象であるはずの佐々木を誘拐したりなんかしたんだ? 「恐らく佐々木さんの改変能力を利用するつもりでしょう」 古泉はお得意の解説スキルを発揮し始めた。 「いくら天蓋領域でも世界改変の力は持ちません。 ですから前回の長門さんとの一件でも失敗を踏まえて、 佐々木さんの改変能力を利用するつもりなのでしょう。」 なんてこった。あいつはそうまでして場をかき乱したいらしい。 「現段階では涼宮さんがいますから、佐々木さんの世界改変能力をフルで使うことは出来ないでしょう。 ですが相手は高次知識生命体です。それが何時までも続くとは限りません。」 もしも、九曜の奴を叩くとなると今しかないって事か…… 「そういうことです。問題は彼女が佐々木さんを連れ去った場所ですが……」 それが分かれば苦労はしないぜ。 「はっはっはっはっは!!!!! どうしたキョン?自分の女が連れ去られた先を知りたいか?」 ポンジー!?どうしたってんだ。今お前に構っている時間はないぞ。 「おやおや……そんなことを言って良いのかな? せっかくあの女の連れ去られた先を教えに来てやったと言うのに。」 なに!?どういうことだ。 「勘違いするな!? お前がくだらない事で悩んでいると、 決着をつけられないからな」 ポンジー……分かった。 場所を教えろ。 その代わり戻ってきた後は決着を今度こそつけてやる。 「ああ、死ぬなよ?お前を殺すのはこの俺だ」 そうしてある鉱山から別の空間に通じている事が分かった。 おれはナイフを握り締めながら、 佐々木を取り返すことを固く心に誓った―― 「この空間は情報操作されている。 この空間内では何が起こっても不思議ではない。 引き返すなら今……」 長門が黄緑さんの横に立って俺に悲しげにそういってきた。 自分の非力さを悔いているのかもしれない。 だが今の俺は以前朝倉と戦った時とは違ってこいつがいる。 そういって俺は自分のナイフを長門に見せた。 「わかった……貴方がそういうのなら私もついていく」 悪いないつもつき合わせて。 「僕も及ばずながらお手伝いさせていただきます」 古泉も悪いな…… 朝比奈さん貴方は危険ですから、ここで待っていてください。 「私もついていきます。今回は武器の使用も許可されています。」 何時になく真剣な顔をした朝比奈山はそういった。 「私達も佐々木さんを取り返すために全力協力します!!!」 橘たちもそういって協力の姿勢を見せている。 そしてあいつ―― ポンジー……お前はどうしてついて来るんだ? 「お前と決着をつけるためにな。お前と決着をつけるために茶番は早く片付くに越した事はない」 分かった。絶対に決着をつけよう!! そこで息を吸って俺はこういった ――みんなありがとう いったんここまで
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棍棒系 佐々布狼牙棒 (ササフロウガボウ) 【棍棒】 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (佐々布狼牙棒.JPG) 基本性能 価値 重量 攻撃力 耐久度 5 19.2 54 68 命中補正 回避補正 物理耐性 妖術耐性 -6 -6 +20 − 装備可能 侍、僧、鍛、薬 装備区分 棍棒系武器 必要Lv 11以上 付与効果 気合+30 腕力+3 備考 朝倉家の佐々布光林坊のドロップ
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佐々木 十吾 名前:佐々木 十吾 (ササキ ジュウゴ) 性別:男 出身地:日本 格闘スタイル(流派名):キックボクシング 武器:素手 攻撃:7 防御:8 体力:7 精神:5 反応:3 FS(中二力):0 必殺技 『連続攻撃』 【消費精神 1】 弱攻撃を2回行う。両方の攻撃がクリーンヒット(ガード回避なし)すると追加10点ダメージ 流れるような動きでローキックを入れ、拳を打ち込む。 ローキックが決まり体勢を崩した相手にパンチが刺されば通常よりもダメージはおおきい! キャラ説明 爽やかさを売りにしている実力派K1ファイター もちろん爽やかなTVCMにも出演している。 そして、その人格実際爽やか、清清しい。 なんと、生活やトレーニングに必要なお金や最低限の貯蓄以外は すべて孤児院に寄付している。 実力の向上にも余念がない。 近代稀にみるステレオタイプな清貧実直格闘家。 裏の顔はスズハラ機関の『眼』の一員(諜報エージェント) 日頃、格闘業界の動向を探っている。 職務には忠実だが格闘家としての信念は揺るがない。不正も働かない。 この大会にも様々な政治的思惑から、情報収集をするために送り込まれている。 当人は任務は大事であるが武者修行も兼ねている心持で参加している。 まだみぬ魔人格闘家に興味津々である。
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「ところで橘さん、一つ確認していいかい?」 「えっ?」 「時間を稼ぐのはいいが……、別にキョンを押し倒してしまっても構わんのだろう?」 「佐々木さん……。ええ、遠慮はいらないのです!」 「では、期待に答えるとしよう」 体は僕っ子で出来ている。 口では理屈で、心は純情。 幾たびもフラグを立てて不発。 ただの一度も振られることはなく、 ただの一度も理解されない。 卒業後は常に独り、バス通学で車に酔う。 故に、高校生活に意味はなく。 その体は、きっと僕っ子で出来ていた。 「……閉鎖…空間……」 「ご覧の通り、キョンが挑むのは無限の僕っ子。ツンデレの極致。恐れずしてかかって来い」 やれやれ、と言いながら歩み寄るキョン。
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佐々木睦 出演作品 長編 カーズ(ラスティ・ラスティーズ)カーズ クロスロード*(ラスティ・ラスティーズ) ファインディング・ニモ リメンバー・ミー(オスカル、フェリペ) Disney+:実写 ジェフ・ゴールドブラムの世界探求(ペン(#15)、その他(#4,9))※ナショナルジオグラフィック ジャスト・ビヨンド 怪奇の学園(ツアーガイド(#6)) BECOMING 目指す自分になるために(ブリタニー・ディヴァイン(#2)) ピクサーの舞台裏(その他(#10)) 実写 アリス・イン・ワンダーランド ※劇場公開版アリス・イン・ワンダーランド(白うさぎ)※フジテレビ版 ダンボ(パック) 9デイズ ※ソフト版 パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンドパイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉(セオドア・グローヴス【グレッグ・エリス】) マーベル・シネマティック・ユニバース*キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー*(アーニム・ゾラ*【トビー・ジョーンズ】)※パラマウント映画 キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー*(アーニム・ゾラ*【トビー・ジョーンズ】)
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佐々木さん、恋愛カウンセリングの巻 佐々木「キョン、高校入学以降、彼女はできなかったのかい? 受験中は、『高校に入ったら、青春をエンジョイしてやるー!』なんてよく言っていたじゃないか」 キョン「あ? ダメダメ。SOS団にとっつかまっちまったからな。相手を見つける暇すらなかったぜ」 佐々木「SOS団は、僕の見る限り結構な美人の集まりだと思うけれど、彼女たちとはどうなんだい? 彼女を探す暇もないくらい一緒にいるなら、親密になる時間はあるんじゃないかな」 キョン「うーん、どうだろうーな。朝比奈さんは確かにお付きあいしたい先輩NO1(2は鶴屋さん)だが、 下手なことをしたら、隠れファンクラブになにされるかわからんしなあ」 佐々木「話はよく伺うんだが、具体的にどのあたりが、「ファンクラブ」形成までにいたる魅力なのだろうか?」 キョン「まずはあの驚異の胸だろう! あれは犯罪的だ。それに外見全般も魅惑の破壊力だし、性格もあのとおり 可憐で清らかで、料理も上手いし。まあ欠点のない、まさしくらぶりぃエンジェルじゃないかね。 まっ、つまるところ高嶺の花って奴さ。その内、未来に帰らんといかんみたいだし」 佐々木「それだけ美点を兼ね備えていながら、最初に注目されるのはやはり胸かね。 男性というものの根源的な動物性を垣間見た気がするよ。 それならば、同級生のお2人はどうなんだい」 キョン「長門も美人っちゃかなりの美人だと思うぞ。性格がちょっととっつきにくいのはあるかな。あと、会話が少ないと 死んぢまう谷口みたいな奴には付き合うのはムリだろうな。俺は別に気にせんが」 佐々木「……ほほう、有望株ということかね」 キョン「いや、あいつには何度も世話になってるし、命も救ってもらったからな。何というか、難しいな。 恋愛とかじゃなくて、ほうっておけない、妹みたいな奴、っていうのが近いのかな。 うちの妹と方向性はまったく正反対だけどな。なんかこう、世話を焼きたくなる部分があるんだよ」 佐々木「ご奉仕タイプの先輩と、放っておけない同級生ねえ。キョン、人はそれをハレムと言ったりするんじゃないかね」 キョン「いや、そんなもんじゃないって」 佐々木「で、涼宮さんはどうなんだね」 キョン「あいつはダメだろ。黙ってりゃモデルにもなれるくらいだし、実際交際申し込まれたことは山ほどあるみたいだが、 皆1週間ともたなかったみたいだし。だいたいアイツは、頭はいいけどまだガキなんだよ。 不思議探しとかに夢中で、まだ恋愛って柄じゃないって」 佐々木「その1週間と誰も持たなかった涼宮さんと、一年以上行動を共にしている君は何なんだろうね、キョン」 キョン「イヤ、古泉モ一緒デスヨ」 佐々木「何故そこで口調がぎこちなくなるんだい」 キョン「いや、その、なんだ。アイツがポニーテールにしたときに、一瞬そんなことを考えたこともあったようななかったような」 佐々木「キョン、君は相変わらずポニーテールに弱かったのか。 推測するに、初恋の従姉さんの髪型がポニーテールだったんだろう?」 キョン「な、何故それを……」 佐々木「君の話を聞き続けていれば嫌でも分かるさ。 思うに、君は初恋を従姉さんの駆け落ちで終わらせて以来、 恋愛に対して無意識のうちに拒絶反応を示しているのではないのかな。 つまり、どれだけ関心を持ち、近しくなっても、それを恋愛感情だと認めないのさ。 まあ、初恋の痛手が大きかったための、よくある防衛反応だと思うよ」 キョン「そんなことはないって」 佐々木「いやいや。大体、今のSOS団の皆のことを語った内容は、どれも彼女たちと非常に近しい者でないと できない発言だよ。それだけ近さを認識しながら、そこに恋愛感情を欠片も認めないというのは、 これは無意識に拒絶している以外の何者でもないじゃないか」 キョン「そうかなー」 佐々木「では、実際に後ろで尾行しているご本人たちに、君の意見の感想を聞いてみたらどうだい?」 キョン「何ぃ」 朝比奈「……いえその、私そんなに凄くないですっていうか、あのキョン君なら禁則事項で禁則事項なら禁則事項でも」 長門「……あなたに世話を焼かれるのは非常にユニーク」 涼宮「……なんかアタシだけ散々好き勝手いってくれるじゃないのよ、覚悟はできてるんでしょうね」 キョン「いや、その違うんだ。何というか、その」 佐々木「やれやれ」 特にオチもなく。