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変身者設定 変身者:佐々木 由理 年齢:29歳 性別:女性 性格:(本人は)お人よし、内気、とりあえずストレスは溜め込むタイプ 職業:雑誌編集者 バックルの入手経路:不明 変身ポーズ:Aカード装填・バックル装着後、両手を額の前で交差。そのまま胸の前まで下ろし「変身!」の発声後、バックルを操作(オープンアップ)。 エネルギーフィールドの接近に伴い変身。 設定:研究組織に敵対するライダーの一人。ただし、本人も詳細を知らず「アンデッドの脅威から人々を守るために与えられた力」と認識している。 時折Aアンデッドの意思に体を支配され戦闘(場合によってはそれ以外の行動をも)を行なうが本人は未だその事を知らない。 自分がライダーである事を知り、ライダーとしてアンデッド戦おうとしている。しかし、Aアンデッドの真意は…… 一人称:(両状態で)「私」 二人称:(由理本人)「あなた」 (Aアンデッドの意思)「貴様」 口調:普段は丁寧で礼儀正しい。しかし状況に応じてAアンデットの意思が表出するため尊大かつ端的。 ラウザー形状:青竜刀型。グリップエンドを引き、柄に収納されている直列型カードトレイを引き出しカードを選択、刀身側面のカードリーダーにスラッシュする。 トレイを限界まで引き出すとコモンブランクのカードがストックされている。
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佐々木淳吾(ささき・じゅんご、)は東北放送のアナウンサー 東京都江東区出身。立教小・中・高校と立教大学法学部を経て2001年に入社。現在は、月曜から金曜の午後2時から3時までのバラエティー・情報番組「2時のチャイハネ」で、キャスターを務めている。それまでの間は主にラジオで活躍しており、「ボリュームワイド・モーレツ!とも子節」でデビューを飾り、その後、「ごきげんMODE・午前でCHU!」「COLORS」等のパーソナリティーを務めていた。なお、弟の佐々木亮太はテレビ朝日でアナウンサーとしている。
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45章 キョン×佐々木 キョン×佐々木 『説得失敗の橘』(鬱) 48章 『変態佐々木シリーズ』(別ページリンク) /『笹の木狂操曲』 /『鈴の実狂操曲』 /『笹の木後唇曲』 /『笹の木低胸曲』 /『笹の木口狂曲』 /『鈴の実口唇曲』 /『笹鈴前争曲』 /『笹鈴競争曲/前』 /『笹鈴競争曲/中』 /『驚愕は結曲?』 /『橘京子の夢遊』 /『古泉一樹の観戦』 /『笹鈴終章曲』 54章 『トライサイクルビギナーズ・ハイ』(ハルヒ、佐々木、キョン) 55章 『佐々木さん、彼のフラグが立たない』 62章 キョン×佐々木 『枯れ逝く笹の葉』01/02(佐々木、橘凌辱) 64章 『昔からキョンは変な女が好きだからねぇ』 66章 『佐々木との再会』 67章 『酔いどれ佐々木さん』(驚愕発売後) 68章 『ハルヒの力』佐々木&橘、凌辱01/02 佐々木とくっくっ Part68 『甘いのは』のβ 『夢幻泡影』 /『空』 /『鐘の音』 /『みずいろ』 エロパロ板以外 作者 日付 タイトル カップリング 備考 誌円 2007/12/30 佐々木を調教するキョン 喜緑→佐々木 キョン→佐々木 涼宮ハルヒのSMスレより ID zfewYKY3P 2010/06/24 キョン「夏期講習」 佐々木×キョン ID tytYQt2dO 2012/02/18 佐々木「キョン。せめてゴムをつけてくれないか」 佐々木×キョン ID l6wS2eUI0 ID aiaZFv380 2012/03/31 2012/04/01 佐々木「ヒック…キョン……怖くて眠れないんだ……ズビッ…」(前編)(後編) 佐々木×キョン ID F7j7NMLv0 ID dFLBEjpa0 2009/06/23 2009/06/27 佐々木「んっ、キョン・・・また僕のお尻に入れ・・・っ///」 佐々木×キョン
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「働いたら負けかな、と思っているんだ」 そういいながら佐々木が俺のアパートへやってきて、二か月になる。 佐々木は相変わらずスウェット姿で、まるで化粧のノリが納得いかずに何時間も鏡とにらめっこしている人のように、パソコンを眺めている。 「…佐々木、何見てるんだ?」「2ch」 …。 「おもしろいか?」「スレによる」 …。 「どっか、出かけないか?今日は天気もいいぞ」「今いいところなんだ、悪いけどあとに…あ、落ちてる」 …。 「それじゃ、俺ちょっと散歩いってくるから「どこにも行かないで」 …。 「そばにいて」 …。 いつもこの調子だ。パソコンを眺めながら、たまに質問すると短く返す。俺がちょっと出かけようとすると、止める。 「なぁ佐々木」「…」 「このままでいいのか?」「…」 「何度も言うようだけど、このままじゃまずいだろ?」「…」 「俺だって大学があるし、それにお前の生活費だって、お前の両親が毎月俺に払ってくれてる」「…」 「お前だったら、今からでもいい大学へいけるし、どこで立って働けるとおもうぞ」「…」 「なぁ佐々木「お腹すいた」 佐々木はパソコンを閉じて、眼鏡を取った。 「キョン」「なんだ?」 「僕はキョンがそばにいればそれでいい」 …。 「無理に働けとは言わない。家から出るのが嫌だったら、家事をやってくれてもいい」 「プロポーズかい?キョン」 「そうじゃない、お前がこのまま何もせずに腐っていくのが見てられないだけだ。お前は頭もいいし、ひとと付き合える能力もある」 「でも、僕はキョン以外の人話す気はないよ」 「それでもいい、ただ何もせずにぼーっと過ごすのはやめた方だいい」 きっと、家事か勉強か、何かに精を出すようになれば、またやる気が出るかもしれない。 「家事をすればいいのかい?」「なんでもいい、ただ何かにやる気を出してくれれば」 「そしたら、結婚してくれる?」 「………ああ」 「本当かい?それだったら家事なんていくらでもやるよ。ああ、今日はなんてついてる…そうだ、スレのみんなにも報告しなければ」 佐々木はまた、パソコンを立ち上げようとした。俺は佐々木の腕をつかんで、それを制した。 「?何するんだいキョン」「もう、ネットはやるな」 「どうして?これは僕の趣味なんだ、これがなければ僕はほかにすることが「家事をするんじゃなかったのか?」 「…」「それとも、俺よりもネットを選ぶのか?」 「それは…キョンを選ぶにきまってる」「そうか、じゃあまずは飯をつくれ、それから洗濯して掃除だ」 「…わかった」「それから」「まだあるのかい!?」 「それが終わったら、婚姻届もらいに行くぞ」「…うん」 「それじゃ、飯、期待してるからな」「…がんばる」 俺は、佐々木抱きしめてやった。 佐々木さんは、希望を手にいれたようです。
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【名前】佐々羅 宝石(ささら ジュエル) 【性別】女 【年齢】19 【職業】無職 【外見】スレンダーな美人。服は安物 【性格】飄々とした軽薄な性格で、本気で何かを取り組もうとはしない。だが観察眼や思考力は高い。 【異能】 『溶けろ溶けろ』 口から出た唾が強烈な腐食性を持つ。その強さは一滴垂らすだけでコンクリートも溶かす。 口の中にある限り腐食性を持つことはない。 【詳細】 指名手配中の連続殺人鬼。 元々は高校生で名前を理由にいじめられていた。 しかしある日、彼女は事故でいじめっ子を殺害してしまうが、同時に人を殺すことにとてつもない快感を覚える。 それ以来、逃亡しながら「こいつはいじめっ子だから」「あいつはブラック企業の社長だし」などと言って悪人を見つけて人を殺しては、金銭を奪って生活している。 悪人を探すのは彼女曰く「無実の人を殺さないルールを科している」のだが、実のところ言いがかりに近いパターンがほとんどで、この行為は自分の中で気にしなくなる免罪符にすぎない。 なので、理由が見つかれば子供でも老人でも悪鬼でも聖者でも、彼女はどんな相手でも殺す。
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「彼女を、つけてみないか」 こいつは突如として俺の前に現れ、その誘いの言葉をのたまったが、俺はどうしても乗り気になれなかった。 あの悪夢のようなエセSOS団誕生に至る日々は、ゆっくりと土に還っていく桜の花弁にも気づかないままに過ぎてゆき、日本はすっかり新緑の5月を迎えていた。 これは全ての物事がひとまず小康状態に落ち着いた、そんな時期の事だ。 この土曜は久しぶりに不思議探索が休みで、その午前はまさに神がこぼした―――カチューシャの女神に当てはめるのは嫌だが、皮肉にもまさしく文字通りの―――奇跡の時間だった。 それで本当に気が緩んでいたのだろう。 妹のフライングボディプレスをまともに受けた俺は、視界先の天井がグラグラと歪む最悪の目覚めの後、 母親からこれまた図書館へ本を返しに行って来いと言う面倒くさい司令を受け、俺はものの見事に、ていのいいパシリに仕立て上げられてしまった。 かくして、ついぞ俺の土曜の午前に平穏が訪れる事は無かったのである。 「やあ、キョン。ここで出会うとは最高のタイミングだよ」 そんな道中の事だ。下手をすれば空の蒼さにも難癖つけたくなるくらいに不機嫌な俺を こいつは呼び止めた。こいつは俺を認めると、あたかも巡り会うべく何世紀も生まれかわった人生の伴侶をとうとう発見したかのような瞳の輝きをもって、俺に近づいてきた。こいつの目は本当に綺麗だ。 それは認めよう。 しかしだ。勘弁してくれ、まだこれ以上俺から土曜の午前の平穏を奪おうと言うのか―――佐々木よ。 「どうやら機嫌がよろしくないようだね。さしずめゆっくり寝たいと思っていた土曜の午前を妹さんに無理矢理起こされたというところだろう」 そのとおりだ。全く、起こすのに普通ボディープレスするか? わき腹にエルボー入ったんだぞ? 今でもズキズキする。 俺は機嫌任せに激しく口角泡を飛ばしたが、それを苦にもせず、佐々木はくっくっと笑いを無理に押し殺したような低い声を喉の奥で鳴らした。 「彼女もまだ、多少強引であれ何らかの形でスキンシップをとりたいと思う年頃ということなのだろうさ。許してやってくれたまえ」 そういう風に聞くと、何となく愛嬌が出てくるから恐ろしい。おお、兄よ、妹の兄たる俺よ、お前には時に心を鬼にして厳しく妹を叱る事も必要なのではないだろうか。 「無理だね。君にできるはずがない」 なぜか佐々木の言葉は自信に満ちていた。 以前にこいつが『断言する人間の言葉は信じてはいけない』という格言の孕む矛盾性をうだうだと四方山話を交えて語っていた頃を思い出して、ふとツッコミそうになったが、 思い直すとなるほど、今までの経験上、確かにどうも俺はイタズラな妹をきつく叱ったり怒鳴ったりする事ができないらしい。 喉元まで込み上げてきた言葉を引っ込めた時、雲ひとつ無い空の蒼さがやけに心地よい事に気づく。 どうやら佐々木と話すと、調子が狂う。こいつの話術なら英会話の教材だろうが怪しい壷だろうが仏壇だろうが購買意欲をそそられそうだ。気をつけよう。 「で、今日はどうしたんだよ。さっきタイミングがどうとかいってたな」 佐々木はその言葉で、まるで催眠術にかかっていて、ようやく我に返った主人公の唯一無二の友人のような顔をして街の方へ続く道を向いた。 倣って俺も見る。あれは…… 「そうだ、そうだ。キョン」 「彼女を、つけてみないか」 目を凝ら―――さずとも、俺にはすぐ分かった。いや、いまいましくも分かっちまったんだ。俺の乏しい知識と記憶が、あの遠ざかる黒いうねりを材料に、一瞬で脳内情報バンクからワンパーソンを検出し、それ以上の候補を挙げようとしない。 そう、奴は佐々木の言葉を借りるなら地球外知性の人型イントルーダー、長門の言葉を借りれば天蓋領域。俺にいわせればクイーン・オブ・ディスコミュニケーション意味不明理解不能長門衆以外宇宙端末。 本人に言わせるならば、周防九曜。もしくは九曜周防。 そいつが街の方へぶらぶらと歩いていくではないか。ちなみに、佐々木は普段と変わらない私服であったが、九曜はどうも制服のままらしい。どうも、というのは俺の見える角度からでは、体のほとんどがあの凄まじいボリュームの髪で覆われていて服装がよく分からんからである。 しかしまあ、これまた歩くのが遅い。ネジが切れかかったゼンマイの人形みたいなスピードで、緩やかに繁華街へ歩いていくのをみていると、本当に時間の流れすら違うような辺ぴな場所から来たということが分かる。 しかし、どうした事だ、佐々木、アイツの後をつけるとは。 最初にも言ったが、俺はどうしても乗り気にはなれなかった。大体、俺の中にアイツへの敵がい心はいまも変わらず、黒い塊となって残っている。本来なら関わることを一番避けたい存在なのである。 「彼女を見つけたのは本当に偶然なんだ。ついさっき、そこでね。声をかけようとも思ったが、それよりも後をつけた方がいいと判断した」 佐々木の意を得ない俺は、分かったんだか分かっていないんだかハッキリしない顔で、キラリと光る二つのガラス水晶を見つめた。すると佐々木も気づいたらしく、肩をすくめながらこう言った。 「彼女とはこれからもある程度の付き合いが予想されるわけだ。観測者と観測対象として、望む望まないに関わらずにね。そうなると、彼女とのある程度のコミュニケーションが必要になってくる。 だけど、どうも上っ面の言葉でのコミュニケーションでは上手く出来ない、というより彼女が興味を示さないようでね。 それはキョン、君は身を以って分かっているだろう?」 ああ、もはや言葉が通じているのかもよく分からんレベルだな。 目の焦点も合ってはいるんだが、決して俺たちが価値を見出せそうも無い中空を凝視しているし、何に興味を持っているかは俺の関わりの範囲(不承不承、仕方なく関わってしまった程度の範囲だ)では見ていてもサッパリ分からん。 「そう。だから、こっそり彼女の後をつけて、彼女の興味あるものを調べるんだよ。私生活を覗けば、必ずそれは現れるはずだ。そもそも、宇宙人の私生活自体が中々興味深く面白い。もちろんインタレスティング、だよ」お前の言い分は分かった。しかしだな、なぜそれに俺が関わらなくてはいけないのだ。 俺にしてみればあの集団ではお前以外は思い出のアルバムに一秒でも長く残したくない相手なんでね。 正直、興味があるものが何か分かってもそれを話題に親睦を深めようなんて微塵も思っちゃいないんだが。 「個人的には嬉しいセリフだが、そういってくれるなよ。 僕だって未知の宇宙人である彼女をたった独りで付きまとうのはいささか心細いと思っていたところだったんだ。君がいれば心強い」 それも個人的には嬉しいセリフだが、実際アイツが宇宙パワーで襲い掛かってきても役に立つとは思えんがね。 「別に危害を加えられるなんて思っちゃいないさ。メンタル的な意味だよ。独りでこそこそ後をついてまわるのと、 二人でひっそり尾行するのではどちらが気が楽かは、明白だろう」 まあそうなんだが……っておい、先行くな、俺はまだ行くとは…… 「さあさ、いくら何でもこれ以上喋っていると見失ってしまう。キョン、行こうか」 神の力に関わる人間は、プロセスはどうあれ、人の言う事にあまり耳をかさないのか? やれやれ、仕方ない。あいつ―――天蓋領域の使者様が日常的に人に害を与えていないかどうかの見張りの意味でも、ついていくとするか。おつかいの本は後で返せばいい。 かくして俺たちは、ブリキのおもちゃの如くのろのろと歩を進める九曜の後へ歩を進めていったのだった。 隣の佐々木の顔が少しニヤリと歪んでいる。 ……お前、インタレスティングは建前で、実は結構エキサイティングを期待しているだろ。 勘弁してくれよ、宇宙人が急に無差別に人を襲い始めたらなんて妄想はどこかの団長様だけで十分だからな。2時間後、ゆるゆるとむしろ不自然なほどゆっくりとした歩調で坂を下っていく クイーン・オブ・ディスコミュニケーション意味不明理解不能長門衆以外宇宙人端末を、俺たちは何か物悲しい気持ちで眺めていた。 「……思ったんだが」 佐々木が、疲れを滲ませた顔でまるで誰に言うでもないように言った。瞳の光が俄かに霞んでいる。 「概念が違うのかも知れない。僕たちには意味を見出せない事でも、実は彼女にしては世紀の大発見だったのかも」 そうはいうがな、佐々木。 30分近くパチンコ屋前の宣伝のネオン掲示板を眺めて、また30分くらいあのハンバーガー屋のピエロの人形とにらめっこ。 そして散髪屋の前でクルクル回ってるあの変なやつを30分観察後、最後に広場の噴水を30分ほど見てるだけって、それ絶対世紀の発見にはならないだろ。 最初こそ佐々木もパチンコ依存症の危険性を語ってみたり、ハンバーガーのネズミ肉がどうとか言っていたが、後半になるとうんちくは失速し、今に至る。 この理屈屋がここまで物静かだと少し恐ろしくもある。 「……ともかく、今度会った時に尋ねてみる事にするよ」 ひょっとして、「ド●ルドから何か得られるものはあったか」なんて聞くつもりじゃないだろうな。 ともかく、俺としてはとりあえず安堵の溜め息をついても良い頃だろう。 こいつは私生活において意味不明ではあるが、地球人に迷惑はかけていないようだ。 「さて、もうそろそろお昼だ。どうしたものかね―――ん?」 どうした? 何かあったか? 「あそこは……」 佐々木が指した先は保育園だった。それこそどこにでもある何の変哲も無い保育園。問題なのはそこに九曜が入っていくって事だ。 おいおい、アイツが入ったら間違いなく不審者で通報されて警官の質問攻めにあの天蓋流話術で対応してしまうだろう。ややこしい事態は避けられねえぞ! 似たような考えに行き着いたかどうかは知れないが、俺たちは足早に保育園の門の方へ向かって行った。しかし、飛び込んできた光景は、少なくとも俺の想像とはあまりにもかけ離れていたものだった。それは…… 「あー、すおーねーちゃんまたきたー」 「くよーねえちゃーん!」 子供に大人気のくよーおねえちゃんだった。 あまりの驚きに脳の処理落ちもいいところで、こいつがここに来たのが初めてではない、と言う認識に至るまでにすら3秒ほどかかった。 どういうことだ、どうしてこんな歓迎ムード? Why? なぜ? 隣を見ると、佐々木もやはり驚いたようで、大きい眼をさらに大きく丸くしていたが、すぐさま猫のように嬉しそうに目を細めてこう言った。 「驚いた。サプライズド、というよりアメイズドだね」 九曜の呼ばれ方はまちまちだった。あの名乗りでは仕方ない。俺も周防だか九曜だか未だにわからんのだから。 しかしあいつはまた、こうしてみているとかなり上手く子供の中に溶け込んでいるように見えた。 表情こそまるで楽しげではないが、それなりに真面目にケン、ケン、パーと遊びに興じているし、 少年が物知り顔で昨日先生に教わったのであろうタンポポの正式名を教えてくれるのにもそれなりに聞き入っている。 背中にのっかかる少女がいれば、重みなど感じていないようにすっくと立ち上がり、それが少女の無邪気な笑顔を呼ぶ。 そうしているうちに、保育園の先生がシートを広げ、子供を上に座らせた。昼食にするらしい。ああ、俺のところもそうだった。保育園での土曜日の昼は外でパンを食うんだった。 九曜も手招きされ、座り、パンが配られた。ゆるやかに口元に運び、小さく口を広げ、一口かじってこう言った。 「―――――甘い―――――」 「ねーちゃん、これには『コクトー』ってやつがはいってるから、あまいんだぜ」何となく合点がいってきた。多分こいつ、本気でネオンサインにもクルクルにも噴水にも興味津々なんだ。 俺たちにしちゃなにも意味を感じない事が、あいつは新鮮だったんだ。個人的興味で人と接しようとも対人言語処理能力では、人の相手には決してされない。 だから行き着く先が物怖じしない、子供だったって訳だ。 思えば宇宙から来て日も浅いあいつにしてみれば保育園に通う子供と同じくらいしか地球での経験値は無いんだった。 「……行こうか」 佐々木がさも満足そうに歩き始めた。 「分かっただろう、キョン、彼女は君が思うよりずっと安全みたいだよ」 ああ……っと、ちょっと待て、だからといってこれで九曜が完全に安全と判断したわけじゃないぞ。俺たちに危害を加えた事も忘れちゃいねえ。 まあ、日常的にこの宇宙人に目をギラつかせる必要はなくなったという意味では……こら、佐々木、笑うな。 だが、なんとも清々しい気持ちになっているのも事実だ。あんまり認めたくはないが。 むかつく不良が捨て猫にパンをあげてるのを見たときのような気持ちだ。 「さてキョン。もう彼女をつけるのは終わりにしようと思うのだが」 ああ、もういいだろうよ。それより腹が減って仕方が無いんだ。どこか食いにいこうぜ。 「くっくっ、まあ、昼は付き合ってくれた礼を込めて、奢らせてもらおうじゃないか」 ありがたい、久しぶりに人に何か恵んでもらえる気がするよ。俺はそう言いつつ、サイフの中を思い出していた。少し寒くなるが、まあ仕方ない。 今度の不思議探索は早く行くさ。 そうして俺たちは九曜をのこし、五月晴れの元、適当なレストランを探し始めたのだった。
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「やぁ、キョン」 「うわ」 それは不意打ちに近かった。なんせすぐ背後から声がしたんだ。 なんていつかの様に佐々木に声を掛けられた俺が、一瞬両の足裏を地面から飛び上がらせてしまったのも、いつかのままだった。 「なんだ、佐々木か」と喉まで出かかったのを無理矢理のみこんで、よう。と挨拶する俺に 「図書館で逢うなんて珍しい事もあるものだ、明日は雪が降るかもしれないね。」 そう言って、佐々木はくっくっと喉を鳴らす。 「うるせえよ。俺だって図書館くらい来る事だってあるさ、それに」 と、目線をソファで読書の虫になっている宇宙人に向ける。 「なるほどデートの途中という訳か、お邪魔にならない内に退散するよ」 何を勘違いしたのか、とんでもない事を言う佐々木を強引に引き止め、長門と三人で読書することにした。 「なんだって~!」 公共の場にもかかわらず、いきなり大声を上げる佐々木に周囲の目が釘付けになる。 長門までも読書を中断して黒曜石の瞳を佐々木に向けている。 いや、今日は珍しい物を二つも見たな。しかし、それより気になるのは日頃滅多なことでは動揺しない佐々木が何を見たのかだ。 よく見りゃ小刻みに手まで震わせている。 「どうしたんだ、その本に何が書いてあるんだ」 「キョ、キョ、キョン、僕はとんでもない勘違いをしていたようだ。ここを見てほしい」 セクシーコマンドの敵役みたいに俺を呼ぶ佐々木が指差すページに書いてあったのは、 ゴルフの起源が中国にあり、呉竜府(ごりゅうふ)という人物が、その競技の名前の由来になっているとかいうトンデモ記事だった。 「そんなわけないだろう、なぁ、長門」 と、物知り宇宙人を見遣った俺はまたとんでもない物を見たんだ。 長門表情観察家の俺じゃなくても、それと判る位に大きく目を見開いて驚いている長門がそこにいたんだ。 長門より驚いている俺をよそに、長門は佐々木に 「見せてほしい」 と、声をかけ本を手にしていた。 「……うかつ。この情報は統合思念体も見落としていた」 一瞬でその記事を読み終えた長門はパラパラとページをめくり佐々木に 「この記事を見てほしい」 と話しかけた。 信じられないと呟いて絶句する佐々木の目線の先には 卓球の由来が書いてあった。 それからの二人は、まあ言うまでもないだろう。 かき氷の由来だとか、武田信玄が作ったサイコロだとかの記事を見ては、一々大騒ぎしてやがる。 当然、俺はほったらかしだ。 今更ながらだが、その日も不思議探索の最中だった訳で、集合時間に間に合うように長門を連れ出そうとしたんだが、 結局大幅に遅刻してしまったのは言うまでもないだろう。しかし 「キョン!知ってるかい、ラグビーというのはね……」 などとインチキ記事を真に受けた佐々木の『新発見』とやらに夜中まで付き合う事になるとは思わなかった。 長門とも『新発見』に対する考察とかをしているらしい。 仲良くなったのはいいが、針付きの鉄球で殴り合いをしようとする長門と九曜を止めるのは大変だったぜ。 まったく、やれやれだ。 ああ、本のタイトルか。民明書房大全とかいったな。
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佐々木さん授業中の巻 佐々木「……ふむ、この公式を」 キョン「おい佐々木、佐々木ってば」 佐々木「む、なんだいキョン、授業中だよ。僕は今ノートを検証している」 キョン「じゃあなぜ右手のシャーペンで俺をつつく?」 佐々木「え? ……本当だ。すまない。無意識のうちにやってしまったらしい。 どうやら先ほどの休み時間に君と話せなかったせいで、 キョン分が不足していたようだね」 キョン「……なんだその俺分って。糖分とか塩分みたいなものか?」 佐々木「知らないのかい。人間、とりわけ僕が生きるのに必須の成分で、 定期的に君との接触等で摂取しないと減ってくる」 佐々木「キョン分が足りなくなると閉鎖空間に神人が現れるなどの症状が現れるんだ」 キョン「俺分ってのは……、俺に含まれてるのか?」 佐々木「くっくっ、当たり前だろう」 キョン「大変だ! 佐々木が、佐々木がもうダメだ!!」 教師「こらそこのバカップル、授業中にいちゃつくのもたいがいにしろ!」 涼宮「……………………」 ●「カンベンシテクダサーイ」 佐々木さん、あいや痛がる子を見て手を離すが真の母親の巻( 468続き) 涼宮「ちょっと、佐々木さん、授業中にあまり騒がないでくれる。そうでなくても キョンは授業きちんと聞いてないんだから。余計成績悪くなっちゃうじゃない!」 佐々木「ああすまない。中学時代からの癖なんだ。代わりにといってはなんだけど、 キョンの勉強の面倒くらい、僕が見てあげるよ」 キョン「ああ、そういや昔から、時々人に触れる癖あったよな佐々木」 涼宮「(ビキビキ)そ、そうなんだ。でも結構よ。SOS団団長として、団員の面倒はあたしが見るから。 1年の休みはあたしがつきっきりで勉強みたから、ずいぶん成績も向上したんだから」 キョン「いや、お前教え方は確かにうまいがスパルタなんだよなあ」 佐々木「(ビキビキ)へえ、まあ君がやればできる人だっていうのは、受験の時に一緒に 勉強してたときからわかってたけどね。あの時に基礎は身についてるはずだよ」 涼宮「(ビキビキ)うふふふふふ」 佐々木「(ビキビキ)くっくっくっ」 キョン「なんで突然二人とも笑いだすんだ?」 朝比奈「な、なんですか、何でこの教室が突然爆心地みたいになってるんですかぁ?」 長門「……グラウンド・ゼロ」 九曜「--それでも、彼は、気づかない--」 ●「アーモシモシ橘サンデスカ、我々ハマズモッテ生存ノタメニ、長年ノ対立ヲ超エテ、 協力スベキダト思ウノデスガイカガデショウ」 橘「なんであたしの携帯の番号知ってるんですかー」 その夜 キョン「で、何で俺がこの妙な二重写しの閉鎖空間に閉じ込められて、 神人どうしのウルトラファイトをかぶりつきで見物せねばならんのだ。 大体これ、ハルヒのか、佐々木のかもわからんてどういうことなんだ古泉」 ●「えー、わかってない振りをしているのであれば、今すぐあなたの顔面にパンチをグーで ぶちこみたいところですが、本気で分かってないようなのでご説明しましょう」 ●「とある原因で、涼宮さんも佐々木さんも、ご自分の閉鎖空間で神人を頻出させておりまして、 誰のせいとは申しませんが、我々も、橘さんの一派も、生命の危険を感じている状況なわけです。 そこで我々はひとつのDVDを見まして、そこでヒゲの元格闘家の艦長が言っていたのです。 「後のことは後で考える。怪獣を倒すには、ゴジラを目覚めさせろ」と。 あいにく我々には、神人に対抗できるだけのモンスターの備えはありませんので、 神人には神人、ということで、互いの閉鎖空間を何とか接合させ、共倒れを狙っているというわけです」 キョン「あ、まきぞえでポンジーがつぶされた」 ●「余所見しないで聞いてクダサーイ。ところが神人の能力は、涼宮さんがまっくのうち式の パワーファイター、佐々木さんが宮田ばりのカウンタータイプという差はありますが、 まったく互角で、勝負がつかないのです。そこで我々はさらに考えました。 そもそも、この騒動の元凶を放り込んで、二人に思う存分取り合いをしてもらえば、 決着はつくし、両方とも一応スッキリして、閉鎖空間の安寧を取り戻せるのはないかと!」 キョン「なんか猛烈にイヤな予感がしてきたんだが……」 ●「さて、あなたには大変恐縮ではありますが、ここはラグビーボールばりに、お二方のチームの ターゲットとして奪いあわれていただきます。命が惜しいのでしたら、キスなり不純異性交遊なり3Pなりで、 何とかお二方をなだめてください。健闘を祈ります」 キョン「こーいーずーみー!」(神人に両方からひっぱられつつ) 特にオチはない
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新たな神候補 佐々木さん 高校2年生 中学三年生のときの予備校での出会いを出発点に、いまどき自転車二人乗りなどの活動により、キョンと付き合っていると勘違いされた一人称が「僕」の通称変な女 では続いて、佐々木さんの演説です。 読者の諸君。僕が例の変な女、佐々木だ。 諸君、今の僕の現状は最悪だ。 神だとかリミテッドな超能力者、自称未来人とか宇宙人製アンドロイドだとか、 僕はそんなことには一切興味がない。 いまさら新キャラクターが出てきたところでフラグが立つような、もはやそんな甘っちょろい段階ではない。 こんな現状は見捨てるしかない、こんなフラグはもう滅ぼしたほうがいい。 僕には、建設的な提案なんか一つも出来ない。今はただ、クラッシュ&クラッシュ、全てを壊されるだけだ。 諸君。僕は読者達を軽蔑している。この下らないハルキョンカップリングを助長し、結果、中学時代のフラグが全てクラッシュされることになった原因は、読者達に他ならないからだ。 正確に言えば、読者達の中のハルキョン派は、僕の敵だと言える。 僕は、読者達の中の、佐々キョン派に呼びかけている。佐々木好きな少数派の諸君。今こそ団結し、立ち上がらなければならない時ではないか? 彼らハルキョン派はやりたい放題。佐々キョン派が、いよいよもって生きにくい世の中が作られようとしていると思う。 佐々キョン派の諸君。佐々木スレがPart10まで来たと大騒ぎするのは大間違いだ。所詮2chスレなんかじゃ、アニメに敵わない。 佐々木好きな少数派にとってこれほど馬鹿馬鹿しいことは無い。分裂のアニメ化なんていつの日になると思っているんだ。 じゃあどうして僕は演説をしているのか。 その話は長くなるから、分裂を読んでほしい。 文中に僕の挿絵は2枚あるから見逃さないように。 僕は、キョンの、佐々キョンSSに対するフラクラぶりにもう我慢ならない。 佐々キョン派の諸君。キョンのフラグクラッシュを止めることなど出来ない。 彼らハルキョン派は、佐々キョン派の声に耳を傾けることはない。彼らハルキョン派が支配する、こんな下らない涼宮ハルヒシリーズは、もはや滅ぼす以外にない! 続編なんかいくらやったって無駄だ! 今進められている続編は、 どうせ全部全て彼らハルキョン派のための続編じゃないか! 佐々キョン派は、そんなものに期待しないし、勿論協力もしない! 佐々キョン派はもうこんな涼宮ハルヒに何も望まない! 佐々キョン派に残された選択肢はただ一つ! こんな涼宮ハルヒはもう滅ぼすことだ! はっきりと言えば、もはや佐々キョンエンドの自作しかない! 佐々キョン派の諸君!これを機会に、 『佐々キョン』の恐ろしい陰謀を、一緒に進めていこうではないか! このスレッドに、他のスレッドでもかまわない! 僕とキョンのSSやイラストを書いてくれ! 勿論、原作を読んだ事のない諸君や、 橘佐々木派の諸君でもかまわない! 佐々キョン派は、これからの原作の展開になんか期待していないんだから! 最後に、一応言っておく! 原作が佐々キョンエンドになったら、 彼らはビビる!! ・・・私もビビる 佐々キョンに甘々のSSを、 佐々キョンにラブラブのSSを! じゃなきゃ原作なんか読まないで、 どうせ原作じゃ私はハルヒの当て馬なんだから!! 高校二年生佐々木さんの演説でした。
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ささき よしのり コナミに所属していたサウンドクリエイター、プログラマー。「モアイ佐々木」の異名を持つ。 1961年2月20日生まれのB型。同志社大学経済学部卒。(*1) 高校3年から音楽をやっており、コナミ在籍時にもフュージョン系のバンドを組んでいたという。 (*2) コナミでは1984年頃から活動しており、数多くいたコナミ矩形波倶楽部のメンバーの中でも最古参に入る作曲家。 『ロードファイター』・『ツインビー』といったコナミ黎明期のアーケード作品を担当。 その後、『イー・アル・カンフー』以降、少なくとも1988年頃までのほぼすべてのMSX作品に参加。(*1) 代表作としては『夢大陸アドベンチャー』・『火の鳥 鳳凰編』などがある。 グラディウスシリーズに登場する名物キャラクター「モアイ」のモデルとなった人物としても有名。 これは佐々木氏の風貌がモアイそっくりだったため。「モアイ佐々木」の名前もそこから来ている。 余談だが同時期にカプコンでも自分の見た目をキャラクターのモデルにされた作曲家がいた。 90年代に入ってから仕事をサウンドクリエイターからプログラマーへと転向する。 プログラマーとしての初めての仕事は『グラディウスII』のX68k移植版。プログラミング初心者ながら開発チームのリーダーとなった。 佐々木氏が言うには音楽担当の時でもサウンドプログラムなど行っていたため、初めてでもプログラムの基本は理解していたとのこと。 その他プログラマーとして『T.M.N.T. リターン オブ ザ シュレッダー』やMD版『リーサルエンフォーサーズ』に関わっている。 海外SEGA-CD版『スナッチャー』ではディレクターを務めた。 参加作品の一例 新入社員とおるくん ロードファイター (*3) イー・アル・カンフー(MSX版) ツインビー (福武茂と共作) コナミのピンポン イーガー皇帝の逆襲 魔城伝説 (東野美紀と共作) グラディウス (FC, MSX版)(編曲) 夢大陸アドベンチャー (松原健一と共作) 火の鳥 鳳凰編 (古川元亮、碇子正広と共作) グラディウス2 (サウンド トータルディレクター、ミュージックドライバ、アレンジ) F1スピリット (上原和彦、古川元亮と共にサウンド) 悪魔城伝説 (NES版)(船橋淳、森本幸恵と共にサウンド) サプライズアタック The Lone Ranger