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揺杏「学校どこよ? 私はあの有珠山なんだけど~wwwwww」 京太郎「清澄です」 揺杏「……え……!?」 京太郎「清澄高校です」 揺杏「……う、うわあ……ああ……ああああああああああ(イスから転げ落ちる)」 京太郎「どうかしましたか?」 揺杏「ああ、あふゥッ……ひいいい……ガクガク(足が震える)」 京太郎「やだなあ、そんなにびびらないで下さいよ。ちょっと麻雀が強いだけですから^^」 揺杏「ああ……あ……うんっ…ああ……ビクンビクン(小水を漏らす)」 京太郎「ちなみに俺は県予選初戦敗退です」 揺杏「あんっ!ああん……らめ……もうらめえ!ビクンビクン(絶頂する)」 揺杏「って夢見たんだよねー」アハハ 由暉子「重症ですね」 爽「うわー」 成香「あの、えっと……」 誓子「こうはなりたくないもんだねー」 揺杏「げっろー……」シュン 京太郎「でもそんな揺杏さん可愛いですよ」ニコッ 爽「!?」 由暉子「!?」 揺杏「!?!?!?」カァァァ 由暉子「あっふあぁ~~ん!!」ジョババ 爽「あふぅぅ~ん!!」ジョバジョバ 京太郎「」ビショヌレ 成香「えっと、えっと!」オロオロ 誓子「見ちゃダメだから、ね」サッ 揺杏「現実でやって受けるわけねーじゃん」ケラケラ カンッ
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1340593656/ 京太郎「置いていかれた恨み、晴らさでおくべきか」 京太郎「色んな学校から集められた美少女が10人以上も……ぐふふ」 京太郎「待ってろよ、咲……!」 ……… 京太郎「さてさて、覗きといえば定番の女子浴場にやって来たわけだがー…ん?」コソコソ 京太郎「えーっと、あれはうちのワカメと風越の眼鏡の子か…うーん、二人とも貧乳だなぁ…」ガッガリ 京太郎「お?ワカメの対面にいるのは…たしか龍門渕の、これまた眼鏡の子か」 ワカメ『誰…?』 ともきー『…』ザー パサッ 京太郎「お、うぉおお!?」 京太郎「和までとはいかないまでも、あそこにあるのは紛れもなく二つのデカメロンじゃねーか!」 京太郎「わぁ、わぁ、今まで注目していなかった選手だけにこのサプライズは嬉しいものがある…」ウンウン 京太郎「それに無い乳四つと並んでいると更にその神々しさが際立つなぁ…」カンガイ ワハハ『ここがフロかー』ワハハ 京太郎「あ、残念乳が増え…って!!き、来た…和や福路さんと共に密かにマークしていた逸材…!!」 京太郎「鶴賀の妹尾佳織ちゃんだー!!!」 京太郎「佳織ちゃんは性格もおっとりしてて優しそうだし、髪の色も俺に似てていいんだよなー」 京太郎「ああ、やっぱり生で見るのっていいなぁ、感動して涙と鼻血がとまらねぇ…」ウルウル 京太郎「あーやっべー見てるだけじゃ物足りなくなってきたなー」ムラムラ 京太郎「触りたい…あの二人の胸を触りたい…揉みたい…しゃぶりつきたい…包まれたい…」モンモン 京太郎「…へへ、どうせ俺の顔は割れてねぇんだ、何やったってバレはしねえよな」 ワカメ『面子がそろったのぅ』 京太郎「ん?なんだ、これから麻雀するのか?クソワカメの奴余計なことを…」 京太郎「まぁ流石に真っ昼間からチョメチョメするのはよろしくない、お邪魔するのは夜にして、それまで情報集めと他の奴らの観察だ」 夜 京太郎「よし、皆寝静まってるぜ…えーっと、昼間に集めた情報によれば龍門渕の部屋は…あそこだな」コソコソ 京太郎「窓から見えるかなー?…んー?」 京太郎「あれ、ともきーが起きて、一人でどっか行ったな…もしかしてトイレか?」 京太郎「ナイスタイミングだぜ!すぐあの階のトイレに直行だ!待ってろよー!龍門おっぱあああああああああい!!!」 京太郎「さて、トイレまで来たはいいが本当にここにいるんだろうか」 京太郎「しかしここって合宿所のトイレにしては綺麗だよなー。ん?この音は」ジャー 智紀「ふぅ……」ガチャ 京太郎「いた!」 智紀「……」フキフキ 京太郎「さーわむーらさーん」 智紀「えっ!?」ガシッ 京太郎「ハァハァ!暴れんなよ…暴れんなよ…個室に戻るんだよ、早くしろよ」 智紀「だ、誰!?離して!!」ジタバタ カシャン(眼鏡の落ちる音) 京太郎「おお、やっぱり眼鏡を外すと凄くかわいいですね、これは襲った甲斐がありますよ」 智紀「何を言って…」ジタバタ 京太郎「ああ…そんなに体を擦り付けられると…!!」ムクムク 智紀「ひっ!(何かお尻に硬いものが…これって…襲うってまさか…)」 智紀「嫌、お願いやめて!!」バタバタ 京太郎「おお…ともきーのお尻柔らかくて凄い気持ちいい…。ズボン越しでもも出ちゃいそうですよ」 智紀「嫌、嫌ぁ!!むぐっ」 京太郎「ハァハァ、流石に人が来るとマズイんでちょっと静かにしてくださいね」 智紀「んぐっ、むぐっ……ハァ…ハァ」 京太郎「体力ないんですね。さーて続きは中でやりましょうねー」ズルズル バタン 智紀「や、やめて…何するつもりなの…」ドサッ 京太郎「あれ?本当は分かってるんじゃないんですか?自分がこれから何されるか」ボロン 智紀「ひっ!」 京太郎「もう抵抗する体力もないみたいですし早速ヤらせて貰いますね」ビリッ 智紀「嫌ぁ!」ぶるん 京太郎「うおおお!やっぱり遠目で見るのとは全然違う大迫力のおっぱい!」 智紀「ぅ…」 京太郎「おおおお、柔らけー!!今まで想像でしか触れられなかったおっぱいが俺の自由に!」 京太郎「ともきーのおっぱい気持ちいいー!!!」モミモミチュパチュパ 智紀(気持ち悪い…早く終わって…) 京太郎「ハァハァ、じゃあ次はいよいよおっぱいでしごかせて貰いましょうかね」ビンビン 智紀「っ…」 京太郎「夢にまで見たパイズリをこんな美少女でできるなんて!俺のチンポがともきーのおっぱいに擦り付けられて!ああああ!!」 京太郎「イクッ、イキますよ!!ともきーのおっぱいにマーキング、イクぅうう!!」ブピュブピュ 智紀(もう嫌…でもこれで終わり…) 京太郎「さーてと、そろそろメインディッシュ頂きますか」 智紀「え?」 京太郎「何意外そうな顔してるんですか、ここまでやったんだから当然最後までするに決まってるじゃないですか」ビンビン 智紀「い…や…そこだけは…許して…」 京太郎「残念ですけどそれは聞けませんね」ヌッ 智紀「ダメ…やめて…お願い…」 京太郎「いただきまーす」ズプッ 智紀「嫌ああああ!!」 京太郎「ああ!いい、いいですよ!おっぱいだけじゃなくて体中むちむちしてて本当にエロい体してますね!」ズプッズプッ 智紀「ぅ…ぁ…」 京太郎「これじゃ気持ちよすぎてまたすぐにイッちゃいますよ!」パンパン 智紀「ぁ…」 京太郎「出ます、出ますよ!今度は体の中までマーキングしてあげますからね!!」パンパンパンパンパンパン 智紀「!!な、中はダメ!中には出さないで!!」バタバタバタバタ 京太郎「ああ!そんなに腰を動かされるともう…イク!!」ドピュドピュドピュドピュ 智紀「嫌ああああ!!」 京太郎「ハァハァ、まだまだ匂いが染み付いて取れなくなるくらい続けますから覚悟してくださいね」 智紀「ぁ…ぁ…アハハ」 数時間後 京太郎「ふぅ、サラサラの髪コキにむちむちのフトモモの素股、突く度におっぱいに触るワキマンコどれも最高だったな」 京太郎「おっぱいのサイズを除けば他は和以上かも…」 智紀「……」ぼー 京太郎「さてと、仕上げ仕上げ」カシャッカシャッカシャッ 京太郎「この事誰かに話したらこの写真バラ撒きますから。バラ撒かれたくなかったらまた相手してくださいね」 京太郎「じゃあまたそのうち会いましょう。これからもっと可愛がってあげますよ、ともきー」 ……… 智紀「……ハッ」 智紀「ここは…?ぇ、これ…ぁ…私…」ドロォ 智紀「アレがバラ撒かれたら龍門淵にはいられなく…ネットに撒かれでもしたらどこにも居場所が…」ブルッ 智紀「部屋に戻る前にお風呂入ろう…これ落とさないと…」フラフラ 風呂 智紀(髪がカピカピになってて全然落ちない…)ワシャワシャ ガラッ 智紀(今何か音が?)ピタッ …ヒタ…ヒタ 智紀(気のせい?)ワシャワシャ むにゅん 智紀「ひゃっ!?」ビクッ 智紀(シャンプーで目が…!) むにゅむにゅ 智紀「だ、誰!?やめて」スカッ ぺちんぺちん 智紀(胸に何か叩きつけられてる…早く流さないと…) ザパッー ハァハァハァハァ 智紀(よし見える)パチッ 京太郎「うっ」ドピュドピュ 智紀「へ?」パタタタ 智紀(顔に何かかけられた!?この匂い…) 京太郎「その様子だと誰かに話す気はないみたいですね」 智紀「あなたさっきの…」 京太郎「バラさないか監視してたんですけどその体見てたらまたムラムラしちゃいましてね」 京太郎「早速ですけどまた相手してくださいよ」 智紀「何を…」 京太郎「さっきは抵抗しても何もなかったですけど」 智紀(!?) 京太郎「今抵抗したらどうなるか、分かりますよね?」 智紀「…っ!」コクッ 京太郎「じゃあ自分で広げてください」 智紀 「……」ムニィクパァ 京太郎「やっぱり無理矢理するのと相手に自発的にさせるのじゃ全然違いますね」ビンビン 智紀「……」 京太郎「さっき出したのはもう掻き出しちゃったんですね」 智紀「…当然」 京太郎「ショックだなー。じゃあこれからは掻き出したら掻き出した分だけまた注いであげますよ」ズプン 智紀「んっ!」 京太郎「ハァハァ、さっきは押さえつけて無理矢理でしたけど」パンパン 京太郎「今回はともきーが自分から体を開いてくれてる」パンパン 智紀「違…」 京太郎「抱き合ってセックスしてるのに何が違うんですか!?」ズコン 智紀「ひゃっ」 京太郎「あの後他の学校の娘達の事も考えたんですけどね」パンパン 智紀「…んっ…んっ」 京太郎「不思議と全く興奮しないんですよ」パンパン 智紀「…んっ」 京太郎「ともきーだとこんなになるのに!!」ズコンズコン 智紀「んあああ!!」 京太郎「他の娘達はもうどうでもいい!」 京太郎「代わりにともきーに俺のものになってもらいます!」パンパン 智紀「だ、ダメ…ん…」 京太郎「聞こえませんね、また中に出しちゃいますよ?」パンパン 智紀「い、嫌…」 京太郎「じゃあ何て答えればいいか、分かりますよね?」パンパン 智紀「っ…あなたの…ものになります…」 京太郎「……」ニヤ 智紀「だから…んっ…中に…は」 京太郎「よくできました」ドピュドピュ 智紀「ああああ!!」 智紀「ぁ…また中…出さないって…」 京太郎「出さないとは言ってませんし」 京太郎「最初に言ったじゃないですか、掻き出した分だけ注ぐって」 智紀「…ぁ…」 京太郎「今のも掻き出しちゃダメですよ」 智紀「……」 京太郎「恥ずかしい写真増えちゃいましたね」カシャッカシャッ 智紀「最低…」 京太郎「合宿中はずっと見てますから」 智紀「……」ゾクッ 京太郎「その間にともきーを本当に俺のものにするから覚悟してくださいね」 後はちょくちょく呼び出されてまぐわってるうちに誰かに求められる自分と 一途な京太郎に情が移って本当に京太郎のものになって終わり 避妊もしないから当然できるけど龍門淵家のメイドで衣の友達だから金はなんとかしてもらえるだろう -ともきー編終了- 京太郎「鶴賀の妹尾さん良かったなー」ポワー 京太郎「確か鶴賀の部屋は此処だったな、妹尾さんはどうしてるかな…ん?」 桃子『先輩!お風呂行くッスー』 ゆみ『ああ、ずいぶん遅くなってしまったな』 京太郎「あれは大将の加治木さんと…あっちのうっすら見えてるのは確かのどかと対局した…」 京太郎「名前が思い出せないけど対局を映像で見た時にはのどか達に劣らないおっぱいを持っていたはずだ」 ゆみ『行こうかモモ』 桃子『はいッス!』 京太郎「妹尾さんを見張ってチャンスを待ちたいがこっちも要チェックだな…」 佳織『また役満あがれちゃった』 智美『ワハハー、佳織は相変わらずだなー』 京太郎「ん、あそこを歩いてるのは妹尾さん。部屋にはいなかったのか…」 智美『ワハハ、ちょっとトイレに寄っていくから佳織は先に戻っててくれー』 佳織『うん、わかったー』 智美『迷うなよー』 佳織『迷わないよ!』 京太郎「邪魔なワハハは消えるみたいだし今がチャンスだな」 佳織「迷っちゃった…ここ何処だろ。智美ちゃん待ってればよかったな…」オロオロ 京太郎(どんどん人気のない方に行ってると思ったらそういう事か…やるなら今だな) 京太郎「妹尾さん」 佳織「ひゃ、ひゃい」ビクッ 京太郎「鶴賀の妹尾さんですよね、ここ鶴賀の部屋とはかなり離れてますけどどうしたんですか?」ビンビン 佳織(え、男の人?え、何で…)「えっと…あの…」 京太郎「どうかしました?」フーフー 佳織(この人何だか危ない気がする)「えっと…あの…し、失礼します!」ダッ 京太郎「え、ちょ、待ってくださいよ」ダッ 佳織「来ないでくださいー!ふぇ!?」コケッ 京太郎「あ、危ない!」ガバッ 階段ドンガラガッシャーン 京太郎「痛…妹尾さん大丈夫ですか?」 佳織「ぅ、うーん……zzz 」 京太郎「気を失ってるだけか、何とか抱えるのが間に合ったかな」 佳織「……zzz 」ハラリ 京太郎「しかしこれは…」 京太郎「浴衣が乱れて胸が見えそうだ」ムクムク 京太郎「元からそのつもりで来たんだし減るもんじゃないし気を失ってるんだから何しても平気だよな…」ゴクリ 京太郎「取り敢えず近くの空き部屋に移そう」ズルズル 京太郎「さて、連れてきたはいいが…」 京太郎「意識のない娘を犯すのは流石に良心が咎めるな…」 佳織「んー…」バサッ 京太郎「おおお!下の方まで…ハァハァ、据え膳食わぬは男の恥って言うし仕方ないよな、仕方ないんだ」ビンビン 京太郎「さーて、かおりんぬぎぬぎしましょうねー」 佳織「ん…ん…」 京太郎「うおお、乱れた浴衣の上に盛り付けられた白い体と特大のおっぱいが何とも…」 京太郎「この状況で気がついたらかおりんもきっとショックを受ける。早速味あわせてもらおう」むにゅんむにゅん 佳織「んっ…んっ…///」 京太郎「意識もないのに反応してかおりんはエッチな娘だなぁ」クリックリッチュパチュパ 京太郎「もっとおっぱいを堪能したい所だけどいつ目が覚めるか分からないからもう本番からいくからねー」ボロン 佳織「ん…///」 京太郎「ほら、かおりん、何か抵抗しないと入っちゃうよ?いいの?寝てる間に犯されちゃうよ?ほら、ほら、あー、入っちゃった」ジッコン 佳織「ぁ…ん…」 京太郎「あああ!かおりんの中に気持ちいいよ!突く度におっぱいがぶるんぶるん揺れて本当にエッチな娘だなぁ!」パンパン 京太郎「うおおお!かおりんのおっぱいに埋もれながらおまんこ犯すの気持ちいい!!気持ちいいよかおりん!!」パンパンパンパン 京太郎「出る!中に出すよかおりん!何も言わないって事は良いって事だよね!イクッ、イクッ!!」ドピュドピュドピュ 佳織「ぁ…ぁ…」 京太郎「ふぅ……。さて、体を拭いて浴衣を戻して何事もなかったようにするか」 ……… 佳織「ハッ!」ガバッ 京太郎「ああ、妹尾さん気付きましたか?」 佳織「あれ、えっと…ここは…私…」 京太郎「妹尾さんが迷ってたみたいなんで声をかけたんですけど」 佳織「あ、はい…」 京太郎「声をかけたらいきなり逃げ出されて」 佳織「ぅ…」 京太郎「階段で足を踏み外して気を失ってしまったのでこの空き部屋を借りて介抱してました」 佳織(あ、そうだ…私階段から落ちる時にこの人に抱きしめられて…///) 佳織「ご、ご迷惑をおかけしました///」 京太郎「いえいえ、妹尾さんのかわいい寝顔が見れたんでチャラですよ」ニコッ 佳織「……///」グチュ 佳織(あれ…何だか体が火照ってお股がグチュグチュになってる…) 佳織(これがモモさんがいつも言ってる『濡れる』ってヤツなのかな…え、私もしかしてこの人の事…) 京太郎「妹尾さん体の方は大丈夫ですか?」 佳織「ビクッ!だ、だいじょうぶれふ!ありがとうございまひた、失礼しまふ!!」ダッ 京太郎「……………」 京太郎「なんとか誤魔化せたか……」 智美『ワハハー、佳織どこいってたんだー。やっぱり迷っちゃったかー』 佳織『う、うん!そうなんだ!アハハハ』 智美『ワハハー、そうかそうかー』 佳織『ワハハ…///』 佳織『(そういえばあの人誰だったんだろう…)』 佳織『……また会いたいな///』グチュ -かおりん編終了- 京太郎「妹尾さんは部屋にいないみたいだし取り敢えず加治木さん達を追おう」 桃子『先輩お背中流すっすよ』 ゆみ『ああ、ありがとうモモ』 京太郎「ノーマークだったけど加治木さんもかなりの巨乳だな…」 桃子『先輩こっちも洗ってあげるっす』むにゅむにゅ ゆみ『こ、こらモモ。こんな所で…』 桃子『誰も見てないっすよー』 京太郎「」 京太郎「なんてけしからん胸だ…同性愛はいかんぞ非生産的な…」ハァハァ ゆみ『そろそろ上がろうか』 桃子『ハイっすー』 廊下 桃子『気持ちよかったっすねー』 ゆみ『ああ、そうだな』 桃子『後でさっきの続きしましょうっす』 ゆみ『ああ…///』 京太郎「クソ!ほとんど二人でいるからなかなか隙が…。ん、あれは…」 藤田プロ『お前が加治木だな?』 ゆみ『?ああ…』 藤田プロ『ちょっと時間あるか、一緒に打ってみたい』 ゆみ『私と?』 藤田プロ『嫌か?』 ゆみ『まさか…だが今は…』チラッ 桃子『…私の事はいいっすからプロの人と打ってくるといいっす』 ゆみ『しかし…』 桃子『こんなチャンスは滅多にないっすよ、私は先に戻ってるっすから遠慮せずに行ってほしいっす』タタタッ ゆみ『モモ…』 京太郎「あれが神か…」 京太郎「加治木さんはカツ丼さんと一緒にいくみたいだから今回はモモちゃんを狙うとしよう」 かじゅモモの寝室 モモ「先輩…ああは言ったけどやっぱり寂しいっす…んっ…」クチュ 京太郎「見失ったから取り敢えず部屋に来てみれば浴衣はだけてあんな事してもう準備万端じゃないか…」 桃子「先輩!先輩!」クチュクチュ 京太郎「クソ、もう我慢できん!」ガラッ 桃子「ひぇっ!?ぇ?」ビクッ 京太郎「東横さん、先輩がいないからって合宿中に一体なにしてるんですか?」ガシッ 桃子「あ、あなたは誰っすか!?離してくださいっす、どうして私が見えてるっすか!?」 京太郎「東横さんのおっぱいがあまりに魅力的だったからですかね」 京太郎「俺が何しようとしてるかは少し静かにしてもらえれば分かるんでちょっと黙ってくださいね」 桃子「何を言っ…んぐっ…むぐっ」 京太郎「こんな所でオナニーしちゃう東横さんならこれでこれから何されるか分かりますよね」スリスリ 桃子(お尻に何か擦り付けられてるっす…!これ…え…そんな!!) 桃子「んー!んー!!」バタバタ 京太郎「うお、お尻凄い柔らか…。ハァハァ、何しようとしてるかは分かったみたいですね、そんなに嫌ですか?」 桃子「プハッ!嫌!嫌っす!誰か…先輩!先輩助けてくださいっす!!」 京太郎「加治木さんなら反対側の藤田プロの部屋で蒲原さんは妹尾さんに着いていった」 京太郎「今、東横さんを見つけられるのは俺くらいだよ」 桃子「そんな…嫌、やめてくださいっす…そこは先輩のために大事にとってるんっす…」ブルブル 京太郎「ふーん、それはいい事を聞いたなぁ」ニヤニヤ 桃子「ほ、他…他の事なら何でも…何でもするっすからそこは…そこだけは許してくださいっす…お願いっす…」ポロポロ 京太郎「人に物を頼む時には誠意ってものがいりますよね?」 京太郎それを見せてくれたら考えなくもないですよ。何をしたらいいかは分かりますよね?」ボロン 桃子「!?ほ、本当に…本当に誠意を見せたら許してくれるんっすね?」ゴクリ 京太郎「ええ、考えておきますよ」 桃子「わ、わかったっす…やらせてもらいますっす…」シコシコ ビクンビクン 桃子「ひっ!せ、先輩のため…先輩のために…頑張るっす…」シコシコ 京太郎「そんなんじゃ全然誠意が伝わってきませんよ。もうそっちに入れちゃいましょうか?」 桃子「ご、ごめんなさいっす…頑張るから…頑張るっすからそれだけは…」むにゅむにゅジュッポジュッポ 京太郎「お、おお…いい。できるじゃないですか。出る、出ますよ!!受け止めてください!」 京太郎「東横さんを俺の臭いでマーキングしてあげますよ!!」ブピュブピュ 桃子「っ!」ピュッピュッパタタタ 京太郎「ああ、良かったですよ東横さん…」 桃子「こ、これで誠意は伝わったっすよね?許してくれるんすよね?」 京太郎「でもまだ全然満足してないんですよね」ビンビン 桃子「そ、そんな…」ガクン 京太郎「今度は窓際にいってもらいましょうか」 桃子「な、何するつもりっすか?」 京太郎「ここの窓から調度露天風呂が見えるんですけどね。あ、そろそろ来るんじゃないですか?」 桃子「え?あ、あれは…加治木先輩達っす」 京太郎「藤田プロが少し打ったら交流を深めるために入るって言ってたのを聞いたんですよ」 京太郎タイミングはかってたんですけどバッチリでしたね」 京太郎「ちょっとこっちを向いたら加治木さん達に東横さんの姿が見られちゃうんじゃないですか?」ヌチュ 桃子「ひっ!そこは、約束が違うっす!!」 京太郎「やめる、とは言ってないですし誠意がちゃんと伝わらなかったから東横さんの負けですよ」 京太郎ハァハァ、東横さんが大事にしてた初めてが無くなるとこ加治木さんに見てもらいましょうよ…」ズププ 桃子「やめ…あ、先輩…嫌、お願い…こっち向かないでっす…」 京太郎「おおお!破る!破りますよ!!東横さんの初めて俺のチンポで奪っちゃいますよ!!」ミリミリミリミリ 桃子「ん……ぁ…ぁ…」 京太郎「根元まで一気に………入ったあああ!!!」ジュッコン 桃子「イヤアアアアア!!」 京太郎「ああ、東横さんの処女まんこ気持ちいいですよ!今俺のチンポの形覚えさせられてるのわかりますか?」パンパン 桃子「いや、痛…やぁぁぁ抜いて、抜いてくださいっすぅ…」 京太郎「あれ、加治木さん今ちょっと東横さんの声に反応しましたよ?」 京太郎「東横さんが此処で俺のチンポハメられてるの見られちゃったかもしれませんね」パンパンパンパン 桃子「せ、先輩…違うんっす…これは…これは…ああああああ!!」 京太郎「加治木さんに見られたと思ったら急に締めつけがキツくなりましたよ。やっぱり東横さんは変態ですね」 桃子「先輩…ごめんなさい…ごめんなさいっす…」ボロボロ 京太郎「ああ、もう出そうです!東横さんの中まで全部俺の臭いでマーキングしてあげますからね!!」パンパンパンパン 桃子「嫌、ダメ!ダメっす!中…中だけは本当にダメなんすっ!!嫌、加治木先輩!たす…たすけて…」 京太郎「出る、出る!東横さんの処女まんこに初ザーメンマーキングしますよ!!」ドピュドピュドピュドピュドピュ 桃子「あああああ!!!………ぁ…私…中…出されて…センパ…」ガクッ 京太郎「ふぅ…。さて、仕上げだな」カシャッカシャッ 桃子「ぁ…ぅ…」 京太郎「加治木さんは実質麻雀部の責任者、麻雀部員のこんな写真がバラ撒かれたら加治木さんがどうなるか…」 京太郎言いたい事は……分かりますよね?」ニヤッ 桃子「せんぱ…ぃ……ぅ…うぅ…」ポロポロ 京太郎「いつまでもそうしてたら加治木さんが戻ってきた時にバレちゃいますよ 京太郎「じゃあこれからよろしくお願いしますね、東横桃子さん」 -モモ編終了- 美穂子『華菜、そろそろ他校の方も上がった頃でしょうしお風呂に行きましょうか』 池田『はいだし!』 京太郎「ん、この声は…風越の福路さん!と池田」 京太郎「そういえばさっき覗いた時はともきーとかおりんはいたけど肝心ののどかと福路さんはいなかったな…」 京太郎「これは行くしかないな」 池田『おー、なかなか広いし』 美穂子『こらこら華菜、あまりはしゃいではダメよ』 池田『はーいだしー』 京太郎「おお…夢にまで見た福路さん裸体が今目の前に…」 京太郎「ちょくちょく視界に入ってくる池田が邪魔だけどこれはまぶたに焼き付けておかなくては…」 京太郎「ハァハァ…今まで水着妄想しかできなかった福路さんの体…それが手を伸ばせば届きそうなところに…」 京太郎「ヤバい、見てるだけじゃたまらなくなってきた…」ムラムラ 京太郎「福路さんの体に触りたいあの胸にしゃぶりつきたい体の隅々までマーキングしたい」ハァハァハァハァコスコス 京太郎「福路さん…福路さん…うっ!…ダメだ、一回抜いても全然おさまらない…福路さんの体…」 京太郎「…清澄以外に俺の顔を知ってるヤツなんていないし何やってもバレないよな…」ゴクリ 美穂子『華菜、そろそろ上がりましょうか』 池田『はいだし!』 京太郎「………」 夜中 京太郎「おっ、こんな時間に福路さんが一人で何処かに…あっちは調理場か?」 美穂子「……♪みんな喜んでくれるかしら」 京太郎「福路さんホントにいい人だな…」 京太郎「もう少し近寄ってみるか…っ!」ガタンッ 美穂子「?何の音かし……あら?」キョトン 京太郎「あ…」 美穂子「あなたは確か……上埜さんのところの須賀くんだったかしら?」 京太郎「は、はい。名前覚えてもらえてたんですね」 美穂子「それはあの清澄の唯一の男子麻雀部員ですもの、上埜さんだっていつも須賀くんの働きぶりを誉めてますよ?」クスッ 美穂子「ところで…今回の合宿は女子のみの参加だったと記憶しているのだけど、あなたはどうして此処に?」 京太郎(俺の事を知ってるのは予想外だ…ヤバい、何か言い訳をしないと) 京太郎「実は今回の合宿の事を何も聞いてなくて置いてきぼりにされた仕返しに部長を脅かしにきたんですけど…」 京太郎「着いた時にはもう夜も遅い時間でどうしようかと思ってたら福路さんが見えたので…」ペラペラ 美穂子「あらあらそれは…」 京太郎「正直今夜寝る場所もないですけどかといって部長に伝われば何をさせられるか分かりません!」 京太郎「お願いですからこの事は秘密にしておいてください!」土下座 美穂子「えっと…うーん、どうしようかしら…」 京太郎「そんな!」 美穂子「あ、ごめんなさい、違うの。秘密にするのは良いのだけどあなた今夜寝る場所もないのよね?」 京太郎「え、あ、はい…合宿所の近くには何もないですし勝手に部屋を使ってたらまず部長にバレますし…」 京太郎(なんとか誤魔化せたか…) 美穂子「うーん、じゃあ仕方ないわね。もしよかったら私の部屋に来ない?」 京太郎「 」 京太郎「へ?」 美穂子「部屋割りは2人1部屋が3部屋でメンバーは5人だから1つだけ1人部屋になるの」 美穂子「本当ならみんなの荷物置き場も兼ねるのだけどみんな気を使ってくれて本当に1人部屋になってるから」 美穂子「誰かが突然荷物を取りにきてバレる事もないわ」 京太郎「いや、それはありがたいんですけど…いいんですか?俺男ですよ?」 美穂子「あら、大丈夫よ。上埜さんの話を聞いてるととっても頑張りやさんでいい人だし」 美穂子「話をしてあなたは優しい人だって十分に伝わってきたもの」 京太郎「そう…ですか…」 美穂子の部屋 京太郎「ホントにすいません、俺なんかを部屋に入れてもらって…」 美穂子「困った時はお互い様、何も遠慮なんてする必要はないのよ」 京太郎「ありがとうございます」 美穂子「どういたしまして。それじゃあおやすみなさい」 京太郎「おやすみなさい」 美穂子「すー…すー」 京太郎「………」ムクッ 京太郎(思わぬ形で福路さんに接近できてしまった…) 美穂子「すー…すー」 京太郎「福路さん…隣に男がいるのにこんなに無防備に寝て…」 京太郎「俺はいい人でも優しい人でもないんですよ…」ビンビン 京太郎「こんなにもよくしてもらってるのに……まだ俺は福路さんを犯したくてたまらないんですよ…」ハァハァハァハァ 美穂子「んっ…すー」 京太郎「福路さん、ごめんなさい…俺はダメな男なんです、もう我慢できないんです」ボロン 美穂子「ん…」 京太郎「許してください!!」シュルッシュルッ 美穂子「ん…んー」パサッ 京太郎「ハァハァ…起きないでくださいよ…」むにゅむにゅ 京太郎「これが本物の福路さんの体…」 美穂子「ん…ん…」 京太郎「こんなの味わったら俺もう妄想じゃ満足できなくなっちゃいますよ…」 美穂子「む…うーん」モゾッ 京太郎「まだ…まだ起きないでくださいよ…まだ一番大事な所を見てませんからね」 美穂子「……zzz」むにむにくぱぁヒクヒク 京太郎「………福路さんごめんなさい。この先は我慢するつもりだったんです…でも我慢できそうにありません…」ヌリュヌリュヌリュ 美穂子「…ん」ピクン 京太郎「福路さんが…福路さんが悪いんですよ…こんなイヤらしい体で!こんなに俺を誘惑して!!」 京太郎「入れます!入れますよ!福路さんの中に俺のチンポ!!お、おおおおお!!」ジュポン 美穂子「っ!?」 京太郎「ハァハァ!俺のチンポが福路さんのまんこを擦ってる!」パンパンパン 京太郎「あの夢にまで見た福路さんを、俺のチンポが!!」ズッコズッコズッコズッコ 京太郎「ああああ!福路さん!福路さん!!」パンパン 美穂子(な、何!?痛…ぇ…須賀くん?一体何…) 京太郎「ハァハァ!出しますよ!中に出しますよ!体中全部俺のものになってください!!」ドプッドプッドプッドプッドプッ 美穂子「待って!出すってな……ああああ!?」 池田&みはるんの部屋 池田『……』ムクッ 池田『今なんだかキャプテンの声が聞こえた気がしたし…』 美穂子「す、須賀くん……酷い…何でこんな…」 京太郎「福路さんが好きだからですよ」パンパン 美穂子「何を…ん…言って…」 京太郎「福路さんを俺のものにしたい。だからまず体を俺のものにするんですよ……こうやって!」ドピュドピュドピュ 美穂子「ゃ…また中……」 京太郎「福路さんがエロ過ぎて全然萎えないんですよ…」パンパン 美穂子「んっ…っ…」 京太郎「だから福路さんが俺のものになるまでヤり続けますからね」ドピュドピュドピュ 美穂子「んんんん!」 池田『キャプテン!何か変な音が聞こえたけど大丈夫ですかし?』ドンドンドン 美穂子「か、華菜…ぁ…たす…」 京太郎「名門風越女子の伝統ある麻雀部のキャプテンのこんな姿が他人の目に止まったらどうなるでしょうね」パンパン 美穂子「……ぁ…ぁ」 京太郎「風越女子のキャプテンが合宿で男と淫行していた」 京太郎「その事実だけでも風越の威厳は地に落ちると思いませんか?」ドピュドピュドピュ 美穂子「…ハァ……」 京太郎「福路さんは風越のキャプテン、この場はどう答えるのが良いか、分かりますよね」パンパン 美穂子「か…華菜…だい…じょうぶ、な…にも…ひゃんっ…なか…んっ…たわ…」 池田『そうですか?カナちゃんの勘違いならいいですし』 京太郎「よくできました」ドピュドピュ 数時間後 京太郎「さて、そろそろ他の人達も起き始める時間ですね」ヌポン 美穂子「ぁ………ぁ……ぁ……」 京太郎「夜になったらまたしてあげますね」 京太郎「この合宿中に必ず俺のものにしてやるよ、美穂子」 -福路美穂子凌辱編- 京太郎「隣に男がいるのに無防備すぎですよ福路さん…」 美穂子「すーすー」 京太郎「ハァハァ……クソっ」ビンビン 京太郎「布団一枚剥がせば福路さんの体が…福路さんのおっぱい…」ドクンドクン 美穂子『あなたが優しい人だっていうのは十分伝わってきたわ』ニコッ 京太郎「……ダメだ…この人だけは……クソッ、しずまれ…しずまれよ……」ビンビン 美穂子「んっ…すぅ…」モゾッ 京太郎「福路さんの寝息を聞いてるだけでももう我慢できなくなりそうなんだ…クソッ、クソッ」ハァハァハァハァ 京太郎「ハァハァ…福路さん……俺は…俺は…ああああああああ!!」 ガンッ! 京太郎「……痛…ハァハァ」 美穂子「ん…なんの音かし…あら、須賀くん?」 京太郎「あ、ああ、ごめんなさい、起こしちゃいましたか…」タラー 美穂子「それはいいけど須賀くんは何を……って須賀くん血が出てるじゃないの!」 京太郎「あ、いえ…このくらい大丈夫ですから気にしないで…」 美穂子「ダメ!甘く見てると大変な事になるんだから、私の言うことを聞きなさい!…ちょっと待っててね」 美穂子「はい、これでもう大丈夫」 京太郎「…ありがとうございます」 美穂子「でも一体何が……」 京太郎「それは…その…」ビンビン 京太郎(ヤバい、福路さんに体触られてたからまた…) 美穂子(?……あら、何かズボンが膨らんで…え、これって…///) 美穂子「す、須賀くん…それって…///」 京太郎「……福路さんが魅力的過ぎて…全然おさまらないんです…」 美穂子「……」 京太郎「俺福路さんを傷つけるような事はしたくないんです。でもこのまま誘惑に耐えられる自信もなかったから…」 美穂子「須賀くん…」 美穂子「そ、そうよね、須賀くんも男の子ですものね……そういう事を考えてなかった私にも問題があったわ」 京太郎「すみません」 美穂子「大丈夫、怒ってないわ。須賀くんが私の事を大事に思ってくれたのは分かるから」 美穂子「……それがそうなったのって…その…私のせいなのよね?///」 京太郎「……」コクッ 美穂子「……そう………わかったわ…私がなんとかしてあげる」 京太郎「え?」ドクン 美穂子「そ、その代わりもう自分を傷つける様な事をしてはダメよ?」 京太郎「あ、あの、ふ、福路さんいいんですか」ドクンドクン 美穂子「しょうがないわよ、須賀くんは男の子なんだから……手でしてあげるくらいしかできないけど…我慢してね?」 京太郎「……福路さんの…手…」ドクンドクンドクンドクン 美穂子「その…私した事ないから…上手くできなかったらごめんなさい」 美穂子「それじゃあ……いくわね」ジィィィビクン 美穂子「きゃっ!?」ペチン 京太郎「ハァハァ…福路さんの顔に…俺のチンポが…」 美穂子(こ、これがおちんちん……なんてすごいの…///) 美穂子「じゃ、じゃあ始めるわね」コスッコスッ 京太郎「うっ…くは……福路さんの手…福路さんの手!」ビクンビクン 美穂子「ちゃ、ちゃんとできてるかな?須賀くん、気持ちいいかしら?」シュッシュッ 京太郎「いい!いいです!ああ、福路さん、福路さん!!」ガクッガクッ 美穂子「!?おちんちんがビクビクして……出るの?須賀くん、出ちゃいそうなの?」シコッシコッ 京太郎(出したら終わってしまう!もっと福路さんに俺のチンポ擦り付けたい、もっと福路さんにしごいてほしい!) 京太郎「まだ…まだ出ません…」 京太郎(もういつまで耐えられるか分からない、もうこんなチャンスは二度とこないんだ、福路さんにさせられるだけの事を…!) 京太郎「ふ、福路さん…空いてる方の手でタマを揉んでもらえませんか…」 美穂子「た、タマって……///こうかしら?」もみゅもみゅシコシコ 京太郎「あ、ああ!いい!最高、最高です福路さん!!」ガクガクガクガク 京太郎(ダメだ出る!かけたい!福路さんの体……中にも全部!) 美穂子(須賀くんの動きが激しく…出ちゃう?今度こそ出ちゃうのかしら) 京太郎「ああ、出る!出ます!福路さん!福路さん!!」ガシッ 美穂子「須賀く………むぐっ!?」 京太郎「出る!出る!!福路さんの口に!あああああああ!!」ドプッドプッドプッドプッ 美穂子「んんんんん!!」 京太郎「まだ出ますよ!福路さん、体にもかけてあげますからね!!」ヌポッビュルビュルビュル 美穂子「ん…んぐっ…けほっ…けほっ…」ビチャッビチャッ 京太郎「ハァハァ…ハァハァ…………ふぅ」 美穂子「……けほっ…けほっ…酷いわ須賀くん…」 京太郎「ぁ………」 京太郎「本当にすみませんでした!」土下座 美穂子「………本当に反省してる?」 京太郎「は、はい!」 美穂子「なんとかしてあげるとは言ったけど、まさかいきなり口に突っ込むなんて…」 美穂子「髪にかけられたのもカピカピになって取れないし…」 京太郎「本当にすみませんでした!!」 美穂子「…もう、しょうがない子ね。でも女の子に無理矢理あんな事しちゃダメよ?」クスッ 京太郎「は、はい!ありがとうございます!」 美穂子「あら?まだ許したとは言ってないわよ?」クスクス 京太郎「そ、そんなぁ…」 美穂子「………ところで須賀くん…」グチュ 美穂子「私の体……まだ興味あるかしら?」ムチィ 京太郎「え?」ビクン 美穂子「あんな事されて私も我慢できなくなっちゃったの…」シュル 美穂子「私のここ…満足させてくれたら……そしたら許してあげる」くぱぁ 京太郎「 」ビンビン -福路美穂子和姦編終了- 京太郎「いやー福路さんとヤレるなんて夢にも思わなかったな~」テカテカ 京太郎「あのムチムチボディにすべすべお肌…張りのある胸にあの締め付け…!」ムクムク 京太郎「いかん、またムラムラしてきた…」 京太郎「風越の部屋に戻るか…、いやっダメだ…他の部員がもう起きている頃だ…」 京太郎「とりあえず、女子浴場に行ってみるか。朝風呂に来ている人が居るかもしれない」 京太郎「さてさて、誰か居るかなっと」チラッ ワカメ「ふぅ、朝は貸切じゃけぇ気持ちええのぉ」 久「昨日は他の学校の人達がいっぱい居て、ゆっくり出来なかったからね」ノビノビ 京太郎「なんだ…ワカメと部長か…」 京太郎「それにしても、お風呂に浸ってる部長は普段の二倍色っぽいな…」ムラムラ 京太郎「よし。次は部長を襲おう!」 京太郎「しかし、同じ清澄麻雀部だ。俺だってことがバレたらやばい。下手すりゃ退学だ…」 京太郎「何か変装するものはないものか…」キョロキョロ 京太郎「あっ、あれはっ!?」 ワカメ「はあ~、いい湯じゃった」ホクホク 久「ふう、私ちょっとのぼせちゃったみたい…マコ先に行ってていいわよ」 ワカメ「大丈夫か?じゃあ先行っちょるぞ」 久「悪いわね」 京太郎(よし!!) 京太郎(手ぬぐいでうまい具合に顔を隠せたし、外には清掃中の札も掛けといた!) 京太郎(後は鍵を閉めて…)ガチャン 久「ん?何の音かしら?」スクッ 久「!!?」ガバッ 京太郎「抵抗しても無駄ですよっ…大人しくしててくださいねっ…」 京太郎「ハァハァ…お風呂上りの久さんとっても色っぽいですよ…」 久「なっ、誰よあなた!!嫌っ離してっ…誰かっ…誰か助kっんんー!!むぐぅー!」 京太郎「大人しくしてれば何もしないからっ!静かにっ!!」 久(嫌っ…怖い…)ナミダメ 京太郎「ああ、涙目な久さん可愛いよ…」ムクムクッ 京太郎「ハァハァ、お風呂上り…シャンプーのいい香り…」クンクン 久(息が耳に…気持ち悪い…早く終わって…) 京太郎「久さんのうなじ…」サワッ 久「!?」ビクンッ 京太郎「久さん首弱いんですか?」サワサワッ 久(うぅ…ぞわぞわする…)ビクッ 京太郎「答えてくれるまで続けますよ」ペロッチュパベロー 久「ひゃっ…や、やめて…。よ…弱いっいゃぁ…」 京太郎「そうですか。ペロッ…ハァハァ…久さんのうなじおいしいよおおおお!!」ブチュゥゥチュパベロン 久「ひゃぁあっ、やっ…あぁ!!や…やめるってっ…言っtひゃんっ!!」 京太郎「乳首もこんなに立たせちゃって…!!カプッ…チュパ…」コリコリ 久「やっ、あっ!いっ嫌!あっイっちゃううぅぅ!!」ビクビクビクンッ 京太郎「これだけでイっちゃうなんて変態なんですね久さん」ハァハァ 京太郎「下もこんなにグチョグチョにしちゃって」クチャッ 久「あぁ…そ、そこはダメぇ…やめ…」 京太郎「こんなに糸引いておつゆまで垂らして…ド変態なんですね」クチュクチュ 久「あっ…あっ…はぁはぁ」 京太郎「ハァハァ、久さんのおつゆ!!ジュププッチュルッ…ペロッペロ…」 久「ひゃあああっ!!」ビクビクッ 京太郎「ハァハァ、見てくださいよっ!久さんのせいでこんなに大きくなっちゃいましたよ!!」ボロン 久「ひっ…!」 京太郎「ああ、もう限界です!!挿れますよ!!」ズププッ 久「ひぎぃっ!いっ…いや!ぬっ抜いてよっ…!ひゃあ!!」 京太郎「うおぉ!!久さんの中とっても気持ちいいよおおおおお!!」パンパンパンッ 京太郎「そんなに締め付けたらすぐいっちゃいますよおお!!!」ズプズプパンパンッ 京太郎「出ちゃうよ!!出すよ!!久のエロまんこの中にだすよおおおおお!!!」パンパンンズンズン 久「んっ!!ひゃっ!…あぁん!ダメッ…中はダメぇ!!」 京太郎「いっイクぅう!!!!!!」ドピュドピュドピュ 京太郎「ふう、気持ちよかった…」 久「うぅ………」グッタリ 京太郎(浴衣がはだけてて…エっエロい!!)ムクムク 京太郎「久さん起きてください。まだまだこれからですよ!」 久「………」 京太郎「ほら、口を開けてください。」グイッ 久「いっ…いy」 京太郎「おらっ!!」ズポッ 久「んぐっ!??んんー!!!」 京太郎「ああ、久さんのお口…」ズポッズポッズポッ 久「んんー!んむ!!」 京太郎「ハァハァ舌が…おちんちんに絡み付いて…」ズンッズンッズンッ 久「んぐっ!んん!!んぐぅっ!…オエッ!!ゲホッゲホッ」 京太郎「ああ!久の喉をっ!!久の喉を犯してるぞ…!!」ズンッズンッズンッ 久「んぐぐ!ほぅ…ひゃひへ…うぅ!」 京太郎「久の声が…おちんちんに響いて気持ちいい…ハァハァ…」ジュポッジュポッジュポ 京太郎「涙目で苦しそうな姿がすごいそそるよ!!」ズッズッズ 久「オエッ…うぐっ!むぐうう!!」」 京太郎「あっ…あっ…出るっ!!出るよ久!!喉に出すよっ!!」 京太郎「うっ」ドピュドピュ 京太郎「ハァハァ…最高だったよ久…」 久「んんっ!!んむっんむっんんっ…(うう…飲んじゃった…吐き出したい…早く離してよ…)」 京太郎(さて、そろそろ人が来る頃だな)カシャッ 京太郎「久さん、このことを誰かに話したらこの写真を全国麻雀大会本部や清澄高校に送り付けますからね」 久「あ…うぁ……」 京太郎「それじゃあ失礼します」 久「あ…ああっ…」 久「うわあああああああああ!!!」キュッジャー 久「オエエエエッ!!!ゲホッグエッ!!!」ビチャビチャ 久「ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラ」 久「ゲエェ」ビシャシャ -竹井久編終了- 智紀『………』プカプカ 未春『いいお湯ですねー』チャプチャプ 京太郎「沢村さんのたわわなメロンにお控えめなおっぱいが全体を引き立てる吉留さん、眼福眼福…」 まこ『ふぅー、生き返るわい』 優希『きもちーじぇー』 京太郎「それに比べてうちは…」 優希『んん!?何か視線を感じるじぇ……』 京太郎「いや、お前の事は見てねぇよ」 まこ『気のせいじゃろー』 優希『むむむ………あ!』 京太郎「!!ヤバい、目があった!」 まこ『ん?どうかしたんかのぅ』 優希『い、い、いや、何でもないじぇ !ちょっと先に上がらせてもらうじぇ!』ガラッ 京太郎「ば、バレてないのか?ふぅ…助かった…」 京太郎「優希が騒いでたら俺終わってたな…」 コォーラァーいーぬーぅー!! 京太郎「ん?何か聞こえ……ゴフッ」ドカァッ 優希「コラ、犬 !お前こんな所で何やってるんだじぇ!!」 京太郎「お、お前…やっぱり気付いてたのか…」 優希「どういう事かきっちり説明してもらうじぇ!」 まこ『出てったはずなのに優希の声が聞こえるのぉ。何処かにおるんか?』 優希「!犬、取り敢えず場所を変えるじぇ。ついてこい!」 京太郎「お、おう」 優希「さて、何してたか話して貰うじぇ」 京太郎「ちょっと通りがかって…」 優希「真面目に答えるんだじぇ!」ドンッ 優希「目があったし覗いてたのなんてわかってるんだじぇ…」 京太郎「すまん、優希。置いてかれた仕返しにちょっとしたイタズラをしてやるつもりだったんだけど魔がさして…」 優希「……どうだった?」 京太郎「は?」 優希「わ、私の裸を見てどうだったかって聞いてるんだじぇ 」 京太郎「それは…」 京太郎(特に何も、とか言ったら殺されるんだろうな…) 優希「……やっぱり…」 京太郎「え?」 優希「言わなくても京太郎がおっきいおっぱいにメロメロなのは知ってるんだじぇ…」 京太郎「あ、ああ…」 優希「私になんか興味ない事も…ホントは…分かってるんだじぇ…」ウルッ 京太郎「お、おい優希?」 優希「……なんで私がお風呂で気付いた時にバラさなかったか分かるか?」 京太郎「それは…」 優希「あそこでバレたら京太郎は麻雀部にいられなくなって……そしたらもう京太郎と会えなくなって……」 京太郎「優希、お前…」 優希「私は…京太郎の事が好きなのに…会えなくなるなんてそんなの……そんなの……」 優希「ぅ……うわーん」ポロポロ 京太郎「優希!」ダキッ 優希「ふぇ!?」 京太郎「すまん、今まで気付いてやれなかった…」 優希「……うん…」 京太郎「俺は部活じゃパシリだし麻雀も強くない、お前らに振り回されっぱなしだ…」 優希「……うん…」 京太郎「俺はこんなどうしようもない男だ……それでも本当に…本当に俺の事が好きか?」 優希「…いい…京太郎がいいんだじぇ」コクコク 京太郎「…そうか…分かった…」 優希「京太郎…」 京太郎「俺とお前は今から恋人だ、いいな?」 優希「ぁ……ぅ、うわーん」 京太郎「お、おい、泣くなよ」 優希「嬉しいじぇ……京太郎が私の事……京太郎ぉ…京太郎ぉ」 京太郎「…………泣くな泣くな」ナデナデ 優希「クスン…………キス…」 京太郎「ん?」 優希「……キスしてほしいじぇ///」 京太郎「お、おぅ……大好きだぞ、優希」チュッ ……… 優希「あ、あれは一時の気の迷いとかそういうので、い、い、犬に私なんてもったいないんだじぇ」オロオロ 京太郎「何だよそれ。じゃあ俺の事嫌いか?」 優希「ぅ…その…好きだじぇ…」テレテレ 京太郎「こうして見ると意外と可愛いな、お前」 優希「な、な、何言ってるんだじぇ。と、兎に角付き合ってしまったものは仕方ない!」 優希この私の彼氏になった以上お前は今後他のおっぱいに欲情するのは禁止だ!」 京太郎「お、おっぱい?」 優希「覗いてた時もどうせ私じゃなくて龍門のメロンに見とれてたんだじぇ!」 京太郎「あー、あれは凄かったなー」 優希「むー!思い出すのも禁止だじぇ!!」 京太郎「はいはい、しょうがねーなー」 優希「…………」 優希「京太郎…」 京太郎「ん?」 優希「覗いてた時私の事なんともなかったって言ったな…」 京太郎「まぁ、あの時はな」 優希「……なら今ならこうしたら…私に欲情してくれる?」たくしあげ 京太郎「お、おい」ドクン 京太郎(……あれ…優希ってこんなに可愛かったっけ…風呂で見た時は何も感じなかったのに…ヤバい勃ってきた…)ムクムク 優希「たしかにおっぱいはおっきくないし体も小さいけど…私はそんなに魅力がないのか?」 優希「…?京太郎?」 京太郎「お前な……そんな事されて…耐えられる訳ないだろ!」ガバッ 優希「きゃっ!きょ、京太郎!?」ドサッ ジィィィボロン 京太郎「欲情しなかったらこんな風になる訳ないだろ」ビンビン 優希「ぁ……ぁわ…」パクパク 京太郎「俺お前を見てすげー欲情しちまったんだ」 優希「ぁ…」 京太郎「俺はお前とヤりたい、ダメか?」 優希「だ、ダメじゃないけどダメで……そ、その…私初めてだから…優しくしてほしいじぇ…///」 京太郎「ああ、約束する」 ……… 優希「んっ…」 京太郎「全然なくても女の胸って柔らかいんだな」もみゅもみゅ 優希「むー、こういう時に…んっ…デリカシーのない事言うからバカ犬なんだじぇ」 京太郎「すまんすまん。これから毎日揉むんだ、大きくなってくれよ…」コリッコリッ 優希「あっ…あっ…京太郎の手ぇゴツゴツしてて気持ちいいじょ…」 京太郎「さーて、こっちもほぐさないとな」クチュクチュ 優希「そっ、そこは…あんっ」 京太郎「なんだ、もう濡れてるじゃねーか。エロいヤツだな」グチュグチッ 優希「ち、違っ…それは京太郎が…ん…うぅぅぅ…」 京太郎「すまんすまん、頼むからそんな顔しないでくれ。これならもう入れられそうだな……優希…いいか?」ヌチュヌチュ 優希「うぅ…まだ心の準備ができてないじぇ……」 京太郎「……すまんが俺の方は我慢できそうにない、ゆっくり入れていくぞ」ヌププ 優希「あっ…ダメ…まだ…んんっ…」 京太郎「ん、うお、もう少し…」ズププ 優希「ひんっ……京太郎…入って…」 京太郎「優希……奥まで入れるぞ!」ジュッコン 優希「まっ…痛……ひああああああ!!」 京太郎「俺のチンポ全部お前の中に入ったぞ」ギチッ 優希「痛い…痛いじぇ…京太郎ぉ…」ポロポロ 京太郎「治まるまで無理しなくていいぞ…お前が落ち着くまでずっとこうしててやるからな」ギュッ 優希「ごめんだじぇ…」 優希「…もういいじぇ、京太郎」 京太郎「大丈夫か?」 優希「ホントはまだ痛いじょ…でも京太郎としてると思うとそれも嬉しいんだじぇ」 京太郎「お前本当に可愛いな…」チュッ 京太郎「じゃあ…いかせてもらうぞ!」ジュプンジュプン 優希「んっ!ああああああ!!」 京太郎「ハァ…ハァ!いい、気持ちいいぞ優希!お前の中最高だよ!」パンパン 優希「あっ…ああああ!京太郎!京太郎!」ギュッ 京太郎「ハァハァ!お前そんな顔もできたんだな!普段タコスタコス言ってるのが嘘みたいなトロ顔してるぞ!」パンパンパンパン 優希「しょれは、きょうたろうがっ!きょーたろーがあぁぁぁ!!」 京太郎「ハァ!ハァ!…くっ…そろそろ…。優希、そろそろ出…っ!?」ガシッ 優希「んっ…んああ…ぬくなぁ……ぬいちゃらめらじぇ…」 京太郎「お、おい優希、この足外せ!もう出ちまう、このままだと中に!」ギチュギチュ 優希「なかに…きょうたろうのなかにほしいんだじぇ…」 京太郎「ハァハァ!クソ、できても知らねぇぞ!ああっ、優希、出る!出る!」ドクンドクンドクン 優希「ぁ…ぁ…きょうたろうの…なかにぃ…」 京太郎「やっちまったな…」 優希「ぅぅ……まだお股がズキズキするじぇ…」 京太郎「エロエロなお前もなかなか可愛かったぞ」 優希「な、あ、あれは…。へ、変な事言うんじゃないじぇこのバカ犬!」 京太郎「最後足で固めてきたのは誰だったかなー…」 優希「う、うるさいうるさい!罰として次の休みはお前の奢りでタコスパーティーだじぇ!」 京太郎「またかよ…。あ、そういえば俺この前タコスの作り方覚えたんだよ」 京太郎「次の休みは俺の家で…どうだ?」 優希「っ……うん、わかったじぇ/// 」 -タコスラブラブチュッチュッ編終了- まこ『ふぅー、生き返るわい』 久『全く、まこったらおばさんみたいよ?』 京太郎「部長って意外と胸あるよな…何か色っぽいオーラ出てるし」 京太郎「それに比べて…」チラッ 咲『……♪』チャプチャプ 京太郎「咲のヤツ悲しくなる程成長してないな…パッとみ男と変わらんぞ…」 咲『なんか、見られてる様な……あっ!』 京太郎「!!ヤバい、見つかったか!?」 まこ『どうかしたんかのー』 咲『きょ、京ちゃ……あ、い、いえ、何でもないです』 優希『あやしいじぇー』 咲『な、何でもないってば、私先にあがるね!』 京太郎「ば、バレてないのか……?」 咲の部屋 咲(あれ京ちゃんだったよね……今回の合宿は女の子ばっかりだから京ちゃんはお留守番って聞いてたのに…) 咲『………京ちゃんに裸見られちゃった///』バタバタ 一方その頃 京太郎「おおお!のどか、のどかきた!反則だろあのサイズ!うおおお」シコシコ 咲(そういえば京ちゃん何しに来たんだろ?) 咲(もしかして私に会いにきてくれたとか!?この前読んだ本でも離れてみて初めて幼なじみの大切さに気付くってのあったし!) 咲(無理矢理連れ出される→告白→えっち→二人は幸せなキスをして終了) 咲『あーもー、どうしようー』バタバタバタバタ 京太郎「人が増えてきた…。お、あれは風越の福路さん!クソ、池田ァ!邪魔だ。どけ!」 咲(きっと二人っきりで呼び出されて人気のないところに連れてかれちゃうんだ…それからそれから…きゃー!)ゴロゴロ 咲『はっ、そういえば京ちゃん部屋の場所とか知らないよね!私が迎えにいってあげないと!』 咲『さっきのとこにまだいるかな……』 京太郎「鶴賀は全体的に巨乳だな…ワハハさん以外は…。しかし人が増えてどこ見てもおっぱいだらけで幸せなだなー」ホワホワ 咲「京ちゃんまだいるかな…?」キョロキョロ 京太郎「ほおおお!」 咲「いた、京ちゃ…」 京太郎「のどか、ともきー、キャプテン、かおりん、モモ、かじゅ、部長の巨乳七対子!!」 咲(え?京ちゃん何やって…って何で私隠れてるんだろ)コソッ 京太郎「やっぱ咲や優希の貧相な胸とは比べ物にならんなー。あー、俺もう死んでもいいかも…」 咲(…………)カチン 咲「へー…そう…そうなんだ………」ゴウッ 京太郎(!?な、何か急に寒気が…)ゾクッ 咲「きょーうちゃん」ニッコリ 京太郎「さ、咲…?お前何でここに…」 咲「もう死んでもいいんだよね?」スタ…スタ… 京太郎「お、おい、お前何言って…」 咲「じゃあ………死のっか♪」ドスッ 京太郎「うっ……」ガクッ ……… 京太郎「う……ん……ハッ、ここは…確か振り向いたら咲がいて…」 咲「おはよう、京ちゃん♪」 京太郎「さ、咲……ここは一体…っ!?」ギシッ 咲「ふふ……自分がどうなってるか分かってないみたいだね?ベットに縛ってあるから京ちゃんは身動き1つできないよ」ニコニコ 京太郎「自分がって…っ!なんで俺裸なんだよ!?おい、いい加減に…」 咲「………カン」ペチン 京太郎「あぅっん」ビクン 咲「……京ちゃんは自分の立場が分かってないみたいだね?」 京太郎「何ふざけた事…」 咲「…カン」ペチン 京太郎「ひぐぅっ」ビクン 咲「主導権はこっちが握ってるんだよ?おちんちんビンタされて喜ぶ変態京ちゃん♪そんなんで凄んでも全然怖くないよ」 京太郎「さ、咲…お前…」ハァハァ 咲「もういっこカン」ペチン 京太郎「っ…くっ…ああぁ!」ビクンビクンビクン 咲「ツモ、嶺上開花。あはは……女の子に叩かれてイッちゃうなんて京ちゃん本当に変態さんだったんだ」 咲「原村さんが見たらきっとドン引きだよ…」 京太郎「ハァ…ハァ…ハァ…」 咲「でも大丈夫、京ちゃんが変態さんでも私だけは好きでいてあげるからね…」クスッ 咲「ねぇ、京ちゃん…私そろそろ京ちゃんのこれ欲しくなっちゃった…」ギシッ 京太郎「!?」 咲「京ちゃん初めてかな…?私もしたことないけどきっと大丈夫だよね」ヌチャヌチャ 京太郎「お、おい!これ以上はヤバい!やめろ、咲!」 咲「だーめ、京ちゃんは今ここで私と結ばれるんだから…いくよ、京ちゃん」ズププ 咲(あ……ぁぁ…京ちゃんが私の中に入ってきて…///) 京太郎「くっ…ぁ…咲…」ビクビク 咲「あぁ…もう京ちゃんの全部入っちゃうよ……ほら…ほら…入ったぁ!!あああ!?」ブチィ 咲(ひっ!?な、何これ、物凄く痛い…痛…)ジワッ 咲「ぁ…ぁ……痛……」パクパク 京太郎「お、おい咲?」 咲「…痛…痛い…京ちゃ…助け…助けて…」ポスッ 京太郎「咲…お前…」 咲「えぐっ……ひぐっ……」ポロポロ 京太郎「……全く、お前ホントバカだな…」 京太郎「ちょっと待ってろ………んおおお……ふんっ」ブチィ 咲「きょ、京ちゃん?」キョトン 京太郎「お前が目の前で泣いてるんだ、こんな手拭い1つで動けなくなってたら男失格だろ」 京太郎「そんな柄にもない事して無理すんな、お前は普段通り一番いいぞ」ポンポン 咲「うぅ……京ちゃん…」グスン 京太郎「落ち着いたか?」 咲「うん………ごめんね、京ちゃん」 京太郎「今回の事は忘れるから…ここまでにしとこう、な」 咲「そ、それはダメ!」 京太郎「でもお前……」 咲「わ、私が京ちゃんと結ばれたいって思ってるのはホントだから……今度は痛くても我慢するから…その…」 咲「続き…しよ?///」 京太郎「………」ゴクリ 京太郎「本当にいいんだな?入れるぞ、咲」ヌチャヌチャ 咲「うん……きて…京ちゃん///」 京太郎「ハァ…ハァ。おおおぉ…」ズププ 咲(京ちゃんのが膣内かき分けて…何これ…自分で入れるのと全然違うよぉ…///) 京太郎「ハァ…ハァ…。全部入ったぞ、咲。動いても大丈夫か?」 咲「う、うん……大丈夫だから…京ちゃんの好きにして……いいよ…」 咲(私これから京ちゃんに犯されるんだ…京ちゃんのおちんちんで滅茶苦茶にされちゃうんだ…) 京太郎「ハァハァ!咲、咲!」グチョグチョ 咲(すごい…すごいよこれっ…京ちゃんのおちんちんが私の膣内…ぁぁぁぁ) 京太郎「ハァハァ!なんだよ咲、俺にされてからずいぶん気持ち良さそうじゃないか」 京太郎「乱暴にされて感じるなんてレイプ願望でもあるんじゃないか?」ズコンズコン 咲「違っ…私…そんな…んっ///」 咲(何これ…乱暴にされるの気持ちいい…おちんちん気持ちいいよぉ…) 京太郎「そんな顔して何が違うんだよ!ほら、ほら!」ズコンズコンズコン 咲「ちがうのっ……京ちゃんだから…京ちゃんのだから…」 咲(っ…ぁっ……ダメ、おまんこ壊されちゃう!京ちゃんのおちんちんで壊されちゃう!!) 京太郎「おっ、くっ、もう出そうだ!出るぞ!咲、膣内に出すぞ!」パンパンパンパンパンパン 咲「うん…出して…出してぇ…京ちゃんのいっぱい…」 咲(出されちゃう…おまんこ京ちゃんにマーキングされちゃうんだ…私京ちゃんのものにされちゃうんだ…) 京太郎「イクぞ!咲!咲ぃ!!」ドピュドピュブピュ 咲「ぁ…出てる ……京ちゃんの…ふふふふ」 ……… 京太郎「なんつーか、その……すまん、調子に乗りすぎた」 咲「え、い、いいよ!それを言ったら私だって…その…///」 京太郎(あれは怖かった…。全然知らなかったけどこいつ怒らせると怖いんだな…) 咲「ねぇ、京ちゃん…」 京太郎「ん?」 咲「あんな事しちゃったんだから…私達…もう恋人だよね…」 咲「浮気したら……許さないからね?」ニコッ 京太郎「お、おぅ…」ゾクゾクッ -宮永咲編終了-
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『他の子達は須賀くんが急に殴ってきたと言ってます』 『先生、京太郎が理由もなくそんなことするとは思えません』 『しかしですね、現に怪我をした子もいるわけですし……』 京太郎「……」 京太郎「手、いたいな……」 京太郎「母さん、まだかな」 「お待たせ~」 京太郎「べつに、まってないけど」 「さ、帰りましょうか。あ、手つないで帰る?」 京太郎「いいって!」 「京太郎、また喧嘩したんだって?」 京太郎「あいつらがムカつくこと言うから」 「喧嘩は否定しないと……しょうがないな」スッ 京太郎「――っ」ビクッ 「手、大丈夫か?」 京太郎「あ……うん」 「するな、とは言わないけどな、せめて怪我はするな。こっちも心配するからな」 京太郎「……」 「さて、そろそろ飯だな! 今日は何かな?」 京太郎「父さんがそんなんだから、おれも……」 京太郎「ごちそーさま」 「お粗末さま♪ 宿題は?」 京太郎「今日はないけど」 「それじゃあ、お母さんとお話ね」 京太郎「……今日のこと?」 「それもあるけど、最近元気なさそうだから……なにかあったの?」 京太郎「なんもない。いつも通り」 京太郎(そうだ、いつものことなんだ……) 「ウソでしょ、お母さんには話せない?」 京太郎「だから、なんもないって」 「本当に? もし悩んでることがあるなら――」 京太郎「うっさいな! なんでもないったらなんでもないから!」 京太郎「……もうねる、おやすみ」 「……まずいこと聞いちゃったかしら?」 「意地っ張りだからなぁ、男子ってのは」 「そう思うんならなにか言ってよ」 「悪い、俺はさっき話したから」 「もう……それで、明日だっけ?」 「ああ、少しは元気出してくれるといいんだけどな」 京太郎「いってきます」 「今日は学校終わったらまっすぐ帰ってきてね?」 京太郎「……わかった」 「絶対よ? 絶対だからね?」 京太郎「わかったって」 京太郎(なんて言ったけど……正直、学校行きたくないな……) 『見ろよこいつのあたま、ふりょーだふりょー!』 『やーい、まっきんきん!』 京太郎「……はぁ、サボろ」 京太郎「……」ボー 京太郎(サボるのはいいとして……なにすればいいんだろう?) 京太郎(うろうろしてたら、ほどーってのをされちゃうんだっけ) 京太郎(家にもどったら、またなんか言われるだろうし) 京太郎(というか、もう学校はじまってるな……家に電話されちゃってるかな) 京太郎「……はぁ」 「なにしてるの?」 京太郎「だれ、おまえ」 「こっちが聞いてるんでしょ」 京太郎「うっせーよ、ちかよんなよな」プイッ 「……えいっ」ゲシッ 京太郎「うわっ」ズシャ 京太郎「なにすんだよ!」 「こんな日なのにしんきくさい顔してるそっちがいけないんだから」 京太郎「わけわかんね……」 「あ、どこ行くのよ」 京太郎「……ふんっ」 「……とりゃっ」ドゲシッ 京太郎「うわっ」ズシャア 京太郎「さっきからなんなんだよ! なんでけるんだよ!」 「こっちの話を聞かないのがわるいんでしょ」 京太郎「てっめぇ……!」 「ぼうりょくふるうんだ。ふーん、先生に言っちゃおうかな」 京太郎「知るかよっ」ブン 「わっ、あぶなっ」 京太郎「ないたってゆるしてやんねーからな!」 「きゃっ、こわーい」タタッ 京太郎「まてよ、このっ」 京太郎「はぁ、はぁ……」 「ふぅ、ふぅ……」 京太郎「おまえ、足はやいな」 「そっちこそ……クラスじゃ一番だったのに」 京太郎「とにかく、もうにがさな――うわっ」グラッ 「わたしももうダメ……」ヘタッ 京太郎「……おまえもサボり?」 「そんなとこ。それより、おまえって言うのやめて」 京太郎「名前とか知らないし」 「そっか、そうだった」 「久、上埜久」 京太郎「うえの? 二組にそんなのがいたような……」 久「そゆこと。よろしくね、すがくん」 京太郎「……なんで名前知ってんのさ」 久「この前ケンカしてたでしょ。みんなふりょーだって言ってる」 京太郎「……」 久「ふりょーだからケンカするの?」 京太郎「ちがう、あいつらが……!」ギリッ 久「ふーん、じゃあかみそめてるからふりょーなの?」 京太郎「……そめてねーし。バカなやつらはしんじないけど」 久「ホント、バッカみたい。だってさ――」 久「そのかみ、お日さまにあたるとキラキラしてきれいじゃない」 京太郎「……は?」 久「それに外人さんみたいでかっこいいし」 京太郎「……アホくさ」 久「あ、まちなさいよ。わたしヒマなのに」 京太郎「ふん……ついてきたいなら好きにしろよ」 久「ツンデレってやつ?」 京太郎「わけわかんねーし」 京太郎「……」グゥ 久「……」グゥ 京太郎「おなかへった……」 久「……うん」 京太郎「いまごろお昼かな……」 久「うん……あ、そうだ」ゴソゴソ 久「これ、いっしょに食べない?」 京太郎「ポテチ?」 久「家出るときにこっそりもってきたの」 京太郎「学校におやつもってくとかいけないやつだな」 久「どうせサボるつもりだったからべつにいーの」 京太郎「そっか、サボってるんだった」 久「そうそう、じゃあ……」ググッ 久「あれ?」 京太郎「かせよ」ベリッ 久「……もうちょっとがんばったらあけれたのに」 京太郎「ぜったいパーンってなってたから」 久「やっぱりポテチはうすしおね」ポリポリ 京太郎「おれはのりしおの方が好きだな」ポリポリ 久「あれ、のりがつくのがなんてんね」 京太郎「いいじゃん、あとでなめればいいし」 久「うわ、男子ってへいきでそういうことするんだ」 京太郎「べつにいーだろ」 久「きたないからさわんないでよね」 京太郎「まだなめてねーし、ほら」 久「あぶらでべとべと!」 久「あーあ、せっかくのおたん生日なのにだいなし!」 京太郎「たん生日?」 久「お父さんは帰ってこれないって言うし……」 京太郎「それでサボったのか?」 久「……うん」 京太郎「ガキっぽいなー」 久「はぁ!? じゃあそっちはなんでサボってんのよっ」 京太郎「お、おれのことなんてどうでもいいだろっ」 久「ふこうへい! ぜったい話してもらうから!」 久「ふーん、それで学校行きたくないんだ」 京太郎「わ、わるいかよ」 久「ガキっぽい」 京太郎「う、うるせーな!」 久「ほかのやつらがね」 京太郎「……だよな!」 久「なにあせってんの?」 京太郎「なんでもねーから!」 『そのかみ、お日さまにあたるとキラキラしてきれいじゃない』 京太郎(……そういや、言ってたな) 京太郎(あんなこと言われたの、はじめてだ……) 久「どしたの?」 京太郎「なんでもねーって!」 京太郎「もう下校時間だな……」 久「あーあ、帰りづらいなぁ」 京太郎「ホントそれだよな」 久「もうちょっと遊んでる?」 京太郎「いいや、帰るよ。すぐ帰ってこいって言われたし」 久「へんなとこでりちぎなんだ」 京太郎「えっと……おまえ、なんて言ったっけ」 久「だからおまえって言わないでってば! 上埜久、ちゃんづけだけはやめてよね」 京太郎「じゃあそうだな……」 京太郎「うん、ひさちゃんだな」 京太郎「というわけでよろしく、ひさちゃん」 久「ちゃんづけやめてって言ったのに!」 京太郎「女子も気になるんだな。おれはいきなりよびすてにされたらカチンときたけど」 久「じゃあ、あんたはきょうたろうね」 京太郎「はぁ!? よびすてかよ!」 久「そっちだってワザとちゃんづけしたでしょ……っと」 久「じゃ、また明日学校でね。バイバーイ」 京太郎「……ふん、帰ろ」 「おかえりなさい」 京太郎「……ただいま」 「ちゃんと帰ってきたのね。えらいえらい」ナデナデ 京太郎「おこんないの? その、サボっちゃったのに……」 「たまには一人になりたいかなーってね。そーれーにぃ――」 「なんと、お母さんは妖しげな術で居場所をサーチできちゃうんだから!」 京太郎「……はぁ?」 「すごいでしょ」 京太郎「ウソくさ」 「ふーんだ、信じてもらえなくたっていいもーん」イジイジ 京太郎「とりあえず、ごめんなさい」 「だから、無事帰ってきただけで十分よ」ギュッ 京太郎「……うん」 「あ、でも先生は怒ってるかもしれないから気をつけてね」 京太郎「うっ……」 「……それで、明日は学校に行ける?」 京太郎「……」 『じゃ、また明日学校でね。バイバーイ』 京太郎「行くよ。バカでガキっぽいやつらの言うことなんか気にしない」 「そう、じゃあ大丈夫ね。……あ、好きな子でもできた?」 京太郎「……なんでそうなるのさ」 「母親の勘? うーん、これは当たっちゃったかな?」 京太郎「ちがうから。ぜんっぜんちがうから」 「ふふ、あーやーしーいー」ツンツン 京太郎「や、やめてよ……」 「ただいまー。お、帰ってたか」 「おかえりなさい♪」 「連れてきたぞ。家の中あったかくしといてくれたか?」 「もちろん」 京太郎「なにその大きなカゴ」 「これか? そうだな……新しい家族だよ」 京太郎「かぞく?」 「百聞は一見に如かず……ほら」 「キュッ!」 京太郎「ど、どうぶつ?」 「キュッキュッ」スリスリ 京太郎「うわ、なにこいつ」 「カピバラだな。ネズミの仲間だ」 京太郎「ネズミにしては大きすぎる……」 「まだ子供だからな、もっと大きくなるぞ」 京太郎「それに、なんだか、くっついてくるんだけど」 「一番人懐っこいのもらってきたからな。まぁ、遊んでやってくれ」 「あ、そうだ。名前つけなきゃね」 「京太郎、お前がつけてやれ」 京太郎「え、おれが?」 「キュッ、キュッキュッ」クイクイ 「ほら、催促されてるぞー?」 京太郎「わ、わかったよ……」 京太郎「カピバラだから……カピ、とか?」 「……ぷっ」 「……ふふっ」 京太郎「……なにさ」 「いやいや、安直だけどいいんじゃないか?」 「この子も気に入ったんじゃない?」 「キュッ!」 京太郎「そ、そうかな?」 「キュッキュッ!」スリスリ 京太郎「……これからよろしくな、カピ」 京太郎「あ~、やっぱ学校行きたくない……」 京太郎「でも行くって言っちゃったしなぁ」 京太郎「はぁ……」 『じゃ、また明日学校でね。バイバーイ』 京太郎「……まあ、わるいことばっかじゃないかな」 「あ、ぼーりょくま!」 「まっきんきんのすが!」 京太郎「……」 「学校出てきたのかよ」 「ずっと休んでりゃいいのにな」 京太郎「……ふん」スタスタ 「な、なんだよ、やんのか?」 「また先生に言いつけてやるからな!」 京太郎「バカなうえにガキっぽいのにつきあってる時間とかねーから」 京太郎「じゃーな」 久「あ、きょうたろうじゃん。いっしょに行かない?」 京太郎「じゃあどっちが先につくかしょうぶな」 久「えー? 朝から走りたくない」 京太郎「お先っ」ダッ 久「ちょっ、ひきょうもの!」ダッ
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207 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/08/16(土) 00 08 32.04 ID NDoNzpb4o 【とある放課後】 菫「ふむ。今日の店はなかなかだったな」 京太郎「そうですね。素材の味を活かしつつ、ふわっと鼻を抜ける甘さ」 京太郎「それでいてしつこくなく、さっと溶けてしまう口どけ……」 京太郎「男でもペロリと食べられてしまう良いスイーツでした」 菫「ほう、お前もなかなか分かってきたな」 京太郎「そりゃまぁ暇さえあれば菫さんのスイーツ巡りに付き合わされてますからね」 京太郎「かなり違いが分かる男になりましたよ」 菫「そうか……」 京太郎「あれ?どうかしました?」 菫「あ、いや、よくよく考えれば無理矢理つき合わせて済まない事をしてるなと思ってな」 菫「そこまで分かるようになったと言う事は、それだけ私がつき合わせてしまったという事だし……」 菫「今更ながら本当に済まない」ペコリ 京太郎「あーもう!顔を上げてくださいよ」 京太郎「別に嫌で付き合ってるわけじゃないんですから」 菫「だが最初はそんなに好きじゃなかったはずだろ?」 京太郎「まぁ嫌いじゃないですけど、好んで食べるってほどじゃなかったのは確かですね」 京太郎「つーかおやつと言えばおやきでしたし」 菫「おやきか……まだ食べた事ないな」 京太郎「結構美味いっすよ?腹持ちも良いですし」 京太郎「まぁスイーツではない事は確かですけど」 菫「それぐらいは分かってる!」 京太郎「あはは。まぁ機会があれば食べさせてあげたいですね」 菫「それは楽しみ――いや、止めておこう」 208 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/08/16(土) 00 10 57.84 ID NDoNzpb4o 京太郎「へ?」 京太郎「やっぱりスイーツ以外はダメっすか?」 菫「……そう言う訳じゃないんだ」 京太郎「でしたら何故?」 菫「…………なぁ京太郎。今日で終わりにしよう」 京太郎「は?」 京太郎「終わりって何がですか?」 菫「その……私に付き合ってスイーツを食べる事だ」 京太郎「どうしてです?」 京太郎「あ、もしかしてさっきの事ですか?嫌だなぁ、今はスイーツも好きっすよ」 京太郎「今まで食べてこなかった事を後悔してるくらいですし」 菫「それは私としても凄く嬉しいが、そう言う事じゃないんだ」 京太郎「じゃあ何が問題なんです?」 菫「あー……えっと、その……だな」モジモジ 京太郎「菫さん?」 菫「……コホン」 菫「つまりだ。こうして二人で出かける事だ」 209 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/08/16(土) 00 17 20.40 ID NDoNzpb4o 京太郎「はい?」 菫「考えてみれば若い男女が付き合ってもいないのに、二人でスイーツ巡りなんておかしいだろ?」 菫「……それを頼んだ自分から言うのもおかしな話なんだが」 京太郎「まぁ……それは確かに」 京太郎「でもそれこそ今更ですけど……」 京太郎「あ、もしかして誰かに何か言われたんですか?」 菫「!」ギクッ 菫「そ、そ、そ、そんな事はない!」アセアセ 京太郎「……そうなんですね」 菫「……ああ」 菫「どうやら少し目立ってしまったようで、何度か見られてしまったらしい」 菫「まぁその時は誤魔化したんだがな」 京太郎「そりゃまぁ何時かはばれてしまう可能性は有りましたしね」 京太郎「ああ、だから止めようと」 210 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/08/16(土) 00 21 25.74 ID NDoNzpb4o 菫「……それもある」 京太郎「?」 京太郎「他にも理由が?」 菫「……その見たと言う奴に京太郎と付き合ってるのかと言われてな」 菫「勿論それも誤魔化したんだが……」 京太郎「それもまぁ仕方ないっすね。男と女が二人いたら付き合ってるって思われるのが普通ですし」 京太郎「友人とか言っても信じてもらえないかも」 京太郎「でもまぁこっちには何もやましい事なんて――」 菫「……だからだよ」 京太郎「へっ?」 菫「だからこそお前と一緒に居るのは辛いんだ」グッ 菫「お前がそう言う目でしか私を見ていないから……」 京太郎「菫さん?何を言って――」 211 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/08/16(土) 00 22 50.79 ID NDoNzpb4o .i. . . {. . !. . . .} .}! . .i} . . }i . . .', .ハ.!.; . . {. . i i . . .}! }i . .}i リ .}i . . . ,ハ{. . . .{.,i;;;;!};;;;;;;;}!;;} !;;_}ェz-チ} . . . i ハ.i.}. ',. ヽ乍示勿 ゞ=゙'チ. . . . .i}从.ヾ!',.',. ヾー ´ i . i . i;;;i゙ }.i. ;ヾ; .ゝヽ 丶 ハ;;i尤リ! i .}.ヾ,,ヽヾ、 ‐ - イ . ! .ii}i. i } . l . . . }> .. _. . '. {. . . i .i} ! ! i . !i'´`ヾー 、 . , '. ./、 . . . i.! !. { .i . { .. i≡ヾ .iノメ.ヾ、 i.i i,メi i ! i. .ゝ i./ . ヽ,冫i i//i .!/ヽ、 !ヾ、 ゝ、. }ゝ .i ノリ从ゝ、//i !///ヽ、! ヾ、 〈 .iノ. }. i }/////i//ヽ/、 i i/////ヽ ヾヤ三廾} i.}/////i///ハ/.ヽi i、 /////ヽ .ヾ≡=} i.!////冫///y 菫「……お前が好きなんだ」 212 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/08/16(土) 00 23 57.58 ID NDoNzpb4o 京太郎「えっ?」 213 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/08/16(土) 00 28 57.35 ID NDoNzpb4o 菫「最初に出会った時は別に何とも思っていなかったし、ああ照にも幼馴染とか居たんだなとか言う認識だったんだが……」 菫「その後はまぁ随分と私の人に見せたく無い部分を見られてしまったよ」 京太郎「あはは。最初は面食らいましたね」 京太郎「クールそうな菫さんがゲーセン通ってたり、スイーツ好きだったり……」 京太郎「でもそう言う事をしてる菫さんって普段以上に素敵だなって思いましたけど」 菫「……お前はバカでスケベですぐ調子に乗って――」 京太郎「うぐっ……」 菫「――だけど本当に良い奴で、一緒に居ると楽しくてドキドキして……」 菫「私が私で居られないような……自分がどうにかなってしまいそうな気持ちになるんだ」 京太郎「……」 214 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/08/16(土) 00 31 03.88 ID NDoNzpb4o 菫「……お前は私の事を友人だと思ってくれている」 菫「その事自体はとても嬉しい」 菫「だけど、私も女だからお前に愛されたいと思ってしまう」 菫「苦しくて切なくて……」 菫「この気持ちを伝えることすら悩んでた」 菫「…………私は弱いから、お前に拒絶される事が凄く恐ろしい」 菫「――だからお前とこうして会うのはこれで最後にしようと思う」 菫「明日からはただの友人。お互い何も知らなかった、そう言う関係に戻らないか?」 京太郎「菫さん……」 菫「随分勝手で虫の良い話だとは思うが、そうしてくれるとありがたい」 菫「お前には本当に今まで迷惑をかけたが、これで――」 京太郎「菫さん!」 京太郎「 218」 告白の言葉をどうぞ ※ただし何か変なものは安価下。あと調理できそうに無い場合も申し訳ないですが安価下 225 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/08/16(土) 00 59 20.42 ID NDoNzpb4o 嫌なら抵抗してください、と言い抱きしめる 京太郎「……嫌なら抵抗してください」ギュッ 菫「なっ!?」 京太郎「――菫さんは本当勝手ですね」 京太郎「自分が言いたい事だけ言って、勝手に結論を出して、勝手に決めて……」 京太郎「まったく、呆れて物も言えません」 菫「ぐっ……」 京太郎「だけど――」 京太郎「まぁそう言うところも菫さんらしいかなって思いましたけどね」ニッ 菫「……京太郎」 京太郎「それにしたって思い込みが激しすぎですが」 京太郎「……俺がどう思ってるかも聞かないで」 菫「それは……だってお前は私の事を友人だって……」 京太郎「確かにそう言いましたけど、それは菫さんが俺と同じ気持ちだなんて知らなかったから」 菫「えっ?」 京太郎「……すぅ」 京太郎「よし」 京太郎「あのですね。俺も菫さんの事――」 京太郎「好きですよ」 226 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/08/16(土) 01 14 07.85 ID NDoNzpb4o 菫「う、嘘だ!」 京太郎「嘘じゃないですよ」 菫「だってそんな素振り一度も見せなかったじゃないか!」 京太郎「いやだってそれは……」 京太郎「大体そんな事を言ったら、菫さんだってそんな素振り見せてましたか?」 菫「ううっ……」 京太郎「でしょう?本当に好きな人にはそんなの見せませんって」 菫「むっ……確かに」 京太郎「そう言う事です」 菫「だけど私のどこに君に好かれる要素が……」 京太郎「そうですね――」 京太郎「クールで冷静沈着で頼りがいがありそうで……」 菫「///」 京太郎「しかし蓋を開けてみれば、可愛いものとスイーツが好きで照に負けない残念さでしたね」 菫「お、おい!」 京太郎「だけどそう言うギャップも含めて可愛いと言うか、一緒に居たいと思うようになって……」 京太郎「気付いたら好きになってた……って所でしょうか?」 京太郎「……恥ずかしいですけど///」 菫「そ、そうか///」 京太郎「……///」 菫「……///」 228 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/08/16(土) 01 27 48.45 ID NDoNzpb4o 京太郎・菫「「あ、あの!!」」 京太郎・菫「「!?」」 京太郎「ど、どうぞ……」 菫「そ、そっちから……」 京太郎「じゃ、じゃあ……」コホン 京太郎「その……返事なんかを頂けるとありがたいのですが」 菫「そ、そうだな……」 菫「……」 京太郎「……」ゴクッ 菫「……なぁ。本当に言わなきゃダメか?」 京太郎「お願いします!」 菫「うぅ……何でこう言う時には素直に言えないのか」 菫「……あー、えっとそのだな」 菫「…………好き」ボソッ 京太郎「へっ?聞こえないっす」 菫「私も好きだと言ったんだバカ!///」 229 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/08/16(土) 01 33 02.42 ID NDoNzpb4o 京太郎「バカは酷くないですか?」 菫「バカバカバカ!お前は大バカヤロウだ!」ポカポカ 菫「だけど――」 菫「――好きだ」 京太郎「俺もですよ」 チュッ 230 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/08/16(土) 01 35 17.98 ID NDoNzpb4o ,r‐─===‐- _ / ´ `ヽ \ `ヽ . "/ . / / / .. / / / / |i | li } . //イ /⌒i | | |i l⌒|i } i .'/ ∨ ,,__|i_| 」_八_/i リ } |. 〔// 〔 ̄` =ミ、/ } . //| | ′ "" / リ ′ /_ | 从 / / / / / 〔 |_ /ハ t ァ /___ / _/ ' / / . ./ , |i ′ . / / ーr‐ ´/ ハ |i | / ' _.ノ〕 . //> | . 〔´ / ' / `ヽ ' 〃 / / ' \. / | ∧_/ / /⌒\/ | .′/ / / ヽ 菫「私は狙った相手は逃がさないからな。覚悟しろ」 231 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/08/16(土) 01 37 22.81 ID NDoNzpb4o 【弘世菫の好感度がMAXになりました】 【弘世菫が恋人になりました】 【弘世菫が覚醒しました 以後タッグ及びチーム戦において使用が可能になります】 弘世菫(覚醒ver) 【聴牌速度】(45/∞) 【和了速度】(45/∞) 【放銃補正】(39/∞) 【打点補正】(35/∞) 【防御補正】(41/∞) 【結ばれし絆《アカイイト》】 【聴牌速度】【和了速度】【放銃補正】【打点補正】【防御補正】がカンストしなくなる それに加え全ての補正が恋人ランク÷2[現在値:0]上昇する また恋人ランク5以上なら京太郎のスキル(教えてもらった、または自力で取得したもののみ)をコピーできる 更に恋人ランクMAXならこのスキルはあらゆるスキルに無効化されない 【シャープシュータースミレ】 聴牌した場合、和了コンマ+30 【打点補正】+20 【スーパーシャープシュート】 狙った相手を直撃できる、またツモをロンにして発動可能 聴牌判定後、使用の有無及び相手を指定する 放銃判定最低の相手以外を狙う場合、更に点数コンマが(狙う相手の放銃判定-最低放銃判定)÷2減る 7月へ
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1 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/07/27(金) 23 42 35.57 ID dsKkmcJio ・このスレは咲-saki-の空気雑用こと須賀京太郎を主人公にした安価SSスレです。空気って生きてく上で必須なものだから…(震え声) ・スレタイにあるように、舞台は岩手の宮守高校麻雀部です。このスレでは共学。 ・行動の成否判定はコンマで行います。 ・ぶっちゃけこの板の某スレに影響を受けまくってます。イッチが怒ってなくて良かった… ・主要なパラメーターに「好感度」と「麻雀力」があります。一定値を超えるとイベント発生。 ・またパラメーターはコンマの補正にも影響します。 ・主人公である須賀京太郎は、一日2回安価で行動することができます。 ・安価は基本自由ですが、あまりに無茶であったりする場合は下の安価を採用します。 ・基本行動として全体特訓と個別特訓が存在します。 ・前者は成功すると麻雀部員全員の麻雀力がアップ、後者は選択したキャラクターの好感度がアップし、さらに成功で京太郎と選んだキャラクターの麻雀力がアップします。 ・自由安価は内容次第で5段階の難易度に振り分けられます。 難易度 激高 (大失敗:00-19 失敗:20-79 成功:80-99) 難易度 高い (大失敗:00-09 失敗:10-49 成功:50-89 大成功:90-99) 難易度 普通 (失敗:00-29 成功:30-79 大成功:80-99) 難易度 低い (失敗:00-19 成功:20-79 大成功:80-99) 難易度 極低 (失敗:00-09 成功:10-79 成功:80-99) ・これに好感度や麻雀力の補正を加えてコンマ判定です。 ・ちなみに基本行動である「特訓」の難易度は「低い」、麻雀力によりプラス補正があります。 ・好感度、麻雀力はマスクデータです。 ・現在好感度はシロ=豊音>エイスリン>胡桃>塞 ・試合方法についても考えていますが、試合は相当先なのでその時に解説します。 SSWiki http //ss.vip2ch.com/jmp/1343400155 35 名前:前スレ 1000把握 ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 00 04 14.49 ID 5h4qjtxLo 「なんかいつも教えてもらってばかりで申し訳ないし、何かお手伝い出来ることはないですか?」 いつもの麻雀指導が終わり、休憩していると後輩が突然そう切り出した。 「俺、結構雑用には慣れてるんで、何でもいってください!」 雑用に慣れている…。妙に哀愁の漂うワードだ。 少し考える。特に今は困っていることはないが、ちょっとした頼みごとを思いついた。 「オテツダイハナイケド…」 「スガクンノカクエ ミタイ!」 60 名前:わざわざ岩手に訪ねてきてくれる咲さんは幼馴染の鑑[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 00 14 07.01 ID 5h4qjtxLo 京太郎side 京太郎(絵か…) 描きたいものはすんなり決まった。 京太郎「わかりました、描いてみます!」 エイスリン「アリガト!」 しばらくお互い無言でペンを走らせる。 (ちなみに今使っているペンはエイスリン先輩の耳に掛かっていたものである) 京太郎「で、出来た…」 完成した。正直自信はないが、全力は尽くした。 エイスリン「ミセテクレル?」 京太郎「はい!」 80 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 00 22 55.68 ID 5h4qjtxLo エイスリンside 後輩が差し出した絵を見る。 その絵は決して技術的に優れたものではなかったが、 対象への優しい思いが真っ直ぐに伝わるような絵で。 「コレ ワタシ?」 93 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 00 29 47.55 ID 5h4qjtxLo 京太郎side 「はい。「絵が見たい」って言われて最初に描きたいと思ったのが先輩の姿だったので」 先輩の顔が赤い。勝手にモチーフにしてしまったことを怒っているのだろうか。 「お気を悪くされたんならごめんなさい!」 「……!?」ブンブン 首を振るエイスリン先輩。よかった、怒ってはいないようだ。 先輩が絵をそっと抱える。 「スガクン」 「コレ チョーダイ?」 小首を傾げる先輩。断るはずもなく。 「え?は、はい、もちろん差し上げます!」 「アリガト!」 その先輩の笑顔は、今まで見た中で一番素敵な笑顔だった。 103 名前:遅筆ですまんな[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 00 31 50.44 ID 5h4qjtxLo エイスリンの好感度が上がった! 京太郎の麻雀力が上がった! エイスリンの麻雀力が上がった! エイスリンの好感度ランクが上がった! という話だったのさ! きょうはまだまだやるけどちょいタンマ。風呂入るー 117 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 00 36 57.30 ID 5h4qjtxLo 109 >いつもの麻雀指導が終わり、休憩していると後輩が突然そう切り出した。 ここ。わかりにくかったかな できるだけ 1000の要望には応えようと思ってるんだけど、色んな意見があるし風呂はいってる間多数決でも取るよー 咲さん来襲?はいかいいえで 119- 125 143 名前: 137 咲さん嫌われすg… ハッ![saga] 投稿日:2012/07/28(土) 00 45 40.20 ID 5h4qjtxLo まだ来なくていいって意見が多いみたいですね。了解です まぁ結局安価次第では来るんですけどね。何度も言うけど病ませないつもりではいるやで 京太郎「エイスリン先輩マジ天使(EMT)」 京太郎「さて、午後は何をしよう?」 152 158 名前:AMTだ…恥ずかしい…[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 00 48 24.21 ID 5h4qjtxLo 豊音先輩と特訓 難易度 低い (失敗:00-13 成功:14-73 大成功:74-99) 160 188 名前: 159 まぁまぁそう熱くなりなさんな 咲さんが可愛いのも確かだからな[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 01 01 12.98 ID 5h4qjtxLo 177 まぁあっちよりは遥かに甘いね。僕自身京太郎と宮守メンバーをいちゃいちゃさせたいという気持ちはあった 判定→大成功 姉帯「前回は指導失敗しちゃったからねー」 姉帯「今日はばっちりやっちゃうよー」 京太郎「よろしくお願いします!」 京太郎「牌は壊さない方針で行きましょう!」 姉帯「うぅ…。須賀君意地悪だよー」 ……… 姉帯「~~~♪」ハナウタ 京太郎「豊音先輩なんかご機嫌ですね?」 京太郎「何か良い事あったんですか?」 姉帯「んー?」 姉帯「須賀君とこうやって二人で特訓してるのってのがいいことかなー」 京太郎(なにそれ照れる) 191 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 01 06 32.04 ID 5h4qjtxLo 姉帯「村から出てあの4人と出会って友達になって」 姉帯「そして須賀君とこうして出会えて先輩になれて」 姉帯「これって私がずっと夢見てた世界なんだよー」 姉帯「まだまだ続けてたいから」 姉帯「IH、頑張らないとねー!」 京太郎「豊音先輩…」 京太郎「はい、頑張りましょう!」 豊音の好感度がグーンと上がった! 京太郎の麻雀力が上がった! 豊音の麻雀力が上がった! 205 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 01 12 16.20 ID 5h4qjtxLo 宮守の天使の多さに今頃気付くなんて… というわけで6日目終了。まだまだいくやでー 地区予選開始まであと8日 京太郎「昨日は天使にあったよ、それも二人同時にだ…」 京太郎「さて、今日は何をしようかな?」 211 214 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 01 14 32.87 ID 5h4qjtxLo シロとダラダラ 難易度 極低 (失敗:00-03 成功:04-73 成功:74-99) 216 240 名前:ちょいごめん電話[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 01 20 50.69 ID 5h4qjtxLo 判定のコンマは近くても大丈夫かと思ってたんだけど、どうなのかな? 判定→成功 京太郎「昨日は丸一日特訓してて疲れたなぁ」 京太郎「午前中はダラけるか…」 京太郎「ダラダラと言えばシロ先輩だよな!」 ……… 京太郎「というわけでシロ先輩、ダラダラしましょう!」 250 名前:結局焼き直しっぽくなっちまった[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 01 30 19.06 ID 5h4qjtxLo シロ(元気よく「ダラダラしましょう」って…) シロ(まぁいいか…) シロ「いいけど…」 京太郎「ありがとうございます!」 京太郎「あ、これ、俺が作って来たタコスです」 京太郎「良かったらどうぞ!」 京太郎「じゃあ俺、お茶淹れてきますね」タッタッタ シロ(全然ダラダラしてない…) シロ「……」 シロ「……」モグ シロ「美味しい…」 シロの好感度がグーンと上がった 257 名前:イッチ帰ってきとる[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 01 34 49.02 ID 5h4qjtxLo 京太郎「午前中は存分にダラダラ出来たな」 京太郎「シロ先輩のダラダラっぷりは流石だったぜ!」 京太郎「さて、午後は何をしようかな?」 258 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 01 35 27.92 ID 5h4qjtxLo すまん 268 287 名前:バランスよく上がるな。みんな天使だからな[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 01 37 40.28 ID 5h4qjtxLo 塞さんと特訓 難易度 低い (失敗:00-15 成功:16-75 大成功:76-99) 316 名前:思ってた倍のレスが付いて直下だったでござる。あぶねぇ[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 01 42 45.73 ID 5h4qjtxLo 判定→成功 塞「さぁ、今日も頑張ろう、須賀君!」 京太郎「よろしくお願いします!」 325 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 01 52 52.67 ID 5h4qjtxLo 京太郎「塞さんって特訓の時たまにモノクル付けてますけど、右目だけ視力が低かったりするんですか?」 塞「アハハ、違う違う。これはトシ先生に貰ったものでね」 塞「これを付けて見つめた相手の手を「塞ぐ」ことが出来るんだ」 京太郎「塞ぐ?」 塞「百聞は一見に如かず、やって見せよう!」 ……… 京太郎「ホントだ…全然テンパれない…」 京太郎(見つめられるとなんかドキドキするな) 塞「まぁ、全国クラスの化物相手だと体力の消耗が激しいから、乱用は出来ないけどね」フフ 塞「あ、そうそう、明日トシ先生が帰ってくるよ」 塞「さっき連絡があったんだ!」 京太郎「本当ですか?明日が待ち遠しいなぁ!」 塞の好感度が上がった! 京太郎の麻雀力が上がった! 塞の麻雀力が上がった! 329 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 01 55 02.53 ID 5h4qjtxLo またやっちまった! 325 一行目 塞さん→先輩でオナシャス! ああ、めげるわ… 334 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 01 58 02.07 ID 5h4qjtxLo 7日目終了。明日はついにトシ先生登場です。 強制イベントに付き、午前中は特訓withトシ先生で固定。 341 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 02 01 38.94 ID 5h4qjtxLo あと1回個人特訓大成功か、好感度上がりそうなイベント成功でランクアップやで 地区予選開始まであと7日 京太郎「さて、今日の午前中は全体特訓だったな」 京太郎「先輩たちに一矢報いれるように頑張ろう!」 347 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 02 11 28.85 ID 5h4qjtxLo 京太郎(ん、もう部室に誰かいるな) 京太郎「おはようございます!」 ???「おや?君が塞の言ってた新入部員かい?」 ???「麻雀部顧問の熊倉トシです、よろしくね」 京太郎「はい、長野から転校してきました、1年の須賀京太郎です。よろしくお願いします!」 トシ「ふふ、元気な子だね」 ……… 塞「あ、トシ先生、もう来てたんですか。おかえりなさい!」 胡桃「先生おかえりっ!」 トシ「ああ、ただいま、塞、胡桃」 トシ「丁度4人揃ったし、早速新入部員の腕を見せてもらおうかね…」 350 名前:京太郎の麻雀力伸びまくっとるから意外と難易度低い[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 02 14 31.00 ID 5h4qjtxLo 京太郎強化判定 大成功で… 難易度 高い (失敗:00-38 成功:39-78 大成功:79-99) 355 369 名前:まぁコンマはしゃーない 赦しの心が大切やで[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 02 18 33.29 ID 5h4qjtxLo 判定→失敗 京太郎「つ、強い…」 京太郎「ありがとうございました!」 京太郎(ほんとに教師かこの人?) トシ(ふむ…) トシ(潜在能力は感じるが、今の段階ではこんなものかね) 麻雀力変動なし 374 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 02 25 14.65 ID 5h4qjtxLo 姉帯「あー、熊倉先生だー」 姉帯「おかえりなさいー」 シロ「おかえりなさい……」 トシ「はい、ただいま、豊音、白望」 トシ「大会まで日もないし、特訓といこうかねぇ」 特訓 難易度 極低 (失敗:00-04 成功:05-74 大成功:75-99) トシ初回イベントに付き、難易度ダウン 377 382 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 02 28 27.80 ID 5h4qjtxLo 判定→成功 京太郎(おお、指導の一つ一つが的確でわかりやすいな) 京太郎(先輩達が強くなるのも納得だ) 京太郎(俺もこの人について行けばきっと…) 全体麻雀力が上がった! 383 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 02 32 10.81 ID 5h4qjtxLo トシ「さて、私はちょっと行かなきゃいけないところがあるからもう行くけれど」 トシ「みんな、その調子で頑張るんだよ」 トシ「須賀君もきっと強くなれるからね」 一同「ありがとうございました!」 京太郎「いやー、すごい人だったな」 京太郎「さて、午後は何をしようかな」 406 名前:まだ結構起きとるやないか(驚愕)[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 02 36 56.63 ID 5h4qjtxLo トシさんの「行くところ」がもしかしたら今後の伏線になるかもしれない(ならない可能性も結構ある)ので 申し訳ないですが安価は「全員でお茶会」に変更させて頂きます 全員でお茶会 難易度 普通 (失敗:00-18 成功:19-68 大成功:69-99) 411 419 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 02 39 28.34 ID 5h4qjtxLo 判定→成功 この成功で胡桃の好感度もランクアップです。また時間かかるだろうし丁度いいね という訳で今宵の地獄はここまでとしよう 明日は来れるかどうかわからないです。昼ごろにアナウンスします 質問とかあればどぞー 420 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2012/07/28(土) 02 40 52.06 ID 3H9RAfejo 419 行動選択の【能力開発】は解禁ですか? 428 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 02 42 23.68 ID 5h4qjtxLo 420 おお、書き忘れてた。ありがとうございます トシ先生帰還により、以後京太郎のスキル開発が行えます 麻雀力で補正がかかるので、取得は後のほうが有利かも知れません 426 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage] 投稿日:2012/07/28(土) 02 41 43.84 ID kd9vS222o 白ちゃんが脱ぐのはまだですか? 436 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 02 45 30.85 ID 5h4qjtxLo 426 無理やり脱がせようとすればいいんじゃないかな… 難易度激高に加えて好感度によるマイナス補正が入りますが 438 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県)[sage] 投稿日:2012/07/28(土) 02 46 26.19 ID J3e7Fw0ro つまり好感度を上げまくってから勝負……今は落ち着いて上げる時期 440 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 02 48 46.39 ID 5h4qjtxLo 438 いえ、乱暴する系の安価は逆に好感度上がる前が勝負でした。まだ成功の可能性はありますけどね 失敗は逮捕でゲームオーバーです 441 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[sage] 投稿日:2012/07/28(土) 02 49 21.94 ID c1OPt7ce0 塞ちゃんの顔面騎乗ハプニングイベはまだ無理か… 442 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/28(土) 02 49 22.65 ID uNgGLsjDO 乙 安価が終わるの早いな…明日こそは 445 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 02 52 37.25 ID 5h4qjtxLo 441 現状だと判定は「難」になりますかね 好感度ランクが上がれば「普通」かな? 442 とりあえず最近は+10程度を目安に出しています 472 名前: ◆Yt274QAsSB3/[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 10 26 47.48 ID 5h4qjtxLo 昨日見られなかったお気に入りのスレの更新見てたら、主人公がヒロインの絵を描いてた。ダダ被りやないかこれ… 信じてもらえないかもしれないけど、パクリじゃないよ、本当だよ!こんなことになるだなんて スクラン、GAどっちか好きならおすすめのスレです ←勝手に宣伝 【ハーレムの要望が多いのでエンディング絡みの情報を整理します】 ・好感度ランク1段階上昇→告白自動失敗。難易度「激高」判定 成功or大成功で好感度は上がる ・好感度ランク2段階上昇→告白難易度「高」。大失敗以外なら好感度は上がる ・好感度ランク3段階上昇(MAX)なら告白の難易度は「低」。ほぼ失敗しない。失敗でも好感度は上がる ・スレ終了時彼女がいると、好感度ランク、大会結果によってED分岐 ・彼女状態なら様々な判定にプラス補正がかかる ・スレ終了時、誰にも告白しておらず、好感度ランクMAXの娘が複数いる場合、各キャラに難易度「高」で判定、成功したキャラによるハーレムEDとなる ・但し5人全員3段階目は相当厳しい。個人戦で勝てば勝つほど全員の好感度にボーナスが入る仕様なので、勝ち進めばあるいは、といった感じ。ちな個人戦に関しては全国出場も結構ギリの難易度設定 っつ-ことに決めた!(設定厨で)すまんな 487 名前:清澄全員転入!そういうのもあるのか[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 12 30 59.48 ID 5h4qjtxLo 京太郎「ふぃー、疲れたー…」グッタリ 姉帯「あははー、須賀君頑張ってたもんねー」 塞「よし、午後はお茶でも飲みながらゆっくりしよっか」 シロ「賛成…」 京太郎(こういう時だけ反応早いなぁ!) 京太郎「シロ先輩のそういうブレないとこ、俺好きですよ」ハハ 姉帯(!?) シロ(好き…) 胡桃「……」 胡桃(シロ先輩、かあ) 京太郎「じゃあ俺、買い出し行ってきます!」 胡桃「あ、私も行くっ!」 京太郎「?」 京太郎「要るものがあるなら、言ってくれればついでに買ってきますけど」 胡桃「いいのいいの、行こっ!」 493 名前:とりあえず胡桃コミュ投下までやる。その後どうするかは考えとらん[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 12 40 24.39 ID 5h4qjtxLo 京太郎side コンビニ店内 京太郎「うーん…」 京太郎(ウォータースライダーの一件以来、鹿倉先輩と微妙に気まずいんだよな) 怒っているわけではなさそうだが、二人でいると妙に沈黙が多くなるのだ。 実際買い出しに来る途中は、ほとんど会話することが出来なかった。 京太郎(このままじゃ…いけないよなぁ) このまま疎遠になってしまうのは悲しい。 鹿倉先輩も、大好きな先輩たちの一人である。 京太郎「よし、正面からぶつかってみるか!」 497 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 12 56 44.83 ID 5h4qjtxLo 胡桃side コンビニ店内 胡桃「はぁ…」 溜息を付く。折角彼と二人きりになったというのに、ろくに話しも出来ないまま目的地に到達してしまった。 ちなみに現在は二手に別れて買い出し中である。 胡桃(このままじゃ…いけないよね…) 彼女としても後輩と元通り仲良くしたいのだ。だが、あれ以来、彼のことを妙に意識してしまう。 胡桃(だって、胸触られちゃったもんっ) …あるのかないのか分からないレベルの胸ではあるが。 胡桃(そりゃ須賀君も謝ってくれたけど) 胡桃(簡単に元通りってわけには行かないよっ!) 500 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 13 04 03.05 ID 5h4qjtxLo 京太郎side 帰り道 京太郎「鹿倉先輩!」 意を決して切り出す。 胡桃「な、何かなっ?」アセ 京太郎「俺、鹿倉先輩とこのままギクシャクしたままなのすっげー悲しいです」 こうなれば直球勝負だ。 京太郎「また前みたいに、俺と仲良くして下さい!お願いします!なんでもしますから!」 508 名前: 501 先に言われた![saga] 投稿日:2012/07/28(土) 13 16 22.59 ID 5h4qjtxLo 胡桃side 京太郎「また前みたいに、俺と仲良くして下さい!お願いします!なんでもしますから!」 勢い良く頭を下げる後輩。 そんなに自分と仲良くしたいのか。嬉しい。 意識して、彼を遠ざけていたのがバカバカしくなる。 胡桃「ん?今何でもするって言ったよね?」 京太郎「は、はい。出来る範囲で、ですけど」ハハハ… 胡桃「ふーん、どうしよっかな…」 悩むフリをしてみる。焦る後輩の顔が可愛い。 実際もう、してもらうことは決まっているのだ。 本当はずっと、シロやトヨネが羨ましかったのだ。 胡桃「じゃあ私のことはこれから…」 胡桃「胡桃先輩って呼ぶようにっ!」 545 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 20 11 20.24 ID 5h4qjtxLo このスレ立てたせいであのスレ見れないとか本末転倒だからなぁ 胸を揉んでしまい好感度が下がってしまったのは残念だが、切り替えて姉帯さんのお見舞いを狙っていく --- 部室 京太郎「ただいま戻りました!」 胡桃「ただいまっ!」 塞「おかえり、暑かったでしょ?」 姉帯「おかえりだよー」 シロ「おつかれ…」 京太郎「すぐにお茶の準備しちゃいますね?」 胡桃「こらこら、須賀君は休んでなさい」 胡桃「お茶は私が入れるから、みんなはお菓子の用意しておいてっ!」 姉帯「了解だよー」 京太郎「はい、ありがとうございます、胡桃先輩!」 塞(あれ?呼び方変わった?) 550 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 20 17 35.88 ID 5h4qjtxLo 塞(そう言えばシロはシロ先輩って呼ばれてるし) 塞(豊音も豊音先輩って呼ばれてるよね) 塞(エイスリンさんとも最近仲良さそうだし) 塞(あれ?あれ?) 京太郎「臼沢先輩、どうかしましたか?」 塞(やっぱり私だけ苗字呼び…) 塞(なーんか距離置かれちゃってるのかなぁ…) 塞(寂しいなぁ…) 全員の好感度が上がった! 胡桃の好感度ランクが上がった! 555 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 20 23 59.34 ID 5h4qjtxLo 塞さんは不憫かわいい。廊下で寝てる塞さんのシーンとかヤンガン切り抜くレベルでした そこそこ人いるっぽいし、次の日の午前安価だけ出して今日は終わります 地区予選開始まであと6日 京太郎「とうとう予選会まで1週間切ったな」 京太郎「個人戦まではもうちょっとあるけど、気合入れていこう!」 京太郎「さて、今日は何をしようかな?」 562 568 名前:やっぱ塞さん人気やん(歓喜)[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 20 27 39.73 ID 5h4qjtxLo 塞と特訓するぞ×3 難易度 低い (失敗:00-19 成功:20-79 大成功:80-99) 571 579 名前:やっぱ塞さん人気やん(歓喜)[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 20 29 08.11 ID 5h4qjtxLo 補正忘れてたアカン コンマ+5なので 判定→成功です これで塞さんもめでたくランクアップや! 今日のうちに安価出しといて良かった! 番外編 611 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 21 59 28.82 ID 5h4qjtxLo 京太郎「豊音先輩、ちょっと屈んで貰っていいですか?」 姉帯「いいけどー、どうかしたのー?」カガミッ 京太郎「………」 京太郎「すみません先輩!宇宙意志が俺に!先輩を撫でろと!囁いているんです!」ナデナデナデナデ 姉帯「うひゃあ!」 姉帯「ちょ、ちょっとー、須賀君!?何するのー!?」 姉帯「や、やめてよー」 京太郎「やめられないです!すみません!本当にすみません!」ナデナデナデナデ 姉帯「恥ずかしーよー…」 姉帯「うぅ…」 姉帯「須賀君の意地悪ー…」 姉帯(ああ、でも須賀君の手、あったかいなー) 姉帯(もうちょっとだけなら…いいかもー…) 640 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 23 28 26.60 ID 5h4qjtxLo エイスリン「……」カキカキ バッ なんか撫でてるっぽい絵 京太郎(うっ、さっきの見られてたのか…) 京太郎「いや、あれは、俺の意志じゃなくて宇宙意志がですね…」 エイスリン「……」キラキラ 京太郎(なんかすごく期待されてる!?) 京太郎「な、撫でてもいいんですか?」 エイスリン「……」コクコク 京太郎「じゃあ…行きます!」ナデナデナデナデ エイスリン「……♪」 657 名前: 638 ワイはイケメンシロをめぐる5角関係とか見たいんや[saga] 投稿日:2012/07/28(土) 23 51 44.19 ID 5h4qjtxLo なんかあっち大変なことになっとる。人気スレはつらいな… 644 胡桃「先輩を無理やり撫でるなんて、ダメなんだからねっ!」 京太郎「も、申し訳ありません先輩…。宇宙意志が…」 胡桃(宇宙意志!?) 胡桃(つ、疲れてるのかな須賀君…) 京太郎(ああ、哀れみの目がつらい…) 胡桃「じゃあ私が須賀君を撫でてあげるよ!」 胡桃「他の子を須賀君の毒牙にかけるわけには行かないからねっ!」 胡桃「……」セノビッ 胡桃「……須賀君届かないよっ!屈んで?」セノビッ 京太郎(……一生懸命背伸びする先輩可愛いなぁ!!!) 京太郎(もう我慢できん!)ガバッ ナデナデナデナデ 胡桃「ひゃー!」 胡桃「もう、だからダメだってばー!」 694 名前:書いてたら範囲安価のがしたあああああああああ[saga] 投稿日:2012/07/29(日) 00 12 13.97 ID yAsHID5Io 650 塞「あのね、須賀君」 塞「別にああいう行為自体を否定するわけじゃないけど」 塞「部室内でああいうことするのは、やっぱり良くないと思うなぁ」 京太郎「……」 京太郎「先輩、ちょっと外に出ませんか?」 塞「へ?」 塞「う、うん、急にどうしたの?」ガチャ 京太郎「先輩!」ガシッ 京太郎「部室外なら良いって言いましたよね!」ナデナデナデナデ 塞「!?ちょ、違うよ!そういう意味じゃないよ!」 京太郎「すみません!先輩のこと、撫でたくて仕方ないんです!宇宙意志なんです!」 塞(え…) 塞(そ、そっか…フフ) 塞「しょ、しょうがないなぁ、ちょっとだけだからね…」 703 名前:スタメン発表の時間だあああああああああ[saga] 投稿日:2012/07/29(日) 00 17 40.03 ID yAsHID5Io 京太郎「……」ナデナデナデナデ シロ「……」 京太郎「……」ナデナデナデナデ シロ「……」 京太郎「……」ナデナデナデナデ シロ「……」 京太郎「……」ナデナデナデナデ シロ(だるい……) シロ(でも、悪くない……) 755 名前:あのスレ見てなかったらホンマすまん[saga] 投稿日:2012/07/29(日) 01 41 33.19 ID yAsHID5Io 京太郎「豊音先輩!」 京太郎「エースになったみたいですよ!おめでとうございます!」 姉帯「え、エース!?なんのエースなのかなー?」 京太郎「そりゃエースと言えば野球ですよ」 京太郎「豊音先輩、156km/hのストレートが投げれるんですね!」 京太郎「そんな特技があったなんて、流石先輩だなぁ!」 姉帯(ど、どういうことなのー!?) 姉帯「え、えーとー…」オロオロ エイスリン「……」カキカキ バッ 姉帯(あ、カンペだー、良かったよー)ホッ 姉帯(エイスリンさんありがとー!) 姉帯「んと、皆さん応援ありがとうございましたー!」 姉帯「エースとしての自覚を持って頑張るよー」ゴッ 京太郎(なんか威圧感が増したなぁ先輩) 758 名前:書いててよく分からなくなってきた…[saga] 投稿日:2012/07/29(日) 01 56 51.50 ID yAsHID5Io トシさんの若い時の写真拝見 京太郎「へぇ、これが先生の小さい頃の写真ですか」 妙齢の、おそらく父親であろう男性に撫でられて目を細める少女の写真を眺める 京太郎「すごく可愛いですね!」 京太郎「あ、もちろん今もお綺麗ですけど」 実際、先生は〇〇歳だとは思えない程に若々しい。 トシ「フフ、須賀君はお世辞が上手いねぇ」 いたずらっぽく笑う先生に、思わずドキドキしてしまう。 トシ「しかし…私にもこんな頃があったんだねぇ」 トシ「こんなに気持ちよさそうに撫でられちゃって…」 先生が遠い目をする。 トシ「この歳になると、誰かに撫でられることなんてまず無いからねぇ…」 宇宙意志を感じた。 先生の側に行き、頭にゆっくりと手を伸ばす。 抵抗されたなら即座にやめるつもりであったが 先生は目を閉じて俺の手を受け入れた。 京太郎「……」ナデ ナデ トシ「ああ、須賀君の手は大きいね」 トシ「まるでお父さんみたいだよ…」 まるでこの写真のように、 先生はあどけなく可愛らしい表情を浮かべていた。 764 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/07/29(日) 02 11 01.41 ID yAsHID5Io 咲「きょ、京ちゃん!?」 咲「恥ずかしいからやめてよっ」 咲「そ、そりゃ、嫌なんかじゃないけど・・」 咲「うぅ…わかったよぉ…」 咲「……」 咲「あ…」 咲「違うよ!ちょっと残念だなんて思ってないよ!」 咲「…あ♪」 久(なんだかすごい寝言を聞いちゃったわね…) 久(はぁ、須賀君ったら…) 823 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/07/29(日) 14 56 01.11 ID yAsHID5Io エイスリン「キョウタロー…」 エイスリン「イッショニ オエカキ シヨ?」 彼の「右手」にペンを持たせ、上からそっと握る。 これからはずっと、彼と絵を描けるのだ。 嬉しくて仕方がない。 さぁ、共に夢を描こう。 エイスリン「キョウハ ナニ カコウ?」 エイスリン「……」 エイスリン「ウン アリガトウ…」クスクス 今日も明日も「彼」が 私以外を描くことはない。 972 名前:安価取ったのイッチかい![saga] 投稿日:2012/07/29(日) 22 45 00.37 ID yAsHID5Io 部室でラッキースケベ 胡桃 京太郎「遅くなりましたー!」 放課後、部室のドアを開けると胡桃先輩が着替えでいる最中だった。 京太郎(………) 京太郎(へぇ、一応ブラジャー付けてるのか) 白だった。 京太郎「あ、その下着よくお似合いですよ先輩!」 京太郎「じゃ、俺帰ります。お疲れ様でした!」 胡桃「こ、こら、逃げるな須賀君!トヨネ!捕まえてっ!」 姉帯「了解だよー!」 986 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/07/29(日) 22 56 26.34 ID yAsHID5Io 姉帯「じゃー須賀君、あっちで先輩とお話しよーねー?」ニコ ストライドが違いすぎた。 京太郎「もう逃げませんから!片手で引き摺るのはやめてください!」 姉帯「んー?だめだよー」ズルズル ……… 胡桃「た、確かに鍵を閉めてなかった私も悪いけど!」 胡桃「ノックくらいするべきじゃないかなっ!」 京太郎「スミマセンほんとにスミマセン」 平謝りである。 こういう時「どうせなら豊音先輩の着替えが見たかった」などと余計なことを言うのは素人。プロは相手が馬鹿馬鹿しくなるまで謝り倒す。 なんてことを考えていたら胡桃先輩に蹴っ飛ばされた。 胡桃「今失礼なこと考えてたでしょっ!」 京太郎「…スミマセン」 992 名前:マゾ多すぎィ![saga] 投稿日:2012/07/29(日) 23 12 58.29 ID yAsHID5Io 972 放課後、部室のドアを開けると胡桃先輩が着替えでいる最中だった。 →部室のドアを開けると胡桃先輩が着替えている最中だった。 に修正で。夏休み設定忘れてるし誤字っとるし --- 胡桃「とにかく、須賀君には罰を与えるよ!」 京太郎「はい…」 観念して沙汰を待つ。 胡桃先輩はしばらく考えた後、 胡桃「じゃ、じゃあ、部活終わった後、前に行った喫茶店に付き合って!」 少し顔を赤らめて言った。どうやらまだ怒りは治まっていないようだ。 しかしだいぶ罰が軽いような? 京太郎「そんなことで良いんですか?」 京太郎「胡桃先輩と喫茶店とか、むしろこちらからお願いしたいくらいなんですが…」 995 名前:猿野かー。守備の不安もある程度解消されたしな。後はミートや[saga] 投稿日:2012/07/29(日) 23 25 57.94 ID yAsHID5Io 胡桃「なっ!?」 姉帯「むぅー…」 絶句する胡桃先輩と少しむくれる豊音先輩。 何かおかしなことを言っただろうか? 京太郎「別に罰って形じゃなくても、先輩のお誘いならいつでもご一緒しますって」 京太郎「流石に毎日は金銭的にキツイですけどね」ハハ 胡桃「う、うん…」 顔を伏せてしまう先輩。 姉帯「わ、私も誘っていいかなー?」 996 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/07/29(日) 23 38 42.15 ID yAsHID5Io 胡桃「!?」 姉帯「私も須賀君と喫茶店行きたいよー!」 嬉しいことを言ってくれる。 京太郎「じゃあ今日は3人で行きますか?」 胡桃「……」 胡桃「だ、ダメっ!」 京太郎「へ?」 胡桃「これは須賀君への罰なんだから、私と二人きりじゃないとダメだよっ!」 そういうものだったのか…。 何一つ罰になっていないとは思うが、着替えを覗いてしまったのは事実なので、反論し難い。 997 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/07/29(日) 23 48 33.64 ID yAsHID5Io 胡桃「だからごめんねっ、トヨネ」 姉帯「うー、残念だよー」ションボリ しょげる豊音先輩も可愛い。 京太郎「じゃあ、明日の部活後空いてますか?豊音先輩」 京太郎「一緒に喫茶店行きましょうよ!」 姉帯「え?」 姉帯「いいのー?須賀君」 京太郎「もちろんです!」 姉帯「あはは、ちょーうれしーよー!」 ……… しかし、この時の俺はまだ知らなかった。 この会話がドアの外で残りの3人に聞かれていたということを。 そして、この日から5日連続で喫茶店に行く羽目になることを…。
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とうとう発足した須賀君の全裸を見ようの会 彼女らを待ち受けていたのはモラル、法律、そして学生にとって何よりも険しい校則の壁だった しかしここは学校、合法的に全裸になる場所がある…そう更衣室! こうして彼女達の、男子更衣室をめぐる物語は始まった ―劔谷高校男子更衣室― 美幸『えー、梢ちゃん聞こえてる?無線の調子は大丈夫?』 梢「聞こえてますよ……一応」 澄子『今、どこにいるんですか?』 梢「……今は男子更衣室のロッカーの中に居ます……」 梢「あの、暑くて汗が凄いんですけど……」 友香『我慢してください、入会のためですよ』 友香『そこからカメラで撮影できるんですか?』 梢「ええ、なんとか……いいところに穴が開いていたので」 莉子『無理しないでくださいね……』 梢「ありがとう、莉子は優しいですね」 梢「……」 梢「ううっ……」 梢(私は何故こんなことをしているのでしょう……) ~回想~ 美幸「えー」 美幸「梢ちゃん、あなたの裸に対する欲望、しかと伝わりました」 美幸「本来なら入会……と行きたいのですが1つ条件があります」 梢「条件?何ですか?」 美幸「それはね……ふふふ」ゲスガオ 澄子友香「ふふふ」ゲスガオ 美幸「須賀くんの全裸写真を撮影してくること!」 澄子友香「してくること!」 梢「え?え??」 莉子(うわぁ……) 美幸「これが出来たら入会を許可します!」 澄子友香「許可します!」 莉子(2人は黙ってた方がいいんじゃないかな……) 梢「え、でも盗撮は流石に不味いのでは……」 美幸「いいんだよ梢ちゃん!」 美幸「人の全裸を見るのには、犯罪行為しかないよ!」 澄子友香「犯罪!犯罪!」 美幸「モラル、法律、校則なんてお構いなし!」 美幸「私たちは欲望のまま行動する!」 澄子友香「煩悩解放!」 莉子(梢先輩……) 梢「で、でも……」 美幸「つべこべ言わずに行動しろっ!古塚梢っ!」 梢「ひっ……は、はいぃ」 莉子(鬼畜ですね……) 梢「で、私は具体的にどうすれば……」 美幸「えっと、須賀くんは今水泳の補習を受けてるの」 莉子「え、そうなんですか?」 友香「うん、いかんせん男子は1人だけだからね」 友香「水泳の授業、一緒に受けれないから強制的に補習なんだよ」 莉子(ちょっとかわいそうだね……) 澄子「部長には、須賀くんがプールから上がってくるまでに」 澄子「男子更衣室に隠れていただきます」 梢「か、隠れるって言ってもどこに隠れれば……」 美幸「そこは梢ちゃんのセンスに任せるよ」 美幸「で、後はこれ」 梢「カメラ、ですか……」 友香「それで京太郎の裸を取ってきてくださいね」 澄子「ばれずに帰還出来れば任務完了です、入会です」 莉子(普通に難しいと思うんだけど) 美幸「あ、あとこれを渡しておくよ」 梢「これは無線ですか……?」 友香「何か困ったことがあれば連絡してください」 莉子(何でそんなものがあるんだろう) 梢「は、はあ……」 美幸「以上、それでは行ってらっしゃい!」 澄子友香「行ってらっしゃい!」 梢「……行ってきますぅ……」 莉子(先輩、大丈夫かな…) ―再び劔谷高校男子更衣室― 梢(あ、暑い……) 梢(須賀くん、早く来てくださいよ……) ガチャ 梢(き、来た!)ドキドキ 京太郎「ふぅ~疲れた、ったくなんで俺だけ補習なんだよ」 梢(えっと……良く見えない……) 梢(……見えた) 梢(まだ、水着を着ているので撮影は出来ませんが) 梢(……こうみると中々いい体をしてますね、須賀くん) 梢(……) 梢(はっ、何を考えてるのでしょう私は) 梢(今は任務に集中しなければ……) 京太郎「早く着替えて部室に行かないと!」 ヌギヌギ 梢(どうやら水着を脱いだようですね……) 梢(……っ///) 梢(わ、私……男の人の大事なところを見るのは初めてですぅ……///) 梢(は、早く撮影しないと……///) カシャカシャ 梢(速く……早く……) カシャカシャ カシャカシャ カシャ 梢(ふう、これだけ撮れれば大丈夫でしょう) 梢(それにしても須賀くん、いつまで全裸でいるのでしょうか) 梢(……まあ、いいです) 梢(あとは須賀くんが更衣室から出てくれれば……)ゴト 梢(あ) 梢(モ、モップが倒れますっ!) ガシャーン 京太郎「ん?何だ今の音?こっちか?」 梢(不味いです不味いです不味いですっっ!!!) 梢(全裸の須賀くんがロッカーに近づいてきますっ!) 梢(このままでは見つかってしまいますっ!) 梢(ど、どうすれば!) スタスタ 京太郎「このロッカーか、開けてみるか」 梢(ああっ!もう駄目ですぅ!) 梢「神様……」 ガチャ カン!
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まとめwiki 京太郎「ここが麻雀学園都市か……」 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」 咲「2本場だね京ちゃん」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」いちご「3本場じゃよ京ちゃん」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」 ゆみ「4本場らしいぞ」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」智美「5本場らしいぞー」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」衣「6本場だぞ、きょーたろー」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」憩「7本場やね、京ちん」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」小蒔「8本場ですね」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」霞「9本場みたいよ」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」数絵「10本場よ」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」咏「11本場だねい」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」和「12本場ですよ」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」優希「13本場だじぇ!」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」桃子「14本場っすよ」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」やえ「15本場だな」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」灼「16本場だから」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」華菜「17本場だし!」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」美穂子「じゅうはちほんばです」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」美春「19本場です」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」純代「20本場ですね」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」星夏「21本場だそうです」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」初美「22本場ですよー」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」巴「23本場ですね」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」春「……24本場」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」照「……京ちゃん、25本場だよ」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」まこ「京太郎、26本場じゃな」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」梢「27本場ですよ、須賀さん」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」豊音「28本場だよ~」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」穏乃「京太郎、29本場だよ!」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」憧「30本場ね、京太郎」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」エイスリン「31本場ダヨ!」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」胡桃「32本場だよっ!」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」マホ「33本場です、須賀先輩!」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」佳織「えっと34本場……かな?」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」もこ「……35本場」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」晴絵「やぁ、36本場みたいだね」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」睦月「うむ……37本場だ」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」はやり(28)「38本場だよ☆」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」淡「キョータロー39本場!」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」菫「節目の40本場だな」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」尭深「……41本場です」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」誠子「42本場だね」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」洋榎「43さんころり~♪」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」恭子「44本場やな」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」漫「45本場やで」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」絹恵「46本場やでお姉ちゃん」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」由子「47本場なのよー」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」美幸「48本場なのよーもー」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」澄子「49本場になります」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」友香「50本場なのでー!」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」莉子「51本場だよね……?」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」初瀬「52本場だってさ」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」紀子「53本場じゃない?」【安価】 +参考URL 参考URL http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1346251362/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1346849682/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1347282485/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1347549620/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1347893962/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1348250786/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1348590533/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1349098931/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1349713310/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1350142807/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1350658870/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1351264506/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1351695457/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1352128278/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1352821936/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1353855431/ http 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ホテル 憧「はー、今日の試合も疲れたわー」 憧「こんな時はゆっくり休むに限るわー」 憧「それにしても……なんでKちゃん抱いてると落ちつくのかしら」ギュッ 憧「……ま、いっか」 憧「……ふふっ」ギュー 憧「ん?シズからメール?……玄の部屋に来いって、そっちが来なさいっての。全く」 憧「……仕方ない、Kちゃん持っていこ」 ガチャ 京太郎「ん?どした憧?」 憧「ひゃっ!?きょ、京太郎!?なんでここに居るの!?」 京太郎「なんでって、ただ通っただけでたまたまなんだが……アレ?そのぬいぐるみ」 憧「ふきゅっ!?こ、これは……」 京太郎「……俺?ひょっとして寂しいから抱いていたとか?」 憧「あ……うぇ……」 京太郎「なーんてな。そんなこと」 憧「バカーーーーーーーーッ!!!」バキッ 京太郎「ぐふぉっ!!」バタッ 憧「きょ、京太郎なんか、全然好きじゃないんだからね!!」タッタッタッ 京太郎「さ、最後まで聞け……」ガクッ
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(準決勝・実況席) 恒子「さぁ、準決勝先鋒戦前半戦もいよいよ大詰め、オーラスを迎えました! ここまで下馬評通り宮永選手の圧倒的リードで進んでおります」 恒子「対して新道寺、かなり大きなマイナスを背負っています。これは苦しいか!」 健夜「さすが宮永選手、だね。おととしよりも去年、去年よりも今年、着実に進化してる」 照『リーチ』 123s4567778p發發發 恒子「おぉっと! オーラスで駄目押しのダブリーが入った!」 健夜「しかも4面張。豪快なフィニッシュになりそうだね」 煌『……』 『煌手牌』 125m289s23369p東南 ツモ南 ドラ4s 健夜「うーん、これはもしかしたら新道寺の子から出ちゃうかもね。手なりで打つなら9筒が不要牌だし」 恒子「なるほどー。さすがプロ生活20年ともなればそれぐらいの予想はお手の物だね」 健夜「だからアラフォーじゃ……って、ずいぶん長考だね」 恒子「まぁねー。これだけ点数取られた状況でダブリーかかっちゃ無理もないか」 健夜「俯いて……ちょっと震えてる。大丈夫かな?」 煌『……』 煌『……』 煌『……』スゥ 健夜「ん? 深呼吸してる?」 恒子「出しちゃうのかな?」 煌『……』ギリッ 煌『ッ!』打5萬 恒子「ブッ!」 健夜「こ、これはずいぶんと思い切ったね」 恒子「す、すこやん。これはどういう打牌なのかな?」 健夜「うーん、おそらく123の三色とチャンタ、ピンズ一通とピンズの混一色を見た一打……かな?」 健夜「この格好から5萬周りを引いても高い手にはならないからね。 赤頼みも阿知賀の彼女がいる状況じゃ望み薄だし。だったら手役を作らなくちゃいけないとなると」 恒子「5萬切りってことかー。でも、この手牌から? まぁ、点数取り戻すために高い手狙うのはわかるけど、うーん」 健夜「そうだね。ダブリー入っている状況でやるにはなかなか勇気があるというか無謀だけど……成就、するかなぁ」 (新道寺控室) 姫子「は、花田ってあんな豪快な一手が打てる奴だっけ?」 美子「」ブンブン 仁美「驚いたわ」ポカーン 哩「(……そか。そうだな)」 哩「(花田、頑張れ。お前の意地、見しぇてやれ)」 (会場) 照「(随分脂っこいところを通してきた……。でも、この待ちだったらいずれ)」カチャッ 煌「……れ……ない」打8索 照「?(何か言ってる)」 煌「ま……ら……」打9索 煌「………れない」打2索 煌「……け………」打1萬 煌「………れ……」打2萬 照「(この子……危険牌を6枚も……!)」 煌「……」打5索 煌「……」打6萬 煌「……」打東 煌「……」打發 玄「(新道寺の人が突っ張ってくれてるから安牌には困らないけど……)」パシッ 怜「(あの宮永照のダブリーの前にここまで……)」パシッ 照「(引けない……嫌な、感じがする)」パシッ 煌「っ!」チャッ 煌「……9筒。暗カン」 照「(私の待ちの一つを……!)」 煌「……けられない」打中 照「えっ?」 煌「決勝に行って、会いたい子がいるんです。同じ舞台に立って、伝えたいことがあるんです」 煌「今更出て行って、私の言葉は届かないかもしれないけど。強くもない先輩ですけど。それでも、それでも」 煌「先輩として……かわいいかわいい後輩と」 煌「どうしても、話がしたいんです。そのために同じ所に立たなくちゃいけないんです」 煌「だから」 煌「だからっ!」 煌「だから、ここで、負けられないんです!」ギッ 煌「リーチっ!」打2筒 照「(追いつかれた!?)」 玄「(嘘……ダブリーを掻い潜った)」 怜「(ありえへん……)」 照「くっ……」ツモ5筒 照「(アガれない……! しかもこれはっ!)」パシッ 煌「ロンッ!」 『煌手牌』 3335567p南南南 カン9999 ドラ4s、中 煌「リーチ、一発、南、混一色、三暗刻……こんな場でも、乗るものですね。裏3で24,000」 (白糸台控室) 尭深「嘘……」カシャン 誠子「わっ、尭深! 湯呑湯呑!」 菫「……初めてだ」 淡「えっ?」 菫「あいつが、照が三倍満に打ち込んだのを初めて見た。そもそも跳萬以上に振り込むこと自体、いつ振りか」 淡「……新道寺の先鋒は実績もなくて、捨て駒だって話じゃなかった?」 菫「あぁ、そのはずだった。そのはずだったんだが……」 誠子「途中までの打牌も平々凡々だったのに」 菫「なんだ。いったい、あの選手に何があったんだ?」 (実況席) 恒子「」 健夜「こーこちゃん、しっかり」 恒子「はっ。あまりのことに思わず言葉を……」 健夜「危険牌12枚切って三倍満打ち取りだからね。しょうがないよ」 恒子「いや、出来過ぎでしょ」 健夜「うん、私だって普通に宮永選手がアガって終了だって思ってたもん」 恒子「でも結果として、あのチャンプが三倍満放銃とは……」 健夜「あの子の打牌にすごく強い意志を感じたよ。想いや意志で麻雀が勝てるなら苦労はしないけど、それでも」 健夜「それがなくちゃ、勝てないときもあるんだよね。本当にすごかったよ」 (会場) 煌「はぁ、はぁ、はぁ」 怜「(えらい消耗しとるな。あんな真似すりゃ無理もないか)」 玄「(負けられない……か)」 ――――決勝に行って、会いたい子がいるんです。同じ舞台に立って、伝えたいことがあるんです ――――どうしても、話がしたいんです。そのために同じ所に立たなくちゃいけないんです 玄「……私だってっ!」 照「?」 玄「私だって、負けられないのです。決勝に行って、会わなくちゃいけない人がいるんです」 玄「大切な、大切な友達で」 玄「そこまで長い付き合いじゃなかったかもしれないけど、それでも大切な友達で」 玄「だからっ、私だって!」 玄「絶対に、負けれないんです」ゴッ 煌「……」コクリ 怜「なんや、二人して熱くなって……」 怜「……ふふ」 怜「でもこういうの、嫌いやないで。こっちも……負けてられんなぁ」ゴッ 照「(この子たち……!)」 (観客席) 京太郎「……」 和「……」 優希「……」 京太郎「……優希」 優希「……なんだじぇ?」 京太郎「あの、新道寺の人って中学の時の先輩なんだって?」 優希「そうだじぇ」 京太郎「……いい先輩だな」 優希「うん……後輩思いで面倒見がよくて、世話になったものだじぇ」 京太郎「そうか……和」 和「……なんですか」 京太郎「あの阿知賀の人が……」 和「はい、昔の友人です」 京太郎「いい人だな」 和「はい、あんなに私のことを想ってくれてるなんて正直思ってもみなかったです」 京太郎「そうか、よかったな?」 和「……はい」 京太郎「……」 和「……」 優希「……」 京太郎「……決勝、何が何でも行かなくちゃな」 和「……ええ」 優希「……そうだな」 京太郎「……」 和「……」 優希「……」 3人「(どうしよう……)」 (会場某所) 照「……」 菫「お疲れ、照」 照「うん」 菫「何とか2着通過だったな。危なかった」 照「……ごめん」 菫「な、なぜ謝る?」 照「本当は私がもっと点数を叩きたかったけど……7,000点しか稼げなかった。前半戦のリードを大分食いつぶされたから」 菫「謝ることではないだろう、プラスはプラスだ。だけど、正直驚いた。照が準決勝でここまで手こずるとは」 照「その……」 菫「いや、別に攻めているわけじゃない。本当に驚いただけ」 照「……」 菫「……私は」 照「菫?」 菫「私は照とあの清澄の大将の関係はよく知らない」 照「っ」 菫「デリケートな話なんだろ? だから無理に聞き出そうとはしない。だけど……聞いてるんだろ? あの話」 照「……」コクリ 菫「で、これはさっき試合後に聞いたんだが、新道寺と阿知賀の2人はどうやら 清澄のメンバーと知り合いらしいな。……だから、会って話がしたいと」 照「……」 菫「本当になのか。本当だとしたら、どうしてそんなことになってしまったのか。 大切な友人だから、かわいい後輩だから、できるなら止めない。泣かせる話だな」 照「……何が言いたいの?」 菫「阿知賀は勝ったが新道寺は落ちた。私たちはあの子の願いを踏みつけて行くわけだ」 照「……菫」 菫「わかってる。別に後悔をしているわけではない。……だけど、踏みつけるのではなく、それを背負っていくことはできるはずだ」 照「せお、う?」 菫「きっと、話をして、できるなら止めたいんだかったんだろうな、あの子は」 照「多分」 菫「で、だ。……お前だって、話したい子がいるんじゃないか。あの話を聞いていたってことは何も感じなかったことはないと思うが」 照「……」 菫「……さっきの発言を撤回する。ちょっと踏み込んだことを言うぞ?」 照「えっ?」 菫「『妹』なんだろう?」 照「っ」 菫「『姉』として、『家族』として、できることができるんじゃないか? 止めてやることも、できるんじゃないか」 照「……」ウツムキ 菫「悪かった。ズケズケとプライベートなことに踏み込んだことは謝る。だけど、考えてみてほしいんだ。頼む」 照「……うん、わかった」 菫「そうか、よかった。……さっ、何か食べて帰るか?」 照「うん」コクリ 京太郎「今日こそは……」 我等が清澄高校の準決勝を翌日に控えた夕暮れ時、本日は部員一同ゆっくりと過ごすこととなった。 こんな状況なので人目を気にしているというのもあるが、最近はいろいろありすぎてみんな疲れ気味だ。 和などは最近は掲示板の内容に目を通しつつ怒ると言う大変不毛な行為を繰り返している。 見るのをやめればいいもののどうしても気になるそうな。 俺もホテルでゆっくりしていようと思ったが、どうしても行きたいところがあったのでこうして東京の街を歩いている。 京太郎「さて、今日は居るかな?」 財布の中の小銭を確かめながら、俺は目的地であるゲームセンターに足を踏み入れた。 入り口に設置されているクレーンゲームや大型筐体には目もくれず、 比較的奥に設置されている格闘ゲームのコーナーに足を向けた。 休み中なので俺と同じような高校生と思われる人間も多い。 その人ごみをかき分けながら、筐体の一つ一つに目を向ける。 京太郎「居たっ」 思わず口に出てしまう。 プレイヤーネームに『AwaAwa100』という表示。 筐体の向こう側でプレイしているため顔は見えないが、間違いなく彼女だ。 相変わらずのえげつない腕で、俺の目の前で対戦している少年が操作しているキャラクターを固め殺している。 京太郎「あの6Cを1発目から小パンで……」 考えてきた対策を軽く口に出して復習する。 まぁ、この状況で分かったと思うが俺はリベンジにやってきたわけである。 大会始まる前の期間にぶらりと寄ったゲーセン。 せっかく東京に来たんだからと軽い気持ちでよくやっている格ゲーをプレイしてきたときに乱入してきたのがこいつだ。 正直自分の腕はそこそこあると思っていたが、そんなプライドをメタメタのギッタギタにしてくれたのがこいつだ。 負けも負けたり20連敗。しかも対戦していたのが自分と同じぐらいの女の子とあっては凹みに凹んだ。 あれから何度か対戦を挑んでいるが今のところ全敗である。 しかし、この前対戦した時は惜しいところまで行ったのだ。 最終セットまでもつれこみ、大技が入ってコンボを完走すれば勝ちというところだった。 京太郎「まさか、残影牙拾いに失敗するとは……牙昇脚にしておけばよかったなぁ……」 あとちょっとで勝ちというところで痛恨のコンボミス。 そしてグチャグチャっとなったところであえなく敗北した。 思わずうがーっと叫んだところで、お互い顔ぐらいは知っている程度に対戦していたが 会話はしたことがないはずのあいつにこう言われたのだ。 ?『コンボミスをすることで勝ち確を逃すことができるwwwwwねーねーアレ落とすってどうなのwwwwww今どんな気持ちwwwww』 人は言った。格闘ゲームは人の性格を悪くする、と。 若干記憶が脚色されている気もするが、ファーストコンタクトがこれだからかわいい女の子といえども印象最悪である。 で、そう言われて顔真っ赤になった俺は懲りずにこうやってリベンジにやってたのだ。 ちょうど目の前の少年がパーフェクト勝ちをされ、肩を落として席を立った。 俺は入れ替わるように席に座ろうとして、気になっていたことを思い出し、筐体の向こう側を覗いてみた。 ?「~♪」 そこにはCPUを相手に楽しそうにコンボ練習をする姿。癪な話だがかなりの美少女、というやつだろう。 そうやって、改めて顔を見直して俺は確信した。 京太郎「(……やっぱり)」 3人で観戦したAブロックの準決勝。 観客席から見つめる画面の向こうに、俺をぼっこぼこにした奴が白糸台の大将として恐るべき実力を発揮する姿があった。 その立ち振る舞いは負けた俺を煽る姿とは一致せず、思わず呆気にとられたものだ。 京太郎「(白糸台の大将……大星淡、だったか。麻雀も強くて格ゲーも強いとかなんだよそれ)」 この世の不公平さを嘆きつつ、俺は100円を入れてカードを筐体に読み取らせた。 今日こそは勝ってやる。 こうやって負け続けるのは精神衛生的にも財布の中身的にも大変よろしくないからだ。 (対戦中) 京太郎「っつつつ」ガチャガチャ 淡「画面端ごあんなーい。固めるよー」ガチャガチャ 京太郎「あぶねっガードできた……」ガチャガチャ 淡「ふーん、大分頑張ってきたみたいだねー」ガチャガチャ 京太郎「ここで暴れてッ」ベシベシ 淡「あっ、やばっ」イタイニャス 京太郎「中段通った!」イキマスヨ、ジャヨクホウテンジン! 淡「立った! 立ったって!」ガチャガチャ 京太郎「よっしゃ! ここで蛇翼からODでっ!」コレカラガホンバンデスヨ! 淡「あーあ、さすがにこのセットは取られたかな」ガチャガチャ 京太郎「よし、これで蛟竜で締めれば……あっ」ガチャガチャ 淡「あ、繋がってない。んじゃ、美味しくいただきますっと」ニャスニャス 京太郎「あああああああああああああああああ! 保障高過ぎだろぉぉぉぉぉ!」ディストーションフィニッシュ! 京太郎「」 結論から言おう。 負けた。負けました。10連敗しました。 しかも何戦かは勝ちが見えてたのにお手手プルプルしてコマンド入力をミスるとかいうあまりにもアレな負け方。 ベッコベコに凹まされて現在は自販機コーナーのベンチで自棄コーヒー中である。 京太郎「ふぅ」 いつもよりコーヒーが苦く感じる。これが敗北の味というやつか。 完全に負け癖がついてしまった。家庭用が出たら練習しよう。 長野に帰る前に1度ぐらいは勝ちたいなぁ。 湯だった頭でそんな風に取り留めのないことを考えているときだった。 淡「ねーねー」 京太郎「俺?」 淡「そうに決まってるじゃん」 話しかけてきたのはあいつだった。 というかまともに話しかけられたのはこれが初めてだったからちょっと戸惑ってしまう。 そいつは探るような視線を俺に遠慮なく向けながら口を開いた。 淡「ねぇ、ちょっと聞きたいことあるんだけど、いい?」 京太郎「別に、いいけど」 淡「清澄の須賀京太郎って、あんた?」 考えてみれば当たり前の話だ。 相手も麻雀部員だ、例の噂を聞きつけていて居るのは当然だろう。 だが、あの噂が流れていることを知ってから他校の人間とこうやってまともに話すのは初めてなので、 内心めんどくさいことになったな、とちょっと焦る。 京太郎「……そうだけど」 淡「やっぱり? ネットの画像の通りだ。へー、ふーん」 そう言いながらジロジロと上から下まで品定めするように見てくる。 こいつ(いいよね、こいつならこいつ呼ばわりで)は礼儀というものを知らんのか。 このゆとりめ。いや、俺もゆとりだけど。 一方的に聞かれるのもしゃくなので、ちょっと反撃してやる。 京太郎「そういうそっちは、白糸台の大星淡さんだよな?」 淡「へぇ、私のこと知ってるんだ」 京太郎「準決勝、見てたしな。うちが決勝に行けば、当たる相手だし」 淡「なるほどねー。いやー、有名になるのも大変だー」 ケラケラと笑うこいつを見て驚きの表情一つも見せないことにげんなりする。 こいつ大物だわ。 それともただのバカなのか。 個人的な所感では間違いなく後者。 うん、確信。 京太郎「で、何の用だ?」 淡「あ、もしもしテルー? うん、そう、いまね……」 京太郎「聞けよ」 俺の問いには答えず目の前の珍種は気づけば俺を無視して電話を始めていた。 思わず乱暴な突込みが入ったけど、いいよね。同い年だし。 黙って帰ってもいい気がしたけど、それはそれでめんどくさいことになりそうだし、仕方なく電話が終わるのを待った。 淡「うん、それでね、大会が終わったらね……」 淡「それでね、たかみーが抹茶ケーキを……」 淡「ケーキといえば駅前のモールに……」 淡「そうそう、Aちゃんに彼氏が……」 淡「この前会ったんだけど、なんかすごい電波で……」 淡「哲っちゃん達者で打ってるかいってブツブツ言いながら体がプルプル震えてて……」 京太郎「お前何の話してるんだよ」 5分間我慢したんだけどもういいよね。 横で聞いてる限りどう考えても俺と関係する話をしているとは思えない。 付き合ってられんとばかりに踵を返そうとしたとき、そいつは俺の顔を見て『あっ、やっば忘れてた』って顔をした。 淡「あっ、やっば忘れてた」 京太郎「おい」 一点読みが通ったのにまったく気持ちよくない。 というか俺はこんなツッコミキャラだっただろうか。 部の皆といるときは結構ボケるほうだと思っていたのだが。 淡「うん、そう。噂の清澄の、うん、会いたいって言ってた」 淡「そうそう、そいつ。今ゲーセンに居るよ」 淡「あっ、ゲーセンに行ったことはスミレには黙っておいてね? また怒られるから」 淡「うん、それで、どうする……うん、うん」 淡「わかった、あそこだね。りょーかい」 俺を置き去りにすることたっぷり10分。 俺は途中で痺れを切らしクレーンゲームでぬいぐるみを3つ取ってで 『妹の彼氏を姉が寝取り泥沼になった姉妹に挟まれ精神崩壊する彼氏ごっこ』をして遊んでいた。 彼氏が追い詰められた挙句の自殺後、葬式帰りに二人が刃傷沙汰になるという佳境のシーンでこいつはようやく電話を切った。 即興のシナリオにしてはなかなかいい出来だと思う。 なんかの賞にでも応募してみようか。 淡「明日なんだけど、ちょっと時間ある?」 電話を切って一言目がこれ。 単刀直入である。突然すぎて色気も何もあったもんじゃない。 女の子の誘いだからもっとテンションが上がってもよさそうだが心はコールアングレの音が響く 中央アジアの草原のような穏やかさである。 こいつはあれだ、優希と同じカテゴリだ。 京太郎「うち、明日試合なんだが……?」 淡「自分が出るわけじゃないでしょ。それに開始前に時間は調整したから問題なし!」 京太郎「おい」 返事を聞く意味があったのだろうか。 あと、そろそろ殴っても文句は言われないだろうか。 淡「明日10時に会場最寄駅の横にある喫茶店で人が待ってるから。じゃ、よろしくっ!」 そう言ってそいつは振り返り帰ろうとする。 俺はそれを呆然と見送りかけたが肝心なことを聞いてないことに気づいてあわてて声を掛けた。 京太郎「ちょ、ちょっと待てよ。待ってるって、誰が!? 何で!?」 淡「んー?」 俺の呼び止めの声にそいつはくるりと踊るようにその場で回って、少し考え込むようなそぶりを見せる。 うーん、とちょっと考え込んでいるような声が漏れて聞こえてきた。 淡「何でかは私もよくわかんない。一度話がしたいーって言ってたのを聞いただけだから。あと、誰が、だけど」 そこまで言うと、不意ににやっという音が聞こえそうな感じで笑った。 その笑い方がなかなかにピッタリで、ちょっとというかかなり可愛くて、正直ドキッとした。 した後ですごく悔しくなった。謎の敗北感である。 淡「うちで一番有名な人、っていえばわかるでしょ?」 京太郎「それって……」 淡「じゃあね、絶対行ってよ! それともっと練習してきなよー。コンボミスりすぎっ!」 びしっと指を突き付け、そう言いながらあいつは去って行った。 俺はあまりに突然の事態に呆然とそれを見送るしかなかった。 京太郎「一番有名な、人」 そう言われると心当たりは一人しかいない。 しかし何故、という気持ちが大きい。 麻雀を始める前からおぼろげにその存在は知っていた。 だが、所詮はそのレベルの話であってお互い面識もないのに突然どうしてなのかが全く分からない。 意図が読めない。 行くべきなのだろうか。 部の皆には話すべきなのか。 そんな感じにもやもやしたものを抱えながら俺はホテルへ足を向けた。 淡「あ、そうそう」 京太郎「どわっ! なんだよ、いきなり戻ってくるな!」 淡「そのぬいぐるみ、かわいいね。ちょーだい!」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「……ほら」 淡「え、本当にくれるの?」 京太郎「……暇つぶしで取っただけだし」 淡「やった、ありがとう! じゃーねっ!」 うん(困惑) うん(現状認識) うん(把握) なんだあいつは(戦慄) 新種の生命体と対話した次の日、俺は予定時間の15分ほど前に指定の店に着いていた。 部のメンバーはもうそろそろ会場入りしているころだろう。 俺はこのことを報告するか悩んだが、結局黙っていた。 ここに来ることを適当にごまかして、皆とは現地で合流する手はずになっている。 本来であればこんな状況だしちゃんと話すべきだと思ったんだが……。 京太郎「言えないよなぁ、やっぱり」 あの癖っ毛たくましいポンコツ娘の顔を思い浮かべると、どうしてもその気になれなかった。 そんな感じで、心にしこりを抱えながら水をすすっているとドアベルが小さく鳴った。 ちらりと視線を向ける 京太郎「(あぁ、やっぱり)」 まさか、という気持ちはあったが、やはり想像通りの人がそこにいた。 その人は店内をきょろきょろと見回し、俺の姿を見つけるとゆっくりと近づいてくる。 そして、少しの沈黙の後に口を開いた。 ?「須賀、京太郎君?」 京太郎「はい、そうです」 ?「はじめまして、宮永照と言います」 咲、やっぱりお前には言えないよ。 お前のお姉さんと会ってくるなんて。 咲に姉がいるのは知っていた。 それと同時に二人の間に簡単に口に出せないような『何か』があるのも知っていた。 そもそも離れて暮らしているのだ、いろいろあるんだろう。 中学の時、家族の話になったら咲が露骨に辛そうな顔をしていた時以来、咲に家族の話はしないようにしてきた。 友人とは言え、触れてはいけないところ、触れてほしくないところってのは誰にだってあるだろう。 そう、だからここに来ることを言えなかった。 照「来てくれてありがとう」 京太郎「いえ……」 俺の向かいの席に座る……この人を何と呼べばいいのだろう? 宮永さん? 当たり障りないが、咲のことを名前で呼んでるせいでなんとも変な感じだ。 照さんとか? いや、初対面で下の名前は馴れ馴れしすぎだろう。 チャンプ? お互いに恥ずかしすぎだろ。 あいつが言ってたテルー? 命を大切にしない奴はうんにゃらっていうあのセリフを思い出すな。 どう口火を切ればいいのかわからず俺は手元の水に口を付けた。 照「何か飲む?」 京太郎「あ……えと、はい」 照「コーヒーでいい?」 京太郎「大丈夫、です」 どうにも緊張する。 そもそも女の子と二人でお茶をするなんて初めて……いや、咲は例外ね。 いや、女の子っていうのも何か微妙だ。 相手は年上の人だし、見た目からも『女の子』というより『女性』と言ったほうがしっくりする。 水を持ってきた店員さんに対して穏やかに注文する姿はとても大人っぽく感じた。 年齢としては2歳しか違わないのに、不思議だ。 店員さんが去った後は再び気まずい空気が流れる。 斜向かいの席に座っているおばさんたちの楽しげな笑い声が妙に耳に入ってくる。 目の前の人も同じく落ち着かないような感じだったが、一口水を飲んでから口を開いた。 照「突然呼び出してごめんなさい」 京太郎「いえ、別に……」 照「その、私のこと、知ってる?」 唐突な問いだった。 どういう意図なのか、どう答えるべきなのか。 どんな回答を求めているのか、何を聞きたいのか。 いまいちわからなかったが俺は頷いた。 京太郎「あの、俺からもいいですか?」 照「うん」 その一言を口に出すのは結構勇気が必要だったが何とか絞り出す。 京太郎「咲の、お姉さんですよね?」 俺の問いに少しの沈黙ののち、小さく頷いた。 わかりきっていたことだったが、これで確信に変わった。 確かによく見ると顔立ちとか少し咲に似ている。 ただ、纏う雰囲気は大違いなせいかあまりピンとこない。 店員「お待たせしました」 そうこうしているとちょうどコーヒーが運ばれてくる。 コーヒーは嫌いではないが砂糖なしで飲むほど俺の味覚は子供から脱却できていない。 テーブルの上にあったスティックシュガーをひとつ取り、コーヒーに混ぜていく。 向かいではどこか憂いを帯びた感じでコーヒーにミルクを入れる咲のお姉さんがいた。 普段周りにいる女性陣が絶対にしないようなその表情はちょっとドキッとする。 照「」サラサラサラサラサラ 照「」ドバー スティックシュガーを5本、ミルクピッチャーに入っていた2人分のミルク全部をコーヒーに投入しているのはちょっと気になるけど。 別に俺は入れないので俺の分のミルクまで使っているのは構わないのだが、甘すぎないのだろうか。 いや、それ以前にあれをコーヒーと呼んでいいのだろうか。カフェオレ? そういえばカフェオレの定義ってなんだろう? 照「」カチャカチャ コーヒー(?)を混ぜている咲のお姉さんを見ているとふと昔を思い出した。 咲も中学生の時に「京ちゃんが思ってるより私は大人なんだから!」とか強がってブラックコーヒーを勢いよく飲んだ結果、 チョコレートファウンテンの如く口からコーヒーを垂れ流したことがあったな、と。 そんなことを考えていると、俺の視線に気づいたのか、少し顔を伏せたまま口を開いた。 照「今日、来てもらったのは、その……」 そこまで言ってまた口ごもる。 若干の沈黙ののち何か思い悩んだ表情で手元のコーヒーカップに手を伸ばした。 何かを流し込むかのように、咲のお姉さんはコーヒーに口を付けた。 照「熱っ!」 そして、思ったより熱かったのか慌てて口を離し 照「あっ」 勢い余って手まで離し 照「あちちちちちちち!」ガシャーン! そしてコーヒーは見事に咲のお姉さんの胸のあたりにぶちまけられた。 床に落ちてけたたましい音を立てて割れるコーヒーカップ。 散らばる破片 照「あっつ! あっちゅい!」バタバタ 胸元にこぼれたコーヒーが扱ったのか慌てて胸元をつまみ服を肌から離している。 てんやわんやとはまさにこのことか。 俺は一瞬ポカンとするが慌てて手元のおしぼりを差し出した。 お姉さんはそれを受け取り胸元のコーヒーのシミを必死にこすり始める。 こするんじゃなくて叩かないといけないんじゃと思っていると仕事の早い店員さんが颯爽と飛んできた。 店員「お客様、大丈夫ですかっ!」 照「すみません、大丈夫です……」 店員「すぐに掃除いたしますので!」 照「本当にすみません……」 俺は店員さんが持ってきてくれたおしぼりで机の上を拭きながら、しみ込んだコーヒーと格闘している咲のお姉さんを見てふと思った。 ――この人、間違いなく咲のお姉さんだわ。 ――血は争えん。 それと同時にこうも思った。 ――こぼれたのが水だったら着けている下着ぐらいは見えたかな。 ほら、思春期真っ盛りだし、これぐらいの下心は許してもらえるよね? 俺は机をおしぼりで拭きながらそんな自己弁護に走っていた。 15分後、落ち着きを取り戻した俺たちは再び向かい合って座っている。 咲のお姉さんの手元にはサービスで用意してくれた新しいコーヒーがある。 照「それで、来てもらった理由は……」 大変シリアスな面持ちをしているが、胸元に広がる大きなコーヒーのシミがぶち壊しにしている。 白糸台の制服が真っ白ということもあり、大変目立っているのが悲劇以外の何物でもない。 何とも微妙なテンションに陥っていた俺だが、次の一言にはさすがに衝撃を受けた。 照「どうしても、謝りたくて。ごめんなさい」 そう言った後、頭を下げられる。 初対面の女性にこうやって頭を下げられる経験などあるわけがない俺は 京太郎「いや、えっ、ちょっと、へっ?」 当然キョドるわけである。 さっきの騒ぎで微妙に店内の注目を浴びてることもあり焦る。 ほら、さっきはあれだけ騒がしかったおば様方がチラチラとこっちを見ながらヒソヒソ話をしている。 そんな俺の返事を待たず、頭を下げたまま畏まり、重い口調で喋り始めた。 照「須賀君が今どういう状況に置かれているか、っていうのは聞いています」 照「私は妹と長く離れて暮らしているから妹がそんなに荒れてるなんて知らなくて……」 照「昔は気弱だったあの子がどうしてそうなっちゃったかはわからないけど」 照「でも……私が、近くに居たら止められたかもしれない。だけど、それが、出来なくて……」 照「だから、ごめんなさい」 下げた頭をさらに深く下げ、年下の俺に妙に丁寧だが絞り出すような謝罪の声を出すお姉さん。 ここまで言われて俺はようやく理解した。 京太郎「(姉として、妹の行いを謝罪してくれてるってことでいいんだよな)」 京太郎「(……すごく仲が悪いとか、確執があるのかとか勘ぐってたけど、そうでもないのか?)」 そうだとしたらそれはそれで大変喜ばしいことなのだが、そもそも謝る原因が大きな誤解だというのが大問題である。とんだ謝り損だ。 どう訂正したものかと頭を悩ませているとお姉さんはとんでもない右ストレートを繰り出していた。 照「その、私にできることは何でもします。だから……」 ん? 何でもする。 何でもすると言いましたよこのお姉さん。 恐らくはお姉さんとしては、現在の問題を解決するために何でもするっていう意味だろうけど、言っちゃったよ。 性に目覚め、色を知り、一番肉に飢えているこの年代の男の子に何でもすると仰いましたよ。 食事のシーンに定評がある某漫画でも言ってたよね、『強くなりたければ喰らえ』って。 つまり、わかるな? 和が知ったら斬刑に処された後、諏訪大社に必勝祈願の贄として捧げられそうなことを考えること10秒。 俺は脳内に繰り広げられたR-18劇場を若干名残惜しさを残しながら幕を下ろした。 京太郎「頭を上げてください。その、誤解なんですよ!」 照「……えっ?」 頭を下げ続けていたお姉さんはようやく頭を上げてキョトーンとした顔で俺を見てくる。 俺自身、この状況を誰かに面と向かって釈明するのは初めてなので若干混乱していたが、これまでのあらましを話した。 あくまで誤解であり、別に俺自身は虐げられてはいないということ。 せいぜいほかの学校でも下っ端がやるようなことをやっているにすぎないこと。 まぁ、多少からかわれることはあるけど苛められているとか、そういうことはないこと。 ほかのメンバーも別に北○の拳の登場人物やヤクザみたいなそれではなく、いたって普通の女の子であること。 むしろ彼女たちのおかげで俺は楽しく過ごせていること。 たっぷり20分ほどかけて、俺自身なんて説明するべきか若干悩みながらも説いていった。 照「……なるほど、言われてみれば確かにおかしい」 京太郎「よかったです、わかってもらえて」 照「咲が悪魔合体をして人修羅になったとか、冷静に考えればありえない」 京太郎「長野はボルテクス界ではありませんし、アマラ経絡とも繋がっていません」 照「須賀君もオリジナルはもう死んでいて実は3人目だっていう噂もありえない」 京太郎「生憎と人造人間のパイロットでもなければ電光機関の使い手でもないです」 どっかで聞いた設定だが、大方騒ぎに便乗した愉快犯が書き込んだのだろう。 現在流れている噂の9割方がそうだけれども。 と言うより、何故明らかにおかしい噂を信じちゃったのだろうか。 照「でも、よかった」 京太郎「えっ?」 照「さっきの須賀君の話を聞いて思ったけど……咲、みんなで仲良く、楽しくやってるんだ」 京太郎「はい、それは保証します」 中学時代は殻にこもりがちだったアイツが最近は社交的になった。 笑った顔を見る機会だって増えた。 そう考えると麻雀部に誘った俺としても誇らしいものがあり、胸を張ってそう答えられた。 照「須賀君のおかげかな?」 京太郎「俺だけじゃないですよ。ほかのメンバーや、他校のライバルたちのおかげですよ」 照「それでも、ね。ありがとう、須賀君」ニコッ 京太郎「(うぉ……)」 あまり感情の起伏が大きくない人なのか、ほんの口元が笑ったぐらいだったけど、今日初めて見たその笑顔にちょっと落ちかけた。 危なかった、服に広がるコーヒーのシミがなければ即死だった。 照「」モグモグ 京太郎「えーっと、宮永さん?」 照「照でいい」モグモグ 京太郎「じゃあ……照さん」 照「何?」モグモグ 京太郎「ほっぺたにクリームが」 照「」ゴシゴシ 誤解も解け、ひと段落したタイミングで俺たちは現在ホットケーキをつついている。 クリームとブルーベリーソースがかかったそれはなかなかに美味である。 どうやらこの喫茶店の一押しメニューらしく、照さんが奢るから食べたいと訴えたため、相伴にあずかっている。 本当はさっさと会場に向かうべきなのだろうが……。 照「それにしても、そんな噂が広まってるとなると、やりにくくない?」モグモグ 京太郎「はい。遠巻きから見られて白い目で見られるし、対局している人たちは怯えてるし……」 1、2回戦の阿鼻叫喚っぷりを思い出すと思わずため息が出る。 出場メンバーでもない俺ですらこんな始末だから、女性陣の心労はいかほどか。 京太郎「最初は放っておけば沈静化すると思ってたんですけど、なかなか……。少なくともこの大会中は消えそうにないですね」 照「うーん」モグモグ 京太郎「弁解しようにもネットに否定意見書いたところでほかの多数意見に流されて終わりですし、 かと言って参加者全員に一人一人釈明するのは無理ですし」 照「なるほど」モグモグ 京太郎「いろいろ部内でも考えたんですけど正直お手上げ状態で」 照「」モグモグ 京太郎「それで……」 照「」モグモグ 京太郎「……」 照「」モグモグ 京太郎「……美味しいですか?」 照「うん」モグモグ 聞いているのかホットケーキに夢中なのかよくわからない照さんは一応返事を返してくれる。 白糸台のレギュラーというのはマイペースな人間しかなれないという決まりがあるのだろうか。 照「わかった」 俺が雀力と性格の因果関係について考えていると、ホットケーキを食べ終えて表情は変わらないけど 心なしか満足そうな照さんが口を開いた。 照「正直、私もどうすればいいかわからない。だから私も帰って皆に相談してみる」 京太郎「皆って……」 照「うちのメンバー。ちょうどこの後Bブロックの観戦とミーティングだし」 京太郎「おぉ……」 天下の白糸台のメンバーが解決案を考えてくれるというのか。なんと豪華な。 レギュラーの中の約1名は全くアテにならないが気になるけど、まぁ、それはそれだ。 京太郎「でも、いいんですか? こんな面倒なこと」 照「うちは準決勝終わったから少し時間がある。それに……」 京太郎「それに?」 照さんは少し思い悩むような表情を見せる。 俺は残り1切れになった最後のホットケーキを口に含んでコーヒーで流し込みながら、返答を待った。 照「私は、咲のお姉ちゃんだから。それじゃ理由にならない?」 京太郎「……いえ」 その一言が聞けただけで、少し胸のつかえが取れた気がした。 ここ最近微妙な話ばかり聞いていたので余計にうれしく感じる。 照「ただ、このことは咲には黙っておいて」 京太郎「それはいいですけど……。ただ、その、ちょっとお願いが」 照「?」 京太郎「二人の間に何があったかはわからないですけど……よかったら咲が東京にいる間に、会ってやってくれませんか?」 照「……」 京太郎「咲、口には出しませんけど寂しがってます」 照「……うん」 京太郎「大きなお世話ってのはわかってます。何様だっていうのもわかっています。だけど……お願いします」 照「……わかった」 頭を下げた俺に照さんが返事をしてくれるまでに少し間があったが、肯定の返事が聞けたことにほっと胸を撫で下ろした。 大きなお世話だったかもしれないし、これが火種でまた争うことになってしまうかもしれない。 だけど知らんぷりを決め込むよりはずっとずっとマシなはずだ。 渡りに船とばかりに勢いで言ってしまったが、後悔はない。 照「じゃあ、また私から連絡するから、番号だけ」 そう言って照さんは携帯を取り出す。 妹はいまだに持っていない携帯だが、さすがに都会人は格が違った。 それにしもて、全国に行ったら女の子の知り合い増えるかなーと若干妄想じみた期待をしていたが、まさか叶うとは思わなかった。 色っぽい何かではないけれども、まぁ、それはそれだ。 照「じゃあ、行こうか。そろそろ時間でしょ?」 京太郎「あ、そうですね。そろそろいかないと不味いです」 時間を確認すると大会開始までにもうあまり時間がなかった。 さすがにこれ以上遅れると部長に叱られてしまう。 照「ここは私が」 京太郎「悪いですよ、そんなの」 いくら友人のお姉さんとは言え、会ったばかりの人に奢られるのもどうなのだろう。 そう思い、伝票を持って立ち上がった照さんを慌てて追いかける。 すると照さんは振り返って若干ふんぞり返る感じで口を開いた。 照「いいから、先輩に任せて」フンス ちょっとドヤ顔というか偉そうな顔というか、その表情が俺に対して偉ぶるときの咲に本当にそっくりで思わず軽く笑ってしまう。 しかたない、ここはおとなしく奢られておこう。 恐らく妹と一緒で、ここでさらに抵抗するとヘソを曲げてしまうだろう。 そう結論付けて俺は照さんにご馳走様です、とだけ伝えた。 そう言うと照さんは満足そうに伝票をレジのお姉さんに差し出した。 店員「お会計2400円です」 照「」ポケットゴソゴソ 照「」カバンゴソゴソ 照「」ポケットパンパン 照「」カバンバサバサ 照「」 照「財布忘れた」 京太郎「……」 照「……」 京太郎「……払っときます」 照「……ごめんね」 京太郎「いいですよ、(妹さんで)慣れてますし」 あの妹にしてこの姉有。 1時間にも満たない逢瀬だったのに、俺内カテゴリにおける照さんのランクが『年上の綺麗な女性』からグーンと下がり 『ポンコツ』(現在のところ咲のみ該当)に落ちて行ったのが悲しい。 現実の非情さと財布へのダメージに俺は涙を禁じ得なかった。 (白糸台控室) 照「遅れてごめん」ガチャ 菫「遅いぞ、照……ん?」 淡「テルー、なんで冬服着てるの? 暑くない?」 照「暑い。けど、コーヒーこぼして制服の替えがなくなったから……」ダラダラ 菫「……昨日カレーこぼしたばっかりだろ」 尭深「一昨日はチョココロネのチョコレートこぼしてましたね」 誠子「つまり全部クリーニングに出したから着替えがなくなったってわけですか」 照「そういうこと」 尭深「(この人は社会に出てちゃんとやっていけるんでしょうか……)」 淡「そう言えば、清澄の須賀、だっけ? 会ってきたんでしょ? どうだった?」 菫「お、おい。聞いてないぞ。昨日の今日で会ってきたのか!?」 尭深「だ、大丈夫でしたか?」 照「うん、何も問題なかった。と言うか……」 (説明中) 誠子「つまり」 淡「すべて誤解だったってこと?」 照「そう」 誠子「現実的に考えておかしい噂もありましたけど、もろもろひっくるめて全て嘘っぱちだったってことですか」 照「そうらしい。ひどい扱いの目撃証言もあくまで仲間同士でのじゃれあいレベルで 須賀君も別に怒ってるとかそういう認識はなかった」 菫「そうだったのか……」 尭深「まぁ、冷静に考えれば現実的にありえない話が多かったですし……」 菫「(ん、と言うことは……)」 ――前話より―― 菫『わかってる。別に後悔をしているわけではない。……だけど、踏みつけるのではなく、それを背負っていくことはできるはずだ』 菫『……さっきの発言を撤回する。ちょっと踏み込んだことを言うぞ?」 菫『妹なんだろう?』 菫『姉として、家族として、できることがあるんじゃないか? 止めてやることも、できるんじゃないか』 ――回想終わり―― 菫「(あああああああああああああああああ!)」 菫「(は、恥ずかしいいいいいいいいいいいいいいい!)」 菫「(『妹なんだろう(キリッ』だってああああああああああああああああああああああ!)」 菫「(誰か私を殺せえええええええええええええええ!)」 誠子「先輩は何をもがいてるんだ?」 尭深「さぁ……?」 (5分後) 菫「で、だ。私たちに知恵を出してほしいと?」 照「うん」 誠子「でも、解決案って言われても……」 菫「部として付き合いのある、知り合いの記者に取り上げてもらうか? いや、面白おかしく扱われるのがオチか」 尭深「そう言う意味だと、下世話な雑誌とかにこの騒ぎが取り上げられると取り返しがつかないかも……」 菫「決勝で戦うかもしれない相手だ。できればそういうことは避けたいな」 誠子「やっぱり、一度広まった噂を鎮めるっていうのはなかなか……」 一同「うーん」 淡「へー、阿智賀の監督にプロ復帰の噂ねー。というか元プロだったんだ」パソコンカチカチ 誠子「皆で悩んでるってのに何やってんだ。ほれほれ」ムニムニ 淡「へいじぶぁんみるあいふぁにみへはだへだっへばー(掲示板見る合間に見てただけだってばー)」 照「何を見てたの?」 淡「麻雀関連のニュースに特化したサイト。飛ばしも多いけどなかなか面白いよ」 照「どれどれ……『小鍛冶健夜プロ、熱愛発覚』」カチカチ 尭深「ガセネタですね」 菫「即答はやめてさしあげろ」 照「『咲-saki-第12巻、本日2013年12月25日発売』」カチカチ 淡「皆買おうね!」 尭深「安易なメタネタはちょっと……」 照「『牌のお姉さん。WEBにて麻雀教室の生放送配信決定。新衣装お披露目に期待大』」カチカチ 誠子「荒れそうだなぁ……いろんな意味で」 菫「しかし、淡の言うとおり玉石混合だな。流石ネットと言ったところか」 尭深「あっ」ピコーン 淡「どうしたの? どっかのゲームみたいに頭の上にひらめきの電球マーク出してるけど」 誠子「抜刀ツバメ返し、最後までひらめけなかったなぁ……」トオイメ 菫「なんだその例え……。で、どうした?」 尭深「もしかしたら……この方法ならいけるかもしれません」 照「?」 尭深「かくかくしかじか」 (説明中) 菫「……おい、流石に不味いだろ」 淡「えー面白そうじゃん! 本人に断りを入れれば問題ないでしょ。そう、あれ、毒を持って毒を制す的な」 照「確かに、効果はありそうかも。部員全員を当たれば必要なものは揃えられそう」 誠子「元手もかからないし、まぁ、こっちの負担は少ないか」 菫「本当に上手くいくのか? 私は本人に会ったことないから何とも言えないが」 淡「大丈夫、あいつは何度か会ってるけど、性格上絶対うまくいくって! ね、テルー?」 照「……うん。それは、確かに」 淡「ねー、いいでしょ? 目立つところは私とテルーでやるし」 菫「しかし……」 照「菫」 菫「ん?」 照「お願い」ジッ 菫「うっ……」 照「」ジーッ 淡「」ジーッ 尭深「」ジーッ 誠子「」ジーッ 菫「あー……」 菫「まったく」ハァ 菫「わかった。わかったから、そんな目で見るな。私がまるで悪者じゃないか」 照「よかった、ありがとう菫」 淡「よし、決まりだね! じゃあ、さっそく準備準備ー」タタタッ 誠子「(不安があるとすれば淡が遊び半分だってことか)」 尭深「(大丈夫だよ、きっと、多分、おそらく)」 菫「うーん……」
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第六章 ストーカー部長 変態ラブレター! 須賀京太郎 我が麻雀部において唯一の男子部員 成績は普通、麻雀は初心者 顔はかっこよくて高身長、運動神経は抜群 気が利いて、コミュ力も高い そんな、彼に…… . . -――..、--- .、 . ´ _ _ / \ \ / / / / /リi l i\ \ / / / i// 从ハ \ . /〃 ./ ./ノ  ̄ ‐‐- ∨ .i .. // l/ /´ ‐‐ 、,__ ∨ .| l . // / / ニ、 ィ斥心ヽi | リ i/ . //ィ斥心 V沙゚ ノi l/ | l | |/从 V沙 , ,,, l〃 | i | i ∧ ,,, / / | | | ∧ 〈 / ; 八 i/ ∧ ´` 〉 l .i / ヾi/ /i 介 . .., .イi l l | / ∨ノ i l _ 〕 -- i .| l / / .| / 〃 l .ノ. . i ト〃 / ノ { -=´i/ / ./ニニニ\ i/ / ./ ヽ // ̄ ノ从ハニニニニニ\__i从i /`ヽ l .i=-、 ///\ { \二二二\ |'二ニi从リ二/、. i/{ i \ \ \二二二\ |二二二ニ/} ∧. l/| 八 \ \ `<ニニニニ\|二二>'" // i 久「私、恋しちゃった」トクン これは、初恋をこじらせてしまった哀れな少女の話 そこ! 笑ったりしたら、許さないんだから 高校三年の暑い夏だった 県予選を突破し、全国を控えた時期 私は授業が終わると部室までダッシュしてミッションに取り掛かった まだまこ達も須賀君も帰ってこない 私はカバンから用意してきた手紙を取り出す 久「須賀君……」ガサゴソ 前日に私はラブレターを書いたわ このラブレターがリアルに気持ち悪い物だったらしいんだけど 今日はそれをカミングアウトしようと思うの 私は二つ折りにした青い便箋の中には真っ赤な文字でこう書いたわ 『こんにちは 初めまして 私はこの学校に古くから住んでいる幽霊なの ずっと君を見ていました 君はすごく格好いいわね これからもずっと見ているわ 放課後のロッカーより』 そして、手紙は須賀君のロッカーの中に入れて ジョーカーのトランプを扉に貼り付けたの そしてトイレに行き、何食わぬ顔で教室に帰ってくる部員達と合流 彼の反応を待ったわ きっと彼は手紙を見つけたらすぐ机の中にしまい、あとでこっそりトイレで読むにちがいない そう思っていた時期が私にもありました(棒) 須賀君と咲のクラスは授業が遅れているようで、少し遅れて来るらしい 私はまことパンツの話(勝負下着について)をしながらそれを待った 咲「遅れてすみませーん」 まず咲が部室にやってきた 私はニヤニヤとしながら、須賀君が来るのを待ち侘びたわ そして彼が入ってきた 久「(さあ気づきなさい!そして赤面して非日常に巻き込まれたヒロインのような顔をするのよ!!)」ワクワク そう思っていた しかし先に手紙に気づいたのは咲だった 咲「あれ?何か貼ってあるよ?」 優希「「なにこれwwwトランプ張ってあるじょ?wwしかもToHeart2のトランプwww」 すぐに優希が食いついて騒ぎ出す 京太郎「なんだ? これ」ガチャッ ロッカーを空けて、須賀君が手紙を取り出す そして中身を見て、首を傾げる すると、それを優希がひったくって大声て読み始める 優希「こんにちはwwwww初めまして。私はこの学校に古くから住んでいる幽霊ですwwwww」 咲「え?」プッ 優希「ずっと君を見ていましたwwくはwwwwwww君はすごくかっこいいわね・・っぷww」 和「ゆーき、いけませんよ」 優希「これからもずっと見ているわ……だってwwwwww放課後のロッカー!」 和「くすっ」プルプル まこ「……」プルプル 私はなぜ、みんなが笑っているのかよくわからなかった だって放課後のロッカーって書いてるのよ あきらかに不思議じゃない? このクラスのものじゃない誰かが書いた手紙 それも幽霊よ? 久「(どうして笑うのかしら??)」 だけど私は信じた 私の好きなあの子はきっと赤面してる なぜなら内容はどうあれこれはそう……ラブレターだから 久「(しかも不思議がいっぱいの!!)」 私は期待しつつ須賀君の方を見た 咲「京ちゃん的にはどうなのこれ?」 京太郎「うーん、まぁ。ちょっと、よく分からないかな……」 私はショックだった だってロッカーよ? カッコいいじゃない それにToHeart2なの、たまねぇはたまんないと思ってる 私は私を信じてる だけど彼がそれを分からないと言ったのは事実ね そして部員達は犯人の予想を始めたのだった 優希「ねぇねぇ! このクラスで一番早く教室に帰ってきたのだれだっけwww」 まこ「あー……、和じゃったか?」 和とは胸の大きい美少女だった 優希「ええ? ねぇねぇのどちゃんだってよ? なら良かったじぇwww」ツンツン 京太郎「!」ピクッ , ''" ̄ ` 、| " .. \|. / . \|. / . ; . .. ヽ| . // | . . ..| . / / ,ハ八从 ; .| . . // , -─- 、ヽ、 . | _,,/-/、 _ \ 、 | " /,〃_ " ___ ∨ | /,_/_、 /; ̄ ヽ\ i ; | /7’ ゙̄;ヽ 、) c } ノ lノ | // '.) c.! ゙、 ノ ゙ / | ∧丶ヽ ソ //l/ / | ;' .. /// ' / | i ヘ i |、 { ハ J - " { .| `ヾ;-、 ゝ、 /ト .| } > 、 " |\ .| ノ ;| ̄ |ー-} |. / , ノ/.;| ` / | / ;/ /. . . . /j // |, /{ ( . . . . . 〈 // /| 〈. ヽ .ヽ. . . . .ヽー 、 , -‐/. { / . . | ∧. . . `ミ } . . . . i.____/. . . ∨ { . . . | {\. . . リノ . . . . . l / . . . . . . \| . . . | ヽ \. . . . . . . . . . .| /. . . . . . . . . . . . /| ゙、 \. . . . . . . . | /. . . . . . . . . . .//| \、/\ \. . . . . .| /. . . . . . . . . //| / \ \. . . l./. . . . . . . // 久「(え?どういうこと?)」 和なら良かったってことは何? 和のことが好きなの? ねぇ それは分からないけど、和本人が 和「私が一番でしたけど、皆さんも一緒だったからアリバイがあります」 と言った瞬間 京太郎「そ、そっか……」 彼は少しガッカリしていた 久「……」ブルブル そして、今日の「そのとき」はここでやってきたわ その時、歴史は動いた 優希「ねぇねぇ、そういえば部長、私達と合流する前に部室の方からダッシュしてこなかった?」 久「え……?」ドキッ 二秒ほど固まった 久「な、何言ってるのよ。き、気のせいじゃない?」 和「……」 優希「怪しいじぇ」ジィー 京太郎「おいやめろよ。部長がこんなことするわけないだろ」 久「え」 京太郎「普段の言動を見ろよ。俺のことが好きなわけ無いだろ」 優希「それもそうか」 咲「だよね」アハハ 久「……」プルプル そりゃあ確かに私は須賀君をこき使うわよ でもそれは、私なりの彼への愛情の裏返しだし そんな私の気持ちにも、彼は気付いてるとばかり…… 久「(まして、前世では私達は幼馴染み。魂は今も繋がっている)」 という設定だった 少なくとも、私の方はそれを信じ込んでいた まこ「それくらいにせぇ。大会も近いんじゃ」 京太郎「そうですね」 優希「うぅー残念だじぇ」 久「……!」ピコーン ここで私はいいことを考えたわ ここまできたら仕方がない、全ての罪を優希に着せてしまおうというもの 元々優希は須賀君に聖雀士なるストーカー行為を行っていたし 今更一つくらいこういう行動が明るみに出ても大丈夫よね /. . . . . . . . . . . . . . . . .\. /. . . . . . . . . . . . ./ /}ハ . . . . 、 l. . . . . .l . /. . ./〃 }从 . . .、 |. . . . . .l/. /⌒ ⌒ } . .ト 〉 | . . . . . .V弋ナ‐ 弋ナ ' . | ! . . .| . . i . 、' ' ' ' 'i . . .| } . . .| . . i . . ヽ 、_/  ̄了 / , . .| . . .' , . . }、/> }/ }八 . . . .' 〈 | 二 、zぅ′ ,厶イ\ . ', . | ー}ーミ 、. /⌒\ };.ム| {厶 ト、 /-‐- 、 `ー-} \ ノ}、 ∨ | } | \f´\ ∨} \∨ ハ 久「(ごめんね、優希)」ニヤリ 次の日、私は朝誰よりも早く登校し花壇からパンジーの花を抜いて彼の机に置いた 「タコス=ロッカー」という置手紙とともに さすがに部員全員が引いていた そして須賀君は衝撃の事実に泣いていた 優希も泣いていた 治療が成功の兆しを見せていただけに、須賀君のショックは相当大きかったのね 優希は否定していたけど、前科があるだけに信憑性は薄かった 優希「信じて! 私、もうあんなことしてないじぇ!」 京太郎「でも、あの紅月カレンとかいう」 和「」ドキィーン 優希「本当に私じゃないんだじょ!」 京太郎「そっか。じゃあ信じるよ」ナデナデ 優希「きょうたろぉ……」グスッ 咲「いいなー」ボソッ 和「……ゼロ」 久「(このままじゃいけないわね」 その放課後、私は一つの作戦に出たわ 当初の目的が失われている このままでは聖雀士の事件として終わってしまうもの _,,, ......_ , '"゛ `ヽ、 /,. ;/|从;; ゙'、 //,. ;〃 ゙__v ゙i. 〃 ;/;/-' `~.,ニ=、∨ i | /イ/〈 ,イ~i ' !。_jノ |/ | |! | ;ハヽ゚' , ,,, / | | l i ''' _ ι/ | リ ヾ ゝ.,_-、 ( i y' \; rニ;``i- ' ゙リ i 〈、 ノ ;ki' Α ./ ; ;トー、ヽ. /;/ { ./=ー‐イノレ' ;==≧、 ,イ、! ゝ"ヘ,// //" `l| /`ヽミ〈 ,,rーヘ; _/ .,-、/ }|. / y'`Y .|\ /ζ ̄ /|| / ヽ_|__,ゝ ゙ゃ^"` ./ |;| /`ー='~/ /'\ ト、 ∠__i_| | / L...イ\ ,イ ̄ {、 _,, .-'`l | \ /i |  ̄ !  ̄ ` "、.i | / メイ ,. '⌒゙' ー 、_ / ー──- | .| i ヾi ー.-、.._ /二二二二二__ ;ー─ト.| . | i |; '> ;;/;;;,_/;;;;_/ `j‐i-ト、| | 〈 弋;; ~  ̄  ̄ "/ | i | . ,| l ゙li;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; / l i | . /| | |;;; / / i | . / | | | ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,/ / ;i | . / | | ─ヒ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; / /ノ. / | |7 |; / ̄ ̄~ ̄ ̄. / | |  ̄`ヘ / キモイのはいい でもあれが優希の仕業と思われるのは……特に彼に思われたままなのはイヤね 私の自己顕示欲が火を噴いたわ 放課後、学校には吹奏楽部のラッパ音が響いている 久「うーん。ユーフォニウムの音色が私の心を潤してくれるわ」 そんな独り言をつぶやきながら、今度は彼の机の上ではなく中に手紙を入れる。 内容は以下のとおり 『こんにちは。いや、こんばんはかしらね? ボーイ 昨日はアナタが皆に手紙を見せびらかすから、優希にはスケープゴートになってもらったわ あんな幼児体型のタコスは本当の私じゃない 私はもっと美しい人間よ…… ちなみにタコスと書いたのは、私がイギリス人の幽霊だからで、漢字が苦手だからよ 「薔薇」は書けるけどね ふふ、面白いでしょう? とにかく、この手紙は秘密にすることよ アナタと私の秘密――いいわね? おりこうさんだよボーイ、歌を贈るわ 狭いところがおちつくのってなんだろうねあれ この胸を締め付ける鼓動と、おさげの結びは 私に前世の自殺の記憶を蘇らせる 放課後のロッカー』 次の日、なぜか全校生徒を揃えた会議が開かれた そしてこの手紙は須賀君の担任によってプリントアウトされ、全校生徒の知るところとなった もちろん表に張ったトランプ、二枚目のジョーカーも一緒にプリントされた 担任「えー……誰とはいわないが、先生のところに相談をしにきた男子がいる」 ざわ…… 担任「名前書いてないから手紙はプリントアウトさせてもらった」 ざわ…… ざわ…… 「きめぇwwwww」 「うわぁ……」 担任「この男子は近頃、ずっとストーカー被害にあっている」 「カワイソス」 「ひでぇことしやがる」 担任「本人は事を大きくしたくないらしいが、それは私が許さない」 ダンッ 担任「この放課後のロッカーとやらは、須賀が優しいことに付け込んでいるクズだ!」 優希「」 和「」 京太郎「(おいおいおいおいおい!!)」 担任「先生は筆跡でだいたい見当はついている。やった人は後で先生のところにきなさい!」 久「……ふん」 誤算ね先生 私は普段から筆跡を隠す練習をしていたのよ 私の普段の字は偽者なの / \ / / / ヽ .,' / / ', l / / イ /l ト、 .l | / / / {;{ j ノ} ヽ, l l |' / / -‐' .|i | | | ;' ,'←-.、 ., .''"´`ト; } l | i! i /v‐ァ=ミ ´,ィチテァ、 ll | l | l l i{'、、弋ツ "弋ツノ l l l / , ‐‐、. |!´;lミ', , j | ./ ヽ___ノt '" ''-、 ヽ 丶 , / ' / }´ ``ー-、 `.、 ` ; `、 `ー==' イ===i / ' }、 x='ィ' 、 ー " { ヽ ヽ--‐‐‐‐-ノ }‐‐‐/ / } ,,ノ( ト、 ` 、、 |l、 ヽヽ /´ _ ノ'、 ` 7 l\ ,...-" `、ー`、、 \,"´i ト、 ヾヽ /ノ/´/ -‐ ヽ / / \;; T‐-=ヽ .i_l l } /ヽ ヽ}`ー'// / l /´ヽ`-' /人 、、 、 ̄ ̄) } ノ // ) } /" l | / '、 /´ ヽ 久「(バレる筈が無いわ)」どやっ 当初は筆跡隠して、秘密の手紙を続け、そして段々筆跡を崩していき 京太郎「もしかして部長なのかも……ミステリーで素敵」 と思わせる作戦だったんだけど、意外なところで役に立ったわね しかし、先生の言った「筆跡で見当がついている」というのは脅しだったのかしら? 当然私は先生のもとへなどいかなかったわ これで私の作戦は続行できる 学校中にロッカーが知れ渡ったのは誤算だったけど……私はそう思っていた しかし、なぜかその放課後から彼は和と下校するようになっていた 久「和、なんで最近須賀君と下校を?」 和「ええ、先生に頼まれたんです。帰る方向が一緒だから、なるべく一緒にと」 久「なんでそんなことに!?」 和「例の放課後のロッカー? 気持ち悪い名前ですが、まだ犯人わからないそうです。いやなストーカーですね」 久「あ?」 後で分かったことだけど、彼が一緒に帰るなら誰が一番か? と聞かれて 和! と即答したらしい 学生議会長の私が和と喧嘩できるはずもなく 私は一触即発の事態だけは免れた だけど、どうやら結果的に私はキューピッドになってしまったようね 二人は付き合ってるんじゃないかとか、そんな噂まで流れたの 和「そ、そんにゃこと……//」モジモジ 京太郎「……//」 久「……」グギギギ 咲「……」グギギギ 優希「……」ゴギガガガギゴ 私に残された道はただ一つ 事件は終局へと向かっていく…… 私は家に帰って布団をかぶり、声を殺して泣いた いや、声は出したかしら……いや、こらえたかも とにかく泣いた。そして机の引き出しを開けたの 私の秘密ゾーンである。中には盗撮した写真、須賀君の体操服の切れ端、そしてトランプが入っていた しかし二枚のジョーカーはもう使い果たしているわ ふと、私の手には一枚のカードが握られていた 久「……やるわ」グッ 次の日、私は放課後が来るのを待った そう教室に誰もいなくなるのを 午後七時半過ぎ 私は学校掲示板に、一枚の大きな模造紙を貼り付けた 模造紙には、真っ赤な文字でこう書かれていたわ 『やあボーイ。いや、皆さん 私はアナタに裏切られて有名人だったわね 前世と同じ裏切りと過ちが繰り返されるようだわ 私は結局、この世界からは拒絶されているのよ 愛する人からも、前世からの因縁も アナタは私を忘れて新しい恋をするようだけど、待って欲しいの! 君はいつか必ず思い出すわ。私はそれまで待ってる 今回ばかりは私は君のキューピッドとなってしまったようだけど だけど10年後か、約束された13年後……そう13階段の13年後! 私はアナタを迎えに行くわ 私はもうすぐ卒業するけど、お元気で 私はいつまでもアナタを見守っているからね?? 原村和……彼を泣かせたら許さない アナタはハートのエースなのよ(ここにハートのエースを貼る) そして……私は…… 繰り返される過ちに 人は誰も気づかない こんなにも……愛していたのに…… 放課後のロッカーになりきれなかった 12(クイーン)より』 久「完璧だわ」フゥー もちろん次の日は学校中で大騒ぎになったわ 他の学校からも見にくる人が多数いたんだけど…… 学校側は一日中片付けることは無かった 桃子「凄いっすね! 変態っすよ!」 ゆみ「あ、ああ。これは酷いな」 華菜「趣味悪いし」 美穂子「そ、そうね……これは、ちょっと」 透華「悪質極まりますわね!!!」 純「可哀想だから、もうやめてやれよ」 久「……」 京太郎「どうして、事態がこんなに大きく……」ウルウル 咲「京ちゃん、大丈夫?」 京太郎「あ、ああ。ごめん」ゴシゴシ そして月日は流れた 全国大会を控えて、練習に励む私達 すると、校長先生からの提案で 麻雀部員達がお互いへ一枚ずつ、大会後の自分達へ手紙を書くという催しが行われることになった 大会を終えて長野に戻ってきた後、全校生徒の前で手紙を開くというイベントらしい 久「ふーん」カキカキ 京太郎「どうしよっかな」 優希「えへへっ」 和「難しいですね」 咲「絶対優勝しようね!」 まこ「ああ、もちろんじゃ」 私は当然、須賀君への手紙にこう書いた 「約束は守るわ。私はアナタを迎えに行く。今度はロッカーじゃない、一人の女として」 そして私達は全国大会での激闘を終えた そんな手紙があるなんてことはすっかり忘れていた 遂にやってきたそのイベント当日 校庭に全校生徒、保護者、他校の麻雀部員などが集まって私達を祝福してくれていた 私は全国での優勝が嬉しくて、すっかりこのイベントに舞い上がっていたわ そして、校長先生の話が終わり 遂に―― 校長「では次に。全国大会前に書いた、自分達への手紙を読んでもらいましょう」 久「え」 会場が歓声に包まれる 私は脂汗を流しながら、どうにかしてこの場を逃げ出す算段を考えようとしていた 久「(でも待って。私の番になった時に、適当に誤魔化せばいいんじゃ?)」 そうよ 須賀君のパートだけ、その場で思いついたことを言えば…… 校長「なお、読むのは送られた側の人にお願いしますので」 久「」 優希「じゃあ先鋒の私からだじぇ!」 そして優希が壇上に上がり、順に私達からの手紙を読んでいく 優希「えへへ、みんなありがとうだじょ!」 まこ「次はわしじゃのぅ」 この調子で行くと須賀君の出番は最後になるのかしら? いや、待って そもそも出場はしていないわけだし、もしかすると須賀君の分は渡すだけかも? 久「(そうよ落ち着きなさい久。何も問題は無いわ)」スーハー まこ「なんだか照れるのぅ」 久「つ、次は私ね」 私は校長先生から手渡された手紙を開く 内容はこんな感じだった 優希 『私は部長のことが大好きだじぇ! はっはっはっ! いきなりで驚いた? 知らなかったかもしれないけど……私はずっと部長のことが っと、これじゃ誤解されちゃうじょ! てへへ、おふざけはこれくらいにして……えっと、えっと んー、難しいことは言えないけど だーいすきだじぇ! 部長! これからもよろしく!!』 私の瞳には涙が溢れそうだった ごめんなさい、優希 私はアナタを嵌めようとしたのに…… 優希「……」 まこ 『部長はよく頑張ったけぇ (中略) これからはわしが部活を引っ張ってくからのぅ』 和 『部長にはとてもお世話になりました (中略) 部長の名に恥じないよう、精進します』 咲『部長、お疲れ様でした! (中略) えへへ、これからも頑張ります』 久「みんな……ありがとう」 声が震える こんなに素敵な仲間を持てたことが誇らしいわ そして、最後は須賀君からの手紙だった 京太郎 『短い間でしたけど、お疲れ様でした部長。 俺を麻雀部に誘ってくれて、これまで色々と教わって…… 時々、無茶を言われて困らされたこともありましたけど 俺、この部に入ってよかったって胸を張って言えます 俺が心折れそうになっても、辛くてくじけそうな時でも 部長が、みんながいたから乗り越えられました 麻雀を楽しむ心が、俺を支えてくれました だから、俺にとって部長は恩人です これからも、ずっとずっと 俺にとって部長は、大切な人ですから!!!』 久「う、うぉあぁっ……おぉぉっ」 ぶっちゃけ吐きそうだった 罪悪感ヤバイわこれ ていうかもう、須賀君大好き 愛してるわホント 嗚咽混じりに壇を降りて、私は和と変わる 正直、須賀君の手紙が嬉しすぎて何も考えられなかった 涙でぐしゃぐしゃに顔を泣き腫らして ずっと隅で須賀君の手紙を読み返していた どれくらいそうしていたのかしら ふと気が付くと 私の横にいた須賀君の姿が無い あれ? そう思って視線を上げると…… 京太郎「以上が染谷先輩からでした」 まこ「我ながら恥ずかしいことを書いたのぅ」テレテレ 和「素敵でしたよ」 咲「うん。流石ですね染谷先輩!」 久「あっ」 次は私の手紙が須賀君に読まれる番 このままじゃいけない 私の体は自然と動いていた だけど 優希「行かせないじぇ」ガシッ 久「!?」 須賀君を止めようとした私を、優希が引き止める なんなのよこの忙しい時に!!! 優希「……部長、私の手紙。ちゃんと読んだ?」 久「よ、読んだわよ。聞いていたでしょ?」 優希「……本当に?」 久「え?」 優希の瞳が暗く濁っている これは……まさか 久「!!」 私は慌ててもう一度、手紙の文面を見る 優希からの手紙の内容は―― 優希 『私は部長のことが大好きだじぇ! はっはっはっ! いきなりで驚いた? 知らなかったかもしれないけど……私はずっと部長のことが っと、これじゃ誤解されちゃうじょ! てへへ、おふざけはこれくらいにして……えっと、えっと んー、難しいことは言えないけど だーいすきだじぇ! 部長! これからもよろしく!!』 久「?」 何かおかしいところでも……いや、まさか 優希 『私 は 知 っ て ん だ 久「私は……知ってんだ?」ドクン 優希「……言い逃れは出来ないじょ。放課後のロッカー」ボソッ 久「!!」 私はこの時、全て彼女の手のひらの上だったのだと悟った もう、取り返しはつかない 私は―― 私の書いた手紙はもう 京太郎「じゃあ、部長からの手紙をよみまーす!!」 久「い、いやぁぁぁっ!!」 京太郎「!!」 須賀君が手紙を開いて硬直する あぁ、ダメ……読まないで 読んでしまったら私はもう、この学校で……街で生きていけない 久「っ、くっ……」ポロポロ 情けなくて涙が出る 悔しくて声も出ない ごめんなさい 須賀君、本当にごめんなさい __,.ィ ̄ ̄`ヽ/ヽ__ > ´ ̄ / ` `、 、、 - ´ / ' } ヽ ヽ\ \ `  ̄ >' / , | ∧/! | } ヽ ヽ /,ィ / ' / /| _/,.ム斗}-/ ハ . {/.' ,| ,.|-}/-{ | / ,ィチ斧ミ }/ } | . / イ/{ ! ィ斧从}/ Vzソ ノ /イ , <__ ´// 从{ Vソ / / イ- 、 | {'{ { , ' /' ⌒ } | 从Ⅵ /. ノ | 叭 v_ ̄ヽ ,rー' 从 、 イj / / . < |' /}/ 、__ ´ } イ从/ | |/ 「 ̄| 「 ̄ ̄ ̄ ̄} |//l| |//////// 、 ,. <// ∧ |//////////> 、 京太郎「……」グッ 久「?」 京太郎「須賀君へ。麻雀弱すぎ! もっと頑張りなさい!!」 ドッ ワハハハ ガンバレヨスガー! ナサケナイゾー 久「え?」 優希「!?!」 京太郎「でも、部活の為に頑張ってくれてありがとうね」 久「??????」 京太郎「これからも、精進してください。竹井久より……ありがとうございます! 部長!」ニッ 久「あ、え、うん……」 意味が分からなかった なぜ? 誰かが手紙を書き換えた? でも、あの便箋は確かに…… 京太郎「……」 京太郎「じゃあ次は和のをー」 ヒューヒュー! イチャツクナヨー! 京太郎「だから違いますって!!」 ワハハハ 久「須賀、君……」 その時、私は見た 須賀君が後ろでに隠した私の手紙を――こっそりと破くのを やっぱりあれは、放課後のロッカーからの手紙 須賀君は――見ないフリをしてくれたのね 久「ありが、とぅ……あり、ありが」ボロボロ 優希「京太郎……お前って奴は」キュンッ 京太郎「っておい咲!! なんだこの内容は!!」 咲「あははっ! 自業自得だよー!」クスクス イイゾー ヨメサーン 咲「嫁さん違いますから!」 久「……」モジモジ こうして、放課後のロッカーは成仏した 今この場に残ったのは、ただの -‐……‐-ミ . ´ `ヽ . ' ヽ / . . . . . . . . . / . . . /イ ,' . | . .ヽ . // ! / . /|. . . . ト、ト、 | . // |// . . / |ハ | \ト、 . . | 〃 ′ . / 乂{ _,,-‐ ¨ ヽ. . |. . .| {{ i | . /ー-- ′イニミ、 i |Y | {! | | . / _ ニミ ィf乏心 〉! .|ノ. .′ `ー- ヽ| i 〃乏ハヾ 乂zク ′ノ. . ,' ヽ. . . |ハ乂zク / / / / イ /―_ァ 、. 人. {ヽV / / ′ (イ. ! ノニニ/`ヽi _ヽ_ 込、 ~~´ .ィ)j=={ニニ7 __∧ニ厂「`≧=- <ニニ/. {ニニ/ マニニヽ . ´ =ァ `¨¨´. ノニニニ|-‐‐-「ニニi 人_/ マニニ〉 〃 / / /ニニニニ{ !ニニニ| | { 、) ___マア {{ { / ハ i iマニニニハ |ニニニj人 ヽ ノ 〈 \ 人{ { マi i `マニハ ムニア´i i i 、 } / ___ / `ー-、) ヽマi i i `マャjア´i i i i i /Уjノ , イ_ ノ }. { ̄`ヽ、 `ヽ._| `ー-[二]-‐‐一'' / _,/ ! __ノ \ `Tヽ、_| /i i i | 〈イ レ'´ 久「(好きよ、須賀君)」ドキドキドキ 恋する、一人の女だった 第六章 ストーカー部長 変態ラブレター! カンッ