約 699,221 件
https://w.atwiki.jp/pixiv_ragnarok/pages/20.html
死者一覧 登録キャラクター一覧 ※登録順に記載させていただいております。 【ルイ】@沙良 様 【チェレスタ・トルネルフェ】@Fia 様 【エミリア=ローゼン】@荒城葉月 様 【シャルロッテ=ローゼン】@ミヨロ 様 【カルブノ】@逆井のタカやん 様 【ヘイロン】@志 様
https://w.atwiki.jp/baccano/pages/58.html
ガンドール3兄弟は、マフィア組織ガンドール・ファミリーのボスを務める、長男キース、次男ベルガ、三男ラックの3兄弟である。ガンドール・ファミリーについては、当該の項を参照。 ラックによれば、ファミリーのボスとしての役目は、キースが「庇護」、ベルガが「恐怖」、自身が「打算」のようである。キースが縄張りの住民やファミリーの構成員、マフィアとしての古風な信念を護り、ベルガが腕力で構成員と縄張りを締めるとともに他の組織を威圧し、ラックが交渉などで折り合いをつけている。しかし、3人ともマフィアのボスにしては甘いところがあるため、幼馴染のフィーロとクレアからは「向いていない」とはっきり思われている。 1930年の『不死の酒』を巡る事件に巻き込まれ、3人とも不死者となった。 キース・ガンドール |ガンドール・ファミリーの幹部で、三兄弟の長男。不死者。異常に無口だが電話では饒舌。 ベルガ・ガンドール |ガンドール・ファミリーの幹部で、三兄弟の次男。不死者。 ラック・ガンドール |ガンドール・ファミリーの幹部で、三兄弟の三男。不死者。 もうちっと性格など詳しく乗っけとくれ -- 黒猫ヤマ斗 (2015-10-23 14 17 20) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/saku_saku/pages/70.html
大惨事・死者 本来なら「いたたましい事故」を意味するが、桜井氏の場合、危機管理を怠った結果としてではなく、自分の意見が通らない、もしくは聞きいれられない場合の脅し文句として用いる。 このことは、その大惨事を防ぐにあたっての具体的方策・提言が、全くと言って良いほどない事を根拠とした。 ◆◆例文◆◆ そのような状況だからこそ、さらなる大惨事が発生するのである。今度は近いうちに山陽新幹線で数百名も死亡する大惨事が発生するだろう。(参考) いまのJR事業者ばかりか、労働組合も安全に対する認識は低く、まともな安全論の展開などまったくできていないと痛感した。だからこそ、尼崎脱線事故のような大惨事が起るのだ。(参考) JR西日本の福知山線脱線・転覆事故のみならず、つぎつぎと事故・トラブルを起こすJR東日本も、JR西日本と同じ安全上の不安材料を抱えていると言えそうです。問題をこのまま放置すれば、また、近くいうちに、大事故が発生することでしょう。(参考) この類語で「死者」もあり。この場合も、同様に、トラブルに際して方策を述べるのではなく、大量の死者(桜井氏は「数百名の死者」と言う表現を好んで使用している)が発生すると恐怖を煽るいわば脅し文句として使用している。 (新潟県中越地震のデータ誤りの指摘に対して)JRのひとたちは、車両メーカーの技術におんぶに抱っこの体質になっており、自身で何も考えられないような体質になっているのでしょう。たとえるならば、お猿の電車のお猿さん体質なのです。 そのようなJRによって運転・管理されているからこそ、今度は、在来線でなく、東海道新幹線や山陽新幹線、上越新幹線、東北新幹線で、数百名規模の死者を出す脱線・転覆事故が起るにちがいありません。(参考) (新潟県中越地震による、脱線防止ガイドレールの設置検討をふまえ)東海地震で東海道新幹線が横転型脱線転覆し、数百名の死者が出るのも時間の問題である。(参考) (山陽新幹線トンネル内コンクリート片落下事故・ICEエシュデの事故に対して)日本で新幹線の脱線事故が起こったら、乗客の7割が死亡すると言われています。そうなったらもう遅い。覚悟はしておかなければいけません。システムが老朽化しているにも関わらず、高速化だけを目指している新幹線は、安全性という面をほとんど考えていないように思うのです。(参考) (レールの傷・破断に対して)そのような技術管理をしているからこそ、JRは危ないのです。大事故により、数百名規模の死者が出なければ、安全管理に対して、本気になれないのであろうか。(参考) 同様なトラブルは、今後くり返されます。次回は、きっと、脱線・転覆事故につながり、多くの死傷者が発生することになるでしょう。(参考) それは、民営化後、効率性と経済性を優先した当然の帰結なのです。 今後、さらに悪化することでしょう。長時間運行停止どころか、数百名も死亡するような脱線・転覆事故さえ起りえる状況になってきました。(参考) では不幸にして、死者が出た場合どうなるか。 もし私に社会的に大きな権限が与えられていたならば、絶対に犠牲者を出さないような社会制度を確立しておくのだが、実際には何の権限も力もないため、非常に歯がゆい思いをしつつ、日々を過ごしており、マンションに激突してL字形にペシャンコになった2両目の車両を見た時、涙が止らず、ただ自身の非力さを恥じたものである。(参考) 己の危機管理の研究成果をもって社会的に行使する、と言うのではなく、社会的権限によって・・と言う意見も怖いが、本題ではない。 「非力さを恥じ、涙を流す」のが、「小説の登場人物=桜井淳」ではないことを信じたいが(桜井氏は自称するところでは小説家、ただし処女作未刊行)次の一文が桜井氏の本音なら、非常に恐ろしい。 一度に5名もの死亡者が出た原発事故は世界でもまれな悪しき事例である。我々は、プロであり、プロの主張が崩れたとき、どのような形で責任を負わなければならないか、それも十分承知しているものと思う。 思えば、過去約15年間、石川君からさまざまないやがらせや妨害行為を受けたが、根拠のない主張に精神状態を疑うとともに、住む世界が違うとなかば同情さえして来た。はっきり言えば、石川君は軽薄人間である。事故のたびごとに狼狽し、女々しく言い逃れをしてきた。それは見苦しい。君には何も期待していない。ただ君がいますべきことはこれ以上インチキ情報を世に出して国民に迷惑をかけないことである。言っておくが、拙著『原発の「老朽化対策」は十分か』(日刊工業新聞社、1990年)は、事故のたびごとに価値を増し、光り輝いている。私が責任を取らなければならないことは永久に来ないだろう。(参考) 5人もの事故死者が出て「拙書は事故のたびごとに価値を増し、光り輝いている。」 果たして、死者が出て自分の主張が正しいことが証明されて、喜べるのだろうか・・?事故死者を踏み台にして喜んでるのでは無かろうか、と読めてしまう一文である。 その意味では、 福知山線脱線・転覆事故の時のJR西日本の記者会見に対し、読売新聞社の記者の発したこと、すなわち、「心の中ではベロを出しているのだろう」という言葉、新聞記者仲間からも批判の的になりましたが、決して的外れなことを発言したわけではありませんでした。むしろ的確でした。 エンジニアも技術系事業者も冷酷なのです。(参考) は、まさに的確な一文だ。 「心の中では、石川氏の失敗にベロを出しているのだろう。」 とも言えよう。
https://w.atwiki.jp/marurowa/pages/268.html
心に滲んだ赤いアラベスク◆YhwgnUsKHs 「そ、そんな……チ、チビ人間……」 「……まさか、ね」 自然の満ちた森林の中、クリストファーはは抱えていた沙都子と翠星石を地面に置き、暫しの休憩を取っていた。 それなりに和やかな雰囲気だったが……それは、かの放送によって無残に打ち砕かれた。 告げられた15人の死亡者の名前。 その中にあった、それぞれの知り合い。 桜田ジュン。フィーロ・プロシェンツォ。 それぞれの知人の死に、2人の反応は異なるものだった。 翠星石はジュンの死が信じられない様子で、表情は凍り、唇が震えている 「う、嘘です……あいつが、死んだなんて……ギ、ギラーミンの奴のバカ人間が翠星石たちを困らせようと」 なんとか信じまいと、言葉でそう思い込もうとした。 けれど。 「でもさ。そんな嘘、本人が生きてこの会場にいるなら意味ないよ? 出会ったらすぐバレちゃうじゃない」 そんな幻想を切り捨てるように、それなりに現実は見ているクリストファーがあっさりと翠星石の言葉の穴を突く。 その指摘に翠星石はぐうっ、と言葉を詰まらせたが、すぐにクリストファーに反論した。 「じゃ、じゃあ、ギラーミンの奴が捕まえて拉致してるです!で、本当は誰も殺し合いなんてしてないって訳です!ほーら、今度は穴なんてないです!」 「…………あのさ。確かに僕たちは今のところ死体なんて見つけてないけど、その可能性も正直低いんじゃない? いくらなんでも、誰も彼も死体を見ていない、なんてありえるのかな? 5人くらい集まったら、そんなのすぐわかっちゃうじゃない」 「うううう」 「悪い事は言わないよ。現実を見ようよ、現実を」 クリストファーの言葉に翠星石は折れたのか、口を結び黙ると地面に座った。 (って言いながら、実は僕も信じられないんだけどね…) 現実を見ろ、と翠星石に言ったクリストファーも、実は知人の死は信じられないでいた。 フィーロ・プロシェンツォ。 友人(クリストファーとしては)である彼は不死者だ。クリストファーの主人、ヒューイと同様に、殺してもすぐ再生する脅威の人間であるはず。 そんな彼が、死んだと。 (そもそも、フィーロがこの殺し合いに参加させられているって時点でおかしいんだよなぁ。だって殺せないんだもん。フィーロが優勝するに決まってるじゃない) 死なない人間がいる以上、この殺し合いは不死者が優勝するワンサイドゲームなはずだ。殺し合いを行うギラーミンの趣向が最初から破綻してしまう。 (ってことは……実は参加者に不死者がいっぱいいるか、あるいは……フィーロの不死を弱める何かがある、とかかな?) 不死者を殺せるのは不死者のみ。つまり、不死者が複数参加していれば、確かにフィーロを参加させる意義はある。 だが、結局不死者と一般人の格差は消えない。最後には不死者が勝ってしまうのでは、最初から不死者だけでやればいい話だ。 となれば、妥当な線は不死を弱める方法ということになる。 (ヒューイ氏はそんなのできたかな? まあ、あの人ならそれくらいできても案外不思議じゃないよねぇ。 ギラーミンはなんか宇宙がどうたら言ってたけど……もしかして、宇宙人パワーって不死者より凄いのかな? ……まあ、いずれにせよ、やっぱりフィーロは死んじゃったって、考えた方がいいよね。 ……残念だなあ。せめて一目くらいは会いたかったよ。友人の顔くらい、見たいじゃない) 明るくなってきた空を見上げながら彼は思う。そして確認する。やっぱり、自分にとって敵対している立場でもあった彼は、それなりの存在ではあったのだと。 (にしても……) クリストファーはここで手元の名簿に視線を落とした。 そこには65人の名前が書かれており、そのうち15人の名前には横線が引いてある。今の放送で死亡が確認されたもの達だ。 放送が流れ出した時、禁止エリアはわかりやすく地図にメモしていたものの、死亡者の発表で慌ててデイパックを探り名簿を取り出した。その時、クリストファーは初めて名簿を見たのだった。 なにせ、今までそれなりに忙しい展開だった上、翠星石の愚痴を聞かされてばかりで名簿なんてすっかり忘れていたのだった。 今改めて目を通すと、クリストファーの知り合いは2人いた。知っている名前は、3人だが。 友人で不死者のフィーロ・プロシェンツォ。 自分が世話になった人物のファミリーの一員、グラハム・スペクター。グラハムとは一度戦いあったりした仲で知らない仲ではない。 その実力もよく知っている。そうそう死ぬことはないだろう。 そして、そのファミリー、ルッソファミリーと明らかに縁のあるラッド・ルッソ。苗字の時点で予想は付くが、確かあそこにいたころ『ラッド』という名前はよく聞いた気がする。 会った事はないので人となりはわからないが……噂からして温厚、優しい、安全、という印象はない。説明の時にがなり騒いでいた様子からしても、噂は真実らしい。 彼は別の名前に視線を移した。 それは彼の知り合いの名前ではない。 ここに来るまでの愚痴の中で聞いた名前。 頼りになるらしい真紅。陰険で悪辣で絶対に会いたくないらしい水銀燈。おこちゃまな雛苺。あと……なんか、黄色いの。 それは翠星石の姉妹たちの名前で、時々怒って話したり喜んで話したりする翠星石の話をクリストファーも和やかに聞いていた。 その中で、『彼女』の話を聞いた。 姉妹の仲でも翠星石にとって特別な存在であり、水銀燈に関する愚痴の中で出てきた、最愛の姉妹の名前。 『蒼星石』 (彼女の事を僕に話した、ってことは結構信用されてきたってことなのかな? うん、友人として大分前進してるな僕たち。 でも……彼女、死んだはずだよね?) 翠星石があれだけ死を拒んだ理由であるらしい、蒼星石。彼女は死んだはずであり、彼女たちの動く元であるらしいローザミスティカという物は水銀灯に奪われたはずらしいのだが。 (どう見ても名簿に載ってるんだよなぁ。彼女は名簿見てないみたいだから気付いてないみたいだけど。嘘ついてる感じでもなかったし。 ……やっぱり言ってみようか) クリストファーは蒼星石について翠星石に言ってみることにした。嘘ならばその時点で反応でわかるだろう。 「ねえ、あのさ」 「?なんですサメ人げ」 「い、嫌……」 ***** 突然傍から聞こえてきたか細い、けれど聞き覚えがある声に翠星石は振り返った。 そこには、さっきまで気を失っていたカチューシャの少女――北条沙都子と言う少女だが、2人ともその名前を知らない――が目を覚まし、こちらに恐怖の視線を向けていた。 目を見開き、体を震わせている。2人が放送に気をとられている間に立ち上がったのか、その脚はしっかり大地を踏みしめ、だんだんと後ろに下がっている。 まずい、と翠星石が思う間もなく。 「い、嫌ぁぁぁ!助けて!助けてにーにー!!」 沙都子はすぐに身を翻すと、さっきまで寝ていたとは思えない速度で2人から離れて茂みの中へと飛び込んで行ってしまった。 このままでは見失ってしまう。 翠星石は今のところ自分に危害を加えるような人物には会っていない(クリストファーのあれは自分を試すみたいなことだったようなのでカウントしない)。 けれど、今の放送を信じるならば危険人物がいない、という事は無い。そんな中にあんな状態で走っていくなんて自殺行為他ならない。 (冗談じゃないです! 見ず知らずで、そりゃサメ人間を刺したりしたけど……あいつは怖かっただけです! 怖くて……怖くて、誰も信じられないだけなんですぅ!) 思い出すのはかつての自分。人間を全て拒絶していた頃の自分。 その姿を、思い出すからこそ。 「サメ人間! チビ人間を追いかけるです!!」 「…………」 翠星石はすぐに沙都子を追いかけようと、背後のクリストファーに声をかける。 だが、いつも喧しいくらいなのに、なぜかクリストファーはやけに静かで、こちらの声に全く答えない。 「こ、こら! 聞いてるですかサメ人」 間、と叫んでやろうと顔を後ろに向けた翠星石の目に……何か飛び込んできた。 それは、石。 変哲も無い、人間の拳大程度の石だった。 それが、自分の目の前にある。 けれどなぜ? なぜ、地面に立っている自分の目の前に石が現れるのか。 その石は回転していた。 スローモーションのように回転しているのが感じられた。 けれど、それは時間が遅くなっているのではなく、単に自分の感覚がおかしくなっているのだと翠星石は思った。 人間は感覚が集中すると、スローモーションの感覚を味わうとよく言うが、それは人形にも適用されるらしい。 大きな石の礫、それが回転しながら……豪速で自分の真ん前に接近している。 石とはいえ、かなりの早さだ。命中すれば、顔のに皹……もしかしたら、砕けてしまうかもしれない。 (よ、避け、なきゃ) 避けたかった。けれど、反応が追いつかない。脚が動く前に、石は当たってしまう。 「さ」 何かを言う間もなく、石は翠星石の眉間に急接近し―― 何かによって、上空へと打ち上げられた。 ***** 「サ、サメ人間……」 翠星石が恐怖で凍りそうな口をなんとか動かして彼を呼ぶ。 銃身で翠星石に迫る石を上に打ち上げた、赤髪、赤目の男、クリストファーを。 「ほら。早くいきなよ。彼女、どんどん行っちゃうよ? 止めたいんでしょ?」 「で、でも、それじゃあお前が!」 翠星石を全く見ず、さっきから同じ方向――そう、石の礫が飛んできたまさにその方向――を見据え、銃を改めて構えるクリストファーに、翠星石は叫ぶ。 誰かが自分たちを狙っている。 それは今のでわかった。クリストファーはあの時点で既にそれに気付いていた、ということも。 となれば、そんな相手をクリストファー1人に任せるわけには。 「大丈夫だってば。ほら、僕強いの知ってるでしょ?」 「で、でも、です!」 翠星石はなおも引き下がる。 そんな翠星石にクリストファーはふう、とため息をつくと、今までと少し違う雰囲気で翠星石を見つめた。 その目は、今まで以上に冷たく見た。 「……じゃあはっきり言うけどさ……邪魔なんだ」 「え……」 「誰かを庇いながら、ってのは慣れてなくてさ。だから、君が彼女を追ってくれたほうがいいんだ。 むしろ、行って欲しい……って、お願いじゃダメかい?」 「う……」 翠星石は逡巡した。 あの少女を今捕まえないと、どうなってしまうかわからない。誰かに殺されてしまうかもしれない。 クリストファーは自分に任せろ、と言っている。けれど、死んでしまうんじゃないか。 誰にも、死んで欲しくない。 そう願う翠星石にとってはどちらも酷な選択だった。 けれど、わかっていた。 選ばなければ、どちらも取りこぼしてしまう。そんな悲劇があることを。 だから 「し、死にやがったら絶対許さないです! もしお前が死んだら、ボコボコのバキバキのギッタンギッタンにしてやるのです!!」 「うーん。どうなるかわかんないけど、凄い目に合いそうだから、頑張る」 翠星石はクリストファーに後を任せ、茂みに飛び込んだ。 大分時間をロスした。 早く追いかけねばならない。 翠星石はデイパックを探りながら、茂みの中を突き進んだ。 ***** 「行ったみたいだね」 クリストファーは翠星石が走り去ったのを確認すると、改めて襲撃者がいる方向を見据えた。 「待っててくれるなんて案外律儀なんだね? そんな優しさに、僕はやっぱり感謝するべきなのかな?」 自然の象徴たる木が並び立つ森林の中。 この中のどこかに襲撃者がいる。 わざわざ石の礫を使った辺り、銃は持っていないかもしれない。いや、温存しているという手はあるか。 いや、そもそも石を銃弾並みのスピードで投げた事自体も考えるべきかもしれない。スリングショットにしても速すぎる。 それに。 (なんだろ……僕、やけに余裕がない気がする) 何か、変だ。 体がざわつく感じがする。 本能が警告しているようだ。 逃げろ、と。 クリストファーはまだ相手の姿を見ていない。だから、誰かなんてわからないはずなのに。 (まさか) 自分のわずかな震えの正体に、クリストファーは気がついた。 けれどそれは。 「いや? 何にしても、数は少ないに越した事は無いだろう」 ――そんな 「それに女子供と男の2人組には少し前に逃げられていてな。同じ徹は踏みたくない」 ――嘘だろ? 「もう姿を晒してもいいだろう。最初から晒してもよかったんだが、どんな反応をするか実は見てみたかった」 ――神さま。 「ああ、そうだ。少女を逃がして1人で俺に相対するその雄姿と奇天烈なその顔に免じて、名前を教えておいてやる。 何、俺自身の心配はしなくていい。ここでお前を仕留めればいい話だ」 ――あんたはとことん、僕が嫌いなんだね。 「レイルトレーサー。名簿上じゃあ、クレア・スタンフィールドだ。よろしくな、赤眼男」 あまりに、遅かった。 ***** クレア・スタンフィールドはクリストファーを倒した男だ。 もっとも、クリストファーは彼の偽名(というか、別の本名とも言うか)フェリックス・ウォーケンで認識している。 ヒューイの指令の下に行った実験、そこに居合わせただけの男のはずだった。 けれどその男は、今まで負けたことなど、ほとんどなかったクリストファーを、不死者でも肉体を強化されているわけでもなく、素の実力で倒してしまった。 それ以来だ。クリストファーが人を殺せなくなってしまったのは。 つまりはそれほどに敗北の衝撃は大きかった。そして同時に、クレア自身の存在もとても大きい。 自分が勝てなかった存在。自分を叩きのめした存在。そんな存在が。 よりにもよって、この殺し合いの場で立ちはだかる事が……悪夢以外の何と言えようか。 「ちっ!」 軽快な破裂音が連続する。 クリストファーの持つF2000Rトイソルジャーから発射される銃声だ。 現実に存在するアサルトライフル、F2000をカスタム化しているらしいそれは、赤外線ポインタによる自動照準、電子制御による弾道計算など、 クリストファーのいる時代の技術ではまずありえないような機能を持っている。 今撃っているクリストファーも、その照準のよさと当たりやすさ、加えて弾道の無さには感嘆したものだ。 けれど、それも一瞬のこと。 (これでも、届かないってのかい) 元々の機能からして1分に850発、1秒に約14発の弾丸を撃って、弾幕を形成している。 それでも。 (これでも、当たらない) 自分の先制攻撃の後、木々の中を縦横無尽に駆け抜けるクレアに、弾が当たった気配はちっともない。 クリスとて、下手な弾丸を撃っているつもりはない。 牽制の弾幕、そして必殺の弾丸を使い分け、撃っているつもりだ。 それでも、当たらない。 (いや……当然って言えば当然かもしれないけどさ) 必殺の弾丸などと言ったが、照準は明らかに急所を避けている。 そんなものでは、当たるものも当たらないだろう。 しかも自分でもわかっているはずの超強敵には。 それでも。 (体が、言う事を聞かないなんて……情けないなぁ) 体が、震える。 目の前のクレアと言う存在に、肉体が恐怖している。 だから、いつにもまして照準がズレる。 相手に接近しようとしても脚が鈍る。 (こういう場面じゃ、かつて負けた相手を倒して克服する、とかそういう場面の……はずなのにさ) クレアからの攻撃は今のところない。 さっきのような石の礫は飛んでこない。こちらの弾切れを待っているのだろうか? と、クリスから少し離れた地にクレアが降り立った。 さっき攻撃を避けた際身軽に木の上へ飛び上がったのだが、そこから飛んで降りてきたらしい。 その目はクリスを見つめ、更に震えさせる。 「お前はどうやら俺をまともに相手をする気がないらしい。照準は急所を避けているし、まるで俺に近づく気配が無い。 結構見込みがあったんだが……仕方ない。 手っ取り早く、済ませよう」 「えっ……」 クレアがそう宣告すると、彼の背後になにやら奇妙な人影が現れた。 半透明で、クレアよりも大きい筋骨隆々とした男の姿。 「なんだい、それ……」 「少し前に身に着いた力だ。元々俺は強いわけだが……これで更に強くなってしまった。やはり」 「世界は俺を中心に回っている、かい?」 やっと発することができた自分の声。 それに対する言葉は、やはりクレアらしいもので……クリスすら、先が読める言葉だった。 その返答に、クレアは、ん?と目を細める。 「お前……なんで分かった?」 「……君こそ、さっきから変じゃないかい?」 ―なんで聞いちゃうのさ、僕。 それは聞きたくない質問。 今までのクレアの言動は、あまりにおかしい。 ある一点がどうしてもおかしい。 それを説明できる理由はある。 けれど、それは……信じたくない。 それなのに、口は質問をつむいでいた。 「君、僕の事覚えてないのかい?」 「ああ、まるで覚えがない」 ――…………きついなぁ。 力が、なおさら抜けていくのを感じた。 ***** 「乗客の顔は全員それなりに覚えているはずなんだがな。いや、だが車掌の時は乗客にはそういうことは言わないんだが……殺し屋の時か? なら済まないな。どうでもいい奴はとことん覚えないんでな」 「どうでもいい、か……」 「ああ。だが、お前を見込みがある、と思ったのは本当なんだし……本当に会った覚えが無いぞ。人違いじゃないのか?」 ――なんとも、白々しいなあ。わざと言ってくれてるならまだいいのにさ。 だが、クレアの言動は本当に思える。嘘という感じがしない。 ショックだった。 確かに勝負は自分の負けだった。だが、クレアもそれなりに追い詰められたという感じだった。 だから、覚えている、くらいはあると思った。 だが、実際は……彼の記憶にすら、残らないような……存在でしか、なかったのか。 自分にとっては、クレアの存在はあまりに大きいというのに。 ――これは、仕打ちかい? 「少し長くなったな……俺は一刻を争う。 さっきのことは、人違いということにしておけ。俺の言葉を予想してみせたことは……偶然だ。 だから、終わりだ」 そういうと、クレアは背中の人影をそのままにクリスに向かって盾もなしに走ってくる。 クリスも走ってくるクレアに向かってトイソルジャーを掃射する。 だが、それを背中の人影がクレアの前面を両腕で守るようにし、弾丸を全て弾いていく。時には腕を動かす事から、銃弾が完全に見えているらしい。 ――存在自体が、不自然な僕への。 クレアが至近距離で繰り出した蹴りを、クリスも身軽に避ける。 だが、その隙を突いて、人影の大きな腕が伸びてきていた。 避ける暇も、与えられなかった。 ――……どこまでも、惨めに堕ちろというのかい? 激しい痛みを腹に感じた瞬間……クリスの体は砲弾のように弾き飛ばされ……茂みの中へと突っ込んだ。 茂みを抜けると……そこには、地面がなかった。 崖、と言うほどではないが……だが、段差が確実に有り、そこから下の地面へと。 放物線を描き…落ちて、いった。 時系列順で読む Back エル・ブエロ・ガザ・デ・フローレンシア Next 涙で飾ろう黒いマリアージュ 投下順で読む Back エル・ブエロ・ガザ・デ・フローレンシア Next 涙で飾ろう黒いマリアージュ Back Next にんげんっていいな クリストファー・シャルドレード 涙で飾ろう黒いマリアージュ にんげんっていいな 翠星石 涙で飾ろう黒いマリアージュ にんげんっていいな 北条沙都子 涙で飾ろう黒いマリアージュ 時を止める幼女/チート野郎ってレベルじゃねーぞ! クレア・スタンフィールド 涙で飾ろう黒いマリアージュ
https://w.atwiki.jp/wakusal/pages/37.html
2009年06月29日 アラパゴ遺構モモシ白赤吟 たおしたもの でたもの とったひと 2層キキルン 3層キキルン 4層キキルン 4層イカ 5層キキルン 5層戦車 6層キキルン 6層キキルン 7層ボス マルドゥク25胴 流 マルドゥク25胴 流 アラパゴにはつくづく見放されてるなぁと思います。。 2009年06月22日 バフラウ遺構モモ赤白吟吟 シ たおしたもの でたもの とったひと 3層NM 3層NM 3層NM アレス35手 Ryouchan 5層ボス アレス25頭 Mesh モリガン25頭 Mesh ワープギアは天候有りにつき失敗。 Ryouchanアレスコンプおめでとー。 2009年06月15日 銀海遺構モモ赤白吟吟 シ たおしたもの でたもの とったひと 1層西 2層北西 3層北 カードNM モリガン15胴 Magajinz アレス15胴 Mesh 4層東 5層ボス アレス25手 Mesh アレス25手 Leve 出ないぞチクショーヽ(`Д´)ノ 2009年06月08日 銀海遺構モモシ赤白吟 たおしたもの でたもの とったひと 1層西 2層南東 4層東 5層ボス スカディ25頭 流 スカディ25胴 Leve Keniさんモンクdebut! 2層南東・4層亀・5層ボスを優先。 結果的に時間を見て3層東スルー。シーフにとんずらでギア扉引き付けてもらって5人で当たり扉撃破。 雑記 http //ff11-comfort.gamedb.info/wiki/ こちらの辞書使ってます。 そして僕が普段サルで使ってるのは↑に倣って自分で作ったもの。 txtファイルからIMEの辞書ツールで単語として登録するという簡素なものですが。 コピペしてtxtで保存してアレコレすれば使えるはず。 ...薬の読みが合ってるか自信が無いです(特に「しゃ」or「じゃ」) せんs戦雲(武器)名詞 ひs飛雲(遠隔)名詞 りょうs嶺雲(頭首)名詞 せきs積雲(胴)名詞 さいs彩雲(手)名詞 ふs浮雲(耳指)名詞 りんs鱗雲(背腰)名詞 そうs層雲(脚足)名詞 らんs乱雲(サポ)名詞 しょs曙雲(アビ)名詞 へきs碧雲(魔法)名詞 みつs密雲(HP)名詞 れいs霊雲(MP)名詞 きょうs狂雲(STR)名詞 あんs暗雲(DEX)名詞 そんs村雲(VIT)名詞 しs紫雲(AGI)名詞 こくs黒雲(INT)名詞 はくs白雲(MND)名詞 ずいs瑞雲(CHR)名詞 わくさるhttp //www24.atwiki.jp/wakusal/名詞 もさs猛者の薬 物理攻撃力アップ名詞 たいりょくs体力の薬 MaxHPアップ名詞 まりょくs魔力の薬 MaxMPアップ名詞 むしゃs武者の薬 物理命中率アップ名詞 げんじゃs験者の薬 魔法攻撃力アップ名詞 いんじゃs隠者の薬 魔法命中率アップ名詞 ちょうしゃs諜者の薬 ヘイスト名詞 ゆうしゃs勇者の薬 全ステータスアップ名詞 ぐんしゃs軍者の薬 ダメージアップ名詞 はしゃs覇者の薬 「ポテンシー(クリティカルヒット確率アップ)」効果名詞 おうじゃs王者の薬 「リゲイン(TPリジェネ)」効果名詞 けんじゃs賢者の薬 「パクス(敵対心-)」効果名詞 きょうしゃs侠者の薬 物理ダメージ無効名詞 ぐしゃs愚者の薬 魔法ダメージ無効名詞 2009年06月01日 銀海遺構モモ赤白吟吟 シ たおしたもの でたもの とったひと 1層西 2層北西 4層東 5層ボス アレス25手 Keni 薄金25足 Magajinz 1層・2層北西・4層亀・5層ボスを優先。 3層北はインプとギアがリンクする模様。ここのギアは寝にくいみたいだし、NMスルーだとしても1匹寝かしキープが妥当なところか。 3層東思いっきりNMスルーして4東いくならシーフがとんずら>ギア扉全部からませてタゲ切りにマップ中央まで逃げる>5人で残った扉撃破、っていう手もあるんだったね。聞いたことあったけど忘れてたごめんなさいごめんなさいorz 銀海はギア多めなので7人なら吟2構成の方が安全かも。NMギアにもスタン青魔法あんまり入らなかった、よね? Magajinzさん薄足コンプ、おめでとー。残る薄頭25は以前でたけど時間切れになったんだよね、、 2009年05月25日 銀海遺構モ戦青赤白吟 シ たおしたもの でたもの とったひと 1層西 2層北西 3層北 3層東 4層東 いつもの銀海でした! モ戦でいってみたけどモモで良さそ。 構成が定番になってるけど思い切って変えようかな。7人なら基本モモ白赤吟吟シで。8人なら+赤。 まがさん赤、けにさん吟出動が増えるかも_(._.)_ 2009年05月18日 銀海遺構モモ青赤白吟 シ赤 たおしたもの でたもの とったひと 1層西 2層南東 3層東 アレス35脚 Ryouchan 5層ボス アレス25手 白さん モリガン25手 Fatal 白さんは見学(メインPTだったけど)。 ルール確認(というか修正)、「『最初に希望した装束』以外の装備を希望した場合には、その回だけ『最初に希望した装束』の優先権は無し」ということで。 アレス35脚が初ドロップ。 モモ吟吟白赤 シ赤(or青)の方が良かったかなぁ。 3層到達時は44分経過。次回も45分以内ならフルコース挑戦してみたい。ボス優先でも、4東へワープ>6連ギア殲滅で時間やばそうなら戦車だけやればボス行けるわけだし。 こっそりサル録画してみた、、、合わせて72GBとか(/ω\) 2009年05月11日 バフラウ遺構モモ青白赤吟 シ たおしたもの でたもの とったひと 5層ボス 薄金25脚 Ryouchan アレス25胴 Fatal 4層+ボス。 れべちー復帰 4層最初の部屋だけ天候があったものの、殲滅は成功。 技能出まくりでソウル3回使った(´_ゝ`) 4層はほぼフルでやったけどNM1匹も出ず。 りょうさん薄金脚コンプ、おめでとー。 雑記 こんな感じで管理してます。 2009年04月27日 アラパゴ遺構モモ青白赤吟 シ たおしたもの でたもの とったひと 2層キキルン 3層キキルン 4層キキルン 4層イカ 5層キキルン 5層戦車 6層キキルン 6層キキルン 7層ボス スカディ25脚 モリガン25足 先週のトレス。 ボスドロップ流してしまったごめんなさいごめんなさい(´Д⊂ 来週はお休み。 2009年04月20日 アラパゴ遺構モモ青白赤吟 シ たおしたもの でたもの とったひと 2層キキルン 3層キキルン 4層キキルン 4層イカ 5層キキルン 5層戦車 6層キキルン 6層キキルン 7層ボス アレス25足 Filt モリガン25足 Fatal 攻略は良かったものの35装備は出ないぜ。。。 2009年04月13日 アラパゴ遺構モモシ白赤吟 たおしたもの でたもの とったひと 2層キキルン 3層キキルン 4層キキルン 4層イカ 5層キキルン 5層戦車 7層ボス 薄金25手 Mesh スカディ25脚 Keni モンクさん1人野良。 6層また失敗したぁorz 詩人を追っかけるギアを追っかけ、、シーフはこまめにコラボレーター 詩人 タゲとってない前衛が「TPたまってる&戦闘中のギアがもうすぐ没」なら寝かせてるギアに早めにタゲ変えてWS撃ってくれるとよいかなーとか。混乱しない程度に・・・! Mesh薄手揃いました_(._.)_ 2009年04月06日 銀海遺構忍モシ白赤吟 たおしたもの でたもの とったひと 1層西 2層南東 3層東 5層ボス マルドゥク25脚 流れ モリガン25手 流れ ちょくちょく事故あったね、減らしたいね(´・ω・`)1層タゲ確認がきちんとできてなかった 2層はインプ2匹以上が近いときはじっくり待とう 3層スルーすればよかったなーorz 私事ですが薄手35取得。5層で35装備全部出た!めっすシーフの時代来た! あとVUで仕様変更されるっぽいですねー。バフラウ1層ボムは必ず湧くっぽ。 銀海の35装備ドロップが全体的に上がりそう。
https://w.atwiki.jp/kiwifruit/pages/11.html
そもそもナイズルってなに? 正式名称はナイズル島踏査指令 というアサルトです。 公務代理店の奥のほうのブラクロガルカから受けれます。 30分制限,レベル制限不可です。 アサルト戦績のかわりにトークンを得ることができます。 トークンの使い道は 1以外の層に飛ぶときに消費。階層が深くなるほどたくさん消費します 準備層でテンポラリアイテムと交換できます。 リーダー?記録者? リーダーは、アサルトの占有処理を行った人のこと。この人はトークンが1割増しになります。 記録者は踏破記録をつける人。このひとが準備層でどの階層からスタートするか選択します。 リーダーと記録者は別々の人がなってもかまいません。 攻略の前に 攻略を始める前に。忘れ物はないですか? 持ってくるもの コレだけは用意しておこう。 食事(稀によく消されることがあるので、予備をもってくること) リレイズ用品(自前で掛けないと問答無用でレイズが飛んできます。MPカツカツなときもあるので、できるだけ自前で) サイレントオイル・プリズムパウダー (ごく稀に白魔法禁止とか忍術禁止がくるので、サポ/メイン 忍白赤 も用意しましょう) やまびこ薬、毒消し 敵の殲滅以外の移動時は基本的にインスニをかけて移動です。インスニは自前でやりましょう。 やまびこ薬、毒消しは後衛が居ないときなどの非常用に持っておきましょう。極力回復もちが直すようにはします。 最初の層(準備層)でやること ナイズルアサルトでは最初の層は準備層となっていて、ここで記録者がスタート地点を選びます。 また、ここでは、Vender Boxからトークンを消費して各種薬品を買うことができます。 PTメンバへの強化は攻略層に飛んでからにしましょう この層では自己強化(リレイズ、ストンスキンetc)のみ行ってください。 PTメンバへ強化魔法をかけると、攻略層の選択や薬品交換のイベントが中断されてしまいます。 オススメ交換アイテム あると便利な テンポラリアイテムたち。 HNMやるときは、前衛は侠者、体力、MPもちは必要ならば魔力。トークン余ってる人は聖者。 詩人は常に聖者をもっておくとよさめ。 消費トークン アイテム名 効果時間 メモ 200 侠者の薬 60秒 物理攻撃および物理WSのダメージがゼロになる。効果時間が短いので注意 200 体力の薬 15分 HP+50%、HNMやるとき向け。トークンが余っていたら。マントラで上書きされます。気をつけよう。 200 ダスティウィング N/A TP+300, HNMやるときにひゃほーいしたい人向け。トークンが余ってたら 200 聖者の薬 N/A バイオ,沈黙,石化,闇,麻痺など複数の状態回復。呪いとテラーは治らないらしい。白なしのときは持っておくと便利。 200 魔力の薬 15分 MP+50% トークンが余っていたらあるといいかも? ディスペルウィンドやディスペル、負の歌で効果は消えてしまいます。ご利用は計画的に。 トークンが余ってる人向け この辺はトークン100カテゴリ。 準備時間に余裕があるときに。 消費トークン アイテム名 効果時間 メモ 100 猛者の薬 90秒 攻撃力+50%あっぷ。50%アップってすごい? 100 武者の薬 90秒 物理命中率あっぷ。無くても当たってるような。。 100 験者の薬 1分 魔法攻撃力あっぷ。多分50%くらい 100 隠者の薬 90秒 魔法命中率あっぷ。でも、入らないものは入らない。特にレクイエム 100 ダスティリレイズ 10分 リレ3効果らしい。でも、10分しか持たないです。
https://w.atwiki.jp/monsterworks/pages/68.html
コスト 戦闘力 属性 HP 攻撃力 防御力 労働力 広告力 霊感 カテゴリ 特殊能力 10万 3000 闇 100 100 50 5 0 0 性別不詳 分裂 複数雇用可能 非常に特殊なユニット。 このゲームでは通常同名ユニットを場に複数出すことはできないが、複数雇用可能の能力を持つ スライムの薬剤師は例外的に複数場に出すことができる。 また、分裂という能力を持っており、毎ターン場に空があればスライムの薬剤師が1体場に現れる。 分裂で生まれるスライムの薬剤師は、母体と同じ属性、戦闘力、HP補正、攻撃力、防御力、労働力、広告力、霊感、カテゴリ 特殊能力を持つ。 複数のスライムの薬剤師が場に存在するとき、一番左にいるスライムの薬剤師が分裂する。 悲劇の実験失敗という技を持ち、 この技を食らった相手は、スライムの薬剤師になる。 但し、元々のユニットの属性、戦闘力、HP補正、攻撃力、防御力、労働力、広告力、霊感、カテゴリを引き継ぎ、分裂の特殊能力を得る。 特殊能力は引き継げるものと引き継げないものがある。そのため一見強力なユニットが雑魚スライムになったように見えても 案外強いことがあるため、この技を受けても解雇せずに分裂させた方がよいことも多い。 引き継げる特殊能力は、 最速攻撃、謎の収入50万、ゾンビ(ゾンビはカテゴリと思われるが)、防衛専門、ガード50 引き継げない特殊能力は、 トリプル、ACT ユニット分解、AF破壊、企業戦士(昇進できない、倍化しない)、逮捕、相棒とシンクロ、アシガル・オブケサマの戦闘力アップ、 根性、美人は安くない、竜族でも大家にかなわない、ガード無視 発見したら随時 書き込んでください。 攻撃 発動率 技名 攻撃対象 技倍率 ダメージ発生回数 特殊効果 ? なし 単体 0.3 なし 何もしない ? ねばねばねばね 単体 0.5 1回 スタン ? 悲劇の実験失敗 単体 - - 相手をスライムの薬剤師にする 関連魔法 書きかけ
https://w.atwiki.jp/rakirowa/pages/136.html
やろうぜ、バトルロワイアル!~らき☆ロワ編~ ◆h6KpN01cDg ―――い、今ありのままに起こったことを話すぜ! 「突然ロワに呼ばれて殺し合いをさせられていたと思ったら、今度は別のロワに呼ばれていた……」 何を言っているのか分からねえと思うが、俺も何が起きているのか分からなかった…… クロススレとかランキングとかそんなちゃちなもんじゃねえ、もっと恐ろしいカオスロワの片鱗を味わったぜ! ……どうしよう、本当に。 街中を歩いていたら、人ごみに紛れてしまいそうな地味な男。 身に纏う服も、雰囲気も、全てが『平凡』の域を出ない。 そんな彼は―――今、ぴくりとも動いていない。 否、動けなくなったのだ。 「……うっ、……」 見てしまった。 ランキング作成人は、その眼で、はっきりと直視してしまったのだ。 自らの良く知る高良みゆきという少女―――キャラクター、だが―――が、またも自分の知る長門有希という少女に惨殺されたその瞬間を。 初めは、また殺し合いか、と呆れただけだった。 そしてまあとりあえず協力してくれる人でも探すか、と、殺し合いに二度参加したものとして慣れた反応を取っていたのだ。 ―――彼女の死を、眼前に焼き付けるまでは。 「…………っ……うぐ……」 確かに、自分とて前回のロワで怪我を負った。 手負いの女性を助けたりもした。 人が死ぬ瞬間、というのも感じていた。 しかし―――それでも、彼はあくまで一般人。 ただの殺し方ではない、原型すらとどめず、顔をぐちゃぐちゃに潰して立ち去ったのだ。 どこの出典の長門だろう。消失か?消失なのか? 間違ってもアニの長門ではないと思いたい。あの感動的なエンディングをぶち壊しにしないでくれ。 確かにみwikiさんはネタキャラだしロワでは不幸だし、ズガンされる可能性はあった。 でも、だからと言って、あんなの――― ―――俺も、ああなるんじゃないだろうか。 「……死んでもいいや」 もう、沢山だった。 ランキング作成人は、恐怖のあまり―――思考を投げた。 何も考えたくなかった。考えるだけで、先ほどのえげつない高良みゆきの様子が脳裏に思い浮かび、吐き気を催すからだ。 ここに来る前にさんざん痛い目にあった。死亡フラグもたった。 その上今度は別の殺し合い―――もう、いい。 どうせ、自分も高良みゆきのように死ぬに決まってる。 書き手としては、まだ心残りもある。まだ書きたい話はたくさんあるし、クロススレの集計もしたい。……何だかんだ言って、彼は集計を楽しんでいたのだから。 でも、もう終わりだ。 ここに来るまでは抱いていたはずの、『誰かを守りたい』という気持ちは急速にしぼんでいた。 名簿を見れば、保護対象である黒井ななこが参加していることを知れただろう。 そうすれば、ここでこうすることはなく、彼女を探そうとすることができたかもしれない。 しかし、ランキング作成人は―――確認する気も起きないほど、疲れていた。 恐怖で、絶望で―――どうでもよかった。 自分がいなくても、きっと誰かがクロススレの集計をしてくれるだろう。 ロワだってそうだ、自分がいなくても他の誰かがリレーしてくれる…… 「……もう、嫌だ……」 彼は、精神的に限界だった。 同じ書き手でも、自分は6/氏のように強くはなれない。 ロワに何回出ても耐えられるなんて、自分には到底無理だ。 前の会場では、ななこが目の前で怪我をしたから覚醒しただけ。 再び一人に戻り、支給品も何もかも没収された今、自分はやはりただの弱者のままなのだ。 孤独は、ランキング作成人からなけなしの勇気を奪い取った。 「……いっそのこと、誰か楽に殺してくれればいいのに……」 心の中では、分かっている。 こんなことではだめだ、と。名簿を確認し、知り合いがいないかどうかを確かめれなければならないと。 そして、書き手としてできることをすべきだ、と。 でも、もう疲れた。今なら、死んでも何にも後悔はない。 足跡が近づいてくる。 殺し合いに乗った人物だろうか?それでもいい。 できるだけ痛くないようにしてくれるなら、殺してくれて構わない。だから―――― 「……お、俺は……死んだって構わない」 呟く。 足跡が、止まった。 「……どうせ俺は弱い、何の力もない…… 一度なら頑張ろうとも思えた。でも……もう二回目なんてこりごりなんだ。 お前はマーダーか?対主催か?どっちでもいい。隙にしてくれ。ただ―――殺すならできるだけあっさりと俺を殺してほしい」 相手の顔も見えない、でも構わなかった。 相手が対主催で人殺しをしないというなら、それでも構わない。 自分は適当についていくだけだ。……どうせ、何の役にも立つまい。 もちろん、殺されるのは覚悟の上だ。 沈黙が、落ちる。 相手も何も口を開かない。 何か言ってくれ、と祈るランキング作成人。 しかし、相手は更に彼の予想を裏切ることをやってのけた。 なんと―――何も言わず、無言で自分の背後から離れていくではないか。 助けてもくれなければ、殺してもくれなかった。 興醒めじゃねえか、と呟いた声にはどこか聞き覚えがあった気がしたが、今はそれどころではない。 待てよ、そう言いかけてやめる。 自分で望んで殺してもらうなんて馬鹿みたいじゃないか。 じゃあどうすればいい、このままでいいのか? 「……どうすりゃいいんだよっ……」 喉にこみ上げてくる気味の悪さ。 自分も長門に襲われれば、みゆきのように言葉さえ発する間もなく死ぬだろう。 そうすれば、終わる。 もうこんな悪夢もみらずに済むのかもしれない。 「おい、てめえ!いつまで俺を閉じ込めておくつもりだよ!早く出せ!そして俺を可愛い女の子と会わせやがれッ!」 ディパックの中から、声がした。 ……何だ?何が入っているんだ。 彼はその時初めて、支給品の存在を思い出す。 この声には、聞き覚えがあるな。自分の出ていたロワじゃないが…… 「教えろボケ!ここにはレナや俺の嫁のティアナはいるのか?なあ!」 もしかして、クロスミラージュか?……ややキャラが崩壊しているが。 そう言えばニコニコ仕様はこんな感じだった気がするな。 ……別にどうだっていい。 (どうせ、俺は死ぬんだ―――) 「確認くらいしやがれってんだ!……お前の仲間がいるかもしれねえんだぞ!?」 ―――殺し合いは、やーめーろー! その時。 俺は、思いだした。 あの殺し合いの会場で、カラオケセットを使ってそう叫んだ女性の顔を。 自分の良く知る漫画、らき☆すたのキャラ、黒井ななこ。 彼女は、自分より弱かった。それなのに、殺し合いを望まず、生徒の死を嘆きながら沙枝という少女を救いだそうとした。 教師として、大人として、自分以上にたくましく走り回っていた。 ―――まさか、彼女も―――? いや、彼女だけじゃない、他の書き手や前のロワで知り合った人たちも……? そこで、ランキング作成人は、今までの絶望感が吹っ飛んだ。 怖い。しかし、もし自分の同行者がここにいるならば。 「……くっ……」 自分は何をやっていたんだ―――そう後悔する。 そう言えば、さきほど聞いた声も、アニメで聞き覚えのあるものだった。そう、ひ○し的な。 みゆきも長門もいた、ということは、ここにななこがいる可能性は十分にある。 ―――何で死んでもいいなんて考えたんだよ、俺は! 「な、ほら知り合いいただろ?なな?ということで俺に感謝して美少女か美女に会わせろよ!絶対だぜ!」 一人ではないとすれば、ここで逃げるわけにはいかない。 ランキング作成人は名簿を開き、そしてやはり知り合いの名前を見つけ、嘆く。 「黒井先生……それにいつものことだけど6/さん!かえる……はあのかえるか?……紗枝……や狭霧とかいう危険人物はいないみたいだが……」 「おい、お前無視してんじゃねえよ!」 確認さえしてしまえば、あとは簡単だった。 何故、今まで自分は絶望していたのだろう。そんなことすら分からなかった。 決して、恐怖心がない訳ではない。 今も、高良みゆきの潰れた顔面を思い出すだけで、胸糞悪い気分だ。 しかし―――それでも。 「意地があんだろ、男の子には!」 ここに来る前、連れて来られていた場所でも呟いたその台詞を、もう一度。 ランキング作成人は、まっすぐに歩きだした。 ランキング作成人は、知らない。 黒井ななこは、自分と出会ったロワとは異なる世界から来ていることを。 そして、今の彼女は、生徒を想うが故に修羅の道を歩もうとしていることを。 「だーかーら、俺を無視すんなっつうのー!聞いてる、おい聞いてる!?」 【D-3/湖畔/1日目-深夜】 【ランキング作成人@オールジャンルバトルロワイアル】 [状態]:健康 [装備]:なし [持物]:デイパック、基本支給品一式、未確認支給品1~2、クロスミラージュ@ニコロワ [方針/行動] 基本方針:ななこ、6/と言った知り合いと合流する 1:誰にも死んでほしくない。自分も死にたくない ※高良みゆきの死ぬ瞬間を目撃しました。 ※ラッドの『声だけ』聞いています。 ※ ―――こいつは、傑作だ。 名簿に目を通したラッド・ルッソがはじめに抱いた感想は、それだった。 ―――おいおいおいおいおいおい、これはどういうことだよ。俺はシンヤ君を殺したよなあ?なのに何だってシンヤ君の名前が書かれているんだよ!? ……もしかしてあれか?シンヤ君も実は不死者だった、って奴か? ラッドの口元が、徐々に吊り上がっていく。 笑っているようにも見えるが、それは彼にとって、紛れもない『殺意』だ。 ―――不死者だったとすれば、シンヤ君は殺す前に思っていた以上にこう考えているはずだよなあ? 俺は死なない、殺される訳がない、誰よりも強いのは俺だ――――ってなあ! それは、彼にとってのスイッチだった。 殺したい。 今度こそ、いや、今度『も』、殺してやりたい。 相羽シンヤの―――人を見下した、自信に満ちた顔を思い出す。 相羽タカヤの―――「俺はお前なんかに殺されない」という言葉を思い出す。 彼の中の、スイッチが押される。 ぱちりと、ぱちりと、ぱちりと、ぱちりと。 殺したい。 死なない人間を、殺してやりたい。 自分は絶対に死なないと思っている人間を、―――神さえも、殺してみたい。 それはラッド・ルッソの信条であり、ルールであり、義務でもある。 ―――やっぱり自分は死なねえと思ってるタカヤ君もいるな。……お、ナオちゃんもいるのか。 名簿を見ながら歩を進めていくラッド。 しばらく進んでいると、彼の知らない男の背中が見えた。 あいつもこの殺し合いで死なないと思っている奴だろうか、そう思って近づく。 しかし男の言葉を聞き、ラッドは自らの興奮が急速に冷めるのを感じた。 「……お、俺は……死んだって構わない」 ―――死んだって、構わない、だあ? タカヤとシンヤの兄弟を殺すことでいっぱいだった頭が、冴え渡る。 見れば目の前の男は、すっかりおびえきっており、声も震えていた。 ―――やめだ。 ラッドは、マフィアであり、歪んだ価値観の持ち主ではあるが、決して殺人狂ではない。 彼が殺したいと願うのは、『自分は死なないと思っている人間』のみ。 自分に関係ないところで死ぬ分にはどうなろうと構わないが―――『死にたがっている』人間を殺す気になど、さっぱりなれないのだ。 「……興醒めじゃねえか」 これ以上この殺意を覚まされてはたまらない。 ラッドはその男から離れて立ち去っていく。 死にたがり、でも自らの婚約者のような美人ならともかく、あんな体を鍛えてもいなそうな男を殺すなんて面倒くさいことはしない。 ―――ったくよお、あんな奴殺しても面白くも何ともねえよ。……これでますますあの二人に会いたくなってきたじゃねえか!……ん? 再びあのえらそうな兄弟のことをもう一度考え、そして思い返す。 一人、忘れていたのだ。 相羽兄弟でも、結城奈緒でも、他に放送で名前を聞いた覚えのある他の人間よりも。 もしかしたら、この場にいる中で誰よりも―――殺したい相手。 「……ああ、そういやもう一人いたなあ……俺が会わなきゃいけない奴が!」 『彼女』は、不死の体を持つ少女。 『彼女』は、自らに対して自慢げに『死なない』ことを語った命知らず。 「なあ、―――かがみちゃん?」 柊かがみ、のことを。 殺す。 柊かがみを―――殺す。 ラッドは、不死者というものの仕組みがよく分かってはいない。 だから、彼は不死の酒で不死者になれる、ということは理解していたが、不死者が他に何ができるのか、は知らなかった。 ただ、ラッドが分かっているのは。 かがみが自分に対して『死なない』と言った、ただそれだけの事実。 ラッドがかがみを殺そうと殴りかかったその時―――彼はこの場に飛ばされてきたのだ。 仕留めそこねた。 それだけは、何よりも理解している。 だから、――-今度こそ、殺す。 100回でも、200回でも殺してやる。死ななかったら首を刈り取って禁止エリアに放り込んでやる。 それでも死ななきゃ―――また、殺す。 それは矛盾しているようにも思えるが―――それは、ラッドを止める理由にはならない。 「……今頃、ここで思ってるんだろうなあ、かがみちゃんは」 その声は、どこまでも低く、不気味な色を帯びていた。 常人が見たならば発狂しているようにしか見えない表情で、笑う。 「自分は強い不死者だから、別の『バトルロワイアル』に巻き込まれても絶対に負けない、死ぬことなんてない―――ってなあ!」 「待ってろよ?タカヤ君にシンヤ君にかがみちゃん……俺が今度こそぶっ殺してやっからよお!」 そしてラッドは、ディパックの中に入った代物を思い出し、さらにその笑みを深める。 武器は入っていなかったが、一つだけ有用なものがあったのだ。 それは、ラッド本人にはまったく無意味なもの。 武器にもならなければ、金目になるかどうかも分からない。 しかし、それはラッドの心を躍らせた。 ―――タカヤ君と決着を付けたいんだよなあ?シンヤくうん? テッカマンエビルのクリスタル。 それが、ラッドに配られた支給品の一つだった。 ラッドは知らない。 ここにいる柊かがみは、彼の知り合いではなく、ましてや不死者でもなんでもないごく普通の少女であるということを。 そして、自分が、『不死身の柊かがみ』と同じ、不死者の体になってしまっているということを。 【E-3/道路/1日目-深夜】 【ラッド・ルッソ@アニ2】 [状態]:健康、不死者(不完全) [装備]:なし [持物]:支給品一式、テッカマンエビルのクリスタル@アニ2、未確認支給品1~2(武器はない) [方針/行動] 基本方針:自分は死なないと思っている人間、不死者を殺す。 1:かがみ、Dボゥイ、シンヤは特に念入りに殺す。 2:死にたがってる奴?女ならともかく、男なら殺す気なんて起きるかよ ※238話「ディナータイムの時間だよ(食前)」の、死亡前から参加。よって自分が不死者であるという事実にまだ気づいていません。 032:四度目のスタートライン 投下順に読む 034:おまえら人間じゃねぇ!(読者視点) 032:四度目のスタートライン 時系列順に読む 015:既知との遭遇 ランキング作成人 043:作成人のパーフェクト?メタ考察教室 ラッド・ルッソ 054:衰弱と不満
https://w.atwiki.jp/marurowa/pages/245.html
Ignited◆Wott.eaRjU 六十名以上の参加者による殺し合い、通称“バトルロワイアル”の進行も順調の至り。 早くも十人以上の参加者が、この場でその命を散らせている事実を知る者は恐らく居ない。 主催者であるギラーミン、そしてポケベルにより知り得た者達を除いては。 だが、確かな数字は分からずとも、大体の目星をつけている参加者は居るかもしれない。 なんといってもこの異常な状況だ。 他の人間はどう動くか、どのくらいの人数が殺し合いに乗ってしまったのか。 果たして自分の知り合いは今も無事で居られているだろうか。 色々と思う事はあるだろう。 そしてその答えを知る事が出来る定時放送の時間は刻一刻と近づいている。 数十分――いや、十分もないか。 支給された時計を見ればその位の事は直ぐにわかる。 しかし、敢えて確認はしない。 何故? いや、それよりも寧ろ――誰が?と聞いた方が正しい。 これは失礼、彼の紹介をすっかり忘れていた。 演目者は一人、舞台はその辺の茂みの一帯、舞台器具や照明設備はあるわけがない。 ギラーミンによる殺し合いの中では、ほんの一時にしかならない時間。 そう、今から話すのは実はあっても無くても構わないお話 それは流石に言い過ぎか。 兎に角、紹介しよう。 殺し合いもとい馬鹿騒ぎを演出する一人であり、少なくともこの瞬間での主役―― ラッド・ルッソの小さな話を。 ◇ ◇ ◇ 「さぁーーーてっ、何人死んだかなぁ!?」 一人の男が大声で叫ぶ。 短髪とも長髪とも言えない髪型。 体型も一般的な成人男性のそれと特に差異はない。 筋肉が程良く付いた身体とは言え、筋肉隆々とは言い難い。 あくまでも標準の域だ。 そう、男にはこれと言って他の人間との相違点はない。 只、ギラついた双眸、不自然に歪んだ口元、そしてたった今彼が口にした言葉は少し異質とも言える。 今は小休憩も兼ねて、大木に身を寄せながらその場に座り込んでいる。 ラッド・ルッソ――限りなく平凡な風貌でありながらも、歪んだ価値観を持つ男が其処に居た。 「先ずは俺が殺した分で三人だろ? あとはどうだろーなー? まさか俺以外、誰も殺してねぇってコトはねぇよな――あるわけねぇか! だってよ、殺し合いだよ殺し合い? ぶっ殺しまくれるんだぜ? もおーーーーやり放題って感じ? トンデモねぇ銃ぶっ放したり、ドでかいナイフとか振り回せられるんだぜ? 楽しまねぇとそりゃあ人生損してるぜと言いたくなっちまなぁ! 」 狂っている。 ラッドの事を表現するにはこれ以上しっくりくる言葉はない。 死ぬだとか殺すだとか言葉にするだけで嫌悪する人間は居るだろう。 だが、ラッドの場合そんな事はない。 自分の叔父が率いるマフィアで、殺し屋を担っているせいなのだろうか。 その事にも関係性がないわけでもないが、そもそもラッドには殺人という行動に戸惑いを感じない。 何か心に大きなトラウマを負ったせいで――生憎そういうわけでもない ラッドが少年時代を過ごした家庭環境は平凡そのものだ。 只、生きる事と死ぬ事を考えた結果――何処で歯車が狂ったのか、忌避感はこれっぽちもなくなった。 無論、他人を路上に転がるゴミ屑のように扱う事について。 故にラッドは良識を持った人間が聞けば、耳を疑うような内容でも大いに語る事が出来る。 「まあ、なんだ。結局、それも放送とやらでわかるコトだがよ……なんかワクワクしてきたなぁ、もしかしてもう半分ぐらい死んじゃってるとか!? かーーー頑張るねぇ、みなさん! いいねぇいいねぇいいねぇーーーそういうのは大好きだ! 俺も負けないようにサクっとぶっ殺しまくっちゃうからよろしくぅ!! んーいや待てよ……おいおいおいおいおいおいーーーそれじゃあ俺のブッ殺せる数が少なくなっちまうじゃねぇか! そいつは駄目だ。認めねぇ、ぜッてぇーに認めねぇ。最低でもあと10人は殺してぇからな」 誰かを殺す時、用いる方法は別に選ばない。 拳でボコボコにしたり、銃で頭をブチ抜いたり、機関銃でハチの巣にしてやってもなんでも構わない。 まあ、効率良く殺せる方法がどちらかと言えば好のみかもしれない。 だってその方が一杯殺せるだろうし――所詮、そんなもの。 ラッドの中では他人の命を殺す事など、全く造作もない事だ。 殺人享楽者――その言葉が恐ろしく良く似合う。 人を殺す時に湧き上がる感覚。 ラッドの場合、それは溢れんばかりの快感を齎してくれる。 故にラッドは時放送での死者の発表を今か今かと心待ちにする。 ちなみに時計は見ていない。 特に理由はないが、敢えて言うならドキドキを楽しみたいからだろうか。 いつ来るかわからない時間をこうして楽しみながら待つ――それもまたその位の認識だ。 「――つかやっぱ惜しかったよなぁ、あの女……あれだろ? その辺のパン屋に居るようなババァじゃなくて、ぶっちゃけ俺らみたいな種類の奴だろ? 傭兵や軍人、それか軍人崩れってところかぁ? どっちにしろ似たようなもんだが訊いておけばよかったぜ。 覚悟を持って覚悟してる奴を殺す時はどんな気持ちがしますかぁ~?……ああ、どんな心地がするんだろうな、そいつはよぉ。 あんまり興味はねぇけど訊けるもんなら訊いておくベだったなぁ、マジでマジで勿体ねぇ」 そして、陽気な声でラッドは一人の女の事について語る。 彼女はバラライカ、先程ラッドと戦った相手であり顔に大きな火傷の傷を負った女性。 口振りから平和ボケした一般人ではないのは明確。 明らかに離れした様子もあり、立ち振る舞いや銃器の扱いからしてその筋の人間だとラッドは考えている。 もう良い年齢の癖だろうになかなかやる――そう思いはしたが既にそれは意味のない思考だ。 何故ならラッドは彼女にブチ込んでやったからだ。 支給された、大きな大砲を構えて――こう、ドカーン!と。 ついでに自分をブッ飛ばしてくれたガキと少女を巻き添えにして、砲弾による爆炎の餌食にした。 やった時は実に爽快な気分ではあったが、今は少しその興奮は冷めている。 無論、殺さなければ良かったなどと思っているわけではない。 只、もう少しじっくりと殺してやっても良かったかと思う気持があった。 何せバラライカは散々自分をコケにしてくれた相手だ。 それ相応の“礼儀”を以って丁寧に――ぶっ殺してやるのが筋だっただろう。 そう、バラライカはきっと思っていただろうから。 『自分はこんなチンピラには殺されない』――それは最適な感情。 最適? 何に対して?――言うなればそれは一種の鍵だ、スイッチと言っても良いだろう。 ラッドの殺人は特別な条件は特に必要なく、可能な範囲で気が赴くままに行われる。 しかし、其処には一種の要素が絡む。 標的となる人間が緩み切っている場合――ラッドのぶっ殺したいと思う感情は一際大きくなる。 自分は絶対に死なないと思っている奴に、段々と己の死を理解させ、殺していく。 その時の高揚感はとても形容出来ず、ラッドにとってこの上なく心地良い。 格好の対象であるバラライカは既に死んでしまったが、未だ当てはある。 そう、他の参加者の中でも特に目星をつけている人間がラッドには居たのだから。 上がりすぎたテンションを少しずつ落としながら、ラッドは声を上げる。 最早言うまでもない、そいつは――ギラーミンが言っていた存在。 「あのくそヤロウは言ってたよなぁ……『決して死ぬ事のない不死の身体を持つ者』って。 要するにアレだ。ホウレンソウ喰ったポパイみてえに頑丈な奴ってことか? いーや、もしかしたら腕とか脚をブッ千切ったら新しく生えてくるとかか? 良くわかんねぇが まぁ、いい。大事な事はよーくわかってるからな……なんせ不死の身体だ。 緩んでんだろ、そいつは? 誰にも殺されないって……思ってんだろう――そいつはッ!!」 ルーアとデューンを殺した、ギラーミンの言った言葉をラッドは忘れてはいない。 人間台風の異名を持つ者――台風?腹に風車でもついてんのか?――気になる。 幻想殺しの能力を持つ者――幻想?自分は絶対殺されないと思っている奴の幻想か?――気になる。 概念という名の武装を施し戦闘力に変える者――概念?何だそりゃ、人をぶっ殺せるのか?――気になる。 三刀流という独特な構えで世界一の剣豪を目指す者――三刀流?三本目はどこで持つんだ?――気になる。 だが、何よりも気になるのは『決して死ぬ事のない不死の身体を持つ者』――最高だ。 これ以上にない得物につい、ラッドは舌舐めずりさえしたくなってくる。 決して死ぬ事のない? 名前も知らないそいつの余裕に満ち溢れた顔を想像するだけで、感情が爆発しそうだ。 ゾクゾクする、身体中の血液が沸騰しているかのように、全身がほのかに熱くなっていく。 ここまで格好な対象も初めてだ。 ならば、自分はどうするか――そんな事は決まっている。 「よーし、決めた。 殺す、俺が直々にぶっ殺す。生まれてきたコトを後悔させながら殺してやる。 不死の身体なら頑張って耐えて見せろよ?簡単に死ぬんじゃねぇぞ?俺に出会うまでの人生を精々楽しめよ? 今すぐ向かってやるさ――」 碌な情報はない。 が、そんな事はこれから先にでも集めて行けばいい。 まあ、何せ不死の身体と言われているくらいだ。 馬鹿みたいにしぶとい奴がアタリだろう。 捜すのはそう難しいコトではない。 不死身の肉体を持つ人間と、いちいち言うのは面倒だ。 よってラッドは自分なりにその者の名前を変えて、メッセージを送る。 放送の時はもう直ぐそこまで来ているが、気にしない ギラーミンの次に優先すべき対象、必ず殺すべき存在へ。 偶然にも、自分自身が同じそれと同じ存在になった事に気づかずに―― 「なぁ、『不死者』さんよぉ?」 『不死者』の殺害をラッドはしっかりと心に留めた。 【D-1/西端/早朝(放送直前)】 【ラッド・ルッソ@BACCANO!】 [状態]:健康、不死者化 [装備]:ワイパーのバズーカ@ワンピース、風貝@ワンピース [道具]:基本支給品一式 [思考・状況] 1:あのギラーミンとかいう糞野郎をぶっ殺す。 2:そのためにこの会場にいるやつを全員殺す。とにかく殺す。 3:ギラーミンが言っていた『決して死ぬ事のない不死の身体を持つ者』(不死者)は絶対に殺す 4:ギラーミンが言っていた『人間台風の異名を持つ者』、『幻想殺しの能力を持つ者』、『概念という名の武装を施し戦闘力に変える者』、『三刀流という独特な構えで世界一の剣豪を目指す者』に興味あり。 【備考】 ※麦わらの男(ルフィ)、獣耳の少女(エルルゥ)、火傷顔の女(バラライカ)を殺したと思っています。 ※自分が不死者化していることに気づいていません。 時系列順で読む Back その幻想を―― Next 海賊ロロノア・ゾロvsアルター使い劉鳳 投下順で読む Back その幻想を―― Next 海賊ロロノア・ゾロvsアルター使い劉鳳 終わらない夢 ラッド・ルッソ 覚醒? いいえ、不死者です
https://w.atwiki.jp/ranobesaikyou/pages/1291.html
. 【共通設定】 この世のどこかにあるユグドラシルの木 その胞子は人間に見えず、不死者だけに見える。 普通の人間は胞子を見れないし、浴びても何も影響無い。 だが、時じくの実という特殊な胞子を体内に入れた女性は不死者、男性は天使となる。 不死者はどんな怪我をして死んでも再生して復活する。 不死者になった時の状態を厳格に維持するので 年をとらず、いくら食べても体型も変わらない。 怪我や病気の状態で不死者になるとその状態が維持される。 天使に会うと不死者は快楽に支配され、抱かれて喰われることしか考えられなくなる。 天使は牙と羽根のある男性の姿。鍛えた人並みの身体能力。飛行可能。 【作品名】ムネモシュネの娘たち2008 【名前】麻生祈 燐 【属性】不死者、探偵事務所「麻生祈コンサルティング」の探偵で経営者 【大きさ】スタイルのいい20代前半の女性の姿、実年齢は不明。 眼鏡に長髪、男物のスーツを着てる。 【攻撃力】鍛えた女性並 側頭部への肘打ち、鳩尾にパンチで常人なら一撃で昏倒させれる。 腕ひしぎ:達人のより速く振り下ろされる拳を僅差でかわし、手首を両手でつかみ 肩に足をからませ、腕ひしぎをかけて腕をへし折る。 暗器:懐に隠した装飾品を投げると同時に刃が左右に展開し、チェーンが伸びる。 (簡単に言えばワイヤーのついた手裏剣) 刃を投げて相手に突き刺したり、振り回して切り裂く。 射程数m(おそらく3~4m)、数m先の体長2mの狐が回避できない速度。 手で握ってナイフのように突き込む。 チェーンで首を絞めれば鍛えた人の首が千切れる威力。 天使の顔面に投げて目元に突き刺し、鎖で引き寄せて格闘 吹っ飛んだ相手のもう片方の目に投げて切り裂いた。 鎖を相手の足に絡めて引き倒したりできる。 ボーガン:矢を1本装填、予備1本所持。 マンションの室内からベランダにいる相手に撃って胸に当てた。 撃たずに矢を握って、天使の頭に突き刺して殺した。 【防御力】鍛えた女性並 普通の不死者が対抗ができない天使の快楽に支配された時 わずかに残った意識で反撃したり 自分に武器を突き刺すことによる激痛で意識を維持できた。 【素早さ】移動・反応は鍛えた人並 暗器を投げて引っ掛けて、チェーンを伝って壁を登ったりできる。 座り込んだ状態のとこを一度蹴られたが 二度目のヤクザの蹴りを両手で受け止め、蹴りの勢いを身体のひねりで受け流し宙にはねあげた。 仰向けに倒れこまして馬乗りになって暗器で首を締めた。 【特殊能力】 再生:鼻が潰れたり、足を骨折しても数時間で治る。 腹を蹴破られ、背骨が折れて死んだ状態で100m落下したり 大型の猛獣に胸元を切り裂かれたりして死んでも十数分?で再生復活した。 死んで復活の方が再生速度は早い様子で 生きてる状態ではみるみる治るとはいかないようだ。 【長所】怪我を気にせず自傷や自爆技を使える、痛いけど 【短所】耐久力そのものは人間並で再生速度が遅い 【戦法】ボーガンを撃って暗器を顔面に投げて斬りつける。 【備考】(いろんな意味で)体を張って事件に立ち向かう主人公 アニメ「ムネモシュネの娘たち」の小説版。 36スレ目 参戦 308 :イラストに騙された名無しさん:2012/09/24(月) 10 56 21.06 ID /Z4YvXor 麻生祈 燐考察 ○○塚原卜伝、丸橋 射殺勝ち △ゾルキエフ兵 毒矢で倒れ相討ち ○何玉鳳 ほぼ同時に倒れるが生き返れるので勝ち ×グレイク 槍で突き殺され負け ×小滝浦人 撃ったり刺したりしても殺せず格闘負け ×如月妖華 イヤリングで目が眩み斬られて負け グレイク>麻生祈 燐>何玉鳳 .