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タイトル元ネタ プロローグ1 ゆらぎの街のアリス 童話「不思議の国のアリス」 著ルイス・キャロル プロローグ2 宿命の物語 「テイルズ・オブ・デスティニー」の和訳 プロローグ3 戦国の用心棒 「ソウルエッジ」御剣のキャッチコピー プロローグ4 Ghouls Ghosts 「大魔界村」の洋題 プロローグ5 Gun Shot! 「ガンサバイバー4」のメインテーマ曲 第01話 何気ない街角に、突然の嵐 「ワンダーモモ ボーカルアレンジ版」の歌詞より 第02話 集う超絶倫人たち ベラボーマンの正式名称「超絶倫人 ベラボーマン」 第03話 燃えろ!ジャスティス学園 「私立ジャスティス学園」の続編のタイトル 第04話 “10年前”の女 オリジナル(沙夜のこと) 第05話 悪魔の遺伝子 「鉄拳」シリーズ 三島一族の“デビル因子”のこと 第06話 クロノアヒーローズ GBAソフト「クロノアヒーローズ」 第07話 “反逆者“と呼ばれた男 クリノ・サンドラのこと 第08話 VAMPIRE 同タイトルより 第09話 我は拳を極めし者なり 「ストリートファイター」シリーズ 豪鬼の決め台詞 第10話 地獄の沙汰も銭しだい 「妖怪道中記」のショップでの老婆のセリフ 「源平討魔伝」コンテニュー時の安駄婆の台詞 第11話 源平討魔伝 同タイトルより 第12話 ゲゼルシャフト号、応答せよ トロンがロース一家に捕まった時、お気に入りコブンを救出に呼ぶ時のセリフ 第13話 毎度ありがとうございます シルフィーの台詞 第14話 鬼神と朧影 御剣平四郎の二つ名「鬼神」と、タキのキャッチコピー「封魔の朧影」から 第15話 黄金の騎士、堕天の騎士 黄金の騎士=ギルガメス、堕天の騎士=ブラックワルキューレ 第16話 ワルキューレの伝説、再び 「ワルキューレの伝説」より 第17話 あたしの本当の身体 ヴァンパイアセイヴァーのEDより、リリス最期の台詞 第18話 I am CAPTAIN COMMANDO キャプテンコマンドーの台詞 「キャプテンコマンドー」EDより 第19話 魂喰らいの邪剣 ソウルエッジのこと 第20話 失われた世界から 「ロストワールド」の和訳 第21話 鋼の冒険心 「ロックマンDASH」のサブタイトル 第22話 野を馳せる者 コミックコンプに連載されたマンガ版「ストライダー飛竜」より 第23話 怒れる鉄拳王 鉄拳王=三島平八 第24話 殺意の波動 中平正彦著 「ストリートファイターZERO」より 第26話 欲望の迷い子たち リリスのキャッチコピー「欲望の迷い子」から 第27話 忘れられた世界より ロストワールドの海外版、家庭移植版のタイトル「Forgotten World」の和訳 第28話 ここはだじゃれの国 「源平討魔伝」の摂津の国ステージが「だじゃれの国」 第29話 真なる龍の拳 真・昇龍拳のこと 第30話 ”不気味”が気持ちいい 「バラデューク」キャッチコピー 第31話 ここが巨大なる魔村 大魔界村のキャッチコピー? 第32話 盛者必衰の理 平家物語の冒頭「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」 第33話 百万回やられても、負けない…! GBAソフト「超魔界村R」の広告用キャッチコピー 第34話 夢であるように 「テイルズ・オブ・デスティニー」主題歌より 第35話 悪魔に魅せられし者 ゲームブック版「ドルアーガの塔」第一巻のタイトル 第36話 魔宮の勇者たち ゲームブック版「ドルアーガの塔」第二巻のタイトル 第37話 魔界の滅亡 ゲームブック版「ドルアーガの塔」第三巻のタイトル 第38話 HEROS NEVER DIE PS2ソフト「ガンサバイバー4 BIOHAZARD HEROES NEVER DIE」 第39話 鞘と刀 オリジナル(沙夜と片那) 第40話 愛しさと、切なさと、心強さと 劇場版「ストリートファイターII」主題歌 第41話 紋章戦争の勇者 レッドアリーマーが主人公のSFCソフト「デモンズ・ブレイゾン 魔界村紋章編」より 第42話 神も悪魔も降り立たぬ荒野に 源平討魔伝EDメッセージより 第43話 もう一度、時の鍵伝説 FCソフト「ワルキューレの冒険」サブタイトル「時の鍵伝説」 第44話 貴様らにそんな玩具は必要ない 「ストライダー飛竜」ステージ2クリアデモ時の台詞 最終話 終焉(おわり)の街のアリス 不思議の国のアリス-主人公の苗字「有栖」とアリスをかけている?
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前ページ次ページもう一人の『左手』 『ゼロ』のルイズが召喚した、もう一人の“平民”。 黒革の上下に身を包んだ、目付きの悪い長身の男。 確かにさっきの、一人目の平民とは、何やら纏う雰囲気が違うが、それでも所詮、平民は平民。 いや、考えようによっては、ルイズを相手に大人気ない真似をするよりは、見世物としては、はるかにマシだろう。―― そう思って、ワルキューレによる攻撃を開始した瞬間、 「――なっ!!?」 ワルキューレは宙を舞っていた。 それも、三つの鉄槐に寸断されて。 ギーシュには、何が起こったのか分からない。 彼がその目に捉えるには、あまりにも、風見の剣さばきが速過ぎたからだ。 無造作に繰り出されたワルキューレの拳、風見はそれを首を振って躱すと、そのままワルキューレとすれ違うように踏み込みながら、その胴を寸断し、返す刀で、燕返しに戦乙女の首を刎ね飛ばした。 ――剣の遊びだ。曲斬りだ。 「ぃぃぃっ!!」 頭に血が上ったギーシュは、今度は6体ものワルキューレを同時に錬成し、風見に向かわせた。 それでも、すべての戦乙女を攻撃に差し向けず、2体を自分の直衛につけたのは、軍門の生まれらしい慎重さか、はたまた生来の臆病さ故の思い切りの悪さか、それとも、意識の底ではまだ敵を平民と侮る気持ちがあったのか。 まあ、どっちにしろ関係ない。 風見に向かった4体のワルキューレは――今度は、剣や槍で武装していたにもかかわらず――風見の振るう剣に、一合すら交わす事無く、叩き斬られてしまったからだ。 ヴェストリの広場は、再び、沈黙に包まれた。 . 風見志郎は、そのまま剣を見、そして左手を見た。 手袋を外していないので分からないが、確実にルーンがまたたいているのが分かる。 ルーンから、ある種の、熱のようなものが体内に流れ込んでくるのを感じるからだ。その熱は、圧倒的な力となって迸り、まるで身体が羽になったように軽い。 コルベールに研究室で語った現象が、この剣を握った瞬間、さらに加速したようだ。 いまなら、例えこの姿のまま怪人を相手にしたとしても、負ける気がしない。 ――いや、それだけではない。 風見は、空手・柔道といった格闘技の心得はある。あるが、剣道の経験は無い。竹刀ならぬ真剣――それも日本刀以外の――を握るなど、今日が生まれて初めてだ。 しかし、分かるのだ。 太刀筋、タイミング、力加減……それらを内包した圧倒的な量の『剣技』の情報が、ルーンから、脳に送信されてくるのを感じる。 ――これが、先生の言うところの、『ガンダールヴ』の力なのか……。 そう思った瞬間、さらにルーンの力に対する興味は大きくなる。 ルーンは、何も剣を持った瞬間から輝き始めたわけではない。その前から光を放っていた。ならば――。 風見は剣を捨てた。 「なっ!!?」 二体のワルキューレの陰に隠れていたギーシュが、ぽかんとした声を出す。 そのまま、目付きの悪い男はこちらを向き、歩き出す。 決闘の最中とも思えない、まるで散歩のような歩み。 ギーシュは、一瞬、事態が読めなかった。 男が、まるで大根でも切るかのような無造作さで、自慢のワルキューレを5体も斬り捨てた。 それは分かる。 認めたくは無い現実だが、眼前で起こった出来事だ。認めないわけにはいかない。 だが、その剣を男は捨てた。 何故……!? いや、その疑問と同時に、疑問よりも先行する形で、その解答が浮かんだ。 ――こいつは、剣なしでも僕に、いや、僕のワルキューレに勝てる気なんだ……!! ――お前の実力はよく分かった。分かった以上、もう剣は必要ない。そう言いたいんだ!! . そう思った瞬間、かつて経験した事が無いほどの屈辱が、ギーシュの身を包んだ。 「かかれぇっ!!」 そう思った瞬間には、ワルキューレたちに号令を出していた。 貴様はメイジを、貴族を嘗めたっ!! そんな激情だけが、彼を支配していた。 青銅製のワルキューレが、凄まじいスピードで、こちらに向かってくる。 しかも、その踏み込みには、才人を嬲っていた時のような“遊び”は無い。 術者のギーシュが、自分に完全な殺意を持ったのだろう。 そう思った瞬間、風見は、目を閉じていた。 目を閉ざし、耳を閉ざし、心を閉ざす。 ルーンに導かれるまま、自分の身体を預ける。 そして、……。 ぎぃんっ!! ぎぎぃぃん!! 金属が金属を切断する、いやな音が広場に響いた。 風見がゆっくりと目を開いた時、二体のワルキューレは、四つの破片になって、地面に転がっていた。 風見の手ではない。 彼は1mmたりとも動いてはいない。結果として、目を閉じ、その目を開いただけだ。 「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……!!」 苦しげに肺を上下させ、さっき風見が放棄した剣を握る左手は、彼と同じルーンこそ輝いているが、断続的に痙攣を続けている。しかしながら、その眼光に込められた感情は、いささかも衰えていない。 「平賀……!」 この決闘の、本来の担当者が、そこに立っていた。 睨むような眼差しと、ルーン輝く左手に握る剣を、ギーシュではなく、風見に突きつけて。 「何やってるんだよ、あんた……!?」 「なに……?」 「あんたは……ヒーローなんだろ……? 仮面ライダーなんだろ……!? あんたの拳は、こんな一般人に向けていい拳じゃないだろう……!!」 「……」 「それに、――それにこれは、おれの、おれたちのケンカだっ!! 頼んでもいねえのに、野暮なまねすんじゃねえっ!!」 . 「どっ、どうなってんの……!?」 ルイズは自分の目を疑った。 風見が放棄した剣。それが才人の手元に転がってきた時、瀕死のはずの彼は、イキナリ瞼を開いた。 そして、まるでゾンビかグールのように、むくりと起き上がったのだ。 左手にいつの間にか剣を握っていた事も、その手に刻まれたルーンが、閃くような輝きを放っていた事も、ルイズには気にならなかった。 ただ、信じられなかったから。 起きれるはずの無い者が起き、立てるはずの無い身体で立ち上がり、そのまま矢のようなスピードで走り出し、――いかなる理由でかは知らないが――瞑目を続ける風見に襲い掛かるワルキューレを、見事な剣さばきで斬り伏せた。 さらに、その後、この広場にいる全ての者が理解できない罵声を風見に浴びせ、睨み合う。 ――ここではない、同じ世界の同じ国を故郷とする、異邦人同士のはずなのに。 ――同じルーンを、同じ箇所に刻み付けられた、使い魔同士であるはずなのに。 が、二人の異世界人の対峙はそこまでだった。 才人の気力は、今度こそ、そこで尽きた。 彼は脱力し、くずれおち――風見はそんな才人を抱き止め、抱え上げた。 「――ヴァリエールっ!!」 風見のその声で、ようやくルイズは我に返った。 「医者だ! 早く医者を呼べっ!! 早く処置をしないと、こいつは死ぬぞっ!!」 . 瞼を刺す強烈な陽光が、閉ざされた闇の底から、彼の意識を刺激する。 「……ん、んんん……!!」 才人は目を開けた。 その瞬間、電流のような激痛が全身を貫く。 その痛みが、明確に彼の意識を覚醒させる。 ――ここは……? 周囲を見回す。 自分が、今まで見た事も無いほど豪奢な寝台に寝かされていた事に気付く。 いや、豪奢なのはベッドだけじゃない。 素人目に見ても、値段の見当がつかないほどのアンティーク家具が、12畳ほどの部屋に、所狭しと並んでいる。 才人は、ベッドから降りる。 包帯だらけの全身がまだ引きつるが、どうやら普通に動く分には、不自由は無さそうだ。 彼は、そのまま窓を開いた。 早朝の冷気と、眩しいばかりの光が、火照りの消えない身体に心地良かった。 しかし、それ以上に、そこから見える風景は、いやでも彼に事実を思い知らせる。 ここは地球じゃない。日本じゃない。目が覚めたら終わりの――夢じゃない。 「サイト……?」 振り返ると、寝間着姿のルイズが、ソファから身を起こして、こっちを見ていた。 「よぉ」 「サイト……サイト……サイト!!」 驚く暇も無かった。 ルイズが、くしゃりと顔を歪ませると、いきなり胸元に飛び込んで来たからだ。 「ばか……ばか、ばか!! 死んじゃうかと、死んじゃうかと思ったんだからねっ!! 三日も眠りっ放しで、ひとを散々心配させて、『よぉ』って何よ! 『よぉ』って!?」 「ごっ、ごめん……」 「ごめんって、……ばかばかばかばかっ……ばかぁ……っ……ぅぅぅっ……」 . お世辞にも、分厚いとは言いがたい才人の胸板を、少女は身体を押し付けて、ぽかぽかと殴るが、無論痛みは感じない。むしろ心地良いものすら感じる。そのうち、ルイズは感極まったか、全身を震わせて泣き始めた。 才人は、そっとルイズの頭を撫でる。 「お前って……結構よく泣くよな……」 「ちょっ、調子に乗らないでよっ!! ――わたしは、その……そう、御主人様として、当然の心配をしてあげただけなんだからっ!! あんたなんか、あんたなんか、別になんとも思っちゃいないんだからねっ!!」 という言葉とは裏腹に、頬を真っ赤に染め上げて叫ぶと、そのまま部屋を走り出てしまった。 その突然の変わり身に対応できず、ぽかんと彼女の背を見つめる才人を残して。 「何なんだ……あいつは……?」 「照れくさかったんだろう。ただ単に、な」 「風見、さん……!」 ルイズが出て行ったドアを閉めながら、入って来たのは、風見志郎だった。 「あの……風見さん……あの時は、その、剣なんか向けて偉そうなこと言っちゃったけど、その……」 「気にするな。――お前が言った事は、本当の事だ」 「……そう言ってもらえると、助かります」 「礼だったら、ヴァリエールに言うんだな。お前がいま生きているのは、確実にあの子のおかげなんだからな」 「え?」 「体調はどうだ?」 「ああ、はい。……あれ?」 確かに体は動く。まだ少し痛みが残ってはいるが、それでも日常生活には、もはや全く問題ないだろう。 けど、おかしいな。確かあいつは、三日も眠りっ放しって、――三日っ!? たったの!? . 「そうだ。いくら何でも、あのケガが三日で完治するなんて、ありえない」 そう言いながら、風見は手に持ったトレイ――かなり豪華なメニューが乗せてあった――を、テーブルに置くと、 「食べろ。この世界には点滴が無い。栄養補給の手段は食事しかない」 「あの……いったい、どういう事なんスか? よくよく思い出してみれば、俺のケガって、結構シャレにならないレベルだったはずですよね? 改造手術でも受けたんですか、俺は?」 風見は、トレイから自分のパンを手に取ると、これまでの経緯を説明した。 このハルケギニアには、内科・外科といった、いわゆる近代医学療法が存在しない事。 その代わり、魔法による治癒呪文が、その役割を担っている事。 その威力は、治療分野にもよるが、場合によっては近代医学をはるかに凌駕する事。 しかし治癒呪文は、『秘薬』と呼ばれる触媒が無ければ、その効果を十二分に発揮できない事。 そして、その『秘薬』は、おそろしく高価である事。 「じゃあ……!?」 「そうだ。お前の『秘薬』代を肩代わりしたのがヴァリエールだ。いや、金を出しただけじゃない。あいつはお前が目覚めるまで、三日三晩、ほとんど眠らずに看病していた」 「……」 「あいつはあいつなりに、お前に対して責任を感じているんだろう」 「……そうすか」 才人は、しばらく黙っていたが、やがて、静かに立ち上がった。 「おれ、あいつを捜してきます」 「食事はいいのか?」 「メシよりも優先でしょう、この場合は。――あ、でも、後で食うから、おれの分は残しといて下さいね」 「だったら、もう一人にも礼を言いに行け。ヴァリエールの持ち合わせで足らなかった分を、出した奴がいる」 「え? それって、誰です?」 風見は、その精悍な瞳に、めずらしく優しい光を浮かべる。そして、その名を聞いた才人は、その意外さに目を見開いた。 . 今は昼休みか何かのようだ。 生徒たちが、校庭のテラスで、メイドたちが給仕するケーキをつまみながら、楽しそうに雑談に勤しんでいる。 その中に、彼――ギーシュ・ド・グラモンもいた。 傍らに、彼の後輩らしい初々しい少女を伴い、相変わらずな愛の言葉を囁いていた。 ――が、その時、テラスにざわめきが走った。 「おい、あいつ……!?」 「何だ? 何しに来やがった?」 「いや、ひょっとして、アレだ。リベンジしに来たんだよ、多分」 「――平民のクセになめやがって……!!」 いかに思い当たるフシがあるとは言え、平民から過ちを指摘されて素直に認められるほど、彼らは大人ではない。いわんや、ベンジョムシ呼ばわりまでされたのだから。 しかし、平賀才人は、それらの真っ白な視線を全く無視して、校庭を横切り、足を止めた。 勿論、ギーシュの前に、である。 「ギーシュ様……!!」 少女が、ギーシュにもたれかかり、不安そうに、才人を見上げる。 「聞いたよ」 「何を?」 「助けてくれたんだってな、おれを」 「微力ながら、だけどね。――で、その件に関して、何か文句でもあるのかい?」 そう言われて、才人はにやりと笑うと、 「ありがとう。お前のおかげで死なずに済んだ」 ぺこりと頭を下げた。 周囲にいた連中は、――ギーシュの隣の少女を含めて――あんぐりと口を開いた。 「いいさ、頭を上げてくれ。互いに戦いあった決闘者に、礼を尽くすのは、貴族として当然のマナーだ」 「……そっか」 才人は頭を上げると、 「礼を言った直後に、こんなこと言うのもなんだが……もうルイズを馬鹿にするなよ。またやったら、今度はおれから『決闘』を挑むぜ」 . その言葉で、周囲は再び緊張したが、ギーシュは冷静だった。 「いや、安心したまえ。公衆の面前でレディを侮辱するなんて、考えてみれば、この『青銅』のギーシュらしからぬ振る舞いだったよ。君が怒るのも当然だ」 そう言ったギーシュの笑顔は、意外に人懐っこいものだった。 彼は彼なりに、『決闘』で、才人を認めるところがあったのだろう。 才人は、この少年が、意外に好人物である点を認めざるを得なかった。 「なあ、あいつ――いや、ルイズを見なかったか?」 「いや、僕はずっとここにいたからね」 「そうか……。まあ、いいや。邪魔したな」 そう言って、才人はきびすを返したが、何かを思い出したように首だけで振り向いた。 「ああ、さっき、頭を下げた時に、転がってるのを見つけたんだが、コレお前のか?」 そう言ってかざしたガラスの小壜に反応したのは、意外にもギーシュ本人ではなく、傍らの少女だった。 「ギーシュ様……、まさかあれって、モンモランシー様の香水……?」 「へっ!? いっ、いやっ、何を言ってるんだケティ!?」 「じゃあ、じゃあ、やっぱりギーシュ様は、モンモランシー様と……!!」 「ノン! ノン! ノン! ノン!! 何を勘違いしているんだケティ!! 僕の心に住んでいるのは君だけだって、何回も――」 その様子を凝視しながら、才人は溜め息をつく。 ――まったく、どうしようもねえなあ、こいつら……。 「ああ、すまねえ。どうやらこれ、おれのだ」 へ? と言った表情で才人を振り向くケティ。 だが、才人は――いかにも取って付けたような演技ではあったが――いかにも一人で納得したように喋り続ける。 「これ、あれだ、その、――そうそう『秘薬』、『秘薬』だ。おれの治療に使ったやつ。その残り。うん、だから、これはそいつの物じゃない。安心していいぜ、カノジョ」 そう言って小壜をポケットに詰め込むと、才人は飄然と、背中を見せた。 ――ぽかんと呆気に取られるケティと、助かったという表情をしたギーシュを、後に残して。 前ページ次ページもう一人の『左手』
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会話・台詞集 ※このページは戦闘開始前と戦闘終了後の各キャラクターの汎用会話を収集するページです。 +戦闘前後会話テンプレ案 **ジェミニ #region ***戦闘前会話(1番目) -「」 -「」 -「」 ***戦闘前会話(2番目) -「」 -「」 -「」 ***戦闘前会話(反撃時) ジェミニ「イッツお返し!絶対に負けないよ!」 ジェミニ「いくよ!カウンターアタック!」 ジェミニ「サムライは、人に背中は見せないよ!」 ***戦闘後会話 ジェミニ「ううん、倒せなかった!」 ジェミニ「これじゃあ、ジェミニンに怒られちゃうな・・・」 ジェミニ(ジェミニン)「くっ!俺が出ていれば、こんな事には・・・・!」 ***戦闘後会話(撃破時、1番目) -「」 -「」 -「」 ***戦闘後会話(撃破時、2番目) -「」 -「」 -「」 #endregion アキラ 影丸 エックス ゼロ 大神 エリカ カイト ハセヲ 桐生 真島 クリス ジル クロム ルキナ KOS-MOS フィオルン さくら ジェミニ シエル ナナ 仁 一八 ゼファー ヴァシュロン ダンテ バージル 春麗 シャオユウ デミトリ モリガン 飛竜 秀真 ユーリ フレン リュウ ケン 零児 小牟 アクセル アティ アリサ イングリッド うらら エステル キャプテンコマンドー ジューン せがた 凪津 成歩堂 真宵 パイ 緋花 フェリシア 平八 リーンベル 涼 レオン ワルキューレ アキラ 影丸 エックス ゼロ 大神 エリカ カイト ハセヲ 桐生 真島 クリス ジル クロム ルキナ KOS-MOS フィオルン さくら ジェミニ シエル ナナ 仁 一八 ゼファー ヴァシュロン ダンテ バージル 春麗 シャオユウ デミトリ モリガン 飛竜 秀真 ユーリ フレン リュウ ケン 零児 小牟 アクセル アティ アリサ イングリッド うらら エステル キャプテンコマンドー ジューン せがた 凪津 成歩堂 真宵 パイ 緋花 フェリシア 平八 リーンベル 涼 レオン ワルキューレ
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強烈な閃光。それが私が見た最後の光景だった。 この日、ハルケギニアの地図上からトリステイン魔法学院は文字どうり消滅した。 ゼロの大統領ー完 「ってそんなのあるかー!」 と、ベッドから飛び起きそのまま転がり落ちるルイズ。 「きゃんッッいたた・・・あれ?」 辺りをキョロキョロ見回すルイズ。 「やっぱり夢?そうよね!夢よね!夢かーって何の夢だっけ?まあいいわ それより明日は大事な使い魔召喚の日だから早く寝なくっちゃ!」 そう言って再びベッドに潜り込みすやすやと寝息を立て始めるルイズ。 だが彼女は、夢は夢でも正夢だったと分かるのはそれから数時間後の事だった。 「宇宙の果てのどこかにいる、私の下僕よ!強く、美しく、そして生命力に溢れた使い魔よ! 私は心より求め、訴えるわ。我が導きに応えなさい!」 何度も失敗し周囲の黒煙が風に流された後、そこに居たのは一体のゴーレムだった。 「ゼロのルイズがゴーレムを召喚しただと!」 「あのルイズが?」 周りの驚く声など聞こえず、ルイズは自分が召喚したゴーレムをじっと見る。 「あれ?これって・・・・・」 彼女の脳裏に忘れたはずの夢の記憶が映し出される。 『オゥケェェイ、レッッツパァリィィィー!!!』 「ヒッ!」 夢の記憶を思い出したルイズは小さく悲鳴を上げるが、彼女の夢とは違いゴーレムは指一本動かさなかった。 「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール 五つの力を司るペンタゴン、この者に祝福を与え、我の使い魔と為せ」 その後、コルベールの指示に従い嫌々ながら契約を済ませるルイズだが 「いったーって何で私にルーンが浮かび上がるのよ!」 彼女の左手には使い魔のルーンが浮かび上がっていた。 それを見ていた周りは一部を除いて大爆笑。ルイズとゴーレムを残し皆学院へ帰っていったあと、ルイズは泣いた。 始めはゴーレムに八つ当たりし、喚き散らし、最後にはシクシクと泣いた。 どの位そうしていたか、ルイズはヨロヨロと立ち上がりゴーレムに手を着いた時、彼女は理解した。 今までの彼女なら決して理解できなかった、しなかったであろうことも。 ガンダールヴのルーンの力でこのゴーレム“メタルウルフ”の持ち主の熱き“大統領魂”を。 平和だったハルケギニアの地に戦乱の嵐が吹き荒れる。だが、我々には最後の希望が残されている。 熱き大統領魂を受け継ぐ“メタルウルフ”の使い手。ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールだ。 これから派手なパーティーが始まるんですね。私もこんな派手なパーティーは初めてです・・・・・ミス・ヴァリエール? 平民の名誉を守るため決闘を受けるルイズ。 「平民を守るのは大統ryげふんげふん・・・貴族の勤めよ」 ヴェストリの広場にギーシュと“メタルウルフ”を着けたルイズが対峙する。 「いけ!ワルキューレ」 『淑女なのは17時までよ!』 ギーシュはワルキューレを一体造りルイズに向かわせるのに対し、ルイズは黒い筒をワルキューレに構える。 『オーケー!レッツパーティー!』 ドカン! 『ビンゴー!』 一撃で破壊されるワルキューレ。その威力に驚くギーシュだが 「それは銃か?威力は凄いがそれで終わりだろう!」 そう言って六体のワルキューレを造りルイズを攻撃するギーシュ。だが、それに対してルイズは 『大歓迎ね、お返しに穴あきチーズにしてやるわ!」 ドガガガガガガガ!!! 武器を持ち替えたルイズが発砲。ワルキューレは粉々になり、穴あきチーズになったのは学院の一部と宝物庫だった。 その様子を遠くから見ていたメイドは、ぽつりと呟いた。 「前々からこんなに壮観なトリステイン魔法学院を壊したら、どんなに綺麗かと気になっていたんですよね」 宝物庫損壊の隙をつき、破壊の杖を盗み出す土くれのフーケ。 それを追うルイズたち、破壊の杖を取り戻すもその直後襲い掛かる巨大ゴーレム。 巨大ゴーレムの攻撃に対し、それを正面から受け止めるルイズ。 『見なさい!これがヴァリエール魂よ!』 そう言って巨大ゴーレムをぶんぶん振り回しぶん投げるルイズ。 ありえない光景にあんぐりと口を開けるキュルケとタバサとシルフィードとフーケ。 「私を捕まえないのかい?」 『私たちが受けたのは破壊の杖を取り戻すことよ。それにあんたは根っから の悪人には見えないし』 破壊の杖を取り戻して数日後、アンリエッタ姫殿下の密命を受け婚約者のワルド子爵、途中からキュルケ、タバサ、そして なぜかいるギーシュたちと共にアルビオンへ向かうルイズ。 だが、そこで待っていたのは婚約者の裏切りだった。 「んふはははははは。ルイーズ!」 「ワールドー!」 密命の為“メタルウルフ”の無いルイズは、ウェールズの命を懸けた行動により逃がされ、キュルケたちと合流し アルビオンを去ることしか出来なかった。 アレから数日後、不可侵条約を破り侵攻するアルビオンの艦隊。 『親愛なるトリステインの皆さん、私はレコン・キスタの一市民としてこのような状況は非常に残念です トリステインの女王にそそのかされた人々よ、思い出して欲しい“正義の心”を、ハルケギニアを思う心を 今投降すればまだ罪は軽いはずだ。貴方たちに“正義の心”が残っているならばその女を捨てて 17:00までに投降しなさい。これは最後通告です。合言葉は“ウィー・ラブ・クロムウェル”』 そのような言葉になど従わず攻撃を開始するが、圧倒的な火力の差によりほぼ壊滅状態のトリステイン艦隊。 「いくらあなたでもムチャよルイズ!」 『ムチャではないわ!なぜなら私はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールだからよ!』 「ちょっと、まちなさいルイズ!」 『キュルケ、ちょっとタルブまで行って来る』 戦火の火が迫るタルブの村では、シエスタがある決意をしていた。 「招待したわけでもないのにずうずうしいですね・・・・・お爺ちゃん、これ使わせてもらいます」 そう言って伝説の竜の骸、灰色の“メタルウルフ”に乗り込むシエスタ。 『ンフハハハハ!レッツパーリィー!』 アルビオンの艦隊旗艦レキシントン号に突撃するルイズ。 『ナイスランディング』 次々に現れ取り囲む敵兵に対して、ルイズは不敵につぶやく。 『ようこそ、トリステインへ。ハローボーイズ、そしてそのままおやすみボーイズよ』 ドガガガガガガガ!!! 待ち構えていたワルドと最後の戦いを繰り広げるルイズ。 アルビオンの艦隊はシエスタの“メタルウルフ”に落とされ、旗艦レキシントン号はルイズとワルドの戦闘により 落ちていくが、その際暴走した風石によりはるか高くへ飛ばされてしまう。 『これがハルケギニア・・・綺麗・・・』 「美しい・・・だがその下では醜い争いが起こっている、いまの我々のようにね さあ、これが最後の戦いだ!」 決着はルイズの勝利に終わる。風の魔法を使って息をするのがやっとの状態では、大気圏突入の摩擦熱までは防げなかった。 ワルドがこのまま燃え尽きるのかと覚悟した時、ルイズが救いの手を差し伸べる。 「ルイズ・・・・・なぜ」 『貴方がハルケギニアを思う気持ちは本物だった。けど、貴方は方法を間違ったのよ』 だが、ワルドはルイズの手を突き飛ばし、最後の力を振り絞り風をルイズの周りに張り巡らせる。 「さよならだ・・・・・僕の小さなルイズ」 『ワルドー!』 そのままルイズはハルケギニアの地に落ちてゆく。 『ルイズさん、ルイズさん、答えてくださいルイズさん!』 シエスタの応答にルイズが答えることは無かった。だが、ルイズを知る者は誰も彼女が死んだとは思わなかった。 あのルイズがこんなことで死ぬはずがないと。 「人間が!この包囲から抜けられると思うなよ!」 『ノープロブレム。熱々のローストチキンにしてやるわ!』 ゼロの大統領ルイズ変 メタルウルフルイズー完
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『青銅』のギーシュ③ ブチャラティとギーシュ!戦いはいよいよ佳境に入るッ! 「さあ・・・厄介な状況になって来た・・・・。」 ブチャラティは状況を冷静に分析する! (奴の性格上、隙だらけで多少臆病だと思ってこれまで少々甘く見ていたが・・・。 もう今の奴にその隙を突く作戦を立てても無駄なようだ・・・。) 一方ギーシュ。 (考えろ・・・。彼を倒す手立てを・・・。必ず何か、彼を倒す方法があるはずッ! まず・・・自分を優位に立たせなくてはならない。怯まずに叩くッ!) お互いの体制は整ったッ!! 「いけッ!僕の"ワルキューレ"!!!」 「"スティッキィ・フィンガース"!!!」 ドゴォ! ダダダンッ! お互いの拳がぶつかり合った! 「見ろ!平民の"打撃"のほうが押してるぞッ!!」 ギーシュはさらに脳にエネルギーを送るッ! (やはりまともに当たってはあっちが上手だ・・。パワーも上なのがすごいが、 もう一つ、ワルキューレの攻撃を完全に上回る『スピード』も厄介ッ!!) "石礫"を放ちつつ、一歩、また一歩下がりながらギーシュは考えるッ! (ほんの・・・わずかでいい。動きを止めて、一気に畳み掛ける機会を作るんだッ! 僕なら、どうやれば動きは止められる・・・?) ブチャラティは少しずつ追い詰めながら疑問に思う。 (おかしい・・・・。さっきと違い、あまりにもあっけなく踏み込めている・・。 何か、策を練ったか・・・・?) その時、ギーシュは口を開く! 「3日前の天気は『大雨』。2日前の天気は『雨のち晴れ』。」 「・・・・・!?」 ブチャラティは立ち止まるッ!! 「なんだ・・・・?」 「昨日は『快晴』。そして・・・・本日も・・『快晴』・・。」 「天気予報なんて始めてどういうつもりだ・・・?」 「『予報』ではないさ。これは過去の天気の情報、『記録』だ!ワルキューレ!」 ワルキューレが再び突進! 「またワルキューレ・・・?」 ブチャラティが即座に破壊ッ! 「コレと『天気』とどんな関係が・・・?」 「前を向いてていいのかい!?」 ギーシュが空に造花を!その先には・・・・・巨大な石礫ッ! 「さっきより・・・・デカいッ!!」 ドドンッ!! ブチャラティの真上に大岩が飛ぶッ!! 「上空からの攻撃!?」 「『一時』・・・・・。」 続いて小さく、なおかつ速い石礫が大きな礫に向かう!! 「『石の雨』にご注意を・・・・!」 バリンッ! ズダダダダダダダダダダ!!!!!! 「ぐおおおおおおおおおああああああ!!!!!」 降り注ぐ物ッ!それは石礫の雨ッ! 上空の大岩にさらに石礫をぶつけ適度に粉々に割る事で、石礫の雨を降らせたのだッ! それは絶えることなくブチャラティを容赦なく襲う! ズシィ!ドゴォ!バキィ! 右肩ッ、背中ッ、左膝ッ!辛うじて頭を防ぐが、ダメージは甚大だッ! 「クラスター爆弾と同じ要領だ・・・。上空に放ったミサイルからさらに小さな爆弾を大量に落として より広範囲を攻撃するアレと同じッ!」 さらに石の雨は容赦なくブチャラティに降り注ぐ!! 「これ以上は・・・・やらせるかああああああ!!!!!」 ブチャラティがスタンドでギーシュに打ち返す! 「そう来る事は・・・・予測済みだッ!」 ギーシュが呪文を唱える!その先には"石の柱"が! 「これで君の攻撃を防ぎきって・・・。」 「開け!ジッパー!!」 パカッ! その時!空中で石が開いた! 「なっ!しまった!」 ミシィ! ギーシュは不意を突かれ、避けられなかったッ! 「ぐっ!うう・・・。石にジッパーを貼り付けて・・・空中で・・・!」 間髪いれずブチャラティが駆け出す! 「ワルキューレ!」 ギーシュがまた花びらから人形を生み出す! 「ダメだギーシュ!このコースは・・・『直線』はマズイッ!!」 ギャラリーが叫んだ時は時すでに遅しッ!ブチャラティはまたワルキューレにジッパーを! 「もう一度・・・くらえっ!!!」 再び破片がギーシュを襲う! 「大丈夫だ・・!この柱で防ぎきってみせ・・。」 バキンッ!! 予想外ッ!柱は一発目で砕け散ったッ!! 「なっ!しまった!」 間髪いれず二発目が来るッ! 「ギーシュ!避けるんだぁ~~~ッ!!」 だがギーシュは! 「・・・・・・・・・・・。」 微動だにしないのだっ! 「な・・!何やってるんだぁ!?」 ミシィッ!! 「・・・・うぐっ!!」 続いて三発目ッ!! メリィッ!!! 「ぐっ!!・・・・ぐぅ・・・。」 四発目ッ!五発目ッ!六発目ッ!! ドコッ!ボカッ!バキッ!! 「うわあああああああ!!!!!」 ギーシュはとうとう後ろに吹っ飛んだッ!! バッタァァン!! 「スゲェ・・・・!もしかして本当に『ゼロのルイズ』の使い魔が勝っちまうのか・・・?」 「ギーシュ・・・。なんで・・・?なんで避けなかったんだッ!?」 「『避ける』?そんな事はできない。 もしここで避けてしまったら・・・ここから動いてしまったならッ!! 彼はこの『ライン』を通ってこないッ!・・・大丈夫だ・・。いいぞ! その位置が・・・彼の渡っているその『ライン』がすごくいいっ!!」 ギーシュは腹を抱えながらも杖を突き出す。 「一体何を・・・!?」 そう言ったブチャラティ。だがその時ッ!! グチャッ!! 「何ッ!?」 足に違和感ッ!"ぬかるみ"だ!ブチャラティはぬかるみに足をとられた!! 「今だッ!!"錬金"!『ぬかるみを石に変えるッ』!!」 ドリュゥン!! ブチャラティの足が完全に石で埋まるッ! 「こ・・・これはッ!!」 「そして・・・無駄にワルキューレを破壊したのが災いしたな・・・! もう一度錬金ッ!『青銅で・・・!』」 ピタッ ピタッ ピタッ ピタッ ワルキューレの『破片』がどんどん足元に集まり・・・・。 ドギュゥゥ~~ン!!!! 「『足元をコーティングするッ!!』」 最悪ッ!ブチャラティの足は今!完全にギーシュの策によって動かなくなってしまったッ!! 「コイツ・・・!負傷してまでその場を動かなかったのは・・・! オレをこの位置におびきよせるためだったのかッ!!」 「そう・・・・。続けざまに雨が降れば二日ほど晴れても深いところはぬかるみが残る・・。 だからボクは戦いながらそのぬかるみの位置を把握して君を捕らえたッ!」 そしてギーシュの造花の先端にまた石礫がッ! 「・・・・そして僕はッ!君を倒すために一切の躊躇を行わないッ!! 確実!そう、確実に倒すために僕は絶対手を抜かないッ!!」 「くそっ!S・フィンガースで脱出を・・・!」 ズダンッ!! つぶては真っ直ぐブチャラティの腹部へと放たれるッ!! 「ぐあっ!!」 ブチャラティも跪く!目線がギーシュと並んだッ! 「手を抜かないと言ったハズだ!おめおめと逃がすと思うかい・・? このままトドメを・・・・!」 ギーシュが動いた・・・その時ッ! ズドンッ!! 「うごぶッ!!」 「こっちも・・・つぶて返しだ・・・!」 ギーシュが喰らったのは、丁度石礫と同じような石の弾丸だッ!! 「S・フィンガースで・・・、撃ったのか・・・!」 お互い肉体のダメージが限界ギリギリッ!決着は近かったッ! 「「・・・・・・行くぞッ!!」」 ―※― 同じ頃、ルイズはブチャラティにもらったリンゴの皮をむき、 シャリシャリと食べていた。 だがもう芯しか残らない状態になり、食べられなくなった頃だった。 「・・・・・アイツ・・・、決闘なんて・・。何考えているの・・・・?」 深く考え込んだ後、芯をゴミ箱に投げ捨てた時だった。 ガァァァァン!!!! 広場のほうから何かがぶつかり合う音が聞こえたッ!! 「・・・・!?何!?何の音なのッ!?」 何なの?と思ってから、ルイズは決闘が広場で行われていた事を思い出していた。 「・・・・フンッ!あんな分からず屋!少し痛い目にあえばいいのよッ!!」 だがしばらくルイズはうずうずしていた・・・。 「・・・・んもうッ!主人に心配かけるんじゃないわよ全くッ!!」 痺れを切らしたかのようにルイズは外に駆け出したッ!! 広場。 「たしかココで・・・あっ!」 見えたのは土煙ッ!ルイズはさらに近づいたッ! 「ブチャラティ・・・?やっぱりギーシュに・・?」 「ルイズッ!!」 呼ばれた。声の主は・・・間違えようがない。キュルケだ。 「なによ・・・。所詮アイツは平民で・・。」 「アンタ・・『一体何を』呼び出してしまったの!?」 ルイズの予想を裏返す返答! 「・・・・・え?」 「彼・・・確かブチャラティとか言ってたわよね・・。彼は何なの!?平民なの?メイジなの?」 「そうだ・・。アイツ・・・妙な能力でギーシュを・・・!」 「な・・・・え・・?」 まだ状況が把握できないルイズ。 「あっ!土煙が晴れたぞ!」 ルイズが振り返る!その先にいたのは・・・? 「ぐ・・・ゲホッ!ゲホッ!」 ギーシュだった。だがかなり弱っていた。 跪いてしまっている。もう意識を保つのでやっとのようだ! そして地面に結構な量を吐血している。 「ブ、ブチャラティは・・!?」 「フ・・フフ・・・・。」 ギーシュが口を開く。 「え・・?」 皆の視線がギーシュに向く。 「フ、フ、フフフフ・・・アッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!!!!!! やった!やったんだッ!!とうとう僕は打ち勝ったんだッ!! 彼に!そして自分の『運命』に!打ち勝ったんだぁ~~~ッ!!!」 バンッ! ギーシュの高笑いにルイズの表情が凍りつく。 「え・・・・?」 そして土煙が完全に晴れる。そして目に入って来たのはッ! 最初に見えたのは地面に突き刺さっている剣だ。 そして次に見えたのは・・・・! 「あ・・・・・あああ・・・・・!!!そんなッ!」 ルイズが次に見たもの。それはその剣へと手を伸ばし、 しかしそれも叶わぬまま崩れ落ちた――――ブチャラティの変わり果てた姿だった。 「ブチャラティ~~~~ッ!!!」 「やったッ!彼は行動をとらなかった!つまり、彼は負けを認めたのだッ! ついに、ついに勝った!勝ったぞッ!!」 (クソ・・・もう・・・限界だ・・・!この戦いにかけた『覚悟』は・・・奴のほうが・・・上だった・・。 オレとしたことが・・・こんな結果に・・・。オレの・・・完敗・・・か・・・・!) 彼に一体なにがあったのか?彼は何を果たせなかったのか・・? そして、彼は本当にこれで終わりなのか?それは次回明らかになる・・・。 to be continued・・・
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限定、イベントを除く No. 氏 名 読み仮名 レア度 タイプ 守備位置 打席 ファン パワー ミート 走 力 守備力 投 球 球 速 球 威 変化球 制 球 成長タイプ 1-36 遠山 みちこ トオヤマ ミチコ ★★★ 制球 投手 右 140 5 5 5 5 右 125 15 16 30 早熟 1-49 小梅 コウメ ★★★★ 制球 投手 90 右 132 10 8 30 早熟 1-55 遠山 みちこ トオヤマ ミチコ ★★★★★ 制球 投手 180 右 125 18 19 33 天才 3-21 桜沢 えり サクラザワ エリ ★★ 守備 捕手 右 80 11 10 11 20 万能 1-50 神崎 かえで カンザキ カエデ ★★★★ 守備 捕手 右 140 11 10 11 21 万能 1-37 安西 レミ アンザイ レミ ★★★ ミート 一塁 右 140 10 21 11 11 早熟 1-51 のぶよ のぶよ ★★★★ パワー 一塁 左 140 30 10 5 5 早熟 2-61 遠山 みはる トオヤマ ミハル ★★★★ 走力 二塁 右 180 12 20 25 13 天才 3-51 藤咲 ほたる フジサキ ホタル ★★★★ 守備 二塁 右 140 11 10 11 20 万能 1-38 クレア クレア ★★★ パワー 三塁 左 110 21 10 11 10 早熟 2-46 クリステル クリステル ★★★ パワー 三塁 右 140 30 16 15 16 早熟 2-44 愛沢 翔子 アイザワ ショウコ ★★★★ 守備 遊撃 右 170 11 10 10 22 万能 2-39 森川 ちひろ モリカワ チヒロ ★★★ 守備 外野 右 110 10 11 10 21 万能 2-40 鳴海 さなえ ナルミ サナエ ★★★ 走力 外野 右 140 11 10 21 10 早熟 N-22 カイ カイ ★★★ 守備 外野 右 150 10 11 10 21 平均 2-60 烏山 ひな カラスヤマ ヒナ ★★★★ パワー 外野 左 180 20 12 11 11 万能改 N-29 ワルキューレ ワルキューレ ★★★★ 守備 外野 左 150 10 11 10 20 平均 2-54 蓮見 マリア ハスミ マリア ★★★★★ 走力 外野 右 200 11 12 25 11 早熟
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山口春菜をお気に入りに追加 山口春菜とは 山口春菜の72%は愛で出来ています。山口春菜の22%は運で出来ています。山口春菜の3%は純金で出来ています。山口春菜の1%は嘘で出来ています。山口春菜の1%は夢で出来ています。山口春菜の1%は時間で出来ています。 山口春菜@ウィキペディア 山口春菜 山口春菜の報道 英国さながらの別世界が待つ「ローザンベリー多和田」で、イングリッシュガーデンに癒やされる【まるで海外な絶景旅イギリス編】|るるぶ&more. - るるぶNEWS 学生音コン:学生音コン全国大会声楽 高校1位、板戸さん 大学1位、上村さん - 毎日新聞 弟を守るために…萩原成哉作品「Ensemble」に佐武宇綺ら - ステージナタリー 舞台「終末のワルキューレ」開幕、飯窪春菜「それぞれの闘士がその場の主役」(コミックナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 舞台「終末のワルキューレ」開幕にブリュンヒルデ役の飯窪春菜「熱い熱い戦いを観て」(ステージナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース テーマは嫉妬と憎悪、マーダーミステリーシアター最新作に36人のキャストが挑む(ステージナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース TAIYO MAGIC FILMの2本立て公演、出演に佐竹桃華・山本裕典ら - ステージナタリー ソニー生命カップ第43回全国レディース大会が開幕、ベスト16が出揃う [テニス](テニスマガジンONLINE) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 舞台「終末のワルキューレ」飯窪春菜&田上真里奈を中心としたメインビジュアル(動画あり) - ステージナタリー 【京都】春・秋のみ特別公開される嵐山の宝厳院へ! 紅葉に彩られた庭園はライトアップもおすすめ|るるぶ&more. - るるぶNEWS 【京都】苔と紅葉のコラボが人気! 大原の名刹・三千院でひと足早い洛北の秋を楽しもう|るるぶ&more. - るるぶNEWS HISアメリカ法人が、サステナブルツーリズムの旅行予約サイトをリリース | 最新記事 - 日本最大級の民泊情報サイト MINPAKU.Biz 心と心の交流が生まれる町に。Airbnbと長野県辰野町がパートナーシップを締結 | 最新記事 - 日本最大級の民泊情報サイト MINPAKU.Biz 神と人がタイマン勝負!「終末のワルキューレ」舞台化、ブリュンヒルデ役は飯窪春菜(コメントあり) - ステージナタリー パソナJOB HUB 鳥取県の自治体や企業、団体と都市部人財との新たなコミュニティを創出『とっとり翔(か)ける福業』 都市部人財向けオンライン説明会 8月5日開催 - PR TIMES 近藤春菜、充実の新生活「日々新鮮で楽しい」『スッキリ』での成長やお笑いへの思いも語る (1) - マイナビニュース 近藤春菜、9人のNiziUと初対面 “寮母感”あふれる記念ショットに反響 - クランクイン! 川口春奈「クッキーとラーメン作りに専念を!」 近藤春菜とのWハルナ2ショットに反響 - クランクイン! 飯窪春菜が“ゲスの女王”に、ジャーナリストの葛藤や闘い描く「フェイクニュース」(コメントあり) - ナタリー 「Slack」はただのチャットツールではない――教育現場で使われる理由とは? - EdTechZine(エドテックジン) オンラインキャンパスの運営者3名が語る「Slackの価値」 (1/3) - ASCII.jp 若者たちが考える「次世代のサステナブルブランド」とは - 株式会社 博展(サステナブル・ブランド企画推進室) 近藤春菜、山口真帆に同情「夢潰された」「運営側は何を守りたいのか」 - マイナビニュース 山口春菜をキャッシュ サイト名 URL 山口春菜の掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る 山口春菜のリンク #blogsearch2 ページ先頭へ 山口春菜 このページについて このページは山口春菜のインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される山口春菜に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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FIELD COMBAT FIELD COMBAT DX 機種:AC, FC, PS, Mob, Wii, PC, 3DS, WiiU 作曲者:不明 開発・発売元:ジャレコ 開発元 (FC):トーセ 発売年:1985年5月 (AC)、1985年7月9日 (FC)、2003年12月 (Mob DX) 概要 ジャレコのシューティングゲーム。ファミコン版が有名。 敵ユニットをキャプチャーして仲間にし、戦わせる事が出来るユニークなシステム。 BGMにはWilhelm Richard Wagner「Die Walküre」(ワルキューレの騎行)をはじめとしたクラシック楽曲を使用。 2003年にiアプリ向けリメイク『フィールドコンバットDX』が発売。 余談だが、『ゲーム天国』にて、自機である「ジェネシス-3」の搭乗者が1P→みき、2P→みさとというかわいい女の子だと設定された。 収録曲 ※サントラ発売順 ①:クラシック イン ゲームミュージック (AC) ②:燃えろ!! ジャレコ Audio Collection (FC) ③:Rom Cassette In Jaleco (FC) ④:Arcade Disc In JALECO -SHOOTING- (AC) 曲名① 曲名② 曲名③ 曲名④ 作・編曲者 原曲 補足 順位 CREDIT フィールド1~4BGM 戦闘開始ファンファーレ FIELD 1~4 BGM 作:Wilhelm Richard Wagner 楽劇『ワルキューレ』第1日WWV86b ワルキューレの騎行 FC版、Mob版でも使用 フィールド ステージBGM FC版、Mob版でも使用 キャプチャービーム 効果音FC版でも使用 ステージクリア 効果音FC版、Mob版でも使用 フィールド5~8BGM FIELD 5~8 BGM 作:Julius Arnošt Vilém Fučík 剣士の入場 フィールド9~12BGM FIELD 9~12 BGM 作:Peter Ilyich Tchaikovsky バレエ組曲『くるみ割り人形』より「葦笛の踊り」 フィールド13~16BGM FIELD 13~16 BGM 作:Wilhelm Richard Wagner 歌劇『ローエングリン』WWV75 第3幕への前奏曲 FIELD CLEAR 未使用曲1 未使用曲2 未使用曲3 作:Peter Ilyich Tchaikovsky バレエ組曲『くるみ割り人形』より「行進曲」 未使用曲4 作:Franz von Suppè オペレッタ『軽騎兵』より序曲 未使用曲5 作:Nikolai Andreyevich Rimsky-Korsakov オペラ『サルタン皇帝』より第3幕 第2場への間奏曲 熊蜂の飛行 未使用曲 ファミリーコンピュータ版追加曲 タイトル Mob版でも使用 サウンドトラック クラシック イン ゲームミュージック (LEGEND COMPILATION SERIES) アーケード版のフィールドBGMを収録。 燃えろ!ジャレコ Audio Collection ファミリーコンピュータ版のBGMを一部収録。 Rom Cassette Disc In JALECO ファミリーコンピュータ版の音源を収録。 Arcade Disc In JALECO -SHOOTING- アーケード版の音源を未使用曲も含め収録 関連動画 フィールドコンバット for FC (1985) ファミコン版(プロジェクトEGGで配信されているバージョン)の紹介動画 フィールドコンバット プレイ映像 ファミコン版(3DSバーチャルコンソールで配信されていたバージョン)のプレイ映像
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【表記】 【俗称】 【種族】サーヴァント 【備考】 【切札】 【設定】 【ステータス】 筋力B+ 耐久A 敏捷A 魔力C 幸運E 宝具A 【スキル】 対魔力:B 詠唱が三節以下の魔術を無効化する。 大魔術・儀礼呪法であってもダメージを殆ど受けない。 騎乗:A ワルキューレとして天馬に騎乗した逸話から。 神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を自在に操れる。 逸話通りであればA+のスキルとなるところ、ランサーとして召喚されたことから低下している。ライダーでの召喚となればA+になる。 神性:E 神霊としての適性は一応あるものの、ごく低い。 かつては大神オーディンの娘である戦乙女ワルキューレの一員だったが、大神オーディンから神性を剥奪された。 魔力放出(炎):B 炎に包まれた館の中で眠りに就いたという逸話がスキルとなったもの。 情念が深まるごとに炎は強くなり、魔力を元にして燃え盛る。 原初のルーン 北欧の魔術刻印であるルーンを有している。 愛するシグルドに対してルーン魔術を伝えたとされる彼女は、一流の魔術師でもある。 本来は父たる大神から授かった「原初のルーン」を示すスキルだが、普段は力を抑制されている。 Aランク以上の神性スキルを所持していない状態でスキルの真価を発揮してしまった場合、宝具の使用に制限を受ける上に霊核へと深刻なダメージが入り、やがてブリュンヒルデは消滅する。 英雄の介添:C 英雄を勝利に導くワルキューレの性質がスキルとなったもの。 魔力を同調させ、対象が行うあらゆる成功判定にプラス補正を与える。 【宝具】 『死がふたりを分断つまで(ブリュンヒルデ・ロマンシア)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~40 最大捕捉:1人 運命の相手への深い愛憎の情を、生前に使用した魔銀の槍として形成させた宝具。 対象への愛が深くなればなるほど槍は重く大きく変化する。 生前の彼女が真に愛した対象であるシグルドに対しては特に絶大な効果を現す。 好きよ好き大好きです、一緒に死んでください貴方――― (彼女が「真の英雄である」と信じる相手にはよく効く。シグルドに縁深いジークフリートにもよく効く) あれはですね,「ブリュンヒルデから見た正義の人」のことなんですよ。 全体としての正義ではなく,あくまでも彼女個人が考える正義であり勇士です。 だから,もし「アイアンマン」のトニー・スタークみたいな正義の人が出てきても,ブリュンヒルデは「ときめきません……あれは悪です……」と言うかもしれない(笑)。 なので,「愛する者」を紐解いていくと,ブリュンヒルデの好みや正義の在り方が分かるようになっています。 【戦闘描写】 【能力概要】 【以上を踏まえた戦闘能力】
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【元ネタ】北欧神話 【クラス】ランサー 【マスター】 【真名】ブリュンヒルド 【性別】女性 【身長・体重】165cm・57kg 【属性】混沌・善 【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷A 魔力A 幸運E 宝具B 【クラス別スキル】 対魔力:B 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 【固有スキル】 ルーン:A 北欧の魔術刻印・ルーンの所持。 炎避けの加護:A 火神ローゲの加護により、火属性攻撃に対して強い耐性を得る。 神性:B 主神オーディンによって選ばれた戦乙女・ワルキューレの一人である。 剥奪されていたが、死後ワルキューレに戻ったとされるため復活した。 【宝具】 『神戦誘う戦姫の槍(ロギ・ヴァルキュリア)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:1人 勝利を意味するテュールのルーンが彫られた槍。 「破壊と再生」を司る炎を「循環」を意味する環の形で纏う。 穂先から放たれる炎の環は、焼き尽くした生命を循環させ、 魂の領域にまで戻させるため、焼かれた部分は霊体へと変化し、治癒しなくなる。 ワルキューレがエインヘリャルをヴァルハラへと運ぶのに用いた武具であり、 戦乙女としてのブリュンヒルドを象徴する宝具である。 『戒め背負う不義の罪(ヴェレット・ヴァルヌング)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:1人 ブリュンヒルドの生涯を象徴する、裏切りに対する戒めの呪縛。 裁きの呪いはブリュンヒルドの周囲に常に蠢き、 他者の過去の裏切りを、身体に嵌る『輪』として具現化する。 この輪は、物質的な重さを伴う戒めであると共に、 相手の魔力に制限をかける魔術的な戒めでもある。 輪の数は対象の裏切りの回数、規模に左右される。 【解説】 主神オーディンに使える戦乙女の一人。エッツェル王の妹であり、半神半人だとされる。 しかしある戦争においてオーディンの意に逆らい、彼の望まぬ国を勝利へと導いてしまった為、 戦乙女としての神性を剥奪され、眠りの魔法をかけられ、炎に囲まれた城へと幽閉されていた。 やがて城を訪れた英雄シグルドの手で、ブリュンヒルドは覚醒し、二人は恋に落ちる。 二人は再会を約束し旅に出るが、シグルドは彼女を裏切る予言を聞き、運命を受け入れていたのだ。 そして再び二人が巡り合った時、シグルドは陰謀により記憶を失ってしまっていた。 記憶を失ったシグルドは他の女と結婚し、彼の手によってグンターと婚姻させられたブリュンヒルド。 彼女は愛憎の末、偽りを口にした者を殺すよう槍に誓い、その槍を用いてハーゲンがシグルドを暗殺した。 しかしその直後に全ての真相を知ってしまい、深く後悔したブリュンヒルドは自ら命を絶ったのである。 死後、戦乙女としての姿を取り戻し、冥府の館にシグルドとの再会を求めて赴いたという。 【イメージイラスト】 ブリュンヒルド ブリュンヒルデ 【出演SS】 運命開幕・流星の英雄達 ブリュンヒルドとジライヤ マザー・ハーロットVSブリュンヒルド、士郎争奪戦 シグルド&ブリュンヒルドのトラぶる道中記 ドキッ!女だらけの聖杯戦争