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前ページルイズ×なのは(幼) 煙が晴れ、ようやく姿を現した人物の顔をルイズは覗き込むようにして訊ねた。 「あんた誰?」 それは茶色の髪をツインテールに結んだ小柄な女の子だった。少女は答える。 「えっと、高町なのは。なのはだよ」 十歳くらいだろうか。少女らしい可愛らしい声だ。だが、名前だけ言われても素性がわかるわけではない。 質問の仕方が悪かったかもしれない。 「その格好、平民よね」 黄色いパーカーにオレンジ色のスカートといった格好は、貴族の間では見られない。 平民の普段の格好などよく知らないが、あまり高級感が感じられないから平民の衣服なんだろうとルイズは結論付ける。 「あのぅ、どちらさまでしょうかぁ」 「ルイズ・フランソワ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ」 平民は一度で覚え切れなかったようで、困ったように頬をかいた。 「えっと、それで、そのルイズさんが私になんのご用でしょうか」 周りからは平民を呼び出しただの、ゼロのルイズだのとあざ笑う声に混じって、一部ロリコンの息遣いが聞こえてくる。 ルイズは顔を真っ赤に染め、口早に状況を説明すると、まだよく飲み込めていない様子の平民にコントラクトサーヴァントを行った。 平民の左手にルーンが刻まれ、契約は無事に完了した。 「べ、別にあんたみたいな平民の使い魔で満足したわけじゃないんだからね、し、しし、進級のためよ、進級の!」 「コントラクトサーヴァントは無事に完了したようだね。珍しいルーンだからちょっとスケッチさせてもらえるかな」 コルベールが授業を終わりにすると、ほかの生徒たちが空に浮かんで飛び去っていく。 ルイズとなのはは、その場に取り残された。魔法で飛んでいく生徒たちを見上げて、なのはは尋ねる。 「ここは魔導士の訓練所かなにかなんですかぁ?」 「トリステイン魔法学院よ」 「う~ん、知らないなぁ。ねえレイジングハート、クロノ君たちと連絡とれる?」 なのはが胸元の赤い宝玉に話しかける。 マジックアイテムかなにかなのだろうか、宝石に話しかけること自体は奇異にも思わないが、ルイズは平民がマジックアイテムを持っていることに疑問を抱いた。 「あんたのそれ、なにかのマジックアイテム?」 「はい、レイジングハートっていって、インテリジェントデバイスなんですけど・・・・・・」 そう言って、なんども宝玉に話しかけてみようとするなのはだが、一向に返事が返ってくる様子はない。 まあ、平民が持っているくらいだから安物のアイテムなのだろう。 おおかた貴族が作るのに失敗したマジックアイテムの一部をたわむれに平民にくれてやったのだろう。 「壊れちゃったんじゃないの?」 レイジングハートのなのはの間に結ばれた絆の強さを知らないルイズはいとも簡単に残酷な質問を投げかける。 なのはは大きく目を見開く。 「そんなはずない、修理すればきっと直ってくれるよ!」 十歳くらいの女の子の思わぬ剣幕に圧されて、ルイズはわずかにひるみ、気まずさを感じながら答える。 「そ、そう。まあ、大事にしまっときなさい。あんまり大事そうにしてると、盗られるわよ」 貴族は平民のものなど欲しがりはしないが、なかには質の悪い連中が悪戯で隠したりするかもしれない。 最近では不思議と少なくなったが、ゼロのルイズと揶揄され始めた頃には、授業中にちょっかいを出されたり、いろいろ嫌なことがあったので、ルイズはなのはに忠告を与える。 その後、ルイズはなのはを自室に連れて行き、住んでいる土地の名前などを尋ねてみたが、あまり情報は得られなかった。 わかったのは、なのはの年齢がジクウ管理局というところと連絡を取りたがっていることと、彼女が大切そうにしているマジックアイテムがとても大切なものということだけだった。 そのジクウ管理局とやらに親が勤めているのかとルイズが訊ねると、そうではないという。 十歳の女の子を突然に親元から引き離してしまったということに罰の悪さを感じているルイズだったが、どうもなのはは普通の十歳とは違うようだ。 翌朝、早起きのなのはに起こされて食堂へ行くと、見慣れた豪勢な料理に混じって、小さな一枚の皿が自分の近くに運ばれてきた。 ルイズが昨日のうちにコック長に使い魔の料理を頼んで置いたのだが、あまり見たことのない料理だ。 薄く焼いた卵で包んで、その上にトリステインの国旗が刺さっている。 「ねえ、これの中身はなにが入ってるの?」 「これはマルトーさんが考案したオムライスっていう料理なんです。 料理長のマルトーさんが、すっかりなのはちゃんを気に入っちゃったみたいで、腕によりをかけて作ったんですよ」 なのははいつの間に仲良くなったのか、メイドと仲良さそうに話している。 シエスタが厨房に呼ばれて去った後、ルイズはなのはに小声で尋ねた。 「あんた、いつの間にあのメイドと仲良くなったの?」 「シエスタさんとは今朝、洗い場でお友達になったんです」 話によると、なのはは今朝、朝の散歩に出かけたものの学園内で道に迷ってしまい、シエスタに助けてもらったのだという。 なのはの説明にルイズは一応納得したが、平民の子供とはいえ貴族の使い魔になったのだから、きちんと自覚も持ってもらわないと困る。 「いいこと、あんたは仮にも私の使い魔になってるんだから、一人であんまり外をうろついちゃだめよ」 そう諭すルイズだが、同じ卓についていて話を聞いていた生徒の一人が彼女をあざ笑った。 「はは、さすがはゼロのルイズだ。平民のしつけが板についてるじゃないか」 その言葉を発端に、嘲笑の輪が広がっていく。 「まったくお似合いの使い魔だぜ」 「ペタンコ同士、気が合いそうだな!」 意地の悪い野次に、なかには眉を顰めるものもいるが、誰もそれを咎めようとするものはいない。 否、一人だけいた。 「なにが、おかしいんですか」 小さな呟きが卑屈な笑いを鎮める。最初、その声がどこから聞こえてきたのか誰にもわからなかった。 なのはがゆっくりと立ち上がり、もう一度告げる。 「今の言葉の、どこがそんなに面白いんですか?」 一同の視線がなのはへと向けられる。まさか平民の子供に意見されるなどとは夢にも思っていなかったのだ。 「はっ、驚いたね。まさか平民にこんな反抗的な口を聞かれるとは。ゼロのルイズ、ガキはちゃんと鞭でしつけとけよ!」 最初の発端を作った一人、金髪のキザ男ギーシュが強がりに聞こえる声音でなおも侮蔑を放った。 食堂に険悪な雰囲気が満ちる。なのはは家で喫茶翠屋の手伝いをしているから客扱いには慣れている。 こういうとき、どう対処すればいいかは自然と身につけている。だが、良くも悪くもなのはは父の背中をみて育った。 なのはは相手を威圧するように真正面からギーシュの顔を見据える。 「な、なんだ、その反抗的な目は。平民が貴族に文句をいうつもりか!」 こんなとき、父の士郎ならば言うだろう。いや、父に限らずとも、フェイトや兄の恭也でもきっとこう言うはずだ。 「表に出て話そうか」 「な、なんだとぉ!」 にわかに周りの貴族達がいろめきたつ。 なぜなら、手袋を投げつけるのが貴族間の決闘の合図であるならば、「表に出ろ」と相手に告げるのは事実上、不良貴族達のタイマンの合図であったからだ。 「おいおい、ギーシュ。平民に舐められてるぞ」 「ちょ、ちょっと、あんたみたいにちっこいのがギーシュとケンカして勝負になるわけないじゃない。今すぐに謝っちゃいなさい」 ルイズはなのはの身を案じて、袖を引く。だが、なのはは引かない。 ひとの寂しさや悲しみを放っておけない強く優しい心を持つがゆえに、伝え合うことを諦めたくない。 決闘はヴェストリ広場で行われることになった。 なのはは思い出す。 初めて会った頃、アリサやすずかとは友達じゃなかった。まだ何も話をしたことがなかったから、気持ちを知ることができなかった。 「使い魔にとってご主人様がどんなに大切か知ってるよ。いろんな人たちを見てきたから。 私はルイズさんが言葉で傷つけられるのをみたくないから、絶対に見たくないから、誰にも馬鹿にさせない。 ゼロのルイズなんて、誰にも呼ばせたりしない。そのためにぶつかり合わなきゃいけないなら、私は引かない!」 「ふん、だったら平民が貴族の前でなにができるか思い知るがいいっ」 ギーシュがバラの造花を振るう。すると、一体のゴーレムが土の中から現れた。 「これが僕の魔法、ワルキューレだ。言葉を伝えたくば、まずはこのワルキューレを倒してからにしてもらおうっ」 なのははギーシュが土から錬金してみせたワルキューレを見て、実力のほどを見定める。 本来のなのはならば決して負けることはない相手だが、今はレイジングハートが沈黙していて、補助が受けられない状態だ。使える魔法は限られてくる。 「行けっ、ワルキューレ! 小生意気な平民を懲らしめるんだ」 青銅のゴーレムが予想以上の速さで突進してくる。 なのはは左手を前に突き出し、桃色の魔法陣を展開させると堅固なバリアが出現する。 分厚い金属がぶつかり合ったような轟音を立て、ワルキューレの拳が弾かれる。 「ふ、防いだ!? なんなんだ、あの光る盾は!」 ギーシュの驚きの声が上がる。もう一度、ゴーレムを突進させ、シールドを打ち破ろうと試みる。 なのはの世界では魔法はプログラムとして準備され、自分自身やデバイスにセットして魔法の力を行使する。 それらの魔法を知るきっかけを与えてくれたのはユーノだが、戦闘のための魔法やそれを効果的に運用するための闘い方を教えてくれたのはレイジングハートである。 魔法の存在など知らずに過ごしてきたなのはが強敵と互角以上に渡り合えたのはレイジングハートの信頼と援助があってこそのものだった。 なのはは、いざというときのために自分自身に組み込んでおいたシールドをとっさに展開したが、そのシールドはワルキューレのパワーに徐々に押され始めていた。 「ま、まさか平民に魔法が使えるとは思わなかったが、しょせんは防ぐだけのもの。さあ、いつまで持つかな」 ギーシュが造花を振るい、さらにワルキューレの出力が上昇する。 「くっ、このままじゃ」 なのはシールドの限界を悟り、右手に小さな光弾を生み出す。 「ぷっ、なんだあれ、ファイアーボールか? ちっちゃすぎるだろ」 なのはが浮かべた光弾をみて、ギャラリーの一角から忍び笑いが漏れる。 バリアを展開しつつ、光弾を操作するのは難易度の高い技術なのだが、学生レベルではそのやり方を教わること自体がありえない。 それがどれほどの技術であるか、ほとんど誰にも想像がつかない。 だが、さすがにハルキゲニア有数の魔法学院、その技量の高みに気が付き、内心で戦慄するものもわずかながらいた。 決闘騒ぎを聞きつけ、遠見の鏡で見物しているオスマンとコルベール、そして間近で見ているキュルケとタバサである。 キュルケは赤い唇を噛み締め、少女の闘いを見守っていた。 (二種類の魔法を同時展開なんて、私にあんな芸当ができるかしら) キュルケとなのはでは魔法の質が違う。 そもそもの概念も違うが、自分の烈火のごとく激しい魔法や、タバサの冷徹で鋭利な魔法とは違って、なのはの放つ桃色の魔力が秘めているのは紛れもない優しさだ。 ひとを思い遣る、そのまっすぐな強さにこそ戦慄を覚える。 (負けちゃ駄目よ、なのは。ルイズのためにも、絶対に勝ちなさい) 手に汗を握り、我知らずキュルケはなのはを応援していた。 だが、左手で展開したバリアはとうとうヒビが入り始め、今にも破れそうになっている。 なのはは魔法弾を操作し、バリアを迂回させてギーシュの持っている杖に狙いを定める。 だが、そのため大きく曲線を描く進路をとった光弾は、反射的に身を守ろうとギーシュがワルキューレを自分と光弾の間に飛び込ませる時間を与えてしまい、防がれてしまう。 それでも光弾の直撃を受けたゴーレムは粉々に砕け散り、破片が草むらに散らばる。 なのはの光弾はただ小さいのではない。威力を一点に高めるために収束し、高密度の魔力を込めた弾体である。 ファイアーボールがテニスボールだとしたら、なのはの弾は研ぎ澄まされたライフル弾だ。 その威力を目の当たりにして、さすがに目の前の出来事に不審を覚えるものが出始める。 「な、なあ、まさかギーシュの奴、苦戦してるんじゃないか」 「だってよ、相手は平民だろ」 「いったい誰だよ、あれを平民って言い出したやつは。魔法をつかってるじゃないか」 「ねえ、でもあの魔法、なにか変じゃない。杖を使ってるふうもないし、あんな光の盾で防ぐ魔法なんて習ってないわよ」 ワルキューレが倒されたことで、ギャラリーがどよめき始める。 なのはは肩で息をさせ、ギーシュに話しかける。 「ギーシュさんは貴族なんだよね。魔法って確かにすごく便利だけど、使い方を間違えればひとを傷つけるんだよ。 ギーシュさんの魔法はなんのため、誰のために魔法を使うの?」 「ぼ、僕は、」 「答える必要ないぞ、ギーシュ。平民は力づくで黙らせろ!」 ギャラリーのなかから声が上がった。それは平民に地位を脅かされたと感じ始めた敏感な弱さから発せられた声でもある。 ギーシュ自身もその感情にしたがって、再びバラの造花を振るう。今度は二体だ。 一体で苦戦していたなのはは己の力量不足を痛感していた。 (帰ったら、いっぱい魔法の練習しなきゃ) すでに幾度もの戦場を経験し、エース級の戦闘能力を有するなのはだが、それはこれまでレイジングハートの支えあってのことだ。 ベルカの騎士たちとの闘いではデバイス自らがベルカ式のシステムを取り入れ、騎士たちと渡り合うことができた。 「どうだね、降参するなら今のうちだが」 「絶対にいや!」 「ならば仕方ない、トドメだ、ワルキューレ!」 二体同時に突進してきたワルキューレになのはは歯を食いしばる。瞬間、胸元で強烈な光が膨れ上がった。 《Protection》 突如として響いた声。その声にもっとも驚いたのは、なのは自身だったに違いない。 今度は先ほどのものより一層強固なバリアが展開され、ワルキューレ二体の突撃を苦もなく受け止め、二体いっぺんに弾き返す。 「レイジングハートっ!」 《ご心配おかけしました。よく頑張りましたねマスター》 聞き慣れた、待ち望んでいた声。 「もう大丈夫なの、レイジングハート」 《いつでも全力で行けます》 その心強い声に押され、なのはは中空に浮かんだレイジングハートをぎゅっと握り締める。 「じゃあ、ひさしぶりに行くよ! お願い、レイジングハート」 《all right」》 「風は空に、星は天に。 そして、不屈の心はこの胸に。 この手に魔法を。 レイジングハート、セット・アップ!」 《Stand by.....ready》 不思議な声とともに少女の全身が強い輝きに包まれる。少女の身体を覆っていた衣服が分解され、白いバリアジャケットの媒体として再構成される。 「次から次に妙な魔法を!」 「今度はこっちの、番だよ!」 《Flash Impact》 なのはの身体が一瞬にして掻き消え、立ち上がりかけていたワルキューレの前に出現すると、そのまま杖を叩きつける。 一体は吹っ飛ばされ、もう一体はその衝突に巻き込まれ、弾丸ライナーの軌道に乗って背後の塔に叩きつけられる。 ギーシュの頬を掠めて行ったワルキューレは、塔に激突した後、数秒の間をおいて地面に崩れ落ちた。 間接はあらぬ方向に折れ曲がり、青銅の腕が一体の背中を突き破って、腰半分がもげて地面に刺さっている。 それはあたかもギーシュの行く末を暗示しているかのようであった。 (あ、あんなものを生身に食らったら死んでしまう) ギーシュは身の危険に焦りながらも必死で方策を練る。先手が防がれた以上、いったん防御で凌いで、相手の隙を突く以外にない。 三度、魔法を発動させ、残りのゴーレムを全て生み出す。 これほどに魔力を消耗すれば、しばらくは魔法が使えなくなってしまうだろうが、背に腹は代えられない。 二体を防御に回し、一体を正面、最後の一体を背後に忍び寄らせて隙を窺う。 (これが大人の賢さってものさ、ガキとは違うのだよ、ガキとは!) 正面からぶつかって勝てないのなら、背面を突く。軍人の家系だけあって、ギーシュの戦術としての理論を正しく理解している。 だが、惜しむべきは実戦経験が圧倒的に不足していることだ。 いくら理論を叩き込まれたといっても、ギーシュのそれはしょせん座学にすぎない。 譲れぬもの同士がぶつかり合う激闘の最中で、幾度も傷つき、倒れながら磨いた戦闘技能の前では理論などなんの役にも立たない。 表情には出さずとも背面を警戒していたなのはは、とんぼ返りに飛翔し、翻りざまに砲撃で残りのワルキューレ全てをなぎ払う。 《divine shooter》 圧倒的火力の砲撃が空中からワルキューレの身をそぎ落としていく。 カートリッジ節約と、主の身体にかかる負担軽減を理由に威力を抑えた攻撃を提案をしたレイジングハートだが、それでもいとも簡単に青銅のゴーレムを跡形もなく消滅させていく。 「馬鹿な! 詠唱もなしに、これほどの威力が出せるはずは!」 砲撃がようやく収まった後の広場は縦横に芝生が抉れ、魔力の残滓による硝煙が立ち上っていた。 ゴーレムを失ったギーシュにはもう魔力さえも残っていない。低空で飛翔するなのはがギーシュめがけて思い切り杖で腹を抉る。 みぞおちを強打され、くの字に折れたギーシュは身体を天に突き上げられ、息を吸うこともできず、降参の声もあげられない。 意識を失いかけたそのとき、ギーシュの目に現実を疑わせる光景が飛び込んできた。 杖を囲んで四つの環状魔法陣が展開し、自分の身を突き上げる杖の先端に魔力が充填されていく。 尋常でないほど膨大な魔力の収束にギーシュの全身から血の気が引いた。 (そんな、この期に及んでトドメまで刺すのか? もう魔力もないのに!) すでに勝負がついているのは誰の目にも明らかなはずなのに、なぜここにいたってトドメの一撃を食らわなければならないのか。 それも全ては、ゼロのルイズと呼んで彼女の主を傷つけたせいなのだと、ギーシュは今更になって己の発言の迂闊さに気付かされた。 「ディヴァィィィィインッ、バスター!」 はるか天空まで突き抜ける砲撃。 零距離から発射された主砲の一撃は圧倒的威力をもってギーシュの身体を飲み込み、砲撃が収束したあとにはギーシュの身体がどこにも見当たらなかった。 遠見の鏡で見ていたオスマンが呟く。 「こりゃ、グラモンのバカ息子は死んだかのう」 「のんきに構えている場合ですか、学院内で生徒が死亡したとあっては一大事ですぞ!」 コルベールが慌てて水魔法使いを広場に派遣する。 広場では生徒達が空を見上げていた。 砲撃が貫通した積乱雲が上空に漂い、常識をはるかに超えた威力に皆が放心している。 そして、上空から黒い豆粒のようなものが落ちてきて、それは見る間に接近し、人の形をあらわにする。 天空近くまで打ち上げられたギーシュがようやく地面まで堕ちてきたのだ。 なのはは空に浮かんで、ギーシュが激突する前に魔法陣をクッションにして受け止める。 ギーシュは空中を落下している間、失っていた意識をようやく取り戻す。その顔は傷つき、弱っていたがどこか晴れ晴れとしていた。 「僕の・・・・・・完敗だよ。もう指一本・・・・・・動かせない」 なのはたちの魔法とは違い、バリアジャケットもないハルケギニアのメイジは紙のように装甲が薄い。 物理ダメージを0に設定しているとはいえ、痛いものは痛い。 まともに食らえば、その痛みに失神し、数日は起き上がれなくなるのが当然だ。 それでもギーシュは最後の力を振り絞るようにして、唇を動かす。 「君に・・・・・・ひとつお願いがある・・・・・・んだ」 声は弱弱しかったが、それでもギーシュは気丈に笑みを作る。 「名前を・・・・・・教えてくれないかい?」 その言葉に、なのははギーシュと気持ちが通じ合ったのを感じた。だから元気いっぱいに答える。 「なのはだよ。わたし、高町なのは!」 前ページルイズ×なのは(幼)
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前ページ次ページゼロな提督 既に夕陽が草原の彼方、ブドウ畑が広がる山向こうへ沈もうとしている。 山の斜面を覆い尽くすブドウ畑から降りてきたシエスタとヤンは、不安で潰されそうに なっているルイズとロングビルが立つシエスタの生家へ戻ってきた。ロングビルが手にす る長剣も、今は何も話さない。 何を聞かされたか尋ねたい二人に対し、先に口を開いたのはヤン。 「ねえ、ルイズ。僕らはここに、何日くらい滞在出来るかな?」 「え?えーっと…」 いきなり全然関係ない話をされて、驚きつつも考え込む。 「ニューイの月、一日が姫の結婚式予定日でしょ?で、姫さまのパレード出発が、その三 日前だから、タルブからトリスタニアまで三日くらいとして…。あと、五日か六日くらい かしらね」 「分かったよ。それじゃ、しばらくここに滞在させて欲しい」 ヤンは、ちょっと!何なのよ?というロングビルやルイズやデルフリンガーを無視し、 シエスタの後をついていった。 シエスタの家の一番奥にある部屋。そこは、村長一族の住む家とはいえ、少々豪華に思 えた。立派なデスクに壁の棚を埋め尽くす書物。花瓶だの絵画だのといった飾りっ気がな いので貴族の執務室、という程ではないが。 シエスタはヤンを部屋の中へと招き入れる。 「ここはひいおじいさんの部屋でした。ひいおじいさんは書き物はここで行い、この部屋 には誰も許可無く入ってはいけないと、皆にきつく言い聞かせていました。 死後、この部屋はそのままにしてあります。あ、もちろん掃除とか手入れはちゃんとし てありますよ」 ヤンは書棚の本を見て回る。それらは全てハルケギニア語で記された本ばかりだ。村の 秘伝とされる自著は別の場所に隠されているのだろう。 扉がコンコンとノックされた。シエスタが開けると、一冊の本を手にしたジュリアンが 立っていた。 「ねーちゃん!持ってきたよ」 「ありがとうね。貴族のお二人をしっかりお持てなししてね」 はーい!という元気な声と共に、少年の駆け足は遠ざかっていった。 シエスタは、本をヤンに手渡す。それは、便箋を束ねたような簡単な冊子のようなもの だ。ただ、その紙の中に、明らかに材質が違う物がある。まるで印刷用紙のような紙が混 じっている。 「これがサヴァリッシュ最後の書です。『迷い人が来たら読ませよ』、それが遺言です。ど うか、読んで下さい。そして、どうか…」 シエスタは言葉を濁して視線を逸らす。本当なら、村のために知恵を授けて欲しい、と 言いたいのだろう。だがヤンはルイズに雇われている立場だ。軽々しく頼むわけにはいか ない。 ちょっと逡巡するシエスタに、ヤンは微笑んだ。 「とにかく、読んでみるよ。その後どうするかは、それから決めよう」 デスクに腰掛けたヤンを残し、シエスタは部屋を後にした。 夕食前まで、ヤンは執務室に籠もっていた。 食堂で待つルイズもロングビルも気が気でない。ホスト役である村長はじめシエスタと サヴァリッシュ家の人々も、精一杯に貴族二人をもてなすものの、落ち着かないのは彼等 も同じ。テーブルの上のデルフリンガーが場の空気を変えようとあれこれ話を振るもが、 どれも空振りに終わってしまう。 キッチンから良い香りが漂い始めた頃、やっと食堂へヤンが冊子を片手に姿を現した。 即座にルイズとロングビルが駆け寄る。 「ヤン!一体どーだったのよ!何が書かれていたの!?」 「そうだよ!今さらあたい達にまで隠し事だなんて、水くさいじゃないか!」 詰め寄ってくる美女と美少女に微笑んだ。 「大丈夫、今から話すよ」 そして、シエスタとサヴァリッシュ家の人々に頭を下げた。 「サヴァリッシュ最後の書については、この二人も大体知っている内容でした。なので、 今さら彼等に秘密とする必要は無いと考えます。無論、この村に都合の悪い事実について は口外するつもりはありませんので、どうか彼等に教える事をお許し下さい」 困惑し、躊躇いながら顔を見合わせる。一族の視線が村長に集中したとき、村長も迷っ た末に「うむ、承知しました」と答えた。 席についたルイズとロングビル、そしてデルフリンガーを前にして、ヤンは語った。 オ イゲン・サヴァリッシュの半生を。 オイゲン・サヴァリッシュ中尉。 ブドウ農家の次男。経営者である父は趣味で自然志向の伝統ワインも醸造していた。別 に売るために作っていたわけではないが、なかなか評判が良かった。彼も興味を持ち、色 々と自分で勉強していた。 ブドウ農家は長男が継ぐため、彼は士官学校へ入学。卒業後、紆余曲折を経て銀河帝国 クロイツ艦隊所属空母『シュヴァルツシルト』にワルキューレのパイロットとして配属さ れた。同時期に家族全員が事故で死亡。相続したブドウ畑に思い入れはあったが、軍務が 忙しく経営出来ないので売却した。 しばらくの後、同艦隊はイゼルローン回廊へ配置された。回廊周辺宙域にて小規模の戦 闘中、サヴァリッシュ中尉の乗る単座式戦闘艇ワルキューレは空母を発進しようとしてい た。が、空母から発進しようと加速したとき、機体の前に鏡のようなものが現れた。回避 は間に合わず、そのまま鏡に突っ込んでしまった。 次の瞬間、なぜか彼は大気圏内を急上昇していた。 わけが分からず慌てて速度を落とし、機体を水平に保って旋回を続けた。 「それって、ビダーシャルが言ってた60年前に飛び去ったという飛行物体のことね」 顎に手を当てるルイズの予想に、ロングビルも頷いた。ただし渋い顔で。 「でも、わかんない単語がゾロゾロ出てくるねぇ…」 食器を運んできたシエスタも、苦笑いしながら皿を並べていく。 「あたしたちも、書物を読むと何のことだか分からない単語が多くて困ってるんです。ひ いおじいさんは子供たちにも分かりやすいよう、なるべく簡単な言葉を使って書を書いて くれたと言うんですけどね。 なんとか父達は話を理解しようと頑張ったんですけど、やっぱりダメで…狂人扱いされ たこともしばしばだったそうです」 ヤンは改めて冊子の文章を見直してみる。これは『迷い人』用の書なので、別に簡単な 言葉を使っていないだろう。だが、あんまり簡単に書きすぎたら、今度は実践面で問題が 出るから、それなりの専門用語も使っていることだろう。 話がずれたな、と思い、改めてヤンは手元の冊子に視線を落とす。 生きて門を越えたサヴァリッシュだが、彼には自らの幸運を喜ぶことはできなかった。 宇宙空間にいたはずが、大気圏内にいた。見知らぬ惑星上を飛んでいた。通信回線を開 いても雑音しか入ってこない。マップを開いてどこの星かと調べようとしたら現在地点を ロストしている。 彼は混乱の極みにあった。 空を見上げれば見知らぬ星空で、衛星が二つ。そのわりに高度を上げて地上を撮影して みると、どうも記憶に引っかかる地形がたくさん撮れた。自分はどこから大気圏突入した のかと記録された座標を調べれば、なぜか地上の半径10kmはあるクレーターど真ん中に突 然現れたことになっている。 撮影された地表の海岸線が歴史で学んだ地球の地図とソックリだと思い出したとき、彼 もヤンと同様にパラレルワールドへ迷い込んだことに気がついた。ただし、聖地の門から の召喚とは知らないので、自然発生したワームホールに偶然巻き込まれた、と考えた。そ して高度から撮影されたクレーターは、幾重も大小の同心円を描いていたことから、大小 様々な物体が定期的にワームホールから飛び出しては大爆発を起こしていることも予想が ついた。 ともかく、混乱する思考の中で、彼はこう考えた。自分がこの世界に飛び出してこれた なら、他にも同じくワームホールを通過した者がいるのではないか?と。とりあえず高度 を下げて地表を偵察することにした。行き先は、なんとなくおとぎ話によく聞くヨーロッ パっぽいからとハルケギニアを選んだ。 そして、彼は狭いコクピットの中で頭を抱えた。 地上に見えるのは古代地球、まさにおとぎ話の世界。火山周囲を飛び回る竜、なぜか空 中に浮いている巨大大陸、石と木で出来た原始的家屋、空気抵抗を無視した形状のまま飛 び回っている木造の船、歩き回る人々の服装まで、まさに中世ファンタジー世界。他の遭 難者がどうとか言う以前に、科学に従った世界ではないと思い知らされた。どうみても科 学世界と接触があるように見えない。 だが、いつまでも飛び回ってはいられない。燃料弾薬満タンで発進した直後とはいえ、 いつかは燃料切れになってしまう。なので、とりあえず人里から少し離れた山中に着陸。 銃や携帯情報端末、サバイバルキットなど、持てる装備品をあらかた背負って地上探検に 出発した。 上空から見えた、懐かしいブドウ畑を目指して。 「…そして訪れたのが、ここタルブの村だったわけだよ」 湯気ととも鼻腔をくすぐる美味しそうな香りをまとう鍋料理を前に、ヤンは長い話に一 区切りを付けた。 ワインの瓶を手にした村長が、話を聞く貴族達のグラスに注いでまわりながら話を補足 する。 「父の話は、何度も聞かされましたよ。本当に苦労したそうです。 その頃のタルブは細々と農耕をする片田舎の寒村で、ブドウ畑も今ほど広大で立派では ありませんでした。もちろん、奇妙な格好をした流れ者ですから、最初は奇異な目でみら れたそうですよ。おまけに、農作業はもとより、クワや鎌の振り方すら分からないのです から。 それでも村はブドウの収穫時期だったので、働き手が欲しかったから、とりあえず仕事 を手伝わせてもらえたそうです。しばらくは野宿暮らしでただ働きしながら、色々と教え てもらったそうです」 テーブルの上に置かれていたデルフリンガーが、食器を並べる邪魔になるのでと横に置 かれながら鍔を慌ただしくカチカチ鳴らす。 「おう、ほんでよほんでよ!それからどーなったってんだよ!?」 続きが聞きたくてしょうがない長剣が早口でまくし立てる。 ワインで喉を潤したヤンは再び語り始める。 サヴァリッシュは、ほどなくして村に受け入れられた。ブドウ農家、というよりワイナ リーとしての知識を認められたのだ。それに、実家で勉強していたブドウ栽培とワイン醸 造の知識は、全て彼の携帯情報端末に入ったままで忘れられていた。それを何年かぶりで 引っ張り出した。 他にも学校や士官学校時代に習った各種技術。ワルキューレの軍用コンピューターや携 帯情報端末にインストールされていた蘇生術、家庭の医学、辞書、計算、各種百科事典ソ フト。それら全てが村の助けになったのだ。 サヴァリッシュは稼いだ金で貴族に、山の中に隠していたワルキューレへ固定化の魔法 をかけてもらった。それも、何度も念入りに。出来る限り強力に。 何年かして彼は村に家庭を持った。村も町の商人からの借金を返済出来るくらい発展し た。故郷だった銀河帝国に彼を待つ家族はいない。ブドウ畑も売却した。もはや未練はな かった。 彼は、タルブを故郷とする事にした。 だが、そのためには幾つか必要な事があった。 彼が持つ知識をトリステインの貴族や教会に知られるわけにはいかない。魔法を使えな い平民など、人間扱いされないのだから。むしろ異教徒だの異端だのとして教会に異端審 問にかけられかねない。 領主アストン伯に彼の技術を売り込む事も考えたが、しなかった。彼が山中に隠すワル キューレの存在を公にする事だけは、絶対に出来なかった。固定化の魔法をかけてもらう 時も、ワルキューレが一体何なのか教えなかった。その後の定期的な掛け直しの時も信用 出来るメイジを慎重に選んだ。 彼は目立つ事を避けた。村に提供する知識は、決して自分が教えた事を口外しないよう 約束させた。突然村が裕福になったり出所不明の技術を手にするのは不自然の極みだし、 周辺の町や村に要らぬ嫉妬や疑念を抱かせる。ゆっくりと、少しずつ、村を変えていった のだ。 山菜やキノコが入ったシチューを口にするロングビルが、話の区切りを待って口を挟ん だ。 「さっきから言ってる、ワルキューレってさ…一体どういう物なんだい?空は飛ぶし、色 んな知識が詰まった書物のような言い方されるし」 頬張ってるパンをワインで胃に流し込んだルイズも尋ねてくる。 「そうよねぇ、変よね。それに、そこまで貴族や教会を恐れるなんて…いくらなんでも、 異常よね」 空になったルイズのグラスにワインを注ぎに来たジュリアンが、自慢げに答えた。 「あのですね!ひいおじいちゃんはね、戦うのが怖かったんですよ!」 戦うのが怖い、と答えを聞いたルイズとロングビルは首を傾げる。いくら魔法が脅威と いっても、歴とした兵士が戦うのをここまで極端に恐れるなんて、と。 だがジュリアンは、胸を張って二人に答えの続きを教えた。 「だって、もし教会がひいおじいちゃんを異端審問にかけようとしたり、どこかの貴族が 村を直接支配しようと攻め入ってきたら、ワルキューレを使って戦わなきゃいけないかも しれないからです。 ひいおじいちゃんは、こう言ってたそうです。『もしこれを使ったら、ハルケギニアが滅 ぶ』と」 答えを聞かされた二人は、思いっきり呆れた。いくらなんでも、おおぼらにも程がある と。そして白い目でヤンを見る。 もしゃもしゃと夕食を口に放り込んでいたグータラ執事はワルキューレについて説明し た。 ワルキューレ 同盟のスパルタニアンとほぼ同じ単座式高機動戦闘艇。だが一つ大きな違いがある。そ れは「大気圏内の飛行が可能」という点。これは帝国においては治安上の理由、つまり反 乱を起こした星を制圧する必要があるため。帝国の艦船も同じく大気圏内の運用が可能。 おかげでサヴァリッシュは大気圏内を飛行することができた。ちなみに同盟は、帝国から の侵略を迎撃するという前提に艦船等の兵器類は設計されているので、宇宙空間でしか使 用できない。 その武装は、ウラン弾を弾丸とする機銃や、レーザー水爆ミサイルや、中性子弾頭ミサ イル。 以上、ワルキューレのスペックについて、なるべく分かりやすいように簡単な言葉で説 明した。 だがヤンの説明は、目の前の美女と美少女の耳を素通りしたようだ。想像も付かない事 なのだから、しょうがない。ヤンの横に立てかけられた長剣はツッコミどころすら分から ず困ってる。 オホン、と咳払いして、結論だけを簡単に言う事にした。 「分かりやすく言うと、物知りなガーゴイルが操縦する軍艦みたいなものだよ。そして、 その武器は『破壊の壷』と同じく、いやそれ以上に凄まじいよ。 積み込まれた爆弾は多分、トリスタニアを一瞬で消し飛ばし、100年にわたって草一 本生えないほどの毒の灰を国中にまき散らす。 機銃、というか大砲と言おうかな?その弾一発でトリステインの戦艦『メルカトール』 を撃沈出来る。しかも、そんな弾丸を一瞬で100発以上撃ちまくれるよ。もちろん毒を まき散らしながら、ね」 女性二人は、さらに呆れ果てた。そんな兵器があり得るのか、どこでどうやって使うの か…と。 「おでれーた、つか…あのよぉ、ヤンよ。そんな爆弾使ったら、撃った本人まで死なねー か?それに、毒で土地を汚しちゃったら、占領できねーじゃねーか」 デルフリンガーの当然な疑問に、緑とピンクの髪もウンウンと上下に揺れた。 対するヤンは、困って頭をボリボリかいてしまう。 「だって、本来、宇宙で使う武器なんだよ…地上では使えないよ。危なくて」 とにもかくにも、ワルキューレの話は置いといて。 ヤンは晩年のサヴァリッシュについて話を続けた。 生活が安定した頃。ワルキューレの扱いに頭を悩ませた。 この兵器を知られてはならない。固定化をかけてはいるが、いつ故障したり壊れたりし て放射能漏れを起こすか不安だ。エネルギーが残っているうちに、どうにか処分方法を考 えなければならない。だがどこへ持って行っても放射能漏れの危険が付きまとう。 幸いタルブへ着陸して以来、コンピューターを動かし携帯情報端末に充電とダウンロー ドする以外にエネルギーを使用していない。いつでも飛翔出来るエネルギーが残ってる。 まずは、役に立ちそうなデータを全て書物に記す事にした。ただし誰かに悪用されない よう、全て帝国公用語で書き記し、その読み方は彼の子供達にしか教えなかった。その上 で、ワイン倉庫の地下室に全て隠した。 その上で、必要な情報と、生活の役に立ちそうな荷物を全て降ろしたワルキューレに、 自動操縦である場所に行くよう入力した。放射能漏れを起こしても絶対に誰の迷惑にもな らない場所へ飛んでいくように、と。 食後のワインを飲んでたロングビルは、思い出したように質問した。 「そうそう、その書物の事なんだけど、どれくらいヤバい物なの?」 聞かれたヤンは、ふと考えてから、手に持っていたサヴァリッシュの冊子を開く。そし て間に差し込まれていた、ハルケギニアの紙とは明らかに違う印刷用紙の束を机の上に並 べていった。 それを見ていた周囲のサヴァリッシュ家の人々が一瞬顔色を青くしたのに、二人は気が 付いた。ヤンの「大丈夫です。我々は聖地の真実を既に知ってます」という説明に、一様 に胸をなで下ろす。 一体何が記されているのかと、ルイズとロングビルは広げられた紙を見つめる。 ロングビルは並べられたうちの一枚を見て、絶句しそうになった。 「な…何これ!?これって、アルビオンの地図じゃない!しかも、まるで竜や船の上から 見てるみたいな、なんて緻密で正確な…」 ルイズも驚きに言葉が詰まる。 「し、信じ、られない…トリステインも、ガリアも、ゲルマニアも…それだけじゃないわ! これ、ハルケギニア含めた、世界全ての地図よ!それも、恐るべき正確さの!」 テーブルの上に広げられた物は、ワルキューレで高々度から撮影された地上の写真。聖 地からトリステインまで飛び回った間に撮影した写真をつなげたのだ。それは、ハルケギ ニアと聖地はもとより、地球で言うなら北アフリカ・中東・ロシアの一部も含めた航空写 真。 ヤンは、その写真の東方、即ちエルフの支配地域を指し示した。 そこには、茶色の大地に波紋が広がるような同心円を描く図形が描かれている。 「これが何か、分かるかい?」 ルイズは、恐る恐る答えた。 「聖地の、門よね」 ロングビルも一筋の汗を流しながら答える。 「ビダーシャルが言ってた、大地をえぐる嵐の跡…なのかい?」 ヤンは、ゆっくりと頷いた。 「その通りだよ。これは聖地が人を寄せ付けぬ呪われた地であり、始祖ブリミルの虚無が 世界を滅ぼすという証拠なんだ。こんな事が知られれば、教会は全ての地位と富を失う。 聖堂騎士隊が大急ぎでこの本を焼きに来るよ。…村ごと、ね」 二人の背中に冷たい物が流れていく。 黙ってしまった二人に代わってデルフリンガーが質問を続けた。 「んじゃよ!んじゃよ、サヴァリッシュってやつは、ヤンに何を教えようとしていたんだ よ!まさかワインの作り方じゃねーよな?」 傍らの長剣からの問に、写真を片付けながら口を動かす。何か、ガッカリしたような、 だが吹っ切れたような口調で。 「彼はね、他の『迷い人』が心配だったんだよ。このハルケギニアで苦労しているだろう な~、て。それに、単純に同郷の人に会いたかったんだ。 だから、彼は『迷い人』を待ち続けた。このハルケギニアで生きる方法を教えるために。 この世界も決して悪いもんじゃないから、この地で新しい人生を歩みなさいってね」 その言葉を聞いたサヴァリッシュ家の人々は皆、ニッコリとヤンに微笑みかけた。 彼等を代表するかのように、シエスタが口を開く。 「そういうわけなんです。そして、ヤンさんなら私達は大歓迎です!タルブの村をあげ、 ヤンさんを歓迎致しますわ!」 3人を囲む人々は、ヤンへ深々と礼をした。 頭を下げられた彼は恐縮して赤くなり、顔を上げて欲しいと逆にお願いしてしまった。 食器が片付けられ、ルイズ達もそろそろ部屋に帰ろうかと言う時、ルイズがある事を思 い出した。 「ねぇ、ヤン。結局ワルキューレとか言う船は、どこへ飛んでいったの?」 聞かれた彼は、ちょっと下手なウィンクをする。 「ああ、絶対に安全な場所だよ。誰の手にも触れず、どれほど毒をまき散らしても全く迷 惑がかからない場所」 「それって、どこなの?」 大きな瞳で見つめてくるルイズに、ヤンはゆっくりと右手で指し示した。 彼の指は、上を指した。 ロングビルが天井を見上げる。 「天井裏…なわけないわよね。空の彼方?」 ヤンは、天を仰いで目を閉じた。 代わりに、口が少しだけ開く。 「月、さ」 「月!?」 ルイズが素っ頓狂な声を上げる。 「サヴァリッシュは、ワルキューレに命じたのさ。青き月まで飛んでいけ、とね」 既に夜。 今夜も青と赤の双月は星空の中に輝いていた。 第十八話 タルブ END 前ページ次ページゼロな提督
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ららちゃんが歌った曲一覧です。 歌手別(A~Z、あ~ん、漢字)に並べ替える予定です。 ※ボカロ曲の場合は作成者の名前となっております。 ※アニメのグループ曲の場合はグループでの記載としております。例:放課後ティータイム 楽曲名 歌手名 作品名 楽曲名 歌手名 作品名 歌枠回 備考 17才 ハルカトミユキ 色づく世界の明日から 8・30・40 366日 HY 赤い糸 14 1000% SPARKING! 麻帆良学園中等部3-A+ネギ・スプリングフィールド ネギま!? 8 1000回潤んだ空 Poppin'Party BanG Dream! 15 Absolute 5 ワルキューレ マクロスΔ 7 Agape メロキュア 円盤皇女ワるきゅーレ 2・12・28・37 agony KOTOKO 神無月の巫女 29・36 Alchemy Girls Dead Monster Angel Beats! 15・26 ALIVE~祈りの唄~ ワルキューレ マクロスΔ 7 Authentic symphony ChouCho ましろ色シンフォニー-The color of lovers- 11・28 AXIA ~ダイスキでダイキライ~ ワルキューレ マクロスΔ 7・27 beloved ~桜の彼方へ~ NAO それは舞い散る桜のように 25・32 BLACK SHOUT Roselia BanG Dream! 15 Cagayake!GIRLS 桜高軽音部 けいおん! 5 Calc. ジミーサムP 初音ミク 14 CHE.R.RY YUI 25 CHOIR JAIL 鈴木このみ 黄昏乙女×アムネジア 11 Climber's High! 沼倉愛美 風夏 15・30 Close Your Eyes 彩音 G線上の魔王 24 COLORFUL BOX 石田燿子 SHIROBAKO 18 colorless wind 結城アイラ sola 30・34 crescendo fripSide 風が吹く街 31 crossing field LiSA ソードアート・オンライン 9 Crow Song Girls Dead Monster Angel Beats! 15・28 DEAR MY WAKER 米倉千尋 9-nine- ゆきいろゆきはなゆきのあと 32 DEAREST DROP 田所あずさ 終末なにしてますか? 忙しいですか?救ってもらっていいですか? 8・29 Don't be afraid! Glitter*Green BanG Dream! 15 Don’t say “lazy” 桜高軽音部 けいおん! 5 Dreamer AiRI TARI TARI 38 dual existence fripSide とある科学の超電磁砲T 33 ebb and flow Ray 凪のあすから 36 ebullient future ELISA ef - a tale of melodies. 38 ENERGY earthmind ビビッドレッド・オペレーション 38 euphoric field ELISA ef - a tale of memories. 8・32 fictional moon fripSide 彼女たちの流儀 33 final phase fripSide とある科学の超電磁砲T 33 floral summer fripSide フローラル・フローラブ 33 flower of bravery fripSide 恋姫†無双 31 Forever Blue 今井ちひろ イリヤの空、UFOの夏 34・37 from Y to Y ジミーサムP 初音ミク(Cho.巡音ルカ) 3・24 GIRAFFE BLUES ワルキューレ マクロスΔ 7・27・37 Glossy MMM 橋本みゆき 咲-Saki- 40 GO MY WAY!! 高槻やよい(仁後真耶子)双海亜美・真美(下田麻美) アイドルマスター 39 GO! GO! MANIAC 放課後ティータイム けいおん!! 5 God Bless You ワルキューレ マクロスΔ 7 God knows... 涼宮ハルヒ(平野綾) 涼宮ハルヒの憂鬱 9・32 Happy!? Sorry!! 桜高軽音部 けいおん! 5 Heart Goes Boom!! 秋山澪(日笠陽子) けいおん! 5 Hello Alone -Yui Ballade- 由比ヶ浜結衣(東山奈央) やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 18・24 Hesitation Snow fripSide はつゆきさくら 33 hurting heart fripSide 神曲奏界ポリフォニカTHE BLACK 31 i Love azusa アマガミSS 12・24・34 JOINT 川田まみ 灼眼のシャナII 36 Just be friends Dixie Flatline 巡音ルカ 3・21 Last regrets 彩菜 Kanon 24 Lemon 米津玄師 アンナチュラル 37 LEVEL5-judgelight- fripSide とある科学の超電磁砲 33 Listen!! 放課後ティータイム けいおん!! 5 LIVE for LIFE ~狼たちの夜~ 愛美 ベン・トー 8 lull〜そして僕らは〜 Ray 凪のあすから 36 magicaride fripSide マジカライド 31 magnet 流星P 巡音ルカ・初音ミク 19 message fripSide 31 MUGEN∞MIRAI 神代あみ 天神乱漫 LUCKY or UNLUCKY!? 32 My Soul,Your Beats! Lia Angel Beats! 32 never no astray fripSide 片恋いの月 33 only my railgun fripSide とある科学の超電磁砲 9・33 Os-宇宙人 エリオをかまってちゃん 電波女と青春男 1 over and over やなぎなぎ Just Because! 6 PHANTOM MINDS 水樹奈々 魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st 40 Philosophyz 水谷瑠奈 Rewrite 32 Q A リサイタル! 戸松遥 となりの怪物くん 29 Rainbow ROUND TABLE featuring Nino ARIA The ANIMATION 40 Rain stops,good-bye におP 初音ミク 3 Re-sublimity KOTOKO 神無月の巫女 36 Re Call 霜月はるか できない私が、くり返す。 24 Reason 玉置成実 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 2 Red -reduction division- fripSide 彼女たちの流儀 31・33 Ring of Fortune 佐々木恵梨 プラスティック・メモリーズ 6・26 Ring Ring Rainbow!! ゆいかおり 城下町のダンデライオン 18 Romantic summer SUN LUNAR 瀬戸の花嫁 4 secret base〜君がくれたもの〜 本間芽衣子(茅野愛衣)、安城鳴子(戸松遥)、鶴見知利子(早見沙織) あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 4・27・30・37 Shangri-La Angela 蒼穹のファフナー 2・28 SHOOT! RO-KYU-BU! ロウきゅーぶ! 18 Shooting Star KOTOKO おねがい☆ティーチャー 29・36 sign Ray あの夏で待ってる 34・36 Sincerely TRUE ヴァイオレット・エヴァーガーデン 35 Sing My Pleasure ヴィヴィ(八木海莉) Vivy -Fluorite Eye's Song- 35 sister's noise fripSide とある科学の超電磁砲S 33 sky fripSide 31 Snow Song Show sasakure.UK・DECO*27 初音ミク 19 Sparkling Daydream ZAQ 中二病でも恋がしたい! 11 Spread wings. 美郷あき 俺たちに翼はない 11 STAR BEAT!~ホシノコドウ~ Poppin'Party BanG Dream! 15 sweets parade 髏々宮カルタ(花澤香菜) 妖狐×僕SS 10 THERE IS A REASON 鈴木このみ ノーゲーム・ノーライフ ゼロ 35 This game 鈴木このみ ノーゲーム・ノーライフ 9 Treasure 碧陽学園生徒会 生徒会の一存 12・24 Tulip LiPPS アイドルマスター シンデレラガールズ 39 U I 放課後ティータイム けいおん!! 5・15・28 What 'bout my star? シェリル・ノーム starring May'n マクロスF 7 Wishing レム(水瀬いのり) Re ゼロから始める異世界生活 18・37 you 癒月 ひぐらしのなく頃に 11・26・28・30・39 YOU YURIA SHUFFLE! 2・24・34 youtuful beautiful 内田真礼 SSSS.GRIDMAN 6 Zzz 佐咲紗花 『日常』 38 あんなに一緒だったのに See-Saw 機動戦士ガンダムSEED 35 いかないで 想太 歌愛ユキ 3・21 いつも何度でも 木村弓 千と千尋の神隠し 17 いのちの名前 木村弓 千と千尋の神隠し 14・17・37 いーあるふぁんくらぶ みきとP GUMI・鏡音リン 19 うたかた花火 Supercell NARUTO -ナルト- 疾風伝 4 おねだり Shall We ~? 前川みく(高森奈津美) アイドルマスター シンデレラガールズ 39 おジャ魔女カーニバル MAHO堂 おジャ魔女どれみ 9 お願いマッスル 紗倉ひびき(ファイルーズあい) 街雄鳴造(石川界人) ダンベル何キロ持てる? 10 かくしん的☆めたまるふぉ〜ぜっ! 土間うまる(田中あいみ) 干物妹!うまるちゃん 10 からくりピエロ 40㍍P 初音ミク 14 くらべられっ子 ツユ 1 ごはんはおかず 平沢唯 けいおん!! 5・26 さくらんぼ 大塚愛 25 さようなら、花泥棒さん メル 初音ミク 25 さよなら君の声 美郷あき ましろ色シンフォニー-Love is Pure White- 32 そばかす JUDY AND MARY るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 20 それは僕たちの奇跡 μ's ラブライブ! 20 ただ君に晴れ ヨルシカ 4・21 たった1つの想い KOKIA GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- 34 だから僕は音楽を辞めた ヨルシカ 21 だんご大家族 茶太 CLANNAD 8 とても素敵な六月でした Eight 初音ミク 4・27 なにが悪い 結束バンド ぼっち・ざ・ろっく! 23・26 なのです☆ 羽入 ひぐらしのなく頃に 18 はっぴぃ にゅう にゃあ 芹沢文乃(伊藤かな恵) 梅ノ森千世(井口裕香) 霧谷希(竹達彩奈) 迷い猫オーバーラン! 12・24・38 ひかり、ひかり 相坂優歌 ネト充のススメ 6 ひぐらしのなく頃に 島みやえい子 ひぐらしのなく頃に 8・30 ぴゅあぴゅあはーと 秋山澪 けいおん!! 5 ふでペン 〜ボールペン〜 放課後ティータイム けいおん! 5・15 ふわふわ時間 桜高軽音部 けいおん! 5・22 ふ・れ・ん・ど・し・た・い 学園生活部 がっこうぐらし! 10 ぶる~べりぃとれいん 南ことり(内田彩) ラブライブ! 10 めざせポケモンマスター 松本梨香 ポケットモンスター 24 もってけ!セーラーふく 泉こなた(平野綾)、柊かがみ(加藤英美里)、柊つかさ(福原香織)、高良みゆき(遠藤綾) らき☆すた 2 もどかしい世界の上で 牧野由依 N・H・Kにようこそ! 2 やさしさに包まれたなら 荒井由実 魔女の宅急便 17 ゆずれない願い 田村直美 魔法騎士レイアース 20 ゆりゆららららゆるゆり大事件 七森中☆ごらく部 ゆるゆり 11 ようこそジャパリパークへ どうぶつビスケッツ×PPP けものフレンズ 9 わたしのアール くらげP 初音ミク 16 わたしの恋はホッチキス 放課後ティータイム けいおん! 5 アイドル YOASOBI 【推しの子】 28・32 アイモ ランカ・リー=中島愛 マクロスF 7・26 アイロニ すこっぷ 初音ミク 3・21・24 アサガオの散る頃に じっぷす 初音ミク 4・27 アスタロア 鈴木このみ Summer PocketsREFLECTION BLUE 29 アナタノオト ランカ・リー=中島愛 マクロスF 7 アマオト Duca アメサラサ~雨と、不思議な君に、恋をする~ 27 アルカテイル 鈴木このみ Summer Pockets 29 アンインストール 石川智晶 ぼくらの 8・35 イノセント earthmind ガリレイドンナ 6 インモラリスト 堀江由衣 ドラゴンクライシス! 11・26 ウミユリ海底譚 ナブナ 初音ミク 21 エウテルぺ EGOIST ギルティクラウン 18 オルフェンズの涙 MISIA 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 20 オーバーマスター プロジェクトフェアリー アイドルマスター 39 カザハネ 霜月はるか H2O 38 カラカラ 結束バンド ぼっち・ざ・ろっく! 23 カラフル。 沢井美空 冴えない彼女の育てかた 23 カワルミライ ChouCho 神様のメモ帳 11 カントリー・ロード 本名陽子 耳をすませば 17 ガチャガチャきゅ~と・ふぃぎゅ@メイト MOSAIC.WAV ふぃぎゅ@メイト 13 ガーネット 奥華子 時をかける少女 30・37 キミガタメ Suara うたわれるもの~散りゆく者への子守唄~ 24・32 キャットラビング 香椎モイミ 可不 1 キラメキラリ 高槻やよい(仁後真耶子) アイドルマスター 39 ギターと孤独と蒼い惑星 結束バンド ぼっち・ざ・ろっく! 23・27 ギミー!レボリューション 内田真礼 俺、ツインテールになります。 6 グッバイ宣言 Chinozo flower 19 グロウアップ Hysteric Blue 学校の怪談 30 コネクト ClariS 魔法少女まどか☆マギカ 9 サクラサクミライコイユメ yozuca* D.C. 〜ダ・カーポ〜 38・40 サリシノハラ みきとP 初音ミク 3・19 サンドリヨン シグナルP 初音ミク・KAITO 19 シグナルグラフ Annabel 恋と選挙とチョコレート 11 シリョクケンサ 40㍍P GUMI 19 タチアガレ! Wake Up, Girls! Wake Up, Girls! 6・40 ダイアモンドクレバス シェリル・ノーム starring May'n マクロスF 7 ダ・カーポ ~第2ボタンの誓い~ yozuca* D.C. ~ダ・カーポ~ 25 チェンジ!!!!! ワルキューレ マクロスΔ 7 ツキアカリのミチシルベ ステレオポニー DARKER THAN BLACK -流星の双子- 12 テルーの唄 手嶌葵 ゲド戦記 13・17・37 トライアングラー 坂本真綾 マクロスF 2・7・35 ドラマツルギー Eve 初音ミク 19 ドレミファロンド 40㍍P 初音ミク 10 ハナミズキ 一青窈 16 ハロ/ハワユ ナノウ 初音ミク 3・21 バニー すりぃ 鏡音レン 1 バレリーコ みきとP GUMI 19 パズルガール とあ 初音ミク 10 ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C ヒャダイン 『日常』 38 ビードロ模様 やなぎなぎ あの夏で待ってる 13・18・28・30・3436 ファンサ mona(夏川椎菜) HoneyWorks 22 フォニイ ツミキ 可不 19 フラジール ぬゆり GUMI 19 フリージア Uru 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 14・23・34 プレパレード 逢坂大河・櫛枝実乃梨・川嶋亜美(釘宮理恵・堀江由衣・喜多村英梨) とらドラ! 12・23 ホシキラ ランカ・リー=中島愛 マクロスF 7・27 ホントノトコロ 秋野花 妹のセイイキ 24 マリオネットの心 星井美希(長谷川明子) アイドルマスター 39 マリーゴールド あいみょん 16・25 マーシャル・マキシマイザー 柊マグネタイト 可不 1 ムーンライト伝説 DALI 美少女戦士セーラームーン 9 メグメル 〜cuckool mix 2007〜 eufonius CLANNAD 24 メリュー ナブナ 初音ミク 14 メルト ryo 初音ミク 32 ユキトキ やなぎなぎ やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 11 ユーフォリア 牧野 由依 ARIA The NATURAL 8 ライオン May'n/中島愛 マクロスF 9・24 ラブレター P.C.S アイドルマスター シンデレラガールズ 39 リアルワールド nano.RIPE 人類は衰退しました 11 リフレクティア eufonius true tears 2・26・29・37 ルンがピカッと光ったら 鈴木みのり マクロスΔ 7 ルージュの伝言 荒井由実 魔女の宅急便 17 レイル・ロマネスク 中恵光城 まいてつ 32 ロケット☆ライド Duca あの晴れわたる空より高く 24 ロミオとシンデレラ Doriko 初音ミク 1 ワルキューレがとまらない ワルキューレ マクロスΔ 7・27 ワールドイズマイン ryo 初音ミク 24 ヴァンパイア DECO*27 初音ミク 10 ヴィーナスとジーザス やくしまるえつこ 荒川アンダー ザ ブリッジ 38 太陽曰く燃えよカオス 後ろから這いより隊G 這いよれ! ニャル子さん 40 檄!帝国華撃団 新章 天宮さくら(佐倉綾音)、東雲初穂(内田真礼)望月あざみ(山村響)、アナスタシアパルマ(福原綾香)、クラリス(早見沙織) 新サクラ大戦 40 一度だけの恋なら ワルキューレ マクロスΔ 7 七転八起☆至上主義! KOTOKO ハヤテのごとく! 36 不完全燃焼 石川智晶 神様ドォルズ 11 二人だけのカーテンコール 浅葉リオ アオイトリ 32 今好きになる。 HoneyWorks feat.初音ミク 10 僕らの戦場 ワルキューレ マクロスΔ 7 光放て! 柳麻美 ATRI -My Dear Moments- 32 初恋パラシュート 橋本みゆき あかね色に染まる坂 12・40 初音ミクの消失 cosMo@暴走P 初音ミク 19・29 割れたリンゴ 渡辺早季(種田梨沙) 新世界より 11・28 創聖のアクエリオン AKINO from bless4 創聖のアクエリオン 9 千本桜 黒うさP 初音ミク 25 可愛くてごめん ちゅーたん(早見沙織) HoneyWorks 22 吉原ラメント 亜沙 重音テト 16 君をのせて 井上あずみ 天空の城ラピュタ 16・17 君色シグナル 春奈るな 冴えない彼女の育てかた 18・23 告白日和、です! 南ことり(内田彩)&小泉花陽(久保ユリカ) ラブライブ! 10 命に嫌われている カンザキイオリ 14 回る空うさぎ Orangestar 初音ミク 3 地上の星 中島みゆき プロジェクトX〜挑戦者たち〜 29 境界の彼方 茅原実里 境界の彼方 11・23・34・40 夏の日の1993 Class 13 夏影 Lia AIR 30 夏色 ゆず 4 夕立のりぼん みきとP MAYU 4・21・37 夜明けと蛍 ナブナ 初音ミク 3・16・21 夜空 鈴木みのり 恋する小惑星 18 夢想歌 Suara うたわれるもの 2 天ノ弱 164 GUMI 21 天使にふれたよ! 放課後ティータイム けいおん!! 5・25 奈落の花 島みやえい子 ひぐらしのなく頃に解 30 妄想感傷代償連盟 DECO*27 初音ミク 1・16 小さなてのひら riya CLANNAD 28 少女レイ みきとP 初音ミク 4・21 巫女みこナース・愛のテーマ Chu☆ 巫女みこナース 13 帰り道 八九寺真宵 (加藤英美里) 化物語 2 心做し 蝶々P GUMI 3 心拍数♯0822 蝶々P 初音ミク 3 忘れじの言の葉 未来古代楽団 feat.安次嶺希和子 グリムノーツ 14 恋するキリギリス yuki 白昼夢の青写真 24 恋のミクル伝説 朝比奈みくる(後藤邑子) 涼宮ハルヒの憂鬱 2 恋はドッグファイト ランカ・リー=中島愛 マクロス 7 恋愛サーキュレーション 千石撫子(花澤香菜) 化物語 1 愛のメモリー 松崎しげる 13 愛・おぼえていますか 飯島真理 超時空要塞マクロス 7 打上花火 DAOKO 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? 20 放課後オーバーフロウ ランカ・リー=中島愛 マクロスF 7・24 明日の君さえいればいい。 ChouCho 妹さえいればいい。 8 星座になれたら 結束バンド ぼっち・ざ・ろっく! 23・32 星空のワルツ 栗林みな実 君が望む永遠 37 星間飛行 ランカ・リー=中島愛 マクロスF 7 春よ、来い 松任谷由実 春よ、来い 25 春泥棒 ヨルシカ 25 時の流れに身をまかせ テレサ・テン 29 時の魔法 小木曽雪菜 WHITE ALBUM2~closing chapter~ 32 時を刻む唄 Lia CLANNAD ~AFTER STORY~ 8・24 暁の車 FictionJunction YUUKA 機動戦士ガンダムSEED 13・34 月の彼方で逢いましょう Duca 月の彼方で逢いましょう 32 桜前線異常ナシ ワタルP 初音ミク 25 楽園の翼 黒崎真音 グリザイアの果実 35 櫻ノ詩 はな サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う- 25 残酷な天使のテーゼ 高橋洋子 新世紀エヴァンゲリオン 9・20 比翼の羽根 eufonius ヨスガノソラ 12・30 気まぐれメルシィ 八王子P 初音ミク 29 決意のダイヤ kohaluna ガーリッシュ ナンバー 6 津軽海峡・冬景色 石川さゆり 24・29 海色 AKINO from bless4 艦隊これくしょん -艦これ- 34 涙目爆発音 ワルキューレ マクロスΔ 7 深愛 水樹奈々 WHITE ALBUM 32 渡月橋 〜君 想ふ〜 倉木麻衣 名探偵コナン から紅の恋歌 20 灰色と青 米津玄師 14 炎 LiSA 鬼滅の刃 無限列車編 16・20 焔の扉 FictionJunction YUUKA 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 35 片翼のイカロス 榊原ゆい H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND- 12・28・30 破滅の純情 ワルキューレ マクロスΔ 7 神っぽいな ピノキオピー 初音ミク 1・32 私の彼はパイロット リン・ミンメイ(飯島真理) 超時空要塞マクロス 7 秘密レシピ 橋本みゆき さくらシュトラッセ 32 空色デイズ 中川翔子 天元突破グレンラガン 20 突撃ラブハート FIRE BOMBER マクロス7 7 竹取オーバーナイトセンセーション フェルナンドP 鏡音リン・鏡音レン 19 糸 中島みゆき 聖者の行進 16 約束の絆 妖夢討伐隊 境界の彼方 6 絆-kizunairo-色 Lia FORTUNE ARTERIAL 赤い約束 6・23・28・35 絶対特権主張しますっ! ゼッケンズ アイドルマスター シンデレラガールズ 39 絶対零度θノヴァティック ワルキューレ マクロスΔ 7 緋色の空 川田まみ 灼眼のシャナ 36 群青 YOASOBI 14 花に亡霊 ヨルシカ 泣きたい私は猫をかぶる 14・25 華暦 Ayumi. 花の野に咲くうたかたの 25・32 蒼のエーテル ランカ・リー=中島愛 マクロスF 7 贖罪 傘村トータ IA、結月ゆかり、初音ミク、Fukase、Ken 21 走り始めたばかりのキミに Poppin'Party BanG Dream! 15 金曜日のおはよう HoneyWorks feat.Gero UMI 10 雨とペトラ バルーン flower 1・16 雪、無音、窓辺にて 長門有希(茅原実里) 涼宮ハルヒの憂鬱 12・35 雲と幽霊 ヨルシカ 4 青春コンプレックス 結束バンド ぼっち・ざ・ろっく! 23・28 青空 Lia AIR 30 青空のラプソディ fhána 小林さんちのメイドラゴン 8 風といっしょに 小林幸子 ポケットモンスター ミュウツーの逆襲 20 風は予告なく吹く ワルキューレ マクロスΔ 7 鳥の詩 Lia AIR 29・30 コメント 名前
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会話・台詞集 ※このページは戦闘開始前と戦闘終了後の各キャラクターの汎用会話を収集するページです。 +戦闘前後会話テンプレ案 **ジェミニ #region ***戦闘前会話(1番目) -「」 -「」 -「」 ***戦闘前会話(2番目) -「」 -「」 -「」 ***戦闘前会話(反撃時) ジェミニ「イッツお返し!絶対に負けないよ!」 ジェミニ「いくよ!カウンターアタック!」 ジェミニ「サムライは、人に背中は見せないよ!」 ***戦闘後会話 ジェミニ「ううん、倒せなかった!」 ジェミニ「これじゃあ、ジェミニンに怒られちゃうな・・・」 ジェミニ(ジェミニン)「くっ!俺が出ていれば、こんな事には・・・・!」 ***戦闘後会話(撃破時、1番目) -「」 -「」 -「」 ***戦闘後会話(撃破時、2番目) -「」 -「」 -「」 #endregion アキラ 影丸 エックス ゼロ 大神 エリカ カイト ハセヲ 桐生 真島 クリス ジル クロム ルキナ KOS-MOS フィオルン さくら ジェミニ シエル ナナ 仁 一八 ゼファー ヴァシュロン ダンテ バージル 春麗 シャオユウ デミトリ モリガン 飛竜 秀真 ユーリ フレン リュウ ケン 零児 小牟 アクセル アティ アリサ イングリッド うらら エステル キャプテンコマンドー ジューン せがた 凪津 成歩堂 真宵 パイ 緋花 フェリシア 平八 リーンベル 涼 レオン ワルキューレ アキラ 影丸 エックス ゼロ 大神 エリカ カイト ハセヲ 桐生 真島 クリス ジル クロム ルキナ KOS-MOS フィオルン さくら ジェミニ シエル ナナ 仁 一八 ゼファー ヴァシュロン ダンテ バージル 春麗 シャオユウ デミトリ モリガン 飛竜 秀真 ユーリ フレン リュウ ケン 零児 小牟 アクセル アティ アリサ イングリッド うらら エステル キャプテンコマンドー ジューン せがた 凪津 成歩堂 真宵 パイ 緋花 フェリシア 平八 リーンベル 涼 レオン ワルキューレ
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【元ネタ】北欧神話 【クラス】ランサー 【マスター】 【真名】ブリュンヒルド 【性別】女性 【身長・体重】165cm・57kg 【属性】混沌・善 【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷A 魔力A 幸運E 宝具B 【クラス別スキル】 対魔力:B 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 【固有スキル】 ルーン:A 北欧の魔術刻印・ルーンの所持。 炎避けの加護:A 火神ローゲの加護により、火属性攻撃に対して強い耐性を得る。 神性:B 主神オーディンによって選ばれた戦乙女・ワルキューレの一人である。 剥奪されていたが、死後ワルキューレに戻ったとされるため復活した。 【宝具】 『神戦誘う戦姫の槍(ロギ・ヴァルキュリア)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:1人 勝利を意味するテュールのルーンが彫られた槍。 「破壊と再生」を司る炎を「循環」を意味する環の形で纏う。 穂先から放たれる炎の環は、焼き尽くした生命を循環させ、 魂の領域にまで戻させるため、焼かれた部分は霊体へと変化し、治癒しなくなる。 ワルキューレがエインヘリャルをヴァルハラへと運ぶのに用いた武具であり、 戦乙女としてのブリュンヒルドを象徴する宝具である。 『戒め背負う不義の罪(ヴェレット・ヴァルヌング)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:1人 ブリュンヒルドの生涯を象徴する、裏切りに対する戒めの呪縛。 裁きの呪いはブリュンヒルドの周囲に常に蠢き、 他者の過去の裏切りを、身体に嵌る『輪』として具現化する。 この輪は、物質的な重さを伴う戒めであると共に、 相手の魔力に制限をかける魔術的な戒めでもある。 輪の数は対象の裏切りの回数、規模に左右される。 【解説】 主神オーディンに使える戦乙女の一人。エッツェル王の妹であり、半神半人だとされる。 しかしある戦争においてオーディンの意に逆らい、彼の望まぬ国を勝利へと導いてしまった為、 戦乙女としての神性を剥奪され、眠りの魔法をかけられ、炎に囲まれた城へと幽閉されていた。 やがて城を訪れた英雄シグルドの手で、ブリュンヒルドは覚醒し、二人は恋に落ちる。 二人は再会を約束し旅に出るが、シグルドは彼女を裏切る予言を聞き、運命を受け入れていたのだ。 そして再び二人が巡り合った時、シグルドは陰謀により記憶を失ってしまっていた。 記憶を失ったシグルドは他の女と結婚し、彼の手によってグンターと婚姻させられたブリュンヒルド。 彼女は愛憎の末、偽りを口にした者を殺すよう槍に誓い、その槍を用いてハーゲンがシグルドを暗殺した。 しかしその直後に全ての真相を知ってしまい、深く後悔したブリュンヒルドは自ら命を絶ったのである。 死後、戦乙女としての姿を取り戻し、冥府の館にシグルドとの再会を求めて赴いたという。 【イメージイラスト】 ブリュンヒルド ブリュンヒルデ 【出演SS】 運命開幕・流星の英雄達 ブリュンヒルドとジライヤ マザー・ハーロットVSブリュンヒルド、士郎争奪戦 シグルド&ブリュンヒルドのトラぶる道中記 ドキッ!女だらけの聖杯戦争
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キャラクターリスト オリジナル 有栖零児 小牟 鎌鼬・蒼 鎌鼬・紅 鎌鼬・橙 悪天狗 業天狗 毒牛頭 毒馬頭 沙夜 片那 九十九 Xenosaga EPISODE 1 -力への意志- シオン M.O.M.O. KOS-MOS アレン ゴブリン ゴーレム スヴァロギッチ ベルーン ストリボーグ フェアリー グレムリン ソウルキャリバー 2 御剣平四郎 タキ シャレード Tales of Destiny スタン ルーティ ジューダス(Tales of Destiny 2)[=リオン(Tales of Desiny1)と同一人物] イーブルソード バトラー インクイジター ナイチンゲール コープスリバイバー ドルアーガシリーズ ギルガメス カイ イシター アキンドナイト ソウル・オブ・ドルアーガ クォックス ドルアーガ・クォックス シルバードラゴン ブラックドラゴン グリーンスライム ブラックスライム レッドスライム ブルースライム ダークグリーンスライム ダークイエロースライム グリーンローパー レッドローパー ブルーローパー メイジ ソーサラー ドルイド ウィザード ドルアーガ・ウィザード メイジゴースト ドルイドゴースト ウィザードゴースト ブルーナイト ブラックナイト ミラーナイト ハイパーナイト ドルアーガ・ハイパーナイト リザードマン レッドナイト ドルアーガ ディグダグ ホリ・タイゾウ ファイガー ファイガー・ザ・グレート キングファイガー プーカァ メイジプーカァ ダークプーカァ バラデューク トビ・マスヨ ブルー・ウォーム ブルー・スナイパー シェル・オクティ ギリィ・オクティ チューイング・オクティ ドロッピング・オクティ バガン バーニングフォース 天現寺ひろみ 源平討魔伝 平景清 安陀婆 閻魔 琵琶法師 源義経 武蔵坊弁慶 風神 雷神 骸骨 鬼姫 木曽義仲 源頼朝 槍骸骨 妖怪道中記 たろすけ 乙姫 ガマガエル ガマ親分 ワルキューレの伝説/冒険 ワルキューレ クリノ・サンドラ サビーヌ ズール ブラックサンドラ コアクマン(悪) シーザス カオックス ホノーリアン ロボティアン ダダッタ ブラックワルキューレ カムーズ ゾウナ ワンダーモモ ワンダーモモ ジャグロック クラブフェンサー キャノンポッター アマゾーナ 超絶倫人ベラボーマン ベラボーマン 爆田博士 わや姫 ベンジャミン大久保彦左衛門 ピストル大名 ブラックベラボー 鉄拳シリーズ 風間仁 三島平八 キング アーマーキング プロトタイプ・ジャック デビルカズヤ オーガ 木人 クロノアヒーローズ ?伝説のスターメダル? クロノア ガンツ ロロ 大巫女 ムゥ ジャイアントムゥ よろいムゥ・ぎん よろいムゥ・きん たてムゥ ジャイアントたてムゥ グリッヅ グリッヅファランクス ジョーカー ジャンガ VAMPIREシリーズ デミトリ=マキシモフ モリガン=アーンスランド リリス フェリシア レイレイ フォボス ザベル=ザロック キュービー キャプテンコマンドー キャプテンコマンドー フーバー ジェネティー 翔 ウーキー ウーキー・L ウーキー・R キャロル ブレンダ Z(ズィー) ドッペル シュトゥルムJr. シュトゥルム ドラック Final Fight マイク・ハガー 凱 ストライダー飛竜シリーズ 飛竜 東風 南風 ソロ ソロ・量産型 飛燕 グランドマスター STREET FIGHTERシリーズ リュウ ケン 春麗 キャミィ 春日野さくら 神月かりん キャミィ ローズ 豪鬼 殺意の波動に目覚めたリュウ ユーニ ユーリ ベガ 燃えろ!ジャスティス学園 島津英雄 水無月響子 魔界村シリーズ アーサー 死神 レッドアリーマー レッドアリーマーエース レッドアリーマーキング レッドアリーマー・ジョーカー 大魔王アスタロト 超魔王ネビロス ロストワールド 名無しの超戦士1P 名無しの超戦士2P シルフィー ダストドラゴン ロックマンDASHシリーズ ロック ロール トロンにコブン ホロッコ レッドホロッコ アイスホロッコ ゴルベッシュ ファイアゴルベッシュ ロックマン・ジュノ ガイニートーレン GUNSURVIVOR 4 BIOHAZARD -HEROES NEVER DIE- ブルース 鳳鈴 DINO CRISISシリーズ レジーナ ヴェロキラプトル アロサウルス
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やや低確率 低確率 ファントムプラント メイプルイオレットリング プレミアムメイプルイオレットリング ニルチェンヘルム(緑) アデスヘッド(闇) ポラックスハット(黒) ゼネラル(青) シェイドアーマー(紫) シェイドアーマー(赤) ネオス(緑) ワルキューレ(紫) エソール(緑) アデス(緑) 絹道袍(赤) 絹道袍(黒) バルナ(緑) アルジュナ(緑) アネス(闇) バジュラ(緑) アルミス(緑) ベリーデューク(赤) ゼネラルパンツ(青) シェイドパンツ(紫) シェイドパンツ(赤) ネオスパンツ(緑) ワルキューレスカート(紫) ピラテブーツ(赤) クリシアシューズ(紫) ウィングブーツ(赤) ワーグリブ(闇) リバースブーツ(青) ガティナブーツ(緑) クリセントブーツ(緑) クリセントブーツ(青) バルシューズ(青) アルナシューズ(赤) アデブ(闇) スケルデューク(黒) ビペンニス チラニュム バキド マギコダール アーキアプテリスク 百血鬼
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《公開済》SEV001096 シナリオガイド 公式掲示板 目指せ一軍! 目指せレギュラー! 担当マスター 革酎 主たる舞台 蒼空学園 ジャンル 学園生活 募集スケジュール 参加者募集開始日 参加者募集締切日 アクション締切日 2011-03-14 2011-03-16 2011-03-20 リアクション公開予定日 募集時公開予定日 アクション締切後 リアクション公開日 2011-03-31 - 2011-03-24 サンプルアクション (シナリオ参加者の方にお願い、サンプルアクションの具体的な内容を補完していただけないでしょうか)(サンプルアクション名の下の四角をクリックするとでてくる「部分編集」をクリックすると登録できます)(もしくはサンプルアクション登録用掲示板へお願いします。) ワイヴァーンズ/ワルキューレの選手としてキャンプ・オープン戦に参加。 +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ▼キャラクターの目的 ▼キャラクターの動機 ▼キャラクターの手段 ワイヴァーンズ/ワルキューレの運営に尽力する。 +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ▼キャラクターの目的 ▼キャラクターの動機 ▼キャラクターの手段 一観客として、今後SPBが定着するかどうかを自分の目で見る。 +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ▼キャラクターの目的 ▼キャラクターの動機 ▼キャラクターの手段 選手もしくは球団職員として採用される。 +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ▼キャラクターの目的 ▼キャラクターの動機 ▼キャラクターの手段 その他補足等 [部分編集] 【タグ:SEV 学園生活 正常公開済 蒼空学園 革酎】
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勇現会社ブレイブカンパニー 派遣勇者の職業 社長秘書 その他のキャラ コメント 2011年10月27日にバンダイナムコゲームス・ナムコレーベルから発売されたニンテンドー3DS用ソフト。 3DS版の発売に先駆けてiPhone/iPod touch/iPad版が配信されている。 派遣勇者の職業 エルレイド:ナイト チラチーノ:アーチャー ムウマージ:ウィザード ハピナス:プリースト スピアー:ランサー 社長秘書 色違いキルリア:メロディア オオスバメ:クラウス・シュタイン 燕尾服っぽい服装なので。 トゲキッス:ワルキューレ ワルキューレシリーズからのゲストキャラ。 キュウコンorコジョンド:小牟 NAMCO×CAPCOMからのゲストキャラ。 その他のキャラ 色違いタブンネ:カルテア ムウマージ:パルル カイリキー:ブレイク ムウマージ:カルラ ブルンゲル:国王エラーイン3世 クロバット→色違いリザードン:ガメッツォ コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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前ページ次ページZONE OF ZERO 閃光のショックから意識を回復させたシュヴルーズ師は、 ルイズに対し口頭で軽く注意を済ませ、その日の授業は終わりを告げた。 好奇心からルイズの使い魔について聞き出そうとする生徒達を押しのけ、 ルイズは自室へ向かい、己の左手と向き合った。 『ルイズ。私は左手にいる訳ではありませんが』 「あ、そうなの? でも何となく話しやすいから。 それより、さっきの授業中のこと、詳しく説明して頂戴」 『了解。何について説明いたしましょう?』 「全部よ。まず、あなたに何が出来るのかを教えて」 『了解。今朝にも話したとおり、現在、当システムは前回の戦いによる損傷により、 機能の多くが使用不可能となっています。メタトロンが存在すれば即座に修復させる事も 可能なのですが、この地での入手の可能性はゼロに等しいでしょう。 現在は貴女の魔力、及び周囲の魔力を用いて総力を挙げて復旧中です』 「って、それ初耳よ!? あなた人の魔力を勝手に……!」 聞き流せない言葉にルイズが色めき立つが、ADAは落ち着いたままだ。 『ご安心ください。システムの書き換えが主な作業です。魔力消費はごく微量なものに過ぎません』 また少し理解できない単語が出てきたが、別に体の調子が悪くなったり、 精神が消耗したりと言った自覚症状は確認できないので、とりあえずルイズは納得した。 再びADAが語りだす。 『先程使用した『シールド』も復旧した技能のひとつです。 圧縮空間を展開し、敵の攻撃を防ぐ事が出来ます。 あの場は非常手段として制御を一時的に借り受けましたが、 本来は貴女が使用するべきものです』 「えっ、私が!?」 『はい。私はあくまで戦闘支援の目的で造られた人工知能ですから』 「で、でも……どうやればいいのかなんて、わからないわ!」 『触媒に貴女の魔力を用いますが、系統魔法とは根本から異なる技能です。 システムと一体化している貴女なら、自ずと使用方法は理解できる筈です』 「そんな事言われても…………っ?」 左手のルーンが光り――唐突に、理解できた。 難解なADAの説明は殆ど理解できなかったのに、 理屈や過程をすっ飛ばして、ただ『やり方』だけが頭の中に入ってくる。 左手を正面にかざす。呪文も無く。杖も要らない。ただ手足を動かすのと同じ感覚で。 「あ……」 そこには、例えスクウェアクラスの魔法の一撃であろうとも、 完全に防ぎきるであろう無色の盾が形成されていた。 ――その日、ルイズは興奮して中々寝付けなかった。 次の日、観客の生徒達が集まる中庭で、ルイズは何でこんな事になったんだろうと空を仰いだ。 要するに、痴話喧嘩に巻き込まれたのだと思う。 本来なら、そんなものになど、心の底から関わりたくなど無かったが、 やや寝不足ながら久しぶりに上機嫌で朝食を頂いているすぐ横で、 よくわかんないけど、浮気がバレて見苦しくメイドに八つ当たりをしているバカがいたら、 罵声の一つもぶつけていいと思う。 だが認めたくないものは認めたくないのだろう。 その気持ちは、それこそ認めたくないが、よく解る。 認めてしまったらそれで終わりなのだから。 相手が平民やゼロなら尚更だ。 とか何とか自爆っぽい事を考えながら口論を続けて、気付いたら、何かそのバカと決闘する事になっていたのだ。 わざわざ状況を、回想の動画つきで説明してくれたADAにツッコミを入れ、 目の前のバカ――ギーシュとか言ったっけ?――に、向き直る。 既に眼前には青銅のゴーレム、ワルキューレが立ち塞がっている。 「どうしようADA?」 左手に問い掛けると、即座に答えが返ってくる。 『現状、有効な攻撃手段は『失敗魔法』による爆破しかありません。 シールドで敵の攻撃を防ぎつつ、詠唱の短い魔法で攻撃しましょう』 「……失敗魔法なんかに頼るのは癪だけど、それしかないか……」 『シールドは攻撃を防ぐ度に魔力を消耗します。敵の攻撃は出来る限り回避する事を推奨します』 「わかったわ。……さっさと片を付けるわよ、ADA」 『了解』 一直線に迫ってくるワルキューレの攻撃を回避。そのまま詠唱を開始する。 五感が研ぎ澄まされている。 前日から薄々気付いていた事だが、やはり集中してみるとよくわかる。 視界の隅々までが明確に把握できる。そして網膜に投射される各種データ。意味は解らずとも解る。 二本のゲージ残量に気をつけながら、敵を殲滅すればいい。 詠唱完了。爆破。青銅のゴーレムは木っ端微塵に吹っ飛んだ。 『ゴーレム、撃破』 「見りゃわかるわ」 しかし改めて見ると本当にえげつない破壊力だ。ADAの分析によると、 戦闘行為による精神の高揚が威力を底上げしているらしい。 一方、ギーシュは、ワルキューレの残骸を見て、眼前の少女に対する認識を改めた。 彼女の失敗魔法は、破壊力だけならライン、下手をすればトライアングルにすら届く。 後手に回っては拙いと判断したギーシュは薔薇の花びらを飛ばし、 一度に操れる最大数である七体を顕現させた。 ワルキューレの突進をルイズは二度まで回避し、三度目の回避が 間に合わないと判断すると、前方にシールドを展開した。 同時に詠唱完了。爆破。固まっていた二体を完全破壊、少し離れた一体を小破させた。 だが即座にギーシュが花びらを飛ばし、破壊されたゴーレムを補填する。 「正直、きみがここまでやるとは思わなかったよ」 回避。回避。シールド。回避。 「だけどこの勝負、僕の勝ちだ」 詠唱完了。爆破。魔力反応消失。増援確認。 「降参するなら今のうちだよ」 シールド。回避。シールド。シールド。シールド。回避。詠唱完了。爆破。増援確認。 『警告。魔力が尽きつつあります。敵リーダーを狙ってください』 汗だくになりながらゲージ残量を確認すると、三分の一を切っている。 シールドを除けば、後一、ニ発が精一杯といったところだろう。 杖を握り締め、一か八か、ワルキューレの後方で悠然と立っているギーシュに狙いを定める。 敵は勝利を確信したのか、攻撃が散漫になってきている。 その隙を突いて、速攻で詠唱を完了させ、魔法を放つ――が。 破壊の光は標的を大きく外れ、遥か後方の壁面に衝突し、轟音と土煙を上げた。 それを見送って、ギーシュが内心冷や汗をかきながら、ルイズを見る。 「終わり、だね。君は本当に良く頑張った。もう――」 その時、不思議な響きを持つ可憐な声が、その場の全員に聞こえた。 『誤差修正、距離計算完了、ロックオンシステム、修復完了しました。これで終わりです、ルイズ』 相変わらず説明は理解できないが、意味はわかる。 既に七体のワルキューレは視界に捉えている。つまりはこれで私の勝ちということだ。 ルイズは、七つのロックオンカーソルに向けて、詠唱を必要としない破壊の光を飛ばす。 七つに分かたれた光の線は、正確に、精密に、ゴーレムの中心を撃ち抜き、全てを殆ど同時に爆砕した。 それと同時、殆ど無意識のうちに、ルイズは猛然と駆け、距離を詰めて己の杖を剣のように一閃した。 そして、敵の接近に気付いて慌てて我に返り、 新たに花びらを取り出そうとするギーシュの手から、杖を弾き飛ばしたのだった。 ――――新たな技能『ロックオン』及び『ホーミングレーザー』を取得しました。 前ページ次ページZONE OF ZERO