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前ページ次ページ約束は次元を超えて わたしは今、上空からヴェストリの広場の様子を窺っている。 上空と言っても浮いているわけじゃなくて、タバサの使い魔のシルフィードに乗っているのだ。 フィアースがヴェストリの広場に向かってしまったあと。 わたしはすぐに追いかけようとしたのだけど、そこでタバサがシルフィードの背中から見ようと提案してきた。 何かがあった時には駆けつけて決闘をやめさせないといけないし、その申し出はありがたかったのでシルフィードに乗せてもらったのだけれども。 「だけどわたし、あなたとそんなに親交があったとは思えないんだけど」 疑問をそのままタバサに投げかけてみる。 すると、小さな声で答えが返ってきた。 「さっきの授業の時、彼は立っていたのに傷一つ無かった」 「授業って、あのルイズが爆発させちゃった授業よね?」 キュルケの言葉にタバサは小さく頷く。 「立ったまま、爆風を受け流した」 「うそ!そんなことできるわけないじゃない」 まずい。 タバサの話から察するに、フィアースのレジストブロックを見られてしまったようだ。 「彼の技に、興味がある」 何かしらを瞳の奥に隠して、小さく、しかし力強くタバサがつぶやく。 丁度その時、視界の隅の方で何かが光った。 これは、昨日の。 「何、今の」 「わからない」 恐らくフィアースは、この決闘に丁度いいクラスに変更したのだろう。 何も話さないわたしの方に疑問の視線を向ける、キュルケとタバサ。 でも、言えるはずが無い。 「あ、始まるわよ!」 キュルケのその言葉で、二人の視線はとりあえず広場に移ってくれた。 ◇◆◇ 「諸君!決闘だ!」 生徒の少年に案内されて、ヴェストリの広場に着いた。 普段は閑静な中庭なのだろうが、噂を聞きつけた生徒とギーシュの煽りによりそこは半ばお祭り騒ぎだった。 「ギーシュの決闘相手が来たぞ!ルイズの平民だ!」 なるほど、めったに見ない取り合わせであることは想像に難くない。 こういった学院での生活では、格好の娯楽なのだろう。 「とりあえず、逃げずに来たことは、褒めてやろうじゃないか」 先ほどの声を聞き、やっとこちらに気がついたかのようにギーシュが振り返る。 挑発に乗る必要はない。俺は静かに相手を窺う。 その様子が気に食わなかったか、苛立ち混じりにギーシュが言葉を続ける。 「チッ……勝利条件は相手が戦闘不能になることだよ。負けた方は勝った方の言うことを聞くこと。 あぁそうだ。僕は寛大だから、平民の君でも勝てるように条件を付け加えてあげよう。僕のこの杖を落とせたら君の勝ちでいい」 その言葉に一つ頷く。 「僕はメイジだ。だから魔法で戦う。よもや文句はあるまいね?」 「あぁ、構わない」 「そして僕の二つ名は『青銅』。青銅のギーシュだ。従って」 そこで一旦言葉を切り、手に持った薔薇の花を振った。 その花びらが一枚宙に舞うと、見る見るうちに甲冑を着込んだ女戦士へと変貌した。 「青銅のゴーレム『ワルキューレ』がお相手しよう」 そうなると、エレメントやルイズの魔法のような遠隔攻撃は無いと見ていいか。 「分かった。ではこちらも準備をしよう……スタンドアップ・コード」 ARMを取り出してクラスチェンジを行う。 セットするクラスには、状況から鑑みて近接戦闘戦になると判断したことと、手元に武器がない状況を踏まえてウォーヘッドを選択。 スキルセットは、遠隔攻撃のために『戟闘』、唯一の防具を装備するために『アックスバトラー装備』。 そして物理攻撃戦なので、ダメージ軽減と回避強化のために『守備強化 DFE+25% 』と『回避集中 PRY+25% 』をセット。 こちらの行動を素早くするための『アクセラレイト』に加えて、相手の行動を阻害するために『ディセラレイト』。 さらに、もしもの時の保険として、緊急時に割り込んで行動する『レッドゾーン』をセットした。 少し大人気ないほどの準備かもしれないと思ったが、相手の実力は未知数だ。舐めてかかって痛手を負うよりはいいだろう。 「これでいい。相手となろう」 「そ、そんなこけおどしが通用するか!光っただけで何も変わってないじゃないか。行け、ワルキューレ!」 ギーシュの命令にワルキューレが素手で殴りかかってくる。 さぁ、構想が巧く行けばいいが。 先ずは回避に専念する。未知の相手と戦うには、相手の戦闘力を測るのが一番だ。 しばらくやってみた所感としては、余裕を残したままでも何とかできそうと言ったところか。 ワルキューレの動きは決して遅くないが、共に戦った仲間であるレヴィンとは比べるべくも無い。 ログナーのようにトリッキーな行動をしてくるわけでもないし、アイゼンのように力で圧してくるわけでも無い。 それに、攻撃は単調だ。恐らく操っているギーシュが攻撃をする動きをイメージしきれていないのだろう。 殴りかかってくるワルキューレの攻撃をよく見て、かわし、捌き、受け流す。 「クッ……」 とはいえ、全体が金属でできているのであろう。捌こうにも巧く行かないこともあるし、その一撃は重い。 受け流し損ねた拳の重い衝撃を、歯を食いしばってやり過ごす。 「いつまでそうやって、逃げてばかりいるつもりだい?」 いつまで経っても当たり切らない攻撃に苛ついてきたか、ギーシュの挑発が聞こえる。 だがそれに付き合うつもりはない。俺は俺のペースでやらせてもらおう。 さらに数分そうしていただろうか?しばらく様子を見て、大体のところは分かった。 そろそろ仕掛けるか。 俺は次の攻撃に狙いを定めた。 そして、ワルキューレが拳を振るった、その直後。 ガゴン!と言う音と共に、攻撃を仕掛けたはずのワルキューレの方が弾き飛ばされる。 突如響いた金属的な音と弾き飛ばされたワルキューレの様子に、ギャラリーがどよめく。 「な、何が起こったんだ……?」 呆然とした声でギーシュが呟くのが聞こえた。 ウォーヘッドの技能である『ウェポンブロック』で受け流した物理攻撃の衝撃を、そのまま相手へと叩きつける『リタリエイション』。 その威力が思ったよりも大きかったのか相手の装甲が意外に柔らかかったのか、ワルキューレがべっこりと凹んでいる。 この様子では、もうそれほど速度も出せまい。 一旦間合いを外す。 もちろんワルキューレは追ってくるが、先ほどのスピードは微塵も見えない。 容易く距離をとることができた。 そして。 「ウェポンボルト!」 追いすがってくるワルキューレに、止めの一撃をお見舞いした。 ◇◆◇ 「な、なに、今の。タバサ、あなた見えた?」 「見えたけど、わからない」 キュルケとタバサが呆然としている。 わたしだって、どうやったかなんて分からなかった。 ギーシュのゴーレムを凹ませた技もよく分からないし、止めを刺した技も同じ。 大体、何で武器もなしに青銅のゴーレムを凹ませたり倒したりできるのよ!? それに最後の一撃なんて、明らかにおかしかったわ。 雷のように青銅のゴーレムを切り裂く光なんて。 混乱したままぐるぐると考えをめぐらせていると、キュルケの焦ったような声が聞こえてきた。 「ちょっ、それはやりすぎよギーシュ!」 その声に再び意識を広場へ向けると、今度は武器を持ったワルキューレが六体現れていた。 その武器も、直剣、懐刀、槍、細剣、メイス、長柄の戦斧とさまざまだ。 「フィアース!ちょっとタバサ!見てないで降ろして!」 「大丈夫」 「何が大丈夫なのよ!?」 「本気、出してない。それに、何か探っている」 そう言われても、フィアースはわたしの使い魔なのよ! さっきは巧く行っても、武器を持ったゴーレム相手なんてムリよ! そう言い返そうと思ってタバサを見たら、彼女はフィアースの方を見ていた。 「大丈夫」 その不思議に力強い声に、わたしは何も言えなくなってしまった。 でも、これだけは言っておかないと。 「大事になる前には止めに入りたいんだから、その時はすぐに降ろしてよね」 「わかった」 ◇◆◇ どうやら先ほどの一体は様子見だったようだ。 今度は武器を持ったのが六体……これはさすがに厳しいか。 だが、逆に言えば武器の動きはある程度限定されるし、ギーシュの言葉に間違いがなければ、あれは青銅。 幾多の戦いを共に潜り抜けたガントレット『アガートラームB/V』ならば、ほとんどダメージは通らないはずだ。 衝撃の重いメイスもあるが、あれにさえ注意しておけば何とかなるだろう。 それに、もう一つ。 俺の愛用しているポールアームに近い武器を持った個体がいる。 あれを奪うことができれば、あるいは。 「な、何を考えているか知らないけど、この状況で勝てるとでも思っているのかい?」 「戦いとは抗い続けること……まだ決着はついていない」 その言葉に、動揺よりも怒りが引き起こされたようだ。侮辱されたとでも受け取ったか。 「やれッ、ワルキューレ!」 号令一下、今度は武装したワルキューレたちが襲い掛かってくる。 武器を持っている分、当然対処は先ほどよりも難しくなる。 攻撃方法も違うし、武器の形状も様々。なにより素手とは威力が段違いだ。 だが、俺にできることはさほど変わらない。 武器を手に入れるまでは、持ちこたえるしかできないのだ。 少しくらいの手傷は構っていられないな。 正面から振り下ろされた直剣を半身になってかわし、横なぎに振るわれた懐刀をガントレットで受け止め、跳ね除ける。 胴を突いてきた槍と細剣は、間合いを変えることで直撃を避ける。 そこを狙って振り下ろされるメイスは何とかバックステップでかわし、長柄のなぎ払いにガントレットを当てる。 「ぐッ」 重い。 俺は衝撃を殺しきれずに、弾かれるまま後退を余儀なくされた。 そしてまた直剣が、懐刀が振るわれる。 「はぁ、はぁ」 「よく持ってると思うけど、さすがに息が上がってきたようだね」 さすがに、一対多数は厳しい。 息もつかせぬよう、連続で振るわれる武器は、確かに脅威だ。 しかし、やはりギーシュ自身が戦い慣れていないためだろう。状況に合わせた攻撃をしきれていない。 頭に血が上っているか状況に酔いしれているのか、それぞれが順番に攻撃を仕掛けてくるだけだ。 惜しいな。 対象を取り囲んだ状態で連携を取ることは効果を上げる手っ取り早い方法の一つなのだが、それを思いつくことができないようだ。 ……これは相手の未熟に助けられたか。 だが、だからと言って負けてやるつもりはない。 かわし、捌ききれなかった攻撃でできた手傷も、重症につながるものはないがどんどん体力を奪っていく。 もうそろそろ仕掛けないと、さすがに拙いか。 幸いこの順番なら、そろそろ件のポールアーム持ちのワルキューレの出番だ。 丁度いい。仕掛けるならば。 「ここだッ!」 先ほどと同じく『リタリエイション』でポールアームを持ったワルキューレの打撃を返す。 それによりワルキューレが行動不能になると同時に武器を奪取。 再び周囲からどよめきが上がる。 そして、目の前に並んでいる三体を『ウェポンスイング』でなぎ倒す。 ギーシュとの直線上にいない二体は置き去りに、ギーシュへと駆け寄る。 やけに体が軽い。アクセラレイトがよく効いているのだろうか? 「おおおおおおッ」 俺は勢いをそのままにあっけに取られているギーシュに肉薄し、気迫と共にポールアームを振るった。 ◇◆◇ 「危ないッ!」 やりすぎよフィアース!そんな刃物で切りつけるなんて! 流石に危ないと思ったのか、タバサも止めに入るためにシルフィードを急降下させる。 でも、フィアースが速過ぎる。間に合わない! 「ディザームッ!」 その声と共に、ギーシュの薔薇の杖はフィアースの武器に絡め取られ、はじき飛ばされていた。 杖だけを狙ったのだろう。ギーシュ自身には、傷一つない。刃がかすめた前髪が少し落ちた程度みたい。 何それ、一体どんな離れ業よ。 「ま、まいった……」 一瞬の出来事に腰が抜けたのかストンと尻餅をつき、呆然としたギーシュの声と共に、観衆からどよめき混じりの歓声が上がった。 ヴェストリの広場に降り立ちはしたものの、現状を把握しきれず呆然とフィアースを見ている。 フィアースは今しがた決闘に勝利した相手のギーシュに、声をかけながら手を貸して引っ張り起こしていた。 ……なんかムカついてきた。 「フィアース!」 思わず声が大きくなる。 その声に彼は一度こちらを振り向くと、わたしには聞こえなかったけどギーシュに向かってさらに何事かを話しかけた。 それに頷くのを見てから、こちらへ歩いてきた。 「何で勝手なことしたのよ!」 「すまない。だが、俺にも譲れないものがある。引けない時は闘う」 「譲れないもの、ってなんなのよ?」 その問いかけには、目を閉じて答えない。 あぁもう、イライラする。 そうこうしていると、コルベール先生が現れた。 「ミス・ヴァリエールとフィアース君、すまないが学院長がお呼びだ。学院長室まで来てもらえるか」 学院長先生が?なんだろう。 「ルイズ、どうする?」 「どうするも何も、行くしかないでしょ」 「では、付いて来なさい」 コルベール先生の先導に、不安ながらも付いていく。 一体何がどうなってるのよ……。 ◇◆◇ コンコン。 「オールド・オスマン、コルベールです。ミス・ヴァリエールとその使い魔をつれて参りました」 「うむ、入りなさい」 部屋の中からの許可の返答を聞くと、コルベールは学院長室のドアを開けた。 ルイズは少し恐縮していたようだが、部屋に入る。それについて、俺もドアをくぐった。 「ミス・ロングビル。少し席を外してもらえるかな」 「はい、分かりました」 俺たちが教室に入ると、入れ替わりで緑色の髪をした女性が部屋を出た。秘書だろうか。 「わざわざすまんの、ミス・ヴァリエール」 「いえ」 短く返答をするルイズ。 「さて、おぬしらを呼び出した用件なのじゃが」 そこで一つ息を入れる。 「先ほどの決闘、見させてもらった」 ここからでは建物の影になって、直接は見えないはずだが? 俺の疑問の表情に、学院長は悪戯っぽい表情を浮かべて答えてくれた。 「なに、学院内のことならこの遠見の鏡を使えば問題ないわい。一部の地域は見られんようになっておるのが残念じゃがのぅ」 一部の地域? 「が、学院長先生!」 その声に少し顔を赤くして声を上げるルイズ。 ……あぁ、なるほど。 「ご、ゴホン。それはともかくじゃ。まずは、おぬしに礼を言っておこう。よく穏便に終わらせてくれた」 俺に向かって、礼を述べる。 「いえ」 「じゃが」 まだ話は終わってない、とばかりに言葉を続ける老人。 「正直、どうやって勝ったのか皆目検討も付かん。ちょっとばかり、おぬしの話を聞かせてもらえんかのう?」 言葉と共に、俺に鋭い視線を向けてくる。 この老人、老いて見えても相当の実力者と見た。 目だけで見ると、ドアはコルベールが固めている。 なるほど。危険な輩であれば実力での排除も辞さない、ということか。 「ルイズ」 「えぇ、学院長先生なら心配しなくても大丈夫でしょう」 ルイズの許可も下りた。 「では、俺の話をしよう」 俺は、俺がファルガイアから召喚されたこと、その世界の技術でギーシュと戦ったこと、ルイズに仕えることに異論はないこと、この世界の平穏を乱すつもりはないことを語った。 証明のついでにとスキルセットを『戟闘』から『退魔』へと変え、『ヒール』で傷を治したのには大層驚かれてしまったが。 「ふむ……なるほどのぅ。聞いただけでは信じられん話じゃが、あんなものを見せられては信じざるを得まい」 オスマン老が呟く。 「よし、あい分かった。とりあえずおぬしの言葉を信じよう」 「ありがとうございます」 礼を述べる。 「じゃが、その力はハルケギニアでは異端の物じゃから、他言無用にするのがよかろうて」 「はい、お心遣いありがとうございます、オールド・オスマン。それでは、わたしたちはこれで」 ルイズがそう言って部屋を辞そうとしたが、 「あぁ、ミス・ヴァリエール。すまんがもう少し彼と話をさせてもらえんかの?」 と、なぜか俺だけを引き止めた。 「え……あ、わ、分かりました。それでは、失礼します」 そう言うと、先に戻ってるわと俺に残してルイズは学院長室を出た。 コルベールが再びドアを閉める。 「さて、おぬしに残ってもらったのは、少し確認したいことがあったからじゃ」 「確認したいこと?」 さて、他に語ることは無かったと思うのだが。 「おぬしの左手のルーンを、少々調べさせてもらった」 左手の……あぁ、コルベールがスケッチしていたな。 「それが、何か?」 「先ほどの決闘の際、おぬしは武器を持ったとたんに動きが速くなったの?」 そう言われてみれば、確かにポールアームを奪ってからやけに体が軽かった。 アクセラレイトの影響だけではなかったのか。 「手持ちのスキルには、素早く次の行動に移るためのものもある。その効果かと思っていたのだが」 「ふむ……それでは、可能性の一つとして聞いてくれ」 そうして一拍置く。 「それは、ガンダールヴのルーン。曰く、始祖ブリミルの使い魔としてあらゆる武器を使いこなしその主を守ったという、伝説の使い魔のものじゃ」 伝説の使い魔の印? 「なぜそれが俺に?」 「分からぬ。じゃが、それがガンダールヴのルーンであることは、できる限り隠しておいてもらいたいのじゃ。できればミス・ヴァリエールにも、の」 「ルイズにも?」 「かの伝説は有名すぎるほどに有名なものですからな。嗅ぎつけた何者かが悪用しないとも限りませんゆえ」 なるほど。 「分かった。幸いこの格好であればそうそう見えることはないだろう」 いつも着けているわけではないが、愛用している防具は手を隠すのに丁度いい。 「うむ。無用なゴタゴタは無いに限るからの。よろしく頼むぞ。ミス・ヴァリエールを助けてやってくれ」 「あぁ」 そう返すと、俺は部屋を出た。 ◇◆◇ 引き止められたフィアースをその場で待っていても仕方がないから、わたしはいったん自室に戻ることにした。 戻ることにしたのだけど、部屋の前でキュルケとタバサが待ち構えていた。 「はぁい」 「何よ?」 「そんなに邪険にしないの。今回用事があるのはあたしじゃなくてタバサよ」 タバサが? 何の話かしら。う~ん、嫌な予感しかしないわね。 「彼は?」 「フィアースなら学院長先生が話があるって、学院長室に残ってるわ」 「そう」 そこで一旦言葉を区切り、そしてわたしの目を見て問いかけてきた。 「彼は何者?」 あぁ、やっぱりそういう話になるわよね。 「戦い方を見ていたけど、全然分からなかった」 わたしも一緒に見てたけどね。 それはともかく、フィアースのやったことはハルケギニアではありえないことだったのはよく分かるつもり。 ドットとは言えメイジであるギーシュを相手に、平民は絶対に貴族には勝てないという常識を覆してしまったのだから。 だけど。 「そ、それを知って、あなたはどうするの?」 何とか誤魔化さなきゃ。 質問に質問で返すのはちょっとアレだと思うけど、フィアースのことをまともに話すわけにはいかないわ。学院長先生にも釘をさされたばかりだし。 わたしの問い返しにしばらく逡巡した後に、タバサは答えた。 「強くなりたい」 あ~、この娘にはごまかしは効かないタイプっぽいわ。どうしよう。 「と、とりあえず、部屋の前で話し込むのも何だし、部屋に入りましょ」 二人を部屋に招き入れる。 もし話すにしても、こっちの方が誰かに聞かれる心配も多少は減らせるでしょうし。 とは言え、本当にフィアースのことを話してしまっても大丈夫なのかしら。 タバサは沈黙を保ったまま、わたしをじっと見ている。 うぅ、こういうのが一番やりづらいわ。 「さて……と言いたいところだけど、フィアースが戻ってからにしましょう。わたしじゃ説明し切れないだろうし」 その言葉に、タバサは頷いてくれた。 本当にフィアースのことを話してしまっても大丈夫かどうか、やはり不安がぬぐえなかったからだ。 それに、説明し切れないというのも本当だし。 わたしだって、まだ何がなんだかよく分かってないのに。 ああもう。一体どうしたらいいのよ、この状況! 前ページ次ページ約束は次元を超えて
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前ページ次ページTALES OF ZERO 午後からは授業はなく、生徒達はそれぞれ自由に時間を過ごしていた 昼食を終え、ルイズと合流したクラースは彼女に個人授業を行っている 「良いか、落ち着いてやるんだ…魔法を使うのに必要なのは精神力と集中力だからな。」 「解ってるわよ、それくらい。」 解りきった事を言われて、ルイズはクラースに向かって怒鳴る 二人から離れて、才人とタバサが見学していた…最も、タバサは本を読んでいるが 「何であの子まで一緒にいるのよ…先生はさっきまであの子と一体何を…。」 「ほらほら、文句は後で聞いてやるから…まずは、目の前の事に集中するんだ。」 クラースの言葉に話はそこまでにして、ルイズは目の前の標的に目をやった それは、魔法練習の為にクラースが作った藁人形だ 「さあ、ルイズ…ファイアーボールを唱えてみるんだ。」 軽く頷くと、ルイズはルーンを唱えだした…落ち着いて、落ち着いて…と、心の中でも唱えている そして、ルーンを唱え終え、目標に向かって杖を振るった 直後に爆音が響き、目標となっていた藁人形は木っ端微塵に吹き飛んだ 「おお、人形が吹っ飛んだ……で、あれってファイアーボールなのか?」 「違う。」 確かに魔法は発動し、藁人形に命中した…が、あれはファイアーボールではない その名の通り火球を飛ばす魔法なのだから…決して爆発する魔法ではない 「ああ、もう…どうして成功しないのよ!!」 失敗した事に腹を立て、地団駄するルイズ…クラースは爆破された藁人形を見て、口を開いた 「そうだな…まあ、今のは10点といった所だな。」 クラースの評価を聞いて、ルイズは目を丸くさせた まさか、これくらいで得点がもらえると思わなかったからだ 「確かに、ファイアーボールは発動しなかったが、目標には当たったからな…努力点というやつだ。」 今までのルイズの魔法は、目標とは見当違いの場所が爆発を起こしていた 木だったり、壁だったり、噴水だったり…今だって、周辺の土が抉られている 今のは珍しくも目標に当たった…それを評価しての10点である 「そう…ま、まあ、慰めぐらいで受け取っておくわよ。」 初めて魔法の事で褒められたのに、素直に嬉しいと言えないルイズ ふと、ルイズはクラースの召喚術の事で疑問を浮かべた 「ねぇ、クラース先生…先生が使える魔法ってあの妖精みたいなやつだけなの?」 「シルフだ…まあ、前に話したように今はオパールの指輪しかないからな。シルフしか呼び出せん。」 召喚術の話を始めたので、興味を持ったタバサは二人に歩みよった 才人もその後へと続き、クラースは続きを話す 「精霊は多種多様に存在する…地水火風、分子、闇、光、月、そして根源を司るもの、様々だ。」 「そんなに…先生って、それを全部使役してたの!?」 「まあな…しかし、私が精霊達と契約出来たのは仲間達がいたからこそだ。」 クレス達と出会ったからこそ、彼は偉大な召喚士としてその名を残す事が出来たのだ 出会わなければ、その名が知られるどころか、召喚術が完成していたのかどうかさえ危い 「ふーん…ねぇ、私でも先生の召喚術が使えたり出来るの?」 「どうかな。私も数々の手順を踏んで使えるようになったし…簡単に使えるのはエルフぐらいだな。」 実質、前にハーフエルフであるアーチェは自分が契約した精霊を簡単に召喚してみせた しかも三体同時召喚まで…あの時ほど、エルフとの差を実感して涙目になりそうだった事はない 「そう…なら、良いわ。先生みたいにそんな悪趣味な刺青と格好はしたくないし。」 「またそんな事を…良いか、これは私が研究に研究を重ねた末に考案した召喚士の…。」 「失礼するよ。」 そんな時、彼等の耳にキザったらしい声が聞こえてきた 振り返ると、そこにはギーシュの姿があった 「ギーシュ、何であんたが…。」 「僕はミスタ・レスターに呼ばれて来たんだ…君の力を貸して欲しいってね。」 「ああ、もうそんな時間か…じゃあ才人、始めるか。」 突然、自分が名指しされた事に驚く才人…クラースは道具袋に手を伸ばした 一体何を…そう聞く前に、クラースはロングソードを取り出した 「さあ…剣の稽古の時間だ。」 「だ、大丈夫なのかな…俺。」 ロングソードを両手で持ち、才人は目の前の相手を見つめる そこには、ギーシュが作り出したワルキューレが一体佇んでいる 「準備は良いか……よし、始めてくれギーシュ君。」 「解りました…行くよ、才人。」 クラースの言葉に、ギーシュはワルキューレを操りはじめた 剣を構え、ワルキューレは才人に接近する 「わっ、来た!?」 向かってくるワルキューレ…一気に間合いをつめ、剣を振り下ろしてくる 咄嗟に才人は剣を構え、ワルキューレの攻撃を受け止めた 「くっ…このっ!!」 左手のルーンが輝く…受け止めた剣を弾き返し、バックステップで才人は後ろに下がった そして、反射的に決闘の時に見せたあの技を繰り出す 「魔神剣!!!」 剣を振り払うと、剣圧がワルキューレに向かって地面をかけていく その一撃を受けたワルキューレは、ごとんと地面に倒れこんだ 「おおっ、あれだ…あの時、僕のワルキューレを吹き飛ばした…。」 ギーシュはまたあの技を見て驚いていた…それはルイズも同じである 「あれって、一体どういう仕組みで放てるの?魔法?」 「そうだな…解りやすくいえば闘気と言う、人間の中にあるエネルギーを剣に集中させ、剣圧として飛ばしているんだ。」 解るような、解らないような…とりあえず、魔法とは違う事は理解した その間に才人はワルキューレに接近すると、続けて技を繰り出す 「飛燕連脚!!!」 二連撃の蹴りと剣による突き…その攻撃に、ワルキューレは破壊される 「ああ、僕のワルキューレが…。」 「はぁ、はぁ、はぁ…ふぅ。」 落ち込むギーシュに対し、才人は呼吸を整えて剣を振るう 一度、二度…と剣を振り回し、最後はくるりと回して高々と掲げる 「それにしても…まさか、僕のワルキューレを使って剣の稽古とはね。」 そう、ギーシュが此処に呼ばれたのは、才人に剣の稽古をさせる為だった クラースが帰ってきた時に、彼は彼らしい長い謝罪を行った その全てを振り返ると長くなるので省略すると、彼は何でもすると言ったのだ 自分に出来る事でお詫びがしたいと…その結果がこれである 「ほぼ実戦に近い状況で才人を鍛えられるからな…今後の為に鍛錬は必要だ。」 この未知の世界にある脅威…それに備える為に いざという時は、才人は自分自身でその身を守らねばならないから 「さて…ギーシュ、次を出してくれ。」 「解りました…今度は負けないよ、サイト。」 再びギーシュは才人に向かって薔薇の杖を振った 花びらが一枚、地面に落ちて新たなワルキューレを生み出す 「次か…よし、こい!!」 一体倒して自信がついたのか、剣を構えなおして才人は新たなワルキューレに挑む 相手の攻撃をかわし、慣れているかのように剣技を繰り出す 「(あの剣技、やはりアルべイン流…動きも、何処となくクレスに似ているな。)」 そんな才人の動きを見ながら、クラースは考えを巡らせる 今の彼は剣を持った事のない、素人とは思えない動きを見せている 「(まともに剣を振るえなかった彼がああなるとは…伝説のルーンの力とは凄いな。)」 クラースは左手の甲を見る…そこには、才人と同じルーンが刻まれている 同時に、オスマンから聞かされた話を思い出した 『ガンダールヴ?』 『そうじゃ、お主らの手に刻まれしルーンはかつて、伝説の使い魔に刻まれしルーンなのじゃ。』 帰って来た後、クラースはコルベール経由でオスマンに呼び出された そこで、自分と才人に刻まれたルーンが伝説の使い魔のものである事を知らされた 『そのルーンを宿した使い魔は、ありとあらゆる武器を使いこなしたという伝説があるでな。』 『成る程、コルベール教授が言っていたのはそれか…それなら、才人の事もある程度納得出来る。』 決闘の時に見せた才人の力の源を、クラースはようやく理解した が、すぐに新たな疑問が生まれる 『そんな使い魔のルーンが刻まれたのは…ルイズが召喚したからですか?』 『解らん…その辺の事は全く解らんのじゃ。何故ミス・ヴァリエールなのか…』 うーむ、とオスマンが唸る中、クラースはその答えの手掛かりについて考えた 爆発しか起こらない魔法、異世界人である自分達を召喚した… そして、伝説の使い魔のルーン…彼女は他のメイジとは違った、特殊なメイジなのかもしれない 『兎に角、お主だけには伝えておこうと思ってな…じゃが、くれぐれも…。』 『解っています…時がくるまでは誰にも言うな、ですね。』 『うむ、これが公になれば色々と不味い事になるからの…当然君達もじゃ。』 この事は、ルイズと才人にも秘密にしておいた方が良いだろう 話した所で、今はまだその事実を受け止めきれないだろうから 『ところで…ミスタ・レスター、お主等は一体何処から来たのじゃ?』 『何処と言われても…私は貴方達が言うロバ・アル・カリイエから来たのですが…。』 建前上の、本来自分達の出身地ではない東の国の名を口にする 『では、君がグラモン家の息子と決闘した際に見せたあれ…あれは一体何なのじゃ?』 『あれは…東で生み出された新たな魔法のようなものです。事情により詳しい事は言えませんが。』 召喚術の詳細を言えず、そういう事で誤魔化そうとする だが、オスマンはそれで納得したようではなく、鋭い眼差しを向け続けている 『そうなのかのぅ…ワシにはあれは魔法とは思えんのじゃがなぁ。』 『………。』 クラースは思った…この老人に、本当の事を話すかどうかを しかし、彼は学院の最高責任者で国との繋がりもある…迂闊に話さない方がいいのではないか そう思考を巡らせていた時、ノックの音が室内に響いた 『む、誰じゃ?』 『私です、オールド・オスマン。』 ドアが開き、ミス・ロングビルが学院長室に入ってくる 『王宮の勅使、ジュール・ド・モット伯が御出でになられたのでお伝えに来たのですが…。』 『おお、そう言えば今日じゃったな…忘れておったわい。』 そう言うと、改めてオスマンはクラースの方を見る 『すまんな、王宮からの使いが来たようでな…話はこれくらいにしようかの。』 『はい…では、これで…。』 取りあえず話が終わったので、クラースはすぐに退室しようとする その際、ミス・ロングビルがジッと見つめている事に気付いた 『ん、何か?』 『あっ、いえ…素敵な指輪をされていると思ったので…。』 指輪…とは、クラースが嵌めているオパールの指輪の事である 唯一の契約の指輪なのでなくさないよう、クラースは肌身離さず身につけている 『これか…これは、私が魔法を使う上で重要な術具なのでね。』 『そうですか…でしたら、さぞ貴重な品なのでしょうね。』 そう言ったロングビルの目が、一瞬獲物を狙う獣のように見えた 瞬きすると、そこには普段彼女がする美しい表情があった 『ふむ……では、オールド・オスマン、それにミス・ロングビルも…失礼。』 気のせいだと思い、二人に一礼するとクラースは学院長室を退室した しばらくして一息入れると、後ろを振り返る 『(オールド・オスマン…流石この学院の学院長をしているだけあって、鋭いな。)』 それに、普通の人とは違うオーラと言う者を纏っているような気もする 侮れない…そう思った時、扉の向こうから大きな音が響いた 『あだっ、ミス・ロングビル、年寄りをもっといたわらんかい。』 『オールド・オスマン、今回ばかりは我慢の限界です。貴方は何度セクハラすれば……。』 ロングビルの怒声とオスマンの情けない声が聞こえてくる…そこに先程の威厳は微塵も無かった 自分の勘違いだったか…等と考えつつ、クラースはその場を後にするのだった 「…生、クラース先生!!」 ルイズの声が聞こえ、クラースはそこで回想を中断して顔を上げた 「どうしたの?何か考え事してたみたいだけど…。」 「ルイズ…いや、何でもない。さて、才人の方は…。」 彼女の質問をはぐらかして才人の方を見ると、彼の周りにワルキューレの残骸が点在していた クラースが回想している間に、既に6体のワルキューレを倒していたのだ そして、七体目のワルキューレとの模擬戦も終わりを告げようとしていた 「魔神飛燕脚!!!」 魔神剣と飛燕連脚を組み合わせた奥義…それが、最後のワルキューレに炸裂する 前回同様、ワルキューレは奥義を受けて粉々に砕けちった 「ま、負けた……こうまであっさり倒されると、僕は自信をなくしそうだよ。」 今自分が作れる7体全てを倒された事に、ギーシュは軽くショックを受ける 「へへ、楽勝だ…ぜ?」 得意げになる才人だが、突然彼の身体を疲労感が襲ってきた 自身を立たせる事が出来ず、地面に尻餅をつく 「サイト、大丈夫?」 ルイズが心配そうに声を掛けるが、前のように気絶はしなかった 立ち上がろうにも身体が上手く動かせず、地面に座りこんだままになる 「な、何か急に疲労感が…何で?」 「無理をしたな…まだ十分な鍛錬もしていないのに、奥義なんか使うからだ。」 クラースはアップルグミを取り出して、才人に渡した グミを頬張る才人…疲労感もある程度なくなり、立ち上がる 「あ、ありがとうございます……で、それってどういう事ですか?」 「そもそも奥義とは、元となる特技を極限まで鍛えた上で初めて使えるものだ。」 「だから、まだ鍛錬の足りない貴方にはそれを使いこなす事が出来ない…。」 クラースの言葉を理解したタバサが補足する…その補足が正しい事を、クラースは頷いて答える 「極限までって…どれくらい鍛えれば良いんですか?」 「そりゃあ、使用率100%にすれば良いんじゃないかい?」 身も蓋もない言い方をすれば、ギーシュの言うとおりである 「まあ、君に奥義はまだ早い…鍛錬を続けるんだな。」 「はーい…まあ、こうやって剣を使うのも何か楽しいし。」 剣を振るう事に楽しさを覚えた才人は、剣を振り回す 素人に比べれば上なのは確かだが、クレスに比べるとまだまだ動きが雑である 今はまだ見習い剣士…しかし、今後も鍛えればそれなりに上達するだろう 「ああ、此処でしたか。」 そんな時、本塔の方からコルベールが此方に向かってやってきた 「コルベール先生、どうして此処に?」 「いえ、ミスタ・レスターが此処にいると聞きましてね…それにしてもこれは?」 眼鏡を掛けなおしながら、コルベールは散乱するワルキューレの残骸を見る 「ああ、才人の鍛錬にとね…彼のワルキューレを使わせてもらった。」 「結果は、僕のワルキューレが前回同様全部やられましたけどね。」 「ほほう、それはすごい。流石はガンダー…モガッ!?」 危うくガンダールヴの事を話しそうになったコルベールの口を、クラースが止める 「えっ、何?ガンダー…。」 「気にしなくて良い、こっちの話だ。そんな事より…コルベール教授、私に何か用かな?」 「モガモガ…は、はい、今日もミスタ・レスターの話を伺いたいと思いまして…。」 一言一言を強調した言い方に、自分の失態に気付いたコルベールは本題に移った 彼は時折、クラースから色々と故郷の事について話を聞きにやってくる 情報交換の為、故郷の事をはぐらかしながら彼との交流を行っていった 「そうか…皆、今日は此処までだ。私はコルベール教授の所に行ってくる。」 「解ったわ…でも、この前みたいに夜遅くまでにはならないでよ。」 了解…と答えると、クラースはコルベールと一緒に彼の部屋へと向かっていく そしてこの場がお開きになったので、4人もそれぞれの場所に帰っていった 「うーむ……遅くならないようにとは言ったんだがな。」 その日の夜、そろそろ学院の者達が眠りに着く時間…… 女子寮へ向かって歩きながら、クラースは呟く コルベール教授と話しているうちに、すっかり夜が更けてしまった 「色々興味深い話は聞けたが…これでは、またルイズに説教されてしまうな。」 頭の中で自分が説教される姿を浮かべ、苦笑するクラース そろそろ女子寮が見える…そんな時、ドサッという音が聞こえた 「ん、何だ?」 それは女子寮から聞こえ、気になったクラースは足を速める その間にも、小さな悲鳴と共に再び落下音が聞こえてきた 「まただ…一体何が…。」 ようやく女子寮が見え…クラースはジッと暗闇の先を見てみた すると、女子寮の前で男が二人、黒焦げになって倒れていた 服装からして、学院の男子生徒のようである 「これは…まさか、何者かが学院に…。」 一瞬、そう思ったクラースだったが…… 「キュルケ、そいつは誰なんだ!恋人はいないっていってたじゃないか!!」 突然、上空から声が聞こえ…クラースは上を見上げた 女子寮の三階付近…ある一角で三人の男子生徒が浮かんでいる 「なんだ、あれは…一体何をしているんだ?」 まさか、覗き…だとしたら、何て大胆な その間にも押し合い圧し合いしながら何か叫ぶ彼等だが、突如炎が彼らを襲う 炎に飲まれ、魔法を維持できなくなった彼等は地面に落下した 「おおっ、落ちた…大丈夫なのか、彼等は?」 放っておく事も出来ず、取りあえず彼等の元へと駆け寄ってみる 焼かれて三階から落ちたにも関わらず、一応彼等は生きていた ピクピクと動く5つの物体…その一つにクラースは近づく 「おい…大丈夫か?」 「畜生、キュルケの奴…やっぱり俺の事は遊びだったんだな。」 クラースの言葉が聞こえてないのか、生徒は独り言を呟く キュルケの名が彼の口から出たので、他の四人を見てみる 「よく見れば…全員キュルケの取り巻きの男子生徒達だな。」 恋多き女性を自称するキュルケが、何人もの男子生徒をキープしているのを知っている 此処にいるのは、よく授業や食事の時などに彼女とよくいる美青年達だ 「んん…あっ、お前はゼロのルイズの使い魔!?」 その時、倒れていた生徒がようやくクラースの存在を認知した 「ようやく、私に気付いたようだな…大丈夫か?」 「くそぉ…あんたももう一人の使い魔みたいにキュルケとよろしくやるつもりなんだろ?」 「もう一人の使い魔…才人の事か?彼がどうしたんだ?」 「とぼけるなよ、さっきもう一人の使い魔がキュルケと一緒にいるのを見たんだぞ。」 彼の話から察するに、今キュルケの部屋には彼女と才人がいるらしい こんな夜遅くに、歳若い少年少女が一緒とは… 「教育上良くないな…ルイズとの事もあるし、見過ごすわけにはいかんな。」 キュルケとルイズの家の関係を思い出し、女子寮の中へ入ろうとする その前に、此処に倒れた五人を放っておくのは忍びない 「そうだ…君、彼等にこれを食べさせてやってくれ。」 クラースは道具袋からアップルグミを取り出し、五つ分を彼に渡す 「それを食べれば元気になる…君の分もあるからな。」 じゃあな、と後の事をその生徒に任して女子寮の中へと入っていった この少年がギムリである事をクラースが知るのは、まだ先の話である 「さて…此処に才人がいると言われて来てみれば…。」 女子寮に入り、三階に上がってキュルケの部屋の前にクラースはやってきた 中に入ると、際どい下着をつけたキュルケ、その彼女に押し倒されている才人がいる 「あら、ミスタ・レスターじゃありませんか。」 「く、クラースさん…助けて……。」 キュルケの胸に埋もれながら、クラースに助けを求める才人 そんな彼の姿に、クラースはため息を吐いた 「まったく…見損なったぞ、才人。まさか君がそんなに節操がない男だったとは…。」 「ち、違いますよ。俺はただ、帰りが遅いクラースさんを迎えに行こうと思って…そしたら…。」 キュルケのサラマンダーに捕まり、此処に連れ込まれてしまった… そう言おうとした時、キュルケが更に胸を押し付けた 「見ての通り、私達は取り込み中ですの…何でしたら、ミスターも一緒に如何ですか?」 「悪いが遠慮させてもらうよ。それに才人にとっても教育上良くないから連れ帰らせて貰う。」 即答すると、クラースは二人に歩み寄ってあまり乱暴にならないように引き剥がした 「さあ、帰るぞ才人…こんな所ルイズに見つかったらどやされるぞ。」 「は、はい…でも、どやされる前に手と足が出そうですけど。」 彼女が怒ると言葉より先に手と足が出る事は、才人自身が身をもって経験している 違いないな、そう言って二人はキュルケの部屋から立ち去ろうとする 「ちょっと、お待ちになって…ミスタ・レスターは読書がお好きなのですよね。」 帰ろうとする二人を呼び止めると、キュルケは近くにあった箱に手を伸ばした がさごそと中身を探し、その中からあるものを取り出す 「でしたら、これを差し上げますわ…私には不要な物ですので。」 「ん、それは?」 「これは『召喚されし書物』と言って、我が家の家宝ですの。」 そう言って、手に持っている本をクラースに差し出す 気になったクラースはそれを受け取ると、どんなものかと見てみる 「召喚されし書物って…どういう本なんだよ。」 「何でも、魔法の実験中に偶然召喚された物だそうよ…それを、私のおじい様が買い取ったの。」 「……これは鍵が掛かっているな。」 よく見ると、これはケースになっていて問題の本はこの中に入っているようだ だが、クラースの言うとおり鍵が掛かっているのでケースは開かない 「鍵なら此処にありますわよ。」 何時の間に忍ばせていたのか、胸の谷間からケースの鍵を取り出す わざわざ本体と鍵を分けたという事は、単にプレゼントするというわけではないらしい 「成る程、本体はくれると言っても鍵までとは言ってないな…で、交換条件は?」 「察しが良いですわね。今宵私と付き合っていただければこの鍵を差し上げますわ。」 キュルケとしては、クラースを自分の男にしたいとの魂胆である 周囲の男子生徒や教師とは違うその知的な所と魔法、そして大人の雰囲気に惹かれたからだ えっ、俺は…等と呟く才人を他所に、クラースは本をキュルケに突き出す 「そういうのならお断りだ…これは返す。」 キュルケに本を押し付けると、才人を連れて出て行こうとする 断られると思わなかったのか、彼女は目を丸くして驚く 「えっ、ちょっと…ミスターはこの本が欲しくないの?」 「気にはなるが、そうまでして欲しくはないな…それに、後が怖い。」 女の怒りと恨みは恐ろしい事を、クラースは32年の人生から熟知している それでも諦めきれないキュルケは、自身の胸をクラースに押し付ける 「そう仰らずに…私、ミスターに十分すぎるほどの興味を持っておりますの。」 「だから、私は……ん?」 しつこいキュルケを一喝しようと、クラースは振り返る だが、その時初めて彼女が指輪をしている事に気づいた 「キュルケ、その指輪は?」 「これですか?これはこの本と同じく我が家の家宝の一つ、炎のガーネットですわ。」 そう言って、彼女は指に嵌めたガーネットの指輪を二人に見せる 蝋燭の炎に照らされ、宝石は淡い輝きを放っていた 「炎のガーネット?それって唯の指輪じゃないの?」 「ええ、火の魔法の効果を高める作用があるの。普段はおめかし位にしか使ってないけど。」 自分の魔法には自信があるから…ドーピングのような真似はしたくないらしい ふーんと何でもないように見つめる才人に対し、クラースはジッと指輪を見つめている 「それは…そのガーネットの指輪は……すまん、ちょっと見せてくれ。」 急にクラースは態度を一変させ、指輪をよく見ようと近づいた だが、そんなクラースにキュルケは抱きつき、顔を近づける 「ただでは見せられませんわ…ねぇ、ミスター?」 「いや、だからその指輪を……。」 クラースの喰い付きに、ここぞとばかりに色気を振りまくキュルケ 先程のように振りほどこうとせず、クラースは戸惑いを見せている 「クラースさん、どうしたんですか?その指輪が一体……。」 才人が尋ねようとした時、後ろのドアが突然開いた 誰だろう…と、才人が振り返り、それを見て驚いた 「る、ルイズ!?」 入ってきたのは、ルイズだった…しかし、それだけで才人が驚いたわけではない 彼女は今、誰から見ても解る様に、どす黒いオーラを身にまとっている クラースもキュルケも、ルイズが入ってきた事に気づいて振り返る 「ルイズ、丁度良かった。実は彼女が……。」 クラースが何か言おうとしたが、彼女の気を察知して何も言えなくなった その間に、ルイズがずかずかと二人に近づいていく 「クラース先生…この馬鹿犬なら兎も角、まさか貴方がツェルプストーの色香に惑わされるなんて。」 「ま、待てルイズ、私は唯彼女の指輪が……。」 「物につられたってわけ!!!」 更に怒り出すルイズ…普段人の話を聞かない彼女は、怒ると更に話を聞かなくなる 取りあえずキュルケから離れると、才人に話を振った 「才人、キュルケの指輪に見覚えがないか?」 「ええっ、ちょっと…何も俺に話振らなくても。」 「そうじゃない、よく見てみろ。」 そう言われて、才人はジッとキュルケの指にはめられた指輪を見る 蝋燭の火によって淡い輝きを見せるガーネットに、才人も気付いた事があった 「あっ、そう言われると何処かで見た事が………ひょっとして!?」 「ああ、間違いないと思う…まさか、こんな近くにあったとは。」 二人の会話にキュルケは疑問を浮かべるが、相変わらずルイズは怒ったままだ 「ちょっと、サイトも先生も…この期に及んで言い逃れする気?」 「ルイズ、昼間話しただろう。私の召喚術は契約の指輪を使って行うものだと…。」 「それと今の状況が何の関係があるのよ!!」 怒っているルイズには、クラースの言葉を理解する事が出来なかった 仕方なしに、才人がルイズに解りやすく伝える 「だから、今キュルケがしてんのがクラースさんの契約の指輪かもしれないって事だって。」 「それがどうしたって……えっ、ええ~~~~~!!!!!!」 才人の言葉に、ようやくルイズも理解できたらしく、大きな声を上げる 三人の視線がガーネットの指輪に集い、キュルケ自身もそれを見つめる 「これが、ミスタ・レスターの?でも、これって先祖代々から続く品だと聞いていますけど?」 「まあ、似ているだけかもしれんが…ちょっと貸してみてくれないか?」 手を差し出し、クラースはガーネットの指輪を渡すよう頼む だが、キュルケはそんなクラースの手から指輪をはめた手を遠ざける 「構いませんけど…タダで、というのも味気ないですわね。」 「ツェルプストー、あんた…。」 ルイズの反応を見て笑みを浮かべながら、彼女は少し考える しばらくして、「そうだわ」という声と共に、ある考えが彼女の脳裏に閃いた 「私のお願い事を聞いて下されば、この指輪を貸してあげますわ…何、簡単な事ですから。」 「お願い事?」 「そう、明日は虚無の曜日、つまりお休みだから……フフフ。」 三人に向けて、キュルケは微笑む…蝋燭の火に照らされたその微笑は、とても艶美なものだった 前ページ次ページTALES OF ZERO
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前ページ次ページゼロウォーズ 知らなかったんだ何もかもこの世界について…… 第4話 メイジVSナイツ トリステイン魔法学院・学院長室 今この場には、学院長オスマンと、学院長の秘書ミス・ロングビルと、コルベール先生が居る。 コルベールは訳あって訪ねたが、オスマンのセクハラを目撃したと言う方が良い。 「学院長、そいう事は、夜やって下さい」 この言葉にロングビルがすぐ反応した。 「夜でもイヤです!絶対に!!」 この言葉がオスマンのハートを傷つけたのは、言うまでも無い。 「そ、そんな……と、ところでミスタ・コルベール何か用かね?」 威厳を保とうと、コルベールに話を振る。 「はい。これを……」 書物を開いて、オスマンに見せる。 「ん? これは『始祖ブリミルの使い魔たち』ではないか」 「はい。そして……これを見てください」 コルベールは、兵真のルーンのスケッチを見せる。 「ミス・ロングビル。席を外しなさい」 ミス・ロングビルは出て行った。 「詳しく説明するんじゃ。ミスタ・コルベール」 コルベールが説明しようとしたその瞬間、生徒が入ってきた。 「た…大変です。決闘が始まります、止めてください」 コルベールがその生徒に言い寄る。 「誰だ?そんな事するのは!」 「はい。ギーシュ・ド・グラモンとルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの使い魔です」 オスマンは、生徒に言い放った。 「放っておきなさい」 「わかりました。失礼しました」 オスマンは、コルベールを見て、頷いた 「いい機会かもしれません」 オスマンは、杖を振り、大きな鏡に、ヴェストリの広場の様子が映し出された。 「諸君、決闘だーー!!」 ギーシュは、薔薇を空に向かって掲げている。 観衆もまた、ギーシュを称えるかのように歓声が巻き起こる。 「ギーシュが決闘するぞ!相手は、ルイズの平民だ!」 兵真はズボンのポケットに手を突っ込んでいた。 (外野…うるせぇ……) 薔薇を兵真の方に向け言い放った。 「とりあえず、逃げずに来た事を褒めようじゃないか」 兵真は、軽く挑発してみた。 「ああ、バカの相手はもうなれたから、ちなみに順位をつけると、お前は今二位。戦いが終わると一位確定」 この挑発に簡単に乗った。 「貴様ーー!!」 「怒るのも良いんだけど、早く始めて良い?」 そう言うと兵真は、ギーシュに向かって走り始めた。 しかし、ギーシュは全く動じず薔薇の花を振り、 花びらの一枚が舞うとそれは甲冑を着た女戦士のゴーレムとなった。 「おいおい、これ……何だよ」 「僕はメイジだ、だから魔法で戦う。文句をあるまいね」 と、ギーシュが言う、が……兵真の知っている魔法にこんな物は無く、兵真も黙っていなかった。 「ギーシュ、魔法は別に良い。だが…これは、魔法とは違うだろう?」 ギーシュは、笑みを浮かべ言う。 「魔法は良いのだろう?これは僕の魔法だ。言い忘れたが僕の二つ名は“青銅”。 青銅のギーシュだ。従って、青銅のゴーレム、ワルキューレがお相手するよ」 「なっっこれが、魔法?アリかよ!」 ワルキューレがパンチを放つが、兵真はサイドステップでかわす。 (動きが速い、それに相手は金属だ。多分、一発でKOだな。かなりヤバイ) その後もワルキューレの猛攻が続いたが、兵真も何とか避け続けた。 周りは、兵真が攻撃を避けるたびにギーシュへの声援が高まっていった。 しかしこの二人?の動き(おもに兵真)を観察している者が、このヴェストリの広場に二人いた。 一人は、キュルケである。そしてもう一人は、キュルケの親友でもある、蒼い髪の少女タバサである。 「ねえタバサ、〈使い魔クン〉どう?」 「このままだと、負ける……」 「あら、どうして?良い動きしてると思わない?」 「攻撃手段が無い、キュルケは?」 「全く同じよ」 なんて、二人が話していると……兵真は、ワルキューレの一撃をもらってしまった。 「使い魔、もう終わりか?」 「く…ぁ…はぁ…」 兵真は立ち上がろうとしているが、ダメージが大きすぎて、思うように体が動かない。 「ギーシュ!いい加減にして、大体ねえ、決闘は禁止じゃない」 と叫んだのはルイズだった。 「悪いな君の使い魔をちょっとお借りしているよ。 それに禁止されてるのは貴族同士の決闘だ。平民と貴族の決闘は誰も、禁止なんかされていない」 ルイズは、言い返せなかった。次に口を開いたのは、兵真だった。 「ルイズ、はぁ…、俺は【ナイツ】だ。信用しろ」 「兵真……まだそんなことを……」 ギーシュは、ルイズと兵真のやり取りを静観し、剣を兵真のすぐ側に刺した。 「まだ、戦うと言うのなら、その剣を取りたまえ」 兵真は迷わず剣を取った。すると、体中に力がみなぎる感覚を覚えた。 (なんだ?リアライズしていないのに、この感覚) 「そうか……戦うのだな。ワルキューレ!やれ!!」 ワルキューレは、兵真に向かっていった。しかし、兵真は一歩も動かなかった。 (落ちつけ…こんな物…一瞬の隙さえあれば…ここ) 「もらったーー!!虚空剣!!」 その場に居た者は、目を疑った。なんせ、一瞬でゴーレムが崩れ去ったのだから。 「タバサ、見えた?」 「見えない……」 本気になったのか、ギーシュは六体のゴーレムを作り、五体で兵真を囲った。 「同じ奴が六体か……本気出すか。もう、手加減しねぇからなーー!!」 兵真は剣を振り下ろした。すると……刀身が光の刃に変わった。 「なんだ?それは?」 「これか?これはな、可能性を具現化するための力だ」 「そ、そんなこけおとしに動じると思うな!やれ!」 一斉にゴーレム達が襲いかかる。 「よっと」 兵真は、後ろにジャンプした。そして……着地と同時に次のモーションに入った。 「くらえ!天翔流星爆!!」 五体のゴーレムは、炎に包まれた。しかし、兵真の猛攻はまだ止まらない。 兵真は、残りのゴーレムに接近し、剣を両手で持ち、頭上に掲げ、刀身をゴーレムに向けた。 「終わりだ!ギルティーー!!」 この声に呼応するかのように、剣が大きくなり、やがて兵真の手を離れ、空中に浮いた。 「ブレーーーイク!!」 そして彼は、まるで大きな荷物を投げる仕草をすると、大きな剣がゴーレムに刺さり、 そして剣は、元の大きさに戻り、兵真の手元に戻った。 「ギーシュ、どうする?続けるか?やめるか?選べ!」 「参った」 兵真は剣を元に戻し、ギーシュの足元に刺し、人ごみに戻ろうとした時、意識が無くなった。 前ページ次ページゼロウォーズ
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事件! 王女と盗賊……そして青銅 その③ 三十メイルはあろうかという土のゴーレム。 その手にルイズが掴まっているという事態に承太郎とギーシュは遭遇した。 このゴーレムは何なのか、目的は何なのか、メイジはどこにいるのか。 疑問はあったがルイズは今にも絞め殺さようとしている最中であり、迷っている時間もためらっている暇も無く承太郎は即断した。 ルイズは承太郎の『腕』の力を知ってはいたが、『腕』だけでこの巨大なゴーレムに太刀打ちできるとは思っていなかった。 「ジョータロー! 無理よ、あんたは逃げ――えっ!?」 地面がめり込むほどの勢いをつけて、承太郎は跳び上がった。 一瞬でゴーレムの腕の高さまで来ると『腕』を出してルイズを握る指を殴る。 「オォォォラァッ!!」 ボゴンと音を立てて指が粉砕し、承太郎はルイズを『腕』で引っ張り出す。 そしてルイズを生身の肉体でしっかりと抱きしめると、地面に着地すべく飛び降りる。 だがゴーレムが足を振り上げて二人を狙う。 空中では動きが取れないため、咄嗟に『腕』を身体の前でクロスさせて防御する。 強烈な衝撃により承太郎とルイズは塔の外壁に吹っ飛ばされた。 「スタープラチナ!」 ゴーレムの蹴りを防いだように壁への衝突を『腕』で防ぎ、壁の表面をずり落ちる。 「ジョータロー! ルイズ!」 慌ててギーシュが駆け寄ってくると、承太郎はギーシュの目を見、抱いていたルイズをギーシュに向けて突き出した。 「ルイズを連れて逃げろ」 「どうする気だ、ジョータロー!」 「奴が何者かは知らねーが、このまま放っておく訳にもいくまい」 「無茶だ! いくら君でも――」 再び承太郎は人間とは思えない速度と高さの跳躍をしてゴーレムに迫った。 承太郎の本当の実力がどの程度のものなのか知らないギーシュは、不安と希望を同時に抱いていた。 だが、自分より前に出てルイズが杖を構えている事には不安を通り越して危機感を抱いた。 「何をする気だルイズ! 奴を挑発するな!」 「うるさい! 目の前に賊がいるっていうのに、逃げる訳にはいかないわ!」 「ジョータローが逃げろと言ったろう!?」 ギーシュがルイズの右腕を掴むと、頬に平手が飛んだ。 「邪魔をしないで!」 怒りのこもった言葉にギーシュは口ごもってしまい、 その間にルイズは杖をゴーレムに向けてファイヤーボールを唱えた。 ゴーレムは巨大だった。あまりの質量を前に、承太郎はメイジ狙いの戦法を選ぶ。 どんなにゴーレムが強かろうと、メイジは生身の人間。 ようするに巨大な土人形のスタンドを操るスタンド使いと戦うようなものだ。 ルイズを助けた時のようにスタープラチナの足で跳躍し、一直線にフーケ本体へ。 だがフーケは承太郎を近づけまいとゴーレムの腕を振るわせる。 しかし遅い! 手が承太郎を捉える前に、承太郎がフーケを捉える! そうなろうとしたまさにその瞬間! 轟音ッ! ルイズの魔法が狙いを外れ、塔の外壁で爆発を起こしたのだ! 「ぬうっ……!」 「えっ!?」 突然のアクシデンド。承太郎もフーケも爆風から身を守らねばならなかった。 ここで空中にいた承太郎と、ゴーレムの肩にいたフーケの差が生まれる。 フーケはゴーレムの身体にしがみつき、かがんでいればよかった。 だが承太郎は爆風によりバランスを崩し、爆煙で視界をふさがれてしまった。 「オラオラオラオラオラッ!」 爆煙の中スタープラチナの拳がうなるが、爆発のショックでゴーレムが傾いたせいで、拳の狙いがそれ空を切ってしまった。 「くっ、何が起きて……えっ? 宝物庫の壁が……!」 フーケは承太郎の攻撃から逃れられた事と、宝物庫の壁に今の爆発でヒビが入った事、この二点に気づいた。 ニンマリとフーケは笑い、さっそくヒビの入った壁をゴーレムのパンチで粉砕する! さらなる轟音が鳴り響き、承太郎やルイズ達の頭上に瓦礫が降り注ぐ。 「うわっ、あ……!」 ギーシュは身をすくめ、瓦礫が自分に当たらない事を祈った。 だが『自分に当たりませんように』と願いながら見上げてみれば、人の頭くらいの大きさの瓦礫がこちらに――目の前のルイズの頭目掛けて落ちてきていた。 「ルイズ! 危ない!」 咄嗟にルイズを突き飛ばした直後、ギーシュは背中に強い衝撃を受けて転倒した。 視界がガクンと揺れ、それでもピンクの髪は目立ち、ルイズがどこにいるかは解った。 「うっ……ギーシュ? ギーシュ!」 ルイズが慌てて振り返る。ギーシュはうつぶせに倒れたまま動かない。 最悪の予感がルイズの脳裏をよぎった。 だがすぐにギーシュは顔を上げ、薔薇の杖を掲げ、花びらを舞わせた。 「えっ?」 ワルキューレが七体ルイズの前に出現し、スピアを構えた。 フーケは宝物庫に飛び込みながら、承太郎を危険視し、狙いのお宝を盗み出すまでの間の時間稼ぎをすべく、すでに行動を起こしていた。 ピンクの髪はよく目立つ。 すぐに狙いをつけてゴーレムの足で踏みつけようとした、だが一体のワルキューレがルイズを担いで逃げ出す。 「なっ、何するのよ! 放して!」 ワルキューレを操っているのがギーシュであったため、ルイズは激昂して抵抗した。 そうこうしてるルイズの後ろで、もう一体のワルキューレが何とか逃れ、残り六体のワルキューレはいっぺんにゴーレムに踏み潰された。 ルイズを担いだワルキューレは、地響きによって転倒しルイズをその場に放り出してしまう。 「キャアッ!」 地面を転がって、ルイズはギーシュのすぐ隣に仰向けになって倒れ込んだ。 「ううっ……」 ルイズの視界の中、土ぼこりで汚れきったギーシュがよろけながら立ち上がる。 「ルイズ。君は『薔薇になぜ棘があるのか』知っているかい?」 こんな時に何の話を、とルイズは心の中で毒づく。 薔薇の造花、己の杖を構えながらギーシュは高らかに言った。 「それは『女の子を守るため』さ!」 ルイズを助けようとしたため被害から逃れたワルキューレが、ゴーレムの足にスピアを突き刺す。 だがゴーレムは何て事ないといった風に足を上げてブンブンと左右に振り、まるで虫けらのようにワルキューレを振り飛ばした。 ギーシュが一度に出せるワルキューレは七体、もうワルキューレは出せない。 それでもギーシュは一歩踏み出し、ルイズとゴーレムの間に立つ。 「何やってんのよ! 殺されるわよ!?」 「ルイズ、どうしよう。もう魔法を使うどころか、立ってるのがやっとだ……」 「ギーシュ!」 ルイズは立ち上がり、杖を構えた。もう一度、失敗でもいいから爆発を起こしてやる。 今度は狙いを外さない。 狙いは、今にも自分達を蹴り飛ばそうと振り上げられているゴーレムの左足。 だが詠唱する暇が無い、と思い知らされる速度で左足が迫ってきた。 あまりの巨大さに、一発食らえば中庭の外まで吹っ飛ばされてお陀仏だと瞬間的に理解する。 死ぬ。死んでしまう。 ルイズもギーシュもそう確信し、死の恐怖に心を震わせながら、瞳は、瞳は確かに『それ』を見ていた。 圧倒的質量を持って迫る『死』という存在の前に回りこんだ『黒い影』を。 黒い帽子、黒い髪、黒い服、黒いズボン。 空条承太郎! 195サントある承太郎の身長だが、それに匹敵するゴーレムの爪先。 土のゴーレムといえどこの速度この質量、受け切る事などできるはずがない! 承太郎の学ランが、強烈な風圧を受けてはためいた。 「オオオオオオッ!」 身動きの取れないルイズとギーシュを背後に、圧倒的破壊力を持つゴーレムの左足を前に、承太郎は吼えた。 その声は闘志に燃え、ルイズとギーシュの恐怖を吹き飛ばす! 「オラァッ!」 バゴンッ! 承太郎の右腕から出た『右腕』がゴーレムの爪先の先端を吹っ飛ばす。 「オラァッ!」 ドゴンッ! 承太郎の左腕から出た『左腕』がゴーレムの爪先をさらにえぐる。 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!」 左右の拳が残像を残すほどの速さで猛烈なラッシュを繰り出す! その一発一発がギーシュのワルキューレを容赦なく粉砕する威力! 鉄よりも脆い土のゴーレムは強烈なラッシュに、爪先から踵まで真っ二つに粉砕する。 左右を通り抜ける巨大なゴーレムの足の迫力にルイズとギーシュは驚きながらも、それ以上に承太郎の『腕』の力強さに驚嘆する。 そしてついに三十メイルあるゴーレムが尻餅をついて倒れ、地響きを起こした。 三人を囲うように舞う土ぼこりの中、承太郎は学帽を深くかぶり直しながら、こちらを振り向いて『終わった』と言わんばかりの態度を取った。 「やれやれだぜ」 承太郎の口癖。それはまさに『勝利宣言』のようにルイズとギーシュは感じられた。 「た、助かったぁ~……」 安堵のため気が抜けてしまい、ギーシュは情けない声を上げてその場にへたり込んだ。 土と冷や汗でよごれ、瓦礫で負傷し、ボロボロになってしまったギーシュ。 とても『薔薇』とは呼べないその姿を見つつ、承太郎は静かに声をかけた。 「……ギーシュ。おめーが奴に立ち向かわなければ……間に合わなかった」 「は、はは……もう二度と、こんなのはゴメンだよ……」 疲れたような口調ではあったが、表情はやり遂げた男だけが見せる頼もしさがあった。 そんな彼を見て、ルイズは震える唇をギュッと閉じる。 ――最低最悪の侮辱をしたギーシュが、命懸けで自分を守ってくれた。 それだけは揺ぎ無い事実であり、彼の勇気を賞賛し、感謝せねばならないものだった。 だが、感謝の言葉が出てこない。 つまらない意地を張っているのか、ギーシュを認めたくないのか、何も言えない。 正真正銘命を救ってくれた承太郎に対してもルイズは同じような気持ちだった。 自分が何とかしようと魔法を使ったら、失敗して、承太郎の足を引っ張ってしまった。 そしてギーシュに助けられ、承太郎に助けられる自分。 『こうでありたいという自分』と現実のギャップが痛々しく小さな胸を絞めつける。 「ところでギーシュ、メイジがゴーレムを操れる『射程距離』はどの程度だ?」 「メイジの技量にもよるから正確には言えないけど、 あのゴーレムを操った奴はまだ近くにいると思う……」 「となると……塔の中か?」 ゴゴゴゴゴゴ……。 ポッカリと穴の空いた塔の外壁を睨みつけた承太郎は、そちらに向かって跳ぼうとする。 しかし視界の端で起きた変化に視線を向ける。 丁度土のゴーレムの足が修復完了した瞬間だった。 「何ッ……!?」 ゴーレムは即座に立ち上がると、再び塔の外壁に手を伸ばし、手のひらの上に人影が飛び移る。 ニヤリ、とフードをかぶったそいつの唇が笑うのを承太郎はスタープラチナの目で捉えた。 その笑み、まるで「足手まといのお世話ご苦労様」と言わんばかりに嫌味たっぷり。 「野郎ッ……!」 一気にゴーレムの手に跳び移って本体を叩こうかとも思った承太郎だが、今はルイズとギーシュという怪我人を抱えてしまっている。 下手に動けば、またこの二人を狙われるだろう。迂闊には動けない。 そんな承太郎をあざ笑うように、フーケはゴーレムを動かした。 学院の外へ向けて。 承太郎が追いかけようとすると、頭上に青い影が見えた。 タバサのシルフィードだ。 ようやく品評会会場の連中が騒ぎに気づき、機動力のあるタバサが一番に駆けつけたらしい。 タバサはシルフィードに乗って空中からフーケを追跡する。 承太郎も走って追いかけようとしたが、さすがに三十メイルのゴーレムとは歩幅が違いすぎた。 後ろからゾロゾロと学院関係者や警備の連中も駆けつけてきたので、スタープラチナの足で跳躍を繰り返して追う姿を見せる訳にもいかない。 「やれやれ……あのゴーレム、一部の特性がザ・フールに似ているらしい。 土と砂の違いか。奴を追うのはどうやらあのドラゴンに任せるしかねーようだな」 しかし、学院から離れた位置でゴーレムは崩れ去り、その場にフーケの姿は無かった。 その旨をタバサから報告されたオールド・オスマンはどうしたものかと悩むのだった。 そして宝物庫に残された書置きから、盗賊は土くれのフーケだと判明。 こうしてこの事件は一時の小休止を得る。 盗賊、土くれのフーケによる『破壊の杖』の盗難と逃亡。 アンリエッタが品評会を観覧しに来たため、学院の警備を王女に割いてしまった責任。 このふたつが今後解決せねばならない問題である。 ルイズは宝を守れず賊を逃がした事をアンリエッタに詫びたが、アンリエッタは警備を割かせた自分にこそ責任があり、 王宮に報告しなければならない事を伝え……ルイズの心は痛んだ。 最悪、アンリエッタの責任問題になりかねない。 不幸中の幸いというか、ゴーレムに握り潰されそうになったルイズの負傷は軽く、特に治療しなくても少し休んだ程度で普通に動き回れるようにはなった。 だが青銅のギーシュの負傷は重く、ルイズをかばって複数の瓦礫に当たったのか、打撲だけでなく一部の骨にヒビも入っていたようであり、衛兵が駆けつけると安堵したのかすぐ気を失い、水のメイジによる治療を受けねばならなかった。 おかげでルイズはまだギーシュに何も言えないでいるが、自分の気持ちの整理もついていないので、話せる状態でもきっと何も話せなかったろう。 そして翌朝――土くれのフーケと遭遇したルイズと、追跡を試みたタバサが、オールド・オスマンに学院長室へ呼び出された。
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サクセスキューレ
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ネタページ:他作品ネタ(TOD) ソウルエッジ漆黒の翼 北斗の拳PS版でのモリュウ領の衛兵隊長の台詞 ドルアーガの塔PS版での隠しダンジョン 鉄拳平六の家(PS版) ドラゴンスピリットあおきりゅう(PS版) スレイヤーズPS版でのリオンの台詞 魁!!男塾APWでのコングマンの台詞 実在の人物女神アタモニ ゴルゴ13バック・スナイパー ワルキューレの伝説ビッグ(PS版) 源平討魔伝毒状態付与時の演出(PS版) ソウルエッジ 漆黒の翼 今ではすっかりテイルズおなじみなトリオ名、名前の元ネタはソウルエッジ及びソウルキャリバーVに登場する盗賊団『シュヴァルツヴィント(黒き風)』と思われる。ちなみにグリッドの自称「音速の貴公子」はアイルトン・セナのオマージュと思われる。 例外的にアライズの漆黒の翼はトリオではなく、ミハグサールの抵抗組織の名前となっている。 北斗の拳 PS版でのモリュウ領の衛兵隊長の台詞 「んー、何も聞こえんなぁ」 元ネタはウイグル獄長の「あ〜、聞こえんな!!」。やはり削除されている。 ドルアーガの塔 PS版での隠しダンジョン 伝説や解き方もオリジナルそのまま。なりきりダンジョン系にも登場。 鉄拳 平六の家(PS版) 鉄拳の三島平八に外見がそっくり。 ドラゴンスピリット あおきりゅう(PS版) リリスは「グルメ」と呼んでいるが、攻略本によると本名は主人公「アムル」と名前が同じ。ちなみにヒロインはアリーシャ姫。TOZの同名キャラも姫である。 スレイヤーズ PS版でのリオンの台詞 「悪人に人権は無い。実力行使だ!」 スレイヤーズのリナ=インバースが元ネタ?過激だったためかリメイクで削除された。 魁!!男塾 APWでのコングマンの台詞 「何言ってやがる。おめぇは十分強いぜ。ただ俺様が強すぎるだけだ」 魁!!男塾の伊達臣人の「気にするな お前が弱いんじゃねえ 俺が強過ぎるんだ」が元ネタ?例のごとくリメイクで削除された。 実在の人物 女神アタモニ アタモニをローマ字表記にして逆から読む。atamoni→inomata→いのまた。たしかにデスティニーキャラにとって女神である。 ゴルゴ13 バック・スナイパー 「俺の背後に立つんじゃねえ!」 ゴルゴ13は凄腕のスナイパーであり、背後に立たれるのを嫌う。 ワルキューレの伝説 ビッグ(PS版) 主人公のワルキューレやサンドラの使う「BIGの術」。 源平討魔伝 毒状態付与時の演出(PS版) 中ボスの琵琶法師が放つウサギとカエルを剣で振り払うと毒キノコになり、これに触れると「毒」という文字が浮かび上がりダメージを受ける。
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半神をお気に入りに追加 情報1課 <半神> #bf 外部リンク課 <半神> ウィキペディア(Wikipedia) - 半神 Amazon.co.jp ウィジェット 保存課 <半神> 使い方 サイト名 URL 情報2課 <半神> #blogsearch2 成分解析課 <半神> 半神の86%は華麗さで出来ています。半神の7%は玉露で出来ています。半神の6%は魂の炎で出来ています。半神の1%は知恵で出来ています。 報道課 <半神> 愛媛・内子座 こども狂言くらぶ 27日に東京初公演 - 東京新聞 老舗菓子店「瑞宝軒」がバウムクーヘンで新スタート - 中日新聞 秋アニメ『終末のワルキューレ』より、第10話「最強の敗者」のあらすじ&先行場面カットが公開! 副音声にて、山路和弘さん×寺島拓篤さんのオーディオコメンタリーが放送! - アニメイトタイムズ 「妊娠15週以降は中絶禁止」 アメリカ連邦最高裁が認める公算 - 朝日新聞デジタル 全部プチプラ【毛穴レス!崩れない!】¥2000以下の神フェイスパウダー10選(VOCE) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース <ラジエーションハウスII>工藤阿須加、“プライベートでも仲良し”窪田正孝と6年半ぶり共演で「刺激をもらえた」 - WEBザテレビジョン リーダーには英雄的な振る舞いではなく、人間らしさが求められている 心と魂で人々を率いるための3つのステップ | HBR.org翻訳リーダーシップ記事(1/5) - DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー 安子(上白石萌音)の娘・るいが初めて喋った! 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アイディアをここに書き込んでください エーテルと怪獣のサイクル考察 エーテルは生物が死を迎えた時に放出される元素で、魂が輪廻に向かう際に削ぎ落とされた余分なもの(記憶とか?)から作られる エーテルは自然環境の調整や生物の生命活動に使われる 消費されたエーテルは汚染エーテルに変化する 怪獣はエーテル総量が増えすぎないようにエーテルを喰らうほか、汚染エーテルを浄化できる 怪獣はエーテル生命体の一種でエーテルの状態で性質が変わる(綺麗なほど大人しく小さい) 仮案 五元歴 紀元前歴史案 紀元前1万-3000年頃:ヒューマン、ライカンは劣等種で、エルフ、ワルキューレといったより上位の種族の奴隷的な立場であった、エルフやワルキューレは魔法を使い、彼らを使役する立場であった。 紀元前3000年頃:エルフの中にヒューマンに対して友好的に接するものが現れ魔法の技術を教える、ヒューマンの中にも魔法が使えるものが現れ始め、エルフ、ワルキューレの支配から脱し、リーダーとなり他のヒューマンを率いるようになる。またライカンはヒューマンの盟友として協力しお互いに現状の立場を変えていこうとする。 紀元前3000年~1000年頃:ヒューマン、ライカンは魔法を得たリーダーの元に集団で生活するようになり、数を増やし、エルフ、ワルキューレ達の国に対しても攻撃をするようになり、彼らを数的優位で圧倒し立場を対等なものへと高めていく。 紀元前1000年頃:生息域を拡大させ世界の強者になったヒューマンとライカンであったが、かつての盟友であった彼らが争いあう人獣戦争が起き大規模な争いになり、この争いでヒューマンは友であったライカンすらも服従させ、覇権を握ることになる。 紀元前300年頃:敵のいなくなったヒューマン同士の中で争いが起きる、この中でヒューマンの魔術師達がそれぞれのコミュニティを率いぶつかりあったことから魔術師戦争と呼ばれている。 紀元1年頃:エーテルが発見され、魔術師としての素養がないものも魔術が行使できる可能性が生まれ始める。 連合王国の英雄キャラ案 名前:セシル・エルディラト 種族:ヒューマンとエルフの混血 性別:男性 所属:エーテル資源および技術の共有を目的とした連合王国 (連合王国) 初代国王 容姿:翡翠色の髪と琥珀色の眼の優男 服装:ローブ風の服/マント付きの宮廷服(国王時代) 詳細:幻影戦争終結の立役者にして連合王国初代国王として知られる男性。 自由都市ラフリード(現在の連合王都ラフリード)貴族の父とエルフの母の間に生まれた。 かなりの研究者気質であり、古代文明の遺物を見ると目を輝かせて興奮するという筋金入りのもの。 その出自から差別されることもあったが、努力と研究結果で押し退けてきた努力人。また、コミュ力も高く、性格も大らかで気さくなためか知人・友人も多かった。 幻影軍勢との戦いにおいて父親の人脈と持ち前のコミュ力を使い、各地の国家・地域に連合軍の結成を働きかけて実現に漕ぎ着けた。 連合軍の結成後は将軍として指揮にあたり、多数の被害を末に幻影軍勢を追い返すことに成功した。 その功績を持って、当時は貴族たちによる合議制であったラフリードおよび幻影戦争後に建国された連合王国の王として擁立された。 しかし、本人的には王にされるのが不本意であったのか、国王時代は真面目に公務をしていたものの、実子が成人すると王位を譲り本人は政治の道から退く。 その後は古代文明に関する研究で数多くの論文を執筆・発表するなど研究者として名を上げる。 第1回エリアV調査団に古代文明研究のために参加するが、血の大河で原生生物の襲撃に会う。原生生物を3体討伐するが、《見えざる牙》からの不意討ちを受け死亡する。享年68歳。
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ケロテレビランキング アルバム週間ログ/2016年/10月 ケロテレビランキング アルバム週間ログ/2016年/10月週間売上10月第1週(10月11日付) 10月第2週(10月18日付) 10月第3週(10月25日付) 10月第4週(11月1日付) デイリー推移10月第1週(10月4日~10月10日) 10月第2週(10月11日~10月17日) 10月第3週(10月18日~10月24日) 10月第4週(10月25日~10月31日) ←2016年9月 | シングル | 2016年11月→ 週間売上 10月第1週(10月11日付) 順位 変動 CD名 アーティスト タイアップ 発売 推定売上 推定累計 1 新 infinite synthesis 3 fripSide - 10/5 18436 18436 2 → 君の名は。 RADWIMPS 君の名は。 主題歌 8/24 17697 263489 3 ↓ Walkure Trap! ワルキューレ マクロスΔ 劇中歌 9/28 8291 64034 4 ↓ daydream Aimer - 9/21 5085 55656 5 新 文豪ストレイドッグス キャラクターソングミニアルバム 其ノ参 芥川龍之介(小野賢章)ほか 文豪ストレイドッグス キャラソン 10/5 3367 3367 6 新 WHITE PLACE 綾野ましろ - 10/5 2746 2746 7 新 HEART 佐藤拓也 - 10/5 1972 1972 8 ↑ Walkure Attack! ワルキューレ マクロスΔ 劇中歌 7/6 855 121875 9 新 PERSORA -THE GOLDEN BEST 3- - ペルソナ 10/5 677 677 10 ↓ Music Memories - 暗殺教室 9/28 673 3221 10月第2週(10月18日付) 順位 変動 CD名 アーティスト タイアップ 発売 推定売上 推定累計 1 ↑ 君の名は。 RADWIMPS 君の名は。 主題歌 8/24 17091 280580 2 ↑ Walkure Trap! ワルキューレ マクロスΔ 劇中歌 9/28 4041 68075 3 新 WORLD IS MINE(WONDERLAND) RADIO FISH カミワザ・ワンダ ED 10/12 3925 3925 4 → daydream Aimer - 9/21 3387 59043 5 ↓ infinite synthesis 3 fripSide - 10/5 3089 21525 6 新 きみのヒロインになりたくて みみめめMIMI - 10/12 2138 2138 7 新 ザ・ラジレンジャーズ 鈴村健一&神谷浩史 - 10/12 1616 1616 8 新 SERVAMP-サーヴァンプ- キャラクターソング - SERVAMP-サーヴァンプ- キャラソン 10/12 1496 1496 9 ↓ Walkure Attack! ワルキューレ マクロスΔ 劇中歌 7/6 754 122629 10 ↓ 文豪ストレイドッグス キャラクターソングミニアルバム 其ノ参 芥川龍之介(小野賢章)ほか 文豪ストレイドッグス キャラソン 10/5 620 3987 10月第3週(10月25日付) 順位 変動 CD名 アーティスト タイアップ 発売 推定売上 推定累計 1 新 BEST -E- 藍井エイル - 10/19 20497 20497 2 新 BEST -A- 藍井エイル - 10/19 20373 20373 3 ↓ 君の名は。 RADWIMPS 君の名は。 主題歌 8/24 13603 294183 4 ↓ Walkure Trap! ワルキューレ マクロスΔ 劇中歌 9/28 2417 70492 5 ↓ daydream Aimer - 9/21 2231 61274 6 新 スペースエコー nano.RIPE - 10/19 1415 1415 7 ↓ infinite synthesis 3 fripSide - 10/5 1252 22777 8 ↓ WORLD IS MINE(WONDERLAND) RADIO FISH カミワザ・ワンダ ED 10/12 1205 5130 9 新 THE BEST of ETOTAMAX - えとたま 10/19 765 765 10 ↓ Walkure Attack! ワルキューレ マクロスΔ 劇中歌 7/6 539 123168 10月第4週(11月1日付) 順位 変動 CD名 アーティスト タイアップ 発売 推定売上 推定累計 1 ↑ 君の名は。 RADWIMPS 君の名は。 主題歌 8/24 10917 305100 2 新 機動戦士ガンダムUC RE 0096 COMPLETE BEST - 機動戦士ガンダムUC RE 0096 10/26 10839 10839 3 新 ポケットモンスターXY&Z キャラソンプロジェクト集 - ポケットモンスターXY Z キャラソン 10/26 6411 6411 4 新 バースデーコレクション - 夢色キャスト キャラソン 10/26 6381 6381 5 ↓ BEST -A- 藍井エイル - 10/19 5814 26187 6 ↓ BEST -E- 藍井エイル - 10/19 5760 26257 7 新 Happiece 岡本信彦 - 10/26 4811 4811 8 新 TRICK TRUSTRICK - 10/26 3308 3308 9 ↓ daydream Aimer - 9/21 1677 62951 10 ↓ Walkure Trap! ワルキューレ マクロスΔ 劇中歌 9/28 1561 72053 11 新 BELIEVER-祈り- QUELL Solids 10/28 1387 1387 12 新 planetarian Original SoundTrack - planetarian ~ちいさなほしのゆめ~ 10/26 1322 1322 13 新 Next One(怒りをくれよ) GLIM SPANKY ONE PIECE FILM GOLD 主題歌 7/20 929 18382 14 ↓ infinite synthesis 3 fripSide - 10/5 893 23670 15 新 Re ゼロから始める異世界生活 サウンドトラックCD - Re ゼロから始める異世界生活 10/26 831 831 デイリー推移 10月第1週(10月4日~10月10日) CD名 デイリー順位 10/4 10/5 10/6 10/7 10/8 10/9 10/10 infinite synthesis 3 1 1(4606) 2 2 2 2 君の名は。 1(2539) 2 2 1(2075) 1 1(2926) 1(3490) Walkure Trap! 2 3 3 3 3 3 3 daydream 3 7 5 4 4 4 4 文豪ストレイドッグス キャラクターソングミニアルバム 其ノ参 6 4 5 5 5 5 WHITE PLACE 5 7 6 6 6 HEART 7 6 7 7 7 Walkure Attack! 5 8 8 PERSORA -THE GOLDEN BEST 3- 8 Music Memories 6 10月第2週(10月11日~10月17日) CD名 デイリー順位 10/11 10/12 10/13 10/14 10/15 10/16 10/17 君の名は。 1(4192) 1 1 1 1(1511) 1(2750) 1(3498) Walkure Trap! 2 5 3 3 2 2 2 WORLD IS MINE(WONDERLAND) 2 2 2 3 4 5 daydream 4 7 4 5 4 3 3 infinite synthesis 3 3 6 6 6 5 5 4 きみのヒロインになりたくて 3 7 4 7 7 ザ・ラジレンジャーズ 3 8 7 8 9 SERVAMP-サーヴァンプ- キャラクターソング 8 5 8 6 6 Walkure Attack! 7 9 9 8 文豪ストレイドッグス キャラクターソングミニアルバム 其ノ参 5 8 10月第3週(10月18日~10月24日) CD名 デイリー順位 10/18 10/19 10/20 10/21 10/22 10/23 10/24 BEST -E- 1(8876) 1(4368) 1(2067) 2 2(1866) 2 BEST -A- 2(8853) 2(4334) 2(2022) 1(1527) 3 3 君の名は。 1(1852) 3 3 3 3 1(2072) 1(3085) Walkure Trap! 2 5 5 4 4 4 4 daydream 3 7 6 5 5 5 5 スペースエコー 4 4 7 8 7 infinite synthesis 3 5 8 8 6 6 6 6 WORLD IS MINE(WONDERLAND) 4 9 8 7 6 THE BEST of ETOTAMAX 6 7 Walkure Attack! 7 10月第4週(10月25日~10月31日) CD名 デイリー順位 10/25 10/26 10/27 10/28 10/29 10/30 10/31 君の名は。 1(1475) 5 5 2 1 1 1 機動戦士ガンダムUC RE 0096 COMPLETE BEST 1 1 1 4 2 5 ポケットモンスターXY&Z キャラソンプロジェクト集 4 4 8 6 8 2 バースデーコレクション 3 3 5 5 5 7 BEST -A- 3 7 8 3 2 4 3 BEST -E- 2 8 7 4 3 3 4 Happiece 2 2 7 TRICK 6 6 9 10 7 6 daydream 5 11 10 8 9 8 Walkure Trap! 4 12 10 8 10 9 BELIEVER-祈り- 6 7 6 planetarian Original SoundTrack 10 9 11 11 infinite synthesis 3 6 Re ゼロから始める異世界生活 サウンドトラックCD 11 13 Next One(怒りをくれよ) 9 14 ←2016年9月 | シングル | 2016年11月→ 週間 | 週間ログ | 月間