約 2,441,787 件
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/662.html
「…フンッ なんか知らないが! 知恵をつけたサルのように自信を持ったものだなァ――使い魔君ッ」 血だらけなのにひるむ様子を見せない仗助にすこしたじろいだギーシュだったが 自らの勝ちは揺らぐまい! その確信は変わらなかった 「…やってみろよぉ――『レビテーション』をよ…グラモンさんよ…」 「そうか反省したいか! ならばくらえ『レビテーション』ッ」 ギーシュは杖を振り上げて自ら編み出した必勝パターンに再びハメようとした …はずだった! たしかに奴に魔法はかけた 浮き上がるレビテーションの魔法をだ そしてたしかに浮かび上がっていった… 事実だけ見ればその通りだった 一瞬、浮かび上がったのをギーシュも確かに目撃した だが次の瞬間 仗助はそこにいなかった 何があったか、すぐに検討のついたギーシュだったが! 「…バカなッ」 キュルケとの戦いであれだけ何度もやっていたのだ あの対策も含めてのレビテーション殺法である やつのアレは精密性には欠けていたのではなかったか? だから身体を不安定に浮かせてやれば無力化できるはずではないのか? それが…なんだ? なんだ、あの『ゴーレム』は? ドドッ ギュンッ ギュンッ 飛び始めたが一直線! モノスゴイ速さで遠ざかっていく 壁に向かって! そして壁を蹴り地面を蹴り ジグザグ走行で迫ってくるッ 土煙をまきちらしながら! 今ようやくわかった 『見えない拳』はあの『ゴーレム』だ やつが身体の中に飼っているアレが第二の手足のように殴ったり蹴ったりしていたのだ どうして今いきなり見えるようになったかは知らないが そんなことはどうでもいいッ 右ッ! 左ッ! やつは視界を外れながら接近してくる いくら魔法でも「見ていない」ものを飛ばすことなんぞできない 仮に見えても速すぎる なんてこと 対策されてしまったッ 「だが決定打をぶち込むにはッ 近づいてくるしかないよなぁ――ッ!! ぼくのワルキューレの獲物はランス…」 「ドラァ!」 ドゴワ メココォ ベキッ 「ふぐげぇ――ッ」 ドシャアッ 側面から軽快なステップで飛んできた仗助から飛び出す『ゴーレム』の拳は ワルキューレの顔面と右腕と脇をしたたかにえぐり ギーシュもろとも殴り飛ばした 鼻血噴出! 鼻(ハガ)の骨(フニ)が折れた (…そっかぁー ぼくはバカかァ―――? ぼくにまっすぐ向かってくるしかなかったからこそのランスだったわけでぇ――) 必死で魔法を繰り、ワルキューレを立ち上がらせ 武器を構えさせたギーシュは絶望する 「取り回しが悪すぎるッ どうにもならない!」 「ドラドラァ」 メシ ビキビシッ グシァ みっともなく尻で後じさっている目前でワルキューレがクズ鉄と化してゆく 一撃でバラバラにぶっ飛ばしてしまうほどのパワーはないようだが なんという数を打ち込んでくるのだ 全身へこみヒビ割れだらけの青銅人形にもはや戦闘能力は無いッ だがギーシュはこれに頼るしかない なぜなら… (こんなブザマをさらすとは思わなかったが! 必殺のカードは未だ! ぼくの背後に伏せられている――― カウントダウンして待ちかまえてやろう そうだ、そのまま…来い) あまりの逆転劇にボーゼンとしているのはルイズ 使い魔から現れたゴーレム(?)がギーシュのワルキューレをぶちのめしていく 自分のゲンコツにもピリピリひびいてくるようだ 青銅を殴る音響と反動が… 「いたたっ…」 はずれた右腕の間接にもさわって、つらい わたしでこうなら、あんな血まみれで戦ってるあいつは… 旗色がよくなったのは喜んでやってもいいけど、このままじゃ死んでしまうわ もーまったく! どこまで手間かけさせる気なのよッ こんなの絶対おかしいわよ どーして呼び出した使い魔にここまで困らされなきゃいけないの? 理不尽じゃないッ 野次馬こいてるクラスメートたちの方へヨタヨタと駆け出すルイズはこの瞬間 内職倍増が決定していた そこに目ざとくやってきたのはキュルケ…なによそのウレシそうな顔は? 「あら、なかなか絵になるカッコじゃない」 「っるさいわね! イヤミなんか聞いてるヒマないのよッ」 「またお金貸しなさいって? フフフ」 「このままじゃ、そのっ…元も子もなくなっちゃうじゃない あんたも、わたしもッ」 「いいけど… ちゃんと返しなさいね、でないと」 「くどいのよ!」 期日までに返せなければ わたしの使い魔はツェルプストーにとられる そういう約束でお金を貸されたのだ ハイと言うしかなかった 使い魔が起こした騒ぎの賠償金でわたしの財布はスッカラカンになり 治療に使えるお金が残らなかったのだ 屈辱だわ ムカツクわッ そう 治療にはお金がいるのよ だからまた借りるのよ 考えてみればプライドなんかとっくの昔に売り飛ばしてたわね ああまったく! さっさと他のみんなに終わった後の治療を頼んで回らなきゃ わたしじゃどうにもならないってわかりきってるもの あああ くやしい くやしい くやしい 痛いけど泣いてやらない バカにされたくないものッ 「…どこ行くの? タバサ」 キュルケの声に振り返ってみた 一番いそうにない野次馬がいたことに今、気がついた タバサ…何を考えているかワカンナイやつ 聞いた話だとシュヴァリエ…騎士の称号を持っているらしいけど めったに口をきかないから、わたし自身は全然知らない でも、そのあとの言葉は軽く扱えなかった 「決闘が汚されている」 「え?」 「だまし討ちで殺すつもりなら、これは決闘じゃない」 タバサは杖を引き抜いた 「…クッ、ハハハ、見事だね使い魔君 実力を隠していたか」 「知らねぇーよ テメーにゃプッツンしてるッスからなぁー それだけか? 自慢のワルキューレさんはよォォ――」 「さあね、フフフ…右かな? 左かな? まだまだ土の中に隠れているかもしれないぜ?」 「そーっすかァ― だったら今すぐテメーを秒殺すりゃー問題ねーって話だなぁ――」 「やれるものならきたまえよ! きたない鳥の巣頭君!」 プププッチ――ン 「クレイジー・ダイヤモンド!」 「ワルキュゥゥーレッ!」 仗助の身体からクレイジー・ダイヤモンドが飛び出す 天の平たい兜 筋骨隆々の肢体にハート状のプレート装甲! 全身の姿がギーシュに襲いかかっていく そこへ割り込む半壊したワルキューレに向かって十数発の鉄拳がめり込んだ 「ドララァァ―――ッ」 バキ ワシャ メコ グラシャア! 今度は耐えきれなかった バラバラに砕け散るワルキューレ その後ろをギーシュは魔法で滑空していく むろん仗助はすかさず追いかけた クレイジー・ダイヤモンドの脚力で真正面へダッシュ! ぶちキレたなら細かいことは考えない 胸ぐらつかみ上げてレビテーション封じてやる そのはずだったがヤツの目前! ふみこんだ瞬間足が沈む! 「こ こいつはッ」 「ハハハッハァ――― キミという男は進歩がないィィィ―――ッ!! すでにヴェルダンデに掘らせておいたのだッ」 浅く掘った落とし穴! あのときと同じでハマッたものの足首をあっさりへし折る! 「そして死ね!! ワルキューレはぼくの背後、六体いたッ!!」 ズボボ ガシャ シャ ギシャ 土から顔を出した六体のワルキューレが頭上に思い思いの武器を突きだし槍ブスマを形成! ギーシュが横にチョイとかわせば つんのめった仗助はメッタ刺し! だがすぐにわかること…考えが甘かったのは そう、真に考えが甘かったのは! 「ドラァ!!」 バギ メシャア 仗助にはギーシュの顔面をぶん殴ることしか頭になかった 最初から! クレイジー・ダイヤモンドで四、五発殴って 結果的に反動で前のめりを回避! そして、脱出しかけたところをぶっ飛ばされたギーシュは 「ふん、が、ぐっぐ…おげぇ」 自分で用意した槍ブスマに背中から突っ込んでいた 左肩、右胸、下腹を剣や槍が貫通! あわれ右足に至っては切断されて向こう側に飛んでいっていた 勝負ありだったが野次馬もわくどころではない 誰も、こんなものを見に来たわけではないのだから… 「なんつー、えげつねぇものを…まじに殺す気だったのか? てめぇ…」 またも折れた足首を引きずって 仗助はずりずりとギーシュに向かう 警官である祖父に聞いたことがあった ひどいケガをした人間は死ぬ間際、全身が痙攣(けいれん)すると… すでに、それが始まろうとしているのだ 一歩間違えば、今ああなっていたのはオレだった こいつはそういうことをやらかした 自業自得ってやつだ 「…でも、オレはイヤだね」 クレイジー・ダイヤモンドは壊れたものをなおす能力 さわるだけでこいつを助けることができる… 這いずって、やっと、さわれた 身体から槍や剣が抜け落ちて、ふっ飛んだ足も血溜まりも元の通り、何ごともない これでよし 仗助はその場にばったりと倒れ伏した なんか、今までみなぎってた力が一気にぬけてくみてぇだ …だれか、駆け寄ってくるな? 「お、おまえ…使えるんじゃない、治癒の魔法!」 「ああ、おめーかよ」 「バカじゃないの? どうして自分に使わないのよ、死ぬわよ、おまえッ」 イテテテッ、ムリヤリ頭を起こすな 身体ひっくり返すな そんでもって耳元で怒鳴るな! キズにひびくじゃねーか… 腹の中で不平をタレまくりながらも仗助はちゃんと答えてやる 「…オレの力は、自分自身には使えない よくわかんねーけど、そういうルールらしい」 「っ…だったら、だったで! どうしてこんなヤツを助けるのに使うのよ! おまえをだまし討ちで殺そうとしたサイテーのヤツじゃない」 「オレは人殺しはイヤだね! …それによ」 ギーシュの方へガンバって首を向けてみる仗助 「死んだら反省できねーだろーがよ、こいつ」 …あ、いつの間にか これっていわゆるヒザマクラ? ルイズに首を向け直す最中 ふと仗助は気づいてしまった そういやこいつ さっき片腕壊してたっけ オレをかばってよ… まあいいや 役得、役得 ザマミロ! ヤワラケー! タマンネー! ゴスン なにか伝わってしまったらしい 一気にムスッとしたルイズは仗助の頭を地面に落っことし 今度は左腕を肩に回そうとしてきた 「このドスケベ使い魔」 「イテテ…ンだよ、オレは使い魔じゃねぇーぞ」 「黙んなさい、これからおまえを治療しなきゃいけないのよ …重い~ 自分でも立ちなさいよッ」 「ムチャ言うな、折れてんだよ…」 文句は言うがよ、今はこいつの肩でも借りるしかないな… 仗助の右腕もまた、ルイズの背にかかっていた :東方仗助 この後ルイズのクラスメート達からの集中治療で応急手当完了 翌日、騒ぎを聞きつけた教員から全員そろって怒られた上でちゃんとした治療を受けた 全身包帯まみれに逆戻り :ルイズ・ド・ラ・ヴァリエール 仗助とともに治療を受け、翌日一緒に怒られる かなり不本意だったが、ここはご主人様の情け深さを示してやることに :ルイズのクラスメートたち 治療代を請求したものは誰もいなかった :キュルケ・フォン・ツェルプストー ルイズの借金が増えなかったことに苦笑混じりの舌打ち 怒られる最中も終始楽しそうだった :ギーシュ・ド・グラモン 翌日の昼食時にはすでにひとりだった 彼のまわりには誰一人近寄らなかった :タバサ 「………」 出る幕はなかった 杖をしまって引き返す ドット以下とはいえ 治療する人数があれだけいるのだ 自分があえて出て行って目立つ必要もない… 目立ちたくもないのに助太刀などしようと思ったのは なんのことはない 相手を下に見て虐げるやり口に吐き気を感じただけだった 「あの女」の趣味とまるで一緒のこぎたない企みをにぎりつぶしてやるのに 大してリスクを感じなかったからである そう…ギーシュの用意した、あの槍ブスマ あれはルイズの使い魔に『拳と槍の勝負』を持ちかけたときに使うはずだったものだ だました上で冷静さを奪い、バカ正直に突っ込んできたところを串刺し! それが悪いとは言わないが、何が名誉をかけた決闘だ 単におまえは相手の生命をオモチャにして遊んでいるだけだろうがッ そんなやつが勝利する高笑いを想像したらムカついた 自力でそれをひっくり返してみせた、あのルイズの使い魔は ずいぶん久しぶりに『痛快』な気分というのを思い出させてくれたが…問題はその後だ 「癒しの…力…あれほどの 死人さえも生き返しかねない…」 「…?」 物陰から見ていたコルベールに、たった今気がつく はからずも自分の考え事と同じようだった 「…あなたもいたのですか、こんな時間に… はやく寝なさい… 叱るのは明日にしますから」 ぶつくさ言いながら去っていくコルベールに背を向け タバサはむやみに歩調を強めた おぼれる者のつかむ藁を得たのだ! (あの力だったら…もしかしたら) 青銅のギーシュの巻(完)
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1192.html
トリステイン学院内にある、ヴェストリの広場。そこにギーシュと明石は立っていた。 二人を取り囲むように、観客として生徒達が集まっている。 明石がどこまで頑張れるか、興味本位で見に来た野次馬が半分。ギーシュの二股が悔しく、 明石になんとか頑張って欲しいと願うのが四分の一。生意気な平民を叩きのめせ、と考えている者が残り、といったところだろうか。 「逃げないで来たことは褒めてあげるよ」 気障に微笑むギーシュ。その声は、明石に対する嘲りに満ちている。 「もう一度聞くけど、僕に謝る気はないかい?今なら許してあげるよ?」 「謝るってのは、悪いことをしたときにやるものだ。さっきの自分の行いを考えてみろ、どっちが悪いかは一目瞭然だろう」 周りからクスクス、と上がる含み笑い。ギーシュの顔に怒りの色が浮かんだ。 「そうか、それならいいよ。早く始めよう」 そう言うとギーシュは、手に持っている薔薇の造花を大仰な動きで振った。 ルイズは明石を止めなかったことを後悔していた。 食堂で明石がメイドのシエスタをかばったことで、ギーシュは八つ当たりの対象を明石に変え、 ついには決闘を行うという話になってしまったのだ。 平民と貴族の間に、越えようにも越えられない差があるのは、この世界に住むものなら誰だって知っている。 まさか相手をするはずもない。 だというのに、明石は決闘を受けてしまったのだ。 「何やってるのよアカシ!」 ギーシュが食堂から出て行ってすぐ、ルイズは明石を止めるために突っかかった。 「ルイズか。たいしたことじゃない。ただ決闘をすることになっただけだ」 明石はいつもと変わらない。貴族に逆らえばどんな目にあうか、この世界の人間なら理解している事が、この男には全く通用しない。 「たいしたことじゃない!?貴族が相手の決闘で、どうやったらそんな口が聞けるのよ!? あんた絶対負けるわよ!?絶対、確実、100%!」」 「それでもやらなきゃいけないときがある。どんな人間にも、周りからはどんなに下らないことに見えても、 負けを認めるわけにいかない時、逃げるわけにいかない時、そういう時はあるんだ」 明石の真剣な目に、ルイズは思わず絶句する。 その瞳の光が、彼の言葉が嘘や思いつきで言ったものではない、と告げていた。 彼はその言葉通りに行動し、あらゆる困難、不可能とさえ思える出来事を乗り越え進む、そんな人間だと告げていた。 ルイズが次の言葉が出せずにいると、明石は真剣な顔をやめて、すこし微笑んだ。 「なに、お前が気にすることじゃない。お前があいつの相手をするよりは勝率は高いさ」 からかうように言う明石。途端にルイズの頭に血がのぼる。 まただ。また自分を相手にしていない。また自分を下に見ている。 「そう!ならさっさと行ってきたら!ギーシュにボコボコにされてきなさい!」 結局、止めようとしたのに、けしかける結果となってしまったのである。 はあ、とルイズはため息をつく。決闘から止めようと思ったのに、なんでこんなことになってるんだろう。 「ルイズ、あんた自分の使い魔になにやらせてるの?」 横からかけられた声の方を向くと、キュルケとタバサが立っていた。 「キュルケ…。あたしがやらせたんじゃないわ。あいつが勝手に受けたのよ」 「ふーん。まあ、いくらルイズでも平民に無謀な決闘なんて仕掛けさせないわよね」 「無謀じゃない」 タバサの言葉に、キュルケとルイズが驚きの視線を向ける。魔法が使えるメイジと、鍛えているとはいえ、 魔法など使えない平民。どちらが勝つか、その辺の子供でも分かるはずだ。 「目を見れば分かる。少なくともあの人には、勝つための何かを持ってる」 まさか、と思う。だが確かに、明石の目はメイジという力におびえているわけでもなく、 なんとしても勝つという必死さも漂っていない。 あくまで自然体、自信に満ち溢れた目だった。 ギーシュの振った薔薇の動きに呼応するかのように、青銅のゴーレム、ワルキューレが呼び出された。 おお、と思わず明石は感嘆の声を上げる。 自分達の世界で特別な儀式、秘法を用いずに、簡単にこういったものを作り出せたのはプレシャスを除けばただ一人、 古代ゴードム文明の大神官ガジャだけだ。 それがこの世界では、おそらく初歩のレベルであろう魔法使いでも可能。 面白いな、と明石が思っているのをどう判断したのか、ギーシュは明石を馬鹿にするような笑みを浮かべた。 「何を驚いてるんだい?僕は魔法使いなんだから、決闘に魔法を使うのは当然だろう?」 「確かにその通りだ。俺も色々と使わせてもらうんだから、その辺はお互い様だな」 ギーシュが明石の言葉の意味を図りかねたのか、顔に疑問を浮かべる。 明石はジャケットの内ポケットから、携帯電話型多機能ツール、アクセルラーを取り出した。 ここに来たとき、変身可能かどうかは試している。 地球にあるはずのビークルからエネルギーが供給されているのだから、本来この世界では変身出来ないはずだが、問題はなかった。 この世界にもビークルが呼ばれているのか確かめようかとも思ったが、さすがに学院に呼んで大騒ぎにするわけにもいかないので自粛している。 状況が分からないぶん出来るだけ使いたくなかったのだが、そういうわけにもいかない。 明石は左腕を伸ばし、右手に持ったアクセルラーを肩に当て、手に向かって一気に滑らせた。 「ボウケンジャー、スタートアップ!」 瞬間、閃光が明石を包んだ。 「なんだありゃ!?」 周りにいた生徒達は、驚きのあまり頓狂な声を上げた。 「ちょっと、なにあれ!?」 キュルケはいきなり変わった明石の姿に、少しハイになっていた。 「…ちょっといいかも」 タバサは気に入ったようだった。 「…うそ!?」 ルイズは目の前で起きていることが、一瞬理解できなかった。 閃光の後、明石は赤と白を基調とした特殊服、アクセルスーツに全身を包み、ボウケンレッドへと姿を変えていた。 「サバイバスター!」 明石の声に反応し、一瞬の光とともに現れたボウケンジャー標準装備の銃、サバイバスターから放たれた弾丸が、 ワルキューレに突き刺さる。 「え?」 呆然としていたギーシュの目の前で、ワルキューレは爆裂四散した。 「ぼ、僕のワルキューレがぁ!?」 「行くぞ!」 明石はサバイバスターを剣状態のサバイブレードに変形させ、ギーシュへ突進する。 「く、くそ!出ろワルキューレ!」 ギーシュは焦りながらも、六体のワルキューレを呼び出す。こんなことがあってたまるか、なんだあのマジックアイテムは、 と毒づきながら。 しかし悲しいかな、古今東西、再生怪人と戦闘員とヒーロー初登場の時の敵は弱いと相場が決まっているものだ。 「ボウケンジャベリン!」 明石は呼び出した槍型の武器とサバイブレードを両手に持ち、二刀流となって迫ってくる敵にやたらめったら斬りつける。 確かに一体一体の能力は決して低くない、常人以上であるワルキューレだが、相手は歴戦の戦いを潜り抜けてきた明石である。 多対一の戦いも何度も経験してきており、なにより操る相手は我を忘れており、ただワルキューレを突撃させるだけだ。 これなら勝てない相手というわけではない。 袈裟斬り、突き、ジャンプからの一刀両断。アクセルスーツによる強化もあいまって、ワルキューレは瞬く間に粉砕されていく。 「こ、こんな、こんなこと、起こるはずが…」 「レッドゾーンクラッシュ!!」 明石の裂帛の気合と共に放たれた必殺の一撃によって、最後のワルキューレが両断され、何故か爆発した。 呆然としていたギーシュはその爆風に、思わずしりもちをつく。その首に、明石のサバイブレードの刃が当てられた。 「決着だな」 「あ、ああ…。負けだ、僕の負けだよ」 明石は腰に装着されているアクセルラーを掴み、変身を解除する。 勝負がついたことが分かると、周囲から割れんばかりの歓声が上がった。 「決着じゃな」 トリステイン学院の学院長室、そこで遠見の鏡を利用して、三人の男女が決闘を見ていた。 一人はコルベール、一人はロングビル、そしてもう一人は学院長のオールド・オスマンである。 「ただの使い魔ではなかった、ということですね。あのようなマジックアイテムを持っていたとは」 「うむ。しかしあれを何故彼が持っているのじゃ?あれは間違いなく、彼らから渡された『光の箱』と同じものじゃ」 むう、とうなり、その時のことを思い出すかのように顎に手を当てるオスマン。 少し考え、オスマンはコルベールの方をじろり、と睨んだ。 「まさか、宝物庫から盗まれてはおらんじゃろうな?」 「あ、ありえませんよ!だいたい宝物庫にある『光の箱』は、持ってきてからこのかた 起動の仕方も分からず置いたままになってるじゃないですか!」 「私も彼が去った後、ミスタ・コルベールと一緒に確かめました。宝物庫にあるもので欠けたものはありません」 ロングビルがコルベールのフォローをする。とりあえず納得したのか、オスマンはコルベールから目を離し、 遠見の鏡に映る明石に目を向けた。 「ということは、あれは宝物庫にあるのとは別の、彼が元から持っていたもの、ということになるのかのう」 今の状況だけで結局答えが出るはずもなく、押し黙る三人。 鏡に映る明石は、彼の主人であるルイズのもとに向かって歩いていた。 「終わったぞ」 決闘の後、明石はルイズに近寄ると、何事もなかったかのように言った。 ルイズはどう答えたらいいのか分からず、黙りこくっていた。 「すごいじゃないアカシ!あれ一体なんてマジックアイテムなの!?一体どこで手に入れたのよ!?」 ルイズが喋らない代わりといわんばかりに、キュルケが矢継ぎ早に質問する。 明石は「ああ」とか「いや」とか生返事を返しながら、ルイズと向かい合った。 「どうした?まだ怒ってるのか?」 「べ、別に!そりゃあんなマジックアイテムがあれば楽勝だもんね!決闘だって受けるわよね!」 「何を言ってるんだ。そんなに心配だったのか?」 「う、うるさいうるさい!」 よく響く声で叫ぶルイズと、それを相手する明石。端から見ると駄々をこねる妹をあやす兄のような光景を作りながら、 二人は学校に向かって歩いていった。
https://w.atwiki.jp/f_go/pages/5691.html
│ステータス│入手方法|詳細情報|性能|性能比較│その他│コメント│ 最後の武器 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (e1687.png) No.1687 礼装名 最後の武器 初期最大 Rare 4 LV 80 Cost 9 HP 100 タイプ 絆礼装 ATK 100 スルーズ(アサシン)装備時のみ、自身がフィールドにいる間、味方全体のArtsカード性能をアップ 10% +味方全体の〔ワルキューレ〕のクリティカル威力をアップ 20% 詳細情報 イラストレーター 都筑禰己 解説 北欧の森のただ中に ひっそりと置かれているのは、武骨な銃。 ―――形式名NKS1867/4TO。 神鉄の盾を拳銃の形に鋳造したもの。 夏の霊基としてアサシンへ変わるにあたり、 自動的に配備されたワルキューレたちの最新装備。 時に、拳銃は「最後の武器」と呼ばれるという。 ―――切り札は、最後まで取っておくものだ。 入手方法 スルーズ(アサシン)の絆レベル10達成報酬 要155万ポイント 性能 コメント 名前
https://w.atwiki.jp/illuminate/pages/312.html
光魔法一覧 分類されている光属性魔法 スキル名 分類 攻撃力 発動距離 射程 消費MP 属性 備考 シャイニング 光魔法C magic×100 500 40 相殺属性:風 闇 火 死霊 土 神聖 光 水 減速20% シャイニングⅡ 光魔法B magic×100 500 60 2連射 相殺LV1 属性:風 闇 火 死霊 土 神聖 光 水 減速20% ディスペル 光魔法B magic×100 299 80 解呪属性 2連射 範囲攻撃 減速20% ディスペルⅡ 光魔法A magic×100 599 100 解呪属性 5連射 範囲攻撃 減速20% ヒール 光魔法C magic×100 500 60 HP回復 ヒールⅡ 光魔法A magic×200 800 60 HP回復 オールヒール 光魔法A magic×50 400 160 範囲内の味方のHPを回復 オールネクロヒール 光魔法A magic×80 500 160 範囲内の味方のHPを回復 キュアオール 光魔法C magic×500 500 40 全状態異常を回復 キュアオールⅡ 光魔法A magic×800 800 40 全状態異常を回復 オールキュアオール 光魔法A magic×250 400 160 範囲内の味方の全状態異常を回復 オールネクロキュア 光魔法A magic×300 500 160 範囲内の味方の全状態異常を回復 リカバー 光魔法B magic×100 500 60 味方単体のHP回復力UP マジックリカバー 光魔法B magic×100 500 60 味方単体のMP回復力UP 聖霊召喚 光魔法B 100 ワルキューレ召喚 聖霊召喚Ⅱ 光魔法S 100 エンジェル召喚 分類外の光属性魔法 スキル名 攻撃力 発動距離 射程 消費MP 属性 備考 ホーリーボール magic×70 520 80 神聖属性 貫通 減速20% ホーリーボールⅡ magic×60 530 80 神聖属性 2連射 貫通 減速20% ホーリーレイ magic×60 560 80 神聖属性 3連射 貫通 減速20% シャイニング改 magic×115 500 680 40 相殺属性:風 闇 火 死霊 土 神聖 光 水 減速20% 弧を描いて飛ぶ シャイニング改Ⅱ magic×115 500 680 60 2連射 相殺LV1 属性:風 闇 火 死霊 土 神聖 光 水 減速20% シャイニング改Ⅲ magic×135 500 680 70 3連射 相殺LV1 属性:風 闇 火 死霊 土 神聖 光 水 減速20% ヒールⅢ magic×150 1200 80 HP回復 光属性召喚獣一覧 クラス名 種族 雇用費 移動型 HP MP 攻撃 防御 魔力 魔抵抗 素早さ 技術 HP回復 MP回復 移動力 スキル 備考 ワルキューレ 光聖霊B 100 飛行 400 100 30 30 60 60 60 60 10 50 120 ホーリーボール 光に超強・闇に超弱 女性 エンジェル 光聖霊S 100 飛行 400 100 30 30 60 60 60 60 10 0 120 ホーリーボールⅡヒール キュアオール 光に超強・闇に弱い 女性エンジェルの回復スキルは使用ごとにMP20回復(のはず) 成長(単位は%) HP MP 攻撃 防御 魔力 魔抵抗 技術 HP回復 MP回復 全種共通 6 4 8 6 8 6 8 4 4 分類されている光魔法の分類一覧 分類名 スキル名 備考 光魔法C シャイニング ヒール キュア 光魔法B シャイニング ヒール キュアオール リカバー マジックリカバー 登録タグ light2or 光魔法A シャイニングⅡ ディスペルⅡ ヒールⅡ キュアオールⅡ リカバー マジックリカバー 聖霊召喚 light3 サヴォナローラ専用? 光魔法A シャイニングⅡ ヒールⅡ キュアオールⅡ リカバー マジックリカバー オールヒール オールキュアオール 聖霊召喚 聖霊召喚Ⅱ light4or 光魔法A シャイニングⅡ ヒール キュアオール リカバー マジックリカバー オールネクロヒール オールネクロキュア 聖霊召喚 聖霊召喚Ⅱ light4d 光魔法S オールヒール オールキュアオール light44 その他、データ上に存在する魔法と分類など スキル名 攻撃力 発動距離 射程 消費MP 属性 備考 シャイニングⅢ magic×100 500 70 3連射 相殺LV1 属性:風 闇 火 死霊 土 神聖 光 水 減速20% 誰も習得しない? 聖霊召喚 100 ワルキューレ召喚 データ上存在。誰も習得しない?これで出たワルキューレはシャイニングⅡとディスペル所持 聖霊召喚Ⅱ 100 エンジェル召喚 データ上存在。誰も習得しない?これで出たエンジェルはシャイニングⅡとヒール・キュアを所持 分類名 スキル名 備考 光魔法B シャイニング ディスペル ヒール オールキュア リカバー マジックリカバー 登録タグ light2 光魔法A シャイニングⅡ ディスペルⅡ ヒールⅡ オールキュアⅡ リカバー マジックリカバー 聖霊召喚 light3 光魔法S シャイニングⅡ ディスペルⅡ ヒールⅡ オールキュアⅡ オールヒール オールキュア リカバー マジックリカバー 聖霊召喚 聖霊召喚Ⅱ light4 コメント欄 分類の備考欄に、script内の登録タグを書いてあるのは、人材のスキルリスト編集時の参考用にです。 -- 名無しさん (2012-02-05 13 35 32) 相殺+攻撃のシャイニングに回復、回復力上昇と非常に使いやすいスキルが揃っている。汎用性が高いので全ての戦線に光魔法使いを入れても損はない。 -- 名無しさん (2012-02-06 01 17 52) シャイニング改は意外なほど万能に強い。宣教師に回復しかさせていないという人は試しに使ってみよう -- 名無しさん (2018-04-09 16 19 10) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/keroro00innovator/pages/3530.html
ケロテレビランキング BD/DVD2017年7月 ←2017年7月 | シングル | アルバム + 【ランキング動画を見る】 http //www.nicovideo.jp/watch/sm31871944 http //www.nicovideo.jp/watch/sm31871944 特典CD 順位 変動 CD名 アーティスト タイアップ 収録 発売日 月間売上 累計売上 1 新 活撃特典音楽集 弐 薬研藤四郎(山下誠一郎)&蜻蛉切(櫻井トオル) 活撃 刀剣乱舞 キャラソン 2 8/23 12546 12546 2 新 Little Busters! 氷堂美智留(矢作紗友里) 冴えない彼女の育てかた♭ キャラソン 2 8/23 7573 7573 3 新 スマイル同盟 神野めぐみ(木戸衣吹) エロマンガ先生 キャラソン 3 8/23 7047 7047 4 ↓ 活撃特典音楽集 壱 和泉守兼定(木村良平)&陸奥守吉行(濱健人) 活撃 刀剣乱舞 キャラソン 1 7/26 5207 14017 5 新 あやかしえにし 夏目貴志(神谷浩史) 夏目友人帳 陸 キャラソン 3 8/23 4209 4209 6 新 スタミュ 高校星歌劇集 11 - スタミュ 劇中歌 3 8/23 3634 3634 音楽BD/DVD 順位 変動 DVD名 アーティスト タイアップ 発売日 月間売上 累計売上 1 新 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story - THE IDOLM@STER シンデレラガールズ 8/30 25033 25033 2 新 蒼井翔太 LIVE 2017 WONDER lab.~prism~ 蒼井翔太 - 8/9 7528 7528 3 新 Original Entertainment Paradise -おれパラ- 2016 ~IX mas Magic~ - おれパラ ライブ 8/2 7007 7007 4 新 美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!ALL STAR! - 美男高校地球防衛部LOVE!LOVE! 8/18 5332 5332 5 新 UCHIDA MAAYA 2nd LIVE Smiling Spiral 内田真礼 - 8/23 3331 3331 6 ↓ ユーリ!!! on STAGE - ユーリ!!! on ICE 7/28 2984 19276 7 新 OLDCODEX "FIXED ENGINE" 2017 OLDCODEX - 8/30 2888 2888 8 新 GRANRODEO LIVE 2016 G11 ROCK☆SHOW -TRECAN PARTY- GRANRODEO - 8/23 2535 2535 9 ↓ ワルキューレ LIVE2017 ワルキューレがとまらない ワルキューレ マクロスΔ 5/31 2345 25788 10 新 KING SUPER LIVE 2017 TRINITY - キンスパ 8/23 2223 2223 ←2017年7月 | シングル | アルバム 月間 | 週間
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/262.html
事件! 王女と盗賊……そして青銅 その③ 三十メイルはあろうかという土のゴーレム。 その手にルイズが掴まっているという事態に承太郎とギーシュは遭遇した。 このゴーレムは何なのか、目的は何なのか、メイジはどこにいるのか。 疑問はあったがルイズは今にも絞め殺さようとしている最中であり、迷っている時間もためらっている暇も無く承太郎は即断した。 ルイズは承太郎の『腕』の力を知ってはいたが、『腕』だけでこの巨大なゴーレムに太刀打ちできるとは思っていなかった。 「ジョータロー! 無理よ、あんたは逃げ――えっ!?」 地面がめり込むほどの勢いをつけて、承太郎は跳び上がった。 一瞬でゴーレムの腕の高さまで来ると『腕』を出してルイズを握る指を殴る。 「オォォォラァッ!!」 ボゴンと音を立てて指が粉砕し、承太郎はルイズを『腕』で引っ張り出す。 そしてルイズを生身の肉体でしっかりと抱きしめると、地面に着地すべく飛び降りる。 だがゴーレムが足を振り上げて二人を狙う。 空中では動きが取れないため、咄嗟に『腕』を身体の前でクロスさせて防御する。 強烈な衝撃により承太郎とルイズは塔の外壁に吹っ飛ばされた。 「スタープラチナ!」 ゴーレムの蹴りを防いだように壁への衝突を『腕』で防ぎ、壁の表面をずり落ちる。 「ジョータロー! ルイズ!」 慌ててギーシュが駆け寄ってくると、承太郎はギーシュの目を見、抱いていたルイズをギーシュに向けて突き出した。 「ルイズを連れて逃げろ」 「どうする気だ、ジョータロー!」 「奴が何者かは知らねーが、このまま放っておく訳にもいくまい」 「無茶だ! いくら君でも――」 再び承太郎は人間とは思えない速度と高さの跳躍をしてゴーレムに迫った。 承太郎の本当の実力がどの程度のものなのか知らないギーシュは、不安と希望を同時に抱いていた。 だが、自分より前に出てルイズが杖を構えている事には不安を通り越して危機感を抱いた。 「何をする気だルイズ! 奴を挑発するな!」 「うるさい! 目の前に賊がいるっていうのに、逃げる訳にはいかないわ!」 「ジョータローが逃げろと言ったろう!?」 ギーシュがルイズの右腕を掴むと、頬に平手が飛んだ。 「邪魔をしないで!」 怒りのこもった言葉にギーシュは口ごもってしまい、 その間にルイズは杖をゴーレムに向けてファイヤーボールを唱えた。 ゴーレムは巨大だった。あまりの質量を前に、承太郎はメイジ狙いの戦法を選ぶ。 どんなにゴーレムが強かろうと、メイジは生身の人間。 ようするに巨大な土人形のスタンドを操るスタンド使いと戦うようなものだ。 ルイズを助けた時のようにスタープラチナの足で跳躍し、一直線にフーケ本体へ。 だがフーケは承太郎を近づけまいとゴーレムの腕を振るわせる。 しかし遅い! 手が承太郎を捉える前に、承太郎がフーケを捉える! そうなろうとしたまさにその瞬間! 轟音ッ! ルイズの魔法が狙いを外れ、塔の外壁で爆発を起こしたのだ! 「ぬうっ……!」 「えっ!?」 突然のアクシデンド。承太郎もフーケも爆風から身を守らねばならなかった。 ここで空中にいた承太郎と、ゴーレムの肩にいたフーケの差が生まれる。 フーケはゴーレムの身体にしがみつき、かがんでいればよかった。 だが承太郎は爆風によりバランスを崩し、爆煙で視界をふさがれてしまった。 「オラオラオラオラオラッ!」 爆煙の中スタープラチナの拳がうなるが、爆発のショックでゴーレムが傾いたせいで、拳の狙いがそれ空を切ってしまった。 「くっ、何が起きて……えっ? 宝物庫の壁が……!」 フーケは承太郎の攻撃から逃れられた事と、宝物庫の壁に今の爆発でヒビが入った事、この二点に気づいた。 ニンマリとフーケは笑い、さっそくヒビの入った壁をゴーレムのパンチで粉砕する! さらなる轟音が鳴り響き、承太郎やルイズ達の頭上に瓦礫が降り注ぐ。 「うわっ、あ……!」 ギーシュは身をすくめ、瓦礫が自分に当たらない事を祈った。 だが『自分に当たりませんように』と願いながら見上げてみれば、人の頭くらいの大きさの瓦礫がこちらに――目の前のルイズの頭目掛けて落ちてきていた。 「ルイズ! 危ない!」 咄嗟にルイズを突き飛ばした直後、ギーシュは背中に強い衝撃を受けて転倒した。 視界がガクンと揺れ、それでもピンクの髪は目立ち、ルイズがどこにいるかは解った。 「うっ……ギーシュ? ギーシュ!」 ルイズが慌てて振り返る。ギーシュはうつぶせに倒れたまま動かない。 最悪の予感がルイズの脳裏をよぎった。 だがすぐにギーシュは顔を上げ、薔薇の杖を掲げ、花びらを舞わせた。 「えっ?」 ワルキューレが七体ルイズの前に出現し、スピアを構えた。 フーケは宝物庫に飛び込みながら、承太郎を危険視し、狙いのお宝を盗み出すまでの間の時間稼ぎをすべく、すでに行動を起こしていた。 ピンクの髪はよく目立つ。 すぐに狙いをつけてゴーレムの足で踏みつけようとした、だが一体のワルキューレがルイズを担いで逃げ出す。 「なっ、何するのよ! 放して!」 ワルキューレを操っているのがギーシュであったため、ルイズは激昂して抵抗した。 そうこうしてるルイズの後ろで、もう一体のワルキューレが何とか逃れ、残り六体のワルキューレはいっぺんにゴーレムに踏み潰された。 ルイズを担いだワルキューレは、地響きによって転倒しルイズをその場に放り出してしまう。 「キャアッ!」 地面を転がって、ルイズはギーシュのすぐ隣に仰向けになって倒れ込んだ。 「ううっ……」 ルイズの視界の中、土ぼこりで汚れきったギーシュがよろけながら立ち上がる。 「ルイズ。君は『薔薇になぜ棘があるのか』知っているかい?」 こんな時に何の話を、とルイズは心の中で毒づく。 薔薇の造花、己の杖を構えながらギーシュは高らかに言った。 「それは『女の子を守るため』さ!」 ルイズを助けようとしたため被害から逃れたワルキューレが、ゴーレムの足にスピアを突き刺す。 だがゴーレムは何て事ないといった風に足を上げてブンブンと左右に振り、まるで虫けらのようにワルキューレを振り飛ばした。 ギーシュが一度に出せるワルキューレは七体、もうワルキューレは出せない。 それでもギーシュは一歩踏み出し、ルイズとゴーレムの間に立つ。 「何やってんのよ! 殺されるわよ!?」 「ルイズ、どうしよう。もう魔法を使うどころか、立ってるのがやっとだ……」 「ギーシュ!」 ルイズは立ち上がり、杖を構えた。もう一度、失敗でもいいから爆発を起こしてやる。 今度は狙いを外さない。 狙いは、今にも自分達を蹴り飛ばそうと振り上げられているゴーレムの左足。 だが詠唱する暇が無い、と思い知らされる速度で左足が迫ってきた。 あまりの巨大さに、一発食らえば中庭の外まで吹っ飛ばされてお陀仏だと瞬間的に理解する。 死ぬ。死んでしまう。 ルイズもギーシュもそう確信し、死の恐怖に心を震わせながら、瞳は、瞳は確かに『それ』を見ていた。 圧倒的質量を持って迫る『死』という存在の前に回りこんだ『黒い影』を。 黒い帽子、黒い髪、黒い服、黒いズボン。 空条承太郎! 195サントある承太郎の身長だが、それに匹敵するゴーレムの爪先。 土のゴーレムといえどこの速度この質量、受け切る事などできるはずがない! 承太郎の学ランが、強烈な風圧を受けてはためいた。 「オオオオオオッ!」 身動きの取れないルイズとギーシュを背後に、圧倒的破壊力を持つゴーレムの左足を前に、承太郎は吼えた。 その声は闘志に燃え、ルイズとギーシュの恐怖を吹き飛ばす! 「オラァッ!」 バゴンッ! 承太郎の右腕から出た『右腕』がゴーレムの爪先の先端を吹っ飛ばす。 「オラァッ!」 ドゴンッ! 承太郎の左腕から出た『左腕』がゴーレムの爪先をさらにえぐる。 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!」 左右の拳が残像を残すほどの速さで猛烈なラッシュを繰り出す! その一発一発がギーシュのワルキューレを容赦なく粉砕する威力! 鉄よりも脆い土のゴーレムは強烈なラッシュに、爪先から踵まで真っ二つに粉砕する。 左右を通り抜ける巨大なゴーレムの足の迫力にルイズとギーシュは驚きながらも、それ以上に承太郎の『腕』の力強さに驚嘆する。 そしてついに三十メイルあるゴーレムが尻餅をついて倒れ、地響きを起こした。 三人を囲うように舞う土ぼこりの中、承太郎は学帽を深くかぶり直しながら、こちらを振り向いて『終わった』と言わんばかりの態度を取った。 「やれやれだぜ」 承太郎の口癖。それはまさに『勝利宣言』のようにルイズとギーシュは感じられた。 「た、助かったぁ~……」 安堵のため気が抜けてしまい、ギーシュは情けない声を上げてその場にへたり込んだ。 土と冷や汗でよごれ、瓦礫で負傷し、ボロボロになってしまったギーシュ。 とても『薔薇』とは呼べないその姿を見つつ、承太郎は静かに声をかけた。 「……ギーシュ。おめーが奴に立ち向かわなければ……間に合わなかった」 「は、はは……もう二度と、こんなのはゴメンだよ……」 疲れたような口調ではあったが、表情はやり遂げた男だけが見せる頼もしさがあった。 そんな彼を見て、ルイズは震える唇をギュッと閉じる。 ――最低最悪の侮辱をしたギーシュが、命懸けで自分を守ってくれた。 それだけは揺ぎ無い事実であり、彼の勇気を賞賛し、感謝せねばならないものだった。 だが、感謝の言葉が出てこない。 つまらない意地を張っているのか、ギーシュを認めたくないのか、何も言えない。 正真正銘命を救ってくれた承太郎に対してもルイズは同じような気持ちだった。 自分が何とかしようと魔法を使ったら、失敗して、承太郎の足を引っ張ってしまった。 そしてギーシュに助けられ、承太郎に助けられる自分。 『こうでありたいという自分』と現実のギャップが痛々しく小さな胸を絞めつける。 「ところでギーシュ、メイジがゴーレムを操れる『射程距離』はどの程度だ?」 「メイジの技量にもよるから正確には言えないけど、 あのゴーレムを操った奴はまだ近くにいると思う……」 「となると……塔の中か?」 ゴゴゴゴゴゴ……。 ポッカリと穴の空いた塔の外壁を睨みつけた承太郎は、そちらに向かって跳ぼうとする。 しかし視界の端で起きた変化に視線を向ける。 丁度土のゴーレムの足が修復完了した瞬間だった。 「何ッ……!?」 ゴーレムは即座に立ち上がると、再び塔の外壁に手を伸ばし、手のひらの上に人影が飛び移る。 ニヤリ、とフードをかぶったそいつの唇が笑うのを承太郎はスタープラチナの目で捉えた。 その笑み、まるで「足手まといのお世話ご苦労様」と言わんばかりに嫌味たっぷり。 「野郎ッ……!」 一気にゴーレムの手に跳び移って本体を叩こうかとも思った承太郎だが、今はルイズとギーシュという怪我人を抱えてしまっている。 下手に動けば、またこの二人を狙われるだろう。迂闊には動けない。 そんな承太郎をあざ笑うように、フーケはゴーレムを動かした。 学院の外へ向けて。 承太郎が追いかけようとすると、頭上に青い影が見えた。 タバサのシルフィードだ。 ようやく品評会会場の連中が騒ぎに気づき、機動力のあるタバサが一番に駆けつけたらしい。 タバサはシルフィードに乗って空中からフーケを追跡する。 承太郎も走って追いかけようとしたが、さすがに三十メイルのゴーレムとは歩幅が違いすぎた。 後ろからゾロゾロと学院関係者や警備の連中も駆けつけてきたので、スタープラチナの足で跳躍を繰り返して追う姿を見せる訳にもいかない。 「やれやれ……あのゴーレム、一部の特性がザ・フールに似ているらしい。 土と砂の違いか。奴を追うのはどうやらあのドラゴンに任せるしかねーようだな」 しかし、学院から離れた位置でゴーレムは崩れ去り、その場にフーケの姿は無かった。 その旨をタバサから報告されたオールド・オスマンはどうしたものかと悩むのだった。 そして宝物庫に残された書置きから、盗賊は土くれのフーケだと判明。 こうしてこの事件は一時の小休止を得る。 盗賊、土くれのフーケによる『破壊の杖』の盗難と逃亡。 アンリエッタが品評会を観覧しに来たため、学院の警備を王女に割いてしまった責任。 このふたつが今後解決せねばならない問題である。 ルイズは宝を守れず賊を逃がした事をアンリエッタに詫びたが、アンリエッタは警備を割かせた自分にこそ責任があり、 王宮に報告しなければならない事を伝え……ルイズの心は痛んだ。 最悪、アンリエッタの責任問題になりかねない。 不幸中の幸いというか、ゴーレムに握り潰されそうになったルイズの負傷は軽く、特に治療しなくても少し休んだ程度で普通に動き回れるようにはなった。 だが青銅のギーシュの負傷は重く、ルイズをかばって複数の瓦礫に当たったのか、打撲だけでなく一部の骨にヒビも入っていたようであり、衛兵が駆けつけると安堵したのかすぐ気を失い、水のメイジによる治療を受けねばならなかった。 おかげでルイズはまだギーシュに何も言えないでいるが、自分の気持ちの整理もついていないので、話せる状態でもきっと何も話せなかったろう。 そして翌朝――土くれのフーケと遭遇したルイズと、追跡を試みたタバサが、オールド・オスマンに学院長室へ呼び出された。
https://w.atwiki.jp/pokeguil/pages/114.html
読み:エイチエスエックス―ヴァルキリィ 種族:ハッサム(ストライク) 出身:不明 身長:180cm 年齢:不明(外見年齢20代) 性別:女 特性:カブトアーマー 職業:機甲生命兵器(ソルペ製) 持ち武器:ヒヒイロノカネ甲装、プラズマブレイド(腕換装パーツ)、メタグロス(追加パーツ) 通称:ワルキューレ 持ち技:シザークロス、ギガインパクト、ラスターカノン、甲装脱着 etc... 説明: ソルペ=ツンドラによってつくられたサイボーグ。記憶とか何もないため戦うことが彼女の存在意義てある。命令が常に従事。 圧縮されたX粒子により稼働するが、なぜか電波で充電可能。 感情がない。というより、表し方がわからない。自分に起こった感情もわからない。因みに手加減もできない(突っ込み危険) 今は、戦闘に負け行き場を失ったので「氷焔」に居候中。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/4111.html
前ページ次ページゼロウォーズ 知らなかったんだ何もかもこの世界について…… 第4話 メイジVSナイツ トリステイン魔法学院・学院長室 今この場には、学院長オスマンと、学院長の秘書ミス・ロングビルと、コルベール先生が居る。 コルベールは訳あって訪ねたが、オスマンのセクハラを目撃したと言う方が良い。 「学院長、そいう事は、夜やって下さい」 この言葉にロングビルがすぐ反応した。 「夜でもイヤです!絶対に!!」 この言葉がオスマンのハートを傷つけたのは、言うまでも無い。 「そ、そんな……と、ところでミスタ・コルベール何か用かね?」 威厳を保とうと、コルベールに話を振る。 「はい。これを……」 書物を開いて、オスマンに見せる。 「ん? これは『始祖ブリミルの使い魔たち』ではないか」 「はい。そして……これを見てください」 コルベールは、兵真のルーンのスケッチを見せる。 「ミス・ロングビル。席を外しなさい」 ミス・ロングビルは出て行った。 「詳しく説明するんじゃ。ミスタ・コルベール」 コルベールが説明しようとしたその瞬間、生徒が入ってきた。 「た…大変です。決闘が始まります、止めてください」 コルベールがその生徒に言い寄る。 「誰だ?そんな事するのは!」 「はい。ギーシュ・ド・グラモンとルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの使い魔です」 オスマンは、生徒に言い放った。 「放っておきなさい」 「わかりました。失礼しました」 オスマンは、コルベールを見て、頷いた 「いい機会かもしれません」 オスマンは、杖を振り、大きな鏡に、ヴェストリの広場の様子が映し出された。 「諸君、決闘だーー!!」 ギーシュは、薔薇を空に向かって掲げている。 観衆もまた、ギーシュを称えるかのように歓声が巻き起こる。 「ギーシュが決闘するぞ!相手は、ルイズの平民だ!」 兵真はズボンのポケットに手を突っ込んでいた。 (外野…うるせぇ……) 薔薇を兵真の方に向け言い放った。 「とりあえず、逃げずに来た事を褒めようじゃないか」 兵真は、軽く挑発してみた。 「ああ、バカの相手はもうなれたから、ちなみに順位をつけると、お前は今二位。戦いが終わると一位確定」 この挑発に簡単に乗った。 「貴様ーー!!」 「怒るのも良いんだけど、早く始めて良い?」 そう言うと兵真は、ギーシュに向かって走り始めた。 しかし、ギーシュは全く動じず薔薇の花を振り、 花びらの一枚が舞うとそれは甲冑を着た女戦士のゴーレムとなった。 「おいおい、これ……何だよ」 「僕はメイジだ、だから魔法で戦う。文句をあるまいね」 と、ギーシュが言う、が……兵真の知っている魔法にこんな物は無く、兵真も黙っていなかった。 「ギーシュ、魔法は別に良い。だが…これは、魔法とは違うだろう?」 ギーシュは、笑みを浮かべ言う。 「魔法は良いのだろう?これは僕の魔法だ。言い忘れたが僕の二つ名は“青銅”。 青銅のギーシュだ。従って、青銅のゴーレム、ワルキューレがお相手するよ」 「なっっこれが、魔法?アリかよ!」 ワルキューレがパンチを放つが、兵真はサイドステップでかわす。 (動きが速い、それに相手は金属だ。多分、一発でKOだな。かなりヤバイ) その後もワルキューレの猛攻が続いたが、兵真も何とか避け続けた。 周りは、兵真が攻撃を避けるたびにギーシュへの声援が高まっていった。 しかしこの二人?の動き(おもに兵真)を観察している者が、このヴェストリの広場に二人いた。 一人は、キュルケである。そしてもう一人は、キュルケの親友でもある、蒼い髪の少女タバサである。 「ねえタバサ、〈使い魔クン〉どう?」 「このままだと、負ける……」 「あら、どうして?良い動きしてると思わない?」 「攻撃手段が無い、キュルケは?」 「全く同じよ」 なんて、二人が話していると……兵真は、ワルキューレの一撃をもらってしまった。 「使い魔、もう終わりか?」 「く…ぁ…はぁ…」 兵真は立ち上がろうとしているが、ダメージが大きすぎて、思うように体が動かない。 「ギーシュ!いい加減にして、大体ねえ、決闘は禁止じゃない」 と叫んだのはルイズだった。 「悪いな君の使い魔をちょっとお借りしているよ。 それに禁止されてるのは貴族同士の決闘だ。平民と貴族の決闘は誰も、禁止なんかされていない」 ルイズは、言い返せなかった。次に口を開いたのは、兵真だった。 「ルイズ、はぁ…、俺は【ナイツ】だ。信用しろ」 「兵真……まだそんなことを……」 ギーシュは、ルイズと兵真のやり取りを静観し、剣を兵真のすぐ側に刺した。 「まだ、戦うと言うのなら、その剣を取りたまえ」 兵真は迷わず剣を取った。すると、体中に力がみなぎる感覚を覚えた。 (なんだ?リアライズしていないのに、この感覚) 「そうか……戦うのだな。ワルキューレ!やれ!!」 ワルキューレは、兵真に向かっていった。しかし、兵真は一歩も動かなかった。 (落ちつけ…こんな物…一瞬の隙さえあれば…ここ) 「もらったーー!!虚空剣!!」 その場に居た者は、目を疑った。なんせ、一瞬でゴーレムが崩れ去ったのだから。 「タバサ、見えた?」 「見えない……」 本気になったのか、ギーシュは六体のゴーレムを作り、五体で兵真を囲った。 「同じ奴が六体か……本気出すか。もう、手加減しねぇからなーー!!」 兵真は剣を振り下ろした。すると……刀身が光の刃に変わった。 「なんだ?それは?」 「これか?これはな、可能性を具現化するための力だ」 「そ、そんなこけおとしに動じると思うな!やれ!」 一斉にゴーレム達が襲いかかる。 「よっと」 兵真は、後ろにジャンプした。そして……着地と同時に次のモーションに入った。 「くらえ!天翔流星爆!!」 五体のゴーレムは、炎に包まれた。しかし、兵真の猛攻はまだ止まらない。 兵真は、残りのゴーレムに接近し、剣を両手で持ち、頭上に掲げ、刀身をゴーレムに向けた。 「終わりだ!ギルティーー!!」 この声に呼応するかのように、剣が大きくなり、やがて兵真の手を離れ、空中に浮いた。 「ブレーーーイク!!」 そして彼は、まるで大きな荷物を投げる仕草をすると、大きな剣がゴーレムに刺さり、 そして剣は、元の大きさに戻り、兵真の手元に戻った。 「ギーシュ、どうする?続けるか?やめるか?選べ!」 「参った」 兵真は剣を元に戻し、ギーシュの足元に刺し、人ごみに戻ろうとした時、意識が無くなった。 前ページ次ページゼロウォーズ
https://w.atwiki.jp/dimensionzero/pages/308.html
歌う竪琴の乙女(うたうたてごとのおとめ) 歌う竪琴の乙女 ユニット-ワルキューレ 使用コスト:白1無5 移動コスト:白1無2 パワー:5000 スマッシュ:2 クイック 支援 - 隣接するスクエア+1000(このカードと隣接するスクエアにあるすべてのあなたのユニットのパワーを+1000する。) 戦場に散った味方の戦士を天国にいざなうのもワルキューレの大切な仕事である。 白の中量級ユニット。 支援を持つが効果は微々たるもので、高い使用コストがコンバット・トリック然とした支援能力を殺してしまっている。2点あるスマッシュもこのユニットのコストを重くするだけの足枷にしかならず、デザイン上致命的な構造矛盾を抱えたカードである。 このカードを入れるよりは、聖騎士ホーリー・グレイブなどもっと優秀な6コスト域のカードを採用したい。 この効果はこのユニット自身を+1000しない。 収録セット ファースト・センチュリー ベーシックパック(141/200 コモン) ファースト・センチュリー スターティング・ストラクチャーデッキB 美女と野獣 イラストレーター コガラツ
https://w.atwiki.jp/cerberus2ch/pages/576.html
秩序R スマイルキューティ スマイルキューティ MAX Lv 55 性別女性 必要統率 21 HP AT DF TOTAL 初期能力(純正品) 1710(3516) 1860(3564) 1940(3634) 5510(10714) LvMAX時能力(純正品) 6830(8636) 6190(7894) 6450(8144) 19470(24674) 純正継承値 +1806 +1704 +1694 スキル ラブリースマイル味方 秩 DF +15%初期 ☆ MAX --- 売却価格 3800マーニ 入手経路 クエストイベント『湖岸の魔城』育成キャラ 召喚セリフ 図鑑テキストうん!力もだいぶ戻ってきたみたい。これならきっと私の力で世界を救えるわ!…と言いたい所だけれど、まだ完全ではないの。でも愛を育てるお手伝いぐらいなら出来るわ!みんな待っていて!今助けに行くからね! レアリティ一覧 ランク キャラクター名 Lv 統率 スキル Uノーマル グルーミーガール 45 15 味方 秩 DF +10% 初期 ☆ レア スマイルキューティ 55 21 味方 秩 DF +15% 初期 ☆ Sレア キュアフェイバー 65 32 味方 秩 DF +20% 初期 ☆ Uレア スイートエンジェリック 75 42 味方 秩 DF +30% 初期 ☆ レジェンド ハートフルキューピッド 85 88 味方 秩 DF +45% 初期 ☆ SKレベル 5☆☆☆☆☆ 10★★★★★ 15★★★★★ 20★★★★★ 25★★★★★ 30★★★★★ 35★★★★★ →に近づくほど発動率がUP(効果は変わらない) うん!力もだいぶ戻ってきたみたい。これならきっと私の力で世界を救えるわ!…と言いたい所だけれど、まだ完全ではないの。でも愛を育てるお手伝いぐらいなら出来るわ!みんな待っていて!今助けに行くからね! ↑図鑑テキストになります (2013-07-25 06 33 16) ありがとうございます。反映いたしました。---中の人 コメント