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『学校:秋(後編)』 34KB 虐待 不運 日常模様 れいぱー 現代 結束。そして・・・ 以下:余白 『学校:秋(後編)』 八、 「い゛だい゛よ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ッ!!! ……ん゛ゆ゛ぼぉ゛ッ??!!!」 男子の鋭い蹴りがれいむの顎の辺りにめり込んだ。壁に追い詰められたれいむは後方に飛ばされることもできず、その衝撃の 全てを顔で受け止めるしかない。散々暴行を受けてきたせいか、れいむの皮は他のゆっくりに比べれば丈夫になっているようだ。 別の男子がぐったりしているれいむの髪の毛を掴んで持ち上げた。髪の毛がちぎれそうになる痛みに歯を食いしばりながら「や めてね、やめてね」と身を捩らせて訴えかけてくる。しかし、そんな訴えを聞くような男子ではない。手首のスナップを利かせ て、れいむの顔面を激しく教室の後ろの壁に打ち付けた。 「ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ……」 餡子を大量に吐き出し、白目を剥いて痙攣を起こしている。放っておけば一時間も経たないうちに死んでしまうだろう。呻き 声を上げるれいむをその場に置いて、机の中から給食に出てきた紙パックのオレンジジュースを取り出した。それをれいむの口 の中へと注ぐ。 「ゆゆっ?! あ、あまあまっ!!!」 瀕死だったはずのれいむの目に光が戻り、きょろきょろと周囲を見渡す。半強制的に意識を取り戻させたのだ。錯乱しても別 におかしくはない。しかし、すぐに直前の激痛がれいむの全身を襲う。「ゆ゛ぎぃ゛ぃ゛ぃ゛」と声を漏らし、教室の床をごろ ごろと転がった。そのれいむを箒の柄を使って執拗に殴打する。固い木製の柄とれいむの柔らかい皮が打ち合わされる度に小気 味良い音が教室内に響き、それに合わせてれいむがドプッ、ドプッと中身を吐き出した。 「ごべ……な゛ざ……だずげ……で……。 ゆ゛っぐり゛……じだ……い……」 れいむの言葉を遮るように泥と埃まみれになったれいむの尻を蹴り飛ばす。吹き飛んだれいむは、教室の壁に叩きつけられて 跳ね返ってきた。また、痙攣を起こし始めたので残りのオレンジジュースを飲ませた。 「たすけで……もう゛、や゛めでよぅ……。 いや……いやぁ……ゆ゛っ、ゆ゛っ……」 「助ける理由がないもんなあ。 俺たちはお前を痛めつけて遊んでるだけだし」 「どぉして……そんなごど、ずる、の゛……」 「お前がムカつくからだよ。 何にもできやしねぇ、ゆっくりのくせに自己主張ばっかりベラベラしやがって……。 何が、ゆ っくりしたい、だ。 させるかよ、この糞饅頭が」 「ゆ゛っぐり……ゆっぐり゛……」 意識はあっても朦朧としているせいか、自分の願いをうわ言のように繰り返すれいむ。東風谷さんの事が好きなメガネの男子 は、東風谷さんを泣かされた一件以来、ゆっくり関係のサイトを飛び回っていたらしい。その過程で見つけたオレンジジュース によるゆっくりの回復は、男子たちのれいむ虐めに革命を起こしたのである。 「良くやったぜ、お前~!」 「う……、うん……。 こいつ、死なせないように痛めつけようよ。 死なせちゃったら楽にさせちゃうから……絶対、そんな ことはしないよ」 メガネの男子は心の底かられいむの事を嫌っているようだ。れいむの頭をリボン越しに踏みつけて、足の裏をグリグリと押し 付ける。床に唇を擦り付けられる屈辱と、大事なリボンを踏みにじられる悔しさが、れいむの涙の量をどんどん増やしていく。 「ゆ゛ぶぶぶぶぶ……」 「おらぁ! さっさと気絶しろよっ! 何回でも起こしてやるからよっ!!!」 そう言ってまた、三人がかりで全身のあらゆる箇所を蹴り続ける。れいむはどこの痛みに対して集中すればいいのか分からな い。ただ、ただ、ひたすらに意識を失うまでいつ終わるとも分からない暴行に耐え続けるしかなかった。やがて、また口から中 身と泡を吐いて白目を剥き、ぐったりして動かなくなる。そこにオレンジジュースを与える。また、目覚める。 「ゆ……ゆんやぁぁ……ッ!!!」 れいむはここ数日間、男子によって、殴られる→気絶する→起こされる→殴られる……を毎日繰り返していた。女子がれいむ のバリケードとしての役割を果たさなくなってから、放課後にれいむと“遊んでやる”時間が飛躍的に増えた。おかげでれいむ は毎日毎日男子に殴られ続けてしまう。 今日の分の“遊び”が終わって水槽の中に放り込まれたれいむはベコベコに皮を凹ませており、汗か涙か涎かしーしーか判別 できないような液体が水槽の底に付着している。それを見て汚いと思った男子はれいむを持ち上げて逆さにし、リボンを雑巾が わりにしてそれらの液体を拭き取った。れいむは、「ゆぅ……、ゆぅ……」と短く声を出すばかりである。そんなれいむの頭を リコーダーで数発殴ってから、ようやく男子は家路についた。 「れいむ……どうして……こんなめにあわないといけないのぉ……。 なんにもわるいことしてないのにぃ……」 「やはりゆっくりは浅はかですね。 私が子供の頃(幼稚園の頃)からまったく変わっていない」 「ゆげぇッ?!!」 突如として現れたのは聖さんと村沙ちゃんと寅丸さんの三人である。寅丸さんがれいむのリボンごと髪の毛を掴んで水槽から 引きずり上げた。今日はもう痛い思いをしないで済む、と思っていたれいむは既にしーしーをちょろちょろと漏らしている。そ んなれいむの顔面に村沙ちゃんが思いっきり柄杓を打ち付けた。バチィィィンという皮が弾けるような音が聞こえる。れいむは 揉み上げを振り回しながら泣き叫んだ。 「仏の顔も三度まで、という言葉があります」 「……って、聖さんが単にれいむに腹が立ってるだけでしょ?」 れいむは何を言っているのか分からないと言った様子で怯えながら聖さんを上目遣いで見上げた。 「聖……本当にいいのでしょうか? 仮にも聖はお寺の娘ですよ……。 無益な殺生は控えたほうがいいのではないかと」 「殺生? 寅丸。 それは少し違うわね。 ゆっくりはただ動いているだけで、生きてなどはいない」 女子の連帯感は強い。非常に強い。その中でも特に聖さんは人と人との繋がりを重んじる。紫ちゃんの件、東風谷さんの件。 どれも腸が煮えくり返る思いではあったが、運動会終了後のれいむの言葉は聖さんの逆鱗に触れた。まさに魔神降臨。聖さんは 寅丸さんから受け取ったれいむを掴んだまま思いっきり机に叩きつけた。額を強打したれいむだが聖さんの力のほうが勝り、跳 ね返る事による衝撃の吸収ができない。今の一撃でれいむはすでに気が遠くなりつつあった。オレンジジュースの事は、村沙ち ゃんも事前に突き止めており、すぐに缶ジュースの蓋を開けてれいむの頭にバシャバシャとかけ始める。失いかけた意識を無理 矢理戻らされるれいむは只々、泣き叫ぶしかなかった。その声すら耳障りと感じたのか、寅丸さんは工作セットの中に入ってい た粘土をれいむの口へと押し込んだ。 「ん゛ゅ゛ぅぅ゛ぅっ?! んっ! ん゛う゛っ!!! ゆ゛う゛ぅ゛ぅ゛う゛ぅ゛~~~!!!!」 叫び声が雑音に変わる。聖さんは寅丸さんに廊下を見張っているように指示を出し、自分は机の中から彫刻刀を取り出した。 「――――いざ、南無三ッ!!!」 校舎をビルに例えるならば、夕焼けに照らされたこの地はまさに黄昏の摩天楼。彫刻刀のうちの一本、切り出し刀を構えて、 れいむに百連突きを浴びせる聖さん。 「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛!!!!!!」 顔を刃物で刺される痛みは、れいむがここに来てから初体験である。皮を突き破った切り出し刀の先端がれいむの中身に触れ る。凄まじい激痛がれいむを襲っていることだろう。その痛みは、殴る蹴るの暴行とは比較にならない。花火で炙られもしたが、 この痛みに比べれば可愛いものだと思えてしまうほど、れいむは体力を一気に奪われてしまった。正直言ってここまでやれば餡 子を全て吐き出すことによる出餡多量で死んでしまっていても可笑しくはない。しかし、それは口に詰め込んだ粘土が許さない のだ。れいむは抵抗することもできず、叫ぶこともできず、中身を吐き出すこともできず、聖さんによってひたすらに刺され続 けた。れいむの顔という顔に切り出し刀によって貫かれた傷跡が刻まれていく。正直、村沙ちゃんはドン引きである。 「ひ、聖さん……ちょっと……いくらなんでも……死ぬんじゃ……」 そう言いながらも冷静にパシャパシャとオレンジジュースをかける村沙ちゃん。れいむは目玉をぐりんぐりんと動かしながら、 ぐったりしている。粘土と唇の隙間から涎がべちょべちょと垂れ流されていた。 ようやくれいむが解放される。無数の切り傷は用意していた水に溶かした小麦粉で全部塞がれていた。見た目、外傷はなく、 ひたすらオレンジジュースをかけられ続けていたれいむは、瀕死にすらなってない。むしろ、教室の中を逃げ回っていた。 「こないでねっ! こないでねっ!! どぼじでごっぢにぐる゛の゛ぉ゛ぉ゛!!!」 聖さんは自分の怒りを余す所なくぶつけて満足したのか、うっかりれいむを手から離してしまったのである。その隙をついて 猛然と跳ねて逃げようとはしてみたものの、所詮はゆっくりのあんよ。すぐに追いつかれてしまう。村沙ちゃんと寅丸さんは、 そんないつでも捕まえることのできるれいむをわざとゆっくり追いかけて、助かるかも知れないという希望とやっぱり無理かも 知れないという絶望を交互に与え続けて遊んでいたのだ。 「れいむ……もう……げんっ、かい……」 「限界なんてないわよっ!」 村沙ちゃんがれいむを渾身の力で蹴り飛ばす。れいむはロッカーとロッカーの間にある木製の仕切りに顔を強打して、痛みに 床を転げ回っていた。村沙ちゃんは思わずニヤリと笑ってしまう。寅丸さんはれいむを追いかけるだけに終始していた。聖さん はもうれいむに興味が失せたのか、学級文庫の棚に置いてあった空飛ぶ円盤の本を読みふけっている。 「もう、やめてよぉぉぉ!!!」 「あははっ! 男子の気持ち、わからないでもないなーっ」 必死に懇願し続けるれいむの頭を踏みつける。床に顔を押し付けられたまま揉み上げをぴこぴこと振り続ける様に、村沙ちゃ んはなんとも言えない快感を感じていた。れいむの頭を足の裏で押さえつけたまま、柄杓でれいむのお尻を執拗に殴打する。れ いむのお尻は見る見るうちに真っ赤に腫れ上がって行った。聖さんがそんな村沙ちゃんをチラリと見て尋ねた。 「村沙ちゃん? その柄杓って……」 「うん。 聖さんとこのお寺の柄杓だよ。 一本持ってきた」 「なんでわざわざ……」 「も……やべ……で……」 切れ切れに呼吸をしながら、蚊の鳴くような声で訴えるれいむ。辺りはすっかり暗くなってしまっていた。三人はもう一度、 れいむに対して治療を施すと、仲良く教室を出て行った。 水槽の中で泣き続けるれいむ。もう、ここにいるのが嫌で嫌で堪らなかった。それどころか、もう「永遠にゆっくりしたい」 とさえ思っていたのだ。しかし、水槽の中に閉じ込められているれいむに自殺はできない。顔しかないので、何か別の物を使わ なければ自らの命を絶つことができないのだ。 「……おうち……かえる……。 おうち……れいむのおうち、どこぉ……? もう、ここはいやだよぉ……」 涙を流し続けるれいむに優しい言葉をかけてくれる者はいない。悩みを聞いてくれる相手もいない。自分の存在が認められず、 それを自分で理解していながらもここにいることしかできない。れいむの味わっている苦しみは現代社会の“いじめ問題”と同 じものだったのである。 守ってくれる存在もいなくなってしまった。誰からも存在を許されていないのに、その存在を消すことさえも許されない。れ いむは何度も思っていたのだ。そんなに自分の事が嫌いならここから逃がしてくれればいいのに、と。そのほうがお互いにとっ ても幸せなのに、と。 過激派で双葉小の核弾頭と言われている霊烏寺(れいうじ)くんや、れいむの事を「厄い、厄い」と言い続けていた鍵山くん は一度、冗談交じり半ば本気で「殺してどっかに捨てれば?」と言っていたが流石にそれは実行できなかった。れいむを完全に 殺してしまう事の恐怖。それが本音で建て前は上白沢先生と飼うと約束したから、という事だろう。 運動会で大敗した日から一週間が過ぎ、クラスの雰囲気は四月と比べて嘘のように明るくなっていた。皆で一つの事を成し遂 げようとしたクラスの絆がどんどん強く、太くなっていく。散野くん、大ちゃん(ニックネーム)、白石くんの三人が、諏訪子 ちゃん、東風谷さん、八坂ちゃんと話をしていた。 「だぁかぁらぁさっ! 蛙は、ケツの穴にストロー刺して膨らませるのが面白いんだって!」 「散野は相変わらずガキだなぁ……」 「白石くんだって似たようなもんだよ」 「その……汚くはないんでしょうか……」 「あっはっは。 無駄だよ、男子という生き物にそういう概念はないさ」 「っていうか、蛙虐待はんたーーーーいっ!!!」 笑い声に包まれる教室。学級委員長である紫ちゃんも嬉しそうに微笑んでいた。 「ゆげぇっ!! ぺっ! ぺっ! や、やめてね、やめてねっ! もくもくさんはゆっくりできないよっ!!」 いつかのように黒板消しを水槽の中ではたかれて、チョークの粉まみれになったれいむが涙ながらに訴えかける。水槽の前で は数人の男子が笑い声をあげていた。涙目になったれいむを見てはクスクスと笑う女子たち。ニヤリと笑った散野くんがれいむ のリボンを掴んで水槽から引き上げる。 「や、やめてねっ! おろしてねっ! はなしてねっ! こわいよぉぉぉっ!!!」 この状態にされてから碌な目にあったことがない。流石の餡子脳でもそれを理解しているのか、れいむは既におそろしーしー を漏らしていた。 「何ビビッてんだよ? 俺は、お前を洗ってやろうとしてるだけだろ?」 そう言って手洗い場にれいむを放り込んで蛇口を捻る。まるで行水のように強い水圧がれいむの頭頂部を襲う。水に弱いれい むは、水に晒されただけで声にならない悲鳴を上げた。れいむの口を押さえて、慌てて教室に戻ってくる散野くん。自身も水に 濡れていながら楽しそうに笑うその姿は風の子と呼ぶに相応しい。ずぶ濡れのれいむを適当に雑巾でくるんで拭いてやるのは、 大ちゃんだ。東風谷さんはハンカチで散野くんの顔を拭きながら、 「大丈夫ですか? 風邪をひいてしまいますよ? もう、寒くなってきましたし」 「大丈夫! 俺、最強だから!!」 「出た! 散野の最強!!」 また一つ。教室に笑顔の花が咲く。水槽の中だけ別の世界のようだった。どう足掻いてもあの輪の中には入れない。これまで の事でそれは完膚なきまでに理解させられているはずだったのに、どうしても自分もあの輪に入りたいと願ってしまう。しかし、 それを口に出すのはとてもとても恐ろしいことだった。今の空気を壊したら、蔑みの視線を一身に浴びてしまう。それから、ま た水槽の外に出されて、殴る蹴るの暴力を振るわれるのだ。……相手が満足するまで。 だから、れいむは生徒たちから顔を背けた。迂闊に泣くことも許されない。一昨日はれいむが泣いていたから、もっと泣かせ てやろうと集団でリンチを受けた。ゴミ箱に投げ込まれたこともある。インターネットで知識を得始めているのか、無理矢理、 激辛のスナック菓子を食べさせられもした。 れいむは悲しくて悲しくてたまらない。こんなに構ってほしいのに、構われるときは厭な思いしかさせられなかった。れいむ が声も出さずに流した涙には、誰一人として気付かない。 夜がまた来る。一人ぼっちの夜が。朝がまた来る。孤独に震える朝が。 翌日の放課後。教室に残っていた生徒数名がニヤニヤしながら水槽の前に集まってきた。れいむはもう、それだけで歯をカチ カチと鳴らして震えている。体中から嫌な汗が噴き出してきた。怖くて怖くて意識さえも失いそうになる。暑いのか寒いのかさ えも区別がつかなかった。 「今日は、いつも一匹で寂しがってるれいむに友達を連れてきてやったぜ」 「!??」 思いもがけない男子の声。しかし、その後ろで陰鬱な笑みを浮かべている残りの生徒たちがれいむの不安感を激しく煽る。し かし、“友達”という言葉に体はどうしても反応してしまう。チラリと後ろを見た。 「んっほおおおぉぉぉぉ!!! とかいはな、れいむねぇぇぇぇ!!!! ありすがすっきりー!してあげるわあああああああ」 「ゆ……ゆんやああああああああああああああああああ!!!!!!」 初めて見たはずのれいぱーありす。それでも、れいむはそのありすが放つ負の感情に畏れ慄き揉み上げをきゅっと内側に折り 曲げた。男子はそこらで適当に捕まえたありすを揺すって発情させたのである。そして、興奮冷めやらぬありすをれいむの前に 連れてきたのだ。 「れいぱーはゆっくりできないぃぃぃぃ!!!!」 「んまあぁぁっ!!! れいむったら、つんでれさんなのねぇぇぇぇ!!!! すぐにかわいがってあげるわぁぁぁぁ!!!!」 ありすの台詞回しにニヤニヤと笑う男子たち。女子はさすがにドン引きしながらも、ありすの動きを見つめていた。 「やべでぇ゛ぇ゛ぇ゛!!!!!」 「かわいいれいむねぇぇぇぇぇ!!!!」 水槽に放たれたありす。れいむに逃げ場はない。すぐに押さえつけられて、ゆっくりたちの交尾が始まる。女子はその様子を 見るたびに「きゃー」などと言っていたが、その様子をしっかりと凝視していた。激しく犯されるれいむを見て、生理的嫌悪感 を抱いたのか数人の女子は黙って教室を出て行く。 「い゛や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!! れ゛い゛む゛のばーじんざんんん゛ん゛、いぢばん゛す゛ぎな゛ゆっぐりにあげだがっだ の゛に゛ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!」 「ヴァージンって……クスッ」 女子が笑う。男子はもうゲラゲラと腹を抱えて笑っていた。持っていたプラスチックのバットでありすの頭をボコボコ殴る。 「ん゛ほおぉッ?! じゃま゛をじないでね゛ぇぇぇ!!!!」 「おら、ありす!!! もっと腰振れよっ!!!」 「やっだぁ……////」 小学校高学年。それなりの性の知識も得ている。泣きながら抵抗を続けるれいむを尻目に生徒たちは大盛り上がりだ。やがて、 れいむの頬が紅潮していく。それはありすも同じで動きはますますヒートアップしようとしていた。 「ゆ……っ//// ゆひっ……ゆ、ゆゆゆゆゆゆゆゆゆ……ッ!!!」 「んぅっほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」 「すっきりーーーーー!!!!」 「す……きり……」 事を終えたばかりのありすを水槽から引きずり出して、れいむに対してするような暴力を放つ。性行為を終えたばかりのあり すはほとんど抵抗できずに痛めつけられていく。性欲も薄れてしまったのか、ぺにぺには当の昔に引っ込んでしまったようだ。 滅多打ちにした野良ありすを教室の窓から放り投げる。「ゆ゛べっ」という悲鳴と共に「ゆっくりにげるわ」という声が聞こえ てきたので無事なことは無事なのだろう。 そして。 「ゆぐっ……えっく……。 れいむの……ばーじんさん……ばーじんさんが……」 泣きじゃくるれいむの額には、実ゆっくりの赤れいむと赤ありすが実っていた。それが視界に入ると、れいむは泣きながら笑 顔を浮かべる。男子も女子も、れいむのその様子を見て呆けてしまった。れいぱーの子供である。さっきまでは、ヴァージンが どうだとか言っていたのではなかったのか。生徒たちが互いの顔を見合わせる。 「「ゆっくちしちぇいっちぇにぇっ」」 「ゆっ、ひっく……れ、れいむの……ちび、ちゃん……。 ゆっくりして……いってね……っ」 「ゆっくちしゅりゅよっ!」 「おきゃーしゃんっ! ゆっくち! ゆっくち!」 衰弱した身体のせいか、茎には二匹の赤ゆっくりしか実らなかった。悲しいのだろうか。悔しいのだろうか。それとも、嬉し いのだろうか。れいむは複雑そうな表情をしていたが、実った赤ゆに向ける視線は輝いているように見えた。 それは、茎の赤ゆがれいむに返事を返した時に一層強くなったように思う。そこに、男子が一歩歩み寄った。生まれたばかり の赤ゆたちが悲鳴を上げた。 「ゆんやぁぁぁ!!! にんげんしゃんは、ゆっくちできにゃいぃぃぃ!!!」 「おきゃーしゃん、ありしゅをたしゅけちぇぇぇぇ!!!」 それから。一同が目を丸くする事態が起きる。 「……ぷっくぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」 れいむが。さっきまで怯えて泣いて、震えていたれいむが……。男子に向けて威嚇を行ったのである。その目にはうっすらと 涙を浮かべていたが、男子から一瞬たりとも目を離そうとしない。 「こっちにこないでねっ!!! れいむのかわいいかわいいちびちゃんは、れいむがぜったいにまもるよっ!!!!」 強い意志。望まない子供であったかも知れない。そんな思いは、茎に実ったばかりの赤れいむと赤ありすの笑顔を見て、吹き 飛んでしまった。今日の今日まで孤独で、一匹寂しく生きてきたれいむ。そんな、れいむにとって……二匹のちびちゃんは、大 事な大事な存在に思えたのだろう。だから、れいむは誓ったのだ。絶対にこの二匹の赤ゆを立派に育ててみせると。絶対に自分 と同じような辛い思いはさせないと。 「……あ?」 男子の額に青筋が浮かぶ。握りしめた拳はぶるぶる震えていた。そんな男子から放たれる殺気を前にしても、れいむは威嚇を 解かない。その表情は、まさに母親のそれだった。 「はやくどこかへいってね!! れいむ、おこってるよっ!!!!」 怒っている。その言葉が男子の怒りに火をつけた。すぐに水槽の中に手を伸ばす。 「ゆんやああああぁぁぁぁぁ」 「きょわいよぉぉぉぉぉ」 しかし、れいむが巧みに顔を動かして茎に実る赤ゆを守っている。業を煮やした男子はれいむの頭をいつものように水槽の床 に押し付けた。すぐにもう一人の男子がフォローに入る。 「ゆ゛んぐっ……ゆ゛ぎぃぃぃぃ!!! はなぜぇ、ばな゛ぜえ゛ぇ゛ぇ゛ッ!!!!」 いつもなら、顔を床に押し付けて身を守るのに、今は目の前でゆらゆらと揺れる茎に実った二匹の赤ゆしか見ていない。その 目には凄まじい怒りが込められていた。しかし、その怒りは逆に男子の神経を逆撫でしてしまう。 「おきゃあぁしゃあぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!」 「れいむのちびちゃんに、きたないてでさわるなあああああああああああああ!!!!!!」 男子が、ぶら下がっていることしかできない赤れいむの顔を指で摘まんだ。瞬間、おそろしーしーをぶちまける赤れいむ。れ いむは恐ろしい形相で「やめろぉぉぉぉぉぉ」と叫び声を上げた。赤れいむは滝のように涙を流しながら、か細い声で母親であ るれいむに助けを求める。 ゆっくりを殺す事。煮えくり返る感情が、男子の背中を後押しした。あるいは、突き飛ばされてしまったのかも知れないが。 「おきゃ……しゃ、たしゅけちぇ……」 「ちびちゃんっ! れいむがぜったい――――」 「びゅぎぇッ??!!!」 男子が指に力をかけて、生まれたばかりの赤れいむを壊した。飛び散った餡子がれいむの頬に付着する。 「………………ゆ?」 裂けて崩れてしまった皮。そこからボトボトと零れる餡子。少し軽くなった茎。向けられない笑顔。消えてしまった命。ちび ちゃん。 「ゆ……あ……」 男子も女子も固唾を飲んで水槽の中のれいむを見ている。赤ありすは恐怖のあまり、言葉を失ってしまっていた。その赤あり すに手をかける。 「ゆゆっ?! ゆっくち? ゆっくち?! ……ぴぎゅっ!!!!!」 「う……う゛わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!!!!!!!!!!」 絶望に満ちた表情。見開かれた目玉。引き裂けんばかりに開かれた口。今までのどの叫びよりも凄まじい絶叫。それかられい むは体中の水分がなくなってしまうのではないかと思うほどに大量の涙を流した。 「どぼじで……どぼじでごんな゛ごどずる゛の゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ッ!!??? じね゛ぇ゛っ!!! ゆ゛っぐり゛でぎない゛ にんげんざんは……じね゛え゛ぇ゛ぇ゛え゛ぇ゛え゛え゛!!!!!!!!」 狂ったように泣き叫び、「死ね、死ね」と繰り返すれいむ。一人の女子が歩み寄る。 「……ねぇ。 その茎、引き抜いておかないと……色々とばれちゃうんじゃない?」 それもそうだ、と男子の一人が茎をブチッと引き抜く。一瞬だけれいむは苦悶の表情を浮かべたが、解放された瞬間、水槽に 転がった茎とそれに実る赤ゆの残骸に舌を這わせ始めた。泣きながら、必死に。舐めてあげれば死んでしまったちびちゃんたち が生き返ると信じて。 「ぺーろっ、ぺーろっ、ぺーろぺーろっ!!!! ゆっくり……なおってねっ! おかあさんをひとりにしないでねっ! ちび ちゃん……ちびちゃあん……おねがいだから、おめめをゆっくりあけてよぉぉぉぉ……ッ!!!」 しかし砕かれた新しい命は反応を示さない。その伸ばされた舌に、男子がカッターナイフを突き立てた。 「ゆ゛ぎい゛ぃ゛ィィィィッ?!!!」 「ムカつくな、お前」 「ゆ゛っ!?」 「死んでんだよ、てめぇのガキはよ」 「ゆ゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ッ!!!」 揉み上げをばたつかせる。そんなことはない、と否定しているのだろう。男子はそれを見て、失笑すると茎を水槽から取り上 げた。同時にカッターナイフも引き抜かれる。 「がえ゛ぜっ!!! がえ゛ぜぇ……っ!! かえじでぇ……。 れいむといっじょにゆっぐりする゛の゛ぉぉぉ……っ。 お ねがいだからちびちゃんを……」 「うるさい」 女子の一人がれいむの後頭部に拳を撃ちこんだ。呻き声を上げながらも、「おねがいします、おねがいします」と繰り返すれ いむに腹が立ったのか、居合わせた生徒たちはれいむを水槽から引っ張り上げてモップや箒の柄で飽きるまで殴り続けた。 それから、ようやく解放されるれいむ。時間にして一時間にも満たない短い一時。ぼろぼろの身体を動かす気力も体力も残さ れていない。痛みに呻くことさえ、面倒だと感じた。真っ暗闇の教室。浮かんでは消える、ちびちゃんの笑顔。 (……ちび、ちゃん……くらくても、こわくないからね……おかあさんが、ついてるからね……) 言葉にできないから心で語りかける。心の中の言葉にさえ、誰も返事を返してくれなかった。それが悲しくて堪らなかった。 この孤独の寂しさが解放されると思ったのに、その希望は一瞬で叩き壊されてしまったのだ。 体の痛み。心の痛み。孤独の寂しさ。失う絶望。れいむは暗闇の中で泣いた。泣いたと言えるのだろうか。れいむに、今、自 分が泣いているという意識はなかった。 (ちびちゃん……おかあさんといっしょに……ゆっくり、しようね…………。 ゆっくり……ゆっくりだよぅ……) ⑨、 あの日以来、れいむは廃ゆの様になっていた。ぼんやりと水槽から見える世界を視界に入れるだけの日々。生徒たちも文化祭 準備の追い込みが始まってきたせいか、れいむに関わる者はほとんどいなくなってしまっている。運動会直前の再現と言ってい い。 しかし、今回は室内での作業が中心だ。紫ちゃんたちのクラスはお化け屋敷。西行寺さんたちのクラスはメイド喫茶をやるら しい。十六夜さんが異常なほどに張り切っていたのが微笑ましかった。今回は学校全体の各クラスの出し物に評価点がつけられ る。とは言っても、大抵一位と二位は六年生が奪っていくのだが。それから、各クラス代表での百人一首大会。これについては やるまでもなく、輝夜ちゃんが優勝するだろう。輝夜ちゃんは一年生の頃からずっと連続優勝だ。対抗できるのは五年生の稗田 さんくらいだろうか。それが分かっているから、両クラスとも百人一首大会の結果は勝負の内容に入れていない。 さて。 「あらあら……紫のところはお化け屋敷? 少しオーソドックス過ぎないかしら……?」 「幽々子。 見誤ったわね。 先生たちの評価点のほうが高いのよ? メイド喫茶なんて受けるのは男子ぐらいのものだわ」 「甘いのねぇ……。 低学年の女の子は、みんな可愛い恰好に弱いものよ?」 「……女の子?」 「ええ。 メイド服に着替えたりもできるのよー。 もちろん、写真も撮ってあげるわ」 (なん……だと……っ) 西行寺さんのシナリオは、教師陣の得票を上回る低学年女子の得票。評価点が高いとは言え、点差は十点しか変わらない。紫 ちゃんがすぐに教室に帰って電卓で予想される得票数を弾き出す。紫ちゃんが机を思いっきり叩いた。 「……幽々子ッ!!!」 学校全体の男子の票はばらけるだろう。しかし、女子の票はまとまってしまうかも知れない。教師陣全員が紫ちゃんたちのク ラスに投票して、やっとイーブンと言ったところか。しかも、紫ちゃんたちのクラスはお化け屋敷。女子からのウケは悪いだろ う。闘志を燃やす紫ちゃんと西行寺さんを見ながら、上白沢先生と森近先生が苦笑いする。 「文化祭、ってここまで計算してまでやらなきゃいけないイベントだったかな……?」 「うーん……どうして、この子たちはこう……無駄なところで用意周到なのかしら……」 それからチラリとれいむの入った水槽を見る。ピクリとも動かないれいむを見て上白沢先生は溜め息をついた。 (隠すということが、どれだけ難しいことか……誰も気づいていないのね) クラス一同がれいむに対して何をしているか、上白沢先生は気付いていた。しかし、現場を押さえない限りは何も言うことが できない。いつも、水槽の中にいるはずのれいむが“目立たないような小さな怪我”をしているのは知っていたので、何か事情 を知らないかと聞いてみたことがある。誰もかれも話をはぐらかすばかりで確証は得られなかった。れいむも何も喋ろうとはし ない。恐らくは口止めされているのだろう。 (しかし、違和感があるのよね……) ゆっくりが、生徒たちの口止めを受け入れるほど痛めつけられているようには見えなかったのである。頑なに口を閉ざすなら、 もっと“酷い目に遭わされていても良いはず”なのにも関わらずだ。はっきりした証拠もなしに生徒を疑うことはできない。ま して、ゆっくりの言葉を信じて生徒を疑うなどということも不可能だ。何の脈絡もなしにれいむを飼うのをやめさせるわけにも いかない。確かな疑問を感じながら、それを答えに結び付けることが、どうしてもできなかった。 「え~~~っ?! 上白沢先生、文化祭の日来れないんですかぁぁぁ?!」 紫ちゃんが叫ぶ。上白沢先生は両手を合わせて「ごめん!」と言葉を返した。その日はどうしても外せない用事があるらしい。 「そんなぁ。 先生がいなかったら、得点が二十点も減っちゃう……」 「得点だけにしか興味ないのか、お前は」 そう言って紫ちゃんの額を人差し指で突く上白沢先生。その光景にクラスが笑いに包まれる。しかも、その用事の準備で、文 化祭前の一週間は午前中しか学校にいられないらしい。既に文化祭モードに突入しているクラス一同にとって、担任の不在はな かなかに痛いビハインドだ。 何はともあれ、お化け屋敷の準備が少しずつ進んで行く。工作の得意な河城さんはお化け屋敷のセットを次々と作っていった。 文ちゃんが光を当てる角度などの指示を出す。紫ちゃんを中心にお化け屋敷は少しずつ形になっていった。 「うーらーめーしーやー……」 「きゃああっ!!!! た、多々良さんっ!!! 悪い冗談はやめてくださいっ!!!」 唐傘お化けの恰好をした多々良さんは驚く東風谷さんの顔を見てケラケラと笑っていた。ふくれっ面になった東風谷さんが多 々良さんに攻撃をしかける。多々良さんは動きにくい姿で懸命に東風谷さんの攻撃をかわしていた。 「……楽しいかも知れない」 東風谷さんがつぶやく。周囲の生徒たちも頷いた。あの時と同じ昂揚感。文化祭当日まであと僅かだ。陽が沈む直前まで教室 に残って準備を続ける生徒たち。上白沢先生は午前中で帰ってしまい、すでに教室にはいない。隣のクラスはメイドのたしなみ を十六夜さんから学ぶために体育館で練習に励んでいる。 「うわ……怖い絵描けるんだね、河城さんって」 「これって河童?」 「うん」 河城さんの技術力は圧倒的と言っても良かった。それこそ、運動会であまり役に立てなかったため、文化祭にかける思いも強 いのだろう。紫ちゃんと聖さんがお化けの配置や音響のタイミングなどについて何度も話し合いをした。徐々に散らかっていく 教室内。事件はそんなときに起こった。 「きゃっ!」 女子の一人が床に散在していた折り紙を踏みつけて転んでしまった。 「――――見えたッ!」 「いたたた……」 次の瞬間。 「ゆ?」 傾いた机。その上にはれいむが入った水槽が置いてある。それが倒れかけていた。 「危ないっ!!!」 伊吹さんが素早く駆け寄って机が倒れるのを防いだが、傾いた水槽かられいむが転がり落ちた。 「ゆべしっ! ゆっぐぐぐ……、ゆ?」 呆けているクラス一同。危機一髪の出来事にれいむの存在が視界から消えていた。刹那、れいむの脳裏に電流走る。 「ゆっくりにげるよっ!!!」 「?!」 千載一遇のチャンス。ちらかった教室の中では一度にれいむを追いかけることができない。れいむは狭くなった教室の中を縦 横無尽に逃げ回った。ストレス解消の相手を逃がしてはたまらないと男子が全力で追いかける。れいむが教室の床を飛び跳ねる。 「ま、待てっ! このっ!!!」 「ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆっ……ッ!!!」 「きゃあっ!!!」 れいむが河城さんの背中にぶつかった。体勢を崩して前のめりに倒れかける河城さん。持っていた筆を洗浄するための水が前 方に勢いよく飛び散った。それだけではない。れいむは教室の中から逃げるために、立てかけてあったベニヤ板を次々と倒し始 めた。それは、すべて河城さんが描いた絵が貼ってあるものだ。それがドミノ倒しのように倒れていく。 「や……やめて……」 机の上に立って飾りつけをしていた散野くん。その机にぶつかるれいむ。散野くんは体勢を崩して転倒しそうになったため、 思わずそこから飛び降りた。着地した先はベニヤ板。河城さんが描いた絵が無残に真っ二つに割れてしまった。この混乱に乗じ て、れいむは更に教室の中を荒らした。作っていた小道具が。セットが。壊されていく。河城さんはそれを茫然とした様子で見 つめていた。 「お願い……やめてぇぇぇぇぇ!!!!」 ついにれいむが教室の裏口から脱出する。 「風見さん!!! 風見さんッ!!!! れいむ!!! 捕まえて!!!!」 「……え?」 文化祭の準備そっちのけで花壇の世話をしていた風見さんの視界にれいむが飛び込んでくる。そして、あろうことか、風見さ んが大切に育てていた花壇に侵入してきた。れいむがジャンプを繰り返すたびに、花がちぎられ、茎を折られていく。薙ぎ倒さ れていく花々を見て、風見さんは持っていた移植ごてを強く握りしめた。 「ゆっくりにげたよっ!!」 「逃げてないわよ……」 ゆらりと立ち上がる風見さん。持っていた移植ごてをれいむに向かって投げつける。移植ごての先端は正確にれいむを捉え、 後頭部に深々と突き刺さった。 「ゆ゛っぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ?!! い゛だい゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!!!!」 風見さん。れいむ。踏み荒らされた花壇。その光景を見てクラスの男女が生唾を飲み込んだ。 (これは……) (殺されてもおかしくないわ……) 風見さんはごろごろと転げまわるれいむの髪の毛を乱暴に掴んで持ち上げると、そっと移植ごてを引き抜いた。それから、ゆ っくりと教室に戻って来る。滅茶苦茶になってしまった教室を見回すと、その中央で河城さんが泣きじゃくっていた。風見さん はそこから視線を逸らすと、近くにいた男子に命令をした。 「押しピン」 「え?」 「持ってこい、って言ってんのよ」 「は、はいっ!」 言われた男子がすぐに押しピンの入った箱を持ってきた。全員が風見さんの行動を見守る。それは、紫ちゃんとて例外ではな かった。風見さんは、まず、れいむがぐったりするまで執拗に往復ビンタを食らわした。それから、れいむのリボンと壁を押し ピンで刺し止めていく。それから、深呼吸をした。 「――――今から、あなたを、殴り続けるわ」 (だ……) (弾幕……開花宣言……ッ!!!) そこから閃光のような右ストレートがれいむの顔面にぶち込まれた。その一撃で涙が噴水のように噴き出す。しーしーも絶賛 放出中だ。しかし、風見さんのラッシュは終わらない。あっという間にズタボロの姿になっていくれいむ。拳が撃ち込まれる度 にれいむは餡子を吐き出した。吐き出した餡子を拾い集めてれいむの口に押し込む。喉の辺りまで手を突っ込んで、無理矢理喉 奥へと押し込んだ。 「ゆ゛ぼっ、ぶぇ……や゛べで……ぎぼぢわ……ひぎいぃぃぃッ??!!!」 勢い余って喉の向こう側の体内まで手を突っ込んでしまったらしい。れいむが激しく痙攣を起こした。ずるり……とれいむの 口の中から手を引き抜く風見さん。綺麗な白い腕はれいむの餡子色に染まっていた。 「オレンジジュース」 「へ?」 「持ってきてるんでしょ? オレンジジュース」 「は、はいぃぃぃぃっ!!!」 すぐさま、風見さんのもとにオレンジジュースが用意された。風見さんはタオルで腕を拭きながら、れいむを睨み付けた状態 で口を開く。 「おい」 「はい」 「何やってるの?」 「え?」 「早くかけろ」 風見さんの言葉に反応を返す前に無言でオレンジジュースをかける男子。ほかの男子も同情の視線を送ることしかできない。 「花はね」 そう言って、れいむの額に拳を叩き込んだ。既にれいむは切れ切れの呼吸をしている。 「お前みたいな糞饅頭と違って、ほいほい回復しないのよ」 更にれいむの右目の辺りを力任せに殴りつけた。 「ねぇ。 れいむ。 あんたさ、本当に……死のうか?」 「ゆ……ゆひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」 結局、ギリギリのところで止めに入った紫ちゃんと八坂ちゃんの活躍により、れいむは一命を取り留めた。それからすぐに舞 台や小道具を作り直して、どうにかこうにか文化祭当日にお化け屋敷が形になったのである。 お化け屋敷はなかなかに盛況だった。特に、“本当に助けを訴えてるみたいに動くズタボロの生首の仕掛けがすごい”と評判 だった。風見さんがれいむの顔が変形してしまうぐらいに殴り続けた後、男子が提案をしたのだ。当日の朝にれいむを殴れるだ け殴ってぐちゃぐちゃの風貌の生首を用意する。口には粘土を突っ込んで助けを呼べないように細工して、ネット通販で買った 小さ目の透明な箱に押し込む。目玉だけはギョロギョロと動いていた。これに、下からライトを当てると……。 「き、きゃあああああああああああああああああ!!!!!!!!!」 凄まじい勢いで悲鳴を上げる女子。人というのは大半が怖がりの見たがりだ。悲鳴を上げるに至った原因が気になってしょう がないのか、お化け屋敷の客足は途絶えることがない。メイド喫茶もかなりの盛況ぶりだったが、お化け屋敷とどちらが盛り上 がっていたかは、互角だったように思う。 百人一首大会も順当に輝夜ちゃんが勝利を収めた。 「それでは。 第三十六回、文化祭の最優秀クラスを発表します」 (神様……ッ!) 八坂ちゃんと諏訪子ちゃんが祈る。東風谷さんも目を閉じていた。紫ちゃんはまっすぐに司会者を見つめている。 「六年生の……お化け屋敷です!!!」 アナウンスが会場に響いた瞬間、飛び上がって喜ぶ紫ちゃんたちのクラス全員。寄せられた感想も実に様々だった。 ――生首の精巧さが半端じゃない ――すごくこわくて、おもしろかったです ――デパートのおばけやしきよりも怖かった ――猫娘(風見さん)に踏まれたい 何はともあれ、シナリオ、順路、証明、音楽、仕掛け。 その全てが高い評価を得ていたらしい。集計をしたのは教師陣であ るため、西行寺さんたちのメイド喫茶との得点差はわからなかったが、これで隣のクラスに負けっぱなしのまま卒業するという 事態は避けることができた。 上白沢先生が帰ってきてから、一番最初に気付くように、教卓の前にトロフィーと賞状を置いた。 紫ちゃんたちのクラスが団結して手に入れた、自慢の勝利である。文化祭が終わったあとも、みんな大はしゃぎをしていた。 翌朝。早朝。 「……可愛そうに……。 あんな糞饅頭に踏まれて潰されるなんて……屈辱よね……」 「か、風見さんッ!」 「?」 へし折られた花を撫でていた風見さんが声のする方向へ顔を向けた。そこには、あの風見さんに恋をしてしまった男子が立っ ていた。男子はやたらともじもじしながら、風見さんをチラチラと見つめている。風見さんもなんとなく頬を染めてしまった。 二人の間を晩秋の冷たい風が吹き抜ける。 「ぼ、僕は……風見さんのことが、好きですっ! ぼ、ぼぼ……僕と、付き合ってくださいっ!!!」 「いやよ」 「うわああああああああああああん!!!!!」 瞬殺されてしまった男子が校庭へ向かって走り抜ける。風見さんはもう一度しゃがみ込んでへし折れた花を撫でてやった。一 瞬、愛おしむように撫でているへし折れた花が、今、フッたばかりの男子のように見える。風見さんが無言で立ち上がった。 (……なに? このどきどき……) 迷いを振り払うかのように教室へと入っていく。教室の中には誰もいない。いるのは、水槽でうなされながら眠っているれい むのみだ。そこに近寄る。それから自分のランドセルから小麦粉を取り出した。それを器に入れて水でとく。 「……やり過ぎなのよね、あいつらは……。 あんまりやり過ぎると、上白沢先生に気付かれるわ……」 そう言って小麦粉をれいむの傷に塗り込んでいく。これである程度の応急処置が完了だ。昼頃には怪我も目立たなくなってい るだろう。風見さんがクスッと笑った。 「……楽しまなきゃねぇ、れいむ。 でも、次に花壇を荒らしたら殺すからね……?」 風見さんは、上白沢先生の目を欺くためにこうやって毎朝れいむの治療を行っていたのだ。花壇の世話のために、早朝から登 校しても風見さんは怪しまれない。 風が冷たくなってきた。 冬がやって来る。 冬籠りの準備をする必要のないれいむ。しかし、冬を越せるかどうかは分からない。消え入りそうなれいむに声を掛ける者は 誰もいなかった。 れいむが静かに目を閉じる。この水槽に閉じ込められて……見てきた世界は余りにも残酷で狭小なものだった。 つづく
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「ふたば系ゆっくりいじめ 225 それいけ ゆうかさん/コメントログ」 ハスキーな声・凛とした口調でサディスティックに罵るゆうかさんも素敵だ -- 2010-08-08 00 24 40 親ならかわいいかわいいで子供の言うことをなんでも聞いてくれるだろうよ。だからって赤の他人もそうだと思うなカス饅頭 世間は子れいむ達の母親ではない。塵の手前勝手な要求などに答える義務なんかねえんだよ -- 2010-08-25 16 20 39 ゆうかの知能レベルが人間並な件 -- 2010-08-25 19 07 11 うほ!最高にQNQNすっきりできた!! この話めっちゃおもしろいわぁ 家族からの愛情しか知らない子れいむの 心を砕く所なんかほぼイキかけましたw -- 2010-09-04 18 34 00 おk、今分かった。俺このSS読むために生まれてきたんだわ ドSゆうかにゃん可愛いよぉぉおおおおおんほぉぉぉぉぉおおおお!!1! -- 2010-09-23 07 40 17 ↓落ち着け。ゆうかにゃんではない。ただのゆうかだ。 -- 2010-09-23 17 33 16 ほう・・・ -- 2010-10-27 20 28 19 ちょーらいにぇ! じゃねえよ。死ね! -- 2011-01-21 18 52 54 とりあえず俺は今日から君の農具だ。よろしくねゆうかりん。 -- 2011-08-27 14 18 58 あぁゆうか…抱きしめたい -- 2011-09-25 18 00 27 ちょっと花ちょーらいにぇしてくる。 -- 2011-11-26 06 59 11 ゆうか可愛いゆうか可愛いゆうか可愛いゆうか可愛いゆうか可愛いゆうか可愛いゆうか可愛いゆうか可愛いゆうか可愛いゆうか可愛い -- 2012-07-28 00 53 41 お持ち帰りしたいぐらい可愛いい(ゆうかを) -- 2012-07-28 00 55 58 ゆうかちょっとつきあってみないか? -- 2013-02-24 10 10 35 このゆうかは賢い。でもれみむやまりさにだって賢いのは少しでもいるはず。ゆっくりはゆっくり。希少種・通常種で分けるんじゃなく性格・知能で分けるべき -- 2014-02-15 00 02 04 このゆうか飼いたい。 -- 2014-08-06 01 58 18 ああああっぁぁぁぁぁぁんぁぁぁ!!! ゆうかにゃん! ゆうかにゃんの中に俺の赤ちゃんのもとが沢山出てるよぉぉぉぉっぬぉぉぉぉぉぉぉぉお! あーきもちい ゆうかにゃんのなかすっごくきもちい ドSゆうかにゃんハスハス ペロペロ クンカクンカ -- 2014-11-07 15 16 12 ↓ゆうかにゃんじゃねえよ。これはゆっくりゆうかだ。 ケツにスターダストレヴァリエ突っ込むぞ? -- 2015-02-01 23 14 10 ↓バカ野郎。そこは大人しく花鳥風月、嘯風弄月だろ -- 2016-09-14 21 10 13 このゆうかは優しいな。 害虫を救うなんてwww -- 2018-02-17 20 43 23
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飼いゆっくりになれたよ! 25KB 虐待-普通 ゲス 加工場 虐待人間 その2 「やめろぉぉ!くそにんげん!きたないてで、れいむにさわらないでね!」 れいむは公園で得意のお歌(笑)を歌っていた所を男に捕らえられた。 れいむは作業服を着た男の手の中で必死に暴れる。 しかし所詮はゆっくりの抵抗、男は鼻歌交じりで回収車に向かう。 「ゆぎぎ…はなしをきけーくそにんげん!れいむはおこるとこわいんだよ!!」 「大分活きの良いゲスだな……とりあえず、これ確保かな?」 「ゆっがぁぁぁぁ!いだいなれいむを、げすあつかいしないでねぇぇぇぇぇ!!」 回収車の中では薄汚れた様々な野良ゆっくり達がひしめき合っていた。 そんな様子をれいむは男の手の中で眺める。 「なんなのぉぉぉぉ?!もしかして、かこうじょさんなのぉぉぉぉ?!どぼじでぇぇぇ?!」 「れいむはしんぐる(以下略」 「ぱちゅはこうえんのけんじゃ(以下略」 「いやぁぁぁぁ!わから(以下略」 「まりさはつよ(以下略」 各種それぞれお決まりのセリフを吐きながら必死に飛び跳ねたり、金網に体当たりしていた。 当然れいむは加工所が何なのかは知らない。 しかしそれが「ゆっくりできない場所」である事は理解できていた。 れいむは更に必死にもがいた。 ところがれいむは金網には入れられず、透明なケースに入れられた。 れいむはこの状況をアホなりに考える。 流石の餡子脳でも扱いが違うことに気が付いたれいむは更に態度がでかくなる。 「ゆ~っぷぷぷぷ!おぉ、あわれあわれ!みにくいのらどもが、たくさんつかまっているよ! かこうじょで、せいぜいゆっくりできなくなってね!れいむはいだいな、かいゆっくりになるよ!!」 「ゆぎぎぎぎ…」 「むぎゅぅぅぅぅ!!」 「わがらないよぉぉぉぉ!!」 「ゆっがぁぁぁぁ!!」 自分も捕まっている上に汚い野良だという事を棚に上げて、散々金網の野良達を見下していた。 「ゆっぷぷ~♪のらがくじょされるのは、ゆっくりできるよ!せんべつに、えらばれたれいむが、おうたをうたってあげるよ、、 ゆっくりかんしゃして、しんでいってね!……ゆぼぇ~~~~~♪」 お歌という名の公害を撒き散らすれいむ。 しかしそんなれいむを止められる者は誰も居なかった。 金網の中の面々はただ悔しそうにするだけだった。 それから金網の方にはどんどんゆっくりが追加されていった。 れいむはすっかり上機嫌で歌い続けた。 「ゆわっほ~~い♪まりさはおそらをとんでますのぜ~~♪」 「まったくこのバカまりさは…にんげんさんにつかまっただけでしょ?」 「お前らもここに入っていろ、喧嘩しないで仲良くしろよ?」 「ぼぇ~~~♪…ゆん?なんなの?このきたないのらは?…れいむとおなじでえらばれたの?」 「まりさはまりななのぜ~♪よろしくなのぜ~♪」 「きたないのはおたがいさまよ!」 男がれいむの入っていた透明ケースに追加でまりさとありすを入れた。 まりさは状況が良く解っていない様なおバカで、ありすは突っ込み役のようだった。 番かどうかは解らないが、れいむには同じように択ばれたゆっくりが居るのが気に入らなかった。 「ゆむむ…!れいむはおんりーわんで、なんばーわんだよ!ゆっくりりかいてね!」 「ゆふふ~ん♪おりわーの、なぼぼーなのぜ?ゆっくりりかいしたのぜ~♪」 「はいはいゆっくりしていってね!………つかれるわ…」 それかられいむは箱の同居人には関心を示さずに、金網の中のゆっくり達を眺め哀れんだ。 「ゆふふ…また、ばかなまりさがつかまったよ!いいきみだね!とくべつなれいむをみてしっとしてね!」 またゆっくりが運ばれてきた、今度はまりさの親子だった。 浮かない顔の親まりさとは対照的に、子まりさは興味深そうに周りを見渡していた。 まりさ親子はれいむ達と同じく透明ケースに入れられた。 「なんなの?まりさたちも、えらばれたゆっくりだったの?でも、きたないまりさたちは、れいむのそばにこないでね!」 「ゆゆ!しんいりさんなのぜ~♪よろしくなのぜ~♪ゆっくりしていくのぜ!」 「ゆふふふ…けっこうとかいはなまりさね!このあほまりさとは、おおちがいね」 「どおしてそんなこというのぜぇぇぇぇぇ?!」 れいむは追加されたまりさ親子も気に入らなかった。 どうしてこんな薄汚いゆっくり達が自分と同格に扱われるのか不思議で仕方なかった。 「おちびちゃん、おとうさんのいったとおりなのぜ?まりさたちはえらばれたのぜ!」 「ゆーん♪さすがおとーしゃんだね!まりしゃたちが、ゆっくちしていたごほうびなのじぇ?」 「…そ、そうなのぜ!だから、これからもっとゆっくりするのぜ!」 「ゆっくちー♪」 まりさはそう言いってはいたが、あまり喜んではいなかった。 子まりさの方は父の言葉を聞いて嬉しそうに体を揺らしていた。 れいむはそんな親子を面白くなさそうに眺めていた。 「ゆわぁぁぁぁぁ!なにするのぉぉぉぉぉ?!あめさんは、ゆっくりできないでしょぉぉぉぉ?!」 加工所に運び込まれたれいむ達は金網のゆっくり達と分けられ、程よい暖かさの水で洗浄された。 しかしれいむは雨だと思い、必死に喚き散らした。 濡れた体を丁寧に乾かされたれいむ達は、再度透明なケースに入れらた。 そしてケースはカートに乗せられ、そのまま何処かへ運ばれて行く。 「このくそにんげんども!れいむはえらばれた、えりーとなゆっくりだよ!こんどぶれいなまねをしたら、 せいさいしてあげるよ!れいむをおこらせるとこわいんだよ!!」 れいむは作業服姿の人間に罵声を浴びせる。 だが、人間達は特に気にする様子もなかった。 れいむは人間達が自分のことを恐れているのだと勘違いしていた。 「ゆふふ!れいむのおそろしさをわかったんだね!かしこいどれいたちだね!!きにいったよ!」 しばらくすると、ゆっくり達を乗せたカートが大きな扉の前で止まる。 この先には自分の為の素晴らしいゆっくりプレイスがあるのだと、信じて疑わないれいむだった。 ゆっくりと扉が開かれると、そこには目が痛くなるほど真っ白い部屋が広がっていた。 中には白い服を着た人間が居て、れいむ達を品定めするかの様にに眺めていた。 「ゆふふ!これがれいむのどれいなんだね!さすがれいむは、えらばれたゆっくりだね!」 「ゆふふ~ん?まっしろなにんげんさんなのぜ~♪」 「しろはせいけつでいいわね、とかいはなかんじよ!ゆっくりできるわ」 「ゆわーい!にんげんしゃんこんにちはー♪ゆっくりしていってね!」 「ゆぅ…にんげんさん…よろしくなのぜ……ゆっくりしていってね」 白服の人間はゆっくりの多様な反応に満足したようにニコニコ笑っていた。 「ゆふふん!やいくそどれい!れいむさまが、いだいなかいゆっくりになってあげるから、たくさんかんしゃしてね!」 傲慢な態度を見せるれいむだったが、それを見た白服は嬉しそうに目を細めたのだった。 そんな白服の様子に、れいむは満足そうに憎たらしい笑みを浮かべた。 そしてこう考えた。 この人間はれいむをゆっくりさせる為だけに現れた奴隷だと。 白服の人間は、まりさ親子、れいむ、アホまりさとありす、といった感じで透明ケースにゆっくり達を入れる蓋をした。 ゆっくりの入ったケースは棚に収められると、敷居をされお互いのケースが見えない様になった。 「なんなのこれは?れいむはこんなせまいところには、はいりたくないよ!」 れいむはそう騒いだが、白服の人間はニコニコ笑っているだけで取り合おうとはしなかった。 そんな人間の様子にれいむは怒り出し、透明な壁に体当たりをしたり、うんうんやしーしーを撒き散らした。 「ゆゆ?…くさぁぁぁい!どおしてこんなところに、うんうんやしーしーがあるのぉぉぉ?! やい!くそどれい!さっさとこれをかたづけろぉぉぉぉ!!れいむがゆっくりできないでしょぉぉぉぉぉ!!」 だか、白服の人間はそんな様子に気が付きもせず、何処かへ行ってしまったのだった。 れいむは大いに怒り狂ったが、やはり箱の中が臭いのか隅っこに行ってじっとしていた。 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!でも、もっとおいしいものがたべたいよ!たくさんでいいよ!」 この部屋にれいむが運び込まれて数日たった。 このれいむは片親がゲスだった為、れいむ自身も勘違いゲスにはなっていたが、 野良生まれの野良育ち、そんなれいむには多少甘い物なら何でもご馳走に思えたのだ。 だが、欲張りなれいむはさらに甘い物を要求する、これは貧しい野良時代の反動なのかもしれない。 普通なら当然こんな要求は通らないはずだったのだが、 白服の人間は少し考えてから何処かへ行くと、何かを持って再び現れた。 手に持っていたそれを、れいむの目の前に投げ入れると、すぐにケースに蓋をしてれいむの行動を観察する白服。 れいむは少し戸惑ったが、甘い匂いに誘われて白服が持ってきた物を口にする。 「ゆん?なんなのこれは?……むーしゃ、むーしゃ………し、し、し、しあわせぇぇぇぇぇぇぇ!!」 それはれいむが今まで味わった事がないあまあまだった。 れいむの価値観がひっくり返るほどの甘みが口の中いっぱいに広がっていく。 あまりの幸福感におもわず、うれしーしーしてしまうれいむだった。 しかし、そんな事にも気が付かないほど、この甘さに酔いしれていた。 そんなれいむの様子に満足したのか、白服はニコニコ顔で去っていった。 ここに来てからの生活はそう悪いものではなかった、むしろ今までの野良生活から考えたら天と地ほどの差があるだろう。 ご飯は一日三食与えられ、定期的に体を洗ってもらえた。 体を洗う習慣のなかったれいむは最初抵抗はしたが、より綺麗になれると人間に言われれば上機嫌で体を洗わせた。 寝床にはふかふかのタオルも用意され、水もいつも新鮮な物を用意してもらった。 うんうん、しーしー場もちゃんと用意されてはいたが、野良生活の長いれいむは気が向いた場所で垂れ流していた。 その度に白服がそれらを毎日綺麗にし、ちゃんと教えた場所にしろと言うのだが、 増徴したれいむが、奴隷だと思っている人間の言う事など聞くはずもなかった。 その上白服がそれらを毎日綺麗にしてくれるので、更に調子に乗り出したのだった。 「ゆふふ…すばらしいどれいだよ!うすぎたないどれいにんげんは、いっしょうれいむのうんうんをそうじしてね!」 れいむは得意そうにニヤつくと、誰に言うでもなくそう呟いた。 そんなれいむには、どうしても許せない事があった。 それは毎日の様に白服が自分の体を隅々まで見回す事だった。 「ゆゆ?!おそらをとんでるみたー………なにしてるの?くそどれいがぁぁぁぁ!!きたないてでれいむをさわらないでね!」 白服に持ち上げられ、お決まりのセリフを言いかけるが、すぐに白服に罵声を浴びせる。 普段従順な奴隷が唯一れいむの言う事を聞かない時間であった。 れいむは必死に体を動かし、白服の手から逃れようとする。 ブリブリと醜く動き回るれいむだが、所詮ゆっくりの抵抗。 白服はれいむを調べ上げると箱に戻した。 箱に戻されたれいむは毎日の様に罵声を浴びせ続けたが、白服は一向にそれを止めようとはしなかった。 賢いゆっくりならば、毎日の不満が溜まりそうではあるのだが、 このれいむは嫌な記憶をうんうんと一緒に排泄してしまっているので、毎回のように同じ反応を示した。 そんな様子をひそかに笑う白服だった。 れいむがここに連れて来られて数日たった。 何時しかその体は「でいぶ」と呼ばれるには十分なほど膨れ上がっていた。 人間が毎日の様に極上のあまあまをれいむに与えたせいもあるが、 元々このれいむは体を動かすのが好きではなかった。 箱はれいむが動き回るには十分な広さではあったのだが、 狩をする必要のない今となっては積極的に動き回ろうと思わなかった。 そんなれいむがする事といえば白服に文句をたれるか、お歌と言う名の騒音を撒き散らすくらいだった。 「やい!くそどれい!れいむが、かれいにうんうんするよ!しっかりかたづけておいてね!」 「くそどれい!このあまあまにはもうあきたよ!もっとおいしいものをもってきてね!たくさんでいいよ!!」 「れいむが、うつくしいおうたをうたうよ!どれいはびせいによって、しなないようにちゅういしてね!」 今日もれいむは好き放題にゆっくり暮らしていた。 それから更に数日後。 「おい!くそどれい!きょうはなんだか、れいむのうつくしいあにゃるがむずむずするよ!さっさとなんとかしてね!」 れいむがそう言うと、白服はれいむのあにゃるの方を調べ始める。 「ゆん!どこみてるの?このくそどれいは!ゆふん♪…れいむのあにゃるに、きやすくさわらないでね!」 無茶苦茶なれいむの要求ではあるが、白服は顔色も変えずにれいむを調べていた。 白服は何かに気が付いた様子ではあったが、特に何もせずにれいむをケースに戻した。 「やい!くそどれい!れいむはあにゃるがむずむずしているんだよ!ゆっくりりかいしてね!!」 だが、白服はそんなれいむに答える事もなくどこかに行ってしまった。 結局れいむは一日中不満を喚き散らしていた。 その日を境にれいむは白服に体の不調を訴え始めた。 「おい!くそどれい!きょうはあんよもむずむずしてるよ!なんとかしないとおこるよ!このままだとゆっくりできないよ!」 そんなれいむを無視するかのように、白服は淡々とれいむを調べると何もしないでれいむをケースに戻した。 れいむはそんな態度に痺れを切らし、大声で怒鳴り転げ回っていた。 更にれいむの体調不良は進行していった。 れいむがその朝起きると、口の周りにむず痒さをおぼえた。 あまりの不快感に口の方に目をやると、口の周りに黒い物が広がっていた。 「ゆ?!…………………………なんなのこれはぁぁぁぁぁぁ?!」 れいむは一瞬の思考停止ののち、大声で叫ぶのだった。 「おい!くそどれい!これはどういうことなの?このまっくろさんはなんなのぉぉぉ?!」 その日あまあまを持ってきた白服にれいむは怒鳴り散らした。 しかし白服は特に何も答えないですぐ何処かに行ってしまった。 「くそどれい!れいむのはなしをきけぇぇぇぇぇぇ!!」 れいむの叫びは空しくケースに響き渡るのみだった。 れいむはその日の昼を待たずに、ケースごと部屋から運び出された。 れいむは箱の中で喚き散らしていたが、白服は気にする様子もなくれいむを運んでいった。 しばらくすると、別の部屋の前にれいむは運ばれていた。 扉が開くとそこには、今までれいむが居た部屋と同じような白い部屋になっていた。 ただ、何か様子が違っていた。 だが、れいむはそれに気がつけるほど頭は良くなかった。 「くそどれい!どおしてれいむのめいれいをきかないの?!れいむはおこっているんだよ!!」 れいむはケースから出された途端に大声を上げる。 もっとも、今まで喚き散らしてはいたのだが、ケースのせいで声が聞こえていないだけなのだが。 白服はそんなれいむを嬉しそうに眺めていた。 「相変わらず元気がいいね…」 白服の人間が嬉しそうにそう呟く。 「なにをわらっているのぉぉぉぉ?!」 「はっはっは!これが笑わずに居られると思うのか?やっと教授の許可が出たんだ!」 「なにいってるのぉぉぉぉぉ?!」 「あぁ、餡子脳のれいむちゃんにも解るように教えてやるか…簡単に言うとな、お前はもう要らないゆっくりなんだよ。 でだ、俺が要らないれいむを引き取らせてもらったんだ。俺の飼いゆっくりになれたんだよ!」 「なにいってるのぉぉぉぉ?!れいむはもとからかいゆっくりでしょぉぉぉぉ!!」 白服は更に面白そうに笑い出す。 「そうだったな…れいむちゃんはここで飼われてるんだと思っていたっけ、はっはっは!」 「なにがおかしいのぉぉぉぉぉぉぉ?!」 「お前の世話をしていると色々とストレスが溜まってね…仕事とはいえ流石に精神衛生に良くないんだよ。 そういう訳でな…これからお前は俺がしっかり面倒見てあげるよ、良かったね♪」 「まずはそのカビを綺麗にしないとね…」 そう言うと白服はナイフを取り出し、押さえ付けていたれいむの体に押し当てる。 金属の冷たさに一瞬体が反応するれいむ。 「ゆがぁぁぁ!はなせ!くそどれい!れいむのいうことがきけないのぉぉぉぉぉぉ!!」 「カビを放って置いたら、そのまま死んじゃうよ。それじゃ面白くないだろ?」 そう言うと白服はカビの生えたれいむの皮をナイフで切り取っていく。 「ゆぎゃぁぁぁ!なにじてるのぉぉぉぉぉ!!がぎぎぎぎ!」 白服はれいむの悲鳴を聞くと、満足したように笑みを浮かべる。 「ゆぎゃ!ごぎゃ!ががががが…」 白服はまるでりんごの皮でも剥くかのように、カビの生えたれいむの皮を剥いていく。 カビが達してない内部の皮は残している為、餡が漏れ出すような事もなく、 れいむは苦しみだけを与えられていた。 「ぎやい!ゆぎゃい!やべろぉぉぉぉ!ゆびびび!れいむのびはだがががが…」 「こんなにカビが生えていたら、美肌もなにもないだろう?まあ、れいむちゃんの肌は、はじめから汚いけどね…」 「ゆぎがぎ!れいむのおはだは…ゆびゃぎぃぃぃぃぃ!」 れいむは涙と涎を撒き散らしながら、必死に身をよじる。 だが、白服はそんな事も関係なしに手際よく皮を剥いていった。 「ゆびぃ…ゆびぃ…ゆびぃ………どれいのくせに、れいむをおこらせたね!こうかいさせてあげるよ!」 皮むきが終り、ようやく開放されたれいむがプクーっと膨れ上がった。 だが、そんな事で白服が怯えるはずもなく、白服はその手に持ったナイフを膨れたれいむの頬に突き刺した。 「ふしゅぎゃぁぁぁぁ!がはがへがほ……」 れいむは萎みながら、白目を剥いて涙としーしーを撒き散らした。 「はっはっは!汚ねえな…じゃあ、次はカビが生えてこないように消毒しようね」 白服はガスコンロに火をつけた。 その手には、頭を鷲づかみされたれいむが必死にあんよをブリブリ動かしていた。 「はなせぇぇ!くそどれい!きたないてでれいむにさわるなぁぁぁ!!」 「やっぱりそのくらい元気が無いと面白くないね、でも俺の手はれいむちゃんの体より綺麗だよ」 そう言い終わると白服はガスコンロの火にれいむのあんよを近づけていった。 「れいむのめいれいをき………ゆぼぁぁぁぁぁ!あづいぃぃぃぃ!なんなのこれはぁぁぁぁ!!」 れいむは火の熱さから逃れようと必死にあんよを動かした。 だが、そんなれいむのあんよを火は容赦なく焦がしていった。 「ゆじゅうぅぅぅぅぅ!あぎゃぎゃががが………れいむのじまんのあんよがぁぁぁ!!」 れいむの涙や汗が体を伝って火に落ちていく。 火はそんな水分では消えるはずもなく、一瞬で蒸発していく。 部屋の中には甘く焦げた匂いが充満していった。 しばらくして、れいむは火から開放された。 あんよは黒く焦げ、だらしなく舌を出して白目を剥いたれいむは銀色のトレイに乗せられた。 白服はそんな姿のれいむの頭にオレンジジュースをたっぷり掛けていった。 オレンジジュースである程度痛みが取れたのか、れいむの表情に変化が現れる。 「ゆひーゆひー……くそどれいがぁぁぁ!れいむからうけたおんをわすれたのぉぉぉぉ?!」 「はて?何かあったっけ?ストレスならかなり溜まったけどね」 「なにいってるのぉぉぉ!!れいむのうつくしいおうたを、きかせてあげたでしょぉぉぉぉぉ!!」 「あぁ、あれか…雑音が聞こえてきたらすぐに音声切ってたからな…」 「れいむのおうたはざつおんじゃないでしょぉぉぉぉぉぉぉ!! 『ボスッ!』 ゆぎゃぶ!」 白服は思わずれいむを拳で殴った、殴られたれいむの頬は大きく変形する。 「ゆっぎぃぃ!なにする…ゆぎゃん!…ゆびょぶ!…ゆげっ!…ぶぎょ!…げぶ!…やべ…ごぼ…」 白服が容赦なくれいむを殴り続ける。 れいむはその度に呻き声をあげ、体を変形させていった。 「ゆぎが…いだ…びぎぎ…がが……ご…ごご…」 「おっと、少しやりすぎたかな…今日はこの位にしておくか、簡単に死なれたら面白くないからな」 そう言うと白服はれいむにオレンジジュースをたっぷり掛ける。 「それじゃあ、また明日な。たっぷり苦しんでいってくれ、れいむちゃん」 白服は部屋の明かりを消して去っていった。 「ぎぎ…ぎ…くそどれいが………」 れいむは暗くなった部屋でそう呟くと、トレイに零れたジュースを舌で舐め取った。 「ゆっぎぃぃぃ!くそどれい!れいむはおなかがへったよ!いつまでまたせるの?たくさんあまあまをちょうだいね!!」 翌日、白服が部屋に入って明かりを点けると、途端に騒ぎ出すれいむ。 昨日の事をすっかり忘れているのか、未だにその態度は傲慢なままである。 白服はそんなれいむを嬉しそうに眺めた。 「いやー流石だね、一度染み付いたゲス根性は中々衰えないね。まあそのくらいじゃないと、こっちも張り合いがないよ!」 そう言うと白服はゴム手袋を着け、持ってきたビニール袋の中身をれいむの前に広げた。 「ゆがぁぁぁ!くさいでしょぉぉぉぉ!!なんなのこれはぁぁぁぁ?!」 「れいむちゃんの為に持ってきた生ゴミさんだよ、お腹が空いているんでしょ?沢山食べてね!」 「こんなもの、たべられるわけないでしょぉぉぉぉ?!」 「黙って食え!!」 「ゆぼふっ!」 白服は文句を言うれいむの頭を一発殴った。 れいむは頭を陥没させ、舌を噛んでしまった。 その痛みに思わず泣きしーしーを漏らすれいむ。 白服はそんなれいむの口を無理やり抉じ開けると、生ゴミを無理やり押し込めていった。 「ふがぁぁ!ごぼべげごぼっ!はへほぉぉ!ぐぼごぼごご!ぐえぼもも…くはいよぉぉぉ!」 れいむは必死に身を捩り抵抗するが、生ゴミはどんどん口に押し込まれていった。 舌で押し返そうともしたが、舌を噛んだせいで上手く動かせなかった。 結局れいむは男の用意した生ゴミを全部口に入れられた。 白服はれいむの口をガムテープで塞ぐと部屋を出て行った。 れいむは部屋で一人、涙と変な汗をかいて苦しんでいた。 「ふむ…やっぱりあにゃるが焦げて上手く機能してないのか、あれだけ食べた割にはうんうんしてないな」 部屋に戻ってきた白服は、無紋の表情で睨むれいむを見るとそう呟いた。 今まで面倒を見てきただけあって、れいむがどれ位のうんうんを排出するのか解っていたのだ。 白服はナイフでれいむの額の皮を四角く切り取った。 れいむは口を塞がれていたので悲鳴を上げることは出来なかったが、痛みに身を捩りナイフを目で追いながら泣いていた。 「はははっ、れいむちゃんは可愛いね。わざわざ額を切り取られると事を眺めるなんてね」 白服はさらに、れいむの焦げたあにゃるを四角く切り取ると、そこに先程切り取った額の皮を貼り付けた。 オレンジジュースで溶いた小麦粉をその上から丁寧に塗って傷を塞いであにゃる周りの修復は終わった。 「それじゃあ、これから新しいあにゃるを着けてあげるよ。ゆっくり感謝してね!」 白服は冷蔵庫からタッパーを取り出すと、れいむにその中身を見せた。 「これは君と同じれいむ種のあにゃる部分の皮だよ、処分されるれいむから拝借したんだよ」 白服はその皮を適度な大きさに切り取ると、れいむの餡がむき出しになった額に貼り付けた。 れいむは泣きながら目を白黒させて、額の新あにゃるを眺めていた。 白服は満足したように部屋を去り、その日は二度と戻って来なかった。 翌日、白服が部屋に入るとれいむの姿を見て驚いた。 昨日取り付けた額のあにゃるが正常に機能しているらしく、れいむの顔は自分のうんうんに塗れていた。 「これは面白いな、博士が喜びそうだな。流石いい加減な構造の不思議饅頭だ」 白服は汚れたれいむを見て大笑いしていた。 れいむはそんな白服をただ睨みつけるしかなかった。 「いいね!その強気な態度、気に入ったよ!今日もたっぷり可愛がってあげるよ」 白服はれいむの口に張られていたガムテープを強引に剥がした。 「ゆびゃいぶ!…くそどれいがぁぁ!きれいなれいむが、うんうんでよごれちゃったでしょぉぉぉ!! さっさとうんうんをかたずけてね!くさくてゆっくりできないよ!それとあまあまもってきてね!」 ガムテープが剥がされると、早速騒ぎ出すれいむ。 未だに白服を奴隷だと思っているので、強気な態度は相変わらずだった。 「うんうんとあまあまの問題を一片に処理してあげるよ」 そう言うと白服は、ゴム手袋を着けた手でうんうんを集めだす。 ある程度集められたうんうんは、れいむの口に無理やり押し込められていった。 「ふごもご!やめろくそどれい!ごぼげぇ!うんうんはゆっくりできないでしょぉぉぉ!!」 「貴重なあまあまだよ、たっぷり食べてね!」 「ゆぼげぇ!もぐげぼむももむ!やべ…ゆげ…たすけ…もごぐぐ…」 うんうんを口いっぱいに押し込められたれいむは、再度口にガムテープを張られた。 うんうんの臭いと不快感に涙と汗を流しながら、れいむは小刻みに震えていた。 れいむはその日から、毎日の様に額から流れ出るうんうんを食べさせられた。 それからも、毎日白服はれいむを弄って楽しんだ。 針を体中に刺され、片目を抉り取られ食わされ、殴られ… それでも死ぬ事は許されなかった。 白服が丁寧にれいむの傷を治す為、れいむは生き長らえていた。 そんな状況に置かれても、依然れいむの態度は変わらなかった。 白服はそんなれいむの様子が堪らなく面白かった。 そして、なんとしてでもれいむの心を折ってやりたかった。 その日、白服はある事を思いつき、れいむに目隠しをした。 「ゆっがぁぁ!なんなのこれは!おい!くそどれい!これじゃ、なにもみえないでしょぉぉぉ!!」 そんな様子を面白そうに眺める白服。 白服はれいむの顔にある物を押し当てた。 「ゆん?なんなのこれ………くっさいぃぃぃぃぃ!はやくこれをどかせぇぇぇ!ゆっくりできないでしょぉぉぉぉ!!」 れいむの顔に押し当てられたそれからは、凄まじいほどの悪臭がした。 そんな様子を面白がって、白服はそれをれいむの体に這わせていく。 「ゆげぇぇぇ!やめろっていってるでしょぉぉぉ!!むのうなくそどれいは、れいむのいうことをきけぇぇぇ!!」 「はっはっは!そんなに嫌なら自分で何とかすれば良いだろう?それが出来ればだけどね」 「ゆっぎぃぃぃぃぃ!れいむをなめるなぁぁぁぁ!……くざいぃぃぃぃぃぃ!!」 れいむは必死に身を捩って抵抗するが、当然そんな事は無意味であった。 だがれいむは馬鹿にされた怒りから、どうやっても白服を見返してやろうと必死で空っぽの頭を絞った。 そしてある事を思いつき、じっとその機会を伺った。 「はっはっは!やっぱりれいむちゃんは無能だね!無能はこのまま苦しんでいってね!」 「ゆぐぬぬぬぬ…………いまだよ!」 白服が臭いの元のそれを、れいむの口の周りに持ってきたその時である。 れいむはチャンスとばかりに、器用にそれを舌で掴んだ。 それは簡単に白服から奪い取れると、れいむは臭いを我慢して口に含んだ。 日ごろから臭い物を口に入れられていたれいむは、この程度の物なら平気で口にする事が出来た。 「れいむをくるしめた、このくさくささんは、せいさいしてあげるよ!」 臭いの元のそれを口に含みながら、起用に喋るれいむ。 れいむはそれを歯で噛み、すり潰していった。 「いたいでしょ?くるしいでしょ?あまやってもゆるさないよ!もーぐ、もーぐ…」 れいむは得意そうにそれを噛んでいき、しばらくするとそれを吐き出した。 「ゆふふ!いいきみだよ!くそどれいはれいむにあやまってね!れいむはむのうじゃないよ!!」 そんなれいむの様子を楽しそうに眺める白服。 「いやいや…れいむちゃんはすごいね、面白かったよ」 白服はれいむの目隠しを取る。 れいむは自信たっぷりに白服を見てニヤついた。 「れいむのおそろしさが、りかいできた?くそどれいは、にどとれいむをばかにしないでね!!」 「はっはっは!そんな事より、今吐き出した物を見てくれよ!」 「ゆん?なにいって…………………ゆ?………………ゆがぁぁぁぁぁぁぁ!!」 れいむは自分が吐き出した物を見た瞬間、それが何なのか解らなかった。 そしてしばらく思考した後、ようやく自分が吐き出した物が何なのか理解した。 「れいむのおりぼんざんがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!どぼじでぇぇぇぇぇ!!」 大分形も変化してはいたが、その赤い色の塊は紛れも無くれいむのリボンだった。 れいむは残っている方の目から大量に涙を流した。 そして、その目で白服を睨みつけた。 「くそどれいぃぃぃ!どぼじでごんなごどするのぉぉぉぉ!!よくもれいむのおりぼんさんをぉぉぉぉぉ!!」 「何言ってるんだ?れいむちゃんが自分でやったんだろ?よくそのリボンの臭いを嗅いでみなよ」 「だまれぇぇぇ!おまえがやったんだぁぁぁぁ!!はやくもとにもどせぇぇぇぇ!!」 「俺のせいにするなって……ほら、ここに引っかかってるよ」 「がぁぁぁぁぁぁ…………ゆ?!」 白服はれいむの歯に引っかかっていたリボンの破片を取ると、それをれいむに見せてやった。 れいむはしばらく固まっていたが、突然狂ったように叫びだした。 「うぞだぁぁぁぁぁ!うぞだぁぁぁぁぁぁ!うぞだぁぁぁぁぁ!うぞだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「あーこれは五月蝿いな……おい!黙れよ!」 「うぞだぁぁぁぁ 『ドフッ!』 ゆげっ!…ゆごぅ!…ゆぎゃん!…ゆばぃ!げぶっ!…ごぶっ!…ごぼっ!…」 白服はしばらくれいむを殴り続けた。 れいむの顔はボコボコに腫れ上がり、餡子を口から吐き出した。 白服はそれをすぐに口に戻すと、また殴り続けた。 「…ぎぎ…ぎ…が…が…ゆげ……うぞ…だ…ぼ……ごご……ぐ…ぐぐ…」 しばらくして、れいむが大人しくなったが、顔は原型を留めないほどグチャグチャになっており、 歯もボロボロに掛け落ちて、生きているのがやっとの状態だった。 白服はれいむにオレンジジュースを掛けると、部屋を後にした。 その日を境にれいむは壊れてしまった。 何をされてもブツブツと、聞えないほどの声で何かを呟くだけになってしまった。 「こうなると面白くないな…心を折るつもりが壊してしまったか…結構加減が難しいな…… まあ、これは処分で良いな…丁度あの親子の処分が明日だったし…まあ、レポート書いて教授に提出しておくか」 れいむは焼却処分される最中も、叫び声を上げる事無く燃えていった。 完 徒然あき 徒然あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 年単位のコメントはゆっくりできないよ… -- 2016-09-25 19 00 16 ↓↓放置!! -- 2012-07-27 11 25 59 ↓気にするな! -- 2011-09-14 17 26 13 まりさやありすは、どーなったの? -- 2010-06-20 19 19 12 徒然あきの人は、最初にクレジット入れて欲しい。 -- 2010-06-18 02 59 15
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注意事項 虐待が薄い 文章力低い 死なないゆっくりがいます。 ゆっくりの言葉に漢字が紛れ込みます。 実験を始めてみたいと思う (前?からの続きものです、前回の物を読んでおかないと状況がつかみづらいです。 実験を始めてみたいと思う (後 私にはゆっくりを虐待する趣味はない、しかしゆっくりには興味がある。 虐待お兄さんでもないし愛でお兄さんでもない、お兄さんと呼ばれるほど若くもない。 私というのはそういう男だ、それ以上でも以下でもないと認識しておいてほしい。 今回はゆっくりで簡単な実験をしてみようと思う、手順は以下のとおり 1・ゆっくり2匹を何もない部屋に入れる。 2・どちらか片方を喰い殺せば助けると説明。 3・残ったゆっくりを1の状況に戻す。 基本的にはこんな感じだ、しかし2の項目ではそのまま2匹とも何もしないで餓死されると 時間の無駄になる。 なので餌は朝昼晩と3食与えることにする、しかしそうするとゆっくりは相手を喰い殺さない。 そうなると3に進めないので時間制限を与えることと家族などを人質にすることで対処する。 また3で2の約束と食い違うことになるがそこでも人質などで対処できるだろう。 そして今回の実験での目的はこの状態を生き残ったゆっくりはどうなるのか?ということである。 さぁそれでは実験を始めてみたいと思う。 コンクリートの部屋で二匹のゆっくりが睨みあっている。 一匹は黒髪に赤いリボンが特徴のゆっくりれいむ、もう一匹は金髪にとんがり帽子が特徴のゆっくりまりさ。 普通に森で出会っていれば仲良くできたかもしれない、しかしもう出来ない、なぜできないかといえば人間に捕まったからだ、その人間がゆっくりを可愛がる 趣味がなかったからだ、その人間がゆっくりで実験をするのが趣味だったからだ、もうお互いどちらかしか生き残れない、どちらかの人質しか生き残れない。 私はのぞき窓から二匹を観察している、今は均衡を保っているが次に餌をもっていくまでこの状態でいられないだろう、私はそう予想する。 いや、これは予想ではなく確信に近い。 この実験はこの二匹だけで行っているものではない、ほかにもこの部屋と全く同じ部屋がいくつかありそこでここと同じ実験が行われている、単純に多くのデータ が欲しいからだ、この二匹とも五匹の同族を喰らっている、そして三匹目以降は二度目の餌を運ぶ前にどちらかが食われていた。 これはほかのゆっくりも同じような結果が出ていた、三匹目以降は二度目の餌はいらなくなる、ちなみにそれまでは時間ぎりぎりまでかかっている。 ここまでで特に優秀な成績を収めているのは(所要時間の少なさ)まりさ種のとある一匹だ、今回の実験に使ったゆっくりはお互いとは交流をしていなかった 2つの群れをまるごと使っている。 このまりさは群れのリーダーだった、賢く、仲間想いで、そこらの人間よりも誠実だった。 私がどの群れを今回の実験に使用するか観察しているときもこのまりさは今まで見たゆっくりの中で一番好感がもてた、しかしそれは過去の話、つい二日前 の話だ。 このまりさは一匹目から早かった、まず餌に手をつけず相手のれいむに向かって跳ねた むろんれいむは驚き初動が遅れる、こんなに躊躇なく、同族に襲われるなんて思わない、人間だってこんな状況ならまず驚く。 まりさが一度目の跳躍が終わると同時にれいむはまりさの方向に飛びかかろうと底部に力を込めた 「ゆっくりしていってね!!!!!!」 まりさが叫んだ 「ゆっゆっくりしていってね!」 れいむもゆっくりの本能で叫んでしまう 叫んだことで底部に込めた力が抜ける、まりさが二度目の跳躍 口を大きく開く、れいむに焦りの表情が見える 焦るのが遅すぎる 私はそう思った、だって私はこの結果がこの二匹を部屋に入れた時点で分かっていた、焦るのであれば目を合わせた瞬間が正しい。 それにしてもゆっくりが自身の習性を利用するとは驚いた、まさかゆっくりに驚かされる日が来るとは思わなかった。 そんなことを思っていると グチャン! と汚い音がのぞき窓越しに聞こえた。 一分とかからなかった。 この後もまりさはこのペースでゆっくりを喰い続け、28匹のゆっくりを喰っている、ただし5匹目以降は食いちぎっただけだ、許容量オーバーなのだろう。 実験は続いた、まりさも他のゆっくりたちも相手を噛みちぎり、噛みちぎられ、そのたびに私は透明な箱にハンマーを振った。 そしてストックしていたゆっくりも数がなくなる、とうとうこの実験も佳境だ。 結果としては最後に残ったのはリーダーまりさとれいむだった。 リーダーまりさはまだ正気を保っていたが相手のれいむは気が狂っていた、まぁこの状況なら気が狂っていないまリさの方が異常だと言えるだろう。 私としてはまりさに勝ってもらいたい、ゆっくり殺しの元リーダーが森に帰ったらどんな行動をするのかが気になるからだ。 私は二匹を地面に下ろした、そして餌を置き、時計を進める。 ここで今までなら隣ののぞき窓の部屋まで行くところだが決勝戦は生で観戦することにした、折りたたみの椅子を出して腰掛ける ギシリと椅子が音を立てた それが合図にでもなったのだろうか、二匹は一斉に飛んだ。 まりさは本能で感じていた。 このゆっくりを殺せば自分は、自分とつがいのパチュリーは、パチュリーの中に宿る命を守ることができるのだ。 最初に同族を喰い殺した時に自分は一切躊躇しなかった、するわけがない、できるわけがない。 自分の一番大切なものを守るためならば何でもできる、同族でも群れの仲間でも親友でも喰い殺してやる。 今までだって自分の大切な仲間や、伴侶のために、尽力してきた。 群れで食糧が足りないゆっくりがいれば自分の食糧庫から分けた。 新入りが巣をつくるのに手間取っていれば手伝った。 独り立ちをして群れから出ていくゆっくりがいれば運びきれないほどの食糧を分けた。 レイパーが来れば容赦なく殺した。 ゆっくりできない同族が群れを襲ってくれば容赦なく殺した。 群れの中で不穏分子があれば容赦なく殺した。 だからまりさは一番大切なパチュリーを守るために同族を殺した。 群れの仲間も食い殺したし、親友も食い殺した、あとはこのれいむを殺せば自由! またパチュリーと一緒にゆっくりできる、新しい群れをまた1から作るのもいいかもしれない。 このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを 殺せば。 ギシリ まりさは無意識で前へ飛んだ、れいむを喰い殺すために、パチュリーやこれから生まれる子供たちとの未来をつかむために!! まりさはこの状況で喜んでいた!興奮していた! 生きるために、自由をつかむために、この抑制された世界を粉砕し森に帰るために自分が動いていることがうれしい! あぁ生きているってすばらしい!!!!!! ここで急に話は変わるが、人間の脳が一番よく働くのは危険にさらされた時だ、特に生命の危機ならそれはものすごい勢いで働く。 生命の危機に瀕した時自分の生い立ちなど、これまでの思い出がチカチカとめぐる事がある、私は感じたことはないがあるらしい。 確かその現象の名前は『走馬燈』というらしい。 今このまりさも似たような感じなんじゃないか? ゆっくりの思考を描写しているにはあまりに難しい言葉が多すぎるのも餡子が生命の危機でフル回転しているのだとすると納得はできないが百歩か千歩譲れば 自分に言い聞かせられないかい? まりさの目の前に大きな大きな黒が広がった、一瞬まりさにはこれが何か分からなかったがれいむの口だと理解した、いつのまにか目の前まで移動してきていた。 それにしてもこのれいむはゆっくりしているな、自分までもう少しなのに何をやっているのだろう?おや?避けようとしているのに体が動かない。 ゆっくりと口が近づいてくる いやだ!くるな!!自分は生きるんだ!ゆっくりと森でパチュリーと子供たちで・・・・・!! なくしてしまった友達や、食べてしまった同族や群れの仲間や親友の分までゆっくりすると決めたんだ!!! おまえなんかにいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ喰われてたまるかぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ガチュ!! 私はこの実験の結果がわかってしまった、れいむの勝ちだ。 まりさとれいむは同時に飛んだがスピードが違った、まりさは理性にとらわれすぎていたんだ。 本能だけで迷いも、まともな思考も捨て去ったれいむのような速さを出せなかったのだ。 食いちぎられる寸前で身をひねり即死は免れたがもうお終いだろう。 私はハンマーを握り椅子から腰を上げる。 グチャン!! 汚い音が部屋の中に響き、実験の終了を私に知らせた。 まりさは死の直前に何がいけなかったのか考えていた。 もう目も見えず喰われなくても死が待っているのは自分でもわかっていた、でもだからこそ考えた、何をどう間違ったのか。 ふつうのまりさとれいむのつがいの間に生まれ、近所に住んでいたパチュリーから様々な知恵を教えてもらい、姉妹たちと共に成体になるまでなに不自由なく育った。 独り立ちして加わった群れで狩りやれみりゃを撃退するなど功績をあげ、若いうちからリーダーになった。 群れ一番の美ゆっくりのパチュリーにプロポーズをしてOKの返事をもらった時は生まれて一番喜び、叫び、涙を流した。 群れの教育は徹底し、子供のころに教えてもらったとおり人間の里には近づかなかったし、野菜も盗まなかった。 群れの中には盗みなどを働くゲスもいたが、誰にも見つからないように殺した。 そして3日前にパチュリーが念願のにんっしんをした、生まれてくる子供たちのために準備に精を出した。 そして人間に捕まってからも自分の大切なもののために精一杯頑張った。 なんだ・・・・なにもしていないじゃないか・・・・ ゆっくりだったからこんなところに連れてこられて、こんな目にあって・・・ まりさの意識はそこで途絶えた 結局ゆっくりに生まれたことがこのまりさにとっての間違いだった。 私の目の前には狂ったゆっくりれいむとその家族の残骸、まりさとつがいのパチュリーの亡骸が転がっている。 パチュリーは私だがゆっくりれいむの家族はれいむ自身がやった。 わかりきっていたことだ、れいむが勝った時点でこのような結果になることは。 私はれいむを外に放してやった。 れいむはその場でとどまっていた、私が扉を閉めるまで。 次に扉を開けたときには消えていた、近くにはいくつかのゆっくりの飾りと少量の餡子が残っていた。 おまけ 私は実験室のある離れから台車を押しながら母屋に向かう、台車には透明な箱に入ったゆっくりたちだ。 実は2つの群れを実験に使ったがもうひとつ目星を付けていた群れがあってその群れから30匹程度捕獲してきたものだ。 そしてこのゆっくりたちには今回の実験のすべてをビデオカメラに収め見せておいた、程よい甘さになっていることだろう。 私は台所にいる妻に呼びかける。 「あら、今回もいい感じに下ごしらえができてるじゃない♪」 私の妻は家事全般得意だが料理に関しては特に得意でプロ級の腕前を誇る、もちろん菓子作りもお手の物だ。 ちなみに台車のゆっくりたちには私たちの声は聞こえているので、これからどうなるのかはわかっている、いい表情で泣いている。 「今回の実験はどうだった?楽しかった?」 「いや、それがあまりいい結果が出なかったんだ。」 「ふぅ〜ん、じゃあさどこが悪かったか一緒に考えてあげるから後でビデオで見ようよ、どうせ撮ってあるんでしょ」 妻がほほ笑みながら提案してくる、もちろん私はうなずく。 「そこに君のお菓子があれば最高だな」 「じゃあすぐにできるお菓子がいいわね、あなたちょっと手伝って」 「あぁ、いいとも」 実験はとてもいい、こんな風に妻との会話のきっかけにもなるし彼女の作るお菓子の材料調達にもなる。 しかし一つだけ問題がある。 「そういえばあなた太った?顔が丸くなってきてる気がするのだけれど。」 「それならば君も太ったことになるぞ、私と同じ量食べているんだから。」 「あなたポッチャリな私が好きなんでしょ」 甘い物の食べすぎで太ってしまうことだ・・・ 「運動でもするかな・・・」 「じゃあ私のゆっくり虐待に付き合ってよ、あれ結構いい運動になるよ♪」 妻は小悪魔的な笑みを浮かべ取り出したゆっくりに包丁を入れた。 ゆっくりの悲鳴が台所に響く。 あとがき なんだか虐待していない気がする、なんだかひどい黒歴史生まれてしまった気がする。 やっぱり虐待してないってこのSS。
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注意!! ゆっくり同士の交尾が出ます。 ぺにぺにまむまむが出ます。 他SS作者様の設定をパクってます。 パロディ有り 以上了承できる方はどうぞ。 「ゆゆ~ゆ~ゆゆゆっ~くりぃ~」 切り株の上で一匹のれいむが人間からすれば踏みつぶしてしまいたくなるような雑音を立てている。 切り株の周りには沢山のゆっくり達がおとなしく鎮座し、れいむの雑音を聞いている。 「ゆっ! きょうもたくさんうたったよ! みんな! ゆっくりしていってね!!!」 「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」 このれいむはこの群れ一番の美ゆっくりとされているれいむだ。 無論言い寄るゆっくりは後を絶たない。 「れいむ! きょうはまりさたちとゆっくりするんだぜ!」 「いんかもののまりさはだまっててね! れいむ! きょうはありすといっしょにすっきりしましょうね!」 「わかるよー。ちぇんといっしょにゆっくりするよねー!」 「むきゅ! きょうはいっしょにおべんきょうをしましょうね!」 「いいい、いっしょにゆっくりするみょん!!!」 「みんなへんなこといわないで! れいむはれいむといっしょにゆっくりするんだよ!!!」 ゲスもレイプ魔もみなれいむに言い寄る。 「ゆっ! きょうはひとりでゆっくりしたいからみんなどっかにいってね!!」 れいむの一声で群れは解散し、れいむは望み通り一匹になった。 全員このれいむに嫌われたくないから。 「れいむ!」 しかし、この群れにいるゲスまりさとよばれるまりさ達三匹組がれいむの前に姿を現した。 「おそいよ! さっさとごはんちょうだいね!!! れいむおなかすいたんだよ!!!」 自分の言うことを聞かなかった三匹に対し、食べ物を要求するれいむ。 この三匹は惚れた弱みにつけ込まれ、食料をれいむに貢ぐ生活をしていた。 「ごめんねなんだぜ! でもいっぱいごはんとってこれたんだぜ!」 「いっぱいたべてほしいんだぜ!」 まりさ達は帽子や口の中から餌を取り出し、れいむの前に置いた。 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー」 がつがつと汚らしく餌を食い散らかすれいむ。 「れ、れいむ。きょうこそまりさたちとゆっくりしていってほしいんだぜ!!!」 いつものように一緒に過ごして欲しいと頼むまりさ三匹 「うるさいよ! こんなごはんじゃまんぞくできないよ! やくたたずなまりさたちはさっさともっとおいしいごはんをもってきてね! そうだ! いつもみょんがれいむのこといやらしいめでみるんだよ! きもちわるいからこっそりころしてね!!!」 いつものように全く相手にされず、さらなる餌と気に入らないゆっくりの抹殺を命令された。 このれいむは外見は良かったが中身はゲスであった。 ゲスまりさを利用し、餌を巻き上げ、気に入らない者を始末させる。 こうすることで、自分が存分にゆっくりでき、同時に自分に不平不満を持っている者を自らの手を汚さずに始末していった。 ゲスまりさ達が駆けていったことを確認すると、幼なじみのまりさの元へ向かう。 抹殺対象とされたみょんは一匹で餌を探していた。 「みょんみょん~♪ みょんmyヴェニス!!!!」 存分にゆっくりしながら餌を求めるみょんを一突きで絶命させたまりさ。 その死体は三匹の腹の中に収まった。 ちなみにこのみょんは前日に美れいむに対して我が儘な性格を指摘したため暗殺対象にされたのだ。 みょんを殺したゲスまりさ三匹はもっとおいしい餌を求め、草原を駆けてゆく。 (こんどこそはもっとおいしいごはんをれいむにあげていっしょにゆっくりするんだ!) その途中でぱちゅりーに出会った。 「みかけないぱちゅりーだぜ!」 「どこのぱちゅりーかしらないけど、まりささまたちにおいしいえさをよこせなんだぜ!」 「さっさとわたさないといたいめみるんだぜ!」 最初から強盗のように声を荒げるまりさ達。 しかしぱちゅりーは物怖じせず、 「むきゅ、今はご飯を持ってないけど美味しいご飯なら持ってこれるわ」 「じゃあ、さっさともってくるんだぜ!」 「あげるのはいいけど、何でまりさ達はそんなにご飯をほしがるの? みんなちゃんと自分のご飯くらい取っ手来られそうだけど」 「れいむにあげるからいっぱいごはんがひつようなんだぜ!」 「むきゅ、そのれいむって群れ一番の美れいむの事かしら?」 「そうなんだぜ!」 「ならもっと良い方法があるよ!!! よく聞いてね!」 逆にゲスまりさ達に提案をする。 数時間後・・・ 「ゆっ! おそいよまりさ! ぐずなまりさはきらいだよ!」 いつもよりも餌を運んでくるのが遅かったことに不満を述べるれいむ。 いつもならまりさは謝ってれいむに餌を与えていたが今回は様子が違った。 「なにぼーっとしてるの! ゆっくりしないではやくあやまってね! あと、ごはんさっさとよこしてね!!!」 「うるさいんだぜ!」 どんっ! 「ゆ"っ!!!」 一匹のまりさがれいむを突き飛ばした。 餌をゲスまりさ達に集めさせ、ろくに狩りにも行かずに歌うか幼なじみまりさとゆっくりするだけの生活はれいむから体力を確実に奪っていた。 れいむは突き飛ばされた衝撃で気絶し、まりさ達に運ばれていった。 数分後、れいむが目を覚ますとそこは湖の近くにある洞窟だった。 「むきゅ、あとはこの『あんだま』をれいむに食べさせてあげてね! そしたら後は好きにして良いよ!」 ぱちゅりーとゲスまりさ達の会話もはっきりと入ってこない頭でれいむは考えた。 (れいむはなにをしてたんだっけ、おひるねしてたのかな・・・、そうだ、あのばかまりさたちにつきとばされたんだ!) そこまで思い出し、ガバリと起き上がったれいむはさっそくまりさ達に文句を言い始めた。 「れいむにこんなひどいことしてただですむとおもってるの!? ばかなの! しぬの!」 「ゆぅ、ごめんなんだぜ、おわびにこれあげるんだぜ!」 まりさは素直に謝り、れいむにぱちゅりーから貰った餡玉を与えた。 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!!!!」 今まで食べたことのない甘味に舌鼓をうつれいむ。 れいむが餡玉を食べ終わると同時にまりさ達三匹はお互いの顔を見合わせ、一度頷くとれいむに頬をすり寄せだした。 「ゆっ! なにするの! れいむにへんなことしないでね!」 まりさ達はれいむの抗議など無視し、頬を激しく振動させる。 交尾、いや強姦を始めたのだ。 「やべでねええええ!!! れいむにはまりさがいるんだよおおお!!!」 「ま、まりさなら、ここにいるんだぜ!」 「ぢがうよおおおおお! おばえだちのようなぐずじゃないよおおおお!!!!」 どんなにれいむが嫌がってもまりさ達はやめない。 それどころか、 「「「すっきりー!!!」」」 「ずっぎりー!!!」 いっしょにすっきりー! してしまった。 「でいぶのばーじんがあああああ!!!」 泣きわめくれいむの頭には茎が生え始める。 まりさ達はれいむを押さえつけ、頭に生えた茎をぶちりと引きちぎる。 「でいぶのあがちゃんがあああああ!!!! どぼじでごんなごとづるのおおおおお!!!!」 「うるさいんだぜ! おかされてよろこぶびっちれいむはまりさたちをもっとすっきりさせるんだぜ!」 強気のまりさ達は休む暇無く強姦を続ける。 「ゆっへっへ! れいむのばーじんまむまむきもちいいんだぜ! もっときもちよくさせてやるんだぜ!」 「じゃあ、まりささまはばーじんあにゃるをもらってやるんだぜ!」 ぺにぺにまむまむあにゃるでの強姦も終わったところで余った一匹がれいむに無理矢理口付けする。 「ゆへへへへ・・・、まりささまはれいむのふぁーすとちゅっちゅでがまんしてやるんだぜ!」 普通ならば胎生にんっしんっするはずの交尾も、ぱちゅりーが与えた餡玉の効果で植物性にんっしんっになった。 蔦が生える度に蔦は引きちぎられ、その蔦はれいむに無理矢理食べさせる。 もとから餌に困らなかったれいむは、にんっしんっしすぎたために黒ずんで死ぬこともなく、延々と犯され続けた。 そして次の日。 「ちゃんと列に並ばなきゃだめなんだぜ!」 「わかったよー、ちゃんとならぶよー」 昨日れいむが輪姦された現場には長蛇の列が出来ていた。 最前列ではゲスまりさの内一匹が列に並んでいたゆっくりありすから餌を受け取っていた。 「ゆっ! かくにんしたんだぜ! じゃあ、なかにはいっていいんだぜ!」 今し方餌を渡して中に進んだありすの目の前には自分たちが夢中になった美れいむがゲスまりさ二匹に押さえつけられていた。 「つぎのやつなんだぜ! れいむ! ちゃんとあいさつするんだぜ!」 「ゆぎゃああああ!!! もうおうちかえるううううう!!!」 ありすはすぐさまぺにぺにを出し、れいむに襲いかかった。 ずんっ! 「ゆあああああ!!!! ぼおやべでえええええ!!!」 れいむの悲鳴など気にすることなくありすはれいむを犯す。 「ゆっ! ありすにれいぷされてよろこんでるんだぜ!」 「とんでもないびっちなんだぜ!」 「みんなのあいどるきどってたくせにとんだすっきりーあいどるなんだぜ!」 「「ゆーゆっゆっゆっゆっ!」」 「あ"あ"あああ"ああ"あ!!!!!! ずっぎりー!!!」 ありすはれいむに中出しすると、すっきりー顔で外へ出て行った。 れいむの頭に生え始めた茎はまた千切られ、無理矢理れいむ自身が食べさせられた。 そして、次のゆっくりが中に入ってきた・・・。 「むきゅ、うまく行ってるようね!」 「あ、ぱちゅりー! ありがとうなんだぜ! おかげでびれいむとすっきりーできたし、ごはんもたくさんもらえてるんだぜ!」 行列の最前列で受付をしていたまりさが答えた。 前日、ぱちゅりーが提案したのはれいむをレイプし、飽きたら餌と引き替えに他のゆっくり達と交尾させるというものだった。 普通、交尾をしすぎると赤ゆっくりに栄養をとられて黒ずんで死んでしまうが、 赤ゆっくりに栄養を奪われる前に茎を引きちぎり食べさせれば黒ずんで死ぬことはない。 そしてぱちゅりーが与えた餡玉は「食べると植物性のにんっしんっしかできなくなる」効果がある。 そのため、どんな交尾を行っても胎生のにんっしんっはせず、エンドレスで犯され続けた。 こうして、このゲスまりさ達は好きなときに美れいむを犯し、 飽きたら売春をさせて餌を確保するという生活を続け、効率的に食欲と性欲を満足させたのだった。 そして、いつの間にかぱちゅりーは二匹分の餡玉を残し、どこかへと消えてしまった。 だがこの三匹には子分が出来た。クズれいむとゲスまりさとレイパーありすのトリオだ。 そして、6匹の所帯となったゲスの一団はさらに美ゆっくりを連れてこようと考えた。 子分達にれいむの売春を任せ、三匹は群れを駆け回った。 しかし、美れいむほどの美ゆっくりは見つからず、割と困っていた。 今思えばあのぱちゅりーは中々の美ぱちゅりーだった。 どうせならあのぱちゅりーとすっきりーすれば良かった。 まとまって行動しては効率が悪いと三手に別れて行動しているまりさの内、人間の村付近を探索する一匹はそんなことを考えていた。 「ゆっ?」 まりさは人間と一緒に歩いているありすを見つけた。 (あのありす・・・すごいびありすなんだぜ!) まりさの次の獲物は決まった。急いで巣に戻り、他の奴らに知らせねば。 そしてその日の夜、次の獲物を決めたことを話した。 他の二匹はいい美ゆっくりを見つけることが出来なかったようで、早速明日拉致することで合意した。 そして次の日 「なあ、ほんとうにびありすはくるのかだぜ?」 「そのうちくるんだぜ! いいからだまってまつんだぜ!」 まりさ達は人間に見つからないようにありすが通りがかるのを待った。 そして、昨日と同様に人間と一緒にありすが現れた。 「ゆっ! すごいびありすなんだぜ!」 「そうなんだぜ! びれいむなんかよりももっとゆっくりしてるんだぜ!」 「おちつくんだぜ! びありすににげられたらたいへんなんだぜ! にんげんがありすからはなれるまでまつんだぜ!」 三匹は人間と争っている間にありすがどこかへ逃げていくことを恐れ、人間がありすから離れる瞬間を待った。 「ありす、ちょっと近くに住むおじさんにこれ渡してくるから、まっててくれ」 「わかったわ! ゆっくり気をつけてね!」 人間がありすから離れ、見えなくなった。 「いまなんだぜ!」 三匹は待ってましたとばかりにありすの元へ跳ねて行った。 「「「ゆっくりしていってね!!!」」」 「ゆっくりしていってね!!!」 お決まりの挨拶を交わす四匹。 「あなた達はどこのゆっくり? 見ない顔だけど・・・」 (やっぱりすごくかわいいんだぜ! はやくすっきりーしたいんだぜ!!!) 「ゆっ! じつはかわいいびありすにみせたいものがあるんだぜ!!!」 三匹はいぶかしがるありすの質問を無視し、おだててこの場から連れ出そうとしている。 「可愛い美ありすなんて・・・、よくわかってるまりさじゃない! ちょっとくらいなら一緒にゆっくりしてあげても良いわよ!」 おだてられるとすぐこれだ。とでも言われそうなほどほいほいまりさ達について行くありす。 「ねえ、見せたい物って何なの?」 道中ありすが尋ねる。 「すごくすてきなものなんだぜ!」 自信満々に言い放つまりさ達。 やがて、美れいむが売春を行っている洞窟の隣の洞窟にありすを連れ込む。 「なによ、全然良い物なんて無いじゃない! どこに良い物があるのよ!」 「ゆっへっへっへ、これなんだぜ!」 そう言って三匹が見せた物は自らのぺにぺにであった。 「何見せてるのよ! もう帰るわ!」 「そうはいかないんだぜ!!!」 「いやああああああ!!!」 一匹の力はまりさよりも高いものの、同時に複数匹に襲われては為す術もないありす。 このありすも無理矢理餡玉を食べさせられ、一晩中三匹と子分の合計六匹に輪姦されるのであった。 次の日から、ありすとれいむは同じ洞窟に監禁され、売春を強要される日々が始まった。 「もうやだ! おう"ちか"えるう"うう"うう!!!」 「おにいさあああん! みょおおおおおおん!! たすけてええええええ!!!」 「ゆっへっへ! ふたりならべてすっきりー! するのはきもちよすぎるんだぜ!!!」 やりたい放題の六匹。 しかし、ありすは元々飼いゆっくりであったため突然の環境の変化に適応できずに衰弱していった。 そしてありす拉致から一週間 「おーいありすー、どこだー!!!」 「ありす! どこだみょおおおん!!」 ゲス達が川へ遊びに行っている間に飼い主とみょんが助けに来た。 このみょんは村の名士に飼われている戦闘強化型のゆっくりであり、同時にありすの恋ゆっくりであった。 最近行方不明になったありすを助けに行くため、ありすの飼い主に同行している。 飼い主はありすに取り付けられた発信器付きゴールドバッヂの反応を頼りにここまで来たのだ。 「お兄さん・・・ みょん・・・」 本当は叫んで助けを呼びたいが、衰弱しきった体ではそれは叶わなかった。 「ありすうううう!!!」 みょんがありすを見つけた頃にはすでに虫の息だった。 「みょん、お兄さん、ごめんね。ありす、もう・・・」 「みょおおおおおおん!! 死んじゃやだみょん!!!」 「待ってろ! すぐオレンジジュースを・・・」 「みょん・・・、お兄さん・・・、今まであり、がと・・・ぅ」 「・・・」 「あ・・・あり・・・す」 ありすはみょんと飼い主に見守られ、息を引き取った。 「ゆっ! にんげんとみょんだよ! はやくれいむをたすけてね!」 「・・・その前にここで何があったのか教えろ」 みょんは美れいむに冷たく言い放つ。 「れいむとありすはわるいまりさたちにつかまってまいにちすっきりー! させられてたんだよ!!!」 れいむはありのまま話した。 飼い主はがっくりと膝をつき、みょんはありすが受けていた仕打ちを思うと胸が張り裂けそうであった。 「ゆっ! だれかいるんだぜ!」 「みょんとにんげんよ!!!」 「あのみょんもすごいびゆっくりだよ! つぎはみょんもいれようね!!!」 「ありすがしんでるんだぜ! まったく、びょうじゃくはぱちゅりーだけでじゅうぶんなんだぜ!」 「おじさん、いたいめにあいたくなかったらおいしいごはんとそのみょんをおいていけなんだぜ!」 「・・・みょん」 「わかってるみょん」 飼い主は効きもしない体当たりを繰り返す洞窟の中に放り投げる。 「ぎゅっ!」 「べ!」 「らっ!」 そしてみょんにペーパーナイフを投げて寄越し、みょんはそれを目の前に置き 「ゆるさん・・・! ゆるさんぞ糞饅頭共! じわじわとなぶり殺しにしてくれる! 一匹たりとも逃がさんぞ! 覚悟しろ!!!」 そして始まる一方的な蹂躙。 「ゆっ! こんなのがでるわげない"よおお"お"おお!!! だずげでええええええええ!!!」 逃げようとしても出口に向かえば人間に投げ飛ばされ、みょんに突き刺され、踏みつぶされる。 「当たり前だみょん、たった六匹の生ゴミがみょんに勝てるとでも思ったのか?」 れいむは目にペーパーナイフを突き刺され痙攣する。 ゲス六匹を死にかけの状態まで痛めつけたみょんは飼い主に言った。 「そいつらにジュースを飲ませてほしいみょん」 「なぜ?」 「この程度で殺すなんて生ぬるいみょん! もっと痛めつけて苦しめてやるみょん!!」 飼い主としてはさっさと潰してしまいたかったが名士の飼いゆっくりであるため、一応言うことを聞くことにしてやった。 ジュースをかけて応急処置をし、麻袋に死なないように放り込んでゆく。 「ゆっ! すごいよ! みょんはつよいしかわいいしれいむのおよめさんにぴったりだよ!!!」 美れいむはみょんを褒め称えたがみょんは冷めた目で見据え、 「なんでお前なんかが生きてるみょん?」 「ゆっ? なにをいっtぎゃあああああああああ!!!!」 みょんは美れいむの頬を食いちぎり、何度も踏みつけた。 「なんでありすが死んでお前みたいな汚い野良が生き残ってるみょん! お前が死ねば良かったんだみょん! 汚い生ゴミのくせに! 害獣のくせに! 死ね! 死ね!」 「ぎゅべ! むぎゃ! やべでえええええ!!!」 単なる八つ当たりである。 れいむが虫の息になった頃になって飼い主はみょんから美れいむを受け取り、さっきの連中同様応急処置をし、麻袋に放り込む。 それから数日後 「ゆぎゃああああああ!!! ぼおやべでええええ!!!」 「ごんなのどがいはじゃないいいいいいい!!!」 みょんに半殺しにされたゲス六匹は人間の村で飼いゆっくりの性欲処理機として活躍していた。 かつて自分たちがありすやれいむにしたことと同じように犯され、孕んだ茎は片っ端から引きちぎられて食わせられる。 「ば、ばりざあああああああ!!!」 「ぼうやだ!!! おうぢがえるうう"ううう"う!!!」 野良のレイパーありすの性欲処理もさせられる始末であった。 「ゆるゆるのまりさだね! こんなゆるゆるまむまむじゃれいむはすっきり出来ないよ!」 「とかいは(笑)なありす! いなかものありすはすっきりー! することしかないからすごくゆるゆるだよ! いなかものまるだしまむまむ(笑)」 「がばがばれいむはゆっくり死ねば? ゲラゲラゲラ! これマジおすすめ!」 「ゆぎゃああああああああ!!! うるざいいいいいいいいいい!!!」 ちなみに美れいむはというと 「ゅ"っ、ゅ"っ」 加工所に連れて行かれたが、度重なるにんっしんっのせいで餡子の質が落ち、 食材失格の烙印を押され、変わりにゆっくりを苗床にする花を寄生させて「ゆっくり花瓶」に加工された。 加工の際に餡子や皮を薬で強化したため、今ではみょんのストレス解消のサンドバッグとして役に立っている。 「死ねっ! 死ねっ! お前なんか生きてる価値無いみょん! 臭い生ゴミ饅頭め!!!」 みょんは花瓶となったれいむや饅頭便器となったゲス達を虐めるだけでは飽きたらず、 野良ゆっくりを何度も襲撃し、そのたびに飼い主を通じ加工場に野良ゆっくり達を引き渡した。 みょんの襲撃は村の近辺から完全にゆっくり達が居なくなるまで続いたそうな。 「イカ臭い生ゴミ饅頭は死ねみょん! この性欲饅頭共め!!!」 終わり 補足 発信器がついてるならさっさと助けに行けばいいのに →このありすはみょんの元へ度々泊まりがけで遊びに行っていたため、今度もみょんの元にいったのだろうと餡子脳並みの思考で考えたため それと、発信器が故障していたため、修理に時間がかかったため。です。 元凶はぱちゅりーじゃないの? こいつ死なないの? →現在制作中のSSから引っ張ってきたぱちゅりーなのでこのぱちゅりーへの制裁はそっちで行われます。 なんか制裁が簡素すぎるような… →制裁は後付けなので仕様です なんじゃこりゃ →ゲスって言うくらいならこういう事もしでかすんじゃないかなあ…って思って書いてみました。 SSのネタとして使ってもらえればうれしいもんです 今まで書いたSS ドスまりさとゆうか1~3 ゆっくり闘技場(性)1 不幸なきめぇ丸 名物餡玉 行列の出来るゆっくり スカウトマンゆかりん前・後 ファイティング親子とゆっくり このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/3113.html
注意!! ゆっくり同士の交尾が出ます。 ぺにぺにまむまむが出ます。 他SS作者様の設定をパクってます。 パロディ有り 以上了承できる方はどうぞ。 「ゆゆ~ゆ~ゆゆゆっ~くりぃ~」 切り株の上で一匹のれいむが人間からすれば踏みつぶしてしまいたくなるような雑音を立てている。 切り株の周りには沢山のゆっくり達がおとなしく鎮座し、れいむの雑音を聞いている。 「ゆっ! きょうもたくさんうたったよ! みんな! ゆっくりしていってね!!!」 「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」 このれいむはこの群れ一番の美ゆっくりとされているれいむだ。 無論言い寄るゆっくりは後を絶たない。 「れいむ! きょうはまりさたちとゆっくりするんだぜ!」 「いんかもののまりさはだまっててね! れいむ! きょうはありすといっしょにすっきりしましょうね!」 「わかるよー。ちぇんといっしょにゆっくりするよねー!」 「むきゅ! きょうはいっしょにおべんきょうをしましょうね!」 「いいい、いっしょにゆっくりするみょん!!!」 「みんなへんなこといわないで! れいむはれいむといっしょにゆっくりするんだよ!!!」 ゲスもレイプ魔もみなれいむに言い寄る。 「ゆっ! きょうはひとりでゆっくりしたいからみんなどっかにいってね!!」 れいむの一声で群れは解散し、れいむは望み通り一匹になった。 全員このれいむに嫌われたくないから。 「れいむ!」 しかし、この群れにいるゲスまりさとよばれるまりさ達三匹組がれいむの前に姿を現した。 「おそいよ! さっさとごはんちょうだいね!!! れいむおなかすいたんだよ!!!」 自分の言うことを聞かなかった三匹に対し、食べ物を要求するれいむ。 この三匹は惚れた弱みにつけ込まれ、食料をれいむに貢ぐ生活をしていた。 「ごめんねなんだぜ! でもいっぱいごはんとってこれたんだぜ!」 「いっぱいたべてほしいんだぜ!」 まりさ達は帽子や口の中から餌を取り出し、れいむの前に置いた。 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー」 がつがつと汚らしく餌を食い散らかすれいむ。 「れ、れいむ。きょうこそまりさたちとゆっくりしていってほしいんだぜ!!!」 いつものように一緒に過ごして欲しいと頼むまりさ三匹 「うるさいよ! こんなごはんじゃまんぞくできないよ! やくたたずなまりさたちはさっさともっとおいしいごはんをもってきてね! そうだ! いつもみょんがれいむのこといやらしいめでみるんだよ! きもちわるいからこっそりころしてね!!!」 いつものように全く相手にされず、さらなる餌と気に入らないゆっくりの抹殺を命令された。 このれいむは外見は良かったが中身はゲスであった。 ゲスまりさを利用し、餌を巻き上げ、気に入らない者を始末させる。 こうすることで、自分が存分にゆっくりでき、同時に自分に不平不満を持っている者を自らの手を汚さずに始末していった。 ゲスまりさ達が駆けていったことを確認すると、幼なじみのまりさの元へ向かう。 抹殺対象とされたみょんは一匹で餌を探していた。 「みょんみょん~♪ みょんmyヴェニス!!!!」 存分にゆっくりしながら餌を求めるみょんを一突きで絶命させたまりさ。 その死体は三匹の腹の中に収まった。 ちなみにこのみょんは前日に美れいむに対して我が儘な性格を指摘したため暗殺対象にされたのだ。 みょんを殺したゲスまりさ三匹はもっとおいしい餌を求め、草原を駆けてゆく。 (こんどこそはもっとおいしいごはんをれいむにあげていっしょにゆっくりするんだ!) その途中でぱちゅりーに出会った。 「みかけないぱちゅりーだぜ!」 「どこのぱちゅりーかしらないけど、まりささまたちにおいしいえさをよこせなんだぜ!」 「さっさとわたさないといたいめみるんだぜ!」 最初から強盗のように声を荒げるまりさ達。 しかしぱちゅりーは物怖じせず、 「むきゅ、今はご飯を持ってないけど美味しいご飯なら持ってこれるわ」 「じゃあ、さっさともってくるんだぜ!」 「あげるのはいいけど、何でまりさ達はそんなにご飯をほしがるの? みんなちゃんと自分のご飯くらい取っ手来られそうだけど」 「れいむにあげるからいっぱいごはんがひつようなんだぜ!」 「むきゅ、そのれいむって群れ一番の美れいむの事かしら?」 「そうなんだぜ!」 「ならもっと良い方法があるよ!!! よく聞いてね!」 逆にゲスまりさ達に提案をする。 数時間後・・・ 「ゆっ! おそいよまりさ! ぐずなまりさはきらいだよ!」 いつもよりも餌を運んでくるのが遅かったことに不満を述べるれいむ。 いつもならまりさは謝ってれいむに餌を与えていたが今回は様子が違った。 「なにぼーっとしてるの! ゆっくりしないではやくあやまってね! あと、ごはんさっさとよこしてね!!!」 「うるさいんだぜ!」 どんっ! 「ゆ"っ!!!」 一匹のまりさがれいむを突き飛ばした。 餌をゲスまりさ達に集めさせ、ろくに狩りにも行かずに歌うか幼なじみまりさとゆっくりするだけの生活はれいむから体力を確実に奪っていた。 れいむは突き飛ばされた衝撃で気絶し、まりさ達に運ばれていった。 数分後、れいむが目を覚ますとそこは湖の近くにある洞窟だった。 「むきゅ、あとはこの『あんだま』をれいむに食べさせてあげてね! そしたら後は好きにして良いよ!」 ぱちゅりーとゲスまりさ達の会話もはっきりと入ってこない頭でれいむは考えた。 (れいむはなにをしてたんだっけ、おひるねしてたのかな・・・、そうだ、あのばかまりさたちにつきとばされたんだ!) そこまで思い出し、ガバリと起き上がったれいむはさっそくまりさ達に文句を言い始めた。 「れいむにこんなひどいことしてただですむとおもってるの!? ばかなの! しぬの!」 「ゆぅ、ごめんなんだぜ、おわびにこれあげるんだぜ!」 まりさは素直に謝り、れいむにぱちゅりーから貰った餡玉を与えた。 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!!!!」 今まで食べたことのない甘味に舌鼓をうつれいむ。 れいむが餡玉を食べ終わると同時にまりさ達三匹はお互いの顔を見合わせ、一度頷くとれいむに頬をすり寄せだした。 「ゆっ! なにするの! れいむにへんなことしないでね!」 まりさ達はれいむの抗議など無視し、頬を激しく振動させる。 交尾、いや強姦を始めたのだ。 「やべでねええええ!!! れいむにはまりさがいるんだよおおお!!!」 「ま、まりさなら、ここにいるんだぜ!」 「ぢがうよおおおおお! おばえだちのようなぐずじゃないよおおおお!!!!」 どんなにれいむが嫌がってもまりさ達はやめない。 それどころか、 「「「すっきりー!!!」」」 「ずっぎりー!!!」 いっしょにすっきりー! してしまった。 「でいぶのばーじんがあああああ!!!」 泣きわめくれいむの頭には茎が生え始める。 まりさ達はれいむを押さえつけ、頭に生えた茎をぶちりと引きちぎる。 「でいぶのあがちゃんがあああああ!!!! どぼじでごんなごとづるのおおおおお!!!!」 「うるさいんだぜ! おかされてよろこぶびっちれいむはまりさたちをもっとすっきりさせるんだぜ!」 強気のまりさ達は休む暇無く強姦を続ける。 「ゆっへっへ! れいむのばーじんまむまむきもちいいんだぜ! もっときもちよくさせてやるんだぜ!」 「じゃあ、まりささまはばーじんあにゃるをもらってやるんだぜ!」 ぺにぺにまむまむあにゃるでの強姦も終わったところで余った一匹がれいむに無理矢理口付けする。 「ゆへへへへ・・・、まりささまはれいむのふぁーすとちゅっちゅでがまんしてやるんだぜ!」 普通ならば胎生にんっしんっするはずの交尾も、ぱちゅりーが与えた餡玉の効果で植物性にんっしんっになった。 蔦が生える度に蔦は引きちぎられ、その蔦はれいむに無理矢理食べさせる。 もとから餌に困らなかったれいむは、にんっしんっしすぎたために黒ずんで死ぬこともなく、延々と犯され続けた。 そして次の日。 「ちゃんと列に並ばなきゃだめなんだぜ!」 「わかったよー、ちゃんとならぶよー」 昨日れいむが輪姦された現場には長蛇の列が出来ていた。 最前列ではゲスまりさの内一匹が列に並んでいたゆっくりありすから餌を受け取っていた。 「ゆっ! かくにんしたんだぜ! じゃあ、なかにはいっていいんだぜ!」 今し方餌を渡して中に進んだありすの目の前には自分たちが夢中になった美れいむがゲスまりさ二匹に押さえつけられていた。 「つぎのやつなんだぜ! れいむ! ちゃんとあいさつするんだぜ!」 「ゆぎゃああああ!!! もうおうちかえるううううう!!!」 ありすはすぐさまぺにぺにを出し、れいむに襲いかかった。 ずんっ! 「ゆあああああ!!!! ぼおやべでえええええ!!!」 れいむの悲鳴など気にすることなくありすはれいむを犯す。 「ゆっ! ありすにれいぷされてよろこんでるんだぜ!」 「とんでもないびっちなんだぜ!」 「みんなのあいどるきどってたくせにとんだすっきりーあいどるなんだぜ!」 「「ゆーゆっゆっゆっゆっ!」」 「あ"あ"あああ"ああ"あ!!!!!! ずっぎりー!!!」 ありすはれいむに中出しすると、すっきりー顔で外へ出て行った。 れいむの頭に生え始めた茎はまた千切られ、無理矢理れいむ自身が食べさせられた。 そして、次のゆっくりが中に入ってきた・・・。 「むきゅ、うまく行ってるようね!」 「あ、ぱちゅりー! ありがとうなんだぜ! おかげでびれいむとすっきりーできたし、ごはんもたくさんもらえてるんだぜ!」 行列の最前列で受付をしていたまりさが答えた。 前日、ぱちゅりーが提案したのはれいむをレイプし、飽きたら餌と引き替えに他のゆっくり達と交尾させるというものだった。 普通、交尾をしすぎると赤ゆっくりに栄養をとられて黒ずんで死んでしまうが、 赤ゆっくりに栄養を奪われる前に茎を引きちぎり食べさせれば黒ずんで死ぬことはない。 そしてぱちゅりーが与えた餡玉は「食べると植物性のにんっしんっしかできなくなる」効果がある。 そのため、どんな交尾を行っても胎生のにんっしんっはせず、エンドレスで犯され続けた。 こうして、このゲスまりさ達は好きなときに美れいむを犯し、 飽きたら売春をさせて餌を確保するという生活を続け、効率的に食欲と性欲を満足させたのだった。 そして、いつの間にかぱちゅりーは二匹分の餡玉を残し、どこかへと消えてしまった。 だがこの三匹には子分が出来た。クズれいむとゲスまりさとレイパーありすのトリオだ。 そして、6匹の所帯となったゲスの一団はさらに美ゆっくりを連れてこようと考えた。 子分達にれいむの売春を任せ、三匹は群れを駆け回った。 しかし、美れいむほどの美ゆっくりは見つからず、割と困っていた。 今思えばあのぱちゅりーは中々の美ぱちゅりーだった。 どうせならあのぱちゅりーとすっきりーすれば良かった。 まとまって行動しては効率が悪いと三手に別れて行動しているまりさの内、人間の村付近を探索する一匹はそんなことを考えていた。 「ゆっ?」 まりさは人間と一緒に歩いているありすを見つけた。 (あのありす・・・すごいびありすなんだぜ!) まりさの次の獲物は決まった。急いで巣に戻り、他の奴らに知らせねば。 そしてその日の夜、次の獲物を決めたことを話した。 他の二匹はいい美ゆっくりを見つけることが出来なかったようで、早速明日拉致することで合意した。 そして次の日 「なあ、ほんとうにびありすはくるのかだぜ?」 「そのうちくるんだぜ! いいからだまってまつんだぜ!」 まりさ達は人間に見つからないようにありすが通りがかるのを待った。 そして、昨日と同様に人間と一緒にありすが現れた。 「ゆっ! すごいびありすなんだぜ!」 「そうなんだぜ! びれいむなんかよりももっとゆっくりしてるんだぜ!」 「おちつくんだぜ! びありすににげられたらたいへんなんだぜ! にんげんがありすからはなれるまでまつんだぜ!」 三匹は人間と争っている間にありすがどこかへ逃げていくことを恐れ、人間がありすから離れる瞬間を待った。 「ありす、ちょっと近くに住むおじさんにこれ渡してくるから、まっててくれ」 「わかったわ! ゆっくり気をつけてね!」 人間がありすから離れ、見えなくなった。 「いまなんだぜ!」 三匹は待ってましたとばかりにありすの元へ跳ねて行った。 「「「ゆっくりしていってね!!!」」」 「ゆっくりしていってね!!!」 お決まりの挨拶を交わす四匹。 「あなた達はどこのゆっくり? 見ない顔だけど・・・」 (やっぱりすごくかわいいんだぜ! はやくすっきりーしたいんだぜ!!!) 「ゆっ! じつはかわいいびありすにみせたいものがあるんだぜ!!!」 三匹はいぶかしがるありすの質問を無視し、おだててこの場から連れ出そうとしている。 「可愛い美ありすなんて・・・、よくわかってるまりさじゃない! ちょっとくらいなら一緒にゆっくりしてあげても良いわよ!」 おだてられるとすぐこれだ。とでも言われそうなほどほいほいまりさ達について行くありす。 「ねえ、見せたい物って何なの?」 道中ありすが尋ねる。 「すごくすてきなものなんだぜ!」 自信満々に言い放つまりさ達。 やがて、美れいむが売春を行っている洞窟の隣の洞窟にありすを連れ込む。 「なによ、全然良い物なんて無いじゃない! どこに良い物があるのよ!」 「ゆっへっへっへ、これなんだぜ!」 そう言って三匹が見せた物は自らのぺにぺにであった。 「何見せてるのよ! もう帰るわ!」 「そうはいかないんだぜ!!!」 「いやああああああ!!!」 一匹の力はまりさよりも高いものの、同時に複数匹に襲われては為す術もないありす。 このありすも無理矢理餡玉を食べさせられ、一晩中三匹と子分の合計六匹に輪姦されるのであった。 次の日から、ありすとれいむは同じ洞窟に監禁され、売春を強要される日々が始まった。 「もうやだ! おう"ちか"えるう"うう"うう!!!」 「おにいさあああん! みょおおおおおおん!! たすけてええええええ!!!」 「ゆっへっへ! ふたりならべてすっきりー! するのはきもちよすぎるんだぜ!!!」 やりたい放題の六匹。 しかし、ありすは元々飼いゆっくりであったため突然の環境の変化に適応できずに衰弱していった。 そしてありす拉致から一週間 「おーいありすー、どこだー!!!」 「ありす! どこだみょおおおん!!」 ゲス達が川へ遊びに行っている間に飼い主とみょんが助けに来た。 このみょんは村の名士に飼われている戦闘強化型のゆっくりであり、同時にありすの恋ゆっくりであった。 最近行方不明になったありすを助けに行くため、ありすの飼い主に同行している。 飼い主はありすに取り付けられた発信器付きゴールドバッヂの反応を頼りにここまで来たのだ。 「お兄さん・・・ みょん・・・」 本当は叫んで助けを呼びたいが、衰弱しきった体ではそれは叶わなかった。 「ありすうううう!!!」 みょんがありすを見つけた頃にはすでに虫の息だった。 「みょん、お兄さん、ごめんね。ありす、もう・・・」 「みょおおおおおおん!! 死んじゃやだみょん!!!」 「待ってろ! すぐオレンジジュースを・・・」 「みょん・・・、お兄さん・・・、今まであり、がと・・・ぅ」 「・・・」 「あ・・・あり・・・す」 ありすはみょんと飼い主に見守られ、息を引き取った。 「ゆっ! にんげんとみょんだよ! はやくれいむをたすけてね!」 「・・・その前にここで何があったのか教えろ」 みょんは美れいむに冷たく言い放つ。 「れいむとありすはわるいまりさたちにつかまってまいにちすっきりー! させられてたんだよ!!!」 れいむはありのまま話した。 飼い主はがっくりと膝をつき、みょんはありすが受けていた仕打ちを思うと胸が張り裂けそうであった。 「ゆっ! だれかいるんだぜ!」 「みょんとにんげんよ!!!」 「あのみょんもすごいびゆっくりだよ! つぎはみょんもいれようね!!!」 「ありすがしんでるんだぜ! まったく、びょうじゃくはぱちゅりーだけでじゅうぶんなんだぜ!」 「おじさん、いたいめにあいたくなかったらおいしいごはんとそのみょんをおいていけなんだぜ!」 「・・・みょん」 「わかってるみょん」 飼い主は効きもしない体当たりを繰り返す洞窟の中に放り投げる。 「ぎゅっ!」 「べ!」 「らっ!」 そしてみょんにペーパーナイフを投げて寄越し、みょんはそれを目の前に置き 「ゆるさん・・・! ゆるさんぞ糞饅頭共! じわじわとなぶり殺しにしてくれる! 一匹たりとも逃がさんぞ! 覚悟しろ!!!」 そして始まる一方的な蹂躙。 「ゆっ! こんなのがでるわげない"よおお"お"おお!!! だずげでええええええええ!!!」 逃げようとしても出口に向かえば人間に投げ飛ばされ、みょんに突き刺され、踏みつぶされる。 「当たり前だみょん、たった六匹の生ゴミがみょんに勝てるとでも思ったのか?」 れいむは目にペーパーナイフを突き刺され痙攣する。 ゲス六匹を死にかけの状態まで痛めつけたみょんは飼い主に言った。 「そいつらにジュースを飲ませてほしいみょん」 「なぜ?」 「この程度で殺すなんて生ぬるいみょん! もっと痛めつけて苦しめてやるみょん!!」 飼い主としてはさっさと潰してしまいたかったが名士の飼いゆっくりであるため、一応言うことを聞くことにしてやった。 ジュースをかけて応急処置をし、麻袋に死なないように放り込んでゆく。 「ゆっ! すごいよ! みょんはつよいしかわいいしれいむのおよめさんにぴったりだよ!!!」 美れいむはみょんを褒め称えたがみょんは冷めた目で見据え、 「なんでお前なんかが生きてるみょん?」 「ゆっ? なにをいっtぎゃあああああああああ!!!!」 みょんは美れいむの頬を食いちぎり、何度も踏みつけた。 「なんでありすが死んでお前みたいな汚い野良が生き残ってるみょん! お前が死ねば良かったんだみょん! 汚い生ゴミのくせに! 害獣のくせに! 死ね! 死ね!」 「ぎゅべ! むぎゃ! やべでえええええ!!!」 単なる八つ当たりである。 れいむが虫の息になった頃になって飼い主はみょんから美れいむを受け取り、さっきの連中同様応急処置をし、麻袋に放り込む。 それから数日後 「ゆぎゃああああああ!!! ぼおやべでええええ!!!」 「ごんなのどがいはじゃないいいいいいい!!!」 みょんに半殺しにされたゲス六匹は人間の村で飼いゆっくりの性欲処理機として活躍していた。 かつて自分たちがありすやれいむにしたことと同じように犯され、孕んだ茎は片っ端から引きちぎられて食わせられる。 「ば、ばりざあああああああ!!!」 「ぼうやだ!!! おうぢがえるうう"ううう"う!!!」 野良のレイパーありすの性欲処理もさせられる始末であった。 「ゆるゆるのまりさだね! こんなゆるゆるまむまむじゃれいむはすっきり出来ないよ!」 「とかいは(笑)なありす! いなかものありすはすっきりー! することしかないからすごくゆるゆるだよ! いなかものまるだしまむまむ(笑)」 「がばがばれいむはゆっくり死ねば? ゲラゲラゲラ! これマジおすすめ!」 「ゆぎゃああああああああ!!! うるざいいいいいいいいいい!!!」 ちなみに美れいむはというと 「ゅ"っ、ゅ"っ」 加工所に連れて行かれたが、度重なるにんっしんっのせいで餡子の質が落ち、 食材失格の烙印を押され、変わりにゆっくりを苗床にする花を寄生させて「ゆっくり花瓶」に加工された。 加工の際に餡子や皮を薬で強化したため、今ではみょんのストレス解消のサンドバッグとして役に立っている。 「死ねっ! 死ねっ! お前なんか生きてる価値無いみょん! 臭い生ゴミ饅頭め!!!」 みょんは花瓶となったれいむや饅頭便器となったゲス達を虐めるだけでは飽きたらず、 野良ゆっくりを何度も襲撃し、そのたびに飼い主を通じ加工場に野良ゆっくり達を引き渡した。 みょんの襲撃は村の近辺から完全にゆっくり達が居なくなるまで続いたそうな。 「イカ臭い生ゴミ饅頭は死ねみょん! この性欲饅頭共め!!!」 終わり 補足 発信器がついてるならさっさと助けに行けばいいのに →このありすはみょんの元へ度々泊まりがけで遊びに行っていたため、今度もみょんの元にいったのだろうと餡子脳並みの思考で考えたため それと、発信器が故障していたため、修理に時間がかかったため。です。 元凶はぱちゅりーじゃないの? こいつ死なないの? →現在制作中のSSから引っ張ってきたぱちゅりーなのでこのぱちゅりーへの制裁はそっちで行われます。 なんか制裁が簡素すぎるような… →制裁は後付けなので仕様です なんじゃこりゃ →ゲスって言うくらいならこういう事もしでかすんじゃないかなあ…って思って書いてみました。 SSのネタとして使ってもらえればうれしいもんです 今まで書いたSS ドスまりさとゆうか1~3 ゆっくり闘技場(性)1 不幸なきめぇ丸 名物餡玉 行列の出来るゆっくり スカウトマンゆかりん前・後 ファイティング親子とゆっくり このSSに感想を付ける
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もてないゆっくりの恋 19KB 不運 越冬 野良ゆ 自然界 人間なし 独自設定 17作目です。暑苦しかった夜が、少し涼しくなりましたね これは、もてないゆっくりれいむの物語 ゆっくりがたくさん生息する山の中、れいむはとてもゆっくりとした両親の間に生まれた。 親まりさは狩りと穴掘りが上手で、親れいむは子育てとお歌が上手だった。 一家のお家はとても広く、貯蔵庫にはいつも食料が蓄えられていた。 れいむはそのような恵まれた環境の中で、 両親+5匹の姉妹といっしょにゆっくりと暮らしていた。 れいむは姉妹の中でも特に変わったゆっくりで、 姉妹とは楽しくお話ししていたのだが、両親の話はほとんど聞かなかった。 れいむは物事を真剣に考えるのが苦手なようで、 たびたび、楽しそうな妄想話に興味を抱いていた。 また、ほかの姉妹は狩りが上手だったり、お歌が上手に歌えたりと、 それぞれ何か特技を持っていたのだが、 れいむは狩りがうまいわけでもない、お歌も下手くそ、お飾りはいつも土で汚れていて、 お家の中ではいつも、隅のジメジメとしたところにいた。 ほかの姉妹たちは、れいむに対してとても優しかったのだが、 両親から見て特にゆっくりできていなかったれいむは、両親からとても嫌われていた。 食事のときなどは、姉妹と比べて半分の量しかごはんを食べることができなかった。 れいむはそのことを両親に怒ったのだが、 ゆっくりしてないからごはんが少ないんだよ、と逆に両親から怒られてしまった。 れいむは自分のことを、とてもゆっくりとしたゆっくりだと思っているようだが、 周りから見ると、れいむはぜんぜんゆっくりできていないゆっくりなのである。 体がひと回り大きくなったれいむは、姉妹といっしょに親もとを離れることにした。 その後、姉妹といっしょにお家を探していたのだが、 日がたつにつれて、ほかの姉妹は伴侶となるゆっくりを見つけ、れいむから離れていった。 相方を見つけられないれいむは、一匹だけで自分の住む場所を探すことにした。 れいむはすぐお家探しに飽きて、自然の中で草を食べたり遊んだりしていたのだが、 偶然、山の斜面に小さな穴があるのを発見した。 穴の周りはちょうど日当たりが悪く、水分が集まってジメジメとしている。 小さいころから、ジメジメとした場所が好きだったれいむにとって、 ここはとてもゆっくりできる場所のようだ。 穴の中には誰もいないので、れいむは穴の中で堂々とお家宣言をした。 れいむはさっそく、お家の地面に草を敷くことにした。 ゆっくりの皮につっかえるような硬い素材は、ゆっくりにとって全然ゆっくりできないのだが、 もともとめんどくさがりなれいむは、やわらかい草を探すのが面倒なので、 近くにある硬い草をとってきて、適当にお家の中に敷いた。しかしすぐに 「このくささんはぜんぜんゆっくりできないよ!!!」 と文句を言いだした。 れいむはこの後すぐに、柔らかい草を探しに出かけたようだ。 れいむのお家付近は湿気が強く、食料となるミミズやキノコが良く取れた。 雨の日はお外に出られないので、 お家の中に生えているキノコを食べて過ごした。 「む~しゃむ~しゃ。きのこさんはおいしいよ!!!」 親まりさの餡子を受け継いでいるおかげか、キノコはれいむの口に合うようだ。 れいむは一日の大半をお家の中で過ごしていたのだが、 そろそろ自分も、姉妹たちのように恋をしてみたいと考え始めていた。 れいむは、きれいなスィーに乗ったゆっくりまりさが自分のもとにやって来るんだ という妄想を小さいころから抱いていたので、 それに従って、まりさが迎えに来るのをお家の中でずっと待ち続けていた。 だが、まりさはおろか、れいむのお家に寄ってくるゆっくりはほとんどいなかった。 いたとしても、食べ物を探しにきたゆっくりが素通りするぐらいで、 ジメジメした穴の中にいるれいむには、全く目を向けていないようだ。 それでも妄想癖の強いれいむは、お家の前を素通りするゆっくりに対して、 面と向かって自分と会うことに照れているんだろう と、自分勝手な解釈をしていた。 ある日、れいむはめずらしく、日の当たる場所へ出かけていた。 日の当たる場所には草花がよく生えていて、 ちょうちょやバッタなどの昆虫が生息している。 「ちょうちょさんはれいむにゆっくりたべられてね!!!」 狩りが下手なれいむは、素早く逃げる昆虫を捕らえられないようだ。 「ゆ!ちょうちょさんにげないでね!!!れいむはおなかがすいてるんだよ!!!」 れいむがちょうちょを追っていると、きれいなお花が咲いている場所にゆっくりまりさがいるのを発見した。 「むーしゃむーしゃ、しあわせだぜ!!」 ヒラヒラと舞うちょうちょを、そのまりさは一発で捕まえたようだ。 鮮やかな狩り、きれいなお花、ゆっくりまりさ、 そのすべてに見とれたれいむは、素早くまりさに近づいていった。 れいむはかなり興奮しているようだ。 「そこのまりさはゆっくりしていってね!!!」 「ゆゆ!?びっくりしたんだぜ。れいむはゆっくりしていってね!!!」 「まりさはゆっくりできるゆっくりなの?」 「まりさはゆっくりしてるんだぜ!!!れいむはゆっくりできるゆっくりなのぜ??」 「れいむはすごくゆっくりしてるんだよ!!まりさはこれからずっとれいむといっしょにゆっくりしようね!!!」 「ゆ!?れいむがゆっくりできるゆっくりだとわかったら、いっしょにゆっくりしてもいいんだぜ!!!」 「ゆゆ!れいむはおうたがじょうずにうたえるよ!!!」 「ゆ!まりさにおうたをきかせてほしいんだぜ!!!」 れいむはとても嬉しくなった。 とうとう自分にも、いっしょにゆっくりできる相手が見つかったのだ。 両親が『れいむ×まりさ』という組み合わせだったので、 自分も将来はゆっくりまりさといっしょにゆっくりしたい、と小さいころから夢見ていた。 その夢は今、現実のものになろうとしている。 このまりさとカップルになるのが自分の運命なのだと、れいむは信じて疑わなかった。 「ゆっくりうたうよ!!!ゆゆ~~ゆゆ゛っ、ゆ゛ううううっ、ゆゆゆ゛♪゛」 「ゆ??もういいんだぜ。まりさはれいむのおうたにはあまりきょうみないんだぜ。 ところで、れいむのおうちはゆっくりできるばしょなのぜ??」 「ゆ!れいむのおうちはこっちだよ!!とてもゆっくりできるおうちだよ!!!」 れいむは空腹などすっかり忘れ、まりさを自分のお家に連れていくことにした。 道中、れいむとまりさはいろいろなことを話したのだが、 話をする度に、れいむの顔が嬉しそうになる一方で、まりさの顔は無表情になっていった。 自分のお家にたどりつくと、れいむはくるりとまりさのほうを向き、嬉しそうにぴょんぴょんと飛び始めた。 このあたりに生息するゆっくりは、2匹いっしょに巣穴の前でぴょんぴょんと飛び跳ねることで、 カップルが成立したということを証明するらしい。 まりさもそのことは当然知っていた。 夢に見たゆっくりまりさとの同居生活がもうすぐ始まる。 れいむは期待と興奮で胸が一杯だった。 「れいむのおうちはここだよ!!まりさはれいむといっしょにぴょんぴょんしてね!!!」 「ゆゆ・・・ここはじめじめしてゆっくりできないんだぜ。まりさはれいむといっしょにぴょんぴょんしたくないんだぜ。」 「ゆ゛!!どぼぢでぞんな゛ごどい゛う゛の゛ぉお゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!!」 その場から離れようとするまりさをれいむは必死にとどめようとするが、 まりさの足はとても速く、あっという間にまりさはどこかへ去ってしまったようだ。 「どうぢでぇえええ!!!れいむとまりさはゆっくりできるかっぷるなんだよ!!!」 まりさにふられた理由が、れいむにはピンと来ないらしい。 自分は完璧だと思っていただけに、まりさにふられたショックは大きい。 残念ながら、夢に見たまりさとの同居生活はおあずけになってしまったようだ。 れいむはその日、何も食べずにお家の中でゆわんゆわんと泣き続けた。 また別の日のこと、れいむのお家の前にゆっくりぱちゅりーが姿を現した。 まりさにふられたショックで、 とにかく誰でもいいから自分といっしょにゆっくりしてくれるゆっくりが欲しい と、れいむは考え始めていた。 例のごとく、れいむはお家の外に出て、ぱちゅりーの前でぴょんぴょんと飛び始めた。 「ぱちゅりーはれいむといっしょにぴょんぴょんしてね!!!」 「むきゅ?ここはとてもじめじめしてるわね。ちょっとおじゃまするわ。」 「ゆ!!だいかんげいだよ!!!」 ぱちゅりーはぴょんぴょんと飛ばなかったものの、れいむのお家に興味を持ったようだ。 すぐにぱちゅりーをお家の中に招き入れる。 「むきゅっ!ここはせまくてじめじめして、とてもゆっくりできるおうちだわ!!!」 「ゆゆ!そういってもらえるとれいむもうれしいよ!!!ぱちゅりーはれいむといっしょにゆっくりしようね!!!」 れいむの興奮は最高潮に達した。 目の前にいるぱちゅりーは、ここをゆっくりできるお家だと言ってくれた。 これで完璧だ。自分がふられる理由はどこにも無い。 このぱちゅりーと一緒に、これからずっとゆっくりできるんだなぁ とれいむは考えていた。 だが・・・ 「むきゅ?ぱちぇはここでひっそりとくらしたいのよ。れいむがいるとゆっくりできないわ。れいむはとっととでていってね!!!」 「ゆ!!!ぱちゅりーはれいむといっしょにゆっくりしないの?」 「れいむはぜんぜんゆっくりしてないわ。だかられいむがいたらぱちぇがゆっくりできないでしょ!そんなこともわからないの?」 「ゆうう!ここはれいむのおうちだよ!!れいむといっしょにぴょんぴょんしてくれないぱちゅりーはとっととでていってね!!!」 「むきゅ、いたいわ!!ゆっくりできないれいむがぱちぇをいじめるわ!!!」 ぱちゅりーはゆっくりとその場を去ってしまった。 れいむはまたもやふられてしまったようだ。 「ぱちゅりーがわるいんだよ!ぱちゅりーはぜんぜんゆっくりしてないんだよ!!!」 捨て台詞を吐くれいむの後姿は、落ち葉が似合いそうな哀愁を漂わせていた。 まだ初秋なのにとても冷たい風が吹いてきたので、れいむは自分のお家に入った。 心と体が冷えたれいむは、自分の妄想の中で、憧れのまりさといっしょにゆっくりすることにした。 翌日、れいむは一匹のゆっくりちぇんに出会った。 3度目の正直ということで、れいむは本気モードになっている。 「ゆ!ちぇんはれいむといっしょにゆっくりしていってね!!!」 「れいむはゆっくりしてないんだよ、ちぇんにはわかるよー。」 ちぇんにゆっくりしてないと言われたが、れいむはそれくらいでは引き下がらない。 「ゆう、そんなことないんだよ!!れいむはとてもゆっくりしてるんだよ!!!」 「ならそのしょうこをみせてほしいんだよ。」 「れいむはきれいなおうたがうたえるんだよ!!!ゆ♪゛ゆ゛っ、ゆ~~ゆゆゆ゛」 「わからないよー。れいむのおうたはゆっくりできないんだよ。ところでれいむはかりはとくいなの?」 「ゆ・・・れいむはかりがとくいじゃないんだよ。 でも、れいむはおうちのなかでゆっくりできるんだよ!!! だからちぇんはれいむといっしょに、おうちのなかでゆっくりしようね!!!」 「わからないよー。れいむはやっぱりゆっくりしてないんだよー。」 「ゆ!れいむはゆっくりしてるんだよ!!!ちぇんはれいむのおうちにきていっしょにぴょんぴょんしてね!!!」 「ちぇんはれいむといっしょにぴょんぴょんしたくないんだよ。わかってねー。」 「どうじでみんなれいむといっしょにゆっくりしてくれないのぉおおおお!!!」 二度あることは三度ある、 れいむはちぇんにもふられてしまった。 これ以降もれいむはほかのゆっくりにアタックしてみたが、 返事はいつもNOだった。 ふられっぱなしのれいむだが、 いつかきっと、ゆっくりしたまりさといっしょになれるんだと信じて、 ジメジメしたお家の中で、まりさをずっと待っていた。 晩秋になり、気温はますます下がり始めた。 多くのゆっくりは冬篭りの支度をしているのだが、 れいむは冬篭りの支度をする気が全くないようだ。 というか、れいむは食料が豊富にある環境に育ったので、 冬篭りが何なのか、どれだけ苦労することなのか、全く何も知らないらしい。 れいむの中では現在、いっしょにゆっくりする相手を見つけることが何よりも優先事項になっている。 ときどきれいむのお家の前を、カップルのゆっくりが通るのだが、 れいむはそんなカップルをうらやましそうに見つめていた。 あんなまりさといっしょにゆっくりできたらいいなぁ。 れいむはお家の中でずっと妄想にふけっていた。 冬が近づくある日のことだった。 家の外が急激に冷えてきたので、 れいむは入り口に草を敷き詰める作業をしていた。 自慢のお歌をうたいながら作業していたのだが、 何の前触れもなしに突然、ゆっくりまりさが草を払いのけてお家の中に入ってきた。 「ゆゆ!?ここはれいむのおうちだよ!!!まりさはゆっくりしていってね!!!」 返事は無い。れいむは続けて聞いてみる。 「まりさはゆっくりできるゆっくり?」 やはり返事は無い。 そしてまりさは突然、れいむに寄り添ってきた。 「ゆゆゆ!!!ま・・・まりさ・・・・いきなりどうしたの!?」 何も答えずに、まりさはれいむに擦り寄ってくる。 大胆なまりさの行動にれいむは興奮し、核心を突く質問をした。 「ゆううくすぐったいよ!!れいむはまりさといっしょにゆっくりしてもいいのよ!まりさはどうなの??」 するとまりさが突然、れいむの頬をすりすりし始めた。 お家の外でぴょんぴょんはしていないが、 まりさの気持ちがれいむには分かったようだ。 「ゆっ!まりさ!!!」 今までれいむはふられ続けたが、 ついに、自分を好いてくれるまりさが現れたのだ。 スィーには乗ってこなかったが、まりさはとてもゆっくりしているゆっくりに見える。 とうとう、小さいころからのれいむの夢が叶うのだ。 「ゆうううううう!!!」 れいむの高鳴る気持ちはもう誰にも止められない。 れいむは欲するがままに、まりさの頬をすりすりする。 一方のまりさは快くれいむを受け入れてくれる。 まりさの頬はとてもぷにぷにしていて、 れいむがすりすりする度に、まりさの頬がキュッキュッと音をたてる。 すりすり感の最高なまりさの肌に、れいむはメロメロになってしまったようだ。 「まりさぁあああああああ!!!!」 まりさは何も答えない。 「ゆうううううううう!!!すっきりーーーーー!!!」 一度のすっきりでは物足りず、れいむはその後、続けて3回すっきりした。 そして、れいむは疲れてそのまま眠ってしまった。 翌朝、れいむはゆっくりできない夢で目を覚ました。 「ゆゆっ、なんなの???」 目を覚ました後、ゆっくりできない気持ちでいっぱいだったが、 夢を見たことをれいむはすぐに忘れてしまったようだ。 なので、ゆっくりできない原因がれいむには分からない。 周りを見回してみるものの、特に変わった様子は無い。 お家の中には誰もいない。いつもと同じ光景だ。 するとれいむは、昨日のゆっくりしたできごとを思い出す。 昨日、まりさがお家の中に入ってきて、いっしょにゆっくりしていた。 その肝心のまりさが今、お家の中にいないのだ。 「ゆ!?まりさがいないよ!!!どこにいっちゃったの??」 外は白い雪が降っている。 さすがに、ゆっくりたちはそろそろ冬篭りを始めなければならない。 だがれいむのお家の中には、冬篭りするための食料がほとんど無い。 普段から食料を蓄えていなかったのだから当然だ。 お家から一歩出てみると、尋常ではない寒さがれいむの全身を襲った。 これから食料を集めようにも外はとても寒く、食料を探せるような環境ではない。 れいむはそこで初めて、冬の間は食料がとれなくなる、という現象に気がついたようだ。 「これじゃあごはんがたべられないよ!!!おなかがすいてれいむはゆっくりできなくなるよぉおおお!!!」 危機感を持ち始めるれいむだが、もうすでに遅い。 お家の中にある、わずかな食べ物だけで、これから訪れる厳しい冬を越さなければならないのだ。 「おなかがすいたよぉおおおお、まりさぁあああ!!!ゆっ・・・・・・・ゆゆ!」 まりさがいなくなった理由が、れいむにはピンときたようだ。 「れいむがおなかをすかせてるから、まりさはかりにでかけてるんだね!! まりさはとてもゆっくりとしたゆっくりなんだよ!! れいむはそんなまりさといっしょにゆっくりできて、とてもしあわせーなんだよ!!!」 自分自身に対してのろけ話をしながら、れいむはお家の中でまりさの帰りを待つことにした。 れいむは肝心なことに気がつかない。 こんな寒い中、ひ弱なゆっくりが狩りなどできるわけないということに。 翌日になってもまりさは帰って来なかった。 たくさんごはんを持って帰るために、まりさは遠くまで狩りに出かけているのだろう、とれいむは考えていた。 その日の昼ごろ、れいむはある異変に気づく。 頭が重い。 頭の上に何か乗っているような感覚だ。 そして、普段以上にお腹が減るような気がする。 これはもしかすると・・・ そう、ゆっくりがとてもゆっくりできるあれだ。 「ゆゆ!おちびちゃんができたんだよ!!!れいむはとうとうおかあさんになったんだよ!!!」 とてもゆっくりとしたまりさとの間にできた子供だ。 これからずっと子供を大切にするだろう。 まりさが狩りから帰ってきたら、まりさにすぐ見せてあげよう。 そのときに、子供ができたことをまりさにどう伝えようか。 れいむとまりさの子供だよ!! それとも、まりさへのプレゼントだよ!! いやいや、シンプルにゆっくりしていってね!!!にしようか。 れいむは一匹、お家の中でいろいろなことを考えていた。 まりさが帰ってくるまで、お家の中に生えているわずかなキノコを食べて飢えをしのぐ。 まりさや子供のことを考えていると、多少の空腹など気にならないようだ。 れいむの頭は徐々に重たくなっているようで、出産への期待はいっそう増していった。 「おちびちゃんはゆっくりしていってね!!!」 れいむは空腹を忘れ、 とてもゆっくりとした笑顔を見せていた。 その翌日もまりさは帰って来なかった。 れいむはとうとう、お家の中に生えているキノコを食べつくしてしまった。 れいむが食べるものはもう何も残っていない。 「ゆうう、おなかがすいたよぉおおお。れいむがゆっくりしてないと、 おちびちゃんはげんきにうまれてこないんだよ。まりさははやくかえってきてね!!!」 れいむは空腹でゆっくりできなくなっていたが、まりさが帰ってくるのを信じて、ずっとお家の中で待っていた。 翌日は吹雪になった。 体の冷えたまりさが帰ってきたら、すぐに体をすりすりして温めてあげよう と、れいむは考えていた。 しかし、どれだけ待ってもまりさはれいむのお家に帰ってこない。 「れいむはもうおなかぺこぺこだよ!!!まりさはなんでかえってこないの??? はやくしないと、れいむとおちびちゃんはゆっくりできなくなっちゃうんだよ!!!」 れいむの頭はさらに重たくなり、空腹感は普段と比べて強くなっているようだ。 それだけ、子供がすくすくと成長しているのだろう。 それから数時間後、れいむはとうとう空腹に耐えられなくなり、 仕方なく自分の子供を食べることにした。 ほかのゆっくりにとっては、自分の子供を食べるなどもってのほかだが、 そのあたりのことに関しては、れいむは無頓着のようだ。 「ごめんねおちびちゃん。れいむはおなかがすいてゆっくりできないんだよ!! だかられいむにゆっくりたべられてね!!!」 自分の子供を頭から振り落とそうと、一生懸命に体をゆらす。 だが、れいむの頭からは全く子供が落ちてこない。 「どうぢでおちびちゃんはおちてこないの??れいむはおなかがすいてるんだよ!!!」 やはり、子供は落ちてこない。 それだけしっかりと、れいむの頭にくっついているのだろう。 しっかりと母体に根付く子供は、とてもゆっくりしている証拠だ。 それだけ、親ゆっくりの栄養をたくさん吸収して、大きく成長しているのだから。 まるまるしていたれいむの頬は、ここ数日で痩せこけて、ガリガリになっていた。 そして翌日、れいむの体力がとうとう限界に達してしまった。 れいむはもう動けない。 まりさがちょうど帰ってきたとしても、今から何かを食べたとしても、もう手遅れだろう。 れいむは、自分が永遠にゆっくりしてしまうことを悟ったようだ。 「もっど・・ゆっぐりじだがっだよ・・・・ま゛り゛ざ・・・・・・・」 れいむはそれっきり動かなくなり、永遠にゆっくりしてしまった。 動かなくなったれいむの頭には、 子ゆっくりではなく、キノコが生えていた。 春になると、れいむの死骸はカビだらけになっていた。 冬越えに成功したゆっくりが巣穴から飛び出してくるように、 冬越えに成功したカビの胞子が、れいむの巣穴から勢い良く飛び出ていった。 春真っ盛りだが、まりさはれいむのお家に帰って来ない。 そしてこれからもずっと、まりさはれいむのお家に帰って来ないだろう。 なぜならまりさは れいむの妄想が生み出した、架空のゆっくりなのだから ------------------------------------------ ※作品を書き終えた後に、内容の類似した作品が既に出ているかも? と、いつも気になってしまいます。 本作品のストーリーが、既出作品とかぶってしまっている場合はご容赦ください。 なんということでしょう! anko2235れいむへの愛情 の挿絵をエアあきさんに描いていただきました。 嬉しいような、恥ずかしいような、不思議な高揚感で胸がいっぱいです。 実を言うと、挿絵に描いていただいた、実ゆっくりがもがき苦しむ場面は エアあきさんの作品に感化された要素がとても強く、 まさか、その本人に挿絵を描いていただけるとは夢にも思っていませんでした。 エアあきさん、ありがとうございます!!! 読者様からご指摘を受けたゆっくりの設定に関して。 人間が、野生動物の食べ物を『えさ』と表現することは多々ありますが、 ゆっくりの視点から、ということで改めて考えてみると、 ゆっくりが自分たちの食べ物を「えさ」と呼ぶことには、確かに違和感を感じます。 「巣」という言葉もしかり。 これは私自身が、ゆっくりの設定を十分に把握できていない証拠です。 このようにまだまだ未熟な点が多いですが、 これからもっと、ゆっくりの視点からストーリーを眺め、 より適切な表現を作品の中に取り入れて参りたいと思います。 鉄籠あき 過去の作品 anko1922 鉄籠 anko1941 野良まりさたちの行く末 anko1951 ゆっくりの住む牧場 anko1968 正義感 anko1973 あんころ草 anko1993 50% anko2013 カウンセリング anko2024 カレーの作り方 anko2047 露店のゆっくり anko2059 ゆっくりおばさんの船旅 anko2085 赤ゆ合戦 anko2107 たこつぼ anko2120 線香台 anko2187 生きる anko2207 野良ゆをゆっくりさせない工夫 anko2235 れいむへの愛情
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※餡子による母子の記憶継承と無駄に都合良く物事を考える餡子脳を踏まえて読んでください。 「お?い、れいむ??」 「なあに、おにいさん?」 「ゆっくり死ねええええええええええ!!」 「ゆべしっ!?」 男性の呼びかけに応じて彼の傍まで跳ねて行くなり全力でぶん殴られたのは飼いゆっくりのれいむ。 元々野生の個体で、家族を殺したれみりゃから助け出してもらった事があるので男性に全幅の信頼を寄せている。 それだけに、突然の事態に防御も回避も間に合わず、思いっきり顔面を陥没させ、餡子を撒き散らしながら勢い良く吹っ飛び、壁に激突した。 そのまま床に落ちたれいむは「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っ・・・!」とかなり危険な状態のときに発する呻き声を上げる。 そして、男性がオレンジジュースを持って駆けつけたときには、半ば物言わぬ饅頭に変わり果ててしまっていた。 「お?い、れいむ??」 「ゆゆっ!おにーさん、どうしてこんなことするの、ぷんぷん!」 「こんなことって何さ?」 「れいむのかわいいおかおにいたいことしたでしょ!ごまかさないでね!」 そう言いながら目を覚ましたれいむは思いっきり膨らんで男性を威嚇する。 が、彼にそんなものが通じるはずもない。 男性はおかしそうに笑いながら、こともなげにこう切り返した。 「それはきっと夢だよ!」 単純なもので、そんな言葉を聞かされるとれいむは本当に夢だったんじゃないかと思い始める。 頬を膨らますのを止め、首をかしげるような仕草をしながら男性に「ゆめ?」と尋ねた。 「そうさ、夢さ!良く考えてみろよ!とっても可愛いれいむがそんな酷い事されるわけないじゃないか!」 「ゆっ、それもそうだね!おにいさんはれいむのかわいさにめろめろだもんね!」 「そういう事さ!ゆっくり理解してね!」 「自分は可愛い。だからゆっくりさせてもらえる」・・・それはゆっくりの思考体系においては極めて論理的で妥当な主張らしい。 人間であれば「お前は何を言っているんだ」と言われかねないその言葉に納得したれいむは、満面の笑みを浮かべている。 もっとも、先ほど殴られて出来た怪我がオレンジジュース効果で完治しているおかげでもあるのだが。 何にせよ、さっきの出来事を夢か何かとして片付けたれいむは男性にご飯を持ってくるように要求し、またぶん殴られた。 勿論、その殴打による傷も目を覚ましたときには完全に癒えていて、男に諭されて夢だと思うことになった。 数日後、れいむは男性にお友達を連れてきて欲しいと要求した。 また殴られて大怪我をする夢を見たが、目を覚ますとそこにはありすの姿があった。 涎を垂らし、頬を紅潮させ、体中から妙な粘液を分泌する、いわゆる発情モードになったありすの姿が。 「でいむうううううう!ずっぎりぢまぢょうねえええええええええええ!!」 「やべでええええええええええ!ずっぎぢぢだらゆっぐぢでぎないいいいいいい!?」 れいむは必死で抵抗したが発情したありす種の力にかなうはずもなく、あっという間に捕まってしまった。 それから2時間半に渡って、計32回強制すっきりをさせられ、その数だけの蔦を生やしたれいむの意識は闇の中に消えていった。 「お?い、れいむ??」 「ゆゆっ、おにーさん!どうしてれいむをたすけてくれなかったの、ぷんぷん!」 「はぁ、助ける?」 「そうだよ!れいむ、ありすにいっぱいひどいことされたんだよ!」 そう言いながら目を覚ましたれいむは思いっきり膨らんで男性を威嚇する。 が、彼にそんなものが通じるはずもない。 男性はおかしそうに笑いながら、こともなげにこう切り返した。 「それはきっと夢だよ!」 単純なもので、そんな言葉を聞かされるとれいむは本当に夢だったんじゃないかと思い始める。 頬を膨らますのを止め、首をかしげるような仕草をしながら男性に「ゆめ?」と尋ねた。 「そうさ、夢さ!良く考えてみろよ!とっても可愛いれいむを助けないわけないじゃないか!」 「ゆっ、それもそうだね!おにいさんはれいむのかわいさにめろめろだもんね!」 「そういう事さ!ゆっくり理解してね!」 「自分は可愛い。だからゆっくりさせてもらえる」・・・それはゆっくりの思考体系においては極めて論理的で妥当な主張らしい。 人間であれば「お前は何を言っているんだ」と言われかねないその言葉に納得したれいむは、満面の笑みを浮かべている。 もっとも、先ほどのすっきりの疲労がオレンジジュース効果で完治し、頭の蔦がありすに移植されたせいで無くなっているおかげでもあるのだが。 何にせよ、さっきの出来事を夢か何かとして片付けたれいむは男性にご飯を持ってくるように要求し、またぶん殴られた。 勿論、その殴打による傷も目を覚ましたときには完全に癒えていて、れいむはいつもの夢だと思った。 夢から覚めたときにはまた発情したありすがいて、また散々レイプされたが、男に諭されて夢だと思うことになった。 数日後、れいむは男性にゆっくりした可愛らしい赤ちゃんが欲しいと要求した。 また殴られて大怪我をする夢を見たが、目を覚ますとそこにはありすの姿があった。 勿論、それもいつものレイプされる夢で、散々すっきりさせられた後に目を覚ますと、頭に蔦が一本だけ残っていた。 「お?い、れいむ??」 「おにいさん、みてみて!れいむ、あかちゃんができたよっ!」 何故出来たのかは考えないらしい。小さな小さなれいむとありすが実るその蔦を自慢げに男性に見せびらかす。 それを見た男性はおもむろにその赤ちゃんを引きちぎって、れいむの目の前で食べてしまった。 「どほぢでぞんなごどず・・・ゆ゛ぐっ!?」 「ゆっくり死ねえええええええええええええ!!」 抗議しようとした瞬間に全力でぶん殴られたのは飼いゆっくりのれいむ。 突然の事態に防御も回避も間に合わず、思いっきり顔面を陥没させ、口から餡子を撒き散らしながら壁に激突した。 そのまま床に落ちたれいむは「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っ・・・!」とかなり危険な状態のときに発する呻き声を上げる。 そして、男性がオレンジジュースを持って駆けつけたときには、半ば物言わぬ饅頭に変わり果ててしまっていた。 殴られる夢から目を覚ましたと思ったれいむはまたしても発情したありすにレイプされる夢を見た。 そして、本来ならば元気に生まれてれいむとゆっくりする予定だった赤ちゃん達が無数に・・・・・・。 「お?い、れいむ??」 「ゆゆっ、おにーさん!どうしてれいむのあかちゃんたべちゃったの、ぷんぷん!」 「はぁ、食べる?」 「そうだよ!れいむのあかちゃんたべちゃったんだよ!」 そう言いながら目を覚ましたれいむは思いっきり膨らんで男性を威嚇する。 が、彼にそんなものが通じるはずもない。 男性はおかしそうに笑いながら、こともなげにこう切り返した。 「それはきっと夢だよ!」 単純なもので、そんな言葉を聞かされるとれいむは本当に夢だったんじゃないかと思い始める。 頬を膨らますのを止め、首をかしげるような仕草をしながら男性に「ゆめ?」と尋ねた。 「そうさ、夢さ!良く考えてみろよ!とっても可愛いれいむの赤ちゃんを食べるわけないじゃないか!」 「ゆっ、それもそうだね!おにいさんはれいむのかわいさにめろめろだもんね!」 「そういう事さ!ゆっくり理解してね!それにほら、頭の蔦だってちゃんと無事じゃないか!」 「ゆゆっ!?ほんとうだね、れいむのかわいいあかちゃん、とってもゆっくりしてるよ!」 「自分は可愛い。だからゆっくりさせてもらえる」・・・それはゆっくりの思考体系においては極めて論理的で妥当な主張らしい。 人間であれば「お前は何を言っているんだ」と言われかねないその言葉に納得したれいむは、満面の笑みを浮かべている。 もっとも、先ほどのすっきりの疲労がオレンジジュース効果で完治し、頭の蔦が1本を残してありすに移植されたせいで無くなっているおかげでもあるのだが。 何にせよ、さっきの出来事を夢か何かとして片付けたれいむは男性にご飯を持ってくるように要求し、またぶん殴られた。 勿論、その殴打による傷も目を覚ましたときには完全に癒えていて、れいむはいつもの夢だと思った。 その後、また発情したありすがいて、また散々レイプされたがれいむはいつもの夢だと思った。 目を覚ますとまたしても男性に蔦に成っている赤ちゃんを食べられたが、男に諭されて夢だと思うことになった。 「ゆゆっ!れいむのかわいいあかちゃん、ゆっくりしていってね!」 「「「「ゆっきゅりちていっちぇね!」」」」 数日後、れいむの赤ちゃんは無事に誕生した。 れいむ種2匹とありす種2匹。みんなとってもゆっくりした可愛らしい赤ちゃんだ。 「おっ、れいむ・・・赤ちゃ生まれたのか?」 「そうだよ!とってもゆっくりしたかわいいあかちゃんだよ!」 「じゃ、死ね」 男は何の前触れもなく1匹の赤れいむの頭にお箸を突き立てて、絶命させてしまった。 それから死体、もとい小さな饅頭を責任を持って食べて処分した。 「どほぢでぞんなごどず・・・ゆ゛ぐっ!?」 「ゆっくり死ねえええええええええええええ!!」 抗議しようとした瞬間に全力でぶん殴られたのは飼いゆっくりのれいむ。 突然の事態に防御も回避も間に合わず、思いっきり顔面を陥没させ、口から餡子を撒き散らしながら壁に激突した。 そのまま床に落ちたれいむは「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っ・・・!」とかなり危険な状態のときに発する呻き声を上げる。 そして、男性がオレンジジュースを持って駆けつけたときには、半ば物言わぬ饅頭に変わり果ててしまっていた。 殴られる夢から目を覚ましたと思ったれいむはまたしても発情したありすにレイプされる夢を見た。 そして、本来ならば元気に生まれてれいむとゆっくりする予定だった赤ちゃん達を蔦ごと食べられる夢からも目を覚ました。 「お?い、れいむ??」 「ゆゆっ、おにーさん!どうしてれいむのあかちゃんにひどいことしたの、ぷんぷん!」 「はぁ、酷いこと?」 「そうだよ!れいむのあかちゃんぶすってしてぱくってしちゃったんだよ!」 そう言いながら目を覚ましたれいむは思いっきり膨らんで男性を威嚇する。 が、彼にそんなものが通じるはずもない。 男性はおかしそうに笑いながら、こともなげにこう切り返した。 「それはきっと夢だよ!」 単純なもので、そんな言葉を聞かされるとれいむは本当に夢だったんじゃないかと思い始める。 頬を膨らますのを止め、首をかしげるような仕草をしながら男性に「ゆめ?」と尋ねた。 「そうさ、夢さ!良く考えてみろよ!とっても可愛いれいむの赤ちゃんを虐待するわけないじゃないか!」 「ゆっ、それもそうだね!おにいさんはれいむのかわいさにめろめろだもんね!」 「そういう事さ!ゆっくり理解してね!それにほら、赤ちゃんならここにいるじゃないか!」 「ゆゆっ!?ほんとうだね、れいむのかわいいあかちゃん、とってもゆっくりしてるよ!ゆっくりしていってね!」 「「「「ゆっきゅちちていっちぇね!」」」」 「自分は可愛い。だからゆっくりさせてもらえる」・・・それはゆっくりの思考体系においては極めて論理的で妥当な主張らしい。 人間であれば「お前は何を言っているんだ」と言われかねないその言葉に納得したれいむは、満面の笑みを浮かべている。 もっとも、先ほどのすっきりの疲労がオレンジジュース効果で完治し、同じ髪飾りをつけた赤ちゃんが目の前にいるおかげでもあるのだが。 何にせよ、さっきの出来事を夢か何かとして片付けたれいむは男性にご飯を持ってくるように要求し、またぶん殴られた。 勿論、その殴打による傷も目を覚ましたときには完全に癒えていて、れいむはいつもの夢だと思った。 その後、また発情したありすがいて、また散々レイプされたがれいむはいつもの夢だと思った。 更に、またしても男性に蔦に成っている赤ちゃんを食べられたが、これまたいつも通りの夢だと思った。 目を覚ますとまたもや男性に赤れいむを殺されたが、男に諭されて夢だと思うことになった。 その夢から目を覚ますと、今度は目の前で1匹の赤ありすがれみりゃに食べられた。 怒りに任せてれみりゃに襲い掛かろうとしたとき何故か男性に殴り飛ばされた。 そのとき、れいむは赤ありすが食べられてしまったのも夢なんじゃないかと思った。 その殴打による傷も目を覚ましたときには完全に癒えていて、れいむはいつもの夢だと思った。 その後、また発情したありすがいて、また散々レイプされたがれいむはいつもの夢だと思った。 更に、またしても男性に蔦に成っている赤ちゃんを食べられたが、これまたいつも通りの夢だと思った。 目を覚ますとまたもや男性に赤れいむを殺されたが、これもまたいつもの夢だと思った。 そして、れいむはれみりゃに赤ありすが食べられたことを男に諭されるまでもなく夢だと思うことになった。 その夢から目を覚ますと、今度は目の前で1匹の赤ありすが赤れいむを犯し殺してしまった。 怒りに任せて赤ありすを踏み潰そうとしたとき、何故か男性に殴り飛ばされた。 そのとき、れいむは赤ありすが赤ありすを犯し殺してしまったのも夢なんじゃないかと思った。 その殴打による傷も目を覚ましたときには完全に癒えていて、れいむはいつもの夢だと思った。 その後、また発情したありすがいて、また散々レイプされたがれいむはいつもの夢だと思った。 更に、またしても男性に蔦に成っている赤ちゃんを食べられたが、これまたいつも通りの夢だと思った。 目を覚ますとまたもや男性に赤れいむを殺されたが、これもまたいつもの夢だと思った。 そして、れいむはれみりゃに赤ありすが食べられたが、やっぱり夢だと思った。 また、赤ありすが赤れいむを犯し殺したが、男に諭されるまでもなく夢だと思うことになった。 その夢から目を覚ますと、最後に生き残った赤ありすが男性に虐待され、殺されてしまった。 しかし、れいむは男性に抗議することを一切せずにこう言った。 「ゆっ、これもゆめなんだね!おにいさんはれいむのかわいさにめろめろだもんね!」 「・・・・・・・・・・・・」 「だからひどいことなんてしないよ!ゆっくりはやくおきてあかちゃんとゆっくりしたいよ?♪」 そう言って鼻歌を口ずさむれいむを抱きかかえると男は倉庫へと向かい、おもむろにその入り口を開け放った。 すると、その中には・・・無数の蔦を生やしたありすや飾りのない赤ゆっくりの死骸が散乱していた。 「ゆぎぃ、なにごでぇ!?ゆめでもぜんぜんゆっぎぢでぎないよぉ!?」 「夢じゃないよ」 「ゆゆっ!へんなこといわないでね!?」 「変なことじゃないさ。それに嘘でもない」 「・・・・・・ゆーっ!ゆっくりできないこといわないでよ、ぷんぷん!」 そう言いながられいむは思いっきり膨らんで男性を威嚇する。 が、彼にそんなものが通じるはずもない。 男性はおかしそうに笑いながら、ポケットから幾つかの髪飾りを取り出し、こともなげにこう切り返した。 「じゃあ、これは何かな?」 「ゆ゛っ・・・で、でいむのあがぢゃんの・・・」 「そして、この子は誰かな?」 男性は手近な赤れいむだったものに取り出した髪飾りを括りつけた。 更に手近な赤ありすだったものにカチューシャを取り付けた。 ついでに手近なありすの、それもあと少しで生まれそうな蔦を引っこ抜いて、れいむの頭にねじ込んでやった。 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「いいや、これが現実だよ」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「いいや、これが現実だよ」 幾度と無く繰り返される押し問答。 その間にも男は転がっているゆっくりだったものの形を整え、うつろな目がれいむを、見つめるように配置する。 その作業を繰り返すことおよそ1時間。れいむは既に赤ゆっくりが誕生していることに気付いていない。 口々に「おきゃーしゃん・・・ゆっきゅちちちぇね!」などと言っているがれいむは当然反応しなかった。 そして、男が倉庫の奥かられみりゃを連れてきたことにさえも気付いていない。 それどころか、視界に入ってさえいなかった。 れいむの目い映るものは、じっとれいむを見つめている倉庫内に並んだ数千の濁った瞳。 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ちがうよ、ゆめだよ!?おにいさんはれいむにめろめろなんだよ!?れいむはとってもかわいいんだよ!?とってもゆっくりしているんだよ!?」 「ゆぴぇええええええええええん!」 「どうしたんだ、れいむ?怖い夢でも見たのか?」 悪夢にうなされて、寝汗のようなものを沢山かいたれいむは、目を覚ました途端怖くなって泣き出してしまった。 すると、飼い主のお兄さんが駆け寄ってきて手のひらで包み込んでくれた。 そうやって、彼の手の中に包まっていると、少しずつ気分が落ち着いてきた。 「はははっ、いつもいつも悪夢にうなされるなんて、怖がりだなぁ」 「だっちぇ・・・れーみゅ、ゆめしゃんきょわいんだよ・・・」 「まあ、仕方ないか。れみりゃに家族が殺されて、生き延びたのはお前だけだもんな・・・そりゃ悪夢も見るよな」 「おにーしゃん・・・おにーしゃんはれーみゅをまもっちぇくれりゅ?」 「当たり前だろ?俺はお前の可愛さにメロメロなんだから」 男の手は温かくて、大きくて、それに今は亡き母親のリボンが巻かれているのでとてもゆっくり出来るものだった。 結局、幼くして恐怖を餡子に刻み込まれたれいむは男の手の温もりに包まれながらようやくゆっくりした安らかな眠りについた。 ‐‐‐あとがき‐‐‐ 無限ループになるようなならないような・・・ ちょっとぬるかったような気がする byゆっくりボールマン
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「ゆぶべべべっ!?」 「ま゛り゛さ゛あああああああ!?」 「全く、まぁ~た畑荒らしか ほんと嫌になるよ」 男の草鞋がまりさの舌に乗っていた野菜ごとその舌をぐちゃぐちゃに踏み潰した。 砕けた野菜と舌が混じり異様な色彩を産んだ。 「ぢがうのおおおおおお!!まりさはしんせつしんでおちてたおやさいをはたけにもどしてあげようと」 「瓜田に靴を入れず」 男は舌を踏みにじっていた足を引き抜いて振り上げると思い切り蹴りぬいた。 まりさは宙を舞うと柵にぶつかって嫌な音を立てながら餡子を撒き散らした。 そして柵に餡子の跡を残しながらずるずると地面に落ちて 数度痙攣すると衝撃で飛び出していた目玉がずるりと落ちて動かなくなった。 「どぼぢでええええええええええええ!?まりざなんにもわるいごどぢでないのにいいいいい!!」 餡子が混じり黒く滲んだれいむの涙が何筋も頬を伝った。 「死にたくなきゃ最初から畑に近づくなよ、荒らしとそうじゃないのと見分けるの面倒だからさ」 そう言って男はれいむのリボンを摘むと林の方に放り投げた。 そして帰ろうとして手元に指に引っかかって千切れたリボンが 一欠けら残っているのに気付いて鬱陶しそうに手を払った。 それから数日後、幽鬼のように夜の林の中を放浪するリボンのかけたゆっくりれいむの姿を あるありすは偶然友達の巣から巣へ帰る際に見た。 夜はれみりゃの時間だ、都会派として注意してあげようと思ってありすは恐る恐る声をかけた。 そのれいむはゆっくりと振り返ると壮絶な笑みを浮かべながら言った。 「れいむはれみりゃをまってるんだよ」 そしてけたたましく笑い出したれいむの狂気に恐怖を感じて慌ててありすは逃げ出した。 それからさらに数日後の深夜 れいむの前にれみりゃが降り立った。 れみりゃは獲物を見てその子どもが書いた落書きを張り付けたような笑顔で言った。 「うっうー♪よふかしするわるいこはたべちゃうんだどぅ~♪」 「まって、れいむはれみりゃにおねがいがあるよ」 「う~?」 れみりゃは他のゆっくりとは違う落ち着いた態度でれみりゃに話しかけるれいむに少し驚きながられいむを見た。 無視してそのまま食べてしまっても構わなかったが、とても真剣な表情のれいむに気圧されて、渋々話を聞くことにした。 「う~おぜうさまのれみりゃになんのようなんだどぅ~?」 「れいむをおかして!!れいむっとすっきりして!!!」 れいむは瞳をカッと見開きれみりゃに向かって腹のそこから叫んだ。 れみりゃは困惑して額から汗を流した。 そして思った。 このれいむは頭がおかしいのだろうか、と。 れみりゃとれいむがすっきりする例など聞いたことが無い。 当然だ、二者の関係は捕食者と逃げまとう獲物なのだから。 れみりゃ種にもれいむを性の対象として見るような趣味も無い。 れいむ種がれみりゃ種に出逢ったとき、するべき行動は逃走、ただそれだけである。 なのにこのれいむはれみりゃとすっきりしたいと言うのだ。 生きるための口先三寸かと思ったが 体格差から考えてもそんなことをすれば体が保たないだろう。 れみりゃがれいむの正気を疑うのも当然である。 実際、れいむの熱っぽく開かれた赤く血走る瞳を見てもその正気を疑うには充分だった。 そして十秒間、れみりゃにとってかなり長く熟考したのち れみりゃはこうまかんのおぜうさまとして恥じることの無い結論を導き出した。 「うっうー♪そこまでいうならたっぷりかわいがってやるんだどぅ~♪」 腰をフリフリしながられいむににじり寄って行く。 据え膳食わぬはおぜうさまの恥ってさくやが言ってた。 ちゃんとさくやの言ったことを覚えてた自分はとっても偉いとれみりゃは思った。 そして二匹は朝まで激しく交わりあった。 「ゆひっ、ひゅひひひひひいひ…!」 犯すのに飽きて、かといって自分が交わりあった相手を食べるのも憚られたので どこぞへとれみりゃが去っていった後、れいむは壊れたオルゴールみたいにけたたましく笑い出した。 綺麗だった髪は乱れて絡まり、リボンは男に千切られてかけた部分からさらに裂け目を深くした。 頬からはれみりゃの爪が食い込んだのか痛々しい傷跡と、何条もの餡子が流れた後が付いていた。 そしてズタズタに裂けたまむまむから肉汁と、餡子の混じった液体がどろりと流れ出した。 れいむのその機関はほぼ破壊されて、恐らくもう二度と用を成すことは無いだろう。 焦点の合わない瞳から伸びる視線は宙を漂う。 だがれいむの笑いは決して絶望の笑いではなかった。 「これで…これでまりさのかたきが…ひゅひひひひひ!」 雌としての本能があり得ないはずのれみりゃの子種を身篭ったことを確信して れいむは目の焦点も合わないまま口を歪めて笑った。 一週間後、近くのゆっくりの群の外れに一匹のれいむが住み着いた。 そのれいむは酷い傷を負っていて、群のゆっくりは心配して話しかけたが れいむに一睨みされただけで立ち竦み、それ以上話しかけることが出来なかった。 群のみんなはそのれいむを疎ましく思いながらも中々手を出すことができなかった。 そうして、次にそのれいむの巣をみんなが見に行ったのは れいむの巣から恐ろしい産声が聞こえてきた時だった。 「れいむ!あかちゃんがうまれたならみんなにしょうかいしてあげてね! そしていっしょにゆっくりしようね!」 群の長まりさがれいむの巣の入り口のすぐ横の木の部分を叩いた。 これを気に仲良くなっておかないと、群のみんなが怖がると思ったからだ。 それにみんなかわいい赤ちゃんは見たかったのだ。 巣の入り口を覆っていた草がガサゴソと動いて 長まりさは出てきてくれるのかと思って事前に考えておいた懐柔の言葉を言おうとし 帽子がなくなっていることに気が付いた。 「うゅ~♪たーべちゃーうぞー♪」 はっと気付き見上げると、空を飛ぶゆっくりが長まりさの帽子を捕まえていた。 子どもが書いた落書きを張り付けたような笑顔、口元から生えるキバは長まりさの帽子に突き刺さっていた。 本来地面にあわせて平坦であるべき足からは三本の爪の生えた妙な枝が生えていて長まりさの帽子を掴んでいる。 頭はれいむ種と同じ黒い髪に両脇に髪留めをつけていたが、その最大の特徴であるリボンは無く 代りに薄紫色に赤い布をつけた帽子を被っていた。 そして、その両脇からはあの蝙蝠のような恐ろしい悪魔の羽が生えていた。 「「「れみりゃだあああああああああああああああああ!!!!!」」」 集まっていたゆっくり達は一斉に叫んだ。 そして長まりさの周りに身を寄せ合った。 「ち、ちがう…あれはれみりゃじゃない…!」 長まりさは震えながらその化け物を見上げ言った。 「そうだどぅ~♪れみりゃなんかじゃないんだどぅ~♪」 ソレは長まりさの言葉に頷くと、体の前で悪魔の羽をみょんな形であわせながら言った。 「れい☆むりゃ☆う~♪」 そして足に掴んでいた長まりさの帽子をむしゃむしゃと平らげた。 「ま゛り゛さのだいじばぼうじっびゅべばじゃ!?」 「「「だずげでええええええええええええ!!」」」 一斉に逃げ出したゆっくり達にもみくちゃにされて長まりさはぐちゃぐちゃの饅頭になって死んだ。 その様子を見てれいむりゃと名乗ったその化け物は首をかしげながら言った。 「うゅ~?どうしたんだどぅ~♪もっとゆっくりしてくいくんだどぅ~♪」 不思議がるれいむりゃを他所に、巣の中からはれいむのあの壊れたオルゴールのようなけたたましい笑い声が木霊した。 「たくさんたべて、もっとつよくなるんだよ」 口から虫や木の実を吐き出しながられいむはれいむりゃに言った。 嬉しそうに母から餌を貰いながられいむりゃは応えた。 「うゅ~♪いっぱいたべておおきくなってゆっくりするんだどぅ~♪」 そう言うや否や、れいむりゃの見ていた世界の天地は逆転した。 れいむの体当たりでひっくり返ったのだ。 「あまったるいこといわないでね!おまえはたたかうためにれいむがうんでやったんだよ!! ゆっくりしてないでとっととりかいしてね!!」 「ぅ、うゅ~、わかったんだどぅ…」 目を血走らせて鬼の形相で言うれいむに怯えながられいむりゃはれいむが何故そんなことを言うのか理解できないものの とりあえずもう一転がりしてから頷いた。 「ぜんぜんわかってないみたいだね…」 れいむりゃの暢気な表情を見てれいむは嘆息しながら言った。 「おまえはね、やさいをかえしてあげたまりさをころしたあのくずをころすためにうまれてきたんだよ だからゆっくりしてるひまなんてないの、いっこくもはやくあのくずをころすためにつよくならなくちゃいけないんだよ それができないならおまえみたいなばけものいきてるいみがないんだよ!」 確かに意識ははっきりしているのにどこか焦点の合わない瞳でれいむりゃを睨みつけながられいむは言った。 「うゅ~、ゆっくりりかいしたんだどぅ~♪」 「それがわかってないっつってんだよ!!!!!」 れいむの体当たりがまたれいむりゃを転ばした。 「う、うゅ?」 何故体当たりされたのか分からず起き上がろうとするれいむりゃにまたれいむが体当たりを食らわせた。 ゴロゴロと何度も巣を転がって吐きそうになりながられいむりゃはれいむを見た。 「どおぢでおまえはぞうなの!?どおぢで!おばえはもっどづよぐなんなぐぢゃだべなんだよおお!! なのに!れいむにやられてちゃだべでじょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」 れいむは狂ったように、というか狂っているのだろう。 執拗にれいむりゃに体当たりを繰り出す。 何度も転がり何度も壁に叩き付けられながられいむりゃは思った。 何故おかあさんはゆっくりしないのだろうと。 れいむりゃはこんなにもゆっくりしたいというのに。 いくら体当たりをしても気絶しないれいむりゃの耐久力に満足したのか れいむはボロボロのれいむりゃを放ったまま眠りに付いた。 れいむが眠りに付いたのを確認すると、れいむりゃはれいむを起こさないようにそっとその隣ですやすやと眠り始めた。 朝早くれいむに叩き起こされて外に連れ出されたれいむりゃは 生後まもないにも関わらずもはや痛めつけるのが目的としか思えないほど厳しい仕打ちを特訓と称して行った。 石を投げつけられ、木の枝で叩かれ、土に埋められ、川に落とされ、蔦を巻きつけられ引っ張られる様は とても特訓などという上等なものではなく、れいむの持つ恨みをれいむりゃに押し付けているだけだった。 それでもれいむりゃは子どもが書いた落書きを張り付けたような笑顔を崩さなかった。 そんな生活が何ヶ月か続いた。 れいむりゃは飛び回ってれいむの放つ石ころを避け 土に埋められても足の力と羽ばたきで飛び出し 川の中を皮がふやけるまでの間バタ足で泳ぎ 蔦を引きちぎり、逆に蔦を加えてれいむをぶら下げるほどに強くなった。 れいむはそんなれいむりゃを見て満足そうに頷くと またあの壊れたオルゴールみたいなけたたましい笑い声を上げた。 「これで…ひゅひひひ!これで!このばけものをつかえばまりさのかたきがうてるよおひゅひひひひひ!! やざしかったまりさをころしたあのクズひゅひ!ころせる!やっところせる!!」 れいむの口から餡子色のあぶくが吹き出た。 そんな笑顔でもれいむりゃはとても嬉しくて一緒に笑った。 梅雨の季節が来た。 あれかられいむはれいむりゃの特訓の合間にまりさを殺したあの男の動向を探っていた。 男は殆どの日を畑で仕事をしていた。 畑の中はまずいとれいむは考える。 一緒に畑仕事をしている仲間を呼ばれる危険がある。 いくらあの恐ろしいれみりゃの血を引くれいむりゃでも 二対一では分が悪いとれいむは思っている。 かといって家の中も危険だ。 家の中には色々な道具を置いてあるに違いないし間取りにも詳しいだろうから不利だ。 男が外で一人になる瞬間が知りたかった。 そうして調べている内についにれいむは遂に男が一人になる時間を見つけた。 男は一週間に一度、里の方に一人で出て行く。 特にその時に渡る古びた人気の無い橋の上は逃げ場も殆ど無い絶好のポイントだった。 れいむりゃは、れいむが男を見に行っている間、たった一人でとても寂しがった。 梅雨の最中でもはや濁流に近い流れを持つ川のほとりで雨避けの葉っぱを口に咥えながられいむは言った。 「やっと、おまえのやくめがはたせるんだよ うれしいよね、れいむりゃ」 入念な準備を経て、れいむりゃにもしっかりと計画を伝えてれいむはれいむりゃと橋の前に立った。 「れいむりゃ、わかるね ここであのおとこをころすんだよ」 れいむはちらりとれいむりゃの方を見て最終確認をした。 「うっゆー♪わかるんだどぅ~♪ばっちりなんだどぅ~♪」 れいむりゃはれいむが喜びに震えているのを感じ取って自分も嬉しそうに頷いた。 「そいつにれいむりゃがおしおきしておとうさんにひどいことしてごめんなさいっていわせるんだどぅ~☆」 はしゃぎながらそう言ったれいむりゃに唖然としながられいむはぽとりと咥えていた葉っぱを落とした。 ドン、とれいむは体当たりをした。 不意の体当たりにれいむりゃはゴロゴロと水浸しの地面を転がり泥まみれになった。 「う、うゅ~?」 ちゃんと答えられたと思ったのに何故か怒りの形相のれいむを見てれいむりゃははてなと首を傾げた。 「なにをいっでるの!?それじゃだめだんだよ!! ちゃんところして!!いきのねをとめて!! にどとそいつをゆっくりできなくするんだよ!!」 それを聞いて、れいむりゃは固まった。 「う、うゅー?おかあさんがいってるころすってのがよくわからないんだどぅ~♪ それをしたらゆっくりできなくなっちゃうのかどぅ~?」 困惑し額に汗を浮かべながられいむりゃは尋ねた。 ザアザアと雨粒が顔を打ち据えるのを意にも介さずれいむは捲くし立てた。 「あたりまえでしょ!そんなこともわからなかったの?ばかなの!? わかったらとっととあのおとこをころすじゅんびをしてね!!」 「……じ、じゃあいやなんだどぅ~」 れいむりゃは、搾り出すように言った。 か細い声だったにも関わらずその声は何故か雨音にかき消されずにれいむの耳にちゃんと届いた。 「は?いまさらなにをいって」 「いやだどぅ~♪だれだってゆっくりできなくなるなんてだめなんだどぅ~♪ひとのだいじなゆっくりをとったらだめなんだどぅ~♪ こらしめるだけでかんべんしてあげるんだどぅ~♪そしたらみんなゆっくりできるんだどぅ~♪」 「ふっざけるなああああああああ!」 れいむりゃの初めての反抗にれいむは激怒した。 「あのおとこはねぇ!まりさの…まりさのだいじないのちを…ゆっくりをうばったんだよ!! あんなにやさしくて!つよくて!ゆっくりしてたまりさのゆっくりおおおおおおお!! だからあのおとこはゆっくりをとられてとうぜんなんだよ!!なんでそんなこともわからないの!? ばかなの!?しぬの!?だいたいまりさみたいなすてきなゆっくりからおまえみたいなばけものがうまれるか! しね!ゆっくりしね!!」 れいむは激昂して喉が裂けて口から餡子が飛ぶほど叫んだ。 それでもれいむりゃは怯まなかった。 「それでもいやなんだどぅ~♪ それよりそいつもゆっくりさせたらさんにんでおとうさんのぶんもゆっくりできるんだどぅ~♪ おかあさんもこれでゆっくりできるにちがいないんだっどぅ~♪ うゅー、こんなことおもいつくなんてれいむりゃはてんさいだっどぅ~♪」 れいむりゃはれいむを説得しようとかそういうことだけでなく ずっとそうしたいと思っていたことをれいむに告げた。 「ゆぐがぎゃああああああああああああああああ!! ふざけるなふざけるなふざけるなあああああああ!! れいむのゆっくりはおばえどなんがじゃない!!おばえみだいなバゲモノどじゃなぐで まりさとぉ!れいむとまりさのかわいいあかちゃんのさんにんでするはずのゆっくりなんだよおおおおおお!!! もういいもういいもういい!!ぜんぶれいむがやる!!おまえみたいなばげもののぢがらはがりない!! だがらお゛ばえがらゆっぐぢぢねええええ!!!」 怒りで血が上ったためか、それとも雨の湿気のせいか古傷から餡子を噴出し目から餡涙を流して 歯茎をむき出しになるほど歯を食いしばりながられいむはれいむりゃに襲い掛かった。 「や、やめるんだどぅ~☆れいむりゃにたいあたりしたらおかあさんのほうがいたいんだどぅ~♪」 実際その通りだった。 れいむは頑丈なれいむりゃに体当たりするたびに古傷を開かせ、ボロボロになっていった。 それでもれいむは止まらない。 れいむりゃは逃げればいいのにれいむを止めようと何度も羽でれいむを包みこみ、踏ん張った。 その度にれいむは羽を振り払って体当たりをして傷口を大きくした。 「やめるんだどぅ~やめるんだどぅ~♪」 「だばっ!れええええええ!!!」 二匹はもつれ合いを繰り返していつの間にか橋の上まで来ていた。 れいむりゃの必死の訴えも空しく、れいむは突進した。 雨とれいむに体力を奪われたれいむりゃは、れいむの前に立とうとして足を滑らした。 何も居ない空間にれいむは突っ込み、そして雨に濡れた木の板に足を滑らせて橋から落下した。 「ゆっ」 「お゛があ゛ざあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ああああああん゛!!!」 初めてれいむりゃの子どもが書いた落書きを張り付けたような笑顔が歪んで 驚愕の表情へと変わった。 れいむりゃはその悪魔の羽を羽ばたかせて川に落下したれいむを枝のような足でリボンを掴んだ。 普段ならそれだけですぐに引き上げられるだろうが 濁流に近い流れの前では流石のれいむりゃでも引き上げることが出来ずに一緒に引っ張られた。 「お゛っおばえのぜいだ…お゛ばえが…」 「お゛があ゛ざんしんじゃだめだどぅ゛う゛!も゛っどゆっぐりずるんだどぅ!も゛っどゆっぐりずるんだどぅ!」 呪詛を吐こうとして、れいむは初めて見るれいむりゃの必死の形相に目を留めた。 「も゛うっ、ゆっぐり゛ずる゛もぐぞぼっ!な゛いんだよ…! がぼっがぼっ、れい゛む゛のゆっくりばぼっ、まり゛さ゛と」 ガバガバと水を飲みながられいむはれいむりゃに言った。 それでもれいむりゃは言う。 「ぞんなごどないんだどぅうぅうう!おがあざんはれいむりゃとゆっくりすればいいんだどぅ!!」 初めて泣き喚くれいむりゃの顔を見ながられいむは今にも濁流に流されて死んでしまいそうなのに思わず呆れた。 「もうっ……いいよ…おばえっ、にきたいしがぼがっぼ、れいむが…ばかだったよ…」 「だいじょうぶだどぅうう!れいむりゃは!!おかあさんにいっぱいきたえてもらってじょうぶになったから こんなのへっちゃらなんだっどぅうううううううううう!!」 れいむりゃはそう言うと歯を食いしばり白目を剥いて踏ん張った。 れいむの体が川から少し持ち上がる。 口が自ら出たれいむは疲れ果てた声で言った。 「……れいむとまりさのかわいいあかちゃんがほしかったよ、おまえみた」 その時、ずっと引き裂けそうになっていたれいむのリボンが千切れて ジャボンとれいむは濁流に飲み込まれた。 「お゛があ゛ざあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ああああああん゛!? う゛ゅ゛あ゛ああああああああああ!!!う゛ゅ゛あ゛あ゛あああああああああ!!」 あっと言う間に下流まで流されていったれいむを追ってれいむりゃは涙を流し絶望の表情を浮かべた。 その枝のような足には千切れたれいむのリボンが握られていた。 結局れいむが最後に「おまえみたいなばけものとちがって」と言おうとしたのか それとももしかしたら「おまえみたいなゆっくりした」と言おうとしたのか それとも全く違うことを言おうとしたのかは濁流の中に飲み込まれてわからなくなった。 ある晴れた日のことだった。 男は畑仕事に精を出していたが ゆっくりが畑に近づいているのに気付いて眉を潜めて木の棒を拾い肩にかけて近づいていった。 そして、少々様子がおかしいことに気付き厭そうな顔をした。 「何お前…」 「れい☆むりゃ☆う~♪」 れいむりゃと名乗ったそのゆっくりは ゆっくりれいむなのかれみりゃなのかどっちとも付かない みょんな姿でパタパタと男の前を飛んでいた。 「うゅー♪おまえがゆっくりしてるのかおしえるんだどぅ~♪」 「今さっきからゆっくりできて無いよ」 男は心中でお前の姿見てからな、と続けた。 「うゅー♪ゆっくりできないなんてあわれなやつなんだどぅ~♪ おまえなんかれいむりゃにかかればいちっころなんだっどぅ~♪」 調子に乗り切ったことをほざくゆっくりを見ながら男は心の中でさっさと潰そうと決心して棒を振り上げた。 「うっゆー♪でもれいむりゃはやさしいからそんなことしないんだっどぅ~♪ これをありがたくうけとるんだっどぅ~♪」 そう言ってれいむりゃと言うゆっくりは口からどんぐりをぺっと吐き出した。 「……?何これ」 意図を測りかねて男は棒を振り上げた手を思わず止めた。 「それをうめればどんぐりのきがはえるんだどぅ~♪ どんぐりいっぱいおなかいっぱいでふゆもゆっくりできるんだどぅ~♪ れいむりゃにかんしゃするんだどぅ~♪」 「とりあえずクヌギが生長するのに何年かかるか勉強してから出直せ」 「お゛ぜう゛!?」 面倒くさくなって男は棒を振り下ろした。 吹っ飛んだれいむりゃは木にぶつかって、そのまま落ちるかと思いきやよろよろと飛ぶと ゆっくりと背を向けて言った。 「いつかそれでゆっくりできるときがくるんだどぅ~♪ そのときはかんしゃしつつゆっくりするんだどぅ~♪」 「とりあえず二度と来るな」 男の言葉を聞いているのか聞いていないのか れみりゃの帽子とビリビリに破けたれいむのリボンをつけたみょんなゆっくりは森の中へと消えていった。 「…はぁー、仕事しよ」 何だかしこたまやる気を削がれて男は肩を落としながら仕事に戻った。 「うゅー、ゆっくりさせてあげるのってとってもむずかしいんだっどぅ~」 少々ばかりうまくいかなかったことに少し気落ちしながられいむりゃは溜息をついた。 「…うっゆー♪でもおかあさんのぶんまでみんなをゆっくりさせるまでがんばるんだっどぅ~♪ おかあさんがきたえてくれたからこのくらいぜんぜんへいきへっちゃらなんだどぅ~♪」 子どもの落書きみたいに無邪気な笑みを浮かべて、このみょんなゆっくりはまた誰かをゆっくりさせにパタパタと飛んでいった。 このSSに感想を付ける
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「れいぱあだあああああああああ!」 「んほおおおおつんでれねええええええ!!!」 あるところに、群れがれいぱーに襲われていました (もうこんなレイプは終わらせなきゃ・・・!レイパーから群れのみんなを守るのよ!) 群れのまともなありすは、なんとかしてこのれいぷを止めようと考えました (れいぱーは普通じゃとまらないわ・・・私達をれいぷするより・・・みりょくてきな・・・なにかを!) 「あなたたち!そんなゆっくりをれいぷしてまんぞくできるの!?そんないなかものなの!?」 「んほ?」 「わたしたちをれいぷしてまんぞくするなんてとんだいなかものね!とかいは・・・とかいははそんなゆっくりより・・・」 「このしんせんなくうきさんをれいぷするのよおおおおお!!!んほおおおおおおおおおお!」 れいぱーの動きは止まっていました 「あっくうきさんしゅごい!かぜさんにつつみこまれてしゅごひっ!らめっ!すっきりひちゃう!もうすっきりいいい!!!!」 (おねがい・・・これでれいぱーがゆっくりをれいぷするのをやめてくれれば・・・!) 「とかいはだわ・・・」「とかいはね・・・」 「んほおおおお!とかいはのれいぷよおお!くうきさんいままでとかいはのあいをあげられなくてごめんねえええええ!」 「ずっとだまってついてきてくれてたのねええええつんでれだわあああああああ!」 「くうきさんんんぎもぢいいいいいいいい!」 (やったわ・・・!これでみんなはすっきりー!・・・みんなはれいぷされずにすっきりー!・・・なんdすっきりー!) 「どおしてすっきりとまらないのおおおおすっきりー!?かぜさんとまっんほおおおんぎもぢいいいい!!」 (ああ・・・ありすしぬのね・・・すっきりとまらなくてしんじゃうのね・・・くうきさんがこんなにぜつりんだなんてしらなかったわ・・・・・・でも・・・それで群れのみんなが・・・たすかるなら・・・) 「くうきさんがこんなにきもちいいなんてしらなかったのぜえええ!」 「れいむのぺにぺにとまりゃないよおおお!」 「んほおおおおおおおおおお!」 (どぼじでみんなくうきさんれいぷしてるのおおおおおおおお!?・・・もう・・・だめ・・・) 「とまらないわああああああああ!!んほっ!んほあっ!んほああああああずっぎぎぎぎいりりりりもっじゃびゅヴぁうぇ!」 「どぼじですっきりどばっでぐでずっぎりぃ!」 「ぐうぎざんゆるぢでずっぎりい!」 「もっぢょ・・・ゆっずっぎ・・・りぃ!・・・」 こうして群れもれいぱーも何もかも死にましたとさ このSSに感想をつける