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"HELP!!" 名前 アリス・キャロル(ALICE CARROLL) 年齢 13歳 誕生日 11月1日 国籍 イギリス 身長 145cm(海外版では153cm) 体重 40kg サイズ B72・W50・H77 血液型 B 格闘タイプ 体操+悪魔による憑依 好きなこと 読書 好きな食物 チェリーパイ、七面鳥 好きなスポーツ 体操 大切なもの ブーツ 嫌いな物 うさぎ 『レイジ・オブ・ザ・ドラゴンズ』のキャラクター。悪魔に取り憑かれた少女。 漫画『ARIA』の方 ではない。…といってもそっちの方が知名度(RED ROSE!! 名前やデザインの元ネタは、彼女と同じく『不思議の国のアリス』と思われる。 イギリス貴族の令嬢であったが、10歳の時に両親が何者かに惨殺されてから精神を病んでしまい、悪魔に取り憑かれた。 その後、エリアス・パトリック神父によって保護される。 以来、自分の娘のように育てられていたらしく、彼には心を開き、神父さまと慕っていたようだ。 エンディングではブラックドラゴンに悪魔の力を吸収された事で魂を解放されるが、エリアスと別れる事となり孤独と不安を抱えている。 「大切なもの」にある彼女のブーツは父親の形見。 「嫌いなもの」にうさぎとあるが、キャラクター選択時の背景に表示されるピクトグラムはうさぎである。 原作での性能 格闘スタイルは「体操と悪魔による憑依」を組み合わせたまったく新し(ry。 別にキャロルだから体操という訳ではないだろうがすごい格闘スタイルだ。 ちなみにエリアスの格闘スタイルは「ボクシング+悪魔払い」。こちらもすごいスタイルである。 もしエクソシスト嫌いなアシュラの方のアリスと出会ったらどうなる事か…。 また誰かさんに出会えば、彼女は悪魔の力から解放されるだろう。だが…? 同作では最強クラス(ただし、原作ダイヤグラムでは上が二人いる)で、2002年に開催された大会でも多くの選手が使用した。 壁端でのコンビネーション攻撃による永久は正に悪魔の所業。 その代わり、紙装甲なので油断するとあっさり逝く。 + 技解説 イート・イット 気を纏った両手を上から振り下ろして攻撃する。 空中ガード不能で、上から攻撃判定が出るので対空として使える。 弱は強攻撃からつながる。強は発生が遅い中段技で、ヒット時にダウンさせる。 ニコMUGENでは主演動画でのキャラ付けから、この技を「乳削ぎ」と呼ぶ視聴者もいる。 ライジング・ヘル 地面から斜め上に衝撃波を噴き上げる。先読み対空に使える。 トゥインクル・トゥインクル 地面を疾走する衝撃波を放つ。強は二連発。 烈風拳、ダブル烈風拳に似た技。いや、この場合霊風拳か? 女性キャラでは珍しい性質の飛び道具である。 ヘッズ・オフ 空中から急降下。中段技でめくりに使える。 レッド・ローズ 前方にバリアを発生させる。ヒットすると衝撃波を放ち画面端まで弾き飛ばす。 ガードポイントがあるため、対空にも使える。 + 勝利時のセリフ集 VSビリー お兄ちゃんならアリスを助けてくれると思ったのに…。 VSリン・ベーカー おねえちゃんからあたたかいものを感じるよ。でもアリスはさわれないの…。 VSラデル おそろしい…魂が…。なぜ? VSアニー・ムラカミ おねえちゃんの魂、あいつらにあげてもいい?アリス、げんきになりたいの。 VSカサンドラ クスッ。弱い…。 VSオニ プレゼントあげるよ…「ぜつぼう」っていうプレゼント。 VSペペ だれもアリスを助けてくれないよ…。 VSプパ・サルゲイロ ごめんなさい……。でもアリスにはどうすることもできないよ。 VSアリス・キャロル 苦しいよね…同じ…だからわかる…。 VSエリアス・パトリック 私…自分をコントロールできなかった…。 VSミスター・ジョーンズ ウフフフ、おもしろい…。 VSカン・ジャエモ だって……こわかったの…。 VSソニア・ロマネンコ 冷たい心…アリスと同じ…。 VSジミー くらいところが好きなの…?アリスはきらいよ…でも、でれないの。 VSアブボ・ラオ 大人って弱いんだ…。へんなの…。 MUGENにおけるアリス・キャロル + 日本破壊結社NHK氏製作 原作再現仕様 日本破壊結社NHK氏製作 原作再現仕様 フリーティケットシアター終了によるリンク切れで長らく入手不可であったが、現在はMouser氏によって代理公開されている。 長らくタッグの控えキャラと同時攻撃を仕掛ける「デュプレックス」は搭載されていなかったが、更新で追加された。 またInverse氏製作のエリアスには、アリスとのデュプレックスが超必殺技として搭載されている。 外部AIはtokume氏及びモヒカン氏によるものが存在する。 前者はヤフブリのアカウント停止により入手不能となっていたが、現在は2ヶ所で代理公開されている。 レベルVHではコンビネーション攻撃のループも使用してくる。 後者はトゥインクル・トゥインクルとイート・イットを駆使した、相手を近寄らせない嫌らしい立ち回りと、 画面端でのコンビネーション攻撃を用いた永久を決めてくる容赦の無いAIとなっている。 tokume氏AI + くねくね氏製作 KOF風アレンジ仕様 くねくね氏製作 KOF風アレンジ仕様 2017年06月02日に公開された、氏独自の『KOF』風仕様のアリス。 デフォルトでAIが搭載されている他、性能が強化される特殊カラーも存在する。 プレイヤー操作 出場大会 + 一覧 シングル もっと評価されるべきトーナメント ゲージMAXシングルトーナメント【Finalゲジマユ】 オールスターゲージ増々トーナメント 画質良くないけど、夏だから女64名あちゅまれ☆トーナメント MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント 萌えよ☆ヒロインズトーナメント おまたせ!永久しかなかったけどいいかな! ネオジオバトルトーナメント 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント タッグ ゲージMAXタッグトーナメント【ゲジマユ2】 作品別(?)タッグリーグトーナメント MUGEN FANTASY タッグトーナメント 這位○○是我所養育的-育成小會 第2回遊撃祭 第1回 MUGEN OF THE DRAGONS【レイドラが相方!】 タタリフェスティバルッ!! 最大童話タッグトーナメント スタイル別タッググランプリ【闘技杯】 大会であまり見ない男達と男女タッグ大会´PLUS 今日の友は明日の敵タッグサバイバル大会 ゲージ増々タッグトーナメント mugenオールスター?タッグファイト 友情の属性タッグトーナメント2 古参VS新鋭 新旧交代式TAG FIGHT 友情の属性タッグサバイバル チーム 格闘女王TEAMトーナメント MUGEN∞動画試作トーナメント ストーリー動画対抗戦・無限交差 ネタかリアルか?作品別本気80%トーナメント サクッと終わらない作品別トーナメント Gルガ以上ボスハルク未満チームトーナメント 正統派作品別トーナメント 大富豪でランセレバトル 無茶?無謀?(第4弾) 作品別 成長 ランセレバトル ステータス付きMUGENランセレバトル 作品別スイスドロー風トーナメント 共通点チームトーナメント 【ヒトデ杯】 東方幻想杯 24チーム・96人・ランセレ・特殊能力・サバイバルな大会 初心者による試作の為のトーナメント 捕食サバイバル【沙耶杯】 素数杯 陣取り合戦TAG 無縁塚トーナメント 五大勢力世界争覇戦 奮起せよ!力ある限りグランプリ 作品別10人組お祭りトーナメント しんぷる作品別チームトーナメント3rd その他 最弱女王決定戦/Final 作品別タッグチームバトル 【新機軸】空気読めない奴は汚ねえ花火だぜリーグ【作品別】 秋のおっぱい祭り【貧乳VS豊乳】 CAPCOM BOSS RUSH 大体ランセレ 博麗霊夢争奪戦 コミュニティー争奪祭~番長格付Festival~【番格FES】 旅は道連れ世はサバイバルタワー2 作品別総力戦大会するよー 淫夢っぽい杯 第4回 4人タッグVSボス 大会 たぶん永久vs即死トーナメント 六大勢力大陸争覇戦 新キャラ大集合!狂下位クレイジーサーキットバトル 仲間集めの希望vs狂上位メインのアニメ化絶望軍 新参vs古参 ~令和から懐かしき日まで~ 歴史を超えたチームバトル 更新停止中 第2回作品別Ultimateトーナメント 第二回同名キャラタッグトーナメントWTマークIIセカンド クィーンオブファイターズ2009 第2回 MUGEN OF THE DRAGONS【レイドラVS豪血寺!】 タタリフェスティバルッ!!-II 狂下位前後ランセレバトロワ大会 ザ・中道 凍結 Mr.Kの挑戦状Dynamite 陣取り合戦TAG 春なのにモテないからタッグトーナメント開く カオスでフィーバーなMUGEN男女TAG大会 平成vs令和 生き残りを賭けた合戦大会 削除済み CAPCOM BOSS RUSH KIZUNAランセレタッグバトル Mametang式、大体女のトーナメント 水無の陣 超弩級作品別Big Bangトーナメント 僕と君は同い年なかよしタッグトーナメント みんな仲良しタッグトーナメント 晩夏のチームトーナメント 真冬のランセレサバイバルトーナメント 強キャラ ランセレサバイバル 強キャラ ランセレサバイバル2nd 非表示 暗黒MUGEN会 第三次新コンビ探求・男女ペアタッグ大会 題名の無い作品別トーナメント Explosion!! 主人公 ボス 無限 OF FIGHTERS 大体、凶ランクくらいの大会で勝ちあがるにはどうすりゃいいですか? 出演ストーリー + 一覧 Mr.Kの挑戦状Dynamite MUGEN STORIES INFINITY Revelations アリスさん姉妹(メインキャラ) └アリスさん姉妹・R(〃) 炎邪じゃー!! 金髪と蛇~Blondie&Snake~ 人造生物03RIA-紅 ストーリー動画対抗戦・無限交差(アリスさん姉妹枠) 世紀末MUGEN伝説 半人半霊のこころ 厄神さまのおしごと プレイヤー操作 実況付きP操作 Tarie配信(462キャラ目操作キャラ、くねくね氏製)
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アリス6 4スレ目 912 「あうぁー…まだなんか身体がふわふわ浮いてる感じがする…」 「仕方ないでしょ、あれだけ豪快に抜かれたらそうなるのは当たり前よ」 …俺は今、アリス宅の客間ベッドに横になっている。別に今から暗黒儀式を始めるとかそういうワケではない、単なる「貧血」だ。 しかし毎日三食栄養バランスも考えながらキッチリ食べ、軽い運動も欠かさず行っている俺がなんでこんなことになったかというと、 これにはマリアナ海溝より深いワケがあるのですよベンジャミン。 …話は数時間前にさかのぼる。 実は外界で少しばかり服飾の勉強をしていた俺は、こちらに転がり落ちてきてからその知識を生かして小さな仕立て屋らしき職で細々と生計を立てているのだが、 そのことがあるどこかのお嬢様の耳に入ったらしく服を仕立てて欲しい、という話が舞い込んできたのだ。 そこで、その館…「紅魔館」という場所に、そこに知った顔が居るのでちょくちょく出向くというアリスと共に行ったのだった。 その名の如く真紅に染められた館に着くと、用事が終わったら呼んでくれ、と告げてアリスは館の中にあるらしい図書館に行ってしまった。 そして俺は、応対に当たった若くて(←多分)美人な「メイド長」を名乗る人物と共に、館の主人が待つ部屋へと向かったのだ。 …正直な話、驚いた。導かれた部屋の扉を開けた、その目の前に座っていたのは、年端もいかぬ少女…否「幼女」と表しても差し支えないだろう。 だが、魔力とかそんなものに疎い自分でも分かる形容し難い威圧感、何より背中に覗く翼が人間ではない存在であることを伺わせた。悪魔か何かなのだろうか。 とにかく、服のデザインや配色を打ち合わせた後、そのお嬢様の採寸を行うことにした。 とはいえ、身体の構造自体は人間のそれと何ら変わりはないので、背中の翼を通すクリアランスをどうするか気を付けるくらいである。 ただ採寸中に扉の向こうから「ギリギリギリ…」という妙な音がしたのは何なのだろうか? 歯軋りにも聞こえる感じはしたのだが… そんなこんなで採寸が終わると、計ったように「メイド長」と呼ばれた人物が入ってきた。監視でもしてたのかどうか知らないが、完璧なタイミングである。I原E子? とりあえず採寸した数値を教える。館の中で衣装をこしらえる時の参考にしたいから、とのことらしい。…目付きが真剣を通り越して野獣の「それ」だったのが気になるが。 と、お嬢様が突然俺に声をかけてきた。 「そういえば…貴方、血液型は何型かしら?」 …何故血液型を? 幻想郷って今血液型占いがブーム? いや、もしかしたら相性占いに使うのかも? やべぇ俺まさか好かれてる? そしたらもしかしたら俺逆玉の輿? しかも見た目こんな幼女と? すると夜には某「おるすばん」的あんな展開やこんな展開mくぁwせdrftgyふじこlp; いやいや俺には既に愛しの先客が…あぁ…でも……でもッッ! 逆タまのコshiッッ!! …なんて様々な妄想が浮かぶのを押し留め、努めて平静に血液型を答える。 「そう、それは実に良いわね…咲夜」 お嬢様がその名前を呼ぶと同時に目の前に居たメイド長の姿が消え、次の瞬間後頭部に鋭い衝撃が走り、俺の意識はもぎ取られた… 「…ったく、あらかじめ教えてくれてもバチは当たらないと思うぜ?」 「知らないわよ。大体見た目で何と無く予想とかできなかったものなの?」 ……お嬢様は「吸血鬼」だったのだ。あれから気絶させられた俺はお嬢様にたっぷりと血を吸い取られたらしい。首筋には噛付かれた傷痕が残っている。 どうもあのお嬢様は俺の血液型の血が一番お気に召されるようだ。 そして血をたっぷり抜き取られた俺は、文字通り血の通っていない頭で遠い我が家に帰るのも危険なので、こうやってより近くのアリス宅に世話になっているのである。 「そんなの分かるかよ。外界じゃあ吸血鬼って御伽の世界の話だし、真性吸血鬼への対処法なんて誰が知ってるんだ。 俺が知ってる吸血鬼は、ハンガリーとハノーバーに居たのしかないんだぞ」 とはいえこれも本物ではなく、単にその行動を揶揄する意味でそう呼ばれていただけである。今回のお嬢様のように種族として吸血鬼というワケではない。 種族としての吸血鬼は、俺の居た世界ではもはや人の畏怖や恐怖心等から創られた「幻想」として片付けられている。 確かにそれは正しい意見なのかもしれないが、その一言だけで済まされる、というのには、何か一抹の「寂しさ」というものを感じざるを得ない。 「やっぱり居るんじゃない、吸血鬼」 「っても人間だぞこっちのは。本質としては、例えるなら種族魔法使いのお前と職業魔法使いの魔理沙ってくらいの違いがあるんだから」 ただ行動が常軌を逸していただけで、自分達と構造に変わりはない人間である。 どうも興味を持っているような口振りだったので、俺は退屈しのぎも兼ねて、その外界の吸血鬼の話をすることになった。 「…人間界のハンガリー、って所に居た吸血鬼はな、若い娘だけを夜な夜な拷問にかけて血を抜き取っては、 その血を啜ったり全身に塗りたくったりしていたらしいんだ」 「それは…また何の為に?」 「美貌の維持ってさ。なんでも若い女性の血が美しさを保つのに役に立つ、とその伯爵婦人は思ってたみたいなんだってよ。 ……アリス、『鉄の処女』って知ってるか? あんなものとか使っていたんだ」 「名前だけならどこかで聞いたことがあるわ。確か鉄で出来た人形で、抱きかかえると中に入っている者が殺される、っていうやつでしょ」 「御名答。あれとか『鋼鉄の鳥篭』っていう名前の道具とか、色々な道具を使って生きた女性の血を絞り出していたらしいぞ」 鉄の処女(アイアン・メイデン)。人の形を模した、外界でいうと中世に当たる時期に使われた拷問器具である。 これを稼働させると中に入った人をその人型の容器が抱き締める形となり、中にびっしり立った刃でその肉体を切り刻んでしまう、というものらしい。 このような恐ろしい器具を駆使して、その伯爵婦人は自らの美貌を維持するべく夜毎鮮血の饗宴に耽っていたそうだ。 時代が流れ、血の代わりに様々なケア品が開発されても、それを病的に求める人の存在は変わらない。 存在が幻想の世界のものとなってしまっても、吸血鬼の血は現代人に脈々と流れているのかな? …上海と蓬莱は耳を塞いで固い顔をしている、というより半分泣いている。この手の話題は苦手なようだ。悪い、と思いながら俺は話を続けた。 「…それから、ハノーバーの吸血鬼、って人は、人の首筋に咬みついて存分に血を吸った後、 その身体を刻んで肉を喰らい、更にそれをハムやソーセージにして他の人に売っていた、っていう話らしい」 「…なんか、両方ともスケールが小さいわね。もうちょっと高尚な用途に用いれば良いものを……人間だからかしら?」 これだけの話を聞いても「小者」とばっさり言い切るアリス。さすがに彼女も人間ではないだけあって、根本的な価値観から違うらしい。 「人間だからだろう。……アリスも人の肉を食べたりとかしないのか?」 ごつんッ 「誰がそんなもの食べるのよ!? 私をそこらにゴロついている下等な妖怪と同系列にしないで頂戴!」 『人肉食べるのは下等なのかー! そうなのかー!?』 …誰の抗議の声かは知らないがとりあえず黙殺。 「あ痛た…残念ながら俺の肉は脂がないから味気ないぞ。…いやアリスになら食べられてもいいかな、勿論性的な意味で」 「…刻んでソーセージの材料にならしてあげてもいいわよ」 「いやいや、折角ならここにもう在るソーセージから食してもらう方が俺には」 「…そうね、まずは食べ易く二つにちょん切ってしまおうかしら」 「…スマン、俺が悪かった。許してくれ…」 心理学で言うところの去勢不安の如きフロイト的悪夢が脳裏を過ぎったので、素直に謝ることにする。 人形達は部屋の隅でシーツを被ってガタガタ震えていた。相当怖かったらしい。ゴメンね。後でたくさん「チュー」してあげるから許してね。 …結局、貧血の回復が遅くなったので、今晩はこの客間に泊まることになった。 「…体調はどうかしら?」 「上々だ。まだ少し頭がボンヤリするけど、それ以外は普段と変わりはないと思う」 「そう、良かったわね…」 あれから退屈しのぎに一人しりとりをしていると、身体を洗ってきたらしいアリスが客間に入ってきた。 「しかし…」「何かしら?」「…いや、何でもない…」「??」 …直視できる状態じゃない。この時期暑いからなのか、アリスは寝るときはYシャツ一枚だけを羽織っている。俗に言う「はだワイ」だ。 つまり今ベッドの横に腰掛けている彼女は間違いなくその格好の筈だ。健全な一般男児である俺が直視して正常で居られるであろうか。 加えて今日は貧血用に貰った薬の所為か、何だか妙に気が高揚している。こんな状況であんな格好を目にしたら… 「…吸血鬼、ね…」 「まだ気にしてたのか。アレは単にそんな人間を形容する意味で使っているだけだから、純正なワケじゃないぞ?」 「いや、そうじゃないのよ」 「?」 それまであったベッドの横の圧力が消えた。アリスが動く気配がする。 次の瞬間 「ん? …うおっ!?」 突然腰の辺りに感じる強い圧迫感。なんとアリスが自分の身体の上にのしかかってきた。 今の状態は俗に言うアリスのマウントポジション。これってまさか… 「…いきなり騎○位か? 大胆だな」 「……」 無言のまま、俺の両手首を掴んでベッドに押し付けるアリス。 「わ…ちょ、待て…話せば解る、話せば」 「…ねぇ?」 トーンを落とした声が耳に入る。前髪に隠れてよく見えないが、何となく少し笑みが浮かんでいる気がする。 何か悪戯を企んでそうなその表情に、よからぬ想像が頭を駆け巡り、一気に気持ちが昂ぶってしまう。 ごくり、と生唾を飲み込む。 「な、なんだよ…」 「吸血鬼の話、したわよね…?」 「う? あ、あぁ…」 「…『アイアン・メイデン』って、使ってたのよね?」 「ハンガリーのある伯爵夫人がな。それが…どうした?」 「あのね…」 「ん…ぐっ!?」 覆い被さってくるアリス。そのまま力いっぱい抱きついてくる。 …いや、この力の入れ方は抱きつくというよりはまさに「抱き締める」と形容したほうが良いだろうか。 捕えた獲物を逃がさない罠の如く、がっちりと手脚を絡め取ってゆく。 更に全体重を乗せるようにして、俺の身体全体をベットに押し付ける。 「う…ちょっとアリス、少し苦しいかも…」 苦しいだけではない。何といっても女性の身体が完璧なまでに密着しているのだ。 彼女の体温とか、直に触れている肌の感触とか、押し当てられている胸の柔らかさだとか、そういったものがダイレクトに自分の感覚を刺激する。 加えて彼女の格好は「アレ」である。それだけでこちらは精神的に一杯々々のどこぞの氷精状態だ。 「…ハノーバー…」 「んあぁ?」 耳元で口を開くアリス。吐息が直接耳をかすめる。現在⑨モード一直線な俺は間抜けな返事しか返せない。 「ハノーバー、って吸血鬼もいたのよね?」 「それはその吸血鬼って言われた人が居た地名だ。…待ってくれ本当に俺を食べるとかそれは無しだぞ。 さっきも言ったが俺は脂が無いから淡白すぎて…」 「違うわ。そんなことしないわよ」 「じ…じゃあ一体何だっていうんだよ」 「フフッ…はむっ」 「うわっっ!」 今度は俺の首筋に口を付けるアリス。それだけでなくそのまま舌を這わせ、ゆっくりと舐め上げてくる。 「ちょ…うぁ…っ」 昼間噛まれた傷跡を舌がなぞる度、快感とも捉えられる軽い痛みが走る。 更に時々軽く歯を立てているらしく、時折首筋に何か硬いものを突き立てるような感触が感じられる。 …吸血鬼に血を吸われる時って、こんな感覚なのだろうか。 「んっ……む…はぁ…」 ようやく首筋から口を離し、俺の顔を見て笑みを浮かべるアリス。 ぺろりと唇を舐めるその姿は、吸血鬼というよりは話に聞く夢魔…サキュバスのようだ。 …なんだか、危険な嗜好に目覚めてしまいそうである。 「……新手の吸血鬼ごっこか。初耳だな」 「吸血鬼って、確か魅入った人を眷属にしてしまうのよね?」 「そんなこと言わなくても、俺は最初からすっかりお前の虜だよ、アリス」 言葉の代わりに唇を近づけてくるアリス。ただし今度は首ではなく、口に。 俺もそれに応え、腕を背中に回して強く抱き寄せた。 …どのくらいそうしていたのだろう。いつしかアリスは俺の横にいた。 俺の片腕を枕にして横たわり、もう一方の俺の手は彼女の胸に抱き締められている。 彼女の心音が、手の平を通じて直に感じられる。今手の平に力を入れれば、そのまま心臓を掴めてしまうかも知れない…そんな気がした。 「もう一つ、大事なことを忘れてたな」 不意にもう一人、外界の吸血鬼の存在を思い出した。今の自分たち外界の人間の吸血鬼のイメージを固める要因になった、重要な人物。 「ルーマニア、って場所に居たとても有名な吸血鬼なんだがな…」 彼女の目をまっすぐ見つめながら、俺は言葉を続ける。 「…何でも何回も人を杭で串刺しにしていた、って話らしいぞ」 ある一国の主。大国に囲まれた自国を守る為、多くの人間を杭で刺し殺し、人々を震え上がらせた「串刺し公」。 言葉の裏に隠された邪な意図を読んだのか、クスリ、とアリスの笑う声がした。 「成程ね…それは私には出来ない芸当よね…」 「そうだな。だから…」 先ほど彼女がしたのと同じように、身体全体で包み込むように被さる。 「…今度は、俺が吸血鬼になる」 無言のまま目を閉じる。その唇に軽く口を付ける。 「…吸血鬼ってのは、美人にしか目をつけないんだぜ?」 「フフ…そちらの吸血鬼ってみんな『女誑し』ってことなのかしら?」 …む、折角褒め言葉で使ったというのに… 「言ったな……覚悟しとけよ。 …明日の朝、さっきまでの俺のように動けなくなってても、知らないぞ…?」 …外は満月。人心を惑わす狂気の月。降り注ぐ月光の褥(しとね)の中、俺は全てを奪い尽す吸血鬼になる… (省略されました。この後の「詳しい」展開を読むには無装備で大気圏突入敢行。少佐!減速できません!!) 余談・今日の戦績…4ラウンド相打ちK.O ─────────────────────────────────────────────────────────── 4スレ目 916 …なぁ ん? …お前、寝る時はYシャツだけしか着ないんだな え、うん…そうよ …何でだ? …ほら、パジャマとか着るとこの時期少し暑いし、数少ないから洗濯するのも楽でしょう まぁ…言われてみれば確かにそうだわな… それに… …それに? ……貴方を身体全体で、直に感じたいから…… …だったらいっそのこと、何も着なければいいじゃないか え?…や、ちょ…それは… ? ……それは…その……はず…恥ずか…しぃ…… 最後の台詞は消え入りそうな声で真っ赤な顔をこちらに押し付けながら。 …俺の中の壊れた糖度計は、まだいける、もっと先を書け!と言っている… ─────────────────────────────────────────────────────────── 4スレ目 975 なぁ、このスレが終わったら俺この仕事やめて、まっとうな仕事しながらアリスと二人で暮らそうと思ってるんだ… 何せもうすぐ俺も「お父さん」になるからな。ははは… ああ、そうだ…これ、大切な親父の形見なんだ。なくしちゃいけないから持っておいてくれよ。 さて、それじゃあ皆先に行け。ここは俺がくいとめる。なぁに大丈夫。俺は死にはしないよ ただ…もし俺が戻ってこられなかったら…アリスにただ一言、『愛している』と伝えておいてくれよ… ─────────────────────────────────────────────────────────── 5スレ目 143 アリスと仲良く喋ってて、やけに突っかかった発言が気にかかった。 しばらくしてそれにムッ。となって、ついこう言ってしまった。 「まったく。押し倒しちゃうよ?」 どう見てもセクハラです本当に(ry な発言ではあるが、彼女は目を閉じ、動かなくなってしまった。 内心で、やっぱり言っちゃいけない発言だったか。と反省し、あわてて取り繕おうと考えるものの、 出てくるのは汗と熱だけで、頭は混乱したままだった。 そこに彼女が眉をしかめた顔で俺を見てくる。 「えっと……押し倒すんじゃないの?」 俺は声にならない声で、は?と見返す。 「…あなたのことが前から好きだったから……あなたになら押し倒されても…むしろ押し倒して欲しいのに…」 なんだか泣きそうな声でそう独白する。 何故か俺の思考はクリアになり、 「お、俺も…前からお前のことが…」 と答えた。 彼女は嬉しそうな顔になり、俺に抱きついてくる。 「あ……っても、ここで押し倒すって…無理だしまずいよな…」 俺は何か間の抜けたことを言うが、彼女は (結界が張られました 続きを読むには好きな日本酒の銘柄を2つ挙げてください) ─────────────────────────────────────────────────────────── 5スレ目 204 「んー……」 …先ほどからずっとコレだ。アリスはしきりに胸の辺りを気にしたり、服を引っ張ってみたりしている。 一体何があったんだろう? ちょっと尋ねてみることにした。 「…さっきから何唸ってんだ? アリス」 「いや、ちょっとね…」 「?」 困ったような、少し恥ずかしがってるような、そんな表情。 「…なんか、シャツがキツいのよ。…洗濯して生地が縮んだのかしら。これも結構長いし」 「あぁ…そういうことか。長く着てるなら縮んだのはありうるかも知れないな。…いや、案外太っt」 ごきゃっ 言葉を遮り、グリモワールの角が脳天にめりこむ。四隅を金属で補強してあるシロモノだ。無事で済む筈がない。 「う、ぐ、おぉぉ……頭が…俺の明晰な頭脳が…」 ぐぅの音も出ないほどの激痛。思わずうずくまる俺。こりゃ数十万単位で死んだぞ、脳細胞。 「女性に対して、デリカシーのない発言は慎んで貰えるかしら?」 「はい…肝に銘じておきます大尉殿…」 …まぁ確かに、インドア派とは言うものの意外とアリスは動き回っている。 薬草採取も兼ねて散歩には出るし、腕が鈍らないようにと軽い弾幕ごっこもやるし、夜には「もっと○○する!」だし… 運動には結構事欠いてないから、太るってことはあんまり考えられないのではあるが… そんなこんなで夜。 気付かれないようにアリスの部屋に入り、座っている彼女を背中から抱きしめる。 「ひゃあ…ッ!? ……何よもう…驚かさないでよ」 口にする言葉に棘はあるが、その口調は少し嬉し恥ずかしといったところ。そのまま二人でベッドの中に潜り込んだ。 先ほどとは逆に正面から抱き寄せ、長い長い接吻を交わす。ふわり…と甘い香りが鼻腔をくすぐる。 理性がどんどん削ぎ取られて行く。がっつきたくなるのを全力で押し止め、ゆっくりと背中を弄る。 …と、突然脳裏に電球が光った。アレってもしかしたら… 「……あ」 「どうしたの? いきなり」 「いや、何となくだけど服が縮んだの、分かったよ」 「何よこんなときに…」 「いや…ホラ、俺アリスと…その、してる…だろ…… だから、その時いつも…胸とか……なぁ…」 「……………ぁ」 どうしても口に出すのが恥ずかしくて、どもってしまう俺。 そんな俺の言わんとすることを理解したのか、か細い声を上げ、覿面に顔を赤くするアリス。 「そう…よね、確かにそうかも…ね」 …いつか見た、スキマ妖怪や里の半獣のように豪勢ではないが、しっかりと自己を主張している綺麗な双丘。 「巨」ではなく「美」、そう冠するのが相応しいのではないだろうか。 どこぞの在るか無いか分からない、紅白や白黒のそれとはえらい違いである。月とスッポン。小は中すら兼ねず。 因みに、最近「ぼうえんれんず」なる秘密兵器を仕入れた某烏天狗によりこの事実が白日の下に晒され、 翌日血相を変えた紅白や白黒その他諸々が襲撃してくるという未来を、この時の両名は知る由も無い。 それはともかく… …今俺の手の平はアリスの胸の上に置かれている。それを逃すまいと更に彼女の手がその上を覆っている。 トク…トク…という規則正しい心音が、直接俺の手の平に伝わってくる。 一体どれくらいの間こうしているのだろう。ほんの一刹那? 数分間? それとももっと長い間? 今の自分には何の感覚も認識もない。ただ「アリスがそこにいる」、その一点のみに全てが集中している。 「……………」 凍り付いた時間が再び廻り始めた。添えられた手をゆっくりと動かす。 「ゃ……いきなり…ッ? ま、まだ心の準備できてないからちょっと…」 そんな可愛い抵抗は聞き流し、なおも動きを続ける。 「あくッ…も、もうちょっとだけ待って…ひゃうん!?」 手は休めぬまま、彼女の白いうなじに吸い付く。 そのまま舌先で首筋をゆっくりとなぞり上げた後、少しずつ下に向かって這わせ (続きを読むには⑨帝大病院第七号室で自分の名前を思い出そう。ブゥゥ――――ンンン―――ンンンン………) ─────────────────────────────────────────────────────────── アホ毛の母上様、その後いかがお過ごしでしょうか どうしたことか、今現在アリスと一緒に風呂に入っています。 もっと具体的に申しますと、俺と背中合わせにアリスのスベスベでモチモチの肌が肌があああ゛あ゛あ(ry 「……お湯が溢れるから動かないでよ」 いや、お湯以前にもっとこう何か別のモノが色々と溢れ出て来そうでヤバイです。 「そそそんなこと言われてもアリスのすべすべでぷにぷにのやわい肌がああああああああ」 「いちいち口に出さない!! ……私だって、ちょっと恥ずかしいんだから」 いかん、混乱してきた。というか混乱しっぱなしだ。そもそも、なんでこんな状況になっているのかと言うと…… アリスと一緒に紅魔館から帰る途中で夕立に遭って、急いでアリスの家まで行ったは良いが、お留守番の上海が 「アブナイカラ ツカッチャダメ」 と、パ■マの給湯器の前で篭城しているもんだから、仕方無しに俺んちで風呂に入ることになったんだ。 まずは雨で(下着のラインがクッキリハッキリ浮かび上がるほど)ビショビショになって震えているアリスを先に入れようとしたのだが…… 「あんたこそ青い唇して震えてるじゃないの……ックシュッ!! い、いいから先に入りなさいよ!!」 と、頑なに拒んで譲り合い合戦になって、議論が紛糾して、そして、そして…… 「……なんで一緒に風呂入るなんて言うかな」 「し、仕方ないでしょ。あのままだと埒が明かないし、だったら一緒に入るしかないでしょ」 そうかなぁ、と思ったものの、もう入ってるので仕方ないと言やぁ仕方ない。 「……まぁいいや。しっかし、こうやって誰かと一緒に風呂に入るのも久しぶりだな……」 「……そうね。小さい頃にママと一緒に入って以来だわ」 くすり、とアリスの少し楽しげな笑い声が聞こえた。 「……まさかこんな形で、あんたと一緒に入る羽目になるなんて思いもしなかったわ」 「確かにな。けど、こういうのも悪くないな。……恥ずかしいけど」 「いちいち口に出さなくても分かってるわよ。……けど」 ちゃぷ、と水をすくう音が聞こえる。 「…あんたとなら……悪くないわ」 まるでその言葉を噛み締めるようにアリスは言った。その言葉にどう反応して良いのか分からず、湯船の底にあるお湯をかき回す。 ぷに。 「!」 指先が何かに触れた感触。なんだこの柔らかいの。 ----ちょっと大人の幻想郷スレ域----- そう思って2度3度と指先で突いてみる。 ぷに。ぷにぷに。 柔らかくって、縦に筋があって。 「……ねえ?」 「ん、なんだ? 俺はいま不思議な感触のものを探すのに……」 血の気が引く。まさか、この柔らかいのって……。 「……言い残すことは?」 「ちっ、違う! 偶然だ偶然! わざとじゃながばごばがbくぁwせdrftgyふじこlp;」 浴槽に沈められた。その際、まっすぐでキレイなたて筋が見えt……って、まだはえてな (ざんねん!! わたしの ぼうけんは これで おわってしまった!!) 5スレ目 363(ちょっと大人の幻想郷スレッド 767) ─────────────────────────────────────────────────────────── 5スレ目 375 「なあアリス、ピザって10回言ってみて」 「え、別にいいけど……。ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ」 「じゃあ、ここは?」 さり気なくアリスの薄い胸をタッチ! もにゅもにゅん。おや、ちょっぴり大きくなった? うむ。これも毎日のたゆまぬ努力が実を結んだ愛の結晶って奴だな。こやつめハハhヘギョッ!? 「…………」(少女制裁中) 「アリスちゃん。マウントポジションを取って無言で急所を殴るのはお母さんどうかと思うわよ?」 通りすがりのアホ毛の神様がアリスに助言するが、無視している辺り本気で怒っているのだなぁ…… と、薄れ行く意識ので拳と弾幕の雨をモロに喰らいながら思った。 「まったく……何を企んでるのかと思ったら」 「冗談です……ひっく、冗談らったんです……グスン」 10分も殴ると満足したのか、アリスはようやく俺の上からどいてくれた。体中あちこちが酷く痛い。 「冗談で人の胸を揉むなッ! まったく……誰にでもそうやってるの?」 「いや、俺はアリスにしかするつもりはないぞ」 「えっ!? そっ、それって……」 なんだか知らないが頬を染め狼狽するアリスに、俺は笑って言った。 「だって、俺は貧乳フェチだから」 「……え?」 「いや、俺の回りってなんだか知らないが巨乳っ娘ばっかだろ?」 主に中国とかハクタクとか天才とか死神とか。ところでハクタクって響きがちょっぴり卑猥だよな。 「さすがにCaved!!されたり薬の実験台にされる訳にもいかないし。いや、アリスがいてくれてよかったよかった」 「…………」 「だってほら、フランちゃんや萃香はペッタンコでこそ価値があるってもんだし、揉む訳にもいかないだろ? 「………………んの」 「というのは全部冗談で、本当はおまえのことが……」 「こンの、ド変態ーーーーーーーーーーーッ!!!」 あぁ、俺も巫女みたいに飛べるんだ……と、浮遊感と墜落感を感じながら思った。 「まったく……冗談ばっかり言って」 俺の傷口に包帯を巻きながら、どこか楽しげにアリスは言った。 「いててて!もっと優しくやってくれ……って、なんか楽しんでないか!?」 「気のせいよ。ハイ、終わり!……で」 再びアリスがマウントポジションを取りながら、熱っぽい声で俺の耳元で囁いた。 「それで、私の胸は……あなた好みの大きさになったのかしら?」 そう言うとアリスはおもむろに背中に手を回し 続きは幻想郷一早くて確かな(ry ─────────────────────────────────────────────────────────── 5スレ目 430 アリスとデート 「じゃあ明日な!」 「フン、遅れたら容赦しないわよ!」 夜 「ねえ上海、これって…やっぱりでーと? デートよね!キャーーーーーー!」 ゴロゴロゴロゴロゴロ 「もしかして、手なんかにぎちゃったりして…いやあの鈍感にそんな甲斐性ないか…」 ピタ 「でもぉ、でもぉ、あいつ流されやすいから、もしかして私が引っ張ればちゅーまでいっちゃったりして…」 ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ 「キャーーー!!それで、ベンチでいい雰囲気になっちゃったりしたら……ダメッ!!そんな外でなんt……」 | | ,ィ^i^!ュ |'レ ⌒ ヽ |メ ノ )〉) |ノ) ゚ ー゚ノ( |⊂ _) , -、 |---oo ノ | ヽ, |ノノハノ)ノ | ゚ ヮ゚ノ!| ⊂ _) i,| |/ ハ!´ |イ_、」 「ハッ!」 「大変ですよ神綺様っ!! アリスちゃんがっ!!」 「何ですって! 明日にでも処女喪失!? 赤飯、赤飯よぉ! ってアイテは誰なの!?」 「ちょ、ちょっとママ待って、待ってよ! 何でそんなに話が…そりゃアイツにならあげてもいいけど…ハッ!」 「聞きましたか神綺様っ!!」 「聞きましたよ夢子ちゃん。“あげてもいいっ!” あぁん! 若い頃を思い出すわぁ!」 「明日は記念日ですねっ! アリスちゃんがお嫁に行くまでは毎日お赤飯ですね神綺様っ!」 「そうと言わず毎日がエブリデイよ! ああ、早速準備しなくっちゃ! ちょっと連絡網持ってきて連絡網!!」 「もういやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 ─────────────────────────────────────────────────────────── 5スレ目 517 「あら、珍しいわね。何読んでるの?」 「本」 「……そうじゃなくて、タイトルとかジャンルの事を聞いてるんだけど?」 「推理小説」 「ふーん……そういうのが好きなの? 私はファンタジーのほうが好きだけど」 「気が散るから黙っててくれ」 「……そう」 「~~~(青年読書中)」 「……犯人はヤス」 「!?!?!?っ!!」 「な、何よ? そんな怖い顔して……?」 「何で……言っちまうんだよ…………まだ途中なのに!!」 「ちょ、そんな半ベソかかなくてもいいでしょ? 冗談よ、冗談! ね?」 「……西行妖の根元に埋まってるのは幽々子の体」 「え……?」 「で、八雲紫の昔の姿は」 「わー! わーっ!? 私が悪かったわよ! だから! だからそこから先は……っ!」 「分かっただろ? 話のオチが先に分かる悔しさが」 「……ごめん」 「いや、まあお互い様だろ? ……たまには一緒に図書館にでも行くか? 今度はさ、お互いに読んでない面白い本を探してさ……一緒に読もうか」 「そうね……」 どうぐ? ファンタジー rァ ライトノベル エロ本 魔導書 ─────────────────────────────────────────────────────────── 5スレ目 593 先日、めでたくアリスと恋人になった。 だが、うぶなカップルと、周りにはからかわれてばかりだ。 実際に、アリスには頭が上がらないし、そうなのかもしれない。 まだらの木漏れ日の空間で、 切り株に座りながら、そんなことを考えている。 と、向こうからアリスがやってきた。 「おはよう、あ・な・た」 「あ、あなた!?」 頬が紅潮しているのが自分でもわかる。 アリスは、くすりと笑うと、俺の隣に腰を下ろした。 「ふふ、うぶね。かーわいい」 俺の頬を、ちょん、とつつきながらからかうアリス。 カチン、と俺のどこかが外れた。 グッ アリスの腰を手を回して、ぎりぎりまで引き寄せる。 いつになく積極的な俺に、アリスも少し赤くなった。 「ん、もう。いきなりなに?」 「お返し。 今のアリス、うぶで可愛いぜ」 「やったわねー」 不敵に微笑むと、彼女は自分から、さらに密着してきた。 さらさらとした肌。 控えめに主張する双丘。 それらが、柔らかく俺の腕を包み込む。 「ほら、さらに赤くなってきたわよー」 そういう自分こそ、赤くなっていると気付いているのか。 しかし、やられっぱなしというのも面白くない。 密着してきたアリスの首を一舐め。 「ひゃん! ……そう、やる気なのね」 「はっはっは。そう簡単には負けないぜ」 「なら――」 アリスが唇を合わせてきた。 軽く、可愛いフレンチ・キス。 「どう?」 「甘いな。俺が本当のキスを教えてやるぜ」 アリスをかき抱くと、唇を合わせてそのままディープ・キス。 唇を割り、歯を舐め、歯茎を撫でる。 舌を絡ませて唾液を交換するのも忘れない。 コクッ 可愛い喉が、俺の唾液を嚥下したところで唇を離す。 「どうだ?」 と、聞いてみるも。 とろんとした眼が焦点を合わせていないアリス。 少しやりすぎたか? アリスの額に手を当てると、 彼女は慌てながらも正気に戻る。 「べ、別に負けてなんかいないんだからねっ! ちょっと、ぼーっとしただけなんだから!」 そう言って、俺の腕を掴む。 「アリス?」 「ここじゃ不利みたいだから、もっと私に有利なところに行くのよ!」 彼女の向かった先は。 魔法の森の外れにある草原だった。 やさしく照らす太陽の光と、 青い草の匂いが、辺り一面に広がっている。 「行くわよー」 正座をして、パンパンと膝を叩くアリス。 これは……、ひょっとすると……、 「膝枕、か?」 「そうよ。早く来てよ」 アリスが、恥ずかしげにうつむく。 「では、お言葉に甘えて」 頭をアリスの膝に預ける。 布越しでもわかる、柔らかさ。 この一枚向こうには、彼女の太ももが広がっている。 「どう?」 「ああ、最高だ。思わず眠くなるくらいに」 「寝てもいいのよ。そうしたら私の勝ちだから」 「そうだったな。じゃあ、反撃開始と行くか」 俺は起き上がると、体重を使ってアリスを押し倒した。 「きゃっ! ……なに?」 「腕枕。アリス、されたことないだろう?」 「それは――、あなたが私の初めての人だもの」 「どうですか、お姫様。感想は?」 「気持ちいいわ。 男の人の腕って、ごつごつしているかと思っていたけど、 こんなに頼りがいがあるのね」 「では、俺の勝ちかな?」 「それは悔しいわね。だから――」 密着し、俺と足同士を絡めるアリス。 「この辺で、引き分けってことにしない?」 「ああ、いいぜ」 そして。 「気持ちいいな」 「気持ちいいわね」 吹き抜ける涼しげな風の中。 俺とアリスは、 「2人きりだな」 「ええ、この世に私とあなたしかいないみたい」 緑色の布団の上で、 「おろ?」 「あら、鼻の上にモンシロチョウがとまっているわ」 幸せな気分に浸りつつ、 「なんだか、眠くなってきたな」 「2人で、寝ましょうか?」 眠りに落ちていった。 「シャンハーイ」 「ホラーイ」 あまりにもゆっくり寝てしまって。 上海と蓬莱が探しに来たのは秘密だ。 ─────────────────────────────────────────────────────────── 5スレ目 778 アリスと湖でボートに乗りながらデートをしていた。こまっちゃんのタイタニックじゃなくて、アヒルさんボートだけど。 それが気に障ったのか、プリプリ怒りながらペダルを漕ぐアリスが可愛くて、ちょっとした出来心でいたずらしてみた。 調子に乗ってボートを揺すったら、アリスが勢い余って湖に転落。すると湖面が輝いてザバァーッという音と共に、 アホ毛の神様が湖の中から現れた。 神綺「あなたが落としたのは金のアリスちゃん? 銀のアリスちゃん? それとも普通のアリスちゃん?」 オレ「えっ…?」 神綺「金のアリスちゃんはツンツンですが、普通のアリスちゃんよりもぺったんこ。性格はS。「よるはまかせて!」のオプションが付きます」 金アリス「フフッ……。私を選んでも選ばなくても、覚悟はしなさいよ……」 何かゾクゾクと来る恐怖と快感が非常に艶かしいですよアリスさん。つーかキャラ変わりすぎ。 神綺「銀のアリスちゃんはデレデレですが、普通のアリスちゃんよりも大きめ。性格はちょっとMっ気。「おりょうりじょうず」のオプションが付きます」 銀アリス「うふふ。今夜は貴方の大好きなクリームシチューよ」 クリームシチューより先にアリスを食べたくなったが、アホ毛の神様の視線が痛いから我慢しよう。 神綺「普通のアリスちゃんは……まぁ、普通です。今なら最近少し気になりだしたお腹回りのお肉がオプションで付きます」 アリス「ちょっと、少しは気の利いた説明しなさいよー!!」 オレ「お前だけ普通だな。面白みの欠片も無い。つーか、金と銀のアリスやるからオプション外せよ」 アリス「……後で覚えてなさいよ」 神綺「…さぁ、あなたが落としたのは金・銀・普通…どのアリスちゃん?」 コマンド? ・金のアリス ・銀のアリス rァ・普通のアリス ・シャンハイとホラーイ ─────────────────────────────────────────────────────────── 5スレ目 908 「アリス~、アリス~大好きだ~!!」 森の中を叫びながら、アリスの家に向かって歩いていく○○、しばらくすると、アリスが急いでこちらに向かってくる。 「○○!!貴方、何!!恥ずかしいことを叫んでるの!?」(顔を真っ赤にしてこまった顔で見つめてくるアリス) 「こうすれば、アリスが早く来てくれると思ったからな?ほんとは、君が真っ赤な顔をしてるのを見たいだけなんだ。」 (いじわるく笑った顔で言う○○) 「も、もう…なんてことを言うのよ…」 (顔をさらに真っ赤にして下を向きながら) アリス分を置いときますね ─────────────────────────────────────────────────────────── 6スレ目 165 よし、俺の思いを全て言ってしまおう… アリス<裁かれました> ─────────────────────────────────────────────────────────── 6スレ目 195 「君にとっては短いかもしれない、それでも その短い間 生きてる限り君と一緒に居たいんだ!」 「我が侭かもしれない でも、言わせてほしい 大好きだよ アリス」 ─────────────────────────────────────────────────────────── 6スレ目 344 冬が寒くてホントに良かった。君の冷えた左手を… 雪の積もる魔法の森 並んで歩く二人 片方はアリス 魔界で神の娘として幸せに暮らす道よりも、幻想郷で学び苦労し過ごす日々を選んだ変わり者 片方は○○ 外の世界に帰り平和に暮らすよりも、人妖と共に過ごす道を選んだ変わり者 昨夜積もったばかりの雪は綺麗でまるで絨毯のようで 二人並んで歩くと綺麗に平行線ができていく ピタリと立ち止まってその足跡を見つめ、○○は呟く 「何だか外で聞いてた歌みたいな事になってるな…」 「へぇ、どんな歌?」 魔法使いは好奇心が命。彼女も例外ではない 自分の知らない外の情報に興味があるのだろう、アリスはその話に食いついた 「冬の歌でね…」 えっとなどと呟きながら過去の記憶を掘り返していく 「確か…1人の男が恋人が居た頃の思い出を歌ってるんだけど…」 「過去に囚われているのね。人間らしいわ」 ばっさりと一刀両断 「ロマンの無い意見だねぇ」 苦笑しながら○○は呟く 「ロマンは無くてももロマンスは何時も傍にあるから良いのよ」 幸せそうにアリスは答える 「そんなもんかな?」 「そんなもんよ」 二人は幸せ一杯の笑顔で笑い合い 雪の中を再び歩き出す 暫く歩くと突然「あ」と小さく○○は呟き、アリスに声をかける 「なぁアリス。手、寒くないか?」 「ん。少し…なんで?」 「いや、その。歌の出だしを思い出して…」 雪の中二人、並んで歩く 懐かしいあの歌と違い、アリスの歩幅は同じぐらいだから彼のような苦労はしない 何時もと同じペースで、同じ歩幅で歩いていく アリスの左手と、自分の右手をコートのポケットの中で繋ぎながら 君の居る道を… ─────────────────────────────────────────────────────────── 6スレ目 381 ○○「あれ? これ、俺の人形か?」 アリス「あっ……それは――」 ○○「何で俺の人形なんか作ってんだ?」 アリス「わ、私知り合いをモチーフに人形作ったりとかよくするのよ、ほら魔理沙人形とかさ」 ○○「ふーん…… あれ? なんかしみになってる所があんぞこれ」 アリス「あっ! それは私の……」 ○○「ん?」 アリス「いやその……えっと」 ○○「……アリスってさぁ、枕とかによだれたらしたりして汚すタイプだろ?」 アリス「っ! ち、違うわよ! 別にあんたの人形なんかといっしょに寝てたりしないんだからっ!!」 ○○「そうか、枕元に置いててくれるくらいかと思ったけど、いっしょに寝てんのかぁ」 アリス「―――っっ!!!! バカーー!!」 アーティフルサクリファイス! ○○「い…いま……俺の人形…爆発した……ぞ…?」 アリス「ふん! 自業自得なんだからっ!」 ───────────────────────────────────────────────────────────
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autolink DC/W01-087 カード名:月城 アリス カテゴリ:キャラクター 色:青 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:1000 ソウル:1 特徴:人形 【永】応援 このカードの前のあなたのキャラすべてに、パワーを+500。 私は……もう、寂しくありません レアリティ:C Illus.:CIRCUS パワー1000="最強の男児"謙吾の能力一発では落とされないということ。 それだけでも偉い。
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BN/WSP-042 カード名:ファミスタ 襟沢 英 カテゴリ:キャラクター 色:赤 レベル:1 コスト:0 トリガー:0 パワー:5000 ソウル:1 特徴:《スポーツ》・《ヘッドフォン》 【自】アンコール[手札のキャラを1枚控え室に置く](このカードが舞台から控え室に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。 そうしたら、このカードがいた枠にレストして置く) とびっきり熱~い プロ野球ゲームだぜっ!! レアリティ:SR illust.
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アリス1 1スレ目 6 アリス、キミの言葉は僕には届いてるよ ─────────────────────────────────────────────────────────── /_,..-─ーナ─i-.,_ ヾ ヽ, _,.-|f ゙''''N/-i_ i ∧`' ...._ ヾ ヽ _/--' 〉/イ゙'フ=_ミ _V iヽ| ∧ヽ、 i | ____ _ / .κ' アー´─ j='''' if゙ミキ三゙ヽ ヽ /'゙ ̄iヽi γ ''' Y'゙´ .) | // / ' ・ ゙ヽ  ̄ヾ→、 ヽ 〈 | | / ゙ 、 . ヾ /-- .,_| | レf r二'- ._ `'- |i ト ゙i ー-j / _r─',─ミi, ゙ー'゙v゙ /''ー-.,゙'ー-↓ル| |゙ `ヽヽ `^゙y レ ゙' ∨ __,... -─''T_ i´ ヽ__ Y ̄三=-ハ'-- .,'_'- .,,_」.=,─- .`冫 i / ' ゙i_,...--<´ r '´ ヽu_ '''''゙ ヽ{゙ロ'人 f t r,iノ/| _,>-=>-゙─< _,.-ー'/ | ヽ、 ヽ, r゙ = ゙'ー'=-_,.._ノy゙='ーミ=_iフノ'゙´|/゙´i、 i _| `i _フイ レ . ゙、 ヽ r' ''-゙-.,_ ノ=x'ー'|r─-ト了ヽ., ,.-─-三-.,___ i-j彡び / . /I | _/ r `'<´ミ 彡/´ ..ヽ彡'゙.i i '' ゙  ̄,. ヽ.,i ゙iろ / /./ i レハ 'ー-.,___,.ノ ヲ,,彡ハ /'゙'゙´ rー`-.,_ \ |゙ヽj.,_ _,..-ー'´ | /゙|〈 .ア ' .,_ `ヽ、 i゙ | /_,... -ー从 . `'=.-、 ゙' ヽ' i .. ヾ二/ γ´ i i ゙'-.,_ `゙''-二_,.. -─''゙゙了'ヽ、 . `'ヾ、 '' `i iヾ ...`i / ヾ i . . ゙ ..、 `゙'ー .,_ i 〃ヽ、 . ヽゝ,_ ゙' ノ ノ ̄ ̄ ̄`゙'ー-., / ''''''''゙ヾト_ ..... .. ノ `ヲ'-、 `゙ー'゙´ヽ、 . .ヽ、 `ヾ.,, / Y゙ー- .,____`' ..... / '' ヾ, ,`ー---ー'゙ ̄´/゙ /`゙ー-.,__,.ノ ヽ ヾ_ ノ / i___,......-─--二__ ../ `゙'======'゙´ / 〈゙'t-., ゙ラ / / `゙ー .. / λ `'`'ー__....レ r'´ 人───---.,_ / / ト i゙ ノ ヽ--..,_ `゙'ー-、 そうだ! どうせ聞こえるなら、聞かせてやるさ! アリス! 好きだァー! アリィース! 愛してい(略) 1スレ目 15 ─────────────────────────────────────────────────────────── 1スレ目 34 「ハーレムビートは夜明けまで、だぜ?アリス…」 ─────────────────────────────────────────────────────────── 1スレ目 63 昼下がりの博麗神社。陽だまりが暖かい縁側でアリスと魔理沙がいるのは別に不思議なことではない。 二人がお茶をすすっているのもいつものことである。 が、不意に口を開いた魔理沙の一言だけは尋常ではなかった。 「で、とどのつまり、お前はアイツのこと好きなんだろ?」 吹いた。某最年長野球選手も真っ青にお茶が見事な霧となって飛んでいった。 さり気なく虹になって綺麗である。 「ちょ……アンタ、なんで私があんな奴のことを!!」 もう既に顔が真っ赤なのは気のせいではないだろう。 「ん? 違うのか?」 「えっ? ……それは、アイツは人間だし、馬鹿だし、不気味な動きでかするし……」 だんだんとその声はフェードアウトしてか細くなってゆく。 「でも、嫌いとかそういうのじゃなくて…………ただ一緒にいられたらいいな、って」 最後の一言は、魔理沙にも聞き取れるかどうかは怪しいほどだった。 魔理沙はその一言を聞くと、してやったりの笑みを浮かべ、 「お~い○○(任意の名前で)~。アリスはああ言ってるが、お前はどうなんだ?」 立て付けの悪い障子が音も無く開き、その後ろから、たった今話題の渦中にいる男が姿を現した。 彼もまたそのまま発火しそうな勢いで顔を紅潮させている。 「お……俺もアリスのことが……好きだ、ぞ」 その一言だけ絞り出すように告白すると、そのまま倒れてしまった。 ─────────────────────────────────────────────────────────── 1スレ目 333 「…結局、お前は俺を呼び出して何するつもりなんだ?」 深夜の魔法の森――こんな時間帯に出かけるなんてバカは俺くらいなもんだろう。 だが大事な人から呼び出されて、俺は結局ここに来ていた。 目の前に居る呼び出した少女、アリス=マーガトロイドは俺の問いに答えず ただ、俺をじっと見ていた。 「あなたは私の事を、どう思っているの?」 唐突な質問だった。どう思っているかと聞かれれば、返す言葉が難しい。 「いきなり、唐突な質問だなアリス。何でそんな事を聞くんだ?」 とりあえず彼女から事情を聞かないと始まらない。 「…あなたの周りって、いつも…人がいるでしょ?霊夢とか魔理沙…レミリアとか…」 「あぁ…まぁ、居るけどさ」 俺が外の世界の人間だから、って理由で集まってるに過ぎないんだが。 それに霊夢が俺に近づいて、それから芋蔓方式でどんどんと繋がっているだけだし。 「だから気になったの。あなたが、誰を好きなのか」 目を逸らしながら、訊ねるアリスはどこか様子がおかしく まるで大事なものを取られた子供のような雰囲気をもっていた。 「何でそんな事が気になるか分からないけどな…。俺が好きなのは――」 「…好きなのは?」 「お前だよ」 そうでもないと、こんな所に深夜に来たいとも思わないし、それに 「俺にとっては大事な人だ。もちろん霊夢も魔理沙も…俺の友達は全員好きだぞ?」 「…友達、ね」 「あぁ、お前に対してだけは、友達としての『好き』じゃなくて…異性として『好き』なんだけどな」 「ほん…と?」 嘘なんて吐けない。この騙されやすい純粋な少女に対しては。 「さて、用事は終わりか?終わりなら俺は帰るけどさ」 質問にはちゃんと答えたし、もう俺の出番は終わりだ。 「ま、待って!」 背を向けた途端、大事な少女から声がかかる。 半ば予想していた事だが、振り向くと顔を林檎のように真っ赤にしたアリスが 恥ずかしそうに俺の方を向いていた。 「え…えっと、私も…あ、あなた…が…好きです!」 その様子があまりにも愛しくて…俺は振り向いてその可憐な少女を 抱き寄せた。 「俺もだよ。アリス」 種族とか、姿形とか、そんな物は関係ないはずだ。 ただ愛せるかどうか。 「誰か言ってたな。愛の前には種族の違いなど瑣末なことよ、だったか?」 「私が魔法使いでも愛してくれる?」 「…違うよ。俺は魔法使いであるお前を愛したんだ」 月の光が照らす中で二つの影が一つになった。 それは――一つの愛が叶った証。 やばいな、友人に甘い物を書くって言ったが…自分でこれじゃ甘いか分からない。 そして 45の引用があるのはこっそりと内緒だ。 誰か…ツンデレの極意を教えてください… 私にツンデレは書けません… 備考:> 45の引用 45 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2005/08/03(水) 12 13 36 [ f0WH9NNU ] 愛の前には種族の違いなど瑣末なことよ ─────────────────────────────────────────────────────────── 1スレ目 359 なりふり構わない俺の妄想を聞いてくれ! アリス! 俺のこd(幻想郷へ ─────────────────────────────────────────────────────────── 1スレ目 740 「ぶえーっくしょいっ!!」 森の小道に、思わず放ったクシャミが豪快にこだました。泡を食った鳥たちが慌てて飛び立つ音がバサバサと続く。 「……もう、手で押さえるくらいの事はしなさいよね」 「いや、悪い。いきなりだったもんで」 隣を歩く金髪の少女が、鼻を啜る俺に呆れて、苦笑いを浮かべる。 彼女はこの魔法の森に住む魔法使い、アリス・マーガトロイド。 俺がこの幻想郷に来てから初めて出逢った人物で、恩人でもある。 右も左も分からないまま、とりあえず森の外れに打ち捨てられた廃屋に居を構えた俺に、 アリスは、この森の地理や周辺の里への道程、あとは幻想郷での生活における心構えなどを教えてくれた。 最初に出逢ったのが彼女でなければ、今頃俺は、永遠亭で素敵な薬の実験台にされたり、 紅魔の湖の氷精に、ストローで尻から空気を吹き込まれたりしていた事だろう。ありがとう神様。 で、さすがに恩の受けっ放しというのはみっともないので、鉱石の採掘や家の周辺の掃除など、 女の子には少々重荷であろう肉体労働などを積極的に手伝う事にした。 半年ほどそんな生活をしていく内に、アリスは、幻想郷で俺の最も親しい友人になっていた。 ちなみに今は、彼女の家の周りの落ち葉掃除を手伝った後、手頃な所まで送ってもらっている道中だ。 「それにしても、随分と冷えるようになってきたな」 「もう秋も終わりだしね。あと一月もしたら雪も降り出すかもね」 「ふむ」 この深い木々に彩られた魔法の森に、真っ白な雪がしんしんと散る風景を、思い描いてみる。 「そっか……きっと綺麗なんだろうな」 「ふふ、まあ、あんまり長く積もったりしない内は、それなりに綺麗でありがたいものなんだけどね」 アリスの顔に苦笑いが浮かぶ。まあ、雪にまつわる難ってのは、外の世界でもよくある話だ。 「それはそうと、貴方、あのあばら家で冬は大丈夫なの?」 「ん?……あー……どうなんだろうなあ」 現在の愛しの我が家は、廃屋になっていたのが不思議なくらいにしっかりとした造りをしてはいるが、 思い返すと、窓の立て付けがぐらついていたり、防寒性という点について考えると、かなり不安になる。 「それに貴方、確かあまり衣服を持ってなかったわよね?そんな薄着しか無いんじゃ、冬は越せないわよ」 「お前は俺のお母さんか……」 色々と世話を焼いてくれるのは本当にありがたいのだが、時々度が過ぎる気がする。 他の子と話しているところを見ていると、そんな風には見えず、むしろドライな印象を受けたものだが。 「それくらい貴方が危なっかしいの。風邪引いた、なんて馬鹿やって、これ以上手をかけないでよね。 大体貴方はいつも……」 これはいかん、このままスーパー説教タイムに突入しそうな流れだ。 まったく、こんな可愛いらしい小娘にガキんちょ扱いされるとは。少しゾクゾクしたのは内緒だ。 それにしても、そんなに俺は生活能力が欠如しているように見えるのか……? 少し悲しくなったが、確かに言われたとおり、被服類の備えに不安があるのも事実だ。 今まで散々面倒を見てくれた人の言葉だし、しっかりと肝に命じておこう。 今度、里に出た時に見繕っておいた方がいいか。お金に関しては、今までアリスに分けてもらった鉱石で十分賄えるだろう。 ……などと、来たる冬に皮算用を立てながら歩いているのが、話を右から左へ流しているように見えたらしく、 アリスは俺の服の裾を引っ張って、不機嫌そうに頬を膨らませた。 「もう、ちゃんと聞いてる?」 「ん? ああ、ちゃんと聞いてるよ。心配して言ってくれてるんだから、無下になんてできないよ」 「う……ち、違うわよ……野垂れ死にでもされたら、後味が悪いってだけで、そんな、心配なんて……」 俺の珍しく真面目な返答に不意を打たれたらしく、アリスがもごもごと声を詰まらせる。少し頬が赤くなっていた。 「あーもう、可愛いなあアリスは!!」 「な……」 しまった!! 思わず声に出してしまったではないか。 アリスの顔がみるみるトマトのごとく真っ赤に染まり、か細い肩がブルブル震えている。 「なななな何言ってるのよっ!!!」 どがんっっっ! 思いっ切り尻を蹴り上げられた。稲妻のような衝撃が、尻から背骨を伝って脳天を抜けた。 「痛てええっっ!!! もっと!……じゃなかった、何しやがる!!」 「あ、貴方が変な事言うからじゃないの、このド級馬鹿っ!!」 ど、ド級馬鹿だと? …………返す言葉も無かった。 「……う、うぅぅ……生まれてごめんなさい……」 「いや、その、泣くほど謝られても困るのだけど……ほ、ほら、これ」 男泣き(偽)にむせぶ俺に、アリスが慌ててハンカチを差し出してくれる。 「……ああ、ありがとう」 複雑で凝ったフリルが目を引く、彼女らしく可愛らしいハンカチを、ありがたく受け取った。 そして大きく息を吸って、腹に力を込めて…… ちー―――――ん!! 「鼻をかむな馬鹿ぁっ!! ああっ、私のお気に入り……」 「ん、ありがとう。洗って返すよ」 「当たり前よ!」 そんなアホなやり取りを交わしつつ、帰りの家路をのろのろと進む。 季節の移ろい以外に、目立った変わり映えの無い景色。 大きな刺激も無いけど、気を病むような事も無い、温くのどかな生活。 それは、幻想郷に来る以前に、俺が求めて止まなかったものだった。 今、確かに俺は幸せなのだろう。 そんならしくない感傷に浸りつつ、アリスのありがたいお小言を聞きながら、 「ん、ここまででいいや。ありがとう」 「そう? それじゃ、風邪ひかないようにね。今日はどうもありがとう」 その日の別れを済ませた。 ――――次の日、アリスは、日頃自分には縁の無い人里を訪れていた。 二、三件めぼしい店を回ると、寄り道も無く里を後にし、家路を急ぐ。 買い物の成果と、色づいた期待に、思わず口元が綻ぶ。いいきっかけだ、と思った。 さて、少し気の長い作業になる。早く戻ろう。 抱えた紙袋の中で、十を超える毛糸の玉が、ころころと転がっていた。 ――――はてさて、それから二週間―――― 「ふいーっ、買った買った」 麗しの我が家に帰るなり、息をついて買ってきた荷物をドサッ、と床に落とす。 この二週間で、厚手の衣服や毛布、カーテン等をしっかりと揃えた。まあ凍死しない程度の量は揃っただろう。 それにしても、少し急ぎ足で準備してよかった。 冬の入り口でこんなに寒いのだから、あと一月もすれば、相当厳しい気候になるのだろう。 今度、できる範囲で家の立て付けも直しておこう。 一息ついて、買って来た服を整理しようと広げていると、入り口から上品なノックの音が聞こえた。 「はーい、はいはい」 まあ、出るまでも無く、来客の想像はつくのだけど。 ちなみに、ウチへの来客の割合は、アリス8、その他2、といった割合だ。 一度、魔理沙に無理矢理連れ出されてキノコ狩りを手伝った事があったが、 あの時、毒見として食わされたキノコの味と、その日のそれ以降の自分の行動が、どうやっても思い出せない。 二度と行くもんか畜生! キノコ怖い。 さて、今はそんなカビ臭く暗い過去よりお客さんだ。 急いでドアを開くと、思ったとおりの顔がそこにあった。 「こんにちは。お久しぶり」 「ああ、アリス。いらっしゃい、入るだろ?」 ドアを大きく引いて、アリスを通すスペースを作った。 「う、うん……」 おずおずとアリスが入り口をくぐってくる。 見ると、いつものグリモワールと別に、何やら結構な大きさの紙袋を大事そうに抱えていた。 ……おかしい。今日の彼女からは、何故か地に足がついていない感じを受ける。 「……どうした? トイレならあっちだぞ」 「違うわよっ!!」 ばがんっっっ! 思いっ切りグリモワの角で殴られた。ブレイジングスターもかくや、という程の星々が、目の前をキラキラと煌めく。 「ぐっ、ぐぉおおおぉぉぉ……!」 「はぁ……まったく、緊張して来たのが馬鹿みたい」 転がり回って悶絶する俺を見下ろしながら、よく分からないため息を吐いて、アリスは一人ですたすたと俺の部屋に入ってしまった。 「な、何なんだよ、一体……」 痛む頭をさすりながら、後を追って部屋のドアをくぐった。 「お邪魔します、と」 「ああ、適当に空いてる所に座ってくれ」 「うん。それにしても、また随分と買い込んだものねえ」 部屋の中央のスペースに腰を落として、周りの状態を見るなり、アリスが呆れた声を上げた。 「ああ、この前言われたとおり、冬の準備がまるで出来てなかったからさ。あれからあちこち回って、色々と揃えたんだ」 さあ俺を称えろ、と言わんばかりにふんぞり返るが、何故かアリスは浮かない顔をしていた。 「ん、どうした? そこに飾ってある、1500年前のバイキング衣装(ttp //www5b.biglobe.ne.jp/~moonover /2goukan/north-s/viking6.JPG)が欲しいのか?」 香霖堂で見つけた逸品だ。 自分で買っておいて何だが、何故あの時の俺は、こんな物を欲しがったのだろうか…… 「死んでもいらないわよ! お願いだから、それを着た状態で私の前に現れないでちょうだいね」 つれない台詞ではあるが、ここで話をこねくり回して「じゃあ今着て」なんて言われても、それはそれで困るので黙っておく事にする。 「そうじゃなくて、その……その、ね」 何だか歯切れが悪い。言いにくい事なのだろうか。 「マフラーは……もう用意しちゃった?」 「はい? いや、まだだけど」 かさばる物から先に揃えていこうと考えていたので、マフラーや手袋などの小物はまだ何も手をつけていない。 それを聞いたアリスの顔が、ほっとしたように綻ぶ。よく分からん。何なんだ一体? 「よかった……あ、あのね、これ…………」 恥じらうように顔を伏せて、持っていた紙袋を俺の胸板に押し付けてくる。 くしゃっ、と潰れる紙袋ごしに伝わる、このしっとり柔らかな感触は、まさか…… 「えっと……開けるよ?」 一言断りを入れて、紙袋の口を開いて中を覗くと…… 「おお、マフラー! おお、マフラー! おお、マフラー!」 いかん、喜びのあまり、三回も言ってしまった。しかも、だ。これは、多分、 「うん……私が、編んだの」 「っ…………」 踊り出したいくらいの喜びを、必死に抑えた。女の子から手作りのプレゼントだなんて、生まれて初めての経験だ。 「……ありがとう、嬉しいよ」 ぎゅっと袋を抱いて、胸に湧く限りの感謝を込めて、礼を言った。 「ええ、どういたしまして。……ねえ、今着けてみてくれる?」 アリスが、照れくさそうな笑顔を浮かべて、催促してくる。 「ああ」 心躍らせながら、いつかの雑談で覚えてくれていたのであろう、俺好みの深い灰色のマフラーを袋から取り出してみて……あれれ? 「なあ、アリス」 「何?」 「長すぎやしないか?これ」 両手で広げてみても、遥かにだぶついている。 「いいのよ、それで。とりあえず、着けてみて」 ううむ、これが幻想郷の標準的なファッションなのだろうか。 ひとまず疑問をさて置いて、たっぷりと首周りを二周させてみる。 ……うん、あったかい。 編み手がしっかり手を尽くしてくれたのがわかる、優しく沁みる暖かさだった。 ……いや、ね、それはありがたいんだけどさ。 「やっぱり、長すぎる……」 かなり緩めに巻いてみたつもりだったが、それでも俺の身の丈以上の長さが余っていた。 「だから、それでいいのよ。……これはね、こうやって使うの」 そう言うとアリスは、だぶついた方を手に取り、自分の首元に巻…… おいおい、ちょっと待った。 「アリス」 俺の声に、アリスの動きが止まる。 「何?」 「あのさ、自分が何しようとしてるか、分かってる?」 アリスは一瞬視線を下に落としたが、すぐに顔を上げ、頬に赤みの差した真剣そのものの表情で、こう言った。 「うん、分かってる。……全部、分かってる。 だから…………嫌なら、言って」 「えっ」 アリスの言葉の意味を理解した瞬間、脳を走る甘い痺れとともに、頭の中ですべての歯車が噛み合った。 ――初めて会って以来、過剰とも言えるくらい世話を焼いてくれたのも。 ――他の子たちと接する時と、俺と接する時で、様子がまるで違っていたのも。 あぁ、そういう事だったのか…… 「……ははっ……」 自分の鈍さに、思わず苦笑が漏れた。 半年も顔を合わせていながら、アリスの気持ちにも、自分の気持ちにも、まるで気がついていなかった。 「馬鹿だな、アリスは……嫌なわけ、無いだろ」 できるだけ優しく言葉を紡いで、アリスの小さな頭をそっと撫でてやる。 「あ……」 彼女は呆けた様子で、俺の顔と、頭を撫でる手に交互に視線を動かした。 「教えて欲しいな。このマフラー、どうやって使うのか」 「…………うん…………これはね……」 頬を熱く染め、蕩けたような表情で、アリスは俺がしたのと同じように、マフラーを自分の首に二回巻いた。 アリスが紡いだ毛糸の架け橋が、二人の体を暖かく繋ぎ合わせる。 何とも言いがたい、不思議なぬくもりが体からあふれてきた。 「こうやって使うの」 まなじりに涙を浮かべて、幸せそうに笑いながら、アリスが俺の胸元に飛び込んできた。 「おっと」 大切な人の体をしっかり受け止め、両手を回して少しきついくらいに抱きしめた。 体から頭のてっぺんまで、マフラーよりも確かで強いぬくもりで満たされる。 ……絶対に、放すもんか。 たった今自覚したばかりの自分の中の熱さを、思いの限り両腕にこめた。 外の世界にいた頃、街中で今の俺たちと同じようなマフラーをしているカップルを見て、ドン引きした事があった。 叶う事なら、今すぐ彼らの所に赴いて、土下座してでも謝りたい。 だって、今、俺は…………こんなにも幸せだ。 どれくらいの間、そうして抱き合っていただろうか。 アリスが、俺の胸元から顔を上げて、呟いた。 「あのね、私、初めて会ったあの日から……ずっと貴方が好きだった。 一度も会った事の無い……それも人間相手にそんな風になるなんて、自分でも信じられなかったんだけど」 「そうだったのか……俺は、どうだろう……さっき、気づいた」 「何それ。ひどい話ね」 別に機嫌を損ねるでもなく、アリスがくすりと笑った。 釣られて俺の顔からも笑みがこぼれる。 もう、冬の心配なんて、必要なかった。 春の陽だまりのようなあたたかな幸せが、すぐ傍にあるのだから…… ─────────────────────────────────────────────────────────── 純愛の恋人形(1スレ目 777) 彼女は言った。 『妖怪と人間が相容れる事はありえない』と。 ある人間は言った。 『やってみなけりゃ、分からない』 『純愛の恋人形』 俺と言う人間が、この広い幻想郷に来てから既に二月が経過していた。 はじめは住む場所や、文化の違いで色々と戸惑っていたものだが、 人間というものは慣れるもので、今ではすっかりと、ここの生活が板についてきてしまった。 無論、俺と言う人間がたった一人で生活できるとは思わないで欲しい。 この幻想郷で初めて会った二人の人間と妖怪が、俺に色々してくれたお陰で 俺は生活するのにもあまり困らなくなっていた。 「よっ、元気にしてるか?」 「ほら来てやったわよ」 噂をすれば影が差す。 俺の住む、適当な木で作ったプレハブの家に二人の人間と妖怪が入ってきた。 どちらも金髪だが、一人は少年のように明るく人懐っこい少女。 もう一人は七色の服を着た、気の強そうな少女だった。 どちらが妖怪か、と聞かれてパッと分かる人も多くない。 それもそうだろう。 どちらも妖怪のような性格をしているのだから。 「おい、何か失礼な事を考えなかったか?」 「や、何でも無いよ」 人間である霧雨魔理沙は、こういうときの勘は鋭い。 そう言う状況の鋭さをもっと別の所に活かすべきだと思う。 そんな俺達の様子を、もう一人の少女――アリス=マーガトロイドは じっと見ていた。 初めて彼女達に会ったのは、弾幕ごっこの最中だった。 右も左も分からない俺は適当に森の中を進むと、 ちょうど、彼女達の放った弾の直線上に居て、物の見事に直撃を食らったのである。 とりあえず、適度に理由や状況を話して、プレハブ程度の俺の家を作り上げた。 ちなみに建築には主にアリスに手伝ってもらった。厳密にはアリスの人形に、だが。 「て言うか、何の用だ?」 「何の用とはご挨拶だな。せっかく私が掃除をしに来てやったのに」 多分、魔理沙の場合は掃除じゃなくて、めぼしい物を漁りに来た。 という方が正しい気がする。 「アリスも?」 「わ、私は…別に、魔理沙の付き添いよ」 「そんな事言って、私がこいつに会いに行くって言ったら、すごい剣幕で『私も行く!』 とか言ったくせに」 「ホントか?」 「そ、そんな訳無いでしょ!」 にやにやして笑う魔理沙に対してアリス顔を真っ赤にして言った。 本当に怒っているのか、図星をつかれているからかどちらかは俺にも分からなかった。 「いや、まぁいいけどさ。とりあえず上がってくれ」 「邪魔するぜー」 「お邪魔するわ」 二人を家に上げて、茶の準備をする。彼女達はお茶にうるさい。 最低限に美味しい物を淹れなければ、口をつけることすらしないだろう。 お茶の淹れ方を教わったのもアリスからだ。 一番初めに、適当に淹れた紅茶を差し出すと 『この紅茶、あまり美味しくないわ』 と、素晴らしく辛辣な感想を貰い、美味しいお茶の淹れ方の基礎の基礎から 叩き込まれた。 スパルタ過ぎて、かなり辛かったのも事実だが。 「はい、どうぞ。お嬢様方」 温度も教わったとおり…のはずだ。 香りも俺の出来る最大限まで、お茶の香りを残すようにした。 「お、いただくぜ」 「…少しはマシになったみたいね」 まず、口をつけた師の感想は、相変わらず辛辣だった。 それでも誉めてくれているという事は分かる。 「ところで、お前ってさ。明後日に用事あるか?」 魔理沙は急に俺の予定を訊ねてきた。 もともと用事なんて無いに等しい。 むしろ、この幻想郷に着いてからは、暇だったり忙しかったりと どっちになるか、いまいちよく分からない。 最近では暇な事が多いくらいだけど。 「…別に何も無いなぁ」 「よし。それならさ、私とちょっと図書館まで行かないか?」 図書館。 紅魔館という屋敷にあるらしい、図書館。 「紅魔館まで、俺にどうやって行けって言うんだ?」 「ま、何とかなるだろ」 こういうアバウトな所は魔理沙らしいというか何と言うか…。 「ま、最終手段としては、キノコ狩りに変えればいいか」 アレは食糧難になった時に、すごくいい。 まず、ご飯に困る事が無いし。キノコご飯、焼きキノコ、お吸い物。 キノコのフルコースが完成する。 …一度キノコ狩りをした時は、某配管工兄弟も、ビックリのキノコの量だった。 「それじゃ、な。アリス、行こうぜ」 「はいはい、ご馳走様。これからは、もうちょっと温度に気をつけることね。 お茶の基本は自分で探求する事。忘れないように」 「あいよ」 手をひらひらさせて、彼女に挨拶を返した。 的確すぎるアドバイスだ。これからも精進しよう。 「なぁ、アリス」 箒で前方を飛ぶ魔理沙に、急に振り向かれ、私は 空中で静止した。 彼女の様子はどことなく、いつもと違っている。 上手く言えないけど、何かを隠しているとか、そう言う感じを受ける。 「何よ?」 「お前ってさ。『あいつ』の事、どう思ってる?」 あいつ――彼女が言う『あいつ』といえば二月ほど前にここに辿り着いた 外来からの人間の事だろう。 最近では着々と活気付いている。 まるで急にお祭りの準備を始めるかのように、だ。 いや、それよりも 「どう思ってるって…?」 「決まってる。あいつのことが好きなのか、嫌いなのか、だ」 いきなり心の中に爆弾を放り込まれた気分だった。 彼の事を考えて、心が早鐘を打ち、頭がボーっとしてくる。 心なしか顔も熱い。 「…はぁ、その顔でもう分かったぜ」 同じように、彼女の顔も赤い。 これは、どうやら魔理沙もそういう事らしい。 「私は、明後日の帰る前に、『あいつ』に告白する。いいな、確かに伝えたぜ」 魔理沙は赤い顔をしながら、少年ような笑みを浮かべて 箒を急加速させた。 「ちょっと!待ちなさいよ!」 「待たないぜ!」 急加速する箒の後ろに辛うじて付いてくことが出来るが、 魔理沙の箒のスピードは本当に早い。 「―――ぁっ!」 後ろから、何とか大声を上げる事で、魔理沙は止まる。 「…ったく、何だ。言えるじゃないか。自分の気持ちを」 「…あ」 自分が何と言ったから反芻する事、数秒。私は自分が言った事に赤面した。 「明後日、勝負だぜ」 そう言って彼女は笑いながら、デコピンをした。 ホンのちょっとだけ痛かった。 あれから二日経った。 別段、彼女と会うことには意識なんてものはない。 これが、もうちょっと色気があるイベントならまだしもキノコ狩りなんてイベント もう、何度も行っているイベントである。 色気よりも食い気、まさに花より団子だ。 「よっ、待ったか?」 箒に乗った魔理沙が到着した。 いつもよりも早い時間だ。 「ううん、今来たところ☆」 「……」 「……」 「……」 「…すまん、自分で言って気持ち悪かった」 と言うか、こういう時に限って、ネタにしかならない自分が怨めしかった。 それはともかく紅魔館の図書館は諦めてキノコ狩りとなった。 この幻想郷に生えているキノコは俺達の場所と同じ様なキノコもあれば、 これは別次元だろ、と言いたくなるようなキノコもある。 具体的に言えば、二次元キノコ、平べったい。 噛んでる感触もないし、あんまり美味くなかった。 どこかの蛇ほど雑食ではないし、さすがに、毒キノコを食って平気でいられるとは思えない。 「お、こいつはスーパーキノコだな」 彼女の足元には大きさが俺の腕以上もある、でかいキノコがあった。 「スーパーキノコ?」 「あぁ、この辺じゃブロックにしか生えない珍しいキノコだぜ」 ブロックにしか生えないキノコはもうキノコとは言わない。 それはむしろアイテムだ。 「…で、それはウマいのか?」 「栄養は満点だし、煮ても焼いても美味しく食える。最高のキノコだぜ?」 それは今日の夕食にちょうどいいかもしれない。 俺は迷わず引き抜いた。 …つぶらな目があるような気がしたが気のせいにした。 すっかりと暮れてきた。 既に夕暮れとなって、景色が紅く染まっていく。 日が早くに沈み、秋どころか冬すら思い浮かばせる。 息は白くなっている。これだけで十分、気温が低く、冬が近いことを嫌でも 思い知らされる。 「さて、帰ろうか魔理沙」 それまで夢中にキノコを狩っていた魔理沙の体が硬直した。 「あ、あぁ」 妙に彼女の顔が赤かった。 はじめは寒いせいか夕焼けのせいか、程度にしか考えてなかったけど、それもどうやら 違うようだ。 もっと別の…そう、どうやら何かを言いよどんでいるようだった。 「…なぁ、ちょっといいか?」 「用事?何かあるの?」 「そんなに時間はとらせないぜ。ただ、イエス、ノーで答えてくれれば良いんだ」 彼女にしては珍しく、回りくどい言い方だった。 どうやら本当に言うべきか迷っているようだ。 「私は…お前の事が好きなんだ。出来れば…返事をもらえないか?」 唐突だった。頭が真っ白になった。 俺は魔理沙を今まで友人程度にしか考えてなかった。 でも彼女は、俺の事を好きだと言った。 夢か…幻か…それともここにいる魔理沙がニセモノか? そんな下らない考えまで浮かんできてしまう。 だが目の前の現実は変わりそうもない。 目の前の魔理沙は俺を好きだと言い、俺はその告白をどうするのか? ――ふと、アリスの顔が浮かんできた。 何故かは分からない。 しかし、どうしてこんな状況になってアリスの顔が浮かぶんだろう? 「悪い…」 「そっか」 魔理沙もある程度予想しているらしく、別段がっかりしている様子もなく、 はぁ、と軽く溜め息を吐いた。 「…アリスの顔が浮かんできたんだ。目の前にお前がいるんだけどな…」 はっきりと、事実を伝える。彼女にはきっと分かっているのだろう。 俺が、多分アリスが好きだと言うことを。 「じゃあ、振られた女から最後の忠告でもさせてもらうぜ」 その妙に明るく振舞いながらおどけた表情から 一転、真剣な表情に変わり、やはり真剣な表情で言った。 「妖怪と人間が相容れる事はありえない」 そんな事はわかっている。 だが―― 「やってみなけりゃ、分からない」 いつも魔理沙が、俺に対して言っていた事だ。 失敗を恐れて、何もしないよりも、例え1パーセントでも可能性があるのならば そっちに賭けた方が、まだ勇気がある。 「…だろ?」 「あぁ、行って来い」 バシン、と活気の良い音が俺の背中から響き、 魔理沙は箒で飛び立った。 「ははっ、予想はしてたんだけどな…ちょっとは堪えたぜ」 彼女が何事か呟いたのは、聞こえる事はなかった。 真夜中になり、月光だけが照らしている。 白い息が濃く見える。 俺は走っていた。自分の家だ。 ちょっとくらい俺にも気配と言うか、"気"を感じる力は身に着いているらしく 彼女の魔力を感じ取っていた。 それが指し示す方向は…俺の家だ。 「アリス…?」 ドアを開けて、彼女の姿を探す。 明かりなんてあるわけが無い。暗がりで目が慣れるのを待つ。 薄暗い中で、ほとんど手探りで、彼女の姿を探した。 この家の中に居るのは分かる。俺の感じた気もこの中なのだから。 「…居るのか?」 暗がりの中でようやく目が慣れ始めた頃、数少なく作った家具の、机の上に 一つの人形があるのに気付いた。 どうやら、これは俺を模しているらしく、俺の特徴が良く表れていた。 『部屋で待ってる』 俺の人形が、手紙を持っていた。 辛うじてそれだけ読み取ると、部屋の前に着いた。 不思議と心臓が高鳴っていた。 彼女の人形に手伝ってもらった、たった一つの部屋。 言うなれば、彼女が作った贈り物だ。 「よ」 「…うん」 部屋の中に入ると、俺のベッド…とも言えない寝床の上、質素な寝具の 毛布に包まって、彼女は居た。 「…魔理沙は?」 「いない、帰ったよ。…アリスは、帰らなくていいのか?」 「…魔理沙に、何か言われた?」 どうやら、事の始終は知っているらしい。 事前に言ったか何かだろうか? 「好きだって、言われた」 「…そう」 暗がりの中、彼女の声もどことなく低い。 彼女に好きだって言われたのも事実だ。 でも―― 「断ったけどね」 「…え?」 これには彼女の方が驚いたようだ。 目を丸くして、俺の方を信じられない物を見るかのように見ている。 「俺が好きなのは、お前だからな」 言ってやった。 彼女は相変わらず暗い口調で言う。 「妖怪と人間は相容れる事はありえない」 「やってみなけりゃ、分からない」 この問答も、合言葉みたいなものだ。 彼女への想いは、いつの間にか大きくなっていたようだ。 「私は…あなたが好きじゃないかもしれないのよ?」 「だったらさ、どうしてあんなに丁寧な人形を作るんだ?」 先ほどの俺を模した人形を思い出す。 あれだけ作るのには、手間をかけなければならない事は、素人の俺でもわかる。 間違いない。アレは時間がかかって作られた物だ。 「…ほんの気まぐれじゃないの?」 「…気まぐれなら、お前はどうして泣いているんだ?」 この闇の中でも、彼女の目から涙が流れているのがわかる。 どうして彼女が泣くんだろう? 「…わた…私…あなたが……好きだった、の…」 「…あぁ」 「でも、でも…あなたを…ま、魔理沙に…と、取られると思った…の…」 涙声になる彼女の声は、あまりにも儚かった。 俺はもう覚悟を決めている。 妖怪と一緒になるという覚悟だ。 俺は彼女が泣き止むまで、しばらく彼女の近くに居た。 どのくらいの時間が流れたであろう。 彼女はようやく泣き止んだ。 「ねぇ」 「ん、何だ?」 「…こっち、来て」 毛布に包まりながら、顔を紅くして、彼女は俺をベッドに座らせた。 ふわっと花のような香りが広がった。 いつの間にか俺は毛布に包まれていた。 彼女の肌の温度を感じる。そのことに疑問を抱いた。 「…おい、服はどうしたアリス?」 「……」 何も答えないアリス。顔はトマトのように紅くはっきり見える。 「……」 「…寝るか」 ちょうどいい具合に眠気が訪れた。 このままだとちょうど添い寝の形になる。 「……うん、あ、こっち見ないでよ」 最後に釘を刺すとアリスは目を閉じた。 ちょっと残念だったが、彼女の肌を感じながら、俺は眠った。 翌日、霧雨魔理沙はいつもの通りに彼の家を訪れていた。 とりあえず、彼の部屋に起こしに行くと、普通は居る筈の無い人物が 彼のベッドで寝ていた。 居る筈の無い人物は、下着姿で毛布を取っていたから 風邪を引くこともなかったものの、彼は面積の少ない毛布で辛うじて眠って いた。 どうやら、昨晩は何も無かったようだ。 「…起こすのも悪いか」 ベッドで寝ている二人は、幸せそうな寝顔で、夢の世界に居るようだった。 後書き―― ==チラシの裏== ごめん、なんか展開が同じっぽい ==ここまでチラシの裏== はい、と言う訳でリクエストを承りました 603氏。 この530(仮名)若い頃からリクエストの都合上、時間がかかった事があっても SSそのものを放棄したことはない!このままガンガン書くッ! 最後に言いましょう。 書くって心の中で思ったならッ!その時、スデに行動は終わっているんだッ! 兄貴に言われました。 この台詞を胸に、伝えきれない心の中の愛を、みんなに伝えようと思っています。 ありがとう。 ───────────────────────────────────────────────────────────
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狂産党の委員長。党ともども出番は少ない。
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魔影回廊 クエスト情報 道中の敵とボスはLVが1つ上がる度にHPと攻撃力が増加する 防御力は同じレベル帯の間は変動しない + 魔影回廊ミスター☆ディバイン LV スタミナ バトル回数 獲得経験値 獲得コイン スコア LV1~15 15 5 300 750 220 LV16~30 25 5 500 1250 460 LV31~50 30 5 900 1500 650 LV51~70 40 5 1600 2000 950 LV71~100 40 5 2000 2400 1050 + 特性 LV31~50■即死無効一撃で倒す効果を無効化LV51~70■即死無効一撃で倒す効果を無効化 ミッション 報酬 LV1 チケット90 LV5 ハーフスタミナドリンク 1 LV15 ハーフスタミナドリンク 1 LV40 フルスタミナドリンク 1 LV50 フルスタミナドリンク 1 出現する敵データ + LV1~15 出現ユニット NEXT 防御 ドロップ ミスター☆ディバイン 2 853 ミスター☆ディバイン エビル☆ディバイン 2 853 ミスター☆ディバイン キョーソ☆ディバイン 2 853 ミスター☆ディバイン さすらいのユライ 2 853 ユライ + LV16~30 出現ユニット NEXT 防御 ドロップ ミスター☆ディバイン 2 1053 ミスター☆ディバイン エビル☆ディバイン 2 1053 ミスター☆ディバイン キョーソ☆ディバイン 2 1053 ミスター☆ディバイン さすらいのユライ 2 1053 ユライ + LV31~50 出現ユニット NEXT LV31HP 防御 ドロップ ミスター☆ディバイン 2 481万5000 1253 ミスター☆ディバイン エビル☆ディバイン 2 481万5000 1253 ミスター☆ディバイン キョーソ☆ディバイン 2 481万5000 1253 ミスター☆ディバイン さすらいのユライ 2 1468万1000 1253 ユライ + LV51~70 出現ユニット NEXT LV51HP 防御 ドロップ ミスター☆ディバイン 2 1553 ミスター☆ディバイン エビル☆ディバイン 2 1553 ミスター☆ディバイン キョーソ☆ディバイン 2 1553 ミスター☆ディバイン さすらいのユライ 2 1553 ユライ + LV71~100 出現ユニット NEXT LV71~100HP 防御 ドロップ ミスター☆ディバイン 2 8909万12002億9434万9100 2053 ミスター☆ディバイン エビル☆ディバイン 2 8909万12002億9434万9100 2053 ミスター☆ディバイン キョーソ☆ディバイン 2 8909万12002億9434万9100 2053 ミスター☆ディバイン さすらいのユライ 2 2億7163万76508億9746万5700 2053 ユライ 行動パターン + LV1~15 進化前 出現ユニット NEXT 防御 ドロップ ミスター☆ヒスイン 2 853 - 進化前 効果 HP100%以下 1 通常攻撃 攻撃 進化後 出現ユニット NEXT 防御 ドロップ ミスト☆ディバイン 2 853 ミスター☆ディバイン 進化後 効果 HP100%以下 1 通常攻撃 攻撃 LV 1 2 3 4 5 6 7 8 HP 11万7800 11万8100 12万0400 12万8300 14万5900 17万8500 23万1600 31万1300 防御 853 853 853 853 853 853 853 853 進化前 通常 3524 5286 6304 7153 7910 8603 9251 9682 進化後 通常 3524 5286 6304 7153 7910 8603 9251 9682 LV 9 10 11 12 13 14 15 HP 42万4500 57万8100 77万9700 103万7300 135万9000 175万3500 222万9800 防御 853 853 853 853 853 853 853 進化前 通常 10444 11002 11538 12057 12560 13048 13524 進化後 通常 10444 11002 11538 12057 12560 13048 13524 + LV16~30 進化前 出現ユニット NEXT 防御 ドロップ ミスター☆ヒスイン 2 1053 - 進化前 効果 HP100%以下 1 通常攻撃 攻撃 進化後 出現ユニット NEXT 防御 ドロップ ミスト☆ディバイン 2 1053 ミスター☆ディバイン 進化後 効果 HP100%以下 1 通常攻撃 攻撃 LV 16 17 18 19 20 21 22 23 HP 279万7000 346万4800 424万3100 514万1800 617万1400 734万2700 866万6500 1015万3900 防御 1053 1053 1053 1053 1053 1053 1053 1053 進化前 通常 13989 14443 14887 15322 15750 16169 16582 16988 進化後 通常 13989 14443 14887 15322 15750 16169 16582 16988 LV 24 25 26 27 28 29 30 HP 1181万6400 1366万5600 1571万3400 1797万1900 2045万3400 2317万0400 2613万5600 防御 1053 1053 1053 1053 1053 1053 1053 進化前 通常 17387 17781 18169 18552 18930 19303 19671 進化後 通常 17387 17781 18169 18552 18930 19303 19671 + LV31~50 進化前 出現ユニット NEXT 防御 ドロップ ミスター☆ヒスイン 2 1253 - 進化前 効果 先制 1 通常攻撃 攻撃 HP100%以下 1 通常攻撃 攻撃 進化後 出現ユニット NEXT 防御 ドロップ ミスト☆ディバイン 2 1253 ミスター☆ディバイン 進化後 効果 先制 1 通常攻撃 攻撃 HP100%以下 1 通常攻撃 攻撃 LV 31 32 33 34 35 36 37 HP 2936万2100 3286万2900 3665万1300 4074万1000 4514万5600 4987万9100 5495万5500 防御 1253 1253 1253 1253 1253 1253 1253 進化前 先制 20035 20395 20752 21104 21453 21798 22140 通常 20035 20395 20752 21104 21453 21798 22140 進化後 先制 20035 20395 20752 21104 21453 21798 22140 通常 20035 20395 20752 21104 21453 21798 22140 LV 38 39 40 41 42 43 44 HP 6038万9200 6619万4500 7238万6200 7897万9100 8598万8000 9342万8200 1億0131万5000 防御 1253 1253 1253 1253 1253 1253 1253 進化前 先制 22478 22814 23146 23476 23803 24127 24448 通常 22478 22814 23146 23476 23803 24127 24448 進化後 先制 22478 22814 23146 23476 23803 24127 24448 通常 22478 22814 23146 23476 23803 24127 24448 LV 45 46 47 48 49 50 HP 1億0966万3900 1億1849万0500 1億2781万0000 1億3763万9550 1億4760万5006 1億5889万1650 防御 1253 1253 1253 1253 1253 1253 進化前 先制 24767 25083 25397 25709 26018 26326 通常 24767 25083 25397 25709 26018 26326 進化後 先制 24767 25083 25397 25709 26018 26326 通常 24767 25083 25397 25709 26018 26326 + LV51~70 進化前 出現ユニット NEXT 防御 ドロップ ミスター☆ヒスイン - 進化前 効果 先制 1 通常攻撃 攻撃 HP100%以下 1 通常攻撃 攻撃 進化後 出現ユニット NEXT 防御 ドロップ ミスト☆ディバイン ミスター☆ディバイン 進化後 効果 先制 1 通常攻撃 攻撃 HP100%以下 1 通常攻撃 攻撃 HP50%以下 1 ランダムブレイク 攻撃+手札をランダムに変換 LV 51 52 53 54 55 56 HP 1億7034万6950 1億8237万8000 1億9449万9800 防御 1553 1553 1553 進化前 先制 26631 26934 27235 通常 26631 26934 27235 進化後 先制 26631 26934 27235 通常 26631 26934 27235 ラン 26631 26934 27235 LV 57 58 59 60 61 62 63 HP 防御 進化前 先制 通常 進化後 先制 通常 LV 64 65 66 67 68 69 70 HP 5億1698万3400 防御 1553 進化前 先制 32085 通常 32085 進化後 先制 32085 通常 32085 + LV71~100 進化前 出現ユニット NEXT 防御 ドロップ ミスター☆ヒスイン 2 - 進化前 効果 先制 1 二回攻撃 攻撃+攻撃 HP100%以下 1 通常攻撃 攻撃 進化後 出現ユニット NEXT 防御 ドロップ ミスト☆ディバイン 2 ミスター☆ディバイン 進化後 効果 先制 1 二回攻撃 攻撃+攻撃 HP100%以下 1 通常攻撃 攻撃 LV 71 72 100 HP 5億4327万5300 17億9493万1400 防御 2053 2053 進化前 先制 3235632356 3974139741 通常 32356 39741 進化後 先制 3235632356 3974139741 通常 32356 39741 コメント 名前
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ファミスタ2 【ふぁみすたつー】 ジャンル スポーツ(野球) 対応機種 ゲームボーイ 発売・開発元 ナムコ 発売日 1992年7月30日 定価 3,500円 プレイ人数 1~2人 判定 なし ポイント 持ち運んでどこでもできるファミスタの発展形実名化と採点システムは良い新しいアンバランス「足高投打低」 ファミスタシリーズリンク 概要 変更点 評価点 問題点 総評 その後の展開 余談 概要 1992年7月にナムコから発売された人気野球ゲームシリーズのゲームボーイ第2弾。 母体となるファミコンシリーズは年度ナンバリングで年次リリースしてきたが、本作は前作から1年飛んでのリリースとなった。 野球ゲームとしての根本的なゲーム性はこれまで通り前作から引き継いでいる。 この年、ナムコがNPBの公認ライセンスを取得したこともあって選手や球団名が実名化されている。 本項目では前作をはじめ既存シリーズ作品との違いを主に扱うものとする。 変更点 チーム構成。 球団名、選手名が実名化された。 オールスターゲーム用の球団が追加。 オールセントラル・オールパシフィックのみならず二軍オールスターのウエスタンリーグ・イースタンリーグもある。 旧来の「メジャーリーガーズ」が「アメリカンズ」になり(*1)、同時に選手の名前がアメリカの地名になるなど3月に発売された『スーパーファミスタ』に準じたものになっている。 ナムコスターズの「ぴの」が『 92』に倣って次点選手に大差をつけるブッチギリの超俊足になった。 ピッチャーを6人制に変更。先発とリリーフに分かれており、他作品のようにリリーフ投手を先発にはできなくなった。 公式戦で1試合終わるごとにいちいちタイトルに戻ることがなくなった。 パスワードは発行されるが、そのまま続けて試合ができる。 公式戦では自分以外の全13球団に勝つと隠しチームが登場。 スタジアムズ(14試合目) 選手は球場名「ところざわ」「こうしえん」「なごや」「グリーン(グリーンスタジアム神戸)」など。あまり強さを感じない名前だが隠しチームということもあってアメリカンズ並の強さがある。 オールジャパン(15試合目・最終戦) 選手は実在12球団のオールスターだが各球団所属の選手よりもグンとパワーアップしており全員が俊足化しているので、もはや別人同然。 特にこの俊足化の影響が強すぎてゴロをアウトにできないことが多い。 前作はかなりの投高打低バランスだったが改善されホームランはそれなりに出るようになっている。 ただしボールなどの見た目の速さは相変わらず遅い。 ラッキー7はデモこそないが全員バットフリフリ絶好調になる仕様は変わらず。 『 91』以降同様5回制の試合を行うと4回がその代わりになる。 ファミコンシリーズでは『 91』以降は「アウト」「ストライク」「ファール」など音声合成が用いられるようになったが、ゲームボーイでは性能的に問題があるためか前作同様ファミコンでいう『 90』以前の馴染みあるSEが使われている。 1P時は試合が終わると恒例の結果報知のスポーツ新聞の後、プレーの評価を見ることができる。 ヒット ヒットや塁打で加点 HR ホームランを打つだけでなく、その中身(ソロ~満塁)でも加点 四死盗 四死球での出塁や盗塁の成功で加点 連続安打 連続して安打を打つことで加点 スコア点 実際の得点に並行して加点 守備 フライのダイレクトキャッチで加点 連続OUT 主にダブルプレーなどで加点 ピッチング 奪三振や1人あたりが長いイニングを投げることで加点 特殊点 ファインプレーなどで加点 各評価を1PとCPのプレーから算出し、項目ごとに「プレイヤー点 - CPU点」で得点を出し(マイナスにはならず最低が0点)、その合計が総合評価となる。この評価点で画面下の総評が「てんさいてきだあ!」>「なんてうまいんだ!」>「なかなかやるなぁ」>「まあ ふつうかな」>「こんなときもあるさ」この5段階でされる。 評価点 違う観点から野球が見られる採点機能。 『燃えプロ! 90 感動編』にもあったような機能だが、これをゲームの根幹に据えているわけではなく目的はあくまで勝ちそのものであり、おまけとして楽しめる。 人によっては、これを突き詰めていくプレイも楽しめる。 負けた時でも行われる(上記作品では勝たないと採点が行われなかった)。 前作の極度なホームランが出にくいバランスは解消された。 ホームラン自体は盛り上げる要素として欠かせないので盛り上がりやすくなった。 システムも前作から改善。 前作では1試合ごとにタイトルに戻される難点があったが、そこはファミコン作品同様、続けて試合を行えるようになった。 問題点 鈍足な選手が多すぎる。 チームにもよるがリードオフマン的選手以外は足が非常に遅く内野ゴロではまずゲッツーを取られる。 後述の通りハード性能のせいでボールのスピードは遅いのだが、ランナーの遅さはそれに輪をかけて遅い。 併せてインフィールドフライが搭載されていないせいで内野フライならワザと落としてゲッツーという邪道技が残念ながら有効性を増している。 とどのつまりホームランはそれなりに出るようにはなったもののこのような形で「足高投打低」という珍しいアンバランスな野球になった。 これにより、ザコチームの代名詞「ナムコスターズ」は超俊足選手「ぴの」のアドバンテージがより強くなった。また12球団の並びは1991年シーズン準拠ながらセ・リーグ2位の中日ドラゴンズ、パ・リーグでも2位の近鉄バファローズはともに足の速い選手が少ないせいでザコ同然になり、反面セ・リーグ5位の大洋ホエールズは順位に反して意外と強いチームになっている。 やはりまだまだボールのスピードがファミコンレベルには程遠い。 これは前作から改善がない。 スーパーファミコン版ほど顕著ではないが広島カープは打力に上方補正がなされているので不公平感が否めない。 優勝したとはいえ前年シーズンは守り勝った形で、チーム打率.254はリーグ4位、本塁打はチーム88本(個人では江藤智の11本が最多)と得点力は低かった(*2)。ゲーム中の選手データがいくらか上方補正されている(例えば4番の西田真二は14本になっているが実際1991年シーズン成績では7本だった)が、そのデータに比べても実際にはそれ以上に長打力がある。 もちろんスーパーファミコン版同様に佐々岡をはじめとした投手陣は文句なしに強力。 また、俊足の選手が多く(これは本当でチーム盗塁は90と大洋の130に次ぐリーグ2位)本作のようなバランスではこれと投手力だけでも充分優勝したチームらしい強さは保てるので不自然な打力補正をする必要はなかったのではないだろうか? 『スーパー』同様に旧メジャーリーガーズことアメリカンズがよくわからない選手構成。 こちらもモデルのメジャー選手がいても、選手の名前が地名では結局誰なのかわからず本末転倒。ライセンスに関わる問題で出せないならば変名の方がまだマシだったかもしれない。 当時日本ではメジャーリーグ自体日本人無関係のためほとんど報道されず、さほど詳しくない人が多く興味の対象になりにくかった(*3)ためプレイヤーにとっては旧メジャーリーガーズ時点でも「よくわからないけどとりあえず強いからいい」ぐらいにしか思わなかったのが不幸中の幸い。 上記に付随して隠しチームの「スタジアムズ」も、人間らしくない名前で、違和感が強い。 総評 前作は「とりあえずゲームボーイでどこでもできる」という地盤を作っただけでベーシックなスタイルだったが、本作では採点機能を入れるなどちゃんと一工夫入れてきているので他とは違った楽しみ方ができる点が魅力になっている。 またスーパーファミコン同様の実名選手の導入や、オールスター、隠しチームなどファミコンシリーズで取り入れられていたものもちゃんと網羅されている。 あとはボールの速さや足のバランスさえしっかりできていればと考えると惜しいところ。 その後の展開 1993年10月29日に続編『ファミスタ3』が発売。やはり音声合成は取り入れられずクラシックスタイルなSEがそのままになっている。 周辺機器「バーコードボーイ」に対応し選手データを読み込ませたりして、オリジナル選手のチームを作ることができる。 また、ゲームボーイシリーズでは初めてバッテリーバックアップを採用している。ファミコンを含めても『 90』以来。 旧来通りのファミコンでの年度ナンバリングシリーズとしては1992年12月22日に『ファミスタ 93』を発売。 本作同様公式ライセンスによる実名を採用しており、野球ゲームのみならずサブゲームとしてクイズを搭載している。 選手の体形がそれまでのずんぐりした姿から一変、実在の野球選手のようにややスリムになった。 その一方でチーム構成は12球団+ナムコスターズのみと少なくなり、『 87年度版』以降常連だったメジャーリーガーズ(アメリカンズ)は完全になくなったが、わけがわからない名前の選手を入れるぐらいならばこれで良かったと言えるかもしれない。 スーパーファミコンのスーパーシリーズとしての続編は1993年3月12日『スーパーファミスタ2』を発売。 これまでのエディット系モードとは一味違ったユニークなオリジナル選手作成モード「きみがヒーロー!」が登場。 ナムコスターズはこれまで女子禁制だったがワルキューレやモモといった女性キャラが登場するようになった。 だからといって女性型のグラが用意されているわけではない。こんなことならもっと早く起用しても良かったのでは?『 92』では丸尾君じゃなくちゃんと主役のまる子とか… 余談 よく見るとパッケージのデザインは背景が違うだけでキャラは『 88年度版』のがそのまま使い回されている。 上記の通り中日ドラゴンズはゲームのデータ基準に採用されている1991年シーズンは2位なので本来ならば強いはずが、ゲームではシステムとの相性が悪く足の遅さが災いしてゲームではザコ同然になり事実に反したようなものになったが、1992年シーズンは5月以降一度もAクラス(3位以内)に入らなかったほどの惨状で、その上このゲームが発売された時期はそんな中でも最悪な状況だったので奇しくもリアルタイムでのイメージとはピッタリになった。
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ミスター・テレフォンマン/ニュー・エディション Mr.Telephone Man/New Edition ニュー・エディション。まだ年端もいかぬ5人組の少年たちによるグループです。いわば80年代のジャクソン5。メンバーにはあの「ボビ男」ことボビー・ブラウンや、ラルフ・トレスヴァントもいました。 本曲は、1984年に発売されたアルバム「ニュー・エディション」からの作品。同アルバムからは、「クール・イット・ナウ」などもヒットしましたが、管理人が個人的に好きなのはこっちの方。この曲は、「ゴーストバスターズ」などでおなじみレイ・パーカーJr.が制作したもの。もともとはジュニア・タッカーさんの曲です。当時まだ中学生ぐらいのメンバーは声変わりをしたのかしないのかよく分からない程の美声コーラスを披露してくれます。この曲は単純なバラードソング。「テレフォン・マン、彼女のところに電話をかけると、いっつもカチカチ音が鳴るんだ」って、それはただの故障だろ。そもそもなんでカチカチなるのさ。ニューヨーク恐ろしい。 ちなみに、テレフォン・マンはおそらく歌詞中の「オペレーター」と思われます。でも何のオペレーターなのでしょう。MVじゃ配線工事をしてるおっさんに歌披露してたけどさ、オペレーターじゃなかったらなんでしょう。電話交換手ですかね。 New Edition
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アリス 通称:魔王アリス 性別:女 年齢:300歳以上 血脈:不明 属性:夜族、霊具、へっぽこ、役立たず、いじめられっ子、?? 台詞: 「えへん、わたしは吸血鬼でも狼男でもありません。なぜなら、魔王なのですよ!!」もの凄く仰け反るように胸を張り、そのまま後頭部から地面に 「きゃ、キャペルくーん!どこに行ったのかしんぱいしたんだよーっ!」と抱きついてわんわん泣いてます 解説: 黒月夜会に紫雲派に属する夜族、妖魔種の王、すなわち魔王の一体。純粋な悪魔。 美しいプラチナブロンドの髪と黄金の瞳を持つ、青いドレス姿の12,3歳の少女。 人間は友達だと認識しているが、悪戯をすることが何より好き。螺子が外れた頭をしており、致命的なうっかり属性持ち。 更に役立たず属性、いじめられっ子属性を有しており、他を寄せ付けない高性能なダメ魔王。 純然たる悪魔である為、願い事は叶えてくれることもある。ただし魂を奪うとも、社会的地位を失墜させるとか。 絶望的な方向音痴で、いつも迷子になっている。目的地に着く時は、キャペルの協力があった時だけ。 先祖から受け継がれたとされる魂を有する1000の武装の所有者。 能力や人格がへっぽこでも、その武装の力は確かなもので、黒月夜会でも高い地位にある。 契約により、キャペルと呼ばれる巨大な黒犬を従えている。 ワールドリンクとは協力関係にあり、また法王庁には付け狙われているが、不死身の肉体と精神を持ち、封印さえ強引にこじ開ける武装を持つ事から野放し状態となっており、関わった人々に愉快な被害を広げている。