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GN-007+GNR-101A アーチャーアリオス 性能 COST EXP SIZE HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 41500 645 L 14230 150 27 27 34 8 A A - - - 武装 名前 威力 EN MP 射程 属性 命中 CRI 備考 GNビームシールドクロー 3900 18 0 1~1 格闘 85% 5% GNバルカン 1500 8 0 1~2 BEAM連射 100% 25% GNツインビームライフル 3800 16 0 2~5 BEAM射撃 85% 5% GNミサイル 3200 14 0 3~5 射撃 80% 15% TRANS-AM起動 6000 40 10 3~5 特殊攻撃 90% 5% アビリティ 名前 効果 備考 GNドライヴ 毎ターンENを5%自動回復。 開発元 開発元 3 アリオスガンダム 4 GNアーチャー 設計元 設計元A 設計元B アリオスガンダム GNアーチャー 開発先 開発先A 開発先B 2 GNアーチャー 2 アリオスガンダム 捕獲可能ステージ ステージ ブレイク詳細 捕獲不可 備考 登場作品『機動戦士ガンダム00』 アリオスガンダムとGNアーチャーがドッキングした機体。分離変形等は不可である。 今作のアリオスガンダムはGNHW/Mを標準装備しているのだが、合体すると何故か外してしまう。 GNキャノンと水中適性、ビームシールドを失った代わりに移動力を得た。サイズ差による回避率の数値以外でならGNアーチャーよりは強いので、アレルヤではなくソーマやマリーに与えてみるのもいいかもしれない。 こちらはアリオスの後継機のハルートを開発できない。図鑑埋めが目的なら設計した方がよい。
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グイード・ミスタ プロフィール 名前 グイード・ミスタ 出典 第5部 黄金の風 スタイル スタンド セックス・ピストルズ CV 赤羽根健治(セックス・ピストルズ:今井麻美) モード 覚悟 ギャング組織「パッショーネ」の一員であり、ブチャラティの部下のスタンド使い。天才的な拳銃使い。 性格は基本的にポジティブ思考の能天気だが、「4」という数字が関わってくると途端に弱気になる。 スタンドは「セックス・ピストルズ」。No.1からNo.7まで(No.4はいない)の6人一組でミスタの発射した弾丸の軌道を操作する。 特徴 スタンド:セックス・ピストルズと拳銃を使い戦う遠距離立ち回りタイプ。 ピストルズと弾丸を絡めたコンボでそこそこ火力が出せる。 残弾数が4発の状態でダメージを受けるとハートヒートゲージが減少する。 牽制・対空・ダメージを全て「ぶち込んでやるぜ」に頼るため、弾切れになると何もできなくなり危険。 弾数の管理を怠らないように心がけよう。 覚悟モードの弾丸は敵のGHA、HHA以外の弾を貫通する。 コマンド 必殺技 ブチ込んでやるぜッ! 236+攻 連打可空中可 パスパスパース! 配置につけッ!後に214+攻 連打可空中可 クイックリロード 22+攻 装填 質問すんのはこのオレだ 623+攻 ボタンで距離が変化 投げ技 気を失いそうなヒザ蹴り 攻攻 ハートヒートアタック ヤロードモォ――ッ!狙エッ! 236+攻攻 HHゲージ1本消費装填 グレートヒートアタック 真の覚悟はここからだッ 236+攻攻攻 HHゲージ2本消費装填 特殊技 仕事だぞォ~ S 連打可 配置につけッ! 236+Sor214+Sor46+S以降、S 236+Sは空中可 戻って来いッ! 仕事だぞォ~or配置につけッ!後に22+S リロード 弾数が0の時に発砲 装填 ガスゥッ 3+強 通常技 +... 立L 拳銃の底で殴るような動作をする。 ちょうど1キャラ分ぐらいの間合い ガード微不利、ヒット微有利 立M その場で足蹴り 1.5キャラ分ぐらいの間合い、コンボ以外での出番はあまりなさそう。 ガード不利、ヒットちょい不利 立H ショルダータックル 半歩前に出ながら攻撃する。立Mより少し広いぐらいの間合い。 ガード不利、ヒット微有利 屈L 連打キャンセルが出来る下段の攻撃で、立Mより少しだけ広いか同じぐらいの間合い。 発生の速さを生かしてコンボ始動や確定反撃に。 ガード微不利、ヒット微有利 屈M 屈Lのロングバージョンの下段攻撃 先端だと次の立Hが繋がらない事があるので距離を見てHか3Hどちらに繋げるか判断したい。 ガード不利、ヒットちょい不利 屈H 足払い攻撃でもちろん下段技。 屈Mより少し間合いが狭い、屈Mの持続が当たる間合いだと当たらない。 通常技からのコンボの〆に ガード不利 JL JM JH 必殺技・特殊技 +... ブチ込んでやるぜッ! 地上:L斜め上 M正面 H斜め下 空中:L正面 M斜め下 H真下 通称ぶち込、連打対応で追加入力するボタンによって方向が変わる。 スタイルボタンを使用した回数でヒット数が変わり、そこから通常技に繋ぐ事も可能。更に弾丸の軌道が敵を追尾するようになる。 回数が多いほどヒット数、追尾性能が上がる。 パスパスパース! 先に配置でピストルズを配置する必要がある。 L 最も近いスタンドに向けて撃ち、最も近いスタンドに向けてパス M 最初に設置したスタンドに向けて撃ち、設置順にパス H 最後に設置したスタンドに向けて撃ち、設置順の逆順にパス 攻撃が終わったピストルズはミスタの元に戻る。連打した場合、連打が終わるまでピストルズはそこに留まり軌道を変える。 クイックリロード 通常のリロードに比べ段違いに隙が少ない。 常にハートヒートゲージの上にある残弾数をチェックし、通常のリロードが暴発しないように。 ちなみに、必殺技なので通常技からキャンセル出来るが使い道は無さそう。 質問すんのはこのオレだ 通称質問 L<M<Hの順で距離が伸びる。HHAでキャンセル可能。 意外にもこの技で「突き(ラッシュ)の速さ比べ」を出せる。 仕事だぞォ~ 通称仕事、S。弾丸のヒット数、軌道が変化する。 通常技や移動、ジャンプ、ガード中に使用する事によりノーモーションで使える。 通常技中に出す事により、コンボしながら仕事をすることができる。 2L>2M>Hのコンボ中に仕事を3回し、ぶち込の為の準備をする。タイミングはコンボ中であればどこでも良い。 事前に仕事をしている場合には、コンボ中の回数が変わる。ぶち込2ループ目だと必須テクニック。 配置につけッ! 通称配置 236S 前上1 46S 周り3 214S 前下1 空中S 前1 にそれぞれピストルズを配置する。パスパスを使うために配置が必要で、ぶち込当てても軌道が変わる。 配置してると仕事が出来ない、仕事してると配置できないので注意。 戻って来いッ! 配置、仕事をしているピストルズをミスタの回りに戻す。 リロード 弾数が0の状態で弾丸を消費する必殺技を使用するとリロードを行う。 リロードが終わるまで一切動く事が出来ないので、弾数が0になったらクイックリロードするべきである。 ガスゥッ 1歩前に出ながら相手の膝を思い切り踏むような動作をする。下段技。 発生はあまり早くないが、各通常技からキャンセルして繋ぐ事ができ、必殺技キャンセルも可能なのでコンボに組み込む事が出来る。 ただし、この動作中に仕事ができない。 ヒット時微有利、ガード時不利 ヤロードモォ――ッ!狙エッ! 1発の弾丸をピストルズが前10方向に飛ばすハートヒートアタック(HHA)。 ピストルズの配置位置や残り弾数0でも発動可能で、発動後は残弾数5発になりピストルズは戻ってくる。 ぶち込の連打からもキャンセルで繋ぐ事が出来る。 真の覚悟はここからだッ ピストルズの乗った弾丸が敵に追尾しながら飛んでいくグレートヒートアタック(GHA)。 HHAと同様ピストルズの配置位置や弾数0でも発動可能。発動後は残弾数が6発になる。 Mぶち込からキャンセル無しで繋ぐ事が出来るので2ゲージあれば安定してダメージが取れる。 コンボ +... 以下、L Mは全て2L 2Mで代用可能 イージービート(L M H Mぶち込) HHA ゲージ無し時ではブチ込の初段だけM軌道、2発目からL軌道になり、L連打しているとスカって大きな隙を晒すので注意。 255 ダウン L M H 3H Mブチ込んでやるぜ!*6 168 6発目キャンセルHHAで303 L M H 3H H質問 118 受け身可ダウン L M H 3H 仕事*3 Mブチ込 プッツンキャンセル JH 2L M H 3H 仕事*3 Mブチ込 HHA 407 参考動画 ver1.02 http //www.youtube.com/watch?v=RXZ8b2YLY50 攻略スレッド グイード・ミスタ part1
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各キャラ紹介文 アリス と メディ と 人形 ここは ありす と にんぎょうたち の AA が ほかんされている ぺーじ したの りんく から あいにいこう _,,.. --─- 、..,_ ,. '"´ ___,,,,....、,,,_ `ヽ. , '´,.- ''"´ ̄ ̄`"''ヽ ヽ, ' , / /' / , i ,ハ Y ヽ. ', (ゆっくりしていきなさいよ・・・) ,' i !/ ハ / ヽ _,ハ ', i O i ! 'ー- レ' -― .Ti !ハノ ,' o !ヘ ,ハ !rr=- r=;ァ. イ/ i 〈 ヽ ヘハ'  ̄  ̄ " ハ〈 ハ ) | .l、 " 'ー=-' "/ / ノ / ノ ノ ,iヽ イ/ ン' イ ノ ∬. '〈r'k' /r'7ア´ ̄`ヽ ! /_ン┌-┐ ノ /イ Y.(i _i rくヽ/!ノ __ ,ゝ \ \/`/ メ `ヽ、_二、___イ __,,,....,,,_ _,..,_ _人人人人人人人人人人人人人人人_ i´ 7 ̄`ヽ `, //| `i > ゆっくりしね!!! < '、 '、 | | / / / /  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ ,.>、ヾ´ ̄l |二7∠、イン' , '´_,,.. ->'´ ̄ `ヽ、. ,.-、 ,.、 / 「 , '" `' 、!ヽ. | >-< ! イ `/ / / i i i `く .i 7, '´ , , , ヾ ,' ,' ハ-‐ト ハ ハ ‐i-ノ!. ', 7 i i /_レ' i/_! ',. 〈 i / / __, .!ノ |ノ .、!__ハ、! , ,ゝ 〈_iレレ' o oレヘ! シネ!!! ノ .ノへ,ハ! (ヒ_] ヒ_ン ハ/レ' / !|ゝ、 _ヮ ノ| | ,' ノ i ','" ,___, "' .i ', .〈,ヘ,ゝ'<ゝr7ヽレ' i 〈 ノ ト.、 ヽ _ン , イ ノ,.ゝ ヽ/、__!_」ムl__,.ゝ `ヽヘ `〈へハ,ノ,、 _____, ,.イ ハへ(ゝ `,'ー'ァ'、,」_,i ', メディスンの となりに いる にんぎょうの なまえは ここでは 「スーさん」 だけど げんさくでは 「スーさん」は すずらんばたけの なまえだから ちゅうい してね +淫.アリス 基本AA 淫.アリス 基本AA ■左向き ■正面向き ■右向き +乱.アリス・マーガトロイド1 乱.アリス・マーガトロイド1 ■ベーシック○左向き ○正面 ○右向き ■思った事を口に出さないアリス ■アリスがラーメン ■アリスラッシュ ■魔理沙をナデナデ ■ヤンデレ ■私のために争わないで ■緋想天やられ顔 ■監視するアリス ■ぶりっ子(死語)アリス○普通のアリス ○舞台裏 ■省エネ時代 ■結婚しました ■上をむいてキス ■魔理沙からのプレゼント2 +ア.アリス・マーガトロイド2 ア.アリス・マーガトロイド2 ■アリスの逆襲 ■きめぇアリス ■鳥人拳アリスver. ■ハングドアリス ■ブラウジング ■ご冥福をお祈りします ■キラキラ ■口笛アリス ■きもんげテイマー ■遊戯王GX「絶望の国のアリス」 ■乳首ファイヤー ■新しいボディ ■孤独なアリスのために戦う女、スパイダーマッ! ■スパイダーマがパイルダーオン +リ.アリス・マーガトロイド3 リ.アリス・マーガトロイド3 ■TENGA ■妬ましいアリス ■ファイブオブアカインド ■ひろゆき ■きめぇ丸寄生 ■決戦の秋来る ■かわいいアリス ■かわいいきめぇ丸とそのオマケ ■かわいいロリス ■夢の国 ■Don't I miss you a lot forever? ■キター ■スーパーそこまでよタイム ■ベネット ■ヨコハマアリスがガチャッ ■人形劇 ■ボーリング +ス.アリス・マーガトロイド4 ス.アリス・マーガトロイド4 ■仕事人アリス ■謎のヒーロー アリス丸 ■アリスの夏休み○宿題 ■アリスクール ■エビが… ■タバコ ■照れアリス ■引きつり笑顔 ■非想天則の移動起き上がり ■シルエット ■ドラゴラム ■糸繰り人形 うどんげ ■ハート +俺.アリス・マーガトロイド5 俺.アリス・マーガトロイド5 ■くたくた ■歌舞伎 ■必殺仕事人 ■忍者 ■マガトロ2:50 ■ウサ耳アリス ■おわり ■ウインク ■冬の怪談 ■メカアリス ■わたしです ■怒符「ロイヤルアリスさん」 ■ディフェンス ■クリスマスなんて…… ■クリスマス ■見返りアリスさん○見返りサンタ ○見返り門松 +の.アリス・マーガトロイド6 の.アリス・マーガトロイド6 ■ピース ■東方ALIVEに出演した結果がこれだよ!!! ■チョコレート作り ■首吊蓬莱人形 ■ハートマーク ■リラックス ■ホットミルク ■スローロリス ■ザバー ■ミニアリス人形 ■名前間違いすぎ ■見返りロリス ■ププッ ■感動もしくは爆笑を我慢? ■こっそり早弁 ■何を読んでる・・・? ■頭痛 ■拳に侵食 ■ナス ■朝 ■チャーミング ■最近りりしいアリス ■ウインナー ■ひょっこり ■ムンナ ■ファイト ■アリンゲ +嫁.アリス・マーガトロイド7 嫁.アリス・マーガトロイド7 ■ごめんね ■あんぐり ■はわわ ■ニコニコ動画のアイドル ■ウインク ■? ■L ■大慌て ■電気の無駄遣い ■ニャリス +`.アリス・マーガトロイド8 `.アリス・マーガトロイド8 ■眠い ■読書タイム ■お人形アリス ■風呂上り ■寝癖 ■アリスってやつかわいい ■アリスマッドネスリターンズ ■ポッキー ■ツインテール ■ダブルピース ■安易なレズキャラ扱いに憂う +チ.淫乱アリス1 チ.淫乱アリス1 ■魔理沙からのプレゼント1 ■淫乱アリス ■おはよう今日もいい天気だ(アリス編) ■腹話術 ■アリス一家 ■かわいい淫乱アリス +ュ.整形アリス1 ュ.整形アリス1 ■整形アリス ■アリス・ナジャ ■魔理沙といっしょ ■リグル ■蟻ス ■一人クリスマス ■アリスマスツリー ■ヤンデレアリスの楽しいクリスマス ■クリスマスおわり ■ガチャ ■整形before/after ■整形失敗 ■お正月 理想編 ■お正月 現実編 ■セレブ ■整形アリスの帰宅 ■夜道 ■逆襲のアリス ■肉体をも整形したアリス ■足…!? ■整形アリスと人形 ■でっかい整形アリス +ッ.整形アリス2 ッ.整形アリス2 ■募金 ■プンプン!! ■目目連 ■キャプ翼体型 ■アリスのワンダーランドへようこそ ■デフォルメ整形アリス ■ブロック崩し ■みんな~ ■アリスちゃんが見てる ■テレビ ■細身 ■輪っか作り ■三大美女 +!.整形アリス3 !.整形アリス3 ■ゆっくりこっちくんな ■風呂上り ■たわしアリス ■ポッキー ■整形ロリス ■トリック難易度レベル⑨ ■2011年生まれのキラキラネーム +!.親不孝アリス1 !.親不孝アリス1 ■アリス救出の専門家、スパイダーマッ! ■積み木崩し ■お母さんがきゅうさく おばけから救出 ■積み木崩し病の治療 ■お母さんからのクリスマスプレゼント ■アリスの旧作リスマス +!.親不孝アリス2 !.親不孝アリス2 ■ゆうじのクリスマスプレゼント ■ゆうじの大掃除 +!.最近かわいいアリス !.最近かわいいアリス ■最近かわいいアリス ■最近かわいいというより、もはや変なアリス ■殴られアリス ■さよなら最近かわいかったアリス +!.最近かわいいアリス2 !.最近かわいいアリス2 ■最近かわいいアリスがまりさとキス ■最近またかわいいアリスとお母さん ■最近かわいいアリスが監視 ■裾咥え ■かわいいアリス、バーガーを食べる ■かわいくて優しいアリスとれいむ ■かわいいアリスとお洗濯 +!.最近かわいいアリス3 !.最近かわいいアリス3 ■ +!.メディスン 基本AA !.メディスン 基本AA ■左向き ■正面向き ■右向き +!.メディスンとスーさん1 !.メディスンとスーさん1 ■メディスン・メランコリーとスーさん ■オプーナ購入権 ■メディスンとスーさん!? ■毒舌メディスン ■言っちゃだめー! ■出番 ■サトミタダシ ■メディとおそらさん ■里帰り ■デモ ■人集め ■ゲラゲラゲラ ■うどんげとゲラゲラゲラ ■かわいいメディスン ■猛毒 ■俺のログには何もないな ■2レスをまたいだ結果こんな風に見えた +!.メディスンとスーさん2 !.メディスンとスーさん2 ■ボーちゃん ■うー!うー! ■メディスン・ヨコハマとスーさん ■お座りメディスン ■もうだめディスんねこのスレ ■壷 ■ブチ切れメディスン ■涙の訴え ■比ディ隹ン ■紅魔毒掌波 ■パッチェ強制隠居 ■メディスンとスーさんと静葉 ■ショルダータックル ■シェー ■ここは妄想スレじゃありません ■自分でもよく分かってなかった ■毒ナース +!.上海人形と蓬莱人形1 !.上海人形と蓬莱人形1 ■上海人形 ■上海人形と蓬莱人形 ■スク水上海 ■松岡上造 ■シャンハイキック ■ひとりかくれんぼ ■アリス最近かわいい ■アリス=スタンド 上海=本体 ■ジークシャンハイ ■反抗的 ■でかい上海 ■見なかったことにしておこう… ■かわいいシャンハイ ■かわいい蓬莱 ■シャンハーイホラーイ ■⑨でもわかるネット慣用句講座 第1回「マッチポンプ」 +!.上海人形と蓬莱人形2 !.上海人形と蓬莱人形2 ■上海の勘違い ■上海がに ■流石人形 各キャラ紹介文 アリス と メディ と 人形
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アリス・マーガトロイド 各キャラとの対戦に於いて
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キャラクター紹介 「騎士ミアリスっす! 正確には元っすけど…」 空腹で倒れていたところを助けられた元騎士。今まで騎士一筋だったため、どう生きていけばいいかわからずに餓死するところだった。 あなたの商団に拾われて、第二の人生を全力で生きるようになる。 職業:騎士 移動力:4 得意武器:長剣 得意属性:雷 専用武器:忠誠の剣 専用防具:アレノシアメイル 欲しいもの:シミュレ ランク 職業 得意武器 効果 得意防具 効果 SSR 騎士 長剣 長剣装備時、物理攻撃力UP(中) 鎧 鎧装備時、物理防御力UP(中) 店員能力 説明 材料販売価格UP(中) 得意属性 説明 雷 雷属性武器と防具装備時、雷属性物理攻撃力UP(中) 固有スキル1 Lv 消費MP 効果 説明 庇うっす! 1 20 自己中心5×5範囲強化 守りこそがミアリスの本領発揮っす! 皆さんには傷一つ付けないっすよ! 防御力アップ(中) 固有スキル2 Lv 消費MP 効果 説明 効かないっす! 1 15 自己強化 どんな攻撃にも受け止めるコツがあるんすよ! それさえ覚えておけば、死ぬ一歩手前で戻ってこれるっす! 1ターン、自身の防御アップ(特大) 固有スキル3 Lv 消費MP 効果 説明 全力っす! 1 20 射程1~3貫通 死中に活あり! 今こそミアリスの全力を叩き込むっすよ! ギフト 1段階目 2段階目 3段階目 効果 速度+4% 物理攻撃+10% 物理防御+20% Lv HP MP 物理攻撃 物理防御 魔法攻撃 魔法防御 速度 回復力 備考 1 70 45 18 23 10 4 4 9 73 1186 441 702 743 226 436 349 585 コメント 名前
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アリス5 4スレ目 703-704 710-711 703 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/07/27(木) 14 16 24 [ .IDGnam. ] だれかアリスといっしょの後日談書いてくれないかな… 704 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/07/27(木) 14 27 03 [ 889dF94o ] いいだしっぺの法則ってのを知っているかい? 710 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/07/27(木) 22 55 02 [ bqIsA/Uk ] 703 後日談。 「なぁ」 「なに?」 結局、俺は幻想郷に住んでいる。 アリスと一つ屋根の下、という暮らしにはもう慣れた。 が、彼女達の「弾幕ごっこ」はどうも俺の範疇を超えている。 輝石で盾を形作ることは出来るようになったけどまだまだ。だから…。 「空が飛びたい」 「…空を飛びたい?」 アリスは椅子に深く座りなおして珈琲を一口。 カップを傾ける時に目を瞑る癖が本当に可愛らしい。 「駄目か?」 「う~ん…」 「無理か?」 「…無理ね」 そう。俺は魔法が使えない。 輝石はそれ自体が優れたマジックアイテムだから俺にも使えるそうだ。 「ほら、箒とか、どうよ?」 「…アレは日々の修練の賜物。 それに魔理沙の箒自体は何の魔力も持ってないわ。 形から入るとイメージしやすいから使っているだけよ」 「…むむ」 「貴方の輝石と同じ。想えば想うだけ強くなる」 「…箒に力は無いんじゃなかったか?」 「解ってるじゃない。箒は『イメージすること』を助ける為のシンボルね」 「…むむ」 「解ってないのが解りやすい」 「さっき『解ってるじゃない』って…」 「解ってるかどうかが解らないってことは、結局解ってないのよ」 「…むむ」 アリスは口元に指を添えて楽しそうに笑った。可愛いぜコンチクショウ。 こっちに来てからはずっと彼女にからかわれっぱなしだ。嫌じゃないが。 「ふふ、えっと…そう。空を飛ぶのよね」 「やっぱ無理かな?」 「無理な訳ないわ。ヤル気も十分だし、先生は優秀だし」 「お、お願いします先生」 わざとらしくテーブルに両手をついて頭を下げる。 見えないが、アリスが笑ったのが解る。そう…俺にはちゃんと解る。 ふとアリスの手が俺の頬に触れた。頭を上げると目の前に彼女の顔…。 「先生とキスできる?」 「……は?」 アリス先生、ちょっとお顔がマジですよ。 そういうお顔はかなりグッと来ますよ先生。 『してやったり』って表情が隠しきれてないですよ先生。 まぁ何が言いたいかって言うと急展開についていけないけどキスは出来るよせん 「んっ…」 「ぅをふ」 空を飛ぶってそういう意味ではなくてですね先生ちょっと姿勢が姿勢なんでなんか卑猥ですよ先生少しだけ珈琲の味と香りがしましたよ先生いつもより大人っぽく見えてどきどきですよ先生…。 ――――――― (Y) ,,..-ー7" `ヽー- ..,, /,,.-ー'"´ ̄ ̄`゙ー-'、ヽ、 /'"i´ |l⌒ヽ、__,ノ´⌒l| ヽ '., l ,.ゝ '、r-、__!r-、__,r-i_ノ_,.イ l ', `γ´ ハ λ ハ ゝ r'"i ヽ; i レイ._,.レハノ.,_レヽノ i ン ノレ´ .i.-─ ─-i. |' 7 从" ¬. ".从 i ちょっと危うくなってきたから 〈./ ri.>r---,.イレ'ヽ 〉 続きはスキマの向こうでやってね? __ハ/⌒iイヽニンYー'、 ハイ { 全く、女の子に手玉に取られてどうするの…。-=ニ ̄ ヽゝ、ノY rー'-、ノ  ̄ニ=-  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ー'" ̄ ̄ ̄ ――――――― 711 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/07/27(木) 23 15 39 [ bqIsA/Uk ] ――――――― (Y) ,,..-ー7" `ヽー- ..,, /,,.-ー'"´ ̄ ̄`゙ー-'、ヽ、 /'"i´ |l⌒ヽ、__,ノ´⌒l| ヽ '., l ,.ゝ '、r-、__!r-、__,r-i_ノ_,.イ l ', `γ´ ハ λ ハ ゝ r'"i ヽ; i レイ._,.レハノ.,_レヽノ i ン ノレ´ .i.-─ ─-i. |' 7 从" ¬. ".从 i あらごめんなさい。早とちりだったみたい。 〈./ ri.>r---,.イレ'ヽ 〉 お姉さんったら少しだけ勘違いしちゃったわ。 __ハ/⌒iイヽニンYー'、 ハイ { 健全な続きをどうぞ~。-=ニ ̄ ヽゝ、ノY rー'-、ノ  ̄ニ=-  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ー'" ̄ ̄ ̄ ――――――― 「んふ…んっ…、…ぷは」 「ふは…えっと…アリス?」 「…これで飛べるかしら?」 「えと、…まぁ」 いやそれはもう今すぐにでも桜花結界を突き抜けて春満開の冥界へと舞い上がれそうな気分です先生!! 「『悪魔の口づけ』よ」 「…え?」 「ほら」 「ううををを!!?」 アリスが促すように軽くあごを動かすと、俺の身体は急に少しだけ宙に浮かんだ。 驚いた俺は思わず頬に添えてあるままの彼女の手を握ってしまう。 「自分で動けそう?」 「いやっ、あの、そのっ、アリスっ?」 「ちょっとだけ私の魔力を貸したの。まっすぐまっすぐ」 「待て待て待て手を離さないでってばばばばば!!」 「大丈夫。決して落ちると思わないことよ。私を信じて、ね?」 「いやそれは勿論大丈夫ですけどこれはそのなんというか」 「理屈は後。貴方なら出来る。信じてるわ。それ、いち、にの、さんっ」 「おをーっ!?」 落ちる!と思っちゃいけない!浮け!浮く!浮いたッ!! 手をバタつかせれば落ちずに空中でバランスが取れる。 気が付けば椅子の背の上数十センチ離れたところに立ってるぜ…。 これは感動する。 「…どう?」 「とってもおどろいてびっくりです」 「上々ね。ゆっくり降りてこれる?」 「うぅ~むむむ」 少しずつ高度が下がる。アリスは立ち上がって俺に手を差し伸べてくれた。 背伸びしたアリスの手を握れるまであと十五センチ!十センチ!七センチ! 「よしっ!」 「うおっ!」 アリス は ジャンプ して おれ の て を つかんだ 。 しかし おれ は その て を つよく にぎり かえして ひっぱり あげる ! 「ひゃぁ!」 久しぶりに聞いたアリスの可愛い悲鳴。 アリスは驚いて俺に抱きつこうとしたがギリギリのところで堪えた。 「っと」 もう片方の手も取ってアリスを俺と同じ高さまで優しくエスコートする。 ふはは!決まったぜ、完璧に決まった!今の俺はカッコいいぞ! 「すごいじゃない!…まぁ出来ると思ってたけど、さ」 「うわははは!俺とアリスの愛のパワーがあればこのくらい」 「浮いただけよ?」 「…ハッ!」 少しくらいノってきてくれてもいいじゃないかアリス。 それが悔しいから抱き寄せる。そして嬉しいから強く抱き締める。 「ひゃ…」 「俺、飛べるようになれるかな?」 立っている高さが同じでも、アリスのほうが頭ひとつ分低い。 目を合わせようとするとどうしても見上げられる形になる。 「キスだけじゃ無理ね…」 「へ?」 「形式だけだけど、これは一種の取引だから」 「…むむ?」 「魂と魂の契約。与え、捧げ、尽くし、尽くす」 「…解りやすく」 「そうね…そう。愛のパワー。本当に、そうよ」 「…そうなのか?」 「そう。だから…もっと」 「もっと、って…」 「大丈夫。信じて…」 アリスはそう言って、静かに目を瞑った。 ─────────────────────────────────────────────────────────── 4スレ目 738-739 後日談が止まらない…。続きを投下だぜ。 「無理のし過ぎね」 「悪い…」 身体が重たい。けど頭はどこかふわふわしていてとっても変な感じだ。 俺は半日以上ぶっ続けで飛び回った挙句、倒れてアリスの介抱を受けている。 「…ううん。無理をさせたのは私よ」 「いや、そんなことは…」 「いいの。私の所為にしてゆっくり休んで頂戴」 「心配させてごめん…」 「ふふふ。何だか色っぽい」 「…色っぽい?」 ひんやりとした手が俺の額に触れる。指先がそのまま頬を伝い、手の甲が首筋に触れる。 アリスは曖昧に笑うと、俺の頭をくしゃくしゃと撫でた。どうしてか、少し嬉しそうだ。 「目病み女と風邪引き男、ってやつよ」 「…?」 「まだボーっとする?」 「少し…かなり」 「もう一晩ね…。ゆっくり休むこと」 「うん…」 頬にまたひやり、とアリスの手が触れる。アリスは屈み込んで俺の額に軽くキスをした。 落ち着く。彼女の優しさがゆっくりと身体に浸透するようだ。静かに意識が遠退いて…。 そして静かに目が覚めた。どのくらい寝ていただろう…。 身体は依然重たいまま。けど指先や腕は動くようになっているみたいだ。 「アリス?」 「…ん」 何の気なしに呼んだつもりが、俺の胸の上から返事が返ってきた。 …寝てる。可愛い。…身体は起こせないか。勿体無い。抱きしめられないじゃないか。 「…アリス?」 「…うん」 アリスはふっと満足そうに笑った。綺麗でしなやかな手は布団を軽く握っている。 俺の夢を見ているなら…、いや、そうでなくても、この幸せそうな眠り姫は起こすまい。 「ありがとうな…」 髪を撫でると、アリスは小さく悶えて喉を鳴らした。 蜂蜜に黄金を溶かしたような金色の髪。細く引かれた形のいい眉。 整った目鼻のライン、桜色に染まった頬、小さな薄い唇…。 もういつから彼女のことが好きだったのかは思い出せない。 あの森で出会う前は他人だったなんて、もう絶対信じられないな…。 …俺がアリスを守れるようになってやる。アリスがいつまでも俺を信じられるように。 そう思うと腹の底に暖かいものが湧いてくる。彼女のためになら、何でも出来る力が…。 「あぁっ!」 「おわっ」 と、不意にアリスが跳ね起きた。それはもう凄い勢いで。 勢いあまって椅子の背もたれに背中をぶつけ、そのまま身を固めて動かない。 「あ、…あれ?」 「…おはよう」 「あ…うん。おはよ…」 俺の顔を見てパチクリと瞬きをするアリス。急に手を伸ばしてぺたぺたと俺に触れた。 アリスはいろんな感情が入り混じった複雑な顔をしている。…夢の中で何があったんだ。 「…どうした」 「えっと、えと…」 「深呼吸深呼吸」 手を握ってやると、かなり強く握り返してきた。 アリスは俺の手を胸元に当てて、ゆっくりと息を吸って、大きく溜息をついた。 「何の夢を見たんだろ…」 「それは俺が聞きたい」 「凄い変な感じ…」 アリスは両手で、俺の手を何度も握ったり擦ったりしながらキョロキョロしている。 「大丈夫か?」 「……うん」 やっと目が合った。じー、っと、何かを探すように俺の目を覗き込んでくる。 握られた手の指でゆっくり手の甲を撫でてあげると、アリスが徐々に脱力するのがわかった。 「何があった?」 「…契約の副作用かな」 「それって?」 「○○が弱ってるからだよ…」 「俺のせい?」 「私のせい…」 どうも要領を得ない。俺の理解力が乏しいだけかもしれないが。 「大丈夫か?」 もう一度尋ねると、アリスはゆるゆると首を振った。 「待って…」 「待つさ」 また、アリスの手に力がこもる。きゅう、という音が聞こえてきそうだ。 「体、もう動く?」 「まだあんまり…」 と、思ったが、俺の身体は全く抵抗なく普通に起き上がった。 さっきまで腕がようやく動かせる程度だったのが嘘のようだ。 アリスは小さく溜息をついて、握っていた手の力を緩めた。 まだ理解が出来ていない俺の姿を見てやっと安心したらしい。…失礼だな。 「なるほどね」 「どういうことだ…?」 「さっき、私のこと強く意識した?」 「さっきって?」 「私が…起きた時、私のこと考えてた?」 「えっと…まぁ、はい」 「そう。…不思議なこともあるのね」 「…説明よろしく」 「私の魔力が貴方に流れ込んだのよ、きっと」 「…どうして?」 「早く元気になって、って私が願ったからかな」 「そこで俺が、アリスのことを強く想ったから?」 「きっと…私の力になりたい、とか、願ったんでしょう?」 「いや、…いや、そのまんまだな。当たってます」 「やっぱりね。よかったぁ…」 そう言うと、アリスは大きく背伸びをした。 手を握ったままだったせいで、俺は引っぱられて体が傾く。 危うくベッドから落ちそうになったところで、横っ腹にアリスが抱きついてきた。 「おぉぅ?」 「素敵…」 アリスは俺の胸に頭をぐりぐりと摺り寄せてくる。…よく解らないが幸せ。 「アリス?」 「何だか疲れちゃったわ」 「あ、そうか。魔力が…」 「いいのよ。そんな瑣末なこと」 「でもなぁ、結局アリスが…」 そうだ。アリスは俺のために自分の魔力を削った。 俺の方が遠慮してたはずなのに…。これじゃあ意味がないじゃないか。 「それじゃあ、ここで眠ってもいい?」 顔を上げたアリスの瞳は潤んでいた。そんなことでいいのか…。 何故かアリスはすこぶる嬉しそうなんだ。俺、何かしたかな? 「あぁ…それは勿論」 「手、握っててね」 「…おういえ」 こんなことでいいんだろうか。 毎度毎度迷惑をかけてばかり…。人間ってのは無力だな。 「はぁ…大好き…」 …まぁいいか。そんな瑣末なことは。 今は彼女の側にいてあげるだけだ。 この埋め合わせはいつか必ずするよ。 おやすみ、アリス。 ─────────────────────────────────────────────────────────── 4スレ目 740-741 750 740 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/07/29(土) 15 32 43 [ Cb3GsBLE ] 問題:『文中でアリスが非常に喜んだ理由を簡潔に述べなさい』 すまぬ、アリスの頭の回転が速すぎてよく解らない可能性大。 というか解らないと思うので気になったら訊いてね…。ちゃんと答えます。 寝ぼけたり慌てたり弱ったりするアリスかぁいいよぅ!…ごめんなさい精進します。 741 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/07/29(土) 17 37 40 [ VATAaZm. ] なに?それはつまり、 アリスが何がそんなに嬉しいのか判るように、 顔を真っ赤にして、わたわたしながらも語ってくれるのか!? そ れ は す ご い ! (ひゅ~ん…)←人形 750 名前: 後日談2 - 3/2 投稿日: 2006/07/29(土) 23 32 26 [ Cb3GsBLE ] 741 「そのっ、ほら、『魂と魂の契約』って言ったでしょ? それのことよ。 両者の魂同士の了解のうちに契約内で魔力の給与が行われたってこと。 はぁ…、これくらい解って欲しいわ。二人とも、口に出して魔力の取引を宣言した訳じゃないでしょう? つまり、私たちの両方が心の底から同じことを同じように強く望んだ、って意味で…。 何が嬉しかったかっていうとその…、貴方が私のことを想ってくれてるのは勿論だし、何より私が…、 …あー! もう! 怒るわ! 解ってるくせに! これ以上言わせると本当に怒るわよ! 全く。…大バカ」 ─────────────────────────────────────────────────────────── 4スレ目 829(うpろだ0043) 837 戦利品を抱え、鬱蒼とした森の中を歩く。 別に世の中を悲観して森の奥で…というワケではない。ある所に届けものをする為に、である。 やがて、森の中に静かに佇む小さな一軒家が見えてきた。見慣れた扉を開け中に入る。 「こんちわっす。今日は面白い物を仕入れてきたぞ」 「…あらいらっしゃい。見せて貰えるかしら」 声の主はアリス・マーガトロイド。この家に住む人形遣いで魔女である。 しかし今日はどうも表情が渋い。はてどうしたのやら、と思っていると奥から別の声。 「おぅお前さんか、お久し振り」 「やぁ魔理沙。お邪魔してたのか」 声の主は霧雨魔理沙、同じ森に住む白黒魔砲使い。おそらくまたアリス宅に強引に押し掛けてお茶でもせがみに来たんだろう。 とにかくこの二名が顔を合わせると大概何かが起きる。以前似たような状況になった時は弾幕ごっこが勃発し、とばっちりを受けて危うくMy魂魄が吹き飛ぶところだったことがある。 その時は幸いにも竹林に住む某医師が色々とヤバい治療(通称「ドクターえーりんの密室個人授業(はぁと」)をしてくれたお陰で、たった一つしかない魂魄を繋ぎ止めることができた。 生きてるって素晴らしい。ありがとう先生!ボク、頑張って生きてくよ! …とまぁそんな凄惨な過去は二百由旬の彼方に放り投げ、持ち込んだ荷物を開き反物を取り上げる。 「なんでも、クモの糸を魔力を込めて織り上げたって話だ。クモの糸は頑強だから、人形の素地とかにはいいんじゃないかな、と思ってな」 …魔力の込められた布はそれ自体が優れた魔力媒体として機能する。 例えばグリモワール等といった魔導書の表紙が紙でなく布なのも、本を媒体に魔法を行使する時に色々便利だかららしい、という話を人づてに聞いた覚えがある。 「へぇ、それはまた珍しい物を持ってきたのね…そう、折角だからお茶でも飲んでいかないかしら? さっき茶菓子にクッキーも焼いたし。取り引きはそれが終わってからにしましょ」 「…何だお前、私の時と違って随分気前が良いじゃないか…アレか?愛しのダーリンにはとことん優しく、ってか?」 「無断で手土産一つ持たず人ん家に上がり込むどこぞの野魔砲使いと違って、きっちり等価交換をしてくれる相手なら、物腰が柔らかくなるのは当然じゃなくって?」 「こりゃまた手厳しいことで…」 しれっと受け流すアリスに、これまたしれっと返す魔理沙。いやまぁ彼女のダンナになった、ってつもりはまだないんですが… それでもちゃんとお茶を出している辺り、何だかんだ言って結構気前が良いのかも知れない。多分。 「それはともかくアリス、悪いがクッキーもうちっと焼いてくれないか?」 「…は?私3枚くらいしか口にしてないんだけど?」 「いや…な、美味しかったんで私が全部食べちまった」 ハハ…と笑う魔理沙。机の上には恐らくクッキーが入っていただろうと思われる丸皿が、まっさらな皿地を晒して置いてあった。 所々に残るクッキーの欠片が、かつてそれが入っていたということを証明している。 「・・・・・・・・・!」 一刻の後、素晴らしい高さからの踵落としが、白黒の脳天に炸裂した。 お茶と茶菓子を楽しんだ後、魔理沙は手にした魔導書を読み、自分は上海&蓬莱と遊び、アリスは台所でティーセットの片付けに取り掛かった。 魔理沙はまだ時々頭を押さえてはうんうん唸っている。先ほどの一撃が相当効いているらしい。そりゃあ「めきょっ」とか「ぐしゃっ」とか、そんな感じの音がしたからなぁ。 因みに今日は彼女お気に入りの淡い水色の柄だったのだが、それを口にすると自分も魔理沙と同じ目に遭いかねないので黙っておく。 一方自分はシャンホラと「忠吉さんごっこ」で遊んでいた。言葉は拙いものの、その挙動は人間のそれと殆んど変わりない。 以前あまりにも可愛かったのでちょっとイタズラをしようとしたら、そのことがアリスに漏れて手酷く吊し上げられたことがある。迂濶に手は出さないようにしよう。 アリスはエプロンを身に付け、カップを拭いている。棚に並んでいるカップの数から察するに、どうも片付けは粗方終わっているらしい。 …と、その後姿を眺めていると、自分の脳裏にある「悪戯」が浮かんできた。 自分がとても小さい頃友達同士でよくやっていたものだ。それが、今になって何故か頭の中にむくむくと現れてきたのだ。 腰掛けていたソファーを立ち、台所に入る。 「なぁ、アリスー」 「ん?何かしら」 呼び掛けに無防備に振り返ったアリス。今こそ好機!千載一遇のチャンス!! ぺろん 「ぅひゃう!?」 振り返った彼女の頬を、ぺろっ、と舐めてやった。可愛らしい悲鳴を上げて目を丸くするアリス。あまりにも予想した通りの反応に、笑みが止まらない。 しかし「ぅひゃう」ですってなんて可愛らしい声だこと。それにあのびっくりした表情。それだけでもう自分結界越えて冥界まですっ飛んでしまいそうですようはうはうは… …と、既に気持ちだけは既に彼方へ飛んでっていると… れろっ 「ぅをっ!?」 自分の頬をなぞる異様な感触に、思わず間抜けな声が出る。 視線を正面にやると、そこには「してやったり」というアリスの表情が。 …その瞬間、自分の中の大切な「何か」が音を立てて崩れていった。 …それから後はもう目も当てられない状況になった。 元々自分もアリスも負けず嫌いなところがあったのかも知れない。こちらが舐めれば、アリスも舐め返す、子どもレベルの低次元な争いが果てしなく続いた。 童心に還る、と表せば聞こえは良いかも知れないが、これはその域を超えた、もはや「幼児退行」と言っても差し支えない程度である。 しかし… 「ふぁッ!」 「ひうッ!」 「んひッ!」 「みゃん!」 …頬を舌でなぞる度に上がるアリスの可愛らしい悲鳴に、自分の悪心が徐々に頭をもたげていく。 そして遂に我慢できなくなった俺は、頬を舐める…と見せかけて 「ひぁッ…!?」 彼女の唇をなぞった。さて反撃がくる、そう思ってすぐに身構える…が 「…あぁれ?」 …反撃がこない。不思議に思い目を向けると、驚いた表情のまま凍り付いているアリスの顔があった。 不意打ちを受けて思考が止まっている、そんな感じがした。…これはひょっとして… もう一度、唇をなぞる 「んぁ…ッ」 先程とは違う、艶を帯びた声が漏れる。…と、彼女の顔が一気に朱に染まっていく。 「バ…ババババカバカバカバカバカバカァッッ!!なななんであんなことするのよおッ!びっくりしちゃったじゃない!」 「スマンスマンスマン!!俺の出来心だったんだ!許してくれ!本当にスマンかったッッ!!」 真っ赤になってまくし立てる彼女にこれまた凄い勢いで謝る自分。と、アリスはすっかり赤くなった顔を伏せて 「…恥ずかしかったんだから…」 と呟いた。その可愛らしさ、いじらしさ。 ぷちん 張詰めていた自分の中の何かが、音を立てて切れてゆく。アリスの肩を掴み、顔を近付ける。 「ちょ…や…やめてよ…恥ずかしいって言ってるでしょ…」 「やだ、やめない」 弱気な抵抗を無視し、再び唇をなぞる…と見せかけ、舌を口の中に差し込んだ。そのまま肩を引き寄せる。 「や…そんな顔近付けないんんっ!んむぅっ!」 驚いた表情のアリス。身体が硬直したその隙に舌を更に奥まで差し込む。驚いたのか、放心したのか、彼女は全く動かない。 それを良いことに、自由に口内を動き回り、隅々まで舐め上げてゆく。 「んむっ、んっ、んーっ…ぷはぁッ!」 「んはッ!はぁ…はぁっ…」 やがて息が切れ、二人の顔が離れた。たっぷりと空気を吸い込み、呼吸を整える。 「はぁっ、はぁっ、んはぁ… …バカァ…」 まだ落ち着かないらしく息を切らせながら、そうなじるアリス。 「悪い…ちょっと、辛抱できなかった…」 「…駄目、許さない…」 「本当に済まない…」 「…いきなりで驚いちゃったから…何もできなかったでしょ…」 「…は?」 何もできない?一体何を…言葉の真意が解らない。そのまま時間だけが流れていく。 やがて、 「…もう、落ち着いたわ。…だから…」 そこまで言い、彼女は顔を上げた。 目が、合う。 「もう一度、やりなおして…」 細い腕が背中にまわる。 「…なんだ、結局最初からしたかったんじゃないか」 それに応えて腰を抱き寄せる。 「…我侭かしら?」 「いえいえ、我侭お嬢様の言うことは何でも聞き届けますよ」 「…何か、嫌な言い方ね」 二人してクスリと笑う。 「だから、もう一回さっきのを、ね…んっ」 再び合わさる、唇。 落ち着いた、と言っていた通り、今度はアリスも用意が出来ていたのか、積極的に舌を絡めてくる。 もっと触れ合いたい、その想いが腰に回した腕に更に力を入れさせる。 「ん…んむ…ちゅ…あむ…ぴちゃ…くちゅ…」 「あむ…ん…ちゅ…ふ…んぁ…ちゅく…」 …耳朶を打つ煽情的な音、同調していく互いの鼓動、理性を蕩けさせる甘い香り。 その全てが自分の感情を昂ぶらせ、衝動となって沸き上がっていく。 もう止まらない、止められない… …どれくらいの時間が過ぎたのだろうか。 「ん…ぷはぁ!」 「んはっ!はぁ…」 唇が、離れた。つ…と銀の糸がかかり、細くなって消えてゆく。 「はぁ…これで満足か、お嬢様?」 返事の代わりに、アリスはぽふ、と顔を胸に埋めてきた。そのまま顔をぐりぐりと押し付ける。照れ隠しだろうか、その行動がなんとも可愛らしい。 「そっか…さて、悪いけど…」 「ん…?」 顔を上げるアリス。 「…悪いが、もう止められそうにないかも知れない…」 正直、今背中を押されたら転がり落ちていく、そうなるという確信があった。だから尋ねた。最後の堤になるかもという可能性を考えて。 彼女はまた顔を伏せた。沈黙が流れる。一刻の間を置き、再びアリスは顔を上げた。 「いい…わよ…」 受諾の意思。 最後の堤防が崩れた。全ての枷を外され、感情だけが奔り始める。 こちらを見つめる目に、感じる既視感。あの夜、初めて彼女を求めた時と同じ視線。その瞳が、昂ぶりを更に加速させる。 欲しい アリスが欲しいアリスの身体が欲しいアリスの心が欲しいアリスの全てが欲しい 欲しい欲しい欲しい欲しいほしいほしいほしいホシイホシイ すっ…と目が細められる、抱き締める腕に更に力が入る。 もはや、この目にはアリス以外映らない、そんな気がした。 「…楽しそうだな?」 その声が聞こえるまでは。 視界が、開けた。 「!?」「わひっ!?」 思わず悲鳴が上がる。因みにこの可愛らしい悲鳴は、残念ながら自分のものなので悪しからず。 世界が急速に広がっていった。 整然と並べられた食器、同じく綺麗に揃えられた調理器具、焼き物に使うのであろう小さな窯、見覚えのあるテーブル、椅子、そしてアリス… 彼女を抱いたまま、寝起きのような焦点の定まらない思考で、しばらく呆然としていた。 急速に思考が覚醒する。確かに声がかけられた。しかもそれは間違いなく第三者から。 しかしここには俺とアリス以外は居ない。しかも人形はあんなにはっきりと喋らない。じゃあ誰が? ゆっくりと視線を向ける。その先には、 見覚えのある、 帽子を被った、 白黒の人物が立っていた。 「ちょ…な…ままま魔理沙!?どどどうしてアンタがここに居るのよ!?」 凄い勢いでどもるアリス。完全に混乱している。多分自分がどんな体勢になってるのかも分かってない。 「どうしてって…私は端っからここに居たつもりなんだが?」 …あぁそうだね、確かに自分がアリス宅に来た時、魔理沙は自分に挨拶してきたんだよね。 しかも一緒にお茶も飲んでたんだよね。そうだったよね。そうなのかー。わはー。 「しかしまぁ面白いもんを見せて貰ったぜ。人前であれだけのスキンシップができるたぁ、お前ら双方無茶苦茶入れ込んでるんだな」 カカカ、と笑う魔理沙。完全に凍り付く俺とアリス。因みにどこぞの⑨の悪戯ではない、念の為。 「その上それだけじゃ飽き足らずにアレか。これじゃあ、人が居ない時は毎日昼間っからエキサイトしてるんだろうな」 もう全く動けない俺とアリス。なお、某鬼の冥土長の仕業ではない、念の為。 と、魔理沙がニヤリと笑った。さながら新しい悪戯を考え付いた子どもか、或いは悪魔のように。 「これはもう…」 箒を片手に、入り口に向かう。 「…特派員として、逃すワケにゃいかんだろう?」 しゅたっ、と挨拶をして出ていく魔理沙。少しして、箒が飛び立っていく姿が窓から見えた。 「………」 「………」 未だに硬直しきりの二名(なお、体勢はあの時のまま)。と、突然胸の中にあった感覚が消える。 直後、何者かが叫びながら凄いスピードで外に飛び出していく。 「MaaaaaaaaaRiiiiiiiiiSaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!!」 …何かどす黒いオーラが見えたような気がしたが、気の所為ということにしておこう。 そのまま一人ぽつねんと残されていると、不意に何者かに裾を引っ張られた。 「…ん?どうしたんだ?…」 その後、魔理沙からこの事実を聞いたどこぞの烏天狗により「実録!新婚バカップル(注・結婚してません)の蕩けるような昼下がり!」という記事が大々的にスッパ抜かれ、 (版権的にも)色々ヤバいオーラらしきものを纏ったアリスが夜叉の形相で烏天狗を追い回したとか、 事の一部始終を見ていたシャンホラに同じことをして欲しい(キスだけど)とせがまれたとか、 森の外れに黒一色になった(元)白黒魔法使いが、ボロ雑巾になって倒れていたとかあるのだが、 それはまた別の話。 実録!新婚バカップルの蕩けるような昼下がり(取材・霧雨特派員) …現在幻想郷でも一、二を争うネタの宝庫として当誌が独自に取材を続けている、アリス・マーガトロイドさんとAさん。 この二名の呆れるほどに甘い新婚生活(注・結婚してません)が、霧雨魔理沙特派員の突撃取材によって明らかになった。 霧雨特派員によると、二人は特派員が目の前に居るにも関わらず(検閲)というスキンシップをとり、 更に特派員の目の前で(スキマ維持法抵触)という極めて大胆な行為に及んだという。 霧雨特派員は「人前でアレだから、もし人が居なければもっと凄いことをしてるんじゃねえの?」と話しており、 この場に特派員が居合わせなかった場合は更に(スキマ送り)と思われる。 いずれにしろ、(良質な記事確保の為にも)この二人の仲が続くことを願い、今後の動向に注目したい。 なお、当誌では「実録・バカップルの全て」と称し、この二名について随時特集を組んで紹介する予定である。 霧雨魔理沙特派員の話 いやぁ驚いたぜ、まさか目の前であれだけ大胆なことをするとは。 ありゃあ大体2~3分ぐらい…いや、もっと続けてたんじゃねぇの。 しかも普段はクールで私につっけんどんな態度しか取らないあいつが、だぞ。まぁアレだ、「ゾッコン」ってヤツか(笑) 他人が居てあのザマだ、これで誰も居ないときはそれはもう毎日のように(黒塗り) 今は夜だから間違い無いな…いや、今の二人には朝も昼も夜も関係無いか、ハハハ。 そうそう、この前もな、二人で茶を飲んでるときにな、冗談で首筋にキスマークが残ってるぞ、って言うと、 アイツ真っ赤になって鏡を覗き込むんだぜ。そこから思うに、私はあの二人はもう相当凄い関係になってると見てるがね ───────────────────────────────────────────────────────────
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アリス3 はぐれ人形使い純情派 乙女文学編( 490) はぐれ人形使い純情派 乙女文学編 「かんぱーい」 「シャンハーイ」 「……」 今日は俺が此処、幻想郷に迷い込んでめでたく(?)一周年の記念日だ。 わざわざ俺を拾ってくれた目の前の少女、アリスには感謝してもしきれない。 電気が使えないとか、トイレがアレだとか、色々不便な事もあるが、なんだかんだいって俺は今の生活に満足している。 向こうではどうあっても体験できない出来事。毎日が新鮮だ。ただ妖怪に食われそうになるのは勘弁。 そんな一年を送ってきた俺に、現在気になる事があるとすれば、最近そのアリスの元気が無い、という事だろうか。 ときおり寂しげな、それでいてどこかキツイ、という微妙な視線を感じることがある。そう、まるで観察されているような…… 「ねえ……」 「ん。どうした? 味が薄かったか?」 「違うわよ……」 そんな中、ふとアリスが手を止め、いつになく真剣な表情でこちらを向く。 と同時に、空気が心なしか重くなっていく。どうやら味付けの事ではないらしい。 とりあえず、最近の元気の無さに関係してるのは間違いないだろう。 「……どうして、どうして私なんかと一緒にいるの? 生活するなら博麗神社だってあるし、貴方には帰るべき場所があるでしょう?」 「…………」 搾り出すような声。ヒク、と俺の頬が引きつったのが自覚できる。 話が重くなりそう、と予想はしてたが、よりによっていきなりそれかよ。しかもこんな日に。 いや。むしろこんな日、だからか。それで言いにくい事を酒の力を借りて。ってか? ともあれ…… 「お前さ。なんでせっかくの飯と酒が不味くなるような話題を、わざわざピンポイントで振るかねぇ。なあ、上海?」 「シャンハーイ……」 「…………」 悲しそうに答える上海と、俯いたまま何も答えないアリス。 折角のいいムードがぶち壊しだっつーの。 いい感じに酔ってきたって時に。 ……因みに、俺は帰りたい、とはあまり思っていない。両親や友人には申し訳ないが。 来てすぐの頃は、そういう事も考えてはいたものの、一年も経ってすっかり幻想郷に染まったらしい。 まあ、その“帰るつもりが無い”というのに、少なからず目の前の金髪の少女が関係しているのは、俺にとって否定できない事実だろう。 「はあっ……。酔いも醒めたわ……ほれ」 溜息をつきながら、足元に置いてあった紙袋を突き出す。 飯の後に渡すつもりだったが、なんかそんな空気じゃなくなったし。 「? なに、これ」 「いいから開けてみ?」 がさがさ、と袋を開ける音が室内に響く。 中身に興味があるのか、クルクルとアリスの周りを飛ぶ上海。喜んでくれるといいんだが。勿論アリスが。 「……ひょっとして、これ、私?」 「ひょっとしなくてもお前だよ」 「シャンハーイ♪」 そう、俺が渡した物はお手製のアリス人形。 彼女の目を盗みながら、数ヶ月もの時間を掛けて作り上げた苦心作。 確かに、彼女の作ったそれに比べるとどうしても見劣りするものの、愛だけは同様……いや、それ以上に篭っているはず! 「どうだ? 自分では結構上手くできて……てオイ!」 ――ポロポロポロポロ。 零れ落ちる涙、涙、涙、涙。 アリスは彼女を模した人形を見つめたまま、溢れる雫を拭おうともしない。 「ど、どうした!? まさか泣くほどショックだったのか?」 なんてこった。人形使い相手に人形を作るのは間違いだったのか…… それとも男からのプレゼントが自分の人形――しかも手作り――とか怖い、とか思われたのか!? もしそうなら、蓬莱の隣で首を吊りかねない。いや、作るのは結構恥ずかしかったけど。 「ちっ、違うわよ! その……嬉しかったの。私、こっちに来てから、家族以外にプレゼントなんてもらった事なかったから」 「……そっか。そりゃよかった」 真っ赤な目と顔で必死に否定しながら、暖かい笑みを浮かべるアリス。 その笑顔を見れただけでも、苦労して作った甲斐があるというものだ。 「じゃあ、はい、私からも……」 そんな感慨にふけっていたら、今度は彼女がなにか寄こしてきた。 とりあえず開封してみよう。 で、中から出てきたのは…… 「……俺、か?」 「……うん」 アリス本人から人形を習ったから判る、戦慄するほど細部まで手の込んだ人形。作り手の想いが篭ってるのがよく判る。 最近の彼女からの視線も、つまりはそういう事なのだろう。 俺の自惚れじゃなければ、この人形の力の入りようは…… 「えっと、アリス。その、この人形はそういう風に受け取っていいのか?」 「……(コクン)」 耳まで真っ赤にしながら頷くアリス。 なんていうか、凄く、凄く嬉しい。 自分の顔も凄い事になっているだろう事が容易に判る。 表情の無い人形達が、俺達を見て嬉しそうに笑ってるような気がした。 「……ねえ、さっきの私の質問だけど」 食事が終わって一段落した所に、アリスが不安げな表情で聞いてきた。 確かに、まだ彼女の問いに答えは出してない。 互いの気持ちも確認したし、あえて言うまでもないと思ったんだが。 「俺はどこにも行くつもりなんてない。あんまり騒がしいのは好きじゃないし。 まあアリスが出て行けっていうなら別だけどな。 そうでも言われない限り、好きな相手を置いて一人帰ったりはできない……ってうをい!?」 ――ぎゅっ。 気づいた時には、既に背中に腕が回されていた。 そして胸に押し付けられる柔らかい感触といい香り。それは間違いなくアリス本人なわけで。 「ア、アリス!?」 「お願い……もう少しだけ……このままで……」 「……泣いてる、のか?」 「…………」 無言。こういう場合の沈黙は肯定と取っていいのだろうか。 ……聞く所によると、彼女は俺が来るまでの結構な時間、この森でたった独りきりで生活していたらしい。 それがどんなものなのか、現代で生きてきた俺には想像も付かないけど、今のアリスを見るにあまり気持ちのいいものじゃないのだろう。 ……うん。決めた。俺はまだ全然頼りないけど、今俺の胸を濡らしている、この孤独で可愛い少女の拠り所になれるくらいには、強くなろう。 そしていつかは彼女の隣にいられる存在になろう。 そんな思いを込めて、愛しい彼女を強く抱きしめる。 図らずも、先の人形が婚約指輪みたいな形になったが、それはそれでいいと思う。 「っ!?」 「上海、ちょっと向こう向いててくれ」 「シャンハーイ♪」 「~~~!?(声にならない声)」 俺が何をするのか察してくれたのか、すぐに上海は反対側を向いてくれた。 アリスはといえば、俺の腕の中でそりゃあもう見てられないくらいに、その整った顔を赤くしている。 そんな可愛い仕草に俺は、慌てはするものの、腕を振りほどく気配の無い彼女に…… ……それ以来、アリスの家の玄関には、一対の人形が寄り添うように飾ってある。 あとがき アリスが可愛くて仕方ありません。精神攻撃でしょうか。 535 現実と幻想は意外に曖昧らしい。 目の前の光景を見ながら、男は微かに絶望していた。 そこにあるのは一匹の獣。真夜中だというのに、その獣は月に照らされて ハッキリと分かる。男の手には武器などない。つまり、一般人などが言う所 の絶体絶命だったのだ。 「勘弁してくれよ……」 今更ながらに自分の状況を恨む。ただ山奥に不思議な場所があると民話で 聞いて来ただけだというのに、この状況になるのはあまりにも酷すぎる。 だが、そんなことは目の前の獣には関係がないようだ。獣は目の前にいる 獲物を見て、鼻息を荒くしている。 「……俺は食べても美味しくないですよー」 無論、そんな言葉に反応するような賢い獣ではなかった。案の定、牙を 立てて、襲い掛かってきたのである。 「戦操『ドールズウォー』」 そんな時だ。その声がはっきりと響いたのは―― 牙を立てて襲いかかってきた獣の前に、一斉に現れたのは人形群…… 否。むしろ、全て何かしらの武器を持っているのならば人形群というよりは 『人形軍』だろう。 その人形たちが、まるで生きているかのように、剣で獣を一突きにしたのだ。 「ご苦労様」 獣が完全に息絶えると、唐突に現れた少女の元へその人形たちは帰っていく。 「あんたは……?」 唐突に現れた少女。見目麗しいというべきなのか、恐らくは街で見かければ 男性ならば息を飲むような少女。そんな人物が彼の目の前に立っていた。 「……人に名前を尋ねるなら、まず自分から名乗ったらどうかしら?」 確かにそれは礼儀であった。男は名前を名乗ると、少女は興味なさげに頷いた。 恐らく名前を聞いても、そこから先に会うことがないだろうから意味は 無いとでも考えているのだろう。 「それであんたは……」 「アリス。アリス=マーガトロイド」 目も合わせようとせず、少女――アリスは言った。 「それで……えぇと、アリスさん? ここは何処なんだ?」 訳も分からないといった口調で、男は言う。無論、本当に訳が分かっていない のだから仕方ない。まず、ここがどこか訊いておくのが先だ。状況やら他の事は 後回しでもいい。 「ここは幻想郷。あんたは迷い人。つまりそういう事よ」 淡々と事実だけを伝えると、アリスは振り返って歩みだした。 「ま、待てって! どういう事だよ!」 幻想郷や、迷い人などといわれても分かるはずがない。 「それが知りたいんだったら、ここから先に神社があるからそこの頭の春っぽそうな 巫女を尋ねなさい。少しは質問に答えてくれるかもしれないから」 それだけ言うと、森の奥に向かう背中はやがて見えなくなった。 「シャンハーイ」 と、彼女の操っていたはずの人形が一体、いつの間にか傍らに飛んでいた。 「……何?」 ふわふわと飛んでいるその存在は、別に鬱陶しいわけでもなかったが、飛んで いるだけだとしても、落ち着かない。 「シャンハーイ、アリスガ オクッテケッテー!」 そう言いながら、まるでどこかの妖精のようにくるくると周りを回る。 「あ……ありがとう。で、その頭の春っぽそうな巫女ってのは何処に?」 「アッチー」 その指を差した方向には山があった。よく目を凝らしてみると鳥居が見える。 どうやらあそこが彼女の言っていた神社らしい 「遠いな」 「シャンハーイ、トベバハヤイー」 「普通の人間は飛べないんだよ。飛べる人間はおかしいって」 「彗星――『ブレイジングスター』!」 空を、一人の魔法使いが箒に乗って飛んでいた。 それを見て、必死に目を擦ったが既に居なくなった後だった。 「夢だな」 「タタカワナキャー、ゲンジツトー」 こうして道中、幻想郷を人形と男は歩いていった。 「無理ね」 「いきなりそれかよっ!?」 話を聞き終えて、開口一番に聞いた台詞がそれだった。 ちなみに何が無理かといえば、ここから帰ることが、である。 「だって、面倒だし」 いつか帰る日は来るらしいが、どうやらこの巫女の気まぐれで その日が決まりそうだった。 「お前、それで職務果たしてるのか!?」 「いちいち煩いわね。そんな騒いでないでさっさと塒を探すなり 何なりしなさいよ」 彼女は残酷にもここに止まらせる気はないといった。 いや、それが当たり前だろう。元々、彼女には何の義理もない。 迷ったのは彼なのだし、彼との関わりなんて何もないのだから。 くいくい 服を引っ張られる感覚があった。 「シャンハーイ」 「ん、どうした?」 「あら、アリスの人形じゃない」 今気付いたとばかりに巫女が言った。というか先程から付いて回って いたので気付かない方がおかしい。 「アリス カエッテコイッテ」 「あぁ、そうか。ありがとう」 正直に礼を言ったが、人形は宙に浮いたままで彼のほうを向いて 帰ろうとしない。 「どうかしたのか?」 「シャンハーイ ツレテクカラクルー」 ぐいぐいとまるで言うことを聞く気がないように人形は引っ張る。 「何処に連れてく気だよっ?」 「アリスの家でしょ。それが連れて行きたい場所なんて」 と呆れ気味に言う巫女。 「……そうだ。アリスって一体どんな奴なんだ? 妙に素っ気ない奴 だったけど」 「そんな奴よ。素っ気ないって言うよりは人に興味がないだけよ。 宴会には来るけど」 「何だよ、その天邪鬼は」 「まぁ、そんな奴よ」 巫女の話では要領を得ない。しかし少しは納得できる部分もある。 人に興味がないからこそ、関わろうとはしなかったという事だ。そ れでも、死なれると面倒だから案内役の人形をつけた、といった所か。 「興味がなさそうで実は興味津々なのよ。難儀よね」 「どうだろう。少なくとも、俺はそういう奴は嫌いじゃないけど」 「物好きねぇ」 「イコー」 更に力を込めて引っ張られる。 「それじゃ、今度は帰らせてくれる時にでも会おう」 「気が向いたらね」 そう言って、彼は神社を後にした。 魔法の森に佇まいを置くマーガトロイド邸では珍しく慌しかった。 普段ならば、特に忙しくなる要因もなく、ゆったりと落ち着いた 雰囲気を出している邸が、今日は妙に騒がしい。 「……何で上海人形は、命令無視したのかしら」 それは、今居ない人形に問うた言葉だった。 普段ならば考えられない出来事。人形は従順で逆らうことはなかった。 人形だからこそ、感情なんてものはほとんど存在し得ない。だが、気に 入っている人形だけは別だった。 『どこに居るの? 上海?』 『ジンジャー』 『帰ってきなさい。すぐに!』 『シャンハーイ』 遠くにいるであろう上海人形との会話はそれだけだった。上海人形は 何の用事があって博麗神社に行ったのだろうか? 「――そういえば」 その前に迷い人に出会った気がする。 確か相手をするのが面倒だったから、そのまま放っておいて神社の場所 だけ教えておいたはずだ。 なるほど、どうやらあの人間を送って行ったらしい。 それで大体納得した。 こんこん ドアのノック音。 どうやら、困った人形のお帰りらしい。 「まったく、遅かったじゃない……」 ドアを開けた少女は固まった。目の前にいるのは帰るのを待ちわびた人形と ――確か神社にいるはずの迷い人だった。 「……先程はどうも」 「……こちらこそ」 会話はそんな間抜けなものだった。 あまりにも間抜けすぎて、上海人形がため息を吐いていた。そこまで高機能 だった記憶はないが、吐けるものは吐けるのだろう。 「で、何の御用? 押し売りなら御免よ?」 「物もないのに出来るかっ! そうじゃなくて、その子を送ってきたんだよ」 と、迷い人はアリスの周囲を回っている上海人形を指差した。 「シャンハーイ」 指された本人は気楽にアリスの周囲を回って、喜んでいる。先程吐いた ため息はなんだったのか……。 「まぁ、いいわ。あなたの役目はこれで終わりでしょ? 帰ったら?」 「帰る家がないのに、どうやって帰れって言うんだ。あんたはっ!」 「あー、霊夢の所を追い出されたの? さすがにあの巫女も他を養う余裕は なかったのね……」 貧乏なのかどうなのかは知らないが、賽銭は少なそうだった。 あれで、普通の生活をしているのだから世の中は分からないものだ。 「シャンハーイ トマッテケー」 「なっ……」 「泊めてくれるのか?」 人形が意思を持っているのは自分の意思だったが、こんなことを言うなんて 想定の範囲外だ。 「ダメに決まってるでしょ!」 そもそもアリスも、例え弱いとはいえ人間を家に入れるほど無用心ではない。 「じゃ、外で寝るよ。外が冷えてても死にはしないだろ」 「……それはもっと駄目」 「何でだ? 外に居ようと平気だろ」 「妖怪に食べられたいならどうぞ。今度は上海人形も守ってくれないでしょうし」 「……すまん」 「分かればいいのよ。洋服に汚れが付着するのは嫌だし」 朝起きて、ドアを開けたら惨殺死体なんて猟奇物語ではない。 気分は悪くなるが、それよりも洋服にシミがつくのが嫌だった。 「じゃ、俺にどうしろと? さすがにただで泊めてくれるわけじゃないんだろ?」 「当たり前よ。それ相応に働いて……と言いたい所だけど下手すると人形よりも 働けなさそうね」 「ほっとけ!」 彼の身体は貧弱というわけではないが、人間の里に居る人間の方がまだ、 ここでの仕事が出来るだろう。 「そうね。魔法の実験台というのはどうかしら?」 「……何だ? 生贄に捧げる気か?」 「そこまで危険なのはしないわよ。それともして欲しいの?」 「謹んで遠慮させてくれ。死んじまう」 生贄なのだから、半分くらいは生きているはずだ。 「魔法薬の実験なんだから、別に運が悪くない限り支障はないわよ」 今までの成功率もそれほどいいものではないが。キノコを使った実験よりは 成果が出ている。森のキノコは絶対に使わないようにしている。 「……一回だけだぞ」 「あなたが一晩泊まるたびにね」 つまり、この人間が早く塒を見つけなければ薬漬けになってしまうと、彼女は これから実験台になるであろう迷い人に言った。 その日の夕食は豪華なものだった。 「いただきますっ!」 「何でそんなに気合が入ってるのよ……」 そう言えば、誰かがいただきますと聞いたのは、宴会以外でいつ以来だろう? そして人形以外の誰かと一緒に食事の場に居るのは……一体いつ以来だろう? もぐもぐ 咀嚼音だけ聞こえる。 ナイフとフォークを出したが、彼はテーブルマナーというものが まるでなっていなかった。 スープは音を出して食べる、持ち手が逆だ、等と片端から挙げればキリがない。 それでも、どの料理を食べても「美味い」と言ってくれるのは、妙に嬉しかった。 ぱんっ! 「ごちそうさまでしたっ!」 勢いよく手を合わせて、気合の入った声で礼をした。 「お粗末さまでした」 「で、この食器どこに持ってけばいい?」 「別にいいわ。後で私の分も洗うから置いておいて」 むぅ、と唸るような声を出して迷い人は納得しない表情でいたが 「今日くらいは、お客様扱いさせてもらうわ」 というアリスの言葉に渋々だが納得したようだ。 「シャンハーイ」 「手伝ってくれるの? 上海」 「シャンハーイ」 洗い物をしている最中、上海人形が台所を訪れた。 考えてみれば、この人形が今の状況を作り出したのでもあった。 「ねぇ、上海。どうしてあんなのを連れてきたの?」 「シャンハーイ……アリス サビシソウ」 「寂しそう?」 人形が見ても寂しそうとはどういうことだろうか? 確かにそこら辺の者が客観的に見れば孤独な生活を送っている のかもしれない。 だが自分には人形が居る。上海人形も蓬莱人形も、たくさんの 人形たちが居るのだ。寂しいことなど何もない。 「私は寂しくないわよ? 上海、少し調子でも悪いの?」 それなりに昔、感情を持たせた人形が、今更反動が来るというのも おかしな話だったが、上海人形の様子はどこかおかしかった。 「……もしかしたら、おかしいのは私なの?」 「シャンハーイ?」 「ううん、何でもない。さて、さっさと洗い物を終わらせましょうか」 「シャンハーイ!」 アリスの言葉に、生き生きとした人形が呼応した。 「うぅむ、やはり客扱いというのは落ち着かん」 「ホラーイ?」 「だって、そうだろ? 出会い頭が微妙に険悪なのは認めるんだけど あーいうツンケンした態度だとなぁ……」 「ホラーイ」 迷い人の言葉にやる気のない蓬莱人形が答える。 「お前も、首吊ってないで降ろしてやろうか? 苦しくない?」 「ホラーイ」 どこまでの言語が通じているのか、全く分からないが、通じていると いうことにしておき、相談らしきものを続ける。 「そもそも、あの人形はどうして俺を連れてきたんだと思う?」 「ホラーイ……それは多分、上海が貴方に何かを感じたからだと思われます」 「そうか……。っていうか何か俺に感じる要素なんてあるのかよ?」 「恐らく、何かしら惹きつける要素程度はあったのでは? 磨けるか どうかは貴方次第ですが」 「そうかぁ……」 「ホラーイ」 やる気のない声が部屋に響く。 どこも変わらない雰囲気。別に変わったところなんてない。普段なら 人形が居る場所に珍しく人間が居るだけだ。 それ以外に何もありはしない。 「……蓬莱、お前話せたんだな」 「ホラーイ?」 惚けるように首を吊りながら首を傾げた。 その日、服用した薬は人によっては、毒薬にも回復剤にも感じられる ものだった。 「どうみてもポーションです。本当にありがとうございまし……うわらば!」 彼にとってはどうやら毒薬のようなものだったようだが。 「ふむ、要改良と……」 敢えて危険な薬を試しているようだった。 「なぁ、本当に効くのか? この薬」 「さぁ? 多分こんなものでしょう……っていう風に作ったものだから 効果は副作用の方が大きいかもしれないわね」 今日はアリスの部屋にほぼ全ての人形が集合していた。あの男に人形を 壊されまいと全ての人形こちらの部屋に集めたのだ。 「……シャンハーイ」 そしてベッドに入っている上海人形。 「さぁ、今日はもう寝ましょう」 「アリスー……アレハ スキー?」 アレと言われて、明確な判断が出来ないまま、思考をめぐらせる。 そうして行き当たった結論はあの人間ということだった。 「……なっ、好きな訳ないでしょう! あんな粗暴で、野性的でテーブル マナーを知らないような人間!」 「アリスー タタカワナキャーゲンジツトー」 「……どこでそんな言葉覚えたの?」 この幻想郷には戦うような現実なんてない気がする。 あぁ、一つだけあった。妖怪が人間を食らい、人間が妖怪を退治するという決まり。 そして彼は今、言うなれば籠の鳥だろう。いや、どちらかと言えば、まな板の上の 食材に近い。 「……上海、先に寝ててね」 ベッドを起き上がる。 そうだった。妖怪がする事はただ一つだった。何故、そんな面倒なことをしたの だろう? 妖怪は人間を食らうものだった。 ならば、その摂理に従うだけだ。本来なら人間を食らうなんてこと趣味ではないの だが摂理なら仕方がない。彼を殺すのに理由が出来てしまった。 少なくとも彼が居なくなれば、こんなに面倒な思いはする必要がない。 苛立つこともないだろうし。そもそも彼がここに来てから妙に苛立つ。どうしても彼の ことを考えてしまう。 ならば―― ノックもせずに、彼女は部屋に入る。当たり前だ。もともとここは彼女の家 なのだから 「……寝てる」 彼はのん気に寝息を立てていた。それはもうアリスがこの家には居ないかのように 警戒は欠片もなかった。 それに関して軽いショックを受けつつ、彼の様子を見る。 寝息を立てているから、しばらく起きることはないだろう。では、どうするか? ――決まっている、彼を殺すのだ。 寝静まっている彼を人形を使って一撃で殺すことは用意だ。どの人形だろうと、 剣を持たせて彼の心臓目掛けて剣を突き出せば、力を持たない彼は呆気なく命を 散らすだろう。 「……ふぅ」 眼に見えない糸を操って人形を呼び出そうとして、止める。 そのまま剣を突き刺してしまうと、せっかく作った衣装も処理をする自分の服も、 家も汚れてしまう。 そうして汚れない殺し方を模索して……被害を最小限にするために、首を絞める ことに決めた。 「よし……」 のん気に寝ている彼の腹に乗るとベッドが軋んだ。 指を組んで絞めやすい形にし、彼の首に手をかけた。 「……む……」 寝息が聞こえた。苦しそうではない。まだ力を加えてないのだから。 「はら……へった……」 その寝言で全てが決まった。ここまで妖怪に迫られてここまで余裕なら恐怖を 与えながら、じっくりと殺してあげよう。 少しずつ力を込め始めた。 「……アリスー」 「っ!?」 急に呼ばれたことで、慌てて手を離した。 「……くかー……」 寝言だが、余りにもハッキリとした寝言だった。 「……私がどうかしたの?」 自然と出た言葉だった。 夢に出てきたとしたら、どうなんだろうか? 嬉しいのか? それとも怒るのか? 自分にも分からなかった。 「……ホラーイ」 「!?」 その声に振り返ると、首を吊った蓬莱人形がこちらを見ていた。表情はないが こちらを真剣に見ているということは分かった。 「蓬莱……どうしたの?」 「ホラーイ……ご主人様、彼を置いていただけませんでしょうか? 彼は恐らく貴女の 役に立ちます」 「……軟弱なのに、どこが役に立つって言うの?」 「……恐らく、ご主人様に必要なものを教えてくれる……かもしれません」 「私に必要なものなんてないわ」 それは明瞭に出てきた言葉。 自分には人形だけ居ればいい。それは嘘偽りのない自分の言葉だ。 しかし――どうして、こんなにも違和感を感じるのだろうか? 「ねぇ、蓬莱……私に必要なものって何?」 「ホラーイ?」 そこに居たのは首を傾げて佇む、少し意思のある吊られた人形だった。 そうして気付いた。どうしてあんなに蓬莱人形は喋ることが出来たのだ ろうか? 普通ならば、上海人形のように不確定な片言になってしまうだろう。 「……」 ベッドから降りて、彼を見やる。 寝息は落ち着いて、先程まで首を絞められたとは思えない。 「……お休み」 それだけ言うと、彼女は部屋から出て行った。 一週間が経った。 無論、その一週間彼は薬物投与実験を課せられたのだが。無職で宿無し ならば仕方ないだろう。 反応はまちまちで、同じ反応をしたことはない。 『ホント薬物は地獄だぜ! フゥハハハーハァー……あべしっ!』 『後悔はない……僕のこの行動に……後悔は……ゲフゥ!』 『アリスー! 貴様は俺のぉー……アファ!』 『オンドゥルルラギッタンディスカー……アウァ!』 その反応を見ると彼はひょっとしてリアクションを楽しんでいるの だろうか? 「で、どうして塒を探さないのかしら?」 「いや、ここって住みやすいし」 「……少しは探す気とかないの?」 「うーむ、立地条件として、妖怪が寄ってこないとかあるけど」 「無理ね」 しかし彼女もまた、この生活を楽しんでいるのも事実だった。 薬物の実験に付き合わせることも出来るし、何よりも、アリス自身が 珍しく、楽しいと感じているのだ。 「シャンハーイ」 「ホラーイ」 二体の人形も、まるで祝福しているかのようだった。 ――しかし、転機は唐突に訪れる。 それは二週間を過ぎた頃だった。 「……いつまで寝てるのよ」 朝食になっても起きてこない迷い人をアリスが起こしに行った時だ。 ドアを開けるとベッドではなく彼は、床に倒れていた。 「……ちょっ、どうしたの!?」 「……問題ねぇ……ちょっと、風邪みたいなものだ……」 答える彼にはいつものような覇気がない。 たった一つの言葉が過ぎる。 『ワタシガ、ムリナコトヲ、サセスギタ?』 その言葉を打ち消すかのように、アリスは叫んでいた。 「……医者を呼んでくるわ。上海、蓬莱!」 「シャンハーイ!」 「ホラーイ……」 「彼をベッドに、すぐ連れてくるわ」 すぐに上海人形と蓬莱人形が、ベッドに倒す。 「……おまえ、どうすんの?」 「医者になら少しはアテがあるから、連れてくるのよ!」 玄関を出て、彼女は空を翔る。 考えている時間はない。 一刻も早く、医者を医者を医者を――! 人気のない道を越えて、人里を越えて、竹林に辿りつく。 「……永琳っ!」 「これはまた、慌しい客が来たわね」 急いでいるアリスとは逆に、医者である八意永琳は落ち着いた態度で 対応する。 「……人が、倒れたの」 「そりゃ倒れるでしょう。何をしたのか知らないけど。人は 倒れるものよ」 「そうじゃなくて! 倒れたのよ、急に!」 何を言っているのかさっぱり分からない、というような永琳を引っ張り 外へ出る。彼女の腕を引っ張り、再び空を翔る。 「流行り病ね。今人里でも似た症状が出ているわ」 彼の容態を見た永琳が言った台詞は、そんなものだった。 「免疫が低下して、病原菌を繁殖させてしまうのよ。そうして ――やがては死に至る」 「……私は、どうすれば?」 「あなたのせいじゃない、とでも言って欲しいの?」 そんな言葉、気休めにもならない。言って欲しいのは別の言葉。 どうすれば。どうすれば――彼は―― 「……どうすればいいの?」 「今日はゆっくり休ませることね。人間なのだから意外に免疫力は 高いかもしれないわよ?」 「彼次第ってこと?」 「薬は出しておくから、どうにか飲ませることね」 薬包紙に包まれた粉薬を取り出して、アリスに渡す。 「それにしても意外ね。あなたがそんなに積極的に人間と関わるなんて」 「あんたにも関わってるでしょ?」 「そうじゃないわ。異性と関わるって事よ」 彼女曰く、異性に関わることは与えることを知り、与えられることを知るそうだ。 どうしてかは知らないが。 永琳は含んだ笑顔を見せると、アリスに耳打ちする。 「一応言っておくけど、頑張りなさい」 そういって、後は全てアリスに託したのである。 「死んだら……承知しないわよ――」 彼の横顔を見て、アリスは呟いた。 与えられるものは与えられた気がするが、こちらから与えたものなんて薬だけだ。 そんなものは与えるものとしてはおかしすぎる。 彼女は、初めて本気になった―― エピローグ 「ん……あ?」 彼は目を覚ました。 傍らには、一人の少女。 「……おはよう」 少女は無愛想ながら、挨拶をする。 「あぁ、おはようさん」 少女に向かって彼は笑いかける。 「ちっとは良くなったぜ。お前のおかげか?」 「さぁね」 「そっか」 「ところで、貴方が寝ている間に薬が二、三本増えたんだけど。どうする?」 そう、彼は二、三日眠りこけていた。 つまり、服用しなければならない薬も当然、二本も三本も増えているのだ。 「……参ったな」 「そうでしょうね」 「……じゃあさ。こっちが何でも言うこと聞くで、どうだ?」 そうして、彼は最悪にして最高の選択肢を取った。 「そうね。それじゃ――」 彼女は笑って自らの願いを言った。 ────────────────────────────────────────────────── 3スレ目 588 よし、至ってシンプルに 「次鋒 588行きます!!」 「アリスー、好きだー!」 「御免なさい───っ!!」 「ギャアーッ!!」 告白から振られるまで、僅か5コマ! 推定告白時間、およそ1秒! ────────────────────────────────────────────────── 3スレ目 813 820 コンコン 「どなたかし…あら、○○?」 「よ、ようアリス。いや違うんだ、たまたまここを通りすがっただけなんだ。」 「なんだ…。え、いや何でもないわ。まぁ別にいいわ、上がって。言っておくけど他意は無いからね。」 「お邪魔します。」 「はい、紅茶。」 「お、サンクス。…旨いなやっぱり。べ、別にアリスの紅茶の淹れ方を褒めてるんじゃないからな。あくまで素材の話だ。」 「ふ、ふん。○○の為にとっておきの茶葉を使ったわけじゃないんだからね。そんな気分だったのよ。」 「そうだ、お土産。い、言っておくけどお前の為に買ったわけじゃないからな。たまたま安かったからだ。」 「どれどれ…指輪?わたっ、私がこんな物で喜ぶと思ったら大間違いなんだからね!」 「か、勘違いするなよ!プロポーズの為に買ったとかじゃないんだからな!」 「あ、貴方なんかにプロポーズしてもらっても全然嬉しくないんだから!」 「ああそうかい!んじゃ邪魔者はさっさと帰るよちきしょうめ!」 「はいはい、さっさと帰りなさい!」 ガチャ、バタン 少し経って 「またやっちゃったー!何で素直に結婚してって言えないのよ!私のバカッ!」 「またやっちまったー!何で素直に結婚してって言えないんだ!俺のバカッ!」 ──────────── 上海「またやってるよ・・・」 蓬莱「もう日常の一風景と化してるな。ところであの2人がいつくっつくか賭けをしてるって知ってたか?」 上海「知らなかったけどどうせ魔理沙とか隙間とかが胴元でしょ?」 蓬莱「うむ、魔理沙が主催で隙間が実況をしてるらしい。ちなみに私はあと2ヶ月と見てるがね」 上海「賭けてんのかい。まぁ私はあの男が死ぬまであんな感じだと思うけどね」 蓬莱「で、死の間際に『実はずっと好きだったー』『私もよー』ってか」 上海「そうそう」 3スレ目 822 「…なによ、また来たの」 「べ、別にアリスに会いたくなって来た訳じゃないぞ。この前借りた本を返しに来ただけだ」 「なんだ……え、いや別に何でも無いわよ?それで、貸した本はちゃんと読んだの?」 「ああ読んだよ。その、何だ……薦めてくれてありがとな。読みやすかったよ。 か、勘違いするなよ?あくまで本の内容が良かっただけだからな」 「わ、分かってるわよ。いい本だから薦めただけよ」 「それでだな……次のお薦め、あるか?」 「はい、これとこれ。魔術書とか興味あるならこれも」 「反応早いな」 「べ、別に……ちゃんと返しに来なさいよ?」 そこへアホ毛が口を挟む。 「この娘ってば、貴方が来る前に必死で本棚漁ってたのよ。貴方も随分と愛されてるわね、こいつ☆」 「ちょ、ちょっと! そんなことっ。そんなことないから、ないからっ! 暇だったから本棚の整理してただけよ!」 「その割にはメモまでとって熱心なことで」 「も、もうっ! あ、あ、あなた! さっさと本借りて帰りなさいよっ!」 「お、おう。ありがと。また来るな」 「お礼なんかいいって言ってるでしょ!!」 ─────────────────────────────────────────────────────── 3スレ目 825 「アリス、贈り物だ。か、勘違いするなよ、友人に頼まれたから仕方なくなんだからな。」 「ふ、ふん。そこまで言うなら貰ってあげ……ねぇ、これで指輪5個目なんだけど。」 「いや、その、それはだな…ゴニョゴニョ。アリスぅー!!」 「な、なによっ!?」 「俺とけっ、けっ、けっ……。」 「け……?」 「けっ、けっ、決闘しろやゴラァー!!そして負けた方は何でも言う事を聞く!いいな!」 「の、望む所よ!」 そんな訳でアリスと決闘中。 「ふふふ、御免なさいね?こう見えてもチェスは得意ですの。」 「むがー!そもそもルールわかんねぇよチキショウ!」 「それじゃあ私の言う事を聞いてもらうわよ。」 「おう、煮るなり焼くなり好きにせいや。」 「そ、それじゃあね。わ、私とけっ、けっ、けっ……。」 「け……?」 「けっ、けっ、決闘しなさい!そして負けた方は何でも言う事を聞くこと!いいわね!」 「の、望む所だ!」 時は過ぎて。 「フ、フフフ。これで私の9862勝目ね……。」 「そうだな……。はは、外で雀が鳴いてらぁ……。来た時は朝だったのになぁ……。」 「それじゃあ私の言う事を聞いてもらうわよ……。」 「なんじゃぁー……。」 「寝かせて……。」 「まかせろ……つか俺も眠らせてくれ……。」 「じゃあ一緒に寝ましょうかぁ……。」 「さん……せい……。」 「それじゃあお休みさない…。」 「ん、お休み…。」 「なぁ上海、あの二人、一つのベットで寝てるけど。くっついたと見ていいのか?」 「無いね。あれは二人そろって意識が朦朧として正常な思考ができてないだけでしょ。」 「マスターが起きた時には『何でアンタが私のベットに居るのよ!』とか何とか言うんだろうな。」 「王道だよね。」 「王道だな。」 ─────────────────────────────────────────────────────── 3スレ目 826 博麗神社にて 「なあ」 「何?」 「神社のお参りのときに柄杓で飲む水があるよな」 「ええ。というか今まさに私が飲んでるけど」 「これって間接キスしまくりだよな」 ぶはっ! 「こらこら。粗相をするな」 「あんたがさせてるのよっ!だっ、大体それを言ったらお参りに来る人みんな間接キスでしょ!?」 「…あれ?知らないんだ?」 「え?」 「手水舎の水は手に流してから口に含むんだよ。ついでに言うと口をゆすぐだけで飲む必要も無い」 「え?え?」 「博識な俺のおかげで間違った作法をせずに済んだな」 「ふ、ふん!知ってたわよ!そんなこと!知っててわざとやってたのよ!」 ムキになって口をゆすぎ直す 「だろうな。そうだろうと思って」 「?」 「俺もさっき、わざと柄杓に口つけて水を飲んだ。これで間接キス達成だ」 ぶはっ! ─────────────────────────────────────────────────── 3スレ目 828 風呂あがり 「あ"~ ワレワレハ~ウチュウジn」 「……」←風呂から上がってきた 「…………」←扇風機の前で固まってる ブオー・・・ 「……なあ、今」 「お湯加減、どうだった?」 「え?ああ良かったよ……楽しそうだな」 「馬鹿にしてる?」 「滅相もない。俺も昔はやった口だ」 ブオー・・・ 「あ゙ ~~~ワレワレハ チキュウジン コウショウヲ キボウスル」 「オウジナイ ダンマクヲテンカイスル ダンマクヲテンカイスル」 「ウチュウジンニハ クッシナイ クッシナイ……」 「…………」 「……なあ」 「ナンダ?」 「そもそも宇宙人との会話って、俺たちが宇宙語を話せないと成立しないんじゃないか?」 「ニホンゴデ オケ」 ────────────────────────────────────────────────────── 3スレ目 830 喫茶店にて 「いらっしゃいませーっ……って、ああっ!?」 「お、おう…近くまで来たから、ついでにお前の顔でも見に来ようかなって」 「そ、そうなの?」 「まあな。それよりぼちぼち座りたいんだが…」 「あ、ごめんね! 一人様ですか?」 「二人。ほら、湖で知り合った大妖精(仮名)ちゃん」 (カチン!) 「席! あっち! 注文! メニュー! 決まったら! ベル! ご ゆ っ く り !」 「な、何を怒ってるんだ…」 ─────────────────────────────────────────────────────────── 3スレ目 832 「アリスハ○○ノコトスキナノー?」 「スキナノー?」 「なっ!別に好きなんかじゃないわよ!あんな奴のこと!」 「ジャアキライナノー?」 「キライー?」 「そんな分けないでしょ!き、嫌いな分けないじゃない……」 「ジャアドッチナノー?」 「ドッチー?」 「えっと……ね、LOVEのほうよ」ボソッ 「シャンハーイ!」 「ホラーイ!」 パシッとハイタッチ 「ああっ!もう!うるさーい!」 ───────────────────────────────────────────────────── 3スレ目 837 テラスにて 「むにゃむにゃ」 「なんだこいつ、寝てら…」 「……くー」 「寝てる時は可愛いんだがな…」 「……くぅぅ」 「いつも素直じゃねーんだから。まあ俺も同じようなもんだが…」 「……すー」 「そこが、まぁ、良いんだけどさ」 「……しゅー」 「…起きそうにないな」 「……ひゅー」 「…起きないよな?」 「……きゅー」 ちゅっ 「…んじゃ、起きてるときにまた来るわ」 ……… …… … がばっ 「うああああ、いいいまのなに!?いまのあったかいのなに? ひょ、ひょひょっとして…きゃああっ、うわ、うああああっ…どうしよどうしよどうしよおおお 嬉し…じゃなくて、起きてるとき…じゃなくてじゃなくて! 寝顔見られた…っていうか ごめん実はずっと起きてたっていうかぁ……って」 , "´ ̄`ヽ、 i ノレノλリ〉 |从i ゚ - ゚リi | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| トン _(,,) m9(^Д^) (,,) / | |\ 「お前か」 ────────────────────────────────────────────────────
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No.OG044 レアリティ:☆☆ ライフ:4 必要アビリティ:ゲイト2 攻撃力/防御力:30/10 アビリティ:ゲイト1 テキスト 場に出たとき、 アリスをアクティブにする。 (距離制限なし) 収録セット クイーンズゲイト Vol.1 (いろは・アリス・舞・いんく) クイーンズゲイト 門を開く者 アリス スターターセット イラストレーター NiΘ 基本的なアクティブカード。 「アリス 突撃」と同様に、ライフ1に「アリス ブースト攻撃」を置き、 「ユーミル 武器が壊れる」などを起点に連続アタックを仕掛けるデッキでは、アタッカーの候補となるだろう。
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魔人 アリス いきょうのぐうぞう 99 999 999 177 254 200000 50 99 44 68 63 すべてにつよい デカバー デサンガ デクンダ デカジャ
https://w.atwiki.jp/aren1202/pages/68.html
彼女が笑う時、何かが起こる・・・・ 名称 アリス=ノース=フェノメノ=ラト=ウルティア(愛称:アリス) 性別:女 年齢:11歳(外見・書類上) 身長:??? 所属学部学科:死霊交霊術学部死霊交霊術学科 所属委員会:??? 死霊科に属して2年ほどの女性徒士 常に手にしている人形を依り代とした降霊術や、人形と対象をリンクさせての操作を得意とする 科が同じだからルヒオラと面識あり。外見年齢は10歳ほど しかしその正体は100年以上生きる、マギほどではないにしろそれなりに実力のある吸血鬼 11歳の誕生日の日に故あって吸血鬼となり、以来外見は変化していない 学園には「面白そうだから」という理由で2年ほど前に一生徒として入学 普通の生徒として振舞うため、吸血鬼であることを隠し外見年齢相応の人間の演技をしているが 素の彼女はやっぱり年季の入った性格をしている 血は気が向いたときに夜の散歩に出てる徒士(基準は顔)を瞳術で眠らせてから少しだけ拝借している 死霊魔術学科の合宿時の生徒大失踪事件の際にはキャンプファイヤーの前でココアを飲みながらニヤニヤと笑う彼女の姿が別の生徒により確認されている。 趣味はかわいいヌイグルミ集め(とくにクマのヌイグルミがお気に入り) 本人は「呪術の媒体にするため」と説明しているが本当は吸血鬼になってからの孤独な時代に、その寂しさを癒す心の拠り所として集めだしたのがキッカケ 自室は大小さまざまなヌイグルミで溢れ、眠る時はお気に入りのクマのヌイグルミと一緒でなければ寝付けないらしい 関連項目 死霊交霊術学科