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ゲ ー ム の 主 人 公 だ け が 旅 を し て な い か。 予 約 は 簡 単 楽 天 ト ラ ベ ル 楽 天 ト ラ ベ ル 【国がまるごと博物館・キューバの旅】 第4話)トレインツアー 《キューバ旅行記|ハバナ|マタンサス|トリニダー|オルギン》 オルギンで丸1日を過ごしたあと、夜行バスで世界遺産の街トリニダーに向かった。バスは意外にも定刻通り7 30にトリニダーのバスターミナルに到着。予約していた民宿にもスムーズにチェックインできた。 世界遺産の街トリニダー ここトリニダーには、郊外のロス・インヘニオス盆地(Valle de los Ingenios)を巡るSLツアーがあるという。その沿線はかつてキューバ製糖業の中心地で、無数の製糖工場が稼動していた。そこを100年以上前に造られた蒸気機関車が走っているなんて、鉄ちゃんでなくとも心踊る話ではないか。 しかし L○NELY PL△NET によると、ツアーの運行は不定期のようで、CUBATUR(現地旅行会社)に問い合わせよ、と書いてある。 朝食を済ませ、営業開始の9 00にCUBATURに飛び込むと、トレインツアーは開催されているという。ではチケットを買いたいと頼むと 「駅で直接買え、出発は9 30だよ」 え"、時間がないじゃん。僕は慌てて街外れの駅に向かった。 おやっ、ポツリと小さなホームがあるだけだぞ、あれが駅なのか? でも観光客らしい人影が何人もいるから間違いないだろう。しかしチケットはどこで売っているのだ? ポツリと佇む小さなホーム ふとホームから道路を跨いだ先に小さな小屋を見つけた。「まさか、これが駅舎か」と半信半疑で扉を開けると、中にCUBATURの旗を掲げた小さなツアーデスクが設けられていた。 「そこで営業してるなら、表にノボリでも立てとけよ!」 と言いたくなるが、ともかくこうして出発ギリギリでツアーチケットを購入した。 オープンエアの古風な木造車を牽引するのは、残念ながらSLではなくディーゼル車であったが、まあよい。牛や馬が草を食む長閑な田園地帯をゆっくりと列車は進んで行く。乗りあわせたギター弾きが陽気なラテン音楽を奏で、気分は最高! 陽気なトレインツアーが始まった やがて、列車はマナカ・イスナーガに到着、ランチタイムとなる。ここには、農園領主の邸宅が今はレストランとなって保存されている。 それ以上にここをを有名にしているのは、通称イスナーガの塔と呼ばれる、かつての奴隷見張り塔である。高さ45mにもなる塔を恐る恐る登る。 イスナーガの塔 そして、ふと思った。もし今地震がきたらどうなる。正直この塔、観光客で溢れ過ぎてると思う。その重みに地震の衝撃が加われば、こんな古い造りの塔がもつはずがない。頭のなかに数日前に起きたネパール地震で崩れ落ちる仏塔の映像がよぎった。 が、そんな一瞬の不安はすぐに吹き飛ぶほど、見張り塔からの眺めは素晴らしい。 塔からの眺望 でもここ、余りにも眺めが良すぎやしないか? こんな遠くまで360度広範囲に見渡せたら、逃亡者を見つけても、ただただもう眺めることしかできなかったんじゃない? などと、どうでもよいことに思いを馳せ気を抜いていたら、あれ~、風に煽られ帽子が飛んでいってしまった。 塔の下には土産物屋がズラリ。そしてオイラは、不注意な観光客を狙ったしたたかな帽子売りの餌食となってしまったのだった。 (続く) もどる < 4 > つぎへ なんちゃって世界旅行-海外旅行記|中東|アフリカ|中南米|アジア|タイ|欧州|沖縄| なんちゃって世界旅行ブログ-新着情報&雑談
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ゲ ー ム の 主 人 公 だ け が 旅 を し て な い か。 予 約 は 簡 単 楽 天 ト ラ ベ ル 楽 天 ト ラ ベ ル 【座間味・那覇 クジラ見物の旅】 第2話)クジラ? or 岩? 《沖縄旅行記|座間味島|ホエールウォッチング|那覇|のうれんプラザ》 那覇から50分、高速船は10時前に座間味港に到着した。午後1時スタートのホエールウォッチングツアーまでは辺りを散策して過ごす。まずは港近くのビジターセンターを訪れる。 「何かお探しですか?」 問いかけてきた職員にランチ営業している店を尋ねた。センターの大きなボードマップには飲食店が何軒も載っているが、ランチ営業している店は少ないのであろうか。わざわざ LUNCH のアイコンがついていた。 「今日やってるのは、こことここぐらいですかね」 ランチ営業しているお店がそれなりにありそうに見えても、実際に営業しているとは限らない。こういうライブな情報は地元の人が頼りだ。 港近くのビジターセンター・青のゆくる館 昼飯にはまだ早いので、集落を抜けて徒歩20分ほどでたどり着ける展望台に行ってみた。結構急な坂道を上がっていくと高月山展望台に到着。そこからは雄大な慶良間諸島のパノラマが楽しめる。 さらに150mほど先に進むと第二展望台があった。そしてそこには双眼鏡を抱えた奇妙な男がいた。男は無線で誰かと連絡を取り合っている。 「はい、そこでブローしてます。あーもうちょっと先かな」 この人は座間味島ホエールウォッチング協会のスタッフであった。展望台からクジラを見張り、その居場所を協会加盟のツアー会社の船長に情報提供していたのだ。 高月山展望台からの眺望とクジラを見張るホエールウォッチング協会のスタッフ オイラは今日の状況を尋ねてみた。すると 「午後のツアーに参加ですか。今日はちょっと数が少ないので見えないかもしれませんねぇ」 あわわ、せっかくクジラを見に来たのに遭遇できないのか!! 日頃の行いを悔い改めないといかんなぁ。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 展望台から集落に戻り、数少ないランチ営業している店で昼食をとった後、港に集合。いよいよホエールウォッチングツアーがスタートする。7~8名のツアー客が乗り込むのはカジキ用のトローリングボートだ。出港するとガイドが船内で一通りクジラの習性をレクチャーしてくれる。 ガイドがクジラの習性をレクチャー 「座間味の周辺は水深が深くかつ入江が多く、しかもサメなどの危険生物が少ないので、クジラの子育てにはもってこいの海域なのです」 そうか、座間味はクジラの保育園だったのか! ボートには地上の展望台からクジラ情報がトランシーバーで船長に入って来る。30分ほど座間味島と渡嘉敷島の中間あたりに進んむとガイドが 「あっ、いました。あそこです」 と指を指すがオイラにはよく見えない。よくよく目を凝らすと黒い塊の上に白波が立っている。あ、あれだ「見つけた!!」とオイラは勝手に興奮して叫んだら、 「いや、あれはただの岩です」 あちゃ~、岩かぁ。しょぼ~ん。 ホエールウォッチングツアー:クジラを見つけるのはなかなか難しい そうこうするうちにまた、プシューと海面から音がした。 「いましたよ。今度はそこです」 あ、本当だ。一瞬黒い塊が水面に顔を出し消えていく。すかさず写真を撮ろうと思うが全然シャッターが追いつかない。クジラは数回海面に現れたかと思うとまた海の中に潜って行ってしまう。 しばし再浮上してくるのを待つ。 「あっ、そこにいました」 何回かクジラが潮を吹いたり背中を見せたりするのに合わせてシャッターを切るが、気付いた時にはもうほとんど潜りかけている。 どうしてガイドはすぐにクジラを見つけることができるのだろう? 「音で分かります」 音でわかるだと!! 波の音と船のエンジン音以外はオイラにはさっぱりわからないのに… 2時間ほどのクルーズの間に何回かクジラを見ることができた。だが目の前でしっかり見たと言えるほどではない。 「ではそろそろ最後にしましょうか」 あと一回のチャンスだ。あっいたぞ、今度はかなりはっきり海面からの浮き沈みが確認できる。よし写真を撮ろう。だがクジラの写真を撮るのは容易ではない。見えたと思った瞬間潜っている。静止画で写真を撮るのは難しいので動画撮影を試みた。動画ならどこかにクジラが写っているはずだ。よっしゃ撮れた!! ホエールウォッチングツアー:クジラ発見!! 後で見るとぐちゃぐちゃな動画ではあるがしっかりクジラの存在が確認できた。最近のスマホは手ぶれ補正機能は付いているが、さすがに船揺れ補正機能なんてものは付いておらずブレまくっているが、とりあえず撮影できたので良しとしよう。 港に戻るとすぐさま高速船で那覇に戻る。結局日帰りになってしまったが、普段見ることのできない貴重な光景を目にした一日であった。 (続く) もどる < 2 > つぎへ なんちゃって世界旅行-海外旅行記|中東|アフリカ|中南米|アジア|タイ|欧州|沖縄|離島 なんちゃって世界旅行ブログ-新着情報&雑談 var gaJsHost = (( https == document.location.protocol) ? https //ssl. http //www. ); document.write(unescape( %3Cscript src= + gaJsHost + google-analytics.com/ga.js type= text/javascript %3E%3C/script%3E )); try { var pageTracker = _gat._getTracker( UA-10108613-1 ); pageTracker._trackPageview(); } catch(err) {}
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ゲ ー ム の 主 人 公 だ け が 旅 を し て な い か。 予 約 は 簡 単 楽 天 ト ラ ベ ル 楽 天 ト ラ ベ ル 【壱岐→対馬→釜山=島伝い国境越えの旅】 第3話)対馬、それは日本代表。 《壱岐・対馬・釜山 旅行記|郷ノ浦|勝本|厳原|日田勝|影島・ヨンド》 壱岐・芦辺港から僅か一時間、 高速ジェット船は対馬・厳原(イヅハラ)港に入港した。港近くの宿に荷を下ろし、自転車を借りる。あれれ、この自転車、カギがないじやないか。 「ああ、ここじゃ自転車を盗むような者はいないから大丈夫だよ。」 と係のおじさん。なんとも平和な空気が漂って嬉しい限りだ。 自転車に乗って街中を流す。厳原には石造りの防火壁が街中のあちこちに残り、優雅な風情をかもしだしている。その昔、外敵から大和の国を守る最前線だった対馬藩の城下町としての名残が随所に感じられる。 石造りの防火壁が残る対馬・厳原の街並み その一方、今は韓国からの観光客が急増しており、街にはハングル文字も溢れている。バスのアナウンスからスーパーの棚の表記まで日韓バイリンガルなのには驚いた。朝鮮半島との繋がりが希薄に感じられた壱岐とは大違いである。 「うわわ、何だこの巨大な店は」 突如目の前に現れた ド派手な店に僕は驚愕した。元はパチンコ店であったことが容易に想像できるその建物は、改装されて免税店となっていた。試しに中に入ろうとすると、「ココ、ガイコクジン ダケデス。」と韓国人従業員に入店を断られてしまった。 元パチンコ店と思われる免税店 実際、街中を歩いている人を観察してると、グループで行動しているのはほとんど韓国人観光客であった。 ほんの少し街中を回っただけではあるが、この街の経済が韓国からの観光客に支えられていることが手に取るように分かる。 街で一番大きなショッピングセンターの2階は日本観光物産館となっていた。入ってみると、対馬の特産ばかりでなく、北海道から九州まで、日本全国の土産品が並んでいる。なんで対馬の観光物産が北海道なのか? 対馬に来たなら、対馬ならではの土産物が欲しくなるのではないかと思ったが、そうでないことに気がついた。 日本観光物産館 日本人は対馬に対馬らしさを求める。だが、この島のメインターゲットである韓国人にとって、対馬は日本なのだ。彼らが求めているのは対馬らしさではなく、日本らしさ。つまり対馬は日本代表なわけだ。だから京都土産や東京名物がここで売られていたとしても、それはみな本場日本のプロダクツとして全く違和感なく受け入れられる。 そして、その日本観光物産館、日本各地の土産物に加え、意外なものが棚に並べられていた。それはなんとHウス食品のカレールー。 カレーは日本を代表する商品?? 確かにカレーは日本の国民食ともいえるポピュラーな存在なのだから、日本観光物産館に陳列されていたとしても、なんら不思議はない。 対馬は正しく素顔のままの日本代表商品をそろえているのであった。 (続く) もどる < 3 > つぎへ なんちゃって世界旅行-海外旅行記|中東|アフリカ|中南米|アジア|タイ|欧州|沖縄| なんちゃって世界旅行ブログ-新着情報&雑談
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ゲ ー ム の 主 人 公 だ け が 旅 を し て な い か。 予 約 は 簡 単 楽 天 ト ラ ベ ル 楽 天 ト ラ ベ ル 【壱岐→対馬→釜山=島伝い国境越えの旅】 第2話)勝本の朝市 《壱岐・対馬・釜山 旅行記|郷ノ浦|勝本|厳原|日田勝|影島・ヨンド》 郷ノ浦で一泊し、昼から対馬に渡る予定をたてた。対馬行きの高速ジェット船は壱岐の東にある芦辺港から出港する。だがその芦辺港へは直行せず、島の北西にある勝本集落に立ち寄ってから行くことにした。 勝本には古くから伝わる朝市が今も続いている。島の公共交通を一手に引き受ける壱岐交通のバス時刻表を調べると、うまい具合に、①バス:郷ノ浦→勝本、②勝本朝市を小一時間ほど散策、③バス:勝本→芦辺港、④対馬行き高速船に乗船、とスケジュールが組めることが分かった。 勝本行きバスの乗客は、僕の他に観光客の老夫婦1組のみ。たった3人の乗客を乗せてバスは海岸沿いの島道を北上する。すると、 「お客さん、あちらに見えるのは真珠の養殖筏ですよ。」 と、バス運転手が観光案内のアナウンスを始め出した。 壱岐交通のバス、運転手が観光案内のアナウンス? 「私はこの間まで観光タクシー部門で働いていたのですが、定期バスに異動になっちゃったんですけど、いついつ観光案内したくなっちゃうんですよねぇ。」 おお、観光タクシードライバーだったDNAはどっこいバス運転手となっても生きていた。 「本当は定期バスで観光案内しちゃいけないんですけどね。今日は地元のお客さんいないから特別です。」 しばしタダで道中のガイドを楽しませてもらったが、やがてとある停留所から、地元のお婆ちゃんが一人乗り込んできた。すると運転手はピタッとお喋りを遮り、何事もなかったかのように単なるバスドライバーに戻ってしまった。 何やら知らんが、規制で定期バスの運転手は余計なことを喋ってはいけないと言うことになってるのだろうか。観光立国を目指すなら、もう少しフレキシビリティがあってもいいんじゃないっすか、国のエライ人の皆さん!! - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 勝本集落は、風情ある景観が残る趣のある集落だった。朝市の規模もさほど大きくはないが、地元民の社交場となっており、ほのぼのとした暮しを垣間見ることができる。 勝本の朝市は地元民との社交場 漁協に併設された観光案内書でパンフレットをもらうと、その昔朝鮮半島からの使者を迎えた朝鮮通信使接待所の跡があるとのこと。 で、そのあたりを目指し散策するも、それらしきモノが見当たらない。地元の人にパンフレット片手に聞いてみると、 「どこだろう? ああ、あそこだよ。」 と教えてもらったところは、どう見てもただの小屋にしか見えない。ほんとに通信使接待所なんてあるのか、いやもうそろそろ芦辺港行きのバスに乗らないといけない。今回は見つからなかったけどまぁいいか、と思ったその瞬間、目の前にとある小さな公民館が現れた。 あれれ、これパンフレットに載ってた建物と一緒じゃん。 今は公民館として一部が残る朝鮮通信使接待所跡 その昔、外国からの使者を迎えた施設は、今はただ公民館となって、地元の人ですらその栄光の過去を知られることなくひっそりと佇んでいた。 ここ壱岐で、朝鮮半島との繋がりは遠い遠い昔物語であるかのようだった。 (続く) もどる < 2 > つぎへ なんちゃって世界旅行-海外旅行記|中東|アフリカ|中南米|アジア|タイ|欧州|沖縄| なんちゃって世界旅行ブログ-新着情報&雑談
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ゲ ー ム の 主 人 公 だ け が 旅 を し て な い か。 予 約 は 簡 単 楽 天 ト ラ ベ ル 楽 天 ト ラ ベ ル 【国がまるごと博物館・キューバの旅】 第9話)マタンサスの葛藤 《キューバ旅行記|ハバナ|マタンサス|トリニダー|オルギン》 ハバナを後にし、バスでマタンサスという街に向かった。今回の旅では帰路もハバナ便が取れず、少し東にあるバラデロ発のフライトしか取れなかった。そのハバナとバラデロの間にマタンサスがあり、帰国前にちょっと立ち寄ってみようと言うわけだ。 橋の街・マタンサス 海沿いの街 マタンサスは、幾つもの古い橋で中心部と周囲が繋がれている。レトロな鉄橋が水辺に映え、思った以上に見栄えのよい街だ。 この街ではキューバ唯一の電車を見ることができる。革命前、アメリカのチョコレート会社ハーシーが、工場と港を結ぶため建設した鉄道が今も残り、そこを博物館クラスの古い電車が現役で走っているのだという。 宿に荷を下ろすと、その博物館電車とはどんなものかと、街外れにある駅に向かって、地図上で最短距離にある橋を渡ろうとした。すると、 「うわ、この橋。タダの土管じゃないか。人が歩けんだろ!!」 地図にあったのは単なる水道橋であった。水道管の上に板が渡され、かろうじて人が通れるようしつらえてあったが、約10mに渡ってはその板も崩れ落ち、土管むき出しのままである。 この橋、タダの土管じゃないか!! ここで二人の自分が自問自答しあう。 ●こんな危険な橋、渡る必要ないではないか。 ○何を言う。博物館電車は1日に3本しか走っていないのだぞ。あと10分で出発の12 09だ。周り道をしてたら間に合わない。 ●お前は鉄道マニアでも何でもないだろ、電車ごときにリスク取ってどうする。 ○いや、電車が問題ではないのだ。ワザワザ人の行かないこの街に来たのだから、この街ならではのものを見ておかないと自分の存在意義がなくなる、これはアイデンティティの問題なのだ。 などと勝手に一人問答を繰り返し、最後はどうにかなるさと、そろ~りと土管の上に足を踏み出す。でも「ああ、渡りきる自信がない! もしここで足を滑らし、河に落ちたらどうなる!!」と弱気な思いがよぎったその瞬間、ここマタンサスを本拠地としている野球チームの名前を思い出した。 クロコダイルズ え、ここワニがいるのか!! いや、いてもおかしくないぞ。目と鼻の先にある合衆国のミシシッピー川にはワニがうじゃうじゃいるじゃないか。だったら、ここマタンサスにワニがいたっておかしくない。 嫌だ、こんなところでワニに食われて死にたくない。 必死の思いが通じたのが、何とか危険な土管を渡りきり、対岸の駅にたどり着いた。すると居ました居ました。ボロボロのビンテージな電車が。 そしてすぐにギギギッーと軋むモーター音とともに、年代物の電車がプラットホームを離れたその瞬間、信じられない光景が目の前に飛び込んできた。 「おおい、待ってくれ~」 電車を停車させ、乗り込む男 とでも言っていたのであろうか。背の高い男が駅に向かってやって来た。するとホームを離れかけた電車はユル~リと停車し、なんと男が乗り込むのを待つのだった。 鉄道なのに、まるで田舎のバスのようなこのマッタリ感は何だ! まっ、そんなユルッとした空気がこの国の魅力ではあるのだけどネ… (続く) もどる < 9 > つぎへ なんちゃって世界旅行-海外旅行記|中東|アフリカ|中南米|アジア|タイ|欧州|沖縄| なんちゃって世界旅行ブログ-新着情報&雑談
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ゲ ー ム の 主 人 公 だ け が 旅 を し て な い か。 予 約 は 簡 単 楽 天 ト ラ ベ ル 楽 天 ト ラ ベ ル 【国がまるごと博物館・キューバの旅】 第5話)キューバの民泊=カーサ・パルティクラーとは 《キューバ旅行記|ハバナ|マタンサス|トリニダー|オルギン》 出発前、キューバの宿の予約に困ってしまった。B○OKING.COMとか、H○STELWORLDとか、メジャーな旅行サイトを検索しても、ことごとくキューバの宿だけが取れない、というか登録すらされていない。 どうしよう?と旅仲間に相談したら、 「宿なんか予約しないで現地で探せばいいんじゃない、昔はみんなそうしてたじゃん」 と。おお、そうだ、ほんの少し前まで、僕だってそんな旅ばかりしていたではないか。しかしネットが世界の隅々まで普及し、中国の片田舎の安宿までウェブ予約できる時代になり、いつしか事前に予約しておくのが旅行前の儀式となっていた。 キューバ初日、オルギン着は夜である。せめて一泊目ぐらいは宿探しでハッスルしたくない、なんとかならないものかと調べていくと、あった、あった。キューバの民泊=カーサ・パルティクラー を専門に扱う MyCasaParticular.com(以下 MyCasa) というサイトが。 MyCasaParticular.com 近年キューパでは私営ビジネスが徐々に解禁されだした。社会主義とはいえ、もはや個人個人の生活を国家が支えることはできないから、自分の食いぶちは出来るだけ自分で稼いでね、という政府の苦しい立ち位置が透けて見える方針であるが、それに呼応し、自宅を客に提供するだけという参入障壁の低さも相まって、民泊業を始める市民がどっと増えた。 自宅の一室を開放して民宿を開業!! それを取りまとめた MyCasa は、今急成長のAirbnbキューバ版といったところである。で、試しにトリニダーの宿を検索すると、出るは、出るは、154件もの宿が!! 今回オルギン、トリニダー、ハバナ、マタンサスと全ての宿を MyCasa で予約したが、概ね一泊20~25ユーロ相当のところが多く、お値段はとてもリーズナブル。そしてどこの宿のオーナーも、家族もフレンドリーで満足度はとても高かった。4CUC(約¥540) 程度の追加で朝食も用意してくれる。 4CUC(約¥540) 程度の追加で朝食も用意 しかし MyCasa の予約には落とし穴があった。一回の予約で10ユーロもの手数料を取るのである。20ユーロの宿に10ユーロも手数料をとられてはたまらない!! しかし一度に複数の宿が予約できるので、今回4都市5泊分の予約を一度に行った。手数料はこの1回の予約に対する10ユーロのみで済んだ。これなら1泊あたり2ユーロ相当だから、まあ許容の範囲だ。 と思ったのもつかの間、予約ミスをしてしまった。最初に予約したトリニダーの宿はオーナーがスペイン語しか話せない。宿を検索する際、オーナーの話せる言語の設定をミスしてしまった。 で、その一件だけキャンセルし、新たに英語の話せるオーナーのいるカーサを予約。お陰でこの分だけ1泊25ユーロの宿に10ユーロの手数料を取られてしまった。トホホ~。 それでも、ネット予約しておいて良かったと思う。 家の番地表記だけが頼り。宿泊業やってます感はまるでない。 なにしろ泊まるのは普通の民家なのだ。家の表ににポツンと民泊やってますってステッカーが貼ってあるものの、実際のところ、果たしてここは予約した宿なのかと一瞬不安がよぎる。住所にある通りの名前と番地だけを頼りに恐る恐るブザーを鳴らすが、いつも親切なオーナーが暖かく出迎えてくれてほっと一安心といった感じなのだ。 10ユーロの追加手数料は余計だったが、まあ良しとしておこう。 (続く) もどる < 5 > つぎへ なんちゃって世界旅行-海外旅行記|中東|アフリカ|中南米|アジア|タイ|欧州|沖縄| なんちゃって世界旅行ブログ-新着情報&雑談
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トルコの田舎街で、ひょんなことから英会話学校の講師になってしまった。何が起こるかわからない、魅惑のトルコの旅。《トルコ旅行記|エルズレム|トラブゾン|イスタンブール》 ト ル コ に つ い て 調 べ て み る。 ト ル コ ト ル コ に つ い て 調 べ て み る。 【田舎のトルコ巡り】 =目次= 《トルコ旅行記|エルズレム|トラブゾン|イスタンブール》 トルコの田舎街で、ひょんなことから英会話学校の講師になってしまった。何が起こるかわからない、魅惑のトルコの旅。 第1話) 僕は街の人気者 に進む(トルコ・エルズレム) 第2話) 怪しい雑居ビル に進む(トルコ・エルズレム) 第3話) トルコで英語教師になっちゃった に進む(トルコ・エルズレム) 第4話) 怪獣出現!港街トラブゾンのバザール に進む(トルコ・トラブゾン) 第5話) スユメラ修道院 に進む(トルコ・トラブゾン) 第6話) 日本人はMANCOが好き? に進む(トルコ) 第7話) トルコ料理の誘惑 に進む(トルコ) 第8話) 熱狂トルコサッカー に進む(トルコ・イスタンブール) ルートマップ イスタンブール トラブゾン エルズレム 大きな地図で見る 旅行時期:2001年4月-5月 html2 plugin Error このプラグインで利用できない命令または文字列が入っています。 - 旅の口コミ投稿でマイレージ・プレゼント ホテル・観光名所の口コミ投稿でJALマイル/ポイント(ANAマイル交換可) - オークション入札でANAマイル 1円オークションに入札するだけで、ポイント獲得(ANAマイル交換可) .
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ゲ ー ム の 主 人 公 だ け が 旅 を し て な い か。 予 約 は 簡 単 楽 天 ト ラ ベ ル 楽 天 ト ラ ベ ル 【東チベット‐幻の僧院都市を目指せ!!】 第5話)甘孜(カンヅ)の散歩 《東チベット旅行記|成都|丹巴|甘孜|康定|アチェンガルゴンパ|》 アチェンガルゴンパに行けないことはわかったが、もしかしたら何かの拍子で行けちゃうかも、そんな淡い期待を込めて、翌日アチェンガルゴンパ行き乗合タクシーの集まる幸福大酒店のあたりをフラついてみた。アチェンガルは中国語で亜青(ヤーチン)だ。 アチェンガルゴンパ行き乗合タクシーの集まる幸福大酒店前 「お前、どこにいく?」 「亜青(ヤーチン)に行きたい。日本人だが行けるか?」 「行ける、行ける、付いてこい」 え、行けるってどういうこと。もう外国人禁止が解除されたのか? おぼつかない中国語でのやり取りなので不安だが、ともかく客引きに連れられ運転手の所に行くと、 「日本人、ダメだ。行けないよ」 やはりそうであったか。客引きは日本人だろうが中国人だろうが紹介すればそれで商売になるが、運転手は乗せてはいけない人物を連れていくと公安に目を付けられ、今後の仕事に支障が出てくる。連れて行くわけにはいかないのは道理だ。 仕方がない。今日は1日、甘孜(カンヅ)の街を散歩だ。 街の裏手の丘にある寺院や隣の高台にある仏塔を訪れてみる。丘の上からは遠くに万年雪をたたえた山々が望め、大変清々しい。 高台にある仏塔と内部のマニ車 途中チベット族の村を通りすぎる。チベット建築には細かい木彫りの彫刻が欠かせないが、村のあちこちには木工所があり、どことなくおが屑の香りが漂い心地よい。 そして意外にも甘孜(カンヅ)には温泉があった。しかも泊まった宿の近くが温泉街だった。 ちょっと埃っぽい狭い坂道を降りていくと「温泉」と看板を掲げた施設がいくつもあった。基本的に温泉は全て個室になっており、使うときになると湯船に太いパイプのバブルを捻ってお湯を注ぐ仕組みだ。 脱衣場とかロッカーとかそんな区別はなく、湯船と共に全てが一つの個室の中に入っている。これは常に貴重品を持ち歩く旅のスタイルのオイラにとっては、目の届く範囲に貴重品があるので安心だ。 甘孜(カンヅ)の温泉 心おきなく温泉を楽しんだのは良かったが、難関は最後に待っていた。宿に戻る途中の細い未舗装道路。ここで風でも吹こうものなら、濡れた髪はあっという間に埃まみれになってしまう。 頼むから風よ、吹かないでおくれ! と、チべットの山の神様に向かって心の中でマニ車を回しながら駆け抜けたのであった。 (続く) もどる < 5 > つぎへ なんちゃって世界旅行-海外旅行記|中東|アフリカ|中南米|アジア|タイ|欧州|沖縄| なんちゃって世界旅行ブログ-新着情報&雑談
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ゲ ー ム の 主 人 公 だ け が 旅 を し て な い か。 予 約 は 簡 単 楽 天 ト ラ ベ ル 楽 天 ト ラ ベ ル 【国がまるごと博物館・キューバの旅】 第8話)人民のキューバ料理 《キューバ旅行記|ハバナ|マタンサス|トリニダー|オルギン》 「キューバ料理ってどんなだった?」と問われると結構困ってしまう。 旅の間、何を食べていたかを思い出してみる。炙った鳥や豚の肉 、サンドイッチ、パスタ、etc. な~んだ、日本にいるときとあまり変わりが無いではないか! サンドイッチはどこにでもあるタイプのものだった そう、確かに タイ料理のトムヤムクンや、ベトナム料理の生春巻きに匹敵するような、 強烈な個性を放つキューバならではの料理と言うものには出会えていない。 これといった特長がないのが、キューバ料理の特長なのか? いや、そんなことはない。 特長がないと感じた料理、それはことごとくウェイターが料理を提供するような店、すなわち兌換ペソ払いの、チップを払わねばならない店=外国人向けの店である。 無論、この手の店の料理が不味いと言っているのではない。ただ、外国人向けの店となると、自ずとローカル色は色褪せてしまう。 キューバならではの味を求めるのなら、人民ペソ払いの店、つまりストリートフードにトライせよということだ。 ところがである。人民ペソ払いの店は、スナック屋台やジューススタンドなどはよく見かけるものの、しっかりと料理を出す店が見つからない。一般キューバ人には外食という習慣がないのだろうか? いったいどこにあるのだ、人民ペソ食堂 あるときハバナの旧市街をふらふらしてたら市場を見つけた。待てよ、住民が集まり参じる市場なら、近くに地元民向けの食堂があるはずだ。あたりをキョロキョロしていると、あった、あった。 メニューは、コングリと呼ばれる黒豆ご飯に肉の煮込みをかけた定食だ。小豆の香ばしさに肉汁の旨味が混じって、それでたった30人民ペソ(約¥162)とは嬉しいかぎりではないか。 地元民向けの食堂とキューバ風黒豆ご飯=アロス・コングリ[Arroz Congri] - - - - - - - - - - - - - - - - - - - もうひとつキューバの庶民の味を楽しむ方法がある。民宿=カーサ・パルティクラー で用意してもらう方法だ。 が、ある種の料理は注意を要する。 キューバ初日の夜、レストランに行く気力もなくなっていた僕は、民宿のオーナーに夕食を頼んだ。すると「お待たせ 」と出てきた料理の凄まじいボリュームに腰を抜かしてしまった。 直径30センチを越える深皿にギッシリとパスタが詰まっていた。 日本人の感覚ではこのボリュームは明らかに一家族分なのだが、キューバでは違う。丸ごとが一人前なのだ。 もの凄いボリュームのパスタ料理。ただフニャッフニャッでコシがない(泣) せっかくの家庭料理なのだが、なぜかキューバ人は柔らかいパスタが好きだ。日本人の味覚から言えば、固めのアルデンテであって欲しいのに、もうフニャッフニャッでコシが丸でない。 キューバ民宿料理の名誉のために言っておくが、パスタ以外の料理はちゃんとしていた。だがパスタだけはイケてない。 もしその日の夕食がパスタと分かったら、「アルデンテでお願いします」と言っておくのを忘れないようにしよう。 えっ、じゃスペイン語で「アルデンテでお願いします」はどう言うかって? それを知ってりゃ、今ここでくだらない忠告など書いてません! 自分でお調べなさい! (続く) もどる < 8 > つぎへ なんちゃって世界旅行-海外旅行記|中東|アフリカ|中南米|アジア|タイ|欧州|沖縄| なんちゃって世界旅行ブログ-新着情報&雑談
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ゲ ー ム の 主 人 公 だ け が 旅 を し て な い か。 予 約 は 簡 単 楽 天 ト ラ ベ ル 楽 天 ト ラ ベ ル 【奥やんばる路線バスの旅】 第2話)村営バスを乗り尽くせ!! 《沖縄旅行記|やんばる|国頭村|大宜味村|辺土名|安田|名護|》 沖縄本島北部の奥やんばるはコロナ対策として旅するにはうってつけの過疎の地であるが、交通機関が心もとない。ペーパードライバーのオイラにとってレンタカーという選択肢は危険すぎる。しかしこの辺りの公共交通は国頭村の中心・辺土名(へんとな)までは民間バスが通じているものの、そこから先は村営バスしか手段がない。 辺土名(へんとな)から安田(あだ)までは村営バスしかない オイラは、西海岸側の辺土名から東海岸側の安田(あだ)集落に向かいそこで一泊して戻ろうとしていた。その区間は1日2本村営バスの定期便がある他に、ジョーカーのごとき独特の運行システムがあった。「予約便」と言って予約を入れた時のみ、朝10時及び11時半に運行するバスだ。行きは14 00発の定期便、帰りは翌朝11 30発の予約便が使えればちょうどよい。 だが、その便は村民以外でも予約できるのか? 確認すべく村役場に電話してみた。 「大丈夫です、村民でなくても使えます」 そうか!! それは有難い。オイラは帰り分を「予約便」でブッキングした。 国頭村 村営バス 安田(あだ)は小さな漁港がある集落で、また5km程離れた山の中にはあのヤンバルクイナを観察できる「クイナパーク(ヤンバルクイナ生態展示学習施設)」がある。村営バスはそのクイナパーク近くを通るので、行きはその近くで降ろしてもらい、パークに寄ったあとは徒歩で集落に行こうとプランを立てる。 クイナパークは安田(あだ)集落から5km程離れた山の中にある だが、ここでまた問題が生じた。 たとえ人間は山の中で降ろしてもらったとしても、荷物をどうする? 5km近い山道を大きな荷物を引きずって歩くのはいくら下り坂とはいえしんどい。何かよい方法はないものか? オイラは安田(あだ)の民宿のおばさんに相談の電話をかけた。すると、 「だったら村営バスの終点にある売店で荷物を預かってもらえば?」 とアドバイスを受けた。なるほどこれは素晴らしい。パークに寄ったあとは自分は徒歩で山を下るが、荷物はそのまま先にバスで集落に運んでもらい、終点の売店で預かってもらう。完璧だ!! 村役場に電話をすると、バスの運転手と確認するとのこと。折り返しで「売店の方でOKなら良いです」と返事をいただき、続いて売店に電話し状況を説明すると快くOKを頂いた。 ヤッター \(^_^)/ 村役場、民宿のおばちゃん、売店のおばちゃん、村営バスの運転手、多くの人々の好意のおかげで、オイラの旅のプランは完成したのであった。 ↑安田(あだ)の民宿と、村営バス終点の共同売店↓ こうして初日は辺土名(へんとな)から安田(あだ)まで定期便を利用し、翌日は予約便で辺土名(へんとな)に戻り、そこに泊まった。 辺土名に泊まるその日の夕方は、沖縄本島最北端の辺戸岬(へどみさき)も訪れた。ちょうど夕方岬方面に向かう村営バスがあったのだ。1時間ほど岬に滞在すると、そのバスは折り返しで辺土名に戻ってくる便となり、おあつらえ向きの時刻設定になっていたので利用させてもらった。 ↑辺土名(へんとな)から辺戸岬の地図と、沖縄本島最北端の辺戸岬↓ こうして二日間で4回も利用させてもらった村営バスであるが、利用料金はなんと「タダ」。村のホームページにはしっかり料金が記載されてるのになぜだろうと運転手に訪ねてみると、 「コロナの関係で村営バスが無料になったんですよね」 なぜコロナだと村営バスがタダになるのか? その理屈は全く分からないが、オイラにとってはラッキーな話だ。そしてこの4回の乗車中にオイラ以外に乗っていた乗客は、一回だけおばあが二人同乗しただけで、ほぼ貸し切り状態。いわば村営バスを独り占めしていたことになる。 「バスは無料だからそのぶん村にお金落としてってね」 運転手さん、分かりました。お世話になった国頭村の皆さん。ふるさと納税は国頭村に寄付させていただきま~す。 (続く) もどる < 2 > つぎへ なんちゃって世界旅行-海外旅行記|中東|アフリカ|中南米|アジア|タイ|欧州|沖縄| なんちゃって世界旅行ブログ-新着情報&雑談