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翌日。 朝日が昇ると共に目が覚めてしまった。元々早起きなたちだが、今日はうまく眠れなかった。 あまりも楽しみだったのだ。 毒ンネはあのあと日が暮れるまで冷蔵庫の中で失神と覚醒を繰り返したようだ。 扉越しにムゥ・・・ムゥ・・・と力ない声が聞こえていたが、夜中にはすっかり静かになってしまった。 どうしても気になって真夜中に一度冷蔵庫の扉を開いたが、残念ながらすでに毒ンネは絶命していた。 恐怖か苦痛か、目はカッと見開かれ、顔面の筋肉は強張った状態で。 なんともいえない表情に感銘を受けてしまったので、その場で頭を切り落とし頭部は冷凍庫で冷凍保存することにした。 というわけで今日の毒ンネには頭部がない。もう市販の丸焼き用タブ肉となんら変わり無い姿である。 オーブンでじっくり焼き上げよう・・・とオーブンを開けると中から昨日焼いたおいしそうなポフレが顔を出した。 そういえば渡すの忘れてたな。食べる前に食べられちゃうなんて可愛そうな毒ンネ! ポフレを取り出してオーブンを暖める。今日は低温でじっくり焼き上げたいので160度。 オーブンが温まったら天板にクッキングシートを乗せ、その上に毒ンネを置く。 さらにプチトマト、スライスオニオンなどを添えてオーブンへ。 今日の昼食が楽しみだ さて料理が出来るまで昨日から麻痺と眠りの状態でボールに収まっているチビンネ達と遊ぶとしよう。 まずは眠り状態のチビンネをボールから出す。起こさないようそっと抱き上げ、新品のタオルでおくるみの状態にする。 そうしておくるみされた眠ンネを抱いたまま裏口を開けると、ママンネが心配そうにこちらを見ていた。 巣の中ではパパンネとベビンネ、そして昨日運よく逃げたチビンネが丸くなって眠っている。 ママンネと目が合ったので微笑んでみる。ママンネはわが子が大事そうに抱かれているのを見て安堵の表情を浮かべた 「ミィ!ミィ!」 ママンネは駆け寄ってくるとチビちゃん起きて!と眠ンネに語りかける。 当然起きない。許容量を超えた薬による昏睡レベルの深い眠りである。自発呼吸しているのは奇跡かもしれない 「どうも消耗が激しくてね・・中でゆっくり看病するから心配しないで」 私が優しく言うとママンネは耳を垂れて「ミィ・・」と悲しそうにうなずいた。 「大丈夫、すぐに良くなるよ」 そう言って昨日のクッキーの残りを手渡して私は屋内へと戻る。 ちなみにママンネたちに渡したクッキーには何も入っていない。ただの美味しいクッキーだ。 ママンネは手渡されたクッキーが余程うれしかったのかチビンネのことなど忘れて小躍りしながら巣へと戻っていった。 本当にダメな親だと思う。 さておくるみ状態にした眠ンネはそのままボールに戻す。 一応致死量には満たない量だが、このまま体温が低下して死んだりしては計画に支障が出てしまう。 今日私と遊ぶのは・・・麻痺ンネ!君に決めた。 ボールを投げると中から身動きひとつしないチビンネがポンと出てきた。 ポケモンは他の生物にに比べかなり強靭な肉体をしている。 そのため成熟した個体なら麻痺していてもある程度戦うことができる。 が、これはまだ成熟する前、生まれたてのチビンネだ。 麻痺毒に体が追いつかず、いまだに硬直したまま目を見開いている。 眼球だけがぐりぐりと動いて愛らしい。このまま人形にしたいくらいだ。 「大丈夫か?まだ体が動かないんだな・・・かわいそうに・・・」 私の問いかけにも眼球を動かしながら「ミヒュッ・・・ヒュッ・・・」と空気の通る音でしか答えられない。 しっかりしろ、気を確かに、そんな言葉をかけながら麻痺ンネを抱き上げ地下室へ降りる。 麻痺ンネはぬくもりに安心したのか呼吸が少し落ち着いてくる。 「大丈夫だぞ。キレイにしてやるからな」 私の言葉に麻痺ンネは不思議そうな顔を・・・できていたらしただろう。 なんとなく目が「キレイにするの?」と問いかけている気がした。 今日はこのかわいい麻痺ンネで人形を作る。 だが普通にやっても意味がない。麻痺毒は時間経過では抜けないだろうし、万が一口に入れば人間には危なすぎる。 どうせ食わない肉なら多少薬を足しても問題はない。 痛みを緩和するために新たな薬を注射器で足す。 「これで苦しくなくなるぞ」 私の言葉に麻痺ンネは信頼のこもった視線で答えているような気がする。 注入するのはいわゆる麻薬である。とは言えわが国でも一般的に麻酔として処方されるような物なので、決してアブナイ路地裏で怪しいニーチャンから買ったわけではない。 入手方法は今後の入手ルート確保のためにも割愛させていただこう。 意識を失われても面白くないのでいわゆる硬膜外麻酔を施す。今まで散々練習してきたのでたぶん上手くやれてるだろう。 ためしに仰向けにして、麻痺ンネから見えないよう腹にメスで薄く切れ目を入れてみる。 うん。痛がらないし多分成功だろう。 「一度やってみたかったんだ・・・剥製ってさ・・・」 地下室の物置からホコリを被ったマネキンを引っ張り出す。 真っ白なウレタン樹脂でできたそれは、ちょうど麻痺ンネと同じ背格好だ。 「バッチリだな」 そして早速とりかかる。 昨日は解体のために手足を落としたが、今日のはそれに比べるとずっと難しい。 皮を全てつなげなければならないのだ。 先ほど切れ目をいれた腹部から慎重にメスを進めていく。まずは顎の下へ、そして恥部まで。 剥製を作るのは今回が初めてだ。あらかじめシミュレートした手順でゆっくりゆっくりと毛皮を傷付けないよう進めなければ。 当の麻痺ンネは眼球以外首すら動かせないおかげで、自分の腹部で一体何が行なわれているのか検討もつかないといった表情だ。 もちろん、握ったメスは絶対に麻痺ンネに見せない。 ひとまず、腹側の毛皮を左右に広げ、下肢も剥ぎ終わった。 痛がらないところを見ると麻酔は成功のようだ。 だが麻酔が切れてはさすがの麻痺ンネも暴れだすだろう。かわいそうだから麻酔の効いてるうちに全部終わらせてやろう。 小さな手足を完全にズル剥けにすると、次は背中だ。 流石にうつぶせはかわいそうなので横にかたむけて背中まで剥いていく。 ぶっちゃけ痛みもなく視認もできないのでここまで麻痺ンネに大きな反応はない。 さぁ背中まで完全にズル剥けである。 残るは頭部のマスクを引っぺがす最大の見せ場だ。 ちなみにマニュアルはないので完全に自己流。これからまた練習していけばいいのだ。 耳は面倒なので耳介ごと取り除く。もちろん麻酔しているので違和感こそあれど痛みはないだろう。 徐々に、徐々に、後頭部から皮を剥いでいく。前頭部まで剥ぎ、今度は下顎から頬まで。 そして残るは眼窩のみだ。 漸く違和感の正体に気付いたのだろう。不安げに泳いでいた目が右へ左へ上へ下へせわしなく動き始める。 怖いのだろうか?静かな地下室にドクドクドクドクとすばやい鼓動が小さく響く。 「ヒュッ・・・ミェッ・・・・ヒュウウッ」 麻痺により息をするのもやっとだろうに、何か言おうとしても口がうまく動かないようだ。 タイムリミットが近づいている。さっさと終わらせてしまおう。 ズルっと剥いたらタブンネの皮の出来上がり!一皮剥けて大人になったね麻痺ンネ! 毛皮はすぐになめしたいところだが、まだ生きている麻痺ンネと遊ぶほうが先だ。 ひとまず毛皮の裏にたっぷりと塩を塗りこみ冷蔵庫で保管。 明日にでもなめそう。 さて毛皮をまるごと失いついでに耳介も失った哀れな麻痺ンネちゃん。 露出した筋肉がやけに生々しい。 痛みはないし身体的苦痛は味わっていない。 しかし自慢の尻尾も毛皮もまるごと失ったというのが相当こたえたらしく、動かない身体をガタガタ震わせている。 仕方が無いので手鏡でその姿を映してやると「ヒュッッッ・・・・ヒッィ・・・ミヒィイイッ・・・」と間抜けな悲鳴を上げた。 さすがにそろそろ身体が動かないとかわいそうなので昨日から用意してあったクラボの実ジュースを飲ませる。 クラボの実はからいので口に合わないかもしれない。 スポイトで昨日の毒ンネのように食道へ直接注ぎ込む。こうかはばつぐんだ。麻痺ンネは喉の粘膜にやけどを負った。 すぐに麻痺が抜けたのかゲフゲフと咳き込みながら、そばに置いてある手鏡を両手をついて覗き込む。 何度見てもそこには真っ赤な筋肉のかたまりに不気味な青い目玉のついたオバケしか写っていない。 「ミッ・・・ミェッェエエエエエエエ!!!」 恐怖と嫌悪で四つんばいの麻痺ンネが嘔吐する。 嘔吐によって消化器が動いたせいで、今まで麻痺により緊張していたもろもろの括約筋が緩み、筋肉ダルマの股間を汚していく。 「き、汚いっ!さすがタブンネ汚い!」 私は潔癖なのでタブンネの糞尿など絶対触りたくない。 地下室のシンクからホースをつないで排水溝へと糞尿を流していく。 まだ身体に力の入らない筋肉と化した麻痺ンネは、ホースの水流に流され自分の糞尿にまみれて地下室をころがった。 「ミィェ・・・ミィェエエエエエエエエエエエエエエン!」 毛皮を失ったことが悲しいのか、それとも糞尿の水溜りを転がされることが悲しいのか。 たぶんその両方だろうが、麻痺ンネは泣いた。声の限りに。 しかしここは地下室。お前のパパとママはきょうだいたちと暖かい巣の中でおいしいクッキーに夢中さ。 可愛そうな麻痺ンネ ひとまず私が手を加えるのはここまでだ。 あらかた糞尿を落とし、ついでに麻痺ンネのからだに付いた汚物も流し終わったら水を止め椅子に腰掛ける。 ショウタイムはまだまだこれからだ。 局所麻酔は種類にもよるが大体1時間から2時間でその効力を失う。 今回出来はともかくスピードを第一に作業したので、本来ならあと1時間は麻酔が切れることはないはずだ。 だが先ほど飲ませたクラボの実には麻痺を即座に完治させる薬効があり、そのすさまじい効能が麻酔にまで及ぶという。 つまり、もうすぐ麻痺ンネの麻酔は完全に切れてしまうわけだ。 麻酔後にも関わらず麻痺ンネが動き回っているのも、クラボの実の効果なのだろう。 そんなことも露知らず筋肉ダルマもとい麻痺ンネは手鏡で自分の姿を何度も見直している。 これは悪い夢だ!と言うかのようにいやいやと首を振り、瞼を切り離したことで数倍大きくなった目玉からボロボロと涙があふれている。 異変は徐々に訪れた 最初、麻痺ンネは鏡とにらめっこしながら無意識といった様子で腹をポリポリと掻き始めた じわじわと、ゆっくりと、感覚が次第に戻っていく。 しばらくするともう片方の手で足を掻き、だんだんと掻く範囲が広がっていく。 ゆっくりと、緩慢に。痛みは痒みとして麻痺ンネの身体に戻っていった。 その状態で10分もすると麻痺ンネは唸りとも叫びとも付かぬくぐもった声を出しながら床をごろごろと転がり始めた。 「ミグウウウ・・・ミィイグウウウ!」 いかんせん薬が強かったのか、クラボのジュースをもってしても抜けるのが遅い。 今麻痺ンネをおそっているのは全身を駆け巡る途方も無い痒みだ。 「ミィ!ミイイイイ!」 つめは面倒なので剥がさず残していたのが仇となり、麻痺ンネの手が届く範囲はもれなく麻痺ンネ本人のつめで傷付けられていく。 掻いた場所は血がにじみ、転がりまわるもんだから地下室はなんともグロテスクである。 汚いのでもう一度水で流す。 「ミィギャアアア!!!!」 さすがに冷水に当たると痛かったらしい。やっと痛覚が戻ったよ!やったね麻痺ンネちゃん! 「ガァアア・・・ミイイイイイ」 全身くまなく皮をはいだので、全身くまなく痛いようだ。 真っ赤に腫れあがり熱をもっていそうな気がしたので冷水で冷ましてあげることにした。 少し痛いだろうががんばれ麻痺ンネ!きみのためだ! 「ミガアアアアアアアアアアアアアアアアア!」 普段の可愛い鳴き方はどこ行った!と聞きたくなるような悲鳴で麻痺ンネが鳴いた というか叫んだ。 「ミフウウウウウウウ、ミフウウウウウウウウウ」 口唇も眼瞼も失った異様な姿で、眼を血走らせた麻痺ンネ。 もうタブンネだったころの面影はどこにもない。 ホースをむけると四つんばいになり、ホースに向かって荒い息で威嚇している。 どうやら痛みで錯乱し始めているようだ。 すかさず厚手の軍手を4枚ほど重ねて装着し、つかみ上げる。 痛みで暴れ、自身をつかむ軍手に歯を立てるが幼い乳歯では軍手を貫くことはできない。 「だいじょうぶ、怖くない」 もう片方には先ほどお世話になったメス。これで喉頭の上部を切り開く。 「カフウウウウウウウウ」 狙ったのは声帯。まだまだ麻痺ンネにはしてもらいたいことがあるのだ 切開は多分上手く行った。多分。いかんせん声帯と気管は近い位置にあるので、傷ついていたならばもう彼が事切れるのも時間の問題だろう。 暴れ続ける麻痺ンネ、っていうかもう何かよくわからない生ける肉塊を手に地下室を出る。ついでに正面から外に出て、こっそりと外から庭へ肉ンネを投げ込んだ。 ボスンと音を立てて肉塊のタブンネモドキが落下する 「フッフウウウウウウウ!カアッフウウウウウ!」 雑草のクッションがあるとは言えダイレクトに衝撃があるとやっぱり痛かったらしく、声にならない声で肉ンネが鳴いた。 「ミッ、ミイイイ!?」 声に反応してタブンネたちの巣からママンネとパパンネが顔を出し、その異形に悲鳴を上げた。 ママンネは「ミイイ、ミイイイ!」と悲鳴を上げ続け、パパンネは「ミギイイ!」と威嚇している。 当の肉ンネは愛する家族の居る愛する我が家へ痛みをこらえながらズリズリと匍匐前進している 立ち上がろうにも激痛で這い回るのがやっとのようだ あと少しで巣に手が届く。 そんなところでパパンネが仕掛けた! パパンネのおうふくビンタ! バシン!バシン!バシン! 「カフウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!」 大した威力もないパパンネのおうふくビンタが3回決まると、肉ンネは叩かれたところから血を吹きながら吹っ飛んだ。 「ミギギギイイイイイ!」 巣の前に立ちはだかり、両手を広げて威嚇している。後ろではママンネがチビンネたちと抱き合って震えていた。 我が家は俺が守る!そんなパパンネの熱い思いが伝わってくる。 かわいそうな肉ンネ!もう彼はパパンネにとって家族ではないのだ。 そしてママンネたちにとっても。 タブンネという種族は主に鳴き声やしぐさ、匂いや触覚、そして視覚といった方法で個体の判別を行なう。 だが今の肉ンネはかつての面影はなく、血の匂いのする異形はとても仲間とは認識できないようだ。 ひどくショックを受けたのだろう、瞼のない眼からはボロボロと涙をこぼし、何かを訴えたいかのように手を伸ばす。 パパンネは巣へ振り返り「ミッ!」とママンネへ一言言うと、ママンネも力強くうなづいた。 たぶん「君たちを守るから」とでも言ったのだろう。カッコイイ~ パパンネが構える! パパンネは助走をつけると肉ンネへとっしんを決める。 肉ンネの身体は宙を舞う。そこへパパンネの捨て身タックル! 脂肪を失った身体に緩衝する力はなく、骨へダイレクトに衝撃が伝わる。ビキ、とやわらかな骨が割れる音が聞こえた。 文字通り手ごたえを感じたのか、「いける!」という顔でパパンネが最後のわざを繰り出す。 肉ンネはすでに虫の息なのでとっくにライフはゼロといったところか。 「ミイイイイイハアアアアア!」 大げさな掛け声とともに、パパンネの「とっておき」が炸裂する。 モロに受けた肉ンネはろくに受身もとらずに庭の外にある草むらへ落下した。 「ミィッフ!」 「ミミィ♪ミイイ♪」 「やったぜ!」「かっこいいわ♪あなた♪」 そんなやり取りをしているのだろう。パパンネを労わりペロペロと頬を舐めるママンネ。 お前らが殺したのはお前らの子供だけどな。 大笑いしそうになるのをこらえ、こっそりと玄関から肉ンネが落ちた草むらへ急ぐ 当然だが肉ンネは絶命していた。 瞼も唇もないのでいまいち表情はわからないが、眼窩から目玉が零れ落ちかろうじて視神経とつながっているさまは軽くホラーだったので、記念に写真をとっておいた。 明日には無くなっているからこのまま放置して問題ない。 ころあいよくオーブンから香ばしいタブ肉の香りが漂ってきた。 すっかりおなかも減ったところだし、そろそろお昼にしよう。 食べたあとのカスは、先ほどのバトル(笑)で消耗したタブ家族にあげることにする。 一日に2匹ものわが子を文字通りその牙にかけたことを知ったら、あのタブンネたちはどんな顔をするのだろう。 そんなことを考えるとよだれが出てしまうのだった。 美しく皿に盛られた毒ンネの丸焼き。 付け合せには焼いたプチトマトとスライスオニオン。 ソースはヒメリをベースにマゴ、ザロクをブレンドした甘辛いフルーツソースだ。 こんがりと焼きあがった肉にハケでソースを塗ったら完成! 一日中苦しんだタブ肉など、自家製でなければ味わえない。 ナイフを入れるとジューシーな肉汁を出しながらもやわらかいことが伺える。 ソースを十分にからめて一口。 「美味い!」 やはりタブ肉は自家製に限る! こんなに美味いのだし誰かとこの悦びを分かち合いたいが、あいにく僻地にある我が家へは今から招待しても料理が冷めてしまう。 せっかくだから庭にいる我が愛しの客人へおすそ分けすることにしよう 食べ易いように肉を切り分け、しっかりソースをからめて適当なポリ袋に入れる 裏口を開けるとまずママンネが巣から小走りで近寄ってきた。 「ミミッ。ミィイ」 子供たちの様子を知りたがっているようだ。 腰からボールを取り出し、中で眠っている眠ンネに会わせてやる 最初、ボールに入れられたわが子に「ミィイ!?」と驚愕していたが、治療のためにこうしていることを説明するとなんとか落ち着きを取り戻した。 「それより、君たちさっきは大変だったね」 「ミミッ。ミッミイィ」 「うんうん、パパかっこよかったよ」 「ミヒィイン♪」 身振り手振りでパパンネを賞賛するママンネ。それに同意してやるとご満悦な表情を浮かべた 「それよりお昼ごはんはどうだい?とっても美味しく出来たんだ」 そういって透明なポリ袋をちらつかせるとママンネの顔がパアっと明るくなった。 主食が雑草のママンネは乳の出が悪い。そのため高栄養なものをもらえることはとてもうれしいようだ まあそれだけでなく単純に美味いものを食べれるのがうれしいのかもしれないが。 「じゃあこれ、みんなで分け合って食べるんだよ」 そういってウインクするとママンネは「ミィッ」と元気良く返事をして巣へ戻っていった。 その姿を見届けて、私も屋内へ戻る。 皿の上のタブ肉を平らげ、二階にある自室でアフタヌーンティーを楽しむ。 タブ肉のおかげで今日は一日とても頑張れそうだ・・・ 「出て来い、バルジーナ」 自室に置いてあるボールから出てきたのはほねわしポケモンバルジーナ。 数ヶ月間ボールと自室しか出入りを許されていなかったためとても気が立っている。 「ごめんな。ほらこれ、おいしいとこ取っといたぞ」 タブ肉を与えると美味そうに一口で飲み込んだ。 「そろそろ仕事を頼むよ。それが終わったら好きにお散歩し放題だからな」 喉を撫でながら私が言うと、バルジーナはクルルと鳴いて返事をした。 バトルの時間だ。 いつもどおりこっそりと玄関からバルジーナを解き放つ。 あらかじめ使う技と使う相手を指定し、あとはバルジーナに任せることにした。 こいつはずっと昔から私と一緒に生活しているので、きっと私好みの仕事をしてくれることだろう 屋内へ移動し、今回は二階のベランダから観察することにする。 上から見るとタブンネの巣が丸見えだ。 バルジーナもこれなら仕事がしやすいだろう。 当のタブンネたちは食後の毛づくろいにいそしんでいる。 ママンネはチビンネ二匹をペロペロと交互に舐めてやり、チビンネたちはうれしそうにミイミイと歌っている。 パパンネはそんな三匹を他所に自分の尻尾の手入れに余念が無い。バルジーナは一体どれを最初に狙うだろう・・・ チビンネたちの毛づくろいが終わったところで、バルジーナが仕掛けた。 はるか上空から優雅にタブンネの巣へ降り立つ。 「ミッ!?」 突然の強襲に皆言葉がない。 無理もない。数ヶ月ろくな敵もなく突然こんな強敵を前にしてしまったらとっさの行動もできないのだろう。 バルジーナはギロリ、とタブンネたちを品定めする。 そしてまずはママンネに「はたきおとす」 ママンネは抱いていたベビンネを取り落としてしまった! 急いで取り戻そうとするが、バルジーナはママンネが動くよりも早くベビンネを銜えた。 「ミイイ!ミイイイ!」 ママンネの悲痛な声がこだまする。返して!返して!というように手を伸ばすが、その手はバルジーナの翼で軽く叩き落された。 大粒の涙をぼろぼろこぼしながら、ママンネが呆然とバルジーナを見ている。 おそらくだが、ママンネには攻撃するためのわざが備わっていないのだろう。 「チィ!チチチィ!」 ベビンネもママンネの柔らかい身体ではなくバルジーナの硬いくちばしが不快なのか、身をよじりママンネへ手を伸ばしている。 ようやく事態を飲み込んだパパンネが立ち上がった 「ミギャアアア、ミギイイイイイ」 汚い声でバルジーナを威嚇しているが、バルジーナに怯む様子はない。 それどころかベビンネを上に放り投げたり銜えたりして「ちょうはつ」している。 パパンネは攻撃しかできない!まぁこいつは攻撃技しかもっていないことを昨日確認済みなので意味はないが。 とっしんしようとするモーションを見せるが、バルジーナは微動だにしない。 「ミイイイ!」 パパンネがとっしんを仕掛ける!バルジーナはとっしんをモロに喰らった! もちろん全く動じていない。当然だ。うちのバルジーナは野生にやられるほどヤワではない。 しかしパパンネはとっしんが全く効いていないことにひどく驚いていた。 どうやら昨日とった杵柄、もとい肉ンネとのバトル(笑)で過剰なまでに自信をつけていたらしい。 「ミッ!ミミミッ!」 ママンネがそんなパパンネに声援を送る。 「ミィー!ミィー!」 チビンネ二匹も父親の勝利を疑っていないようすだ。やっちまえ!というようにこぶしを突き上げている。 だが今度はバルジーナの番だ。 とっしんされて毛並みが乱れてしまったところを器用に翼でペシペシと整え、ぎろりと睨みパパンネにその大きなつめを食い込ませる。これは手痛い「しっぺがえし」だ 「ミギャア!」 どうやら眼に爪が刺さったらしく、パパンネは大げさに暴れ始めた。 地を這うパパンネの顔を片足で押さえ込み、バルジーナがベビンネをパパンネの股間へ落とした。 「チッ、チィ?」 開放されたこと、そして父の身体の上へ落とされたことで先ほどまで暴れていたベビンネの動きが一瞬止まる。 「ミィ!ミィイ!」 ママンネは両手を広げベビンネを呼んだ。 その声に応じてベビンネが這い這いでパパンネの身体の上を移動しようとしたとき、バルジーナがそのするどいくちばしをパパンネの股間へ付きたてた! 「ついばむ」だ!バルジーナはどうやらパパンネの股間のナッツを食いつくそうとしているらしい 「ミッギャウ!!!!ミギャギャアッ!!!!!」 パパンネの悲鳴が響いた。 パパンネの股間からは粘液とも血液ともつかぬ不思議な液体が飛び散り、それがベビンネの身体を汚くコーティングしていく。 どうもうちのバルジーナはタブンネのナッツが大好きらしい。喜びながら何度も何度もくちばしを付きたて、啜り、噛み千切っている。 「ミギャッ!ミギュウウ!ギャギイ!」 「ヂィイ・・・ヂイイイイ・・・・」 短い悲鳴を上げるパパンネとは対照的に、いまいち状況が分かっていないチビンネは自分の身体を小さな舌でペロペロと磨こうとする。 だがそのなんともいえない液体の味に顔をしかめ、一向にきれいにならない。 それどころかパパンネの血と種のシャワーはバルジーナが動くたびに噴出すのだ。 「ミギャアアアアアアアアアアアウ!ミッ・・・・ミフッ・・・・!!」 しばらくバルジーナが喰い進めたところでついにパパンネは泡を吹いて失神した。 痛みで死ななかった(というよりは死ねなかった)のは、タブンネという生命力の強い種ならではの悩みだろう 「ヂィイ・・・・ヂィ!ヂィヂィ!」 どうやら自分の父が生死の境をさまよっているというのに、このベビンネは遊んでいると勘違いでもしたのか、「汚れちゃったよう!やめてよう!」とパパンネの身体をぺしぺしとたたき始めたではないか! バカもここまでくればおめでたいものである。 「ミヒッィ・・・ミヒイイイ・・・・」 残されたママンネはというと、目の前で夫が食い散らかされていく様がよほどこたえたのか発狂寸前といった様子だ。 チビンネ二匹を抱きかかえ、ガタガタと震えている。その眼は焦点が合っていない。 もうベビンネのことは諦めたのだろうか?なんとも薄情な親だ。 バルジーナがゆっくりチビンネとママンネに向き合う。 ママンネは錯乱したのか、血にまみれたバルジーナのくちばしに向かっていやしのはどうを流し始めた。 バルジーナはニヤリと不適に笑い、ママンネに抱かれたチビ二匹を先ほどのようにはたきおとした。 しかしもはや正気でないママンネにその意味は理解できなかったらしく、さきほどのような抵抗らしい抵抗はない。 「ミッ!?ミィイイイ・・・・」 一匹は自らの運命を予測したのか、身を竦ませてジョロロロと音を立てて失禁した。 バルジーナは失禁ネをパパンネの肉片が付いたくちばしでチョンチョンとつついて遊んでいる。 失禁ネは眼を閉じ涙を流しながら必死でいやいやと首を振っている。 もう一匹は・・・お得意のアレをやるつもりらしい。 「ミィッ♪ミィッ♪ミィイイ!♪」 必死の形相で媚を売り始めたのだ。 汗をだらだらと流しながらも笑顔は崩さない。まったく見上げた根性だ バルジーナはというと、自身の足元で踊り狂うチビンネを一瞥すると血や肉片で汚れたくちばしをチビンネに擦り付け始めた 「ミッ・・・ミィイイ♪」 一瞬自慢の毛並みが汚れることに抵抗の色を示したが、媚売りが成功したと思ったのか、チビンネはそのくちばしを自ら抱きしめ一生懸命頬ずりをする。 しばらくそうして地獄の最中に和やかな空気が流れていた。 バルジーナは思う存分くちばしをチビンネに擦り付けると、抱きついていたチビンネを唐突に振り払い、その小さな頭を上から銜え込んだ。 「プミッ!?」 ろくな悲鳴を上げる間もなくチビンネの身体がバルジーナの身体の中へ消えていく 「ミゥッ!ミッ!」 チビンネは身体が完全に飲み込まれる寸前まで足をばたつかせていたが、抵抗もむなしく生きたままバルジーナの喉を通り過ぎていった あのチビンネはこれから窒息しながら肉体を酸で焼かれてしまうのだろう。その様子を見られないのは残念だ。 身体の中でタブンネを殺す感覚を味わえるバルジーナは本当にうらやましい。 「ミヒッ、ミヒイイイイ!」 残された失禁ネの悲鳴がこだまする。 しかしそんな失禁ネを助けてくれる者はもう誰も居ない。 まだ幼いベビンネはボロ雑巾と化した父親の股間でいまだに一生懸命自分の毛繕いをしている。 いつもやさしかったママンネは精神が限界に達したのだろう、光のない眼であらぬ方向を眺めて「ミヒャッ!ミヒャヒャ!」と笑い続けている。 右も左も仲間はいない。一生懸命辺りを見回していたチビンネは、ふとベランダから見下ろす私に気付き眼を輝かせた 「ミィイイイ!ミイッミイイイイイ!」 助けて!というように両手をこちらに向けぴょんぴょんとアピールをする。 なんとも微笑ましい姿だ。手を振ってやる 「ミイ!ミイイイ!ミイミイ!」 違う違う!とチビンネが首を振り、バルジーナを指差しながら助けて!とアピールを繰り返す。 思わず笑ってしまう。突然笑い出した私にチビンネはポカンとしている。 「バルジーナ、そのチビとそこで寝転がってるオスは食っていいぞ」 そう言ってバルジーナにGOサインを出した瞬間、ようやく状況を理解したチビンネの顔に絶望の色が戻っていく。 「ミイッ・・・・・ミ、ミイイイ・・・・」 ガタガタと両足が震え始め、極度の緊張と安堵と緊張を繰り返したせいで尻からは止め処なく下痢が漏れ出す。 バルジーナはそのくちばしを柔らかなチビンネの腹部へ突き刺した。見事に貫通し、風穴が開く 「ミギギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」 チビンネが絶叫した。 バルジーナが食事を楽しんでいるのを尻目に、私は空のモンスターボールを用意して庭へと急いだ その後。 バルジーナは生きたままチビンネを食い散らかし、まだ息のあるパパンネの頭をカチ割って脳みそをすすった。 我が手持ちながらなかなかのグルメである。 残念ながらどちらもこれといって面白い反応はなく、あえて言うとしたらパパンネが脳髄をすすられている間、左右の目を別々の方向に向けながら前から後ろから止め処なく失禁し、ガタガタとオモチャのように痙攣していたことくらいしか特筆すべき点はない。 残されたのはベビンネといまだ眠り続ける眠ンネ、そして壊れてしまったママンネ。 ママンネにはボールを投げ、すんなりとゲットすることができた。 ベビンネはバルジーナがチビンネを食っているすきに暖かな濡れタオルでくるんで家に連れ帰り、その汚らしく光る毛皮を吐き気をこらえながらキレイにととのえてやった。 生まれて2日のチビンネには、自分の父親が股間を破壊されたことも、自分がその現場に居合わせたことも、愛する母親がすっかり壊れてしまったことも理解できていないらしく、ただ自分をキレイにしてくれたというだけで私に信頼を寄せている。 ママンネは地下室の片隅に檻を用意し、そこでボールから開放した。 相変わらずミヒャミヒャと笑い続けていて不憫だったので、この間麻痺ンネから剥いだ生皮をなめして、用意してあった例のマネキンにかぶせ剥製にして渡してやると相当気に入ったらしい。 口の部分に自らの乳房を当て、片手で無理やり乳をしぼって乳やりをしている気になっている。 もちろん飲み込むはずもないのでマネキンの皮はママンネの乳でべしゃべしゃである。 おもしろいのでコイツは次の季節までここで飼うことにした。 眠ンネはバルジーナが痕跡となりうる骨や肉片すべてを平らげた後、カゴの実を用いて起こしてやった。 そして沈痛な面持ちで 「ママンネが突然おかしくなり、巣を破壊した」 「パパンネたちはママンネから逃げてしまった」 「ママンネは危険なので地下室にいる」 と伝え、すっかり壊れた母親と対面させてやると、涙目になりながらも現実を受け止めたようだった。 まあその現実の半分以上は嘘なのだが。 起こした眠ンネにはベビンネと共にまだまだ途方もない仕事が待っている。 「さすがに、タブンネを二匹もうちでは養えないんだ・・・」 申し訳なさそうな声で私が言うと、存外眠ンネは分かっているとでもいうようにうなずいた。 この個体は比較的ひかえめな性格をしているらしい。タブンネに共通する卑しさが幾分少ないようだ。 まぁそうでなくとも壊れた母を前にして現実を思い知ったのだろう。 「パパンネたちはあっちの方向へ逃げていったよ。向こうには確かに森があるから、これからはそこで頑張って暮らしておくれ・・・」 私の言葉に眠ンネは涙をこらえてうなずいてくれた。 それから3日間、私は眠ンネとベビンネを甲斐甲斐しく世話した。 主食は栄養満点嗜好性抜群の高級フードとベビー用ミルク。眠ンネには毎日ポフレを与え、ベビンネにはきのみペーストの離乳食を与えたりもした。 そして4日目の朝ベビンネを託し、眠ンネとは涙の別れ。 眠ンネは何度もこちらを振り返りながら、森への道を進んでいった。 私は彼らが見えなくなるまで見送ってやった。 今彼らを取り巻く環境は、決していいといえないだろう。 タブンネという種は近年害獣として認識されつつある。 その高慢ちきな性格、糞尿を撒き散らす性質、そして豊富な栄養素を持つ肉。 こういった要因からタブンネはポケモン・人間双方から「積極的に狩る対象」として認識されている。 眠ンネとベビンネはこれからそれを痛いほど味わうことになるだろう。 幸いなことにこの近辺はタブンネを積極的に捕食するようなポケモンも、またタブンネを求めて狩りに出るトレーナーも存在しない。 だがそれは裏を返せばそういったポケモンたちが生息するに値しない枯れた土地ということでもある。 そういった場所にしか、もはやタブンネに安寧の地はないのだ。 眠ンネとベビンネはこれから過酷な体験を数多くすることだろう。 飢え、寒さ、暑さ、疎外、孤独。 そのたびに思い起こすのは、暖かな家族と我が家の甘美な思い出。 一度でも知ってしまえば忘れられないあの味。 彼らは絶対に戻ってくる。 あのパパンネのように、つがいの相手を連れて。 ここはタブンネが住むための庭。 「やりすぎたなぁ・・・庭掃除早く来て欲しいわ~」 荒れ果てた庭を前に、次の季節が来ることを思って私は心を躍らせた。 次のシーズンまでは、相棒のバルジーナと共に地下室のオモチャで思う存分遊ぶとしよう。 終
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30年ほど前、とある温泉街にタブンネ達が現れるようになった 最初は温泉に入るタブンネがかわいいと観光客や地元の人に可愛がられていたが 店の食べ物を盗む、観光客に襲いかかる、人間用の温泉を占領し中で糞をして使用不能にするなど タブンネの悪行に頭を悩ませるようになった 困った町の人々が「腕のいいトレーナーを雇って追い払ってもらおう」と考えるようになり始めたころ ある出来事が起こった 赤ちゃんタブンネを抱っこしたタブンネが源泉の中で茹でられている温泉卵をしゃがんで物欲しそうに見ていると 観光客の男が後ろから押してタブンネ親子を温泉の中に落としたのだ その男は「でっぷりとした身体で熱湯を目の前にしゃがみこんでいる姿が、上○竜兵に見えてついやってしまった」と後に語る 男の言う上島○兵でもまず入らない70度の熱湯に頭から突っ込んでしまった親子タブンネは 親の方はバシャバシャと必死にもがきいて上がることが出来たが、子供は泳いで登る事が出来ずにそのまま死んでしまった 数分後、温泉卵の担当が子タブンネの死体を回収すると、なんともいい匂いが漂ってきたという 子供をかえしてという縋りつく母タブンネを尻目に、後ろ脚を引きちぎり皮を剥いて肉を齧ってみると 絶妙な温度で溶かされた脂と皮のゼラチン質が半生の肉と混じり合い、何ともいえぬいい味になっていたという そう、後にこの温泉の名物となる、温泉タブンネの誕生である 温泉街から野生タブンネがいなくなった今では温泉旅館それぞれが出産用のタブンネを飼育している 卵から生まれるや否や、タブンネは十数匹ごとに鉄の籠に集められ、そのまま小型クレーンで70度の源泉に漬けられる その後、板前さんによって刺身にされ、カラシ酢味噌かポン酢でいただく 子タブンネ達は籠の中でもがき苦しみ、お湯からあがって来た時には目を白く濁らせ舌をだらんと垂らして絶命している 宿泊客は希望なら、出来る工程を見物する事も可能だという その他にもタブンネ達による身体を張ったリアクション芸も人気だ 特に人気なのはタブンネちゃんの激辛クラボの実まんじゅうニコニコ食いだという、 泣いたら子供を目の前で天ぷらにされるタブンネちゃんの必死な笑顔が笑いを誘う 「皆さんに笑ってもらえてタブンネ達も喜んでいます 温泉タブンネはここでしか味わえない絶品ですので皆さんもぜひ温泉街にいらして下さい」 と町一番の老舗旅館の女将は笑顔で語る 激辛饅頭のニコニコ食い良いねwあれ…このタブンネちゃん今、泣きそうな顔をしなかった?www -- (名無しさん) 2012-12-11 01 41 25 鉄籠に入れられてからクレーン車で運ばれるまでの子タブンネちゃん達がアトラクション気分でウキウキはしゃいでいるとなお美味しいよね。 -- (名無しさん) 2012-12-11 09 56 58 ↑ミィアドレナリン的にはそれが理想だが生まれたてなのにママ無しお乳無しで鉄籠inでは甘え呼び声が徐々に切羽詰まる様子しか楽しめないな -- (名無しさん) 2012-12-11 17 05 58 生まれてすぐに安堵も知らずに親と引き離され苦痛に満ちた生涯を終える…食材系ベビンネちゃんの運命だな。鉄籠の中でもみくちゃになりながらママあちゅいよおどこにいるのぉってチイチイ可愛く甘え泣く声が次第に濁ったデス声に変わる様は是非とも生で拝見したい。 -- (名無しさん) 2012-12-27 06 34 02 名前 コメント すべてのコメントを見る
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幸せそうなタブンネの親子を家に招待した。母に子タブンネが5匹。 きょうはパーティだ。タブンネ達にオレンの実をたくさん食べさせた。 子タブンネ達が寝静まった後、母タブンネを別の部屋に呼び出した。 母タブンネは何か貰えるのかと「ミィミィ」と喜んで部屋に入ってきた。 これからが惨劇の始まりとも知らずに・・・。今日のパーティはこの タブンネたちの最後の晩餐である。もちろん当のタブンネ達は知らないが。 さて、俺はボールからサーナイトを出すと催眠術を命じて母タブンネを 眠らせた。完全な無防備である。念のため10満ボルトで感覚を遮断した。 それでは母タブンネの改造手術をはじめよう・・・。 母タブンネの体に機械を埋め込む。もちろん軽量素材である。 手足にも改造を施し、手術は完了。母タブンネの特性はさいせいりょくだから 明日には傷も塞がり、目も覚めるだろう。最早、自分の体が自分の物でない ことも知らずに・・・。 明日は最高のショーになりそうだ。 その翌日、タブンネ親子は起きた。母タブンネに至っては昨日の傷も完治して いる。あの晩、自分の身に起きたことすら覚えていないだろう。 タブンネ達と別れを済ませた俺は姿が見えなくなるのを確認し、部屋に戻る。 俺の部屋にはテレビと自作したリモコンがある。 リモコンをテレビに接続する。するとテレビには森の映像が映しだされた。 「ミィミィ」、と幼いポケモンの声もする。昨日の子タブンネ達の声だ。 テレビの映像は母タブンネの額に埋め込んだカメラからのものだ。 つまり、俺は昨晩、母タブンネに改造手術を施したのだ。このリモコンも、 母の体を操る道具だ。タブンネ達は巣にむかっている。奴らの巣を惨劇の場に 変えることにしよう。 さて、タブンネ親子は巣に着いたようだ。近所らしきタブンネにあいさつして いることがカメラ越しに分かる。この地は周りを樹木の根が複雑に絡み合い、 入口は狭く、大型の肉食ポケモンははいれない。ここではタブンネ達が一つ の集落を形成している。 自分達の巣に帰って来たタブンネ親子、いきなり子タブンネ達が母タブンネに じゃれついて来た。母子の微笑ましい姿。これを一瞬にして引き裂いてやる。 最高のショーの始まりだ・・・。動作確認も兼ねて、俺はリモコンの右側の ボタンを押した。すると母タブンネの右腕が開き、中からは鋭利な刀が飛び出 し、母が抱いていた1匹の子タブンネの腹を背中から貫いた・・・。 一瞬の出来事だ。吐血する子供。それと自分の右腕を見て驚く母。俺は構わず 右のレバーを激しく動かす。母タブンネの右腕が動く。それは激しく躍動し、 母タブンネの意思に反して貫かれた子タブンネの胴体を激しく切り裂いていく。 「ミグゥッ! ミブォ! ミゲェェェビヤァァァァァァ!!?」 どんどんズタズタにされ、血だらけになっていく子タブンネを母と他の4匹の 子供達はただ困惑し取り乱す他無かった・・・。 「グビヤァァァァァァァァァ!!!」ズタボロにされていく子タブンネの絶叫 が巣穴に響き渡る。その声はとても子供のものとは思えないものだった。 残りの4匹の子タブンネ達はようやく場の状況を理解し、母タブンネに 「ミィ!!ミィミィ!!!」と叫ぶ。やめて、と言っているのだろう。 当然、母タブンネもそんなことは分かっている。よく分からないが自分の右腕 に付いた刀が子供を切り裂いていることに。 しかし刀を抜こうとしても体がいうことを聞かないのだ。いやしのはどうも 撃てない。混乱している間も子供はさらに滅多刺しにされていく。 その時、母タブンネの触角が子タブンネの胸にくっついた。子供の心の声が 聞こえたのだろう。「ミヤァァァァァミィィィィッ・・・。」 母タブンネは泣き出した。カメラ越しの俺には心の声までは無理だが、母の 体内の機械と連動して子供のだんだん弱くなっていく心臓の鼓動は聞こえた。 察するに子供の苦悶とそしてなお、母に助けを求めているのだろう。 それを聞いても何もできない母の姿。俺はふとある案を思いついた。 一旦、リモコンのスイッチを切ってみた。母は体の縛りを感じなくなると、 子供にいやしのはどうをかけた。それが罠とも知らずに・・・。 リモコンの電源をを切ったことで体の縛りが解けた母タブンネは急いでズタズ タのわが子にいやしのはどうをかける。右腕の刀も引っ込んでいる。 子タブンネは生きていた。しかし、数分間も刀で胸や腹を切り裂いたため、 さすがに母のいやしのはどうでも治療は2時間はかかると見た。 その間、俺は次の作戦の準備をする。俺のフーディンにあるモノを作らせた。 タブンネラジコンのアップグレードである。さっき、タブンネの触角が触れた 時、母タブンネは一番良い表情をしていた。その子供の心の声を俺も聞きたく なったからだ。このアップグレードをポリゴンZに付けてもらう。 俺はリモコンの電源を入れ直す。動かさなければ母タブンネも気付かないだろ う。ポリゴンZはテレビから電脳空間に入り、すぐに戻ってきた。 アップグレード完了だ。これで母タブンネの触角の情報も伝わるようになった。 2時間後、ズタズタにされた子タブンネの傷は完全に塞がった。触角を通じて よくこちらにも伝わった。子タブンネは立ち上がる。母と他の子タブンネ4匹 も「ミイ、ミイミィミィ」「ミッミッ」と喜びの声を挙げた。 いい頃合いだ。俺はリモコンの上にある黒いボタンを押した。 喜びもつかの間。再び体の縛りと恐怖を感じた母タブンネ。と同時に腕と口が 動き、そばにいた完治したばかりの子タブンネを丸のみしてしまった。 もちろん俺の狙い道理だ。母の腹が開き、その中からは巨大ミキサーと ミキサーに閉じ込められた。子タブンネの姿だった。その顔は絶望に満ちてい た。 母タブンネの腹に仕込まれたミキサーに閉じ込められた子タブンネは一瞬に してピンクに黄土色の混じったペーストに姿を変えた。 たった今、起こった出来事に母タブンネと残った4匹の子タブンネ達はただ、 目を見開いて呆然とするだけだった。数分後、母の泣き声を合図にタブンネ達 は泣き出した。「ミィアァァァァァ・・・」「ミグゥゥゥゥ・・ヒック。」 しかし母はそのまま4匹の子タブンネ達に向かって、「ミアアアアア!!!」と 叫んだ。ママから逃げなさい。生き延びなさい。といっているのだろう。 子供達は驚きながらも納得した様子だった。子供達の中で一番年上であろう 子タブンネが兄弟を誘導し逃げようとした。 だが、俺は逃がさない。リモコンの青いボタンを押す。すると、母タブンネの 口から灰色の物体が飛び出し、さっきの一番上の子タブンネともう一人の子供 に張り付き、動きを封じた。即効性のセメントである。 「ミギャアァァァァァァァァァァァァァァ!!!」2匹の絶望に満ちた叫びが 巣にこだまする。母タブンネはリモコンに操れながら動けない2匹へと歩みを 進める。無事だった他の2匹が助けに行こうと戻ろうとするが、「ミガッ!」 逃げなさい。という母の叫びがそれを制する。後ろ髪を引かれながらも走り 去る2匹捕まった兄弟とまた会えることを願いながら・・・。 なんとか自分の足を止めようとする母。しかし、体は言うことを聞かない。 俺はリモコンの左のボタンを押す。母タブンネの左腕が開き、中からは槍が 出てきた。ただの槍ではない。中に数十万ボルトの電熱線が入った。鉄製の 槍である。「ミギャアアアァァァァァァァァ!!?」 迫る恐怖に2匹は絶叫を上げた。俺はリモコンの左のレバーを前に引く。 母タブンネの左腕がうなりを上げ、槍は一番上の子タブンネの腹を激しく貫 抜いた。「ビヤアアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!?」 子タブンネの悲鳴が巣にこだました。 俺は次に黄色のボタンを押した。ここからが本番だ。 これ以上、子供達を死なせる分けにはいかない。と思っていた母タブンネの 頑張りも空しく今、一番上の子タブンネ(長男)が母タブンネの槍に貫抜かれた。 俺は黄色のボタンを押した。すると母タブンネの触角が長男タブンネの胸に くっ付いた。痛いよ・・・。ママ、どうして・・・? 長男タブンネの心の声が母タブンネと俺ん家のテレビに字幕として映し出され る。母タブンネは何も出来ず、またも我が子が苦しむ姿にただ泣くしかなかっ た。良い表情だ。さて、子タブンネに更なる苦痛を与えよう。 黄色いレバーを引いた。すると槍から煙が出た。中の電熱線によって槍が高熱 になったためだ。それを長男タブンネに貫通させたままにする。 「ウグッミッミ・・ウビャアアァァァァァァ!!?」長男タブンネの悲鳴だ。 槍の温度は数千度に及んだ。長男の内臓を内側から焼いていく。 (熱い熱い熱いミィ!! 止めてミィ! ママァッ!!!) ここで死なせてはならない。一度、槍を抜く。そしてそのまま長男の右耳に 突き刺した。「ミジュアァァァァァァッッ!!」 耳が見る間に焦げ、そのまま触角ごと焼け千切れた。「ミガアアァァ・・ッ」 (ママッ!? ぼくの耳が、耳がアァァッ!)長男の顔は母を見る目とは思え ないほど憎悪にまみれていた。それを見た母は絶望的な表情になった。 さて次は腕だ。長男の右腕の肘に槍を当てる。 「ウビヤアアァァァァァァ!!」という悲鳴が腕が焼け落ちるまで続いた。 それから左耳と左腕を焼き落とし、頭に切り込みを入れる。 立派な焼きマランネの完成だ。しかし、マランネの心拍数は減っていく。 このままでは我が子が死んでしまう。母はいやしのはどうを撃とうとするが、 もう遅い。(この悪魔め・・・熱いんだよォ痛いんだよォ!!) という心の声と共に内臓を焦がされ長男は息絶えた。その顔は母を呪う表情 のまま固まった。凄惨な光景に隣の子タブンネと母はこの世の恨みを感じた。 長男タブンネは遂に息絶えた。腹や内臓は炭と化し、耳や腕があったところは 今なお、煙を上げている。しかしその死に顔はいつまでも母を睨んでいた。 母タブンネは絶句した。大事な我が子が2匹も死んだのだ。糞豚と言えども、 母として、その悲しみはあまりに深いものだった。 しかし、現実は甘くない。死んだ長男の隣には、同じくセメントで固められ、 目の前の出来事に恐怖し、体の穴から様々な物体を垂れ流す子タブンネがいる。 さて、次はテメェの番だな。母タブンネが焦りと絶望の顔で槍を構える。 「ミギャアアアァァァァァァァァ!!?」次は自分が殺される。悲鳴を上げ、 恐怖と絶望に染まった子タブンネの胸に母タブンネの触角を付ける。 (ママッ・・。死にたくない、死にたくないミィ・・・!) 良い心の声だ。安心しろ、すぐには殺さない。俺はリモコンのRボタンを押す。 またも体の自由が聞かない母の右足が動く。肉球が開き、出てきたのは小型の ジェットタービンだ。それを子タブンネに向ける。 (ママ・・・何するの?怖いミイ。止めてミィ!!) スイッチを押すと同時に母の右足のタービンが火を噴き、爆風を起こす。 「ビヤアアァァァァァァァァァァァァァァ・・・・・・・」 子タブンネは巣の壁を突き破り、集落の広間へと、飛んで行った。 広間では、逃げた母タブンネの子供達から騒ぎを聞いたタブンネ達が集落から 逃げ出すのでごった返していた。その人だかりの中心にさっきの子タブンネが 落ちてきた。「ビヤアアァァァァ・・・」 ドサッ・・・。 「ミイ?ミイミィ?」「ミイ?」と集落のタブンネ達が覗き込むが、皆、すぐに 言葉を失った。「ミイィィィィググッ・・・」呻く子タブンネ、その姿を見る とさっきの爆風の風力だろう。両足が風圧で千切れ、下半身が血で真っ赤に 染まっていた・・・。急いでいやしのはどうを撃とうとする集落のタブンネ達。 誰がこんなことを・・・。後ろを見ると、巣からは泣きながら返り血を浴び、 左手の槍に今も煙が燻ぶっている、焼きマランネを引っ提げた母タブンネの 姿が出てきた。その表情は今まで以上の絶望が浮かんでいた。
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「タジャ~!」 ツタージャの泣き声だ。様子を見に行くと僕に気付き抱きついてきた。 またタブンネの仕業か。 ツタージャに与えたはずのミックスオレをタブンネが飲んでいる。 「ミィ~♪ミッボ!」 豪快にゲップをしたタブンネはそのまま床でゴロゴロし始めた。 ツタージャもタブンネもうちで飼っているポケモンだが何故かタブンネだけ我が儘放題で困っている。 ツタージャの方が幼いから世話をしてくれると期待していたが逆にタブンネの方が手のかかる始末だ。 「タブンネ!ツタージャのものを盗っちゃダメだろ!」 タブンネは全く聞く耳を持たない。タブンネは優しくて耳の良いポケモンではなかったのか? 「ほらタブンネ、オムツつけないと。」 うちのタブンネは頻繁に粗相をするのでオムツが必要だ。ツタージャはちゃんとトイレが使えるのに。 「ミガッ!ミフーッ!」 タブンネは嫌がり威嚇している。 プライドだけはあるらしくオムツをするのを恥ずかしいと感じているようだ。 必死に抵抗して酷い時には噛み付いてくる。 タブンネは僕を無視してテレビに興味を移した。 丁度お昼時でステーキを特集している。 タブンネはヨダレを垂らしテレビの画面を舐め始めた。 やれやれ自分のポケモンながら情けない。そもそもテレビに映るステーキはタブ肉だが理解しているのか? 「ミギィ~!ミィ!ミィ~!」 当然だがテレビを舐めても美味しくはない。怒ったタブンネはテレビに八つ当たりしている。 「ミヒャ!ミッピャァァ~!」 突然タブンネの態度が豹変したと思ったら成る程テレビからロトムが出てきて驚いたのか。 ロトムもうちのポケモンだ。毎日タブンネを脅かして楽しんでいる。 タブンネも少しは警戒するとか学習するとかしてほしいものだ。 泣きじゃくりながら部屋中ドスドス走り回るタブンネ。 タブンネの通った所は汚れている。 オムツをしてとあれほど言っているのに。 僕はタブンネの為にもキツイかもしれないが躾をする事に決めた。 タブンネの躾をする前に今一度タブンネの悪い所を見つめ直してみた。 プライドが無駄に高く自分を特別視している。 まずこの部分を修正する事にしよう。 タブンネをダストダス専用車両に乗せ目的地に向かった。 勿論僕は普通車両だ。 ダストダスで満員になった車両の中はトラウマものだろう。 今後も悪さが過ぎたらまた乗せるとするか。 隣の車両からタブンネの悲鳴が響くが電車は目的地までノンストップだ。 やっと電車から降り解放されたタブンネは少しやつれて見えた。 さて今日はここからが本番だ。 あえてタブンネを迷子にさせて半日一匹だけで行動させる。 キョロキョロしながら僕を探すタブンネの顔は不安で青ざめている。 タブンネは媚びて人に助けを求めたが特性が悪臭のポケモンがまともに相手にされる訳がない。 女性から避けられポケモントレーナーから蔑まれ子供達から馬鹿にされカイリキーに黒い鉄球を投げつけられたりと散々だ。 タブンネは泣き出し公衆の面前で喚き始めた。 あまりの耳障りさに激怒した男の怒鳴り声にビクッと反応して、やっとおとなしくなる。 「何でみんな僕の言うことを聞いてくれないの?何で可愛い僕を虐めるの?何で僕が酷い目にあわなきゃならないの?」 タブンネの心中はこんな感じだろうか? 泣き止んだタブンネは空腹に気付く。 「ミフィ~」 タブンネは食べ物を求めて頼りない足取りで町をさ迷い始めた。 さて後を付けてみるか。 「ワニ~♪」 空腹のタブンネの視界にアイスを舐めるワニノコの姿が入った。 トレーナーから貰ったアイスを器用に手で持ち美味しそうに舐めている。 「ミィ~」 ヨダレを垂らしながら羨ましそうにワニノコを凝視しているとワニノコは不愉快に感じたのか(悪臭がするので当然だが) タブンネに水鉄砲を浴びせた。 「ミピャア!ミボ!ガババ!」 全身水浸しになったタブンネ。悪臭は幾分がマシになったが自慢の毛並みは台無しになってしまいタブンネの自尊心はより一層傷付いた。 アイスを諦めきれないタブンネの足は匂いにつられ自然と公園に向かっていた。そして運良くアイスを舐めるチラーミィを発見した。 タブンネはチラーミィの元まで一直線に向かいアイスを奪おうとした。自分より幼く弱そうだから奪えると思ったのだろう。 しかしあっさりと返り討ちにあった。 チラーミィのスイープビンタをまともに食らい頬は赤く腫れ上がってびしょ濡れの姿と相まってタブンネは一層不気味な姿に成り果てた。 せっかく悪臭はとれてもこの姿では誰も寄り付こうとしない。 何よりアイスを奪おうとする性格の悪さを露呈してしまった以上どれだけ容姿が可愛くても意味をなさない。 「ミシュン!」 体が冷えてきて歯をガチガチ鳴らすタブンネ。鼻水を垂らし顔はさらに醜く汚れている。 「ミ、ミギュゥ~」 寒さから便意を催したようだ。 日は沈み始めていた。 便意を催しブルブル震えるタブンネ。 しかし幸いにもここは公園。 すぐ近くにトイレがある。・・・が、タブンネは公園の真ん中で踏ん張り始めた。 タブンネが暴挙に出ようとする直前にデンチュラがタブンネの尻に詮を詰めた。 「ミッピャピャ!ミガギャア!」 詮を通して尻の穴に電撃を浴びてピョンピョン跳ねるタブンネの姿は滑稽で公園にいた全ての人やポケモンの笑い者になった。 脂汗を流しながら踏ん張るタブンネ。その形相はまさに鬼そのもの。歯をむき出しにして四つん這いになり唸る姿に周囲はドン引きだ。 詮を勢いよく飛ばし狂ったように排泄したタブンネはすっきりした顔でまた媚びて餌をねだり始めた。 学習してくれ、タブンネ。餌を貰える筈がないだろうに。 「ミギャ!ミブッ!ミピャイ!ミジュワ~!」 結局タブンネは公園にいたポケモン達にボコボコにされてゴミ捨て場に投げ捨てられた。 再び特性が悪臭になったタブンネは空腹のあまりゴミを漁り始めた。 フランクフルトの棒切れに残った肉(タブ肉100%)や残飯に紛れていたステーキ(タブ肉100%)の切れカスを食べるタブンネ。 皮肉にも以前テレビで特集していたステーキをタブンネは食べる事が出来たのだ。 冷えて固くなり味は悪いがタブンネにとってはご馳走だ。ゴミ捨て場で夢中でガツガツと残飯を食らうピンクの塊。 異様な光景だ。 最も汚れて最早ピンクと呼べるかは微妙だが。 そんな肉を貪るタブンネの目の前にダストダスが現れた。
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今日はイッシュで大人気のおやつ「タブンネせんべい」を紹介しましょう 笛を吹きながらタブンネに屋台を引かせるおじさんがやってきました このおじさんがタブンネ煎餅を作ってくれます まず取り出したのはタブンネの卵、それをトンカチでもって叩き割ります 卵がパカッと割れると中から未熟児のタブンネが出てきました 体長は15センチほど、体はタブンネのピンク色ですが毛が生えてなく目も開いていません いきなり卵から出されて訳もわからず「チィチィ」と鳴いています、本能でママを探しているのでしょう しかし当のママ(屋台を引いていたタブンネ)は目を逸らし、両耳を手で塞いで固く目を閉じて震えています 話がそれましたが、その未熟児タブンネを塩と胡椒が入ったトレイに入れ、まんべんなく塩揉みにします 「ヂィィ…」とクタクタな未熟児タブンネちゃん、いよいよ次は「焼き」に入ります 未熟児タブンネちゃんを煎餅にするのは蝶番(ちょうつがい)で繋がれた2枚の鉄板、既にカンカンに熱せられています それを本のようにパカッと開き、綿実油をまんべんなく塗ったあとに上に未熟児タブンネちゃんをポンと乗せます ジュウウと肉が焼ける音が聞こえてきました 「ヂギィー!」と泣き叫んで鉄板の上をのたうち回る未熟児タブンネちゃん それを対の鉄板で押し花を作るように挟んでしまいます 「チギュッピィィィ!!」と悲鳴をあげ、バキバキという音と共にペタンコになっていく未熟児タブンネちゃん おじさんは大きな万力でもって鉄板をぐいぐいと閉じていきます やがて鉄板が閉じ、隙間から水蒸気がプシューと吹き出したら鉄板を開きます そこには、ペッタンコになってしまった未熟児タブンネちゃんの姿が これでタブンネ煎餅の完成になります タブンネ煎餅は一枚100円ほど、パリパリの食感でおつまみにしても美味しいです 目が死んでいるタブンネに引かせている屋台を見つけたらぜひご賞味あれ 名前 コメント すべてのコメントを見る
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「ミィミィ…。」 とある街に一匹のタブンネが現れた。見た感じお腹が空いているようだ。そしてタブンネはゴミあさりを始めた。 このタブンネは少し前に群れのタブンネから木の実を盗んだせいで迫害されてしまった。当然今までは自分で取れなくても少しは手に入ったが、それでも足りなかった。 そしてゴミをあさっていたが、その途中に清掃員が現れた。 「あ!?どけよ糞豚が!掃除の邪魔なんだよ!」 清掃員はそう言いゴミをあさっているタブンネに後ろから頭にかかと落としを食らわされた。 ドガッ! 「ミガッ…!」 踵落としをされたタブンネは顔面からゴミに突っ込んだ。 「ミギ…ミフー!ミガッー!!」 怒ったタブンネは清掃員に向かって威嚇をしてすてみタックルをするが、避けられて逆に顔面を殴られた。 「ミッ!ミャアアアアー!!」 タブンネは泣きながらその場を逃げ出した。 その場を逃げたタブンネは人が多いところに行った。そしてたくさんの人が、行き交うところに餌を手に入れるために媚び始めた。 「ミィミィ♪ミィ♪」 そうして自分が可哀想なところを必死にアピールしながら媚びるタブンネ。しかし人々はチラッと見るが誰もあげたりしなかった。その理由は前にタブンネに餌をあげた人がその後被害を受けた人が続出したからだ。そのせいで法律で決められタブンネに餌をあげるのは禁止になった。 「ミィミィ♪…ミフゥー!!ミヒィー!!」 可愛く媚びていたが、やがて誰も自分に恵まないことに苛立ち始めタブンネはアイスを食べている通行人の子供に向かってすてみタックルをし始めた。タブンネは自分より弱い弱者を極められるのが得意だった。 「うおっ!?なんだこいつ!!ゆけっダイケンキ!!」 子供はすぐに戦闘体制に入った。 「アクアジェット!!」 「ミギャアアアアアア!!」 タブンネはそのまま手痛い反撃を喰らい倒れた。 その一部始終を見ていた通行人がタブンネ駆除隊に通報をしていた。 タブンネ駆除隊。それはタブンネによる犯罪を阻止するために結成された部隊だ。 そしてパトロールをしていたタブンネ駆除隊はすぐに現場に来た。因みにタブンネはその間ずっと子供に媚びていた。タブンネ駆除隊が、来たのを確認した子供はタブンネに「君はこの後駆除されるんだよ。僕に手を出さなければ良かったね。」と笑顔で言われた。そして更に助けてもらうように媚び始めるが駆除隊の男二人に捕まりトラックに連れていかれた。その間タブンネは「ミィミィ!!ミィー!!」と言い泣きながら抵抗したが男達にリンチされた後檻に入れられた。 犯罪(店の商品と畑の作物を盗む、危害を加えるなど)を起こし通報されたタブンネはミィミィフーズの工場に運ばれる。 そして工場についた駆除隊のトラックは工場長にタブンネ達を引き渡たしまたパトロールを開始す こうして工場についたタブンネはまず広い部屋について解放される。そして「ミィミィ!!」抗議をし始めるが、工場のポケモン(ゴウカザル、ハッサムなどに)が入って来た。 そしてうるさく喚く豚にゴウカザルがインファイトをした。 「ミブギャアアアアアアア!!!!」 死なないように加減されているとはいえ効果抜群の技を受け絶叫をあげる。それを皮切りにリンチをし始め悲鳴が部屋中を包み込んだ。そしてリンチが、終わるとベルトコンベアに運ばれる。 着いた先は毛皮加工所だった。そこに着いたタブンネ達は毛皮と尻尾を剥ぎ取られベルトコンベアに運ばれた。 そして着いた部屋にベルトコンベアがいきなり止まった。だがタブンネ達はさっきから悲鳴をあげてばっかりで体力が限界でピクリともしなく「フィィ…。」と小さく声をあげるだけだった。しかしまたベルトコンベアが動き始めた。そして自分達とは違う同胞の絶叫と激しく回転する大きなミキサーの音を聴いた。 「ミビィ!?ミビャアアアア!!」 それを見たタブンネはどこからそんな声を出せるのか大きな悲鳴をあげた。そして同じように後ろを見たタブンネ達も「ミギャアアアアアアア!!?」「チギャアアアアアアアア!!?」と悲鳴をあげ始めた。 またベルトコンベアは動き始めた。助かろうと芋虫みたいに逃れようとするが、早い速度が出ているベルトコンベアには無駄な抵抗にひとしかった。 「ミギャアアアアアアアアアアアア!!!!」 「チギャアアアアアアアアアアアアア!!!」 「ブギャアアアアアアアアアアア!!!!」 ガリガリガリガリガリガリ ミキサーに落ちる最後までタブンネ達はそれぞれ後悔と絶望感と苦痛に染めた表情で絶叫をあげた。少年に手を出したタブンネは悲鳴をあげずに少年に手を出したことを後悔したまま悲鳴をあげずミキサーに落ちた。 叫び声が止まると、機械の出口からピンク色のペーストが出た。そして様々な工程を終え店に運ばれるのだった。 タブンネによる犯罪が止まらない限りずっと続くであろう。 END
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イッシュ地方のとある場所、プラズマ段の地下実験室 そこでは大量のタブンネが飼育されています タブンネは繁殖力が強く、再生力により治療を施さなくても傷が癒える 正に生体実験にはお誂え向きのポケモンというわけなのです 今日もまた一匹のタブンネが檻から連れ出されてきました 「ミィ?」 正常な状態で観察を行うために適切な量の食料を毎日与えてもらっているタブンネ 警戒心は欠片も感じられません むしろ、久々に檻の外に出られたことを喜んでいるように見えます 因みに、これから行うのはタブンネの精神力調査 トゲキッスのエアスラッシュに対し、どれだけ怯まず立ち向かうことができるかの実験 二匹を実験場に入れ、キッスに指示を出し、実験を開始しました 実験が始まってすぐにトゲキッスが羽を振るい、真空波を放ちます いまいち状況を把握しきれていないタブンネは、そのまま空気ごと切り裂かれてしまいました 私はこの時、当然のようにタブンネが怯んでしまうことを予想していたのです かなりの力を持つポケモンですら怯んでしまうであろうこのエアスラッシュで あのタブンネが、怯まないはずがないと考えていたわけですから しかし、事態はそれ以前の問題でした 「ミギュィッ!」 ピンクと黄色のたるんだお腹は真空波によって易々と引き裂かれ、タブンネの血肉が飛び散ります どうやら二匹のレベルの差が大きすぎたようですね タブンネはそのまま倒れこんでしまいました 地に伏したタブンネを容赦なく切り刻んでいくトゲキッス 次々と浴びせられる真空波によって 大きな耳に、可愛らしい触覚に、まん丸の顔に、小さな手に、愛くるしい足に…… 鮮やかな真紅の傷が描かれていきます このままではタブンネが息絶えるのも時間の問題でしょう しかし、我々は実験動物を殺すのを最大限控えるよう、N様から申し付けられている身分 私がキッスに攻撃の手を休める指示を与えたその時です 「ミミィィッ!」 なんという事でしょうか。タブンネが立ち上がり、雷を撃ち放ったのです 「ミュァッ!?」 ダメージは殆ど通っていないようですが、トゲキッスの方はかなり驚いている様子 しかしその驚きは、すぐさま怒りに変わったようです。無理もありませんね 私もサンドバックであるはずの豚が突然反撃してきたら、苛立ちと情けないのとで同じ感情を抱くでしょう トゲキッスは怒りをエネルギーに代えて、タブンネに発射しました 全力全開の破壊光線が、雷を命中させて調子に乗っている哀れなタブンネを襲います 「ミ!?ミギャァァァァァ…ヒャ…ヒュァァ…」 直撃を食らったタブンネは無事でいられる筈もありません 下半身は蒸発し、上半身も大部分が焼け爛れてしまったようですね 肺すらも焼き尽くされてしまったようで、断末魔の悲鳴もよく聞き取ることができませんでした トゲキッスは攻撃の反動で二発目を撃つことはできませんが、次を待つまでもなく タブンネは息絶えたようです。こうなってしまえば再生力もクソもありません まあこのような経緯があれば、N様からお叱りを受けることはないでしょう それに、怯まずに立ち向かうタブンネの姿を観察することもできました 更にはトゲキッスの全力の破壊光線の威力も観察できたのです このタブンネの死は、決して無駄なものではなかったのではないでしょうか 多分ね 名前 コメント すべてのコメントを見る
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俺は元タブンネ狩り愛好会会員だ。 前会長が突然会を辞めると言った。俺を含む数人の会員は前会長の虐待テクに惚れて入ったのだ。 会長がいないなら俺も辞めたる。ちなみに新会長はヤマダさんに決まった。怪力ヤマダさんが会長になったなら男はみんなムキムキにされるだろうな。 まぁそんなことはどうでもいい。俺は今から釣りに行くのだ。 もちろん釣るのはタブンネ。木の上から釣り糸を垂らして待つ。 しばらくするとタブンネが釣れた。餌付いてないぞ。こいつ馬鹿だ。 下では急にいなくなった母を探して子がミィミイ鳴いている。こいつ母親か。母タブンネは下の子供達に声をかける。 お前、降りたいか?と聞くと当たり前です!と返された。なので突き落とーす!そしたら母タブンネが暴れて俺らが乗ってる枝が折れた 俺は落ちながらもボールからバルジーナを出し乗せてもらう。一方母タブンネは落ちて死んだ。 俺は地面に降りた。子タブンネ達が母タブンネの亡骸に寄り添っていた。中には揺する者もいた。 なにをしたってそいつは起きないんだよ。バルジーナ、これ食べたいかい? この言葉を聞くやいなやバルジーナは母タブンネの死肉を啄み始めた。 子タブンネはバルジーナを追い払おうとするがバルジーナには全く効いていない。 こいつもムーランドやナイフタブンネと同じLv.100。子タブンネが束になったってかなうわけ無い。 やがて母タブンネは骨と内蔵だけになった。満腹のバルジーナは幸せそうだ。俺はバルジーナを撫でてからボールに戻した。 向こうから違うタブンネが来た。子タブンネが寄って行ったことから父親のようだ。 子タブンネから詳細を聞いたのか、恨みのこもった目でこちらを睨んでいる。 父タブンネは俺にとっしんをしてきた。おいおい!ここは大穴だぞ!こいつレベル低ッ! 当然効かない。だがこれは時間稼ぎのようだ。子タブンネ達が逃げようとしている。 俺はその進行方向へタブンネを繰り出す。タブンネはやってきた子供の首にナイフを当てる。 もちろん脅しのため…お、おいタブンネ!切っちゃだめだろ、脅しに使わなきゃ! それを聞いてタブンネは違う子をつかみ、「逃げたらこいつ殺すよ♪」をする。 父タブンネが抵抗を止め、子も逃げるのをあきらめたようだ。 俺のタブンネを殺すことに一種の快楽を覚えている。これでは駄目だ。 殺すことではなく虐待することに快楽を覚えて貰いたい。 そのためにこいつらを使うのだ。だが今日はだるい。明日からにしよう。 タブンネ、あいつら地下牢に閉じこめといて。殺したりはするなよー。 よしタブンネ、早速授業(?)と行こう。 まず四股切断だが、これはスパッとやるよりゆっくりやった方がいい。 では実践。この子タブンネでやってみな。 ザクッ「ミィギャァァァァァァァァ!!」 見ろよ、あの父親必死でこいつを助けようとしてるぜ。ほら、続けて。 「ミビャァァァァィギィィィィィィミ"ャァァァァァァ!!」 うるさいと思う俺はまだまだだな。隣に住む戸形之尾 次賛さんはこれが心地よいと言ってたが。 次は…、塩水につけるか。というわけで用意したのは塩水。 この中に達磨タブンネを…ドボーン! 「○※ ×$■@☆%●▽~!」クタッ ちっ、気絶したか。平手で起こして… 後はナイフで滅多刺しして死ぬまで放置!さ、やってみな! よし、一通り覚えたな。あとは自分の好きなようにやりな。…もう子タブンネいないがな。 ん?タブンネ探しのついでに散歩したい?いいよ、いっといで。人は殺すなよ。 さてこの子タブンネ共と父タブンネを片づけねば。「ミィ、ミィ!」 ん?子供を返してほしいのか、いいだろう。出てこい!ランプラー!バルジーナ! 父タブンネは首を傾げ、なにをするのかと問う。 もちろん、子タブンネ共をこの2匹の餌にするのさ その言葉を聞いてバルジーナは死にかけの子タブンネを食い始め、ランプラーはバルジーナが食い殺した子タブンネの魂を吸う。 父タブンネはやめてくれと叫ぶが気にしない。数分後、子タブンネ共は骨だけになった。 子供を返してやろう、ほれ。 父タブンネは子タブンネの骨を頭からかぶせられたまま泣いていた。 じゃ、殺すか。俺はランプラーとバルジーナを戻し、包丁でタブンネを刺した。 「ッ…!」死を覚悟しているのか、叫び声をあげない。俺は別にかまわないが。 やがてタブンネは血塗れで倒れた。もうすぐ死ぬだろう。ここでボソッと 「子供はランプラーに魂食われたからあの世にいないよ。先に死んだ妻とあの世で再会できるといいね。子供いないけど」 と言ってみる。だが父タブンネはなにも言わず息絶えた。つまらんな。 さ、あいつ探してこよ 名前 コメント すべてのコメントを見る
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トレーナーとして旅に出ていた俺は、家業を継ぐために生まれ故郷の村に帰ってきた。 それから少し経った頃、俺の住む農村にタブンネ数匹が住み着き始めた。 最初は害も無く、可愛い見た目もあってタブンネ達は村のアイドル的存在になった。 寂しさを紛らわすためか、跡取りが居ない年寄りには特に可愛いがられた。 話は変わるが、当時タブンネの繁殖力は凄まじさは余り知られていなかった。 野生のタブンネは鈍足・非力・低脳のため肉食ポケモンに狩られたり、生き残ったとしても今度は他の草食ポケモンに 餌を奪われてしまい餓死する者が多かった。 そのため、野生のタブンネは広域に生息するが、個体数としてはそれ程多くなく前例が少なかったのだ。 タブンネの繁殖力の凄まじさを知っていた俺は、村人に餌をやらない様に警告したが、タブンネを可愛がる幸せそうな お年寄りを見ているとあまり強く言うことも出来なかった・・・これが間違いだったと気付くのは間も無くの事だ。 タブンネの数は増えていったが、村人達もあげられる餌にも限界があった・・・そして図々しさを増してくタブンネ達。 充分な餌を貰えない事に怒ったタブンネ達は喚き散らし、農作物を荒らしはじめた。 それだけに留まらず、家の中に押しかけ食べ物を食い荒らす者まで現れはじめ、食料が見つからなかった場合は 腹癒せに糞尿を撒き散らしていった。 すっかり害獣となったタブンネ達、そして最大の悲劇が起こった・・・・・・ 俺は近所に住む老夫婦からコンバインの調子が悪いと連絡を受け、整備に向かった。 老夫婦の家が目前まで迫った時、タブンネの群れが家から飛び出してくるのが見えた。 家を荒らされたのだろう・・・心配になった俺は急いで老夫婦の家に駆け込んだ。 そこには血まみれになり、倒れている爺さん婆さんの姿があった。 急いで医者を呼び、治療をしてもらったが数日後、爺さんは息を引き取った・・・ 残された婆さんが気の毒だ。タブンネに夫を殺され、家を破壊され、畑も農作物も荒らされ・・・全てを奪われたのだ。 すすり泣く婆さんの姿を見て、俺はタブンネに復讐することを誓った。 俺はポケモントレーナーとしての実力はそれなりにあったが、繁殖したタブンネの数は200匹を超えていた。 脆弱なタブンネでも俺一人では荷が重過ぎる。現に繁殖したタブンネ共は数の力で元々村の近辺に住んでいた ポケモン達を追い出すほどの力を得ていた。 それに対し、村人は老人が過半数を占めている。力での対抗は難しいだろう。 こうして悩んでる間にもタブンネ共は悪事を働き、村が食い物にされている・・・・・・ そんな中、俺はタブンネ虐待愛好会という団体の存在を知った。 HPで愛好会の活動内容を見てみるとタブンネを殴る蹴るだけでなくミキサーに入れて殺したり、耳と両手を切り取ったり等、 正気を疑う様な残虐な内容だった。 残虐な内容・・・と、以前の俺ならそう思っただろう。今は何故か、気分が高揚している。 藁にも縋る思いで、虐待愛好会にコンタクトを取ってみると瞬間で返事が返ってきた。全力で協力してくれる・・・と。 後日、村にタブンネ虐待愛好会員を村に招いた。会長を含め構成員13人と小規模な団体だったが、誰を見ても 異様な雰囲気を身に纏っている。会長曰く「精鋭揃い」という言葉を充分に裏付けていた。 当時無名のこの団体が後に全世界へ名を馳せる事になる。 問題の作戦についてだが、タブンネ共を誘き出し、毒餌で動けなくした後に「秘密兵器」で一網打尽にするという 至ってシンプルな方法だ。毒餌作りには人手が必要だが虐待愛好会指示の下、村人総出でタブンネ駆除の準備を急ピッチで行なった。 そして作戦当日・・・ まずは普通の餌を使ってタブンネを誘導し、散らばっていた群れを一まとめにしていった。 低脳なタブンネ共はこちらの思惑通りに広い畑に誘導することが出来た。 「ミィミィ♪」と嬉しそうな鳴き声で餌を頬張る姿に殺意を覚える・・・ 最後の晩餐になるんだ、毒入りだけど精々味わって食うんだな、糞豚共が。 一匹のタブンネが苦しみだしたのを皮切りに、次々と倒れるタブンネ達。 毒が全身に回ったんだろう、痺れて動けなくなったようだ。中には呼吸が出来ないのか真っ青になってる者も見られる。 畑一面を埋め尽くすように苦しみ、倒れているタブンネ共。 実に素晴らしい光景だが、リフレッシュで解毒されてしまうとよろしくない、一気に決めようか。 俺は用意した「秘密兵器」に乗り込んだ。 「さあ、タブンネ収穫祭の始まりだ」 「秘密兵器」とは農業機械であるコンバイン、しかも大型の物を改造したタブンネ収穫機だ。 会長の「農家らしくコンバインを使ってタブンネを狩り・・・いや、刈りましょう」と、鶴の一声で作られた。 「さあ、刈り入れスタートだ!」俺はコンバインを発進させ動けないタブンネ共を刈り取っていった。 「「「グギャアアアアアァァァァアアァァァーーー!!!!」」」 「「「ウバアアアアアアアアァァァァァァァーーー!!!!」」」 「「「ミギャアアアアアアァァァァァァァァーーー!!!!」」」 鳴り止まぬ悲鳴が心地よい、そして悲鳴とは対照的に村人からは興奮の叫び声が鳴り止まない。 コンバインは稲の刈り入れと脱穀・選別を同時に行うことができる物だ。 虐待愛好会に改造された今でもこの特性は残っているようで、 コンバインによって刈られたタブンネは例外なく耳と尻尾と腕を綺麗に切り落とされ、全身をズタズタに切り裂かれ、血まみれに。 どのような仕組みなのかは知らんが、虐待愛好会の謎の技術による奇跡の発明品だ。 たまに目が潰れる者、手足が落とされダルマランネになる者も見られた。 畑のタブンネを刈り終える頃には選別された耳と尻尾と腕、そして今にも死にそうな糞タブンネ共の山が残された。 村人達は死にかけのタブンネ共を見て同情するかと思いきや、嬉々として暴行を加え始めた。 殴る蹴るだけではない。鉈や鍬でメッタ打ちにする者、草刈に使う鎌で切りつける者、草刈に使う刈払機を使う者までいた。 皆、思い思いの方法でタブンネの命を刈り取っていく。 タブンネ共を見てみると命を奪われる恐怖に涙を流し、ガタガタ震えたり、発狂し汚い叫び声を上げだした。 俺は近くに転がっているタブンネに蹴りを数発ぶち込むと「ミィミィ・・・」と弱々しい声を上げ命乞いを始めやがった。 その姿にキレた俺は自分の頭程度の大きさの石を掴み、タブンネの顔面に何度も叩き付け絶命させた。 畑に集めたタブンネ共が全て死ぬのに時間はかからなかった。 「ミイィィィィ!!」 間抜けな声のする方を見ると引率係のタブンネが数匹と子タブンネが数十匹が顔を真っ青にして立っていた。 大量の餌がもらえると聞いて、書き共を連れて来たのだろう、探す手間が省けたという物だ。 俺が歩み寄ると、恐怖のあまり呆けていたタブンネが我に返ったのか一斉に逃げ始めたが、愛好会員のポケモンに退路を断たれ 成す術もなく捕らえられていく害獣共。まだ殺しはしない、俺は子タブンネという次世代のゴミ共を全て引き取った。 こいつらには村の役に立ってもらう事にする。 まずは後夜祭だ。虐待愛好会からタブンネを使った料理が振舞われた。 タブンネの肉は食べたことが無かったが、実に美味い。これを味わってしまったら他の肉など食えないだろう。 俺はタブンネ共を如何にして有効利用するかを考えつつ、勝利のタブ肉に舌鼓を打った。 捕らえた子タブンネ共には隷属の証として脱穀機を改造した機械に通し、耳と尻尾をもぎ取った。 そして数ヵ月後、成長したガキ共は俺の監視下で強制労働をさせていた。 こいつらの親が荒らした畑の耕し、撒き散らした糞尿の片付け。それだけに留まらず畑仕事もさせていた。 もちろん農作物を摘み食い出来ないように一本残らず歯を抜き取り、顎を砕いた上で口を縫い付けている。 反抗的な豚には暴行を加えた後に、麻薬を打ち込みシャブンネにしてやるとおとなしくなった。 ボロ雑巾のように扱き使われるタブンネ共の姿は村人の癒しとなった。 ポケモンにこんな扱いをすれば普通は外部から苦情が寄せられるだろう。 しかし、タブンネが村を荒らしていた頃に撮影した動画をアップしたのだが、予想以上に反響が大きく タブンネのマイナスイメージを全国に植えつけることに成功し、空前のタブンネ虐待ブームが巻き起こった。 小さな農村で調子に乗ったおバカなタブンネ達の所為で関係の無いタブンネ達が虐待され、野生から姿を消していきましたとさ。 おしまい 名前 コメント すべてのコメントを見る