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バミューダ△(Chouchou 初舞台 ティルア軸) バミューダ△(Chouchou 初舞台 ティルア軸) 主なカードキーカード サポートカード トリガーについて プレイング考察 弱点と対抗策 コメント サンプルレシピ 外部リンク 主なカード キーカード 《Chouchou 初舞台 ティルア》 サポートカード 《Chouchou クレネス》 トリガーについて 内容 プレイング考察 内容 弱点と対抗策 コメント デッキの編集議論に。雑談をする場合などは共有掲示板をご利用ください。 コメント すべてのコメントを見る サンプルレシピ + ... メインデッキG ユニット 枚数 備考 0 Chouchou アマリア 2 FV Chouchou セーラ 4 Chouchou ピッテ 4 Chouchou メルジュ 4 Chouchou リチェル 4 1 Chouchou イルーネ 3 Chouchou クレネス 3 Chouchou シェーラ 3 Chouchou ソニア 3 Chouchou ティノ 4 2 Chouchou ダリナ 3 Chouchou ブランシェ 3 Chouchou ランファ 3 Chouchou リルン 3 3 Chouchou 初舞台 ティルア 4 GデッキG ユニット 枚数 備考 4 Chouchou 超主役 ラプリア 4 Chouchou 話題騒然 ティルア 4 Chouchou 元気印 イリア 4 Chouchou 安息の歌 ミレーナ 4 外部リンク カードファイト!! ヴァンガード Wiki カードファイト!! ヴァンガード 共有掲示板
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カウマ教団とは、この地で信仰されるカウマ教を主宰する組織・団体である。 元々は、宗教概念を人々に植え付け、自分達の住む地を聖地化させる事によって、暴力的な侵略から身を守るべく為に企画された物であった。 統一紀元前2010年近辺、現在のカウマ法国内で数々の金鉱、銀鉱、金剛石の鉱脈が見つかり、これが誰かに知られればこの地を争う戦に成る事は必然と考えられた。 この地の長として存在していたバルトネスは一計を計り、村に住む若人に財宝を持たせ近隣の村や町を購入し、その地の長として君臨させる様に仕向ける。 そしてその長が信仰する神を崇めさせるように仕向けると、聖地巡礼を反強制的に仕向ける事を続けさせ、巡礼に来た者に対してバルトネス達は何らかの金品を渡すと、巡礼が儲かる物だと考え巡礼者の数は多く成って行く。 ただし建前はあくまでも神への祈りを捧げる為であり、欲得を表に出す者は居なかった。 僅か五年でその版図を広げ、現在のカウマ法国領地を獲得すると、更にその外へと向けて人が送られて行った。 バルトネスが作った宗教組織には当初名は無く、ただ神と言う名だけで人を集めていた。 これがカウマ教と成るのは、バルトネスの跡を継いだ者の名前がカウマで有った事からこの名が起こる事になる。 とは言え、カウマ自身が宗教組織に自分の名前を冠させようとした訳では無く、組織を作る上で現神人を欲したエダルノが意図的に操作した事が起因している。 カウマの右目には龍目が宿っており、暴走した稀種を抑える事と、感情が失われてしまったカウマの神々しさを利用した結果である。 現神人に会った者は、その姿に神を垣間見て更に信仰心が高くなる、また暴走を抑えられた稀種達もその不思議さにこの信仰にのめり込んで行く。 しかし、教団の実質的な権力は全てエダルノの手に落ち、彼は自分の思う侭に教義を作成し、逆らう者は決して許さず数々の不幸な者を作り、その怨嗟が高まって行った。 目の戒律はエダルノが作成されたと言われるが、実際はエダルノの死以降に作成されている。 カウマ教の負を全てエダルノに負わせたいと考えたのか、だがバルトネスもカウマも寧ろ稀種に関して擁護者としている部分が多い。 実際、カウマは稀種であり、これを制して教団が力を持ったのも、歴史的事実である事から稀種を忌諱する事は考えられない。 恐らくは猫の目最上主義者が作り出した物であると思われるが、これが誰が何時作られたのかは明確な記録が残って居ない。 教団成立後、200年も経たずにカウマ教は各地に飛び火し、またそれを信仰する者に対して教団が援助する事から、教団は大きな力を持ち始める。 ちょいど各地で王権が発生し始め、その王が信仰する宗教である事から、その国に従う民が挙って入信しルシリア東北部のほぼ全てがカウマ教信者として任じられる様になった。 ただし、王権と神の立場もあり、しばしこれがぶつかり合う事があったが、最終的には神の立場が勝利する。 その度に王は教団への恨みが強く成って行くが、これが爆発するのは更に400年以上の時間が経過してからの事である。
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ろくでなしブルース(前編) ◆QpsnHG41Mg ラウラは黙り込んだまま、ろくに言葉を発しようともしなかった。 仲間がほかの仲間を殺したことがそんなにショックだったのか。 ラウラの表情はさながら苦虫を噛み潰したように歪んでいる。 「フン」 小さく鼻で笑うウヴァ。 役立たずが、と付け加える。 本人に聞こえてはいないだろう。 “まあいい……俺はそろそろ動くか” 傷心の子兎ちゃんにこれ以上構ってやる気なし。 ラウラが何を考えているのかは知らないが、ウヴァは勝ち残らなければならない。 そのために、一陣営のリーダーとして出来ることはいくらでもあるはずだ。 どうでもいい些事は捨て置き、ウヴァはライドベンダーに跨った。 「俺はもういくぜ、ラウラ……まっ、精々頑張ることだな」 緑陣営の……俺の駒として、なぁ――? 「……………………」 恨めしそうに、ラウラは顔だけを上げてウヴァを睨む。 昏い表情だ。相変わらず気に入らない目をしていやがる。 が、ウヴァはそんなことで貴重な部下に当たり散らすような小物ではない。 心の広い俺に感謝することだな、と心中で笑いながら、ウヴァはバイクを発進させた。 それから数分間、ラウラはそこを動かなかった。 この気持ちの整理がつくまでに、時間が必要だった。 何度、どれだけ考えようが事実は変わらない。 シャルロットはセシリアに殺された。それだけだ。 この殺し合いに乗ったのだ、セシリア・オルコットは。 “ならば……最早躊躇う必要は何処にもあるまい” セシリアは倒す。奴は最早、仲間ではない。 奴は、越えてはならない一線を越えてしまったのだ。 一応説得はするつもりだが、それでも聞かないなら容赦はしない。 仮に説得に応じたとしても、戦力を奪って拘束する必要はある。 これでもラウラは、少し前と比べれば随分と丸くなった方だ。 一夏と出会う前のラウラなら、迷いなく殺そうとしていただろう。 そして、ラウラの変化はほかでもない織斑一夏の影響だ。 一夏ならば、きっとこんな時でもセシリアを救おうとするハズだから…… アレはそういう男だ。そんな男にだからこそ、ラウラは心惹かれたのだ。 だから、その一夏に免じて、すぐに殺すことだけはしないでおいてやる。 “それに……シャルロットもそれを望むだろうしな” こんな状況でもラウラを救い、セシリアを止めようとした彼女なら、きっと。 そこでふと、ラウラはシャルロットとの会話を思い出す。 このゲームの勝利条件――ウヴァへの逆転策。 “私は……例え仮初とはいえ、これ以上ウヴァには従えん” というよりも、あんなヤツに、もう従いたくはない。 シャルロットの死を笑い飛ばしたあの虫頭に従うなど反吐が出る。 だからもう出来ない。それは、シャルロットとの友情にかけても、許せない。 だから、ラウラはここで今までの考えを改めることにした。 “ウヴァの陣営の優勝? いいや、違う……私は、私だけの陣営を優勝させるのだ” シャルロットも認めてくれた、この状況を打開するための最善策。 すべてのコアメダルを集めて、自分だけの陣営を作り、優勝すること。 危険分子だけを排除して、極力多くの仲間を引き込み、全員で生還すること。 そうすれば、殺される必要のない多くの者を救って、共に脱出が出来る。 師である千冬も、嫁である一夏も、仲間である鈴音も、みんなで一緒にだ。 その方法なら、きっと一夏も、死んだシャルロットも喜んでくれるハズだ。 ラウラは、たとえどんなことがあろうとも、彼らの思いを踏み躙れない。 ……だが。 今のままでは力が足りない。 ウヴァにも、あのセイバーにも、敵わない。 だから、今すぐにでも、なんとかして力を得たいのだが…… “いや……そう思うなら、これ以上こんなところでじっとしてはいられないな” ラウラの中で、ようやっと前向きな決心がついた。 ○○○ 夕暮れの空を飛びながら、セシリアは一人涙を流していた。 徐々に闇に染まっていくこの空のように、セシリアの心も黒く染まっていく。 セシリアは大切な親友の一人を、この手で殺してしまったのだ。 その事実が、重く昏い闇となってセシリアの内でわだかまる。 「もう……もう……ッ今更……後戻り、なんて……」 出来るわけがない。 この手は既に汚れている。 セシリアはもう、血と怨嗟の色で汚れている。 一度血に汚れたものは、水で洗い流しても完全に綺麗になることはない。 こうなってはもはや、シャルの命を背負って生きていくほか道はないのである。 「……奪った分……私が……ッ幸せに……ならないと……」 うわごとのように呟くセシリア。 これは呪いだ。絶対に幸せにならねばならない、そういう呪いだ。 殺してしまった友の分まで、自分が幸福を掴み、生還せねばならないのだ。 それがどれ程に歪で醜い決意であるか……そんなことはとうに自覚している。 だが、それでも、不器用なセシリアには、もうこれしか残っていないのだ。 「ごめんなさい……ごめんなさい……私は、もう……」 金輪際、面倒なことを考えるのはやめにしよう。 考えれば考える程にセシリアの心はすり減るばかりなのだから。 ここからはもう、一切の思考を捨てて、罪深い一人の女として戦おう。 生き残るため、女としての幸福のため、ただひたすら……目的のために。 悪鬼の仮面を被って、セシリアはただ、一夏と生還するためだけに戦うのだ。 「そのためなら……なんでもしますわ…………」 恋敵を皆殺しにすることすら厭いはしない。 だがしかし、それだけではただの無駄な殺しだ。 生き残るため、生還するために必要なことは…… 「青陣営……優勝……させなくては……」 こうなってはもう、それしかない。 虚ろな瞳でぼんやりと下界を眺めながら、セシリアは小さく呟いた。 シャルを殺したのだ、もはや残りの恋敵も皆殺しにするほか道はない。 中途半端で終わるのでは、殺してしまったシャルにも申し訳が立たないのだ。 だが、恋敵だけを皆殺しにしたとて元の日常に戻れなければやはり意味などない。 恋敵を皆殺しにして、一夏とともに帰る為には、なんとしても優勝するしかない。 「そうですわ……優勝、しなくては……なりませんわよね……? みんな、殺さなくては……殺さないと……この手で……一人残らず……」 壊れた人形のようにブツブツと呟く。 セシリアは、これ以上、物事を考えるのがつらかった。 面倒な考えの一切を放棄して、そう決断するのが楽だった。 だったら、考えは全てこの場のルールに委ねてしまった方がいい。 「……ごめんなさい……皆さん……私はもう……」 申し開きようもない、どうしようもないクズだ。 だが、どうせクズならもう何をしたっていいじゃあないか。 クズならクズらしく、開き直って好きに生きた方が気が楽だ。 だから――今の一言が、友だったみんなへの、最後の謝罪だ。 「ここから先……私は……」 悪辣な鬼となろう。 目的を成すまで、自分の感情をも殺して。 何も考えない戦闘マシーンになって、ただ殺すのだ。 そして、どんなに汚い手段を遣ってでも、絶対に優勝するのだ。 それが……冷たく深い海の底で見付けた、至ってシンプルな答え。 セシリアの表情からは、既に人らしい一切の感情が消え去っていた。 ゲーム開始から、もう五時間以上が経過しているのだ。 あのメモの場所に行ったところで、すでに誰もいないことは明白。 いいや、もうそんなことはどうだっていい。 「どうせ敵はみんな殺すんですもの……こんなもの」 メズールから貰ったメモを手の中で握り潰し、地上へ捨てる。 ただのゴミ屑となったそれは、風に煽られ何処かへ舞っていった。 「……私の敵は……どこかしら……」 死人の如き能面を張り付けて、修羅の道へと堕ちたセシリアは飛ぶ。 次の標的を見付けるために―― ○○○ 「ベーニャンが偽物って……どういうことか説明するニャ!」 ベッドから跳び起き、イカロスに掴みかかるフェイリス。 フェイリスは、友達が友達を殺さなければならない状況が理解出来ずにいた。 イカロスは一体何をもって彼女を偽物としたのだろうか。 聞いても納得する答えが返ってくるとは思っていない。 が、それでも黙っていることなど出来なかった。 「ちゃんと答えるニャ、アルニャン!」 イカロスの肩を掴んで、がくがくと揺らす。 虚ろげな目をしたイカロスは、ブツブツと、何か言っている。 私の記憶と齟齬が、とか。メモリーがどうの、とか。 出てくる言葉はそんな要領を得ないことばかりだった。 やがて、イカロスを挟んで窓に面していたフェイリスの眼が、光を捉えた。 薄暗い夕闇の中で、何かが眩く光っている。 そして、「光っている」と認識したかと思えば、 「ッ―――――――――――!?」 もうすでに、光は硝子の窓を突き破っていた。 よくSFアニメに出てくる、レーザー光線……というヤツか? それが窓硝子を一瞬で粉々に粉砕し、イカロスの背に直撃したのだ。 エンジェロイドの身体を貫通することはないが、しかしその衝撃は凄まじい。 レーザーの余波がイカロスの背で弾けて、狭い室内で吹き荒ぶ突風を巻き起こす。 軽いフェイリスの身体など容易く吹っ飛んで、壁に打ち付けられた。 「あ……アル、ニャン……!?」 フェイリスは怪我という程の怪我をしたワケではなった。 イカロスが壁になってその背中で受け止めてくれたからだ。 だが、代わりにレーザーの直撃を受けたイカロスは―― 「ア、アルニャン! アルニャン! しっかりするニャ!」 人形のような無表情のまま、うつ伏せに倒れていた。 背中の天使の羽根の付け根には、レーザー攻撃によって出来た焦げ跡。 普通の人間ならばとっくに死んでいてもおかしくはないこの状況……。 一体どうして何が起こったのか、そんなことに考えは至らない。 フェイリスはただ混乱するだけしか出来なかった。 『オイ猫女、次が来るぞぉぉぉーーーーッ!!!』 頭の中で響いたモモタロスからの警告。 だが、そんなことを言われて反応出来るわけがない。 馬鹿みたいに、え!? とか、そういう反応しか出来ないのが素人だ。 粉々に砕かれた窓から空を仰げば、次はミサイルがこの部屋へと迫って来ていた。 「ニャーーーーーーーーーーーーーーッ!?」 何をするでもない、ただの絶句だ。 しかし、そのミサイルに命を奪われることはなかった。 ミサイルが着弾する瞬間、何かがこの部屋の周囲を覆ったのだ。 見えない壁に阻まれたミサイルは、その壁の外周を爆風で粉々にする。 頭を抱えて蹲るしか出来なかったフェイリスのそばで、イカロスが立ち上がった。 「敵勢勢力を確認――殲滅します」 システム音声のように、いつも以上に感情のない声で言った。 それから、キュイ、と小さな音を立てて、イカロスの瞳の色が変わる。 翼をばさりと拡げて、イカロスは敵のいる空へと飛び立っていった。 ○○○ イカロスを強襲した敵は、容易に捕捉出来た。 ステルス機能を使うでもなく……ただぼんやりと空に浮かんでいたのだ。 青い機械の装甲を身に纏った襲撃者は、イカロスと似た空虚な表情をしていた。 その少女の身体からやや離れた場所に、数機の青いビット兵器が浮かんでいる。 その名を、セシリア・オルコットと、ブルーティアーズ。 修羅へと落ちた女の名だ。 会話などなしに、ビットの砲門が一斉にイカロスへと向いた。 “ロックオン……されてる……” すぐに対処をしようと、此方からもロックオンし返す。 イカロスの翼から、ビット兵器と同じ数の赤い弾丸が射出された。 永久追尾空対空弾「Artemis(アルテミス)」だ。 アルテミスが一度イカロスから離れると同時に、敵のビットも稼働を開始した。 それぞれが独立した軌道を描いて、セシリアの身体から離れたのだ。 “オールレンジ攻撃……” だが、命中するまで半永久的に敵を追尾し続けるアルテミスには関係ない。 ビット兵器のかく乱はすべてアルテミスに任せて、自分は加速する。 背中の翼をはばたかせて――一瞬のうちに音速に近い速度を叩き出す。 これには流石のセシリアも驚いた様子で、狼狽を露わにするが…… 「――え?」 しかし、イカロスの加速は、セシリアに届くことなく終わった。 翼があるのだから、空は飛べる。飛行に問題はないが、加速が出来ないのだ。 アルテミスも、敵のビット兵器との追いかけっこの末、着弾を待たずして消失。 次のアルテミスを起動しようとするも、もうイカロスの翼は何の反応も示さない。 この不可解な状況変化に、セシリアは凛とした冷たい声で言った。 「あら、メダル切でも起こしましたの……? ご愁傷様ですこと……」 そういうことだ。 イカロスは決して燃費のいいエンジェロイドではない。 確実に殺すつもりで放たれたミサイルから身を守るための絶対防御圏イージス、 レーダーを起動し、セシリアに追いすがるための加速に、果てはアルテミス……。 残り二十枚ぽっちのメダルを使い果たしてしまうには、十分過ぎる消費であった。 むしろ、たったの二十枚でここまでやれただけでも驚くほどだった。 「……あっけない終焉ですわね」 ろくな加速も出来ないイカロスを囲むように、ビットが展開されていた。 その砲門が、うち四機はレーザーを、二機はミサイルを発射する。 加速も出来ない、ただ浮かんでいるだけのイカロスに回避は出来ない。 「あ……ぁ……」 一声掃射されたレーザーが、イカロスの身体を滅多打ちにする。 身体のあちこちで爆発が起こって、エンジェロイドのボディにダメージが及ぶ。 一秒、二秒と経たないうちに、すぐにイカロスはそれ以上の飛行が出来なくなった。 落下してゆくイカロスを、それでも執拗に追撃するレーザーとミサイル。 ミサイルの着弾と同時に身体が爆ぜて、爆風に煽られる。 レーザーの直撃と同時に人形のように身体が吹っ飛ぶ。 “いたい……ッ、くるしい……――” すぐに壊れてしまえない身体を持ってしまったことが恨めしい。 激しい痛みの中にあっても壊れること叶わない。 力も使えずただ苦しむことしか出来ない、生き地獄。 だが、こんな時でも助けてくれる者は誰もいない。 “……マスターは……此処には居ないから” それを思った時、動力炉に別の痛みが走った。 それについて考える時間を待たず、イカロスはアスファルトの地面に激突した。 大きな音と、強烈な衝撃。高く舞う砂埃。 全身を打ち据えるような鋭い痛み。 身体が、思うように動かない。 「しぶとい……ですわね」 アスファルトに沈んだ身体で、首だけを動かして上空を見遣る。 喜びも悲しみもない、深い空虚のような瞳が、イカロスを俯瞰していた。 砕けた大地を引っ掴んで、イカロスはぐぐぐ、と身体に力を込める。 相も変わらず能力は使えないが、それでも何とか立ち上がることは出来た。 あの冷たい目に負けず劣らず空虚な瞳で、イカロスは空を仰ぐ。 セシリアは、それ以上の滞空をやめて、ゆっくりと地へと降り立った。 つかつかと歩み寄った少女は、動かないイカロスの額に、銃を突き付ける。 ちゃき、という音と共に、額に冷たい鉄の感触を感じた。 「これで終わりですわね」 「……撃ってみると……いい……」 眉根をぴくりと動かしたセシリアは、躊躇いなく引鉄を引いた。 ドガン、と大きな音が炸裂して、イカロスの身体が人形のように後ろに倒れこむ。 額にやや赤い痣が出来ていた。 そこから、僅かな血液がつう、と流れていた。 しかし、それだけだ。イカロスに大したダメージは見られなかった。 それどころか、腕を抑えて苦悶の声を漏らすのは敵のセシリアの方だった。 「零距離射撃の……反動……。私は……そんなものでは壊せない……」 「っ……呆れましたわ……! こんなバケモノ、一体どうやって……!」 「それしか武器がないなら……あなたには、無理……」 イカロスは、幽鬼のようにふらりと立ち上がった。 驚愕に一瞬行動が遅れたセシリアの首を、獲物に飛び掛かる蛇の如き素早さで掴む。 その首をぎり、と締め上げて、人間離れした力でセシリアの身体を持ち上げるイカロス。 この少女は敵勢勢力だ。イカロスの命を奪おうとした、正真正銘の敵だ。 排除することに何の躊躇いも感じない。 ここで、ひと思いに殺してあげよう。 「さよなら」 最期に告げる、別れの言葉。 その細い首をへし折ろうとした、その時だった。 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」 聞き覚えのある少女の、悲痛な絶叫だった。 思わず手から力が抜ける。セシリアの身体が、どさりと落ちた。 声の主が、息せき切らして一生懸命に此方へ走り寄って来る。フェイリスだった。 フェイリスは、まろぶようにイカロスにすがり寄り、そのあらゆる動きを掣肘する。 「こんなことやめるニャ! そんなことしたって、何にもならないニャ!」 ……この心優しい少女は、殺人を望まないようだった。 その瞳に澎湃と溜まった涙が、イカロスに後ろめたい気持ちを抱かせる。 その優しい涙が、イカロスの知る誰かの涙と、よく似ている気がしたから。 そんな思考を遮ったのは、視界の隅で銃を構えるセシリアの存在だった。 「ニャッ!?」 危ない、と判断したその瞬間には、イカロスはフェイリスを突き飛ばしていた。 その瞬間、ばん! と大きな銃声が響いて、二人の間を銃弾が通過してゆく。 今狙われていたのは、イカロスではなく……無防備なフェイリスだ。 イカロスに睨まれたセシリアは、苦々しげに表情を歪ませ、再び装甲を身に纏った。 スラスターの噴射による反動で、セシリアは一気に二人から距離を取る。 「……彼女は……無防備なあなたを、殺そうとした……」 それでも、まだそんな綺麗事が言えるのか。そう言いたいのだ。 フェイリスは、しかし、それでも意志を曲げる姿勢を見せない。 「それでも、殺しちゃ駄目ニャ! それじゃあ……駄目なのニャ!」 フェイリス自身も上手く言葉を纏められず、ただ、駄目としか言わない。 だから、イカロスには何が、どうして駄目なのかがわからなかった。 そんな混乱も冷めやらぬうちに、脳内でアラートが鳴り響く。 ――ロックされている。 空に舞い上がったブルーティアーズが、ビット兵器を射出した。 それら全てが、イカロスとフェイリスの二人をロックオンしているのだ。 もはや見境もなし、ということだろう。 とにかく殺したいのだ、あの少女は。 「……フェイリス……メダル……」 「ニャッ?」 「ロックオン、されてる……けど、メダルがない……」 「ニャ、ニャんだってーーーーーーーッ!?」 メダルがないから、防御が出来ない。 最後まで言わなくてもわかってくれたようだから話が早い。 慌てたフェイリスは首輪からオレンジ色のメダルを取り出し、投げた。 ライオンのコアメダルだ。投げ放たれたそれを、イカロスは危なげなくキャッチ。 ビットは六機全てで二人を取り囲むように展開されている。逃げ場はない。 いいや、逃げるつもりもない。 「――イージス、展開……!」 イカロスの声と、ビットによる一斉掃射は同時だった。 ○○○ ブルーティアーズの一斉攻撃による爆発を俯瞰しながら、セシリアは思う。 ああ、また防がれたのだろうな。あの爆煙は着弾による破壊の爆煙ではないな、と。 あの猫耳の女が、イカロスにメダルを分けたから、とかそんなところだろう。 案の定、爆煙から飛び出して来たのは、あの赤髪の少女――イカロスだった。 すぐにビットを向かわせようとするが…… 「……速ッ――」 ――駄目だ! そんな余裕はない……! 尋常ならざる速度だった。音速にも達しようかという勢いだった。 セシリアの反応を上回り瞬く間にイカロスが飛び込んできた。 反射神経などとうに置いてけぼりにされている。 何も出来ないセシリアの頭部を、イカロスの手が鷲掴みにした。 “なんてッ! 馬鹿馬鹿しい……! そんなゴリ押し――!” 対処など出来るわけがない。 セシリアはそこまで人間をやめてはいない。 その身体はぶんと空を切る音を立てて振り回され――地面へとブン投げられた。 イカロスの怪力に重力も手伝って、セシリアの身体はとんでもない速度で急降下。 スラスターを全開で噴射させ、ようやく姿勢制御をしたのは、 “……ッギリギリ! ですわ!!” 固いアスファルトの地面に激突する数センチ手前だった。 即座にレーザーライフル――スターライトを構え直すセシリアだったが、 「……えっ!?」 イカロスを相手に、姿勢制御をしてからの構えではあまりに遅すぎた。 放たれた無数のアルテミスは、既にセシリアの視界の中で円を描いて迫っていた。 円形に展開された一発一発、その全てがセシリアを取り囲むように拡がり、急迫。 横方向の移動は全て封じられたし、下には地面、上にはイカロス、逃げ場がない。 次の行動を起こす前の一瞬のうちに全弾がブルーティアーズに着弾した。 短い悲鳴ののち、セシリアの身体が吹っ飛んで、地面に数度バウンドする。 見たところ直撃だが――しかしセシリア本体へのダメージは今の所存在しない。 ISとはエネルギーが切れるまではどんな攻撃からも装着者を守ってくれる鎧だ。 今回のダメージも全てISが打ち消してくれたのである。 が、しかしだからといって望ましいことはなにもない。 本来ならシールドエネルギーが消費される筈が、急激な勢いでメダルがなくなっていた。 今のダメージをメダル消費なしで受け止めていたらと考えると背筋が寒くなる。 “どうして……あんなバケモノが参加していますの……!?” 頭を抱え、ううんと唸るセシリア。 戦力差がありすぎる。不公平じゃあないか。 零距離射撃でもロクな怪我をしない奴に一般人が勝てるわけがない。 勝てるとするなら、高威力のエネルギー攻撃で一瞬で蒸発させるくらいか。 もしかしたら、それ以外にも幾らでも倒す手段はあるのかもしれないが、 何にせよ、今のセシリアにはそれをやりとげるだけの力がない。 いいや、武装がない、どころか―― “……私のデイバッグが!?” なくなっていた。一瞬前まで肩にかけていたのに。 どうやらさっきの衝撃で、転がりながら落としてしまったらしい。 すぐにスラスターを噴射させそれを回収しようとするが―― 「あなたにこれは回収させない……」 頭上に天使の輪を浮かべた少女が、デイバッグの前に降り立った。 デイバッグの前に立つイカロスが、セシリアにはまるで絶壁のように見えた。 「……殲滅……する……」 まるで脇に大砲を構えるようなイカロスの動作。 その所作に合わせて、光が集束してゆき、そこに巨大なエネルギー砲を顕現させた。 イカロスの超兵器――超々高熱体圧縮対艦砲(ヘパイストス)だ。 “あんなものまで……ッ!!” 絶句するセシリア。 アレの砲身にすさまじい熱量を感知したブルーティアーズがアラートを鳴らす。 アレの威力はおそらく、一撃でセシリアのメダルをすべて刈り取って余りあるだろう。 ISが消失したセシリアに、あのバケモノを倒す手立てはない。 だが、諦めて死を受け入れるワケにもいかない。 「くぅ……ッ」 ビットは駄目だ。アレを飛ばしている間、自分はろくに動けない。 スターライトも駄目だ。今からでは遅いし、威力でもおそらく勝てはしない。 だったら残る道は――ISの機動力を活かしての回避しかあるまい。 セシリアはスラスターを全力噴射して、大空へと舞い上がった。 周囲のどのビルよりも高く上昇したところで、ヘパイストスが火を吹いた。 滅茶苦茶な軌道で飛んでいたセシリアに、へパイストスは――直撃、しなかった。 セシリアの身体の左側に浮かぶビットを蒸発させ、IS本体を掠めて空へと通過してゆく。 「きゃぁぁぁぁ――――――ッ!!?」 ビットの半分が爆発し、その爆風に身体を煽られる。 許容範囲を超えた衝撃に、空での姿勢制御が不可能となる。 くるくると舞いながら、セシリアは落下していった。 地面に激突して、小さなクレーターが出来上がる。 そして、またメダルが減ったことを認識する。 “……これでは……もうこれ以上の戦闘は――” 不可能か……と、一瞬考えたセシリアであったが。 いいや、勝利の女神はまだセシリアに微笑んでくれている。 セシリアの目の前で、イカロスの頭上の天使の輪がすうっと消失したのである。 さっきと同じだ。赤くギラついていた瞳も、ぼんやりとした緑へと変わる。 どうやら、戦闘形態の維持が不可能になったらしい。 実のところ、ヘパイストスも、コアメダルで補ったメダル残量では足らなかった。 今の一撃は、これでも大幅に威力が抑えられたものだった。 それも今の一撃でセシリアが一瞬で蒸発しなかったことの要因の一つである。 もっとも、ソレを差し引いてもセシリアが助かったのは奇跡と呼べるレベルだが。 “とにかく、彼女は今のでメダルの補助分を使い切ってしまったようですわ” それを理解したセシリアの頬がにやりと緩められる。 イカロスはその高性能さゆえ、メダル消費に関しては最悪の燃費なのだろう。 欠点などないかと思われた強敵だが、それはこの場においては致命的な弱点である。 ビットの半分は失ってしまったが、これはISの自動修復機能に任せておけばいい。 メダルを失ったイカロスをなんとかすれば、いくらでもやりようはあるのだ。 一気に逆転したとばかりに笑みを浮かべたセシリアは、 「そのデイバッグを返しなさい。さもなくば、そのメイドを殺しますわよ」 スターライトの銃口を、今も無防備なフェイリスへと向けて要求をする。 どうせイカロス本体を殺すだけの威力はない。こっちの方が脅迫としては上出来だ。 イカロスの表情がぴくりと動くが、しかし思いのほか、イカロスは返答をしなかった。 「私とフェイリスは……関係ない……」 「では、そのメイドさんをお見捨てになりますの?」 「……フェイリスは……私の記憶にない……。必要な人間じゃ、ない……から……」 「あら、そうですの」 ちらと見れば、フェイリスは絶句した様子で口を小さく開いていた。 この状況で唯一の味方に見放されたのだから、もうフェイリスに未来はない。 「憐れなメイドさんですこと」 そういってスターライトを発射しようと照準を合わせる。 その瞬間、フェイリスは転がるようにその場を離れ、イカロスの背後に飛び込んだ。 落ちていたデイバッグを拾い上げ、それを胸に抱きかかえ、また地面を転がる。 立ち上がると、デイバッグを胸元に携えて、フェイリスは精一杯の脅しをかけてきた。 「フェ、フェイリスを撃ったら……このデイバッグの中身まで吹っ飛ぶニャ!」 “ふふっ……何かと思えば、なんて可愛らしい” そんなものは、セシリアにとって脅迫にもなりえない。 自分の身は自分で守るしかないと判断しての行動だろうが…… 悲しいかな、その行動は裏目でしかない。 イカロスから離れさえしたなら、フェイリスなどどうとでもなる。 銃口を降ろしたセシリアは、ブルーティアーズを急加速させ突撃。 驚くフェイリスに次の行動を許さず、激突するような勢いでデイバッグを奪い取る。 ……だが! 「は、離さない……ニャ! 絶対に! 離さないのニャ!」 フェイリスもまた、相当な力でバッグを掴んでいた。 滑空するブルーティアーズに数十メートルも引き摺られて、それでも離さないのだ。 長いスカートが高速で地面に擦れて、どんどんすり減っていくのが目に見えた。 「ええい……しつこいですわ! とっとと! 落ちなさいなッ!」 ついでにその衝撃で死んでくれれば尚いいのに、と表情を歪めるセシリア。 次にフェイリスの身体を襲ったのは、セシリアのIS越しの蹴りだった。 「ッニャァ!?」 猫のような悲鳴を漏らしたフェイリスが、ようやっと落下しごろごろと地面を転がる。 が、計算外の出来事というのはつくづく繰り返されるものだ。 よっぽどの力で掴んでいたのだろう、デイバッグの口も同時に開いてしまった。 フェイリスと一緒に、荷物の凡そ半数がぶちまけられて、地面に散乱する。 “何処までも鬱陶しいメイドですこと……!” 支給品と一緒に転がっている、ボロボロのメイド服を着た女に苛立ちの視線を向ける。 フェイリスもすぐに周囲に転がる支給品に気付いたのか、それらへと手を伸ばしていた。 ――まずい、奴らに支給品を回収されてしまう。 彼女の周囲に落ちているのは、銀色のアタッシュケースと、赤い携帯電話と用途不明のカードが一枚、 ビニール袋に入ったIS学園の男女制服が一式と、シャルの橙色のネックレスが一つ…… 残りは自分のデイバッグに入っているが、重要な支給品は全てぶちまけられているではないか。 ファイズギアはまだいいとしても、 “たとえ他は犠牲にしてでも、ISだけは……!” ラファール・リヴァイブだけは渡すワケにはいかない。 優先順位トップは、迷いなく断然シャルのネックレスの形をしたISである。 幸いにも、フェイリスが最初に手を伸ばしたのはあの銀色のアタッシュケースだった。 セシリアはすぐにビットを展開して、フェイリスと、その周囲目掛けてビームを乱射。 「ニャッ、ニャニャニャァァァ~~~~~ッ!?!?!?」 ビットの展開と同時、フェイリスは慌てて逃げまどった。 ちょろちょろと、まさしく俊敏な猫のように逃げ回るフェイリスに直撃はしない。 が、その周囲で炸裂したビームの爆風に、フェイリスの身体は吹っ飛んだ。 体重の軽い少女を吹っ飛ばすには十分な爆風だ。 フェイリスはそのまま動かなくなった。気絶したのだろう。 ISに引きずられ、IS装着者に蹴られ、果ては爆風だ。無理もない。 何にせよこれで障害は一つ排除した。 支給品はそのまま。チャンスは今だ。 他の支給品には目もくれず、セシリアは真っ先に地表を滑空。 ISのマニュピュレーターがアスファルトで削れることも厭わず、 セシリアはシャルのネックレスをその手に掴み取り、そのまま飛翔。 しかし……それだけで「やりましたわ!」などとは思うまい。 この一瞬の間に、今度はイカロスが、銀のアタッシュケースに手を伸ばしていた。 セシリアはイカロスとはもうこれ以上は戦いたくはなかった。 が、かといってイカロスにファイズギアという戦力を渡すのも嫌だった。 “くっ……仕方ありませんわ……悪足掻きといかせてもらいますわ……!” 展開していたビットが、四方八方からアタッシュケース目掛けてビームを発射した。 イカロスの手が届く前に、ブルーティアーズの煌めきがケースを幾重にも貫いてゆく。 「……あ」 別にどうでもよさそうな、無感動なイカロスの呟き。表情の変化もなし。 イカロスが掴もうとしていたケースは、中身に引火したのか、内部から爆裂した。 爆発の中に、赤の粒子がきらきらと煌めいて舞い上がり、散っていくのが見えた。 それは、ファイズギアが内包していた赤きフォトンブラッドの煌めきだった。 「有害物質の散布を確認……すぐに全焼……消滅。人体に影響はなし……」 イカロスのシステム音声のような報告。 ファイズギアの完全破壊を確認したセシリアは、ほっと一息ついた。 これでもう、あの厄介な鎧が敵の手に渡ることはなくなった。 どうせ自分が使う日が来ることもなかったろうし、 誰かに奪われるくらいなら……ということだ。 他に落ちている物も、セシリアにとってはガラクタ同然。 玩具みたいな携帯電話と意味のわからないカードのみだ。 その携帯電話は気絶したフェイリスのそばに落ちていて…… カードは、風に吹かれてイカロスの足元にぱさりと落ちていた。 イカロスがそれを拾い上げるのを見て、セシリアは寧ろ諦めがついた。 “……まあ、アレらはもう諦めましょう。ISは守り通せたことですし” どの道、あのガラクタ二つを持っていても邪魔だとしか思えなかった。 今はそんなことよりも、自分の首輪の中のメダル残数の方が心配だった。 もう既に、セシリアのメダルはいつ切れてもおかしくないところまできているハズだ。 これ以上戦闘を続けてもしメダル切れを起こせば、勝ち目は絶対になくなってしまう。 口惜しい思いだが……それだけは避けたい。 ここは一旦退いたほうが賢いだろうと判断した。 空中で踵を返したセシリアは、そのまま急速離脱。 あっと言う間にイカロス達から逃げ果せた。 ○○○ 突然奇襲をしかけられた。 短い戦いののち、すぐに去っていった。 ……結果だけを述べれば、こんなところだろうか。 まさに嵐のような戦いであった。 「あの子は……」 戦場だった場所に一人ぽつんと佇むイカロスは考える。 あの青い装甲の少女はほとんど無言だったから、目的はわからない。 ……いいや、ここで人に襲い掛かる目的など知れている。 殺し合いに乗った以外に、一体どんな理由があろうか。 「でも……自分の意思で……?」 虚のような瞳をしたあの少女は、果たして自分の意思で戦っていたのか? 感情を押し殺したようなあの少女は、何を求めて戦っていたのだろうか。 自分と何処か似たあの子ですら戦っているというのに。 この場に来てから、自分は一体何をしているのだろう。 「私は……こんなことをしてる場合じゃ……」 じりじりと、何かがイカロスの心を焦がす。 みんな必死だ。ここにいるみんなが、何かをかけて戦い、殺し合っている。 今この瞬間にも、マスターが何者かに襲われ、殺されそうになっているかもしれない。 そう思った時、イカロスの心を焦がしていたソレが、一気に燃え上がった。 「マスターに……会いに、いかないと……!」 会いにいかねばならない。今すぐにでも。 そのためには、あらゆる万難を排して、戦う必要がある。 さっき戦ったあの子のように、自らの意思で、道を切り拓く必要がある。 「偽物の世界は……全て……破壊してでも……戦わないと……」 イカロスの頭脳は、それが最大の近道であると判断した。 地面に横たわるフェイリスの元まで歩み寄ったイカロスは、その首に手をかけた。 少しでも力を加えれば、ヤワな人間の身体などすぐに破壊してしまえる。 「……フェイリス……」 しかし――イカロスはフェイリスを殺すことは、出来なかった。 いざ殺そうとしたその瞬間、さっきのフェイリスの涙を思い出してしまったから。 あのマスターに似た優しい涙を思い出して……それでも殺せるワケがない。 「違う……私が……殺すまでもない、から……」 だから殺さないのだ。そう言い訳をする。 フェイリスはどうせ、力を持たない一般人だ。 ここで放置していけば、イカロスが手を下さずとも誰かが殺す。 そうだ。何も自分でやる必要はどこにもないのだ。 「さよなら……フェイリス」 イカロスはフェイリスに背を向けた。 もうこれ以上何の得にもならないお守りをするつもりはない。 ここからは自分のためだけに……精一杯、戦って行こう。 イカロスは、自分の意思で歩き出した。 ○○○ 「おい! おいッ! 大丈夫か、しっかりしろッ!」 身体が揺さぶられている。 瞼は重たい。全身の筋肉が、やけに疲れを感じている。 だが、どうにも起き上がれないというほどでもなかった。 ちょうど昼寝のまどろみから目覚めるような感覚だった。 「おいっ、起きろ――」 「――ンニャ……」 幾度となく呼ばれる声に、フェイリスはようやく答える。 そしてフェイリスの視界に飛び込んできたのは―― まず第一に、細くきめ細かに艶めく銀髪。 そして、燃えるルビーのような真っ赤な虹彩。 極めつけて目を引くのは、その片目を覆う黒の眼帯。 ――フェイリスは、彼女の容姿に目を奪われた。 「……素晴らしい……中二魂を感じるニャ……!!」 それが少女を見たフェイリスの正直な感想だった。 「……は? ちゅう、に……?」 「ハッ……!? も、申し訳ないニャ、思わず……」 少女は一瞬怪訝な顔をしたが、それ以上の追及はしなかった。 それよりも、周囲に散らばった支給品や、あちこちに出来た焼け跡を見て、 「私の名前はラウラ・ボーデヴィッヒ。ここで何があったのか教えて欲しい」 短い自己紹介に次いで、状況の説明を求めてきた。 あちこちのアスファルトが、焦げたり、砕けたりしているのだ。 ここで戦闘が起こらなかったという方が無理がある話だ。 フェイリスもまた周囲を見渡して、ことここに至るまでの経緯を思い出す。 そして次に自分自身の身体を見回して、大した外傷もないことに安心する。 “アルニャン……フェイリスには手を出さなかったみたいニャけど……” この場所で出来た友達――イカロスのことが何よりも心配だ。 今のイカロスが何をしでかすかは、フェイリスにも皆目見当がつかない。 もしかしたら、フェイリスは見逃されたが、ほかの参加者は殺している、かも。 そんなことを考えると、フェイリスはいてもたってもいられなくなった。 がばっ、と身を起してラウラに掴み掛り、フェイリスは早口に捲し立てる。 「こ、ここに天使の羽根の女の子がいなかったかニャ!?」 「いいや……私が来た時には、すでにこの状況だった。何も変化はない」 「そんニャ……」 「それよりも私の質問に答えろ」 苛立たしげに眉根を寄せるラウラだった。 フェイリスは慌てて一言謝罪をして、ことのあらましを説明した。 イカロスという友達がいたこと、彼女がニンフを殺してしまったこと。 そこへ突然襲いかかってきた青い装甲の少女のこと、それらを簡潔に、だ。 大体の状況を把握したラウラは、次に二、三質問を投げかけてくる。 その青い装甲の少女は、金髪で、丁寧な敬語を喋ってはいなかったか、とか。 それらの質問に、フェイリスは首肯で答えた。 「あの馬鹿がッ、やはりこれはセシリアの仕業か……!」 ラウラは、憎々しげに拳を握りしめていた。 「そのセシリアって子……ラウニャンの知り合いなのニャ?」 「知り合いどころか。セシリアは……私の仲間、だった」 苦い表情のラウラに、不躾を自覚しながらも質問する。 「だった……? どういう、ことニャ……?」 「……仲間の、ハズだったんだ」 ラウラは、セシリアという少女と、一夏という少年の話をしてくれた。 恋敵を殺し、おそらくは生還するため、殺し合いに乗ったセシリアという少女―― フェイリスは、セシリアとイカロスはとてもよく似ていると思った。 「そんなの悲しいニャ……その子は……止めなくちゃならないニャ」 「そのつもりだ……あの馬鹿は、私が絶対に止める」 たとえ殺すことになったとしても―― まるでそう言っているように、ラウラの瞳は怒りに熱く燃えていた。 友達だから、これ以上間違いを犯す前に止めなくてはならない。 そう考えているのであれば、ラウラもまたフェイリスの仲間になれる。 “でも……この子、危ない目をしてるニャ” 友達が友達を殺すことは、これ以上もなく哀しいことだ。 さっきそれを体験したばかりだから、その悲痛さはよくわかる。 フェイリスはもうこれ以上、そんな悲劇を見過ごしたくはないのだった。 この少女は放っておけない。 このフェイリスが、一緒に行動してストッパーにならなくては…… そう思い、フェイリスはどんと自分の胸を叩き、胸を張って言った。 「ラウニャン……出会ったばかりニャけど、フェイリスたちはもう仲間ニャ!」 「なんだと……?」 「フェイリスはアルニャンを止めなくちゃならニャい…… そして、ラウニャンもまた、同じようにセシニャンを……そう、 よく似た運命を背負いし者同士が出会ったとき、物語は再び動きだすのニャ! ここで終わりじゃないニャ! 何度でも、挫けずに、食らいつくのニャ!!」 そう言って、すっくと立ち上がるフェイリスの眼には……正義の炎が宿っていた。 何度挫けそうになっても、たとえ報われなくとも、諦めることは出来ない。 言葉がどんなにふざけていても、フェイリスの考えは真剣そのものだった。 それを感じ取ったのであろうラウラもまた、背筋を伸ばして立ち上がる。 隣に並び立つと、ラウラはまるで子供のように小さかった。 「そうか……一夏もきっと、そういうのだろうな」 「なら、そのイチニャンともきっとすぐに仲間になれるニャ!」 「フッ……お前ならば信用出来そうだ」 誰とでも友達になろうとするフェイリスが、敵であるワケがない。 そう判断してくれたのだろう。ラウラは小さく微笑んで、 「これから仲間になるなら……私のもう一つの目的を、聞いてくれるか?」 神妙な面持ちでそういった。 「ニャ?」 「私は……このバトルロワイアルで優勝するために戦うつもりだ」 息を呑むフェイリス。 「ソレってまさか……殺し合いに乗るってこと……ニャ!?」 ラウラはやおら首を横に振り、それを否定した。 「……最初はそのつもりだった。……が、今は違う」 「どういうことニャ?」 「死んだ仲間と誓い合った……全員で生還するための方法だ。 私はすべてのコアメダルを集め、陣営のリーダーとなるつもりだ」 そこでフェイリスは、ラウラの言わんとすることを何となく理解した。 このバトルロワイアルは、陣営リーダーとその配下の参加者のみが生還出来る。 いかに上手く参加者を多く引き込んで勝利するか、そういう陣取りゲームだ。 ラウラは……このゲームのルールの穴を突こうというのだ。 元よりこういった頭脳戦ゲームには強いフェイリスは、 「ニャるほど……確かにそれなら!」 胸の前でぽむ、と手を打ち合わせた。 「察しがついたようだな。出来る限り多くの仲間を引き入れて、グリードを排除、そして生還する……!」 決然と言い放たれたラウラの言葉に、フェイリスは光が見えた気がした。 殺されたくはないが、殺したくもない…… そんな二進も三進もいかない状況を打開するための最善策がここにある。 どうして今までそんな簡単な理由に気付かなかったのか、と自分を謗りたくなる。 だが、今はそういった小さなことどうでもいい。 「重要なのはコアメダル……それさえあれば帰れるニャ!」 するとなると、これから二人が挑んでいく戦いは、もはや殺し合いではない。 いかに多くのメダルを手にし、陣営を一つに纏め上げ、優勝するか。 言わばコレは――コアメダルの争奪戦、というワケだ。 “でも……フェイリスのメダルは、アルニャンが……” さっきまで所持していたライオンのメダルは、すでにここにはない。 イカロスが立ち去る前に返してくれていれば……とも思うが、 いいや、この場でそんな上手い話があるハズがないじゃあないか。 フェイリスはこれから、ラウラと共に、一からメダルを集めなおさねばならないのだ。 決意も新たに、ラウラを引き連れ歩き出そうとしたフェイリスだったが、 「……ちょっと待て、フェイリス」 ラウラがフェイリスの肩をつかみ、引き止める。 「その服……着替えないか?」 「ニャ?」 言われて見てみれば、確かにフェイリスの服装はもうボロボロだ。 あちこち黒く汚れているし、引きずられた影響でスカートは破れまくっている。 これでは清潔感など望めようはずもない。薄汚くすらあった。 それに加えて、動きづらいという理由も、ラウラの指摘にはあるのだが。 「ニャゥゥ……フェイリスのアイデンティティが……」 嘆くフェイリス。 二三歩歩いたラウラが、近くに落ちていたビニール袋を拾った。 中に入っているのは――何かのコスプレのような、白い制服。男女用、二着だ。 それは、男女両方の制服を着こなすシャルロットに支給されていた支給品。 さっきの戦いで、セシリアが落とし、そのまま放置していったものだった。 そしてそれは、一目みればわかる。ラウラと同じ衣装だった――! 「これに着替えるといい。私と同じ学校の制服だ。メイド服よりは動き安いだろう」 「……コレ、ラウニャンとおそろいニャ!?」 「まぁ……そうなるな」 フェイリスの表情が、ぱっと明るくなった。 この可愛らしいラウラと同じコスプレ衣装がそこにあるのだ。 元々フェイリスはコスプレが好きだ。メイド衣装は惜しいが…… しかしこれを着ることでこの可愛いラウラとお揃いになれるなら、悪くない。 フェイリスは喜んで着替えを受け取ると、近場の建物の物陰へ走った。 ――と、その途中で、赤い携帯電話のような玩具があることに気づき、 『ってオイ! お前、オイ! ソレッ!!』 それに意識を向けた瞬間、頭の中でモモタロスが声を荒げた。 拾えというのだろうか。一度立ち止まり、それを手に取って眇める。 液晶画面が透明になって透けているソレは、玩具にしか見えない。 「この玩具がどうかしたのニャ? モモニャン」 『どうしたもこうしたもねぇ! そいつぁ玩具なんかじゃねーんだよ! そいつぁなぁ! 俺たちの……俺たちのッ! ケータロスじゃねーかッ!!』 頭の中で騒ぎ立てるモモタロス。 ウラタロスやリュウタロスらも、何処かざわついていた。 なんだってこんなところにケータロスが、とか。 もうクライマックスフォーム? になれないかと思っていたよ、とか。 っていうかケータロスなくなってたんだ、気付かなかったー、とか。 ちなみにみんながそうやって騒いでいる間、キンタロスは居眠りをしていた。 「これ、みんなにとってそんなに大切なものなのニャ?」 ケータロスの何度かかぱかぱと開け閉めして遊ぶフェイリス。 フェイリスは、この玩具の有用性がまったくもって理解出来ていなかった。 それでまたイマジンたちは騒ぐのだが―― 『なんだ、騒がしい……我の眠りを妨げるでない!』 「え?」 聞いたことのない声が、フェイリスの頭の中で響いた。 男の声だ。静かで、それでいて何処か厳かで、高貴な声。 四人のイマジンのうち、誰のものでもないその声は―― 『わー! 鳥さんだー!』 『お前、いないと思ったらこんなとこにいやがったのか!』 『おお、誰かと思えば我の家来ではないか。こんなところで何をしているのだ?』 紫のイマジンと赤のイマジンに、その「白いイマジン」が答える。 今まで眠っていたのであろうそいつは、状況をまるで理解してはいない。 おそらく、ここが殺し合いの場であることにさえ気付いてはいないのだろう。 フェイリスは小首をかしげながら、頭の中の白いイマジンに質問する。 「……鳥さん、ニャ?」 『なんだ貴様は? 頭が高い! 我は王子であるぞッ!』 「えっ!? ご、ごめんニャさい……ッ!」 『あははー! ニャンニャンが鳥さんに怒られてるー!』 どういうワケか怒られた。 どうしてリュウタロスに笑われているのかわからなかった。 何が何だかわからぬうちに、フェイリスの脳内はまた賑やかになった。 元からフェイリスは重度の中二病を患っているのだ…… 見る人によっては、更にヤバく見えるかもしれない。 ○○○ 地表を車ほどの速度で滑空していたISが、光となって消失した。 高さにして一メートルほどの地点から、セシリアは飛び降り着地する。 周囲を見渡すが、セシリアを追ってくる影は見られなかった。 あの天使の姿をしたバケモノは追いかけてきていない。 ほっと胸をなでおろしたセシリアは、首輪の中のメダルに意識を向ける。 「……消耗、しすぎましたわね……」 手の平に、セルメダルが五枚転がった。 これが今のセシリアが持てるありったけのセルメダルだ。 五枚。少なすぎる。 完全にメダルが尽きる前にISを解除したのだが、これでは無いも同然ではないか。 ISの自己修復にも時間は掛かるだろうし、もうこれ以上はISにも頼れない。 今後は拳銃一つでなんとかメダルを集めていかねばならないなと思った。 その為にも、さっきのような考えのない戦いをしてはいられない。 「ああ……いけませんわね……私としたことが」 さっきはシャルのことで、気がどうにかなりそうだった。 とにかく前に向かって動いていないと、気が狂いそうだった。 だから手当たり次第に襲いかかって、殺そうとしたのだ。 だが、相手の戦力を見計らわずに挑むのは無謀すぎる。 今回のミスは、教訓として先に活かしていこう。 「……これからは……もっと賢くいきませんと……ね」 賢く……そうだ。 殺し合いに乗っていない人のフリをしよう。 なんとか集団に取り入って、油断してるうちにこっそり殺そう。 一人でも殺せばセルメダルもどっと補充できるだろうし、そうなればあとは簡単だ。 ISを起動して、残りのチームメイトも殺せそうなら一気に殺してしまうのがいい。 「ええ、それがいいですわ……そうしましょう……ふふ」 騙し打ちで賢く、確実に殺していくのだ。 そうやって殺せば、きっとちゃんと殺せる。 もっと殺すためにも、それで殺していくのが一番だ。 ああ、殺すのがいい。それで殺して、もっと殺していくのだ。 だから、殺そう、殺そう。一人でも多く、どんな手段を使ってでも、殺そう。 もっと殺せば、一夏とセシリアだけでも幸せになることが出来る。 たくさん殺したから、幸せになる権利を得ることができる。 ここはそういう世界だ。だから殺さなくては……! 「ああ……そうですわ……早く……誰か……殺しませんと……」 見開かれた目は笑っていないのに、口元だけが緩く微笑んでいる。 セシリアの心は、もうとっくに壊れていた。 人の心というものはそれほど強いものじゃあない。 今まで平和に暮らしていた人間が、いきなり人の死を見せつけられて、 その上親友の一人をこの手で惨殺してしまって、それでPTSDに陥らないワケがない。 だが、それも元をたどれば、すべてたった一人の愛する男のため。 「そうですわ……これも全部、愛する一夏さんのためですもの…… 一夏さん……ああ、一夏さん……何処にいらっしゃいますの? 私、殺しますから……沢山殺しますから……一緒に……ふふっ」 早く会いたい。愛する殿方に、一刻も早く会いたい。 だが、そのためには一人でも多くの敵を殺さなければならない。 だから、殺すための武器は常に万全の状態に整えておかなくては。 うわ言を呟きながら、セシリアは拳銃に予備の弾丸を詰めていく。 そんな倫理観の狂ってしまった少女の耳朶を打ったのは―― 悲痛な事実を告げる、定期放送の音声だった。 【一日目-夕方(放送直前)】 【D-5/市街地 北西寄り】 【セシリア・オルコット@インフィニット・ストラトス】 【所属】青 【状態】ダメージ(中)、疲労(大)、精神疲労(極大)、倫理観の麻痺、一夏への依存 【首輪】5枚:0枚 【装備】ブルー・ティアーズ@インフィニット・ストラトス、ニューナンブM60(5/5 予備弾丸17発)@現実 【道具】基本支給品×3、スタッグフォン@仮面ライダーW、ラファール・リヴァイヴ・カスタムII@インフィニット・ストラトス 【思考・状況】 基本:一夏さんと二人で生還したいので、邪魔者は殺しますね? 1.一夏さんが欲しい。ので、敵は見境なく皆殺しにしますわ! 2.一夏さんのためなら何だって出来ますの……悪く思わないでくださいまし。 3.一夏さんのために行動しますの。殺しくらいなら平気ですわっ♪ 【備考】 ※参戦時期は不明です。 ※制限を理解しました。 ※完全に心を病んでいます。 ※一応、青陣営を優勝させるつもりです。 ※ブルーティアーズの完全回復まで残り6時間。 なお、回復を待たなくても使用自体は出来ます。 NEXT ろくでなしブルース(後編)
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PC名:アシリア・ヴァレンティーノ PL名:劉度 戦績ポイント:5 消費経験点:51 種族:人間 ワークス :高校生兼シスター 年 齢:16 性 別:女 髪の色:青 瞳の色:水色 肌の色:白 身 長:162cm 体 重:49kg ウィザードクラス:聖職者Lv.7 スタイル クラス:アタッカーLV.0 属性 :火/天 総合 レベル :7 クラス クラス レベル 聖職者 7 CF修正値:3 プラーナ 内包値:7 解放値:3 基礎能力値 ベース 成長値 現在値 筋力 12 器用 8 敏捷 8 精神 7 知力 5 信仰 7 知覚 7 幸運 9 戦闘値 ベース クラス修正 特殊能力 総合レベル 未装備戦闘値 装備 最終戦闘値 命中 7 3 1 1 6 18 18 回避 7 2 0 -1 -2 7 攻撃 10 4 3 17 16 33 防御 9 2 1 12 13 25 魔導 8 0 1 9 2 11 抵抗 8 0 2 10 1 11 魔攻 6 0 2 8 8 魔防 6 0 3 1 9 10 20 耐久力 33 5 3 37 7 48 魔法力 27 2 4 29 11 22 行動値 10 2 0+7 19 19 移動力 ベース 特殊能力 未装備状態 装備 最終値 2 2 2 ライフパス 出自・生活 特徴 効果 あやしい家系 秘密の力 【命中】+1,【回避】-1 リビングレジェンド 名声 あなたが行うみずからの持つコネクションに関わる情報収集判定に+3の修正を得る コネクション コネクション 関係 グイード・ボルジア 兄姉 ヴィヴィ先生 秘密 鈴鹿葉月 友人 和泉京香 弟妹 ローマ聖王庁 桜花寮 特殊能力 名称 SL タイミング 判定値 難易度 対象 射程 代償 効果 月衣 ― 常時 自動 なし 自身 なし なし アイテムを隠す 月匣 ― 常時 自動 なし 自身 なし なし 月匣を展開する 物理攻撃力UP ― 常時 自動 なし 自身 なし なし 【攻撃】を+[CL+3]する 代償軽減:特殊能力 1 常時 自動 なし 自身 なし なし 特殊能力の代償として消費するMPを-SL点減少 祝福 1 常時 自動 なし 自身 なし なし 『ウィッチブレード』の攻撃修正を+2し、その武器での物理攻撃のダメージは火属性の魔法ダメージになる 聖遺物 1 常時 自動 なし 自身 なし なし 祝福 で指定した武器すべての攻撃修正をさらに+[SL+1]する。その武器による物理攻撃のダメージは特殊能力で軽減したり、0にしたりできない 教団の支援 1 メジャー 自動 なし 自身 なし なし 『ウィッチブレード』の命中修正を+[SL+1]。シナリオ1回 神罰代行者 3 セットアップ 自動 なし 自身 なし 4HP ラウンドの間、命中判定を+[SL×2]、【攻撃】ジャッジを+[SL×4]し、リアクションの達成値に-4する 退魔 3 マイナー 自動 なし 自身 なし なし メインプロセスに行う【攻撃】【魔防】ジャッジの達成値に+10する。「シーンSL回まで」(元:シナリオSL回まで) 超級聖人 ― 常時 自動 なし 自身 なし なし 退魔 の効果を「シーンSL回まで」に変更する。また、 退魔 を使用した攻撃の対象が裏界と闇界のエネミーの場合、【攻撃】【魔攻】ジャッジの達成値に+10 祓魔撃 1 メジャー 命中 対抗 単体 武器 1MP 対象に 祝福 で選択した武器による物理攻撃を行う。この攻撃の射程を+1sqし、ダメージロールの達成値に+[SL×3する] 天罰 ― メジャー 自動 なし 自身 なし 9MP 即座にメジャーアクションを2回行う。シナリオ1回 神鎧 3 オート 自動 なし 自身 なし 3MP ダメージロールの直前に使用する。【防御】【魔防】ジャッジの達成値を+[SL×4]。ラウンド1回まで 神聖呪言 1 オート 自動 なし 単体 3sq 7c,1P 対象が「タイミング:常時」以外の特殊能力を使用した時に使用。その特殊能力の効果を打ち消す。アクションを消費する特殊能力を打ち消した場合、対象は打ち消された特殊能力を使用する以外のアクションを選び直す。シナリオSL回まで 伝家の宝刀 4 常時 自動 なし 自身 なし なし SL個、総額[100万+100万×SL]v.までのアイテムを常備化する 伝家の術式 1 常時 自動 なし 自身 なし なし [100万+100万×SL]v.以下の魔法を常備化する 断罪解放 ITEM マイナー 自動 なし 自身 なし なし そのシーンの間、使用者がエミュレイターから受けるダメージを5点軽減し、それらに与えるダメージを+5 ブレードアサルト ITEM メジャー 自動 なし 自身 なし 1P 使用者は全力移動を行い、移動後にウィッチブレードによる攻撃を1回行う。この時、命中判定の達成値に-2,ダメージロールの達成値に+5。この特殊能力はウィッチブレードに搭乗中かつ飛行状態でのみ使用可能 EX月衣 エクスキューショナー 1 常時 自動 なし 自身 なし なし 神罰代行者 による【攻撃】ジャッジへの効果を+[ 神罰代行者 のSL×4]に、リアクションの達成値への効果を[5-SL]に変更する(適用済み) 魔法 魔法記憶容量:11 名称 魔法レベル 種別 タイミング 判定値 難易度 対象 射程 代償 効果 コンティニュアルライト 2 汎用 メジャー 自動 なし 効果参照 効果参照 3MP 使用したタイル全体を対象とする。そのシーンの間、対象のタイルの明度を+1する(最大4) ヒートシフト 1 付与 オート 自動 なし 単体 0sq 4MP ジャッジの達成値を+2。Cは発生せず、Fは発生する フェザーウォーク 1 付与 オート 自動 なし 自身 なし 1MP,2c 移動を行う前に使用。メインプロセスの間、【移動力】+1 オラクル 1 汎用 メジャー 自動 なし 効果参照 なし 4MP GMに直接質問できる。GMは回答を拒否してもよい。その場合、使用した回数には含めない。1シナリオ1回まで 武装・魔装 重量上限:18 魔法装備可能レベル上限:11 名称 種別 重量・魔法レベル 命中 回避 攻撃 防御 魔導 抵抗 魔攻 魔防 耐久力 魔法力 行動 移動 射程 装備部位 備考 ウィッチブレード 片手 6 -1 16 1 -1 0sq 片手 伝家・祝福(天属性魔法ダメージ)・聖遺物(特殊能力無効)・教団の支援・ ブレードアサルト ・4スロット エネルギーブースター option 2 オート:搭載した箒による【攻撃】ジャッジの直前に使用。達成値+6。シナリオ1回。2スロット 魔法迷彩 option 0 常時:この塗装は10点分のHPを持つ。搭乗中に魔法ダメージを受けた場合、塗装のHPから差し引くこと 聖堂法衣 カテドラルカソック 防具 2 3 2 2 4 衣服 機動聖衣 で安売り・伝家・ 断罪解放 マジックハット 防具 1 1 1 1 頭部 シスターの頭のアレ 鎖帷子 防具 3 防具 -1 5 上半身 インナー ボルカニックブラッド 魔装 5 3 -2 5 7 -10 -1 防御 伝家 クイックエンブレム 魔装 1 -1 2 付与 所持品 名称 重量 効果 スマート0-phone 0 高性能携帯電話 MUGEN-KUN 0 クレカ 幸運の宝石 1 パリンする カソック 2 普段着 セイントコマンド 0 発動魔法のMP代償を-1 使用経験点 初期作成経験点51 点数 内訳 20 伝家の宝刀 10 セイントコマンド,クイックエンブレム 6 伝家の術式,オラクル,妹 5 エネルギーブースター,魔法迷彩,ローマ聖王庁 10 エクスキューショナー イタリア生まれのシスター。元は怪しいながらも家格の高いお嬢様だったが、7歳のころに修道院に預けられる。そこでウィザードとして覚醒し、グイード・ボルジアの下でエミュレイターと戦ううちに聖王庁でも一目置かれるリビングレジェンドとなった。色んな意味で。 現在は輝明学園で高校生活を送りつつ、周辺のエミュレイター事件にボルジアからの指示を受けて介入している。 最近の悩みは、知り合いが裏界勢力ばっかりということ。これでいいのか聖職者。 (7/28)そろそろ神罰代行者のコスパがヤバいことになってきた。
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アチャ 「お前はおれだ!!」 「お 前 は お れ だ !!」 「おれもこの通りだった!! 俺もこの通りの様だったんだ!!」 ドンキ「カッ カハ… カハッ… カハ…ッ カハハ…ッ カハッ」 「正義の味方が泣くなよ 悪人に敗れたか 」 「正義の味方が泣くな 誰にも泣いて欲しくないから正義の味方になったのだろう 」 「人は泣いて涙が枯れて果てるから 正義の味方になり英雄になり果て 成 っ て 果 て る のだ 」 「ならば笑え 倣岸に 不遜に 笑え 自分は正義だと 」 「私は覚める お前はいつまで夢見るのだ 哀れなお前はいつまで 夢 見 な け れ ば な ら ぬ ? 」 アチャ 「膨大な私の過去を 膨大な私の未来が粉砕するまでだ 」 「なぁに直ぐだ 宿敵よ いずれ地獄で 」 ニィ・・ ドンキ「声が 聞こえる ああ あれは 故郷の声なのか 」 「皆が 呼ぶ声が する 子・・・供・・・ら・・・が 行か・・・な・・・きゃ・・」 ボロッ ボザッ グシャッ 「みんな・・・が ま・・・っ・・・て サン・・・チョ・・・が 」 「サン・・・チョ・・・泣い・・・て・・・は な・・・ら・・・ぬ 騎士・・・の・・・従・・・者が・・・泣い・・・ては・・・」 ドンキホーテの槍がヴラドの心臓を貫く 「ああ…やはりバケモノを倒すのはいつだって人間なのだな英雄狂」。 しかし、勝利をおさめた英雄狂に喜びの色は無い 「串刺し公、あなたは吾輩のようなものに敗れてはいけないのだ。」 苦悩に満ちた表情でアロンソ・キハーナは呟く 「司祭様 世界にはあまたの愚かな英雄狂たちがいます 彼らを見ると私は思うんです 彼らは本当に英雄を信じて存在するのか 彼は冒険を望む 血みどろの活劇を それはもはや嗚咽や渇望に近いんです それは彼らが冒険物語を望むのではなく 物語の外に英雄がいない事を知る絶望なんです。 ドン・キホーテ・ラ・ラマンチャ 憂い顔の騎士 渋面の騎士 ライオンの騎士」。 あの男は幾つもの物語を夢見たんだろう 幾千幾万の英雄譚を読みふけったんだろう 最早彼の夢見たものは何処にもありません。 幻想も英雄も精霊も 吸血鬼も怪物も騎士道さえも 幻想から妄想へ 何から何まで人々の心から消えてなくなり 真っ平らになった世界に生まれてしまった騎士 「私はね 司祭様 あの道化のような人が あの愚かで 狂気の世界を生きる時代遅れの男が ひどく純粋な 己の信じた道を貫く求道の騎士に見えるんです」 少しずつ透明になっていく手を眺めて、老紳士は自嘲気味に笑った。 「少年、私の妄想物語に付き合ってくれて感謝する」 「・・・ライダー」 「もうよい。それは本来、私ごときに与えられるものではなく、あの勇敢なるアマディス・デ・ガウラのような、本物の英雄に与えられるものだ。ここにいるのは、ただの騎士道狂いの大馬鹿者にすぎん」 何を言っているのか。ただの大馬鹿者が、この聖杯戦争をあそこまでかき乱せるわけがないのに。 「幻想の世界など、ありはしない。いや、事実ありはしたが・・・、私のごとき凡骨が踏み込んではならないものであった」 「ライ・・・ドン・キホーテ」 老紳士は笑う。その名前も、自分には相応しくないと。それでも――― 「あなたは、確かに騎士だった。立派な騎士だった」 「・・・・・・ありがとう。死の間際、サンチョ君もそういってくれた」 あぁ、サンチョ・パンサは狂ってなんかいなかったのだ。ただ、気づいていただけだったのだ。 彼が、騎士であることに。 「さようなら。ドン・キホーテ」 「あぁ、さようなら。我が親愛なる魔術師の少年よ」 ヴラド「私は殺した。 殺して殺して殺して殺して殺し尽くした。 敵を殺した味方も殺した。正義の為と、民衆を護る為とことごとくを殺し尽くした。 その果てが、この様だ。 私の身体はいつしかヒトでは無くなってしまっていた。 衛宮士郎よ。正義を目指す若き求道者よ。 君がその道を進み続けるというのなら、その果てにあるモノがヒトでは超えられないモノであることを理解しろ。 ―――――君もいつか、私のようなただの殺戮者に成り果てる」 ドンキ「じゃが、それでもお主は護る者として殺し続けるのだろう お主は折れぬ。屈せぬ。何処までも己を信じ、何処までも駆け抜ける。 自らの信じるところを成す。例え、その先に待つのが破滅への運命だとしても。 結局、私は己を最後まで貫くことはできなんだ……。拙き物語でも、貫き通せば真実になれたかもしれぬのに。 なれど、お主は英雄の名に相応しい。 かつて私が夢見た、強く、猛々しく、信義に生きる、誉れ高き騎士の名に」
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村企画/『檻』 取り急ぎ鳩から失礼致します。ネリー予約します。 -- 参加希望者 ネリー予約の旨、wikiに反映させました。 -- 参加希望者@11/11 8:37:33 名前の読みかえ(e.g.英語→フランス、ドイツ語)ありますか。イングランド? -- 基本的に英語そのまま、と考えてますが、突拍子じゃないものなら基本OKかな。念のためセシリアの人にも聞いてみたいので少々お待ち下さいませ。 -- tuyet、村立て 遅くなりました。tuyetさんの書かれているそのままで問題無いと思います。 -- セシリア 中世ならばイングランドでも国教会でなくカソリックで良いですか?一応「牧師」でなく「神父」の読み替えでお願いしたいので。 -- ルーサーの人 全く問題ありません。素敵キャラ、期待しています。 -- tuyet,村立て 質問です。(1)少女はプロローグの最初の段階から檻に入ってますか? (2)官憲に命令され、少女に食事を与えたり、襲撃された人間の遺体を処理するRPを行うのは可能ですか? -- ネリー予定 (1)檻には入っていません。投獄されるRPが入ります。「進行、プロローグ」の欄に詳細を書き足しましたのでご参照下さい。 -- tuyet,村立て (2)OKです。歓迎します。いつ命令されたか決めておくとスムーズになるかと思います(何らかの理由で以前から詰め所に出入りしていた、設置されてから命令された等) -- tuyet,村立て 進行の「プロローグ、1日目」では、「セシリアの第1発言でアーヴァインを噛む予定」って書いてます。少女は檻に閉じこめられるまでの間、他のPCと会話することはないのですか。 -- 参加希望者 現在、基本的になし。と考えています(既にかなりの土台、プロットを組んでいます) もし何か縁故などの強い希望がありましたら考慮しますので、もしあれば差し支えなければ具体的にお聞かせいただけますでしょうか? 一応、檻の設置終了までの描写はできるだけ早く完成させるつもりです。 -- tuyet,村立て 判りました。オープニング、楽しみにしております。オープニング以前にたってと希望するような縁故は今のところ考えておりません。 -- 参加希望者 季節は…いつごろですか。 -- 参加希望者 敢えてアバウトにしています。真冬以外で、程度。寒すぎると少女には堪えるでしょう。 -- tuyet,村立て 上の人と同一人物ではありませんが、では入った人が勝手に決めてもいいのでしょうか?早い者勝ちで。 -- いい意味で「早い者勝ち」はOKですが、無敵設定や全体、他人にあれよあれよと設定を決定していくのは奨められませんので、気をつけて行って下さい。季節は一応OKかと。 -- tuyet,村立て 檻が作られたのは、セシリアが捕まってから何日後のことですか? -- ルーサー 特に描写しませんでしたが、1〜3日程度です。聖具の製作もありますので決めてもらっていいですよ。 -- tuyet,村立て 【緊急連絡】何故か役職が霊能者です。どなかた「ランダム」or「智狼」を希望された方が居るのではないでしょうか? このままゲーム続行するか、廃村してやり直すかどう致しましょう? -- セシリア ■旧村の扱いについてセシリアが霊→智狼と移動する際、すべての参加者の役職が旧と新でずれる可能性があるので、新村の進行に合わせて旧村を進行させるのは無理だと言う指摘を、外部の方にいただきました。後、進行させた場合、画面を見ると役職によっては希望に関するメタ情報を見てしまう事になるので、1)旧村はもう完全放置、勝手に結着していても見ない。(人狼物語に突然死のペナルティは無いので、それは一応幸い。ただ、戦績に突然死の記述が入ってしまうのが嫌な人がいるかも?)2)突然死を回避する為に旧村を一日目 8の提案のように動かす。新村が勝敗のある村である事をやや諦める。(旧村の操作が参加者の手間になるのが面倒ですが。) のどちらかにするしかない気がします。どちらが良いでしょう?-- セシリア 私はどちらでも構いません。戦績・勝敗にはこだわっていませんので。 -- ルーサー 私もどちらでもokです。お任せします。 -- カミーラ 旧村の進行は、私もどちらでもOKです。それと、もしあと2人が来ない場合は、役職バランスを変更しないといけませんね。人狼はセシリア含めて2人? -- ネリー メッセージで瓜科雑談村よりの伝言をいただきました。【あず国には突然死ペナルティがあります。】69村で発生した突然死者のユーザー情報を見ていただければ分かりますが、何日間かの参加停止期間が発生します。だそうです。2007-11-16 (金) 22 12 43の1)の場合、ペナルティ期間にあず国に参加したい場合、新ID取得の必要が発生するようです。-- セシリア 更新したら適当にセットしておいて自動的に終わるのを待つ・・・しかないですかね?勿論私はそれでも構いません。 -- ルーサー そうでしたか…。後、ちなみに私も↑のやつでも構いませんよ。 -- カミーラ 編成は、8人になる場合、狼2はそのまま私がC狂希望で入りなおすのが良い気がします。それ以外にすると、希望役職を弾かれる人が出て来るのと、私以外が入りなおすとなんだかメタっぽくなるので…。 -- セシリア 8人編成になる場合はセシリア案に賛成。参加COしているヘンリエッタ、ゴードンが来てくれるか新たに参加者が加わって十人程度の人数になるのが一番よいけれど。メタ漏れについてはこうなってしまうと致し方ないと思っております。 -- クインジー ■旧村を進行させる場合新村より旧村が遅く終り、かつメタ漏れが少なくする為に。○占い→「カミーラ」か「セシリア」にセット○人狼/智狼→襲撃は常に「おまかせ」で襲撃停止○守護→「セシリア」にセット(ゴードン、ヘンリエッタが突然死の場合智狼の初回襲撃がヒットする可能性があるので、確実に村側でメタ漏れが少ないセシリアを護衛。)○処刑のセット→ゴードン、ヘンリエッタが突然死の場合)三日目投票はゴードンかヘンリエッタ→4日目と5日目はカミーラ→セシリアの順で処刑すると、7人:狼狼村村霊守占→6人:狼狼村村守占→5人:狼狼村村占で、5日目までは続く。村日数は最大6日目まで?突然死が無い場合は、ゴードンorヘンリエッタに智狼COをお願いして、智狼を処刑。処刑後にセシリアとカミーラを処刑すると、同様の展開になるのかな。★6日目の更新後は、村ログではなく人狼物語トップページでまず「結着」かどうかを確認。結着でかつ新村が終了していない場合、エピローグのページは開かない。~-- セシリア …最近、計算していないので、間違いがあるかもです。旧村進行する場合、良案ある方は是非教えて下さいませ〜。 -- セシリア 新村を短縮するなら、新村の一日目を24時間コミット進行にしても良いかもしれませんね。プロローグが長くなっている事ですし。 -- セシリア 失礼します。システム的なことを少し。 ○突然死狼は襲撃を行えません。 ○このまま発言が無い場合、ゴードン、ヘンリエッタの死亡は1日目→2日目の更新時になり、吊りとは無関係になります。よって、2日目の時点で7人。3日目6人、4日目で5人です。 -- melonko 無事開始いたしました。ありがとうございました! -- セシリア (少し連絡)すみません。村立て人(及びウェンディ)ですが、夜勤の関係で(本日明日)土曜日曜のコアタイムにおける各種処理、発言が不可能となってしまいましたので質問等いただいた場合、真夜中(午前3時とか)になります。よろしくお願いします。コアタイム時の緊急時にはセシリアにお願いしております。未明〜日中は対応します。 -- ウェンディ 私個人の意見ですが、旧村の処理は自動的な終了を待つ、投票処理等を毎日繰り返す、どちらでもOKです。 編成が最終的に9人以下の場合、申し訳ないですがセシリアC狂へ変更の為、セシリアに入り直してもらおうかとも。 -- ウェンディ ウェン 接続時間了解。お疲れ様。リアル大事に。 -- クインジー >ウェンディ 諸々了解です。お大事になさって下さい。 -- ルーサー 確定ロール、特に檻の中について。村立てですがあくまでも個人的意見です。 各PCがセシリアにどう干渉したいかそれぞれ「かなり」違うはずなので、セシリアとRPを行う時は特に本人及び周囲への気配りは欠かせません。拷問時も事前に当人同士、及び周囲の人達と調整させたほうがよさげ。例として1対1で行うのか、他人が割り込んでOKなのかなど。個人的には今晩は、カミーラがいきなり入り込んでセシリアを傷つけた事、クインジーがノーマンの鉄棒を取り上げる事は確定ロールとして強すぎる印象はあります。 一応、私の持つ拷問案はセシリアと1対1を希望します。最低4〜6発言ぐらいはセシと1対1で応酬できればと。一人が拷問を開始すれば、その人は邪魔されることなく完遂してほしい、という思いはあります。 -- ウェンディ 私からは、「一発言で檻の中へ入る→服を脱がせる→焼きごてを持ってくる→焼きごてを挿入する」というノーマンの働きかけは確定ロールでも、かなり性急に思えた。場面として、その行為だけが突出して断絶した表現とならないよう意図した結果、皮膚表面の火傷程度なら、と考えた次第。それが介入の理由です。もっとも、私はノーマンのやりたいRPを妨げたいわけではないし、他の誰のRPも妨げるつもりはない。ただ、烈しい内容のことを、一足跳びにすぎると相手もその周囲も対応できない。確定にならないように注意するあまり慎重になりすぎないで欲しいと思うが、ある程度場面として歪にならないことは望んでいます。 -- クインジー役 ご意見ありがとうございます。非常に判断が難しいですが、ノーマンが焼き鏝を持ってきたシーンは私としては全く性急には感じませんでした。いよいよ始まるな。というぐらいでしょうか。当然、本来のRP村で同様な事を強要するのはNGです。相手(セシリア)と周囲の展開が許せばOKとは私は考えています。非常に匙加減が難しいですが。 かなり高度な部分に触れています。今後少しずつ調整ですね。勉強します。 -- ウェンディ 基本的に相手が自分の思い通りに動くわけがないし、できるだけ相手に対応の自由度のあるRPを心がけていました。しかし、展開として(自分が拍車かけたのですが)目まぐるしく動いていて、全員が振り回された印象があります。他のPCの行動に非常に興味あります。アリーナの動きはさておき、フィールドでは自分のやりたいことを最大限に押し出すのは本意ではありません。今回は、拷問に際して打ち合わせ不足だったかと反省しています。ウェンディの仰るように、事前にそのようなことをするのが最善ですね。今回は本当に申し訳ないです。 -- ノーマン 全員が振り回されたというより、自分が振り回したのです。申し訳ない。 -- ノーマン お疲れ様です。これから円滑にできれば大丈夫ですよきっと。ただ、拷問しようとして止められるパターンが多くなるのを危惧しているのも少々あったりです。 -- ウェンディ 今後は、全員が檻前に集合する必要はないかもしれませんね。と、ちょっと思いました。 -- セシリア 話を聞いてる途中、目の前の相手がいきなり烈しく暴行を受けると、それは止めるだろうと思います。拷問をするという前提で互いに対峙している時とは違うことは理解してもらえるでしょうか。演技的に自然な対応をする機会がなく、自然な場面とならないのは避けたかったということです。拷問を止める、ということとはまた別の問題なのです。それが(場面を不自然にするほど)確定的な働きかけでない限り、他の人の希望を妨げるつもりはありません。ノーマンさんはあまり気になさらず、積極的に働きかけていただければと思います。 -- クインジー役 特にセシリアと接触したい時以外は、檻へ行かないほうがいいかもしれませんね。行っても単独で観察して、何もせずに引き上げる程度。 -- ウェンディ >クイン 成る程。演説、公然とした審問でしたからね。理解しました。非常に難しいですね(苦笑)今後は微調整を積極的にやって、こういったものを減らしていきましょう。よろしくお願いします。 -- ウェンディ 「セシリアが寝落ちしても全部書ききってしまった方がいい。」と受け、時間も遅く、中断しないように速めの展開をと思ってPLとしてかなり焦って性急にしてしまったように自分で感じております。 -- ノーマン ログが早過ぎて、ウェンディのメモを読み飛ばしていました。その点は申し訳なく。 -- セシリア ↑はクインジーへのレスなのだが、コメントのつけ方間違ったようだ……orz -- ノーマン >セシ、その他ALL やっぱり掲示板、作りましょうか。今後のスケジュール、PC間の調整を考えると必要性を感じてきました。 -- ウェンディ ああ、それと、拷問のレベルについてもあるかも。レベル1から上げていくならまだしも、いきなり5だと、もう1〜4を表現する意味がなくなってしまうのではないでしょうか。かといって、今日のアクション以上の拷問になると凄惨すぎて娯楽的意味あいが薄く感じられます。することが……他の人の拷問を妨げないにしても、いきなり飛ばしすぎたらおもしろくないという部分は私の個人的な憂慮でした。 -- クインジー役 レベルに関しては…5、いきなり四肢をもいだりするのは駄目ですが、1〜4、いきなり4は可の方向としています。ここは都合優先です。結果、毎日かなり飛ばしている拷問でも、それはOKであると考えています。 -- ウェンディ いきなり激しいロールをする事が好ましいかも、村全体に聞いてからの方が良いと思います。それを好まないPLが多く、かつ拷問自体を妨害するRPが禁止されるなら村自体が苦痛になるでしょうから。 -- セシリア 体の内部を灼こうと試みる種類の拷問は私個人はおそらく最後まで実行するつもりのない種類の拷問でした。手足をもぐ、目を抉るのと個人的には同レベルです。人の好みは様々なのでしょうからセシリアPLと拷問者の判断に委ねられるべき事柄でしょうが、目の前で行われて止めることができないというのはキャラの人格破綻になります。また、PLとしても不快なラインがあると思います。今回の種類の拷問が主軸になった場合は、そういう流れのもとでRPを行うのは困難です。 -- クインジー役 確定ロールに関して私だけ思う所が違う様です。私が「確定が多くて対応が遅れた」とメモに書いたのは、拷問や拷問の静止に関してではありません。 act自体が強引であっても、PCは強引にされた事に対して反応するだけですので、PCの人格矛盾等は生じません。 私が確定だと思ったのはノーマンの「庭で骨が発見された」と言う描写です。セシリアが眼鏡と言う記号にはじまり、本を借りた、文字が読めると最初から書いています。ラテン語が読めたり医学知識があったりのルーサー、クインジー、ヴィンセントは別格としても、知的なPCと言う設定である事が読み取れないでしょうか。 そこを無視して「犬の様に庭に骨を埋めた」と言うログを書かれても、ログに対して矛盾の無いレスポンスを考えるには時間が掛かります。actと違い「家の庭に骨を埋める程度に頭が悪い」事を確定させようとされても困るのです。 1日目にしては展開の早急な拷問の流れを作ったのは、半分は私です。人格に対する確定ロールを回避するために。「拷問しろ」と言うロールに、ノーマンは答えただけだと思っています。 拷問に関わる内容自体はどのPCも、特に問題が無いと思っているのですが、接続時間の短いキャラが後から隙間を埋めるだけで毎日が終わる様な展開の速度が続くのは、物語全体を単調にするのではないかと思いました。「周囲が困るのでは?」「全員が檻前に居ない方が良いかも」と言うのはそう言う意味も含んでいました。 -- セシリア ウェンディ>「キャラクター個人的に少女、人狼に同情する余地はあっても、村の総意としては最終的に吊る」とwikiに有りますので、他PLの演じたいRPを妨害しないなら、多少の拷問を止めようとするRPをしても、キャラとして自然であれば有りなのではと思います。また、同情心や善の心が失われてく過程の描写、あるいは理性的な人間の直面する葛藤ドラマを演出する機会なども、拷問RP同様に物語として奪われるべきではないように思うのですが…。-- セシリア はい。やっぱり葛藤ドラマなどのためにそちらのほうがよいかも…詳しくは夜書きますすみません。 -- ウェンディ ついでながら、ログとしての不自然さも気になったことでした。私のログで、セシリアは椅子から離れることができないよう、足を椅子の脚に鎖で固定していると書いてあります( 1 263)足を大きく開くことも困難だし、座りながらノーマン記述内容の拷問は状況的に不可能なので、場面として不自然でないように調整する表現でもありました。ログの読み落としはしばしばあることですが、複数の動作を一発言で行って確定的な描写をする場合、他者からのこうした状況調整も遮断します。その点も一考下さい。 -- クインジー役 正直に申しますと、不在の間に話が進んでいくのは致し方ないと思っているのですが、あまり急に進みすぎても対応できません。また申し訳ないのですが、確定ロールについても先日から多少思うところなくもないです。別に確定したって構わない箇所も多いのですが、ストーリー展開や人物造詣に矛盾や齟齬が出るとかなり萎えます。 -- ルーサー 一言一句余さず読めとか、矛盾を作るなとは言ってません。ただ明らかに話的に「それは無いだろう」と感じる箇所があるのは非常に読んでいて不自然です。面白くて多少破天荒でも気にならない、あまりにも自然な流れなので矛盾に気が付かないと言うのがベストかと。 -- ルーサー 更にNPCを都合よく使いすぎるのも気になっています。多少のことなら構わないのですが、こうも頻度が高いと強引さを感じます。何か重大な動きがある時は出来るだけPCが直接行為するようにしてもらえませんか。 -- ルーサー おはようございます。 ノーマン RPの強引さは( 1 263の読み落としはありましたが)実を言えばそこまで気になりませんでした。強引ではあるが一方的拷問はノーマンの性格から有り得るなと(唐突過ぎて驚きましたが) それより「骨」のやり取りが気になりました。 クインジー 「一発言で檻の中へ入る→服を脱がせる→焼きごてを持ってくる→焼きごてを挿入する」 その確定ロールが相応しくないと止めるのであれば、他NPC(自警団)の描写が必要だったと思います。ノーマン派の動きなく確定ロールで止めたのは、ノーマンと同様の事に思えます。 「焼き鏝を挿入→掴んで檻外へ」幾らかは焼き鏝を持つノーマンの抵抗があったのに、と。 体格差等で確定ロールが発生(例:ウェンディとクインジーの体格差であれば、喧嘩すれば確定的にクインジーが勝利する等)する状況か如何であったのか。その部分で違和感がありました。 メモでセシリアのRPを待っても良いのではと書いたのは、 1 93でセシリアが何らかの行動(敵対)を起こすと読み取れた事、実際的にはクインジーが焼き鏝を止めずとも( 1 101 1 103)焼き鏝を如何にか( 1 107)出来、反対に焼き鏝が一度抜かれた事のロールまでセシリアがトレースしなければならないのであれば、現在時刻に追いつこうとする( 1 80までの)状況と同様ではないかと。 これらは私が勝手に思った事でありセシリアの考えが【許容】なら、私はそれに従いますし、気になった事で気分を害する事もありません。 「犬の様に庭に骨を埋めた」 私は矛盾よりも、ノーマン:1人分の骨で女性っぽい、セシリア:男の不具者と多数の骨、というどちらも物語を自分側に引き寄せようとする強引さが気になったので、PLの感情から物語進行に支障しなければ良いなと思います。話し合いで解決出来る事だとも。 NPCについてノーマンがNPCを操るのは権力構造的にありだと思います。唯、それでPL同士の対立が出来るのは好ましくないのではと思います。気のせいかもしれませんが軋みが見え始めているので。-- ジェーン この村の権力構造についてはきちんと合意が取れていないのに、一方的に自分に有利になるように動かしているのが気になるのですよ。暴力的な取り巻き結構。表立って文句を言えない小作人や貧農が居ても結構。しかし事にあたって自分の手を汚さずNPCに使い走りは無いだろう、というのが実感。せめて自分が直接手を下してくれればねえ。自警団さえ顎で使うと言われても、村長存命中は全然村を掌握しきれては居なかった筈。また十分な裏づけがないのにそれが出来たと言われても。領主のドラ息子とか言うのなら納得しますが、自由民も他にいるだろうに。 -- ルーサー どの展開が盛り上がるかは個人によって好みが違うので何とも言えませんのでこちらも出来るだけ静観&あわせるようにしてきましたが、正直骨発見のあたりから参加者として一読者として辛いです。「ルーサー」としてならセシリアに悪意があるので黙って見てるだけで済むのですが。 -- ルーサー スレ的に私に向けられているようなので答えますが、骨発見等は既にログとして書かれていますので変更出来ない事実として(或いは何らかの別解釈を与えるなどして)ルーサー自身の好みの方向へ向けるしかないと思います。 -- ジェーン いや、事実を変えるとかそういう問題でなく。単純にそんな重大事項を人狼役に諮らずに勝手に決めていいものか?という問題が辛いのです。聞かずとも、それが誰もが納得する妥当な証拠であるならばまるっきり問題なかったのですが。 -- ルーサー まず、第一に、あの場面はクインジーが尋問中でした。ノーマンのActを妨げたことについて指摘する場合(ウェンディもそうですが)このことをお忘れないように願えたらと思います。私はあのとき、ジェーンとやりとりをしながらセシリアの本格参加を待っている状態でした。とはいえ、私はあの場面をセシリアを一対一で独占しようとは思っていなかったし、様々なPLが参加していい(むしろその方が好ましい)と考えていました。ノーマンが何かを発見したと言ってそれをすぐ出したがっていたので、私は自分の行いたい尋問を留保して彼に機会を提供したわけです。それが、突然それまでの流れを破綻させる動きになったことは不本意でした。尋問ではなくあのような暴行は私の尋問機会を断ち切るものでした(騒ぎになる、治療も必要になる)。私としては尋問継続が可能な状態にソフトランディングさせたかった。鉄棒は持ち手以外は赤熱していると描写されており、介入困難です。私は、火傷という代償を負っても介入することを選択したのであり、自警団のような第三者の介入を表現しなかったことへの指摘はそのことでご納得戴けないかと思います。確かに鉄棒を投げ捨てたことは確定ぎみの動きでした。しかし、私は「鉄棒を掴む/ひったくって投げ捨てる」とアクションを2発言に分けています。「檻に入る→服を破る→自警団から鉄棒を受け取る→鉄棒をねじ込む」を1発言で処理することと同列に考えられるのは少し残念です。カミーラの凶行があった直後、敵意を剥き出しにした第三者を檻に入れようとする状況だったとは思えません。最初の段階で制止したことでしょう。セシリアの行動を妨げたことについてはセシリアPLに対して申し訳なく思っています。セシリアとノーマンの両者間のみの場面で両者合意である時にそれを行おうとは思わなかったでしょう。ただ、最初に書いたように、本来クインジーの尋問中であり、私は明確な当事者として場面の破綻を制止する権利があったと思います。第三者の働きかけを歓迎する行動がそれまでの意図した流れを大きく破綻させられることになるのはとても割り切れない、というのが私の見解です。お騒がせしました。 -- クインジー役 エピ前に意図を説明するのは不本意ですが、実際は血痕のついた服はミッキーの容疑を固めるための助け舟のつもりでした。唐突過ぎてご理解頂けなかったのは当方の落ち度ですが、基本的にメモでRPの説明をすることはPLとして恥だと考えています。そのため、介入したところそういう流れを作ったのも落ち度です。確かにあの最初の証拠の時点でメモで説明していれば、私もクインジーの後に出すつもりだった演出を先に出して混乱させることはなかったです。 -- ノーマン あと、付け加えるならばメモでの拷問に関する話は、ある種クインジーの意見待ちだったところはあります。もともとクインジーの出番でしたから、拷問・尋問に関してクインジーへのトスを考慮していました。あくまで証拠提示で、尋問・拷問はクインジー。ですが、レスポンスがないのでこちらでやることにしたわけです。確かにあの質問の形では、拷問に尋問を含めた意図を読み切れない部分がありましたし、トスとしても無茶振りだったと反省しておりますが。 -- ノーマン 要は、ノーマンの行動はストーリー的にかなり重要な事項に触れているのに、他PCがそれに対してリアクションを取りづらいor関与できない行動が多いと感じているということです。流れを変えたくてもログに書かれた時点で既に終了している出来事なので、たとえリアルタイムに在席してもこちらが一切関与できないのが不満点です。 -- ルーサー せめて他人が関われる余地を残すために、ある程度は流れを見て動いて欲しい、でなくば独断で行うのでなく他の人と調整を行って欲しいと感じています。それは、ログで「既にやったこと」として結果を書くのでなく、PCの関わる場所は「今やっていること」「これからやろうとしていること」として書いて欲しいということです。 -- ルーサー 現在病床ですが、ルーサーの主張は納得できないので書かせていただきます。骨の件に関しましては、こちらの落ち度だと思います。しかし、それ以外の部分はまったく的外れなことを書いていると思います。この村のストーリーの1次的な筋に関わる部分ならともかく、権力構造など2次的な筋に関してはそもそも合意の必要があるのかさえ疑問です。その意味では、もしルーサーに影響を与える2次的筋なら素直にそう言ってください。この書き方では、あたかもすべての2次的筋が全体に必ず影響するようなものであるかのようにしています。2次的な枝葉末節まで隈なく拾おうとする姿勢は、正直私には理解できません。 -- ノーマン 確かに権力構造など枝葉末節です。だから私もなるべくノーマンにあわせ、自分のPCにとって不味い状況だと思った時はログ内のPCの行動で何とかしようとしてきました。「この村を教区とする神父」という設定を考慮してくれと言っても、所詮こっちが勝手に決めた設定ですから異議を唱えてもしょうがないと判断したからです。けれども村長殺害や拷問の独断先行など、せめて事前に「これからやる」という一言が欲しかったのが実情です。こちらにもキャラを演出する都合というものがあるのです。その後こちらで何とかしたくてももうどうにも出来ないように『NPCを使って』しているのがどうにもやり切れません。(もう過ぎたことですし、細かいことなのでこれまでは放置するつもりでしたが) -- ルーサー 今回の件も、クインジーの行動を中断させた(クインジーはわざわざ見せ場を譲っています)挙句に、他PCがそれに異議を唱える前にNPCを使って確定ロールを行っています。クインジーはそれに対して反対の意を持っているにも拘らずです。私は結局今回の一件も根源は同じだと思っています。自分の演出を優先するあまり他PCの関与をシャットアウトしているのが原因と私は感じています。 -- ルーサー 正直、あのような流れを自分で作ってしまった以上NPCを使った確定ロールは不適切だとは思えません。明確な反対の意というよりも、RP上の演出と受け取る方が自然だったと思います。実際、同じ状況に置かれてルーサー氏の仰るような意を汲み取るのは私としては不可能だったと思います。終文にありますような穿った見方で、高みから分析して何の意味があるでしょうか。同時に、現時点で私はルーサー氏に明確な「不満」を有しておりますが、これは今言うべきことではないので終了時にでも。 -- ノーマン 骨に関して>発見場所、発見物の内容の提示が段階を踏んでおらず、私には一方的で不本意なものでした。かつ、セシリアに認めさせようとする内容に、人格を損害するものが客観的な事実として含まれていた事が「不快」でした。セシリアをノーマンが犬としてみる/扱うのはPC設定として自然に思いますが、客観的な事実として万人がそう受け取るように、書かれても受け入れられません。故に、私はノーマンの強引さに同様の手段でそのまま返しました。こう言った、一方通行同士の応酬は当事者よりも見ている人の方が辛いかもしれませんね。それに影響されて、娯楽要素や余裕の無い拷問シーンの続く村になるのは主旨ではないでしょうし、他のPLに対する影響を考えると、選択したやり取りの手段自体を申し訳なく思います。ノーマンが道具を使って探索する、セシリアが人狼である事を告発する証拠を運んで来ようとする、それ自体を今後も妨害したいわけでは有りません、とまず言わねばなりません。ただ、話し合いと言う意見がでていますが、骨のやりとりの、ト書きによる人格否定に繋がる客観描写に関して譲るのは、私には困難です…。お互いに強引さの代償だったとして、骨に関してはどちらにも物語を寄せる事なく、次に切り替えていくのはどうでしょうか。-- セシリア すみませんがのう…オレぁどうやって死んだかだけ、教えてもらえませんかェ?そうでねェとよ、墓下でどうやって動いたらいいんかさっぱりわがんねんだわ。欲を言うなら、処刑台で死ぬよりも【村人によるフルボッコ希望】なんだけどよォ。違ってても文句は言わねけど。(村人はPC、NPC問わず。ログ上では全く目立たないものではありますが、「ネリーのRP」にある程度沿った形で処理してくださるとありがたいです。) -- ネリー お疲れ様でした…ええと、誰も希望がなさそうでしたら、ネリーちゃんから希望出してもいいですよ。 -- ウェンディ お疲れ様。なるべくご希望に添った形で。 -- クインジー ネリー処刑につきましては、【処刑台で絞首刑よりは、村人によってたかって殺されるのを希望】します。いわば私刑ですね。殺すのはPCでもNPCでもかまいません。あっさり描写可。現状だと、村人が「処刑」を選ぶプロセスが不明瞭であり、これからどうやって「村人同士による処刑RP」をするのかがぶっちゃけ心配です。なので、ネリーの処刑を、村人同士の殺し合いの起爆剤として活用してくださることを望みます。また、セシリアの言う通り、最終的に檻の中に放り込まれるのも全然OKです。残虐な処刑になる分には構わないんで。希望としては、【村人によってたかって殴られる→檻に放り込まれる→セシリアにばくばく喰われる】……っていう流れです。 -- ネリー(代筆セシリア) 村人による処刑が始まるきっかけらしい流れとしては、セシリアと檻の中でやりとりし、世話をしていた、しかも非常に立場の弱いネリーに「おまえはずいぶん人狼にやさしくしているな」「何を話していた?」「狼っ子と仲良く暮らせ、とか何とか、言ってるのを聞いたぞ」などといった言いがかりがつけられ、手を出されて抵抗してしまう、とかでしょうかね。村人同士の処刑は、「ルーサーの死体が発見される」ことがきっかけにできるかもと思います。 -- ヴィンセント 天の声で入れてもいいですが…(酷い) 個人的予測流れは、ネリーはセシリアへの待遇に不満を持っている(セシリアのほうがネリーより生活環境も注目度も上)のを漏らしていたら悪漢あたりに「じゃあ実体験してみたらどないやねん」というパターン? -- ウェンディ あの…ネリーの処刑シーンはまだですか?処刑シーンの描写はおろか、墓下との時間軸のバランスや処理方法について決まっていない段階では、こちらとしては墓下RPができません。現に更新から24時間以上待たされており、その間、発言可能な体勢になっているはずなのに、一切RPできない状態が長時間続いております。地上組を優先させねばいけないのは分かりますが、墓下に対する配慮があまりに足りないと思うのですが…。このままだと埒があかないので、一旦、ネリーの処刑プロセスに関する希望を全て取り下げさせていただきます。とにかく、どんな形でもいいから、一刻も早くネリーを処刑してください。 -- ネリー あ、ジェーンが処刑シーン始めてくださってますね。ありがとうございます。でも、処刑シーンを待たされすぎたのはプレイヤー的にかなり不満だったので、上記コメントはあえて残しておきます。 -- ネリー 更新後直ぐでなくても良いとあったからなのではと予想です。墓下RPは地上でのキリング状況を反映しない部分から始める、又は衝撃が過ぎて記憶が曖昧等から始めるという手法もありますよ。(これは不満等ではなく手法の提示です)村人殴られ→檻の中 に繋げたいとは思いますが、檻の中に投げ込まれるのは簡単にしようと思っています(セシリアPLの負担軽減のため) -- ジェーン 勝手に喋らせていますので、口調等、ネリーPLの気に障っていなければ良いのですが……。 -- ジェーン 口調等に関しては大丈夫です(元々テキトーな訛りなので、あまり指針等はありません)。再現していただいて本当にありがとうございます。手法等に関しましては、こちらのRP方針にやや関わる話なので、現状での明言は避けます。申し訳有りませんが、ご了承ください。 -- ネリー どうも、こんばんは。突然ですが、私の処刑方法について一つ希望を述べます。【セシリアとの応戦中、何者かによっていきなり背後から一突き刺される。ちなみにその一撃で即死。】でお願いします(いわゆるあっさり系統で)。 -- カミーラ ヴィンセントの遺体発見状況。森の中。手足は引きちぎられてる。内臓は外。 -- おおかみ 内臓は野犬が食べてる。持ち物は隣で燃やされてる。おわり。 -- おおかみ
https://w.atwiki.jp/occultfantasy/pages/466.html
ウガリット神話? アナト オリエントにおいて生誕と死を司る女神。バールの妹であり妻でもあると言われる。 エジプトにも「アナト」と言う女神がいる。(「アナト」参照)
https://w.atwiki.jp/woodworld/pages/154.html
私の名前はドモン=ムラナカ。セント・アゴラで九界士のひとつに数えられている者だ。世間では『鉄拳執政官』などと呼ばれている――私はセント・アゴラの官僚ではないし、セント・アゴラには執政官などという官職はないのだが…世人の着けるあだ名と云うのは困ったものだ。 現在、セント・アゴラは未曾有の混乱に包まれている。――少し前の争乱でも似たような世評をされたものだが、今回の混乱はそれ以上だ。何と言っても、この領域(リージョン)の主・セシリア=ベルモントに死の予言が与えられているのだからな。 「黒き星のダスクフレアが創世の女神を喰らい、樹木の世界(ウッドワールド)を枯れさせる」 これ以上不吉なセンテンスは、樹木の世界の創世以来、おそらく一文も存在してこなかったであろう。蒼天城内にかつてない混乱が訪れるのも無理からぬところと言える。 そもそも、彼女は『孤界産みの母』として世界の人々の拠り所となる柱であり、最強のカオスフレアとして世界の守りの要となる盾だ。日頃頼りにしている力が頼りにできなくなり、むしろそれを護る必要ができたのだから、それだけでもセント・アゴラの戦力事情は一変する。 打開策を講じることは急務だ…。 ひとまずのところ、創世の女神の命運は、地球より界渡りした『導きの勇者』龍贔屓(ロン=ビイキ)と、女神に仕える『狂牙の従者』狗殉信(ゴウ=ジュンシェン)に預けられている。彼等の持つ運命に抗う力こそ、女神を救う最後の希望だ。 特に龍の存在は、暗雲に塗り潰されそうであった蒼天城に一筋の光をもたらしてくれた。 だが、対策の全てを彼等だけに頼る訳にはいかない。運命を覆す力は無くとも、運命に抗うことを止める訳にはいかない。運命の物語の主役足り得ぬ端役であろうと、世界の危機を前に人事を尽くさずにいるなど許されないのだから……。 だから私は考える…。運命を覆す力を持たぬ私が、尚も運命に抗う策を…。 そして、結論する…。 そう…、運命を覆す力を持たぬのなら、無理に運命を覆そうとしないでいい。 悲劇の運命が訪れた時に、それを最悪の事態に繋がらせないようにすればいいのだ。 龍と狗の二人が、女神の破滅の運命を覆すのに失敗し、女神が命を失う悲劇が訪れた時、それが世界の破滅に繋がらないように食い止める。そのためには、どうすれば良いのか…? まず、考えるのだ。何故、女神の死が世界の破滅をも予兆するのかを…。件の予言の意味する所を…。 可能性は3つ。 セシリアでも敵わないダスクフレアが現れ世界を滅ぼす。 ダスクフレアがセシリアのフレアを吸収。その力で世界を滅ぼす。 セシリアの死が世界の均衡を崩し、全世界規模で戦乱が起こり、世界が滅ぶ。 1番目は最も単純なパターンだ。故に、対策も最も簡単と言えば簡単だし、最も難しいと言えば最も難しい。 一言で言えば、対策は無い。 セシリア先生がどのような状況でダスクフレアに倒されるのかにもよるが、セシリア先生とそれに近しい力を持ったカオスフレアとで4つのコロナを揃えて、戦術の誤りもなく戦って、それでも尚も負けるのなら、おそらく世界の全ての戦力を結集させてもそのダスクフレアには敵わないだろう…。 対策など立てようもない。そうなったら諦めるだけだ。故に、この場では1番は考慮から外す。 2番目は1番目の亜種と言えるパターンだ。故に、こちらも実現されてしまえば、対策は殆ど無いと言っていい。 セシリア先生のフレアがダスクフレアに吸収された場合、まず単純に恐ろしいのは、彼女が持っているフレアの量だ。セシリア先生の持つフレアの量は飛び抜けている。それを吸収するだけで、ダスクフレアは計り知れないほどパワーアップするだろう。 だが、それ以上に恐ろしいのは、ダスクフレアが単純にパワーアップするだけでなく、セシリア=ベルモントのフレアの波長をも身に着けることに成功した場合だ。この樹木の世界は、『創世の勇者』葉桜銀仗のマーキュリーに、『孤界産みの母』セシリア=ベルモントがフレアを注ぎ込むことで生み出された。そのために、この世界の万物は、創世の女神と同じ波長のフレアを持っている。故に、ダスクフレアがその波長のフレアを取り込むことに成功すれば、彼等の持つ破壊と創造の力を、より効率よく世界に及ぼすことができるようになる。 特に、第一世代ダスクフレア達にとっては魅力的な話だろう。彼等は、旧造物主(デミウルゴス)の呪いによって力に目覚めた古きダスクフレアだけに、樹木の世界に対してプロミネンスの破壊の力を及ぼすができない。だが、創世の女神のフレアを手に入れれば、彼等にもそれが可能となるのだ。 これまでは、多くのダスクフレアが創世の女神のフレアを欲しながら、誰もそれに手を伸ばせずにきた。それは、ただただ単純にセシリア=ベルモントが強すぎたためだ。 だが、その前提が崩れるのだとすれば、それは想像を絶するほどに恐ろしい事態だ…。 もし、それに対策などあるとすれば、それは……。 3番目は政治的な意味において最も現実的なパターンだ。故にその対策も政治的なものとなる。 それは、セシリア=ベルモントを継ぐ者を生み出すことだ。 現在の樹木の世界は、世界の維持をセシリア=ベルモントに頼り過ぎている。 彼女の負う役割は多い。彼女は、世界の象徴たる女神であり、交易調停機関セント・アゴラの議長であり、ダスクフレア討伐軍の総帥である。彼女が世界の中心に座すからこそ、人々はこの世界を “樹木の世界という名のひとつの世界” として認識することができるのだ。そして、その認識があるからこそ、あまりに多様で無秩序でバラバラなこの世界が、どうにかひとつにまとまっているのだ。 その彼女が倒れれば、世界が大きく傾くのは必定だ。 もし本当にそのような最悪の事態が訪れたのなら、その時に彼女の欠けた穴を補って世界の “核” と成ることができるのは、やはり二人の神子をおいて他にない。 人はもとより神魔や龍や機械生命体すらも住むこの世界において、それらの全てを平伏せさせ、 “ひとつの世界” を保つためには、単純な軍事力や政治制度では足りない。創世に連なる血が不可欠なのだ。 だが、その神子でさえも、今のままでは女神の代わりを務めるなど到底不可能なことだ。 なんと言っても、二人の神子は世界の中核を担うにはあまりに幼すぎるのだ。天主様(セシリア)の政務を引き継ぐのに不足であるは勿論のこと、混乱に乗じて神の城を牛耳らんとする俗物共から身を護るのすら困難だろう。 だからこそ、万一その時が来ても世界が円滑に引き継がれるように万全の備えを整えておくことが、セシリア先生の同志たる私達の仕事だ。 そして、そのために必要なことは、セシリア=ベルモント存命の内に彼女の負っている役割を他の誰かに引き継がせることだ。それも、全ての役割を誰か一人に引き継がせるのではなく、それらの役割をひとつずつ分け、それぞれの役割に適した者達にそれらを引き継がせる必要がある。 『世界の象徴』としての役割は、無論の如く桜花と銀月の二人に引き継がせる。先刻の通り、この役割は他に代われる者が居ない。 『交易調停機関の議長』としての役割は、セシリアと九界士それぞれの後継者が必要となるだろう。それも、私利私欲に流されることなく樹木の世界と十の領域の平和ために行動できる者達が必要だ。 『ダスクフレア討伐軍の総帥』としての役割は、セシリア先生が降りたがらないかも知れない。無理に引きずり下すよりも、有能な副官を着けるのが得策か…? 『一地方領域の領域主』としての役割は、桜花に引き継がれることが既に決まっている。その上で役割の分散を進めるためには、優秀な宰相を立ててセント・アゴラの行政を宰相に一任し、神位と行政権の分離を図るのが上策だろう。 いずれにしても、継承権をこのように明確にする理由は、万一の時にスムーズな継承が行えるようになるという利点と、世界維持の役割の一極集中を避けられるという利点にある。 だが、こうした戦略はセシリアという神がこの世界から不要になることを意味していない。むしろ、セシリアという神が後継者達の背後で威光を放ち続けることを大前提としているのだ。 この戦略において、それぞれの後継者は『セシリアの血や意志を継ぐことで偉大なる創世主を代行する存在』として位置付けられる。各々の後継者の持つ権限が、創世主に連なる起源をもった権限であるからこそ、それは神魔も龍も従える絶対の権限たりえるのだ。 その意味において、女神セシリアの神権は、これまで以上に重要なものとなる。 故にこの戦略は、セシリア=ベルモントに神の階(きざはし)を昇ることを求める。 世界の人々からすれば「何をいまさら」と思われる所であろうが、残念なことに彼女はその階をきちんと昇りきれていない。彼女の心は人と神との間で揺れ続け、未だ神に成りきれていず、さりとて既に人で在りきれていない。非常に不安定な葛藤の中にあるのだ。 その中途半端なアイデンティティを改めさせないかぎり、この戦略は決して成就し得ない。故に誰かが彼女の成長を促さなければならないのだ。 誰もそれを行わぬのなら、私がそれを行おう。 世界を護る女神のために、人事を尽くし己の役割を完遂することが、女神の周りに立つ九つの士の務めなのだから……。 -end-