約 2,952,399 件
https://w.atwiki.jp/robotama/pages/223.html
R-Number093 ザンダクロス(Zandacross) 【ざんだくろす】 「ためらうことなんかないよ。みんなを守るためなら、ぼくは……!」 情報 作品名 映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団〜はばたけ 天使たち〜 カテゴリ <SIDE FUJIKO> 定価 3,675円 発売日 2011年05月14日(土) 再販日 商品全高 約135mm 付属品 手首:×6(握り手×2、平手×2、開き手×2) 武器:なし その他:ピッポのフィギュア(全高約35mm)、アンテナ予備×1 商品画像 機体データ 声優:加藤治(1986年版)、小林由美子(2011年版) 所属:メカトピア 分類:土木工事用労働ロボット 開発:メカトピア 形式番号:なし 全高:約14.4m 重量:不明 製作者:ドラえもん、野比のび太 北極で手に入れたパーツと家の傍に降ってきたパーツをもとにのび太とドラえもんが鏡面世界で組み立てたロボット。 北極にちなんでサンタクロースをもじり「ザンダクロス」と名づけられるが、その正体はメカトピアから地球に基地を建造するために送りこまれた工事用ロボット「ジュド」である。 両目にビーム砲、両肩にロケットランチャーを装備し、ウイングにためたエネルギーで飛行も可能。 本来組み込まれるはずだった本機体の頭脳はひみつ道具「おはなしボックス」でヒヨコ型ロボットのピッポとなった。 胸部にはサブコントロールルームがあり、一時はピッポに代わってスネ夫が手動で操縦する場面も。 商品解説 ハイパーホビー3月号にて発表された、ドラえもん劇場最新作からまさかの参戦となったアイテム。 藤子・F・不二雄キャラクターは今後も商品化されていくとの事。 パッケージの絵柄はドラえもんの雰囲気に合わせ、これまでとは大きく趣が変わっている。 胸部にあるコックピットのディテールも再現されている。 公式イラストではただの菱形になっていることが多いマスクは、百式に近い劇中の形状に忠実な物となっている。 設定上手持ちの武器がない為か持ち手は付属していない。 評価点 劇中に近いマスク造型(大抵のイラストよりも再現度が高い)。 安定したプロポーション。 問題点 肘や足首の可動範囲がいまひとつ。 ミサイルハッチが開かない。 不具合情報 関連商品 ドラえもん S.H.フィギュアーツ 野比のび太(外部リンク) コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/27395.html
登録日:2014/02/05 Wed 23 51 15 更新日:2024/01/07 Sun 15 14 48 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 ウ○ングロード トミカヒーロー ランプまで金色のゴールドカラー レスキューストライカーは滅びぬ! 何度でも蘇るさ レスキューターボが唯一の良心 レスキューファイアー レスキューフォース 主人公機 忠犬 放水車 消防車 玩具が地味に高い 続編でも序盤レギュラー 置き去りにされる後部パーツ ウォーターキャノン!! レスキューストライカーとは『トミカヒーロー レスキューフォース』に登場する大型レスキュービークルである。 概要 大型放水車・災害鎮圧の核になるメインビークル。基本パイロットはR1。R2やR3がドライバーを務めたこともある。 コアストライカーやコアストライカーマックスが前部に収納されコクピットとなる。 後部コンテナにコアエイダーやウェーブサーチ、パワーサーチを搭載し、災害現場に駆けつける。 レスキュービークルの核となるビークルで他のレスキュービークルと合体することで様々な力とファイナルレスキューを発動する。 単体でのファイナルレスキューは『ウォーターキャノン』 大火災も一瞬で鎮火させる超強力放水弾で状況に応じて様々な化学成分を混入し最適な鎮火をすることが出来る。 山火事などの大規模火災をも一瞬で爆鎮する超放水技である。ただし高いところにはさすがに届かない。 本体は前部と後部の2パーツで構成されている。 が、基本的に後ろパーツに役目はない。レスキューターボ以外の中型ビークルとの合体では必ずその場に捨て去られる。 ドリルストライカーに合体しようとも ショベルストライカーに合体しようとも ライザーストライカーに合体しようとも ジェットビハイクルモードに合体しようとも レスキューマックスにもスーパーレスキューマックスにも レスキューセイバーがついてしまったゴッドストライカーにも 後部パーツに役目はない。レスキューターボとグレートゴッドストライカーを除いて! まぁ、後部ブロックは放水ユニットと小型ビークルの格納区画であり中型ビークルの機能強化が目的となる合体ビークルではそもそも必要ないのである程度仕方ないところはある。 消火と瓦礫撤去を同時にこなす必要があるなどケース次第では後部ユニットが残ったショベルストライカーなんかのフォーメーションも想定はできるが基本的には残したところでデッドウェイトだろう。 ※まぁ、玩具オリジナルのセイバーストライカーやスーパービークルやドーザーストライカー。 ダークストライカーの構造をそのまま持ってこれる玩具版ゴッドストライカーとかなら後部パーツも一応使用するけど 余剰パーツが非常に多いレスキューフォースのビークルだが、こいつの後部パーツはその最たるもの。 続編のレスキューファイアーでは反省したのか、技術向上したのか、余剰パーツはほとんどでないようになっている。 レスキューファイアー レスキューフォースから貸し出されていたという設定で第一話から華麗に登場。 本作品ではターボドラゴンが完成するまではレスキューダッシュ3をコックピットにファイアー3が搭乗していた他、 ファイアードラゴン修理中の際にはファイアー1がレスキューダッシュ1をコックピットに搭乗した。 能力的にはさすがに次世代のレスキュービークルに比べ見劣りはするがファイアードラゴンなどをサポートする。 ファイナルレスキューは前作同様『ウォーターキャノン』。 とりあえずレスキュードリルごとドリルエンを倒せる威力ではあるが、強化前は火炎魔人によっては効果が薄かった。 レスキュードリルが火炎魔人にされた際には、救い出されたレスキュードリルと合体し、ドリルストライカーが再登場した。 第9話では前回の出場で大破したファイアードラゴンの修理中に超火災が発生。 折しもユウマもリツカも不在であり、タツヤが単身レスキューストライカーで出場した。 だが敵は火炎魔人タンクエンとカニカエンの二体の火炎魔人を繰り出してくる。 そして二体が合体したカニタンクエンにレスキューストライカーが戦闘不能になってしまう。 それでもあきらめずにわが身ひとつで挑むファイアー1を助けるために最後の力を振り絞って レスキューストライカーはカニタンクエンの攻撃からファイアー1を守ったことで大破した。そこタツヤの馬鹿ちんとか言わない その後、無事イギリスで修理され再びR1の搭乗機となった。 その際に性能が強化され、再登場したカニタンクエンに互角以上の戦いを見せ、撃破した。 ファイナルレスキュー『追記・修正』 ターゲット ロックオン △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] またお前かwww 本当最高です。ストライカーの後部ユニットはなぁ…本当に… -- 名無しさん (2014-02-05 23 56 09) ↑さすがにちょっち疲れた。他の項目は他の人に任せるわ -- 名無しさん (2014-02-05 23 58 19) 乙です。この子の活躍が後のファイアードラゴンに活かされるかと思うと胸熱すぎる -- 名無しさん (2014-02-06 00 02 10) 後ろなど飾りです!偉い人にはry -- 名無しさん (2014-02-06 00 10 37) 後部ユニットは犠牲になったのだ…… -- 名無しさん (2014-02-06 10 54 01) タカトミつながりでいわばコンボイのコンテナみたいなもんやね -- 名無しさん (2014-02-06 12 08 55) エイダーとかサーチを格納してるから後部投棄はそこまで気にならない。ただ断面が…w -- 名無しさん (2016-11-01 18 25 05) 小4(OA当時)から気になっていた。 -- 名無しさん (2017-10-27 12 15 50) ↑打ってる途中にくりっくしてしまった。小4(OA当時)から気になっていた。後部ユニットはどこへ? -- 名無しさん (2017-10-27 12 17 06) 玩具が出てきたから来た、電池いれっぱで3年以上放置してたのに無事動いて感動したわw -- 名無しさん (2018-04-06 12 43 48) ↑おお、電池がいかれるまえに変えるべき -- 名無しさん (2018-04-06 12 47 19) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/urinaranida/pages/79.html
トータスのZOIDS「カノントータス」スキン登場! 車体上にはカノントータスの少女イラストが 横にはカノントータスのSDキャラ Tortoise 「カノントータス」ZOIDSってな~に? リンチェ先生の「そうだったニカ!よくわかるZOIDS講座」 `∀´* ノ ZAC1934年ロールアウト。あのロイ・ジー・トーマスの最初の愛機である。 ウルトラザウルスがスパイコマンド・エコーに奪われた際にはコックピットへのピンポイント攻撃を敢行し ウルトラザウルスの奪還に成功。“国境の橋争奪戦”では大部隊を持って敵の空挺部隊を駆逐するなど、その能力を遺憾なく発揮し続けた。 第一次大陸間戦争ではさらなる火力の必要性から、ディバイソンやガンブラスターなどの大型砲撃ゾイドに出番を譲って表舞台から姿を消すが 第二次大陸間戦争にてマイナーチェンジを施されて戦線復帰。夜間での敵拠点への遠距離攻撃などでガイロス軍に対抗した。 ちなみに陸ガメなので潜水能力は無い。 ※詳しくはゾイドバトルストーリーの本に記載されている。(廃刊だが) ヘリック共和国が火力支援用に開発したリクガメ型砲撃小型ゾイド。 このクラスの中でも屈指の口径を持つキャノン砲を搭載しているが、ゾイド特有の格闘能力は皆無に等しく、ゾイドをそのまま戦車にしたような機体である。 文字通り自走砲のような扱いで、主に後方から前線への支援攻撃および敵拠点への砲撃を任務としている。 最高速は低くないが、機動力と瞬発性に欠けるため高速ゾイドとの戦闘や敵の攻撃を回避するのは困難と思われるもののカメ型だけあって装甲自体が非常に分厚く コクピットもその装甲内に隠れる事ができるため生存性は高い。 対空武装も充実しており、飛行ゾイドに対する備えも万全である。 ゾイドとしては割りとシンプルなコンセプトの機体だが、その分扱いやすく、兵士からの人気は相当に高かった。 ちなみに後部には格納用スペースがあり、人員や物資の輸送も行える。 その後のZAC2099年代においても現役で、実弾式だった突撃砲を荷電粒子ビーム砲に変更するなど強化が果たされ、第二次大陸間戦争でも以前と変わらぬ活躍を続けた。 ※小型で何気に「荷電粒子砲」乗せてるのが怖い パスワードは「nidanida」 http //ux.getuploader.com/nidanida916/download/38/to-tasu.zip
https://w.atwiki.jp/songunarmy/pages/77.html
元山航空祭にて飛行するAn-2。胴体下に地形追従レーダー、胴体上にGPSレーダーらしきセンサー機器が装備されている(画像出典 UK Airshow review 撮影 Sam Wise) ロケット弾を発射した瞬間(画像出典 KCNA) 概要 1947年にソ連のアントノフで開発された複葉輸送機。NATOコードネームはコルト(Colt)。星型エンジンに複葉機という古めかしいスタイルながら、頑丈で未整備の飛行場でも運用でき、信頼性に優れていた。低価格の手頃な機体としてアメリカでも販売された他、他国で消防や農薬散布など様々な分野で長年活躍している。中国やポーランドでも生産されたため、ソ連で生産された分を含めると総生産数は17000機に達する。 北朝鮮のAn-2 1950年代にソ連、ポーランド、中国から約300機のAn-2(中国製のY-5を含む)を輸入したことで、An-2は北朝鮮空軍で最も多い機体となった。An-2は通常の輸送任務のみならず、低速での低空飛行が容易なため韓国への低空侵入及び特殊部隊の輸送にも適している上に、短距離離着陸性能にも優れているためゴルフ場などの空き地に着陸、特殊部隊を降ろす重要任務を担っている。韓国ではこのAn-2の侵入を阻止するためにゴルフ場のワイヤー設置や侵入を想定した訓練を行い、更に中東からAn-2を導入。L-2の秘匿名称で低空侵入訓練を実行した。また、北朝鮮は更なる特殊部隊輸送の多様性を探るために国産化が進むAn-2をベースにしたWIG(Wing in Ground effect)機、すなわち地面効果機を開発している可能性があるとする文献が存在するが真偽は不明。 北朝鮮はAn-2の国産化や近代化改修を行っている。その一環として普及しているのが、コックピットのディスプレイ設置や地形追従レーダーなどの装備である。加えて、本来は非武装の機体にハードポイントを追加することで、主翼下には最大で4基の5連装国産ロケット弾を、胴体下に4発または8発の100kg爆弾を懸架可能になった。これ以外では珍しい例ではあるが、2015年の演習では機体真下に向けて発射するタイプのロケット弾が確認されている。こうした電子機器の強化、そして武装追加で北朝鮮のAn-2は従来より優れた戦闘能力を手にしたと言える。ただし、機体によっては地形追従レーダーを装備しながらGPSレーダーが無いものなどばらつきが見られる。 工場で改修を終えたコックピット。アナログな計器盤に2つのディスプレイが設置されている(画像出典 KCTV) 初飛行から70年以上経つ旧式機だが、これらの近代化改修を行いながら現在も運用中である。2010年代後半からは新たな迷彩塗装が施されたAn-2が増加しており、元山航空祭にも参加。展示飛行や観光客を乗せての遊覧飛行も行った。 事故 デイリーNKの報道によれば、2021年1月初頭に平安北道の泰川(テチョン)空軍基地から卒業を控えた軍事学校生徒4名を乗せたAn-2が離陸したが、墜落したという。An-2は離陸するや否や煙を上げ制御不能になり、近くの山に墜落。パイロットと生徒は全員即死した。事故は国防省経由で金正恩総書記に伝達される筈だったが、第8回党大会の最中であることを考慮して幹部が伝達を見送った結果、幹部は解雇された。事故を知らされた金正恩総書記は追悼の意を述べ、遺族にも事故死が伝えられた。 要目 全長 12.40m 全幅 18.2m(上翼)、14.2m(下翼) 高さ 4.10m 機体重量 3.3t 最大離陸重量 5.5t 最大速度 253km/h 巡航速度 185km/h(50km/hでも飛行可能) 乗員 1-2名 乗客 12名 エンジン シュベツォフASh-62空冷9気筒レシプロエンジン×1 出力 1000馬力 最大上昇高度 4500m 航続距離 845km 武装(北朝鮮独自) 5連装国産ロケット弾ポッド×4、100kg通常爆弾×4または8、独自型ロケット弾 参考文献・出典 朝鮮民主主義人民共和国の陸海空軍(著 ステイン・ミッツァー/ヨースト・オリマンズ 和訳版監修 宮永忠将 翻訳 村西野安 平田光夫) 大日本絵画 ISBN978-4-499-23327-9 C0076 北朝鮮軍の全貌(著 清水惇) 光人社 ISBN4-7698-1282-5 https //www.airshows.co.uk/reports/overseas/2016/wonsan-air-festival/ https //www.dailynk.com/english/north-korean-an-2-crashes-near-taechon-air-base-leaving-5-dead/?s=09
https://w.atwiki.jp/sousakurobo/pages/1245.html
第四話「そのロボ、目覚めの時」 「シル。わたしちょっと行ってくるね」 「お気をつけて」 「ところで、なんでそんなぬいぐるみなの?」 「あそこでショボくれている馬鹿を以前助けに行ったときに、月の宮に置いてあって魂の容器にできる物がこれしかなくて……」 「ウチはガワ要らずの人多いもんねー」 「ええ」 「まあいいか。みんな無事だものね」 「そうですね」 第四話「そのロボ、目覚めの時~人生最長の日の夜~」 † どこだここは。 一度も行ったことはないが、海なのかもしれない。 とにかく、寒くて暗い。 ……いや待て。俺は頭を撃ち抜かれてなかったか? そうだ。俺は頭に穴が開いた筈だ。銃で撃たれた筈だ。 ということは、ここは魔術空間か? 「はははっ」 笑いがこみあげる。 どんな名前をつけようと、人間の創りだすものなど全て妄想に過ぎないのに。 だから、俺は自分が好きになれないのに。 そんなことを言っても、俺は妄想の権化の、魔術と自意識から抜け出せないだなんて。 ――いきたい。 極め付きに大馬鹿だ。一応は物を追い求めるビルの方が余程人生に慣れている。 ――逝きたい? どうして?俺は死んだ。精神を連結するすることはできたが、俺の人形は独立機動が可能だ。後世に残らなくとも、誰かが笑うだろう。 ならば俺が生きてる意味はない。目的は達成したのだ。 ――行きたい。 見届けたい。この世が俺の手でどこまで変わるのか知りたい。例え生命の倫理を捻じ曲げようと、万人から謗られようと、自分は正しいと叫びたい。 ――生きたい。 俺は、本当はロボットもどきじゃなくてヒトだったんだ。カミサマになってヒトもどきを創りたい、一人の人間だったんだ。 「生きたい」 生きたい。叶うならば永遠に生きたい。死にたくない。汚物に顔を埋めようと、自分を人形に作り替えようと、とにかく生きたい。 「すまない、ニーボア」 一度も口にしなかった俺の人形の名前。ROBINの逆綴り。 最初で最後の、お前という存在を認めた上での命令だ。 「俺と、魂を全て入れ替えるんだ」 『了解。マイマスター』 愛しいお前を、こんな冷たく暗い中に捨てるなんて身勝手を、どうか許してほしい。 人間は、ワガママなんだ。 † 仕事終わりの帰り。 俺のサーベルタイガーはいつもの様に上半身と下半身を分離させてある。 俺はコックピットから出るのが面倒なので、上半身のある一号車に。ルカもいる。 ルカの馬パーツとサーベルタイガーの下半身は二号車だ。 「なあ、ルカ。俺らこの商売始めてどんくらいだ?」 「五年は経ってない」 素早い返事。そういうところが信用できる。 「そうか、まだそんなもんか。副業も上手くなったな」 「旨くなったからな」 精一杯のジョークが、他人に伝わりにくいのも好きだ。 「お前がサイボーグになって、ジェーンが死んで、そんなになるのか」 そんなお前とは、俺の元カノのアニキだってことを差し引いても親友になっただろう。 「……そうだな」 「俺のダチもお前も、悪魔あっての命だよな」 「何が言いたい」 「いや、いくら元軍人でもガキ殺すのはイマイチ慣れなくてな」 「だがあのガキは悪魔どもといた。殺して当然だ」 「だよなぁ……」 ルカは元軍人じゃない。魔術学校のエリートだった。 ジェーンと自分の体の八割を失うまでは。 けどよぉ、ルカ。 いつまでもジェーンの敵討ちって肩肘張って、毎日殺すことしか考えないのって、辛くないのか? その言葉を飲み込むために煙草を吸おうと、コックピットから出る準備を始めたその時。 天井に大穴が空いて、サーベルタイガーの右肩に何かが食い込んだ。 「こんにちは?もう時間的にこんばんはかな?どう思う?甲冑士にサイボーグの人」 「はあぁ?」 なんでさっきの女の子が座ってんの?ってかもしかして今のその姿勢、剣突き刺したアフターモーション? 「よいしょっと。」 轟音を立てて右肩の装甲から先が落っこちるのと、ルカが銃を構えて撃つのは同時だった。しかも三発連発したから確実にミンチになるはずだった。 「きゃっ」 「ああぁ?」 右肩の装甲の上で踊るようにくるくる回る金髪少女。明らかに無傷。 「どうなってんだこのロリは!?」 コックピットから緊急離脱して拳銃を構える。 「動くな!」 「い・や☆」 二人がかりで発砲。しかし無傷。剣が時計回りに一回転して銃弾が消し飛んでいく。 「ぬるいよ。――てんちしんめー。おいで、レヴリス。デコピン」 中空から現れる銀色の指。鉄やアルミとは全く違う、重みと深みのある色。 それが、ルカを、 「ルカ!」 遅かった。指がルカを薙ぎ払った。俺は弾切れ。戦闘続行不可能。 「やりすぎちゃったかな。じゃ、また会いましょうお二人さん」 銀の指に捕まり消えてゆく少女。 治療費と修理代で間違いなく報酬はパー。 「ははは……」 ここまで為す術なくボコボコにされると笑えてくるから困る。 二人とも、生きてて良かった。 † 「は?パツキン美少女がウチのトラックの天井ぶち抜いてサーベルタイガー壊して、ついでにルークも痛めつけただぁ?」 「ビックリだろおやっさん」 「どんな悪魔だよ……」 「新手かにゃ?」 「まず明らかに人型の悪魔にそこまで出来るとは信じがたい。そんなことお前の方が詳しいだろが」 「そこなんだよ問題が」 魔力量に比例して悪魔は人間離れした図体になる。 確かに顔は人間離れして可愛かったが、そんな例は見たことも聞いたこともない。 「しかも魔術式テンプレ省略して召喚魔術ぶっ放してきやがったんだぜ?そのテンプレも聞いたことねぇヤツでよ」 「どんな」 さすがおやっさん。自分のオモチャの危機に関しては復帰が早い。対悪魔装備のスペシャリストを地で行く男。 「天地神明に依りて我ここに誓う」 「……俺の時代には教科書に載ってた気はするが……」 「な?しかも俺と同じニオイがするし、『また会いましょう』って抜かしやがった」 「戦闘中毒の人型チート悪魔か……討伐を依頼されたくないな」 「ぜってぇ国家クラスの武力は必要だぜ?的ちっこいんだから」 出るものふたつ。ため息。屁。 「くせぇぞ社長」 「……聞いてくれよおやっさん」 「屁をこいた言い訳なら聞こう」 「そうじゃねえんだけどよ。俺は武器も殺す相手もなくたって生きていけるんだ」 マイセンに火を点けるスティーヴン。ついでに榊のわかばにも火を点ける。 「確かに貴様のジャンキーは他の連中に比べりゃ軽いな」 「ルカはそうじゃねぇじゃん?」 「事情は知らんがどう見ても思いつめてるわな」 「これってつまり内にも外にも爆弾があるってことじゃん?先行きこえぇなぁー…」 折角の煙草が不味くなっちまう。 「せいぜい汚い命懸けてわが社を支えてくれ、社長」 † 朝に世界が眠りからさめて穏やかに、しかし厳かに立ち上がるその時。 愛用の白いケトルを火にかけて、試行錯誤を重ね、紅茶が一番おいしくなるタイミングを極めて、休日があることを天の神に感謝するような軽い気持ちで。 自分の体を変えてしまう悪魔が日常も存在も奪い去る。 ぶつかり合い、けなし合い、なぐさめ合い、それでも一生を二人で過ごそうと決めた青年も。 交友関係でも学業でも悩み、それでも健気に月曜日の存在だけを恨む少女も。 我が子のために自分の持てる限りを惜しみなく捧げる母親も。 救国の英雄を志し、その志と現実の間に揺れる若き政治家も。 どんな小さい日常を歩もうと、悪魔は逃がさない。 どんな淀んだ日常を歩もうと、悪魔は許さない。 「動物を軽んじた人間どもには死さえ安らぎだ」とでも言いたいかのように人間を異形の形に変える。 悪魔とは、そういうモノだ。 それに与するというのであれば外道であるのは明らかで、それを殺めるというのであれば下衆であるのは明らかだ。 ならば見ないふりをするのか?知らないふりをするのか? 認めるのだ。人間であることの汚さと誇りを。 どんな動物よりもすぐれた動物であるというのならば、それを示せ。 好奇心のその正当性を示しつくせ。 ゴールもスタートもない海で、「一歩だけ」歩を進めるのだ。 悩み苦しみ嘆き悲しみその結果「一歩だけ」歩を進めるのだ。 「……誰か、そこにいるのか?」 無音。ロビン以外には何もない。 「物音が聞こえた気がしたんだがな……。まあいい。俺は生きたい。旅に出たいんだ」 段々と視界が開けて――。 † 眠れないまま、空がとうとう白んで来た頃。僕の後方から何かの物音。 『……旅に出たいんだ』 「え?」 ロビメカのいる位置からだ。間違いない。 「なんで?」 こんなにも胸が躍るような気持ちなんだろうか。 ――まるで、世界最高のおっぱいを前にしたような。 つづく。 ↓ 感想をどうぞ(クリックすると開きます) + ... 名前
https://w.atwiki.jp/tomopih/pages/483.html
ラコック 人物・経歴・略歴 ピート・ラコック(Pate LaCock) タフト高-カブス-ロイヤルズ-大洋 1952年1月17日左投左打190cm95kg 年度別成績・通算成績 シーズン打撃成績 年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁 三塁 本塁 塁打 打点 勝点 盗塁 盗刺 犠打 犠飛 四球(故) 死球 三振 併殺 打率 長率 1981 大洋 90 344 300 36 82 16 0 10 128 36 4 0 1 1 2 41(0) 0 41 9 .273 .427 通算 1年 90 344 300 36 82 16 0 10 128 36 4 0 1 1 2 41(0) 0 41 9 .273 .427 守備成績・各種成績 シーズン守備成績 年度 総失策数 守備位置別出場数 1981 4 一84外4 通算(1年) 4 一84外4 タイトル・表彰・記録 資料情報 外部リンク ウィキペディア その他
https://w.atwiki.jp/warthunder_yurui/pages/58.html
F6F-3 [ここに画像添付] 分類 Rank II 購入費 000000 必要RP 000000 訓練費 16000 ※v1.37.45.84 機体諸元 AB RB SB 初期 最終 初期 最終 初期 最終 Battle Rating 2.7 3.0 3.0 リワード 80% 210% 240% 経験ボーナス +24% +24% +24% 修理費 900 1164 3210 4028 3660 4593 修理時間 02h06m 02h43m 04h44m 05h56m 05h03m 06h20m ※v1.37.45.84 機体性能 AB RB/SB 初期 最終 初期 最終 最高速度(高度7100m) 583km/h 638km/h 572km/h 610km/h 最高高度 11000m 11000m ターンアラウンドタイム 23.3s 20.6s 23.6s 21.8s 上昇速度 7.1m/s 22.8m/s 9.3m/s 13.6m/s 離陸滑走距離 399m 399m プリセット兵器 4 4 毎秒射撃量 3.23kg/s 3.23kg/s ※v1.37.45.84 通常武装 種類x基数 武器名x門数 装弾数 機銃 12.7mm ブローニングマシンガン x6 2400 ※v1.37.45.84 追加武装 種類 武器名(単位)x搭載数 無武装 Without load 爆弾 AN-M65A1(1000lbs) x2 ロケット HVARロケット(127mm) x6 ロケット + 爆弾 HVARロケット(127mm) x6 + AN-M65A1(1000lbs) x2 ※v1.37.45.84 弾薬ベルト 武器名 ベルト名 ベルト名 ベルト名 ベルト名 内訳 購入費 内訳 購入費 内訳 購入費 内訳 購入費 00/00/00/00 000 00/00/00/00 000 00/00/00/00 000 00/00/00/00 000 ※v0.00.00.00 機体制御 視点 トリム エンジン 機体 爆撃三人称 バーチャル コックピット 銃手 爆撃手 エレベータ エルロン ラダー 着陸脚 フラップ エアブレーキ プロペラピッチ 混合比 過給機 水平 緩降下 急降下 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 使い勝手、解説 史実 コメント コメントページ 名前
https://w.atwiki.jp/gensonet/pages/247.html
JR東日本で使用されている「TIMS」の親戚のようなもので Train Route Control Viewer(列車進路制御表示装置)の略です これ一つでここまで出来る 運転台関連 運転台の起動(前部・中間・後部の選択) 前後進、運転指令論理作成、制御電源入り指令、高加速・定速制御・リセット・故障車開放、耐雪ブレーキ、EB機能 速度計・高圧/低圧電圧計・元溜め/ブレーキシリンダ圧力計(TRCVからの情報を元にメータ表示) 運転台各種表示灯(運用・保安) キロ程演算・運転手ナビゲーション機能 各種操作記録(非接触型ICカードで読み出し) ※231系と233系では速度計・高圧/低圧電圧計・元溜め/ブレーキシリンダ圧力計の表示が液晶表示式(グラスコックピット)になっている。 主回路関連 パンタグラフ上下指令(一部車両はボタン式で別にスイッチがついている) 高速度遮断機(HB)入り許可制御 車上試験安全インターロック 力行・ブレーキ制御、回生バランス制御 交直流・異周波数切り替えスイッチ(通常はコンピュータによる自動切り替え) 補助回路機器 SIVリセット指令・電源誘導指令 空気圧縮機の運転制御 バッテリ切り指令 ブレーキ関連 編成全体としての電空ブレンディング制御、ATS-H・HP・EX・GX・ATC-Pのブレーキ不足検知 駐車ブレーキ制御 運転関連 次駅進入番線の自動確認とポイントの正規分岐確認 ATS制限速度表示 先行列車の現在位置把握(ただしこれはあまり使われない) サービス機器関連 ドア開閉指令(バックアップ回路切替・半自動・一部車両を締め切ってのドア開閉。各ドアの動作状況も表示できる) 冷暖房送風一括制御、空調基準温度設定(外気温、各車両の室温・湿度表示が可能) 室内灯制御 放送/乗務員連絡/非常通報のデジタル伝送、自動放送制御 行き先・車内案内・乗り入れ先種別・運行番号設定(TRCVの設定画面による) 運行状況表示(VIS(車内のLCDやLEDスクロール式案内板のこと)経由による) グリーン車ICUCAシステムの座席管理装置の制御 便所内非常スイッチ操作の表示 各車の乗車率演算・表示 検修関連 出区(出庫)前点検機能 車上試験機能 試運転操作記録、試運転情報表示機能 故障記録機能 ATS-H・HPと互換性があり異常察知時は非常ブレーキをかける指令を出す
https://w.atwiki.jp/robocraftjpwiki/pages/88.html
テスト -- (名無しさん) 2014-02-15 13 21 26 参考になります。 -- (名無しさん) 2014-02-15 15 28 31 二枚目の画像が分かりにくい・・・赤ブロックから見て◢ってことですかね? -- (名無しさん) 2014-02-15 16 00 19 この角度じゃわからんだろw色つけてるせいで色ブロックに見えるし -- (名無しさん) 2014-02-15 19 57 24 おk訂正するわ -- (名無しさん) 2014-02-15 21 15 25 訂正終わりこれわかりやすくなったかな -- (名無しさん) 2014-02-15 21 53 29 ↑gj -- (名無しさん) 2014-02-15 23 22 27 この辺は、「機体作りのコツ」みたいな感じで一纏めにしたいね。 -- (名無しさん) 2014-02-16 05 19 02 意識するだけで特定向きからの攻撃から数発分は硬くなる ただし過信はNG -- (名無しさん) 2014-02-17 10 11 43 コクピットを覆った部分を一つの塊として、それそのものを二重の空間装甲で覆うような設計にしてるけど、低予算ブロックでもかなり堅くなれる。 -- (名無しさん) 2014-02-18 00 16 52 コクピット周りでやると固くなるのはいいんだが、接地面が減ってしまうのがちょっと嫌だな。運悪くコクピットと外装の接合部に被弾しまくると、外装ポーンって吹っ飛ばされる -- (名無しさん) 2014-02-18 03 41 28 ↑よくある。でも四隅を接合部にすれば、あえて隅を狙う奴なんていないので十分耐える。 -- (名無しさん) 2014-02-18 13 30 42 全体的に施すよりも駆動系やコックピットといった局地的に施すと低コストで効果的な防御が得られる、しかし避けるのが前提のゲームなので保険程度に考えるのが良いと思う。 -- (名無しさん) 2014-02-19 02 02 57 ダメ伝搬について調べたいけど同じ条件で攻撃受ける方法がないから体感どまりの結論しか得られん -- (名無しさん) 2014-02-19 05 58 54 体感的にかなり耐久力上がるってことで効果はあるんじゃないかな? -- (名無しさん) 2014-02-20 07 25 49 疑問なんだけど、浮いたダメージは他に接合しているブロックが負担するのかな??それと、レーザー貫通する至近距離で打たれた場合も無事なのかな?? -- (名無しさん) 2014-02-20 07 30 56 組んだ機体相手に撃てるモードあれば検証が捗るんだけどなー -- (名無しさん) 2014-02-21 00 04 29 先日白ブロックでL1で固めたやつと接近戦でぶっ放しあったけど、余裕で勝てたぞ。前だけ空間装甲にするってだけでも結構ちがうな -- (名無しさん) 2014-02-22 14 56 58 アーマー値のないヘリウムブロックのダメ伝播はどうなるんだろう。たぶん完全に貫通されるんだろうけど -- (名無しさん) 2014-02-25 23 06 41 リリースノート0.6.315の動画が割と有意義だった。恐らくレーザー貫通してもダメージは表面のみ。L5S(?)一発でL3シャーシを5つ程破壊できるようですね、二つ目の疑問は自己解決。相変わらず空間装甲による浮いたダメージの行き先が謎だなー -- (「疑問なんだけど」の人) 2014-02-26 11 06 46 訂正、六つ。被弾ブロックと上下左右と奥。 -- (名無しさん) 2014-02-26 11 09 42 これ意識し始めるとものすごい奇形の機体になる というか剥がれるときは一気に剥がれるから一長一短ね -- (名無しさん) 2014-02-26 20 12 50
https://w.atwiki.jp/suproy/pages/81.html
ファイナルステージ・プレリュード レビ・トーラーを退けたバプテマス・シロッコは、リュウセイ・ダテの懇願を聞き入れることにした。 大破したアーバレストから、支給されたサバイバルキットと小型のロボットの様な物体を取り出して、リュウセイがゆっくりと這い出してくる。 それをグランゾンの手のひらで受け止め、なるべく揺らさないように動き出す。 リュウセイの指示した方向にそびえ立つ黒き鋼の巨人、BIG-Oことメガデウスの下へ。 「ところで…そのロボットは何かね?機能は停止しているようだが」 移動しながらシロッコが質問した。 重体の人間に質問するのは正直はばかられるが、元々この男を助けたのは情報を得るためだ。 無神経と思われようが聞いておきたいことは山ほどある。 「ああ…エルマっていうAI搭載のロボットだ。少し…オーバーヒートしただけですぐ…目を覚ますさ」 怪我が辛そうではあるが、リュウセイは素直に答えてくれた。 恩を売った甲斐があるというものだ。 「いや…そのロボットは参加者なのか?支給された機体というわけではあるまい?」 だとしたら最初に支給された人物が不運に過ぎる。 「参加者…じゃねえな。俺と一緒にあのアーバレストを動かした、から…」 参加者であれば、乗り換えルールに抵触するからそれは不可能だ。 「参加者ではない…AI搭載ということは自律型…特別な支給ロボット…?」 わからなくなってきた。 どうでもいいことかもしれないが、疑念が晴れない。 「それは君がはじめから支給されていたのかね?」 「……セレーナっていう…仲間が連れてた。もう…死んじまった」 死人に口無しか。 「ビッグオーの修理もしてくれた…仲間の怪我の治療もな。正体が…何であれ、こいつは仲間だ」 そうするうちに、目的である黒い巨人はもう目の前になっていた。 では――私はG-6へ向かうが、クォヴレー、トウマ、イキマという君の仲間もそこにいるのだな?」 「ああ…約束の5時には行けそうにない、マイを連れてここにいるから…後で迎えに来てくれと」 仮にそのマイという少女を助けることができても、このリュウセイという青年はそれまで持たないかもしれない。 G-6基地に医療施設があれば、万が一助かる可能性はあるが。 メガデウスのコックピットに乗り移ったリュウセイを見て、シロッコはそう考える。 が、死を目前にしてそれを自覚した人間の覚悟――それを説得するのは並大抵ではない。 そんなことに労力を使う気もない。情報は十分に手に入った。 リュウセイが仲間たちとの筆談に使ったメモ用紙を譲り受けたのだ。 剣鉄也、木原マサキ、白い翼の機体を駆る女。 他にも脱出に関する情報までそろうとは予想以上、最良の結果といえるだろう。 「武運を祈っているよ…………仲間に伝えることは他にあるかね」 「皆を守れなくて…すまなかった……後は、頼むと」 沈痛な声だった。 だがシロッコは感情には囚われない。 ただ、「わかった」と返し、グランゾンで飛び立っていった。 そしてリュウセイは核で荒れ果てた荒野にとり残される。 メガデウスのコックピットには何故か無数のコードが散らばっていた。 「へ……丁度いい」 コードを拾って腹部にさらしの様に巻きつけた。これで少しは血が止まる。 “CAST IN THE NAME OF GOD” 我、神の名においてこれを鋳造する コンソールにメッセージが表示された。そしてそれは続く。 “YE NOT GUILTY“ 汝ら罪なし 「は、は…ははははっ」 力無く笑う。それは今の自分には皮肉以外の何物でもなかった。 誰一人、何一つ救えなかった。 仲間も、自分の命も、そしてイングラムが託した遺志も失われようとしている。 「許せねえ……」 以前、同じ強念者の少女であるクスハに言われたことがある。ハザル・ゴッツォに敗れ、念動力を一時的に失った時のことだ。 怒りを抑え込まないで、と。 そう…自分のトリガーは『怒り』だ。 そして今の自分には、それがかつて無いほどに溢れている。 「許せねえよ……」 その怒りは誰に向けられたものなのか。 この狂気の茶番を仕組んだユーゼスに?――違う。 マイを乗っ取ったレビ・トーラーに?――それも違う。 「誰よりも……自分自身をっ……」 リュウセイは、それを、溢れるままに、――夜空に解き放った。 「許せねえんだよぉおおおおぉぉぉおおおおおおぉっっ!!!!!!」 空気が震え、草木がざわめいた。 メガデウスにはT-LINKシステムのような、念動力伝達装置は無い。 それでもその強大な念は、物理的に作用するほどのプレッシャーとなって、天へ地へと広がっていく。 「このプレッシャーは…!!あの男がここまで届かせただと!?」 それはリュウセイのメガデウスから、既に数十km以上離れた空を飛行していたグランゾンにも伝わっていた。 そしてそのシロッコと別方向に、さらに遠く。 R-WINGで遠ざかるレビ・トーラーにも。 「…フフフ…ハハハハハハ…アハハハハハハハハハハハハ!!!!!」 狂気と愉悦に満ちた笑い。 「私を呼ぶかリュウセイ・ダテ!!いいだろう、お前を殺して私は完全に甦る!! お前の血で、私の中のマイ・コバヤシを完全に塗り潰してやる!!」 ――そして前奏曲は終わり、最後の舞台の幕が開く。 【反逆の牙組・共通思考】 ○剣鉄也、木原マサキ、ディス・アストラナガン、ラミア・ラヴレスを特に警戒 ○ガイキングの持つ力(DG細胞)が空間操作と関係があると推測 ○ディス・アストラナガンがガイキングの力(DG細胞)と同種のものと推測 ○剣鉄也らの背後の力(デビルガンダム)が空間操作装置と関係があると推測 ○空間操作装置の存在を認識。D-3、E-7の地下に設置されていると推測 ○C-4、C-7の地下通路、及び蒼い渦を認識。空間操作装置と関係があると推測 ○アルテリオン、スカーレットモビルのパイロットが首輪の解析を試みていることを認識 ただしパイロットの詳細については不明 ○木原マサキの本性を認識 ○ラミア・ラヴレスがジョーカーであることを認識 ○再合流の予定時間は翌朝5時、場所はE-5橋付近 【パプテマス・シロッコ 搭乗機体:グランゾン(スーパーロボット大戦OG) パイロット状況:良好 機体状況:内部機器類、(レーダーやバリアなど)に加え通信機も異常。照準のズレ大。右腕に損傷、左足の動きが悪い 現在位置:E-1北端 第1行動方針:G-6基地への移動 第2行動方針:首輪の解析及び解除 第3行動方針:可能ならば、グランゾンのブラックボックスも解析したい 第4行動方針:リュウセイのメッセージをクォヴレーたちに伝える。(G-6にいなければ後回し) 最終行動方針:主催者の持つ力を得る 補足行動方針:十分な時間と余裕が取れた時、最高級紅茶を試したい 備考:首輪を二つ、トロニウムエンジンを所持。 リュウセイのメモを入手。反逆の牙共通思考の情報を知っています。 ユウキ・ジェグナン厳選最高級紅茶葉(1回分)を所持】 【リュウセイ・ダテ 搭乗機体: メガデウス(ビッグオー)(THE BIG・O) パイロット状態:重傷。身体のあちこちに刺し傷。腹部の傷は特に深く、止血の必要有。 (リョウトの残したコードで止血。機体の操縦はかろうじて可能) 全身に激しい痛み。強い決意。ほとんど気力だけで持たせている状態。 機体状況:再起動、装甲に無数の傷。左腕装甲を損傷、反応がやや鈍っている。 額から頬にかけて右目を横断する傷。右目からのアーク・ライン発射不可。 頭頂部クリスタル破損。クロム・バスター使用不可。 砲身欠損。ファイナルステージ使用不可。 コクピット部装甲破損。ミサイル残弾僅か。 サドン・インパクトは一発限り(腕が吹っ飛ぶ) 現在位置:E-2 第1行動方針:命に代えても、マイを助ける 最終行動方針:無益な争いを止める(可能な限り犠牲は少なく) 備考1:サドン・インパクトに名前を付けたがっている 備考2:コクピット付近に謎のコードが散らばっているが、特に問題はなし】 ※グランゾンはG・テリトリー、アーバレストはラムダドライバによって放射能汚染を完全に防いでいます。 また、島周辺の放射能は消滅しました。 ※エルマはまだオーバーヒートで機能停止中。 【マイ・コバヤシ 搭乗機体:R-1(超機大戦SRX) パイロット状況:完全にレビ化(ただしマイの意識はまだ残っている?) 機体状況:G-リボルバー紛失。全身に無数の傷(戦闘に支障なし) ENを7割ほど消費。バランサーに若干の狂い(戦闘・航行に支障なし) コックピットハッチに亀裂(戦闘に支障なし) T-LINKシステム起動中 現在位置:D-1 第1行動方針:リュウセイを殺す 最終行動方針:???】 【搭乗者なし:ARX-7アーバレスト(フルメタル・パニック) 機体状態:半壊。再起動不能。胸部装甲大破。アル沈黙。 現在位置:E-2 【搭乗者無し 機体:ガンダム試作二号機(機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY) 機体状況:全身に激しい損傷、核を消費 現在位置:E-2】 【三日目 4 00】 前回 第234話「ファイナルステージ・プレリュード」 次回 第233話「ツキヨニサラバ」 投下順 第235話「東方不敗は死なず」 第233話「ツキヨニサラバ」 時系列順 第235話「東方不敗は死なず」 前回 登場人物追跡 次回 第231話「目覚め」 パプテマス・シロッコ 第240話「”W”スパイ」 第231話「目覚め」 リュウセイ・ダテ 第236話「BIG-O ! Show time ! Last stage!」 第231話「目覚め」 マイ・コバヤシ 第236話「BIG-O ! Show time ! Last stage!」